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21B投入にあたって、 前提: トイトブルグ王国からの要請。 目的: 西方辺境国境外情勢の安定化 そのためのトイトブルグ王国内低烈度戦役の解決 手段: 広域運動戦 投入兵力: 独立近衛第二十一旅団 混成第十三連隊 第七歩兵連隊 第八歩兵連隊 第九砲兵連隊 その他支援兵科 戦闘領域: トイトブルグ王国全土、ならびにその周辺領域 1:トイトブルグ王都/帝國西方辺境間 2:トイトブルグ王都周辺領域 3:トイトブルグ王都/シュナイゼル候領間 4:シュナイゼル候領内 5:シュナイゼル候領以遠 敵情: 不明 1:トイトブルグ王都/帝國西方辺境間 たぶん、難民+難民を追ってきた強盗+それらから身を守る地元武装勢力 2:トイトブルグ王都周辺領域 2-1:正規的勢力 教会、神殿、王国軍、諸侯手勢 2-2:正規的勢力の非正規戦力 2-3:非正規勢力 3:トイトブルグ王都/シュナイゼル候領間 3-1:神殿派「介入」主力 3-2:「介入」便乗正規的勢力(含 候軍 3-3:「介入」便乗地元武装勢力 4:シュナイゼル候領内 シュナイゼル候軍 5:シュナイゼル候領以遠 周辺国正規軍、周辺国国境警備軍 各領域対処 1:トイトブルグ王都/帝國西方辺境間領域 トイトブルグ王都/帝國西方辺境間領域の直接の安全確保は困難である。 1-1:情勢 王と西方領域は、武装化した地元勢力、難民、西方から移動してきた武装集団 この三つの層が想定される。 混乱の原因は二つ。 1-1-A:いわゆるトイトブルグ事件の後の、治安再建努力が放棄されたこと。 1-1-B:その上で、外部より難民と武装勢力の両方が流入したこと。 1-2:対応 1-2-1:迅速な進出と、適切な阻止線構築によって、難民と武装勢力の流入を阻止する。 いわゆる、線。T字型の線の構築。 阻止線 ̄と、連絡線| これの独力維持は困難なのは、わかっている。 部隊配置 前衛:13R、8R(一部) 後衛:7R、8R(一部) 支援:9R 行動 13Rは、8R(一部)を伴い、迅速に前進して、中部川へと進出する。 13Rならびに、8R(一部)は、中部川を防衛線とし、この交通、ならびに渡渉を管制する。 7R、8R(一部)は、上記防衛線への連絡線を確保する。 9Rは、分散の上、各部隊を支援 1-2-2:武装勢力と、地元勢力の分離 地元勢力の公的な地位を安堵し、そこを拠点として連絡線の中継点とする。 いわゆる、点と線。 部隊配置 前方阻止線:8R(一部) 後方戦闘領域:7R、13R、8R(一部) 支援:9R 行動 中部川防衛線は8R(一部)をもって維持する。 13Rは、後方戦闘領域へと転換する。 7R、13R、8R(一部)は、占領領域内の緊要地形を占領し、相互の連絡線を確保する。 9Rは、分散の上、各部隊を支援 1-2-3:武装勢力の武装解除 さらに、この点を出撃拠点にして、捜索撃滅の実施。 前提として、前方阻止線の活動が極めて重要。 武装勢力拠点を積極的に撃破し、拠点を喪失せしめる。 支配圏の拡大。 部隊配置 前方阻止線:8R(一部) 後方戦闘領域:7R、13R、8R(一部) 支援:9R 行動 中部川防衛線は8R(一部)をもって維持する。進出しての偵察は、これを抑制しない。 7R、13R、8R(一部)は、占領領域内の緊要地形を占領し、出撃して捜索撃滅作戦へ従事する。 9Rは、分散の上、各部隊を支援 1-2-4:地元勢力の再編成 帝國軍の軍威によって、帝國に許容されない武装勢力を撃滅する。 これは同時に、地元勢力の存在を帝國が認め、治安要素として取り込むことでもある。 支配権力の現地化 部隊配置 前方阻止線:8R(一部) 後方戦闘領域:7R、13R、8R(一部) 支援:9R 行動 中部川防衛線は8R(一部)をもって維持する。進出しての機動防御は、適切な範囲においては、これを阻止しない。 7R、13R、8R(一部)は、これまでの索敵撃滅任務にくわえて、地元勢力の動員教育を実施する。 9Rは、分散の上、各部隊を支援 1-2-5:王都周辺領域への連絡線としての活用 帝國の支配圏化を進めたところで、部隊の前進のための連絡線としての機能を整備する。 連絡線機能は、帝國交通線整備要領に準拠する。 部隊配置 前方阻止線:8R(一部) (地元諸侯部隊) 後方戦闘領域:7R、13R、8R(一部) 支援:9R (地元諸侯部隊) 行動 中部川防衛線は8R(一部)をもって維持する。進出しての機動防御は、適切な範囲においては、これを阻止しない。また阻止線における地元諸侯部隊を統制する。 7R、13R、8R(一部)は、これまでの索敵撃滅、地元勢力の動員教育任務にくわえて、連絡線機能整備を支援する。 9Rは、分散の上、各部隊を支援 1-2-6:難民の処理。 西方領域の機能整備には、マンパワーを必要とする。 これに、難民を活用する。 整備は、トイトブルグ東方から、西方へと暫時移動し、ともなって難民キャンプをも西方へと移動する。 最終的には、阻止線より西方に排除する。 部隊配置 前方阻止線:8R(一部) (地元諸侯部隊) 後方戦闘領域:7R、13R、8R(一部) 支援:9R (地元諸侯部隊) 行動 中部川防衛線は8R(一部)をもって維持する。進出しての機動防御は、適切な範囲においては、これを阻止しない。また阻止線における地元諸侯部隊を統制する。 7R、13R、8R(一部)は、これまでの索敵撃滅、地元勢力の動員教育、連絡線機能整備支援任務にくわえて、難民キャンプの移動管理を実施する。 9Rは、分散の上、各部隊を支援 1-3:作戦修了 作戦修了時点での情勢は、以下のようなものとなるよう、要求する。 1-3-A:作戦領域内に、組織だった非公認武装集団が存在しないこと。この拠点となりうる機能は、破壊されていること。 1-3-B:作戦領域内トイトブルグ諸侯は、自ら治安部隊を編成し、この訓練を帝國軍に委ね、かつその指揮下においていること。 1-3-C:作戦領域内に難民キャンプの存在を許容しない。領域内整備の進展に伴って、これを西方へ移転し、さらに統制線である中部川東方に排除すること。なお、中部川防衛線は、最終的には諸侯治安部隊の担当とすること。 1-3-D:作戦領域内の治安は、帝國の是認の下で、領域諸侯の努力によって成される状態であること。軍威のみならず、帝國軍への信頼を伴う自発的な従属を達成すること。 今気づいたんだけど、ドクトリン自体は、帝國正規軍団の到着前に前衛戦闘を担う、という意味では旧来の独立旅団の運用そのものなんだ>< 小ガイユスは、その程度の部隊と考えているんだけど、そこでは終わらせないぜ、と思ってる連中がいるんだw トイトブルグ王国それ自体を戦闘領域とした、捜索撃滅。
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●イラク05Ⅰ から ●イラク05Ⅲ へ イラク和解 アラブ連盟が動く 会議提唱、事務局長派遣へ [赤旗] 「英軍への攻撃、イランが関与」 英高官が批判 [朝日] イラク西部 米軍が連日攻撃 住民虐殺の恐れ [赤旗] イラク:連続自爆テロで85人死亡 中部バラドの市場で [毎日] イラクの武装組織 対立が表面化 [朝日] 自爆攻撃、交戦で34人死亡 イラク [共同] 米・イラク軍、北部の武装勢力掃討作戦終える [読売] イラク・バスラ県評議会、対英協力停止を採択 [読売] イラク・バスラでデモ 英軍の警察突入に抗議 [朝日] イラク兵器調達費、10億ドルが使途不明…暫定政権下 [読売] イラク憲法最終草案が完成…国民投票での承認は不透明 [読売] イラク 3日間で自爆テロの死者200人超える [毎日] シーア派に「全面戦争宣言」…ザルカウィ容疑者名乗り [読売] 自爆テロ、114人死亡 バグダッドのシーア派地区 [朝日] 米・イラク軍攻撃 タルアファルのジャーナリスト語る [赤旗] イラク軍と米軍、武装勢力に総攻撃開始 141人殺害 [朝日] イラク 人権侵害続く 国連報告 拘束・拷問 後絶たず 米軍事作戦やテロを非難 [赤旗] イラク北部タルアファル 米軍が総攻撃準備 「第2のファルージャ」懸念も [赤旗] 米軍、イラク北部を猛爆 モスク破壊 武装勢力の攻撃も全土で激化 [赤旗] 巡礼パニック、川に転落して816人死亡…バグダッド [読売] 米軍、イラク西部を空爆 45人以上が死亡 [朝日] イラク和解 アラブ連盟が動く 会議提唱、事務局長派遣へ [赤旗] 【カイロ=小泉大介】アラブ連盟(二十一カ国とパレスチナ自治政府が加盟、本部カイロ)がイラクの混乱の終結、宗派・民族間の対立の解消めざして動きだしています。同連盟後援による国民和解会議の開催を提唱し、ムーサ事務局長が早期にイラクを訪問することを決定。ヘリ事務局長補佐官を代表とする先遣隊が近日中に五日間の日程でイラク入りします。 アラブ連盟のイラク支援本格化の第一歩は、今月二日にサウジアラビアのジッダで開催された会議でした。会議には、同連盟が九月に設けたイラク問題閣僚委員会メンバーであるバーレーン、エジプト、ヨルダン、シリア、サウジアラビア、イラクの外相と、連盟議長国アルジェリア外相が参加。十五日の国民投票にかけられるイラク憲法草案への意見や、それとも関連した同国の内戦化への懸念が各国から出されたとされます。 会議後に記者会見したサウジのサウド外相は、「われわれが望むのは、統一し安定したイラクだ」と発言。「イラク国民和解会議開催準備のため、ムーサ事務局長をできるだけ早く派遣する」と表明しました。ムーサ事務局長は「私の訪問は、北から南、東から西へと、イラク全土をカバーするものとなるだろう」とし、多数の宗教・宗派、民族の代表らと話し合う決意を示しました。 動きだしたアラブ連盟のイラク支援ですが、大きな問題もはらんでいます。第一は極度に悪化した現地の治安状況です。ムーサ事務局長は先遣隊メンバーに対し、いずれの勢力にも肩入れせずに話を聞くことに徹するよう指示しました。事務局長のイラク訪問が憲法国民投票の前になるか後になるのかも不明です。 アラブ連盟後援の和解会議開催へのイラク側の姿勢も、必ずしも積極的ではありません。イラクは一九四五年にアラブ連盟が七カ国で発足した時以来のメンバー。しかし、現イラク移行政府の中心となっているイスラム教シーア派、クルド人勢力と連盟の関係は良好とはいえません。 九月二十八日に暫定国民議会が原則合意したイラク憲法草案は、イラクの性格に関し、「イラクはイスラム世界の部分である。そのうちのアラブ人がアラブ国家の部分である」と規定しました。 これに対しアラブ連盟や国内のイスラム教スンニ派勢力は、アラブ国家としての性格をあいまいにするものだと反発。その後、最終草案で「イラクはイスラム世界の部分である。そしてイラクはアラブ連盟の創設、中心メンバーであり、その憲章を守る」と変更されました。 シーア派首班のイラク政府は非アラブでシーア派を国教とする隣国イランとの関係強化を進めています。サウジアラビアなど一部アラブ国はこれに警戒感を示しているともいわれます。 URL http //www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-10-09/2005100907_01_3.html 「英軍への攻撃、イランが関与」 英高官が批判 [朝日] 2005年10月06日16時39分 BBCなど英メディアは5日、「イランの革命防衛隊がイラク南部のシーア派民兵に武器や軍事技術を提供している」との英高官の発言を伝えた。イラクの治安状況に絡んで英政府がイランの革命防衛隊を名指しで批判するのは初めて。高官によると、英政府の抗議に対しイランはその事実を否定したという。 革命防衛隊は、イランのイスラム革命体制を守る精鋭部隊とされる。BBCが報じた匿名の英高官の話によると、イラク内には、レバノンのシーア派武装組織ヒズボラの「軍事技術」がイラン経由で持ち込まれており、イラク南部の英軍に対する攻撃に利用されているという。 同高官は、攻撃を実行したのは、シーア派の対米強硬指導者ムクタダ・サドル師派の民兵組織マフディ軍である疑いがある、としている。今年になって駐留英軍はしばしば攻撃を受け、8人が死亡した。 URL http //www.asahi.com/international/update/1006/006.html イラク西部 米軍が連日攻撃 住民虐殺の恐れ [赤旗] 【カイロ=小泉大介】米軍が約千人の部隊を動員してイラク西部カイム近郊で一日に開始した大規模軍事攻撃は二日も継続され、多数の住民が死傷しました。攻撃は民間人の大量虐殺となる危険性が高まっています。 これに伴いイラク西部では、多数の住民が十五日に実施される憲法国民投票から排除される可能性が現実味を帯びています。さらに、同地域では憲法草案に反対するイスラム教スンニ派住民が多数であることから、同派がさらに態度を硬化させそうです。 カタールの衛星テレビ・アルジャジーラは二日、現地医療関係者の話として、カイム近郊のルマナ村で、米軍が農業用トラクターを爆撃し、女性や子どもを含む七人を殺害したと報じました。さらに同テレビは、負傷者を救出しようとした救急車のドライバーも殺害されたとしました。 カイム総合病院のアンマル・マルスミ医師は二日、アルジャジーラの電話インタビューに対し、「私たちは空爆や爆撃の音を何度となく聞いています。女性や子どもを含む多数の住民が死傷したとの情報も入っています。しかし、道路は封鎖され、橋が爆撃で破壊されたため、死傷者を救出できません。犠牲者の正確な数をつかむことは不可能な状況です」と語りました。 またカイム在住のジャーナリスト、ファレフ・アブデルカリム氏も同テレビに対し、「ルマナでは住民が、がれきとなった民家の下敷きとなっています。米軍が橋を破壊したために住民は避難することもできません。この村で米軍は動くものすべてに爆撃を加えています」と証言しました。 さらに「住民は米軍とイラク政府に激しい怒りを表明しています。攻撃は、憲法国民投票など政治過程から住民を排除することを狙ったものだからです」と語りました。 米軍は攻撃の目的を、国際テロ組織アルカイダのメンバーの掃討としており、二日には攻撃で武装勢力八人を殺害したと声明しました。 汎アラブ通信社のクドス・プレスが一日に伝えたところによると、今回の米軍の攻撃開始前に、カイムとその近郊からは七千二百五十の世帯が避難しましたが、その多くが砂漠地帯での過酷な生活を強いられています。 URL http //www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-10-04/2005100407_01_3.html イラク:連続自爆テロで85人死亡 中部バラドの市場で [毎日] イラク中部バラドで29日夕(日本時間同日深夜)、買い物客らでごった返す繁華街で自動車を使った自爆テロが3件連続して発生し、フランス公共ラジオが病院当局者の話として伝えたところによると、少なくとも85人が死亡、100人以上が負傷した。死者には多数の女性や子どもが含まれているもよう。 現場はイスラム教シーア派住民が多い地区。スンニ派武装勢力「イラク聖戦アルカイダ組織」は、移行政府を主導するシーア派に対し全面戦争を宣言しており、宗派間の対立の扇動を狙った無差別テロとみられる。 10月15日に迫った新憲法草案の是非を問う国民投票を前に、スンニ派とシーア派などの感情対立が先鋭化するのに合わせ、武装勢力は一般市民の犠牲をいとわず活動を拡大、治安は悪化の一途をたどっている。 目撃者によると、バラドでの最初の2回の爆発は、混雑した商店街の銀行前や野菜売り場近くなどで発生。さらに別の市場でも同様の爆発があった。事件後、バラドには夜間外出禁止令が発令された。 ◇米兵5人死亡 路上に爆弾 中部ラマディで 一方、駐留米軍によると、中部ラマディでは28日、路上に仕掛けられた爆弾による攻撃で、米兵5人が死亡した。(カイロ共同) 毎日新聞 2005年9月30日 8時22分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20050930k0000e030013000c.html イラクの武装組織 対立が表面化 [朝日] 2005年09月28日20時18分 イラクでテロや攻撃を続けるスンニ派武装組織間の対立が表面化している。外国人戦士が多数合流し、市民の犠牲もいとわないテロを続けるザルカウィ幹部の「イラク・アルカイダ機構」に対し、市民の反発が強まっているためとみられる。米軍はこの分裂を好機ととらえ、攻勢を強めている。 米軍の掃討作戦が続くイラク西部アンバール州などのスンニ派地域では、政府の警察権があまり及んでいない。このため実態は知られていないが、武装勢力の「内紛」を示す情報はしばしば伝わっている。州都ラマディの住民で現地の事情を知るナワフ・アルオマル氏(27)は朝日新聞バグダッド支局の取材に「ザルカウィ派と(武装組織の)1920年革命旅団が、支配権を巡って銃撃戦を繰り返している」と話した。 8月31日付米軍広報によると、シリア国境カイムでも8月、ザルカウィ派と地元部族との衝突が起き、多数の死傷者が出た。ザルカウィ幹部とされる人物は声明で、自派と対立するカイムの部族を「裏切り者」として攻撃したと認めている。 政治プロセスの参加を巡っても、内部の対立は浮き彫りになっている。ラマディの宗教、部族、政党の各指導者が6月と8月、憲法起草への参加をモスクで話し合った際、ザルカウィ派とみられる集団に銃撃される事件が起きた。 ザルカウィ派は、政治プロセスへの参加者を殺すと脅している。しかし武装勢力のうち「イラク・イスラム軍」などは8、9月、相次いで「国民投票に参加したうえで、ノーの票を投じよ」と呼びかけた。 反米で一致していたはずの武装勢力内部で反目が生まれた背景には、ザルカウィ派の過激化があるとみられている。ザルカウィ派は9月14日、「対シーア派全面戦争」を宣言した。イラクでは仕事や婚姻を通じてスンニ派とシーア派の関係が深いなど一般的に険悪な仲ではなく、スンニ派の住民だけでなく、イラク人主体の武装勢力からも「ザルカウィはイラクから出て行け」といった激しい抵抗を招いた。 スンニ派に最も影響力を持つイスラム宗教者委員会のイサム・アルラウィ師は26日、「スンニ派は、シーア派の兄弟を守る決意だ。ザルカウィ派は内戦をあおっているが、孤立している」と語った。 米軍やイラク治安組織はアンバール州などで攻勢を強める一方、アルカイダ系とその他を分裂させる世論誘導にも熱心だ。米軍のブラウン大佐は14日の会見で、「2月以降、他の武装勢力は政治プロセスへの参加を望み、アルカイダとの共闘を誤りと考えている」と述べた。 TITLE asahi.com:イラクの武装組織 対立が表面化 - 国際 URL http //www.asahi.com/international/update/0928/011.html 自爆攻撃、交戦で34人死亡 イラク [共同] 【カイロ25日共同】イラク内務省によると、首都バグダッドで25日、警察の対テロ部隊の車列に車爆弾が突っ込んで自爆、警官13人が死亡した。また民兵組織と米軍の交戦や自爆テロも起き、計34人が死亡した。新憲法草案の是非を問う国民投票を10月15日に控え、イラクでは治安の悪化が続いている。 対テロ部隊への攻撃では、民間人を含む16人も負傷。イスラム教スンニ派の武装勢力は、シーア派主導の警察やイラク軍に対する攻撃を激化させており、この日の攻撃もその一環とみられる。 一方、25日未明には、シーア派の反米指導者サドル師派民兵組織マハディ軍のメンバーを拘束するため、首都北東部のサドルシティーに入った米軍に民兵が発砲。米軍が応戦し、イラク人10人が死亡した。 TITLE 南日本新聞:FLASH24:国際 DATE 2005/09/26 07 22 URL http //flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM PG=STORY NGID=intl NWID=2005092501007264 米・イラク軍、北部の武装勢力掃討作戦終える [読売] 【カイロ=岡本道郎】AFP通信によると、米・イラク両軍は22日、イラク北部のシリア国境付近にあるタルアファル(モスル西約60キロ)一帯で今月10日以来実施してきた武装勢力掃討作戦を完了した。 イラク軍作戦司令官のジャシム将軍が記者団に対し語ったもので、軍事作戦を通じ、武装勢力157人を殺害、テロ容疑者683人を拘束、武器貯蔵庫64か所を発見。作戦は再建段階に移行し、退去していた住民も帰還し始めたという。 同作戦をめぐっては、ヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者率いるイスラム教スンニ派過激組織「イラクの聖戦アル・カーイダ組織」が14日、同作戦への報復として、バグダッドで主にシーア派信徒を標的とした連続自爆テロを仕掛け、150人以上が死亡した経緯がある。 一方、バグダッドでは23日、小型バスに仕掛けられた爆弾が爆発し、市民5人が死亡、7人が負傷した。 (2005年9月23日19時56分 読売新聞) TITLE 米・イラク軍、北部の武装勢力掃討作戦終える 国際 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/24 08 38 URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20050923i312.htm イラク・バスラ県評議会、対英協力停止を採択 [読売] 【カイロ=柳沢亨之】イラク南部バスラ県評議会は21日、駐留英軍が同地の刑務所に拘束されていた英兵2人の身柄を奪還するため、装甲車で突入した19日の事件を巡り、緊急会合を開き、「英軍との接触や協力を停止する」などとする声明を全会一致で採択した。 AP通信によると、声明は突入を「無責任な攻撃」と非難。英国に対し、バスラ警察への謝罪のほか、突入時などに死亡した地元住民の遺族らへの補償を求めている。 県評議会は県行政の方向性を決める機関。地元行政との関係断絶は、英軍の治安作戦にとって、大きな痛手となりうる。 (2005年9月22日10時28分 読売新聞) TITLE イラク・バスラ県評議会、対英協力停止を採択 国際 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/22 16 16 URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20050922i102.htm イラク・バスラでデモ 英軍の警察突入に抗議 [朝日] 2005年09月22日10時21分 イラク南部バスラで英軍が地元警察の拘置所に突入し、拘束されていた英軍兵士2人を奪還した事件に抗議して、武器を持った警官や市民約500人が21日、バスラ市内をデモ行進した。 衛星テレビ局アルジャジーラによると、デモ隊は「英軍の蛮行だ」と口々に非難。「占領反対」「英兵2人をイラクの法廷でテロリストとして裁け」などと叫んだ。 バスラ州評議会も緊急会議を招集。「英軍の謝罪」「英軍への協力停止」「死傷者への補償要求」などを決議した。ワイリ州知事はAP通信に「英軍は、野蛮で違法な行動をやめるべきだ。我々の要求が通るまで、英軍への協力はできない」と述べた。 AP通信によると、19日起きたこの事件による市民の死者は計5人となった。 一方、バグダッドの英軍広報は同通信に、強硬措置に踏み切った理由について「イラク人判事同席の下で2人の解放を交渉していたところ、2人が警察本部にいないことが明らかになり、懸念が生じた」と述べた。またワイリ州知事は「(対米強硬派の)サドル師派民兵組織マフディ軍に属する警察官が英軍の突入を察知したため、民兵の管理下にある近くの民家に2人を移していた」と証言した。英軍は警察本部に突入した後、2人がいないことを確認し、この民家に移動して救出したという。 イラクの警察や軍は事実上、各派民兵組織の寄り合い所帯。バスラでは警察官全体の60%が民兵で、マフディ軍やバドル軍(イスラム革命最高評議会の民兵組織)などに所属しているといわれる。マフディ軍は米英だけでなくサマワに駐留する自衛隊をも占領軍と見なしている。 TITLE asahi.com:イラク・バスラでデモ 英軍の警察突入に抗議 - 国際 DATE 2005/09/22 16 08 URL http //www.asahi.com/international/update/0922/005.html イラク兵器調達費、10億ドルが使途不明…暫定政権下 [読売] 【ロンドン=飯塚恵子】イラク国防省で、1年分の兵器調達費に匹敵する約10億ドル(約1100億円)が使途不明となっていることが明るみに出た。 同省元幹部らによる組織的な不正蓄財または流用と見られ、イラク国軍には20年以上前の旧式兵器や車両しか支給されていない。同軍の能力が続発するテロに追いつかないことの背景に事件の存在があるとの指摘まで出始めた。 19日の英紙インデペンデントがイラク移行政府高官の証言などに基づいて報じたところによると、10億ドルの大半は、昨年6月に発足したイラク暫定政権下の約8か月間に支出されており、ポーランドとパキスタンなどからの兵器購入に充てた。 ヘリコプターが廃棄処分対象の28年前の代物だったり、装甲車が旧式の自動小銃でも簡単に撃ち抜けるような年代物だったという。 1丁3500ドル(約40万円)で米国製の最新型MP5機関銃を購入するはずだった契約では、いつの間にか1丁200ドル(約2万円)のエジプト製の模造品にすり替わっていた。同紙は、この期間の取引の大半が詐欺同然で、不当に過大な手数料が頻繁に支払われていたとしている。 アラウィ財務相は同紙の取材に対し、「史上最大の盗難事件だ」と述べた。イラク当局はこれまでに、事件への関与が疑われる暫定政権当時のシャラン国防相や兵器調達局長の逮捕状を取ったが、2人はヨルダンで行方不明。同紙はまた、最大50人程度に司法の手が及ぶ可能性があるとも伝えている。 (2005年9月20日22時13分 読売新聞) TITLE イラク兵器調達費、10億ドルが使途不明…暫定政権下 国際 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/21 11 54 URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20050920i212.htm イラク憲法最終草案が完成…国民投票での承認は不透明 [読売] 【カイロ=柳沢亨之】イラク暫定国民議会のシャハリスタニ副議長は18日、憲法草案修正のための各派間の再交渉の末、最終草案が完成したことを明らかにした。 ただ、連邦制導入などに反対するイスラム教スンニ派の主張を十分反映することはできず、草案が10月15日の国民投票で承認されるかは依然、不透明だ。 議会は既に最終草案を国連に提出。国連は近く、同草案を数百万枚印刷し、各家庭に配布する予定。 副議長らによると、水資源分配に関する複数の条文を、連邦政府の権限をより強める表現に変えたほか、「イラクはアラブ連盟の原加盟国で、同連盟規約の順守義務を負う」との表現を加えるなど、スンニ派アラブ人の意向に若干配慮した。だが、連邦制導入や、フセイン政権時代の支配政党「バース党」元党員の公職追放政策継続などに言及した条文は、そのまま残した。 (2005年9月18日22時8分 読売新聞) TITLE イラク憲法最終草案が完成…国民投票での承認は不透明 国際 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/19 15 38 URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20050918i114.htm イラク 3日間で自爆テロの死者200人超える [毎日] 【カイロ支局】ロイター通信が警察当局の話として伝えたところによると、バグダッド北方のトゥズフルマートゥで16日、イスラム教シーア派モスク(礼拝堂)の外で自動車による自爆テロがあり、少なくとも11人が死亡、21人がけがをした。また、バグダッド周辺と南方のハスワなど計3カ所でも、武装勢力による仕事探し中の市民へ向けた銃の乱射や自動車爆弾の爆発などがあり、警察官3人とイラク兵4人を含め計10人が死亡した。 12件以上の自爆テロで少なくとも160人が死亡した14日以降、3日間でテロの死者は計200人を超えた。 毎日新聞 2005年9月16日 21時50分 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE 国際 DATE 2005/09/17 07 20 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20050917k0000m030133000c.html シーア派に「全面戦争宣言」…ザルカウィ容疑者名乗り [読売] 【カイロ=岡本道郎】AFP通信によると、イラク武装勢力過激派「イラクの聖戦アル・カーイダ組織」を率いるヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者を名乗る人物は14日、音声テープをウェブサイト上で流し、イラクのイスラム教シーア派に対する「全面戦争」を宣言した。 同組織はバグダッドで同日起きた連続自爆テロに関し、米・イラク軍が北部のタルアファルで実施中のスンニ派武装勢力掃討作戦に対する報復だとする犯行声明を既に出しているが、今回の音声テープは、同作戦を発動したジャアファリ首相のシーア派主導移行政府及び宗派としての同派自体に糾弾の矛先を絞り、スンニ派とのさらなる宗派対立を扇動しようとするものだ。 ザルカウィ容疑者を名乗る人物は、テープで、同組織が「ラーフィダ(シーア派のべっ称。『離反者』の意)に対する全面戦争を宣言した」とした上で、スンニ派信徒に対しても「眠りから目を覚ませ。スンニ派根絶を目指す戦争は終わらない」などと扇動した。同容疑者らスンニ派過激派はシーア派を異端として敵視している。 (2005年9月15日11時19分 読売新聞) TITLE シーア派に「全面戦争宣言」…ザルカウィ容疑者名乗り 国際 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/17 07 45 URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20050915i102.htm 自爆テロ、114人死亡 バグダッドのシーア派地区 [朝日] 2005年09月14日23時52分 イスラム教シーア派住民が多いバグダッド北部のカドミヤ地区で14日朝、爆弾を仕掛けた車が爆発し、周辺にいた114人が死亡した。イラク各地でも自爆テロなどが相次ぎ、ロイター通信のまとめでは同日だけで死者が150人を超えた。スンニ派武装勢力のテロとみられる。イラクでは新憲法を巡る国民投票を10月に控え、緊迫した情勢が続いている。 現場は、土木作業など日雇い仕事の仲介場所となっている広場。この朝もバグダッド内外から職を探す多くの人々が集まっていた。目撃者らの話によると、車に乗った男が広場に乗り付け、車内から「仕事がある」と呼びかけて労働者らを集め、自爆したという。 イラクのスンニ派武装勢力「イラク・アルカイダ機構」は同日「タルアファルでスンニ派が受けたことへの復讐(ふくしゅう)だ」との声明を出した。米軍とイラク軍は9月に入って、イラク北部タルアファルで武装勢力に対する大規模な攻撃作戦を実施していた。 カドミヤ地区にはシーア派の重要なモスク(礼拝所)がある。8月31日にはシーア派の祭礼中に「自爆テロが起きる」とのうわさから群衆がパニックに陥り、約1000人が死亡したばかり。 バグダッドでは14日、このほか少なくとも5件の爆発が相次いだ。警察幹部の一人はロイター通信に「武装勢力による一斉多発攻撃だった可能性がある」と語った。 さらに、バグダッドの北にある中部タジで同日未明、複数の民家に武装した男らが押し入り、17人が射殺された。殺害されたのはシーア派の住民という。 TITLE asahi.com:自爆テロ、114人死亡 バグダッドのシーア派地区 - 国際 DATE 2005/09/15 09 14 URL http //www.asahi.com/international/update/0914/007.html 米・イラク軍攻撃 タルアファルのジャーナリスト語る [赤旗] 民間人標的に死者200人 5歳の子どもまで殺害 【カイロ=小泉大介】イラク北部タルアファルへの全面攻撃を行っている米軍とイラク軍あわせて約一万人の部隊は十二日も作戦を継続。イラク軍司令官は同日、「武装勢力」約四十人を殺害したと発表しました。十日の全面攻撃開始後の総殺害数は約二百人に達したとしています。 一方、現地在住のジャーナリスト、ナセル・アリ氏は十二日、本紙の電話取材に対し、攻撃は民間人、なかでもイスラム教スンニ派住民を標的にしたものだとその実態を証言しました。 さまざまな報道が米軍らの爆撃による住民の死者が二百人から二百五十人に上っているとしていることについてアリ氏は、「誰にも本当の死者の数はわかりません。なぜなら、死者の多くが爆撃によりがれきとなった民家の下敷きとなっているからです。通りにも遺体が放置されていますが、爆撃の激しさで収容することができない状況です。動くものすべてに銃撃が加えられ、五歳の子ども二人も殺害されました」と語りました。 同氏によると、米軍などは爆撃や銃撃と同時に徹底した家宅捜索を行っており、女性や子どもも多数拘束されています。病院に負傷者を搬送した男性が、占拠している米軍にそのまま拘束される例もでています。 米軍などが攻撃の理由に「外国人を含めた武装勢力の存在」をあげ、三百人以上を拘束したとしていることについてアリ氏は「実際に外国人を見たものなど誰もいません」と断言。「米軍が武装勢力やテロリストを逮捕したというのなら、なぜ従軍している御用メディアを使って証拠映像を放映しないか」と指摘しました。 アリ氏はさらに、「タルアファルにはアラブ人、トルクメン人のスンニ派教徒が多数ですが、イスラム教シーア派住民もいます。しかし、シーア派住民地域では攻撃や家宅捜索は行われていません。攻撃の目的がスンニ派地域だけを焼き払うものであることは明らかで、同派住民は真の悲劇に見舞われています」と強調しました。 ■スンニ派地帯攻撃で対立あおる 米軍とイラク軍によるタルアファル攻撃は、多数の民間人死傷者を生むとともに、宗派、民族間の対立をさらにあおるものとなっており、今後のイラクの政治展開にも重大な影響を与えるものです。 米軍は今回、内外の批判をかわすため、攻撃に米軍が訓練した多数のイラク軍部隊を動員しています。報道や現地住民の証言によると、その主体となっているのは、「ペシュメルガ」と呼ばれるクルド人の民兵組織と、イスラム教シーア派有力組織イラク・イスラム革命最高評議会の軍事部門である「バドル旅団」とされます。 これらの部隊によるスンニ派住民を標的にした攻撃は、憲法起草作業で連邦制導入などをめぐり顕在化したシーア派、クルド人とスンニ派の対立を軍事面で助長するものにほかなりません。米軍とイラク軍は中西部に位置するラマディ、サマラ、ラワ、カイムなどのスンニ派地域にも攻撃を拡大しようとしています。 米政権は表向き、政治的な対立を両者の歩み寄りで解決するよう言明していますが、十月の憲法国民投票を前に米軍が実際に行っているのは、対立を逆に深刻化させるものといわざるを得ません。このことは昨年十一月の中部ファルージャ攻撃がその後の政治展開の混迷を招いたことを見ても明らかです。 イラクでは、米軍が長期駐留の正当化と理由づけのため、意図的に宗派、民族間の対立、さらには内戦状態をつくりだそうとしているとの見方も出ています。 スンニ派有力組織、イスラム聖職者協会はタルアファル攻撃を「国家テロ」と厳しく非難。同派最大政党のイラク・イスラム党も「スンニ派地域に対する攻撃は、占領軍と宗派的性格をもつイラク軍との共通の利益を象徴するものとなっている」と述べ、「愚かで、イラク人の怒りを激化させる攻撃の即時停止」を要求しています。(カイロ=小泉大介) TITLE 米・イラク軍攻撃/タルアファルのジャーナリスト語る/民間人標的に死者200人/5歳の子どもまで殺害 DATE 2005/09/15 09 30 URL http //www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-09-14/2005091406_01_3.html イラク軍と米軍、武装勢力に総攻撃開始 141人殺害 [朝日] 2005年09月10日20時23分 イラク北部タルアルファで10日未明、イラク治安部隊と米軍が、スンニ派武装勢力に対する総攻撃を始めた。イラク国防相は武装勢力141人を殺害、97人を拘束し、イラク兵5人が死亡したと発表。今後、武装勢力の強い影響下にある他の地域にも攻撃を拡大するとしている。憲法草案をめぐる10月15日の国民投票を前に、ジャファリ政権が徹底攻撃に出たとみられる。 タルアルファは北部最大の都市モスルの西約60キロにあり、スンニ派武装勢力の拠点で、シリアから流入する外国人戦士の拠点とされる。米軍は武装勢力の20%が外国人と推定。シーア派住民の追放や政府協力者の殺害を続けているという。 移行政府のジャファリ首相は「現地の部族指導者の要請を受け、私の命令により、軍はタルアルファの全テロリスト排除を目指し作戦を始めた」と発表した。4月末の就任後、首相が攻撃命令を発表したのは初めて。国防相は同様に武装勢力の勢力が強いラマディ、カイム、サーマッラ、ラワの各都市をあげ、今後の総攻撃を警告した。 国民投票をめぐってスンニ派は分裂。ラマディでは、国民投票への参加を目指す部族や宗教指導者を、「アルカイダ系」とされる勢力が銃撃する事件が発生している。 TITLE asahi.com:イラク軍と米軍、武装勢力に総攻撃開始 141人殺害 - 国際 DATE 2005/09/11 09 33 URL http //www.asahi.com/international/update/0910/010.html イラク 人権侵害続く 国連報告 拘束・拷問 後絶たず 米軍事作戦やテロを非難 [赤旗] 【ワシントン=浜谷浩司】国連イラク支援派遣団(UNAMI)は八日、八月末までの二カ月間のイラクの人権状況に関する報告を公表。反政府武装勢力によるテロを非難すると同時に、イラクの軍・警察と米軍を中心とした多国籍軍による人権侵害が引き続いていることに強い懸念を示しています。 報告は、イラク治安部隊の活動に関連して「法によらない処刑」や「過度の武力行使」、虐待や拷問などの訴えが届いていることを、事例を挙げて指摘しています。 八月二十五日にはバドラ近郊で三十六人の男性の遺体が発見されました。いずれも手錠や目隠しをされ、拷問のあとがありました。犠牲者の家族によると、前日にバグダッド市内で内務省関連の部隊によって拘束されたといいます。 七月十日にはバグダッド市内で十一人の男性が同様に拘束され、三日後に遺体で発見されました。 また、バグダッド、バスラ、モスル、キルクークなどでは、警察署や内務省施設での尋問に際して「拷問が組織的に行われている」ことを示す情報があるといいます。 内務省は八月三日、家宅捜査などにあたって法を守るようにとの指示を出したものの、指示が守られていないとの訴えが続いています。 アンバル州などイラクの中部や北部で米軍とイラク治安部隊が実施している武装勢力掃討作戦では、住民が強制退去させられるとともに「違法な非通常兵器」が使用され、「懸念を強めている」としています。 警察や内務省治安部隊、多国籍軍による軍事作戦では、多数の人々を一括拘束する事例が後を絶ちません。拘束された人々の行方が分からない場合も多く、拘束中に死亡したり拷問を受けたケースも報告されています。 一方で、七月十七日にはバグダッド南部で燃料トラックが爆発し、九十八人が死亡、百五十人余が負傷しました。七月十三日にはバグダッド市内でパトロール中の多国籍軍部隊が攻撃され、三十人の市民が巻き添えとなって死亡。その多くは子どもでした。 報告は、テロを重大な人権侵害として非難し、武装勢力が国際法に定められた義務を果たすよう要求しています。 TITLE イラク 人権侵害続く/国連報告 拘束・拷問 後絶たず/米軍事作戦やテロを非難 DATE 2005/09/11 09 52 URL http //www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-09-10/2005091009_01_3.html イラク北部タルアファル 米軍が総攻撃準備 「第2のファルージャ」懸念も [赤旗] 【カイロ=小泉大介】イラク駐留米軍のリック・リンチ少将(広報担当)は八日、米軍が同国北部のシリア国境に近いタルアファルに対し総攻撃を実施する準備を整えていると言明しました。同地ではすでに米軍の空爆で多数の民間人死傷者が出ています。総攻撃が強行されれば、昨年十一月の中部ファルージャへの総攻撃と同様、甚大な人的犠牲とともに、イラクの政治プロセスに深刻な否定的影響を及ぼす可能性があります。 同少将は、「連合軍とイラク治安部隊はタルアファルで、武装勢力を除去するための可能な軍事作戦を準備中である」「具体的時期は示さないが、数週間のうちに明確な軍事作戦を目にすることになるだろう」と述べました。 タルアファルはイスラム教スンニ派アラブ人やトルクメン人が混在する都市で、人口は三十万―四十万人とされます。この数日間、米軍は同地の四つのモスク(イスラム教礼拝所)を爆撃。現地医師の証言などによると、数十人の住民が死亡、多数が負傷しました。医薬品や食料、水、電気も枯渇し、都市機能はすでにマヒ状態に陥っています。 十月中旬の憲法草案の是非を問う国民投票を前にした攻撃表明は、今年一月末の暫定国民議会選挙前に強行されたファルージャへの総攻撃時と酷似しており、移行政府のヤワル副大統領からも「タルアファルは第二のファルージャになろうとしている」との深刻な懸念が出ています。 米軍はタルアファル総攻撃の理由の一つに外国人武装勢力の存在をあげていますが、避難住民や政治組織からは「外国人の姿を街で見かけたことなどない」との声が次々と上がっています。 TITLE イラク北部タルアファル/米軍が総攻撃準備/「第2のファルージャ」懸念も DATE 2005/09/11 09 53 URL http //www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-09-10/2005091009_02_3.html 米軍、イラク北部を猛爆 モスク破壊 武装勢力の攻撃も全土で激化 [赤旗] 【カイロ=小泉大介】イラク駐留米軍は五日、イラク北部モスル西方のタルアファルに猛爆を加え、住民八人を殺害するとともに、市内にある四つのモスク(イスラム教礼拝所)も爆撃しました。さらに住民七十人以上を拘束しました。カタールの衛星テレビ・アルジャジーラが現地ジャーナリストの話として伝えたもので犠牲者はさらに増える見込みです。 イラクでは十月十五日までに憲法草案への賛否を問う国民投票が実施される予定ですが、米軍が西部に加え北部でも「武装勢力掃討」を口実とした空爆を強行する一方、武装勢力の攻撃も全土で激化しており、イラクの政治プロセスは重大な危機に直面しています。 アルジャジーラによれば、米軍のタルアファル空爆はF16戦闘機や武装ヘリを動員した激しいもので、女性や子どもを含む多数の負傷者を病院に搬送することも困難な状況です。空爆は五日以前にも断続的に行われており、住民の九割がすでに同地から避難しているとされます。 同地には主にイスラム教スンニ派とトルクメン人が居住していますが、米軍はスンニ派住民地域に爆撃を集中させ、憲法起草をめぐり顕在化した宗派、民族間対立をさらに深刻化させるものともなっています。 一方、イラクでは五日、全土で多国籍軍やイラク治安部隊を標的にした武装勢力の攻撃が多発。南部バスラでは、道路脇爆弾攻撃により英兵二人が死亡しました。一昨年三月のイラク戦争開戦以降の同軍死者は九十四人に達しました。 また西部ヒートでは同日、多国籍軍基地近くで自動車爆弾による攻撃が発生し、イラク人十一人が死亡、十六人が負傷しました。中部バラドではイラク軍車列にたいする自爆攻撃で、兵士二人が死亡しました。 首都バグダッドでは五日、約三十人の武装勢力が内務省建物にたいしロケット弾や迫撃弾で攻撃し、イラク警官二人が死亡、五人が負傷しました。同地ではまた、米軍車両にたいする爆弾攻撃で米兵四人とイラク人三人が負傷しました。 TITLE 米軍、イラク北部を猛爆/モスク破壊 住民拘束/武装勢力の攻撃も全土で激化 DATE 2005/09/07 16 21 URL http //www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-09-07/2005090707_01_0.html 巡礼パニック、川に転落して816人死亡…バグダッド [読売] 【カイロ=岡本道郎】イラクの首都バグダッドで31日午前(日本時間同日夕)、市北部のイスラム教シーア派聖地カジミヤ地区にあるモスクに向け数千人の信徒が移動中、自爆テロ犯が紛れ込んだとのうわさが流れたことからパニックが発生、信徒は押し合いとなって通りかかっていた橋から次々とチグリス川に転落した。 イラク治安当局者がAFP通信に語ったところによると、少なくとも816人が死亡、323人が負傷した。死者は1000人に達する見通しとの情報もある。イラク移行政府のジャビル内相は同日、テロリストがうわさを流したとの見方を示した。 信徒らはこの日、8世紀後半の同派第7代イマーム(指導者)ムーサ・カジムの殉教を悼み、イマームゆかりのモスクへと巡礼に向かっていた。モスクへと向かう道路は狭く、信徒らの一部はその場で押しつぶされたり、崩れ落ちた欄干から川に転落して水死したという。 事件の数時間前には、同じ場所で、信徒らを狙ったと見られる数発の迫撃砲攻撃により、7人が死亡、35人が負傷するテロが発生。これがパニックにつながる要因になったと見られる。 同通信によると、犠牲者の多くが女性と子供だったという。移行政府のジャアファリ首相は3日間の服喪を宣言した。 (2005年9月1日1時47分 読売新聞) TITLE 巡礼パニック、川に転落して816人死亡…バグダッド 国際 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/01 10 35 URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20050831it13.htm 米軍、イラク西部を空爆 45人以上が死亡 [朝日] 2005年08月30日22時12分 イラク駐留米軍は30日、イラク西部のシリア国境に近いカイム周辺の3カ所を爆撃したと発表した。米軍は「アルカイダのアジトを爆撃し、幹部のアブ・イスラムとその仲間を殺害した」としている。ロイター通信などが伝えた。カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは、カイム病院の院長の話として、攻撃で少なくとも45人が死亡したと伝えた。 同院長は「病院は激しい攻撃で業務を続けることができず閉鎖した。負傷者は手当てを受けることができない状態だ」と同局の電話取材に答えた。 イラク中西部はザルカウィ幹部が率いるとされる「イラク・アルカイダ機構」をはじめとするイスラム教スンニ派武装勢力が影響力を保っており、米軍が攻撃を続けている。 TITLE asahi.com:米軍、イラク西部を空爆 45人以上が死亡 - 国際 DATE 2005/08/31 10 40 URL http //www.asahi.com/international/update/0830/008.html
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モロ・イスラム解放戦線(MILF)とはフィリピン南部ミンダナオ島で約40年にわたり反政府武装闘争を続けてきた組織。「モロ・イスラム解放戦線(MILF)」は、78年に「モロ民族解放戦線」(MNLF)」から分派した。MNLFは96年に政府と和平協定を締結したが、MILFは戦闘を継続した。トップはムラド・エブラヒム議長。MILFは2003年に、政府と停戦合意し、「国際モニタリングチーム」の監視下、和平協議の実現を目指していた。2012年11月和平合意にこぎつけ、難題は残るも平和の兆しが見えてきた。 ニュース系 サーチエンジン(モロ イスラム MILF) 比政府とイスラム武装勢力 ミンダナオ、和平枠組み合意(2012/10/08) <フィリピン>和平交渉で米を拒否 MILF(2009/11/23) <フィリピン>政府とMILFが国際交渉団設置で合意(2009/09/16) 比政府の合意署名停止、イスラム武装勢力が停戦破棄を示唆(2008/08/23) 比政府とイスラム武装勢力 ミンダナオ、和平枠組み合意(2012/10/08) 【ジャカルタ=青木伸行】フィリピン政府と、南部ミンダナオ島を拠点とする反政府武装勢力「モロ・イスラム解放戦線」(MILF)は7日、和平の枠組みに合意した。既存の「ムスリム・ミンダナオ自治区」(ARMM)の領域拡大を認め、2016年までに新自治政府へ移行し、「移行委員会」を設置して、新自治政府の統治機構と「基本法」を策定することが柱だ。軍とイスラム武装勢力との紛争が40年以上続き、10万人以上が犠牲になったミンダナオ問題は新たな局面を迎えた。 和平交渉は2日から、仲介国マレーシアの首都クアラルンプールで、日本もオブザーバーとして参加し続けられていた。交渉の焦点の一つは、MILF側が要求するARMMの領域拡大を、政府側がどこまで認めるのかという点にあった。 ARMMは1990年に住民投票を経て発足し、南ラナオ、マギンダナオ(以上ミンダナオ島)、スルー、タウィタウィ、バシラン(以上スルー諸島)の5州などで構成されている。これに枠組み合意では、ミンダナオ島中部コタバト市と、バシラン州イサベラ市を加えることとした。 MILF側は2市以外にも、複数の州などを編入するよう主張していたが、これについては結局、住民投票を今後、実施し民意に委ねることで落ち着いた。 また、政府との徹底抗戦を主張し、MILFから離脱した強硬派「バンサモロ・イスラム自由戦士」によるテロが、激化する恐れもなしとしない。 <フィリピン>和平交渉で米を拒否 MILF(2009/11/23) 【マニラ矢野純一】フィリピン南部ミンダナオ島の紛争を巡る反政府勢力「モロ・イスラム解放戦線(MILF)」と比政府の和平交渉で、日本や英国が交渉に直接関与する役割を強める中、米国が関与できない状態が続いている。01年の米同時多発テロ以降、ミンダナオ島に駐留を始めた米軍に対し、MILF側が拒否反応を示しているからだ。 一時停戦に合意した比政府とMILFは9月、和平交渉にオブザーバーとして参加する国際交渉団(ICG)を設置することで合意。日英のほか、サウジアラビア、トルコが参加要請を受けている。 一方、米国は10月中旬、在フィリピン米大使館の首席公使が、大使館の国防省担当者を伴ってミンダナオのMILFの拠点を訪問し、ムラドMILF議長らと会談した。MILFなどによると、米側はICGへの参加を直接的な表現で要請しなかったものの、「米政府はこれまで以上に、和平プロセスで特別な役割を担う積極的な意思がある」と交渉への関与を申し出た。 MILF側は米政府に謝意を示す一方、「米政府は和平交渉やICGの枠組みの外で、多くの事ができる」と、米の交渉への直接関与を拒否した。 米軍は、同島西方のスルー諸島を拠点にするイスラム過激派「アブ・サヤフ」を掃討する比軍の訓練目的で駐留。米政府関係者は「訓練目的で、戦闘に直接参加することはない」と説明する。しかし、国際テロ組織「アルカイダ」とは一線を画すMILFは駐留に反感を抱いている。 <フィリピン>政府とMILFが国際交渉団設置で合意(2009/09/16) 【マニラ矢野純一】フィリピン政府は16日、ミンダナオ島を拠点とする反政府勢力「モロ・イスラム解放戦線(MILF)」との協議で、双方の和平交渉にオブザーバー参加する国際交渉団の設置で合意したと発表した。 交渉団には、イスラム諸国会議機構(OIC)や欧州連合(EU)が参加する見通し。MILF側は日本が参加する可能性も高いとしている。 比政府は「国際交渉団の設置により、1年に及んだ戦闘で中断していた本格的な和平交渉が再開されることを望む」と期待を表明した。 比政府の合意署名停止、イスラム武装勢力が停戦破棄を示唆(2008/08/23) 【コタバト(比南部ミンダナオ島)=稲垣収一】フィリピン南部ミンダナオ島を拠点とするイスラム武装勢力「モロ・イスラム解放戦線(MILF)」のエブラヒム・ムラド議長(60)は23日、コタバト近郊で記者会見し、比政府との和平協議について「政府側が(自治拡大などを認めた)合意文書に署名しない限り、和平プロセスは崩壊する」と明言、2003年に政府と結んだ停戦合意を破棄する可能性を示唆した。 比政府とMILFは7月末、イスラム教徒による自治拡大に合意したが、反発した地元キリスト教徒らの訴えに基づき、比最高裁は今月4日、合意文書署名の一時差し止めを命令した。これに対し、一部のMILF兵士が暴徒化して国軍との断続的な戦闘が発生、死者数十人、避難民は最大20万人に達した。 関連項目 名前 コメント
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【カイロ=岡本道郎】「イラク選挙国際監視団」(本部・アンマン)は29日、今月15日に行われた国民議会選挙でイスラム教シーア派政党連合を勝利させるための大規模な不正があったとしてスンニ派や世俗派政党が抗議している問題で、選挙結果の精査を行う調査団をイラクに派遣すると発表した。 同国の独立選挙管理委員会の招請を受けたもので、調査団はアラブ連盟、欧州連合(EU)、カナダの専門家4人で構成、同選管に寄せられた不正申し立てなどを調査する。 シーア派政党連合「統一イラク同盟」が4割を超える得票率を獲得した中間開票結果(19日発表)に強く反発、再選挙などを要求していたスンニ派政党連合「イラク合意戦線」やアラウィ元暫定政府首相率いる世俗派「イラク国民リスト」は、監視団が改めて調査に乗り出したことに歓迎の意を表明。米政府や国連も「イラク国民が選挙が自由で公正なものだったと確信を持つことが重要だ」(ハリルザド駐イラク米大使)などとして高く評価した。 調査団の作業により、年明けに予定される確定選挙結果の発表が遅れるかどうかは不明だが、各政党連合が選挙結果を受け入れ、本格政府樹立へ向けた連立交渉に入るための最終的な「手続き」となる可能性もある。 (2005年12月30日22時48分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20051230i412.htm イラク国民議会選、35政治団体が開票結果を拒否 [読売] 【カイロ=柳沢亨之】フランス通信(AFP)によると、イラクのイスラム教スンニ派の有力政党連合「イラク合意戦線」、アラウィ元首相率いる世俗派「イラク国民リスト」など計35の政治団体は22日、国民議会選挙で大規模な不正があったとして、シーア派政党連合「統一イラク同盟」の優勢を示した中間開票結果を拒否するとの共同声明を発表した。 本格政権樹立など今後の政治プロセスが不透明になってきた。 声明は「不正」に関する国際調査と再選挙を要求、受け入れられない場合には国民議会に参加しない可能性も示唆した。選管当局の発表によると、統一イラク同盟の得票率は43%に上る一方、イラク合意戦線が13%、イラク国民リストは8%にとどまっている。 (2005年12月23日1時37分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20051222i316.htm イラク駐留米軍、旧政権の高官を大量釈放 [読売] 【カイロ=柳沢亨之】イラク駐留米軍は、旧フセイン政権指名手配リストの政権幹部55人の中に入った2人を含む同政権高官二十数人を釈放した。 証拠不十分が理由という。元大統領サダム・フセインの弁護団の一人、バダイェ・アリフ氏が19日、本紙に語った。イラク戦争以降、米軍が元政権高官を大量釈放したのは初めて。 政情安定に向け、旧政権支持者の多いイスラム教スンニ派や一部武装勢力との信頼醸成を図る「政治的な釈放」(在バグダッド消息筋)との見方が支配的だ。 釈放時期について、中東の衛星テレビ、アル・アラビーヤは、チェイニー米副大統領が18日にバグダッドを電撃訪問した数時間後と伝えた。 アリフ氏によると、指名手配リストに入っていた2人は、旧政権で原子力開発を担当したフマム・アブデルハリク元高等教育相と、ファズィル・ガリブ元バース党(旧政権の支配政党)カルバラ県委員長。 生物兵器研究に関与したとの疑いで「細菌博士」の異名を取った女性科学者リハブ・タハ氏らも釈放された。 (2005年12月20日0時1分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20051219id22.htm シーア派与党得票43%…イラク議会選中間結果 [読売] 【カイロ=長谷川由紀】イラク独立選挙管理委員会は20日、国民議会(定数275、任期4年)選の全18県の中間開票結果を初めて発表した。 移行政府与党のイスラム教シーア派最大会派「統一イラク同盟」が推計得票率43・7%で首位。初参加のスンニ派政党連合「イラク合意戦線」は、同派の地盤を中心に着実に得票して、クルド人勢力に次いで3位につける勢いだ。 開票率は中部アンバル県(52・2%)を除いて80~99%。統一イラク同盟は、影響力の強い南部で8割前後を得票したほか、大票田バグダッドでもスンニ派、世俗派を抑えて圧倒的な強さを見せている。 イラク合意戦線は、スンニ派の牙城(がじょう)とされるアンバル県で7割以上を得票、ニネベ、ディヤラ、サラハッディンなどでも首位に立ち、得票率は全国で13・9%。同国北部を中心に20・6%を得たクルド人勢力「クルド同盟」に次いで善戦している。 (2005年12月21日1時38分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20051220i420.htm テロ続き17人死亡 治安対策解除で攻撃活発化 イラク [朝日] 2005年12月19日10時56分 イラクで17日夜から18日にかけてテロ攻撃が続き、AFP通信によるとイラク人17人が死亡した。15日にあった国民議会選挙の投票までは厳戒態勢の下で比較的治安が保たれていたが、17日に厳重な治安対策が解除されると同時に武装勢力の攻撃が活発化したといえる。 首都近郊などでは、自爆や銃撃により警官11人が死亡。シーア派有力政党の民兵組織「バドル軍」幹部も射殺された。シーア派モスク近くでも爆発があり、女性1人が死亡した。 北部キルクークでは、タラバニ大統領が率いるクルド愛国同盟の幹部と家族ら計4人が殺害された。 URL http //www.asahi.com/international/update/1219/008.html イラク議会選、投票率70%程度か…全土で時間延長 [読売] 【カイロ=長谷川由紀】15日投票のイラク国民議会選挙(定数275、任期4年)は、イスラム教スンニ派政党の初参加もあって高い関心をよび、投票終了予定時刻の午後5時(日本時間同11時)になっても投票所で有権者が長い列を作ったため、独立選挙管理委員会は急きょ、全土で投票時間を1時間延長した。 選管報道官は「1000万人から1100万人が投票したと見られる。選挙は成功した」と述べ、投票率が70%程度になるとの見方を示した。 ファルージャなど、スンニ派が多数を占める地域では、用意した投票用紙が足りなくなって投票をうち切る投票所もあった。 首都バグダッドで迫撃砲が撃ち込まれる事件があり、北部モスルとタラアファルでは、投票所付近への攻撃で計2人が死亡したが、大規模テロはなかった。 (2005年12月16日1時34分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20051215i119.htm イラク 連邦議会選、投票始まる 確定結果は数週間後に [毎日] 【カイロ斎藤義彦】イラクで正式な政府を作るための連邦議会(定数275)選挙の投票が15日午前7時(日本時間同午後1時)、全国約6200カ所に設けられた投票所で一斉に始まった。同日午後5時(日本時間同午後11時)に締め切られ、開票される。確定結果公表と新政権発足は数週間後となる見通しだ。 バグダッドの毎日新聞助手によると、同市内中心部に通じる橋や幹線道路はすべて閉鎖され、商店の9割はシャッターを下ろしているという。米軍は軍用車両を市内に走らせ、各投票所に通じる道には重武装した国軍兵士や警察官が各10人程度配置されている。 西部のファルージャで14日、無人の投票所3カ所で爆発があり投票用紙が盗まれたほか、北部モスルでは爆弾テロで警官2人が死亡するなど緊張も高まっているが、投票率は「70%以上」(ロイター通信)の高率になるとみられている。 今年1月の移行国民議会選挙をボイコットしたイスラム教スンニ派の多くが今回は投票する見通しとなっているためで、イラク西部のスンニ派居住地域では「イスラム教過激派から投票所を守る」と地元武装勢力が警戒に当たっているという。 今回選挙は、移行国民議会選挙、憲法制定に続く民主化プロセスの「最終段階」。登録した有権者は約1500万人で、海外15カ国で約8万人のイラク人が既に投票を済ませた。 毎日新聞 2005年12月15日 10時58分 (最終更新時間 12月15日 13時53分) URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051215k0000e030035000c.html イラク、スンニ派有力組織が総選挙不参加を表明 [日経] 【ドバイ=加賀谷和樹】イラクのイスラム教スンニ派有力組織、イラク・イスラム聖職者協会は6日、15日の総選挙への不参加を表明した。聖職者協会は1月の国民議会選挙にも参加しなかった。総選挙では有権者に棄権を呼びかけないと約束したが、影響力の大きな同協会の決定だけにスンニ派の投票率を引き下げる可能性がある。 幹部のクバイシ師は記者会見で「(米英の)占領下での政治プロセスには加わらない」と言明。一方、「投票するかどうかは有権者の選択を尊重する」と指摘した。 人口の2割を占めるスンニ派は同協会が支持基盤とされてきたイラク・イスラム党など有力政党がこぞって総選挙に参加を表明。国民議会選をボイコットし議会での発言力を失ったのは失敗との認識が広まっていた。 (09 27) URL http //www.nikkei.co.jp/news/main/20051207AT2M0700J07122005.html スンニ派武装勢力「アルカーイダに復讐を」 [産経] 1日付のアラブ紙アルハヤトは、イスラム教スンニ派部族を基盤とするイラク人武装勢力が、有力者暗殺への復讐(ふくしゅう)として、ヨルダン人のザルカウィ容疑者が率いる「イラク聖戦アルカーイダ組織」など外国人中心の武装勢力に対する攻撃を準備していると報じた。 一般市民を狙った無差別テロを続けるザルカウィ容疑者らと、以前からこれに批判的だったイラク人武装勢力との分裂が鮮明になってきた。イラク人武装勢力に対話を呼びかけ、ザルカウィ容疑者の孤立化を図るタラバニ移行政府大統領の戦略を勢いづけそうだ。 イラクでは今週、イスラム聖職者協会の幹部らスンニ派の有力者2人が相次いで暗殺された。同紙によると、2人は15日の総選挙への参加や、外国人武装勢力との決別を訴えていた。 このため中部ファルージャなどでは、ザルカウィ容疑者らの犯行との見方が強まり、イラク人中心の「1920年革命旅団」などが復讐を呼び掛けているという。 イラク人武装勢力筋は同紙に対し「スンニ派住民は、占領に抵抗する武装勢力と、犯罪的なテロリストを区別し始めている」と話した。(共同) (12/02 09 29) URL http //www.sankei.co.jp/news/051202/kok022.htm 爆弾テロ相次ぐ 市民ら48人死亡 イラク [朝日] 2005年11月25日00時47分 イラクで24日、爆弾テロが相次ぎ、ロイター通信などによると計48人が死亡した。12月の国民議会選挙を前にテロが再び増加している。 同通信によると、同日朝、バグダッド南部マフムディヤの病院前で警官を狙ったとみられる爆弾テロがあり、市民と警官ら34人が死亡、20人以上が負傷した。死者には多数の女性や子供が含まれているという。 また、同日夕には南部ヒッラの市場で車による自爆テロがあり、市民ら14人が死亡。衛星テレビ局アルアラビアによると、シーア派の国民議会議員2人が死亡したという。 一方、駐留米軍は同日、武装勢力の銃撃により、バグダッド市内で米兵計3人が23日に死亡したと発表した。 中部バクバ付近では、イラク治安部隊に所属する旧イラク軍幹部が24日、何者かに銃撃され死亡した。 URL http //www.asahi.com/international/update/1124/005.html 武装勢力700人殺害 イラク西部渓谷地帯で駐留米軍 [朝日] 2005年11月24日11時23分 イラク駐留米軍のリンチ少将は23日、バグダッドで会見し、イラク治安部隊と合同で進めた9月末以降の掃討作戦により、武装勢力700人を殺害、1500人を拘束したと発表した。一方で、これまでテロリストとみなしてきた武装勢力のうち、一部について政治プロセスへの参加を容認する姿勢を示した。 掃討作戦は、9月末から今月中旬まで、中央政府の警察権がほとんど及んでいない西部アンバール州のユーフラテス川沿いの渓谷地帯で展開。シリア国境から入る外国人戦士を主体とするイラク・アルカイダ機構など、過激派の拠点壊滅が目的とされた。 過激派への徹底攻撃を強調する一方で、同少将は、武装勢力を「外国人」「フセイン元大統領支持派」と、対米攻撃のみを続けるイラク人の武装勢力「イラク人拒否派」の三つに分類。このうち「イラク人拒否派」は、「慎重なアプローチによっては政治参加も可能だ」と述べた。 発言は、「イラク和解会議」準備会合で、21日に採択された声明へのコメントとして出た。同会合は「抵抗運動はあらゆる人民の正当な権利」との声明を出し、対米攻撃のみを続ける武装勢力の正当化と受け止められた。リンチ少将の発言は、こうした勢力に対して12月の国民議会選挙への参加を促すもので、選挙を成功に導く意図があるとみられる。 URL http //www.asahi.com/international/update/1124/002.html イラン、イラクへ新たに10億ドル貸し付け [日経] 【テヘラン=加賀谷和樹】イラク移行政府のタラバーニ大統領は23日、同日まで3日間のイラン訪問中にイラン政府がイラク復興支援として新たに10億ドルの貸し付けを約束したと明かした。テヘランで記者団に語った。これとは別にイランはイラクに1000万ドルを贈与するもようで、イラクでのテロ撲滅を支援すると表明したという。 同大統領は「イラン当局者は全員、イラクに無制限の支援を続けると言った」と説明。イラク大統領として1979年のイラン革命後では初めて同国を訪問したタラバーニ氏はアハマディネジャド大統領、最高指導者ハメネイ師ら要人と相次ぎ会談した。両国は7月のジャファリ・イラク首相のイラン訪問以来、急速に関係を強めている。 (09 27) URL http //www.nikkei.co.jp/news/main/20051124AT2M2400324112005.html イラク大統領、イランを公式訪問…関係改善を象徴 [読売] 【テヘラン=工藤武人】イラク移行政府のタラバニ大統領は21日、3日間の公式訪問のためテヘランに到着、アフマディネジャド大統領らと会談した。 イラクの国家元首がイランを訪れるのは、1967年のアブドゥル・ラフマン・アレフ元大統領以来38年ぶり。1980年代に戦火を交えた両国のフセイン政権崩壊後の関係改善を象徴するものだ。 イラン国営通信によると、両大統領の会談後行われた共同記者会見では、タラバニ大統領が、「イランがテロ撲滅のためあらゆる支援をしてくれると確信している」と期待感を表明。アフマディネジャド大統領も「イラクの自立を手助けする」と応じ、イラクの治安回復と経済復興への協力を惜しまない姿勢を強調した。 (2005年11月22日0時49分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20051121id22.htm 米軍が無差別攻撃 テレビ報道 住民31人を殺害 イラク西部 [赤旗] 【カイロ=小泉大介】カタールの衛星テレビ・アルジャジーラは二十日、イラク西部ハディサで同日、米軍が民家などへの爆撃や銃撃を行い、女性や子どもを含む住民三十一人を殺害したと報じました。 同テレビが現地医療関係者や目撃者の話として伝えたところによると、米軍の攻撃は同軍車両が武装勢力の待ち伏せ攻撃を受けた直後に発生。最初は近くの民家四棟を空爆し、住民五人を殺害しました。 米軍はさらに周辺の三つの民家も襲撃し、子ども九人、女性七人、老人三人を含む二十一人を銃殺。その後、死者を屋外に放り出し、民家を完全に破壊し焼き払いました。さらに同軍は学校帰りの生徒を乗せた車にも銃撃を加え、生徒五人を殺害しました。 米軍の攻撃では十数人が負傷しましたが、同軍は救出を妨害するとともに、住民二十一人を拘束しました。現地ジャーナリストはアルジャジーラに対し、ハディサは現在、完全に封鎖され、住民は外出もままならない危機的な状況になっていると語りました。 URL http //www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-11-22/2005112207_01_3.html イラク 自爆テロで74人死亡 北東部ハナキン [毎日] 【カイロ高橋宗男】イラク東部のイラン国境に近いハナキンで18日、2カ所のイスラム教シーア派モスク(礼拝所)で連続自爆テロが発生、ロイター通信によると少なくとも74人が死亡、約150人が負傷した。なお多くががれきの下敷きになっているとみられ、死者数はさらに増える可能性もある。イラクでは来月15日に連邦議会選挙が控えており、宗派対立をあおることで政治プロセスの混乱を狙う武装勢力によるテロとみられる。 ロイター通信によると、自爆犯は2カ所のモスクで自爆用ベルトを爆発させ、モスクは大破。礼拝のため集まっていた住民が巻き添えになった。バグダッド北東約140キロのハナキンはシーア派、スンニ派が混住するディヤラ県内にあるが、クルド人地区にも近い。 毎日新聞 2005年11月18日 21時02分 (最終更新時間 11月19日 1時08分) URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051119k0000m030101000c.html イラク:米軍と武装勢力衝突 米兵5人含め21人死亡 [毎日] イラク駐留米軍は16日、西部のシリア国境近くで同日、米軍と武装勢力が戦闘となり、米兵5人と武装勢力メンバー16人の計21人が死亡したと発表した。 米軍が5日から続けているシリア国境付近での武装勢力に対する掃討作戦「鋼鉄のカーテン」の一環として実施した作戦で武装勢力と衝突した。(カイロ共同) 毎日新聞 2005年11月17日 8時31分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051117k0000e030006000c.html イラク スンニ派収容者173人、栄養失調 拷問も [毎日] 【カイロ高橋宗男】バグダッドのイラク内務省施設の地下室で16日までに、栄養失調で衰弱した収容者173人を米軍が発見した。大半がイスラム教スンニ派とみられ、一部に拷問を受けた形跡があるためイラク移行政府のジャファリ首相が調査を命じた。AP通信などが報じた。 イラクでは来月15日に総選挙をひかえ、国民和解が大きな課題となっているが、スンニ派の反発が強まるのは必至だ。 米軍が13日の捜索で発見したが、捜索の理由は不明。参加した米兵はロイター通信に「(拘束されている可能性のある)15歳の少年を捜していた」と語っている。 毎日新聞 2005年11月16日 20時49分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051117k0000m030087000c.html イラク内務省が虐待か 拘束のスンニ派173人 [共同] 【カイロ16日共同】イラク内務省の治安部隊が、武装活動に関与した疑いでバグダッド市内の施設に収容していたイスラム教スンニ派の容疑者ら173人に、十分な食事を与えないなどの虐待を加えたり、拷問をしていた疑いが強まり、移行政府のジャファリ首相は15日、事実関係の調査を命じた。 人口で多数派のシーア派が独占する内務省が宗派対立を背景に、スンニ派住民を違法に拘束し暴行しているとの訴えが、以前からスンニ派から上がっていた。虐待の詳細が明らかになれば、対立がさらに深刻化する恐れがある。 首相は同日の記者会見で「収容者の一部は拷問を受けたと証言している」と言明。フランス公共ラジオによると、収容者の多くは正式な逮捕手続きを経ていなかったといい、施設を管理していた警官が逮捕された。 URL http //flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM PG=STORY NGID=intl NWID=2005111601000321 イラク・米軍、武装勢力を数十人殺害――「アルカイダ組織」が反撃声明 [日経] 【バーレーン=加賀谷和樹】イラク国軍と駐留米軍がシリア国境に近い西部クサイバで5日に始めた武装勢力の掃討作戦で、7日までに武装勢力側の60―80人と米兵1人が死亡した。米CNNが報じた。一方、主な攻撃対象のイスラム教スンニ派系武装組織「イラクの聖戦アルカイダ組織」は同日、作戦を中止しなければ反撃を強化するとの声明を出した。 武装勢力の死者数を駐留米軍はロイター通信に36人と指摘した。10月の国民投票でイラク新憲法が承認された後では最大規模の両国軍合同作戦で、本格政府の樹立に向けた12月の総選挙を円滑に実施する狙い。 作戦には米兵2500人、国軍1000人が参加。「イスラム教シーア派が主流の国軍とスンニ派武装勢力の戦い」との宗派対立の構図を際立たせないため国軍にはスンニ派兵士を多く組み入れた。 一方、7日には首都バグダッドと同市南方で自動車を使った自爆テロが相次ぎ、警察官6人、米兵4人、市民3人が死亡した。武装勢力の報復攻撃の可能性がある。 (11 00) URL http //www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051108AT2M0800A08112005.html 米軍の空爆で40人死亡 イラク西部カイム [朝日] 2005年10月31日23時04分 イラク西部カイム近郊で31日朝、米軍が建物を空爆した。ロイター通信は地元病院の医師の話として、イラク人40人が死亡、20人が負傷したと伝えている。現地はシリア国境に隣接し、イラクへ流入する外国人戦士の拠点になっているとして、米軍などが頻繁に攻撃を繰り返している。 地元の医師はロイター通信に、死者の大半は女性と子供だと話した。一方、米軍は、市民の犠牲を避けるため、精密誘導爆弾でアルカイダ指導者の拠点を攻撃した、としている。 一方、イラク駐留米軍は31日、バグダッド近郊で米軍車列が道路脇に仕掛けられた爆弾で相次いで攻撃され、米兵計6人が死亡したと発表した。バグダッド南西郊外のユスフィヤで4人が死亡。中部のバラド近郊でも2人が死亡した。 URL http //www.asahi.com/international/update/1031/007.html イラク首相補佐官ら4人死亡 政府高官への襲撃相次ぐ [朝日] 2005年10月31日13時29分 バグダッドで30日、政府高官に対する襲撃が2件続き、首相補佐官ら4人が死亡した。またAP通信によると、米軍とイラク治安部隊が武装勢力による支配から奪還した北部の町タルアファルで、死後1~3カ月たつ14体の遺体が見つかった。いずれも後ろ手に縛られており、2体は頭部を切断されていたという。 現地からの報道によると30日朝、アブドルマフディ副大統領の弟で、ジャファリ首相補佐官を務めるガーリブ氏が車で出勤途中、武装集団の銃撃で死亡した。運転手も死亡した。イラク・アルカイダ機構が同日、インターネット上で犯行を認める声明を出している。 またハッサン貿易副大臣が、車で市内の高級住宅街マンスール地区を走行中、武装集団に銃撃され、護衛2人が死亡、副大臣も負傷した。 タルアファルの遺体は28日、市民の通報でイラク警察が発見した。駐留米軍は「テロリストが住民を恐怖で支配したおぞましい証拠を、他にも発見している」とのコメントを発表している。 URL http //www.asahi.com/international/update/1031/003.html シーア派とスンニ派が衝突、25人死亡 バグダッド郊外 [朝日] 2005年10月27日22時30分 バグダッド郊外のナフラワンで27日、シーア派民兵とスンニ派武装勢力が衝突した。衛星局アルジャジーラによると、民兵と警官計25人が死亡、17人が負傷した。スンニ派側の死傷者は不明。シーア、スンニ両派の武装勢力の衝突で、これだけ多数の犠牲者が出るのは珍しい。 シーア派の民兵は、強硬派サドル師派に属するマフディ軍。ロイター通信は、マフディ軍がスンニ派武装勢力に人質にとられたメンバーの救出を図り、戦闘になったと伝えている。 マフディ軍はシーア派の中で唯一、米英軍との武力衝突を続けてきた強硬派。04年には米軍との戦闘で数百人の死者を出している。 「イラク・アルカイダ機構」のザルカウィ幹部がシーア派に対する全面戦争を宣言した際にも、マフディ軍だけは攻撃対象としないとするなど、スンニ派からも一定の「評価」を得ていた。 URL http //www.asahi.com/international/update/1027/022.html イラク憲法案を承認 12月に選挙、正式な政府樹立へ [朝日] 2005年10月25日21時42分 イラク独立選挙管理委員会は25日、憲法案を巡る国民投票の確定結果を公表し、「憲法案が承認された」と発表した。賛成は全体で78.6%。焦点となっていたニネベ州での反対は約55%で、3分の2に達しなかった。イラク基本法の特別規定は「3州で反対が3分の2を上回ると否決」と定めているが、今回の結果この条件に達する州が2州にとどまった。この結果を受けて正式政府が年内に発足し、イラクの政治プロセスは最終段階を迎えることになる。 投票率は約64%。一部の州では圧倒的な反対票が集まっており、投票はイラク国民の間の意見の違いを浮き彫りにした。憲法に反対するスンニ派をいかに政治プロセスに取り込むかが今後の課題となるとみられる。 これまでの開票によると、反対投票が3分の2を上回ったのは、憲法案に否定的なスンニ派が多数を占める中北部4州のうちサラフディン、アンバルの両州。一方で、ディヤラ州では3分の2に達しなかったため、残るスンニ派州のニネベ州の開票結果が注目されていた。 憲法案の承認を受けて、12月15日に新憲法下の体制を担う国民議会選挙が予定され、その結果を受ける形で、旧フセイン政権の崩壊後で初となる正式な政府が同月31日までに発足する。 憲法案では、連邦制の導入が最大の焦点となった。シーア派とクルド人勢力が導入を進める一方、油田地帯が両勢力の地域に集中しているため、スンニ派の多くは「シーア派とクルド人が石油収入を独占し、国が分裂する」と反対。投票結果によると、北部のクルド人地区や南部シーア派地域で憲法案への賛成が軒並み9割を超えたのに対し、サラフディン、アンバル両州では逆に反対が8割を超えるなど、極端な形で意見が割れた。 URL http //www.asahi.com/international/update/1025/016.html イラク ホテル攻撃は車3台の波状自爆テロ、死者20人に [毎日] バグダッド中心部のパレスチナ・ホテルを狙った24日の爆弾テロは、爆弾を積んだ3台の車両を使った“波状自爆テロ”で、1台目がホテルなどの周囲にある警護用のコンクリート壁を爆破、さらに後続車が突っ込んだことが当時のビデオ映像などで分かった。 AP通信によると、テロによる死者は少なくとも通行人ら20人に上った。ホテル内では5人の負傷者が出たが、死者はなかったという。 イラク移行政府のルバイエ顧問(国家安全保障担当)は同日、テロについて「ホテルを乗っ取って外国人ジャーナリストらを人質にし、交渉に使うのが目的だった」と説明した。 同通信によると、1台目がコンクリート壁を爆破。約2分後に2台目がホテルからやや離れた地点で爆発。3台目はミキサー車で、1台目の自爆で壁が壊れた地点から侵入したが先には進めず、米軍の装甲車近くで約1分後に自爆した。 米軍は、2、3台目に対して、治安要員が交戦したと発表した。(カイロ共同) 毎日新聞 2005年10月25日 8時19分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051025k0000e030005000c.html イラク 駐留米軍、武装勢力70人殺害 ラマディ周辺 [毎日] 【カイロ支局】イラク駐留米軍は17日、バグダッド西方のラマディ周辺にある武装勢力の拠点を空爆し、武装メンバー約70人を殺害したと発表した。ただ、AP通信は目撃者の話として、死者のうち少なくとも39人は市民だったと伝えている。 米軍は16日、ラマディ周辺の二つの村を空爆。AP通信によると、道路脇に爆弾を仕掛けていたとみられる集団に対し、F15戦闘機が精密誘導爆弾を投下して約20人を殺害した。また、攻撃ヘリが武装集団の発砲に応戦するなどして約50人を殺害した。米軍は、殺害したのは全員が武装メンバーだったと発表したが、地元住民らの話によると、死者の中には現場付近にいて巻き込まれた市民39人が含まれているという。 イラクでは15日、新憲法案をめぐる国民投票が行われ、大きな混乱はなかったが、ラマディでは道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し、米兵5人が死亡する事件が起きていた。 毎日新聞 2005年10月17日 20時54分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051018k0000m030092000c.html イラク国民投票 賛成、過半数が確実 [朝日] 2005年10月17日01時10分 イラクで15日に行われた憲法案の是非を問う国民投票の開票作業が16日、本格化した。憲法案起草を主導した多数派のイスラム教シーア派やクルド人に賛成票が多く、全体で賛成が過半数となるのは確実な情勢だ。一方、憲法案への反対が根強いスンニ派の多い地域では反対票が賛成を上回っているとの情報があり、否決される可能性も残っている。 各種の非公式集計によると、イラク総人口の計8割近くを占めるシーア派とクルド人の間では、賛成が過半数となる情勢だ。朝日新聞の助手が選管から入手した情報では、自衛隊が駐留する南部ムサンナ州では賛成が9割を占めた。同州はシーア派が多数を占める。 この情勢を受けてライス米国務長官は16日、訪問先のロンドンで「ほとんどの人々は、おそらく憲法案は承認されたと考えるだろう」と述べ、憲法案承認への期待感を見せた。 これに対しスンニ派政治組織「イラク国民対話」のムトラク代表は「長官の発言は、選管に憲法案を通せとサインを送ったということだ」と反発した。 国民投票では、「憲法案に全国で過半数が賛成しても、全18州中の3州で反対が3分の2を超えれば否決」との規定がある。人口の2割を占め、法案への反対が根強いスンニ派は、サラフディンなど中北部4州に集中している。 ロイター通信などによると、サラフディン州では約70%が反対票を投じ、米軍の軍事作戦が続いたアンバル州ファルージャでは99%が反対票だったという。両州では反対が3分の2を超える可能性がある。 一方、モスル周辺に多くのクルド人がいるニネベ州では、開票率約65%の段階で75%が賛成票だったという。残るディヤラ州にはシーア派がおり、この州でどこまで反対が伸びるかが焦点となっている。アンバル州など3州で反対票が賛成を大きく上回り、憲法案が否決される可能性も残っている。 URL http //www.asahi.com/international/update/1016/012.html イラク国民議会、憲法案を修正 スンニ派の取り込み図る [朝日] 2005年10月13日11時09分 イラク国民議会は12日、憲法案を修正し、「総選挙後に憲法の内容を見直すことができる」との条項などを加えた。憲法案に反対してきたイスラム教スンニ派の有力政党イラク・イスラム党が11日、憲法案の修正を条件に国民投票で賛成に回ると表明したことを受けての措置とみられる。憲法案を巡る国民投票は15日に迫っている。 修正は計4カ所。新憲法下で12月に実施される予定の総選挙後、議会内に憲法見直しに関する委員会を設置し、4カ月以内に改正案を協議することをうたった。改正案が議会で採択された場合、再び国民投票で承認を求める。 また、旧バース党員の追放政策を規定する条文に「単にバース党員だったというだけでは訴追の対象にならない」と加え、スンニ派に多い元党員への配慮を示した。 だが、修正はスンニ派が強く反対してきた連邦制度について触れておらず、見直しに関する今後の協議がどのような内容になるかは不透明だ。 URL http //www.asahi.com/international/update/1013/007.html スンニ派のイスラム党、イラク新憲法国民投票で賛成へ [朝日] 2005年10月12日11時06分 イラク憲法案の承認に反対してきたイスラム教スンニ派の有力政党の一つが11日、将来的に憲法見直しの提起をすることを条件に、15日の国民投票で賛成に回る方針を決めた。スンニ派主要政党の一角が賛成に転じることはイラク憲法の成立に前進となるが、ほかのスンニ派の対応は不明で、情勢はなお流動的だ。 この政党は、イラク・イスラム党。憲法案の起草を主導してきた多数派のシーア派の議会代表らと協議した後、同党のサマライ報道官がAFP通信などに賛成の姿勢を表明した。12日にも新方針を正式に発表するという。 同通信などによると、シーア派との合意内容は、国民投票による憲法承認後、12月に行われるイラク総選挙後に、憲法改正を協議する委員会を議会に設置。その後、4カ月以内に憲法改正を検討するという。 ただし、改正の検討は約束されたものの、実際に改正するかどうかや、スンニ派が強く反対している連邦制も対象になるかどうかなどは明らかにされていない。 11日の協議には米国の外交官も仲介に加わった。米国は、スンニ派の政治プロセス参加を進めることで過激派への支持を弱める戦略を採っている。シーア派とクルド人勢力がスンニ派を必要以上に追いつめることを米国は警戒し、双方に妥協を求めてきた。 イラク・イスラム党はスンニ派に影響力を持ち、国民議会のハサニ議長も党員だったが、昨年11月にファルージャ攻撃に抗議して同党が政権を離脱した際に離党した。同党は1月の国民議会選挙をボイコットした。 一方、別のスンニ派政治組織「イラク国民対話」のムトラク氏はロイター通信に「だれであれ、憲法案で妥協しようとする者はスンニ派の代表とは呼べない」とイスラム党を批判。国民投票で反対票を投じる考えを改めて示した。スンニ派内部に分裂が広がる可能性がある。 スンニ派は、憲法案で規定された連邦制の導入に「シーア派とクルド人勢力が石油収入を独占し、中央政府が弱体化して国民が分断される」と反対してきた。 URL http //www.asahi.com/international/update/1012/004.html スンニ派、国民投票への対応統一できず イラク憲法草案 [朝日] 2005年10月09日22時50分 イラクのイスラム教スンニ派の代表者らは8日、バグダッドで会議を開き、憲法草案をめぐって行われる15日の国民投票への対応について協議した。会議では、草案に反対することでは一致したが、反対の意思表示のため国民投票をボイコットするのか、あるいは反対票を投じるのかなど、具体的な対応では合意できず、スンニ派が投票で統一した行動をとれなくなる可能性が高まった。 国民投票では、全18州のうち3州で反対が投票者数の3分の2を上回れば、仮に全体の過半数が賛成しても憲法草案は否決されるため、4州で多数派を握るスンニ派の動向が注目されていた。これらの州で反対から棄権に回るスンニ派住民が増えれば、草案が否決される可能性は低くなる。 8日の代表者会議には、スンニ派に影響力を持つイスラム宗教者委員会やイラク・イスラム党など21組織が参加した。 「この草案はイラクの団結を引き裂く。すべての合法的な手段で拒絶することを呼びかける」との声明を出した。 スンニ派は、憲法草案に盛り込まれた連邦制の導入などに反対。草案の作成後も見直しを求めたが、シーア派とクルド人の同意は得られないままにきた。 URL http //www.asahi.com/international/update/1009/018.html
https://w.atwiki.jp/prmmjp/pages/328.html
アメリカで開発されて世界中で広く普及しているポンプアクションのショットガンです。 軍用のみならず狩猟用、警察用、護身用などさまざまなバリエーションが開発されています。 PRではカナダ軍・イスラエル軍・ハマス・武装勢力が装備しています。 (ハマスと武装勢力はおそらく鹵獲したものかと思われます。) 接近戦においてはそれなりの性能を発揮しますが、連射できないためベネリ等のセミオートショットガンよりは 少し性能が劣ります。 なお、一部のドアノブや鍵に向けて撃つと破壊することが可能です。 スペック 使用弾薬 12ゲージバックショット 装弾数 8発
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Blood knife 現行の反政府・反企業を掲げる武装勢力の中でも最大の規模を持つ組織。 政府主体の世界に移行してなお貧困にあえぐ貧民層を中心に結成され、現政府・企業を打倒しあらたな支配体制を確立することを旗印にした過激派勢力を母体としている。その後他の武装勢力を取り込む事で史上類を見ない規模にまで組織が膨れ上がった。 しかし肥大化した影響で組織の統一性は失われ、現在は各派閥が独自に行動し散発的なテロを繰り返している。今では単一勢力というよりも反体制勢力の集合体といった趣が強い。組織の正確な規模や実態は政府も把握できていない。 組織規模 大 活動拠点 不明 関連人物 モノプロフィット、グランチャー、イグニス
https://w.atwiki.jp/pipopipo777/pages/43.html
米国:白リン弾、無差別使用疑惑 イラク・ファルージャ「炎の雨が降ってきた」 (いくつかのWEBサイトから復刻) ◇骨まで焼き尽くす残虐兵器 米国が昨年、イラク中部ファルージャでの武装勢力との攻防の際、民間人に対し残虐兵器である白リン弾を使用した疑惑が浮上している。イタリア国営テレビが報じたのがきっかけだ。白リン弾は照明弾や煙幕に使われ、人体に触れると燃焼時の高熱で「骨まで焼き尽くす」といわれる兵器。米国防総省は「民間人への使用はない」との立場だが、「使用が妥当だったか調査すべきだ」と指摘する専門家もいる。【ワシントン和田浩明】 焼けただれ、溶けたような子供の顔。イタリアの国営ニュース専門チャンネル「RAIニュース24」は、11月8日、米、イラク両軍が昨年行ったファルージャ制圧戦で死亡した住民の衝撃的な映像を放映した。 ◇民間に多数の犠牲 ファルージャでは、昨年3月に米軍雇用の民間人4人が武装勢力に惨殺された。怒った米軍は翌月、最初の大規模掃討作戦に乗り出したがイラク民間人にも多数の犠牲が出たため、国際社会からの非難を浴びて撤退。米軍は11月になって作戦を再開し、全市を制圧した。米軍の死者は同月だけでイラク戦争開戦以来最高の136人になったほど攻防戦は激しかった。 RAIによると、遺体の映像は現地で医師や住民が記録したもの。番組は、「炎の雨が降ってきた」といった住民の証言や、同作戦に参加した元米兵への取材を元に、米軍が無差別に白リン弾を使用し民間人が犠牲になったと告発した。 白リンは空気中の酸素と反応して激しく燃焼する。発生する熱は2500度を超え、大量の煙が出るため、照明弾や煙幕として長年戦闘に使われてきた。第2次大戦末期の沖縄戦では、米軍が洞くつ内の日本兵の追い出しにも使用した。 米国防総省はRAIの放送後「白リン弾は使用が禁止されている化学兵器ではない。ファルージャではあくまで照明、煙幕用に使用した」と説明。番組が白リン弾を化学兵器としたこともあり、同省は「イラク駐留米軍を不当に非難するプロパガンダだ」と反発した。 だが、今春、ファルージャ戦を特集した出版物の中で、米陸軍が、市内に立てこもる武装勢力を対象にした攻撃に白リン弾を使用したと指摘していたことが判明した。その中で陸軍は、「ざんごうなどにこもる敵に対して強力な心理効果を持つ非常に有効な兵器だ」などとした。 ◇「武装勢力が標的」 これに対し、欧州のメディアから、「人に対して使用したことを隠ぺいしようとした」と非難が上がり、同省は武装勢力に対し使用したことを認めたが、民間人への使用は否定している。ペース統合参謀本部議長は11月29日の定例会見で、「国際条約が禁ずる焼夷(しょうい)兵器ではない。民間の被害が出ないよう注意を払っている」と説明した。 白リン弾は04年4月の掃討作戦でも使用されたことがわかっているが、同作戦に従軍取材した米カリフォルニア州の地元紙記者は「白リン弾を迫撃砲で市内に撃ち込んでいる米兵らは、標的が何なのか知らない」と報告し、白リン弾の無差別使用を示唆した。 米軍備管理協会のダリル・キンボール事務局長は「国防総省がきちんと調査することで、米軍に対する疑念を解くことができる」と指摘する。しかし、同省は毎日新聞の取材に「調査は考えていない」と回答している。(毎日新聞 2005/12/01)
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342 :二二三:2013/03/11(月) 00 50 31 続きで竹島方面書いてみた てもただ逃げ出すだけですが 休日氏のヒトラー存在モニカさんルートの一つ・68氏のナチスinEU前提です~ 半島転移3 〔竹島に不法侵入した武装勢力に告ぐ。直ちに島から退去せよ、繰り返す、直ちに島から退去せよ〕 大日本帝国日本海艦隊所属の強襲揚陸艦・巡洋艦各一隻と四隻の駆逐艦からなる艦隊は竹島沖合いで待機し、突如島を占拠した武装勢力に退去勧告を繰り返していた ただ、武装勢力はいくら退去を迫っても「独島は韓国固有の領土」と言い張って動かない 「お前、韓国って聞いたことあるか?」 「あるわけないでしょう」 「だよな~」 大韓民国軍を名乗る武装勢力だがそもそも韓国という国名は聞いたことがなかった 世界地図にもなければ歴史上にも出てこない ただの与太話としか思えないのだが連中の物だろうと思われる古い型の揚陸艦の存在が武装勢力の主張に一定の信頼性を与えている 「上はなんと?」 「退去勧告を無視し続けた場合は威嚇射撃を許可する。それでも退かなければ島への砲撃と制圧行動に移れとのことです」 「そうか、それでは最終警告の後、警告射撃を。それでも退去しなければ揚陸艦を撃沈し島を制圧する」 343 :二二三:2013/03/11(月) 00 51 30 「どういうことだ!なぜ日本があのような大型揚陸艦を保有しているんだ!」 韓国海軍揚陸艦の艦長は、竹島に陸戦隊を上陸させてから暫く後に現れた艦隊に驚愕しっぱなしであった 大日本帝国を名乗るその艦隊は自分達が知るイージス艦を更に発展させたようなステルス形状の駆逐艦を四隻、 それより一回り大きいステルス形状の艦、止めにアメリカの強襲揚陸艦のような大型かつ高性能な印象を受ける揚陸艦まで揃えているのだ 日本の自衛隊にあのような駆逐艦や巡洋艦、強襲揚陸艦など存在しない なによりも大日本帝国などという国自体存在する筈が… 「ど、どうしましょう、あの日本艦隊に独島一隻では勝てませんよ、」 「狼狽えるな!例え戦力が上でもあれは日本艦隊。攻撃などしてくる筈が……」 日本ならば攻撃しない。そう高をくくる艦長だったがそれがとんだ思い違いであることを理解させられる 「日本艦隊が発砲!」 「なんだと?!」 辺りに響く轟音と共に巡洋艦から発射された砲弾が韓国揚陸艦の至近距離に着弾 大きな水柱が立つ それだけでは終わらない、日本艦隊は島にも砲撃を加えたのだ これもまた上陸した陸戦隊を避けての威嚇砲撃だったが、破片や衝撃で数人の兵士が吹き飛ばされ負傷した 「ぐああ!」 「い、イデェっ!イデェよォォォ!!」 「そ、そんな?!日本が!あの日本が攻撃してきただと?!」 専守防衛を掲げ、自分からは絶対に撃つことはない日本が攻撃した これは大きな衝撃となって韓国軍全体に伝わっていく 「て、撤収!撤収だァァ!」 日本は本気である 今の砲撃に嫌でも理解させられた上陸部隊隊長と揚陸艦艦長は直ぐ様撤退命令を出す 「に、逃げろ、逃げるんだっ、日本は本気で戦争するつもりだ!」 反撃など考えない。あれだけの艦隊相手に揚陸艦一隻で勝てる訳がないのだから 日本相手に一発も撃たずに逃げ出すなど非国民としか言えない所業だが勝ち目がない以上致し方ない 我先にと逃げ出す陸戦隊員を収容した揚陸艦は全速力で竹島近海を離脱していった だがこのような暴挙が許される筈がない 「釜山に帰港したらすぐ報告だ。この度の日本の武力行使に対し謝罪と賠償を要求しなければならんからな」
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540: ハニワ一号 :2020/07/08(水) 22 00 08 HOST 124-141-195-196.rev.home.ne.jp 漆黒アメリカゲートネタSS 史実アメリカと漆黒アメリカにゲートがつながってしまったようです。 西暦2020年の某月に新型コロナや略奪や破壊、デモなどに揺れるアメリカの首都ワシントンで正体不明の「何か」が出現した。 後にゲートと呼ばれる存在はアメリカに9.11アメリカ同時多発テロ以上の悲劇と怒りと衝撃をもたらすことになるのである。ゲートから多数の謎の正体不明の武装勢力が出現して多数のアメリカ人を多数拉致したり略奪殺戮する事件が発生したのだ。 首都ワシントンに発生した正体不明のものを撮影すべくやってきたアメリカのTV局の映像やゲートを見物するために来た一般人がネットに画像や動画配信などを通じてゲートから現れた謎の武装勢力が多数のアメリカ人を多数拉致したり略奪や殺戮する生々しい映像がアメリカのみならず全世界の一般家庭が目にすることになるのである。 日本では「ゲートが銀座ではなくワシントンで起こるとは」「まさかゲートまでリアルで発生するとかリアル先輩がフィクションを殺しにかかっているわ」とアメリカからの映像が映し出す悲劇に恐怖や悲しみを覚えながらもネットで祭りになっていた。 そして皮肉なことにアメリカ大統領が国内の暴動や略奪に備えてワシントンに呼び寄せた陸軍の精鋭部隊がゲートから来た謎の武装勢力を撃退に成功して情報取集のための捕虜を取ることに成功するもすでに拉致された多数のアメリカ人がゲートの向こう側に連れていかれたのだ。 アメリカ大統領は大統領選が近いこともありゲートから現れた武装勢力とその背後にいるかもしれない国に対して報復と拉致されたアメリカ市民の奪還を宣言することになるのである。そしてアメリカ国内では首都ワシントンがゲートから来た武装勢力に攻撃されて被害が出たこともあって「USA!USA!USA!」モードに突入して議会も共和党も民主党も大統領の決断の支持を表明して大統領の支持率は爆上がりして戦時の大統領として強権をふるうことが可能となった。日本をはじめとする全世界からも弔意とゲートの向こう側でのアメリカ軍の軍事行動を支持の表明が寄せられることになる。なおアメリカが「USA!USA!USA!」モードに突入してゲートの向こう側との戦争に熱中したことによってゲートが開く前のアメリカ国内でのブームであったアメリカ国内のデモや暴動、略奪、破壊などは一部の例外を除いてすっかり収まるのである。その一部の例外も注目度が低下して利用価値がなくなったことによって鎮圧されて逮捕されて終了であった。 ゲートの周辺を封鎖して軍事基地化したアメリカ軍はゲートの向こう側に侵攻を開始した。そしてゲートの向こう側では武装勢力という規模を越えた軍隊が存在していたが圧倒的な軍事技術の差から史実アメリカ軍はゲートの向こう側の敵軍を排除してアメリカ軍はゲートのある敵の都市を制圧することに成功するのである。そして史実アメリカと史実世界は驚愕と戦慄の恐るべき真実を知ることになりSAN値を大きく減らすことになるのである。 541: ハニワ一号 :2020/07/08(水) 22 00 44 HOST 124-141-195-196.rev.home.ne.jp 武装勢力はマンハンターと呼ばれて制圧した都市はワシントン、つまりゲートの向こう側は少なく見積もっても1940年代以前のパラレルワールドのアメリカであり、捕虜にした敵勢力を尋問した結果や向こう側のワシントンを調査した結果、この世界のアメリカは漆黒にと呼ぶにふさわしい邪悪な存在になり果てたアメリカである事が判明したのだ。 おまけにこの世界アメリカはアメリカ合衆国、南部そして日本領となっているアメリカ西部の3つに分かれているのだ。それだけでも驚愕者なのに日本が大陸化して国土が列島から日本大陸になり超大国となってこの年代にしては異常なほどの科学技術力を持っているのだ。 史実アメリカにとって幸運なことにこの世界について詳しく説明してくれる勢力が危険を覚悟のうえで素早く接触してきたのだ。そう史実世界と史実アメリカを知る夢幻会が存在する大陸日本だ。漆黒アメリカに潜入させたスパイからの報告によってゲートから現れて名目上とは言え漆黒アメリカの首都であるワシントンを占領した勢力が史実アメリカ軍の可能性が高いと知って衝撃を受けた夢幻会が大混乱になりながらもカナダの宗主国である英国やアメリカ連合国に連絡を取って協力を取り付けて史実アメリカ軍に接触してきたのだ。 そして漆黒アメリカの名目上の首都であるワシントンを占領したアメリカ軍は危険を覚悟のうえで接触してきた大陸日本と名乗る勢力や大陸日本の交渉団と一緒にやってきた英国や南部の代表らからこの世界に状況や漆黒アメリカの詳細を説明されることになるのである。なお史実アメリカ軍からパラレルワールドの2020年のアメリカからきて新型コロナがはやっていますので気を付けてくださいと注意されて史実を知る大陸日本の代表団と報告を受けた夢幻会は絶望的な表情になったのである。すなわち拉致された史実アメリカ市民を通じて新型コロナがこの世界の漆黒アメリカで流行している可能性が高まり、いずれはカナダや南部、西部に到達する可能性があるのだから・・・。漆黒アメリカの性格から新型コロナを生物兵器として利用することは明白であった。 ゲートの一件がなくとも限界を迎え暴発しての開戦が秒読み寸前にあった漆黒アメリカに対して史実アメリカと大陸日本、英国、南部は同盟を結んで漆黒アメリカ打倒のための連合国を結成して新型コロナの問題があるとはいえ戦争に突入していくことになる。 542: ハニワ一号 :2020/07/08(水) 22 01 42 HOST 124-141-195-196.rev.home.ne.jp あとがき 511の陣龍さんのレスから本作のプロットが思いついたので早速SSにして形にしてみました。史実アメリカと漆黒アメリカのゲートネタの話題と議論の一助になってくれば幸いです。
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ハッカニ・ネットワークとはタリバンの中の強硬派。アメリカは、同ネットワークが「パキスタン政府とつながっている証拠がある。」と主張している。 [国際]ハッカニ派、和平協議再開は「タリバンの決定に従う」(2012/11/13) ハッカニ派を制裁対象に追加=安保理(2012/11/06) [国際]ハッカニ・ネットワークを外国テロ組織指定へ 米政府(2012/09/07) ハッカニのナンバー2の死亡を否定(2012/08/27) <アフガン>大統領暗殺未遂 教授、学生ら6容疑者逮捕(2011/10/06) 米国の無人機爆撃で8人死亡 パキスタン部族地域(2010/02/25) 内憂外患のパキスタン・ザルダリ政権 汚職訴追免除に「違憲」(2009/12/17) ※その他の報道はニュース系サーチエンジン2003~(ハッカニ ネットワーク)でチェック。 [国際]ハッカニ派、和平協議再開は「タリバンの決定に従う」(2012/11/13) アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンの一派でアフガンで対米テロなどを繰り返している強硬派ハッカニ・ネットワークの司令官は13日、ロイター通信の電話取材に対し、「タリバンの最高指導者オマル師が率いる中央評議会(シューラ)が米国との間で和平に向けた協議を行うと決めた場合は、われわれはそれを歓迎する」と述べ、協議再開についてはシューラの決定に従うことを明らかにした。両者の協議は現在、中断している。(ニューデリー 岩田智雄) ハッカニ派を制裁対象に追加=安保理(2012/11/06) 【ニューヨーク時事】国連安保理の制裁委員会は5日、アフガニスタンの武装勢力ハッカニ・ネットワークが首都カブールなどで自爆テロや暗殺、誘拐を繰り返しているとして、安保理決議1988号に基づく制裁リストに追加した。今年6月のホテル襲撃や昨年の米大使館など外国公館攻撃について、米政府はハッカニ派の犯行とみている。 制裁対象に追加されたことで、加盟国はハッカニ派関連の資産凍結、武器禁輸などを求められる。制裁委はハッカニ派が国際テロ組織アルカイダやパキスタン・タリバン運動とつながっていると指摘。自爆テロ作戦の責任者とされる人物も新たに制裁リストに載せられた。 [国際]ハッカニ・ネットワークを外国テロ組織指定へ 米政府(2012/09/07) ロイター通信などによると、米政府は7日、イスラム原理主義勢力タリバンの一派でアフガニスタンで対米テロなどを繰り返しているハッカニ・ネットワークを外国テロ組織に指定することを決めた。クリントン国務長官が、ハッカニ・ネットワークがテロ組織の基準を満たしているとする米議会への報告書に署名したという。(ニューデリー 岩田智雄) ハッカニのナンバー2の死亡を否定(2012/08/27) アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンの一派ハッカニ・ネットワークの実質的なナンバー2であるバドルディン・ハッカニ司令官が、米無人機の空爆を受けてパキスタンで死亡した可能性があると報じられたことについて、タリバン報道官のムジャヒド氏は26日、産経新聞の取材に「虚報だ。私はきのう、彼と電話で話した」と述べ、同司令官の死亡を否定した。一方、アフガンの情報機関、国家保安局の報道官は同日、AP通信に同司令官の死亡を確認していると語った。(ニューデリー 岩田智雄) <アフガン>大統領暗殺未遂 教授、学生ら6容疑者逮捕(2011/10/06) 【カブール杉尾直哉】アフガニスタン政府の情報機関、国家保安局(NDS)は5日、カルザイ大統領の暗殺未遂容疑で大統領の護衛1人と大学教授、学生らの計6人を逮捕したと発表。学生らは、旧支配勢力タリバンと連携する武装勢力「ハッカーニ・ネットワーク」などの指示を受け、護衛を暗殺計画に誘い込んでいたという。 NDSによると、学生らは、パキスタン部族支配地域に潜むハッカーニ派などと連絡を取っていた。暗殺は、カルザイ氏が地方などを訪問する際に実行する計画だった。逮捕された護衛は、カルザイ氏と同じ南部カンダハル州カルズ村の出身。カルザイ氏の弟、ワリ氏も7月、南部カンダハルの自宅で自分の護衛に射殺されている。 米国の無人機爆撃で8人死亡 パキスタン部族地域(2010/02/25) 同地区(北ワジリスタン)で18日にあった無人機爆撃では、隣国アフガニスタンの反政府武装勢力タリバン一派、ハッカニグループの幹部の息子が死亡。 先月の爆撃では、イスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」指導者、ハキムラ・メスード司令官が死亡したとの情報もある。 (共同) 内憂外患のパキスタン・ザルダリ政権 汚職訴追免除に「違憲」(2009/12/17) パキスタンのザルダリ政権は、ムシャラフ前大統領時代の訴追免除問題に足元を揺さぶられ、外からは、反政府武装勢力の掃討作戦をいっそうテコ入れするよう迫る米国の圧力にさらされている。政情の不安定化は対テロ戦に大きく影響するだけに、内憂外患の状況に置かれた政権がこの局面をしのげるのか、注目される。 米国は、かつてのアフガンのタリバン政権における国境相で、アフガンとパキスタンに武装勢力のネットワークをもつハッカニ氏の拠点を壊滅するよう求めてもいる。だが、パキスタン軍情報機関の三軍統合情報部(ISI)は、米軍撤退後のアフガンでパキスタンの影響力を確保することを狙い、ハッカニ氏を庇護(ひご)しているといわれる。 関連項目 名前 コメント