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水上偵察機 大日本帝國軍 兵器名 価格 編成 耐久 最大索敵 最大防御 移動力通常/高速 燃料 武器名称 弾数 火力 射程 回数 E14Y1零式小型水上機 一一型 810 3 4 海7 低38 8 / 9 60 7.7mm旋回銃30kg爆弾 3,30,1 12 11 27 E13A1零式水上偵察機 一一型 1110 3 5 海7 低40 9 / 10 60 7.7mm旋回銃250kg爆弾60kg爆弾 3,3,30,1,00,0,2 142 111 277 A6M2-N二式水上戦闘機 3900 3 6 低7 低43 10 / 12 100 20mm機関砲7.7mm機銃60kg爆弾 1,14,40,1 312 111 227 水上戦闘機 N1K1強風 一一型 5100 3 6 低7 低47 10 / 12 110 20mm機関砲7.7mm機銃30kg爆弾 2,24,40,1 312 111 227 水上偵察機 E16A1瑞雲 一一型 1650 3 5 海7 低44 10 / 12 70 20mm機関砲13.2mm旋回銃250kg爆弾30kg爆弾 2,2,22,2,20,1,00,0,2 3242 1111 2277 水上特殊攻撃機 M6A1晴嵐 1140 3 4 地7 低43 9 / 11 70 13.2mm旋回銃800kg爆弾91式航空魚雷 2,20,11,0 265 111 277 米国軍 兵器名 価格 編成 耐久 最大索敵 最大防御 移動力通常/高速 燃料 武器名称 弾数 火力 射程 回数 OS2U-3キングフィッシャー 1500 3 4 海7 低39 8 / 9 80 7.62mm機銃7.62mm旋廻銃45kg爆弾146kg爆雷 3,3,33,3,30,1,00,0,1 1124 1111 2277 SC-1シーホーク 1740 3 6 海6 低44 11 / 13 60 12.7mm機銃147kg爆弾91kg爆弾 4,4,40,1,00,0,1 233 111 277
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タグ:起動 概要 水の上を歩くことができます。 酸や溶岩の上を歩こうとするとダメージを受けてしまいます。 移動力は変わりません。 波が荒れていれば敏捷力の判定で失敗すると転倒してしまいます。 転倒すれば水中に沈んでしまいます。 水中から水上に立ち上がるには3ターンかかります。 消費CP 10CP 修正 ある程度波が荒れていても転倒しない:+5CP 関連項目 脚、移動手段、
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1957年8月9日生まれ 神奈川県出身 1975年ドラフト3位でロッテに入団。 1980年に(当時)33犠打のパリーグ記録を樹立、1987年にはベストナインを受賞する。 1990年に複数トレードで広島カープに入団、1991年に金銭トレードでダイエーホークスに移籍、1992年に現役を引退する。 引退後は少年野球の指導者・解説者を経て2007年にハムの2軍内野守備コーチ、08年に2軍内野守備兼監督、09年に2軍監督となり この年のオフで退任する。その後は解説や評論活動を行っていた。 14年シーズンよりソフトバンクの3軍統括コーチとなることが発表された。 公式ブログ 水上善雄の一言“雑記”ブログ http //blog.boys-baseball.com/
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水上 映司(ミズカミ エイジ)は、YG~小さき勇者達~に登場するキャラクターである。 「何があっても、俺はみんなと一緒に戦うよ・・・最後まで。」 「俺は、守ってみせる!弱いことを言い訳に逃げたりしない!例え力がなくても、とても敵わない相手でも!」 「俺は・・・救世主です。」 登場作品:『YG~小さき勇者達~』 機体:名称不明(通称青いYG) 概要 国軍に反旗を翻すレジスタンス組織『PEACE』の前に突如現れ、正体不明の青いYGを操って戦場を駆ける謎の青年。 正義感が強く人情に溢れている反面、敵対する者には容赦しない非情さも持つ。 基本的に温厚かつムードメーカーであるが、勘が鋭く敵の攻撃を事前に察知したり、仲間の異変にすぐに気が付く洞察力の高さも持ち合わせている。 作中では小田桐 紫月を除いたメンバーとすぐに打ち解け、後に紫月とも互いに認め合うようになる。 かつて早也香という少女を己の無力さ故に失っており、国軍に捕らえられた彼女を救うためにPEACEに加担した。 戦闘 背部バックパックに二丁の銃を装備しているが基本的に体術しか使わず、己の体を武器にした接近戦を得意とする。 後述の理由によりYGを操縦するのではなく自分の体の一部のように操ることが出来るため、機械兵器とは思えない人間のような柔軟な動きを可能にしている。 また、同理由により作中では一度も本気を出していないことが明らかになっており、本当の映司のポテンシャルは計り知れない。 正体 その正体はただの人間ではなく、世界の規律と調和を守る謎の組織、通称『機関』の一員。 機関メンバーの中ではNo.02という呼称で呼ばれており、時間停止、瞬間移動、異次元転移、空間の遮断、タイムスリップやマインドコントロールなども行うことが出来るが作中ではその能力をほとんど使用していない。 ちなみに水上映司という名前は人間時代の名前であり、現在は既に名前という概念すら捨て去っている。 が、PEACEのメンバーに自己紹介する際はこの名を名乗っており、完全に名を失くしたわけではない。 WARGAMEにおける水上 映司 WARGAME上での映司は機関の能力を一切使えず、ほんの少し常人より勘が鋭いだけのただの人間に戻っている。 最も大切な記憶は『争いをなくすこと』で、YG同士で争うことが必然的になっているこの世界を快く思っていない。 積極的に戦おうとはしないが、正義感から悪人を許しておけず、戦闘に突入することもしばしばある。 最期 PEACEの一員としての戦いを終えた映司は、機関に与えられた任務『世界の歴史を修正すること』を達成する。 しかし機関のメンバーには『歴史の修正に機関のメンバーが直接関わってはならない』という制約があり、これを破った映司は強制的に機関に呼び戻され、罰を受けることになる。 最期に青色の空を目に焼き付けた映司が、この世界で出会った仲間達のことを忘れることは決してないだろう。
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《水上(みなかみ)麻衣(まい)/Mai Minakami》 CV 富樫美鈴 アイコン 水上 麻衣 性別 女 ゆっこやみおの親友で、頭の良い優等生。メガネに黒髪のロングヘアで、背丈はゆっこより高く、目は多くの場合眠たげな半開き。腕力が強く、腕相撲ではゆっこを瞬殺した。ほとんどの場合無表情かつ無口だが、豪快なボケを繰り返し、数々の役割放棄を平然と実行、周囲をどこまでも翻弄する。 仏像が好きという一面がある。校長からもらった小さい木製の弥勒菩薩像や大威徳明王像を大切にしており、はかせにプレゼントしようとしたこともある。また自身でも一から仏像を彫り起こせるほどの技量をもつ。読書も好きなようで、教室はおろか友人の家でもよく本を読んでいる。教室では眠っていることも多い。 絵を描くこと自体は非常に上手いようだが、大抵は仏しか描かない。 関連ページ 関連画像 キャラクター紹介 【日常】へ戻る
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恐怖と戦う若き戦士 水上龍斗(みずかみ りょうと) 外見年齢18歳,実年齢27歳の『海の一族』の青年。 本名は龍斗=ランシーン。 世吹の弟で,護身用に所持していた2本の短刀が武器。 内気で引っ込み思案な箇所もあるが,一番目立つのは自分より強い敵に対してなかなか行動が起こせないところ。 自分の中で恐怖と戦っているためだと世吹は言うが,本人はそれで精一杯になることも多くコンプレックスとして認識しており,直していこうと努力しているのだとか。 妹・沙織と共に地上へ逃れた際水上家に養子縁組して貰い,現在も水上家の一員として生活している。 ジョブは魔導戦士(盗賊型),属性は水属性水(強)系統,武器は護身用のダガー,短刀,闇属性の短剣アサメイ,冷属性の短剣ミセリコルディアのどれか2本を組み合わせた二刀流。
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水上機母艦 大日本帝國軍 兵器名 価格 編成 耐久 最大索敵 最大防御 移動力通常/高速 燃料 武器名称 弾数 火力 射程 回数 水上機母艦千歳型 52000 1 44 海4 海38 6 / 7 590 12.7cm連装高角砲25mm連装機関砲補給物資 2670 730 310 551 水上機母艦瑞穂型 52000 1 42 海4 海30 5 / 6 590 12.7cm連装高角砲25mm連装機関砲補給物資 31040 730 310 551
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登録日:2012/04/30(月) 14 51 16 更新日:2024/04/21 Sun 14 12 57NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ゲーム製作部(仮) ディーふらぐ! ピンク髪 天才 妹 ←違う 後輩 愛すべきバカ 桜上水駅 水上の桜 水上桜 水属性 自称妹 貧乳 高橋美佳子 水上桜は、ディーふらぐ!の登場人物。CVは高橋美佳子(ドラマCD版、アニメ)。 誕生日 3月28日 血液型 AB型 身長 159㎝ 体重 40㎏ 趣味 名水めぐり、人間観察 特技 利き水、大体なんでもこなせる 府上学園のゲーム製作部(仮)の部員で、唯一の一年生。クラスは1年D組。 フランクな性格で、二巻の後半まで目上である堅次や芦花に対してもタメ口だった。 気に入った人間に対してはかなり人懐っこいが、それ以外の人間に対しては直接触りたくないので洗浄とコーディングで水をかけていて、しかもそれをオブラードに包まずストレートに言う等、かなりキツい。堅次とゲームで対戦した時は負け続けの時かなりムキになっていたりする所から、意外と負けず嫌いな性格。 芦花達と違い、自分から何か行動して人を振り回すという事はあまりないが、思考は同類で、明らかにおかしい話題に対して反論する所か賛同する提案を出したりする。 また、堅次を庇って代わりに川に落ちそうになって堅次から怒られた時『自分は水属性だから大丈夫』と全く根拠のない事を言い放ったり(属性はあくまで自称であり、彼女達自体はごく普通の人間)、自分をおぶっている堅次に密着しようとした時髪が目に入ったりと、何処か抜けている所がある。 実は自他共に天才と評する人物で、本人曰わく『勉強でも運動でも何でも出来る』らしい。 自分から進んで何かをする事はないが他人が頑張っている姿を見るのが好きで、ゲーム製作部(仮)に入ったのはそれが両立出来るから。実際にゲームへの関心は一応程度はあるようだが芦花や高尾程ではない。 彼女の言葉は現実や現状を客観視した上での意見も多く、その言葉を受けた堅次はそれで一度部を抜けた。 彼女の自称する水属性とは、水関連の打撃や嫌がらせが主。常に水の入った500ccのペットボトルを一本以上常備しており、それらは主に朝の内に井戸や湧き水、水道水から汲んできている。 水については強いこだわりを持ち、水はそのままが一番で、麦茶にしたりカルピスにしたり土にあげたりするのは彼女にとっては邪道らしい。 『水汲み物語大会』の言い伝えの水が宮司によるでっち上げだと判明した時は、気絶する程ショックを受けていた。 アイスを食べた後は水を飲む派。 9人を相手に『一人で事足りる』と自信ありげに発言したり、背の高い長山に何時の間にか水のいっぱい入ったバケツを頭に叩きつけていたりと、高い戦闘力を持つ。 全体的に立たせたピンクのショートが特徴。これが髪型でなく寝癖で、本当はサラサラヘアーで、この事は部員達は誰一人知らなかった。 体型は見る限り高尾の姉二人と同様、スレンダーなモデル体型でそれはそれで魅力的だが、本人は胸が小さいのを気にしているらしく、それを遠回しでの指摘や高尾の自分の巨乳関連の無自覚な台詞に本気で怒る事もしばしば。 また、体重を気にしているのか、「重い」と言った堅次に笑顔のまま怒りを露わにしていた。 部員達とは仲は良い。芦花達とは入部してからの付き合いだが、二巻での話から、少なくとも、彼女は中三の頃に彼女達の事を知ったらしい事を伺わせる発言をしている。入部の経緯は不明だが、芦花が連れてきたらしい。 之江に対しては堅次の妹という事でかなり気に入られると同時、妹の座を奪い合うという訳の分からない事で一方的にライバル視していた。『水汲み物語大会』では嗜好の違いもあって対立気味だったが、今は脳内設定では「自分の妹」という事になっている。 之江自身は兄である堅次に人目もはばからず抱きついたりしている彼女の事を嫌っているが、大会での賞品の水が嘘だった事で落ち込んでいる彼女を励ましたり、互いの連絡先を知っていたりと、仲は悪い訳ではない。 堅次に対しては、『部員の中で自分が一番彼を理解している』という自負を持っている。これは冗談や誇張表現ではなく、彼の目的は彼が部にいる限り到達出来ないという事を解っており、一度部から去るよう遠回しに言った。 言っている事はキツめな所もあるが、それは彼を想っての発言で、決して嫌っている訳ではなく、寧ろかなり初期の頃から好意を持っている。 彼は彼女にとっては脳内設定では兄らしく、時折彼を「お兄ちゃん」と呼び、妹になると何度も公言している。 恋愛感情は不明で、嫉妬しているシーンは特に見当たらないが、独占欲は強いらしく、一応の理由のある場合を除き堅次が他の女の子にアプローチされているとさり気なく妨害したり、高尾と何かあったと誤解した時は白い目で見たりしている。また、風間家に来訪した際存在が判明し、家に来た彼の幼馴染である百草には、庭からホースを引っ張ってきて何かをしようとして之江に止められた。 彼女がメインとなる事が少ない事を差し引いても、堅次を怒らせたり呆れさせたりする事は少なく、表現がストレートな為彼女が自分を嫌っているのではないというのは解っているのもあって何だかんだで堅次も彼女に対しては比較的ソフト。その為、芦花や高尾からは互いの次に警戒されている。 部活内では(少なくとも女子部員の中では)唯一堅次の顔をちゃんと認識している。 大濠の夢の話では猿で登場。他のキャラと違い、着ぐるみ風。原作の流れを無視して船堀の生まれた直後に来訪し、そのまま居着く。暫くして船堀が家出した後一緒について来た。ラストは家に戻ってお兄さん(堅次)とお母さん(南)に加え、犬(千歳)、キジ(芦花)、鬼(高尾)と一緒に仲良く暮らす所で終わった。 追記、修正は朝早く水汲みに行ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] たしか同姓同名ですんごい、いいエロ漫画家がいたと思う -- 名無しさん (2014-01-30 05 38 23) ↑実にすばらしい乳袋をお描きになるよな -- 名無しさん (2014-02-05 01 21 31) 他の人らが風間くんの容姿をまともに認識してない中、 -- 名無しさん (2014-02-05 09 20 52) 他の人らが風間くんの容姿をまともに認識してない中、やっぱり風間くんを一番理解している人は格が違った -- 名無しさん (2014-02-05 09 24 46) 水コーティングには触れないのね -- 名無しさん (2014-02-26 22 37 38) 家庭不和や超堅物インテリ家族で愛情に飢えてたりすんのかね -- 名無しさん (2014-09-26 02 14 46) 名前 コメント
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水上市場 濃い水の香りとかすかな塩の香りがする。無理もない。ここは水の上で、この水の流れは海へと繋がっているのだから。あるいは、塩の香りは海原からやってきた船が運んできたものかもしれないが。 揺れる渡し板の上で器用にバランスを取って、冷泉神無は船から船へと渡り歩く。本来なら広いはずの川の水面は、集まった無数の船によってほとんどが覆い隠されている。最新型のボートから、随分と古いエンジンを搭載したものまで形は様々。共通しているのはどれもさほど大きくはない、同じくらいの高さの船だということ。そうでなければ、船同時をつなぎ合わせて渡し板で自由に移動できるようにすることなんて、出来なくなってしまうから。 今日は不定期に開かれる水上市の日だ。市自体は、この学園都市においても珍しいものではない。西区のマーケットは毎日市が並ぶし、区画王主催のフリーマーケットやリンクが企画で行う特別市、生徒の有志が行う市もある。 だが、この水上市は少しだけ趣が違う。 「あら、ごめんなさい」 渡し板の反対の端で神無が通り過ぎるのを待っている人影に気づいて、神無は小さく頭を下げた。水上という不安定な場所では譲り合いが基本だ。そうしないと、人か物かあるいは両方が川に落下してしまう。 学園内を流れる川は、ライザーインダストリーと各区画の管理者、それに大リンクの幹部などの苦労もあって、落ちれば即死ぬとか悪臭が耐えがたいとかというほどの汚染レベルではない。しかし、いまだに世界大戦の傷跡は完全に消えたわけではないのだ。自然は毒をはらんでいる。そんな水につかりたい人間は、多くない。 「ま、そんな危険な水なら水上市なんて開かないだろうけど」 もっとも、世界にはそういう汚染レベルの土壌もあるらしい。50年以上も経つのに自然の回復力が間に合わないなんて、人間の破壊力はたいしたものだと思う。 ふと視線を向けると骨董屋の船に入り込んでいた。古びた招き猫と目が合う。神無は足を止めた。それほど古いものではない。機械生産品でこそないが、どこかの工房製でも名の知れた窯のものでもないだろう。だが、悪くない表情をしている。 神無が足を止めたのを見て、店主と思しき少女が走り寄ってくる。 「いかがですか? 良いものですよ。これはですね、旧時代の」「20世紀ごろのものだね。悪くはない材質だけど、それだけだ」 ばっさりと神無は切って捨てた。その口調で同業者であることに気づいたのか、少女の声は客に対するものからもっとくだけだものになる。 「手厳しいな、おねえさん。でも旧時代の中程度のものっていうのは、案外珍しいんだよ? 骨董なんて戦中にみーんな破壊されちゃったんだから。国宝級なら保護されてるから残ってるの多いけど、こういう普通の人向けはかえって貴重なんだよ?」 「珍しさが市場価値を決めるわけじゃないよ。買うとしたら、せいぜい一万WC(ワールドクレジット)だね」 「そりゃあないよ、おねえさん」 その値段に少女は大げさに空を仰いで見せた。 「私を破産させる気かい?」「破産するほど可愛い商人はここにはいません。でもまあ、可哀想だから、一万二千」 「可哀想な相手にいう金額じゃないよ。桁一つくらいは上げて貰わないとね。十万」 「さようなら」 くるりと神無は踵を返した。一歩、二歩。少女が追ってくる気配はない。駄目かと思いながら渡し板に足をかけた時、降参するような声がした。 「八万」 「強気だね。そんなに売れると思ってるの? 一万五千」 してやったりという笑みを心の奥に押し込めて、つまらなさそうな顔で神無は振り返る。少女は顔をしかめた。 「売れると思ったから仕入れたんだ。七万五千」 「扱いが悪いわよ。こんな直射日光と風雨が当たるような場所に置いちゃって、劣化してるんじゃないの? 二万」 「出したのは今日だけです。七万二千」 白熱したやり取りが続く。これはこの船の上だけで行われているものではない。見渡せばどこの船の上でも、電卓を手にした店主と客の値段交渉、あるいはほしいものが同じ客同士の交渉が行われている。何もしていない船は、いまだに客を見つけられていないだけだ。 水上市。それは、船に商品を乗せたまま参加し、終わったらすぐに帰れるようにと考えられた市のスタイル。つまりは逃走に適している。陸より早く動け、足がつかない。それに海と繋がっているここには、普段海原を自由気ままに旅しているような類の輩も現れる。 人が集まれば、物も情報も集まる。 水上市はそういう珍しいものが集まる市でもあるのだ。一般客も勿論多いが、それ以上にバイヤーの姿が目立つ。合法非合法含めて新商品となりそうなものを探しているのだ。合法的な品は、今の神無のように船の上で、非合法な品は船の中でやり取りされる。綺麗なものも、汚いものも、船は運んでくる。 「ああもう、分かった。五万!」 「この猫、売れてないでしょ? ほら、動かすと猫の形に埃の跡が残るよ。 これを逃したら売れ残るかもよ? だから二万八千」 「鬼!」 とうとう少女は叫び声をあげた。それが敗北を示している。 「分かった。分かったよ。三万二千。流石にそれ以下となると赤字だ」 「ま、そんなもんか」 神無は手を差し出した。少女はそれを握る。交渉成立の合図だ。 「支払いは現金ですよ」 「勿論。でも届けてはくれないのよね?」 水上市の船は、ほとんどがすぐにこの場所を離れてしまうので、配達をしてくれるものは少ない。それに配達してもらう約束をしてそのまま金だけ持ち逃げされる危険もある。 「配送屋の船なら、ここから十隻くらい西のところにいたよ」 「ありがと」 とはいえ、荷物が多くなると大変。だから、代わりに荷物を運ぶ専門業者が存在する。 神無は金を払うと招き猫を持ち上げた。赤ん坊ほどもあるそれは、かなり重い。 「まいど……」 やや怨念のこもった声を背に、神無はその船を後にした。店主の顔が見えなくなるところまで歩いて、そして神無は顔をほころばせる。 「いい買い物をした」 店主に言った言葉は、嘘ではないが本当でもない。この招き猫は、学術的芸術的価値は確かに低い。だからみんな見落とした。しかし、これを作った職人の腕は悪くない。調べなくては分からないが、有名な職人が修行中に作ったものの可能性がある。それに、仮にそうでなかったとしてもこの招き猫は良い表情をしている。きちんと綺麗にすれば、欲しがる人間はそれなりにいるだろう。 上機嫌で神無は渡し板の上を歩く。ふわりと鼻孔を何かがくすぐった。花の香りだ。それも生の花ではなく、花の香料の。 「石鹸……かな?」 視線を向けると、花ではなく色とりどりの石鹸を並べた船の上に来ていた。篭に入った石鹸を若い女性たちが目を輝かせてみている。その中に知人の姿を見つけて、神無は足を止めた。 「エイミーさん」 金色の髪を縦に巻いた少女が振り返る。相変わらず、一部の隙もない姫ぶりだ。髪は一筋の乱れもなく、服には皺の一つもない。お化粧はしっかりしているのに一見するとそうは見えず、どういう技術を用いているのかファンデーションもマスカラも絶対に崩れない。 「あら、冷泉さん」 エイミーと呼ばれた女性は振り返った。手に持った色とりどりの石鹸や造花や他にも綺麗なモノがいっぱい入ったかばんが揺れる。 「こんにちは、景気はいかが?」 エイミーは微笑んだ。動作の一つ一つに品がある。友人である空多川契も隙のない美しい動きをするが、彼女のそれはもっとゆったりとして妙な余裕がある。同じく友人の篭森珠月は、周囲の視線や思惑を意識した貴族的な言動をすることがあるが、彼女のそれはもっと自然だ。 【プリンセスシンドローム(お姫様症候群)】エイミー・ブラウン 校内最大級の商業系リンク《エンジェルエッグ》の社長であり、組織のトップ。この学園の生徒の多くが、頭脳や戦闘能力にすべてを注ぐ中、美しくあることにすべてを注いだ女性。だから彼女の姿は、仕草は、雰囲気は、声は、心は美しい。そうであるように、彼女が決めたから。ただし、その美しさはすべて彼女基準だ。 だからだろうか。彼女を見ると、綺麗とは思うけれど――――彼女のことを学園で一番美しいという人はきっと誰もいない。容姿だけなら、ぎりぎり普通の美しさだ。仕草も、雰囲気も、声も、心も、きっと一番ではない。でも、総合的にみると美しい。彼女自身が望む通りに。 「その石鹸、良いですか?」 「良い香りですわ。性能自体は取り立てて突出したところは御座いませんが、人体に無害な天然成分のみでこの香りを出すのは、かなり難しいと思います」 ふんわりとエイミーは微笑んだ。すぐ後ろにその石鹸を売るひとがいるというのに、欠点を口に出すことも躊躇わない。ただまっすぐに彼女は言う。 「私のところももっと精進しなくては。で、そちらは? 質問に答えていただいていませんよ」 「私は一つ買ってきたところ。招き猫が可愛くて」 布の袋に入れたそれを持ち上げて見せる。エイミーは目を細めた。 「まあ、可愛らしい。それ、譲ってくださらない?」 予想の斜め上をいく反応に、神無は目を瞬かせた。聞き間違いかと思う。あの、美意識の塊のような――それもどっちかというと西洋のお姫様のようなエイミーが招き猫などという庶民的なものを欲しがるとは。 「……これを? 商売繁盛祈願?」 「今度、新しい店を出すのですけど、館内全体を西洋的日本風にまとめようと思って、日本のアンティークを集めているんです」 「ああ、なるほど」 神無は頷いた。普通はトップがするような仕事とは思えないが、美に命をかけているエンジェルエッグなら十分にあり得ることだ。 「でも、これ状態があまり良くないから一度修復したほうがいいと思いますよ」 「では修復が終わり次第送ってくださる? お値段は修復込でこんなものでいかがかしら?」 つい先ほど支払った値段の倍以上が記されたメモを見て、神無は心の中でガッツポーズを決めた。今日は景気がいい日だ。 「ありがとう御座います。これからもご贔屓に」 「こちらこそ。あと、火鉢と車箪笥の良いのが見つかったらご連絡いただけるかしら?」 「喜んで」 二人は握手を交わした。勝手に人の船の上で商談が成立する。船主が苦い顔でこちらを見ているが、それは気にしない。 「じゃあ、私はこれを配送屋にところに持っていくから」 「ご一緒しますわ」 二人は並んで歩きだす。学園を代表する成績優秀者のうち二人が並んでいれば、当然のごとく目立ちそうなものだが、そうではない。戦闘能力も特殊な血筋や血統も持たず、音楽や役者のように大勢の人の前に立つこともない二人は、トップランカーの中でも比較的顔を知られていない。だから、歩いても多くの人は彼女らがそれと気づかない。 美に魅入られたリンクの女王と、神の目と手を持つとされる鑑定士だとは。 「あら、あのお花、綺麗ね。あちらの洋服も素敵」 歩きながら、エイミーの視線は絶えずあちこちに移る。神無は苦笑した。これだけ完璧に美しくあろうとする人なのに、その言動はどこか子どもっぽい。 「本当に、綺麗なものが好きなんですね」 「ええ、勿論。美しいということは私にとって生きる価値そのものですもの」 嬉しそうにエイミーは答えた。嘘ではないと神無は感じる。だが、その価値観は残酷だとも思う。世の中には、美しくありたくともなれないものもあるというのに。 「美しく、ね。美しさは確かに力だ」 ぽつりと神無は呟いた。神無自身も、ある意味では美を職業とするものだ。美しい価値あるものを探し出し、時に修復して元の美しさを取り戻させ、時に偽の美しさを暴く。骨董屋にして、鑑定士であり、修復師でもある神無の仕事。美を求めてそれに価値を見出す人間相手の仕事。 それに不満はない。けれど――――けれど、例えば唯美主義、美至上主義の人間に触れる度にふとした嫌悪感を抱く。そしてそれに気づいて自己嫌悪に陥るのだ。 濁った水面が日光を弾く。光の加減で、濁りが見えなくなり、水面は輝く光の帯となる。 「綺麗ねぇ」 視線を向けるとエイミーはにっこりと笑った。その目は、神無が見ていた水面を見つめている。濁って薄汚れた川の上を。 「綺麗……かな?」 神無は小首を傾げた。綺麗でないとは言わないが、所詮は濁った川だ。もっと綺麗なものに囲まれている人が言うセリフではない気がした。 「綺麗じゃないですか。汚染された水でも光が当たれば、輝く。綺麗ですわ。泥でも石ころでも磨けば光ります。綺麗です」 にこにことエイミーは笑う。姫君のような無邪気な笑みで。 「磨けば光るからこそ、私のような商売が成り立つんですもの」 「磨いても無駄なものもあると思うけど」 神無は肩をすくめた。 世界最高峰の修復師であっても直せないものはある。どれだけ磨いても光らないものもある。誰が悪いわけでもなく、そういうものはあるのだ。世界はそういう形をしているから。 「それに美しく光輝くばかりが、道でもないし」 「その通りですね。美しさに拘らない人がたくさんいるのは知っていますわ。でも、そういう人たちが美しくないかといえば、そうではないと私は思うのです」 そう言いながらもエイミーの視線は次々と移っていく。ここにいるのに、彼女は神無を見ていない。否、見てはいる。神無だけを見てはいないのだ。彼女は出来るだけ多くのものを見ようとする。一つでも多く、『美』を視界に収めるために。 「物語の姫君や王子が美しいのは、なにも外見の美貌のせいだけではありませんわ。彼らは考え、行動し、足掻き、嘆き悲しみ、怒り、間違え、恨み、愛し、憎み、殺すから美しいのです」 風が彼女の髪を撫で上げる。それを見つめながら、神無は少しだけがっかりして、そして納得していた。彼女はこの学園の生徒だ。 この学園都市・トランキライザーの住人なのだ。 「本当の美しさとは整っていることではありません。『シン』です」 トランキライザーとは、精神安定剤。そして今だ覚醒せぬものの意味。 だからこの学園の住人達は――――――誰もかれもが狂っている。自分に、他人に、憎しみに、愛に、過去に、現在に、未来に。あらゆる何かに対して狂っている。 この人は美しさに狂っているのか。 神無は納得した。そして残念に思う。正気のまま狂っているこの人の見る何かを、自分は見ることができないことを。彼女の目にうつる世界はどれだけ美しいのだろう。 骨董屋で美術商としての己の魂が、疼く。叶う事なら、その目を通して見てみたいものだ。 「『シン』とは、芯であり心。己の心と思いに殉ずるもの。そして、信にして真。求める先に存在するもの」 目を細め、夢見るように彼女は言う。姫君のように微笑み、恋人の話をするように頬を赤くして、彼女は自分の狂気をかたる。語って騙る。 「求める人は美しい。己の欲するモノを知り、必死で手を伸ばす。上を目指し、己を磨き、己を律し、理想に手を伸ばす。それが『美』。私がしていることはそういう上を目指す誰かに、まずか形から少しばかりのお手伝いをしてあげることだけです。私は神様ではないから、人の心は救えない。けれど、目に見える何かだけならば変えて差し上げることはできる」 「それが偽りだったら?」 つい神無は口をはさむ。意地悪な質問だと思う。けれど、気になった。 にっこりと、エイミーは微笑む。 「目に見える形があるんです。偽りなどではありません。仮にそうだとしても、それによってその誰かが、明日へと上へと突き進む力になるならば、それは素晴らしいことだと私は思いますの。誰もが輝けるとは申しません。すべての人が己を変えていくことができるとも思いません。けれど、今より前へ行く事なら誰でもできる」 エイミーは知らない。かつて、彼女とよく似たことを言った少女が学園都市にいたことを。その彼女は、美しさではなく輝きを求め、一瞬でも輝く瞬間を与えるためと称して非合法な薬を作り、そして処分されてしまった。その薬は沢山の人間をあやめたから。 神無は思う。 なぜ、みんな先へ先へといきたがるのだろう。振り返ってみればいい。過去だって、そんなに悪いものではないのに。未来だって、そんなに良いものとは限らないのに。この水上市のように何処からともなく集まってきて、そしていつの間にやら散開してしまうような、そんな不安定なものなのに。 「ああ、そうか」 綺麗な言葉。綺麗な心。綺麗な理想。 彼女は語る言葉や思想すら美しい。彼女がそうであれと望むから。それが事実である必要はない。そうであれと望むことを彼女は口にし、信じる。 「貴方は希望しか見ないんだね」 困ったように神無は肩をすくめた。 それはとても狂っている。絶望しか見ないのと同じくらいに。ただ、光に満ちているから一見そうは見えないだけ。どうにか正気を保っている神無にはよく分からない思考回路だ。けれど、思う。 きっと彼女が見る世界は光に溢れて美しいのだろうと。 「己の身が泥だというのなら、綺麗に丸めて整えて磨いて、世界で一番美しい泥団子になればいいんですわ。宝石にも負けず輝くでしょう。己の心が塵だというのなら、その身をかがり火として暗闇をひきさく火の粉になればいいのです。人を導くこともできましょう。己の魂が傷だというのなら、それを拒絶せず誇れば良いのです。傷も聖痕となりましょう。けれど、もし、もし諦めてしまうならそれはただの泥、ただの塵、ただの傷」 手にいっぱいの綺麗なものを抱えて、くるりとエイミーは振り返った。 「それじゃあ、楽しくないじゃありませんか。人は、心だけで誰でも美しくなれるのに。一番にならなくても、光輝かなくても、唯一にはなれるのに、それでは楽しくありません。だから私は世界中のみんなをお姫様に、王子様に、したいのです」 「貴女なら出来るんじゃない?」 神無はあいまいに笑った。他の人間が同じセリフを言ったら笑い飛ばすが、彼女の場合はやりかねない何かがある。なんと言っても、理想の白馬に乗った王子様をいまだに盲信していて、人の可能性を限りなく信じている人間だ。天井を見ない人間の行動には、果てがない。 やるかもしれない。彼女なら。 「でも私は良いからね。なるなら、自分だけの力である」 「ふふふ、冷泉さんのことなら心配しておりませんわ。貴女はもう、十分に美しいですもの」 神無は足元の渡し板を踏み外しそうになった。たたらを踏んでなんとか留まる。 「変なこと言わないで……」 「美しいですわよ。自分に正直で、己の欲するところを知っていて、優しくて、可愛らしい。ほら、法華堂さんが懐く人ってごくごく珍しいですし」 「なっ!?」 よく店に遊びに来る仕事仲間の名前に、神無は表情を強張らせた。顔が赤くなったり青くなったりする。 「あれはただの同業者。それにうちに来ても、ぼけーとしてるかカピバラと遊んでるかで、そんな期待されてるようなことは何もありません」 「あらあら」 エイミーは人が悪い笑みを浮かべた。勘弁してくれと神無は空を仰ぐ。 「まあ、互いに意識しないうちに近付く距離というものも御座いますわ。ウエディングなら、是非うちに声をかけてください。冠婚葬祭の演出も手掛けていますの」 「どんだけ事業分野広いの!?」 エンジェルエッグは、『美のため』ならばどんな努力も惜しまない。 「ふふ、最近は芸術家の支援事業にも乗り出しましたの。私は立ち止りませんわ。世界を美で埋め尽くすまで!!」 「そう…………頑張ってね」 頭痛がする。 神無はこめかみを押さえた。ついさきほど感じた寒気を覚える狂気が気のせいだった気がしてくる。実際、気のせいだったのかもしれない。 「あら、早くいかないと。あんまりおしゃべりをしていると、市が終わってしまいますわ。船が散開する前にもうひとめぐりしなくては」 「あ、私も買い付け」 思いがけず時間がたっていたことに気づいて、二人は足を速める。 足元で水面が揺れた。 おわり
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水上 達雄のプロフィール 出身地 千葉 趣味 座右の銘 なんぞや 夢 税理士 活動日誌 10月27日(金) 活動内容 外国書購読 感想など