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カード名 J03-0087/N カード名:《俺を信用しろ》(おれをしんようしろ) LPリミット:70 イベントアイコン:speed END:- 【相手のLPが自分より高い時】あなたは自分のメインのLv.の数だけ、山札からカードを引く。 片桐「嬉しくて、僕は、もう…死んでもいいくらい嬉しくて…」 ブースターパック「鬼畜眼鏡」で登場したspeedイベントカード。
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律「あー、腹減ったなー!」 唯「ペコペコだよう・・・あずにゃんのほっぺ美味しそう~♪」 梓「きゃっ、やめてください、ちょ! んぁ・・・」 紬(今夜のオカズktkr) 澪「はは、今日は目一杯練習したからな」 「ん、あの行列は何だ・・・?」 瞳に確固たる意志を宿らせた人々の列。 行列の先には、黄色く目立つ看板が掲げられている。 ラ ー メ ン 二 郎 澪「すごい人数だな・・・人気店なんだろうか」 律「おお、美味そうだな!食っていこーぜ!」 梓「あ、でもここは・・・」 紬「これが、“ラーメン”のお店!?私、はじめてなの!」 唯「ラーメン大好き~♪あ、夕食いらないって憂にメールしとかなきゃ」 メルメル 律「よっしゃー!突撃ぃ―!」 梓(仕方ないですね・・・団体客はロット乱調の原因ですが・・・) (ジロリアンの端くれとして、先輩たちを正しき道へと導かなければ・・・!) 梓の瞳には、列を成す人々が抱くものと同じ、誇り高き“意志”が宿っていた。 澪「みんな本を読みながら並んでる・・・」 梓「この行為は、戦士(ジロリアン)たちの“知恵”なのです」 澪「え?」 梓「二郎と向き合う前に、まずは己と向き合う・・・ 待ち時間という二郎必然の課題を克服しつつ、自らの精神を清める。 体調と天候、ロットリズム、掲示板からの情報を総合し、その日の注文とコールを決定する・・・ 数多の戦場をくぐり抜けてきた彼らがたどり着いた『答え』です」 律「お、おい・・・梓・・・?」 梓「ハッ、す、すみません!つい・・・」 「このお店・・・『ラーメン二郎』にはコアなファンが多くて、 だいたい行列で並ぶことになるんです。 常連はそれが分かってるので、本や携帯ゲーム機など、 暇つぶしの道具を持参することが多いんですよ」 紬「へぇ~」 唯「あずにゃんも常連さんなの?」 梓「ま、ホームではファースト張ってますから。ちなみに店主と会話したこともありますんで(笑)」 唯「よく分からないけど、すごいんだね~」 澪「さて、食券を買うのか」 律「よっしゃー!大盛りいっちゃうぜー!」 梓「ギルティー!」クワッ 律「ひっ」ビクッ 梓「二郎のメニューは、小ラーメンでも通常店の大盛りに相当します。ましてや初心者が大なんて・・・おこがましいとは思わんかね!」 律「ひぅ・・・」 梓「初めての人は小を頼んで店の盛りを確認し、己のレベルとの比較をおこなうべし。分かりましたか!?」 律「はひ、すみましぇん・・・」ウルッ 澪(いつもの梓じゃない・・・) 紬(梓ちゃん、輝いてるわねぇ) 唯「わたし烏龍茶飲もーっと」 食券購入 唯:小ぶた 黒烏龍茶 澪:小ラーメン 律:小ラーメン 紬:小ぶたダブル 梓:大ぶたダブル 黒烏龍茶 律「お、席が空いたな・・・けど一人か。みおちゅわーん、一緒に座ろーz」 梓「何言ってるんですか!」クワッ 律「!?」 梓「これだけ人が並んでるのに、回転をさらに鈍くするような行為は慎んでください!ロット神がお怒りになられるでしょうが!」 律「も、申し訳ありませんでしたぁ!」 梓「とっとと座る!」 律「ハ、ハイ!ただいま!」シュバッ 紬(倒錯的ねぇ・・・ウフフ) ガタ ゴッソサーン ガタ ガタガタ 唯「あ、結局みんなで座れそうだよ♪よかったねー」 律「もうやだ・・・早く食べて帰りたい・・・お、来たか?」 店主「お客さん、ニンニクは?」 律「ほぇ?」 店主「・・・・・・」 律「あ、え、うぅ・・・」 梓(入れてください)ボソッ 律「い、入れてください!」 店主「あいよ」 店主「そちらの方々は?」 梓「ニンチョモヤサイマシマシカラメアブラブラ」 澪「え、えと・・・ニンニクは無しで・・・」 梓(チッ、二郎の魅力半減じゃねーか・・・クソが) 紬「お願いします♪」 唯「じゃあ、私はましまし!」 梓「! コールを知ってるんですか?」 唯「隣のおじさんの真似してみたのさ!」エッヘン 梓(やりますね・・・さすが唯先輩) 店主「お待ちどぉさま」 ド ン 律「で、でかい・・・ん・・・?」 ド ド ン 律(梓の・・・本当にラーメンなのか・・・?) それは麺というにはあまりにも大きすぎた。 大きく、ぶ厚く、重く、そして大雑把すぎた。 それはまさに塊だった 律「てか、野菜の山・・・どうやって食えば・・・梓は?」チラッ 梓「・・・」スッ パキッ チャッ ヒュバッ 律「なん・・・だと・・・!?麺と・・・野菜が・・・・・・逆転!?」 梓「『天地返し』二郎を食す上での基本技です。 野菜をスープに浸して味をつけると同時に、麺を冷まし、伸びを防ぐ・・・一石三鳥の技。 もっとも、私ほどのジロリアン(レベル5)になれば、割り箸を使わずとも可能ですが・・・参考になれば、と思いまして」ニヤリ 律(ならねーよ!) 唯「んーと、こう・・・かな?」 ヒュバッ 唯「やった、できたよー」 梓(!!) (一目見ただけで、天地返しを実践!?しかも箸一本で!?) (唯先輩・・・恐ろしい子・・・!) 紬「よぉ~し!」 澪「ついていけない・・・」 律(あーもう、味なんていいから、早く食って出よう・・・)チュルリッ 律「あ、美味い!」 面白おかしく作られたコピペ、外見、まことしやかに囁かれる噂・・・ 不本意な話題性が豊富な二郎であるが、「味」という料理本来の魅力は、それらに見劣りすることなく丼の中で輝きを放っている。 律(コシのある麺、オリジナリティを主張するスープ、味わい深いチャーシュー・・・ モヤシとキャベツのフレッシュさが嬉しい・・・そして全てを鮮やかに引き立たせる・・・ニンニク!) 全ての食材がそれぞれの個性を発揮しつつ、決してわがままではない 互いを引き立てあい、一つとなり 食すものに感動をもたらす。 まさに、ラーメン界の「けいおん!」 律「ハフ、ハフ」 梓「律先輩も、理解したようですね・・・二郎の魅力を」 「さて、では私も・・・」 チュルルズズーシャクシャクハフリチュルルルゴクゴクシャキッチュルルズバー 梓(幸せだ・・・いつ死んでもいい・・・) 唯「ふふー♪ましまし~♪」 澪「やっぱり多いな・・・ん?」 紬「うふふふふー♪」無音完食(スープ完飲) 澪(さすがお嬢様―!) その夜・・・ 唯「ただいま~」 憂「おかえり、お姉ちゃん!あれ、ニンニクのにおい?」 唯「うん、ラーメン二郎って美味しいんだよー!いつでも食べれたらいいのになぁ・・・」 憂(・・・・・・よし!) お姉ちゃんに美味しいものを、自分の手で作って食べさせたい。 その情熱が憂を突き動かす・・・! 「ラーメン二郎平沢店」が開店し、ジロリアンの聖地とあがめられるようになるのは、1年後のことである。 おわり 3 補足 ※補足 ※ 64 呪文の意味を教えて ニンニク:ニンニクの量 ヤサイ:野菜(モヤシ+キャベツ)の量 アブラ:背脂の量 カラメ:カネシ醤油追加の有無 マシ(≒多め):普通に頼むより多くなる マシマシ(≒たくさん):さらに多くなる、店によっては異常な盛りとなる所も トリプル:さらにさらに多くなる チョモランマ:ニンニクが大量に欲しいときに使用 (マシマシ、トリプル、チョモランマは無視される店もあるそうなので注意。 後者2つは、俺も数十回行った中でリアルに聴いたことは無い) 例:店主「ニンニク入れますか?」客「ニンニクヤサイアブラ」 俺はニンニク少なめアブラがデフォ
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本当ですか? わが地球が誕生したのは45億年前のことです。見たわけではないので確かなことはいえませんが、ほとんどの本にそう書いてあるのでそうなのでしょう。 そして、生物が発生したのは約35億年と、これもほとんどの本に書いてあります。 でも、本当ですか? 生命活動の痕跡のある化石が、35億年前の地層から発見されたと本に書いてありました。これは事実だと思います。 でも、これが本当に生物なのでしょうか! そもそも、生物とは何でしょうか? 娘の国語辞典で調べてみると、「生きて活動し、繁殖をするもの」と書いてありました。 そして、生物の最小単位は細胞です。 私も、この文章を書くにあたって少しは勉強してみようと、高校生の娘がもっていた生物の教科書を読んでみました。細胞の何とも精巧で複雑な構造、分裂の際の神秘的ともいえる仕組み、とても私が理解できるような代物ではありませんでした。 そのような精巧で複雑な構造をもった細胞が、本当に自然現象でできたのでしょうか。 それまで単なる物質であったものが、偶然に生命をもち繁殖することができるようになったのでしょうか? とても信じられません。 でも、偶然が起こったからこそ、今われわれは生きているのです。 エントロピーと生物 生物が単なる物質から偶然に発生する確率を、エントロピーを使って考えてみましょう。 エントロピーとは一言でいえば乱雑さを表す数値です。 たとえば、母親が一所懸命整理整頓した部屋は「エントロピーが小」。子供が帰ってきて散らかした部屋は「エントロピーが大」ということになります。 いいかえると、整理した部屋は何がどこにあるかわかるので情報量が多くこれを「エントロピーが小さい」といいます。散らかした部屋は何がどこにあるかわからなくなったので情報量が少なくこれを「エントロピーが大きい」いいます。 もう一つ例を挙げてみましょう。 平らな地面の上に円錐を立てて、その頂点にピンポン玉を乗せます。そして、そっと手を離すとほんのわずかな間ピンポン玉は頂点に留まっているでしょう。この状態を「エントロピーが小さい」といいます。 しかしすぐに、ピンポン玉は転がり地面に落ちていきます。この状態を「エントロピーが大きい」といいます。 つまり、頂点にあるときは位置が確定できるので位置の情報量は多く「エントロピーは小」。転がり落ちている間はどの方向に行くかも、どこまで転がるかもわからないので位置の情報量は少なく「エントロピーは大」といえます。 そして、時間は自然の状態では必ず「エントロピーが小から大の方向」へ進みます。 ピンポン玉が勝手に地面から円錐の頂点に登っていくことは、100%あり得ません。 私は生物が単なる物質から偶然に発生するのは、東京タワーのてっぺんにピンポン玉を乗せるよりも難しいことだと思います。 少し確率の計算をしてみましょう。 生物は主にタンパク質からできています。そのタンパク質は高分子といって1万個以上の原子からできています。その原子の配列の仕方によりさまざまなタンパク質が作られます。 仮にあるタンパク質がどうしても生物にとって必要だとして、その原子配列の組合せを計算してみましょう。 とんでもない計算になりそうなので、話を思いきり単純化させます。 まず、そのタンパク質に必要な原子を「C」と「H」の2種類と仮定します。 すると、一つ目の原子はCかHなので2通りです。 二つ目は、C−C、C−H、H−C、H−Hの4通りです。 三つ目は、C−C−C、C−C−H、C−H−C、C−H−H、H−C−C、H−C−H、H−H−C、H−H−Hの8通りです。 では、1万個目はどうでしょう。そう、2の1万乗(2^10000)です。これがどのくらいの数になると思いますか? 2の10乗(2^10)が1,024です。これを仮に1,000とすると、2の20乗(2^20)は1,000×1,000で1,000,000 約100万になります。 2の40乗(2^40)は100万×100万で100×100×10,000×10,000ですので、10,000,000,000,000 1兆です。これを10の12乗(10^12)と書きます。 2の80乗(2^80)は1兆×1兆なので、10の24乗(10^24)、もう名前も分かりません。 2の160乗(2^160)は10の48乗(10^48)。2の320乗(2^320)は10の96乗(10^96)。2の640乗(2^640)は10の192乗(10^192)。2の1280乗(2^1280)は10の384乗(10^380)。2の2560乗(2^2560)は10の768乗(10^768)。2の5120乗(2^5120)は10の1536乗(10^1536)。2の10240乗(2^10240)は10の3072乗(10^3072)です。 つまり、2の1万乗(2^10000)は、1の次に0が3,000個以上つくような、とてつもない数になるのです。 これに対して地球が誕生してから今まで“何秒”でしょうか? 地球が50億年前にできたとしますと、5,000,000,000年×365日×24時×60分×60秒=50億年×3,153万6千秒=15,768,000,000,000,000です。 桁数を数えると分かりますが、10の18乗(10^18)より小さい数字です。 仮に地球の神様が、毎秒このタンパク質の原子配列を並び替えられるとしても、タンパク質のできる確率は10の3000乗分の10の18乗(10^18/10^3000)≒10の2982乗分の1(1/10^2982)。これは0が2,980個並んでやっと1がでる%なのです。こんな数字“0”と一緒です。 しかも、たった1個のタンパク質でこの有様です。生物が単なる偶然から発生することは絶対にないといえるでしょう。でもわれわれは生きています。こんなとんでもない偶然が起きたのでしょうか? そうではないでしょう。実は「エントロピーを大から小」の方向へ進められる方法が一つだけあるのです。 仕事 それは「仕事」をすることです。「仕事」とはエネルギーを与えることです。 つまり、誰かがピンポン玉を東京タワーのてっぺんに乗せてやれば良いのです。 「なあんだ、そんな簡単なこと」と思われるでしょうか。 もちろん、何もしなければピンポン玉は永遠に東京タワーのてっぺんには登りません。「仕事」をしなければなりません。 自然現象でこれができるとすれば「竜巻」くらいでしょうか。確かに何億年、何10億年の間にはちょうどドンピシャリの「竜巻」が発生してピンポン玉が東京タワーのてっぺんに登ることがあるかもしれません。この否定の証明は不可能なのですから。 しかしもう一つ、生物の発生には困難なことが待ち受けています。 それは、その状態を維持しなければならないということです。そう、繁殖をしなければならないのです。 つまり、ピンポン玉が東京タワーのてっぺんに登ったとたんに、まったくの無風状態になり、少なくとも丸1日くらいはてっぺんに留まってなければならないでしょう。 仕事にはもう一つの方法があります。毎日ほんの少しずつでも持続したエネルギーを与えてやることです。 たとえば、毎日耳かき1杯ずつの「土」を東京タワーの下にまいていきます。しかしこれでは何億年経ってもあまり状況は変わらないでしょう。仕事は慣れてくると熟練します。効率が良くなるのです。 初めは、毎日耳かき1杯だったものが、だんだんスプーン1杯、そしてスコップ1杯、バケツ1杯というように進歩していくのです。さらに長い時間持続した仕事をすると莫大なエネルギーになるのです。 何億年もの時間があれば東京タワーをほぼ完全に埋めることができるでしょう。 こうなれば、ちょっとした風でピンポン玉を東京タワーのてっぺんに乗せることも、その状態を維持することも可能となるでしょう。 問題は、誰がコツコツと毎日その仕事をしてくれるかです。 そこで、「バージェス動物群」の登場です。 生きて活動し、繁殖しないもの 今から約6億年ほど前に、「バージェス動物群」という今の生物からは想像もできないような奇妙な形をしたものが多数生息していたようです。『少年ジャンプ』のマンガにも登場したくらいなので、結構知名度は高くなっていると思います。 この、バージェス動物群に生物の発生というドラマの主人公を演じさせてみようと思います。これは科学的根拠も何もない素人の空想です。 45億年前に誕生したわが地球は、冷たい岩石の固まりだったようです。それが重力収縮による「熱」と、なかに含まれていた放射線同位元素が崩壊するときに発生する「熱」で、一度ドロッと溶けたような状態になったようです。 そこに大きな対流が起き、重い物質は中心に、軽い物質は表面付近に集まりだしました。 また、この星の特長として「水」をたくさん含んでいました。こうして何億年かが過ぎ、太古の海と大気が形成されました。 現在と大きく違っている点は、酸素がほとんどなかったということです。酸素がないということは、物質は比較的安定した状態にあったといえるのです。 そして、海底火山などから、まだ激しく地球内部からの物質がしみ出してきていました。それらは「泡」となって海底から海面に向かって浮き上がってきていました。 その泡に、脂質のようなものが付着してその表面が少し丈夫になることだって長い年月の間にはあるでしょう。それらは海面に浮上してもしばらくは壊れずに海面付近を漂うことができるでしょう。その間にさらに脂質が付着し、さらに丈夫になり「膜」のようなものができることもあるに違いありません。 そして、この膜の内側と外側で物質交換が行われるようになったのです。これもかなりの偶然のような気がしますが、単なる物質がいきなり生命をもつようになる偶然よりは、桁違いに確率が高いことだと思います。 こうして膜の内側では、簡単な物質からだんだん複雑な物質へと変化していきました。 ところで、生命の定義は「生きて活動をし、繁殖をするもの」でしたが、この膜はどうでしょう。繁殖はしないけれど「生きて活動している」といっても良いのではないでしょうか。 私は、こんな物質に「準生物」という名前をつけてみました。 物質の変化と準生物の成長 そこで、「準生物」は「仕事」を始めたのです。 もともとは泡からできているので、形は真ん丸で、肉眼でも見えるくらいの大きさだったでしょう。そして、何かに当たったりすると簡単に壊れてしまったことでしょう。すると、また一からやり直しです。 まず、膜を少しでも丈夫にする仕事から始めました。そのために必要な物質を外側から取り入れようとしたのです。ところが、都合良くそんな物質がその近くにあることはごくごくまれなことです。耳かき1杯の土をまき続けました。 そのうちに膜は壊れては消えてまたやり直し、気の遠くなるような時間が過ぎたことでしょう。それでも物質はだんだん複雑化していきました。非常に効率の悪いやり方ではありますが、準生物は黙々と仕事をしてくれたのです。 そして、雷や太陽の紫外線などの自然現象も準生物へ力を貸してくれました。 酸素がなく物質が比較的安定した状態でいられるのも準生物には幸いしました。 そして、地球には月があるので潮汐現象が起き、水の流れはある程度規則的にあります。それに地形も表面的にはかなり凹凸があります。おそらくちょっとした入江のようなところへ準生物は集まってきてその変化の速度は少しずつ上がっていきました。もともと泡からできるのですからその数は意外と多かったかもしれません。 こうして膜が丈夫になった準生物の寿命は延び、その仕事の効率は飛躍的に上がっていきました。耳かきからスプーンに変わりました。 準生物は次に物質交換の効率を上げることに挑戦しました。 外の物質と内の物質の境界線は膜です。物質交換はこの膜を通して行われるのですからその効率を上げるには表面積を大きくしてやることです。それには二通りの方法があります。一つは大きくなること。もう一つは形をくしゃくしゃにしてしまうことです。膜が丈夫になってきたので、こういう芸当もできるようになってきたのです。 それでもまだこの時期はせっかくある程度進歩しても、何かの衝撃で壊れてしまう準生物もたくさんいたことでしょう。私は、壊れた残骸が32億年前の生命活動の痕跡を残す「化石」になったのだと考えます。 そのうち、準生物はもっと効率の良い方法を思いつきました。それは、「口」から外の物質を吸い込んで体内で加工し、いらなくなったものを「肛門」からはき出すという方法です。いわゆる組織の形成です。これにより物質の交換の速度は飛躍的には速くなりました。 さらに、自ら動く能力を身につけたものや、逆に海底に腰を落ち着け海底にある養分を直接体内に取り入れるものも現れました。こうして世界中の海に準生物の姿が見られるようになってきたのです。 それでもこの準生物は、まだまだ自己増殖能力をもつにははるか遠くおよびません。ですから、1匹1匹がその大きさも形も、内部組織もバラバラであったことでしょう。ただ全体としては確実に物質は複雑化していき、「エントロピーは大から小」の方向へ進んでいきました。 生物の祖先 安定期に入った準生物には寿命というものはなかったと思われます。ウイルスや細菌もいないので病気というものはなかったでしょう。 組織が古くなれば、(そもそも古くなって衰えるということも無かったかもしれません)新しい材料と交換すれば良いし、それが無ければじっとしていればいいのです。現状維持ができるのです。 現在の生物は現状維持することはできません。常に変化しています。現状維持を保つためにもエネルギーは必要です。 自然災害などで身体が壊れても、流出した物質がまた集まって別の形の準生物が生まれるだけでしょう。地球上にはまだ酸素がないし、基本的には物質なので非常に安定しているのです。 成長するけど、繁殖しない巨大な単細胞生物といってもいいかもしれません。 それでも活動するためにはエネルギーが、成長するためには栄養が必要です。太陽光線が十分に届く海面近くとか、海底火山の近くにいる準生物は比較的活発であったことでしょう。陸に近い浅瀬で温泉が湧き出ているようなところがあれば理想的な環境といえるでしょう。 そのような場所にいる準生物の体内では物質進化の速度が上がってきました。 酵素 この頃の地球には酸素のない安定した大気が存在していました。太陽エネルギーもこの大気にさえぎられ、地球表面に届くころには大分エネルギーも弱くなってしまいます。 生物に必要な有機化合物を自然現象で作るにはかなりの高エネルギーが必要だと思われます。 ところが「触媒」を利用すれば低エネルギーでも反応は促進されます。太陽エネルギーが源である核融合反応も触媒を利用すれば低エネルギー(低い温度)でも反応を起こすことができます。 本来ならば高エネルギーの粒子が必要な反応も、その触媒の中を低エネルギーの粒子が通り、ちょうど良いタイミングで反応させたい物質に衝突すれば反応は起きるのです。触媒の種類によりある特定の反応が起き、反応の前後で触媒の性質は変化しません。 現在の生物は触媒として数え切れないくらいの種類の酵素を使っています。最初の酵素ができたのが、ちょうどこのころなのではないでしょうか? 太古の、まだ大気が希薄なころの強烈な太陽エネルギーでできた有機化合物が、安定した準生物の体内で約10億年かけて酵素にまで物質進化したと思われます。これにより低エネルギーでも反応は起こるようになり物質進化の速度は飛躍的に高まりました。同時に有機化合物の総量もどんどん増えていったことでしょう。この酵素が生物の祖先だと私は考えました。 安定した準生物の繁栄 こうして安定期に入った準生物は、ほぼ無限の寿命があったと思われます。 しかも彼らはとても「平和主義者」でした。子孫のために何かを残すということはなく目的は、ただ自分が生きるということなので、互いに相争う必要もなかったでしょう。 ゆっくりとではありますが、着実に準生物は進化をし、さらにいろいろな能力を身につけていきました。 膜の構造が複雑化し、体内にいろいろな組織や器官ができてきました。 大型化してきた身体を支えるために、回りに丈夫な「殻」を身につけたものや、体内に「骨」のようなものが発達してきた仲間もいました。 海底に落ち着いたものは「根」を張り、どんどん巨大化していったものもおります。 そして浅瀬に落ち着いたもののなかに、太陽の光のエネルギーを使い酸素と有機物を作るものまで現れました。葉緑体の出現です。 RNA(リボースという糖を含む核酸の構造体)もこの頃にできたと思います。RNAは葉緑体と結びつき葉緑体自体を増やしていくことに成功しました。こうして、酸素と有機物が大量に発生しだしました。 その有機物からさらに新しい準生物が誕生していきました。酸素を燃やしエネルギーを発生させる装置も完成しました。ミトコンドリアです。これにもRNAが結びつきミトコンドリアも増えていきました。ほとんど現代の生物と変わらない能力が身についてきたのです。 実際、大型化したものは自ら分裂してその数を増やしていくものや、海底の根から枝分かれのようにして、新しい仲間を増やしていくこともできるようになっていたのでしょう。 こうして今から7億年くらい前くらいには、地球上はほとんど準生物で埋め尽くされ、有機物の総量は現在とほぼ同じくらいまでに増えていました。 ところがある日、1匹の準生物が病気になってしまいました。 病名は「ガン」です。 * バージェス動物群は準生物 これで素人の空想のドラマは終わりです。 えっ! 主人公であるバージェス動物群が出てこないって? 私はこのバージェス動物群こそが準生物の進化した姿と考えているのです。 現在の生物からは想像もできない奇妙な形をしているのですから、生物とは別種のものだと想像してみたのです。 生物は結局いつ発生したかって? ある1匹の準生物に発生した「ガン」こそが最初の現在の生物です。 まとめてみましょう。 今から35億年も前には地球にはすでに大気と海があったと思われます。 そのころの大気は還元的でメタンやアンモニアなどが含まれていました。それらが海水面と接触するあたりで、まだオゾン層がないために、強烈に降りそそぐ太陽光や雷などの高エネルギーの電子の力で物質は変成し、有機化合物に近いものも形成されていたことでしょう。それが海底火山からの「泡」に付着し最初の準生物が誕生したと考えました。もしかしたら、波頭の水しぶきの水滴であったかもしれません。 最初のころの準生物は非常に不安定で、少し物質を作っては何かの衝撃ですぐに壊れてしまい、また一からやり直しということのくり返しであったと思われます。 生命活動の痕跡のある化石とはこのころの産物でしょう。そして今から25億年前には準生物の安定期に入り18億年間も生き続けました。先カンブリア期に化石がないのは準生物が死ななかったからだと考えてみたのです。 今から20億年前には、葉緑体、ウイルス、ミトコンドリアなどが作られるようになり、準生物は飛躍的な発展を遂げました。組織や器官も発達して今の生物と比べてもそれほど見劣りするものではなかったでしょう。ただ、生殖器官だけはありませんでした。 この準生物は非常におとなしい性質でした。子供のために何かを残さなければならない必要がなく、ただ自分が生きるために生きているので、活動もゆっくりとしたものであったでしょう。 こうして、地球の全歴史の約半分の長きにわたり、準生物たちは地球の主人公であり続けました。 たった1匹のバージェス動物群に「ガン」が発生するまでは。 生物の発生と進化 生物はある1匹の準生物の体内で発生しました。 遺伝子をもちその情報で本体ごと分裂、増殖するいわゆる単細胞生物の誕生です。 自分の子孫を作るという目的のある生物は、恐ろしいほどに活動的でした。凄まじい勢いで準生物の体内を食い荒らし、その数をまさに指数関数的に増やしていきました。 生物は準生物のように平和的な性格ではなく、同じ生物同士でも激しい戦いをくり広げていきました。 なかでも、準生物の体内にあったミトコンドリアを取り込んだものは、それごと分裂、増殖をし、他の生物よりも圧倒的な優位に立ちました。 こうして1年も経たないうちに、人間ほどの大きさの準生物は完全に姿を消しました。 そして、何10兆匹ものミトコンドリアをもった単細胞生物は、次の獲物を求めてそれぞれの進路に向かって進んでいきました。 準生物は1匹、1匹、姿も形も内部組織もバラバラでした。どの準生物を食料にするかによって生物たちは質的な構造の違いをもつことになりました。 たとえば、葉緑体をもっていた準生物を襲ったものは植物系に、キチンの殻をもった準生物を襲ったものは節足動物にといった具合に、そう多細胞生物への進化も意外にスムースに行われたのではないでしょうか。大型化した生物の準生物への攻撃は凄惨なものがありました。 地球の全歴史の半分を生きてきた準生物たちも、1億年にも満たない時間で全滅してしまったのです。 そして、古生代の幕が華々しく上がりました。 あとにはバージェス動物群の化石だけがかろうじて準生物の名残を残したのです。 さらなる謎 こうして生物は先カンブリア期の終わりに発生し、それまで地球に君臨してきた準生物をたちまちのうちに征服し、その豊富にある材料を使い古生代の初めにかけて進化の大爆発を起こしました。 そして、それ以後は生物系だけの落ち着いた進化が現在まで続いていると思います。 「生きて活動して、繁殖をするもの」を生物だとすると、ミトコンドリアや葉緑体の方がだいぶ先輩です。彼らが最初の生物と呼べるのかもしれません。そうなると、嫌気性細菌や藍藻(らんそう)類などの原核単細胞生物はすでに発生していたとも考えられます。 しかし彼らでは準生物の存在を脅かすことはありませんでした。するとこの進化の大爆発は彼らが真核単細胞生物に進化し、それが準生物の体内でガン化することにより多細胞生物へのステップとなった時期かもしれません。 いずれにしても生物の基本単位である細胞のことをもう少し詳しく考えてみる必要がありそうです。 つぎへ 「原核単細胞生物について考えてみました」>
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部隊長 リュオン 所属人数 60人前後 主要職 火皿と笛とBBS戦士が多い 歩兵力 ★★★ 裏方力 ★ 連携力 ★★★ 新規育成力 ★ 精鋭率 ★★★ 部隊信頼度 ★ 部隊自演度 ★★★★★ 色んな意味でBホル最大規模を誇る部隊。 具体的に言うと、人数・自演・直結の三冠王である。 じゃあそれで。がskynet消失により解散した後、リュオンが部隊を度々統廃合・改称し (Hermes→もやし→聖Bホル女学院→ホル爆発しろ→聖Bホル女学院初等部)現在の部隊である。 部隊再編・解消はリュオンの気紛れと俺達必要詐欺で定期的に行われている。 大抵部隊転戦であり、よくも悪くもレイプ歩兵ゲーと化す事が多い。 相手がばらばらならキプまで押してレイプ、相手に戦力があると15人連れて僻地でオナニー。 かつ裏方は皆無で自分達のキプ前レイプ→壊滅の挙句、逆転FBキマ被弾しても裏方のせいにする厚顔ぶり。 とどのつまりはホルVerあふぉーすである、替え玉未遂やらかしたゴッドママやまきなも在籍してるので否定する要素は無い。 低レベル若葉が前線に出ていようものなら即キック、自分達の部隊の低レベルは平気な顔をしてフル前線をさせる。 最初は白熊や白旗と言う、傍から見てもある程度共感される癌部隊批判に留まっていたが、徐々に増長し、 おっとっと・Body_Guard・Vanguard等を軍茶で名指し批判をするなど、既に「俺達以外全部屑」発想である。 恐らく今日も晒しスレで「ホル爆以外頼れる部隊ないなー」etc存在価値アピールに余念が無いはず。 部隊長のリュオンが直結かつ厨二病なので、部隊に加入する人もその後脱退する人も多い。 再編毎に数名ドロップアウトが出るので戦力層は右肩下がりに薄くなっている。 それを打開するため新規加入者を公募してるかに見えるが、実際の目的はスカイプで喋れるリア♀ゲットである。 8/17現在目ぼしいリア♀ゲットの野望はまるで適っていないようだ。 2009/11/24の23時頃、ザークにて北キプ部隊転戦。 ドラゲーと化した戦場に、突然キプ前に大量に現れるエクリやオベ。 ホル爆の部隊員が勝ちを確信しキプ前建築を乱立させていた。 勝ったからいいものの、正直ただの工作行為だろうが… ちなみに、その建築をした張本人にキック投票が2回程始まったが、成立しなかった。 さすが部隊で参戦してるだけありますね^^; 2010年3月下旬、リュオンが飽きたり部隊員が他鯖へ完全移籍したりして何度目かの爆発をした。 現在は何人か残っている程度の部隊でしかない。 にも関わらず自演と名前だけ有名税で度々ゲブ民の話題にされるが、有名無実な存在である。
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2012-09-26 に行われる拡張メンテナンスで以下の内容が追加されます。 ◆更新情報一覧に戻る ◆イベントの終了 海賊イベント ◆ガチャの終了 [通常] ARIA ましろ色シンフォニー ましろ色シンフォニー第2弾 [お手軽] ARIA ましろ色シンフォニー第2弾 ◆ガチャの追加 Sweets Party!! Sweets Party!! アクセ ◆イベントの追加 祝福のカンパネライベント
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2008-08-26 10 17 03 | Weblog 離婚して半年たちました。 早いな~。 女はやっと再婚も可能ですが、 私・・・・・出会いどころか、親族と患者さん以外、誰とも会ってません。 あ、張さんと会ったか。 そんだけ。 再婚できっこない。 友達もいないし・・・・・。 一日一言くらいしか話さない日もあるし。 キチザの中では、私は過去の人みたいです。 メールしても(事務連絡)、返事が来ません。(品物が単に宅急便で送られてくるだけです) 前はすぐに返事くれたのに(OK!だけだけど)。 キチザの夢を見ました。 「あなたがキライで離婚したんじゃないのに~!!」 と私がフジコってました。 そう、キライではないんだ。 ってか、むしろ好き。 でも、しょうがないよね。 「○○さえなければいい人なのに」の○○の部分がどうしようもないことが多いですからね。 治りっこないとか。 他にどんな長所があっても、○○の部分はそれを帳消しにして余りがあるとか。 それに、最近思うんです。 キチザが私のことをキライだったんだっ、て。 だから、離婚してあげてよかったんでしょう。 向こうは追い出せるもんなら追い出したくてしょうがなかったんじゃないでしょうか。 で、あの状況ですので、「勝手に出てった!」と脳内変換しているでしょうね。 それなのに、私、エネmeだから、キチザと事務連絡した際に、 「クロマツさんがあなたから挨拶されて気がつかないで失礼してしまった」などといいわけしてるんだからね、馬鹿みたい。 真相は「挨拶する義理もないのでシカトしてた」です。
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きほん じょうほう しゅーとタイプ いろかえ しゅーと印 し POW/SPINタイプ ちょつよ/よわい くわしく サッカーシリーズで しようされる しろだえんだまだが こんかいの せいしきな だえんボールと こうかは おなじ らんく POW数値 SPIN数値 にゅうしゅ ばしょ SSS 125 +34~43 110 +31~40 SS 125 +30~38 110 +27~35 No.02ふくびき S 125 +26~33 110 +23~30 A 125 +22~28 110 +19~25 B 125 +18~23 110 +15~20 C 125 +14~18 110 +11~15 ワールドリーグ-2 D 125 +10~13 110 +7~10 ※POW,SPIN数値は暫定値 そのた じょうほう このページを編集 コメント 名前 すべてのコメントをみる タグ:'いろかえ' 'しゅーと' '頭文字し'
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しろいチェスセット 名前 買値 色 雰囲気 幸 入手先 分類 属性 備考 しろのポーン 1100 白 新・カ しろいチェスセット しろのビショップ 2800 白 新・カ しろいチェスセット しろのキング 8000 白 新・カ 狸 しろいチェスセット しろのナイト 2800 白 新・カ 狐 しろいチェスセット しろのクイーン 8000 白 新・カ 狸 しろいチェスセット しろのルーク 2800 白 新・カ 狐 しろいチェスセット 【トップページ > アイテムリスト > かぐ > セット ∥セットボーナス∥表の見方】
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Top 用語一覧 ゆいあず更新しろ ゆいあず更新しろ 雑談スレなどで見られる定型句。 唯梓ファンの期待を背負って誕生したゆいあず!の更新速度が低下していたため生まれた言葉。 雑談スレ発のサイトということもあり、ブログではなくスレに書き込むことで、管理人の焦燥心を煽る効果がある。 なお、ちゃんと更新していても何故かこの言葉が言われることがある。
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【名前】ましや 【ツイッターアカウント名】@MsA66_tw 【フレコ】不定 【作品投稿】する(つもーり) 【プレイ拒否ジャンル】未完成品 【通信可能時間】平日夜中、休日日中