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ここは、管理人の部屋です。 荒らし・工作員対応所 一個師団 名前 コメント 二個師団 名前 コメント 三個師団 名前 コメント 四個師団 名前 コメント 五個師団 名前 コメント 六個師団 名前 コメント 本部 いよいよ明日だな・・・自分は参加できないがプラカ素材を急いで10個完成させよう・・・できるかわかんないが・・・ -- ウジ解体主義者@管理人 (2011-08-20 15 41 16) 名前 コメント 閲覧者の社交場 名前 コメント
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アデクの部屋とは アデクの部屋とは、初めてアデクに会ったとき1024分の1で点滅するROMでメラルバの角を5つ集めて猿の試練を受けると行ける部屋である。 この部屋に行くとアデクのイメージがガラリと変わるだろう。 先駆者の感想は、 「アデクの部屋は愛憎の入り乱れた狂気の世界」 「狂気と憎悪はともかく愛はないだろjk… などと、恐ろしいことがわかる。 …だが、進めるとホルマデク、アデク技などが手に入るので、 やってみる価値はあるだろう。 …心臓が弱い人は無理にやらなくていいが。
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FrontPage(未作成ページ) 管理人の部屋 トップメニューの説明読んでね♪ 相談室 質問 Q こんにちは、いらggです。 この前、ポケモンプラチナを改造したら、ピカチュウが????という技を覚えました。 やっぱりバグかな? A はぁ〜い(最近つかれるなぁ〜あつ〜イ) バグじゃないですか?(よくわかりません) 管理人と言ってもごく普通の人間なので まあ友達系とかに聞いてみるといいでしょう。 まあレポートは絶対禁止ですね…。 管理人の部屋in地下 http //p-wiki.jp/user/3fs3fs/index.php 管理人のお気に入りサイト一覧 NDS PAR改造コード集¢WIKI-トップページ http //www15.atwiki.jp/codepoke/pages/78.html ふしぎなメールS-ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊 攻略Wiki http //www.pokemon-master.com/data/dan/index.php?%A4%D5%A4%B7%A4%AE%A4%CA%A5%E1%A1%BC%A5%EBS カービィアドベンチャー 〜SKY WORLD〜 http //w4.oroti.com/~lost3/ffakirby2/ ポケモンだいすきクラブ http //pokemon.jp DP用コード(CF) http //www7a.biglobe.ne.jp/~g-s-b/poke/protect/index.html 改造コード倉庫-ポケットモンスタープラチナ(コードフリーク用) http //www33.atwiki.jp/koyo/?cmd=word word=%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%20%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%81%E3%83%8A%EF%BC%88%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AF%EF%BC%89 type=normal page=%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%81%E3%83%8A%EF%BC%88%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AF%E7%94%A8%EF%BC%89 改造コード(チート)辞典 ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊 コードフリーク 09/04/23 http //xn--7cko9ml39j368d.seesaa.net/article/117688906.html ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 改造コード研究所 http //poke.genin.jp/index2.htm 新・ゲーム攻略Wiki http //www12.atwiki.jp/pkmndp/pages/165.html 「ポケットモンスタープラチナ」 PAR 改造チートコード 秘技コード http //www.pokemondp.net/platinum/par.htm ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊 改造コード(プロアクションリプレイ用) ★ かびばぁのチョットいっぷく ★ http //blog.goo.ne.jp/kabiva/e/3d0daf618caca988c63b8006742e3e76 DS改造コード集@Wiki-マリオカートDS(CF) http //www37.atwiki.jp/beta0/pages/33.html PAR改ポケ作成依頼所-ポケコード掲示板 http //www13.atpages.jp/pokekhodo/read.cgi?no=5 ポケコードPAR http //www11.atpages.jp/pokekhodopar/ 改造コード博物館 改造コード http //www.kacomu.net/kaihaku/codedata/ds0168cf.html
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管理人の部屋 scratch垢 pkfire9999 scratch垢のサブ sushiramenpika roblox垢 pkfire9999 コメントがあるならドウゾ こんにちは! - 名無しさん (2021-09-17 18 45 33) こんにちは! - 管理人⌘ (2021-10-09 22 18 50) konntya - まんじゅう (2021-10-08 18 14 31) konncha - 管理人⌘ (2021-10-09 22 18 41) まんじゅうさんだ‼️ - djug (2021-11-08 22 00 11) ここにもおるんやで - まーんじゅっ! (2021-11-11 18 57 11) 名前 ページ最上部へ
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あの人の 昨日まで降っていた雪が、予想外に積もっていた。 歩くたびに真っ白な雪は踏みつぶされて、黒く色が付く。 積もっている雪、晴れた空。 木と木と木と木、北の森。 こんな日にまで北の森に居るほど暇人だろうか、あの人は。 息は吐くたびに白くなって、辛うじて緑が見える草までも白に染めてしまうように見えた。 けれど息は草を染める事はなくいつのまにかどこかへ消えてしまい、代わりに見えたのは草の緑と、青い人。 周りの色と同化してしまいそうな自分とは対照的に、深く青いあの人は孤立した雰囲気を放ち、存在感をまとって、そしてただ木に登り空を見つめていた。 天草錬は居た。 自分がこの世に生まれた日、誕生日という特別な日にまでこんな人の来ない場所に来ている。 呆れるべきか彼らしいと笑うべきか。 「錬さーん」 どんな表情とも言えなかった顔が、いつもの私に対する錬さんの顔へと変わる。 迷惑そうで呆れているようで、嫌われているだろうと簡単に想像できるほど冷たい表情。 「今日一日、ここに居るつもりじゃないでしょうね?」 ちゃんと届くように、相手が聞き流せる事の無いように大きな声で叫ぶ。 反応は…無い、きっとそのつもりなのだろう。 何考えているのと問いただしたくなる。 私が錬さんの元に訪れた理由は、いつもと同じ、だけど少し違っていた。 気分的に会おうかなって思ったのと、できるのなら誕生日を祝いたいと考えたから。 誕生日を祝いたいと思っているのは私だけじゃないはず、碧君や舞さんだって祝いたいと考えていると思う。 きっとその気持ちが一番強いのは私じゃなくて、碧君。 だから私は、祝わないよ。 「錬さんー、ちょっと用事があるので碧君の部屋まで来てください」 「……は?」 来てくれるはずない、私のお願いを聞いてくれるはずない、そんなのわかってる。 「来てくれないと次に会った時に錬さんの大好きなピンク色に染めてあげますよー」 来た道を戻ろう。 錬さんがどんな表情をしているのか、背を向けてしまったからわからない。 一度も錬さんの方には振り向かずに歩こう、来てくれる事だけを願おう。 私はもう、自分の部屋に戻ろうか。 そんなに、大人じゃなかった。 あの人の部屋の前に1つの袋をゆったりと置いた。 黒い手袋と『Happy Birthday!』と機械の文字で書かれたカードの入った茶色い袋。 ―私って、バレるかな。 あの人の前で思いっきり袋を握ってたけど…自分の方をちゃんと見ていなかったし、何より気づかない可能性の方が大きい。 気づいたら、捨てられるかな。 不安と不安は混ざり合って、また不安が生まれた。 「受け取って…くれますように」 神頼み、両手を合わせて拝むように瞳をつぶった。 これくらいの悪戯、許してください。 お誕生日、おめでとう。
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暇人の部屋へようこそいらっしゃいました⌒★☆ ここは暇人サンが自由に語れる場デツ(。→∀←。) 掲示板にカキコもしてってね♫ 素通り禁止 ぇ とにかく!よろしくお願いしマツ☆★
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― ヘルマと俺の部屋 ― 俺(こ、今夜こそ! ヘルマと!!) 俺は心に誓っていた ヘルマ「俺さん、そろそろ寝ましょう」 俺「お、おう…」 二人一緒でベッドに寝るのも、そろそろ慣れてきた頃だ ヘルマ「お…俺さん…//// 寒いのでもう少し…//// くっついてください…////」 俺「……/////」 俺は無言で体を密着させる ヘルマ「………//////」 俺「………//////」 くっつくことでヘルマの小さい体が鮮明になる そして俺はヘルマの髪を優しく撫でる ヘルマ「お、俺さん…くすぐったいであります…///////」 俺「そ、そうか?//// ごめん…/////」 ヘルマ「………////////」 俺「………///////」 シーツの中でお互いの手をそっと絡ませ合う ヘルマ「俺さんの手、意外と冷たいです…//////」 俺「そうか?/////」 ヘルマ「はい…///// わ、私が…温めてあげます…/////////」 俺「お…お願いする…////」 俺は人の温もりというものが一番安心するものだと思う ヘルマ「どうですか?/////」 俺「温かい…/////」 ヘルマ「……//////」 俺「………///////」 先ほどまでは冷たかった手もヘルマのおかげで、温かくなりつつある 俺「ありがとう…ヘルマ…/////」 俺が温まった手をシーツ内で動かしたとき ヘルマ「んんっ!……//////」 俺「!?////」 ヘルマ……いや、女性の一番敏感な所に動かした手が当たってしまった 俺「ご、ごごごごめん、ヘルマ!!///////」 ヘルマ「……/////////」 明かりを消した室内だが、暗さに目が慣れたおかげで、ヘルマが顔を真っ赤にしているのがわかる 頭の中ではヘルマの敏感なところに当ててしまってすまないと思っているが、体の生理現象は意志だけでは制御できない 俺の"アレ"はどんどん膨脹していく 体を密着させているので、ヘルマも俺の生理現象に気づく 俺は恥ずかしさからか、思わずヘルマから顔をそらす ヘルマ「あ……//////」 俺「……////」 ヘルマの次の行動は予想することが出来なかった ヘルマの手は俺の"アレ"へと伸び、繊細な物を扱うかのように優しく触ってきた 俺「ヘ、ヘルマ!?…//////」 ヘルマ「お、俺さん…///// 無理しなくても…//////」 ヘルマは少し力強く握ってきた 窓から差し込む月明かりでヘルマが上目使いで俺をみつめるのがわかる 俺「で、でもな……/////」 ヘルマ「私は…/////大丈夫です…/////俺さんなら安心です…/////」 俺「…本当に…いいのか?…//////」 ヘルマ「……/////」コクッ ヘルマは無言でうなずく 俺「ヘルマ……//////」 ヘルマ「俺さん……//////」 チュッ お互いの唇を合わせる そして、ヘルマは俺の"アレ"を覆っているパンツを脱がしにかかった ヘルマ「こ、これが…男の人の…////////」 ヘルマは初めて見るモノに驚きを隠せない 俺もヘルマの服を脱がしにかかる ボタン一つ一つ外していく度に、鼓動は激しくなり興奮していく その間にもお互いの唇を求め合っている ヘルマ「俺さん……//// す、少し待っててください…///////」 俺「お、おう…/////」 俺は一旦、服を脱がすのを止めた そして、ヘルマは何やらモゾモゾとする ヘルマ「これなら…///// 気持ちいいと思います…//////」 俺「な、何を……うっ!!////////////」 ヘルマは"ズボン"を脱ぎ、その"ズボン"で俺の"アレ"を包み込んだのだ 先ほどまで履いていた"ズボン"なので、少し温かい それが俺の興奮をより一層高めてくる ヘルマ「う、動かしても…いいですか?…////////」 俺「いいよ…/////」 慣れない手つきで俺の棒をシゴく ヘルマの指が動くたびに俺の体は快感を覚える ヘルマ「……気持ちいですか?//////」 俺「凄く…気持ちいい…///////」 ヘルマ「良かったであります…////////」 気持ちよくさせる事が出来ていて安心したヘルマの手の動きは徐々に早くなっていく 自家発電で味わう快感などとは比べ物にもならないほど気持ちいい 体が火照っていくのがわかる 俺はシーツをベッドの隅へとどける ベッドの上には半裸状態の俺とヘルマだけである 時が経つに比例して射精感が高まってくる 俺「ヘルマ…//// そろそろ…/////」 ヘルマ「……//////」コクッ 俺「―――っ!!!」 俺の"アレ"を包み込んでいるヘルマの"ズボン"に精を放つ ヘルマ「お、男の人って…こんな感じなんですね…/////////」 俺「ご、ごめんな…汚しちゃって…」 ヘルマ「だ、大丈夫でありますよ!!私が好きでやったわけですし…/////////」 俺は少し慌てるヘルマにキスをした ヘルマ「んん……んちゅっ…」 そして、俺の手はヘルマの服の隙間から小振りの胸へと伸びた ヘルマ「んっ!!……」 ヘルマの体がビクンと跳ねる 俺「痛かったか!?」 ヘルマ「いえ……大丈夫であります…////// それより…ち、ちち小さくて…スミマセン…/////////」 ヘルマは小振りの胸を気にする素振を見せた 俺「お、俺は小さくても気にしないから!!むしろ、小さいほうが好きだから!!/////////」 ヘルマ「ほ、本当ですか?///////」 俺「本当だよ!!!////////」 ヘルマ「……/////」 俺「………//////」 俺は再びヘルマの胸を優しく触る そして、突起の部分を軽くつねる ヘルマ「んんっ!!…あんっ…」 ヘルマは官能的な表情を浮かべる 俺は触っていない方の手をヘルマの下の部分へと伸ばす ヘルマ「そ、そこは!!……////////」 ヘルマは思わず、開いていた足を閉じる 俺はヘルマの小さくて敏感な部分を人差し指でゆっくりと触った ヘルマ「あっ……お、俺さ…あんっ!……んんっ!!…」 ヘルマの体はビクンと反り跳ねる 俺の右手は胸を刺激し、左手で敏感な部分を触り続けた やがて、水っぽい音が部屋に響くようになってきた 俺は刺激を強くした ヘルマ「そ、そんなに…んん!…激しくしたら…あっ!…」 快感に浸っているヘルマの顔をみつめながら、さらに刺激を強くする ヘルマ「お、俺さん……んん!…わたし…もう…」 俺「いつでもいいよ」 ヘルマ「お、俺さん!…あんっ!!…あっ! ―――っ!!」 ヘルマの体はビクンビクンと激しく反り跳ねる ヘルマ「はぁはぁ……お…俺さん…/////」 俺「ヘルマ…/////」 チュッ 俺たちは力の続く限り、お互いの体を求め合った ― 早朝 ― チュン チュン 鳥の鳴き声が聞こえてくるすがすがしい朝 俺「……やりすぎた…」 ヘルマ「…やりすぎましたね…」 俺たちはお互いの体を求め合うのに夢中になり、いつのまにか朝を迎えてしまった
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MMH``F 注意! この作品には官能的な内容、特殊プレイ(BL)が含まれます。苦手なプレイがある方は反転してご確認ください。 18歳以下の方はご遠慮ください。 3作品目です。文章力は上がっているのでしょうか? 楽しんでいただけるとうれしいです。 今日は、雨だ。 最近はずっとこのような天気が続いている。 「はぁ、雨やまないかな……」 僕が何気なく窓の外を見ながら呟くと隣にリーフィアのグリアが近づいてきた。 「イムル!そんな暗い顔しないで!」 「そんなに暗い顔してたかな……?」 「してたよー」 「そうかな……なんでわかったの?」 僕が尋ねるとグリアは笑顔を向けて言った。 「だってずっとイムルのことみて……」 「ちょっと、お二人さん?目の前でイチャつかないでくれる?」 グリアの言葉を遮り、斜め後ろでソファに座っていたエーフィのソーレが少し棘を持った言葉を放った。 「別に、イチャついてなんかないよ。ねっ」 「え?ええと?なんで僕に振るの?」 「ふんっ。まあいいわよ。好きにしてれば」 ……ちなみに僕とソーレは未だに2言3言ほどしか会話をしていない。 実はあの――僕とグリアが交じ合った――後にソーレがご主人(メイロウ)を連れて落ちてしまった穴から助け出してくれた。 ソーレにお礼を言った後、何故ここがわかったのかと聞くと 「……ただエスパーの力を使っただけよ」 と言われただけで突き放されてしまった。 それからもあまり僕と話してくれない。 寂しいと思いつつもどう解決して良いのかわからず、今に至っている。 逆にグリアとは仲良くやっている。 もちろん一度交じ合った仲だし……もともと明るい性格なのでよく話してくれている。 でも、どうしてもグリアよりもソーレのことを意識してしまう。 こんなごちゃごちゃした気持ちは嫌だ。 一度だけご主人に相談したことがあった。もちろんソーレやグリアと交じ合ったことまでは言っていないけれど。 そしたらどこまでわかっているのかは知らないが 「そりゃ修羅場だな」 と言って哀れみと多少の嫉妬の念が混じった目を向けられたのは覚えている。 ここ最近はそんなことだけだ。 他に目立って何かがあるわけでもなかった。 そんなことを思っていたとき。 ――――コン、コン 「……ん?」 誰かがドアを叩く音がした。 こんな雨の日に、と思ったがいまはご主人が部屋に篭っていたので仕方なく僕が出ることにした。 「はぁい?」 僕は返事をしながらドアを開けた。 その瞬間―――― 「う、わあ!?」 いきなり青っぽい塊が僕の方へと倒れてきた。 「す、すみません……ありがとうですぅ」 そういって謝るのは、青っぽい塊――――シャワーズだ。 「大丈夫だよ」 僕はそう言ってシャワーズの前に温かい紅茶を出した。 「ありがとうございます」 シャワーズはその紅茶を受け取って可愛らしい笑顔を見せてくれた。 「それで……あんたは何なの?」 そう不機嫌そうにソーレが質問した。 「あ、まだ自己紹介がまだでしたね……ボクの名前はオウターっていいますぅ」 「そっか、僕の名前はイムルっていうんだ。よろしくね、オウター」 「私の名前はグリアよ!よろしくね!」 グリアはそう言うや否や、オウターの前足を握って上下に振り回した。 オウターは困った顔をする訳でもなく、されるがままになっていた。 「ちょっと、グリアやりすぎ。あ、あとそこにいるのは……」 僕はそう言いながらソーレの方へ顔を向けた。 ソーレは嫌そうに顔を歪めたが、無愛想に答えた。 「……ソーレ」 「……だそうです」 「それで?オウターは何でここに来たの?いきなり倒れたからびっくりしちゃったよ!」 「それは……」 オウターは少し悲しげな顔をした。 「あ、いや、嫌なことなら無理に話さなくっても大丈夫だよ?」 グリアが慌てて言ったが、オウターは首を横に振った。 「いいえ、大した事じゃないんです。ただ……」 オウターはもう一度だけ悲しげな顔をして、言った。 「つい最近、ボク、ご主人様に捨てられてしまったんです……」 「え……」 「そんな……」 「ボク、生まれた時からずっとご主人様に育てられてきて……捨てられるまではろくに外に出たことも無くって、一人で生きていく術なんて知らないんです……それで、歩き疲れて、お腹が空いて、もう駄目かなって時に……この家を見つけたんです。気付いたらドアを叩いていました」 オウターは自虐気味に微笑んだ。 そんな酷い話があるのか? 何も知らない外の世界に放り出されて、不安にならない筈がない。 「な……っ!?」 「!?」 僕は頭で考えるよりも先に、オウターのことを抱きしめていた。 目の端でソーレとグリアが驚愕の顔を浮かべているのが見えた。 ……また怒られるんだろうか。 そう思いながらも僕はオウターの顔をまっすぐ見て言った。 「それなら、ここで一緒に暮らせばいいよ!」 「はあぁ!?何言ってるの?まだ知り合って数十分の相手に!」 「そ、そうだよ!」 ソーレの言い分にグリアも賛成した。 「そんなのは、関係ないよ」 「でも、まだあの人間の許可も得ていないのに!」 「大丈夫だよ、ご主人なら」 「何の根拠があってそんなこと……」 ソーレがそこまで言った時、こちらへ向かう足音が聞こえた。 「どうしたー?何か騒がしいが……ってシャワーズ!?何で?」 「ご主人、理由は後で言うから。この子……オウターって言うんだけど、ここに一緒に住んでもいいよね?」 「理由は後なのかよ。まあいいけど……」 ご主人はそう言いつつ、オウターをじっと見た。 そしてその後にやっと笑った。 オウターは何を感じたのか、肩をビクッと振るわせた。 「いいんじゃないか?部屋は有り余っている訳だし」 「本当!?」 ご主人は笑いながら言った。 「ああ、部屋はまた適当に決めといてくれ。……それに」 ご主人は僕に向かって言った。 「新しい要素だしな」 「は?」 ご主人は意味不明な言葉を残して去って行った。 「何で」 「え?」 僕がソーレの声で振り向くと、ソーレが勢い良く叫んだ。 「あんたはいつもいつも、そうほいほいと他の女を!」 「な……誤解だって!」 僕は何とかリビングを出て行こうとするソーレを止めた。 「何よ!あんたなんか、また新しい女と……」 「あ、あのぅ……」 その時、オウターが気まずそうに口を挟んだ。 「何!?」 ソーレはもの凄く怖い顔でオウターの方へと振り返った。 ……ソーレさん、怖いです…… オウターはそんなソーレの顔に怯えながら、小さく言った。 「あの、誤解しているみたいなんですけど……ボク、こう見えても、雌じゃなくて雄ですよ……?」 「ふぅ……」 僕は安堵のため息をついて自分の部屋のベッドに座り込んだ。 オウターが衝撃の告白をした後、ソーレはなんとか機嫌を取り戻してくれた。 オウターは与えられた僕の部屋の斜め右にある部屋を見ていることだろう。 何故か少しの間でどっと疲れた気がする。 何であんなに可愛い顔をして雄なのかが僕には理解出来ない。 「雄にも色々いるんだなぁ」 僕がそう呟いた時、部屋のドアがノックされた。 「はい?」 「あ、えっとイムルさん……見てきました。その、いい部屋です……」 と、ドアの向こうからオウターの声が聞こえてきた。 な、何でドアをノックしたのに入ってこないんだろう? 「オウター、別に入ってきてもいいんだよ?」 僕がそう声を掛けると明らかに動揺した声が返ってきた。 「ふぇっ、や、そんな……だって、イムルさんの部屋ですよ!?」 「だ、だからどうした?」 「なんというか、恥ずかしくないですか?」 「は?」 何故部屋に入ることが恥ずかしいに結び付くのかが分からない。 一体どこまで恥ずかしがりなのだろう。 仕方がないので僕がドアを開けてあげた。 「ふわっ!?」 「ほら、いいから入りなよ、ね?」 「でもでも……」 「僕は何もしないからさ。大丈夫だって」 「え、あ……」 今、オウターがぼそっと何かを言った気がした。 「ん? 何か言った?」 「いえ!失礼します!」 オウターは顔を真っ赤にして、僕の部屋へと入っていった。 「ふぁ……あまり物を置いていないんですね……」 「ん?まあね……だって僕あんまりこの部屋にいないしね」 オウターは興味ありげに部屋を見回している。 そんなに見るものがある訳でもないのだけど。 「そういえば。オウター、なんか必用な物はない?」 「必用な物?」 「うん、だってこれからここに住むんだし。色々買い出しに行きたいと思ってるんだ」 日用品や家具などが無い訳ではなかった。 しかしソーレ、グリアと続けざまにやって来たのでもうオウターの分はほとんど無いに等しかったのだ。 新しいシーツに新しい食器とか。 確かもう食器が足りなくなってしまうはずだ。 「か、買いたいもの……」「何でもいいよ。言ってごらんよ」 僕がそう促すも、オウターは口をもごもごさせるだけだった。 「ほら、遠慮しないで!もう僕らは家族同然なんだからね」 「え……か、ぞく?」 オウターは驚いたように目を見開いた。 「そう、ね?」 僕はそう言ってオウターに笑いかけた。 続きを言わなくてもわかってくれたようだ。 「じ、じゃあ……あの……小さなクッションとか欲しいです」 「よし、決まり!明日、もし晴れたらご主人に言って町のデパートに連れていって貰おう」 「はい!」 オウターは僕の決定に対して満面の笑顔で答えてくれた。 翌日、昨日の豪雨が嘘のように綺麗に澄んだ空が広がっていた。 僕は早速オウターと二人でご主人のところにお願いしに行った。 「ねぇご主人、突然だけど隣町のデパートに連れていってくれないかな……?」 「隣町のデパート?何でまた?」 「日用品とか足りなくなってきたでしょ?だからデパートがいいんだけど」 ご主人はうーんと唸って考えていた。 これは駄目かな? そんなことを考えていると隣にいたオウターが少し動いた。 「あ、あの……駄目、ですか……?」 ……見事な上目遣いだ。 まぁ僕たちのほうが背は低い訳だから上目遣いになるのは仕方がないことだけど。 「うぁー……やられたわー」 ご主人が顔に手を当て……じゃなくて鼻を摘まんでいるので鼻血でも出そうなんだろう。 「俺、アッチの方に目覚めそう」 「ご主人、顔が気持ちわ……にやけてるよ」 「おい、今本音が出たぞ」 「えっ、や、気のせいだよ!」 「ケッいいもん、いいもん。イムルに気持ち悪がれてもこれっぽっちも痛くないから!」 あぁ、ご主人が拗ねてしまった。 「あ、あの……それで、連れていっていただけるのでしょうか……?」 オウターが心配そうにご主人の顔を覗きこんだ。 「ああ、勿論さ!」 ご主人は鼻血を垂らしながら清々しい笑顔で右手の親指を立てた。 「本当ですか!」 「おう!じゃあまずフライアーを頼まなくちゃな」 「フライアー?」 オウターは不思議そうに首を傾げた。 そうか、オウターはフライアーを知らないのか。 ご主人も気づいたのか、フライアーというものの説明を始めた。 「フライアーっていうのはな、電話で頼べばひこうタイプのポケモンが家の前まで来てくれて、色んなところにそらをとぶで連れていってくれるシステムのことを言うんだ。ひこうタイプを持っていない人にとっては凄く便利なんだ」 「へぇ……そんなシステムがあったんですか……」 「そ、結構手軽だし」 何故かご主人が得意気に行った後、電話のところへ行き電話をかけていた。 そこへ、ソーレとグリアがやって来た。 「どうしたの? どっか行くのー?」 「あぁ、うん。隣町のデパートに……」 僕がそう言うとグリアは頬を膨らませて言った。 「ずるいずるい!私も行く!」 「え、あっ……」 「まあ、イムルがどーしてもって言うなら行ってあげてもいいわよ」 「それは……」 「い、い、わ、よ?」 ソーレが言葉を区切り区切り言ってきた。 なんか怖いよー……。
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― ヘルマと俺の部屋 ― 俺(こ、今夜こそ! ヘルマと!!) 俺は心に誓っていた ヘルマ「俺さん、そろそろ寝ましょう」 俺「お、おう…」 二人一緒でベッドに寝るのも、そろそろ慣れてきた頃だ ヘルマ「お…俺さん…//// 寒いのでもう少し…//// くっついてください…////」 俺「……/////」 俺は無言で体を密着させる ヘルマ「………//////」 俺「………//////」 くっつくことでヘルマの小さい体が鮮明になる そして俺はヘルマの髪を優しく撫でる ヘルマ「お、俺さん…くすぐったいであります…///////」 俺「そ、そうか?//// ごめん…/////」 ヘルマ「………////////」 俺「………///////」 シーツの中でお互いの手をそっと絡ませ合う ヘルマ「俺さんの手、意外と冷たいです…//////」 俺「そうか?/////」 ヘルマ「はい…///// わ、私が…温めてあげます…/////////」 俺「お…お願いする…////」 俺は人の温もりというものが一番安心するものだと思う ヘルマ「どうですか?/////」 俺「温かい…/////」 ヘルマ「……//////」 俺「………///////」 先ほどまでは冷たかった手もヘルマのおかげで、温かくなりつつある 俺「ありがとう…ヘルマ…/////」 俺が温まった手をシーツ内で動かしたとき ヘルマ「んんっ!……//////」 俺「!?////」 ヘルマ……いや、女性の一番敏感な所に動かした手が当たってしまった 俺「ご、ごごごごめん、ヘルマ!!///////」 ヘルマ「……/////////」 明かりを消した室内だが、暗さに目が慣れたおかげで、ヘルマが顔を真っ赤にしているのがわかる 頭の中ではヘルマの敏感なところに当ててしまってすまないと思っているが、体の生理現象は意志だけでは制御できない 俺の"アレ"はどんどん膨脹していく 体を密着させているので、ヘルマも俺の生理現象に気づく 俺は恥ずかしさからか、思わずヘルマから顔をそらす ヘルマ「あ……//////」 俺「……////」 ヘルマの次の行動は予想することが出来なかった ヘルマの手は俺の"アレ"へと伸び、繊細な物を扱うかのように優しく触ってきた 俺「ヘ、ヘルマ!?…//////」 ヘルマ「お、俺さん…///// 無理しなくても…//////」 ヘルマは少し力強く握ってきた 窓から差し込む月明かりでヘルマが上目使いで俺をみつめるのがわかる 俺「で、でもな……/////」 ヘルマ「私は…/////大丈夫です…/////俺さんなら安心です…/////」 俺「…本当に…いいのか?…//////」 ヘルマ「……/////」コクッ ヘルマは無言でうなずく 俺「ヘルマ……//////」 ヘルマ「俺さん……//////」 チュッ お互いの唇を合わせる そして、ヘルマは俺の"アレ"を覆っているパンツを脱がしにかかった ヘルマ「こ、これが…男の人の…////////」 ヘルマは初めて見るモノに驚きを隠せない 俺もヘルマの服を脱がしにかかる ボタン一つ一つ外していく度に、鼓動は激しくなり興奮していく その間にもお互いの唇を求め合っている ヘルマ「俺さん……//// す、少し待っててください…///////」 俺「お、おう…/////」 俺は一旦、服を脱がすのを止めた そして、ヘルマは何やらモゾモゾとする ヘルマ「これなら…///// 気持ちいいと思います…//////」 俺「な、何を……うっ!!////////////」 ヘルマは"ズボン"を脱ぎ、その"ズボン"で俺の"アレ"を包み込んだのだ 先ほどまで履いていた"ズボン"なので、少し温かい それが俺の興奮をより一層高めてくる ヘルマ「う、動かしても…いいですか?…////////」 俺「いいよ…/////」 慣れない手つきで俺の棒をシゴく ヘルマの指が動くたびに俺の体は快感を覚える ヘルマ「……気持ちいですか?//////」 俺「凄く…気持ちいい…///////」 ヘルマ「良かったであります…////////」 気持ちよくさせる事が出来ていて安心したヘルマの手の動きは徐々に早くなっていく 自家発電で味わう快感などとは比べ物にもならないほど気持ちいい 体が火照っていくのがわかる 俺はシーツをベッドの隅へとどける ベッドの上には半裸状態の俺とヘルマだけである 時が経つに比例して射精感が高まってくる 俺「ヘルマ…//// そろそろ…/////」 ヘルマ「……//////」コクッ 俺「―――っ!!!」 俺の"アレ"を包み込んでいるヘルマの"ズボン"に精を放つ ヘルマ「お、男の人って…こんな感じなんですね…/////////」 俺「ご、ごめんな…汚しちゃって…」 ヘルマ「だ、大丈夫でありますよ!!私が好きでやったわけですし…/////////」 俺は少し慌てるヘルマにキスをした ヘルマ「んん……んちゅっ…」 そして、俺の手はヘルマの服の隙間から小振りの胸へと伸びた ヘルマ「んっ!!……」 ヘルマの体がビクンと跳ねる 俺「痛かったか!?」 ヘルマ「いえ……大丈夫であります…////// それより…ち、ちち小さくて…スミマセン…/////////」 ヘルマは小振りの胸を気にする素振を見せた 俺「お、俺は小さくても気にしないから!!むしろ、小さいほうが好きだから!!/////////」 ヘルマ「ほ、本当ですか?///////」 俺「本当だよ!!!////////」 ヘルマ「……/////」 俺「………//////」 俺は再びヘルマの胸を優しく触る そして、突起の部分を軽くつねる ヘルマ「んんっ!!…あんっ…」 ヘルマは官能的な表情を浮かべる 俺は触っていない方の手をヘルマの下の部分へと伸ばす ヘルマ「そ、そこは!!……////////」 ヘルマは思わず、開いていた足を閉じる 俺はヘルマの小さくて敏感な部分を人差し指でゆっくりと触った ヘルマ「あっ……お、俺さ…あんっ!……んんっ!!…」 ヘルマの体はビクンと反り跳ねる 俺の右手は胸を刺激し、左手で敏感な部分を触り続けた やがて、水っぽい音が部屋に響くようになってきた 俺は刺激を強くした ヘルマ「そ、そんなに…んん!…激しくしたら…あっ!…」 快感に浸っているヘルマの顔をみつめながら、さらに刺激を強くする ヘルマ「お、俺さん……んん!…わたし…もう…」 俺「いつでもいいよ」 ヘルマ「お、俺さん!…あんっ!!…あっ! ―――っ!!」 ヘルマの体はビクンビクンと激しく反り跳ねる ヘルマ「はぁはぁ……お…俺さん…/////」 俺「ヘルマ…/////」 チュッ 俺たちは力の続く限り、お互いの体を求め合った ― 早朝 ― チュン チュン 鳥の鳴き声が聞こえてくるすがすがしい朝 俺「……やりすぎた…」 ヘルマ「…やりすぎましたね…」 俺たちはお互いの体を求め合うのに夢中になり、いつのまにか朝を迎えてしまった
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孤独なある子のお話 短編に挑戦してみました。 うまく書けたかどうかはわかりません… どうか生暖かい目で読んでください。 今回は純恋愛ものです。 楽しんでいただけるとうれしいです! 私は孤独。 生まれた理由なんて、わからない。 人々はみんな私のことを嫌っている。 私の近くになんて誰も寄ってこない。 もちろんそれはポケモンも例外なく。 私に勝負を挑むトレーナーやポケモン達もいるけれども、大抵勝てる。 勝負の一瞬は楽しいけれど終わってしまったらただ悲しいだけ。むしろ勝負する前の何倍も悲しい。 今日も私は一人だ。 誰も居ない木の影で静かに、どこを見つめるのでもなく本当にただ、座っているだけだった。 多くの日をここで過ごした。 やる気もなくこの世界の空気を吸ったり、吐いたり。 私がボーッとしていると、視線の端に何かの影が見えた気がした。 いや、でもどうせ見間違いだろう。 私に近づいてくる人なんて、誰も―――― 「ああ、やっと見つけた」 「!?」 私は驚いて、声のした方へと視線を向けた。 近づいて来たのは1人の若い人間だった。 人間は恐れるでもなく私に近づいて来るのだ。……私を捕まえに来たのだろう。 私は勝負するために身構えた。 「おっと……僕は別に君を捕まえに来たわけじゃないから、そんな怖い顔して睨みつけなくってもいいよ」 顔は生まれつきよ、と言いそうになったがやめた。 私を捕まえに来たわけではない……? じゃあ何をしに来たのか、この男は。 「隣、いいかい?」 「……」 私は男の問いかけには答えない。 ますますわからない男だ。私の隣に座る?何を考えているんだ。 そんなことをを私に言ったのはきっとこの男が初めてであろう。 男は言葉通りに私の隣に座り、聞いてもいないことをぺらぺら話し始めた。 「いや、君を探すのにずいぶん時間が掛かってしまったよ。何せどこにいるのかわからないのだから。でもまさかこんな普通の場所に居るなんて。しかも真っ昼間に。……ん?何?その不審そうな顔。……あ、そうか。そういえばまだ自己紹介をしていなかったね。えっと、僕の名前は……」 「違う」 私は男の声を遮った。 名前なんてどうでもいい。 どうせすぐに居なくなるに決まっているんだから。 「木陰で休みたかったなら、どうぞ。……私が退くから」 くるっと向きを変えてこの場所を離れようとした。 こんな目的もわからない男となんて一緒にいられない。 いつ、私を捕まえようと攻撃してくるかもわからない。 「……驚いた。君、女の子だったのか」 ――――なんて失礼な奴だ。 「何、ですって……」 私が振り返り男へ向けて言うと、男は悪びれた様子もなく笑いながら言った。 「いや、見た目から、勝手に男だと思っていたよ。ごめんね」 ――――確かに、よく間違えられることは多い。 いやむしろ9割方の人は私の姿を見て男、と答えるだろう。 イメージの問題もあるかもしれない。 今まで沢山の人の散々言われてきたが……なんだかこの男に言われると腹が立つ。 「見た目で決め付けないでよ」 「ごめん……傷ついた……?」 「……」 傷つく? 確かに傷つくのだが――――もう慣れたはずだった。 「それは……そうでしょ。女が男に間違われるなんて……褒め言葉でも、なんでもないもの」 なぜか、強く言ってしまう。私はこんな風に言いたいわけではないのに。 「そうだよね……本当にごめん」 男は申し訳なさそうに言った。 「別に……」 それから2人とも黙ってしまった。 こうゆうふうな沈黙は嫌いだ。 どういう顔をしていればいいのかわからなくなる。 ……それより、どうしてこの男は私に近づいてきたのだろうか。 まさかただ単に雑談とか……そのような落ちはやめて頂きたい。 それにそんなはずはない。私と、雑談、だなんて…… ふと気がつくと男はじっとこちらを見ていた。 何?何が言いたいの。 私は我慢できずに口を開いた。 「「あのさ」」 綺麗に2人の言葉が重なった。 なんというか、恥ずかしい。 「あ……」 「お、お先にどうぞ」 彼が私に譲ったので私は彼に対しての疑問を尋ねることにした。 「あのさ……なんで私と話そうなんて思ったの?普通の人は私を避けているのに。おかしいわよ」 「おかしい……のかな。僕はただ、君と友達になりたいだけなんだけどなぁ」 「は!?」 思ってもみなかった単語が男の口から飛び出した。 なので思わず大きな声を出してしまった。 「君の話を聞いてから、どうしても友達になりたいと思ったんだ。そして……」 「ふざけないでっ」 「え?」 「私と友達になりたい?そんなの嘘よ。どうせ私を油断させて捕まえる気でしょう?騙されるものですか」 言ってしまった。 言ってはいけない。 こんな言葉を相手は言って欲しくない。 そんなことわかってる。 本当は私も誰かと友達になりたいと思っているはずなのに。 「今までに、何度かあったわ。友達になろうと笑顔で近づいてきては……私のことを騙す」 男がなんとも悲しそうな顔をした。 それでも私の口は止まらない。思ってもいない言葉が次々と溢れ出て行く。 「あんただってそうなのよ!友達になりたいなんて嘘に……」 「嘘じゃないさ」 男が静かに言った。 「嘘じゃないから。それを証明するために、僕は毎日ここに来てやってもいい。君が僕と友達になると言うまでずっとね」 何言ってるんだ。この男は。 友達になるまでずっとって……強引すぎるでしょ。 「……」 私はもう話す気も失せ、方向転換し、この場を離れた。 「明日もここに来るよ!絶対ね!」 男の叫ぶ声が私の後ろからずっと響いていた。 「……」 あれから3日後。 あの男はあれから本当に毎日ここに来ている。 別れ方があんなんだったので私はずっと陰で見ているだけだが。 1日目は青空が広がっていた。 とてもお昼寝日和だったのにあの男のせいで出来なかった。 2日目も晴天だった。 男はこの日も来た。 うざいと思いつつも、明日も来てくれるのだろうかとうきうきしている自分もいた。 今日は前日とは打って変わってどしゃ降りだった。 今日はさすがに来ないだろうと少し落ち込んでいた私を裏切り、彼はここに来た。 傘も差さずに、1人で。 なんてやつだ。 いくらなんでも無理がある。 馬鹿だ。ただの、馬鹿。 本当に私が友達になるまで続けるつもりなのだろうか。 そんなの、体が持たないだろう。あいつは普通の人間なのだから。 逆に、友達になれば止めてくれるのだっろうか。 ならいっそ、なってしまったほうがいいのではないか? そうすれば、彼はこんな風に体を張ることなんて終わりにするだろう。 それが、いい。 だから声をかけて―――― 「っ……」 それが、出来なかった。 翌日。 雨はすでに止んでいた。 私はいつものようにあの場所へ行く。 何故行くのか。 嫌ならば行かなければ良いのに。 最近はそんな自問自答ばかりしている。 いつも私の答えは見つからない。 彼はいつも通りの時間に来なかった。 やっと諦めたか。 私はほっとした。 それなのに、来なくて清々したのに、何故か泣きそうになった。 何で。 私は友達なんか作らない。いらない。 それでいいと自分で納得したじゃないか。 なのに、何で泣くんだよ。 ―――――友達になりたいと思ったんだ。 男の声が頭に響く。 そうか。 私はこの言葉を言われたとき うれしかったんだ そして、そう言ってくれて、ここ来てくれる彼が、好きなんだ そう気づいた瞬間、私の目からは大粒の涙が零れ落ちていた。 地面にぽたぽたと垂れていく。 彼に、伝えたい。 でも、もう気づくにが遅すぎた。 彼は来ない。 もう、ここには…… 「泣いているの?」 「―――――っ!?」 上を向くと、あの男がこちらを心配そうに見つめていた。 「な、な何で!?あなた、もう来ないんじゃ……」 「誰が来ないなんて言ったのさ。来る途中で綺麗な花を見つけたから」 「え、ええー……」 とんだ私の恥さらしじゃないか。 「あなた、花なんてっ……!?」 突然彼が私の頭に手をやった。 「何……?」 「うん、やっぱり似合うね」 私がそっと手を頭に伸ばすと、そこには一輪の花があった。 「似合うと思ったんだ。だからほら、こんなに……」 男の手には、沢山の花が握られていた。 白い、綺麗な花だった。 不意に、先ほど止まったはずの涙が出てきた。 「ど、どうしたんだい?」 「わ、私に……あくタイプの私に、白い花なんて似合わないよ……」 本当、私に花なんて。 「似合わないわけないじゃないか。こんなに、かわいいのに」 ……不意打ちだった。 私が、かわいい? そんなはずない。馬鹿じゃないの。 そう言おうと思ったけど口がそうは動かなかった。 「……本当?」 私の口からはそんな言葉が滑り出していた。 何言ってんだ私。さすがに恥ずかしいじゃないか。 自分の頬が赤く染まるのがわかった。 しかし、男の口からはもっと恥ずかしい言葉が出てきた。 「本当に決まってるよ。君には何でも似合うよ。なんたって……僕の好きな人だもの」 「え……?」 私はその言葉を聞いて固まった。 「そ、そんなの、嘘よね?」 「嘘じゃないよ。正真正銘、ほんとの気持ち。今度ははっきり言わせてくれ。君のことが好きだ。ポケモンだからなんて関係ないよ。だから、僕のそばにずっといてくれないかな……?」 そんなこと、いきなり言われても。 まだ出会って4日しか経ってないんだよ? でも……でも。 私の気持ちは決まっているじゃないか。 私がさっき見つけ出した答え。 それは、私が初めて経験した気持ち。 この気持ちを伝えるために、私は口を開いた。 「もちろん、です……」 「ほ、本当かい!?」 「え、ええ」 男は今までに無い位の笑顔を見せた。 私もその笑顔を見て微笑んだ。 「そ、そういえば自己紹介してなかったね……」 彼はハハッと笑った。 「そんなことすらしていなかったのに告白なんて、僕は馬鹿だなぁ……」 そう言って頭をかいた。 その後にしっかりとした顔をした。 「遅くなったけど。僕の名前はルーグ。君の事はなんて呼べばいいのかな?」 「私……私の事は、そのままでいいよ」 「そのまま……ということは種族名でいいの?」 「ええ」 「それじゃあ……そう呼ばせてもらうことにするね……」 そう笑って、彼は私の種族名を呼んだ。 「ダークライ、これからよろしく」 私はダークライ。 人に悪夢を見せさせるというポケモン。 でも本当は。 本当はただの女の子なんだよ……? 孤独な私の物語も、ここで終わり。 これからは2人で歩いていこう。 こんにちわ。MMH``Fです。 今回は孤独なダークライのお話を書かせていただきました。 ある日、フツーにポケモンで遊んでいる時にボックスの中のダークライをふと見て、この子がもし女の子ならどんな感じなのかなあ… と思い立ったのがこの話のルーツになります。 はじめからこの女の子がダークライだということをばらしてしまうとどうしても固定概念が抜けないかな、と思って最後の最後でばらしました。 いつこのポケモンの種族がわかるんだよ!と思った方々、すみません。 短編は初挑戦なので、どんな風にしめるかが一番の悩み所でした。 これから経験を積んでいきたいと思っています。 これからもどうぞよろしくお願いします。 何かあれば、どうぞ。 名前