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ヒメボタルの人工飼育事例 1.成虫の採集と人工採卵 1)成虫の採集 成虫の採集時には草むらに入ったりするので毒蛇や毒虫予防に必ずゴム長靴を履き、植物のトゲやかぶれを防止のために長袖シャツを着用して出かける。 成虫の採集は、手で捕獲できるが、採集した成虫を持ち帰る容器としてあらかじめ写真のフィルムケースのキャップに2mmほどの小孔をいくつかあげたものを2個以上用意する。1個の容器に雌雄を一緒に入れると持ち帰る間に交尾することもあるので、別の容器にいれて持ち帰る。 成虫の採集時期は、成虫の発生開始(初見日)から10日間程が最も適している。発生の最盛期が近づくと雄の飛翔が多くなり、雄の発光が邪魔になり雌を見つけにくくなる。 雌雄の区別は慣れれば発光のし方の違いで区別できる。雄は飛翔しながら規則的に発光するが、雌は後翅が退化していて飛翔できないため、地表や草にとまってやや長い発光間隔で発光し、まばたくように2回発光するか、1回の発光時間がやや長い。区別ができなければ手に取って発光器を確認すれば確実である。 採集する雌雄の割合は雌1対雄2くらいが適当で、必要なだけの採集数にとどめる。 2)成虫の飼育と人工採卵 持ち帰った成虫は雌雄別々の容器で飼育するが,飼育容器としては適当な大きさの蓋付きプラスチック容器の蓋に2mm程の小孔を多数あけ、その中に水で湿らせたミズゴケやクッキングペーパーを入れれば数日間は飼育できる。 人為的に交尾・採卵するには雌雄の成虫を一緒の容器に入れ、暗い場所に置くと10分もすれば交尾を開始する。交尾して2日すれば、直径0.7mmで淡黄色・球形の卵を雌1個体で平均約70個産む。 産卵数・孵化率等の調査のためには次のように雌雄1ペアずつ産卵容器に移して次のようにして採卵する。 産卵容器としてフィルムケースを使用するが、キャップには小孔をあげず,その中に水を含むと黒色になる土を5mm程の深さに入れ、湿る程度の水分を含ませてから、交尾中の雌雄1ペアずつ入れ、毎日産卵の有無を確認する。 ヒメボタルの産卵は、ゲンジボタル等と違い、一度に全部の卵を一か所にかためて産卵する。産卵を終えた成虫は2~3日すると死亡する。腐敗する前に取り出してアルコール標本にして保管するとよい。 卵だけを集めるには、土と一緒に黒い紙の上にあけると卵が白色で見やすく、卵だけを孵化容器に移す。卵を移すのにピンセットでつまむと卵を傷つけるので細筆の先につけて移すとよい。 また、卵を要領よく早く選び出すのには、網目の細かい茶こし網に、卵と土を一緒にいれてふるい分けすれば、簡単に卵だけを集めることができる。 孵化容器は、小さな蓋付きプラスチック容器を用いる。その容器の中にクッキングペーパーを敷きスポイドで水を滴下して湿らせる。卵の孵化は、室温にもよるが、20℃であれば平均20日で孵化が始まり、約10日間続く。 2. 餌の増殖と幼虫飼育 1) 幼虫の餌(ナミコギセル)の室内人工増殖 幼虫は陸生巻き貝のキセルガイ等を食べて成長する。キセルガイの仲間は種類が多いが、人工飼育しやすくかつ比較的入手しやすいのはナミコギセルである。この巻き貝は、家庭の庭先に置かれた植木鉢の下や朽ち木の下等でよく見かける貝である。 ナミゴギセルを人工増殖させるには,飼育容器として衣類を収納する蓋付きプラスチックボックスを使用し、図のように落ち葉を入れ、水に溶いた粉ミルク(餌)をスプレーで毎日噴霧することで稚貝を得ることができる。 容器の中に入れる落ち葉は広葉樹の葉がよく、特に熱湯消毒したモミジの枯れ葉をナミコギセルは好む。 餌として故 鈴木重雄氏の開発された配合飼料や輪切りにしたキュウリや野菜屑を時々与えると稚貝の産出が多くなる。ナミコギセルは4月中旬~9月下旬まで稚貝を産むが,成貝になり稚貝を産むようになるのに1か月以上かかる。幼虫の餌には多数の稚貝が必要になるので、卵の孵化開始前までに稚貝を産ませておくように準備しておく。産出直後の稚貝は殻長が約1mmで、殻も薄く弱いので、ピンセットではつまめないので、筆を使って稚貝を取り扱うとよい。 、 2)屋外でのナミコギセルの増殖 一日中直射月光が当たる場所は避け、半日陰の庭の片隅か竹薮や林の隅に丸太かコンクリートブロックで適当な広さの囲みを作 り、その中に20cm程の厚さに腐葉土を入れ、その上に堆肥を作るときの要領で広葉樹の落ち葉を積み重ね、十分に散水してナミコギセルの成虫を入れる。餌として、野菜屑やキュウリの輪切り等を与え、水に溶いた粉ミルクを時々落ち葉や野菜屑などの上からかけてやる。なお、乾燥を防ぐために上から段ボールの切れ端で覆っておく。なお、乾燥すると稚貝を産まないので、毎日散水して乾燥させないように配慮する。 3)幼虫の屋内飼育 幼虫の発生調査・研究には幼虫の室内飼育が必要になる。成虫になるまでの長期間一定の湿度に保ち、幼虫の食べる餌を安定して供給できることが大切である。 湿度を保つには幼虫の飼育容器を図のように上下2段にし、上段を飼育槽に下段を水槽にして,上下をナイロンのロープでつなぎ、水を毛細管現象によって吸い上げるようにする。吸い上げる水量はロープの太さによって調節し、飼育槽には土を入れるが上面は傾斜をつけて一番高い面が乾燥に近い湿度になるようにロープで調節をする。また、土の表面にツバキ等の硬い葉か薄い板切れの小片を置いて幼虫の隠れ場を作ってやる。餌の巻き貝は、幼虫とは別容器で飼育して幼虫に与えるようにし、幼虫が食べた貝の殻は,幼虫 が殻に潜っていることがあるので捨てないように注意する。 4)幼虫の屋外飼育 幼虫の屋外飼育は、餌の貝を飼育している場所に幼虫を入れて銅育するが、幼虫の発生の様子は観察困難である。管理としてはやはり飼育場所が乾燥しないこと、餌の貝が十分繁殖するように環境を管理することが必要である。 幼虫の屋外飼育の開始時期としては、以下のような段階が考えられる。 ①交尾した成虫、②卵、③孵化幼虫、④ある程度成長した幼虫、⑤終令幼虫 近年、ヒメボタルの分布も次第に明らかになってきたが、その生息地が道路建設や宅地造成、街路灯の増設等により次第に狭められ、保護する必要が生じてきた。絶滅してしまわない前に保護し、ヒメボタルの生息場所を確保し、いつまでもヒメボタルの光が消えないことを期待したい。
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明るい部分に発光しているような効果を付けます。 ※メディアオブジェクトでは処理の過程でオフスクリーン描画されます。 ◇強さ 発光の強さを指定します。 ◇拡散 光の拡散度を指定します。 ◇しきい値 発光する部分としない部分のしきい値を指定します。 ◇拡散速度 光の拡散していく速さを指定します。 ※若干処理が重くなります。 ◇光色の設定 発光の色を設定します。指定無しの場合は元画像の色になります。 ◇サイズ固定 画像のサイズを変更しないように適用します。 ※メディアオブジェクトのみでオフスクリーン描画をしなくなります。 補足 しきい値 どの明るさの部分を光らせるか決定します。 元画像の明るい(白に近い)部分から発光します。この値の調整が重要となります。 しきい値がゼロのときは全ての色が発光し、100のときは白(一番明るい色)だけが発光します 。 拡散速度 光の拡散具合を調整します。 「拡散」よりも広い範囲で拡散させるイメージです。こちらで拡散させると中心部の光り具合が薄くなります。 光色の設定 光の色を設定します。設定しない場合は元画像の色で発光します。 ちなみに色選択ダイアログでは、通常と異なり「色選択無し」が選択出来るようになっています。 上へ 関連項目 サイズ固定 発光系フィルタの比較 上へ
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なんでまとめられてるのwwwwww 生物 VIPでテスト勉強 573 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/18(日) 23 27 30.75 ID OWqgNHLM0 ○生物Ⅰ 細胞史 4人の人物、順番に暗記。 細胞の構造 各部位の名称、はたらき、色素や染色液等セットで覚える。 問題は大抵は図を見て答えさせるものが出る。図から読み取れるようにする。 (ミトコンドリアー呼吸ーヤヌスグリーン、葉緑体ー光合成ークロロフィル、細胞壁ー全透性ーセルロース、液胞ーアントシアン、など) 浸透圧の問題はグラフが出やすい。 原形質流動、原形質復帰などまぎらわしい言葉に注意。 体細胞分裂 ここが1つのヤマ。図が出されて「これは何期か」なんて出され方が多い。暗記するしかない。 動物 個体>器官系>器官>組織>細胞→特に4つの組織は重要 植物 個体>器官>組織形>組織>細胞 【器官】根、茎、葉、胞子など 【組織系】基本組織系、表皮系、維管束系 【組織】基本組織系=柵状、海綿状組織。表皮系=クチクラ、根毛、孔辺細胞。維管束系=師管、道管 刺激と動物の反応 【刺激の受容】 刺激(光・音・におい)→受容器(目・耳・鼻)→(感覚神経)→中枢神経(脳)→(運動神経・自律神経)→効果器(筋肉)→行動・反応 【神経細胞】【目の構造とはたらき】【耳の構造】【脳の構造とはたらき】は図を中心に暗記。 【目の遠近調節】毛様筋、チン小帯、水晶体の順に 近くを見る・・・・・・収縮、弛緩、厚くなる 遠くを見る・・・・・・弛緩、緊張、薄くなる 【耳の働き】 音波が鼓膜を刺激→その振動を耳小骨が増幅→振動が内耳のうずまき管のリンパ液に伝わる→聴細胞の興奮→大脳→聴覚 半規管:からだの 回 転 を感じる。 前庭 :からだの 傾 き を感じる。 【膜電位と興奮】 全か無かの法則:活動電位は発生するかしないかの2パターンのみ。 刺激の強さは活動電位の 頻 度 で決まる。 【伝導と伝達】 伝導:軸索で発生、活動電位を伝える、両方向に伝わる(軸索内を戻ることができる) 伝達:シナプスで起こり、神経伝達物質を伝える。一方向にしか伝わらない(出たものは戻らない) 【反射弓】 刺激→受容器→感覚神経→脊髄→→延髄→中脳 ↓ ↓ ↓ ↓ 脊髄 延髄 ↓ ↓ ↓ 反応←効果器←運動神経←←←←←←←←脊髄 【筋肉】 横紋筋:骨格筋(多核細胞)と心筋 平滑筋:内臓筋 大きさ:骨格筋>筋繊維>筋原繊維>サルコメア 筋収縮:アクチンがミオシンに滑り込む(ハックスレーのすべり説) 長さが変化→サルコメア、明帯 長さ変わらず→暗帯、Z膜 収縮の様式:刺激の頻度により3種類・・・単収縮<不完全強縮<完全強縮 【そのほかの効果器】 分泌線:内分泌線、外分泌線 発光器:ホタル、ホタルイカ、夜光虫 発電器:電気板をもつ。シビレエイ、デンキナマズ、デンキウナギなど(テストで数人が書いたが、ピカチュウは×) 【動物の行動】 <生得的行動> ①走性:刺激に対して一定の方向に運動(光、化学、重力など) ②反射:無意識に起こる ③本能:うまれつき備わった行動≒生得的行動。イトヨの攻撃行動、ミツバチダンスなど <習得された行動> ④刷込み:孵化直後に見たものを親と認識。1度成立すると一生そのまま。 ⑤慣れ:繰り返し刺激することで、無視するようになる。 ⑥試行錯誤 ⑦条件付け ⑧知能行動:過去の経験をもとに、未経験のことに対処。 地学 VIPでテスト勉強 573 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/18(日) 23 27 30.75 ID OWqgNHLM0 ○地学Ⅰ 計算問題(アイソスタシー、偏平率)は捨ててもよさそげ。 ただし、地震波の計算は大事。といっても用語暗記がメインかと。 地球内部の構造はぜひ暗記(2900、5100、103~143°も覚えておくと良い) 拡大境界ープレートを作り出すー海嶺 収束境界ープレートが沈み込むー海溝、大山脈、島弧-海溝系 すれ違い境界ートランスフォーム断層 震度:10段階、マグニチュード:1大きくなるとエネルギー32倍、2大きくなるとエネルギー1000倍 火山の形と色、噴火様式は暗記 火山岩と深成岩の違いをチェック。 火山岩=流紋岩、安山岩、玄武岩(流産、安産、元気な子) 深成岩=花崗岩、閃緑岩、斑レイ岩、[かんらん岩](囲んで先公半殺し) 結晶分化作用(温度の高い方から) 有色鉱物=かんらん石→輝石→角閃石→黒雲母(換気扇真っ黒) 無色鉱物=Caに富む斜長石→Naに富む斜長石→石英(拭こうかな、エイ!) 編集が面倒な人はここに書き込むべし -- ななし (2007-07-09 00 19 55) 生物のオヌヌメ参考書教えて下さい>< -- 生物赤点キタ━(゚∀゚)━!!! (2007-07-11 13 33 34) 生物の範囲はどこだったんですか?ⅠなのかⅡなのか。そしてしっかり理解してテスとに臨んだのか。生物は入試でどこまで使うのかなど詳しく教えてください。 -- 名無しさん (2007-07-13 01 37 54) 名前 コメント
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「なんだこりゃ……すげぇな」 「ああ、こいつは……旧時代の遺跡の中でも最大級じゃないか…?」 口々に思いをつぶやく我々の眼前には、地下に広がった大都市、通称メガストラクチャが広がっていた。先人たちがこの場所へ向かって旅立ち、そしてついには帰ってこれなかった場所。私が所属するパンドーラ隊第19紀3班はついにその場所、眠りについた都市群へとたどり着いたのだった。 大小の配管が壁を這い回り、底の方は水没してはいるが、まるで前からそのままだったかのように静寂をたたえている。昔はどんな姿だったのだろうと、私は想像を膨らませる。 父も、こんな場所へ来たのだろうか? 私の父、ラスター・ミステリエスは、パンドーラ隊の部隊員として旧市街地へと進発し、それっきり行方が分からなくなっているのだそうだ。というのも、父が旅立ったのは私が小さい頃で、物心がつき始めたばかりだったから、どんな人かは色あせた記憶の中にしかなかった。でも、温かく、たくましいゴツゴツとした手と、優しい言葉は何があっても忘れることはなかった。私は、そんな父が大好きだったし、父が所属しているパンドーラ隊にあこがれを抱いていた。 連邦立大学を卒業した私は、すぐさま軍に志願し、パンドーラ隊へと配属させてほしいと頼み込んだ。面接官は驚いた顔をして言った。パンドーラ隊に行きたいという人なんて久しぶりだ、と。その人の名前を尋ねたが、答えてはくれなかった。 その後の検査で優秀な結果を残した私は、無事にパンドーラ隊の第19紀3班の探索兵として編入されることになった。今回の探索任務が初めての進発だった。ガチガチに緊張していた私を支えてくれたのは、同じく第19紀3班に配属された同年代のオット・ラヂラル銃士兵だった。こいつとはすぐ友人になれたし、班のみんなともオットのおかげで打ち解けることができた。私にとって、オットは親友であり、恩人でもある大切な人物だ。 「おい、ミーラ、口空きっぱなしだぞ」 後ろから彼の明るい声が届く。いつも通り少しふざけたような口調だ、と私は微笑む。きっと彼は、この景色も「すごい」の一言で済ましてしまいそうだ。 「こんなものを見て開けずにいられるかよ、オット。資料でしか旧市街を見たことなかったんだ。当たり前の反応だろうが」 「そうだな。メガストラクチャ、こんなに広いところだと思わなかった」 しばらくはその景色に圧倒されていたが、ふと我に返った隊長の声によって、直ちに野営準備が始められた。しばらくはここを拠点に探索をすることになるだろう。 私は、もう一度地下の大都市、メガストラクチャを見渡した。 一本にまっすぐ伸びた広い回廊の壁は、一面に機械が張り巡らされており、端の方は闇の中に吸い込まれているかのように真っ暗だった。こんな広いのに反対側が見えるのは、ところどころに光っている照明や機械のおかげだろう。独特の青緑の光は、静かにこの空間を照らしていた。 地下では、太陽の傾きや気温で時間を測れないため、シフトに分かれて活動を行う。基本的に8時間交代で、睡眠は5,6時間程度。残りの時間は、危険がない程度に自由に過ごすことができる。 私は、その時間を突き出た見張り台からメガストラクチャを眺めることで過ごした。オットが一緒に飲もうと誘ってくれた時以外は、これぐらいしかやることがないのだ。隣には小さい頃から一緒に過ごしていたクルカ、クーダが同じく手すりに乗っかって周りを見ている。父も、クルカと一緒に旧市街を眺めたのだろうか?とぼんやり考えた。 クーダは飽きたのか、下の湖に泳ぎに行った。もう一匹クルカのポイミがいるが、そいつは誰かのカバンの中ですやすや眠っている。私はただ一人、我々以外生命が存在しないであろう街並みを眺め続けた。 しばらくして、交代の声がかかった。私は下で泳ぎ回っているであろうクーダに大声で呼びかけた後、眠っているポイミをむんずとつかみ上げた。ピュキキャー、と抗議の声を上げるが、そのまま引きずり、任務へと向かった。 それが起きたのは、3日目の自由時間だった。クーダはまだ泳ぎに行かず私と街を眺め、ポイミは相変わらずカバンの中に潜りこんでいた。いつもと違ったのは、隣にオットがいることだった。 「おまえさぁ、よく飽きないよな。こんな変わらないもの見続けて」 オットは街を見たまま、私に話しかけてきた。 「そんなことないさ、確かに何も変わらないけど、それがいいんだ」 「なんでだ?変わらないもの見ててもつまらないじゃないか」 「そうでもないぞ、オット。前の文明が滅びた後、この場所は何も変わらず、時が止まったままになってる。いくら朽ち果て、ボロボロになっていたとしても、ここは変化することがない。ここから人がいなくなったとき、この場所の時間は止まった。どんな人が住んで、何を食べて、どんな風に過ごしていたか、ここにはその記憶がその時のまましっかりと刻まれている。それを想像するのが楽しいのさ」 「んなこと言ってもよ、俺にはさっぱりだぜ。お前ちとロマンチストすぎやしないか?」 「ははは、そうかもしれないな」 オットとそんな話をしていた時、微かに何かが聞こえた。遠すぎて私には何か分からなかったが、耳がいいオットは分かったらしい、私に尋ねてきた。 「……なあ、クルカの声、聞こえなかったか?」 「分からない。確かに何か聞こえた気がするが、クルカの鳴き声かまでは分からない」 しばらくして、もう一度何かが聞こえた、瞬間、隣にいたクーダがぴょんこと飛び跳ね、ピキャーピキャーと何かを伝えたそうにしていた。 「クーダ?どうした、何か分かったのか?」 私の問いに、クーダはうなずくそぶりを見せ、街の向こう側へと飛んで行った。よく分からなかったが、向こうに何かがあるのだろう。私は双眼鏡を取り出し、クーダが飛んで行った方を見つめた。 その先には、微かに、本当に微かだったが、定期的な発光信号があった。最初は機械の光だと思った。でも、そうじゃなかった。その光は、見覚えがある、明るい黄色だった。 「おい、何か見えたか?」 オットの声に、私はただ、双眼鏡で確かめてみろ、一番太いパイプのそばだと答えた。 「なんだよ、教えてくれてもかまわないじゃないか……どこだ……あれか?確かに、一定の周期で発光してるように見えるが……おい、あの色。もしかして!」 オットが驚愕の声を上げた。そして、それが私の疑念を確証に変えた。 あれは、パンドーラ隊の発光信号だ。意味は、「応答セヨ」。単純なパターンだったが、すぐに気づくことができなかった。信じられなかった、の方が正しいかもしれない。 「おいオット!発光器!早く持ってこい!」 私はオットに怒鳴り、班全員に聞こえる大声で叫んだ。 「みんな!パンドーラ隊の発光信号だ!向こう側に発光信号を確認!」 その場にいたものはすべて、私のもとへと駆け寄ってきた。人ごみの中から伸びてきたオットの手から発光器を奪うように取り上げ、返答を送った。 『コチラ、パンドーラ隊第19紀3班。応答セヨ』 『確認シタ。コチラパンドーラ隊第8紀5班分隊デアル。ワレワレハメガストラクチャノ対岸ヘノ移動ニ成功シタモノノ、物資欠乏。救援ハ可能カ?』 私は隊長に指示を仰ぐと、腕組みをして少しの時間思案した後、隊長は何も言わずに頷いた。私はそれを発光信号に変換する。 『コチラモ物資ニ余裕ガ無イガ、多少ナリノ食料ヲ譲渡ス。シバシ待タレヨ』 『了解シタ。ココデ待機スル』 発光信号でのやり取りが終わった後の、私たちの行動は素早かった。向こう側への渡り方を早く知りたかったからというのもあるだろうが、全滅したと思われた第8紀の部隊がまだ生存していたこと、そして、大先輩でもある彼らが助けを求めているという事実が、行動の素早さと焦りを生み出したからだろう。残っている食料の中で最良のものを選び出し、向こう側への渡り方と探索報告をこちらに送るようにと書いた書類と返信用の紙とペンとを二つの包みにして、戻ってきたクーダと鞄から引きずり出したポイミに括り付けた。 ポイミは不機嫌になっていたが、終わったらカバンの中に入ってていいぞと話すと、途端にいうことを聞くようになった。それに対して、クーダはなぜか反抗することもなく、まるで早く届けたいとでもいうようにピィピィと張り切っていた。 「いいか、頼んだぞ二匹とも。必ず届けてくれ!」 私が叫ぶと、一斉に2匹は向こうへと飛び立って行った。特にクーダは異常なほどの速さで。一体何がクーダをそうさせているのだろうか? 数十分が経った頃、ク―ダたちが戻ってきた。 しかし、戻ってきたクルカは2匹ではなく、3匹になっていた。クーダと寄り添うように飛ぶクルカには、左のヒレに大きな傷があった。 私は、その傷に見覚えがあった。小さい頃に、父が連れてきた傷ついたクルカ。確か名前は、ホーピャだったか。その名前を呼ぶと、そのクルカはまっすぐ私のもとへ飛んできて、私の胸元へと飛び込んできた。その人懐っこさもホーピャのものだった。まるで再会を喜んでいるかのように、クーダもピャッピャッと声を上げている。 「ミーラ、このクルカのこと知ってるのか?」 「ああ、私の父によく懐いていたクルカだ。私の父もパンドーラ隊に所属していてね、一緒にホーピャもついて……いっ…て………」 「お、おいどうした?」 心配したのだろう、オットが声をかけてくれたが、それに答える余裕はなかった。 ホーピャが向こうにいた。ということは、私の父も……?まさか、そんな……。 顔をこすりつけてくるホーピャを見つめていると、何か手紙のようなものがぶら下がっていることに気が付いた。対岸の行き方が書かれた文書は今隊長が読み上げている。それなら、これは一体? 私はホーピャからそれを取り、読んでみた。そこには、懐かしい、角ばった文字が書かれていた―――――――――― わが息子へ こちらにクーダが来た時、まさかと思った。二度と会うことができないと思っていた。もしかすると、これは夢で、いまにも目が覚めて、少なくなった仲間と共に出口を求めてさまよう現実に引き戻されてしまうのではないかと不安になった。でも、そんなことはどうでもいいんだ。 ミーラ、立派に育ったな。もう一度息子と会うことができて、私はとても幸せだ。 お母さんは元気にしているかい?私が帰らないことで、不安がっているのだとしたら、必ず生き残って、お母さんを支えてあげるんだ。父さんにはもうできないことだから、お前に託すしかない。頼んだぞ。 正直に話そう。父さんはもう長くはもたない。仲間たちももう限界に達しつつある。もしかすると、二度と地上に出ることはないかもしれない。でも、ミーラ、お前が生きていてくれさえすれば、父さんはお前の中でずっと生き続けることができるんだ。だから、父さんのためにも、生き延びておくれ。もちろん、お母さんのためにも。 長い放浪の中、お前との思い出が私を奮い立たせ、生きるための希望を持たせてくれた。でも、お前とはもっと楽しい思い出を作りたかった。こんな父さんですまなかったな。 ああ、もっとお前の近くに行きたい、お前を抱きしめたい。でも、それは叶うことのない願いだろう。だから、父さんからの最後のお願いだ。 ミーラ、父さんのために、手紙を書いてくれ。それが最後の、父さんからのお願いだ。 ミーラ、お前は強い。自信をもって、胸を張って、精一杯、生き抜いてくれ。 あなたの父親、ラスター・ミステリエスより 何も、言えなかった。言葉にできなかった。こんなにも、悲しく、それでいて、愛情を感じたことはなかった。私の想いは、涙となり、父からの手紙の中に吸い込まれていった。 私は、隊長からペンと紙をもらい、父への手紙を書いた。もう二度と会うことがないだろう、一番尊敬している父へ、今の想いを書きなぐった。最後の方は、涙と手の震えで文字が滅茶苦茶になってしまった。オットや皆は、私の周りでそっと見守っていてくれた。 私は、父親への、最後の言葉を書き終えた。 ホーピュが飛んでいき、もう1時間が経とうとしていた。私は、まだ乾ききらない瞳で、父親がいるであろう、パイプの陰を見続けていた。もう行ってしまったのだろうか、という認めたくない思いを抱きながら。 すると、ホーピュが見えた。父親からの、最後のメッセージを携え、こちらへ飛んできた。 「ありがとう、愛しき息子よ。父さんは、いつまでも、見守り続けるよ」 私は、何も言わずに、その手紙を見つめ続けた。今声をかけたら、この別れが無駄になってしまうような気がした。ただ静かに、パンドーラ隊第19紀3班は彼らの無事の帰還を祈った。 まだ、夢のような気がしてならなかった。ホーピュが反応し、向かった先にいたパンドーラ隊に発光信号をおくったら、クーダがこちらに来たことも、息子にあてた手紙のことも、自分が流した涙も。 しかし、手元の紙が、現実だったことを教えてくれる。それは、二度と会うことはないと思っていた、最愛の息子からの手紙だった。 私の最愛の父へ まさか、ここで父さんと会うとは思ってもいませんでした。私は、あなたが入隊したパンドーラ隊に入り、あなたの通ってきた道をたどれば、いつかは会えると信じていました。 父さんに話したいことが山ほどあるはずなのに、何を書けばいいか分からない、頭の中がいっぱいで、言葉が出てこないんだ。これが最後なのに。とても悔しい。だけど、迷ってる暇もないことは分かってる。だから、会った時に言おうとしていたことを書くことにするよ。 父さん。僕は、父さんの温かい手が好きだった。優しい言葉が好きだった。父さんは、僕の、自慢の父親だ。 今度は、自分で道を切り開いていく番だ。 またいつか、どこかで会えることを信じてる。 大切な思い出を、ありがとう。 あなたの大切な息子、ミーラ・ミステリエスより 私は誇らしかった。私の息子が、ここまで逞しくなったことを見ることができた。もう、何も恐れることはない。今はただ、太陽の下、乾いた風が吹く地上で、息子とまた会うために歩き続けるだけだ。 私は、この世で一番の、幸せ者だ。
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術技:発光 概要 イカ娘の技。光る。 元ネタ イカ娘はホタルイカの原理で全身から光を発することができる。主に転倒時などに出血の代わりに強烈な光で光る。
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画像 完成品 主材料 副材料 備考 グリーンランタン 発光液×90 オイル×1 洞窟の称号 採取場所 取得中です。 発光液を副材料に使用するアイテム 取得中です。 発光液を使用する武器 取得中です。
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【烈空光器バルアス】 モンスター/魔力:白2 種族:聖器・神霊・守護者/攻2/体2 【烈空光器カリューコム】 モンスター/魔力:白4 種族:聖器・神霊・守護者/攻4/体4 【烈空光器ウルセリア】 モンスター/魔力:白6 種族:聖器・神霊・守護者/攻6/体6 [特質]:このカードを召喚した時、魔力3以上のモンスター1体に6ダメージを与える。
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工事現場で使う照明器具だが、この投光器に強いトラウマを持っているようだ。
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グロースウォーム 主に洞窟や下水道のような暗く湿った環境に生息する芋虫型の魔獣である。 基本的には手のひら程の体長だが、最大で1メートルを超える個体も確認されている。 体の表面は粘着質な体液で覆われ、無数の発光器官が腹部と背部に存在している。 グロースウォームは、光の届かない暗い環境に生息していることが多いが、その目は暗闇でものを見ることがほとんど出来ない。 そのため暗い洞窟内では自身の発光器官を照明として這い回り、腐肉や菌類などの餌を探している。 またこの発光器官は外敵を威嚇するための手段としても使用される。 基本的には臆病な生物だが、危険を感じると体液を噴射して攻撃する。 この体液は強い粘着性と腐食性があり、皮膚に触れると火傷のような症状を引き起こす。 万が一グロースウォームの体液を浴びてしまった場合は直ちに洗い流す必要があり、処置が遅れると跡が残ってしまう場合もある。 グロースウォームは冒険者達から食用として利用されることも多く、体内の脂肪は栄養価が高く、独特の風味があることから珍重されている。 調理方法は様々で、焼き、揚げ、炒めなど、様々な料理に使用される。 また、古くからグロースウォームの発光は、鉱山労働者や冒険者にとって道を照らす灯りとして役立てられていた歴史もある。 消耗品である魔石灯に対し、小型のグロースウォームを籠で飼育して持ち運ぶ事で、蝋燭や松明の火よりも明るく、魔石よりも安価な餌代で同等の光量を得られるということから重宝されていた。 過酷な環境で活動する彼らにとってグロースウォームは単なる明かりとしてではなく、ペットや共に困難に挑む仲間としても扱われていたのである。
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登録日:2012/06/19(火) 19 42 33 更新日:2023/07/28 Fri 01 24 47 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 MS なぐりあい宇宙 アセム・アスノ ガンダム ガンダムAGE ガンダムAGE-2 ガンダムAGE-2ダークハウンド キャプテン・アッシュ ギミック満載 クロスボーン ダークハウンド トロンベ バイザー マキシブーストON参戦 マッドーナ驚異のメカニズム マ改造 可変機 宇宙海賊 宇宙海賊 ビシディアン 機動戦士ガンダムAGE 決め手に欠けるガンダム 祝MG化 腐敗を喰らう猟犬 魔改造 黒いガンダム 黒き猟犬 やっと会えたな、キオ 力を見せてみろ。この父に… 画像出展:機動戦士ガンダムAGE(2011年10月9日~2012年9月23日) 第35話 @創通 サンライズ TBS ガンダムAGE-2 ダークハウンドとは『機動戦士ガンダムAGE』の第三部より登場するMS。 型式番号:AGE-2DH 所属:宇宙海賊ビシディアン 搭乗者:キャプテン・アッシュ(アセム・アスノ) 武装 ドッズランサー ドッズガン×2 アンカーショット×2 ビームサーベル×2 ビームバルカン×2 フラッシュアイ ◆概要 アセム・アスノの乗るガンダムAGE-2の新たなる姿。 A.G.151年キオ・アスノが誕生した日の「最後の任務」において漂流船調査の任務に赴いたアセムが謎の巨大機動兵器「シド」に遭遇し、 宇宙海賊ビシディアンとともにこれを撃退するも機体は廃棄寸前な程に大破。 アセムはAGEシステムとAGEデバイスを機体から分離させ、機体共々行方不明に(このあたりは『追憶のシド』で語られている)。 そして廃棄寸前だったガンダムAGE-2の胴体等の部品をマッドーナ工房において改修した姿である。 当時のビシディアン首領キャプテン・アングラッソの説得に応じ、海賊に参加したアセム・アスノの新たな乗機となった。 Gストライダー形態への変形も完全に再現され、その変形も比較的スムーズになっている。Gストライダー時はドッズランサーが機首となる。 その状態で某スイカバーの如くGストライダーによる突撃も可能。 機動力もモビルスーツ、ストライダー形態共に改修前より強化されている。 海賊らしく漆黒とグレーのツートンカラーで額と胸部に施された髑髏のレリーフと、右カメラアイの眼帯型照準用バイザーが特徴である。 頭部には海賊の帽子を思わせる追加装甲が施されている。 また、ビシディアン所属MSの共通装備である眩惑用発光器「フラッシュアイ」を胸部の骸骨のレリーフ内に装備している。 肩部バインダーは左右一枚ずつになった。 このバインダーはワイヤー付フック「アンカーショット」を内蔵し、それに合わせて中央に円形の切れ目が入ってマントのようにも見える。 頭部追加装甲と合わせて『海賊の頭』を思わせるデザインとなっている。 もはやちょっとした魔改造である。フリットですらAGE-2に似ているとしか思わなかったほど。 アセムの技量と、変形やアンカーを巧みに駆使するトリッキーな戦法で息子のキオが駆るガンダムAGE-3やヴェイガンのMSを終始圧倒していた。 しかしAGE-2にあったハイパードッズライフルなど、決め手となる強力な武装がないため、装甲が厚い相手には苦戦を強いられてしまう欠点を持つ。 またガンダムAGE-1フラット同様AGEシステムが無い「ガンダム」であるため、目が黄色い。 なお、ホビージャパンのAGEサイドストーリー『UNKNOWN SOLDIERS』で語られたところによると、 ダークハウンド=猟犬は『腐敗を喰らう』という意味が込められており、ビシディアンでは最高の称号とされている。 ◆武装 ドッズランサー ハイパードッズライフルの接続部を改造した騎兵槍であり、Gストライダー形態では機首を兼ねており、投擲武器としても使用できるほど頑丈。 小説版ではランサーもドッズ理論を使っており、槍部分は分子破壊器であるらしく、実体装備でありながらヴェイガンのMSを貫ける。 またドッズガンを内蔵しており、ある程度なら中距離戦にも対応できる。 アンカーショット 両肩に新たに装備されたフック状の装備。 文字通りアンカーとして射出し相手を絡め取ったり、捕獲した相手に高圧電流を流したり出来る。 また、ショットの基部を手に持ってフックショットのようにすることもできる。 高速で振り回すことで盾としても使用可能で、ワイヤーも含めてアンチビームコーティングされているためビームやレギルスビットをも防いでいる。 大型MSも難なく振り回せる程に頑丈な性能とパワーを誇る。 ビームサーベル 改修前から残されている装備で、リアアーマーに2本収納している。 アセムといえば二刀流だが、ダークハウンドでは披露していない。 PSPのゲームでは二刀流なのに。 柄の後ろからもビームを出してブーメランのように投擲する場面も。 ビームバルカン こちらも改修前から引き継いでいる武装。 基本的に改修前と同じと思われる。 フラッシュアイ 正確には武装ではないが、眩惑用の発光器であり使い方次第では相手に隙を作ることも出来る、ドムの拡散ビーム砲を彷彿とさせる装備。 ビットに全方位を囲まれた状態から脱出したり、『MEMORY OF EDEN』でもゼハート操るレギルスに使用して逆転のチャンスを掴んだりと近接戦ではかなり有用な機能。 これ等以外にも「ハイパーブースト」という機能が魔改造時に追加され、 起動するとガンダム二機を牽引しても砲撃射線上から瞬時に離脱可能な程の推力を発揮出来る。 アセムの台詞から、更にジェノアス等を追加してもどうにかなる様子。 ガンダム+宇宙海賊ということでクロスボーン・ガンダムを連想させるが、 クロスボーンとはまた違ったテイストで海賊らしい秀逸なデザインとなっている。 【ガンプラ】 AGとHGとMGで発売中。 HGは相変わらず、造形・可動共に良好。変形時に差し替えが必要なのも相変わらず。 肩のマントの可動範囲はかなり広くなっており、腕の可動に支障をきたさない。 アンカーショットはリード線による射出状態や手持ち状態を再現可能。ドッズランサーの造形も中々。 総じて満足度の高いキットとなっている。不満な点を挙げるとすれば、右目のバイザーがクリアパーツではなく、ホイルシールであることくらいか。 ウェアチェンジも可能で、ガンダムAGE-2ダークハウンドアルティメス・ツインドッズライフル装備などというロマン武装も可能。 ただウルフさんの嫌いな赤と黒のボディなので、白や青の部分を黒く塗装したほうが良いだろう。 MGも発売されている。他のAGE-2と同じく完全変形。 大型化したドッズランサー、クリアパーツで収納も可能なバイザー、悪魔の羽の如く小型の羽根がつくようアレンジされたマントなど好アレンジこそあれど、 大きな得物を持つのにボールジョイント1個に頼っている肩関節、変形のためとはいえ保持力がないポリキャップレスの変形機構を仕込んだ脚など、 MGガンダムAGE-2ノーマルの欠点をそのまま引き継いでしまっている。 接着剤で太らせる、ビニールを咬ませるなどして関節を強化しないと手足がプラプラしてしまって見栄えが非常に悪い。 「1/100こそ男のスケール」とかいうこだわりでもなければHGで満足した方が無難。 ゲームでは ■EXVSシリーズ 『MBON』の稼働中期に参戦。コストは2500。 メイン射撃が元のAGE2からマシンガンタイプのドッズガンに変わり、ブーメランの追加など全体的に近距離戦での能力を強化したような形になっている……のだが、最大の特徴は自衛力の高さ。 その極みがブメアメキャンと呼ばれる技で、特殊射撃のヒット判定の大きなブーメランを投擲後、サブ射撃のアシストにキャンセルしてそこからメイン射撃で落下するというお手軽自衛択だった(*1)。上下誘導が尋常じゃないほど強い射撃CS、拘束コンボとして有力な特殊格闘など、無視しようにも迫る能力に長け、攻撃しようものなら迎撃されやすいものが勢揃いしていた。 待ちゲー環境である本作ではこうした武装を持つダークハウンドは圧倒的に強く、戦法も『相手が攻めてくるのを待って迎撃する』だけで良い。 そのため自ら攻める必要が殆どなく、ステージの隅で回遊魚のようにウロウロしているスーパーパイロットは現在でも家庭用で散見される。俺は俺のやり方で闘うってそういう……。 ただ、全国大会である『PDF2017』では惜しくも優勝を逃している。(優勝はリボ3号機) 『家庭用MBON』を使った公式大会の『GGGP2021』では前評判通り予選から猛威を振るい、決勝トーナメントに出場した8チームのうち3チームがリボDH(*2)で勝ち上がった。 『EXVS2』ではシリーズ恒例のお仕置きにより大きく弱体化。 特にチャージ射撃のドッズランサーがまったく曲がらなくなったため「肩を壊した」と揶揄されることに。 一方で新規モーションの格闘特射派生がカッコイイ上に強いともっぱらの評判。 ただそれでも、攻めがインフレしたエクバ2環境では心もとない性能と言わざるを得ない。 後にアップデートで強化を受けたが、残念ながらHi-νやゼロのような環境入りするほどの強化では無かった。 『EXVS2XB』では、再び大幅な上方修正を受けて参戦。 新規武装は変形中サブ射撃のみだが、Ζガンダムのような側転しつつ変形解除&ビームガン発射という使い勝手の良いコマンドなのでかなり嬉しい調整だった。 格闘の後派生や射撃派生のダメージが上昇し、更に覚醒中補正が新規グループの格闘寄り性能に変更されている。 全体的な環境変移もあってトップに君臨する事は許されなかったが、かなり使いやすい仕上がりになっただろう。 『EXVS2OB』ではコストが3000に上昇。 それに伴って基礎性能の上昇が行われたが、同時に覚醒技を含むコマンドの変更が多く行われたため、初期は使いづらいという評判がかなり多かった。 だが中間アップデートで強化が入り、ブメアメキャンによる着地保護やドッズガンを撃ってドッズガンを撃ってドッズガンを撃つという奇妙なコマンドルートが安定択として採用されやすくなった。 ■スパロボシリーズ 『スーパーロボット大戦BX』にて初登場。 武装のバリエージョンこそ少ないものの、アセム自身のステータスと武器の火力がトップクラスのため、切り込み役として十分に生かせるステータスになっている。 「ハイパーブースト」は特殊コマンドに採用されており、使用後移動すると行動できなくなるが、移動力が倍になり、高速回避が発動するというメリットが存在する。 アセム自身の「加速」を抜きにしても移動力が高いので、トロフィー「1度に20マス以上移動」の取得を取ることが出来る為損はないだろう。 ゼハート自身が生存するとガンダムレギルスとの合体技「MEMORY OF EDEN」が使用可能になる。 ただゼハートとは対応レンジがあまり噛み合ってない問題があったり。 【余談】 ダークハウンドとTV版白レギルスの配色がゼダスRとAGE-1のカラーリングに対応しており、 かつてはアセムよりゼハートのほうが強かったのが完全に逆転したという意見がある。 キャプテン・アッシュの中の人はカプコンのゲームにて「ストライダー」飛竜役を演じたことがある。アセム時代から一部でネタにされていたが、ついに声優ネタになった。 当機には「額と胸部のドクロの意匠」「眼帯状センサー」「マント状の装甲」「ランス状の武装」「ワイヤー付きフック」など クロスボーン・ガンダムとのデザイン上の共通点が多く見られる。 (更に「ランスを持つ黒い海賊MS」のネタ元を辿るならば「F91」に登場する「黒の部隊(ブラックバンガード)」が挙げられる) 本作のメカデザイナー海老川兼武はかつて「機動戦士クロスボーン・ガンダム」のメカデザインコンテストで最優秀賞を獲得した事があり、 続編「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」のデザインコンテストでは審査員を務めるなど同作とは縁が深いことで知られている。 ダークハウンドにクロスボーンガンダムと共通の意匠が多く含まれているのは同じ「海賊のガンダム」である同作へのオマージュなのかもしれない。 ・・・まぁ、そもそも海賊って時点でバリエーションがかなり限られるし、その中で違いを出した海老川氏がすごいというべきか。 追記・修正は宇宙海賊になってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-03-30 20 48 41) 前にここでエクバに参戦してほしいって書いたらホントに出ててワロタ -- 名無しさん (2017-04-18 17 24 44) 強いぞこいつ -- 名無しさん (2017-04-27 20 27 08) MONでアンカーでレギルスビットを防いでるのがすごく好き -- 名無しさん (2017-09-22 16 51 18) ダブルバレットの要素が一切ないのが残念、最終決戦でぐらい渡してあげてもよかったのでは -- 名無しさん (2020-08-06 15 48 22) ???「黒はセンスねーぞ!」 -- 名無しさん (2021-07-06 23 51 27) 白い狼から黒い犬に成り下がってしまったとネタにされがちだが、犬は野生を抜かれた狼であると同時に理性によって統率された狼とも言えるので、Xラウンダーは獣への退行であるとしているAG世界においてはしっかり「進化」した存在と言える -- 名無しさん (2022-04-22 12 01 23) トリッキーな武装を使いこなしてるんだよね。それでガンダムレギルスですら撃破してるからな -- 名無しさん (2023-01-15 00 34 18) オーバーブーストでは3000コストに昇格 -- 名無し (2023-06-19 23 03 02) オバブだとまさか3000最弱枠になるとは‥‥ぶっちゃけコスト上げる意味無いでしょ -- 名無しさん (2023-07-07 13 10 45) 強襲変形や変形の回避自体は強いんだけど、いかんせん楽にワンボタンで手軽に押し付けられるような武装が無くてオーバーブーストじゃ弱機体に…今は全国勝率46くらいだけども、稼働初日なんかは勝率39パーセントとかレベルで悲惨だった。しかもコスト上がってコマンド配置大幅に変わって別機体になったから元々のダクハの使い手は混乱しまくりだし -- 名無しさん (2023-07-23 15 03 45) 3000コストになったのは赤レギルスと戦ったからかな?白レギルスは絶対にない -- 匿名 (2023-07-28 01 24 47) 名前 コメント