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PL:rouge システム:アリアンロッドRPG キャンペーン:南海の孤島 【基本情報】 名前:エルオーネ=ラディオス 愛称:エル 年齢:19歳 性別:女 種族:ヒューリン 経験点/全 380/使用 Lv:360 CC:10 Fate:10/未 クラス:メイジ/サモナー CL:9 出自:容姿端麗 境遇:賞金首 運命:波乱万丈 追加:逸品 特徴:天井の美 達成値+5 ※シナリオ1回 所属ギルド:ブラウズヘイム ギルドマスター:フェリアード=ファーゼンバーグ 【基本能力】HP+1/3 MP+3/1 HP:40 MP:82+90 フェイト:6 イニシアチブ:6 移動力:11 クラス修正 基本: B:修正点:合計 筋力 12: 4:0/0: 4 器用 9: 3:0/0: 3 敏捷 13: 4:0/0: 4 知力 23: 7:1/1: 9 感知 9: 2:1/1: 4 精神 17: 4:1/0: 5 幸運 9: 3:0/1: 4 【スキル】 SL タイミング 判定 対象 射程 C 効果 《オールラウンド:知力》 ― メイキング ―― ―― ―― ― キャラメイク時に能力値ひとつに+1. ★《マジックフォージ》 ― ダメージR直前 自動 自身 ―― ― あなたが使用した[魔術]のダメージを+ [(CL)D6].1シナリオに1回. 《アースウェポン》 ― メジャー 魔術 単体 20m 5 魔術.対象が行なう[武器攻撃]を 地 の[魔法ダメージ]に変更する.1シーン持続. 《コンセントレイション》 ― パッシヴ ―― 自身 ―― ― [魔術判定]に+[1D6]. 《マジックブラスト》 ― マイナー 自動 自身 ―― 4 その[メインプロセス]中に行なう[対象:単体]の[魔術]の対象を[範囲(選択)]に変更. 《エアリアルスラッシュ》 5 メジャー 魔術 単体 20m 6 対象に[(SL+1)D6]の 風 属性の[魔法ダメージ].魔術の[魔術判定]の[達成値]は+[SL]される. 《ウィンドセイバー》 5 パッシヴ ―― 自身 ―― ― あなたの使用する 風 属性のダメージを与える[魔術]のダメージ+[(SL)D6]. 《エキスパート:風》 3 マイナー 自動 自身 ―― 4 その[メインプロセス]中に行なう選択した属性のダメージを与える[魔術]のダメージ+[SL*4]. 《ディジニ・ブリーズ》 ― パッシヴ ―― 自身 ―― ― 《ウィンドセイバー》SL5前提.あなたが 風 属性の魔法ダメージを与えた場合, そのダメージを受けたキャラクターの物理防御力,魔法防御力-5.1ラウンド持続. ★《ファミリア》 ― パッシヴ ―― 自身 ―― ― パートナーとして使い魔を1体所持している.この使い魔は【MP】を[CL*10]点持っており, この【MP】をみずからの【MP】として使用できる.使い魔は常にあなたと共に行動する. 《ガーディアン》 ― ダメージR直後 自動 単体 20m ― 対象が受けた[HPダメージ]を0にし,そのダメージとともに受けた[バッドステータス]を無効にする.1シナリオに1回. 《ホモセクシャリティ》 ― セットアップ 自動 自身 ―― 5 シーン終了まで、あなたは同性を対象に[結合攻撃]を行なうことが可能になる。 同様にあなたへの同性からの[結合攻撃]も可能になる。《ホモセクシャリティ》のSLは2レベル以上にできない。 ★《キャリバー》 ― パッシヴ ―― 自身 ―― ― "キャリバー"をひとつ所持. 《カリキュレイト》 ― イニシアチブ 自動 自身 ―― 8 【行動値】に関係なくあなたが[メインプロセス]を行なう. このスキルを使用するには,あなたは[未行動]でなければならず,使用後には[行動済]となる. 【戦闘データ】 能力:命中:攻撃:回避:防御:行動:スキル:その他:合計(ダイス数) 命中判定 : 9: -: -: -: -: -: 5: 2:16(+4d6) 攻撃力 : -: -: 2: -: -: -: : : 5(+14d6) 回避判定 : 4: -: -: -: -: -: : : 4(+2d6) 物理防御力: -: -: -: -: 5: -: : : 5 魔法防御力: 6: -: -: -: 3: -: : : 3 行動値 : 8: -: -: -: -:-1: : : 7 【判定】 能力:スキル:合計(ダイス数) 危険感知: 3 : - : 3(+2d6) 敵識別 : 9 : - : 9(+2d6) 物品鑑定: 9 : - : 9(+2d6) 【装備品】 装備品 :重量 :命中:攻撃:回避:物防:魔防:行動:射程:備考 右手 :ヘキサロッド :4 :-1: 4 : - : - : - :-3:至近:魔術D+2d 魔術判定+1d 左手 : : : : : - : - : - : - :至近: 盾 :センチネルガード :8 : - : - : - : 6 : 4 : - : - : 頭部 :幸せのサークレット:3 : - : - : - : 3 : : : - :幸運+1 胴部 :バニッシュローブ :5 : - : - : -1: 5 :-5: - : - :魔術D+10 装身具 :奥義書 :1 : - : - : - : - : : - : - :魔術判定+2 補助防具: : : - : - : : : - : - : - : 合計 : 重量最大12 : 6/6 : : :-1:14: -1:-3: - : 【所持品】 道具名 :重量:コメント 冒険者セット : 5 :野営道具、ロープ、ランタン、火打ち石などのセット バックパック : 0 :背中に背負う袋。所持品を[重量:5]まで余計に持てる。 ベルトポーチ : 0 :腰につける道具入れ。所持品を[重量:2]まで余計に持てる。 HPポーション: 1 :傷を癒す薬。HPを[2D6]回復する。 MPポーション: 6 :精神を賦活する薬。MPを[2D6]回復する。 ────────────────────────────────────────────── 重量合計 :2/12 所持金: 7880G 【ギルドハウス内所持品】 道具名 :重量:コメント 【メモ】 【その他設定】 【設定】 >168cm 50kg 一人称:わたし、あたし 2人称:ちゃん、君。 目上には敬語。 見るものに、情熱的な印象を与える長髪の赤毛に赤い瞳。 何時も笑みを絶やさないその表情は、もって生まれた造りの良さもあいまって、常に耀く。 ……はずだったのだが。 元々得意だった、家事全般。 炊事洗濯えとせとら。 それを生かすためにメイドになったのはよいのだが、その愛らしさが罪だったのか、雇った主人に襲われかけ、逃亡。 派手に持ち前の魔術など使って逃亡劇をやらかした為、懸賞金などかかっているらしい。 挙句、乗り込んだ船が座礁。 流れ流れて命からがら南海の孤島にたどり着く。 職業、メイド冒険者。 基本的に底抜けに明るい女の子。 よく笑い、よく喋り、よくリアクションする。 そして抱きつき魔。 器用に要領よく物事をいつの間にか成し遂げる。 何も考えていないように見えて、これで結構色々考えているらしい。 …本人談だが。 とはいえ、メイドとしては優秀。 仕事をこなし、忠実に仕える。 尚、基本的にはバイセクシャルであり、男性だろうが女性だろうが可愛ければよいらしい。 ツルペタロリロリが好みであり、近くにいると抱きしめずにはいられない困ったお人。 実際に行為にいたるかどうかは不明だが、可愛い子は即ベットっ。 を、公言している。 CL1 ウインドセイバーSL1 エアリアルスラッシュSL1 ガーディアン CL2 HP+2 MP+6 ウインドセイバーSL2 マジックブラスト CL3 HP+2 MP+6 ウインドセイバーSL3 コンセントレイト CL4 HP+2 MP+6 ウインドセイバーSL4 エアリアルスラッシュSL2 CL5 HP+2 MP+6 ウインドセイバーSL5 アースウェポン CL6 HP+2 MP+6 エキスパート:風SL1 エアリアルスラッシュSL3 CL7 HP+2 MP+6 エキスパート:風SL2 エアリアルスラッシュSL4 CL8 HP+2 MP+6 エキスパート:風SL3 エアリアルスラッシュSL5 CL9 HP+2 MP+6(CC:ガンスリンガー) カリキュレイト ディジニ・ブリーズ
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一冊の本が出来上がるには、100冊の本が必要らしい それは、とても強い(こわい)モノだった。 人の貌には、たくさんの感情(ココロ)が映る筈なのに、そのヒトの貌には、一つの感情しか亡いから。 それは、とても恐いモノだった。 人の口には、たくさんの思念(ココロ)が宿る筈なのに、そのヒトの口には、一つの思念しか亡いから。 それは、とても怖いモノだった。 人の瞳には、たくさんの心が或る筈なのに、そのヒトの瞳には、一つの心しか亡いから。 あぁ、なんて――こわいんだろう。 ほら、あの空もこわがっている。なんにもなくて、ただの黒い布っ切れになっている。 ほら、あの月もこわがっている。貌を真っ白に染めて、丸くなって、縮こまってしまっている。 ほら・・・私も一緒にこわがっている。皆の中で、一番こわがっているのは、うん、わたし。 あぁ・・・強い、恐い。 怖い。 怖い、 怖い、 恐くて、 恐くて、 ほんとうに――――怖い。 ■ ■ 結論から言えば、鈴音と火呂九柳斎との対談、というほど大げさでもないが、それの実現は思いのほかするすると決まった。 「あなたが旅人の剣客さんですね?」 相手方の火呂から、そういう風に話し掛けてきたからだ。 鈴音が狭霧カヤとの会話を終え、村へと戻ってからすぐのことであった。 空からはぽつぽつと、小さな小さな雨たちが落ちてきている。 火呂家は、田圃沿いの畦道の先へとある。 この辺りとなると村内の外れみたいだが、そもそも村自体が小規模なため、他の所と比べても特に風景には変わりは無い。 他と同じように、ある程度統一された簡素な藁作りの百姓家が火呂家のようである。 屋根の下に薪が多く積まれており、今はその薪を使用しているのか、家内からはゆら、と烟りが上がっていた。 白い尾を引いて寂滅していくそれを、鈴音はなにとなしに眺める。 「すみません、突然。私も外から来た身なもので、気になってしまい…」 煤竹の色の袴を着流している火呂は、柔和な顔に軽く苦笑いを浮かべて言った。 あまり歳は読み取れない。若くも見えるが、年を重ねているようにも見受けられる。 こういっては失礼だが、不思議と印象に残りにくい顔つきだ、と鈴音は最初話しかけられたときから思っていたが、それは今も特に変わりないようである。厭に引っかかる風采だ。 女将の話を聞くに、鈴音は大げさな顔をする臆病者のような中年の親父を想像していたのだが・・・。 「いえ、私もこんなところで同じ外の方と会えるとは思ってませんでしたので」 自分から会おうとしていたくせに、飄々としらばっくれる鈴音である。 構えた門戸の中では、一人の女が丁度昼餉を作っている頃合であったようだ。薄い杏色の質素なロングワンピースを纏っている。 鈴音も相手方も互いに気付いたので、互い互いに小さく会釈を交わす。 ――小さく、女が瞬きをした。 囲炉裏を囲み、腰を落ち着けてから、 「では改めて。初めまして、火呂九柳斎と申します。あちらは妻の奈津」 「羽橋鈴音、です」 苗字だけでなく、名前も名乗る、ということは少なくとも倭教徒というわけではないようだ。 ――この、火呂の丁寧な口調もまた、厭に引っかかる。 「四ツ山へは何をされに?」 「峠を越える際に乗っていた馬車が壊れてしまったので・・・」 「なんと・・・」 二人して、他愛の無い話をする。――軽い嘘を混ぜたのは、何となしに、である。 また、これは鈴音としては恐縮してしまうことであるが、昼餉の方も一緒することとなった。 昼餉、といっても通常は朝と夜のみで、昼は取らないのが庶民の生活である。 よほど火呂家は裕福な家庭であるのか・・・。 まさか鈴音が来ることを想定してもてなそうとしていた、なんてことはあるまい。 「火呂殿は、どうして四ツ山へ?」 ぽんぽんと椀に注がれた飯から香りのよい湯気が漂う。 一緒に添えられているのは、葱と豆腐をぽいぽいと浮かばせた味噌の汁だ。 「町中での暮らしに飽きた、というのが一番の理由ですかね」 白の飯を食いながら、火呂は言った。 奈津。 出演予定は大分前から決まっていたにもかかわらず、思いっきり書いてる最中に適当に名づけましたサーセン奈津さん。 そしてとろろ飯。 色々描写しとりますが、実は一回も食った事ありませんサーセンとろろ飯。 2/22追記:どうやらとろろは秋の味覚らしい。あやややや。 「飽きた?」 「ええ、元は鹿宮・・・ここより南の方に住んでいましてね、家庭もそれなりに裕福で、楽しかったといえば楽しかったのですが・・・」 「それは、また・・・」 「そうですね・・・裕福だからこそ、でしょうか。何不自由なく暮らすことで、より単調な日々、とでもいいますか・・・はは、私は何か刺激が欲しかったのかも知れません」 「私は旅の身なので刺激ばかりです」 ように、色々と語り合う。 鹿宮、とはここより百八十里も南にある街の名である。 奥深く静かで幽玄な竹林がある、というようなことを鈴音も聞いたことがあった。 火呂は徒歩旅で来たようで、百八十里もの距離を歩くとは、この火呂九柳斎、なかなかに旅好きらしい。 ――この羽橋鈴音、初対面、なおかつ"そういった"話を聞こうとした相手と一見親しそうに語り合える辺り、なかなかの大人物である。 「その刀・・・」 火呂の脇に置いてある大小の刀を見やりながら、鈴音は言った。 昼餉は既に終えていて、今は互いに茶を飲み交わしている。 外の雨は、ほんの少し勢いを増したようだ。 火呂九柳斎の妻である奈津は囲炉裏の方から外しており、炊事の方の後始末をしている。 「これですか?」 「何か武芸を、嗜むので?」 「あぁ、はい。鹿宮に住んでいた頃には家業の一環として少々。今では修行なんてしてないので、とんだ虚仮野郎ですがね」 自嘲気味な笑みを浮かべ、続ける。 よると、この火呂九柳斎は、「稗田流」の剣術遣いだそうな。 「稗田流」とは、この時代の三大流派とされる剣術の流儀である。 現存する流派は、倭教が武に秀でている、ということもあり大半が倭教に属する流派であるが、勿論のこと、それらだけではない。 「先の先、その先さらに先」という題目を掲げていて、其れが示すとおり、とかく攻撃に念を置いている流派として有名だ。 武術は多岐にわたり、火呂九柳斎も、 「二刀術について、色々と指南されまして・・・」 とのことである。 一刀術、二刀術、その他槍術も加え、全て合わせて十四にものぼるのだとか。 流派云々の話になったとき、当然鈴音の流儀についても聞かれたが、心壊についてはあまり広めてはいけない、というようなことを儚師から教わっていたため、 「どこの流派かは分からなかったのですが、実家にあった剣術指南書で学びました」 それとなく言葉を濁しておいた。 この場合の"実家"というのは、心壊の修行の際に住んでいた、儚師の邸宅を指している。 「独学とは……すごいですね。誰からか指南は?」 「近所の呑気な世話焼きの女性から……」 「はは、それはまた酔狂な。一期一会です、出会いは大切に。」 「私たちの出会いも、ですか?」 「もちろん。あ、いつから剣を扱うように?」 「確か、十二のときから……」 「ほう……」 …ように、さすがの鈴音も剣術の話となると、ついつい本来の目的を忘れて楽しんでしまったようである。 しばらく語らい、 「お若いのにたいした才能だ。機会があれば手合わせ願いたいものです」 「あ……光栄です」 「そのときには、勿論手加減してもらえますよね?」 「いえ、それはこちらの台詞で……」 こんな調子である。 雨のおかげなのか、湿った、しかし閑寂な風が、家の中へと吹く。 心壊流。 現在、随時設定つけ合わせ中でございます。 「これでひとつの流派ができあがるぜ!」ってくらいまでに壮大な設定にしたい。 といっても、あちらこちらの実在流派から引用する、というのが基本だろうけども。 倭教についても同様。「これでひとつの宗教ができあがるぜ!」ってくらいまで。 ぽつぽつ、からざざざ、へと変わり、土、水、草へと降り注ぐ音。 雨も本降りになってきたようである。 羽橋鈴音、火呂夫妻が居るこの門戸の藁屋根も、雨に合わせ、たたた、と焦ったかのように音を響かす。 より湿気の充満した室内であるから、自然と鈴音の額にも汗が浮かぶ。 もっとも、傍目には分からない程度の微量の水分であるが・・・。 それは湿気のせいなのか、もしくはようやく本題に入れる、という高揚……緊張のせいなのか。 「紫の赤みがかった髪の・・・」 酒屋の女将に尋ねた時と同じような風で切り出す。 自然、鈴音の瞳にも、つ・・・と鋭さが加わる。 炊事の後始末を終えたのか、妻の奈津も戻ってきており、今は三人で囲炉裏を囲んでいる。 奈津が持ってきた茶を皆で飲んでいる、ゆったりとしたこの刻に、鈴音は口を開いた。 「それは・・・もしや羽橋さん、猫に逢われたので?」 女将のときと同様、鈴音が最後まで言い切る前に神妙な形相を向けられた。 「ええ、丁度こちらの村へ繋がる林を通った際に」 「なんと、それは・・・大丈夫でしたか?首はお絞めになってませんか?」 これもまた、女将と同じような、である。 しかし、どことなくであるが、 (白々しい・・・) 鈴音は思うのである。少なくとも、火呂の貌には何の変化も無いのであるが・・・。 妻の奈津の方も、これまた神妙な面持ちである。 火呂は一時茶をすすり、それから湯飲みを筵の上に一旦置き、続ける。 こん、という小気味の良い音がした。 「ご無事で良かった・・・。私は倭教徒ではないですが、和の神々のおかげなのかもしれませんね」 「特に害があるような方には見えませんでしたが・・・」 「何を仰る。あの異形を見ませんでしたか?あれはどう見ても鬼共が飼っていたという猫、そのものです」 異形、といえば確かに異形であろう。 元々外界からの人間、更に黒緋の髪に金色の瞳とくれば、弥が上にも目立つ。 「まさかあのような者が今生に居ろうとは・・・随分と滅多な世です。妖怪の類はもうほとんどが人前には姿を現さないというのに」 ――この男、やはりどこか壁一枚を隔てて話しているような印象を受ける。 壁に書かれた文言をそのまま棒のように読んでいるかの如く、あまりに表情に変化が無い。 その 猫 とやらを恐れているならば、もう少し貌も変わろうものだが・・・。 それから、一刻ほど語り合う。 されども、その間、鈴音は特に何を言うでもなく、相槌を打ったりするだけであった。 出逢った時からずっと鈴音は違和感を感じていたが、それはあくまで自分の直感、実感に過ぎないので、 「余計なことは言わない方が良い・・・」 と、判断したからだ。――なかなかに心壊流の遣い手らしい判断である。 「心壊流」は流儀の名に「心」とあるとおり、とかく心を読むのに優れた流派であるが、やはり心、というのは曖昧なモノであるから、心を読むのもそれなりに慎重になるわけである。 不変ではなく、いついかなるときも、絶えること知らず、うごき続ける。それが「心」である。 ふと、朝、目覚めた時、昼、太陽の明るさに眼を細めたとき、夜、蒼い月に心奪われたとき。 ふと、朝、やかましい鶏の声が聞こえた時、昼、陰鬱な雨が降ってきたとき、夜、蒼い月がなかったとき。 微風のような心の揺れであろうと、心壊の者は察知する。 中でも、特にその揺れが顕われ易いのは、瞳。 故に、鈴音は火呂の瞳を――勿論、相手に意識されない程度に――観続けたわけである。 ぱたぱた、と天井(うえ)からは雨音が響く。 しかし、山の天気は変わりやすい、という言葉の通り、なのであろう。 「さてと・・・おや、雨の勢いが少々収まったみたいですね。今のうちに桂月に戻られます?」 「桂月・・・あ、はい」 一時鈴音は把握できていなかったが、桂月、とは鈴音が泊まっている、かの酒屋の名である。 「あ、外套をお貸ししましょうか?」 「いえ、この程度の雨なら・・・」 「私が貸さなかったせいで風邪を患った、なんてのも困る話です」 外は、そろそろ申の上刻(午後4時頃を指す)に入ろうかという頃合で、風にもほんの少し冷たいものが混じり始める。 雨もそれは同じで、小雨といえど鈴音のようなスリップドレスの者では、むき出しの肌も多いであるから冷たいであろう。 「・・・有難うございます」 ――違和感は拭いきれていないが、どうにもこの男は良識人にしか観えない。 「桂月の女将にも宜しく言っておいてください。もうちょっと酒を安く、と」 「・・・善処しておきます。では・・・」 言って、鈴音は火呂家を後にする。 鈴音の眼前には同じような家々、田圃や林が広がる。 鈴音が表へ出ようか、としたまさにその転瞬、 「――私たち、初めましてじゃないですよね」 言い残し、振り返ることなく鈴音は去っていった。 ぴくり、と体を揺らしたのは誰であったか・・・。 東方風。 「河童様の云う通り」「目覚めし白狼の本能」 ニコにてタグ検索かけることをおすすめしまする。 これは余裕でガチ。 夜が暮れて、朝。 「帰るかや!!」 ――さも当然の如く、鈴音の姿を見ただけで、狭霧カヤは逃げ出してしまった。 今日もまた、昨日の名残であろう、雲は分厚く、風は冷たい。 雨はまだ降ってはいないが、日差しの指さぬ林は、土壌もかなりぬかるんでおり、 「歩きながら粘土細工をしているよう・・・」 そんな歩き心地であった。鈴音の履く革の靴にも、しっかりと土汚れや葉々がこびりついている。 鈴音は、昨日と同じように、狭霧カヤと会うため件の広場へ足を運んだわけであるが、 (まだ何も言ってないのに逃げられた・・・) のである。――致し方の無いことといえば、致し方の無いことであろう。 昨日の今日ではこの反応が当然である。 して・・・。 鈴音は、狭霧カヤを追うことにはせず、そのまま来た道を戻ることにした。 ここで追うのはあまり得策ではないだろう、と考えたからである。 火呂の件もあるが、それで火呂九柳斎のみならず、自身まで狭霧カヤに恐れられては元も子もない。 「悪を斬る者が、悪になってはいけない」 とは、羽橋鈴音の剣の指導者、白然緋儚師の台詞である。 ぬかるんだあるきにくい道を進んでいくうち、一つの祠を見つけた。――昨日、一昨日は気がつかなかった物である。 そちらの方へと、鈴音は足を向ける。 その祠は、木製の社殿に、紙垂を備えただけの簡素な祠であった。 祠の少し後ろの方には、木々に遮られ少々見にくいが、湖らしきものが見える。 湖の近くにある、ということは、水神を祀ったものであろうか。 単純に、山の神を祀っている、ということもあるかもしれないが・・・。 一時鈴音は考え――何を思ったか、すら、と持っていた刀を抜いた。 祠の前にしん、と立ったまま、刀をすす、と正眼に構え、 そのまま――眼を瞑り、ただ凝、としている。 ――精神を鋭くするための、 精神統一、というやつである。 悪を斬る際には、鈴音は必ずこうやって精神を統一させる癖がある。 それに、鈴音は倭教嫌いではあるが、祠、などは神を祀るといえどもどちらかといえば好き、なのである。 鈴音は旅の者であるから、というのも作用しているのであろうが、こういった林や、道の辻で祠を見かけると、ふ、とした安心感を得るのだ。 神の存在を鈴音は信じてはいないが、ひっそりとそこに佇む祠を見ると、まるで、 「土地がゆっくりと生き返っていってるみたい・・・」 ように、思うのである。 祠は、大概がくすんだ木や、褪せた石で造られているから、その、時間の流れによって風化が進んでいるさま――人の手による物が、自然に還ろうとしている姿から、そのように連想させるのかもしれない。 で、あるからにして、鈴音にしてみれば、精神を統一させるには、このような場所はうってつけ、なのである。 (狭霧カヤ、火呂九柳斎…か……) ――凝、と鈴音は刀を構えていた。 ■ ■ 辿り着いたのは、なにひとつ、なんでもなく、なんにもないトコロ。 ――ただの、暗闇。 ■ ■ ――唯の、昏闇の中。 「私は・・・あの女を――誅す」 エンドオブエタニティ。 ようやく一周目が終わったが、いまいちストーリーが理解できなかった。 まぁ、トラスティベルよりは遥かにマシだけどね。 にしても、戦闘は本当に楽しい。銃撃戦ぱねぇ。 そしてBGMがヤヴァイ。桜庭さん仕事しすぎ。サントラ欲しいお。 ※誅す→ころす PREV← 1 2 3 4 5 6 7 →NEXT
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「学院」女子寮での洗濯の風景。もっとネタに走っても良かったのであるが、まだその時期じゃないという感じが書き手の中にあったので、ひたすら洗濯するだけのスケッチに。まあ、ダリアがネタに走るには、ヒルダレイアは真面目すぎるというか、はっちゃけていないので。まだ。 「学院」の女子寮の洗濯場は、寄宿舎の食堂の裏手の水場の近くにある。帝都には、周辺に何箇所かある貯水池から上水道が引かれており、屋敷や街区ごとに井戸が掘られていて、そこから生活用水を得るようになっていた。「学院」も多数の人間が生活する場である以上、膨大な量の水が消費されるわけであり、随分と大きな井戸が掘られていた。そして井戸の釣瓶も、よくある滑車から下がった釣瓶桶を落として水を汲み上げる型ではなく、天秤棒の片方の先端に釣瓶桶が下げられ、反対側の先端に重しが付けられた撥釣瓶と呼ばれる型のものが設置されていた。梃子の原理で水を汲み上げるため、一度に多くの量の水を汲み上げることができるが、装置が大型化するためもっぱら野井戸で使われている。 当然の話ではあるが、「学院」にも雇人は多数おり、基本的に火を使う仕事は彼らの仕事である。また、井戸から貯水槽に水を汲み上げておくのも彼らであった。 つまるところ、生徒が洗濯をする時に水を貰いにゆく先が炊事場の貯水槽ということになる。 「御国の為とは言いながらぁ 人の嫌がる軍隊にぃ 志願で出てくる馬鹿もいるぅう 可愛い彼女と泣別れぇ~♪」 馬鹿でかい真鍮製の金だらいになみなみと水を満たし、大小の洗濯板を使い分けて洗い物をしているダリアが、気分良さ気に歌を歌っている。ヒルダレイアは、自分の木桶で丁寧に肌着を洗いながら、この新入生の用意の良さに呆れるやら感心するやらでなんともいえない気分を味わっていた。なにしろ洗濯用のブラシまで持ち込んで制服のカラーの脂汚れを綺麗にしているのだ。彼女のどこが侯爵家令嬢なのか、どうにも実感がわかない。 ちなみに兵隊哀歌を口ずさんでいるダリアの声は、大層美しくて、そして洗い場によく響きわたっていた。 「歌が上手ですね」 「ん? うるさかったです?」 「いえ、……歌詞についてはどうかとは思いましたが」 「あぁ。うちの使用人って、親父の連隊の兵隊上がりが大半で。耳が覚えてるんで、無視していただけるとありがたいです」 ちらちらとこちらを見ている周囲の子らの視線が恥ずかしい、とは口にできないヒルダレイアである。ちなみにその中に、今にも爆笑しそうなのをこらえているクラウディアら近衛騎士団で教練を受けている子らがいて、なんとも言えない気分である。 そんな先輩の気持ちを知ってか知らずか、ダリアは手早く洗いものを終わらせると、洗濯で汚れた水を排水溝に捨てにゆき、そして手元の水桶に用意してあったきれいな水で金だらいや洗濯板や洗濯ブラシを洗っている。その手際の良さにヒルダレイアは、この娘に自分が何を教えることがあるのだろうか、と、なんとも微妙な気持ちを味わっていた。 「それにしても、ダリアさんは用意がいいのですね。新入生でそこまで用意の良い子は他にいません」 「あぁ。親父のおかげで。絶対に役に立つから是非持ってゆけと。洗い方も教えてくれました。使用人にやらせりゃいいのを是非自分が、ってあたり、甘えてんだか、甘やかしてんだか」 「……ダリアさん、口調、口調」 「おぅっと。失礼いたしました」 ヒルダレイアは、ダリアが初日に持ち込んだカーキ色の大きな肩掛け袋を見て、何が入っているのだろうと思ったものであるが、聞いてみれば洗濯や掃除のための細々した道具一式であるという。実際に袋の中から、真鍮製の金だらいや小ぶりの水桶、洗濯板や洗濯ブラシ、洗濯用石鹸が次々と取り出されるのを見させられれば、さすがに絶句するしかなかったのであった。大抵の学生は、実際に自分で洗濯をし始めてから、こうした道具の必要性に気がつき、実家に手紙を送って取り寄せるのが常である。かくいう彼女も、洗濯に四苦八苦したその日のうちに実家に手紙を送ったくちであった。 ヒルダレイアがダリアを洗い場に連れ行く時に、手早く洗濯物や道具一式を肩掛け袋に放り込んで平然とついてきたあたり、肝が太いというかなんというか、形容に困るところが彼女にはあった。 「今日はお湯をもらえました。運がよかったですよ」 「確かにあれだけ列ができていては、日の出ているうちに皆にお湯を配るのも大変でしょう」 脂汚れを落とすのには、お湯が使えると使えないとでは効率が全く違う。建前では、洗濯用にお湯を沸かし、希望者全員に配ることとなっているが、放課後の短い時間でそれだけのお湯を沸かして配るのは不可能というものである。ちなみに、お湯の配給には常に修道女が立会い、学生が雇人に付け届けなどしないように見張っていたりする。 「それにしても、洗濯にお湯を使わせていただけるというのは、とても気配りが行き届いておりますね。薪代も安くはないでしょうに」 「ええ。寮費の少なくない割合が水と石炭だそうですよ」 「石炭なのですか。……あぁ、テルベ河の北方に炭鉱がありましたか。確かに帝都百万の住民が使う火を考えれば、薪よりも石炭になりますね」 洗濯用具を洗い終わり、雑巾で水気をきっていたダリアが、少し眉根を寄せて何かを思い出すような表情をしてから、納得がいったという風にうなずいた。 「はい。帝都周辺の森はほとんどが御料地で。皇宮で使う炭はそちらで焼いたものを使うのだとか」 「先輩もお詳しくていらっしゃいますね」 「いえ、一期生には内宰の家の方もいらっしゃいますから。色々な方がいらっしゃいますから、お話をうかがうだけでも面白いですよ」 ヒルダレイアも自分の洗濯が終わると、洗い桶や洗濯板をゆすいできれいにする。もっとも、その水はダリアの水桶からゆずってもらったものであったが。 二人は、洗濯道具と洗濯物を入れたかごを持つと、物干場に向かった。 女子寮の物干場は、寮の屋上に置かれていた。何しろ少なくない数の学生が、晴れた日に一斉に洗濯物を干すのである。その風景は壮観としかいいようがない。 二人は洗濯物を干し紐に通し、ずらりとならぶ物干し竿にそれを結んでいた。同様に洗濯物を干している少女らの数は少なくない。多数の下着や肌着が風にひるがえる様を見て、ダリアは腰に両手を当てて、上機嫌そうにかかかと笑った。 「何か面白いものでも?」 「あぁ、こいつは壮観だと思って。下着なんて他人に見られて恥ずかしいはずのもんが、こうも堂々とひるがえっているのは、ごっつい眺めじゃないですか」 「ダリアさん、口調、口調」 「ごめんなさいませ。それにしましても、下着肌着と一言でいっても人それぞれで」 黙って座っていれば、とても素敵な美少女なのに、言動の端々から少女らしさが消えるのがこの後輩の欠点だな、と、ヒルダレイアはそっと溜息をついた。 そんな先輩の気持ちを知ってか知らずか、ダリアは、むん、と声をあげて腰を伸ばしていた。 「確かに絹は肌触りが良いものですが、自分で洗うことを考えたならば、とても持ち込む気にはなれませんですね」 「それもお父様から?」 「いえ、これは私の判断です。一応、絹の洗い方も習っては参りましたが。とてもではありませんが、面倒で」 「ああ、それは判ります」 それにしても、大身の貴族の令嬢のはずが大した割り切りである。軍人であったという父親の影響であろうか、なんというか、とても要領がよい。 ヒルダレイアは、ダリアの父親がどういう人間なのかとても好奇心がかきたてられた。 「お話をうかがっていると、とてもお父様と仲が良くていらっしゃるみたいですね」 「まあ、そんなもんですかね。自分じゃ判らないんですが」 「ええ。とても立派な方でいらっしゃるのが判ります。怪我を負われたそうですが、どちらの戦場で?」 「……さあ。父は、戦争中の事はほとんど話をしませんでしたから」 さっと吹いた風にダリアの真っ直ぐな紅の髪がひるがえり、彼女の面から表情が消える。 父の事を口にするのは無意識のうちのもので、誰かに聞かれて話たくはないようである。ヒルダレイアは、それ以上は話題にするのを止めて別の話題を探すことにした。一瞬重なった後輩の深紫色の瞳に浮かんだ哀しみの色が、彼女の口を閉ざさせたのだ。 「この様子ですと、夕刻までには乾きそうですね。お茶を一服しましょう」 「はい。それにしても、これだけお湯をふんだんに使えるというのも、贅沢ですね」 「そうかもしれませんね」 二人は、並んで自習室へと去っていった。 そして陽だまりは相変わらず暖かく、風は肌に冷たかった。
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938 名前: 1/2 投稿日: 2012/04/24(火) 22 21 32.45 0 長文な上にスレチかもしれないけど食べ物つながりで。 同居中のコトメ(儀両親鬼籍・毒・食費は別)も食べ物の盗み食いが 最初本当にひどかった・・・。 食べる?とこっちから聞くときは絶対食べないくせに、忙しい時に こっちが食べるつもりで用意していた料理とか、無断でペロッと食べて あと知らん顔。 マイペースなだけで悪気はないらしく菓子類なら笑って許せたが食材とか 夕食のおかずを勝手に食べられると予定狂うから本当にしんどかった。 仕事の超繁忙期なのに熱出てやっとで帰ってきたある冬の夜。 作り置きのおかずを全部食べられてた。その日はそれをアテにしてたので 冷蔵庫には食材もほとんど残っていない。 旦那に『今日の夕食全部消えた。外雨降ってるけど何か買いにいかなくちゃ』 というと、旦那は『なんだ、そーんなこと!』と鼻で笑った。 瞬間に何かが切れた。 939 名前: 2/2 投稿日: 2012/04/24(火) 22 22 40.49 0 気がついたら旦那をグーでぶん殴っていた。 殴られて旦那は『別れよう。こんなことで殴られるなんて』と言ったので 無言で荷造りを始めた。 本当に荷造りを始めるとは思わなかったらしく、旦那は慌ててとめる。 その様子を見ていたコトメは心底恐ろしかったらしく、震えてないて謝って きた。蝶よ花よと育てられていたので、怒られたことはおろか、自分が原因 で家族が本気でけんかしているのを見たことなかったらしいwww 決してコトメにムカついた、というのではなかった。 いつも定時に帰宅してるのに、普段から家事を一切やらず私の作る夕食と レストランの味とを比較して評論家気取りで文句をいう旦那が発した その一言に熱のせいか怒りが爆発してしまった。 結果的にコトメと旦那二人を〆てしまったが、それ以降コトメは私の用意 しておく夕食や食材には無断で手を出さなくなった。 旦那もウォーターして夕食の文句を一言も言わなくなったばかりか、家事を 率先して手伝うようになった。 かなりDQNだったけど、結果的にはよかったかな。 944 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 22 45 18.97 P 本気でキレた奴には誰も勝てない。 乙だったねえ。 945 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 22 47 28.83 O すっきり!怯えろ怯えろ。 946 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 22 50 44.61 P 938 スレ違いだがスカッとする話だなあw 947 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 22 51 31.01 0 殴るって、普通なの? なんか隣国みたいな話が続くね 948 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 22 55 23.86 O そりゃまあ相手に肉体的であれ精神的であれ経済的であれ 何らかのダメージ与えなきゃ「返し」にならんしなあ 949 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 23 06 16.21 0 930 豚を侮辱するなよ、豚の平均的な体脂肪率は15%程度 大抵の女性より体脂肪率低いぞ 950 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 23 08 17.97 0 927 コトメの見合いの席で、相手のデザートまで食うように仕向けて、 破談にしてやったってDQN返しも昔あったなw 951 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 23 08 57.50 0 バカな兄妹を 938-939が鉄拳制裁でしっかり躾けたのだなー 乙でした 952 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 23 09 55.07 0 DQN返しスレに書かれてることを普通と思わないほうがいいよ 953 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 23 23 33.16 0 949 銀の匙読んだだろ 954 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 23 25 51.98 0 test 955 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 23 26 00.61 0 953 数年前にTVでやってたの見た 956 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 23 41 53.01 0 仮定板って本当小町能した人が多いよな これが殴ったのが夫でも、馬鹿な妻を躾けたんだなって言うんだろうか? 957 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 23 46 43.47 0 956 そんなもん、DVだー慰謝料とれーの大合唱になるに決まってるだろw レディースデーはいいのうんたら~のコピペみたいなことを真顔で言うとこだぞここは 元々日本じゃないんだよ 958 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 23 52 47.36 0 956 高熱に浮かされた人の行動を無為に批判してはいけない 全て高熱のためなんだよ、正常な状態の時なら確実に我慢してたんだから 959 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 23 57 48.77 0 956 ひどいトメ・コトメを良ウトが殴るのも推奨されていますので 男の暴力大賛成な板ですよ? 960 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/24(火) 23 58 23.00 0 938 おつ 無神経でバカなだけのコトメより、人としてバカな夫に切れる気持ちはわかる 「なんだ、そーんなこと!」なら、夫が雨の中買い物して、夕食作ればいいのに 共働きなのに体調悪い妻にだけ家事だけさせて、文句だけつけて鼻で笑うとか 下種にもほどがある 961 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/25(水) 00 00 48.13 0 嫁という立場の人間が殴られない限りはどんな暴力でもOKなのです 962 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/25(水) 00 03 21.22 0 956 でんた苦からなのにゆうこ波の五編感で平然に書き込む他板住人ゎ巣に帰ればいいとオモ(^O^) 958 仮に正常だったとしてもいつかは切れる 熱が出るまで労働していたのは本当に可哀想だけど、結果オーライというしかないよね… 938乙です 963 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/25(水) 00 03 42.66 O 共働きで家事(少なくとも炊事)は夫がやっていてあの環境で、 熱出して仕事も忙しくやっと帰ってきたと思ったら食材荒らされていて、 尚且つ妻は何もする気が無いのに鼻で笑う、と。 それでもここはDVだと騒ぎ立てるだろうって妄想し過ぎだな。 964 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/25(水) 00 19 15.10 0 家庭板には女に暴力って一点だけでファビョッちゃう層が少なからずいるからねえ 965 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2012/04/25(水) 00 28 14.09 O ああわかるわかるw 女に暴力!?きっとここの住人はDVって騒ぐに違いない!!ダブスタだ!!! ってファビョるのがいるみたいだねえ 978 名前: 名無しさん@HOME 投稿日: 2012/04/25(水) 04 56 39.15 O コトメに盗み食いされてダメとか伝えてないのが全くわからない 982 名前: 名無しさん@HOME 投稿日: 2012/04/25(水) 09 30 09.49 0 978 伝えてました。最初は旦那を通して。 旦那は「家族なのに何がいけないの?けち臭い」という反応でした。 コトメに直接言っても「私は食欲が強いから」で終わりでした。 982 あなたの旦那さんちょっとした言葉使いが無神経なタイプなのかな 今はわかってくれたようでよかった 次のお話→228-11
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[ 名前 ] 吾妻 緑 ( アガツマ ミドリ ) [ バース ] β [ クラス ] 1年2組 [ 年齢 ] 16歳 [ 属性 ] 両刀 [ 容姿 ] 緑がかった艶やかな黒髪で 、長さはショートヘア位で 少しふわっとしているものの一応ストレート 。前髪は鼻にかかる程長く 、7 3で分けている 。顔は一般人と比べれば整った顔付きをしており 、綺麗なエメラルドの様な緑色のじとっとした目 。光はあまりなく 、気だるげな印象を強める 。他人から見て右目尻にほくろが一つ 。肌は白く 、長らく日に当たっていなかったのが分かる 。軽く背中が丸まっている猫背 。普段は 、緑色の 某有名配管工ゲームに出て来る恐竜の パジャマの様なフード付きパーカーを着て 、フードは常に被っている 。パーカーのサイズは一つ大きい物らしくお化け袖 。深緑色の長ズボンを履き 、黒いショートブーツを履いている 。制服は稀に着るが 、必ず上記のパーカーも着用する 。結構目立ちそうなものだが 、影を薄くするのが得意な為意外と注目はされていなかったりする 。身長は 169cm で 、ひょろひょろとしたもやし体系で非力 。体重は一般人より全然軽い位 。 [ 性格 ] 非常に無口で 、常に無表情で居る事が多い 。冷たく非常に冷静で 、毒舌であり辛辣 。普段から無気力 。良くない要素が多いものの 、実は極度の人見知りなだけであり 、口下手で思った事を直球で言って相手を傷つけてしまう為 、人と会話するのが苦手 。焦ると言葉が詰まりどもる為 、基本短い単語しか口にしない 。喋る時 、独特なな喋り方 ( 半角カタカナ ) をするが 、此れはわざとで焦った時や親友と二人で話す時は普通に喋る 。本当に優しい人には基本早めに懐くが 、警戒心が非常に高い 。気に入らない事があると拗ねる等子供っぽい所も 。悪戯が大好きで 、初対面顔見知り関係なく悪戯を仕掛けてはくすくす笑って居たり 。しかしバレて怒られそうになると秒で逃げる 。目立つことが嫌いで 、係などにも絶対に立候補しないし 、教室の隅で居眠りしてるような奴 。なのに何故か頭は良い 。しかし運動はあまり得意ではない 。ゲームがすき 。割とツンデレで 、自分の感情と真逆の言葉を発する事もしばしば 。何故か泣き真似が得意 。下ネタが苦手で 、その事で弄られると顔を赤くしてから怒り 、恐ろしい報復を行う 。 [ 部活 ] 帰宅部 [ 委員会 ] 無所属 [ 備考 ] 怒るととんでもない事をしてくる 。そのとんでもない事の内容はその時の気分に限る 。御菓子が好きでよく食べている 。機械系に非常に強く 、ゲームのプラグインを作ったり 、タイピングがとても速かったり 、機械の軽い故障程度なら直せたり 、単純にゲームが上手かったり 。両親共にαで 、普通である筈のβに生まれてしまったせいで酷い虐待を受けていた 。その際 、倉庫に鎖で繋がれ暫く閉じ込められたことがあり 、其れの影響で暗所 、閉所恐怖症である 。昔住んでいた場所では近所の同い年の人たちに虐められても居た為 、痛みに慣れてしまっているのだが 、痛いのはいつまで経っても嫌いな為 、手を上げられたりすると反射で身構える 。 。両親の元に居るのは不自由過ぎる為 家出 。今はとても優しい叔母と一緒に住んでおり 、叔母の為にもバイトをして生活費を稼ぐのを手伝っている 。勿論 、喋りたくない為裏方の仕事 。学校では基本屋上か保健室でサボって寝ている 。一人称はおれ 。 [ sv ] 「 ……… ナニ 。… 自己紹介 ?? … ナンデ 。( むす ) 」 「 … ミドリデス 。( ふい ) 」 「 オレ関係ナイジャン 。」 「 … ヤァダ 。( んむ ) 」 「 フフフ 、ヒッカカッタ … ( くすくす ) 」 「 アッ気付カレタ ニゲナキャ 」 「 ナンデェ … ;; ××サン … ( ひぇ ) 」 「 ネムイ … 。( くぁ ) 」 「 …… α モ Ω モ ドウデモイイ … オレハ タダノ β ダカラ 、関係ナイシ 。」 「 ウルサイ 。ホットイテ 。」 「 …… まって 。もーちょい ( んん ) 」 「 な 、な 、な 、なんで お 、おれなの ( あせ ) 」 「 …… きらい 。世界で一番嫌い 。」 [ 名前 ] 神凪 悠璃 ( カンナギ ユウリ ) [ バース ] Ω [ クラス ] 2年2組 [ 年齢 ] 17歳 [ 属性 ] 右寄両刀 [ 容姿 ] 真っ青で綺麗な髪をしており 、髪の内側に空色のインナーカラー 。髪が細い為サラサラだが少々癖がついており 、ショートヘアより少し長めで項にかかる程 。小さなアホ毛が一つある 。前髪は鼻の下に付くほど長く切っていないようだが 、右に寄せつつのM字分けをしている 。目は空を其の儘移した様な綺麗な瞳を持ち 、一般男子より長めの睫毛 。穏やかな眼付きと 、綺麗に整った女顔が特徴的 。グレーのシャツの上にボタン無しで半袖の 、胸よりやや下辺りに太い青の線が横に入った空色のブレザージャケットを羽織り 、焦げ茶色のストレートパンツ 。黒の靴下と 、黒 、青 、白が使われたスニーカー 。青が好きらしく 、基本的に普段着は青色の服を多く着る 。制服はしっかりと着るが 、腕捲りをしたりボタンを一つ開けたりとその日の気温等によって着崩し方は変える 。両手首に黒のヘアゴムを一つずつ付けており 、必要な時に使う 。身長は172cmで 、細く綺麗なモデル体型で色白 。体重は50㎏と軽め 。 [ 性格 ] 物腰柔らかで 、穏やかで優しくよく微笑んでいたり 。しかし 、とても平凡で 、驚くくらい優柔不断で押しに弱いが押しは強い 。頭は良い方ではあるし 、運動もそこそこ出来るのだが 、周りが凄すぎるせいで平凡に見られる 。本人もそれを甘受しており 、一般的な男子高校生と何ら変わらない 。何事も他人優先である事が多く 、自分は二の次だとか 。とてもノリが良く 、人当たりも良い為友人は多い 。しかし基本男にも女にも良い友達や弟の様に見られている事が多く 、周りの様にモテたりはしない 。しかし人に好かれるタイプではある様子 。常識的でありツッコミ役に回っている事が多いが 、仲の良い友人が近くに居ればボケて来る 。ヘタレだが一途 。集中力があり 、一度本気で集中し出すと普通の声さえ耳に入って来なくなる 。あまり怒らず怒っても其処迄怖くないが 、本気で怒るとかなり怖いらしい 。おかん 。お化け等オカルトチックなものや 、虫等は少し苦手だが 、いざとなると肝が据わっている 。割と 、否結構毒舌 。恥ずかしい事も平気で言うタイプの天然 。 [ 部活 ] 写真部 [ 委員会 ] 放送委員会 [ 備考 ] 料理や御菓子作り 、掃除洗濯炊事 、整理整頓等女子力が非常に高く 、素朴ながらも優しい味わいの御菓子は絶品 。ストレスが溜まりすぎると無心で御菓子を量産するらしい 。本人も甘いものや御菓子が好きで 、特にケーキが一番好き 。子供などの面倒見も良い 。元々は市長であったαの父 、βの母 、αの兄の四人家族で 、彼は其処に元々βとして生まれ 、後にΩに変わる 。とても仲の良い家族だったが父はΩを嫌う集団に脅され母を殺害 。其の儘兄と自分を殺害しようとしてきた為 、病で床に伏していた兄を連れ逃亡するも兄は病で命を落とす 。其の後 、現在飼っている狐であるシオンと出会いシオンと一人暮らしを始める事に 。過去のせいか自らがΩだと言う事はひた隠しにしており 、絶対にばらさない 。あくまでも平凡を貫こうとする 。女性と間違われやすく 、間違われると笑顔で威圧しつつ訂正させる 。自分勝手な人を好まず 、優しい人を好む 。他人に触られる事が死ぬほど嫌いで 、わざとでも事故でも少しでも触れられれば結構距離を取る 。しかし自分からなら普通に触る 。しかし潔癖症ではない 。一人称は僕だが 、気を抜くと俺になる 。 [ sv ] 「 ん … あ 、初めまして ! えと 、神凪 悠璃 です 。仲良くしてくれると嬉しいな 、宜しくね 。( ひら ) 」「 いや え 馬鹿じゃないの ?! 」「 ううう 、決めらんない …… !! ( うぐ ) 」「 …… 誰が 、女みたいだって ?? ( にっこり ) 」「 御菓子 、食べる ? ( にこ ) 」「 ……… ぇ 、うぇあ ッ !?!? き 、気付かなかった … !! ご 、御免 !! 」「 僕は善良で平凡なβなんだけどなぁ … 。」「 此奴はシオンだよ 。俺の一番の親友 … 。( でれ ) 」「 … やめて 、触らないで 、( 顔赤 ) 」「 差別なんて無くなればいいのに … 」
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4.渡航証明書発給資料の検討 ■をクリック→この稿の該当個所へ 資料名をクリック→資料の概要(予定)へ 4.渡航証明書発給資料の検討■ 渡支取締方ノ件[台北州知事](昭14・1・13)~(昭16・9・27)(未作成) ■ 渡支取締ニ関スル件[新竹州知事](昭13・12・14)~(昭15・2・16)(未作成) ■ 渡支取締方ノ件[台中州知事](昭14・1・17)~(昭16・8・18)(未作成) ■ 渡支取締ニ関スル件[高雄州知事](昭14・2・14)~ (不明)(未作成) ■ 渡支取締ニ関スル件〔台南州知事〕(昭14・1・20)~〕(昭15・2・2(未作成) ■ 幹部ニ対スル衛生教育順序[北支那派遺軍甲集団軍医部】(昭15・11)(未作成) ■ 支那事変ニ於ケル軍紀風紀ノ見地ヨリ観察セル性病ニ就テ[大本営陸軍部研究班](昭15・10)(未作成) ■ 渡支取締方ノ件[台北州知事](昭14・1・13)~(昭16・9・27)(未作成) ■ 渡支取締ニ関スル件[新竹州知事](昭13・12・14)~(昭15・2・16)(未作成) ■ 渡支取締方ノ件[台中州知事](昭14・1・17)~(昭16・8・18)(未作成) ■ 渡支取締ニ関スル件[高雄州知事](昭14・2・14)~ (不明)(未作成) ■ 渡支取締ニ関スル件〔台南州知事〕(昭14・1・20)~〕(昭15・2・2(未作成) 『資料集成』の中には台湾の各州知事が各月の身分証明書並びに外国旅券発給状況を報告したものが相当程度残っている。渡航目的調べの中に「慰安所関係」の項があり、「慰安婦」とされる渡航者の数を知ることが出来る。かつこの資料には民族別の分類がされている。行き先別に北支方面、上海方面、南支方面に分けられているが、概して慰安所関係での北支方面はほぼゼロであり、上海と南支がほとんどすべてであり、一括してみてさしつかえない。 台北州「慰安所関係者」(1巻、171-218頁) 内地人 朝鮮人 本島人 昭和13年11月 144 51 126 12月 126 19 10 14年1月 59 8 8 2月 179 4 45 3月 12 0 1 4月 25 5 3 5月 26 3 12 6月 11 4 12 7月 16 22 3 8月 8 1 0 9月 9 20 1 10月 16 14 0 11月 9 54 8 12月 9 2 0 以上計 649 207 229 15年1月 2 1 0 16年7月 0 9 0 新竹州「軍慰安所ノ酌婦及雇人」「慰安所就業」(同、219-256頁) 内地人 朝鮮人 本島人 昭和13年11月 19 29 1 12月 31 22 0 14年1月 0 0 3 2月 3 0 3 3月 2 1 O 7月 1 4 4 8月 6 5 0 9月 1 1 0 10月 1 4 0 11月 0 20 0 12月 1 0 0 以上計 65 86 11 15年1月 0 2 0 台中州「慰安所従業員」(同、257-300頁) 内地人 朝鮮人 本島人 昭和13年12月 2 57 16 14年1月 0 0 0 2月 0 3 1 3月 0 3 O 4月 0 1 O 5月 0 0 7 6月 0 0 O 7月 0 5 O 9月 O 10 0 11月 1 53 0 12月 0 11 0 以上計 3 143 27 16年7月 0 7 0 高雄州「軍慰安所従業員」「軍慰安所関係」(同、301-354頁) 内地人 朝鮮人 本島人 昭和14年1月 32 3 0 2月 46 4 53 3月 58 0 17 4月 2 12 O 5月 7 1 1 6月 3 0 15 7月 17 0 0 8月 17 0 0 9月 11 1 20 1O月 8 14 1 11月 0 16 7 12月 17 2 3 以上計 218 53 117 15年1月 0 1 15 16年7月 15 0 5 台南州「慰安所経営」「慰安所」「慰安所炊事婦」(同、407-420頁) 内地人 朝鮮人 本島人 昭和13年12月 1 22 0 14年7月 0 11 0 11月 2 39 0 以上計 3 72 0 15年1月 0 2 0 以上5州からの昭和13年11月から14年12月までの14ヶ月の出国者中、慰安所関係は内地人が総数938人、朝鮮人が561人、台湾人が384人である。その合計は1883人である。1ヶ月平均と比率を出せば、内地人が67.0人、49.8%、朝鮮人が40.1人、29.8%、台湾人が27.4人、20.4%である。 b さて同じ資料が朝鮮総督府にもあるはずだが、それがまったく出てこないのは不思議である /b 。この点で吉見氏が総督府の警務局長の作成した昭和16年下半期と昭和17年上半期の渡支身分証明書発給状況調べを発表しているので(*1)、それを見ると、慰安所関係が取り出されていない。昭和16年下半期分では、芸娼妓が内地人21人、朝鮮人が381人である。昭和17年上半期では、それぞれ、32人、286人である。これを総計すると、内地人が53人に対して朝鮮人は667人である。行き先で分ければ、北支方面行きが内地人41人、朝鮮人が489人で圧倒的で、中支と南支方面行きを合わせて、内地人は12人、朝鮮人は178人である。1ヶ月平均と比率を出せば、内地人が4.4人、7.4%、朝鮮人が55.6人、92.6%である。これは時期的にすこし先の数字だが、前の台湾での証明書発給状況と合わせて考えてみると、その時期に朝鮮、台湾から証明書を得て慰安婦として中国へ渡った者の中では朝鮮人がもっとも多かった。特に華北については朝鮮人が圧倒的に多かったと言える。華中華南については、日本人が朝鮮人の倍近くいて、台湾人も朝鮮人についでいるのである。 しかし、この他に日本本土で証明書をとった人々がいるのであり、そこでは当然に内地人の)比重が圧倒的なはずだから、慰安所が中国で大々的につくられはじめたこの時期に中国へ慰安婦としてもっとも多く送り込まれたのは日本人だったと考えられる。 ■ 幹部ニ対スル衛生教育順序[北支那派遺軍甲集団軍医部】(昭15・11)(未作成) 慰安婦の民族別を考えるさいに、これまで吉見氏らが注目してきたのは、性病に感染した兵士が相手にした女性についての民族別データである。『資料集成』には2つのデータがある。第1は、「北支派遺多田部隊冨塚部隊副島隊調査」で、昭和15年1月のものである。「対手女国籍別調査」として、日本人1427人(26.3%)、朝鮮人2455人(45.3%)、「支那人」1535人(28.4%)という数字が出ている。 本事変ニ於テ半鳥婦人ノ進出ハ活発デアル丈ソレ病源ヲ有スルモノガ多イ というコメントがついている i (2巻、343-346頁) /i 。 ■ 支那事変ニ於ケル軍紀風紀ノ見地ヨリ観察セル性病ニ就テ[大本営陸軍部研究班](昭15・10)(未作成) 第2は大本営陸軍部研究班の「支那事変二於ケル軍紀風紀ノ見地ヨリ考察セル性病二就テ」(昭和15年10月)である。ここでは感染地別に、北支8628人、中支5965人という数字があげられ、相手女別という点で、日本女2418人(16.4%)、朝鮮女4403人(29.8%)、「支那女」3050人(20.7%)、不明不祥4884人となっている。ここでも 朝鮮女ノ活躍ハ他ヲ圧倒シアリ将来戦ノ参考タリ得ベシ とのコメントがある i (2巻、77-8頁) /i 。はじめは日本人ばかりであった慰安婦の中に朝鮮人の数が急速に増えてきたということがこの2つの報告の印象を規定しているのだろう。しかし、このデータから、吉見氏らが「慰安婦でもっとも多いのは朝鮮人であり、これに次いで中国人が大きな比重を占めていた」、「中国戦線では、日本人ではなく、最も多いのは朝鮮人と中国人であったことは確実である」との結論を出すことは強引である(*2)。この資料はあくまでも性病に感染した慰安婦が朝鮮人と中国人に多いということを意味しているに過ぎないのである。南方への慰安婦の渡航は警察署の証明書なしにおこなわれたのだから、この種の渡航統計はのこらないようになっている。ここでの比率は別個の資料によって判断しなければならない。 :原注(9)吉見編『従軍慰安婦資料集』154-157頁。 :原注(10)吉見、前掲書、82頁。吉見・林編、前掲書、5頁。吉見氏の論じ方は最近も変わらない。同「『従軍慰安婦』問題一研究の到達点と課題」、『歴史評論』1998年4月号、6頁。 和田論文index
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お絵かき配信 お絵かきに関しては結構な勉強家で配信中に教えてもらったSAIの機能などを駆使している。 配信情報に「お題を決めてみんなでおえかき」と書かれている時は 配信終了時間に近づくと視聴者絵師の絵が多数うpされる事が多い。 過去に同人をやっていてコミケにも出たことがあるらしい、イベント初参加は高校の頃。 お絵かきチャット 基本的には金曜・土曜日が長時間配信であるため、絵茶は週末にせらひむの気分次第で開催される。 牛丼はレイヤーが無いので使いたくないらしく主にしぃチャットv2を使用している。 初絵茶の時は無意識にしぃチャット本体の×ボタンを押してしまうというトラブルも起きた。 絵チャット中は結構な割合でぴあかすのお絵かき配信者が集まっているようだ。 無意識お絵かき コミケ73に受かってオフで原稿を描いてたらしいが2007年11月8日に事件が起こる 393 名前:せらひむ ◆Sela/r14Wo[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 00 58 57 まってくれwwwwwwwwwwwwwww またpeercast.exeにch情報残ってるしwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww ラフ何分で描いてるか録画してただけなのにwwwwwwwwwwwwww394 名前:原稿中につき配信休止中[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 00 59 34 393 m9(^Д^)プギャー395 名前:原稿中につき配信休止中[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 01 00 19 気づいたwwwwwwwwwwwwwww396 名前:原稿中につき配信休止中[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 01 00 31 もう二時間半見てますが?397 名前:原稿中につき配信休止中[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 01 02 42 配信休止宣言しょっぱなからやってくれるwwwwwwwwww398 名前:原稿中につき配信休止中[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 01 03 07 どんまい どうやらオフで録画して描画時間を記録しておくつもりがいつの間にか配信していたらしい 2009年5月12日 21時くらいから24時まで再び無音配信 途中sai上に謎の文字列 ENVY が書かれリスナーのAA作成により 加速していたスレがさらに加速する 111 :<⌒/ヽ-、___:2009/05/12(火) 20 52 31 コンタクトURLが前スレですよ 120 :<⌒/ヽ-、___:2009/05/12(火) 21 02 25 エンコーダー動かして写り方確認→データ残ってて配信開始→無音おもすれー が本命だな 457 :<⌒/ヽ-、___:2009/05/12(火) 23 50 23 ____ _ _ _ _ __ | | | ̄\ | | | | / / | | / / | | ̄ ̄ ̄ | |\ \ | | | |. / / | |/ / |  ̄ ̄ ̄| | | \ \| | | |. / / | ./ | | ̄ ̄ ̄ | | \ | | |/ / / ./ |  ̄ ̄ ̄| |__| \| | / . / ,/  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄541 :せらひむ ◆Sela/r14Wo:2009/05/13(水) 00 11 50 すいません どこからみれれてたんでしょうか 携帯電話にメールを2通もらうもカバンに入れてて気づかない失態 windows7でのテストをしていたためマイクの「あーあーあー」を1時間近く垂れ流した挙句に 「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 の独り言。うんおめでとう。 せらひむ祭り 2008年2月3日 某配信者が茶せらひむの名で配信、そのあと本人が黒で配信開始 その後、祭りとなり以下の配信が○せらひむで配信した。 茶、黒、白、虹、黄、灰、錆、緑、橙、赤、藤、藍、音、セルリアン、紫、せらひむch(多重) せらひむch 42色戦隊 勢い5000弱達成となった #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 原稿配信 とりあえず夏コミに応募したら受かっちゃったので、締切りに追われながら毎日原稿を進めている。 息抜きにOsmosをプレイしたこともあったが、基本的には原稿終わってからsteamでゲーム三昧を味わうのが目標となっている。 マスコットキャラクター(ゴスロリ姉妹) マスコットキャラクター「沙希」 名付け親はリスナーである(安価で決定) これからもせらひむchを生暖かく見守ってくれるであろう。 どうやら沙希は4姉妹の1番目らしい。 名前 沙希(さき) 年齢 ≪自称≫永遠の17歳 誕生日 7月3日 身長 169cm 体重 飛んでごまかせるから不明 3サイズ ボン! ふにゅ ボン! 一人称 おねぇちゃん 声優 井上喜久子 特徴 青髪 ロング 前髪の一部が跳ねてる 眼鏡 京都弁 備考 胸おおきい 大食い ウェストふとくね? 既婚疑惑 沙希AA _____ / ヽ、 ./ 、 ヽ | | ノ / | ) | | @/ ノ〒 〒yリ / ,..、 / | ;;;| {uノ o-δ.|j| _,ノ/`il / | ;;;;|、'''' ヮ ノ| イ´ ハ il | ;;;\T ┬ !ル{ { { .V リ \ | ;;/`ヽ|.~}|ヘ 衣√`ヾノ . \ | ;;|_L .!工|│イ乍} | ;;;;`イ´ノ_Yア´ | ;;;;;ノ`ー' | |从リ/ | ./ | マスコットキャラクター「古雪」 「ゴスロリを描く」というお題の際に生まれたキャラクター。 名付け親はリスナーである(安価で決定) せらひむchのマスコットであるが生みの親も時々忘れているくらい空気になってきている ゴスロリでありながら某ゲームの髪と6枚羽が特徴。 これからもせらひむchを生暖かく見守ってくれるであろう。 どうやら古雪は4姉妹の2番目らしい。 リスナーの要望でせらひむが描いた線画を塗る企画が発端となり空気から脱した 名前 古雪(こゆき) 年齢 永遠の17歳 誕生日 3月23日 身長 165cm 体重 飛んでごまかせるから不明 3サイズ ふに キュッ ぽよん 一人称 ボク 声優 國府田マリ子 特徴 青髪 アホ毛1 両サイド跳ね毛2 羽根6枚 備考 実は男かもしれない 配信者にすら忘れられている可哀相な子 古雪AA 、 ____ノ) /.,.,.,., -―-、ヽ、 ./ ;; lllll///ィTfヘマ ヽ |;;;;;ノ /|ィケリノ |ト}!l| <ニ-"レァ予 伝yリ|フ ,..、 / | fr| 《{_ノ .Ljハ∥ _,ノ/`il / | ゞ||''' r‐ァ`,ツイイ´ ハ il | | 「`}T 云'I「|{ { { V リ \ || N `ヾ\;;;/ノ`衣√`ヾノ \ | |、ハ T;\,イ乍} 从/ヽVリ'| ̄! | Y´ア´ ノ! | ;| 「´ / ||| \| / {_,_,P | マスコットキャラクター「紅葉」 名付け親はリスナーである(安価で決定) これからもせらひむchを生暖かく見守ってくれるであろう。 どうやら紅葉は4姉妹の3番目らしい。 古雪や涼香に存在感を奪われ急速に空気化している 名前 紅葉(もみじ) 年齢 永遠の15歳 誕生日 5月16日 身長 148cm 体重 飛んでごまかせるから不明 3サイズ ふにょ キュッ ぽよん 一人称 うち 声優 能登麻美子 特徴 青髪 セミロング 前髪の一部が跳ねてる 備考 炊事担当 他の姉妹からは「くー」「くーちゃん」と呼ばれる 一番の知能派 紅葉AA _____ / ヽ、 ./ 、 ヽ | | | 入 ノ) | | | レノ〒 ̄ィ=yリ| ,..、 / | | ノ {_ノ .ι' j| _,ノ/`il / | | 、'''' ー ツノイイ´ ハ il レ从リハ`T ┬ !ル{ { { .V リ \ /`ヽ|.~}|ヘ 衣√`ヾノ \ |_L .!工|│イ乍} `イ´ 人_Yア´ ノ`ー'´ |,´ /~~~ '| ./ | マスコットキャラクター「涼香」 名付け親はリスナーである(安価で決定) これからもせらひむchを生暖かく見守ってくれるであろう。 どうやら涼香は4姉妹の4番目らしい。 名前 涼香(すずか) 年齢 永遠の10歳 誕生日 5月13日 身長 130cm 体重 飛んでごまかせるから不明 3サイズ ぷに ふに ぷにゅ 一人称 自分の名前(すず、すずか) 声優 田村ゆかり 特徴 青髪 ツインテ ツンデレ わがまま 備考 策士である ぶち切れると最強 涼香AA ,,,_ ,、 _,,__,、_ / _ヽo ヽo ヽ、 /; /~ l;;; p ヽo、 | | |. |; ; |,,,ノケリノV|ト}.l | | | ,; ;;; i┬┬ ┬リ リ ,..、 ./ .|;; |.<;;;;; |.|,丿 .Lj/> |_,ノ/`il / ヽ;i ゞ_| |ミ' r-ァ ,ツ イイ´ ハ il ゞ |;| ,フ 云'I「|{ { { V リ \ |;| 》(`ヽー弋イノ`衣√`ヾノ .\ V | ! ,、 ,、\,イ乍} .| ( 'д')、´ア´ 八_`_UU)| ´ / -( っっ i ん,、,、,、,、,、,、ゝ | ││
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「ふんまつ!」 テレビ「……寒気が流れ込み、しばらく厳しい冷え込みが続くでしょう」 梓「ねー、お茶入れて」 律「自分で入れろ」 梓「けち」 律「コタツから出るのやだし」 梓「朝からずっと篭もりっぱなしじゃないですか」 律「休みなんだからいいじゃん」 梓「怠け者」 律「お前こそ」 梓「うぅ~寒さむ」ゴソゴソ 律「お茶っぱはそっちの棚な。あと私の分も」 梓「あっずるい」 律「こういうのは先に出た奴が負けなの」 梓「むー」 グリグリ 梓「あれ?」 律「どした」 梓「蓋が開かな……」 ボフンッ 梓「」 律「あーあ、何してんだよ」 梓「」 律「たくっ」ヨッコイショ モワモワ 梓「」 律「おい、大丈夫か?」 梓「……」ムズムズ 律「梓?」 梓「へっくしゅんっ!!」 律「」 梓「うー、鼻がかゆい……あれ、律先輩?」 律「」ベチョ… 梓「何してんの、汚いなぁ」 律「おいコラ」 律梓「はじまり!」 「せいめい!」 律「ひまー」ゴローン 梓「……」カタカタ 律「あーずさー」 梓「はいはい後でね」 律「さっきからパソコンで何してんの」 梓「占いです」 律「くだらん」 梓「これが結構当たるんですよ。この姓名判断とか」 律「親にもらった名前にあれこれ言うとは烏滸がましい」 梓「えっと、田井中律っと」カタカタ 律「人の名前を勝手に使うなっ」 梓「結果が出ました」 律「どれどれ」ズイッ 梓「結局気になってるじゃないですか」 律「うっせ」 姓:田井中 名:律 画数:22 総格:大凶 講評:不運がつきまとう凶数。苦労するでしょう。 梓「……」 律「……」 梓「……」プッ 律「笑うな!」 梓「なるほど、やっぱり不運なんだ」 律「やっぱりって何だよ」 梓「いえいえ、別に」 律「ちっ……そういうお前はどうなんだ」 梓「あ、やって見ますね」カタカタ 姓:中野 名:梓 画数:26 総格:大吉 講評:すばらしく天運に恵まれた大吉数。幸多き人生を送るでしょう。 梓「わーい、やったぁ」 律「……」 梓「どうですか、律先輩」ドヤッ 律「納得いかない」 梓「これが現実ですよ」キリッ 律「占いで現実語るな」 梓「!」ピコーン 律(碌でもないこと思いついてそう) 梓「ふんふん♪」カタカタ 律「……」コソ 姓:中野 名:律 画数:24 総格:中吉 講評:吉数。努力次第で道は開けるでしょう。 律「おい」 梓「さっきよりマシになりましたよ」 律「余計なお世話だ」 梓「これは律先輩が嫁に来るべきという天啓です」 律「やだ。名前変えたくないし」 梓「えー」 律「おめーが田井中になればいいじゃん」 梓「私だって中野のままがいいです」 律「じゃあ間をとって、田井中の田井と中野の中で田井中梓ってのはどうだ?」 梓「それなら田井中の中と中野の野で中野律でどうですか?」 律「田井中梓!」 梓「中野律!」 律「お前が嫁に来ればいいだろ!」 梓「ウチで嫁っぽいことしてるのは律先輩の方じゃないですか! 炊事に掃除に洗濯に……」 律「お前がやらんからだろ!」 律「だいたいお前私のお嫁さんになりたいって言ってたじゃん!」 梓「律先輩が婿に来ればいいんです!」 律「私は女だ!」 梓「女婿です!」 律梓「む~~~~」 律梓「ふんっ!!!」 梓「てことがあってね、ひどいんだよ律先輩」 憂「仲良しさんだね」ニコニコ 純(とっとと結婚しろバカップル) 「ゆたんぽ!」 けんか中! 梓「……」ムスッ 律「だーかーらー、悪かったって言ってるじゃん」 梓「誠意が感じられないです」 律「楽器店は明日でも行けるだろ」 梓「私は約束を忘れられたことを怒ってるんです」 律「ぬぐっ」 梓「誰かさんがあったか~~い部室で、ほっかほか~なムギ先輩の紅茶を頂いてる間」 律「うぅ……」 梓「私は正門で一人寂しく待ち続けていたんですから」 律「ご、ごめん」 梓「はぁ~、今日は特に寒かったなぁ」 律「……」 梓「風が冷たくて、手と頬が痛いぐらいに冷えて」 律「……」 梓「それでも田井中先輩が来ないから、何度も何度も時計見て、事故でもあったんじゃないかと心配までして」 梓「あげくのはてに『忘れてた』だもんなぁ」 律「……悪かったよ」 梓「私は田井中先輩との約束を、ぜったい、ぜぇ~~ったい破らないのになぁ」 律「返す言葉もない」 梓「三回まわってワン」 律「クルクル……ワン!」 梓「でも許してやんない」 律「てめぇ!」 梓「逆ギレするんですか?」ギロッ 律「っ……」タジタジ 梓「今日は別の布団で寝ます」 律「あっそ」 梓「……」 律「じゃ、電気消すぞ」 梓「……」 カチッ 律「おやすみ」 梓「……」 律(返事なし、か。こりゃ相当怒ってんなぁ) 律(また明日にでも謝るしかないか) ヒュー ガタガタ 律(ひぃ~、今夜はやけに寒いなぁ)ブルブル 律(……湯たんぽがいないからか) 律(こりゃ早いとこ仲直りしないと体が持たん……) ゴソゴソ 律「……ん?」 梓「……」キュッ 律「あっちの布団で寝るんじゃないのか?」 梓「……」 律「この布団で二人は狭いぞ」 梓「うるさいです。ほっとけです」 律「へいへい」 梓「……」 律「私も抱きしめていい?」 梓「……」 律「……」ギュッ 梓「……」 律「苦しくないか?」 梓「……」フルフル 律「……許してくれたんだ」 梓「許しません」 律「あ、まだ」 梓「ただ、寒いのが嫌なだけです」 律「そうかよ」 律(素直じゃないなあ)クスッ 梓「……おやすみなさい」 律「ん、おやすみ」 梓「zzz」 律(うぅ……寒い、寒いよ) 梓「……」ゴロン 律(こ、こいつまだ布団持ってく気か!?) 律(そうはさせるかっ)ギュッ 梓「ん~……」ゴロン 律「」 カッチコッチ カッチコッチ 梓「♪」ホカホカ 律「」ブルブル よくあさ! 律「くしゅんっ」 梓「風邪ですか?」 律「ん、ちょっとな」ズズ 梓「だらしないなぁ、普段から鍛えてないからですよ」 律「」ムカッ 「くっきー!」 梓「クッキーを作ってみました!」 律「へぇ、どれどれ」 梓「これです」スッ 律「」 律(これってクッキーか? 私の知ってるものと大分違うんだけど……) 律「な、何かすごく個性的な形だなあ」 梓「型がなかったんで生地はちぎって焼きました」 律「へ、へぇ~……てか、色がやけに黒いな。ココアパウダーでも入れたのか?」 梓「いえ、焦げちゃいました」テヘッ 律「……」 梓「ね、ね、食べてみてください」 律「あ、えっと……」 梓「……律先輩のために作ったんです」 律「」キュン 律(何という卑怯者。そんなこと言われたら食べない訳にはいかない) 律(しかしこのクッキー、何をどう見ても美味しそうには見えない) 律(下手すれば、腹を壊す可能性もある) 律「う~~~ん」 梓「……」 律「……」 梓「食べてくれないんですか……?」 律「へっ」 梓「……」ウルウル←何かを訴える梓の眼差し。律は萌え死ぬ。 律(うぅ~~~わぁーったよ!) 律(……こうなったらやるっきゃない) 律(田井中律、覚悟を決めて食べさせていただきます!) その時の私は、戦場に向かう兵士そのものだった。 愛する者のために、命すら捨てる覚悟でいた……! 律「」ヒョイ 梓「あっ」 パクッ 律「むぐぅ!?」 梓「り、律先輩っ?」 律「……」 梓「……」 律「く、くくっ……」 梓「?」 パッサパサ! パッサパサ! 口のなかパッサパサ! ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ( ・x・) ・x・) ・x・) ・x・) 口の中 / \ \ \ \ パッサパサだよ! ((⊂ ) ノ\つノ\つノ\つノ\つ)) パッサパサだよ! (_⌒ヽ ⌒ヽ ⌒ヽ ⌒ヽ パッサパサだよどーしてくれんだアズサちゃん! ヽ ヘ } ヘ } ヘ } ヘ } ε≡Ξ ノノ `Jノ `J ノ `J ノ `J \\ // \\ 口 の 中 パ ッ サ パ サ だ よ パ ッ サ パ サ// \\ // ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ (・x・) (・x・) (・x・) (・x・) (・x・) (・x・) (・x・) (・x・) (・x・) (・x・) ⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂ し-つし-つ し-つし-つ し-つし-つ し-つし-つ し-つし-つ この日以来、私は梓に少なくとも料理の出来については正直に言おうと決意した。 2
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プロポーズ ラスボス戦 結婚式 プロポーズ 【シア】 これ……、マイスさん……。 【マイス】 僕と……、結婚してください! 【シア】 ………。 ……はい。 【マイス】 愛しています。 【シア】 わたしもです……。 【シア】 ふふふ……。 わたし、今とっても幸せです……。 (胸の鼓動……。どんどん速くなっていく……) ”次の日” 【マイス】 おはようございます。朝早くからどうしたんですか? 【ウェルズ】 …………。 【マイス】 ウェルズさん……? 【ウェルズ】 落ち着いて聞いて欲しい……。 どこを探してもシアがいないんだ。 【マイス】 …………え? ど、どういうことですか! 【ウェルズ】 今、いったとおりだ……。 どこを探してもシアがいない。 【マイス】 そ、そんなはずありません!だって……。 今日、僕たちは結婚するんですよ! 【ウェルズ】 …………。 【マイス】 僕が探してきます! 【ウェルズ】 待て! マイス!! 【マイス】 どこかにいるはずだ! 町のみんなに聞いてみよう! ウェルズに話す 【ウェルズ】 ………………。 モニカに話す 【モニカ】 おねえちゃん… おねえちゃんはどこいったの?おねえちゃんは 大丈夫なの? 【マイス】 大丈夫。絶対、僕が連れ戻すから。 【モニカ】 ほんと?約束だよ……。 ラスボス戦 【マイス】 シアさん! 【シア】 来ないでください!! 【マイス】 どうしてですか! 【シア】 わたしはあなたとは一緒にいられないんです……。 【マイス】 お前は!? 【アクナビート】 我が名は『アクナビート』。 【マイス】 お前が彼女を連れ去ったのか!! 【アクナビート】 いかにも。 【マイス】 彼女を返せ! 【アクナビート】 無理な話だ。人間とモンスターが交わろうなど、 戯言にすぎぬ。 【マイス】 なにを……。 【アクナビート】 「貴様のような中途半端な存在といてはこの子が不幸だ。お前という存在で、この子はこの先、悩み、苦しみ続ける。」 【マイス】 …………。 【アクナビート】 この子は解放されるべきなのだ。 マイス、お前という存在から! 【マイス】 …………。 【アクナビート】 だから私はこの子を操り、ここに連れてきた。 お前のことを忘れるまでの間、この子は しばらくここで預かる。マイス、お前は その間に町から去れ。そしてこの子のことを忘れ、 お前が本来いるべき場所で生き続けるのだ。 【アクナビート】 立ち去れといったはずだ。 【マイス】 シアさんは僕と一緒にいてくれると言ってくれた。 僕はシアさんを信じる! 【アクナビート】 …………。仕方あるまい。 【アクナビート】 身の程を思い知れ!! 【シア】 マイスさん!もうやめてっ! 【マイス】 あきらめるもんか!絶対にあきらめないっ!! 【マイス】 「シアさん……。」 【シア】 「グスンッ……。」 「ごめんなさい……。」 【マイス】 「シアさんが謝ることないよ。」 【シア】 でも……、きっと……、わたしの心のどこかに 不安な気持ちがあったから……。 だから、だからっ!マイスさんに……、 悲しい思いさせちゃった……。 【マイス】 ……大丈夫だよ。 確かに少し悲しい思いはしたけど。 でも、シアさんのこと信じていたから……。 だから、どんなことがあっても僕は平気だよ! 【シア】 ありがとう…………、マイスさん…………。 【アクナビート】 マイス、お前の愛は本物のようだな。 【マイス】 こいつ! 【アクナビート】 もう私に戦う意思はない。少し、話をしたいんだ……。 【マイス】 なに……? 【アクナビート】 すまなかった、君を利用して。私は花を咲かせたかったのだ、『シアレンスの花』を……。 あの樹は『種族を超えたつながり』を糧とし、 花を咲かせる。 このまま花が咲かないと、 この地は枯れ果ててしまう……。しかし、 人と有角人が一緒に暮らすことはなくなってしまった。 そこで一計を案じることにした。その要が君だよマイス。 【マイス】 僕が? 【アクナビート】 人と有角人、どちらの気持ちも理解しえるものが 必要だったのだ。私は君の記憶を奪いこの地に 居つくようにしむけた。君が人と有角人の架け橋に なってくれるかは賭けだったが……。 君は人と有角人の心を紡ぎ、そして、 愛するもののために危険をかえりみず私に挑んできた。 どうやら私の目に狂いはなかったようだ。 【マイス】 ……。 【アクナビート】 君には申し訳ないことをしたと思っているよ。 この地のためとはいえ、すまなかった。 許してほしい……。 【マイス】 ……そういうことだったんですね。 【アクナビート】 もし、君が望むなら最後の『記憶』とともに 君を『故郷』に送り届けるがどうする? 【マイス】 ……遠慮します。置いてはいけない大切な人がいますし、 それにここはもう僕の故郷なんです。 【アクナビート】 君ならそう言う気がしたよ……。これでようやく 『シアレンスの花』が咲く……。 【マイス】 「さぁ、行こうか。」 【シア】 「はい。」 結婚式 【マイス】 「準備はいい?」 【シア】 「はい。」 【マイス】 「じゃあ、行こうか。」 ”旅館前” 【さくや】 おめでとーさん! これからはマイスはんだけやのうて、 家族全員で買いものに来てな! 【しののめ】 おめでとうございます。マイスはん、シアはん。 シアはん、その姿、ようお似合いですえ。 【ペルシャ】 おめでとーっ! マイスくん! がんばって理想のお嫁さんになってね! 【マイス】 うん。僕はお婿さんだけどね。 ”食堂前” 【グルテン】 おめでとう。 今度、お2人でうちの食堂に食べに来て下さいね。 【ショコラ】 おめでとう!いいなあ、 あたいも早く結婚したいなあ。 【ラスク】 おめでとう!甘いものが食べたくなったら、 いつでもうちに来てよ! ”広場” 【ゼゼ】 うらやましいゼッ!マイス! 【オンドルファ】 おめでとうございます。末永くお幸せに。 【クルルファ】 おめでとうございます。シアさん。 2人ともお似合いですよ。 【シア】 ありがとうございます。 【クルルファ】 幸せになってくださいね。 【シア】 はい♪ ”魔法病院とドンチャコス邸の間” 【マリオン】 おめでとう。調子が悪くなったら、 いつでもウチに来るといいわ。 【マージョリー】 おめでとう、マイス、シア。 存分に夫婦喧嘩にいそしむといいよ。 薬は用意しておくからね。 【エリザ】 お二人とも、良くお似合いですよ。 こことここにギラギラした何かをつけると、 もっとキレイですけど。 【ソフィア】 残念だったわね、シア。 きっと── 【エリザ】 幸せになってください、だそうですよ。 【ドンチャコス】 いやいや、めでたくありまセン ね!これからもどうか……。 【エリザ】 お幸せに、ですよね? ”カルロスリゾート前” 【イオン】 おめでとう!2人とも、お似合いだぞ! 見せつけちゃってさ~! 【カルロス】 おめでとう、兄弟。 俺より先に身を固めちまったのは 少々シャクだがな!幸せになれよ! ”鍛冶屋前” 【ガジ】 良かったナ! 二人とも! 武器が欲しくなったら、いつでもオレに 言ってくれよナ。 【トゥーナ】 ……おめでとう。 ハーフでも……いいんだね。 ”雑貨屋前” 【カリン】 おめでと。 掃除とか炊事とか洗濯とからがんばってね。 (私には無理だけど……) 【ヘーゼル】 おめでとう、二人とも! 今度、子供用のおもちゃも入荷しておくから、 また顔を出しとくれ! ”ダリアの家の前” 【ダリア】 レインボ~! わたしの芸術が必要になったらいつでも言ってね! ”羽ばたく花の丘” 【モニカ】 おにいちゃん、おねえちゃんおめでとう! モニカ、うれしいよ……。 【シア】 ありがとう、モニカ 【ウェルズ】 では、はじめよう。 汝、マイスよ。シアを妻とし、病める時も健やかなる時も、死が2人を分かつまで永遠の愛を誓うか?」 【マイス】 誓います。 【ウェルズ】 汝、シアよ。マイスを夫とし、病める時も健やかなる時も、死が2人を分かつまで永遠の愛を誓うか? 【シア】 誓います。 【ウェルズ】 よろしい……。新たに生まれし若き夫婦に、 穏やかな風の導きと大樹の御加護が在らん事を。 【マイス】 幸せにするよ、シアさん。 【シア】 はい……。 ”シアレンスの樹” 【マイス】 今日から一緒に暮らすことになるんだね。 【シア】 そうですね。なんだか夢みたいです。 あの日…………。マイスさんとはじめて出会ったとき、 結婚するだなんて思ってもみませんでした。 ちょっと気の抜けた記憶喪失の男の子だったのに……。 今じゃわたしの旦那さんですもの♪ 【マイス】 気の抜けたってひどいですよ……。 【シア】 ……わたしたちも夫婦かぁ……。 せっかくですから、呼び方とか変えてみます? 【マイス】 呼び方ですか? 【シア】 『あなた』とか……、ちょっと夫婦っぽいような 呼び方にしません? やっぱり今まで通りで・旦那さま・あなた・モコモコさん ▼やっぱり今まで通りで ▼旦那さま ▼旦那さま 【シア】 あなた……。 なんだか照れますね。 ▼モコモコさん 【シア】 ふふふ♪ これから2人一緒に歩んでいきましょうね。 【マイス】 はい!
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住民票転居届不受理処分が違法であるとして取り消された事例 主 文 1 被告が原告に対し平成16年4月20日付けでした住民票転居届不受理処分を取り消す。 2 訴訟費用は被告の負担とする。 事実及び理由 第1 請求 主文と同旨 第2 事案の概要 本件は,平成10年ないし11年ころから大阪市a区b町c丁目,d丁目所在のb町公園で居住を開始し,平成12年3月ころからb町公園内にテントを設置して居住してきたと主張する原告が,被告に対し,平成16年3月30日付けで上記テントの所在地である「大阪市a区b町c-e b町公園f号」を住所とする転居届(以下「本件転居届」という。)を提出したところ,被告は,原告に対し,同年4月20日付けで本件転居届の不受理(以下「本件不受理処分」という。)を通知したなどと主張して,本件不受理処分の取消しを求めた事案である。 1 争いのない事実等 (1) 大阪市a区b町c丁目,d丁目に所在するb町公園は,都市公園法に基づき大阪市が設置,管理する都市公園である(乙2)。 (2) 原告は,平成10年ないし11年ころからb町公園を起居の場所とする生活を開始し,平成12年ころからb町公園の南西隅に設置されたテント(以下「本件テント」という。)を起居の場所として日常生活を営んできた(原告本人,弁論の全趣旨)。 (3) 原告は,平成13年2月16日,「大阪市a区g町h-iA荘東j階B方」を住所とする届出をした(当事者間に争いのない事実)。 (4) 原告は,被告に対し,平成16年3月30日付けで,本件テントの所在地である「大阪市a区b町c-eb町公園f号」を住所とする転居届(本件転居届)を提出した(当事者間に争いのない事実)。 被告は,原告に対し,同年4月20日付けで本件転居届の不受理処分(本件不受理処分)を通知した。本件不受理処分の通知書(以下「本件通知書」という。甲2)には,被告が本件転居届を受け付けることができない理由として,「今回の事例について,個人がb町公園内に住所を有することができるかどうかについて,公共の用に供する公園に私的な工作物を設置することは,公園の適正な利用を妨げるもので認められるものでなく,したがって,社会生活の客観的事実のなかで裏付けられているとは言いがたく,住所とは認められない」旨記載されていた(当事者間に争いのない事実,甲2)。 (5) 原告は,大阪市長に対し,平成16年6月10日,行政不服審査法に基づき,本件不受理処分に対する審査請求(以下「本件審査請求」という。)を行ったが,大阪市長は,同年12月27日,上記審査請求を棄却する旨の裁決(以下「本件裁決」という。)をし,原告は,同日,上記裁決書を受け取った(当事者間に争いのない事実)。 (6) 原告は,平成17年3月16日,本件訴えを提起した(当裁判所に顕著な事実)。 2 争点 本件の争点は,本件テントの所在地が住民基本台帳法(以下「法」という。)にいう住所に当たるか否かである。 (被告の主張) (1) 法の運用規定である住民基本台帳事務処理要領第1の3は,住所の認定に当たっては,客観的居住の事実を基礎とし,これに当該居住者の主観的居住意思を総合して決定するとあるが,上記客観的居住の事実とは,社会通念上,当該者の住所はここであると解されるような事情にあることをいうものであって,原告が主張するような,数年来公園内で簡易工作物であるテント(本件テント)で生活していたことのみによって,上記客観的居住の事実が認められるものではない。 一般的に,テントのような設置や撤去が容易に可能である簡易工作物は,自己の所有地又は賃借地に設置して一定期間継続して生活しているような特別な場合を除き,一時滞在用で定着性がないものであるから,社会通念に照らせば,テント等での生活をもって客観的居住の事実があると認めることはできない。 まして,公園,道路その他の公共利用に供する土地の上に何らの権限もなくテントが設置されている場合においては,公共施設管理者による法令に基づく除却命令の対象となるなど,民有地にテントが設置されている場合と比べ,より一層不安定な状態であり,その意味においても社会通念上定着性があるとは認められない。b町公園は都市公園法に定める都市公園であるところ,b町公園においては,平成3年から,都市計画法59条1項に基づき大阪府知事から事業認可を受けて再整備工事を行っており,本件テントが設置されている場所は現在未整備地域となっているが,同地域についても再整備が予定されている。そして,b町公園の再整備を実施する中で,必要に応じ,b町公園内の工作物占有者に対し,工作物の撤去指導等が行われ,平成15年6月以前は,工作物占有者も比較的これに従っていた。現在でも,被告公園事務所職員がb町公園を巡回してテント周辺の整理等の指導をし,自立支援センターに入居した者のテントは順次撤去するなどの措置を採っている。このように,被告は,本件テントを含むb町公園のテントについては撤去に向けた努力を行っており,b町公園整備計画等により,占有権限のないテントはいずれは撤去されるのであるから,本件テントの土地に対する定着性は極めて不安定である。 (2) 原告は,本件テント及びその周辺の工作物がいずれも金属製単管,角材,合板,ベニヤ板,ブルーシート,簡易テントなどを組み合わせて作られていると主張する。しかし,このことは,原告が,本件テントが被告が主張するような簡易工作物であることを自認するものである。本件テントも,ブルーシートをかぶせた簡易な工作物である。なお,刑法上の現住建造物に該当するか否かと設置や撤去が容易に可能である簡易工作物といえるかどうかとは無関係である。 (3) 原告は,郵便物を受け取っていることを理由に,本件テントが定着性を有し,その所在地が法にいう住所である旨主張する。しかし,郵便法は,郵便のあて先として住所のみならず居所も予定している(同法44条参照)。また,大阪市市民局市民部区政課長あての大阪中央郵便局第三集配営業課長の回答(乙3)では,大阪市a区b町c丁目e番b町公園内をあて先とする郵便物については,郵便受箱が設置されている公園内のテントに配達する取扱いとしているが,実際はb町公園内のテント村周辺で郵便配達員が声をかけ,該当者に直接手渡すとのことであり,上記あて先地を住所であると認識して配達しているのではない。以上を勘案すれば,郵便物が原告に届いていることをもって,本件テントの所在地が原告の住所であるということはできない。 (4) なお,原告らについては,自立支援センター等の活用により住民登録をすることが可能であり,生活保護等は住民登録がされていなくても可能であるから,原告が本件テントの所在地で住民登録を受けることができなくても原告が主張するような不利益はない。 (原告の主張) (1) 法にいう住所の認定は,正当な居住権限ないし占有権原の有無によって左右されるものではなく,上記住所を認定するに当たって問題となる「客観的事実」の有無については,当該場所に生活の本拠があるかどうかだけを判断すべきである。原告は,数年間にわたって,「大阪市a区b町c-eb町公園 f号」に所在する本件テントを生活の本拠とする意思を有し,かつ,客観的に同所を生活の本拠としている。 (2) b町公園には,現在,本件テントを含め数十棟の住宅があるが,これらの住宅は,いずれも,金属製単管,角材,合板,ベニヤ板,ブルーシート,簡易テントなどを組み合わせて作られている。また,炊事洗濯をすることもできる。原告は,このような場所に家具や荷物を置き,生活の場としてきた。本件テントを含むこれらの住宅は,容易に設置や撤去が可能である簡易工作物ということはできず,刑法上も建造物と判断されるべきものであって,裁判例においても現にそのように判断されている。 また,原告は,数年来,「大阪市a区b町c-eb町公園f号 原告」あての郵便物を,配達証明付き郵便を含め,同所所在の原告住居(本件テント)において受け取っている。このことは,原告の本件テントにおける居住が一時滞在ではなく定着性を持つものであることを示している。 (3) ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法2条は,ホームレスを都市公園,河川,道路,駅舎その他の施設を故なく起居の場所とし,日常生活を営んでいる者をいうとしているところ,上記施設が起居の場所として利用され,同所において日常生活が営まれていれば,同所は住所というほかない。すなわち,同法は,上記施設が住所となり得ることを想定しているのであり,少なくともこのことを排斥はしていない。 (4) 本件不受理処分により,原告は,国民の重要な権利である参政権(選挙権,被選挙権,条例の制定改廃請求権,事務の監査請求権,議会の解散請求権,主要公務員の解職請求権)を行使することができないばかりか,国民健康保健やパスポートの交付等も受けることができず,憲法上の諸権利や法律で保障された様々な住民サービスを享受する権利ないし法的利益が侵害されている。 第3 当裁判所の判断 1 本件訴えの適法性について 法31条の4は,法の規定により市町村長がした処分に不服がある者は,都道府県知事に審査請求をすることができ,この場合においては,異議申立てをすることもできる旨規定し,法32条は,法の規定により市町村長がした処分の取消しの訴えは,当該処分についての審査請求の裁決を経た後でなければ,提起することができない旨規定している。ところで,行政不服審査法(以下「行服法」という。)20条本文は,審査請求は,当該処分につき異議申立てをすることができるときは,異議申立てについての決定を経た後でなければ,することができない旨規定しており,法31条の4の規定からすれば,法の規定により市町村長がした処分に不服がある者は,異議申立てについての決定を経た後でなければ,審査請求をすることができないものと解する余地もなくはないところ,原告が本件審査請求に先立ち,本件不受理処分について異議申立てをしてこれについての決定を経た事実を認めるに足りる証拠はない。 しかしながら,行服法20条ただし書1号は,処分庁が当該処分につき異議申立てをすることができる旨を教示しなかったときは,異議申立てについての決定を経た後でなくても審査請求をすることができる旨規定するところ,証拠(甲2)によれば,本件通知書には,「この決定(本件不受理処分)は,行政不服審査法(昭和37年9月15日法律第160号)の処分の対象となるため,不服がある場合は,この決定を知った日の翌日から起算して,60日以内に大阪市長に対して審査請求をすることができます。」とのみ記載されており,同記載からは,本件不受理処分について異議申立てをすることができるとの趣旨を読み取ることはできず,他に被告が原告に対し本件不受理処分について異議申立てをすることができる旨を教示した事実を認めるに足りる証拠もないから,行服法8条1項ただし書1号にいう処分庁が当該処分につき異議申立てをすることができる旨を教示しなかったときに該当するというべきである。 そうであるとすれば,原告は,本件不受理処分につき,異議申立てについての決定を経ていなくても審査請求をすることができるものというべきであるから,本件審査請求は適法であり,これについての本件裁決を経た後に提起された本件訴えは適法である。 2 本件不受理処分の適法性について (1) 法1条は,この法律は,市町村(特別区を含む。以下同じ。)において,住民の居住関係の公証,選挙人名簿の登録その他の住民に関する事務の処理の基礎とするとともに住民の住所に関する届出等の簡素化を図り,あわせて住民に関する記録の適正な管理を図るため,住民に関する記録を正確かつ統一的に行う住民基本台帳の制度を定め,もって住民の利便を増進するとともに,国及び地方公共団体の行政の合理化に資することを目的とする旨規定し,法3条1項は,市町村長は,常に,住民基本台帳を整備し,住民に関する正確な記録が行われるように努めるとともに,住民に関する記録の管理が適正に行われるように必要な措置を講ずるよう努めなければならない旨規定する。 法5条は,市町村は,住民基本台帳を備え,その住民につき,法7条に規定する事項を記録するものとし,法7条7号は,住民票には,住所及び一の市町村の区域内に新たに住所を変更した者については,その住所を定めた年月日について記載をする旨規定し,法8条は,住民票の記載,消除又は記載の修正は,法30条の2第1項及び第2項,法30条の3第3項並びに法30条の4の規定によるほか,政令で定めるところにより,法の規定による届出に基づき,又は職権で行うものとする旨規定する。そして,法8条を受けて,住民基本台帳法施行令(以下「施行令」という。)11条は,市町村長は,法の規定による届出があったときは,当該届出の内容が事実であるかどうかを審査して,施行令7条から10条までの規定による住民票の記載,消除又は記載の修正を行わなければならない旨規定する。 他方,法3条3項は,住民は,常に,住民としての地位の変更に関する届出を正確に行うように努めなければならず,虚偽の届出その他住民基本台帳の正確性を阻害するような行為をしてはならない旨規定し,法21条は,住民としての地位の変更に関する届出は,すべて法第4章に定める届出によって行うものとする旨規定し,法23条は,転居(一の市町村の区域内において住所を変更することをいう。)をした者は,転居をした日から14日以内に,氏名,住所,転居をした年月日,従前の住所,世帯主についてはその旨,世帯主でない者については世帯主の氏名及び世帯主との続柄を市町村長に届け出なければならない旨規定する。 なお,法38条1項により,地方自治法252条の19第1項の指定都市に対する法の規定の適用については,政令で定めるところにより,区を市と,区の区域を市の区域と,区長を市長とみなすものとされている。 (2) ところで,法4条は,住民の住所に関する法令の規定は,地方自治法10条1項に規定する住民の住所と異なる意義の住所を定めるものと解釈してはならない旨規定し,地方自治法10条1項は,市町村の区域内に住所を有する者は,当該市町村及びこれを包括する都道府県の住民とする旨規定する。そこで,同項に規定する住所の意義について検討するに,およそ法令において人の住所につき法律上の効果を規定している場合,反対の解釈をすべき特段の事由のない限り,住所とは各人の生活の本拠(民法22条参照)を指すものと解されるところ,地方自治法10条1項にいう住所をこれと別異に解すべき特段の事由は見いだせない。したがって,同項にいう住所とは,生活の本拠,すなわち,その者の生活に最も関係の深い一般的生活,全生活の中心を指すものであり,一定の場所がある者の住所であるか否かは,客観的に生活の本拠たる実体を具備しているか否かにより決すべきものと解するのが相当である。そうであるとすれば,法にいう住所についても,同様に,生活の本拠,すなわち,その者の生活に最も関係の深い一般的生活,全生活の中心を指すものであり,一定の場所がある者の住所であるか否かは,客観的に生活の本拠たる実体を具備しているか否かにより決すべきものと解される。 (3) 本件テントの所在地が法にいう住所に該当するか否かについて検討する。 前記争いのない事実等記載の事実に加え,証拠及び弁論の全趣旨によれば,以下の各事実が認められる。 ア 原告は,b町公園での生活を開始する前は,大阪市k区lm丁目n番o号所在のぱちんこ店の寮に住んでおり,同所を住所として法による届出をしていた(甲12,原告本人)。 イ 原告は,平成10年ないし11年ころ,b町公園に移り,以後1年半ないし2年の間,本件テントの所在地の北方付近に段ボールハウスを造って,同所を起居の場所として日常生活を営んでいた(甲12,原告本人)。 ウ 原告は,平成12年ころから今日に至るまで,b町通りに面したb町公園南西隅に設置された本件テントを起居の場所として日常生活を営んでいる(甲12,原告本人)。 エ b町公園南西隅には野宿者らが設置した約30件のテント(以下「本件テント群」という。)があり,本件テントも本件テント群の一部を構成している。本件テント群を構成する各テントは,いずれも,金属製単管,角材,合板,ベニヤ板,ブルーシート及び簡易テントなどを組み合せて構築されており,本件テントも同様である。本件テントは,その四隅に杭が打ち込まれ,地面に固定されている(甲5,6,12,原告本人)。 オ 本件テント群には,原告を含め20数人が生活している。b町公園内の本件テント群の近くには散水用の水道があり,原告は,同水道を本件テント群で生活する者らと共同で利用し,洗濯も同所で行っている。炊事は簡易のガス器具で行っている。便所は公園の中に設置された便所等を利用している。また,本件テント群で生活する者らの中に発電機を持っている者がおり,これを利用してテレビを視聴するなどしている(甲6,12,原告本人)。 カ 原告は,本件テントに寝泊まりしており,原告以外に本件テントを利用している者はいない。また,原告は,本件テントに隣接して設置され,原告以外の者が起居しているテントをその者とともに食事の場所として利用している。さらに,原告は,本件テント群を構成する別のテント(中に椅子及びテーブルが設置されている。)を居間として本件テント群に生活する20数人とともに共用している(甲6,12,原告本人)。 キ 原告は,缶集め,渋滞調査及び日雇い労働等で生計を立てており,これらの仕事のため本件テントから外出することはあるが,仕事が終われば本件テントに戻っている。原告が本件テントを空けるのは,月1回程度の旅行等の場合くらいである(原告本人)。 ク 原告は,本件テントで日常生活を営むようになってから,本件テントの所在地において,同所在地を住所として表示した原告あての郵便物(配達証明付き郵便を含む。)を多数受け取っている(甲8,9,甲10の1,2,原告本人,弁論の全趣旨)。 ケ 原告は,旅券を取得する必要上,知人である大阪市a区g町h-iA荘j階東B方を住所として法による届出をしたが,同所で生活したことはない(原告本人,弁論の全趣旨)。 コ 住民登録に関しては,以下のような行政実例(住民登録法施行時のものを含む。)が存在する(当裁判所に顕著な事実)。 (ア) くず物業(くず物を集荷,荷造りしてくず物問屋へ売却)を営んで生活している者で,福井市を貫流するp川に架設されている幸橋の下の堤防際に橋脚を利用し又は木材で支柱して,板又は空の木箱を積み重ねて囲い,天井は古トタンをもって覆い,床を板敷きとして面積1坪半くらいの住まいに窓ガラス,仏像(空箱利用の仏壇に安置),流し,戸棚(空箱利用)その他必要な炊事用具の備えがあり,世帯員は夫婦とその子ども2人の4人暮らしで客年6月ころから居住生活している者であるが,配給通帳は受けていない場合において,上記のような実情にある者につき,同所を住所として認定し,住所の表示を「福井市q町何番地先」として差し支えない(昭和31年2月6日日記戸第103号福井地方法務局長照会・同月15日民事2発第63号民事局第2課長回答)。 (イ) 洞くつや山中に小屋をかけて物乞いをしている者がほとんど同所に定住して生活している場合,同人については,住民登録法を適用して住民登録させる(昭和29年11月25日茨城県戸籍事務協議会総会決議)。 (ウ) 刑務所に入所している者については,一般に入所前の住所で住民登録すべきであり当該刑務所を住所と認めないのが相当であるが,入所前住所を有しなかった者その他特別の事情のある者については,本人の申出により,当該入所中の刑務所を住所として,住民登録をする取扱いで差し支えない(昭和36年6月6日民事甲第1339号各法務局長,地方法務局長あて民事局長通達)。 (5) 上記認定事実によれば,原告は,平成10年ないし11年ころからb町公園を起居の場所として日常生活を営むようになり,平成12年ころから平成16年4月20日の本件不受理処分までの約4年間にわたり,b町公園の南西隅に設置された本件テント群の一部を構成する本件テントを原告の寝泊まりの場所として占用するとともに,本件テント群を構成する他のテントを本件テント群で日常生活を営む他の者らとともに食事の場所や居間として利用し,本件テントから缶集め,渋滞調査及び日雇い労働等の仕事のため外出し,仕事が終われば本件テントに戻ってくるといった日常生活を営んできたものと認められる。この事実に加えて,上記認定のとおり,本件テントを含めて本件テント群を構成する各テントは,いずれも,金属製単管,角材,合板,ベニヤ板,ブルーシート及び簡易テントなどを組み合せて構築されており,本件テントも,その四隅に杭が打ち込まれ,地面に固定された構造物であること及び原告は現在住民基本台帳に記載されている住所地を日常生活の場所として全く利用していないことを併せ考えると,後記のとおり本件テントの所在地について原告が公園管理者である大阪市から都市公園法6条所定の占用許可を受けた事実を認めるに足りる証拠がなく,原告が同所在地について占有権原を有するものとは認められないとしても,同所在地は,客観的にみて,原告の生活に最も関係の深い一般的生活,全生活の中心として,生活の本拠たる実体を具備しているものと認められる。 (6) 被告は,テントのような設置や撤去が容易な簡易工作物は,一時滞在用で定着性がないものであるから,社会通念に照らせば,テント等での生活をもって客観的居住の事実があると認めることはできず,まして,公共利用に供する土地の上に何らの権限もなくテントが設置されている場合は,同テントは除却命令の対象となるなど民有地に設置されている場合と比べてより一層不安定な状態であり,社会通念上定着性があるとは認められないのであり,被告は,本件テントを含むb町公園のテントについては撤去に向けた努力を行っており,b町公園整備計画等により,占有権限のないテントはいずれは撤去されるのであるから,本件テントの土地に対する定着性は極めて不安定であるなどと主張する。 しかしながら,そもそも,前記(1)において説示した住民基本台帳に関する法令の規定及びその趣旨によれば,住民基本台帳は,これに住民の居住関係の事実と合致した正確な記録をすることによって,住民の居住関係の公証,選挙人名簿の登録その他の住民に関する事務の処理の基礎とするものであるから,市町村長は,法の適用が除外される者以外の者から法23条の規定による転居届があった場合には,その者に当該市町村の区域内において住所を変更した事実があれば,法定の届出事項以外の事由を理由として転居届を受理しないことは許されないというべきである。しかるところ,前記のとおり,法にいう住所とは,生活の本拠を指すものであるから,転居届に住所として記載された場所が客観的に当該届出をする者の生活の本拠たる実体を具備していると認められる限り,市町村長は,当該転居届を受理しなければならないものというべきである。 このような見地からすれば,一定の場所に係る施設の種類,構造,規模等はあくまでも当該場所が客観的にみてその者の生活の本拠たる実体を具備しているか否かを認定するための一資料にすぎず,当該施設が設置や撤去が容易な簡易工作物であるからといって,その一事をもって直ちに当該場所が生活の本拠たる実体を欠くことになるものではないというべきである。前記認定のとおり,本件テントを含めて本件テント群を構成する各テントは,いずれも,金属製単管,角材,合板,ベニヤ板,ブルーシート及び簡易テントなどを組み合せて構築されており,本件テントも,その四隅に杭が打ち込まれ,地面に固定された構造物であるというのであるから,その構造等に照らしても,本件テントの所在地を原告の生活の本拠と認定する妨げとなるものではない。 また,その者が当該場所について占有権原を有するか否かは,客観的事実としての生活の本拠たる実体の具備とは本来無関係というべきであり,当該場所が客観的に当該届出をする者の生活の本拠たる実体を具備していると認められるにもかかわらず,その者が当該場所について占有権原を有していないことを理由として市町村長が転居届を受理しないことは許されないものというべきである。本件テントが都市公園であるb町公園の区域内に所在し,本件テントの所在地について原告が公園管理者である大阪市から都市公園法6条所定の占用許可を受けた事実を認めるに足りる証拠はないが,そうであるとしても,前記(5)において認定説示したとおり,本件テントの所在地は,客観的にみて,原告の生活に最も関係の深い一般的生活,全生活の中心として,生活の本拠たる実体を具備しているものと認められるのであり,そうである限り,被告は,本件テントの所在地を住所とする本件転居届を原告が当該所在地について占用許可を受けておらず占有権原を有していないことを理由として受理しないことは許されないものというべきである。 (7) 被告は,郵便配達員は本件テントの所在地が原告の住所であると認識して原告あての郵便物を配達しているわけではないから,郵便物が原告に届いていることをもって当該あて先地(本件テントの所在地)が原告の住所地であるということはできない旨主張する。 確かに,証拠(乙3)によれば,郵便物の配達は,差出人がその郵便物に記載したあて所に行うものとされており,当該あて所は,住所であるか居所であるか特に限定はされておらず,住所又は居所以外の場所であっても,その住所又は居所の郵便物の配達を受け持つ郵便局において支障がないと認める場所に設置された郵便受箱を使用する者にあてて,又はこれを肩書きした郵便物については配達し,又は交付する取扱いがされており,原告らを含むb町公園のテント居住者あての郵便物についても,b町公園内の郵便受箱が設置されているテントに一括配達することとしているが,実際には,上記郵便受箱に入れるのではなく,ほとんど手渡しの方法によって配達している事実が認められ,この事実に照らすと,本件テントの所在地を原告の住所として表示した原告あての郵便物が同所在地に配達されている事実から直ちに郵便配達員が本件テントの所在地を原告の住所と認識している事実を推認することはできないが,本件テントの所在地が,客観的にみて,原告の生活に最も関係の深い一般的生活,全生活の中心として,生活の本拠たる実体を具備しているものと認められることは,前記(5)において説示したとおりであるから,被告の上記主張は,採用の限りでない。 (8) 以上のとおり,本件テントの所在地は法にいう住所と認められるから,被告は同所在地を住所とする本件転居届を受理すべきであり,本件不受理処分は違法といわざるを得ない。 3 以上によれば,原告の請求は理由があるからこれを認容すべきである。 よって主文のとおり判決する。 大阪地方裁判所第2民事部 裁判長裁判官 西 川 知 一 郎 裁判官 田 中 健 治 裁判官 石 田 明 彦