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竜堂終 【登場作品】 創竜伝 (田中(たなか) 芳樹(よしき) / 講談社文庫・講談社ノベルス文庫) 【出典時期】 【本名】 竜堂(りゅうどう) 終(おわる) 【異名】 【年齢/性別】 / ♂ 【立場】 【人称】 一人称: 二人称: 三人称: 【身体的な特徴】 【精神的な特徴】 【技術/特殊能力】 身体能力: : 【関連用語】 【】 【登場キャラとの関係】 【小早川奈津子】 【鳥羽茉理?】 【竜堂始?】 ←099 鳥羽茉理? ↑参加者名簿 101 竜堂始→? 以降ラノベ・ロワイアル本編のネタバレ注意 【追跡】 計27話 No. 題名 No. 題名 109 邂逅 511 ロスト・ライブス(悼む傷痕) 176 竜意の顕現 524 道は交わる 209 侵食~Lose Control~ 530 ロイヤルストレートフラッシュ(王者の往く道) 211 白竜王の暴走 531 エース・イン・ザ・ホール(そこにある切り札) 273 Howling! 534 Know Mercy 1:Resister s Telling 301 彼女の選択 535 Know Mercy 2:Savior s Whispering 316 Cross Point 537 No Mercy 2:King s Howling(前編) 358 Human System 541 大崩壊/ディストピア(憎いし苦痛) 410 擦り抜ける灯火 543 大崩壊/フォールダウン(地獄姉妹) 464 red tint 544 大崩壊/ストレイロード(正に外道) 467 竜王と巨人のダンス 545 大崩壊/デスマーチ(人生終了) 468 力の宴 553 怪物対峙 479 吸血鬼は何処に消えた? 504 間隙の契約 498 メロンパン 【現在状況】 +開示する。 最新スタンス 脱出派 生存状況 1日目・23 55に死亡(古泉一樹) 支給品 吸血鬼(ブルードザオガー) 最新データ 第553話 怪物対峙 遭遇中の人物 なし 殺害数 1人(オドー) 【遭遇人物】 計31人+2霊+1魔神+1精霊 名前 呼称 関係 解説 話 アシュラム 美姫 × 哀川潤? × アイザック? × ミリア? × 高里要 × シロちゃん 福沢祐巳 相良宗介 千鳥かなめ × しずく × オドー × メフィスト × 藤堂志摩子 × 坂井悠二 × ダナティア なっちゃん × リナ 海野千絵 ベルガー × 慶滋保胤 × セルティ 折原臨也 × 光明寺茉衣子 × パイフウ 古泉一樹 フリウ × シャナ 火乃香 ヘイズ コミクロン カーラ エンブリオ アラストール ウルトプライド 名前 呼称 関係 解説 話 × 鳥羽茉理? --- × 竜堂始? --- 名前 呼称 関係 解説 話 【最新状態】 シャナから付けられた傷跡を古泉一樹に切開され死亡。 死体はC-5の森に放置。 【踏破地域】 【G-8】草原→【-】→【-】→【-】→【-】→【-】→【C-5】森 1 2 3 4 5 6 7 8 A B C D E F G H 【本編での動向】 +開示する。 【死亡者追悼】 思えば彼はロワという世界により散々振り回された。 第一回拡声器による鳥羽茉理の絶叫を聞く事しか出来なかった自分を嘆き、竜と化して暴走し。 弱った心を灰色の魔女カーラにつけ込まれ操られ、一人を殺した。 第二回拡声器放送の時だってダナティアの仕掛けに翻弄されていた。 しかし竜堂終はそれでも前を向いていた。 カーラから福沢祐巳を助けようとした。 暴走するシャナを助けようとした。 古泉を前に憎しみではなく意志で進もうとした。 力及ばず死んだが、竜堂終はひたすら前向きに生きた。 振り返って一言: よく生きた。 ←099 鳥羽茉理? ↑参加者名簿 101 竜堂始→?
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東京都世田谷区に更なる脅威が降り注ぐ。 夢の共演というには生ぬるい、まさしく夢の狂宴。 Gウイルスによって、人間を捨てた中島。 オロチの血に狂う八神庵。 暴走して制御不能となったエヴァ初号機。 彼らに続き現れた奴らがいた。 吸血鬼の血と竜の血が混じり暴走した福沢祐巳。 エルクゥの血にのまれた七瀬彰。 カカロット化した孫悟空。 操りの輪を装備したオルランドゥ。 あらくれ化したオルテガ。 姫の為にサギの杖をふるうクリフト。 他の分身より強いアリーナ2。 薬により正気を失ったカモミール芹沢。 麻薬で従わせた手下がたくさんいるスカーレット。 捕食して自身の体を再生・肥大化させたシャーリィ。 悪魔に魅入られた剣鉄也。 ズガンセリオ。 ぼくのアルル。 16人の咆哮が、辺りに響き渡る。 ぼく達の宴はこれからだ! 【東京都世田谷区 4日目 13 00】 【福沢祐巳@ラノベ・ロワイアル】 [状態] 吸血鬼の血と竜の血とカーラがいい具合にブレンドされて(ry [装備] サークレット [道具] 禁止エリア解除装置 [思考] 1 不明 【七瀬彰@葉鍵ロワイアル】 [状態] 鬼の血にのまれてる [装備] 反射兵器 [道具] セイカクハンテンダケ [思考] 1 不明 【孫悟空@ジャンプキャラ・バトルロワイアル】 [状態] 地球人抹殺 [装備] デスノート [道具] 仙豆 [思考] 1 不明 【オルランドゥ@ファイナルファンタジー・バトルロワイアル】 [状態] 操られてる [装備] あやつりの輪、アストラルソード、トライアンフ [道具] 不明 [思考] 1 不明 【オルテガ@FFDQバトルロワイアル】 [状態] あらくれ [装備] 覆面、あぶない水着 [道具] 不明 [思考] 1 不明 【クリフト@ドラゴンクエスト・バトルロワイアル】 [状態] 精神不安定 [装備] 祝福サギの杖[7] [道具] エルフの飲み薬 [思考] 1 不明 【アリーナ2@FFDQバトルロワイアル3rd】 [状態] 健康 [装備] 皆伝の証、キラーピアス [道具] エリクサー×10 [思考] 1 不明 【カモミール・芹沢@バトル・ロワイアル(葱BR)】 [状態] 薬物付け [装備] 虎徹刀身 [道具] レプリカ智機×50 [思考] 1 不明 【スカーレット@FFDQバトルロワイアル 2ndEdition】 [状態] 健康 [装備] 麻薬 [道具] 不明 [思考] 1 不明 【シャーリィ・フェンネス@テイルズ オブ バトルロワイアル】 [状態] 怪物化 [装備] 不明 [道具] 不明 [思考] 1 不明 【剣鉄也@スパロボキャラバトルロワイアル】 [状態] 健康 [装備] デビルガンダム最終形態 [道具] ガイキング後期型、ディスアストラナガン、グランゾン [思考] 1 不明 【セリオ@葉鍵ロワイアル II】 [状態] 普通 [装備] コルト.25オート、ゾリオン [道具] 気配を消す装置 [思考] 1 不明 【アルル・ナジャ@AC Character Battle Royal】 [状態] 軽度の流血恐怖症、重度の人間不信 [装備] ハーピーの歌声入りラジカセ [道具] ゼロキャノンコントローラ [思考] 1 不明 ※中島と庵とシンジの状態に変わりはありません
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秘密ダンジョン/聖なる懺悔の部屋 入り口マップ名 入り口座標 制限Lv マップ表示必要称号 クリア難度 人気 壊れた道 150,25 250~1000 情報待ち ★★☆☆☆ ★☆☆☆☆ メインクエスト5章 Part2-1を受けていないとクリアできません。 現在はライトドラグーンの翼を使って速攻クリアするのが主流になっている模様。 秘密ダンジョン/聖なる懺悔の部屋 [#fd5dc2a4] 攻略 [#ec64abdb] クリアに必要なシーフスキル [#f7163f2e] 扉開錠、罠解除に必要なシーフスキル [#mb929b66] 攻略手順 [#id503d2e] 攻略上の注意 [#a7f0dc84] 2F簡易マップ [#n2bdd12a] モンスター [#n2d72b0d] コメント [#p9bff418] 攻略 クリアに必要なシーフスキル 無い 扉開錠、罠解除に必要なシーフスキル 【扉開錠】 扉無し 【罠解除/探知】 罠無し 攻略手順 左右の部屋にいるジュル隊長ベリンと、ジュル隊長ボルカを倒す。 中央の隠し扉をクリックして怨霊ジュルを倒す。 2Fへ移動する。 ワープしながら、欲張りブラム、酔っぱらいガント、本の虫クボルを倒す。【道順】左伝いに8部屋進む*→2部屋上→左→下*→石像を触ってワープ→2部屋左→4部屋下*→2部屋右*→2部屋上*→石像を触ってワープ→ブラムを倒す→隠し扉から部屋を出る→2部屋下*→2部屋左*→4部屋上*→2部屋左*→石像を触ってワープ→2部屋上*→右*→石像を触ってワープ→ガントを倒す→隠し扉から部屋を出る→左*→2部屋下*→石像を触ってワープ→4部屋右*→石像を触ってワープ→上*→右*→上*→3部屋右*→石像を触ってワープ→クボルを倒す→隠し扉から部屋を出る→5部屋左*→2部屋上→左*→3部屋上*→3部屋右*→下*→右→2部屋下* →右*→上*→3部屋右*→上*→左→上*→2部屋左*→上*→隠し扉を通って右*。(*は突き当たり) 3Fへ移動する。 ガルジュス男爵を倒してから、隠し扉をクリックして奥へ行く。 セーラに手紙を渡し、カウント開始。 攻略上の注意 毒攻撃やスタン攻撃があるのでブレス無しなら異常抵抗必須 mobを無視して進むならタゲ回避等の装備推奨 2Fは行き当たりばったりではたどり着けない迷路なので、できれば外部サイトで地図の確認を。 3Fでボスに話しかけると、ボスと取り巻きがいきなり攻撃してくる 非常に硬いので注意。 セーラに手紙を渡すとダンジョン崩壊開始。 崩壊までにクエ対象者は全員セーラと話をして、紫色の手紙をもらうこと。 2F簡易マップ zange_map.png ※正しく表示されない場合はこちら モンスター モンスター名(出現Lv) 型名/正式名称 説明 1F オーガカーズ(Lv250~255) 悪魔型/オーガソルジャーZin 見捨てられし罪人(Lv250~255) アンデッド型/ゾンビZin 仮面の亡霊(Lv250~255) アンデッド型/エンバームドZin 懺悔室の亡霊(Lv250~255) アンデッド型/ファントムZin 懺悔室警備犬(Lv250~255) 動物型/ウルフZin 懺悔室事務官(Lv250~255) 人間型/レッドアイ魔法師Zin 懺悔室事務官長(Lv250~255) 人間型/レッドアイ幹部Zin ベリンの弟子(Lv250~255) 人間型/偽聖職者Zin ボルカの手下(Lv250~255) 人間型/デビルスカラーZin ボルカ護衛兵(Lv250~255) 悪魔型/リザードトルーパZin ジュルの護衛兵(Lv250~255) 人間型/レッドアイ護衛兵Zin ジュルの怨霊(Lv250~255) アンデッド型/エンバームドZin ジュル隊長ベリン(Lv250~255) 人間型/ソーサラーEx 中ボス。 ジュル隊長ボルカ(Lv250~255) アンデッド型/デスナイトEx 中ボス。 預言者ケルドロン(Lv250~255) 神獣型/ウィルオウィスプZin 怨霊ジュルの側近。 怨霊ジュル(Lv250~255) アンデッド型/レイスEx 中ボス。預言者ケルドロンと一緒に襲ってくる。 2F さすらいゾンビ(Lv250~255) アンデッド型/プレーガーZin ラットカーズ(Lv250~255) 悪魔型/ラットシーフEx ガルジュス工作員(Lv250~255) 人間型/エルフ暗殺者Ex ガルジュスの家来(Lv250~255) 人間型/ブラックメイジZin 懺悔室強盗団(Lv250~255) 悪魔型/スナッチャーZin 迷宮魔法師(Lv250~255) 人間型/レッドアイ魔法師Zin 迷える魂(Lv250~255) アンデッド型/ファントムZin 精鋭鷲剣士(Lv250~255) 悪魔型/鷲狂戦士Zin 勇者鷲武者(Lv250~255) 悪魔型/鷲剣士Ex 欲張りブラム(Lv250~255) アンデッド型/ジャンキーZin 中ボス。 酔っ払いガント(Lv250~255) アンデッド型/スプークZin 中ボス。 本の虫クボル(Lv250~255) 人間型/ダークプリーストZin 中ボス。 3F ガルジュス近衛兵(Lv250~255) 人間型/エルフ貴族1 Zin ガルジュス伯爵の取巻き。6人+1人で同時に襲って来るので注意。硬いが、足は遅い。 ガルジュス伯爵(Lv250~255) 人間型/エルフガーディアン2 Zin ボス。非常に硬いが、足は遅い。 コメント モンスター情報更新。敵のレベルは全部Lv250〜255っぽいです。 -- 諭吉 2FのマップはRS画像掲示板にすばらしいのが載ってます。 -- 福沢? ジオシティーズ利用でブログ参考に作ったマップ掲載・・・したんだが高確率で表示されない。wikiかジオのセキュリティ関係なのか? -- ↑他ドメインの画像ファイルに直接リンクしてるからでは?wikiの「添付」を試してみてはどうでしょうか。 -- らいん ↑管理PASS必要なのさ -- ↑すみません;w;切れました。削除お願いします。それと続きでエルフガーディアンinになっています。Zinではないのでしょうか? -- 修正しました。 -- 修正して今度はエルフガーディアZINになってる。ガーディア「ン」ZINじゃないのかな? -- 誰かマップ添付できる人いないだろうか・・・ -- 今更のうp主 この秘密は天上秘密と呼ばれるのでしょうか? -- 通りすがりの人 この秘密は天上秘密と呼ばれるのでしょうか? -- 通りすがりの人 ソロをしてて、1階両側の中ボスを倒してからmobに殺されたんですが、「街に戻る」としたら3階にワープしてました。ラッキーだったのかもしれなけど、このバグは… -- バグ?
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ポケ擬企画参加者様 ※敬称略 かっぱ(主催) 水道 吐(=慶すけ) 藍夏ドクロ ぬけこ いわただ 囮鴉 ぐれっぐるのひと(=赤宮) 一反 もね きのと 濁々(禅治) はち 黒ありす 黒深カラス ちし 哉 崎 くりい あさひ* うぞう かるとき(=みおあきら) 灰(あさひ) ライ麦パン ふろーりんぐ ひご東雲 ゆーなぎ のりもち べにすけ 城姫都 舞華 春山 ハルヒ たなか 祿 スズ 彩月 流 せっ汰(=Vogue) 桐生サラサ 氷神 音露 奏舞 東あんこ 童子 ネーヴ 佐々木君鳥 うさピョン 葛生シン Andrea ぬこみや 福沢ゆきね からあげ246号 独夜 蛇介 壱基 浅太 †のえる† 鉄壱檎 08 なつめぐ。 yuease かるを(=まりおねっと) 鳩派 Dallja 和栗 以上現在63名 参加、脱退や不備などありましたら(@chip_kp)まで ※(=)は手ブロの前アカがある方です。 表記してほしくない場合や、不備等ありましたらご連絡下さい
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【ヒーロー名】 ハイパーゴーオンレッド 【読み方】 はいぱーごーおんれっど 【変身者】 江角走輔 【変身アイテム】 恐竜ディスク 【声/俳優】 古原靖久 【スーツアクター】 福沢博文 【登場作品】 侍戦隊シンケンジャーVS炎神戦隊ゴーオンジャー 劇場BANG!! 【詳細】 ゴーオンレッドがシンケンジャーの使う恐竜ディスクの力を得てパワーアップしたレッドの強化形態。 レッドがシンケンジャーの強化形態のようにハイパーシンケンジャー時の陣羽織を纏う。 劇中の終盤で変身を行い、スーパーシンケンレッドと協力し相手に立ち向かう。 複数の怪人たちと戦う。 ゴーオンレッド時と同様、使用武器の2つのモードの「マンタンガン」にて戦う。 必殺技は名称不明。
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「ねぇねぇ、こちにさん。ここの問題なんですけどー。」 「おっ、僕の恋人、歌恋ちゃんじゃないかっ!!なんだいなんだい??」 「あはっ、もう、冗談やめてくださいよ~♪……本気にしちゃいますよ?ふふっ」 先に言っておく。ここは中学校だ。学び舎だ。真面目にオベンキョウするところだ! 「っていうのに・・はぁ~。なんであの人たちの周りってあんな空気なわけ?」 と、ある日の俺、ムスカはひとりごちた。 「う~ん、ナルシとぶりっこが合体したらあんなんになるんだねぇ、ムスカも混ざれよ♪」 と、冗談混じりにおちゃらけるのはR。俺の悪友だ。もちろん、悪友と書いてしんゆうと読む。 「やめとく。俺には無理。」 「えぇ~、面白いと思うんだけど(笑)」 「おい、『(笑)』が隠しきれてないぞ。」 そう言いながら二人の方を見る。クラスでもいろんな意味で浮きに浮いている二人だ。 そのふたりが揃うなんて、注目を浴びないわけがない。 「さっきこちにさん、発表してたじゃないですか、だから、わかるかな~って。」 「お、おぉ!それね!…うん、僕がわからない訳ないよ!ちょ、ちょっとノートとってくる!待っててね。」 今言うべきではないかもしれないが、こちには、すっっっっっごく頭が悪い。 いや、本人に言うと殴られるので(グーで)言わないが…。 なのでさっきの授業中に発表したのも、偶然横の席にいた福沢に答えを聞いたからだった。 そんなこちにとは対称的に、歌恋はすごく頭がいい。たしか、学年主席だったはずだし。 なので、彼女が質問している姿は珍しかった。まあ、いつもの媚び媚びぶりっ子だろうとが思うが。 「や、や、やばいよおおおおお助けてよおおおお」 こっちのほうに来るなり、こちには小声で泣きついてきた。 「えー、お前が見栄なんてはるからだろ?知らねぇよ。」 「俺は授業中目ぇ閉じてゲームやってたからわかんね。」 Rは高性能Androidなので勉強しなくても平気らしい。それにしてはこの前国語で赤点取ってたような…。 しかし、まぶたの裏にゲームのディスプレイまで表示できるとは…… 「「お前、ほんと便利な体してるよな。」」 俺とこちには本心から感心した。 「っって!!!そうじゃないだろ!!俺の彼女からの好感度の問題なわけ!だからまじ!お願い助けてまじ……」 こちには本格的に泣きそうになっている。さて、どうしようか。 と、ちょうどいいところに福沢が通りかかった。ちょうどいいし、彼女に聞こう。 「あ、福沢、ちょっといいか?」 「えっ……ムスカく…え!?なななななななななななな何っっ!?」 福沢は俺が声をかけるなり、慌てたような感じで制服を直したり髪を触ってからこちらを振り返った。 俺はそれを不思議に思ったけど、今はとりあえず悪友へ助け舟を出してやることにした。 「さっきこちにに答え教えてくれた問題あったろ?あれの解き方、教えてやってくんね?」 「あっ……な、なるほど、そういうことかぁ~」 福沢は安心したような不満なような顔で、俺の席で持っていたノートを広げ始めた。 「ありがとうございます一生忘れませんついていきます付き合ってください……」 「あはは、そんな大したことじゃないよ~。それに、ついてこられても困っちゃうよ…」 こちにのきまりきった口説き?文句をかわしながら福沢はこちにに解き方をわかりやすく教えているようだった。 これでこっちの方は大丈夫だろう。福沢も、目立ちこそしないが、頭はいい。 学年主席とまではいかなくとも、次席にはなれるくらいのレベルだと聞いたことがある。 問題は、いつまでもこちにのことを待つことに飽きたのか、もう自分の席に戻り、窓の外を見て物思いにふける少女の方だ。 福沢の方をちらちらと見ては、不満そうな顔をしている。ぶりっこもここまでくれば大したものだとは思うが… 「ちょっと、からかってやるかな、暇だし。」 生憎もうひとりの悪友は目を閉じている。さっきのゲームの続きをしているようだ。こうして見ると寝ているようにしか見えない。 「よ、こちにを福沢に取られてご立腹?」 「バカ、そんなんじゃないわよ。」 『あの一件』以来、歌恋は俺に対してだけこんな感じだ。まあ、気負いしなくていいから楽なんだけど。 「それにしても、お前ホント二重人格だなあ」 「うるさいわね、ほっといてよ。」 歌恋は、他の人(主に男子)に聞こえないように小声で悪態をついた。 「お前さ、他の奴らにもそうしとけよ。そのほうが人気でるかもだぜ?こちにとかそっちの方が好きそうだし。」 「はぁ?……コホン、なんでそうなるわけ?別に、あの人がいいとかじゃないわ。ただ、権力者だから近づいただけ。」 つい大きな声が出てしまったのだろう。咳払いをしてから歌恋は悪態をつづけた。 「はぁ、権力者、ねえ。」 こちにの方を振り返る。そこには福沢が何度教えてもそれを理解できないらしく、涙目になったこちにがいた。 「馬鹿ね、勉強面じゃないわよ。女子に人気かどうかって話。まあ、それがわかってて私も勉強のこと聞いたんだけど。」 「おま、うへぇ…ひどいことしやがるぜ……。こちにのやつあんなに必死なのによ。」 「フン、知らないわよ。ただ、あんな醜態を私に見せるなんて、無いわね。ま、それでも近づくけど。」 「……よくやるぜ…お?Rじゃん」 ゲームにも飽きたのか、暇を持て余したRがこちらにやってくる。 「ムスカ、お前歌恋さんと仲良かったっけ?」 「いや、こちにがあんなんだし、代わりに俺が教えようかな、なんてな、俺のほうが教わってたぜ。」 「ふふ、やだわ。ムスカさんもテストでは結構いい点数をとってらっしゃるんでしょう?Rさんだって平均以上だって聞きましたよ♪」 「んー、俺はメモリにインプットされてるからな。テストの度に親父に頼み込んでさ。」 俺は少しだけ焦った。Rはどこか抜けている。Rがロボだってことは一部の人間にしか知られてはいない。もちろん歌恋にもだ。 幸い、歌恋の方はそれをゲーム好きなRのギャグだと思ったらしい。 「あら、Rさんたら面白いんですね。お父様に勉強を教えてもらってるんですね、ちょっと羨ましいです。」 なんて言って笑っていた。 「え~?羨ましいか?歌恋さんは一人で勉強してんの?」 「ええ、私は……お父様がお忙しいですから。」 Rの鋭く残酷な質問にも、歌恋は笑顔で答えて見せた。もちろん、歌恋の内心なんてわかりっこないのだが。 「あっ、こちにさん。もうすぐ休憩終わっちゃうみたいだよ?」 「なんてこったぁああああ!!!!!全然わかんねえええええ!!!!」 向こうの席で、こちにが叫んでいる。大方理解できなかったのだろう。 「じゃ、ムスカ。俺らも戻ろうぜ~チャイム席チャイム席っ」 普段チャイム席なんて気にしないRが俺を茶化してそんなことを言った。 「あ、ああ、じゃあまた、歌恋サン」 「はい、またお話しましょうね♪Rさん、ムスカサン」 俺の歌恋の呼び方に少しだけ……といっても周囲の人間に気づかれないくらいだが……頬をヒクつかせて、 ご丁寧に俺の呼び方だけ違和感丸出しにしつつ、歌恋は別れの挨拶をした。 授業中、歌恋の方を見ると、彼女はまた窓の外を見ながら物思いにふけっていた。 「ムスカ…さん。先ほどの続きをしたいのですが。少し、お時間いいですか?」 授業も終わり、昼休みになった。今日は給食センターが休みを取っているので弁当になっていた。 先生達が、少しだけならと気を効かせてくれたのか、どこで食べるかは自由にしてくれた。 それならいつもの悪友どもと食べようかな、と、俺が席を立った矢先、歌恋が話しかけてきたのだった。 「ん、別にいーけど。ちょい待ち、奴らに先に食っとけって言っとく。」 「ええ、お願いしますね。」 周りの反応を思ってのことだろう。歌恋はよそ行きの笑顔を崩すことはなかった。 それも当たり前のことといえばそうだ。歌恋がこんな風に誰かを誘って二人きりになろうとするのは初めてだった。 今までは、教室内や授業中に男子に近づくことはあっても、プライベートでそういう噂は聞くことはなかった。 なので、当然のように俺と歌恋は注目の的(男子からは恨みの的)になっていた。 ……なぜか福沢までぷるぷるしていた。 「ってーわけだから、お前ら先食っててなー」 「んー(もぐもぐ」 Rはもうすでにお弁当に手をつけていた。ロボなのに食欲だけは人間のそれだな。 「俺もいいぜ……ってかかか歌恋ちゃん!?!?!?ああああああのさっきはごめんねっていうかなんでムスカと!?」 「あら、こちにさん。気にしないでくださいね♪また、お時間あるときに、ゆっくりお願いしますね。」 「ひゃ、ひゃい……」 こちには颯爽と教室を出て廊下で待とうとする歌恋を、ポーっと見送ったあとで 「な ん で ! ! お 前 が か r「あーはいはい後でな~」」 なにか面倒なことになりそうだったのでとりあえず流すことにした。あとで面倒なことになるなぁと思いながら、 俺は教室を出て、おとなしく歌恋についていくことにした。 「ん、やっぱ先越されてるわね。」 家庭科室についたとき、その中には数人のギャルグループがいた。歌恋は小さく舌打ちをした。 どうやらここでお昼を取る予定だったらしい。 言わずもがな、歌恋が素の状態で話すためには、誰も見ていないところに行かないといけない。 となると、校舎から少しだけ離れた家庭科室は、条件にぴったりだったのだろう。彼女にとっては。 「おー、そういうことな。歌恋、ついてこいよ。」 「えっ?どこによ…って待ちなさいよ!」 自慢じゃないけど、俺には悪友がいる。人気のないサボリ場所なんて網羅しているのだ。 俺が歩き出すと、歌恋は不満そうにしながらも後ろについてきていた。 「ふ、ふ~ん、こんなとこがあったのね。」 教室や主な部屋がある校舎北棟とは違い、誰も来そうにない校舎南棟の、 更に人っ気のない3階の、人なんて来るわけない資料室の扉の前に、俺たちはいた。 「おう、俺に任せたほうがよかったろ?」 学年主席を降参させた俺は、ドアの横のポスターの裏から鍵を取り、ドヤ顔で歌恋を見た。 「べっっつに?っていうか……なんでアンタがこんな部屋の鍵持ってんのよ。」 「俺たち3人組は不良だぜ?なんつってな~」 適当にあしらいながら資料室の中に入る。最近は授業をサボることもめっきりなくなったので、 このたまり場も少し埃っぽくなっていた。 「ありゃ、またRのおそうじ機能使わないとな…」 「Rクンかわいそ。へぇ~、資料室っていっても畳とか色々あるのね。」 Rのロボっぽい機能を口にしてしまい、俺は少し焦ったが、 歌恋はそんなことよりも、住みやすい(?)この部屋を気に入ったらしい。 「さっ、まずは食べましょ。」 歌恋は汚れてなさそうな畳の上をハンカチではらってから、そのハンカチを広げてその上に座った。 その仕草は、どこからどう見ても正真正銘のお嬢様のソレだった。 俺は、昼飯のメロンパンをかじりながらその流れるような仕草をただ眺めていた。 「んでよぉー、話って何?」 俺は早々にメロンパンを食べ終え、コーヒー牛乳も飲みきっていたので、暇つぶしに歌恋にそう尋ねた。 「んっ、私の…事なんだけど。」 歌恋は最後のトマトサンドを飲み込み終えると、それを片付けながら喋り始めた。 「ほら、私って、すっごくお嬢様なわけじゃない?」 「お、おう…それは知ってるつもりだぜ?」 「ん、それで、なんだけど。おか…母に認めてもらうためには、頂点にたたなきゃいけないの。」 「ほぉ~、頂点、ね。大変そうだな。」俺はコーヒー牛乳のパックをつぶしつぶし答えた。 「勉強や運動なら誰よりもうまくできてる自信はあるの。でも……」 「でも?」 と、 「恋愛、って…どうやったら頂点に立てるのかしら?」 目の前のお嬢様は、突拍子もないことを言い始めた。 「だ、だって、こちにくんは問題児だけど、女の子からの人気は厚いじゃない?」 「うーん、確かに…」 そう、こちには性格にこそ難有りだが、案外フェミニストなところが人気で、意外とモテモテな一面もある。 「だから擦り寄ってみて、何か得ようと思ったんだけれど……正直、私には何がいいのかわからなかったわ。」 歌恋はさらっと言ってのけるが、悪友といえど友達なわけで。 俺は、ムズムズとかイライラとか、そういうモヤモヤに苛まれた。 そのせいかは分からないが、俺はとうとう、 「お前さ、何がしたいわけ?」 言ってしまった。 歌恋が何に対しても本気で取り組んでいるのは知っている。そんな姿を思い返すと心が痛んだ。でももう遅い。 「なっ、だから私は頂点に……」 「いや、だから、それは自分の意思なのかよ、って聞いてんだけど。」 「え……?あっ、そ、そんなの当たり前、でしょ……」 俺は驚いた。歌恋ならいつものように威勢良くあったりまえ!と答えると思っていたからだ。 俺の予想とは打って変わって歯切れ悪く答えた歌恋は、しかしそのあと苦虫を噛み潰したかのような顔で、 「あんたに……何がわかるのよ。」 そう言った。 「わかんねぇよ?だから聞いてんじゃん。」 わからない、それが俺の最大限の譲歩だ。ここでキレることもできた。でもできなかった。 こんなに苦しそうで、何かに押しつぶされそうにおびえている歌恋は初めて見たからだ。 「お母様は、私のことなんて嫌いなの。……きっと、お兄様もだわ。いつも比較されて生きてきた。」 歌恋は、ぽつりぽつりと自分のことを話し始めた。 「お兄様はいいわよ。なんでもできちゃうんだもの。私は、たくさん努力しないとお母様に見向きもされなかった。ううん、努力したところで見てくれるのは一瞬だけ。ふーんって言って、それで終わりよ!」 最後の方は搾り出すように、歌恋は悲しく叫んだ。 「だから……だから嫌だったのよ!!アンタ、なんでこんな身分の私がこんな公立中に居るか不思議に思ったこともないんでしょうね!あんなに大切にしてくれるお母さんがいるものね!」 大切どころではないむしろ嫌気がさしている。もちろんこの空気で言えるわけはないのだが。 自分はいかに 普通 なんだろう、と俺はぼーっと考えていた。 ……いや、今思っても、どう考えたって普通ではないよな、うん。 「私、小学校までは私立に通ってたの。」 「ああ、そういえば小学校の頃は知らなかったなあ。」 「家がこんなんだし、私もこんな感じで接してたから、妬みも買ったし嫌がらせもされたわ。」 なるほど、と俺は変に納得していた。家柄も良くて容姿端麗、頭脳明晰、文武両道、どんな言葉だって歌恋には似合う。 それが死ぬほど憎らしい、と考えてしまう人は、どうしてもいるものだもんな、と。 「でも、そんなこと両親に言えないじゃない?親身になって守ってくれたのは私の両親に顔を売りたい教師だけだったわ。」 「うわ、ひどい環境だな……。」 「ん……それからは何もかもめんどくさくなって、勉強も家でするようになって、中学も家庭教師を雇おうと思ってたんだけど、お兄様が公立校に進学しろ、人と関われって行ってきて……いいわよね、なんでもできちゃう人はなんでも言えて。もちろんお母様も私のことなんてどうでもよかったのね、いつの間にかそういう手続きになっていたわ。」 「え、親父さんとかはそれでよかったのか?」 「お父様は……最後まで反対していたわ。せめて遠くでいいから私立、ってね。だけど、お母様が一枚上手だったの。気づいた頃には手続きも終わってて、私も無反応で否定も反対もしなかったから、ここに来ることになったの。」 「それからは、お母様とお兄様に認めてもらえるように、新しい環境で1番になろうって、そう決めたの。」 だから、頂点に立とうとするのは私の意思。とでも言わんばかりに決意しきった目で、歌恋はそう言い捨てた。 「いや、でも、それじゃ……お前自身の感情はどうすんだよ!」 「あら?意外と今の生活、気に入ってるんですよ?ムスカさん。」 歌恋はわざとらしくぶりっこモードに戻ってそういった。 「それは強制されてそうなっただけだろ?お前はそれでいいのかよ。」 「ん~♪それは仕方ないんじゃないですか?ふふ、私は『歌恋』なんだし。」 「もうやめろよ!!なんだってお前はそうなんだよ!!意味わかんねえよ!!!何無理してんだよ!アホらしい!」 その瞬間、歌恋はさっきの怯えた顔に戻って、 「……だって、仕方ないじゃない。」 そう、呟いた。 「これまでの……私を否定したら…努力はどうなるの?……今の『歌恋』はどうしたらいいのよ……」 やがて、歌恋の目からは涙がこぼれはじめた。 「……ごめんなさい…でも、あなたになら話してもいいと思ったから……これも『歌恋』の思い出だと、思ったから。」 そして、さめざめと泣く歌恋を、俺は---、 1、慰め、頭を撫でた。 2、優しく抱きしめた。 3、何をすることも、できなかった。 4、罵倒した。 はぁ!?何これ↑のやつ!はぁ???なんで選択肢とか出ちゃってるわけ!??!?!?!? 俺別に主人公じゃないよね!?!?!? いや、いろんな意味で主人公だけどさ!!え?え?ついに僕母もそうなっちゃったわけなの?? いやいやいや!!ありえないでしょ!そしたら俺母さんとか攻略させられそうになるわけ!??!?!?!? …………おい、今母さんを攻略させたいとか思っただろ。 ふざけんなよ!!!何が「ばれたか」だよ!!!!!こんなのありかよ!!!!!!はぁあ!?!?!?!?!? とか、頭の中で考えていた。 その瞬間だ、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り始めた。掃除の時間だ。 生憎俺と歌恋は教室での班が違うため、掃除の場所はバラバラだ。 「歌恋、お前「ん……さ、掃除よ掃除。馬鹿、何焦ってんのよ。」」 歌恋は俺の言うことを遮って、涙を拭いながら笑った。 俺って、つくづくダメだなあと感じた。結局俺には困惑することしかできなかったのだ。 そして、精一杯のことを話してくれたのに、かえって気を使わせてしまった。 「いいわよ、聞いてくれただけで。まっ、他の子のときはがんばんなさいよね!」 なんてことまで言うのだ。そんな気を使われても今はただ虚しいだけだ。 「わり……俺……」 「……ありがと、次の授業には元に戻ってるから、安心して。そして!明日からはまた可愛い歌恋ちゃんよ♪」 「お前なぁ……よくやるぜ。」 「そうそう、いつものアンタでいなさいよね♪あと、このことは他言無用!さ、そろそろ行かないと叱られるわよ。」 歌恋はそう言って颯爽と立ち上がり、優雅に資料室を出て行った。 俺は、その日結局掃除をサボった。(そこ、いつものこととか言わない!) サボったのは俺だけかと思いきや、どうやら歌恋も4限が始まるまで戻ってこなかったらしい。 4限の時の歌恋と言えば、憑き物でも落ちたかのように上機嫌だった。横の席のオタク君にまで笑顔で話しかけている。 それから、歌恋は俺に対してだけしていた、あの態度をやめた。 俺は拍子抜けして、しばらくは戸惑ったが、歌恋なりの結果なのだろう、と思う。 そして、資料室での出来事から、丸々一週間だったが、それまでにこちには結局あの問題の解き方がわからず、 福沢と歌恋(と火焼先生)にみっちり指導されたらしい。 歌恋が俺を昼食に誘う前の授業、つまり3限、席替えをして念願の窓側の席を手にした俺は、窓の外を見ていた。 窓の外では、クラスは違うが見たことのある男子が、女の子と仲睦まじく準備体操をしていた。 確か、年子の兄妹だったはずだ、と俺はぼんやり思った。 (終わり) はーい!ナオだよ└(^o^)┘ 見ての通りわかったと思うけど、バッドエンドだよ♡← あの選択肢、間違えなかったら歌恋ルート入れたと思うんだ……! まあ、歌恋シナリオ~とか考えてもなく、行き当たりばったりで書いたらああなったんだけどね☆(ゝω・)vキャピ 途中、やべえこれシリアスすぎね??とか思ってたんだけど、ギャグに戻そうとしたのね! 頭で何も考えずにね!打ってたらね!歌恋ちゃん泣いちゃったのね!もうすっごく焦ったよね! だから無理やりギャグにしていっそのこと休憩時間終わらせようって思ったの! そしたらね!もうこうしてムスカを何もできないクズにするしかなかったのね! これやばいんじゃないかなってね!ナオもね!結構焦ったよ!?でもね!こうするしかなかったの!! そしたらね!歌恋ちゃんがなんか、吹っ切っちゃったのね!あれ?こんなつもりじゃって思ったよね! それでね!それで……ナオ、死にたくなったのね……。 だって、結局なーんもハッピーじゃないんだもん……ふと気づいたら、歌恋ルート手前で、 ふと気づいたら、ムスカさんフラグへしおってるんだもんね……。 そりゃ、死にたくも、なるよね。 ちなみに掃除時間の歌恋さん↓ 「なによ!馬鹿!!馬鹿!ばっかじゃないの!?最低!死んじゃえ!」 私は歌恋、何事も頂点に立つお嬢様だ。でも今はそんな肩書きさえもどうでもよかった。 今の自分はお嬢様とは程遠く、ただのトイレで泣いている女子中学生だ。 ……あれが自分の精一杯だったのに。なのに、彼はそれにもきづきやしない。 「鈍感!そうよ!愚鈍だわ!トーヘンボクだわ!朴念仁だわ!もう!もう・・!」 あとからあとから涙があふれて、私には止めることすらできない。 なんてことだ、と私は思った。自分はなんでもできると思っていた。 けれど、今、自分の涙を止めることさえ、私にはできないでいるのだ。 「バカは……私よ……」 めいっぱい虚勢を張って、自分をひた隠して、そんなんだから、私がこんなだから…… 「お兄様……助けてよ、お兄ちゃん……」 なんて悲惨、なんて人生。自分は友達はたくさん出来ても、その先に踏み込めない。 痛いほど思い知った。 「そうよ、なら変わるわ。私は高嶺の花よ。」 ……今に見てなさい。私を選ばなかったことを後悔するほど、すごい女になるわ。 H26.1.30 要望があったら選択肢別に書く気マンマンな ナオでした。 いや、要望あったらまじで書くからね?ま じ で じ ま だからね??
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課金しまくること やめたくてもやめれない様はまさにスパイラル 課金ポーチ買わないとまともに動けなかったり 鬱箱なんてきた日にはさらば諭吉 「嫁が来ているから自重したら負けかなと思っている」 「課金しないと荷物整理すらできないので………」 ご利用は計画的に 課金のしすぎは命にかかわるぞ!
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せ‐そ ← 前 次 → せ‐そ 索引関口義孝(せきぐち よしたか) 関根晃(せきね あきら) 瀬戸裕子(せと ゆうこ) 瀬戸陽子(せと ようこ) セレン 仙田秋成(せんだ あきなり) 宗一郎(そういちろう) 曽我秀雄(そが ひでお) 袖山勝(そでやま まさる) 園浦智子(そのうら さとこ) 園部茜(そのべ あかね) 園宮まゆ(そのみや-) 園村淳一(そのむら じゅんいち) 園山(そのやま) 染谷浩二(そめや こうじ) 染谷洋子(そめや ようこ) 索引 [部分編集] 関口義孝(せきぐち よしたか) 登場作品:レンタル 種族:人間 関連人物:間山久恵《娘》,間山雪江,久我山《?》 関連用語:レンタル家族 『レンタル家族』「はんぶんつ」、「自殺志願」に登場。 「はんぶんつ」。 長らく父親の姿が家庭になかった「間山久恵(ひーちゃん)」の記憶にある父その人で、彼女の中には断片的であったもののかけがえのない思い出の数々が残っていた。 久恵が幼少のときに交通事故で亡くなってしまったが、その記憶は大学進学を間近に控えた彼女の中に宿り糧となっている。 が、その記憶は母の「間山雪江」が再婚した今になっては邪魔立てするものしかみなされなかったらしい。 なぜなら関口さんは当時不安定な状態だった雪江を支えるために「レンタル家族」で借りてきた父親役に過ぎず、母からすれば再婚(実際は初婚で)して自分の手で勝ち取ったパートナーのことを実の娘が認めてくれないことに歯噛みするしかなかったためである。 その結果、雪江は関口さんが写った写真を処分するという暴挙を働くとともに、その有様を目撃してしまった娘に感情に合わせて洗いざらい事実をぶちまげてしまった。 当然このことにショックを受ける雪江だったが、彼女が最近お友達になった初老の男性「久我山」さんから穏やかに心和らげる言葉をかけられる。また久我山さんは関口さんと縁のある人だったらしく、彼から託された手紙を雪江に渡している。 関口さんは間山久恵のことを単なるビジネスの対象ではなく実の娘のように愛していたことが彼の言葉で手紙に綴られていた。 また、関口さんは難病を抱える息子を抱えており、もちろん分け隔てなく愛情を注いでいた。 (ネタバレにつき格納) + ... 「自殺志願編-転生-」。 ハローくんのがむしゃらな意志によって正されたもう一つの歴史では「トラック」事故が防がれ、無事に成長した間山久恵と再会を果たしていた。 なお、悲劇に終わった歴史において起こってしまった事故現場ではひ―ちゃんとともに遊園地に向かおうと歩いていたが、幸せな記憶だけを残した「はんぶんつ」の一件からわかる通り、娘に外傷もトラウマも残さなかったことが示唆されている。 久我山こと息子の「関口総一郎」がどう父娘に関わってくるかは不明だが、父親が存命である以上は前提も変わってくるうえ、関口親子は含蓄あるとても良い人である。 きっとまた違った家族の形を示せるのだろうとここまでの彼らの悲劇と決意を知ってきた私たちは知っている。 [部分編集] 関根晃(せきね あきら) 登場作品:2008 種族:人間 職業:鳴神学園高校 生徒 関連人物:袋田昭吾《噂》,福山梢《恋人》,大場雅嗣,桐瓦のぞみ《友人》,佐古修司《友人,いじめ?》 関連用語:地獄屋敷《犠牲者》 『2008』4話「地獄屋敷」5話「思惑」に登場。 一年前の六月の金曜日に「地獄屋敷」での肝試しを敢行したひとり。 発起人は大場だったが、袋田の話によると探索に当たって主導しているのは関根だったと思われる。 (執筆者募集中) [部分編集] 瀬戸裕子(せと ゆうこ) 登場作品:学怖,学怖S,学恋,学恋2,学恋V,鳴七,稲in 種族:人間→幽霊 関連人物:福沢玲子《噂》,福沢姉《部活》,林さん《ライバル》,仮面の少女《?》,瀬戸陽子《妹》 関連用語:水泳部《所属》,水泳部のロッカー《出没》 福沢五話「呪われたロッカー」に登場。 「福沢姉」と同世代で当時の「水泳部」のエースだったの女子生徒。 その泳ぎは華麗で「お魚の生まれ変わり」と言っても信じられるほど素晴らしかったらしい。 が、よりによって水泳中に心臓麻痺で帰らぬ人になってしまう。 その無念か、彼女死後の水泳部では怪現象が起こるようになってしまう。 内訳としては誰もいないはずのプールで泳いでいる人がいる、泳いでいる人の足がつる、夜の間に部室が水浸しになっている、などとやや定番気味か。 「林」さんという変化球もあるが、やはりここはドッキリの代表格といえる「水泳部のロッカー」は外せない。 『学怖S』追加分岐。 で彼女の大量の分岐が追加され、興味深いことに彼女のタカピーなお嬢様風の性格が明らかになる。 プールで遊ぶだけの男性部員を高圧的な眼差しで小バカにする描写はなかなかに魅力的である。 林さん関連で「死の四コース」に大量の展開が追加もされており、腐った (執筆者募集中) 『探偵局』第十五話「深夜の学校」に登場? 「?」と付くのは状況からして間違いないものの明言されていないため。 夜の学校に忘れ物の数A教科書を取りに行くため幼馴染に付き合わされた賽臥だったが、とりあえず怖いものは見ない振りの事なかれ小心パンピー主義で行けば、何も起こらず目的達成となる。 しかし二人が去り、人の目が消えた時に“彼女"が現れる。 水泳部部室、奇しくも幼馴染の久多良は件の噂を知っていた。なぜなら彼女は水泳部の十数年越しの後輩だったためである。 「花壇」と言い、二十年近く前の過去は現代においても根を張っていたことになるのだろう。 『AMC1』「人間狩り」ルートに登場。 正確に登場とカウントしていいかは不明だが有志による内部解析の結果、分岐内に使用されたゾンビ女性の画像名が「setosan」であることが判明した。使いどころはともかく瀬戸さんを企図して描かれたことは間違いないだろう。 どうしても坂上の危険な香りが忘れられず、夢とも現ともしれない夜の「新宿二丁目」を彷徨する日野貞夫が出会い、驚き、目を覚ます。果たして彼女とは何だったのか、それは日野もまた知らないのだろう。 『学恋2』夜イベント「ホレホモンZ」に登場。 なんと! 霊にも効果があった毒電波にあてられて夜の風間家にやってくる。できれば生きてる間に会いたかったとぼやきつつも、人外でツワモノな今回の風間さんは瀬戸さんの霊との間に微妙に噛み合わないふわふわとした会話を繰り広げるのだった。 風間さんも天然ボケなのだが、やってきた今回の瀬戸さんは輪にかけてぽわんとした性格をしていたのであった。 ところで『AMC1』で使用された画像は今回も用いられているが、いくら宇宙人である風間さんの洗脳を受けているとはいえお通しする風間さんの母もなかなかに大物と言わざるを得ないだろう。 (執筆者募集中) 『鳴七』「呪われたロッカー」ほかに登場。 (執筆者募集中) 「呪われたロッカー」。 基本的には『学怖』版シナリオに相違はない。 瀬戸さんが謎の死を遂げた一件の裏には林さんあらため「丸茂多江」さんに暗躍があったのではないか? という話と実地検証のためにロッカーに赴く坂上本人の体験談の二本立てという構成も変わりない。 ただし「七不思議の集会」の一環として福沢さんに導かれるのではなく、話してくれるのも連れて行ってくれるのも倉田さんである。ついでに、その場にいる怖がりの日野副部長も加えた新聞部の三人はロッカーを開いていくことになるのだが……? ちなみに今回出てくる「瀬戸さん?」の霊だが、従来のゾンビ風のグラフィックからは一線を画している。 濡れそぼり血の気が失せて生者のものではないとは一目でわかるものの、欠落も腐敗もなく生前の面影をしっかり保っている。 (執筆者募集中) 「殺人クラブ」。 このシナリオの探索パートでは、各シナリオで語られたキャラクターたちが鳴神学園の至るところに潜んでいる。 「瀬戸裕子」はその中のひとりであり、「競技用プール」にいる。 (執筆者募集中) 『稲in』に登場。 (執筆者募集中) [部分編集] 瀬戸陽子(せと ようこ) 登場作品:極,稲in 種族:人間 職業:高校生 関連人物:福沢玲子《友人》,瀬戸裕子《姉》,美和子 関連用語:ロッカー 『極』「イノチ」に登場。 N湖のサマーキャンプに参加した福沢さんが出会った同い年の女の子。 ちなみに、ふたりが参加したキャンプのカリキュラムのひとつ「アドベンチャー」には彼女たちしか挑戦者がいなかった。 名字からわかるように福沢さんのお姉さんと同世代の「瀬戸裕子」さんの妹さんであり、数年前に事故死した姉の代わりとばかりに親からは将来水泳選手となる夢を押し付けられていた。 と、聞けばなんとなく美談だったり、親のエゴを押し付けられた悲劇だったりを想像したくなる話であるが、こちら肝心要の陽子さんは結構いい性格をしたしたたか者だったりする。 本人は水泳が苦手にもかかわらず、親からはキャンプで毎日泳げというお達しがあるとアリバイ作りのために一日中スクール水着で過ごすという、合理的なんだかシュールなんだかよくわからない手段を取った。 シルエットからしてスク水を着ていることがわかるスッとした輪郭をしており、髪型はふたつ結びのようである。 一緒にいる福沢さんとふたりして、天然入ったマイペース加減のツッコミをカリキュラムの案内人「美和子」さん相手に入れる。 並行して美和子さんのことを絶妙に邪険にしながら、友達になったふたりはとぼけた掛け合いを繰り広げるのだった。 かと思いきや陽子さん、カリキュラムをスルーすると流れで水泳嫌いを克服し、姉と同じ高校に入学して将来を嘱望される水泳選手にさっそく成長することもある。いずれにせよ、自由な話である。 また、後日談で幽霊となった姉について触れられたり、カリキュラムの最後で姉のオマージュであろう「ロッカー」を開く局面に遭遇したりもするが、どちらにしても悲壮感や恐怖感は皆無だったりもする。 『稲in』に登場。 (執筆者募集中) [部分編集] セレン 登場作品:男怖 種族:宇宙人 関連人物: 関連用語:記憶喪失,童貞 『男怖』「謎の研究施設」に登場。 セレンとは「狭間の部屋」探索一行が先に先に進んでいった先の最奥に存在する謎の施設で遭遇した、これまた謎の宇宙人である。 彼(?)にまつわるシナリオは「記憶喪失」がキーとなっている。事実、一行は明らかに人工的な回廊、そしてなぜだか各人の生体認証によってロック解除できる不可解な装置を目にし、何者かに招き寄せられるような感覚を覚える。 はじめて来たはずなのになぜか知っているという奇妙なデジャブ、辿り着いた先に待っていた耐えがたいほどの頭痛、それらの理由は待ち構えていたセレンその人が知っていた。 言うなら他ルートにもあるSF的エッセンスに加え、守山たちも持っているはずの地球人としての常識が塗り替えられ、同じく地球人のみなさんであるプレイヤーの方が置いていかれる恐怖を描いているのがこのシナリオの特色と言えるのかもしれない。 そんなわけでいざ対面したセレンは頭部と腹部が奇妙に膨れ上がった風体をしており、作中で守山が思った通りSFホラー界の雄「H.R.ギーガー」御大がデザインした「エイリアン(ゼノモーフ)」を確かに連想させる外観である。 ただし見た目こそ地球人とはかけ離れているもの、口調は穏やかで紳士的ですらあった。 もっとも彼(?)自らが名乗った「セレン」という言葉の響きには見合わないくらいには外見はグロテスクなのだが。 ただしセレンは地球人のことは実験献体程度にしか思っていないのか、その扱いはかなり容赦ないものだった。 セレンが属する異星人の集団はシリーズ名物「スンバラリア星人」とそのゆかいな仲間たちと違ってかなり真面目に地球侵略を行っており、たとえばその前段階として守山たちに脳内に謎の装置を埋め込むインプラント処置を施して彼らの視点から地球人の生態を観察していたようだ。 また、展開によっては母星とわりと緊密に連絡を取りつつ、自分たちが地球に適応するための実験を行っていたようだが、そこからのやり取りからは同胞への愛が感じられる。 もっとも巻き込まれる地球人にとってはたまったものではなかったりもする。 たとえそれが平和的な手段で浸透していくやり方だとしても、地球人の常識に照らせばおぞましく思えるわけであるし。 [部分編集] 仙田秋成(せんだ あきなり) 登場作品:AMC1,送り犬,極 種族:妖怪,人間 関連人物:財部美穂,白井まどか《?》 関連用語:送り犬《正体》,ワールド・レンタル・コーポレーション《所属》 「応援本」『AMC1』に収録されている作品「送り犬」に登場する人物。かのワールド・レンタル・コーポレーションに勤めている会社員で、合コンで知り合ったことから財部美穂と懇意になる。 小説版「送り犬」及びゲーム版の一部の分岐では、彼の正体は送り犬であり、十八歳になった財部美穂を花嫁として迎える為に現れる。その際、彼の本来の姿は犬そのものだが、美穂には彼の姿が人間に見えている。 ゲーム版の分岐次第では正体が人間の場合もある。 この場合、普段は温厚だが最終的に美穂を捨てたり、スナッフビデオの餌食にしようとするなど大抵はロクなことをしない。が、シロを引き取り、危機に瀕していた彼女を助けるような終始良い人で終わる話もある。 また、アプリ版の追加分岐では彼のことを信じないとバッドエンドを迎える羽目になるルートも存在する。彼の本性が誠実のままであるか、悪辣であるかは分岐によって決定されるが、それ以上にユーザーが培ってきた印象が大きいのかも知れない。シナリオ的にもそうだが、美穂にとってもジョーカー的な存在と言える。 アプリ版追加分岐「真相解明編」では、彼が送り犬の長であることが判明する。すべてを知った美穂の前に現れ、改めて共に山で生活するよう誘うが、美穂の決意を聞いて最終的には諦め、彼女には何もしないまま立ち去る。 解明編では送り犬としての仙田が美穂のことをどう思っていたのかが読み取れる場面がある。美穂のことを単なる財部家との契約としての花嫁、ではなく、彼女自身に好意を持っていたとも受け取れる発言をしている。 『極』「人肉食堂」に登場。 (執筆者募集中) [部分編集] 宗一郎(そういちろう) 登場作品:学怖S 種族:人間 職業:鳴神学園高校 二年生 関連人物:荒井昭二《弟》,市ノ瀬京子《幼馴染》,坂上修一《正体》 関連用語:旧校舎,花壇《出没》,BL,ヤンデレ《犠牲者》,地縛霊,校門,前世,無限ループ 荒井四話「懐かしい兄・宗一郎の思い出」に登場。 荒井が「前世」を生きていた頃の兄に当たる人物。 前世の記憶を持つ荒井さんは彼にまつわる逸話を教えてくれる。 ただ、前世とは言っても彼が生きた舞台は数十年前のごくごく一般的な家庭で、現世の荒井はその頃と同じ町(鳴神学園の近郊か?)に転生を果たしたことになるらしい。 曰く、彼は明朗快活で人の輪の中心に立つような人柄の持ち主で、前世(現世も?)の荒井にとって憧れもしくは崇拝の対象のようなものだったらしい。 それはと言うもの、荒井(前世)は忙しい両親の代わりに二つ年上の宗一郎に育てられたようなもので、鳥類の刷り込み(インプリンティング)よろしくな極度のお兄ちゃん子であったから。 下校も二人一緒がデフォルトなのだから、その仲の良さは徹底している。 だが、二人の蜜月(違)は彼が高校二年生の時、唐突に終わりを告げる。 兄は「旧校舎」から、弟は「校門」からと互いに手を振り返すのが彼らの日課だったが、そんなある日に宗一郎は落下。そのまま帰らぬ人となる。 そして、前世の荒井も追われるかのように翌年を待たずに亡くなってしまう。ここまでが荒井さんにとって苦くも、美しかった前世の顛末である。 (ネタバレにつき格納) + ... が、舞台が現世に移ると意外な真実が明らかになる。 当時は事故に見えた兄の死は本当は誰かに突き落とされた、れっきとした殺人であった。 同時に「宗一郎」自身も荒井と同様に転生し、同じ学校に通っていると言う事実にされることも……。 ずばり、その犯人は――? 坂上の前世「市ノ瀬京子」、前世の福沢か岩下(口調から判断すると福沢)、現世の荒井自身の三パターン。 一番目については同項に記述を割き、他二分岐について解説する。 この話の荒井は妙に強引に話を進める上、冒頭では礼儀正しい彼としては珍しい馴れ馴れしい態度を取った。 それは主人公の意志を無視して無理矢理手を握ろうとするほど。 それはと言うもの、荒井は既に兄が誰に転生しているかの目処を既に付けており、冒頭の行動はその確認作業であった。荒井は主人公が兄であると断言。 それを常識的に否定すると、ショック療法のために物騒な事を起こすことを宣言したまま不穏な続き方をするのだが、かと言って逆に受け入れるとバッドエンドになってしまう。典型的なトラップ分岐と言えるだろう。 もう一人、生まれ変わりを自称する者が名乗り出て、荒井さんは彼女にかどわかされるままに主人公を殺害。今際になって主人公はすべてを思い出す。自分こそが宗一郎の生まれ変わりであること、前世に“敵"がいたことを。 そして、その敵もまた身近に潜んでいたとしたら……? 結果、悲劇を繰り返すことになってしまう。 さて、これら荒井特有の人間関係は他語り部と比較しても遜色無い。 常時歪んでいるようなものなので、むしろ勝っていると言えるかも知れない。 が、宗一郎のグラフィックと荒井が取った奇行のせいで脈々と連なる前世の因縁にまつわる奇談が……、ツッコミどころ満載の爆笑シナリオに仕上がってしまった。 [通常グラにしても明らかにアイドルのケツとか――と髪型が被ってるが、気にしない……。っか『学怖S』の男性陣髪型被りすぎ! 前髪跳ね過ぎッ!] その他、他称「なんて、晴れやかですがすがしい笑顔(僕だけに向けられる極上の笑顔)」を荒井(前世)に向けて手を振る光景……。 スピリチュアルな背景に彩られると共に、彼が真正面に向けたわざとらしい笑顔はプレイヤーの顔面に苦笑いを貼り付ける。加えてどう考えてもアレな落下シーン、挙句の果てには逆さのまま微妙な表情を浮かべつつ、こちらを見つめる最期の瞬間――。 輪廻の輪に乗る事が出来ず、たった一人で死を繰り返す姿(無限ループ)は、話で聞く分には悲劇のはずだが、どうあがいてもプレイヤーにとっては喜劇です。 本当にありがとうございました。逆さ男 ところで「荒井昭二」と言う名自体は通常次男であることを示唆する。 にも関わらず、『学怖』において「荒井の兄」は「早坂桃子」の関連する話以外で触れられることはなかった。 度々存在が言及されながら、当の本人は姿を現さず、逆にその実在を浮き彫りにする形になった「福沢の姉」とはある意味対照的な在り方と言える。 ただし、あくまで前世における人間関係のため、現世において"昭二"の名が抱える謎が完全に解決したわけではない。 宗一郎と言う「兄」が良かれ悪かれ、荒井さんや、そのファン達にとっての理想的な偶像として君臨していくことは確かだろうが。 [部分編集] 曽我秀雄(そが ひでお) 登場作品:AMC2,特,追加,流神A,ドラマCD,荒井,鳴七 ⇒「曽我秀雄」 [部分編集] 袖山勝(そでやま まさる) 登場作品:学怖,学怖S,荒井,鳴七,稲in 種族:人間 職業:鳴神学園高校 二年B組 誕生日:3月21日 身体: 168cm/53kg ♂ A型 趣味:掃除 好きな/嫌いな食べ物:麻婆豆腐(激辛)、担々麺(激辛)/炭酸ジュース、レモン 関連人物:荒井昭二《クラスメート,友人》,逆さ女,守山《犠牲者》,赤川哲也《クラスメート,親友》,時田安男《クラスメート,部活》,曽我秀雄,中村晃久《クラスメート》 関連用語:サッカー部,映画研究会,将棋部《所属》,宿泊施設《現場》,芋虫女《犠牲者》,いみぐい村 荒井さんの意外すぎる過去「サッカー部」所属時代の友人。 見た目通り気弱だが温和な人柄を持つ少年で、辛い練習も互いに励ましあい乗り越えた仲だった。偏屈な気のある荒井さんも袖山くん相手には等身大の少年として心を開き歩み寄る傾向にある。 ただし彼らの友情は本人たちではどうしようもないところから壊されてしまう、ということが多いようである。 たとえば、生と死で隔たれるとか。この袖山くん、のちのシリーズで荒井さんの交友関係が増えていく中で「時田安男」と並ぶ元祖「荒井の友人」の枠組みに入れられるひとりだが、やはりその死亡率は非常に高い水準にある。 しかも、本人はなにひとつ悪くない(精々危機感が薄いといえなくもない程度)のに、理解不能だったり理不尽だったりする怪異に遭遇して死ぬか、それに準ずる末路を迎えてしまうというのが彼の話の定番である。 荒井四話「宿泊施設にある謎の4番ベッド」に登場。 初登場作品。 荒井さんとの出会いから怪異に最期までが描かれる。下手人が「逆さ女」だった場合は以前から友人で、部へは彼の誘いを受けて入部したことになる。練習もそれなりに頑張ってはいた模様である。 「芋虫女」の場合は部活の中で仲良くなっている。 レギュラー組ではない二軍の中でも、厳しい練習を好むのではなく、和気藹々とサッカーを楽しむ負け犬派一年生同士、さらには体が弱く母親に言われて渋々入部していた、などの共感点で荒井と仲良くなっていったらしい。 ただし彼は登場するほとんどのルートでロクでもない最期しか迎えていない。 逆さ女と遭遇してしまった場合はみんなにトラウマを植え付けるかのように惨殺された後で「焼却炉」に投げ込まれてしまう。 芋虫女と出会ってしまった場合は右腕以外がミニマムサイズになるまで体液、もしくは殺人を躊躇しないレベルまで良心を吸い尽くされてしまう。無論前者は生きてはいないだろう。 または芋虫女に魅入られ数日後行方不明になってしまう結末もあるが……。 どちらにしても貴重な友人を失った荒井さんの心の傷も深いことだろう。 『学怖S』追加分岐。 サッカー部部長「守山」に生贄にされそうになったが、ふたりの友情によってあわや巻き込まれそうになった荒井さん共々助かるという結末が用意されている。 だいたいが自業自得のため、まともな生還エンドが与えられない時田くんとは違うのは、彼の人柄を考えれば納得かもしれない。 『荒井』「他のバイトを探す」ルートに登場。 各人ごとに異なった方面に才能を発揮し、互いに認め合う「荒井の友人(ソウルフレンズ)」のひとりとして登場。 才気ではなく共にサッカー部を共にした経験と純粋な人の良さという、他と一線を画する経緯から荒井さんの友人になる。どうやらサッカー部時代にもなにかが起こったようだが、それもまた別の話という形で今回は流される。 体が弱い、性格がいいというかつて通りの評価を背負ったままでの、最も古い友人の再登場は往年のファンを喜ばせた。 たださっそく問題になってくるのが、袖山くんと絡むうえで焦点になる導入が彼の親戚の住む「いみぐい村」の奇祭に共に赴くという点である。どう考えても悲惨な未来が見えてくる不穏な響きを前に、往年のファンたちをやはり戦々恐々させられた。 と、ここまでが事前の前評判である、 まず前提として過疎と高齢化が深刻な問題になっている中、豊かな畑の地味や密接な地域の繋がりを保った平和な村「いみぐい村」が「いみぐい様」という土着神のお祭りを五〇年ぶりに開くという。 おじおば夫婦から友達を込みでその手伝いに誘われた袖山くんは、前述の流れで荒井さんを誘う。 めったに得られない経験を求めていた荒井さんはさっそく飛びつく。 だったのが、この時点ではふたりとも村で待ち受けるのが恐怖は元より、奇妙にもほどがある、人間が理解してはいけない体験であるとは微塵も思ってはいなかった……。 (ネタバレにつき格納) + ... 案の定、いみぐい村は大変なことになる。しかも事態は水面下で進行していて訪れた時にはほぼ破局が約束されている詰んだ状況下である上、巻き込まれたに過ぎない一介の無力な学生でしかも部外者の袖山くんと荒井さんにはなにをすることもできない。 いずれにしても人の手で「神を作る」という罰当たりな行為を行ってしまったことへの村民たちへの報いと、一応は考えられなくもないという点では共通するのだが……。 内向きの結束とトレードオフな閉鎖的な側面が極まり、集団ヒステリー(自家中毒)を引き起こした挙句、集団心理や怨念が関わる?正体不明の漂泊神(来訪神)を貪り食った挙句に自壊してしまうか。 はたや独自の因習が極まったためか、外界では理解できない(ここで描写することすら非常な難事である)究極の「美」を生み出してしまった挙句に、全員行方不明という顛末を辿ってしまうのだった。 いずれにしてもこれ以上踏み入ってはいけない(さもなければ命を落とす)という領域で踏みとどまることが肝心である。 この場合だと新参の村民である「カズ」さんに手を引いてもらえるか、村民の血すら受けていなかったことが幸いしたか荒井さん自身が見極めることで、荒井さんと(袖山くん)はなんとか生還を果たすのだった。 ただ、影響の大小はあるものの、至近距離からいみぐい様と関わってしまった袖山くんはもろに影響をかぶってしまう。 この場合だと後遺症は残ったものの、ギリギリ荒井さんとの間の友人関係と社会性は残るか。 完全に「いみぐい様」に魅了され、友情を失った挙句に村民たちとなんらかの運命を共にしてしまうかの二択である。 また、これらの結末を通じて好奇心に基づいて行動する危うい少年と、友情に殉じる危うい少年、いずれの結末にしても「荒井昭二」の持つ純粋な側面が袖山くんという友人を通してつまびらかになったことになる。 もっと言えば危うさという意味で袖山くんも荒井さんと共通する部分もあり、鋭い感受性(袖山くんの場合は合わせてはいけないチャンネルを合わせてしまっただけかもしれないが)でどこか似通った部分があると解釈できなくもないかもしれない。 『鳴七』「ヒナキちゃん」、「いみぐい村」ほかに登場。 荒井さんの親しい友人としての関係性がやはり印象深いが、荒井さんの話中から外れたところで牧歌的な日常を送っている一般人としての出演も多い。全編を通した死亡率こそ高いものの、登場頻度もわりと高いため今回は極端な値ではなかったりする。 たまに本人にはやむにやまれない事情で激昂し、豹変することもあるが、やはり善良で穏やかな少年である。 そんな袖山くんだからこそ、無惨な犠牲者枠としての役回りが映えるのかもしれない。 ほかの「荒井の友人」枠にも言えることだが、荒井さんを介さずに「荒井の友人」と絡むことも結構多かったりする。 「ヒナキちゃん」。 「田崎」or「秋山」のエピソードを踏襲している。 某N君の甘言に引っかかって、ド田舎に来てしまった鳴神生のひとり。 (執筆者募集中) 「謎の四番ベッド」 (執筆者募集中) 「時田君の自主製作映画」。 (執筆者募集中) 「いみぐい村」。 基本的に『荒井』版とシナリオに相違はない。 (執筆者募集中) 「窓枠の中で」 (執筆者募集中) 「殺人クラブ」。 このシナリオの探索パートでは、各シナリオで語られたキャラクターたちが鳴神学園の至るところに潜んでいる。 「袖山勝」はその中のひとりであり、「囲碁将棋部部室」にいる。 (執筆者募集中) 『稲in』に登場。 坂上修一の足跡を求め「七不思議の集会」の出席者の居場所を訪ねてあなたは鳴神学園構内を歩く。 そうして巡り合えた出席者のひとり荒井昭二から「七不思議の集会」で披露した話の追想の中で彼が触れられている。 作中でカメオ出演的に登場するキャラのうちの一人である。 荒井さんと会話をしていたところ、横から入ってきた「中村晃久」に話題は移るが、荒井さんが彼を実験の被験者として捧げなかったところを見るに二人の仲は至って良好であることが窺える。好奇心が旺盛な荒井さんとは言え、友人を生贄に差し出すほど鬼ではない。 [部分編集] 園浦智子(そのうら さとこ) 登場作品:極 種族:霊 職業:鳴神学園高校 一年生 関連人物:NONAME 関連用語:オカルト部《所属》,お守り《形見》,霊媒師《夢》,こっくりさん,悪霊 『極』「招霊騒動」に登場。 「こっくりさん」をきっかけに目覚めてしまった危険極まりない悪霊「あの子」の危険性を伝えるべく、やはりこっくりさんを通してメッセージを送ってきた謎の霊。どうやら「あの子」となんらかの関係があるらしく、簡潔ながら対処法を教えてくれる。 しかし、便宜上「名無しさん」と呼ばれることになったことからもわかる通り、名無しさんは生前の記憶を失っている。 せいぜい性別が女性だったという程度しかわからず、自分自身の名前すら定かでなかった。俗にいう「記憶喪失」である。 主人公はひとり残ってこっくりさんを続行しながら彼女の生前の記憶を呼び覚まそうと対話を続け、校内にバラバラに散った語り部たちが手がかりを求めて探索を続ける。その甲斐あって、時折フラッシュバックを重ねながら彼女の記憶は蘇っていく。 (執筆者募集中) [部分編集] 園部茜(そのべ あかね) 登場作品:晦 種族:人間ほか 関連人物:前田良夫《?》,江藤《恋心》,ミドリ《憎悪》 関連用語:転校生,魔女 良夫四話、隠しシナリオに登場。 良夫四話「転入生・園部茜」。 良夫のクラスに転校してきた少女。いわゆる優等生で明るく性格も良く、たちまちクラスの人気者になる。しかし彼女には隠されたもう一つの顔があり、飼育小屋の動物を殺したり、良夫に危害を加えたりと尋常ならざる振る舞いを見せる。 展開によって彼女の正体は微妙に異なるが「魔女」という良夫の見解もあながち間違ってはいない結末も存在している。 隠しシナリオ「園部茜の秘密」。 隠しシナリオにつながる展開では、正美の勤務する病院に茜が運ばれてくる。 正美との対話によって、実は彼女には「ミドリ」と呼ばれる別人格が潜んでいると判明する。 それまでは上手く共存していたが、温厚で優しい人格の方が良夫に恋心を抱いたことで、気が強くわがままなもう一方の人格が良夫に危害を加えるようになってしまったと語られる。 と、ここまでの話だと二重人格のようだが、激昂した茜の言い分によれば「ミドリ」とは茜から生まれた人格ではなく、本来は別の魂であることが判明する。 いずれにせよ、このままでは茜の肉体の負担が大きいため正美の手によって人格を一つにするための措置を取られる。 茜と「ミドリ」、どちらが本来の茜であるか両者の言い分は違っており、プレイヤーの選択によって茜と「ミドリ」どちらの人格を残すかが変わり、正美の霊能力によって肉体から引き離されることになる。 正美は優しい人格に対しては、肉体に残さない場合も温情のある対応を取るが、わがままな人格に対しては、肉体に残さない場合非常に冷淡な対応を取る。正美の危険かつ幻惑的な妖しさが最も発揮されているシナリオの一つとされている。 余談であるが和子の隠しシナリオを通過した上で、園部茜のシナリオを発生させることも可能。その場合、良夫は幼少期に動物を殺し神の供物にした、といった展開を通過している場合もある。良夫が茜に疑いの目を向けたのは自分も似たようなことを行っていたからでは? といった推測も可能。 いずれにせよ葉子一筋である良夫にとっては茜はアウトオブ眼中である。 もう一方の人格にしてみれば噴飯ものであろうが、優しく温厚な人格の方が残る場合は一応良夫への思いが伝わる可能性もわずかに残されている。 扱いは違うものの、キャラクターとしては元木早苗を思わせるポジションと言えなくもない。 [部分編集] 園宮まゆ(そのみや-) 登場作品:特 種族:人間 職業:鳴神学園高校 一年生 関連人物:新堂誠《噂》,山中学 関連用語:つごもり橋,トラック,予言 『特別編』新堂シナリオ「夜泣きジジィ」に登場。 「山中学」の幼なじみ。 お節介な性格で山中に声をかけるも、言霊の力を授かっていた彼の「死ね」という一言がかなえられてしまい、死亡してしまう。 自身の能力に失意を抱いていた山中にとっては、絶望への最後の一押しとなってしまった。 [部分編集] 園村淳一(そのむら じゅんいち) 登場作品:最終 種族:人間 職業:鳴神学園高校 教師 関連人物:新堂誠《噂》,岡辺芳郎,佐々井重子,伊勢学《同僚》 関連用語:旧校舎 『最終版』追加シナリオ「教師編」に登場。 社交的で話し上手、生徒たちにも人気のある教師。上司からは可愛がられていたが、目下にはあまりいい顔をせず、「岡辺芳郎」のことも心の中では蔑んでいた。夜間の旧校舎の見回りに突如参加を決めたのは親切心などではもちろんなく、旧校舎に隠したある秘密のためである。 同じく見回りの同行に名を連ねた「佐々井重子」、「伊勢学」とは周囲からの評価こそ異なってはいたが、名乗り出た目的は大差ない。鳴神学園とはそういった者たちが集まる学校ともいえるのかもしれない。 (執筆者募集中) [部分編集] 園山(そのやま) 登場作品:新生,鳴七 種族:人間 職業:鳴神学園初等部 四年三組 関連人物:新堂大誠,松岡伊吹,金沢弘樹,石田,秋山《クラスメート》,鈴木先生《担任》 『新生』「危険な転校生」に登場。 ある日、登校した「新堂大誠」は自分の椅子と机がどこかに隠されてなくなっていることに気づく。 自分を除いたクラス全員から嫌がらせを受けており、いい加減頭に来ていた大誠は乱暴に前の席にいたこの「園山」というクラスメートから椅子と机を奪い取る。園山自身はおそらくは男子児童。 で、この園山だが担任の「鈴木先生」が来るや否や大声を上げて泣き出し、大誠を加害者だと訴えかける。直後、「秋山」たち女子陣の矢継ぎ早の発言によって大誠は悪者に仕立て上げられてしまう。 どうやら四年三組を支配していた「松岡伊吹」(または懐刀の「金沢弘樹」)は大誠の直情的な性格を分析した上で、こういう展開になると見越して小芝居を打つようクラスメートに言い含めたようだ。 最終的に、大誠は屈辱的な言葉が落書きされた自分の机を持ち帰り、使わされる羽目になる。 そして、そこから大誠は「いじめ」の構図を逆用するかのように、自分は被害者なのに傍目から見ると加害者にしか見えない、孤立無援な絶望的状況に追い込まれていくのだった……。 のち園山は、大人の目を払うために腹痛を訴えての小芝居を鈴木先生に向けて敢行する一幕もある。 上記の演技が松岡に評価されて、再び起用されたとも考えられるがその辺は不明である。 なお、『危険な転校生』に登場するキャラクターのうち、「石田」と「秋山」及びこの「園山」は一応、名前とセリフがあることから本wikiにも単独項目として立っている。 ただし正直に言えば、彼や彼女固有の性格や外見が描写がされているわけではなく特筆性に乏しい。 明らかに印象的なエピソードは皆無である。 この園山の役回りにしてもほかのクラスメートに回ってきた可能性は大いにあり代替は容易である。とは言え「個性」を剥ぎ取られ、小学生の時分からして集団の歯車として動くことを期待されることへの反感ありきと解釈し、こういったモブキャラ寸前の項が立ったと考えるのも面白いかもしれない。 [部分編集] 染谷浩二(そめや こうじ) 登場作品:学怖S 種族:人間 職業:鳴神学園高校 教師 関連人物:荒井昭二《噂》 関連用語:焼却炉《犠牲者》 荒井一話「校内に巣くう地縛霊」に登場。 いつしかの学園に赴任してきたばかりの新任教師だったが、定期的に生贄を捧げなければいけないという「焼却炉」の当番をやらされる羽目になる。 どんな不合理な習慣であってもその共同体にとっては何らかの意味があると言うのがおおよそであり、集団の一員になるためには欠かせない儀式ということはよくよくある。染谷先生も気味が悪いなと思いつつも従うつもりだったようである。 ただ、別に怠るつもりはなかったが、ある日当番に当たっていた染谷先生はその事を忘れてしまう。しかも生徒間のケンカを見過ごせなかったという至極まっとうな理由でである。 結果、即日焼却炉の呪いが原因だろう生徒のケガ人を出してしまい、生贄の効力を嫌でも実感する羽目になってしまう。 で、ここでの染谷先生の行動だが。後ろめたさから言い出せなかった場合は先生一同は僧侶を招いてお祓いをするも、どうも効かなかったようでネズミのような小動物に大量に襲われて全身を食いちぎられて死亡してしまった。 言い出せた場合は、即座に生贄を捧げ直すものの、やはり同じ存在に危ないところにまで追い詰められることになってしまう。 魔物と称されるなにかの正体および、生き残った場合での染谷先生のその後は不明である。 ただし生還した場合は「火を絶やさない」という新たな呪いへの対処法を見つけられたことになる。 焼却炉が事故多発地帯だったのは昔という前提を踏まえると可能性は半々だが、もしかしたら今も先生を続けているのかもしれない。 [部分編集] 染谷洋子(そめや ようこ) 登場作品:学怖,学怖S,ドラマCD,鳴七,稲in 種族:人間 職業:鳴神学園高校 一年G組 誕生日:1月22日 身体:158cm/49kg ♀ B型 趣味:廃屋探検 好きな/嫌いな食べ物:パクチー、ピザロール/にらチャーハン、いなり寿司 関連人物:福沢玲子,元木早苗《友人》,浦部美緒《幼馴染》,野沢知美,蜜田真奈美,美津見志保,渡瀬桂子《クラスメート》 関連用語:十三階段,嬰児《呪い》,占い同好会《所属》,鏡,ドッペルゲンガー 福沢四話「旧校舎の十三階段」に登場。 実はかなり希少な「福沢の友人」の一人[と言うか、福沢さんが友達と明言したのは元木早苗と彼女しかいない]で、その福沢さん曰く「早苗ちゃんほどじゃないけど、ちょっと変わった子」。 と言われているものの、実際には大して変な言動は見せていない。福沢さんと早苗ちゃんの友達をやっているところが一番変わっているぐらいである。 しかしそれも「十三階段」の恐怖を体験するまでの話。 三人で挑んだ十三階段の肝試しでは一番テンションが高く、積極的に行動する。 ほとんど動じない早苗ちゃんと彼女の間に挟まれて福沢さんも大変である。 で、儀式の結果、洋子ちゃんは嬰児の霊に襲われることになる。 友人の助力もあって怪異による危機からは脱したものの、その後奇行が目立つようになり実はまだ憑かれているのでは? と匂わせるところなどは「津田圭一」などと共通する展開である。 『学怖S』追加分岐。 早苗ちゃんのマイペースさに少しムッとしたり、かと思えば直後、階段の踊り場に鏡を発見すると上機嫌に身だしなみを整え始めたりと、気分屋な一面があるようだ。 こちらの分岐では階段は十三段になるものの、他に目立った現象は起こらない。 拍子抜けしかかる一同だったが、染谷さん一人気が付くことがあった。それは先ほど、染谷さんは十三階段の踊り場にある鏡を見ていたつもりだったが、この階段には鏡など無いということだった。(新堂さんらが訪れた鏡は別の階段にあるようである) つまり染谷さんは自身と瓜二つの何かを階段で目撃していたことになる。 その人影の正体は二通り。いずれの場合も福沢さん達が十三階段の検証を行った当日、染谷さんそっくりの人物が急死して新聞記事になっているらしい。 染谷さんに双子の妹がいた場合は、その人影は妹さんが「幽体離脱」した霊体だったことになる。 十三階段の霊的エネルギーが何らかの作用をして、他校でクラブ活動中だった妹さんの霊体を呼び寄せてしまったようだ。妹さんはそのまま肉体に戻ることができず、死んでしまうのだが……。 人影の正体が「ドッペルゲンガー」の場合もある。 ただし今回の染谷さんのケースは、一般的に言われる「自分のドッペルゲンガーを見ると、その後すぐに死ぬ」には該当しなかったようだ。むしろ染谷さんは以前よりもずっと元気になったらしい。 『ドラマCD』Disc.6 福沢玲子「十三階段」に登場。 同上の「十三階段」シナリオを踏襲したシナリオであり、やはり福沢さんたちと一緒に儀式に同行する。 ただし早苗ちゃんの代わりに「浦部美緒」という子が参加したという点で異なる。 結果、変な子という意味では輪にかけて変な早苗ちゃんが不在な分、一行のヘンな子成分は彼女に集約された感がある。 こちらの染谷さんは普段から霊感があると明言しており、当たりはしないものの不吉なことを予言していたりする。 また、非常事態に遭遇しても動じず、なにかに憑かれたようにハイテンションになって状況を悪化させたりとどことなく本物を匂わせる行動を多く取った。オチ自体は変わらずやっぱり「嬰児の霊」に憑りつかれているというものだが、その後も懲りずに旧校舎に訪れてはなにかを行っているようだ。 なお、彼女も所属する「占い同好会」と、危険な儀式について連想が働く「旧校舎」については七話目で触れられることもあるが、彼女がなにを行っているかの真相についてはリスナーの想像に任されている。 『鳴七』「十三階段」ほかに登場。 アパシー・シリーズでは初めて立ち絵が実装となる。何かを受信しているかのような不思議なポーズをしており、まさに「ちょっと変わった子」という印象を受ける。そばかすがチャーミング。 なお、霊感少女であることを自称しているが、全くの嘘であることが「キャラクター図鑑」によりはっきりした。元より怪しさ満点ではあったが……。 他にも図鑑ではご両親の(驚きの)職業などが語られている。 今作では福沢玲子・元木早苗・浦部美緒と行動を共にすることが多く、ファンからは「ポンコツ四人組」という愛称で親しまれている。(言い出しっぺは飯島氏である) 「十三階段」シナリオでは相変わらず赤ん坊の霊に憑かれてしまうのだが、その後の彼女たちの姿をゲーム内の至るところで目にすることができる。 また、四人組を離れて染谷さん個人が取り沙汰される機会にも恵まれている。 「あなたは幸せですか?」。 一年G組を席巻したシャンプー騒動に巻き込まれ、シャンプーを飲んだ福沢さんのクラスメイトの一人として登場。 「蜜田真奈美」がシャンプーを配り始めた時、普段から髪が弱いと悩んでいたことから真っ先に関心を示し、シャンプーを手に取ってしまう。 「十三階段」。 先述のように今回は四人で旧校舎へ行く。それに伴い『学怖』『ドラマCD』のシナリオをベースに四人の会話などが多数加筆されている。 染谷さん自身の結末は『学怖』のものと『ドラマCD』のものの2パターン用意されており、取り分け『ドラマCD』の展開の場合は一行に早苗ちゃんが加わったことによる大幅なアレンジが加えられている。 ただしいずれの場合でも、染谷さんが赤ん坊に憑かれることは免れられないようだ。 ところで下りの段を数える際に染谷さんが転倒し、階段から落ちてしまうが、その時に染谷さんの足首に不自然な痣が出来ているのを福沢さんが発見する。 これ自体は上述の『ドラマCD』で加筆されたテキストであり、大方染谷さんは赤子の霊に足を掴まれて転んでしまったのだろうと推察できた。 しかし今作で早苗ちゃんが同行したことにより、思わぬ新事実が判明する。 「今のは霊じゃない。霊は何もしていないよ」 福沢さんたちに早苗ちゃんの言葉に耳を傾けられるほどの余裕はなく、スルーされてしまうのだが、他でもない早苗ちゃんの言であり、信憑性は高い。 事故で落ちたにしては不自然。霊の仕業でもない。となると残された可能性は、故意……? などと、想像を膨らませてみるのも面白いかもしれない。 「できる彼女の秘密」。 「渡瀬桂子」が転校していった後、ついに小テストで百点満点を取った「野沢知美」を祝福するクラスメイトの一人として登場。 その後は美津見さんにスポットが当たるため、染谷さんへの言及はこれ以上ないが、彼女も美津見さんと同じく超人的なクラスメイトの仲間入りを果たしている可能性は大いに考えられる。 「トイレット・シャーク」。 新校舎二階のとあるトイレには旧校舎の霊が移り住んできたという。 それを確かめるべく、細田さん・坂上くん・福沢さんの三人が噂の男子トイレに立ち入ったところ、奥の個室から現れたのが染谷さんである。 染谷さんの腕には旧校舎の赤ん坊の霊が抱えられており、しかもそれが細田さんの語ったトイレに出没する鮫のような霊と混じり、更に異様な姿となっていた。 赤ん坊の霊に憑かれている様子の染谷さんは、その霊を取り上げようとする福沢さんたちへの敵対心をむき出しにする。 そこへ早苗ちゃんを連れて美緒ちゃんが駆け込んでくる。 染谷さんの抵抗も空しく、早苗ちゃんがあっという間に赤子を除霊してしまうと、染谷さんは正気を取り戻すのだった。 おそらくこのシナリオは上述の「十三階段」の後日談にあたる。 美緒ちゃんによれば、染谷さんは小学生の頃から変な場所へ突っ込んでいっては危ない目に遭っており、その度に美緒ちゃんに助けられているようだ。 しかし染谷さんには全く反省する様子がなく、きっとこれからも美緒ちゃんを振り回し続けるのだろう。 「カエルですか?ネズミですか?」。 クラスメイトで放送部の「美津見志保」を驚かせるために「魔音」のレコードを持って放送室に現れた染谷さん。 しかし道中、レコードが手に入ったことを大声で喧伝しながら歩いてきたため、魔音を狙う悪魔崇拝者・「中山真美華」を呼び寄せてしまう。 明らかにヤバい中山さんにも普段のペースを崩さない染谷さんであったが、流石にナイフで脅されては従うよりなかった。 というわけで、魔音は中山さんに奪い去られてしまう。 少し遅れて中山さんと敵対する「加瀬ひなた」も放送室へとやってくる。 加瀬さんから、中山さんに魔音が渡れば世界が滅ぶと聞かされても、脳天気な染谷さんだったが……。 ちなみに染谷さんのお祖父さんは鳴神小学校で教師をしていたらしく、話の流れからして『小学怖』に登場する音楽教師「染谷先生」のことだと思われる。 「狂気の夜」。 七人目として新聞部室にやってきた「蜜田真奈美」の話に登場する。 福沢さんの指示で「野沢知美」にシャンプーを無理やり飲ませるなどのいじめを行っていた一人。 美緒ちゃんの発言に追随する形でセリフを言うことが多く、タッグのような雰囲気がある。 「交換日記の怖い話」。 霊媒師の肩書きを持つ早苗ちゃんは、呪われた我が家を何とかしてほしいと「及川由紀」に頼まれる。 及川家が呪われていると聞いてノリノリの染谷さんは、上手く美緒ちゃんを言いくるめ、二人で早苗ちゃんに同行するのだった。 ところがそれは及川さんの罠で、一同は及川家の蔵に監禁されてしまう。 特殊な術が掛けられているためか、早苗ちゃんのご先祖様を頼ることもできない。 それならばと美緒ちゃんは染谷さんの霊能力に望みをかけるのだが、やはり染谷さんも能力を封じられているそうで(そもそも彼女に霊能力は無い)、三人は絶対絶命の危機に陥るのだが……。 「摩訶不思議風間ワールド」。 十三階段検証に行ってより、染谷さんは連日のごとく旧校舎に入り浸るようになってしまう。瞳は赤く染まり、会話も赤ん坊のように泣きじゃくりながらしか行うことができず、状態はかなり悪いものと思われる。 美緒ちゃんはそんな染谷さんにいつも付き添っているようだ。 しかし早苗ちゃんいわく、染谷さんは「もう大丈夫」らしい。彼女が大丈夫というなら大丈夫なのかもしれない。 つまり瞳が赤いのは夕陽の光。赤ん坊のように泣きじゃくっているのは、演技……? ではなぜ演技をするのか、と染谷さんの真意を想像していくと面白いかもしれない。 [例えば美緒ちゃんにサッカー部を辞めてもらいたいと思っている、などの可能性が考えられる。] 特別シナリオ「秘密」。 (執筆者募集中) 「殺人クラブ」。 このシナリオの探索パートでは、各シナリオで語られたキャラクターたちが鳴神学園の至るところに潜んでいる。 「染谷洋子」はその一人であり、「占い研究会」の部室にいる。 (執筆者募集中) 『稲in』。 鳴神学園への入学を果たし、所属クラスである「一年G組」に組み込まれたあなただったが……。 自己紹介の席でなぜか唐突なめまいを覚え、気を失ってしまう。 そして目を覚ましたはいいが不審極まりない両親にせかされるようにして学園に足を運んだあなたのことをクラスの一員として心配してくれていた。しかしその中のひとりの染谷さんは、どうもあなたの心配よりも好奇心の方が上回っているようだ。 また、「オカルト同好会」への入部を決めたあなたがオカルト同好会の活動場所について美緒ちゃんと話していると、染谷さんが会話に割り込んでくる。「占い同好会」の彼女の占いによれば、それは「旧校舎」だそうだ。 「信じることは正義。とても大事」 なおオカルト同好会が危険の多い旧校舎を活動場所に選ぶとは考えにくく、後に黒木先生からも即座に嘘だと断定されていることから、染谷さんの虚言である可能性が高い。[『鳴七』での様々な言動を考えると、美緒ちゃんと旧校舎に行きたかっただけなのかもしれない。] ← 前 次 → 情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。 もし興味を召されたなら下のコメント欄に書き込みなどされると嬉しいです。 名前 コメント
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このページはこちらに移転しました 独り暮らし 作詞/34スレ55 作曲/34スレ109 A物音一つ 立たない部屋 ただいまも告げずに 天井を見る 満員電車 乱れたヘアー 気がつけば 財布は どこにもない B良いさ元々 財布の中身 野口も 福沢も 誰も いやしない S*ああ 悔しくても 悲しくても 失ったモノは 取り戻せない ああ 虚しくても 泣きたくても 失った想い 涙一つ出ない A漫画とエロゲ 散らかる部屋 ただいまも告げずに ネトゲにイン 現実世界と 違うヘアー 気がつけば 髪の毛 どこにもない B良いさ元々 家系なんだと 親父も 兄貴も 誰も 生えてない Sああ 苦しくても つらくても 失った友は 取り戻せない ああ 虚しくても 泣きたくても 失った言葉 涙一つ出ない .*繰り返し 涙一つ出やしない 音源 独り暮らし (このページは旧wikiから転載されました)
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「マージ・マジ・マジカ!」 【名前】 マジタウロス 【読み方】 まじたうろす 【登場作品】 魔法戦隊マジレンジャー 【初登場話】 Stage2「勇気を出して~マージ・マジ・マジカ~」 【分類】 マジマジン 【スーツアクター】 福沢博文 【出力】 1000万馬力 【合体】 マジドラゴンマジキング 【魔法大変身】 マジグリーン 【詳細】 「母親・深雪が亡くなった恐怖を乗り越え、正義の魔法使いとして戦うのを決意した小津兄弟の勇気」に応え与えられた上記の呪文でマジグリーンが魔法大変身したマジマジン。 マジマジンの中でも1番の巨体を持ち、並外れた怪力やスタミナを誇り、 武器となる巨大な斧「タウロスアックス」でいかなる物も両断してしまう。 マジドラゴンやマジキングの胴体、両腕、両脚の部分を構成することもある。