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ジョークとか皮肉(自作でも他の人のやつでも構わん) 日本飯を食ったイギリス人が言った 英「日本の飯は不味いな!」 それに対し日本人は少し考え、こう返した 日「舌1枚しかないですからね」 自作かなめ ある妻と新郎が居た。その人達は毎日アツアツの聖なる1夜を過ごしていた 自作かなめ ポーランドボールで習えとか言ってるけど、お前何様?お前ジョークも皮肉も作れんアホの立場なクセに他の界隈のやつを盾にして評価するのはやめていただきたい。
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皮肉屋なトマトが幻想入り 動画リンク コメント 皮肉屋なトマトが幻想入り 362人目の幻想入りか 作者 トマト ひとこと 少し皮肉屋なトマトが幻想入りしました。注意:fateネタ多数あり。 主人公 トマト 動画リンク 続き 皮肉屋なトマトが幻想入り【Tartare More】 新作 番外 一話 コメント・レビュー 最終話最高だった。後書きとオマケ、期待して待ってるよ! -- 名無しさん (2008-04-20 21 50 29) yabe -- 名無しさん (2008-04-20 23 32 04) 最終話でホロリとした俺はおかしいか? -- 名無しさん (2008-04-20 23 33 24) 後書きとオマケが楽しみだ…できることなら別の物が(ry -- 名無しさん (2008-04-23 10 03 13) まさかこんな名作になるとは1話の時点ではわからなかった。 -- 名無しさん (2008-04-24 18 54 43) 見てみたら想像以上にかっこいいトマトだった。みてます投票に感謝せざるを得ない -- 名無しさん (2008-04-27 19 42 00) 素晴らしい作品だった。人外で能力持ちで不死身で最強で皮肉屋な主人公が活躍するのはこの作品だけ! -- 名無しさん (2008-04-27 19 47 57) 登場人物の何気ない会話が秀逸。見事に東方の世界が表現されている -- 名無しさん (2008-05-11 00 34 03) 362番 -- (名無しさん) 2008-06-08 18 45 03 材料としては難しいだろうに、トマトという驚天動地の発想だけでそれを逆手に取り、名作にまで昇華させている。執筆スピード、ストーリーテリング共に半端ではない。 -- (名無しさん) 2008-11-24 19 05 51 どうも。毎度楽しみに拝見させてもらっています。 今回は一つの連絡を。 皮肉屋のトマト殿のお名前を、私が作っている『あんなものまで幻想入り』という作品でで、お借りさせていただこうと思いまして。 名前だけの微クロスではありますが、どうかよろしくお願いします。 -- (yj) 2008-11-26 22 38 35 どうぞどうぞ。 ウチの生野菜で良ければ御自由にお使いください。 -- (トマト☆) 2008-11-28 15 59 28 ならばこの身はただ一房の無農薬野菜──! どんなにFa○eな設定でもトマトであれば仕方がない。厨二全開のシリアスガチバトルが中心のはずなのに、主人公の外見のせいで全てがギャグに昇華されるという、ある種反則極まりない作品。でも笑ってた貴方も見終わる頃にはトマトのカッコよさに涙している、そんな作品。 ──ゆくぞ食卓。サラダの用意は十分か? -- (名無しさん) 2009-01-28 20 26 21 これは間違いなく問題作(もちろん良い意味で) さて、もうすぐ夏野菜の季節が来るな…。 -- (名無しさん) 2009-06-22 11 29 41 完全に厨房設定(笑)だが普通に上手いww 文章力は中学生とは桁違いなので、更に面白くなっている。 素晴らしい優作! -- (名無しさん) 2009-10-24 21 36 54 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらをご覧下さい。
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あ
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584 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/08/07(金) 04 08 23.83 ID LCpZKZva0 根本的に想像力が足りてないんだよな、この手合い。あるいは社会経験対人経験が全然無い。 糞RPに対する因果応報話としてよくある『僕のPC皮肉屋毒舌系なんで』的な奴が昔の鳥取に居たんだが、 当時在籍してたガチの毒舌PL(普段は超良い人)に悉く皮肉で返されて良い年こいてマジ泣きしかけてた。 絡んだり迷惑かけたりした相手が自分より格上とかいつでも自分を排除できるとかそんなの一欠片も想定してないんだよ。 スレ420
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東京…… 心 「……あれ? どこかで見たようなお二人さんだ」 丹羽 「あら」 知代子 「げっ」 心 「いやいや、『げっ』は酷くない?」 知代子 「驚き過ぎただけだから!」 丹羽 「……こんな所で会うなんて奇遇ね」 心 「お互いねー」 心 「あ、ねぇねぇお二人さん」 丹羽 「なに?」 心 「このあと暇なら打たない?」 丹羽 「イヤよ」 心 「即答!?」 丹羽 「そもそも面子足りないでしょ」 心 「この先の公民館の休憩室に自動卓あるんだって!」 知代子 「え? ホントに?」 丹羽 「あなた東京在住なんじゃないの?」 ―――――――――――― ――――――――― ―――――― ――― 丹羽 「……で、面子はどうするの?」 心 「うーん……多分知らないおじーちゃんとかがいるから大丈夫じゃないかな」 知代子 「それ大丈夫なの?」 心 「まぁまぁ。いざとなったら三麻でもやろうよ」 ガチャッ… 心 「……ありゃ? 私らが一番乗りだったね」 知代子 「一人来るまで三麻かー」 丹羽 「ルールは任せるわ」 心 「さーて電源電源……」 テクテク 知代子 「萬子は抜いて―――」 チラッ 傀 「……」 知代子 「――ぬわっ!?」 ガタッ 丹羽 「えっ……な、なに!?」 ビクッ 心 「わービックリした。お兄さんいたんだ」 知代子 「な、なんというサプライズ……」 丹羽(……でも全く気配を感じなかったけど……) 心 「あ、お兄さん麻雀打てる? 良かったら入ってよ」 傀 「面子が足りないようなら……打ちましょう」 心 「よーし決定だね!」 ガラガラガラ… 起親 ・・・ 傀 南家 ・・・ 丹羽菜緒子 西家 ・・・ 小禄心 北家 ・・・ 高橋知代子 心 「よろしくね! えーっと……」 傀 「……傀、 と呼ばれています」 ――――――――――――――――――――――――――― 心 「ロンだよ!」 6667888三四赤五六七八 心 「ツモ!」 一一二三三3p3p4p4p赤5p5p9p9p 二 知代子 「ロン!」 1234發發發東東東 (五四六) 丹羽 「……ツモ」 三三三三赤五3p4p5p34566 四 ――――――――――――――――――――――――――― 知代子 「……来ました来ました! オーラス怒涛の捲りリーチ!」 タンッ 丹羽 「少し静かにしなさい」 タンッ 心 「邪魔くさいなぁ」 タンッ 知代子 「リーチ掛けただけなのにこの言われよう……」 タンッ 北 丹羽 「……ロン」 知代子 「えっ!?」 パタン… 2p2p2p8p8p8p9p9p9p789北 丹羽 「6400で終了ね」 丹羽 「逆転トップね」 心 「その北ラス牌だよ? 余計なの引いてくれるなぁ」 知代子 「うそ……私のツモ運低すぎ……?」 傀 ・・・ 18500 丹羽菜緒子 ・・・ 32800 (+6400) 小禄心 ・・・ 32200 高橋知代子 ・・・ 16500 (-6400) 知代子 「あーもう次いこ次!」 ガラガラガラ… 心 「次は足引っ張らないでねお姉さん!」 丹羽 「……」 チラッ 傀 「……」 丹羽(この人1度もアガらなかったわね。それどころか副露さえなかったわ……) 東一局、ドラは中 九巡目 知代子 「リーチっ!」 918西9p三 北白2p(リーチ) 知代子 「二度目の正直! ツモるんで遠慮なくベタオリしてね!」 傀 「……」 タンッ 丹羽 「……」 タンッ 心 「相変わらずうるさいねー」 タンッ 丹羽 「……ポン」 知代子 「あれ!?」 次巡 心 「……」 タンッ 9p 丹羽 「……ロン。2000」 6p6p7p8p一二三赤五六七 (東東東→) 心 「はいはーい」 チャラッ 知代子(ぐぬぬ……) 2p3p4p5p6p四五六456中中 傀 ・・・ 25000 丹羽菜緒子 ・・・ 28000 (+3000) 小禄心 ・・・ 23000 (-2000) 高橋知代子 ・・・ 24000 (-1000) 東二局、ドラは4p 七巡目 心(……今度は先制したね。役無しドラドラだしここは当然……) 23999五七九4p4p5p6p7p 1 心 「リーチ」 北1p中發9p8 五(リーチ) 知代子(早いなー……まぁ振らないけど) 丹羽(五萬が目立ち過ぎてるわ。恐らく即引っ掛けね) チャッ… 傀 「……」 ■ ■■■■■■■■■■■■■ 傀 「……」 ツッ… 二 萬 知代子(ありゃ) 丹羽(あんな牌を一発で……) 心(勝負手なのかな? それとも単に筋引っ掛けに気付いてないだけ?) 傀 「……」 ツッ… 八 萬 心 「ロンっ!」 123999七九4p4p5p6p7p 心 「裏1で満貫だね」 傀 ・・・ 17000 (-8000) 丹羽菜緒子 ・・・ 28000 小禄心 ・・・ 31000 (+8000) 高橋知代子 ・・・ 24000 東三局、ドラは八萬 心「~~♪」 タンッ 3p 心「~~♪」 タンッ 3p 心「~~♪」 タンッ 3p 知代子(お、お分かりいただけただろうか……手出しで暗刻落としである) 丹羽(またヒネた打ち方してるみたいね) 傀 「……」 十巡目 心 「リーチだよ!」 タンッ 白東一3p3p3p 1p二七九(リーチ) 知代子(うっわ~……あの3p怪しすぎ!) 丹羽(あそこまであからさまだと逆に罠に思えるわね) チャッ… 傀 「……」 2p4p6p8p8p6689三四六七 4 傀 「……」 タ…ンッ 2p 心 「――ロンっ」 2p2p11222789二二二 心 「リーチ一発三色同刻…… 12000だね、お兄さん」 丹羽(ツモ四暗刻を捨ててその手……!?) 知代子(うわちゃあ……エグいなぁ) 傀 「……」 パタッ ■■■■■■■■■■■■■ 傀 ・・・ 5000 (-12000) 丹羽菜緒子 ・・・ 28000 小禄心 ・・・ 43000 (+12000) 高橋知代子 ・・・ 24000 東三局一本場、ドラは6索。 六巡目 丹羽 「……」 タンッ 七 萬 心 「ポンっ!」 パタッ ■七七■■■■■■■■■■ ――打、八萬 知代子(あ、これ全国大会でやったところだ!) 丹羽(こっちから見て左から2枚目と3枚目を晒して、一番左端の八萬切り。萬子の上は安全そうに見えるけど……) 傀 「……」 …チャッ 傀 「……」 二三四六七八九4p5p23赤57 一 傀 「……」 ツッ… 九 萬 心 「ロンっ!」 ガッ 東東東九九88五五五 (←七七七) 心 「W東・対々! 12300でお兄さんのトビ終了だよ!」 知代子(ふぁっ!?) 丹羽(やっぱり。あんな位置に九萬対子が……) 傀 ・・・ - 7300 (-12300) 丹羽菜緒子 ・・・ 28000 小禄心 ・・・ 55300 (+12300) 高橋知代子 ・・・ 24000 二回戦終了 ガラガラガラ… 心(いやーさっきから対面のお兄さんが思い通りに引っ掛かってくれるから気分いいなぁ)ニヤニヤ 知代子(うわ、すっごい悪い顔してる……) 丹羽(年下とは思えないわね) 傀 「……」 心(肝心のお兄さんの表情がピクリともしないのは物足りないけどねー) ガラガラガラ… 心 「じゃー三回戦だね!」 知代子 「OKOK、次は私が勝たせてもらいますので!」 丹羽 「……させると思う?」 ガラガラガラ… 傀 「……」 ニヤリ…
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クロ電話――劇的皮肉 ◆V9YQ4knn.A 炸裂、炸裂、炸裂。 幾度かの破壊音の後に、堆く積もった山の一角が崩壊した。 粉塵が上がる。 煙を球状に逸らして、やおらディムズデイル=ボイルドが姿を表した。 光を浴びてものっぺりとしたその表情を崩さず、ボイルドは踏み出した。背後で瓦礫が崩れ落ちる。 ハカイダーショットを腰に収め、ゆっくりと後ろを振り返った。内部にあった自分/“擬似重力(フロート)”という支えのなくなった山が崩れたのだ。 形を崩し、また新たな山となったその瓦礫から青いアーム――タチコマの足が覗いた。 瓦礫に圧迫されるボディは軋み、断末魔の如き音を上げる。その腕で救いを求めるのか。 或いは、太陽に、その手を透かそうとしているようにも思えた。 その脚を、分解して武器として使えないか、と思った。口径は余り大きくはないが、連射などは可能そうだ。 ドラスの手を“変身(ターン)”。工具に変形させる。 ウフコックと組んでいた時に一通り、武器や機械の構造ならば頭に叩き込んだ。 果たしてそれがタチコマに通ずるかは分からないが、機械である以上、武器である以上、大きな差異は無いはず。 しかし、ハカイダーショットがある今、新たな虚無を手に入れた今、それを使う必要があるのか。 確かに、効果的に殺すなら、もっと武器が必要だろうが……。 『いたぁ……い、の?』 『羊じゃねえんだ』 『ドラスくん、スバルさん、逃げてね……』 結局、ボイルドは踵を返した。 瓦礫の処理に時間を費やした以上、余計な浪費を避け、迅速に行動すべきだった。 無数に散らばる足元の障害物を展開中の“擬似重力”で……逸らせない。 「なんだと……」 訝しげに出力を上げようと試みるも、上がらず、逆に出力が落ちていくようだ。 “加速度(ヴェロシティ)”的だ。 そして出力・範囲は弱まり、狭まり、ついには、“擬似重力”の壁が消え失せた。 「これも、制限か」 閾値が下がっているのと同様に、もうひとつ制限が加えられているようだ。 風邪の症状を自覚するように、若しくはどれだけの力で打てば自らの拳を壊すことになるか自認するが如く。 ボイルドは制限を理解した。 それは、一定出力以上で、一定時間展開すると発動するということ。 どれだけの力、どれだけの長さかは分からない――確かめる。 “擬似重力”がどれほど利用出来るか/自分がどこまで通用するか――――どこまでも/どこまでも――――“限界点(クリティカル)”の判定/突破=有用性の証明。 重力制御を再開――不可能。理解=冷却時間。 それも、確かめる必要がある――PDAを取り出す/時計を合わせる/感覚を合わせる。 じわじわと弦を引き絞っていく感覚――手応えはなし。それとも展開を試みる限り冷却は出来ないのか。 試行/確認=冷却時間――再開を試みるか否か+その併用/出力による推移/制限時間による推移。 制限時間――どれだけの時間/どれだけの出力/時間と出力の関係。 条件を理解する/適切に運用する――判定/突破。 軋む音、ボイルドの息づかい、遠雷のような炸裂音――殆ど静寂とも言って良い廃工場跡の空気を、ささやかだが、ベルの音が切り裂いた。 音源に鼻を向ける――瓦礫の中。 恐らくは電話の呼び出し音――どこ/誰からだ? ドラスの腕を“変身”。 バールのようなもので持ち上げる/剥がす/引き抜く――ややあって黒い電話を発見した。 破片がドーム状になっていたため、破壊を免れたようだ。 コール音。 コール音。 若干考えた後、ボイルドは受話器を持ち上げた。 「どこからかけている」 ※ ※ ※ 「だああああああああああああッ!」 フジ井さんちの飼いサイボーグ猫、クロちゃんは苛立っていた。 それというのも、 「何でだれもでないんだよ!」 電話が一向に繋がらないからである。 延々と続くコール音。黒電話に留守電という概念は無いのである。 通例、十回ほど慣らしたら一旦受話器を置き、時間を置いてかけ直すのが昔ながらの智恵だ。 というか、昔の智恵で現代では何の役に立たない知識である。 閑話休題。 とりあえず、わかったことは「相手側の電話機も黒電話」だということだ。 それだけだ。 なかなか時間をかけて、電話をかけて、それだけだ。 ああ……うん、だから、それだけだったら、それだけなんだよ。 「だぁぁぁぁあああああああああああ! いくらボンボンでも全ページ受話器を耳に当ててる猫の絵じゃ許してくれねーぞ!」 「ともかく……いくらなんでも誰も出ないっておかしいよね」 そう叫びながら乱暴に電話を切ったクロのメタ発言は別として、武美も首を傾げた。 まず電波塔にかけた。次にテレビ局にかけた。 それから学校にかけた。もしやと軍事基地にかけた。 まさかな、と鉱山にかけた。そして先程、スクラップ工場にかけた。 結論から言うと、一つも繋がらなかった。 これはもしかして、 「クロちゃん……」 「……聞かねーぞ」 「私たち、もの凄い道化?」 「オイラは何も言われない、言わさせない、言わない」 息巻いてやった結果がこれでは、いくら熱血ハートのサイボーグでも消沈せざるを得ない。 「ま、次だよ、次があるよ」 「……おう。 このボンクラ電話め。次繋がらなかったら…………」 受話器を持ち上げるクロの形相はもの凄い。 おまけにアポロマグナムまで構えて。 武美は、メモで次の場所を、それとPDAを取り出し名簿の準備する。 「ところでクロちゃん」 「なんだ?」 「どうやって回すの?」 「こうやってだ」 左手は受話器を持ち上げ、右手にはアポロマグナムが、ダイヤルは、アポロマグナムから突き出た剣先で回しているのだ。 「器用だね」 「まあな」 コール音。コール音。コール音。 コール音。コール音。コール音。 「………………プチ」 積もり積もったイライラから、冗談のつもりだったアポロマグナムをマジに撃ち放とうとした、その時、 「どこからかけている」 ようやく呼び出し音以外の音が聞こえてきた。 ※ ※ ※ 『どこからかけている』 その言葉に――ようやく繋がった嬉しさやちょっとした拍子抜けから、クロは自分達の場所を答えてしまった。 言ったあとで、(やべ……) と頭をよぎったが、言ってしまったものは仕方がない。 「アンタの名前は?」 ややあって、 『“徘徊者(ワンダー)”』 と無機質な声で返ってきた。 「“徘徊者”?」 そんなヤツいたか? 武美に目配せをする。首を振った。自分も“徘徊者”などという名前は記憶していない。 これは、間違いなく偽名だ。 「そんなの名簿にいないんだけどな」 『お前が信用出来るか分からない。お前の名前は?』 確かに言い分はもっともだ。 相手がこう言っている以上、深くは突っ込めない。 「キッドだ」 だからこちらも名前を言う必要はない。 「アンタ――」 遮って――『お前はこの殺し合いに乗っているか?』 「乗っていない」 遮られたのはムカつくがここをぼかすのは良くない。 下手なことを言ったら、ここで電話を切られかねない。 「そういうアンタは――」 再び言葉を遮って――『ならば、ここに来て人を殺したか?』 「まだ誰も殺しちゃいねーよ」 『“まだ”?』 しつこい問いかけだ。コイツ絶対に性格ワリーよ。 「いざとなれば、必要になるだろ?」 何で初対面の相手にここまで――つーかそもそもオイラと対“面”すらしてないし。 対面してたらもう間違いなくブン殴ってる。 少しの間を置き、 『……その通りだ』 なるほどなるほど、そうですねわかりますですかわかります。 次に言葉遮りやがったら、走ってってボコリ倒してやる。 「で、そういうテメーは――」 案の定、こっちを遮り――『お前と同じだ』 「は?」 素っ頓狂な声が漏れた。 何が何だって? 『まだ、人を殺してはいない』 場所を問いかけると、相手は、『小島だ』と返してきた。 小島――確か右下のコロニーに存在したと記憶している。 声から相手はまだ若いと推測できる。 何故、自らの場所を教えるようなことをしたのか。 聞かれたら答えるような性格なのか――それを確かめる。 『アンタの名前は?』 若い声。 考える――どう答えるか? そのまま返しても、こちらとしては問題ない――ボイルドのスタンス。 ならば、相手の人となりを確かめる為に、「……“徘徊者(ワンダー)”」と、応答する。 『“徘徊者”? …………そんなの名簿にいないんだけどな』 名簿を記憶しているか、それとも今確かめたのか――どちらにしてもある程度、この場での身の振り方が分かっている対応だ。 先手を打つ/主導権を握る――こちらの質問と、同じレールに相手の思考を置く。 『お前が信用出来るか分からない。お前の名前は?』 『……キッドだ』 相手の返答――実名を明かさない=こちらの用意したレールに足をかけた。 これからは心理を誘導する/苛立たせて相手の思考力を奪う。 『アンタ――』 遮って発言する。 「――お前はこの殺し合いに乗っているか?」 先に質問し、相手からこの言葉を出るのを抑える。 同じ内容の質問が出来るのは、聞き返した時だけだ。 『乗っていない』 素早い返答――声に嘘はない。 もっとも乗っていようがいまいが関係はない。 『そういうアンタは――』 問いかけを潰す/相手の選択肢を狭める。 「――ならば、ここに来て人を殺したか?」 相手のスタンスの見極め――生き残りたいが人を殺すつもりはない/積極的に殺すつもりはないが襲いかかる者には容赦をしない。 「まだ、殺しちゃいねーよ」 突き放すような物言い――苛立ちの証拠。 だんだんと応答が乱雑になってきた――それに付け込む。 『“まだ”?』 「いざとなれば、必要になるだろ?」 必要でないと言ったらどうなるか/殺し自体がタブーな人間が相手ならどうなるか――想像力の低下=効果は抜群だ。 電話から取れる相手の位置付け=積極的に殺すつもりはないが襲いかかる者には容赦をしない=カザミ/チンク/スバル/タチコマのような者。 ここまで演技の可能性もあるが――問題ない/その演技に付き合う。 納得したように/共感するように間を置き、「その通りだ」と同意を表す。 『で、テメーは――』 語調の変化/認証の変化――いよいよ苛立ちで頭が回らなくなってきた証拠。 本音/本調子――本来の性格の発現。 “限界点”――たたみかける。 「――お前と同じだ」 『は?』 「まだ、人を殺してはいない」 ミスリード=お前と同じ立場で、まだ人を殺してはいない。 『僕はAIだからカウント外? それは差別だよ。機械にも愛を!』 現実=タチコマのビジョン。 類推――キッドの性格=攻撃的だが頭は切れる。ただし、血が上りやすく、それが発揮出来なくもなる。 こちらが主導権を取るのは容易。 「聞きたいことがある」 ※ ※ ※ 『聞きたいことがある』 淡々とした男の言葉。 (聞きたいことって……テメーさっきから質問ばっかりじゃねえか!) なんて言っても、どうせ遮って話をされるのだ。 とりあえず、ここは応じておく。 「なんだよ? そのかわり、オイラの質問にも答えてもらうぜ。いいな」 『構わない』と一旦言葉を切って、『金色の鼠を知らないか』 「は? ネズミ?」 『言葉を話す』 「……」 『色々な武器に変身する』 「それってミッキ――」 「だめ、クロちゃん! なんかその先を言っちゃ……モゲゲー」 クロは剛とコタローの作ったネズミ型サイボーグ、ミッキー6(ローク)のつもりで言った。 だがどうやら、今うつ伏せに倒れる武美にはもっとおぞましい別の何かの存在だと感じられたらしい。 口を挟んできたその時とっさに頭を殴ってしまった。ちなみにアポロマグナムはしまっていたので大丈夫だ。 「ク、クロちゃん……」 「いや、武美……ワリィ」 武美は鼻血ブーである。無惨。 いや、冗談だ。 え……それにしても女を殴るのは問題だって? 逆に考えるんだ。「ミサイルを撃つよりいいさ」と考えるんだ。 『キッド、いいか』 語調は変わらない。どうやらクロというのは聞かなかったことにしてくれるようだ。 でもまださっきの人の話を聞かない質問責めの怒りは収まっていない。少し癪なのだ。 「なんだよ」 『名前をウフコックという。 知っているか』 「……どういう関係なんだよ、そいつと」 沈黙。 その間に武美が名簿で探す。クロも記憶を振り返る。 ――いない。ウフコックという名前はない。 嘘か? そうとしても、こんなあからさまな、すぐ調べればわかる嘘を口にするなんておかしい。 ともすれば、ニックネームか。 『パートナーだ』 先程までの無機的さとは打って変わった人間の男の声。 ネズミがパートナーというのに思うところもあるが、言葉には完全に相手を思いやる気持ちが滲み出ていた。 いけ好かないが、ひとまず信用してやることに決めた。 (相棒がネズミって……まさかコイツもネズミか?) なんて考えすら浮かんでしまう。 「で、ソイツの名前は?」 『ウフコックだ。ウフコック=ペンティーノ』 やはりそんな名前は無い。 「そんな名前名簿にねーんだが、本当にこの場にいるのか?」 『きっといるだろう。支給品として』 絶対の自信を持った男の言葉。 何を根拠に、と思うがまあ、水を差そうとは思わない。 しかし、(ねこは参加者で、ネズミは支給品って……どんな区別してんだ。あのハゲ)である。 『では、ルーン・バロットと――』 今度はこちらが男を遮って――「今度はオイラの番だ」 『今度はオイラの番だ』 クロ=キッドの意匠返し。 『青っぽくて機械チックなネコ、知ってるか?』 こちらは鼠、向こうは猫――何かのユーモアのよう。 『喋る』 話す鼠――――喋る猫。 『二足歩行をする』 続けて『腹から道具を取り出す』 「それは、ど――――」 『――そのさきを言うんじゃねえぞ!』 それは、どのように道具を取り出すのか――ウフコックのように“反転変身”するのか、と問おうとしたが、遮られた。 機密なのだろうか。 『名前はミーっていう。知ってるか?』 「その猫との関係は」 ボイルドの意匠返し。 『あー…………まあ』 言いづらそうなクロの声。 『相棒、みてーなもんだな』 相棒。 武器を取り出す――方法は分からないが――喋る猫を相棒とする男、クロ=キッド。 “好奇心(キュリオス)”――そのミーとクロのコンビへと。 武器に変身する鼠と男、武器を取り出す猫と男――――何か、因縁めいたものを感じる。 クロに問いかけてみたくなる――相棒をどうみているか/自分と同じ状況になったらどうするか/どんな経緯で相棒となったか。 ミーに問いかけてみたくなる――相棒をどうみているか/道具存在として自分をどうみるか/どんな経緯でクロとコンビを組んだか。 「知らないが、伝言なら預かろう」 気が付いたらそう言っていた。 ビジョンが浮かんだ――――ワイズ/ウフコック/タチコマ。 そして、ミー――――まだ見たことがない猫の道具存在。 『あー……じゃあ、「さっさと帰らないと剛が飢え死ぬぞ」って伝えてくれ。そういえばわかるだろ』 剛――ペットだろうか。それとも仲間か。 飢え死ぬ――比喩。職を失うことの暗示か。 「伝えておこう」 受話器を置こうとした/ビジョンが浮かんだ――――この殺し合いの中で倒れるクロ/道具存在として使用され、摩耗しきるミー。 見たことも無いミーにウフコックが重なった。 受話器を持ち上げ、最後に伝える。 「ドラス、という少女に気をつけろ。殺し合いに乗っている」 『それって、どういう――』 「――水色の髪でゴシックロリータのファッションに身を包んでいる」 『オイ!』 「スバル、という少女と争ったようだ。現場には血痕が残されていた」 『んなこといきなり言われて信用できるかコラァ!』 「事実だ。伝言は預かった」 ボイルドは、受話器を置いた。 【G-1 小さな廃工場跡/一日目・午前】 【ディムズデイル・ボイルド@マルドゥックシリーズ】 [状態]:中程度の疲労、全身に中~小程度のダメージ、胸部に中程度の打撲 [装備]:デザートイーグル(5/7)@魔法先生ネギま! 、弾倉(7/7)×1+(0/7)×1 ※弾頭に魔法による特殊加工が施されています ハカイダーショット@人造人間キカイダー(11発消費) [道具]:支給品一式、ネコミミとネコにゃん棒@究極超人あ~る ヴィルマの投げナイフ@からくりサーカス×2(チンクの支給品) ドラスの腕、PDA×2(ボイルド、タチコマ) [思考・状況] 基本:ウフコックを取り戻す 1:制限を確かめる。 2:ウフコックを濫用させないため、参加者をすべて殺す。 3:バロットと接触する。死んでいる場合は、死体を確認する 4:ウフコックがいないか参加者の支給品を確認する 5:充実した人生を与えてくれそうな参加者と戦う 6:クロとミーのコンビに興味あり [備考] ※ウフコックがこの場のどこかにいると結論付けています。 ※ドラスの腕を武器として使うことを検討中 ※“擬似重力(フロート)”を最大出力で展開し続けると、ある時急激に出力が落ち出し、一定時間使用が出来なくなります。 ※上記の制限を認識しました。 ※ミーへの伝言を預かりました。「さっさと帰らないと剛が飢え死ぬぞ」です。 [共通備考] G-1エリア内の小さな廃工場が瓦礫となりました。黒電話が野外に放置されています。 『ドラス、という少女に気をつけろ。 殺し合いに乗っている』 「それって、どういう――」 クロの言葉を無視して、“徘徊者”は言葉を続ける。 『――水色の髪でゴシックロリータのファッションに身を包んでいる』 「オイ!」 『スバル、という少女と争ったらしい。現場には血痕が残されていた』 まるで警察官のような男の言葉。だが、 「んなこといきなり言われて信用できるかコラァ!」 『事実だ。伝言は預かった』 「オイ、テメーさっきから――ッ! って切りやがった!」 一方的な物言いで、こちらのツッコミを無視して、挙げ句の果てに切りやがった――やっぱりイケ好かねー野郎だ。 「クロちゃん、どうするの?」 「嘘を言ってるようにゃ聞こえなかったが……それとこれとは別だ! もっかい電話して、出た瞬間に大声で怒鳴りつけてやる!」 怒り心頭にダイヤルを回すクロを、武美はやれやれと見つめる。 それにしても、 (何であんなこと言ったんだろう。 頭は悪いかんじじゃなかったし、余計なことを言ったら、自分が疑われるって思わなかったのかな?) 不可解である。 【E-7 民家/一日目 午前】 【クロ@サイボーグクロちゃん】 [状態]:装甲各所に軽い凹み [装備]:アポロマグナム@仮面ライダーSPIRITS、 ウィルナイフ@勇者王ガオガイガー(なんでも斬れる剣があった場所に収納) [道具]:支給品一式、風船いかだ [思考・状況] 基本思考:ハゲ(シグマ)をぶちのめす! その後剛を殴る。 1:“徘徊者(ワンダー)”のタコにもっかい電話をする。そんで怒鳴りつける。大声で 2:とりあえず電話を使って他参加者と接触を図る 2:とりあえず、ハゲ(シグマ)の居場所を探る。そして暴れる。 3:ミーと合流して、爆弾を何とかする。 4:とりあえず、今は武美を深く追求する気はない。 5:あの女(ギンガ)には容赦しねー ※内臓ミサイルは装備されています。尻尾ミサイルは使用済み。 ※ガトリングやなんでも斬れる剣が没収されていることに気づきました。 ※参加時期は異世界編(五巻)終了後です ※クロが確認したF-7の小屋の照明は、Rが侵入した際に点けていったものです。 ※ボイルド(徘徊者)から情報を得ました。 【広川武美@パワポケシリーズ】 [状態]:健康、頭部に微ダメージ [装備]:なし [道具]:支給品一式、ランダムアイテム1~2(クロ好みの武器はないが武器は最低一つある) [思考・状況] 基本思考:絶対に生き残り、ここから脱出する。 1:何であんなこと言ったのかな? 2:とりあえず電話を使って他参加者と接触を図る 3:F-7の湖内の孤島にある小屋へ向かって、内部を確認。その後、市街地へ向かう。 4:シグマの居場所を探る。 5:元の世界のあの人のところに戻って、残り少ない人生を謳歌する。 ※【F-8】に王ドラの亡骸が埋葬されました。墓石がわりの石には“ネコ型サイボーグの墓”と刻まれています。 ※メモに書かれていた連絡先の電話機は全て黒電話です。(留守電は効きません。) ※電波塔、テレビ局、学校、軍事基地、鉱山、スクラップ工場には電話をかけました。が、誰も出ませんでした。 ※ボイルド(徘徊者)から情報を得ました。 時系列順で読む Back SPIRITS/魂の群れ(後編) Next 千の偽り、万の嘘 投下順で読む Back SPIRITS/魂の群れ(後編) Next 千の偽り、万の嘘 087 良心の価値 ボイルド 108 究極の虚無をもたらす者 082 モバイルレディ・Ⅱ クロ 110 往く先は風に訊け 082 モバイルレディ・Ⅱ 広川武美 110 往く先は風に訊け
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三回戦 起親 ・・・ 傀 南家 ・・・ 丹羽菜緒子 西家 ・・・ 小禄心 北家 ・・・ 高橋知代子 東一局、ドラは西 傀 「……」 知代子(この人、傀さん…って言ったっけ) 丹羽(連続で放銃してる割りには無表情ね……) 心(ちょ~~っと気に入らないかもだよ!) 四巡目 丹羽 「……」 タンッ 發 傀 「……ポン」 發發 心(およっ?) 知代子(一鳴きかぁ。ようやく自分から動いたね) チャッ… 傀 「……槓」 ニヤリ ■中中■ 新ドラは二萬。 丹羽(!) 知代子(うっわ! 白出てないし大三元あるじゃんこれ!) 傀 「……」 ■■■■■■■ (■中中■)(發發發→) 心(なんでわざわざ暗槓したの? 大三元なら警戒解く為にも中はツモ切りそうだけど) 心(……) 心(……ははーん。さてはお兄さん、白は持ってないね? 単純にドラ増やしたかっただけだね?) 心(とはいえのちのち白ツモって重ねられちゃ堪ったものじゃないしなぁ) ……二巡後 チャッ… 心(……コレなら勝負になるね) 3567一二三赤5p6p7p7p7p白 4 ――打、白 傀 「……」 丹羽(っ……!) 知代子(と、通った!?) 心(私の言いたいこと分かるよね? お姉さんたち) 知代子(鳴かないって事は最悪の場合もう暗刻ってる可能性だってある) 丹羽(私はまだ二向聴。……だとすると手段を選んでる暇は無さそうね) 丹羽(仕方ない……)タンッ 8 索 心 「ロン。3900」 34567一二三赤5p6p7p7p7p 丹羽 「……はい」 心 (グッジョブだよお姉さん) 知代子(あっぶな……)フゥ… 傀 「……」 フッ… 傀 ・・・ 25000 丹羽菜緒子 ・・・ 21100 (-3900) 小禄心 ・・・ 28900 (+3900) 高橋知代子 ・・・ 25000 東二局、ドラは六萬 五巡目 知代子 「……」 タンッ 心 「ポンっ」 パタッ ■■四四■■■■■■■■■ 丹羽 「……」 タンッ 心 「チー」 パタッ 一二■■■■■■■■ (四四四→) 知代子(またまた理牌を強調するような鳴きだなぁ) 丹羽(この子の性格なら裏をかいて今度は本当に萬子待ちじゃなかったりするのかしら……) 傀 「……」 心(混一と見せかけて役牌バックと見せかけて端牌単騎だよ!) 赤5p6p7p9p東東東 (三一二)(四四四→) 心(お姉さん方は分からないけど、対面のお兄さんは間違いなく引っ掛かるだろうね) 傀 「……」 タンッ 9p 心(ほーら)パタン… 赤5p6p7p9p東東東 (三一二)(四四四→) 心 「ロン。2600」 傀 ・・・ 22400 (-2600) 丹羽菜緒子 ・・・ 21100 小禄心 ・・・ 31500 (+2600) 高橋知代子 ・・・ 25000 心(さっきからずーっと冴えないねお兄さん。センスないんじゃないかな?)ニコニコ 傀 「……」 ガラガラガラ… 東三局、ドラは九萬 心(……配牌も乗ってきたね) 三四六6781p赤5p5p6p白白白 4p ――打、1p 傀 「1p……ポン」 心(ほえっ?) 知代子(第一打をポン……?) 丹羽(……) 次巡 知代子 「……」 タンッ 一 萬 傀 「……ポン」 ツッ… 一一 心(むっ) 知代子(あっちゃあ……ちょっとばかりぬるかったかな?) 傀 「……」 ■■■■■■■ (←一一一)(1p↑1p1p) 心(ふーん) 丹羽(あの仕掛け……。対々和から清老頭まで考えられるわね) ――――――――――――――――――――――――――― 十巡目 傀 「……」 チャッ… ■■■■■■■ ■ (←一一一)(1p↑1p1p) ――打、北 丹羽(……)タンッ 4 索 心(……)タンッ 七 萬 知代子(……)タンッ 6 索 傀 「チー」 ツッ… ■■■■■ (657)(←一一一)(1p↑1p1p) 知代子(ありゃ、コレ鳴くんだ) 心(なーんだ。随分安くなったね) 傀 「……」 タンッ 9 索 丹羽(……その手、最高で三色同刻ドラドラの満貫じゃない) 心(役牌バックだとしても残ってるの發くらいだしねー) チャッ… 知代子 「……おっと、ツモった」 2p3p4p三四五六七八八234 八 知代子 「安目だけど仕方ないわ。700,1300」 傀 ・・・ 21700 (-700) 丹羽菜緒子 ・・・ 20400 (-700) 小禄心 ・・・ 30200 (-1300) 高橋知代子 ・・・ 27700 (+2700) 心(……勝てると思ったんだけどなー) 三四6784p赤5p赤5p5p6p白白白 傀 「……」 フッ… 11發發 (657)(←一一一)(1p↑1p1p) …パタッ 知代子 「みなさんお待たせしました! 私の親番です!」 丹羽 「別に待ってないわ」 心 「能書きはいいからはやくサイコロ回してねー」 知代子 「ひっど!」 東四局、ドラは南。 六巡目 傀 「……」 ツッ… 六 萬 心 「ポン!」 パタッ 六六■■■■■■■■■■■ 知代子(向かって左端に六萬対子……下の方はまだ分からないけど六萬より上は割と安全そうだ) 丹羽(……なんて思ってないでしょうね) 傀 「――リーチ」 カツン… 一9p西22p五(リーチ) 知代子(!) 心(へぇ、初めて曲げたね) チャッ… 知代子(うーん) 一二三七八九1p1p2p3p7p8p9p 九 知代子(ほぼ二軒リーチみたいなものだし追いかけるべきか……)チラッ 傀 「……」 ■■■■■■■■■■■■■ 一9p西22p五(リーチ) 心 「~~♪」 ■■■■■■■■■■ (六↑六六) 北7p9p一東6 知代子(1pは生牌だし、安目の残り牌を考えると――) 九 萬 知代子 「こっちでリーチ!」 タンッ 心 「残念だね、当たりだよ」 七八赤567赤5p赤5p發發發 (六↑六六) 知代子 「うぇえっ!? 何その手!」 ガタッ 傀 「……頭ハネです」 心 「へっ?」 パタッ… 8p8p三三四四445566九 傀 「裏はありません …6400」 知代子 「ぐぬぬ……満貫よりはマシだけど……」 ブツブツ… 知代子(って、ちょっと待ってよその捨牌……) 一9p西22p五(リーチ) 丹羽(五萬切りリーチで高目二盃口を捨ててる……!?) 知代子 「あーあ、こっちの不要牌に待ちを合わされたかー……」 心(……いや、というより私の当たり牌を止められたって感じかな) ガラガラガラ… 心(マグレにしてはなかなかやるね。お兄さん) 傀 「……南入です」 フッ… 傀 ・・・ 28100 (+6400) 丹羽菜緒子 ・・・ 20400 小禄心 ・・・ 30200 高橋知代子 ・・・ 21300 (-6400) 南一局、ドラは7索 五巡目 心(……)タンッ 中 傀 「……ポン」 ツッ… 北北1p南89 知代子(萬子の染め手……?) 丹羽(判断がつかないわね)タンッ 心 「チー」 パタッ 七八 心 「~♪」 タンッ 東1p南東6 知代子(仕方ない、対子落としっと……)タンッ 西 心 「それもポン!」 パタッ 西西 知代子(うわっ抜かった!) 心 「……」 タンッ 東1p南東64 知代子(そ、そっちも萬子の染め手??) 丹羽(全く……好き勝手してくれるわ) 十巡目 心(よーし聴牌!) ■■■■■■■ ■ (西西西→)(九七八) ――打、五萬 東1p南東64 4p22p五 知代子(やっばいなー染まってそーだなー) 丹羽(横移動で済むのがベストだけど……) 傀 「……」 タンッ… 西北1p南89 3p發七二 心(お兄さんも染まってきたかな?) 知代子(オリよう……)タンッ 丹羽(安牌……)トンッ 傀 「……」 心(まぁそっちは頑張って萬子集めてなよ) 7p8p8p8p777 (西西西→)(九七八) 心(そのうち私が大きいの喰らわしてあげるからさ!)
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皮肉屋なトマトが幻想入り【Tartare More】 動画リンク コメント 皮肉屋なトマトが幻想入り【Tartare More】 何人目の幻想入りか 作者 ひとこと Fate/stay nightキャラに似た能力と性格の農作物 主人公 前 皮肉屋なトマトが幻想入り mylist/6534191 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー 537乙 -- (名無しさん) 2008-09-06 09 09 58 最高に楽しいと思います。真面目に笑える凄い作品ですな。 続き期待して待ち続けます。 -- (名無しさん) 2011-05-21 03 49 23 いつまでも続きを待ってます。大ファンです。 いっそ同人誌として完成版を出して欲しい。 -- (名無しさん) 2012-04-01 23 24 32 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらをご覧下さい
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皮肉な運命! 引き裂かれた愛!! 289 :【皮肉な運命! 引き裂かれた愛!!】 [sage] :2005/11/30(水) 10 52 55 ID ??? キラ「ぐえっ! へぶっ!?」 メイリン「あーあー、今日のフリーダムもすごいやられっぷりだなあ。」 ドモン「止めだ! 目からビィィ――――ム!!」 メイリン「げ、今日はデジキャラットか」 キラ「ぎゃ――――すっ!!」 メイリン「はい、フリーダム撃墜ー」 アスラン「よくもキラをぉぉ――――っ!!」 ドモン「目からビィ―ム!目からビィ―ム!目からビィ―ム!目からビィ―ム!目からビィ―ム!!」 アスラン「ぼへぐばげはうほ!?」 シン「止めは俺だ! 口からバズゥ――カッ!!」 メイリン「お前はそっちかぁぁ――――っ!?」 アスラン「ぎゃぁぁぁ――っ!!」 メイリン「アッグガイも撃墜ー」 ドモン「どうしたどうしたぁ! お前達ラクシズの力はそんなものかぁっ!?」 ラクス「おのれ! わざわざゴッドガンダムの頭の上に立って叫ばなくても~ …でもまあ仕方ありませんわ~♪ 見たい番組があるから今日も撤収~~!」 メイリン「切り替え早っ!」 ノイマン「…………」 290 :【皮肉な運命! 引き裂かれた愛!!】 [sage] :2005/11/30(水) 10 53 24 ID ??? コンコン ノイマン「皆さん起きてくださーい。壊れた機体の修理ですよー」 マードック「うーむ…また大破かー?」 ノイマン「ああ」 マードック「ったく、また徹夜作業かよ…昼夜完全に入れ替わってるよ…いくら修理しても 起きたらまた壊れてるし…」 レイン「ふわぁ~~おはようノイマン君、マードックさん。でも戦闘中に睡眠をとっている私達も 随分神経太いわよね~」 マードック「レインさんも完全に整備班扱いだし」 ノイマン「…えーとレインそのことなんですが…レインさんって、敵を見たことはあります?」 レイン「え? ううんないわよ。でも機体のやられかたを考えると敵は相当接近戦に強いわね。 しかも武装ではなくて機体の四肢で攻撃を仕掛ける徒手空拳タイプ。ほら、私が探している人。 ちょうどあの人のゴッドガンダムにやられたみたいな壊れ方なのよねえ。 超級覇王電影弾とか石破天驚拳とか。」 ノイマン「……我々の敵の一機も超級覇王電影弾とか石破天驚拳とか使ってきます」 レイン「へぇぇ! あんな技を使える人が他にもいるんだ。世界って広いわよねえ」 ノイマン「………我々の敵の一機もゴッドガンダムといいます」 レイン「へぇぇ! 私の探している人とおんなじ機体が他にもあるんだ。世界って広いわよねえ」 ノイマン「…………前にミネルバの通信を傍受したときにゴッドガンダムのパイロットの声が入っていましたよね?」 レイン「ええ、私の探している人とすごく似た声の人っているのねえ。世界って広いわよねえ」 ノイマン「……………聞いていませんでしたが探している人の名前は?」 レイン「ドモン=カッシュよ」 ノイマン「………………ここに先ほどの戦闘の映像があります」 レイン「どれどれ………ド、ドモン!!? なんで敵側にいるのっ!?」 ノイマン「ミネルバ側が本来の主人公だからですが」 レイン「そんな……っ! こんなのわかるわけないじゃないっ!!」 ノイマン「いやわかれよ!!?」 レイン「ドモンのところへ行きたいっ…でも私はすでにアークエンジェルの女っ!…ああっ…ドモン…」 ノイマン「(AAにいる時点でこの人もやっぱりどこかナニってことか)……ハア…」 291 :【皮肉な運命! 引き裂かれた愛!!】 [sage] :2005/11/30(水) 10 54 00 ID ??? アビー「あ、昨日に引き続いてまたAAがやってきました」 タリア「また? 本当にしつこいわねえ」 ルナ「あれだけ機体を修理する技能があるんならしばらく姿を隠して戦力を増強してから来ればいいのに」 シン「まったくだよなあ」 ドモン「お前達何をやっている? 先に行くぞ! ガンダァァ――ム!!」 アビー「? フリーダムやアッグガイが出てきませんね。あ、いや一機出てきました。…! あれは!?」 レイン『負けないわよっ!!』 メイリン『ライジングガンダムだぁぁ――――っ!!?』 アビー「メイリン、AAとミネルバの通信がごっちゃになってますよ? というか、なぜ自分の艦船から出たMFにツッコミしてるんです?」 メイリン『あ、周波数の調整失敗してる。まあいいや。アビー久しぶりー元気ー? ……いやね? フリーダムとアッグガイの修理ほったらかして整備班がなにか作っていたのよう。 なんだと思ってたらさあ…』 アスラン『くっ! なんて馬鹿な作戦を! か弱い女性なら手加減してくれるかも、とでも思ったか? きっとドモンは動じもしないぞ!!』 ドモン「ななななななレレレレインッ! なんでそそそんなところにぃぃっ!?」 アビー「動じまくってますね」 アスラン『……俺なんて…俺なんてぇぇっ!!(パリーン!)』 メイリン『アスランさん壁に向かって種割れするのは止めてください』 ノイマン『えー、解説するとレインさんはドモンさんの婚約者だから』 シン「なっ!? 激しい修行の最中でも疲れをものともせず愛する女性と睦言を交わしていたとはさすが師匠!!」 ルナ「なに? どういう意味?」 アビー「ドモンさんは体がくたくたになる修行の後でもきっちりエスイーエックスで女をヒーヒー 泣かせていたということです」 メイリン『いや……アビー……あんたもう少し柔らかい表現を』 アビー「絶倫男?」 メイリン『……もういい…』 ドモン「い、いいいいやっ! 違うぞみんなっ!! おおお、俺とレインは決してまだ夜のおつとめとかまでは… ええい! とにかくレインッ!! なんでAAにいるんだ!?」 レイン『主人公の船にあなたがいると言われて間違ってしまったの!!』 シン「ぐはっ!?」 ルナ「あ、シンが血を吐いた!?」 レイン『だって仕方ないじゃない! まさかあんなに影の薄い子が主人公だなんて誰も思わないものっ!!』 シン「ぐふぅっ!?」 レイ「いかん! このスレで大分治ったと思っていたがまだ精神的外傷は深かったのかっ!」 ルナ「シンしっかりして!」 レイン『名前だって覚えていないものぉぉっ!!』 シン「ゲボォォッ!! ……レイ…ルナ…後は……頼んだ……(ガク)」 レイ・ルナ「「シィィ――――ン!!」」 メイリン『なんかシンが勝手に再起不能になったようです』 ラクス『うふふ…これはキラアスよりレインさんの方が期待できるかもしれませんわね~?』 292 :【皮肉な運命! 引き裂かれた愛!!】 [sage] :2005/11/30(水) 10 54 29 ID ??? レイン『とにかくAAというか、カガリさんにいろいろとお世話になったからにはドモン! あなたにだって容赦はしないわよ!?』 ドモン「なななな!?」 メイリン『いきなり話にカガリ様が出たよ…カガリ様レインさんになにかしてあげたんですか?』 カガリ『うん? いやなんにも?』 レイン『カガリさんの体を使ってアルティメット細胞の実験が存分に出来たの』 メイリン『おおいっ!!?』 レイン『もはやカガリさんの体の90%はアルティメット細胞で出来ているのよ!!』 カガリ『どおりで最近怪我の直りが早いうえに体が軽いと思ってたら』 キラ『どおりで最近力を入れ間違えてカガリの首をひねりすぎても平気だと思ったら』 ラクス『どおりで最近カガリさんの頭の上に鉢植えを落としても起き上がってくると思ったら』 メイリン『もうどこに突っ込んでいいかわからないぃぃ――――っ!?』 レイン『というわけでドモン覚悟っ! 一撃必中っ! ライジングアロ――――ッ!!!』 ドモン「くっ! 分身殺法っ! ゴッドシャドォォ――ッ!!」 アビー「ドモンさんがゴッドシャドーを使わないと避けられないなんてレインさんってすごいんですねえ…」 レイン『待ちなさいドモンッ! ライジングアロ――ッ! 束ね撃ちぃ――――っ!!!』 ドモン「うわうわうわあっ!?」 ドコドコドコ アーサー「ひぃぃっ! 流れ弾がミネルバに直撃したぁ!!」 ラクス『おほほほ~これは凄いですわね~♪』 アビー「ドモンさん、逃げ回っていては駄目です。反撃してください」 ドモン「し、しかし」 アビー「このままでは冗談抜きでミネルバが沈みます」 ドモン「……わかった…レインッ! いまやお前も立派なファイター! ならば俺も拳で答えようっ!! 石破ぁぁっ!!」 レイン『行くわよドモンッ! 零距離っ!!』 ドモン「天驚けぇぇぇ――――んっ!!!」 レイン『ライジングアロ――――ッ!!!』 カッ………チュドォォ――――ン 皆「『うわぁぁ――――っ!?』」 レイン『さすがドモンだなあ…負けちゃった……今日はおとなしく引くわね?』 ドモン「レイン…ミネルバに来ないのか?」 レイン『まあいろいろと袖すりあっちゃった皆もいるしね。私自信が納得するまでしばらくAAにいることにする。 連絡は取るから。…クスッ……今度はもう少しがんばって見せるわよ?』 ドモン「ああ、期待しているよレイン!」 ルナ「なんかいいわねえ。ああいう関係も」 レイ「そうだな。信頼しあっていないと出来ないことだからな…多少不器用すぎるとは思うがな」 アビー「同感ですね」 293 :【皮肉な運命! 引き裂かれた愛!!】 [sage] :2005/11/30(水) 10 54 55 ID ??? 数日後 レイン『ドモォォ――ン!! デートの約束をすっぽかすなんてひどいじゃないっ!!』 ドモン「す、すまんっ! つい修行に没頭しすぎて忘れて…」 レイン『問答無用っ! 石破天驚ライジングアロォォッ!!』 アーサー「ひぃぃっ! レインさんがタンホイザーを壊したああっ!?」 シン「ぐふっ!」 ルナ「あ、シンがまた血を吐いた」 レイ「レインと聞くだけでトラウマがぶり返したか」 ラクス『あらあら~いいコマを手に入れましたわ~♪』 アスラン『敵同士で通信しあっていることを問題視しないのが問題だと思うのは俺だけなのか?』 ハイネ「割り切れよ…でないと禿げるぞ?」 アスラン『うがぁぁ――――っ!!』 アビー「ハイネさん…またピンポイントで現れておいしいところもって行きますね」 ハイネ「いやぁ――はっはっ♪」 タリア「くっ!? ZZってほんと攻撃を避けないわねえ…」 キラ『データいじったらがんがん避けるよ?』 ヨウラン「だが断るっ! ゲーマーの誇りを忘れたかっ!」 マリュー『ヴィーノー! ビールお代わりー!』 メイリン『……(すぅ――――…)』 メイリン『お前らいい加減にしろおおぉぉぉ――――――――――――――――っっ!!!!!』 [終わり] http //anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1132581388/289-293
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南一局、ドラは7索 十巡目 心(……) 7p8p8p8p777 (西西西→)(九七八) 東1p南東64 4p22p五 心(染め手に見えるでしょ? さっさと筒子出しちゃってよお兄さん) 傀 「……」 ■■■■■■■■■■ (中↑中中) 北北1p南89 3p發七二 チャッ… 傀 「……」 ニヤリ 心(むっ) 丹羽(笑った……!) 傀 「……槓」 ツッ… ■6p6p■ 心(?) 知代子(萬子の染め手じゃなかったの?) 傀 「……槓」 パタッ ■9p9p■ 心(ありゃりゃ) 7p8p8p8p777 (西西西→)(九七八) 傀 「……」 ツッ… 北北1p南89 3p發七二1 心(新ドラは西と七萬……倍満になったよ) 7p8p8p8p777 (西西西→)(九七八) 丹羽(これは流石に張ったわね。待ちは……) 知代子(間四間の三-六萬とか? ていうかあれホントに染まってるのかな?) チャッ… 心(ふーむ) 7p8p8p8p777 9 (西西西→)(九七八) 心(出やすくなったとはいえ残り少なそうな7pで待つよりは……)スッ ……タンッ 7p 傀 「 …ロン 」 心(えっ) パタリ… 7p123 (■9p9p■)(■6p6p■)(中↑中中) 心(!) 丹羽(7p単騎……!?) 知代子(な、なにそれ!) 傀 「3900です」 北北1p南89 3p發七二1 心(1-4索待ちを捨てて……っていうか筒子の多面待ちを捨てて7p単騎……?) 知代子(最初の方とは大違いじゃん!) 丹羽(そんなひねくれた打ち筋じゃなかったのに……!) 傀 「……」 フッ 心(さっきの七対子といい、まさかこの人……) 傀 ・・・ 32000 (+3900) 丹羽菜緒子 ・・・ 20400 小禄心 ・・・ 26300 (-3900) 高橋知代子 ・・・ 21300 南一局一本場、ドラは4索 八巡目 心(……)チャッ 3p4p5p6p赤五五五八九234赤5 2 心(張った……。萬子の辺張を払ってもいいけど、ツモれば満貫だし……)タンッ 6p 傀 「……」 フッ ツッ… 七 萬 心(っ……! いや、どうせリーチしてたら出なかったもんね!) チャッ… 心(……ありゃ、思ってもない手変わりだ) 3p4p5p赤五五五八九2234赤5 2 心(345もあるし役有りだし取りあえず……) ――打、九萬 傀 「……」 ツッ… 七 萬 心(ま、また……! 対子落としだったの!?) ・ 傀の捨牌 12白1p3p東 9p7p七七 チャッ… 心(……まだ伸びるよね) 3p4p5p赤五五五八22234赤5 六 ――打、八萬 傀 「……」 スッ ■ ■■■■■■■■■■■■■ 心(もう1枚七萬出しちゃえ!!) 傀 「……」 タ…ンッ 八 萬 心(うっ……八萬単騎のままならアガってた……!) 傀 「……」 ニヤリ チャッ… 心(……よし! 最終形!) 3p4p5p赤五五五六22234赤5 三 心 「リーチだよ!」 タンッ 南9西18北 1p6p九八六(リーチ) 心(コレならツモれる!) チャッ… 傀 「……リーチ」 ツッ… 12白1p3p東 9p7p七七八六(リーチ) 心(……!!) 丹羽(二軒……!) 知代子(こりゃオリですわ……) 心(四-七萬・六萬のままなら打ち取ってた……!) 3p4p5p三赤五五五22234赤5 心(何回躱せば気がすむのさ!)キッ 傀 「……」 ニヤリ チャッ… 心(し、しかも一発でこんな牌……!!) 3p4p5p三赤五五五22234赤5 6 ――タンッ! 傀 「 ……ロン 」 三三四四四四五六44556 心(え……!?) 傀 「一発と高目で18000……一本付けです」 心(た、高目四萬が純カラ……!? 残ってるのが三萬1枚だけ!?) 知代子(あいたたた……) 丹羽(御愁傷様ね) ガラガラガラ… 傀 「 御無礼 」 傀 ・・・ 50300 (+18300) 丹羽菜緒子 ・・・ 20400 小禄心 ・・・ 8000 (-18300) 高橋知代子 ・・・ 21300 南一局二本場、ドラは9索 六巡目 心 「……」 タンッ 白 傀 「……ポン」 パタッ ■■白白■■■■■■■■■ 心(!) 丹羽(あ、あの倒し方は……!) 傀 「……」 ツッ… 東 心(左端から3、4枚目の白を副露して左端から2枚目の東切り……) 知代子(って事は一番左端も字牌……? 単騎待ちだったりするの?) チャッ… 心(こうなったら生牌の發も中も切れないね。せっかくタンピン形だったのに) 3赤56678一三四五五六發 中 心(和了まで遠くなっちゃうけど回すしかないかなぁ。癪だなぁ)タンッ 3 索 傀 「 御無礼 」 パタッ! 456789四赤五六9 (白↑白白) 心(え……!?) 傀 「12600でトビ終了ですね」 知代子(うわっ!?) 丹羽(きゅ、9索があんな位置に……) 心(私と同じような手を……! 今までは引っ掛かってた振りしてたって事!?) …ガラガラガラ… 心 「……私もだけどお兄さんも大概だね」 キッ 傀 「……」 フッ… 傀 ・・・ 62900 (+12600) 丹羽菜緒子 ・・・ 20400 小禄心 ・・・ - 4600 (-12600) 高橋知代子 ・・・ 21300 ――――――――――――――――――――――――――― タンッ… タンッ チャッ… トンッ 心(うぐぐ……こんなに裏を掛かれるなんて初めてだよ……) 二四五八八赤5p7p7p8p9p3赤57 8 心(あの捨牌……)チラッ 9七中4東北 1p三2p6p九(リーチ) 心(七萬を二巡目に切っといて九萬をリーチまで引っ張ってるって事は……八萬と何かのシャボとかの可能性もあるのかな) 心(通るとしたら2枚切れのコレとか……?)タンッ 9p 傀 「 御無礼 」 4p4p4p5p6p7p9p666發發發 心(!!) 知代子(ありゃま…これはちょっと見てて可哀想だなぁ)タンッ 7 索 傀 「 御無礼 …ロンです 」 1234568889北北北 知代子(えっ!? わ、私も!? そりゃそーか!) ――――――――――――――――――――――――――― 丹羽(……2着に甘んじた方が良さそうね)タンッ 中 傀 「 中…ロンです 御無礼 」 1p1p9p9p東東南南西西北北中 丹羽(あ、暗刻落としで放銃……!?) ―――――――――――― ――――――――― ―――――― ――― 傀 「……トビ三人で終了になりました」 心(あれからずっと1着……) 知代子(と、止めらんない! なんなのこの人!) 丹羽(でもただツイてるだけには思えなかったわ……) 傀 「続行されますか?」 知代子 「やだ! ギブ!」 丹羽 「遠慮しておきます」 傀 「……対面さんはどうされますか?」 心 「やめる。お兄さんとはもう打ちたくない。小学生相手に大人げないし」 フン 傀 「……」 フッ… 心 「……なに笑ってるの」 傀 「いえ……」 ガチャッ… 傀 「……縁があれば、また」 …バタン 心(だからもう打たないって言ってるじゃん……)