約 4,130 件
https://w.atwiki.jp/darkdeath/pages/299.html
No.0404 畜趣剣「無為無策の冥罰」 條件:妖夢1 屬性:集中 咒力:3 攻擊:3 迎擊:1 命中:4 [戰鬥階段]咒力2 到階段結束前,這張符卡獲得「迎擊+1」「命中+1」。 (每階段只能使用1次)
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/6588.html
このページはこちらに移転しました 無為に凍える感情 流れ逝く日に嗚呼 作詞/238スレ267 今も未だ隣の温もりがただ離れずにしがみ付いて 目が覚めて初めて気付く 都合よく美化された過去 誰が不幸だと?意味もなく泣き叫ぶ声に 嗚呼 君が浮かぶ 嘘を嘘で覆い、そこに優しさを与えては 君は泣くのだろう この距離が意味を持つ 嗚呼 赤く塗り返した遠くに見える揺らめきは 嗚呼 戸惑う事無く壊して ねぇ 壊して ねぇ ねぇ 嘘を嘘で覆い、そこに優しさを与えては 届くまで叫んだ 届かぬとも知らずに 愛や夢や心を、いつ捨てれば痛くない? 僕は泣くのだろう この距離で君を待つ 待っている 待っている 待っている
https://w.atwiki.jp/childrenmemo/pages/16.html
名前:宮下 無為(みやした むい) 性別:不明 出身:オリジナル 所属:浦ヶ埼学園高等部2年9組 誕生日:6月1日 血液型:B型 身長:167cm 容姿:黒髪のショートカット。男装のときは眼鏡着用、女装のときはコンタクト。 男子にしては背が低く華奢、女子にしては背が高くて筋肉質。 性格:学校の安寧を守るべく行動するしたたかな生徒会議長。束縛されるのが嫌いだが会長には従順。何でも他人事のように楽しみ、当事者に近いけれど自分には直接被害の及ばないところからあれこれ言ったり言わなかったりする。 制服交換が趣味で男装のときは男子になりきり、女装のときは女子になりきる。 小物から口調・動作まで変化させるので、会長でさえも本当の性格がわからない。ちなみに入学時には両方の性別に丸を書いて提出した。 好きなもの:調べごと、生徒会長の元で働くこと。 苦手なもの:宗教とか宇宙とか漠然としたもの、理論を振りかざされること、人に従うこと。 シナリオ:生徒会室でピエロと談笑。傍観者と接触する。 会長に従っているが、一人で自由に行動することも。 関連記事:pUzzlE 作者:鵲
https://w.atwiki.jp/aspurand1106/pages/456.html
【28】無為はあらゆる不道徳の母 「ねーおかしい絶対おかしい」 リルヴァは少年・貴彦に対しアピールを続けていた。 素っ裸になって尻を突き出しその部分を広げて奥まで見せて尻を振ったりもした。 だが貴彦は鬱陶しげな目を向けるだけであった。 「おかしいって何でそこまで興味がわかないの」 「……」 そろそろ泣きそうになっているリルヴァの問いに答えず貴彦は立ち上がってデイパックを持ち上げる。 「え? どうしたの?」 「どこか建物探してそこに隠れてます」 「あ、じゃあ私も行くからね!」 「ええ……」 「当たり前よ! 虚仮にされたままでいられないもの!」 「……はあ、もう勝手にすれば良いでしょう」 うんざりしている貴彦に張り切るリルヴァ。 貴彦はもういい加減まともに構うのも面倒になったようで勝手に飽きてどこかへ行ってくれる事を願っていたが、 リルヴァは全くその気は無かった。 ――――あぁぁぁぁい゛たぁいぃぃぃぃぃぃ!!痛いぃぃぃぃぃ!!痛い痛い痛いぃたっぁあ゛ぁいたぁ゛い!!!!! 「「!」」 突然どこかから響く男の悲鳴。 凄まじい絶叫のようで木霊している。 「あれ、結構近くない? 今の悲鳴」 「みたいですね……もうちょっとここに居ますか、じゃあ」 危険を感じた貴彦はもうしばらく橋台部分に留まる事にした。 「じゃあそのもうちょっとの間私と」 「しません」 「……泣いて良い?」 あまりの塩対応の連続にリルヴァは流石に心が疲れてきているようであった。 【午前/D-3軍前橋北側橋台付近】 【廣崎貴彦】 [状態]健康 [所持品]基本支給品一式、不明支給品 [行動指針]殺し合いをする気は無い。この人(リルヴァ)何よ……。 【リルヴァ】 [状態]健康 [所持品]基本支給品一式、不明支給品 [行動指針]殺し合いはしない。廣崎君の興味を私に向けさせたい! って言うか向いてよぉ……。 前:心と身体は乖離、狂宴に気もそぞろ 目次順 次:賽は投げられた 前:POWER&GLORY 廣崎貴彦 次:[[]] 前:POWER&GLORY リルヴァ 次:[[]]
https://w.atwiki.jp/hrain/pages/65.html
畜趣剣「無為無策の冥罰」 妖々夢5面のスペルです。 Easy/Normalの2パターンがありますが、今回はNormalの場合についてのみスペル発動中の全時間にわたって合成しました(これがまた時間のかかること)。 下方向の弾幕は基準位置が毎回ずれる半固定弾ですが、上方向は完全固定弾になっており、上部にのみ完全安地が生じます(意図的に作られた安地と思われます)。
https://w.atwiki.jp/ln_alter2/pages/153.html
神威 (無為化) ◆76I1qTEuZw ……ちょっとちょっと! 待ちなさいよ! 誰? じゃないわよ! あんたよあんた! そこのななしの権兵衛! あーもう、どこまでもしらばっくれる気? このいの字! いのすけ! いーいー! いっきー! いっくん! いー兄! 『あ』の次に来る字! 『あ』の下『き』の横! 『あ』の1つ後! 『あ』の後に1つ! 戯言遣い! ぎげんづかい! 虚戈言遣! 虚+戈言遣い! 詐欺師! いいなおすけいいとこなしねいいたくなんかなしいいじんせいだったいいいくぁwせdrftgyふじこlp;…… (以下、言葉にならない言葉が数分に渡って続く。十数行略) ……あ、やっと止まった。ったく、お城から出ちゃうとこだったじゃない。 何よ。変な顔して。 妙な呼び方するな、ですって? あんたが名乗らないのが悪いんでしょ。こっちは名前聞いてんのに、変なあだ名ばっか喋って。 まあもう面倒くさいから『いー』でいいわ。あんた「ちゃん」付けで呼ばれるような可愛い奴でもないでしょ。 それで、いー。 このままあんたの提案採用してここから逃げちゃおうかと思ったけど……気が変わったわ。 あんたも、『聞こえてた』でしょ? そう。さっきの。 ……聞こえてない? あー、確かに、あんたが来た方向からだと、よく聞きとれなかったかもしれないわね。反響とかで。 そう。スピーカーか何か使って叫んでた、アレ。 なんか長ったらしくて鬱陶しい演説だったけど、確かこんな意味のことだったはず。 まずは『俺は強いぞー!』だったかしら? で、『僕の女に手を出すなー、手を出したら殺すぞー』。 さらに『だから誰かさっさとなんとかしろー』って。 ああ、『優勝したい奴はかかってこい、ホールで待ってるぞ!』、……みたいな挑発もしてたわね。 他力本願なのがちょっと気に喰わないけどね、まあ嘘はついてないんじゃない? ……別に忘れてたわけじゃないわよ。仕方ないじゃない。 どうしよっかな、って思ってたとこにあんたが来て、それどころじゃなくなっちゃったし。 あと、あんたにも聞こえてたもんだと思ってたから。 そのあんたが何も言わないんだもの。あたしだって「ま、いっか」って思うわよ。ちょっとだけだけどね。 それで? じゃないわよ! いー、あんたは気にならないの? だって、挑戦状よ、挑戦状! かかってこいって言われてるのよ!? 正々堂々決闘よ! こんな面白いこと、見逃せると思う? SOS団の辞書に、挑戦から逃げるという言葉はないの! ……自分はSOS団じゃない、って、全くいちいち細かいこと気にする奴ね。いいのよ、そんなこと。 まあそりゃ、あたしは『優勝』とやらを目指してるわけじゃないから、挑戦を受ける義理なんてないんだけどさ。 でも、見てみたいじゃない。 どんな奴がこんなこと言い出すのか、っての。 なんだかやけに自信満々だったし、勝算はあるようだったし、ひょっとしたら凄い奴なのかもしれないわ。 凄腕の殺し屋とか、超能力者とか、宇宙人とか、魔法使いとか。 ……何よ。また変な顔して。 まさかとは思うけど、「そんなのいるわけない」、とかつまんないこと言うつもり? でもあんたも気付いてるでしょ。始まった時の変なワープとか、この妙なデイパックとか。 何があってもおかしくない状況で、何か不思議なことやらかしてもおかしくないあの宣言よ。 これで普通の人が普通のまま殺しあってたら、それこそ興醒めってものよ! それに、ひょっとしたらあの男は普通のつまんない人間なのかもしれないけど、 アレを聞いて集まってくる奴らの中には、普通じゃないのが混じってるかもしれないじゃない。 こんな機会、逃す手はないわ! ん? 世界の端を見に行く? ああ、そんなことも言ってたわね。 でも後回し! どうせあんたも、時間的に厳しいから1マスくらい妥協してもいい、って言ってたでしょ。 なら1マスも2マスも一緒よ。妥協なさい。これは命令。 ……近づくのは危険だからやめた方がいい? そうね、危険かもしれないわね。だけどね、あえて聞くわ。 危険。それが何? それがどうかした? そもそも『安全な場所』なんてどこにもないでしょう!? 逃げてもダメ! 隠れてもダメ! 上手く逃げ隠れできても、時間切れになったら終わり! なら、どうすればいいと思う? ……ちょっとは考えなさいよ! いいこと、いー。 こういう時に必要なのは、ズバリ! 『情報』よ! 誰が危険で誰が信用できるのか! 誰にどんなことができて、どんなことしようとしてるのか! それを集めることが大事なのよ。 多少のリスクを犯してでも、こういうコトを知るチャンスを逃すべきじゃないわ! 今回、相手は『ホール』で待ち構えてる、ってのが分かってるわ。 挑戦を受けようって奴も、まっすぐそこを目指すに決まってる。 場所も進路も大体分かってるんだから、こっそり隠れて見張ることはできるはずよ! あたしたちの目的は、偵察! こっそり近づいて隠れておいて、誰が『挑戦』に応じようとしているのかだけでも遠目に確認! もしこっちが見つかっちゃったら、即撤退! 戦闘が始まっちゃっても、即撤退よ! 見逃すかもしれないのは、ちょっと勿体無いけどね。背に腹は換えられないわ。 ……「さっきは逃げないって言ってた」、ですって? あんた男のくせに細かいこと気にすんのね。 いいのよ、戦略的撤退って奴よ。状況に応じて柔軟な対応していかなきゃ、この3日間戦っていけないわ。 もっと長期的視野で考えなさい。 あと、心配しなくても、逃げる時の足もちゃんとあるわ。 うんしょっ……っと。 どう? これよ! サイドカーつきのバイク! 『トレイズのサイドカー』ですって。そういえば名簿にも同じ名前があったわね。同一人物かしら? まあ、あたしの鞄から出てきたんだから、今はあたしのものよね。遠慮なく使わせて貰うわ。 ……何か文句ある? え? もっと早く出しとけ、ですって? なんでわざわざ走ってたのか、って? う、うるさいわね。 ……そう、大きな音がするから「あえて」温存してたのよ! さっきまでは、誰にも見つからないように移動するつもりだったでしょ? だから使う機会なんてなかったの! でも、「いざ何かあって」逃げる時には、そんなこと言ってられないわ。全速力で移動しなきゃ。 だから今出すのは正解なのよ。 免許? もちろんないわ。でもきっと簡単よ、こんなの。 特にコレ、サイドカーつきってことは補助輪ついてるようなモンでしょ。 なら、そう簡単には倒れないわよね。適当に動かしてりゃ運転の仕方も覚えるでしょ。 ……あら、そうなんだ。 ちょっと意外ね。見た感じ、ヤンキーってわけでもないのに。 なら、あんたをSOS団専属の運転手に任命するわ! いざという時は、あんたがコレ運転するのよ。あたしはサイドカーの方に乗るわ。 そうと決まったら、さっさと引き返しましょう。 ほら、いー! 急ぎなさいってば! 置いていくわよ、もう! 重い? 押すの手伝え? あんたが運転手なんだから、あんたが面倒見るのが道理ってもんでしょ! さあ行くわよ! 【D-4/ホール近く/一日目・黎明】 【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:健康 [装備]:クロスボウ@現実、クロスボウの矢x20本 [道具]:デイパック、基本支給品 [思考・状況] 基本:この世界よりの生還。 1:ホールで叫んでた奴、またはそれに惹かれてやってきた奴を遠くから観察する。危なくなったら逃げる。 2:一段落してから、世界の端を確認しに行く。 3:SOS団のみんなを探す。 [備考] 支給品「トレイズのサイドカー」は、いーちゃんに渡しました。 ◇ ◇ ◇ 《偶然》とは何か。 その問いはコインの裏表のように、もう1つの問いを内に秘めている。 すなわち、《必然》とは何か。 《偶然》と《必然》の間に引かれる線は何なのか、と言い換えてもいい。 たとえば誰かがカジノのルーレットで赤に全財産を賭けて勝ったとしても、一回だけなら多分《偶然》だ。 けれど、これが5回続けて起こったりしたら、それはもう何らかの《必然》が働いている。 少なくとも、多くの人はそう考えてしまう。 ただ運が良かっただけです、と言われても納得はしない。 確率にして1/2の5乗、32分の1、3%強の幸運を引いただけです、では済まされない。 いくらかの有名なギャンブラーの錯誤だと分かっていても、そこに必然の匂いを探そうとしてしまう。 それは例えば、イカサマだったり、50億人に1人の強運が来る2週間だったり、超能力だったりするわけだが。 どうしたってそこに《偶然》以外の力が存在するのだ、と想像してしまうのだ。 まあ、カジノの場合、ディーラの作為が多少なりとも働くから、最初っから《偶然》ではないんだけどさ。 もちろんこれは戯言。 逆に、あらゆる意味で《必然》なのに《偶然》と認識されることもあるだろう。 さっきのルーレットの例で言えば、ディーラーを買収するか何かして、赤1点賭けで大勝した。つまりイカサマ。 でもそこで勝負をやめてしまった。 この場合は真相を知らない限り、あるいは露見でもしない限り、幸運、の一言で済まされることが多いだろう。 《必然》がそこにあるのに、見逃されてしまうわけだ。 さてこうなると、《必然》か否かを決めるのは、結局のところ観測者の気分次第、ということになるのだろうか。 回数はその気分に影響を与えうる重要なファクターの1つだが、しかし必要条件でも十分条件でもない。 気分、 もしくは理解、 あるいは納得。 なんと呼ぼうと大差はない。 そしてそもそも、《偶然》だろうと《必然》だろうと、実は結果的には大差はない。 まあ、言い訳をするならば。 そういったことに思考を裂かれていたので、 ぼくはハルヒちゃんの言葉に生返事を返すばかりになっていたのだけど。 しかし……ふむ。 ハルヒちゃんが聞いたという、あの《宣言》。 会場に散る善良な参加者に対する督促状であり、 会場に潜む悪辣な参加者に対する挑戦状であり、 会場に彷徨う最愛の参加者に対する決意表明たる、 あの《宣言》。 いやまあ実は、彼女に教えてもらうまでもなく、しっかりちゃんと聞こえてはいたんだけどね。 なにぶんぼくは記憶力が悪いので、彼女が話題を振ってくれるまで、綺麗さっぱり忘れていたというわけ。 まったく戯言である。 しかしこうして思い出してしまった以上、ぼくとしても気になってしまう。 1つだけなら《偶然》と流せた。でも、こう重なってくると《必然》を疑わざるを得ない。 それは、ぼくとハルヒちゃんが揃ってあんな自殺志願者の長口上を忘れていたこと、ではなく。 自分以外の誰かのために、人類最悪言うところの《椅子取りゲーム》に乗る奴がいることについて、だ。 学校で出会った自称超能力者・古泉くんは、目の前のハルヒちゃんのために自作自演の悲劇を作ろうとした。 ホールで挑戦者求む! とブチ上げた男は、大事な誰かのために皆を脅迫し、また危険を排除しようとした。 ここに、友のために行動しようと決めたぼくを加えれば、既に3人。 ハルヒちゃんだって、古泉の「目的」たる人物だ。 この短時間に直接・間接問わず出会った相手が、揃いも揃って同類、あるいはその対象というのは…… これはちょっと、《偶然》とは思えない。 ここまで重なると、《偶然》では流せない。 あるいは、ひょっとしたら。 この《椅子取りゲーム》に放り込まれた連中は、そういう連中ばかりなのかもしれない。 そういう傾向の者だけではないにせよ、そういう傾向の者が多いのかもしれない。 自分より誰かが大事。 利己主義者ならぬ、究極の利他主義者。 なるほど、これはこれで《ゲーム》は進行することだろう。 守るにせよ、攻めるにせよ、逃げるにせよ、だ。 そう考えた理由は、他にもある。 例えばこの、サイドカー。 もちろん、本来の持ち主から取り上げたついでに適当に支給しただけ、という可能性もないわけではない。 けれど基本的に、サイドカーは2人乗りを前提とした乗り物だ。 彼女は補助輪、なんて言ってたけど、バイクとしての使い勝手を考えれば、外した方がいいに決まってる。 そしてサイドカーを外すだけなら、そう難しい作業でもないのだ。 2人で行動しようと望む者が出るだろうから、あえてつけたままにしておいた。そう見た方が自然だ。 まあ……現時点では戯言くらいにしかならない考察だけどね。 で、そんなわけで。 ぼくはこうして、意気揚々と道を引き返すハルヒちゃんの後を、バイクを押しながらついていっているわけだ。 うん、『情報』を集める。確かに重要なことだ。 世界の端を確認する、なんてことも、他に当てがないからのこと。 いつかはやらなきゃいけないけど、そんなのいくらでも妥協していい話だ。 けれど、ハルヒちゃん。 それ以上に、ぼくが気になるのはね。 きみがどうやら、本物、らしいということだ。 古泉くんの言った通りの《神》なのかどうかは、まだぼくには分からない。 そこまでは断言できない。 ただ、どうやらただの夢見る少女、ではないらしい。 それくらいは分かった。分かってしまった。 少なくとも《アレ》は、《偶然》では済まされない。 《偶然》と《必然》とを分ける重要なファクターの1つは回数だけど、それは必要条件でも十分条件でもない。 1回限りでも、十分《必然》を疑わざるをえない状況というのはある。 ぼくにとっては、彼女が口にした《名前》が、まさにそれだ。 でたらめに大量に言った内の1つが、たまたま当たっただけ。それは分かる。 でもそれは、ぼくにとっては《偶然》では済まされない。 それが《必然》である理由が必要になってしまう。 涼宮ハルヒには、無自覚ながらも自らの願望を実現する力がある――古泉くんの言葉だ。 つまり彼女は、「ぼくの名前が知りたい」と思った。 だから、言い当てた。 少し遅かったけど、見事に言い当てた。 彼女自身も、与り知らぬうちに。 たぶん、彼女はまだ気付いてない。ぼくの名前を当ててしまったことに、全く気付いていない。 自分のしでかしたことを、理解していない。 ……そういうことに、なるのだろうか。 ……まったく。 いくらなんでも、無茶苦茶だ。 子荻ちゃんの時のように、十分なヒントがあったわけではない。十分な知識と知恵があったわけでもない。 なのに、ただでたらめに、思いつくままに言葉を口に出していって、それで見事に正解を引いてしまう。 これはもう、常識を超えた「何か」がある。 例えばそれはあの、空前絶後の占い師のように。 《神》は大袈裟にしても、それを《必然》とする「何か」がそこにあるんだろう。 超能力。ESP。神の力。それを何と呼ぶかは重要じゃない。 なるほど、これは戯言殺しだ。 これもまた、立派な戯言殺しだ。 無自覚なままに発揮される才能。発揮されても自覚されない才能。 そこには戯言が食い込む余地はなく、事故頻発性体質が挟まる隙間もない。 そこには戯言を言っている暇もなく、無為に帰すべき意図もないのだから。 ぼくの周りでは、何もかも上手くいかない。誰の望みも叶わない。 ぼくが何もしなくても、周囲が勝手に狂いだす。 けれど―― 彼女という中心では、何もかも上手くいく。彼女の望みは叶ってしまう。 彼女が何かすることで、周囲が勝手に従っていく。 それ自体が一個の特異点。 だけどね――ハルヒちゃん。 きみは、《4人目》なんだ。 一人は井伊遥奈。 一人は玖渚友。 一人は想影真心。 一人は死んだ。 一人は壊れた。 一人は焼かれた。 この場合、意識して呼んだわけじゃないから例外扱い、なのかもしれないけれど―― きみはいったい、どうなるんだろうね? どうでもいいと言えばどうでもいい。 気にならないと言ったら戯言になる。 ――なんてね。 やれやれ。 まったく、ぼくらしくもない。 ぼくはひとつ溜息をつくと、サイドカーを押して歩き出したのだった。 【D-4/ホール近く/一日目・黎明】 【いーちゃん@戯言シリーズ】 [状態]:健康 [装備]:森の人(10/10発)@キノの旅、バタフライナイフ@現実、トレイズのサイドカー@リリアとトレイズ [道具]:デイパック、基本支給品、22LR弾x20発 [思考・状況] 基本:玖渚友の生存を最優先。いざとなれば……? 1:ハルヒに付き合ってホールに近づく。危なくなったら逃げる。 2:一段落したら、世界の端を確認しに行く。 3:涼宮ハルヒを観察。ハルヒの意図がどのように叶いどのように潰えるのかを見たい。 [備考] 涼宮ハルヒは、(自分も気づかないうちに)いーちゃんの『本名』を言い当てていたようです。 (ハルヒパートの冒頭付近。『以下十数行略』の中に含まれている可能性もあります) (なお、「あのつぎにくるじ」「あのした・きのよこ」などは、「本名候補の1つ」として考察されているものです) なお、いーちゃんの『本名』は不明です。 【トレイズのサイドカー@リリアとトレイズ】 『リリアとトレイズ』Ⅰ・Ⅱ巻で登場した、サイドカーつきのバイク。 投下順に読む 前:丑三つ時(――苦死満つ刻――) 次:ユケムリトラベル 人類五名温泉宿の旅 時系列順に読む 前:丑三つ時(――苦死満つ刻――) 次:破と獣と炎の狂想曲 前:Parallel daze――(平衡幻覚) 涼宮ハルヒ 次:ウソツキエゴイスト 前:Parallel daze――(平衡幻覚) いーちゃん 次:ウソツキエゴイスト
https://w.atwiki.jp/gardenia6/pages/36.html
名前:五十嵐 轟造(いがらし ごうぞう) 性別:男 所属:妖怪組 種族:鬼 武器:仕込み刀(杖 容姿:70近い白髪の老人、背筋はまがっておらず、煙管をくわえ、右目に眼帯をしている。長く整った白髭と鋭い目つきが目立つ 能力1:怪力 全体的な筋力が凄く、特に拳骨(パンチ)は硬い岩でも粉砕する威力がある 能力2:妖力開放 眼帯をはずすと移動速度が急上昇し、ただならない殺気も出せるし、一切の気配や足音を消すこともできる。 備考:不老不死を目指して鬼を食べ続けたため鬼になってしまった老いぼれ侍。もともとは剣の達人だったが、今や妖怪鬼武者として怖れられている。 普段は一般人にまぎれている。 今の自分を嫌い新撰組を逆恨みしている一面もある。ぱっと見は穏やかな老いぼれお爺さん。
https://w.atwiki.jp/gardenia6/pages/33.html
名前:鳥山 螻(とりやま こう) 性別:男性 年齢:見た目は16歳 所属:フリー 種族:しょうけら 容姿(人):目は黒くて髪も黒い、長さは肩甲骨あたりまで伸びている 容姿(妖):見た目は黒い狛犬のような獣で毛は黒く、鋭い爪の持っていて、指は足も手も3本ずつしかない 服装:帯が灰色の黒いシンプルな着流しを着ていて灰色の足袋に、台が桐で鼻緒が黒の駒下駄を履いている。 武器:刃渡り20cmで全長が30cmの匕首を二振り。両方とも刃を黒く塗られていて、柄は鈍色の布で巻かれている 能力1:精螻蛄波蟲乃事也 地面や壁などの物体に透過し潜ることができる。ただし生き物などを透過することはできず、そのままぶつかってしまう。また生物が持っている物体を透過することもできないため、戦闘にはあまり使えない 能力2:精螻蛄三尸乃事登云 全身から虫を出し、五感をリンクさせ操作することができる。また体を虫に変えることもできる 体から出せたりできる虫は彭倨、彭質、彭矯という3種類の虫。 備考:戦闘はあまり好かず、基本偵察や追跡などの裏方作業が好き。人間に対しての憎悪などはないが種族として人間へのストーキング行為が好きなため、妖怪組へ入らずフリーのストーカーになっている 『虫』 ・彭倨(ほうこ) 翅も胴も全てが黒い蝶、大きさは普通の蝶と同じ程度で硬さなども蝶と同じ程度 ・彭質(ほうしつ) 全身が黒く、眼の赤い少し大きめな蝗。翅が2対背中に生えていて、足先に爪のようなものが付いている ・彭矯(ほうきょう) 大きさが13cmの蛭のような生き物。色は全体的に黒くて先に口があり、口には牙が生えている。
https://w.atwiki.jp/gardenia6/pages/20.html
名前;高杉 淳 性別:男 年齢;19 所属;新撰組 容姿;黒髪 前髪で左目が隠れている 武器:日本刀(ムラマサ 性格;一見怖そうな外見をしており、 無表情でぶっきらぼうだが性根は優しく意外と仲間思い 備考:近所の団子屋にいることが多く 暇な日は父から受け継いだ道場で剣道を教えている
https://w.atwiki.jp/gardenia6/pages/22.html
名前:鬼柳 健吾 性別:男 年齢:17 身長:178cm 容姿:赤い髪に赤い眼をしている 黒い服に黒い半ズボン 所属:新撰組 武器:拳銃 刀2本 能力:自分の武器に「属性」を付け、その属性にあった攻撃が出来る 例「炎」だったら刀の先から火炎放射が放てる 2:自分の武器の攻撃力を一時的に上昇させる 例:刀の切れ味が上昇するなど 性格:普段は大人しい、人と接するのは嫌いではないがあまり自分から絡まないタイプ