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気付かなければ、良かったんだろうか。 気付かなければ、幸せでいられたんだろうか。 嘆いてももう遅いのだけれど。 だって、私は気付いてしまったんだから。 六月だった。今にも泣き出しそうな空が梅雨だということを感じさせ、校庭の片隅には 紫陽花がその名の通り紫色に淡く染まっていた。 「お姉ちゃん、遅いね」 「そうですね…」 つかさがのほほんとした口調で言って、みゆきさんがそれに続く。 黒板の上にある時計を見ると4時間目の終了から10分程が経とうとしていた。 私、つかさ、みゆきさん、それからかがみとの昼食はすでに習慣化していて、たまにかがみが 自分のクラスで食べる時にもそれを言いに一度はこっちに来ていた。 だから、こんなに顔を見せないのはほとんど初めてのことで。 「んじゃ、ちょっと見て来ますかね」 妙に体の奥がむずむずして落ち着かない。むずむずの原因が解らないままに カタンと音を立てて立ち上がる。 よろしくお願いしますね、と微笑むみゆきさんの声に見送られながら私は歩き出した。 隣のクラスまではほんの数秒しかかからない。開いている扉から 談笑する声が聞こえて来て、授業が長引いているわけではないことが解った。 「かが……」 言いかけた言葉は、途中で喉の奥に絡まりそのまま空気に溶けていった。 かがみは教室の真ん中辺りに居て、峰岸さんとみさきちと楽しそうに 喋りながらお弁当をつついていた。 「――――っ!!」 堪らず回れ右をしていた。峰岸さんもみさきちも、ましてやかがみにだって何も悪い所はない。 たまたま、今日はあっちで食べるってことを言い忘れただけなんだろう。 それなのに、無性に、泣きたくなった。叫びたかった。…怒りたかった。 なんなんだろう。なんでなんだろう。初めて味わうこの感情は 私の心を真っ黒に塗り潰していって。こんな気持ちは嫌なのに、次から次へと溢れて来る。 「……はあっ……」 どれくらい立ちすくんでいたんだろう。ふと我に返って、目頭が熱くなって来るのを 肺が空になる程大きく息を吐き出すことで抑える。 みゆきさんもつかさも待たせてるんだ。早く行かなきゃ。 意識的に思考を反らして、私はそこから逃げたした。 「かがみ、今日はあっちで食べるって」 「そっかー、じゃ今日は三人だね」 いつもの私で居られているかな。幸いにも、二人に気付かれることなくお昼の時間は過ぎていく。 何かの音に気付いて窓の外を見るとぽつり、ぽつりと雨が降り出したところだった。 午後の授業はいつも以上に身に入らなかった。 昼に感じたものは『友達』であればありえない感情なのは何となく解った。 だとすれば、この気持ちにはなんて名前が付くんだろう? この間までかがみが誰かと話しているのなんて、なんとも思わなかったはずなのに。 今日は違った。その笑顔も、なにもかも、自分に向けて欲しかった。 ……もしかして、これが人を好きになるってことなんだろうか。 当て嵌めて考えてみると、すとんと納得してしまった。 「………はっ」 まさか初恋が女の子なんてね。 自嘲してみるもののやっぱり想いは消せなかった。 かがみへの想いを自覚してから一ヶ月が過ぎようとしていたある日、私は夕焼けに 照らされる教室の中、一人で椅子に座っていた。 つかさは風邪で休みで、後の二人は委員会。みゆきさんはその後調べ物があるから 残ると言っていた。かがみに先に帰ってても良いと言われたけれど、待つことにした。 少しでもかがみと居たかったから。 クラスメイトは誰も残っていなくて、今日に限ってマンガも持って来ていない。話し相手も 暇つぶしの道具も無いとなれば、自然考えるのはかがみのこと。 どれだけ否定しても、諦めようと思っても駄目だった。 私は、かがみが好き。 絶対不変の理みたいにどっしり心を占める想い。 でもそれも限界、潮時なのかもしれない。 日に日に想いは強く激しくなっていって、この身さえ焦がしてしまいそう。 放っておけば、この炎はいつかかがみにも燃え移ってしまうんだろう。醜い独占欲で かがみを求めてしまうんだろう。 きっと、それはかがみを傷付ける。 この一ヶ月で解ったことがある。 私はかがみのことが恋愛対象として、好き。これは変えようのない事実。 もう一つ、かがみには同姓趣味なんて、ない。 そして、火を消すには消火剤が必要。後はタイミングだけ。 かがみと一緒に居たい。一緒に居ちゃいけない。 相反する思いを抱えながら校庭に目を向ける。でも、景色なんて私の目には写っていなかった。 パタパタパタ…廊下を走る音がする。 カチリと、何かの始まりを告げる音が、聞こえた気がした。 始まりの予感へ続く
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(実装 Ver. 1.5.0 α4 / 最終更新 Ver. 3.1.0 α3) 名称 梅雨 時間 夕方(処刑投票) 効果 [錬金術師]相当の毒対象変更能力を自動的に適用 発生率変動 【上昇】人外場【低下】人間場 実装 Ver. 1.5.0 α4 説明 処刑により発生した毒に対し、[錬金術師]相当の毒対象変更能力が自動的に適用されます。 毒が中る対象は村人陣営役職以外の生存者です。[恋人]や[愛人]かどうかは条件に関与せず、メイン役職のみで判定されます。 例えば、[恋人]になった[村人]には中りません。 処刑対象が[騎士][連毒者][夢毒者]及び4日目までの[潜毒者]だった場合は影響しません。 毒見結果には影響しないため、[人馬]の毒死能力は無効化されません。 発生率変動条件 人カウントの生存者数からそれ以外の生存者数を差し引いた数が7名以上の場合、発生率がやや低下します。 逆に2名以下の場合、発生率がやや上昇します。 過去バージョン情報 Ver. 1.5.0 α4~Ver. 1.5.0 α7 天候発生確率は生存者の状況に影響されません。
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梅雨音 春兎 ツユネ ハルト 176cm 大学生理工学部2年生 4月6日生 先天性白皮症で弱視。光に弱く眼鏡は光を弱める為と視力の矯正の為。その代わり耳がとても良い。 花火などの光鮮やかなものが好きだが、体質の為眼鏡越しにしか見られないことが寂しい。 裸眼でも生活出来るようになるために理工学部へ入学後、医学部との共同研究を行っている。 賑やかで楽しいことが好き。 いつまでも少年心の抜けない。ちょっと抜けてるお兄さん。 一人称「僕」
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梅雨機兵トゥーユー アンコモン 水 6 7000 グレート・メカオー ■進化-自分の鯉型ロボ・コドモズ・デイの上に置く ■ターンのはじめにこのクリーチャーの下にあるカードを見る。そこに鯉型ロボ・コドモズ・デイが無ければ、このクリーチャーを破壊する ■ターンの終わりに自分の山札の一番上を見てもよい。そのカードをデッキの一番下に置く事ができる ■このクリーチャーはこのクリーチャーの下にあるクリーチャーの効果を得る ■このクリーチャーの下にあるカードが6枚以上になったとき、このクリーチャーを破壊する (F)ピッチピッチチャップチャップランランラン♪ -梅雨機兵トゥーユー 作者:ODA 次は七月 評価
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空石兼梅雨(そらいし かねつゆ) 人物データ 身長 --- 体重 --- 年齢 --- 所属 --- 趣味・特技 観戦 空石流武術当代空石雪千代の父。 雪千代に免許皆伝を与えた際「お前の思うようにしろ」と伝えると 雪千代は即座に道場を辞めORGOGLIOに就職してしまう。 追記 雪千代の武芸の才が 今後埋もれる事を心底惜しんでいる。 主な活躍 外伝SS「黒の伝説re write」 ※内容を見る ブラック少林と共に少林寺拳法に道場破りに来た者の 「敗北動画(※ヨソで道場破りが少林寺拳法に勝ったと言わさない為撮影する。)」 を記録した物をダビングしたDVDを観ながら酒を酌み交わした。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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805 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/06/10(日) 11 13 09.97 ID ??? ロラン「梅雨の時期は洗濯物を室内干しになるからそこをよろしくお願いします」 アムロ「あぁいいぞ。居間に干すんだな」 セレーネ「私の下着も干すの?」 キラ「見たくないからそれは別の場所でw」 ウッソ「というかセレーネ姉さんの洗濯物は姉さんの部屋で干すのが一番ではwww」 マイ「このあとキラとウッソはセレーネ姉さんの部屋に連れていかれた。 その後、部屋の中を見ると輪切りにされた二人を発見した。 『口は災いの元』とはこのことである」 シン(セレ姉の下着なんか見飽きたと思うから二人とも今更何を言ってるんだろうな)
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『梅雨の夜』 暦の上で梅雨に入り、土砂降りの雨が私たちに降り注ぐ。 しかも突風のせいで傘が壊れ、ずぶ濡れで帰る羽目になった。 「何なんだよもう…降水確率30パーセントって言うから安心してたのに」 天気予報に不満を言う私。 「いや、0パーセントじゃないってことは、降るかも知れないってことだよ」 冷静に突っ込むこなた。 「…それはそうだけど、ここまで酷い天気になるなら、先に言って欲しいわ」 最終バスを逃してしまい、駅まで歩くことになった私たち。 教室でテスト勉強していたら、いつの間にか下校時間をとっくに過ぎてしまい、外は真っ暗になっていた。 見回りの先生には怒られるし、本当に最悪の一日だ。 「あーあ、テスト勉強、真面目に頑張ってるのになぁ…ちょっとくらい、いい事あってもいいんじゃないかしら」 「かがみん、世の中そんなに甘くないんだよ」 「…あんたに言われると無性に腹が立つ」 そうは言っても、この暗い夜道を一緒に歩いてくれる友達がいるのは心強い。 この辺にはコンビニもないので、一人っきりだったら、どれほど怖い思いをしていただろう。 「それにしても、駅までこんなに遠かったかしら?バスだと結構早いのに…」 「いつも中でしゃべってるから、早く感じるんじゃないの?」 「あぁ…そうかもね…」 しばらく歩くと、物置のような建物が見えてきた。農機具か何かを保管しているのだろう。 「ちょっと、あそこで雨宿りしない?」 「そだねー」 私たちは駆け足で軒下までたどり着いた。 「ここなら、しばらくはしのげそうね…」 「でも、いつまでもこうしちゃいられないね…」 こなたがポケットから携帯を取り出した。 「ちょっとうちに電話してみる」 「え、迎えに来てもらうの?」 「今日、ゆい姉さんが来てるかも知れない」 しばらく呼び出し音が聞こえた後、おじさんの声が聞こえてきた。 「あ、お父さん?私だけど…うん、今帰る途中でさ……うん、最終バス逃しちゃってさ……姉さん来てるの? ……あ、そうなんだ。じゃあ、お願いしてもいいかな?場所はね…」 パタン、と携帯を閉じた。 「大丈夫だよ。迎えに来てくれるってさ」 「なんか、悪いわね…気を遣わせちゃって」 「いいのいいの、今日はいっぱい勉強教えてもらったし」 こなたが笑う。 「今度の試験で赤点取ったら、追試だって言われてるし…」 「確かにそれは嫌ね…」 こなたは暗記が得意なのか、世界史の成績はいつも上位だが、他の科目はパッとしないのだ。 特に英語や理系の科目は、一夜漬けでどうにかなるものじゃない。 「あぁ…こんな事なら、一年のときからもうちょっと真面目にやっとけばよかったなぁ…」 「お、珍しく弱気じゃない」 「だってさ、追試でアニメやゲームの時間がさらに削られたら…私は禁断症状で苦しみぬくんだよ…」 「大げさなんだから…別に死ぬわけじゃないのに」 「いや、私にとっては栄養と一緒なんだよ。アニメやゲームのない暗黒世界に生きられるわけないんだよ」 「はいはい、じゃあ明日も頑張ろう。それから好きなだけ楽しめばいいわ」 「うぅ…ありがと。かがみん」 こなたが私に抱きついてきた。 「むにゃー…やわらかい…」 「こ、こら…変な事言うんじゃない」 「かがみぃ、寒いよー、しばらくこのままでいたーい」 「ちょ…誰かに見られたらどうするの?」 「風邪引いちゃうよ~~…」 「わ…わかったわよ」 「ねぇ…かがみ」 「ん?」 「ホント…いつもありがとう…感謝してる」 「どうしたのよ、いきなり…」 「私さ…かがみがいなかったら、途中で投げ出してたと思う…」 「え?」 「自分の勉強もやってるのに、私のために昔の教科書一つ一つチェックしてくれてさ、 わかりやすく教えてくれるのって、かがみだけだよ」 「でも、みゆきだって聞けば教えてくれるでしょ?」 「…そうだけどね…なんか、かがみのほうが気軽に聞けるって言うか…」 「それって、私はみゆきより下に見られてるってこと?」 ちょっと意地悪な質問をしてみた。 「違う…そうじゃない」 こなたが急に真顔になった。 「……かがみと一緒にいると、なんか気持ちが落ち着くって言うか… うまく言えないんだけど、他の友達には無いものがあるんだよ」 「え…?」 「かがみと一緒にいたいんだ…」 まっすぐに私を見つめて、こなたが言った。 「そ…そっか、頼りにされるのも悪くないわね…」 なぜだろう…心臓の動きが早くなっている。 (何なんだ一体…こなたってこんなこと言う奴だったか?) 「かがみん…」 「な…何?」 「今日は水色ですか…ふむ…」 「ば…ばかっ!恥ずかしいから見るな!!!」 下着が透けて見えていることに今更気づいた。 「いやぁ、かがみんって細いのに出てるところはしっかり出てるよね」 「品の無い事言うな!お前はスケベオヤジか!」 「女に生まれてよかったなぁ、こうしてかがみとイチャイチャ出来るし」 「う…うるさいっ、…こら、そんなとこ触るな!」 「あー…赤くなってるかがみんもかわいい~~」 こなたはやっぱりこなただ。 いつも明るい雰囲気を作ってくれるから、大変な勉強も乗り越えられそうだ。 「あぁ~、二の腕の感触…たまりませんなぁ…」 「だからやめろって言ってるだろ!」 「嫌がる顔もかわいいのぉ…むふふふふふ…」 「何なんだよもぉーーー!!!」 ただ、今は早く迎えが来てほしい。 こなた責めはそろそろ勘弁してほしいのだが。 (終) コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-02-18 07 43 12) 最後のツンデレ最高ッス!ニヤニヤが止まらないッス!! -- 名無しさん (2011-05-15 02 58 17)
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147 名無しさん@ピンキー sage 2008/06/09(月) 17 33 42 ID +CfGsgsd 保守かねてリクエスト 梅雨です。 放課後、先にアパートに来た眞一郎(合い鍵有) 室内には下着が干しっぱなしになっていた ついついそれに手を出してしまって…… って感じな梅雨が舞台のものをお願いします 148 梅雨 1 sage 2008/06/09(月) 20 48 33 ID +9ctxHVM 6月。北陸地方にも梅雨の季節がやってきた 「…でさ、ここ苦手な範囲なんだ、教えてくれよ」 「ダメよ。宿題は自分でやらなきゃ意味ないでしょ」 「そんなこと言わずに…な?頼む!」 「…仕方ないわね。一緒にするだけならいいよ」 「助かるよ!」 「じゃあ先にアパートに行ってて。今日の練習は5時には終わると思うから」 「わかった」 眞一郎はアパートの廊下で合鍵を取り出す 比呂美がこっそり作って渡してくれたもので、この鍵の存在は両親も知らない 二人の天使がキスをしているキーホルダーが揺れて玄関が開いた まるで自分の家のように慣れた様子でカップを取り出しコーヒーを淹れる 「ふぅ…たしか5時だったか…まだ時間があるな」 コーヒーを飲みながらテレビを観ていた眞一郎だったが やがてつまらないワイドショーに飽きてしまう 『それでは次はお天気です。梅雨のせいでスッキリしない天気が続いていますが…』 パタ…パタ……ザァー 窓を叩く雨音に気づいて外を見ると 雨雲が空をおおっていて雨が降り始めていた 「また雨か…………洗濯物!」 比呂美が洗濯物を干しているのではないかと思い、眞一郎は慌ててベランダのほうへ走る しかし隣の部屋のドアを開けると、洗濯物は室内に干されていた 「そうだよな、フツーは部屋干しだよな…」 慌てた自分が恥ずかしくなりテレビの前に座りなおす 149 梅雨 2 sage 2008/06/09(月) 20 49 13 ID +9ctxHVM 『この天気は日曜まで続くようです。月曜からは気温も上がり…』 テレビのお天気キャスターの声も眞一郎の耳には入ってこなかった どうしても先ほどの洗濯物が気になってしまう 気が付くと眞一郎は洗濯物の干してある部屋に入っていた 干されている衣服の中から小さな布を見つけると、手にとってまじまじと観察する スカイブルーのその布は、綿とは違った手触りだった 大きめのリボンや可愛らしいレースから、比呂美の女の子らしさを感じる 鼻に当てて嗅いでみる。洗濯済みなので洗剤の匂いしかしない しかし洗っても落ちない積み重ねられたシミが眞一郎を興奮させた 「ハァハァハァハァ……」 シミのついた部分を口に含み、右手はペニスを扱き続ける 比呂美がつけた下着。比呂美の下半身を包んでいた下着。その事実だけで射精するには十分だった 「比呂美…比呂美……うッ!」 ペニスの先端に巻きつけて、小さな布の中に大量の精液を吐き出した 「くそっ!何やってんだ俺!」 スイッチが入ってしまうと出してしまうまで冷静になれない。男の悲しい性である 我に返った眞一郎は、風呂場で汚した下着を洗いドライヤーで乾かした 何度も心の中で謝りながら… 時計の針は5時を少し回っていた。眞一郎は傘を持って学校へ向かう 下駄箱で靴を履き替える比呂美を見つけて声をかける 「比呂美」 「眞一郎君!どうしたの?」 「急に雨が降ってきたからさ…迎えに来たんだ」 「…ありがとう。一緒に帰ろう!」 一つの傘に二人で入って、並んで歩く帰り道 幸せそうに笑う比呂美は、眞一郎が自分の下着を汚したことを知らない そして眞一郎も、比呂美の鞄の中に折り畳み傘があることを知らなかった ―終― 150 名無しさん@ピンキー sage 2008/06/09(月) 21 39 24 ID jDhIEXkr 148 一日一話さんかな乙です 二人の天使がキスのキーホルダーとか色々背景が思い浮かびそうな小道具とかイイ! 実は眞一郎が帰った後湿った下着の残り香に気がつき比呂美もオナニーをっ… って展開もありそうだw 151 ある日の比呂美 梅雨の放課後・編 sage 2008/06/09(月) 22 37 29 ID Q233BIZz 梅雨…… それは定期試験に備えねばならない鬱陶しい季節でもある。 お世辞にも優秀な成績とはいえない眞一郎は、「比呂美先生」の個人授業を受けるべく、アパートへと向かっていた。 『先に部屋、行ってて。午後練が終わったらすぐ帰るから』 という「先生」の言いつけに従って、自宅には寄らずに比呂美の部屋へと直行する。 大嫌いな試験勉強ではあったが、メガネの似合う美人家庭教師を独占できると思うと、眞一郎の心は躍った。 合鍵を使って中に入り、スニーカーを脱いでから台所の横を抜ける。 いつもどおり、二人の愛の勉強部屋へと脚を踏み入れると、『ある物』が眞一郎を待ち構えていた。 「……げ……」 部屋中に張り巡らされた、洗濯物を干すロープ。そして、その下に吊り下げられた下着、下着、下着…… どうやら比呂美は、洗濯をしてから登校したのを忘れて、自分を部屋に呼んでしまったらしい。 (まったく……) 三代吉は比呂美を『パーフェクトな女の子』などと評するが、どうしてどうして……彼女はかなりのウッカリさんだ。 しょうがないなぁ、という風に苦笑する眞一郎。そしてその眼に飛び込んでくる、見覚えのある一枚。 ブルーの横縞で彩られた小さい三角形……それは眞一郎が初めて目撃した比呂美の下着だった。 (そういえば…『初めてした時』もコレ、つけてたよな) 中身以外に興味は無い眞一郎だったが、なんとなく惹かれるものを感じて手を伸ばす。 比呂美の秘部を覆う所を摘んだ眞一郎の人差し指と親指は、愛撫するように、その中心を擦り合わせ始めた。 (『比呂美の』を……何度も吸い込んでるんだよな……こいつ) 『初めて』の後も、このショーツは何度か目にしている。 ……比呂美の愛液で満たされ、グショグショになった姿を…… 何ともいえない不思議な気持ちに囚われて愛撫を続けていると、突然、玄関がバン!と大きな音を立てて開いた。 ヒッ!と素っ頓狂な声をあげた眞一郎の身体が、瞬間冷凍されたように固まる。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」 油の切れた機械のように、ぎこちない動きで首を回し、ドアの側に立つ人物を確認する。 ……確かめるまでもなかった。この部屋の主、「比呂美先生」だ。 「あ……あのさ…………ご、誤解だから…な?」 ショーツを摘んだままの姿勢で、全く説得力の無い弁解を眞一郎は試みた。 「…………」 バタン、とドアが閉じるのと同時に、比呂美は無言のまま眞一郎に向かってくる。 (ヒイィッ!な、殴られるっ!!) ショーツをいやらしい手つきで愛撫するという変態的行為を目撃されたのだ…… 平手打ちの二三発は覚悟しなければ、と眞一郎は身構えた。 迫る足音…… 『湯浅比呂美』の接近が、こんなにも恐ろしく思えたのは……初めてだった…… 瞼をきつく閉じ、眞一郎は衝撃に備えたが、いつまで経っても頬に痛撃は襲ってこない。 代わりに聞こえてくる、下着が洗濯バサミから外される音と、消え入りそうな比呂美の声。 「……ごめんなさい。はぁ、はぁ、…その……忘れてて……」 恐る恐る眼を開いてみると、比呂美は眞一郎の視線から逃れるように顔を背け、生乾きの下着を取り込んでいた。 練習の途中で気づいたのだろう…… 全力疾走してきたと思われる比呂美の呼吸は、まだ整っていない。 顔も幾分赤くなっていたが、それは酸欠とは関係ないようだった。 (……あれ?) 良く見ると、比呂美の異常はそれだけではなかった。髪や制服がしっとりと濡れている。 窓の外に目をやると、霧のような細かい雨が、灯り始めた街灯に反射しているのが見えた。 「雨、降り始めたのか?」 比呂美は眞一郎の視界から下着を隠しながら、「うん」と短く返してくる。 眞一郎はバスルームからタオルを取ってくると、片づけを終えた比呂美の頭に、それを優しくかけてやった。 「風邪ひくぞ」 そう言って微笑む眞一郎を正視できないのか、比呂美は嬉しさで崩れた顔をそのタオルで隠す。 「眞一郎くん…」 「ん?なんだ?」 甘い声で話し掛けてくる比呂美の顔を眞一郎が覗き込んだ瞬間、肉が肉を打つバチン!という音が部屋に響き渡った。 「エッチッッ!!変態ッッ!!!!」 あぁ…やっぱり怒っていたのか、と激しく揺さぶられた脳で、眞一郎は思考を紡ぐ。 「なに考えてるのよッ!…し、下着…撫で回して……もうっ信じらんない!!!」 外の雨と同じく、激しさを増す比呂美の言葉攻め…… 朦朧とする頭でそれを聞きながら、眞一郎は(こりゃ今日は授業の後の『ご褒美』は無しだろうな)と思った。 152 朋与男 sage 2008/06/09(月) 22 42 36 ID Q233BIZz エロパロ笑点、今回も参加させていただきます 一日一話さんには、速さでも質でも及びませんが…… 150さんのおっしゃるとおり、 「梅雨」の比呂美ver.は、是非とも読んでみたいですね 期待しちゃっていいですか? 153 名無しさん@ピンキー sage 2008/06/09(月) 23 10 11 ID +9ctxHVM 150 はい。“元”一日一話です(笑) そのありそうな展開、書いてみました アイデアの提供ありがとうございます 152 いやいや、まだまだ朋与男さんにはかなわないです 調子のいいときはわりとスラスラ思いつきますが、駄目なときは全然駄目なんで… では、梅雨の比呂美編です ↓ 154 梅雨。比呂美の場合 1 sage 2008/06/09(月) 23 11 16 ID +9ctxHVM 「ここにさっきの公式を当てはめて…」 「そっか!ほんと比呂美って頭いいよな」 「そんなことないってば……さぁ、次の問題もやってみて」 一緒に宿題をするといっても傍から見れば 家庭教師が出来の悪い生徒に教えているような光景だった 二人きりとはいえ先ほど出したばかりの眞一郎は 宿題を終わらせると比呂美を襲うこともなくアパートを出た 「はぁ…私って魅力ないのかナ…」 洗濯物を畳みながら比呂美がつぶやく スカイブルーのショーツに触れた瞬間、何かの違和感を感じる Tシャツなどに比べれば乾きやすい下着、だが少し湿っているような感じがする 直感的に眞一郎の顔が浮かぶ。眞一郎はここで一人だった。もしこの部屋に入っていたとしたら… これを見つけた眞一郎が何を考え何をするのか… 思春期の男子について何も知らないわけじゃない そっと鼻を近づけてみる 部屋干し独特の生乾きの匂い、その中に混じって強烈な生臭さが微かに残っている 「……やっぱり」 比呂美はこれで眞一郎が自慰にふけっていたことを確信した 155 梅雨。比呂美の場合 2 sage 2008/06/09(月) 23 11 58 ID +9ctxHVM 「そろそろご飯作らなきゃいけないのに…」 ご飯を食べて、お風呂に入って、明日の予習もしなければいけない これからの予定は決まっているのに、比呂美は何故かロフトへ上る 布団の上で横になり、汚れる前にショーツを脱ぐ 下半身がひんやりとした空気にさらされるが、次第にそこは熱を増していく 洗濯済みとはいえ自分の下着を鼻に当てるのは抵抗があったが こうすることでしか眞一郎を感じられないのだから仕方ない 微かに残った眞一郎の匂いを嗅ぎ分ける 右手は自然と股間のほうへ伸びて大切な部分に触れている 肉芽を包皮の上から転がすように触る 比呂美が自分を慰めるために見つけた一番気持ちのいい部分 「あ…眞一郎君……んっ…あんっ……くぅ…」 指の動きは大胆になっていき、自分の意思とは関係なく腰が跳ねるように動く 指先はキラキラと粘り気のある液体を絡め取り それを肉芽にこすりつけると更に気持ちよくなることを比呂美は知っていた 窓の外で勢いを増していく雨とシンクロするように、指使いも激しさを増していく 「はぁ…あっ…いや…あっ、あっ、眞一郎君…眞一郎君…しんい…んんんっ!」 雷鳴と共に、比呂美の身体にも雷が落ちるような衝撃が走った 「なぁ比呂美、今日の宿題もできればまた教えてほしいかなぁ…なんて」 「いいよ、部活が終わったら教えてあげる」 「助かるよ!じゃあ今日も先に行って待ってるから」 「…眞一郎君、使った後はそのままでいいからね♪」 ―終― 156 名無しさん@ピンキー sage 2008/06/09(月) 23 15 17 ID +CfGsgsd 乙です。 変なリクエストの答えていただきまして、 ありがとうございました。 148 エロでありながら、細かいアイテムで 表された二人のラブラブ度がいいです。 151 オチてますね。ご褒美ってなに。 比呂美先生はグッドジョブです。 これを別で読んでみたいです。 157 名無しさん@ピンキー sage 2008/06/09(月) 23 37 27 ID tkY78DbT 一日一話さん朋与男さん 乙です 相変わらず即興でここまで作られるとは 今後の季節ネタが楽しみです
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雨のお便り 梅雨シーズン。Livly Island や G.L.L にも雨が降り、 島々の植物たちにも恵みを与えてくれます。 育った植物の中には、自分の島に摘んで行ける物も。 また、期間限定で技の変化もあります。 この時季にも存分に楽しんでいけたら幸いです。 花「/flower」期間限定変化 リヴリーの技にある「花(/flower)」が梅雨バージョンに変化します。 お持ち帰り植物4種追加 Livly Island 内のどこかで摘んで行ける植物7種に4種が追加! ※こちらは期間限定ではありません。 期間: 6/10(水)~23(火) お持ち帰り植物4種 アイランドリーフ @ 島屋 ビギナーズスツール @ ビギナーズパーク ゲートリーフ @ パーク入り口 モンスターツリー @ 怪物危険対策パーク ※各植物は天取り可能、SWF更新で10個まで取れる。 以前のお持ち帰り植物7種 ワームサボテン @ サンドワームパーク 結束の花 @ チーム結束パーク ロトリーフ @ 宝くじ販売所 ロトフラワー @ 宝くじ販売所 バンブーリーフ @ バンブーアンケートパーク キスリーフ @ KissLivlyスタジオ キスフラワー @ KissLivlyスタジオ 見出し 本文 Counter - 81(3)-
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かたつむりとにらめっこをする雲母 カエルをつかまえようとして怒られるソーダ アメンボを興味深そうにみつめる天河石 雷雲を追いかける電気石 そんなちびっこ乙女の梅雨 洗濯物が乾かないと苦笑するペリドット 雨音をBGMに窓辺で本を読むアメジスト 湿気でぐったりしている爆弾岩 森の中で雨宿りをする鉄鉱石 華麗に「雨に歌えば」を演じる真珠 そんなアダルト乙女の梅雨 綺麗な紫陽花を育てる黒曜石 うっかり紫陽花を赤くしてしまうレッドベリル 茶葉を湿気らせたマスターを叱る鶏冠石 風神雷神とお茶を飲む殺生石 糠床がカビないように気を付ける漬物石 カビた饅頭を食べても平然としている蛋白石 姉妹達を模したてるてる坊主を作る瑪瑙 てるてる坊主を逆さに吊るす月長石 雷に脅える珊瑚 嵐の中を走り回る金剛石 雨漏りの音で楽しく踊る化石 深い落とし穴に水を張る置石 落とし穴を片っ端から埋める虎目石 虹の夢を見るホープ そんなティーンズ乙女の梅雨