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11月2日名古屋版朝刊 11月2日(月) 北九州版(福岡県)朝刊 11月2日 高知版 朝刊 2009年11月2日 毎日新聞 大阪版(京都)朝刊 毎日小学生新聞11月2日 関連ページ 11月2日名古屋版朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事170 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1255428338/577 1面題字下:白十字 途中:YKKap(カラー) GAORA 宝酒造(株) 下:実務教育出版 遊子館 栄光出版社 アートヴィレッジ 秋元書房 日正出版 大空出版 家の光協会(3段) 2面下:悠飛社(5段) 3面下:文芸社(5段) 4面下:(社)家の光協会 毎日新聞社(5段) 5面下:毎日新聞社(5段) 6面:★佐川急便(株)★(カラー全) 7面下:ウェスティンナゴヤキャッスル エムアールアイインターナショナル・インコーポレイテッド(5段) 8面下:日本直販(5段) 9面下:日本新聞博物館(5段) 12面下:ヤクルト(2段) 13面下:αスポニチ速報 (株)毎日オークション (社)日本広告業協会(3段) 14面下:Newsがわかる(2段) 途中:毎日新聞社 16面下:全労済(5段) 18面下:AC(5段) 19面:(株)ライフサポート(カラー全) 20面途中:(株)MC三河設計 21面下:内藤一水社 アド大広名古屋 近鉄タクシー(株)(2段) 22面下:(株)ダリヤ(5段) 23面下:八ッ目製薬 毎日新聞中部社会事業団 (株)グランドギャラリー 毎日新聞社(ゆず茶講習会)(3段) 24面途中:Bridal Collection SPOSA DI MATSUEDA 下:(株)ウェブクルー(3段) 11月2日(月) 北九州版(福岡県)朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事171 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1257196188/41-45 一面:白十字”題字下”, 本格麦焼酎 知心剣(しらしんけん) 製造者:藤居酒造株式会社 販売者:宝酒造株式会社”記事中カラー”, YKKap”天気予報中”, 有斐閣,築地書館,論創社,緑書房,1万年堂出版,大空出版,ベレ出版,毎日新聞社”下5分の1” 二面:新潮文庫,実業之日本社”下3分の1” 三面:バベル社,誠文堂新光社”下3分の1” 四面:(株)家の光協会”下3分の1右”, 下関市立美術館「特別展 果てしなき創造の欲望 ピカソの版画展」 主催:下関市立美術館、毎日新聞社、tysテレビ山口 協力:財団法人荒井記念美術館”下3分の1左” 五面:トラピックス 阪急交通社(国内:南東北・北関東), MRI エムアールアイ インターナショナル・インコーポレイティッド(個人向けMARS投資)”下3分の1” 六面:佐川急便株式会社”全面カラー” 七面:[毎日求人情報 MYWAY] 広告申込先「九州大有社、(株)アド通信社,内藤一水社,西行案内,西部毎日広告社」, 毎日新聞販売開発部 西部本部・福岡本部(新聞販売店 経営者募集), 菱化ロジテック(株)(北九州市八幡西区)(正社員募集), 八幡医師会看護専門学院(北九州市八幡東区)(看護教員募集), (株)合人社計画研究所 北九州支店(北九州市小倉北区)(契約社員募集), アフラック 北九州支社(北九州市小倉北区)(嘱託社員募集), 株式会社共立メンテナンス(東京都千代田区)(寮長・寮母(ご夫婦)募集), 東明館小学校(小郡市)、東明館中学校・高等学校(佐賀県三養基郡)(教員募集), 有限会社東宝電設(北九州市小倉南区)(電工・作業員募集), 日本カレット(株)(滋賀県東近江市)(フォークリフト作業、一般作業), 福岡大学(福岡市城南区)(専任事務職員募集)”下3分の1” 八面:トラピックス 阪急交通社(国内:色々)”下3分の1” 九面:日本直販 株式会社総通(通販)”下3分の1” 十面:平成21年11月2日(月)開院 岡野クリニック(下関市川中豊町) 岡野クリニックの開院を心よりお慶び申し上げます ■X線室防護工事 (有)中外レントゲン商会 ■医療機器販売・開業コンサルティング メディカルボックス九州 ■設計監理 井山建築工房 ■施行 株式会社佐伯建設 北九州支店 ■別注家具工事 インテリアデザインヒロ ■外構工事 (有)木屋産業 ■塗装工事 馬場塗装工業 ■屋根・板金工事 (株)白石板金工作所 ■内装・軟鉄(金属)工事 (有)元村建設 ■内装工事 (有)ナイソウ ■木製建具工事 (株)谷崎建具 ■左官工事 ワカサ工業 ■防水工事 (有)大西工業 ■金属工事(製作金物) (株)ナカヤマ ■タイル工事 (株)スズキ建工 ■硝子工事 (株)清原硝子店 ■電気設備工事 共和電気(株) ■給排水衛生設備工事 大生産業(株) ■空調・換気・エレベータ工事 九州電気(株) ■鉄骨工事 三井物産鋼材販売西日本(株) ■鋼製建具工事 YKK AP(株) ■生コンクリート納入 西鉄テクノサービス(株) ■土工事 合六工務店 ■型枠工事 平原建設工業(株) ■鉄筋工事 (株)イマハシ ■木工事(材料) (有)GAIN ■事務機・OA機器・セキュリティシステム (株)ティ・エス・ネット ■家具インテリア総合卸 シンプルリビング(株) ■TOTAL GRAPHIC ARTS CREATION 株式会社ミズカミ ■看板工事 (有)アリ.ユアーズ ”下3分の1” 十一面:毎日フォーラム 毎日新聞社”記事中”, 第65期本因坊戦 主催:毎日新聞社、日本棋院、関西棋院 協賛:大和証券グループ”将棋記事”, 第68期名人戦 主催:毎日新聞社、朝日新聞社 協賛:大和証券グループ”将棋記事”, 公営レースガイド”下15分の1” 十二面:Yakult ヤクルト日和(ヤクルトグループ)”下7分の1” 十三面:加茂繊維株式会社(岡山県津山市)(衣料品:通販)”下5分の1” 十四面:株式会社いいもの王国(通販)”全面白黒” 十五面:全国労働者共済生活共同組合連合会(全労済)”下3分の1” 十六面:毎日新聞健康フォーラム 笑顔のチカラ -いつまでも健やかに美しく- ttp //mainichi.jp/corporate/info/news/20091029ddp012040015000c.html 主催:毎日新聞社 後援:福岡県、北九州市、RKB毎日放送 協賛:北九州ヤクルト販売、中央福岡ヤクルト販売”下5分の1” 十八面:株式会社加美乃素本舗(白髪染め:通販)”下7分の1” 十九面:快適生活 (株)ライフサポート(通販)”全面カラー” 二十一面:広石眼科(北九州市小倉北区)”記事中”,国土研創株式会社(北九州市小倉南区)”記事中”, フジモト 藤本産業株式会社/り・ほうむ工房 有限会社くるまや工房(北九州市小倉南区)”中15分の1”, 北九州商工会議所 中小企業振興課 地域力連帯拠点センター・事業承継支援センター 「事業承継マッチング支援」「後継者育成塾」「地域力連帯拠点事業」”下5分の1” 二十二面:阪九フェリー株式会社,小倉の裁判所の競売物件”下3分の1” 二十三面:日本水産株式会社「お詫びと回収のお知らせ」, 折込広告は、株式会社毎日メディアサービス,株式会社毎日オークション(毎日新聞社の関連会社), 株式会社グランドギャラリー,大川温泉貴肌美人緑の湯(大川市大字中八院), あい司法書士法人(福岡市中央区)”下4分の1” 二十四面:ゆとり。肌で味わう温泉のまち。 別府市ONSENツーリズム部 観光まちづくり課”番組欄中”, プリンセス天功 JAPAN TOUR 09~ 10 主催:TNCテレビ西日本、ケー・ウエスト 後援:毎日新聞社 総合お問い合わせ:MASエンターテイメント www.mas-e.com/ ”記事中”, ミシンの金太郎堂(福岡市東区香住ヶ丘)”下5分の1” ◆全面広告は、6面:佐川急便、14面:いいもの王国(通販)、19面:快適生活(通販)です。 ◆10面「心よりお慶び申し上げます」の広告がまた出ました。 広告をいつも出してる「YKK AP(株)」「九州電気(株)」の名前も有りますね。 ◆8面:阪急交通社「国会議事堂内部見学と音羽御殿旧鳩山邸3日間 35,800円」だそうです。 11月2日 高知版 朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事171 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1257196188/138 一面:白十字、YKKap、藤居酒造株式会社/宝酒造株式会社 “カラー” 有斐閣、築地書館、論創社、緑書房、1万年堂出版、大空出版、ベレ出版、毎日新聞社 二面:実業之日本社 “6分の1”、新潮社 “6分の1” 三面:佐川急便株式会社 “全面カラー” 四面:誠文堂新光社 “6分の1”、バベル社 “6分の1” 五面:(株)家の光協会 “6分の1”、エコノミスト “6分の1” 六面:サンデー毎日 “3分の1” 七面:エムアールアイ インターナショナル・インコーポレイティッド “6分の1” 湯郷石橋ゴルフ倶楽部 “6分の1” 八面:近畿大学 “全面” 九面:日本直販 “3分の1” 十面:富士産業株式会社 ウェルベスト “2分の1” 十一面:ヤクルト ヤクルト日和 十二面:シェラトン都ホテル大阪、株式会社オークション、JAAA 日本広告業協会 十三面:株式会社インシップ “全面” 十四面:全労済 “3分の1” 十五面:銀座国文館 “3分の1” 十六面:大和証券グループ(協賛)第68期名人戦 第65期本因坊戦、毎日新聞社 十八面:日本直販 “3分の1” 十九面:良縁デスク 株式会社グッドリンク “3分の1” サンマリエ、ノッツェ、株式会社ジェイエムアイ、株式会社リーブ、プライムマリッジ株式会社 二十面:ロート製薬 “3分の1” 二十一面:御菓子司 冨士屋、株式会社ミヤマエ、大原の里 二十二面:スポニチ 二十三面:(株)ライフサポート “全面カラー” 二十四面:そとやま司法書士事務所、『神戸サウンドコレクション in 奈良』 阪神電気鉄道株式会社 YK楽器社、ヒガシマル醤油株式会社 “6分の1”、湯快リゾート “6分の1” 二十五面:毎日新聞大阪社会事業団、JARO 日本広告審査機構、八ッ目製薬 【お詫びとお知らせ】 日本水産株式会社 二十六面:オーバルホール、毎日フォトバンク、高槻住宅展示場、ドクタープログラム株式会社 “5分の1カラー” 2009年11月2日 毎日新聞 大阪版(京都)朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事171 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1257196188/401-403 一面:白十字 YKKap ”2色カラー” 宝酒造株式会社/藤居酒造株式会社 販売/製造”カラー” 有斐閣 築地書館 論創社 緑書房(中央区東日本橋) 1万年堂出版 大空出版 ベレ出版 毎日新聞社 × 二面:新潮社 ”6分の1” 実業之日本社 ”6分の1” 三面:バベル社 ”6分の1” 誠文堂新光社 ”6分の1” 四面:佐川急便 ”全面カラー”★★★★★ 五面:エコノミスト ”6分の1” (社)家の光協会 ”6分の1” 六面:サンデー毎日 ”下3分の1”× 七面:湯郷石橋ゴルフ倶楽部 ”6分の1” エムアールアイ インターナショナル・インコーポレイテッド ”6分の1”★★★ 八面:近畿大学 ”全面”★ 九面:小林製薬 ”下3分の1” 十面:頭皮ケア講座 (広告、広告主不明) 富士産業株式会社 ウェルベスト ”下3分の1” 十一面:ヤクルト ★★★ 十二面:メディカルプラザ ”下5分の1”★ 十三面:株式会社インシップ ”全面”★ 十四面:全労済 ”下3分の1” 十五面:銀座国文館 ”下3分の1” 十六面:毎日新聞社 × 十八面:ハウス食品 ”下3分の1” 十九面:<求人広告→(株)ODKソリューションズ (道修町)、アーカスクリエイト(株)(西天満) 公立大学法人大阪府立大学、キュービクルメンテ協会、大阪近江鉄道タクシー (西武グループ) 徳島大学病院、エポック(株) 運転代行の会社です、> EC倶楽部 中高年の山歩き 求人広告についてアンケート × <毎日シーピー広告社≪自社≫、毎日広告社≪自社≫、内藤一水社、 (株)宣成社 大阪市中央区、(株)新通 西区西本町、(株)大広関西 北区中之島> 毎日小学生新聞 × 二十面:ロート製薬 ”下3分の1” 二十一面(京都):京銘茶 山本園 森田印房 大原の里 三崎清々館 ≪こっから映画館上映情報です→≫南座 、労演、祇園会館、東方公楽、TOHOシネマズ二条、 新京極シネラリーベⅠ・Ⅱ、 イオンシネマ久御山、京都みなみ会館 、京都シネマ 1・2・3 、MOVIX京都 、 千本日活(☆田園セックス☆ミセスの荒い息☆犬小屋の妻発情しました 入場料500円税込み) 二十二面:スポニチ × 二十三面:(株)ライフサポート 快適生活 ”全面カラー” 二十四面:まいまいクラブ × そとやま司法書士事務所 阪神電気鉄道株式会社 YK楽器社 湯快リゾート ”6分の1” ヒガシマル醤油 ”6分の1” 二十五面:毎日オークション × あさひ司法書士事務所 司法書士法人杉山事務所 八ッ目製薬 JARO 毎日新聞大阪社会事業団 × 二十六面:オーバルホール × 毎日フォトバンク × 高槻住宅展示場 × キョーリン製薬グループ ドクタープログラム株式会社 ”下5分の1カラー”★★★ ×→自社広告 ☆→新規企業 ★→広告復活企業 (記憶違いならごめんなさい) 佐川急便、MRI、ヤクルト、近畿大学 毎日小学生新聞11月2日 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事171 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1257196188/191 1p:子供英会話のミネルヴァ //minel.jp”下3分の1カラー” 関連ページ 2009年7月- 12月 毎日新聞に広告を出していた企業 広石眼科
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【谁管你误会还是六回!】 登场条件 告白条件 称呼方法 生日礼物 推荐的约会地点 特殊事件 傲到底有多可怕? 注释 相关页面 登场条件 满足以下任一条件即登场。 文科80以上,平时执行文科指令。[1] 主人公所属文艺部,社团经验值10以上。 打工地点选择咖啡馆,前去打工。 主人公所属文艺部,发生合宿剧情。 亚美未登场时,发生三重约会,若星川真希的评价最高,她会带上好友亚美,进而藉此登场。 告白条件 由亚美告白 毕业时已约会6次以上,亚美的评价在90以上。 由主人公告白 装备特技「告白的勇气」,于2012年3月15日选择对亚美告白。与「由亚美告白」条件相同,约会6次以上,但亚美的评价必须在100以上。(就算是「由主人公告白」,最后还是会变成由亚美告白。) 称呼方法 一定OK:語堂さん,語堂 只有友好时OKごっちゃん,つぐみちゃん,つぐみさん,つぐみん 只有心动时OK:つぐみ(只有牵手成功后才OK,否则仍NG) 绝对NG:語堂ちゃん 生日礼物 ◎:中世纪诗人大全(1年),日本纯文学集(2年),红宝石眼镜坠(3年) ○:高中生用汉字辞典(1年),眼镜布(2年),中性笔10支装(3年) ×:绝妙的笑容(1年),卓越的笑容(2年),完美的笑容(3年)[2] 推荐的约会地点 普通状态 音乐会场(J-POP Live),图书馆,电影院(寂静河,光辉回忆),水族馆,动物园 友好状态 音乐会场(J-POP Live),图书馆,电影院(与普通状态相同),神社,天文馆,水族馆(室内水池),山(红叶) 心动状态 中央公园(林荫大道,樱花树),植物园,音乐会场(J-POP Live),图书馆,神社,商店街(电子元件店),娱乐中心(保龄球),电影院(与普通状态相同),卡拉OK,天文馆,水族馆(全部),游乐场(摩天轮),动物园,室内泳池,山(全部) 特殊事件 事件名称 发生时期 好感度 评价 其他条件相关 在图书馆相遇的少女 平时 无 友好度+2 参照登场条件1。 最强文艺部员 平时 无 友好度+2 参照登场条件2。 咖啡馆的看板娘 打工第1天 无 友好度+2 参照登场条件3。 你们是朋友……? 平时 无 友好度-2 以上三种方式之一登场后即发生。 暂时停战 平时 无 友好度+2 「你们是朋友……?」发生后次日。 暴走的文艺部员 合宿中 无 友好度-2 参照登场条件4。 打工时的初次相遇 打工第1天 无 「咖啡馆的看板娘」未发生,语堂已经登场,主人公前往咖啡馆打工。 暂时停战(合宿版) 9月1日 无 友好度+2 「暴走的文艺部员」发生后即发生。 放学时的横刀夺爱 平时(冬装) 普通 友好度+2 星川的评价为友好以上且非愤怒状态,5%概率发生。 Taste of apple tart 平时(冬装) 普通以上 友好度+2 星川的评价为友好以上且非愤怒状态,5%概率发生。 阿尔提密斯之箭 周末(春) 友好 好感度+2,友好度+2 和亚美于天文馆约会。 练胆大会的尖叫! 合宿中 友好以上 友好度+2 主人公所属文艺部,合宿第2天,80%概率发生。 守护真希 平时(夏装) 友好以上 好感度+4,友好度+2,Heroine Point+2 5%概率发生。事件内容会因主人公的素质不同而变化。[3]另外注意,此事件亦会增加星川的好感度和友好度。 恋爱小说,要买吗? 平时 心动 好感度+2,友好度+2,Heroine Point+2 主人公所属文艺部,执行社团指令时,30%概率发生。 文艺部的帝王诞生 平时 友好以上 友好度+2,Heroine Point+2 主人公所属文艺部,文科200以上。「恋爱小说,要买吗?」发生经过30天后,执行社团指令时发生。 成为挚友的理由 平时(冬装) 心动 好感度+2,友好度+2,Heroine Point+4 亚美的评价85以上,4%概率发生。 心动的二人三脚 体育祭 心动 好感度+2,友好度+2 体育祭中,选择参加二人三脚。 没有救生圈的话… 夏 心动 好感度+2,友好度+2,Heroine Point+2 和亚美于海边约会。 后悔打了瞌睡 周末(秋) 心动 好感度+2,友好度+2,Heroine Point+2 和亚美于中央公园约会。 意外的很喜欢? 周末(冬) 心动 好感度+2,友好度+2 和亚美于山约会滑雪。 女仆装初体验 打工中 心动 好感度+4,友好度+2,Heroine Point+3 打工地点选择咖啡馆,主人公艺术100以上,打工经验值100以上时,前往咖啡馆打工,会发生事件前半部分。之后继续前往咖啡馆打工,会发生事件的追加部分,即此事件。[4] 传说之树 平时 心动 好感度+4,友好度+2,Heroine Point+3 主人公升入高2或高3时发生。 傲到底有多可怕? 与亚美相遇时,一旦她发动了负面特技「傲」,若主人公未装备特技「心之解锁术」,一周之内感觉「极佳」干劲十足的主人公会一路跌为「极差」的毫无干劲的状态。 跟其他女生的特技相比, 「眼力」(龙光寺海)和「强制实验」(郡山知姫)会让主人公的体力下降5点而已,只要不是连续中枪,不算很可怕, 「伤心度上升」(大仓都子)会让其他女生的伤心度上升,但因其隐藏人物的属性,不会受炸弹波及,因此攻略都子时并无影响。若玩家攻略的是其他女生,一般也不会闲着没事把都子弄黑化掉,因此总而言之此特技基本不会对玩家造成任何伤害。 「高贵」(皋月优)会让玩家随机掉落一个特技,但玩家如果不在意特技,甚至不装备任何特技,也就不会被其影响了。 而干劲直接影响着指令是否成功,非常重要,正因如此可以说「傲」是最强的负面特技。 注释 ^若已出场的女生未满5人,登场条件要求文科100以上;若未满8人,要求文科110以上;若已有8人以上,要求文科120以上。 ^要是主人公的容姿未满150,笑容系列都会让好感度下降,150以上就不会留下坏印象了。 ^根据主人公的数值不同,此事件会有4种不同的剧情:1.运动100以上,2.容姿100以上,3.文科+理科+艺术=300以上,4.其他。 ^若未发生其后的追加事件,则Heroine Point不会上升。 相关页面 语堂亚美 星川真希
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第一部 第八話『定期検診』前編 幽霧とアルフィトルテはいつものように諜報部の部署に入った。 「おはようございます」 「おはよう」 諜報部の部隊長代行をしている鉈が挨拶を返す。 珍しく部隊長である雪奈から返事が返ってこないので不思議に思う幽霧。 何気なく、鉈に尋ねてみる。 「部隊長代行」 「ん?なんだ?」 鉈はコーヒーを飲みながら幽霧に反応する。 幽霧は鉈に聞いた。 「長月部隊長。どこに行ったのでしょうか?」 「んあ?確か、訓練校で戦闘訓練の相手と講義。調査依頼で陸上警備98部隊の所に行くといってたな~」 部隊長自身が出張に行く事は珍しいので幽霧も驚いた。 そして、雪奈の講義と戦闘の相手をする訓練生の身を案じずにはいられなかった。 何故なら幽霧がまだ入局していなかった時も、雪奈は容赦ない訓練をしていたのだから。 背中におもりを担がされ、手足にはリストアンカーをつけられ、路上を走らさせられた事もあった。 それもかなり楽しそうに撲殺器具を振り回す長月部隊長に追いかけられながら あの頃があったのだから、今こうしてちゃんと生きていられるのだろうと幽霧はしみじみとそう思った。 「そういえば、幽霧。部隊長からお前に頼まれていたものがあった」 鉈はデスクの引き出しから真新しい紙を取り出した。 渡された幽霧はその真新しい紙に印刷された内容を読む。 それはデバイスの定期検診についてであった。 アルフィトルテをインテリジェンスデバイスに切り替えたのは最近なので、定期検診に呼び出される理由がいまいち分からない幽霧は首を傾げる。 鉈は新しいコーヒーをカップに入れながら言う。 「お前のアルフィトルテは人型になれるインテリジェンスデバイスだろ? だから、微調整の為に定期検診に呼ばれるんじゃないのか?」 そういわれてやっと、幽霧も納得した。 鉈は本日三杯目のコーヒーを啜りながら幽霧に言う。 「今日はひとまず、お前はアルフィトルテを定期検診に出してこい。 今のところは諜報任務で窮地に陥っている奴はいないから。もし、そんな奴が出たらちゃんと連絡する」 「分かりました」 幽霧は頷く。そしてしゃがむ事でアルフィトルテと視線を合わせ、定期検診について分かり易く説明した。 「雫さんがアルフィトルテの身体におかしい所が無いか確かめる為においでって」 「分かった」 アルフィトルテが納得したのを見ると、幽霧も安心して立つ。 「では。行って来ます。部隊長代行」 「すまないが、これも持っていってくれないか?」 鉈は懐のホルスターに入れている鉈専用の鋏型デバイス「ブレイドシザー」を幽霧に渡す。 「俺はスケジュールと情報の管理でメンテナンスに出せずじまいだから、代わりに開発部の奴らによろしく伝えてくれ」 「了解いたしました」 幽霧は鉈から「ブレイドシザー」を受け取り、アルフィトルテと共に開発部の部署へと移動する。 「いらっしゃいませ」 開発部で開発部主任の雫が出迎える。 何故か雫の首には医者が使う様な聴診器が掛けられている。 いつも着ている男性物の黒いスーツスーツと白衣に相まって、診療室にいる女医のようであった。 「雫さん。部隊長代行からデバイスのメンテナンスから頼まれました」 幽霧は鉈に渡された「ブレイドシザー」を雫に渡す。 「はい。確かに受け取りました」 雫は幽霧から「ブレイドシザー」を受け取る。 そして女医のような風貌をした雫が膝を折ってしゃがみ、アルフィトルテに話し掛ける。 「今日はよろしくね」 そう言って雫はアルフィトルテに笑顔を見せる。 雫がいつもの雰囲気と違って見えるからか、アルフィトルテは幽霧の服にしがみつく。 「アルフィトルテ?」 見たことの無いアルフィトルテの仕草に幽霧は首を傾げる。 何故かアルフィトルテの目には涙が溢れていた。 「やぁ……」 アルフィトルテは幽霧の服を握り締める。 「どうしましょうか……?」 流石の雫も困惑する。 幽霧も服を掴みながら泣きそうになっているアルフィトルテを見下ろしながら困惑する。 「……すみませんが、自分もアルフィトルテの検診に付き添ってよろしいでしょうか?」 幽霧は目に涙を溜めながら服にしがみ付くアルフィトルテを見て、少し困った顔で雫に尋ねる。 「……分かりました」 雫も少し困惑しながらも幽霧の提案を受け入れた。 「アインさんもデバイスだったのですか」 「ええ」 アルフィトルテを膝を乗せながら驚く幽霧に、クロノ・ハラオウン提督の秘書をしているアインは頷く。 幽霧とアルフィトルテが順番を待っていた時の事。 周囲を見回すと二人はアインの姿を見つけた。 「こんにちは」 使用しているデバイスの検診を待っているのかと思い、幽霧はアインに話し掛ける。 そして、現在に至る。 「まさか、ハラオウン提督の秘書をしているアインさんがデバイスであるとは思っていませんでした」 「そうですか。一時期は噂になっていたのですが」 本当に知らなかった幽霧の率直な意見にアインは首を傾げる。 同じ諜報部に所属している拷問班の神威・紅月が「いつかハラオウン提督の秘書をしているアインを襲ってみたいなぁ~」と何故か自分に漏らしていた事を覚えていたからだ。 それもあって、幽霧はアインが人間かと思っていた。 しかしよくよく考えると、神威は人間っぽい姿であれば何でも襲うようなセクハラ魔であった。 神威の言葉を基準にしていた自身が恥ずかしくなって頭を抱える幽霧。 自分自身を戒めている幽霧にアインが話し掛ける。 「幽霧さん」 「なんでしょうか?」 アインの声で我に帰り、幽霧は振り向く。 「私にアルフィトルテさんを抱かせてもらえませんか?」 「? 別にいいですが」 幽霧はアルフィトルテを持ち上げる。 持ち上げられたアルフィトルテがちょっと不安そうな顔をした。 「どうぞ」 そう言って、幽霧はアインにアルフィトルテを渡す。 「ありがとうございます」 アインはアルフィトルテを抱きかかえる。そして、向かい合う形で太ももに乗せた。 きょとんとするアルフィトルテ。 いつものように表情は変えず、アインはアルフィトルテの身体に触れる。 肌で触れた時点で何かに気付いたらしく、アインは呟く。 「やっぱりこの子でしたか……」 「この子って……?」 その一言に幽霧は首を傾げる。 アインは幽霧に言う。 「幽霧さんのアルフィトルテさんは私と同じ機構で創られているという事です」 「私もなのですが………この姿を保つ為に魔力を消費しているのです」 太ももに乗ったアルフィトルテに腕を回しながら言うアイン。 幽霧も数日しか経っていないが、この状態だと魔力を消費する事を知っていた。 アインは話を続ける。 「だから、私とアルフィトルテさんには特殊な機関が積まれているんです」 「特殊な機関……ですか?」 「ええ」 首を傾げる幽霧にアインは頷く。 「その機関は、物質を魔力に変換する効果を持つそうです」 「……」 顔には出さないが驚く幽霧。 アインの言う「特殊な機関」についてある噂を聞いた事があったからだ。 どこの部署かは不明だが、特殊な兵器を所有しているという噂が一時期あったのだ。 核よりクリーンで、「J.S.事件」のAMFよりたちが悪い兵器。 そんな兵器があったら時空管理局自体が崩壊するだろう。もしそれが存在し、使われたら確実に。 今、アインが言った「特殊な機関」もその噂の一つとして存在している。 でも今はそんな兵器は無いという事が確定した。なぜなら、そんな兵器があったという証拠は無いからだ。 管理局全体で調査したが、そんな兵器は発見されなかった。 頭に昔の噂についてよぎる幽霧に対し、アインは話を続ける。 「だから、アルフィトルテさんはリインフォースとは違う意味で私の妹になるようです」 「へえ。そうなんですか」 幽霧は驚く。 アルフィトルテはアインを見て首を傾げる。 「アインさん………お姉ちゃん?」 「そういうことになりますね」 アインは微かに笑う。 その時、デバイスの検診をしている部屋の戸が開き雫が顔を出す。 「すみません。幽霧さん。頼みたい事があるのですが……よろしいでしょうか?」 立ち上がろうとする幽霧の服をアルフィトルテが掴む。 「アルフィトルテ?」 幽霧の服を掴みながらアルフィトルテは言う。 「行っちゃ……やぁ」 やっぱり、アルフィトルテは幽霧がいないと不安らしい。 「アインさん。アルフィトルテを頼みます」 服を掴んでいるアルフィトルテの手を手でこじ開ける幽霧。 そして戸から顔を出している雫の方に進む。 「分かりました」 アインは歩いていく幽霧の背中を見ながら頼みを了承した。 アルフィトルテは幽霧の服をもう一度掴もうと足掻くが全て空を切る。 「雫・鏡月開発部主任。頼み事は何でしょうか?」 戸から顔を出している雫に尋ねる幽霧。 雫は少し申し訳なさそうな顔で言った。 「私が担当する方の中でまだ来てない方がいるのですみませんが、連れてきて貰えませんか?」 「分かりました」 幽霧はいつもしている仕事より比較的、安全な依頼だったので安心した。 「幽霧さんに連れてきて欲しいのは、「ナタネ」と言う名前の方です。 無限書庫にいますので、無限書庫の職員に聞けば分かるかと」 「了解」 幽霧は頷いた。 デバイスの検査と修理のために忙しなく動く開発局員たちに押されたりしながらも、幽霧は局員を腕で掻き分けて出入り口まで歩く。 開発部の部署を出た時点で既に疲れていたが、無限書庫へのトランスポートまで歩みは止めない。 出来るだけ早足で管理局の廊下を歩き、トランスポートにたどり着く。 トランスポートにたどり着いてやっと、幽霧は一息ついた。 幽霧はトランスポートを使用して、無限書庫に近い位置まで移動する。 無限書庫が無重力空間であるためか、入口までに二枚の扉があった。 雫の言う「ナタネ」を探して、幽霧は無限書庫の入口をくぐる。 入口をくぐると目の前には、数え切れない位の本とその本を収める本棚という光景が広がっていた。 幽霧はその光景に驚きながらも「ナタネ」を探し始める。 「ん?」 無限書庫の司書長をしているユーノ・スクライアが幽霧の存在に気付く。そして幽霧の方に近づいていった。 本来なら雫のいう「ナタネ」について無限書庫の司書に尋ねるべきだが、近寄りがたい空気を醸し出しているので迂闊に話しかけることを躊躇ってしまう。 どうしたものかと悩む幽霧の肩を誰かが叩く。 「幽霧?」 「ユーノ・スクライア無限書庫司書長」 幽霧の背後にはユーノがいた。 ユーノは幽霧に尋ねる。 「探し物?」 「ええ。雫開発部主任の頼みで「ナタネ」という名前の方を探しいます」 ユーノは「ナタネ」という名前を聞いた途端、そこだけ時間が止まったかの様に硬直する。 硬直するユーノに幽霧は首を傾げた。 「ユーノ・スクライア無限書庫司書長?」 幽霧は時間が止まったかの様に硬直するユーノの顔をのぞき込む。 顔をのぞき込まれたユーノは我に返る。同時に顔の部分に血が集まっていき、紅潮する。 何故なら、ユーノと幽霧の顔の距離がキス寸前まで近づいていたからだ。 時々、女性と見間違えられる時があるユーノ。 しかし、初対面で女性と勘違いされなかった時が無く、一部の男性局員には女性局員の制服にすり替えられ、諜報部の潜入調査では女装を命じられない時が無い幽霧よりは遙かに良いだろう。 ユーノは確かに理性では幽霧が少年だと分かっているが、本能は幽霧を男装している少女と認識してしまう。 その上、キス寸前の状態なのでユーノの心拍数は上がり、顔は湯気が出るほど赤い。 「ユーノ司書長」 ほとんどキス寸前の二人に少女が近づき、ユーノに話しかける。 ユーノの背筋に電気のような物が走り、弾かれたかの様に幽霧から退いた。 少女の方を見て、幽霧は驚く。 「ノイン……」 「書類整理は終わりました」 ノインと呼ばれた少女は幽霧の存在に気づいていないかのような感じでユーノに報告をする。 「ご苦労様。久世ノインシュヴァン副司書長」 報告を受けたユーノは書類を受け取り、ノインに言った。 「すまないけど、幽霧の探し物を手伝ってあげてくれませんか?」 「了解いたしました」 ユーノの頼みにノインは了承する。 「じゃあ。僕は仕事に戻るよ。」 ユーノは二人に背を向けて仕事に戻る。 「お久しぶりです。ノイン」 幽霧はノインの方を向き、全く表情を変えないで機械のように言った。 「久しぶりね。霞」 ノインの方は微かに笑みを浮かべる。 しかしそれは一瞬のことで、ノインは冷ややかな目つきで幽霧に尋ねる。 「貴方は一体、何をお探しですか?幽霧霞三等陸士」 「開発部の雫・鏡月主任からの依頼で「ナタネ」という名前の方を探しに来ました」 ノインは幽霊の口から「ナタネ」の名前が出た瞬間、上司であるユーノが頼んできた理由が分かった。 軽く溜め息をつき、幽霧に背を向ける。 「こちらです」 幽霊とノインは無限書庫の深くに侵入する。 「そういえば」 ノインに案内されながら、幽霧は思い出したかのように言う。 「なに?」 幽霧の方に顔を向けるノイン。 「無限書庫の司書をしていたんですね。 ノインの成績なら、陸上警備の特別捜査官をしているような気がしたのですが」 「私は階級が三等陸士で魔導師ランクがAの陸戦魔導師という霞の方がおかしいと思います」 深くに侵入しながらノインは切り返す。 階級と資格について言われると、幽霧も困ってしまう。 二人は黙って、無限書庫の深部へと侵入していく。 「確かに霞の言うとおりに、特別捜査官の道はあった」 いきなり、ノインが口を開く。 「でも、私は選ばなかった。 何故なら、今会いに行く「ナタネ」さんに憧れて、私は無限書庫への配属を希望したから」 幽霧は黙ってノインの話に耳を傾ける。 そのまま話は続く。 「まだ私と幽霧が時空管理局に入局する前、雪奈さんに連れられて遊びに来たときに私が無限書庫で遭難した事があったでしょ? 実はその時にナタネさんが私を助けてくれたの。まあ、助けたと言っても、道を教えてくれただけなんだけどね」 その時の事を思い出したらしく、ノインは口元を緩ませて苦笑する。 「だから、その時に決心したの。 ナタネさんみたいな人になりたいって」 急にノインが止まった。 幽霧は急に止まれず、本棚を掴むことによって止まる。 「ここです」 ノインは苦笑していたさっきと打って変わって事務的な口調になっていた。 そこは神話を取り扱う棚であった。幽霧はノインの後についていく。 しばらくすると本棚の側で動いている影を見つけた。 幽霧はそこで動いているのが雫の言う「ナタネ」という人なのかなと思った。 「んぁ。首筋なんか舐めないで……ひゃうっ!」 「弥刀。女の子みたいな声を出しちゃって……可愛い……」 聞こえてきた声は幽霧にとって聞き覚えのある声であったので、硬直する。 ノインに至っては呆れて口を開けている。 それでも二人は前へ進む。 幽霧はその影に向かって、呆れたかのように言う。 「何をしていらっしゃるでしょうか?弥刀二等陸士。久世萌夜さん」 そこにいたのは自然環境保護隊所属の弥刀二等陸士と無限書庫に所属する久世萌夜だった。 「……幽霧……空気……読もうよ……もう……」 萌夜は弥刀の首筋を舐めながら言う。舐めるのに夢中で、幽霧とノインを見ていない。 幽霧は背筋に寒気を感じながら、萌夜たちこそ空気を読むべきだと思った。 隣にいるノインが長月部隊長とはかなり劣るが黒い笑顔を浮かべているし、禍々しい殺気の塊が近付いてきている。 ノインは肩に掛けている長方形の箱を下ろし、黒い笑顔で萌夜に言う。 「萌夜。覚悟はいいですか……?」 けだるそうに萌夜はノインたちの方を見る。 そしてノインの足下に浮かんでいる長方形の箱を見た。 「ひぃ!」 ここでやっと萌夜は空気を読んだ。しかしもう遅い。 「起きなさい……『グレイヴ・オブ・クラウン』! 其の鉄腕で我が敵に絡みつき、我が王国の中に引き吊り込め」 長方形の箱が大きくなり、人一人が入れそうな棺と化す。 棺の蓋が開く。中から魔力で構築された大量の鎖が蛇の様に這い出た。 鎖は蛇の様に萌夜の四肢に絡み付く。 「ひゃうっ!」 四肢を這いずる鎖の冷たさと縛り上げられる感覚に声を出す萌夜。 大量の鎖は萌夜の四肢に絡み付き、這いずり回り、雁字搦めに縛り上げた。 雁字搦めに縛り上げられた萌夜はノインの『グレイヴ・オブ・クラウン』に引き吊り込まれる。 萌夜は『グレイヴ・オブ・クラウン』に引き吊り込まれないように足掻くが、徐々に引き吊り込まれていく。 完璧に萌夜が引き吊り込まれてやっと、『グレイヴ・オブ・クラウン』の蓋が閉じられる。 蓋が閉じられた『グレイヴ・オブ・クラウン』は小さくなっていき、再び長方形の箱に戻る。 「私は仕事をサボって人を襲っている色ボケの愚姉を調教し直さないといけません。 ナタネさんなら、この奥にいます。では、私はこれで」 長方形の箱に戻った『グレイヴ・オブ・クラウン』のストラップを肩に掛け、上に戻って行った。 「……」 弥刀と幽霧はノインの去った跡を呆然としながら見送る。 「相変わらず……萌夜を捕まえるノインの手際が良いね……」 ポツリと弥刀は言う。 「久しぶりに見た自分にとっては、更に上達している気がしますが……」 ノインが去った跡を見ながら幽霧は呟くように返す。 そして、弥刀を見て少し呆れたように言った。 「そろそろ着直した方が良いですよ」 さっきまで萌夜に襲われていた所為で、弥刀は裸に近い位はだけていた。 幽霧に言われてやっと、弥刀は着直す。 迫り来る殺気を感じなら着直した弥刀に幽霧は言う。 「弥刀さん………逃げて下さい」 「え?」 いきなりそんな事を言う幽霧に弥刀は首を傾げた。 しかし、そんな間も禍々しい殺気の塊が近付いてくる。 何かを諦めたかのように幽霧は瞼を閉じて溜め息をつく。 幽霧の行動に弥刀は更に首を傾げる。 迫り来る禍々しい殺気の塊の気配を感じながら幽霧は諦めたかのように言った。 「ごめんなさい。既に手遅れでした」 禍々しい殺気の塊が弥刀たちの元に降り立ち、笑顔で笑った。 「弥・刀・さ・ぁ・~・ん・♪」 そこにいたのは弥刀と同じ自然環境保護隊に所属する結城優衣だった。 優衣は幽霧の脇をすり抜け、弥刀の前に立つ。 「こんなところで何をしているのですか?」 「結城さん……」 流石にはっきりと仕事をサボって萌夜に会いに行ったと言えず、どもる弥刀。 優衣は片手で弥刀の首を掴み上げた。 「ぐえっ……」 弥刀の口から酸素が押し出される。 「私が質問しているのです」 冷ややかな目で優衣は冷たい声で読み上げるような口調で言う。 弥刀はサボりだと口が裂けても言えないのもあるが、優衣に首を掴まれている所為で喋れない。 「無言と言うことは、サボりでよろしいでしょうか?」 優衣は首を掴んでいる弥刀を見ながら尋ねる。 呼吸困難に陥りかけているが、弥刀は必死に頷く。 「そうですか……」 必死に頷く弥刀を優衣は虫けらの様に見る。 首を掴みながら優衣は言う。 「仕事なんかサボらないで下さいよ……分かってますか?」 優衣の目には表現がない。表現があるとしたら、口元に笑みが浮かんでいるくらい。 止めるべきかもしれないが、弥刀に非があるようなので幽霧は事態が収まるまで傍観する。 「反省していますか?」 弥刀の首を掴みながら冷ややかな目で優衣は尋ねる。 呼吸困難に陥りかけているが、弥刀は必死に頷く。 「本当にですか?」 弥刀の首を掴む手に力を入れながら首を傾げる。 そろそろ酸素不足で意識朦朧としてきた弥刀はさっきより弱々しく頷いた。 「反省しているようには見えませんね」 優衣は指輪型で待機する「コウライ」をはめた拳を握る。 そして、弥刀の顔面に目指して拳を叩き込む。 優衣の拳が弥刀の顔に命中する瞬間に指輪型で待機している「コウライ」からバルディッシュ特有の巨大な刃が迫り出す。 「あーっ!」 弥刀は顔面を「コウライ」で横一刀両断される危機を感じ、本気であらん限りの声で叫んだ。 「コウライ」の刃が弥刀の顔に触れるギリギリで止まる。 「反省できましたか?」 弥刀の顔面に刃が出ている待機状態の「コウライ」を突きつけながら尋ねる。 全身から水分という水分を流しながら、壊れたバネ人形のように弥刀は頷く。 「分かりました」 優衣はアッサリと手を離す。そして弥刀に背を向けた。 いきなり手を離されたことで咳き込む弥刀。どうにか立ち上がり、優衣についていこうとする。 予想していたより大事にならなかったので、幽霧も一安心した。 優衣は弥刀の方に振り向き、尋ねる。 「そういえば……仕事をサボってまで誰に逢いに行かれたのですか?」 何も考えていない弥刀は即答した。 「萌夜にです」 弥刀の即答に優衣は立ち止まった。そして、瞼を閉じる。 再び開かれたときには目に表情がなく、目が死んでいた。 何も知らない弥刀は突然立ち止まった優衣に首を傾げる。 次の瞬間、優衣が弥刀の方に振り向く。 それと同時に弥刀は再び優衣に首を掴まれ、片手で無限書庫の本棚に叩きつけられた。 「ぐぶっ……」 手の握力によって再び首を絞められ、背中を本棚に叩きつけられて弥刀の口から変な声が吐き出される。 「私……言いましたよね……?」 優衣は首を掴んでいる手を本棚に押し付けることで首を締め上げながら言う。 「あの売女には……近づいちゃ駄目だっ……て……」 弥刀の首は更に閉め上げられる。 「なにをきいていたんですか……?」 弥刀の首を掴んでいない方の拳を握る。 そして弥刀の腹部に握った拳を叩きつけた。 「がふっ」 「弥刀さんの事……心配して……言っている……のですよ……私」 弥刀の腹部に拳を叩き込んでいく。 「何で……何で……何で分かってくれないのですか……」 繰り返し繰り返し拳を弥刀の腹部に叩き込んでいく。 「何で……何で……何で分かってくれないのですか?」 優衣が拳を叩き込んでいく度に弥刀の身体が跳ねる。 「私が弥刀さんの事をよく知っているのに……」 そう言って、優衣は弥刀の身体に顔を埋める。 弥刀の汗の匂いと萌夜の臭いがした。 「ん……あの売女の臭いが……する……」 優衣は掴んでいた手を離す。首を掴まれていた弥刀の身体が崩れ落ちる。 崩れ落ちた弥刀の身体を抱き留める優衣。 優衣は弥刀の服のボタンを一つずつ外していく。 ボタンを外すと、蚊に刺されたような赤い痕がたくさんあった。それはまさしく、弥刀は萌夜の物だと証明するキスマーク。 おびただしい数のキスマークを見て、優衣は小さく呟いた。 「消毒しなくちゃ……」 耳たぶを甘噛みしながら舌先でなぶる。 優衣に耳たぶをなぶられている弥刀の頬が微かに紅潮し始めた。 徐々に優衣は舌先を下へと下げていく。 わざと、弥刀の首筋をゆっくりと這わせる。 首筋をゆっくりと這われた弥刀の身体がビクンっと震える。 「消毒してるだけなのに……弥刀さんの……びくびくしてる……」 優衣は萌夜が作っていったキスマークを吸い上げる。 弥刀の身体がまた震えた。 多少潤んだ目で優衣は笑う。 「ビクッとしちゃって……可愛い……」 優衣は弥刀の肌に舌を這わせながら、萌夜の付けたキスマークを吸い上げていく。 そして、更にキスマークを増やしていった。 優衣は弥刀の身体に付けられたおびただしい数のキスマークを見て呟いた。 「私はこんなに弥刀さんの事を想っているのに……」 幽霧はその光景を見て思った。 恋する人は凄まじいと。 そして、「恋は盲目」と「恋は病」という言葉の意味を納得した。 「すみませんが……」 優衣は刺激しないように幽霧は丁寧に言った。 「弥刀さんが完璧に……オチていらっしゃりますが……」 幽霧の言うとおり弥刀は完璧にオチており、白目を向きながら口元からは涎が垂れている。 優衣は涎を垂らしている弥刀の口元をハンカチで拭き、幽霧に笑顔で平然と言う。 「良いんです。私はこれで失礼します」 そう言って、優衣は完璧にオチている弥刀の服のボタンをしめていく。 そして、満足そうに弥刀を抱きかかえて行ってしまった。 妹のノインに拉致されていった萌夜。優衣にオトされて連れて行かれた弥刀。 二人が連れて行かれた後を見送った幽霧はノインに言われたとおり、奥へと進んでいく。 奥に進むごとに周囲は暗くなっていく。暗くなっていくと同時に寒気を感じ始めた。 周囲が見えなくなるほど暗くなり、時間の感覚がより掴みにくくなる。 それでも幽霧は先を進む。 普通の人ならそろそろノインを疑って引き返すのだが、曲がりなりにもノインの幼なじみである幽霧は前に進む。 何故なら、彼女は小さい頃からどんな事があろうとも真実しか口に出さないからだ。 「ん?」 奥で橙の灯りが見えた。橙の灯りを目指して幽霧は進む。 どの位の時間が経っただろうか。幽霧は光源に辿り着く。 そこには光源だと思われるランタンが置かれ、側には女性が本棚によしかかりながら読書をしていた。 血が通っていないかのような白い肌。 本物の銀で作ったかのような白銀の髪。 少し幼さが残る肢体を包むは喪服を模したかのような黒い服。 無表情で無機質な顔つきから、知的で冷たいような感じがする。 幽霧は目の前にいる彼女が人間でない様な気がした。 何故なら、人間にしては気配という物が無さ過ぎたからだ。 気配を消せる人は何人もいるが、目の前の女性は気配自体が無い。 女性は本に目を通しながら静かに言った。 「何かご用でしょうか?」 「雫・鏡月開発部主任に頼まれてナタネさんを探しに来ました。 ナタネさんでよろしいでしょうか?」 女性は本に目を通しながら、幽霧の問いに頷く。 幽霧はひとまず、ナタネを見つけた安堵で胸をなで下ろす。 「すみ……」 「お断りします」 ナタネは顔を上げ、間髪を入れないで切り捨てる。 顔には出さないもの、幽霧は言う前に切り捨てられたことに驚く。 新たなる本を手に取り、目を通しながらナタネは言う。 「私は死ぬまで、無限書庫から出るつもりはありません」 そう言って、ナタネは再び本を読み始める。 幽霧は一筋縄ではいかないなと思いながらナタネが本を読み終えるのを待つ。 仕事上、待つことには慣れているので、全く苦ではなかった。 とりあえず、無駄な体力を使わないように瞼を閉じる。 本の頁がめくられる音だけが幽霧の耳朶を叩く。 ゆっくりと時間だけが過ぎていった。 突然本の頁をめくる音がしなくなる。 幽霧は瞼を開く。 何故かナタネが顔を起こし、幽霧を見ていた。 「なんでしょうか?」 幽霧は不思議に思い、ナタネに尋ねる。 「あなたは変な人です」 「他の方にもよく言われます。」 ナタネの言葉に全く動じず、平然と返した。 「いえ。今までの方は私を無理矢理にでも無限書庫から出そうとしていたので」 ナタネは視線を本に戻し、静かに言う。 「そうですか」 再び幽霧は瞼を閉じる。 読書をしながらナタネは小さく呟く。 「しかし、そんな事はもう起こらなくなります」 ナタネの意味深な呟きに幽霧は疑問を感じ、閉じていた瞼を開く。 そして目の前の光景に驚いた。 ナタネの片手が煙を上げるように消えていっていたからだ。 慌てて幽霧はナタネに駆け寄る。 「ナタネさん。開発部に……」 「いいんです」 きっぱりと幽霧の意見を切り捨てるナタネ。 「身体が消滅するのが私の願いです。 消えるべきだったのに完全に消えきれなかったあの時から今まで、それだけを願いました。 やっと願いが叶う……やっと死んだマスターに……逢える……」 そう言うナタネの顔は全ての苦しみから解放された様な安らかな顔をしていた。 ナタネがそんな事を言っている間にも徐々にナタネの身体は消えていく。 幽霧は消えていくナタネを見ながら昔のことを思い出していた。 紅い世界で何も出来なかった自分。 阿鼻叫喚を上げながら紅い世界に溶けていくモノたち。 紅い世界に突き刺さる数え切れない程の墓標。 幽霧は自問自答する。 今も自分は何も出来ないのか。 そう考えると幽霧の胸に怒りに似た熱い何かがこみ上げてきた。 答えは否。 幽霧は身体の消え行くナタネの胸に手を当て、歌うように言った。 「其は石眼の楯……アイギス!」 呪文が幽霧の口から紡ぎ出された瞬間、手が当てられている部分から石化していく。 石化したことにより、消滅するスピードが減速した。 幽霧は石化したナタネを担ぎ、開発部へと急ぐ。 少し行儀が悪いが、無限書庫の本棚を蹴りながら急上昇する。 「幽霧霞三等陸士。ナタネさんは……」 「失礼します!」 挨拶も疎かに幽霧はぶつかるように出口の扉を開けて無限書庫から出た。 無重力空間から重力が存在する空間に出たことで、幽霧は筋肉が収縮している事に気づいた。 しかし、ナタネを背負って全力で走る。 廊下には移動中の局員や整備員がいたが、幽霧の気迫に気圧されて道をあけた。 目の前には、転送開始まで五秒前の大型トランスポート。 幽霧はナタネを背負ったまま、大型トランスポートにスライディングで突っ込む。 スライディングで背負ったナタネを含めて全身が滑り込んだ瞬間、転送が開始される。 「ふぅ」 幽霧は間一髪で大型トランスポートに入れたので、ひとまず一息つく。 まだ白目をむいてオチている弥刀を抱きかかえてトランスポートに乗っていた優衣は驚きで唖然としていた。
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ニクス・ゼノライト=アウラム(Nyx・Xenolite=Aurum) アレクス・ゼノライト=アウラム(Alex・Xenolite=Aurum) 年齢:17歳 性別:男 メイン:魔道士 サブ:探索者 エクストラ:怪盗 追加サブ: 上級: 種族:魔族 参戦回数:-回 身長 170cm 体重:kg PL名:あたろう イメージアイコン:ジョーカー(ペルソナ5) 「悪いけど、曲げる気も止める気もないから」 「悔しかったら止めてみて?」 外見 ゆるい癖毛の黒髪に黒い目。 まだ幼さの残る顔立ちは整っている。本人も顔立ちの良さは自覚している。 意図して目立たないよう、落ち着いた意匠と色合いの衣服を選ぶため印象としては地味。 煌びやかではないが、華がないわけではない。 光や体内のマナの加減により色合いを変える『宝石眼』を持つ。 アレキサンドライトを由来とする名前はここから付けられた。 伊達眼鏡をかけていることも。 最近は視覚最適化デバイスを手に入れ玩具にしている。 人格 誠実で紳士的、且つ社交的。 生真面目すぎず、茶目っ気も持ち合わせる。概ね好意的に受け取れる印象を与える。 良いところも悪いところもほどほどに。そんな当たり障りのないごく普通の少年。 ……を、頑張って演出していた。そろそろエネルギー切れ。 性根は悪戯好きで生意気、負けず嫌い。基本的には素直。悪人ではないが小悪党。 知性は相応だが、情緒がイマイチ置き去り。子供っぽさがどうしても抜けない。 来歴 代々ランデルに所属する魔法使いの一家、ゼノライト家次男。 3年前に姿を消した兄、『ニクス・ゼノライト=アウラム』を名乗る。 危険なマジックアイテムや術式の回収、封印を専門し、 然るべき場所への移送が決まるまでの一時的な保管も担っていたゼノライトであるが、 違法使い「フェイスレス」によって起こされた事件により、魔道具が盗まれる。 マビノギオンには盗まれた魔道具を追い、今年度から転入してきた。 盗み出された魔道具を探し当て、知識と力を得た。 「17歳の人間」として遜色ない能力に併せるために、 本来であれば12歳であるところ、5年分の時間を対価として経過させている。 時のオカ●ナのマス●ーソード +ある事情 4年前、当時のゼノライト家当主であるルベル・ゼノライトが自身の妻を殺害し、 封印、保管していたマジックアイテム十数点を盗み出して逃走。 ルベル本人はその僅か数週間後に△△市内の山中に潜伏しているのを発見され、 ランデルにより討伐されたがその際にはマジックアイテムは押収されなかった。 長年に渡り魔法犯罪に対抗し続けてきたゼノライト家への信用は この一件で失墜することとなった。 +ゼノライト家について ルベル・ゼノライト=アウラム 年齢:39(享年) 性別:男 種族:魔族 元当主。ランデルに所属する魔法使いであったが、4年前に違法使いとして討伐された。 突如として犯行に及んだ理由は不明だが、 盗み出されたマジックアイテムの一部が他の違法使いの手に渡っていたり、 裏のオークションで売買されるなどしていたため、 金銭目的だったのではないかと目されている。 「ニクス・ゼノライト=アウラム」の証言と後の調査により、 この際に犯行に及んだルベルは既にフェイスレスによって殺害され、 入れ替わられていたものと判明。 発見、討伐されたルベルも、その顔を取り換えられた別人であったことが明らかとなる。 曜子・ゼノライト=リチア 年齢:36(享年) 性別:女 種族:混血 ルベルの妻。4年前にルベルにより殺害される。 ルベルの犯罪に気づき、止めようとした所を殺害されたとの見方である。 ニクス・ゼノライト=アウラム 年齢:17歳 性別:男 種族:魔族 現当主。ルベル討伐後に当主となるが、3年前にランデルの任務にあたった折、消息不明となる。 半年ほど前に、アレクスがその立場を騙ることでゼノライト家へ戻り、 家を預かっていた代理人が逮捕されて以降は、彼が再度当主として家を預かる立場となっている。 ……本物の「ニクス」はごく最近その状況をやっと把握した模様。 そして呆れたそうな。 アレクス・ゼノライト=アウラム 年齢:12歳 性別:男 種族:魔族 ニクスの弟。ニクスが消息不明となってからは、 代理人が家を預かり、本人は孤児院に預けられた。 2年ほど前に代理人の営む孤児院から失踪。以後消息不明となっている。 実質的に天涯孤独となって以後、 僅かに残った遺産をすべて代理人に巻き上げられており、 孤児院送りも慈悲や配慮からによるものではなく、 余計なことをされないようにと管理下に置かれたものだった。 劣悪な環境下で一年過ごしたのち、とある猫妖精に誘われ脱走。 ほぼ浮浪児同然に過ごしつつ、盗まれていた魔道具の行方を追う。 幾つかの魔道具を回収した後、「ニクス・ゼノライト=アウラム」を名乗り現れ、 代理人が違法組織との繋がりを持っていたことを告発。https //privatter.net/p/4166835 3年ぶりに家に戻った。 魔法・戦闘 +PLコメント 探索がやりたくて気が狂いそう 魔道士と探索者を組み合わせただけのお手軽便利ビルド +床に、何か落ちている。 黒地に赤で"X"と書かれたカードが落ちている。 +カードを捲る +夜の幕が下りる 怪盗X 年齢:? 性別:? 種族:? 外見イメージ:ジョーカー(ペルソナ5)など 「さぁ、魅せる時間はもう終わり」 「確かにこの手に、頂いたよ」 概要 半年ほど前から首都圏に現れ始めた違法使い。 現在はマビノギオンでの活動が多く確認されており、 この近辺を拠点としているものと目されている。 赤と黒の予告状が特徴。 能力 人前に姿を積極的に表す事はなく、怪盗らしく荒事は好まない。 あらゆる手段を使い人知れず潜入し、窃盗を行う旨としている。 変装や撹乱のために多様な魔法具を使うようであり、その姿は不定。 目撃情報も『翼を広げて飛んでいった』、『伸びる異形の腕を持っていた』、 『黒衣の人物だった』と多様である。 交戦の折には魔道具、氷結系の魔法を使うことが確認されている。 行動理念 マジックアイテムだけを狙うことで知られる。 対象は不特定で、一般人や企業から盗み出すこともあれば、 同業者たる違法使いから盗み出すこともある。 盗み出した物については、盗んだ後にしれっと返されていることもあり、 その目的は判然としない。 基本的に手段は問わないようであるが、 一般人や民間企業に窃盗以外の危害を加えることを嫌い、 反面違法使いに対しては戦闘も辞さない強行手段に出ることも特徴である。 「あるべきものは、あるべき場所に」 +問いかけの一幕 鏡を覗き込む。 そこには少年がいた。 視線を戻す。 そこには少年がいた。 正義を捨てて。 浪漫を遠ざけて。 幸福を置き去りにして。 赤い目の少年は、 そこに決意を宿らせていた。
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名前「ルビエル」Neme【Rubiel】 読み〔るびえる〕 主演&出演作品リスト 色設定リスト 参考資料リスト 称号『不幸の踊り子』『呪印の眠り姫』『器の音色舞姫』限定称号『歌舞の人形姫』 本名『????』FullName【??????-????????-?????】 名前の由来『賭博の天使、孤独、天照』通称〔愛称〕ルビ、ルビちゃん 性別:女性 種族:古代人、羽音族と??の混血〔ハーフ〕 種類:メインヒロイン、メインキーパーソン、踊り子(????) ―特殊能力一覧― 『呪印』…???? 核石―コアストーン― エレメント『孤独のエレメント』『舞姫のエレメント』限定エレメント『器のエレメント』 ―主な武器一覧― 大鎌『運命の天秤』読み〔さだめのてんびん〕 ルビエルの基本所持武器である二対の刃の付いた大きな鎌。長さは彼女の背丈位ある。 宝刀『雪桜』読み〔ゆきざくら〕 ルビエルの代表的な武器の一つである〝雪と桜の紋章〟が刻まれた短刀。 腕輪式武具『三日月&天照』読み〔クレッセント・チャクラム&アマテラス・チャクラム〕 ルビエルの代表的な武具の一つである白銀色と黄金色に輝く二対の戦輪。 守護武器『旋律の鍵―Key Of Melody―』『??の竪琴―????―』 ―基本色設定― 髪色【苺色】ストロベリー 力解放【薔薇色】ローズレッド+毛先【柘榴石色】 本来【薔薇色】ローズレッド+毛先【苺色】ストロベリー 瞳色【青碧色】ターコイズ 刻印【宝石色】 盲目【??色】 肌色【雪肌】 本来【白雪肌】 一人称『私、我』 二人称『貴様、貴方(貴女)』『殿付け〔常に〕、呼び捨て〔腐れ縁〕、様付け〔特定人物〕』 ―職業一覧― 踊り子…ルビエルの基本職業。 元・奴隷…幼少時代に強いられていた。 階級: コードネーム『紅髪の死神姫【Ruby-DeathPrincess】』 性格:寡黙で無愛想だが、ツンデレでもある。たまに素直だけど無邪気で、天真爛漫な面も。← 行動:基本は表情は乏しく、輝く美しき波打つ髪を靡かせ、美しくも虚ろ気な深淵の瞳をし、可憐で儚げな容姿であてもなく、彷徨い続けてる。実は極度の臆病者で怯えると暴走してしまうらしいが…? ―特徴一覧― 髪形:三日月形の逆立てアホ毛、癖のある波打つ揉み上げ、向きや角度によって片目隠れた波打ったセミロングヘアー、長さは肩から背中付近まである、後頭部付近に生えてるアホ毛は〝ハート形〟に模る 服装:特殊なチョーカー、純白のドレス、二対のチャクラム、綺麗な腰巻リボン、短めのスパッツ、足首に巻いた包帯状の布 瞳形:少し鋭い切れ長、虚ろだが、美しく綺麗な大きな宝石眼、睫毛が少し長い、 肌質:透き通る程の雪の様な白く美しい肌、足首には痛々しい烙印〝しるし〟があるらしいけど…? ―身体設定一覧― 表情:幼く、童顔だが何処か気品のある表情、極稀に見せる愛らしい笑顔 体格:豊満で華奢な小柄、細めの二の腕と美脚 外見年齢:16歳~18歳〔本来年齢:??歳〕 身長:150㎝ 体重:とても軽い 好きなモノ:舞を踊る事、楽器を奏でる事、モノに隠れる事、甘いモノ(特に苺のショートケーキとマカロン)、父親、 リオヴァ 嫌いなモノ:風呂、自分(特に髪色と容姿)、竜、竜族(幼き日の甦る記憶のトラウマの所為か極度に怯えてしまう)、母親、???? 属性:無属性、??? 耐性:全属性、詩、旋律系属性 ―技一覧― 『氷雨』…凍てつく針状に細長い氷柱を対象に目掛けて飛ばし、突き刺す。照準、角度には死角なし。単体~複数/中距離~遠距離/氷属性 『氷牢』…氷雨の強化版。細長い氷柱を複数出現させ、対象を囲い、牢とし、閉じ込めて氷結させる。凍結付加。威力、範囲変化。単体/近距離~中距離/氷属性 『連舞』…舞うようにステップを踏みながら脚を使い、蹴り、二度蹴り、回し蹴りと連舞しながら舞い踊る。単体/近距離/無属性 『乱舞』…連舞の強化版。蹴り主体な連舞に加えて手足を両方使い、乱舞しながら舞い踊る。威力、範囲が変化する。単体/近距離~中距離/無属性 声優CV:川澄 綾子 歌手CV:???? ―基本台詞― 『…私はルビエル。ソレが多分だけど、私の名だと思うから…、一応、そう覚えてくれると嬉しいかな…?』 『私って何者なんだろう…?何故、あんな場所〝とこ〟で眠っていたのだろうか…、記憶がないから、何も分からないし、思い出せない…』 『』 『』 目的:復讐及び仇打ちする事、〝自分捜し〟と云う名の放浪、 ―所持品一覧― 『小瓶の耳飾り』…幼少時代から身に付けていたと云われる『??の砂』入りの小瓶の付いたイヤリングと対となる小さな珠玉状のピアス。 ―貴重品一覧― 『??の?』…???? ―関連人物一覧― 癒しの舞姫オーロラ…師匠兼育ての親 災いの女神イーヴィル…もう一つの人格 雪の精霊スノーラビット…契約精霊〔????〕 スティング・ハンティング…腐れ縁 デスペア・アンライバルド…???? マカエル…代理の母 ウラノス…義理の父 ルリエル…腹違いの妹 フェザー・ドリーム・アマテラス…血縁者(娘) クインテット・アレグット・グラーヴェ…実の父 ラビエル・スィカトリス・アマテラス…実の母 サクリファイス・スプランディード・アマテラス…伯父 『器』の音色舞姫(??????)…本来の姿(?) フィーネ・プレスト・グラーヴェ…対となる『祖』の音色舞姫 癒兎(クラティフ)…???? 魅兎(シャルム)…???? ????…???? ―コラボ関連人物一覧― ????…元・宿主 雪の精霊スノーマン…契約精霊〔????〕 リオヴァ・コースト…恋人(夫)〔一次創作CP〕 サウツ・プリンセッサ・アマテラス…血縁者(娘) レオクルツ・コースト・アマテラス…血縁者(息子) ルタンティール…血縁者(息子) ブルタリティ・ディザスター…???? 雅・アズラエル…仲良し 外伝要素:頭を撫でると、猫化する。ゴミ箱(?)に隠れていたりする。 コラボ要素:重要なキーパーソンの一人である。全ての物語に深く関わっているらしいが…? オリジナル作品『羽根の記憶―不幸の眠り姫と?の????―』 コラボ作品『羽根の記憶―呪印の培養器と幻の地下庭園―』 ―交流一覧― 創作者名「流星群 輝流」or「ヒカルン」 創作協力者名「なし」 ―詳細情報一覧― 『とある古き遺跡』にて、『封印の眠り』に就いていた謎の美少女。 記憶喪失の為、自らの事は『名前』以外覚えていない上に、殆ど誰とも喋ろうとしない。 唯一、彼女が覚えているのは『舞を踊る』と『消えない痣』って記憶〝おもいで〟だけである。
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第一部 第十話『温泉と裏オークション』後編 数分前 男湯では露天風呂で綿密な計画が練られていた。 「十夜慧丞。俺が数分後にお前を上に投げてやる。お前は諜報部の鉈部隊長代行から貰った盗撮用小型カメラでも何でも女湯に投げ込め。」 「了解しました。あさひさん」 話しているのは首都防衛部隊のあさひ二等空尉と特別救助隊の十夜慧丞空曹。 こんな人たちがエリートでいいのだろうか。 「レン。お前は………安心しろ。ちゃんと楽園に投げ込んでやる」 あさひはレンを見ながら黒い笑顔で笑う。 何故か次元航行部隊のレン・ジオレンス陸曹長は簀巻きにされていた。 「あさひさん!」 男性局員が露天風呂に急いで入ってきた。 「声を立てるなと言っただろう。どうした?」 「幽霧が女湯に入ったそうです」 あさひは男性局員の報告に顔を引きつらせる。頬に冷や汗を流しながらあさひは呟いた。 「マジかよ………」 男性局員の報告に露天風呂の男たちが歓声を上げる。 しかしあさひはため息をついた。女湯に幽霧がいたら確実にこの計画は失敗するだろうと。 でも男にはやらねばならない時がある。 時空管理局諜報部のある人は言った。「覗きは男のロマンであり、男の生き様であると」 あさひは軽く目をつむる。そして、慧丞に言った。 「やるぞ。『鋼鉄の亡霊』」 「はい。あさひさん」 あさひの手の上に乗る慧丞。 筋力を酷使して投擲姿勢をとるあさひ。 「いくぞ」 「はい」 あさひは慧丞を上へ投げる。 上に投げられた慧丞は楽園を見た。しかしそれは一瞬のことだった。 「アルフィトルテっ!」 楽園を見た慧丞のあごに何かが衝突する。 諜報部の鉈部隊長代行から貰った盗撮用小型カメラを投げる暇もなく。 慧丞は顎に衝突した何かによって撃墜され、無様に乳白色の湯に落ちた。 撃墜された慧丞が無様に乳白色の湯に落ちた事により、男湯に大きな水飛沫が上がる。 水飛沫がはれたとき、慧丞はどざえもんの様にプカプカと乳白色の湯に漂っていた。 一人の男性局員が生死を確かめようと慧丞の身体に触れると、何故か筋肉が少し硬直していた。 「なあ。女湯はどうだった」 生死を確かめた男性局員は何となく慧丞に尋ねた。 息は出来るらしく、空を見ながら乳白色の湯に漂う慧丞は答える。 「とっても楽園でした……」 舌打ちをするあさひ。簀巻きにしたレンを掴み、再び筋力を酷使して女湯に投げ込もうとする。 男湯にいる男性局員は全員で計画の失敗とレンの無事を祈って垣根に向かって合掌する。 幽霧が名前を呼んだ途端、アルフィトルテの身体が粒子となって崩れる。それと同時に幽霧の手にスナイパーライフルが握られる。 いきなりの事に周囲の女性局員たちはギョッとする。 肩の付け根にスナイパーライフルの銃床を当て、搭載しているスコープを覗きながら男湯と女湯を隔てる垣根の縁ギリギリに幽霧は照準を合わせる。 スバルは垣根の縁ギリギリを狙う幽霧に声をかけた。 「幽霧………一体、何を…………」 「後、数秒後に誰かが覗きをします」 スコープで垣根の縁を覗きながら淡々と幽霧は言う。 「え………?」 淡々と呟く様に言う幽霧に女性局員たちは騒然とする。 「アイギス」 幽霧はスナイパーライフルの引き金を絞った。銃口から戦女神の持つ盾の名を冠する魔弾が撃ち出された。 灰色の魔弾が垣根の縁ギリギリを掠めようとした時、申し合わせたかのように垣根の向こうから人の顔が現れる。 魔弾は垣根の向こうから現れた人の顎を捉えた。 顎を撃たれた人はのけぞりながら落ちていく。そしてしばらく経った後、男湯から大きな水飛沫があがった。 女性局員たちは呆然としながらその光景を見ていた。 「アルフィトルテ。もう良いよ」 肩の付け根に当ていたスナイパーライフルを下ろし、幽霧は膝に置いて声をかける。 スナイパーライフルは粒子と化して形を崩し、新たなる形に再構築される。 「ご苦労様」 幽霧は人間の姿となって膝に乗っているアルフィトルテの頭を撫でた。 「ママもおつかれさま」 アルフィトルテはくすぐったそうな顔で幽霧に返す。 呆然としながら女性局員たちは垣根を見る。 垣根に隔てられて男湯はどんな状態になったいるのかは分からない。しかし男湯はきっと凄い事になっているだろう。 「あさひさん!?お願いですから勘弁して下さい!」 しばらくして、何かの叫び声が聞こえてきた。何人かは叫び声の主が分かったらしく、ため息をついた。 一人は額に手を当て深いため息をついた。 「レン………お兄ちゃん………」 どうやら、首都防衛部隊のあさひと次元航行部隊のレンらしい。 何人かが深いため息をついている間にも話は続く。 「覗きは男のロマンであり、生き様であると言ったのは……レン。お前だろ」 「でも、あさひさん!向こうに覗きをする事だってもうバレてますよ………」 レンの意見に女性局員たちは頷く。 あさひはレンに言う。 「大丈夫だ。ちゃんと残り滓は拾ってやる」 「あさひさん………俺が死ぬ事前提ですか…………」 向こうから深いため息が聞こえてきた。 「ああ。勿論だ」 あさひの自信満々な言葉に何人かが再びため息をつく。 深いため息をついた少女は、恥ずかしそうに俯いている。 「だいたいな……明日陽の裸を見たいと言ったのはレンじゃないか………」 「それはそうですが………」 男湯から聞こえてきたあさひの言葉に俯いていた少女の顔が更に真っ赤になる。俯いている少女があさひとレンの言っている明日陽らしい。 女性局員たちは顔を真っ赤にして俯く明日陽を見て微笑ましそうに笑う。 しかし、次の言葉に女湯の空気が凍りつく。 「でも……そう言いながら、お前は他の人の裸体も見たんだろ……」 あさひの何気ないセリフに女湯の女性局員たちは凍りつく。 明日陽は顔を上げる。 「まあ……否定はしませんが…」 レンの声に女性たちは口元に笑みを浮かべる。それはまるで無理矢理笑みを作ったような感じだった。 ぎこちなく笑みをしながら俯く明日陽。 「幽霧くんだっけ……」 「何でしょうか?」 幽霧は明日陽の声に反応する。明日陽の声は妙に冷たかった。 冷たい声で明日陽は言う。 「アルフィトルテちゃんを貸して」 「分かりました」 「うん。良いよ」 あっさりと了承する幽霧とアルフィトルテ。 幽霧は拳銃形態となっているアルフィトルテを渡す。 「ありがとう」 礼を言う明日陽。 「非殺傷設定にしてありますが、威力はヘビー級ボクサーのパンチぐらいらしいです」 幽霧はまるで取り扱い説明書を読み上げるように淡々と言う。 「ありがとう。幽霧くん。アルフィトルテちゃん」 明日陽は銃口を空に向けながら礼を言う。 「じゃあ。投げるぞ!それっ!」 「まっ!うわあぁぁぁぁぁ!!」 あさひによって簀巻きの状態で投げられたレンは放物線を描くように高くそびえる垣根を超える。 簀巻きになったレンを狙って、明日陽は両手でアルフィトルテの引き金を絞った。 一発…二発…三発…四発…五発…六発…七発…八発…九発…十発…… アルフィトルテの銃口から止まる事無く、非殺傷設定の魔弾が撃ち出された。 留まる事の無い連射と撃ち出される威力にレンの身体が浮いていた。 魔弾が着弾するたびにレンの口から呻き声が漏れる。 非殺傷設定にしてあるが、威力はヘビー級ボクサーのパンチぐらいだからとてつもなく痛いのだろう。 幽霧はその光景を眺めながら、知り合いの女性は何故か射撃が上手いとのんびり考えていた。 さっきより小さいが少し大きな水飛沫が上がる。 どざえもんの様に乳白色の湯に浮くレン。 明日陽は無言でどざえもんと化しているレンを引きずり出す。 そして、拳をレンの水月に叩き付ける。 水月に拳を喰らったレンは水を噴き、息を吹き返す。 「おきた?」 「まあ………」 レンは青い顔をしながら頷く。 「じゃあ。容赦はいらないね………」 楽しそうに笑う明日陽。その笑顔はかなり黒い。 レンはかなり嫌な予感がした。 片足を上げる明日陽。タオルからちらりと太腿の間が見えた。 そして上げた足を一気に振り下ろす。振り下ろされた足はレンの脇腹を捕らえる。 「ぐぶっ!明日陽…見え…」 さっきの魔弾に加え、今の蹴りが身体にくるらしく呻き声を出すレン。 「黙れっ!このへんたい!」 明日陽は全力でレンの身体を踏みにかかる。 「この馬鹿!馬鹿!馬鹿!馬鹿!ばか!馬鹿!馬鹿!馬鹿!ばかれん!」 「げぶっ!ごぼ!ふぎっ!きゃぶっ!ぷんにゃっ!がばっ!はぐっ!きゃぴっ!」 レンの身体に溜まっている空気は明日陽の踏みつけによって押し出される。 最初はざまあみろと言う感じに見ていた女性たちも段々とレンが可哀相になってきた。 レンは既に気を失って、身体が跳ねるだけになっている。 そんなレンに全く構わず、明日陽は力を入れて踏み続ける。その目には微かに涙が浮かんでいた。 「馬鹿レン!馬鹿レン!馬鹿!馬鹿!この…馬鹿………何で私だけを見てくれないの……」 気絶しているレンに抱きつく明日陽。 その微笑ましい光景を女性たちは半ば唖然としながら傍観する。 幽霧は背筋に寒気を感じた。足だけ湯に浸かっている状態だとやはり肩が冷えるようだ。 「ママ…寒いの……?」 「うん。ちょっと…寒いかな……」 スバルは湯から上がり、幽霧とアルフィトルテに声をかける。 「じゃあ。あたしたちは先に上がろっか」 「はい……」 スバルたちはかなり甘い空気を醸し出している二人や唖然とする人たちを置いて、先に露天風呂から上がる。 「やっぱり幽霧ってさ。肌……綺麗だよね」 「そうですか?」 脱衣室で服を着ている時、スバルは幽霧に不思議そうに言った。 幽霧はそう思っていないらしく首を傾げる。 「良いな。良いな」 そう言って、スバルは着替えている幽霧に触りまくる。 「ひゃっ…くすぐったいですよ……」 幽霧は女の子のような声を出す。 「ふふ……幽霧ったら…女の子みたいだね…本当に男の子?」 「男です」 真剣な顔で断言する幽霧にスバルは苦笑した 「ただいま戻りました」 幽霧はお茶を飲んでいた部隊長補佐に声をかける。 「おかえり。お風呂はどうだったかい?」 「良かったですよ」 畳に座る幽霧に部隊長補佐はお茶の入った湯飲みを差し出す。 「飲みなさい。温まります」 幽霧は部隊長補佐から湯飲みを受け取った。少しぬるいが、冷えた身体を温めてくれる。 空になった湯飲みをテーブルに置き、幽霧は一息ついた。 『柘榴石の間』で和やかな時間が過ぎていく。 「部隊長補佐。報告はありましたか?」 「いいや。報告は来ていない」 部隊長補佐は湯飲みのお茶を啜りながら答える。 空になった湯飲みに緑茶を注ぎながら幽霧は部隊長補佐に提案した。 「自分が報告を承りますので、部隊長補佐はお風呂に入って来ては如何でしょうか?」 幽霧の提案に部隊長は賛成する。 「分かった。でも、その前に軽く汗を流してからだな」 楽しそうに言う部隊長の言葉に意味が分からない幽霧。 「ふぇ?にょ…にょにぇひゃ……じょうちゅう…こちょで…ちょうか……」 言葉が繋がらず、舌の動きも変だ。さっきお茶を飲んだばかりなのに、幽霧は無性に喉が渇く。 「もう良いみたいだね」 幽霧は棒隊長補佐に押し倒される。身体は何の抵抗も無くあっさりとバランスを崩し、畳の上に倒される。 抵抗しようとしたが手の感覚が鈍く足にも力が入らない。心臓の動悸が全く収まらない。 まるで寝ていたところを無理矢理起こされたようなぼやけた感覚。 体力も魔力も全て使い切ってしまったかのような疲労感。 何が何だか全く分からず、自身の急激な体調不良に途惑う事しか出来ない幽霧に正気その物な部隊長補佐の声が届く。 「まだちゃんと考えられるか?」 部隊長補佐は何故か口元に薄笑いを浮かべていた。 理由を問う言葉も声にならず、痺れる舌も思うように動かない。 「薬はちゃんと効いているようだね。実はね……僕は君のような子が大好きなんだ……ちょっと、君のお茶に即効性のある痺れ薬を入れされてもらった」 幽霧が思い当たるのは、さっき飲んだ湯飲みのお茶。 お茶を吐き出そうと咄嗟に自身の喉に指を突き入れようとしたが、部隊長補佐が手首を掴んで畳に押し付ける。 「大丈夫だ。ちゃんと気持ち良くしてあげよう。君が男でアレ女でアレ、関係ない」 幽霧は「アイギス」を発動しようとしたが発動しない。 「そうそう。この痺れ薬は身体が痺れると同時に、魔法が発動できなくなる」 「ママを放せっ!」 部隊長補佐の背中に抱きついたアルフィトルテ。 「アヴゾォーヴシフト」を発動したが、部隊長はアルフィトルテを振り落とす。 振り落とされたアルフィトルテは木の柱に叩きつけられる。 「危ない。危ない。何かされたら失敗する所だった」 部隊長補佐は幽霧の首筋を舐める。そして、愉悦に満ちた声で楽しそうに言う。 「君の口も君の穴も僕のものだ」 「お邪魔します」 部屋の扉が開く。そこには二人の女性がいた。 「君は誰だ!」 部隊長補佐は叫ぶ。 女性の一人が淡々と冷たく言う。 「ただの司書です。起きなさい……『グレイヴ・オブ・クラウン』 其の鉄腕で我が敵に絡みつき、我が王国の中に引き吊り込め」 足元に置かれていた長方形の箱が大きくなり、人一人が入れそうな棺と化す。 棺の蓋が開く。中から魔力で構築された大量の鎖が蛇の様に這い出た。 鎖は蛇の様に部隊長補佐の身体を這って四肢に絡み付く。 まだ痺れているので上手く動かなかったが、どうにかして入ってきた二人を見る幽霧。そして、呂律が回らない舌で言葉を紡ぐ。 「にょイン……ナちゃにぇさん……」 そこにいたのはノインとナタネだった。 鎖によって束縛された部隊長補佐はノインを睨みながら唸るように言う。 「彩飾の成された棺に無数の鎖……『王棺の担い手クィーン・オブ・グレイヴヤード』か!」 「クィーン・オブ・グレイヴヤード?」 ナタネは不思議そうに首を傾げた。 部隊長補佐を鎖で束縛した状態で説明する。 「一時期なんですが、私は陸士部隊に所属していたのです。その時に犯人や容疑者を絶対に逃がさなかったので捕縛率は時空管理局最高とか言われてました。多分、その名残かと」 「……なるほど」 淡々と話すノインとナタネに部隊長補佐はキレる。 「王棺の担い手クィーン・オブ・グレイヴヤード』が何の用だ!」 「勿論、貴方を逮捕しに来たのですよ」 キレる部隊長補佐に対し、ノインは冷ややかに言う。 「痺れ薬を飲ませて動けなくなった女性局員を強姦する事による婦女暴行罪。強姦した事を金と権力で黙らせた事による脅迫罪。叩けばまだ出ると思いますが、ココで現行犯逮捕させて頂きます」 「証拠はどこにある!」 怒鳴る部隊長補佐。 部隊長補佐の怒鳴り声をまるで雑音のように聞き流すノイン。 レコーダーと分厚い書類を見せる。 「証拠はこちらに」 レコーダーのスイッチを押すノイン。立体的な動画と音声が出現する。 そして持っている分厚い書類を部隊長補佐に叩き付けた。 「こちらは貴方が強姦した女性たちの嘆願書ですね。賄賂の関係で罰せられる事は分かっているはずなのに、事情聴取にも応じてくださいましたし……こんな丁寧に嘆願書まで書いて頂きました。 私に逮捕できないと思われているかもしれませんが、実は貴方の所属する91番陸士部隊の部隊長から諜報部を経由して頼まれました。私の手で鉈はを逮捕するようにと」 その声はまるで淡々と述べるような感じの平坦な声であった。 部隊長補佐はガタガタと方を震え始める。 「震えているのですか?貴方は震えている女性をそのまま強姦したのに……」 鎖に捕縛されながら震える部隊長補佐を見る。その目はまるで氷のように冷たかった。 部隊長補佐を見下しながら、最後通牒を叩き付ける様に冷たく言った。 「私はされど乞い願い汝に命を下す……其の鉄腕で我が敵に絡みつき、我が王国の中に引き吊り込め」 棺の中から伸びる鎖が部隊長補佐を引きずり込んでいく。 部隊長補佐は棺の中を見て、小さく悲鳴を上げる。 棺の中には無数の紅い目があったからだ。その無数の目はまるで自身を餌として入ってくるのを待っている怪物たちのようであった。 歯が噛み合わなくなり、震え始める部隊長補佐。 「はわあぁぁぁ!!」 恐怖で十指の爪を畳に食い込ませる。しかし鎖を棺に入れる力のほうが強く、部隊長補佐は成す術も無く棺の中に引きずり込まれていく。 畳に無惨な傷跡が生まれる。部隊長補佐の顔は恐怖の涙と鼻水でグチャグチャになる。 「いやだあぁ!いやだあああぁぁぁぁ!!」 部隊長補佐の断末魔に似た叫びが「柘榴石の間」に響き渡る。 断末魔に似た叫びを響かせながら、部隊長補佐は棺に引きずり込まれる。 「………」 幽霧は上手く状況がつかめず呆然とする。 しゃがみ込むノイン。そして、さっきと変わらず淡々とした声で尋ねる。 「大丈夫ですか?」 「ちょっと…まだ……身体が…」 痺れ薬の効果が薄れてきたからか、途切れ途切れになりながらも言葉を話す幽霧。そして、ノインに尋ねた。 「ノインが、何故ココに?」 「勿論、91番隊陸士部隊所属の部隊長補佐を逮捕する為ですよ。 諜報部の長月部隊長と打ち合わせて、霞を囮にして部隊長補佐を現行犯逮捕する「ハニートラップ作戦」を取りましたけど」 予想はついていたが、本当にそうだと思わなかったなので呆然とする幽霧。 そして投げ飛ばされたアルフィトルテが心配になり、木の柱の方を見る。 ナタネに抱きかかえられたアルフィトルテは目を回して気絶していた。 「まさか、痺れ薬を仕込まれて襲われるとは思いませんでした」 痺れが取れてきたらしく、うめきながら起き上がる幽霧。 ノインは溜め息をつく。 「霞は襲われやすい見た目をしているのですから気をつけるべきです」 その言葉に少し照れくさくなった幽霧は軽く頭を掻く。 「ん~にゅ?ナタネ……おねぇちゃ?」 気が付いたらしく、目を覚ますアルフィトルテ。そして周囲を見回す。 幽霧が無事だと分かるとナタネの腕から抜け出して幽霧に抱きつく。 抱きつかれた時に衝突された幽霧は腹部が痛がったが、我慢しながらアルフィトルテの頭を撫でる。 「ママぁ……ままぁ……」 幽霧に頭を撫でられる事に抱き締める力を強めるアルフィトルテ。 「あ……アルフィトルテ…」 呻き声を上げる幽霧が見えていないかのように、アルフィトルテは抱き締める力を強め続ける。 幽霧の身体がメリメリと音を立て続ける。 「あぅ………」 意識を手放す幽霧。口からエクスプラズマが出ているように見えるのは気のせいだろうか。 ノインは幽霧の身体が崩壊寸前なので、アルフィトルテに声をかける。 「アルフィトルテ」 そこでやっとアルフィトルテは幽霧が呻き声をあげている事に気付く。 呻き声をあげている幽霧を抱き締める力を緩めるアルフィトルテ。 既に気絶している幽霧の身体は再び畳に横たわる。 [やっほ~。仕事は終わった?ノイン] 突然、魔力で構築されたモニターが現れ、諜報部の長月部隊長の姿が現れた。 ノインはいつもと変わらない冷たい声で答える。 「雪奈さんと打ち合わせた「ハニートラップ作戦」は今終わった所です」 [ん~?それは良かった。幽霧はどうしてる?] 「気絶しています」 [たたき起こして] 雪奈は表情を全く変えないで言った。 「はい」 ノインは幽霧の頬を軽く叩き始める。 しばらく叩くと幽霧は意識を覚醒させた。 意識を覚醒させた幽霧にモニターの雪奈は笑顔で挨拶をする。 「おはよう。幽霧」 「長月部隊長。町長は何か吐きましたか?」 幽霧の問いに雪奈はニンマリと黒い笑顔で答えた。 「神威曰く「ドキドキ☆ワクテカ♪拷問ちっくな尋問」をしたら、綺麗に全部吐いてくれましたね♪」 「場所と開始時刻は?」 「エイルヘルヴァの深夜0時に幕が開くよ。劇名は「マスカレード」。場所はエイルヘルヴァの市民会館」 笑顔を浮かべながら淡々と雪奈は述べる。 「仮面舞踏会マスカレード?」 幽霧は不思議そうに首を傾げる。 「そう。マスカレード。参加者は仮面をつけて参加するらしいよ」 雪奈は笑顔で頷いた。 その言葉に幽霧は違和感を覚える。 「長月部隊長。自分は仮面とか礼服は持ち歩いていないのですが」 黒い笑顔を浮かべながら幽霧に対して言葉を返す。 「大丈夫♪用意は出来るから」 「『神原』さんの紹介で来た『ゴース』と『墓守』です」 仮面を被った女性三人がチェックをする仮面の男性にカードを見せる。カードには番号と偽名が書かれていた。 顔には顔の上半分を隠す仮面がされ、綺麗なドレスを身に纏っている。 「一つ聞くが、『神原』はどうした?」 「管理局の狗に嗅ぎ付けられ、狩られてしまわれましたわ」 チェックをする男の問いに銀髪の女性が答えた。 女性の答えに男は怪訝そうな声で三人に尋ねる。 「お前らがけしかけたのではないか?」 「そんな権力はまだ私共には御座いませんわ」 口元に笑みを浮かべながら答える銀髪の女性。 「それと、その女はなんだ?」 「私の従者ですが何か?」 銀髪の女性は口元には笑みを浮かべながら仮面の向こう側で睨みつけた。 見えない威圧感が男に圧し掛かる。 「警護の為にボディチェックと身辺のチェックをさせて頂きます」 男は女性の威圧に押されながらもボディチェックを開始する。 ボディチェックには全く異常は見られなかったが、白い髪をした女性の持つ箱に目をつけた。 「この箱の中身は何でしょうか?外装は妙に彩飾が成されていますが……」 チェックする男の問いにはまたもや銀髪の女性が答える。 「この箱の中身はお金です。お確かめになられますか?」 「いや………いいです」 銀髪の女性が見せる口元の笑みに男は怯えで声が震えていたが、三人を中へと通す。 「どうぞ」 「ありがとうございます」 静かな市民会館の廊下に男の革靴と三人の女性が履いたヒールの踵が床を叩く音だけが響く。 廊下には暖房が入っていないらしく、肌を刺すような寒さを感じた。 「こちらです」 男は会館の中にある劇場の扉を開けた。 扉の向こうから生ぬるい空気が流れて、冷たい廊下の空気と混じる。 三人は男性に案内された席に座る。 「ふぅ………」 茶色の髪を肩まで伸ばした女性が席で一息をつく。 一息つく茶髪の女性に話し掛ける銀髪の女性。 「大丈夫ですか?霞」 「ええ。大丈夫です。ノイン」 幽霧は首元まで肌に吸い付くように密着した黒のドレスを着た自分自身の胸元を見ながら答える。 「それにしても、ユウギリは女性にしか見えませんね」 彩飾がなされた箱を持った白い髪の女性。ナタネがノインに箱を渡しながら感嘆する。 箱を受け取ったノインは苦笑しながら答えた。 「昔から霞は女の子にしか見えませんでしたね……小学校では「白雪姫」の主役に抜擢されましたし、王子役の男の子は霞が余りにも可愛かったのでキスマネではなくて本当に唇にキスしようとしてました」 その声は妙に楽しそうであった。ノインにとっては良い思い出なのだろう。 幽霧とってそれは楽しい思い出ではなくて、思い出したい思い出ではないかもしれないが。 話を逸らすように幽霧は長月部隊長に言い渡された任務の打ち合わせを始めた。 「エイルヘルヴァの町長が出席していた裏オークションに出されるのは全て古代遺失物です。 尋問した神威一等陸士と長月部隊長の話だと、このオークションの最後に「エリュシオン」でも前代未聞の品が出品されるとの事です。自分たちはその品が落札されたのと同時にココにいる人たちを現行犯逮捕するのが今夜の任務です」 幽霧の説明にノインが口元を歪ませる。 「霞が広範囲型のアイギスでココにいる全員を石化させて……」 「ノインが『グレイヴ・オブ・クラウン』で石化した人たちを捕縛する」 ナタネは幽霧に問う。 「私の役目は…?」 「逃げられた時の保険だそうです」 ノインは『グレイヴ・オブ・クラウン』から入れていた拳銃形態のアルフィトルテを取り出して幽霧に渡す。 黙って幽霧は拳銃形態のアルフィトルテを受け取る。 それとほぼ同時にステージに電球の光が入った。 「今夜は当会のオークションにお集まり頂き、まことにありがとうございます。時と場所を変えながらもご好評頂いております。今夜は温泉街の市民会館で仮面舞踏会を実施するという形で会員の皆様方をお迎えすることになりました」 仮面をかけたスーツの女性が流暢に歓迎の挨拶を述べた。彼女がオークションの進行役のようだ。 幽霧たちは無言でステージを睨みつける。 「今夜も会員のお客様にご満足頂ける珍品や秘宝を取り揃えております。審美眼と財産が肥えた皆様方もきっとご満足頂ける筈です」 女性の言葉に参加者の中で拍手が生まれる。しかし人が多すぎて誰が拍手したかすら分からない。 三人の視点から見える参加者の多くが資産家の匂いを漂わせている。それ以外は付き人や使用人らしき人しか見当たらない。 会場は異様な雰囲気が漂う。誰もが冷静に進行を見守っているように見えて、誰一人としてステージから目を離さない。 隣の青年をみる幽霧。 幽霧の隣に座っている青年は仮面で表情が隠れているが、新しい玩具を見つけたような無邪気な視線は仮面を持っても隠す事は出来ない。 それは幽霧たちの周辺に座る全員に当てはまる事であった。 「気持ち悪い」 ステージで口上を並べる進行役を見ながら、ノインは顔をしかめて毒づく。 「我々の日頃欠かすこと無い努力の賜物でしょうか………今夜は当会でも前代未聞の品を出品する件となりました」 女性の口上が区切られた事を合図に、仮面をつけた男性がショーケースを持って姿を現す。 ショーケースの中身を見て、感嘆する様に吐息を漏らす参加者たち。 幽霧たちは中身に目を剥いた。 男の持つショーケースに入っていたのは金色の胎児。いや、金で出来た胎児であった。 「一聞は一見に如かずで御座いますし、無意味に出し惜しみをしたら暴動が起きます故、簡単な紹介だけをさせて頂きます。それを産み出すものがこの度のオークションを締め括る一品で御座います」 会場は思い出したかの様にどよめき始める。 進行役の説明はまだ続く。 「この金の胎児を検査した所、純金のみで出来ている事が明らかになりました」 感嘆の声とどよめきが大きくなる。 純金のみで構築されたものを産み出すという事には幽霧も興味を持った。 参加者たちにとっても興味というものは収集欲を駆り立てるエッセンスらしく、興奮した様子でショーケースの中身を見入る。 「お客様方の食指を動かす様で何よりです。この金の胎児を産み出すものは最後にさせて頂きます。では商品No.1番。ジュエルシードです」 進行役が口に出した「ジュエルシード」という名に唖然とする幽霧たち。まさか最初から秘匿級の古代遺失物が出品されるとは思いもしなかったからだ。 幽霧たちが唖然としている中、ジュエルシードは高値で落札されていく。 五つあったジュエルシードは一つが平均して、500万という価格で落札された。 ジュエルシードが落札された時点で会場には熱気が籠もる。 「商品No.2番はメドゥーサの瞳で御座います。これは15万から始めさせて頂きます」 「20万!」 いきなり、ある参加者は元の額から5万上乗せした額で落札しにかかった。 「30万!」 負けじとどこかから10万を上乗せする参加者も現れる。しばらく、会場は沈黙に包まれる。 「『バニ』様の30万でよろしいでしょうか?」 「36万!」 目的の物を落札する事が出来ない事を嘲笑する様な進行役の声に反抗してか、更に6万を上乗せした額が出された。 更に値をつり上げる参加者は現れず、会場は沈黙する。 「『ノイズ』様の36万でよろしいでしょうか?」 声は響かない。沈黙が36万でメドゥーサの瞳を落札する事を肯定した。 「メドゥーサの瞳は『ノイズ』様が36万で落札されました」 この後もオークションは続く。 凶悪な自動傀儡。老王の血液。時空間渡りの鳥居。巨大な機械傀儡。他にも沢山の古代遺失物が出品され、次々と落札されていった。 「では、そろそろお客様がお楽しみに待っていた品の落札を始めたいと思います」 会場の熱気に似た空気もあるからか、所々から歓声が上がる。 仮面の男性が一人の女性を連れて現れた。 「これが歴史の裏の裏で暗躍した古代遺失物以上の能力を保有する先天性古代遺失物能力者インヒレント・ロストロギアで御座います」 参加者は感嘆の声をあげる。 「インヒレント・ロストロギア…………」 幽霧は言葉を噛み締めるように反復する。 ノインは目を開いた。進行役が何を言っているかすぐに理解できなかった。 「人身売買という事ですね」 吐き捨てるような幽霧の一言で我に返るノイン。 「あの人を………売り買いするの……?」 「ええ」 思考能力が戻っても、ノインは感情がついていかなかった。怒りが湧く前に、信じられないという思いが強まる。 幽霧は信じられないような顔をするノインにぽつりと言った。 「自分とノインたちが長月部隊長に拾われなかったら歩んでいたかもしれない運命です」 淡々と話す幽霧に呆然とする。幽霧という人間には既に道徳心が喪失しているように見えたからだ。 ノインは死んだ魚の様に濁った目をしている幽霧に怒りに似た感情を抱く。 しかし司会進行の言葉に絶句する。 「観賞用としても一級品ですが、今までの品と一線を画す点が御座います。それは……殿方と性を交わし、種付けする事で胎児の代わりに純金で出来た胎児を産み出す事です」 絶句したのはノインだけではなかった。幽霧も他の参加者たちも息を飲んでいた。全く変化が無いのはナタネ位だ。 しかし次の瞬間には様々な所から歓声に似た声が上がる。 「では!今から先天性古代遺失物能力者インヒレント・ロストロギア『滴る者ドラウプニル』の落札を始めたいと思います」 幽霧たちの周辺で参加者が値段を叫び出す。 「500万!」 「630万!」 その場の熱気と値段が高騰して行く中、幽霧は呪文を唱える。 「其は石眼の魔女にして、美の女神。」 「670万!」 熱気が高まっていく中、幽霧の魔法も徐々に展開されて行く。 魔法陣の規模も徐々に大きくなっていった。 「その力故に戦女神の盾となりし者。我はその威光で彼の者を石へと変えん」 「830万!」 アルフィトルテの銃口を会場の床に向ける幽霧。 幽霧は銃口を床に向けて引き金を引いた。撃鉄が落ちて魔弾が撃ち出される。 魔弾を叩き込む事で魔法が完成した。 「アイギス………」 『エクステンドっ!』 幽霧とアルフィトルテの「アイギス・エクステンド」が幽霧以外で市民会館にいる人を一瞬にして石化させた。 全員が石化した事を確認すると、ノインは自己のデバイスを起動する。 「起きなさい……『グレイヴ・オブ・クラウン』 我が命において其の鉄腕で我が敵に絡みつき、我が王国の中に招待せよ」 幽霧とナタネを除いて会場にいる人たちの真下に魔法陣が一つずつ展開された。 魔方陣から魔力で構築された無数の鎖が現れ、幽霧の魔法によって石化した人たちに絡み付く。 鎖が完璧に絡み付いた時、石化した人たちが魔法陣に引きずり込まれた。 石化した人たちを引きずり込み、ノインは呟く。 「捕縛完了」 その時だった。金属と金属がぶつかり合ったような音がしたのは。 幽霧は冷静に音源を見る。 そこにいたのは、ステージで石化した女性の鎖を斬る男の姿であった。 石化した女性を連れて行こうとする男へ走る幽霧。 男は幽霧の姿を認めると、ニヤリと笑いながら尋ねる。 「こんな容赦無い魔法をかけたのはお嬢ちゃんかい?」 アルフィトルテを抜き、幽霧はニヤリと笑う男に言う。 「名を名乗って下さい」 「おいおい。そんな無粋なものを向けるんじゃない」 男はアルフィトルテを向ける幽霧を見ながら勧める様に言う。 そして幽霧を見ながらしばらく考える。 何かを思い付いたらしく幽霧に言った。 「ココはあえて「カイゼル髭」と名乗らせて貰おう」 明らかに偽名っぽい名前に幽霧は言葉に詰まる。 ひとまずアルフィトルテを収める幽霧。 アルフィトルテを収めた幽霧を見て、カイゼル髭はニヤリと口元を歪ませた。 「銃を収めるとは、良いお嬢ちゃんではないか………」 「一つ聞きます」 銃を収めた代わりに幽霧は拳を握る。 「この人をどうする気ですか?」 「雇う主の頼みさ。このようなトラブルが起きたらこいつだけは回収しろってな」 カイゼル髭は石化した女性を軽く叩きながら言う。 そして感心するような声でカイゼル髭は言った。 「お嬢ちゃんの魔法は素晴らしかったさ。俺もレジストするのが遅かったら厄介な事になった。その後にきた魔法もギリギリだったな……」 思い返すように言うカイゼル髭。しかし、その隙に幽霧の拳が迫る。 カイゼル髭は瞬時に抜いたナイフの峰で幽霧の拳を受け止めた。 「っははは!威勢が良いな!お嬢ちゃん!」 カイゼル髭は豪快に哄笑する。 幽霧はナイフで受け止められた拳を下に落とし、右から回し蹴りを叩き込む。 右から迫る幽霧の回し蹴りを今度は右腕で受け止めるカイゼル髭。 ニヤリと笑いながら幽霧に言う。 「本当に良いなお嬢ちゃん!そこで守らずに反撃か!よっぽどの度胸と自身がないと出来ねえさっ!というか、この年でそれか!戦士か? いや狂戦士か?狂戦士に間違えねぇ!生粋の狂戦士じゃなかったら死んだ魚のように深く濁った瞳をしねぇ!」 狂ったように哄笑するカイゼル髭に幽霧はアルフィトルテを抜いて銃口を向ける。 そして、アルフィトルテの銃口から魔弾が撃ち出された。 「そこで容赦なし!?呵責なしか!」 笑ってカイゼル髭は跳ねる。それにより魔弾を避けられる。 「でも調子に乗るなよ?お嬢ちゃん♪」 着地と同時に幽霧へと接近、距離を縮めるカイゼル髭。そして、幽霧にドロップキック。 盛大に吹き飛ばされ、幽霧は観覧席に叩きつけられる。 カイゼル髭は吹き飛ばした幽霧を無視して、石化している女性のほうに近付く。 「錬金術師の鎖アルケミストチェイン」 石化した女性にカイゼル髭が近付いたのとほぼ同時に別の声が会場に響く。 その声が響いた途端、カイゼル髭と幽霧の身体に何かが巻きつく。 カイゼル髭は身体に巻き付いたものを見る。それは鎖であった。 「こんばんは~♪」 ジャラジャラと金属がぶつかり合う音を響かせながら一人の女性が会場の階段を下りてくる。真紅のロングコートを羽織り、蒼みがかった黒色の髪をしていた。 「何者だ?」 カイゼル髭は真紅の女性を睨みながら冷静に尋ねた。幽霧は女性を観察しながらその場の状況を見守る。 真紅の女性は楽しそうに笑う。 「ただの通りすがりだよ。ちょっとステージで石化している女の人に用があってね。」 そう言って、真紅の女性は幽霧の脇を通り過ぎる。 幽霧は女性の手首を見て驚く。手首に傷口があり、傷口から鎖が生えていたからだ。 驚く幽霧を尻目に真紅の女性は石化した女性の方に歩いて行く。 「それに触るな!」 カイゼル髭は女性に襲い掛かる。 大の男が襲い掛かってきたのに女性は全く動じない。 女性は一言呟く。 「『煉獄の檻籠』」 傷口から鎖が抜け落ちて血が撒き散らされる。 カイゼル髭にその血が付着した瞬間、血が炎となって燃え上がった。 女性は炎に包まれたカイゼル髭の脇を通り抜け、石化した女性の下に辿り着く。 石化した女性に手を触れ、またもや一言呟く。 「『葬討の炎天使』」 石化した女性の身体が燃え上がる。そして中から女性の姿が現れる。 真紅の女性は尋ねる。 「私の名前はワルツハーゲンと申します。貴女は先天性古代遺失物能力者インヒレント・ロストロギア『滴る者ドラウプニル』ですよね?」 女性は小さく頷く。 ワルツハーゲンと名乗った女性は女性に言った。 「貴女の先天性古代遺失物能力を封印して差し上げましょうか?」 その言葉に女性は驚く。 「出来るのですか………?」 「ええ♪」 ワルツハーゲンは微笑む。 女性は当然、ワルツハーゲンに土下座する。 「お願いです……この変な力…何とかして下さい…」 「顔を上げて」 静かに顔を上げた女性にワルツハーゲンは優しく言った。 「私は貴女が得てしまった力が貴女の人生の重みになっているから、それを消しにきました」 「本当ですか……?」 ワルツハーゲンは頷く。 「さっ……手を出して…」 女性は手を差し出す。 差し出した手を掴み、ワルツハーゲンは呟く。 「『再誕』起動。」 緋桜の両腕に茨の様な紋章が浮かび上がる。 「埋封式」 茨の紋章が緋桜の両腕から剥離し、少女の身体に絡みつく。 一瞬だけ、女性の身体にも茨の紋章が浮かび上がる。 身体に電撃に似た強い痺れが走り、女性は意識を失う。 ワルツハーゲンは女性を受け止めて優しく床に降ろす。 カイゼル髭から喰らった痛みに耐えながら幽霧はワルツハーゲンの方に近付く。 幽霧の存在に気付くワルツハーゲン。 顔を向けたワルツハーゲンに幽霧は呟くように言った。 「貴女は一体……」 「ただの通りすがり」 ワルツハーゲンは笑顔でそう答えた。 立ち上がって幽霧の肩を叩く。 「私はこれで行くから後始末頼むね~「暴君」♪」 「暴君?」 聞きなれない言葉に幽霧は首を傾げる。 そう発言したワルツハーゲンに尋ねようとしたが、既にいなくなっていた。 ワルツハーゲンがした謎の攻撃で燃やされていたカイゼル髭もいつの間にかいなくなっていた。 呆然とする幽霧。 しばらくその状態でいると、段々と寒くなってきた。 「霞……かえろ?」 一部始終を遠くで見ていたノインとナタネが幽霧に近付いて静かに言う。 「………分かりました」 幽霧は静かにそう言って、ノインたちと共に誰もいない会場を後にした。
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第一部 〈零時五十五分 はやて〉 時空管理局陸士部隊捜査課が出店している【甘味処『華鳥風月』】。 その暖簾をくぐって、藍色の色無地を着た二人の局員が店内から出てきた。 一人は捜査課を率いる若き女性の部隊長。八神はやて二等陸佐。 もう一人は主に彼女の秘書をしているリインフォース・ツヴァイ空曹長。 二人は少し遅めの息抜きを行う為に外へ出てきたのだ。 痺れさせるような外の冷気が店内の熱気で火照った身体を冷やし、たるみかけた心を改めて引き締め直してくれた。 割と空気が澄んでいるからきっと、星が良く見えるだろう。 口から真っ白な息を吐き出しながらはやてはリインに言う。 「そういやぁ……リイン」 いきなり掛けられたはやての声にリインは小さく首を傾げる。 「何ですか? はやてちゃん」 「あけましておめでとう」 ちょっと遅れてしもうたけどなと、おかしそうに含み笑いするはやて。 ほんの数分だけポカンとするリインであったが、それが新年の挨拶だと気づくと口元をほころばせて笑った。 それはまるで太陽のように明るい笑顔であった。 「えへへっ…今年もよろしくですっ! はやてちゃん」 「ああ、よろしくや」 リインの笑顔にはやては唇をほころばせ、綺麗な笑顔を浮かべるはやて。 そして【甘味処『華鳥風月』】の軒下からぼんやりと空を見上げる。 夜の空は靄のような黒い物に覆われ、星一つも見えなくなっていた。 隣でリインがはやての袖を摘みながら少し怯えたような声を上げる。 「はやてちゃん…リイン、何か嫌な感じがするですぅ……」 「……あたしもや」 はやてはあの黒い靄を見ていると妙に心がかき乱されるような感じがした。 この世界の存在そのものに絶望し、滅茶苦茶に壊してしまいたいという衝動に襲われるようであった。 ある種の誘惑に、はやては激しくかぶりを振る事でそれを思考の外に振り払う。 その時、はやての脳裏に浮かんでいたのは―――冬の空に消えてしまった、銀髪赤眼の少女。 あらゆる魔法がそこに蒐集されている古代遺失物。『夜天の書』の管理を行う為に生み出された人格。 はやての側に付き従い、共に歩むべきはずだった祝福の風。 ―――『夜天の王に祝福をもたらす風』リインフォース。 今、はやての隣にいるリインの姉に当たる存在であった。 彼女は歪まされた『夜天の書』の防御プログラム、『闇の書の闇』がもう二度と復活しないように、管理人格である自らの存在も一緒に消滅させた。 はやてはその光景を今でも忘れない。それはまるで数秒前にあった事のように覚えている。 灰色の雲から舞い落ちる粉雪。展開されたベルカ式の魔法陣。周囲には自身を主と呼ぶ騎士達。その左右には友人であり、戦友である少女たち。中央には銀色の長い髪が印象的な少女。 泥まみれになり、芋虫のように無様な格好ではいつくばりながらも彼女を求めて名を呼び続けた自分。 涙や泥で顔がグチャグチャになった自分の頬に触れ、ぎこちなく浮かんだ彼女の精一杯の笑顔。 空から雨のように降り注ぐ雪に溶けていくように消滅していく彼女。 そして―――あの雪の日に泥だらけになって立てた一つの誓い。 『夜天の王』夜神はやては黒き靄によって穢れた夜の空を見ながら思ふ。 彼女の存在を犠牲にして残されたこの世界の価値は生贄となった者に値しているのだろうか―――と。 もしかしたら、全ての存在は『世界』や『神』と形容する存在にもてあそばれているのかもしれない。 中途半端に幸せという物を与えられ、愛しき存在などをあっさりと奪い取られてしまう。 そんな醜くも穢れきった価値無き世界など滅んでしまえば良いのではないだろうか――― 再び、はやてはかぶりを振る。今度こそ世界の終焉を望む思考を振り払う為に。 世界に終焉の鐘を撃とうとした悲しき超古代融合騎―――『第六世代 亜人魔神器《リラダンデバイス》』。 『長距離広範囲戦術殲滅式《ヴァイスヴェルト》』を操る少女。 ナタネ・ナターリエ・ヴァイスヴェルトと相対したのは誰でもない、はやてとリインであった。 その戦いの果てで、友人である戦友である高町なのはは言った。 この世界にも幾万の想いが在り、時には触れ合ったりぶつかりあったするけど――― ―――その中の幾つかは何処で繋がり、その想いを伝えるように続いている もしかしたら、それが――― ―――この世界にある価値の一つかもしれない……と だから、はやてとリインも『夜天の王に祝福をもたらす風《リインフォース》』の想いをこの世界に続けさせる為に歩き続ける事にした。 この醜くも穢れきった価値無き世界が、本当は綺麗で少しだけ優しい世界かも知れない事を伝えるために。 「そろそろ中に入ろか。寒くなってきたわ」 はやては両手をゴシゴシと擦り合わせながら呟く。 「はいですっ! はやてちゃん」 〈一時 神無月神薙〉 「神薙さん、神薙さん。起きて下さい」 「ん~?」 とあるビルの一室。ベッドで眠る女性を揺り起こそうとする黒髪の少女。 少女は邪魔にならないように黒い髪を後ろで一つにまとめ、鳥居の紋様らしき赤い刺繍の入ったエプロンを付けていた。 部屋の外から漂う和風ダシの良い匂いからして、調理をしている途中で女性を起こしに来たのだろう。 絹のように滑らかな黒髪をベッドに広げ、白襦袢の合間から雪のように白い肌を晒しながら眠る女性の姿は一種の造形美を感じさせた。 美術家が見たら喜び勇んで、絵画や像などの作品を造るだろう しかし神薙と呼ばれた女性は寝返りを打つだけで全く起きようとしない。 軽くため息をつき、頬を朱に染めながら少女は神薙は顔を寄せる。 その頬は火照っているかのように赤く、目は微かに潤んでいる少女からは妙に官能的な雰囲気が醸し出されていた。 少女が神薙の寝ているベッドに手をつく。スプリングの入ったマットと年季の入ったベッドがギシっと軋むような音を立てる。 「ん~。むぅ…」 しかし耳元で軋むような音がしても馴れているのか、神薙は一向に目を覚まそうとしない。 果実のように瑞々しい少女の唇が神薙の唇―――ではなく、耳に近づいていく。 そして少女は口付けをするかのような距離にまで唇を近づけ、神薙の耳元で囁いた。 「……ヤらないか?」 「むしろ、おねがいしますっ!」 わずかに熱を帯びた少女の言葉に神薙は目をカッと開いて身体を起こす。 周囲を見回し始める神薙。起きたとは言え、まだ寝ぼけているようだ。 そんな神薙に少女は笑みをこぼしながら挨拶をする。 「ふふっ……明けましておめでとう御座います。神薙さん」 「うん。今年もよろしく―――マドカちゃん」 神薙は嘘の言葉で安眠を邪魔された事に不貞腐れているのか、少し言葉の響きに刺々しさがあった。 明らかに不機嫌そうな顔をしている神薙にマドカは少し困ったような顔をする。 「一時過ぎに初詣へ行くから起こして欲しいと言ったのは神薙さんじゃないですか」 「あっ、そうだったぁ……ごめん。忘れてた」 徐々に意識が覚醒してきた事によって寝る前に言った事を思い出し、神薙はバツが悪そうな顔をする。 マドカはそんな神薙に微笑みかける。それはまるで愛しい子供を見る母親のよう。 年齢は神薙の方が上であるので、それはとてもちぐはぐな感じであった。 エプロンの紐を解きながらマドカは神薙に言った。 「火を止めてくるので、それまでに着替えて下さいね」 「ん……分かったぁ…りょ~かい……」 上げた手を軽く振りながら返す神薙にマドカはクスリと笑う。 そしてマドカは調理したままであろう台所へと小走りで走って行った。 カツカツと靴底で床を叩く音が遠ざかっていくのを聞きながら神薙は部屋の窓を開け、入り込んだ冷たい外気で身体を微かに震わせながらものんびりと空を見上げる。 こんな寒い日ならば澄んで見えそうな空は黒くて濃い靄が掛かり、紺色のピロードの上に散らばる宝石のように綺麗な星の光すらも遮っていた。 下からは阿鼻叫喚が聞こえ、いろんな臭いが入り混じった臭気が上ってくる。 そんな空を見上げながら神薙は楽しそう声で独り言を呟いた。 「狂気まみれの殺し合い《カルネヴァニーレ》の鐘は鳴らされた―――という事かな?」 口元にも楽しげな笑みが浮かび、目にはある種の狂気が入り混じっている。 まるで思いついた悪戯を実行する機会を待っている子供のようであった。 しかし悦楽という狂気に彩られた神薙の呟きに答える声は無かった。 神薙は寒さから来る身震いか高揚から来る武者震いか分からないが、その身体をブルリと震わせる。 そしてマドカと初詣に向かう為に白襦袢を脱ぎ、外出用の服装に着替え始めた。 〈一時十九分 【中華『覇道軒』】〉 たった一人の対象を拘束―――および撃墜。 その為に様々な局員が投入され、返り討ちにあったり逃走を許してしまったりしているその裏――― 豪勢な料理を食べて新年を祝いたいと考える者が多いのか、管理局の局員が出している店の中は初詣を終えた客でごった返していた。 首都防衛部隊が出店している中華飯店―――【中華『覇道軒』】もその一つであった。 「お待たせした。麻婆茄子と麻婆豆腐だ」 注文された料理を届けに行くシグナム。そこのテーブルにいた男と子供はシグナムの胸を食い入るように凝視する。 シグナムはその男と子供の視線が凄く恥ずかしかったが我慢し、笑顔を浮かべて耐えた。 男とその子供がシグナムを食い入るように見つめているのには着ている服装にあった。 シグナムの着ているユニフォームは白いインナーに紅いエプロンドレス。足首まである紅いスカートには片方だけ太ももの付け根の位置までスリットが入っていた。 そのスリットから黒いガーターストとオーバーニーソックス。そして黒い下着が動いた時にチラリと見えるようになっている。 女性専用のユニフォームは胸元と足を強調するようなデザインで作られている為、年齢問わず男性の目を釘付けにしていた。 きっと目を皿にしながら女性局員の動く様を追っている男性客たちは注文した料理の味など分かっていないであろう。 ほとんど視姦されながらホールで仕事をさせられる女性局員は溜まった物ではない。 男は鼻の下を伸ばしながらシグナムのロングスカートに入ったスリットを注視している。 「何見てんの!」 しまいには隣にいた妻が男に平手打ちし、呆然とする男を罵倒する。 子供は目の前で男を平手打ちした母親から目をそらしながらほとんど涙目で麻婆豆腐を食べている。 涙目になっているのはきっと、頼んだ麻婆豆腐が辛かったと言うだけではない事は間違いない。 シグナムは苦笑いを浮かべながら、修羅場と化したテーブルから離れる。 そして他の局員はどうしているのか見るために何気なく周囲を見渡す。 「お待たせしました。杏仁豆腐です」 目に留まったのは、中年の女性たちのいるテーブルに杏仁豆腐を出しに行った男性局員。 首都防衛部隊の中で策士と謳われる局員―――葵葉鷹斗一等空尉であった。 女性たちは鷹斗の凛々しい顔に見惚れ、感嘆の声を漏らす。 「ありがとうね。あら。いい男前」 「ありがとうございます」 笑みを全く崩す事無く、鷹斗は女性たちに杏仁豆腐を出す。 しかし女性たちの視線は杏仁豆腐ではなく鷹斗の方に向いている。 流石、首都防衛部隊に所属する局員たちから『女殺し』と噂されているのは伊達ではない。 「出来れば、名前を聞いて宜しいかしら?」 その笑顔のとりこになったのか、頬を微かに染めた女性の一人が尋ねる。 嫌な顔もせずに鷹斗は顔に微笑みを浮かべながら答えた。 「葵葉鷹斗と言います」 「あら。男前は名前も格好良いのね」 そう言って、女性たちは笑う。 「お褒めいただき、光栄です」 鷹斗は女性たちに向かってニヤリと笑う。その笑みには肉食獣のようなワイルドさがあった。 その光景をぼんやりと見ていたシグナムは思った。 嗚呼、また鷹斗という『女殺し』が張った巣にまた獲物が引っかかってしまったと。 というか首都防衛部隊で命を賭けて戦うより、ホストクラブで女性を悦ばせている方が似合いそうだと。 シグナムがそんな事を考えながら立ち止まっている所に鷹斗が声を掛けて来た。 「恥ずかしいとは言え、仕事を疎かにするのはどうなのでしょうか? シグナム二等空尉」 「すまない。ちょっと考え事をしていたんだ」 少し苦し紛れであるかもしれないが、鷹斗にそう答えるシグナム。 鷹斗も、そうですかと返しただけこれ以上は問い詰めてくる事は無かった。 杏仁豆腐を食べている女性たちを眺めながら鷹斗の手腕を思い返したシグナムは鷹斗をからかうように率直な感想を口に出した。 「相変わらず、良い落としっぷりだな」 シグナムの言葉に鷹斗は悪戯を思いついた子供のようにニヤリと笑う。 そして軽くシグナムの穿いているスカートの視線を落とした。 「シグナム二等空尉たちが稼いでいるのと比べたら、微々たる物です」 スリットから見える太ももに突き刺さった鷹斗の視線とその言葉で何を言いたいのか分かったシグナムは顔を真っ赤にする。 ユニフォームのスリットによる色気仕掛け染みた方法によって集客が出来、急速に売り上げを伸ばしているのだと鷹斗は暗に言っているのだ。 それは一見、女性局員の恥を忍んだ頑張りを褒めていると聞こえるが―――。 シグナムに男性客たちの舐め回すような視線を思い出させる事が目的であった。 意外と鷹斗は周囲に『女殺し』やら『腹黒策士』と茶化されるのが気に入らないようだ。 これ以上、余計な事を口にしたら、確実にいらない事を突っ込まれるだろうと判断したシグナムはそのまま閉口する。 鷹斗はその閉口を何か考えているのだと察したらしく、シグナムに訊ねた。 「もしかして、えゆ三等空尉の事ですか?」 「まぁ……な」 さっきは咄嗟に答えたものの、暴走している魔導師の拘束及び撃墜の任務に駆り出されたえゆ三等空尉が気にならないわけではない。 遠巻きに見ていた民間人の話や搬送されて行ったスバルの事を聞くと、やはり大丈夫なのか流石のシグナムも心配になってしまう。 戦技教導隊の戦闘狂で有名な和泉・篠鷹ペアから逃げおおせ、民間会社に所属している魔導師と引き分け、特別救助隊のスバルと時空管理局第二十一特殊編隊の局員を返り討ち。 そして今は航空武装隊の一等空士、とある陸士部隊の一等陸士、首都防衛部隊のえゆという共同戦線で対象を交戦中。 戦歴から見れば、並大抵の局員が束になって掛かっても逆に返り討ちにされる程の相手であると判断できる。 シグナムの独断でランク付けするならば、魔導師ランクはAA相当であろう。 本気で戦うと街が一つ消し飛びかねないAAAランクと戦闘までは行かないとしても、ほとんど急造のスリーマンセルで勝てるだろうか。 どんどん悪い方向に思考が動いていくシグナム。 そんなシグナムに微笑みながら鷹斗は言った。 「きっと、えゆなら大丈夫ですよ」 鷹斗の口から出た名前にシグナムは驚きで顔がピクリと動く。 目の前にいる葵葉鷹斗一等空尉は誰に対しても階級を付けて呼ぶ事を忘れない模範的な局員だとシグナムは同僚から聞かされていた。 そんな鷹斗がまさか、えゆ三等空尉を呼び捨てで呼ぶとは思ってもみなかった。 予想外の事に驚いているシグナムに鷹斗は更に笑みを深める。 「えゆと自分は訓練校で同期でしたから。少し体を良く言うと―――」 シグナムの前で少し考えるような素振りを取ってみせる鷹斗。 良い謳い文句を思いついたらしく、鷹斗は楽しげに微笑みながらシグナムに言った。 「葵葉鷹斗一等空尉とえゆ三等空尉は同期の桜―――ってやつです」 心の底からえゆを信用しているのだなと、シグナムは微笑んでいる鷹斗を身ながら思った。 えゆは同じ部署の同僚であるが、シグナムはそこまで信用する事は出来ていなかった。 これも長年の付き合いという縁がなせる業なのだろう。 そこでシグナムの脳裏に浮かんだのは、過去に出会った何組かの仲間たちの姿。 『エースオブエース』と謳われる高町なのはとフェイト・T・ハラオウン。 『ストライカーズ』にならんと修練を続けているスバル・ナカジマとティアナ・ランスター。 そしてシグナムが主と慕う八神はやてとその従者たる存在であるリインフォース・ツヴァイ。 最初の一組が出会ったきっかけはとある古代遺失物を巡っての闘争。 若い一組は陸士訓練校からの腐れ縁。 最後の一組は雪の舞うとある冬の日の喪失から始まった。 出会いの形や付き合い方はそれぞれであるが、根本にある物は共通している。 それは―――お互いを信じ、お互いに自身の全てを預けあう事。 きっと、鷹斗とえゆも三組と似たような物があるのだろう。 「やはり、お前には敵わないな。葵葉鷹斗一等空尉《フライハイヴィント》」 「―――お褒めの言葉として、ありがたくいただきます。シグナム二等空尉《ベルカヴァレリエ》」 ポツリとシグナムが口に出した言葉に鷹斗は目を薄く細めながらそう答えた。 「お前ら……突っ立ってないで仕事しろ。オーダーが溜まるだろうが」 餃子定食と北京ダックを運ぶ寒天がシグナムと鷹斗に言った。 忙しいからであろうか。紡ぎだされる言葉の中に殺意らしき物が入り混じっていた。 「あっ! はい」 「了解だ」 鷹斗とシグナムは足早と厨房へ走っていった。 〈一時十八分 幽霧〉 交戦した対象によって腹部に穴をあけられたスバルを医務局に送った帰り道。 幽霧とアルフィトルテ。そして雫は警邏中の陸士部隊の局員と共に歩いていた。 何とか無事に元旦を迎えた人々の気分は高揚しているのか、歩行者天国や出店している屋台が賑わっていた。 そんな熱気を感じられる喧騒の中で幽霧は呟いた。 「スバル・ナカジマ一等陸士が大事に至らなくて良かったですね」 「ひとまずご苦労様。幽霧」 [幽霧。お前には感謝しているよ] リアルタイムで指示を受けられるように雫が展開したウィンドウの向こうにいたゲンヤが幽霧に礼を言う。 約二時間前に民間会社に所属する魔導師のこっとんと交戦中の対象と接触したスバルが彼女の代わりに対象と交戦。 善戦はしたのだが、対象が最後に詰めを誤ったスバルの腹部に槍を突き刺して逃走。 このままだと、スバルが出血多量で死亡する危険性があった。 そこでゲンヤに救援を頼まれた幽霧と雫が現場に到着。 幽霧の〈其は石眼の魔女《アイギス》〉によって腹部の貫通痕を強引に塞がれ、スバルは医務局に搬送された。 担当の医務官の話だと、腹部の傷がふさがれなかったら交戦した現場で死んでいてもおかしくないらしい。 ゲンヤにとって、ある意味で幽霧はスバルの命の恩人と言ってもおかしくない。 しかし幽霧は何事も無かったかのように淡々と答えた。 「自分はただ、ナカジマ一等陸士の傷を塞いだだけです。大事に至らなかったのは本人の生命力による物です」 まるで感謝される理由が無いかのような幽霧の物言いにゲンヤは苦笑いを浮かべる。 きっとゲンヤは幽霧が感謝の言葉に対して、そう返してくるのは分かっていたけど本当にそう返してくると思わなかったのであろう。 苦笑いを浮かべながらゲンヤは幽霧に言った。 「なぁ、俺の部隊に来ねぇか? 陸曹として迎えてやるぞ」 第108陸士部隊へ陸曹としてスカウトする。 それは諜報部では三等陸士の幽霧にとっては破格の条件。 「嬉しい申し出ではありますが……丁重にお断りしておきます」 勧誘の言葉に対して即答する幽霧。その言葉には全く迷いは無かった。 「そうか……」 即答で断られたゲンヤは少し残念そうだ。 しかしそこで易々と退く事は無く、ニヤリと口元を歪ませながら幽霧に言う。 「気が変わったら何時でも言え。骨は折れるが、長月と徹底抗戦してやる」 「……考えておきます」 妙に粘り強く勧誘してくるゲンヤに幽霧は軽くため息をつく。 そして何気なく空を見上げる。黒い煙らしき物に覆われた空は街頭の強い光に照らされようとも、黒い靄に覆われたその空はとても暗く感じた。 同時に幽霧は心が騒ぐのを感じた。胸の中で何かドロドロとした物が動き始める。身体も今すぐに動き出したくなるような衝動に駆られる。 「……幽霧?」 身体が小刻みに震え始めた幽霧に雫は不思議そうな顔で声をかける。 その凛と澄んだ雫の声で幽霧は我に返った。 いつのまにかウィンドウの向かいにいるゲンヤや二人と一緒にいる陸士部隊の局員も訝しげな表情で幽霧を見ていた。 「えっと…すみません……なんか変な感じがして」 「……そうですか」 雫に変な所を見られて、少し恥ずかしくなった幽霧はその気持ちを紛らわせるために再び空を見上げた。 少し上で緑色っぽい魔法陣がいきなり展開されたかと思うと、虹色っぽい光が発せられる。 遥か上空では何者かが戦闘を行っているようだ。 そのまま幽霧は戦況を見るためにその場に立ち止まる。 立ち止まってしまった幽霧に気づいていない雫と局員は前方へと歩いて行く。 「ママ?」 一緒に立ち止まったのは良いが、意味の分からないアルフィトルテは小さく首を傾げながら幽霧を見上げる。 数秒ぐらい経過しただろうか。緑っぽい光がゆっくりと幽霧たちの方へ落ちて来た。 「……」 「幽霧?」 しばらく歩いてからやっと幽霧がいないことに気づいたのだろう。 目を細めながら立ち止まり、再び空を見上げる幽霧に雫は再び声をかける。 しかし今度はすぐに幽霧は雫に対して返事が返す。 「すみません。ちょっとそこで止まっていて貰えますか?」 瞬時に顔を戻した幽霧はアルフィトルテの名を呼ぶ。 アルフィトルテはその声に従って、自身の身体を光の粒子に分解。 その粒子は幽霧の手に集まり、人型から拳銃型へと姿を変える。 幽霧は近づいてくる緑の点に向かって銃口を向け、そのまま引き金を引いた。 空中で重力制御魔法が幾重にも展開され、緑の点が近づいてくる速度も幾分か遅くなる。 端から見ると意味の分からない幽霧の行動に局員は首を傾げる。 雫は幽霧が『アルフィトルテ』の銃口を空に向けて撃った所でそれに気づき、口元を緩めながらそれを見守っていた。 しばらくすると近づいてくるのは緑の点ではなく、男性局員である事が分かってきた。 空から人間が落下してきた事に気づいた局員はギョッとする。 しかし幽霧は表情を変えずに、アルフィトルテを人間形態に戻す。 拳銃の形が崩れて再び光の粒子となり、集まった粒子が幽霧の隣で再び人間の形を取る。 幽霧は落下してくる男性局員をキャッチするために腕を前に伸ばす。 同時に灰色の魔法陣が幽霧の足元に展開される。 落ちてきた勢いで幾分かよろめいたが、幽霧はどうにか落下してきた人間を腕の中に収めた。 「……」 [うへぇ……] その光景を見た局員は絶句し、雫の展開したウィンドウの向こうで見ていたゲンヤは変な声を上げた。 何故ならば、その光景は明らかに落下してきた局員が幽霧に横抱き―――お姫様抱っこされているような状態であったからだ。 男が男にお姫様抱っこされている光景はとても情けない。しかもそれを女顔で有名な幽霧にされているのだから更に情けなく見えた。 口から出ている涎が情けなさに拍車をかけている。今は気絶しているから良いが、気がついた時にその状態のままだったら悶死するかもしれないと局員とゲンヤはぼんやりと同じ事を考えた。 腕の中で気絶している男性局員の顔とダラリと下がったその手に握られた日本刀型デバイスから、幽霧は自身の記憶をたどる。 「航空武装隊の……ミヤモト…一等空士…?」 「ああ、航空武装隊所属のミヤモト一等空士と日本刀型デバイス『鈴音』ですね」 ―――頭に血がのぼると空気が読めないので有名の、と口元に笑みを浮かべながら小さく付け加える雫。 その言葉を間近で聞いたゲンヤと局員は背筋に寒気が走った。 「う~ん」 ミヤモトは身じろぎをし、ゆっくりと瞼を開く。 「大丈夫ですか?」 お姫様抱っこをした状態で幽霧はミヤモトに訊ねる。 きっと女の子に抱っこされていると思ったのだろう。幽霧の顔を間近に見たミヤモトの頬が赤く染まった。 「[……うわぁ…]」 雫の隣で声を上げるゲンヤと陸士部隊の局員。その目は既に乾いていた。 周囲に気づかずに見惚れているミヤモトに呆れると同時に、無意識で隠れファンを生み出しつつある幽霧の今後が心配になってしまった。 「……?」 ずっと自身の顔を見つめてくるミヤモトに幽霧は首を傾げる。 ちょうどその時だった。ミヤモトの首から刺青のような黒い物が登り、顔の片面だけを埋め尽くしていく。それと同時に片目だけ黒目と白目が反転する。 「ヴォヴォヴォヴォヴォヴォヴォっヴぉヴぉヴおぉぉぉぉぉぉっ!」 奇声を上げたミヤモトの身体は大きく飛び跳ね、幽霧の腕の中から抜け出す。 空中で身体を回転させ、手に『鈴音』を握った状態でミヤモトは猫のように四つん這いで着地。獣のような唸り声を上げながらゆっくりと身体を起こす。 今のミヤモトは明らかに知性で動く人間ではなく、本能で動く獣のようであった。 口から涎をたらし、身体を左右に揺らしながら幽霧の方に迫ってくる。 「鏡月主任。ゲンヤ・ナカジマ三等陸佐……お聞きしたい事があるのですが」 「何ですか?」 [……どうした?] 幽霧は手に魔力を集中させながら、雫とゲンヤに訊ねた。 「この場合……正当防衛って認められるでしょうか?」 「ええ、大丈夫です。問題は全くありません」 [大丈夫だろう。俺が責任を取ってやる] 一瞬の迷いも無く即答する雫とゲンヤ。 きっと二人も今のミヤモトは異常だと思ったのだろう。 もしかしたら、それとは別に何か思うところがあったのかもしれないが。 奇声を上げながらその手に握っている『鈴音』を振るミヤモト。 「れう~! れぇうぅぅぅぅぅぅ!!」 『鈴音』から放たれた衝撃波が幽霧へと襲い掛かる。 しかし幽霧は命の危険性すらあるのに、表情一つ変えない。 「幽霧三等陸士!」 [―――っ! 幽霧っ!] 雫のそばで幽霧を見ていた局員とゲンヤが叫ぶ。 衝撃波が衝突する直前で、幽霧の身体がかすかに震えた。 それと同時に幽霧の姿がいきなり消えてしまう。 衝突すべき対象を失った衝撃波は周囲の空気に溶けていくように消える。 目の前で起きた現象はまるでその者に名付けられた名前を体現しているかのようであった。 幽霊の様に不気味に。霧の様に希薄に。霞の様に儚く、その身を消す。 「!?」 予想だにしなかった光景にゲンヤたちはおろか、幽霧と対峙していたミヤモトですら驚いていた。 「歩法―――『虚跳』」 賑やかな歩行者天国に凛とした声が静かに響き渡る。 その言葉を言い終わる頃には幽霧がミヤモトの胸部に右手を押し付けていた。 感情が読み取れない幽霧の無機質な瞳に本能的な何かが警鐘を鳴らしたのか、ミヤモトは足元に浅葱色の魔法陣を展開。 幽霧はミヤモトの身体に触れながら魔法を発動。 「汝、罪を犯す事なかれ。」 そのフレーズでミヤモトから発せられた魔力を遮断。 展開された魔法陣がゆっくりと消えていく。 「汝の身体に杭を打ち、枷を持って汝を縛らん」 代わりに灰色の魔法陣が展開され、魔力で構築された帯がミヤモトに巻きつく。 ミヤモトはその帯を外そうと足掻くが、魔法陣から出てきたおびただしい数の帯が絡み付いていく。 そして幽霧は最後のフレーズを紡ぐ事によって魔法を完成させる。 「咎人を拘束する衣となれ―――咎人の拘束衣《バインディングクロウス》」 ミヤモトの身体に巻きついた帯が魔法の完成に従って、拘束衣を作り上げる。 両腕は後ろに回された状態で拘束され、両足をくっつけた状態でおびただしい数の帯で雁字搦めにされる。 目は帯で強制的に目隠しされ、口には魔力で構成されたボールギャグがはめられた。 〈咎人の拘束衣《バインディングクロウス》〉が発動された後、その場にあったのは発動者である幽霧と――― SMちっくな格好で拘束されたミヤモトの姿であった。 流石のそれには周囲で見ていた人たちも絶句するしかなかった。 「……すみません」 「はっ! はいぃ!」 幽霧に声をかけられた局員は、自身も〈咎人の拘束衣《バインディングクロウス》〉でミヤモトと同じ事をされると思ったのだろう。冷や汗を流しながら変な声を上げて敬礼する。 局員の奇妙な行動に首を傾げながら幽霧は訊ねた。 「航空武装隊って、何処で出店していましたっけ?」 瞬時に答えないとまずいと思ったのか、局員はしどろもどろになりながらも答える。 「えっと……航空武装隊は確か…おせち料理バイキングでしたっけ?」 [……何かシュールじゃないか? それ] 意味が分からない出店内容にゲンヤは呆れ返りながらも突っ込みを入れる。 「それじゃあ、行きましょうか」 「このまま運ぶんですか!?」 かなりイタい格好をするミヤモトをそのまま運ぼうとする幽霧に局員は突っ込みを入れる。 局員はこの格好のままで運ぶのはミヤモトが可愛そうだと想い、目隠しとボールギャグを解除させるために入れたツッコミであった。 しかし幽霧は別の意味に取ったのだろう。拘束衣で縛り付けたミヤモトを下ろし、近くで屋台を出していた局員の方に走っていく。 そしてしばらく会話してから、何かを持って戻ってきた。 なんとそれは、重い物を運ぶために使われる台車であった。 幽霧はその台車にミヤモトを乗せる。 「それじゃあ、行きましょうか」 何も知らない民間人はミヤモトの格好が物珍しいのか、通り過ぎる際にもチラチラと見たり持っている携帯デバイスで写真を撮影し始めている。 このままだと集まった野次馬で、移動するどころの話ではなくなるだろう。 雫に助け舟を出そうと視線を向けるが、何故か静かな殺気を放ちながら微笑みを浮かべている。下手したら大変な事にもなりかねない勢いだ。 この状態で、その局員とゲンヤが出来る事は――― ―――イタい格好と化しているミヤモトを同情して、手を合わせてあげる事だけであった。 〈一時二十九分 えゆ〉 ミヤモトが対象に撃墜され、幽霧の発動させた〈咎人の拘束衣《バインディングクロウス》〉でイタい格好にさせられている間も、えゆとオウルは対象と徹底抗戦していた。 「爆砕分裂後、多角砲撃《クイックシルバー》」 対象に狙いを定め、十分な魔力を溜め込んだところでえゆは矢を離す。 青い矢は光の尾を空に焼き付けながら対象の方へと翔け登っていく。 対象は靄を集束させて数箇所から槍を射出。青い矢を破壊しに掛かる。 えゆの矢は対象の槍によって砕かれたが、破片が周囲の魔力を集束。 十分な魔力を喰らった破片は青い光線となって、多角度から対象に襲い掛かる。 迫り来る青い光線に対して、少女の口がゆっくりと動く。 「……罪の雨《シュルトレーゲン》」 その口から紡ぎだされた銘によって黒い靄は無数の細い針となって豪雨のように勢い良く射出され、襲い掛かってきた青い光線を強引に消していく。 しかし数発は〈罪の雨《シュルトレーゲン》〉を潜り抜け、対象の身体に突き刺さる。 光線は〈掌握支配《コンプレクティ・リアクト》〉で吸収される事無く、対象の身体に穴を開けていく。 数分前までは〈掌握支配《コンプレクティ・リアクト》〉で魔法を吸収されて終わりであったが、ミヤモトが撃墜される直前に零距離で打ち込んだ〈歌姫の楽園《ローレライガーデン》〉によって起こった変調で対象はそれを使用する事が出来なくなったようだ。 しかしそれでも対象の持つ能力は健在で、身体を破壊していっても周囲の靄によって片っ端から修復されていってしまう。 「咎人達に滅びの鉄槌を。神の使徒よ集え。世界を革変する御柱となれ。降りよ……聖なる王に祝福を与えし神」 対象の前方に黒ずんだ虹色の魔法陣が展開され、周囲から魔力と黒い靄を集束させていく。 巨大な魔法陣と対象の口から紡がれた魔法の呪文によって、また対象の〈クライス・クリストス〉が来ると分かったえゆは再び矢を引き、軌道操作魔法によって矢に特殊なプログラムを組み込んでおく。 「―――クライス・クリストス」 微かに黒ずんだ虹色の奔流が集束式砲撃魔法となって迫ってくる中、えゆは引いていた矢を解き放つ。 「吸収後。五秒後に爆破《クイックシルバー》」 対象の〈クライス・クリストス〉とえゆの矢が真正面から衝突。 二人の間に虹色の魔力球が出来上がり、そのまま爆発する。 えゆはこの爆破から身を守るために屋上で瞬時に結界を展開し、それが壊れて吹き飛ばされないように身体を丸める。 方向性を失った虹色の魔力が周囲の物体を削っているらしく、ガリガリという音と一緒に粉塵が舞うのを肌で感じ取った。 その時、えゆから離れた位置で対象の狙撃を行っていたオウルから念話が入る。 [えゆ三等空尉。大丈夫ですか?] 「こっちは大丈夫。そっちは?」 丸めていた身体を起こして前を確認するえゆ。 魔力爆発をモロに喰らったらしく、対象の所々が欠落していた。 しかし爆風で飛んでいった靄を集める事で、ゆっくりでありながらも身体を修復していく。 [……準備完了です] そこで切り札の準備を完了させたオウルからの返事。 身体を修復できる対象に畳み掛けるなら、間違いなく今がチャンスであろう。 疲労を訴える頭でそう考えたえゆはオウルに命令を下す。 「今すぐ発動して」 [了解] オウルがえゆの命令に返事を返すと同時に準備を得た魔法を発動。 [蒼穹の彼方より来たれ、燃え盛る火聖の大剣。穿て―――交差する緋《クロスフレア》] 銘を告げられるのと対象の身体が修復を終えるのはほとんど同時だった。 対象の周囲に琥珀色の魔法陣が展開され、多方面から棒状の銃弾が射出される。 その銃弾を回避しようと動く対象であるが、高速で多方向から撃たれているために回避できない。 撒き散らされた靄すら吹き飛ばされながら、対象の身体は〈交差する緋《クロスフレア》〉で抉り取られていく。 ほとんど戦局はオウルたちの方が優勢であったが、えゆは『千早』に魔法の矢をつがえた状態で新たなる魔法を発動する。 「八ツノ首ヲ持ツ大蛇ヲ封ゼシ羽。此ノ矢ニ顕現セン」 足元に八重の円が展開され、そこから蛇の形をした魔力が出て来た。 その魔力はえゆの引いている矢に巻きつき、より強い光を放ち始める。 えゆの魔力で出来た八匹の蛇が矢に巻きついた時には足元にあった八重の円は消え、青い矢は眩しいくらいの光を放っていた。 オウルの〈交差する緋《クロスフレア》〉の発動時間が切れると同時に、えゆはその矢を離した。 「―――天乃羽張《アマノハバリ》」 青い矢は既に身体が穴だらけであった対象の心臓辺りに突き刺さり、首から下を全て消し飛ばす。 首だけになった対象はそのまま下へ落下していった。 「ふぅ……」 そこでえゆは『千早』を屋上の地面に落とし、軽くため息をついた。 [えゆ三等空尉] ちょうどそこで戦技教導隊で戦略分析官をしているステイ・クラウゼヴィッツから念話による連絡が入る。 「何でしょうか? ステイ戦略分析官」 [対象に撃墜されたミヤモト一等空士だが、ちょうど下で歩いていた局員に回収されたようです] ステイの言葉に、えゆは安堵のため息を漏らす。 死んでてもおかしくないと思っていたが、どうにか生き延びたらしい。 これは一人欠ける事が無かったと言えるだろう。 [そっちはどうですか?] 「撃墜はしたのですが……」 えゆは少し歯切れが悪い口調でステイに報告する。 「逃げられたかもしれません」
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7月13日名古屋版朝刊 7月13日(火) 北九州版(福岡県)朝刊 7月13日 高知版 朝刊 関連ページ 7月13日名古屋版朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事180 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1278549607/104 1面題字下:(株)日健総本社 途中:YKKap(カラー) 日本製紙(株) ソニー損害保険(株)(カラー) 下:中央経済社 日本評論社 法学書院 扶桑社 双葉社 日本教文社 ポプラ社 偕成社(3段) 2面下:成甲書房(5段) 記事:強すぎる参院の抑制をw 3面下:集英社(5段) 4面下:日本直販(5段) 5面下:大和証券グループ(協賛) 毎日フォーラム(4段) 6面下:内藤一水社 アド大広名古屋 近鉄タクシー(株) (株)毎日オークション ★(株)ジオメックス(大阪市中央区)★ (株)ハイパープランニング (株)コングレ(2段) 7面途中:外為どっとコム 8面途中:毎日新聞社 11面:毎日文化センター ★明治乳業(株)★ ★リンナイ(株)★(全) 19面下:★ライオン(株)★(5段) (社)電池工業会(左) 20面:阪急交通社(全) 24面下:チサンイン諏訪インター 北杜市観光協会(3段) 途中:まるなか米店 25面下:ホテルシーパレスリゾート 田原市博物館 一色町観光協会 アートヘアー(3段) 26面下:水野自然療法所(瀬戸市 天白区) DTFジャポン合同会社(さいたま市) (株)エキスパートパワーシズオカ(沼津市) プレザント(淀川区)(5段) 28面下:愛知県共済生活協同組合(5段) 途中:毎日新聞社 29面下:(お詫び)(株)文明堂総本店 リンナイ(株) 毎日小学生新聞 毎日フォトバンク (株)グランドギャラリー 司法書士法人杉山事務所 (株)博報堂(訃報)(3段) 途中:リンテック(株) 30面途中:Bridal Collection SPOSA DI MATSUEDA CBC(カラー) 下:★井上誠耕園★(カラー3段) 7月13日(火) 北九州版(福岡県)朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事180 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1278549607/99-101 一面:株式会社日健総本社(クロスタニン:健康食品)”題字下”,日本製紙株式会社”記事中”, ソニー損保(ソニー損害保険株式会社)”記事中カラー”,YKKap”天気予報中”, 毎日新聞社,農文協,批評社,東京カルチャーセンター((株)日本フローラルアート), がくぶん総合教育センター,双葉社”下5分の1” 二面:自由国民社”下3分の1” 三面:発売:幻冬舎/発行:幻冬舎MC”下3分の1” 四面:トラピックス 阪急交通社(国内:アルペンルートとトロッコ列車 上高地・白川郷・高山 3日間)”下3分の1右”, 日本サプリメント株式会社(大阪市北区)(ペプチドエースつぶタイプ:健康食品:通販)”下3分の1左” 五面:医療法人 樹啓会 シティデンタルクリニック(福岡市博多区)”下3分の1” 六面:[毎日求人情報 MYWAY](次回は7月17日(土)、18日(日)、19日(月)に掲載予定) 広告申込先「九州大有社,(株)アド通信社,内藤一水社,西行案内,西部毎日広告社」, 毎日新聞販売開発部 西部本部・福岡本部(新聞販売店 経営者募集), 医療法人 成康会 介護老人保健施設 博慈苑(北九州市小倉南区)(ケアマネージャー(正職員)), (株)川島工務店(本社:北九州市小倉南区)(スタッフ募集), 社会福祉法人 恩賜財団 介護老人施設 済生会 くれたけ荘(北九州市八幡東区)(正・准看護師 正職員募集) ”下3分の1右”, サンマリエ株式会社(東京都新宿区)(結婚相手紹介)”下3分の1右” 七面:公営レースガイド”中15分の1”,八ッ目製薬”中15分の1”, 第3回 高校生のための近畿大学文芸大賞 応募受付中 近畿大学 文芸学部”中3分の1右”, 住友金属鉱山「住友の純金積立」([住友の金]で検索)”下3分の1左” 八面:第15回全国将棋寺子屋合宿 主催:将棋の里玉名実行委員会、毎日新聞社 後援:日本将棋連盟、同連盟玉名支部ほか 協賛:毎日コミュニケーションズ、九州旅客鉄道、木村海苔、泰進、高田塗装、匠社寺建築社 協力:白鷺荘別館、蓮華院誕生寺 ”記事中”, 第65期本因坊戦 主催:毎日新聞社、日本棋院、関西棋院 協賛:大和証券グループ”将棋・囲碁記事”, 第69期名人戦 主催:毎日新聞社、朝日新聞社 協賛:大和証券グループ”将棋・囲碁記事” 九面:外為どっとコム”記事中” 十一面:[広告 企画・制作/毎日新聞社広告局]社団法人電池工業会「電池は正しく使いましょう!! 第1回」”記事中”, LION ウェルネスダイレクト ライオン株式会社(ラクトフェリン:健康食品:通販)”下3分の1” 十八面:日本直販 株式会社総通(通販)”全面白黒” 十九面:自然派clubサスティ 株式会社ピュール(糸島市井田)(利尻ヘアカラートリートメント:白髪染め:通販)”下3分の1” 二十面:株式会社いいもの王国(通販)”全面白黒” 二十四面:トラピックス 阪急交通社(国内:阿蘇・熊本)”全面白黒” 二十六面:ハウス食品株式会社(活性ウコン:健康食品:通販)”下3分の1” 二十七面:(株)東武住販(門司店:北九州市門司区 八幡店:北九州市八幡西区)”記事中”, 広石眼科(北九州市小倉北区)”記事中” 二十八面:第11回上野彦馬賞 九州産業大学フォトコンテスト 主催:毎日新聞社・九州産業大学 問い合わせ先:毎日新聞福岡本部事業部”下7分の1” 二十九面:別府 杉乃井ホテル(大分県別府市観海寺)”下3分の1カラー” 三十面:KSU 九州産業大学・九州造形短期大学 三十一面:株式会社文明堂総本店(長崎県長崎市)「お詫びとお知らせ」,リンナイ株式会社「自主点検社告 ガス炊飯器無償部品交換」, 毎日文化センター(毎日新聞社主催のカルチャースクール),株式会社毎日メディアサービス(毎日新聞社の関連会社), 株式会社毎日オークション(毎日新聞社の関連会社),株式会社グランドギャラリー”下4分の1” 三十二面:JUSCO・SATY・AEON SUPERCENTER スーパー火曜市本日開催(イオングループ)”番組欄中カラー”, 山口銀行「住宅ローン もしもし借換キャンペーン」”記事中カラー”, (株)山田養蜂場(岡山県苫田郡)(新RJスキンケア:化粧品:通販)”下5分の1” 全面広告は、 十八面:日本直販 株式会社総通(通販)、 二十面:株式会社いいもの王国(通販)、 二十四面:トラピックス 阪急交通社(国内旅行)、 です。 7月13日 高知版 朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事180 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1278549607/117-119 一面:株式会社日健総本社、YKKap、日本製紙株式会社、ソニー損保 “カラー” 農文協、批評社、毎日新聞社、(株)日本フローラルアート、がくぶん総合教育センター、双葉社 二面:自由国民社 “3分の1” 三面:幻冬舎 “3分の1” 四面:日本直販 “3分の1” 五面:雪印グループ/ビーンスターク・スノー株式会社 (株)主婦の友ダイレクト “3分の1” 六面:八ッ目製薬 八面:エコノミスト 九面:外為どっとコム 十面:スポニチ 十二面:社団法人電池工業会 企画・制作/毎日新聞社広告局、LION “3分の1” 二十三面:小林製薬 “3分の1” 二十四面:海辺の宿 海の華、興和株式会社・興和新薬株式会社 “3分の1” 二十五面:御菓子処 亀屋、不二食品株式会社、料理民宿 湯浅荘、史蹟天然記念物 龍河洞(財)龍河洞保存会 ローズガーデン徳島、田中整形外科病院、(財)高知県総合保健協会、まつもとデイクリニック、箕面観光ホテル 株式会社四国毎日広告社 二十六面:株式会社いいもの王国 “全面” 二十七面:まいまいクラブ、大和証券グループ(協賛)第69期名人戦 第65期本因坊戦、毎日新聞社、加美乃素本舗 二十八面:サンデー毎日、株式会社アンターク本舗、株式会社毎日オークション サンマリエ株式会社 “5分の1” 二十九面:【お詫びとお知らせ】株式会社文明堂総本店【自主点検社告】リンナイ株式会社 毎日小学生新聞、JARO 日本広告審査機構、毎日新聞大阪社会事業団、日本新聞博物館 【訃報】株式会社博報堂 三十面:毎日フォトバンク、近畿大学 文芸学部 “カラー” 『小池邦夫 絵手紙人生50年展』 “カラー” 主催:堺市立東文化会館、毎日新聞社、NHKサービスセンター 、特定非営利活動法人 さかい hill-front forum 協力:日本絵手紙協会、小池邦夫絵手紙美術館 井上誠耕園 “5分の1カラー” 関連ページ 2010年7月- 12月 毎日新聞に広告を出していた企業
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2月11日(木) 北九州版(福岡県)朝刊 2月11日名古屋版朝刊 2月11日 高知版 朝刊 関連ページ 2月11日(木) 北九州版(福岡県)朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事175 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1264862540/255-257 一面:ニュース時事能力検定 www.newskentei.jp/ ”題字下”,日本製紙株式会社”記事中”, 政府広報 警察庁”記事中”,YKKap”天気予報中”, 国書刊行会,柊風舎,大空出版,河出書房新社, 新講社,発行:六月書房/発売:星雲社,国際語学社,ダイヤモンド社”下5分の1” 二面:実業之日本社,文春文庫”下3分の1” 三面:東邦出版 www.toho-pub.com ”下3分の1” 四面:ケフィアグループ かぶちゃん農園株式会社(生姜ごはんの素:食品:通販)”全面カラー” 五面:サンデー毎日(毎日新聞社)”下3分の1” 六面:週刊新潮,週刊文春”下3分の1” 七面:週刊英語学習紙 毎日ウィークリー(毎日新聞社)”記事中”, サントリーウエルネス株式会社(DHA&EPA+セサミンE:健康食品:通販)”下3分の1” 八面:愛蔵版 第67期将棋名人戦七番勝負 毎日新聞社”記事中”, 第65期本因坊戦 主催:毎日新聞社、日本棋院、関西棋院 協賛:大和証券グループ”将棋・囲碁記事”, 第68期名人戦 主催:毎日新聞社、朝日新聞社 協賛:大和証券グループ”将棋・囲碁記事” 九面:外為どっとコム”記事中” 十面:au by KDDI KDDI株式会社([ガンガン学割]で検索)”全面カラー” 十一面:公営レースガイド”中15分の1”,八ッ目製薬”下15分の1” 十二面:株式会社ユーコー(東京都豊島区南大塚)(通販)”全面白黒” 十三面:ウチの場合は11 森下裕美 最新刊(毎日新聞社)”記事中”, 日本直販 株式会社総通(通販)”下3分の1” 十四面:三井物産株式会社 www.mitsui.co.jp ”下2分の1” 十五面:キューサイ株式会社(福岡市中央区)(美容ジェルクリーム コラリッチ:化粧品:通販)”中3分の1”, JTB九州 JTBイベントツアーデスク([JTB九州 イベント]で検索)”下7分の1” 十七面:快適生活 (株)ライフサポート(通販)”全面カラー” 十九面:LOTTE ロッテ「ロッテはバンクーバーオリンピック日本代表選手団を応援しています。」”下3分の1カラー” 二十面:日本直販 株式会社総通(通販)”下3分の1” 二十一面:西鉄旅行株式会社 www.nishitetsutravel.jp/ (海外:バリ島 5日間/マカオ 4日間/ハワイ 6日間)”下3分の1” 二十二面:興和株式会社 興和新薬株式会社(ザ・ガード コーワ整腸錠:医薬品), 株式会社ヴィーナストラベル 北九州営業所(国内:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)”中3分の1”, あい司法書士法人(福岡市中央区),サンマリエ株式会社 ttp //4330.jp (結婚相手紹介)”下7分の1” 二十三面:広石眼科(北九州市小倉北区)(正・准看護師募集)”記事中”, 写真のムラオカ(門司区栄町)”記事中”,古恵良質店・古恵良販売(北九州市小倉北区)”記事中”, フジモト 藤本産業株式会社/り・ほうむ工房 有限会社くるまや工房(北九州市小倉南区), 司法書士法人 (まろ)麿法務事務所(福岡市中央区・北九州市小倉北区), (株)ハウス倶楽部(北九州市八幡西区),ビワの葉温灸院北九州(北九州市八幡西区)”下3分の1右”, ヒット小倉南住宅展示場 www.hitweb.co.jp (北九州市小倉南区)”下3分の1左” 二十四面:アルゴダンザ・ジャパン www.algordanza.co.jp 販売代理店 毎日アドセンター(株)事業部(毎日新聞社の関連会社), あかひげ薬局”下7分の1” 二十五面:ケフィアグループ 株式会社ケフィア事業振興会(通販)([ケフィアカルチャー]で検索)”下3分の1カラー” 二十六面:奈良大学(奈良市山陵町)「通信教育部 文化部 文化財歴史学科 願書受付中」, knt! 近畿日本ツーリスト株式会社(KNT九州)(国内:JRプラン 大阪・神戸)”下3分の1” 二十七面:西の誉銘醸株式会社(焼酎)”記事中”, 大川温泉貴肌美人緑の湯 www.okawaonsen.com/m1/ (大川市大字中八院)(肌美姫(化粧水):化粧品:通販), みち法務事務所(北九州市小倉北区),加茂繊維株式会社(岡山県津山市)(BSファイン:衣料品:通販)”中7分の1”, 別府 杉乃井ホテル(大分県別府市)”下7分の1” 二十八面:FBS 株式会社福岡放送(番組宣伝)”番組欄中カラー”, 北九州芸術劇場プロデュース ハコブネ 北九州芸術劇場 www.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/ お問い合わせ:北九州芸術劇場”記事中”, ヒサヤ大黒堂”記事中”,ヒサヤ大黒堂”下5分の1” 全面広告は、 四面:ケフィアグループ かぶちゃん農園株式会社(食品:通販)、 十面:au by KDDI KDDI株式会社、 十二面:株式会社ユーコー(通販)、 十七面:快適生活 (株)ライフサポート(通販)、 です。 2月11日名古屋版朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事175 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1264862540/268 1面題字下:ニュース時事能力検定 途中:YKKap(カラー) 日本製紙(株) 警察庁 下:展望社 八月書館 角川学芸出版 1万年堂出版 大和書房 現代書林 太陽出版 大空出版(3段) 2面下:アートヴィレッジ 文芸社(5段) 3面下:毎日新聞社(5段) 4面:★かぶちゃん農園(株)★(カラー全) 5面下:幸福の科学出版(5段) 6面下:日本直販(5段) 8面下:内藤一水社 アド大広名古屋 近鉄タクシー(株) まいまいクラブ(4段) 9面途中:外為どっとコム 11面下:★★LOTTE★★(カラー5段) 12面下:サンマリエ(株)(5段) 13面下:毎日通販(5段) 14面:★(株)椒房庵★(カラー全) 15面下:(株)ケフィア事業振興会(カラー5段) 16面途中:毎日文化センター 18面:KDDI(株)(カラー全) 19面下:日本直販(5段) 途中:Newsがわかる 20面下:興和(株)(7段) 21面下:(株)加美乃素本舗(2段) 22面下:フットハート(一宮市) 代々木高等学校・ふみ美容アカデミー 「建国記念の日」愛知県神社庁 愛知縣護國神社 大縣神社 尾張八幡神社 神前神社 武雄神社 真澄田神社 津島神社(5段) 途中:(株)MC三河設計 23面下:ロザフィ名古屋栄校(名古屋市中区) wissen予備校(名古屋市西区) みんなのヨガ(千種区) (有)浅井仏壇(名古屋市北区)(5段) 24面下:三井物産(7段) 26面下:★メガネの和光★(5段) 27面下:八ッ目製薬 (株)グランドギャラリー 毎日新聞中部社会事業団 毎日小学生新聞(3段) 28面途中:Bridal Collection SPOSA DI MATSUEDA 下:ヒサヤ大黒堂(変型3段) 2月11日 高知版 朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事175 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1264862540/284-285 一面:ニュース時事能力検定、YKKap、日本製紙株式会社、政府広報・警察庁 国書刊行会、柊風舎、大空出版、河出書房新社、新講社、六月書房/星雲社、国際語学社、ダイヤモンド社 二面:文藝春秋 “6分の1”、実業之日本社 “6分の1” 三面:東邦出版 “3分の1” 四面:サントリーウエルネス株式会社 “3分の1” 五面:加美乃素本舗 六面:MAINICHI WEEKLY、東京山海堂 “3分の1” 七面:ケフィアグループ かぶちゃん農園株式会社 “全面カラー” 九面:海辺の宿 海の華 十面:外為どっとコム 十一面:駿台 十三面:ロッテ “3分の1カラー” 十四面:再春館製薬所 “3分の1” 十五面:日本サプリメント “3分の1” 十六面:JAめぐみの 郡上加工事業所、ケフィアグループ 株式会社ケフィア事業振興会 “3分の1カラー” 十七面:サンマリエ株式会社 十八面:日本直販 “全面” 十九面:毎日フォーラム、大和証券グループ(協賛)第68期名人戦 第65期本因坊戦、毎日新聞社、Newsがわかる 二十面:アカデミー出版 “全面” 二十一面:三井物産 “2分の1” 二十二面:(株)世田谷自然食品 “全面” 二十四面:(湯郷温泉 美春閣・鷲羽山下電ホテル) “5分の1”、株式会社リリーネット “4分の1” 二十五面:Hayabusa、まいまいクラブ、チケット土佐東、史蹟天然記念物 龍河洞(財)龍河洞保存会、土佐神社 いわた屋、山重食肉、医療法人 仁泉会 朝倉病院 二十六面:スポニチ 二十七面:まいまいクラブ、わかもと製薬 二十八面:『第59期王将戦』 主催:毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社 協賛:大塚国際美術館、大塚ホールディングス 後援:徳島新聞社など 湯郷石橋ゴルフ倶楽部、キッコーマン “3分の1” 二十九面:ロート製薬 三十面:ナリス コスメティック フロンティア、オーバルホール、近畿大学通信教育部 “カラー” 株式会社ジャパンホームショッピングサービス “5分の1カラー” 関連ページ 2010年1月- 6月 毎日新聞に広告を出していた企業 キューサイ
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2月1日名古屋版朝刊 2月1日(月) 北九州版(福岡県)朝刊 2月1日 高知版 朝刊 関連ページ 2月1日名古屋版朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事175 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1264862540/74 1面題字下:三菱UFJフィナンシャル・グループ(カラー) 途中:YKKap(カラー) maruho ソニー損害保険(株)(カラー) 下:現代書館 (株)宣伝会議 毎日新聞社 がくぶん総合教育センター (財)実務教育研究所 双葉社(3段) 2面下:新潮社 あすなろ書房(5段) 3面下:文芸社(5段) 4面:★ヤマト運輸(株)★(カラー全) 5面下:ウェスティンナゴヤキャッスル 毎日新聞社(5段) 6面:経済産業省・資源エネルギー庁(全) 7面下:オリックス生命保険(株)(5段) 8面下:日本直販(5段) 10面下:(株)大共薬品(5段) 11面下:ミッドランドスクエア(5段) 14面下:Newsがわかる(2段) 15面下:★Takashimaya★(カラー5段) 途中:毎日小学生新聞 16面下:全労済(5段) 17面下:興和(株)(4段) 18面途中:毎日新聞中部本社(販売店主募集) 19面:★docomo★(カラー全) 20面下:アド大広名古屋 内藤一水社 近鉄タクシー(株)(2段) 21面下:AC(5段) 22面下:(株)ICHIKO(名古屋市北区) デイサービス橋本(千種区) (株)志正学館(天白区) ホワイトサイクル(昭和区) ボン-シャルル(株)(岐阜市)(5段) 途中:(株)MC三河設計 (訃報)碧南市 23面:★シャボン玉石けん(ttp //www.shabon.com/)★(カラー全) 24面下:長島温泉湯あみの島(桑名市) ★とこなめ競艇★ 日本新聞博物館(5段) 途中:サンデー毎日 25面下:八ッ目製薬 αスポニチ速報 サンマリエ(株)(3段) 26面途中:Bridal Collection SPOSA DI MATSUEDA 下:★★プロミス★★(カラー3段) 2月1日(月) 北九州版(福岡県)朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事175 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1264862540/76-79 一面:三菱UFJファイナンシャル・グループ”題字下カラー”,マルホ株式会社 www.maruho.co.jp/ ”記事中”, ソニー損保(ソニー損害保険株式会社)”記事中カラー”,YKKap”天気予報中”, 毎日新聞社,イマジン出版,幻冬舎,展望社,1万年堂出版,評言社,新講社,大空出版”下5分の1” 二面:文藝春秋”下3分の1” 三面:(株)政官要覧社,誠文堂新光社”下3分の1” 四面:ヤマト運輸株式会社”全面カラー” 五面:オリックス生命保険株式会社([オリックス生命 新聞]で検索)”下3分の1” 六面:サントリーウエルネス株式会社(ローヤルゼリー+セサミンE:健康食品:通販)”下3分の1” 七面:[毎日求人情報 MYWAY](次回は2月6日(土)、7日(日)、9日(火)に掲載予定) 広告申込先「九州大有社、(株)アド通信社,内藤一水社,西行案内,西部毎日広告社」, 毎日新聞販売開発部 西部本部・福岡本部(新聞販売店 経営者募集), 学研教室 福岡事務局(福岡市博多区)(後任指導者募集)”下3分の1右”, 小倉の裁判所の競売物件 ttp //bit.sikkou.jp ”下3分の1左” 八面:シャボン玉石けん株式会社 www.shabon.com/ ”全面カラー” 十面:トラピックス 阪急交通社(海外:台湾縦断 5日間)”下3分の1” 十一面:寂聴幸運の鍵 瀬戸内 寂聴 毎日新聞社”記事中”, 第65期本因坊戦 主催:毎日新聞社、日本棋院、関西棋院 協賛:大和証券グループ”将棋・囲碁記事”, 第68期名人戦 主催:毎日新聞社、朝日新聞社 協賛:大和証券グループ”将棋・囲碁記事”, 毎日小学生新聞(毎日新聞社)”下15分の1” 十二面:経済産業省 資源エネルギー庁 ttp //shouene-katei.jp/ 「快適!省エネライフ」”全面白黒” 十三面:ウチの場合は11 森下裕美 最新刊(毎日新聞社)”記事中”, タカシマヤ通販 高島屋 通信販売 www.shop.takashimaya.co.jp (部分かつら・全かつら:通販)”下3分の1カラー” 十四面:トラピックス 阪急交通社(国内:旅始めミステリーツアー 3日間)”全面白黒” 十五面:株式会社加美乃素本舗(育毛剤・白髪染め:通販)”下7分の1” 十六面:NTT docomo(株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ)「なるほど安心ドコモの料金」([あんしん料金]で検索)”全面カラー” 十七面:全国労働者共済生活共同組合連合会(全労済)「マイカー共済」([おたがいに]で検索)”下3分の1” 十八面:トラピックス 阪急交通社(海外:北京・西安・上海 5日間)”全面白黒” 二十面:トラピックス 阪急交通社(国内:色々)”全面白黒” 二十一面:公営レースガイド”中15分の1”,八ッ目製薬”下15分の1” 二十二面:医療法人 樹啓会 シティデンタルクリニック www.city-dc.jp/ (福岡市博多区)”下3分の1” 二十三面:(株)東武住販(門司店:北九州市門司区 八幡店:北九州市八幡西区)”記事中”, 広石眼科(北九州市小倉北区)”記事中”, 福岡高島易断 神成館総本部(北九州市小倉南区),質ココ屋 www.7558.jp (質店:北九州市小倉北区), 九州電気設備工事株式会社 www2.ocn.ne.jp/~kds/ (北九州市八幡西区), ビワの葉温灸院北九州(北九州市八幡西区)”下4分の1” 二十四面:クラブツーリズム株式会社 www.club-t.com (国内:豪華ミステリーツアー/DX3列シートバス ミステリー)”下3分の1右”, 北九州市立自然史・歴史博物館 いのちのたび博物館 www.kmnh.jp 「布のこころ~受け継がれる母の想いとくらしの美」 主催:北九州市立いのちのたび博物館 後援:毎日新聞社 協力:藍染市場、北九州市立大学、社会福祉法人まちだ育成会町田市大賀藕絲館、 社団法人シャンティ国際ボランティア会、庶民時代裂研究会、東筑紫短期大学美容ファッションビジネス学科、 ビッグベアーズフーヅサービス、豊前小倉織研究会”下3分の1左” 二十五面:日本学校図書(株) www.katei-hoikuen.co.jp 「IQ200天才児は母親しだい!」, 東京アカデミー北九州校(北九州市小倉北区) 福岡校(福岡市中央区) ttp //tokyo-ac.jp , アルゴダンザ・ジャパン www.algordanza.co.jp 販売代理店 毎日アドセンター(株)事業部(毎日新聞社の関連会社), 月刊NEWSがわかる(毎日新聞社),株式会社グランドギャラリー”下4分の1” 二十六面:FBS 株式会社福岡放送(番組宣伝)”記事中カラー”, ジュディ・オング倩玉 木版画の世界展」 会場:福岡アジア美術館 主催:福岡アジア美術館、毎日新聞社 後援:福岡県、福岡県教育委員会、台北駐福岡 台北駐福岡経済文化弁事処、 (財)福岡市文化芸術振興財団、西日本鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社、西日本新聞社、TVQ九州放送 協力:ヒーモリ 企画協力:ステップ・イースト お問い合わせ先:毎日新聞福岡本部事業部”記事中”, プロミス株式会社(三井住友銀行グループ)”下5分の1カラー” 全面広告は、 四面:ヤマト運輸株式会社、 八面:シャボン玉石けん株式会社、 十二面:経済産業省 資源エネルギー庁、 十四面:阪急交通社(旅行)、 十六面:NTT docomo(株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ)、 十八面:阪急交通社(旅行)、 二十面:阪急交通社(旅行)、 です。 2月1日 高知版 朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事175 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1264862540/124-125 一面:三菱UFJフィナンシャル・グループ “カラー”、YKKap、マルホ株式会社、ソニー損保 “カラー” イマジン出版、毎日新聞社、幻冬舎、展望社、1万年堂出版、評言社、新講社、大空出版 二面:文藝春秋 “3分の1” 三面:誠文堂新光社 “6分の1”、(株)政官要覧社 “6分の1” 四面:講談社 “6分の1”、エコノミスト “6分の1” 五面:オリックス生命 “3分の1” 六面:ヤマト運輸 “全面カラー” 七面:『大学通信教育 学生募集のご案内』 “3分の1” 奈良大学、愛知産業大学、環太平洋大学、帝京短期大学、近畿大学、大阪芸術大学、聖徳大学、法政大学、佛教大学 武蔵野美術大学、中央大学、近畿大学九州短期大学、大阪学院大学、創価大学、慶應義塾大学、九州保険福祉大学 帝京平成大学、日本女子大学、聖徳大学大学院、大阪芸術大学短期大学部、近大姫路大学、明星大学、産業能率大学 神戸親和女子大学、日本大学、日本福祉大学、聖徳大学短期大学部、(財)私立大学通信教育協会 八面:高島屋 通信販売 “3分の1カラー” 九面:「チャレンジ奈良検定」発売所:(株)ジェイ・エヌ・エス ユアヘルスケア株式会社/株式会社カネカ “3分の1” 十面:経済産業省資源エネルギー庁 “全面” 十一面:『第8回ロッテ日韓高校生交流支援』 主催・毎日新聞社 特別協賛・ロッテ 企画・制作/毎日新聞社広告局 十二面:小林製薬 “全面” 十三面:全労済 “3分の1” 十五面:大和証券グループ(協賛)第68期名人戦 第65期本因坊戦、毎日新聞大阪開発(株)、興和株式会社・興和新薬株式会社 十六面:シャボン玉石けん株式会社 “全面カラー” 十七面:(株)ファミリー・ライフ “3分の1” 十九面:NTTドコモ “全面カラー” 二十二面:スポニチ 二十三面:御菓子司 冨士屋、まいまいクラブ、箕面観光ホテル、関本宗一商店、御所温泉観光ホテル ローズガーデン徳島 “4分の1” 二十四面:サンデー毎日、まいまいクラブ、創造力開発センター、(株)ウルトラヘアー、YK楽器社 湯快リゾート “3分の1” 二十五面:ヒガシマル醤油株式会社、毎日小学生新聞、毎日新聞大阪社会事業団、JARO 日本広告審査機構、新風書房 二十六面:毎日フォトバンク、オーバルホール、湯元館 ニュー浜島、三井住友グループ プロミス “5分の1” 関連ページ 2010年1月- 6月 毎日新聞に広告を出していた企業 シャボン玉石けん