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炭火焼肉“水たまり”(9種) 屋外で食べる炭火焼肉の香ばしさは、たくさんの友人と囲みながら食べるとより一層美味しく感じるでしょう。 当店自慢の焼肉をほおばりながら、ご友人との距離をもっと縮めに来てください。 平均 99~299元 料理ジャンル - 店舗所在地 台北縣中和市橋和路77号 営業時間 17 30~02 00 アクセス - 駐車情報 あり その他情報 - 炭火焼肉“水たまり”(9種)バーベキューラム 焼き牡蠣 柔らか鶏の串焼き ハマグリヘチマスープ ホタテ焼き ファンシー串 バーベキューカルビ 無敵小火鍋 エビの塩グリル 入 門 属 性包丁技調味技火加減 価 格(コスト) 一押し食材 初 級 中 級 高 級 4 種 202~267200~270205~266 43~61(36~54) 特 級 3 種 282~359280~356279~358 51~61(42~52) レ ア 2 種 348~513349~514345~511 51~97(40~86) 食材Lv1 食材Lv2 肉Lv2×20、キノコLv2×7、野菜Lv2×21、魚Lv2×20、スパイスLv2×16 食材Lv3 肉Lv3×18、キノコLv3×17、野菜Lv3×27、豆製品Lv3×16、卵Lv3×7、魚Lv3×28、スパイスLv3×13 備 考 バーベキューラム バーベキューラム台湾台北士林「炭火焼き肉“水たまり”」 バター風味の香ばしいラムは、健康的で脂っこくなく、女性もお気に入りの料理です。 高級 ジャンル 前菜 価格(一押し) 55(?) コスト(一押し) 48(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 248(?) 包丁技 202 香(一押し) 255(?) 調味技 200 味(一押し) 242(?) 火加減 205 調理情報 習得条件 調理時間 30分 習得Lv制限 Lv45 調理費用 130ドル 中級料理習得数 12 習得数 16~24個 食材 肉Lv2 10 野菜Lv2 7 スパイスLv2 4 × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) バーベキューラムを編集 ▲TOP 焼き牡蠣 焼き牡蠣台湾台北士林「炭火焼き肉“水たまり”」 海のエネルギーを食べているかのようにジューシーな焼き牡蠣です。 高級 ジャンル 前菜 価格(一押し) 61(?) コスト(一押し) 54(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 261(?) 包丁技 204 香(一押し) 249(?) 調味技 201 味(一押し) 235(?) 火加減 203 調理情報 習得条件 調理時間 20分 習得Lv制限 Lv45 調理費用 100ドル 中級料理習得数 12 習得数 12~18個 食材 魚Lv2 10 野菜Lv2 7 スパイスLv2 4 × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 焼き牡蠣を編集 ▲TOP 柔らか鶏の串焼き 柔らか鶏の串焼き台湾台北士林「炭火焼き肉“水たまり”」 柔らかい鶏を串焼きにし、ソースをかけてお召し上がりいただく、日本スタイルの焼き鳥です。 高級 ジャンル 前菜 価格(一押し) 53(?) コスト(一押し) 46(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 239(?) 包丁技 219 香(一押し) 248(?) 調味技 222 味(一押し) 258(?) 火加減 220 調理情報 習得条件 調理時間 40分 習得Lv制限 Lv45 調理費用 160ドル 中級料理習得数 12 習得数 20~30個 食材 肉Lv2 10 キノコLv2 7 スパイスLv2 4 × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 柔らか鶏の串焼きを編集 ▲TOP ハマグリヘチマスープ ハマグリヘチマスープ台湾台北士林「炭火焼き肉“水たまり”」 ハマグリとヘチマの組み合わせは美味しい上に、脂ぎった口の中をさっぱりと洗い流してくれる、正に一石二鳥の料理です! 高級 ジャンル スープ 価格(一押し) 43(?) コスト(一押し) 36(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 221(?) 包丁技 267 香(一押し) 211(?) 調味技 270 味(一押し) 228(?) 火加減 266 調理情報 習得条件 調理時間 2時間 習得Lv制限 Lv45 調理費用 390ドル 中級料理習得数 12 習得数 24~36個 食材 魚Lv2 10 野菜Lv2 7 スパイスLv2 4 × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) ハマグリヘチマスープを編集 ▲TOP ホタテ焼き ホタテ焼き台湾台北士林「炭火焼き肉“水たまり”」 甘いホタテにバターが完璧にマッチ!刻んだネギと塩をふりかけ、素材の味を存分にお楽しみください! 特級 ジャンル 前菜 価格(一押し) 61(?) コスト(一押し) 52(?) 風味(一押し) 145(?) 品質 属性条件 色(一押し) 321(?) 包丁技 282 香(一押し) 302(?) 調味技 280 味(一押し) 312(?) 火加減 279 調理情報 習得条件 調理時間 1時間 習得Lv制限 Lv60 調理費用 200ドル 高級料理習得数 18 習得数 20~30個 食材 魚Lv3 9 野菜Lv3 6 キノコLv3 6 スパイスLv3 3 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) ホタテ焼きを編集 ▲TOP ファンシー串 ファンシー串台湾台北士林「炭火焼き肉“水たまり”」 エビ、とうもろこし、ピーマンにお肉。それぞれ好きな食材を差してお楽しみください! 特級 ジャンル おかず 価格(一押し) 58(?) コスト(一押し) 49(?) 風味(一押し) 145(?) 品質 属性条件 色(一押し) 311(?) 包丁技 308 香(一押し) 322(?) 調味技 305 味(一押し) 302(?) 火加減 310 調理情報 習得条件 調理時間 1時間30分 習得Lv制限 Lv60 調理費用 300ドル 高級料理習得数 18 習得数 20~30個 食材 肉Lv3 9 豆製品Lv3 6 野菜Lv3 6 スパイスLv3 3 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) ファンシー串を編集 ▲TOP バーベキューカルビ バーベキューカルビ台湾台北士林「炭火焼き肉“水たまり”」 豊かな香りの柔らかい肉を、美味しい特製ソースでお召し上がり下さい。 特級 ジャンル おかず 価格(一押し) 51(?) コスト(一押し) 42(?) 風味(一押し) 145(?) 品質 属性条件 色(一押し) 373(?) 包丁技 359 香(一押し) 367(?) 調味技 356 味(一押し) 360(?) 火加減 358 調理情報 習得条件 調理時間 5時間 習得Lv制限 Lv60 調理費用 1000ドル 高級料理習得数 18 習得数 20~30個 食材 肉Lv3 9 キノコLv3 6 野菜Lv3 6 スパイスLv3 3 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) バーベキューカルビを編集 ▲TOP 無敵小火鍋 無敵小火鍋(wu di xiao huo guo:ウーディシァォフォグゥォ)台湾台北士林「炭火焼き肉“水たまり”」 無制限に食べ続けても太らない!健康にもいい無敵小火鍋をどうぞ! レア ジャンル おかず 価格(一押し) 97(?) コスト(一押し) 86(?) 風味(一押し) 175(?) 品質 属性条件 色(一押し) 444(?) 包丁技 348 香(一押し) 433(?) 調味技 349 味(一押し) 448(?) 火加減 345 調理情報 習得条件 調理時間 20分 習得Lv制限 Lv75 調理費用 110ドル 特級料理習得数 24 習得数 8~12個 食材 魚Lv3 9 キノコLv3 5 野菜Lv3 9 豆製品Lv3 4 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 無敵小火鍋を編集 ▲TOP エビの塩グリル エビの塩グリル台湾台北士林「炭火焼き肉“水たまり”」 シンプルな味付けだから素材の味が存分に楽しめる!エビの塩グリルをご堪能ください! レア ジャンル 前菜 価格(一押し) 51(?) コスト(一押し) 40(?) 風味(一押し) 175(?) 品質 属性条件 色(一押し) 374(?) 包丁技 513 香(一押し) 367(?) 調味技 514 味(一押し) 389(?) 火加減 511 調理情報 習得条件 調理時間 13時間20分 習得Lv制限 Lv75 調理費用 2090ドル 特級料理習得数 24 習得数 12~18個 食材 魚Lv3 10 卵Lv3 7 豆製品Lv3 6 スパイスLv3 4 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) エビの塩グリルを編集 ▲TOP
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人々の熱気(ファイナリスト/M) 人々の熱気 (赤) インスタント あなたのマナ・プールに、戦場に出ている人間1つにつき(赤)を加える。 輝石の儀式/Brightstone Ritualの人間版。 人間はゴブリンより様々なデッキに入りやすいので対戦相手の人間もカウントする場合が多い。
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イワナとアユの炭火焼き 2008年8月24日 (日) 2008/08/24 12 39 SH903i ※一部wiki編集者が追加加工しました 那須高原サービスエリアにて。イワナとあゆの炭火焼。1匹450円也。雨降っていたけれど、美味しかったぁ。 おいしいもの かなえキッチン : ごはん日記 2008年08月
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中南米 ディアブロ・チンゴ(Diablo Chingo) チンゴ・ネグロ(Chingo Negro)とも。 コスタリカの伝説に登場する悪魔の黒牛。 悪魔が巨大な黒い牡牛の姿に化けたものとされ、尻尾は生えておらず、目は真っ赤に燃えた炭火のような目を持っていた。 参考文献 エリアス・セレドン/山中和樹『コスタリカ伝説集』346頁
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火の鳥サーブ【ひのとりさーぶ】 きらめき高校テニス部に伝わる奥義。 力一杯放ったサーブが火の鳥と化し、相手に襲い掛かる事でダメージを与える。ダメージ量は部活経験に依存するが、野球部やサッカー部のものとは違い安定したダメージを期待できる。 野球部やサッカー部の奥義が「数で勝負」なのに対し、このテニス部の奥義はまさに「一球入魂」。 秘密裏に松○修○並みの熱心な指導を受けていたのだろうか。 ひびきの高校テニス部の奥義と比べると、運動部らしく中々迫力がある。
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茜&奏 【抹】茜&奏 【春】茜&奏 【酩】茜&奏 【狙】茜&奏 【祝】茜&奏 【図鑑107】 【図鑑122】 【図鑑139】 【図鑑145】 【図鑑156】 【図鑑194】 【酩】茜&奏(あかね かなで) SSR SSR-Max SSSR[覚醒] 奏「茜!アンタ、金魚獲り過ぎじゃないの!?」 「」 茜「あわわわわわ!?奏、それ、ほんとにジュース!?」 奏「もうちょっと手加減しないと子供たちの獲る分が無くなっちゃうわよ」茜「ばしゃばしゃばしゃ!ほら、またおさかなゲット~♪ん?いま何か言った?」 奏「ふぃーっく…ぷはー…まったくやんなっちゃうわよ…いっつもいっつも後始末する身にもなれっての、茜の野郎…はーもう呑まずにはいられない。ジュースおかわり!」 コスト23成長型早熟 Lv1⇒100攻撃5560⇒21128防御5550⇒21090特攻5560⇒21128特防5550⇒21090 前衛[風]茜の金魚すくい 後衛[風]悩殺おばこ道中記 サポート[風]あげあげ夏祭り ・。 ・。 ・。 前衛[風]奏の熱燗酩酊 後衛[風]【役完成】悩殺おばこ道中記 ・。 ・。 出現日2018/07/01取得方法 イラストレーター NAMYO
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「それで、子どもって結構好き嫌い多くて 豚が脂っぽいとか牛肉の硬いところとか嫌いじゃない?」 「ああ、そういう子も多いな」 里で寺小屋の先生をやっている半妖半人の女教師である上白沢慧音は ちびちびと鰻の蒲焼を齧りながら相槌を打った。 目の前で起こる熱気は彼女の憤りかそれとも鰻を焼く炭火の熱か 屋台に吹き抜ける冷たい夜風がその熱と混ざり合って心地よい。 「そういう子が鶏肉を食べるのよ! あんたなんとかしなさいよ寺小屋の先生でしょ!?」 「そうだな、好き嫌いはがんばって治していかないとな」 ちなみに鳥皮が苦手なんて子も多いがそれは言わないでおく。 慧音は親友の妹紅と喧嘩したことや寺小屋での苦労を愚痴りに来たはずなのに、何故自分が愚痴を聞いているのかわからずに 月も星もろくに見えない曇り夜空を見上げながらコップの酒を飲み干した。 屋台の提灯の明かりだけがあたりと二人を照らしている。 「しかもよ、あいつらには私の『鳥を食べずに鰻を食べよう運動』が通じないのよ!」 「そうなのか」 熱弁する妖怪夜雀ミスティア・ローレライに対して慧音はまた適当に聞き流しながら相槌を打った。 聞き流しながらもそういえば新聞でそんなこと言っていたかと思い出しかけたがやはりそのまま流した。 そもそも牛や豚は飼育が大変なので子ども大人に関わらず 里の人間が食う肉というと大抵鳥かウサギだ等とは断じて口に出さない。 「だってあいつら鰻あんま食べないのよ!?」 「そういえばそうだな」 鰻という奴は小骨が多い。 別に問題なく食べられるくらい細くて小さい小骨なのだが 子どもというのはそういった小骨を非常に気にすることが結構ある。 そして気にしだすと全く手を出そうとしなくなる。 嫌いになるということだ。 例えばだがピーマン嫌いの子どもは恐るべき情熱を持ってチンジャオロースのピーマンを取り除く。 しかし鰻の骨を取り除くのは不可能に近い。 どうしても無力化したいなら鱧のように骨切りでもする必要があるだろう。 そんな高等技術は子どもは愚かお家のお母さん方にも無理だ。 それに鰻は味が濃いので嫌いな人は嫌いだろう。 しかし慧音も鰻丼のタレが嫌いな奴は見たことが無い。 鰻が嫌いな子どもが隣の子どもにに鰻をあげておいしそうに鰻丼のタレかけご飯をかっ食らっているのはみたことがあったが。 しかしあれだけ好かれているのに鰻丼のタレだけで売っているのは少なくとも里の中では見たことが無い。 思えば不思議なものである。 ひょっとしたら鰻屋の陰謀かもしれない。 恐ろしいことだ。 「聞いてる?」 「ああ」 さっき注ぎなおした日本酒をちびちびやりながら どうでもいい思索の中に旅立とうとした慧音を ミスティアが不機嫌さを露にしているにも関わらず凛とした美しい声で呼び止めた。 慧音は心中面倒くさがりながらもまた彼女の愚痴を聞く作業に戻った。 「でもそうやって子ども達が鳥を食べることに諦めて泣き寝入りする時代は終わったわ」 「それはめでたいな」 大仰に手を振り上げてまた熱弁し始めたミスティアを視界の隅に収めながら 慧音は皿を出して鰻の追加を頼んだ。 話の腰を折られてミスティアは不快そうに眉をひそめたが客商売に携わる以上 その程度で文句は言わない分別は身につけているのかせっせと鰻を焼く作業に戻る。 静かになったな、と慧音は夜空を見上げたがやはり星は見えなかった。 「はい八目鰻の蒲焼一丁!」 「ついでに酒ももう一杯頼む さっきのと同じ奴で」 慧音は空になった一升瓶を指しながら注文した。 「で、もう泣き寝入りする時代は終わったのよ」 ミスティアは慧音のついでに自分のコップにも酒を注ぎながら いやひょっとしたら慧音の方がついでかもしれないが、言った。 「それはめでたいな」 慧音は特に言葉を変えることも無くまた同じように相槌を打った。 「まず最初に鰻以外のメニューを取り入れることを考えたわ…」 ミスティアは大仰に、悲劇性を表現するように両手を胸の前で組んで どこか遠い空の彼方を見つめながら語りだした。 「色々子ども受けしそうな食べ物を考えたんだけどね でもうちって鰻メインでしかも店員私一人でしょ? 他のものに手をかけてる暇が無いからあんまり大した物は作れないのよ かといって屋台だからこそってモノじゃないとうちでやる意味も無いし」 鰻にこんな言葉がある。 『串打ち三年、裂き八年、焼きは一生』 そんな言葉があるほど、鰻を焼くというのは難しいものだった。 屋台を始めてそれほど長くないミスティアが鰻を焼くので手一杯というのも理解できる話だった。 今日はそうでもないが鰻屋台なんてのは珍しいので結構繁盛しているらしいし本当に余力は余り無いのだろう。 「そこで考えたのがこいつよ!」 「すーや…♪すーや…♪」 そう言って元気に屋台の奥から取り出したのは一匹のゆっくりれいむ。 その目はそっと閉じられてゆっくりとした眠りの中に居る様だった。 「これをこうやって串で刺して!」 「すーゆぎゃああああああああああああ!?」 ブスリ、と蒲焼用の串がゆっくりれいむを刺した。 れいむが抵抗する間もなく串が皮に潜り込み、餡子を抜けて入ったときとは逆に皮を貫いた。 串はちょうどれいむの底辺の中心から頭のてっぺんを通っている。 割かし小柄なゆっくりだったがそれでも串は8割がた中に埋まっていて先の部分が少しだけ出ていた。 「い゛だい゛よおおおおおおおお!!! れ゛いむ゛のぢょうぢょざんどごおおおおおお!? お゛はな゛ばだげにいだどにいいいいいいいい!! だじゅげでま゛り゛ざあああああああああああああああ!!!」 寝起きで、まだ心は夢の中に居たれいむは突然の比喩などではなく体を貫く痛みに混乱を露にしながらも絶叫した。 どうやら花畑で仲間と蝶を追い掛け回す夢を見ていたようだ。 慧音はそんな幸せな夢を見られて少し羨ましいと思った。 まあ今のありさまは羨ましいどころか同情に値するのだがそこまで気にする義理は無い。 れいむのこぼした涙が炭火の中に零れ落ちて真っ赤になった炭の上でじゅうじゅうと蒸発して甘ったるい香りを漂わせた。 「それでここに仕切り作るでしょ」 そう言ってミスティアはれいむの悲鳴には全く耳を貸さずに焼いている鰻を端に寄せて鉄制の板を二枚置いて 焼き場を四分の一ほどで区切った。 歌姫ミスティア・ローレライにとっては美しい声しか耳を傾けるに値しないのかもしれない。 「そんでこれをつけて焼くわけ」 ミスティアはなにやら円柱状の先に小さな穴の開いた木製の細工を取り出すと串の両端にはめた。 一体何なのかと慧音が眺めているとそのまま焼き場に蒲焼と同じようにゆっくりを置いた。 「!?あ゛ぢゅい゛!あぢゅい゛よ゛おおおおおおおおおおお!!」 れいむは炭火の熱に晒されて悲鳴を上げながら転がり始めた。 さっきの細工は串がずれて転落するのを防止するためかと慧音は感心してそのまま見ていた。 「も゛う゛お゛う゛ぢがえるううううううう!!」 そう言ってれいむは外へ逃げ出そうとごろごろと右に向かって転がっていった。 「!?ゆ゛ぐがああああああああああああああああ!?」 転がり続けたれいむはジュウ、という食欲をそそる音と甘い匂いを漂わせる煙を立てて 熱せられた仕切りの鉄板にぶつかって慌てて方向転換して今度は左へと転がっていく。 「!?!?!?あ゛ぢゅぐえええええええ!!どおぢででら゛れ゛ないのおおおおおおお!?」 当然のごとくもう一つの仕切りにぶつかってれいむはさらに焦げ目を増やした。 「い゛や゛あああああ!だぢで!だぢでよおおおおおおおお!!」 仕切りを避けてうまいこと真ん中当たりをいったりきたりしながら れいむはだんだんと狐色に焦げていった。 「こうすれば勝手に焼きあがってくれるから私は鰻に集中できるってわけ!」 「なるほど、考えたな」 ミスティアが胸を張って自慢げに言い放ち、慧音はそれまでと違ってきちんと感心しながら相槌を打った。 数分後には全身満遍なくきれいに焼き目をつけた焼き饅頭が甘く香ばしい匂いをさせていた。 「はい焼き饅頭一丁あがり!串は熱いから気をつけてね!」 そう言って木の細工の部分をもってそのまま渡してきた。 「頼んでないぞ」 「サービスしとくわ」 それならばと慧音は木製の細工の部分を手に取り受け取った。 なるほど、太目の取っ手があるおかげででかいサイズのゆっくりの割には持ちやすいと感心する。 「お…おねえざ…だ…ずげ…」 焼け焦げたがまだまだ原型をとどめたままのれいむは縋るように慧音を見つめてきた。 「まあ悪く思うな」 「ぞんな゛ぁあががあ゛ああ…!!」 流石に食卓に上がったものの命乞いをいちいち聞いてたらきりが無いので一口齧ってみると ぱりぱりの皮の表面をサクりと歯が貫通し熱々で柔らかな中身の食感で包み込む。 その先から中からはしっとりとして甘い餡子があふれ出てきた。 「中々いけるな、餡子がぱさぱさになってまずいんじゃないかと思っていたが全くそんなことはない あったかくてしっとりしたいい餡子だ」 慧音はゆっくりから口を離して驚きを込めつつ感想を述べた。 「でしょ?焼く前に水をたっぷり飲ませておくとちょうどいい感じになるのよ」 ミスティアは褒められて嬉しそうにその工夫を明かした。 「なるほどな」 「も゛う゛い゛いでぢょれ゛い゛むをは゛な゛ぢでよおおお…!」 慧音は涙ながらに訴え震えるれいむの串をなんとか落とさないように持ちながら言った。 「しかし酒には合わ無いな、甘い」 慧音はコップの酒を少し口に含みながられいむを齧った。 「ゆ゛ぎゅううううう…!!だずげでぐだぢゃい…だずげでぐだぢゃいぃ…!!」 れいむは齧られるたびに身をよじって痛みから逃げようとして串が少ししなる。 毎日やれば腕が鍛えられそうだと慧音は両手で串を押さえながら思った。 「いいのよ、子どもが食べるように考えたんだからお酒と合わなくても」 「それもそうだな」 慧音は納得してれいむのりぼんを齧った。 「れ゛い゛む゛のがわ゛い゛い゛り゛ぼんがあああああああ!? お゛ね゛え゛じゃんなんがぢんぢゃえ!ゆっぐぢぢねええええええ!!!!」 りぼんを齧られてれいむは一際大きな声を上げて慧音をなじった。 この期に及んでこういう態度を取るとはよほど大事にしていたのだろう。 「これ、食べるには少しうるさくないか?子どもが泣くぞ」 慧音は眉をひそめて尋ねた。 「生きたままじゃないと味が落ちるのよ それにこの前ためしにお客さんに出してみたら悲鳴だけで酒がすすむって言って がぶがぶ呑んでくれたから売り上げ大幅に上がったのよ これは絶対にイケるわ」 ミスティアは自信ありげに腰に手を当てて言った。 「とりあえず子ども相手にするに当たってそういう奴の意見はあまり当てにしない方がいいんじゃないか」 慧音は頭を抑えて目を閉じかぶりを振った。 「も゛っどゆ゛っぐり゛ぢだがっだのに゛ぃぃぃ…!おねえざんなんがぢねえ…ゆ゛っぐり゛ぢねぇ…!」 れいむの呪詛を聞きながら慧音は溜息をついた。 「まあ多少残酷趣味なのは地獄鍋とかと同じようなものと思えばいいのか 味は悪くないしな」 「地獄鍋?」 ミスティアが聞きなれない単語を、不思議そうに慧音に尋ねた。 「ああ、地獄鍋というのはな 別名泥鰌豆腐とも言って生きた泥鰌と豆腐を一緒に煮ると 熱さに耐えかねた泥鰌が豆腐の中に逃げ込んで そのまま煮込みつづけて食べるという料理でな まあ食べたことは無いが」 慧音は軽く手振りを交えつつ適当に伝聞の知識を話した。 「ふぅん、おもしろそうね 私も地獄八目鰻豆腐とかやってみようかしら」 ミスティアは興味深そうに慧音の話を聞くと思いついたかのようにそういった。 慧音はいやいやと手を横に振る。 「それは流石に無理だろ、どれだけでかい豆腐を用意するつもりだ」 「別にほんとに八目鰻使うわけじゃないわよ 普通にドジョウを使って名前だけ八目鰻にするの」 慧音ははあ、と溜息をついてやれやれといった風にかぶりを振った。 「それは詐欺と言うんだ」 「大丈夫だって結構騙されるから」 「そういう問題じゃあない それに泥鰌と八目鰻を間違える奴がどこにいる」 「あんたの食べてるのだって八目鰻じゃなくて普通の鰻だし 意外と騙されるかもしれないじゃない」 自分の案を否定されてぷんぷんと怒りながらミスティアは言った。 「金返せ」 ドン、と卓を叩いてこめかみに青筋を浮かべながら慧音が静かに言い放った。 「あー、まあまあ、お酒だけは全部本物選りすぐりのいいお酒ばっかりだしそう怒らないでよ」 ミスティアが要らぬことを言って怒らせてしまった慧音を 慌ててなだめようと両手を前に突き出しながら言った。 「ふん、どうせ自分も飲むから酒だけはちゃんと仕入れてるんだろ」 しかし慧音は機嫌を損ねてそっぽを向いてむくれている。 「うー、まあそうだけどさー」 もじもじと人差し指同士をつつきあいながらミスティアは次の言い訳か はたまた別の話題を探した。 「あ、そういえば」 言い訳より別の話題を先に思いついたミスティアはなんとか表情を取り繕って慧音に言った。 「なんだ?」 「それ、うるさいんだったら先に口の辺り食べちゃえば?」 「…なるほど」 「…ゆ゛…!?」 そう言って慧音は転がって逃げ出そうとしていたれいむを掴んで 少しはしたないかなと思いながらも大きく口を開けた。 「だずげでま゛り゛」 絶望の表情を浮かべ友に助けを求めるれいむの口に慧音はかじりついた。 その後、喋りはしないものの縋るような、憎むようななんともいえない視線を送ってくるのが気になり 結局顔を先に食べることにした。 顔の部分を全て食べるともうゆっくりと饅頭の境界なんて何も無いな、と慧音は思った。 「待ってなさい子ども達!これからは鳥肉の代わりにゆっくりを食べるようになるがいいわ!」 ミスティアはゆっくり焼き饅頭が子ども達に広まることに関する懸念が全て解決したのに気をよくして 勢いよく拳を振り上げて一人で盛り上がっているようだった。 「まあ頑張ってくれ」 慧音は騙されたのはやはり癪だったので 結局「こんな里から離れた夜の屋台に子どもがやってくるわけないだろう」 という核心は言わずにそのまま適当に呑んで帰っていった。 このSSに感想を付ける
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すみびやきしゅらすこ【登録タグ その他 レア度レア レシピ 不破評価 五十音す 伊達評価 作られる個数5 必要体力34 最大レベル☆5 神崎評価 辻評価 追加日20130917 霧島評価 音羽評価】 カテゴリ その他 習得条件 期間限定クエスト"【愛情料理コンテスト】新しいレシピを開拓しよう!" クリア(塩むすび・ペペロンチーノ・タイカレーを各100個作る) 最大レベル ☆5 必要体力 34 作られる個数 5 レア度 レア レシピ追加日 2013/09/17 習得方法 期間限定クエスト"【愛情料理コンテスト】新しいレシピを開拓しよう!" クリア・レシピ獲得 → 炭火焼シュラスコ 習得※2013/9/17メンテ後~9/27 14 00まで 料理レベル別 獲得リッチ・イベント 料理レベル 獲得リッチ グルメ値 習得レシピ 発生クエスト 達成クエスト 獲得アイテム ☆0 100 63 ☆1 110 70 ☆2 120 73 ☆3 130 76 ☆4 140 79 ☆5 150 82 キャラ別 花・渦の数 花は正の数、渦は負の数にしてください。 背景色はコメントの文字の色です。(花・渦の区別ではありません。) 料理レベル 霧島 音羽 辻 伊達 不破 神崎 ☆0 ☆1 ☆2 ☆3 ☆4 ☆5 ▲▲ページ top
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「それで、子どもって結構好き嫌い多くて 豚が脂っぽいとか牛肉の硬いところとか嫌いじゃない?」 「ああ、そういう子も多いな」 里で寺小屋の先生をやっている半妖半人の女教師である上白沢慧音は ちびちびと鰻の蒲焼を齧りながら相槌を打った。 目の前で起こる熱気は彼女の憤りかそれとも鰻を焼く炭火の熱か 屋台に吹き抜ける冷たい夜風がその熱と混ざり合って心地よい。 「そういう子が鶏肉を食べるのよ! あんたなんとかしなさいよ寺小屋の先生でしょ!?」 「そうだな、好き嫌いはがんばって治していかないとな」 ちなみに鳥皮が苦手なんて子も多いがそれは言わないでおく。 慧音は親友の妹紅と喧嘩したことや寺小屋での苦労を愚痴りに来たはずなのに、何故自分が愚痴を聞いているのかわからずに 月も星もろくに見えない曇り夜空を見上げながらコップの酒を飲み干した。 屋台の提灯の明かりだけがあたりと二人を照らしている。 「しかもよ、あいつらには私の『鳥を食べずに鰻を食べよう運動』が通じないのよ!」 「そうなのか」 熱弁する妖怪夜雀ミスティア・ローレライに対して慧音はまた適当に聞き流しながら相槌を打った。 聞き流しながらもそういえば新聞でそんなこと言っていたかと思い出しかけたがやはりそのまま流した。 そもそも牛や豚は飼育が大変なので子ども大人に関わらず 里の人間が食う肉というと大抵鳥かウサギだ等とは断じて口に出さない。 「だってあいつら鰻あんま食べないのよ!?」 「そういえばそうだな」 鰻という奴は小骨が多い。 別に問題なく食べられるくらい細くて小さい小骨なのだが 子どもというのはそういった小骨を非常に気にすることが結構ある。 そして気にしだすと全く手を出そうとしなくなる。 嫌いになるということだ。 例えばだがピーマン嫌いの子どもは恐るべき情熱を持ってチンジャオロースのピーマンを取り除く。 しかし鰻の骨を取り除くのは不可能に近い。 どうしても無力化したいなら鱧のように骨切りでもする必要があるだろう。 そんな高等技術は子どもは愚かお家のお母さん方にも無理だ。 それに鰻は味が濃いので嫌いな人は嫌いだろう。 しかし慧音も鰻丼のタレが嫌いな奴は見たことが無い。 鰻が嫌いな子どもが隣の子どもにに鰻をあげておいしそうに鰻丼のタレかけご飯をかっ食らっているのはみたことがあったが。 しかしあれだけ好かれているのに鰻丼のタレだけで売っているのは少なくとも里の中では見たことが無い。 思えば不思議なものである。 ひょっとしたら鰻屋の陰謀かもしれない。 恐ろしいことだ。 「聞いてる?」 「ああ」 さっき注ぎなおした日本酒をちびちびやりながら どうでもいい思索の中に旅立とうとした慧音を ミスティアが不機嫌さを露にしているにも関わらず凛とした美しい声で呼び止めた。 慧音は心中面倒くさがりながらもまた彼女の愚痴を聞く作業に戻った。 「でもそうやって子ども達が鳥を食べることに諦めて泣き寝入りする時代は終わったわ」 「それはめでたいな」 大仰に手を振り上げてまた熱弁し始めたミスティアを視界の隅に収めながら 慧音は皿を出して鰻の追加を頼んだ。 話の腰を折られてミスティアは不快そうに眉をひそめたが客商売に携わる以上 その程度で文句は言わない分別は身につけているのかせっせと鰻を焼く作業に戻る。 静かになったな、と慧音は夜空を見上げたがやはり星は見えなかった。 「はい八目鰻の蒲焼一丁!」 「ついでに酒ももう一杯頼む さっきのと同じ奴で」 慧音は空になった一升瓶を指しながら注文した。 「で、もう泣き寝入りする時代は終わったのよ」 ミスティアは慧音のついでに自分のコップにも酒を注ぎながら いやひょっとしたら慧音の方がついでかもしれないが、言った。 「それはめでたいな」 慧音は特に言葉を変えることも無くまた同じように相槌を打った。 「まず最初に鰻以外のメニューを取り入れることを考えたわ…」 ミスティアは大仰に、悲劇性を表現するように両手を胸の前で組んで どこか遠い空の彼方を見つめながら語りだした。 「色々子ども受けしそうな食べ物を考えたんだけどね でもうちって鰻メインでしかも店員私一人でしょ? 他のものに手をかけてる暇が無いからあんまり大した物は作れないのよ かといって屋台だからこそってモノじゃないとうちでやる意味も無いし」 鰻にこんな言葉がある。 『串打ち三年、裂き八年、焼きは一生』 そんな言葉があるほど、鰻を焼くというのは難しいものだった。 屋台を始めてそれほど長くないミスティアが鰻を焼くので手一杯というのも理解できる話だった。 今日はそうでもないが鰻屋台なんてのは珍しいので結構繁盛しているらしいし本当に余力は余り無いのだろう。 「そこで考えたのがこいつよ!」 「すーや…♪すーや…♪」 そう言って元気に屋台の奥から取り出したのは一匹のゆっくりれいむ。 その目はそっと閉じられてゆっくりとした眠りの中に居る様だった。 「これをこうやって串で刺して!」 「すーゆぎゃああああああああああああ!?」 ブスリ、と蒲焼用の串がゆっくりれいむを刺した。 れいむが抵抗する間もなく串が皮に潜り込み、餡子を抜けて入ったときとは逆に皮を貫いた。 串はちょうどれいむの底辺の中心から頭のてっぺんを通っている。 割かし小柄なゆっくりだったがそれでも串は8割がた中に埋まっていて先の部分が少しだけ出ていた。 「い゛だい゛よおおおおおおおお!!! れ゛いむ゛のぢょうぢょざんどごおおおおおお!? お゛はな゛ばだげにいだどにいいいいいいいい!! だじゅげでま゛り゛ざあああああああああああああああ!!!」 寝起きで、まだ心は夢の中に居たれいむは突然の比喩などではなく体を貫く痛みに混乱を露にしながらも絶叫した。 どうやら花畑で仲間と蝶を追い掛け回す夢を見ていたようだ。 慧音はそんな幸せな夢を見られて少し羨ましいと思った。 まあ今のありさまは羨ましいどころか同情に値するのだがそこまで気にする義理は無い。 れいむのこぼした涙が炭火の中に零れ落ちて真っ赤になった炭の上でじゅうじゅうと蒸発して甘ったるい香りを漂わせた。 「それでここに仕切り作るでしょ」 そう言ってミスティアはれいむの悲鳴には全く耳を貸さずに焼いている鰻を端に寄せて鉄制の板を二枚置いて 焼き場を四分の一ほどで区切った。 歌姫ミスティア・ローレライにとっては美しい声しか耳を傾けるに値しないのかもしれない。 「そんでこれをつけて焼くわけ」 ミスティアはなにやら円柱状の先に小さな穴の開いた木製の細工を取り出すと串の両端にはめた。 一体何なのかと慧音が眺めているとそのまま焼き場に蒲焼と同じようにゆっくりを置いた。 「!?あ゛ぢゅい゛!あぢゅい゛よ゛おおおおおおおおおおお!!」 れいむは炭火の熱に晒されて悲鳴を上げながら転がり始めた。 さっきの細工は串がずれて転落するのを防止するためかと慧音は感心してそのまま見ていた。 「も゛う゛お゛う゛ぢがえるううううううう!!」 そう言ってれいむは外へ逃げ出そうとごろごろと右に向かって転がっていった。 「!?ゆ゛ぐがああああああああああああああああ!?」 転がり続けたれいむはジュウ、という食欲をそそる音と甘い匂いを漂わせる煙を立てて 熱せられた仕切りの鉄板にぶつかって慌てて方向転換して今度は左へと転がっていく。 「!?!?!?あ゛ぢゅぐえええええええ!!どおぢででら゛れ゛ないのおおおおおおお!?」 当然のごとくもう一つの仕切りにぶつかってれいむはさらに焦げ目を増やした。 「い゛や゛あああああ!だぢで!だぢでよおおおおおおおお!!」 仕切りを避けてうまいこと真ん中当たりをいったりきたりしながら れいむはだんだんと狐色に焦げていった。 「こうすれば勝手に焼きあがってくれるから私は鰻に集中できるってわけ!」 「なるほど、考えたな」 ミスティアが胸を張って自慢げに言い放ち、慧音はそれまでと違ってきちんと感心しながら相槌を打った。 数分後には全身満遍なくきれいに焼き目をつけた焼き饅頭が甘く香ばしい匂いをさせていた。 「はい焼き饅頭一丁あがり!串は熱いから気をつけてね!」 そう言って木の細工の部分をもってそのまま渡してきた。 「頼んでないぞ」 「サービスしとくわ」 それならばと慧音は木製の細工の部分を手に取り受け取った。 なるほど、太目の取っ手があるおかげででかいサイズのゆっくりの割には持ちやすいと感心する。 「お…おねえざ…だ…ずげ…」 焼け焦げたがまだまだ原型をとどめたままのれいむは縋るように慧音を見つめてきた。 「まあ悪く思うな」 「ぞんな゛ぁあががあ゛ああ…!!」 流石に食卓に上がったものの命乞いをいちいち聞いてたらきりが無いので一口齧ってみると ぱりぱりの皮の表面をサクりと歯が貫通し熱々で柔らかな中身の食感で包み込む。 その先から中からはしっとりとして甘い餡子があふれ出てきた。 「中々いけるな、餡子がぱさぱさになってまずいんじゃないかと思っていたが全くそんなことはない あったかくてしっとりしたいい餡子だ」 慧音はゆっくりから口を離して驚きを込めつつ感想を述べた。 「でしょ?焼く前に水をたっぷり飲ませておくとちょうどいい感じになるのよ」 ミスティアは褒められて嬉しそうにその工夫を明かした。 「なるほどな」 「も゛う゛い゛いでぢょれ゛い゛むをは゛な゛ぢでよおおお…!」 慧音は涙ながらに訴え震えるれいむの串をなんとか落とさないように持ちながら言った。 「しかし酒には合わ無いな、甘い」 慧音はコップの酒を少し口に含みながられいむを齧った。 「ゆ゛ぎゅううううう…!!だずげでぐだぢゃい…だずげでぐだぢゃいぃ…!!」 れいむは齧られるたびに身をよじって痛みから逃げようとして串が少ししなる。 毎日やれば腕が鍛えられそうだと慧音は両手で串を押さえながら思った。 「いいのよ、子どもが食べるように考えたんだからお酒と合わなくても」 「それもそうだな」 慧音は納得してれいむのりぼんを齧った。 「れ゛い゛む゛のがわ゛い゛い゛り゛ぼんがあああああああ!? お゛ね゛え゛じゃんなんがぢんぢゃえ!ゆっぐぢぢねええええええ!!!!」 りぼんを齧られてれいむは一際大きな声を上げて慧音をなじった。 この期に及んでこういう態度を取るとはよほど大事にしていたのだろう。 「これ、食べるには少しうるさくないか?子どもが泣くぞ」 慧音は眉をひそめて尋ねた。 「生きたままじゃないと味が落ちるのよ それにこの前ためしにお客さんに出してみたら悲鳴だけで酒がすすむって言って がぶがぶ呑んでくれたから売り上げ大幅に上がったのよ これは絶対にイケるわ」 ミスティアは自信ありげに腰に手を当てて言った。 「とりあえず子ども相手にするに当たってそういう奴の意見はあまり当てにしない方がいいんじゃないか」 慧音は頭を抑えて目を閉じかぶりを振った。 「も゛っどゆ゛っぐり゛ぢだがっだのに゛ぃぃぃ…!おねえざんなんがぢねえ…ゆ゛っぐり゛ぢねぇ…!」 れいむの呪詛を聞きながら慧音は溜息をついた。 「まあ多少残酷趣味なのは地獄鍋とかと同じようなものと思えばいいのか 味は悪くないしな」 「地獄鍋?」 ミスティアが聞きなれない単語を、不思議そうに慧音に尋ねた。 「ああ、地獄鍋というのはな 別名泥鰌豆腐とも言って生きた泥鰌と豆腐を一緒に煮ると 熱さに耐えかねた泥鰌が豆腐の中に逃げ込んで そのまま煮込みつづけて食べるという料理でな まあ食べたことは無いが」 慧音は軽く手振りを交えつつ適当に伝聞の知識を話した。 「ふぅん、おもしろそうね 私も地獄八目鰻豆腐とかやってみようかしら」 ミスティアは興味深そうに慧音の話を聞くと思いついたかのようにそういった。 慧音はいやいやと手を横に振る。 「それは流石に無理だろ、どれだけでかい豆腐を用意するつもりだ」 「別にほんとに八目鰻使うわけじゃないわよ 普通にドジョウを使って名前だけ八目鰻にするの」 慧音ははあ、と溜息をついてやれやれといった風にかぶりを振った。 「それは詐欺と言うんだ」 「大丈夫だって結構騙されるから」 「そういう問題じゃあない それに泥鰌と八目鰻を間違える奴がどこにいる」 「あんたの食べてるのだって八目鰻じゃなくて普通の鰻だし 意外と騙されるかもしれないじゃない」 自分の案を否定されてぷんぷんと怒りながらミスティアは言った。 「金返せ」 ドン、と卓を叩いてこめかみに青筋を浮かべながら慧音が静かに言い放った。 「あー、まあまあ、お酒だけは全部本物選りすぐりのいいお酒ばっかりだしそう怒らないでよ」 ミスティアが要らぬことを言って怒らせてしまった慧音を 慌ててなだめようと両手を前に突き出しながら言った。 「ふん、どうせ自分も飲むから酒だけはちゃんと仕入れてるんだろ」 しかし慧音は機嫌を損ねてそっぽを向いてむくれている。 「うー、まあそうだけどさー」 もじもじと人差し指同士をつつきあいながらミスティアは次の言い訳か はたまた別の話題を探した。 「あ、そういえば」 言い訳より別の話題を先に思いついたミスティアはなんとか表情を取り繕って慧音に言った。 「なんだ?」 「それ、うるさいんだったら先に口の辺り食べちゃえば?」 「…なるほど」 「…ゆ゛…!?」 そう言って慧音は転がって逃げ出そうとしていたれいむを掴んで 少しはしたないかなと思いながらも大きく口を開けた。 「だずげでま゛り゛」 絶望の表情を浮かべ友に助けを求めるれいむの口に慧音はかじりついた。 その後、喋りはしないものの縋るような、憎むようななんともいえない視線を送ってくるのが気になり 結局顔を先に食べることにした。 顔の部分を全て食べるともうゆっくりと饅頭の境界なんて何も無いな、と慧音は思った。 「待ってなさい子ども達!これからは鳥肉の代わりにゆっくりを食べるようになるがいいわ!」 ミスティアはゆっくり焼き饅頭が子ども達に広まることに関する懸念が全て解決したのに気をよくして 勢いよく拳を振り上げて一人で盛り上がっているようだった。 「まあ頑張ってくれ」 慧音は騙されたのはやはり癪だったので 結局「こんな里から離れた夜の屋台に子どもがやってくるわけないだろう」 という核心は言わずにそのまま適当に呑んで帰っていった。 このSSに感想を付ける
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全国新作花火競技大会は、長野県諏訪市で開催されています。 全国新作花火競技大会は、毎年9月第一土曜日に行われます。 会場は、諏訪湖湖上で、新作花火競技大会ということもあり、思いがけない花火に遭遇することもできるコンクールなのです。 前進は、JTB主催の諏訪よいてこ花火大会で、観光の一環として、花火を見せるイベントであったそうです。 その後1994年に花火サミットin諏訪と改名し、現在の花火競技大会の形式になったそうです。 競技大会形式で花火が見られるようになったのは、まだ10年あまりとも言えるわけですが、新作の花火が見られるということもあって、人気を集めているそうです。 8月15日の諏訪湖湖上祭花火大会はとても素晴らしいそうですが、込み具合も並ではないそうです。 その他にも、宿泊代や、駐車場の心配もありそうです。 花火のプログラムも立派な冊子を制作し、近年では有料で販売するようになったそうです。 15日には有料指定席となる、打ち上げ正面辺りの湖畔公園も、比較的自由に場所が確保できるようです。 もちろん自由席内での良い場所は早い者勝ちとなりますので、近年は自由観覧席は午前中にはほぼ隙間無くうまってしまうそうです。 また、席としては、旅館の部屋や屋上という場所も良い観覧席といえるそうです。 花火を肉眼で観るには遠くなりますが、「立石展望公園」もアマチュア写真家などには人気が高いそうです。 花火大会はコンクール形式で、テーマをそれぞれに決めた出品作と、それにふさわしいBGMを流しながら打ち上げられるそうです。 参加業者は30くらいで、合間に何度かスターマインなどが織り交ざるそうです。 ラストには、諏訪湖名物水上スターマインが花を添えるそうです。 1998年からは、女性花火師によるプログラムも加わったそうです。 車での観覧の場合は、ヨットハーバー、諏訪市民文化センター、間欠泉センターなど指定の駐車場か、民間の臨時駐車場に入れるようにしたいそうです。 有料の場合には、約2000円程度のようです。 湖畔近くの駐車場は、早朝までに行かないとすぐに満車になるそうです。 また、湖畔近くの駐車場は大会中は閉鎖されるため、終了後もすぐには車を出せないそうです。 花火大会毎年の事ですが、花火を見慣れた方や、花火好きの方、色々な方が楽しめるのが、この新作花火の競技会なのではと思います。 イントラレーシック