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みずぎ 公式 PlayStation Vitaにて2012年6月に発売された本作「ペルソナ4」のアッパーバージョン「ペルソナ4 ザ・ゴールデン (以下、P4Gと略)」における追加要素の一つである衣装の種類。 ペルソナ4では林間学校の最終日でのミニイベントで主人公、花村陽介、里中千枝、天城雪子の4人が着替えるのと、文化祭のミス八高コンテストでのクマの要望で行われた水着審査で千枝、雪子、久慈川りせが(白鐘直斗は寸前で逃亡した)着るだけだった。 しかし、P4Gではイベントで七里海岸に海水浴に行く事で巽完二、クマにそれぞれ水着が追加され、衣装としてCROCO*FURで購入が可能になった。 上記のように、直斗に関するイベントは主に2学期以降なので水着が出ないと思われたが、3学期以降柏木典子の出すクエストを最期まで行うと貰えるスクール水着が彼女に対応する衣装になる。 彼女が着ることのできる衣装の中で一番胸が分かりやすくなっている衣装だったりする。
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みずぎ 公式 海やプールで泳ぐときに着用するもの。 本作においては、夏休み直前の屋久島イベントを契機として購入が可能となる特殊防具の一種。 アイギスが初登場時に着用していた「スカイワンピース」も、広義の上ではこれに当たる。 装備させるとタルタロス探索時の衣装が変化する。 値段は一律30万円で、装備すると防御力+80。 水着は男子・女子メンバーともに用意されているが、屋久島イベントに参加していない荒垣真次郎・天田乾・コロマルには存在しない。 女性陣は装備させると軒並み強烈な拒絶反応を示すが、順平は「斬新過ぎる企画」としてやる気を漲らせたり、また明彦は「ボクシングの試合みたいなもの」と意に介さなかったりと、各人の反応は様々。 因みに主人公(女性)の水着は胸元に小さいリボンのあしらわれたビキニで、屋久島において終始鼻の下を伸ばしっぱなしの順平に対しては「オッサンか!」「キモッ!」等、ゆかりに勝るとも劣らぬ痛烈極まりない突っ込みを入れ、挙げ句の果てには総攻撃まで見舞っている。
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トップページ タグ別まとめ 水着 無限彼方 八地月野
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水着 作者 79氏 きっかけは、ある夏の暑い日のことだった。 放課後、俺は学校のすぐ前で忘れ物を取りに学校に戻ったツンを待っていた。 すっかり日が長くなってしまったらしく、夕日とアスファルトが天地二段の構えで俺を熱する。 ハロ「おいおい勘弁して下さいよ」 と思わず呟いた時、高級車がこちらへ向かって走ってきた。 俺に用があるやつで高級車に乗ってくるのはただ一人。 俺は偶然手に持っていたバナナの葉で自分を扇ぎながら登場を待つ。 車が目の前に停まる。 ガチャ・・・ ハロ「え?」 しかし、俺の目の前に現れたのは・・・メイドさんだった。 ?「江口 遥様ですね?」 ハロ「あ、はい」 ?「理緒お嬢様から言伝があります。『話がございますので、屋敷に来てもらえませんか?』だそうです」 そうか。理緒のところのメイドさんか。 本物を見るのは初めてだな。いやはや勉強になる。 って感心してる場合じゃない。 ハロ「あ、いや・・・」 ?「?」 ハロ「今、人を待ってるんですよ。できればそいつも一緒に連れて行きたいんですが」 ?「はい」 そう言って、メイドさんは急に黙り込んだ。 ハロ「・・・?あの、えーと・・・お名前は?」 ?「私の名前は緋柳(ひりゅう)と申します」 ハロ「緋柳さん、急に硬直してましたけどどうかなされたんですか?」 緋「遥様のお連れの方をお待ちしているのです」 ハロ「ああ、それはどうも・・・」 奇妙な沈黙が続く。 何やってんだツンのやつ。 それにしても・・。 俺は別に理緒を拒んでいるわけじゃないけど、ツンは盾になるな。 昔と同じく大衝突は避けられないだろう。緋柳さんには気の毒だが。 本当に動かないな、緋柳さん。 待っていて欲しいとはいったが、動くなとは言ってない筈だ。 しかも、こんな暑い日にメイド服。暑くないんだろうか? 見かけは人間で、実はサイボーグだとか? 流石にそれは無いか。柔らかそうだし。 何が?って聞かれるとそれはまぁ全体的に、いや触ってみないとわからないけど。 そんな事してるところ見つかったら理緒に殺されてしまうな。五回半ぐらい。 ツン「ハロ、ごめんね!待っ・・・って、この人誰?」 緋「理緒お嬢さまの使いでやって参りました、緋柳と申します」 緋柳さんは丁寧にお辞儀をして言った。 ハロ「理緒が俺に『屋敷に来い』って言ってるんだ」 ツン「私も行く。絶対」 俺を睨むな。 ハロ「じゃあ、行きましょうか」 緋「では、こちらへ」 俺たちは、そのまま理緒の屋敷へと向かった。 ハロ「おお・・・」 前は拉致されたのであまりよく見ていなかったが、さすが金持ち。豪華絢爛な内装が目を驚かせる。 緋柳さんが先導し、理緒の元へ案内してくれている。 ツン「ここに魔王がいるのね・・・」 ハロ「おらんがな(´・ω・`)」 螺旋階段を上り終えた後、緋柳さんはある部屋の前で足を止めた。 そしてドアを二回ノックした。 緋「お嬢さま、お連れしてまいりました」 ドアが静かに開く。 緋柳さんはお辞儀をし、去っていった。 理「は・・・あら?これも一緒ですの?」 ツン「『これ』とは何よ!」 理「折角、遥君との甘いひと時を期待しておりましたのに・・・」 俺としてはほろ苦いぞ。 ハロ「で?何の用だ?」 理「ええ。夏ですので海水浴のお誘いをするところでしたの」 ツン「それだけ?」 理「それだけですわ。何か?」 ツン「そんなの電話で伝えればいいじゃない。しかもわざわざ人まで使うことは――」 理「緋柳にも出番があれば、と言う気配りですわ」 ツン「本当は暑くて面倒だったんでしょ?」 理「二人の海水浴を邪魔する空気の読めないお邪魔虫が居ると、雰囲気出ませんわね・・・」 ツン「聞きなさいよ、人の話!」 ハロ「まあ落ち着け」 危うく俺の出番が無いまま終わっちまうところだったぜ。 ハロ「でも理緒、やっぱり海水浴はみんなで行ったほうが楽しいと思うぞ?」 理「遥君がそう言うなら・・・」 ツン「何か釈然としないけど」 ハロ「と、言うエピソードがあったのだ」 ユリ「誰に向かって話してるの、おにいちゃん・・・」 海水浴当日。 俺たちは家でその準備をしていた。 なぜ由梨までその準備をしているかと言うと、ツンから、毒男、蕪雲、智途、しのた、由梨と言う具合で広まってしまったのだ。 ユリ「~♪」 由梨は鼻歌を歌いながら準備をしている。 ハロ「由梨」 ユリ「何?」 ハロ「あまり派手な水着はよせよ」 ユリ「そんなの持ってないよ」 ハロ「だろうな」 ユリ「・・・一応、参考までに聞いてい?」 ハロ「なんだ」 ユリ「おにいちゃんは、どんな水着が好き?」 ハロ「スクール水着」 即座に答える。 ユリ「おにいちゃんの・・・バカ!」 ハロ「わかったよ。じゃあ家で着てくれ」 ユリ「おにいちゃんなんかに聞かなきゃよかった」 こんなに長い車に乗ったのは初めてだ。 ちゃんとカーブ曲がれるんだろうな?これ。 この内輪差を計算に入れての運転をマスターするのは大変だってでしょう緋柳さん。 歩道を歩いている幼女だけは絶対巻き込まないでくれよ。 ハロ「・・・そんな話を持ち掛けたんだが聞いてくれる筈も無く」 毒「なぜもっと押さん。それでも男か」 蕪「ちゃんとフラグ立てとけお」 理「遥君をいじめるのはやめて下さい!」 おもむろに、腕にすがりつく理緒。 って言うか、お前が言えたセリフじゃないような・・・。 毒「なっ!バカな!新顔だと!?」 蕪「まるで獣のようだお。この鬼畜」 ツン「大っ体ねぇ!」 ツンが前の席から体を乗り出す。 ツン「なんであんたがハロの隣なのよ!?納得いかない!」 理「この車は私の家のものですから」 そういって、ぎゅっとすがりつく理緒。 ツン「あんたねぇ、自分で稼いだ金じゃないくせにあたかも自分で買ったみたいな顔しないでくれる!」 理緒の態度に、ますます憤慨するツン。 蕪「何か道理に合ってるようでむちゃくちゃな事言ってるお」 怒りの視線が俺を捉えた。 ツン「あんたもボーっとしてないで何か言いなさいよ!」 理「私、何も悪い事してませんでしょ?」 俺の右腕に柔らかく温かい感触が押し当てられる。 ツン「くっつくなって言ってるでしょ!」 蕪「もう何度も言ったみたいな言い方してるお」 ツン「るっさいわね!どっちの味方!?」 蕪「正義」 ツン「あー、もう!ハロがはっきりしないせいでややこしくなったじゃない!」 そうでもないよ。 理「うるさくて落ち着きのない子ですこと」 ふぅ、と理緒はわざとらしくため息をついた。 ツン「あんたが居なきゃもうちょっと静かなんだけどね」 ハロ「お前、あんまり後ろ向いてると酔うぞ」 ツン「・・・言う事はそれだけ?」 理「ま!せっかく遥君が心配なさっているのに・・・」 ツン「もう、知らないわよ」 ツンはそう言って、前を向いてすとんと座り直した。 フォローするべきだったか。 チト「ちなみに私もずっとハロの隣に居たんだが」 イメージしにくいけど一列につき三人座れちゃうんだよな、この長い車。 ハロ「憤慨のあまり目に入らなかったんだろう」 理「いいえ。単に理緒とハロ君の中の良さに嫉妬してるだけなんですわ」 ユリ「(ちょっとしのたん、あれ!)」 し「(凄い殺気、ですね・・・)」 あまりツンを刺激するような事言わないでくれよ。後が怖い。 女のくせに背中で語るツン。 いや、『くせに』って言い方は良くないよな。『女しかし背中で語るツン』・・・残念な感じだな。 ハロ「緋柳さん、まだ着きませんか?」 緋「後五分少々で到着します」 ハロ「つ、着いた・・・」 海や。 真っ青な海や。 いや、青くも無い。アクアマリンコバルトビリジアンエメラルドブルーぐらいかな? おっと、これじゃあ知識の無い方々にはわかりづらいかな?ふふ・・・。 って、これじゃ渋沢さんじゃないか。 蕪「ハロ着替えんのテラハヤスwwww」 お、蕪雲が夏の太陽が燦燦と照りつける白い砂浜をアクティブに駆け寄ってきた。 ハロ「当然だ。野暮な用事をさっさと済ませてレディーを待つのが男のマナーだからな」 蕪「カタカナが多くてわかりません><」 ハロ「夏の太陽がさせたことだよ」 夏の太陽が。 ハロ「しかし暑いな。このまま突っ立ってちゃ干からびちまうぜ」 毒「そのまま干物として海の家に並べられちまうぜ」 毒男がいきなり登場した。 ハロ「さて問題です」 毒「( A`)?」 ハロ「智途の水着の色は?」 毒「こういうのは蕪雲に聞いたほうがよくね?」 蕪「むむ・・・ここで外したら末代までの恥だお」 そんなに真剣にならんでも。 ツン「ハロ・・・」 とんとん、と肩を叩かれる。 ハロ「ん?」 振り返ると、真っ白な水着に着替えたツンが立っていた。 ふむ。しかし不思議だ。 どうして女性は海では下着みたいな格好で歩けるんだろう? ツン「な、何よ。何かコメントしなさいよ」 ハロ「そうだなあ・・・」 ツインテールが団子になってて悲しい 脱いでもらおうか [ア まぁ似合ってると思うよ ハロ「まぁ似合ってると思うよ」 ツン「『まぁ』って何よ、『まぁ』って。素直に『似合ってる』とか言えばいいのに」 ハロ「好きだ。似合ってる。結婚してくれ」 ツン「は、はぁ!?///わけわかんないし・・・余計な言葉が多、余計じゃ、ないけど。いや、やっぱり余計よ!」 ハロ「一人で何言ってるんだ?」 ツン「うるさいわね!ほっといてよ!」 毒「いきなりいちゃつきよるわ。な、蕪雲」 蕪「チト様は何を着てくるだろうか・・・妄想ならいくらでもできるお。でも実際はどうなるんだお・・・?」 毒「まだ考えてるのかよ( A`;)」 ツンの水着姿を一通り視線で汚した後。 ハロ「その頭の団子は、自分でやったのか?」 ツン「これは、智途がやってくれたのよ」 チト「そういうことだ」 智途が麦藁帽子にTシャツに短パンという、なんともボーイッシュなスタイルで登場した。 ハロ「智途は泳がないのか?」 蕪「チト様は黒ビキニ!!」 ……。 蕪「しまった!外したお!漏れとしたことが一生の不かk」 砂浜に横たわる蕪雲の上を、沢蟹が横断した。 毒「まさに殺風景」 ハロ「で、智途は泳がないのか?」 話を戻した。 チト「ああ、髪も長いしな。今日はやめておく」 ハロ「泳げないのか?」 チト「失礼な!1kmは泳げr」 雪「それなのに泳がないなんて勿体無い!」 チト「わっ!?姉さ――!」 雪花さんが智途に飛びつく。しっかりと胸をわしづかみにしていたが多分わざとだ。 ツン「え!?何で!?一体どこから!?」 ハロ「たぶん、海の中だ・・・きっと」 まさかここまで神出鬼没とはな。 渋「侮れんな」 ハロ「あなたもですよ!!?!??」 サーフボードを手に、海から現れる渋沢さん。 毒「何で居るんだよ!」 渋「一番星にでも聞いてくれ」 し「にしても、雪花さんの水着姿って迫力ありますねー・・・」 ユリ「だよね」 し「ボク『たち』なんかぺったんこですからね」 ユリ「しのたん、『たち』って・・・」 ユリは自分の胸に手をあてる。 ユリ「・・・うん、そうだね・・・」 そして沈む。 ハロ「まぁ、由梨やしのたんには未来があるから大丈夫だ」 ユリ「でもおにいちゃん、私たち高校生なんだし・・・」 ハロ「ん?お前、スク水の予定じゃ・・・なんで普通の水着を」 し「由梨ちゃん・・・」 ユリ「嫌だって言ったでしょ!?しのたんが誤解するような言い方やめてよ!」 雪「由梨ちゃん、スク水の予定だったの?」 ユリ「違います!」 毒「聞きつけるの早いな」 雪「でも由梨ちゃん、スク水着たらおにいちゃんに喜ばれるよー?」 ユリ「なっ!///そんなの関係ありませんから!恥ずかしいし・・・」 雪「そんなの最初だけ、最初だけ♪」 ツン「あんた、妹に何を持ちかけてるわけ・・・?」 ハロ「冗談だよ冗談!」 理「私、登場の機会をうかがっておりましたのに・・・全部取られてしまいましたわ」 ようやく登場したお嬢。 ツン「ふふん、早いもん勝ちよ!」 理「緋柳、このうるさい女をつまみ出して」 緋「かしこまりました」 ツン「ちょっ、何する気!?」 理「これで心置きなく遥君と・・・」 雪「ねーえ、ハロ君!姉さんの水着姿どう?○゙ッキしない?」 ここぞとばかりに体を寄せる雪花さん。 ハロ「あ、ちょっと近いですよ雪花さん?」 理「ああああの人は誰ですの!?緋柳、緋柳!」 緋「つまみ出すのは実力上いささか無理かと」 理「『実力上』ってなんですの!?」 騒ぎもひと段落し、俺たちは泳ぎ始めた。 俺は背泳ぎ・・・をやめて、ぷかぷかと海に浮かんでいた。 並も無いので、本当にのどかだ。 し「ボクはやっぱり大きいほうに憧れますねー」 ユリ「そうかな?」 し「そうですよ。大きいとスタイル良く見えるじゃないですか」 ユリ「でもしのたんはその前に背、伸ばさなくちゃね」 し「よくも・・・」 ユリ「え?」 し「よくも!」 ユリ「え!?ごぼべぼぼ・・・」 こらこらマジで危ないぞ。 …ふにゅ。 頭部に、謎の接触。 雪「こら、ハーロ君♪」 ハロ「せ・・・!がばごぼぼぼぼ」 仰向けに沈めるとは鬼畜!鼻に水入るぞこれ! 九死に一生を得、海面に顔を出す。目の前には豊満な胸があった。 雪「いけないなぁハロ君。わざと突っ込んできてそれを今晩のオカズにしようなんて許さないぞ」 ハロ「わざとじゃないんです・・・」 そんな俺の肩をとんとん叩く者が。 ツン「ハロ・・・ちょっと耳貸して」 ハロ「?」 ( Д)ヒソ( Д`)ヒソ ハロ「お前泳げないのか?」 ツン「声でかい!///」 バシッ、と思いっきり頭を叩かれる。 ハロ「わかったよ。俺様がじきじきに教えてやる」 ツン「なんか偉そうね」 蕪「智途様は泳がないのかお?」 チト「・・・ああ」 蕪「漏れは泳いでくるお」 チト「知るか。早く行け」 …ま、元々信頼してはいなかったが…。 『海水浴に行く』なんて姉さんに言うんじゃなかった。 雪「チ~ト!さっきね、ハロ君におっぱい触られちゃった!」 チト「どうせ触らせたんだろ?」 雪「いやいや、あれは意図的な感じがしたわね」 チト「・・・姉さん」 雪「何?」 チト「水着の中身、入れ替えたな」 わざとらしく驚く姉さん。 雪「よくわかったわねー・・・」 チト「当たり前だ!何だこの水着は!?小学生が着るような水着じゃないか!」 雪「それは『スク水』と言うのよ」 チト「名前など聞いてない!はぁ・・・全く、どこから仕入れて来るんだ、あきれるな・・・」 雪「売ってるところ、聞きたい?」 チト「結構だ」 毒「・・・・・・( A`)」 ザー・・・ 並みの上に板を置いて、海の上を滑る。 ただ、それだけです。 渋「だいぶ上達したな、毒男」 毒「・・・うん、ブランクがあったのにまだできるのかと自分でも驚きさ」 渋「その割には嬉しそうでないな」 ザー・・・ し「あ、あれ?」 ユリ「どしたの、しのたん」 し「あれ、毒男先輩じゃないですか?」 ユリ「え・・・あ!ホントだ!すごーい!」 毒「(マジッスカ!?(* A`)ホワワ)・・・もっと波があればよかったな」 渋「では波の出る海岸として整備しようか」 毒「でけぇよ」 やる事が。 ハロ「毒男がサーフィンなんて洒落たものしてる間に・・・」 ツン「・・・何よ」 ハロ「お前はバタ足の練習中とは」 ツン「何よ!文句ある!?」 ハロ「無い。だが」 ツン「何よ?」 ハロ「お前のツインテールが団子になってしまったので俺は悲しい」 ツン「どうせ海から上がったら直るわよ」 ハロ「本当か?その前に泳げるようになって欲しいんだが」 ツン「・・・頑張ってるじゃない。バカ」 特設理緒専用休憩所。 理「状況が芳しくないですわ!なぜ二人は罵りあいながらもラブラブなんですの?」 緋「私見では申し上げがたいことでs」 渋「二人の間にあるもの、それは紛れも無く・・・愛だ」 …空白の五秒間。 シュボッ 渋「ふふ・・・私としたことが、つい決まりすぎてしまったようだな。皆の視線を独り占めだ」 理「緋柳!」 緋「把握致しました」 渋「何をする貴様らうわやめr(ry」 理「つ、次こそは遥君をいただきますわよ!覚悟しておきなさい!」 なんだか、悪役の捨て台詞みたいになってしまいましたわね・・・。 緋「それをお伝えすればいいのですか?」 理「ただの独り言ですわ!」 寂しくなんかありませんわ。 寂しくなんか・・・。 そろそろ帰り時かな? 俺は『自分だけで練習したい』と言うツンを海に残し、海岸を歩いている。 雪「ハロ君、ハロ君」 雪花さんが手招きで呼んでいる。・・・物陰から。 俺は何かを期待していたのか、その罠にやすやすとかかることにした。 雪花さんは俺の手を引いて、物陰にやって来た。 雪「ハロ君・・・」 意味ありげにそう言うと、雪花さんはその胸に俺の頭をかき抱いた。 視界が覆われ、水で濡れた、おっぱいの生の感触が顔全体を包む。 ハロ「(ちょっ・・・!)」 少しもがいてみるが、雪花さんは離してくれない。ますますそれが押し当てられ、顔が深くめり込むだけである。 そして、やがて開放された。 ハロ「はぁ、はぁ・・・」 雪「んふ・・・」 雪花さんは、既に勃ってテントを張ってしまっているその先端を指でなでた。 ハロ「あ・・・」 雪「何、これ?そんなに、私の中に入りたいの?この子・・・」 濡れた水着の上からの刺激は、下手するとじかに触られるよりも気持ちいい。 雪花さんは俺の目の前にかがみ、 雪「でも挿れさせてあげない。次、ここに来た人にあげよっかな?」 といいながら俺の竿をつんつんとつついた。 ハロ「(愉快犯め・・・)」 しかし残念ながら雪花さんにこうやって弄ばれる事が結構好きな自分が居るわけだ。 雪「来ないわね。ハロ君、萎えちゃうじゃない」 俺はずっと勃たされ続けている。 雪「じゃ、私が食べちゃおうかしら?ハロ君、横になって」 俺は言われたままに横になった。 雪「ハロ君の好きなおっぱいで扱いてあげるからね?ふふ♪」 雪花さんはそう言いながら、俺の海パンに手をかける。 ハロ「・・・・・・」 雪「?」 ハロ「やっぱ、いいです」 雪「どうして?」 ハロ「ツンが、怒りますから」 雪「・・・そう」 雪花さんは、案外簡単に引いた。 雪「じゃ、ごゆっくり」 ハロ「へ?」 雪花さんが去ってまもなく、ツンが入れ替わりでやって来た。 ツン「ハロ!ここでやらしい事してたんじゃ無いでしょうね!」 ハロ「し、してねぇよ!俺だって我慢したんだ!断腸の思いで」 と、ツンの視線が下を向く。 ツン「嘘つきなさい!勃ってるくせに!///」 ハロ「こ、これは・・・その、習性っていうか、性っていうか・・・あー!もう!」 俺はツンを押し倒した。 ツン「あっ・・・///って、バカ・・・人が来たら、どうすんのよ・・・///」 ハロ「ほとんど寸止めみたいな感じでやめられたから、我慢できないんだよ」 俺は、海パンを下ろした。 立派に屹立したそれが、その気持ちを物語っていた。 ハロ「ツン、ちょっと四つん這いになって・・・」 ツン「は、はぁ!?何言って・・・!」 ハロ「俺は水着は後ろのほうが好きなんだよ」 ツン「・・・変態」 ツンは、恐る恐る四つん這いになり、お尻を俺に突き出した。 ツンの水着は、簡単に脱がせることができた。 ハロ「いくよ?」 俺は侵入を開始した。 ツン「ん、ぅ・・・あ、あああっ!///」 ツンの奥に到達した。 無数の襞が竿を刺激し、射精を促していく。 ハロ「いつもより・・・締まるな」 ツン「だ、だってこれ、なんか変じゃない・・・!///」 俺はツンの腰骨あたりを掴むと、体は勝手に動いた。 ツン「あっ、いやっ!///ば、バカ!早・・・!///」 ツンは腕を組んで、それを枕にして責めに耐えている。 行為が進むにつれ、それはいやらしく音を立てる。 ツン「やっ!ダメ!ちょ、バカ!せめて・・・外は、いやぁ!///」 緊張しているからなのか、いつもより余計に締め付けが厳しく、今にも射精しそうだ。 ハロ「じゃ、もう、出すから・・・」 ツン「な、何言って・・・!///いや!いやぁ!///」 ハロ「う・・・」 ツン「――!あ、ぅ・・・///」 最後に深く突き上げた後、俺はツンの中に大量の精液を放出した。 ツン「やっ、あつ、・・・バカぁ、変態・・・なんで、外でするのよ・・・///」 ツンは涙目になって俺を睨む。 ハロ「ごめん、我慢できなくて・・・」 ツン「はぁ・・・///ふん、別に、他の誰かとされるよりはマシよ」 ハロ「・・・・・・」 ずる、と竿を引き抜く。 液体がどろりと糸を引いて落ちていった。 俺とツンの遅い帰りに皆怒りこそ表していたものの、でも野外のあれについて知ってそうではなかった。 知ってるのは、雪花さんぐらいだろう。 どうして雪花さんにはそういう口に出せないような借りができるんだろう? それはさておき、俺たちはまたあの長い車で帰ってるわけですよ。 途中で乱入した二人組は別の手段で帰るみたいだし、それはそれでいいとして。 席の配置が微妙に変わっているのはなぜですか? 俺の隣、理緒が居たところにはツンで、智途は変わらなくて、理緒はかなり前のほうに居る。 まさか、理緒に知られたんだろうか? もし知られていたとしたら、キツイお仕置きが・・・それはそれで楽しみだが危険だ。 今日のところは勝ちを譲ってあげますわ。 でもいつか必ず遥君を私の虜にしてあげますわ!絶対に。 ツン「あんな遠くに座って。負けを認めたのかしら?」 理「認めてませんわ!」 ハロ「地獄耳だな・・・」 後日。 ユリ「おにいちゃん、雪花さんのところから郵便・・・だけど」 ハロ「何?」 ハロ「何が入っていても驚くなよ」 ユリ「うん・・・」 恐る恐る開封する。 なんと!スクール水着を見つけた! 二人「・・・・・・・・・・・・」
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Permanent Card WIZ-DOM 3F/2C -/-/- チャージ1 このキャラクターのパワーが0の場合、≪このカード≫を捨て札する。 1:目標の≪キャラクター1人≫に(1)ダメージを与える。このエフェクトはあなたのターンのプロジェクトカードのタイミングでのみ使用宣言可能。 No.2979 Rarity UC Illustrator すぎやま現象 Expansion 調和の杯 カード考察 青らしく焼き能力を付加できる能力のため、他の水着シリーズと比べると重めに設定されている模様。 タイミングが制限されていること、精神力が低い色でありパワー0で剥がれることから、そこまで好き放題に出来ないのが残念。 ○関連カード 白い水着 赤い水着 青い水着 緑の水着 黄色い水着 黒い水着 スクール水着 水着天使
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Permanent Card 阿羅耶識 2F/0C -/-/- インターセプト/チャージ1 ≪このキャラクター≫は、このキャラクターのパワー以下の数値の精神ダメージを受けない。 このキャラクターのパワーが0の場合、≪このカード≫を捨て札する。 No.2943 Rarity UC Illustrator 桜沢いづみ Expansion 調和の杯 カード考察 インターセプトがつくため、ガード時には精神攻撃を簡単に捌くことが出来る。 しかし、基本的に精神攻撃対策が豊富な色のため、自色で使うというよりは他色で運用する方が役に立つだろう。 ○関連カード 白い水着 赤い水着 青い水着 緑の水着 黄色い水着 黒い水着 スクール水着 水着天使
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Permanent Card E.G.O. 2F/1C -/-/- チャージ3 このキャラクターのパワーが0の場合、≪このカード≫を捨て札する。 「あなたに一番最初に見てもらいたかったんだ。どうかな、これ……」 No.2907 Rarity UC Illustrator 水瀬凛 Expansion 調和の杯 カード考察 色こそ違うものの、ロプ・ノールが悲しくなってくるような補給性能。 遅くて高補給のカードよりも、早くてそこそこの補給の方が役に立つ場面はずっと多い。 パワー0で剥がれるのは難点だが、それ以上のメリットがある。 ○関連カード 白い水着 赤い水着 青い水着 緑の水着 黄色い水着 黒い水着 スクール水着 水着天使
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登録日:2011/05/22(日) 15 31 06 更新日:2022/11/21 Mon 04 33 05NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 スク水 スタイリッシュ スピード社製 ハイレグ ビリリはあるよ ←あるの!? ピチピチ フェチ ポロリはないよ ←ないの!? 七咲逢 属性 水泳部 水着 着エロ 競泳水着 脱がすのは邪道 脱がすのは邪道 ←半分脱がせるのはギリギリセーフ 萌え要素 競泳水着 それは主にスポーツ(競泳)で使われる水着を指す。 普通の水着に比べ、塩素への耐久性が高く、水の抵抗を少なくするように作られている。 "鮫肌"と呼ばれるザラザラした生地が特徴で、コレが無いと競泳用とは言えない。 特に重視されるのが、抵抗を減らす性能であり、高性能なものになると、秒単位で記録を塗り替えるほどの効力を発揮する。 あまりの高性能から、使用に制限をかける大会もある。 特に近年は、高性能な水着が次々に発売されているため、今までにない頻度でレギュレーションの改訂が行われている。 オーストリアのSPEEDO社、フランスのarena社のものが特に有名。アディダスやミズノなど、おなじみのスポーツ用品メーカーからも発売されている。 男用なら 全身タイプ スパッツタイプ Vパンタイプなど 一般的に一番使われているのがスパッツタイプ(価格1万前後)。 競泳の大会では殆どの人が使用している。 逆に全身タイプはあまり見かけない。 さらに足首、手首まである水着を着ている人は滅多にいない。 規制以前に履いていたのは全国区の猛者ばかりで、ほとんどはスパッツかロングスパッツなので全身タイプは驚かれる。 なお今ではスパッツより長いのは規制されてしまっている…高速水着ェ また撥水性を保つため、普段から着ているわけではなく、試合のときだけ着る。練習はボックスパンツ型やVパンで行うのが一般的になっている。 さらに言えば、高速水着は扱いを慎重に行わなければならない。 スピードレーサーなどでは専用の手袋やポーチなどが付いていて素材を傷つけないようになっていた。 かつては試合時もVパンが主流であったがこちらは現在少なくなっている。 Vパンは肌の露出が高い=男の大事な部分が隠せないことも多々あるので注意。 かつては元から半ケツになるくらい露出が高かった。 さて、むさ苦しい話はここまでにして、 女性用の競泳水着について 市販の水着やスクール水着とは大きな違いが幾つかある。 競泳水着は足の動きの妨げを防ぐため、腰の部分まで肌を晒している物が多い。 簡単に言うと、足が長く見える。 つまりハイレグ。 女の子の大事な部分のムダ毛処理とかしないと、たまに毛が見えることがある。 背中の部分にも特徴があり、女性用の殆どが共通で背中腰部分が開けているのが多い。 そして、素肌と水着の密着度が水着の種類の中で一番、 ピッチピッチである。 普通の水着は着るまでにあまり苦労は無いが、競泳水着の場合、肌との密着を重視しているため。 同じサイズの水着でも競泳用の方が小さくなっている。 その分、伸び縮み出来る仕様だ。 なのでピッチピッチである(←大事なことなので二度言いました 乳首とか見えるときがあるよ! なので体のラインがクッキリわかるのでエロい。 が、競泳選手は肩幅が広くなり逆三角形と言われる体になってしまう(逆三角形とは肩が広く腰が狭いことを指す)。 なので正直競泳選手にエロ要素なんてあまり感じられない。 エロ漫画などで水泳部ものを書かれる場合があるが、 スクール水着で大会や水泳の練習することは有り得ないのでよろしく。 さらに夢をぶち壊す様で悪いが、上記で示した通り競泳用はピッチピッチなので(大事なk)、 巨乳な子の胸でも押し潰され目立たない。 が、半脱ぎしたときの迫力はでるだろう。 では、此処からはエロに重点を置こう。 まず、競泳水着でのエロの殆どが水泳部物となる。 スク水みたいに誰もが持っている物でない為、水着プレイなんて大半がスク水とかだろう。 高校などでは、紺や黒系統のあまり派手ではないデザインの競泳水着をスクール水着として採用している事があるようだが。 本格的な競技用は…。 Q「じゃぁ、何処で手に入るんですか?」 A「3サイズを計って専門サイトや会社に電話して注文してください。もしくは中規模以上の大会に来ている出張店に行ってください。」 競泳水着での着衣セックスでも水着を脱がして行為するなんて言語道断である。 着衣セックスじゃねーし 脱がしたら水着セックスじゃないし 水着いらねーじゃん ってなる。 挿入時は股の部分を横にずらしてGO! 上半身はお好みで半脱させていいからね。 行為時でも水着の伸縮性のお陰で、スク水や市販の水着とは、また違った興奮を覚えることができるだろう。 ちなみに女性用競泳水着は男性用に比べて面積が広いため、非常に高価である。 もっともレーザレーサー(全身型)などは男性用でも6万とかするため切ったり破いたりするなら計画的に。 2000年ごろから女性用競泳水着にもスパッツタイプが増え始め、さらには練習用からも露出が減っている。ファッキン! 陸上選手の露出が年々増えているのとは対照的である。 その反面、グラビアアイドルなどが着る機会が多い。 他に追記・修正あればお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] スクール水着とは違うのだよ!スク水とは!ロリっぽさが無いスポーツ選手特有のエロさが出る -- 名無しさん (2013-08-14 00 02 32) 何よりも!何よりも、尻が映えるのである!これを語らなければ、本当の魅力を語ったとは言えんなあ! -- 名無しさん (2014-07-30 01 58 44) 正直スク水よりもこっちのが好きです -- 名無しさん (2014-07-30 02 06 42) ↑私もです。 -- 名無しさん (2014-07-30 09 29 46) ただし水泳大会等で無断撮影した場合メチャクチャ恐いコーチの方々がいる競技役員室に強制連行されるんでご注意あれ。ってかやっちゃだめ。 -- 名無しさん (2014-09-04 20 11 24) スク水も競泳用もどっちも大好き!特にローションと絡めると最高! -- 名無しさん (2014-09-04 20 43 53) 鮫肌とか何年前の話だよ……この記事の登録日の時点で鮫肌もラバーも禁止だったろ。 -- 名無しさん (2015-05-20 18 30 33) 着衣セックス云々は激しく同意。最後全裸でやってるの見ると逆に萎えるわ -- 名無しさん (2015-12-11 00 00 36) 全盛期の全身レーザーレーサーとかすげえ力で体を抑えつけてデコボコを無くすって聞いた。あれを破ったら弾け飛んで怪我しそう -- 名無しさん (2019-01-11 17 13 05) ハイレグやぴっちりももろちん大好きだが個人的には背中が特にセクシー…エロいっ!! -- 名無しさん (2021-04-26 18 09 48) AVとかで肩紐外して腹巻きにする奴絶許。おっぱい見せる為の処置なんだろうけど競泳水着モノで別におっぱいの露出は望んでない。 -- 名無しさん (2022-11-21 04 33 05) 名前 コメント
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夏-19(R) 夏-66E(SR) SLB-33(SR) Bカード カードタイトル:西沢歩 パワー:3000 アドヴァンス:水着x2 ジョブ:水着 iluus:羽戸らみ DS:2 PS:1 このカードがバトルで負けた時か引き分けた時、あなたのデッキから『西沢歩』以外の「水着」のBキャラカードを1枚まで選んで、手札に加える。その後シャッフルする。 綾崎君が好き! 夏3-15(SR) Bカード カードタイトル:西沢歩 パワー:3000 アドヴァンス:水着x2 スポーツx2 ジョブ:水着 スポーツ iluus:葵久美子 DS 3 PS 2 このカードが場から捨場に置かれた時、あなたのデッキから『西沢歩』以外の「スポーツ」のBキャラカードを1枚まで選んで、手札に加える。その後シャッフルする。 準備万端です。 夏1は、水着が絡むデッキ用のサーチカード。 どうしても欲しいカードの為なら手札を破棄してでもバトルゾーンに上げてしまおう。 ただし、ハンドソープなどで直接捨場に送られる場合は効果が発揮されないので注意。 夏3は、スポーツが絡むデッキ用のサーチカード。 こちらはハンドソープなどで直接捨場に送られても効果は問題なく発動する。
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オリキャラ(二人の子、柚と愛)注意 柚…唯似、6歳 愛…梓似、5歳 夏のある日の午後。我が家のリビングでは、 「あ~つ~い~」 と言いながら、ソファーの上で唯がくったりしていた。 全身をだらしなく伸ばし、暑い暑いと同じ言葉を繰り返している。 そんな唯の姿を見て、いい大人がだらしないと思うけれど…… でも同時に、仕方ないとも思っていた。確かに今日は暑かった。 風もあまりなく、窓を開けても風鈴の音色もろくに聞くことができない。 エアコンは唯と柚が苦手なため滅多に使われることはなく、 頼りの扇風機は調子が悪くてお休み中で、帰宅は明日の午後の予定だ。 結果、今リビングは結構な暑さで、 唯がくったりしてしまうのも無理はなかった。 「ゆいおかあさん、むぎちゃです」 そんな唯を見かねたのか、氷と麦茶を入れたコップをお盆にのせて、 愛がリビングに入ってきた。 「まぁ! ありがとー、愛ー!」 麦茶を持ってきてくれた愛に目を輝かせて、 ソファーから起き上がった唯が愛に抱きつく。 突然のことに、愛は聞き覚えのある「にゃっ」という悲鳴を上げて、 コップが倒れないよう慌てていた。 そんな愛に唯は更に頬ずりをして、 「……あ~つ~い~」 「……です」 二人の表情はすぐにぐんにゃりとしてしまっていた。 それもまたどこかで見覚えのあるもので…… 「ならやめろよ……」という澪先輩の声が聞こえたような気がした。 「それにしても、今日はほんと暑いね……」 手にした団扇で、唯と、抱っこされてしまっている愛を扇ぎながら、 私はそう呟いていた。 「ほんとだねぇ……今年の夏は特に暑い気がするよ」 唯が麦茶を一口飲んで、夏定番の台詞を口にする。 いつだってその年の夏は、前の年の夏よりも暑く感じてしまうものだった。 「そういえば、軽音部の部室も暑かったなぁ……」 ふと、私は高校の頃の、軽音部の部室のことを思い出していた。 長くエアコンがなかった軽音部の部室。 ドタバタの末にエアコンを設置してもらったけれど、 唯がエアコンが苦手なためにろくに使えなくて、 暑い日はいつも大変だった。でもその分、 ムギ先輩が持ってきてくれた冷たいお菓子やジュースを 本当に美味しく感じていたことも思い出す。 ムギ先輩の思い出につられるように、 軽音部の夏の思い出が他にも頭の中に浮かんできた。 あの暑い部室で、少しでも涼もうと、 唯とムギ先輩が水着姿になったこともあったっけ…… 「じゃ~ん!!」 と、思い出に浸る私の耳に、柚の元気な声が聞こえてきた。 大人と違って、子供はいつも元気だよねと思いつつ入り口の方を見て…… 私は目をぱちくりとさせてしまった。 リビングに入ってきた柚は、水着姿だったのだ。 「おぉ! 柚、それおニューの水着だね!」 リビングの入り口でなぜだか仁王立ちする柚に向かって、 唯がのんきにそんなことを言う。 柚が着ている水着は、確かにこの前買ったばかりの新しいもの。 淡いブルーの子供用ビキニだった。 「もうっ、柚、お部屋で水着なんて着ないのっ」 「えぇ~、だってあついんだも~んっ」 水着を着た柚を私は注意するけれど、 柚はそんなことを言いながらリビングに入ってきて、 床に座っている私に抱きついてきた。 無邪気に笑う柚を見て、私はしょうがないなぁと苦笑を浮かべながら、 「もうっ、お夕飯の前には、ちゃんと着替えないとダメだからね」 と言った。いつもだったらもうちょっとちゃんと注意をするところだけど、 さすがに今日の暑さでは、 少しぐらいは大目に見てあげてもいいかなと思えてくる。 扇風機だって今はないのだから。 私の言葉に、柚は「は~い!」と元気に返事をした。 そして私の腰に腕を回したまま寝っころがって、 バタ足をするように足をバタバタと動かす。 暑い暑いと言っても、やっぱり子供は元気だ。 「柚のおニューの水着、やっぱりかわいいね!」 「えへへ……はやくぷーるのひ、こないかぁ」 唯に褒められて、柚が笑顔を浮かべて更にはしゃいでみせる。 柚と愛の幼稚園は指定の水着がなく、派手なものでなければ自由なのだ。 新しい水着を着てプールに入るのは、やっぱり子供心にも楽しみなのだろう。 と、愛の方を見ると、 少し羨ましそうな視線を柚に向けていることに気づいた。 新しい水着を着てはしゃぐ柚を見て、 自分も水着を着たいと思ってしまったのだろう。 この暑さだし、それに新しい水着を買ったのは愛も同じだ。 水着にしろ、他の洋服や小物にしろ、 買ったばかりの新品というのはワクワクするもので、 ついつい部屋で試してみたくなるものだった。 それは愛だってもちろん同じだろう。 「愛もおニューの水着、着てみよっか?」 そんな愛の様子に唯も気づいたのだろう、 腕の中の愛の顔を覗きこむようにして、 笑顔を浮かべてそう言った。 真面目な愛は、その唯の言葉に、 「わ、わたしはきないです!」 と言った。でもそう言いながらも、チラチラと柚の方は見ていたりする。 「えぇ~、あいもみずぎ、きようよぉ~」 「せっかくだし、愛も着てきたら? お母さんも、愛の新しい水着、また見たいから」 そんな愛に、柚がおねだりするような声を出し、 私は愛の頭を撫でながらそう言った。 唯も、優しく「愛?」と話しかける。 みんなにそう誘われて、 「……そ、それじゃ、すこしだけなら、きてみるです」 ちょっと恥ずかしそうに頬を染めながら、愛はそう言った。 「よし! じゃ、愛! お着替えタイムだね!」 愛の言葉に、唯は愛以上にはしゃいで見せながら、 愛を抱っこしたままリビングを出ていった。 「えへへ……あいといっしょにみずぎ♪ みずぎ♪」 愛が水着を着てくることが嬉しいのだろう、 柚が歌うような口調で「みずぎ♪」と繰り返す。 その声を聞きながら待つ私も、愛の水着姿がちょっと楽しみだった。 さっきは柚に注意をしたけれど、 でも新しいものを身に着けてはしゃぐ子供の姿は微笑ましく、 そして親にとってはとても嬉しいものだった。 自分たちが買ってあげたものを、子供が本当に喜んでくれている、 その姿こそ親には何よりも嬉しいお返しなのだ。 「お待たせ~!」 と、数分もたたずに唯がリビングに戻ってきた。 私は視線をそちらに向けて、「お帰り」と言おうとして、 「エヘヘ、どう、あずにゃん?」 何も言えず、また目をぱちくりとさせてしまっていた。 水着を着た愛と一緒に戻ってきた唯もまた、水着姿だったからだ。 しかもその水着は、高校の頃のスクール水着だった。 「あずさおかあさん、どうですか?」 この前買ったばかりの新しい水着を着た愛が、 トテトテと私に方に駆け寄ってくる。 私が高校の頃着ていた水着とよく似ている、 フリル付きのピンクのワンピース。 ちょっと恥ずかしそうにもじもじする愛の頭を撫でてあげながら、 「よく似合ってるよ、愛」 と私は言った。私の言葉に愛がはにかんだ笑みを浮かべた。 「エヘヘ……あ~ずにゃん、私は?」 続いて私の側に立ち、満面の笑みを浮かべながら唯がそう聞いてくる。 学生が着る紺色の水着を見て、私は深くため息を吐いた。 「あぅ……なんかあきれられてる!?」 私のため息に、大げさな仕草で唯が驚いて見せた。 そんな唯を見て、私はまたため息を吐いた。 「もうっ、あきれるに決まってるでしょっ。 いったいいつの水着を着てるのよっ」 「エヘヘ……いやぁ、この前押し入れの整理をしたとき、 偶然見つけまして、それで懐かしくってつい…… でもあずにゃん、ちゃんと着れてるでしょ?」 「う……それは否定しないけど……」 「でしょでしょ! ちょっと胸のところがきついけど、 でも体形、まだまだ頑張ってます!」 私の言葉に胸を張り、ふんすと息を吐く唯。 古い水着だけど、確かに唯はまだちゃんと着られていて、 それほど違和感もなかった。 そこはまぁ、素直にすごいと思ってしまう。 「じゃ、あとはあずにゃんだね!」 と、突然の唯の言葉と、一緒に差し出されたピンク色の布に、 私はまたも目をぱちくりとさせてしまった。 一瞬何を言われたかわからず、「え?」と小さく呟いてしまう。 「だから、あとお着替えするのはあずにゃんだけでしょ? だからはい!」 そう言いながら渡された布を、私は両手で持って広げた。 ピンクの正体がわかると同時に、唯の言葉の意味も理解できて、 「って、私も水着!?」 ついそんな大きな声を上げてしまう。 しかも渡された水着は、高校の頃着ていたあのピンクのワンピースなのだ。 懐かしの水着を渡されたせいで、余計声は大きくなってしまっていた。 「わ、私はいいよっ」 「え~、そんなこと言わずに着ようよぉ」 「あずさおかあさんもみずぎ♪ みずぎ♪」 「……です」 慌てて辞退しようとする私を、 でも周りのみんなは許してくれそうになかった。 唯はおねだりするような声を出し、 柚は歌うような口調で「みずぎ♪」と繰り返す。 その上愛まで、期待するような目で私を見てきて、 「はぁ……もう、わかりましたっ」 仕方なく、私はため息混じりにそう言っていた。 私の言葉に、みんなが手をあげて喜んだ。 「エヘヘ、あずにゃん、似合ってるよ!」 「あずさおかあさん、かわいい!」 「かわいいです」 「……それ、ちょっと複雑」 懐かしの水着を着てリビングに戻った私を、みんなの歓声が出迎えた。 でも私は複雑な思いだった。 古い水着は少し窮屈だったけれど、でもちゃんと着ることができて、 動くにも支障なかった。まだ体形を維持していると考えれば嬉しいけれど、 でも同時に女性としては成長していないようにも思えてしまい…… やっぱり素直には喜べなかった。 「もうっ、着るならせめて新しい水着にさせてよっ」 「え~、いいじゃん、似合ってるんだもんっ」 私は頬を膨らませてそう言うけれど、唯はのんきに笑うだけだった。 その笑みを見ていると、私の不満も長続きはしなくて…… 最後は苦笑を浮かべながらも、しょうがないなぁと受け入れてしまう。 私と唯のこんなところも、学生の頃から変わっていなかった。 「エヘヘ……たまにはこんなのもいいよねぇ」 「まぁ、たまには、ね」 笑う唯に、私もそう返事をした。お部屋で水着を着ているのは、 やっぱりちょっとはしたないような気もするけれど…… でも洋服を着ているよりは涼しくて、たまには悪くないかな、 なんて思えてしまった。 「ざぶーん! ざぶーん!」 「にゃっ……もうっ、おねえちゃん、おかえしです!」 ソファーの上では柚と愛が、 まるでプールで泳いでいるかのような仕草ではしゃいでいた。 水着姿での涼しさを喜んでいる私とは違って、やっぱり子供は元気だった。 「エヘヘ……あずにゃん! ざぶーん!!」 「にゃっ……もう、唯!」 と、突然唯に抱きつかれ、 私はバランスを崩してソファーに倒れ込みそうになってしまった。 そういえば、我が家には元気な子がもう一人いたなぁと思いつつ、 「もうっ、おかえし!」 そう言いながら、私は唯をソファーに押し倒していた。 唯が明るく悲鳴をあげ、揺れるソファーに柚と愛がはしゃいだ声を出した。 それから夕飯まで、私たちはリビングで水着姿のままだった。 夏のある日の午後。我が家のリビングは、私たちだけのプールサイドだった。 END 貸し切りだな…ふふ。 -- (あずにゃんラブ) 2013-01-08 02 14 34 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る