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エフェル / 社員名簿@部隊員 001-100 / 101-200 / 201-300 / No. 名 読 所属班 済 001 002 003 004 ユアン - 部隊 005 006 007 008 009 010 011 012 イルン = ケシュテーゼ - 部隊 ○ 013 014 015 016 017 ベルフェスタ = ランドロウ - 部隊 018 ミスク = アロン - 未配 019 高町 司 タカマチ ツカサ 未配 020 シュオ - 未配 021 ジークバルナ - 部隊 022 ミフェル - 未配 023 ノクノーラ - 未配 024 フォレステラ = フォレステレッサ - 未配 025 高次 雪火 タカスギ セッカ 未配 026 027 028 029 蒼井 悠樹 アオイ ユウキ 部隊 ○ 030 一條 晶 イチジョウ アキラ 未配 031 タリア = ランス 032 ミアン - 給食 ○ 033 クレオリーテ - 未配 034 タリア = リシア - 部隊 035 ユキ - 部隊 ○ 036 黒沢 ヨップ クロサワ ── 部隊 037 一 了 ハジメ リョウ 未配 038 イルトアイト - 部隊 039 クラマ = マクラクラン - オペ 040 041 042 アルミサエルト = クランクラン - 部隊 ○ 043 エイラ - 給食 ○ 044 045 046 047 パキュレ = アーキュリー - 機械 048 049 050 リッカ = オーストルード - オペ ○ 051 052 053 054 柚天寺 文女(殺) ユウテンジ アヤメ(アヤメ) 給食 ○ 055 056 アークェル = カペル - オペ ○ 057 エルカ = ストライト - 給食 ○ 058 059 カシワバラ - 雑務 060 061 062 バルタ - 給食 063 064 065 066 067 068 069 070 071 072 キナ - 部隊 073 秋斧 梓翠 アキヨキ シスイ 未配 074 075 076 077 078 079 080 081 082 ムナタ = ウュル - 雑務 083 084 085 アリューシャ - 部隊 086 087 088 089 090 091 092 ツェッタ - 給食 093 094 オーリル - 部隊 095 茅野 クラム カヤノ ── 未配 096 097 098 099 100 桃夜麻 アリス トウヤマ ── オペ 001-100 / 101-200 / 201-300 /
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pqacq9n*ホル部隊評価\(^o^)/ ※あくまで、国の中での評価なので他国の部隊と比較して評価していません。 定期的に荒らしが訪れるので維持が厳しい状況です。備考欄の修正や再評価等、気がついた方お願いします。 ホル部隊評価\(^o^)/ 大規模部隊(人数A-B) 部隊名 隊長 人数 歩兵 裏方 EH タグ ☆遊☆戯☆王☆ 武藤☆遊戯 A B C ○ DM G鯖ブーストキャンペーンとともに現れた新しい部隊。遊戯王関係の名前で縛っている。ウワサを聞きつけた他鯖や他国からの移民も多く集まり、部隊人数は上限200人に軽く到達したらしい。PSはピンキリだが兎に角人数が多く、安定した勝率を維持していた。現在ではほぼ見かけない。 中規模部隊(人数C-D) 部隊名 隊長 人数 歩兵 裏方 EH タグ Style-Free MinueT B C B ○ /SF 掲示板曰く勝利を目指した部隊。PSは上から下まで幅広いが、初心者レベルはいない模様。主に主戦で部隊行動をしているっぽい。頑張る反動か、味方への批判も。 部隊名 隊長 人数 歩兵 裏方 EH タグ BOLTZ ぼるとたん B B D ○ Bz 「勝ちたい人募集」というぼるとたんの募集に参加した様々な面子が集う部隊。(気分次第のようだが)初動や警戒等もそれなりにこなし一見良P部隊のようだが、優勢になると我慢できずに全茶煽り繰り出すデデデやまちょりーなど臭い輩が他多数在籍。基本的に僻地で部隊行動をとるため、主戦場を支えるプレイヤーがいなければ負けフラグと化す。 マーブルヒーローズ 不明 C C E ○ !OKジャスティス マーブル系の名前で縛った身内部隊。よくノイム中央でジャイを出し門破壊を楽しんでいる。構成はマシだがPSは野良と同等か下。 ψ桜花爛漫ψ 銀嶺 B G F × 桜! 初心者を集めている部隊。氷像にピアやレイン上等、戦力としてはほぼ無価値などころか害悪。人数が増えているようなので訓練をして経験を積んでほしい。現状負けフラグ。 世紀末救世主伝説 世紀末覇者_熊田 D C D ○ *★* 名前統一。かつて存在した良部隊。一度は癌化しつつも復活したが、再び消えた。 京都タワー 祇園 D C E ○ ←(任意の駅名や文字) (左同様)→ 古参部隊の一つ。一時期復活していたが、最近また消えている模様。僻地主戦関係なく軍チャを見ずにフリーダムに動く。劣勢マクロは無いが優勢マクロはある。京都に無関係な名前の若葉が在籍するようになった。 黒文字 つまようじ使い E C F ○ やめたげてよぅ 笛多数の中央僻地特攻部隊。爆発したガチで空気やTeamNoobTheNoob等の癌が集まって出来ている為、戦場でも自分達のためのオナプレイに必死。裏方は一切しない。 幻月環 Leone D C D ○ !○ 元砂上の笑顔のメンツが多い。首都宿屋付近が溜まり場なのでよく見かけたが消えた。 Highland_Color はれむ D D D △ !HC 初心者裏方部隊。裏方中心のため単体では負けフラグ。最近は裏も満足にやれていない。はちみつレモンの分裂元部隊 ∞阿修羅道∞ φくるりφ D D E △ !阿 φfreeφの再編か。よくある僻地部隊。 小規模部隊(人数E) 部隊名 隊長 人数 歩兵 裏方 EH タグ にとろあたっく termi E C D ○ !にとろ ヲリ構成で歩兵力のある部隊だったが、別ゲームに流れたのか最近はあまり姿をみない。 ぐももっ らずべりー E B E ○ !ぐ 筋金入りの中央病患者らずべりーさんの部隊。割と普通にプレイしている面子もちらほら。 夜桜 和翠 E D C △ !桜 終戦までキプクリに居座り続ける初心者多数。デドラン常習者等も多く、PSの差が激しい。 GDF 快感メンテ E D F ○ ! 【ω】ウス商会と共にシムシティをふっかける姿も目撃されている。開幕僻地中央へ特攻するが、押されるとそのまま放棄。 ‡Moon∮Dream‡ 楊儀 E D F ○ !月 ホルの誇る基地外僻地厨集団。若葉前線や僻地中央への特攻が主。敵にガチ部隊がいたら放棄。まさかのVC使用発覚。一連の騒動で爆発かと思われたが、たまに湧いている。 Sαταη 雪に咲く花 E D F × -魔- F鯖の部隊『サタン』のGホル支部、とのこと。今のところ目立った癌プレイや工作は見られないが要観察。爆発か。 ツンデレ娘に罵られ隊 一撃殺虫コンバット E E E △ !NTR ホルを代表する癌部隊であったが、領土数の安定しなくなった昨今ではかなり部隊員が減少している模様。 【ω】ウス商会 桐たんぽ E E F ○ !ω 小規模僻地中央部隊。歩兵力はゴミクズ。いわゆる癌部隊。FBキマにトゥルー連打をし、全員まとめてキックされる騒動があった。 +評価基準 【人数(夕方~深夜)】 S:戦場1か所で10人以上でいるのをよく見る A:戦場1か所で10人程度をよく見る B:戦場1か所で8~10人をまれに見る、5人くらいはよく見る C:戦場1か所で5~6人をまれに見る、3人くらいはよく見る D:戦場1か所で1~3人程度を見る E:単発、又はたまにしか見ない 【歩兵力】 A:全体的にPSが高めで、前線で戦力になる主力部隊 B:前線で戦力になっている部隊 C:前線で一応は戦力になっている部隊 D:平均的に全員のPSが低い、又はデッドランカーが在籍 E:平均的に全員のPSが非常に低い、又はデッドランカーが多数在籍 F:存在が工作に近い部隊 【裏方】 A:裏方に積極的であり、尚且つ召喚なども上手い部隊 B:裏方に積極的、もしくは上手い部隊 C:裏方をある程度こなせる一般兵 D:裏方に消極的、もしくは下手糞 E:ほとんど裏方をやらない F:存在が工作に近い部隊 【EH】 ○:エンハイ率高、8割以上 △:エンハイ率中、4~5割程度 ×:エンハイ率低、1割 -:無エンチャ、又は使用不明 ※1 歩兵力Aであっても、隊員全員がAの歩兵力を備えているものでもなく、裏方Dでも裏方を全くしない部隊ということでもありません。 ※2 部隊単位の目安(平均)となりますので、部隊評価と個人評価を混同しないようにしましょう。 コメント 最新の10件を表示しています。コメントページはこちら 名前
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Case3/盗賊―Ghost thief― その日、天原探偵事務所には、珍しく早朝から客が訪れていた。 男の名は、風馬走一。セキュリティのデュエルチェイサー隊の一員である。 葉鐘の旧知の仲でもある彼は、一体どんな事件の風を運んできたのか・・・ 扉に打ち付けた看板は、しかしその日も変わらず静かに佇んでいた。 遊戯王Parallel Case3 盗賊―Ghost thief― 「――とまあ、これが今回お前に頼みたい事件なんだが・・・。妙だろ?」 あらかたの説明を終えた風馬が神妙な面持ちで尋ねる。 「『手を触れず』『離れた位置』に居ながら宝石を盗む窃盗犯――確かに妙だな。」 「他の連中や牛尾さんは『絶対に何かのトリックだ』って言ってるが…お前としてはどうなんだ?」 「ン…そうだな…このパターンは恐らく…。」 「恐らく?」 ややあって、大真面目な顔で葉鐘が口を開いた。 「新手のスタ…」 「オイ!」 風馬の目が何よりも雄弁に語っていた。 それ以上はやめろ。と。 「…冗談だ。しかし奇妙だが普通のトリックじゃあないな、これは。」 「普通じゃないって…観りゃあ分かるだろ?」 「ああ…トリック自体が普通じゃないというより…不自然なんだ。トリックにしてはな。」 「トリックにしては不自然…?どういうことだ?」 サッパリ訳が分からないといった風馬に、葉鐘はゆっくりと答える。 「ココまで奇妙キテレツなトリックを仕込むには前もって潜入して何らかの仕掛けを施す必要がある…。そうなれば、それこそ透明人間でもなければ仕込む段階で脚がつく危険が大きい。」 「店の人間がグルだって可能性は?」 「その線も無くは無いが…ここまで『演出』して脚がつくかもしれないリスクを、共犯者が果たして負うだろうか? …俺なら、1億積まれてもヤだね。」 「それもそうだな…。」 そう言うと風馬は考え込んでしまった。 このまま二人して言葉だけで考えても埒が明かない―― 「とりあえず、監視カメラの映像だな…あるんだろ?」 「ああ。これがそうだ。――正直俺には何度観てもサッパリだがな――。」 そういって風馬は一枚のディスクを取り出し、プレイヤーにセットした。 「事件当日、店の防犯カメラに映っていた映像だ。このフードの男が…。」 「ホシ、ってことか。」 「そうだ。それじゃあ、流すぞ。」 それは確かに異様としか言い表せない映像だった。 男が店内を一瞥し、店員が目を離している内に獲物を見定めたかと思うと―― 赤外線センサーに囲まれて展示された首飾りが、ひとりでに男の下へと移動していったのだ。 そして男はカメラをチラリと見やり――尤も、顔はフードで隠れてはいたが――そのまま店を後にした。 「…驚いたな。」 「ああ、俺も全く同じ感想だったよ…天下のセキュリティも、幽霊だか超能力相手じゃあお手上げさ…。」 「幽霊に超能力…ねえ。」 呟いて、葉鐘は妙な違和感を覚えた。 今の映像――『何かが』おかしくは無かったか――? 店の様子も普通。店員や、他の客にもおかしな所は無い。 容疑者の男も――大胆不敵というか――怪しい動き一つせず、寧ろ堂々としていた。 『異常』だったのは、つまり…。 「風馬、今のシーン…もう一度だ。」 「今の…?」 「ああ。男が首飾りを観る辺りから、頼む。」 「判った。その辺りまで戻すぞ。」 男が首飾りに視線をやる。 その直後、良く観ると男はポケットに手を入れている。 そして、再び宝石は…男の元へと吸い寄せられていく。 違和感は、『そこ』にあった。 「風馬!」 機を逃すまいと、無意識の内に葉鐘は声を張り上げていた。 「どうした!?」 「今の男がポケットに手を入れてから首飾りが手元に行くまでをスローで頼む!」 一変した葉鐘の様子を見て、風馬は不思議と安心を覚えた。 やはりこの男は――自分達セキュリティの気付かない『何か』を見落とさない。 組織として行動する自分達と違い、独りで闘う男独自の感覚――とでも言うのか、この男と組んでいると、 そういった説明しがたいものも、不思議と信頼できる気がしていた。 「よし、任せろ。」 手早く映像を巻戻し、スローに切り替える。 「この辺りか?」 「ああ。男や店じゃない…『首飾りそのもの』と、その周りの『空間』を意識しろ。」 「・・・?良く分からんが、その辺りを注目していれば良いんだな?」 「ああ。始めてくれ。」 風馬がスロー再生を開始する。 葉鐘の言葉通り、首飾りとその周囲に目を凝らす。 すると―― 「…あれ…?」 「な?うっすらだが、見えたろ…『歪み』のようなヤツがさ。」 そう、葉鐘の違和感とはその『歪み』だった。 『歪み』は極僅かな範囲に留まり、かつ対象の首飾りそのものも映っている範囲と比較して小さい。 目を凝らさなければ見えもしなければ気付きもしない『歪み』…それが何を意味するかは判らなかったが、 それが事件の真相に確かに繋がる物だと、風馬は確信した。 セキュリティとしての勘――である。 「しかし、この歪みは一体…?」 「さあな…それまで周りには何の異常もねえ…ヤツが動いて初めて歪みは姿を現した…。と言う事はコイツは、カメラの不具合って訳じゃあ…」 眼を閉じる。 「無さそうだぜ。」 そして、一呼吸の後に葉鐘が眼を開くと、その左眼は――左眼『だけ』が――ルビーのような真紅に替わっていた。 風馬がこの『ルビーの瞳』を観るのは初めてではない。 葉鐘が事件の『本質』を見抜かんとする時、その左眼は何時も――燃えるような、ルビーの輝きを宿していた。 「さあ、ギムレットを――空けようか。」 三度映像を見返す。 違和感を感じたポイントは判った。 ならば俺の、正確に言うならば『俺達』の、この『ルビーの瞳』で、その『本質』を狙い撃つ・・・! 左眼に意識を集中し、首飾りを凝視する。 『ルビーの瞳』は観ようと意識した対象の本来の姿、その『本質』を観る力を持つ。 二度と取り返せない物と引き換えに、葉鐘が引き継いだ力であり、最期の約束を果たす為の――街の涙を拭う為の――力。 今までおぼろげな『歪み』だったものが、徐々にその隠れ蓑を剥がれて行く。 浮かび上がったモノ、それは――。 「・・・なるほどな、まさかこんなヤマで実物を拝むとは・・・ね。」 「分かったのか!?」 「ああ。・・・だが、このままじゃあ見せられないな・・・次に狙われる場所の目星は付いているんだったな?」 「・・・?あ、ああ。だが手口が実証できない以上どうにも・・・。」 「その『手口』・・・実証する手段が1つだけある。風馬、次のターゲットの店に監視カメラの他にサーモグラフィを設置してくれないか?その映像を見れば、判る筈だ。」 「サーモグラフィを・・・?ああ、手配させる。」 「それと、逃げられると厄介だ。同時進行で尾行もつけといてくれ。」 「了解だ。」 ―翌晩 ネオドミノシティ某宝石店― [こちらブラボー、犯人を確認した。追跡する。] [アルファ了解。見失うなよ] 「・・・フン、尾行か・・・そんなものつけたところで俺の手口が判らなければどうせ逮捕も出来まい・・・。 俺は俺の好き勝手やらせてもらうさ・・・ハハッ、それくらいの権利はあらあな・・・。」 フードの男は笑みを零すと、宝石店へと足を踏み入れた。 「葉鐘、本当にこれで判るのか?」 一方店内のスタッフルームには、葉鐘と風馬、そしてその部下が集まっていた。 「ああ。あれは『そういうモノ』だ・・・もっとも、完全な形だったならこんな風な真似は出来ないがな。」 「そりゃあどういう・・・ん?ヤツが現れたぞ。」 「よし、サーモグラフィを入れてくれ。」 「OK、サーモ頼む!」 サーモグラフィのスイッチが入る。今のところ異常は見当たらない。 「・・・む・・・?下見の時よりカメラが増えている・・・?無駄な事を・・・。」 店内に踏み入った男は増えていたカメラ、詰まる所葉鐘の仕掛けたサーモグラフィを意に介さずに店内を見渡し始めた。 「フフ、これにするか。真球のルビー・・・良い値でサバけそうだ。」 「ヤツが狙いを定めたらしいな。」 「ああ。しかしよりによってルビーか・・・ジョーカーを引いちまったな。」 男が袖に手を入れる。 その時、サーモグラフィに変化が現れた。 「これは・・・。」 「・・・な?『見えた』ろ?」 カメラでは何も―『歪み』以外は―映っていなかったが、サーモグラフィにだけは、確かに映るものがあった。 「ああ、人型のシルエットが――いや、待てよ?これは・・・見覚えがあるぞ・・・このシルエットは・・・!」 「そう、 終末の騎士 ・・・だ。」 「馬鹿な、ソリッドビジョンならまだしも肉眼で見えない上に実際に物を盗めるなんてありえない!」 「それが・・・あり得るんだよ。」 ふう、と一呼吸つくと葉鐘は周囲のメンバーに説明を始めた。 「・・・詳しい事はハブくが、サイコパワーとかいうカードを実体化する超能力・・・とでも言えばいいか。そういうのを持った人間が稀に居るらしい。そして更に稀少な事にコイツは『中途半端』にしか実体化できないみたいでな・・・。」 「中途半端・・・?」 「ああ。具体的にいうと『はっきりと見えるレベルで形にはできない』。だが『ある程度の物理的干渉は可能』って所さ。 だからそいつを逆手にとって――。」 「盗みに悪用したって事かよ・・・!」 「そういう事だ。こんな事件で本物にお目にかかれるとは、運がいいやら悪いやら・・・おっと、実害が出てる以上、こいつは悪い方に入るな。――当然全て取り戻させるが。」 一同は信じられないといった様子で御互いの顔を見合わせ、一様に困惑している。 「しかし・・・超能力とはまた・・・何とも・・・。」 「…おいおい、俺の『眼』だってある意味似たようなモンだろ?」 「そうかもしれんが・・・」 風馬がそう言ってモニターに視線を戻すと、フードの男は今正に店を出ようとしていた。 「あ!葉鐘!奴が逃げるぞ!」 「ブラボーチームに尾行を再開させろ。そこを俺達がD-ホイールで回りこんで抑えるぞ。・・・アレだけ堂々とやっておいて、まさかモノレールで悠々と逃げるつもりじゃないだろうしな。」 「判った!ブラボー、目標を追跡しろ!」 [ブラボー了解。尾行を開始する。] 「よし、俺達も出るぞ!」 「ああ。俺のデュエルチェイサーを回せ!葉鐘のハウンドもだ!」 「了解!」 ―宝石店近辺 路地― 「ん…?追っ手がヤケにしつこいな…どいつもこいつも…。」 歩を早める男を追うブラボーチーム。 だが、路地を曲がった所で男を見失ってしまう。 ―どこに消えた? そう思った刹那、爆音を上げて1台のD-ホイールが路地から飛び出した。 「うわっ!?」 「ハアッハァー!馬鹿が!盗み働いといてトボトボ歩いて帰るマヌケが居るかよ!このままサテライトまで逃げりゃあ…」 後ろを振り返りそう叫んだ男は、視線を前に戻した瞬間―― 冷や汗をかく派目になった。 「そうとも、歩きで帰るマヌケじゃあねえってのは…こっちも承知さ。だがお前は歩きで追ってくる馬鹿ばかりだと思い込んでいた様だな?」 かくして鈍色の猟犬は、獲物の喉元に喰らい付いた。 「チッ、先回りか…。味な真似を…。」 「言っとくが、裏もセキュリティのダチが固めてる…お前に逃げ場はねえ…。」 「…ハハッ…確かに俺はカネを払わずに首輪を手元に抱えて店を出たさ…だが!テメーもカメラで見てたんだろ? 俺は!手元に来るまで!あの首輪にゃあ『触れてねェ』ーんだよ!勝手に飛んできたんなら俺が盗んだ訳じゃあねぇよな?あァ!?」 「ああ。確かに『お前は』触れてねえ…『触れた』のは…『お前のモンスター』だからな!」 そう言うと葉鐘はポケットに忍ばせたビンの蓋を男の隣の空間に―『ルビーの瞳』に映った 終末の騎士 に―投げつけた。 「!?て、テメー何で見えるんだ!何で!テメーもサイコデュエリストだってのかよ!」 「いいや、違うね…だが…観えちまうんだよ、俺の『眼』には、な。」 「何だよ・・・何だよそれはァッ!聞いてねェ…聞いてねェ聞いてねェぞ!」 「当たり前だ!初対面なのに知られててたまるか!」 「ふざけてんのか…テメー…!」 「至って真面目何だがな、俺は…そうだ、ついでにお前の『動機』も当ててやろう。」 「何ィ?」 「不完全ながらサイコデュエリストだったお前は…普通の人間からは避けられ…同じサイコデュエリストの仲間である筈の連中からは 不完全ゆえに馬鹿にされ…ヤケになったお前はその『見えない』って特徴を使って好き勝手しようとした…その手始めにカネを 手に入れるため、連続で宝石店を狙った!違うか?」 「ああ…ああそうさ!無能どもはバケモノ扱い、バケモノ連中からは役立たず扱い!だから!俺は俺の為だけにしか動きたかねえんだよ!それの何が悪い?テメーに何が判る!?」 「判んねーな…生憎な。だがな、見えねえモンスターで何かができるってのがすげぇのは判るだわ。だからさ…盗ったモン返して、 今度は人の為に動いてみねえか?少しずつだがそうすりゃあ認められるさ。お前がその気なら、俺はいくらでも協力するから…さ。」 男は黙って俯いていたが、葉鐘は男が小刻みに震えていることに気付いた。 「…せぇ…煩え煩え煩え煩えウルセェッ!!どいつもどいつもどいつもどいつも!俺はお前等なんざより優れてるんだよ!お前等無能共が俺に指図する何ざおかしいんだよ!ふざけやがって…テメーも!あの時同じ事を喚いたガキみてーにぶっ殺してやるよ!俺が! 俺の…俺のサイコデュエルで!一面にブチ撒けてやる!そして死ね!」 「やれやれ…どうやらドぎつい御灸を据えなきゃなんねーようだな…穴が開くほどな。」 静かに首を振ると葉鐘はデュエルディスクをセットする。 「出しな…テメェのデッキを…ライディングデュエルで…思い知らせてやる…ッ!」 「ハッ…俺のサイコパワーでD-ホイールごとバラバラにしてやるぜ…!」 [デュエルモード オン スピードワールド ディセーブル] 「ライディング・デュエル…!」 「アァァクセラレーションッ!!」 「コースはこの周辺の路地を3周…先に3周を回るか、相手のLPを0にするか!走行不能にすれば勝利だ…!」 「ハッ!走行不能どころか人生終了させてやるよ!」 「喚いてらァ!先行は貰った!俺のターン、ドロー! ブリザード・ドラゴン を攻撃表示で召喚!リバースカードを1枚伏せ、ターンエンドだ。」 伏せたカードは トラップ・スタン …もし相手が罠を貼り、守備モンスターを置いた所で返しの俺のターンに発動し、そのまま攻撃に繋ぐ…今回も速攻で行かせて貰う! 「俺のターン、ドロォー! 可変機獣 ガンナー・ドラゴン を生贄なしで召喚する!」 可変機獣 ガンナー・ドラゴン 自身の効果により攻撃力半減 ATK2800→1400 ガンナー・ドラゴン …?攻撃力が半減したそいつでは、俺のブリザード・ドラゴンは倒せん・・・何を考えている? 「更に永続魔法、 機甲部隊の最前線 を発動!」 「!!」 機甲部隊の最前線 …!このカードの効果の対象となる場合、 ガンナー・ドラゴン は墓地…即ち本来の2800として処理される…。 つまり、攻撃力2800以下のモンスターが特殊召喚できるということ… ガンナー・ドラゴン は初めから捨て石か! 「バトルフェイズ! ガンナー・ドラゴン で ブリザード・ドラゴン を攻撃!」 ガンナー・ドラゴン 撃破。 フードの男LP 8000→7500 「ッハハァ!痛ぇ…痛ぇがぁ!テメーはこれからもっと痛い目見るぜ! 機甲部隊の最前線 の効果発動!俺のデッキから! ブローバック・ドラゴン を特殊召喚! ブローバック・ドラゴン の攻撃!」 ブリザード・ドラゴン 撃破。 葉鐘LP 8000→7600 「――ッ!」 全身を衝撃が走る。不完全とは言えサイコデュエリスト――あるいは、デュエルを通すと不完全でもここまでのダメージが発生する物なのか。 「ハハハ!どうだ痛ぇだろォ!これが俺の…俺の力だァ!ヒャッハハハハハハ!!」 「野郎――!」 確かに痛みはある―少々驚かされたが、高々400。大したダメージではない…! 「メインフェイズ2… ブローバック・ドラゴン の効果発動!3回のコイントス中2回が表の場合!お前のカードを破壊だ!」 果たして結果は――表・裏・表。 トラップ・スタン が無残にも打ち抜かれた。 「クッ…!」 「更にカードを1枚伏せ…ターンエンドだ!」 苦しいか…しかし、まだ序盤だ…問題は無い。 「俺のターン、ドロー!…!こいつは…。」 毎度の事ながら…本当に助けられるな、このカードには…! 「手札から ミラージュ・ドラゴン を召喚!更に魔法カード、 一族の結束 を発動!場のドラゴンの攻撃力は800ポイントアップする!」 ミラージュ・ドラゴン 、 一族の結束 により攻撃力上昇。 ATK1600→2400 「バトル! ミラージュ・ドラゴン で ブローバック・ドラゴン を攻撃!」 ブローバック・ドラゴン 撃破。 フードの男 LP7500→7400 「ククク…開いちまったなァ、地獄の釜の蓋をよ!」 「何…?」 「 機甲部隊の最前線 の効果発動!さぁ…アイツをバラバラにしてやれ! ニードルバンカー !」 「 ニードルバンカー だと…?」 ニードルバンカー は攻撃力は下級アタッカークラスの1700だが、モンスターを破壊した場合、そのLVの500倍のダメージを与えるモンスターだ。 ブローバック・ドラゴン は戦闘ダメージと共に俺の伏せカードを破壊するための布石か…! 「クッ…ターンエンドだ…。」 現在地点 葉鐘が1周を終え、2週目に突入。その100m後方にフードの男。 「俺のターン…ドロー!ハハハハッ、もっと足掻け…! KA-2 デス・シザース を召喚!」 「何・・・だと・・・!?」 KA-2 デス・シザース …こいつも ニードルバンカー と同じ効果を持つモンスター…! 「こうなっちまえばテメーはもう逃げるしかねえ…だがな!3周する前にテメーのライフはあっという間に0だ!」 「クッ…。」 だが、まだ 一族の結束 を受けた ミラージュ・ドラゴン の攻撃力が上回っているのは事実…逃げるまでも無い――筈だ。 「行くぜ… ニードルバンカー で ミラージュ・ドラゴン を攻撃ィ!」 「何!?」 血迷ったか?このままでは返り討ち…このままでは、だが…。 「ダメージステップ!」 「!?」 やはり何か隠し持っていたか…!このタイミングとなると、攻撃力増減の速攻魔法…と、いうことは…! 「リバースカードオープン、 収縮 !!」 「ぐ…ッ!」 収縮 …フィールド上のモンスターの元々の攻撃力を半減させる速攻魔法…! 「縮め縮め!ホラホラァ!」 ミラージュ・ドラゴン 、 収縮 によりベース攻撃力半減。 ATK2400→1400 「そして戦闘破壊により… ニードルバンカー の効果が発動する!」 ミラージュ・ドラゴン 撃破、更に ニードルバンカー の効果によるダメージ 葉鐘LP7600→5300 「うおああっ!」 「追撃だ! KA-2 デス・シザース !!」 KA-2 デス・シザース の直接攻撃。 葉鐘LP5300→4300 「ぐあああっ…ゼェ…ゼェ…」 ダメージを負い過ぎたか…流石に堪える…な・・・だが、ここで負けるわけには行かない…! ――同時刻、後方の風間・デュエルチェイサー隊―― 「葉鐘と犯人はどうなってる!」 [それが…犯人のD-ホイールにブラボーチームが突破された所を天原葉鐘が追跡し…その…] 「何だ!?」 [・・・デュエルを・・・しています・・・] 「何・・・!?オイ待て、葉鐘の話によるとアイツとのデュエルは…!」 [隊長、どうされます…?] 「追うぞ!全員デュエルモードスタンバイ!腹を括れ!」 [了解!] 「あの馬鹿野郎何考えてるんだ!クソッ、俺がもっと身軽に動けたら…!」 風馬は歯を食いしばると、デュエルチェイサーを走らせた。 戦友の元へと――。 ――路地―― 現在位置 葉鐘が2周オーバーを走るも、かなりのダメージを負っている。 距離差約170m。 「しぶとい野郎だ…だが…そろそろ限界なんじゃないのか?ええ?」 「グッ…ハァ…ハァ…。黙れよ…俺の…ッ!ターン!」 …!このカードは…賭けるしかない…! 「魔法カード、 トレード・イン !手札の フェルグラントドラゴン を捨て…カードを2枚ドローする!」 頼むぜ…もう少しだけ力を貸せ…! ―――よし! 「フィールド魔法… 死皇帝の陵墓 ッ!!」 「何ィ!?馬鹿かテメエ?この状況で『ライフを払う』ってのがどう言うことか判ってんのかよ!」 「ああ――行くぞ…ライフを2000ポイント払い…!」 命を削ろうとも――例えコイツにどんな事情があろうとも――自らの妄執の為に命を奪うような男に…! 「俺は…!負けないッ!!」 通常召喚、最期の切り札―― タイラント・ドラゴン ――! 死皇帝の陵墓 ライフコスト 葉鐘LP4300→2300 タイラント・ドラゴン 、 一族の結束 により攻撃力上昇 ATK2800→3600 「うおおおおおおおおっ!」 「 タイラント・ドラゴン …だとォ!?」 「ハァー…ハァー…そうだ…このモンスターは…!相手フィールド上にモンスターが存在すれば…連続攻撃が可能となる…! バトルフェイズだ…!食らえ、渾身の――『タイラント・バースト・フレア』…連打ァ!!」 「何ィイイイイッ!?」 KA-2 デス・シザース 撃破。 フードの男LP7400→4800 ニードルバンカー 撃破。 フードの男LP4800→2900 「うごォォォォッ!」 「カードを1枚伏せ――ターンエンドだ…。」 ゴールと定めた3周までは残り数100m。 このまま行けば、先行勝利のルールにより葉鐘の勝利となる。 「クソが…クソがぁっ!無能の分際で…よくも…よくもこの俺にィ!ドロー!…魔法カード、 闇の誘惑 …デッキから2枚ドロー、 その後闇属性モンスターを除外する……ヒャハ…ヒャハハハハハハ!!テメーはもう終わりだァ!」 「…な…に…?」 「先ずは手札の ガンナー・ドラゴン を除外!そしてェ! サイクロン ! 一族の結束 を破壊する!!」 一族の結束 破壊。 タイラント・ドラゴン の攻撃力減少。 ATK3600→2800 「そしてェ! 死者蘇生 !戻れ! ニードルバンカー !そして リミッター解除 だ! ニードルバンカー の攻撃力は2倍になる!」 ニードルバンカー 、 リミッター解除 による攻撃力倍化。 ATK1700→3400 「トドメだ…ヒヒ… タイラント・ドラゴン 共々死ねェ!!」 その時、後方から風馬達デュエルチェイサー隊が二人に追いついた。 「葉鐘ェ!」 「風馬か…手を…出すな…。」 「そんなボロボロでカッコつけてる場合じゃないぜ!デュエルは無効に…」 「風馬ッ!」 「…!」 風馬は見た。 葉鐘の眼に宿る真っ赤に燃えた――『ルビーの瞳』ではなく――魂の火を。 「遺言は終わったかよ…ええ!?」 攻撃が――着弾する。 爆煙で辺り一体に土埃が舞い、一瞬――その場全員の視界を奪った。 「ヒャハ…ヒャハハハハ…!跡形もなく消し飛んだか…?消し飛んだよなァ…!」 「葉鐘…!」 爆煙の向こう。葉鐘の亡骸が転がっているであろう場所――そこから、声が響き渡った。 「罠カード… ドレインシールド …!!」 「何ィィィッ!?」 「おお…っ!」 走っていた。鈍色の猟犬は、傷だらけの車体を淡い光に輝かせ――確かに走っていた。 「そして今!ルール通りに俺はお前よりも先に3周を完走し――ついでに、ライフも俺の方が上だぜ。」 ドレインシールド による攻撃無効、及びLP回復 葉鐘LP2300→5700 ――葉鐘、3周先行により勝利。 「やった!…んだよな…?」 「やったんですよ、隊長…。」 皆が勝利を確かめ合う中、男は―― 「認めねえ…認めねえ認めねえ認めねえ認めねえ認めねえ認めねえぞオオオオオオオオッ!!!」 ――慟哭した。 「デュエルで負けようが…!俺のサイコパワーで…テメーをぶっ殺せば同じ事よ! ブローバック・ドラゴン !!撃ち殺せェ!」 「しまった!ここからじゃ間にあわねえ…避けろ!葉鐘ー!」 「…俺にサイコパワーとやらは使えなくてもなァ――」 ガチリ。 ブローバック・ドラゴン の撃鉄が起きる。 「力の『質』と『向き』さえ観えれば――」 シリンダーが回り、銃口が葉鐘の頭に向けられ――そして、引き金が引かれた。 「『逆に辿る』のは――容易い!」 瞬間。 葉鐘の タイラント・ドラゴン のブレスが、放たれた銃弾を巻き込んで放たれ―― ブローバック・ドラゴン 諸共、男を吹き飛ばした。 「な・・・なん・・・ギャアアアアッ!」 「――安心しな…度数は、抑えた…。ま、こちらに向かってくる力の『質』と向きさえ判れば…こちらのより強いモンスターのイメージを『逆流』させて跳ね返せんのさ…尤も、気を失っちまって聞こえちゃあいねえがな…。しかし、心底捻じ曲がった奴だったぜ…。」 かくして男は気絶したまま、セキュリティのレッカーに乗せられて行った。 「なあ、葉鐘…。」 「…何だ?俺は早く休みてえ…。」 「ああ…済まん。しかしアイツは…『加害者』だったのか…?それとも『被害者』だったのか…?」 「さァな…ただ…。」 「ただ…?」 葉鐘は、空を見上げて訥々と語った。 「アイツが俺と同じような事を言ったって言う子供を殺しちまった時から――アイツはもう、救えなかったのかもしれない…。 その子に出会うのが少しだけ…少しだけ早かったのなら…とは、思うがな。」 「…何だか、複雑だな…。」 「そう言うな、お前は仕事をしただけ、俺は許せないと思ったからぶっ飛ばしただけさ…それでもし何かの切欠で救えたのなら儲けもんだし…救えなかったとしても、それは誰かの所為じゃない…誰もがやっちまったことなのさ。少し何かが違う、その事を気にし過ぎたのさ――どれ、ボロボロんなっちまったし腹ごしらえと行くか――いつものラーメン屋、行こうぜ。」 「…ああ、そうだな…。」 白み始めた空を見上げて、葉鐘は思った。 もしも、もしも『アイツ』があの男を前にしたら――どんな言葉を掛けたのだろう? 少しだけ考えてみたが思いつきそうにも無かったので、ただ、空を見ることにした。 Case3・end 前回:Case2/稲妻―Lightning Punisher― 次回:Case4/真実―trues― 目次へ 名前 コメント
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巫歩兵部隊 巫歩兵部隊第一回行動:冒険準備 第二回行動:遺跡所感 第一回行動:冒険準備 t:緊急性が低いと宰相が述べていることから=「adventure S43は生存しているか」と比べて「Event EV-EX”蛇の呪いとの戦い”」は緊急性が低い=「adventure S43は生存しているか」に参加している藻女の帰還を待ってから「Event EV-EX”蛇の呪いとの戦い”」に参加することも可能である #この冒険はS43捜索事件の後、国家滅亡していなければ処理確定する。 t:神々の一種である式神を扱う職業「式神使い」が部隊に存在している=神々と対話する技能を持った者が部隊に存在する #修正+(神事2) 第二回行動:遺跡 f:神聖巫連盟の巫女の代表でもある藩王が部隊に存在している={ 側面:藩王自らが陣頭に立っているため部隊の士気が向上している。 側面:指揮系統がしっかりできているので、冷静かつ円滑に行動を行うことができる。 } #修正1 t:宰相府と接触して支援を頼んでいる={ 側面:宰相府発の情報によって危険が伴うことを事前に知っているので、警戒態勢が十分にできている。 側面:部隊内に宰相と面識のある侍女が居るので深い情報を入手できている。 } #修正2 t:東国人国家に盆踊りという形で語り継がれている踊りは、蛇神様のボン・ダンスと類似している={ 側面:似ているものは互いに関係する、ゆえに似ているものを扱うことでそのものに効果を表すという魔術原理に基づいた魔法「類似魔術」にあたるため、盆踊りでもボン・ダンスと同じ効果を得ることができる 側面:盆踊りには魂の供養や精霊を迎え入れる神事としての一面を持っており、類似であるボン・ダンスにも神事としての一面が存在している。 側面:神様について知識を持っている職業「式神使い」が居るため、盆踊りの神事としての一面を調査することによって類似儀式である蛇神様やボン・ダンスについての知識を得ることができる。 側面:巫は東国人国家であり毎年八月には盆踊りを踊る風習が残っているため、類似のボン・ダンスも上手く踊ることができる。 } #修正<ダンス3> t:犬妖精着用者がいる=側面:鼻が利き、怪しい物を探し出す事ができる。 #修正<追跡3> t:遺跡を丹念に調べている={ 側面:踊りやすそうな場所を見つけて踊ることができる。 側面:遺跡と踊りの関係性を理解しているので、周囲に居る踊っている人達に違和感無くとけ込むことができる。 } #修正+<ダンス+2> 所感 ダンス限定の修正が面白い。もう少し行けば、いい結果だったのではないだろうか。
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【種別】 呼称 【初出】 SS一巻 【解説】 暗部組織に命令を出す学園都市上層部の人物達の総称。 組織によって立場は様々で、単なる仕事の紹介人だったり、直接の上司だったりする。 暗部組織の人員にとっては従うべき存在だが、作戦によっては指令に嘘を混ぜたりするため、作中では完全に信じる者は殆どいない。 統括理事会と直接会話ができる立場で、管理運営のセキュリティが厳しい暗部組織の中でも特に秘匿性が高く、 名前どころか顔も素性も一切明かされていない。 各々が秘密の隠れ家を所有し、そこから組織に指示を出している。 その司令は全て音声のみとなっているので「電話の声」と呼ばれている。 ここまで情報規制を徹底している理由は、 普段は安全な場所から一方的な指示を送っている立場上多くの恨みを買っているためである。 実際に隠れ家がバレてとある超能力者に襲撃された事例がある。 現場の人間がちょっと探りを入れた程度で正体が露見してしまうようでは「電話の声」は務まらない。 管理している部隊に司令や情報を送るだけでなく、組織で反乱を起こさないための制御役も兼ねているため、 場合によっては「電話の声」本人が直接現場に赴いて不穏分子の排除にあたることも(勿論バレないように素性は隠す)。 部隊を制御できず損害を止められなかった場合、「電話の声」たちの協議によっては処分される。 本来なら暗部内でもかなり上位の「大物」(浜面談)にカテゴライズされる役職なのだが、 オペレーション・ハンドカフスの実行により皆失脚したようで、 中には浜面が遭遇した男のように、死亡した者もいた。 【作中に登場した人物】 グループの電話の声…男性 アイテムの電話の声1人目…『とある暗部の少女共棲』に登場。「電話の女」より前のアイテム担当者。二〇代中盤の女性で、黒の長髪に秘書みたいなスーツ姿。 2人目…本編に登場。通称「電話の女」。「こいつときたら」が口癖の女性。 ブロックの電話の声…男性。ブロックからは「電話相手」と呼ばれている。 スクールの電話の声…とある科学の超電磁砲の「大覇星祭編」の回想シーンに登場。垣根に大覇星祭の選手宣誓のオファーを薦めた。 屍喰部隊の電話の声…眼鏡の女性。
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「蒼穹 EX-8」 ―排除― 私達の読みどおり、邪魔な501を解散させたか。クソネズミ。彼女達を野に放ったのは正解だ。手を 出していたら、この世で地獄を味わせたが・・。 坂本少佐と宮藤君、そして車椅子を押したペリーヌ君は早朝に出発した。軍港の扶桑艦隊に向かった んだろう。ペリーヌ君は今後何処に? マロニーを逮捕しようとした憲兵隊は空振りを喰らった。残留者を尋問し、501基地の制圧に出かけた ことが判明したので作戦が急遽変更された。最高司令官の命令は『完全抹消』。ただし、秘密裏に。 そして提督から一つの追加指示が出た。ま、完全武装の戦闘部隊一個旅団を相手にするわけではない。 私一人でも大丈夫だ。多分。安全措置も提督が手配してくれたし。 双眼鏡の視野に、正門から出て行く隊員の姿が映る。みな、少しの荷物を持ち、示し合わせたように 隊門で振り返る。そして歩み去る。 まあ、彼女達が居ない方がいい。巻き込むことも無い。・・・・私の姿を見られることも無い。 サーニャ君とエイラ君だ。いつも一緒に居たっけ。心の絆で結ばれていたな。気をつけていくんだぞ。 ん?ロールスロイス。あ、リーネ君のお迎えか。自信を持って生きろよ。お姉さんによろしく。 あの姿はミーナ中佐とバルクホルン君にハルトマン君。か弱い英雄をテクリで放り出しやがった。 よほど彼女達を憎んでいたのか。そこまで固執するとは?で、この事態だ。精神を病んだのかもし れんな。顔がはっきり識別できる距離ではないが・・・見えないほうがいいのか。 ミーナ中佐とバルクホルン君には世話になった。怖い思いをさせて済まなかった。夢に出ないと いいが。ハルトマン君、君の友情の誘いを振り切って済まなかったな。誘いをといえば、強引だ ったのは宮藤君か。彼女は今のまま、汚れを知らない魂でいてほしい・・・。 お、滑走路?ああ、シャーリー君だ。陽気で活発なリベリアン。ルッキーニ君も一緒か。この部隊 のイメージマスコットだった二人。 危なげない離陸だ。天性なんだろう、飛ぶことが。重そうに離陸していた。かなりの長距離予定? 道中の無事を祈るよ。 監視員「リストにある全ウィッチの退出を確認しました。連絡します」 俺「頼む」 よし、これで全員・・・。達者でな。世話になった。長生きしろ。 監視員が無電を短く打鍵した。 双眼鏡を投げ出す。コマンドナイフ、よし。ブラウニング・ハイパワー拳銃のサイレンサーよし、 装填よし。手榴弾8個良し。予備弾倉のフラップを外せ、よし。ステンMK2に弾倉を叩き込み、引っ張 って確認。弾倉の差込ガイドを長くした改良試作版だ。ステンのボルトを引く。拳銃もサブマシンガン も安全は使わない。撃つだけだ。応急手当パック、ぶら下がってる、よし。 滑走路で異様な轟音。ああ、マロニーのオモチャか。くだらぬ物を作りやがって。武装と推進機関で 有罪は確定だ。ネウロイそのものなのを昨日確認した。監視員がカメラを操作している。 さ、いくぞ。監視員に頷く。彼女が今後を確認し、不成功と判断した場合は空爆を要請する手筈だ。 空爆したら、秘密裏に終わることにならないが・・・。彼女が水筒を一口飲んで見せてから、私に手渡し てくれた。ありがたく受け取り、ゆっくり二口飲む。じゃあな。彼氏と幸せに。 サンディ「気をつけて。あなたに披露宴でスピーチして貰うから。帰ってくるのよ、エース」 ――――――――― 1「別嬪さん達、居なくなっちゃったな」 2「夜のうちに押し倒しときゃよかったぜ」 1「閣下がもみ消してくれただろうよ。惜しいことをした!」 隊舎入り口に頑張る二名の歩哨。ボルトを引いたステンを構えてやがる。ただ、右手はタバコを持っ ている。そっと拳銃を指向する。 大人の二の腕ほどあるサイレンサーを装着しているんでバランスが悪い。握りをしっかり確かめて。 左手でしっかりグリップを引きつける。左、右、2発づつ。 2「ちげーねえ。これからは閣下の時代さ。まだ一人くらい居ないかな」 1「やっちまえばよかったぜ。あんな上玉、二度と会えないぜ。なおかつ処女!」 2「それが11人も。ああ、勿体ねえ!」 順番を確認して引き金をすばやく2回引き、横にずらしてまた2回。二人が前のめりに倒れる。完全 に倒れてから眼を照準線から外す。 素早く近寄る。倒れこんだ二人を仰向けにし、ドアを開けて中を確認。誰も居ない。 二人を引き摺って入り、手近な部屋に押し込める。血痕無し。消音器で威力が落ちるメリットだ。 意識のある一人を尋問。連中は管制室に居るらしい。人数は聞けず仕舞い。 管制室には外部階段からも行けるが、地表からあそこまでずっと丸見えになってしまう。せめて転落 防止の壁でも作ってあれば良かったんだが。 左手でステン、右手で拳銃を握り、静かに歩き出す。雑魚を始末するより管制室を制圧すべきだ。 こちらは一人だしな・・・。 廊下の角で止まり、向うの気配を探る。魔力を併用。どうだ?・・・二名か。低い位置には這い蹲り、 床すれすれから鏡でそっと覗く。ああ、階段の前ね。距離30メートル程。管制室は4階に入り口が ある。まだ静かに行きたい。 右手の拳銃をしっかり握りなおす。左手もグリップに添える。左で右だ。左で右。2発づつ! 壁に背中を押し付けて呼吸を整える。意識してしっかり吸って吐く。吸って。吐いて・・・ よし! 銃を持ったままくるりと角から出、速射する。おっと、右にもう一発! よし・・・。足跡を殺して 駆け寄る。階段の下に押し込んでおこう。弾倉も変えておくか。 そっとそっと階段を登る。仕掛け手榴弾を設置したいが・・・。点火ヒューズをゼロ秒用をセットしたも のが無い。万全だと思っても、忘れるもんだな。さ、悔やんでも仕方ない。前進だ。 さっきの5発の発射が気取られていないといいけど・・・。消音器といっても結構音がする。誰か待ち構え ているだろう・・・。 汗みずくになって、階段から管制室入り口が見える場所に来た。ここにも歩哨が2名。中に2名 として?今までと合計して8名か。あと10人位いるぞ。食堂で遊んでいるんだろう。 距離15メートル。近いといえば近いが、向うにとっても楽な的じゃないか。 膝うちで姿勢を低くしよう。伏せ撃ちは・・・うん、時間が掛かりすぎるな。 用意。息を吸え。落ち着け。 いけ! 崩れ落ちる二人に駆け寄る。こいつ等のサブマシンガンが暴発したら! ふう。危なかった・・・。クソネズミの私兵は引き金に指を掛けていた。練度が低い。 さて。本陣だ。今まで一度も来ることがなかった場所。中の様子がわからん。かなり居るな。 手榴弾を先にありったけ投げ込むか? いや、これはラジオコントロールを破壊するのに必要だ。 では、ドアから―― 左後ろで息を呑む声!驚愕の思考!しまった! 振り返ると、白衣を着た二人の男が私と倒れた歩哨を見て仰天している。 飛びつき様に拳銃の引き金を二度絞る。反射的に拳銃を押さえつけた男の手で作動不良が起きた。 崩れ落ちる男の手に拳銃を残したまま、ナイフを腰から抜きつつ跳躍。逃げようと背中を向けた男の 口を押さえながら肝臓を突く。仰け反りながら男が倒れる。痙攣が伝わり喘ぐ息を手に感じる。 クソ・・・嫌だ! 背後のドアに神経を向けつつ、ナイフを無理やり抜く。吐き気がこみ上げるのを無理に抑える。 しっかりしろ!私はタフだ!タフだ!何も感じないんだ! くそ。角にトイレがあったのか。拳銃を取り返して潰れた薬莢をスライドから取り出す。全部の トイレのドアを開けて確認。4人をここに押し込めておこう。白衣の連中も自動拳銃を携帯している。 ありがたい。良心の呵責を感じなくて済む。 トイレの中で拳銃の弾倉を交換。消音器は外して捨てる。これで作動不良の恐れは皆無。 中には20名以上入るらしい。多すぎてわからん。何が制御不能だって?ポンコツが? 混乱しているなら好都合。 ドアノブをそっと廻して、開き始めたら手を離す。喧騒が聞こえてきた。ステンを空いた左手で構える。 中に二人武装兵が立っていた。拳銃弾を撃ち込む。轟音が響く。覚悟している私も耳が痛い。 中に居た連中が愕然とこっちを見上げた。ステンを掃射開始。ステンで制圧しつつ、武器を持った者 を拳銃で撃つ。白衣の連中も、コンソールの足元に隠れて拳銃を撃ってくる。慌てた連中の射撃は 大きく私から外れている。撃ちつくした拳銃を捨て、ステンを右手に持ち替える。クソネズミは何処 だ! あそこか! ウェブリー拳銃を抜いて副官と二人で撃ち返してきた。まだマロニーには死んでもらっては困る。 おっ、弾切れ。 近くのコンソールの下に飛び込む。急いで弾倉を交換。銃だけ突き出して撃ち捲る。 他の連中の射撃が正確になってきた。銃声が纏まっている所に手榴弾を投げ込む。悲鳴が聞こえた 直後に爆発。絶叫が聞こえてくる。バラバラといろんなものが飛んでくる。4個使ってほぼ制圧。 マロニーの居た指揮台からは応射が止んでいる。腰抜け。背中を向けている私に突入するチャンス だったのに。では私が行ってやるよ。 後ろから撃たれても敵わん。思考が来るあたりを探り、探して無力化していく。指揮台から泣き声が 聞こえる。今其処に行くぞ。 よし。制圧確認。左足と左肩を撃たれていた。畜生。 警戒しつつ、マロニーに近づく。 演台の影から副官が押し出された。副官が喚きながら拳銃を乱射して突っ込んで来る。腹部から胸に かけて撃ち込んで倒す。 マロニー「お、お前は・・?」 床に這いつくばってズボンをぬらした将官服。ああ、写真で見たマロニー閣下。 俺「反逆者。質問に答えろ」 マロニー「金をやる!だから見逃してくれ!研究資料はここにあるんだ!それさえあれば―」 ステンを点射して、右手の甲を打ち砕く。マロニーが右手に噛み付いて転げまわる。脱糞の悪臭と 染みがズボンに広がった。 マロニーの研究所に仕舞われていた研究資料。あれは既に国王陛下に渡された。しぶとい奴だ。お前 が案内しようとしたのは、お前の書類保管庫。其処にあるのはステン短機関銃。 更に両手の肘を撃ち砕いてから気付く。ああ、コイツに警告するのを忘れていた。まあ、よかろう。 泣き喚きながら脚だけで這いずって壁に逃げるマロニーを追い詰める。耳たぶを打ち抜くと大人しく なった。 俺「取引できない相手もいる。さて。お前とチャーチル首相の関係は?」 マロニー「私の後見人のようなものだ!」 ふむ。嘘か。しかし、しぶとい。それで? マロニー「私は首相に多額の裏金を渡した!お前の上司が誰か知らんが、私を殺せばお前も国を敵に 廻すんだぞ!金ならやる!」 右足の膝頭を掃射して撃ち砕く。撃たれたネコのように飛び上がり痙攣するマロニー。 俺「もうちょっと早く、首相に金を渡したほうが良かったな。地固めするより本陣を突けよ」 マロニーが真っ青になり、全身がマラリアの発作のように震えだした。 マロニー「知っていたのか」 俺「首相を陥れて、反首相勢力の旗手になろうとしたのか。その一方で救国の英雄として名を馳せる? 良く考えたな。で、お前が献金した相手の名前を言え」 マロニー「いやだ!裁判で話す!お前には――」 左足の膝頭を掃射。かろうじて、腱で繋がっているだけとなった。 俺「お前の勝手だ。失血死するのもな」 ガックリと首を項垂れて、名前を言い始めた。ふむ。二人程新手だな。報告しないと。 マロニー「他にお前が知りたいことは?全部言う。だから殺さないでくれ。殺さないで!」 俺「手遅れだ」 私の脚にしがみつこうとした背中に弾倉の残弾を撃ちつくす。顔に血しぶきが掛かった。弾倉を交換。 あとはこいつの私兵の残りだ。そろそろ来るだろう、幾ら臆病者でもな。 おっと! なんだよ、今のビームは!ネウロイが攻撃し――― ミーナ「ひっ!」 背後の声と思考。反射的に腰を落しつつ振り返って応射姿勢をとる。ミーナ中佐? 俺「何をしている!」 ミーナ「こ・・・これ、俺さんが?」 そんな目で見ないでくれ・・・。 俺「そうだ。排除した」 言いつつ、ミーナ中佐の胸を押して外に出る。 俺「あなたが見るもんじゃない」 ドアを閉めた。女性がこんなものを見ては駄目だ・・。 バルクホルン「俺中佐!」 ハルトマン「俺!え?中佐?」 階段側から猛烈に掃射された。三人をトイレ側に突き飛ばし、彼女達をシールドで護りながら応射する。 くそ!腹に喰らった!気を抜くからだ!バカ!手榴弾が二個転がってきた。止まったそれに足を向けて 伏せる。彼女達に向けたシールドは持つか?彼女達も張ってくれ!背中の上を衝撃波が通り抜けた。肺 の空気が開いた口からたたき出される。 いかん、突っ込んでくるぞ!この野郎!私も手榴弾を外し、ピンを抜いて投げつける。やらせるか!身 をかがめたまま耳を広げた指で覆い、口を開く。今撃たれたら・・ 悲鳴と足音が聞こえ、轟音と共に爆発煙が吹き出した。走り寄り階段と階下を掃射する。私兵の一人が 階段に引っ掛かって痙攣している。 ミーナ「ウォーロックが赤城を攻撃しているの!」 ハルトマン「沈没し始めたよ!」 ああ、無事だったか!それで帰ってきたのか。 俺「制御不能とかいっていたぞ!ポンコツをぶち落せ!」 怒鳴りながら弾倉を変えてさらに撃つ。おい、離れろ!ミーナ中佐! ミーナ「え?撃たれてる!」 俺「下からな!離れろ!危ないぞ!」 もう一発!1、2、そら! 真後ろに立っていたミーナ中佐を押し倒し、上に被さる。耳を覆え!口を開け!ああもう。 階段が揺れた。むき出しの耳に激痛。背中に破片が当たったが、威力は削がれていた様だ。衣服の破片が 舞い飛んでくる。耳鳴りが激しいが、誰かの絶叫が聞こえてきた。中佐ではない。残り二人も大丈夫。 なら構わん! 俺「管制室の外側階段!それでハンガーへ!拳銃を抜いて!躊躇わず撃て!何とか出撃しろ!」 ミーナ「駄目!だって――」 俺「行けってば!ここはオレが押さえる!」 ミーナ「あなたは撃たれて怪我をしているの!手当てを!」 俺「やかましい!時間が無いぞ!」 ミーナ「でも!」 くそ、まだ下に居やがる!弾倉足りるか?連中のを奪え! 俺「ポンコツと戦えるのは君たちだけだろうが!行けって!」 階下を掃射しつつ階段を下りようとする私のベルトをミーナ中佐が引っ張る。照準が狂う、止めろ! ミーナ「せめて止血しないと!あなたが死んじゃう!」 まだ死ぬか!泣き顔の彼女を引き剥がし、唖然としている二人に向かって突き飛ばした。すぐに撃 ち始める。バルクホルン大尉がミーナ中佐を押さえてくれた。 顔だけ彼女達に向けて怒鳴る。 俺「バルクホルン!ハルトマン!ミーナ中佐を連れて行け!君達への期待を忘れるな!」 バルクホルン「あ・・・ああ、解った」 ハルトマン「・・・」 俺「泣いている暇があったら行け!ミーナ!ハルトマン!頼む!」 ―――――――――― 破れた管制室のガラス越しに、彼女達が発進していくのが見えた。おや、三人以外にも合流したのか。 さすが、仲間だな。頑張ってポンコツぶっ潰して来い。頼むぞ。 階下で倒した私兵から奪ってきた手榴弾が3つ。私の使い残しが1つ。何とかなるだろう。先の二人の 名前等はメモに書いて胸ポケットにしまった。これで誰かが回収してくれる。 腸が飛び出しちまった。早くやらないと。ショックが来そうだ。ピンを抜けなくなったら困る。 あれ?だけどあのポンコツ・・・制御不能なんだよな。コンソールを破壊しても意味なくないか? ま、やっとけ。『確実に』。HMSブリタニアで習ったぞ。 死ぬんだな。まあ、顔も知らん誰かの為に死ぬよりは・・。受容できる。国王陛下には悪いが、彼女達 の為のほうがいい。ミーナ中佐には悪いことをした。あんなに近くで顔見たのは・・・。可愛かった。 勘弁な。怖かっただろ。いい人だった・・・。 やるぞ、それ! ――――――――――――― 坂本「ミーナ。俺中佐は?」 ミーナ「手術は、終わったわ」 バルクホルン「それで?助かりそうか?」 ミーナ「重篤よ。あれだけ撃たれては・・・」 坂本「そうか・・・」 バルクホルン「宮藤は・・・助力してくれないのか」 ミーナ「ええ・・・。無理強いも出来ないわ。あの子にも考えが・・・」 執務室が沈黙した。 ウォーロック・赤城を撃破した隊員は、基地に戻った。赤城から脱出した乗組員はブリタニア海軍が 救助している。 基地には、微かな血の痕だけが残っていた。サーニャが探知した航空機の頻繁な着陸と離陸が関係 しているのだろう。 ミーナ達には、居合わせた情報部の女性将校が説明をした。隊員へは『沈黙の依頼』が一通の手紙 によってなされた。その手紙の署名はブリタニア国王ジョージ6世。 何も見なかった。何も聞かなかった。基地の損害は、ネウロイの砲撃を受けてのこと。出撃していた 隊員以外はみなそれで戦死した、と。皆、静かに頷く。 女性将校はミーナ中佐に俺のことを依頼して、車で基地を去った。 シャーリー「なあ、宮藤。俺中佐にあれ、やってくれないか?」 宮藤「嫌です。あの人は人殺しです。神様に委ねればいいんです」 ハルトマン「強制はできないけどさ・・・」 リーネ「俺さんがやってくれたから、私たちも出撃できたんだし・・・」 エイラ「人殺しって言ってもサ。悪いのを倒したんだゾ?」 宮藤「悪人だから殺していいって言うんですか?私はウィッチとして、人を助ける為にネウロイと戦って きたんです。でも、あの人はネウロイではなくて人間を殺したんです!」 エイラ「そういわれるとナー。難しいヨ。サーニャはどう思う?」 サーニャ「・・・」 食堂に集まった皆が黙り込む。執務室に居るもの以外はここに居る。談話室は元の面影がない。居心地 が悪いので、少しまともなここに皆が集った。 ペリーヌ「命は尊いものと思います。ミーナ中佐から、俺中佐の過去の話を伺いましたよね。皆さんも」 皆が頷く。宮藤も微かに頷いた。 ペリーヌ「地味で誰も興味を示さない・・・わたくし達とは正反対の戦績でした。誰にも称賛されない・・・」 エイラ「だよナ。作戦自体知られていないシ」 ハルトマン「避難民を5万人、だっけ?偉いと思うな」 ペリーヌ「情報漏洩をした人ですとか、マロニー大将達ですとか。確かに手にかけてはいます。でも・・・」 黙りこんだペリーヌに全員が顔を向ける。 ペリーヌ「その人達の家族・・・肉親は救われるのでは無いでしょうか。今回も戦死扱いです・・・」 シャーリー「そうだね。肉親は、真実を知らなくて済むよな」 エイラ「知らないほうがいいよ。知ったら辛いヨ・・・」 リーネ「そう・・・ですね」 サーニャ「・・・死んだ人も・・・・安心しているんじゃないですか・・」 エイラ「裏切り者の家族、っていわれないヨナ」 ハルトマン「後ろ指刺されずに済むね」 宮藤「・・・あの人が、こういってました。情報を漏らした人についてですけど」 ハルトマン「なんて?」 宮藤「えと。『罪から解放したんだ』って。どういうことなのかなって」 シャーリー「宮藤がさ、脅されて・・・お母さんを人質に取られたとかでさ、スパイになれって強要され たと考えてご覧?宮藤はどうする?」 宮藤「はい。言うことを聞きます」 シャーリー「だろうね。普通そうだよ。私も皆も」 リーネ「私もそうします」 皆頷く。 シャーリー「で、自分の渡した情報で、死ななくて良かったはずの人が殺された。宮藤はどう思う?」 宮藤「・・・・苦しみます。責任があります」 シャーリー「だよね。良心がカケラでも残っていれば。残っているよ、脅されたんだもの。でも、罪 からは逃げられないよね。脅されていたから無実、ではないだろ?」 皆、真剣に考えている。 シャーリー「でも、さ。その罪の意識に宮藤が屈してさ、自殺とか自首とかね?その場合も家族を殺す って最初に釘を刺されていたらどうだろう。どうにも逃げ場はないだろ?」 ハルトマン「ずっと操られるよ」 宮藤「そうですね」 シャーリー「その人にとっても、救いだったんじゃないかな。それが『解放』の意味なんじゃない?」 皆、頷きだした。 シャーリー「マロニー達は別。救いは家族だけに・・それでいいんじゃないの?」 サーニャ「不完全な兵器を使って。結果、赤城の乗員を殺しました・・・」 ハルトマン「挙句にネウロイになっちゃったもん。意味ないよ」 ルッキーニ「そうそう!あんなのでウィッチに取って代わろう何て。バッカみたーい!」 それまで、シャーリーに抱きついて不安そうに皆を見ていたルッキーニが、初めて声を出した。 みな、笑い顔になる。 リーネ「・・・国王陛下が御命じになられたのですし・・・」 ハルトマン「命じる側も辛いだろうけど、実行するほうはもっと辛いだろうね」 シャーリー「ああ。自分の手で。相手の顔も見る。数字の上の一人じゃない」 宮藤はじっと考え続けるだけ。回りも邪魔をしない。 ミーナ「あ、皆ここに集まっているわね。俺さんの手術は終わりました」 エイラ「大丈夫カ?」 ミーナ「あとは・・・運と本人の頑張りだそうです」 ハルトマン「そう・・・」 坂本「まあ、とりあえず何か食べよう。腹が減ってはなんとやら、だ」 ペリーヌ「あ!バルクホルン大尉。私が替わります」 バルクホルン「頼む」 坂本「久しぶりに、私が握り飯でも作って振舞おう。そのくらいは怪我していてもできる」 シャーリー「あ!今日は私が作りたい気分なんだよ!おい、手伝ってくれる?ルッキーニ」 ルッキーニ「うん!手伝う!」 シャーリー「なに作ろうか、ルッキーニ?」 ルッキーニ「うんとねー・・・パスタッ!」 エイラ「サンドイッチも作るヨ!サーニャ、なにかオラーシャ料理作ってくれるカ?」 サーニャ「ええ。それじゃあ・・・スープ」 ハルトマン「私も手伝うー!」 ミーナ・バルクホルン「「座っていて、フラウは」」 ハルトマン「ひどい。 あ、リーネ、お湯沸かすからさ、紅茶お願い!」 リーネ「はい!」 坂本「私の握り飯は要らないのか?皆??」 ペリーヌ「ほほ・・・。少佐は怪我をしておられますから。私たちに任せてくださいませ?」 坂本「すまんな。ではご馳走になるよ」 皆が、笑い声をあげた。坂本が首をかしげる。 宮藤「あの・・・ミーナ隊長、バルクホルンさん。ちょっとお話があるんです」 ミーナ「ええ。それじゃ、あっちで話しましょう。ここは賑やかだから」 宮藤「俺中佐は、なんで・・・あの仕事をしているんでしょう。楽しいんでしょうか?」 ミーナ「私には、悩んで、苦しんでいるように思えるわ」 バルクホルン「そうだな。あの人の目は・・・それが浮かんでいるんだと思う。だから、ぱっと見は冷徹な、 非情な眼に見えるんだろう。管制室で見たときも、硬い目付きだったが狂気は無かった」 宮藤「好きでもない仕事なのに、なぜするんでしょう?」 ミーナ「誰かがやらないとならない仕事なのよ。私たちの替わりに、誰かがしてくれるの。だから、私達 は・・・手を汚すことも、悩むこともなくて済むんじゃないかしら」 バルクホルン「そう。表立っての活動が無いから見えない。大変な仕事だ。私には無理だ」 ミーナ「私にも出来ない・・・」 宮藤「でも、だからといって自分でやることも無いんじゃないですか?」 ミーナ「・・・・責任を誰かに押し付けるのが、一番楽ね。でも、あの人はそれを引き受けた」 宮藤「心が強いから?」 ミーナ「それはあるでしょう。私達のように弱くては無理だもの。あと、あの人にはご家族、肉親が居 られない様子ね。心配をかけることが無いから、と思ったのかも」 バルクホルン「そうだったのか。なるほど・・・」 ミーナ「あの夜、そんなことを言っていたのよ。話さなくてごめんなさい、トゥルーデ」 バルクホルン「あ、いいんだ」 宮藤「残された肉親が苦しんだり、悲しんだりしないから、でしょうか・・・」 ミーナ「そうじゃないかしら。心の中のことはわからないけれど・・・」 宮藤「・・・・」 ミーナ「その夜、こうも言っていたわ。命令を受けても、それが真実か確認するって。そしてね、罪の 無い人を殺す命令を受けたら、拒否できないなら実行するまえに自殺するって。あれは本心よ」 宮藤「・・・」 バルクホルン「!」 ミーナ「悩んで、苦しんでいるのよ。だから、そういう自論を持っているんじゃないかしら」 宮藤「・・・・・・・・・・・・・・・」 ミーナ「誰にも相談せず、一人で全部背負い込んでいるのよ、あの人は」 宮藤「・・・・・・・・・」 バルクホルン「私には耐えられないな・・・。あ、容態が安定したら、軍病院に移されるんだろう?」 ミーナ「あの中尉は何も言わなかったけれど、多分そうでしょうね。今夜中に、医療陣は501隊に交代 するそうよ」 バルクホルン「そのほうがいいな。気心が知れた人のほうが何かと安心だ」 宮藤「・・・・解りました。納得できたと思います。私、俺さんに治癒魔法を使います」 ミーナ「ええ。お願いしますね。俺さんも私たちの仲間ですから」 宮藤「はい!行って来ます!」 バルクホルン「やっと、その気になってくれたか」 ミーナ「宮藤さん、ショックを受けすぎたのよ。それまで年上のお兄さんみたいに接していたから」 バルクホルン「だろうな。私も疑いを捨ててから、親近感が沸いたし」 ミーナ「ええ。助かるといいのだけど」 バルクホルン「重篤というより・・・危篤に近いのか?」 ミーナ「ええ。だから収容ではなく、ここで手当てを・・・」 バルクホルン「・・・・そうか」 ミーナ「・・・私達をあの時庇わなければ・・・」 バルクホルン「・・・礼を言いたい。宮藤なら、きっと・・・」 ミーナ「ええ・・・」 ****
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名前 効果 所持部隊 大盾 [攻防]1/5の確率で受ける陣形戦ダメージを0にする 剣将軍 槍将軍 重騎兵 斧将軍 必殺名人 [攻防]必殺の発動率2倍 剣将軍 斧将軍 暗殺 冥炎 貫通 [攻防]敵部隊の防御力を70にする 風雷 竜騎兵 見切り [攻防]敵の必殺を無効化する 聖騎士 剣聖 風光 隠密 [侵攻]進軍待伏を1/2で回避 奇術師 魔将軍 神隠し [侵攻]戦争開始時、敵のペットを「なし」にする 奇術師 幻魔 逃げ上手 [侵攻]退却成功率up 盗賊 天魔兵 追撃 [侵攻]1/2でSPに依存する追加攻撃を行う 剣聖 覇竜 奇襲 [勝利]奪国力+40 騎兵 歩兵 奴隷 動乱 [勝利]奪国力1.3倍 軽騎兵 傭兵 奴隷 軽魔導 侵略 [勝利]奪国力1.25倍(上限無視) 革冥奴隷 征竜 防御体制 [防衛]戦争開始時、兵数+20% 重騎兵 黒騎士 聖隷 重魔導 真理 [攻防]戦争中、自軍士気が70未満であれば70に固定 聖隷 槍将軍 幻魔 歩兵殺し [攻防]歩兵系の部隊に必ず特効 天魔王 征竜 魔導殺し [攻防]魔導系の部隊に必ず特効 弓術 黒騎士 騎兵殺し [攻防]騎兵系の部隊に必ず特効 革冥奴隷 冥炎 幻想 [勝利]国力がランダム増加 風雷 虹天魔 魔貫光 [攻防]SPと統率に依存する追撃 虹天魔 魔将軍 飛天 [進軍]必要行動力3/4 竜騎兵 天魔兵 軽業師 [進軍]必要行動力1/2 長期遠征× 盗賊 暗殺 飛翔 [進軍]必要行動力1/2 覇竜 天魔王 乗馬 [進軍]必要行動力4/5 騎兵 軽騎兵 槍将軍 聖騎士 倹約 [進軍]必要な兵糧、国家予算-50% 歩兵 傭兵 魔導 軽魔導 反撃 [防衛] 1/2で統率に依存する追加攻撃を行う 魔導 重魔導 包囲網 [防衛]敵軍は退却できなくなる 弓術 風光
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龙凤排炎(龍鳳の排炎) 颜色 卡片类型 类型/限定 等级 限界 费用 成长费用 力量 标记 红色 魔法 - - - 红5 - - ※ 能力: 你的场上每有1只 龙兽 SIGNI,这张魔法卡的使用费用就减少红1。将对战对手1只力量10000以下的SIGNI驱逐。这样做了的场合,从对战对手的能量区将1张卡片放置到废弃区。 【※】:从对战对手的能量区将1张卡片放置到废弃区。对战对手的能量区的卡片在4张以下的场合,将对战对手1只力量10000以下的SIGNI驱逐。 收录情况: 卡包 编号 罕贵度 卡图画师 个性文字 Infected Selector WX04-032 SR しおぼい 咆哮一閃!大・爆・発! 【THE一灭寂】补充包第4弹《Infected Selector》中文卡表 FAQ Q:【※】效果可以只废弃能量,不驱逐SIGNI吗? A:可以。
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豊臣の進軍を退け 中国地方に平穏を取り戻した頃、 毛利はまたしても業を煮やすこととなった。 悪評高い明智軍が中国地方へと 迫っていることを知ったのである。 意のままに事が進まぬ苛立ちを抑え、 毛利は明智光秀を排除するため 山崎へと兵を進めたのであった。 これを機に我が策略を脅かす者を取り除く 皆の者、山崎へ向かえ… 排除 【山崎布陣戦】 ≪開始直後≫ 毛利軍武将「天王山に明智光秀はいない様子… 今のうち、山頂に陣を布きましょうぞ! 」 いかなる手段を用いても構わぬ、奴を消せ ≪天王山頂上陣地を確保せよ!≫ 光秀「毛利軍ですか…よい悲鳴が聞けそうですね」 何をしていおる、進め、恐れなど抱くでない 光秀「おやおや…怖いお方ですね」 何をしておる、命に代えても突破せよ! 毛利軍武将「はっ…了解いたしました…」 光秀「…ふむ、実に興味深い」 毛利軍武将「くっ…明智軍の何たる極悪非道な戦略… 元就様の策の為、我らも朽ちるしかないのか… 」 毛利軍武将「なりませぬ!我ら、劣勢です! 明智軍は命を惜しんでおりませぬ! 」 使えぬ者共め…! 光秀「なるほど…ククク…面白い方だ」 ≪明智光秀遭遇ムービー≫ 光秀「貴方は何をしにここまで来たのです?」 知れたこと。我が計により、貴様を排除するためよ 光秀「策…ねぇ……。ククク…ハハハ……アーッハッハッハッハ!」 貴様っ…何がおかしいっ!! ≪明智光秀交戦中≫ 光秀「とぼけても無駄ですよ…貴方と私、一皮剥けば 同じ色の腸がのたうち回っている…ククク! 」 貴様、我を愚弄するか…ッ! 光秀「取り繕うのはやめましょう 貴方は私と同じ…そう、ただ血が見たいだけ! 」 光秀「実に残念ですよ せっかくお友達になれると思ったのですがね」 下衆が…貴様との馴れ合いなどいらぬ! 光秀「おやおや寂しいお方だ、一人ぼっちですか」 光秀「氷の面で取り繕っても腹の色までは隠せない… ククククク…アーッハッハッハッハ! 」 光秀「己を隠すのは苦しいでしょう? 欲望に素直になればとても楽になりますよ 」 言わせておけば…いい気になりおって! 光秀「苦しむ人を見るのはとても愉しい…! だから貴方を、ゆっくり眺めるとしましょう! 」 おのれ…愚劣な…! 光秀「どうしました?端正な顔が引きつっていますよ」 光秀「貴方の爪先から伸びるのは血塗られた道です その道のりは、実に気持ちが良さそうだ 」 光秀「貴方の血は冷たそうだ 今から私が確かめてあげましょう 」
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機甲兵装 概要 "テロや民族紛争の際限なき増加による戦術の変化に応じた大規模破壊兵器の衰退、索敵技術とその対抗技術の発達に伴い、市街地でCQB(クロース・クォーター・バトル=近接戦闘)を主眼として台頭した兵器体系――それが機甲兵装と総称される軍用有人兵器群である。第一種は最初期コンセプトモデルを受け継ぐベーシックな機体、第二種は第一種の発展型第二世代機。そして第三種は第一種、第二種の規格から逸脱する機体全般を指す。ワンオフで製造された大型機、及び極端な改造機などがこれに当たる"(『完全』pp.51-52) "機甲兵装とは、テロや民族紛争の際限ない増加に伴い、市街戦や局地戦における近接戦闘に特化して発達した歩行型軍用有人兵器の総称である"(『焼相』p.35) "キモノとは機甲兵装を指す警察独特の隠語であり、元は着物、すなわち<着用する得物>に由来するという"(『焼相』p.40) "もともと市街戦や局地戦を想定して発達した近接戦闘兵器であるから、見通しの利く平坦な場所等での運用には向かないのだが、個人で運用できるため、ゲリラやテロリストには欠かせない装備となってしまった"(『済度』p.91) "機甲兵装に搭乗して抵抗する者を無傷で確保することは不可能に近い。機甲兵装を攻撃によって無力化した場合、構造上搭乗者は致命傷に近いダメージを受けることとなる。その場合の死亡率は八〇パーセントを超えると言われている"(『完全』p.279) "機甲兵装は本来市街戦を想定して発達した特殊装備だ。特に第二種の屋内戦闘モードは体表面積を大幅に縮小するが、それでも無理らしい"(『完全』p.35) "アンテナ類を収納し、脚部を縮める屋内戦闘モードにシフトチェンジ"(『完全』p.126) "機甲兵装にケルトの古い妖精の名がつけられることが慣例的に多いのは、ケルト人の戦い方に由来するという説もムハーディラで初めて聞いた。古代の歴史家の記述によると、ケルト人は戦闘の際に二輪戦車を用いていたらしい。彼らは小アジアで戦車の扱い方を学び、それをヨーロッパに伝えたのだという"(『自爆』p.273) ICU "ICU(Integrated Control Unit)とは機甲兵装の操縦操作に介在して実際の駆動を制御する電子部品のことである。動力系統はもとより、駆動機構から安全装置、吸排気系、燃料系統、油圧系、電装系、コクピットの環境系に至るまであらゆる機構と連携し、その動作を調整、制御。各部センサーからの情報を受け取り、状況に応じた最適な動作に置き換える。機甲兵装という複雑な装置が、人間の手足による粗雑な操縦でスムーズに動き回れるのはひとえにこのICUの賜物である。これがなければ、如何なる機甲兵装も立つことはおろか始動することもままならない。当然どんな機種にも搭載されており、メーカーによって名称も様々である。しかし規格はほぼ統一されており、高い互換性が確保されている。このICUの性能如何で機体のパフォーマンスが大きく左右されるため、その設計やチューニングを専門とする業者も少なくない"(『暗黒』p.28) 装備 特殊閃光弾 磁力弾登場:『無印』『未亡』 "特殊閃光弾は機甲兵装自体に影響はないが、搭乗者を攪乱する効果が期待できる。磁力弾は機甲兵装のセンサーに一時的なダメージを与えるために開発されたもので、SASやGSG-9の対テロ作戦においてその効果が実証されている"(『完全』p.52) ジェットボード登場:『完全』 油圧装置登場:『雪娘』 "長さ約七〇センチ、幅約四〇センチ、厚さ約八センチ、重量約七〇キロ。短い方の側面の中央に開いたこの穴に注目して下さい。直径は約三センチ、被害者の胸を貫いていた鉄棒とほぼ同じサイズです。この平たい板の内部には油圧ポンプ、シリンダー、モーター、それに圧力、流量、方向制御装置などが入っています"(『雪娘』p.119) "この装置は機甲兵装の腕部に取り付けるものと推測されます。腕のアクチュエーターからバイパスして作動させる仕組みです。腕部装甲に溶接した鉄棒と見せかけ、相手の不意を衝いて発射する。格闘戦用の隠しオプションですね。その試作品ですよ"(『雪娘』p.120) 対機甲兵装地雷登場:『無印』 "灰色に塗装されたゴルフボールほどの大きさの三角錐が一面に散らばっている。対機甲兵装地雷だ"(『完全』p.311) ・未分類機甲兵装 龍機兵(ドラグーン) フィアボルグ バーゲスト バンシー 装備 機甲兵装用汎用小型ADSユニットの試作品登場:『焼相』 ・第二種機甲兵装 ・第一種機甲兵装