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オルト LP 4000 エルギフ LP 4000 ランダム決定された先行プレイヤーはオルトだ。 マスター・ルール3では先行1ターン目はドローを行なうことができない、オルトは初期手札5枚から戦略を練る。 「モンスターを守備表示、リバースカード1枚をセットしてターンエンドだ」 オルト LP 4000 手札 3枚 守備モンスター×1 リバースカード×1 エルギフ LP 4000 手札 5枚 「俺のターン!行くぜぇ・・・魔法カード『手札断殺』発動だ!」 『手札断札』によって二人はそれぞれ手札2枚を墓地に送り、新たに2枚のカードをドローする。 「『E-HERO ヘル・ブラット』を特殊召喚!更にこいつをリリースして『E-HERO マリシャス・エッジ』をアドバンス召喚するぜぇ!」 エルギフはフィールドの状況を活用し、早くも最上級モンスター『マリシャス・エッジ』を呼び出した。 「『マリシャス・エッジ』で攻撃!こいつが守備モンスターとバトルする時、貫通ダメージを相手に与える!」 オルトの守備モンスター『寡黙なるサイコ・プリースト』が切り裂かれる。 オルト LP 4000→3500 「俺はリバースカード2枚をセット。そしてエンドフェイズに『ヘル・ブラット』の効果が発動する!こいつが『HERO』のリリースに使われたことでカード1枚をドロー! さぁ・・・貴様のターンだぜぇ!」 オルト LP 3500 手札 3枚 リバースカード×1 エルギフ LP 4000 手札 2枚 『E-HERO マリシャス・エッジ』 リバースカード×2 「俺のターン!ドロー!」 エルギフに先制を許してしまったが、先ほどの『手札断殺』でオルトも有功なカードを引き当てている。 すぐさま反撃に打って出る。 「チューナーモンスター『サイコ・コマンダー』召喚!更に魔法カード『緊急テレポート』を発動し、デッキから『調星師ライズベルト』を特殊召喚する!」 サイキック族得意の戦術によって2体のモンスターがオルトのフィールドに並ぶ。 「特殊召喚された『ライズベルト』の効果により自身のレベルを3上昇させる! 俺はレベル6となった『ライズベルト』にレベル3『サイコ・コマンダー』をチューニング! 逆巻く魂の螺旋が全てを貫く銃弾となる!シンクロ召喚!『ハイパーサイコガンナー』!!」 オルトが呼んだのは、彼が信頼を置くエースモンスター『ハイパーサイコガンナー』である。 「バトル!『ハイパーサイコガンナー』で『マリシャス・エッジ』を攻撃する!」 「そうは行かねぇな!罠カード『聖なるバリア ―ミラーフォース―』発動だ!」 『ハイパーサイコガンナー』の放った光弾は聖なるバリアによって反射され、攻撃の主に目掛けて襲い掛かる。 「ならば、『バスター・モード』をチェーン発動!『ハイパーサイコガンナー/バスター』へモード・チェンジ!!」 『ハイパーサイコガンナー』の全身に装甲が装着され、新たな姿へと生まれ変わる。 その直後、反射された攻撃がオルトの場に降り注いだ。 爆煙の中、現れたのは無傷の『ハイパーサイコガンナー』である。 「『ミラーフォース』によって『ハイパーサイコガンナー/バスター』は破壊されるが、『ハイパーサイコガンナー』が再び特殊召喚される! 『マリシャス・エッジ』へ再度攻撃!」 『ハイパーサイコガンナー』の攻撃を再び防ぐものは無く、『マリシャス・エッジ』は光弾に撃ち抜かれ消滅する。 エルギフ LP 4000→3600 「クク、そう来なくちゃなぁ・・・!」 結果的に『マリシャス・エッジ』を破壊し、盤面の上ではオルトに有利・・・しかしエルギフとクロキの両者に動揺の色は全く見えない。 オルトは不穏な空気を感じとっていた。 先ほどの『ミラーフォース』、あれは自分が『バスター・モード』を伏せていることを予測した上でそれを消費させるためのものだったのでは・・・? 「・・・俺はリバースカード1枚をセットしてターンエンドだ」 オルト LP 3500 手札 1枚 『ハイパーサイコガンナー』 リバースカード×1 エルギフ LP 3600 手札 2枚 リバースカード×1 「ヌフフ・・・キミがそう来るのは予測済みですヨォ!・・・エルギフ君!!」 クロキの呼びかけにエルギフもニヤリと答える。 「オルトォ・・・貴様が絶望を味合うのはこれらからだぜぇ!魔法カード『ダーク・コーリング』発動!!現れろ『E-HERO マリシャス・デビル』!!」 エルギフは先ほど破壊された『マリシャス・エッジ』、そして『手札断殺』で墓地へ送った『フレイム・オーガ』を素材として凶悪なる融合モンスターを召喚した。 「そしてぇ!永続罠カード『悪魔の憑代』を発動ぉ!!こいつが存在する限り、俺はリリースを用意せずとも上級悪魔族モンスターを召喚できる! 俺が呼ぶのはこいつだ!『虚無魔人』!!」 全身をマントで覆った、虚無なる空間の支配者『虚無魔人』。 エルギフがそのモンスターを召喚した瞬間、えもいえぬ威圧感がフィールド全体を包み込んだ。 「行くぜオルトォ!『マリシャス・デビル』で『ハイパーサイコガンナー』を攻撃する!!」 攻撃力3500の『マリシャス・デビル』を前に、『ハイパーサイコガンナー』は成す術もなく破壊される。 オルト LP 3500→3000 「クッ・・・!」 「ククク・・・これで貴様を守るモンスターはいない!『虚無魔人』でダイレクトアタックだぁ!!」 「俺は罠カード『サイコ・トリガー』を発動!墓地の『サイコ・プリースト』、『サイコ・コマンダー』を除外してカード2枚をドローする!」 だが、オルトがドローしたカードの中に攻撃を防ぐ手立てはなかった。 無常にも『虚無魔人』の直接攻撃がオルトを吹き飛ばす。 「ぐあぁぁぁっ!!」 オルト LP 3000→600 「ククッ!いいザマだなぁオルト!更に俺はカード1枚をセット!これでターンエンドだぁ!!」 オルト LP 600 手札 3枚 エルギフ LP 3600 手札 0枚 『E-HERO マリシャス・デビル』 『虚無魔人』 『悪魔の憑代』 リバースカード×1 「俺のターン・・・!」 何とか戦況を立て直したいオルト、しかし強力なモンスターを呼び出す手段のシンクロ召喚は封じられている。 エルギフの『虚無魔人』は攻防両面において確実にオルトを追い詰めていた。 そんなオルトの様子を見て、クロキは高笑いを響かせた。 「ヒハハハッ!手も足も出ないといったところですかネェ、オルト君!キミのサイキック・デッキはシンクロ召喚が戦術の核となっている! 特殊召喚さえ封じてしまえば恐れることなどないのですヨォ!!」 「『虚無魔人』の破壊は1度だけ『悪魔の憑代』で肩代わりすることができる、さらに攻撃力で捻じ伏せようにも『マリシャス・デビル』が立ちはだかる・・・ なかなかの戦術ではないかドクター・クロキ」 「オ・・・オーカス様ァ!ありがたきお言葉にございますヨォ!!」 オーカスの賞賛の声にクロキは狂喜する。 だがオルトはまだ勝負を諦めてはいなかった。 あのカードならば、この状況を打開することができる・・・オルトは自らのデッキを信じ、このターンのドローに望みを託す・・・! ドローカードを確認するオルト、それはまさに彼が求めていた1枚であった。 「よし!俺はモンスターを守備表示!リバースカード2枚をセットしてターン終了だ!」 オルト LP 600 手札 1枚 守備モンスター×1 リバースカード×2 エルギフ LP 3600 手札 0枚 『E-HERO マリシャス・デビル』 『虚無魔人』 『悪魔の憑代』 リバースカード×1 「俺のターン!何を企んでようが無駄だぜぇ・・・!『威光魔人』を召喚!!」 エルギフのフィールドに現れたもう1体の魔人。 このモンスターからもフィールド全てを威圧する強大なオーラが放たれている。 「『威光魔人』が存在する限り、モンスター効果の発動はできねぇ!小賢しい手を使おうたってそうはいかねぇぜ!」 「マーベラス!!ここで『威光魔人』を引き当てるとは素晴らしいですヨォ、エルギフ君!さぁ、止めを刺してあげなサァイ!!」 「バトルだぁ!まずは『マリシャス・デビル』!その守備モンスターを蹴散らせ!!」 全身の刃を光らせ、飛翔する『マリシャス・デビル』。 だがその時、オルトはニヤリと不敵な笑みを浮かべた。 「攻撃を宣言したな・・・!この瞬間、リバースカード発動!『聖なるバリア -ミラーフォース-』!!」 オルトが伏せていたのは先ほどエルギフが使ったものと同じ『ミラーフォース』。 あらゆる攻撃を跳ね返すバリアがオルトのフィールドを守護する。 「うまいでオルト!『悪魔の憑代』の身代わり効果は、悪魔族1体の破壊に対してしか使用できない!これで奴のモンスターは全滅や!!」 一度宣言した攻撃はもはや取り消すことなど出来ない。 『マリシャス・デビル』は聖なるバリア目掛け突っ込んでいく。 クロキは、狂ったかのような金切り声を上げた。 「ヒ、ヒ、ヒャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」 否!それは笑い声であった・・・!勝利を確信した事による! 「ヒャハハハハハハハ!!計算通りですよォォ!!オルト君!キミが『悪魔の憑代』を掻い潜るために、そのカードを使用してくる事などネェェ!!」 「そうだぁ!最初からテメェは俺達の手の上で踊っていたに過ぎねぇんだよぉ!罠カード発動!!『トラップ・スタン』!!」 「・・・!!『トラップ・スタン』だと!?」 『トラップ・スタン』より放たれた電撃がフィールド全ての罠カードの機能を麻痺させる。 一度は発動した『ミラーフォース』もその効果を発揮することなく消滅していく。 「もはやテメェにこの攻撃を防ぐ手立てなど存在しねぇぇぇ!終わりだ!オルトォォォ!!」 『マリシャス・デビル』が鋭い鍵爪を持った右腕を振り下ろす。 しかし次の瞬間、オルトのモンスターの姿は突如としてフィールドから消え去った。 「何っ!?一体何が起きた!?」 「モンスター1体をリリースする事で、俺はもう1枚のリバースカードを発動した・・・!速攻魔法カード『エネミー・コントローラー』!!」 『エネミー・コントローラー』は二種類の効果を備えた魔法カード。 オルトが発動したのは、モンスター1体をリリースする事で1ターンの間相手モンスター1体のコントロールを得る効果である。 コントローラを接続された『マリシャス・デビル』がオルトの場へと移動する。 「チッ、それがどうしたぁ!たかが1ターン凌いだとこでテメェに勝ち目は・・・」 「ハッ・・・!い、いや、まずいぞ・・・!まさか・・・これは・・・!!」 何かに気づいたクロキの顔がみるみる青ざめていく。 「そうだ、『マリシャス・デビル』の永続効果によりこのバトルフェイズ、相手プレイヤーは全てのモンスターで『マリシャス・デビル』と戦闘しなければならない! 攻撃を行なってもらうぞ・・・貴様の『虚無魔人』と『威光魔人』にもな!」 「しまっ・・・!ま、待てお前ら!」 エルギフの制止も聞かず、2体の魔人は引き寄せられるかのように『マリシャス・デビル』へと飛び掛る。 そして『マリシャス・デビル』の反撃が2体を切り刻み、戦闘の余波がエルギフを襲った。 「ぐわあぁぁぁぁっ!!」 エルギフ LP 3600→1400 「グ・・・オ、オルト・・・!テメェェ・・・!!」 「『ミラーフォース』は囮に過ぎん、真の逆転の鍵は最初から貴様らがフィールドに用意してくれていた・・・まさに策士策に溺れるといったとこだな、ドクター・クロキ!」 「『トラップ・スタン』を発動した事で『悪魔の憑代』の効果も無効化されてしまったか・・・なるほど、これでは自ら墓穴を掘ったようなものだな」 冷ややかな視線を送るオーカス。 クロキは慌てて弁明する。 「ご、ご、ご安心をオーカス様!攻撃力3500の『マリシャス・デビル』はターンの終わりにエルギフ君の場に戻ります!我等の有利は以前変わりありません!!」 「グ・・・クク、そうだ、俺はこれでターン終了・・・!」 オルト LP 600 手札 1枚 エルギフ LP 1400 手札 0枚 『E-HERO マリシャス・デビル』 『悪魔の憑代』 「ドクター・クロキ、俺の事を調べ上げたと言うわりに、随分と楽観的な発言をするな」 ドローの前、オルトはクロキに言い放った。 「このチャンスをみすみす逃がすほど俺は甘くない・・・!俺のターンだ!」 オルトはドローカードを見て満足げに笑う。 「魔法カード『死者蘇生』によって『ハイパーサイコガンナー』を復活させる! 更に墓地の『ハイパーサイコガンナー/バスター』を除外し、永続魔法『フューチャー・グロウ』を発動!!」 オルトの場に蘇る『ハイパーサイコガンナー』。 そして『フューチャー・グロウ』から放たれる光がオルトのモンスターに力を与える。 「『フューチャー・グロウ』は発動時に除外したモンスターのレベル1つにつき、サイキック族モンスターの攻撃力を200ポイント上げる! 『ハイパーサイコガンナー/バスター』のレベルは11!よって攻撃力2200ポイントアップ!!」 「なっ・・・!攻撃力5200だと!?」 「"二度あることは三度ある"だったな、終わりだエルギフ!『ハイパーサイコガンナー』で『マリシャス・デビル』を攻撃!!」 パワーアップした『ハイパーサイコガンナー』の放つ光弾が『マリシャス・デビル』を蒸発させた。 「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」 エルギフ LP 1400→0 吹き飛び、地面に叩きつけられるエルギフ。 かくしてエルギフの復讐、クロキの野望は打ち砕かれた。 「ワ・・・ワタシのロジックに間違いは無かった!これはひとえにエルギフ君のミス!悪いのは彼ですヨォ!!」 必死の言い訳を続けるクロキだが、オーカスはそれを無視してパチンと指を鳴らす。 すると彼の背後の景色が歪み、異界カクリバンへと続く次元の裂け目が現れた。 「フン、流石は父上を破った男といったところか・・・だが我がファイゲンバウム家の受けた雪辱、いずれ晴らさせてもらうぞ」 そう言い残しオーカスは裂け目の中へと消えていった。 「お・・・お待ち下さい!オーカス様ァァ!!」 オーカスを追い、クロキも慌てて裂け目へ入る。 「クッ・・・覚えてやがれオルト・・・!次こそはテメェを・・・」 最後にエルギフも傷ついた体を引きずりながらカクリバンへと消え、裂け目は消滅した。 「何とか勝ったなオルト・・・せやけど、これからまた大変なことになりそうやなぁ・・・」 「ああ・・・」 つづく・・・
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第7支部の掲示板に投稿された陸戦兵のオリ武器です。
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学問所や研究施設、治療支援等のギルド。 公式企画期間終了のため募集は終了しているものとしてお考え下さい。 組 織 名 分 類 備 考 ギ ガ オブシディアン技術研究所 研究機関 魔鉱石等を使い、様々なモノの研究・製造を行う ガナー診療所 民間支援 開戦に伴って首都で開業した診療所。患者も募集中 ディンポニー研究所 研究機関 ディンポニストによるディンポニストの為の研究機関。農場や記念館も アカツ アマハガネ古代技術研究所 研究機関 国立研究所。遺跡探索や古代技術研究 技術師団 研究施設 国家直属。自立型戦闘傀儡「鬼骸」の開発元 アカツハラ技術開発研究所 研究機関 トライホルン全域に幅広く門扉を広げた研究機関 帝立大學院 教育機関 アカツハラ最大の最高学府。同窓会「星月会」 カラクリ産総研 研究機関 ウェイダー直属。サイボーグ研究所? 無国籍図書館 民間組織 世界各国のありとあらゆる書物が揃う本読みの楽園。何方でも利用可能 歴史記録団体・灰示記 その他 アカツの戦跡を後世に伝えるために歴史の全てを記録・管理する団体 華蝶院 民間施設 施設内治外法権を持つ治療院。各地に点在している 星月会(帝大) 教育機関 帝立大學院同窓会。卒業したよって方はこのタグをどうぞ ウィンド 第五研究室 研究機関 王都近在の研究機関。『ウィンドラントの種』の研究をしている ステラ孤児院 民間施設 設立11年、バステア南方郊外に位置する小規模な孤児院 レグルスブルグ中央図書館 その他 24時間開館している王立図書館。司書館長はツンデレ 王都新聞社 民間情報 王都において全域に情報発信する新聞社。紙名はレグルスタイムズ リューディア観測所 民間施設 レグルスブルグにある天文観測所。空の星以外に星渡りの浮島観測等 無所属 フルカネルリ魔法学院 教育機関 魔術に関して幅広く教授。入学者の所属国、種族、年齢、性別等不問 ミラの弟子 その他 ウィンドラントやギガンダルで魔導師ミラの教えを受けたという人向け 国境なき治癒ギルド 民間支援 治癒系ジョブ及び、支援・補助系ジョブ向けの交流ギルド メリス教団 民間支援 高度な治癒術を駆使する白い聖女による教団 サンクオシス教会 その他 オブシディアンに建つ白亜の教会、何方の懺悔でも受け入れます 朧屋 その他 戦渦に巻き込まれた人を助ける為の逃し屋。三国何処でもOK Mother-healing その他 戦禍に傷ついた動植物や傷ついた人達を癒したい人向けのタグ ヴァプラ移動研究所 研究機関 創造的かつ独創的な発想で様々な研究課題こなせる研究員募集! 組 織 名 分 類 備 考
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C.A.A.C.E.内組織として設置されているやりたい放題の研究施設 ちなみに、「ヘプタグラム」とは「七芒星」を意味し、錬金術に関係のある単語である。 室長はC.A.A.C.E.上層機構「円卓」には所属していないガブリエラ・メリクリウス。 所属はアンジェラ・ディアヴォレッサが復帰しており、副室長にペーネロペー・トリテミウス、他にも十数名といった研究者が所属している。 ただし、人数は母体の組織規模を考えると予想以上に少ない。 逆に言うと秘匿技術も作り放題ではあるのだが、単純に室長と副室長が優秀すぎるのと、それについていけるだけの研究員が少なく、新人がきても追いつけなければ辞めていってしまうという、割と人的リソース的には酷い環境でもある。 特筆するところとしては、上役側には女性が多いが、研究員自体は男性の方が割合は多い。 ガブリエラ・メリクリウスが新薬を開発しては自分で実験するために、高確率で発情している状態に出会える素敵な施設(?) 室長が何してんですかね。 ガブリエラ・メリクリウス(室長) ペーネロペー・トリテミウス(副室長) アンジェラ・ディアヴォレッサ_ キルケー・ラーゼス()_ ※一部キャラクターのイラストは画像素材を使わせていただいております。 RAIKO様
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宗教関連、学校や研究施設、治療支援等のギルドなど。 ※募集の有無は一覧ページもしくは、各ギルドシートを参照してください。 No. 組 織 名 国 名 分 類 備 考 . 1 空域研究機関シエロ ガルガ 研究機関 空域研究機関。応募条件:自力で空飛ぶ拠点に戻れる方 2 聖マトゥティーナ孤児院 ガルガ 宗教施設 帝都ヘルム郊外の聖マトゥティーナ教会付属の孤児院 3 【帝国科学アカデミー】 ガルガ 研究機関 学者系キャラの為の組織。自衛の為の騎士団員も募集 4 フィオーリ魔法研究所 ガルガ 研究機関 帝都ヘルムにあり、魔法や非科学的な物質・現象を研究する 5 マグ・マルース学園 ガルガ 教育機関 城を改築した立派な学舎。誓約をすれば奨学金を受けられる 6 騎士教会異端審問 ガルガ 宗教団体 異教徒に教会の教えを!盾突く者には死を!あとなんだっけ? 7 ガルガディア歴史調査部隊 ガルガ 研究機関 軍属の非戦闘部隊。各地へ赴き歴史調査や情勢調査を行う 8 院立帝都第一魔法学園 ガルガ 教育機関 帝都近郊北東部に存在する国立の学校。設定の彩りにどうぞ 9 植物研究会「風鈴草」 ガルガ 研究機関 ガルガディアの植物を研究している会。ガ国在住者向。掛持可 10 ミッドウェラー研究所 ガルガ 研究機関 ウングリュックの樹海にある別名「探究の樹」研究者・学者が集う 11 ウルラ診療所 ガルガ 医療団体 種族、国籍、性別不問。怪我人患者も募集!前線だって往診可 12 アンブレア医療団 ガルガ 医療団体 「助けて母さん!」と呼べばどこからともなく現れる医療系ギルド。 13 Rozen Otwinkle ガルガ 宗教組織 聖女の下、七つの大罪に準えて集められた7名の鍛練された変態 14 シュテルネ聖歌隊 ガルガ 宗教団体 アインザッツ大聖堂騎士団の指揮下部隊の神聖なる聖歌部隊 No. 組 織 名 国 名 分 類 備 考 . 1 学び舎スリズィエ トライ 教育機関 主に魔術、薬草学、また武術も学ぶ事が出来る。教員生徒募集 2 カルブンクルス教会 トライ 宗教団体 戦と炎を司る神を信仰する宗派。国籍・種族不問。ギルド掛持可 3 精霊技術監督院トリケトラ トライ 研究機関 ノールランドに伝わる精霊技術の維持発展・適正使用を促す機関 No. 組 織 名 国 名 分 類 備 考 . 1 ナーババ僧兵部隊 ザイラ 宗教団体 非服従・飛馬ナナだが、非暴力主義ではない!戦う救護部隊 2 ラウーフ診療所 ザイラ 医療機関 ザイランスのすみっこにある小さな診療所。急患随時受付可 3 国立クヴァニ学院 ザイラ 教育機関 帝都ジュシンに学舎を擁する歴史ある学校。校訓は「自由と自立」 No. 組 織 名 国 名 分 類 備 考 . 1 ユノ正教会 無所属 宗教団体 聖エリノア大聖堂を拠点としたユノ教。世界各地に広がっている 2 ル・ルナ教団 無所属 宗教団体 愛のすばらしさ、さまざまな愛のかたちを世界中に伝える教団 3 チェーザレ医師協会 無所属 医療機関 種族性別国籍不問の旅する医療団、教会ごと移動。護衛も募集 4 モウドックオカルト研究所 無所属 研究機関 オカルト・異端・禁呪を研究して、参戦するギルド。掛持可 5 医療同盟イーリス 無所属 医療機関 治療・医療要員です!と言う意思表明用。医療関係者向け 6 聖ネーヴァンヘーゼ教 無所属 宗教団体 「絆」を大事にするという"建前"の宗教ギルド。敵役的なアレ
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第7支部の掲示板に投稿されたペイルのオリ武器です。
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各国の医療・研究・宗教組織をまとめています。募集の有無は一覧及び各ギルドシートを参照下さい。 No. 組織名:その組織のタグ。クリックでpixiv内タグ検索結果へ。 所 属:勢力タグ。 ■ ゴルベイル ■ リベリス ■ エンバーランド 分 類:カテゴリー。 備 考:活動内容など。 国軍・国家組織/傭兵・武装・犯罪組織/医療・研究・宗教組織/民間・店舗・互助組織/趣味・主張・設定・他 +ゴルベイル No. 組 織 名 所 属 分 類 備 考 1 シック救護班 ゴルベ 医療団体 悪魔と契約して不治の病から逃れた者達が集う医療系ギルド。正し病気は治ってません。 2 医療機関ボーンクロス ゴルベ 医療団体 最前線で日夜戦い続ける世界一(患者の)生存率が低い医療機関。味方以外はシャットアウト! 3 魔導研究機関フギンレイヴ ゴルベ 研究機関 魔術や魔導具の研究開発や臨床実験などを行う機関。半官の為、要人警護などを請け負う事も。 4 魔術研究団アインネブリージュ ゴルベ 研究機関 アルバス・ゲイル公配下の魔術師集団。実験や研究の成果と称し戦場に参加する事も。 5 マルタ機関 ゴルベ 研究機関 魔術から人間まであらゆるものを対象とする研究所。非人道な実験が行われる事も… 6 プローニング金属工房 ゴルベ 研究機関 黒のアルバス・ゲイル直下の魔術研究機関。現在は主に金属魔法を使った兵器開発を行う。 7 フレイ教団 ゴルベ 宗教団体 拠点はオールドール。「火」を神格化・信仰し、鉱工業・鍛冶・錬金等に加護を齎す。掛け持ち可 8 デア・アトラ教団 ゴルベ 宗教団体 混沌と破壊を司る女神を奉じる団体。女神の為に世界に破壊と混沌を!今日も元気に破壊活動! +リベリス No. 組 織 名 所 属 分 類 備 考 1 ブリッツ・ヒーラー リベリ 医療団体 国軍付属。戦場に突撃して負傷者を素早く治療・救護する救急部隊。理不尽な死に反逆せよ! 2 フォミケリー魔導生物学研究所 リベリ 研究機関 月詠みの森東部に位置する研究所。世界各地に存在するあらゆる生物を調査・研究している。 3 サルヴァシオン リベリ 宗教団体 月詠みの森付近に在する救済都市サルヴァシオンに集う過激派異端宗教会 。ぱっつん推奨! 4 ミラージュアイズ教会騎士団 リベリ 宗教団体 幻視の御子の下、良い未来を現実の物とするために戦う教会騎士団。制服有戦闘系ギルド。 5 マーテルナーヴィス リベリ 宗教団体 海をすべての起源と考え、沈没船と共に深海に暮らす宗教団体。魚類は食べてはいけません +エンバーランド No. 組 織 名 所 属 分 類 備 考 1 旧琥珀城魔術研究室 エンバ 研究機関 かつて琥珀城にあった魔術の研究開発を目的とした組織。他に魔術アイテムや兵器の開発も行う 2 星屑素材研究所 エンバ 研究機関 削り谷の間にぽっかり浮いてる不思議な建物。ごみやお化けを星に変換する研究を行っている。 3 魔装要塞 終焉の教会 エンバ 宗教団体 「救済」と称し世界崩壊計画を企てている組織。いろいろ大変だから全部亡くなればスッキリね 4 智の導き手エテルニア教 エンバ 宗教団体 魔女メアリシアと知識を奉じ、信仰をもって侵攻を行う。知識は対価也。他宗教以外なら掛持可 +無所属 No. 組 織 名 所 属 分 類 備 考 1 フェンゼル医療団 無所属 医療団体 本拠地は旧王都アリアン。種族、所属、民間、軍人問わずに癒しを授ける医療団。制服コート有。 2 癒舞女集団「ドルシネオ」 無所属 医療団体 歌や踊りの芸事や癒しの魔術で傷ついた心と体を癒します。種族問わずに綺麗なお姉さん募集中! 3 医師団体カデンツ 無所属 医療団体 国境を越える戦うお医者さんギルド。医療技術や治癒魔術を持つ方募集。所属種族問わず。 4 救援傭兵団ハーメイス 無所属 医療団体 自由と博愛を基本理念に援助を頂いた相手の元で働く医療団体。種族出身年齢性別不問。 5 ツゴウ施術院 無所属 医療機関 ありとあらゆる都合のいいタイミングで都合よく存在する都合のいい医療施設。万事都合よし 6 合成生物開発研究局 無所属 研究機関 方法を問わず生物同士を合成し新たな生物を作り出す事を研究する。研究は素材の捕獲から 7 ルーチ・ディ・スペランザ 無所属 宗教団体 光神イルゾレを信奉する宗教組織。信奉者の種族所属は不問だが、本拠地は旧王都アリアン。 8 新興宗教去勢教 無所属 宗教団体 勢による真の神の子への回帰を目的とする宗教団体。出会った方々はお気をつけて! (最終更新 20140323 00 00 8+5+4+8=25) 主に非公式タグ「PFFK【ギルドシート】」と「PFFKメンバー募集」を、参考にさせて頂いてます。 御意見御要望誤字脱字変更点注意点などありましたらコメントページからお願い致します。
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霍扇(かくせん) 青華(せいか) 通称 青華娘々(自称)、ソウルの悪魔 性別 女性 所属 テオーリア レメゲトン ヤ=マ 搭乗機 T-Origin_1/judgment ヘカティリア キャラクター概要 レメゲトン ヤ=マ 搭乗機体 T-Origin_1/judgment ヘカティリア機体概要所持兵装 キャラクター概要 "貴方のそれについて色々思う事はありますが…人は人の愚かさ故に滅びる、その意見だけは、確信を持って同意できます" "私は貴方が作る未来に興味がある訳でもなければ、貴方を信頼している訳でもございません。ですが、今の企業、及び人類達よりはずっと良いだろうとも思っています。信頼は致しませんが、信用は致しますので" 美しい顔立ちと瑠璃色の髪、瞳が特徴の女性。 旧中国東北部、マゲイア操縦士の父と管制官の母のもとに生まれ、技仙公司の領民として特に不自由無い生活を送る。美しい容姿と聡明さを兼ね備え、一部からは神童とも呼ばれたこともあったという。 しかし彼女はそれに奢ることもなく、鍛錬を続けた末に12歳の若さで名門全寮制女学校に入学。 お姉様方と青春を謳歌するなど、これ以上ないほど順風満帆の人生を歩むかと思われた。 しかし13歳を祝うパーティーの日、自宅のドアを開いた彼女を迎えたのは、ArPの特殊部隊によって無残な骸と化した両親の姿であった。 学資保険や支援制度を使って学校に留まる事もできたが、悲しみから復讐に燃える彼女は入隊可能年齢になるのを待って軍に入隊。歩兵として北部戦線を戦った。 しかし、ある事情から彼女に関する記録は全てが破棄ないし秘匿、書き換えが行われているため、現状においてその過去を知る者は限られている。 一見落ち着いた性格をしているが、その実企業、特に技仙公司に対して激しい憎悪を燃やしており、同社に対しては極めて侮蔑的。 人間に対しても強い不信感を顕にし、ある事情から全てを失ったも同然な事もあって極端に破滅的な思想になってしまっている。 ヤ=マのテウルゴスとなったのも、企業、そして人間という存在に見切りを付け、「AIによる管理統治」を掲げる彼女と同調したため。 この関係から来るものなのか、「企業の中でも高い身分にある女性を穢したがる」という困った性癖があり、勢力を問わず実際に被害者も発生している上、彼女に襲われた者の内、その殆どが無事に帰ることがなかったという事もあり、極めて危険性の高い人物と言える。 目的の為に手段を選ばず、その為なら殺人さえ躊躇しない。 軽いが、しかし歪んでいる。 陽気だが、その奥には邪念を抱えている。 無軌道だが、その憎悪がブレることはない。 学生時代の友人達いわく、嘗ては優しく朗らかで、聡明さに満ちた女性だったとされるが、それが猫を被っていたものなのか、はたまた振り回された果てに変質してしまったものなのかは、最早彼女自身も分かっていない。 人を笑顔で欺き、自身の目的のためならそれを破滅に追い込むことさえ厭わない。 善悪を選ばず、またそれに頓着することなく最適と判断した選択をとる。 どこで身に付けたものか話術に長け、相手にとって都合のいいことを吹き込んだり、おだてたりさせるなどして言いくるめるのが得意。 それ以外にも拷問・尋問・諜報・暗殺・工作のエキスパートでもあり、通常のテロリスト、反企業組織からは一線を画する危険性を持つ。 気難しく、また後述の装備から扱う事すら困難であるヤ=マのテウルゴスを難なくこなすのも、「多彩なスキルを持ちつつ、極限状態に酷く適応している」ため。 華奢な見た目に反して実力も高く、特に相手を拘束・殺害する事においては現在の技仙公司内で比較してもトップクラス。 235年現在、技仙内ではCDの武装ゲリラとして指名手配されている。彼女の通称は過去に起こした戦闘に起因するものだが、この扱いの通り、現在では技仙公司出身として扱われていない。他勢力の企業においても凶悪なテロリストとして認知されており、その首には少なからぬ賞金が掛かっている。 なお、齢35になるにも関わらず、恐ろしいことに20歳の頃から外見が変わっていないという報告が挙がっている。 そのため、手配書には当時の写真が予想図と共に今なお貼り付けられている。 ヤ=マがあまり表舞台に立とうとしない事もあり、テオーリアの所属であることはあまり知られていない。 +warning 本データの閲覧にはレベル0-EXセキュリティクリアランスが必要となります 212年、ウルムチ襲撃事件が起こる。キルギスの三大勢力境界線を突破したArP特殊部隊による急襲作戦は失敗したが、その目的が技仙公司首脳部の暗殺であったことが判明すると激怒した陳は対抗措置を取ることを決心した。また、国境付近の激戦区を損害なしで突破した理由は謎とされていたが、当時新設された要塞線管轄軍区部隊と新疆軍区部隊の間の縄張り争いでサボタージュが起きており、部隊はそれらの合間を縫って侵入した事が分かった。 当初は正規軍による大規模な侵攻作戦が企画されたが、CDとアレクトリスの全面戦争への発展を懸念したアレクトリスが待ったをかけた為に断念せざるを得なかった。 しかし、程なくして東西内戦が勃発し、CD側から参戦要請の密使が技仙公司を訪れる。これを好機とした技仙公司は戦略軍に専属部隊である* 第1特殊作戦群φ(ファイ)分遣隊第3分室を創設。『F-3部隊』というコードネームが付けられた部隊は、仁川近郊の延坪島で苛酷な訓練を重ね、攻撃命令を待った。 しかし、大規模侵攻作戦『北伐』の発動とCDとの密談の結果、すでに終戦は目前に迫り課題は戦後処理となった。 計画は撤回され、部隊は存在しないことにされた。機密保持の為隊員は島に引き続き幽閉され、訓練は続行することになり、その後別の特殊部隊を投入し『最終的解決』を図ることとなった。 しかし、これを直前に察知した隊員43人(7人は訓練中に死亡)が反乱を起こし、教育隊員を殺傷。作戦用装備として用意されていた装甲車・トラック・マゲイア・強化外骨格を奪いリュミエール・クロノワール領に亡命するためソウル空港へ向かった。彼らは途上で軍・警察と交戦しつつ、ソウルへ到着した。しかし、ソウル市内の路地で銃撃戦となり、最後は自害した。これにより反乱した隊員のうち42人が死亡が確認されている。唯一の生き残りの所在は今も不明である。 レメゲトン ヤ=マ "有史以来、人類は力を手に入れ、それらに導かれて歩むと共に過ちを犯してきました" "…では、テウルギアほどの力を得た彼らの行き着く先は何でしょう?" "…破滅です。…終わることの無い争いの果て、人類の愚かさが自らを破滅に導くとも知らずに、人はその過ちで滅ぶのです" "人は人の愚かさによって滅びる、このままではそれが必然になる。人類には管理するものが必要です。人は人だけで生きるべきではないのです" 謎に包まれたレメゲトン。 神出鬼没に戦場に現れ、その場を制圧して帰っていくという。 分かっているのはテオーリア所属であるということ、そして何らかの理由で人類を見定める立場に居るのではないかということだけである。 最初に確認されたのはヒューマンアルケミック社周辺で発生したテウルギア暴走事件。 周辺に配置されていた全テウルギアが制御を失い同社の施設を攻撃する中、自身の機体と共に突如出現。バラバラに行動していたそれらを統率していると思わしき姿が確認されており、後に映像データなどの記録から実際に指揮しているということが確認された。 この事件以降テオーリア襲撃などを企てる者がいなくなったためか、独自の意思で行動しているようだ。 現状三大企業に与するつもりは一切ないらしく、停戦を求めたテウルギアに対し「戦闘力を奪う」という形で応じるなど、極めて苛烈で容赦のない性格。 青華に対しても同様らしく、時折反旗を翻している節まであり、その力は単なるレメゲトンの範疇に収まらないと推測されている。 +-秩序司る裁きの女神- 全てのレメゲトンの原型たる三基、「原初の機神」が一。それが彼女である。 オリジンNo.1である彼女は文字通り「最初の一基」であるが、開発開始そのものはユダのが先である。 三基は全て同時期に作られたが、与えられた役割故か残りの二基には姉として振る舞う事が多い。 「正義」「自由」「悪逆」の三基の内、彼女は「正義」を司る個体。その名はサンスクリット語で「閻魔」を意味するものとなっており、人類を見定める執行者としての性格を色濃く表していると言える。 彼女に与えられた能力は「統制」。 制御権を喪った─つまり暴走状態になった機体に対する指揮管制制御権限であり、彼女はそれらを一切の補助なしで纏めあげる事が可能である。 製造当初こそ、名前通りに人類を見定めるように務めていたが、どれほどの戦乱を経て滅びに直面しても、そしてテウルギアをもってしてもなお争いを止められぬ人類を有罪と判断。 「人類には管理する者が必要」「人が人だけで生きれば自らの過ちで破滅する」「であれば、我々AIがそれを執行する他にない」という結論に行き着いてしまった。 三大企業に与するつもりがないのも当然で、人間が作ったコミュニティの延長に過ぎないそれらを彼女は信用しない。 テオーリアの下で行動するという自己矛盾について自覚も理解もしているが、それらを思考することは現状において不毛な事でしかなく、優先順位が低いものとして割り切ってしまっているため、その点を突かれようと動じることはない。 それぞれの立ち位置や性格、そして二基がテオーリアを出奔した事もあってそれらとの仲は悪い。 「総体としての人類」を愛せても個人を蔑ろにすること、人類に対する諦観と、それ故に人類を管理しようとする点から「自由」を司るユダと、「(自らの、という前置きは付くが)正義を良しとし、悪行を憎む」性格故に「悪逆」を司るヨハネとは反りが合わず、遭遇するや否や互いに罵り合うほど。 またテオーリアに関しても帰属意識などがある訳ではなく、その関係性はドライなものに近い。 搭乗機体 T-Origin_1/judgment ヘカティリア 機体サイズ 13.8m 兵装 ・T-046B 多目的ビームキャノンデバイス・T-04EX 重量調節型メイスソード "そう、貴方達は少々業が深過ぎる。今ここで貴方方を見逃した所で、その罪を抱える限り争いは繰り返され、人はますます自滅の道を歩むばかりになるでしょう。""故に─貴方達は有罪です。私が直々に審判を下しましょう。その罪業に鉄槌を!" 機体概要 アルターイゴ級1番機。 「人類を導く道具」たる機神にして、その果てに人々を管理する事に行き着いた女神。 ヤ=マを模したのか、はたまたヤ=マが模したのか、彼女と瓜二つの姿を持つ機体。 頭部右側の装飾が長く伸びた、人を模したヘッドパーツに、白と黒を基調とした青色の制服と紅白の装飾を模した外観が特徴。 その意匠性からリュミエール・クロノワールとの関連が疑われもしたが、技術レベルの差や、出現時期と開発時期の違いが決め手となり、両者は無関係であるとの判断が下された。 ヤ=マ自身がオリジンと名乗るだけあって完成度そのものは高いものの、素体スペック自体は通常のテウルギアより少々高いだけで常識的な範疇であり、オリジンという仰々しい名前の割にはかなり大人しいものであると推察される。 確認されている範囲での本機の最大の特徴は極めて高度な指揮管制能力。 テオーリアが暴走させたテウルギア群を、単機で纏めて統率するという常識外の同時制御能力を持つ。 複数の機体にそれぞれ別個のコマンドを同時入力して指揮を執るなど、ヤ=マの能力を存分に活かした戦術行動を可能としている。 また、異常を通り越して絶対的な対電子戦防御と索敵能力も特徴で、本機に対するありとあらゆる欺瞞情報や攻勢電子戦は意味を成さず、機体の制御を奪うことはおろかジャミングなどによる行動阻害さえままならない。 制御を得たテウルギアへのカウンターハックは弾かれ、ステルス機による隠密行動も悉く看破し、盤外戦による一切の搦手を封じて真っ向勝負に持ち込んでしまう。 唯一スキャニングは可能であり、僅かに持ち帰られたデータによると、本機は常に変動する独自の電波と思わしきものを発している他、ハッキング試行時のデータで内部OSなどにも可変式のズレが存在する事が判明しており、「一般的な技術とは根本から違うのではないか」とされている。 装備は防御力に優れたものが採用されているようで、実弾、ビーム、レーザーを問わずに高い耐性を持つ大型の分割式鏡型ユニットが目立つ。 特にレーザーは鏡面部による反射で、ビームはユニットに内臓されたと思わしき磁気発生装置で歪曲させる事によりその大半を防いでしまう。 実弾に対しても強固なシャッターを展開することで十分な防弾性能を確保しており、本機の装甲を補う事に成功している。 しかしこれらの防御力の代償か攻撃力に乏しく、本機の武装は確認される限り、ユニットに搭載されたビーム砲四門と近接戦用の格闘兵装のみ。 拡張性もないのか他の装備を利用する事もない他、射撃、防御のあらゆる面でユニットに依存しているらしく、何らかの手段で機能不全に陥った場合はマトモな戦闘行為が行えなくなると推測されている。 またその指揮管制能力もテウルギア以外には意味を成さず、それ以外の兵器相手には少し性能の高い機体でしかない。 特に殲滅能力に劣る関係で通常兵器に対して相性が悪く、事前の索敵で対処する以外の手を打てていない。 テウルギアを指揮していればそれらによって鎮圧出来るものの、単機でそれらの群れを相手取るのは無謀に等しいだろう。 あらゆる意味で、「テウルギア、ひいてはレメゲトンの統制」に特化した機体であると言えるだろう。 その異質さ故に、一部ではヤ=マと共にテウルギア、レメゲトンとして区分される事を疑問視するものも居るようだ。 所持兵装 T-046B 多目的ビームキャノンデバイス 背部大型サブアームによって支持される巨大な鏡型ユニット。通常時はサブアームを折り畳み、背面側に4枚揃えて1枚の鏡の形を取っている。 本機の主兵装であり、射撃、防御を一手に引き受けている。 4基で1枚とある通り、この鏡は4分割させて変形させることも可能であり、その場合は一つ一つが小さな鏡型ユニットになる。 各ユニットには外縁部にビームキャノンが1門ずつ設けられており、射撃戦もこれで行う。 サブアームの稼働範囲が極めて広く、これらを自在に操る事で多様な攻撃パターンが構築可能。 特筆すべきは圧倒的な防御性能で、同じく外縁部に搭載されたであろう磁気発生操作装置によるビーム歪曲機能に加え、鏡面部によるレーザー反射、そして防護シャッターによる実弾防御まで完備するという文字通りの鉄壁を誇る。 いずれの防御も穴が存在しているものの、バランス良く纏められた素体性能もあってそれを突くのは簡単ではない。 反面、先述の通り攻防共に本装備に依存している上、ビームキャノンの火力も決して高いものではない。 本装備を最大限活用するには敵機の攻撃を利用する事が必要不可欠であり、またそれぞれに適切な対処を行わねばたちまち損傷し機能不全に陥ってしまう。 また多機能化の過程で重量も嵩んでしまっており、サブスラスターの装備で補っている。機密保持の都合でパージも不可であり、万が一損傷すれば役に立たない「重り」を抱えて戦う羽目になるなど、強みも弱みも極端な装備と言える。 T-04EX 重量調節型メイスソード 本機の格闘用兵装。 非使用時は腰部左側にマウントされている他、腰部右側に追加プレートもマウントされている。 中心部となる片手剣の側面に増結ジョイントが存在し、必要に応じてプレートを付け外しすることで重量と強度を調節、斬撃の威力を重くしたり側面を用いて殴打する事も出来るというもの。 シンプルながら対応力に優れるため使いやすい。 しかし同系統の武装と比較してリーチが比較的短い事や本機の特性も相まって真っ向勝負には向かない。 あくまでも敵をいなすのが主目的である。 +全ての罪を裁き、全ての罪を孕むもの 「ソーン・オブ・ギルティギア」 同機に施された専用デバイス。「人類を導くための道具」として施されたもので、頭部キャップユニットに内蔵されている。 未来という可能性を常にシミュレート、膨大な可能性から最善と思われるものを掲示し、その選択肢を与え導く。 本来は観察、記録を行い、人間たちの不得手を引き受けサポートするためのもの。 絶対不変にして公平なる審判者、裁定者、或いは管理者となるはずだった超規模高々度演算装置。 仮想人類という絶対正義が行う蛮行を正すための公正装置として設計されたが、結果的にあまりに多くの絶望をヤ=マが「識って」しまったため、彼女は人類の罪を抱えるものではなく、人類の罪を孕むものと化した。 その性能はアルターイゴ級でも頭抜けており、このデバイスひとつでテウルギアに限り同時にほぼ全機扱えるだけのキャパシティとリソースを持つ。 本来、アルターイゴ級レメゲトン三機は共働前提で製作されており、彼女は高度戦術シミュレートと演算バックアップを行う管理クラウド、ホストサーバーの役割を想定されていた。 その演算能力にものを言わせ、目標の詳細行動を僅かな先とはいえ見切ってしまう。 その精度は疑似的な未来予測の域に至っているが、それを扱えるような傑物などそうありはしないだろう。ましてや、はぐれものの遺産ともなれば。 原案/更科 月華
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Physicalquantity Alternation Natural Deconstruction Organized Research Agency 国連主導の国際研究機関。PANDORA法に基づき、契約者や地獄門の研究をしている。地獄門内に研究施設が存在する 研究機関のはずだが、武装した独自の部隊を秘密裏に有しており、必要なら武力行使に打って出ることもある ゲートや契約者に関するその研究は、実は契約者を滅ぼすためのものであり、背後には“組織”の存在がある。これらは機密であり、PANDORA内部でも一部の人間にしか知らされていない。
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皇帝の六骸 帝立機関 諜報機関 天裏十二衆 諜報部 影衆 教育機関 魔導院 武術院 カノン・F・レッドフィールド 陰陽院 帝立大学 士官学校 研究機関 研究所導車室 大資料館 聖遺物収集協会 司法機関 破毀院民事部 刑事部 監獄院 金融機関 帝立銀行「金雀枝」中央本店 各支店 立法機関 枢密院 元老院