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【大】系統に戻る. 大11 起点 経由 終点 新設・変更 廃止・変更 担当営業所 備考 (1) 大宮駅東口 大宮日赤病院・埼玉大学・宗岡蓮田・志木市役所 志木駅北口 1985年10月1日廃止 大宮営業所川越営業所志木分車庫 (2-1) 大宮駅東口 東町一丁目・天沼中央通り 自治医大医療センター 1989年12月13日新設 2000年10月16日変更 大宮営業所 (2-2) 2000年10月16日変更 現在運行中 さいたま東営業所 さいたま東へ移管 路線解説 初代は大宮駅東口から日赤病院・埼玉大学・志木市役所を経由して東武東上線志木駅までを結ぶ長距離路線として運行された。運行当時は埼京線が開業していないこともあるが、1980年代の国際興業を知るファンから見れば、国際興業の長距離路線として最も印象に残っている路線とも言えるだろう。志木駅から埼玉大学を経て京浜東北線または埼京線の各駅へ向かう路線はその後、与01(2)(与野駅西口-与野本町駅-埼玉大学-志木市役所-志木駅北口)、北浦06(北浦和駅西口-埼玉大学-志木市役所-志木駅北口)、与本03(与野本町駅-埼玉大学-志木市役所-志木駅東口)、志03(志木駅東口-志木市役所-埼玉大学-与野本町駅-与野駅西口)と次々に変化を遂げていくが、礎となったのはこの大11(1)であろう。1985年10月1日の埼京線開業による再編により、与野駅発着へ短縮されると同時に与01(2)へ代替廃止され、志木駅方面への路線はこれ以降様々な形に姿を変えていく。 初代の廃止から4年後、自治医科大学が大宮に医療センターを開設したことで、大宮駅からのアクセス路線として2代・大11が新設された。 2019年5月7日、大宮区役所の移転によって大宮区役所停留所が「大宮大門町」へ名称変更された。
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選手名 コスト メイン守備 初期値 MAX値 打撃+走塁(打者のみ) 数値合計 売値 備考 打撃or球威 走力or制球 守備or変化 打撃or球威 走力or制球 守備or変化 山本昌 8 先発 191 310 270 468 759 660 -- 1887 1600 山井 大介 8 先発 234 274 247 574 671 605 -- 1850 1600 朝倉 健太 7 先発 218 270 247 534 660 605 -- 1799 1400 ネルソン 5 先発 251 216 202 613 528 495 -- 1636 1000 小林 正人 8 中継 202 301 247 495 737 605 -- 1837 1600 鈴木 義広 6 中継 229 265 202 561 649 495 -- 1705 1200 排出終了 清水 昭信 4 中継 240 211 180 587(646) 517(568) 440(484) -- 1544(1698) 800 小田 幸平 1 捕手 123 117 269 302 286 657 588 1245 200 佐伯 貴弘 3 一塁手 159 202 186 390 495 455 885 1340 600 堂上 直倫 5 二塁手 188 207 277 462 506 677 968 1645 1000 岩崎 達郎 1 遊撃手 96 297 254 236 726 621 962 1583 200 堂上 剛裕 3 左翼手 162 211 195 396 517 478 913 1391 600 排出終了 藤井 淳志 5 中堅手 150 333 291 368 814 712 1182 1894 1000 小池 正晃 3 中堅手 130 261 294 319 638 719 957 1676 600 野本 圭 4 右翼手 164 256 237 401 627 580 1028 1608 800 排出終了 山内 壮馬 5 先発 202 238 202 495 583 495 -- 1573 1000 シリーズ2 平井 正史 8 中継 218 274 270 534 671 660 -- 1865 1600 シリーズ2 河原 純一 7 中継 202 288 247 495 704 605 -- 1804 1400 シリーズ2 鈴木 義広 6 中継 224 265 202 547 649 495 -- 1687 1200 シリーズ2 三瀬 幸司 5 中継 197 270 202 481 660 495 -- 1636 1000 シリーズ2 井端 弘和 7 二塁手 177 310 344 434 759 854 1193 2047 1400 シリーズ2 堂上 剛裕 5 左翼手 204 211 199 500 517 487 1017 1504 1000 シリーズ2 野本 圭 7 右翼手 211 256 244 517 627 598 1144 1742 1400 シリーズ2/排出終了 伊藤 準規 3 先発 224 198 180 547 484 440 -- 1471 600 シリーズ4 小山 桂司 6 捕手 193 243 231 473(520) 594(653) 566(622) 1067(1173) 1633(1795) 1200 シリーズ4 小田 幸平 1 捕手 128 153 265 313 374 650 687 1337 200 シリーズ4 中田 亮二 3 一塁手 161 229 207 396 561 506 957 1463 600 シリーズ4 堂上 直倫 4 二塁手 166 207 277 421 524 702 945 1647 800 シリーズ4 野本 圭 6 右翼手 189 256 244 478 649 620 1127 1747 1200 シリーズ4
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包括団体名 名称 所在地 電話番号 本務 神職在 朱印 霊場等 二ツ名 神社本庁 拾貮天神社 市原市安久谷249 043-224-2211 兼務 神社本庁 日枝神社 市原市安須756 0436-95-3595 兼務 神社本庁 八幡神社 市原市磯ケ谷1498 0436-95-3595 兼務 神社本庁 諏訪神社 市原市引田114 0436-21-2522 兼務 神社本庁 平野神社 市原市永吉115 0436-74-6528 兼務 神社本庁 押沼神社 市原市押沼236 0436-74-6528 兼務 神社本庁 荻作神社 市原市荻作265 0436-74-6528 兼務 神社本庁 浅間神社 市原市下野248 0436-74-6528 兼務 神社本庁 八坂神社 市原市下矢田699 043-224-2211 兼務 神社本庁 加茂神社 市原市加茂2-5-2 0436-74-6528 兼務 神社本庁 日枝神社 市原市海士有木147 0436-74-7189 兼務 神社本庁 八坂神社 市原市海士有木1566 0436-74-7189 兼務 神社本庁 大宮神社 市原市海士有木1713 0436-74-7189 兼務 神社本庁 海保神社 市原市海保879 0436-21-2522 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市皆吉1282 043-224-2211 兼務 神社本庁 鹿島神社 市原市皆吉1834 043-224-2211 兼務 神社本庁 御嶽神社 市原市皆吉72 043-224-2211 兼務 神社本庁 大山祇神社 市原市柿木台106 0436-98-0746 兼務 神社本庁 御霊神社 市原市栢橋808 0436-95-3595 兼務 神社本庁 白幡神社 市原市澗井戸684 0436-74-6528 本務 神社本庁 稲荷神社 市原市岩崎1-36-5 0436-21-1979 兼務 神社本庁 巖島神社 市原市岩崎2-12-2 0436-21-1979 兼務 神社本庁 岩野見社 市原市岩野見439・440・441 0436-21-1979 兼務 神社本庁 喜多神社 市原市喜多151 0436-74-6528 兼務 神社本庁 八幡神社 市原市菊間3166 0436-41-0627 本務 ときどきいる不在 要連絡 神社本庁 國常立神社 市原市吉沢226 0436-98-0746 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市久保1148 0436-98-0746 兼務 神社本庁 八坂神社 市原市久保1289 0436-98-0746 兼務 神社本庁 三社神社 市原市久保295 0436-98-0746 兼務 神社本庁 神明神社 市原市久保436 0436-98-0746 兼務 神社本庁 諏訪神社 市原市久々津552 0436-74-6528 兼務 神社本庁 大国主神社 市原市宮原436 0436-21-2522 兼務 神社本庁 丸山神社 市原市牛久175 043-224-2211 兼務 神社本庁 三嶋神社 市原市牛久522 043-224-2211 兼務 神社本庁 稲荷神社 市原市玉前136 0436-21-1979 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市金剛地208 0436-74-6528 兼務 神社本庁 白山神社 市原市金沢82 043-224-2211 兼務 神社本庁 神明神社 市原市駒込109 0436-98-0746 兼務 神社本庁 稲荷神社 市原市君塚1-28-23 0436-21-1979 兼務 神社本庁 白幡神社 市原市君塚5-24-15 0436-21-1979 兼務 神社本庁 天満神社 市原市君塚5-7-25 0436-21-1979 兼務 神社本庁 八幡神社 市原市郡本1-430 0436-74-6528 兼務 神社本庁 大宮神社 市原市迎田116 0436-61-0244 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市月崎273 0436-96-0757 兼務 神社本庁 大山祇神社 市原市月出1007 0436-98-0746 兼務 神社本庁 八坂神社 市原市権現堂16 0436-21-2522 兼務 神社本庁 犬成神社 市原市犬成713 0436-74-6528 兼務 神社本庁 諏訪神社 市原市原田310 043-224-2211 兼務 神社本庁 天神社 市原市古市場116 0436-41-0627 兼務 神社本庁 八坂神社 市原市古市場29 0436-41-0627 兼務 神社本庁 八坂神社 市原市古敷谷170 0436-98-0746 兼務 神社本庁 天津日神社 市原市古敷谷2087 0436-98-0746 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市古敷谷2265 0436-98-0746 兼務 神社本庁 浅間神社 市原市古敷谷2346 0436-98-0746 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市古敷谷2671 0436-98-0746 兼務 神社本庁 古都辺神社 市原市古都辺285 0436-74-6528 兼務 神社本庁 日枝神社 市原市戸面378 0436-96-0757 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市戸面601 0436-96-0757 兼務 神習教 神習教明誠青柳支教会 市原市五井1061 神社本庁 大宮神社 市原市五井1597 0436-21-1979 本務 いつもいる 連絡不要可 房州開運波乗り神社めぐり 神社本庁 阿波須神社 市原市五井3389 0436-21-1979 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市五井4646 0436-21-1979 兼務 神社本庁 八幡神社 市原市五井5024 0436-21-1979 兼務 神社本庁 稲荷神社 市原市五井6449 0436-21-1979 兼務 神社本庁 若宮八幡神社 市原市五所474 0436-41-2072 兼務 神社本庁 大宮神社 市原市江子田252 043-224-2211 兼務 神社本庁 玉前神社 市原市高坂387 0436-95-3595 兼務 神社本庁 白山神社 市原市高倉289 0436-74-6528 兼務 神社本庁 高瀧神社 市原市高滝1 0436-98-0472 本務 いつもいる 要連絡可 房州開運波乗り神社めぐり 神社本庁 日枝神社 市原市高田186 0436-74-6528 兼務 神社本庁 浅間神社 市原市国本468 0436-96-0757 兼務 神社本庁 鷲神社 市原市今津朝山426-1 0436-61-0267 兼務 神社本庁 春日神社 市原市今津朝山540-1 0436-61-0267 兼務 神社本庁 八幡神社 市原市今富742 0436-21-2522 兼務 神社本庁 根田神社 市原市根田3-8-50 0436-21-2522 兼務 神社本庁 八幡神社 市原市佐是299 0436-92-0771 兼務 神社本庁 八坂神社 市原市山口237 0436-98-0746 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市山小川374 0436-98-0746 兼務 神社本庁 春日神社 市原市山倉765 0436-74-7189 兼務 神社本庁 山田神社 市原市山田166 0436-95-3595 兼務 神社本庁 稲荷神社 市原市山田橋3-11-19 0436-74-6528 兼務 神社本庁 白幡神社 市原市山木243 0436-74-6528 兼務 神社本庁 白幡神社 市原市姉崎1234 0436-61-0244 兼務 神社本庁 神明神社 市原市姉崎1998 0436-61-0244 兼務 神社本庁 姉埼神社 市原市姉崎2278 0436-61-0244 本務 いつもいる 連絡不要可 神社本庁 菅原神社 市原市姉崎2489 0436-61-0244 兼務 神習教 神習教本元永久講社 市原市姉崎295-1 神社本庁 稲荷神社 市原市姉崎344 0436-61-0244 兼務 神社本庁 天照大神 市原市姉崎4045 0436-61-0244 兼務 神社本庁 保食神社 市原市姉崎68 0436-61-0244 兼務 神社本庁 八幡神社 市原市市原1 0436-41-2072 兼務 神社本庁 八坂神社 市原市市場544 043-224-2211 兼務 神社本庁 諏訪神社 市原市糸久342 0436-21-2522 兼務 神社本庁 浅間神社 市原市寺谷472 0436-95-3595 兼務 神社本庁 大宮神社 市原市寺谷754 0436-95-3595 兼務 神社本庁 白旗神社 市原市十五沢193 0436-21-2522 兼務 神社本庁 三嶋神社 市原市宿214 043-224-2211 兼務 神社本庁 八雲神社 市原市出津102 0436-21-1979 兼務 神社本庁 日枝神社 市原市勝間387 0436-74-6528 兼務 神社本庁 大宮神社 市原市小折4 0436-21-2522 兼務 神社本庁 浅間神社 市原市小草畑27 0436-98-0746 兼務 神社本庁 大山祇神社 市原市小谷田634 0436-98-0746 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市小田部351 0436-74-6528 兼務 神社本庁 養老神社 市原市松ケ島1 0436-61-0267 兼務 神社本庁 春日神社 市原市松崎859 0436-95-3595 兼務 神社本庁 春日神社 市原市上原204 0436-95-3595 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市上高根1479 0436-95-3595 兼務 神社本庁 八坂神社 市原市上高根446 0436-95-3595 兼務 神社本庁 糺神社 市原市上高根588 0436-95-3595 兼務 神社本庁 貴船神社 市原市上高根705 0436-95-3595 兼務 神社本庁 白山神社 市原市上高根989 0436-95-3595 兼務 神社本庁 面足神社 市原市新井148 0436-98-0746 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市新巻38 0436-95-3595 兼務 神社本庁 山祇神社 市原市新生525 0436-21-2522 兼務 神社本庁 八幡神社 市原市新堀1366 0436-74-7189 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市深城554 0436-61-0244 兼務 神社本庁 荒沢神社 市原市真ケ谷373 043-224-2211 兼務 神社本庁 諏訪神社 市原市諏訪2-2-8 0436-21-1979 兼務 神社本庁 日吉神社 市原市水沢238-3-2 043-224-2211 兼務 神社本庁 大山祇神社 市原市菅野172 0436-96-0757 兼務 神社本庁 八幡神社 市原市瀬又89 0436-74-6528 兼務 神社本庁 前廣神社 市原市西広6-14-13 0436-21-1979 兼務 神社本庁 國吉神社 市原市西国吉209 043-224-2211 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市西野238 0436-21-2522 兼務 神社本庁 稲荷神社 市原市青柳1119 0436-61-0267 兼務 神社本庁 船靈神社 市原市青柳2-1-5 0436-61-0267 兼務 神社本庁 八雲神社 市原市青柳2059 0436-61-0267 兼務 天輪王明誠教団 明誠教団上総教会 市原市青柳2079 神社本庁 浅間神社 市原市青柳3-5-11 0436-61-0267 兼務 神社本庁 若宮八幡神社 市原市青柳539 0436-61-0267 兼務 神社本庁 八坂神社 市原市石川557 043-224-2211 兼務 神社本庁 白幡神社 市原市石川89 043-224-2211 兼務 神社本庁 白鳥神社 市原市石塚546 0436-96-0757 本務 神社本庁 羽雄神社 市原市石神225 0436-96-0757 兼務 神社本庁 大山祇神社 市原市折津1069 0436-96-0757 兼務 神社本庁 大山祇神社 市原市折津24 0436-96-0757 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市折津804 0436-96-0757 兼務 神社本庁 大宮神社 市原市川在1032 0436-95-3595 兼務 神社本庁 日吉神社 市原市浅井小向317 0436-21-2522 兼務 神社本庁 諏訪神社 市原市浅井小向69 0436-21-2522 兼務 神社本庁 戸隠神社 市原市惣社4-9-18 0436-21-1979 兼務 難(書置有) 神社本庁 石神神社 市原市相川98 0436-74-7189 兼務 神社本庁 大宮神社 市原市草刈1335 0436-41-0627 兼務 神社本庁 白幡神社 市原市村上1097-2 0436-21-1979 兼務 神社本庁 駒形神社 市原市大厩947 0436-41-0627 兼務 神社本庁 日枝神社 市原市大桶275 0436-95-3595 兼務 神社本庁 浅間神社 市原市大久保786 0436-96-0757 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市大戸266 0436-98-0746 兼務 神社本庁 大作神社 市原市大作323 0436-74-6528 兼務 神社本庁 大藏神社 市原市大蔵136 043-224-2211 兼務 神社本庁 諏訪神社 市原市大坪636 0436-74-7189 兼務 神社本庁 諏訪神社 市原市瀧口57 0436-74-6528 兼務 神社本庁 大宮神社 市原市池和田932 043-224-2211 兼務 神社本庁 八幡神社 市原市中60 043-224-2211 兼務 神社本庁 白幡神社 市原市中高根1096 0436-95-3595 兼務 神社本庁 鶴峯八幡宮 市原市中高根1223 0436-95-3595 本務 可 神社本庁 白山神社 市原市中野208 0436-74-6528 兼務 神社本庁 山神社 市原市朝生原618 0436-96-0757 兼務 神社本庁 八坂神社 市原市朝生原998 0436-96-0757 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市町田542 0436-21-2522 兼務 神社本庁 八坂神社 市原市椎津230-1 0436-61-0267 本務 ときどきいる 要連絡可 神社本庁 稲荷神社 市原市椎津2412 0436-61-0267 兼務 神社本庁 八雲神社 市原市田尾290-2 0436-98-0746 兼務 神社本庁 田美神社 市原市田尾542 0436-98-0746 兼務 神社本庁 諏訪神社 市原市田尾981 0436-98-0746 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市田渕816 0436-98-0746 兼務 神社本庁 玉崎神社 市原市土宇1479 0436-95-3595 兼務 神社本庁 島穴神社 市原市島野1129・1130 0436-21-2522 本務 ときどきいる不在 連絡不要 房州開運波乗り神社めぐり 神社本庁 八幡神社 市原市東国吉303 0436-74-6528 兼務 神社本庁 大山祇神社 市原市徳氏900 0436-98-0746 兼務 神社本庁 八幡神社 市原市奈良109 0436-74-6528 兼務 神社本庁 蓑毛神社 市原市南岩崎415 0436-95-3595 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市二日市場602 0436-95-3595 兼務 神社本庁 八幡神社 市原市二日市場839 0436-95-3595 兼務 神社本庁 宇佐八幡神社 市原市廿五里1386 0436-21-2522 兼務 神社本庁 若宮八幡神社 市原市廿五里86 0436-61-0267 兼務 神社本庁 府中日吉神社 市原市能満589-2 0436-74-6528 兼務 神社本庁 天神社 市原市能満679 0436-74-6528 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市馬立1167 0436-95-3595 兼務 神社本庁 大宮神社 市原市馬立1609 0436-95-3595 兼務 神社本庁 根元神社 市原市馬立61 0436-95-3595 兼務 神社本庁 天津日神社 市原市馬立76 0436-95-3595 兼務 神社本庁 柏原神社 市原市柏原129 0436-61-0267 兼務 神社本庁 畑木神社 市原市畑木456 0436-61-0244 兼務 神社本庁 飯香岡八幡宮 市原市八幡1057-1 0436-41-2072 本務 いつもいる 要連絡可(書置有) 神社本庁 番場神社 市原市番場106 0436-74-6528 兼務 神社本庁 訶具都智神社 市原市不入190 0436-98-0746 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市不入斗1402 0436-61-0244 兼務 神社本庁 小鷹神社 市原市不入斗189 0436-61-0244 兼務 神社本庁 建市神社 市原市武士205 0436-74-7189 本務 不在 神社本庁 熊野神社 市原市風戸58 0436-95-3595 兼務 神社本庁 雷神社 市原市分目266 0436-21-2522 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市平蔵1814 0436-98-0746 兼務 神社本庁 大杉神社 市原市平蔵3324 0436-98-0764 兼務 神社本庁 大宮神社 市原市平田842 0436-21-1979 兼務 神社本庁 大山祇神社 市原市平野242 0436-98-0746 兼務 神社本庁 山神社 市原市米原2152・2153 0470-87-6627 兼務 神社本庁 山神社 市原市米原582 0436-98-0746 兼務 神社本庁 八坂神社 市原市米沢30 043-224-2211 兼務 神社本庁 金刀比羅神社 市原市米沢404 043-224-2211 兼務 神社本庁 淡洲神社 市原市米沢713 043-224-2211 兼務 神社本庁 十二社神社 市原市片又木317 0436-61-0244 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市奉免1377 043-224-2211 兼務 神社本庁 苗鹿神社 市原市奉免44 043-224-2211 兼務 神社本庁 八幡神社 市原市豊成459 0436-61-0244 兼務 神社本庁 天満神社 市原市本郷407 0436-98-0746 兼務 神社本庁 天津日神社 市原市万田野138 0436-98-0746 兼務 神社本庁 大宮神社 市原市妙香1369 043-224-2211 兼務 神社本庁 白幡神社 市原市野毛180 0436-21-2522 兼務 神社本庁 稲荷神社 市原市矢田70 043-224-2211 兼務 神社本庁 矢田神社 市原市矢田89 043-224-2211 兼務 神社本庁 大鷲神社 市原市柳原18 0436-21-2522 兼務 神社本庁 大山祇神社 市原市柳川99-2 0436-96-0757 兼務 神社本庁 八幡神社 市原市薮644 043-224-2211 兼務 神社本庁 妙見神社 市原市葉木658-1 0436-74-6528 兼務 神社本庁 八坂神社 市原市養老27 0436-98-0746 兼務 神社本庁 大国主神社 市原市立野12 0436-61-0244 兼務 神社本庁 櫃挟神社(櫃狹神社) 市原市櫃挟143 0436-95-3595 兼務 神社本庁 稲荷神社 市原市神崎732-1 0436-74-6528 兼務 神社本庁 神代神社 市原市神代265 0436-21-2522 兼務 神社本庁 白山神社 市原市福増851 0436-74-7189 兼務 神社本庁 熊野神社 市原市飯給136 0436-98-0746 兼務 神社本庁 白山神社 市原市飯給937 0436-98-0746 兼務 神社本庁 春日神社 市原市飯沼19 0436-21-2522 兼務 神社本庁 日枝神社 市原市鶴舞256 0436-98-0746 兼務 神社本庁 鶴舞神社 市原市鶴舞624 0436-98-0746 兼務 御嶽教 御嶽教鶴舞神誠一心大教会 市原市鶴舞771
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トーナメント表 第一回戦 キャラクター 第一回戦 第二回戦 準決勝 決勝 白王みずき 白王みずきvs糺礼vs意志乃鞘 糺礼 意志乃鞘 灰堂四空 灰堂四空vs羽山莉子vs沢木惣右衛門直保 羽山莉子 沢木惣右衛門直保 日谷創面 日谷創面vs小波漣vs熊野ミーコ 小波漣 熊野ミーコ ボルネオ ボルネオvs池松叢雲vs不動昭良 池松叢雲 不動昭良 医死仮面 医死仮面vs一∞vs櫛故救世 一∞ 櫛故救世 小宅麗智奈 小宅麗智奈vs真野風火水土vs矢塚一夜 真野風火水土 矢塚一夜 姦崎双 姦崎双vs阿野次のもじvs石田歩成 阿野次のもじ 石田歩成 伝説の勇者ミド 伝説の勇者ミドvs裸繰埜闇裂練道vsバロネス夜渡 裸繰埜闇裂練道 バロネス夜渡 第二回戦 +ネタバレ注意 キャラクター 第一回戦 第二回戦 準決勝 決勝 白王みずき 白王みずき 白王みずきvs羽山莉子 糺礼 意志乃鞘 灰堂四空 羽山莉子 羽山莉子 沢木惣右衛門直保 日谷創面 日谷創面 日谷創面vs不動昭良 小波漣 熊野ミーコ ボルネオ 不動昭良 池松叢雲 不動昭良 医死仮面 一∞ 一∞vs真野風火水土 一∞ 櫛故救世 小宅麗智奈 真野風火水土 真野風火水土 矢塚一夜 姦崎双 阿野次のもじ 阿野次のもじvs伝説の勇者ミド 阿野次のもじ 石田歩成 伝説の勇者ミド 伝説の勇者ミド 裸繰埜闇裂練道 バロネス夜渡 準決勝 +ネタバレ注意 キャラクター 第一回戦 第二回戦 準決勝 決勝 白王みずき 白王みずき 白王みずき 白王みずきvs不動昭良 糺礼 意志乃鞘 灰堂四空 羽山莉子 羽山莉子 沢木惣右衛門直保 日谷創面 日谷創面 不動昭良 小波漣 熊野ミーコ ボルネオ 不動昭良 池松叢雲 不動昭良 医死仮面 一∞ 真野風火水土 真野風火水土vs伝説の勇者ミド 一∞ 櫛故救世 小宅麗智奈 真野風火水土 真野風火水土 矢塚一夜 姦崎双 阿野次のもじ 伝説の勇者ミド 阿野次のもじ 石田歩成 伝説の勇者ミド 伝説の勇者ミド 裸繰埜闇裂練道 バロネス夜渡 決勝 +ネタバレ注意 キャラクター 第一回戦 第二回戦 準決勝 決勝 白王みずき 白王みずき 白王みずき 白王みずき 白王みずきvs伝説の勇者ミド 糺礼 意志乃鞘 灰堂四空 羽山莉子 羽山莉子 沢木惣右衛門直保 日谷創面 日谷創面 不動昭良 小波漣 熊野ミーコ ボルネオ 不動昭良 池松叢雲 不動昭良 医死仮面 一∞ 真野風火水土 伝説の勇者ミド 一∞ 櫛故救世 小宅麗智奈 真野風火水土 真野風火水土 矢塚一夜 姦崎双 阿野次のもじ 伝説の勇者ミド 阿野次のもじ 石田歩成 伝説の勇者ミド 伝説の勇者ミド 裸繰埜闇裂練道 バロネス夜渡
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東北本線 回9140M 運転日 編成 時刻 備考 2012/10/11(木) E491系勝田車(East i-E)+マヤ50 5001 試9251M~仙台714→名取725-27→岩沼735-37→白石801-09→越河819-51→福島918-20→本宮949-1015→郡山1031-33→矢吹1056-1120→白河1135-43→黒磯1207-18→矢板1238→氏家1252→宇都宮1310-11→小山1335→栗橋1354→蓮田1413-39→大宮1451-55→尾久1518→上野1524~回9489M 2012/10/16(火) E491系勝田車 回9141M~仙台714→岩沼733-35→白石756-808→越河816-55→藤田904→福島918-20→松川933-1003→本宮1017→郡山1029-33→矢吹1053-1135→白河1147→黒磯1207-18→矢板1238→氏家1252→宇都宮1310-11→小山1335→古河1348→久喜1402→蓮田1413-39→大宮1451-55→赤羽1512→上野1524~回9489M
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コトトケオ(事解男命) 日本神話の神。 黄泉の国から戻ったイザナギが吐いた唾から生まれたとされる。 悪縁消除を象徴する。 別名: コトサカノオ (事解男命) ヨモツコトサカノオ (泉津事解之男) ヨモツコトサカオ (夜母津事解男命) ヨモツコトサカ (予母知事蟹命) ミヅコトワケオ (泉事解男命) 祭神とする神社: 須賀神社(東京都武蔵村山市) 熊野神社(東京都多摩市) 五ノ神社(東京都羽村市) 穴沢天神社(東京都あきる野市) 狭山神社(東京都瑞穂町) 熊野神社(東京都奥多摩町) 小河内神社(東京都奥多摩町) 神明社(秋田県山本郡) 熊野神社(京都府京都市)
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武ノ沢駅 (ぶのさわえき) とは、井ノ原県咲久郡中武ノ沢町にある、井ノ原急行電鉄武六線の駅である。駅番号はB 03。 歴史 1983年 (昭和58年) 3月 武六線熊野町駅~笠原町駅間の開通と同時に開業。 2013年 (平成25年) 4月 ICカード「Inoca」の利用を開始。 駅構造 島式ホーム1面2線を有する地上駅。 駅長・駅員配置駅 (直営駅) である。管理駅として、武ノ沢ホテル駅・中武ノ沢駅の2駅を管理している。 のりば 路線 方向 行先 1 B 武六線 上り 中武ノ沢町役場・笠原町方面 2 B 武六線 下り 熊野町方面 隣の駅 B 井ノ原急行電鉄武六線 ■ 直通快速 熊野町駅 (B 01) - 武ノ沢駅 (B 03) - 中武ノ沢駅 (B 05) ■ 普通 矢ヶ峰駅 (B 02) - 武ノ沢駅 (B 03) - 武ノ沢ホテル駅 (B 04)
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①と②をラノでまとめて読む 奥へ進めば進むほど、奇妙な空間が広がっていった。吹き抜けのホールのような場所には大量の動物たちがいたのだ。 まるでサーカスのように象やキリン、彼らの時代では珍しいような異国の動物たちもたくさんいた。だがそれらはみな時が止まったように静止しており、剥製のようにも見えた。 「な、なんだこりゃ。いよいよもってここは異常だぞ」 六人は固まりながらその異常空間を見つめる。山座がその動物たちに触れ、本物かどうかを確かめていた。 「――触感がないな。まるでコンクリートに触れているように堅いな。だが空気のように手ごたえがまるで無い……」 「ど、どういうことなんですか中尉。ここはなんなんです。この動物たちは一体」 今まで恐怖で黙っていた高橋が堪らなくなり声を上げる。この日本とは思えない異質な空間に神経をすり減らしているようである。 高橋の悲痛な問いを無視し、山座はこの空間全域を見渡す。地面に目を向けると、そこは先ほどまでの石畳ではなく雑草が生えている。日の光など届きようがないためそれはありえないことである。山座はおもむろにその雑草を踏んでみたが土の感触も草を踏む感触も一切ない。それどころか草を踏んでもまったく潰れず鉄のような堅さである。これは先ほどの甲冑と同じ現象であると山座は理解した。 壁は相変わらず無機質な石で出来ている。 「一体この動物たちはなんなんだよ。そもそもこんな象とかジラフとかあの遺跡の入り口からどうやって入ったんだ。通路も通れないだろう」 白之はぺちぺちと象のお尻を叩いた。今にも動き出しそうな雰囲気だが、やはりその感触は死んだように冷たい。 「時間が凍結されているんだ。ここは、時空間軸の狭間だ」 「じくう――なんだって?」 山座は一人納得したように呟いたが、白之はまだ混乱しているようである。 「つまりここには過去も未来も存在する空間ということさ。この遺跡が西洋の城のようなのも恐らくそのせいだ。ここには時代と時間が関係ないようだ。全てがごちゃまぜになっている」 「どいうことだ。ここは異世界か何かということか。馬鹿馬鹿しい」 「正確にはここの空間は他の時代や場所の一瞬の場面が切り取られてここに投射されているわけだ。だからこんな風に止まって見えるようだ」 山座は納得したように頷いているが、白之を含め他の全員は誰も理解はできていない。とにかくこの異常な空間がまともではないということしかわからないのである。 「なら未来映っているのか?」 「さてね。だがあっても不思議ではないだろう。未来とは不確定なものだが、確かに存在する物だからね」 山座はその動物の空間を後にし、奥へと進んでいく。すると、またくだりの大きな階段があり、六人はそこに降りていく。 「ああ駄目!」 階段の途中で突然姫子がそう叫んでうずくまってしまった。何かに怯えるように震えている。 「どうした姫子!」 「駄目、これ以上は……。この先からとてつもない邪悪な気配を感じるの。危険だよ!」 姫子は駄々をこねるようにいやいやと首を振っていた。だがそれは山座の好奇心を駆り立てるだけであった。 「やはりこの先が最深部か。さあ行こう諸君。岡村曹長、高橋伍長、神那岐嬢を支えてあげたまえ」 「は、はい」 高橋と岡村が姫子を起き上がらせようとすると「いや、触らないで!」と拒絶した。この奥に相当危ないものがあるということかと白之は感じ、日本刀を握る手に力が入る。 「行こう姫子。大丈夫だ、俺がついてる」 「シロ……。うん、私頑張る……」 姫子は涙を拭い再び白之の手を握った。まだその細い手は震えているが、進まなければならないだろう。白之自身あの奇妙な空間を見て、ここが一体なんなのかを知りたいと思っていた。そして山座がよからぬ目的を抱いているのなら、自分がそれを止めなければならないとも考えていた。 長い階段を降りていき、やがて終わりが見えた。 その先に出ると、先ほどの動物たちのいた空間お同じように広い空間で、奇妙な魔法陣や魔術の道具などが雑多に散らばっていた。 「な、なんだここ。薄気味悪いな」 広場全体に不気味な雰囲気が漂い、ここで行き止まりのようで、鼻を刺激する血の臭いのようなものが充満していた。 「う、うわあああ!」 高橋が何かを発見したようでそこに懐中電灯で照らすと、そこには何人もの軍服を着ている死体が転がっていた。中には腐りかけや白骨死体のものもあった。 軍服を見てそれが日本軍の死体だということがわかった。それを見て山座以外の全員の顔に恐怖と絶望の色が映る。 「おい山座! この死体はなんだ!! これもさっきの動物たちと同じように過去の投射物だとでもいうのか!」 白之は足の先で軽くその死体を小突く。すると、現実的な感触が彼の身体を支配した。腐敗が始まりガスがたまってぶよぶよとしている。これはさっきの動物たちと違って現実にここにある物だとわかった。姫子は口元に手を当て吐き気を堪えている。 「姫子、あまり見るな。お前には毒だ」 「うん……」 そうは言ってもその死体は無数に転がり、視界に嫌でも入ってしまう。 「これは僕たちより先にここに来た研究者と軍の者たちだ」 「なんだと、俺たちより先に来ている人間がいたのか!?」 「ああ、この遺跡に来るのは僕たちで四組目だ」 山座は冷めた目でその死体の群れを見つめていた。まるで汚らわしいものでも見るかのようにその瞳には同情の色はなかった。 「おい、じゃあこいつらはなんで死んでるんだよ。一体ここで何があった!?」 「さてね。だが失敗したんだろう――神との交信に」 ざわっと鳥肌が立つのを白之は感じた。その死体の中には神官の服装や巫女服、はたまた黒魔術師の格好をした者の死体もあった。 つまり、この死体たちも姫子と同じように神と交信する力を持っているということだ。だがどうやら失敗し、そしてこのような惨状になっているということらしい。 「おい、まともじゃないぞこれは。俺たちもこうなるんじゃないんだろうな」 「失敗すれば、こうなるのかもしれない」 「ふざけるな。部下や軍と関係のない姫子を危険に晒せるか。大体神ってなんなんだよ! なんでこいつらは死ななきゃならなかったんだ!!」 「だから言っているだろう。この世界には人間や普通の動物たちとは違う存在が蠢いている。それが生物なのか超自然の産物なのか、はたまた宇宙からの使者なのか、神なのか悪魔なのか妖怪なのかわからない。いや、そのどれもが当てはまるのだろう」 山座はその空間の中心にある、祭壇のような場所へ昇っていく。奇妙な文字がその祭壇に描かれている。よく見ると血の痕がいたるところに染み付いていて、ここで血生臭いことが行なわれていたことがわかる。 山座はそこに上って白之ら五人を見下ろし、手を大げさに振って演説するように語り出した。 「私たち軍の研究者はその存在に目をつけた。キミたち軍人は認めたくないようだが、今の日本軍は完全に劣勢だ。このままでは破滅へと向かうしかない。だが、この国は神の国と呼ばれているほどに、その異形の存在の数はとても多い。我々はその存在の力を持ってして世界を覆してやろうと試みたのだ。この神を復活させ、この国は世界を掌握することになる」 山座は歯をむき出しにして笑い、メガネを押さえている。不気味な彼の笑いを、白之は顔を歪ませて不快に思っていた。 「何が神だ。ようするに化物の力で戦争に勝とうってんだな。俺たちみたいな異能者だけじゃ足りず、そんなものにまで手をつけるのかお前たちは」 「そうだ。だが私はこの国がどうなろうと知ったことではない。ただ強大な力があるのならばそれを戦争に利用する。科学者としてこの未知なる力に興味を持つのは当たり前じゃないか。だから僕は今回の任務に志願したのだ」 「ふざけやがって山座。俺はそんなもの認めないぞ。化物の力を使おうとした結果がこの惨状なんだろう! 俺だってこの国の勝利を願っているさ。だがそんな力を使って勝ったところでまともな国になるとは思えない。日本を化物の巣窟になんかさせるかよ」 白之は刀の鍔を指で押し上げ刀身をちらつかせ山座を威嚇する。 だが、パン、という乾いた音が響き、白之は膝をついてしまう。 彼の右ひざから血が溢れている。 白之が山座に目を向けると、そこには銃を構えていた山座が笑っている。 「しょ、少尉!!」 「――山座てめえ……」 白之は苦痛に顔を歪め、彼を睨みつける。白之も腰の拳銃に手をかけ、引き金を引こうと山座に向けるが、何度引き金を引いても弾が出ることはなかった。 「な、なぜだ……?」 「悪いね千石少尉。不良品に摩り替えさせてもらったよ。キミはいつもそうやって刀ばかり好んで使うから気づかなかっただろう」 「くそ、本宮! お前の小銃をよこせ!!」 千石は本宮の方を振り向いた。だが、その瞬間白之の顎に強烈な衝撃が走り、そのまま転がっていってしまう。驚いてすぐに顔を上げると、足をこちらに向けている本宮が彼を見下ろしていた。本宮は白之の顔をその堅い軍靴で蹴り上げたようであった。白之は流れ出る血を押さえながら睨みつけるしかなかった。 「本宮お前もか……」 「俺は……軍の犬だ。俺はただ上の命令を聞くだけだ……」 本宮は小銃を構え、全員を威嚇する。 「俺は戦争に勝ちたい。たとえ化物の力を借りようとも、山座中尉についていく……」 「ふふふ、そう言うことだ千石少尉。彼は僕の賛同者なんだよ。さあ岡村伍長、高橋曹長、キミたちはどうする?」 その臆病な二人は顔を見合わせ、 「すいません千石少尉……」 と言って彼の眼を見ようとはしなかった。 「待て、ここの死体を見ろ! お前たちも死ぬかもしれないぞ!!」 だが二人は俯いたままであった。彼ら兵隊は軍の命令には逆らえなかった。逆らうという概念など持つことすら許されなかった。 「さあ二人とも神那岐嬢をここへ連れてきたまえ」 「いや! シロ! シロ!」 姫子は掴みかかる岡村と高橋を振り切ろうとしたが、幼い少女のか細い腕では軍人の彼らに抵抗などできるわけがなかった。 「お前ら、そんな子供を巻き込んでそれでも日本男児か!」 「黙れ……あなたはもう俺の上司ではない。それ以上動けば撃つ」 本宮は小銃を白之のこめかみに突きつけた。その目は機械のように冷徹で、容赦のないものであった。 祭壇の上まで連れてこられた姫子は泣き喚いていた。それを不快に思った山座は思い切り彼女の髪を掴みあげこう言った。 「うるさい小娘。キミは僕の言うとおりにすればいい。逆らえば、あの男を撃ち殺す。その後キミを彼らの慰めものにしたあとに同じように殺してやる。それが嫌なら神との交信を始めるんだ」 鬼のように唇を歪ませ、悪魔のような瞳で彼女を脅し、姫子はもう何も言えなくなってしまった。 「さあ巫女よ。ここに来るんだ」 山座は姫子を引きずり祭壇の上に無理矢理座らせた。その祭壇には無数のお経や魔法陣の跡があり、恐らくそれはここの死体たちが使った交信術のものだろう。 姫子はどうしたらいいのかわからず、ふと天井を見上げると、そこには巨大な壁画が目に映った。 その壁画には巨大なタコなのかイカなのかわからないような、無数の触手を生やした真っ黒な軟体動物のようなものが描かれている。 その軟体動物の何百という数の目玉がこの祭壇に視線を向けていた。姫子はそれがこの遺跡に祭られている“神”だと理解した。 いや、これは祭られているのではない。ただ純粋に眠っているのだと姫子は考えた。この時空間軸の狂っている遺跡の中に閉じ込められているのだ。 開放してはならない。これは間違いなく災厄だ。 「ねえ、この神ってなんなの……?」 「それに答える義務はない」 「じょ、情報が少ないと交信できないの。相手のことを知らないと波長が掴めないよ」 姫子はそう言った。何も知らないままでは交信は上手くいかないし、少しでもこの状況を長引かせたかった。たとえそれが無意味だとしても。 「ふん。そうか。ならば教えてやろう。これは太古から存在する高次元生命体だ。いつから存在するか、それすらもわからない。現に少し前までここにはこんな遺跡は無かったのだ。恐らくこの神は時空間軸を操れるのだろう。もしかしたら遥か未来や、宇宙の外側からやってきたのかもしれない。キミも見ただろう、この遺跡では過去も未来も時間も場所も関係ない。そもそも彼らのような高次元的存在にとって時間や場所といった概念はないのかもれない。だがその力を制御することが出来れば世界を手に入れたも同じだ」 「時空の制御……?」 「そうだ、この遺跡がこうもちぐはぐなのはこの神が時空を食らっているからだと僕は考えている。おそらく彼の存在がこの奇妙な遺跡を作り上げているのだ。この神の力を手に入れれば過去も未来も自由に操れる。随分前からこの神に軍は熱を入れているようだったが、いままで居場所をつきとめることが出来なかった。だが今この神は眠りについていてこうしてこの場に留まっている。神がまた別の時間軸に飛ぶ前に手に入れなければならない」 そう言い終え、山座は姫子に銃を向けた。 「僕が知っているのはそれだけだ。神の名前も知らない。その壁画に名が書かれているようだが、恐らくそれは我々人間では発音不可能だろう。さあ交信を始めろ。生も死も超越する神の力を手に入れるのだ」 「わ、わかったわ……。そうすればシロも私も助けてくれるのね?」 「勿論だ。キミも千石少尉も貴重な“異能者”だ。そうそう手放したくは無い」 姫子はそれを聞いて、正座をし目を閉じた。精神を集中して眼に見えない不思議な空気を感じ取っていく。 「やめろ姫子! 駄目だ――ぐっ!」 白之がそう呼びかけるが、本宮にまたも軍靴で腹を蹴られ、黙り込んでしまう。今この状況では逆らったところですぐに撃ち殺されてしまうだろう。 姫子は白之がそうされるのが我慢できず、言われる通りに交信を始めた。 『名無しの神よ、私の声が聞こえますか?』 この場に眠る神へとそう問いかける。すると、ざわざわとした感覚が彼女の身体を支配する。どうやら神は姫子のことに気づいたらしい。 『名無しの神よ、あなたの力を貸して欲しいの。どうか私の言うことを聞いて』 びりびりと遺跡全域が揺れ始める。これは応答しているということなのだろうか、姫子は呼びかけを続けた。 『名無しの神よ、あなたの声を聞かせて。姿を現して』 すると、天井の壁画に異変が起こった。天井の絵から黒い塊が漏れ始めたのだ。その黒い物体はだらりと垂れ、まるで触手のように蠢いていた。 「おお、これが神か!」 山座は歓喜の声を上げた。だが高橋と岡村には恐怖の色しかない。 その触手には無数の目玉がついており、壁画そのままの姿を彼らの前に現したのであった。天井全体に蜘蛛のように張り付いてこちらを見ている。 『さあ、名無しの神よ。力を――』 その言葉をきっかけに、その黒い塊がどろっと地面に落ちてきた。触手が姫子を包み込み、飲み込んでいく。 「だ、大丈夫なんですか中尉……。彼女は……?」 黒い物体に飲み込まれ姿の見えなくなってしまった姫子に驚き、高橋はガタガタと震えていた。当然だろう、このような超常の存在に出会ったのは初めてなのだから。だが山座は既にこのような存在を知っているようで、ニタニタと笑っているだけである。 「あれは神と一体化して交信を深めているのだ。彼女はどうやらここに転がっている死体共よりも強い力を持っているようだな」 まるでヘドロのように蠢いているその黒い物体を見ながら山座はそう言った。 『すごい、何この感覚。時間も場所もどこかわからない』 彼女がいる神の中は、まるで暗黒の宇宙のようで、何も無い真っ黒な世界が広がっていた。先ほどまでの世界と断絶されている錯覚に陥る。いや、実際そうなのかもしれない。ここはあちらとは別の世界になっているのだろう。ここは世界の果て、時間も空間も関係の無い異空間なのだ。 『いたっ……!』 姫子が腕に激痛を感じ、そこに目をやると黒い触手が彼女の腕に絡み付いていた。それは腕だけではなく、身体全体に這い上がってきた。神経を侵食されるような激痛に襲われ、姫子は叫ぼうとしたが、その声は響かない。ここには音も何もないのだ。 まるで神が直接姫子にコンタクトをとろうとしているかのようで、次第に心にまでその暗黒は侵食してくる。 『なんなの、名無しの神よ。あなたはどうしたいの?』 その神は言葉を持たないのか、彼女の問いかけに答えることはなかった。だがただ一つの欲求だけが彼女の心に伝わってくる。 それは“食欲”。 目覚めと共に沸き起こる食欲の衝動であった。 「う、うわああああああああああ!!」 その叫び声を上げたのは岡村であった。彼は目の前の黒きモノがさらに肥大化し、こちらに触手を伸ばしたのを見てパニックを起していた。小銃を向け発砲するが、その神に何発銃弾を撃ち込んでも手ごたえはなく、その黒い触手に吸収されているようであった。 「やめたまえ岡村くん。そんなものは無駄だ」 山座は冷静にそう言っているが、高橋も岡村ももはや混乱しており、自分たちを取り囲む化物の触手から逃れようと走り出した。 だが黒きその神は走り出した岡村と高橋に触手を伸ばして言った。無数の太い触手は彼らを包み、強く握り締めていく。 「ひいいい! た、助けてください中尉いいいいいい!!」 二人の叫び声も虚しく、彼らの胴体は千切れ飛び、部屋の中に四散する。内臓と血がシャワーのように山座の顔に降り注いだ。触手から直接捕食をしているようで、残った肉片は神の身体に吸収されていく。 「岡村! 高橋!!」 彼らの最後を見た白之は悲痛に二人の名を叫ぶが、もう跡形も残らず砕け散ってしまった。怒りに顔を歪め、白之は本宮を睨む。 「おい本宮! お前はこれでいいのか。見ろ、やはりあんなのは人間が制御できる物じゃないんだ。仲間まで見殺しにして、お前たちは何を望むんだ」 「黙れ……ここまでは予定の範囲内だ。あんな役立たずたちは死んで当然だ」 本宮は銃身の先で白之の頭を小突いた。それを見て返り血を浴びた山座がにやりと笑っている。 「キミこそ何が不満なんだい千石少尉。キミは言っただろう“国のために戦っている”と。ならば利害は一致しているじゃないか。戦争に犠牲はつきものだ。彼らは戦死したのだよ、国のためにね。くくくく」 「ふざけやがって山座。姫子もあの化物に飲まれちまった。俺はお前たちを許さねえぞ」 「許されなくて結構だよ。さあ、神那岐嬢よ。僕の声が届いているかい? 神の力があればこの遺跡そのものを制御することができる。この遺跡を使えばどこにでも移動できるんだ。さあ、今すぐ敵国の中心に移動するんだ。奴らの国を丸ごと滅ぼしてやろう」 山座がその黒い塊に話しかけるが、反応は無い。 どうやら姫子は完全に乗っ取られてしまったようで、制御をすることなど不可能であった。 「おやおやおや。これはまずいな。まさか神那岐一族の力をもってしても御することは不可能なのか」 山座は少し後ずさりをする。恐らくここまでの暴走は彼にとっても予想外であったのだろう。だが黒き神は膨張を続け、天井に届くまでにその巨体は膨れ上がっていった。 「中尉。危険です……離れて下さい……」 本宮が山座にそう呼びかけるが、山座がそこから逃れる前に黒き神は触手を彼に伸ばしていく。ここに大量に散らばる死体たちと同じように、山座もまた捕食の対象になっているようであった。 「ふふふ、なんて強大な力なんだ……素晴らしい……!」 山座はその神の力に恍惚とした表情をしており、我を忘れているようであった。 「中尉! 正気を取り戻してください!!」 本宮は山座に伸びる触手に小銃を構え発砲した。触手に銃弾は無意味であったが、山座の気付けにするためであった。それが功を奏し、山座はそこから飛び逃げる。 だが、本宮が銃口をよそに向けるのを白之は見逃さなかった。 白之は撃たれて痛む腿を押さえながらその場から駆け出した。途中、高橋の死体から飛び散った時に落ちてきたであろう拳銃が目に入る。彼はそれを手にして大きな瓦礫などの後ろに隠れた。 「――しまった、 千石ううううう!!」 本宮が気づいた時にはもう遅く、彼は隠れてしまい、そちらに小銃を向けても無意味であった。「ちっ」と舌打ちし均衡状態が続く。本宮は触手の脅威に晒されつつ、そちらに気を回せば白之に撃たれるという状況になってしまった。立場が逆転したのだ。 だが本宮に対して優勢になった白之であったが、それでも今のこの状況下ではほんとど意味などないことを悟っていた。たとえ本宮を倒しても、あの化物を倒す術はない。もしまだ姫子が取り込まれただけで生きているのなら助けなければならない。逃げるわけにはいかないのだ。 そうしている内にも触手は彼ら三人を狙って蠢いている。 山座は石柱の陰に隠れなんとか難を逃れている。 だが、突然その触手が痙攣したように震え、ピンっと一瞬張り詰めたと思うと、溶け始めた。一体何が起こったのか三人は理解できない。 液状になったその黒き神は遺跡の床に溶け込んでいく。 「中尉、どうなってるんですか。何が起こったんですか」 「わからない。だが、また眠りについたわけではないだろう。見ろ、どんどん遺跡全体が黒く染まっていく」 もともと暗かった遺跡内であったが、その神が遺跡と同化し始め、完全な闇が訪れた。そのはずなのに彼らはお互いの姿だけはよく見えた。 白之もそれに驚いた。岩陰に隠れているのに、丸見えになっているのだ。だが、岩自体は確かにそこに存在するようで、堅い物が背に当たる。あくまで視覚的に見えているだけのようであった。 「どうなってやがる……」 白之はその暗黒空間を眺める。すると、その空間に無数の目玉が一斉に目を開いた。やはりこの黒い空間はあの神と同化したらしいことを白之は認識した。 「山座、これはなんなんだ。何が起きるんだ」 「僕にもわからないと言っているだろう千石少尉。だが、これは神那岐嬢が何らかの干渉を神に行なっているということだろう」 「つまり姫子はまだ生きてるんだな?」 「ああ、彼女が少しでも抑えているから我々はまだ生きていられるのだろう。くくく」 こんな危機的状況だというのに、山座はまた笑っていた。彼にとってこの状況は新たな情報収集でしかないのだろう。自分の命すらも勘定にいれてはいないようだ。 その直後大きな揺れがこの遺跡全体に起こった。凄まじい揺れで、彼らは立つこともできずにへたりこんでしまう。 そして轟音と共に、今度は逆に凄まじい光が彼らの視界を塞いだ。 「な、なんだ今度は!!」 眩しさに目を閉じ、光りの強さが収まってくると彼らはゆっくりと目を開けた。そこはまた先ほどと同じ遺跡の空間が広がっていた。だが、揺れで壁や天井が崩れたのか、外の光がこの空間に漏れていたのだ。 だが、彼らは気づく。それがありえないことに。 ここは山の中に存在する地下遺跡。外の光が届くことなんてありえないことであった。 山座はその崩れた壁に向かう。すると、そこから見た光景は壮観なものであった。 そこからは青い空と、下を見ると自分たちが先ほどまでいた山が見渡せた。どうやらこの遺跡は空中に浮いているようであった。 「そうか、神那岐嬢はついにこの黒き神の制御に成功したのか。どうやら彼女はあの遺跡内部からこの空中までこの遺跡全部を空間転移させたようだ。これは素晴らしい! このまま敵国へ突き進むんだ!!」 山座が歓喜に身体を震わせ、どこかにいるはずの姫子にそう呼びかけた。 『無理よ。もう私がこれを抑えるのは限界なの。もう遺跡全体が飲まれているわ。このままでは世界そのものを滅ぼしかねない』 そう姫子の消え入りそうな声が聞こえた。その言葉に山座は少しだけ開いた壁から身を乗り出し遺跡を確認する。 遺跡と神が同化しているようで、遺跡の外観は触手に侵食され所々有機的な物体に変換されている。それがさらに不気味さを増加させ、西洋の城のような遺跡が空中を浮いているというのは酷く非現実的である。 「どうするんだ姫子。なんとかならないか」 白之は遺跡と神と一体化している姫子にそう尋ねた。姿は見えないが声は届くはずだ。 『この神の力が時空を操るのなら、この遺跡そのものを未来に飛ばすの』 「そ、そんなことが出来るのか?」 『最後の力を振り絞って制御すれば出来るわ。もう力の限界が来ているからそんなに遠い未来には飛ばせないけど。百年以内なら飛ばすことはできるよ。少なくとも今、この脅威を消し去るにはそれしかない』 「だが、それじゃ未来に被害が……!」 「千石少尉。そんなことを言っている場合じゃないだろう。今、この瞬間の危機を回避しなければ未来などないのだよ」 山座はにたにたと笑いながらそう言った。その言葉にかちんと来たが、今怒って岩陰から飛び出せば本宮に狙い撃ちされるだけであろう。 「なあ姫子。この遺跡を未来へ飛ばして、お前はどうなる。お前はこっちに戻ってこられるのか?」 『それは、多分無理』 「そんな、それ以外に方法は無いのか。こんなこと全部あの山座と軍の責任じゃないか。お前がそんな犠牲になることなんて無いんだ」 『でも、もうどうしようもないよ。私はもうこの化物と同化してしまいそう。いつまた暴走を始めるかわからないの』 「そんな……」 「いいじゃないか千石少尉。神那岐嬢の言うとおりにしよう。そうすれば我々は助かるのだ。さすがに制御できないとなればこの国そのものの存続も危ぶまれるからね」 「山座ぁ……てめえ」 「さあ神那岐嬢。この黒き神を未来へと移動させてくれたまえ。我々はその間にここから抜け出すよ」 「バカか山座。ここは空中に浮いているんだろう。どうやってここから脱出する。飛び降りれば死ぬだけだぞ」 そのもっともな問いかけに、山座はにやりと笑った。 「問題はない。なあ本宮軍曹」 その言葉に本宮はこくりと頷く。不思議に思った白之は少しだけ岩陰から顔を出した。すると、本宮の身体に異変が起こり始めたのであった。 本宮の背中が奇形のように膨張し、軍服が破れ、その背から巨大な羽が生えてきたのである。その羽根は純白で、まるで天使のようであった。 「本宮、お前……」 「そうだ、彼もまたキミや神那岐嬢と同じように特別な力を持っている。彼は自由自在に空を飛ぶことが出来るのだ。キミは鉄の翼が無ければ飛べないだろう」 山座は本宮に掴まり、壁の穴に近づく。ここからすぐにでも脱出しようというのだ。 「さあキミもこちらに来たまえ。キミの力が我々には必要なのだ」 「千石少尉。あなたも死にたくはないでしょう。銃を捨ててこちらに来てください。俺の力なら二人を担いでも飛行可能です。さあ」 「……」 白之は黙ってしまう。 このまま姫子を見捨てて逃げ出していいのか。それで自分は納得できるのか。 『行って、シロ』 そう小さく姫子の声が聞こえた。 『このままここに残っても、シロも取り込まれちゃうだけだから。そうなったら何の意味も無いよ』 「姫子……」 白之は自分の無力さに苛立ち、銃をその場に投げ捨てた。 「姫子! 俺はお前を絶対助けてやる。必ずだ。何か方法があるはずなんだ!!」 『うん……ありがとう。私、きっとシロが助けてくれるって信じてるよ』 「当たり前だ。俺は、俺は日本男児だ。約束は守る」 白之はほんのちょっと前にあっただけのこの少女に強い思いを感じていた。幼く、小さいのにこの国の理不尽な争いに巻き込まれ、こんな事態になってしまった。 遺跡と黒き神と融合して、もはや彼女の精神は消える寸前である。 今の自分では彼女を助ける術はないと理解した白之は、その場から去る決意をした。 「山座、お前も約束しろ。お前も彼女を助けることに協力するんだ」 「……ふふふ。構わないよ。僕もあの神をこのまま手放したくはないからね」 白之はその言葉を信じ、本宮の下に向かい、彼の身体に掴まった。 「姫子、待ってろよ……」 そのまま本宮は二メートルほどの巨大な翼を広げ、空へと飛び出した。強烈な風が吹き、そのままバランスを保ちながら落ちるように飛んでいく。空に浮く遺跡から離れたところで、その遺跡の周りは強烈な空間の歪みが発生した。 そして激しい光と共にその巨大な遺跡は一瞬にして姿を消してしまったのであった。どうやら未来へと送り込まれたらしい。あれほどの質量が一瞬にして空間転移するということは相当なエネルギーを持っているのだろう。もしあの黒き神が暴走し、世界に牙を向いていたら大変なことになっていたかもしれない。 本宮はそのまま彼らがいた洞窟の簡易拠点まで降りていった。 だが、白之はそこの異変に気付いた。その洞窟に小隊ほどの数のの軍人たちが待機していたのであった。 「お、おい山座。どういうことだ」 「……ふふふ。僕が彼らを呼んでおいたのさ。彼らは僕の忠実な部下さ」 地上に降り、本宮は羽を畳んで、山座と共にその軍人たちの下へと駆けていった。 彼らは山座を見ると敬礼し、歓迎しているようであった。 「山座中尉。命令どおり待機しておりました」 「そうかご苦労。キミらも見ていただろう。あの遺跡は消滅してしまった。任務は失敗だ」 そう告げた山座の顔はまったく無表情であった。任務の失敗など気にも留めていないようである。 「それで、どうしますか中尉」 「ああ、仕方ない。こうなったら後はこうするしかないな」 山座はばっと手を挙げ、白之の方を向いた。 「千石白之少尉には死んでもらう」 その瞬間、その軍人たちは一斉に銃を白之に向け、その銃口が火を噴いた。 突然の行動に白之は咄嗟に動けず蜂の巣にされてしまう。何十発もの弾丸が彼の身体をボロ雑巾のように蹂躙していく。だが、不思議なことに心臓や頭には当たることがなかった。兵士たちはわざとそこからずらして撃っているようであった。 力尽きた白之は大量の血を流しながらその場に突っ伏した。 山座はさっと手を挙げ、今度は兵士たちの銃を伏せさせた。 「十分だろう」 そう言いながら山座は彼の下まで近づいてきた。 「山座……お前なんで……?」 彼には理解できなかった。わざわざ遺跡から助け出しておいて、自分をこうして始末しようとしているのかを。だが山座はにやにやと笑い、こう言った。 「こうするためにキミをあそこから連れてきたんだよ千石少尉。神を失った今、僕の興味はキミにしかない。キミが死ねばキミの異能の力の研究をすることができる。異能者を貴重だと贔屓している頭の堅い上の連中も死体相手ならば許可を出すだろう。だけど安心して欲しい。キミを殺しはしないさ。キミには少しの間眠ってもらうだけ、僕はキミが大好きなんだ。きっと大事にするよ。くくくくく。神那岐嬢のことは諦めたまえ、キミはこの国のために尽くすんだよ。ふふふ」 白之は失われつつある意識の中で、悪魔のように笑う山座を睨みつけた。 最後の力を振り絞り、全力で叫んだ。 「山座あああああああああああ! お前は絶対に許さない。殺す、絶対に殺してやる!」 「それは楽しみだ千石少尉。僕を殺してくれよ、ずっと、ずっと待っているよ。ははははははは!!」 白之は意識を失うまで、ただ姫子のことを考えていた。 自分が死んだら彼女はどうなる。必ず助けると約束したばかりなのに、と。 そして彼の世界は暗黒に包まれた。 ※ ※ ※ そして気が遠くなるような年月が過ぎ、再び彼は戦いの場へと駆り出されることになる。 冷たい空気と共に、堅い機械のようなベッドの上で、彼は目を覚ます。 「ここは……」 確か自分は撃たれて死んだはず。 そう思いながら重い瞼を開く。目の前には見知らぬ女性が二人、そこに立っていた。 「ようこそ2019年へ、千石白之くん。……とりあえず服を着ましょうか。みゆきが鼻血たらしてるから」 こうして千石白之の物語は現代へと続いていく。 つづく ①へもどる トップに戻る 作品保管庫に戻る
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越後国 魚沼郡 小千谷組 千谷(ちや)村 大日本地誌大系第34巻 85コマ目 小千谷陣屋の北に当り行程16町余。 家数92軒、東西1町26間・南北6町16間。 東は信濃川に傍ひ西南北は田圃(たんぼ)なり。 東3町28間、公領本郡薭生村に界ふ。 西7町37間山谷村の界に至る。その村まで22町20間余。 南2町20間西千谷川村の界に至る。その村まで12町20間。 北4町36間三佛生村の界に至る。その村は寅(東北東)に当り9町30間余。 また 未(南南西)の方1町37けん平沢新田村の界に至る。その村まで6町50間余。 戌(西北西)の方3町36間小粟田村の界に至る。その村まで8町余。 山川 信濃川 村の寅(東北東)の方4町余にあり。 薭生村の境内より来り、3町20間余北に流れ三佛生村の境内に入る。 関梁 橋 村の巳(南南東)の方にあり。 長8間・幅1間、千谷郷川に架す。 長岡に通る街道なり。 神社 熊野宮 祭神 熊野宮? 草創 不明 村の寅(東北東)の方にあり。 鳥居あり。 神職 西方但馬 安永中(1772年~1781年)但馬定趙という者神職となる。 今の但馬定政が祖父なりという。 山王神社 祭神 山王神? 鎮座 不明 村の辰巳(南東)の方にあり。 村民の持なり。 伊勢宮 祭神 伊勢宮? 勧請 不明 村北2町にあり。 村民の持なり。 寺院 長樂寺 村西1町余にあり。 千谷山と號す。曹洞宗、小粟田村潮音寺の末寺なり。 文明中(1469年~1487年)益公という僧創立し、弘治中(1555年~1558年)潮音寺第2世廣尭という僧再興すという。 弥陀を本尊とし客殿に安ず。 『泰器盛安大姉』の霊牌あり。稲葉刑部某の妻なりとぞ。 慶長5年(1600年)稲葉新平某この人の冥福を薦めん為に田畝を当寺に寄附せしという。 鐘1口あり。径2尺5寸、『越後國魚沼郡藪神荘千谷村千谷山前総持長樂寺九世本名代求之也寶暦八戊寅天』と彫付けあり(寶暦8年:1758年)。 薬師堂 境内にあり。 寶物 古文書 1通。その文如左(※略)。 観音堂 村中にあり。 草創の年月をしらず。 小千谷村慈眼寺これを司る。 十王堂 村中にあり。 創立の時代詳ならず。 村民の持なり。 墳墓 稲葉刑部妻墓 長樂寺の申(西南西)の方2町10間にあり。 5間四方計の壇にて、石塔なくただ空輪1を存す(長樂寺の条下と照らし見るべし)。 Google Map千谷 有明橋茶郷川(千谷郷川)に架かる橋。 熊野宮 - なし祭神は櫛御氣野命(くしみけぬのみこと)(須佐之男命(すさのおのみこと)の別名)で熊野大神とも言われ、出雲(島根県松江市出雲)熊野大社の祭神です。会津地方に沢山ある熊野神社は紀伊国(和歌山県)の熊野三社権現の方。 明治43年9月30日に日吉神社へ合併。 日吉神社(山王神社)祭神は大山咋命(おおやまくいのかみ)で、明治時代に熊野神社を合併し櫛御氣野命も合祀。 神明宮(伊勢宮) - 見当たらず神社明細帳に登録はありますが見当たりません。旧住所は北魚沼郡千田村大字千谷字下原。祭神は天照皇大神です。 長楽寺 観音堂? 十王堂? 稲葉刑部妻墓? 見照院 - 日吉神社の北 お堂? 余談。 寺院明細帳(52-1)を見ると、千谷には見照院・大瀧院・長楽寺と3つの寺院があるようです。 長楽寺は風土記にも記載があるのですが、観音堂・十王堂と見照院・大瀧院が一致しません。さらに大瀧院は所在地も不明です。 見照院と大瀧院は本尊が不動明王です。十王の1番目である秦広王の本地は不動明王なので十王堂と重ねることは出来なくはないですが、多少こじ付けが過ぎます。同様に十王の8番目である平等王の本地は観世音菩薩ですが、こちらは不動明王と離れてしまいました。 観音堂と十王堂はどこに行ってしまった、もしくはどうなってしまったのでしょう。 補足:十王信仰について。 中国発祥の信仰で、日本では地蔵菩薩と結びついて広まりました。十王とはあの世で生前の罪を判断する裁判官のことで、有名所に閻魔大王という方がいらっしゃいます。本地とは大雑把に言えば本来の姿のことで、例えば閻魔大王の本地は地蔵菩薩です。 名称 本地 第一 秦広王(しんこうおう) 不動明王 第二 初江王(しょこうおう) 釈迦如来 第三 宋帝王(そうていおう) 文殊菩薩 第四 五官王(ごかんおう) 普賢菩薩 第五 閻魔王(えんまおう) 地蔵菩薩(六道能化) 第六 変成王(へんじょうおう) 弥勒菩薩 第七 太山王(たいざんおう)(泰山王) 薬師如来 第八 平等王(びょうどうおう) 観世音菩薩 第九 都市王(としおう) 勢至菩薩 第十 五道転輪王(ごどうてんりんおう) 阿弥陀如来
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陸奥国 耶麻郡 小沼組 金森(かなもり)村 大日本地誌大系第32巻 61コマ目 府城の北に当り行程3里8町。 家数24軒、東西1町40間・南北1町30間。 四方田圃(たんぼ)なり。 東23間塩川組中屋敷村の界に至る。その村まで1町40間余。 西6町15間塩川組下利根川村の界に至る。その村まで11町40間。 南5町15間塩川組竹屋村の界に至る。その村は辰巳(南東)に当り10町計。 北5町56間常世村の界に至る。その村まで1町20間。 また 未(南南西)の方10町15間塩川組上窪村の界に至る。その村まで13町余。 水利 赤羽堰(境見川(さひみかわ)) 境見川ともいう。 常世村の方より来り田地に漑(そそ)ぎ上窪村の方に注ぐ。 神社 熊野宮 祭神 熊野宮? 相殿 婆権現 熊野宮 草創 不明 村の未申(南西)の方2町50間にあり。 鳥居幣殿拝殿あり。高柳村山本大隅が司なり。 Google Map金森地区 熊野神社 余談。 はじめ婆権現は婆神(奪衣婆やおんばさま)と同一かと思ったのですが、飯豊山の女人禁制なのに登ったら石化してしまった女性の話が元になっているのでは?と考察してみました。雨や清水に関連した話なので、雨ごいの神として祭られていたのではないかと。 参考姥権現の話(小国町)(いいでの伝説) 姥清水(日本昔話データベース) 婆権現(ヤマレコ) 山姥に導かれ(山姥のいるところ - 平凡社)