約 1,554 件
https://w.atwiki.jp/ygo000/pages/758.html
◤ ▲ ◥ ◀ ▶ ◣ ▼ ◢ リンク・効果モンスター リンク2/闇属性/サイバース族/攻 800 【リンクマーカー:下/右下】 サイバース族モンスター2体 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):リンク召喚したこのカードは戦闘・効果では破壊されない。 (2):このカードのリンク先のサイバース族モンスターは効果では破壊されない。 (3):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、 このカードのリンク先にモンスターが特殊召喚された場合、 自分の墓地からサイバース族モンスター1体を除外して発動できる。 デッキからサイバース族チューナー1体を手札に加える。 一説に於いてはサイバース・ウィザード、マジシャンの幼年期と考えられているカードだが、その性能は後述するとして彼の正体を明かそう。 緑髪の性別不詳の見目麗しいこのカードの正体は、榊遊矢である。 以下に示す3つの根拠からそれを証明して見せよう。 1つ 緑髪の美形。これはもう榊遊矢である。 「遊矢の毛先は赤いではないか」というお叱りの声が聞こえてきそうだが心配ない。 彼の母親、榊洋子はヤンママであり、故に息子の髪を染めたのだろう。これで彼の一家の髪色がバラバラな事情が分かる。 2つ カードイラストではウィキッドはフードを被っているが、これは漫画版ARC-Vのファントム遊矢と一致している。 3つ ウィキッドの胸部に膨らみが見られる事からウィキッドは女性ではないか?ならば遊矢ではないではないか!と憤慨する方もおられようが、ここで一つ格言を紹介したい。 『男の作った神話では世界の半分しか納得しない』 これの指す意味は英雄というのは男女性両方を有していなければならないということだ。 過去の偉人達の性転換や日本神話の淡島・リングの貞子の半陰陽等、神性や人からの乖離には相反する要素の融合が必要不可欠であり、昨今の作品における主人公の美少女と見紛う見た目はそうした背景が存在する。 さて、遊矢の見た目も女性と見紛う美形ぶりであり、何よりキャラ人気の高いARC-VにおいてTS本やBL本において受け(ネコ)をよく演じているため間接的に女性である。 両者男女どちらともいえるというのは大きな共通点だろう。 以上の事からウィキッド=榊遊矢というのは確定的に明らかであるが、果たしてその使用法は?前説はここまでにして真打にご説明願おう。 今回ご紹介するカードはサイバース・ウィキッド!アニメVRAINSにて後輩の遊作が使用したカードですが実際使うには手間が多くなら他に割きたいのが現状...。 ですがご安心を!わたくしの擁するEMに不可能は御座いません!! 遊作君と混合、EMサイバースは手札でダブついたサイバースをペンデュラム召喚で一度に展開できるハイブリット構築が可能です! 今年から展開要因であったFWD君がブタ箱にぶち込まれたので遊作君には展開を、こちらは新ルールで必要になったリンクマーカーを互いに提供し合えるのです! クロック・ワイバーン一体から展開できるリンク2というのはペンデュラムにおいてとても重要なのは言う間でもありません!! (1)の効果ですが>>768より簡単に出せるデミウルギアの破壊に巻き込まれず、デミウルギアのマーカーを活かせるのはとても有用でしょう! (2)の効果もエクスコード・トーカーを置けば互いに破壊耐性を得られデミウルギアとの相性の良さが際立ちます! さて、こんな使えるウィキッドですが、実はさらに余す事無く彼の効果を発揮できるデッキがあります。 そう、我が操る覇王デッキである!!!! 元々眷竜は闇Pを入れれば問題ないのだがテーマ内にチューナーが無い為覇王眷竜クリアウィングが出せない、新ルールで眷竜が並べれない等不遇の立場に甘んじてきた我であった…が、 ワイバーン一体からリンク2になり、闇チューナーのサーチが可能なウィキッドはとても相性が良いのだ!! サイバースシンクロン(以下サイシン)とオッピで覇王眷竜クリアウィング、オッピと貴竜の魔術師・サイシンで覇王白竜オッドアイズ・ウィング・ドラゴン等出し辛い覇王シンクロのサポートになる!! 両者闇チューナーが必要なのでまさにうってつけ!! 覇王門零はスケール0の為サーチしたサイシンもP召喚ですぐに出せるのだ!! 使ったサイシンはシンクロ体の耐性になりまるで無駄がない!! これだけではなくウィキッドの下・右下のマーカーも活かせるのだ。 EM小判竜を守護竜ピスティ・エルピィに変えれば墓地に行った眷竜やデッキの眷竜を出すことが出来るのだ!! 余ったウィキッドと守護竜でセフィラ・メタトロンを出せばリンクマーカーを余す事無く使えるのだ!! 何?ウィキッドをサンドバックにされたらどうすればよい?覇王白竜がいればオネスト効果が発動するため問題なかろう!! 仮にボコられても魅せるエンタメを演出するには一興だろうて。 こんなにも展開補助のために尽力するウィキッドは間違いなくPの潤滑油であり最大の功労者である!!!! 見た目も見ていて飽きないのもポイントであろう!!! 世の愚物共も我の覇王とウィキッドを合わせ、過激なエンタメを提供しよう!!!! お楽しみも我の活躍もこれからだ!!!! 15スレ目 775名も無き決闘者 (ワッチョイ 9354-NR1r)2019/01/06(日) 13 25 44.66ID qHhptXcC0 ただメタトロンは幻竜だから守護竜いると出せないぞ守護竜素材にリンクは出せないのか、確認不足でした。まぁスリーバーストショットドラゴンで代用って事で… 榊遊矢と証明された装備カードの人はどうなったんだ…ドン・サウザンドが書き換えたのか…?榊遊矢は「2人」いたッ! まあアニメとファントムと最強で既に3人いるしな こっちは覇王遊矢だからセーフ 最低でも4人いるんじゃなかったか? 遊矢と顔が同じ(らしい)のが各次元に1人づついるらしいしウィキッドが遊矢でも問題無い…? 関連する榊遊矢の正体 希望の魔術師 プリベント・スター Tag:【覇王眷竜】 イラストアド エンタメデュエル 主人公アド 正体判明 正当評価
https://w.atwiki.jp/duelrowa/pages/70.html
決闘者(デュエリスト)と呼ばれる者達がいる。 マジック ウィザーズ、デュエルモンスターズ。あるいは、遊戯王カードで決闘(デュエル)する者のことだ。 もっとも、この殺し合いでは意味が変わってくるが。 本来の決闘者にとって、決闘の目的は様々だ。 ただの趣味。金銭を得るための手段。栄光への切り札。 世界の命運を委ねるもの。人と人との絆を紡ぐもの、など。 そしてこのデュエルの会場にある街のビルの屋上にも一人、決闘者の参加者がいる。 目元が見えなくなるほど深々と被った赤い帽子に、同じく赤のジャケットが特徴的な男だ。 彼の名前はコナミ。 彼にとって決闘とは、全てだ。 決闘ができるのなら何でもする。 友と呼んでくれた相手を裏切ろうとも、世界を滅ぼす存在に与しようとも何も感じない。 それほどまでに、彼にとって決闘は重いのだ。 だからコナミはここでも変わらない。 勝者と敗者を分かつ儀式を、無限に繰り返すだけ。 コナミはデイパックからデュエルディスクとデッキを取り出し、腕に装着する。 これらは両方とも彼の物ではないので使うことに躊躇いもあるが、自分のデッキが盗られているので仕方ない。 後で必ず持ち主に返すと心に決め、彼はビルを下るべく階段へ向かう。 例え何者であろうとも、コナミをデュエルから引き離すことはできない。 【コナミ@遊戯王タッグフォースシリーズ】 [状態]:健康 [装備]:榊遊矢のデッキ デュエルディスク@遊戯王ARC-V [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2 [思考・状況]基本方針:決闘(デュエル) 1:決闘者を探す 2:もし参加者に榊遊矢がいたら、デッキとデュエルディスクを返す [備考] 詳しい出展、参戦時期は当選したら次の書き手氏にお任せします。 【榊遊矢のデッキとデュエルディスク@遊戯王ARC-V】 コナミに支給。 デッキは主にEMのカードを採用しているエンタメデッキ。切り札はオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン。 デュエルデスクは質量を持った立体映像、リアルソリットビジョンシステムを利用したもの。 これによりモンスターを具現化させ、実体のあるものとして扱える。リアルファイトも可能。 また通話やネットツール、リアルソリットビジョンの部分を武器としても使用可能。ただし前二つは制限されている可能性もある。 上記のデッキと合わせて1つの支給品として扱われる。
https://w.atwiki.jp/efumatome/pages/21.html
★「榊遊矢スレ21」での経緯■11月23日:初書き込み 2015年11月23日、コテハン禁止のスレにて、「えふさま」というコテハンが出現。 本人曰く、遊矢スレに行けと追い出されたのでやって来たとのこと。 sageのやり方も知らない2ch初心者な上、スレ民に誘導されフシアナトラップに引っかかる。 「インターネットには疎いから」との理由で、スレ住人に書き込み等の教えを乞い始める。 同日「榊遊矢裏スレ」にも現れ、表スレ同様に書き込みについて教えを乞う。 とりあえずsageとコテハン無しの書き込みが出来るようになり一旦解決。 スレは一時的に荒れた雰囲気となったが、 その流れすらもゅぅゃ妄想のアイディアに取り込み、スレ民達は強かった。■スレの私物化問題 しかし、名無しでありながらも彼の書き込みには特徴があり分かりやすい。 他人の書き込みにダメ出し、スレの雰囲気を読めていない、マナーやルール無視。 1日の一人の平均書き込み件数を越えている点では、スレの私物化が酷く問題視され始める。 NG設定にするスレ民は日々増え、彼の書き込みに対しては無視をしているのにも関わらず、 本人はスレの住民として同化で来ていると思い込んでおり、通常の荒らしよりも厄介であった。■アドバイスを受け入れない 彼の出現から3日目、スレ民から「ROMれ」「スレを1から読め」等アドバイスを受けるも、 延々と「教えてください」「話を振る行為をしなければ解決するわけでしょ」と、 人の意見をまったく受け入れずお手上げ状態。 スレ民からの拒否にも折れることなく「仲良くしてよ」と彼は書き込みを続けた。 ◆具体的に問題視されている迷惑行為◆ ①キャラスレの雰囲気やルールを無視し、スレの機能を崩壊させた。 ②最終的に、該当キャラの裏スレを「したらば掲示板」移動にまで追い込んだ。 ③pixivにて強烈な独りよがりなコメントや批判コメントで投稿者に迷惑をかけた。 ④某まとめブログコメントにてキャラクターアンチと言い争う為に荒らした。 ⑤同ブログにて、記事にはまったく関係のないコメントをしたり、 果てはリレー小説を許可なく連載しブログ記事を私物化した。 ⑥同ブログ管理人からアク禁を受けた後、彼自身のツイッターからブログ管理人宛てに毎日ストーカーのごとくリプを送った。 ⑦これまでの迷惑行為に対して、まったく反省を感じずに現在もスレやpixiv等でコメントをし続けている。 ⑧自分自身がこれらの問題行動をまとめられ、有名になろうとも申し訳なさや引け目を感じないこと。 (文章提供:榊遊矢スレしたらば避難所、えふまとめTwitter版)
https://w.atwiki.jp/etorarowa/pages/97.html
決闘者(デュエリスト)と呼ばれる者達がいる。 マジック ウィザーズ、デュエルモンスターズ。あるいは、遊戯王カードで決闘(デュエル)する者のことだ。 決闘者にとって、決闘の意味は様々だ。 ただの趣味。金銭を得るための手段。栄光への切り札。 世界の命運を委ねるもの。人と人との絆を紡ぐもの、など。 そしてこの殺し合いの会場にある、街のビルの屋上にも一人、決闘者の参加者がいる。 目元が見えなくなるほど深々と被った赤い帽子に、同じく赤のジャケットが特徴的な男だ。 彼の名前はコナミ。 彼にとって決闘とは、全てだ。 決闘ができるのなら何でもする。 友と呼んでくれた相手を裏切ろうとも、世界を滅ぼす存在に与しようとも何も感じない。 それほどまでに、彼にとって決闘は重いのだ。 そんなコナミは今―― 「……!」 支給された双眼鏡を覗き込みながら、憤っていた。 別に、殺し合いに巻き込まれたことに関して憤っているわけでは無い。 コナミにとって主催者の誘拐も、殺し合いの宣誓も、褐色少女の壮絶な死も何も感じさせない。 彼の心には小波も立たない。 だが決闘の果てならともかく、こんな決闘と何の関係もない殺し合いで死ぬのは御免なので、彼は双眼鏡で殺し合いに乗っていなさそうな参加者を探し、合流しようと考えた。 そして見た。 デュエルモンスターズのモンスターカードであるゴブリンシリーズが具現化し、見知らぬ女性参加者に対し陰茎を膨らませながら襲い掛かる姿を。 別に、カードのモンスターが具現化したことに思うことはない。そんなことはよくある。 モンスターが参加者を襲うことも別にいい。怪物なのだ、そういうこともあるだろう。 だがデュエルモンスターズのモンスターが人間に性欲を抱くわけがない。 ならば答えは一つ。主催者が何か弄ったのだ。 カードの書き換え位ならいい。よくある話だ。 無からカードが生まれることすらあるのだ。気にもならない。 しかしカードを決闘と関係ない、それも下らないことに使われ、汚されるのは決闘者として我慢ならない。 だからコナミは決めた。必ずこの殺し合いを破綻させ、主催者を倒すと。 そう決めた彼は双眼鏡をしまい、代わりにデュエルディスクとデッキを取り出し、腕に装着する。 これらは両方とも彼の物ではないので、使うことに躊躇いもあるが、そんなことを言っている場合ではない。 後で必ず持ち主に返すと心に決め、彼はビルを下るべく階段へ向かう。 ゴブリンに襲われている参加者に、興味を示すこともなく。 【コナミ@遊戯王タッグフォースシリーズ】 [状態]:健康 [装備]:榊遊矢のデッキ デュエルディスク@遊戯王ARC-V [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1、双眼鏡@現実 [思考・状況]基本方針:主催者を倒す 1:他の参加者を探す 2:もし参加者に榊遊矢がいたら、デッキとデュエルディスクを返す [備考] 詳しい出展、参戦時期は当選したら次の書き手氏にお任せします。 【双眼鏡@現実】 コナミに支給。 遠くまでよく見える、普通の望遠鏡。 【榊遊矢のデッキ@遊戯王ARC-V】 コナミに支給。 主にEMのカードを採用しているエンタメデッキ。切り札はオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン。 【榊遊矢のデュエルディスク@遊戯王ARC-V】 コナミに支給。 質量を持った立体映像、リアルソリットビジョンシステムを利用したもの。 これによりモンスターを具現化させ、実体のあるものとして扱える。リアルファイトも可能。 また通話やネットツール、リアルソリットビジョンの部分を武器としても使用可能。ただし前二つは制限されている可能性もある。 上記のデッキと合わせて1つの支給品として扱われる。
https://w.atwiki.jp/yugioh_dl/pages/841.html
ゲーム内紹介 遊矢と同じ顔を持つ、シンクロ次元のデュエリスト。シンクロ次元の下級階層「コモンズ」の孤児院出身。同じ施設で育った幼馴染「リン」が、自分と同じ顔の男に攫われたことをきっかけに、4つの次元をエースモンスター「クリアウィング・シンクロ・ドラゴン」と共にD・ホイールで駆け抜けた。リンを攫った因縁の相手「ユーリ」とのデュエルに敗れユーリの中へと消えたが、最終的にはユーリと共に遊矢の元へ統合された。融合ではなくユーゴ。 獲得条件 ミッション内容 報酬 キャラゲットミッションを全てクリアする 白のゲート・キー×50 「ユート 」を使って、「ユーゴ」のレベル30にデュエルで1回勝利する SR宝玉×3 「ユート」を使って、「ユーゴ 」とのデュエルで、「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン」を1回召喚する ゴールド×8,000 「榊遊矢」を使って、「ユーゴ」とのデュエルで、「オットアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」を1回召喚する ゴールド×8,000 「榊遊矢」を使って、「ユーゴ」のレベル30に1回勝利する ゴールド×8,000 シンクロモンスターを3枚集める ゴールド×8,000 初期デッキ カード名 枚数 備考 レベルアップ報酬 到達Lv. 報酬内容 到達Lv. 報酬内容 取得スキル 関連ページ レジェンドデュエリスト/ユーゴ
https://w.atwiki.jp/mochewiki/pages/811.html
《ワンダーバルーン》 永続魔法 (テキスト不明) 使用キャラクター 榊遊矢 榊遊勝 タグ一覧 永続魔法 魔法カード
https://w.atwiki.jp/efumatome/pages/56.html
■裏スレが避難所化・pixivアカウント発見 その後「榊遊矢裏スレ」は避難所と化した。 困惑し絶望しているスレ民の書き込みに割り込むように 「みんななんの話?ゅぅゃトークは?」と本人が登場。 ID非表示のスレでも一目で彼の書き込みは丸わかりであった。 やたらと「ゅぅゃトーク」という単語を用いる。 その後、彼のアカウントと思われる支部ページや作品へのコメント書き込みが発見される。 コメント書き込み等の特徴が、スレで確認された発言とほぼ同じものも確認され、 プロフだと19歳という情報が判明。(実際は中学生~高校生の可能性もあり) 参考画像 Pixivでの発言(赤枠が批判系のコメント) 其の一 其の二 pixivでは、アカウントを複数所持しており、「榊遊矢」関連イラストにコメントを書き込んでいた。 その書き込みはアカウントによって使い分けていたようで、 熱心な遊矢ファンかと思うようなコメントもあれば、自分が気に入らないイラストには文句コメントを書き込んでいた。 赤枠が文句や批判のコメントであることが確認できる。 ちなみに現在削除されているアカウントでは、プロフの年齢を適当に登録していたという目撃が報告されている。 名前は消えているが現在も一部はコメントが残っているので閲覧できる模様。 https //pbs.twimg.com/media/CX4HIRDUkAAvqpZ.png スレでの指導・話し合いにより、pixivアカウントは本人の手で削除された。 名前欄は消えてはいるが、未だに一部のコメントは残されたままである。 しかし、その後も現在使用中の2つのアカウントでのコメント書き込みを続けていた。 問題となる一例をあげると、以前は批判していた遊矢とセレナのカップリング絵に対して、 「この組み合わせ良いよね」と手のひらを返すようなコメントをしている。 その後スレ住人から失望の書き込みがあった際に「褒めるように心がけたつもりでしたが…」と発言している。 自分が好きではないカップリングイラストに対して、無理に「褒め」コメントを書き込み、 正常なコメントができる人物と見せかけるためだけに、コメントをしたのである。 投稿者に対して非常に迷惑であり失礼極まりない行為をした。 https //pbs.twimg.com/media/CX4HHyGUEAEwFbT.png 現在pixivでは、以前よりは普通のコメントができるようではあるが、 今までの多くの迷惑行動に一切引け目や申し訳なさを感じていないと、pixivメッセージのやりとりにて発言した。 「スレで指摘される以前から、投稿者から好意的な返信を頂けるコメントもできていた」とのこと。 あまりの常識や根本的な部分が欠けている彼の性格に、したらばスレ住人も完全にお手上げとなった。 常に自分が正しいと思い込んでおり、ここまでくると彼は放置にするか無かったことにしたほうがいい、 そう思わざるを得ないほどの危険人物であることを改めて認識させられた。 https //pbs.twimg.com/media/CX4K99QVAAEymrV.png https //pbs.twimg.com/media/CX4K-LlUwAElYwg.png ◆pixivでの書き込み状況◆ 榊遊矢関連イラストに対するコメントは、 指摘される以前、下品で遊矢に対する感情が異常な雰囲気の書き込みが多かったが、 現在は比較的マシなコメントが出来るようにはなった模様。 時折、文章の末尾や文中で「ありがとうございます」と発言するのが特徴的。 ARC-V作品・遊矢受け・ゆやゆず・遊矢18禁や女装などの女性向けイラスト、 男の娘・ショタ作品等にコメントを残している。 「今現在、まともなコメントが出来ているなら問題ないのでは?」 と思う方もいらっしゃると思います。 投稿者にとっては、pixiv上でコメントを貰うのは嬉しいことです。 しかしコメントを残してくれた相手が、SNS上で多数の迷惑行為を行っている人物だという事を知ったらどうでしょうか。 コメント欄の返信をする事によって、彼は今後も「自分のコメントを認めてくれる人」として、 作品を投稿する度に書き込みを続ける可能性があります。 問題行動の事実を知らないまま、交流することはあまりいいことではないと思います。 もし彼が今後も悪い方向へ成長した場合、関わるほどにトラブルに巻き込まれる可能性があります。 将来、彼が正しい方向へ成長する場合でも、 今の彼の為には「相手にしない」という選択が無難かと思われます。 しかし、コメントを削除したり、ブロック、スルーして放置するなど、各対処方法は人それぞれです。 選択肢は自由ですが、これまでのまとめをお読みになった方々は、今一度お考えして頂ければ幸いに思います。 (画像・文章提供:榊遊矢スレしたらば避難所、えふまとめTwitter版)
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/1595.html
鬼人 正邪に与えられた力は素晴らしいものだった。 一人の人間の憎悪より生まれた炎の魔神“ヴォルケーノ”。 たかが人間風情の力などと思っていたわけではない。 人が強大な妖怪に転じた例や、そもそも妖怪よりも厄介な人間が存在することは嫌なほど知っている。 だがそれでも、これほどまでとは思ってもいなかった。 腕の一振り、炎の一吐きで英霊さえも圧倒する。 それも聖徳太子、などというちゃちな英霊ではない。 かのアーサー王や、その伝説を終わらせた叛逆の騎士モードレッドを同時に相手してさえ尚優勢に立っているのだ。 これが最高でないはずがない。 ただの天邪鬼が。ちっぽけな弱小妖怪が。 伝説に謳われる英雄たちを蹂躙する! なんというリバースヒエラルキーだろうか! 霊石の力を得た魔闘士ロージィに邪魔された時は冷や汗をかいたが、この力さえあればどうてことない。 真正面からでもこいつらをねじ伏せ、その後は主催者だ。 奴らが約束を守るならそれでよし。 そうでないならいつかのようにこの力だけでも持ち逃げしてやればいい。 こんな素晴らしい力を返す理由は無いのだから。 そう先程まではとらぬ狸の皮算用を働かせ、正邪は意気揚々としていた。 今は違う。 正邪は苛立っていた。 この上なく苛立っていた。 何故か? 胡桃という少女を奪還された? NO。 彼女は未だにヴィエル・ヒューナル――化物として猛威を振るっている。 ロジェの手伝いをするよう主催者共から言われている以上、ロジェの手駒である胡桃からは近づけないようこいつらの邪魔をしている。 では騎士王たちに逆転された? NO。 戦況は相も変わらず正邪が優勢だ。 そうでありながら、攻めきれず、戦いを長引かせてしまっていること、それこそが苛立ちの原因だった。 予期せぬ敵援軍であった仮面ライダークウガ・ロージィが予想以上に強かったからか? NO。 確かに強敵ではあるが、それは天邪鬼としての正邪にとってはの話であり、ヴォルケーノの力の前では塵芥に等しい。 だから、そう。 この戦況を辛うじて拮抗させているのは。 アルトリア・ペンドラゴンでもモードレッドでも朝之 光希でもなく。 「俺は手札からEMエンタメイトバリアバルーンバクの効果発動! このカードを墓地に捨て神聖騎士王アルトリアへの戦闘ダメージを0にする!」 榊遊矢、彼という人間によるものに他ならない! 「またお前かよ。いい加減終わりやがれ!」 「終わらないさ。俺はまだ約束を果たしていないんだ。 だから……お楽しみは、これからだ!」 並み居る英霊と、英雄の力を受け継いだ正義の味方に比べて、榊遊矢はどこまでも弱く、遅く、ちっぽけな人間だった。 ただ一点、その身はデュエルでしか滅ぼせないという巫山戯た耐性を除いて。 ……それが正邪が圧倒的優位に立ちながらも未だ誰一人殺められていない最大の枷だった。 主催者の手が加えられた正邪は、勿論、遊矢をも殺せるように改造されていた。 それは正邪の戦いはデュエルとしても扱うというものであり、逆に言えば、デュエルとして適応される以上、正邪へもデュエルで対処可能になってしまったのだ。 そしてこと、デュエルモンスターズというゲームで言えば、正邪はド素人だ。 何が何だか分からない。 札遊びとは言っても弾幕ごっことは何から何まで違う遊戯。 訳の分からないルールに、訳の分からない用語、果ては主催者でさえ調整中としか返しようがない複雑な処理。 一体どうなってやがるんだ、このゲームは! しかもそれでいて何でか、本当に何でか、アーサー王とモードレッドは平然とデュエルに対応していると来た。 『ちょっと待て、一体いつからアーサー王はカードで戦うようになったんだ。剣はどうした!』 『何を言っているのですか。我々デュエリストにとって、デュエルディスクが盾なら、カードこそが剣!』 『そういうことじゃねえ! そのエクスカリバーは飾りかよ!』 『失敬な。そこまで言うのなら私は聖剣EX-カリバーンをアルトリウスと合体した私へと装備! さあこれで満足しましたか?』 『そうじゃねえええええええええええ!』 そんな一幕もあったくらいだ。 今思えば、このチーム編成自体が榊遊矢の持つ耐性を十全に発揮するための組み合わせだったのだろう。 デュエルでしか殺すことの出来ない榊遊矢を殺そうと思えば、必然とこちらもデュエルに組み込まれることとなる。 そこでカードゲームの始祖をも倒した榊遊矢のプレイングについていくことが出来、リアルファイトで遊矢のフォローもできるサーヴァント二名が宛てがわれたのだろう。 ならば一先ずは決闘者たちは置いておいて、非決闘者であるクウガ・ロージィから狙えばとも目論見はした。 仲間を殺されれば遊矢たちから冷静さを奪い、プレイングを乱せるかもしれない。 それにクウガ・ロージィは格好の機会を潰してくれた怨敵でもある。 そもそもこいつさえ邪魔しなければ、デュエルに持ち込ませるまでもなく不意打ちで決闘者たちを始末できていたのだから。 スカッとするついでに、膠着状態をも打破できる。 内心ウキウキしつつ悟られ無いようにしながらロージィを狙った正邪に立ちふさがったのはまたしても榊遊矢だった。 「俺とまたエンタメデュエルをするぞ、沢渡……! 俺は魔法カード融合を発動! 手札の魔界劇団-ビッグ・スターとロージィの魔界植物を融合! 融合召喚、キメラフレシア! withロージィ! 台本を読んだビッグ・スターがその役を演じるように! ロージィもまたデュエルモンスターを演じるんだ!」 “魔界”劇団。捕食“植物”。 かつての殺し合いで仲間から引き継いだカード。 自らと起源を同じくする者のカード。 その両者に精通した遊矢は、土壇場でロージィに寄生する魔界植物に更にモンスターを融合させることで、彼女をもデュエルの配役に仕立て上げたのだ。 正邪から唯一デュエルを介さない戦いは失われた。 イラッとくる。 どうして私に気持ちよく下克上させないんだ! 鬼人 正邪。 生まれついての天邪鬼にして、幻想郷で唯一命名決闘の外側に立つ者。 命名決闘――通称、弾幕ごっこは本来、命の取り合いではなく、回避不能の弾幕は反則とされている。 しかし、お尋ね者である正邪に対してはその限りではない。 本腰入れて不可能弾幕でやっつけろ。 そんなお触れがまかり通っているのだ。 そして正邪は、不可能弾幕を、反則ならぬ反則を、本家本元さらなる反則で凌駕してきた。 その来歴こそが正邪が弾幕ごっこという幻想郷のルールから抜け出た存在であり、幻想郷屈指の反逆者の証だった。 それがどうしたことか。 ゲームのルールから抜け出たはずの正邪は、今こうして別のルールに囚われた。 天邪鬼がルールに従わされる。 ルールに従わなければ人一人殺すことができないだなんて質の悪い話だ。 屈辱以外の何物でもない。 ――舐めるな。 このまま泣き寝入りする気など、当然なかった。 正邪にはこの状況を打開する2つの切り札がある。 1つめの切り札――ヴォルケーノの“熱”を用いた策にはまだ時間がかかるようだ。 奴らに気づかれぬよう徐々に温度を上げた後、トドメの獄炎で一気に壊す必要がある。 ならば今すぐ使えるのはもう一つ――天邪鬼としての力だ。 正邪は、待った。 力の使いどきを。 ここだというタイミングを。 待ちに、待った。 そして―― 「!!!」 来たっ! 新たにカードをドローした遊矢の顔つきが僅かに変わる。 表情からカードの引きを読まれることを警戒してか、遊矢はデュエル開始以来、こしゃくにもゴーグルで顔を隠しているが無駄な小細工だ。 天邪鬼である彼女は、人が嫌がることを好み、人を喜ばせると自己嫌悪に陥る。 だからこそ正邪は、他人の喜びという感情に機敏だった。 相手を喜ばせないようにするには、相手の喜びを察し、そうはならぬよう動かなければならないからだ。 「お待たせしました、これよりエンタメデュエル第二幕の開幕です!」 高らかに謳い上げられるその口上が、正邪の読みが何よりも正しかった証拠だ。 馬鹿なやつだ、わざわざこれから切り札を使うということを敵に教えてやるだなんて。 心の中でせせら笑いつつも戸惑った振りをする正邪。 そうとも知らず遊矢のエンタメは進んでいく。 「私は手札より、魔法カードスマイルワールドを発動します! フィールド内のすべてのモンスターの攻撃力をターン終了までモンスターの数×100アップします!」 フィールドに笑顔が溢れ、セイバーやモードレッド、ロージィも笑顔になる。 民のために戦った英雄や正義の味方からすれば、人々の笑顔は尊いものなのだろう。 全く、吐き気が出ると正邪は毒づく。 「今、フィールドにはカードやヴォルケーノと融合し、モンスターカード扱いになっている人妖が三体! よって、神聖騎士王アルトリア、仮面ライダークウガ・ロージィ、殲炎 正邪の攻撃力をそれぞれ300アップ!」 気に食わないのは笑顔あふれるスマイルワールドの演出だけではなかった。 あろうことかスマイルワールドは敵である正邪さえも強化していた。 ふざけやがって、本気で敵である私まで笑顔にするつもりか? 事実、より一層漲る力に、思わず笑みを浮かべそうになってしまいそうなのが腹立たしい。 誰かの思い通りになんてなってなるものか。 人々に笑顔をもたらすエンタメデュエルなんて御免こうむる。 私は天邪鬼だ。お前が私を笑顔にして攻撃力を上げようというのなら。 私は、自分の攻撃力を下げてでも、笑顔をヴォルケーノの憎しみで、染め上げよう! っ ひ く も り で か ん え な す く て ょ い り ど う の の ふふふふ…… 「世界が、闇で覆われていく……。これは憎しみ……? ううん、違う、これは、この止めどなく溢れる涙の感情は……」 くくくく……っ。 「……これは嘆きです。 償うべきことなど無いのに、救えなかった責任を自分のせいにしてしまった、そんな“正義の味方”の嘆き……」 あはははははははは……! 「光希と父上の攻撃力が!? 下がってる!? それに何だよ、この悪趣味な光景は……。 スマイルワールドは遊矢と遊矢の父上との絆のカードなんだぞ……。 それを、それをこんな、こんな……! てめえか、てめえの仕業か、正邪ああああああああああああああ!」 ああああああああああああああああああっはっはっはははははは!! 「そうだ、これが私の“あまのじゃくの呪い”だ! 全てはひっくり返る! 攻撃力アップの効果はダウンとなり、そして笑顔は憎しみ、悲しみ、涙へと染まる!」 嗤う、嗤う、嗤う。 おかしすぎて、おかしすぎて、お腹が痛くなって、正邪も思わず涙する。 あまのじゃくの呪いがフィールド全てに作用する以上、攻撃力がアップしていた正邪もまた弱体化を余儀なくされた。 それがどうした。 元々の攻撃力に大差がある以上、同数の攻撃力が互いにダウンしたところで、何ら問題はない。 遊矢たちのライフを削りきるのが少し面倒になったが、そんなことよりも今はただただ気持ちいい。 世界を照らしていた色とりどりの笑顔は、今や全て、悲しみに泣き崩れていた。 それはまるでヴォルケーノの本来の宿し主、ミラス・ヴァーミリエが辿った運命を嘆いているようではないか。 恋人を奪われ、正義のもとに断罪された恐怖と絶望。 それはなんとも正邪を笑顔にしてくれる愉悦だった。 「泣け、泣け、泣け、泣けー! 笑顔? は、くだらない。 何が笑顔だ。残念だったなああ、遊矢。こいつらや私を笑顔にするつもりが、どうだ。 泣かせたんだよ。お前が、みんなを泣かせたんだ。しかも父親との絆のカードだって? そんな大切な、大切なカードで世界から笑顔を奪ったお前がどんな顔をしているか、私に拝ませてくれよ!」 曇天の元泣き続ける世界は、悲壮感が漂い、普通の人間には非常に気が滅入るものだろう。 現に正義の味方と英雄たちは闇に感化され、戸惑い、憐れみ、この光景をもたらした正邪への怒りに呑まれていた。 それこそが正邪の狙いだ。 決闘者たちから冷静さを奪い、プレイングを雑にし、そして何よりも、榊遊矢の心を折る。 そのためならちょっとやそっとの攻撃力などくれてやる。 さあ、遊矢、お前はどうだ? せっかくのエンタメを台無しにされたお前はどんな顔をしている? 笑顔をもたらすはずが、悲しみをもたらしてしまったお前の心はどれだけ揺れた? 父親との絆のカードを穢されたお前は、私をどうしたい? 殴りたいよな? 殺したいよな? 嫌いになったよなぁ? 嫌いになってくれたよなぁ? なぁなぁなぁなぁなぁ、エンタメ決闘者さんよぉ―― 「おおっと、なんということでしょうか! 世界に涙雨が降り注いでしまいました! ですが皆様、ご安心を! 雨が降ったというのなら、私は、少女の涙に虹をかけてご覧にいれましょう!」 ……は? 「フィールドカード発動! 天空の虹彩! 話は栄光と妹さんから聞いてるよ。……己の信じた道に順じて、立ち上がり続けた君の戦いは無駄なんかじゃない。 君は君の妹を、君の仲間を守り抜いたんだ! だから後は俺たちに任せて欲しい。無駄になんてさせないから! 俺は少女の魂に、このカードを捧げる! 涙に虹がかかるまで、俺はモンスターたちとデュエルを届け続ける!」 いやいや、ちょっと待て、ちょっと待て。 「天空の虹彩の効果発動! アルトリアが装備している聖剣カリバーンを破壊し、デッキからオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを手札に加える! 更に聖剣カリバーンの効果発動! このカードが破壊された場合、1ターンに一度、場の戦士族モンスターに装備できる! 俺は、アルトリアに聖剣カリバーンを再装備! ごめん、セイバーさん! セイバーさんにとってカリバーンを破壊されるのは苦い思い出なのは知ってるんだ。でも、俺はそれでも――」 「ナイスプレイングです、遊矢。大丈夫です。かつて失った聖剣も、円卓の騎士達も。 今はここにいてくれるのだから。そうでしょう、モードレッド?」 「父上!」 待て待て待て待て。なんだこれは、なんなんだこの光景は? 笑顔を、憎しみで、悲しみで、絶望で染め上げたはずだった。 スマイルワールドは闇に閉ざされ、真っ暗な雲に覆われていたはずなんだ。 なのに、なのに、なのに! 闇に閉ざされた世界、そこに射し込んだ虹の光に照らされた榊遊矢。 彼が浮かべるのは、 笑顔。 涙に染まっていたはずのスマイルワールドは呆けたようにただただその笑顔を、虹の輝きに見惚れている。 悲しみも、嘆きも、憎しみも、今この時だけは忘れてしまったかのように――。 ……おかしいだろ。 「ありがとう、セイバーさん。私は手札に加えたオッドアイズをペンデュラムゾーンにセッティング! そして手札からEMチアモールを通常召喚します! チアモールの効果発動! 応援されれば勇気凛々! 私達のために戦ってくれているヒーローを、仮面ライダーを応援するんだ!」 「お、おい、EMチアモールの効果は確か元々の攻撃力より低い場合、そのモンスターの攻撃力は1000ダウンするんじゃ!?」 「いえ、今はあまのじゃくの呪いの影響下にある以上、逆に攻撃力は1000アップします。 それも次のターンには1000ダウンになってしまいますが、今のミツキにはキメラフレシアの効果もあります。 そっちで攻撃力の低下は帳消しできる上に、フォーム・チェンジすれば攻撃力はリセットされる。 良いコンボです、遊矢!」 ……なんでお前は、笑い続けていられるんだ。 逆転できるコンボがあったからか? だからスマイルワールドが汚されたことなんてお構い無しでデュエルを続けられるというのか? 例え逆転できるコンボがあっても、あの一瞬で心が折れてたらデュエルは続行できなかったはずだ。 「俺はキメラフレシアことロージィさんで、正邪を攻撃!」 「応援されて応えられないようならヒーローが廃るね! 強化マイティキイイック!」 「ぐ、ぐおおおおおおおおおおお! これしきの蹴りで究極反則生命体である私がやられるものか!」 「でも切れ味は受けてもらう! 続いてチアモールの攻撃! ごめんチアモール、お前を攻撃表示で棒立ちさせておくわけにはいかないんだ!」 「舐めるなああ!」 弱体化を補って余りある強化されたクウガ・ロージィの蹴りに、弱体化しただけの正邪はダメージを受ける。 正邪よりもずっと弱いチアモールこそ返り討ちにできたが、遊矢はオッドアイズのペンシュラム効果でダメージを受けない。 もとより場をケアするためだけの自爆特攻。 チアモールは遊矢の目論見通りにエクストラデッキに送られる。 余りにも冷静なデュエルタクティクス。 そこには、一切の動揺も、揺らぎも見られない。 「なんだよ、あのカードは、スマイルワールドは、お前にとって大切なカードじゃないのかよ。 それをあんな絶望的な使い方をされて、何でお前は折れないんだ……」 「いつものデッキを取り上げられ、満足に回せない俺のデュエルで笑顔になってくれた少女がいたんだ。 俺なら戦争を止められると応援してくれた少女がいたんだ。 誰かを笑顔にするのは一枚のカードじゃない。 俺が、俺たちのデュエルで、お前とのデュエルで、みんなを、笑顔にするんだ!」 そう遊矢は吠えるが、果たして、そんなことがあり得るのだろうか? 正邪の力は“何でも”ひっくり返す程度の能力だ。 カード効果だけじゃない。 人の感覚も、感情も、逆転できる。 ヴォルケーノの力で強化された正邪の能力は英霊と仮面ライダーでさえ絶望の海に呑み込みかけた程だ。 いくら榊遊矢に覇王の片鱗があるとはいえ、デュエルとしても適用される正邪の力が全く通用しないはずがない。 心が強ければ強いほど、笑顔を浮かべれば浮かべるほど、ひっくり返された時の落差は大きいはずだ。 笑ってなどいられないはずだ。 にも関わらず榊遊矢は、笑い続けている。 ただ一人、ゴーグルで隠した顔に笑みを浮かべてエンタメデュエルを続けている。 ――ありえない。ありえるはずがない。 だから、そう。 もし、もしも生粋の天邪鬼にひっくり返されてもひっくり返されても笑い続けられる人間がいるとするならば。 「嘘、だろ……。なんでひっくりがえらない。なんで心変わりしない……」 それは、そんな人間は……。 「まさか、お前……」 正邪は、気付いた。 虹の光を受け、ゴーグルの裏側で、何かが一瞬、光ったのを。 「その笑顔は嘘だっていうのか!?」 榊遊矢は頷くことも、首を横に振ることもない。 「約束したんだ。何度辛い目に遭っても、何度迷っても、俺は俺の信じるデュエルをまっすぐ貫くって!」 それは絞り出したかのような声だった。 今にも泣き出しそうな声で、けれどはっきりと榊遊矢は笑顔のまま、強く答えた。 ……確定、だった。 榊遊矢は泣いていた。泣きながらに笑っていた。 なんだよ、それは。 「私がひっくり返すまでもなく、お前はずっと偽りの笑顔を浮かべてきたってのか!?」 信じられない想いだった。 妖怪は精神の生き物だ。 肉体に重きを置く幼獣でもない限り、妖怪とは精神こそが本体であり、自分が攻撃されたり倒されたりすることには恐怖を感じにくい。 裏を返せば妖怪は精神的ダメージに弱いのだ。 だからこそ正邪には榊遊矢という人間が信じられなかった。 こみ上げる悲しみを無理矢理抑えこみ、他人に悲しみを伝搬させないために偽りの笑みを浮かべ続ける。 それは一体、どれだけの苦行だろうか。 妖怪にとっては文字通り身を引き裂かれる程の苦痛に違いない。 幻想郷の妖怪たちのどれだけがその苦痛に耐えれるだろうか。 自らの精神を、存在そのものを嘘偽るだなんて、そんな、そんなこと――天邪鬼である正邪にだって耐えられない。 「くそ、お前のほうがよっぽど天邪鬼じゃねえか!」 正邪は思わず、後ずさっていた。 信じられないと、化物だと、榊遊矢という人間を恐怖していた。 それは生まれもっての天邪鬼である正邪にとって、敗北宣言にも等しかった。 人間に畏れられるべき妖怪にとしてもあってはならない行為だった。 「……あ」 自分が何をしてしまったのか。 正邪が気付いた時にはもう遅かった。 「俺はオッドアイズの隠されたペンデュラム効果を発動! エンドフェイズにこのカードを破壊し、デッキから攻撃力1500以下のPモンスター1体を手札に加える! 俺が手札に加えるのは、……っ攻撃力、1300のっ、エr……EM プリンセス・エリーゼ!!! そしてプリンセス・エリーゼが手札に加わったことで、エリーゼの効果発動! デッキより、りー――理想郷の魔術師一枚を……手札に、加えるっ!!!」 遊矢は自分のターンを終えると共に、靴に仕込んだ光のローラーを起動させ一気に駆け出し、後ずさった正邪の脇を抜けて胡桃へと駆け寄る。 「待て「させるかよ!」「させません!」「待っている人のもとに、行って、遊矢ー!」」 「ありがとう、皆!」 正気に戻って遊矢を追おうとした正邪だが、それを許すアルトリアたちではなかった。 未だ精神的動揺が抜けきらず、満足に戦えない正邪にアルトリアたちは持てる力の限りをぶつけてくる。 正邪はなんとか跳ね除けようとするも、アルトリアたちも必死だ。 天命の聖剣を装備した騎士王の守りを正邪は崩せず、遠ざかる遊矢の姿はぐんぐんと小さくなっていく。 「待てよ、待ちやがれよ! 私は、負けていない! 私は、恐れてなんかいない! 私は天邪鬼なんだ。生まれ持ってのアマノジャクなんだ! 私が、私こそがアマノジャクなんだあああ!」 伸ばせども、伸ばせども、強者になったはずの、正邪の手は届かない。 そうして―― 「レディースエーンドジェントルメーン!」 世界に、涙を隠すピエロの祝詞が響き渡った。
https://w.atwiki.jp/mochewiki/pages/1084.html
《デンジャラス・ドロー》 通常罠 (テキスト不明) 使用キャラクター 榊遊矢 タグ一覧 罠カード 通常罠
https://w.atwiki.jp/mochewiki/pages/1846.html
《復活》 通常魔法 (テキスト不明) 使用キャラクター 榊遊矢 タグ一覧 アクションカード 通常魔法 魔法カード