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夢幻の試練場 (ダンジョン説明) ミッション 夢幻の試練場へ研究資材の調達依頼者:キッカス(港町イルファーロ 英雄の集う広場) 目的:夢幻の欠片【夢現】を5個集める。 前提条件:SR1以上。夢幻の試練場入場許可証の入手報酬:経験値100,000 exp/賞金100,000 G アイテム:鍛練石セットLv2×5/冒険者バッグ【小】 選択報酬:(新米戦士/下っ端盗賊/見習い聖職者/見習い魔術師)の装備セット ダンジョン内限定ミッション ※各ミッションは(3種類合わせて)1日1回までしか受領できず、また他の魂の救済ミッションを受けていたり、成功報酬である「魂の御香」を使用せず所持している場合でも受領できない。 魂の救済【不熟】依頼者:イシークの幻影 目的:「不熟の魂」を50個集める 報酬:魂の御香【不熟】(生命以外の各ソウルマテリアル+50) 魂の救済【半熟】依頼者:イシークの幻影 目的:「半熟の魂」を50個集める 報酬:魂の御香【半熟】(生命以外の各ソウルマテリアル+100) 魂の救済【追熟】依頼者:イシークの幻影 (SR4~) 目的:「追熟の魂」を50個集める 報酬:魂の御香【追熟】(生命以外の各ソウルマテリアル+300) ダンジョン攻略 ダンジョン構造は3層「不熟の試練」「半熟の試練」「追熟の試練」と分かれており、各階層はそれぞれ「エントランス」「The Sun」「Red Moon」「The Sky」「Cemetery」エリアと分かれている。順路は上記の通りであり、各エリアは一方通行のワープポールによって接続されている。 各エントランスには敵が出現せず、守護者の像(復活像)と回復の泉が存在する。 その他の各エリアは広間のみの構造であり、敵が出現する。全ての敵は「○○の欠片【△△】」というアイテムをドロップする。(○○には試練名が、△△にはエリアを表す単語が入る。「不熟の試練/The Sun」であれば「不熟の欠片【日輪】」となる) ワープポールの起動時に、そのエリアでドロップする欠片が要求される。個数は起動前に自分で入力。使用した個数によって転送に成功/失敗する。成功した場合は次のエリアへ、失敗した場合はCemeteryエリアに転送される。成功率は、※仮説 使用した欠片 x25%。ただしエリアによって成功率にさらに補正がかかる。The Sun【日輪】:+25% Red Moon【赤月】:+0% The Sky【天】:-25%つまり各エリアについて、「The Sun:3個」「Red Moon:4個」「The Sky:5個」で確実な転送が期待できる。(天について、5個使用で失敗したという情報もある為、確定ではない。) 欠片のドロップ率は層が進む毎に低下する。不熟では100%だが、半熟・追熟と進むにつれ出にくくなる。 各エリアで死亡した場合は、魂状態でワープポールに触れると無条件で現階層のエントランスにワープできる。 「Cemetery」エリアは全域がダークゾーンであり、更に一定間隔で自動発動する罠が大量に仕掛けられている。また、階層に比べて圧倒的に強力な紫Mobが配置されている。またその他に、その階層で出る全てのモンスターが配置されている。Cemetery内にもワープポールが存在するが、起動する為には「○○の欠片【闇夜】」が要求される。Cemetery内ワープポールを起動した際の転送先は、その階層のエントランスである。「○○の欠片【闇夜】」は、セメタリーユニーク(紫Mob)が100%、1個だけドロップする。セメタリーユニークのRepop時間は通常モンスターと変わらない(1分前後?) 各層のCemeteryエリアに配置されいてる罠は以下の通り不熟の試練:爆発の罠(地雷) HP150前後+コンディション3ダメージ 広範囲半熟の試練:毒ガスの罠(**s、**%) 眠りガスの罠(**s)追熟の試練:雷の罠(即死+コンディション*ダメージ) 欠片【懸(アガタ)】以外の全ての欠片は「トレード不可」「略奪できない」属性がついている。 各欠片は、エリア深度 x 100G でNPCに売る事ができる。(例:不熟の欠片【日輪】は100G、不熟の欠片【天】は300G、半熟の欠片【赤月】は500G 等) 「○○の欠片【闇夜】」は、階層 x 1000GでNPCに売る事ができる。 ※仮説 アイテムドロップについて 全ての通常モンスターは、1d(エリア深度)個の輝く石を落とす 各エリアのモンスターは、SR(エリア深度+1)の装備を落とす。また敵種類毎に使える職のタイプが固まっている 出現モンスター (夢幻の試練場) 名前 Exp スキル 直接ドロップ 宝箱 備考 不熟の試練 ヴィジョンズスライム 163 ヘドロスタンプ(酸液) エッジングダガー魔術師のスタッフストロングバンダナエンチャントアイストロングミトンエンチャントハンドストロングシューズエンチャントブーツ輝く石不熟の欠片【日輪】夢幻の欠片【夢現】 スライム型"The Sun" ヴィジョンズコボルド 181 チャージアタック ショートソードヘヴィカジェルブロンズヘルムハードレザーガードブロンズグローブハードブレイザーブロンズグリーブハードレザーバスキン輝く石不熟の欠片【日輪】 コボルド型"The Sun"気絶耐性高 ヴィジョンズトード 314 ポイズンタング バゼラードブラックウッドスタッフエンチャントローブエンチャントケックス輝く石×1~2不熟の欠片【赤月】 フロッグ型"Red Moon" ヴィジョンズコボルド 343 チャージアタック グラディウスメイスブロンズキュイラスハードレザーメイルキュイスハードレギンス輝く石×1~2不熟の欠片【赤月】 コボルド型"Red Moon" ヴィジョンズゾンビ 583 (毒液) バウンサーカジェル鋼鉄のエッジングダガー精霊のウッドスタッフ鋼鉄のバスタードソード戦士のルーンストーン盗賊のルーンストーン僧侶のルーンストーン魔術師のルーンストーン無職の石輝く石×1~3不熟の欠片【天】 ゾンビ型"The Sky"ノックバック無効広域反応 ヴィジョンズトード 500 ポイズンタング エンチャントアイ知のサークレット知のエンチャントローブ知のエンチャントケックス丈夫なエンチャントハンド丈夫なエンチャントブーツ輝く石×1~3不熟の欠片【天】 フロッグ型"The Sky" ヴィジョンズズール 512 たたきつけ(岩投げ) 鋼鉄のバゼラード歴戦のブロンズヘルム盗賊のストロングバンダナ歴戦のブロンズキュイラス歴戦のブロンズグローブ盗賊のストロングミトン歴戦のキュイス歴戦のブロンズグリーブ輝く石×1~3不熟の欠片【天】 ズール型"The Sky"気絶無効 セメタリータウロス (ノックバックパンチ) バトルアクス鋼鉄のヘヴィアクス断罪者の斧悪魔のバトルアクス不熟の欠片【闇夜】 バッファロー型"Cemetery" 半熟の試練 ヴィジョンズゴグール 1443 - 鋼鉄のバゼラードアイアンヘルムオーナメントアイアンスケイルガントレットブレエットグリーブカイトシールド輝く石×1~4半熟の欠片【日輪】 ゴグール(剣)型"The Sun" ヴィジョンズインプ 1164 サイレンス グレートカジェルオニキスソリッドレザーガードソリッドレザーメイルクローク?手甲ソリッドレザーレギンスソリッドレザーバスキン半熟の欠片【日輪】 インプ型"The Sun"ノックバック無効 ヴィジョンズゴグール 1830 どくの矢しびれる矢ねむる矢 半熟の欠片【赤月】 ゴグール(弓)型"Red Moon" ヴィジョンズゴグール 1555 フレイムアローマジックミサイルアイスバーストアーストレマーヒールサークル スロップス?首飾り半熟の欠片【赤月】 ゴグール(杖)型"Red Moon" ヴィジョンズズール 1906 たたきつけ(岩投げ) ロングソード強者のアイアンスケイル?脚鎧アスピス半月の耳飾り輝く石×1~5半熟の欠片【赤月】 ズール型"Red Moon"毒無効 ヴィジョンズインプ 2367 頑丈なソリッドレザーガード半熟の欠片【天】 インプ型"The Sky" ヴィジョンズガス 2783 (ノックバック)ポイズンアタック バトルメイス?格闘武器グレートソード?盾輝く石×1~4半熟の欠片【天】 ガスクラウド型"The Sky"広域反応 ヴィジョンズズール 3025 ?兜盗賊のスプリントメイル?鎧?脚鎧歴戦のガントレット?靴歴戦の指輪輝く石×1~6半熟の欠片【天】 ズール型"The Sky"ノックバック無効 セメタリーガーゴイル 怪光線 ヒートソードツインバルドの剣ライトグラディウスサーベル半熟の欠片【闇夜】 ガーゴイル型"Cemetery" 追熟の試練 ヴィジョンズコボルド 12008 チャージアタック ブージモール?片手斧スチールメイルアイゼンキュイラスハーネススチールブレエット戦神のダブルリング幻霧のダブルリング追熟の欠片【日輪】夢幻の欠片【縣(アガタ)】 コボルド型"The Sun" ヴィジョンズスピリット 9184 (恐怖の抱擁) 戦知のダブルリング追熟の欠片【日輪】夢幻の欠片【縣(アガタ)】 スピリット型"The Sun" ヴィジョンズガーゴイル 16003 アイゼンキュイラススチールブレエット火の指輪風の指輪追熟の欠片【赤月】夢幻の欠片【縣(アガタ)】 ガーゴイル型"Red Moon" ヴィジョンズスピリット 13211 水の指輪追熟の欠片【赤月】夢幻の欠片【縣(アガタ)】 スピリット型"Red Moon" ヴィジョンズゴグール 23098 地の指輪追熟の欠片【天】夢幻の欠片【縣(アガタ)】 ゴグール(斧)型"The Sky" ヴィジョンズガーゴイル 23155 尖晶石の杖ハーネス風の指輪追熟の欠片【天】夢幻の欠片【縣(アガタ)】 ガーゴイル型"The Sky" ヴィジョンズゴーレム 37777 ブージ隕鉄の指輪追熟の欠片【天】夢幻の欠片【縣(アガタ)】 ゴーレム型"The Sky" セメタリーゴーレム ?暗器 ゴーレム型"Cemetery" 最後の試練 グランデタリオ 100401 (モンスター召喚)(ラウンドスイープ) 学究の耳飾り教諭のベルト各種トリプルリング各種鍛錬石Lv4祖先の秘録(守)祖先の秘録(防)呪文書の断片(PLv1)聖典の断片(PLv1)ハリトカティノバディオス - プラント型(超々大型)決戦場 セミリャトード - トード型決戦場(召喚) セミリャスライム - スライム型決戦場(召喚) セミリャフライ - フライ型決戦場(召喚) セミリャスパイダー - スパイダー型決戦場(召喚) フロルインプ - インプ型決戦場(召喚) フロルガス - ガスクラウド型決戦場(召喚) フロルスタチュー - スタチュー型決戦場(召喚) フロルゴーレム (ノックバックパンチ) - ゴーレム型(小)決戦場(召喚) プロテタウロス (ノックバックパンチ) - ワーバッファロー型決戦場(召喚) プロテオーク - ズール型決戦場(召喚) プロテスクライル - ロックヘッド型決戦場(召喚) ( 直接編集 ) 宝箱 (夢幻の試練場) 設置宝箱(鍵なし、罠あり) 罠種類 中身 設置宝箱(鍵あり、罠なし) 鍵種類 中身 モンスタードロップ宝箱各モンスターのドロップ情報にて ( 直接編集 ) ドロップ情報提供についてのお願い 「敵からの直接ドロップ」「敵が落とした宝箱から」「鍵箱から(鍵種類付)」「ランダム設置宝箱」を、しっかり区別した明確な情報提供をお願いします。また、「直接ドロップ」「敵宝箱」からの情報は、どの階層のどの敵が落としたかも正確にお願いします。 出現元が不明瞭な情報(例:1層のどこかから、○○のミッション中に、○または△から 等)では、リストへの掲載が難しくなる為、参考程度とさせて頂きます。 今までのパターンから、「?アイテム」には確実に当たりが存在すると思われる為、実ドロップだけでなく、「どの種類の未確定アイテム」が「何から」出たかも情報を寄せていただけると助かります。 スタック可能なアイテム(ジェムの破片など)は、数量も同時にコメントしていただけると情報が充実します。 初出現、注目度の高いアイテムに関してはSS(スクリーンショット)の添付をお願いします。論争の火種になりやすい為ご協力ください。 最新の10件を表示しています。コメントページを参照 ヴィジョンズゴーレムからブージ - 名無しさん 2013-04-22 19 29 24 ウィジョンズトード(1-2)からバゼラード - 名無しさん 2013-04-29 11 13 03 セメタリーガーゴイル からヒートソード - 名無しさん 2013-05-03 15 50 26 3-3 ゴグールから「地の指輪」のドロップ確認 - 名無しさん 2013-05-04 13 43 38 DROP情報更新しました - 名無しさん 2013-05-12 08 56 25 2-1ゴーグルからチャンピオンナックル - 名無しさん 2013-05-17 16 14 29 1-3ゾンビHP2600 1-2蛙HP2100 1-2コボルドHP2000参考にどうぞ - 名無しさん 2013-07-07 19 03 44 1-3の蛙から祝福のハードレギンスdrop。知のエンチャントケックスまったくでない。何か変わったのか。 - 名無しさん 2013-08-14 06 58 04 今更だけど、Cemeteryの紫が魂8~10くらい落とすね。魂の救済こなすならそっちのほうが早いかも - 名無しさん 2015-02-17 13 34 11 3-3 安全地帯はかけらを使う像のところでゴーレムから見えないところ。3-2でステルス使ってから3-3に移動し、部屋の反対側へ全力で移動しましょう。 - 名無しさん 2015-04-12 01 16 30 名前
https://w.atwiki.jp/night2ndandante/pages/103.html
あー、空から10万円ぐらい降ってこねーかな パーソナルデータ 名前:結城大河 第一属性火 第二属性虚 種族 人間 性別 男性 年齢 23歳 ワークス 絶滅社戦闘員 身長 173cm 体重 62kg 目の色 黒 髪の色 茶 肌の色 肌色 ウィザードクラス 強化人間 スタイルクラス アタッカー 戦闘スタイル 射撃 概要 絶滅社に所属するウィザード。何をするにしても無気力だが、適当にやるだけである程度のことをこなしてしまう天才肌。 犯罪に手を染めたウィザードに対処する「執行部」のエージェントであり、任務は確実に適当に完遂する。適当になるのが確実なのか、適当ながらも確実に仕上げるのかは分からない。よく京上に説教されており、彼には頭が上がらないが、「とっつぁん」と呼び慕っている。社内で彼を「とっつぁん」呼ばわりするのは大河だけである。 趣味はパチンコに競馬で休日は大抵そこにいるというある意味で潔い生活を送っている。 年上で気の強い女性が好みで、将来はヒモになって一生食っていきたいとか考えているダメ人間の鑑。実家は有名な退魔師の家計だが才能に乏しく、半ば勘当される形で家を出て、日々のバイトとウィザードの報酬で生活を立てていたところを京上にヘッドハンティングされた。 戦闘 高校時代のメカニック少女な後輩にノリと勢いで改造させた規格外のサイズのバスターズブルームによる射撃攻撃を得意としている。ポテンシャルは相当なものだが、本人の性格がアレなので実力を半分も発揮できないでいる。感覚で覚えるタイプなので、有無を言わさずに実戦に放り込めばそれなりの人材に仕上がると期待されているが、それはまだまだ先の話である。 武装・魔装 《バスターズブルーム》 種別:箒 知り合いに改造させた強化人間専用箒。 規格外のサイズと重量と攻撃力を誇るが、取り回しは最悪。まともに扱おうとすれば狙いが定まらずにあさっての方向に弾丸を放つことになる。のらりくらりと柔軟に動ける大河だからこそ扱える専用箒となってしまった。絶滅社の備品なのに。 《絶滅社製改式特殊戦闘服》 種別:衣服 絶滅社が既存の戦闘服を改良した最新式の制服。動きやすく、それでいて丈夫に出来ているため信頼性が高い。ルーズに着こなすのが大河スタイル。 《クロノスバックラー》 種別:攻撃魔装 右手に装着される盾の形をした魔装。時空を歪める力を持っており、戦況を少しばかり有利に傾ける。 使用魔法・特殊能力など 《ブレイクスナイプ》 種別:射撃技術 敵が防御姿勢をとった瞬間、弾丸でバランスや防御を崩すピンポイント射撃。 「おっ、当たった当たった」 《フルファイア》 種別:射撃技術 対集団戦で活躍する制圧射撃。適当に弾をばら撒いているだけだったりもする。 「人がゴミのようだー(棒)」 《ヴォイドアタック》 種別:魔術射撃 弾丸に闇色の殺意を込めて放つ強烈な一撃。 「早く帰ってドラマ見てーんだよ。くたばれ」 《殺戮舞踏》 種別:身体強化 プラーナを活性化させ、身体能力を瞬間的に増幅させる強化人間特有の戦闘技術。大河のそれはより洗練されている。 「ちょっとばかり本気を出すぜ」 《ヘヴィショット》 種別:射撃技術 バスターズブルームの規格外の重さを利用して安定した砲撃姿勢を取り、破壊力のある一撃を見舞う特殊能力。全て計算に入れて改造したと大河は言っているが、社内でそれを信じている者は一人としていない。後輩の少女は思いっきり信じている。 「まさに重たい一撃ってね」 《戦闘用人格》 種別:自己暗示 自分の中に眠る闘争本能を呼び覚まし、戦闘時において強力な戦力を発揮する特殊能力。闘争本能というか、早く帰りたいだけである。 「遊びはナシだ。行くぜ」 称号 強化人間 対エミュレイター決戦兵器として訓練を受けた戦士。見た目や雰囲気からは全く想像できないが、彼もまた冷徹な抹殺者なのだ。たぶん。 ちゃらんぽらん 常に適当に生きているけど、だからこそ力を抜いて何でもこなせる。それがまた腹立たしいと評判。
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汎用のすゝめ 三すくみシステム構図(強い)格闘>支援>汎用>格闘(弱い) 平均的な能力をもつオールラウンダー 前線押し上げや戦線維持が主な仕事で、平均的な戦闘能力を有するものが多い。持ち前の汎用性を生かして自由度の高い立ち回りが可能である。癖の少ない扱いやすい機体が多いため、はじめはこの属性の機体を使って自分の得手不得手をつかみ、支援機や格闘機といった機体に発展させていこう。 三竦みというゲームシステム上、格闘機の攻撃が軽減されこちらの攻撃力は上がるため有利に持ち込むことが出来る。反面、支援機の射撃攻撃は増加し、こちらの攻撃力は下がるため不利になることが多い。 カスタムパーツは、基本その機体の長所を伸ばすことが一般的である。 機体系統 機体のステータスによって「射撃型」・「格闘型」・「平均型」に大きく分けることができる。 また、特殊な系統としてホバー走行で移動する「ドム系」が存在する。 射撃型 主兵装でよろけを取ってから、射撃武器で追撃することが主な運用方法になってくる。 また立ち回り上、味方支援機の近くで運用することが多く、味方支援機との連携の起点や味方支援機の救助も意識する必要がある。 例:陸戦型ジム・ザクII改など 格闘型 高性能バランサーや格闘連撃制御を有する機体が多く、バズーカから格闘武器を使うことで敵機を拘束して撃破することが主な運用方法になってくる。 最前線で敵機に接近するためリスクを高く、難易度は射撃型より高めである。 例:陸戦型ガンダム・ザクIIS型など 平均型 カスタムパーツの編成により立ち回りが変わってくる。射撃よりのカスタマイズをしたり、格闘よりのカスタマイズをしたりと幅が広い。自分の戦いやすい距離が分かるまでは扱いやすいが、慣れてくると器用貧乏に感じる機体が多い。 例:ジム・ザクIIなど ドム系 ドム系については他の汎用機の立ち回りとはかなり違ってくる。その巨体故に射撃戦が苦手であり、汎用最高クラスのスピードと瞬間火力を生かした突撃が主な立ち回りである。 もちろん何も考えずに突撃してもすぐさま撃破されてしまう。味方と敵の動きをよく観察して、突撃をしかけるタイミングを考えなければいけない。 佐官クラスになってくると継戦能力のあるザク系よりも瞬間火力のあるこちらの方が主力になってくるため、早めにコツを掴むとよい。 主兵装 実弾射撃武器としては、当てればよろけが取れる「バズーカ系」、速射性が高い「マシンガン系」、マシンガンにグレネード・ランチャーがついた「マシンガンGN装備系」に分かれる。 ビーム兵器としてはチャージショットが打てる「ビーム・ライフル系」、チャージショットが打てない「ビーム・ガン系」に分かれる。 バズーカ系 敵機に当てればよろけが取れるので、その後の追い討ちや味方との連携ができる。 また爆風に判定があり、敵機の足元に撃てば当てやすくなる。 ただし、味方機に当ててしまったら、ダメージは発生しないがよろけは発生するので注意しよう。 マシンガン系 速射性に優れ、ダメージを継続的に累積させることが可能で、弾速も速いので新兵の内は有用である。 しかし、よろけを取ることが出来ないため、上級階級ではキックの対象となってしまう。 ただし、ボイスチャット等を利用して確実な連携が取れるなら迫撃兵器としては有効なため、一考の余地はある。 マシンガンGN装備系 マシンガンによろけが取れるグレネード・ランチャーがついている。 グレネードランチャーの弾数が1発しかなくリロード時間も長いため、グレネードランチャーを常用するのは難しい。 兵装切替のときに、マシンガンとグレネード・ランチャーの2枠使うため慣れてない場合は切替ミスに注意しよう。 マシンガンGN装備を装備した汎用機は、マシンガン系と同様にキックの対象となってしまう。 ビーム・ライフル系 速射性に優れるがよろけが取れないノーマルショットと、攻撃ボタンを押し続けること(チャージ)でダメージが高くよろけが取れるチャージショットを打ち分けることが出来る。ただし、チャージショットは被弾によってチャージが解除されてしまうため、ビームライフルの使用難易度は高い。 ゲーム全体的にビーム兵器の脅威を無視されがちであり、耐ビーム装甲を積んでいない機体は多い。そのため実弾系射撃武器に比べ、ダメージが与えることができるので、使いこなせればチームに貢献することはできる。 Lv3以下のビーム・ライフルは、チャージショットから間を置かずにノーマルショットを撃ってしまうとオーバーヒートしてしまう。よって実用レベルになるのはLv4以降と言えるだろう。 リスポーン直後やダウン復帰後の無敵時間にチャージを開始すると無敵は解除される。不用意なチャージで貴重な無敵時間を無駄にしないように注意しよう。 ビーム・ガン系 ビームライフルのノーマルショットだけが打てるものと考えればよい。 攻撃力は高く前述の通りビーム兵器はダメージが通りやすいので、ダメージ源としては馬鹿にできない。 ただし、マシンガン同様によろけが取れないため、キックの対象となってしまう。 運用 敵支援機の位置を把握しつつ、前線の敵汎用機や敵格闘機を相手によろけを取っていく。 撃墜を意識せず、いかに敵の動きを阻止するかが重要となる。特に、味方支援に襲いかかろうとする敵格闘の阻止は最重要事項である。 バズハメ バズーカ系のよろけと格闘兵器のよろけを利用し、敵機に反撃の隙を一切与えず撃破に追い込むことができる通称「バズハメ」が存在する。 基本的にバズーカ系と格闘兵器を持ち合わせている機体なら可能である。 バズーカ→格闘→バズーカ→格闘→...と繰り返していくだけである。 コツは攻撃を相手のよろけ復帰に合わせることである。相手がよろけている時間は3秒間、次のよろけが発生するまでの時間が2.5秒なのでこの0.5秒の間に攻撃するとよい。 コメント 名前 支援の前で格闘に下振らないほうがいいってこと書くべきだと思うんですけど - 名無しさん 2016-04-25 02 57 49 格闘も支援も放置して支援一機にサッカーしてるの? - 名無しさん 2014-12-31 23 28 45 支援は格闘に格闘は汎用に狩られてるの気付いてよ - 名無しさん 2014-12-31 23 30 09 タイマンで格闘に勝てない汎用乗り多すぎ - 名無しさん 2014-11-28 00 52 22 じゃあ、お前勝てるのかよ? - 名無し 2015-01-17 18 47 47 グフ倒せない糞汎用機乗り増えてまふ - 名無しさん 2014-05-02 07 20 52 まふwきもwぶりっこかよw - 名無しさん 2015-01-17 18 49 10 さんすくみ理解してたら普通は格闘機狙うでしょ - 名無しさん 2014-04-14 05 48 59 ただでさえ被ダメ少ないんだから、格闘機狙えよ - 名無しさん 2014-03-26 18 30 57 格闘機は支援機を狙ってくるので、支援機を守るというか、格闘機を狙うのは汎用機じゃ当たり前だろ。ヘタな汎用機の見本 - 名無しさん 2014-03-26 18 29 45 ラグは必ずあるものと見て、タックルや緊急回避を誘った方が確実かもしれんよー - 名無しさん 2013-07-25 20 35 17 ラグがあるからなんとも言えんところわあるが基本0.5秒で入れば何も出来ないよ - 名無しさん 2013-07-25 14 21 08 ここにあるバズハメってきっちり0.5秒の間に攻撃できてば確定なんだろうか、それとも緊急回避やバズで抜けられる? - 名無しさん 2013-07-24 22 55 56 確定で弾切れか死ぬまでハメられる。もちろん0.01秒でも遅れれば相手の緊急回避、タックルで抜けられるけど。バズ→回り込んで横格端当て→バズ…ってすると相手のカウンターが当たらない。 - 名無しさん 2013-07-24 23 30 52 ミス。バズじゃなくてタックル - 名無しさん 2013-07-24 22 56 34 俺はよくやるで脚部無し。戦果も上々 - 名無しさん 2013-07-23 22 25 33 脚部外してまで空けた近スロ5や8に積み込むパーツなんてあるか? - 名無しさん 2013-07-28 09 38 01 難易度高いんじゃなくてただの無謀なだけだけどな - 名無しさん 2013-07-23 08 45 56 脚部無しde火力全振りの汎用機ってクソ難易度たけーのな。先手必死、敵支援触らず、相うちすら許されないとかwww - 名無しさん 2013-07-23 00 42 14 協力しないとこのゲ-ムは勝てない…まさに戦場だ - 名無しさん 2013-07-21 20 58 11 支援は汎用の事をお守り役と思ってるのかなぁ…「支援を守らない汎用」とか愚痴でよく聞くけど前線で戦って見ろとイラつく - 名無しさん 2013-07-21 14 48 51 こうして汎用は支援をウザがり、支援は汎用を目の敵にしていく… 勝てない訳だw - 名無しさん 2013-07-21 18 17 03 さすがに格闘機2機とかに挟まってる時は俺は前線を確認しながら助けに行くんだが・・・・間違いなのか? - 名無しさん 2013-07-21 15 42 40 すまん俺が言いたい事は支援は状況次第で助けるけど前線で汎用達と戦ってるのにその状況で守れよと言ってる支援にイラついてんだ。1人抜けて見ろ格闘機が支援倒してなかったら前線崩壊だ - 名無しさん 2013-07-21 20 52 13 まぁ前線維持は連携含めたスキルに依るとこ大きいからね。タイマン穫るのは当然として、1-2でも簡単には落ちない位の連中が集まっていれば枚数足りなくても回せるし… 個人的には腕無し支援よりBRチャージ命な汎用の方がムカつくし迷惑だな。 - 名無しさん 2013-07-23 02 14 14 場数の事も書いておくべきだったw失敗した - 名無しさん 2013-07-28 03 40 53 パリを3機で追い回して支援放置とかザラだからね。そーゆー立ち回りしか出来ないアホ汎用に物申したい気持ちは凄く理解できる。 - 名無しさん 2013-07-21 17 47 06 ドム2体の餅つきがうざい - 名無しさん 2013-07-09 16 43 26 ペッタン ペッタン - 名無しさん 2013-07-21 20 57 38 その気持ちわかるww - 名無しさん 2013-07-13 16 57 43 test - 名無しさん 2013-06-04 20 47 38
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神器No. 神器名 レア度 解説 クラスポイント No.001 剣豪の竹刀 2 冷凍マグロも一刀両断!切れ味抜群の竹刀 20pt No.002 剣豪の面 4 伝説の剣豪の顔そっくりな屋台のお面 60pt No.003 剣豪の前垂れ 2 力強い毛筆体で「剣豪」と書かれた前垂れ 20pt No.004 剣豪の胴 3 剣豪のたくましいボディを象った、つけると剣豪気分になれる胴 40pt No.005 剣豪の胴着 3 剣豪の汗をたっぷりと含んだありがたいネチャネチャとした胴着 40pt No.006 柔道王の柔道着 2 柔道を愛してやまない王様が大切にしていた柔道着 20pt No.007 柔道王の白帯 1 柔道を愛してやまない王様が漂白してきれいにした黒帯 10pt No.008 柔道王の黒帯 2 柔道を愛してやまない王様が見栄のをはって黒く塗った白帯 20pt No.009 柔道王の茶帯 1 柔道を愛してやまない王様が水溜りにおとして茶色になった白帯 10pt No.010 宇宙世紀ダンベル 1 とある地方ゆるきゃらロボットアニメのダンベルグッズ 10pt No.011 空気より軽いバーベル 2 トレーニングしてるのに全然疲れないと巷で評判のバーベル 20pt No.012 全国に行った競泳水着 2 全国ペッタンコ美少女選手権で全国優勝を決めた水着 20pt No.013 全国に行ったビート版 2 全国ペッタンコ美少女選手権で全国優勝者に送られたビート板 20pt No.014 全国に行った水泳キャップ 1 全国ペッタンコ美少女選手権で全国優勝者に送られる王冠キャップ 10pt No.015 無音ホイッスル 2 人間の耳では感知できないほど高音を出すホイッスル 20pt No.016 ワープスパイクシューズ 1 履くと地面を走ることなく瞬時に移動できるスパイクシューズ 10pt No.017 50mバトン 2 バトン長くしたら受け渡しのとき早くね?と考案されたバトン 20pt No.018 粘着スターティングブロック 1 ライバルのスタートを邪魔する最高級嫌がらせ陸上アイテム 10pt No.019 栄光のラグビーボール 1 ラガーマンが見とれて動けなくなる程の魅惑の楕円を持ったボール 10pt No.020 最高のサッカーボール 1 思わず「最高!」と膝を叩きたくなる、そんなサッカーボール 10pt No.021 閃光のテニスボール 1 まぶしくて誰も打てないテニスボール 10pt No.022 健康のゲートボール 4 じいさんも裸足で駆け出す爺まっしっぐらなゲートボール 60pt No.023 転校のバスケットボール 1 俺…向こう行っても絶対バスケ続けっから!―なバスケットボール 10pt No.024 100kg超級ピンポン玉 1 超重くてもしっかり跳ねてくるから始末におえない殺人ピンポン玉 10pt No.025 世紀末テニスラケット 1 核戦争後も傷つくことなく残るだろう程丈夫なテニスラケット 10pt No.026 新世紀卓球ラケット 1 部活動補完計画の鍵を握る、汎用人型決戦ラケット 10pt No.027 超時空世紀レガース 1 スライディングの痛みの1/1億を超時空の彼方へ飛ばすレガース 10pt No.028 甲子園破りのバット 1 強者が集まると噂の甲子園なるところに単身乗り込んだ男のバット 10pt No.029 甲子園破りのグローブ 1 猛者が集まると噂の甲子園のポスターを破いた男のグローブ 10pt No.030 甲子園破りのキャッチャーミット 1 実力者が集まると噂の甲子園で恋に破れた男のキャッチャーミット 10pt No.031 超球技ユニフォーム 3 ありとあらゆる球技に対応した万能ユニフォーム 40pt No.032 愛を説いた数学参考書 3 数学の美しさを愛でる著者の言葉が延々とつづられた参考書 40pt No.033 数列だらけの国語参考書 3 あいまいな感情描写を数式で解き明かそうとした参考書 40pt No.034 漢字だらけの英語参考書 2 日本語訳に力を入れ過ぎて肝心の英語が見えない参考書 20pt No.035 世界を変える物理参考書 4 この内容を極めれば世界を変えられそうな危ない物理参考書 60pt No.036 古語満載の化学参考書 4 化学反応の様子がとてもみやびな言葉でつづられている参考書 60pt No.037 未来を説いた歴史参考書 5 4192年ニュー鎌倉幕府が成立―といろいろと不安な参考書 60pt No.038 偉人の辞書 2 偉人と名のつく事象しか載ってない辞書 20pt No.039 至高の焼きそばパン 4 学園ものならお約束!なんて言葉ではすまない程旨い焼きそばパン 60pt No.040 至高のコロッケパン 2 腹ペコ学生の胃袋満たす炭水化物のもさもさコンビネーションパン 20pt No.041 至高のあんパン 2 張り込み刑事100人のアンケートを元に作られた究極のあんパン 20pt No.042 至高のハムサンド 3 旨すぎて二度と食べれないこと恐れるあまり食べれないハムサンド 40pt No.043 至高のツナサンド 3 マグロを丸々一匹使用した贅沢な一品。大きさに難あり 40pt No.044 食堂券1世紀分【Aランチ】 3 1世紀Aランチを食べれるがAランチ以外食べることを許さない券 40pt No.045 食堂券100年分【中華丼】 1 食堂で過去100年分の中華丼を眺めることができる最高なチケット 10pt No.046 食堂券10年分【かけそば】 1 食堂で10年分のかけそばが一度に食べれるお宝チケット 10pt No.047 1000年に一度の食堂の水 4 1000年に一度だけ開くと言われる錆びついた蛇口から出た水 60pt No.048 スナイパーチョーク 1 1km先からでも寝た子の額を穿ち抜く必殺のチョーク。 10pt No.049 地獄教師の三角定規 4 物を計るためなら地獄へもいくさ!と豪語する教師の巨大三角定規 60pt No.050 教師殺しの黒板消し 2 数多の教師を白塵のもとに葬り去ったといわれる歴戦の黒板消し 20pt No.051 鬼教師のコーヒーカップ 4 鬼と恐れられる教師の心休まるひとときを演出するコーヒーカップ 60pt No.052 夜叉教師の眼鏡 2 自ら夜叉と名乗る教師の自称魔眼の力を抑え込むための眼鏡 20pt No.053 髑髏教師の教鞭 1 髑髏と名乗る特殊趣味教師が叩いてもらうために持っている教鞭 10pt No.054 閻魔教師のブラックリスト 3 閻魔と畏怖される教師のいろいろとブラックな内容のメモ帳 40pt No.055 日本しかない世界地図 4 日本でいっぱいの世界地図 60pt No.056 七色の鉛筆 2 書いている途中で勝手に色が変わる鉛筆 20pt No.057 七色の消しゴム 2 消しカスがほんのり七色になる消しゴム 20pt No.058 七色の筆箱 4 ふたを開ける度に中身が変わる気まぐれ筆箱 60pt No.059 七色のノート 3 ページごとに七色に色分けされたB5サイズのノート 40pt No.060 七色のシャーペンの芯 5 一本で七色の書き分けを可能にする夢のような芯 60pt No.061 七色のコンパス 3 描き出す半円が虹になるロマンティックなコンパス 40pt No.062 七色のハサミ 4 取っ手部分が七色のマーブル模様になっているハサミ 60pt No.063 偉人のリコーダー 4 偉大なる先人がお世話になったリコーダー 60pt No.064 偉人の予習ノート 4 偉大なる先人のが友達に借りた予習ノート 60pt No.065 70mの消しカス 5 消しゴムのかすを永遠につなげられる超能力者の業物 80pt No.066 四次元鉛筆キャップ 2 鉛筆を差し込むとキャップ内の鉛筆先は次元の壁を超える!! 20pt No.067 原子力鉛筆削り 4 核融合のエネルギーを用いて削る鉛筆削り。ものっそい尖る。 60pt No.068 反重力定規 2 反重力作用で計ろうとするものをすべてフワフワ浮かせる定規 20pt No.069 平安のそろばん 2 清少納言が枕草子の売上を計算する時に使用したとされるそろばん 20pt No.070 暴虐の筆 4 その筆をふるうとき内に秘めた闇の力が暴走を始める―設定の筆 60pt No.071 莫逆のすずり 3 この中が黒き海に満たされる時仇なす敵は皆…な設定のすずり 40pt No.072 凋落の半紙 2 この紙に名を刻まれた者は瞬時に半分になるのさ…な設定の半紙 20pt No.073 逆鱗の墨汁 3 古竜種からわずかに取れる希少な鱗から抽出された―な設定の墨汁 40pt No.074 大地の木工ボンド 2 地割れすらも修復すると噂の強力のボンド 20pt No.075 火炎のカナヅチ 4 聖なる力で振り下ろすたび炎をまとい木材も燃やす伝説の工具 60pt No.076 激流のカンナ 3 滑らかすぎるひと削りに飲み込まれどこまでも流され…なカンナ 40pt No.077 雷鳴の釘 2 打ち付ける度に、落雷のごとき爆音が響き渡る釘 20pt No.078 木枯らしのノコギリ 3 木枯らし吹く寒空の下、大道具は俺一人だった―ノコギリ 40pt No.079 超時空洋裁マチバリ 4 針・おぼえていますか、刺した場所 60pt No.080 黄金の文月メダル 6 栄光の歴史とともに文月に伝わる黄金色の勲章 100pt No.081 白銀の文月メダル 6 栄光の歴史とともに文月に伝わる白銀色の勲章 100pt No.082 赤胴の文月メダル 4 栄光の歴史とともに文月に伝わる赤胴色の勲章 60pt No.083 ミス文月の水着 6 ミス文月の魅力を引き立てる清楚さと大胆さを兼ね備えた水着 100pt No.084 ミス文月の王冠 5 ミス文月の御頭に燦然と輝く、偉大なる美の証明 80pt No.085 ミス文月のたすき 4 ミス文月のたわわな身体を横断することを許されたたすき 60pt No.086 ミス文月のマント 5 ミス文月の艶やかな肢体を優しく包み込んだマント 80pt No.087 偉人の椅子 2 偉人貴志(えらひとたかし)さんが中学生のときに使ってた机 20pt No.088 幕末の人体模型 3 すべての臓器に沖田とか歳三とか名付けられたマニアな一品 40pt No.089 江戸の跳び箱 4 江戸時代、物の怪が憑いて往来を楽しく飛び回ったという箱 60pt No.090 戦国の天秤 4 ファンシーショップ「戦国」で50年売れ残っている伝説の天秤 60pt No.091 聖なる座布団 3 我がクラスの聖女がお座りになった健全な男子も狂わせる座布団 40pt No.092 後光差す段ボール 1 何物より気高く尊い、やんごとなきほどに畏れ多い段ボール 10pt No.093 奇跡のちゃぶ台 1 親父がひっくり返そうともみそ汁がこぼれない奇跡のちゃぶ台 10pt No.094 MG人体模型 2 1/100スケールモデルを主力とする「究極」を目指した人体模型 20pt No.095 HG人体模型 5 1/144モデル人体模型。多色成型によって塗装が少なくて済む 60pt No.096 偉人の机 3 偉人貴志(えらひとたかし)さんが小学生のときに使ってた机 40pt No.097 伝説のウサギの毛 1 亀と競争で負けたという伝説のウサギの背中についてた人の髪の毛 10pt No.098 伝説の山羊の牛乳 3 見た目牛そっくりで牛乳まで出す自称「伝説の山羊」の牛乳 40pt No.099 伝説の鶏の餌 1 それを食べれば「伝説」になれるといわれる臭もっさい鶏の餌 10pt No.100 暗黒のMP3プレイヤー 3 ある男を人生のダークサイドに叩き込んだ羞恥のMP3プレイヤー 40pt No.101 英雄の盗聴マイク 5 女子のお風呂―その甘い会話を収めた血痕つきの盗聴マイク 80pt No.102 戦士の盗撮セット 3 合宿、修学旅行、あらゆる“エデン”の姿を収めた聖なるカメラ 40pt No.103 ムッツリ商会版『女子―秘蔵写真100選』 3 これを見た男子は興奮のあまり一週間は寝れないらしい危険な一品 40pt No.104 ムッツリ商会版『男子―秘蔵写真100選』 3 一部の女生徒から熱狂的な支持を受けるムッツリ商会の隠れ名品 40pt No.105 ムッツリ商会版『四季折々の女子』 5 春夏秋冬、1年を通した女子の見所を綴った雅な一品 80pt No.106 ムッツリ商会版『部活に萌える』 6 バットやボールにすら萌えを感じる、上級者向け過ぎる一冊 100pt No.107 伝説の2000冊のエロ本 6 とある男の飽くなき探求心が伝説の名を冠した名コレクション 100pt No.108 プレイミアムブルマー 6 鮮度100%!あの方がおはきになったというブルマー 100pt - / - / -
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機体名 「Eld-Waffe」《エルドヴァッフェ》 性別 男性格知能搭載 年齢 製造後百三十八年 所属惑星 メルサガ/ダ "ネオトーキョー・エンパイア" 製造元 メルサガ付近の某惑星及びネオトーキョー・エンパイア 外見 白銀の装甲外殻で全身を覆いボディには数多の機能を格納。 その上より更に青金属の科学武者甲冑で武装。首元に巻かれた深蒼のマフラー型ジャミングシステムが風に靡く。 甲冑の兜、金色のブレスの暗闇より覗く両目は鋭く、紅に輝く虹彩が暗闇から覗く。腰には左右に其々三本ずつの科学刀を佩刀。 性格 クールな口調で温厚な性格。然し下手に彼を怒らせれば後述の数多の平気で完膚無きまでに叩きのめすまで止まらない。 正義の味方を名乗り、各惑星を荒らす悪党を容赦無く叩き潰す事を任務と考える。 数多の言語を理解し会話は可能、寧ろフランクな程。但し彼を怒らせては…ならない、決して。 特殊技能 ・『対人/対兵器想定完全武装血戦兵器 =SPEC=』 機動力 ジェット噴射機能による短距離間の超高速の移動が可能。また、チャージに相当な時間を要し戦闘には全く不向きだが長距離移動システム起動で超光速で星と星の間を移動する事が可能。 運動機能等 人間の限界値を凌駕した運動機能/耐久性/身体機能に相当する数多の機能を所有。加えて戦闘技術や装備の扱いは至極高水準。特に刀を用いた戦闘は相当な業前である。 装甲 甲冑無しでは然程高い耐久性は無い。 機体サイズ 成人男性の平均より一回り大きい程度。但し重量は積んだ機能相応に485㎏と極めて重い。 知能 数万桁もの計算を一秒で行うマイクロ・スーパーコンピューター搭載。人間の脳と同様の機能を働く人工機械頭脳搭載。 記憶領域 512EB(エクサバイト)の超大容量の記憶領域マイクロチップを複数搭載。 所持品 ・「A.W.S-188_Kagero」 Length 195cm/Weight 68kg/Sharpness Highest 左右の腰に其々三本ずつ佩刀した科学刀。 温度調整機能を搭載し最高温度は推定約280℃に達するとされる。刃が赤熱する科学刀であり、耐久性は従来の刀を遥かに凌ぐ。 主に一刀流、二刀流で扱われる。 ・「科学武者甲冑"Shurado"」 大型兵器の主砲にも辛くも耐え得る超硬度の装甲を誇る。 衝突時の激突を緩和する"衝撃吸収緩和機能"、全属性軽減防御システム"風林火山"等を搭載。 極めて高い防御性能を誇るが、エルドヴァッフェの運動性には一切の支障も無いと言う。 ・「起爆性グレネード"Shuri-ke-n"」 何処からとも無く取り出される起爆性の手裏剣。 命中後即座に小爆発を引き起こす。一枚一枚は大した破壊力では無いが数枚連続で命中した際の連鎖爆発の殺傷能力は高い。 手裏剣、それはネオトーキョー・エンパイア、即ちダの古代のNINJAが用いたとされる強力な暗器であったと古事記には記されていた。 ・「マフラー型ジャミングシステム"Myo-ou"」 蛍光色、深蒼のマフラー型ジャミングシステム。A.A.Hフィールドを常時展開する機能搭載。 自動的に常時展開される、ウイルス、ハッキング攻撃から彼自身とIzayoiを護る特殊な電磁結界を作り出す機能。 また、アンテナ的役割も担い通信機にもなる。 ・『対人/対兵器想定完全武装血戦兵器 =WEAPON=』 廃熱口 108℃の高温蒸気の廃熱を確認。 対ミサイル想定電磁バリアー ガトリングガン、超電磁砲に耐え、対大型兵器ミサイルとの相殺を確認。継続的な展開は困難。 永久原子炉 ウランを一切必要とせず、"呼吸"によって取り入れた原子を燃料にエネルギーを得る。原子であれば種類は一切問わない。 可変機能 バイク形態、ジェット機形態へと変態し、ジェット噴射を最大限に活かした人型形態を遥かに凌ぐ速度での移動が可能。無論、人を乗せる事も可能。乗り手には凄まじい速度にも容易に耐え得る様にバリアーが展開され、速度によるあらゆる被害は一切受けない。この形態では何処からでも手裏剣の発射が可能である。 高性能センサー センサー起動中、半径数百㎞圏内の生物や機体(ステルス除く)の正確な位置を探知、識別が可能。 電磁殴打 電磁バリアーを両手や科学刀の刀身に小規模に展開する事で殴打の破壊力を増す。同様の事がIzayoiの両手部とバリアーでも可能。 +... 「※アナイアレイトモード※」; 機体への損傷や負荷を一切考慮せず全機能を最大パフォーマンスで同時実行する事で運動能力含む全スペックを底上げし、敵殲滅を完遂する迄暴走する。Izayoi装備時はIzayoiの全機能がフル・フロンダル状態(全機能同時実行可能システム)と為る為に更に凶悪な破壊兵器と化す。白兵戦、大型兵器戦共に絶大な効果を発揮する破壊殲滅粛清システム。 ≪対大型戦想定兵器≫; ・『対人/対兵器想定完全アンドロイド専用外部接続武装システム_Izayoi =SPEC/WEAPON=』 外部付属武装システム。 後頭部、両肩、背、腰の四点に存在するコネクタと接続する事で彼の意のままに、四肢に如く精密動作で操縦する事が可能。巨大兵器の上半身の様な造形の外部接続装甲兵器で両腕、頭部、腹部を完全に覆う。 現Sun,3rd『ダ』の"月"と呼ばれる小型衛星に設置された旧世代の兵器庫より、彼が信号を送る事で召喚する事が可能。主に対大型兵器に用いられる。 『=SPEC&WEAPON=』 機体サイズ 横幅11808mm、縦幅4898mm。重量推定2,8t。 ガトリングミクロミサイル 両肩部が開き掌サイズ程度の高い追尾性能を持つミサイルを高速連続発射。一発一発の破壊力は低いが極めて膨大な量のミサイルであり、一度の発射のミサイル全発命中でビル数件を倒壊させる程の破壊力を生み出す。主力であり、間髪入れずの発射が可能。 電磁カッター 高速回転する電磁カッターを左型部より射出、合金を両断する切れ味を誇る。 グレネード砲 グレネードを右肩部より高速射出、連続起爆させる。 長距離移動システム 長距離移動システムは彼の比では無い高性能を誇り、惑星間を数十秒で行き来する。また、通常移動の速度は彼のジェット噴出による高速移動の倍以上。 A.W.S-188_Kagero_huge Length 383cm/Weight 288kg/Sharpness Highest 右腕部分三本左腕部分三本搭載の巨大な科学刀。性能は彼の物と同様。 兵器粉砕掌打 巨大な両手部分で対象の兵器を殴り付ける。破壊力はビルを一撃で解体する程。 アサルトキャノン 本来は宇宙戦艦に積まれる大口径の巨大主砲。両腕に一門ずつ搭載。破壊力は宇宙戦艦同様、同時射出で並の宇宙戦艦を大破させる程。 強力電磁バリアー 一際強力な電磁バリアーを展開。バリアーは触れた有機物に大電流/高電圧の電気に感電、常人ならば心配停止に陥る。攻防共に強力であり、展開しつつの高速ジェット噴射突進は極めて高い破壊力を発揮する。但し再発動には僅かに時間を置かなければならず、その間バリアー機能は一切使用不可となる欠点が存在。 貫通機関銃 Izayoi全体に備えられた基本兵器。機銃は可動式採用によって自在に動き、全砲門開放し一つのターゲットに対しての集中砲火は文字通り敵機を蜂の巣に変える程の破壊力を持つ。最長で数分間連射が可能な程の弾薬がIzayoiには内蔵。 マイクロミサイル・クラスター 「ガトリングミクロミサイル」のクラスターミサイル版。一つの中型ミサイルを右肩より発射、空中で散開しミクロミサイルの雨と為り地上へと降り注ぐ。宇宙空間では無重力を活かして宙に設置、敵機体と接触する事で即座に起爆する地雷としての用途。 バリアー強化システム 彼の「対ミサイル想定電磁バリアー」の性能を高めるシステム。 波動砲 両腕部を接合、暫しのチャージの後に極太のレーザーを発射する。その破壊力は「アサルトキャノン」の数倍に匹敵すると推定される(詳細なデータ無し)また、反動で『Izayoi』は半壊すると想定されている。 【来歴】 百年以上前のメルサガ付近の惑星間で勃発した戦争にて、とある星が投入した決戦兵器"エルドヴァッフェ"。 "ダ"のネオトーキョー・エンパイアの技術や伝承等を取り入れた俗に言う"NINJA風"のデザインとなっている。 戦争では圧倒的なテクノロジーと他の宇宙戦艦との連携によってエルドヴァッフェは勝利を収めた。 その後、開発元の国は内部の紛争で滅亡。エルドヴァッフェはメルサガに引き取られ、現在に至る。現在、エルドヴァッフェは惑星警備とパトロールに従事している。
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ベアリングジッポ漬け 平次 平々チッタ 碧柳 ぺけ へたれ向日葵 へっぽこ ぺ天使B べとべとくん ぺ・四潤 へリックス ベルゼバル ヘルツ へるわかめ 変身動物ポン太 ぽい 法 豊香 某の中将 某友人 蓬籠ノラ 蓬莱さん 蓬莱ドール ほうらいやまかぐよ ホールディングス ポケットティッシュ ほす 蛍石 ほたるゆき ぽっきー ポッペン・デュ ぽっぽ ぼにょ ぽぽーい ほむら 焔蒼華 掘炬燵 ほロ ぽんこつたぬき ポン酢 ぽんた ぽんぷ ほんまぐろ 凡用人型兵器 ほんわか長 [部分編集] ベアリングジッポ漬け タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 だってムシなんだもん 65 [部分編集] 平次 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 命惜しめど、食せよ乙女 プチ33 レッツシンキング プチ49 酔狂商売 プチ58 当るものは風ばかり プチ60 平々チッタ タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 東方弾幕浪漫狂 21 [短編集] 東方日常劇場 32 幻想郷の冬の始まり 34 [短編集] 東方日常劇場 春 39 夢 覚め遣らぬ 幻想時空 41 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 今日も元気にフラン様! プチ2 碧柳 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 ◆― 夜桜と、二人の魔法使い ―◆ 9 ◆― Knowledge ―◆ 9 限りなく、ゼロに近い世界での最強 14 ぺけ タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 スクライ東方(仮)1 プチ19 スクライ東方(仮)2 プチ19 へたれ向日葵 へたれ向日葵 へっぽこ タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 おてんば恋娘をめぐる冒険 24 ぺ天使B ぺ天使B べとべとくん タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 東方静々館 4 [部分編集] ぺ・四潤 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 ネズミは食べられるみたいです 90 みすちーの内緒のお仕事 93 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 ナズーリンの探し物 プチ53 [部分編集] へリックス タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 幻想国家・日本 88 ベルゼバル タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 私だけの星~はじめの一歩~ 16 在りし日の・・・・ 16 ヘルツ ヘルツ [部分編集] へるわかめ タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 盛り盛り守矢 プチ47 変身動物ポン太 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 それは名も無き弾幕の物語 14 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 幻想都市 プチ7 変身動物ポン太氏運営サイト『POWER ZONE』 ぽい タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 宝物 1 40 宝物 2 40 宝物 3 40 宝物 4 40 宝物 5(終) 40 法 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 私と私の間 50 霖×レミなのか? 50 [部分編集] 豊香 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 夏、帰る場所 上 85 夏、帰る場所 中 85 某の中将 某の中将 某友人 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 厄神様の秘密 前編 44 厄神様の秘密 後編 45 蓬籠ノラ タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 東方夢幻丘 上 19 東方夢幻丘 下 19 西行寺、春の話。 25 人形師の望むコト 27 [部分編集] 蓬莱さん タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 穏やかな日 99 [部分編集] 蓬莱ドール タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 ボーダー商事の巫女 プチ28 ほうらいやまかぐよ タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 ―ある夜― 37 [部分編集] ホールディングス タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 プリズムリバー家の団欒 91 ルーミア異変 91 早苗さんがパンツを剥ぎ取ろうとする話 91 小傘、悟りの境地 95 [部分編集] ポケットティッシュ タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 ライオンの夢 104 お福分け 106 [部分編集] ほす タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 外来種、生き馬の目を射抜く幻想郷を往くのこと 61 [部分編集] 蛍石 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 魔法使い、想い人に星空への思いを語る事 プチ51 小悪魔、己が主人とその友人の関係を心配する事。 プチ55 小悪魔です、本日よりアリスさんの紅魔館居住が始まります。 プチ59 ほたるゆき ほたるゆき ぽっきー タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 TOUHOU2 チルノの逆襲 プロローグ 45 TOUHOU2 チルノの逆襲 完結編 45 突撃 幻想の晩ごはん 49 [部分編集] ポッペン・デュ タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 館の一室での深夜の会話 プチ30 [部分編集] ぽっぽ タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 紅魔館にて。 84 [部分編集] ぼにょ タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 ステキな巫女のステキな能力 61 ぽぽーい ぽぽーい [部分編集] ほむら タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 アイシテル ワスレナイ 81 あばずれいむと賢者の腋 ~外道戦記~ 84 憧れのビスクドール 84 カリスマ?なにそれおいしいの? 87 博麗の巫女は死んでしまった 87 お空とお星様 88 生身のヒトガタ 96 【人生足別離】を殘る 103 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 花火 プチ61 [部分編集] 焔蒼華 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 求め人はいつ訪れる? 80 天人さまの行く先は? 80 掘炬燵 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 冬はつとめて プチ24 [部分編集] ほロ タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 東方幻想崩 ~第1話~ 77 ぽんこつたぬき ぽんこつたぬき ポン酢 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 博麗蔵大掃除 17 紅白と黒白と紫の夏 18 妖夢と幽々子の「秋ですよ~」 19 ぽんた タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 加奈子の記憶 44 [部分編集] ぽんぷ タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 むかしばなしにはながさく 97 [部分編集] ほんまぐろ タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 鯉符 75 僕には帰る場所など無い 96 子供達は日曜の朝に世界の真理と正義を知った 103 凡用人型兵器 凡用人型兵器 [部分編集] ほんわか長 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 博霊霊夢の日常~寂~ 63 大きな大きな私の向日葵 64
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『 ワレヲ求メヨ 』 『 ワレヲ駆使セヨ 』 『 ワレハ汝ノ従者ナリ 』 高機動箒 アヴァターラハ 其(そ)は最強を求められし者の空翔ける化身にして従者 自ら主定めし誇り高き伝説なり メタルライフを元に開発された人騎兵専用決戦兵器。 騎跨状態での戦闘可能を目的とし、人馬一体ならぬ箒機(ホウキ)一体を目指して設計され、実際に生き物の如く丁重に取り扱われた。 アヴァターラハとはサンスクリット語で『化身』を意味し、天空を戦場としたいという主の願いの化身として振る舞う。 非常な大喰らいであり、維持にも鯨馬の如く資源が必要であったというから、まさしく破格の兵器であった。 -High movement broom- Sword Dragon mode 『 我は飢えたる餓竜なり 』 『 主よ、共に血の杯を! 』 さながら一本足の異形竜の如き威容である。 柄にあたる部分を変形・伸縮させることで、巨大な刃と鍵爪にて主の戦いを助け、両の足置きの操作によって自在に飛翔した。 -High movement broom- Magic Face mode 『 我ら盲目なる理力の使徒 』 『 いざ共に戦わん 』 一転、鍵爪と刃は防御のために働く。 足置きもまた、理力操縦に感応して、シャクティごと浮遊力場で包みこむ姿勢制御キーとなった。 制御機構 顔がついているのは伊達ではなく、内蔵された理力球を元に、詠唱によって浮遊し、制御する主に相応しい器量と認められた場合のみ扱えた。人騎兵の巨大な機重を支えるためには、強い理力が不可欠だったのである。 自律した意思を宿しているわけではないにも関わらず、自ら主を定める誇り高き従者と呼ばれ、そのように扱われているのもまた、魔的な能力を維持するための、一種の儀式であった。 その伝説は青い輝き 祓い、清める、それこそが、箒の箒たる由縁である。 世界の深遠へと根を張り伸ばす木々、その形状を模した木製の箒には、やはり真理に触れる魔的な力が宿りやすい。 中でも、メタルライフという、地の底で育まれた鋼の木より生まれし命を元に、初めから同根たる人騎兵のためだけに作り上げられたアヴァターラハなる箒には、ある一つの伝説があった。 その穂が青く燃え立つのは、自らの存在を削り、燃やしているからだ、 その穂が速く飛べるのは、未来に目掛けて飛び続けているからだ、と。 それゆえ維持に膨大な資源を必要とし続け、それでもやがて役目を終えた時、主たるプレイヤーと共に、この世界から消え去るのだと、伝説はそう締めくくられているが、真実は誰にもわからない。 今日もまた、天空を青い輝きが翔け抜ける。 イラスト:春雨 テキスト:城 華一郎
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登録日:2021/12/28 Tue 22 02 52 更新日:2024/05/05 Sun 18 12 27NEW! 所要時間:約 61 分で読めます ▽タグ一覧 コメント欄ログ化項目 パワードスーツ ロボット ロボット項目 人命軽視 使い捨て 動く棺桶 安上がり 弱い←とも限らない 戦う棺桶 所要時間30分以上の項目 所要時間60分以上の項目 捨て石 数合わせ 棺桶 欠陥兵器 欠陥機 消耗品 紙装甲 鉄の棺桶 ※注意※本項目において、実在の人物や企業・団体に関する誹謗中傷を禁止します。 様々な兵器が乱舞する戦場。 華麗に空を駆け巡るもの、泥にまみれながら地上を駆けるもの、はたまた水中に身を潜めチャンスをうかがうもの。 その中にあって一つ、ある種異質な存在感を放つ一団がいた。 いかにも急造品といった風体の歪なボディは試作機とはまた違う。 ただそこにいるだけでも奇跡のような、1歩踏み出しただけで崩れてしまいそうな儚さをもち、それでも必死に生き残らんとあがき続けている。 その兵器達は、味方からこのように呼ばれていた。 「動く棺桶」──それは、一部の兵器につけられる異名である。 ●目次 【概要】 【棺桶の特徴】機体性能の問題 運用方法の問題 その他の問題 【なぜ動く棺桶が生まれるのか?】①コスト・資源を節約するため ②極端な特化スペックの弊害軽量化・高機動化 高攻撃力化・ステルス性の確保など一芸特化 活動時間・巡航性能の過剰強化 ③野心的な新技術・新理論を用いた設計 ④パワートレインの非力・構造的問題 ⑤仮想敵・戦場の想定の失敗 ⑥実用化の遅れ・後継機開発の失敗 ⑦そもそも搭乗員の戦死が前提 ⑧揶揄・文字通り 【動く棺桶たちの一例】機動戦士ガンダムシリーズ●ボール(機動戦士ガンダムほか) ●オッゴ(機動戦士ガンダム MS IGLOO) ●ヅダ(機動戦士ガンダム MS IGLOO) ●ブルーディスティニー1号機(機動戦士ガンダム外伝 THE BLUEDESTINY) ●ガザC(機動戦士Ζガンダム) ●ジェムズガン(機動戦士Vガンダムほか) ●ガルグイユ(機動戦士Vガンダムほか) ●トールギス(新機動戦記ガンダムW) ●ウイングガンダムゼロ(新機動戦記ガンダムW) ●フォビドゥンブルー(機動戦士ガンダムSEED MSV) ●ティエレン(機動戦士ガンダム00) ●Gエグゼス(機動戦士ガンダムAGE(小説版)) ●モビルワーカー(機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ) ●GUND-ARM(機動戦士ガンダム 水星の魔女) ●ガンダム(GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH) 蒼穹のファフナーシリーズ●マークドライ(小説版蒼穹のファフナー) ●ティターンモデル(蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT) ●ゼロファフナー(蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTHおよびEXODUS) その他アニメ原作作品●アーマードトルーパー(装甲騎兵ボトムズシリーズ) ●43式航空偵察艇(GODZILLA3部作) ●パラメイル(クロスアンジュ 天使と竜の輪舞) ●KG-6スレイプニール(ALDNOAH.ZERO) ●ザルク(アルジェントソーマ) ●ヴァルヴレイヴ(革命機ヴァルヴレイヴ) STAR WARSシリーズ●TIEファイター ●TYEウイング その他実写原作作品コヨーテ・タンゴ(パシフィック・リム) ●APU(マトリックス) 小説/ライトノベル原作作品●ジャガーノート(エイティシックス) ●Gu190征空戦闘機(アイゼン・フリューゲル) ●ディオニュソス(ヘヴィーオブジェクト) ●ヴォーダン(ヘヴィーオブジェクト) ウォーハンマーシリーズ●ドレッドノート(ウォーハンマー40K) ●ヘルブルート(ウォーハンマー40K) ●ペニテント・エンジン/モーティファイア(ウォーハンマー40K) その他電子ゲーム/アナログゲーム原作作品●アイオーン(デモンベインシリーズ) ●エンディミオンFRSマークIIおよびマークIII、アストライアーFGAマークI(アインハンダー) ●飛鉄塊(斑鳩) ●R戦闘機(R-TYPEシリーズ) ●コフィンシステム(エースコンバットシリーズ 他) ●R-311 レモラ(ACE COMBAT 3 electrosphere) ●突撃上陸用ポッド(メトロイドプライム3 コラプション) ●HEV(HALOシリーズ) ●ドラグーン/イモータル(Starcraft) ●フラジール(ARMORED CORE for Answer) 漫画原作作品●ジアース/ぬいぐるみ(ぼくらの) ●グレートマジンガー(真マジンガーZEROvs暗黒大将軍) ●女子攻兵(女子攻兵) 【厳密には動く棺桶ではないもの】 【概要】 「空飛ぶ棺桶」「歩く棺桶」など幾つかバリエーションが見られるものの、兵器につけられる二つ名・異名としては比較的多くの作品でみられるメジャーなもの。 しかしながら 原則的に機体に対して名付けられる 点と 基本的にネガティブなニュアンスが強い 点が特徴である。 彼ら彼女らの共通項は、乗ると高確率で死ぬ事。 それも偶然とかパイロットの質の問題とかそういうレベルでなく、明らかに機体そのものや運用方法が抱える根本的な欠陥が主要因となっている。 すなわち、出撃したが最後そのまま中の人間ごと葬られてしまう様から、コックピットを遺体の収まる棺桶に準えて生まれた異名なのだ。産地直送ならぬ戦地直葬… なお同じ「乗ると死ぬ兵器」である特攻機とはまた別物。 あちらは体当たり・自爆攻撃など「戦死を前提にした攻撃」を行うことを念頭に開発されているのに対し、こちらはあくまでも攻撃手段自体は真っ当。 ただ欠陥で自壊したり、被弾による損耗率がやたら高いだけなのだ。 こんな有様のため作中の人物から嫌厭されるのは勿論、ファンの間でも「もし現実にあっても乗りたくない機体は?」といった話題の常連。 しかしこれら棺桶兵器は名も無き一般兵だけの機体と思いきや、主人公やライバル格の人物が駆ることもまた多い。 というのも、誰がどう見たってロクな性能をしていない機体で多数の敵を相手に大立ち回りを演じてみせることで 「そのパイロットの優れた技量・実力」を強調して描くことができるためである。 このため、彼らもまた「男のロマン」の一つでもあるのだ。 また、ここまで「動く棺桶=弱い」という方程式に沿って解説してきたが、実はそうとは限らない。 下記に詳述するが 強すぎるが故に死にやすい というケースも存在し、これらはいわゆる試作機が稀に該当することがある。 こうしたパターンの場合、収まるべき人間の手に収まった後は棺桶っぷりは鳴りを潜め「スペックを引き出しきれば強力」という側面が常に出た状態となる。 …要するに「真価を発揮した」ことで一つの強力な機体というポジションになるのだ。それでも最後は結局死んだりするけど。 なお、棺桶という呼び名はあくまでも比喩表現であり、別に形状が棺桶型という訳ではない。骸骨とか死体がモチーフというケースはそこそこあるけど。 文字通りの棺桶(を模した)武器・兵器に関しては「棺桶(武器)」を参照。 同義語に「ウィドウ・メーカー(未亡人製造機)」「寡婦製造機」などがある。 こちらは死んでゆくパイロット本人ではなく残される遺族、特に妻にフォーカスを当てた呼び名になる。 また詳細は後述するが、こうした例は現実においても存在しており、それらの逸話が創作作品にも反映されているケースもまたある。 しかし棺桶という二つ名自体が大変にネガティブなニュアンスを持つものである上、ネット上での知識を頼りにした叩き文句などで用いられ、実際とはかけ離れた評価をされている場合もある。 こうした事情や、書き方によっては実際にその兵器の開発者および搭乗した人物や関係者に対する侮辱にもなり得る。 そのため、本項においては実在の兵器についての記述は創作作品の元ネタに関する補足程度に留め、詳細な記述はしないものとする。 【棺桶の特徴】 基本的には上記の通り「搭乗者の戦死率がやたら高い兵器」だが、作品内外から棺桶呼ばわりされる兵器は以下のような特徴を備えていることが多い。 機体性能の問題 装甲が極端に薄い バイタルパートだろうがコックピット周辺だろうが容赦なく紙装甲で、被弾=撃墜というパターン。 酷いものは素材の問題で直撃どころか、機体を掠めただけでもあの世へ一直線。 いわゆる”当たらなければどうということはない”がコンセプトだが、ただ生存性を無視しているものも。 軽量化の為に装甲をギリギリまで削っているならまだ良い方で、酷いものは故意に薄く作っている。 避ける事を想定していない 上の逆パターン。敵の攻撃を避ける事を想定していないので、そもそも機動性を無視して作られている。 他の機体が当たり前にやっているマニューバすらまともに行えない。地上なら走破性が皆無で動けない。 下手すると特に重装備とか重装甲とかいう訳でもないのに遅かったりする。 またはギリギリの耐久性で運用しているが為、急制動をすると脚やら関節部が壊れる場合もある。 構造上に致命的な欠陥を抱えている 完璧な兵器という物は存在しないので、どんなものでも欠陥はつきものではある。 但し普通に搭乗・操縦しているだけで不具合・故障に遭遇するレベルで、使い物にならないのではお話にもならない。 本来の使い方すらできないという、なんでこれ戦場に持ってきたなんて代物まであり得る。 最悪その欠陥が原因で 何処にも被弾してないのに勝手に壊れる ことも……。 ひどいケースだと、上記3つ全てあてはまる厄満状態のやつも… 運用方法の問題 コスト優先 コストを削減する為に本来必要なものを削ってしまうパターン。 また「消火装置も無いのに耐火処理がなく、些細な被弾や衝撃ですぐに火達磨と化し機体ごと爆散してしまう」という半ば欠陥品も多い。 同様に「生命維持装置が簡素、最悪積んですらいない」「緊急脱出装置なんて贅沢なものも勿論ない」などのパターンも上げられる。 これらの対策をする科学技術はちゃんとあるのに、コスパ優先で「金>人命」の設計思想だったりする。 適材適所の無視 もっと安全な使い方がある筈なのだが、使い方が悪いせいで棺桶になってしまっている例。 本来は後方支援や警備を想定している(故に鈍重で攻撃力・防御力も低い)のに最前線に投入したり、 対人戦用なのに大型兵器と戦わされる、最前線で戦う機体なのに適した武器すら持ってないなど。 普通なら適材適所に運用すれば良いのだが、戦争末期(特に戦況不利な方)ともなれば在り物で戦うしかなくなる事態は発生するものである。 その他の問題 搭乗者の肉体や精神に多大な負担を掛ける コックピットの居住性が凄まじく悪かったり、稼働時に搭乗者の肉体に負担を強いたりするパターン。 戦闘力しか想定していない、概要にも記述した「強すぎるが故に死にやすい試作機」に多い。 なお、真っ当に安全性や安定性を追求した高性能量産機でも、運用次第ではパイロットに精神的負担や肉体的疲労を蓄積させる棺桶予備軍になってしまう事も……。 稼働に必要なエネルギー源や使用技術がヤバい 生命力とか、もっとストレートに搭乗者の命を要求される。 あるいは乗る度にパイロットが死に近付くとか、乗っても乗らなくても契約上死ぬとか。 もはや機体の方からパイロットを殺しにかかってるとしか思えない。 生体パーツ もはや人権とか命とかかなぐり捨て、パイロットという名の生体パーツと割り切るタイプ。 ある意味文字通りの「動く棺桶」。肉体や精神をわざわざ苦しめて稼働している外道な機体もある。 【なぜ動く棺桶が生まれるのか?】 さて、こう呼ばれるのはぶっちゃけ兵器として失格と言ってもいい機体たちなのだが、しかし彼らもまた目的を持って生み出された存在であることには違いない。 また、こうした兵器は時折現実にも開発されてしまうこともある。 多くある理由としては以下のようなものが挙げられる。 ①コスト・資源を節約するため 最もポピュラー、かつ現実にもままあるタイプ。 戦争というものは資源の削り合いであり、また保有兵器が急速に減ってゆくものである。 そのため「目減りしつつある保有資源で」「減った頭数をすぐにでも補うために」低コスト・短期間で製造できる兵器を急ピッチで量産する必要に駆られることもままある。 要するに「とりあえず動けて攻撃出来れば最低限の戦力にはなる」という訳だ。 既存の作業機械を武装化する等して体裁を整えるパターンも多い。 しかしその様な急造兵器は戦争中に提案・即時量産されるのが常であり、そんな短期間で設計・投入されるからには大抵の場合、何らかの欠陥や短所を抱えているものである。 それが搭乗員の命に関わるような致命的なナニカであった場合、「棺桶」と化してしまうのだ。 こうした急造品ゆえの欠陥は、可能であれば次の生産ロットで改善され「初期型は酷かったが後期型ではマトモになった」という例もないことはない。 しかし徐々に目減りしていく限られた資源の中でそれが必ず叶うとは限らず、特に劣勢陣営がこうした兵器を「作るしかない」戦況と化した場合は悲惨。 大抵の場合、そのまま敗戦まで 人的資源を浪費しながら 作った傍から撃沈を繰り返すジリ貧ルートをひたすら転落してゆくことになるのだから…。 なお、戦争が終われば量産した兵器は余るので、「戦争が終わるまで持てばいい」と機体の寿命を削って生産性を伸ばすのはまともな発想だが、 こうした短寿命の兵器が資源・工場の不足などで「次の生産ロット」で更新できず、そのまま耐用期限を過ぎたまま酷使し続ける場合、元は優秀でも欠陥兵器になる場合もありうる。 ②極端な特化スペックの弊害 こちらも比較的現実的なタイプ。 要求スペックを満たすため、あるいは極度に特化した特性を与えたいがために、他の「何か」を犠牲にしてしまったものである。 兵器開発というものは往々にしてコストとの闘いでもあるため、一定のトレードオフは致し方ない面もある。 ……しかし、彼らは「やり過ぎてしまった」。 普通の開発陣なら「いやさすがにこれ以上は……」と踏みとどまる一線を超えてしまい、通常の運用にも支障を来たすまでに至ってしまったケースである。 軽量化・高機動化 基本的にどんな種類の兵器であっても機動力はあるに越したことはなく、また敵方の作る類似兵器を1歩でも上回るべくより高い機動力を求めて可能な限り軽量化に腐心するのはよくある事。 軽量化と言えば真っ先に装甲が削られるのがお決まりのパターン。 というのもエンジンやフレームといった内部機構に関わる部品は咄嗟の軽量化が難しく、対して装甲は「当たらなければどうということはない!」の理論である程度は無くても困らないため、お手軽に軽量化を図れるのだ。 人間には「アレのパラドックス」または「プロスペクト理論」と呼ばれる心理があり、戦争という命がけの局面では装甲が強固でも機動性の劣る兵器に乗ってなぶり殺しにされる位なら、可能性は低くとも敵を排除できる可能性のある方を選びがちと言われる。 しかし一般兵や新兵の全員が「当たらなければ(ry」を実行できるはずもなく、そんな彼らにこのような機体を使わせるのは死亡フラグ一直線である。 また、単純に装甲が薄いというだけでなく 質量推力比のバランスが狂っていて一般兵では制御しきれない というケースも少数ながら存在する。 こちらはワンオフ機に見られることが多い設定というのもあり、扱える技量を持ったパイロットの手に渡ればそれまでのじゃじゃ馬っぷりは鳴りを潜めることが多い。 この他にも、一見して何の問題・欠陥もなく高速化できた機体でも「機体特性が従来の同クラス機と大きく異ったために、パイロットが従来機の感覚で扱った結果、死亡事故が頻発した」なんて話もある。 現実では例えば同クラス機に比べて着陸速度が速めに設定された飛行機、創作では推力調節のシビアな高推力機などが、よくこのケースに出くわす。 最後にフィクションで見られるパターンとして、「仮想敵の火力があまりにも高過ぎて、装甲で固めようが一撃食らえば終わりなので、機動性に極振りした方がマシ」というものも見られる。 これはある意味合理的な設計思想と言えるかもしれないが、そもそもそこまで戦力差がある相手に挑む事自体がある種の死亡フラグと言えるので…。 高攻撃力化・ステルス性の確保など一芸特化 こちらは「先んじて敵を倒せば防御も回避も不要」とばかりに、とりあえず攻撃だけ及第点にしてしまおうと言うもの。 例えば「戦線の後方から圧倒的な長射程で火力を投射する」「各種偽装やステルス技術で敵に見つからないまま攻撃する」事でとにかく先制攻撃で倒してしまおうという考え方だ。 こういう「滅多に敵と殴り合わない兵器」であれば、例えば自走砲のように装甲も機動性も(戦車ほどには)重視しないという事もありうる。 ……とは言え性能に見合った運用体制が構築できず先制攻撃に失敗したら相手の反撃にはとても耐えられない。 やり過ぎれば「自分の放つ攻撃の衝撃に耐えられない」「攻撃手段が無くなった所を伏兵に襲われてジ・エンド」になりかねない。 もっともそこまで行くと特攻機の領域に近いが。 活動時間・巡航性能の過剰強化 実戦において活動時間や巡航性能は重要な要素である。 活動時間が長いと時間切れを気にせずに余裕を持った戦闘が出来る 巡航距離が長いと複数の発進基地から出撃させた多数の友軍機を一戦場に集中させて数の暴力で敵を押し潰せる 母艦や基地を敵の攻撃射程外に置きつつほぼ一方的に攻撃出来る 哨戒や護衛・監視範囲を拡大出来る 何より、侵攻作戦での運用が柔軟に出来る しかし、活動時間や巡航性能の強化には燃料タンクの拡大や軽量化がつきものなので、防御を省略されたり隙が出来たりし易い。 二番目のパターンだと「緊急時にも直ぐに加勢をしてくれる味方が居る」事が前提なので、想定通りに使われていれば比較的危険は少ないが、「遠方の敵拠点への逐次投入」の様な想定外の用途に転用されると悲惨な事になり得る。そして運用が柔軟に出来るという事は、得てして想定外の使い方をされ易くもなるのだ。 また長距離巡航前提の作戦ともなれば、長時間狭いコクピットに押し込まれたパイロットが余計な疲労や負担を抱え、結果的にパイロットのポテンシャルを殺す結果に繋がる。 ③野心的な新技術・新理論を用いた設計 これもまた現実でよくあるもの。 研究の進み始めた新しい技術や理論を設計に盛り込み、さらなる高性能化を目指そうとするという動きは現実・フィクション問わずよくある話ではある。 が、これは実は相当な博打で、研究が未成熟な時期に技術や理論の特性をよく知らない・吟味しないまま設計するので非常に危険。 その結果、機体用途と理論・技術の特性が噛み合わず事故が多発という例は多々ある。 フィクションでは更にパイロットの精神への働きかけや人間の感知能力を超える情報を提示するなど、戦闘の最適化のためにパイロットに過大な精神負担をかける新技術・新理論が投入され、パイロットが精神崩壊を起こすということもある。 また、開発当時の技術レベルや工業レベルでは新設計機器の制御が難しく、安全性が確立できない事もある。 そのせいで機動性・運動性などを発揮しにくい「人類には早すぎる機体」になってしまったというのもよくある話。 こちらは後年に新たな別理論・技術でのフォローにより、高性能機に生まれ変わるなんてことも。 フィクション特有の「素性不明な超技術」(謎の太古の機械だの異星・異種族・異世界の技術だの)もこの枠に収まるケースであろう。「いや現実にも存在するぞ!」 ④パワートレインの非力・構造的問題 要は出力不足。現実では嫌というほど実例のある話で、「動く棺桶」が生まれる原因のトップの一つ。 開発時の工業水準の限界でエンジン自体が非力だったり、間に合せで不適当なエンジンを積んだりした結果、機動性が低下したり、出力不足による性能低下を補うために上述の極端な軽量化に走ることとなる。 加えて「出力不足が原因の死亡事故の多発」なんて例も現実でも存在したりする。 またエンジン自体の構造に問題のあるケースもよくあり、重大な欠陥を持つエンジンによる事故は勿論のこと、 「真っ当なエンジンではあるが特定条件下で構造的問題から突如停止する」 「設計が凝りすぎていて生産や品質維持が難しく、想定性能を満たせないまま出荷」 「現場の整備士や前線の設備では整備しきれず、性能低下や整備不良が多発」 「部品や素材、燃料等の周辺技術の進歩を前提とした設定だったのに、それらが供給出来ないor値段高騰した」 「そもそも開発当時の工業・技術水準で扱いきれない」 などなど、枚挙するだけでも暇がない。 そんな兵器しか作れないならまず戦争なんて手段を取るな、と思うかもしれないが、政策決定者や悪いときは国民全体がアレのパラドックスに陥ることも多々ある訳で…… ⑤仮想敵・戦場の想定の失敗 先進国を自認する国で時々実例がある。 敵国の技術力や人材育成能力を侮り過ぎた結果、想像以上に強力な敵に蹂躙される。 信頼性や操作性の面では大きな問題は無くとも、戦場での性能はあくまで相対的なものであるので精鋭が操る高性能機部隊にぶつかれば余程の数の差が無ければ普通は負ける。 他にも陸上での邀撃戦闘に偏重して設計した高速戦闘機が海上に誘き出されて巡航性能と低速での操縦性に勝る艦上戦闘機に蹂躙されるように、『本来想定していない戦場』に駆り出されて性能や特性を活かせずに惨敗街道まっしぐらと言う例もある。 ⑥実用化の遅れ・後継機開発の失敗 此れも実例がある。 開発開始時の仮想敵には充分対抗可能だったものの、いざ完成→量産配備したら想定より遥かに大火力、高機動の敵が跋扈する戦域に放り込まれてしまうもの。 一度生産ラインが本格稼働してしまうと部品工場も含めて早々切り替え等出来ないので、メーカーが問題を理解していても出荷され続ける事態に陥ってしまう。 逆に、開発時に拡張性を重視した機体だと、後付けの火力強化や重装甲化等で何とか対応できてしまう事もある。 また、カタログスペック自体は敵に伍し得ても、前線からの増派要求に屈した上層部が操縦性や信頼性の確認を怠った状況で無理矢理に戦場に出した結果、敵前で深刻な故障を起こしたり、碌に操縦できなかったりでスペック倒れに終わるのもこの派生と言える。 ⑦そもそも搭乗員の戦死が前提 もはや論外。 搭乗者の生命エネルギーなど何かしらの代償を求めてくるものや、何らかの副作用などで乗る度にパイロットが死に近づいていく等。 場合によっては生体パーツ扱いであったりなど、根本的な何かが狂ってるとしか思えない明らかにヤバい代物。 これでも物によっては「敵に対抗できる技術が他に無いため仕方なく使う」という背に腹は代えられず使う事情があったりする。 また「一応、通常運用の範囲内であれば危険が及ばないようリミッターをかける」など最低限の良心が感じられるものも多い。 だが酷いケースでは「 最初から搭乗者に死んでもらうことが目的 」という敵を都合よく使った事実上の処刑装置と化しているものも…。 もちろん創作上にしか有り得ないケースであり、現実にこういったケースの兵器は実際には制作されていない…はず。あってたまるか。 本項においては上記の通り「動く棺桶≠特攻」とはしているが、特にこの思想で開発されたタイプは特攻機にかなり近い分類と言える。 ここでは「攻撃せず帰還すれば生還の可能性があるか?(乗っているだけでもリスクがあるか?)」で違いを分けるものとする。 いずれにせよ「あってはならない開発思想」であることには違いないのだが。 ⑧揶揄・文字通り 作中の人物に「棺桶」あるいはそれに類似する不名誉な呼び方をされている。 またはそもそも機体の設計上「棺桶」として扱われているなど。 ほとんどの場合は上記①~⑦に当てはまるから呼ばれるのだが、そうでない例外も極稀に存在する。 【動く棺桶たちの一例】 記事の長大化を防ぐため、まず原則として架空の兵器のみを取り上げるものとしている。 実在兵器については創作上の元ネタ等「解説に必要な範囲のみ」とする。 追記基準としては以下のいずれかを満たすようなものとしている。 ≪追記基準≫『特攻用』ではない(*1)架空の搭乗兵器(※ただし人型に限らず) 作中の人物に「棺桶」あるいはそれに類似する不名誉な呼び方をされている 何らかの欠陥を抱えているなど、単なるやられ役に留まらないレベルでその兵器の損耗率・戦死率の高さが示唆されている 駆動エネルギーなどにより搭乗者の生命を直接削るものなど「撃破以外の要因で搭乗者が死亡する可能性」が明示されている上記1に加え、2~4のいずれかに該当し、棺桶としての理由を【なぜ動く棺桶が生まれるのか?】の①~⑧の何れかで説明できる 一方で作風などの関係で兵器の撃墜描写には作品ごとに差異があるため、撃破数や破壊された描写が多いだけの場合は掲載しないものとする。 単に「やられ役として多数撃破されているが、設定上はまとも」な機体については量産機などを参照のこと。 その兵器に搭乗して戦死した名有りのキャラクターが存在するとしても、それだけでは数えきれないほどいるので棺桶とは数えない。 またパイロットの意識の問題であって機体の問題ではない場合(死に急ぎ、機体に愛着があって見捨てられない等)も除外とする。 参考基準としては最後尾の 【厳密には動く棺桶ではないもの】 を参照されたし。 機動戦士ガンダムシリーズ ●ボール(機動戦士ガンダムほか) 棺桶Type-①・②・⑧ 名前通りのまん丸ボディが愛嬌のある、ガンダムシリーズにおける棺桶代表。 ジムの援護用として、作業用ポッドをベースに長射程の180mmキャノンを搭載し兵器化した急造設計の低コスト量産機。 操縦が容易で、また砲自体はMSを一撃で仕留めるに充分な威力をもつが、それ以外の難点が非常に多い。 ボール全体の直径はジムの胴体よりも大きいが、装甲厚は不明(コックピットの大きさ自体はジムと同じ)。もっとも厚く頑丈という設定は皆無で(*2)、装甲材質にも問題があるらしく防御力は低い為、被弾はまず命取りになる。またアームはついているもののAMBACが取れず機動性も低い。回頭性の低さも相まって、MSと殴り合うにはあまりに無謀。 更に言えば簡単に吹き飛ばされるので、例え機体が原型を留めていても中の人は無事ではすまない。 劇中ではサッカーの如く蹴り殺されたりと相方のジム共々散々なやられっぷりを見せた。 小説版『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』では連邦の兵士から「丸い棺桶(コフィン・ボール)」「一つ目のマト(ワンアイズ・ターゲット)」などと陰口を叩かれ、 ファーストガンダムのリメイク漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではカイ・シデンにも「決戦兵器が聞いて呆れる」「超安上がりメカ」「棺桶もどき」とボロカスにこき下ろされた。 なお武器を換装した派生機の中には、下記のオッゴ相手にすらまともにダメージを与えられないものも。 元が作業用だっただけあり、兵器化後も汎用作業機代わりに補給物資搬出やソーラーシステムの展開などに従事する様子も見られる。 欠点に関しては連邦側もある程度は認めていた様で、運用法も「前衛をジムに任せ、後方から数と連携を活かし援護射撃」という想定だった模様。 そのくせジムより前に出てきたりするけど。中にはあのビグ・ザムに戦いを挑んでいる奴までいる しかしながらこの弱さが逆にパイロットの強さを引き立てるためか、後々エースパイロットとして活躍することになる人物が搭乗することもあり、 特にシロー・アマダはこれの先行量産機(*3)で手負いとはいえ改造型ザクⅡとサシでやり合い相討ちにまで持ち込むという機体の性能差を考えれば大金星と言える戦果を残している。 また生き残る為に工夫を凝らした者もいた模様。 この他にもガンダムシリーズには後述のオッゴや61式戦車など「モビルスーツより下のカテゴリ」が一定数存在しており、アナザーではメビウスなどが散々なやられっぷりを見せている。 ●オッゴ(機動戦士ガンダム MS IGLOO) 棺桶Type-①・②・⑧ 一年戦争末期にジオンが開発したモビルポッド。外観は横倒しにして2本のアームを備えた巨大なドラム缶。 連邦兵からは「ジオンのゴミ箱」「ドラム缶の化け物」などと散々な呼ばれ方をしているが蔑称どころかかなり正しい表現。 このドラム缶部分、本当にスチール製のプロペラント(燃料)タンクであり、なんと中央の熱核反応炉の真上にコクピットが乗っている。 地球で使えなくなったザク地上仕様などのパーツを流用した有り合わせの兵器で、MS用の手持ち武器を撃てるという以外の機能はない。 ザク・マシンガンなど多種多様な武器を装備できる 装備武器を360度回転させ全方位を攻撃できる 既存品流用のため製造コストも安い 燃料タンク直付けなので推進力が高く稼働可能時間が長い 簡素な構造ゆえに操縦訓練は手っ取り早く済む などの長所はあるものの、そんなものは連邦のボールと比べても誤差みたいなもんであり、しかも援護射撃用のボールと違ってこいつはバリバリの近距離用。 しかも急造品故に品質も低く、劇中でも突貫作業故の工作制度の低さが原因と見られる不具合が遠因となり、反撃に失敗し撃墜された機もあった。 カタログスペック上はボールを凌駕するとの事だが、話を聞いたワシヤには「スペック比較はジムとするべきだ(意訳)」と呆れられた。 加えて、この劣悪な機体込みで「精鋭」との触れ込みで配備されたのは促成訓練が済み次第に投入された学徒兵(*4)。 その悪夢のダブルパンチを見て、このようなとんだ「精鋭」達を部下に配された隊長のカスペン大佐は絶句した。(*5) だが、志願兵である彼らは士気が高く、予想を超えて健闘。 オリヴァー・マイは彼らが乗り込んだオッゴに対して「予想を超えた性能」と驚嘆し、カスペン大佐からも心の中で「最高の部下」と評されるほど奮戦……したもののジオン敗戦間近では焼け石に水。 配備された35機の内、生き残ったのは9機だけであった。(*6) しかし学徒兵達は自らに与えられたオッゴを愛機と見なしており、生死を共にするに値する機体と見ていた。 これは「自分たちの訓練時間ではMSは扱えない」という悲痛な事情ありきのものでもあったが、 それでも彼らは、力のない自分達が愛する家族や友に向けられる銃口を減らす手段としてオッゴに搭乗しており、オッゴを「欠陥兵器」とは決して思っていなかった。 ●ヅダ(機動戦士ガンダム MS IGLOO) 棺桶Type-②・③・④ ジオンの開発した推力などの機動性においてザクを上回る運動力を発揮する高機動型モビルスーツ。 劇中でも最大速度だと、ジムでも追いつけないほどのスピードを発揮している。 ザクの開発元のジオニック社とは別の、後にドム系で名を馳せるツィマッド社が作った機体。 だが原型機のEMS-04は量産機選定のコンペにて機体が空中分解を起こしパイロットを死亡させてしまう不運があり、最終的にザクに敗れている。 またコストパフォーマンスもザクに劣っており、ヅダ一機でザクの1.8倍の金がかかる。 いくら性能が良かろうと、エンジンの信頼性が致命的に悪い上に高コストとなれば、ザク相手のコンペに敗れるのも当然と言える。 しかし、一年戦争中に全面改修が行われ、EMS-10へとリネームされたヅダがテスト運用開始……と、表向きにはなっている。 実際はEMS-04の外装と中身を多少手直しして「新型機」と喧伝している状態であり、エンジン出力を一定以上に上げると暴走し、加速が止まらず最終的に機体がバラバラになるという原型機の欠陥はそのまま。 ではなぜそんなものを大々的に宣伝しているかというと、実は新型ヅダの話は最初から真っ赤な嘘として作られているから。 この話は全て戦況が悪化しつつあるジオン公国が自国民への戦意高揚や、この頃から開発が始まっていたであろう本物の新型機であるゲルググから連邦の目を逸らすために用意したプロパガンダなのある。 実際、連邦軍はこのヅダの裏事情を知ると、嬉々としてヅタを徹底的にこき下ろすプロパガンダを返している。 なお内部構造の欠陥性はあれど、防弾性や機体剛性などの点で柔いという訳ではない。 また危険域まで加速させなくとも実用には耐えるため、試験機の中には終戦まで活用された機体もあった。 そしてヅタは作中で明確に撃墜されておらず、失われた機体は全てエンジン暴走によるものである。 また片腕を失うほど被弾してもほぼ問題なく動いていた事からダメージコントロール機能も優れているらしく、件の欠点さえなければむしろ棺桶にしては頑丈な方である。 もっともヅダに限らず片腕失う程度で制御不能になる描写がある機体はほとんどないが、それでもイメージ程脆くはない証拠と言えよう。 だがいくら活躍しようとも「一定以上加速するとアウト」というのは常に運用上の問題となっており、 パイロットはその辺りも意識しながら戦うか、暴走臨界点の管理を外部のオペレーターに任せるしかない。 前者はエースパイロットでなければ難しいし(*7)、後者は命を他人に預ける事になる。逆に言えば後者が出来るということは確実な絆があるという事の証明でもあるが、どちらにせよ多数の人間が扱う量産兵器としてはリスクが大きすぎるだろう。 実際作中に出てくるヅダの殆どが半ばエースが乗るワンオフ機のような扱いがされている。 ●ブルーディスティニー1号機(機動戦士ガンダム外伝 THE BLUEDESTINY) 棺桶Type-②・③・⑤・⑦ 地球連邦軍に亡命したクルスト・モーゼス博士が連邦で開発した実験機群の一番機。ジム頭だがこれでもれっきとしたガンダム。 アルフ・カムラに「ジャジャ馬」と言われる程の機体で、戦闘力は抜群に高い。 それならどこが「動く棺桶」なんだ、と思われるだろう。 問題はEXAMシステムというイカレたマッドOS。 ニュータイプ(NT)の動きをデジタル化することにより、常人でもNTに近い動作を可能にしてくれる。 だが開発者は「NTに旧人類が滅ぼされる」という妄執に憑りつかれており、対抗する為の「NT殲滅システム」がこれ。 NTの存在を感知すると勝手にリミッター解除して暴走を引き起こし(*8)、搭乗者の意思を無視してNTに対抗するための殺戮機械と化す。 味方NTの判別もしない(できない)し、NTがいなくても多数の人間の死と殺意を感知するだけで発動(暴走)し、停止もままならない。 おまけにパイロットは謎の幻影・幻聴といった精神汚染を受け、システムの破壊衝動の影響で性格までも狂戦士化しはじめる。 更にEXAMはNT殲滅や頭部(EXAMシステム入り)の保護を優先するので、パイロットの安否を無視して人体が耐えきれない様な無茶な機動を行ったり、頭部を守る為に避けた攻撃がコクピットに直撃したりする。 まさに「動く棺桶」…しかしコックピットが破壊されパイロットが死亡しようとも、本機の暴走が止まる事は無く、機体が壊れる事も厭わず暴れ狂う。 これはそもそもEXAMシステムが『NT少女を人柱にし、意識(魂)を転送・コピーする』という狂気の産物であるため。 少女は意識不明となりシステムに囚われ、EXAMシステム自体が実質『NT少女(*9)の魂で動く棺桶』となったのである(*10)。 その圧倒的な性能と、それを以て敵も味方も自身のパイロットさえも殺し尽くす姿から、連邦兵士の間ではいつしか「蒼い死神」の二つ名(*11)で呼ばれるようになった。 本編では暴走を抑える代わりに性能を50%しか発揮できないリミッターをつけて運用した。それでもなお、同じEXAMシステム搭載機や強力なNTの感応波を検知すると暴走してしまう。 ●ガザC(機動戦士Ζガンダム) 棺桶Type-①・② 機体そのものは悪く無かったが、生産戦略のミスによって棺桶化してしまった例。 ジオン残党勢力のアクシズの主力MS。 「素人や作業員でも扱い易い作業メカをベースに大火力と高性能照準器を装備する」と、ほぼボールと同じ設計思想。 フレーム技術でエゥーゴやティターンズに劣っている為、接近戦能力こそ低めなものの、一応はビームサーベルを振り回して格闘戦に対応出来、装甲は当時最新のガンダリウムγ製なので強度は優秀と、ボールの欠点を大幅に緩和している。 何より、その生産性と操縦性は敵対勢力にとって脅威であり、大出力の主砲ナックルバスターによる一斉射撃は錬度に勝るエゥーゴやティターンズの第一線部隊にとっても侮れず、決して「棺桶」と言う代物ではない。 中近距離戦に長けた前衛や敵の連携を崩す攪乱担当と連携するならば。 グリプス戦役ではガルスJ・ドライセンといった前衛機体や攪乱役のズサの量産配備が間に合わず、格闘戦性能において劣勢を強いられるガザCは密集しての遠距離攻撃弾幕に頼らざるを得なかったのだが、高出力ビーム砲の不意打ちによりやっとの事で集めた熟練将兵諸共に数十機(少なくとも50機以上)が爆散。 一度の失敗ではあるが、小所帯のアクシズにとってこの時失われた熟練将兵は取り返しがつかない致命傷になってしまった。 ●ジェムズガン(機動戦士Vガンダムほか) 棺桶Type-①・④・⑤・⑥ アナハイム・エレクトロニクス(AE)社が造った地球連邦軍の量産型モビルスーツ。 ヘビーガンの後継機にして、ジムの血を引くRGM系MSの末裔でもある。 当時の地球圏においては大きな戦乱も無かったため、機体の単一性能よりも平時におけるメンテナンス性の方が重視されていた。 懐事情(*12)が芳しくない連邦が少しでも予算を浮かせる思惑もあって「小型で生産性・整備性が高い低コスト機」を求めた結果がコレ。 なんと30年前の骨董機ジェガンを小さくシンプルにした軽自動車ならぬ軽モビルスーツ。(*13)配備当時にまともに使える装備はビームサーベルしかない。 小型化に際し腰部ハンドグレネードはオミット、ビーム兵器全盛の時代に旧式機の実体シールドなんて盾の役目を果たさない、ライフルに至ってはサブグリップもオプション装備も全廃し、挙げ句に出力不足で飾り。 連邦は「大きな戦争なんて起きんだろ」、AE社は「小型MSは儲からない(から開発に消極的)」といった両者の思惑の産物なので、戦闘力は度外視。(*14) 「度を越したコスト・資源の節約」「仮想敵・戦場の想定の失敗」「実用化の遅れ・後継機開発の失敗」の三本柱を満たした上、初期型は不具合多発で出力もマトモに上がらない始末。 現場のパイロットやメカニックからは「ジェガンのほうがマシ」と不評の嵐で、初期型は月面に配備されるものの出力不足から地上部隊に押し付けられる有様であった。 当時の平和ボケしたパイロットにさえ「モビルワーカーの間違いだろw」と揶揄された。 そのまま平和が続いていれば笑い話で済んだだろう…。 しかし宇宙世紀120年、オールズモビル戦役勃発。 続いてコスモ・バビロニア建国戦争、木星戦役、ザンスカール戦争と長期の戦争期に突入。 支援機だったボールと違い、本機はヘビーガン共々最前線に主力量産機として投入される。 戦車に軽自動車が勝てる訳もなく、先行配備された機体は木星軍の前にあえなく全滅。 ヤバイと思った連邦はエンジン改良・ビームシールド追加など無いよりはマシなアップデートを施しつつ、改良型のジャベリンを用意。 しかし軍上層部が新MSの採用に積極的ではなかった為か、ジャベリンの配備や後継機の開発は遅れ、結局は先にコスパの良いコイツを量産。 本機はその後50年以上に渡って量産・使用され続け、数十年型遅れのスペックで勝てるはずもない戦場で戦う羽目になる。 ちなみに配備されていたはずの『機動戦士ガンダムF91』本編には一切登場しない。出番すら貰えないとは…(*15) ザンスカールの最新鋭機に割と善戦出来た弟ジャベリンと違い戦力としてはカウントされず、出撃すれば全滅、『V』で大人しく巨大なスコップを持って飛行場の整備をしている姿が哀愁を誘う。 …もっとも撃墜される姿すら省略されがちなので、同作で劇的に死ぬシュラク隊のガンイージの方が棺桶の印象が強いだろうが、こちらは同時期の連邦軍のMSを上回るレベルで機体性能が高く、棺桶にはあたらない(そもそも『V』で死亡率が高いのはシュラク隊に限った話でもない…)。 但し、ジェムズガンが整備性とコストパフォーマンスに関して優秀だったのは事実であり、原付のスーパーカブの様に息の長い運用に適している。 地上部隊においては整備性の高さが幸いし、僅かな改修で地上の全領域に対応可能という面で重宝されていたようである。 そして50年以上後のU.C.0169年、『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』においても登場。 時は宇宙戦国時代、技術レベルが一年戦争時代以下に退行し、MSの新造すら困難な時勢。 そんな悪条件下においても再設計して運用されるという驚異的な扱いやすさを発揮している。さすがに性能はオリジナルよりも多少落ちているが、実弾系の武器を携え、SFS代わりにMAのハンブラ-Bと連携することでフォローはされている。 また、この時代のMSは旧世代の大型機のレストア品やミキシングビルド機が主流なので、オリジナルの時代よりは幾分か性能差は小さかったものと思われる。 ●ガルグイユ(機動戦士Vガンダムほか) 棺桶Type-④・⑤ ザンスカール帝国が開発した、試作型水陸両用MS。もっとも、他の機体とは異なりまともな試験もせず(出来なかった?)実戦投入されている。 地上戦の能力は高くないが、代わりに水中で高速移動出来るモビルアーマー形態に変形可能、武装もビーム・ガン、魚雷、ミサイル、クローと水中戦で有効になり得る物が多い他、フレーム自体は同じく試作機の宇宙用可変MSアビゴルのものを流用しているため、開発費も比較的安く抑えられ、生産ラインも流用出来る。 これだけ見れば「試作機のフレームを使った局地戦特化型試作機」だが… なんとこの機体、水陸両用なのにコクピットに浸水する程気密性と耐圧性が悪いのである。 なので長時間の水中活動を行うと、いずれコクピット内で溺死しかねない。 対策としては短時間で母艦に帰還するなり地上に上がってハッチを開けるしかなく、長時間行動と広大な航続距離がウリの水陸両用機の長所を潰してしまっている。 かといって沿岸での戦闘も地上と同じく不得手で、水中の方が戦えるだけマシという有様。 ガンダムシリーズの他の水陸両用機には浸水したという設定はないし、そもそも水陸両用機ですらないザクⅡすらも短時間なら水中活動できる設定があるため、この機体の耐圧性は一年戦争のMS以下という事である(*16)。 まぁ、攻撃性能と可変形態の巡航姓は優秀なのは事実で、後に欠陥を直した機体が少数が生産されたのか『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』では三機運用されていて、『DUST』でも宇宙で盗賊集団の機体として使われている。 第一、ザンスカール帝国技術部的な存在であるベスパの母体「サナリィ」ですら水陸両用機はガンダムF90の換装型(マリンタイプ)の1機だけだし、そのベスパも拠点がコロニーなのでそもそも水中用MSのノウハウがかなり少ないのだが…。 ちなみに連邦軍には水陸両用機自体がかなり少ない。アクアジム/水中型ガンダム(ガンダイバー)、接収したザク・マリンタイプ、その後継のザク・マリナー程度か。(フィッシュアイ?あれは水中専用機だ。) ●トールギス(新機動戦記ガンダムW) 棺桶Type-②・③ アフターコロニー(A.C.)において、初めて開発・生産された戦闘用のモビルスーツ。 「あらゆる戦況において、単独で完全な勝利を実現する兵器」を目指し、後のガンダム開発者によって当時の最高の技術を詰め込まれた。 凄まじい大火力を誇るドーバーガンとあらゆる攻撃を弾く重装甲を持ち、そして機体を大推力で自在に動かす為に搭載されたバーニアによって圧倒的な機動力と運動性を実現し、正に最強と呼ぶに相応しいモビルスーツとなった。 …但しその機動力が狂っており、常人には乗りこなせない欠陥機である事を除けば。 両肩部に搭載されたスーパーバーニアの推力は最大15G以上(アポロ計画の大気圏突破で生じた慣性力の約2倍)もの加速を生み出す為、それだけで搭乗者に命の危機をもたらすのだ。 劇中でもOZのテストパイロットが乗るだけで重傷を負い、その後に再搭乗して死亡。外伝作品でもレプリカ機に五飛の婚約者が搭乗したが、やはりGに耐え切れずに死亡している。 この欠陥によりトールギスの量産は行われず、一般兵でも乗れる様に性能をデチューンしたリーオーが代わりに量産されることになる。 そして乗れる人間がいないトールギスは封印されていたが、20年の眠りを経てゼクス・マーキスという相応しい乗り手に巡り会うこととなる。 しかしそんな彼も初搭乗時は「殺人的な加速だ!」と扱いに苦心していた。 尤も、装甲強度や構造強度は優秀な部類で、後継機のガンダムタイプと比べて明らかに劣っているのは操縦席周りの構造程度(*17)。 其の為、先のOZテストパイロットの負傷事故後に整備スタッフは「安全性重視の制御プログラムを組めば何とかなるのでは?」と考えた。 実際に初期の本機はそのプログラムを用いて運用され、ゼクスが操作に慣れた時点でお役御免になっている。(実際にGで負傷は当然、死亡者もででいる以上本領発揮時は「慣れ」でどうにかなる範疇ではないと思われるが…) リーオーの開発者であるセイス・クラークも「リーオーの高機動型を作るよりもトールギスを量産した方がマシだった」と主張している。 セイスの主張通り、加速の切れを同程度にするならリーオーよりもパワーと装甲強度・構造強度に余裕が有るトールギスの方が生還率と戦果、そして武装の拡張性が期待出来る。 プログラムを始めとしたソフト面を改良すれば、腕利きの熟練パイロット用高性能量産機として十分成立するだろう。 まあ人命軽視・性能重視のガンダム開発者達や人命軽視・コスト重視のロームフェラ財団がそんな優しい事を考える訳が無かったので、封印される羽目になっていたのだが。 なお、終盤で登場したトールギスⅡは色を塗り替えて顔をガンダム風に改めただけのものであり、中身は全く変わっていない。 つまり殺人的な加速も健在な訳だが、同機に乗り込んだトレーズ・クシュリナーダは涼しい顔で完璧に乗りこなしていた。 まあ閣下なら仕方ない ●ウイングガンダムゼロ(新機動戦記ガンダムW) 棺桶Type-②・③・⑦ 上記のトールギスに続き、5人のガンダム開発者が設計した機体。ガンダムWの世界で最初の「ガンダム」であり、トールギスの反省を活かして開発が行われた。 …なんて事は一切なく、実用性も生産性ももはや完全に度外視し、既に過剰性能と言われていたトールギスから更にひたすら高性能だけを追い求めて開発した「最初にして最強のガンダム」。 機動力ももちろんトールギスの殺人的な加速を軽く上回るレベルなのだが、それすら前座。 本当にヤバいのが「パイロットを完璧な兵士にする」という触れ込みで搭載されている本機独特の「ゼロシステム」。 これは周囲の戦況の推移を分析、予測した結果やそれに対する選択肢をパイロットの脳に直接伝達するというシステム。 簡単に言えば「勝つためにはこうしろ」とリアルタイムで伝え続けてくるというものだが、何が問題かというと、「自機の勝利」が最優先なこと。 パイロットの事情や感情など一切考慮せず、ただただ目の前の敵を破壊する事のみを考えるのである。 敵が人質を取った場合、それが友軍や恋人だろうと容赦なくまとめて撃ち抜けと言ってくる。 勝つ為なら今すぐに自爆しろなど、パイロットの生命も自機の保全も考慮しない様な無謀な攻撃も提示してくる。どちらも考慮しないなんて『ナイトライダー』のカールよりひでぇ(*18) 加えて導き出した行動をパイロットに強制させようとする為、そうそう無視も出来ない。 また選択肢だけでなく予測した結果も伝達されるので、常に「最悪の結果」も見続けて戦わなければいけない。 更に機体の機能をダイレクトにパイロットに伝える為、感覚そのものが通常ではあり得ないほど拡大される(*19)。 他にも脳内の各生体作用をスキャンし、活動状況からパイロットのコンディションを読み、脳そのものに刺激を与えドーピング的な身体強化を行う事も可能。 これによって衝撃や加重など刺激情報の伝達を緩和、あるいは欺瞞する事で、トールギス以上というもはや人間の限界を超えた機体制御を可能としている。 まとめると 脳に送り込まれてくる大量の情報(しかも望ましくない情報も大量)による精神負荷 ドーピングで無理やり和らげているだけの凄まじい身体負荷 これらと戦いながら操縦する事になる。 常人では当機の操り人形と化してしまい、周囲はペンペン草も残らない惨事となりかねない。 パイロット自身が最終的にどうなるかは言うまでもないだろう。 事実、作中では搭乗したOZのトラント特尉がゼロシステムに耐えられず死亡している。 後半主役機にもかかわらず複数人が搭乗したという珍しい機体だが、結局最後まで乗り続けけたのは主人公ヒイロのみ。 ガンダムシリーズ中屈指のマッドサイエンティストである5博士すら「コイツはヤバい」と実機の建造もせずにデータも封印していた機体なのだが、それも尤もである。 だったら設計図も作るなよ、と思ってしまうものである ●フォビドゥンブルー(機動戦士ガンダムSEED MSV) 棺桶Type-②・③・⑧ ザフトの水陸両用MSグーンやゾノに対し水中戦で大きく遅れを取っていた地球連合軍が開発した水中戦用MS。 後期GAT-Xシリーズの一機フォビドゥンガンダムをベースとした派生型量産機の試作機に当たる。 フォビドゥンの特徴である、ビーム兵器を通常の対ビームシールドの様にコーティング剤で『弾く』のではなく磁場で『捻じ曲げる』特殊装甲「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」が、ビームを防ぐだけでなく水圧の影響も低減できるという点に着目して作られており、 耐圧殻や抵抗の少ない形状を持たないにもかかわらず、海中の圧力と水の抵抗を受けずに活動できるという珍しい水泳部MS。 しかしそれは同時に水中での活動、延いては水圧対策を全てゲシュマイディッヒ・パンツァー(とTP装甲)に依存しているという訳である。 つまり海中でバッテリー切れやゲシュマイディッヒ・パンツァーの故障が起きた場合、水深によっては瞬時に圧壊する危険がある。 このためパイロットからは機体名を捩ってフォビドゥン・コフィン(禁断の棺桶)と通称されたという。 後の制式量産機であるディープフォビドゥン、フォビドゥン・ヴォーテクスにはコクピットに耐圧殻が装備されているためこの危険は解消されている。 このため、これらはガンダムでは珍しい「欠点が解消され試作機から順当に性能が上がった量産機」となっている。 性能そのものは後発ということもあって優秀で、グーン・ゾノを圧倒している(*20)という、これまた珍しい「本家より高性能な水泳部MS」でもある。 陸上でもあのソードカラミティと互いの中の人に迷いがあるとはいえ張り合う場面があるほど高スペックぶりを披露している。 ●ティエレン(機動戦士ガンダム00) 棺桶Type-⑧ 三大勢力の一つである人革連の主力MS。 素スペックが棺桶である機体とは異なり、動きこそ鈍いものの鉄人(ティエレン)の名の通り堅牢かつパワーにも優れ、生存性も高く大きな欠陥も無い。 他勢力の最新鋭機と比べて整備性は非常に高く、またその登場により若干旧式化しつつあるがそれ故に信頼性も高いため量産機としての質はかなり良好。 宇宙仕様に至ってはティエレン系の弱点である「大重量故の鈍さ」が大幅に軽減されるため、他勢力からは大きな脅威と見做されていた程。 なのに棺桶呼ばわりされるのはコックピット構造が原因。 まずコックピットにはモニターが一切無く、ほぼ真空状態。 情報表示は専用ヘルメットのヘッドディスプレイ任せ、生命維持機能もそのヘルメットと気密服頼り。 更に身体を預けられる器具は背もたれだけで、座席やシート等の類はなく、直立で操縦する。搭乗の際も上から吊り下げて貰う方式のため、緊急時には自力での機体脱出も困難を極める。(なおコックピットの仕様を座席型に換装する事は可能) このため00系はおろかガンダムシリーズ全体を通してもトップクラスに居住性が悪い。 結果として鈍重な動きに加え「暗いコックピットに直立」「搭乗手順がまるで納棺」という運用方法のせいで、他国兵士から「生きた棺桶」と揶揄される羽目になってしまったのである。 とはいえこれはあくまで「他勢力からの蔑称」という話。 人革連では何だかんだ愛されており、地上・宇宙両方に派生機も多く作られている。 セルゲイ・スミルノフは自国機とはいえこの機体を高く評価しており、パイロットからも好評だった模様。 太陽炉搭載機へと主力機が移行するにつれ第一線からは引いたが、後のGNドライヴ搭載型高級量産機アヘッドにティエレンの設計が組み込まれていたり、 局地対応機が警備用として連邦正規軍で引き続き運用されているなど、兵器として優秀であることは間違いない。 余談ではあるが、設定資料集であるG-ROOMSでは人革連のMA『MAJ-V34 ジャーチョー』に乗り込んだ新人パイロットが、市街地戦を想定した操縦訓練中に階段から落下する事故のワンシーンが描かれている。 その際のスタッフ同士の談話では、コクピットに入るにはうつ伏せに入るしかなく(*21)救助も引きずり出すようにして行われた、とティエレンに限らず人革連の兵器が全体的に搭乗者の居住性を重視しない方針である事が示されていた。 ただ、MS/MAともに操縦系統の統一が図られているので、様々な機体を乗りこなすにあたって機種転換訓練は短期間で済むという利点がここで公開されている。 ●Gエグゼス(機動戦士ガンダムAGE(小説版)) 棺桶Type-②・③ MS鍛治の名門マッドーナ工房が開発した、「白い狼」ことウルフ・エニアクルの専用機。 同じくマッドーナ工房が手がけた汎用MS「シャルドール」をベースとしているが、性能は段違いに高く、武装もDODSライフル並みの威力を誇るビームライフルや、バクトの電磁装甲すら紙のように切り裂くビームサーベルなど強力なものを取り揃えている。 原作であるTV本編においても高性能過ぎてウルフ以外には扱えない機体とされていたが、 実際は「ウルフ並みの技量がなければ性能を発揮しきれず持て余してしまう」という、よくあるエース専用機の範疇を出ないものであった。 しかし、小説版ではそこから更に踏み込み、フットペダルやスロットルの操作を少し間違えるだけでもたちまち推進剤やエネルギーが底をつき、最悪の場合そのままプラズマ反応炉のオーバーロードで木っ端微塵に砕け散るという上級者向けすら通り越した自殺志願者向けMSと化してしまった。 ディーヴァ艦長のグルーデック・エイノアも一度は簡易量産を検討したものの、同艦MS隊のラーガン・ドレイスがシミュレーター上で動かした所、30分の戦闘で19回も戦死判定になり、そのうち12回は単なる自爆という結果から流石に断念せざるを得なかった(*22)。 なお、この極端過ぎるセッティングはなんとウルフ本人の要望によるもの。 開発を担当したムクレド・マッドーナも「お前の注文はピーキー過ぎる」「一歩間違えれば反応炉ごと火の玉」と調整に苦心していたことを語っており、恐らくウルフの要求を満たす範囲で限界まで安全性を高めた上でなおこんな状態なのであろう。 にもかかわらず、本機を慣らし運転すらせずに初見で使いこなしてみせたウルフは一体… 整備性も最悪で、内部は部位ごとにメーカー違いの部品で溢れかえっている上、1回出撃しただけでどこかしら不具合が生じてオーバーホールが必要になる。Gエグゼスがなければ普及量産機のジェノアスが数個中隊運用できる程だという。 性能の高さ自体は確かなものの、はっきり言って純軍事的に見れば紛うことなき欠陥品である。 とはいえ、DODS兵器の量産体制が整っていない中では本機とガンダム位しかUEに対抗できるMSがなかったこともあり、ディーヴァも上記のコスパの悪さに悩まされながらも運用し続け、結果として本機の活躍で目覚しい戦果が記録されている。 なお、アセム編でウルフが搭乗していたGバウンサーは連邦の次期主力機コンペでアデルに敗れた試作機をベースに開発されたもの(*23)なので流石にGエグゼスよりはマシと思われるが、ウルフの台詞から察するにこちらも相当ピーキーな調整なのは確かなようだ。 ●モビルワーカー(機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ) 棺桶Type-① ガンダムシリーズでは「モビルワーカー」と呼称される作業用メカが時折姿を見せるが、『鉄血』においては三脚タイプの車両型機動兵器として登場した。 件の「モビルスーツより下のカテゴリ」の中でも特筆すべき棺桶っぷりを発揮しているのがコレ。 機体設計そのものはマトモで、性能こそMSには遠く及ばないが遥かに低コストで調達でき、エイハブ・リアクターを搭載していないため市街地でも気兼ねなく使用可能。 対人戦や同じMW同士であれば十分な戦力であり、現実で言う所のジープや装甲車の要領であらゆる組織に配備されている。 ……しかし、この「安上がりで取り回しがいい」という点こそ、運用面から動く棺桶と化した最大の理由でもある。 『鉄血』世界は貧富の差が激しい上に治安も悪く、生活の為に兵士にならざるを得ない少年や、「ヒューマンデブリ」と呼ばれる金で売買される奴隷がそこら中にゴロゴロといる。 おまけに(法律違反の非人道的技術ながら)パイロットと兵器を直結しての操縦が可能になる「阿頼耶識システム」なんて物もあり、育成の手間もかからない。 「安上がりな兵器と人員+即席パイロット育成技術」のセットにならず者や民兵団が目をつけないはずもなく、結果として作中ではMWに乗せられた少年兵がわずかな訓練だけで危険な前線に放り込まれ、そのまま無惨に戦死という光景が日常茶飯事となってしまっている。 当然、雇い主からすれば代わりの機体と乗り手は幾らでも調達できるので死なれた所で痛くも痒くもなく、MS相手に使い捨ての鉄砲玉として放り込まれる事も珍しくない(*24)。 そうなると、元々MSとの交戦など想定していないMWでは装甲も保護機能も意味を成さず、MSに蹂躙された挙句脱出もままならずに機体ごと火葬されてしまい、阿頼耶識システム接続用ピアスしかパイロットの痕跡が残らないなんて事も珍しくない。 ●GUND-ARM(機動戦士ガンダム 水星の魔女) 棺桶Type-③ 『水星の魔女』の設定における「ガンダム」 作中世界に存在する元素・パーメットを用いた身体拡張技術「GUND」をモビルスーツ操縦に応用した「GUNDフォーマット」を搭載したMSの総称。簡単に言えば上にある阿頼耶識と似たようなもの。 従来のMSを遥かに凌駕する操縦性・運動性を発揮出来るが、バカでかい機械を脳に直接繋ぐためパイロットへのパーメット流入量が尋常ではなく、常人が操縦すれば機体から送り込まれる膨大な情報量に神経を犯され、普通に戦闘しても短時間で疲弊、パーメット流入量を上げれば廃人化、最悪死に至る。 開発元であるヴァナディース機関としても搭乗者を殺す兵器なんて世に送り出すわけにはいかないため、健全性を証明すべく「ノーリスクで動かせるガンダム」として試作機ガンダム・ルブリス開発に着手していたものの、ガンダムを手っ取り早くアピールしたい親会社オックス・アースの意向でGUNDフォーマットの危険性を排除できないままルブリス量産試作型を建造という本末転倒な行為を余儀なくされてしまう。(*25) 結果として世間からの猛反発を受け、遂にはモビルスーツ開発評議会によりGUND-ARMの技術はヴァナディース機関ごと抹消される事態に陥る。 しかし、実際には水面下で様々な組織がガンダムの開発を継続しており、ヴァナディース機関消滅から21年後にシン・セー開発公社のガンダム・エアリアルとペイル社のガンダム・ファラクトの2機が、それぞれガンダムであることを隠してMS開発競争の最前線アスティカシア高等専門学校に送り込まれた。 …が、ファラクトの方は強化人間をパイロットにして強引に耐えているだけで欠陥自体は全く解消されておらず、しかもその強化人間ですら乗り続ければいずれ限界を迎えて死ぬ。そのためペイル社は貧民層から市民権を餌にして徴用、整形手術で同じ顔にした強化人間を限界が近づいたら順次使い捨てるという非道極まりないやり方でファラクトの欠陥を隠蔽している(*26)。 一方エアリアルは欠陥の解消に成功しているが、やはりこちらも建造の背景に何かが存在することは仄めかされており、「なぜエアリアルはノーリスクで動かせるのか」という謎は物語の鍵の一つとなっている。 ●ガンダム(GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH) 棺桶Type-存在自体 ドンドンドン カンカンカン ボーン デーデーデー 地球連邦軍は、RX-78ガンダムと同時に貴重な実戦データを失った…… (スラング的な意味で)「黒歴史」なことでお馴染みの実写ゲーム版に出てくる主人公機。 他作品での強さはどこへやら、本作が伝説と化している原因の約半分はガンダムの弱さだと言っていい程には弱い。 ザク・マシンガンを弾けずATでも無いのに爆発四散する脅威の紙装甲。ザクのパンチにすら耐えられない。 原作では平気なザク破壊時の爆発に巻き込まれて爆発四(ry ケツアゴシャア専用ザクに力負けする低ゲインな出力 低くはないが、ザクとそこまで変わらない機動力 そもそも起動方法からして非常にややこしい などと、とてつもない低スペックである。唯一優れていると思える点は片足が破壊されたまま大気圏突入しても平気な耐熱性位。 一応武装にはこれといった欠陥は見当たらないものの、パイロットの腕が悪いのかシステムが悪いのか火器は頭部バルカン以外マトモに命中せず、ビームサーベルもシーンによっては自滅の原因になる。 この有様で原作よろしく『連邦軍最高機密』とか『最強のモビルスーツ』とか呼称されている。ハーブか何かやっておられる? その上、大型対空砲ソア・キャノン破壊任務においては、破損中の下半身をガンタンクの下半身(キャタピラ)に換装し、それまで悪くはなかった機動力すら皆無になったガンダムタンクへと退化する。しかもそのまま地雷原の突破までやらされる。 地雷を踏めば当然爆死するし、武器のハイパーバズーカも活躍することはなく、目的地に辿り着くまでにうっかりザクやセントリーガンに出くわそうものなら反撃すら出来ずオロオロしながら蜂の巣にされて爆散するのみ。 せめてガンキャノンの脚をよこせ。 しかし本作のガンダムが動く棺桶になったのは、上記のクソスペックのせいだけでは無い。 このゲームは当時珍しいQTE方式を取っているが、ノーヒントかつ入力のタイミングが不明、そして失敗した瞬間に即ゲームオーバーという理不尽難易度の死にゲーであるからという面もある。 この初見殺しにも程があるQTE操作だがなんとこれ、パイロットに合わせて最適化されたインターフェースなのである。 連邦軍士官「操作は簡単だ。戦闘コンピュータを起動させるだけで良い。コックピットに乗り込むと、インターフェースが自動的に君の反応能力に合わせて、全ての機能を最適化してくれる」 大嘘つくなや こんな死にゲーっぷりを見たユーザーから、「連邦の白い棺桶」「巨大な動く食玩ダム」「起動せんしヤンナル」等の不名誉な渾名がつけられているのである。 蒼穹のファフナーシリーズ ●マークドライ(小説版蒼穹のファフナー) 棺桶Type-⑦・⑧ 作中の主だった敵対勢力である「フェストゥム」に対抗すべく第一アルヴィス「竜宮島」で建造された第三世代モデルファフナー「ノートゥングモデル」で、近接戦闘を担当する3番機。 冲方丁氏による小説版のみの設定ではあるが、何故かドライのみ戦闘での損耗率が異様に高く、パイロットが「いなくなり」やすいことと機体のカラーリングに引っ掛けて、7人のパイロットを屠った「黄色い棺桶」という異名を持つようになってしまった。 フェストゥムは接近するだけでも死が近付くため、必然的に近接戦型の機体や壁役の機体に搭乗するパイロットは同化現象に対する耐久率の高いパイロットが選出されている傾向が強いにもかかわらずである。 更に戦闘中に同化されしまったパイロットを介錯・処断をしていた4番機(マークフィアー)の春日井甲洋(*27)が「味方殺しの甲洋」と呼ばれる一因になってしまっている。 そもそもファフナー自体が搭乗するだけでも諸々の事情から死が近付く機体であり、撃墜を除くと個人差こそあるが基本的に長期間搭乗し続ければ待っているのは同化現象の末期症状を引き起こして「いなくなる」か、パイロットを引退出来たとしても何かしらの後遺症が残る恐れがある。 実際、TVアニメ第1期から劇場版『HEVEN AND EARTH』までの間に末期症状一歩手前の昏睡状態から回復した2人は、片や深刻な運動障害が残り車椅子での生活を余儀なくされ(*28)、片や機体がかなり特殊である事と諸事情もあって視力が著しく低下した上に色彩が失われていた上に、TVアニメ第2期『EXDUS』では残りの寿命はあと2年にまで擦り減ってしまっていた。 これらの事情故に、作中の登場人物の心無い言葉を敢えて使うなら「パイロットは(取り換えの利く)電池」である。 主人公サイドでも「電池切れ」という自嘲の言葉すら使われたため、電池という認識は勢力を問わず広まっているのかもしれない。 因みに、主人公サイドは機体が高性能であることに加えて、生まれながらファフナーへの搭乗適性を意図的に付与されて生まれてくる試験管ベビーめいた出自を抱えている(*29)ことが殆どであるため、この世界ではまだ恵まれた環境にある。 何しろ二期まで完全な敵対関係ではないにしろ険悪な間柄であった人類軍では、後天的にファフナーへの搭乗適性を付与する手段を得たものの、戦力の大幅増強の代償として「後天的にファフナーへの搭乗適性を得たパイロットは30代まで生き残る事が出来ない」状況であった。 フェストゥムが質も量も兼ね備えた物量作戦を学んでしまったため、凡そ29歳の誕生日を迎える前に撃墜されて「いなくなって」いそうではあるが… ●ティターンモデル(蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT) 棺桶Type-⑥・⑦・⑧ TVシリーズ第一期の前日譚に登場した、L計画の要となる第二世代モデルファフナー。 全部で4機建造され、フェストゥムの読心能力対策にジークフリードシステムを搭載していたが、その代償として同化現象の進行が加速。最大搭乗時間は15分(交代時間を差し引くと約10分)が限界で、これを過ぎた場合結晶化する。 そのため計画に参加した8人のパイロットが交代式で乗る必要があるが、搭乗する度に同化現象が蓄積・加速することは変わらず、次々と参加者達が「いなくなった」。 当時は同化現象に対する治療法が確立されておらず、末期症状手前の昏睡状態に陥ってしまった場合はそのまま見殺し同然にベッドに横たえさせて放置するしかなかった。 仮に帰投する前に15分が近付いた場合は交代要員とメカニックが生身で一撃必殺の威力の攻撃が飛び交う戦場を猛ダッシュして機体に接近して搭乗するしかなく、劇中では実際にフェストゥムの攻撃からパイロットを庇ってその真横で「いなくなった」メカニックも出てしまった。 因みに、後継機であるノートゥングモデルも1期後半以降はジークフリードシステムを搭載しているが、第一次蒼穹作戦参加の4機は1つのジークフリードシステムを4分割するなどの可能な限りの同化現象対策を採っており、 その後にジークフリードシステムが搭載された機体に関しても対策を講じているが、ティターンモデルに関してはそういった対策は一切なく、ジークフリードシステムを1機につき丸ごと1つ搭載している。 一応、ノートゥングモデルにはない利点としてコックピットブロックの格納位置が胸部のため、頭部を吹き飛ばされても有視界での戦闘続行が可能(*30)という点があるが、ファフナーとパイロットは一種の神経接続を行っているため、頭部を吹き飛ばされる=自分の頭が吹き飛ぶという状況である以上利点とは言い難い。 4機の中でも、特に2番目に使用不能となった機体のパイロットであった村上剛史と、それより前に結晶化して砕け散った船橋幸弘の末路ははまさに「棺桶」である。 後者は戦闘終了までは耐えていたが救助に駆けつけた将陵僚が倒れ込んだ彼を抱き止めた瞬間にコックピット内で末期症状を発症して「いなくなり」、 前者は精神を極限まで擦り減らした末に同じように極限状況に限界を迎えつつあったパイロット達を巻き込むトラブルを起こしてしまい、その後の戦闘でコックピットを本人諸共吹き飛ばされる形で「いなくなった」上に、まだコックピット(棺桶)内に遺っていたであろうその遺体を海鳥に貪られるという凄惨な末路を辿った。(*31) 最終日には2機が残ったが、海中に現れたフェストゥム相手に末期症状を発症していた僚がフェンリルで機体ごと自爆し、傍らの生駒祐未が「いた」機体も巻き込んだため両方ともロスト。 この自爆の約2時間前にL計画の生存者を乗せた潜水艇も撃沈されており、これを以てティターンモデルもパイロットの子供達を含めたL計画の参加者も全て「いなくなってしまった」。 なお、ティターンモデルは『ROL』以前に建造されていた機体だが、ファフナー搭乗適性付与開始世代のパイロット達はこの機体での実機訓練を行わされた結果、同化現象の末期症状によって3人を残し壊滅しており、この機体を使った戦闘で「いなくなった」人数よりも同化現象で「いなくなった」人数の方が圧倒的に多い。 そしてそれをやらかしたのは、シリーズを通して関わるとロクな事が起きないことで定評のあるミツヒロ・バートランドである。 ●ゼロファフナー(蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTHおよびEXODUS) 棺桶Type-⑦・⑧ ティターンモデルより更に前身にあたる第一世代ファフナー。正式名称はエーギルモデル。 動力には核融合炉とフェストゥムのコアを用い、ティターンモデル同様ジークフリードシステムを搭載した結果約100メートルという巨体に仕上がったが、出撃の度にその圧倒的な火力を見せつけた。 技術が未成熟な状態で建造されたためなのか機体制御が複雑化。それをカバーする目的で複座式となっている。 が、実際はジークフリードシステム搭載というティターンモデルの悲劇の引き金となった手法により同化現象の進行速度が増している事に加え、フェストゥムのコアを搭載しているためかどんなパイロットだろうが1回の搭乗が限度とされる程に同化速度が常軌を逸しており、 先述の複座式となった理由も実際は二人で同化の負担を分割しなければ数分と経たずにパイロットが「いなくなって」しまうためである。 実際、起動実験では『HAE』以降の主要人物である西尾姉弟の両親がテストパイロットとして搭乗したが、起動直後に発生した本機の暴走により「いなくなって」しまい、水面下にあるアルヴィスの一部をワームスフィアで抉った上に多数の犠牲者を出し、目の前で両親を喪った息子の西尾暉はショックから心因性失声症に陥ってしまった。 この大惨事を受けて、建造に関わった西尾行美は娘夫婦を喪った事もあり第一線を退いて隠居してしまい、テスト運用もこの1回きりのためティターンモデルに至るまでに本機の欠点の解決はコアの変更と機体の小型化以外殆ど行われなかった。 これがティターンモデルにジークフリードシステムが継続して搭載される原因となり、多くのパイロットを死の淵へと追いやる事になってしまった。 その後はアルヴィスの補助システムとして運用されていたが、劇場版にて改修を受けて表舞台に立つ。何の因果なのか、パイロットには当時乗機を失っていた西尾姉弟が選出された。TVシリーズ第二期最終盤に実行された第四次蒼穹作戦でも決戦戦力として投入され引き続き西尾姉弟が搭乗。 発現したSDP(超次元現象)もあって火力が大幅に上がっていたが、西尾姉弟はそれぞれ同化現象に蝕まれた体に鞭打って出撃しており、作戦の舞台となった海神島を直接同化せんとする巨大な同化柱をパワーに物を言わせて受け止める。 しかし、その最中に西尾里奈が同化現象の症状である意識障害を引き起こし、とっさに暉が里奈側の機体との接続を遮断して本来2人で分割してやっとという莫大な負担を一身に引き受けた事で里奈は命拾いをするが、 シュリーナガルからの脱出行の過程で同化現象の末期症状一歩手前まで追い込まれていた暉にその負担を耐え切る余力は既に無く、同化柱と相討ち同然に「いなくなった」。 これにより、西尾家にとっては家族を3人も奪った動く棺桶、或いは死神のような機体になってしまった。 全くの余談だが、『HAE』が参戦した『スーパーロボット大戦UX』でゼロファフナーの存在を知り、初の戦闘を経て興奮状態になっていた暉にこの人が釘を刺す場面があるが、彼がいなかったら暉は早いうちに「いなくなって」しまっていた…のかもしれない。 その他アニメ原作作品 ●アーマードトルーパー(装甲騎兵ボトムズシリーズ) 棺桶Type-①・②・⑦・⑧ こちらも棺桶としてまず連想される代表的機体。 何気に兵器カテゴリ丸々棺桶呼ばわりという珍しい例。 機体サイズは身長4mと、ロボットアニメでも屈指のコンパクトさ。 但し機体の扱いは他作品とは一線を画しており、主人公がよく乗るスコープドッグでさえ文字通りの量産機に過ぎず、壊れたら躊躇無く打ち捨てられる。 とはいえその分気軽に調達できて整備も操縦もし易く、小改造で様々な環境に対応できて汎用性も高い。 歩兵用強化装甲や空挺用装甲車としてみるなら非常に優秀。詳細な解説は個別ページを参照のこと。 …しかし、最前線で殴り合う軍用ロボットとしては人命軽視としか言いようがない代物である。 装甲厚は戦車より薄く、自機の武装どころか大型重機関銃相手でも防御できるか怪しい。 生命維持装置や脱出装置の類は基本的に皆無で「エアコンがついてれば御の字」とすら言われる。 おまけに、機体の駆動を司る全身の人工筋肉(マッスルシリンダー)が引火性・爆発性の高い動作液のポリマーリンゲル液で満たされており、手足にかすり傷でも負ったら大爆発なんてザラ(*32)。 そのため携行火器や爆弾であっけなく爆散するのは日常茶飯事、大型車とぶつかっただけで木端微塵、運が悪いと転んだだけでもドカンという事もあり得る。あまりの脆さから生身の人間でも装備と技量次第では十分に対抗可能で、スピンオフでは生身でパイロット諸共ATをしとめるのが平常運転な主人公が出る始末。 だというのに 当然のごとく消火装置もオミット 。 作品名に違わぬ「最低の兵器」である。 ちなみに、スコープドッグの前世代機スペンディングウルフはここまで人命軽視ではなく、生命維持装置と自動消火装置を搭載し高い生還率を誇っていた。 しかしながらこの「狼」は高コストであり少数生産に留まっていた。 より生産性を高める為にそれらを取っ払ったのが「スコープドッグ」という「犬」なのである。 余談だが同じサンライズ製作であり、かつ実際にボトムズのオマージュ的要素も含むコードギアスシリーズのナイトメアフレームも、 死角からロケット弾を撃ち込まれたり、大砲や大型の機銃の集中砲火を受ければ撃墜の危険はあるが、歩兵用の小銃程度では掠り傷すら付かない防御力と、旧式機のグラスゴーの時点で戦車程度は軽く翻弄する運動性を持っているため、 やはりまともに戦う分には歩兵や在来兵器を圧倒できる性能となっている。 一部の特殊な機体を除いて脱出装置も完備されているため、ATと違いカテゴリごと「棺桶」呼ばわりされるような兵器ではない。 ●43式航空偵察艇(GODZILLA3部作) 棺桶Type-①・②・⑦・⑧ アラトラム号に搭載された2人乗りの小型ホバーバイク。乗馬用の鞍のようなデザインが特徴。 劇中では専ら「ホバー」と呼ばれ、「怪獣惑星」にてゴジラ討伐作戦のために遊撃隊が使用した。 正式名称は前日譚にあたる外伝小説「プロジェクト・メカゴジラ」で判明。同作で、メカゴジラ建造の時間を稼ぐためにゴジラを内陸に誘き寄せる陽動作戦「オペレーション・ロングマーチ」に合わせて開発されたことも語られている。 飛行のために最低限必要な設備のみをフレームと申し訳程度の装甲で覆ったシンプルな外見が特徴で、見た目通り機動性能は中々のもの。コストが安く信頼性も高いのも強み。 …が、見た目通り防御力はほぼ皆無な上、武装もまがりなりにも対怪獣兵器でありながら20mm機銃1門のみと、コスト面と機動性以外に犠牲にされた要素はキリがない。 勿論ゴジラ相手にはほぼ無力であり、基本的には周りを飛び回って気を引く位が関の山。 但しこの紙装甲は「ゴジラの攻撃力を前にはどんな重装甲も無意味」という判断であり、軽量化による機動性向上という恩恵もあった。 加えてあまりの弱さからゴジラはホバーに対しては熱線攻撃をあまり使用せず、また航空機としては低速なためゴジラの気を引きつつ逃げるのには適している。 ゴジラの陽動という点では非常に効果的な兵器と言える。 が、本作ではゴジラ以外の怪獣も跋扈しており、ゴジラと戦う前に小型怪獣に捕食され、なす術なく命を落とした兵士も多かった模様。 ビルサルドの技術で建造されたハイテク兵器の数々が長い消耗戦の中で次々と動作不良を起こす中では「壊れにくい」という点は確かに大きな利点だったものの、 上記の人命軽視ぶりから現場の兵士からの評価は言うまでもなく最悪であり、オペレーション・ロングマーチに参加したハンター医官からははっきり「クソバイク」と唾棄されてしまっている。 また、同作戦ではあまりの損耗率の高さからパイロットも次第に不足しており、なまじ操縦が容易なだけに現地の戦災孤児に恩を売った上で徴用し、ホバーに乗せてゴジラと戦わせるという行為まで行われていた。 脱走防止装置の類は特に搭載されていないため、彼らにはそのままホバーで逃げ出す選択肢もあったのだが、誰もが「良くしてれた恩返しがしたい」と次々にゴジラに挑んでは死んでいき、正規兵達もそんな彼らを捨て石にする罪悪感に苦しんでいたようだ。 映画における人類の兵器がこれの他には四脚戦車G-HEDと作業用パワードスーツ位しかなかったのに対し、最初の外伝小説「怪獣黙示録」ではシリーズ旧作に因んだ多彩な超兵器の数々が登場しており、「映画と小説で描写が違いすぎる」としばしば突っ込まれていたのだが、 そんな中で判明したこんな貧相な兵器にでも頼らざるを得ない位人類が疲弊していたという真相はファンを大いに納得させたのであった。 ●パラメイル(クロスアンジュ 天使と竜の輪舞) 棺桶Type-①・②・③・⑦・⑧ 「アルゼナル」が保有する対D.R.A.G.O.N.用兵器。 エアバイクのような巡行形態と人型の戦闘形態を切り替えて移動と戦闘を行うが、とにもかくにも生存性・安全性が低い。 本機のパイロットは「メイルライダー」と呼ばれる。 巡行形態は正にバイクの如くパイロットは吹き曝しのサドルに跨って操縦する格好であり、 装甲は勿論、風防はおろか航空兵器なのにシートベルトすら無いため、 巡行形態で空を自在に飛び回るドラゴンに襲われればそのまま食われるか串刺しにされて死ぬ。 そうでなくてもコクピットに留まる手段は両腿と握力だけが頼りであるため、ドラゴンに体当たりを受けたり接触するなど僅かな衝撃でも振り落とされて転落死の危険が大きい。 人型形態は流石にコクピットは装甲に覆われるが気密はされていないため、水没すればコクピットにどんどん水が入り込んでくる。 ついでに専用パイロットスーツもあちこちスリットだらけで、エロいデザインと引き換えに防護性能など無いも同じ。 また、逃亡防止の為に燃料も出撃一回分しか搭載されておらず、航続距離・稼働時間も短い。 脱走防止策とはいえ、燃料漏出時やダイバート時の立て直しも困難という事である。 パラメイルのパイロットはいずれも「ノーマ」と呼ばれる一般社会では一切の人権を認められない被差別民であり、 ノーマである事が確認され次第直ちに拘束されアルゼナルに送られる身分である。 出生時の診断は勿論、平時もノーマがいないか当局が目を光らせているためノーマである事を隠して一般社会で生活するのは困難であり、 アルゼナルで戦っているのも仕事ではなく事実上の終身刑囚として、メイルライダーとなり死ぬまで戦い続ける以外に生きる術が無いためである。 一国の王女すらノーマと判明し連行されようとする子供を庇おうとする母親に「諦めて今度はノーマでない子を産め」と言い放ち、 また自身もノーマと判明した瞬間に自国民からの人気が地に落ちるような世界であるため、 おそらくノーマなんぞの為に最低限以上に安全配慮してやる必要自体が無いと見做されているのだろう。 多くの人々にとって、ノーマはどうせ替えの利く上に死んでも誰の心も痛まない人材である。 ……と、何から何まで人命軽視とノーマ蔑視の極まった兵器であるが、一方でかなり自由度の高い改造が許可されており、 武装や装甲の変更・追加、ルプスやバラエーナ、ストライクシールドの搭載、カラーリング変更と、 資金さえあれば「ブラジャーから列車砲まで」揃うとされるアルゼナル内のショップにて自由に好みのパーツを購入・改造する事ができる。 これは、「パラメイルはノーマの棺桶故に、全て奪われたノーマにも棺桶を好きにカスタムする(=自分好みの棺桶の中で死ぬ)自由だけは認められる」という考えに因んでいる。 人命軽視の極まった兵器である事に加え、正しい意味でもパイロットにとっての棺桶でもあるという珍しい例と言える。 ただ、パラメイルの原型機「ラグナメイル」もパイロット吹き曝しなのは大体同一仕様な様子。強奪された機体はともかく、それ以外はどういうことなのエンブリヲ… ●KG-6スレイプニール(ALDNOAH.ZERO) 棺桶Type-①・②・③・⑧ 火星のヴァース帝国が保有するスーパーロボットであるカタクラフトに対抗して地球連合軍が開発した人型機動兵器。 機動力・運動性は高いが、後継機のKG-7アレイオンと違い装甲の上半分がスッカスカであり、胸部はインテークが剥き出しという有様。 メカニックデザイナー曰く「火力は高いが背が高い棺桶」。 これは開発予算不足により全面装甲に出来ず、(暴徒鎮圧用に)下部の防御を優先したため。 アレイオン配備後は主力の座を譲り、練習機として各地の高校等に配備されていた。 しかしながら、本機に乗った主人公はその機動力を活かしてヴァース帝国のカタクラフトと互角に渡り合っていく。 主人公が正式に軍属となった以後も「火星のカタクラフトの攻撃には多少装甲があっても意味がない」という考えで、 装甲強化した分機動力が落ちるアレイオンよりも本機に好んで乗り続け、最終決戦には魔改造されたスレイプニールで出撃する事になる。お前のような練習機がいるか 設定では動く棺桶でありながら、主人公の活躍により全く棺桶に見えなかったという珍しい例。 というか登場する度に火星のカタクラフトに次々と撃破されていたアレイオンの方が余程動く棺桶に見えていた。 ●ザルク(アルジェントソーマ) 棺桶Type-③・⑧ 敵であるエイリアンの動力理論を解析した「エイリアンモーター」を搭載した高性能可変戦闘機。 重力推進と慣性制御により直角に曲がる事も可能で、主武装のザルクライフルも高火力。人型形態に変形することで格闘戦・拘束も可能。 但し人型とは言うものの「胴体直上部に頭部は存在せず母艦との接続スロット穴がある」「操縦席は左肩に据え付けられている」という異形である。 数機が集まって連携することで特殊攻撃も可能であり、作中の世界観では間違いなく最高性能の機体と言える。 あまりに高性能すぎるため普段はリミッターが設けられており、リミッター解除状態ではパイロットの圧死すらありうるスピードを発揮する。 だがそれらの基幹となる「エイリアンモーター」の正体はエイリアンの死体を封じ込めたもの。 そもそも名前からしてドイツ語で「棺桶」であり、尚且つ基地の名前と機体整備所がそれそれ「フューネラル(墓場)」「モルグ(死体安置所)」である。 指揮官を除く主人公たち部隊員には一切真実が明かされておらず、判明するのは後半、一機のザルクのエイリアンが覚醒した事による。 実は頭部が無い異形なのは「頭部に相当する部位があると不活性化できない」という理由であり、つまり「上層部は暴走の危険性を認識していた」という事である。 さすがの様々な理由で覚悟ガンギマリ揃いな部隊員たちも「エイリアンの死体に乗せられていたの?」と驚愕していた。 後継機という触れ込みで追加配備された「トート(独 死神)」も同様で、こちらも終盤でエイリアンが覚醒。実質的なラスボスとして主人公たちを基地ごと消滅させる寸前まで追い詰めた。 最終的に本来の自我を取り戻したエイリアンの一体フランクが全てのエイリアンを吸収した際にザルクとトートのエイリアン達も吸収され、地球を去って行った。 その後、残された研究成果を元に純地球製のエイリアンモーターが完成され、棺桶ではなくなった。 ●ヴァルヴレイヴ(革命機ヴァルヴレイヴ) 棺桶Type-②・③ 中立国家ジオールによって開発され、同国のモジュール77地区で建造された「霊長兵器」と呼ばれるロボットであり、少数で大軍と渡り合う事を想定して開発された代物。 本編中ではモジュール77がジオールから独立して生まれた新生ジオールによって運用された。 1号機と2号機は「原動機レイヴ」と呼ばれる永久機関、3号機以降はその複製品「ミラーレイヴ」で稼働する。 そのコンセプトが示す通り性能は非常に高く、機体によっては{200年後に第一線で戦う姿も確認されている。 しかし、その実態は認証登録を行うと特殊な薬液を注射され、仮に適性があった場合は「神憑」と呼ばれる人ならざる存在に作り変えられてしまうという外道兵器(*33)。 そもそも裏で糸を引いていた者達にとって、兵器となったのは単に軍がスポンサーだったからに過ぎず、本質的にヴァルヴレイヴとは人間を神憑に変えるためのマシンである。 神憑となったパイロットは不死身に極めて近い生命力と長い寿命を持ち、純粋に生物として見た場合は人間よりも強力な存在に変わっているが、ヴァルヴレイヴを操縦するにあたっては自身の記憶などを形作る情報物質「ルーン」をレイヴの燃料として消費しており、消耗が激しくなると最終的には生命維持に必要な情報すら消費して自分が誰かも分からない状態になって死ぬ。 (作中では新生ジオールがヴァルヴレイヴを運用したため行使はされなかったが、本来ならその他生殺与奪も行動の自由もその気になれば"機関"が自由にできる模様) 一応、ルーンの消費自体は緩やかなのか、通常の戦闘で使い尽くすことはそうそうなく、他者からの補給も一応は可能。 …しかし、物語中盤、主役機であるヴァルヴレイヴⅠ・火人に「アーダー・グリップ」と呼ばれる追加装備が搭載されたことで事情は変わってくる。 これは原動機レイヴのエネルギー流量を調節することで稼働時間を倍以上に延長し、更なる出力アップも図れるという優れもの…なのだが、勿論そんなものを搭載すればルーンの消耗も激増。 結果、ヴァルヴレイヴⅠは普通に乗っているだけでもじわじわとルーンを吸われ、いずれは死亡するというとんでもない代物になってしまった。 テストパイロットであった野火マリエは中盤で本機に再搭乗した結果、一度の戦闘で全てのルーンを吸い尽くされて死亡(*34)しており、正規パイロットの時縞ハルトも最終回で遂にルーンを使い果たし命を落とした。 新生ジオールは元々ジオール本国がモジュール77地下で秘密裏に建造していたヴァルヴレイヴを棚ぼた的に入手して使っていたためこの辺りの事情を一切把握しておらず、真相に気付いた時には既に手遅れの状態であった。 なお、ハルトとマリエに限らずヴァルヴレイヴに搭乗した咲森学園の生徒達は遺伝子操作などによって生まれる前から神憑になる適性を高められており、ヴァルヴレイヴにゆりかご以前から墓場まで付きまとわれる生涯を送ることとなった。 STAR WARSシリーズ ●TIEファイター 棺桶Type-①・②・③ 銀河帝国軍の主力スターファイター(宇宙戦闘機)にして、映画界、そして海外における棺桶代表。 機動性を追求するために限界まで無駄を省いた結果、気密処理もシールド発生装置も緊急脱出装置も超光速巡航装置(ハイパードライブ)も無いという狂気の機体に仕上がった。 生命維持装置についてもパイロットスーツ頼み(宇宙服兼用)など、恐ろしく割り切った設計である。 これは、殆ど似たような仕様の機体であるイータ2アクティス級ライトインターセプター(*35)を母体として設計されたのが理由。 とはいえイータ2が色々割り切った設計なのは「フォースの感応力で敵の弾を避けられるジェダイ」用の機体だからこそ。 そんな超能力者用の「当たら(ry」を一般兵にも強要したのが当機なのである。 このあんまりにもあんまりな仕様と帝国軍の徹底した教育体制のせいでパイロット達も変な方向に吹っ切れ、偏向シールド等といった防御装備を「臆病者が使う物だ」と見なす悪習が蔓延していたという。 それらが完備されたTIEアドバンストX1と、それに搭乗するヴェイダー卿は彼らの目にはどう映っていたのだろう? また、機体側面に備えたソーラーパネルのせいで横方向の視界が狭い(*36)欠点もあり、おかげで撃墜ではなく事故で殉職したパイロットも相当多かった模様。 しかし色々犠牲にしただけあって機動性・生産性は凄まじく、実際に劇中でもその物量や旋回性能をもって多くの戦闘で同盟軍を大いに苦しめている。 一般兵とはいえパイロットも数合わせの捨て駒ではなく、銀河中から選り抜かれた精鋭中の精鋭であり、機体とともに敵からは畏怖、味方からは羨望と尊敬の目で見られていたという。 そのためか、上の棺桶たちとは違い脱出性能そのものはそれなりに確保されている(*37)らしく、撃墜されながらも宇宙遊泳でどうにか母艦に拾われ、生還できたパイロットも意外に多いとか。 この辺りはちょっとやそっとの対艦攻撃では動じない堅牢なスター・デストロイヤーを母艦とした連携運用が前提であるが故の利点とも言える。 搭乗を許されるのはパイロットとしては最大級の栄誉という、この手の動く棺桶としては珍しい立ち位置にある兵器である。 ちなみに本項目末尾に詳細は譲るが、同盟軍のスターファイター「Xウイング」の方も「動く棺桶」とまで呼べないものの、 生還率はTIEファイター並みに低かったりする。 もうやだこの宇宙 なお、銀河帝国の残党軍ファースト・オーダーでもTIEファイターは運用されているが、こちらは性能をさらに高めつつ生命維持装置とシールド発生装置を標準搭載し、 機種によっては重火器やハイパードライブも完備するなど、空飛ぶ丸い棺桶からは脱却することに成功している。 ●TYEウイング 棺桶TYPE-①・⑧ 「アグリー」(ジャンクパーツから組み上げられたスターファイター)の一種であり、上述のTIEファイターに、反乱同盟軍のYウイングのパーツを組み合わせて建造されている。 Yウイングは「鈍足な旧式機だが、充実した武装と強力なシールドを装備」というTIEファイターとは正反対の機体であり、この2機を組み合わせることで両者の欠点を補い合った強力な戦闘機に…なればよかったのだが、世の中そう旨い話はない。 その実態はTIEファイターのコアパーツにYウイングのエンジン・ナセルを取り付けた代物であり、早い話がTIEファイターの紙装甲とYウイングの鈍足を悪いとこ取りした掛け値なしの欠陥品。 元がジャンクパーツなので価格は安く、またアグリーとしては比較的標準化されていたため、海賊や自警団といった懐事情の厳しい組織ではそれなりに使われていたようだが、勿論被撃墜率は滅茶苦茶高い。実際に乗せられたパイロットからの評判も言うまでもなく最悪で、結果付いたあだ名が「DIEウイング」「WHYファイター」。 なお、TIEファイターとYウイングを掛け合わせたアグリーとしては他にY-TIEという機種もあるが、こちらはYウイングの本体にTIEファイターのソーラーパネルとイオンエンジンを搭載したものであり、足は遅いが火力とシールド強度には定評がある。また鈍足と言ってもTIEファイターの強力なエンジンのおかげでTYEウイングよりはかなりマシな模様。 その他実写原作作品 コヨーテ・タンゴ(パシフィック・リム) 棺桶Type-③・④ 対怪獣用人型機動兵器「イェーガー」のひとつであり、日本所属の第1世代機。 機体そのものは真っ当な砲撃機であり、背中のモーターキャノンと両腕のプラズマキャスターによる火力が自慢。 機動性が低い上に装甲が薄かったりと性能面での問題点もないわけではないが、これ自体は棺桶呼ばわりされるほどの酷さではなく、2体の怪獣を倒す実績も上げている。 真の問題点は動力源である原子炉の放射線対策が不十分で、長時間乗るとパイロットが被曝すること。 故に短期決戦で済ませづらいタフな怪獣と戦うのは他の機体以上に高い危険を伴う。 実際に堅牢なカニ型怪獣オニババと東京で戦った際、パイロットのタムジン・セビアが重度の被曝でガンを発症し、戦闘中に気絶。相棒スタッカー・ペントコストの単独操縦により、3時間もの戦闘の末なんとかオニババには勝利できたが、彼も被曝と操縦負荷(*38)のダブルパンチで深刻な健康被害を被り、タムジン共々引退を余儀なくされた。 その後放射線シールドが改良されて棺桶ではなくなり、後任パイロットを迎えて継続運用されたが、結局セント・ローレンス島の戦いで破壊され、本編時点では既に失われている。 ●APU(マトリックス) 棺桶Type-①・② 「Armored Personnel Unit(装甲兵員ユニット)」。油圧式の戦闘用パワードスーツ。 人類の地下都市「ザイオン」を襲撃する機械の戦闘兵器群に対する防御策として運用されており、本編『リローデット』『レボリューションズ』時点までに12万機が製造された。 武装は両腕の30㎜機関砲で、戦闘機械「センチネル」の装甲を十分貫通できる威力を持つ。操縦はハンドルとペダルで行うため未熟な兵士でも容易に操縦可能であり、頭数を揃えやすいのも利点。 ……と書くと汎用性に長けていて使いやすい兵器のように思えるが、実のところザイオンで本機が主力として用いられている場面はない。 その理由は実際に映画なりフィギュアなりを見て頂ければ一目瞭然で、パイロットを守る装甲が皆無なのである。「薄い」のではなく「無い」。風防のガラスすら無い。 幾ら慢性的な資源不足とはいえあんまりである(*39)。 ザイオン側も本機の脆さは十分承知しているのか、ザイオンに侵入してきたセンチネルに対しては隊列を組んで一斉に弾幕を張る事で接近させない戦術を取っていた。 一応その戦法は功を奏していたがそれでも多大な損耗は避けられず、最終的に残ったのは12万機中僅か350機のみ。生存率0.003%。 機械と人類の最終戦争を描いた前日譚『セカンド・ルネッサンス』でも国連軍仕様のAPUが登場。 こちらは全体が装甲で覆われ、背部のスラスターで飛行も可能など、明らかに後のザイオンで運用されている物よりも高性能だった。 しかしこちらはこちらで一人で乗り降り出来ず、何よりパイロットの四肢を機体に固定するため緊急時の脱出が不可能という致命的な欠点が存在。 事実、劇中では大型機械「ハーヴェスター」のケーブルで手足を拘束された状態でハッチをこじ開けられ、身動きも取れないままパイロットが引きずり出される光景が描写されていた。スタッフ曰く「エビの殻剥き」。 さらに言ってしまうとそこまで武装しても機械の攻撃から完全に身を守る事は出来ず、結局ハーヴェスターのケーブルの一撃で呆気なく破壊されてしまっていた。 ……装甲などあっても無くても同じだとすれば、ザイオン製APUの仕様で正解なのかも知れない。 小説/ライトノベル原作作品 ●ジャガーノート(エイティシックス) 棺桶Type-①・②・④・⑤・⑦・⑧ サンマグノリア共和国がギアーデ帝国の駆る無人機動兵器群「レギオン」に対抗すべく建造・投入した多脚機甲戦車(フェルドレス)型の「有人搭乗式無人機」。 ……何言ってるかわからない?正直書いてる方もさっぱりわからないがひとまずそれは後述。 一般的に「動く棺桶」と俗称されるメカとて、火力や機動性など一定の長所はあるものがほとんどだろう。(コスト面とかもいるが) だがコイツは全方位欠陥だらけで褒めるべき点が見当たらないという特筆すべきダメっぷりを誇る、作中の文句通りな「掛け値なしの欠陥機」。 しかもこれ、主役機です。 具体的には… 手持ちナイフで切り刻めるほどペラペラなアルミ装甲 哨戒型の敵兵器位しか正面から貫けないくせして、機体と不釣り合いに大きい上に旋回砲塔も付いておらず、一発撃つのも一苦労な主砲 未熟なプログラムのせいで4脚がやっとのうえ設置圧が高く貧弱な脚(作中の機動兵器は6本脚以上が基本) この仕様で補助武器は接近格闘戦用のブレード(決死の突撃が必要)か、自走地雷掃討用の重機関銃(対レギオンには火力不足)の2択 などなど、早い話が攻撃力、防御力、機動性全てがてんでダメなのだ。 しかもこの兵器のダメっぷりは性能面に留まらない。 本来は無人機として開発予定だったものがAIの開発に頓挫した結果、人を乗せざるを得なくなったという経緯がある。ここまではいい。 しかし国民感情を考慮した結果、人間扱いを認められていない人種を強制的に徴発し処理装置という名目で搭載。そして「『人間』は乗っていないので無人機」と言い張るというトンデモ詭弁兵器と相成った。そうはならんやろ つまり、あくまでも『無人機』のため脱出装置や乗員保護機能は当然のごとく非搭載という許されざる暴挙の産物。 あげくこの機体には更に碌でもない思惑が込められており… 劇中では出撃すれば毎回誰かしら死者を出すほど損耗率・戦死率が高く、最終的に徴兵任期を生き延びたのは僅か5名。 兵役には市民権を剥奪した人種を毎年10万人強制入隊させているが、1年後の生存者は千人に満たない。 主人公はこれで敵を遥かに圧倒する高速機動を行い数も質も圧倒的不利な中戦い抜いているが、これは主人公が万に一人も引き出せない機体のポテンシャルを限界まで引き出しているからである。 フェルドレスには生存性を高める為に重装甲が求められがちで軽量高機動という概念が無くかったため、このペラッペラな機体がリミッターを完全解除した際の機動力には目を見張るものがある。 ただし、ただでさえ脆い脆い言われている機体がそんな負荷に耐えられる筈もなく、一回出動して敵機を2、3機撃墜するだけで足回りはほぼ自壊寸前のオシャカになる始末である(*40)。 このように、余りにも無惨な欠陥機ではあるが、主人公が編み出した軽量さを活かした高機動戦闘が人類戦力の発展に繋がるとは、作中の誰も予想だにしていなかったであろう。 ●Gu190征空戦闘機(アイゼン・フリューゲル) 棺桶Type-② 主人公がかつて所属していた王冠中隊(クローネンシュタッフェル)に配備された特殊仕様レシプロ機。 現行主力機と比べて加速性で二割増し、格闘性能三割増しという驚異的な高性能を謳っている機体である。 但しその要求性能を満たすために装甲板を省略して軽量化を図っており、僅かな被弾が命取りになる設計に仕上がっている。 エースパイロットのみを集めた王冠中隊(クローネンシュタッフェル)にこれが採用された訳は、『撃たれる前に撃ち落とせば良い』という軍部の方針である。 他の作品の機体に比べるとこの人命軽視はまだ有情に見えてくる不思議 この機体の脆弱性に加え、劣勢を打破するために激戦区を選んで隊員は駆り出されたがゆえ、損耗率は半端じゃなく高く、隊員は減っては補充される。 9か月後の休戦まで生き延びた隊員は全36名の内、僅か2名しかいない。 ●ディオニュソス(ヘヴィーオブジェクト) 棺桶Type-⑦ 作中に存在するオブジェクトの一種。 世界を四等分している四大勢力の一つの『信心組織』(様々な宗教団体の集合体。思想が合理性を超えて存在する)に所属する機体。メチャクチャに金がかけられて作られているのだが、設計思想そのものが狂気に至っている。 基本的にオブジェクトとは、堅牢な装甲に包まれており生半な手段(大型水爆でも)では貫く事ができないのだが、これはなんと、装甲を破壊される事を前提に作られている。 装甲が破壊されようが、爆発反応装甲めいてそれ以上の破壊を押しとどめるという常軌を逸した設計かつ、中心部が空っぽ(*41)であり、装甲をズタボロにされようとも致命傷だけは避ける機体である。 何度も大破されようが、不死鳥めいて戦場に舞い戻る事から兵士や民衆に希望(*42)を与えるのを主としている。 パイロットもパイロットで脳まで含めた全器官をバラバラに保管されたまま、必要になったら組み立てて機体に詰め込まれている。 なので、機体と一心同体ゆえに本当に破壊されたらその瞬間にオダブツというありさま。 ●ヴォーダン(ヘヴィーオブジェクト) 棺桶Type-⑦ 無数のブレインミサイル(*43)を装備し、550mの巨体をマッハ2で飛ばす地面効果翼機。 機体に張り巡らされた微細なチューブから発生する超音速分子ビームにより、極めて強いファンデルワールス力を生み出し、無数の複合装甲を一つの塊として異様に強靭な装甲を作り出している。 500億ドルもの大金を使って生み出された超大型兵器。 …なのだが、実は破壊されて大敗する事を目的に開発されている。 作中世界の主流となった兵器であるオブジェクトに撃破される事により、これだけの兵器でもパワーバランスを変える事はできないと世間に認識させる事で、利権の温床たる『北欧禁猟区』を守るためだけに開発された捨て石なのである。 機体のパイロットは当然のごとく生還を望まれていない。(*44) ウォーハンマーシリーズ ●ドレッドノート(ウォーハンマー40K) 棺桶Type-⑦・⑧ 〈人類の帝国〉に所属する超人兵士「スペースマリーン」の戦団に所属するロボット兵器。その見た目はまさに棺に手足が生えたような見た目をしている。 何百年も戦争に明け暮れるスペースマリーンがその生命を維持できないほどの致命傷を負った場合、通常であれば医術官(アポシカリー)と呼ばれる衛生兵から安楽死がもたらされる。 しかし、中にはとりわけ強大な英雄が致命傷を負ってもなお、まだ戦いを求める場合がある。 このような英雄が持つ戦闘技術、知識、そして闘争心は、戦団の財産である。 よって例えその姿形が変わろうとも、死をも越えて戦団に仕え続けるべきだと考えられている。 そしてスペースマリーンの英雄はドレッドノートへと納められて、第二の人生を歩むのだ。 ドレッドノートには強靭な装甲で包まれており、並みの対人兵器では歯が立たないほど高い耐久力を持つ。 更に、腕には巨大なガトリング砲やレーザー兵器、対物兵器などを装備でき、通常のスペースマリーンよりも高い火力を叩き出すことができるのだ。 と、ここまで聞けばいいことずくめだと思うが、ドレッドノートには以下のリスクが伴う。 ドレッドノート搭載の棺桶へスペースマリーンが埋め込まれる際は、問答無用で四肢を切断されてしまう 埋め込まれた者の肉体は単なる生体組織の集合体となってしまっており、生命維持装置であり墓でもあるドレッドノートから二度と切り離すことはできない 棺桶内では半ば委縮した組織が生命維持水槽の中でのたうっており、年月が経つにつれて正気を保てなくなる といった、あまりにもパイロットの扱いが酷い倫理無視の兵器なのである。 だが当のスペースマリーンにとっては、 ドレッドノートとして蘇って戦えることは大変名誉なことであり、機械化した英霊として誇り高く戦い続けている。 ●ヘルブルート(ウォーハンマー40K) 棺桶Type-⑦・⑧ 〈帝国〉を裏切り、渾沌の神々に忠誠を誓ったスペースマリーンであるケイオススペースマリーン版のドレッドノート。 上記のドレッドノートと同じく負傷したスペースマリーンが搭載されているが、ヘルブルートはドレッドノートとはその扱いや特徴が大きく異なる。 スペースマリーンの中ではドレッドノート入りは名誉とされるが、ヘルブルートは逆にケイオススペースマリーンの中では拷問扱いとして見なされている。 悪魔的な技術で作られた血肉と鉄でできた機体には、不祥事を起こしたケイオススペースマリーンが搭載され、〈歪み〉の力によって肉体は完全に融合を遂げてしまう。 そうなったら最後、ヘルブルート化した者は完全に死ぬこともできず、冷たい牢獄の中に幽閉されることなど、吐き気を催すほど嫌悪すべき末路に他ならない。 ほとんどのヘルブルートは完全に錯乱しているが、それは“操縦者”がいずれも生死の中間のような状態で幽閉され、その精神が狂気と絶望によって喰らい尽くされてしまうためだ。 そのため、ケイオススペースマリーンたちの中でもヘルブルート入りするぐらいならば死んだ方がマシだと考えられている。 戦場においてヘルブルートは厳重に鎖で動けない状態から解き放たれ、目の前の敵へと一心不乱に殺戮を行う。 武装もドレッドノート同様の強力な対物兵器を搭載しており、特殊な爆発弾頭を高速で打ち出す「ヘヴィボルター」や高温で爆発するプラズマ弾を発射する「プラズマキャノン」、敵を粉砕するエネルギー力場を持つ戦鎚「サンダーハンマー」などを装備可能。 ヘルブルートは敵にとっても厄介な存在であるが、その狂気に侵された精神は時に味方の軍勢にも襲いかかる危険性も孕んでいる。 ●ペニテント・エンジン/モーティファイア(ウォーハンマー40K) 棺桶Type-⑦・⑧ 〈人類の帝国〉に所属する部隊の一つである修道女軍隊「アデプタ・ソロリタス(修道聖女会)」が有するロボット兵器。またの名を「贖罪兵器」。 神たる皇帝陛下への恩寵を忘れた聖職者、あるいは仲間の死を招いた不届きな修道女達が贖罪のために搭乗する。 色々とヤバい設定が盛り込まれてる本作のなかでもトップクラスで残酷なる扱いの兵器で、以下の特徴を持つ。 ペニテント・エンジンに接続される事となった哀れな罪人である操縦者の神経細胞には「拷問増幅器(トーメント・アンプリファイア)」が接続され脊髄には化学物質を投与する注射器が埋め込まれる。それ以降、哀れな贖罪者は果てしない極限の苦しみにさらされる。 機体にはパイロットを守る装甲が存在しない。 肉体的な痛みと精神的な罪悪感しか感じないように精神を分離され、その痛み自体がペニテント・エンジンの作動装置とサーボに動力を与える。 敵を目前にすると、操縦者に注ぎ込まれる化学物質と神経情報が変更され、操縦者から見た敵の顔が自分の顔へと自動変換。つまり戦闘のたびに自分を殺すか自分に殺されるかの感覚を味わわされる。 パイロットは一度ペニテント・エンジンに接続されたら死ぬまで戦い続ける事となり、戦い続ける事が皇帝陛下に対する贖罪となる。 と、このようにパイロットを残虐非道に扱うという本作の中でもマジキチな兵器として描かれている。 「penitent(悔悟者)」の名を冠するだけあって死んだ方がマシな代物と言えるだろう。 そして上位版の「 モーティファイア 」は棺桶が増設されており、搭乗者は動く事も話す事も聞く事も死ぬ事もできない。 「神経苦悩装置(ニューロ・アゴナイザーアレイ)」と「誹謗増加装置(オボロクイル・エンハンサー)」により激痛と外界遮断に加え自己否定と自己嫌悪で生き地獄を受け続ける。 棺桶に納められたパイロットは外的要因で死ぬ事無く、さらなる責め苦にもがき苦しみながら戦い続けるのだ。 その他電子ゲーム/アナログゲーム原作作品 ●アイオーン(デモンベインシリーズ) 棺桶Type-⑦ 魔導書に記されている巨神のイメージを魔力によって物質化させた鬼械神(デウス・マキナ)の一体。 機体のスペックは特上であり、装甲だけに至っても世界に対して強力な存在力(*45)を持つがため、物理的な手段で破壊するのは極めて困難。 機動力も50m級の巨体では、有り得ない速度で推進し、有り得ない角度で急上昇するなど正に「最強の魔導書(アル・アジフ)」が持つ「最強の力」と言っても相応しい。 しかし鬼械神の燃料はパイロットの生命力である(より正確には魔力と精神力(*46))。 しかも乗っていると異界の論理で精神が侵されるので発狂の危険もあるというオマケつき。 作中には数多くの鬼械神(デウス・マキナ)が存在するが、その中でも最強のこれは燃費も桁外れに悪い。 そのうえで術者の生命力を魔力に変換する霊燃機関「アルハザードのランプ」が強制的に術者の命を削って魔力を絞り出すため、長期間乗り続けると確実に死ぬ。 外伝小説におけるアル・アジフの契約者(マスター・オブ・ネクロノミコン)たるアズラッドはこれに数分乗っただけでもかなり消耗、限界を超えた結果干からびたミイラと化して死亡。 鬼械神(デウス・マキナ)は本質は人外の論理で出来上がっている物であるがために完全に乗りこなしをするのは、自らも人間を止めて人外化する必要があり、人間は消耗して死ぬしかないとある。 そのため作中の魔術師達は鬼械神に適応する為に、魔導書の力で人間を辞めたりして対応している。 だがアイオーンは『己と契約した魔術師の魂の燃焼を以って、人類に仇なす魔を焼却する』という魔導書(アル・アジフ)の強固な一文があるのでそうはいかない。 爆発的に魂を消費して瞬く間に死ぬか、数十年を彷徨して擦り切れて死ぬの二択というありさまであった。 術者を消耗部品にして成り立っているという「術者殺しの鬼械神」である。 ちなみに鬼械神のデッドコピーにあたる主人公機デモンベインはパイロットの人間が消耗する事なく稼働できる。 但し一般的なロボットと同じく物理的な機械で構成されているため、ダメージを受ければ当然修理が必要である等、アイオーンとは別の意味で機体に問題がある。 外伝小説である軍神強襲において、火星全体を転送陣にして召喚されたデモンベインが存在するが、 大きさは10倍の500mかつ、7000万km離れた地球の状態を一瞬で把握し魔力弾一発で火星人の群れを掃討し地球の時間を逆転させ、火星人に破壊された都市や殺された人類を修復と正に神の如き力を発揮するが。 デモベインからパイロットに流れていく魔力は、意識を消し飛ばさんばかりの速度と圧力で体内を流れていく。 しかも機体自体が、意思を持って回転する超巨大な超論理の歯車という危険性があり、魂の欠片すら残さずに噛み砕かれる恐れがある。実際に前搭乗者の覇道鋼造は、デモンベインの巨大かつ複雑な論理構造に飲み込まれ、感知すらできない領域に消えた ●エンディミオンFRSマークIIおよびマークIII、アストライアーFGAマークI(アインハンダー) 棺桶Type-⑦ 23世紀の未来、月面国家「セレーネ」と地球唯一の現存国「ゾードム帝国」が争う時代にて、セレーネが編成した「特別機動隊」として地球に降下する3機の新型戦術戦斗機。 ゲーム本編となる最後の降下作戦の2年前から同様の機動隊による奇襲作戦が実行されており、局地的ながら多大な被害を何度も受けたゾードム軍からは、敵地で武器弾薬を強奪補給する特徴的な一本腕を指して「アインハンダー隊」と呼び恐れられるに至る。 しかしその作戦の実態は、短期決戦の方針を転換したセレーネ軍が新たな戦略を確立するまでの時間稼ぎであり、恩赦目当ての流刑囚や延命希望の改造兵士など大半がワケありのパイロットを乗せて700回以上に渡り降下作戦を実行した結果、説明書のモノローグにて 「限りなくゼロに等しい生還率」 と評されるほど損耗が激しい部隊でもある。(*47) そして性能こそ低くないが、任務が任務なので脱出装置非搭載という潔さを見せ、設計からしてパイロットを絶対に逃がさない意思を感じさせてくれる。 ここまでの話だけなら「特攻機とどう違うんだ」とツッコまれると思うが、この機体の真に恐ろしい所は「拠点攻撃任務の成否に関わらず、 パイロットの確実な死をセレーネ上層部から望まれている 」という点にある。 短期決戦の方針を転換した時点かそれ以降のタイミングは不明ながら、国民の不満を逸らすのにうってつけな「聖地・地球の奪還戦争」自体がセレーネ上層部の目的と化しており、国民の目から荒廃した地球の実態を隠匿し続けている。 そのため、降下作戦を運良く完遂して生還出来たとしても、地球の実情を知ってしまったパイロットには不都合な真実の生き証人として抹殺される未来が待っている。 ゲーム本編のパイロット(プレイヤー)に至っては、ゾードム軍の多数の兵器と死闘を演じた末の褒美として、今回の作戦で完成した戦闘データを搭載した最新鋭無人戦斗機の最終テスト標的に選抜すると通告された。 「死後には二階級特進の上にシリウス勲章が授与される」という指令衛星からの空々しい賛辞と共に、ここまで生き延びたパイロットにセレーネからの無数の無人戦斗機が襲い掛かる……。 + とまぁ、セレーネ軍は本気で殺しに来た訳だが… なんとパイロットはこの絶望的な状況を生き延びた上に、一ヶ月潜伏したのちに月に逆侵攻して無人戦斗機の群れを撃墜しつつ戦略コンピューター搭載した防衛無人衛星を破壊。トドメとばかりに指揮官を失ったセレーネ軍もボコボコにして単騎で月と地球の戦争を終結させた……化け物かこいつ? + ■要相談■ 【棺桶扱いではない、性能が普通に優秀、また特攻機は「動く棺桶」とは別です】 性能こそ高いですが、「死亡率の高い任務に就かせつつ、任務の目的とは別の思惑でパイロットの確実な死を望まれている」という点ではエイティーシックスに通じる部分があり、仮に完遂・生還しても同じ任務をやらせるどころか抹殺を図るあたり、殺意の高さではエイティーシックスをも超えていると考えます。 ↑抹殺を謀るのであれば戦死を前提にした特攻機に当たると思われます。また86は「棺桶」と明確に呼ばれているので本項目に該当し、兵役を終えれば放逐(あとは知らん)なので特攻機にはなりません。 ↑うろ覚えだったから念のため確認してみたけど、86においても「5年の兵役が終わるタイミングで死亡率100%の『特別偵察任務』に送って実質的に廃棄処分にしてる」との話があります。というか、86にしろアインハンダーにしろ「危険極まりない任務に就いてもらうが、生還すれば解放あるいは褒美を出す(建前)」「生き延びて欲しくないので確実に死んでもらう(本音)」と、兵士の扱いにおいてほぼ同質のスタンスを取っている以上、運用面からの評価で86が特攻機じゃなければこちらも特攻機じゃなくなりますよ。 ↑各所で調べてみました。最新鋭無人戦闘機『EOS』を作り上げる為に用意されたので機体の性能は高く、86と違い機体そのものはやはり優秀です(単騎で月と地球の全軍を蹂躙できるほど)。謀略の為に動員された有人機を「動く棺桶」にした場合、類似したケースの戦闘に参戦した機体が全て該当してしまうのではないでしょうか?↑たしかに死が前提の謀略が棺桶要素の主軸になってる兵器に関しては、コメント欄での議題としていろいろ考える余地はあると思います。ですが…①そもそもコメント欄でも明確に除外対象とするかの議論が進んでる訳でもない段階で、独断でここのコメントアウトをまたも実行。 ②そのコメントアウトをした理由も、「(概要の初版からある「特攻機は攻撃手段が戦死前提」という文面に抵触する)味方に抹殺されるなら特攻機」「(兵役が終わる前に特別偵察任務で死にに行かされるのに)ジャガーノートは特攻機じゃない」というもの。特に後者は条件の解釈違いでもなく、該当作について少し調べればわかる内容。↑ジャガーノートについては「棺桶」と呼称されているので、動く棺桶として優先される条件の為です(そうでないと上の「ティエレン」や下記の「コフィンシステム」は条件に当てはまらない)仮に「棺桶呼ばわりの兵器でも『動く棺桶』認定しない」という方針なのであれば、そういう議論を成すべきですし、その場合はティエレンとコフィンシステムは除外されます。そしてアインハンダーについては、本機が「動く棺桶」となると、謀略など類似したケースの有人機全てが棺桶ということになってしまうのですが、どうなのでしょうか? ●飛鉄塊(斑鳩) 棺桶Type-⑦ 作品世界における、空中兵器の名称。パイロットは「鉄塊乗り」と呼ばれる。 特に主人公二人の乗る機体は、陽(白)と陰(黒)、2つのエネルギー属性を一体化させた世界初の機体であり、属性切り替えさえ間に合えば同属性の敵弾や光線等を無傷で吸収できる。さらに吸収したエネルギーで「力の解放」として強力なホーミングレーザーを放つこともできる他、一回のみだがリミッターを解放すればレーザーを連射することも可能。 ちなみに敵機も小型機は飛鉄塊、一方でボス級等の大型機は仏鉄塊と呼称される。 しかし機体の加速や衝撃に耐えるために、パイロットの体には『箍』という部品が埋め込まれ、これが体に負担をかけて寿命を削る。 しかもそれに加え機体との神経接続により、パイロットの神経細胞の破壊が進み、遅かれ早かれ死を迎える。これが鉄塊乗りの宿命である。 戦い重ねた主人公の体は最終戦近くでは限界を迎えたが、最後は精神力のみで戦い抜いた果てに『石のような物体』(*48)は破壊された。 ●R戦闘機(R-TYPEシリーズ) 棺桶Type-②・③・⑦ 侵食能力と圧倒的増殖力を持ち、通常兵器では一切効果がない外敵「バイド」に対抗するために開発された戦闘機群。 最初に開発されたR-9A アロー・ヘッドは特にこれと言って後ろ暗い所もない超高性能戦闘機(*49)。 その後の機体群もパイロットの四肢を切断だのパイロット幼体固定疑惑だのと物騒な背景設定こそ持っているが、 なんだかんだで一定以上の保護設備を備えており、性能も非常に高いものであった(*50)。 …が、100機以上のR戦闘機が実装された『R-TYPE FINAL』になると状況は一転。 パイロットをコクピットごと交換することで「機体から自力で降りられなくなる問題」を解決したR-9W ワイズ・マン/R-9WB ハッピー・デイズ(*51) パイロットの生体エネルギーを抽出して波動砲の弾(*52)にするR-9WF スウィート・メモリーズ 戦闘機のくせにパイルバンカーで超接近戦をやらされるR-9DP ハクサン系列 フォースのバイド係数が高過ぎて有線制御でもフォース暴走必至のR-13B カロン などと、安全性などハナからかなぐり捨てた問題機が次々に登場。 挙げ句の果てに、侵食能力を持つはずのバイドを文字通りそのまんま利用したバイド系R戦闘機まで誕生してしまった。それも何機も。 中でも、装甲維持用に劇薬を搭載しているB-1A ジギタリウス系列や、最低限の生命維持装置だけ身につけた状態でバイド由来の物質に直接浸かって操縦させられるB-3C2 セクシー・ダイナマイトⅡは特にヤバい機体として悪名高い。 一応、量産には至らなかった実験機止まりの機体も多いのだが、バイド系に関してはそもそも実機が建造されている時点で既に何かがおかしいと言わざるを得ない。 これらの鬼畜戦闘機を作り上げてしまった技術者集団TEAM R-TYPEは、ファンからは畏怖と愛着を込めて腐れ開発チームと渾名されている。 因みにこの集団、他にも可変機、ドリル戦車、偏執的なまでの長距離射撃特化型、貴金属をふんだんに使った空飛ぶ金食い虫といった色物、 挙句の果てに自然災害を再現できる波動砲を搭載した機体や戦闘機として出撃できる慰霊碑など、人命軽視とは別ベクトルでトチ狂った機体も色々と手がけていたりする。 ●コフィンシステム(エースコンバットシリーズ 他) 棺桶Type-⑧ 主にエースコンバット(AC)シリーズに登場する航空・航宙機向けコックピットインターフェース。コフィン(棺桶)の名は俗称ではなく正式名称である。(*53) なお、最も未来にあたる『AC3』のシステムについては、厳密にはシリーズ他作の同名システムとの関連性は不明である。が、ここでは一緒くたに扱う。 その大きな特徴は、従来のガラスあるいは樹脂製の透明キャノピーが廃されて装甲に置き換えられており、パイロットが外界と隔絶されていること。 外界の情報は機体各所に設置されたセンサー類で収集され、パイロットにはコックピットのモニターやHMDを通して提示される。 更にAC3では操縦系統も一新されて神経接続による思考操縦が可能となっている。このため従来型の操縦システムは排除されており、パイロットはコックピットに横たわった体勢で搭乗する。 コフィンの名はそうしたパイロットを機体に閉じ込める様相から名付けられた。 また、軍民問わずあらゆる航空機がコフィンシステムを装備するようになったAC3の時代では、危険な戦場に赴く戦闘機はエアロコフィン(空飛ぶ棺桶)とも呼称されている。 さて、そんな名前も見た目も棺桶な代物ではあるが兵器としての欠陥は如何様なものかというと、特に無かったりする… 従来型コックピットと比較した時に挙がる明確なデメリットはコストがかかること位であり、致命的な欠陥は特に設定されていない。 ヤバ気な雰囲気漂う神経接続についても主流は生体信号を外部から読み取る方式であり、パイロットになにか悪影響がある訳ではない。まあ何事にも例外はあるのだが。 むしろ、基本的にコフィンシステムは状況認識性(*54)や操縦性、防護性能、空力特性など多くの面において旧来のコックピットを凌駕している上に目立った欠点も見当たらない。ちなみに衛星通信ネットワークを通してパイロットが直接機体に乗り込むことなく遠隔操縦することも可能だが、パイロットの大半はタイムラグを嫌って有人操縦にこだわっているという。 こんな名前でなければまずここでは取り上げられなかったであろう一品と言える。 AC3以外のシリーズ作品ではむしろ強機体のアイコンであり、どちらかと言えば敵を棺桶にする側である ●R-311 レモラ(ACE COMBAT 3 electrosphere) 棺桶Type-②・⑤ 全ての航空機が上述のコフィン(棺桶)システムを採用しているエスコン3において、とりわけ性能・運用面での棺桶度が高い機体。 ニューコムが開発した、高高度からの奇襲を目的としたパラサイト・ファイター(母機に搭載されて作戦地域まで輸送され、そこから切り離される戦闘機)である。 その外見は申し訳程度の主翼が付いた有人ミサイルといった感じであり、特攻用の機体と見間違えかねない。ちゃんと機銃もミサイルも搭載されているので戦闘機としての体は守っているが。 機体性能は最高速度に極振りしてそれ以外の全てが壊滅的という機体形状みたいな尖りっぷり。 高高度での空戦を前提とした設計とは言え、機体速度に旋回性能と安定性が全く付いて行けてないので低高度域での操作性は劣悪の一言。高高度域では敵無しなのだが… プレイヤーがこの機体を操作できるのはニューコムルートのミッション「ニューコムの力」。 制限時間内に高高度域にてゼネラル・リソースの迎撃戦闘機2機を撃墜した後、急降下して地上の空軍基地に奇襲をしかけるという物。 …勘の良い方なら気付いたかも知れない。このミッション最大の敵は迎撃戦闘機でも基地の地対空ミサイルでもない、激突死であるという事に… 速度に対して旋回性能が低すぎるのと、雲海と地表(氷河地帯なので一面真っ白)の区別が付きにくいという二つの理由から、降下時の速度が速すぎたり減速や旋回のタイミングを誤ると機体が簡単に地表に突き刺さって死ぬ。 制空権を獲ったらあとは爆撃機でも差し向ければ良いんじゃないんですかニューコムさん だが世の中にはこの機体で例のトンネルを爆速で飛び抜ける変態パイロットもいるのだからたまらない。 ●突撃上陸用ポッド(メトロイドプライム3 コラプション) 棺桶Type-①・②・⑧ スペースパイレーツに所属する最底辺の戦闘員「メタパイレーツ」が操縦する軽突撃艇。 その運用は爆発物を詰めた衝角で敵艦に体当たりし、開けた穴から内部に乗り込むと言う狂気の方法。そして乗り込み後は、旧式ビーム銃などの型落ち武器で敵艦内での白兵戦を行うのである。 しかも最底辺の戦闘員が乗り込むだけあって設計も劣悪であり、スペースパイレーツの基準を持ってすら作りは粗雑。 爆発する衝角で体当たりというだけでも危ないと言うのにボディ部分は人員輸送ユニットの物を、移動の要となるスラスターは老朽化している物を転用している。 ふざけた設計に加え危険すぎる運用を強いられる事から、周りからは「棺桶」の異名を与えられている。 ちなみに突撃してきた後の機内をよく見ると、肉のような内壁に目玉のような器官が付いていており、ビームで撃つと反応する。キモい。 生体部品が用いられているか、もしくはリヴァイアサン戦艦のようにフェイゾン生命体を改造して作られたものと思われる。 ●HEV(HALOシリーズ) 棺桶Type-②・⑧ 国連宇宙軍UNSCの海兵隊特殊部隊ODSTが使用する、1人乗りのティアドロップ型降下ポッド。 正式名称は「Human Entry Vehicles」。 衛星軌道上の艦艇から敵地に直接投下され、通常の海兵隊では困難な環境や任務にODST隊員を送り込む。 武器弾薬や物資も搭載されており、最長なら2週間は補給なしでの作戦行動が可能になる。 作中において、軌道上からの降下は降下艇で行うのが一般的であり、ODSTも当初は「アーマード・アサルト・ボート」という航空機を使用していた。 しかし、ODSTが投入されるほどの激戦区においては低速かつ大型で被弾しやすい降下艇は地表にたどり着く前に撃墜され、搭載した戦力が丸ごと失われてしまうリスクが高かった。 そこで考案されたのが、小型高速で対空砲火をすり抜けやすい1人乗りのHEVであり、万一撃墜されても犠牲者は1人で済む。 流星群が多く見られる平安星での預言者暗殺作戦においては、その小ささを活かして隕石に紛れ込み地表に潜入、という運用法も見られた。 しかし、乗組員を保護する設備は最低限のものしかなく、大気圏突入時の断熱圧縮によって機内は凄まじい高温になる。 姿勢制御装置も同じく最低限であり、おまけに落着前にはエアブレーキと逆噴射による僅かな減速を行うのみでパラシュートすら非搭載(*55)。 なので僅かなアクシデントで姿勢制御もままならなくなり、そのままあの世行きとなってしまう。 先述した預言者暗殺作戦においても、1名の隊員が隕石に接触して大気圏突入の角度調整に失敗し、HEVごと燃え尽きてしまった。 また、母艦側でも投下ポイントは定められ、ある程度は乗組員による制御も可能なものの、基本的には重力に任せた自由落下となるため、 運が悪いと安全な場所に落着できず、減速し終える前に崖に叩きつけられたり、湖や沼地にまっすぐダイブしたり、落着の勢いでそのまま谷底に転がり落ちるというケースも。 生存性を高めると言うよりも、あくまで強襲降下の際の撃墜リスクを分散させるための装備であり、一般兵の通常任務であれば降下艇を使った方が確実。 身一つで大気圏突入して地面に叩きつけられても気絶や軽傷で済むスパルタンですら滅多に使わない代物である。 加えてODSTの任務の性質上、降下後も「危険地帯の真っ只中で満足な補給もなしに少人数で作戦遂行」という更なる試練が待っている。 そのため、ODSTは志願制を採用しており、候補者達の中から厳しい選抜によって選り抜かれたエリート中のエリートによって構成されている。 UNSCにおいて、ODSTは危険なポッドに乗り込んで死地に赴く命知らずの集まりとして「ヘルジャンパー」の異名で恐れられており、 彼ら自身も精鋭としての誇りを込めて、自らの命を預けるHEVを「棺桶」、その射出区画を「地獄の待合室」とあえて呼んでいる。 なお、UNSCの敵対勢力であるコヴナントも似たような降下ポッドを使用しているが、こちらに関しては詳細な情報が殆どないため、HEVのような危険なものなのかは不明。 ●ドラグーン/イモータル(Starcraft) 棺桶Type-⑦・⑧ 高度な異星人種族「プロトス」が運用する歩兵支援兵器。『1』と『2』で名称・デザインが異なるが、基本的にはどちらも同じもの。 四足歩行の蟹を思わせる外観の兵器で、武装は機体上部の反物質砲。 一見ロボットのようだが、その実態は重傷を負ったプロトスの戦士を制御装置として内蔵した一種の強化外骨格。 選ばれた戦士は、胴体部に搭載された無菌培養液入りのタンクの中で一生を過ごす事となり、二度目の戦死を迎えるまで戦い続けるのである、まさに文字通りの「棺桶」。 事実、メインストーリーでは致命傷を負って戦線離脱したネームドキャラが、後半ドラグーンとなって再登場する展開も。 『2』では敵種族「ザーグ」にプロトス母星が制圧された事でドラグーンの再製造が不可能となったため、生き残りである強化版の「イモータル」が登場。こちらは反物質砲を左右二門装備し、さらにより強固で高密度なエネルギーシールドを搭載するなど重武装化している。 イモータル、即ち「不死者」という名は半死半生となってもなお種族のために戦う果敢な戦士へ贈られる尊称としての意味を込めたもの。 ゲーム的には対地・対空攻撃が可能な間接攻撃ユニット。 火力自体は高いが射撃速度が遅く、また巨体の割に耐久力もさほどではないため、小型ユニットの群れに取り囲まれるとあっという間に袋叩きにされてしまいがち。 したがって、両腕にブレードを装備した歩兵ユニット「ゼ―ロット」が前衛として敵を引きつけ、その後ろから支援砲撃を行うのが基本的な運用方法となる。コストも決して安くないので大事に使って行こう。 ●フラジール(ARMORED CORE for Answer) 棺桶Type-②・③・⑦ X-SOBREROをベースとしたネクストAC。分類としては軽量二脚機体なのだが、全体のシルエットは人型からあまりにもかけ離れており、正面から見たら「穴」の字にも見える。 アスピナ機関の試作機という位置付けで、徹底的に空力特性を突き詰めた超高速機体。奇怪な機体形状は空力特性を突き詰めた結果に過ぎない。 そのスピードはゲームのレギュレーションによって異なるが、概ねクイックブーストによる瞬間的な加速一発で音速を超えるほど。 まずネクストACという物は円滑な機体制御のためにAMS(アレゴリー・マニピュレイト・システム)という物を搭載している。 ざっくり説明すると搭乗者の脊椎や延髄を介して機体と搭乗者を物理的・電子的に接続し、ネクストACの複雑な戦闘機動を一人の搭乗者の操作のみで可能にするという物。 …この手の機体制御技術では半ばお約束だが、AMS適性という先天的な才能によって個人差はあるもののAMSは搭乗者の脳や精神に少なからず負担を与える。 しかもAMSによる負荷は機体形状が人型からかけ離れるほど重くなるらしく、異形な上に高速戦闘機動を旨とする本機の搭乗者にはかなりの負荷がかかってしまう。 機体が大きなダメージを受けるとそのフィードバックが搭乗者に跳ね返り、最悪の場合死に至る事すらあり得る。 そしてネクストACの戦闘力を支えるもう一つの重要な要素が美しい緑色に輝くコジマ粒子である。 ネクストACの攻守走全てに関わるこの粒子は重大な環境汚染源であり人体にも有害で、ネクストACの搭乗者(リンクス)は常にコジマ粒子に曝されるリスクを背負い総じて短命(稀に長生きしてる人もいるが)。 上記のAMS適性が非常に高くて精神的負荷が問題にならないレベルの天才リンクスがいたとしても、ネクストに乗り続けていれば徐々に肉体を蝕まれていく事になる。 …と、ここまでは程度の差こそあれ全てのネクストACに共通する危険性である。だがフラジールにはその先がある。 本機は空力特性と速度を突き詰めるために装甲が極めて薄い。高火力の武器なんぞくらったら一撃で死にかねないレベル。「フラジール(壊れやすい)」の名は伊達ではない。 コジマ粒子を利用した防壁「プライマルアーマー」での防御に頼ろうにも、本機に搭載されているジェネレータはコジマ粒子を生成する出力が非常に低いので ひとたびプライマルアーマーが消失したら再展開に時間がかかってしまうのもマイナス。 そんなこんなで本機は「極端な制御負荷から、多くのリンクスを潰してきた」と紹介されているが、作中での搭乗者「CUBE」は全く負担を感じさせない淡々とした態度をとる。 抑揚のない声で常に余裕を感じさせる台詞を話し、ひょっとして人間じゃないんじゃないかとまで思わせる彼ではあるが、被撃破時にはAMSからの過負荷により壮絶な断末魔の叫びを上げて散る事になる。 字幕では「ギャァァァァァッ!」だが、実際の音声はいかにもAMSの過負荷で脳を焼かれたような感じで一聴の価値あり。 漫画原作作品 ●ジアース/ぬいぐるみ(ぼくらの) 棺桶Type-⑦・⑧ 基本は500m級の巨体のロボット。各機体に性能差はあるものの… 脆弱なコア(艦橋に相当する搭乗場所)ですらもメガトン級の核爆弾の直撃で無傷(*56) 通常の装甲部分は更に強固で、人類の科学ではどれだけ時間をかけても掠り傷一つ付けられない 格闘性能はその装甲を容易く破壊し、更に機体によっては特別攻撃能力もある(*57) 生命体を感知する機能があり、知り合いなら確実に位置が分かり、見たことも無い人でもどこに居るかは漠然と分かる などなど、凄まじく性能が高いロボット。 但し動力はパイロットの魂。性能が高いロボで、動く棺桶系ってのはこれがお約束だよね。 それも操縦中に徐々に消耗するのではなく、一度戦闘になって勝った瞬間に完全消費して死ぬ。(*58) 勝敗はパイロットの死亡でのみ決着するので、戦闘になればどの道死ぬ。 「じゃあ戦闘を拒否して逃げ回ればいいんじゃ?」と考えても無駄。 一連の戦いは平行世界の宇宙同士の存亡を賭けたバトルロワイアルで、48時間経っても決着がつかなければ戦ってる両者の宇宙が消滅する未来が待っている。 まとめると、勝っても負けても引き分けても、全てが死に繋がる逃げ場が全くない絶望的な状況なのである。(*59) ちなみに、コア部分に自分の遺体を安置する事を望むパイロットも居て、その点では本当に動く棺桶めいてもいる。 しかも性能は操縦者の能力や魂の若さに依るが、実は別に魂が原動力である必要性はなく「高次元の者達がそう設定しただけ」である(*60)。 ●グレートマジンガー(真マジンガーZEROvs暗黒大将軍) 棺桶Type-③・⑦ 俺は戦闘のプロだぜが搭乗する火力、装甲、機動力全てが高い次元で整った偉大な勇者たる人型ロボ。 作中の別世界線においては、更なる進化を遂げて偉大な勇者を超えた偉大な皇となり、終焉の魔神にプロ勇者……そして人間の意地を見せ付けた。 このように素晴らしいスペックをしている本機だが、人間はその機動に耐えられないという致命的な欠点があるですよね 試乗テストした兜剣造は肉体の大部分がGで破壊された結果、サイボーグになる事を余儀なくされている。 ミケーネ帝国の襲来者との実戦においては、 パイロットの剣鉄也がダース単位で戦死する事となった。 なお、この漫画の独自設定としてこの時の「剣鉄也」は量産型クローン人間(*61)であり、グレートを動かす為の生体パーツのような扱い(*62)。 終いには、コックピットがピンポイントで破壊されて剣鉄也が死んだ瞬間に、戦域内でブレーンコンドルに乗って待機している他の剣鉄也が交代、戦闘を続行する。 もはやパイロットは機体のおまけのような扱いだが、ここまでして無人化しないのは、前作でのドクターヘル軍団との戦いで最新鋭無人兵器が容易に奪われたせい。 グレートマジンガーの活躍っぷりを見せたせいで、終焉の魔神がブチ切れて覚醒し、人類を滅ぼして地球を破壊したりもあった。 ●女子攻兵(女子攻兵) 棺桶Type-③・⑦ 本作において主人公達が搭乗する17m程の女子高生型巨大ロボ。 生体メカであり、体には血や内臓がある上に、飲食や排泄すら行う。 防御能力は絶大で、ダメージを与えるには同種の兵器による格闘攻撃か、特殊弾頭「次元弾」が必要。 運動能力も、女子高生をそのまんま大きさ相応にしたような軽やかな動きができるなど、スペックはかなり高い。 では何が問題かと言うと、長く乗り続けるとパイロットの精神が汚染されるのである。 中度までの汚染ならば、言動が女子高生の如くなるだけで済む(イマジナリーフレンドに携帯をかけて駄弁ったりする)。 だが、それを超えて汚染が進むと発狂して暴走。同僚を殺害し、民間人を虐殺して脱走までやらかす。 その為に、作品内の軍隊には暴走した女子攻兵を狩る専門の部署が存在する。 特殊な精神安定剤で汚染を遅らせる事も可能だが、完全な抑制は不可能。なので、パイロットは少ない志願兵と多くの懲罰兵で構成されている。 【厳密には動く棺桶ではないもの】 一見「動く棺桶」のように見えなくもないが、実際の所はちょっと違う、そんな存在。項目に一度追記されたが協議の結果省かれたものを記載する。 なお念の為注釈するが、あくまでも「本項に挙げる基準には沿わないもの」という意味合いであり、以下に載ったからといって本項目外での棺桶呼びを禁止するものではないことには留意。 ※尚、これは「一度提案され却下されたものが再度追記されないため」「追記する際に記載していいかのボーダーラインの判断材料にするため」の参考資料として残しています。 ▼クリックで開閉 強力な相手と比較して弱いだけ、特に欠陥はない、単なるやられ役などなど・・・ パブリク突撃艇(機動戦士ガンダムほか)敵陣に突入し二発の大型ミサイルをぶっ放して帰還するという一撃離脱の宇宙艇。カイ曰く「ミサイルを抱えた不細工なの」。ソロモン戦では勝利に大きく貢献したが、続くア・バオア・クー戦で真っ先に狙われるハメになり、出撃したパブリクの殆どが未帰還であった。 ※CO理由→戦果も挙げており、敵勢力が戦法に気付いて戦略を立てただけ アッガイ(機動戦士ガンダムほか)ジオン軍の水陸両用モビルスーツ。他の水陸両用MSより廉価で高いステルス性を持つ隠密行動&破壊工作用の機体。アムロの乗るガンダムにあっけなく破壊されたが、これでも格闘戦で陸ガンの頭を一撃で潰したりと割と強い。オリジン版では「戦闘用MSというよりは工兵機材に近い機体」と評されている。 ※CO理由→投入時期が悪くて棺桶化したとは言えず戦果も挙げており、他の事例ほど極端でもない ゾディ・アック(ガンダム・センチネル)アクシズの試作型MA。メガ粒子砲がメイン・エンジンに挟まれている上、エンジン前方に推進材タンクが設置されている。そんな構造のため自慢のメガ粒子砲を撃ち続けよう物なら、推進材が熱せられ機体は自爆してしまう。勿論そんな兵器が採用される筈がなく、大気圏突入テストなどの後廃棄される予定だった。 ※CO理由→単なる未完成品を残党に厄介払いしただけ ペズ・バタラ(機動戦士クロスボーン・ガンダム)木星帝国の主力量産型MSバタラの一種で胴体が丸ごとビームアックス。これで突艦して出来た破壊部に更にミサイルを撃ち込む。攻撃手段自体は戦死を前提としたものではなく、理論上は生還可能とされている。但しMSを失って生還したパイロットは軍規違反者として公開処刑される。 ※CO理由→主人公補正で生き残ってるだけで色々な文献・資料でも特攻機扱い ペルグランデ(機動戦士ガンダムSEED MSV)地球連合軍が開発した宇宙空間における拠点防衛用MA。運用するのに類い稀なる空間認識能力が必要とされており、一般人には運用できない。そのためパイロット達に外科手術を施して脳を直結、同調させてそれぞれにX軸、Y軸、Z軸の制御を行わせている。 ※CO理由→パイロットが改造されているというだけで、特に具体的な負荷やリスクが描写されていない ガガキャノン(劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-)余っていた特攻専用機にビーム砲をくっつけただけの急造機体。出撃した機体の生還率は1割未満。 ※CO理由→改造元が特攻機とはいえ性能面の問題は少ない(*63)。加えて他の機種に比べて極端に生還率が低かったのか判断材料に乏しい。(*64) ジェノアス(機動戦士ガンダムAGE)「AGE」の地球連邦軍主力量産型MS。UEのMSに蹂躙されるだけのやられ役。但しあくまでも装甲や武装の火力が足りないだけであり、潜在的スペックはUEの機体にも劣らない連邦の傑作機と言われる。 ※CO理由→単にやられ役でむしろ生還率は高く、敵も撃破してるし性能も申し分ない マークフュンフ(TVシリーズ版蒼穹のファフナー)ドライと同じ第三世代ファフナーであり、壁役を担う5番機。TVシリーズ第一、二期を通して奮戦した本機だが、2人のパイロットが「いなくなった」。マークフュンフ系列機を担当するパイロットには衛お手製のゴウバインヘルメット(*66)が受け継がれており、一種の死亡フラグとして恐れられている。 ※CO理由→「死亡例2件」「悲惨な最期を遂げがちなジンクスがある」というだけ ガオガイガー(勇者王ガオガイガー)外宇宙からもたらされたテクノロジーによって開発された対地球外知的生命体用決戦兵器。事あるごとに搭乗者諸共ズタボロになり、必殺技は主人公の寿命を削り、合体に失敗すれば死亡するリスクがある。 ※CO理由→概ね演出でそもそも死者を出していない タイタン・エンジン(Magic the Gathering)インベイジョン・ブロックのストーリーに登場する人型兵器。全身を強力な装甲と武装で覆っている。搭乗者の生命力を破壊力に転換する兵器「魂爆弾」と、魂爆弾にエネルギーを充填するために搭乗者を処刑する機能がある。 ※CO理由→性能的問題なし、「搭乗者の命が爆弾=戦死を前提にした攻撃」は特攻機 カガクゴー(空想科学大戦!)科学の壁という作品世界特有の現象(*67)をクリアすべく開発された巨大人型ロボット。中身がスッカラカンのハリボテで動かせない。死ぬような出来事も起きるが本作がギャグマンガなのでパイロットは無事。また耐久面でのスペックは普通に高い。 ※CO理由→誰も死なないしむしろ機体自体は頑丈 Xウイング(STAR WARS)STAR WARSに登場する反乱同盟軍の主力戦闘機。TIEファイターに比べあらゆる面で優れており、劣っているのは機動力とコストパフォーマンス位(*68)。ただパイロット達が愛機に情が移り過ぎて見捨てられず、墜ちる時は脱出せず一緒に心中してしまう為、生存率が非常に低い。 ※CO理由→運用やパイロットの意識の問題であって機体の問題ではない(*69) 登場する戦闘機・攻撃機全般(エリア88)上述のXウィングと同じくパイロットの心情的な理由で動く(空飛ぶ)棺桶と認識されているケース。外人部隊であるエリア88所属パイロットの多くが様々な事情で死に急いでいる。「紙切れより薄い己の命」「燃え尽きるまで僅か数秒」とコックピットを「棺桶」と認識している事が度々示唆されるが明言はない。 ※CO理由→作中では性能的問題なし(*65)、単に死に急いでいる者達を描く作劇の話なので対象外 MB-14(エリア88)本作オリジナル機体。作中で「空飛ぶ棺桶」「バスに羽を括り付けたほうがマシ」等と散々こき下ろされている旅客機(*70)。案の定、エンジンの発火が原因で乗客乗員全員死亡という事故が発生し本当の棺桶となった。 ※CO理由→「動く棺桶」と明言はあるものの「兵器」ではないため対象外 棺桶に乗って生還できた方は追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ コメントログ1 数値上の性能と死因含めて「設定」ってなんか変じゃね?動く棺桶定義は「数値上の性能と劇中の描写が剥離どころか空中分解してる」モノにすべきと思うのだが -- (名無しさん) 2023-04-08 10 00 19 劇中で決戦兵器として設定されそれに相応しい活躍をしているが「現代地球人目線では欠陥機」というケースもあるにはあるからねぇ…直立状態からズッコケるだけで機体が大破するレベルで脆いモーターヘッドとか「まぁ、本職ではなく素人が乗った結果ではあるが、つまりは『パイロットが機体に受け身を取らせないと壊れる』という意味でもある) -- (名無しさん) 2023-04-08 10 09 13 ↑モーターヘッドは作戦に応じて装備を換装するんだけど、何かと間違えてない? -- (名無しさん) 2023-04-08 10 59 03 ↑モーターヘッドが「転倒するだけで壊れる」に関しては公式設定だぞ? -- (名無しさん) 2023-04-08 12 14 07 ↑正確には「転倒したら壊れる」だった。「転倒するだけで」だと別要因でも簡単に壊れるみたいになるよ。 -- (名無しさん) 2023-04-08 12 17 50 転倒するだけで、という表現はあってると思うが…「弱点属性 じめん」なのではなく「自重のみで大破する脆弱性」という事なんだから。MSに限らず大抵の人型兵器は「素人操縦ですっころぶ」というシーンがあるけど「整備員に小言を言われる程度の損傷」しかしないのが普通 -- (名無しさん) 2023-04-08 12 42 26 ただこの手の『機体構造の脆弱性』はその兵器のカテゴリにもよるから難しい話、現代平気で言えば戦車とかなら横転しても壊れないが戦闘機なら壊れて当然、これは陸戦兵器と航空兵器では要求されるものが異なるからではあるがモーターヘッドはどちらなのかわかんないんだよね、人型兵器で近接戦メインだが自力飛行も可能(と言うか普通に空飛んで宇宙空間まで飛んでいける) -- (名無しさん) 2023-04-08 14 29 23 そもモーターヘッドはFSS世界の超兵器「遺伝的強化人種・通称『騎士』の強化外骨格」とと表現しても其処まで外れて無い、騎士自体が『スーパーではない程度のサイヤ人並』に強いからな -- (名無しさん) 2023-04-10 16 25 25 モーターヘッドは、それが劇中で欠陥とみなされていないなら違うんじゃないの?そんなのみんなわかっとるわみたいな感じで。 -- (名無しさん) 2023-04-10 16 36 29 要は「MHは横転したら自重で大破するが、そもそも機体を受け身なしで横転させるような奴が乗るような兵器じゃない」ってことか -- (名無しさん) 2023-04-10 16 41 14 因みに設定変更後のゴティックメードに関しては機体構造が全く違うので転んで壊れるか不明、どれくらい違うかと言えばRX-78ガンダムと髭ガンダムくらい違う模様 -- (名無しさん) 2023-04-10 17 09 32 重要なのは「転ぶとぶっ壊れるくせに転びやすい上に受け身も取れない、なおかつ転ばせるのが相手側にとってもかな~り狙いやすい」なら動く棺桶じゃないかな?モーターヘッドの性能自体はめっちゃ高いようだし、転倒以外ではなかなか壊れないってことのようだし。 -- (名無しさん) 2023-04-10 17 17 10 ↑劇中でも「工芸品じみた繊細な機体」を「人知を超えた生体演算装置ファティマ」と「遺伝子操作の怪物『騎士』」で「人力TASを凌駕する機体制御」で『作中星系における決戦兵器』として成り立ってるので「転倒したら壊れる」のは『純粋な機械工学的な話』でしかないよ -- (名無しさん) 2023-04-10 17 35 55 因みに純粋な【兵器カテゴリとしてのモーターヘッド】であれば「棺桶」と呼ばれるような機種は無くも無い、頂点機体が「マジンガーZEROみたいなの」であったりするからあんまり意味は無いけど -- (名無しさん) 2023-04-10 17 39 40 実際問題としてFSSでは「汎用量産機で格上高級機3機連続撃破」だの「ゴミみたいな機体で最上級の一角を撃破」と言った格上殺しが珍しくない世界観なんでどっちにせよ完全に「乗り手の腕次第」だから棺桶定義ではコースアウトしてる気はする -- (名無しさん) 2023-04-10 19 58 03 そもそも戦場では破損とかなくとも転ぶこと自体が致命的だし、だったら転ばないようにすりゃいいって感じ。 -- (名無しさん) 2023-04-12 23 07 58 やっぱり「KG-6スレイプニール」は棺桶ではない気が…何せ「上層部は配備されたKG-6の欠陥を把握しており」尚且つ「それを踏まえてKG-7を開発配備しKG-6は全機訓練用に配置転換」してるのだから。 -- (名無しさん) 2023-04-15 12 27 36 訓練機配備された時点で『装甲配置の欠点』は問題視すべき点ではなくなるし、劇中で明確に撃墜された事も無い(一機完全破壊されてるがベイルアウトに成功している) -- (名無しさん) 2023-04-15 12 33 50 ↑火星側が火力が強いから、装甲の薄い厚いはもう誤差にしかならない状況だしなぁ。 -- (名無しさん) 2023-04-15 12 34 29 なんにせよKG-6スレイプニールに関しては「メカニックデザイナーが棺桶呼ばわりしてたから」以外の棺桶要素ねぇのよな、後継機種のKG-7を棺桶呼ばわりするんなら話は別なんだが -- (名無しさん) 2023-04-15 13 57 12 だから「KG-6スレイプニール」は【厳密には動く棺桶ではないもの】に移行すべきだと思うのだがそこんとこどう思う? -- (名無しさん) 2023-04-15 13 58 49 ヴァルヴレイヴで棺桶兵器に相当するのってⅡとアーダーグリップ搭載後のⅠくらいでは?Ⅲ以降は動力源がミラーレイヴに変更されて安全性が上がってるはずだし -- (名無しさん) 2023-04-16 14 58 17 死にやすい搭乗兵器が「動く棺桶」なら、死にやすい強化スーツ(ログで何度か挙がってるG4とか)はさしずめ「動く死装束」ってところか -- (名無しさん) 2023-07-10 14 16 00 Q.どうしてホワイトゼロは無いんですか? A.ただの棺桶だから 乗るのはいいけどロクに動かないから何も出来ないまま死ぬって意味で棺桶と化してるのは後にも先にもコイツくらいだろうな… -- (名無しさん) 2023-09-01 16 03 41 バトルテックシリーズのワスプやスティンガー、後続の中量級の火力に比べて装甲があまりに貧弱すぎる&物陰に潜んだ歩兵28人のアサルトライフルやミサイルの射撃で沈みかねないぐらいもろいけど、動く棺桶にはならんかな?あの世界ボトムズほどではないけど命が安い -- (名無しさん) 2023-09-24 16 24 05 敏樹ガンダムのミナーヴァも「機体の高エネルギーがパイロットに激甚な負荷を与え、限界を迎えると文字通り焼き殺される」っていうヤバ過ぎる代物だったけど、もうちょっと情報が出揃うまでは追記は待ったほうがいいかな -- (名無しさん) 2023-10-14 01 56 54 聞きたいけどガンダムUCのシュツルム・ガルスって棺桶に当てはまるかな…?「宇宙空間で使用する機体なのにスラスターが最低限しかなく帰還が難しい」「外伝漫画の整備士からも特攻機みたいな扱いを受けて実際その整備士+仲間たちがいなければ帰還できなかった」「さらに軽量のため装甲をかなり削っていて防御力がかなり低い」とか‥‥ただ、戦果は挙げてるしシステムとか構造面で欠陥はない -- (名無しさん) 2024-04-18 13 24 12 ↑強襲機は軒並み動く棺桶という理屈でもない限り、入らないと思う -- (名無しさん) 2024-04-18 13 32 38 ジャガーノート迫真の「棺桶Type-①・②・④・⑤・⑦・⑧」。⑥が入ってないのも「そもそも共和国に後継機を作る気が毛頭ない」と言う更に悪い理由と言う…。 -- (名無しさん) 2024-04-18 13 57 35 バトスト版ライガーゼロフェニックス…はどちらかというと特攻兵器か -- (名無しさん) 2024-04-18 17 19 04 名前 コメント すべてのコメントを見る
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いまの護衛艦とかの装甲が薄いのはなぜですか(488 788) 銃器類で、目標に向かって発砲し、当たると相手に発光剤か何かが付着する武器ってありますか?(488 385) よく爆弾砲というものを戦記物で読むのですが、これは具体的にはどのような仕掛けなのでしょうか。(488 213) 74式なんかに装備されてるアクティブ式赤外線暗視装置は投光機なしの受像機のみでもある程度は威力を発揮するのでしょうか?(487 894) すみません、、「ラ国」とはどういう意味ですか(487 898) ドムの目くらましフラッシュに相当する兵器って 一度、計画を放棄した兵器の再開発は不可能なんでしょうか?(487 730) 小銃vs拳銃で戦うとなると、拳銃はどのくらい不利なんでしょうか。(487 349) プロペラ機などについている尾翼と胴体の間にはっているワイヤーってなんなんですか? 戦艦などにもついてることがありますけど。(486 724) 雨の日や雪の日に銃撃戦があった時雨粒や雪が弾に当たって弾道が逸れたりする事はあるのでしょうか?(486 629) 第二次大戦などで、実戦時、戦艦や戦車の薬莢は射撃後、どうしたのですか?(486 450) 陸軍に採用された兵器にはM(model)が付けられるという印象があるんですが、海軍で用いられてるMkの意味って何ですか?(485 908) 弾薬を作るのって難しいのでしょうか?難しいというか金かかるのかな?日本の会社では作れるの?(485 897) 有効射程ってどうやって決めるんですか?(485 743) 銃身や砲身のライフリングって、薬室と接続されてる後端の部分まで刻んであるのでしょうか?(485 406) 戦地で実弾射撃による訓練が必要になった時、どうやって敵襲と区別しますか。(485 331) 空中機動作戦で装甲車や榴弾砲と牽引車を機体下面のフックに吊り下げて移動するのをよく見ますが榴弾砲の砲手と牽引車の乗員(装甲車の場合、兵員も)は同じヘリに乗るんですか?(484 697) この前、部屋整理してたら実弾一個出てきたんですけど持ってると違法なのですか?(482 625) 以前YF-23とYF-22にみたいにアメリカはメーカーに開発競争させてましたが、敗れたメーカーも開発費だけはもらえて、勝ったメーカーの技術も提供されたんでしょうか?(482 181) 原潜や空母保有論でよく「最低三隻必要」(訓練、整備、配備)と言われてますが、どのような兵器であれ運用するには最低三つ揃える必要があるんですか? (481 693) オブイェークトとはどういった意味なのでしょうか?検索してもいまいち要領を得ません 地雷味方の歩兵や車両が将来行く可能性が有る場所でも、地雷をばらまく(航空機からばらまく・とにかくたくさん敷設する)事は普通?(488 784) 民間人や子供の地雷による被害がよく世間でアピールされるけど、それは地雷原を知らないとか地雷やトラップに対する警戒心の問題かなぁ・・・(488 797) カンボジアなんかでやってる地雷除去作業ではいちいち手で除去していますが、もっと能率よくできないのでしょうか。(488 388) いまの護衛艦とかの装甲が薄いのはなぜですか(488 788) 装甲についての質問です いまの護衛艦とかは60年前と比べてペラペラだそうですが やはり使われている素材の分、以前の性能と比べると厚くなっている ということなのでしょうか? それとも対艦ミサイルが当たれば終わりだから その頃よりも薄くなっているのでしょうか? また、戦闘機、戦車についてもよろしくお願いします 今の護衛艦の祖は駆逐艦だが、 駆逐艦の装甲は60年前もペラペラ。 あと、大型の護衛艦も装甲が無いのは、あなたの言うとおり 対艦ミサイルが当たれば終わりだから というのもあるが、その他にも 装甲化できない電子兵装(レーダーなど)が 現代艦の能力に重要なため。 機関とか守っても電子兵装が失われれば その護衛艦は無力化されたことになる。 戦闘機に関しては60年前に比べて飛躍的に上がった。 軽くて強い素材の実用化と、敵の攻撃が機銃からミサイルに変わったことが理由。 戦車も戦車砲の強力化やATMの登場により 60年前より強固になっている。 (488 789) 銃器類で、目標に向かって発砲し、当たると相手に発光剤か何かが付着する武器ってありますか?(488 385) また当たると同時に発光物が 四方に散らばるモノはありますか? 沈黙の艦隊で「チャフ」と呼ばれていたモノがありますが、あんな感じで 散らばって、相手の身体に発光剤が付着するような武器です。 一応自分で調べたのですが、発光弾ともエンコウ弾とも違うようなので。 なかったらいいです。しかしあるのならば(例え現実になくても映画などで) 名前だけでも教えていただきたいです。あとは自分で調べますので。 どうぞお願いいたします。長文失礼しました。 ペイント弾にあったなぁ。防犯用の (488 390 剣恒光@Free Tibet ◆yl213OWCWU) 武器では有りませんがペイントガンという物が有ります。 染料の詰まった玉を発射するガスガンで、元々は家畜のマーキングに使われていた物でしたが、 それを使った戦闘ゲームが80年代始め日本に紹介され、サバイバルゲーム流行の引き金となりました。 (488 448) よく爆弾砲というものを戦記物で読むのですが、これは具体的にはどのような仕掛けなのでしょうか。(488 213) 迫撃砲のように爆弾を投射する仕掛けだと思うのですけども。 射程と爆弾の危害半径を考えると、陣地に篭っている側が使うのが前提なように 思いますが、この点についてもどうでしょうか。 また、推進薬というか装薬については何を使ったのでしょうか。爆弾を解体して 中の炸薬を装薬に転じていたのでしょうか。 214 説明しますと、海軍守備隊や飛行場守備隊など手持ちで航空用爆弾などを抱えており、 榴弾砲はさほど無い部隊などで出て来る話です。 一番最初に読んだのが、檜山良昭の日本本土決戦で、相模湾に上陸してきた部隊相手に 使われる描写だったので架空かもと思ったのですが、その後戦記物でも読みまして 気になっていたのです。 訳のミスならば、大型の迫撃砲、つまり臼砲などが該当する可能性があると思うのですが。(488 228) 檜山氏の「日本本土決戦」に出てくる「爆弾砲」は、作中の描写の通り 航空爆弾のストックを大型の鉄パイプから少量の炸薬で発射する装置。 要は急造の迫撃砲。 正式な名前は忘れたが、「爆弾砲」と言う名前で本土決戦用兵器として 生産されて準備されていた。 硫黄島で使われたのが有名な「ム砲」と呼ばれる有翼臼砲の簡易型。 あと、これまた航空用爆弾のストックに少量の炸薬をつけ、斜めに立てた レールの上に置いて発射する、という簡易投射兵器もあった(これも名前 忘れた、スマン)。 最初は対潜用に開発されたがこれも本土決戦の際は砲撃兵器として大量に 使用する予定だった。 (488 246) 航空部隊が撤退したラバウルで、使い道のなくなった航空爆弾(50kg、100kg)を使った現地自活兵器として爆弾砲が製作されている。 昭和19年5月頃に陸軍の第26野戦兵器廠の重富信中尉が研究主務者となって製造試験が行われた。 打上花火筒のような構造の発射筒(薄鉄板筒の周りを鉄筋コンクリートで巻いたもの)を使い、航空爆弾を黒色火薬(これもラバウルで製造)で飛ばすというもの。 10数回の発射試験が行われたが、第1回目の発射試験では射角45度で1500m飛んだとのこと。 発射から弾着するまでの間、空中で数回回転することが問題となり(瞬発信管が付いてため弾頭部から着地しないと爆発しない可能性がある)、弾道性能の改善に半年以上かかったとされている。 終戦までの製造実績(計画数)は、50kg爆弾砲50門(100門)、100kg爆弾砲20門(50門)とのこと。 (488 432) 74式なんかに装備されてるアクティブ式赤外線暗視装置は投光機なしの受像機のみでもある程度は威力を発揮するのでしょうか?(487 894) また、見える場合はどの程度見えるものなのでしょうか? アクティヴ式赤外線暗視装置の受像機は感度がそんなに高くないので、真夜中で光源がなければ 大した視界は得られない。 派手に赤外線を出してる対象であれば、肉眼で観てるよりはずっと遠くの物を、ある程度 明確に視認できるが。 つまり、相手がアクティヴ式の赤外線暗視装置を使っているなら、自分は受像機だけ あればで相手の位置を認識出来るわけだ。 そのためアクティヴ式赤外線暗視装置は相手が同じものを持っていると一方的に攻撃されて しまうので、それが理由で廃れた。 (487 896) すみません、、「ラ国」とはどういう意味ですか(487 898) 検索しても、ヒットはしますが意味が分りません 文脈から推測するに「ライセンス生産国」の略語でしょうか? たいていの場合はライセンス国産(製造権とって国産)の略だが、 時にはラテン系国家という意味で使われることもあるかもしれない。 (487 900) ドムの目くらましフラッシュに相当する兵器って フラッシュ・バン(スタン・グレネード)なんかそうだし、二次大戦中には英海軍が ドイツの急降下爆撃機相手に照準機付き探照灯で目くらましをかけた。 現代でも低致死性兵器として、レーザーダズラーや高照度照明灯が 自爆テロの車や海賊ボート相手に使用されてる。 (487 903) 一度、計画を放棄した兵器の再開発は不可能なんでしょうか?(487 730) 不可能じゃない 全ては意志次第 (487 731) B-1とかは中止→再開の変遷を経てる。 性能が良ければ、時勢によっては復活もありうるって事。 ただ、間違ってもコマンチが復活とかはなさ気だが。 (487 732) 小銃vs拳銃で戦うとなると、拳銃はどのくらい不利なんでしょうか。(487 349) 戦争以外の銃撃戦は拳銃も一般的ですが 戦争では小銃を持つのが一般的なのは やはり小銃のほうが性能がいいからだとおもうのですが、 そこで、ジャングルとか市街地とかの戦いで 小銃vs拳銃で戦うとなると、拳銃はどのくらい不利なんでしょうか。 腕が互角くらいなら拳銃ではほとんど勝ち目がないくらい不利になるんでしょうか。 50m以上距離を空けて撃ち合うと拳銃は殆ど勝ち目が無い 物陰に隠れて相手が来たところを撃つと言うのもあるけど一人で行動してる兵士なんて居ないので返り討ちに遭う 緊急時等以外じゃメインに使う理由は無い (487 357) 有効射程、命中率、威力 どれも段違い あとは戦い方による ナイフや鉛筆ですら戦い方によっては小銃に勝てる (487 359) 圧倒的に不利 拳銃の弾丸は弾頭重量5~10gで初速は300~400m/s 小銃の弾丸は弾頭重量10gで初速は700~800m/s 弾頭のもつエネルギーでいえば5~10倍以上 でもって狙いについても拳銃じゃ数十メートル離れたらまず当たらない 小銃だったら100~200メートルでも狙って当てられる距離 (487 372) プロペラ機などについている尾翼と胴体の間にはっているワイヤーってなんなんですか? 戦艦などにもついてることがありますけど。(486 724) 無線機のアンテナ (486 725) 雨の日や雪の日に銃撃戦があった時雨粒や雪が弾に当たって弾道が逸れたりする事はあるのでしょうか?(486 629) 弾が雨粒や雪に当たる影響よりも 環境の変化による銃身の歪みの方が問題になるだろう (486 630) 雨や雪程度で弾道が逸れるより、 風の強い日には、遠距離を狙った弾道がやや逸れる っていう影響や懸念の方が大きいよ。 (486 638) 第二次大戦などで、実戦時、戦艦や戦車の薬莢は射撃後、どうしたのですか?(486 450) 戦記を読んでいると主砲や高角砲の薬莢に注意、とか排莢時に頭をぶつけて負傷とか、 映画を観ていても戦車の中は薬莢でガランガラン状態だし、B17の中は搭載機銃の薬莢だらけ、 ベトナム戦争だってヘリの中には散乱してますよね。 あれって、無事に帰ったあかつきには再利用する為なんでしょうかね? 邪魔でしょう?? 無論、戦艦の主砲と車載や航空機の機銃を同列に論じることは無理でしょうが、 個々の例でも良いので、ご教示願います。 大抵の場合、帰還後に捨てられて廃品回収になる。 再利用される場合が無いでもないが、薬莢が歪んでないか(ジャムの原因になる)を 一つ一つチェックしなければならないので、それよりは新造する方が手間、コストが かからない。 廃品回収の後で鋳潰してまた薬莢の材料にという形の再利用は無いでもない。 戦闘作業の邪魔については、跳ね返って乗員にぶつかるのを防止する板とか 薬莢受けとかを取り付けたりする措置をした兵器もあったが、 それらが逆に邪魔になったりジャムの原因になったりもしたので良し悪しだった。 それと、案外戦闘中は「命かかってる時にそんな事気にしてられない! 敵の弾丸の方が何とかして欲しい!」という意見もあって、 まあ、優先順位は高くないって事もあった。 (486 465) 陸軍に採用された兵器にはM(model)が付けられるという印象があるんですが、海軍で用いられてるMkの意味って何ですか?(485 908) Mark (485 911) markの略。マークⅡとかいうでしょ (485 912) 弾薬を作るのって難しいのでしょうか?難しいというか金かかるのかな?日本の会社では作れるの?(485 897) http //www.google.com/search?hl=ja lr= ie=UTF-8 oe=UTF-8 q=%E6%97%A5%E6%9C%AC+%E5%BC%BE%E8%96%AC+%E8%A3%BD%E9%80%A0 num=50 (485 900) 普通につくってるよ。てか日本の工業力で作れない弾薬ってなんだよ。劣化ウランとかか? ちなみに小型武器の弾薬は猟銃用ということで輸出OKらしい。 お前が手作業で作れるかという意味なら暴発して死ぬからやめとけ (485 901) 16~17世紀あたりの紙巻き黒色火薬に鉛玉の「弾薬」なら、硝石と硫黄と人並みの知識があれば 台所ででも作れる。19世紀後半に登場した雷管式の弾薬となると、さすがに化学実験室並の設備、薬品と 化学者としての常識、技術に加えて精密工作の設備、技術が必要になる。同じ時期から登場した 真鍮製の薬莢も効率よく大量に作るには冶金、圧延の技術、設備が必要になる。 安全装置を内蔵した砲弾などの弾薬になると時計仕掛け的な部分もあるので精密工作必須。 タングステン合金を使用するAPFSDSのような弾薬では合金、冶金技術が高度に必要となり、 精密誘導弾薬となるとセンサーとアルゴリズムが大変重要になる。 基本的にはどれも日本の現代の工業技術水準でOK。 ただ、GPSとマイクロ波と赤外センサーと慣性誘導とレーザー照射を同時に使用して、とかいいだすと 無理ではないにしてもだいぶな時間と金が必要。 (485 902) 有効射程ってどうやって決めるんですか?(485 743) 有効の基準って何でしょうか?、CEPなら分かるんですが… その武器、軍によって異なるが、通常は 1. 一定の命中率が得られる距離で、かつ 2. 一定の殺傷力が残っている距離 1. についてはグルーピング(直径いくら以内に全弾が着弾すること)で 2. については残存エネルギー(あるいは所定の標的材に対する貫通力、杉板なん枚とか)で それぞれ要求仕様が定められているのが普通。それをクリアできる最大距離が最大有効射程。 (485 748) 銃身や砲身のライフリングって、薬室と接続されてる後端の部分まで刻んであるのでしょうか?(485 406) 大砲や銃の弾を薬室に装填した時、弾頭は銃身の末端に 入っているわけですよね? その時、弾頭は装填された時にライフリングに食い込んでいるのでしょうか? 仮に、装填した砲弾や銃弾を発砲せずに取り出したなら、弾頭にはライフリングに より傷がついているのでしょうか? 工作上の都合 「いいころあいで途中で刻むのをやめる」よりも 「最後まで刻んでおけ」のほうが楽 あと、銃身パーツをまた長さ調節のために短くしたりすることもあるので 「いいころあいで途中で刻むのをやめる」 なんてやってたら あとで「実はいいころあいじゃありませんでした」ってことになって 使い物にならなくなる 次からは銃に関しては 床井雅美を一通り読んでから質問してね (485 409) 砲については知らないので銃に関してだけ。 装填時に弾頭がライフリングに食い込んでいるかどうかですが、 「銃によって違う」というのが答えになります。 精度が重要になる銃(競技ライフルなど)では、装填時に弾頭が少しだけ ライフリングに食い込んでいる状態が良いとされており、装填した弾を撃たずに抜き取ると 弾頭にわずかに痕が付いているのを見ることが出来ます。 その理由は、装填時の弾の位置をバレル中心に正確に持ってくるため、と聞きました。 ただこれも限度があって、あまり深く食い込ませてしまうと、 弾を撃たずに抜こうとしたときに弾頭が薬莢から抜けて銃身内に残ってしまい、 パウダーが薬室内にばらまかれて掃除が凄い大変。 それもあって、精度をあんま気にしない銃の場合は装填した弾を抜いても ライフリングの痕は残っていないことが多いようです。 またリボルバーは構造上、そもそもそれはあり得ないことですし。 (485 424) ライフリングが始まるまで「遊び」がある場合もある。砲弾なんかではスリップバンドが いきなりくい込むと装填に困る場合もある。5.56mm弾でも弾種によって(軍用と民生用レミントンとか) この遊びの部分に厳密には違いがあって、考慮が要るという話もある。 424が正しい。 (485 459) 戦地で実弾射撃による訓練が必要になった時、どうやって敵襲と区別しますか。(485 331) 特に鹵獲した銃器の試射など 事前に連絡しておけばいいじゃないか (485 338) 事前に周囲の部隊に開始時間と、所要時間を通知すれば良い。 (485 339) 空中機動作戦で装甲車や榴弾砲と牽引車を機体下面のフックに吊り下げて移動するのをよく見ますが榴弾砲の砲手と牽引車の乗員(装甲車の場合、兵員も)は同じヘリに乗るんですか?(484 697) この写真のようにhttp //ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F CH-47_2.jpg 空中機動作戦で装甲車や榴弾砲と牽引車を機体下面のフックに吊り下げて移動するのをよく見ますが 榴弾砲の砲手と牽引車の乗員(装甲車の場合、兵員も)は同じヘリに乗るんですか? それとも、他のヘリに乗るんでしょうか? 他のに乗るのが普通 タマゴは全部いっしょの籠に入れないのが常識 ただし、例外多数あり (484 701) この前、部屋整理してたら実弾一個出てきたんですけど持ってると違法なのですか?(482 625) 火薬はいってなければ大丈夫なんですか? 型番みたいのがTZZ84って書いています 入手経路に覚えがないならとっとと出頭して警察に渡せ。 (482 626) 銃刀法に明確に違反する しかし、警察に届ける際には自分が無関係なことを完全に証明できないと最悪逮捕されかねないからよく考えて行動した方がいい (482 627) 本当の実包(発射薬が装填されているもの、あるいは発射薬がなくとも未使用の雷管が装着されているもの)でなければ 別に違法じゃない。つまり模擬弾ならOK。 (482 631) 以前YF-23とYF-22にみたいにアメリカはメーカーに開発競争させてましたが、敗れたメーカーも開発費だけはもらえて、勝ったメーカーの技術も提供されたんでしょうか?(482 181) もし技術が提供されたとしてもライセンス料は頂きとか? 米の場合、まず先端技術は個別機種の開発作業とは別に、研究名目で各企業に発注される たとえば今の戦闘機には欠かせないRSSやCCV技術の研究開発は70年代にマクダネルダグラスに 発注され、完成された でもこれは国防省予算で得られた成果なのでマクダネルダグラスが独占することはできず、欧州を 含む各社に公開された YF-22やYF-23はこのような先行開発され分配された技術の集積なので改めて技術を公開する とかはしない もちろん各社が自社資金で考案開発した技術には公開義務はない どうしても欲しければ金を出して買うことになる(例:チェーンガン) 試作機費の開発費は基本、国防総省が持つが、発注自体が入札制なので予め提示した額しか 受け取れない しかも「勝つ」ためにはその額と同等かそれ以上の自社資金を投入するのが当たり前な世界だ (482 196) 原潜や空母保有論でよく「最低三隻必要」(訓練、整備、配備)と言われてますが、どのような兵器であれ運用するには最低三つ揃える必要があるんですか? (481 693) 3セット必要というのは、艦艇のような大物の話。 戦車じゃ3両じゃ少なすぎるし、歩兵にライフル1人3丁じゃ重すぎる。 (481 694) 海上自衛隊の護衛隊群だと、1個護衛隊群を即応にするためとして 4セットになってましたね。 何セット必要になるかは、その兵器の調達数量やメンテナンスに必 要な手間数で変化するかと思います。 1時間もあれば徹底した分解整備が終わる小銃を、兵士一人あたま 3丁も用意する必要はありませんし、戦闘機部隊としての定数を満た した上で整備のために工場に送り返す飛行機はどのくらい必要かと いう話のとき、航空自衛隊であれば以前は定数プラス3割でした。 艦艇はもともと数が少なく、いったん整備にかかると数ヶ月、改装や (原子力推進の場合)炉心交換などで年単位になったりします。 なので「まったく使えない期間を無くそう」とするならば3セット欲しい ということです。 ただし、イギリス海軍の場合だとインヴィンシブル級のハリアー空母 では、経費削減のため3隻のうち1隻は予備艦扱いでしたし、今度建 造するクイーンエリザベス級は2隻でローテーションを組みます。 逆にアメリカみたいに空母を10隻も持つと、炉心交換でドック入りする 空母の「全体に対する比率」というのは低下したりもします。 (481 698 ふみ) オブイェークトとはどういった意味なのでしょうか?検索してもいまいち要領を得ません ソ連の戦車開発計画につけられたコードネーム。“Объект”と表記し、本来はロシア語で「製品」。 たとえばT-72は「オブイェークト172」として開発されていた。 (461 139) 地雷 味方の歩兵や車両が将来行く可能性が有る場所でも、地雷をばらまく(航空機からばらまく・とにかくたくさん敷設する)事は普通?(488 784) 先進国の軍隊だと、無計画に地雷を使用することはほとんどない。計画的に埋めて場所は記録 そのほうが効果があるのはもちろんのことだし、 将来的には除去のことも考える必要があるので ただ、応急的に障害を作りたい場合には、航空機投下型の散布地雷とかも使う (488 785) 地雷ってのは埋め方のパターンがあるし、本来は記録を取るのが普通。 ハーグ陸戦条規でも地雷は記録を取るのと、不要になった後は除去することが求められている。 後、罠ってのは地雷に限らず記録を取って置くのがセオリー。 そうでないとまず自滅する。 (488 795) 785 的な撒布地雷だと大雑把な記録しか取れないし、将来味方が奪還に行く可能性も大なので 自爆装置や一定時間経過後に安全化する仕掛けを付けるのが普通。 (488 796) 民間人や子供の地雷による被害がよく世間でアピールされるけど、それは地雷原を知らないとか地雷やトラップに対する警戒心の問題かなぁ・・・(488 797) カンボジアなんかで問題になってるのは、すげぇいい加減に地雷撒きまくって記録も取ってないから。 あとはクラスター爆弾の不発子弾だな。 (488 799) 敵勢力がその一帯を使うのを拒絶するために無差別にばら撒く事例がある。 井戸の傍や畑、牧草地などに撒いておけば村に住めなくなる。 また、軍が設置したものであっても、傾斜面に設置したり、雨で流されたり、木の根に 掘り返されたり、爆風で吹き飛んだりして時間が経つにつれて位置はずれる。 それに雪原に板を敷いて仕掛けた場合なんかもある。雪が解ければ動く。 そういうわけで地雷はなかなか厄介な問題を抱えている。 (488 810) カンボジアなんかでやってる地雷除去作業ではいちいち手で除去していますが、もっと能率よくできないのでしょうか。(488 388) 気体爆弾を使うとか、ロードローラーで踏みつけるとか。 機械化が出来るところは機械でやってますよ。 その機械や爆弾を使用できない場所を人力でやっているわけで。 で、マスコミ的には人力でやっているところの方が絵になるので、その方をよく見る。 (488 392) すぐ傍に人家や田畑が有りますので。 日常の生活が在るんですよ。 それと、仰ってるような方法だと地雷を取りこぼす恐れが出てきてしまうのです。 戦場で使う分にはそれでも良いですが。 (488 393) 民間の日立建機はこんな物作ってる ttp //www.hitachi-kenki.co.jp/company/csr/contribution/mine/index.html (488 394) 気体爆弾を使うとか いちいち金がかかるし、近くに民家があったりすると無理。 カンボジアなんかの場合、地雷原のすぐそばに民家がある場合が非常に多い。 ロードローラー 対人地雷だけならいいが、対戦車地雷が一緒にあると地雷処理重機ごと吹っ飛ばされてしまう。 (488 395 神゛聖\(^o^)/オワタ帝國 ◆u8nX3fKy0k) ロードローラーだと流石に対戦車地雷で吹っ飛ぶ可能性が在る。 地雷処理戦車と言うのが存在するが、リンク先の画像の様に鎖を高速回転させて処理できる物もある。 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9B%B7%E5%87%A6%E7%90%86%E6%88%A6%E8%BB%8A 鎖なら対戦車地雷に当たっても、ある程度爆風が分散される。 394の日立の地雷処理機がテレビで紹介されていた事が以前あったが原理は同じ様だな。 (488 388)
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超改造機五戦兵(ハイパーガジェッティアごせんへい) 概要 鉄婆娑羅衆のオーエスが作り出した量産型自律兵器軍団ジュリオンズのパワーアップ・モデルで揃えられた五体の事。 それぞれ自我を持っており、鉄婆娑羅衆メンバーへの忠誠心はあまり高くない。 5機揃って「大層な二つ名とか付いてるけど、俺(私)達、絶対1~3回の登場で死ぬよな…」と思っている。 砲火長(レディエーター)のヤーク 重砲撃型量産機兵「ヴァレルア」のハイエンドモデル「ヴァレルアⅡ」のボディを持つ男性型。 砲火ばかり撒き散らす武装に相応しく荒々しい破壊を好む性格を持ち、五人の中では副隊長的な地位。 シャイアの大破により、残り3機となった超改造機五戦兵の長となるが、本人どころか誰もそれを意識したりはしない。 「破壊するだけの力なら行き着く所まで殺し壊す」という快楽に沿った信念を持ち、どんな状況でも揺るがない。 「ヴァレルア」より更に上の巨体、ペイロード、スピードを持つ。 胸の「メインジェネレーティングレーザー」は三つの砲口から発する熱線をシンクロ・威力を爆発的に増加させて放つ「トライシンクロンブラスター」となっている。 カラーリングは真紅。 登場回数現在2回目。 「こりャア何の為の力なンだッ?壊して焼くだけの力なンなら使いドコロは明白ってなァッ!!ヒャハハハハハッ!!」 死気者(コキュートス)のオスカー 生者蹂躙怨霊使役型機兵「マクシルス」のハイエンドモデル「マクシルスⅡ」のボディを持つ男性型。 静かで淡々と命令をこなす事を良しとし、どんな場合でも命令を如何に実行するかの方法・道筋しか喋らない「人間とすれば」難儀な性格。 バケルカンのように怨霊武装で相手を苦しめ、殺害するのを楽しんだりはしない。 無感情のようにも思えたが、感情を表に出さない複雑難解な性格をしているだけである事が判明。 思いを寄せていたシャイアが破壊された事で性質に変調を来す。 「マクシルス」より耐久力を高め、格闘戦能力が向上している。 武装は棺桶型怨霊砲「ゴーストシャウト」ではなく死装束型怨霊吸収装置兼装甲「デスコラプション」。 カラーリングは本体は黒だが、身を包む追加装甲(デスコラプション)が白いのでほぼ白色。 登場回数3回目で大破。 「バサラ様のご命令は『人間を殺せ』。より効率良く大勢を葬るには綿密な作戦の考案が必要と考えますミスタ・ヤーク」 大深度(ディープトレンチ)のインセス 高速水中戦型機兵「ナインス」のハイエンドモデル「ナインスⅡ」のボディを持つ男性型。 忠誠心は有るものの、何をどう間違えたのか「微妙にやる気が無」く、いつも何処かしらゆとりを持った態度を取る。 上司には中途半端にやる気無く恭順の態度を見せ、敵にはのらりくらりとした殺意・害意を見せる。 「ナインス」とは違い砲撃装備を持たず、口部と腕部に対艦用マジックコーティング・レーザーブレード「パイシーズピンサー」を持つ。 敵艦へと攻撃を避けながら高速接近し両断する為に推進装置が強化されている。 カラーリングはネイビーブルー。 戦闘可能地形の限定の(水の中しか動けない)為に、出番がないせいで錆びそう。 海賊の一員として登場し、傭兵船にダメージを与えるが、ネリーとの交戦の末に機能停止。 登場回数一回目でリタイヤ。 「はぁ~まぁ~…命令なんで。死んでもらえると助かるんスけど…イヤだって言ってもまぁまぁまぁまぁ…まぁダメなんで。…スイマセンね何か」 機蛇(サーキットスネーカー)のマルカラ 重装甲防壁解体型機兵「シムズ」のハイエンドモデル「シムズⅡ」のボディを持つ男性型。 赤く横に長い一つ目と歯を剥き出しにしたようなマスクパーツ、蛇のような下半身を持つ。 感情的な思考が遅く、命令の理解だけ早い、頭は悪いが無能ではない忠実な奴隷タイプの性格を持つ。 ロボットのくせに難しい事を考えるのを嫌がり、一心不乱に与えられた命令をこなし続ける。 重量と突進力だけで全てを解決しようとする。 武装は伸縮自在の衝角にも足にもなるテールバインダー「ベノムエンプティ」。 カラーリングは黄土色。 登場回数1回でリタイア。 先日の邸宅襲撃においてスピカの「ダークフォース2」に呑まれ早々に頭部破損。 帰らぬ蛇となった。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あー」 蠱毒師(ヴァーミンバグ)のシャイア 浮遊型魔導機兵「ライノモワ」のハイエンドモデル「ライノモワⅡ」のボディを持つ女性型。 ピエロのような頭部、拷問用振り子型ギロチンのような下半身を持つ。 5機の中では隊長的な地位を努めている。 自分の存在を軽視しており、始めから自分に長命など求めず、執着していない。 その代わりか自分への情けも無ければ敵への情けも無く、人には毒、機械にはコンピュータウィルスを使った猛攻を仕掛ける。 武装はコンピュータウィルス・毒物高速精製炉「ウォームポッド」と敵を操る魔力糸「マリアストリングス」。 カラーリングは深緑色。 登場回数2回でリタイア。 とある日の廃ビル討伐において汀と交戦、ウォームポッドの不発の末にドリルシールド(量産型ラジャダム・ミスクリエイションRの甲羅装甲に量産型ヘスケス、ミスクリエイションHのドリルを接続した物)の反撃と肩部ビーム・キャノンによる止めを食らい機能停止。 原型を留めたまま残った「マリアストリングス」は汀によって回収された。 「生まれながらに任務を持たない人間は不幸だわ。私達はこれでいい…これで」 余談 元ネタは漫画「強殖装甲ガイバー」から「超獣化兵(ハイパーゾアノイド)5人衆」。もはや何も言う事がないほどのパry 全員1~3回の登場で死ぬ予定なのでせめてもと無駄にアホっぽい二つ名もつけてみたり 70%ネタで出来た機械達。 各人の名前の由来 ヤーク→「焼く」から。 オスカー→「カオス」のもじり。 インセス→「せんすい(潜水)」のならびかえ。 マルカラ→「絡まる」から。 シャイア→「あやしい」のもじり。 「ライノモワ」→「わらいもの」の並び替え。 「シムズ」→「しずむ」の並び替え。