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《天輝求道(てんきぐどう) トゥリ》 天輝求道 トゥリ Basic Oracle Zone ユニット:トラスト・メイデン 3/1/2 ▶︎着地時:PP最大値を+1する。 フレーバーテキスト ・BASIC 正義とは?真実とは?考える必要はない。すべて委ねればいい。 収録セット ・BASIC
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求道者(きゅうどうしゃ) 概要 ヴェスペリアに登場した称号。 登場作品 + 目次 ヴェスペリア 関連リンク関連称号 ヴェスペリア リタの称号。 取得者 リタ 取得条件 効果 ▲ 関連リンク 関連称号
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魚眼の求道者 SR ゼロ文明 (8) クリーチャー:イノヴェイター 4000 ■スピード・アタッカー ■バトルゾーンにあるこのカードが破壊される時、自分のマナゾーン・墓地にある《魚眼の求道者》を好きな数だけバトルゾーンに出してもよい。そうした場合、このカードをマナゾーンに置く。 ■W・ブレイカー 作者:6000/1の助 フレーバーテキスト 無情の求道者たちは、ただ神のためにその身を捧げた。 評価 破壊される時のほうが、正しいかと。 -- ななし (2014-09-29 01 11 51) 名前 コメント
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│ステータス│入手方法|詳細情報|性能|性能比較│その他│コメント│ ミラクル求道者 No.402 礼装名 ミラクル求道者 初期 最大 Rare 3 LV 1 60 Cost 5 HP 0 0 タイプ フレンドpt召喚限定 ATK 200 1000 〔神性〕特性を持つサーヴァントが装備した場合宝具威力をアップ 15% 25% 詳細情報 イラストレーター しまどりる 解説 古今東西、世界のあまねく処に神は在る。 唱える文、経典の言語、主義・教義が違おうと、 救いと光を求める人の心は等しく、 それに応えし真なる神がどこかにはおわすはず。 「と考え、巡りに巡ってはや二十年。 もはや万策尽きた臥藤門司は心機一転、 単身でのヒマラヤ登頂などしてみるのであった!」 入手方法 聖晶石召喚(2016/12/7~2018/04/04) ストーリー召喚(2018/04/04~2018/04/18) フレンドポイント召喚(2018/04/18~) 性能 ★3の宝具威力アップ礼装。ただし〔神性〕持ちのサーヴァントが装備した場合のみ効果は発動する。 類似した効果のシュトルヒリッターよりは使い勝手が良いか。 効果比較 No. Rare Name Cost 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 効果対象 上昇値 最大解放 備考 010 2 天啓 3 0 150 0 500 宝具の威力 5% [10%] 020 3 竜種 5 0 200 0 1000 15% [20%] 177 3 波濤の獣 5 0 200 0 1000 15% [25%] 〔ランサー〕専用 245 3 過ぎ去りし夢 5 0 200 0 1000 15% [25%] 〔アサシン〕専用 092 3 シュトルヒリッター 5 0 200 0 1000 15% [25%] 〔バーサーカー〕専用 402 3 ミラクル求道者 5 0 200 0 1000 15% [25%] 〔神性〕持ち専用 030 4 天使の詩 9 0 400 0 1500 25% [30%] 035 5 ヘブンズ・フィール 12 0 500 0 2000 40% [50%] 082 5 ピュアリー・ブルーム 12 0 500 0 2000 最大40% [最大50%] 毎ターン5%アップ 048 5 黒の聖杯 12 0 600 0 2400 60% [80%] 毎ターンHP500減少【デメリット】 その他 イラストに描かれているのは『Fate/EXTRA』に登場する臥藤門司。通称・ガトー。 白い服を着た女性のバーサーカーのマスターとして登場する。彼女が本作に実装されるかは……今の所不明。 ちなみにそのサーヴァントとはヒマラヤの頂上で出会ったらしい。イラストの背景も雪山に見えるので、おそらくはヒマラヤだろう。薄着すぎだが。 コメント コストが低いから取り敢えず凸したが、神性の高さが関係あるかどうやって検証したらいい? -- 2016-12-09 13 30 42 ↑このゲーム、神性の高さは判定材料にはなってないみたいなんよね。原作ではギルの天の鎖とかは神性の高い奴程拘束力が高いとか、そういう設定あったんだけど。 -- 2016-12-09 13 33 14 最近、今更EXTRAプレイしてるんだけど、ガトーのキャラが礼装のイメージと違いすぎて唖然としたわ……。バカだけど憎めない系かと思ってたら、ただのイカレ勘違い野郎じゃん…… -- 2018-03-14 02 20 44 ↑そんな君にCCCオススメ。ガトーの真価はCCCで存分に発揮されるから、EXTRAクリアしたらプレイしてみなよ -- 2018-04-04 01 42 39 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2021/03/25 Thu 22 22 16 更新日:2024/04/27 Sat 21 31 06NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 web連載 オープントーナメント ケンガンアシュラ ケンガンオメガ サンドロビッチ・ヤバ子 世界観共有 六真会館 後作の前日譚 新都社 月刊コミックニート 求道の拳 ●目次 【概要】 【登場人物】主人公とその関係者 暮石のスパーオフ関係者 六真会館三強 四段 三段 二段 初段 その他 オープントーナメント参加者 卍軍団 四国の武術家 我藤組 その他 【用語】 【概要】 『求道の拳』とは、サンドロビッチ・ヤバ子氏によるweb漫画作品。新都社の月刊コミックニートに登録されている。 ヤバ子氏が裏サンデーで連載していた『ケンガンアシュラ』とその続編で現在連載中の『ケンガンオメガ』、『ダンベル何キロ持てる?』とは世界観を共有しており、今作の登場人物や団体、登場人物の関係者も登場している。 また本作はこれら3作の前日譚に当たり、本作開始時は『ケンガンオメガ』の7〜8年前(『ケンガンアシュラ』の約6年前)にあたる。 また本作第二部は第一部の約1年後に当たる。 【登場人物】 主人公とその関係者 『求道の拳』池内面太郎(いけうちめんたろう) 身長:182㎝ 体重:85㎏(物語開始当時)→推定110kg以上(二部) 年齢:27歳(第1部時点) 本作の主人公。 元・新刀(にいと)流空手二段で、太山の元一番弟子(*1)。 本編前に行われた六真会館主催の外部選手を招いたトーナメントにおいて、他流派ながらベスト8まで勝ち残った実績を持ち、周囲から「最強の外敵」ともてはやされた。 しかしそこから先は相手の強さから空手だけで強くなることに限界を感じ、トーナメントから半年後に道場を離れることを選ぶ。2度目となるオープントーナメントでは蔵地や丈二を下して準優勝を果たしている。 強力なハードパンチャーでパワーやタフネスは超一流だが、当て感に欠けるという弱点を有する。それを補うため、急所狙いを捨てて相手の体の中心を狙う打撃術と敗北からの半年間で身に着けたディフェンスに特化したグラップリング技術を融合した「全局面打撃」を考案している。 その姿は十鬼蛇王馬と同じく「求道者タイプ」の格闘家で、暮石からも手強いと評されている。 己の強さの証明と、宿敵である早鍬へのリベンジのためにオープントーナメントに臨む。 実は『ケンガンアシュラ』と『ダンベル何キロ持てる?』に登場する皇桜学園の元職員で、同学園の英文学科准教授の小津俊夫とは親しかったらしく、彼の著書に帯コメントを送るなど自身の退職後も交友を続けている模様。 『怪人』暮石光世(くれいしみつよ) 身長:175㎝ 体重:69㎏ 年齢:26歳(『求道の拳』第1部)→34歳(ケンガンオメガ) 誕生日:12月11日 特技:骨を折ること 一言:カレーライスは世界一美味いっス 出身:鳥取県 CV:近藤隆 池内の友人であるり、総合格闘技団体「Cage Fight」で5階級制覇を成し遂げたプロ選手で、同じく総合格闘家である大久保直也とは活躍の場は違うが面識はある。5人兄姉の末っ子。 六真会館オープントーナメント本戦3回戦まで進出した実績を持つ。 自我が芽生えた時から全ての物が骨の集合体にしか見えなかったらしく、骨に異常な執着を持つ。 そんな性質から関節技は超一流で、一瞬で肩・肘・手首の3ヶ所を外す、相手の攻撃を受けた瞬間カウンターで関節を外すなど人体を壊す技術においては他の追随を許さないレベル。 趣味が高じて柔道整復師となり、他にも国家資格をいくつか所持しており、MMAの報酬では食っていけないため、クレイシ道場と暮石整骨院を経営している(*2)。 好青年だが言動の端々に狂気があり、周囲からは道を踏み外さなくて良かったと思われている。試合中に相手の骨を外した昂ぶりで勃起しているので、だいぶ踏み外している感は否めないが。 2019年時点で世界観を共有する4作全てにセリフ付で登場している唯一の人物であり、加えて他作品では本作における怪人ぶりはほぼ鳴りを潜めた常識人かつ良き兄貴的存在になっている。 第二部開始前後(『ケンガンアシュラ』の5年前)にヤクザに殺されかけていた今井コスモを助けて以来、彼から「師匠」と慕われている。 アダムや光我の指導も受けており、育成能力は高い。 また、光我を殺しかけた蟲に対してマジギレして光我の叔父である丈二と一緒にアイサツ(物理)しに行くなど割と普通にいい師匠だったりする ダンベル何キロ持てる?では柔道整復師として度々登場しており、街雄鳴造とは別種のトレーニングを紹介している。 それらの作品でもふとしたところで物騒な発言が飛び出し、暗殺者一族との繋がりも匂わせているあたり、根っこは変わってない様子。 また本当に金欠だった頃に裏格闘技団体『煉獄』に参加していたことがある(*3)。 名前の由来はグレイシー柔術と柔道家の前田光世から。ただ性格が性格なので一部では「クレイジーからきている」ともっぱらの噂。 『空手の神』太山倍起(ふとやまばいたつ) 新刀(にいと)流空手創始者で池内の師匠(*4)。 オネエ言葉で話し、私服も派手で仮装をノリノリで行うなどどう見ても「アッチの人」を連想させるが、実は六真会館の青とかつて戦った際に睾丸を片方潰されている。 『空手の神』『牛殺し』『バイ太山』の異名を持ち、常軌を逸した修業、世界中の強豪たちとの死闘、伝説の牛殺しなど、数々の武勇伝を持つことが語られている。 『ケンガンアシュラ』では67話で回想という形で登場しており、池内(*5)の「これまで闘ってきた中で一番苦戦した格闘技は何か」という問いに対して「バレエダンサーとは、決して闘うな」と答えている。 『天翔ける小太り』伊藤十刀斎(いとうじゅっとうさい) 身長:164センチ 体重:65キロ 年齢:37歳 出身:岩手県 兵法三大源流の一つである「春風亭一刀流(*6)」免許皆伝の実力者。 二次ロリ属性持ちのオタクであり、インターネットの巨大掲示板では「剣術豚野郎」のHNで活動しているが、得物を持たせれば作中最強クラスの実力を持つ。 第二部では傘の柄を相手の眼孔に引っ掛け、地面に叩き付けるというなかなか容赦のない倒し方を披露した。 池内や暮石とはオフ会で知り合っており、道場を離れた池内に何かと便宜を図る。 暮石のスパーオフ関係者 有久聖(あれくせい) 「第二部」より登場した暮石の友人のキックボクサー。 元ヤンキーだが、交通事故で右膝が変形するほどの大怪我を負うも、それを乗り越えてI・K・A(国際キックボクシング協会)ヘヴィー級王者に上り詰めた苦労人で、事故で変形した膝が、現在では大きな武器となっている。 堅実なファイトでそこそこ整った顔から女性のファンはいるが、ファイトスタイルの地味さからメジャー興行には呼ばれていない。 『四次元ラティーノ』ホセ()神崎(かんざき) 身長:178cm 体重:115㎏ 年齢:27歳(『ケンガンオメガ』時点) 誕生日:11月2日 好きなタイプ:タレントの坂口めい。(ダンベル何キロ持てる?の登場人物であるプロコスプレイヤー) 「第二部」より登場したラテン系覆面プロレスラー。 リングネームは「エル・ニンジャ」亡き父は「ルチャリブレ」の名手だった。 この時はリアルジャパンプロレスに所属だったが、その後団体消滅に伴い、『ケンガンオメガ』では関林ジュンが所属する超日本プロレス所属として登場している他、裏格闘技団体『煉獄』のA級闘士としても活躍している。 本作終了後の活躍についてはこちらを参照。 宮野(みやの)・ンケシ・シレケーリ 「第二部」より登場。 日本人と南アフリカ人とのハーフのキックボクサーだが、カポエラ使いでもある。 暮石曰く「よくわからん経歴の優男」。 『喧嘩狂』鬼塚悠介(おにづかゆうすけ) 「第二部」より登場。 四国に向かう途中の池内がS県に滞在中に出会い、東京まで勝手に着いてきた押し掛け弟子。 ボクシングに似た我流の喧嘩殺法に池内も才能の塊と評している。 六真会館 鮒越義心(ふなこしぎしん) 六真会館創設者。 『空手界の龍虎』青賢二(あおけんじ) 六真会館二代目館長。 かつては「空手界の龍虎」「六真会館二強」などと呼ばれるほどの実力者で、最大勢力となる前の六真会館を牽引した。なんだかんだでいつも上半身裸。 かつて太山と立ち合った際に右目を潰されたため、現在は義眼をはめている。 豪快な性格で、面白ければ大抵のことは許してしまう一方で、金儲けのために目潰し以外なんでもありの異種格闘トーナメント『六真会館オープントーナメント』を開催するなど商魂たくましかったり、裏社会にも顔が利いたりと強かさも合わせ持つ。 『ケンガンアシュラ』にも回想で登場し、加納アギトへのリベンジに燃える元門下生の若槻武士にアドバイスをしている他、『ケンガンオメガ』では物語開始前に六真会館地方支部を破門された成島光我に集団で「指導」しようとして逆に半殺しにされた支部長と門下生全員を破門にしている(*7) 三強 『モンゴロイド最強の男』辰吉勝也(たつよしかつや) 身長:195㎝ 体重:126㎏ 年齢:38歳 段位:五段 口癖:「鍛錬が足りん」 モアイ像のような見た目が特徴の男。自他ともに認めるゴリラ。 防具越しで放った正拳一発で相手に重傷を負わせるほどの驚異的な打撃力と生半可な攻撃なら逆に砕ける異常な耐久力の持ち主。浅い切り傷なら筋肉を締めて止血できてしまえる。 三強の中でも頭一つ抜けた実力を持っているが、トーナメント10連覇達成後は大会から遠ざかっていた。 求道の拳においても随一の化物と言っても良い戦闘力のため、なんと作中で出た六真会館オープントーナメントのある試合に至るまで生涯で一度も全力を出したことが無かった。 説教をしようと力加減を間違えたり丈二成島の秘密をうっかりバラすなどおっちょこちょいな一面も持つ。 裏に生きる闘技者と比べてもおそらく上位に入る強者で、作者曰く「絶命トーナメントでも優勝戦線に食い込める」とのこと。 『ミスターワンマッチ』武藤真也(むとうしんや) 身長:176㎝ 体重:104㎏ 年齢:35歳 段位:四段 三強の一人。 普段は建設会社で働いている。 成島丈二とはよく試合をする仲だが、近年負け越しているため武藤からすると成島の方が強いとのこと。ただし成島の方も「あいつは俺より強い」と武藤を褒めた事がある。 豪快な人物で、空手家でありながら正面からの喧嘩じみた殴り合いを得意とする。 第二部では仕事が忙しいため有給が取れたら遊びに来ると言っており、六真会館が謎の集団から襲撃を受け抗争中という現状にもかかわらずその言動から 「多分アイツは事情をよく理解できてない」と館長から評され、戦闘力以外での残念な側面を見せつつ実質フェードアウト状態となった。 『毒蛇』成島丈二(なるしまじょうじ) 身長:184㎝ 体重:96㎏ 年齢:34歳(『求道の拳』第1部)→ 42歳(ケンガンオメガ) 誕生日:6月2日 趣味:美味しい物を食べること モットー:やるなら徹底的 段位:四段 前トーナメント優勝者で、それまでも7大会連続で決勝戦に進出するも、同じ三強である辰吉に敗れ続けていた。 時折気になったことを話の流れも気にせず何度も繰り返す言動や、空手バカ一代に影響されて山籠もりを開始したり、左目に変なマスクを着けてそれが似合っているか怪我人に聞いてた時期があったり… モノローグでは真面目なことを考えていたりもするのだが、一言でいえば異常にマイペースで天然な変人。 その一方で禍根が残る喧嘩はなるべく避けたいという考えの下、喧嘩を売ってきた相手は復讐する気も起きないほど徹底的に破壊する一面も。 山籠り中に遭遇したヒグマとの戦闘で左目をほぼ失明しているが、何故か極端に視野が広がっている。 本人曰く「神の左目」と呼んでいるがおそらくは、通常の視力を失うことで「観の眼」(*8)や「岡目八目」(*9)などの極意を無意識に体得してしまったのだと思われる。 なお、左目についた疵は夫婦喧嘩の時に妻に負わされたもので、ヒグマとは無関係である。 「競技ではなく、より純粋に空手を極める為」に数年前から試合に出てはいないが、打撃の技術では暮石のはるかに先を行っており、拳1つ分リーチが短いというフルコン空手の弱点を感じさせない強さを誇る。 毒蛇の異名は彼自身が編み出した経穴・関節部を手足の指先で突き相手の自由を奪う打撃技「毒蛇」から。 『ケンガンアシュラ』に登場する若槻武士とは同期である他、『ケンガンオメガ』の主人公である成島光我の父親(現在失踪中)のはとこで、光我とも面識がある。 以前は光我に六真会館の地方道場を修行先に提示する等面倒を見ていたが、光我がその修行先の支部長や兄弟子を半殺しにして出奔してからは疎遠となっており、 光我本人も『ケンガンオメガ』作中で丈二本人と会う事になった際は「殺されちまう」と本気で怯えていた。 ただし、そうなった原因がそもそも支部長が仕掛けた喧嘩だったと言う事から丈二自身も割とそんな支部を紹介してしまった責任を感じており(*10)、 最終的にはめんどくさくなってたとは言えしっかりと必殺技に関してのアドバイスをする、同じく光我の師匠である暮石と一緒に光我を半殺しにした蟲の部隊の長にアイサツ(物理)しに行くなどしている。 その性格から読者間では『繋がる者』と似ていると言われており、実際に戦鬼杯会場で対面した際にはその瞬間に意気投合し、すっかり飲み友達と化し、彼からも親しみを込めてか「丈ちゃん」と呼ばれている。 その後、『繋がる者』の正体が露見し別れを体験した……と思いきや普通に付き合いが続いており、拳願仕合への参加を断る代わりに拳願会の面々に『繋がる者』の倒し方を知る者として『繋がる者』本人を紹介した。 四段 『至高の空手家』海原道山(かいばらどうざん) 身長:179㎝ 体重:75㎏ 年齢:32歳 段位:四段 少年部から入門している古株で、辰吉とは同期。 単純な能力は面々に劣るが優れた空間把握能力を持っており、相手の間合いを潰したりしながら攻撃を封じる「至高の空手」の使い手。 北九州に拠点を持つ「美食フーズ(株)」の若会長で、普段は社交的だが食が絡むと人が変わり、仕事優先で大会には殆ど参加していなかった。 第二部では繁盛期のため抗争への参加を断っている。 ちなみに「美食フーズ(株)」の社長は弟の士郎で、それぞれ元ネタは『美味しんぼ』の海原雄山と山岡士郎だが、こちらの兄弟仲は良好な模様。 『国家暴力空手』十津川敬司(とつがわけいじ) 身長:179㎝ 体重:75㎏ 年齢:42歳 出身:北海道 段位:四段 かつて青賢二と共に「六真二強」と呼ばれ、三強登場以前の六真を牽引していた強者。本業は警察官。 フルコンタクト空手黎明期に伝統派空手のスタイルを流用して生み出された、遠い間合いから一気に距離を詰めて攻撃するスタイルを持つ。 高い実力を持つが、激しい運動を好まないこともあり、近年はほとんど大会に参加していなかった。 『空手サイボーグ』高山力(たかやまりき) 身長:180㎝ 体重:82㎏ 年齢:33歳 段位:四段 どんなに痛烈な打撃を受けても耐える根性の持ち主。 三強の一人である成島丈二(と若槻武士)とは同期で丈二をライバル視しており、前大会でも彼に敗北していることから、トーナメントでの復讐を誓っている。 実はプロレスマニア。 三段 『空手貴族』本山仁(もとやまじん) 身長:177㎝ 体重:64㎏ 年齢:28歳 段位:三段 前トーナメント準優勝で、伝統派空手「上等館」出身。 4年前に六真会館に移籍し、異例の速さで三段に昇格した実力者だが、才能を持ちながら自身の欲のなさゆえに異名には『空手王になれなかった』という皮肉も含まれている。 コピーの天才で、技を覚えるのがとても上手く物によっては見ただけで覚えてしまう。 両手を広げた「鳳凰」と呼ばれる独自の構えを持つ。 『ケンガンアシュラ』に登場するアンダーマウント社社長秘書の本山ほたるの兄。 本編のトーナメントで精神が大きく成長し、第二部では成島・武藤と並ぶ「新・三強」の一人に数えられている。 『浪速の凶犬』亀田(かめだ)やすし 身長:167㎝ 体重:52㎏ 年齢:35歳 現住所:大阪府 段位:三段 眼を狙った攻撃、肘打ち、投げ技を得意としている。 蝶野健介(ちょうのけんすけ) 段位:三段 オープントーナメントの主審。 二段 『怒りのアナーキー空手』獅堂菱安(しどうひしやす) 身長:183㎝ 体重:82㎏ 年齢:26歳 段位:二段 『ケンガンアシュラ』に登場する坂東洋平と同じく関節の可動域が異常に広い特殊体質の持ち主。 パンクが趣味で、オフでは革ジャンを着込んでいる。 空手に心酔しているが、伝統空手等他の流派は見下している。 『津軽の超人』和嶋研一(わじまけんいち) 身長:173㎝ 体重:75㎏ 年齢:24歳 出身:青森県 段位:二段 前大会ベスト8。辰吉相手の試合で最後まで立っていられた数少ない人物。 前髪で目が隠れたワカメヘアーが特徴。作者の画力の変化からか、第二部ではメカクレを除けば十鬼蛇王馬に近い容姿だった。 同郷のバンド「人間椅子」の大ファンで、メタルしか聴かないが音楽が絡むと食いついてくる。 『ケンガンアシュラ』に登場した洪小虎と同じく脳内麻薬を操作することで痛覚を遮断することができ、普段は寡黙で大人しいが、能力を使用すると一転して攻撃的になる。 『牙を持った豚』太田正男(おおたまさお) 身長:184㎝ 体重:161㎏ 年齢:31歳 段位:二段 腕相撲では六真最強(左腕のみ)。 実は『ケンガンアシュラ』に登場するアンダーマウント社社長の太田正彦の弟。 『アンドー・ザ・ジャイアント』安藤礼(あんどうれい) 身長:223㎝ 体重:236㎏ 年齢:30歳 段位:二段 得意技:ベアハッグ 初段 『厚木の暴れん坊』赤西勉(あかにしつとむ) 身長:175㎝ 体重:75㎏ 年齢:27歳 段位:初段 現住所:神奈川県本厚木 現役の大学院生で、長髪に出っ歯が特徴。 かつて地元でクスリの売人をフルボッコにしたことから、現在の異名がついた。 成島の顔の傷について、辰吉からうっかり教えられてしまった。 『電撃戦士』南部竜太(なんぶりゅうた) 身長:166㎝ 体重:58㎏ 年齢:22歳 出身:千葉県 段位:初段 黒帯に上がったばかりだが、館長命令でトーナメントに参加。 躰道経験者で小柄な体を生かしたトリッキーな動きで敵を翻弄する。 しかし軽量が災いして空手では結果を残せていないが、元は千葉最大の武闘派珍走団「水爆オナニーズ」の特攻隊長を務めていたので実戦は得意であり、喧嘩の腕前は太鼓判を押される程。 その特徴的な容姿からか、Tシャツのロゴとして『ケンガンアシュラ』内でもたびたび登場している。 『悪童』押尾岳(おしおがく) 身長:184㎝ 体重:80㎏ 年齢:21歳 現住所:北海道 段位:初段 六真上位の実力を持ちながらも傷害の前科もあり、トーナメント発表までは刑務所に収監されていた。 そのため普段は服役中だが、六真のパイプによって有事の際は無条件で釈放されるという破格の待遇を受けている。 しかし六真会館を心から敬っており、犯罪覚悟での仇討には六真に迷惑が掛からない様事前に辞表を提出したり、同門が人質に取られると銃を向けられないなど義理堅い一面を持つ。 躊躇なく目突きを行うなど非常にケンカ慣れもしており、相手の急所を的確に狙った連続打撃「拳の流星群(メテオストライク)」が得意技。 その他 『七色の蹴りを持つ男』山田健太郎(やまだけんたろう) 身長:188㎝ 体重:88㎏ 年齢:29歳 六真会館所属で、前トーナメントでは池内を倒しベスト4となった因縁の相手。 女子大生に強い思い入れがあること以外は作中では数少ない常識人で、いつも館長の無茶振りに付き合わされている。 多彩な蹴り技が持ち味。 竹雅春(たけまさはる) 汚れ仕事を一手に引き受ける六真会館の裏の顔「春秋」のひとり。 表の顔は警察庁刑事局暴力団対策部次長兼警視長。 その後昇進した模様で、後のの時系列にあたる「一勝千金」「ケンガンオメガ」では警視総監として登場している。 谷川貞秋(たにがわさだあき) 「春秋」のひとり。 谷川総合病院の院長で、『ケンガンオメガ』でも同院院長として登場。 オープントーナメント参加者 『プロレスの神様』蔵地駆吾(くらちかるご) 身長:184㎝ 体重:110㎏ 年齢:40歳(『求道の拳』第1部)→ 48歳(ケンガンオメガ) 誕生日:10月25日 大好物:モツ煮 口癖:ファンタスティック CV:吉田真澄 『超日本プロレス』所属のプロレスラーで超日三銃士の一人。 既に40代ながら、池内を上回るパワーと驚異的なタフネスを誇る。 その体はウェイトトレーニングではなく、自重で行う高回数のトレーニングによるもの。 トーナメントでは1・2回戦をプロレス技だけで勝利し、3回戦で池内と対戦するも、池内の持つ最大の一撃に耐えきれずに三回戦敗退となった。 第二部では卍軍団の構成員に襲われて右前腕部骨折の重傷を負うも、テーピングを施して戦線に復帰する。 『ケンガンアシュラ』『ケンガンオメガ』にも登場しており、『ダンベル何キロ持てる?』にも2020年に一コマだけ登場しているなど、後作への登場は暮石に次いで多い。 両作に登場する関林ジュンの兄弟子かつ大先輩で、実は関林もトーナメントではセコンドに付いており(『ケンガンアシュラ』での関林の回想はトーナメント敗北後の出来事)、関林に語った「プロレスラーがプロレスを信じなくてどうすんだ?」という言葉は関林のプロレスに対する考え方に大きな影響を与えることとなった。 『獅子王』子安慎五郎(こやすしんごろう) 身長:194㎝ 体重:132㎏ 年齢:39歳 フルコンタクト空手第二位の組織『冥動会館』トーナメント6連覇を果たした絶対王者。 六真会館三強の一人である辰吉との対戦を以前から希望していたが、長年にわたる団体同士の争いの関係で成立していなかった。 六真トーナメント一回戦最終仕合でついに辰吉との直接対決が実現。両者とも生涯初の全力での戦いとなり、辰吉と互角の攻防を繰り広げたが最後は判定負けとなった。 同じく六真三強の武藤とは顔見知り。 必殺技として変形の正拳突き「冥王の魔槍」を持つ。 村上浩次(むらかみこうじ) 身長:175㎝ 体重:102㎏ 年齢:38歳 フルコンタクト空手第三位の組織『我道館(*11)』の王者。 辰吉を倒すためにトーナメントに参加した。 『キックの悪魔』沢本正(さわもとただし) 身長:176㎝ 体重:71㎏ 年齢:25歳 立ち技格闘技最大の興業「剛-1グランプリ」三連覇を果たし、ムエタイなどの他流派との戦いにも勝利している実力を持つキックボクサー。 賞金目当てで六真会館のトーナメントに参加した。 『武神再誕』宗龍神(そうりゅうしん) 身長:185㎝ 体重:80㎏ 年齢:25歳 砲撃の如き剛法(打撃)と林の如く相手を包む柔法(関節技)から成る剛柔一体の拳法「砲林寺拳法」創始者の孫で三代目総裁。 1947年に祖父・宗堂珍(そうどうちん)が一代で築き上げた技術を再現したほか、自身の技の構築も怠っていない。 かつて六真会館とは些細な紙面のやり取りから団体同士の抗争にまで発展したことがあり、その因縁から六真会館を敵視している。 六真トーナメントに出場し、成島丈二に敗れた以降は六真とのわだかまりもすっかり消え、外部講師として度々会館を訪れている。 『王国の守護者』井護流(いごながれ) 身長:187㎝ 体重:86㎏ 年齢:29歳 琉球空手の一つであり、新刀流の源流である「中地流」の使い手。 三戦の構えを精錬させた「盾(イージス)」、鍛錬した指先による抜き手「矛(トライデント)」、歩法「オルフェウス」、死角攻撃「ロキ」などの技を持つ。 琉球空手、特に自身が学ぶ中地流に異常なプライドから本土の空手や日本古来の武術、競技・興行化した格闘技を見下しており、「自身の(流派の)空手こそ本物であり、他は全て偽物」という価値観を持っている一方、 自身の技名には空手に相応しくない英語や西洋の神話名称を多用するなどネーミングに関しては残念なセンスの持ち主。 なお、「中地流」は「天地流」という唐手から派生した武術にあたり、黒木玄斎が扱う「怪腕流」も「天地流」から派生している。 六真トーナメント後は考えを改め、外部講師として六真会館を訪れる関係になっている。 永田学(ながたまなぶ) 身長:182㎝ 体重:108㎏ 年齢:29歳 レスリングフリースタイルの猛者。 クロアチアのキックボクサーやロシアの総合格闘家に喧嘩を売って半殺しに遭ったらしい。 最近、故郷に銅像が建った。 『凶帝』早鍬左馬斗(はやくわさまと) 身長:180㎝ 体重:70㎏ 年齢:28歳 ムエタイ使いにして池内の宿敵。大きく伸ばした前髪が特徴。 ムエタイ仕込みの肘撃ち・膝蹴りが得意で、生命にかかわりかねない技も躊躇なく扱う。パワーは並の格闘家だが、スピードや反射神経で補っている。 自らの風貌だけでなく、パワーやスピードを増加させ常軌を逸した強さを得る「殺戮モード」と呼ばれる状態がある。必殺技は肘鉄で相手を切り裂く「肉を切り裂き骨を断つ(ジャック・ザ・リッパー)」で、暮石の鼻に傷を付けた。 日常的に野試合を行っているため公式試合には出ていなかったが、賞金と強者を求めてトーナメント参加のオファーを受けた。 黒目と白目が反転しているという特徴を持つが、実は呉一族から派生した一族の末裔という設定があり、左馬斗は呉雷庵と互角にやり合える程の実力を持っているらしい。 呉雷庵に負けず劣らず狂暴、凶悪な人格をしており、苛立つと暴れたり格闘家を襲ったりする傍迷惑な人物だが、意外とムエタイそのものにはこだわりや愛着があるようで自分の強さだけでなくムエタイ自体の強さを自慢することも多い。 笹田剛士(ささだつよし) 身長:169㎝ 体重:78㎏ 年齢:27歳 総合空手「千道会」所属。 作中の登場人物の中では小柄ながら、道場では敵なしだった。 名島羽人(なじまはねと) 身長:185㎝ 体重:85㎏ 年齢:35歳 元クルーザー級ボクサー。 現在は喧嘩代行業で生計を立てている。 『水道橋サンダーロード』真備覇楽(まびはぐら) 身長:185㎝ 体重:85㎏ 年齢:35歳 世界第二位の規模を誇るボクシング団体「WBU(世界ボクシング連合)」所属のミドル級日本王者。 世界に通用するともいわれている実力者だが、彼の尊敬するボクサーがその13戦目で疑惑の判定で敗れたため、防衛戦を13戦行うまでは世界に挑戦しないらしく、現在12戦目。 高速ジャブ「神速のブリッツ」、体幹を活かした「超速のトロピカルサンダー」、人の領域を超えた速度のストレート「最速のサンダーデスショット」などの必殺技を持つ。 実はガオラン・ウォンサワットと同じく『ダンベル何キロ持てる?』に登場する「光栄ボクシングジム」に所属している。 『白髪の喧嘩師』大門兵都(だいもんへいと) 身長:188㎝ 体重:95㎏ 年齢:36歳 「武雲(ぶうん)組」の用心棒。 六トーナメント参加者で唯一格闘技経験がなく、本人曰く生まれついての強者。 第二部では無所属となっている。 『日本一のバカ息子』初見良三(はつみ りょうぞう) 身長:175㎝ 体重:78㎏ 年齢:30歳 初見流忍術道場「武人館」館長。自称「ネオNINJA」。 合気道の生ける伝説とされる初見剛一郎の息子。父からも天才と言わしめる武の才を持つが、お世辞にも武術を真剣にやっているとは言い難い。 武術の才能は本物で、理論はあっても実際できるものが少ない合気をほぼあらゆる方向からの攻撃に対し使いこなし、更に鍛錬によって手先が鋭利になっていたりしている。 なお10年間武道ではなく忍者ごっこをしていた状態で上記の状態なため、凄いのか不真面目すぎるのかわからない代物となっている。 『ケンガンアシュラ』に登場する初見泉とは遠い親戚。 『史上最強の横綱』花山光司(はなやまこうじ) 元・平成の大横綱・高値乃花(たかねのはな)で、実の兄で元横綱・馬鹿乃花と共に一大相撲ブームを巻き起こした。 その才能は兄をも凌駕しているが、兄との確執や相撲協会との対立、度重なる暴力事件などのスキャンダルを起こし、五年前に相撲協会から破門されている。 『ケンガンアシュラ』に登場する鬼王山尊の尊敬する人物。 柳狼拳(やなぎろうけん) 身長:182㎝ 体重:70㎏ 年齢:30歳 元・六真会館所属。 かつて後輩相手に強請をしていたことを獅堂にバラされ、辰吉にボコられて六真を追い出されたことから、獅堂を逆恨みしている。 六真を抜けたあと中国拳法の一つである「獣拳(*12)」を学んでいるが、第一部では獅堂を倒した暮石を奇襲したところ返り討ちに遭い、第二部では卍軍団の一員として憎き獅堂と対峙したところ実力差は完全に上だったため、二発でKOされるなど完全な噛ませ犬である。 卍軍団 『顔のない男』卍助清(まんじすけきよ) いつもマスクをかぶっている男。 第一部では「超党派武術連盟」代表となっていたが、実際は極端な秘密主義の古武術「日ノ本無双卍流」現当主。言動は若々しいが年齢は不明。 非常に狡猾で暗器の扱いにも長けており、己の野望のために様々なな格闘家・武術家に接触しながら暗躍している。 『鋼鉄の爪』振壺獲陸(ふりつぼえりく) 卍軍団幹部。元・超日本プロレス所属のプロレスラーで超日三銃士の一人。 坊主頭にオネエ口調で話すなど、『ケンガンアシュラ』に登場する義武啓郎に似ている。 オープントーナメントで試合を観戦していた人物の一人。 『人間発電機』古野参丸(ふるのさんまる) 卍軍団幹部で、元・超日本プロレス所属のプロレスラーで超日三銃士の一人。 オープントーナメントで試合を観戦していた人物の一人。 『軟派デッドエンド』平藤露死夜(ぺいとうろしや) 卍軍団幹部で、「剛-1グランプリ」ヘビー級王者。 ナルシストかつエゴイストであり、卍を含めた自分以外の格闘家・武術家を見下している。 戦いの中で最適な戦法を編み出す「修正力」に優れている。 オープントーナメントで試合を観戦していた人物の一人。 『陰獣』信濃川乱歩(しなのがわらんぽ) 卍軍団幹部で現役の傭兵。 徒手格闘および武器術、いずれも一流と言われている。 オープントーナメントで試合を観戦していた人物の一人。 『拳の探究者』数馬肇(かずまはじめ) 卍軍団幹部で、空手と中国武術を融合させた「数馬流空手」の代表。 オープントーナメントで試合を観戦していた人物の一人。 獅堂と和嶋を襲撃したことで報復として門下生全員を叩きのめされ、自身も押尾らの襲撃を受けるが、卍の介入によって持ちこたえる。 しかし独善的な行動によって反逆分子と見做され事故を装う為走行中のトラックの前へと突き飛ばされ撥ねられてしまった。 その後生死不明。 イワナコフロフ・ドリチンビッチ 卍軍団幹部で、格闘団体「ハイクラス」ヘヴィー級王者。 ステロイドの常習者でもある。 キム・モルゾニコフ 卍軍団幹部。 『中国拳法の巨人』下田満男(しもだみつお) 卍軍団幹部で、中国拳法「雷氣拳」の使い手。 平尾正輝(ひらおまさき) 卍軍団幹部候補。 ボクシング使いで、的確な戦力分析を買われている。 石崎達也(いしざきたつや) 卍軍団幹部待遇で、「数馬流空手」師範代。元・冥道会館四段で子安慎五郎の元兄弟子。 六真会館の本山らに門下生共々叩きのめされる。 平尾曰く、卍軍団の全構成員を把握していた模様。 四国の武術家 『虎殺し』山本勝流(やまもとまさる) 年齢:60歳 「斬る」ことに特化した貫手を可能とする「虎倒流」創設者にして現代表。かつて虎を倒したことがあるらしい。 雨内陽(あまないよう) 足の徹底した鍛錬と独自の運足法による蹴りを重視する「雨内流空手」代表。 馬場零(ばばれい) 「田鳥流拳法」代表。 堀正(ほりただし) 「武神流空手」代表。 羅司谷雷王丸(らじやらいおうまる) 「獅子神空手」代表。 『空手王漂流譚』佐山(さやま)・ブルミン・英幸(ひでゆき) 始末屋兼拳法家。 かつて太山と戦ったことがある。 池内が苦手とする「テクニック偏重型」であり、見た目に反してフットワークは非常に軽やか。 梅河原菊千代(うめがわらきくちよ) 「梅河原流合気道」代表。 本物の合気使いでもあるが、「イージーゲイナー」と呼ばれる一般人と比較して筋肥大速度が異常に早い体質の持ち主。 普段は骨格の負担を考慮して封印しているが、有事の際に食事等で一気に筋肉を肥大化することができる。 あくまでも骨格は常人とそう変わらないので、肥大した時の戦闘可能時間はおよそ3分としている。 赤城丈蔵(あかぎたけぞう) 剛術使いで、四国最強といわれる男。 正確な年齢は不明だが、80歳を越えているとは思えない筋肉の持ち主で、池内以上のパワーを誇る。 我藤組 三笠不忍(みかさしのばず) 我藤組六代目会長。 郭大成(かくたいせい) 我藤組若頭。 渡次郎(わたりじろう) 我藤組二次団体・指切組組長。 平田辰爾(ひらたたつみ) 我藤組三次団体・坂口会若頭補佐→平田組組長。 『首領殺し』成美清(なるみせい) 我藤組構成員兼始末屋。 その他 初見剛一郎(はつみごういちろう) 年齢:98歳 初見良三の父で、打撃を徹底して鍛え上げる初見流合気道の開祖。 かつて太山と六真会館館長の青との戦いにおいて、立ち合い人を務めたこともある。 『ケンガンオメガ』では実は呉一族当主である恵利央とは旧知であることが判明した。 ターザン坂本(さかもと) 「週刊鉄の格闘技」編集長。 7年前、タイで早鍬左馬斗の「真の殺戮モード」を目撃する。 堀田正史(ほりたまさふみ) 「倭流拳法」師範。 オープントーナメント出場の為、腕試しに光栄ボクシングジムに道場破りをするが、真備に返り討ちにされる。 岩井勝圭(いわいしょうけい) 冥道会館代表。 『クリチバの屠殺人』ネイサン・ベウリャン 格闘団体「ハイクラス」四階級王者。 ステロイドの常習者でもある。 油座仏茶(あぶらざぶっちゃ) 格闘団体「Cage Fight」のヘヴィー級王者。 ドン・カイザー イワナコフロフ・ドリチンビッチのマネージャー。 『知られざる絶対王者』南原揚々(なんばらようよう) 身長:172㎝ 体重:72㎏ インディーズフルコンタクト空手道「黒蓮会館」二段で、オープントーナメント五年連続優勝者。 西島良輔(にしじまりょうすけ) 「光栄ボクシングジム」所属のボクサーで、WBUクルーザー級世界ランキング5位。 アダム・サンダーソン 青が対卍軍団用に呼び寄せた助っ人。 普段は帝都大学で客員教授として西洋哲学を教えている。 【用語】 六真会館 世界最大のフルコンタクト空手団体。会員は約200万人で、現館長は二代目にあたる青賢二。 門下生にはクレイシ道場へ出稽古に来ている者もいるが、先代館長の意向で裏社会と関わったら破門という掟があり、現役の門下生では裏格闘技などに参加している者はおらず、かつて門下生だった若槻も拳願仕合参加にあたり形式上は破門されている。 あくまでも「門下生のまま裏格闘技と通ずる」ことを御法度にしているので、若槻も修行の場として時々訪ねていたり、光我の闘技者採用試験のために道場を使わせていたりと裏社会との繋がり自体は存在している。 冥道会館 フルコンタクト空手第二位の規模を誇る組織。 我道館 フルコンタクト空手第三位の規模を誇る組織。 卍軍団 「第二部」より登場した表裏問わない格闘家・武術家で構成されている謎の組織。 オープントーナメントから一年半後、表で活躍する格闘家・武道家たちへ襲撃を行いだした。 我藤組 「第二部」より登場。日本最大規模の指定暴力団。 大規模格闘技興行の8割をフロント企業が運営し、直接運営していない小中規模の興行でも警備費などの名目でみかじめ料を徴収している。 『ケンガンアシュラ』までの間にこの組の幹部が阿古谷清秋によって処刑されている。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ケンガンオメガの作画でこれを読んでみたいな。 -- 名無しさん (2021-03-25 22 37 17) 読もうと思ったけど絵が酷すぎて断念した記憶 -- 名無しさん (2021-03-26 00 52 08) 個人的に絵の上手い人の作画でリメイクして欲しいweb漫画No.1 -- 名無しさん (2021-03-26 01 00 00) 今日読み始めたのでとてもホットな項目。だがこの作品を前提にするとケンガン組のパワーバランスが更にワケわからなくなる・・・ -- 名無しさん (2021-03-26 03 26 05) マス大山の名前がそのまますぎて笑う もっとこう…愚地独歩とか山本陸みたいに変えるとか -- 名無しさん (2021-03-27 00 15 41) ついにケンガン本編で暮石が本性出したか -- 名無しさん (2021-12-19 21 34 43) 早鍬のの殺戮モードは外しって事なの? -- 名無しさん (2023-10-06 22 02 55) まさかケンガンオメガで丈二さんが敵の大ボスを電話一本で呼び出せるほどの重要人物になるなんて思ってもいなかったな。 -- 名無しさん (2024-03-20 00 32 57) ルールは大分マシとはいえ絶命と同レベルの大会を表でやってるの凄いな -- 名無しさん (2024-03-29 22 06 24) 名前 コメント
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登録日:2014/06/22 (日) 13 30 00 更新日:2024/05/01 Wed 13 56 08NEW! 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 NARUTO NARUTO登場人物項目 中根徹 人柱力 仙人 兄 六道仙人 十尾の人柱力 夜露死苦 大筒木ハゴロモ 大筒木一族 宇宙人←つーかそれ言い過ぎじゃね? 幽霊 忍 忍の祖 救世主 浮く老人 神 立川三貴 老人 血継限界 輪廻眼 我は安寧秩序を為す者……名をハゴロモと云う 六道仙人とは、漫画『NARUTO‐ナルト‐』の登場人物。 おそらく作中最強候補の1人。 CV:立川三貴、中根徹(九喇嘛の回想)、加藤将之(青年期) ●目次 ◆概要 ◆人物 ◆能力 ◆使用術 ◆六道仙人の宝具 ◆劇中の活躍来歴(アニメオリジナル)少年期 母との戦い 忍宗から忍術へ 本編伝説 現世への干渉 ◆関連人物 ◆ハゴロモ語録 ◆余談 ◆概要 本名は「大筒木ハゴロモ」。 地上では輪廻眼の最初の開眼者であり、同時に十尾を己の身体に封印した最初の人柱力。 世を救った僧侶で忍の神と崇められ、すべての忍術やシステムの元となった忍宗を作り人々を繋げようとした。 ◆人物 九喇嘛モードのナルトと同じ髪型をした茶髪の男性で、長い顎髭を蓄え額には赤い波紋模様が浮かび角も生えている。 長年十尾の人柱力だった影響か肌は灰色であり(*1)、顔のシワがちょうどナルトのひげのような形になっている。 厳かで険しい見た目に似合わぬ慈悲深い人格者であり、忍宗によって人々を繋げようとしていた他、尾獣達にも慕われていた。 口調に関しては意外にも柔軟であり、ナルトと対話した際には彼の口調に合わせて若者言葉を軽快に話す厳格そうな爺さんというあべこべな姿を見せている。 ◆能力 戦闘シーンは無いに等しいが、数少ない描写だけでも 六道マダラにも通じる仙術を霊体で託す 歴代の五影全員を霊体として召喚する 術者で無いにも関わらず穢土転生を解術する など規格外の描写が目立つ。 中でも、一度発動してしまえばあの大筒木カグヤでも為す術なく封印される六道・地爆天星は突出しており、忍の始祖を名乗るに相応しい最強クラスの実力者である事がわかる。 ◆使用術 輪廻眼 地球上では初の開眼者。 アニメでは白眼から写輪眼を経てこの瞳術に至っている。 六道の術 輪廻眼の開眼者なので当然使えるが、劇中で使用してみせたのは下述の「地爆天星」のみとなっている。 六道・地爆天星 十尾を封印した際に、ハムラと共に使用した封印術。 特殊な陰陽のチャクラを用いて、封印対象その物に引力を発生させて術の核へと変える。 通常の地爆天星は核を破壊するか引力に逆らう力があれば脱出が可能だが、この術はそうした対処法が取れないので、肉体を完全に封じ込めて脱出を不可能にする。 輪廻眼の固有瞳術 輪廻眼を開眼しているためハゴロモにも備わっているはずだが、輪廻眼の開眼者の中では術の詳細が唯一不明になっている。 万華鏡写輪眼 額の赤い輪廻眼模様にこれの瞳力が宿っているらしい。 完成体須佐能乎 疾風伝で十尾と戦った際に発動。 色はマダラと同じ。直立した十尾と並ぶほど巨大で、十尾の尾獣玉を受けきる程の防御力を持つ。 六道仙術 本人なので当然使用可能。 疾風伝では妙木山の蝦蟇仙術がルーツとなっている。 求道玉 性質変化を四つ以上混ぜ合わせた血継淘汰を上回る能力。 触れた物を消し飛ばす性質がある。 六道仙人の場合は足下に九つの求道玉を浮かべており、錫杖は両端がそれぞれ陽と陰の形をしている。 ぬのぼこの剣 求道玉で形成されるDNAのような形状をした神剣。 想いの強さがそのまま剣の強度となる。 オビト曰く仙人はこの剣でもって世界を創造したらしい。 陰陽遁・万物創造の術 無から形を作る陰遁の術と、形に命を吹き込む陽遁の術の極み。 十尾のチャクラから九体の尾獣を創造したのもこの術。 口寄せの術 現在まで伝わっているものと同じだが規模が尋常ではなく、「歴代五影を魂のみで呼び寄せる」「カグヤの隔離空間からナルト達を呼び戻す」など桁が外れている。 ◆六道仙人の宝具 六道仙人が作製した五つの宝具。 いずれも強力な性能を誇るがその分チャクラ消費も激しく、テンテンやダルイは少しの使用で息絶え絶えになっており、まともに扱えたのは九尾の肉を食らい擬似的な人柱力となっていた金角・銀角兄弟くらいだった。 芭蕉扇 扇を振るう事で五代性質変化全てを操る事が出来る。 第四次忍界大戦後ではテンテンがちゃっかり回収しており、武器屋の店頭に並べられていた。 幌金縄 七星剣 紅葫蘆 「幌金縄」で触れた対象を縛って言霊を追い出し、「七星剣」で言霊を切って呪い、「紅葫蘆」により言霊…生涯で最も口にした言葉を録音し、その言葉を口にした対象を封印してしまう。 なお、口に出そうと出さなかろうと時間差で紅葫蘆に封印されてしまうため、厳密には七星剣で切られた時点で詰みである。 琥珀の浄瓶 名前を呼ばれ、それに返事した者を封印してしまう強力な壺。 上記の四つの宝具は過去に金角銀角に持ち去られてしまっていたがこれだけは健在であり、第四次忍界大戦では九尾の力を解放した金角に対して用いられた。 ◆劇中の活躍 来歴(アニメオリジナル) 疾風伝ではハムラともども若かりし頃の姿が描かれている。 少年期 チャクラを最初に手にした大筒木カグヤと、時の皇子テンジとの間の息子として生まれた。 産まれたときから輪廻眼を開眼していたわけではなく、当初の眼球は特に能力のない普通の目だった(遠隔視の際にいちいちハムラに振っていたため、本人は瞳力をまだ持っていなかった模様)。 肩肘を張る独特の歩き方が癖。 ある時、村の田に引かれる水が減少するという事件が発生、川を塞き止める原因を突き止めるべくハムラを伴って上流の調査に向かったところ、言葉を話す謎のカエル・ガマ丸と遭遇した。 この地を潤していると言われる神樹が、実際には大地や大気の力を吸い取ることでこの地が緩やかに死につつあることと、真実を知りたければ神樹を覆う峠の向こうを見に行くように聞かされる。 帰って来たところでカグヤに販売の許可を求める薬売りと遭遇するが、ハムラが白眼で商品の薬をただの干し草と見破りペテン師だと看破して追い払うが、気になったハゴロモは一人で後を追い、薬売りの持病の腰痛を治した見返りに村の外での母の評判の情報を要求した。 そこで彼から、カグヤが神樹に対して行っている「しきたり」に反対しての反乱が各地で勃発しており、カグヤがそれを沈めるためにカの国の者を皆殺しにしており、そのために暴君と呼ばれ恐れられているという噂を聞かされる。 さらに、その直後に「しきたり」、すなわち神樹への生贄の列の中に、仲の良かった少女・ハオリを見つけて動揺。 これを機にハムラ共々カグヤへの不審を募らせ、ガマ丸の言葉に従い峠へと向かう。 そこで見たのは、草一本ない地表へ根を露出させて沈黙する神樹であったが、白眼で透視したハムラが神樹に縛られた無数の人々の繭を地中に発見。 根の隙間から地下へと潜った二人が見たのは、ハムラが透視した通りの「人の繭」であった。 一つの繭を切り開くようにハムラに言われて、それを解いたところ、中から現れたのはハオリの亡骸だった。 衝撃のあまり慟哭するハゴロモだったが、その悲しみから写輪眼を開眼した。 その後、ガマ丸に導かれて妙木山を訪問。 仙力(現在で言う自然エネルギー)を感じ取とってみせ、素養の高さを評価された。 ガマ丸から「記録石」という水晶玉を通じてカグヤの来訪から現在までの詳細、神樹がある限り、大地も人も動物も自然エネルギーを根こそぎ吸われて枯れていき、いずれは全てが滅ぶことを伝えられる。 そしてガマ丸が自分たち兄弟に関わり始めたのは、夢を通じて二人がカグヤと戦う予言を見たからであり、万が一戦うことになった時に母へ対抗するためにハゴロモは仙術を会得し始める。 母との戦い 恐るべき素質と才能を以って、後の自来也はもとよりナルトでさえも比較にならないスピードで仙術をマスターすることに成功(この当時は「チャクラ」がまだ大筒木母子だけのものだったので、後の「仙術チャクラ」とは違い「仙力」と呼ばれていた)。 しかし、その矢先にカグヤが里へ帰還し、一足先に戻っていたハムラと対峙していた。 企みが露見したと踏んだハゴロモはガマ丸と共に里へ戻り、里の人々を戦いに巻き込まぬため外へと追い出した。 そして、カグヤのいる館の前で、ガマ丸から妙木山の秘法たる仙術の札(ガマ丸以前の仙蝦蟇達が仙力を詰め込んだもの)を渡される。 いざ対峙したカグヤは、我が子に己の出自を語る。 ハゴロモとハムラでは決してたどり着けぬ空のかなた、そこがカグヤの故郷にしてルーツ。 そこからいずれ彼女の迎えがやってくる。 彼らには愛など関係ない、力だけが物を言う。 だからこそ神樹の力で兵隊を増やしているのだ、とカグヤは諭す。 しかしハゴロモは納得がいかず、食って掛かる。 かつてカグヤも愛というものを知っていたはず。 なのに、なぜそれを否定するのか。 カグヤは語る。 かつて信じた愛に裏切られ、そして今また我が子たるハゴロモにも裏切られようとしていると。 血を分けた親子であろうと、所詮分かり合うことは出来ない。 ならばこそ、いずれ来る大筒木の者たちと戦うためにその力を返せと、操られたハムラがハゴロモを襲ってきた。 柔拳と白眼を駆使する弟を相手に防戦を強いられるハゴロモだが、意を決し仙力を雷遁に変化させハムラを貫いてしまう。 その瞬間、心中を過ぎった強い思いに反応してか写輪眼から輪廻眼へと変貌し、さらに額には万華鏡写輪眼(輪廻眼と同じ形だが色が朱色)に相当する模様を開眼した。 洗脳が解けたハムラの傷を仙力の札で回復させ、六道の錫杖を作り出して改めてカグヤと対峙する。 しかし、隙をついてカグヤは神樹を遠隔コントロールして、十尾へと変化させた(ハゴロモ達はこれを、神樹がチャクラを取り返そうとしてついに暴れだしたと判断した)。 巨体を誇る十尾に対しハゴロモは完成体須佐能乎で応戦。 地上に凄まじい規模の被害をもたらした数ヶ月に渡る死闘の末、カグヤを六道・地爆天星で封印することに成功した。 無限月読を解術した後は大きすぎる十尾を九つの魂=尾獣へと分割し、己の内へと封印し史上最初の人柱力となったが、外道魔像の下りが不明瞭となっている。 月に向かうハムラを見送った後、自分達と母との戦いで荒廃した地上の修復と尾獣達の故郷の探索を兼ねた旅に出た。 かつて自身の人外の力で世界を滅茶苦茶にしてしまった反省から、忍術を使って世界を大規模に再生といったことはせずに、橋が壊れていれば材木を揃えて建て直すなど人の役に立とうとした。 その姿に感動を覚えて協力を願い出るものもあれば、ハゴロモを師と崇めて弟子入りを懇願するものもいたほど。 そうして弟子となったものには自身の力・チャクラを分け与え、人々の絆を深めることを目的とした忍宗を広めながら各地を渡り歩いた。 尾獣達の居住地が決まった後は人助けと忍宗の布教を弟子達に任せて自分の村に帰郷し、そこで妻を娶って二人の息子を授かった。 産後の容態が悪く妻はまもなく亡くなってしまうが、二人の息子達は元気に成長していくのだった。 忍宗から忍術へ だがその後、インドラが忍宗のチャクラによる、本来はハゴロモのみの力である「術」を「印」によって可能とすることを発明してから方向性が変わり始める。 黒ゼツの介入で写輪眼を開眼したインドラは、警戒感からどんどん力に傾倒し始め、周囲への当たりも厳しくなっていった。 対照的にアシュラは落ちこぼれながら人望に恵まれていたもののお人よしが過ぎるきらいがあり、悪事の片棒をまんまと担がされることもあった。 一長一短の兄弟だったが、二人を見守っていたハゴロモは、力に傾倒するインドラの姿勢に危うさを覚える一方、甘さの過ぎるアシュラの在り方が「みんながいるからオレは生きている」という認識から来ていることを理解していく。 そして、ハゴロモは二人の息子に試練を課した。 十尾を倒しカグヤを封印した際、枯れ朽ちた十尾の抜け殻があちこちに飛び散っていた。大半はハゴロモが旅をする中で見つけて処理したが、残っているものが二つあった。 それによって生じている問題をどう解決し、何をもたらすのかを見極めて後継者を決定することにしたのである。 インドラが継ぐものだとばかり思っていたアシュラは反発したが、ハゴロモは取り合わず二人を送り出した。 ハゴロモの本心は、インドラとアシュラがそれぞれに足りないものを見つけて戻り、二人で忍宗を支えてくれるよう成長させることだった。 しかしその一方、自らの瞳力を完全に制御できていないインドラが心を閉ざしつつあることにも気づいており、試練を課したのはハゴロモ自身に最後の選択をさせるためでもあった。 アシュラはその後、荒野の真ん中にある一つの村を訪れる。 そこでは謎の病気が蔓延しており、ハゴロモの課した試練はこの問題を解決することだった(実はインドラに出したのも全く同じで、別の場所で蔓延する同じ病気の問題を解決させること)。 調査の結果、山になっていた神樹の根と、その地下に溜まる樹液が大地に染み出し、そこに宿る自然エネルギーが荒野に緑をもたらしたことと、それを吸って育った作物を食べたことが病気の原因だと突き止める(病気の正体は自然エネルギーの過剰吸収による仙人石化)。 しかし、村長はかつての飢餓の時代に戻るよりはと受け入れず、村人もアシュラ達を排斥する。 同じ頃、インドラも排斥を受けていたが、己が力にものを言わせ、強引に意見を一つにまとめようとしていた。 考えあぐねたアシュラだったが、ハゴロモが「問題を解決しろ」と言っていたのを思い出し、神樹はそのままに井戸を掘ることで解決することを考案。 この土地は岩盤に阻まれて井戸が掘れずにいたが、アシュラは風遁で地面を削りながら地道に掘り進める。 インドラが里に帰還し、1年が過ぎた頃にようやくアシュラは里に戻ってきた。 帰ってきたアシュラは、村の代表を6人連れてきていた。 ハゴロモは兄弟双方から話を聞いたが、インドラは「村には平穏が戻った、何も問題はない」と言ったきりだった。 アシュラの方はというと、あきらめの悪さに感化された村人たちが忍宗を教えて欲しいとやってきたのを受け、彼らにチャクラの使い方を教えて共同で作業を続行。 1年がかりで大規模な水脈に行き当たり、巨大な湖を生み出して新たな水源とすることで問題を解決。 さらにチャクラを使える人が増えたことで共同作業で病も回復させ、それから戻ってきていた。 インドラの強硬なやり方をガマ丸から聞かされていたハゴロモは、「絆という繋がりこそが真の力であり、それがある限り忍宗が悪用されることはない」と二人に説き、アシュラを後継者に指名。 だが、絶対の自信を持っていたインドラはこの事実が受け入れられず、黒ゼツの扇動もあってついに万華鏡写輪眼を開眼。 完成体須佐能乎を発動させ、里を襲ってきた。 インドラと対話していく中、インドラが(一部の支持者を殺害した事によって)万華鏡写輪眼を開眼した事を知り、「そこまで堕ちたか」と悲嘆した。 インドラとアシュラの戦いが激化するなか、アシュラに教え諭した事により、アシュラの六道の力を解放させて勝利。 しかし、それによってインドラとアシュラの兄弟仲は決裂する事となる。 晩年は上述通り、うちは一族の石碑を書き記したが黒ゼツに悪い意味で上書きされた。 死期が迫り、アシュラとその一族に後事を託して世を去った。 その前日の夜中、インドラと邂逅しており、「アシュラとその一族を滅ぼすまでに永遠に戦いをやめない。それを成し遂げるまで、何度でも俺の魂は蘇る」と宣告される。インドラと久しぶりに面会した時は「ワシを殺しに来たのか?」と、申し訳ない表情で会話していた。 本編 長門の瞳を見た自来也より、輪廻眼と共に忍の始祖として初めてその存在が明かされた。 以降、話の要所要所で「月を作り出した」「十尾の人柱力となった」など数々の神話が断片的に語られ、本編終盤に全貌が明らかとなった。 伝説 チャクラの実を食らった大筒木カグヤより、チャクラを宿した初めての人間としてハムラと共に双子として産まれる。 ある時、十尾と化した神樹がハゴロモとハムラの兄弟に襲い掛かってきた。 兄弟はこれを神樹がチャクラの実を取り返そうとしていると考え、実を食したカグヤの罪をあがなうために戦いを挑み、死闘の末に十尾を自らの体に封印して史上最初の人柱力となった。 その後はかつて母が唯一絶対の力を持ったがために「女神」から「鬼」へと変貌してしまった反省から、人々が繋がり支え合うことを望み、忍宗を広め民衆を導いた。 また、妙木山の大ガマ仙人ことガマ丸から予言を受けたことと、二人の息子のうちの弟・アシュラが他者との繋がりで兄・インドラに匹敵する力を手に入れたことに感銘を受け、封印した十尾のチャクラを分割し、九体の尾獣として人格と名前を与えた(外道魔像は体内に残したので生存したが、消耗が激しく数ヶ月に渡って寝込んだらしい)。 尾獣達に色々なことを語り伝えて教え導く中、老いた自身の寿命を悟り、彼らを尾獣として解放。 「いずれ、個々の尾獣として正しく導かれる日が来る」と諭して世に放った。 この関係から、尾獣達からは例外なく親として慕われている。 そして、尾獣達が世界に散らばった後、残された外道魔像が死後に暴走することを防ぐため、封印を解除して出現させた後、ハムラとともに六道・地爆天星を発動、月として再度封印。一族を連れて月へ渡る弟に別れを告げてこの世を去った(人柱力であった以上、チャクラも魔像もなくなれば死ぬのみだった)。 現世への干渉 その後も忍宗の行く末を見届けるために、チャクラのみの存在として現世を漂っており、これまでも息子たちの転生者たちと対話してきた模様。 原作670話で仮死状態となったナルトとサスケの精神世界にてようやくその姿が登場し、母と息子たちの話を聞かせ、ナルトとサスケに自身の力を託した。 最初は昔の人間らしい難解な言い回しでナルトにツッコまれるが、一転してくだけたチャラい口調に大幅なシフトチェンジをしてしまい、ナルト及び読者を唖然とさせた。 インドラの子孫が誤った道を歩まぬよう石碑を残していたのだが、カグヤ復活をもくろむ黒ゼツによって改竄されてしまった。 その後うちは一族が改竄された石碑に従った事から考えると、弟を優遇し兄を信じきれなかった彼の所業が争いの遠因と言えなくもない。 ハゴロモ自身もこのことを後悔しており、今世ではナルトとサスケの双方に希望を託している。 ナルト達がカグヤとの戦いを繰り広げる中、柱間がマダラの下半身に触れたことでアシュラ・インドラ・九喇痲のチャクラが揃い現世にチャクラ体で出現することができた。 火影達に戦況を説明する(*2)と共に協力を促した。 扉間には嫌味を言われた。 カグヤ封印が終わったことを確認すると、浄土から歴代五影を呼んで穢土転生達と共に口寄せの術を行うことでナルト達と尾獣九体を始球空間から帰還させた。 激戦を終え世界を救った第七班を、特にカカシを皆を纏めあげオビトの友であり続けたとして「これこそ神の御業」と大いに称賛した。 また尾獣達と戯れるナルトを見て、自分の理想が叶ったことに喜び笑みを見せている。 人柱力でなくなり死にかけのマダラに止めを刺そうとするサスケを止め、前任の転生者である彼の最後を見届けるよう求めた。 穢土転生の術を解除し自身が呼び出した歴代五影を昇天させた後、サスケの革命宣言に立ち会い、サスケとの決戦に向かうナルトを見送った。 自分がしてきた数々の過ちについてカカシに愚痴りつつ、サスケの憎しみを愛情に変えてくれるようナルトに任せ、最後にサスケもまたナルトを親友と思っていたことを回想しながら昇天した。 ◆関連人物 大筒木カグヤ 母。 神樹の実を食べにどこからかやって来てチャクラを最初に手にした。 両目に白眼を持っており、額に輪廻写輪眼を持つ。 大筒木ハムラ 双子の弟。 両目に白眼を持つ。 若い頃は白眼を駆使してトラブルシューターとして活躍。 後にハゴロモと共に十尾と戦った後、外道魔像を監視するため一族と共に月に移り住んだ。 兄弟仲は極めて良く、別離した後も兄の作ろうとした世界に賛同していた。 彼の子孫が日向一族。 「陣の書」によれば厳格な性格とのことだが、若かりし頃は真面目な反面調子のいいフランクな性格であり、一人称は「オレ」。 大筒木インドラ・大筒木アシュラ 2人の息子。 この2人の確執が、長きにわたる千手一族とうちは一族の確執の原因となる。 ガマ丸(大ガマ仙人) 妙木山の主である仙蝦蟇。 彼から「九匹のケモノの名を呼びたわむれる碧眼の少年が世界を変える」という予言を授かっている。 なお、初対面時はごく普通のカエルだったが、この時点でも大岩を動かすほどの仙術を身に着けていた。 仙人としての師匠でもあり、彼から仙術を教わった。 ちなみにハゴロモとハムラに人間よりもずっと前からこの地に住んでいると豪語していたが、神樹の飛来(カグヤがやって来るさらに数千年前)の時点でこの時と大して変わらない容姿だった辺りあながち嘘でもないようだ。 なお、忍宗の成立後は飲み仲間だった。 ◆ハゴロモ語録 「おい、ハムラ……オレの頭がおかしくなったのか? カエルがつまらぬシャレを言ってるぞ!?」 「やめろやめろ、迂闊に神樹に近づくと死ぬぞ」 「インドラは優秀だが、すべてを一人で解決しようとしすぎる。アシュラは人に対する優しさを持つが、なかなか先頭に立とうとしない。二人がこの旅で成長し、互いに支えあうようになってくれれば文句はないのだがな…」 「私はもう長くない……。守鶴、又旅、磯撫、孫悟空、穆王、犀犬、重明、牛鬼、九喇嘛。離れていてもお前達はいつも一緒だ、いずれ一つとなる時が来よう」「それぞれの名を持ち、今までとは違う形でな。そして私の中にいた時と違い、正しく導かれる。本当の力とは何か……その時まで……」 「ワシは時代錯誤である……長きに渡る時の流れは文化的伝統や観念……論理において大きな変化をもたらしたのだ。こうして時代を超え転生者に会う度にそれらの両者にある相違を大きく感じることになった……」 ↓ 「あマジ? ならこんな感じで行くんで夜露死苦! …つって!」 ↓ 「それは言い過ぎではないか? バカとは何事だ! ……まあ、さっきの喋りではそう思われても仕方がないが……」 「忍術ではなく忍宗だ。ワシの忍宗は希望を作り出すものだった。戦いを作り出す忍術と混同してはいかん」 「力が一人に集中すれば、それは暴走し、やがて力に取り付かれてしまう」 「……そうだな九喇嘛よ……ガマ丸の予言通り……九匹のケモノの名を呼びたわむれる、碧眼の少年……」「ナルトよ、お前はやはり皆の協力を得る魅力があるようだ。ワシの魂をこうして呼べ、アシュラが転生したのも頷ける」「……守鶴。又旅。磯撫。孫悟空。穆王。犀犬。重明。牛鬼。九喇嘛。“予言の子”が世界を変える時が来たようだ」 「母カグヤも、初めは民の信望厚き女神だったそうだ。鬼と呼ばれるまでに変貌した理由はわからぬが……おそらくチャクラの実を食らった時から、何かが始まっていたのだろう」 「愛情とは難しいものだな……。かつてワシにも二人の子がいた。二人を愛し二人もワシを敬愛していた。だが、兄弟の弟だけに全てを託してしまった。それを機に兄はワシと弟を憎むようになってしまった。愛情が憎しみへと変わってしまったのだ」 「過去は未来が変わらぬと気づかせるためではなく、未来のためにあるはずだ」「うずまきナルト……あの子は憎しみの塊になってしまった九喇嘛を救い、友となった男だ。ナルトに任せてみるとしよう……今度は憎しみが愛情へと変わるのを願いながら……いや、愛情を取り戻させると願おう」「ナルトだけではなく、サスケも母カグヤと違い、愛とは何かを知っている男だ」 ◆余談 上述のオチャラケ口調での会話で漏れた「宇宙人って何だよアハハ!つってあんま違わねーか…」という台詞は、母であるカグヤが宇宙人(=大筒木一族)であり、その息子であるハゴロモも半分は宇宙人(=あんま違わねー)である事を示唆した続編への何気ない伏線となっている。 「そして アニヲタの集いが閉鎖してもなお冥殿の作り上げた項目は消えることなく」 「時をおいて追記・修正された いく度となくな」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] あの顔で「ぶっちゃけ」とか「夜露死苦」とか言う面白い人www -- 名無しさん (2014-06-22 17 10 47) 最強はカグヤじゃねえのかな -- 名無しさん (2014-06-23 10 06 36) 回想の時点でカグヤ善人とは思えなかったが。ハムラは見た感じ双子かね -- 名無しさん (2014-06-23 10 34 38) ハムラとは仲良かったんかね?つか、二人で十尾を封印する描写でハムラの格好がまんま人柱力マダラと同じだったな。 -- 名無しさん (2014-06-23 10 50 05) 多分ハゴロモの過去回想とインドラアシュラの過去回想やるだろうなぁ…。ナルトが完結してからカカシ外伝みたいにやってほしいんだけど… -- 名無しさん (2014-06-23 11 32 57) これともう一つ別の六道仙人の記事あるけど内容ほぼ同じなんだが…パクってませんか? -- 名無しさん (2014-06-24 23 12 21) これより先に記事あったよね? -- 名無しさん (2014-06-24 23 23 45) ↑、↑↑あれはワープロモードで作られてたから削除予定。それが作り直された。 -- 名無しさん (2014-06-24 23 25 49) 復活前のカグヤがいた頃の時代ってろくに忍術が無かったんだよな。逆ハーレムの術に見入ったのは知的好奇心からじゃないの?多彩な忍術を見て勝手に敵わないと思い込んで戦意喪失と予想。 -- 名無しさん (2014-06-30 19 30 32) NINJA漫画の祖が仙人ってのもすごいな・・・ -- 名無しさん (2014-06-30 19 32 11) そもそも忍者のイメージには修験道やら仙人やら何やらの影響があるって説もあるが。 -- 名無しさん (2014-06-30 19 50 01) かぐや一族ってハムラの子孫なのかな -- 名無しさん (2014-06-30 20 33 54) 今週号のカグヤ見て、「ああ、そら子供も「ぶっちゃけ」とか言っちゃいますわ」と納得しちまったw -- 名無しさん (2014-06-30 20 38 50) ↑↑↑ダンゾウ「忍者とは修験の世界(キリッ」 -- 名無しさん (2014-07-11 10 40 53) ハムラが更にカグヤの後ろにいるとかはないよな? -- 名無しさん (2014-07-15 14 53 43) マダラの下半身から出てきた爺に集まる歴戦のゾンビ集団とか絵的にすごいよね -- 名無しさん (2014-07-30 18 40 07) カグヤが白眼=やはり日向は木の葉にて最強。それどころか全忍にて最強ということが証明されたな -- 名無しさん (2014-07-30 18 53 13) 双子だろうけど見た感じハムラのが若そう、てゆーか若ハゴロモの顔厳つすぎ!つって -- 名無しさん (2014-08-13 21 34 04) 今更だけど君麻呂いたのかぐや一族ってカグヤの骨の能力とインドラの力こそ全ての考えを受け継いだ一族なんかな? -- 名無しさん (2014-08-25 10 23 44) イタチは苦労して術を解除したのに、ハゴロモ爺さんあっさりし過ぎじゃね? -- 名無しさん (2014-09-09 20 44 56) この人正直無能だよね…黒ゼツに気づかなかった失態とアシュラとインドラの長年の兄弟喧嘩はひどい -- 名無しさん (2014-11-03 04 56 40) 後はテロ画策する気満々のサスケに力を渡す(状況が切迫してたとはいえ)かな -- 名無しさん (2014-11-03 08 13 53) ↑ -- 名無しさん (2014-11-06 17 34 35) ミス↑4イタチと仙人の間には能力差があるんだし当然だとおもう -- 名無しさん (2014-11-06 17 35 42) アニメに登場するのはもう少し先だけどあのチャラい発言を中の人はどう演じるのか楽しみで仕方ない。 -- 名無しさん (2014-11-15 22 30 35) つーかその言い方はヒドくね?宇宙人って何だよアハハって渋い声色の人がいったら腹筋崩壊するな。つーかその事がこのページに書いてないのヒドくね? -- 名無しさん (2014-12-08 15 14 15) 映画で長男だったことが分かった。もしかするとコイツがアシュラを優遇したのは、上述の理由もあるけど、弟の影を重ねていたのかも。 -- 名無しさん (2014-12-08 15 28 22) インドラ「俺1人の力で何でもやりぬけるし。」六道「後継者アシュラね。みんなに慕われてるし。」インドラ「俺がリーダーじゃないとかありえないし」…1人で問題ないのに群の長になれなきゃブチ切れとかマジうちはの先祖だわ。 -- 名無しさん (2015-01-04 10 41 56) まあ親父に愛されてないと思ったりとかその辺の気持ちもからんでるんだろうけど。 -- 名無しさん (2015-01-04 10 43 01) 大じいちゃん仙人が戦ってるところを見てみたいってばよ‼︎ -- 名無しさん (2015-01-11 13 49 40) ↑アニオリでカグヤ戦の引き伸ばしでやるだろうね。 -- 名無しさん (2015-01-11 15 00 13) ↑10 むしろサスケの回答は100点だったよ。まるでインドラの思想そのままなんだから -- 名無しさん (2015-01-15 11 04 26) 実際699話の後でも戦争の火種くすぶりまくりだからサスケの回答は間違ってはいないんだよな -- 名無しさん (2015-02-20 14 53 51) ハゴロモ&ハムラVS十尾&カグヤ、インドラVSアシュラの戦いをゲームか小説でいいから見たい アニメじゃ無理だろう・・・インドラとアシュラの声予想してる人いる? -- 名無しさん (2015-05-08 10 34 13) ↑順当に考えれば杉山氏と竹内氏、あるいはそれに近い声質の声優じゃね? -- 名無しさん (2015-05-08 13 48 34) ↑8 1人で何でも出来る奴は学級委員長とかに選ばれたりするけど、実際人の上に立つのに向いてないのか? -- 名無しさん (2015-05-16 18 36 36) ↑ほんとにリーダーに向いてるのは自分に出来ない事をキチンと自覚しててその仕事を周りに振れる人。一人でなんでもするやつに人は付いて行かない。 -- 名無しさん (2015-06-03 18 15 01) ↑なるほど、勉強になった -- 名無しさん (2015-06-04 12 30 57) だいたいこいつのせい でもない。 -- 名無しさん (2015-07-05 19 44 25) まぁだいたいコイツのせいが当てはまるのはカグヤの方だもんなww …にしても若者口調もこなせるとはやはり万能キャラか -- 名無しさん (2015-07-24 15 24 43) 羽衣一族とは一体… -- 名無しさん (2015-09-01 14 22 10) ↑カグヤもなあ…結局ポッとでだし、自分で計画したって感じでもなく、結局戦争とかになったのはゼツとかマダラのせいでいいんじゃねぇかな -- 名無しさん (2015-09-03 14 36 53) インドラ、アシュラが1番謎のキャラになったな。気になるのはどんな性格かお互いをどう呼び合ってたかハゴロモへの言葉遣いとか使う術とか、インドラは写輪眼だけで万華鏡写輪眼・輪廻眼に開眼しなかったのか、どちらが最終的に勝ったのか -- 名無しさん (2015-09-04 14 56 05) インドラとアシュラはマダラと柱間に見た目そっくりだな。ナルサスにはあんまり似てない -- 名無しさん (2015-11-19 02 27 47) 某所でだら仙呼ばわりされてて笑った -- 名無しさん (2015-11-19 02 36 01) インドラみたいに1人で何でもやりぬき出来る男になるにはどうすればいいんだろう。かつ阿修羅みたいにみんなのリーダーになるにはどうすればいいんだろう -- 現23歳男 (2016-03-15 22 39 13) 他のNARUTO項目もそうだが、アニオリや小説の描写は分けて記述した方が良くないか? -- 名無しさん (2016-05-23 16 50 56) 一応分けてみたけど他のNARUTO項目でもアニオリの描写はそうだが個人の考察とかも混じってカオスになってるの多いぞ そういう要項でちゃんと分けられてるのならまだしも構成がごちゃごちゃなのもあるし全部修正するとなるとかなり大変 -- 名無しさん (2016-05-24 12 38 11) 原作や映像作品から推察すると、どうやらハムラとはカグヤ封印後も何度か会っていて一族の何人かを月へ移住→ハゴロモの体内にいた尾獣を分配→最後に残った外道魔象を月に封印→残り少ない命でTHE LASTに繋がる重要な約束をかわし弟と最後の別れをしたのが充当な流れの様だ -- 名無しさん (2016-05-29 15 01 24) そもそも大筒木一族が地球に来てないんですけど…尾獣は人柱力になる前に予め分割してから自分に封印したっぽいけど十尾本体は無限月読解術と共に朽ち果ててるしほんと外道魔像どこいった? -- 名無しさん (2016-05-29 15 27 16) 魔象もハゴロモの体内にあったのは原作でもアニメでも判明してるから順当に考えるとハゴロモ、ハムラの子孫たち(インドラ、アシュラ以外の)が月か地上かで別れ、朽ちた十尾の抜け殻(外道魔象)も封印したんだろう・・・ -- 名無しさん (2016-05-30 06 18 25) 余計な力は使わないと言っていたが「妻を救う」事さえも -- 名無しさん (2016-06-09 20 17 33) ↑ミス 「妻を救う」事さえも彼にとっては「余計な事」でしかなかったのだろうか?ガイ先生が六道の力で救われたことから言っても「救えなかった」のではなく「救わなかった」のは明白だし -- 名無しさん (2016-06-09 20 19 18) アニオリは訳が解らん -- 名無しさん (2016-07-01 16 56 49) ハゴロモの妻はインドラ・アシュラを産んだ事で体内の生命エネルギーを掠め取られたとか?人柱力から尾獣を抜いたら衰弱死するみたいに。 -- 名無しさん (2016-07-09 23 07 24) 結局インドラの妻らしき女性は登場せずか 少し楽しみだったんだが -- 名無しさん (2016-07-21 20 20 55) 十尾って二つに分かれられるみたいだし、そこが手がかりにならないかね。六道オビトが十尾を呼び出して神樹にした後、尾獣を引っこ抜かれた上に復活したマダラに魔像を引っこ抜かれたし。カグヤの意志は神樹に融合していたみたいだし……。 -- 名無しさん (2016-09-16 19 10 40) ふと思ったけど、インドラとアシュラの転生者って、どのような基準で決まるんだろうか?転生先にはある程度条件があるんだろうか(例えば、それぞれの直系の子孫である、男性であるなど、とか)?転生先はおそらくインドラとアシュラそれぞれの魂の意思が選んでいたんだろうけど、どのような基準で選び、どの程度魂の意思が反映されていたんだろうか?なんとなく「力」を重視したインドラは「より強い瞳術を開眼しうること」とか血縁を転生先の基準に選んでいそうな気がする。「愛」を重視したインドラは逆に「正しく自身の意志を継ぎうる者であること」とか心を転生先の基準に選び、あまり血縁は転生先の基準として重視していなさそうな気がする(うずまき一族は大筒木一族の直系の末裔とは明言されていないし)。 ナルトとサスケの代では、兄であるインドラの転生者、サスケが生まれた少し後に弟であるアシュラの転生者、ナルトが生まれたわけだけど、 歴代転生者も、「当代のインドラ・アシュラの転生者両名が死亡した後、次代の転生者が生まれる」、「インドラの転生者が生まれた後、少し後にアシュラの転生者が生まれる」といった感じだったんだろうか? -- 名無しさん (2017-06-28 08 51 24) ↑2ボルトで二体目の十尾が出てきたし元々十尾は複数体いるようだ。 -- 名無しさん (2019-11-17 19 32 23) あんなのが何体もいて何であの世界無事なんだろ? -- 名無しさん (2019-11-17 20 07 31) カグヤと融合した十尾とハゴロモと融合した十尾は実は別の個体だったのかな? -- 名無しさん (2019-11-18 07 54 46) 大筒木である以上六道仙人も楔を刻めたのか…本人の性格からして絶対やらないだろうが -- 名無しさん (2021-07-17 08 23 17) 「外道魔像の謎」の項目を大筒木カグヤの記事に移行して統合しようと思います。反対意見もなければ一週間後に編集します。 -- 名無しさん (2021-07-21 16 02 14) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rarecasejinro/pages/471.html
(実装 Ver. 1.5.0 β4 / 最終更新 Ver. 3.1.0 α3) 表示 (結果表示)(2日目限定 / 強制表示 / 本体) 判定 前世鑑定 「神話マニア」(上書き) 所属 元神話マニア系 登場 (Ver. 1.5.0 β4実装)[求道者]専用 ログ表記 [元求道者] / [元求] 説明 [求道者]の役職が変化した時に付加されるサブ役職です。 前世鑑定を上書き 前世鑑定結果が「神話マニア」判定に上書きされます。 発生条件(夜投票) [求道者](コピー能力 / 自分) 役職が変化した時点で発生します。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/20329.html
求道者の扉 C 光 6 呪文 ■S・トリガー ■進化でないメカサンダーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。 作者:有余 フレーバーテキスト 収録エキスパンション NsDM-ES01 「ESSENCE1 逆襲のプレシャストライブ」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hokutoonline/pages/23.html
生業 北斗神拳求道者 北斗神拳の技を習得できる生業(なりわい)です。ただし、習得した技の効果は、同名であっても北斗神拳伝承者の技とは、威力など大幅に異なります 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/15740.html
登録日:2012/10/10 Wed 11 27 03 更新日:2024/03/28 Thu 09 09 22NEW! 所要時間:約 41 分で読めます ▽タグ一覧 NARUTO NARUTO登場人物項目 うちは うちはオビト うちは一族 ゴーグル ドジ ミナト班 仲間思い 能力者 写輪眼の英雄 写輪眼 泣き虫 木ノ葉隠れ 失恋 写輪眼 落ちこぼれ 悲劇 潘めぐみ 小森創介 確かに忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる ……けどな! 仲間を大切にしない奴は、それ以上のクズだ 『NARUTO‐ナルト‐』の登場人物。 CV.小森創介/潘めぐみ ◆プロフィール 所属:木ノ葉隠れ 階級:中忍 忍者登録番号:010886 年齢:13歳 誕生日:2月10日 星座:みずがめ座 身長:154.2cm 体重:44.5kg 血液型:O型 性格:仲間思い、マイペース 好きな言葉:チームワーク、仲間 ◆概要 第一部と第二部の間に掲載された『カカシ外伝~戦場のボーイズライフ~』で登場した、ゴーグルを愛用している短髪の少年。13歳。初登場は2巻の扉絵の写真。 本編より十数年前の人物。 木ノ葉隠れの里に所属していた忍者。 うちは一族出身の中忍で、波風ミナト、はたけカカシ、のはらリン、オビトで構成される通称『ミナト班』に所属していた。 チーム全体の仲は良好な様だが、カカシとは性格の違いから気が合わず、良く喧嘩をしていた。 ズボラなのか遅刻癖があり、遅刻する度にカカシに怒られていた。 将来の夢は火影になって里の皆を守る事。その際顔岩にゴーグルを付ける事を強調していた事から、ゴーグルには強い愛着がある様である。 なお、戦争孤児だったらしい(アニメでは祖母と二人暮らし)(*1) ◆能力 若さ故に未熟さが目立ち、とりわけ精神面はかなり脆い。 うちは一族の出身であるものの、血継限界「写輪眼」を長らく開眼できず、自身を「落ちこぼれ」と卑下していた。 メンタルの弱さが目立つ一方、体術に関してはカカシとほぼ互角(回想シーンより)。忍術についても一族伝統の「火遁・豪火球の術」を習得しており、さらに「火遁・鳳仙火の術」などの派生版も扱えるなど、基本戦術はマスターしている。 ◆性格 マイペースなお人好しだが、仲間想いで熱い性格。また、ドジな面も見受けられる。 本人曰く「木ノ葉に住んでいるお年寄りに知らない人は居ない」らしい。遅刻の原因の大半がコレだったりする。 幼い頃から同じ班に所属していたリンに好意を寄せており、彼女に告白を試みた事もあったが機会に恵まれず、いまだに告白出来ずにいる。 しかし、彼女がカカシを好いている事に気付いており、複雑な感情を抱いている。 彼女を前にすると張り切って良いところを見せようとして良く怪我をしていた様で、その度に彼女に手当てをして貰っていた模様。 因みに先祖はあのうちはマダラで、彼の子孫に当たるらしい。実際髪が伸びると少年時代のマダラそっくりである。(*2) また、同期であり、同じくカカシをライバル視していたガイとも面識があった様で、彼の人の顔を覚えないクセについても知っている。 中忍試験では個人戦、団体戦共に彼にぶっ飛ばされている。 ◆劇中の活躍 ◇カカシ外伝〜戦場のボーイズライフ〜 第三次忍界大戦当時はミナト班として行動していたが、未だに実力面・精神面共に未熟な面が目立ち、敵を目の前にして恐怖で動けなくなったり、涙を流したりしていた。 この点はミナトにも指摘されており、忍として強い心を持つ様に言われている。 また、カカシとの関係についてもミナトからカカシの事情について説明されていた(オビトはこの後、不器用ながらもカカシと和解しようと試みている)。 そしてカカシをリーダーに、カカシ、リン、オビトのスリーマンセルで任務達成を目指すも、任務の最中に敵である岩隠れの忍にリンを攫われてしまう。 彼はリン救出を優先しようとするも、任務達成を優先しようとしたカカシと意見が対立。 カカシと喧嘩別れした彼は単独でリン奪還を試みるも、岩隠れの忍に見つかり窮地に陥る。 しかし、別れ際にぶつけた、 「確かに忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる……けどな! 仲間を大切にしない奴は、それ以上のクズだ」 という言葉にルール以上に大切なモノを感じ取ったカカシに助けられる。 そして二人で協力して岩隠れの上忍・タイセキを倒そうとするも、敵の攻撃から自身を庇ったカカシが手傷を負って左眼を失明してしまい、再び絶体絶命の危機に陥ってしまう。 しかし、友と自身の危機に際し、遂に写輪眼を開眼。タイセキの「迷彩隠れの術」を見破り、仕留める事に成功する。 カカシと共に敵を蹴散らしリンの救出にも成功するが、直後に敵の増援部隊の土遁からカカシを庇った為に岩に右半身を潰される重傷を負ってしまい、救出不可能な状態になってしまう。 「最初から共にリンを助けに来ていればこんな事にはならなかった」と嘆くカカシに対し、オビトは漸く思い付いた上忍昇格祝いのプレゼントを託す。 この……オレの写輪眼を……やるからよ 里の奴等が……何て言おうと……お前は……立派な上忍だ… オレはもう……死ぬ……。けど、お前の目になって……これから先を……見てやるからよ…… カカシ……リンを……頼むぜ…… そして――岩隠れの忍達の放った術により、崩落する岩に押し潰されてしまった。 カカシの奴と……折角……仲良くなれたのになぁ…… リンには……結局、告白……出来なかったなぁ…… もっと……皆と一緒に……いたかった……なぁ…… 現在は「神那毘橋の英雄」の片割れとして名を慰霊碑に刻んでいる。 因みに、本編のカカシがよく遅刻するのは彼の慰霊碑に立ち寄り、その死を偲んでいる為。 遅刻しない様に朝早くにやって来ているが、「バカだった自分をいつまでも戒めたくなる」という理由でついつい遅くなってしまうという。 カカシは自身がリンを守るという約束を守れなかった事を悔いており、慰霊碑の前で 「お前が今のオレを見たら何て言うんだろうな? なあ……オビトよ」 と呟いている。 オビトの言葉は今でも「仲間を守る」という形でカカシの心に大きく影響を与えており、それは次世代のナルト達にも伝わっている。 追記・修正は仲間を大切にしながらお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- ……し か し 。 お前は… オビト…? 慰霊碑にその名を刻んだ「写輪眼の英雄」は、最悪の形で歴史の表舞台に舞い戻る事となった。 オレは誰でもない。誰でもいたくないのさ…… 第四次忍界大戦の首謀者である仮面の男・トビの正体は、本人が「うちはマダラ」だと名乗っており、それを思わせる実力を垣間見せていた事もあって、木ノ葉創設者の一人であるうちはマダラだと思われていた。 しかし、第559話「増援到着…!」にて薬師カブトが穢土転生で「うちはマダラ」を転生させ、生前のうちはマダラ本人と面識があるオオノキがそれを見て「うちはマダラだ」と断定した為、「トビ」と名乗る人物がうちはマダラである可能性が消えた。 そして、第598話「粉砕!!!!」にてナルトによって面が破壊され、続く第599話にて遂にトビの正体が判明した。 これが現実だ。託した側も託された側も…。この世界で生き延びた忍は皆クズになる。オレ達が良い例だ……カカシ うちはオビト ▽タグ一覧 NARUTO NARUTO登場人物項目 うちは うちはオビト うちはマダラ うちは一族 だいたいこいつのせい どうしてこうなった まさかの再登場 オッドアイ カカシ外伝〜戦場のボーイズライフ〜 ゴーグル トビ ドジ ネタバレ項目 ミナト班 ライバル リン廃 万華鏡写輪眼 中忍 人柱力 人間臭い 仲間思い 作者のお気に入り 写輪眼 写輪眼の英雄 分かってんだよおじさん 十尾の人柱力 咎人 哀しき悪役 失恋 小森創介 悲劇 悲劇の人生 悲劇的ビフォーアフター 所要時間30分以上の項目 抜け忍 救世主←事実上の 昨日を求めた男 暁 木ノ葉隠れ 木遁使い 柱間細胞 死んだと思ったら生きてた 泣き虫 涙腺崩壊 演技派 漢 潘めぐみ 犠牲になったのだ 罪人 自己紹介 英雄になれなかった男 落ちこぼれ 血継限界 親友 誰が俺をこんな風にした? 誰でもいたくない男 誰より愛情を渇望していた男 輪廻眼 闇堕ち 高木渉 粉砕された仮面の下から現れたトビの素顔。 成長して尚嘗ての面影を残すそれは、前大戦で戦死した筈のうちはオビトだった。 CV.内田直哉(偽マダラ)/高木渉(トビ、大人) ●目次 ◆プロフィール ◆概要 ◆能力 ◆性格 ◆劇中の活躍◇カカシ外伝〜戦場のボーイズライフ〜 ◆概要(第二部) ◆能力(第二部) ◆性格(第二部) ◆劇中での活躍(第二部)◇暗き辺獄の底から ◇地獄巡りの始まり ◇暁の影 ◇宣戦布告 ◇第四次忍界大戦 ◇「うちはオビト」 ◆主な人間関係 ◆使用忍術 ◆一部台詞◇少年時代 ◇イタチ真伝 ◇第二部(トビ) ◇第二部(偽マダラ) ◇第二部(素顔) ◇ナルティメットストーム4 ◆余談 ◆概要(第二部) 年齢31歳。身長182cm。 暁を裏から操っていた真のリーダーであり、生前のうちはマダラから月ノ眼計画を成就させる様に託され、無限月読による世界平和の為に密かに暗躍していた。 ◆能力(第二部) 万華鏡写輪眼の開眼と、右半身に移植されている柱間細胞によって、中忍時代と比べてケタ違いに戦闘能力が上がっている。 非常に優れた攻撃範囲と威力を持つ火遁忍術や、柱間やヤマト程大規模ではないものの殺傷力の高い木遁忍術を扱う事が出来、柱間細胞が生命維持の全てを担っている為に、心臓を潰されても飲まず食わずでも死ぬ事が無い等、耐久力も高い。 左眼に輪廻眼を移植した事で陰陽遁や他の性質変化も扱える様になっているが、何と言っても右眼が発動する神威が主力。 攻撃・防御・移動と戦術の大半をこれで賄っており、カカシがいなければまともに戦う事も出来ないレベルで強い。 また、断刀・首切り包丁を片手で止めたり、うちは返しを使用出来たり、不意打ちの心転身を数秒で解いたり、尾獣が割れないレベルの結界を単独で張ったり等、それ以外の能力も高い。 神威による絶対回避が出来ない状態でのカカシとの一対一の戦いでは敗北しているが、この時については「自身の心臓に施された呪印札を取り除く為にカカシの雷切をわざと食らう」のが目的だった部分がある為、純粋に実力で敗北したのかどうかは微妙なところ。 とは言え、心のどこかで「自分は間違っている」「誰かに自分を止めて欲しい」と思っている節があり、精神的に強固とは言い難く、能力以外の部分で致命的な弱点を抱えている。 ◆性格(第二部) 少年時代とは打って変わって冷酷非道であり、現実の世界に聊かの価値も見出していない。 サスケが香燐を傷付けた時も、「仲間を大切にしない奴はクズ」と嘗ては語っていたにもかかわらず、「そう来なくては」と楽しそうに嗤っていた。 カカシについては「後悔だらけの生涯を送るに相応しい男だ」「口先だけの男に成り下がったお前の言う言葉には何の価値も意味も無い」「お前等に言う事は何も無い。現実に縛られたまま死ね」と散々な評価であり、最早何の感情も抱いていないと語っている。カカシェ… とか何とか言いつつ、カカシに負担が掛かる神威の無駄撃ちを親切に止めたり、カカシが事ある度に自分やリンの墓参りをしている事を知っていたり、自分への負い目から本気で戦えないカカシに対して、「お前が俺に罪悪感を抱く必要は無い」「お前ももう苦しまなくて良い」とベラベラ自分の事を語り出し、しまいにはカカシを「月ノ眼計画」に勧誘したりと、どう考えてもカカシを意識しまくりであり、根底の部分は変わっていないのだと思われる。(*3) また、計画を知らない暁のメンバーに対しては「彼らなくしてここまでの進展はなかった」と労っており、彼なりに感謝している様子がうかがえる(*4)。 ◆劇中での活躍(第二部) ◇暗き辺獄の底から 実は神無毘橋の戦いで死んでおらず、瀕死の所をマダラによって助けられていた。 しかし、マダラ曰く意図的に助けた訳ではなく、偶々通路に居たから拾ったとの事。マダラが、 「しかし…助かったのは奇跡と言って良い。よく岩に潰されなかったものだ。まるで岩をすり抜けたとしか思えん程だ…」 と述べている事から、恐らく神威を無意識に発動して落下してきたのだと思われる。岩に潰された右半身に、千手柱間の細胞で作られた人造体を移植する事で辛うじて生き延びていた(その際の移植痕は身体の右半身に痛々しく残されている)。 目覚めて直ぐにはマダラが杖代わりにしていた鎌を見て死神と勘違いしてパニックを起こすも、動じないマダラに「痛みを感じるのは生きているからだ」と言われてやや冷静さを取り戻す。 その後、話している相手が写輪眼を持っている事、里の老人全員と面識がある自分が知らない顔である事から、うちはの抜け忍だと看破。 じじいてめェ、抜け忍だな……何者だ!? オレは……うちはの亡霊。うちは……マダラだ 計画の事を聞かされるも協力する気は無く、あくまでカカシ達の下へ帰るべく白ゼツ達やグルグルのゼツと共に懸命なリハビリを行っていた(人造体のお陰で飲食の必要が無かった)。 そんなある日――外の偵察から戻って来たゼツの一人によってカカシとリンが霧隠れの暗部に包囲されて危機に陥っている事を聞かされ、グルグルの身体を全身に纏ってカカシ達のもとへと向かう。 だが――そこで目にしたものは、カカシがリンの命を奪う瞬間であった。 リンを失った悲しみと怒り、絶望に心を支配されてしまった事により、万華鏡写輪眼を開眼。 その瞳力と木遁の力を暴走させてその場にいた霧隠れの暗部の者達を惨殺した後、「リンが存在する世界」を創るべくマダラの計画に乗る事を決意する。 因みにこの時、リンは三尾の人柱力にされており、リンが里へ戻ったところでリンの中の三尾を暴走させて木ノ葉を潰すのが霧隠れの狙いだった。 リンはこの事に気付いていた為、カカシが霧隠れの忍に向けて放った雷切へ自ら突っ込む事で自害したのである。 リンの死に上記の様な理由があった事はオビトも知っており、彼女が木ノ葉を守る為に自分自身の意志で自らカカシの手によって死を選んだ事も知っている。 だからこそ彼は、リンやカカシにその様な選択をさせた忍世界に絶望し、その世界を否定する為に行動する事を決めたのである。 この時チャクラ切れで気絶していたカカシは放置したが、本人曰く、「情けを掛けた訳ではない。どうでもよかっただけ」らしい。 そして、「夢の世界」を創る為にマダラのもとへと帰還し、彼に自身の計画を実行する「救世主」として正式に認められる。 こっちへ来い 今日からお前が救世主だ その後、「月ノ眼計画」の全貌とその進め方について聞かされ、十尾の存在、輪廻眼の力と長門の存在、うちはの禁術「イザナギ」や陰陽遁の使い方などを教わり、サポーターとして黒ゼツをつけられ、外道魔像から分離してマダラが死亡したのを見届けた後、自ら「うちはマダラ」を名乗って暗躍を開始した。 マダラ「…さあ…動け…。オレが復活する…までの間……お前が……」 オビト「うちはマダラだ」 ◇地獄巡りの始まり マダラの死後、本物のマダラが復活するまでの代行者として「月の眼計画」実現の為暗躍する。 その手始めに弥彦、長門、小南に接触し「暁」を設立させ、弥彦の死後は暁を戦闘集団へと作り替えていった。 17年前のナルトの生まれた直後には木ノ葉に入り込んで「九尾事件」を引き起こし、自身の師であった四代目火影・波風ミナトや、その妻・うずまきクシナを始めとする数多くの人間を間接的に殺害した。 九尾事件の際にミナトと対峙した時、ミナトは仮面を被ったオビトを見て「写輪眼を持っているうちはの忍者+木ノ葉に出入り出来る人間+尾獣を操れる瞳力の持ち主=うちはマダラではないか?」と見当をつけたが、その正体には気付けなかった。 この時オビトはわざとらしくフードを外しており、また第四次忍界大戦で穢土転生ミナトと対面した時は「オレに気付きもしなかった」とミナトを罵っている等、本当は気付いて欲しかったと取れる描写がなされている。 それから数年の間は里に潜伏しており、下忍として大名護衛任務についていたイタチの前に現れた事もある。 この時はイタチを殺しかけたが、割り込んできたカカシに防がれている。因みに、この時の実力差がイタチの写輪眼開眼の引き金となった。(*5) 更にそれからは、神威を駆使してうちはの集落に潜伏しており、クーデターの計画も知っていた。 それに乗じる形で「マダラ」として木ノ葉への復讐を実行に移そうとしていたが、自身の存在に気付いたイタチから「うちは一族への復讐に協力する。代わりに里とサスケには手を出すな」との取引を持ち掛けられてこれを呑み、うちは一族をサスケを残して全滅させた(*6)。 更に霧隠れでは、リンの後任として三尾の人柱力となった四代目水影・やぐらを瞳術で操ったり、干柿鬼鮫を組織へ引き入れたりしている。 この時鬼鮫に素顔を見せているが、どうやらこの時も「うちはマダラ」として振舞っていたらしく、鬼鮫は素顔のオビトを「マダラ」と認識していた。 ◇暁の影 第二部初期には「トビ」という偽名を名乗り、サソリの後釜の単なる平団員として暁に加入。 この時は、別人の様に陽気な男を装っていた。 これはオビトのリハビリを手伝ってくれた初代火影の細胞から作られた同名の人造人間(*7)をモチーフにしており、トビという名も彼から取ったもの。 加入後は新入りとしてデイダラとツーマンセルを組み、彼のサポーターに徹していた。 何だかんだで暁のメンバーの事も評価しており、死を惜しんだり、働きを賛したりしている。 その裏では、表向きのリーダーである長門に指示を出して尾獣狩りを行わせ、自身はひたすら影で暗躍。 デイダラの戦死後は、彼の自爆に巻き込まれて死んだ様に見せかけた上で後に復帰。 一足先に暁に入り込んでいたゼツと組んで行動していたが、サスケ追撃任務に出ていたカカシ達と遭遇。 神威によるすり抜けであしらってまともに相手をせず時間稼ぎをしていたが、ゼツからイタチの敗死を知らされるや否や本性を露にし、時空間移動でうちはのアジト跡へ移動。 イタチの遺体と気絶したサスケを回収して自身のアジトへ戻った。 そして、目を覚ましたサスケに「うちはマダラ」を名乗って接触するが、仮面を外しかけた瞬間イタチが「転写封印」で仕込んでいた「天照」の直撃を受けてしまい、危うく死に掛けながらもギリギリで命を拾った。(*8) もう片方の眼にも多分仕込まれているだろうと踏んだのか、今度は仮面をつけたまま表れ、マダラとして木ノ葉創設時のエピソードを語る。 この時語った内容はマダラ自身から聞いていたのか内容としてはかなり正確だが、自身が首謀者である九尾事件の部分だけは「天災」だとして嘘を混ぜている。 そこからイタチによるうちは殲滅の真相を明かし、サスケを復讐へと駆り立てた。 その後はゼツと一旦離れ、サスケについて暗躍を続けた。 ◇宣戦布告 暁の真のリーダーとしてサスケ達「鷹」を利用しようとするも、八尾狩りが失敗した事と木ノ葉が動いた事を受け、彼等を連れて鉄の国での五影会談へ潜入。 宿場町でカカシとヤマトに捕縛されるも、意に介さずあくまでも「うちはマダラ」としてナルトと会話。サスケについて語った後姿を消した。 そして、会談場に乱入して殺されかけていたサスケを神威で救出。 五影達に向けて月ノ眼計画の全貌を語り、第四次忍界大戦の宣戦を布告した後に撤退。 橋の上で帰途にあったダンゾウ達の前に現れ、ダンゾウの護衛である山中フー・油目トルネと戦闘。 すり抜けで翻弄しつつ二人共吸い込んで幻術に掛けたが、トルネの燐壊蟲に感染してしまった為、右腕を自ら切断している。 その後、ダンゾウに挑むサスケを見守る。 サスケが危機に陥った際はさすがに腰を上げかけたが、彼が危地を脱した後は再び傍観。 ダンゾウ撃破後に一時撤退し、魔像で培養した柱間細胞を使って失くした右腕を補充していたところ、白ゼツから第七班が追いつき、サスケが危機に陥っていると聞きとんぼ返り。 ナルトを捕まえようとする白ゼツを制して撤退に入り、カカシが放とうとした神威をわざわざ「そんな術は効かないから止めておけ」と止めた上で今度こそ撤退した。 サスケの要請でイタチの万華鏡写輪眼を彼に移植した後、白ゼツのオリジナルを監視につけ、序に6体ものコピーの白ゼツを胞子の状態で植え込み、輪廻眼を回収する為、雨隠れへ赴く。 待ち構えていた小南と戦闘に入るが、開幕でいきなり起爆札を吸い込まされて仮面の上半分と右腕を飛ばされる。 更に、彼女の奥の手「神の紙者の術」による10分間継続起爆には流石の神威でも対抗し切れず、止む無く左眼を犠牲に(ストックを移植したものだと思われる)イザナギを使い、自身へのダメージを無かった事にする事によって勝利した。 その後、幻術で長門と弥彦の遺体の在処を吐かせた後に彼女を殺害し、長門の輪廻眼を回収する事に成功する。 左眼は自らに移植し、右眼は培養シートにはめ込んで隠し、面を戦闘用のものに新調した上で右腕を修復、戦争の準備に入る。 しかし、その矢先に薬師カブトからの接触を受け、サスケの身柄を交換条件に穢土転生による戦力の提供を提示される。 オビトとしては受ける理由も無かったが、カブトが本物のマダラを穢土転生していた事で断れなくなり、渋々協力を締結した。 ◇第四次忍界大戦 穢土転生の人柱力を畜生道の「口寄せ輪廻眼」で呼び寄せて目をコピー。ナルトとビーを狩るべく前線に出撃。 その中でカブトが勝手に本物のマダラを戦線に投入した事を知るが時既に遅く、とにかく尾獣を回収しようとナルト達と戦う。 しかし、カブトがイタチとサスケによって止められ、穢土転生を解かされたことで人柱力達が消えてしまった為、外道魔像を口寄せして十尾復活に入る。 ナルト、ビー、カカシ、ガイとの戦いの中、右眼の瞳術が神威である事をカカシに看破され、それを利用した戦法でナルトの影分身を時空間に転送された事で逃げ場が無くなり、螺旋丸の直撃を食らって面を粉砕されてしまう。 その後、五影を一蹴してやって来た本物のマダラと合流した後、団扇を返却して自身は再びカカシ ガイとの戦いに入る。 十尾を制御して連合軍を蹴散らすが、折れないナルトの信念と理想に真っ直ぐ進んでいく姿に少年時代の自分を重ね、その全てを否定しようと躍起になる。 そして、神威で十尾を飛ばそうとしていたカカシを神威空間へ引き摺り込み、オビトはカカシを月ノ眼計画に勧誘する為に、カカシはオビトを改心させる為に、互いに相手を説得しようと試みるも両者共に失敗する。 その後、神威による回避が出来ない神威空間内でカカシに忍組手を挑むも敗北。(*9) 重傷を負いながらも現実空間に戻り、最後の手段として十尾を取り込もうとする。 柱間細胞で構成された半身を通じてマダラのコントロール下に置かれそうになるが、何とか耐えきり十尾を吸収……した瞬間に復活したミナトの飛雷神の術による強襲を受ける。 そのまま死亡したかと思われたが、十尾を吸収した恩恵か何とか生存。 強大過ぎる十尾の力に翻弄され自我が失われかけていたが、少年時代にミナト、カカシ、そしてリンと共に撮影した思い出の写真の記憶(イメージ?)が引き裂かれるのに抵抗し、打ち勝った事で自我を取り戻した。 十尾制御後は六道仙人に酷似した姿に変貌し、その圧倒的な力で忍連合を相手に無双。(*10) 最強の忍と名高い初代火影・千手柱間すらも「自分より強い」と認める程の桁違いの力で大暴れした。 しかし、嘗ての自分そのものであるナルトとの激突の中で「火影になる」という少年時代の夢がフラッシュバックした事で迷いが生じ、ぬのぼこの剣の力を引き出しきれず敗北。 尾獣を抜かれたものの、十尾の抜け殻たる外道魔像を体内に取り込んだ恩恵で死は免れた。 ◇「うちはオビト」 敗北した後、ナルトの説得やカカシ・ミナトとの会話の中で、生きる為の原動力だったリンが死んだ事で、それに代わる程の希望がどうしても見出せなかった事、マダラに成り代わって世界を回ってもそれが見つからなかった事を吐露。 カカシから、「ナルトとオビトが違うのはナルトは現実に立って夢を引き寄せようとしている事であり、だからこそ仲間が集まって助けてやりたくなる事」だと聞かされ、その先に希望があると諭される。 「自分のやって来た事は、最早生きて償えるものではない」と考えたオビトは、せめて最期に出来る事をしようと、輪廻天生の術で戦争の犠牲者を蘇らせようとする。 しかし――そのタイミングを狙っていた黒ゼツに寄生され、黒ゼツを通じて再びマダラによってコントロールされてしまい、輪廻天生の術をマダラに対して強制的に発動させられてしまう。 黒ゼツが寄生しているお陰で辛うじて命は繋ぎ留めつつも体の自由は効かないが、オビトの身体を操って左眼の輪廻眼を回収しようとする黒ゼツの力よりも黒ゼツに抵抗するオビトの力が僅かに勝る。 黒ゼツも黒ゼツで、オビトの身体から抜け出して輪廻眼を回収しようとすればカカシとミナトに自分が殺されてしまう為にオビトに寄生し続けているしかなく、膠着状態に陥る。 そこへオビトの輪廻眼を回収する為に十尾の人柱力と化したマダラが現れる。 マダラにとって自身は何だったのかを問い、マダラに「お前はマダラだ」「無限月読で世界を救おうとするものは全てマダラである」「この世界は苦しみに満ちており、六道仙人の行いは全て失敗だった」と説かれる。 ここは地獄だ! 忘れたのか!!? 来い! そうマダラよ 今でもお前は救世主のハズだ! しかし、オビトは問答の末に遅まきながら嘗ての己に立ち戻り、彼との訣別を宣言する。 オビト「人を導く者は…己の死体を跨がれることがあっても、仲間の死体を跨いだりはしないらしい…」 マダラ「…なら、それを確かめる為に、まずお前が死体にならねばな」 オビト「オレはもうアンタに跨がれることもない。己の名を騙らせ他人に全てを任せることは―――――仲間に託すこととは違うと今ならわかる。オレはアンタじゃない」 オビト「今のオレは…火影を語りたかったうちはオビトだ!」 そして、マダラを弱体化させる為に彼から一尾と八尾のチャクラを少しだけ奪い取る。 さらに、カカシと十数年振りに共闘して見事マダラを出し抜いて「神威」の時空間内に移動し、ナルトに尾獣のチャクラを与えて蘇生させ、彼の命を救った。 ナルトを現実世界に送り届けた後余力が無くなり、黒ゼツを押さえ込むだけで手一杯になった為、サクラに自身の左眼の輪廻眼を潰す様に頼む。 しかし――その瞬間にカカシから左眼の写輪眼を奪ったマダラが時空間内に侵入。 咄嗟に神威でサクラを時空間から逃がしたが、自分はマダラに捕まってしまう。 オビトの心臓に仕込んでいた呪印札が無くなっている事に気付いたマダラに対し、カカシに貫かせ排除したと言い放つオビト。 曰く、彼自身が十尾の人柱力になる為には邪魔だったとか。 その後、リンの死はオビトを闇に堕とす為にマダラが裏で手を引いていた事、オビトと同じく彼女の心臓にも呪印札を仕込んでおり、リンはそれを排除する為にカカシに心臓を貫かせた事等をマダラから告げられる。 抵抗虚しくマダラに心臓を弄られて完全に意識を失い、黒ゼツに身体を乗っ取られて輪廻眼を奪われてしまう。 左眼を交換し合う上半身だけのマダラと黒ゼツが引っ付いたオビト。シュールである。 黒ゼツに神威の瞳術を使わされ、両眼を取り戻したマダラと共に現実世界に帰還。 遂に無限月読が発動し月の眼の光を浴びるも、黒ゼツがくっ付いている影響か幻術には掛からず、神・樹界降誕にも絡み取られる事は無かった。 チャクラの過剰吸収で膨張するマダラの身体を抑え込む為に、黒ゼツはオビトの身体から完全に移行。 収縮する際に地面に放り出され、そのままカグヤの天之御中によりナルト達第七班と共にマグマの空間に転送される。 あわやマグマに落ちるところだったが、カカシのクナイにより左手を刺し止められ難を逃れる。よく手裂けなかったな。 黒ゼツが離れた事で絶命しかけるが、ナルトの六道の陽の力により何とか一命を取り留めた。 とはいえ、十尾を抜かれた人柱力としての宿命や輪廻天生を使用したリスクからは逃れられぬのか、ナルトの力をもってしても命を一時的に繋ぎ止めるのが精一杯であり、皆の前に立って死ぬ気である事をサクラに察せられている。 カグヤの黄泉比良坂が時空間忍術である事を見抜き、空間に穴を空けた瞬間に神威で共鳴させ、分身ナルトとサクラと共に始球空間に侵入。 分身を犠牲にしつつも、サクラの助力もありサスケを救出する事に成功。氷世界に帰還した。 天之御中により超重力の世界に転送され、動きを縛られたナルトとサスケを狙うカグヤの共殺の灰骨から守るべくカカシと共に彼等の盾となり(*11)、更にカカシに迫る共殺の灰骨を神威で時空間に飛ばす事によってカカシ、サスケ、ナルトの三人を救った。(*12) 共殺の灰骨によりボロボロに崩れていくオビトの体を治療すべくナルトに陽のチャクラを与えられるも、最早崩壊を遅める事しか出来ない。黒ゼツからは こちらとしても裏切られた…どっちつかずのクズだがな 敵味方双方から忌み嫌われ…悲しんでくれる仲間も肉親もいない… そいつは独り…何も残らない… 大切な人を亡くし夢を叶える事も出来ず 利用された挙句ウロウロと…失敗だらけの間抜けが… 無様に死ぬだけの事だ と現状を痛烈に批判されてしまう。 ボロボロに崩れていく中で、ナルトと戦った事で目が覚めた事、今の自分を後悔しつつも昔の自分の火影への憧れを思い出させられた為にそれが嬉しくもあった事を吐露し、最後にナルトに激励の言葉を遺して今度こそ死亡した。(*13) お前は(・ ・ ・)…必ず火影になれ 死後は浄土と穢土の間で待っていたリンと少年期の姿で再会。 彼女との約束とは真逆の道を歩んでしまった事への罪悪感からか差し伸べられた手を取れずにいたが、それでも尚受け入れてくれるリンに涙しながらその手を取った。 しかし、カカシがまだ戦っている事や、カグヤという未曾有の強敵に対抗するには神威が必要だと戦いの中で感じていた事から、あれこれリンに言い訳しつつ(本心はバレバレだった様だが……)、一旦現世へとんぼ返り。 一時とはいえ、輪廻眼を持ち合わせ十尾の人柱力となり六道の力を得ていた為か、大筒木ハゴロモと同じくあの世とこの世を行き来出来る様になっており、塵と化した自分の遺体からチャクラ体でカカシに取り憑き、協力。 カカシにナルトの先代たる六代目火影になる様に求めると共に、カカシへの一足早い火影就任祝いとして彼の両眼に自分の瞳力を貸し与える事によってカグヤ封印に大きく貢献した。 全てが終わりリンの元へ向かおうとするも、今まで成してきた悪事からくる重圧からかカカシに掛ける言葉が見つからなかったが、 「最後は敵でなく友として別れが出来る…人助けばかりで遅刻していたあの頃のお前と。オレにとってはそれだけで良い」 という彼の言葉に笑顔を見せ、少年期の姿で少しの間語らった後、昇天した。 ナルスト4ではこの辺りが変わり、崩壊する前にカカシに自らの瞳力を与え、「お前が見送ってくれるのなら何も要らない」と最後に友と肩を並べられた事を喜びながら散って逝った。 その後、サスケとの一騎打ちに押し負け水中に沈むナルトの許へ真っ先に現れ、彼への激励の口火を切り、他のナルトの仲間達やカカシ、歴代火影達等と共に彼を送り出した。 ◆主な人間関係 はたけカカシ 元チームメイト。正反対であり何かと衝突していたが、心の底ではその力を認めており、左眼の写輪眼を託した。 袂を分かち闇を歩く様になって尚、口では「どうでもいい」と言いつつ何かと気にしている。 のはらリン 想い人だった元チームメイト。 彼女がカカシの手に掛かって死んだ事と、嘗ての仲間にそうさせた世界そのものに絶望した事が、オビトの暗躍の始まりとなった。 穢土と浄土の狭間の世界からオビトとカカシをずっと見守っており、最後は彼女に導かれて逝った。 余談だがどうしてリンを輪廻天生で生き返らせないのか?という話題がよく挙がるが、無限月読の計画に夢中でそれどころではなかったと思われるし、仮にリンが生き返ったところでオビトの言う「くだらない現実世界」が変わるわけではないため、彼女を蘇生したところで意味がないと思ったのかもしれない。 波風ミナト ミナト班での上官であり恩師。 「火影になる」という夢を共有していた嘗ての同志でもあり、「九尾事件」にて間接的に殺害した相手でもある。 中忍時代は普通に尊敬していた様だが、第四次大戦時に再会してからは何かとこき下ろしている。しかし、改心後に和解した。 うずまきクシナ ミナトの妻。「九尾事件」にてミナトと共に間接的に殺害した。 中忍時代はしょうもない事で殴られたり口喧嘩したりしていたが、これは「喧嘩する程仲が良い」という関係で、「もし自分とミナトの間に子供が出来たらオビトの様な子になって欲しい」と思われる程に彼女に気に入られていた。 うちはマダラ オビトを闇へと導いた元凶。彼に成り代わって地獄が如き現世を巡り続けた。 最終的には彼とも訣別し、正道へ立ち返る。 因みにマダラの考えていた月ノ眼計画はマダラの復活が前提となっていたのだが、マダラを復活させる予定だった長門の裏切りを特に気にしていなかったり、穢土転生が解除されたと知るや否や十尾復活に取り掛かっていたり等、穢土転生されたマダラとのやり取りを見る限りオビトはマダラを信用しておらず、元々マダラを生き返らせる気は無かった様である。 ゼツ リハビリの間はオビトを助力し、その後も裏から諜報員として暁に貢献していた。 トビの名もグルグルのゼツからとられた物。 裏切って以降は黒ゼツから蛇蝎のごとく嫌悪されており、死に際にはこれでもかと嘲られた。 うちはイタチ 何かと因縁があった存在。 下忍時代に彼の前に現れ、実力の差を見せ付けた事で彼に写輪眼を開眼させた他、うちは一族粛清任務に協力して暁に勧誘した。 デイダラ 「トビ」として暁に入り込んだ後のタッグ相手。 「うちはマダラ」としては暁の一員としてよく働いてくれたと讃えていたが、うちはオビトとしてどう思っていたのかは不明。 他の暁メンバーにも言えることだが。 うちはサスケ イタチを倒した彼を拾い、一族抹殺の真相を伝えた。 その後は計画実行のために彼を駒として動かしていたが、万華鏡を移植した後、自分が戦場に出た間に反旗を翻される。 うずまきナルト かつての己と同じ夢を見る少年。ミナトの息子でもあり、カカシの弟子でもある。 心の内がわかるからこそその全てを否定しようとしたが、結果的には彼に今の自分を否定され、正道に引き戻された。 ◆使用忍術 写輪眼 左眼の写輪眼は失った筈だが、イザナギ時に所有している描写がある。 恐らくストックしていた眼を移植したのだと思われる。右眼の瞳力は九尾を容易く操る程。 万華鏡写輪眼 神威 オビトの眼に宿った瞳術。右目の術で、眼球を中心に発動する。 飛雷神の術を上回る時空間忍術。 遠距離からでも物を時空間世界に飛ばす(吸収する)ことが可能だが、距離が離れるとそれなりに時間を要する。 しかし相手に触れた状態であれば、瞬時に時空間世界に吸収して無力化することが可能。 更に実体を時空間世界に移す事で、対象の攻撃をまるで『すり抜けたかのように回避』して無効化する絶対回避を行える。 両目が揃えば大量のチャクラと引き換えにカグヤ空間に穴を開けることも可能。 ちなみに、開眼から17年間遠慮無しに使い続けているが、カカシと異なり失明の兆候はナシ。 柱間細胞のおかげか、あるいは自身の目をクローンして移植したのか……(万華鏡写輪眼はクローンにしても万華鏡になるので可能性はある)。 輪廻眼 長門の輪廻眼を奪いとった。元々はマダラのモノ。 輪廻眼奪取後は元々両眼とも移植するつもりだったが適性が低かったためかそれは叶わず、右眼に写輪眼、左眼に輪廻眼という状態にある。 輪廻眼の所有能力のひとつ、外道の術を使い穢土転生された人柱力達を傀儡に仕立て上げた。 十尾の人柱力と化した後は十尾の制御に使用。 マダラが危惧していたところから察するに、オビトの移植された輪廻眼でも輪墓の影は見えるらしい。 イザナギ 失明することと引き替えに、自身に都合のいい現実を創り出す禁術。 半身が柱間細胞で構築されている為に完全な形で使用可能になっている。 小南の起爆札トラップはこの能力でやり過ごした。 火遁・豪火球の術 中忍時代当時は自身を落ちこぼれと卑下していたが、会得したら一人前と認められる豪火球は既に会得している。 火遁・爆風乱舞 火の性質変化+神威で発動する術。 神威の時空間から渦巻く大気を転送し、そこに火遁を放って火炎の大渦巻きを生成、敵を焼き尽くす。 ファンブックでは会得難易度Bランクの術と記載されているが、神威の併用が前提であるため実質オビトしか使えない。 描写された限りではマダラの火遁・豪火滅却に勝るとも劣らない威力を誇る。 うちは火炎陣 一族秘伝の火遁結界。点火した五指を地面に叩き付け、触れた対象を熱する結界を張る。 八尾渾身のパンチでも壊れないほど強固である。 土遁・土竜隠れの術 チャクラで土を流動化させ、潜行移動する遁甲の術のひとつ。「トビ」だった頃には神威の代わりの移動手段として多用していた。 土遁・鳶火灯 ナルティメットアクセル3でのオリジナル技。 名前に鳶(とび)が入っておりギャグ的な技名となっている。 解尾法印 人柱力から強制的に尾獣を引き抜く術。 出産の際に封印が弱まったクシナに使用した。 地雷大平原の術 土竜隠れで潜行した後、周辺一帯に爆発物を仕掛け標的を牽制する。デイダラの起爆粘土C2を仕掛けたのもこの術。 ナルスト4では暁トビの奥義に設定されており、標的の周りに爆発玉を仕掛けて脱出しようとするが足が抜けず、背後の爆発に自分も吹っ飛ばされて元の位置に戻る。 木遁・挿し木の術 初代の細胞を植えつけられた為に使用可能になった。 右半身の人造体から伸びた枝を突撃したり投げつけたりして突き刺し、そこから枝分かれさせることで敵を内部から破壊する。 青年になってからは十尾を介してしか使用していない。 木遁・大槍樹 地面から捻じ曲がった大樹の槍を出現させて敵を貫く。「地獄に居る」のシーンで描かれている樹木はこれ。 木遁・地獄ノ乱 ナルスト4での暴走バージョンの奥義。霧隠れを相手に大暴れした際のモーションの複合。格闘と挿し木の術で打ち上げた相手にニーバットを叩き込みつつ神威ですり抜けて着地、大槍樹を発動して血祭りに上げる流れになっている。 六道十尾柩印 十尾の人柱力になるために使用した封印術。 膨大な質量を誇る十尾を一瞬にして吸い上げ己に封印する。 なおオビトのこれは印を結んでいる間に何故かマダラが生き返りかけていた(*14)。 実はこの印、輪廻天生始動時の印と同じ(輪廻天生は発動後に印を組み替える)。 ちなみに、「複雑な印を覚えられない」ために2つ以上の印を使う術は口寄せしか使えないナルトが、長門が使った時に一度見ているだけなのにもかかわらず「輪廻転生の術と印が違う」事を即座に気づいている。 求道玉 十尾の人柱力時に使用。 触れた物を消し飛ばす能力。 オオノキの血継淘汰・塵遁によく似ているが、三つの性質変化を融合させた血継淘汰に対し、コレは更に上回る四つの性質変化を融合させている。 塵遁に比べて常に保持できる反面、触れた端から分解する塵遁よりも若干タイムラグがある様子も見受けられる。 また仙術だけは無効化できず、その場合は頑強な防壁としてしか機能しない。 陰陽遁 十尾の人柱力時に使用。 扉間曰く"全ての忍術を無にする力"。 その通り術者には全ての忍術が通用せず、ナルトとサスケの灼遁光輪疾風をもろに食らってもオビトはピンピンしていた。 仙術だけは無効化できず、術者が食らえばダメージを負う。 また上述の求道玉と併用することで、例え穢土転生で復活した者であろうと傷付けられればその箇所は回復不能になる。 輪廻眼・餓鬼道なら仙術かどうかに関わらずチャクラを使う術全てを無効化できるはずだが… 尾獣玉 十尾の人柱力時に使用。 地面から巨大な樹を生やし、十尾の攻撃形態に似たラフレシアのような花から尾獣玉を4発同時に撃ち出す。 さらに共鳴爆破によって威力は増大する。 六赤陽陣 十尾の人柱力時に使用。 求道玉から変化させた黒い棒を六ヶ所に飛ばして巨大な結界を作る術。 火影級の忍が4人で繰り出す「四赤陽陣」を上回る結界。 神剣 ぬのぼこの剣 十尾の人柱力時に使用。 六道仙人がこの世界を創造するのに使ったとされる"想いの強さが剣に宿る心の剣"。 ナルトとサスケの須佐能乎+九尾の融合技に対抗する為に使用するも、心の内で隠していた後悔が表に出始めていた為かあっさりとへし折れた。 ナルスト4ではカカシと共に雷切でマダラに攻撃を仕掛ける際に、手元の錫杖を変形させて小型のぬのぼこの剣を造り出した。 こちらはうちはオビトとしての意志と信念を取り戻したためか、小規模ながらマダラの求道玉を粉砕する程の威力を見せた。 口寄せ・十尾 『ナルスト4』での素顔バージョンでの奥義(このゲームではトビ・仮面の男も含めると一人で7枠も持っている)(*15)。 第二形態の十尾を口寄せして天変地異で敵を吹き飛ばす。 さらっととんでもないモノ呼ぶな。 紅蓮雷火の術 『ナルスト4』のストーリーモードにて、カカシと組んでの六道マダラ戦で使用可能な合体術。豪火球の術にカカシの雷遁を加えて射出する。 対の神威 『ナルスト4』でのカカシとの連携奥義。 神威の同時発動で敵ごと神威空間に飛び込み、コンビネーション攻撃を叩き込んだ後雷切を帯びた木遁・挿し木の術でトドメ。 モチーフは、カカシと改心したオビトによる同時神威から来ているが、オビトでとどめを刺した際におけるフィニッシュカットインの台詞が状況的に不自然になっている。(*16) 天挿槌星(テンソウツイセイ) こちらはマダラとの連携奥義。 挿し木の術で拘束したところにマダラが樹海降誕から天碍震星のコンボを叩き込む。 ◆一部台詞 ◇少年時代 『確かに忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる……けどな! 仲間を大切にしない奴は、それ以上のクズだ』 『どうせ同じクズなら、オレは掟を破る! それが正しい忍じゃないってんなら…忍なんてのはこのオレがぶっ潰してやる!!』 『…里の奴らが…何と言おうと…お前は立派な上忍だ……それが…オレの気持ちだ…受け取ってくれ…』 『オレはもう…死ぬ…。けど…お前の目になって…これから先を…見てやるからよ…』 『リンを…頼むぜ…』 『そうか…オレは…地獄に居る』 『リン……もう一度……もう一度、君のいる世界を作ろう』 (オレが……この世の因果を、断ち切る!) 『ミナト先生……もう…こんなとこは……こんな世界は……』 『…どうでもいいんだよ』 ◇イタチ真伝 『彼我の戦力を見極め…客観的に状況判断が出来ぬ忍は…死ぬ』 『無謀な突出によって功を得ようとする者は早死にする。それが忍の世の現実というヤツだ』 『……あのチャクラは…はたけカカシ……命拾いしたな、うちはイタチ』 『オレは様々な可能性という名の石をあちこちに投げている。そのひとつがたまたま上手く転がっただけだ。ここで手のひらを返してみるのも悪くない』 『いや……あんな雑魚ばかりの一族より、お前と組んだ方が面白そうだ』 ◇第二部(トビ) 『アハハ……堪忍袋ってのは我慢するための袋であって、デイダラ先輩のは爆発袋でしょ』 『やっぱ最後は爆死じゃないッスかー! デイダラ先輩のバカヤロー!』 『秘術 エリマキトカゲ!』 トビ『閃いた! この術は、忍法・モグラ叩きの術と名づけよう!』 カカシ『叩く方と叩かれる方が逆だがな』 ゼツ『サスケの勝ちだよ。うちはイタチは死亡』 トビ『ひゃー! 信じられなーい!』 ◇第二部(偽マダラ) 『なんてね。思った通りだ……』 『貴様らの相手はまた今度だ』 『イタチは犠牲になったのだ……古くから続く因縁…その犠牲にな』 『イタチは……友を殺し…上司を殺し…恋人を殺し…父を殺し…母を殺した…。だが殺せなかった…弟だけは』 『血の涙を流しながら感情の一切を殺して、里のために同胞を殺しまくった男が…どうしてもお前を殺せなかった。その意味がお前にはわかるか?』 『あいつにとってお前の命は……里よりも重かったのだ』 『病に蝕まれ…近づく死期を感じながら、薬で無理に延命してでも…最愛の弟のために…お前と戦い、お前の前で死ななければならなかった』 『名誉の代償に汚名を…愛の代償に憎しみを受け取り…それでもなお、イタチは笑って死んでいった』 『弟のお前にうちはの名を託し…お前をずっと騙し続けたまま……』 『人は愛情を知った時…憎しみのリスクを背負う』 『このうちはマダラと初代火影、千手柱間の闘いもまた、運命だった。お前と会うのはまだ二度目だが、千手の火の意志がお前の中に宿っているのが分かる』 『今もお前の中に初代火影を見る事ができる。死んでもなおあいつは生き続けている。オレの憧れであり…ライバルであり…オレの最も憎んだ男』 『千手とうちは…火の意志と憎しみ…ナルトとサスケ。お前たち二人は運命に選ばれた次の二人になるだろう』 『うちは一族は復讐を宿命付けられた一族。サスケはうちはの憎しみを全て背負い…その憎しみの呪いを世界へぶつけるつもりだ。最も強い武器であり、友であり、力である…憎しみ。それがサスケの忍道だ!』 『ククク…そういうお前達五影に何ができたと言うのだ? お前達なら本当は理解しているハズだ…』 『希望などない事を! 希望とはあきらめに等しいものだ…それこそごまかしのセリフでしかない。』 『やめておけカカシ。そんな術はオレには効かない』 『お前はオレを闇だと言ったな。ならオレがお前を枯らせる…そしてこの希望の架け橋とやらも、闇の中に消してやろう』 『なら早くしろ。この左眼が戦争を欲している』 『オレは誰でもない……誰でもいたくないのさ……』 『ただ月の眼計画を為せれば、それでいい。絶望しかないこの世界に存在する価値はない』 『カカシ…お前はそうやって簡単に口を開く。後悔だらけの生涯を送るにふさわしい男だ』 『世界にはもはや希望も未来も名のある英雄もいらないのだよ! 現実は終わり…あるのは永遠に続く、たった一つの無限の夢!』 『言ったハズだ! 簡単に口を開くなと! 口先だけの男に成り下がったお前の言葉には何の意味も価値もない!』 『後悔しても遅いのだよ。現実は……ただ残酷に突き進むだけだ』 『現実を見てきたお前にはわかってるハズだ……この世界で夢など何一つ叶いやしないと!』 『だからこそ無限月読という夢へ導くのだ。墓の前で英雄が哀れに言い訳をする必要のない世界を作ると言ってるのだ』 『託されたものを失敗したら……お前は自分自身をどう思うだろうな?』 『問題を先送りにし、希望と言う言葉で誤魔化しても……虚しい現実が待つだけだ。託した側も託された側も、虚しいだけだ』 ◇第二部(素顔) 『オレが生きていたかどうかなんてのはどうでもいいことだ。しかし…そうだな……なぜかとあえて問うなら………』 『…………』 『お前がリンを……見殺しにしたから……だろうな』 『こんなくだらない現実を今さら責めて何になる。これから消える世界のことなどに興味はない』 『お前らに話すことなど何もない。現実に縛られたまま死ね』 『お前に語ることは何もない。あるのはこの……最終戦だけだ!』 『この世界のクズを生む輪からは、皆逃れることはできない。だからオレはこの世界を作り変える!』 『そのつながりが今のオレを作ったのだ。それは強い呪いでもあることを知っておけ!』 『見てみろ! オレの心には何もありゃしない! 今はもう痛みさえ感じやしない!』 『後ろめたく思わなくていい、カカシ。この風穴はこの地獄の世界に空けられたものだ!』 『お前だって、ずっと苦しんでるだろう…リンの墓の前で…オレの墓の前で…』 『カカシ…もういいんだ…お前ももう苦しまなくていい…リンはここに居る…お前にとって理想のオレも一緒にな…』 『好きなものを望め…この幻術の世界では全て手に入る。お前の心の穴もすぐに埋められる…』 『今更説教か…。遅すぎやしないか、先生。アンタはいつも肝心な時に遅すぎるのだ』 『この世界には……残すに値するものは何もない。この世は既に死んでいる』 『そう…今のお前じゃリンには見向きもされねーよ。リンが見守りたかったのは、うちはオビトだ』 『もういいだろ…オレは――うちはオビトだ!!』 『リンは…リンはオレにとっての唯一の光明だった。リンを失ってから、オレの見る世界は変わってしまった。真っ暗な地獄だ』 『この世界に希望はない……マダラに成り代わって世界を歩いたが、さらにそれを確信するだけだった』 『この写輪眼を以ってしても、結局は何も見えなかった。何もなかった……』 『人を導く者は…己の死体を跨がれることがあっても、仲間の死体を跨いだりはしないらしい…』 『オレはもうアンタに跨がれることもない。己の名を騙らせ他人に全てを任せることは―――――仲間に託すこととは違うと今ならわかる。オレはアンタじゃない』 『今のオレは…火影を語りたかったうちはオビトだ!』 『違う……こっちのことを言ってんだよ』 『ああ、任せろ。そしてここからはオレがメイン―――お前はバックアップだ、カカシ』 『オレは昔から、真っ直ぐ素直には歩けなくてね……だがやっと、辿り着いた』 『オレは…カカシの友であり、お前の父の部下であり…サスケと同じうちはであり、そして…オレはお前と同じ夢をみた先輩…だった』 『時間のないオレが今さら詭弁を垂れるつもりはない。ただ…お前達より前を歩いて…死なせてくれ』 『お前は…必ず火影になれ』 『そもそも他国にまで轟かせた自分の勇名を忘れちゃいないだろ? 写輪眼のカカシって名を!!』 『ありがとな…カカシ』 ◇ナルティメットストーム4 (何故だ…ヤツを…ナルトを見ると…心がざわつく…) 『ただの忍如きが! 消えろォォ!』 『この世はもう終わりだ! 諦めろ!!』 『かつて、アンタがオレに教えてくれたはずだ。写輪眼は左右揃って本来の力を発揮するものだと』 『二つの写輪眼が揃ったオレ達は強い。それこそ……片目の輪廻眼しかないアンタよりもな!』 (なんだ…なんだよカカシ……そんな顔するな……こんなクズ相手に……そんな顔、するなよ……) (はは……はははは……なんだこの感じ……オレの中から湧き上がる……この気持ちは……) (ああ……そうか…。オレは……嬉しいのか。最期に……お前と共に立てたことが……) (そうか……だから、オレは……笑っているのか……) (罪人のオレに慈悲の感情はいらないよ……カカシ……お前が見送ってくれれば……それで……) (最後まで……ありがとうなぁ……) 『どうした……。まさか…もう諦めたわけじゃないだろうな? あれしきのことで…お前達の繋がりは切れるものだったか? ……違うだろ?』 『思い出せ…お前はオレとカカシを再び繋げてくれただけではない。頑なだったオレの心を…いや、これまで多くの者達の心を、お前は解かして来たはずだ』 『敵対していた者…憎しみに包まれていた者…他里を拒んでいた者も…痛みを抱えていた者もだ…あの尾獣すらも…世界のわだかまりですら…お前は解かして来たんだ…!』 『なら…あとはたった一人だけだろ。頑固な友を助けることなど、お前なら造作もない。そうだろう…!』 ◆余談 仲間思いで負けず嫌いだったり、火影を目指していたりなど、何処となく雰囲気がナルトに似ており、オビトを知る人物(主にカカシ)はナルトに彼の面影を重ねている所がある。特に少年時代のオビトとカカシはちょうどナルトとサスケの生き写しのような関係であり、「闇堕ちしたナルトと闇堕ちしなかったサスケ」のifと称されることがある。 疾風伝第28期のエンディング『虹』では、なんと彼をメインとした映像が作られている。 アニメ全体を見ても敵キャラクター1人をフィーチャーしたEDというのは、かなり珍しかったのではないだろうか。 キャラソンとすら言えるほどオビトの心情にマッチングした曲に加えて、オビトの視点からその半生を振り返った内容は非常に評価が高い。 そのエンディングの歌詞に由来して、一部では「わかってんだよおじさん」と呼ばれている。 追記・修正は自分自身へと立ち戻ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄をリセットしました。キャラクターへの誹謗中傷はやめましょう。 -- 名無しさん (2015-12-02 00 09 28) ナルティメットストーム4のPVでリンに応援されて照れるショタオビトかわいい -- 名無しさん (2015-12-02 07 46 06) でも「違う こっちのことを言ってんだよ」でオビトカカシの2つの万華鏡揃えるシーンすごいかっこいいよね -- 名無しさん (2015-12-02 10 47 38) 神威という超チート能力を引き当てたことで人生の運の大半を使い切ってしまった男だったのかもしれない。 -- 名無しさん (2015-12-02 14 30 38) ↑3 やっぱ万華鏡ガチャって最悪やわ -- 名無しさん (2015-12-03 21 59 29) オビトは幸せな方だろ。リン死んだ事に目を瞑ればどうにでもなってた。 -- 名無しさん (2015-12-03 22 14 19) コメント量が多くなりすぎてたからだな -- 名無しさん (2015-12-05 13 21 33) 個人的にはマダラもオビトみたいに親友と共闘して完全に和解して欲しかったけどなあ。ラストの終末の谷のマダラ像と柱間像の和解の印がより感動的になっただろうし。 -- 名無しさん (2015-12-05 19 47 43) オビトがアナキンに似てると言う意見があるけど、オビトとマダラで半々ずつアナキンの個性を持ってると思う。オビトは体の人造化と利用されてた所、マダラは生前孤立していた所 -- 名無しさん (2015-12-05 22 53 34) カグヤが殺害に成功した唯一の人類 -- 名無しさん (2015-12-21 16 05 12) 心の底から憎み切れるキャラがいないのはナルトの良い所だけど読んでるとたまに疲れるなww -- 名無しさん (2016-02-24 15 48 55) 求道球ぶっぱしかしないマダラよりよっぽど仙人パワー活用して色々やってた気がする(マダラは必要もなかっただけかもしれんが) -- 名無しさん (2016-04-04 21 57 38) ナルスト4の方が最期は良かったと思う -- 名無しさん (2016-04-06 21 16 03) 爺マダラと少年オビトの会話で、マダラは夢の世界を「造る」って言ってるけどオビトは「創る」って言ってるんだな -- 名無しさん (2016-04-19 15 54 04) オビト様達、早く、BORUTOにも再登場して -- 名無しさん (2016-05-20 02 22 59) ↑3 どう違うん? -- 名無しさん (2016-06-17 15 57 35) 橋で死んでれば罪人にならず幸せだったっと思う -- 名無しさん (2016-09-23 22 41 05) ↑オビトが岩に潰されて死んでいたら作中の様々な事件は起こらなかっただろうからオビト本人はともかく殺された人々にとっては幸せだろうな。 -- 名無しさん (2016-09-27 08 53 35) よくリンを輪廻転生させれば良いって意見みるけどさ、あくまでオビトが変わった理由って大(木ノ葉全体)の為に小(個人)を切り捨てるという構図に嫌気がさしたからであってリン個人が死ぬことについては乗り越えられたと思うんだよな -- 名無しさん (2016-10-21 12 08 20) ↑途中送信してしまった 現にオビトの妄想の中じゃリンの墓の前でカカシと2人でいるわけで、最後まで無限月読か現実世界で変えて行くかで迷ってたんじゃなかろうか -- 名無しさん (2016-10-21 12 16 58) リンが死んだ上でカカシが自分のせいでオビトもリンも死んだんじゃないかと墓前に来ては悔んだり悩み続ける姿を見たりして~だからなぁ。個人的に色々ツッコミたい展開が多いが、ここら辺の理由に関しては結構しっかりしてるとは思うんだが -- 名無しさん (2016-10-21 14 00 37) 呪印札のせいでオビトの妄想は絶対に実現しないのが悲しいな -- 名無しさん (2016-10-21 15 10 09) ↑俺は逆だわw昔のオビトはかっこいいけど真っ直ぐ過ぎてつまらんかったが、挫折味わってかっこ悪くても元に戻ったオビトの方が人間味がでてて好きだ。ストーリー的にもミナト戦とか考察の余地があって楽しいし -- 名無しさん (2016-10-21 18 16 51) やっぱり、カカシ外伝の時点でオビトの闇堕ちは決まってたんだろうか。 -- 名無しさん (2016-10-22 12 56 19) トビを演じてた頃のオビトって底の見えなさとカリスマ性が同居しててかっこよかった。 -- 名無しさん (2016-12-20 05 23 18) ↑2 じゃないと二部でのカカシの万華鏡開眼の説明がつかない。 -- 名無しさん (2016-12-20 14 43 24) 基礎は出来てるけど本番に弱いっていうか覚悟が足りないからやっぱり落ちこぼれか -- 名無しさん (2017-03-21 06 59 50) 万華鏡開眼のタイミングってリンが死んだ時じゃなくて岩に下敷きにされてカカシたちと別れなければいけなくなった時だと思う、本人は気付いてないだろうが。だってあの時点で岩のすり抜け行ってるし、リンが死んだ時だと移植されたカカシの方からも万華鏡開眼に必要なチャクラが脳から分泌されたことになるだろうからなんか引っかかるんだよなあ -- 名無しさん (2017-03-21 08 10 06) カカシを見てみると月読世界でもオビトは死んだこと(もしくは本当に死んだ)になってるのか…必然的にサクモも死ぬからなんか嫌だな… -- 名無しさん (2017-03-22 05 10 48) 岸影様だけじゃなく、アニメスタッフやナルティメットスタッフにも好かれてるような気がする。 -- 名無しさん (2017-05-20 09 03 42) オリジナルトビのことどう思ってたんだろ。性格トレースしたり姿似せたりひょっとして友情を感じてたのかな -- 名無し (2017-11-19 19 31 56) 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2018-03-01 22 37 17) マダラの計画に乗らずにカカシ達の所へ帰っても、心臓に仕込まれた呪印札がある以上、どの道オビトに未来はないと言う・・・。 -- 名無しさん (2018-09-06 01 45 17) そういえば首切り包丁を手じゃなくて腕で防いでたけどどうやったんだあれ 角都みたいな硬化の術も持ってたのか? -- 名無しさん (2018-12-27 11 21 17) リンが死んだときをはじめカカシから自分の写輪眼を取り戻す機会はいくらでもあったはず…それをしなかったってことはやっぱり… -- 名無しさん (2018-12-31 13 44 03) まさかのゴッサムS4にて幼少期カカシとの共演が実現してしまう -- 名無しさん (2019-01-22 16 03 38) 誰も思うことだろうけどコイツは正真正銘『闇落ちしたナルト』だよなぁ、カカシは逆に『堕ちなかったサスケ 』 「逆だったかもしれねェ」は既に体現されていた -- 名無しさん (2019-10-27 20 51 38) ↑マジでそうよな。ボーイズライフの話的にもオビトがとんでもない主人公みたいな性格してるのは描写されてるし、火影目指してたことも含めて…… -- 名無しさん (2019-11-13 21 32 44) どこに報告すれば良いのか分からないんでここに書き込むけどトビ(NARUTO)の項目が誰かに白紙化されてるみたいです -- 名無しさん (2020-05-16 16 37 59) 霧隠れを混乱させたのはリンの復讐だろうけどうちは一族を滅ぼしたのは何でだろう?オビト視点だと別にうちは一族を滅ぼす必要はないように感じるんだが -- 名無しさん (2020-05-16 16 58 45) ↑2復元しときました。 -- 名無しさん (2020-05-17 04 31 56) ↑2 亀だけど、多分「マダラ」として振る舞ってた時期だったのを考えるに、描写がなかっただけで療養中にマダラから当時のうちは一族の話を聞いてたからじゃない?自分がマダラならこう思うから、マダラとして自身は復讐をやらなきゃ、みたいな感じかと。あと、イザナギ用の写輪眼確保もあるかと。 -- 名無しさん (2020-06-19 04 50 18) サスケに仕込まれた天照をどう対処したのかだけど、普通に引火部分切除して白ゼツ移植しただけじゃない? 服は着なおして -- 名無しさん (2020-07-09 04 04 54) オビトが顕著だけどうちは一族って愛情の対象を喪失してから立ち直るまでの間は精神の成長と思考がストップする特徴がありそう。サスケェも本格的に迷走し始めたのはイタチが死んでからだし。 -- 名無しさん (2020-07-26 19 07 56) ナルト「てめーは誰だー!!」カカシ「え!?オビト!?」ナルト「いやだから誰だー!!」 -- 名無しさん (2021-01-29 17 04 21) 復元しました。通報の場所とかよくわかってないのでどなたかお願いします -- 名無しさん (2021-05-18 12 15 46) 一番求道玉を使いこなしてた奴かもしれない。巨大な手の形とかにしたりするのはオビトしかやってないし -- 名無しさん (2021-08-11 16 39 15) 呪印札があるからオビト自身はどうあがいても詰んでるという現実、どうにかがんばって自害するくらいがベストなの惨い -- 名無しさん (2022-01-17 15 59 00) 主人公がなったかもしれない可能性という意味ではナルトの敵キャラの完成形なんだよね。マダラ、カグヤは中途半端に決着つけた感あるから、個人的にNARUTOのラスボスだと思う。 -- 名無しさん (2022-11-05 13 10 05) ↑長門といいナルトの名前に寄せてるのは意図的なんかな -- 名無しさん (2022-12-22 11 51 34) googleで「ナルト トビ」って検索すると「うちはオビト」ってデカデカと出てくるのあんまりだからなんとかしてほしい -- 名無しさん (2023-02-21 17 48 17) 2巻時点で写真が出てる 「オビト」の名前も木の葉崩し直後に出てるから実は作品の中でもわりと初期から構想が練られてたキャラよねオビト -- 名無しさん (2023-12-23 18 27 00) 過去のトラウマから闇堕ち、ショックで大量虐殺を犯す、少年時代は主人公と同じ立場に居たって意味だと幽白の仙水に通ずるところもあるかも -- 名無しさん (2024-01-02 22 40 32) 名前 コメント