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白銀の月光竜(シルバー・ムーンライトドラゴン) Part14-199 効果モンスター 星8/水属性/ドラゴン族/攻2800/守3000 のカードは特殊召喚できない。 このカードが相手モンスターと戦闘した事によって発生する相手への戦闘ダメージは0になる。 このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、もう1度だけ続けて攻撃を行う事ができる。 魔法・罠が発動した時、このカードを裏側守備表示に変更できる。 名前 コメント
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『白銀(しろがね)の暗殺者』シルヴィア・リンクス 推定年齢16歳。幼い頃の記憶がないので本当の年齢はわからない。自分が何者なのか知るために旅暮らしを続けている。 外見は白銀の毛皮をまとう獣人少女。身長150cm。スリーサイズは調べようとすると殺されかねないので測定不能。 本人曰く『銀山猫の獣人』なのだが、果たして銀山猫の獣人がいるのかどうかは不明。 なぜなら、彼女と同じ銀色の猫系獣人は他に見られないからである。 猫系獣人の体毛色は色々(茶系統が一番多く、縞、三毛、豹、黒、斑、彼女に近いものでは灰色)あるのだが、それでも彼女のように「白銀に輝く」体毛の獣人は珍しい。というか彼女以外は今の所いない模様(たとえ生まれても「忌み子」として殺されているから)だ。 幼い頃誘拐されて(?)記憶消されて(?)暗殺組織に売られ(?)、暗殺者として教育されて殺して殺して殺して殺して殺しまくって…殺し飽きた(?が付いているのは組織壊滅時に資料が喪失しているから)。 彼女のターゲットになったのはいわゆるロリペドな金持ちと権力者だったので彼女の暗殺が表に出たことはない(スキャンダルを恐れた病死扱い)。が、裏社会では「実はあの事件は…」と流れてそれなりに「有名人」だったようだ。 裏社会では『しろがね(の暗殺者)』と呼ばれていた…らしい。組織は成長したら今度は「その手の趣味(ケモノ萌え~)」の金持ちや権力者を殺らせるつもりだったようだ。 3年前、組織を脱走しようとして捕まり、処刑されそうになった所をレン一族による組織殲滅作戦で救出された。 このとき組織のほかのメンバーはレン一族に抵抗したので皆殺し。彼女だけは拘束されていたので抵抗しようにも出来なかったので結果的に生き残った。 組織は完全に跡形もなく殲滅され、残存していた資産や資料その他諸々はすべて彼女と共にレンの森に引き取られた。 彼女は16歳になるまでの3年間「常識」を「再教育」され、市井に溶け込めるようにととある村の酒場兼宿屋に預けられてウェイトレスをしていた。 再教育の結果かどうかは知らないが脳味噌のネジが「ちょっと」緩んでしまったらしくポヨヨンなしゃべり方をし、他人から見るとホワワンな印象を与える。 性格もなんというかコドモな性格であり、ウェイトレスやってないときは村の子供たちと遊んでいることが多かった。 ただし「スイッチ」が入ると暗殺者モードに入り…まぁ想像通りの結果になるので彼女に殺気を向けるなどの刺激はしないほうがいい。 なお、暗殺者である立場上、相手の信頼を得たり油断を誘ったりするために家事(炊事洗濯掃除に育児など)全般から礼儀作法までしっかり仕込まれている(そうは見えないけど)。 暗殺者として使う武器はいわゆる「暗器」と呼ばれるもので、特に彼女は自分で「猫の爪」と名づけている長さ5cm程の指に付けるナイフを愛用している。これでまず相手の目と喉を潰し、延髄抉って動脈を切るのがいつもの手法。 もちろん、体術だけで大の男を血を一滴も出さないで殺すことも出来る。 優秀な毒使いでもあり、薬師としてもかなりの腕を持っている。 彼女は的の返り血を浴びたことはない。それだけ身のこなしが素早く、的確な動きをしているということである。 実は…他にも彼女には秘密があるのだが、それは秘密。彼女が村にいたときから旅をしている現在も『じ~さま達の命令』で見張り続けている連中とか…
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ヴァラブカン 登録日: 投稿先:掲示板未投稿 更新日:2016/09/18 Sun 17 24 43 ▽タグ一覧 イクシエラ大系統繊属 ケルティシア系統繊属 バルカーノ銀河系 特撮モチーフ 繊属 開発者 種族名 ヴァラブカン 所属銀河 バルカーノ銀河系 所属星間連合 主活動惑星 惑星アノラブカ 所属大系統種 イクシエラ大系統繊属 所属中系統種 ケルティシア系統繊属 知性水準 開発者 平均体格 人間体の場合身長2.2m程度 平均寿命 600年 平均出力 Gex4.0(最大Gex7.0) その他特殊 メインページリンク 種族の特色 バルカーノ銀河系における個性的な繊属系エイリアン種族。 形態が変幻自在なことに特徴がある。 といっても魔人ブウみたいに瞬間的に自由自在というわけではないが、ある程度時間をかけることで、体格をある程度操作できるのである。 70時間も準備しておけば、水棲向け、宇宙向け、陸上向け、飛翔向けその他自分の仕事向けに体質を変更できる。 デフォルトでは、移動速度を確保でき作業脚の確保に優れる人属あるいはケンタウルス体型をとっている場合が多いが、個体差や好みも大きい。 種族判別自体は、黒をベースに薄赤く光る肌で比較的容易に判別できるのだが。 このように、「一人でなんでもできる」ため、人付き合い自体は悪くないものの組織的な協調に馴染みにくく、独立独歩か、信頼の置ける少人数のチームで動くことを好む傾向が強い。 そのような気質があるためか、遠銀河でも比較的よく見かけ、バルカーノ銀河系出身種族でATに一番住んでいるのはおそらくヴァラプカンであるとも言われる。 実は、体質操作にはかなりのエネルギーが必要であり、それを行うために体内に強大なエネルギーを秘めている。 ただし、攻撃技として用いることはまずない。 攻撃に用いること自体は全くの不可能ではないが、調整が難しくそれだけで命に関わるエネルギー枯渇となってしまう上、全面放出はビル崩壊級の破壊力を持ちオーバーキルになりやすいため、最終手段である。 個体設定 個体名 プロフィール ネタ元 アルビューイ BR銀河系出身だが、アトラス銀河系に流れ着いたヴァラブカン。妹が外交官としてアトラス銀河系に来た際に、ついでについてきたら腰を落ち着けたらしい。普段は余裕綽々で馴れ馴れしい態度を取るが、怒ると言葉遣いが割と汚くなる。ただし、性格が変わったわけではなくアトラス・ベーシックに完全に慣れきったわけではない名残らしい。スポーツ万能であり、体格を変えることで多くのスポーツでベテラン選手に混じって大暴れしている。半分は自分の経営しているホテルの宣伝でもあるのだが。ATにおいてCH銀河団出身種族は珍しく、バウジルスのバヒ&キンドの困り者コンビもATに腰を落ち着けるにあたっては世話になっており、頭が上がらない。ネティス・ワイマートとは別にホテルを経営しているが、路線が違うため客の奪い合いにはまるでなっていない。むしろ、ATに腰を落ち着けるにあたって世話をしたのがネティスであるため、普通に友人である。が、なぜか周囲からは「ネティスさんのホテルとどっちがいいか」などと微妙に煽られるらしい。 艦これ・アイオワ デザイン・プロフィール:イメージモチーフはシン・ゴジラに登場したゴジラ(シンゴジ)である。最終的に恐竜的な姿になっていたものの、高度な変異性はトカゲより軟体動物っぽいことや、別にウロコがあるようにも見えないような体表から、龍属よりも繊属のイメージが先行していた。 シンゴジと共通性の多いエヴァなどにモチーフがあるジェディヴァントもゼクシード繊属であることも影響している。 ゴジラとしてのスペックは控えめにしている。もとより変異性をネタにするつもりであったためチートスペックは必ずしも必須ではなかったが、内閣総辞職ビームも捨てがたい(をい)ため、「使えないわけではないが使ったら本当に死にかねない大技」としてバランス調整をかけたもの。(本家も15日以上の休眠に陥っているためある意味本家反映である) 個人キャラのモチーフはシンゴジの作中での対空能力に敬意を表し、艦これ界最強クラスの対空能力を誇るアイオワをイメージして作っている。妹は太平洋戦争降伏の調印式を行ったミズーリのイメージがあり、大和モチーフのネティスとの関係も「大和とアイオワ最強の戦艦はどっちか」が定番最強議論であることから作成している。艦これをイメージした競技であるブラステック・フリートをすることも可能だが、現状では保留中である。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ 名前 コメント -GDW世界 白銀の賢者分室 GDW メインページ
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コプリスター百科事典/ジャクディクモ検索 登録日:2011/05/06 Fri 23 18 投稿先:GDWアイテムスレNo.8 更新日:2014/08/18 Mon 23 08 10 ▽タグ一覧 アイテム アトラス銀河系 コプリスター百科事典/ジャクディクモ検索概要 特色:コプリスター百科事典 特色:ジャクディクモ検索 概要 名称 コプリスター百科事典 ジャクディクモ検索 発祥銀河 アトラス銀河系 アトラス銀河系 サイズ 端末は手のひらサイズ 端末は手のひらサイズ 用途 調査・情報共有 調査・情報共有 メインページリンク 特色:コプリスター百科事典 アトラス・テクトラクタ(AT)最高峰の百科事典。 ATで使われている中で、最も情報量が多く、かつ信頼されているのがコプリスターである。 情報はAT中に分散しているが、情報をぎっちり詰め込んでいるため分散しているにもかかわらずサーバーコンピューターは直径100㎞以上にもなっている。 システム的には現実世界で言う所のウィキペディアに近いが、一般市民には編集が許されておらず、権限があるのは権威ある学者の会議や公務所だけであり、調査不足などから虚偽を書いたということになれば、たちまち編集権限はく奪という厳しい処分が待っている。とはいえ、その編集はその日のニュースが軒並み入るほどに迅速なもので、動画や質感再現に至るまで可能なものであり、情報の更新がなかなかされない百科事典等と比べれば便利さも高い上、品質の高さは天下一品。 また、人事興信録もあり、名家の生まれの人物などは網羅的に検索可能。 ディガスの大使すら、ここにアクセスすればほぼ全員種族や昇進歴まで分かってしまうのだ(流石に具体的な職務の内容は秘密にしているし、秘密の大使の類は登録されてないが…)。 他にも、例えば別銀河の情報等に関して言えば、コプリスター以外では正確な情報を引き出すことは果てしなく難しい。 アトラス連合公営ではないが、連合当局による編集が許されている。連合当局が持っている情報は他から入手困難で品質も高いものがあるため、コプリスターの品質維持にぜひとも必要とされているためであるが、そのために一部では「連合広報であり、連合にとって都合の悪い情報は不公平に扱われる」という揶揄も囁かれているようだ。 使用料も相当高く、図書館のような公的施設やケイロアス大のような大型の私学以外におかれる例は少ない。 また、情報量があまりにも多いため、この中から意中の情報を引き出すだけでもかなりのテクニックが必要である。コプリスターと契約してその情報を引き出して収益を上げる会社すら存在しているほどだ。 特色:ジャクディクモ検索 ATで最も幅広く普及している事典&動画のシステム。 会員制で、使用者にはインゴットに入った端末が配布される。これには基本的な百科事典を登載し、一定期間ごとに更新しているのと、ウィキペディア+ニコニコ動画のような一般市民が編集できる百科事典が併用されており、会員数が超膨大である分、子供の小遣いでも簡単に手が届くレベルで値段もお手頃であり、かなりたくさんの人物が使っている。 しかし、基本的な百科事典はあるもののやはり情報量に乏しくなりやすく(網羅性に乏しい)、また、どうしても情報は雑多で整理されていないものになりやすい。 ジャクディクモから「正確な情報」を得るのは、時にはコプリスターを使いこなすよりも難しいともされている。 他方で、公権力であるアトラス連合の息がかかっていない自由なシステムであることから、確実性に乏しい情報に至るまで掲載されることがあり、それによる長所も短所もある。 上手に使えばコプリスターより早く情報が手に入る反面、下手な人間が使うと、誤った情報に踊らされることにもなりかねない)。 デザイン・プロフィール:これといってネタ元があるわけではないが、AT市民にとって非常に便利なウィキペディアを、品質に特化したものと速報性に特化したものに分けて考案してみたもの。モブアイテム希望のGma氏の希望に添い、現実社会で非常に便利なウィキペディアを宇宙レベルで使えるようにしている。ドラえもんの秘密道具の一つである「宇宙完全大百科」のイメージもある。 Spilits of Tracthizen/SOTにて、シトロウス・ファップリング&エクターヤ姉弟にそれぞれ使ってもらって活躍してもらおうと考えている。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ 名前 コメント -GDW世界 白銀の賢者分室 GDW メインページ
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ヤックディラ 登録日:2011/01/28 Fri 21 43 投稿先:GDW新設定草稿(ケンタウルス座銀河群編)No.28 更新日:2013/09/20 Fri 23 57 51 ▽タグ一覧 シェトラップ系統麟属 テブラミス大系統麟属 ハドケウリ銀河系 実在生物モチーフ 監視者 種族 種族名 ヤックディラ 所属銀河 ハドケウリ銀河系 所属星間連合 ナグロスファ友邦軍 主活動惑星 惑星ヤクマラヤ 所属大系統種 テブラミス大系統 所属中系統種 シェトラップ系統麟属 知性水準 監視者 平均体格 身長1.7m(4足歩行時) 平均寿命 4000年 平均出力 Gex5.5 その他特殊 メインページリンク こちら 種族の特色 ハドケウリ銀河系、シトロエラ腕のヒマラヤ山脈のごとき高山が支配する惑星ヤクマラヤ出身の種族。 現状はナグロスファ友邦軍所属。 体中に青みがかった灰色の毛が生え、頭部には大きな湾曲した角が生えているケンタウルス体格で、シェトラップ麟属としては小柄。2足で立ちあがることはあまりないが、立ち上がらない割には中脚も比較的器用で、座っているときなどは補助作業脚としての機能を果たすことができる(立体的な山岳住まいなので、姿勢を保つために中央脚も相応に器用になったと見られている)。 ゴトロックス同様、体毛にはエネルギーを貯めることが可能で、宇宙空間でも長時間でなければ生存可能である。 同じくシトロエラ腕の魔族、ゴトロックスの神魔双極の可能性も指摘されているが、角の形や毛の生え方(上半身は毛のない部分も多いゴトロックスだが、ヤックディラは体中毛むくじゃらである)など、違いが比較的大きいことから「同系統ではあるが別種族である」という説の方がむしろ有力で、一部では「バリクラット条約機構の過激派が、ヤックディラがナグロスファ友邦軍についた仕返しにばらまいた説ではないか」とも言われている。 シトロエラ腕中域に構えており、歴史はグニパリルよりもかなり古い。 ザイオノイドと言うにはやや足りないほどのスペックながら、シェトラップ系統ではグニパリルと双璧をなす。 険しい山岳性であるため体躯もかなり逞しいのだが、生態系自体は過酷でないせいか、戦士のように体を鍛える個体は惑星の内部にはほとんどおらず、惑星外に出た場合にその高いスペックが着目される傾向があるようだ。 スペック的には監視者水準であるが、あまり監視者となることに乗り気ではなかったようである。 彼らは気が長すぎて、銀河社会で監視者としての地位をもつのになじまないと判断していたようで、監視者となった後もどこに所属するでも連合を立ち上げるでもなく、目立った形で表に立たないで過ごしてきたようだ。 星間連合などで実務をとるというよりもむしろ精神的な側面から、文字通り「崇められる」のがヤックディラであり、実務にあまり立たない割に種族的な信望の度合いはかなり高いようだ。 ナグロスファ友邦軍が現状支配している宙域にヤクマラヤは存在しているが、強硬かつ非道で知られる当時のナグロスファですら、その信望を恐れるあまりヤックディラには外交を行ったという話があるほどだ。基本的に無欲なヤックディラはあっさりナグロスファの支配下に入ったので戦火は避けられ、同時にナグロスファの勢力拡大の一因ともなっている。 個体設定 個体名 性別 プロフィール カルメイス・フネットレア ♂ ドリプス・フネットレアの父親。高潔かつ強力な法術師だが、表に出てくることを嫌う。 ガウロン・ゴルデュート 高い身体能力と剣術をもったブリガンディゲード団員。装備するアストラルアームズは斬馬刀型のフィアースクラッシャー。(飛石武氏提案キャラ、ネタ元「牙狼」より魔戒騎士牙狼) ドリプス・フネットレア ♀ 基準時の6800年後に生まれた高位体で、エラシュモック道教団の大法正(信仰のトップ)。後にハドケウリ銀河系のディガス大使長。左半身の毛を剃り、ゼクティアンの魔法陣を彫り込んでいる。 デザイン・プロフィール:チベットで家畜として飼われている毛の長いウシ科の動物、ヤクをモチーフにした山岳性で仙人のような神族は実は元々腹があったが、「カモシカ神族」ゴルトナンや「バイソン神族」ヴァルザントとの区別化に悩んでいた所、ハドケウリのケンタウルス族と混ぜることを思いついて現在の形となった。 実は設定を先に思いついたのはドリプスで、半身だけが彫り込んであると言う設定を生かすことを思いついたもの。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ 名前 コメント -GDW世界 白銀の賢者分室 GDW メインページ
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「ううー・・・なんで僕がこんなことしなきゃならないのさあ・・・」 ぶちぶちと独り言を言いながら歩く少年。 腰よりも下に伸びた群青の髪に、色白できれいな瞳は 誰もが彼を女性と間違えるだろう。 休日の昼間とあって、メガロポリスはいつにもまして賑わっていた。 ここまで人が多いと、その中の数人は彼に声をかける。 またひとり。 「そこのかーのじょっ 名前は? 俺さ、そこで喫茶やってんだけど、 ちょっとお茶飲まない?」 俗に言う、ナンパ。 暑い上に、男に声をかけられるとうっとうしいことこの上ない。 ふいと声をかけられた方を見やる。 ニコニコしてこちらの返事を待っている。 そう邪険にするわけにもいかないだろう。 が、今はそんな気配りをする余裕もない。 「僕は弥散。僕は男だ。間違えるな。」 その声を聞くと、男はチッと舌打ちをしてその場を離れようとした。 ある一言を残して。 「ったく紛らわしいことしやがって・・・」 弥散はその最後の言葉を聞き逃さなかった。 万が一のために持ち歩いている短剣を1本投げた。 それに気づいた相手は間一髪のところで避けた。 僅かに避けきれず、頬には切り傷ができていた。 「お前、何しやが―・・・ 怒鳴り声にも動じず弥散が一瞥すると、男は駆け足でその場を去った。 「もー、これだから嫌なんだよねぇ。」 落ちた短剣をしまいながら歩くと、再び独り言を始めた。 「だいたいさぁ、ロウさんがやればいいのにわざわざ僕が・・・ てゆーか、コウちゃんも、ケイさんもヴィルとか言う人も・・・ ≪公平にジャンケンしよう!≫って、絶対不公平じゃんか~ ユエノさんは肌に悪いとか歩きたくないとか言ってるし・・・ 僕だってお肌焼きたくないんだよお。うう。」 ふいにある場所で足を止める。 もちろん、独り言も。 「ええと・・・ここだったかな?」 地図を確認し、カバンから手紙を取り出す。 そして、扉をノックする。 「すいませえんー お知らせがあって来たんですけどおー・・・ 途中まで言いかけて、辞めた。 誰を呼べばいいんだったかな? きっと、リヴォルブとか言う人は相手にしてくれないし、 ・・・そうだ。 僕の子羊さんなら、相手にしてくれるはず。 適当な予想をたて、もう一度叫ぶ。 「すいませんー! テルさんにお話があってきたんですけどー! テルさんいませんかあー?」 ------------------------------------- ゴンゴン。 扉をたたく音がした。 「テルさんいませんかあー?」 知らない人の声がする。 誰かしら? 私の知っている人かしら? ゴンゴン。 たたく音は止まない。 「はあい―・・・ テルですー」 扉を開けると、そこにいたのは ・・・少女。 「どうしたんです?お嬢さん。」 一弥さんの口調がうつったのか、紳士のような口調に。 すると、彼女は口を開く。 「んー、君がテルちゃん?残念だけど、僕は男なんだー」 えへへ と胸を張る。 この子が? 色白で、髪も長くて・・・ 少し高めだけれど、確かに男の子の声。 「あ・・・ごめんなさい。ええと、どなた?」 「うんとね、僕はね、弥散ってゆーの。」 そういうと、片手に持っていた手紙を差し出す。 「これね、ロウさんからお手紙。白銀さんへ って。」 黒地に、白い傷の爪痕のような模様が入った封筒。 たしかに、「白銀の序曲様へ」との文字が入っていた。 白く、綺麗な文字で。 「ありがとうですー・・」 じゃあ、この子も仮面の子? 「そんじゃ、僕は行くから、今度会おうね!楽しみにしてる!」 そう言うと、どこかへワープした。 きっと、本拠地ね。 「ええと・・・」 この手紙は、どうしたらいいのかな? とりあえず、その場で封を切る。 入っていたのは、一枚の便箋。 これも黒い。 文字は白くないと見えないじゃない。と余計な心配をする。 しかし出しては見たものの、思いとどまり封筒へ戻す。 そして、パタパタと掲示板へ走っていくと リヴォルブ の名前を探す。 「みーつけ。」 居場所は・・・ここ。 探さなくっちゃ。 が、探すまでもなくリヴォルブさんが出てきた。 「あー・・・ テルさん。先ほどはどなたが?」 気づいてたのね と、少し驚きながら 次の言葉を探す。 続けてリヴォルブさんが口を開いた。 「・・・?それは?」 テルの手に握られていた封筒を指さす。 「ええと・・・これ・・・白銀宛に仮面さんから・・・」 リヴォルブさんの眉が釣り上った。 「あ、どうぞ。」 何か言われる前に、と手紙を渡す。 「どうも。また夜にでもみんなを集めましょ。」 そういうと、再びどこかへ行ってしまった。 今思うと、読んでおけばよかったかしら? 夜解るなら同じことか、と自己完結し部屋へ戻ることにした。 しかし、夜になる前にそれは明らかになった。 ロビーにみんなが呼び出された。 広いロビーには マスター リヴォルブさん 敦眞さん 一弥さん 愛澄さん イチヤさん ブリュークナクさん だーすさん ズーマさん きっと、これ以上いるのだろうけれど集まったのはこのメンバー。 「・・・さて」 リヴォルブさんが口を開いた。 「これで、決着がつく。 今思えば、なんなんでしょう、いつの間にか恨まれていた。 私は何かに気づいていなかったんでしょうか・・・ 何か間違っていたんでしょうか・・・ ただ、これですべてを終わらせられるなら。」 そこで言葉を切った。 「皆さんの手元には、コピーがあるはずです。 それが、今日届いた手紙です。」 そう言われて、リヴォルブさんからテーブルへと視線を落とす。 ざっと読んでみる。 ------------------------------------------------------ 親愛なる、白銀の皆様へ 前回のギルドバトル、覚えているでしょうか。 私たちが途中退場した、あのギルドバトルを。 なぜ、それが起こったかは、今ここでは語らないでおきましょう。 単刀直入に言いましょう。 もう一度、ギルドバトルを行います。 悪いが、あなた方に拒否権はない。 日時は 明日夜9時。 6対6のデスマッチ。 メンバーはお好きなようにしてください。 明日を楽しみにしていますよ。 追伸 テル嬢は連れてきてくださいね。 うちの子が楽しみにしているんで。 --------------------------------------------------------- 「読みましたか?」 全員がうなずくと、リヴォルブさんは言葉をつづけた。 「テルさんは来いとの話でしたので― メンバーは、マスター・私・あっつん・一弥・イチヤ・テルさん。 で、どうでしょう?」 「おいおい・・・いくらなんでもテルさんは危ないんじゃ・・・」 敦眞さんが意見を。 「そーだよお。参戦しろなんて書いてないんだからあー」 イチヤさんも加勢する。 「しかし― テルさんは参戦した方が良いと・・・」 「テルちゃん、どーする?」 ミントさんに聞かれてはっとする。 「あ、是非参加させてもらいますっ!」 自分で首を突っ込んだことは、最後まで。 最後まで終わらせなきゃ、だめじゃない。 そんな事をしているうちに、カバリア島の夜は更けていった。 -------------------------------------------------------------- 窓から差し込む一筋の光。 木々の囁く声と共に、雀がせわしなく鳴いて。 カバリア島の一日の始まりを、鶏の声が告げる。 素敵な騒音にたたき起こされたテルは時計を見る。 AM9:00 いつもより遅めの起床。 ちゃんと睡眠をとってくださいね。とリヴォルブさんの声が蘇る。 もともと朝には弱いので、そんなテルには最高な一日の始まり。 そして、今日は最悪な一日を過ごすことになるだろう。 とりあえず着替えて、身だしなみを整えるとロビーへ向かう。 テーブルの上には、チャーハン。 「おおおおー!マスター、これなに?なんてーの!?」 イチヤさんが顔を輝かせながらミントさんに問いかける。 「うん。これはねーチャーハンって言うんです。テルちゃんおはゆ~」 イチヤさんに簡単な説明をしたかと思うと、こちらを向いて挨拶。 「あ、おはようございます」 「そこにご飯乗ってるから、食べ終わったら自由にしてていいよお」 まだ起きていないであろう人たちの分を作りながら、チャーハンを指さす。 「ねね、テルちゃんはチャーハンって食べたことある?」 イチヤさんが興味津津で聴いてくる。 「えー・・・何度かありますよ」 「これ、おいしい?」 「とっても」 それを聞くと、いただきます!とロビーに声を響かせてイチヤさんはチャーハンを貪る。 その様子に驚きながらも、スプーンを手に取るとテルも口に運ぶことにした。 ぺこぺこだったお腹が徐々に満腹になる。 ---------------------------------------------------------------------- 一方仮面の本拠地では朝から妙な争いが。 「朝って言ったら白いご飯っす!じゃないと力がでないっす!」 「いやよ。わたくしはトーストじゃなきゃ食べないわ」 「ほ、ほらほら・・・昨日はトーストだったから今日はご飯って言いましたよね」 言い争うコウとユエノの間に分け入ってロウが制する。 「準備しますから、みんなを起こしてください」 「了解っす!」 「・・・・・・。」 コウはすたすたと部屋へ向かう。 ユエノも、何も言わずにほかのメンバーを起こしに行った。」 「ううー、みんなおはよー。今日のごはんなあにー?」 日の光に目を細めながら弥散が起きてくる。 「今日は和食ですよ」 ロウが笑顔で答えるが、弥散の顔は逆に曇る。 「パンがよかったー」 「だめです」 「ぶー・・・」 弥散を起こしに行ったコウは困った顔をしている。 そして、ユエノとケイ、ヴィルが戻ってきた。 「席に着いてくださいね。食べますよー」 テーブルに和食が並ぶと、一番うれしそうな顔をしているのはロウだった。 コウも嬉しそうに箸を手に取っている。 「いただきまーす」 小さなロビーに6人の声が響いた。 -------------------------------------------------------------------------- 朝食を終えたテルは、することもなく自分の部屋に戻っていた。 いまだに眠気が取れないのでもう少し寝ることにし、あとどれぐらい寝られるかしら?と考える。 眠気が取れない、なんていうのはただの口実で寝たいだけなのだ。 自分の部屋の扉を開けると、わき目も振らずベッドへ・・・ダイブ。 ぼふ、と埃が舞う。 5時くらいに起きればいいや。と適当なことを考えながら眠りに就く。 ---------------------------------------------------------------------------- カッチンコッチン、時計は廻る カッチンコッチン、時間を刻む 指した時間はおやつの時間 壁掛け時計が3時を知らせる ぽろっくー、と鳩時計が鳴いた。 「今日のおやつはなあにかな?」 イチヤが妙なリズムを口ずさむ。 「今日のおやつはなんでしょう」 エプロンをしただーすが似たリズムで返す。 「そうね、ホットケーキかしら?」 愛澄がリズムを壊して言葉をかける。 「うん。御名答っ」 ひょい、とフライパンの上でホットケーキを返しながらだーすが言う。 「このクリームは僕がもらうよっ」 横から伸びた手は、クリームをつまむとどこかへ持ち去った。 「ち、ちょっとぶりゅーさん!」 「む?」 「つまみ食いはだめです!」 「ええー・・・」 「そんなことするならケーキはあげませーん!」 意地悪な笑いを浮かべながらだーすが盛り付けを始める。 「ひゅう!そこ、熱いねえ」 愛澄の隣にたった一弥が二人をはやし立てた。 イチヤが、完成したおやつを真っ先に貰いフォークを突き立てている。 「おいおい。まだみんな来てないだろう」 「だって、おいしそーなんだもーん♪」 そんなのかまわない、というふうにぱくぱくと口に運んで行く。 「テルさんも、いないんじゃないですか?」 イチヤの後ろにリヴォルブが立っている。 「わわっりぼさん―」 言葉が詰まった。 そういえば、テルさんがいない。そんな雰囲気が流れる。 「私、見てきますね」 バタバタとリヴォルブが駆けていく後姿をメンバーはみているだけ。 「テルちゃん、寝てると思うんだけどなあ」 イチヤの呟きも聞こえていないようだった。 ------------------------------------------------------ テルさん、どうしたんでしょう。 ギルドバトルがあるからってふさぎこんでるんじゃ・・・ いらない妄想を振り払いながらドアノブに手をやる。 ・・・ちょっと待てよ。 このまま開けていいのだろうか。 一度かけた手を離すと、扉をノックする。 「テルさーん。おやつですよー。食べましょー」 返事がない。いないのだろうか。 コンコン、と何度もノックする。 「テルさんー?」 がちゃり、と扉が開くと出てきたのは眠そうな顔をしたテル。 「なんでしょうー・・・?」 「おやつ、食べますよ」 そう笑いかけると、テルは嬉しそうな顔をする。 どんな話題を持ち出したらいいのだろう。 「ホットケーキの、いいにおいがしますね」 もちろん、ロビーからここまでの距離を考えるとそんなにおいなどしない。 バレバレである。 「そうですねー。今日も、だーすさんが作ってくれたんですか?」 何に対しての「そうですね」なのかは解らないが、とりあえず元気そうなので胸を撫で下ろす。 ロビーにもどると、すでに皆席に着いていた。 イチヤにおいては、二皿目を食べ終わろうとしていたのだからそれには驚いた。 「それじゃ。ギルドバトル勝利を願ってー!」 だーすの号令で一斉に「いただきます」の声が響く。 そのあとは、カチャカチャとフォークと皿がぶつかり合う音だけ。 もくもくと食べている。 「さてー僕は準備してくるよーん」 結局5皿くらい食べたイチヤが真っ先に食べ終わり、席を離れた。 「あ、お皿はこっちで片付けるのでそのままでいいですよ~」 ブリュークナクが声を張り上げる。 「それじゃあ私も」とテルが去ろうとする。が、立ち止まる。 「なにが必要なんでしょう・・・」 ああそうか、とメモを取り出すと、リヴォルブは必要なものをメモして手渡した。 「これだけ用意してくだされば結構ですよー」 「あ、ありがとうですっ」 小さな紙を両手で受け取ると、テルは部屋のほうへ走っていった。 第7話 メニュー 第9話
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グレアス・ウィシア 登録日:20??/??/??(日) ?? ?? ?? 投稿先: 更新日:2014/06/10 Tue 22 42 15 ▽タグ一覧 メインサイト個人ページあり Gex10超 キャラ絵あり ディガス大使 ドラゴンクエストモチーフ 人物 女性 戦士 賢者 名前 グレアス・ウィシア 種族 ウィラメール 体格 人間体身長:183㎝竜神体体長:90m 主な能力・地位 ディガス大使、クロイティス銀河大戦時アトラス銀河系ディガス大使長竜神体変身能力、拘束魔術、ディガス屈指の博識でもある 親族関係 兄:グレアス・ガンド(惑星ウィルトリア国王) 主要活躍宙域 アトラス銀河系 スペック 人間体Gex9.2、竜神体Gex12.3 活躍年代 メインページリンク こちら 画像(人間体、G-ma氏描画) 画像(竜神体、G-ma氏描画) プロフィール 人間体と竜神体の2つの形態を持つ、ウィラメール種の女性で、基準時現在ディガス正大使。 年齢は既に3500歳に迫るが、平均でも5万年近い年月を生きるウィラメールとしては若者。補佐官として、ウィルプース種の少年、ビクトリオ・セルムを連れている。 兄は現ウィルトリア国王グレアス・ガンドだが、国王の位を譲られかかったのを辞退して現在の地位にいる。こうした地位のため、周囲も気を使っている部分があるが、本人はむしろそれを鬱陶しいと思っている。 普段は豪放で男性的な口調だが、極めて有能で知識も高いことから基準時の時点で既に高位大使に推薦されており、将来のアトラスにおけるディガス大使長とも噂される。 人間体のままでも十分に強力な戦士で、竜の爪を用いた闘術(取っ組み合うよりも、ひらりひらりとかわしながら打撃を当てる感じ)や敵の動きを封じる念動力が得意。 だが、竜体ではほのかにピンクがかった90mほどの白い4本足の竜の姿となり、その出力はギドラ属やゼットン属に優るとも劣らないものになる。 その実力は魔族組織ヘクトジェネラル侵攻(ピジャイロ危機)の際、ヘクトジェネラルの№2にあたる骨竜将軍、ラミエル・リトヴェルグと1 1で戦い、引き分けるほど。この直後、彼女は準大使から正大使となった。 ただ、高位大使の推薦を受けるまでに900年ほどかかっている。ディガスで正大使~高位大使には1000年かかることはごく普通とはいえ、彼女の能力を知る者からは遅いと見る向きも少なくない。 アトラス銀河系の有力監視者種族である同族を「博識なだけでしょうもない種族」と見ているところがあり、母星の長老たち相手でもそんな態度を露骨に見せる所がある。ウィルトリアを出て大使になったのは、そういう自分がトラブルの種をまかない方がいいという発想もあったようだ。 逆にその分開発者種族を買う部分があり、基準時から2800年後には、ベトラーズ・キトゥリンを取りたてて最終的には高位大使まで出世させている。 オリオン大戦時はあまり表に立たなかったが、基準時から3000年後、オリオン大戦時の反省とタイランタ紛争を巡って、目をかけていたベトラーズ大使が主導してディガス内紛事件が起こった際には、反旗を翻した盟友フィスバスト・マルベータと最後の交渉を行った。 そして基準時から7000年後、ドラゴン・ガーダーの後の大使長ヴォルス・カムランから受け継ぐ形で遂に彼女はアトラス銀河系のディガス大使長となり、10000年後のクロイティス銀河大戦において、大使長として一大困難に立ち向かうこととなる。 デザイン・プロフィールモデルはドラゴンクエストⅧに登場する主人公の母親にあたる女性、ウィニアである。名の由来はウィニアと彼女の英語版ゲームでの名前、シアの合成だ。(名字は思いつきだが) 原作では悲劇エピソードと横顔くらいしか登場しない謎なキャラであったが、とあるネット上の二次小説に登場したウィニアをモデルに、ディガス大使として練り上げたもの。 初期からそれなりに高位キャラのつもりで作ってはいたが、将来アトラス銀河系の大使長となることが内定(ちなみに女性大使長は当時は初であった。)し、もっと練っていきたいキャラである。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ 名前 コメント -GDW世界 白銀の賢者分室 GDW メインページ
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アルトゼル 登録日:2011/09/03 Sat 23 00 投稿先:GDW新設定草稿(ケンタウルス座銀河群編)No.43 更新日:2013/09/16 Mon 03 48 40 ▽タグ一覧 ザイオノイド シェトラップ系統麟属 テブラミス大系統麟属 ハドケウリ銀河系 特撮モチーフ 監視者 種族 退潮種族 種族名 アルトゼル 所属銀河 ハドケウリ銀河系 主活動惑星 惑星アルテセル(崩壊) 所属大系統種 テブラミス大系統麟属 所属中系統種 シェトラップ系統麟属 知性水準 監視者 平均体格 2.7m(4足歩行時) 平均寿命 4000年 平均出力 Gex6.5 その他特殊 ザイオノイド メインページリンク こちら 種族の特色 ハドケウリ銀河系の惑星アルテセルに生まれたシェトラップ系統の監視者種族。 しかしながら、後述の因縁から個体数は極めて少なく、基準時の生き残りが死んで絶滅したと見られていたが、基準時の9000年後に1体が見つかっている。 ケンタウルス体型のトラといった風情のエイリアンだが暖色系の色をした長い髪を生やし、更に頭部に角状に変化した部分と腰まで伸びる髪状の部分を併せ持つ。 通説ではグニパリルやジーザと五分のスペックを持っていたと考えられているが、伝説の中で誇張されていて両者をはるかに凌駕したなどとも伝わっている。ただし、原則として四足形態でグニパリルのような二足歩行は例外的であった。 極めて高い運動能力と、恐るべき気高さと美麗さを持っていたとされ、プライドが高いことで有名なグニパリルも、アルトゼルを前にしては単に鼻っ柱が強い悪ガキ程度にしか見えなかったとされる。しかし、アルトゼルのこの誇り高さは、融通が効かないという側面もあった。それがまたとない隙となり、やがてナグロスファ友邦軍が起こってしまったとされる。 アルトゼルはナグロスファ友邦軍を相手にしても果敢に応戦したが、勇猛な戦神であった彼等もやがて抗しきれなくなって(プライドが高すぎてバリクラット条約機構等に援軍要請をしなかったことも一つの原因であるとされる)、遂には出身惑星アルテセルが破壊された。 さらに、アルトゼルは個人レベルですらもナグロスファ友邦軍に投降する者はほとんどおらず(ナグロスファは非道ではあったが降伏した者を虐げることはなかった)、降伏する位なら最後まで戦って散ると言う発想の個体が多かった上、別銀河に逃亡することも誇り高い彼らの多くは拒絶した。このため、ナグロスファによる「アルトゼル狩り」は凄惨を極め、ナグロスファにさっさと降参して生き延びた第2神族ヤックディラとは対照的な末路となっている。 グニパリルの価値観にようやく変容が起こった後はすぐさま惑星破壊およびアルトゼル大量虐殺に対する謝罪が行われ、生き残ったアルトゼルの捜索が行われたが、時既に遅くいくら捜査してもアルトゼルの生き残りはほとんど見つからなかった。 基準時においてはほんの数人ほどしか残っておらず、その僅かに見つかっていた個体が寿命を迎えるのと同時に絶滅したものと見られていた。 しかし、基準時の9000年後、アリエル帝国が一体のアルトゼルを捕獲していたことが発覚し、保護されている。 個体設定 個体名 性別 プロフィール アキ・ロガーン ♂ 基準時に確認されていた最後のアルトゼル。アルテス同盟団の総大将で、ナグロスファ友邦軍との歴史的和平を成立させた。(ネタ元:「流れ星-銀-」より銀) ラッヘン ♂ 基準時の9000年後に発見された、アルトゼル最後の生き残り。誇り高い性格でアリエルには断固拒絶姿勢であった。二足で立ち上がれる強化を施されている。恐るべき格闘の実力者でステア・オルヴィエルとティオパール・ヴェクトレスの二人がかりをあしらう。(ネタ元:「ウルトラマンガイア」よりイザク(イザクプラチアード)) デザイン・プロフィール:イメージソースはNASA氏の推薦によってウォッチした、「ウルトラマンガイア」に登場したイザクの原種にあたる絶滅獣アルテスタイガーである(系統種の問題でケンタウルス体形となっているが)。もとより個体が先行してできた種族であったが、うまくエピソードがまとまり、ハドケウリ銀河系の歴史を彩る名種族となった。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ 名前 コメント -GDW世界 白銀の賢者分室 GDW メインページ
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ケギウス・ノルン 登録日:2014/01/01 Wed 00 00 投稿先:賢者&政治家殿堂No. 24 更新日:2014/07/10 Thu 22 06 09 ▽タグ一覧 Gex15超 人物 戦士 男性 神話モチーフ 賢者 名前 ケギウス・ノルン 種族 セグルビサキ 体格 身長3.4m 主な能力・地位 龍神将 親族関係 妻:シグヴィエ・ノルン 主要活躍宙域 ユリス銀河系 スペック Gex18~ 活躍年代 ~ユリス大変動 メインページリンク プロフィール 基準時のおよそ6万年前、ユリス大変動まで活躍したと言われるセグルビサキ(ユリス銀河系の絶滅神)の超高位体。 当代最高位の守護戦士、龍神将(オルディロード)でもあった。 戦闘スペックももちろんとんでもない域であるが、最も賢者属性に優れていたとされている。 性格も荒々しい同種としては例外に属する温和かつ誠実なものである。いざと言うときに厳格な判断ができない人物では決してないのだが、「厳格な判断が必要ない事態」を予め作り出すのがとてもうまかったのである。 そして、今やディガスの伝説となったエル・ドレインの師に当たる人物でもあり、優れた弟子たちの数は龍神将の中でも最も多いと言われるほどである。 弓矢を使うという訳ではないが、空間の持つ均衡力を操ることができたと言われている。 ジェディヴァントのセルディライ・ラミアンとともに、メイフェル・ユリス銀河団とクリティアス・ハーヴェンツ銀河団でツートップを張っていたとされる賢者で、ライディエル騎士団の設立にも深くかかわっている。 指揮官としても有能であり、テルミノ戦争でアムーグア帝国が最終的に撤退したのは、ケギウス率いる反乱軍が帝国に逆襲を仕掛けて帝国の体制を一時とはいえ揺らがせたためである。 アムーグアにとっても目の上のたんこぶであり、常に追手に追い回されていたという。 龍神将たる使命に従い、アムーグア帝国にも最後まで抵抗したが、ついに創造者来迎という事態を止めることはできなかった。 ユリス大変動の創造者来迎において、彼は巻き込まれて死亡したと見られているが、真実は若干異なる。 彼は自身の龍神将たる地位をドレインに譲り渡したのである。 もちろん、こうした地位はホイホイと譲り渡すことができるという訳ではない。創造者来迎に際して、創造者と妻を通じて交感した上でドレインをその場で龍神将に推薦して不死を返上、そして空間均衡力を用いて創造者来迎を手助けし、そのまま死んでいる (ちなみに、平均寿命をはるかに凌駕し、数万年生きている) 。 このような形でケギウスが死んだことは、ドレインに弟子を取らない主義を貫かせることとなっている。 空間の持つ反発力とは、そもそも宇宙の秩序を守る力であり、龍神将の中では特にこうした学識も深かったとされている(皮肉にも、これらは濫用すれば創造者粛清を招きかねないものだが、アムーグアに対抗するために知識としては学んでいたとされる)。 アトラス銀河系のオネルエス図書館など、宇宙各地に彼の著作は散らばっており、今なおヴァーツですら警戒する水準を持っている。 プレアディス・リングワールドに存在するアトラス銀河系最古の図書館、オネルエス図書館に残されていた彼が残していた秘儀は、ステア・オルヴィエルらが発掘し、大戦の流れを変えるのに貢献している。 デザイン・プロフィール:2014年新年投稿で、午年にちなんで指名したのは、ギリシャ神話に登場するケンタウルス族の大賢者でいて座でも有名なケイローンである。 ケンタウルス体型に様々な大英雄の師匠として何でも極めている賢者であること、神々から不死を与えられているという設定を考えた結果、ユリス銀河系でアムーグアに最後まで抵抗した龍神将であり、GDWトップの高位キャラであるエル・ドレインの師匠という恐るべき設定となった。 ユリス銀河系にGDW知性の最高位である創造者が関与したこと自体はもとより設定として決まっていたが、「創造者が来迎する前に抵抗した龍神将クラスの高位戦士がいてもいい」という発想も彼の作成に影響している。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ 名前 コメント -GDW世界 白銀の賢者分室 GDW メインページ
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アンテプ・ネフメルト 登録日:20??/??/??(日) ?? ?? ?? 投稿先:『GDW』投稿用BBS(消滅) 更新日:2013/09/30 Mon 22 31 49 ▽タグ一覧 Gex10超 ディガス大使 人物 学者 戦士 男性 賢者 名前 アンテプ・ネフメルト 種族 エンビカル 体格 身長198cm 主な能力・地位 ディガス高位大使(ジェネフィル銀河系)ザイオレイズ生命学会所属ジェノレイズ(必殺魔眼)&レストレイズ(死者蘇生) 親族関係 主要活躍宙域 ジェネフィル銀河系 スペック Gex10.2 活躍年代 基準時の2000年ほど前~ メインページリンク プロフィール エンビカル種の男性で、ジェネフィル銀河系の現サイクルのディガス高位大使。正大使だった頃は、アトラス銀河系に赴任していたこともある。高位大使になったのは200年ほど前で、キャラ的には老成、達観型。既に2500年以上を生きている。 強力なジェノレイズ(必殺魔眼)とレストレイズ(蘇生能力)をもっており、こうした能力に関して言えば大使長クラスも一目置いている。特に、ジェノレイズを持つ神族は少なく、ディガスでも大変珍しい能力である。また、この能力から生命や存在場に対する学識も特級品で、ザイオレイズ生命学会にも学者として所属している。 こうした能力から「命神」の異名を持つ。個人レベルの「○神」は通常ディガスの大使長、リーヴァス・セイヴァネスロードの総司令官か銀河連合の代表あるいはそれと同格クラスだけで、一介の高位大使(と言っても銀河連合高官クラスであるのには変わりない)が異名を持つのは珍しいが、それほど珍しい能力だということでもある。 ただ、元ゾアクロイドで未だにゾアクロイドもいるというエンビカルの出自に反発している一部の反破壊者思考が強い者からは「死神」と揶揄されることもあり、アウトローなスティル・アイオン大使以上に評価が分かれる大使でもある。ただ、本人は別に気にしておらず、自分が死神と呼ばれることは当然だと思っている。 また、「神々の黒歴史」を追っていた「英霊の守護者」メルフィエル・アンティリオン大使の最後の弟子であり、正大使時代にアトラス銀河系に来たのも、メルフィエル大使が目をつけて育てるためであった。 実はメルフィエル死亡事件の第一発見者でもある。レストレイズによる蘇生を試みたが存在場がズタズタに破壊された彼を蘇らせることはできなかった。 ジェノレイズを持っていたことから、殺害実行犯と疑われたこともある。当時はメルフィエル大使と実力差があり過ぎた上、彼の死はジェノレイズとも違うと判明、ディガス内部では容疑はすぐ晴れ、何のわだかまりも残っていないが、外部の特に反ゾアクロイド強硬派からは未だにその点を突っつかれているようだ。(ただ、ディガスでは誰一人信じないし、むしろ「強硬派はこんな色分けしかできないのか」と呆れる材料にもなっている) そんな訳で、ユピテイル・エルザール大使は彼の兄弟子(と言っても格が違い過ぎてユピテイル自身も師匠のようなものだが)である。 メルフィエル大使の遺志を継ぐ形で、ユピテイル大使ともども神々の黒歴史についても追求しているようだ(これがさらに反破壊者組織には気に食わないらしい)。また、余計な疑いをかけられた人間同士という意味でも、けっこう通じるものがあるらしい。 デザイン・プロフィール:2009年8月のオフ会に、エンビカル種を作った際に同時に作った個体キャラ。「命神」の異名や基本的な能力属性はこの時に出来上がっているが、性格面はまだ作っておらず、神々の黒歴史関連エピソードについてはちょうどGDWフェイト・T・ハラオウンことスティンゲル・パローヌを考えていたときに膨らんで現在に至る。 名の由来は、古代エジプトの王アメンホテプとネフェルティティで、男性オリジナルキャラの中ではかなり作りこんでいる、お気に入りキャラの一人。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ 名前 コメント -GDW世界 白銀の賢者分室 GDW メインページ