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チャールズ・マンツ 名前:Charles F. Muntz デビュー:『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009年) 概要 1930年代に活躍した伝説の冒険家で、カール・フレドリクセン、エリー・フレドリクセン*夫妻の憧れの的。2009年現在94歳で、 70年前にパラダイスの滝*で見つけた怪鳥の化石を偽物扱いされたため、鳥そのものを捕獲するために南米に旅立って70年になる。飛行船を本拠地とし、自作の犬語翻訳機を用いて犬の軍団を率い、彼らと暮らしている。 自身のファンであるカールの訪問を快く歓迎するが、怪鳥の話となると態度が急変する。 エピソード カールじいさんの空飛ぶ家 1930年、冒険家のチャールズ・マンツにはパラダイスの滝*で見つけた貴重な怪鳥の化石をイカサマだと世間に叩かれ、本物の鳥を生け捕りにするまで帰らないと宣言し、南米へと旅立つ。マンツはそれから70年間南米に滞在して怪鳥を追い求めた。マンツは巨大な飛行船を本拠地とし、自作の犬語翻訳機を身につけた犬軍団(アルファ、ベータ、ガンマ、ダグ)を従えていた。 ある日、マンツのもとへ犬のアルファたちがカール・フレドリクセン老人とラッセル・キム少年を連れてくる。憧れのマンツとの出会いに喜ぶカールは彼の晩餐に招待される。やがて、カールたちがマンツの狙う怪鳥をケヴィン*と呼んで手懐けていることが分かると、マンツは本性を現す。マンツはカールが乗ってきた家に放火し、アルファたちはケヴィンを捕獲する。ケヴィンよりも家の鎮火を優先したカールに失望したラッセルは単身マンツのもとへ乗り込み、捕まってしまう。 カールは家の中に戻り、エリーとの思い出である冒険ブックを振り返る。最後のページにはエリーからの感謝の言葉と、新たな冒険へ旅立ってほしいというエリーの願いが綴られていた。カールは意を決し、家具を全て捨てて軽くなった家ごと上昇してマンツのもとへと向かう。マンツはケヴィンを追ってカールの家へと突入する。カールは自分の家と引き替えにケヴィンとラッセルとダグの救出に成功、マンツは風船に脚を取られて海へと落ちていく。 ゲーム Kinect ラッシュ:ディズニー/ピクサー アドベンチャー* 『カールじいさんの空飛ぶ家』の第2話「空飛ぶ家を追いかけろ!」と第3話「谷を進め!」にて声のみの登場。 マンツが怪鳥ケヴィン*を捕獲してしまい、主人公たちはケヴィンの奪還のためにマンツらを追う。 登場作品 2000年代 2009年 カールじいさんの空飛ぶ家 (ゲーム)* カールじいさんの空飛ぶ家 2010年代 2012年 Kinect ラッシュ:ディズニー/ピクサー アドベンチャー*(声のみ) 2020年代 2022年 ディズニー マジックキングダムズ ※ver7.0.0:2022年7月追加 声 老年期 クリストファー・プラマー(2009年、2012年) 大木民夫(2009年、2012年) 青年期 ?(2009年) 三宅健太(2009年)
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《剛種任務》 冰狐龍的衝擊【剛種】(氷狐竜の衝撃【剛種】) 承接HR 參加HR 難易度 限制時間 契約金 季節與時間 目的地 主要魔物 100~ 100~ ★★★★★★★★ 50分 100z 溫暖期/白天 新鬥技場 冰狐龍【特異個體】 目標與條件 主要目標 狩獵1隻冰狐龍 小目標A 無 小目標B 無 特殊條件 使用1張剛種票券 備註 無 條件一覽 部位 頭部防具 身體防具 腕部防具 腰部防具 腳部防具 武器 自由/租借 自由 自由 自由 自由 自由 自由 租借內容 許可武器種類 許可武器種類 單手劍 大劍 大錘 長槍 輕弩 弓 許可 O O O O O O 許可武器種類 雙劍 太刀 狩獵笛 銃槍 重弩 許可 O O O O O 補給物資 補給箱內容 地圖×1 地圖×1 地圖×1 地圖×1 攜帶砥石×2 攜帶砥石×2 應急藥×3 應急藥×3 應急藥×3 應急藥×3 攜帶食物×2 攜帶食物×2 攜帶食物×2 攜帶食物×2 染色球×1 染色球×1 熱飲×2 熱飲×2 熱飲×2 熱飲×2 音爆彈×3 音爆彈×3 補給用大爆彈桶×1 補給用大爆彈桶×1 任務獎勵 主要報酬金 18000z 主要目標HRP 2000 小目標A報酬 0z 小目標AHRP 0 小目標B報酬 0z 小目標BHRP 0 固定報酬 隨機報酬 冰狐龍討伐之證×1 冰狐龍討伐之證×1 1% 獅鬣原珠×4 25% 獅鬣原珠×2 10% 飛龍種的尾巴×1 8% 飛龍種的韌尾×1 14% 飛龍種的剛尾×1 12% 飛龍種的殼×1 8% 飛龍種的堅殼×1 12% 飛龍種的重殼×1 10% 素材名稱 生產裝飾品 效果 需求數量 獅鬣原珠 眠瓶珠G 追加睡眠瓶+5、強化貫通彈+5、 耐力-2 15 素材名稱 生產武器 武器種類 攻擊力 屬性/砲擊/彈種 會心 匠斬位/裝瓶 洞數 Rare 需求數量 生產所需其他素材 冰狐龍討伐之證 強力完美大劍 大劍 1296/270 冰220眠120 - 紫50白20藍10 - 11 30 古龍種的剛翼x4冰狐龍的尖角x3 強力莊嚴短劍 單手劍 350/250 冰360眠250 10% 紫40白70藍40 ○ 11 30 古龍種的上翼x5冰狐龍尾x2古龍種的珠x7 強力彎月 弓 312/260 冰220擴散4 - 強/眠/爆 ○○ 11 30 冰狐龍尾x2古龍種的牙x10 強力暴君 大錘 1248/240 冰420眠280 - 白100藍20 ○○ 11 30 古龍種的舌x6冰狐龍的尖爪x3古龍種的上翼x4 強力狂怒銃槍 銃槍 575/250 冰260眠250放射5 - 紫20綠360 ○ 11 30 冰狐龍的韌尾x2古龍種的珠x9 強力F罪行 598/260 冰320眠300放射5 - 紫20綠360 ○○ 12 - 冰狐龍的凍殼×1(上位冰狐龍)眠鳥的極胃石×1(百位眠鳥) 強力永恆 雙劍 336/240 冰320眠20長 - 紫40 ○○ 11 30 古龍種的腱x6 強力媒介 狩獵笛 1196/230 冰230眠160紫水紅 - 紫10白40藍90 - 11 30 古龍種的上翼x6冰狐龍的尖角x4古龍種的牙x8 強力咆哮 長槍 598/260 冰420眠320短 15% 白50藍110 - 11 30 古龍種的顎x6古龍種的剛翼x4 素材名稱 生產武器 武器種類 攻擊力 速射 裝填反動 會心 彈種 洞數 Rare 需求數量 生產所需其他素材 冰狐龍討伐之證 強力龍捲 輕弩 336/270 貫1冰結 普通中 - 通9/9/12貫3/3/3散-/4/4徹-/1/1擴-/-/- 回3/3毒-/-麻-/-眠3/1 火-水-電-冰6龍- ○○ 11 20 素材名稱 生產武器 武器種類 攻擊力 裝填反動 會心 彈種 洞數 Rare 需求數量 生產所需其他素材 冰狐龍討伐之證 殼王重砲【巨星】 重弩 444/370 普通中防+32 - 通9/9/12貫3/3/3散-/-/-徹-/-/-擴2/2/2 回-/-毒-/1麻-/1眠-/1 火-水-電-冰-龍1 - 11 20 砦蟹討伐之證x20古龍種的剛翼x4古龍種的牙x8 強力邪神 重弩 432/360 快中 - 通9/9/12貫3/3/-散-/4/4徹1/1/1擴-/-/- 回3/3毒-/-麻-/-眠3/1 火-水-電-冰6龍- ○ 11 20 蠻龍討伐之證x20古龍種的膜x6 ※重弩為無裝設「力量槍管」之攻擊力,有裝攻擊力要再加(48/40)的傷害 ※找老頭沒看到時就是還沒出,慢慢等改版吧… 委託人: 任務詳細 WiKi編輯意見 以下輸入框 「書き込む」是留言用的 . 要查素材 請用上方或下方的[検索する] 維持版面整潔 感謝您的配合 不用剛票? - 2012-04-22 20 33 00 直接拿下位版去套用忘了補上了...已修正(by.阿廷 - 2012-04-22 23 37 49 沒寫 - 2012-04-22 20 40 14 拜託不要再用「書き込む」這個框框查素材了,這是留言用的。 素材查尋 検索
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武器 / ハンマー / ハンマー一覧 派生別 50音順 ハンマー一覧(派生別分類) ハンマー一覧(50音順) アイアンハンマーアイアンハンマー改 ウォーハンマー ウォーメイス アイアンストライク アイアンインパクト マカライトインパクト ドラグライトハンマー ユニオンインパクト ジェイルハンマー バインドキューブ アルカトラズ カサンドラ アイスハンマー フローズンハンマー フロストブレイカー ディジェネレーター スパイクハンマー☆ スパイクハンマー改 クリスタルロック☆ クリスタルノヴァ グレートノヴァ ボーンハンマー☆ボーンハンマー改 サイクロプスハンマー アトラスハンマー クックジョー クックピック クックグラッジ 怪鎚イャンクック バイオレンスジョー ヴェノムモンスター デスヴェノムハンマー スカルクラッシュ スカルクラッシュ改 ブロステイル 破鎚シャッター ツインブロスハンマー 角竜鎚カオスレンダー コーンヘッドハンマー コーンヘッドハンマ改 グレートコーン ボーンアクス ボーンアクス改 ブロードボーンアクス グレートボーンアクス ブルータスアクス クラブハンマー ハイドロスタンプ ブルーハンマー アクエリアンハンマー アクエリアンボム ライオット 凄くさびた槌さびた槌 ブレス・コア ブレス・コア改 ジェノサイド・コア ジェイダイトメイス ジェイドメイス ナナ=トリ ナナ=ブレイカー 凄く風化した槌風化した槌 パルセイト・コア 鋼氷棍 コロサル=ダオラ ダオラ=エンデ ブルヘッドハンマーブルタスクハンマー ドスブルハンマー ドスブルハンマー改 ドスブルザグレート ロブスタンプキングロブスタンプ ギガントハンマーギガントハンマー改 溶解鎚 溶解鎚【煉獄】 シェルハンマー グラビィトンハンマー 龍頭蓋棍エンシェントレリック エンシェントパーツ バサルブロウバサルバッシュ バサルバッシュ改 工房試作品ガンハンマデッドリボルバー 正式採用機械鎚 正式採用機械鎚改 骨塊大骨塊 グレイトフルハム ハムオブハムズ ドラゴンデストロイドラゴンブレイカー 龍壊棍 アンヴィルハンマー激鎚オンスロート ウォースタンプ ウォーバッシュ 鬼鉄 鬼鉄丸 鬼鉄丸【怒】 鬼鉄丸【激昂】 鬼鉄丸【憤怒】 テッケンエンシェントブロウ クロオビハンマータツジンハンマー タツジンハンマー改 カイデンハンマー くろねこハンマーしろねこハンマー きんねこハンマー ミラバスターバルカンバスター ミラアンセスバスター 祖龍破鎚【砕】 氷塊大氷塊 巨大氷塊 おやすみベア スイ【烏】スイ【狼】 イカリハンマーFイカリクラッシャーF イカリデストロイヤー ストライプストライク轟槌【虎丸】 さぼてんハンマーグリーンモンスター スティールバイソンⅠスティールバイソンⅡ スティールバイソンⅢ スティールバイソンⅣ スリープボール モスインパクトモスインパクト改 ディープモスブロー 肉球ハンマー肉球ハンマー改 驚愕の肉球ハンマー 黒鍋【好吃】銀鍋【喜】 銀鍋【喜喜】 黒鍋【真好吃】 ドスパライズドスドスパライズ ドスドスドスパライズ ローゼンハンマーローゼンファウスト ローゼンウンヴェッタ カクトスハンマー カクトスファウスト カクトスウンヴェッタ 眠鳥剛槌【熟睡】眠鳥剛槌【爆睡】 ギフトブロウギフトスマッシュ ギフトストライク ファービークファーブロウ ファーストライク ファーインパクト ファーブレイカー ヴァシムハンマーヴァシムロック ヴァシムインパクト 大鎧鎚【壊】大鎧鎚【砕】 大鎧鎚【潰】 大鎧鎚【滅】 エンタシスブロウエンタシスバッシュ エンタシスブレイク エンタシスバースト ヴァイスハンマードスヴァイスハンマー ギガヴァイスハンマー デスヴァイスハンマー ジェビアハンマージェビアロック ジェビアインパクト
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クラス:バーサーカー 属性:混沌・中庸 真名:以津真天 出典:『太平記』『今昔画図百鬼』 地域:日本 性別:男 身長・体重:210㎝・120㎏ ステ―タス:筋力D耐久D敏捷C魔力C幸運D宝具E クラス別スキル 狂化(C) 言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。 保有スキル 怨霊融合(B) 死者の恨みが集まって肉体を構成している。 その場の怨霊が多いと、魔力を自動で回復する。 死者の叫び(B) 死者が放つ叫び。 聞いた者に精神ダメージを与える。 宝具:『怨恨怪鳥』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:1人 その場の死者の数が多いと自動発動する。 翼が4.8メートルもある怪鳥と化す。 空中で行動するため攻撃が命中しにくくなるが、弓矢による攻撃に弱くなる。 宝具:『鋭剣爪』 ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1~3 最大補足:5人 『怨恨怪鳥』が発動している時のみ発動可能。 両足の爪が剣となり、戦闘力が上昇する。 魔力消費がほぼ無い為、連発することも可能。 名前
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二頭の幻獣迷う 現状確認 落下先 留守番組 爆ぜる閃光 崖登り オッサンと幻獣 悦 ウェルダン 赤い景色 赤に染まる村鳥の群れ 茶色い玉 一時撤退 三度目 ハンバーグ 三つ子の狩り 三つ子の闘い 赤に染まる 乱入 赤だらけ 赤に染める 一夜明けて集会所 馬子にも・・ 白髪ハンター ドロップキック 再び説明 酔っ払い 新月の夜に寝れない 乾杯 女の話無敗の女 独りの女 新月の夜に独りだった女 二頭の幻獣 迷う 何時もの穏やかな景色は微塵も見当たらない吹雪吹き荒れる雪山。山の麓ですら白く塗りつぶされている。 そんな中をポポが引く荷車が進行している。が、どうにも様子がオカシイ。 「さっきから何か変じゃないか?」 ロードが荷車の小窓から外を見つつ言う。 「道に迷ったみたいだニャ。」 ムサシが横から覗きながら言う。どうにも吹雪のせいで道を見失ったらしい。 表の吹雪は更に強さを増しつつあり、視界の確保は困難を極める。しかし、今一番の問題は今彼等が何処に居るかだ。 此処がキャンプへの道、つまり狩場の外ならばただ時間に遅れるだけで何の問題もない。 だが、もし狩場の中に迷い込んでいるならかなりマズい状態と言える。何故なら今この雪山には幻獣達が徘徊しているからだ。 ガタンッ 荷車が大きく揺れる。 「普段の道にこんな悪路はないよな。…こりゃ狩場に迷い込んでるぞ。」 ロードは1つ溜息を付くと車主に兎に角引き返す様に伝えようとするが、ポポ達が全く動かなくなった。何かに怯える様に… 「‥もう見つかったみたいだね。」 今まで寝ていたゲドがパチリと目を覚ました。 キィィィン!! 車内響く怪音、龍の接近を知らせる警告が幻獣の襲来を告げる 「彼処に居るニャ!!」 ムサシが小窓から外を指差す。 視界を埋め尽くす白の中に微かだが赤い瞳が揺らめいていた。 剥き出しの殺意…そのドス黒い赤が弾ける様な跳躍と共に荷車に襲い掛かった。 『ウォァ!!?』 グシャリと荷車の側面がヘシャゲる。小柄な見た目からは想像も付かない力が荷車を突き上げる。 幻獣の圧倒的な力により荷車がグラリと傾いた。 「ムサシ、今此処は雪山のどこら辺だろうね?」 「さぁニャ。まぁ崖とかじゃない事を祈るばかりニャ。」 ハッハッハッと2人が笑う。 「何でお前らそんな冷静なんだ!?早く脱出するべき…ってドアが壊れてて開かねー!!!」 ロードが1人でテンパるが、慌てた所でどうにもならない。 ガスンッ ガツンッ 幻獣の猛攻に荷車は更に傾き、全員の体がフワリと浮いた。重力からの解放…つまり落下だ。 「どうやら崖だったみたいだね。」 「残念だったニャ。」 「だから何でそんなに冷静なんだよ!!」 落下する荷車から笑い声と突っ込みが木霊した。 崖から転げ落ちる荷車はその衝撃に耐えきれずバラバラに砕け散った。 現状確認 雪原に赤い足と青い足が生えている。 『ブハッ!!!?』 雪の中から勢い良く頭を引き抜くゲドとムサシ。「大丈夫かい、ムサシ?」 「にゃんとかニャ。」 雪山の寒さに身震いをしながら2人が辺りを確認する。荷車の残骸が見当たらない所から離れた場所まで転がって来たらしい。 とりあえずホットドリンクを飲む2人。 「…1人居なくないかニャ?」 「…あ」 ムサシに言われて漸く1人居ない事に気が付いた。何かが転がった後が崖の方に続いていた。 「…寒!!?」 余りの寒さとそれ以外の何か(主に寂しさ)で目を覚ますロード。 「‥なんだ?」 彼の視界には空が足下に、雪原が遥か上方に見える。 天地が逆さま? その時鞄から砥石がヒューッと頭上へと登っていった。 今彼自身が逆さまにぶら下がっている様だ。どうやら崖に突き出た岩に鎌威太刀が引っ掛っているらしい。 背中の鎌威太刀に手を回し‥ 「ォ…リャッ!!」 掛け声と共に鎌威太刀をホックから外し、ぶら下がる様な体制に持ち込んだ。 「さぁて‥」 元通り足下に来た地面を確認する。吹雪のせいで良くは見えないがかなりの高さに居る様だ。 辺りを良く見回すと太い木の枝が見える。どうやら段々で下まで枝が続いている様だ。 「…フゥ」 小さく息を吐き、体を揺らし反動を付ける。 「ゥシャァア!!」 覚悟を決め枝目掛け跳び掛かる。 だが…僅かに距離が届かない。 「…ノォヤロォ!!」 咄嗟に鎌威太刀を伸ばし枝に引っ掛けた。 スパッ 爽快な音と共に鎌威太刀が枝をブッタ斬った。 「切れ味良すぎんだろ、鎌威太刀…」 そんな捨て台詞を吐くとロードは吹雪に飲み込まれて行った。 落下先 今回の討伐目標、麒麟。 麒麟 通称幻獣と呼ばれる古龍種。古龍種に分類されるが龍とはかけ離れたケルビに近い容姿をしている。 全身を白く硬い皮で覆われ、額には蒼い角が生えている。 性格は獰猛且つ攻撃的。自在に雷を操り攻撃を仕掛けて来る。 「雷ね‥」 カインが資料を閉じながら溜め息を付く。 此処は雪山のキャンプ。カインは1人ゲド達の到着を待っていた。 「しかし…遅いな餓鬼共。とっくに時間はすぎてると思うんだがな。」 吹雪のせいでイマイチ時間は解らないが、到着予定の時間からかなりの経っている筈だ。(カインは先程の資料を既に5回も読んでしまった。) 表の吹雪は多少弱く成りつつあるが、ゲド達が道に迷っている可能性は十分に有り得る。 『‥ああぁぁぁぁああぁぁぁ!!!!!!!』 ズドフッ!! 突如、男の悲鳴と何かが雪に埋もれる音が響いた。 「何だ!?」 反射的にキャンプを飛び出し隣のエリアに移動するカイン。 その雪原には綺麗に人型の穴が開いていた。 「‥…オーイ?」 突然の事に暫し言葉を失うカインだったが、とりあえず声を掛けてみた。 「…」 しかし、穴から返事は無い。寧ろ降り続ける吹雪のせいで穴が埋まりつつある。 「…仕方ない。」 そう言うとカインは穴の中に爆薬を流し込み、ガンチャリの銃口を向けた。 「悪く思うなよ。」 ガチャリと引き金を引いた。 ドガァァア!! 『うぼぁっ!!!?』 穴から紅蓮の炎と共に人が飛び出した。 「カインの叔父貴‥焼き加減はミディアムが良かったぜ…ゲフッ。」 ロードの焼き加減はどう見てもウェルダンである。まぁ冗談を言えるので大したダメージでは無いのだろう。 「…スマンスマン、ちと火薬が多すぎたな。」 ロードを引っ張り起こしキャンプに運ぶカイン。 「さて色々と説明して貰おうか?」 「あぁ‥」 ロードはカインに雪山に着いてから現在に至るまでの説明をした。 説明を終えスープを飲む2人。そしてカインが口を開いた。 「じゃあ麒麟を狩りに行くか。」 グッと腰を上げ準備をするカイン。 「ゲド達は探さないのか?」 「まぁ大丈夫だろう。」 根拠無く自信満々にカインが言う。 「それに餓鬼共を捜すより麒麟を捜した方が早く合流出来るだろうしな。」 「‥それもそうだな。」 カインの台詞に頗る納得したロードもさっさと準備を済ませた。 「じゃあ行くか。」 「おう!」 そして2人のオッサンはキャンプを後にした。 留守番組 麒麟と遭遇した場所を目指し雪山を登るゲドとムサシ。 「兄さんは捜さなくて良いのかな?」 ゲドが足を止め、今更な事を言う。 「あの程度で死ぬんニャらハンターなんてやってられんニャ。」 「それもそうだね。」 軽く笑うと2人は再び雪山を登り始めた。 場所は変わってロッタ村‥ 村の物見矢倉にて1人雪山を眺めるルディ。 「雪山は荒れてるなぁ。」 ぼそりと1人呟く。 「彼氏が気になるのか、お姉様?」 梯子からニュッとハルが顔を出す。 「‥そうね。」 「重傷だな、お姉様。」 上の空のまま頷くルディを見てハルが言う。 「じゃあハルちゃんは義兄さんが居なくても平気なの?」 「寂しいけど‥ハンターに成る前は毎回3人で留守番だったから慣れてるのさ。まぁ3人も居れば平気だしさ。」 胸を張りながら言うハルを見てルディがクスクスと笑う。 「あ、パル君とバル君が見回りから帰って来たみたい。」 ルディが村の入り口を指しながら言う。 「昼御飯だぁー!!」 ハルはルディの一言を聞くや否や一気に梯子を滑り降りた。(因みに現在の食事はコジロウがまとも且つ美味な料理を作っている。なので三つ子達のテンションは異様に高い。) ルディは腰を上げるともう一度雪山を見た。 「早く帰って来ないかなぁ‥」 ポソリ呟く。 「お姉様ぁー、早くー!!」 ハルの声でハッとしながら梯子に足を掛けるルディ。ふと視界に遠方を飛ぶ鳥の群れが見えた。渡り鳥だろうか? 『早くー!!』 何時の間にか呼ぶ声が3人に増えていた。 「今行‥キャア!!?」 慌てて足を滑らし、落下すし、激しく尻餅を突く。 「お姉様、大丈夫!?」 「大丈夫ですか!?」 「‥大丈夫?」 「ったたた‥大丈夫よ。」 三様に声を掛けてくる三つ子に恥ずかしそうに応えるルディ。 「大丈夫だから、先に食堂に行ってて。」 パンパンとホコリを払いながらルディが言うと三つ子は駆け足で集会所に戻って行った。 それを確認するともう一度雪山を見た。相変わらず厚い雲に覆われた雪山を見て、少女はブルーな気分に成りながら集会所に入って行った。 爆ぜる閃光 雪山の山頂付近。いまだ絶好調な吹雪のせいで視界も気分も最悪だ。 そんな中ゲド達は漸く先程襲撃を受けた場所まで帰ってきた。が、クルクルと回って見ても視界は白一色。何も見えやしない。仕方が無いので移動しようとした時だった。 背筋をゾクリと寒気が走る。一切混じりけの無い殺意が体を縛る。 「いいねぇ♪」 ゲドがニヤリと表情を崩した。生きの良い獲物が来たと。 キィィィィィィン ワンテンポ遅れて鳴き出す封龍剣が殺意の発生源が幻獣である事を決定付ける。 素早く武器を構え、食事の準備を整える。今日のディナーはかなりの上物だ。 「俺が隙を作ったら追撃を頼むよ?」 「任せろニャ。」 ムサシが大剣に手を掛けながら応える。 ゲドはそれを確認すると白の中に駆け出した。何も見えやしないが、刺す様な殺気が幻獣の場所を知らせている。 キィィィィィィィィィィン ハチキレんばかりに鳴き喚く封龍剣をぐっと握り締め一気に駆け寄る。 研ぎ澄まされた直感のみを頼りに距離を計る。 3、2、1! 予想通りに吹雪の中に幻獣が姿を現した。 目の前に現れた幻獣は、この世の物とは思えない程美しく、恐ろしく幻想的だった。 そんな幻獣の姿に、不覚ながら一瞬だけ見惚れてしまう。 チリッ 吹き荒れる吹雪の中、微かにノイズが混じる。空気中の何かが弾ける様な音。 瞬間に心臓を鷲掴みにする様な感覚に襲われ、反射的に飛び退いた。 刹那、蒼白い閃光がゲドの眼前で爆ぜた。 ズバァッ 一瞬遅れて響く爆音が閃光が雷である事を告げた。 音を置き去りにし、空を裂き、雪を蒸発させる雷撃が目と鼻の先で炸裂したと言う事実に冷や汗が流れた。 幻獣は刺す様な殺気だけを残し再び姿を眩ました。 「大丈夫ニャ、ゲド?」 ムサシが問い掛けるが返事は無い。 ゲドは動かない‥否、動けない。 何故? 手品の域を超えた雷撃に驚いたから?‥否 吹雪に視界を奪われているから?‥否々 幻獣に恐怖を、死を覚えたから?断じて否 体を狂喜が駆け巡る。 「クッ‥ハッハッハッ!!」 狂った様に餓鬼が笑う。ムサシはそれを見ても動じない。狂ったのではなく、本に戻っただけだから。 全身を戦慄が駆け抜け、背筋をゾクゾクさせる。 視界を埋め尽くす白、死を撒き散らす雷撃。楽しくてしょうがない。 このスリルこそ、この後に待つ食事の最高のスパイスだ。 高々と鬼人化の構えを取り餓鬼は鬼人へと姿を変える。 「イタダキマス♪」 崖登り 暴雪に晒されながら崖を登るオッサンが2人。 何故こんなルートを通っているのか? 「なんで洞窟の入り口が塞がってんだよ!!」 「五月蝿い、黙って登れ!!」 文句を叫ぶロードにカインが叫び返す。 本当は洞窟を使い、山頂を目指したかった2人だが、吹き付ける吹雪のせいで入り口は完全に塞がっていた。 なので2人は仕方なくロッククライミングに励んでいるのだ。 視界は一向に白一色だが先陣をきって登るロードの腕がツタ以外の固い何かを掴んだ。遂に頂上か?流行る気持ちのまま一気に崖を登りきった。 「ん?」 眼前に揺れる2つの赤、よく見ると手には蒼い角が握られていた。 はて、これは何か? その答えは次の瞬間、激しい衝撃と共に知る事になる。 チリッ‥ズバァッ 「アゴォァ!!?」 ロードの体を青白い閃光が駆け抜け、吹き飛ばす。 2つの赤は角に触れられ怒る麒麟の瞳だとその時理解した。 強烈な一撃だったが、意識は奪われていない。即座に反撃に移らなくては‥ 此処まで考えてロードはある事に気付いた。 「落ちるんじゃないか、俺?」 その通り。今彼は宙を舞っている。そして間も無く落下が始まる。 「クソがぁぁぁぁあ!!!」 非常に残念だが本日3度目の落下を防ぐ手だてはロードには無かった。 虚しい叫びと共に吹雪に飲み込まれるロード。しかし今のカインにそれに構っている暇は無かった。 息を殺し、一気に駆け上り盾を構える。奴は何処だ!? チリッ 後方から微かに聞こえるノイズ。反射的に盾を其方に構えた。 青白い閃光が盾ごとカインを弾く。積もった雪に埋もれながらも辛うじてそれを防ぎきった。 しかし、幻獣は構わず追撃を繰り出して来る。 サイドステップを織り交ぜた突撃、鋭い角がカインを襲う。 「ぬぅ‥」 敢えて正面からそれを防ぎ、 「ラァ!!」 カウンターを叩き込む。 ギィン しかし、不十分な体制から放たれた一撃は予想以上の強度を誇る幻獣の皮に弾かれた。 突きを弾かれたカインはこの上なく無防備な体制、無論幻獣はそれを見逃さない。 「ウォァ!!?」 鋭い突き上げがカインの体を弾き飛ばした。 雪に頭から突っ込みながらカインは呟いた。 「‥どうするかな。」 オッサンと幻獣 チリッ 「ウォ!!」 ノイズに素早く反応し横っ飛びにその場を離れた。 次の瞬間には先程居た辺りの雪が昇華していた。 ユラリと此方を向く幻獣に対し盾を構え、攻撃に備える。 前足で雪を掻き、突撃してくる幻獣を再び正面から受け止め、完全に勢いを殺す。 「コレはどうだ?」 カインが言うとガンチャリからシューっと言う音が響いた。 数秒後、轟音と共に吹き荒れる吹雪に風穴を開け竜撃砲が放たれた。跡形も無く幻獣の姿が消し飛んだ…様に見えた。 「…ッ、糞が。」 カインが舌打ちをする。 残念ながら幻獣は無傷ですぐ横に立っていた。避けられたのだ。 幻獣は間髪入れずステップを織り交ぜながら突撃を繰り出す。 カインはそれを三度防ぎ、幻獣に銃口を向け引き金を引く。 小さな紅蓮が確かに幻獣を捉えたが、僅かに焦げ目が付いただけだった。 幻獣はそんなカインを嘲笑っているか様に見える。 しかし、カインはそんな幻獣を見てニヤリと笑う。 『ゼェァァア!!!』 一閃が吹雪を切り裂き、鈍く光る刃が幻獣の後頭部に襲い掛かった。 ギィン‥ だが幻獣の皮膚がそれを拒む‥が 「ラァァアァァア!!」 力ずくで幻獣を叩き飛ばした。 ズシャァと豪快な音を立て雪原に滑り込む幻獣。そんな幻獣に三度銃口が向けられた。 「改めて一発目だ。」 炸裂する紅蓮の炎が幻獣を覆い尽くした。 「お帰り、遅かったな。」 「これでも大分急いだんだけどな?」 カインの言葉にロードが苦笑いをする。 「冗談はさて置き、奴は何処だ?」 カインが吹雪の中に消えた幻獣を探す。 「こんなじゃ見えやしな‥ん?」 ロードの台詞の途中で吹雪がピタリと止み、日が射してきた。 しかし、吹雪が射してきた止んでも幻獣の姿は何処にも無かった。 「逃げたみたいだな、叔父貴。」 「だな‥あと叔父貴は止めろ。」 2人のオッサンは雪の上に残った足跡を頼りに追跡を開始した。 悦 吹雪がピタリと止み、陽射しが雪山を照らし出す。 それに伴って血塗れの幻獣が無様な姿をさらけ出した。ボロボロになった幻獣の姿を見てゲドは少しツマラナそうな顔をしる。 「興醒めだね‥まぁ逃がしはしないけど。」 白い息をフーッと吐き出すと幻獣目掛け駆け出した。 幻獣は迫る鬼に対して激しく嘶く。すると幻獣の頭上が青白く歪んだ。 チリッ 幻獣の嘶きに呼応して稲妻が呼び出される。しかし、この芸は既に見飽きた…いや、聞き飽きたのだ。 一回の嘶きで呼び出される稲妻は5、6発。ノイズを聞き逃さなければ、何処から稲妻が発生するかは目を閉じていても予測出来る。 視界が良好になり、視覚での確認が可能になった今、ゲドが稲妻を受ける可能性は限り無く0に近い。 ズバァ 「1‥」 軽々と一撃目をかわしスピードに乗る。 「2、3、4…」 瞬く間に間合いが0に近付く。 ズガァ 「5…残念でした♪」 最後の一撃も軽く避け、封龍剣を幻獣の顎にブチ込んだ。 大きく仰け反る幻獣に赤い影が躍り掛かる。ニヤリと笑う鉄面の大猫。 「ニャッホォォイ!!!」 下からの強烈な一撃が幻獣を打ち上げる。成す術無く宙を舞い放物線を描く幻獣。その落下点には一対の剣が高々と掲げられていた。 「イタダキマス♪」 一対の剣が落下する幻獣に襲い掛かった。幻獣の皮が剣の侵攻を拒もうとするが、鬼は力強くで肉を引き裂く。 封龍剣は皮を切り裂く度に火花を散らし、雪上に赤と朱で絵を描く。 地に落ちた幻獣に、先程までの幻想的な美しさは微塵も無くなっていた。 ゲドは軽く腕を振るうと、まだ血が付いたままの封龍剣を少しだけ舐めた。 ゾクリと体が震え、微かな恍惚が体を駆ける。 「ウマイ♪」 我が身を危険に晒す恐怖も、純真無垢な命を狩り取る罪悪感も、この瞬間には適わない。 暫し身を包む恍惚に酔った後、朱に染まった封龍剣を綺麗に研ぎ直した。 「後は頼んだよ、ムサシ。」 「どこに行くのニャ?」 「アッチから肉の焼けるいい臭いがするんだよ♪」 ゲドはそう言い残すと、封龍剣を背負い直し雪山を降りて行った。 ウェルダン 雪山の山頂にて対峙する幻獣とゲド。 赤く染まった狩人を見た幻獣の思考は一時停止する。 その赤は誰の血だ? 答えは解りきっている。数刻前まで一緒に居た同族の血だ。 幻獣の思考が刹那の内に憤怒に染まる。瞳の赤はドス黒く濁り、体を覆う雷は辺りを侵食する様に激しく爆ぜる。 人間、貴様を殺してやる。 全身から殺意を撒き散らす幻獣を見てゲドはニヤリと笑う。 地面を蹴り駆け出す幻獣、体から垂れ流される雷が青白い軌跡を残す。 先程の幻獣とは比べ物にならない程の速さで迫る幻獣を紙一重で避け、スレ違い様に斬撃を繰り出す。 鮮血が雪上を赤く染める。鬼はそれを見てニヤリと笑うが、次の瞬間鈍い痛みが肋を走る。 痛みの訳も解らないまま、雪原に押し倒される。見上げればさっきすれ違った筈の幻獣が血を垂らしながら此方を見下していた。 幻獣は一瞬だけ勝ち誇った様に笑うと、高々と蒼角を振り上げた。 チリッバチッ‥ ゲドの視界中に眩い閃光が駆け巡る。 流石にコレはマズい、焼き加減がウェルダン程度で済みそうに無い。いや、冗談抜きにマズい。 バチリ!! 爆ぜた閃光が目前まで迫る。 「ジェリィャァァァ!!」 ロードが雄叫びと共に鎌威太刀を振り抜いた。 幻獣とゲドが吹き飛ぶ、が‥ 「アババババ!!?」 ロードが雷をモロに喰らいウェルダンに焼き上がる。 そんな事は知らず雪の上を転げるゲドと幻獣。其処へ銀色の銃口が向けられた。 「2発目だ。」 低いオッサンの声の後に爆音が響き渡った。 幻獣を辺りの雪ごと(ついでにゲドも)焼き払い、消し飛ばす竜撃砲。 雪山の山頂には1人のオッサンと焼け焦げた幻獣、そしてウェルダン二人前だけが残った。 「ミディアムが良かった…」 「俺はレアが好きだ‥な」 赤い景色 ウェルダンになったゲドとロードをムサシが、幻獣の屍をカインが運ぶ。 ザリザリ‥ 「降ろしてくれないかな、ムサシ?」 「怪我人は黙ってろニャ。」 ゲドの申し出をキッパリ断るムサシ。 ザリザリ‥ 「いや、コック長、さっきから顔が擦れて痛… 「黙ってろ‥ニャ!」 『プベェラァ!!?』 2人の鳩尾に猫パンチが叩き込まれた。 ザリザリ‥ 結局ムサシに運ばれている間中、2人は終始顔を引きずられる羽目になった。 太陽は大きく傾きだし、辺りを赤く染めていく。 キャンプに幻獣(とウェルダン2人)を運んだ後、手際よく素材と肉に切り分けるムサシ。 因みにウェルダン2人組は顔の霜焼けが酷い事に成っている。 「何で霜焼け塗れナンだろうね、兄さん?」 「サッパリ記憶が無いな。」 ハッハッハッと笑うロードの後ろではムサシが邪悪な笑みを浮かべていた。(記憶の操作でも出来るのだろうか?) そして大きな鍋をチンチンに熱して油を注ぐ。(カインが居るので肉は1人一切れな訳だが‥) 「さて、焼き加減はどの位が良いニャ?」 「儂はウェルダンだな。」 カインが言う。 「俺はミディアムだな。」 ロードが言う。 だがもう1人の返事が無い。もう1人、ゲドは赤く染まりゆく景色、村の方を呆ける様に眺めていた。イヤに鳥が多い‥ 「どうしたニャ、ゲド?」 ニヤツきながら言うムサシの言葉にゲドが我を取り戻す。 「あぁ‥レアで頼むよ。」 「…嬢ちゃんの事が気になるのか?」 「それは…」 ゲドが言葉に詰まる。確かにそれも有るのだが、どうしようも無く胸騒ぎがするのだ。赤く染まる景色が激しく彼を駆り立てる。赤い景色…何か違和感を感じる。 そんなゲドの心中を知る由も無く宴の準備をする他三名。その内辺りがフッと暗くなる。日が沈みきったらしい。 ゲドはもう一度村の方向を見た時‥ ドクン ゲドの心臓が大きく脈打った。もう日は沈んだ筈なのに、なのに‥ 「村だけが‥赤い!?」 バクバクと心臓が脈打つ。何故村が赤い?何故? 待てよ、彼処には、彼処には!!! 「ルディ!!」 『何だ!?』 グルグル回る思考が答えを出す前に、ゲドは崖を飛び降りた。 下半身に落下の衝撃が走るが、構わず一気に崖の一番下まで飛び降りた。脚がビリビリと痺れるがそんな事はどうでも良い。 ゲドは駆け出した。赤に染まり、炎に包まれる村へ。 赤に染まる村 鳥の群れ 数十分前のロッタ村・・・ 昼食も終終えた後、午後の巡回も終わり村で寛ぐ面々。 集会所内・・・ 「Zzz・・」 防具を着たまま居眠りをするバル。 「疲れた~。」 巡回を終え、防具を脱ぎ捨てながら自室に戻るハル。 「姉さん、行儀が悪いよ!」 その後を追いかけるパル。 村長の子供二人はせっせと集会所の掃除をしている。 厨房でコジロウが夕食の準備を始めたらしく、好い臭いが漂っている。 そんな集会所の中にルディの姿は無かった・・・・ 村の物見矢倉、昼と同じその場所にルディは居た。 「・・ハァ。」 相変わらず雪山を眺めては小さく溜息を付くルディ。こんな事をしていても仕方が無いのだが他にすることも無い。 なのでボンヤリと雪山を眺める。 (・・・昼に見た鳥の群れだ・・こっちに向かってる?) そんな事を考えていると・・・ 「また此処、お姉さま?」 ハルが昼と同じくヒョッコリと顔を出す。ただ昼と違うのは、ハルがインナー一枚だけと言う事・・・ 「・・・服着ないのハルちゃん?」 「え、内の皆は狩りの時以外この格好だけど?」 ルディの問にハルが不思議そうに答える。確かにハルの家族は彼女以外全員男だ。そして保護者がアイツ(ロード)ならハルのこの性格にも納得がいく。 ルディがハルの体をマジマジと眺める・・・ 「何見てるんだ、お姉様?」 「ハルちゃんって今イクツ?」 「?14だけど?」 首を傾げながら答えるハルをルディはもう一度眺める。そして自分のそれとハルのそれを比べる。 (・・・14歳に負けた) 自分の発育の悪さに一人落胆するルディ。ハルはルディが何を凹んでいるのか理解出来ていない様だ。 そんの矢倉に美味しそうな夕食の臭いが漂って来た。 「ん、ご飯だ!お姉様、先に行ってるね?」 臭いに敏感に反応すると、一言残し梯子を滑り降りていった。 「あ、ハルちゃん、私も・・!!?」 突如吹き荒れる突風が少女の言葉を掻き消す。風が収まるのを待ち目を瞑るルディ。しかし一向に風が止む気配が無い・・・ 仕方ないので恐る恐る目を開くルディ・・・ 「・・・え?」 少女は目の前の光景を理解出来ずに立ち尽くす。今少女の目の前には有り得ない景色があった。 「・・・イャンクック?」 少女の眼下には三頭の怪鳥が現れていた。 茶色い玉 少女の眼下には三頭の怪鳥‥因みにここは狩場ではなくロッタ村だ。幾ら寂れているとはいえ、人里にイャンクックの様な小型の竜が来ることはまず無い。 更に三頭以上の群で竜が行動すると言う事は殆ど無い。 ルディはその有り得ない光景を見て呆気に取られていた。 (何で3頭も?) (ヤッチャエヨ!!) (ゲドさん早く帰って来ないかなぁ) (晩御飯何かなぁ‥) 若干現実逃避に走るルディを更なる衝撃が現実に引き戻す。 『キャァ!?』 辻風を巻き起こし近くの密林に降下する複数の影、それらも又イャンクックだった。 ルディは其処まで来て今が非常に不味い事態だと認識した。どうやら昼頃に見た鳥の群は、鳥ではなく怪鳥の群だったらしい…つまり、まだイャンクックが来る可能性が高い。 眼下に居る怪鳥達はルディには気付かず、何やら臭いを嗅いでいる。 「ご飯の臭いに釣られて‥きた?」 ポツリと呟く。 遠方から接近しつつある第三勢に気付いたルディは矢倉に置いてあった茶色い玉を矢の先端に刺した。 「ゴメンね、コジロウさん‥」 一言呟くとルディは空目掛け矢を放った。高く打ち上げられた矢は大きく弧を描いた後、狙い澄ました様に集会所の煙突に消え去った。 暫しの沈黙‥ そして直ぐに煙突は茶色い煙を吹き出し村中に嫌な臭いを充満させた。(集会所内からはパニックに陥った人々特有の悲鳴が聞こえる。)村に向かっていた第三勢は村を飛び越し、密林の向こうへ消えて行った。 ルディが矢に刺した茶色い玉‥それはコヤシ玉だった。 コヤシ玉 モンスターの糞と素材玉を調合した物。 使用すると茶色い煙幕と共に強烈な悪臭を放つ。一部のモンスターはこの臭いを非常に嫌がる。 ‥コレで暫く怪鳥達が村に侵入して来る事はない。 ルディは自分の鼻を抓みながらグッとガッツポーズをする。 そして残った問題は村に侵入済みの三頭だ。臭いを嫌がっている様だが、逃げる様子は無い。 村の外に降下したのは後回しにするにしても、コヤシ玉は長時間持たないので、下の三頭は始末する必要がある。 ルディは1人思考を巡らせながら、矢倉の道具箱を漁っていた。 ‥なかなか良い道具が常備してある。これならどうにか成りそうだ。 「行くよ、ルディ。」 ルディは自分自身にそう言うと道具箱からアル物を取り出した。 一時撤退 ルディは三本の生肉を取り出す(一本だけ微妙に色が違う)。 そして茶色い煙の中、ウッスラと見える赤い影に狙いを定める。 (当たって…よ) 小さく呟き三本の生肉を放り投げた。 ドッ‥ボタッ 肉が地面に落ちる音が響く…そして肉を貪る音が聞こえだした。 「よし、今の内に!」 ルディは素早く矢倉の梯子を滑り降り、集会所に向け駆け出した。 矢倉から集会所までは走れば1分掛からない。その道程を40秒弱で走破し全力疾走の勢いのまま扉を蹴破った。 「皆、表が大変な事‥クゥッ!!?」 表以上に大変な事(主に臭い)に成っている集会所の内部に思わず呻き、後ずさる。 「皆~、大丈夫~?」 茶色い室内からの返事は無い。仕方なく鼻を抓み一歩、中に入る。瞬間何かに足を掴まれた。 「ッキャァァァア!!?」 思わず悲鳴を上げる。 「何したんですか、ルディ姉さん?」 悪臭から逃げる為に床に這いつくばったまま話し掛けるパル。彼の後ろには瀕死状態になっている他の面々が倒れ込んでいた。 ルディは異常に上昇した心拍数をどうにか落ち着けながら、今の村が陥っている状況を説明した。 「…かなりマジュイ状況みたいですニ゙ャね。」 かなりフラフラしながら鼻声でコジロウが言う。ルディ以外の面々は密室でコヤシ玉を喰らった影響で足取りが覚束無い(ルディがやった訳だが)。更にハルはインナー一丁で戦える状態ではない。 つまり暫くルディが時間を稼ぐ必要がある。 「私が時間を稼ぐから、準備が出来たら矢倉に行って。其処にイャンクックが一頭眠ってる筈だから。」 ルディはそれだけを言うと集会所を後にした。 少女が投げた生肉の内、一本は眠り生肉。食べた相手を睡眠状態にする事が出来る。 なので村内を徘徊している怪鳥は残り二頭。少女は1人で奴ら相手に時間稼ぎをする必要がある。 「…1人でやれるかな?」 不安に押し潰されそうになりポツリと呟く。そんな少女の肩に何かが飛び乗る。 「自分も手伝いますニャよ?」 肩に飛び乗ったコジロウはニコッと笑う。 「え、でもコジロウさんは…」 コジロウはムサシと違いハンターではない。なので正直役に立つとは思えない。 「姉さん程では無いにしろ、役には立てると思いますニャよ?」 …この言葉を信じて良いのだろうか? しかし怪鳥達は少女に考える猶予など与えない。 茶色い煙幕の向こうには既に2つの影が浮かび上がっている。 「行くよ、コジロウさん」 「ですニャ!!」 腹を決め少女は駆け出した。 三度目 煙幕の中エサを探す怪鳥達は集会所の方へ歩いて行く。 奴らに集会所に行かれたのではルディが出て来た意味が無くなってしまう。早く此方に気付かせなくては‥ 『ンニ゙ャ!!』 突如ルディの肩から響く野太い声、それに伴い何かが物凄い勢いで煙幕を突き破る。 ゴッ 怪鳥の方から鈍い音が聞こえる。 「…コジロウさん、何投げたんですか?」 「石ころですニャ。」 恐る恐る聞くルディに満面の笑みでコジロウが答える。‥今日のコジロウは黒く見える。 コジロウの投石を喰らったであろう怪鳥の一頭が此方に突っ込んで来た。 コジロウは肩から跳躍してソレを軽く飛び越す。 「そいつは任せてますニャ。」 そう言い残すと煙幕の向こうに消えて行った。 「ちょ、コジロウさ‥てッキャァ!!?」 コジロウを呼び止めようとするが、その前に怪鳥が滑り込んで来た。ルディはそれを横っ飛びに回避する。 ルディは怪鳥が起き上がるよりも早く立ち上がるとユックリと弓を構える。 彼女の正面に対峙するのは大怪鳥イャンクック。戦うのはコレで三度目だ。 一度目はゲド達と初めて一緒に戦った時。あの時は足を引っ張ってばかりで、挙げ句ハンターボウを壊してしまった。 二度目は留守番時に1人で戦った時。勝ちはしたがかなりの苦戦を強いられた。 そして三度目。今回はどうか? 龍弓を構える腕に恐怖や怯えは無く真っ直ぐに獲物に向けられている。 「何匹来ようが全部狩ってやる。」 少女がポツリと呟く。その言葉は彼女自身に向けた暗示の様なもの‥戯れ言だ。 しかし、今の彼女にはその戯れ言をやり通す自信と覚悟がある。自分はあの頃とは違う、武器も、経験も、命を狩る覚悟も、全てがあの頃とは違うのだ。 体が徐々に熱くなる。ソレを冷ます為に大きく深呼吸をする。さぁ、行け… 漸く起き上がったイャンクックの股下を潜り抜け、手に持った矢で脚部を切り裂く。 僅かに血飛沫が舞い、イャンクックの敵意が少女に向けられる。 大きく耳を広げ威嚇するイャンクックの顔面に弓を構えもう一度呟く。 「何匹だって狩ってやる。」 言葉と共に放たれた矢が再び鮮血を撒き散らした。 ハンバーグ 集会所近辺を彷徨く怪鳥。それを見詰める青い影‥ 「私の職場を荒らす奴は許さないのですニャ。」 青い影が赤い口をニヤツかせながら音爆弾を握る。 キィィィンッ 響き渡る鋭い音、不意に爆音に襲われた怪鳥はフラフラと頭を揺らす。 「鬼さん此方~、ですニャ。」 コジロウは小躍りをしながら再び石を投げつけた。 目眩から解放された怪鳥は口の端から火を漏らし、翼を広げ、地団駄を踏み怒りを露わにする。 「ニャホハハハ!!」 コジロウは怪鳥と戦うでも無く、笑いながら逃走し出した。 逃げるコジロウを追う怪鳥。しかし圧倒的な足の長さの差によりジリジリと距離が縮まって来る。 怪鳥は大きく嘴を開きコジロウに喰らい付こうとする。が、コジロウの体がフワリと宙を舞った。必然的に小さなコジロウを狙っていた怪鳥が大きくバランスを崩す。 「アホが見~る~♪」 蔦を掴みターザンの真似事をしながらコジロウが上機嫌に言う。 そんなコジロウを眺めながら怪鳥は転倒した弾みで小さな溝に落下した。この程度で怪鳥が死ぬ訳がないが、コジロウはソレを見てご満悦に笑いながらロープに手を掛けた。 …その時、怪鳥は自分の置かれている状況に気が付いた。溝一杯にタル爆弾が置かれている。 「其処は私達姉弟の爆薬庫なのですニャ。」 ニヤッとコジロウの口が裂ける。‥ムサシにそっくりだ。 「今日の献立はハンバーグにしますかニャ。」 今更モガく怪鳥だが、アッサリとコジロウはロープを引いた。 ボンッ 全く見当違い…崖の上から短く爆音が響く。そして直ぐにソレが落ちて着た。…落ちて着たのは巨大な岩。 「ハンバーグの作り方~♪」 転がり落ちる岩石は真っ直ぐ怪鳥に向かって行く。 「お肉をコネて~♪」 岩石が怪鳥を悲鳴ごと押し潰した瞬間、紅蓮の炎が怪鳥を包んだ。 「良く焼きましょう~、なのですニャ♪」 爆音が怪鳥の断末魔を掻き消し、こんがり燃えゆく様をコジロウは愉しげに眺めていた。 三つ子の狩り ‥変わって集会所 漸く装備を整え矢倉に向かう三つ子。 「行くよ!」 「僕等だけで?」 「‥不安」 やる気満々の姉に対して弱気な弟達。 「お前らの腰の武器は飾りなのか!?何時も通りやれば確実に殺れる!」 何とも男勝りな台詞を自信タップリに言い放つ。 「姉さん‥今更だけど男みたいだね。」 「‥ハル兄貴」 クスクス笑う2人。それを聞いてムスッとするハル。少しだけ気分が軽くなる。 「あんた達…居たよ。」ハルがピタリと足を止める。その視線の先には地面に横たわる赤い影が見える。 三つ子はそれぞれ武器を構える。ヴェノムモンスター、ポイズンタバルジン、タンクメイジ改…三つ子の武器は以前の襲撃騒ぎの影響でゲリョス系に統一されている。 「パル、バル‥行くよ!」 「分かったよ、姉さん。」 「何時でも‥良い。」 2人が頷くのを確認するとハルはハンマーを握り締め、ユックリと振りかぶり‥一気に振り下ろした。 ヴェノムモンスターが毒と血を撒き散らし、怪鳥の嘴を醜く歪ませる。 『オハヨウ』 三つ子が口を揃えて言う。 怪鳥は過激な目覚めにクラリと頭を揺らしながら立ち上がり、三つ子に対して威嚇のポーズをとる。 それを確認すると三つ子は素早く煙幕に逃げ込んだ。怪鳥は消えた三人を探し辺りをキョロキョロと見回す。 「ココだよ。」 ザシュッ 何時の間にか股下に潜り込んだパルが怪鳥の脚を斬りまくる。 怪鳥はパルを振り払う様に尻尾を振り回すが、小さい上にしゃがんでいるパルには当たらない。 「バル!!」 怪鳥から十分距離をとってからパルが叫ぶ。 「‥了解。」 パルの合図を受け、バルが散弾を撃ちまくる。発射音と共に無数に飛び散る弾丸が怪鳥の肉を削ぎ落とす。 怪鳥は死角からの猛攻にフラリとよろめいた。 「アァァァァア!!」 煙幕を突き抜けハルが怪鳥の眼前に飛び出した。 「ツッブレロォォォア!!!」 グシャリと言う音と共に怪鳥が地面に叩きつけられた。しかし、 クゥァァア 怪鳥は即座に起き上がり暴れ出した。ハルは素早く煙幕の中に引っ込んだ。 「姉さん、叫びながら正面から突っ込んだら煙幕の意味ないよ。」 「…無意味。」 「う、うるさい!!アレが一番気分が乗るんだよ!!」 弟達の最もな指摘にアタフタするハル。 怪鳥は見えない標的相手に闇雲に炎弾吐き始めた。 「兎に角!!気を抜くなよ!!」 「分かってるよ。」 「当たり前。」 短い会話の後、三人はコクリと頷き煙幕の中へ駆け出した。 三つ子の闘い パルは遠巻きに一撃離脱を狙うが、暴れ回る怪鳥に近付けずに居た。 「…どいて。」 バルの呟きにパルが素早く後退する。 バルはスコープ越しにそれを確認すると引き金に手を掛けた。 雨霰に降り注ぐ散弾、だが怒りに囚われた怪鳥はその攻撃に怯みもしない。逆に怪鳥に此方の位置を知られてしまった。 醜く歪んだ嘴から炎を撒き散らしながら赤い怪鳥がバルに迫る。 しかしバルはそれに気付かない、今まで彼等を隠していた煙幕が怪鳥に味方する。 バルが怪鳥に気付いたのは、怪鳥が煙幕を突き破ってからだった。 「‥え?」 唖然とするバル。其処へ、撒き散らされる炎弾の隙間を縫い小さな影が飛び出した。 「どけぇぇぇぇえ!!」 ハンマーを振りかぶったハルが叫び、自分の倍以上ある怪鳥に臆する事無く立ち向かう。 振り下ろされる渾身の一撃は嘴を僅かに掠り怪鳥の脚をへし折った。 しかし、勢いの付いた怪鳥はそのまま地面に滑り込みハルを吹き飛ばし、バルの横を掠めていった。 「姉さん!!」 日頃出さない大声でバルが叫ぶが、彼の心配は杞憂に終わる。 「ナイスキャッ‥ドォ!?」 ハルを受け止めようとするパルだが、支えきれずに吹き飛んだ。 「う‥姉さん…太った?」 「ふ、太ってない!!」 2人のやり取りを見てとりあえず安心するバル。 そして脚が折れ、モガく怪鳥を見るとゆっくりと弾丸をリロードした。 「…お前が悪い。」 躊躇い無く放たれた弾丸はアッサリと怪鳥の命を奪ったが、ソレでもバルは引き金を弾き続けた。弾倉が空になった後もひたすらに… 「…バル?」 ハルが声を掛ける。ハルの額に僅かに血が滲んでんいるのを見てバルが泣き出した。 『ちょ、どうしたのバル!!?』 ハルがアタフタしだす。 「‥ネェ、さん…が‥」 「え、私が何!?」 バルが何を言ってるか解らず困り顔になるハル。姉に代わりパルが弟の通訳をする。 「自分のせいで姉さんが死んじゃうと思ったんだって。」 パルが苦笑いしながら言う。 ハルはその言葉を聞いた後ケラケラ笑い出した。 「私が死ぬ訳ないじゃん。」 キッパリ言い放つハル。それを聞くと呆れた様に顔を見合わせた後、2人も笑い出した。 赤に染まる 村のはずれの密林。 其処には怪鳥と対峙する2つの影があった。 1つの影は弓を構えている。もう一方の影は小さな獣人、手には小さな爆弾が掴まれている。 対峙する怪鳥は既にボロボロで、耳は破れ、全身から血を垂れ流している。 次の瞬間、影から放たれた矢が怪鳥の脳天を貫き、血飛沫と肉片を撒き散らす。 「ハァ‥ハァ…コレで、三頭。」 少女が大きく溜息を付くと共に怪鳥は地面に崩れ落ちた。 「少し休憩した方が良いんじゃないですかニャ?」 未だ元気なコジロウが死にかけなルディに心配そうに言う。が、少女は息を整えるので手一杯だった。 ‥ルディとコジロウの2人は互いに1頭ずつ怪鳥を狩った後、合流。そして村の近くに居る怪鳥から手当たり次第に討伐していた。そして先程のがルディにとって三頭目の怪鳥だったのだ。 ルディは大きく深呼吸をすると大きく傾いた太陽と、赤く染まりつつある村を見た。 「落ち着きましたかニャ?」 コジロウが背中をさするが、ルディから返事は無い。 「あ…」 「どうしましたニャ?」 ルディが村の方を向いたまま固まる。少女の異様な雰囲気にコジロウもピンと耳を立て、村を見詰める。 彼等の視線の先にはいつも通りの村があった。煙幕が晴れ、元通りになった村が… コヤシ玉の煙が消え去った村には食糧を求め、再び怪鳥の群れが集まって来ていた。 「…村が!!」 ルディは駆け出し、それにコジロウも続いた。 ルディとコジロウは怪鳥と闘っていて気付いたが、あれらの怪鳥の群れは非常に飢えているらしく通常の者より狂暴になっている。(村に侵入して来た怪鳥達は生肉を食べた為、幾分かはマシだった。) そしてそんな狂暴な怪鳥達が少ない食糧を求め一カ所に集まった場合どうなるか? その答えは単純明解。奴らは仲間同士で僅かな餌を求め、奪い合い、争い始める。 殺し合うまでは行かなくとも、小さな村一つ壊滅させるには十分な暴動だ。 そして現在… 日が沈み、夜の黒に包まれる筈の小さな村は、紅蓮の炎と荒れ狂う竜達で赤く染まりつつあった。 乱入 集会所付近の食糧庫で暴れる怪鳥の群れ。既に食糧庫は全壊しており、怪鳥が吐き出した炎弾が飛び火して所々に火の手が上がっている。 その近くの茂みに3つの影が有った。 「パル‥バル‥離せ!!」 「嫌だ!!」 「‥落ち着け。」 其処では怪鳥の群に突っ込もうとしているハルとそれを止める2人の姿があった。 怪鳥達を倒さなくては村の壊滅は目に見えているのだが、量が量だけに三つ子達だけで相手が出来る訳がない。 「行かせろ!!」 「僕らだけじゃ無理だから!!」 「‥無謀。」 ハルは2人をズルズルと引っ張りながら進もうとする。 不意に何かが小さく爆ぜる音が響き、一頭の怪鳥が倒れた。続いて、密林の奥から角笛の音色が聞こえてきた。怪鳥の群はそれに釣られ、密林の中へ突進して行った。 三つ子はその光景を唖然としながら見ていたが、暫くしてハルが2人の腕を振り払った。 「姉さん!?」 ハルが再び怪鳥の群れに突っ込むのかと思い焦るパル。だが、ハル2人の方を向き直った。 「今の内に火を消すよ。」 『‥え?』 予想外なハルの言葉にフリーズするパルとバル。 「だから、火を消すんだよ!!」 ハルの怒鳴り声で漸く我に帰る2人。そしてハルに続いて消火活動を開始した。 「てっきり突っ込むのかと思った。」 パルの一言にバルがコクコク頷く。 「早く火を消せ!!」 「わ、分かってるよ。」 少し複雑な気分に成りながらも2人も消火活動に参加した。 三つ子が消火をしている間中、角笛が響いた密林からは肉の焼ける臭いと、怪鳥達の悲鳴と女の笑い声が響き続けた。 赤だらけ 村の入り口付近… 「アァァァァア!!!」 ルディが叫びながら怪鳥の頭を矢で切り裂く。血飛沫を撒き散らしながら崩れ落ちる怪鳥。 「ゼェ…七頭‥目…。」 ルディが肩で息をしながら言う。 コヤシ玉が切れた後、即座に村に戻った2人だが、村は既に相当な数の怪鳥に侵入されていた。 そしてコジロウのトラップや小道具を使用し七頭目の怪鳥を倒した訳だが、いい加減ネタ切れだ。 道具のストックは既に底を付き、矢の残数すら危うい。その為ルディは不得意な近距離戦を挑み矢の消費を抑えている。が、それも限界に近い。 「ハァ‥残り3本‥」 先の一撃で使い物にならなくなった矢を投げ捨てながらルディが言う。 「一旦離れに戻った方が良いですニャ。」 「でも‥」 ルディを気遣うコジロウだが、ルディは首を縦に振らない。 道具の補充をするなら集会所の方が良いのだが、彼処は近くに食糧庫があるので怪鳥の群が居るのは明らかである。 だから、距離的に近い村長邸の離れに行く方が安全だとコジロウは提案する。だがルディはそれを拒む。 「早く集会所に戻らないとハルちゃん達が‥」 ルディは集会所に置いてきたハル達を心配しているのだ。 「きっと三つ子さん達なら大丈夫ですニャよ。」 ルディを励まそうとするコジロウだがあまり効果が無い。 「兎に角、道具の補充が優先ですニャ。」 コジロウがそう言って離れの方に向かおとするが、その足がピタリと止まる。 離れへの道に二頭の怪鳥が降りたって来たからだ。怪鳥は降下しながらも此方の存在に気が付いた。 「走るよ、コジロウさん。」 それを見たルディは踵を返し、集会所への林道を駆け出した。 ルディ達は木々が茂る林道をショートカットし、集会所付近の道へ飛び出した。 しかし、木々が消え去ると共に眼前に怪鳥が現れた。 「ラアァァァァ!!!」 雄叫びを上げ怪鳥に矢を放つルディ。あと2本‥ 攻撃を受けた怪鳥が此方を振り返る。ルディは迷わず弓を投げ捨て、両手で残りの矢を掴み、力強く地面を蹴った。 ルディは振り返る怪鳥を見下す様にして目が合う。 「ッィケェ!!」 少女は躊躇う事無く両手の矢を怪鳥の眼球に突き刺した。 悲鳴に近い叫びをあげる怪鳥を余所に、着地と共に再び駆け出すルディ。 もう少しで集会所に辿り着く。が‥ 「伏せるニャ!!!」 突如叫ぶコジロウ。 その叫び声で振り返ろうとしたルディの視界の端には、別の怪鳥が此方へ滑空して来るのが見えた。 赤に染める 視界の隅に微かに映る怪鳥は確実に此方へ迫って来ていた。 今のルディはほぼ丸腰、回避しようにも気付くのが遅すぎた。 刹那の内に少女の思考がグルグル回る。今の状態では回避も攻撃をいなす事も出来ない。攻撃を喰らうにしても、ダメージは出来るだけ抑えたい。 其処まで考えて少女はグッと身を縮めようとする。が、 「あっ!!?」 怪鳥に気を取られていたため、足元の石に気付かずもろに躓いた。全力疾走をしていたルディの体は小さな小石によって吹っ飛んだ。 転倒(寧ろ飛行を)するルディの後ろを怪鳥が掠める。 石に躓き結果として運良く怪鳥を回避できかに見えた。が、 ゴッッ!! 鈍い音と共に頭から地面にスライディングするルディ。頭からダバダバ血を垂らす。(これなら怪鳥の突撃を喰らった方がマシだったかもしれない・・・) クラリと頭を上げるルディ。彼女の視界は2つの意味で赤に染まっていた。 1つは自分の出血。 もう1つは・・・ 「あ・・・」 目の前に迫る怪鳥。 少女が迫る死を認識した瞬間、時間が酷くユックリになる。 スローになった時間の中、少女の頭が考えるのは、如何にこの危機を凌ぐか?ではなく今までの短い人生の回想だった。 俗に言う走馬灯・・・の筈なのだが少女の頭を掛けるのは最近の事ばかりだった。ゲド達と会ってからの記憶ばかり。 少女は思う、まだ嫌なのに・・・嫌なのに・・いy・・・・ 暗く陰鬱にループしだす少女の思考。 「ッラァァァァァァア!!!」 突如吹き抜ける疾風と共に響き渡る雄叫びが少女の思考を元の時軸に引き戻す。 少女が再び怪鳥に視線を戻すと先程と全く変わらない怪鳥の頭部があった。しかしそれは数秒後ストンと落下し残った首から大量の血を噴水の様に吹き出した。 何が起こったか理解できないで居る少女を怪鳥の返り血が赤く染める。 後方からはもう一頭の怪鳥の悲鳴が聞こえた。 少女は悲鳴の聞こえた方へ振り向いた。其処には少女以上に赤く染まった鬼の姿があった。 「ただいま、ルディ。」 赤い鬼はニコリと笑う。 「お帰りなさい・・ゲドさん。」 少女もニコリと返す。 ゲドはルディを起こすと、血みどろに成ったナイフとフォークをブンと振るった。 「さて、色々言いたい所だけど・・・とりあえず鶏肉の処理でもしようか?」 口の端を歪ませながらゲドは笑った。 この後、密林の村は赤く、赤く染められた。 一夜明けて 集会所 その後…村に溢れていた怪鳥達は、帰って来たゲド達の加勢で醜い肉片と血の海に変えられた。その後、ゲドは崖を駆け下りた疲労でぶっ倒れたらしい。 そして翌朝、未だに肉片の残るロッタ村… ゲド同様倒れる様に眠りに落ちたルディは、上機嫌で集会所へ向かっていた。 村の道はまだかなり血腥いが、今の彼女にはちっとも気にならない。(ゲド1人居るか居ないかで偉い差である。) そしてルディはドアが全壊になったままの集会所に到着した。 「後で直さないと…アレ?」 壊れたドアを見ながら唸るルディの視界にアル物が映る。 「アプトノス…なんでこんな所に?」 集会所の入り口付近には村の家畜ではないアプトノスが居た。その背中には鞍と大きな鞄が付けられていた。旅の商人でも来ているのだろうか? 暫し考えた後、少女は面倒臭くなったので考えるのを止め集会所に入った。 「オハヨウゴザイマス。」 「お早うですニャ。」 「お早う嬢ちゃん。」 集会所に入って来たルディにコジロウとカインが挨拶を返す。(ムサシは厨房にいるらしい) 帰って来た挨拶の声に露骨にガッカリした顔になるルディ。 「ゲドじゃなくて悪かったな。奴ならまだ夢の中だ。」 カインはルディの態度に若干傷付いたらしい。 そんなカインを無視して椅子に腰掛けるルディにコジロウが紅茶を出す。 「有難う、コジロウさん。…そう言えば義兄さん達は?」 紅茶に手を伸ばしながらルディが辺りをキョロキョロするが、集会所内には他には誰も居ない。 「工房に行きましたニャ。ハルさんに新しい防具を上げるとかニャんとか…」 そんな事を言っている内に集会所にロード達が帰って来た様だ。‥が、若干様子がオカしい。 …ロードはニヤニヤしているしパルとバルは必死に笑いを堪えている。 「どうしたんですか、義兄さん?ニヤニヤして‥(キモチワルイ…」 ボソッと言うルディ。 「朝っぱらから酷いな、我が妹よ?兄さんは頗る傷付いたよ?」 ロードが頗る傷付いた様に言う。 「義兄さんゴメンナサイ(棒読み)…ハルちゃんが居ないみたいだけど?」 誠意ゼロの謝罪をするルディ。 そして「ハル」の言葉が出た瞬間パルとバルがケラケラ笑い出した。ルディ達は何が可笑しいのかサッパリ解らない。 「フフフ…ハル、入ってこい。」 ロードの呼び掛けからワンテンポ置いてハルが入って来た。瞬間、何故パル達が笑っていたのかが明らかになった。 馬子にも・・ 集会所にハルが入って来た瞬間、全員(ロード達以外)の目が点になった。 ハルの防具は昨日までのザザミシリーズでは無くなっていたからだ。 全身白で毛皮に近く、腹部と脚部、胸部が大胆に露出されている。そしてお尻部分にはハートマークが付いていたりする。 その装備の名前はキリンシリーズ。高い性能を誇る装備だが、女性用の麒麟装備は色んな意味で有名である。 そんな装備を着せられたハルは1人恥ずかしそうにモジモジしている。 「・・・やっぱり・・似合わない、よな?」 固まっているルディ達を見てハルが真っ赤になりながら言う。 「ぜっん・・・ぜん似合ってないよ。」 「女・・みたい・・プッ。」 「ニャホハハハハハハ!!」 何時もの彼女からは想像出来ないハルを見てパルとバルが笑い出す。(いつの間にか笑い声が1つ増えている。) 「う、うるさい!!ぶっ殺すぞ!?」 ハルが茹蛸の様に真っ赤になって叫ぶが声がひっくり返っている。ハルはハンマーを構え逃げる2人+1匹を追い回し始めた。が、そんなハルを誰かが抱きしめた。 「ハルちゃん、かわいぃ!!」 「へ!?」 抱き付いたのはルディだった。そしてハンマーを持ったままのハルを抱き上げるとグルグル回し始めた。 「何故、狩りの時にあの力が出ないんだ?」 カインが呆れながら言う。 ルディは戸惑うハルをクルクル回し続けて居たが、ハルの胸を見た瞬間スッとハルを下ろした後、ロードの方をキッと睨んだ。 「義兄さん、何故この装備をハルちゃんに?」 「?・・・可愛いだろ?」 ロードの一言でハルの顔が更に茹で上がるが、ルディの視線は何か汚い物でも見るような嫌悪感たっぷりな物に変わった。そしてハルを抱き寄せながら一言。 「変態でシスコンな上ロリコンですか、ロードさん?犯罪者予備軍ですか?」 密林の蒸し暑さを凍て付かせる程の冷たい一言が放たれた。(ロードは義兄さんから犯罪者に格下げされた。) 「え、俺にそんな気は一切ないぞ!!?」 妹の台詞に激しくダメージを受けるロード。そんな彼の肩にカインが手を掛ける。 「ロード・・・ハンターの犯罪を未然に防ぐのもギルドの仕事なんだ。」 「え、叔父貴、何言ってるんだ?」 「コジロウ、連行しろ。」 「分かりましたニャ。」 「えぇっ!!?」 手枷を嵌められるロード。そのまま連行され・・ 「青猫く~ん、何か食べ物をくれないかな?」 そうに成るが聞き覚えの無い女性の声で一時中断された。 白髪ハンター 集会所の奥からは1人の女性がインナー一丁で、ボサボサになった長い髪を掻きながら出て来た。その寝癖丸出しの髪は根本から先っぽまで真っ白だった。 「リリーさん!?」 ソレを見てルディが叫ぶ。が、 『‥リリーって誰?』 集会所に居たルディ以外の全員が口を揃えて言う。 白髪ハンターは目をゴシゴシ擦りながらルディの顔を覗き込んだ。2、3秒凝視した後、ポンと手を叩いた。 「ババコンガの時のお嬢ちゃんかな?」 ルディは満足げに頷く。 「何でリリーさんが此処に居るんですか?」 「それはですニャ‥」 コジロウがリリー(仮名)に代わり説明し出した。 昨日の怪鳥騒ぎの後始末が済んだ後、三つ子が全身血塗れのリリーを泊めてくれと言ってきた。何でも三つ子から怪鳥の群を遠ざけ皆殺しにしてくれたらしい。 「と、言うわけですニャ。朝ご飯は後少し待ってくださいニャ。」 コジロウが水を出しながら言う。 「そうなの‥所で銀髪ちゃん、エロい格好してるね?」 ご飯がまだと言われ少しガッカリするリリーが、ハルを見てニヤりと笑う。 「え、エロくなんか無い!!そんな事インナー一丁に言われたくない!!」 ハルが赤面しながら言う。 「‥銀髪ちゃん、よく見ると胸大きいね?」 「だ、だったら何だよ!?」 リリーの視線がジトッとした物に変わったのを見て、ハルが後退る。 「ちょっと触らして、お姉さんのも触らしてあげるから!!」 手をワキワキさせながらリリー(仮名)がハルに襲いかかった。 「こ、こっちくんじゃねぇ!!!」 ハルは全速力で逃げ出すが、獣じみたリリーの動きを見るにハルが捕まるのは時間の問題だろう。 ルディは獲物を狩る獣の姿を見て、身震いをした。 「心配しなくても嬢ちゃんはペッタンコだから狙われないニャ。」 「な、ペッタンコなんかじゃないです!!それにまだノビシロがあります、有るはずです!!」 ニヤニヤするムサシにルディが反論するが、何処か虚しい。 「‥嬢ちゃん、あの人が大分前に言ってたアイアンメイデンか?」 カインが言う。今思い出したらしい。 「そうですよ。」 リリーを止めに入ったロードが吹っ飛ばされた。 「つまり…ゲドの母親だよな?」 「‥そう、ですね。」 ハルが捕縛され、絹を裂く様な悲鳴が響く。(ハルは既に半ベソになっている)。 その時、奥の扉が開いた。 「何の騒ぎだい?」 ゲドが眠そうな顔で現れた。瞬間、リリーの動きが止まった。 ドロップキック リリーの瞳が一瞬潤んだかに見えた次の瞬間、彼女は獣バリのスピードで駆け出し、ゲド目掛け高々と跳躍した。 「何アタシ1人残して死んでんだ?この馬鹿亭主がぁ!!!!」 「メゴッ!!?」 無駄に美しい動作から放たれたドロップキックがゲドの下顎を打ち抜いた。 「ストップ、リリーさんストップ!!」 一撃でk.o.されたゲドをマウントポジションで蛸殴りにしようとするリリーを慌てて止めに入るルディ。 数分後 顎に氷嚢を当てるゲドと、取り合えず服を着せられたリリーが椅子に腰掛けルディの説明を聞いていた。(ルディも巻き添えを喰らいホッペが腫れている) 「・・・つまり今アタシが死んだ旦那と間違えて蹴り飛ばしたのが、実はアタシの息子だったと言う事かな?」 「そうでふ。」 ルディは腫れたホッペのせいで上手く喋れない様だ。 「ん~・・・」 リリーは今だ焦点が整っていないゲドの顔をガシッと?むと、ジーッと眺めだした。 「確かに・・・旦那ソックリだけど旦那じゃないね。」 リリーは寂しげな表情で溜息を吐いた。 「まぁ息子が生きてただけでも良しとしますか。」 リリーはニッと笑うとゲドを抱きしめた。 「疑ったりしないんですか?」 ルディが恐る恐る聞く。確かにイキナリ【この人は貴方の息子です】と言われて信じる人は殆ど居ない。だが、 「この顔はアタシの旦那とアタシの子供以外有り得ないよ。」 キッパリと言い放つ。その後リリーはスリスリと頬擦りをしだした。 「・・・ん?ルディ、この人は誰かな?」 再び説明 ゲドが今更なことを聞く。今意識が戻ったらしい。 ルディはもう一度同じ説明をした。ゲドはリリーの姿をジーっと眺めた。 「この人が・・母さん?」 あの日、消え去った筈の記憶が彼自身の言葉を強く肯定する。が、 「その割りに大分若いような・・・俺の年から考えて40手前位のはzモ!?」 「母さんの年をバラシチャダメだよ、サイちゃん?」 リリーがゲドの口を鷲?みにしながらニコリと笑う。(因みにサイとはゲドの本名) 「本当に母さんみたいだね。」 此処まで来て漸く2人とも話を信じきった様だ。 「話は其処までにするニャ。」 「朝ご飯ですニャよ~。」 厨房から赤猫と青猫が料理を運んできた。それに伴い全員がテーブルに着いた。 ルディとゲド、が並んで座りその対面にリリーとカインが腰掛けた。 ハルはリリーから一番遠い席に座り、ロードの影に隠れる様にリリーを見ていた。 そしてテーブルに大量の料理が並べられた。 軟骨の唐揚げ・チキンサラダ・スナズリ・鶏がらスープ・etc 当然と言えば当然なのだが、並べられた料理は全て鶏肉(イャンクック)だった。 それを見て留守番をしていた面々は若干ゲンナリした表情になった。 『召し上がれ(です)ニャ』 『イタダキマス♪』 鶏肉尽くしの朝食が始まった。 酔っ払い 「オイシイ~♪」 「赤猫ちゃん、お酒をくれないかな?」 「ムサシ、お代わり~。」 「コジロウさん、お水を下さい。」 「ん?お前達、食べないのか?」 『今鶏肉は見たくない‥』 ‥ 各自が好きなように朝食を楽しんでいる。 そしてある程度して、一服をしながらカインが口を開いた。 「‥しかし、せっかく再会出来たんだからもう少し…こう、何かないもんか?」 黙々と食事を続けるゲドと、既に酔っ払っているリリーを見ながらカインが言う。 「息子が色々とズレてるから、母親がズレてても不思議は無いニャ。」 サラッと酷い事を言うムサシ。カインは、そんなもんかね?と言いながら酒を飲み干した。 「よーし、お姉さん気分が良いから昔話をしてあげるよ♪」 顔を真っ赤にしたリリーがテーブルの上に座り、1人語り出した。 その話はどれも俄かに信じ難い物ばかりだった。 ラオシャンロンを1人で撃退しただの、金色の火竜を倒しただの、赤と青のツガイの古龍を討伐しただの(ツガイは仲睦まじかったので入念にぶち殺したらしい。) 「一番手こずったのはクシャルダオラだね。サイズが異常に大きくてさ、どうにか撃退したんだけど封龍剣を持って行かれちゃった。」 アハハと笑うリリー。 「あぁ、その封龍剣なら俺が持ってるよ、母さん。」 ゲドが食事の手を一旦止めて言う。 「へー、そうなんだ?アハハハハハ。さて次は何を話そうかな?」 どうやらリリーは相当お酒が回ってるらしく、自伝を再開しようとしている。 「そういえば何でこの村に来たんですか、リリーさん?」 ルディが無理やり話題を変える。話を聞き疲れたらしい。 「此処にくる前に竜人族のお姉さんに会ってね、何でも息子に村を任せてるんだけど心配だから良ければ様子を見て欲しいって言われたんだよ。」 でも今の状態だとお姉さんはカンカンだね~、と笑いながら付け足した。 瞬間、ロードがガタンと椅子から立ち上がった。 「ちょっと、面の掃除をしてくる。」 ギコチナく笑うロードの額は、大量に冷や汗をかいていた。 「手伝うよ、リーダー。」 「姉さんが行くんなら僕も。」 「…俺も」 ロードにくっ付いて三つ子も集会所を後にした。 「もしかして彼が息子さんだったのかな?ハハハ‥ハレ?」 リリーの視界がグルリと回る。正確には彼女自身が飲み過ぎてぶっ倒れたのだが… 「ルディ、部屋に運ぶの手伝ってくれるかな?」 「わ、解りました。」 ゲドとルディがリリーをベットへと運んで行った。 新月の夜に 寝れない 結局、日が昇っている間中リリーは目を覚まさず、鼾をかき続けた。 そして日は沈み、密林に夜がやって来た。と言っても数える程しか人が居ないロッタ村では、寝るくらいしかする事が無い。 今日は新月らしく、星だけが微かに村を照らす。なので寝るには最適な環境なのだが… 『…寝れないな。』 ゲドは何故だか眠れずに居た。 単に寝過ぎたんだろう、そう思い散歩に行くことにした。 防具に目をやるが面倒なので着るのはヤメにした。しかし、なにぶん人気の少ない村なので、夜に面を何かが徘徊してる可能性は十分あるので、武器だけは持って行く事にした。 「…」 何となく封龍剣を腰に掛け、部屋を後にした。 集会所の外は新月のせいもあり、何時も以上に真っ暗でボンヤリとしか周りが見えない。 何度か躓きながらもどうにか村の丘まで歩いて行く。別段そこに用がある訳では無いが、何となく高い場所に行きたかった。 カラン‥ 丘の上からはガラスと氷が軽くぶつかり合う音がする。そして、微かにアルコールの香りが漂って居た。 丘の上で1人グラスを揺らす人影、ゲドはその人影に声を掛けた。 「また飲んでるのかい、母さん。」 「‥よくアタシって分かったね?」 ゲドの声に反応し人影、もといリリーが振り返った。 「何となくだよ。」 本当はこの村の人は殆ど酒を飲まないとか、この時間は寝てるとか色々理由が有るのだが、説明が面倒なので言わないでおく。 「母さんは何で1人酒何て飲んでるんだい?」 ゲドが言う。 「早く寝たから目が覚めちゃってさ、だから飲み直してるんだよ。」 ニヤケながらリリーが答える。 「そう言うサイちゃんは何をしてるのかな~?」 「母さんと一緒で俺も寝れなくってさ。」 ゲドが応えながらリリーの隣に腰を下ろした。 「そっか。」 …暫く2人は何も言わず、ただ星を眺めていた。夜の村は不自然な程静かで、月の無い空が静けさに拍車をかける。 暫くしてリリーは何を思ったか、チビチビ飲んでいたお酒を一気に飲み干した。 カランという音だけが夜の帳に響いた。 リリーは空になったグラスを地面に置くと、ゲドの方を向き直り口を開いた。 「サイちゃん…別に無理してアタシの事を母さんって言わなくても良いんだよ?」 その一言は不意に放たれた。リリーの頬はアルコールのせいで朱く染まっていたが、その瞳だけは真っ直ぐにゲドを見ていた。その瞳はどこか寂しげだった。 乾杯 「‥何でそんな事を言うんだい?」 ゲドが言う。 「だってさ‥自分の息子が生きてる事すら知らずに放浪してた癖に、今更母さんって呼んでもらうのは虫が良すぎると思ってさ…」 リリーが言いながらグラスに酒を注ぐ。だが、ゲドがグラスごと酒をひったくった。 「ちょ‥アタシのお酒!?」 取り返そうとするリリーの頭を鷲掴みにし、その隙に酒を飲み干した。 「母さん俺はさ、記憶が飛んでるけど母さんに会えて嬉しかったんだよ?」 ゲドの顔が急速に朱くなる。その理由はアルコールだけでは無いだろう。 「だからさ、そんな事言わないでくれよ‥」 ゲドは何時になく真面目に、寂しげにその台詞を吐いた。リリーはそんなゲドを見てニコッと笑った。 「よし乾杯しようか?」 「え、何でだい?」 「親子の再会を祝してさ。」 有無を言わせずリリーはグラスに酒を注いだ。 「カンパ~イ♪」 1人高々とグラスを上げるリリーを見てゲドはクスリと笑った。 「乾杯♪」 暗闇の中で僅かに煌めく2つのグラスが、軽い音を立てぶつかる。 カラン 2人は互いの顔を見て笑うと一気に酒を飲み干した。 「そういえば何で母さんは放浪なんかしてたんだい?」 ゲドが空になったグラスを置きながら言う。 「それはねぇ‥ちょっと長い話になるかもだけど良いかな?」 リリーが更に酒を注ぎながら言う。 「構わないよ。」 今日は幸い眠くないし、夜はまだまだ長い。酒はまだまだ有るようだし、断る理由など探しても無し、断る気も無い。 ゲドは本日三杯目の酒をグラスに注ぎながら、コクリと頷いた。 月の無い空だけが久しく出会った親子の会話を見ていた。 女の話 無敗の女 ある所に1人の女ハンターがいた。 その女は強く、竜に対しては無慈悲で冷酷にその力を振るった。その様は同じ人間ですら畏怖覚える程だった。 だから、女は美しかったが誰も近寄らず何時独り狩りに赴いた。 1人狩りに向かい無傷で帰ってくる女を見て、周りは益々近寄らなくなっていった。 だが、女はそんな事気にも止めない。今日もいつも通りクエストの内容を見ずに依頼を受け、荷車に乗り込んだ。 その日の女の依頼は火竜の討伐、他にも何か書いてあるがそんな事は別にどうでも良い。 森丘に着くと女は即座に火竜を探し出し、即座に射殺した。 攻撃する暇も、吼える暇も、呻く暇すら与えられずに血を噴き出し倒れる火竜。女はその返り血を浴び、独り恍惚に浸る。 しかし、その日の女は独りでは無かった。よく見ると男が1人突っ立っている 整った顔立ち、ヒョロイ感じの体、そして男とは不釣り合いな立派な装備。その男は全身にボンボンの空気を纏っていた。どう見ても貴族。 しかし、女は男には目もくれず帰りの荷車に乗り込んだ。 だが、何故か男が同じ荷車に乗ってきた。不信な目で男を見ていると、運転手が女が受けた依頼の紙を見せてきた。 【依頼内容;火竜討伐及び息子の保護】 成る程そう言う事か、と女は納得し男を無視して眠りに就こうとするが、男は女に用が有るらしく口を開いた。 『貴女は美しい、私の花嫁に成ってはくれないか?』 不意の一言に跳ね起きた女は、勢い余って天井に頭をぶつけた。 男の顔は真剣そのもので、ただ真っ直ぐに女を見ていた。 女は他人と話す事が殆ど無かったし、ましてや見た目を誉められ事など有る筈もなく、予想外の言葉に顔を赤面させ、目を白黒させたまま口をパクパク動かした。 女はどうにか呼吸を整え、男の方を向き直った。男は相変わらずジッと女を見つめ返事を待っていた。その瞳には未だ血塗れの女が映っていたが、男の瞳はただ女だけを見ていた。 男の真っ直ぐな瞳と言葉は、独りだった女の心を打ち抜いたらしい。 『…アタシで良ければ。』 女がどうにか発した言葉を聞いて男は雄叫びをあげたらしい。 こうして、今まで無敗だった女は1人の男によって陥落した。 独りの女 男と結婚して貴族となった女ハンターだったが、相変わらず独りで狩りを続けていた。 そんな女を男は毎回ニコニコした笑顔で出迎えた。 男はハンターとしてはサッパリだったが貴族としては有能だったらしく、多くの人に好かれ、彼の周りの人々は何時もニコニコしていた。 暫くしてそのニコニコが女にも移ったらしく、何時しか女も笑うようになった。(女が微笑んだ日男は2度目の雄叫びをあげたらしい) 男と結婚して笑うようになった女は、何時しか狩場でも独りでは無くなり多くの仲間が出来た。 数年して、2人の間には子供が出来た。 男は狂喜乱舞し、三度目の雄叫びをあげた。女も男に負けないくらい幸せだった。 正に幸せの絶頂…そう、ここが彼女の人生の絶頂… 更に数年後… 相変わらず仲間と狩りを続ける女。 そんな彼女達の下にギルドからの召集が掛かった。内容は古龍の群から街を守る事… 何時に無く厳しい依頼、だが彼女達は躊躇わずその依頼を受けた。 そんな女に男はある武器を贈った。その武器は太古の遺産『封龍剣』。 依頼の内容を聞いていた男は、彼の持つ力を総動員してその武器を探し出した。龍を絶やす力をもったその剣を‥ 女を送り出す時も男は何時ものニコニコ顔だった。女も笑顔で出発した。 だが街での戦況は予想以上に厳しい物だった。絶え間なく街を襲撃する古龍達。幾ら殺しても次がやって来る。 結果として街への物流は途絶え、食糧も道具の整備も十分でないハンター達は1人、また1人と倒れて行った。 数ヶ月、最後の古龍に深々と封龍剣を突き刺す女。 古龍は腹に封龍剣を刺したまま血反吐を吐き、逃げ去って行った。 闘いは終わったが、既に街は滅び、仲間達は死に絶え、女は1人になっていた。 だが女には待つ人が、帰る場所がある‥筈だった。 数ヶ月振りに家に帰った彼女を待っていたのは男の笑顔ではなく、見知らぬ他人だった。 『息子は死んだ。それに続いて男も死んだ。』 他人はそれだけ言うと女を締め出した。 女は1人絶望に沈んだ。中途半端な強さ故、女はまた独りになった。 女は独り、各地を放浪した。誰かを失う事に耐えれなくなった女は、他人と親しくなる前に次の場所へと旅立った。 そして、女は独り探し続けた。愛しい男からの最後のプレゼントを… 新月の夜に 独りだった女 「で、今に至る訳だよ。」 最後の一杯を飲み干しながら、リリーが長い話を終えた。ゲドは終始黙ってその話を聞いていた。 「‥話の中の探し物って、コレの事だよね?」 ゲドが腰に掛けていた封龍剣を差し出した。 酒の回りきっているリリーは封龍剣を受け取り、星空に翳した。星の光を浴びた封龍剣の柄にボウッと文字が浮かび上がる。 「え‥何で!?」 それを見たリリーが目を丸くする。 その表情は喜びと驚愕が入り混じった後、ゲドが見たどの表情よりも優しく暖かい笑顔に変わった。 やっぱり昼の話は聞いてなかったんだね、と笑うゲド。 「振ってみてよ、母さん。」 ゲドが言うと、リリーはニンマリと笑い、高々と鬼人化の構えを取った。 暗闇の中、鈍い光を放つ封龍剣が螺旋状に軌跡を刻む。 酔いのせいかゲドには、闇を刻むリリーの舞が酷く幻想的に見えた。 彼女の足が地に着いているか、浮いているかすら判らない様な妖しげな舞… 見ているだけで酔ってしまいそうな舞… 美しいが、近付く者を絶やす舞… 長いようで短い舞を終えると、リリーはフーッと息を吐いた。そして封龍剣をゲドに返した。 「良いのかい、俺に返しても?」 ゲドが聞くとリリーはニコニコしながらこう言った。 「良いんだよ。私は弓使いだから双剣は苦手なのさ。」 この言葉は恐らく嘘、先の舞だけでも彼女が相当な使い手である事を証明している。 「それに昔の思い出に縋ら無くても良くなったからね。貴方が生きていてくれたから‥アタシはもう独りじゃ無いからね。」 この台詞はきっと真実。アルコールのせいも有るかもだが、独りでさまよって来た彼女の本音だろう。 最後にゲドを見てリリーは微笑んだ…直後ぶっ倒れた。 「母さん!?」 ゲドが慌てて駆け寄ると、リリーは小さく呻きこう言った。 「ギモ゙ヂヷル゙イ゙‥」 どうにも、飲み過ぎた後、クルクル回ったもんだから一気に酔いが回ったらしい。 ゲドは笑いながらヤレヤレと呟くとリリーを背負い、集会所へと歩き出した。ゲドの背に揺られるリリーは、小さく、軽い、ただの女性だった。 「有難う、サイちゃん‥」 ゲドの首に手を回し小さく呟く。 「何か言ったかい、母さん?」 だが、ゲドには聞こえていなかったらしい。 「‥そう」 「え?」 「吐きそう、と言うよりもう吐く‥」 「え、母さん?!あと少し待っ、アァアァァ!!?」 ゲドは寝る前にシャワーを浴びる羽目になった。 こうして月の無い空の下での、親子の語らいは幕を閉じた。
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注意 ! 其實有4隻毒怪鳥..... - 2010-08-12 09 32 17 一次生2隻.在地圖裡最少會有2隻毒怪鳥存在(死了1隻會再生1隻) - 2010-09-21 21 15 23
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キリンシリーズ【ガンナー】 特徴 キリンの素材を用いたガンナー装備。外見は剣士用と同一である。 属性攻撃強化のスキルは、複数種類の属性弾が使用できるボウガンに効果的。 マイナススキルの不運は戦闘には直接関係のないものだが、できれば消したいところ。 スロット数が8と下位装備ではかなり多く、お守りと組み合わせて多様な拡張性を望める。 頭装備のスキルポイントが、剣士用とまったく一緒。 耐性にほんの少し差があるだけで、そもそも属性やられはスキルで無効化できているため、 よほどのこだわりがなければ、防御力の高い剣士用を装備しよう。 基本性能 費用 防御力 火耐性 水耐性 雷耐性 氷耐性 龍耐性 装備一箇所 3800z 13 -1 -1 5 1 3 装備全箇所 19000z 65 -5 -5 25 5 15 最終強化全箇所 z Lv 防具強化 防具強化 Lv 防御力 強化素材 費用 z 生産素材 部位 名称 スキル系統 スロット 生産素材 頭 キリンコルノ 属性耐性+2 運気-2 属性攻撃+1 OO- キリンの皮*5 キリンの雷角*3 キリンのたてがみ*2 黒狼鳥のたてがみ*2 胴 キリンケープ 属性耐性+2 運気-2 属性攻撃+3 O-- キリンの皮*3 ブヨブヨした皮*3 ゴム質の皮*2 ライトクリスタル*1 腕 キリングローブ 属性耐性+3 運気-2 属性攻撃+2 O-- キリンの皮*5 キリンのたてがみ*2 怪鳥の甲殻*3 雷光虫*5 腰 キリンショルト 属性耐性+2 運気-2 属性攻撃+1 OO- キリンの皮*6 キリンのたてがみ*3 黒狼鳥の甲殻*3 電気袋*3 脚 キリンブーツ 属性耐性+1 運気-2 属性攻撃+3 OO- キリンの皮*7 キリンの雷角*1 怪鳥の鱗*5 電気袋*3 スロット数合計/必要素材合計 8 キリンの皮*26キリンの雷角*4キリンのたてがみ*7黒狼鳥のたてがみ*2ブヨブヨした皮*3ゴム質の皮*2ライトクリスタル*1怪鳥の甲殻*3雷光虫*5黒狼鳥の甲殻*3電気袋*6怪鳥の鱗*5 発動スキル スキル系統 頭 胴 腕 腰 脚 計 発動するスキル あと少しで発動しそうなスキル 属性攻撃 +1 +3 +2 +1 +3 10 属性攻撃強化 属性耐性 +2 +2 +3 +2 +1 10 属性やられ無効 運気 -2 -2 -2 -2 -2 -10 不運 ※あと少しで発動しそうなスキルとは±4ポイント以内で発動するスキルのことです。
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森丘 マップ特徴 エリア7には山菜ジイさんがいます。 エリア12には猫の巣があります。 ベースキャンプ 位置 種別 村 / 集会所下位 村 / 集会所上位 集会所G級 訓練所 トレジャー POINT ① 釣り 黄金魚はじけイワシカジキマグロハリマグロキレアジ眠魚 黄金魚ドス大食いマグロはじけイワシサシミウオカジキマグロハリマグロキレアジ眠魚 黄金魚はじけイワシカジキマグロハリマグロキレアジ眠魚 カクサンデメキンドス銀魚竜魚【中】竜魚【小】 -600300100 エリア1 位置 種別 村 / 集会所下位 村 / 集会所上位 集会所G級 訓練所 トレジャー POINT ① 採取 モンスターのフン飛竜のフン怪鳥の鱗 モンスターのフン飛竜のフン怪鳥の鱗 モンスターのフン飛竜のフン怪鳥の鱗 回復薬何もありません 回復薬グレート爆薬こやし玉百葉のクローバー竜草 ---500100 ② 採取 カラの実ハリの実 カラの実ハリの実 カラの実ハリの実 地図 千里眼の薬ブーメランモドリ玉地図 ---- ③ 虫あみ 虫の死骸釣りバッタにが虫セッチャクロアリ雷光虫ロイヤルカブト にが虫雷光虫王族カナブンマレコガネ虹色コガネロイヤルカブトゴッドカブト にが虫雷光虫マレコガネ皇帝バッタマボロシチョウロイヤルカブトゴッドカブト にが虫 セミセレブイナゴージャス竜虫【雌】竜虫【雄】 800500300100 ④ 採取 カラの実はじけクルミ カラの実はじけクルミ カラの実 携帯砥石 力の爪砥石竜石【小】竜岩(運搬) --1002000 エリア2 位置 種別 村 / 集会所下位 村 / 集会所上位 集会所G級 訓練所 トレジャー POINT ① 採取 ペイントの実怪鳥の鱗 ペイントの実怪鳥の鱗 ペイントの実怪鳥の鱗 虫あみ 解毒薬ペイントボール竜草のたうちドングリ竜岩(運搬)穴の開いた奇面 --1006002000300 ② 採取 薬草 薬草 薬草 ハリの実 釣りホタル釣りフィーバエ竜草 --100 ③ 採取 ツタの葉 ツタの葉 ツタの葉 音爆弾 ネット落とし穴竜岩(運搬)穴の開いた奇面百葉のクローバー竜草 --2000300500100 ④ 採取 カラの実ハリの実 カラの実ハリの実 ハリの実 カラの実 調合書①入門編調合書②初級編調合書③中級編強走薬ケルビの角竜岩(運搬) -----2000 エリア3 戦いやすいエリア。 位置 種別 村 / 集会所下位 村 / 集会所上位 集会所G級 訓練所 トレジャー POINT ① 採取 カラの実虫の死骸 カラの実虫の死骸 カラの実虫の死骸 携帯肉焼きセット 肉焼きセット高級肉焼きセット角笛上竜岩(運搬) ---3000 ② 採取 薬草ハリの実 薬草ハリの実 薬草ハリの実 薬草 LV2 通常弾LV1 散弾LV2 散弾 --- ③ 採取 カラの実何もありません カラの実何もありません カラの実 素材玉 強撃ビン毒ビン麻痺ビン --- ④ 採取 ニトロダケ特産キノコ ニトロダケ特産キノコ厳選キノコ ニトロダケ特産キノコ厳選キノコ ピッケル 爆薬ニトロダケ美白ダケ竜茸 --800200 エリア4 南部は戦いやすいエリア。 ただ、高台ハメ対策のランゴスタ・大雷光虫が邪魔。 位置 種別 村 / 集会所下位 村 / 集会所上位 集会所G級 訓練所 トレジャー POINT ① 採取 薬草何もありません 薬草何もありません 薬草 薬草 回復薬ペイントボール竜草百葉のクローバー --100500 ② 採取 カラの実ペイントの実 カラの実ペイントの実 カラの実ペイントの実 携帯砥石 爆薬ブーメラン竜草百葉のクローバー --100500 ③ 採取 カラの実ハリの実 カラの実ハリの実 ハリの実 解毒薬 LV1 貫通弾LV2 貫通弾 -- ④ 採取 はじけクルミアオキノコ はじけクルミアオキノコ はじけクルミアオキノコ 大タル 上竜岩(運搬)琥珀のたまご(運搬)穴の開いた奇面 30008000300 エリア5 モンスターの巣。大型モンスターはここで眠ることが多い。戦いやすいエリア。 ランポスやチャチャブーがいることも有るので注意。 位置 種別 村 / 集会所下位 村 / 集会所上位 集会所G級 訓練所 トレジャー POINT ① 採掘 鉄鉱石大地の結晶マカライト鉱石水光原珠黄金石のかけら 鉄鉱石大地の結晶マカライト鉱石ドラグライト鉱石ユニオン鉱石修羅原珠瑠璃原珠黄金石のかけら黄金石の塊 ユニオン鉱石マカライト鉱石エルトライト鉱石メランジェ鉱石大地の結晶黄金石のかけら修羅原珠瑠璃原珠 支給用大タル爆弾大タル爆弾 大タル爆弾ボロ虫あみ砥石堅竜岩(運搬)ココットライト竜鉱石竜輝石 ---4000500100300 ② 採取 なぞの骨なぞの頭骨怪鳥の鱗棒状の骨 なぞの骨達人のドクロ怪鳥の鱗 なぞの骨 モドリ玉 LV1 徹甲榴弾LV2 徹甲榴弾LV3 徹甲榴弾 --- ③ 採取 モンスターのフン怪鳥の鱗飛竜のフン モンスターのフン怪鳥の鱗 モンスターのフン怪鳥の鱗 回復薬グレート何もありません 調合書④上級編調合書⑤達人編回復薬グレート活力剤落とし穴硬化笛 ----- ④ 採取 なぞの骨なぞの頭骨飛竜の卵 なぞの骨なぞの頭骨飛竜の卵 なぞの骨なぞの頭骨飛竜の卵 支給専用閃光玉 上竜岩(運搬)堅竜岩(運搬) 30004000 エリア6 位置 種別 村 / 集会所下位 村 / 集会所上位 集会所G級 訓練所 トレジャー POINT ① 採掘 石ころ鉄鉱石円盤石大地の結晶陽翔原珠黄金石のかけら 鉄鉱石大地の結晶マカライト鉱石ユニオン鉱石修羅原珠さびた塊さびた小さな塊さびた大きな塊さびた棒状の塊さびた板状の塊黄金石のかけら黄金石の塊 マカライト鉱石ユニオン鉱石エルトライト鉱石メランジェ鉱石修羅原珠太古の塊太古の小さな塊太古の大きな塊太古の棒状の塊太古の板状の塊黄金石のかけら黄金石の塊 トラップツール 奇面族の輝石竜鉱石竜輝石上竜岩(運搬) 5001003003000 ② 採取 クモの巣虫の死骸 クモの巣虫の死骸 クモの巣虫の死骸 ネット 竜虫【雌】竜虫【雄】 300100 ③ 採取 ツタの葉何もありません ツタの葉何もありません ツタの葉 調合書②初級編 閃光玉百葉のクローバー竜草 -500100 ④ 採取 ネンチャク草薬草 ネンチャク草薬草 ネンチャク草薬草 千里眼の薬 ネットトラップツールのたうちドングリ --600 エリア7 位置 種別 村 / 集会所下位 村 / 集会所上位 集会所G級 訓練所 トレジャー POINT ① 採取 ハチミツ虫の死骸 ハチミツ虫の死骸 ハチミツ虫の死骸 回復薬何もありません 閃光玉シビレ罠打上げタル爆弾穴の開いた奇面 ---300 ② 採取 特産キノコニトロダケ 特産キノコ厳選キノコニトロダケ 特産キノコ厳選キノコニトロダケ 支給専用閃光玉何もありません LV1 麻痺弾LV2 麻痺弾 -- ③ 採取 薬草 薬草 薬草 ピッケル 小タル爆弾ボロ虫あみ堅竜岩(運搬)百葉のクローバー竜草 --4000500100 ④ 採取 マタタビ落陽草 マタタビ落陽草 マタタビ落陽草 虫あみ ボロピッケル上竜岩(運搬)竜草のたうちドングリ -3000100600 ※トレジャーでは入口が石で塞がれている為、入るには石を破壊する必要があります。 エリア8 位置 種別 村 / 集会所下位 村 / 集会所上位 集会所G級 訓練所 トレジャー POINT ① 採取 クモの巣虫の死骸 クモの巣虫の死骸 クモの巣虫の死骸 ネット ネット竜虫【雌】竜虫【雄】 -300100 ② 採取 はじけクルミアオキノコ はじけクルミアオキノコ はじけクルミアオキノコ 小タル爆弾 大タル大タル爆弾竜岩(運搬) --2000 ③ 採取 薬草 薬草 薬草 ペイントボール 漢方薬ペイントボール竜茸のたうちドングリ --200600 ④ 採取 ツタの葉落陽草 ツタの葉落陽草 ツタの葉落陽草 小タル トラップツール百葉のクローバー竜草穴の開いた奇面 -500100300 エリア9 狭くて視界も悪い危険なエリア。メラルーもいる。相当腕に自信がない限りはここでの戦闘は避けた方がよい。 ここに移動したモンスターは、長時間このエリアに留まることが多いのが難点。 位置 種別 村 / 集会所下位 村 / 集会所上位 集会所G級 訓練所 トレジャー POINT ① 採取 特産キノコ怪鳥の鱗 特産キノコ厳選キノコ怪鳥の鱗 特産キノコ厳選キノコ怪鳥の鱗 投げナイフ こやし玉ネットLV2 拡散弾ペイント弾マンドラゴラ ----- ② 虫あみ セッチャクロアリキラビートル光蟲不死虫釣りホタルロイヤルカブト 光蟲不死虫ドスヘラクレス王族カナブンロイヤルカブトゴッドカブト 光蟲不死虫王族カナブン皇帝バッタロイヤルカブトゴッドカブト 光蟲 栄養剤閃光玉ボロピッケルイナゴージャス竜虫【雌】竜虫【雄】 ---500300100 ③ 採取 ハチミツ何もありません ハチミツ何もありません ハチミツ何もありません 回復薬何もありません 活力剤強走薬琥珀のたまご(運搬) --8000 ④ 採取 薬草ネムリ草 薬草ネムリ草 薬草ネムリ草 ピッケル モドリ玉 - エリア10 木が邪魔で薄暗く、視界が悪い。ターゲットカメラを活用しよう。 位置 種別 村 / 集会所下位 村 / 集会所上位 集会所G級 訓練所 トレジャー POINT ① 採取 特産キノコアオキノコ アオキノコ特産キノコ厳選キノコ 特産キノコ厳選キノコ怪鳥の鱗 爆薬 回復薬美白ダケ堅竜岩(運搬)竜茸 -8004000200 ② 採取 怪力の種ネムリ草 怪力の種ネムリ草 怪力の種ネムリ草 ペイントボール トラップツール大タル上竜岩(運搬)穴の開いた奇面 --3000300 ③ 採取 落陽草げどく草 落陽草げどく草 落陽草げどく草 解毒薬 解毒薬解毒笛忍耐の種百葉のクローバー竜草 ---500100 ④ 採取 ペイントの実何もありません ペイントの実何もありません ペイントの実 調合書①入門書 ペイントボール火薬草堅竜岩(運搬)のたうちドングリ --4000600 エリア11 釣りミミズは無限採取可能。うっかり砥石を忘れた場合ここで補充可能。キレアジも釣れる。 位置 種別 村 / 集会所下位 村 / 集会所上位 集会所G級 訓練所 トレジャー POINT ① 採取 釣りミミズ石ころ 釣りミミズ石ころ 釣りミミズ石ころ 釣りミミズ 釣りミミズ釣りフィーバエ -- ② 採取 釣りミミズ釣りカエル 釣りミミズ釣りカエル 釣りミミズ釣りカエル 鬼人薬 守りの爪閃光玉穴の開いた奇面百葉のクローバー竜草 --300500100 ③ 採取 石ころ砥石 石ころ砥石 石ころ砥石 携帯砥石 砥石奇面族の輝石 -500 ④ 採掘 円盤石鉄鉱石大地の結晶マカライト鉱石黄金石のかけら水光源珠 円盤石鉄鉱石大地の結晶ドラグライト鉱石カブレライト鉱石修羅原珠瑠璃原珠黄金石のかけら黄金石の塊 円盤石ドラグライト鉱石カブレライト鉱石ユニオン鉱石エルトライト鉱石修羅原珠瑠璃原珠黄金石のかけら黄金石の塊 支給専用落とし穴 堅竜岩(運搬)ミナガルデナイトココットライト竜鉱石竜輝石 40001000500100300 ⑤ 釣り キレアジハレツアロワナサシミウオはじけイワシ眠魚 キレアジハレツアロワナサシミウオはじけイワシ眠魚古代魚 キレアジサシミウオはじけイワシハレツアロワナ眠魚古代魚 ドス金魚竜魚【大】竜魚【中】竜魚【小】虫あみ活魚 1000500300100100 エリア12 ネコの巣。他では入手しにくいアイテムを入手可能。 位置 種別 村 / 集会所下位 村 / 集会所上位 集会所G級 訓練所 トレジャー POINT ① 採取 クモの巣虫の死骸 クモの巣虫の死骸 クモの巣虫の死骸 強撃ビン 鬼人笛琥珀のたまご(運搬)竜虫【雌】竜虫【雄】 -8000300100 ② 虫あみ にが虫光蟲雷光虫キラビートルロイヤルカブト にが虫光蟲雷光虫キラビートルマレコガネロイヤルカブトゴッドカブト にが虫光蟲キラビートルマレコガネマボロシチョウロイヤルカブトゴッドカブト 携帯シビレ罠 強走薬鬼人薬硬化薬ボロピッケルセミセレブイナゴージャス竜虫【雌】竜虫【雄】 ----800500300100 ③ 採取 大タルなぞの骨なぞの頭骨 大タルなぞの骨達人のドクロネコ毛の紅玉 大タルなぞの骨達人のドクロネコ毛の紅玉 支給専用秘薬 落とし穴大タル爆弾竜石【大】竜石【中】竜石【小】 --500300100 ④ 採取 小タルタルの蓋落し物の傘 小タルタルの蓋落し物の傘 小タルタルの蓋落し物の傘 携帯食料 小タル爆弾ボロ虫あみ竜石【大】竜石【中】竜石【小】 --500300100 ⑤ 猫の巣 盗られた物 - ※トレジャーでは入口が石で塞がれている為、入るには石を破壊する必要があります。 マップ使用クエスト (クリックで展開) 村 / 集会所下位 村 / 集会所上位 集会所G級 訓練所 昼 村★3 森丘:素材ツアー村★3 大怪鳥イャンクックを倒せ!村★3 キノコ探しで大もうけ!?村★5 奇面族を探し出せ!村★5 古の霞龍、オオナズチ村★6 一対の巨影村★6 激闘!蒼の火竜集★2 大怪鳥イャンクックを倒せ!集★2 リオレウス討伐指令集★4 森丘:素材ツアー集★4 森の中の異変集★4 奇面族を探し出せ!集★5 王の領域集★5 激闘!蒼の火竜集★5 赤竜と緑竜集★5 古の霞龍、オオナズチイベ★3 その名は大怪鳥!? 村★8 イャンクック乱れ撃ち!村★9 古の霞龍、オオナズチ集★7 森丘 素材ツアー集★7 リオレウス討伐指令集★8 一対の巨影集★8 空は蒼、大地は桜集★8 激闘!蒼の火竜集★8 古の霞龍、オオナズチ G★2 小鳥のさえずる丘でG★2 三重の壁 特別★4 リオレウス討伐訓練 夜 - 村★8 一匹狼に捧ぐ挽歌村★9 竜王の系譜村★9 鳥竜種3連発!集★8 玉座を目指して G★2 森丘:G級素材ツアーG★2 王の領域 -
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Dシリーズ レア1 レア2 レア3 クックDメイル 剣 ○―― 防22 火2 水-2 雷0 氷-2 龍-1 達人+2 属性攻撃+1 攻撃+2 体力-1 回復速度-1 青怪鳥の鱗×2 青怪鳥の甲殻×3 ファンゴの毛皮×1 竜骨【小】×3 クックDレジスト ガ ○―― 防10 火5 水1 雷3 氷-1 龍0 達人+2 属性攻撃+1 攻撃+2 体力-1 回復速度-1 青怪鳥の鱗×2 青怪鳥の甲殻×3 ファンゴの毛皮×1 竜骨【小】×3 ゲリョスDメイル 剣 ○―― 防28 火-4 水1 雷4 氷1 龍0 気絶+3 広域+2 風圧+1 運気-1 ゴム質の紫皮×2 抗菌石×1 毒袋×1 マカライト鉱石×2 ゲリョスDレジスト ガ ○―― 防14 火-1 水4 雷6 氷3 龍0 気絶+3 広域+2 風圧+1 運気-1 ゴム質の紫皮×2 抗菌石×1 毒袋×1 マカライト鉱石×2 フルフルDメイル 剣 ○―― 防30 火3 水-3 雷4 氷0 龍0 広域+3 回復+2 研ぎ師-2 魅惑色の柔皮×2 鉄鉱石×8 イーオスの皮×2 モンスターの体液×2 フルフルDレジスト ガ ○―― 防14 火5 水-1 雷6 氷1 龍0 広域+3 回復+2 調合成功率-2 魅惑色の柔皮×2 鉄鉱石×8 イーオスの皮×2 モンスターの体液×2 ガノスDメイル 剣 ○―― 防32 火-4 水4 雷-4 氷2 龍0 はらへり+3 効果持続+2 毒-2 翠水竜の鱗×2 竜骨【大】×1 ゲネポスの皮×5 翠水竜のヒレ×2 ガノスDレジスト ガ ○―― 防15 火-2 水6 雷-2 氷3 龍1 はらへり+3 効果持続+2 毒-2 翠水竜の鱗×2 竜骨【大】×1 ゲネポスの皮×5 翠水竜のヒレ×2 レア4 ディアブロDメイル 剣 ○―― 防38 火3 水-1 雷1 氷-2 龍0 斬れ味+2 風圧+3 防御-1 運気-1 黒巻き角×1 黒角竜の背甲×1 黒角竜の甲殻×2 マカライト鉱石×2 ディアブロDレジスト ガ ○―― 防18 火5 水2 雷4 氷-1 龍0 装填+2 風圧+3 はらへり-1 運気-1 黒巻き角×1 黒角竜の背甲×1 黒角竜の甲殻×2 マカライト鉱石×2 グラビドDメイル 剣 ○○― 防38 火2 水-2 雷2 氷1 龍0 ガード強化+2 防御+1 はらへり-2 黒鎧竜の甲殻×5 マカライト鉱石×3 上竜骨×3 ゴム質の皮×2 フラビドDレジスト ガ ○―― 防18 火4 水1 雷3 氷2 龍0 ガード強化+2 防御+3 はらへり-2 黒鎧竜の甲殻×5 マカライト鉱石×3 上竜骨×3 ゴム質の皮×2 レア5 レア6 レア7 レア8
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使用注意 本區所記載的套裝目的為幫助不擅於配裝的獵人使用 頁面內的套裝並非唯一,可以依需要自行更動 也請各位試著搭配中自己所喜歡的裝備,以避免降低遊戲樂趣。 編輯用樣本格式 裝備名 WiKi編輯意見 素材查尋 編輯用樣本格式 裝備名 部位 裝備 頭部 霸龍削頭 Lv7 110 ●● 剛力珠, 剛力珠 胸部 霸龍破壞者 Lv7 176 ●● 剛力珠, 剛力珠 手腕 銀龍魂腕甲 Lv7 87 ●●● 剛力珠, 剛力珠, 剛力珠 腰帶 眠鳥R護裙 Lv7 120 ●● 匠珠 腳部 火龍心R護腿 Lv7 111 ●●● 匠珠, 怪力珠 豬服 豬服P2 ☆☆ 技能 攻擊力UP【大】,看破+3,火場怪力+2高級耳栓,銳利度等級+1,砥石使用高速化 總合 防禦值 604 槽位 ■0□0●12○0 火 12 水 1 雷 -6 冰 12 龍 0 備註 WiKi編輯意見 以下輸入框 「書き込む」是留言用的 . 要查素材 請用上方或下方的[検索する] 維持版面整潔 感謝您的配合 討論區已啟用,請大家多多善用 BP - 2011-11-21 11 23 03 活動輔助券要跟獵團長拿XP - 2012-03-24 23 52 00 深紅色毛 - 2012-06-19 19 18 49 銀龍魂腕甲 - 銀龍魂腕甲 2015-01-13 11 02 34 抱歉 想請問一下分類的 (祭)(獵)(人)是甚麼意思? - 名無しさん 2015-02-24 22 30 15 名前 拜託不要再用「書き込む」這個框框查素材了,這是留言用的。 素材查尋 検索