約 189,358 件
https://w.atwiki.jp/bo-dorowa2/pages/74.html
ジュンナとメリーと夢宇の三人は放送が流れていたのを聞いていた、その放送でどこが禁止の地区エリアになっているのかとかはジュンナは全部記憶できるそうなのでそれは何とかなったのだが メリーは放送が終わってから下を向いたまま黙っていた…まさかだと思っていた、みんなと一緒にちゃんと帰れるかどうかなと思っていた だが、それは先ほどの死亡者の放送でシェルヴィとタクミ、二人の名前が読み上げられた時に悲しみが少し込み上げてきた、フェンリルがまだ生きているだけでもまだ希望が持てるのだが ティル…彼みたいな悪人だけはまだ生き延びていて同じ学校に通う二人が死んでしまったというのを聞いてやはり信じることができなかった 「メリー元気ないのだ~」 「………(二人共……)」 タクミさんは別のチームだったけど正義感が強く優しい一面が見えた、だけど単なるめんどくさがりってのは分かっている、最後にフェンリルが好意を抱いていたこと知っていたのかな…? シェルヴィは同じCチームだった、最初のほうは白銀さんとしか喋っておらず他人と接することが不器用だったけど喋ったらちゃんと話しを聞いてくれて案外素直な一面だってあったし Cチームのみで遊んでいた時にクッキーつくってみんな倒れたのはいい思い出だった、味が最悪すぎてみんな倒れたけど だけど、もう…声も聞くことができない、どこにいるのか姿も見ることができない、死んでしまったため………二度と会うこともできない、永遠に…… そう思っていると悲しくて切なすぎる気持ちがあふれて出る、もし…他の人も死んでしまったらどう感じるのだろうか、あの野郎以外…フェンリルやアニタ、リカと言ったHAのメンバーだけでない 隣にいるジュンナだって、誰かかならず死ぬと思うと… 「っ………」 少し出かけた涙を必死にぬぐって先に行こうとした、今は生き残らないと…それだけでもタクミさんの分もシェルヴィの分も多く生きておく…今だけでも… 「少し空気が重いのだ~どう思うよ、ツッコミ大貧民」 「え…いや、お前は何も思わないのか?」 「どうってなんなのだ?」 「…………いや、なんでもない」 「先に行くよ、二人とも…」 メリーが先に行こうとしたのを見てジュンナと宇夢も先に行こうとした…この先に起こることはまだ予想すらしていなかった…。 同時刻、ジュンヤとティルも同じように放送を聞いていた…ジュンヤは先ほど言われていた禁止範囲を一語一句逃さずに聞いていたのだが どうも信じることができなかった 「(俺が今いる場所で15人も死んだのかよ……こんなのおかしすぎるだろ)」 人が死ぬだなんて想像もしたくない、それどころか…ティルの様子を見ていて人が死んだのを少しは怖がることや恐怖に感じることが全くなさそうな態度を示していた それが一番恐ろしかった…こういう人物、人を殺しても平気でいる人物が何人もいると思ったら 恐 怖 で 身 が 凍 り そ う に な る … あまり考えないようにしたい、だが…死体が足元にあったら多分グロい死に方をしている死体とかあったら、恐怖どころかの騒ぎじゃないトラウマになる可能性だってある 「(命を何だと思っているんだよ…本当に……これを考えた主催者は本当に狂っているよ、うすうす思うけど…)」 そう思っている人物は少しはいるはずだと信じたい、目の前にいるティルを見て人が一気に15人も死んでしまったのにもあまり恐怖心を感じられないのが怖かった 「どうしたんだ?」 「あ、大丈夫だ……」 あまり何も考えないでおこう、他人が死んだ事よりも…だけど…どうしても怖い…さっきまではどうしようかとかそういうのを考えていた 人と言ってもティルにしか合わなかっただけで殺し合いとかそういうのは何かの夢だろうかと思い、信じていた だけど、これは現実…今でもどこかで断末魔などが聞こえてくるかもしれない それだけではない、何時殺されるのだろうか…自分じゃなくてジュンナがもし誰かに殺されたとか最悪のシナリオが頭によぎった だがすぐに首を振り必死に今は誰かが死ぬとかそういうのは考えないようにした 「(こんなこと……絶対に……おかしいだろ…意味がわからねえ…)」 しかし、ティルとメリーにはまだわからなかった…目的地は違うが一緒の場所へと進んでいて、だんだんとお互いがあってしまうというところまで……近づきつつあることに…。 【場所・時間帯】C3・昼過ぎ 【名前・出展者】メリー・シュワンツ@Heroes Academy 【状態】健康 悲しみが残っている 【装備】 なし 【所持品】 ごぼう、掃除機、夢宇の荷物(ロープ、卒業文集) 【思考】 大前提:ティルを殺す 1.卒業文集見ちゃえ☆ 2.ティルを探す 3. タクミとシェルヴィが死んでしまったため、動揺あり 【名前・出展者】闇神純奈@永春学園物語 【状態】至って健康問題ない 【装備】 出刃包丁 【所持品】 探知機(現在使用中、よってジュンヤを見つけた後は使えなくなる) タオル、打ち上げ花火 【思考】 1.基本的にはバトロワとか興味ない 2.兄貴を探しにいざゆかん!なのだ 3.メリーを少し心配している 【名前・出展者】白雪夢宇@ぶっとび戦隊ブットンジャー 【状態】健康 でこは完治した 【装備】 なし 【所持品】 メリーに奪われている 【思考】 大前提:じつは殺すとかいう前提は薄れている いまはただ本能のままに 基本:ともみに手は出さない 1.今度はツッコミ大貧民かよ! 2.っていうか出刃包丁返せ! 3.っていうか何か出た! 早く返せ! もちもの返せ! 4.とりあえず一緒にいよう… 【場所・時間帯】C5・昼過ぎ 【名前・出展者】闇神純也@永春学園物語 【状態】一応元気、だが凍死しかけたため体力は少し落ちている 【装備】 なし 【所持品】 ガリガリ君ソーダ味(投げ捨てた)カイロ(投げ捨てた) 七色OZIYA(一口食べたが一応持っておこう、何かに使えるはずだ、きっと…多分…) 【思考】 1.死亡者を聞いて少し恐怖感を感じている 2.間違っているだろと誰も思っていないと思うと怖い 【名前・出展者】ティル・シュワンツ@Heroes Academy 【状態】疲れが少しだけ取れて健康状態です 【装備】 きくまさむね 【所持品】きくまさむね 【思考】 大前提:メリーを殺す 1.メリーを探す 2.とりあえず、どこかに行こうか… 前の話 050 第一回放送 次の話 052 裏切りの昼ごろ
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2537.html
第11話「空気うほっ」 キョン「んー・・・最近なんもなくて平和だなぁ・・・」 ●「つまりキョンたんは暇を持て余していると?」 キョン「誰がそんなこt・・・」 ハルヒ「キョン!!!暇だからなんかするわよッッ!!」 ●「おや偶然ですね。我々も同じことを考えていたところでして」 キョン「俺を含むな」 ハルヒ「ちょうど良いわ!これからSOS団でゲームでもして遊びましょ!」 ・ ・ ・ みくる「・・・であたしたちが連れてこられたってわけですか・・・」 キョン「すみません朝比奈さん、貴重な休みに・・・」 みくる「いえ気にしないでください♪」 ハルヒ「さぁ古泉君!今日は何を出してくれるの!?」 ●「そうですねぇ、リクエストはありますか?」 ハルヒ「射撃大会なんてどう!?みんなでお互いに撃ち合うのよ!」 キョン「ハルヒ、それはいわゆるサバイバルゲームというやつではないか?」 ハルヒ「似たようなもんよ!さぁ古泉君そういう道具を出してちょうだい!」 ●「わかりました」 たららたったた~♪ ●『空気うほっ』 キョン「なんというネーミング・・・」 ●「それでは皆さんこれを腕に取り付けてください」 (カチャッ) ●「見ててください・・・(ドカンッ!)・・・という風にして撃ちます」 キョン「大丈夫なのか?」 ●「これで怪我をするということはまずありません」 ハルヒ「それじゃみんな準備は良いわね!?ゲームは10分後に開始よ!範囲はこの町内、 撃たれた人は失格だからその場合はこの空き地に来ること。じゃあみんな散らばって!」 ・ ・ ・ キョン「ハァ・・・しょうがない、さっさとやられて終わらせるか・・・ん?谷口と国木田 じゃないか。フフこれで驚かせてやるか・・・それっ!(ドカンッ!)」 谷口「うわっ!?ウッ・・・」 国木田「谷口!?」 キョン「ゲ!?当たっちまった・・・まぁ大丈夫だr」 谷口「うほっ!」 国木田「谷口大丈夫かい?」 谷口「うほっいい男!」 国木田「!?」 谷口「うっほほ~い!」 国木田「ちょっ!こんなところで・・・アッー!・・・なんてやらせるわけないだろう? お仕置きが必要のようだね・・・フフッこの下劣な豚め・・・それっ!(バチンッ!)」 谷口「うほんッ!!・・・うほ(////)」 国木田「なんだって?もっと?なんて変態なんだお前という奴はッ!(バチンッ!)」 谷口「うほーん!」 ・ ・ ・ キョン「なんてこった・・・これに当たっちまったら俺も谷口みたいに・・・ハッ!」 (ドカンッ!) キョン「(サッ)誰だ!」 長門「・・・外した」 キョン「長門か!やめろ!こいつに撃たれるととんでもないことn」 長門「(ドカンッ!)チッ・・・」 キョン「長門・・・やられる前にやり返せってことかよ畜生!うぉぉぉーーー!!! (ドカンッ!ドカンッ!ドカンッ!)」 長門「うっ・・・」 キョン「当たったか!?・・・長門!?大丈夫か!!」 長門「・・・」 キョン「気を失ったか・・・ハッ!?」 (ドカンッ!) キョン「古泉か!?」 ●「その通りですよキョンたん♪さぁ早く撃たれて僕と一緒にイきましょうwww」 キョン「てめぇ!先にこの道具の説明ちゃんとしとけッ!」 ●「気づきましたかwwwまぁ言ったところで涼宮さんは余計にやる気を出すだけでしょうけどねwww」 キョン「それはたしかにそうだg」 (ドカンッ!) キョン「不意打ちか!?卑怯だぞ!!」 ●「勝たなければならないんですよ、僕はね・・・」 キョン「くそっ!(ドカンッ!)」 ●「そうこなくてはwww(ドカンッ!)」 ・ ・ ・ キョン「しつこい奴だ!!はぁはぁ・・・・」 ●「おやおやキョンたんお疲れですか?(ドカンッ!)」 キョン「くっ・・・(サッ)ハッ!?いつの間にか追いやられている・・・うわぁ!(転ぶ)」 ●「ふふ・・・覚悟してください優しくしてあげますからwww」 キョン「くそっ・・・」 ●「ふふh・・・ウッ!何!?後ろから攻撃g・・・(バタン)」 ハルヒ「ふふん♪」 キョン「ハルヒ!!」 ハルヒ「感謝しなさいよキョン!」 キョン「助かったよハルh・・・な、何のつもりだハルヒ」 ハルヒ「フフッ、あんたもあたし達の仲間になるのよ!」 キョン「ま、まさかお前撃たれた後か?いったい誰に・・・」 みくる「あたしです♪」 キョン「そんな・・・」 みくる「あたし真っ先に涼宮さんに狙われちゃって。あたし怖くて必死に逃げたんです。そしたら涼宮さんがじりじりと追い詰めるからあたし思い切って撃ったんです。そしたら・・・」 キョン「・・・そしたら?」 みくる「偶然当たっちゃったんです♪びっくりです♪それでしばらく涼宮さんが動かないから 心配で様子を見てたら・・・」 キョン「・・・」 みくる「あっ!そうだキョン君、知ってますかぁ?この『空気うほっ』って男の人に当たると谷口君みたいになるけど女の子に当たるとBL好きの腐女子になっちゃうんですよぉ♪でも長門さんみたいに元々そのケがある人にはますます強力な腐女子に変身させちゃうんです♪」 キョン「ま、まさか・・・」 みくる「うふふだからあたし・・・長門さんと涼宮さんを仲間にしてキョン君を・・・」 キョン「あ、朝比奈さん」 みくる「うふふ・・・さぁて、覚悟してもらおうか!やっちまいなお前ら!」 ハルヒ・長門「・・・了解しましたみくる様」 キョン「や、やめろ・・・やめろッぉぉ!!」 みくる「ヒャハハハハハハ!!!!」 (ドカンッ!) キョン「・・・?あれ?」 みくる「なっ・・・」 ●「大丈夫ですかキョンたん・・・」 みくる「古泉てめぇッ!」 キョン「古泉、お前なんd」 ●「キョンたんを撃つのは僕の役目ですwwwこのTDDNでそのアナルめがけてwww」 キョン「!?」 ●「さぁ覚悟してくださいwwwイきますよ!ふんもっふ!」 キョン「アッー!結局ぅッッ!!アナルだけは!アナルだけは!」 ●「空気うほっのおかげでいつもの10倍は力沸いてきます!もちろん10回イきますよ!!ふんもっふぅぅッッ!!!!」 キョン「アッー!ンギモヂィィッ!!」 みくる「シナリオ通りとはいかなかったがこれはこれで目的は達成できたぜ」、ウヘヘヘ・・・」 長門「パシャパシャパシャ」 ハルヒ「アナル!アナル!」 谷口「うほっ!うほっ!」 国木田「ほーら段々とロウが垂れていくよ・・・」 谷口「うほーん(////)」 第12話「アッーンキパン」
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/12542.html
このページはこちらに移転しました うぃきうぃき☆べっきー! 作詞/553スレ40 うぃっきー うぃっきー うぃきうぃきうぃっきー うぃきうぃきうぃっきー べっきー べっきー べきべきべっきー べきべきべっきー きっと今度こそベッキーだと思っていたのに やっぱダメだったウィッキーにしか会えない うぃっきー うぃっきー うぃきうぃきうぃっきー うぃきうぃきうぃっきー べっきー べっきー べきべきべっきー べきべきべっきー 俺の期待を返せ 俺のときめき返せ 俺の時間を返せ 俺のむなしさ返せ! うぃっきー うぃっきー うぃきうぃきうぃっきー うぃきうぃきうぃっきー べっきー べっきー べきべきべっきー べきべきべっきー うぃきうぃき☆べっきー! ( 12 (お題:ベッキーかと思ったら案の定ウィッキーだった) )
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1668.html
いつもの喫茶店。 俺は集合時間より1時間早く着いていた。 何故って? そりゃあ俺の彼女といる時間を少しでも長くしたいからさ。 先に二人で喫茶店に入ってみんなを待つ。俺の横を指定席に、文庫本に目を落とす彼女、長門有希。 時折、俺がちゃんといるかどうか確認するようにこっちに視線を移してくる。 「大丈夫だって、俺はちゃんとお前の側にいるから。」 そう言って、俺は長門の肩を抱いた。 「………ん。」 長門は、少し頷いて俺の肩に頭を乗っけて再び本に目を落とした。 俺が長門を選んだ理由。 今まで守ってもらい、感謝しているというのもあるが、何よりこいつの不安げな顔を見てると逆に守りたくなった。それだけさ。 「……キョンくん。活動の時はイチャつかないでくださいっ!」 朝比奈さんがいきなり不機嫌な顔を出した。 「おわっ!…あ、朝比奈さんおはようございます。」 すぐに笑顔に変わって、「おはようございます!」と返事が返ってきた。 それから朝比奈さんはすぐに長門に目を移した。 「……長門さん、本ばっかり読んでるならわたしがキョンくん貰っちゃいますよ?」 「っ!?………ダメ。わたしの、大事な人。」 と言い、長門は本を閉じて俺に寄り添ってきた。 ……古泉、早く来てこの空気をどうにかしてくれ。 しばらく経つと古泉が来てそのすぐ後にハルヒが来た。 「おう、ハルヒ。珍しくお前が奢りだな。」 「……あ、あんたのせいで泣き疲れて寝ちゃったんだからあんたが払いなさい!」 ……言い返せない俺はヘタレだ。 とりあえず俺が払うことになり、班分け。 ……長門と二人きりだ。こりゃうれしいね。 「あんたらね、二人きりだからってデートじゃないのよ!しっかり探しなさいよ!」 と、まぁいつものお叱りを受ける。 「………やきもち。」 長門、聞こえてるぞ。 ハルヒは長門に近付いて、両頬をつねった。 「有希。あたしはまだ諦めてないんだからね!覚悟しときなさい。……それと、探索はちゃんとしなさいよ。」 「………ふぁい。」 あ、そのつねられたままの返事はかわいいぞ。 などと考えていると、朝比奈さんも長門に近付いた。 「わたしも、です。まだ…諦めてないですから。」 やれやれ。俺も大変だが長門も大変だな。 俺は長門と公園に向かった。朝から聞いた朝比奈さんの言葉を意識したのだろうか、長門から公園がいいと言い出したのだ。 俺達は、ベンチに座り身を寄せ合っている。 「長門…気持ちいいな。」 「………いい。」 「長門、今日のクジ…インチキしたろ?」 「………ごめんなさい。」 やっぱりか、都合がよすぎたからな。 「謝るなって、俺もうれしいんだよ。……長門、幸せか?」 長門がこっちを向いて、口付けてきた。 口を離すと、笑顔でこう答えが返ってきた。 「………しあわせ。」 終わり
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/186.html
夜空には、雲ひとつ無い。 星が瞬き、半円形の月が出ている。 今日は、家族で温泉旅行。 「温泉って...何?」 家族で話している時の私の一言で、 お父さんが奮発してくれた。 初めて入る温泉は、外でお風呂に入るということが ちょっと恥ずかしかったけど、体が芯から暖まり、 肌もすべすべになって、とても気持ちが良い。 ラブと背中の流しあいもして、ゆっくりと お湯につかりながら、色んな話をした。 私は何だか眠るのが惜しくて、みんなが眠った後も 部屋にしつらえてある縁側に座り、夜空を眺めていた。 「どうしたの?せつなちゃん」 声がして振り向くと、お母さんが起きていた。 私の隣に座る。 「何だか眠るのが惜しくて...」 「...そう...きれいな夜空ね」 しばらく、ふたりで空を見上げていた。 月明かりが、私たちを優しく照らす。 「何だか、夢みたいで...」 「夢...?」 「私、自分がこんなに幸せな気持ちに なれるなんて、思ってなかったから...」 心地良い風が、ほおを撫でる。 「そっか...私も今、とっても幸せなの」 お母さんの横顔は、静かに 微笑みをたたえている。 「今のせつなちゃんとラブを見てると、本当に 昔からの姉妹、いや双子かな。そう見えるの。 最近は何だか、顔まで似てきちゃってるみたい」 お母さんがクスリと笑い、 夜空を見上げた。 「せつなちゃんはもう、うちの娘だもん。 家族の顔が似るのは、当たり前かもね」 私の、家族。 物心ついたときには、既に施設だった。 親の顔は、知らない。 食事、教育、訓練。 言葉を発することは、許されなかった。 そのうち、誰ひとり話をしなくなった。 ひとりっきりで、生きてきた。 ずっと憎んできた、幸せ。笑顔。 それは、裏返せば、私が憧れていたもの。 ずっと、望んでいたもの。 旅先の夜空のせいか、心がとても 素直になる。 言いたかった言葉がある。 今こそ、口にしてみる。 「ありがとう...おかあ...さん」 私の、お母さん。 お母さんが私に寄り、 私の頭を抱く。 「そう、それでいいのよ。 私が、せつなちゃんのお母さん」 あふれそうになる涙を、ぐっとこらえる。 この街に来てから、私はちょっと泣きすぎだ。 晴れた空に、うろこ雲が拡がっている。 すっかり秋の空だ。 山登りには自信があったが、 ことレジャーとなると、ラブの体力は 体育の授業とは比べものにならない。 「わはー!すっごく綺麗!」 先に山頂に着いたラブが、 歓喜の声を上げる。 「せつな!お父さん!お母さん!早くおいで!」 少し遅れて、私も山頂に着く。 「わあ...綺麗...!」 360度、視界を遮るものがない。 空と、山と、鳥の声。 深呼吸する。 新鮮な空気が、体をきれいにするようだ。 後から登ってくるお父さんとお母さんに 自然と声が出た。 「お父さん!お母さん!とっても綺麗!」 ラブが、きょとんとした顔で私を見た後、 満面の笑みで首に飛びついてきた。 「きゃっ!...危ないよ、ラブ」 「あはっ、せつなあ」 ぎゅうっと抱きしめられる。 ラブの思いが、体から伝わる。 私には、こんなに素敵な家族がいる。 私とラブは、お父さんとお母さんに 手を振りながら、登ってくるのを待った。
https://w.atwiki.jp/legends/pages/5291.html
最悪の状況 そう呼べるような状況に、遭遇した事はあるか? 俺は、何度かある その全てがその時には「最悪だ」と思える状況であり、命の危険を感じるような状況も何度もあった だが、その内のいくつかは、後々思い返せば大した危機的状況ではなかったりする事も、ある それでも、その瞬間瞬間は、俺にとって「最悪」の瞬間であり、何が何でも切り抜けなければならない最悪の状況である事に変わりはない 恐らくは、落ち着いた状況でその状況を思い返した場合と、その瞬間とでの感じ方の違いなのだろう 常に落ち着いて、冷静に、状況を把握し、最良の道を判断できるのならば、「最悪の瞬間」なんて状況は減っていくのかもしれない だが、残念ながら、俺はそこまで冷静な人間ではない 俺の精神は、そこまで成熟してくれていない いつも誰かに守られ続けてきた俺は、未だに餓鬼の頃のまま、成長していないままなのだろう だからこそ、余計に成長したいと思う 誰かに守られずに済みたいと思う 少なくとも 今の状況を「最悪の状況」だと感じなくなる程度には、成長したいのだ 「くそ…何だ、こいつら」 バチバチと、安全装置が外されたスタンガンが音を立てる 祐樹の足元では、そのスタンガンの餌食になった契約者(雑魚だった、祐樹が対応できるレベルなのだから)が倒れている そして 祐樹は……氷の化け物に、囲まれていた 氷の化け物 そんな呼び名がピッタリな異形の存在達 氷の彫刻が、そのまま動き出したような化け物 ……氷の悪魔 こう呼ぶ方が、正しいのだろうか? とまれ、自分を囲むその化け物達を前に、祐樹は考える ………この連中に、スタンガンは効果があるだろうか 恐らく、無理だ その氷の表面を溶かしてやるくらいはできるかもしれない だが、その程度で相手が倒れてくれるとは、思えない どうする? 祐樹は考える 逃げ出すことは不可能ではない だが、リスクが大きすぎる 祐樹の身体能力は、さほど高くないのだ 人外の存在と追いかけっこなどすれば、すぐに力尽きるだろう そうなれば……結果は見えている ククージィが来るまで、何とか耐える? …最善の策はそれだろう だが、いつまでもククージィに頼り切りでいいのか? それに、今、どうやら学校町全体が、妙な空気に包まれている 自分に襲い掛かってきた(雑魚)契約者のような者も、この氷の化け物も…恐らく、学校町中にいるのだ いくらククージィといっても、手間取る可能性もある どうするか? ……考える時間は、さほど多くはない 何故ならば、祐樹が考え込んでいる間にも 氷の悪魔達は、氷の剣を手に、じりじりと近づいてきていて そして その凍れる刃は、今にも 祐樹のその体に、突き立てられようとしているのだから to be … ? 前ページ次ページ連載 - ビター・スウィート・ビターポイズン
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/30504.html
【検索用 あくせいしんせいふつ 登録タグ IA Orangestar VOCALOID あ すあま 曲 曲あ 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Orangestar 作曲:Orangestar 編曲:Orangestar 絵:すあま 唄:IA 曲紹介 だからまた生きていく。 曲名:『悪性新生物』(あくせいしんせいぶつ) Orangestar氏の5作目。 歌詞 (動画より転載) 幽閉牢毒された空気を吸った 僕は瞬間砕けて光った 存在の無い幻聴の哀歌を聞いた だけど瞬間目を開けてたんだ 僕は何で死なない?理由を以て解そうとした 自分はこうと決め込んじゃって暗闇はそうと思い込んでた やいのやいのぞんざいに悪は要と謳ってたんだ 知らないことが多すぎて自分が誰かもわかんない! って言えたらいいなって思うようになっていた でもそれはただの思いであって 願いじゃないこともわかっていた 変に疲れちゃって思うようになんねえな! でもだからここじゃ立ち止まれない 叶える前にほら 願ってみな 終わりのない幻想の末路は存外 アーケード粉砕で来世へと向かった 理由は至って不詳な存在定義というか もう何がなんだ!っていうかさ 嫌だ! まだ ここで生きれたらいいなって思ってしまったんだ けどそれはただの思いじゃなくて願いであることも気づいていた 現に他界したって思うようになんねえんだ! って思いを吐き出すと二の舞で悶える僕はまだ 未完成だ Bestir? Restart? いや Surrender? そして Hate me Hate you However, I' ve not given up. まだ死んでねえよ! どこからが来世だ! Cancer 閑静な半生を穿った ただし年齢を この皆済繰り返せ! コメント いいね!! -- 名無しさん (2014-10-09 21 02 38) 相変わらずOrangestar良い歌つくりますね -- キノピオ (2015-08-11 10 54 14) 「叶う前にほら」ではなく「叶える前にほら」ですよ! -- yuki (2015-12-24 15 41 19) カラオケ入ってほしいなあ -- t (2016-08-05 14 51 21) 動画だとgevenだし、ここの歌詞だとgavenだし、これもうわかんねぇな。 -- 名無しさん (2016-08-08 21 34 46) 動画通りのgevenかスペルミスを考慮したgivenに修正した方がいいのでは。 -- 名無しさん (2016-08-08 21 35 59) 生きる勇気をくれた -- 妄想癖 (2016-08-24 20 29 59) 『それはただの思いであって願いじゃないこともわかっていた』って歌詞が好き -- ぜりー (2017-03-13 11 23 17) 「Hate me Hate you However, I' ve not given up.」いい歌詞ですよね… -- 名無しさん (2019-11-19 12 43 57) もっと有名になってほしい -- なりあだ (2021-08-13 07 34 36) 個人的にOrangestarさんの曲の中で1番好きです。 -- ぺの (2021-08-22 20 15 49) ↑それな -- 名無しさん (2021-08-22 20 23 12) カラオケ音源ないのか… -- すた (2023-02-01 18 46 45) 心臓をぎゅって掴まれた気分… -- 名無しさん (2023-04-08 22 23 05) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/madosayawiki/pages/571.html
5 名前:忍法帖導入議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2011/10/26(水) 23 32 44.76 ID rGIqLMtN0 うちの女神さまは、よく転ぶ。 人間時代もしょっちゅうつまづいたりぶつかったりしていたが、こっちに来てから、さらにドジに拍車がかかったんじゃないかと思う。 朝起きてきては寝ぼけてドアにぶつかり、着替えて出かけると階段で一度はすべり、よそ見をしながら歩くと必ず服か髪の毛を どこかしらにひっかけ、お風呂場でもしょっちゅう足をすべらせ、一日一回はたんすの角に足の小指をぶつけている。 本人曰く、 「仕方ないの! この衣装スカート長くてひっかけそうになるし、ヒールも高いし、髪の毛も絡まりそうになるし、とにかく仕方ないの!」 だそうだが、そもそも人間時代の姿をしているときでもよくすっころんだりすべったりしているので、説得力はまるでない。 お迎えの時は不思議とドジをやらずにカリスマたっぷりならしいが、まど界ではしょっちゅうすっころんでいるので、導かれてきた 魔法少女たちはそのギャップに一様に戸惑っているという。 一度など、女神姿であたしと散歩しているときにエリーたちと行き会い、そっちに気を取られたまどかは足元の石に気づかないまま つまずいて、エリーたちの目の前で頭から思いっきり転んでしまった。 たっぷり10秒はその場の空気が固まっていたと思う。ちなみにまどかはパンツが丸見えになっていた。 いち早く我に返ったあたしは目顔でエリーたちを立ち去らせ、何事もなかったかのようにまどかを助け起こしてやったものの、まどかは 今にも泣きそうな顔で懸命に涙をこらえながら震えていた。そして立ち上がって無言で歩きだしたと思うと、家に帰るなり自室にこもって 半日は出てこなかった。 普通の魔法少女や魔女と違い、まどかは空中を自在に飛び回ることができるのに、転びそうになる自分の体をとっさに支えることは できないというのは、どういう理屈なんだろうか。 まあそれはともかく、まどかは驚くほど神様らしくない。いまだにコーヒーは飲めないし、怖い映画はあたしと一緒でないと見られない。 もちろんその日の夜はトイレにもひとりでは行けない。座右の銘は『一日一膳』だし、雷の音が鳴るとすぐにあたしのところに飛び込んで きてぶるぶる震えている。すぐ泣くし、言葉に詰まって何か言いかけては結局何も言えなくて黙り込む癖も直っていない。寝ぼけて、 あたしのことを『ママ』と呼んだこともある。もしかして、まどかは女神さまなどにはなっていなくて、いまだにただの人間の女の子のまま なんじゃないかという気すらしてくる。 しかし、それは裏を返せばそんな弱虫で泣き虫の普通の女の子が、普通の女の子にとっては到底重すぎる決意をして、女神さまに なったということでもある。 自分の命を、家族や大切な人たちとの絆を、生きてきたときの全てをなげうって、全ての魔法少女の最後に寄り添う……。 なんて高潔で、残酷で、悲愴な決意だろう。 そして、それをさせてしまったのは……あたしだ。 もちろん、まどかはそんなことはおくびにも出さない。それに、あたしのためだけにまどかは契約したんだなんて自惚れるつもりもない。 だけど、あたしが魔法少女になり、戦い、傷つき、最後には魔女になってしまった様を、まどかは誰よりも近くで目の当たりにしていた。 そして、あたしを含めた全ての魔法少女を救うために、まどかは願い事を決めた……。 それならば、あたしには何ができるんだろう。 あたしは恭介のためと言いつつ、自分のために願い事を使った。まどかは、そんなあたしのためにも祈ってくれた。そんなまどかに、 あたしは何を返せるんだろう。 「あっつーい!!!」 そんなことを考え続けていたあたしの耳に、まどかの悲鳴が飛び込んできた。反射的に立ち上がりつつ、 「今日の夕飯は私が作るね! 大丈夫、きっと大丈夫!」 となぜか自信満々だったまどかの顔を思い出した。この分だと、今日はまともな夕飯は期待しない方がいいだろうか。 「まったく、まどかは相変わらずなんだから……」 一人ごちながらキッチンに入ってみると、まどかが涙目になりながら自分の指をふーふーしているところだった。どうやら揚げ物の油が はねたらしい。 「あっ、さやかちゃ~ん……」 まどかがあたしを子犬のような目で見上げる。そうだ。まどかは変わらない。きっといつまでもまどかはまどかのままでいてくれる。 だから、あたしもこれまで通りでいいんだ。誰よりも大切な親友として、ずっとまどかに寄り添っていく。それがあたしがまどかにできる 唯一の恩返しなんだろうと思う。 「あーあー。よしよし泣かないの。ほら、指貸しなさい。なめたげるから」 そう言ってあたしはまどかの手を取り、指先を口に含んで 1乙
https://w.atwiki.jp/7142x21miki18/pages/157.html
https://w.atwiki.jp/hati/pages/117.html
#blognavi 抽選終了。。 11組が濃すぎる 佐為、絶望先生、アホ部様・・・etc 16人なんて無理っすよorz キャラは後日じっくり見直すとして 冗談で最終日かもといった新世界の神が ホントに最終日に来て吹いた カテゴリ [トナメ] - trackback- 2007年09月09日 03 36 32 名前 コメント #blognavi