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ドイツを支配した政党。
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"Die meisten Menschen werden leichter Opfer einer großen Lüge als einer kleinen." (大衆は、小さな嘘より大きな嘘にだまされやすい。なぜなら、 彼らは小さな嘘は自分でもつくが、大きな嘘は怖くてつけないからだ) + AA ─…─- ,.. ´ `' . イ ミ 、 / . ヽ / ..... .. 丶 / r=、 ... ... '. ,' . / `ー==、_ .... ... i i }  ̄`ー=、 .. ..... | { . /  ̄ ̄`ヽ_ | ' / `ヽ | | j '. '、 ヽ, | __ | | ゝ、 \ / .' } ! Y´. .\ { r'´ ̄ `ヽ ヽ /, / /く }{ ト-.ソ >≧三ニミ、_ノイ / L≦ニ=≦ミ、, {/ } ヘ }{ 〈 ,-くでシ`ヾヽ | ,ィくでシ`ヾヽ レ′ Vヾ { `¨¨´ ) ゞ `¨¨´ ゙ Y i '. / \ { ゝ-'ヽ `ヽ `ー一´ , | `ー / } \ / | ト、 .' /} 人_ ! ) ヽ ' /ハ / >ァ勿Y乍ミ、`ヽ / / { ト、 }彡//ムiト、ミ/〉 /、 / . 八 ヽヽ ヽ r‐一'二二゙ー‐ヽ , . . ̄`ー- / . . . . ', 丶 \ r'⌒ヾ ノ . . . . . .  ̄` .ー .  ̄ . . . . . . ∧ \ ゝ., /´ r'| . . . . . . . . . . . .\ . . . . . ..∧ `>-、 ,イ | . . . . . . . . . . } . . . . . .. .ヘ `¨ー=ニニィ | . . . . . . . . . . . . . . | . . . . . . . . \ r'⌒ヽ, | . . . . . . . . . + 日本語吹替声優 家中宏 『ヒットラー』 檀臣幸 『アドルフの画集』 大塚周夫 『ヒトラー 〜最期の12日間〜』 浦山迅 『わが教え子、ヒトラー』 佐藤祐四 『ワルキューレ』 飛田展男 『帰ってきたヒトラー』 間宮康弘 『ジョジョ・ラビット』 アドルフ・ヒトラー(独:Adolf Hitler, 1889年4月20日 - 1945年4月30日)はドイツの政治家。 国家社会主義ドイツ労働者党党首としてアーリア民族を中心に据えた民族主義と反ユダヤ主義を掲げる。 1933年首相となり、1934年にヒンデンブルク大統領死去に伴い、国家元首となる。 軍事力による領土拡張を進めた末に1939年のポーランド侵攻によって第二次世界大戦を引き起こした。 ドイツ降伏数日前にベルリン市内の総統地下壕内で自殺。 合法的な選挙により勢力を拡大したが、後には指導者原理に基づく党と指導者による独裁指導体制を築いたため 現在においては独裁者の典型とされる。詳細は各自で検索されたし。 1920年に日本で最初に報道された際には「ヒットレル」と表記され、その後は「ヒットラー」という表記も多く見られた。 第二次世界大戦当時の日本人にとっては「貧乏だったが苦労して頑張って政治家になった友好国の偉い人」という程度の認識だったそうな。 1938年のヒトラー・ユーゲント(青年団)来日の際には、北原白秋の作詞による「万歳ヒトラー・ユーゲント」という歓迎歌が作られたが、 友好国とはいえあくまで媚びる事無く、対等の立場であるとアピールするものとして文言には気を配られていたそうである (歌詞中の言葉はあくまで日本語読みにこだわり、放送局が勝手にドイツ語読みに直すとやり直せと怒鳴り込んだのだとか)。 インターネット上では「ネット上の議論が煮詰まると、最終的に貶したい対象をヒトラーやナチスになぞらえて批難しがち」という傾向を、 1990年に提唱した弁護士マイク・ゴドウィン氏に因んで「ゴドウィンの法則」(或いは「ゴドウィン点に達する」)と呼んだりもする。 各論出し尽くして最早人格攻撃しか術が無くなったのなら、一旦議論を中断して頭を冷やすべきかも知れない。 + ニコニコ動画での扱い 「廃課金様は何をしても許されるほど運営に優遇されているのか?!」 ニコニコ動画では所謂 総統閣下シリーズ で有名。 総統閣下シリーズとは、映画『ヒトラー 〜最期の12日間〜』の主にヒトラーに嘘字幕を付けたMADシリーズである。 同映画のヒトラーは、ヴィム・ヴェンダース監督作品『ベルリン・天使の詩』で世界的に知られる スイス出身の俳優ブルーノ・ガンツ氏が演じている。おっぱいぷるんぷるん! 日本語吹き替えは旧劇場版ジャギなどの大塚周夫氏。 嘘字幕はアニメ・ゲームネタが多く、ヒトラーは某ゲームで自分か倒そうとしたエネミーを横取りされたり、 某アニメの録画を忘れたりした怒りを部下にぶつける、とんでもない廃ヲタクになっている。 かつてニコニコ黎明期に隆盛を誇ったMAD群は殆どが権利者削除され、他の映画作品のMADが台頭して来たが、 現在は新たに投下されたMADも増えてきており、再び盛り返しつつある。 そして2015年、総統閣下シリーズ界隈に激震が走る映画が海外で発表された。 その映画は『帰ってきたヒトラー(ドイツ語原題「Er ist wieder da(彼が帰ってきた)」)』。 タイトル通り、ベルリン地下壕での拳銃自殺時からの記憶そのままに、現代のドイツにヒトラーがタイムスリップしたというブラックコメディ小説が元である。 アドルフ・ヒトラーのものまね芸人として勘違いされたヒトラーは、そのまま芸人としてTVに登場、辛辣な物言いで外人労働者や難民排斥を訴え、 街頭ロケで声をかけた一般人達もそれに賛同し、徐々に支持層を広げていく様子が描かれている。 ちなみに、この街頭ロケ部分は映画撮影だと知らない一般人に対してゲリラ的に行ったインタビューがほぼそのまま映画に流用できてしまった、「撮影当時のドイツ人の生の反応」だったりする。 ニコ動の九割以上の人間が映画のPVを見て確信した事だろう、「ああ、これ新しい動画素材になるわ」と。 さらに実際に映画中でも動画素材扱いされていたばかりか、例のあのシーンのパロディまで登場した。 そしてこうしてヒトラーネタに笑ってジョーク素材にしている人達に対しても、やはり劇中でこう指摘されている。 あの時も、はじめは皆笑っていた。 + 格ゲー含む、フィクション作品での扱い 「ナチスドイツ」自体が悪役として登場する事が非常に多く、代名詞ともなっている。 ドイツ系のキャラクターがナチスドイツ将校をモチーフにしたデザインになる事や、 同団体のシンボルであるハーケンクロイツ(鉤十字)を掲げている事も多い。 格ゲー関連の話では、『ワールドヒーローズ2』のゲーメストムックによれば、 ブロッケンの初期のデザイン案にはチョビヒゲで殆どヒトラーまんまというものがあった。 また、『アカツキ電光戦記』シリーズに登場するエレクトロゾルダートやアドラーの着ている電光被服は、 ナチスドイツ兵のものをモデルとしている。 というかアドラーに関しては名前もさる事ながらチョビヒゲ付けて黒髪にすればもろ本人クリソツである。 また他のジャンルのゲームの方では、カプコンより発売されたファミコン用ソフト『ヒットラーの復活』というゲームがある。 元々はアーケードゲームである『トップシークレット』というワイヤーアクションゲームの移植作なのだが、 ワイヤーを使ったハリウッド映画のようなアクション、非常に優れたバランス、そしてなにより ヒットラーを題材とした、かなり内容は際どいながらも秀逸なアクションゲームとして有名なタイトルである。 が、流石に海外展開の際にはこの上ない邪魔になるのも事実であるため、海外版は『バイオニックコマンドー』という、 何とも当たり障りのないものに変更された。…なのに北米では『ヒットラーの復活』を欲しがるチャレンジャーな人が今も多い。 RPG『ペルソナ2罪』にも登場しているが、厳密には本人ではなく、人々の「噂」によって具現化されたという設定になっている。 こっちはナチスハンターからクレームが来たらしく、PSP移植版ではサングラス着用&「フューラー」への名称変更、という措置が取られた (尤も、名称を差し替えただけで文章の修正は施されなかったため、一部は意味が通らないものになってしまっているが)。 『高機動幻想ガンパレード・マーチ』ではゲーム中に名前は出ず歴史年表に名があるのみだが、 「「絢爛舞踏」ナポレオンのリフレインであったが「あしきゆめ」に憑かれた」とある。 このため、ドイツは国自体が幻獣共生派(敵)となっている。 『デジモンワールド デジタルカードバトル』では、頭頂部から横に流した髪、赤い腕章に白い手袋、 さらにとどめと言わんばかりにチョビ髭という、偉大なるアグモン総統が登場。 大勢のアグモン達を従える「やったるでー協会」の会長にして総統である。流石に組織名はいじれなかったか 組織自体は住んでいる島が沈むという終末論を唱えたり、怪しい占いをしたりどちらかと言えば宗教団体に近い側面を持つ。 ナチスもオカルトに傾倒してた面も…ゲフンゲフン 当然ながら次回作の『デジタルカードアリーナ』にはおらず、他メディアでの登場や公式のデジモン図鑑への掲載もほぼ無いだろう。 というか『デジタルカードバトル』の移植版が今もなお出ないのはほぼ確実にコイツのせい 掛け声は流石にハイルではなく「ジークアグモン!」だが、実際は組織名にも入っている「やったるでー!」と言ってる方が多かったりする。 ……後に『デジモンクロスウォーズ』にて「ジークグレイモン」なるグレイモン種が登場してしまったが、多分関係無い…はず? この他、ナチスの関連組織である秘密警察ゲシュタポもネタにされており、アダルトゲーム『Dies irae』では、 ゲシュタポ長官ラインハルト・ハイドリヒが同作の敵組織、黒円卓こと聖槍十三騎士団の首魁となっている。 + ゲーム以外では ゲームと無関係な所では、DCコミックの『ジャスティスリーグ』にも、 あるエピソードにて、名前こそ出さない形ではあるが登場している。……組織乗っ取られて氷付けにされてたけど。シャイセ! マーベルコミック側ではレッドスカルやマグニートー絡みでちょろちょろ名前は出れど本人は今の所出ていない。 漫画『コブラ』では三千年前の亡霊として登場。「サラマンダー」と名乗り、海賊ギルドの幹部としてコブラと対峙した。 こちらも直接名前は出ていないが、本体のミイラ並びに思念体という形で姿は確認できる。 特撮『仮面ライダー』の代表的悪の組織「ショッカー」はナチスドイツの人材や技術を母体とした物である (それを踏まえると仮面ライダーはナチスの亡霊の被害者とも受け取る事も出来る)。 また『仮面ライダーX』の敵怪人の中にはヒトラーの死体を改造したヒトデヒットラーなんて奴も……色々な意味で恐ろしい (このヒトデヒットラー、村枝賢一氏の『仮面ライダーSPIRITS』でも堂々と登場している)。 その他、手塚治虫氏の『アドルフに告ぐ』、水木しげる氏の『劇画 ヒットラー』の二作も、 歴史上のヒトラーを題材にした名作として評価が高い。 藤子不二雄Ⓐ氏のブラックユーモア短編にも、ヒトラーのそっくりさんとして芸能活動をしているおじさんが、 ごく普通の一般家庭に間借りした事が切っ掛けで平和な町内を次第にナチス色に染めていく『ひっとらぁ伯父サン』、 及びその続編『ひっとらぁ伯父サンの情熱的な日々』があり、知る人ぞ知るブラックユーモアの傑作とされる。 『帰ってきたヒトラー』に先んじて70年代にこのような作品を出す先見性は流石である。 珍しい所では漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第2部(戦闘潮流)には、 決して味方とは言えないが利害の一致で協力者となるナチスドイツの幹部軍人「ルドル・フォン・シュトロハイム」が登場する中、 総統ご本人も一コマだけ描かれている。 また、柱の男の生態調査も総統直々の命令だとシュトロハイムが発言しており、 柱の男が人類の存亡に関わる存在である事が一際強調された場面となっている。 なお、アニメでは当然の如くカットされ、ナチスという言葉も一切登場しない。 人体実験は普通にやっちゃってるし、ドイツ軍と言っている時点でアウトな気もするが また、「ナチス式敬礼」は漫画ではそのまま表現されていたが、TVアニメでは腕の部分に影がついて隠されたが正直ちょっと見えててバレバレ。 そのシーンをパロったアニメでは全く隠されていなかったが。まあ後述の『ルパンVS複製人間』でもまるで隠してねぇし かの有名な『ドラゴンボールZ』の劇場版『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』では、 閣下にそっくりの独裁者が、ジャネンバによって引き起こされたこの世とあの世の混乱によって復活。 無数のゾンビ兵士達と共に街を荒らし回るが、ゴテンクスの活躍によって全滅した。 漫画『コハエース 帝都聖杯奇譚』には、キャスターのマスターとしてそれっぽい人物がチョイ役で登場。 直接的な名詞こそ出ないものの、「第三帝国の総統閣下」「フューラー」という言い回しと総統閣下シリーズの空耳由来の台詞から、 ヒトラーが元ネタである事は確定的に明らか。 漫画『スプリガン』では、ネオナチス(現実のネオナチとは違う組織)が用意した、 器(自身のクローン)に魂を憑依させられた形でまさかの完全復活、という形で登場。 この作品では第二人格が数々の暴挙を引き起こしたという所謂「二重人格説」が作中世界の事実となっており、作中でも言及されている。 非常に温厚かつ紳士的で優しいオジサンだが、指導者としての責務と周囲の期待という重圧に耐え切れずに邪悪な第二人格を生み出し、 結果的に大きな禍根を遺してしまった悲劇の独裁者として描かれていた。 同じくクローンという形では『ルパン三世』の劇場版第一作『ルパンVS複製人間』にて、 作中の黒幕・マモーが作った偉人コレクションの一人としてヒトラーのクローンが登場。 出くわしたルパンは思わずナチス式敬礼でやり過ごした。 また、2019年に公開されたシリーズ初の3DCG映画『THE FIRST』にも、 同作の黒幕であるゲラルト(この人の事ではない)が心酔する人物として存在が語られており、終盤にもとあるシーンで登場するのだが…。 挙句、イギリスではこんなコメディまである MUGENにおけるアドルフ・ヒトラー 2体が確認されている。 + Omega Series氏製作 Omega Series氏製作 オメガトムハンクスを改変して作られたカオスな総統閣下。 defファイルによれば、Big Boss氏が製作したものを更に改変したものであるらしい。 現在は海外サイト「MUGEN Database」にて代理公開されている。 改変元と違って食らい判定はちゃんとあるが、普通のキャラよりも耐久力が高く、 通常技にあたる写真の飛び道具に削りダメージが付いていたりと性能自体も結構高い。 他にもゲージを消費して無に還ったり核を発射するなどと無茶苦茶。 そして、特定のキャラと戦わせると常時無敵になる上に技の威力も即死級になり、準論外級の強さと化してしまう。 AIはデフォルトで搭載されている。 プレイヤー操作(8 33~) + a487561氏製作 a487561氏製作 minoo氏のキョンを改変したもので、上記と同じく「MUGEN Database」にて代理公開されている。 イントロで前述の総統閣下シリーズのMADが流れる他、ボイスも元ネタの映画から取られているのでうるさい。 なお、Readmeの類が同梱されていないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。 一見普通のキャラに見えるが、戦車を召喚してマスタースパークをぶっ放したり、 何故かビリビリ動画のロゴを飛ばしてきたりと、こちらの総統閣下も負けず劣らずのカオスっぷり。 そして3ゲージ消費技の「RapingMove!!!」に至っては、 大人の事情により速攻で打ち切られたイギリスのTVドラマ『Heil Honey I'm Home!』のMADが挿入されたりともう訳が分からない。 とはいえ、(演出はともかく)各種技の性能自体はそこまでぶっ飛んではいない。 AIはデフォルトで搭載されている。 プレイヤー操作(上記の技は1 28辺り等で拝める) この他に、キャラクター以外ではBasara-kun氏が製作したルパン三世が対空攻撃時に名前を叫ぶ事がある。 また、シェルアーク氏によりHM氏のアドラーのボイスをヒトラーのものへ差し替えるパッチも作られている。 MUGEN界隈では、豆乳の作者、邪悪の化身バレッタ!!氏による下の動画によりサイロックとよく関連付けられたりする。 この動画が投稿された当時はMUGEN界隈では総統閣下シリーズはあまり知られておらず、 また総統閣下シリーズの中でもかなりクオリティの高いものとなっているのでスレや絵描き掲示板はかなりインパクトを受けた。 しかし肝心のサイロックの出番はあまり増えなかったという…肝心の動画が削除されちゃったし 畜生めーっ! 出場大会 第2回遊撃祭 大乱闘!強以上際限無しトーナメント【強~神クラス】 メジャー&マイナーごちゃまぜ狂キャラ大会 更新停止中 タタリフェスティバルッ!!-II 大乱戦!!強以上極限0トーナメント【強~神クラス】 プレイヤー操作 アルで昇華(part119、a487561氏製) ブリジットで遊撃の旅( part111 、Omega Series氏製) 注意 現在でも、ヨーロッパ諸国(特にドイツ、フランス、ポーランドなど)やイスラエルでは、 著書である『我が闘争』が発禁になっており、販売すると最悪逮捕される。 またドイツ等では、ナチスの残党を取り締まるために、ナチス関係者はもちろん、 ナチスやヒトラーに肯定的な発言をした者を逮捕する場合もある。 (ドイツ基本法〔憲法〕139条には、反ナチズムのために制定された法律は基本法の制約を受けないとの規定がある ドイツ刑法にも反ナチスのための基本的人権制約規定が存在する〔86条や130条など〕)。 現在でもヒトラーないしナチスに強い拒否感を持つ人間が少なくないため、 冗談でもナチスやヒトラーに擁護的な発言をするべきではない。 未だに逃亡潜伏中だったナチ戦犯をユダヤ人のナチスハンターが逮捕したというニュースは時折報じられており、 関係した人々にとっては、決して過去の歴史ではなく、現在進行形の出来事なのだ。 この辺はアメリカに土下座する事で元戦犯でさえ政治家に返り咲いた日本(大日本帝国)とは違う インターネットが一般層に広まってからは所謂ネットミームの一種として題材にされるようになり、 人物の写真をヒトラーの写真に差し替えたりするなどのいたずらや、 ヒトラーの写真に吹き出しを付けて「ポーランドの皆様にご挨拶申し上げます」等の台詞を書き込んだ画像を、 画像掲示板に貼り付けるなどの行為が流行った事があったが、画像掲示板管理者に対して大量の抗議文が届くなど、 所謂「不謹慎ネタ」の類にしてはいささか危険すぎる行為なのが現状である。 ファミコンの『キン肉マン マッスルタッグマッチ』にて、ブロッケンJr.だけ海外版に出られなかったという事からも、 そういった事情がお分かり頂けるかと思われる。 また『ペルソナ』シリーズにヒトラーが大ボスとして登場した際には、開発会社であるアトラスに対して、 実在のナチスハンターから警告の手紙が送られたと言われている。 その他、とあるバンドやとあるアイドルグループがナチスっぽい衣装を着ていただけでユダヤ人団体から抗議を受けたり炎上騒動が起きたりなど、 非常に問題になりやすいため、日本でも扱いは慎重にしておいた方がいいだろう。 その死から半世紀経過して、ようやく本国でも政治家としての再評価がされ始め、 公平な視点からの評価が難しい(疲弊したドイツ経済を立て直す、自動車を大衆に普及させる等、政治家としての手腕は確かだった)人物であるとはいえ、 ヒトラー政権下のドイツによって第二次世界大戦が引き起こされ、ユダヤ人やスラブ系民族、ロマ人(所謂ジプシー)、 障害者、同性愛者が迫害されたのは事実である。 娯楽作品なら良いじゃん、敵役として出すなら別に良いじゃんと思う人もいるかもしれないが、 「ヒトラーを娯楽として消費する」事で、その行動の危険性や凶悪性が忘れられ、風化する恐れがあるという懸念も強い。 日本で言えばかのオウム真理教が、当初は「滑稽で愉快な変なおじさんに率いられた面白集団」として多くのメディアで扱われ、 様々な事件が発生したにも拘らず、当初多くの人はその危険性に気付く事ができなかった……という事例を思い出して頂きたい。 オウム真理教をパロディした変な宗教を面白おかしく扱ってしまえば、また似たような危険集団が現れた時に気付けなくなるのだ。 そうした懸念をテーマとしたのが『帰ってきたヒトラー』であり、ヒトラーの言説は全く変わっていないのに、 「ヒトラーをパロディして現代社会を的確に批判しているのだ」と都合よく解釈した民衆が、大喜びでヒトラーを受け入れる姿が描かれている。 前述された作中のセリフを、あえてもう一度引用しておく。 あの時も、はじめは皆笑っていた。 くれぐれもTPOを弁えて扱うように心掛けていただきたい。 + 余談、Heilや鉤十字について 本来はヒトラーとは直接関係しない言葉ではあるものの、ナチスのイメージが強いSeig(ジーク/勝利)、Heil(ハイル/万歳)は、 ドイツ語としては事実上抹殺されている(Seig Heil(勝利万歳)やHeil Hitler(ヒトラー万歳)のイメージが強すぎるため)。 その他ナチス式敬礼や鉤十字(ハーケンクロイツ/逆卍)、鉤十字と酷似する卍も同様である (鉤十字に対する処罰規定に関しては卍を吉兆の印とする仏教徒やヒンドゥー教徒との軋轢を産んでいる他、 ナチスより以前に類似の意匠(ハカリスティ等と呼ばれる)を採用していたフィンランド軍等への誤解も生じているが)。 ちなみにHeilは英語式に綴るとHailであり(意味も同じ)、TVアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』における、 神聖ブリタニア帝国の皇帝の演説の締めに使われた掛け声の「All Hail Britannia!!」は英語なのでナチスとは一応関係ないはず。 そもそも「ブリタニア」と言う地名は「ブリテン人(イギリスのかつての支配民族)の国」と言う意味なので、イギリス系である。 登場する(ワンオフ物の)ロボットの名前も全て円卓の騎士(アーサー王物語)から来ている。 なお今のイギリスの正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」と言う3王国1公国から成る多民族の連邦国家。 ブリテン人は主要民族の一つに過ぎず、現王家はアーサー王の敵だったサクソン人に、ドイツ人とデンマーク人の血が入り混ざった家系だったりする (そもそも『アーサー王物語』自体が、フランス人作者が歴史を元に脚色しまくって作った時代劇に過ぎない)。 一方、ヒトラーはドイツ民族をアーリア人としており、鉤十字もその象徴として採用した物。
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NPCリスト(不思議の国のナチス) ナチス・ドイツ《NationalsozialiStische Deutsche ArbeiterPartei》 "マッドサイエンティスト" Dr.グロスマン 「貴様ら愚民どもに我が研究の礎となる栄光を与えてやろうではないかッ!!」 種族:人間 職業:研究者 能力:特殊な薬物を精製し、周囲の生物を強化する。 使命:S計画の完成。 備考:かつては優秀な研究者だったが、贋物の聖杯に魅入られ哀れな最後を遂げた。 金の虎《U・ZLATEHO・TYGRA》(反NSDAPレジスタンス) "マスター・オブ・バー" マスター 「いいネタ入ってるぜぃ」 種族:人間 職業:酒場の店主 使命:革命を成功へと導く。 備考:普段は気のいいマスター。しかしてその実態はナチスに抵抗するレジスタンスの幹部。 黒き森《Schwarzwald》 "黒き森の長" 御所川原熊五郎(ゴショガワラ クマゴロウ) 「白黒つけるぜ」 種族:ツキノワグマ 職業:ジャイアントパンダ 使命:森の平和を守る。 備考:深く生い茂った針葉樹が空を覆い隠す黒き森だが、彼の周りだけは何故か竹林になっているという。 "黒き森の三連星" 鈴木、佐藤、田中(スズキ、サトウ、タナカ) 「どうして」「私たちは」「まとめられているのでしょう?」 種族:魔女 職業:黒き森の魔女 使命:T-ウィルスを完成させる。 備考:Dr.グロスマンの研究所に囚われていた魔女たち。日系なのか偽名なのか、今後の登場と活躍に期待。 "よく訓練されたゴリラ" ゴリラーマン 「ウホ、ウホホホーッ!」 種族:ゴリラ 職業:自宅警備員 能力:高度な知能で拳銃を巧みに操る。 使命:バナナを集める。 備考:遺伝子改造されたゴリラ。黒き森の守護獣だったが、バナナ100本でナチスに寝返った。 円卓の騎士 "泉の騎士" ランスロット卿(サー・ランスロット) 「所詮、人間の敵は人間だよ」 種族:英霊 職業:騎士 使命:聖杯の回収。 備考:円卓の騎士の長。本人ならばガラハッドの父ということになるが… MI6 "00上司" M(エム) 「さて、君にひとつ頼みごとがあるんだがね」 種族:人間 職業:諜報員 使命:シノビガミの復活。 備考:ドイツ語で読むとヌルヌル上司Mである。これはひどい。 その他 "雑菌" 「どうやらかもされたいようだな」 種族:菌類 職業:かもし屋 使命:かもす。 備考:普通の人間には見えず、意思の疎通を図ることもできない。 下に行くほど雑になっているが、飽きただけなので容赦されたい。 -- うにゅう (2010-07-05 02 10 48) ランスロットが追加されてるwww -- 夜霧 (2010-07-06 22 08 10) 名前 コメント
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Оленья охота ベラルーシ侵攻1942 ナチスの罠 IMDb http //www.imdb.com/title/tt0237516/ Amazon.co.jp ベラルーシ侵攻1942― ナチスの罠― [DVD] 2010/07/27 ベラルーシ侵攻1942 ~ナチスの罠~ [DVD] 2007/02/07 TSUTAYA online ベラルーシ侵攻1942 ナチスの罠
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シュトロハイム「・・・というわけで、ナチスドイツのォォォ科学力はァァァ世界一ィィィィィ!!はい復唱!」 生徒達「世界一ィィィィィ・・・」 シュトロハイム「よし、合格だ。では次に、テストを・・・」 3人「先生!」そして挙がる手。 シュトロハイム「なんだ、ルイズにキュルケ、タバサも」 ルイズ「前々から思っていたんですが、なんでドイツの事しか学習しないんですか?」 タバサ「それに自慢話ばかり」 キュルケ「今は世界史の時間ですよ。他の国の事、例えばゲルマニアやアルビオン、ここトリステインについて習ってもおかしくないですよね?」 シュトロハイム「ブァカ者がアアアアア!それはだな、我が祖国だからだアアアア!!」 生徒達「・・・・・・」 ルイズ「マトモに授業してよ・・・」 タバ茶『ドイツ軍人はうろたえない味』出たッ!
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ナチス・ゾンビ 吸血機甲師団 足取り軽くやってきた湖でおもむろに服を脱ぎ水とたわむれる少女。 その少女を暗き深淵にひきずりこむ黒い影-ナチの軍服を身にまとった恐るべき死霊の姿! 「呪われた湖」の噂におとずれた女性記者に村長が語る呪われた歴史-。 かって中世暗黒時代、悪霊をしずめるため幼い子供を「いけにえ」として捧げたこの湖。 先の戦争で(舞台は第二次大戦直後)撤退するドイツ兵を殺害・遺棄した屍骸が太古から渦巻く怨念の力を得て復讐のためよみがえったのだ!
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エカチェリーナチスロヴァ(エカチェリーナ・チスロヴァ) ロシア大公の系譜に登場する人物。 バレリーナ。 関連: ニコライニコラエヴィチ (ニコライ・ニコラエヴィチ、愛人) オリガニコラエフ (オリガ・ニコラエフ、庶子) ウラジーミルニコラエフ (ウラジーミル・ニコラエフ、庶子) エカチェリーナニコラエフ (エカチェリーナ・ニコラエフ、庶子) ニコライニコラエフ (ニコライ・ニコラエフ、庶子) ガリーナニコラエフ (ガリーナ・ニコラエフ、庶子)
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ナチス・ドイツ 公式HPへようこそ! ハイル ヒトラー!
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雑記(不思議の国のナチス) ・本企画のコンセプト DX3rdでGM持ち回りのオンセをやりましょう的な。 プレイの容易さや各PLの趣味を考慮した結果、Dx3rdに2ndのウィアードエイジを持ち込もうという事に。 ・ウィアードエイジとは? 第二次世界大戦前夜である1938年のヨーロッパを舞台に冒険活劇を行うステージ。サプリメント『アウトランド』に掲載された。 この時代ではレネゲイドウィルスの存在など明かされていないが、ナチスによって超常的な力の研究がすすめられており、 彼らはレネゲイドの力を超能力や魔術や異端科学やオーパーツという形で理解する事で使いこなしている。 PCたちはナチスの世界征服の野望を打ち砕く為に各国から集まった凄腕エージェントとなり、快刀乱麻の活劇を行う事となる。 ダブルクロス・リプレイ・トワイライトシリーズの舞台でもある。 by wikipedia ・レギュレーション 一 各PCノ作成に於テハ経験点百三十五点ニ依ルフルスクラッチヲ行フ(通常ヨリ五点多キ事ニ注意スヘシ) ニ 各PCハDロイス一ツ若クハレネゲードビーイングノワークスヲ取得スル権利ヲ有ス(権利ノ行使ハ各PLノ判断ニ拠ル) 三 UGNニ属スル又世界情勢ニ不適切ナアイテムハ之ヲ何等ノ相当品トスヘシ 四 各PCハコミニュケーションニ支障ヲ来サヽル程度ニ於テ異国語ヲ習得済トスヘシ(身体言語或ハ異能力ニ依テモ之ヲ認ムル) 五 将来此ノレギュレーションノ条項ヲ改正スルノ必要アルトキハ勅命ヲ以テ議案ヲ夢幻亭議会ノ議ニ付スヘシ ブラウザによってはポップアップがバグるかも -- うにゅう (2010-02-12 23 11 18) 折角だから、右から読むようにしようぜww -- siiaagl (2010-02-13 03 17 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/manuaul/pages/23.html
Twitterでいちいち説明するのが面倒なので説明用に作成 2013年7月29日に麻生副総理が「公益財団法人:国家基本問題研究所」(理事長は櫻井よしこという改憲派ジャーナリスト)という都内のシンポジウムで演説をした際の発言内容。 正確にはこの前にも話している内容があるのですが、とりあえずこちらを全文のソースとして用います。 http //www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201307310772.html 僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。 そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ。 まず麻生さんは冒頭で「当時最も進んだ良い憲法であるワイマール憲法」と「民主主義」があったにも関わらず「ヒトラー」という悪夢が出てきてしまった事実を説明しています。憲法でも民主主義でも国を守れなかった例として挙げています。 ここはよくよく頭に入れておかないといけないところであって、私どもは、憲法はきちんと改正すべきだとずっと言い続けていますが、その上で、どう運営していくかは、かかって皆さん方が投票する議員の行動であったり、その人たちがもっている見識であったり、矜持(きょうじ)であったり、そうしたものが最終的に決めていく。 最終的に政治を決めるのは憲法ではなく国民の投票によって選ばれた議員の見識であり矜持である、と言っています。どんなに素晴らしい憲法があったとしても議員が悪魔(ナチス)なら国は守れないという前段落の説明でもあります。 (そうならないためにはどうすればいいのか。それがこれから説明されます) 私どもは、周りに置かれている状況は、極めて厳しい状況になっていると認識していますから、それなりに予算で対応しておりますし、事実、若い人の意識は、今回の世論調査でも、20代、30代の方が、極めて前向き。一番足りないのは50代、60代。ここに一番多いけど。ここが一番問題なんです。私らから言ったら。なんとなくいい思いをした世代。バブルの時代でいい思いをした世代が、ところが、今の20代、30代は、バブルでいい思いなんて一つもしていないですから。記憶あるときから就職難。記憶のあるときから不況ですよ。 この人たちの方が、よほどしゃべっていて現実的。50代、60代、一番頼りないと思う。しゃべっていて。おれたちの世代になると、戦前、戦後の不況を知っているから、結構しゃべる。しかし、そうじゃない。 世論調査によると20代30代は前向きだが50代60代が頼りないと言っています。 しつこく言いますけど、そういった意味で、憲法改正は静かに、みんなでもう一度考えてください。どこが問題なのか。 憲法改正について『静かに』『どこが問題なのか』考えてみて欲しいと訴えています。改悪だ護憲だ戦争だとイメージや貼られたレッテルによって騒ぎ立てるのではなく、「何がメリットで何がデメリットなのか」「今どういう状況に日本・アジア・世界があって、どうするのが最善なのか」具体的に・冷静に考えてみて欲しいと、麻生さんは訴えています。 (そしてこれが今回の麻生さんの発言の要旨になります。) きちっと、書いて、おれたちは(自民党憲法改正草案を)作ったよ。べちゃべちゃ、べちゃべちゃ、いろんな意見を何十時間もかけて、作り上げた。そういった思いが、我々にある。 そのときに喧々諤々(けんけんがくがく)、やりあった。30人いようと、40人いようと、極めて静かに対応してきた。自民党の部会で怒鳴りあいもなく。『ちょっと待ってください、違うんじゃないですか』と言うと、『そうか』と。偉い人が『ちょっと待て』と。『しかし、君ね』と、偉かったというべきか、元大臣が、30代の若い当選2回ぐらいの若い国会議員に、『そうか、そういう考え方もあるんだな』ということを聞けるところが、自民党のすごいところだなと。何回か参加してそう思いました。 自民党は憲法改正草案を、「世代をこえて」「立場をこえて」「怒鳴り合いもなく静かに」「何十時間もかけて」作ったと言っています。しっかり作り上げたという思いがあると。 ぜひ、そういう中で作られた。ぜひ、今回の憲法の話も、私どもは狂騒の中、わーっとなったときの中でやってほしくない。 そして自民党がそうしたように、国民にも『静かな議論』を求めています。「狂騒の中でやってほしくない」と訴えています。 ではこの『狂騒』はなぜ生じてしまうのか?その答えが次にあります。 靖国神社の話にしても、静かに参拝すべきなんですよ。騒ぎにするのがおかしいんだって。静かに、お国のために命を投げ出してくれた人に対して、敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かに、きちっとお参りすればいい。 何も、戦争に負けた日だけ行くことはない。いろんな日がある。大祭の日だってある。8月15日だけに限っていくから、また話が込み入る。日露戦争に勝った日でも行けって。といったおかげで、えらい物議をかもしたこともありますが。 僕は4月28日、昭和27年、その日から、今日は日本が独立した日だからと、靖国神社に連れて行かれた。それが、初めて靖国神社に参拝した記憶です。それから今日まで、毎年1回、必ず行っていますが、わーわー騒ぎになったのは、いつからですか。 昔は静かに行っておられました。各総理も行っておられた。 今騒がれている靖国神社についても、昔は「静かに」「自然に」参拝していたと言っています。ではいつから騒ぎになったのか? いつから騒ぎにした。マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。 マスコミが騒ぎだしてから問題になったと麻生さんは言っています。確かにそれ以前には中国からも韓国からも靖国神社参拝を非難されたという事実を耳にしません。 憲法改正についても同じです。マスコミが騒ぎ立てればそれが『狂騒』になり『静かで冷静な議論』が阻害され、外野(中国韓国)からも横槍を入れられて事態がややこしくなる。 「だから静かにやろうやと」マスコミに煽られた状態で「わーわー言い合って決める」のではなく、『静かで冷静で具体的な議論』でもって、正しく日本の未来を決めましょうと、そう麻生さんは訴えています。 憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。 ここが問題になっている部分ですね。※ちなみに「ワイマール憲法がナチス憲法に変わった」というのは正確には「ワイマール憲法が全権委任法によって無力化された」ことを意味しています。 この文については二つの解釈があり、そのどちらも正しい可能性があると私は考えています。両方の意味が込められているのではないでしょうか。 一つ目はシンプルな答えです。ワイマール憲法をナチスの全権委任法によっていつの間にか滅茶苦茶にされてしまった悲しみを繰り返さないように、日本国民に対して学んで欲しいと訴えています。文法的に言えば「失敗に学ぶ」とか「失敗から学ぶ」と同じ使い方です。 二つ目は、櫻井よしこ氏に対する批判であるという解釈です。櫻井よしこ氏と言えば改憲の急進派のジャーナリストで、「改憲だー!」と「わーわー騒いでいる」人たちの代表格にあたります。憲法改正について『静かな議論』を求める麻生副総理からすれば頭の痛い存在でもあります。その麻生さんが櫻井よしこ氏に対して「お前ちょっと黙れ」と、「それでは国はまとまらない」と文句をつけているとする解釈です。 このどちらの場合においても麻生さんの発言要旨は『静かな議論で憲法改正にのぞんでほしい。喧噪の中で決めて欲しくはない。』これに尽きるのであって、どこにもナチスを賛美する内容やナチスの真似をしようという内容は含まれていません。 マスコミの言う「麻生副総理がナチスの真似をして憲法をこっそり変えようとしている」というのは完全な誤報だと証明できます。 まずこの場にいた演説の対象が『国民・メディア』である点。そして『あの手口学んだらどうかね』と『相手に対して』『学んだらどうかね』と提案している点。どこにも『自分がナチスの真似をする』という要素が一切含まれていないのです。 まとめると、『国民もしくはメディアに対して』『あの手口学んだらどうかね』と言っています。 「国民がナチスの手口『を』学んでこっそり改憲する」では意味不明な文章になってしまいます。 ですので、明らかに、「国民がナチスの手口に学んでor手口から学んで、同じ失敗を二度と繰り返さないようにする」が正しい解釈だと理解できます。 やたらと面倒くさい説明をしてしまいましたが、こんな難しいことを考えなくても『文脈から判断すれば』『要点から判断すれば』『常識的に考えれば』直感的に簡単に理解できます。 『冒頭でヒトラーを批判しているのに後半でナチス賛美をするのでは矛盾する』 『文中で何度も国民に議論を求めているのに「こっそり改憲する」では矛盾する』 『そもそもこっそり改憲をしたいと考えている人物が公の場で堂々と「こっそり改憲したい」と正直に白状するわけがない』 こんなにも簡単なことです。 わーわー騒がないで。 こんなありふれた文章でもマスコミの手にかかれば世界中を巻き込んだ騒ぎになってしまいます。今回の発言について麻生さんは「騒ぎになってしまったため」「ナチスというデリケートな単語を使ってしまったことを」「撤回」しています。何も間違ったことは言っていないので謝罪はしていませんし、発言内容自体についても撤回はしていません。『憲法改正について国民の冷静な議論を求める』この姿勢は変わらないのです。 この場では憲法改正についての是非は議論しません。ですが、このままでいいのでしょうか。こんなマスコミで、いいのでしょうか。マスコミは記事の間違いを撤回することも謝罪することも、いまだしていません。 本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね。ぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。 ここもよく勘違いされますが、「あの憲法変わっているからね」というのは「ワイマール憲法がナチス憲法に変わった」ことを意味していません。「だれも気づかないで変わった」と「みんな納得して変わった」とで表現に違いと矛盾があるので明らかです。 少し分かりにくいですが、この「みんないい憲法と納得して変わった」憲法とはワイマール憲法のことを意味しています。直後の文に「民主主義」という単語が続くことからも、冒頭で紹介した部分と似ているので連想できるでしょう。冒頭で述べた要点を最後にもう一度繰り返す、作文の基本の手法ですね。 (民主主義を否定するわけではないが)しかし「みんな納得して作った良い憲法」で「民主主義」を行ったにも関わらずドイツは失敗してしまった。『喧噪の中』にあってはどんなに素晴らしい憲法も民主主義も正しく機能しないことを歴史が証明している。日本が道を誤らないためにも、今『静かな議論』が求められている。 麻生さんの発言を受けての自論 結局のところ最後に政治を決めるのは国民の意思です。近いうちに憲法改正について国民投票があるかもしれません。日本が正しい選択をできるように、静かで冷静で具体的な議論をして欲しい。そして、狂騒を煽るマスコミに騙されないで欲しい。 ここで解説を終わります。気が付いたことがあれば修正します。