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トレポ奥2 前のお話→トレポ奥 24 :名無しの心子知らず:2010/07/04(日) 12 48 32 ID RDV9ljuq 以前、トレッキングポールの泥未遂に遭遇した、登山を やってるものです。 今回は多分盗難だと思うが、心当たりが義母の友人なので 相談させて下さい。 以下フェイクあり。辻褄合わなかったらスマソ。 義母が友人3名と屋久島ツアーに行く計画を立てているらしい。 で、道具を揃えないといけないが、安い買い物じゃないし、専門知識のある 私にアドバイスして欲しいと頼まれた。 予算の事もあるから、店に行く前に私の家であれこれ説明した。 私の家にしたのは、カタログもたくさん持ってるし、現物見せて 話した方が分かりやすいと思ったので。 義母とはまぁ良好な関係だし、義母の友人達とも会った事があるし、 全然知らない人達じゃない。 これが昨日の事。 今日は雨だし、山道具の手入れをしようと思ったら、厳冬期用の ハードシェル(上着)が無い事に気が付いた。 ダンナの道具に混ざってないし、昨日この目で見た覚えがある。←今ココ 1人怪しい人がいるけど、決め付けられないので 義母に連絡して、だれか「間違って」持って帰ってないか昨日の メンバー全員に聞いて貰おうかと思っている。 一見レインウェアに見えるけど、屋久島なんかで着たら暑くて 蒸し風呂になるのに。 ちなみに、義母はハイキング程度ならやるので、レインウェアは 持っている。 他にやっておくべき事はあるかな。 25 :名無しの心子知らず:2010/07/04(日) 12 54 31 ID PMekIwMv 旦那に話を通しておく 値段を義母に伝えておく 27 :名無しの心子知らず:2010/07/04(日) 13 04 17 ID DXSJskYQ 厳冬期用なので、屋久島では役に立たないということも 義母からメンバーに知らせてもらうときに言ってもらったほうがいいかも。 29 :名無しの心子知らず:2010/07/04(日) 13 24 04 ID yBVwhUmC 盗人の紛れてるメンバーで予定通り屋久島に行くのかな。 36 :24:2010/07/04(日) 15 40 36 ID RDV9ljuq 義母に連絡した。ちなみに近距離別居(車で10分) 誰か「間違って」持って帰ってないか確認して欲しい。 なくなった上着は「厳冬期用」で合羽じゃないから、もし借りた つもりなら全く意味がない。 むしろ、暑くて着ていられないし、熱中症になったら大変。 この点を強く言っておいて欲しいと言った。 今の段階では、戻ってくれば大げさにするつもりはない。 相手次第だけど。 屋久島は雨が多くて有名なので、レインウェアはちゃんと いい物にした方がいい事を説明し ゴアテックスのお高いものから、各メーカーが出してる少しリーズブナルな 物まであるので予算と相談して下さいと言った。 リーズナブルと言っても、上下で1万円前後はするんだが。 その説明の時から1人反応が気になる人がいる。 「たかが合羽が3万もするの!!」とか(ゴアテックスならその位はする) 「でも、この安いのはデザインがダサいわねぇ」とか。 この人は義母宅に行ったらたまに逢う程度の人。 義母もあまり好きではないらしいが、押しの強さに負けてしまうそうだ。 このツアーも、元々はメンバーではないらしい。 この人が昨日の帰りに、実際に購入日を決めようと話をしてたら 「結構お金がかかるわねぇ。私は誰かに借りてすまそうかしら」 と言ってたらしい。 他の友人が「借りるアテがあるの?」と聞くと 「私は顔が広いから」と。 限りなく怪しいけど、証拠がないしな。 とりあえず、義母からの連絡待ち中。 38 :24:2010/07/04(日) 15 45 06 ID RDV9ljuq リーズブナル→リーズナブル バカすぐる自分 52 :24:2010/07/04(日) 17 37 04 ID RDV9ljuq 義母から電話があった。 途中経過になるけど。 4人は小学校から高校までの同級生 Aさん(義母宅のご近所) →昨日持ってたカバンの中を見たけど入ってなかった。 Bさん(義母の遠縁の親戚) →以下同文 2人とも「そういえばCが道具を借りるって言ってたけど・・・」 Cさん(怪しいと思ってる人、交流はあまり無かったが最近偶然出会ってから 義母宅に来るらしい) →電話に出ないので留守電に。 元々、AさんBさん義母が仲良し3人組。 AさんBさんとも、体を動かすのが好きで、フルじゃないけどマラソン大会に 出たりテニスのサークルに入っている位。 3人でどこかに旅行しようという話になって、テレビで見た屋久島にした。 たまたま、計画を練ってる時にCさんがやって来て、半ば強引に 参加したらしい。 最初に話を聞いた時に見せて貰ったプランでは、この3人なら 大丈夫だと思う。 Cさんは、どう見てもピザなんだよね。しかも身長150cmあるかないか。 170cm近い私の服を着ても、手が出ないと思うのだが。 Cさんの回答次第かな。 54 :名無しの心子知らず:2010/07/04(日) 18 10 13 ID 3aeGNw4v 52 それは……トメさんとAさんBさんはともかく、 Cさんは、完全に一緒にいったら足引っ張ると思うんだけど。 キジョ板で秋に屋久島へ行く予定の人が、質問してたけど、 体力もさることながら、細かい準備が必要 (靴を履き慣らすとか)らしいんだけど、そういう人じゃなさそうだなあ。 64 :24:2010/07/04(日) 18 47 33 ID RDV9ljuq Aさんから電話があった。Cさんが義母の所に凸したらしい。 ちょっと義母宅に行ってくる。 泥はやっぱり、Cさんだった。 74 :名無しの心子知らず:2010/07/04(日) 21 24 21 ID J6IjhPta いい機会ってのも変だけど、これを機にCOしたらいいよ。 このまま屋久島行ってもC以外誰も楽しめないと思う。 どうせ揉めるなら今おもいっきり揉めてスッキリ旅行に行って欲しい。 80 :24 ◆VUKlR3MyyU:2010/07/04(日) 23 32 49 ID RDV9ljuq さっき帰宅した。 まとめて来る前に鳥つけてみる。 ちゃんと出来てるかな? 86 :トレポ奥 ◆VUKlR3MyyU:2010/07/04(日) 23 52 14 ID RDV9ljuq /2 もうまとめに載っててびっくりした。ありがとう、編集してる人。 名前はそれを使わせて貰った。 私が駆けつけた時はCさんは既におらず、人がいい義母はショックのあまり 泣いて話ができないので、その場にいたしっかり者のAさんから聞いた話。 Aさんは、私の上着が無い件と、やっぱりCさんには屋久島は無理じゃないか と心配して義母宅に来ていたそう。 近所だし、元々行き来は多い。 そこへC(「さん」つけるのバカバカしくなってきた)登場。 私のハードシェルを投げつけまくし立てた。 以下 義母は嫁のしつけがなってない。 本来なら、姑の友人が困ってるなら自ら貸し出すべきだ。 仕方がないからこれを借りたけど、そんな紛らわしい物をおいておくな。 私を殺す気か。 そもそも、こんな金のかかる道楽を息子夫婦にさせているから、 義母はいつまで経っても孫の顔を拝めないんだ。 (孫はいる。ダンナの兄弟に。私達にいないのは言いたくないけど理由がある) 屋久島って最近よくテレビで見るから一緒に行ってあげようと思ったのに、 歩いてばっかりなんて何しに行くのよ。 あんたが夫を亡くしてかわいそうと思ったから(義父は数年前に他界) 仲良くしてあげたのに 私に恥をかかせたんだから、それなりのお詫びはするんでしょうね!! どうせダンナの保険金、がっぽり貰ってるんでしょ!! 88 :トレポ奥 ◆VUKlR3MyyU:2010/07/04(日) 23 54 38 ID RDV9ljuq 2/2 まとめてるだけで怒りで再噴火しそうだ。 義母は途中から泣いてしまい、Aさんが 「その前に私ちゃんの上着を勝手に持って行った事に対する詫びはないの? あなたのやった事は世間じゃ泥棒って言うのよ。 今回だけは見逃してあげるから、2度と私達の前に顔を見せないで。 なんなら警察呼んでもいいのよ。出るとこ出ましょうか?」って言ったら よっぽどまずい事があるのか、あっさり逃げて行ったらしい。 私の10分後にBさんも来てくれた。 2人の話を聞くとCは学生時代から素行が悪かったらしい。 最近、義母宅に来てるのが気になってたけど、歳をとって少しは落ち着いたか と思って様子をみていたらしい。 私が感情的になってしまいそうなので、とりあえずこれで。 抜けてる事があったら答えます。 89 :名無しの心子知らず:2010/07/04(日) 23 59 32 ID +YbYsng7 お疲れ様です。 上着も返ってきたし、もう関わらないで済みそうだから、 まぁ、良かったとしようよ。 後は義母のフォローだけど、大丈夫? 身近な人とか近所の人には話し広めといた方がいいと思うけどなぁ。 Cさんの知り合いとか家族の耳に入れとく事は出来るの? 釘を刺しといた方がいいよね。 90 :名無しの心子知らず:2010/07/05(月) 00 01 51 ID BkCYp5bI 88 乙乙 今後の方針を固めるためにもとりあえず一晩ゆっくり寝て落ち着いてな 義母さんもショックが大きいみたいだからどこか気晴らしにつれてってあげるといいよ 98 :名無しの心子知らず:2010/07/05(月) 00 18 01 ID /ftWlzB1 義母さん、屋久杉にパワーもらって元気になってくれるといいな。 Cみたいなロクでもない婆は、しばらくしたらケロッとして 何事もなかったかのように、 また接近してきそうだから気を付けた方がいいかもね。 103 :トレポ奥 ◆VUKlR3MyyU:2010/07/05(月) 00 30 24 ID xBEYlXA9 Cは同じ市町村内だけど、かなり離れた場所に住んでる。 義母と偶然逢ったのも、滅多に行かない店に行って逢ったらしいから。 Cのダンナは定年したらゴロゴロしてばっかりで、娘は孫連れて 出戻ってきたのは本人から聞いた。 実は、亡くなった義父の親が地元では名の通った会社の創設者。 跡は義父の兄が継いでるので、私達には別に関係ないのだが、 義母が結婚した時は周りから「玉の輿ね」と言われる事があったそう。 その辺も、義母が金持ちと思われたのかも。 Aさんがあれだけ言ってくれても、また凸されない様な対策は必要だよね。 持ち家だから引越しは簡単に出来ないけど、考えないと。 105 :名無しの心子知らず:2010/07/05(月) 00 34 56 ID 8fqj/sG+ トレポ奥さんを脅すつもりはないけど、Cのような奴は絶対懲りないよ。 一度目をつけたら最後、とことん美味しい思いをして当然だと思ってるから、 この先も接触しようとしてくる筈。 まして保険金ウマーだと思っているから尚更。 義母さんの心身のことを考えたら、マジで引越しを推奨したい。 114 :名無しの心子知らず:2010/07/05(月) 01 52 39 ID igCJYzLk Aさんが、「今回は大目に見る」と言ったところで、トレポ奥が許したわけじゃ ないから、24して問題ないんじゃない? 証人もいるし。 でも、なんか前科のひとつくらいありそう。 165 :トレポ奥 ◆VUKlR3MyyU:2010/07/05(月) 22 31 47 ID xBEYlXA9 トレポ奥です。 よく考えたらババばっかりだったよ。 前回ここにカキコしたんで、深く考えずに投下してしまった。 どこか他に行った方がいいかな? 別に大きな進展はないんだけど。 166 :名無しの心子知らず:2010/07/05(月) 22 35 19 ID Ru8br1vS いんでないの? ママも絡んでることだし 167 :トレポ奥 ◆VUKlR3MyyU:2010/07/05(月) 22 37 30 ID xBEYlXA9 ありが㌧。 今日は半日休んで、義母宅の防犯強化してもらおうと業者を呼んで 見積もりして貰った。 窓ガラスを割れにくいのに交換・小さな窓には格子をつける程度だけど。 ほとんどペアサッシなので、割りにくくなると思う。 我が家はすでにこの仕様。 監視カメラは検討中。気休めだけど、防犯ブザーを渡した。 幸いな事に駐在所も近所にあるので、そこに相談に行った。 今までの顛末と、Cが凸するならほぼ間違いなく車なので 車種・型式・色と特徴(どこに神社のステッカーとか)を説明。 これが義母宅に停まっていたら、必ず立ち寄って欲しいとお願いした。 なるべく義母の家の前を通ってくれるって。 Aさん家からも義母宅の駐車場が見えるので、車が来てたら すぐ連絡してくれる。 あと、屋久島行きは秋の予定。 それまでに靴を慣らしたり、雨の中で行動する練習をする為に、 この時期に道具を購入する話になっていた。 具代的に日程を決めてないし、あれこれ申し込んではない。 候補はだいぶ絞り込んでたけど。 まだ、それどころじゃないけど、行き先を含めて計画を練り直そうか ってAさん達は言ってた。 弁解するみたいだけど、Cの吐いたセリフの中に義母にとっては 耐え難い内容があった。 周りからみたら、義母のせいじゃないって思うけど 自分が義母の立場なら、絶対自分を責めてしまうと思う。 それもあって、Cには2度と義母に近づいて欲しくない。 あんまり追い詰めて逆ギレされても大変なので、近づいたら被害届を出す って警告にしておこうと思う。 AさんBさん曰く 「Cは相手がおとなしいのや優しいのを狙ってるから、 ちょっと強く出たらすぐ逃げる」って。 「私ちゃんなら大丈夫」とも言われた。嬉しいような嬉しくないような。 168 :名無しの心子知らず:2010/07/05(月) 23 02 48 ID q0+v8GxC 乙 *** その後スレ29 より *** 386 :トレポ奥 ◆VUKlR3MyyU:2010/07/11(日) 00 26 29 ID /9BFxC/P 泥ママスレのトレポ奥です。 被害届を出さない代わりに、義母に一切近づかないという内容で 念書を取ってきた。 携帯の番号も目の前で削除したよ。 義母の心配をしてくれた人ありがとう。 これで書き込む事はもうないと思う。 387 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 00 37 05 ID yN5uJwV5 386 乙でした。義母さんは落ち着かれたかな。 kwskしても大丈夫なようでしたらkwskしたい。 388 :トレポ奥 ◆VUKlR3MyyU:2010/07/11(日) 01 32 59 ID /9BFxC/P 387 義母はだいぶ元気になったよ、ありが㌧。 意外にあっさり終わってくれて良かった。 ここ的には盛り上がらないかもしれんが。 証人としてAさんとC宅に行って、C夫に経緯を説明。 Cは義母がいる時とはうって変わってダンマリだった。 C夫は赤くなったり青くなったりしてたけど、被害届を出すかどうかは 今後のC次第って言ったら 「おっしゃる通りにしますから、警察だけは」 って、ものすごく世間体を気にしてた。 それでCに早く念書を書け書けと急かしてた。 Cは不本意な顔をしてたけど、Aさんに睨まれ私が真顔でじっと見てたら 観念したようだ。 30分位で片付いた。 もう2度と近づいてくれるな。 義父が亡くなったのは事故で義母だけ助かった形なので、 Cの発言は地雷だったんだよ。 389 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 01 43 10 ID ZsVcttj1 あぁ、そりゃC、やっちまったなぁ…同情の余地無しだ つかそもそも盗人に情状酌量なんかないんだが トレポ奥、乙 *** その後スレ30 より *** 571 :トレポ奥 ◆VUKlR3MyyU:2010/10/10(日) 01 08 12 ID FwZUpCvd だいぶ前に相談させて貰った泥ママスレのトレポ奥です。 泥とは全く関係ない話ですが、Cのその後を知る機会があったので 報告させて下さい。 結構重たい内容です。 Cが事故に遭い、Cは入院、C娘とC孫はあの世へ。 事故の内容だが、車でほんの2~3分のSCに行く所で「すぐそこだから」と シートベルトを着用してなかったらしい。 しかも、C孫はチャイルドシートではなく、Cの膝の上。 それで軽VS大型ダンプ。しかも相手は下り坂と。 正直な気持ちを書くと、因果応報はあるんだな、と思った。孫は可哀想だが。 さすがに、沈んだ空気になった所で義母が 「お見舞いに行きたい」と言い出した。 思わず「はぁ??」って声が出た。 「義母さん、自分が何されたか覚えてないの?」 とか色々言ったりしたけど聞き入れない。 行こうと思えば1人でも行ける訳だし、ならガードを兼ねて 私が一緒に行く事にした。 572 :トレポ奥 ◆VUKlR3MyyU:2010/10/10(日) 01 08 55 ID FwZUpCvd 病室に入ったのが義母と確認するなり 「何よ!!私の事あざ笑いにでも来たの!!」とわめくC。 やっぱり火に油注ぐだけじゃん、と思った瞬間。 義母はCの所に駆け寄って、Cの両手をお祈りの様な感じで包み込み 「つらかったわね。 自分より先に家族に先立たれるつらさは私には良く分かるわ」 鳩が豆鉄砲くらった顔だったC→だんだん泣き顔に。 最後は「ごめんなさい。今まで本当にごめんなさい。 きっとバチがあたったんだわ。(号泣)」 しばらく2人でおいおい泣いていた。私はただただ呆然としていた。 病室を出る前に義母が 「私さんの事もあるから、私はこれでCさんとは逢わないわ。 娘さんとお孫さんの菩提をしっかり弔ってあげて」 と言ったら、私に 「今までごめんなさい。あなた達一家がうらやましかったの」って謝られた。 これを素直に受け入れきれない自分がいて、誰かの意見が聞いてみたい。 573 :名無しの心子知らず:2010/10/10(日) 01 17 42 ID AAZOHXbY 義母は義母の気持ちに従ってやっただけであって、 トレポ奥は別に受け入れなくてもいいと思うよ 574 :名無しの心子知らず:2010/10/10(日) 01 20 03 ID IZ7qJXTe 蟠りがあるのは当然だと思うし、受け入れる必要もないと思う。 それだけの暴言を吐いて色々やらかしてくれやがってる訳だし。 今後関わる必要もないのでは? 580 :名無しの心子知らず:2010/10/10(日) 01 28 51 ID EeSSUcN9 義母は義母の思惑があって そういう行動で自分の気持ちにケリつけたんだろうし トレポ奥はトレポ奥なりの考えやこだわりがあってしかるべきです なのでもうさっぱりかかわりが無くなったのだから 記憶から消し去ってもいい人物になったんですよ 許してやることもない、忘れちゃえ 586 :トレポ奥 ◆VUKlR3MyyU:2010/10/10(日) 02 01 40 ID FwZUpCvd 流石にザマァwとは思えなかったけど、自分が義母に言ったセリフが 自分自身に降りかかったなぁとは思った。 あれだけの事をしておいて、しかも全然関係ない孫の命を自分達の 過失で奪っておいて最後はなんだか涙無しではいられない、 感動の話みたいになってる所が消化しきれなくて。 元々周りから「仏様の様な人」って言われてるのは知ってるけど 義母の行動までも、偽善じみて思えてしまった自分がいて自己嫌悪。 580さんの 義母は義母の思惑があって そういう行動で自分の気持ちにケリつけたんだろうし これは義母が言わないだけで、そうなのかもしれないと思った。 592 :トレポ奥 ◆VUKlR3MyyU:2010/10/10(日) 07 52 19 ID FwZUpCvd ここで相談させてもらって、気持ちが楽になった。 今すぐ、きれいさっぱり忘れる事は難しいけど 終わった事として、気持ちの折り合いをつけていこうと思う。 みんなどうもありがとう。本当に感謝してます。 明日は山に登るぞ。 594 :名無しの心子知らず:2010/10/10(日) 08 21 22 ID hib2/u3/ 592 乙でした お義母さんはされたことを忘れてないよ 忘れられない程のことだったんだよ だから同じ事をして相手の記憶に憎悪として残るのを良しとせず、 表面上許したんだよ 山、気を付けて登ってね 次のお話→148
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まさかの延焼20%付与か・・・ネタ的な使い道はいずれありそうだなぁ - 名無しさん (2020-01-20 14 01 24) 流石に攻撃時やけど付与はくれないか… - 名無しさん (2020-02-10 15 03 38) Braveチェインすると80%か。単機で殴れるなら3ターン目以降240%常に掛かるんだが....現実は非常である - 名無しさん (2020-02-10 15 59 42) 延焼(3T)付与であって延焼付与状態(3T)ではないと思うぞ 書いてて何言ってんだって思うが - 名無しさん (2020-02-10 18 33 47) 横だけど、単騎で殴れるならって書いてあるから問題ないんじゃね? - 名無しさん (2020-02-10 18 52 11) これに宝具レベル5で6000、生ける炎3回で1000×3=3000、合わせて9000のやけどの240%で毎ターン21,600のスリップダメージ。 - 名無しさん (2020-03-24 19 54 30) ユピーを飛ばそうと試みたナックルの気分になるな - 名無しさん (2020-03-24 19 59 25)
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称号:五十音順 あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 その他 称号:あ行 あ い う え お あ アーツウィンガー アーツスナイパー アーツスラスター アーツスロアー アーツセイバー アーツパラディン アーツファイター アイアンメイデン 愛国姫 アイテマー アイテムアイドル アイテムオタク アイテム係 アイテムグレイシア アイテムクレイジー アイテムゲッター アイテムコレクター アイテムスナッチャー アイテムダンディー アイテムトップスター アイテムバキューム アイテムハンター アイテムビューティ アイテムフレグランス アイテムマニア アイドルマスター愛 アイドルマスター絵理 アイドルマスター涼 アクアサマナー 悪質な攻撃 悪じゃない秘密結社 アクセルフォース 悪の譜術使い? 悪を滅する者 憧れ騎士 憧れの海賊 アスベリズム アスベルとともだち アスベルに変装 アスベルのきもち アスベルのふり あたたかい 新しい希望 熱き血潮 当身の魂 当身の誇り 兄想い 姉想い あの日の少女 アビスオレンジ アビスグリーン アビスシルバー アビスピンク アビスブラック アビスブルー アビスレッド アホ神子 アルヴィン♥エリーゼ アルヴィン♥レイア アルヴィン♥ローエン 歩くコレクターズ アルクノア討伐者 アルケミスト アルタミラ暴走族 アロハ~オエ~♪ 暗黒寄りに魅入られし者 アンマルチア族の娘 安楽椅子探偵 い イヴィルナイト 意外にうっかり者 生き抜く者 いけてる軍人 憩いの配膳者 遺跡ダイバー 遺跡マニア 一途な想い 一閃闘姫 一閃の魂 一閃の誇り 一致団結 いっぱし海賊 一般傭兵 イツモノサンバイヤー 偽りの姫君 挑む青年 イマドキ高校生 いやがらせ好き う ヴァルキリー ウィークガード ヴィクトリアの教え子 ウィスパー ウィルインペリアル ウィンガー ウィンドサマナー ウィンドル国王 ウォーリア ウォーロック 受け継ぎし二代目 歌姫 内気な少年 現の存在 うつろな魂 海が好き 海のサル 裏切り者 うわばみ え 永遠の廉士 永遠の練習生 永久の廉士 英雄剣士 エージェント 絵描き娘 エクスプローラー エネミー研究者 エネミー市長 エネミー署長 エネミー秘書 選ばれし美女 エリーゼ♥レイア エリーゼ♥ローエン 原素(エレス)改造 エレス大紳士 エレスポッター エレスポッティスト エレスポタン 演技派剣士 怨鎖の魂 怨鎖の誓い 怨鎖の誇り 怨鎖の盟約 エンジェリックガール エンジニア 炎弾の魂 炎弾の誇り エンペラー お 王国の王子 王国の客員剣士 王国を取り戻す剣 王に楯突く者 王の計画を阻止する者 大いなる格闘術士 大きなお世話焼き 大御所傭兵 大空の覇者 臆病者 お騒がせな先輩 おさみしなみだ おじさん おしゃべり おしゃま オズウェルの子 おすましメイド お世話エンブレス 恐れる者 おつかれ風紀委員 弟想い お父さん お得意ゴッドスター お得意様 お得意様々 おとこ引率者 おとしごろ 大人な子供 大人な子供(?) 鬼貴族 鬼ごっこクイーン お姉さん おねえちゃんっこ お願い上手 斧っ娘 おひとよし お任せ討伐隊 オムライス国務長官 想いが重い? オレの名はマリク 俺は海賊 音速の魂 音速の誇り 女好きの神子 ▲ 称号:か行 か き く け こ か カースドガード 解呪の魂 解呪の誇り 解除の魂 解除の誇り 壊塵の魂 壊塵の誇り 下位精霊クラス 海賊王 海賊船長 街道を往く者 回復士 買い物ゴッド姉さん 買い物上手 買い物のカリスマ 廻雷の魂 廻雷の誇り カオスロード 瓦解の魂 瓦解の誇り 学園のマドンナ 隠し資産庫 学者 学習しない 格闘士 格闘術士 核熱の魂 核熱の誇り かくれんぼー将軍 駆け出しサブイベンター かけだし神子 駆け抜ける者 かけひき上手 活伸棍術ファイナリスト 活伸棍術プレイヤー 活伸棍術マスター カニタマー 神貴族 神に愛されし者 神を屠る者 仮面の天才剣士 寡黙な娘 寡黙なる遂行者 カラミティシェフ カリスマコック カルタコレクター 軽業師 カレー大好き 変わらぬ幼なじみ 変わらぬ想い 変わりゆく少女 環境大臣 岩槍の魂 岩槍の誇り 眼帯黒系スーツ ガンナー ガンバリスト ガンマスター き 記憶喪失の少女 ギガトレジャーマン 輝光剣士 騎士学校教官 騎士候補生 煇術貴族 輝線の魂 輝線の誇り 義賊の子分 稀代のマッド・サイエンティスト 気づかう女性 気付の魂 気付の誇り 気迫の魂 気迫の誇り 君とおそろい♥ キミはキミ キムラスカ王国王女 キムラスカ王女 久闊(きゅうかつ)の友 究極の料理家 吸精の魂 吸精の誇り 脅威治療術士 教師 凶刃の魂 凶刃の誇り 驚天の魂 驚天の誇り 恐嵐の魂 恐嵐の誇り 極光の魂 極光の誇り ギリギリ料理人? ギルガメス きれいなゆかた 切れ者 キングオブアリーナ キング・マスタリー く クイーン・マスタリー 空破の魂 空破の誇り クールコック クールレディ クォーター・コンボイスト 具現結晶アスベル 具現結晶シェリア 具現結晶ソフィ 具現結晶ヒューバート 具現結晶マリク 具現結晶リチャード 草薙の魂 草薙の誇り 崩し屋 くすねらー クッキンガー クッキングファイター 国のセレブ グミは嫌い グランドシェフ グランドチャンプ クリエイター クリティカラー クリティカリスト クリティカる王子 クリティカるお嬢 クリティカる将校 クリティカる紳士 クリティカる先輩 クリティカる達人 クリティカル免許皆伝 クリティカる麗人 魔界(クリフォト)の花 くるくるマジック グルメマスター 枢木(くるるぎ) スザク グレイセス グレート・コンボイスト 玄人スイーパー 愚弄の魂 愚弄の誇り 黒帯拳法使い 黒羽貴族 け 刑事系スーツ 下克上する者 決意の青年 決死の魂 決死の誇り 解毒の魂 解毒の誓い 解毒の誇り 解毒の盟約 幻影の魂 幻影の誇り 剣客 研究所の侵入者 剣豪 眩光の魂 眩光の誇り 剣士 賢者 剣神の冠 剣聖 現代風若者 見敵の魂 見敵の誇り こ 小悪魔 高位治療術士 紅一点 業檻の魂 業檻の誓い 業檻の誇り 業檻の盟約 公爵 公爵子息 光翔の魂 光翔の誇り 攻陣の魂 攻陣の誇り 紅月(こうづき)カレン 皇帝の親友 高等精霊術士 鋼破の魂 鋼破の誇り 強欲な現実主義者 紅四点 護衛剣士 ゴージャスお姉様 ゴージャスタイリスト ゴージャスデューク ゴージャスドレッサー ゴージャスバロン ゴージャスプリンス ゴールデンナイト 虎牙の魂 虎牙の誇り 黒衣の断罪者 極炎の魂 極炎の誇り 極上ナンパ師 孤高の旅人 こころの契約者 こころやさしき娘 ゴシックロリータ ゴッデス・マスタリー ゴッド・マスタリー 子供じゃないモン 子どものはっぴ 断る男 子妖の魂 子妖の誇り コレクター王子 コレクター国王 コレクター上級者 コレクター世界覇者 コレクター中級者 コレクター入門者 コレクター坊や コロシアムクィーン コロシアムプリンセス コンビネーション コンボアーティスト コンボエンペラー コンボカイザー コンボキング コンボクイーン コンボ上級者 コンボ初心者 コンボ達人 コンボハンター コンボファイター コンボプリンセス コンボマスター コンボ免許皆伝 コンボ有段者 ▲ 称号:さ行 さ し す せ そ さ ザ・アイアンシェフ 最強剣士 最強の鉱員 最凶の手癖屋 最強のドジっ娘 最強の12歳児 最強の14歳児? 最強傭兵 細剣貴族 細剣の心得 最高のパートナー 最後の導師守護役(フォンマスターガーディアン) 最後のロンダウ族長撃破 砕陣の魂 砕陣の誇り 再生の魂 再生の誇り 最年少少佐官 再臨スピリチュア 炸裂女の子 炸裂娘 沙雨の魂 沙雨の誇り 三散の魂 三散の誇り さすらう治療士 雑談コンプリーター 雑談好き 雑談フリーク 雑談マニア さながらギャンブラー サバイバー 寒くないやい! サモナー 三界の魂 三界の誇り 三粒の魂 三粒の誇り 残忍なやつ 斬風の魂 斬風の誇り 三紋の魂 三紋の誇り し シールガード ジェット少女 ジェノサイドプリティ シェフ シェリアとともだち シェリアに変装 シェリアのきもち シェリイズム 獅炎の魂 獅炎の誇り 磁界の魂 磁界の誇り 時期尚早 次期頭領 次期マスター候補 時空剣士 シグムント流兵法家 至高に満ちた料理王 至高武具人間国宝 自己制約 ジゴロ 資産家 獅子の魂 獅子の誇り 四陣の魂 四陣の誇り シスターボンド 四大の守護者 七五三 疾空の魂 疾空の誇り 漆玄の魂 漆玄の誇り 漆黒のうぶ毛 漆黒の片翼 漆黒のちょろ毛 漆黒の翼 漆黒の羽 執事系スーツ 疾風の英雄志願者 疾風の令嬢 師弟コンビ 紫電の魂 紫電の誇り 死ねない男 縛り上手 縛り屋 四紋の魂 四紋の誇り 射影の魂 射影の誇り 灼洞を制する者 弱肉強食 灼紅(しゃっこう)の魂 灼紅の誇り ジャッジメント しゃべると三枚目 ジャラエンジェル ジャラ剣士 ジャラ豪 ジャラ娘 邪を払う者 集気の魂 集気の誇り 獣砕の魂 獣砕の誇り 銃陣術士 囚人兵 集中回避ファイナリスト 集中回避プレイヤー 集中回避マスター 自由な彼女 獣破の魂 獣破の誇り ジュード♥アルヴィン ジュード♥エリーゼ ジュード♥ミラ ジュード♥レイア ジュード♥ローエン ジュエルハンター!? 淑女 祝福の魂 祝福の誇り 宿命の人 熟達陣術士 熟練格闘士 熟練治療士 手段を選ばない 守破の魂 守破の誇り 準騎士侯 瞬光貴族 瞬光剣士 瞬光少佐 瞬光紳士 上位精霊クラス 小学精霊術士 衝皇の魂 衝皇の誇り 浄化の魂 浄化の誇り 小義の将 上級陣術士 上級両剣士 衝撃の魂 衝撃の誇り 少佐 少佐パーフェクト 浄心の魂 焼塵の魂 浄心の誇り 焼塵の誇り 晶石の魂 晶石の誇り 昇爪の魂 昇爪の誇り 障断の魂 障断の誇り 小智の兵 召霊符術士 ジョギングランナー 食の達人 食物連鎖の頂点 女性響士 女流カルター 尻餅ダンディ 白帯拳法使い 白と黒を制する者 真紅の魂 真紅の誇り 新月の魂 新月の誇り 神弧の魂 神弧の誇り 神出鬼没の風来坊 信じる少女 親善大使 進駐軍総督 しんっじられないっ子 神道の魂 神道の誇り 真の料理人 神秘の開運ガール 人物博士 新米傭兵 仁麗の魂 仁麗の誇り す 水影の魂 水影の誇り 水散の魂 水散の誇り 水蛇の魂 水蛇の誇り 水中ダイバー 吸い付き魔 吸い付き名人 吸い付き屋 ずいぶんサブイベンター スイマー 数学嫌い! スキッター スキルエキスパート スキルビギナー スキルマスター すげえぶんどり屋 すけべ最低男 スケベ大魔王(すけべ大魔王) すこぶる剣士 スタイリスト ずっこけ娘 ストーンガード ストラタ怪人 スナイパー スパイ すばらしき人任せ スプリットセカンド すべてを壊す破壊の斧 スマートスタイル スラスター するどいシェリア スロアー スロウガード せ 正規軍人 正義の帝国騎士団隊長 聖光の魂 聖光の誇り 星散の魂 星散の誇り 清潤の魂 清潤の誇り 青春娘 聖槍の魂 聖槍の誇り 青年貴族 セイバー 精霊術ファイナリスト 精霊術プレイヤー 精霊術マスター 精霊の主 精霊ラタトスク 清廉の魂 清廉の誇り 世界再生の神子 世界樹の神子 世界のパスカル 世界唯一治療術士 セカンドステージ セクシー教師 セクシーヒロイン 刹牙の魂 刹牙の誇り 説教臭い 刹破の魂 説破の魂 刹破の誇り 説破の誇り セレブ坊ちゃま ゼロ 旋炎の魂 旋炎の誇り 全快の魂 全快の誇り 旋幻の魂 旋幻の誇り 穿光の魂 閃光の魂 穿光の誇り 閃光の誇り 宣告の魂 宣告の誇り 戦術エキスパート 戦術家 戦場に咲く花 戦神 潜身の魂 潜身の誇り 先生 師匠(せんせい)の妹 戦地の天使 戦闘奉行 先輩弟 旋律奉仕者 旋狼の魂 旋狼の誇り そ 双月の魂 双月の誓い 双月の誇り 双月の盟約 双剣の守護者 双幻の魂 双幻の誇り 双衝の魂 双衝の誇り 装飾品屋のお得意様 装飾品屋の顔馴染み 装飾品屋の上客 装飾品屋の常連 装飾品屋VIP 操刃煇術師 操刃術士 操刃闘士 葬刃の魂 双塵の魂 葬刃の誇り 双塵の誇り 想像を絶する少佐 蒼槍の魂 蒼槍の誇り 蒼弾の魂 蒼弾の誇り 双撞の魂 双撞の誇り 爽風の魂 爽風の誇り 双竜の魂 双竜の誇り 総料理長 ソーサラー ソードオブソード 蘇生の魂 蘇生の誇り 育ち飾り ソフィお嬢様 ソフィズム ソフィちゃん ソフィとともだち ソフィに変装 ソフィのふり ソフィ・ラント ▲ 称号:た行 た ち つ て と た 大海賊 大学精霊術士 大渦(たいか)の魂 大渦の誇り 太公望 大佐 大精霊クラス 大精霊を退けし者 大徳の帝 タイニーエンジェル 大富豪 鯛枚はたき ダイマジン…? 大料理長様 大礼の殿 タオラー 宝箱シンドローム 宝箱好き 宝箱好きすぎ 宝箱ちょー好き タクティカルリーダー ダブルメガネー 玉の輿希望の人形士 他力本願 タルブレイカー 誰よりもサブイベンター 探求する者 断空の魂 断空の誇り 短剣の心得 短剣の魂 短剣の誇り ダンディ(ダンディー) 断雷の魂 断雷の誇り ち チーグルガード 小さなお世話焼き チーフ・マスタリー チェインアクション チェインインフィニット チェインワンダラー 誓い多き剣士 誓いの友 誓いを信じる者 地上最強 地上最強生物貴族 チャージファイナリスト チャージプレイヤー チャージマスター チャイルデッシュ 茶帯拳法使い チャクラ 中学精霊術士 中等部のマスコット 厨房の小さな巨人 治癒の魂 治癒の誇り 超級陣術士 超絶駑級陣術士 超絶駑々級陣術士S 超駑級陣術士 長銃の心得 長銃の魂 長銃の誇り 調律ファイナリスト 調律プレイヤー 調律マスター 貯蓄家 猪突猛進 ちょろまかしゃー 治療士 治療術士 鎮魂の魂 鎮魂の誇り つ 月夜の魂 月夜の誓い 月夜の誇り 月夜の盟約 強き娘 ツンデレおじさん? て 手当の魂 手当の誇り ディスカバリスト ティポファイナリスト ティポプレイヤー ティポマスター デカイ男 手枷クラッシャー 鉄鎖の魂 鉄鎖の誇り 鉄壁の精霊術士 手練治療士 テトラスラッシュ テトラスラッシュ? デュアライザー デュアルスマッシャー デューク テラトレジャーマン デリケート 殿下を知る者 天啓を示す者 天幻の魂 天幻の誇り 天才軍師 天才少女 天才少年 天使の魂 天使の誇り 天上に反逆せし戦士 天に背きし男 天然メイデン と 凍雨の魂 凍雨の誇り 凍塊の魂 凍塊の誇り 闘技場に咲く花 闘技場の覇者 闘姫の魂 闘姫の誇り 凍気の魂 凍気の誇り 凍窟を制する者 道具屋のお得意様 道具屋の顔馴染み 道具屋の上客 道具屋の常連 道具屋VIP 導師の付き人 闘神 投刃煇術師 投刃剣士 投刃術士 投刃闘士 投刃の心得 投刃の魂 投刃の誇り 逃走する闘争者 どうにかなる士 凍壁の魂 凍壁の誇り トーカー 時の遭遇者 時の旅人 時の野望人 特性一本槍 特性皇子 特性皇女 特性エルダー 特性お姉さま 特性貴族人 特性貴婦人 特性教授 特性研究者 特性国王 特性少尉 特性少佐 特性少女 特性少将 特性女帝 特性紳士 特性ナイスミドル 特性ねえちゃん 特性冒険者 特性麗姫 特性令嬢 ドクトルマンボ ドジっ娘 特級ウェイトレス トップブリーダー 怒濤の魂 怒濤の誇り とぼけメガネ 戸惑う少女 共に歩みを 共にある命 ドラゴンバスター ドラゴンバスター? トレジェノサイダー トレジャーサーチャー トレジャーシーカー トレジャーハンター トレジャーブローカー トレジャーマン ドレッサー トロ ▲ 称号:な行 な に ぬ ね の な ナイススタイリスト ナイスデューク ナイスドレッサー ナイスバロン ナイスプリンス ナイスミドル ナイトキラー 中ほどお世話焼き 仲間想い 渚のマーメード 謎の暗殺者 謎の少女 謎の侵入者 謎のタッチ娘 謎の美剣士 名付け親 七転び八起き ナノ国家予算 なりきりシェリア なりきりソフィ なりきりパスカル なりきりヒューバート なりきりマリク なりきりリチャード 成り行きウェイトレス 馴れ合い 南国の蝶 ナンダーシェフ なんでも癒師 に におう伝 にくきゅうだんでぃ にくきゅうまにあ 弐律の魂 弐律の誇り ぬ ぬいぐるみ精霊術士 ね 願う少女 ネクロマンサー ねこ少女 ねこねここねこ 狙い鋭き魔術蜂 捻出投資家 の ノーブル&フォーマル ノーブルソルジャー ノーブルナイト ▲ 称号:は行 は ひ ふ へ ほ は バージョン6.1 バーストエンペラー バーストガンナー バーストサモナー バーストソーサラー バーストチャクラ バーストフェンサー バーストプリーステス ハードソルジャー パーフェクトヒーラー ハーフエルフ伝道師 ハーレム バーンガード ハイ・ウィンガー ハイ・エンペラー ハイ・ガンナー ハイ・サモナー ハイ・スナイパー ハイ・スラスター ハイ・スロアー ハイ・セイバー ハイ・ソーサラー ハイ・チャクラ ハイ・パラディン ハイ・ファイター ハイ・フェンサー ハイ・プリーステス バイヤー バインドクイーン 覇王を退けし者 破壊者 博士 バガボンド息子 白衣の天使 爆炎の魂 爆炎の誇り 博識 縛態の魂 縛態の誇り はぐれ剣士 爆裂娘 はじめての海 パスカリズム パスカルとともだち パスカルに変装 パスカルのきもち パスカルのふり パステルパスカル 八臥の魂 八臥の誇り 爆華の魂 爆華の誇り 薄幸少女 パッセージコマンダー はっちゃけ娘 抜刀剣豪 抜刀剣士 抜刀剣術士 抜刀剣聖 抜刀剣闘士 抜刀の心得 抜刀の魂 抜刀の誇り 初音ミク 初音ミクのお洋服 覇道の魂 覇道の誇り バトルアーティスト バトルヴァイスレイン バトル撫子 バトルヒューラー バトルファイター バトルプリンセス バトルマスター バナナパイシスト 花の名の少女 花の母 羽を生やす者 母想い 母の遺言を守る子 パラディン バラの魂 バラの誇り パラライガード 遥かなる格闘術士 パルマコスタ博士 バロン 反重の魂 反重の誇り ハンター 万雷の魂 万雷の誓い 万雷の誇り 万雷の盟約 ひ ピアノ姫 ビーチクィーン ヒーラー ヒーロージュニア 光の癒し手 光の加護士 光の双銃士 光の長杖士 光の使い手 光の投刃士 光の抜刀剣士 ピコ国家予算 美食食通 微精霊クラス ビタースウィート 必中の魂 必中の誇り 一人っ子 秘宝を手に入れし者 秘密主義 秘める女性 日焼けは嫌 百華の魂 百華の誇り ヒューバートに変装 ヒューバートのきもち ヒューバートのふり ヒューバートもだち ビュリホドレッサー 病弱な子 氷刃の魂 氷刃の誇り 氷閃の魂 氷閃の誇り 氷舞の魂 氷舞の誇り 氷霧の魂 氷霧の誇り 非礼の魂 非礼の誇り 敏感女性 ぴんはにゃー ふ ファイター ファブレ子爵 不安の少女 フウインを解きし者 風牙の魂 風牙の誇り 封神の魂 風神の魂 風刃の魂 封神の誇り 風神の誇り 風刃の誇り フェムト国家予算 フェンサー フェンデルの民 フェンドル師範 四象刃(フォーヴ)撃破者 四象刃のライバル フォーススマッシャー フォーマシスト フォミクリー発案者 譜歌の理解者 部下は数千人 武器屋のお得意様 武器屋の顔馴染み 武器屋の上客 武器屋の常連 武器屋VIP 武具ころがし 復讐者 武具職人 譜業隣人 普通なぶんどり屋 ふつうパスカル プッシュプルガール フライトフェンサー プライドブラザー ブラッドソルジャー ブラッドナイト プラネットランナー フリーズガード プリーステス フリーの傭兵 振り返ってみるとサブイベンター プリンス プリンセスガード ブレイ家(か)ー フレイムサマナー ブレードテイマー プロ精霊術士 プロトス1(ヘイス) プロフェッサー ふわふわファー 譜を読みし者 ぶんどりゃー 憤怒の魂 憤怒の誇り へ 平和を望む殿下 ベストパーカニスト ペタトレジャーマン ぺったんこ ベテラン傭兵 ヘブンガール ベルセルク ベルセルジェントル 変身エージェント ヘンダーシェフ ほ ボインちゃん ポイズンガード 法衣の魂 法衣の誇り 鳳凰の魂 鳳凰の誇り 防具屋のお得意様 防具屋の顔馴染み 防具屋の上客 防具屋の常連 防具屋VIP 暴剣の魂 暴剣の誇り 防陣の魂 防陣の誇り 暴星魔物対策本部少佐 暴走ストッパー 法の番人 封翼の魂 封翼の誇り 崩雷の魂 崩雷の誇り 崩龍の魂 崩龍の誇り 放浪娘 星屑の魂 星屑の誇り 微笑みし男 ほぼ国家予算 ▲ 称号:ま行 ま み む め も ま マインドコントローラー 魔王の魂 魔王の誇り 魔剣士 魔拳の魂 魔拳の誇り 馬子にも衣装 魔棍術士 マジックユーザー まじめな弟 魔杖術士 魔人貴族 魔刃奏者 魔神の魂 魔神の誇り マスターシェフ マスター符術士 マスタリーさま マスタリーさん マスタリーちゃ~ん ませてぃっく 魔爪拳士 街の有名人 マッドアンマルチア 祭りだワッショイ! 魔導器ハンター 魔刀剣士 マナを識る者 マブダチ 魔物王子 魔物好き 魔物討伐英雄 魔物討伐騎士 魔物討伐隊員 魔物討伐隊長 魔物討伐見習い 魔物の王 護り抜く者 守りの精霊術士 迷える青年 マラソンランナー マリキズム マリクとともだち マリクに変装 マリクのきもち マリクのふり マルクト貴族 マルクトの星 マルタだけの騎士 万世符術士 漫遊冒険娘 み 神子 巫子撃破者 巫女さん 神子の護り手 水辺の天使 見違えた幼なじみ 深月の魂 深月の誇り 見てみたガール 見通す人 緑帯拳法使い 見習い海賊 見習い剣士 見習い銃士 見習い陣術士 みならい調理師 見守る教官 見守る者 ミラ♥アルヴィン 未来を掴む者 ミラ♥エリーゼ ミラ♥レイア ミラ♥ローエン む 麦わらボウシ 無限の魂 無限の誇り 無効化の精霊術士 むさい 無双の斧っ娘 無双の猛者 無痛の魂 無痛の誇り 無敵のおやじ 紫帯拳法使い め 冥斬の魂 冥斬の誇り メイド 命令させろ 名軍師 名わき役 メガトレジャーマン 目覚めの始まり 目覚める者 愛でる人 メンタリスト も モテモテプリンセス 元・ヴァンガード 元教官 元付き人 燃ゆる武者 脆き盾 モンコレレディ モンスターサーチャー モンスタードクター モンスターバチェラー モンスターマスター モンスターライカー ▲ 称号:や行 や ゆ よ や 焼き鳥どん やさしい理想論者 やっぱり元教官 闇を打ち払う者 槍の防人 ゆ 幽玄の魂 幽玄の誇り 勇者両剣士 優柔不断 優等生 ユグドラマスター ユグドラマニア 夢いっぱいの魂 夢いっぱいの誇り 夢追い人 夢教官 夢の王子さま 夢見る黒き旅人 揺るぎなき信念で挑む者 揺るぎなき信念を貫く者 よ 用意周到 要塞攻略者 妖精の魂 妖精の誇り 鷹爪の魂 鷹爪の誇り 傭兵 夜鷹の魂 夜鷹の誇り ヨボヨボおやじ ▲ 称号:ら行 ら り る れ ろ ら 雷牙の魂 雷牙の誇り ライクアアスベル ライクアシェリア ライクアソフィ ライクアパスカル ライクアヒューバート ライクアリチャード 雷斬の魂 雷斬の誇り 雷針の魂 雷神の魂 雷針の誇り 雷神の誇り ライフセイバー ラウドナー 落鳳の魂 落鳳の誇り 落雷の魂 落雷の誇り ラジオ ラストサムライ 螺旋の魂 螺旋の誇り ラタトスクの騎士 ラタトスクモード ラビリンスガール ララのお友達 ラント大好き ラントの名を持つ者 ラントの領主 ランバルディアの子 り リーゼ・マクシアの秘に触れし者 リーゼ・マクシアを行く者 リーゼ・マクシアを知る者 理解ある幼なじみ 理想に燃えた若者 リゾートキング リチャーディズム リチャード軍捕虜 リチャードのきもち リチャードのふり リトルデビっ子 リトルビッグシェフ 竜剣の魂 竜剣の誇り 竜斬の魂 竜斬の誇り 流星の魂 流星の誇り 流星ライダー 流派継承候補 流派継承者 流派師範 流派伝承者 流派の家系 両剣将校 両剣の心得 両剣の魂 両剣の誇り 領主の次男 領主の長男 リョウテデニバイヤー 料理研究家 料理屋のお得意様 料理屋の顔馴染み 料理屋の上客 料理屋の常連 料理屋VIP 共鳴術技(リンクアーツ)士 共鳴術技師範 共鳴術技師範代 共鳴術技宗家 共鳴術技総代 輪廻の魂 輪廻の誇り る れ レアモンスター教授 レアモンスター撃墜王 レアモンスター専門家 レアモンスター遭遇者 レアモンスター討伐者 霊貴の魂 霊貴の誇り 歴戦両剣士 レザレノ会長 レストア上手 レストア使い レストアマスター 裂壊の魂 裂壊の誇り 裂駆の魂 裂駆の誇り 裂空の魂 裂空の誇り 烈孔の魂 烈孔の誇り 裂震の魂 裂震の誇り レプリカドール 錬気の魂 錬気の誇り 連鎖の魂 連鎖の誇り レンタルビューティー ろ 廊下は静かに ローエン♥レイア ロードランナー ローレライの剣士 六神将 六門符術士 ロマンチェイサー 論理ー娘 ▲ 称号:わ行 わ ん わ ワイルドガール ワイルドセイバー ワイルドプリンセス ワイルドレディ 若き日の思い出 ワンダーシェフ わんぱく坊主 ん ▲ 称号:その他 英字 数字 記号他 英字 C.C. I.T.E 数字 4000年の想い 記号他 .hack//ハセヲ ▲
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『珠玉の乙女達』 何が起こった?。 気付いた時、一面真っ白な世界にいた。 そこにはいくつかの光る珠が浮いていて、大きさはピンポン玉くらいのから拳大程まで、 色・質感は様々で、ただフヨフヨと漂ってたりビュンビュン飛び回ってるのもある。 OK、まずは落ち着いて状況整理だ。こんな事態に慣れちまってる自分がいい加減嫌になる。 Step1:記憶を遡ってみる。俺の記憶が確かなら、昨日は毎週恒例の土曜日の不思議探索を雨天決行し、 さすがに晴れの日に較べると多少は活動量が少なかったとはいえ、十二分に疲れた体を癒す為に家のベッドで眠りについたはずだ。 Step2:ここがどこであるかを推理してみる。明らかにハルヒの閉鎖空間ではない。なんと言っても明るさが違いすぎる。 ではTFEIが展開した情報制御空間か?いや違う。思い出したくもないが、朝倉に閉じ込められた時はこんなふうじゃなかった。 かといって佐々木の閉鎖空間でもない。色調は申し分ないが、建物らしき物が一切見当たらないからな。 ということは… 結論、これは夢である。ていうかそれ以外であって欲しくない。だから、 「キョン、何なんだろうね、この珠は」 すぐ隣に佐々木が居ても取り乱すほど慌てる必要は無いのだ。 「失礼な言い方は止めてくれたまえ。モノローグのつもりかも知れないが、最初から全部筒抜けだったよ」 げ、マジか。迂闊な事は考えないようにせねばならんな。夢の世界のデタラメここに極まれり、ってとこか。 「そのようだ。では先程の僕の疑問なんだが、この……きゃっ!?」 佐々木が可愛らしい悲鳴をあげて尻餅をついた。佐々木の目の前を急にオレンジ色の珠が横切ったからだ。 「うう、失態だ。こんな姿を見られるなんて」 「はは、そんなに恨めしそうに睨んでやるな、そいつは橘だ。GJ橘、おかげで珍しいものが見れたぜ。ほら掴まれ、よっと」 手を貸して佐々木を立たせてやる。 「ありがとう。しかし橘というとミカン科ミカン属の常緑小高木……じゃないよね」 「ああ、お前もよーく知ってるあの橘京子だ。随分懐かれてるな、さっきからずっとお前の近くばっか飛んで離れないぞ」 「女性に纏わり付かれて喜ぶ趣味は無いよ。僕はヘテロ、異性愛者だ。 その上あろう事かキョンの目の前で醜態を晒させるなんて。全く、迷惑千万だ。 にしてもこのオレンジの珠が橘さんだとすると、他の珠も……」 「ああ、みんな人だ。それも女ばかりみたいだな、お前も会ったことのある奴が多いぞ。例えばあれは……」 俺はビュンビュン飛び回る100wの白熱電球のように輝く珠を指差した。 「涼宮さん、だろう?珠が人を表していると理解した今なら、僕でもある程度分かるよ。それにしても涼宮さんが白熱電球とはね」 佐々木がくっくっと独特な笑いを漏らす。 「ハルヒが白熱球だとなんかあるのか?」 「いや、白熱電球の輝きって消費電力の5%程度しか利用されてないだろ? 残りのほとんどが赤外線として放出されているから環境負荷が大きいと言うか……」 「なるほど、要するに無駄が多いと言いたい訳だ。確かにその通り、良くも悪くも周りへの影響が大きい奴だよ」 ん?どうした佐々木、子供のささやかな悪戯を見付けたような顔をして。 キョン、キミは大変な事を言ってしまったと気付いてないようだね。 「聞かなかった事にしてあげるよ、涼宮さんの耳にでも入ったらキミが酷い目に遭わされそうだ」 「う……、確かにその通りだった、心遣い感謝するぜ。とにかくあいつは悪い影響の方が大きいのと、 被害を受けるのが俺か朝比奈さんである確率が極めて高いのさえどうにかしてくれれば良いのだが」 「それは僕でなく涼宮さんに直接言うべき言葉だね。でもそんな事言ったらますますキミの被害が増えるだけかな」 「全くもってその通りだ。俺の苦労を分かってくれるとはさすが親友だな」 親友か……。まあキミならそう言うだろうとは分かっていたけどね。 「では次の珠に行ってみようか。あっちの白い珠は誰だい?なんとなく予想はつくが」 「あれは長門だな。ハルヒと違って実に熱効率良さそうなのが長門らしいっちゃらしいよな。予想は当たってたか?」 「まあね。長門さんは無駄の無い、例えるならLED、発光ダイオードの如き熱を感じない光り方だね。でもやや硬質な印象を受ける」 「硬質ねえ。それでも最初の頃に較べたら大分柔らかい感じになってると思うぞ。 そうだな、九曜と較べると違いがよく分かる。色こそ違うが長門も最初はあんな感じだったはずだ」 「九曜さんも居るのかい?彼女ならきっと物理的には実在しない『黒い輝き』を体現してくれるはずと思って捜したのだけれど、 それらしい珠が無いのでこの場に居ないものと思ってたよ。僕の人物鑑定眼もまだまだというわけか、精進の余地ありだね」 「いやいや大したものだぞ、お前の言う通りブラックホールもかくやって程の輝きだ。 ただ居た場所が場所だけにお前から見えなかっただけだ。どれ、ちょっと後を向いてくれ」 「?この動作に一体何の意味が――」 向こうを向いた佐々木の後頭部に手を伸ばし、引っ付いてる奴の頭を両手でしっかり掴む。 見た目は完全に球なのに、頭を掴んでるって解るのは何でだろうな。まあ夢だからどうでもいいか。 「ほら、捕まえた。ちょうど頭の後ろに居て、ご丁寧にお前が動く度にきっちり付いて回ってたからな、気付かなくても当然だ」 「まったく、いつも存在感を消してるからってこんな時まで隠れてなくてもいいのに。おや、これは……」 黒という色は全ての色を反射、或は放出をしない色、だから現実には『黒い光』なんてものは存在しない。 だのにこの輝きたるや見事という他は無いな。やはりここは夢の世界なんだろうか? 「佐々木よ、浸ってる処悪いが、硬質な感じは掴めたか?」 「え?あ……うん、確かに長門さんより随分硬そうな印象だ。他者との関わりを自ら極端に制限しているように見受けられる。 長門さんはどうやったんだい?キミから見て九曜さんも段々と柔らかくなれるだろうか?」 「本人の意思と周りの対応、だろうな。正体を知ってなお人として扱い、接する事によって自我の成長を促す。 なんて偉そうな言い方したが、何も特別な事は必要無い。要は普通に接するってことだ。 そうすりゃきっと徐々にではあるが俺達と同じ人間に近づいていくだろうさ」 佐々木は俺の言葉を噛み締め、心の中まで筒抜けなこの世界でも聞こえない程、静かに深く考えながらうんうん頷いた。 佐々木なりの九曜をもっと人間的にしていく算段をしているに違いない。 「さて、珠の解説の続きといくか。まだ硬い九曜の次だ、対称的なあの人がいいだろうな。 ほら、あちらでふるふる震えながらピンク色の光を放ってらっしゃるのが朝比奈さんだ。 この方ほど硬質と縁遠い人はいないな。だが柔らかいからといって決して弱いわけではないぞ。 確かにちょっと強く押しただけでも変形してしまうかもしれんが、 すぐにでも跳ね返して元に戻る弾力のある芯の強い方だと、俺は思う」 なんせ、成長していつかあの底の見えない強かさを備えた大人版朝比奈さんになる人だしな。 「朝比奈さんというと、春休み末日、例の公園で僕等とSOS団が初めて会した時に、 固まってしまったキミにハンカチを渡して場を和ませてくれたあの女性だよね? なるほど、確かに『ふわふわ』とか『ほわほわ』といった擬態語による表現が似合う人だ。 まるで小動物のような可愛らしさで、ずっと眺めていたくなるよ」 そうだろうそうだろう。 なんせあの方はSOS団の活動によって日々精神を削られてゆく俺を憐れんで、 天が遣わして下さった癒しの天使、いやいや天使どころか女神様だからな。 朝比奈さんの手に掛かればただの水も甘露に変わり、煎れてくださるお茶は俺専用のエリクサーだ。 俺が毎日毎日飽きもせず部室に通う理由の6割は、 あのエリクサーを頂くためと言っても過言だとは必ずしも言い切れないのではないだろうか。 おお、なんか凄いぞ俺、朝比奈さんの事になるとこんなに美辞麗句が浮かんで来るなんて。 いやいや待て待て待て。美辞麗句という言葉はイマイチなものを無理矢理褒めちぎる時に使う言葉であって、 事実素晴らしい朝比奈さんに対して用いるのは不適当だ。訂正するべきだろう。 では改めて凄いぞ俺、朝比奈さんを想い浮かべるだけで讃える言葉がいくらでも湧き出し……て。 ハイ。解りました。次行きます。行きますってば。だから、心の中で 『キミって奴は』 をさっきから141回も繰り返すの止めてください佐々木さん。 「解ればよろしい」 さいですか。 「えーと、朝比奈さんの次……と。朝比奈さんの隣の鮮やかな緑色の珠、これは鶴屋さんだな」 「美人かい?」 いきなりそこ聞きますか佐々木さん。口元はにこやかですが目が笑っていませんよ? 「あ、ああ美人だ。今まで挙がった並み居る女性達にも負けず劣らずな」 「ふーん、そうなのか。ふーん」 怖いので視線を合わさないように説明を続ける。 「この人は朝比奈さんのクラスメイトにして大親友。 んで、俺の知る限り唯一ハルヒを引き摺り回せるバイタリティを持つお人だ」 「あの涼宮さんをかい?凄いな、尊敬に値するよ。 初夏の陽射しをいっぱいにうけて輝く、若葉のごとき緑色の面目躍如といったところだね」 正直、涼宮さんの行動力には嫉妬しないでもない。かつて決断出来なかった私にとっては見習うべき美点だ。 でも、その涼宮さんをすら振り回すなんて。 「もしかして、この人も何か特殊な属性持ちだったりするのかな?」 ようやく少しは機嫌が直ってきたか? 「うーん、どう言うべきだろうな。 確かに凄い金持ちのお嬢様ではあるが、お前が想定しているであろう属性とは違うよな。 色々と謎の多い人ではあるが、どっちかってーと俺と同じで一般人のカテゴリに分類されると思うぞ」 「一般の人なのに……。一度会って涼宮さんに対抗出来るよう師事をお願いしたいね」 「頼むから止めてくれ。お前までハルヒのようになったら流石に俺の神経が擦り切れちまう」 「そうかい?じゃあ仕方ない、その時は僕が世話してあげるよ、最期を看取るまでね。 だからキミは安心して廃人になるまで付き合いたまえ」 九割はまあ冗談だけど、一割は本気だよ? 「物騒な事を言うなっての。ほら次いくぞ、説明してほしい珠の指定をしてくれ」 ちょっと残念。 「次だね。じゃあ、同じ緑でもさっきの鶴屋さんとはまた違った輝きの、グラデーション掛かった緑色のこの珠は誰だい? 心当たりが無いから多分僕の知らない人だとは思うが」 「残念だが外れだ。少なくとも一度は会ってるぜ?その人は喜緑江美里さんだ。 俺とお前の団が初めて全員顔を合わせた例の会合の時、九曜に腕を掴まれた人って言えば解るか?」 「成る程、あの人か。それは盲点だったよ。言われてみれば髪の色そのまんまの色だったね。 しかしなかなか見事なグラデーションだ、表面こそ黄緑色だが中に行くに従い段々色が濃くなって、中心部は…」 「ストップだ、佐々木!!」 「?どうしたんだいキョン、そんなに慌てて」 「それ以上言うと、喜緑さんの喜の字が別の『き』になって色々とマズい事になりそうな気がする。 何故かはわからんが猛烈にそんな予感がする。だからその先を言うのは勘弁してくれ、君子危うきに近寄らずだ」 「そ、そうかい?なら止めておこう、かな……」 「ふぅ、」 一安心。と言いかけて、佐々木の目の先を見て青ざめる。 「では、気を取り直して次にいこうか。この青く気高く輝く珠はどちら様かな。 これも心当たりは無いのだが、それともまた僕が忘れているだけかな?」 ……キョン?返事が無い。 「キョン、何してるんだい?」 見れば、キョンは耳を両手で塞いでうずくまっていた。所謂雷を怖がる子供みたいな格好だ。 「そいつは俺の思い出したくない記憶ランキングでワン・ツーフィニッシュ決めてる奴だ、 だからそいつについては何一つ答えるつもりは無い。って、何で耳塞いでるのに聞こえるんだ!?」 「心の声も聞こえる世界だ、耳塞ぐなんて無意味なのだろう。諦めて白状したまえ」 「断るっ!」 「キミも強情だね、仕方ない」 佐々木はそう呟くと、俺にずっと纏わり付いていた二人をひょいと『摘んだ』。 おや?いきなり目が据わってますねどうしたのです佐々木さん。 「こちらのまるで小涼宮さんの如き輝きで、キミの周りを跳ね回っていた小さな珠はキミの妹さんだね。 となると、妹さんに振り回されるように付いて回ってたこの清楚そうに光る青白い小珠が吉村美代子、通称ミヨキチさんだ。 あの青い珠の輝きは、ミヨキチさんの清楚さの発展形にも見える。という事は、もしやミヨキチさんのお姉さん? 美しさはここにある珠の中でも随一だと思ったが、この娘のお姉さんなら納得だ。 お姉さんと知らずに関係を持ってしまい、たまたまミヨキチさんを送っていったら鉢合わせして修羅場になったとか!? それともまさか母君なのか?そうか?そうなのかキョン!」 「全然違う!つかその前に、お前にはその二人が珠に見えるてるのか? 両手に一人ずつ小学生ぶらさげて、ぶんぶん振ってる女子高生の画ってのはなかなかシュールではあるが、 実の妹がぶらんぶらん揺られてるのは余り心臓に良い光景ではないぞ?」 「え……!?」 佐々木は放心して目を見開き、二人を放した。開放された二人は何事も無かったようにまたはしゃぎはじめたが、 佐々木はこちらに背を向けてなにやらぶつぶつ呟き始めた。 キョンにはあの二人は珠に見えてない? 「おーい、佐々木」 この世界では、キョンは私だけを人として認識していると優越感を抱いてたけど、違うのか? 返事が無い。ただの屍のようだ。 とすると珠と認識される条件は……まさか女性として意識しているかどうか!? じゃなくて! キョンがロリコンでなかったのは喜ばしいが、キョンは、キョンは私を女性として意識してくれていないのか!!? 「この世界では心の中まで筒抜けだって教えてくれたのは、 どうやら素の一人称が『私』と判明した貴女じゃございませんでしたっけ?」 お、耳が真っ赤になった。と心中で呟いた側からどんどん首筋まで染まってゆく。今日は珍しい光景をよく見る日だな。 「ああそうさ、その通りさ!だからさっきの僕の疑問はキミにも聞こえていたはずだよね? どうだねキョン、キミから見て僕は!私は!!女性として意識する価値も無いほど魅力が無いのかい!?」 佐々木は漸く振り向くと、半ば自棄になりながらも凄い剣幕でまくし立てた。 やれやれ、誤魔化しは通用しそうにないな。 「そんな事は無い。断じて無い。努めて女性として意識しないようにしてるんだ。 どうせこれは夢だ。夢だから本音を言わせて貰うとだな、 お前は中学の頃、『恋愛は精神病の一種』とか『全ての人に同性に見られたい』とか言ってろ? 俺はそれを、踏み込ませるつもりは無いって意志表示だと理解した。だから自制してた。 一年振り位に再会した時も、お前は自分から俺の親友と名乗った。だから今も自制してる。 一年経って、女性らしさが増してるのにも気付かない振りをしながらな」 「じゃあ、私がこれからは女性として見て欲しいと頼んだら、キミはどうする?」 「二度と後に退けなくなっても良いなら、解ったと応えるだろうさ」 そう応えると、佐々木は改めて真剣な顔で向き直った。 「ではキョン、私の中学時代の発言を撤回する。これからは、一人の女性として私を見て欲しい」 先程の自棄とは明らかに違う表情。俺も心を決めるしか無いか。 「解った」 その瞬間、佐々木の人型の輪郭が崩壊し、徐々に球形に収束してゆく。そして出来上がった珠の色は…… 『キョンくーん、あーさだよっ♪』『ぐふうっ!?』 という感じかな?彼の目覚めは。 「時間は…朝の7時か」 ベッドを下りてカーテンを開ける。朝の光が眩しい、どうやら昨日からの雨はあがったようだ。 目覚めるのがもう少し遅ければ。そうすれば、彼の口から珠になった私の色を聞く事が出来たのに。 ちょっと残念。 ~♪♪♪♪♪♪♪♪~ その時唐突に携帯が鳴り響いた。ディスプレイを確認するまでも無い、キョン専用の着信音だ。 『もしもし佐々木か、おはよう。起きてたか?』 「おはようキョン、今起きた所だよ。珍しいね、キミから連絡してくるなんて。まあお互い様かもしれないが。 どうしたんだい、変な夢でも見たのかな?」 『夢か……見たような気もするが、妹のボディプレスで忘れちまったよ。 それより、西の方を見てみろ』 「西?……ああ、もしかして電話の理由はこれを知らせる為かい?」 西には、雨上がりの空に朝日が当たって綺麗な虹が出来ていた。 『そっちからも見えたか、良かった。いやその、何だ。虹を見たら無性にお前に教えたくなってな』 虹を見たら無性に?くっくっ、笑いが零れるじゃないか。そうだ! 「有難う、感謝するよ。 ところでキョン、今日は暇かい?良ければ二人で何処かに行かないか」 『ああ良いぞ。今日は予定も無いし、お前ならそんなに疲れる所に付き合わされる事も無いだろうしな』 虹色と言えば聞こえは良いが、要は玉虫色と同じでまだ定まってないのと同義だ。 今日、私の色を決めよう。 そして教えてあげよう、『キミの色は、全てをありのままに写し出す銀色だったよ』って。 デモソノマエニ、アノアオイタマノショウタイヲトイツメナキャネ、クックックッ…… (終わり)
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英名:The TopazQueen Felneit レアリティ:U 絵師:末弥純 番号:BS17-045 収録:覇王編第4弾-剣舞う世界 コスト:7 軽減:3 シンボル:黄黄 系統:導魔 種類:スピリット 1-LV1:4000 2-LV2:6000 3-LV3:7000 LV1-2-3:『光芒:このスピリットのアタック時』 バトル終了時、自分がこのバトルで使用したマジックカードすべては手札に戻る。 フレーバー 急激に辺りの魔力濃度が上昇した。 その者が宙を舞う時、周囲の魔力の濃度が7倍になるという。 備考/性能 ダブルシンボル/光芒持ち 公式Q&A/ルール エピソード/キャラクター ここを編集 BS17-黄へ戻る
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英名:The Emerald Bird Aldeed レアリティ:U 絵師:吉岡愛理 番号:BS17-027 収録:覇王編4弾-剣舞う世界 コスト:7 軽減:3 シンボル:緑/緑 系統:爪鳥 種類:スピリット 1-LV1:4000 3-LV2:6000 『フラッシュ:神速』 手札にあるこのスピリットカードは、召喚コストの支払いと上に置くコアをリザーブから使用することで召喚できる。 フレーバー 巨体にして神出鬼没。 本陣が敵の包囲を受ける寸前、 鳥の王は、絶妙なタイミングで奇襲をかけた。 備考/性能 ダブルシンボル/神速持ち BS17で各色1体ずつ登場した大型ダブルシンボルの緑版。 特徴としては神速とダブルシンボルの組み合わせは初登場。 神速による二打点の奇襲攻撃が可能だが、コストが重くBPも低いため、 攻撃を通すためには疲労効果などによるサポートが必要となる。 公式Q&A/ルール エピソード/キャラクター ここを編集 BS17-緑へ戻る
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リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名あああああああああああああああああ リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 リンク名 半角 で始めると引用文になります。
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•シンデレラ http //hukumusume.com/douwa/0_6/world_pc/03/31.htm 出た案はこちらにまとめると楽かもしれません。 11/19ロウ:SE07のガヤをもる子さん案の『ガヤ1_小森平の使い方』に変えました。 11/12ロウ:誰もいないのであれば、ガヤ1をメイレンで参加したいです。 ゲートの件はもうみんながあげたやつのどれかを選ぶしか… 11/8ねこみ:BGMを全部つけました。SEは「ゲート音」以外は全部つけて、ロダに音源もあげました。「ゲート音」誰か案くれ… 11/6じょぬ:BGM、「遠い約束」と「アイシャ」入れました。 11/4ねこみ:冒頭部分のみ、BGM・SEつけました。 ~シンデレラ~ シンデレラ ねこみさん→シャルロット 姉妹1 もる子 →ミント 姉妹2 百神シュン →ニコ 母親 豆太郎 →理の女王 魔女 じょぬ →ルッカ 王子 テケ →シグルド ナレーター pilier→高原 御者 香柳→アルベルト 使いのもの ニートダーネ500円→矢部君 ガヤ1 ロウ→メイレン ガヤ2 くめじろう→IRPOの受付嬢 ガヤ3 粘らっぱ~→プリム ======================================================== ナレ「始まりか!、よしっナレーションだな。あー・・・ (BGM:えくす/フォルダ2/Where Angel Fear to Tread) 11/4:ねこみ 『むかしむかし、シンデレラという、とても美しくて、とてもやさしい娘がいました。 でも悲しい事に、シンデレラのお母さんは早くに亡くなってしまいました。・・・かわいそうだな。 そこでお父さんが二度目の結婚をし、シンデレラには新しいお母さんと二人のお姉さんが出来たのです。 ところが新しいお母さんは、自分の二人の娘よりもきれいなシンデレラを気に入りませんでした。 二人の姉たちも、そうしてお母さんにいじめられるシンデレラを面白がって更にいじめます。』 ・・・性格悪い奴らだな。 (BGM:フェードアウト) 『今日も三人はあれやこれやとシンデレラに対して意地悪をしています』」 (BGM:えくす/フォルダ2/夜の魂) 11/4:ねこみ 継母「シンデレラ! いつまでぐずぐずとしているのです?! 庭のモールベア退治はまだ終わらないのですか?!」 (入ってくる(SEじゃなく、演者が画面に入ってくればいいかと)) シンデレラ「ご…ごめんなさいでち!…今、終わりましたでち…」 姉1「あぁもう、ちょっと! そんなドロだらけの格好で家にあがってこないでよー!」 姉2「は~、本当にあんたっていっつも不潔よねー!」 継母「全く…たかが掃除にどれだけ時間がかかっているのです? あのようなものファイヤーボール程度で一掃できるでしょう!」 シンデレラ「ご…ごめんなさいでち…、シャルロ…あたちはお母様たちと違って、攻撃魔法は使えないんでち…」 姉2「はぁ~?そんな簡単な魔法も使えないなんて。 まったく、チビでどんくさくて、全然役に立たないわね!」 姉1「ホントよね~、それに何? この夕飯! 不味くて食べられたもんじゃないわ!」 シンデレラ「ふぇ? そうでちか…? 健康志向で、マーマポトの油とスペクターの瞳をを入れてみたんでちが…」 姉2「うぇっ!? ちょ・・・そんなもの入ってたの?(素) 何よそれ! バカにしてんの?! こんなもの食べられるわけないでしょうが!!」 (SE:A-01:皿の割れる音) シンデレラ「あぅ! ・・・・・・ううう、ばっちぃでち・・・」 姉1「きゃはは!きったなーい! ちゃんと掃除しておきなさいよ!」 (BGM:止め) シンデレラ「うう~! なんでちか、この役は! ヒロインって言ってたからシャルロットは~・・・」 姉2「うわわわわ! (小声)シャルロットちゃん、そういうお話だから! あとでちゃんと幸せになるから!」 シンデレラ「う・・・うう~・・・」 (BGM:えくす/フォルダ2/夜の魂)(また最初から) 継母「・・・・・・・・・・・・。 ・・・コホン。 あと、洗濯とお風呂の準備も忘れるのではありませんよ!」 姉2「コホン・・・そ・・・そうよ! グズなんだから早くとりかかりなさいよね!」 (SE:A-02:扉の閉まる音) シンデレラ「……」 ナレ「・・・・・・。 ・・・あぁ、ナレーションか!気をつけてねえと忘れちまうぜ。 『そうやってお母さんと二人のお姉さんは、つらい仕事は全てシンデレラに押しつけました。 寝るふとんは粗末なわらぶとん。着る服はボロボロのつぎ当てだらけ。 シンデレラと言う名前も、お風呂に入る事も許してもらえず、いつもかまどの灰を頭につけていたシンデレラを、 三人が【灰をかぶっている】と言う意味の【シンデレラ】と言う言葉で呼ぶようになったからです』 ・・・・・・・・・へぇ~、じゃあ本名はなんていうんだろうな? 『可愛そうなシンデレラでしたが、それでもシンデレラの美しさは、お姉さんたちの何倍も何倍も上でした』」 シンデレラ「あぁ…、なんて可哀相なシンデレラなんでちか…。美しいって罪でち…」 (BGM:フェードアウト) ナレ「そういうことは自分で言うなよ、ガキンチョ」 シンデレラ「むかっ# 誰がガキンチョでちか! これでもあたちは・・・」 ナレ「ッ・・・バカ! ナレーションに言い返してくんじゃねぇよ!」 シンデレラ「むき~~!」 ナレ「・・・・・・ったく。 (BGM:えくす/フォルダ1/ホームタウン・ドミナ) 『ある日の事、お城の王子さまがお嫁さん選びの舞踏会を開く事になり、シンデレラたちにも招待状が届きました』 ・・・・・・おぉ武闘会!あの天下一を決めるってやつだろ?!面白そうじゃねぇか!」 姉1「(小声)ベタね、字違うっての! うっそ~!王子様、ついにお妃を迎える事にしたのね!」 姉2「これって大チャンスじゃない?! お城に嫁ぐ事が出来たら贅沢三昧! 一生遊んで暮らせるわ!」 継母「えぇ! お前達のどちらが妃に選ばれても、私達みんな贅沢な暮らしが出来るでしょう!」 シンデレラ「お母様、お風呂掃除と水汲みと薪割りが終わったでち…」 姉2「あぁ、シンデレラ。あんたにも招待状が届いてるわよ」 シンデレラ「え?…これは…あ…あたちも行っていいんでちか?!」 姉1「はぁ? 何言ってんのよ? どういうご招待か、もう一回招待状をよく読んでみなさいよね」 シンデレラ「ええと・・・・・・むぅ、字が難しくて読めないでち」 姉1「がくっ・・・も~。要は王子様が婚約者選びにお城で舞踏会を開く訳! んで、それがその招待状!」 シンデレラ「おおおおお~~~」 継母「そう、『お城の舞踏会』です。あなたに舞踏会に着て行くようなドレスがありましたか?」 シンデレラ「あ……でち…」 姉1「まさか、その格好で行こうとか考えてたの? うっける~♪」 姉2「私達の顔に泥を塗るようなマネはやめてよね!」 継母「では2人共、これから街にドレスを買いに行きましょう。最高のおめかしをして舞踏会へ行きませんとね。」 姉1・2「やった~♪お母様大好き~♪」 (BGM:フェードアウト) (BGM:えくす/フォルダ4/13 涙を拭いて) ナレ「『お姉さんたちのようにドレスを買ってもらえないシンデレラは、舞踏会へ行く事が出来ません。 そんなお姉さんたちの仕度を手伝ったシンデレラは、大はしゃぎで舞踏会へ出かける3人を見送りました。 一人家に残されたシンデレラは、悲しくなってシクシクと泣き出しました』」 シンデレラ「うえぇ~~ん! 酷いでち~! 悲しいでち~! こんな美少女が行ったら絶対に王子様に選ばれてしまうから、みんな僻んでるんでち! びぇ~~~ん! 綺麗なドレスが欲しいでち~! 舞踏会に行きたいでち~!!」 (BGM:軽いフェードで消し) 魔女「その望み、叶えてあげるわ!」 (SE:A-03:ゲートの開く音) (BGM:えくす/フォルダ1/クロノ・トリガー) 魔女「サイエンスの前に敵はないわ!(キリッ)」 シンデレラ「な…何でち?!突然不審者が現れたでち!…あんたしゃん、誰でちか?」 魔女「私の名前はルッカ・アシュティア。名乗る程の者じゃないわ!」 シンデレラ「今バッチリ名乗ってたでち」 魔女「随分とお困りのようだから、私がサイエンスの力で望みを叶えてあげるわ!」 シンデレラ「さいえんす…でちか?普通こういう場合は、魔法でみらくるを起こすものでち」 魔女「魔法より今は科学、科学の時代よ!さぁ見てなさい!」 ナレ「『突然現れた魔女はさめざめと泣きくずれるシンデレラにやさしく声をかけ、取り出した杖を一振りし・・・』 ・・・・・・って、全然魔女には見えねえし、杖じゃなくてパソコンじゃねぇか。・・・この文章あってんのか?」 (BGM:フェードアウト) (BGM:えくす/フォルダ2/ロボのテーマ) (SE:A-04:タイピング音) シンデレラ「なにやってるでちか?」 魔女「インターネットでドレスについて検索してるのよ! ネットの海は広大だわ! ふんふん・・・今年の流行のドレスはコレみたいね・・・、・・・でも、あなたのサイズとなると・・・・・・。 ・・・・・・・・・子供サイズのページは、と」 シンデレラ「むきー! あたちは立派な大人の女でち! おこちゃまと一緒にしないで欲しいでち!」 魔女「あら、調べてるうちにトイ○らすのお姫様変身セットに行き着いちゃったわ」 シンデレラ「むきー!!」 魔女「早速ア○ゾンで注文開始ね」 (SE:A-04:タイピング音) ナレ「あ~まあいいか、知らねぇからな! 『・・・取り出した杖を一振りし、呪文を唱えました。するとどうでしょう! シンデレラの着ているボロが光に包まれ、そこにはきらびやかなドレスに身を包んだシンデレラの姿が!』」 魔女「そしてここで登場するのが、超天才の私が作り出した大発明! 「超次元物質転送マシン」よ!」 シンデレラ「な…なんでちかコレは?」 魔女「物質をポッドからポッドへ転送する事ができる装置よ! さぁ、そろそろ届く頃かしら」 (SE:A-05:物質転送) シンデレラ「おおお!すごいでち!」 魔女「最新の流行をチェックしたから、絶対に間違いはないはずよ!」 シンデレラ「とっても綺麗なドレスとアクセサリーでち! あれ?…これは…ガラスで出来た靴でちか?」 魔女「こういうときはね、ガラスの靴のほうがフラグがたちやすいのよ!」 シンデレラ「フラグって何でちか?」 魔女「気にしたら負けよ! さ~て、お次はお城へ乗っていく乗り物ね! それももちろん抜かりないわよ!」 ナレ「『さらに魔女が杖を振ると、畑のかぼちゃが立派な馬車に。台所を走り回るネズミたちが精悍な馬に。 壁を這っていたトカゲが御者へと姿を変えてゆきます』」 (SE:A-05:物質転送) (SE:A-06:機械着地音) シンデレラ「・・・・・・ってちょっと待つでち。馬車が出てくるかと思ったら・・・これはなんでちか?」 魔女「これはヴァンツァーと言って、みんなが一度は乗ってみたい乗り物NO.1の・・・・・・ま、いいわ。馬車ってことにしときましょう。 物資の運搬から破壊活動まで、何だって出来ちゃう優れものよ!」 シンデレラ「ぶ…物騒な馬車でちねぇ…」 御者「大丈夫だ。流石に無差別に兵器を使用したりしないさ」 シンデレラ「うん? だれでちか?」 魔女「馬車だもの、御者付よ」 御者「まぁ、そういうことだ。 それよりも早くしたほうがいい。イベント開始までもう時間がないんじゃないのか?」 魔女「ああ~、そうね。それじゃ、準備が出来たら早速舞踏会へ行ってきなさい!」 ナレ「『シンデレラは、魔女が用意してくれたドレスやアクセサリーで着飾り、馬車に乗り込んでお城へと向かいました』 ・・・・・・馬車、なぁ」 魔女「あぁ、言い忘れるところだったわ~! 超次元物質転送マシンはまだ試作品なの。 このドレスや馬車は、12時になったら強制的にもとの場所に回収されちゃうわ~! だから、必ず12時前には戻ってくるのよ~~!」 シンデレラ「うぅ…意味が解らないでちが、こういうのは素直にしたがっておくべきでちね…。 わかったでち~~! 行ってくるでち~~!!」 (BGM:フェードアウト) (BGM:じょぬ/ワルツ 遠い約束) ナレ「『お城は既に舞踏会の真っ最中。 ですがお城の大広間にシンデレラが現れると、そのあまりの美しさに周囲の人々の目があつまります』 やっとまともな展開になりそうだぜ」 (SE:A-07:ガヤ)←(もる子さんの案、『ガヤ1_小森平の使い方』に変更しました) ガヤ1「え? 何あの子?」 ガヤ2「あら、かわいい~」 ガヤ3「でも、まさか舞踏会に参加しに来たわけじゃないでしょう?」 ナレ「『そしてその中で一人の男の人が声を上げました。王子様です。』」 王子「おぉ・・・・なんという愛らしいロリっ子だ! まさに、私の好みにどストライク・・・神よ、もしこの愛が罪だというならその罰は全て私が・・・・ブツブツブツ」 (SE:A-07:ガヤ) ガヤ1「え? 王子様ってロリコンだったの?!」 ガヤ2「そんなの…アレと競って私達に勝ち目なんて無いじゃない…」 ガヤ3「でも、玉の輿の為よ! 頑張ってロリに近づければもしかしたら・・・!」 ナレ「『ざわめきに包まれる会場で、王子さまはシンデレラの前に進み出ました』」 王子「私と、踊っていただけませんか?」 シンデレラ「はい、喜んででち♪」 ナレ「『2人はダンスを踊ります。軽やかに舞うその光景は誰の目にも、とてもお似合いの二人だと映りました。 周りの人々は自分の負けを、認めざるをえません。 また、王子は王子ですっかりシンデレラの虜となり、ひとときもシンデレラの手を離しません』」 王子「うっ・・・!」 シンデレラ「あぅ、踏んじゃったでち・・・・・・ごめんなさいでち」 王子「ははは、大丈夫だよ。 ・・・・・・でもその、君は・・・大丈夫かい? ずっと爪先立ちだけれど・・・爪先立ちで踏まれると少し・・・・」 シンデレラ「うぅう~~、心配御無用でち~・・・」 ナレ「『時を忘れてダンスを踊る二人。 しかしその時、お城の時計台が12時の鐘を鳴らし始めます。」 (SE:A-08:鐘の音) ナレ「シンデレラははっと我に帰り駆け出します』」 シンデレラ「!・・・まずいでち! 確か、ドレスや馬車を強制回収するとか言ってた時間でち・・・。 あ~、王子様! 夜更かしは美容に悪いのでもう帰るでち! おやすみなさいでちー!!」 王子「あ! ・・・待つんだ! せめて君の名前と住所とこの婚姻届に印を!」 ナレ「『シンデレラはおじぎをすると、急いで大広間を出て行きました。 ですが、あわてたひょうしに、ガラスのクツが階段にひっかかってぬげてしまいます』」 シンデレラ「わぶ!?」 (SE:A-09:転ぶ音) シンデレラ「・・・こけちゃったでち、痛いでち」 御者「・・・大丈夫か?」 シンデレラ「はぅ・・・・・・御者さん、迎えにきてくれたでちか?」 御者「まぁ、それもあるんだが・・・。もう一つやることがあってな」 シンデレラ「? なんであたちの靴を片方だけ脱がせるでちか?」 御者「フラグ・・・だそうだ。 まぁ、これが俺の仕事さ、さぁ帰るぞ」 ナレ「『十二時の鐘はもう半分以上鳴り終っています、ガラスのクツを取りに戻る時間はありません。 シンデレラは待っていた馬車に飛び乗ると、急いで家へ帰りました』」 シンデレラ「だからフラグって何でちか~~!」 (BGM:フェードアウト) ナレ「『一方、シンデレラの後を追ってきた王子さまは、落ちていたガラスのクツに気がつきます』」 王子「私は、このガラスのクツの持ち主の娘と結婚するぞ」 ナレ「『美しいシンデレラを忘れることができない王子様は、そう心に決めました。 次の日から、お城の使いが国中を駆け回り、手がかりのガラスのクツが足にぴったり合う女の人を探し始めます』」 (BGM:pilier_bro_music/ppr2/psera) 使いのもの「王子の使いでヤンス。 この靴がぴったりあうロリっ娘を探しているでヤンス」 ナレ「『そのガラスのクツはとても小さく、舞踏会に呼ばれた女性で入る者は誰もいません。 そしてお城の使いは、シンデレラの家にもやって来ました』 ・・・・・・って、そりゃ子供用の靴に入るわけねえわな」 姉2「お、お母様・・・。あの・・・このカッコすっごく恥ずかしいんだけど・・・」 姉1「ってかイタ過ぎる。うう~・・・なんであたしがこんな目に~・・・」 継母「ぷっ・・・・・・いえ、何を言っているのです、お前たち! 王子様の妃に選ばれるためにはロリっ娘である必要があるのですよ! ・・・・・・っ・・・・・・くくくくく」 姉2「でも・・・このどピンクふりふりリボン満載は・・・・・・流石に・・・」 姉1「罰ゲームでしょ・・・コレ」 (SE:A-10:扉が開く) 使いのもの「おじゃまするでヤンス。 この靴がぴったりあうロリっ娘を探して・・・・・・・・・うわぁ」 姉1「っ~~~! (小声)そんなかわいそうな物を見る目すんなっ! き、きゃ~、このクツがピッタリ入った人が、王子様と結婚できるのねぇ!」 姉2「でも…このクツ明らかに子供サイズじゃない?」 継母「履いてみないと解りません! さぁ、2人共! 履いてみるのです!」 姉1&姉2「え~~」 ナレ「『二人のお姉さんたちは小さなガラスのクツに足をギュウギュウと押し込みましたが、どう頑張ってもガラスのクツは入りません』 ・・・まぁ、そりゃそうだろ」 継母「あなた達何をやっているのです! もっと足を押し込みなさい!」 姉2「む…無理よ!こんな小さなクツ、サイズ以前の問題なんだし・・・。 シンデレラくらいのチビでもないと・・・っ」 姉1「わわ、ちょっと! 今ピキッとかいわなかった!?」 (SE:A-10:扉が開く) シンデレラ「お母様、全部のお部屋の掃除が終わったでち~ おんや? どなたさんでちか?」 使いの者「オイラは王子の使いでヤンス。 この靴がぴったりあう以下略でヤンス」 シンデレラ「ええと、つまりどういうことでち?」 (SE:A-03:ゲートの開く音) 魔女「つまり、ここがフラグ回収の時ってことよ! さあ、シンデレラ! 今こそそのガラスの靴に足を入れ、サクセスストーリーを掴み取るの!」 シンデレラ「おおお、そういうことでちか! 了解したでち~!」 (BGM:フェードアウト) (BGM:えくす/フォルダ5/ロマンシング・サガ 「決戦! サルーイン (ラスボス戦)」) 継母「むむむ、みすみすシンデレラに幸せを渡してなるものか・・・。お前たち!なんとしても阻止するのです!」 姉2「はい? ちょ・・・そんな展開!?」 姉1「けど、まぁいいわ。 こんな服着させられて丁度鬱憤たまってたんだから。 覚悟しなさい、シンデレラ~!」 魔女「ふふふ、ならこっちも魔女らしく行くわよ! 開け時空の門! サイエンスの名の下に、出でよ鈍色の巨人! サモンサーヴァント!」 (SE:A-03:ゲートの開く音) 御者「妙な詠唱で開かないで欲しいが。 しかし、本当にいいのか?撃ってしまっても」 姉2「ちょちょちょちょちょ! 冗談でしょう!?」 継母「いいでしょう、私も理の女王と呼ばれる身。機械人形などに遅れはとりません!」 魔女「ふ、ふ、ふ、ふ、ふ。魔法VS科学と言うわけね・・・。燃えてきたわ! サイエンスの前に敵はないこと、証明してあげるわ!天才の辞書に不可能はないのよ!」 姉1「上等よ! あたしの魔法でボコボコにしてやるわ!」 (SE:A-11:戦闘音) (BGM:しぼる) シンデレラ「ええと、あたちはどうすればいいでち?」 使いの者「とりあえず、さっさとこのクツを履くでヤンス」 シンデレラ「よいしょっと…。」 (SE:フェードアウト) (BGM:フェードアウト) シンデレラ「おお!ぴったりでち」 (BGM:えくす/フォルダ4/アイシャ) 使いのもの「でヤンスね。さ~お城に行くでヤンス」 ナレ「『こうして、王子様のお妃として迎えられる事になったシンデレラ。 もう、いじめられる事もこき使われる事もなく、お城で幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし』」 ・・・・・・・・・めでたしぃ?アレ放っといていいのかよ?」 シンデレラ「あぁ、やっぱり美しいって罪でち♪」 おしまい
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1 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 05 41 26 ID IJ6bfECY0 [1/14] ★1 植田さん「お前は……本当にそれでいいって思ってるの?」 何が……ですか? 植田さん「はやてのことを、ずっとそうやって想い続けてればいいってさ……」 いや、違うんです…。良いとか悪いとかそういう問題じゃないんですよッ……僕はただ…はやてちゃんのことが…好きな、だけで…… 植田さん「辛くは、ないの……?」 えっ? 植田さん「お前の気持ちの大きさは分かってる、つもり。…でもさ、伝わらない想いを、これからもお前はずっと募らせていくの?」 そ、そんなの……、、と、当然、じゃないですか…… 植田さん「死ぬまで……?」 はい…… 植田さん「私は、嫌だな」 え? 植田さん「届かない想いと向き合いながら苦しんで生きていくお前の姿なんか、私は見たくない……」 苦しみなんて!そんなもの…ッ!ない……ですよ…… 植田さん「嘘だね」 ……ッ 植田さん「想いが届かない苦しみややるせなさは、恋愛を一度でも経験したことがある人なら、誰でも知ってること、なんだ それが一生届かない、と分かったら、どれだけ辛いことか……」 でも……僕は…… 植田さん「私なら……」 え 植田さん「私なら、お前にかかってる呪いを解いてあげる事ができるんだよ……?」 2 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 05 41 45 ID IJ6bfECY0 な。何を……言ってるんですか…? 植田さん「知ってるはずだよね?私が、”八神はやて”の声優をしてるってことをさ……」 そ、それはッ……!い、いや!はやてちゃんは…1人の人間であってアニメキャラなんかじゃ…… 植田さん「ここまで来て誤魔化すつもり…?お前だって、わかってるはずでしょ?はやてが……本当は……」 ……ッ(歯を噛み締める 植田さん「ごめん。辛いよね……。好きなのに…、さ……」 ……。 植田さん「私はさ、お前の中の苦しみを、癒してやりたいんだよ、私にしか出来ないやり方で、、」 え…… 植田さん「だから…今このときだけ、私がお前の想う”八神はやて”になってあげる……」 植田さん「そしてお前を、はやての呪縛から解き放ってあげる……」 そ、そんな…そんなことッ……出来るわけ、ないですよッ、、だ、だって僕は、はやてちゃんのことが、好、きで…… 植田さん「だったら、フればいいんでしょ…?」 えっ… 植田さん「はやての声で……おまえのことを思いっきり振ってやるから……」 で、で…も…、それ…、は…… 植田さん「そしたら、もう苦しまずに済む、じゃん……? しばらくは……フられて辛い想いをするかもしんないけど、そんときは私がお前のこと……」 ……? 植田さん「と。とにかくっ!早く、目ぇ瞑りなよ……」 でも…… 3 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 05 42 04 ID IJ6bfECY0 植田さん「はやてに気持ち、伝えたいんだよね…?」 ……。 植田さん「私が、全部。受け止めてやるからさ……」 …………。 植田さん「お前のこと、楽にしてやるから……」 ……わか、、 わかり…………ました……ッ (震えながら目を瞑る… 植田さん「うん……」 「……。……おし。ほんなら、準備はええかなぁ…?」 ……あ。 こ、この声は、、はやて……ちゃん……? 「うん。今日はどないしたん…?なんや君のほうから用事があるゆうから…」 ……あぁ、ぁぁッ、、はやて、ちゃんッ…はやて…さんっ…… 「…うん?」 僕……。ボク……はやて、さんのっ…こッ、、とッ……、、ぅうぐっ… 「私のこt 植田さん「って、おいッ。どう……したんだよ。何…泣いてんだよ……」 え、あっ……うう…すみません……。気持ちを…伝えられるのは…嬉しい……んですけど…うぅグッ これから、振られるのかなって…思ったら…、 なんだか、今までのはやてちゃんへ募らせてきた想いが…うぐ…、全部、溢れ返ってきて…あぐっ…しまって…(泣 植田さん「……」 4 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 05 42 21 ID IJ6bfECY0 あ、す、すびばせん…続けまし… 植田さん「ハァ~……(深いため息」 植田さん「……やっぱり。私には無理、だったか」 ふえっ…? 植田さん「いや、ごめん。やっぱ無し。私じゃ、はやてには。なれないや……ごめん、本当にごめんね(僕の頭を撫でてくれる佳奈さん」 か、佳奈…さん…? 植田さん「もう、諦めるよ……お前の言ってたとおり、これで別れよう。”友達”として関わるのも今日で最後にしよっか……」 ――同公園の茂み内 PM8 55 一同「……」 あみっけ「麻衣さん、これって……」 高見沢さん「ええっ!やったわ!佳奈の奴、あのガキと離別することを選択したみたいね!!(イヤッホゥ!のポーズ」 能登ちゃん「……」 ますみん「え~~これで終わりかよ~~、はぁ~~つまんな~~い」 田中さん「本当、つまらないわ…とんだ茶番劇じゃないの」 あみっけ「まぁまぁ理恵さん、いいじゃないですか。丸く収まったんですから~」 田中さん「ハァ?あんた何言ってるの?まさか忘れてないわよねぇ?この私がここにいる理由を」 あみっけ「エッ?」 高見沢さん「……」 5 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 05 42 36 ID IJ6bfECY0 田中さん「私はあの子を潰したくて、ここにいるのよ?植田佳奈が男と別れて声優業続行なんて冗談じゃないわ!(立ち上がり!」 あみっけ「え?ちょ!理恵さん…?何処に!ま、まさか……佳奈さんのところへ……?」 ――再び公園の広い場所 植田さん「は~あ。まったく!いつまで泣いてんの?ほら、これ使ってちゃんと涙拭けよ~(ハンカチ手渡し」 あ、す、すいません…… 植田さん「……あ。そのハンカチ、お前にやるよ」 え、いいんですか? 植田さん「うん。今日で最後なんだし。記念に、さ。私からの贈り物なんだから、有難く受け取っとけw」 あ、ありがとうごじゃいます…スンッ…スンッ…(鼻水すすり 植田さん「それじゃ、私はウチに帰ッ…」 田中さん「ちょっと待ちなさいよ!」 植田さん「ん」 ……? 田中さん「あらぁ?植田佳奈さんじゃないの。こんなとこで会うなんて奇遇よねぇ?」 ――同公園の茂み内 あみっけ「ああ!あわわわ、ま、麻衣さん!どうしましょう!理恵さんが!勝手にあっちに!」 高見沢さん「……」 あみっけ「わ、私達が…行って、止めたほうが……」 高見沢さん「いいのよ」 6 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 05 42 51 ID IJ6bfECY0 能登ちゃん「……!?」 あみっけ「え」 高見沢さん「佳奈はもう、あのクソガキと別れるってことになったんだから、もういいのよ。後はどうなろうと知ったことじゃないわ」 あみっけ「な何を、言ってるんですか…、だって私達は…佳奈さんのことを」 高見沢さん「ええ、そうよ。守りたくて来たのよ。そして無事に守られた。佳奈の貞操は守られたのよ……」 あみっけ「え。でも、だって!麻衣さんさっき言ってたじゃないですか!佳奈さんは各派閥の重要人で!うちらの派閥、雀荘植田の長で……」 高見沢さん「うん?亜美ちゃんは何を言ってるの?佳奈ならもうダメだよ。たぶん全派閥から総スカン状態になるんじゃないかな~」 あみっけ「ぇ、ぅぇええ!?(驚」 高見沢さん「一度でも派閥から離れたものは、裏切り者も同然。佳奈自身の派閥にいる子たちからはもちろん、 他の三大派閥からもそういう目で見られるはずよ。麻美子ちゃんは、そこらへんよくわかってるんじゃないかしら?」 あみっけ「そ、そんなぁ…ま、麻美子ちゃん、そう、なの……?」 能登ちゃん「……」 高見沢さん「ふふふ。でも大丈夫よ。”私だけ”が、佳奈を守ってあげればいいんだから…… 落ちぶれた佳奈を、これからは私が守っていくの。素晴らしいことだって思わなぁい?ふふふふ……」 あみっけ「麻衣……さん……(たかみーのおぞましさにあみっけの長身がブルブルッと震」 ますみん「……」 7 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 05 43 33 ID IJ6bfECY0 ――再び公園の広い場所 植田さん「た、田中…理恵……?どうして、あんたがここに……」 田中さん「なんでって?フフ、んなこたぁどうでもいいのよ~、そ・れ・よ・り。ンフ、そこの男の子と今まで何してたのかしらね?」 えっ……え?ええ??(突然の介入者に混乱中… 植田さん「……ッ。あんたには関係のないことよ」 田中さん「あっらぁ、そぉ~。ふふふ、なら言ってもいいのかしらねぇ~?」 植田さん「はァ?」 田中さん「あんたが、誰に惚れてたか、ってことをねぇ…」 植田さん「……!!?(焦」 田中さん「んふふっ…。ふ~ん(腕組み)、へぇ~。あんたもそんな顔、しちゃうんだぁ?焦ってんの?ねぇ植田佳奈ぁ?」 植田さん「くっ……!! あんた…ッ、何が望みなの…?(歯をギリッ」 田中さん「望みィ?んふ、それならもうとっくに叶ってるわよ~? あんたの弱みを握って、こうやってジワジワ甚振ってあげることをねぇ!!」 ←佳奈さんのことになると過激なキャラになる 植田さん「……こんッの、クソアマッ(ぽろっと本音」 田中さん「へぇ、たいそうな口を利くじゃないのよ、ねえ?声優生命終了間近の植田佳奈さぁん?」 エッ……。ど、どういうこと、ですかッ。佳奈さんの声優生命が終わりって…… だ、だ、だって、僕や涼ちんとの友人関係は…今日で終わりだから……もう派閥の均衡は保たれたんじゃ……? 田中さん「あらぁ?わかってないみたいね、この子……、なんなら懇切丁寧に教えてあげましょうか?んふふ」 植田さん「……!!」 田中さん「植田佳奈が、貴方をここへ呼び出したワケ、をねぇ」 佳奈さんが……? 植田さん「やめろ」 8 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 05 43 46 ID IJ6bfECY0 田中さん「この女はねぇ、自分の地位もプライドも全て捨てて、この場所に立ってんのよ、愚かだって思わない?」 何…を…言って? 植田さん「おいやめろっ!!」 田中さん「植田佳奈はねぇ、貴方のことが好き、なんだってさw ぷふww 笑えるでしょぉ?w」 植田さん「……ッッッ!!!」 へ……? 田中さん「にもかかわらずぅ、冴えないオタク君の貴方はぁ、知らず知らずのうちに植田佳奈を振ってしまったってわけw しかも何?二次元に恋とかw 本気でありえないでしょそれww」 (↑容姿端麗性格温厚な田中理恵ちゃんも佳奈さんが相手だと性格が一転してしまう) ――同公園の茂み内 あみっけ「理恵さん…いくらなんでも言いすぎでは……(汗」 高見沢さん「……」 あみっけ「ま、麻衣さん!これは、私達が行って止めたほうが…(高見沢さんの袖を引っ張る」 高見沢さん「んんっ…んはぁ…はぁ…か、可愛い…可愛いよ佳奈ぁぁ…」 あみっけ「……!?」 高見沢さん「あのドSな佳奈が…あんな惨めな姿晒しちゃってるゥ…はぁ…はぁ…もぉ最ッ高…(激しく吐息荒」 あみっけ「こ、この人もうダメだ…。こうなったら私が行くしかッ…(立ち上がり!」 能登ちゃん(ガサッ!!) ←あみっけが立ち上がる前に茂みから出て行った能登ちゃん あみっけ「麻美子ちゃん!?」 9 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 05 44 01 ID IJ6bfECY0 ――再び公園の広い場所 植田さん「ちょっと待ってよ!私のことはいい…でも、こいつのことは何も言わないでッ!」 田中さん「えへぇ?(嘲笑) なになに?植田佳奈がこんなオタク庇っちゃうの?ねぇw いいじゃないのよ、今日でもうサヨナラなんだし~ ねぇ?(僕に歩み寄ってくる田中理恵ちゃん」 え、ぁええ…?(理恵さんにいきなり真ん前に立たれビクつく 田中さん「本当にオバカさん、よねぇw 植田佳奈と素直に付き合ってれば、逆玉の輿だったのにねぇ? この女、金だけは持ってるからww」 植田さん「……ッ」 田中さん「それが二次元を選んじゃうとかww しかもだぁれ、八神はやてってww 私知らないんだけど~w」 ……ぅうッ 田中さん「ねえ何処のマイナーアニメに出てくるのソイツww あ。ひょっとして、ハヤテのごとくのパクリ?あははははw」 植田さん「(プッチン)ああもう我慢の限界ッ…ちょっとあんt… (理恵さんに言い寄ろうとする」 バチンッ!! (平手打ちの音が冬の夜空に鳴り響く) 植田さん「た……?って、エッ…?(驚」 田中さん「……~~!! …ッイッタァァ……(左頬を手で押さえ」 ←ビンタされて思わず”Twitte”と”痛ったぁ”をかけてしまう理恵さん 能登ちゃん「ハァ………ハァ……(理恵さんの左頬にビンタを炸裂させた能登ちゃんの右手が空中に」 植田さん「ま、麻美子…ちゃん……?」 田中さん「…痛ってぇなァッ!!! 何するのよッ!!!(涙目で叫」 10 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 05 44 16 ID IJ6bfECY0 能登ちゃん「……い、一生懸命!恋をしている人たちのことを、笑わないでください!!!!(涙目で必死に叫」 田中さん「……ハァ!? …どーして、年下のあんたに……そんなこと、言われなきゃ……(能登ちゃんに平手打ちの構え」 一同「……!!」 能登ちゃん「……ッ(目を瞑る能登ちゃん」 田中さん「……ならないのよっ!!!(能登ちゃんの顔めがけて平手打ち」 あみっけ「ま、麻美子ちゃん!危ないッ!(茂みからダッシュ」 ブチンッ!!(平手打ち音とは異なる、何処か鈍い音) あみっけ「うぐっ……(能登ちゃんを庇い、喉に理恵さんの平手打ちを食らってその場に倒れる」 能登ちゃん&植田さん「「亜美ィ!」ちゃん!」 田中さん「ハァ……ッ…ハァ…」 能登ちゃん「亜美ちゃん!亜美ちゃぁん!しっかりしてェェ…(あみっけに駆け寄る」 あみっけ「……ま、び、ご、じゃん、よ゛がった゛…無事で……(掠れ声」 能登ちゃん「亜美ちゃん…声が……」 田中さん「んふふ、いい気味だわ小清水亜美ィw 私はあんたのことも前から気に食わなかったのよ! 馬面同士、仲良く声優の墓場に送ってやるよォォ!(再び平手打ちの構え」 ←我を忘れてる (ガシッ) ←田中さんの右腕を誰かが力強く抑える 田中さん「……ッ。な、何よ…」 植田さん「これ以上、私の可愛い後輩に手ぇ出したら…殺すわよ…?(ギロッ」 11 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 05 44 41 ID IJ6bfECY0 田中さん「……!!! ハ、ハァ?(ビクッ) …い、いいのかしらねぇ? これから”新人声優”と同レベルの扱いになるってのに、大先輩である私にそんな態度を取って…」 植田さん「あたしは、本気だ……マジで殺すよ、あんた……(睨みながら、掴む手の力がグググッと強くなっていく…」 田中さん「は、はぁッーー?(気圧されてる) ば、ばっかじゃないの!(腕を何とか解き)付き合ってらんないわよ!あーあバカバカしいわぁ、帰ってTwitterでもするなうするなう~(去」 植田さん「……(去る理恵さんの姿が消えるまで睨み続ける」 あみっけ「ケホッ…ケホッ…」 植田さん「亜美!大丈夫か!」 能登ちゃん「亜美ちゃん…!しっかりして!」 あみっけ「か、佳奈さん……、それに麻美子ちゃん……(声が元に戻ってる」 能登ちゃん「声が!よ、良かったぁ……亜美ちゃん…本当に…もう!やめてよ!こんな無茶!」 あみっけ「だ、だって…麻美子ちゃんが…あんな無茶するから……えへへ…」 コツン ←あみっけの頭を軽く殴る佳奈さん 植田さん「ったく、いつもそうだな亜美は…」 あみっけ「す、すみません……。あ、でも!守ってくれてありがとうございます!佳奈さん!」 植田さん「え?ああ……。だって当たり前じゃん?私とお前は、”許されない者同士、仲間”、なんだろ……?」 あみっけ「えっ……?あ……、は、ハイィ!(涙ぐむ」 植田さん「……でも。その”仲間”も今日限りにしておいたほうがいいかもしれないな…」 あみっけ「えっ…?」 植田さん「私はもう。派閥から抜けた裏切り者の声優だから……。たぶんお前が私と一緒にいてももう何の利益も……」 ますみん「あの~~そのことなんですけどォ……(茂みから歩いてくる」 12 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 05 45 20 ID IJ6bfECY0 植田さん「…えッ、あ、あれ?ますみんッ!?」 ますみん「やっほぉ~~佳奈やんw」 植田さん「って!ツッコミ忘れてたけど!何でここにあんた達がいるのッ!? まさかッ……(疑いの目」 ますみん「まーまー、細かいことはいいじゃないのよぉ~。それよりもー派閥のことなんだけどさぁ~」 植田さん「……?」 ますみん「今回はね、男と付き合わないってんなら”特例”で許してくれるってさぁ~」 一同「……!?」 植田さん「と、特例って……そんなの一体誰が……?」 ますみん「ふふ~。わかるでしょ~?そんな重大な決定権を持ってる声優は限られてる……」 植田さん「あっ…。ひょっとして……」 ますみん「うん。ゆかりん(17歳教所属)とほっちゃん(17歳教所属)にさー、”佳奈ちゃんのことお願~い”、なんて頼まれちゃってさぁ~w 流石の私もあの2人に頼まれたら断れないからねぇ……。2人とも、佳奈ちゃんのことめっちゃ心配してたよぉ?」 植田さん「そ、そっかぁ……あの2人が……。また、迷惑かけちゃったな……」 13 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 05 46 04 ID IJ6bfECY0 あみっけ「…ッてことは、、つまり、どういうことだってばよ?」 植田さん「どうやら、私の声優生命はぎりぎりのところで紡がれたらしい…」 能登ちゃん「それじゃあ…!」 植田さん「うん…。ごめんね3人とも。心配かけてさ……」 あみっけ「か、佳奈すぁぁぁぁ~~~ん(抱きつき」 ますみん「にゃはははは~~うんうん!えがったえがった~」 あ、あの…佳奈…さん…? 植田さん「あ、お前のことすっかり忘れてたw」 なんだか知らないけど、良かったですねッ!! 植田さん「え?ああ……」 ……? 植田さん「うん。そうだな……(微笑」 ――同公園の茂み内 PM10 05 高見沢さん「……ッはぁ、佳…奈ぁ…、もうっ最っ高…すぎっ…かっこ…よすぎ…はぁんはぁん…」 ←ほぼイキかけてる 14 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 05 46 15 ID IJ6bfECY0 ――後日 広橋涼ちゃん「あ、きたきた!おはよっ!」 あ、涼ちん!おはよぉ~!佳奈さんは? 涼ちん「まだ来てないみたい…」 そっかぁ… 涼ちん「ん?手に何持ってるの?」 え?ああ…これ、佳奈さんから借りてたハンカチなんだ。せっかくだから返そうと思ってね 涼ちん「ふ~ん…(ニコニコ)、あ、噂をしてたら…お~い!植田さ~ん!」 植田さん「あ!涼ちゃん!おはよぉ~~」 佳奈さんおはようございます!あの!これ! 植田さん「お前も、おいっす!……ん?なんだよそれ」 佳奈さんからお借りしていたハンカチですよ!返せすことが出来て良かったです! 植田さん「え?ああ……」 ……? 植田さん「もういらねぇよ!一度お前の鼻水がついたハンカチなんてなw」 えッ!そ、そんなぁ……ううう… 植田さん「あははははw 悔しかったら新品を用意することだ!」 涼ちん「植田さん!酷すぎです!」 植田さん「いーんだよ涼ちゃん、こいつにはこれくらいのほうが……。な?」 え……あ、、はい!
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神乃木×千尋(5) ここに繋ぎ止められる想いは、決して偽りの物ではない。 長い年月を経た物が、どんなに愛しくても。 過去よりも今を、今よりも未来を。 -見合事情- ある日。 本当に何の変哲も無い日常に、何時もと違う物が送られて来た。 ある人物のデスクの上に、大きめの封筒。 それを見て、少し不思議に思った人物……この事務所の若手ナンバーワンとも言われている男性、神乃木 荘龍が触れる。 宛名はこれだ。 『綾里 千尋 様』 仕事であろうか。 しかし、依頼の封筒にしては、妙に立派な封筒であったし、中身も何だか厚めの何かが入っているようである。 (何だこりゃあ) 神乃木がそれを手に取り、上下に振ったり光に透かしたりして中身を特定しようとするものの、やはり立派な封筒に護られているために、中身はそう簡単には見えて来ない。 「……」 少しムッとした。 元々好奇心が強い方ではない。だが、千尋相手の荷物なら話はまた別である。 何と言っても……彼女は神乃木にとって、面倒を見なければならない新米弁護士である。即ち面倒を見るべき後輩であり、そして神乃木にとって本当に大切な存在であるからだ。 立派な封筒とは言っても、やはり開封のための口は在る訳で。 「……」 バレないように開ければ、恐らく誰も気付かないのではないだろうか。そう考えた神乃木は、そっとその封筒の開封口に指を掛ける。 「……先輩」 「!」 後ろからいきなり声を掛けられて、神乃木は慌てて後ろを振り向いた。 そこには、少し冷ややかな目をした千尋が居た。 「何をしているんですか、人サマの机で」 「クッ……見て分からないか?」 「ええ、分かりませんね。勝手に人の郵便物に手を掛けて、透かしたり振ったりした後に、その郵便物の開封口を開けようとしている事しか分かりません」 「分かってるじゃねえか」 そんな事を言いながら、「降参だ、降参」と神乃木は郵便物を千尋のデスクの上に置いて、両手をヒラヒラと掲げた一方の千尋は納得の行かないような表情をしながらも、溜息を吐く事でそれ以上を求めなかった。 「…出て行かないんですか?」 「何でだ?」 「いえ、もうお昼時で、先輩方は昼食を食べに行きましたが」 千尋の言葉を聞いてから、神乃木は時計に目を向けた。そこにはもう腹が空く時間を示す時計が在った。 神乃木は黙って千尋の方を見る。 「ど、どうしたんですか?」 「いや…コネコちゃんは昼に行かないのか?」 「わたしはお弁当を作ってますから」 ちゃっかりしやがって、と言う神乃木に、千尋がくすくす微笑んで応える。 「で、俺の分は?」 「は?」 すかさず冷ややかな声で千尋が言うと、神乃木はムッとしたような表情になった。 「おいおい、それはないだろう、コネコちゃん」 「コネコ言わないで下さい。何が気に入らないんですか」 「さっきの発言だな。それが先輩に対して言うような態度か?」 「でも、その割には上下関係あんまり厳しくありませんよね」 「そんな事、今はどうだって良いのさ。要は年上のヤツに敬意を払えるか、否か。オレに興味が在るのはそれだけ、だぜ」 そう言いながら神乃木がコーヒーカップをあおると、千尋の方を見た。 「もしかして、お弁当が欲しかったんですか?」 「クッ……」 千尋の言葉に、神乃木が笑うと、コーヒーカップを突き付けた。 「入れろ」 「……あの、先輩。ちょっと今日は言っている意味が訳分かりませんが」 「御託はいらねえ。俺は今、無償に機嫌が悪いんだ」 そう言ってから、神乃木は千尋のデスクの上に置いてある封筒に再び目を向けた。 「出しっぱなしだったんですね、わたし」 そんな事を言いながら、千尋はその封筒を手に取る。だが、しまう前に神乃木が千尋の手を掴んでそれを阻む。 「?」 「ちょっと興味が在るな。コネコちゃんに当てられたお手紙に、な」 神乃木の言葉にしばらく千尋はきょとんとしていたが、やがてにっこりと笑った。 「別に、大した物じゃ在りませんよ」 「いや、嘘だな。大した物じゃなければ、そんなに綺麗な封筒に、しかも中身の分厚い物は入れない」 神乃木の鋭い洞察力と観察力に、千尋は思わず舌を巻いた。 大した物だからこそ、こんなにも厳重に包まれているのだ。だが、それを見ただけで判断してしまうとは、流石は星影法律事務所若手ナンバーワンとうたわれているだけの事は在る、と千尋は感心した。 「……」 千尋は困ったように笑うと、神乃木の方を見た。 「これ……故郷からなんです」 「故郷?」 「ええ。ここから二時間弱掛かるんですけどね」 そう言ってから、千尋は封筒の封を切り、中身を見て溜息を吐く。 神乃木は覗き込むように封筒の中身を見詰めた。と、そこにはハードカバーの物を布地で丁寧に包んでいる何かが在った。 「これは?」 「ええと……」 千尋は苦笑しながら、それを取り出す。 「……お見合いの、写真なんです」 「ぶっふおおおええええっ!」 思わず神乃木は吹いた。傍に居た千尋は悲鳴を上げて飛び退く。 「な、何ですか、急に! しかも最後の方、吐いてませんでしたか!?」 「クッ……気のせいだ。それよりもコネコちゃん…」 そう言って神乃木が千尋にずずずいと擦り寄る。寄られた千尋は「な、何ですか」と言って少し後ずさる。 「お見合い、だと?」 「え? は、はあ」 困るんですけどね、と言って溜息を吐く千尋。 その横顔が神乃木には何にも替え難くて。 なのに、目の前の女性に縁談が上がっているとは。そう考えるだけで世の中の不条理さにコーヒーをぶっかけてやりたいくらいだ、と神乃木は心の中で毒吐いた。 「も、も、もしかしてコネコちゃん、その縁談……」 受けるのか? と聞こうとしてみたが、情けない事にそう聞く勇気が自分には無い事に気付いた。 普段あれだけ堂々と出来るのに、と神乃木は自分に嫌気が差した。 「引き受けるつもりなんて全然無いんですけどね。だから今までも逢わずに断っていたんですけど」 神乃木が尋ねない代わりに千尋が答えた。その言葉に、神乃木は安堵感を覚えた。これで千尋が乗り気であったらどうしようか、などと思ってしまった。 「何でまたお見合いなんだよ」 「えっと……」 そう言って千尋は胸元に在る勾玉に目を向けた。澄んだ瑠璃色の勾玉が、事務所の明かりに照らされて神秘的に輝いている。威厳を何処か漂わせて。 「ちょっと、わたしの故郷って古い慣習がまだ残っていて」 「ほう」 「後継ぎ問題って言うのが、まだ残っているような地なんです」 「なるほど。それでお見合いか」 神乃木の言葉に、千尋がうなずいた。 「でも、わたしは故郷を出て、後継ぎ問題などに適応しないようになったんです」 千尋のその言葉に、神乃木は首を傾げる。 「待て。そうしたら、何で千尋にお見合いの話が出て来るんだよ」 「…………」 苦笑して、千尋がお見合い写真の方を見る。 「きっと、呼び戻したいんでしょうね。里としては」 「それほどまで、大事なのか? その、慣習が」 神乃木がぽつりと尋ねると、千尋はじっと神乃木の顔を見た。 「わたしの家系、ちょっと特別なんです」 お見合いの写真をじーっと見ながら、千尋は神乃木の質問に答えて行く。 「たまたまわたしが、その特別な家系に生まれて、しかもその慣習を続けなければならないような…特性、とでも言うんでしょうか。それが備わっているんです」 今は弁護士見習いなので、その特性を使わないようにしているんですけどね、と言って千尋が微笑む。 「……里を中途半端に捨てたようなものなんです」 「…………」 「だから、里の人達は、何とか里に戻らせようと、お見合い話を持って来てるんです。もう送らなくて良いって言ったんですけど…やっぱり送られ続けますね」 「何時かは帰るのか?」 「……」 千尋がうつむいた。 「わたし、勇気が無いんですね。里を捨てられないんです。後継ぎ問題を放棄しようとしたのも在って、里を下りて弁護士になったんですけど」 「…誰だって、勇気が足りない時は在る」 神乃木の言葉に、千尋は目を細めた。 「だが、相手に逢わずに断るって言うのは効果が薄いな」 その言葉に、千尋は顔を上げる。 「そんな……逢ったら余計、断れるかどうか分からないじゃないですか」 「おいおい、コネコちゃん。弁護士は度胸とハッタリが命、だぜ」 そんな事を言いながら、神乃木は空のカップをあおり、そしてしばらく黙った。 「……コーヒー、煎れてくれ」 注文しただけでコーヒーが煎れられていない事を思い出した神乃木は、心無しか恥ずかしそうにそんな事を言ってからそっぽを向いた。 「……で、コレは何です、先輩」 「クッ……勇気を持てないコネコちゃんを、きちんとリードする。それがオレのルールだぜ」 机を挟んで、二人は向き合っている。 律儀に、コーヒーカップが神乃木だけで無く千尋の前にも置かれている。 「まあ、普通は茶なんだろうが、コーヒーの苦味で我慢してくれ」 「いえ、それは構わないのですが……」 苦笑しながら、千尋は周りをきょろきょろと見渡す。そんな千尋の格好はいつもの黒いスーツ姿ではなく、少しお洒落な私服であった。 対する神乃木は、普段と全く同じような格好だったりするのだが。 「休日に先輩が自室に呼ぶから、てっきり何か仕事の手伝いかと思ったら、大人の女性らしい服で来いとか言って……かと思えば、先輩は仕事服じゃないですか」 ちょっと動きにくい格好で来ちゃいましたよ、と言って千尋が少し唇を尖らせる。 「まあそんなに怒るな。今日は仕事じゃないさ」 「え。じゃあどうして先輩は仕事服なんですか?」 「服のレパートリーが無い」 「…………」 「まあ、オレの服はどうでも良い。それよりも、大事なのはコネコちゃんが仕事服ではなく、きちんと人前で何か出来るような服で来ているかどうか、だ」 いまいち神乃木の言葉の意図が掴めず、千尋は眉をしかめる。神乃木は軽く笑ってから、目の前に在るコーヒーカップをあおり、それから再び千尋の事を見詰めた。 「それじゃあ、始めるとしようか」 「え?」 「お見合いだ」 「……………………え。えええええええっ!!?」 思いがけない神乃木の言葉に、千尋は驚き立ち上がった。そして、神乃木と自分の格好を交互に見てから、思い切り赤面する。 (ど、どうしよう……そんなの、聞いてないわ…こんなお見合いできるような格好でもないし、第一どうして先輩がわたしとお見合いなんか…そ、それに…あああ、どうしよう! 今は取りあえず結婚せずに、弁護士としての人生を歩もうと思っていたのに!) 「どうした、コネコちゃん?」 「きゃっ…え、ええと……その」 お見合い、と言う事となると話は別だ。普段何気なく話している間柄でさえ、こうした状況になれば緊張するし、何かしらの期待も持ってしまう。 (き、期待って何よ、千尋!) 心の中で自分に突っ込みながら、千尋は目の前に居る神乃木にそっと目を向ける。 神乃木は少し面白そうに千尋の事を見詰めている。 「せ、先輩はどうしてわたしなんかと……」 「おっと、待ちな」 千尋の言葉の途中で、神乃木は声を入れて千尋の発言を制する。その絶妙なタイミングに、思わず千尋も黙ってしまう。そうした姿を見てから、神乃木は満足そうに机に肘を着いてにやりと笑う。 「その質問は、お見合いの冒頭としてはマナー違反、だぜ」 「そ、そんな……」 彼にとって、お見合いはどのように位置付けられているのだろうか。やはり、普段のように千尋の事をからかうようなそんな手段なのだろうか。 「名乗るのが互いのセオリーだ。ま、知っているとは思うが、一応名乗り合うとしようぜ。オレの名前は神乃木 荘龍だ。よろしくな」 「え……ええと、はい。その、わたしの名前は、綾里 千尋です」 千尋の返答に「よし、上出来だ」と神乃木が言った。 「じゃあ、コネコちゃん……まず、アンタの趣味でも聞こうか」 「しゅ、趣味ですか?」 いきなり質問に入られ、しどろもどろになる千尋。そんな千尋の姿を見て、神乃木は本当におかしそうにニヤニヤ笑う。その笑みに、(そのニヤニヤ笑い、止めて欲しい……)と千尋は心底思った。 今や彼女の心境は、ハゲタカにじわじわと近寄られている生まれたてのガゼルであった。 「その…えっと……弁護士を、少々」 「おいおい、それは職業だろう。それは後の回答だぜ」 飽きれたように神乃木がそう言ってから、こつこつと机にカップの底を軽くぶつける。 「えっと…それじゃあ、竹刀を少々」 「………もちっとマシな趣味は無いのかい、コネコちゃんには」 「そ、そんな事急に言われたって、思い付きませんよ」 「考えなければならねえ。でないとコネコちゃんはオオカミに食べられちゃうぜ」 「……その例えが、いまいち良く分からないのですが」 「つまりは、何も準備をしていないと、あっと言う間に相手のペースに乗せられて、断る事さえ出来ないぜ」 「だから、急に言われてもわたしは……え、断る?」 千尋が尋ねると、神乃木はゆっくりとうなずいた。 「逢って断らない限り、相手は何度でも来る。だが、コネコちゃんはこうした事に対して決定的に経験が足りない。なら、オレが出来る事は一つ」 神乃木はカップを千尋に突き付けた。 「オレを納得させて断れ」 「えええっ」 「しかも、頭ごなしなんかじゃねえ。キチンと手順を踏んでから断るんだ」 そんなムチャクチャな、と千尋は思ったが、神乃木のその瞳は、どうもからかいだけではない、本当に千尋の事を心配しているような、そんな雰囲気が伺える。 「…………」 「さあ、お見合いの続きをしようか」 「で、でも手順なんて……」 「分からない、か。そのためにオレがこうしてコネコちゃんにお見合いの手ほどきをしてるんじゃねえか」 お見合いに手ほどきも何も在ったものではないが、お見合いの方法について何も知らない千尋にとっては、それが唯一すがれるものであった。 「……相手が一番へこむのは、少しでも相手の事を理解して、付き合いたいと思った時に断られる事だ。茶を濁した返答で断られても、相手は納得しない」 「はあ…へこむ、ですか」 神乃木の教えに、ふんふんと千尋がうなずいた。そして、改めて自分の趣味を考えてみる。 「じゃあ、取りあえず霊媒、と言う事で」 「ぶ」 神乃木が吹いた。「れ、霊媒だぁ?」と言いながら、神乃木は千尋の方を見る。 「あのなあ、コネコちゃん…」 「だ、だって今回のお見合いはそれに最終的に関連するんですよ」 千尋が慌てて補足する。それを聞いてから、「……まあそれなら良い。今回はそれでオーケーにしてやる」と言って、肩をすくめながらコーヒーを飲む神乃木。 「それじゃあコネコちゃん」 「その前に先輩。一応お見合いなんですからコネコちゃんは無いじゃないですか」 「そう言うコネコちゃんだって、オレの事を『先輩』って呼んでるじゃねえか」 「え…だって、先輩。以前言っていたじゃないですか。年上に敬意を払わなくちゃならないって」 その言葉に、「クッ……」と神乃木が笑う。 「コネコちゃん。それはデスクワークでの話だ。だがこれはプライベートな話だ」 それにしたって、と千尋は想ったが、神乃木に何を言っても通じなさそうであった。なので代わりに千尋は目を伏せて、少し頬を赤らめる。 「その……それじゃあ、わたしが先輩の事を先輩と呼ばなければ、先輩もコネコちゃんと言う風にわたしの事を呼ばない訳ですよね?」 「まあ、そうなるな」 それじゃあ、と言って千尋は姿勢を正したが、ふと呼ぶのを中断して神乃木の事を見詰める。 「あ、あの」 「何だ、コネコちゃん」 「その、普通お見合いって、名字で呼ぶんですか、それとも……名前、ですか?」 その質問に、神乃木はしばらく黙っていたが、やがてニカッと笑う。 「オレは名前を希望するぜ」 「そ、そんな……」 「きっとお見合いの相手はコネコちゃんの事を名字では呼ばないだろうぜ。何せ、その家柄のお見合いらしいからなあ。名字で呼ぶよりも、名前で呼んだほうが確実って言う訳だ」 「はああ、なるほど」 ぼんやりと千尋はそんな事を呟いてから、神乃木の目を見た。目が合った途端、千尋はまるでそれが禁忌であるかのように、そそくさと視線を外して、そして先程から染めっぱなしの頬をまた赤く染めて、黙ってしまった。 「ん、どうしたい、コネコちゃん。顔が真っ赤だぜ?」 「き、気のせいです! ええと……神乃木さん」 千尋の言葉に、神乃木は想わずズっこけた。その姿を見て、「ど、どうしたんですか、先輩!」と慌てて尋ねる。神乃木は苦笑しながらそれでも恨めしそうに千尋の方を見詰める。 「あのなあ、コネコちゃん。オレはさっき何て言った?」 「え……ええと、名前で呼んだほうが確実、ですか?」 「そう! それだ。なのに何故コネコちゃんは俺の事を苗字で呼んでいやがるんだ?」 「え、だってわたしにとっては、相手方の名字で呼んだって別に確実じゃないですか。相手の方に嫁ぐ訳でもないし」 「そうだけどなあ……」 神乃木は苦笑する。それから、「ま、良いさ。コネコちゃんがそう呼びたいんならな」と言った。 その反応に、千尋は思わず頬を膨らませた。 「どうした?」 「だって、わたしはちゃんと、先輩の事を『神乃木さん』って呼んだのに、先輩ったらずっとコネコ扱いするんだもの。わたしの事も、コネコじゃない何か呼び方が……」 「悪かった悪かった。千尋さん。こんなんで良いのか?」 「……………」 「何だ、不満なのか?」 「せ、先輩が誰かを『さん』付けするのは、似合いま……」 「じゃあ、千尋」 「!!」 思い切り言葉を遮られた上に神乃木の言葉が余りにも恥ずかしく思え、千尋は思わず発していた言葉を飲み込んだ。そんな千尋の姿を見ながら、神乃木はニヤニヤとやはり何時も通りの笑みを浮かべながら、そんなしどろもどろとしている千尋の反応を楽しんでいた。 「そ、そのニヤニヤ笑い、止めて下さい!」 「クッ……愚問だな。アンタ、食事も取らずに一年が過ごせるかい?」 「で、出来ませんけど……」 「それと同じ、さ。目の前に面白い事態が繰り広げられていると言うのに、笑わずに居られるか」 そう言いながら、コーヒーを一口飲む。この余裕の男性を、何とかして屈服させたい、と千尋は心の底から思った。 「そ、それでは神乃木さん。質問の続きを、どうぞ」 「おっと、そうだったな。それじゃあ千尋。アンタの職業を教えて貰おうか」 「ええと、さっきも言いましたね。弁護士やってます」 千尋の回答に、「違うな」と神乃木が言った。 「アンタはまだ弁護士見習いのはずだ。そうした情報もきっちり伝えなくちゃ、利点にすぐ相手は食らい付いちゃうぜ。特に、弁護士なんてのはなあ」 「そ、そうですか?」 見習い、という言葉は余り使いたくないのだが、使う事で少しでもお見合いを断れるような可能性が増えると言うのなら、安い物である。 「べ、弁護士見習い、やってます」 「オーケーだ」 満足そうに神乃木が言った。 千尋は緊張の余り目の前のコーヒーにやっと手を延ばした。そして、コーヒーを一口飲み、はぁ、と溜息を吐いた。 「お見合いって、緊張しますね。した事無いですから、余計に緊張します」 「まあ、そんなモンだろう。オレもお見合いなんざやった事は無いがな」 神乃木の言葉に、千尋は「え……」と言った。神乃木はその千尋の呟きを気付かなかったかのように聞き流し、再びコーヒーを飲む。 「知らないのに、どうしてお見合いの手方なんて知ってるんですか?」 「クッ……長年の功だ」 (わたしと4つしか歳が違わないくせに……) 眉をしかめながら、千尋はそんな事を思った。 「良いか、お見合いってヤツは堅苦しいヤツだ。何せ、人生で最大のイベントなんだからな。それが玉の輿になれるかも知れないチャンスなら、なおさら男は堅苦しく責めつつ息抜きの時点で攻撃を仕掛けて来やがる。そんなモンなのさ、お見合いって言うのは」 「……本当ですか?」 「クッ…昼メロでの知識だ。間違ってはいなそうだぜ」 しょうも無い知識に、思わず千尋は苦笑する。 <スレにて連載中>