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第2週 約9ヶ月ぶりのシングルを携えたルルティア、 並み居る大型新人を抑えトップに! No タイトル アーティスト名 順位 37 ビバ☆ロック オレンジレンジ 38 歩行者優先 ゆず 39 miss you m-flo loves melody&山本領平 40 めぐり逢い メロキュア 41 目覚めよニッポン! B-DASH 42 Rapper s high HB 43 Love ALone jamzvillage 44 LaLa Slngin Music 山嵐 featuring Leyona 45 ROCK YOU BABY PENPALS 46 ロマンチック・ゴーゴー 紫苑 47 忘れそう wyolica ② 48 僕は好きさ チョコレートパフェ 49 カナスムヌ~愛する者~ ヒルギ ④ 50 ILL BE YOUR LOVE DAHLIA ⑤ 51 君と約束した優しいあの場所まで 三枝夕夏 IN db 52 雲にのろう 向風 53 消せない罪 北出菜奈 54 Sunny Island Story G-FREAK FACTORY 55 SECRET LOVE STORY 氣志團 56 トロイメライ ルルティア ① 57 花ことば ビリケン ③ 58 LAT.43°N~forty-three degrees north latitude~ a.mia 59 FLOOR SHOKO 60 Painful 日之内エミ 61 僕の手紙 ZONE 62 My memory やしきたかじん 63 Love Letters Baby Boo 64 Long Road w-inds. 65 青空の果て 奥田美和子 66 クリスマス・イブ amin 67 最後の涙 松山千春 68 SUPER ROCK SHOW STARS 69 太陽の接吻 paris match 70 My last fight LOVE PSYCHEDELICO 71 ええねん ウルフルズ
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2015年 ↑新 ↓旧 マジぱねえ感謝クリスマス! [アマネ 鳳凰 アヤメ] 好きの伝え方 [栄志 流奈] 格闘家達の聖夜 [バーボン 静姫 サマンサ アブカ 灰簾 ツカサ] 魔術師達の聖夜 [流奈 灰簾 瑠璃 美倖] エンブレム争奪バトル反省集 [参加者いっぱい] エンブレム争奪バトル!決勝戦 [サマンサ 日輪 月見里 美倖 アヤメ ツカサ オノレ 鳳凰 アマネ] エンブレム争奪バトル!予選第四回戦 [サマンサ ラピエル 鋼 シェイド デキムス ロード シシド アマネ 鳳凰] エンブレム争奪バトル!予選第三回戦 [サマンサ ツカサ オノレ ジルギス エル 芭珀 ニルバ ドゥドゥ のりと] エンブレム争奪バトル!予選第二回戦 [サマンサ 灰簾 流奈 アブカ かすむ 栄志 瑠璃 美倖 アヤメ] エンブレム争奪バトル!予選第一回戦 [サマンサ バーボン ユズリハ 静姫 虚楼 日輪 月見里 ほのか 春慶] 戦の前の夜 [灰簾 ヒュウマ 浄永 日輪 ツカサ かなめ ジルギス ニック ラピエル] 最初の一歩 [璃雨 ウルウ] 女として生きる道ぃー!? [智咲 ハツネ] 鍛錬とホットミルク [鋼 ラピエル] 祝福と幸福 [崇卿 シス] エンブレム争奪バトル!-対面編 [十傑とペアの面々] エンブレム争奪バトル!-応募編 [参加メンバー色々] 善いひとたち [鳥賀陽 叉羅] 繙かれる真実 [VI=P リタ トラン ルッツ ナナエ ピチカ] 笑顔の果てに [サンク ジャラク アンリ] 道 [璃雨 ウルウ] 消せない罪 [ゆとり 京輝 サカイ 創止 鳥賀陽] 十傑ペアファイト会議 [鳳凰 ラピエル 灰簾 ツカサ バーボン アブカ 静姫 ジルギス 日輪 ほのか サマンサ] 永遠にともに [イチイ 或在]
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タルパって消せないの?消す方法は? 消す事は可能です。自分の体に戻すのが一般的かと思われます。 Q Aトップページに戻る
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CAST ジョン:MEIKO 部長:KAITO 血の呪いで終焉の魔物を発生させようとしたけど永久持続地属性バフのタンクが爆誕してた件 ver1(部長の声が低いバージョン) ver2(部長の声が高いバージョン) 【ジョン】 血煙舞う 戦場にて 今宵も敵を屠る それは悪を退ける正義の味方か? 本当は違うことぐらい分かっているさ さあ化け物はどちらだ 逃れえぬ衝動いだき 戦いに身を置くさだめ 消せない罪を背負い それでも止まれない 誰か僕を止めてくれ いっそ息の根を止めてくれ 誰かを傷つけてばかりの 生に何の意味がある ようやく訪れた 罪が裁かれるときが 友よ 願わくば君の手で全て終わらせてくれ 【部長】 剣戟響く 戦場にて 今日もみんなを守る それが 世界に仇をなす 終焉の魔物か? 本当は違うことぐらい分かっているよ 決して化け物にはさせない 逃れえぬ衝動と共に 戦いに身を置く決意 消えない痛みを背負い 尚進み続ける どうか彼を止める力を ぼくに貸してください 大切な人も救えぬ 生に何の意味がある ようやく訪れた 呪いが解かれるときが 友よ 願わくばこれからは君の望むままに生きて 【ジョン】 呪いが解かれて尚 消えざる過去の呪縛 だけど 今目の前にある光を追うと決めた たとえ僕には眩しすぎて ふさわしくはないとしても 決して諦めはしない 共に歩むことを 【部長】 君は覚えているかな? 俯いて下ばかり見ていて 光目に入らぬ時も 風音は聞こえてた 【ジョン】 優しい風に運ばれ 聞き慣れた声が聞こえた その時気付いた 僕も誰かの縁(よすが)になれること 輝く光でも 清らかな水でもなく 風渡る大地こそが 僕のあるべき姿 【ジョン&部長】 消えきらぬ血の呪いと 人で非ざるこの(その)右手 消せぬ衝動も 望む力に換えれるなら 全ては最高の祝福だ
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◆BEQBTq4Ltk氏 氏が手がけた作品(186話まで) 話数 タイトル 登場人物 001 正義の名は此処に 島村卯月、セリュー・ユビキタス、南ことり 011 炎の魔術師の不幸 エスデス、モハメド・アヴドゥル 020 悲しみを斬る 御坂美琴、アカメ 026 あたしは殺しだってやってやる タツミ、美樹さやか 029 人外の定義 鹿目まどか、空条承太郎、後藤 039 時計仕掛の女 エスデス、暁美ほむら 055 エンブリヲの後の静けさ アンジュ、エドワード・エルリック 058 人形は真実を語らない ウェイブ、高坂穂乃果、イギー、ゾルフ・J・キンブリー 060 その一歩が遠くて キング・ブラッドレイ、御坂美琴 069 消せない罪 イギー、ウェイブ、高坂穂乃果、小泉花陽、ロイ・マスタング、白井黒子、ゾルフ・J・キンブリー、銀、天城雪子、エンヴィー、後藤、ペット・ショップ 078 赤から黄へは戻れない 佐倉杏子 079 黄は止まり青は進む タツミ、美樹さやか 087 溢れ出る気持ちは誰のもの? 島村卯月 090 足立透の憂鬱 ヒースクリフ(茅場晶彦)、足立透、モハメド・アヴドゥル、空条承太郎、鹿目まどか、エスデス 100 正義執行 セリュー・ユビキタス、島村卯月、由比ヶ浜結衣、小泉花陽、ウェイブ、キング・ブラッドレイ、狡噛慎也、ロイ・マスタング 106 お前がまどかを殺したんだな 鹿目まどか、空条承太郎、暁美ほむら、足立透 109 雷光が照らすその先へ DIO、佐倉杏子 117 扉の向こうへ ロイ・マスタング、キング・ブラッドレイ 122 ここがいわゆる正念場 ウェイブ、小泉花陽、アカメ、雪ノ下雪乃、本田未央、狡噛慎也、ロイ・マスタング、セリム・ブラッドレイ、キング・ブラッドレイ、泉新一 125 第二回放送 広川剛志、フラスコの中の小人 127 ならば『世界』を動かす ヒースクリフ(芽場晶彦)、エスデス、エドワード・エルリック、DIO、佐倉杏子 131 奈落の一方通行 エンヴィー、ゾルフ・J・キンブリー 136 正義の味方 空条承太郎、セリュー・ユビキタス、島村卯月、ロイ・マスタング、本田未央、ゾルフ・J・キンブリー 147 とんとん拍子 エスデス、セリム・ブラッドレイ、狡噛慎也、タスク 152 どうせ最初から結末は決まってたんだ タツミ、美樹さやか、鳴上悠、魏志軍 156 ずっといっしょだよ 島村卯月、キング・ブラッドレイ、御坂美琴 160 その血の運命Bloody Streamその血の運命(後編) DIO、ジョセフ・ジョースター、佐倉杏子 170 もう一度名前を呼んで セリム・ブラッドレイ、佐倉杏子、エドワード・エルリック、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、DIO、ウェイブ 173 電子の海 高坂穂乃果、初春飾利、エンブリヲ、エンヴィー 175 激情の赤い焔StarLight Stageホログラム ロイ・マスタング、エスデス、本田未央、島村卯月 178 掴みかけた糸口 エドワード・エルリック、佐倉杏子、ウェイブ、田村玲子 182 魂の拠り所(前編)魂の拠り所(中編)魂の拠り所(後編) タツミ、鳴上悠、銀、美樹さやか、高坂穂乃果、初春飾利、エンブリヲ、エンヴィー、白井黒子、小泉花陽、ヒルダ、エドワード・エルリック、御坂美琴、エスデス 185 踏切坂 後藤 登場させたキャラ 7回 エスデス 6回 島村卯月、ウェイブ、ロイ・マスタング 5回 佐倉杏子 4回 空条承太郎、ゾルフ・J・キンブリー、エドワード・エルリック、タツミ、高坂穂乃果、エンヴィー、小泉花陽 3回 鹿目まどか、御坂美琴、セリュー・ユビキタス、キング・ブラッドレイ、DIO、狡噛慎也、美樹さやか、後藤 2回 イギー、モハメド・アヴドゥル、暁美ほむら、足立透、アカメ、ヒースクリフ(茅場晶彦)、セリム・ブラッドレイ、鳴神悠、銀、初春飾利、エンブリヲ、白井黒子、御坂美琴 1回 南ことり、アンジュ、天城雪子、ペット・ショップ、由比ヶ浜結衣、雪ノ下雪乃、泉新一、広川剛志、フラスコの中の小人、タスク、魏志軍、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、本田未央、田村玲子、ヒルダ 氏に寄せられた感想 アカメキャラへの愛が素晴らしい、それだけでなく他作品のキャラにも見せ場を用意して筆も早い。凄い -- 名無しさん (2015-06-12 21 11 44) 記念すべき第一話を執筆し正義の狂信者であるセリューの鮮烈なデビューを飾った書き手。作品では容赦なく対主催を追い込んでおり、『消せない罪』はその後に大きな影響を与えた、現在もロワを取り巻く重要な因縁となっている。アカメキャラを得意としているが、作品の枠に留まらず危険人物を活躍させロワの加速に大きく貢献している。『ならば『世界』を動かす』ではイマイチ影の薄かったエスデスをあのDIO相手に大暴れさせ一気に彼女の株を上げた。 -- 名無しさん (2016-01-19 23 13 14) マスタング大佐の最期良かったよ -- 名無しさん (2016-03-17 20 52 09) 負けないで頑張って -- 名無しさん (2016-04-08 15 28 51) 名前 コメント
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※このページは未完成のページです。十分な内容や正しい内容が含まれない可能性があります。 + 目次 概要その他 攻略操作 ゲームの流れ 各ステージの攻略草原 砂漠 海 概要 作品名 ルナ・ワールド 消せない闇と三日月の王 作品へのリンク https //scratch.mit.edu/projects/455854117/ 作者名 touyucat ジャンル アクションゲーム 難易度 標準 その他 自機を操作し、敵の攻撃をよけながらフィールドを探索するゲーム。 攻略 操作 基本操作は以下の通り。 矢印キー 移動 zキー ダッシュ スペースキー ショット xキー ポーズ zキーを押しながらの移動はダッシュとなり、スピードが上がる。 ショットは雑魚敵に当てると一発で倒せ、一部の敵の攻撃を相殺できる。 ポーズ中はキャラクターの動きはすべて止まる。ボス戦中はスペシャルページとなり、そのボスについての情報を見ることができる。 ポーズ中はセーブコードが表示され、タイトル画面で入力することでゲームを途中から進められる。 ゲームの流れ 緑の旗をクリックするとオープニングデモが流れ、そのあとにタイトルが出てくる。デモはxキーを押すことでスキップできる。 「はじめから」と「パスワード」のどちらかを選択してゲームを始める。「はじめから」を選択すると最初のステージから始まる。 「パスワード」を選択すると入力画面になる。半角でパスワードを入力すると途中からゲームを始められる。 選択画面でとある操作を行うと、難易度の高いエクストラモードを選択することができる。 ゲーム開始後は、自機の体力がゼロにならないように進んでいくのが目的。フィールドにいる雑魚敵に触れるとダメージを受ける。一部の雑魚敵はショットを放ってくる。 フィールド上の一部のマップにはMr.スピーカーという箱形のキャラがいる。ショットを当てるとゲームに関する情報を教えてくれたり、体力を全回復してくれる。 ある程度進むとボスキャラとの戦いが待っている。ボスキャラは全部で14体。それぞれの舞台に合わせたバラエティ豊かな攻撃をしてくる。いずれも体力ゲージが表示され、敵の体力をゼロにすれば先に進める。 各ステージの攻略 草原 主人公の家を出た先に広がるステージ。 雑魚敵はゆっくりと動くだけだが、エクストラモードではショットを打ってくる。 ボスは「ボンバーホーク」。大きな鳥のような見た目の敵で、着弾すると赤くなる弾を打ってくる。自機とy座標を揃えて端で動いている時は、小刻みに動き出すと次に突進がくるので、タイミングを見計らってよければ良い。 攻撃は自機のショットで相殺できるが、弾速はまあまあ早いのでタイミングを見計らいながら避けるといい。 砂漠 黄色い地面が続くステージ。雑魚敵の動きは草原ステージのものとそう変わらない。エクストラモードでショットを打ってくるのも同じ。 ボスは「サイカクタス」。テンガロンハットを被ったサボテンのような見た目だが、戦闘開始と同時に腕を出現させて本体は隠れる。腕は赤と青の2種類あり、それぞれ炎と氷の弾を発射する。腕に攻撃して体力をゼロにすればオッケー。ノーマルモードでは腕同士で体力は共有されている。エクストラモードでは緑と黄の2体の腕が追加で現れ、風と岩の弾を発射する。さらに、こちらではそれぞれの腕に体力が設定されており、すべての腕を個別に倒さなければいけない。 腕は普通の攻撃の他に、体を石化することがある。石化中は色が暗くなり攻撃が通らず、向こうの攻撃は連射されるが、解除後はしばらく色が明るくなり、その間に攻撃すると相手に倍のダメージが入る。 弾の挙動は、炎と氷は直線状に進み(氷の方が射程が長い)、風はグラグラと揺れながら直進、岩は画面上部を移動してから下向きに落ちてくる。 画面の中に、触れるとダメージを受けるものが多く存在するので、それらの場所をよく見て避けながら戦うと良い。 海 青い海の中を進むステージ。雑魚敵はルナが一定距離まで近づくと逃げ出す。エクストラモードでは遠くにいるとずっとショットを撃ってくるので厄介この上ない。 ボスは「パッファルーチン」。ウニのような見た目の敵で、体に生えている棘を飛ばしてくる。戦闘開始後、針を数発撃ってから斜めに移動する。移動はランダムだがさほど早くもないので見てからでも十分避けられるだろう。 一度左へ行った後にもう一度移動を始めたら、真ん中で一瞬停止し体を膨らませる。この時は8方向に棘が出る。エクストラモードではこの時5回連続で攻撃してくるが、角度は同じなので安全地帯が分かりやすくなっている。 後半は少し溜めを挟んだ後、棘をレーザービームの如く連射してくる。チャージの演出が終わった瞬間に狙いは定まっているので、よく見て避けよう。エクストラモードだと発射回数が3回に増えるが、こちらも「前のビームが出終わった」瞬間に狙いが定まる。 後半も移動を挟むが、左へ行った後の挙動は通常版とエクストラで大きく異なる。通常版では前半のように真ん中で巨大化してから8方向ショットだが、少しずつ角度を変えて3連続で撃ってくる。エクストラでは、移動開始と同時に巨大化し、8方向ショットを放ちながら移動する。壁際まで追い詰められることがたまにあるが、動きが遅いので早めに倒してしまおう。ちなみにこの段階までで仕留めきれないと、以降はずっと巨大化したままになる。 棘は全てルナのショットで相殺できる。ボンバーホークのショットと性質はほとんど同じなので、こちらもタイミングを見計らって避けるのが大事。レーザービーム状態だと相殺が間に合わないので特に。 このページは未完成なので後々追記はしますが、遅くなるかもしれないので誰か追記をお願いします
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あらすじ 過去の情景。幼い日、この街に引っ越してきた日のこと。親同士が挨拶を交わす横に、その少年がいた。 母親に促されて、少年が名乗る。だから彼女も、ぺこりと頭を下げて、名乗り返した。 ――そして現在。その街は燃えていた。彼とのたくさんの思い出が詰まった街は、燃えさかっていた。 悲鳴と怒号がこだまする中を、彼女はゆっくりと歩く。あまりにも場違いな、メイド服のスカートを揺らして。 そして、顔を上げる。上空を飛び交うのは何機ものヘリ。そしてまた爆音。彼女はぎゅっと拳を握りしめる。 『――Analgesic Army System、起動』彼女が呟く。そして―― 「なに、これ……」大樹の呟きは、その場のほぼ全員の心の内を代弁していた。 見下ろせるのは、燃えさかる街並み。見間違いでも夢でも何でもなく、萌留市街が赤い炎に包まれていた。 混乱しながらも、悠介は思い出す。――せたながまだここに来ていないことを。そして、メイもここにいないことを。 「会長、みんなを頼むっ!」言って、悠介は走り出す。追いかけようとしたみさきを留める大樹。 だが、同じように祭が走り出したのを見て、「ああもうっ」と慌ててその後を追う。 「ここにいても仕方ないわ、私たちは一旦神社の方に戻るわよ」天馬の言葉にみなが頷いたそのとき、飛鳥が声をあげた。 「――めろんちゃんが、めろんちゃんがいない!」 火の粉が舞う街の中を、悠介は走っていた。突然の事態に浮き足立った人々の間を抜けて、せたながいるはずの自宅を目指す。 そこに、至近で爆発。パニックになった人波が悠介の進行方向とは逆に流れ出し、弾き出された悠介はその場に尻餅をつく。 「悠介!」そこに駆け寄ったのは大樹だった。祭を見なかったかと訊ねる大樹に、悠介は首を振る。 「俺はせたなを探しに行く。大樹はメイと祭を」「うんっ」頷き合い、別々の方向に走り出す2人。 自宅へ向けて走る中、悠介は警官に呼び止められる。「君、何をしている、早く逃げ――」爆発。 目の前を爆風が吹きすさび――次の瞬間、悠介の目の前には、その警官がボロキレのような死体になって転がっていた。 「うわぁぁぁぁぁっ!」叫びその場から駆け出す悠介。――と、そこに頭上から、ヘリの爆音が届く。 自衛隊のヘリか、と誰かが叫んだ。救助だ、救助が来た、とあがる歓声。だが―― 何かが空中を高速で翔けた。そして、爆発するヘリ。火の玉になったヘリがビルに激突し、轟音を立てて崩れ落ちる。――悠介に向かって。 悲鳴を上げる間もなく、巨大な質量が悠介を押し潰そうと迫り、 ――だが、目を開けたとき、悠介は生きていた。生きて――空を飛んでいた。誰かに抱えられて。 悠介に見えたのは、その背中に広がった、4枚の鋼鉄の翼と、自分を抱きかかえる細い腕だけ。 けれどそれは、悠介には、ひどく見覚えのあるもので。 ふわりと、悠介は地面に下ろされる。振り向いたときには、その誰かは既に再び空に舞い――また、ヘリが一機墜ちた。 悠介は叫ぶ。空中を舞う、その人ならざるシルエットの名前を。 「――せたなぁっ!」 一方、大樹もまた、炎の中をかいくぐって走り続けていた。新品の浴衣はあちこちが焦げて、煤にまみれて。 「メイ! 祭! どこ!?」――叫ぶ声は、爆音の中にかき消され、どこにも届かない。 「いったい、何がどうなってるのよっ」吐き捨てても、答えはどこにもなく、大樹はただ視線をめぐらし―― メイの姿を見た。髪を解いていたけど、それは確かにメイだった。 「メイ!」名前を叫ぶ。だがその声は届かなかったか、炎が一度大樹の視界を塞ぎ、次の瞬間メイの姿はどこかに消えていた。 混乱のざわめきが広がる神社の境内。残った面々が身を寄せ合う中、天馬がどこかに携帯電話をかけていた。 「桜、避難誘導に出るわよ」「解った」風にその場を託し、天馬と桜も姿を消す。みさきたちはただ、それを見送るしかできない…… 上空からヘリの姿が消え、空中を舞っていた影も消える。悠介はただ、その場に立ちつくして空を見上げていた。 ――そこに、足音。振り向いた悠介が見たのは、髪をほどいた、メイの姿。 「ユースケ、ダイジョブ?」「メイ……お前、無事で」「ココはdangerネ、逃げるヨ!」メイに手を引かれるままに、悠介は走り出す。 「逃げるったって、どこに」「いいカラ、今はワタシに任せテ」そうしてメイは、炎の中に悠介を連れて走り続ける。 「そうだ、みんなが神社の方にいるんだ。それに、大樹と祭と、」悠介は言いかけて、しかし言葉は途中でしぼむ。 思い出すのは、自分の危機を救ったあの影。あれは――あれは。見間違えるはずもなかった。あれは――せたなだ。 だがそれを口にするべきなのか、悠介には解らず――そして、急にメイが立ち止まり、その思考は中断される。 「メイ?」足を止めたメイは、ただ無言で……普段のメイからは想像もつかないほどに、厳しい表情で目の前を見据える。 ――そこに。メイの目の前にあったのは。 「ゆうを、離しなさい。福住・クラーク・メイ」 無骨な銃口を、幼なじみの少女に突きつけた――札幌祭の、姿だった。 混乱する人々を神社の方へ誘導する桜と天馬。震える連を抱きしめる風。「こんなの……嘘だ……」虚ろに呟く飛鳥。 『電源が入っていないか、電波が……』空虚なメッセージを流す携帯を握りしめた雪。祈るように手を組んだみさき。 炎の中に立ちすくむ大樹。どこかで、燃えさかる街並みを見上げている、めろん。 そして、上空で、かつて三杉せたなと呼ばれていた少女は、仮面のような無表情で、ただ眼下の光景を、静かに、見下ろしていた。 スタッフ 脚本:堺田有伸 絵コンテ:仁志晃 演出:武吉兼春 作画監督:高岸洋司 次回予告 彼女は嘘つきだったの。けれど、彼女を許してあげて。それだけが、彼女の幸せだったから。 次回、「夢」 ――これは、ひとりの少年と、11人の幼なじみの物語。 ストーリー トップページ
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イメージ曲とかちょっとしたコメントとか。 蒔木→強くなりたい人、前に立たなければいけない人、強くて弱い人。 イメージ曲:もくまおう BY Cocco//Carry On BY EXILE//眩暈 BY 鬼束ちひろ 蒔咲→姉のためにすべてを投げ出す人、影を山ほど抱えたお子様。 イメージ曲:消せない罪 BY 北出菜奈//Over Drive BY JUDY AND MARY//強く儚い者たち BY Cocco 優→報われぬ恋、自分よりも彼女の笑顔を求める人。 イメージ曲:ARIGATO BY B z//親愛なるあなたへ… BY ロードオブメジャー//星の生まれる日。 BY Cocco 芹→腹黒な人、何か悟りきっている人。 イメージ曲:さまざまな愛 BY KinKi Kids(堂本剛ソロ) 菘→から回ってる人、動き回っている人、大人になりきれない大人。 イメージ曲:All along BY Every Little Thing//灼熱の人 BY 稲葉浩志 山吹→自分の道が間違っているのを知っていて、変えれない不器用な人。 イメージ曲:RIVER BY 石井竜也 ウィズ→悲しい人、悲しみから逃げるためにふざける人。 イメージ曲:月の詩 BY Gackt//上海ハニー BY ORANGE RANGE 沙羅→『女性』な人。憎しみも強く、でも優しくて強い人。 イメージ曲:Melodies Of Life BY 白鳥英美子//けもの道 BY Cocco//寓話 BY Cocco リーア→笑顔で残酷な人、冷たい人。 イメージ曲:My Dear Pig BY Cocco ハル→お兄ちゃんな人、弟と妹を愛し、父と母を尊敬している人。 イメージ曲:SP Thanx BY ORENGE RANGE//虹 BY L Arc〜en〜Ciel//サンキュー!! BY HOME MADE 家族 アヤ→良くも悪くも子供、つっぱしる人、動き続ける人。 イメージ曲:Brand-New Myself〜僕にできること BY CHARCORL FILTER//ミチシルベ 〜a road home〜 BY ORENGE RANGE//GO!!! BY FLOW シアン→自分を知らない人、自分を出せない人。 イメージ曲:夢叶う BY MONGOL800//pure soul BY GLAY//アシタヘカエル BY CHEMISTRY 一応決まっている人だけ。 メインキャラはそれなりに決まってるのかな?
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やっぱり「嫌い」とか「攻撃心」が強い。 うーん、嫌な事をまた思い出してしまった。 Yさんの事。 同人誌やっているけど、今度一緒にみんなで本を作る予定だった。 その頃はその人の人間性なんて知らなかった。 みんな「いい人」でしか捉えられてなかったから。 でも、あるイベントで一緒にスペースにいたときにその人の本を買いたかったんだけど、知らないうちに売り切れて、私は3冊のうち、2冊しか買えなかった。 で、Yさんに「どうして教えてくれなかったの?」と聞いたら「裏から本を買うような人に教えてやる必要なんかないもの。」って言われた。 ショックだった。 だって、確かに騒いで売り娘らしい事はしていなかったけど、みんなで騒いでYさんだって溶け込める様にして楽しい雰囲気作っていたじゃない? どこを見ているんだろうと思った。 それ以上に私の事を「友達」としてみていないんだなって思った。 私は別にあんたを放り出してのけものにして遊ぶ事だって出来たんだよ? 気遣っていた私って「何だったの?」って思った。 そのあと、その本はコピー誌だったから「一冊づつ再販してくれない?」と電話で頼んだ。 でも、どうしてもダメとの事。 実際はお金を払っているのに、持って帰るときに他の荷物にまぎれたらしく、なくなっていたものもあった。 それを言っても「ダメ」の一点張り。 お金払っているんだよ?紛れ込んだとしたらYさんか、その妹さんの荷物しかないんだよ? 私はそのジャンルの原作者を知っていて、その人に「同人誌が欲しい」って言われていたので、集めていて、YさんのもYさんに「送ったよ。」って言った。 それがイヤだったのかもしれない。 でも友人扱いじゃないその態度にかなりムカッとした。 しかも日記で「イベントから帰った後、落ち込んで泣きまくり。」って書いてあった。 余計にむかついた。 分かったよ。 私だって私の破壊力知ってる。 本が出来上がるまでは我慢する。 でも、出来上がって一緒のイベントに行ったときは二度とYさんの本なんか買わない。 そんな程度の人間の本って、プライド捻じ曲げてまで買う必要なんかどこにもない。 だから、聞かれたらこのこと正面切って言ってやる。 「あんたみたいな最低の人間性の人の本なんて買う価値なんか無いでしょう?」って。 落ち込んで泣くならそれでもいい。 それで浮上できなくなるなら自分の責任だ。 勝手にしろ。 そんな気持ち。 - 名前 コメント すべてのコメントを見る
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満天の星空の下、散らす刃鳴りの音は如何ほどか。 決闘の舞台、或る場所にて、刃金と刃金を斬り結ぶは二人の剣士。 片や、フードを被り、その隙間より中性的な顔立ちを見せる女剣士――神道無念流、獅童真希。 片や、氷にして鋼鉄、その心は不動とばかりに相手の太刀筋を受け流す男――柳生新陰流、柳生但馬守宗矩。否、『一切両断』セイバー・エンピレオ。 「……ふむ、ここまでに食らいつこうとは。少しばかり甘く見ていたか。」 「お生憎、柳生新陰流の使い手が知り合いには居てね。僕はその子と直接手合わせしたことは無いけれど。」 「……ほう。異界の剣士、侮ったつもりは無いのだがな。」 ○ 事の始まりは半々刻前。獅童真希と柳生但馬守宗矩。両者は同じ場所、同じくこの場所に飛ばされ、出会った。 柳生宗矩……いや、英霊剣豪の骸の残骸は、生前最後の戦いの感触を忘れずにあった。新免武蔵との戦いを経て剣客としての業を自覚した。 もとより剣の道とは殺人の道。そこに特別な意味など無いと断じた人生。然してかの剣豪との邂逅はその業を目覚めさせるのに十分であった。 外道へ堕ちた果て、武蔵に敗れ、潔くその生に幕を下ろしたはずのその骸は、何の因果かこの歪んだ決闘の舞台に蘇り堕ちた。 然して既に魔縁に堕ちた身。悪鬼羅刹が宿業を持ちしこの骸、殺戮の魔宴に呼び込まれたのならば為すは2つ、宿業のままに屍山血河を築こうぞ、未だ見ぬ強者との立ち会いを臨もうぞ。 それに待ったを掛けたは獅童真希。と言いつつも、彼女は寸前まで迷いの縁にいた。地獄のような宴の舞台、悪魔から提示された甘美な誘惑。もしかすれば失った仲間を――燕結芽を取り戻せるかも知れないと 皮肉にも彼女の天秤の傾きを戻したのは悪鬼羅刹たるセイバー・エンピレオの存在。 元の世界にて彼女が追いかけていた大荒魂タギツヒメ。それに匹敵する禍津の瘴気を漂わせるそれを、獅童真希は放ってなどおけなかった。この男を放置しておけば不要な犠牲が出ることになる、と。 発端の前に多少の会話こそあったも意味はない。至高天に堕ちた剣士はもとより殺戮を是とする一介の剣鬼に成り果てている。だが、柳生宗矩には得物があれど当時の獅童真希には得物は無く。見かねた宗矩が己が支給品にあった一本の刀―――獅童真希の御刀である薄緑こと吼丸を投げ与えた。 強き者との死合いを望む剣鬼にとって、相手が手持ち無沙汰の剣士というのは目覚めが悪い。故に投げ与えたが、まさかその相手が元の持ち主というのは些か予想外ではあったようだ。 あと薄緑に付いていたねこストラップを剣鬼は完全にスルーした模様、閑話休題。 ○ ○ ○ (神道無念流、はるか未来にこの様な使い手が生まれようとはな。) 真希の剣技を捌きながら、宗矩は冷静ながら真希の実力に心の内で感嘆する。 (だが、まだ若い―――) 獅童真希の一撃が迫る。刀を逆手に地面に刺す。残る空き手で剣を掴む。 「……!」 「ふんっ……!」 掴み、刺した刀を地面ごと切り上げる。真希に迫った斬撃は当たる直前に幽体離脱のような何かに阻まれる。そして後退。再び攻める。剣鬼は再び捌き、躱す。 (――原理はわからぬが、厄介だな。) 写シ――刀使の基本的な特殊能力の一つ。体をエネルギー体に作り変えて身体能力を強化すると共に、物理的ダメージを無効化するもの。柳生宗矩は刀使を知らず、当然として写シを知らない。 (……やはり、強い!) 獅童真希もまた、柳生宗矩の強さに焦りと関心を同時に抱いていた。剣聖、そして剣術無双。初陣にて武者七名を瞬時に切り捨てたという逸話は事実だと言わんばかりの、その圧倒的実力。 柳生新陰流には「水月」という概念が存在する。相手に場を取らせることを先行させ、自分は何もせずに相手が焦って場所を取ったと同時に自分の位置を計算し素早く決める。これによって、敵の有利は微妙に変化し、勝負の半分はそこで付く。 焦らず、然し確実に追い込まんが為に攻める。自分の場を安定させず、流動させる。決まった場は作らない。焦ればそこで相手の『場』が決まる。 相手はどうしようもなく格上。それこそ折神紫と同等か、それ以上の。故に一瞬の勝機を見いだせなければ――終わる。 「――む」 打ち合いの中、剣鬼の刀は折れた。元より鈍らの刀であったのか、偶然の産物であったのか定かではない。だが、これが獅童真希にとっての唯一の勝機。 「――やぁっ!!」 迅移――刀使の攻撃術の一つ。単純な説明をしてしまえば瞬間的な高速移動。一瞬の、格上の剣鬼が見せた唯一の隙間。唯一見いだせた勝機。確信と共にその速度のままに目の前の剣鬼に斬りかかる。 「――そうか。」 そして刃鳴りは散らされた、昏き紅月の元に。 ○ ○ ○ 「―――あ、れ―――」 獅童真希は、その身に何が起こったのかわからなかった。 相手の刀は折れた、迅移を使った。二度目の写シは張っている――なの、に――― 「これで、終いだ。神道無念流の若き使い手よ。」 斬られていたのは、獅童真希の身体の方なのだ。写シごと、斬られていた。 柳生但馬守宗矩。至高天の名を関する英霊剣豪セイバー・エンピレオ。 その身に宿りし宿業は『一切両断』。何もかもを両断するその宿業による力は、獅童真希を写シ諸共切り裂いた。 獅童真希には柳生宗矩のこの一撃が見えなかった。あまりにも早すぎた。獅童真希は自分よりも上の段階の写シを使う刀使を知っている。だが今の柳生宗矩の剣戟は明らかに――早すぎた。 その余りにも早すぎる一撃に獅童真希は切り裂かれた。しかも折れた刀によって。 あの時、宗矩は自らの刀が折られたあの時に『水月』は完成していた。一瞬の勝機に見えたそれは、紛れもなく獅童真希にとっての『場』と同義。 故にその余りにも隙を晒したその姿こそ、『水月』である。ならば後は相手の動きを見抜いて斬ればいい。それだけの話。それだけの事、ただそれだけである。 「――中々に、愉しめたぞ。」 ○ ○ ○ 「――ふふっ」 思わず、笑みが浮かぶ。あっけない幕切れではあったが、やはり命と命のやり取りは愉しいものだと 「――さて、これからは如何様とするか」 柳生但馬守宗矩自身は殺し合いの賞品に何ら興味はない。家光公への忠義も、守るべき民衆も、江戸柳生もどうでもいい。剣鬼が望むはただ強者との死合いと、屍山血河を築き上げること 「……この剣は、もらっておくぞ」 死した骸の手に握られた薄緑を拾い上げ、振るい血飛沫を飛ばす。先に使っていた鈍らが折れてしまった以上、仕方のないこと 「では、征こうか」 剣鬼は征く。その身が通るは屍山血河を築かんがため。その心は強者との死合いを求めんがため。 【セイバー・エンピレオ(柳生但馬守宗矩)@Fate/Grand Order】 [状態]:健康、高揚 [装備]:薄緑@刀使ノ巫女 [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2 [思考・状況] 基本方針:強者と死合う。屍山血河を築く 1:ハ・デスよ、決闘というのなら我が渇きを満たす相手を用意していることを期待しよう。 [備考] ※参戦時期は死亡後 ○ ○ ○ 流れ出てゆく血が余りにも冷たく感じる。その手に薄緑はなく、剣鬼は既に立ち去った。 「僕、は……。」 余りにも情けなくて、涙が溢れ出る。贖罪のため、元より刺し違える覚悟でタギツヒメを追っていた。 だが結局の所自分が何をした? 何が出来た? そして殺し合いに巻き込まれ、剣鬼に敗れ去り命を落とそうとしている。 「すまない……すまない、夜見、結芽、寿々花……。」 世界は広く、自分という存在は余りにもちっぽけで。 「僕は、何、も―――。」 結局、自分は何も、為せなかった。そんな後悔が、彼女の意識を永遠の黒へと埋め尽くす。 (もし、僕に、もっと、力が―――。) だが、彼女が命を落とすことはなく、意識を失う最後に見たのは、或る一人の少女の姿で。 ○ 「探しものをしていたら、見つけたのは死に体の誰かさんなんて笑えないな。」 薄青色の髪を揺らし、傷だらけで今にも息絶えそうな獅童真希に対し応急の措置及び、なにかの薬を呑ませながら一人呟くのは、31A部隊所属の天才ハッカーこと和泉ユキ。 説明書には『グレート回復薬』なる、どこぞのハンティングゲームで出てきそうな色合いの薬品。それを呑ませたお陰か、外傷は兎も角呼吸は落ち着いたように見える。 「……誰かに出会えたのは僥倖、とは言いづらいか。」 和泉ユキが此処に来た理由の一つ、首輪解析の為の資材集め、あるいは首輪の入手手段の思案である。 「死体じゃなくてよかったよ。見ず知らずとは言え、二度目は流石に精神的にくる。」 此処に来る前、悲しい別れがあった。 オペレーション・プレアデス。その最中に現れた超巨大キャンサー。 その戦いで、31B部隊長である蒼井えりかが、自分たち31A部隊や31B部隊を守るために、己の限界を超えたデフレクタを使用した代償で戦死してしまった。 いつかあり得ることではある、キャンサーとの戦いで死者が出る事ぐらい。全員生還のハッピーエンドなんて夢の又夢、遥か彼方の奇跡のような話。でも、ただ不運と踊ってしまったなんて言葉で片付けられない。 ――こんな、こんな結末で…作戦成功なんて言えるかよ! あの時の茅森の、悔しそうな顔は覚えている。 確かにオペレーションは無事終了した、だが彼女にとって、犠牲が出てしまった時点で成功も何もなかったのだろう。ただ悔しかったのだろう、悲しかったのだろう。 はっきり言って、もし呼ばれたのが茅森だったら確実にキレている。かくいうユキ自身も怒りを抑えられていない。 だって、よりにもよって、彼女の葬式の直前に、和泉ユキはこの決闘の舞台に呼び寄せられたのだから。 だが、それはそれだ。この手の殺し合いにおいて参加者は首輪をつけられた犬の過ぎない。 最初に考えるのは、この首輪をどうにかするか。それをしなければ殺し合いの脱出も主催の打倒も叶わない。 首輪解析・分解に必要な道具の回収。余り好ましくない事だが、死体から首輪を回収するというのも念頭に置いていた。それで見つけたのが先の彼女である。 「……今は、彼女を安全な所へ運ぶか。」 気絶している真希を背負い、一通りの安全確認が済まし、和泉ユキは安全な場所、工具が存在するであろうデパートの類を目指し足を進める。 こんな所で足踏みしている暇なんて無い。あの状態で自分まで居なくなったら、茅森の悲しみのキャパシティがオーバーフローして間違いなく暴走する、悪い意味で。 だから、参謀ポジは参謀ポジらしく、やれることからやりはじめるのだ。 【和泉ユキ@ヘブンズバーンレッド】 [状態]:健康、怒り [装備]: [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~2、グレート回復薬(4/5)@モンスターハンターシリーズ [思考] 基本:さっさと殺し合いから脱出して、茅森の所へ戻る。 1:首輪の解析を最優先。 2:彼女(真希)の為にも安全な場所に移動。どうせなら解析用の工具等を探したいのでデパートの類を希望 3:……出来れば彼女(真希)がボケるタイプじゃないことを願いたい、切実に。 [備考] ※参戦時期は第二章、蒼井の葬式直前からの参戦です。 【獅童真希@刀使ノ巫女】 [状態]:気絶中、身体正面に大きな刀傷(大)、大量出血(既に止血済み) [装備]: [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~2 [思考] 基本:僕、は―― 1:(気絶中) [備考] ※参戦時期は15話以降 『支給品紹介』 【薄緑@刀使ノ巫女】 獅童真希の御刀。真希自身は吼丸という名称で呼んでいる。 現在は柳生但馬守宗矩が所有。 【グレート回復薬@モンスターハンターシリーズ】 和泉ユキに支給。このロワの置いては飲ませた対象の体力の50%を回復させる。