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■試合時間 「試合時間は、5分を基準とし、延長の場合は3分を基準とする」 剣道試合・審判規則/第6条 この時間はあくまで基準なので、大会によって時間が異なる場合があります。延長戦に関しては時間無制限の場合もあります。 主審が「止め」または有効打突を宣言した場合、試合時間を測る時計は止まり、「始め」がかかるまでの時間は計測されません。 また、応援者が選手席に時計を持ち込んで試合時間を測ると反則になる場合もあります。 ■試合の開始と終了 「試合の開始及び終了は、主審の宣告で行う」 剣道試合・審判規則/第9条 試合者は主審が「始め」をかけると試合を開始し、「止め」がかかったら中央の開始線に戻り、中段に構えて主審の宣告を待ちます。 「勝負有り」の宣告で試合終了となります。 また、「止め」がかかっている間の打突は、たとえ有効打突であったとしても認められません。 ■勝敗の決定 試合は3本勝負が原則。 試合時間内に有効打突を2本先取した者が勝ちとなります。 ただし、一方が1本を取り、そのまま試合時間が終了した時は、1本を取った方が「一本勝ち」となります。 主審が有効打突を宣言した場合に1本となります。(例「面有り」、「小手有り」など) 一方が反則を二回行った場合はもう一方の1本となります。 主審が有効打突を宣言した場合、選手は開始線に戻り主審の宣告を待ちます。 主審の宣言があるまでは、打突は有効打突として認められていません。自分で勝手に1本が決まったと思い込んでしまうことのないようにしましょう。 試合時間内で勝敗がつかない場合は、主に延長戦となります。 他にも判定、引き分け、抽選による処置が取られる場合もあります。 延長戦は1本を先取した者が勝ちとなります。 ■団体戦の勝敗の決定 団体戦の場合は以下の2つが主な勝敗の決定法です。 ●勝者数法 勝者の多い団体が勝ちとなります。 勝者同数の場合は有効打突の総本数の多い方が勝ちです。 勝者数と有効打突総本数がどちらも同数の場合は、代表戦によって勝敗を決めます。 ●勝ち抜き戦 勝者がそのまま試合を続け、勝ち抜いた方が勝ちとなる。 ■試合の中止と合議 ●止め 主審が「止め」をかけた場合、選手はすぐに試合を中断し、開始線に戻ってから主審の宣告や指示を受けます。すぐさま試合を再開できないケースでは、選手は開始線で竹刀を納め、境界線の内側まで下がって蹲踞か正座をして待ちます。 「止め」の宣告は以下の場合に行われます。 ・反則が生じた場合 ・試合者の着装が乱れた場合 ・試合の続行に危険な状況が生まれた場合 など ●合議 主審が「合議」を宣告した場合、選手は開始線で竹刀を納め、境界線の内側まで下がって蹲踞か正座をして待ちます。 「合議」の宣告は以下の場合に行われます。 ・反則の事実が不明瞭な場合 ・有効打突の取り消しの場合 など ●わかれ 主審が「わかれ」を宣告した場合、選手はそのままの位置から一足一刀の間合いに戻り、中段に構えて「始め」の宣告を待ちます。開始線に戻ったり、故意に自分の優位になる位置に移動することはできません。 「わかれ」の宣告は以下の場合に行われます。 ・試合がこうちゃくした場合。 など ●タイム 「タイム」は選手が宣言することにより試合を中止することが出来ます。 方法は、主審に向かって手を挙げ、「タイム」と声をかけ、その理由を言います。 選手が試合を中止できるのは以下の場合です。 ・事故等がで試合が継続できない場合 ・着装が乱れて試合の継続に支障がある場合 ・竹刀の不備が生じた場合 ・試合の続行に支障をきたすような痛みがあるとき ・その他、試合の続行に支障をきたす正当な理由があるとき など 以下の場合は試合を中止できません ・自分が不利な状況に追い込まれたとき ・疲れを感じた時など、個人的な理由 など *着装の乱れを直す場合は、開始線まで戻って立ったまま竹刀を納め、小さく5歩下がって相手に立礼をする。境界線の内側で正座をして乱れを直す。 *その間、相手も境界線の内側まで下がり、蹲踞か正座で待つ。 ■試合の流れ ●試合会場への入場と退場 試合会場に入場する際は、正面に向かって礼をしてから入場します。 退場する際も、振り返って正面に向かって礼をしてから退場します。 ●赤と白 選手は赤と白によって色分けされ、その色のタスキを背中の胴紐が交わるところに付けて試合をします。 基本的には試合表の右側の選手が赤となります。勝ち進むにつれて色が変わってくることがありますので注意しましょう。 試合場に入場する時は、主審から見て右側が赤となります。 ●立会いの礼法 試合場へ入り「始め」の宣告があり試合が開始されるまでには以下の流れがある。 提刀で場外に立ち正面を見る―試合場内に入り相手と向き合い、提刀のまま立礼をする―帯刀―開始線まで3歩で進む―3歩目と同時に竹刀を抜きながら蹲踞の体勢に入る―蹲踞をして「始め」の宣告を待つ―「始め」と同時に立ち上がって試合を開始する ●試合終了後礼法 試合終了の宣告があり場外に出るまでにも以下の流れがある 試合終了後、開始線に戻って中段に構える―蹲踞をし、竹刀を納める―立ち上がって帯刀をする―帯刀のまま後ろへ5歩下がる―提刀をし、立礼をする―相手を見ながら後ろへ下がり場外へ出る ●団体戦の場合 団体戦の場合は試合の前に試合者全員で立礼をする。 このときの並び方は主審から見て右側が赤となり、先鋒・次鋒・中堅・副将・大将の順に並びます。先鋒と次鋒は面・小手を装着し、竹刀を持って整列します。試合終了後は大将のみが面・小手を装着し、竹刀を持って整列する。 また、決勝戦や第1試合では相互の礼の前に正面への礼を行う場合もある。 大会によっては、試合を終了した団体と次に試合を始める団体が同時に整列し、礼を行う場合もある。 参照:ウィキペディア「剣道のルール」より http //www.cyber.kbu.ac.jp/club/kendo/kendology5.htm 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販
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相抜け あいぬけ 足軽稽古下郎技 あしがるけいこげろうわざ 一眼二足三胆四力 いちがんにそくさんたんしりき 一源三流 いちげんさんりゅう 一刀三礼 一刀流 一寸の見切り 一拍子の打ち 居付く いつく 異能力士に三役なし イメージトレーニング 居の打ち いろ 色の打ち いわおの構え 一国一允可 いんが 陰陽の足 うこう 右轉左轉出身の剣 うてんさてんでみのけん 縁のあたり えんのあたり 円明流 えんめいりゅう お止め流 おとめりゅう 面を刺す おもてをさす 参照:索引 - 剣道用語 - Weblio スポーツ より 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販
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◆ヤ行の部 四つ習い 「師に習い、友に習い、己に習い、場に習う」と言うのが昔からの四つ習いであり、すべて何を習得するにも師にも習い友にもたずね自らも反省し更に実地に修練して場になれることが必要であり、一つのことを成就するにはかくの如く、あらゆる角度からの勉強と研究が必要だと、その事上練磨の大切さを説いたものである。 よみと勘 よみとは思考の積み重ねの結論であり、勘とは甚しい力と書き、五感を絶した瞬間的ひらめきである。 勘は修練によって自然に体得されるものであり、試合の打ちは大抵勘によるものが多い。 参照:剣道用語辞典 ヤ行 より 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販
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◆ラ行の部 理業一致(りぎょういっち) 理は理合いであり業は技である。剣道を学ぶには理に偏してもいけないし、技ばかりに片寄ってもよくない。理を根底にして技を磨いて行くのが理想であり、理と技とを一元的に修練するのが理業一致である。事理一致も全く同じ意味である。 理念 そのものの「理想とする概念」を理念という。 剣道の理念といえば剣道の理想とする概念であり、目的とはいささか異なるものである。目的とはその理念を体して打ち立てられる具体的指標である。 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販
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持田 盛二(もちだ もりじ、1885年(明治18年)1月26日 - 1974年(昭和49年)2月9日)は、大正から昭和にかけての日本の剣道家。剣道範士十段。号は邦良。 高野佐三郎、中山博道と並ぶ昭和の剣聖の一人で、史上5人しかいない剣道十段のうちの一人。 戦前、高野の明信館と中山の有信館が剣道の二大勢力であったが、持田はどちらにも与することなく、独自の立場を貫いた。 講談社の創業者である野間清治が設立した野間道場を中心に警視庁や学習院中等科・高等科等でも指導した。 父である持田善作は、法神流剣法の第4代正統継承者である根井行雄の高弟で、自宅に道場を設けて門人を指南していた。 略歴 [編集] * 1885年(明治18年) - 群馬県勢多郡下川淵村(現前橋市)に生まれる * 1891年(明治24年) - 父・善作より法神流剣法を学び始める * 1907年(明治40年) - 大日本武徳会武術教員養成所に入所。大日本武徳会剣道師範であった内藤高治より北辰一刀流剣術を学ぶ(免許皆伝)。 * 1911年(明治44年) - 大日本武徳会より精錬証を授与される * 1919年(大正8年) - 大日本武徳会より教士号を授与される * 1925年(大正14年) - 朝鮮総督府警察局の剣道師範となる(1930年(昭和5年)まで奉職) * 1927年(昭和2年) - 大日本武徳会より、武道家として最高の称号である範士号を授与される * 1929年(昭和4年) - 御大礼記念天覧武道大会において指定選士の部に出場し、優勝する * 1930年(昭和5年) - 野間道場の師範として招聘される。講談社入社 * 1957年(昭和32年) - 剣道十段に昇進 * 1961年(昭和36年) - 紫綬褒章受賞 遺訓 [編集] 私は剣道の基礎を体で覚えるのに五十年かかった。 私の剣道は五十を過ぎてから本当の修行に入った。心で剣道しようとしたからである。 六十歳になると足腰が弱くなる。この弱さを補うのは心である。心を働かして弱点を強くするように努めた。 七十歳になると身体全体が弱くなる。こんどは心を動かさない修行をした。心が動かなくなれば、相手の心がこちらの鏡に映ってくる。心を静かに動かされないよう努めた。 八十歳になると心は動かなくなった。だが時々雑念が入る。心の中に雑念を入れないように修行している。 参照:ウィキペディア「持田盛二」より http //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%81%E7%94%B0%E7%9B%9B%E4%BA%8C 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販
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割り稽古 これはお茶の言葉で、お茶はたてて飲むだけでなく、襖の明け方、立て方、品物の並べ方などそのやり方作法に一層の意義があるものであり、そうしたものを部分的に学ぶことを割り稽古という。 剣道でもただお面こ小手の打合いだけでなく、稽古着袴のつけ方、立ち方座り方などにも道としての大きな意義があるものであり、こうしたことをおろそかにせず大事に学びとっていくことが剣道の割り稽古である。 参照:剣道用語辞典 より 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販
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平成22年度 要項 結果 大会名称 開催日 東京剣道祭 4月04日 東京都居合道大会 4月17日 国体予選会 4月24日 都民大会 5月16日 全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会・東京予選 5月16日 東京都女子剣道年齢別親善大会 5月22日 全日本居合道大会予選会 7月03日 東京都女子剣道選手権大会 7月10日 東京都女子居合道大会 7月17日 東京都杖道大会 7月17日 全日本都道府県対抗少年剣道大会選手選考会 7月19日 東京都剣道選手権大会 9月04日 寬仁親王杯剣道八段選抜大会 9月04日 東京都青年大会 9月05日 都民生涯スポーツ大会 9月05日 東京都シニア大会 10月21日 関東・甲信越居合道大会 11月23日 東京都形剣道大会 12月18日 平成23年 全日本都道府県対抗剣道優勝大会・東京都予選会 2月20日 東京都剣道大会 2月27日 東京都少年剣道大会 3月06日 平成21年度 要項 結果 大会名称 開催日 東京剣道祭 4月05日 国体予選会 4月18日 東京都居合道大会 4月25日 都民大会 5月17日 全日本都道府県対抗女子大会予選会 5月17日 東京都女子剣道年齢別親善大会 5月23日 東京都女子剣道選手権大会 6月13日 全日本居合道大会予選会 7月04日 東京都杖道大会 7月18日 全日本都道府県対抗少年剣道大会選手選考会 7月19日 東京都女子居合道大会 7月20日 東京都剣道選手権大会 9月05日 寬仁親王杯剣道八段選抜大会 9月05日 東京都青年大会 9月06日 都民生涯スポーツ大会 9月06日 東京都シニア大会 11月05日 関東・甲信越居合道大会 11月23日 東京都形剣道大会 12月05日 平成22年 全日本都道府県対抗剣道優勝大会・東京都予選会 2月20日 東京都剣道大会 2月28日 東京都少年剣道大会 3月14日 平成20年度 要項 結果 大会名称 開催日 東京剣道祭 4月06日 国体等選手選考会 4月19日 東京都居合道大会 4月26日 都民大会 5月18日 東京都家庭婦人剣道大会 5月24日 全国家庭婦人剣道大会・東京都代表選考会 5月24日 東京都女子剣道選手権大会 6月14日 全日本居合道大会予選会 7月05日 東京都杖道大会 7月19日 東京都女子居合道大会 7月19日 全日本都道府県対抗少年剣道大会選手選考会 7月20日 東京都剣道選手権大会 9月06日 寬仁親王杯剣道八段選抜大会 9月06日 東京都青年大会 9月07日 都民生涯スポーツ大会 9月07日 東京都シニア大会 10月16日 関東・甲信越居合道大会 11月24日 東京都形剣道大会 12月13日 平成21年 全日本都道府県対抗大会選手選考会 2月15日 東京都剣道大会 2月22日 東京都少年剣道大会 3月08日 平成19年度 要項 結果 大会名称 開催日 東京剣道祭 4月01日 国体等選手選考会 4月14日 東京都居合道大会 4月15日 都民大会 5月20日 東京都家庭婦人剣道大会 5月26日 東京都女子剣道選手権大会 6月30日 全日本居合道大会予選会 7月01日 東京都杖道大会 7月14日 東京都女子居合道大会 7月16日 全日本都道府県対抗少年剣道大会選手選考会 7月22日 東京都青年大会 8月26日 都民生涯スポーツ大会 8月26日 東京都剣道選手権大会 9月01日 寬仁親王杯剣道八段選抜大会 9月01日 第62回国民体育大会 9月30日~ 東京都シニア大会 10月11日 東京都形剣道大会 12月15日 平成20年 全日本都道府県対抗大会選手選考会 2月17日 東京都剣道大会 2月24日 東京都少年剣道大会 3月09日 参照:東京都剣道連盟 ホームページ「大会情報」より http //www.tokyo-kendo.or.jp/taikai/index.html 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道 通販 / 竹刀 通販
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選手の服装 剣道着、袴を着用する。基本的に裸足であるが、選手によっては足袋を着用する者もいる。試合や稽古を行う際は、原則的に防具として垂、胴、面、籠手の剣道具を着用する。その他、なぎなたとの異種試合の際は、すね当ての着用も必要となる。面を着用する際には、頭に手拭い(面手拭い、面タオル)を巻き付ける。垂には通常、名前や所属する道場名などの記されたゼッケンを付ける。足袋は試合のときも許可を得れば使用可能であることが一般的である。また、試合時には識別用として背中(胴紐の交差部)に紅白それぞれの目印(たすき)を付ける(全長70cm幅5cm)。近年では垂に目印をつける大会もある。 歴史 明治 [編集] * 1895年(明治28年) -「大日本武徳会」が創立され、剣術をはじめ各種の伝統武術の振興がなされた。 * 1905年(明治38年)8月 - 大日本武徳会が、京都に武術教員養成所を開設。 * 1911年(明治44年) - 武術教員養成所を武術専門学校と改称。 o 旧制中学校で剣術(撃剣)を正課として採用可能となった。 * 1912年(大正元年)[元号要検証] - 武術専門学校が認可された(後に「武道専門学校」と改称)。 剣道の誕生(大正〜昭和(敗戦まで)) 1920年(大正8年)、大日本武徳会は剣術(撃剣)を「剣道」という名称に改めた。 以後、敗戦に至るまで剣道は国民に浸透し、隆盛した。全国大会、天覧試合も3回行われ、多くの集客があった。日本が欧米列強に対抗するために富国強兵を進めてゆくとき、古来の剣術の流れを汲む剣道が士族ではない人々にも習得され広まったことは、国民の士気を高めた。 * 1929年(昭和4年)5月、第一回剣道天覧試合(優勝、指定選士の部・持田盛二、府県選士の部・横山永十) * 1934年(昭和9年)5月、第二回剣道天覧試合(優勝、指定選士の部・山本、府県選士の部・野間恒) * 1940年(昭和15年)6月、皇紀二千六百年剣道天覧試合(優勝、指定選士の部・増田真助、府県選士の部・望月正房) 現代(第二次世界大戦後) * 1945年(昭和20年)11月6日、連合国軍最高司令官総司令部が学校の剣道を禁止した(GHQ武道禁止策)。 * 1946年(昭和21年)8月25日、社会体育の剣道を制限。 * 1946年(昭和21年)~1947年(昭和22年)、大日本武徳会解散、関係者の公職追放1,300余名。 * 1950年(昭和25年)3月5日、全日本剣道競技連盟創立。改称し全日本撓競技連盟へ。 * 1951年(昭和26年)5月4日、東京日比谷公園で第1回全国撓競技大会開催。 * 1952年(昭和27年)10月14日、全日本剣道連盟が結成される。占領終了により剣道禁令が解除。 * 1953年(昭和28年)1月23日、毎日新聞に学校の新学期から撓競技を実施との記事。 第1回全日本剣道選手権大会開催。 * 1953年(昭和28年)5月19日、文部省、剣道に対し社会体育の制限を解除。 * 1954年(昭和29年)3月14日、全日本撓競技連盟と全日本剣道連盟とが合併(名称は全日本剣道連盟)。 * 1957年(昭和32年)5月20日、撓競技と剣道を統合し中学校、高等学校で正課体育に。 段級位制・称号 段級位制 剣道の段級位制には、六級 - 一級までの級[3]、初段、弐段、参段、四段、五段、六段、七段、八段までの段位がある。 段位は「剣道の技術的力量(精神的要素を含む)」、称号は「これに加え指導力や、識見などを備えた剣道人としての完成度」を示すものとして、審査(選考会)を経て授与される。 級位・段位審査会の主催団体規模は段級位によって異なる。六級から一級までは市町村単位の支部剣道連盟が主催して審査をする。初段から五段までは、都道府県の剣道連盟が主催し審査をする。多くの場合、初段から三段までは、その都道府県を幾つかの地区に分けて、その都道府県の下部組織である、各支部で合同して審査をする形が多い(四段・五段は1か所で審査)。また、三段審査や四段審査に関しては、高等学校剣道専門部や大学連盟で、一般の審査会と独立して行われることがある[4]。六段以降は全日本剣道連盟が一括に主催して行う。六段以降になると、段位合格者名が大手剣道専門雑誌の『剣道日本』や『剣道時代』に掲載される。年間の審査会開催回数は段位ごとに異なるが、六段が8回程度[5]、七段が6回程度、八段が4回程度である。また、審査会は東京をはじめ、京都など全国の主要都市などで行われる。 また、各級・段位は年齢制限及び各種条件がある。六級~一級までは、ほとんどが段位の受審資格がない小学生が取得している。中学生以上対象の昇級審査会に受審し、合格するとその時点で一級が授与される。一級受有時点で中学2年以上の場合は次の昇段審査(3か月以上後に実施[要出典])で初段を受審することが可能だが、中学1年の場合は年齢制限により受有後1年間は昇段審査を受審することができない。 六級 - 三級は、受審条件および年齢制限はない。一級と二級は小学6年生以上が受審資格[6]を有する。 段位 受審条件 年齢制限 初段 一級受有者 中学校2年生以上 弐段 初段受有後1年以上修業 参段 二段受有後2年以上修業 四段 三段受有後3年以上修業 五段 四段受有後4年以上修業 六段 五段受有後5年以上修業 七段 六段受有後6年以上修業 八段 七段受有後10年以上修業 46歳以上 「剣道称号・段位審査規則」 平成17年3月23日一部改正、平成17年4月1日より施行 全日本剣道連盟 一般的に、各段位の平均合格率が異なる。初段は約80 - 90%、二段は約60 - 70%、三段は約40 - 50%、四段は約30 - 45%、五段は約20 - 30%である。また、六段以降はさらに合格率が下がり、六段は約10%[7]、七段は約8 - 10%、最高位の八段となるとわずか1%という狭き門となる[8]。 称号 上記に記した段位・級位のほか、錬士、教士、範士の3つの称号がある。六段〜八段の高段位者のみ受審資格があり、いずれも加盟団体会長の推薦が必要である。 称号を取得した後は、例えば「錬士六段」、「範士八段」のように、段位の前に称号を名乗ることになっている。 称号 受審資格 受審条件 錬士 五段受有者 五段受有後、10年以上を経過し、かつ年齢60歳以上の者で、加盟団体の選考を経て、特に加盟団体会長より推薦された者。 六段受有者 六段受有後1年を経過し、加盟団体の選考を経て、加盟団体会長より推薦された者。 教士 錬士七段受有者 七段受有後2年経過し、加盟団体の選考を経て、加盟団体会長より推薦された者。 範士 教士八段受有者 八段受有後8年以上経過し、加盟団体の選考を経て、加盟団体会長より推薦された者、および全剣連会長が適格と認めた者。 十段位制・称号 2000年4月1日の審査規則改正前は、九段および十段が存在した。また、五段受有者から教士の受審資格が、七段受有者から範士の受審資格があった。このため、現行の制度ではなることのできない「錬士五段」や「範士七段」などが存在した。しかし「範士が剣道界の最高峰である」ことを改めて確立するため、また範士が八段受有者の年功序列によって授与されていたことの反省から、九段および十段は廃止され、各称号の審査基準が上の表のように見直された。ただし既に取得されたものは段位として有効である。また、現行でも範士の称号においては剣道特有の年功序列のようなものが存在しているとされる 引用:ウィキペディア 「剣道」より http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%A3%E9%81%93#.E9.81.B8.E6.89.8B.E3.81.AE.E6.9C.8D.E8.A3.85 次回「剣道禁止期間」より~ 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道 通販 / 竹刀 通販
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◆マ行の部 枕のおさえ これは兵法35カ条の中にある教えで、敵が打ち出さんとする気ざを受け、その打たんとする動きの頭をおさえること。 気にても、太刀にても、身にても押えよと武蔵は教えている。現代の剣道でいえば「出ばな技」であり剣道至極の技である。 道とは何か 道は「首」と「しんにゅう」からなり立っているが「首」は人間であり、「しんにゅう」は止ると行くという字の組合せだそうである。 したがって道とは人間が行きつもどりつするところであり、その意味から発展して人間が何べんも同じことを反復思考して得た最高至善のものを道という。 荘子は「宇宙を支配する原理を道という」と言い、南泉禅師は「平常心是道」と答えている。表現はいろいろと異なっても中庸にあるように「天の命ずるこれを性といい、性に従うこれを道という」というのが一番分かり易い適切な表現であろう。 道は秘するに非ず 「道は秘するに非ず秘するは知らせんが為なり」とは柳生家伝書の中にあることであるが、すべて剣の極秘を簡単に教えていないのは、これを秘密にしておきたい為ではなく、自ら進んで難行苦行の末体得し本当のところをしらしめいたいためである。 他の芸道においても「芸は盗むもの」といわれるように、いかなる道と雖も簡単に教わっては身につかないものであり、その真髄を知るためには盗むくらいの真剣味と積極性がなければならないという、その心理をといたものである。 無刀取り(むとうどり) 無刀取りとは映画やテレビでやるように両手で相手の太刀をはさみこんで、もぎ取るようなやり方ではない。「とる」ということは柔道で一本とるというように「勝つ」ということで無刀で勝つことである。 これは柳生石斎の創始にかかるものであるが、その子宋矩は次のようにいっている。 一、無刀取りとは必ずしも相手の刀を取らねばならぬことではなく、自分が無刀の折に相手を制する技である。 二、相手を恐れず敵の間合いのに入り「切られて取る」覚悟がコツである。 「たんだ踏みこめ神妙の剣」というのが柳生流の秘剣中の秘剣といわれているが無刀取りはその精神の極致を発露したものである。 明鏡止水(めいきょうしいすい) 研ぎすました鏡の如く、又静止清澄の水の如く澄み切って、どんな小さなものをも心に写す心境のことで、剣道では相手の動きをこの浄玻璃に写して直ちに対応しなければならない。心にさざ波が立てば相手の動きをとらえることはできない。したがって剣道ではこの清澄の心境を「明鏡止水」と称して尊ぶのである。 参照:剣道用語辞典マ行 より http //www.budogu.jp/column/kotoba.html#ma 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販
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■なにごとも基本から まずは基本を覚えましょう。基本が出来ていないのにいきなり高度な技はできません。 まずは基本動作を丁寧に憶えるところから入ります。 ■構え ●まずは竹刀を持つ 竹刀の弦を下にして右手に持ちます。相手と向き合う時は竹刀を左手に持ち替えますが、体の正面で竹刀を立てて握り替えます。左手で竹刀を持つ時も、右手の時と同様に弦を下にして刀身を軽く握ります。 ●立礼 竹刀を下げた状態から相手に注目し上体を腰から約15度前後前に倒します。首だけを曲げたりしないようにしましょう。 ●正座 座る時は左足を引いて左膝から座ります。背筋を伸ばして両膝を少し開き、両手は軽く太ももの上に置きます。 立つ時は腰を上げて両足の爪先を立て、右足から静かに踏み出して立ちます。 左足から座って右足から立つ。この「左座右起」が正座の基本です。 ●座礼 正座の状態から左手、右手の順に前に出し、八の字になるように床につきます。そして静かに頭を腰から下げます。 ●中段の構え(正眼の構え) 中段の構えは基礎の構えであり、剣道の構えの中で一番大切な構えです。 左手で竹刀の柄の端を持ち、右手で柄の先を持ちます。左のこぶしはヘソの前から握りこぶし1つ分程度のところにつけ、竹刀の先端は相手の喉元あたりにつけます。 両足は右足が前、左足を後ろにし、平行に後ろに開き、間隔は一握り程度にします。右足のかかとの線が左足の爪先くらいになります。左のかかとを少し浮かし、右のかかとは紙一枚分程度浮くか浮かないかくらいです。体重は両足に平均にかけ、両膝は張らず曲げず弾力を持たせます。 手は左手の小指に一番力を入れ、親指や人差し指は軽く添える程度にし、右手はやんわりと小指に少しだけ力を入れた状態にします。「左手に傘をさし、右手に小鳥を掴んでいる」ような気持ちで竹刀を持ちます。 目は基本的に相手の目を見て相手の動きを掴みます。 ●上段の構え 中段から右足を大きく踏み出して振りかぶると右諸手上段となります。 左足を大きく踏み出して振りかぶると左諸手上段となります。 他に、片手で構える右片手上段と左片手上段があります。 上段の構えは攻撃の構えで、気位を高くし堂々としなければなりません。相手の隙があればすぐに竹刀を振り下ろして一気に攻撃をかけます。気持ちで負けていては上段の意味はありません。 ●下段の構え 中段から剣先を相手の腰下あたりにつけます。これが下段の構えです。 下段の構えは守りの構えで、相手が出られないように自分を守りながら相手に隙ができたらすぐに攻撃の姿勢に移します。 ●八相の構え 中段から左足を踏み出して体を右斜めに開き、右こぶしを右肩につけて竹刀を少し後ろに倒します。 ●脇構え 中段から右足を引いて体を右斜めに開き、竹刀を立てながら右脇に下ろします。左こぶしを腹の下につけ、右こぶしは右腰にきます。 以上が構えの基本ですが、八相の構えと脇構えはほとんど使われません。基本は中段であり、最も有効な構えが中段であることを覚えておきましょう。 ■足さばき 足さばきに関しては「剣道理論」で詳細を見て下さい ■素振り ●上下素振り 竹刀を振りかぶって右足を出しながらそのまま真っ直ぐ膝の位置まで振り下ろし、左足を引きつけます。次に、同じように振りかぶって左足から下がりながら振り下ろし、右足を引きつけます。 ●前後正面素振り 竹刀をゆっくり振りかぶって、右足を出すと同時に素早く打ち下ろし、すぐさま左足を引きつけます。打ち終わった竹刀の位置は面の位置になり、振りかぶった時は手の内に力を入れず、打ち下ろした瞬間に手の内を絞り込みます。これを前進後退1回ずつ繰り返します。 ●斜め素振り 上下素振りと同じ動作に、振りかぶった時の手の内の返しを付け加えます。左こぶしは常に正中線を通り、斜め右または左から打ち下ろして、打ち下ろした位置は膝のあたりで正中線上に剣先がくるようにします。 ●前後左右面素振り 前後正面素振りに手の内の返しを加えたものです。打ち下ろした位置は右面もしくは左面の位置になります。 ●開き足での左右面素振り 前後左右面素振りの足運びを開き足にします。左右交互に足を開いて打ちます。 ●三挙動素振り 1中段構えから竹刀を振りかぶる。2前へ踏み出しながら竹刀を振り下ろす。3下がって中段の構えに戻る。 という3動作を一つ一つ動きを止めてしっかりと行うものです。 ●一挙動素振り 三挙動素振りの動きを、つなげて一連の動きにします。 ●跳躍素振り 初心者にとってはこれが一番難しいと思われます。 中段から竹刀を振り上げ、左足で床を蹴って右足を前に出しながら跳躍し、竹刀を素早く振り下ろします。着地と同時に竹刀が振り下ろしきった状態になり、手の内を絞り込みます。右足で床を蹴って後ろへ跳躍しながら竹刀を振り上げます。着地と同時に振りかぶりきった状態になります。これを繰り返します。 最初はゆっくりやりながらコツを掴み、だんだん速くしていきましょう。 参照:「剣道の練習法」より http //www.cyber.kbu.ac.jp/club/kendo/kendology6.htm 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販