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1-123案 1-885案 ※1-123案 異端審問 Sorcery 4(光闇闇) / 350f 対象のクリーチャーに2点のダメージを与える。 対象のクリーチャーが光属性以外の属性を持つ場合、対象のクリーチャーを破壊する。 -- http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/27456/1135510382/123 ※1-885案 異端審問 Sorcery 2(光光) / 100f 闇属性のクリーチャー1体を完全破壊する。 -- http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/27456/1135510382/885 カテゴリ:クリーチャー除去 コメント欄 [1-123案]か[1-885案]とコメント前に入れましょう 名前 コメント
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Ver. 2.1 カードNo. 2-1-059 種類 インターセプト レアリティ R 名称 異端審問 属性 紫 CP 4 アビリティ [▲4]あなたのユニットがフィールドに出た時、あなたの紫ゲージが4以上の場合、フィールドで最も多い属性以外のユニットを全て破壊する。あなたの紫ゲージを-4する。 フィールドの最多でない属性のユニットを破壊する紫インターセプト。 強力な効果でCPも比較的に軽く済むが、 消費ゲージが転生・毘沙門などの大型ユニット並に大きく、使いどころは慎重に見極めたい。 紫単ミラーマッチではほぼ完全に腐ってしまうため、無限の魔法石などの保険も用意しておきたい。 なお、フィールドにいる属性が同数の場合は発動できない。 フレーバーテキスト 無勢は異端とされ排他され、弱者は多勢に付き自らの身を守る。果たして本当の異端とはどちらだろうか。
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発売年月日 1996/2/1 出版社 大洋図書 シリーズ ミリオンコミックス 再録先 異端の快楽 上/下 AMAZONで購入 掲載作品 異端の快楽① 詩織の場合 異端の快楽② 織絵の場合 異端の快楽③ 絵理子の場合 異端の快楽④ 沙由利の場合 異端の快楽⑤ 淳子の場合 異端の快楽⑥ 夕子の場合 異端の快楽⑦ 千夜子の場合 異端の快楽⑧ 貴子の場合 異端の快楽⑨ 裕子の場合 異端の快楽⑩ 真由美の場合 異端の快楽⑪ 椎奈の場合
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異端裁判所(いたんさいばんしょ) 異端裁判所 ベース 使用コスト:白1無3 クイック このカードと同じラインのスクエアにあるすべての相手のユニットの移動コストに必要な無色エネルギーを+2する。 マザー・パレスは唯一無二の守護者。異端者の大陸はすみやかに征服し、マザー・パレスの祝福をもたらすべし。 白の相手のユニット移動を制限するベース。 同一ラインのユニットにしか効かないが、このカードがある事による相手への影響は大きい。 効果から逃れようと別のラインへ移動するだけでも、相当量のエネルギーを消費させる事ができる。 移動の重たいユニットが多い白や緑に対しては特に有効。 素出しはもちろん夢見る人形エリザベスの様に後出しでプレイし、そのラインへ相手を固定してしまうのも良いだろう。 相手ユニットの移動にスタックしてこのカードをプレイしても、追加でエネルギーを支払わせる事はできない。(コストの支払いは、移動の宣言時(スタックに乗る前)に既に行われており、対応して出されたこのカードの効果はそれに影響しない。) 収録セット ファースト・センチュリー ベーシックパック(147/200 コモン) イラストレーター 絹川那沖
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俺たちは埼玉方面に歩いていたが、千秋のガキが「疲れたぞバカ野郎。」と駄々をこねやがった。 だが俺たちはここ数時間も歩いてばっかだからな。小学ぐらいのガキなら疲れる頃だろうと思ってたぜ。 朝倉も賛成みたいだから休むか。考えもまとめたいしな。 俺がひとりで考えていると朝倉が話しかけてきた 「それにしても…赤木君がカオスロワに参加するなんて2期以来かしら。1期の時は結局首輪は外せたの?2期は途中で目立たなくなったけど何やってたの?」 何だこの女ふざけたことを聞きやがる・・・ 「どういうことだ…?俺たちが参加しているカオスロワってのは前にもあったのか?」 「覚えてないの?1期や2期の名簿に貴方の名前があるのを私は確認したのよ。」 「…知らないな。そもそも俺がこのゲームに参加するのは今回が初めてだ。」 「ふぅんそうなの。」(嘘をついてるようではないし同姓同名の別人か…それとも平行世界の人間か?まぁどっちでもいいけど。) 朝倉は知らないが、1期の時の赤木しげるは19歳の時の参戦である。現在参戦している赤木しげるは13歳。 ここにいる赤木しげるは並行世界からの参戦である。(ここの世界の現在19歳の赤木しげるは行方不明) 赤木は朝倉に対して無言で筆談するよう促す。朝倉も同意したようだ。 『首輪の解析はできたか?』 『人間が作ったものだから仕組みや外し方は簡単にわかったわ。でも問題があるの。』 『無理に外そうとすると爆発…か。』 『ええ、この問題をクリアしない限り首輪の解除は難しいわ。対抗策は主催の首輪を制御する機械を無力化するぐらいかしらね。』 『いや…もう一つある…。どうやら死人には反応しないみたいだ。さっき襲ってきた奴の死体の首輪を無理やり動かしてみたが何もおこらなかった。』 『でも死んじゃったら意味がないんじゃない?』 『死人と呼べる状態にすればいい…』 『まさか…』 『ククク…察しがいいな朝倉さん。そう…仮死状態ならほとんど死人同然。アンタなら人を仮死状態にできそうだがな。』 『確かに私なら人を仮死状態にするのもできなくはない。でも首輪が心臓音のみで生死を判断しているとは限らないんじゃない?』 『そう…そこだ…。そこがギャンブル…生死を賭けたギャンブル…。失敗すれば死、成功すれば首輪が外れるギャンブルというわけさ。』 『相当狂ってるわね。怖いなんて思わないの?』 すると赤木が突然一言呟いた 「この世の中…バカな真似ほど…狂気の沙汰ほど面白い…!」 その発言に対し朝倉は微笑を浮かべながら 「そうね。人はやらないで後悔するよりやって後悔した方がいいっていうし。」 「ああ…ただ試すのは今じゃない。もっと後だ…今は主催側の情報や脱出手段がほしいからな。」 心底赤木君の異端の戦略に驚いたわ。もうこれは中学生の発想ではないわね。 それに中学生に似合わぬ白髪。一体何してすごしていたんだか。 まあ今はそれを気にしている暇はないわね。 カオスロワを潰す。長門さんも探す。両方やらなきゃいけないのが朝倉涼子の辛いところね。 後一時間で放送の時間だからしばらくゆっくりしていましょうか。 一日目・午後3時頃/栃木県】 【赤木しげる@アカギ】 [令呪]倍プッシュだ・・・! [状態]かなり運がある [装備]拳銃 [思考]聖杯戦争を潰す とりあえず朝倉さんと千秋の目的に付き合ってやろう ※赤木は長門を朝倉の恋人で性別は男だと思っています ※13歳からの参戦です 【朝倉涼子@ハルヒシリーズ】 [宝具]情報操作 [状態]健康 [装備]北高制服 [思考]長門と結婚したい やっぱり近くに長門さんの気配を感じるわ ※朝倉が感じている気配は岩崎みなみのものですが、まれに間違ったものを受信することもあります。 【南千秋@みなみけ】 [状態]疲れた。休ませろバカ野郎 [装備]不詳 [道具]ふじおか(熊のぬいぐるみ) [思考]姉を探して合流する 2人して何を話しているんだ
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【異端の烙印】 呪術的な烙印を敵に焼き付けることによって、敵を異端とみなし罰する。 習得能力値:自由 行動カテゴリー:呪術投射・近接攻撃・射出攻撃 効果時間:戦闘終了時まで続く。 黒 特性:ダイスの数や何らかの数値を減らす効果であっても、1よりも減ることはない。 〈衰弱〉 Ⅱ「異端者」は、近接攻撃に-1dをする。 Ⅲ「異端者」は、近接攻撃に-2dをする。 Ⅰレベルは無いことに注意。 〈鎖の足枷〉 Ⅰ「異端者」の防御値は1減る。 Ⅱ「異端者」の防御値は2減る。 Ⅲ「異端者」の防御値は3減る。 〈混乱の面〉 Ⅰ「異端者」の呪術抵抗値は1減る。 Ⅱ「異端者」の呪術抵抗値は2減る。 Ⅲ「異端者」の呪術抵抗値は3減る。 白 特性:以下の三つ。 ①魔術属性「白」に烙印を使用できない。 ②「異端者」へ「攻撃」のオプションによる難易度ロールに成功したばあい、レベルの数だけダイスを振り、成功ダイスの数だけ生命力が回復する。ダメージを受けていないばあいは、コアを1得る。ただし、機械生命体からは生命力もコアも得ることができない。 ③「異端者」への効果はすべての者が受けることができる。 〈異端狩り〉 Ⅰ「異端者」への「攻撃」の基本ロールに+1dをする。 Ⅱ「異端者」への「攻撃」の基本ロールに+2dをする。 Ⅲ「異端者」への「攻撃」の基本ロールに+3dをする。 〈異端からの盾〉 Ⅰ「異端者」からの近接攻撃、射出攻撃に対する防御に+1dをする。 Ⅱ「異端者」からの近接攻撃、射出攻撃に対する防御に+2dをする。 Ⅲ「異端者」からの近接攻撃、射出攻撃に対する防御に+3dをする。 竜 特性:以下の二つ。 ①魔術属性「竜」だけが効果を受ける。 ②「異端者」への「攻撃」に成功したばあいレベルの数だけダイスを振り、成功ダイスの数だけコアを得る。ただし、機械生命体からは生命力もコアも得ることができない。 〈獲物〉 Ⅰ「異端者」への「攻撃」のダメージに+1dをする。 Ⅱ「異端者」への「攻撃」のダメージに+2dをする。 Ⅲ「異端者」への「攻撃」のダメージに+3dをする。 〈雷の連鎖〉 特性:以下の三つ。 ①同じマスにいる別の目標(連鎖目標)に「攻撃」をする。 ②難易度ロールの結果をそのまま連鎖目標に適用する。 ③最初の目標にあたえたダメージの半分(切り上げ)を、連鎖目標にあたえる。 Ⅰ連鎖目標に追加ダメージ+1dをあたえる。 Ⅱ連鎖目標に追加ダメージ+2dをあたえる。 Ⅲ連鎖目標に追加ダメージ+3dをあたえる。 コメント 名前
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異端者/Heretic 人間-妖魔陣営 共鳴(始まりの夜を迎えた時、共鳴を持つすべてのプレイヤーはお互いとその役職を確認する。) 妖魔カウントが0以下である限り、あなたは自身を滅殺する。 ActionSpeed 1/-
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異端者 【変換】 【怪力】 【貢物】 【吸精】 【獣化】 【再生】 【感染】 【堕落】 【魔言】 【鉤爪】 【祖霊】 【魔族】 位階5位。【吸精】やら【獣化】やらどこかで聞いたような名前の蔵書が並ぶ。【変換】で魔素を出したり【感染】で変調を与えてやったり【祖霊】で元型を並べたり、【魔族】で根源を上げたり【貢物】で回復したり、色々手広く出来る。その分何を軸に据えてどう動いてやるか考える必要はあるが、どの蔵書も単体でそこそこのスペック。 初心者向け とりあえず入っておけば大体のことは出来る。立会人蔵書が一切ないため、とりあえずサポート型でやってみようという場合は向かない。 蔵書一言 【変換】 消費魔力と同等の「好きな魔素」を「発生」させるため、分科会の魔素担当として振る舞える。天涯の【夢枕】と合わせて【変換】→調査→【夢枕】で再決定の黄金コンボで毎ラウンド魔素がバカスカ出る。【魔族】で安心して魔力を減らして、発生魔素数も増やせるのが嬉しい。 【怪力】 払った分の魔力がそのまま追加ダメージになる。判定不要なのが意外と嬉しいポイント。最大まで払うとやや痛いが、何らかの回復手段があると強気に出られる。【獣化】あたりと組み合わせてやって一撃必殺も狙うのがロマンか。 【貢物】 運命が上昇したタイミングなので、運命の力でもって契約を切った時なんかも使えるのがいい。回復量はランダムなので回復蔵書として頼りすぎるのはやや難ありだが、一枚持つだけで安定感は爆上がりする。 【吸精】 シノビガミの吸精より強いぞ! ダメージに回復が付いてくるおまけ付きで、雑に採用しても問題ない強蔵書。【怪力】やら【獣化】あたりに沿えるならキャストが欲しくなる。先述した蔵書と領域が揃っているのは便利。GM裁定次第ではあるが、龍種の【逆鱗】をこれで起動することで魔力消費がプラマイゼロになるという話がある。 【獣化】 攻撃力そのものを上昇させることが出来るので通りよく、そのためのコストも1点で安い。ランダムプロットは、とにかく祈ろう。 【再生】 長期戦にすこぶる強い。魔素1点でラウンドが続く限り回復できるようになり、他の回復手段と組み合わせてやると屈強な壁が完成する。他、魔力をコストで使う蔵書も使いやすくなってとにかく異端者蔵書と相性がいい。 【感染】 じわじわ削れるのが嬉しい。回復手段を持っている相手は滅多にいないので、まず刺さる。集団戦では最初に掛けてやって引っ込もう。 【堕落】 この蔵書単体だと攻撃力を1未満には出来ないが、【重圧】には下限の記述がないので、組み合わせて目指せ攻撃力0。単体で攻撃力を3も下げるだけでもクソ強いが、コストは重い。 【魔言】 召喚判定に+1。目標値5が83.3%、目標値4が91.67%。8.3%アップ! 後述する【祖霊】に組み合わせてよし、普通に持って緊急召喚やら絶対に成功させたい重コスト召喚の成功率を上げて良し。 【鉤爪】 プロット戦の結果次第で綻びを与えるというプロット戦に沿えてよし、綻びを狙ってよしな蔵書。獣化と添えるとランダムで綻びを狙えるようになり、ちょっと楽しい。コスト不要なので、最序盤の魔法戦はやや心強いのも嬉しい。 【祖霊】 マイナス2は大きいが、元型を1Rで2体並べる手段は(【加勢】などを除けば)唯一無二。とにかく並べたい元型使いにおける救世主。異端者には幸い【魔言】などもあるので、上手いこと判定支援を添えて使ってやろう。 【魔族】 根源力が1上がるだけで並べられる元型の数が上がり、魔力決定は強くなり、チャージできる魔素は増える。強い。
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お前は魔女だと言われた。 私は魔女じゃないと答えた。 ☆ 「……」 少女が一人、家の鍵を開けて扉を開けるが、誰も「おかえり」と歓迎しない所か。 奥の方で男女が口論する音が耳につく。 無論。怒鳴り合いは外まで聞こえるが、二人はお構いなし。近所の人々もヒソヒソ噂をする程度で、警察に通報したり。 変に関わるのを意図的に避けてるようだった。 不思議だな、と少女は思う。 この――『日本』なる国の京都。どうやら海外から数多の観光客を集める有名な土地らしい。 日本人じゃあない。金髪碧眼の容姿であるせいか、少女を迷子の観光客と勘違いする者が多い。 だから親切に声をかけたり、わざわざ英語で意志疎通を試みる者も。 奇妙な話、少女は異国で言語に不便はなかった。言葉は通じるし、文字も読める。 ……けれど。何故か家の問題で心配される事はないのだ。 本当に不思議である。 一応、少女の身分設定は『日本に移住してきた外国人一家』。 ここには少女の他に、父親母親も居る。 便宜上の。 少女はこの『両親』が本物ではないと既に理解していた。偽物である、と。何故なら…… 【おい、レイチェル。とっとと部屋、行けよ】 「うん」 脳裏に響いた声に返事すると、少女――レイチェル・ガードナーは平静に自室へ移動した。 扉を施錠。大分、騒音は収まって、僅かだが静寂にも思えた。 音もなくレイチェルの前に、一人の男性が現れた。 目を痛めるような紅マントに西洋騎士っぽい簡易な鎧、赤系統の旗を暴走族みたいに肩で支え持つ。 京都の町並みには不釣り合いな時代遅れのフランス人だ。 ベリーショートヘアの金髪と炎の如く輝く赤眼が、更に野蛮さ……不良っぽさだろうか。 悪印象を加速させている。 レイチェルは死んだ、淀んだ瞳でしげしげと男性を眺めてから言う。 「ごめんなさい。よく分からない」 「はあ?」 「だって……あなたはサーヴァント。英霊。歴史上に実在した人物……それで――『ジャンヌ・ダルク』?」 「そうだっつってんだろ」 「聖女じゃない?」 「俺は魔女で異端のジャンヌ・ダルクだって説明しただろーが」 「男だったの?」 「戦場じゃ男装してたんだよ。『ジャンヌ・ダルク』は」 「……女?」 「だーかーら! 俺は男だ!!」 レイチェルが眉を潜めるのは当然であろう。彼女の知識とは異なる。 少女でも『ジャンヌ・ダルク』の逸話を耳にした。そう、彼女のサーヴァント。 この男性はなんと――真名を『ジャンヌ・ダルク』と言うのだそう。 魔女の側面?のジャンヌ・ダルク……と説明されても訳が分からない。 まだ、オルタとか。サンタ・リリィとか。考えないで感じられる方がマシに思える。 やれやれな『男のジャンヌ・ダルク』は溜息を長々とつく。 「そもそも俺はジャンヌ本人じゃねーよ。お前さんの知ってる通り、聖女で女性で魔女じゃないのが本物のジャンヌ・ダルク」 「あなたは、偽物?」 「まーややこしいよな。ガキには更に理解できねえ。一から説明すんのがメンドくせーんだが…… 大昔。結局、ジャンヌ・ダルクってよ。魔女扱いされて処刑にされただろ」 「うん」 「要するに―――昔はガチでジャンヌが魔女だって風評被害があった」 「……」 「んで。そーいう噂つーの。イメージ? 過大解釈とか風評被害で『無辜の怪物』ってので、別の姿に捩じらげ曲げちまう」 「それがあなた?」 「やーと分かったか」 魔法使い的な魔女だけではない、異性装や野蛮さを含めた異端の側面。無辜の怪物の集合体。 最も、ジャンヌ・ダルクが既に魔女ではなく聖女として認定された事で。 通常の――英霊として観測されているジャンヌ・ダルクにも無辜の怪物は付与されていない。 ひょっとすれば、この男性のジャンヌが、基本的なサーヴァントのジャンヌとされる世界もあるかも。 即ち。 彼はジャンヌ・ダルクから削ぎ落された『異端』。つまるところ 「あと。俺をジャンヌと呼ぶなよ。サーヴァントのクラス名……『アルターエゴ』で呼べ」 「わかった」 エクストラクラス・アルターエゴのジャンヌ。 それが、レイチェルが召喚したサーヴァントの正体。 ……元より。アルターエゴの存在すら、聖杯戦争において通常召喚出来るか危ういにも関わらず。 『既に失われた無辜の怪物』たるジャンヌが召喚されたのは、この聖杯戦争そのものが異常であるからか…… ふと、ジャンヌが尋ねる。 「そーいや。お前の願いを聞いちゃいなかったな」 「願い……」 「まだ聖杯戦争の事、受け入れてねーのか?」 「それは大丈夫。……願い………………ザックを」 「あ? 誰」 「ザックが……死刑になるって。だから」 「はぁぁ!? んだよそれ。しゃーねえな。助ける」 えっ、と死んだ目だったにも関わらず、突拍子も無いことに驚きを隠せないレイチェル。 顔をしかめてジャンヌが確認した。 「知り合いが処刑されそーだから助けてえって願いじゃねーの、違うか」 「間違ってない。でも」 「でも、ってんだよ。処刑なんてたまんねーだろうが。火炙り体験した俺が保証するぜ」 「本当に……助けてくれるの?」 「どんだけ疑心暗鬼なんだよ、お前」 レイチェルが動揺したのは、躊躇なく「助ける」とジャンヌが宣言した事。 普通。前提として、レイチェルの言うザックがどのような人物か問いただすべきではないのか。 疑いもせず。考えもせず。 聖女じゃなくとも。善良に人を救う英霊たる姿勢があった。 「ザックが悪い事をしてても、助けてくれる」 「……ああ、そ。別に」 「どうして」 「死刑の時点で悪い事してるかもな考えてたわ」 「違う」 「違う? ザックってのがお前にとって必要なんだろ。助けてえんだろ。なら別に何とも」 「思わないの」 「ソイツがまた悪い事するとか? そーいう正論? 興味ねー。言っておくが俺は『聖女』じゃねえぞ。 正義の味方とか。悪を淘汰するとか。第一、ジャンヌ・ダルク本人も戦場で殺しまくってっからな?」 「………あなたは本当に『魔女』なの?」 少し視線を逸らしてからジャンヌが言う。 「世間体で言う『悪』だろ。フツーは極悪人助けねーからな」 きっと違った。 間違いなく善人だった。 法には背くし、躊躇なく戦争を招き、宗教において異端と魔女の具現化だったとしても。 だからこそ。レイチェルは動揺してしまう。 彼女の周囲は実に歪んでいた。十分ロクでもない人間ばっかりだし、普通に生きてる人間だって。 レイチェルの家庭内事情を心配しない。 レイチェルに――ザックの処刑を教えた者だって、ザックを死んでしまえば良いと思っていたに違いない。 故に、ジャンヌは間違いほど善であったのだ。そう目に映った。 ガチャン! 雰囲気を破壊するかの如く、ガラス製の何かが割れる音。 ドタドタと誰かが移動する音。 一瞬、レイチェルの部屋に向かっているのかと緊迫が醸しだされたが、やがて玄関が乱雑に開閉される騒音だけが響く。 恐らく『父親』の方だ。京都の町で飲みふらしに往くのだろう。 ジャンヌが舌打った。 「おい。レイチェル。ここから出んぞ」 「何故?」 「ここに居たところで聖杯戦争のアドバンテージにならねえからだ」 「住む場所も食べ物も。ここにいなくちゃ手に入らない」 「んなの。俺の魔女パワーでどーにかできんだよ。あとイライラする」 「アルターエゴが嫌なら……そうする」 まだ家に残っているであろう『母親』の様子を伺う必要などない。 何故なら 「あの人達は『偽物』だから」 痕跡も残さず、声もかけず、音も立たずにレイチェルとジャンヌは立ち去った。 ここの『両親』がレイチェルの捜索など警察に依頼するだろうか。 『どこかの誰か』を演じているなら、レイチェルがいなくなった所で、嘆く事すらしない。 レイチェルは不気味に冷静な思考をした。 確かに『偽物』と付き合っている場合じゃない。ザックを助けるために、聖杯を手に入れたい。 死刑どころか。自分たちの障害となるもの全てを取り除けるかもしれない。 ザックに殺される為ならば。 【クラス】アルターエゴ 【真名】ジャンヌ・ダルク@史実 【属性】混沌・善 【性別】男 【ステータス】筋力:A+ 耐久:A 敏捷:C 魔力:A+ 幸運:E 宝具:B 【クラス別スキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 【保有スキル】 無辜の怪物:EX 生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。 本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。 本来、ジャンヌ・ダルクは異端たる魔女の称号は『削がれた』。 しかし。過去、例えばジャンヌ・ダルクが異端として処刑された当時。 魔女としての風評被害を受けていただろう。 つまり、かつて失われた怪物の称号。アルターエゴの正体。 ジャンヌ・ダルクが戦場で男装していた事や、常識に捕らわれないゲリラじみた戦法等、野蛮性。 異端とされた側面を核とした存在の為、巡り巡って最終的に性別が『男』になった。 拳で殴り、足で蹴る。タイマン勝負バッチコイ。 異端のカリスマ:A+ 人々を、フランスを、魅了的なカリスマによって引導し、戦争を激化させた。 悪魔との交信を経て得た能力とも噂されている。 士気向上効果は受けた錯覚でしかなく、真価は洗脳・記憶・感情操作である。 精神耐性が無ければ自らの意志で行動していると勘違いするレベル。 魔力放出(炎):C 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。 火炙りを攻撃的に解釈したスキル。 勇猛:B 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 【宝具】 『紅蓮爆走御旗』(ライディング・ラ・ピュセル号) ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~500 最大補足:1~1000人 生前、ジャンヌ(本物)が振るっていた聖旗……を赤系統のカラーリングに変化したもの。 魔女ならぬ魔法使いの箒みたいに、旗にスノーボードっぽく立ち乗りして飛行する。 微粒子レベルで残った魔女要素をつぎ込んだ感じの宝具。 飛行速度は魔力消費次第。当然、飛行した際の周囲の風圧や衝撃だけで建造物が破壊される事も。 軍隊に突撃すれば、特攻じみた強力な全体宝具と化す。 アルターエゴ本人は、宝具の速度を利用し、強力な一撃必殺の拳とか頭突きを噛ます為に使う。 【人物背景】 ジャンヌ・ダルクより削がれた魔女・異端の側面。失われた無辜の怪物。 本人の一面を抽出した存在、切り離された存在の為。クラスはアルターエゴとなる。 本物とは全く異なり、男で不良で、善良だが聖女でも聖人ですらない為、神の信仰心は皆無である。 気に食わない事は気に食わないで、あれこれ言い訳せず。 ムカつく、赦さねえなど否定し、嫌悪する。相手が善であれ悪であれ、構わずに。 戦闘スタイルは殴る蹴る。拳が通用しなければ旗をぶっ刺す。それすら通用しなかったら。 躊躇せず他サーヴァントに協力を脅迫して、徹底的倒す。手段は選ばない。 【容姿・特徴】 fate原作のジャンヌのマントを赤くしたものと西洋騎士っぽい簡易な鎧を着る。 ベリーショートヘアの金髪と赤眼のフランス人男性。 異端と称された野蛮性を体現した存在の為、不良な雰囲気が捨てきれない。 【聖杯にかける願い】 自分は得になし。マスターの願いを叶える。 【マスター】 レイチェル・ガードナー@殺戮の天使 【聖杯にかける願い】 ザックを助ける 【人物背景】 死んだ目をした金髪碧眼、13歳の少女。 殺人鬼が住まうビルに閉じ込められ、住人であった殺人鬼とビルからの脱出を図り。 あらゆる邪魔なものを打ち倒し。結果として生き残った。 しかし、自分を殺すと約束した殺人鬼に死刑判決が下され……その後からの参戦。 【能力・技能】 悪い意味で一般人。保護された施設で無記名霊基を手にした事でマスターになっただけで 魔力は皆無。ジャンヌが長期戦をするほど、不利になるだろう。 良い意味で一般人より精神力が強く。悪い意味で精神がイカれている。 【捕捉】 京都の舞台において日本に移住してきた外国人一家の一員の設定だが ジャンヌが機嫌をそこねて、自宅から離れる。もう戻る事は無い。 多分、両親とされている者達もレイチェルを捜索などしないだろう。 また、レイチェルもその両親が『偽物』だと分かっている。
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異端者が習得できる経歴魔法です。 【起源(オリジン)】タイプ:装備 コスト:獣3力3 特技:なし 目標:自分 真の姿を使用したとき、目標はその魔法戦の間【ブースト:2】【追加ダメージ:2】【ウォード:5】【マナ1】を得る。 これらのエフェクトは元型変化をした場合、変化した元型に上乗せされる。 概要:異端者本来の姿で戦う。 呪句例:「顕現するは我が本性。何人たりとも敵うに能わず。」 【絆魂(ライフリンク)】タイプ:呪文 コスト:獣4 特技:なし 目標:自分 霊化を使用するときに使用可能。 霊化で召喚した元型とは別に、習得している召喚魔法一つをコスト・判定なしで使用できる。 概要:アンカーの魂に寄り添う獣となる。 呪句例:「魂の盟友、ともに戦わん。」 【古種(エンシェント)】タイプ:装備 コスト:自分の領域4 特技:なし 目標:自分 選択/習得時/装備タイプの遺失魔法 選択した遺失魔法を使用可能。ただし、コストをチャージする必要はある。 概要:失われた魔法に適性をもっている 呪句例:「古の刻印、我の血肉となれ。」 ・【天災(ディザスター)】装備 コスト:獣または力を合計で5 特技:なし 目標:自分 召喚タイプの魔法を呪文タイプとして使用できる。 また、目標はラウンド中に使用できる呪文の使用回数を+1回できる。 概要:元型を複数従える姿は生ける天災 呪句例:「出でよ我が眷属。眼前の敵を屠らん。」 【伝説(レジェンド)】タイプ:召喚 コスト:全6 特技:魂の特技 目標:なし レベル5元型 (魂の特技)( マナ キャストに加え、25点の数字を自由にエフェクトに振り分けそのエフェクトを持つ)の伝説を召喚する。 概要:自らが現世で語られる伝説を元型として顕現する。 呪句例:「我が武勇よ。元型となりてここに来たれ」