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[部分編集] このページではクッキー☆に登場するキャラ及び話題にされる人物を紹介しています。 クッキー☆のキャラは大まかにキャラ主体のものと本人主体のものに二分されてますが、このwikiでは形式上声優名でページを設定することを基本としています。 キャラ主体のキャラの内、特定の声優に対し担当しているキャラがひとつであれば声優名の後ろに括弧書きでそのキャラの名前を載せています。 一人の声優にそれぞれ独立したキャラが複数いる場合は、その声優を最も象徴しているキャラを声優名のページとして、その他のキャラはよく使用される通称をページ名としています 声優が居ないキャラはよく使用される通称をページ名としています。 本人主体のキャラのページ名はクッキー☆に認知されているコテハンがある場合はその正式名、ない場合はクッキー☆でよく使用される通称となっております。 順番は作品毎に上から「出演声優」「声優とは独立したキャラ及び声優の居ないキャラ」「声優以外の製作スタッフ」で分けられています。 出演作のないキャラや派生キャラなどは、クッキー☆入りするきっかけとなったキャラに付属する形で載っています。 + 目次 連想型クッキー☆ クッキー☆☆一期 クッキー☆☆二期 クッキー☆☆三期 クッキー☆☆☆ クッキンアイドル☆、クッキンアイドル☆☆ 缶蹴り☆ ポッキー☆ ゴミ☆ ゴミ☆☆ 秋葉散策 パチュリーが爆発する スッキー☆ 763 交換日記☆ うどんげ☆ ペット☆、催眠☆ おみやげ☆ 正体不明☆ エッチな巫女☆ 幻想郷御伽草子 カニ☆、月経☆、よもやま ポッキー☆☆ ☆の記憶 楽天☆ 忙しい人☆ メッモー☆ シークエンス☆ コンビニ☆ ☆☆の記憶 ボッチー☆ 蘇蘇大冒険☆ クッニー☆ リスペクト型早苗といっしょにトレーニング モノレール☆ 守矢フィットネスクラブ ヒッピー☆ クソ犬☆ 宗教☆ ハロウィン☆ 鍋☆ 命蓮寺☆ SEX☆ 魔王☆ いしころ☆ モバマス☆ クッソー☆ クッソー☆ZERO クッソー☆☆ クッソー☆☆☆ クソクリ クッソー☆QVC まるるで食べよう ポッソー☆ 供素★ カス☆ しるく☆ お泊まり会☆ ゴボウ☆、ゴボウ☆☆ かぼちゃ☆ 妊娠☆ こが☆さな 鬼退治☆ 梅雨☆ ひな祭り☆ 漫才☆ ワッキー☆ カス☆☆ クラピー☆ イースター☆ 秘封霖☆ 相声☆、相声☆ プレゼント☆ 発掘型クソデブ姉貴 星蓮船☆ 原発新聞屋☆、落語☆、怪傑☆、原発焼き鳥屋☆、グリモワール☆、うどん☆、メリ世☆ ホモケロ ディスポ☆ 徘徊☆ 幽言☆ 幻ファセ☆ クッキー☆ZERO 外部交流☆ 日本語☆ のりかえ☆ 異聞録☆ 鏡☆ 罵り☆ なつラジ☆ 執事日記☆ ファテナ☆、ファテナ☆☆、NNN☆ 秘封☆ ロックマン☆ ロックマン☆☆ FF6☆、FF9☆ ガン掘り! つれないわねありす サークルポロン にほんへ☆ 戦車☆ 戦車☆☆ 戦車☆☆☆ ソロモン☆ 時冒☆ まじなな☆ スト魔女☆ MAD型夢想夏郷☆ Club Ibuki in Break All 吸収型バッコイ しゅわスパ大作戦☆、すわシュパ必勝法☆ 淫夢異変シリーズ イサキおねえさん コスプレ例大祭 野獣妻 M-1☆ Vtuber 野球選手 その他(風評被害など) その他(クッキー☆界隈関連) 連想型 [部分編集] クッキー☆ 宇月幸成(UDK姉貴)アリス(準生放送主?) 桜雪 nisi 偽UDK もなか猫 雰囲気的若本 ボム兵兄貴 朗読兄貴 なでこ(核我那覇くん)(NDK姉貴) ひなせはるか(ALC)(HNS姉貴)IKMN ちいぼう DT兄貴 ひさみつ BOSS姉貴 モルボル Robot すんげーブスで身長低いキモオタっぽいリュック背負って傘持った聞き分けいいけど頭悪そうな男 誠田(早口おばさん)(MCT姉貴) やみん(SIK)(YMN姉貴)カエルくん ダウニー先生 田部くん さいが カメ五郎 幸村理桜(893姉貴)(原発姉貴)浅古昌徳 柚子湯(YZY姉貴)かんきつ かんきつ(生放送主) 桐と鳳凰 れう(RU姉貴)サケノミ らい RU大根 る 鉄アレイ INU クッキー☆の中盤辺りに出てくるニワトリゾウくん マンモスくん ロアルドロスくん クソザコヨスズメ(MSTA) ゴミ(MDCN) 地獄のカラス 死相姉貴シノカゲ DIYUSIシユヂ 池沼 CRN ドクロくん TORI 泣き兎 PCLY 姫娘 矢印くん ラーメンマン(中国人)Φ RMA レーニン RMLA 笑い兎 クッキー☆本編5 20あたりでふわふわ飛んでいく生命体 クッキー☆の5 30あたりで地面を這ってる生物 あんあん あずまたけし あちこ えるくing kyou 霧野蒼也 再調整の人激旨迫真姉貴 さくらゆづな。 さといも屋 shiren SHO 七瀬尚 ぬ 乃菜香 蓮奈理緒(HZN)文の嫁 白樺 迷水 ロバンニ はらのちぃ ピカ 風瑛なづき ぷりん べにしゃけ 松下ゆう 水咲睡蓮 みちいゆうき 森蔵 やとみ ヤホー 山本ダン 横山イマ リーブズ 六号機 [部分編集] クッキー☆☆一期 スポンジ(仮)(海綿体(カリ)兄貴)びよびよ 大佐(TIS姉貴)しろ* フル勃ち兄貴 ぱせり(PSR姉貴)アイス犬 稲犬 こた せいか 紅くらげ(BNKRG姉貴)ぷるやん ゆきと ツバサ しまじ 中村芝歌次 マーズ(MZ姉貴)しろたん りゅーが [部分編集] クッキー☆☆二期 梓(AZS姉貴) 愛佳(AIK姉貴) 彼方さくら(SKR姉貴)でりさくら かんな(KNN姉貴)SZK 民安ともえ ゆっくりあかり リサ くりきんとん(KRKNTN姉貴)JYU 相生青唯 こちこ(KTK姉貴) 大佐(TIS姉貴) マーズ(MZ姉貴) YUNO.(YN姉貴) 藤崎瑞希 [部分編集] クッキー☆☆三期 愛佳(AIK姉貴) Vivian(VVAN姉貴) エスカ(ESK姉貴)朝月(ASTK姉貴) ninjyakyupi5 聖 biim 藤しろ。 錯乱棒(SKRNBU姉貴)緑利御夜(RKTSMY姉貴) さななな(SNNN姉貴)カイルくん ショタ 大佐(TIS姉貴) 緋翠(HSI姉貴)偽物だがいいやつそうなHSIさん ユヲ(YW姉貴)伊東ライフ 怜(RI姉貴)おとなし 怜_bot(RIbot) [部分編集] クッキー☆☆☆ あしらむ 梓(AZS姉貴)鎖猫 SFT7 水蓮 木下いちご 黒崎みや 黒須みずな さき 譲咲あいむ 白鳥羽音 ぴの原ごま ビーフ 媛貴 まなみ* mina。 吉永永夜 ライン リズリ 若城八千代(あたなめ) リゾット [部分編集] クッキンアイドル☆、クッキンアイドル☆☆ *ゆっきん* [部分編集] 缶蹴り☆ 藍月なくる 笑兵衛 桜ありす さくらひづき 瀬多悠里 ちよこ とぅら族 ぴの原ごま 藤城忍 紅原ユウ子 雪城あゆむ るりま(RRM姉貴) [部分編集] ポッキー☆ カザハ 真理P せいゆ デレンツ NAO 七篠 ぴぴたん フツレ* Muse0120(。⌒o⌒。えもー) モゲ ユバ(首太姉貴) リポビタン しろもち [部分編集] ゴミ☆ 黒瀬まお 鼓 績利 高橋里奈 谷崎萌香 塚本鈴 つくる 土屋由香里 富田真優子 久木田かなこ 姫野つばさ 水元みゆき(みちる) 榛名 [部分編集] ゴミ☆☆ 浅倉小春 菓子娘 黒瀬まお 高橋里奈 ピーター矢沢(タッキーマウス) 姫野つばさ 眞中友里 若月Riko 榛名 [部分編集] 秋葉散策 もちこ 林檎酢 [部分編集] パチュリーが爆発する 須藤沙織 高田初美 冬馬由美 宮川美保 [部分編集] スッキー☆ 片刃 [部分編集] 763 雪白ゆり スズタカ [部分編集] 交換日記☆ 十六夜真二 大山チロル かがみもえ 霞音あゆむ きゃらめる 琥遥ひより 笑兵衛 七宮さくら 羽純せら 紅原ユウ子 水瀬ゆな 未桃べるな ゆきまめ スズタカ [部分編集] うどんげ☆ 小笠原麦 瑠月未来 [部分編集] ペット☆、催眠☆ 桃華れん [部分編集] おみやげ☆ 誠樹ふぁん [部分編集] 正体不明☆ 犬飼あお ぬえの背中についてた赤い鳥 [部分編集] エッチな巫女☆ 千早 [部分編集] 幻想郷御伽草子 加藤英美里 桑谷夏子 佐藤聡美 仁後真耶子 長谷川明子 日笠陽子 真田アサミ 米澤円 [部分編集] カニ☆、月経☆、よもやま 中岡ナオキ [部分編集] ポッキー☆☆ MUK エレキ 竹田ぺろあき TEN ピッピ レゴみつ [部分編集] ☆の記憶 植田佳奈 榊原ゆい 咲乃藍里 しほり 友永朱音 Nana Takahashi 原田ひとみ 園部好徳 [部分編集] 楽天☆ 相沢ぴか 小豆戒斗 彩月ねね かりん 琥遥ひより 沢村りお 笑兵衛 PECO 黄泉@よみ [部分編集] 忙しい人☆ 青山いちこ 天川五十鈴 天見透子 雨宮侑布 有瀬雛奈 一色ヒカル 市原志奈乃 海原エレナ 柏木ちはや 加乃みるく 金田まひる さわたり由衣 白鳥風華 たかはしひとみ 朋永真季 永瀬江美弥 鳴海エリカ のらのねこ 平田由季 星川奈々 黛薫子 みる 持田更紗 夜弦サキ やなせなつみ 山川琴美 [部分編集] メッモー☆ かほりんミラミカル・リラン 紅月 こまめ さやか 知帆 ドロップ 帆立 もえLa 相川ミサト もなかもち(ミラミカルリラン)ミラミカル・ミラン ゆうこ ゆな りーな 梨々沙 玉子寿司くん [部分編集] シークエンス☆ アートリカ 音羽咲夜 伊勢 参 かえでぃ 木戸 とり子 金魚屋 crisu 重森あすか 仁愛 SCOON ななみのき にか博士 ひじき マサムネ みのり 山口 和将 モリサキ [部分編集] コンビニ☆ 亜鶴 空 重森あすか スクにゃん 中ボス 中身っぽいど 仁愛 ひじき 祀辺くおん モリサキ [部分編集] ☆☆の記憶 阿澄佳奈 井上和彦 井上喜久子 今井麻美 茅野愛衣 川澄綾子 喜多村英梨 小山力也 柴田秀勝 島本須美 清水愛 能登麻美子 花澤香菜 [部分編集] ボッチー☆ かはず 蘇蘇大冒険☆ 涂山蘇蘇 挖坑少女 伊藤サチコ [部分編集] クッニー☆ 上白石萌歌 竹達彩奈 中村悠一杉田智和 リスペクト型 [部分編集] 早苗といっしょにトレーニング 海原エレナ(SWK様)内海賢二 SWK様の服のカエル +⌒o⌒+ 羽高なる(SNE) KNK ハリボテボーイ1号 後ろの人 kasuya (SWK教開祖様) [部分編集] モノレール☆ 青葉りんご(りんご姉貴) みる(TNK姉貴) 三角木馬 kasuya [部分編集] 守矢フィットネスクラブ 羽高なる(SNE) kasuya [部分編集] ヒッピー☆ レイム マリサ にとり スイカ え~き様 ALISON [部分編集] クソ犬☆ 朱紅蓮(クソ犬) つゆり(しあわせウサギ) らいむ(HTTN) RIO☆ 知るかバカうどん [部分編集] 宗教☆ きちくくん 桜ありす 朱紅蓮 dozall 若城八千代 知るかバカうどん [部分編集] ハロウィン☆ いのやなこ 漆 せさみ どこぞの代理 練New 配管工 まくのしん むくむく(MKMK姉貴) 三上 味噌パンマン ユヲ(YW姉貴) 芳野ろこ 怜(RI姉貴) 満月(まき) [部分編集] 鍋☆ 尹乃小鳥(OSNI姉貴) さななな(SNNN姉貴) ジョーカー(JOKER姉貴) 緋翠 (HSI姉貴) ましろまぜにま(MSRMZNM姉貴)太一くん むくむく(MKMK姉貴) 満月(まき) [部分編集] 命蓮寺☆ 雨星いのり こずみっく ジョーカー にゃんころねメカニッ熊 紫季 ましろまぜにま(MSRMZNM姉貴)太一くん むくむく(MKMK姉貴) ゆんた 満月(まき) [部分編集] SEX☆ キヴァ キサバ GESU ジョニー(灰) SHO プロト 満月(まき) [部分編集] 魔王☆ 秋桜 こずみっく さんけ ミリ 悠木 楓 芳野ろこ 満月(まき) [部分編集] いしころ☆ チェリオ ミリ momomo. 満月(まき) [部分編集] モバマス☆ あおい ぴよ あおはる 秋月悠 浅沼諒空 雨星いのり 海 knm* 京間 くりちゃー( *`ω´) 蛇龍 吾妻美朋 sasala すとろべりー ちぃひな♀ 千虎 鶴瀬椎 なーむ 西浦のどか ねこねっこ H∧Lまる 緋翠(HSI姉貴) ひつ菌 HinaCa 廣瀬ありさ PECO ほしこ 舞野 雅一 松嵜麗 マンホール 宮村 みろりむ むむむ もるにゃう 矢文サスペンダー 山原水鶏 やめ ゆいね 有樹 雪城あゆむ リズリ [部分編集] クッソー☆ 香西 ノエル(NEL姉貴) mai 神上真理真音ロイ 禁煙TIS 弥生兎 阿刀田阿子 鈴井里沙 [部分編集] クッソー☆ZERO 阿刀田阿子 姫奈花 符和 [部分編集] クッソー☆☆ 東雲はかせ(SNNM姉貴)ホタルダ 片原 痛司/たかはら たいし 西の 八重潤 AKIRA 古賀(KG姉貴)古賀ライオン 蛍 阿刀田阿子 [部分編集] クッソー☆☆☆ AKIRA(超早口おばさん) Otoha いちご(ICG姉貴)苺 ☪こちこ☪ ICG姉貴の後ろにいたギター兄貴 りょー@苺騎士 ※すず。リーオス・ムーンレノチ・ライト にょん(NYN姉貴)青目ネズミ(偽NYN姉貴) げにしもあらず 鮫 名前ないです(偽NYN兄貴) こーちゃ るこ るりま(RRM姉貴)玻璃月セピア クロム提督 エン 毒岛シアン ハルみーる 牛乳バター 五十嵐ゆり子 小麦粉 首長うさぎ 茎ワカメ AIOI兄貴 (相生青唯) れのん テカテカキムチ かんな ザ・入ろうズ ひで子 一二三 桂 ■■■■の軟骨 ダーク♂ニンジャ 口ゼコ st もぐらさん 浅真 阿刀田阿子 原磯由利 [部分編集] クソクリ AKIRA 愛菓音 イセアモア いちご(ICG姉貴) 唄羽琥珀 古賀 衝動性マーガリン 白宮れい(SRMY姉貴) めぐる(MGR姉貴)平沢進 クレヨン君 Yuuh!* るか(RK姉貴(クソクリのMRS役)) るりま(RRM姉貴) 阿刀田阿子 [部分編集] クッソー☆QVC るりま るか 阿刀田阿子 [部分編集] まるるで食べよう まるる(MRR姉貴) るか(RK姉貴(クソクリのMRS役)) 阿刀田阿子 [部分編集] ポッソー☆ るか(RK姉貴(クソクリのMRS役)) まるる(MRR姉貴) イセアモア のあ ヨゲイ メイコ 小山ハル ネスラグ ぷえこ 阿刀田阿子 [部分編集] 供素★ AKIRA ありか イセアモア いちろう 伊藤魎 栄知 きぬ 久野 榊原瑠花 ぜ~るかろ(ZRKL姉貴) 春希ジュン むぎ ヨゲイ メイコ 魎の妹 レイテツ 阿刀田阿子 うさぎさん 小倉総一郎 クソムシ 雲治灯子 黒乳首 胡簶ユギ 混世魔王2GB 近藤ロイチン ジュン ソムロ takanoooooo だねふし (仝) 土鍋 トラノエ ななれんぷ ひいらぎ 不明 ぶんぶん ぽんこつ まつみ 湯葉 よきなん Lurker るお [部分編集] カス☆ アマテラス エスカ 鞠知 くー 古賀古賀ライオン テレサ(JGN) 野高 ⑧③③ ぱんこ 星梅 まっくろりっち 32子 遊槻星蓮 美翔カズヤ [部分編集] しるく☆ 桜井沙夜 はな Lapislight 霊-rey- [部分編集] お泊まり会☆ 藍猫 愛Meiridia あげぱんくん いちご 岡安ハルカ きょうさん 白空 雲 陶咲 にさんか珪そ ひび 隆盛(ほしくず) [部分編集] ゴボウ☆、ゴボウ☆☆ エビなれイカ オピオーン きょうぱる さーてぃー ジルコニア テクノブレイク依存症 竜欄 るりま [部分編集] かぼちゃ☆ いちご おがちゃぴん 神渡 夕夏 るりま かぼちゃ丸 [部分編集] 妊娠☆ 愛里華 虚元 かはず 子作り穴 レイテツ かぼちゃ丸 こが☆さな おがちゃぴん 虚元 6世 かぼちゃ丸 [部分編集] 鬼退治☆ 野崎雨汰 [部分編集] 梅雨☆ akuna(あくな) おがちゃぴん [部分編集] ひな祭り☆ 佐倉杏 蠍媛藜音ティラ 雪矢りゅう ひだね るりま 本物NICO! [部分編集] 漫才☆ るか AKIRA etoh [部分編集] ワッキー☆ テクノブレイク依存症 かずち [部分編集] カス☆☆ 佐倉杏 元樹なこ 成田りん こずみっく 尹乃小鳥 愛菓音 雪城あゆむ もなか [部分編集] クラピー☆ Cり ナビラ リリ 寿香(HSK姉貴)千羽 † どらしろ❀(DRSRくん) 未音(MOT姉貴) ☯銘々(MIMI姉貴) 曇雷 [部分編集] イースター☆ Web Kofji RedQ Maru sugar chefdrawfag Renatus 56k Lucy jpblenders Neavy もぐらさん Kinbousei MaiorMilk フォーカス ABC39953349 やまぶし Ricemaster Blaz bleep [部分編集] 秘封霖☆ イカルガ 元樹なこ 蠍媛 ろわ 五月雨楓 由良龍夢 レイテツ 素昆布 ハラジロー ハラグロ チョウチンアンコウ 蜘蛛馬陸 金田仁文 @をつけるんだゾ ND [部分編集] 相声☆、相声☆ cc86541022 士官长终结 泽理十一 常风 泽理十一 ぜ〜るかろ 國產萬豪頓VVT [部分編集] プレゼント☆ ありか くりーふ ぜ~るかろ 橘花音 緑のお茶 雪矢りゅう レミ ロクロ ながつかいつき [部分編集] 発掘型 [部分編集] クソデブ姉貴 クソデブ姉貴大悪魔 [部分編集] 星蓮船☆ N→R偽HZN [部分編集] 原発新聞屋☆、落語☆、怪傑☆、原発焼き鳥屋☆、グリモワール☆、うどん☆、メリ世☆ 粗いともこ 小沼久子 香坂茜 越田なつき 鈴湯 橘純麗 成田りん 成澤卓 ひなたゆかり 山崎千佳子 幸村理桜 龍波しゅういち 山内諭 山本ダン神奈子の旦那 [部分編集] ホモケロ 天瀬涼太 海老沢潮 五味苺 佐藤慧 鈴湯 ツキギ 成田りん 成澤卓 春山壱樹 文弥 益荒男 夜霞かなむ 山本ダン [部分編集] ディスポ☆ 天津零羅 伊東アユム 海老沢潮 かがみがわとうこ ツキギ 成田りん 成澤卓 益荒男 山本ダン 弥生 雪城あゆむ 渡会ななせ [部分編集] 徘徊☆ 愛美 天津麗羅 伊東アユム 神乃宮瑠璃 木下鈴奈 きょりす こずみっく 杉宮加奈 たけはなみれる ツキノベ 成田りん ふくだ光 益荒男 水瀬真知 弥生 雪城あゆむ 渡会ななせ 山本ダン [部分編集] 幽言☆ 天津零羅 藍川もも 金子未佳 神乃宮瑠璃 鈴湯 成田りん 山崎千佳子 華月景菜 姫神ゆず 豆太郎 山本ダン [部分編集] 幻ファセ☆ 藍川もも 伊東アユム 海老沢潮 かがみがわとうこ 我頼 弥生 佐藤慧 鈴湯 とみー 成田りん 成澤卓 益荒男 渡会ななせ 山本ダン [部分編集] クッキー☆ZERO 和泉美鈴 逢坂 めぐみ 上月魅空 小鳥遊このは 桜瀬尋 ニル栗宮のえる 柊小鳥 ふじぴー ゆね [部分編集] 外部交流☆ 秋也(シンツェ) アダム(エース) crisu(アメリア) 黒狛(奏、ドッペル) さななな(ドルチェ) 凪音(ルナール) にゃにゃきっす(リュディヴィーヌ) ニャル(アンジェ) はくと(マルセル) 星月(ドルミーネ) 莉亜(細 白雪) mitsuki(さくら、沙玖) もか(ノアール、零央くん) ウィンプ [部分編集] 日本語☆ crisu こずみっく [部分編集] のりかえ☆ アレ(P用) いそまさと M1046 kuzukago 紘斗 saori sato ジョーカー スッパマン 伊達 琉太 marisan jun muniri adamski lilith liamano [部分編集] 異聞録☆ こちこ ふぁいあーわーくす ぽち。 望月 廻 [部分編集] 鏡☆ 浅葱 一ノ瀬朔 伊露葉 おかかお カノン 環玲美 紅茶好きの人 紅野鈴蘭 睡魔feat.コーヒーティッシュ 績利 ぱせり 百鬼燈夜 ゆらりる りつ 緑利御夜 [部分編集] 罵り☆ 秋ら ぱせり [部分編集] なつラジ☆ nio ぱせり [部分編集] 執事日記☆ 狭川尚紀 Tama 響 恵瑠 平本 雄 藤ノ岬 やさい YOU [部分編集] ファテナ☆、ファテナ☆☆、NNN☆ sinn 緋翠 よよよ ラット [部分編集] 秘封☆ 蒼紗 綾針りぃぜ 金子未佳 春李めぐみ ま~坊 もんも 山本ダン 渡会ななせ [部分編集] ロックマン☆ 浅倉健一 香柳 栗宮のえる コルイム 竿師みやび さめたん 真紅 タイガー 如月淳 ぴの原ごま ベコナゼ ゆせりす [部分編集] ロックマン☆☆ 栗宮のえる 竿師みやび さめたん 如月淳 ぴの原ごま ベコナゼ 無精 ゆせりす 無精 [部分編集] FF6☆、FF9☆ 荒井大助 愛姫うき しょくでぃ ぴの原ごま マデンケナ [部分編集] ガン掘り! イチゴもなか 岡田 紗恵 咲ささき さななな Boss 夢偽者 悠木 楓 [部分編集] つれないわねありす くろかぜ ルナ るりま(RRM姉貴) ゆうげんまがん サークルポロン 東めぐみ 綾瀬心優 あんにゅい(ANNYUI姉貴)バルログ 錯良紗玖 白夜あこ まるる(MRR姉貴) ゆき 湯点驚 るりま(RRM姉貴) 鈴河 童貞ちんぽこ先生 [部分編集] にほんへ☆ 春野まつり 華穂都波 三神誠 ケイ 永井晶 ジョン・ドウ 浅沼諒空 ゼクス・フラガ ちそら 狸田太一 モリサキ [部分編集] 戦車☆ 愛音録 神上真理 黒守九十九 只野タカノブ ケイ AKIRA 朔太郎 [部分編集] 戦車☆☆ 愛音録 永井晶 神上真理 黒守九十九 只野タカノブ ケイ 春野まつり 綾瀬まゆる 櫻井智夜 佐倉杏 [部分編集] 戦車☆☆☆ 佐山裕亮 神上真理 琥珀大駕 山原水鶏 ちそら [部分編集] ソロモン☆ 悠木 楓 智 はい いしい かおる ちゃーりー 津田沼 [部分編集] 時冒☆ [部分編集] まじなな☆ [部分編集] スト魔女☆ 沢井橘花 MAD型 [部分編集] 夢想夏郷☆ 井口裕香 井上喜久子 茅野愛衣 沢城みゆき 高橋美佳子 高森奈津美 田中理恵 辻あゆみ 豊崎愛生 中原麻衣 生天目仁美 藤村歩 矢作紗友里 悠木碧 [部分編集] Club Ibuki in Break All 藤原鞠菜 吸収型 [部分編集] バッコイ miko [部分編集] しゅわスパ大作戦☆、すわシュパ必勝法☆ Nana Takahashi [部分編集] 淫夢異変シリーズ MRS ALC RMLA姉貴 ラット辞典 NO.ゴメス [部分編集] イサキおねえさん 半澤821 ラット辞典 [部分編集] コスプレ例大祭 CRN姉貴 アメリカン兄貴 [部分編集] 野獣妻 藤村歩 [部分編集] M-1☆ 天渡優里奈 犬飼あお 音鳴ころね 和龍之介 金子未佳 兼田めぐみ カンザキカナリ 北森あゆ 計名さや香(穢れガイジ) 小池真希 小泉菜実 湖煎茶 佐藤ねこ丸 沢木ななる 沢田はな(正体不明) 笑兵衛(たぬきガイジ) 杉宮加奈 鈴衣律花 JUNCA 高澄仁美 橘純麗 天使ひなの 名取亜紀 西浦のどか NEVE ねね 野口花緒 野中みかん 花咲いすず 春李めぐみ(白黒ガイジ) ヒナコ 姫野あやか 平山笑美 福田純 藤宮もな 藤宮ゆき Full-Go-Ri 豆太郎 水野はるか 兼田めぐみ 杜秋乃(NTR) 山口瑞 雪宮あかね 夢咲叶 芳葉 らんてぃ りぇる リッキー(白黒ガイジ) りる 燐 岩本紗依 [部分編集] Vtuber Yuni 獅子神レオナ 天神子兎音 キズナアイ カミナリアイ アズマリム 綺羅星ウタ 朝ノ瑠璃 銀河アリス 猿楽町双葉 ピーナッツくん 風見涼 桜樹みりあ シスター・クレア 鈴木ヒナ 田中ヒメ 月ノ美兎 電脳少女シロ カルロ・ピノ 北上双葉 金剛いろは もこ田めめめ ときのそら 道明寺晴翔 猫宮ひなた ばあちゃる 小林幸子 バーチャルゴリラ 富士葵 ミライアカリ ヤミクモケリン ユニティちゃん 夢咲楓 家長むぎ エルフのえる 剣持刀也 静凛 届木ウカ 樋口楓 もちひよこ 物述有栖 蒼月兎々 竜帝バハムート [部分編集] 野球選手 オコエ瑠偉 山井大介 東野峻 内藤雄太 田中浩康 サミー・ソーサ 久保田智之 高井雄平 中田翔 坂本勇人 二神一人 清田育宏 浅村栄斗 相川亮二 今浪隆博 福留孝介 [部分編集] その他(風評被害など) kirumi ZUN 前座おじさん ダークライ ビートまりお フリーザ 米津玄師 Ryu☆ 藤原基央 ナユタン星人 平沢進 松本人志 [部分編集] その他(クッキー☆界隈関連) Aotermen 黒真歩津甲斐 色彩師 したっぱ 仲良子子吉 ののたん 稚鮎の天ぷら ブレンディー徳井 れオナるド16世 乱射魔
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第一部 『眠れない二日間』⑪ 「あっ……除夜の鐘が鳴ってしまいましたね」 「そうですね」 まずはゲンヤの個人的な依頼でスバルの救援をする為に指定された場所へと向かう三人。 遠くから鐘らしき物を突く音が聞こえてきた。 雫は幽霧の方を向き、子供のような無邪気な笑顔を浮かべた。 「明けましておめでとう御座います。霞」 「あっ、はい。今年もよろしくお願いいたします」 無邪気な雫の笑顔に見蕩れてしまう幽霧。 しかしすぐに我に返り、幽霧は顔を赤らめながら顔をそらす。 頬を紅潮させる幽霧に雫は楽しげにクスリと笑い、鼻歌を歌いながら再び歩き出す。 「ママ?」 アルフィトルテは呆然としている幽霧の手を引く。 幽霧は顔を赤らめながら雫を追いかける。 そして現場にたどり着いた三人、 目の前に広がるのは、道路の一部が赤く染まった現場。 空気も何故か黒い靄らしき物が微かに混じっている。 雫は甚平を着た局員に声をかける。 「第108陸士部隊のナカジマ三佐の依頼で来た者ですが」 「鏡月開発部主任っ! それと……どなたでしょうか?」 局員は怪訝そうな顔をしながら幽霧を見る。 目の前で幽霧は胸に右手を当てて自己紹介をした。 「時空管理局諜報部所属。幽霧霞三等陸士です」 きっとその局員は幽霧の名前は知っていても、外見については良く知らなかったのだろう。 所属を名乗った幽霧に局員は急に顔を赤らめる。 そんな局員を見ながら雫は冷たい声で訊ねた。 「……で、スバル一等陸士の状態は」 これ以上下手な事を言ったら何をするか分からない。暗にそう言っているような声であった。 「はい、わっ…分かりましたっ!」 静かな殺気を感じ取った局員はビビりつつも押し殺しながらスバルのところへ案内する。 そこは錆びた鉄の匂いが充満しており、一番濃い所にスバルがいた。側には医務局へと搬送する為の救急車も一緒に停まっている。 交戦したスバルはその場で陸士部隊専属の医務官から治療を受けていた。 しかし腹部に巻いてある包帯からは血が滲んで黒くなっており、顔は青ざめていて目の焦点が幾分か合っていない。 口からはヒュウヒュウと笛のような音を出していた。 事前に通信で話を聞いていたのであろう。雫と幽霧に気づいた医務官は二人に軽く黙礼する。 「状況はどんな感じでしょうか?」 「一応は鎮痛剤を打ったのですが……腹部を貫通している為、出血が酷いです」 動かすと出血死の可能性もあるので、医務局に搬送も出来ませんと言う医務官。 治療も難しい上に、スバルの身体は搬送できる状態でもない。 そんな状況の中で幽霧は表情も変えずに無言でスバルの元へ歩み寄る。 血が流れて出来た赤い水溜まりに幽霧は着ている服が汚れる事を厭わずに膝を突く。 そしてスバルの腹部に巻かれた包帯を外していく。 医務官は幽霧の行為を止めようとしたが、雫がそれを押し留める。 包帯を取った傷口からは赤い肉と微かに黄色い脂肪が露になったが、幽霧は表情一つ変えずにスバルの傷口に手を触れた。 傷口に触れられたスバルは身体をビクリと震わせる。 スバルの耳元に顔を寄せて囁いた。 「少し……我慢して下さいね」 幽霧は血で手を赤く濡らしながらスバルの傷口を押さえ、歌うように呟いた。 「其は石眼の魔女にして、美の女神。その力故に戦女神の盾となりし者。我はその威光で彼の者を石へと変えん―――其は石眼の盾《アイギス》」 傷口を押さえる手の平に魔法陣が展開される。 五重の円を描き、中には特殊な文字と四角形を二つ重ねた図が刻まれていた。 それは遠近の魔法が全て取り揃えたミッドチルダ式の魔法陣。 ベキベキと何かが軋むような音を立てながら〈其は石眼の盾《アイギス》〉は発動する。 身体を硬直させるその魔法によって筋肉が収縮し、腹部の傷は閉じられていく。 「うっ! くはぁああああああっ!」 しかし強引な筋肉の収縮によってスバルの身体に激痛が走る。 耐えるスバルの頬は上気し、額には大粒の汗が浮かぶ。 スバルの身体を石化させないように魔力の調整をして発動させている幽霧の額にも汗が浮かんでいる。 十分ぐらいそうしていただろうか。 幽霧はスバルの腹部からゆっくりと手を離す。少し裂け目らしき物があるが、腹部の傷が幾分か塞がれていた。 指先に小型の白い球体を浮かべながら幽霧は医務官に訊ねる。 「……傷は焼いておきますか?」 「止血が出来れば搬送できるので、そこまでしなくても良いです」 医務官は救急車にいる救急隊員に担架を持って来させ、浮遊魔法でスバルをそれに乗せて車へと運んでいった。 担架で運ばれていくスバルを眺めている幽霧に雫が声をかける。 「ご苦労様」 差し出されたのは清潔さが溢れるような真っ白のハンカチ。 受け取ろうと差し出した幽霧の手を雫は掴み、ハンカチで拭き始めた。 「…かっ…鏡月主任……」 湿らせてあるのか、幽霧の手に付着した血を拭うハンカチは冷たい。 白いハンカチは血によって徐々にピンク色へと変わっていく。 スバルの傷口を押さえていた手を拭い終えると、今度は幽霧の顔をハンカチで拭い始める。どうやら、〈アイギス〉で筋肉を強制的に収縮させる時に血が飛んでいたようだ。 幽霧の顔を拭きながら雫は呟く。 「……こうしていると、昔を思い出しますね―――霞」 そう言って苦笑する雫。 幽霧は気恥ずかしさからか、頬を仄かに赤く染めて顔をそらす。 「創作魔法の実験で怪我をする時もありましたが、昔はよく虐められてましたからね。こうして傷口を拭いてあげたものです」 クスクスと楽しそうに笑う雫に対し、幽霧は気まずそうな顔をした。 幽霧にゆっくりと顔を近づけ、澄み切ったような声で雫は訊ねた。 「霞―――貴方は今でも傷つき続けているのですか?」 間近にある雫の綺麗な顔に幽霧は見惚れた状態で硬直してしまう。 二人の唇がもう少しで触れそうな距離。 その空気を破るかのように医務官が声をかける。 「幽霧三等陸士。鏡月主任。申し訳ありませんが、一緒に乗って頂けないでしょうか」 魔法が解除されて傷が開くからだろうと思った幽霧と雫は医務官に小さく頷いた。 救急車の中ではスバルが担架に寝かされた状態で輸血されていた。輸血のおかげで幾分か朱が差し、顔色が良くなっていた。 膝をすり合わせ、足先を左右のどちらか一方にずらすような感じの座り方。俗に言うお姉さん座りでスバルの側に腰を下ろす幽霧。 だらりと落ちたスバルの腕を幽霧はそっと持って担架に戻す。 重傷のスバルを気遣ってか、救急車は必要以上の振動を出さないように走り出した。 しばらくして、運転手と話し合っていた医務官が幽霧に話しかける。 「筋肉を収縮させて一時的に傷を塞ぐ方法なんて、どこで習ってきたのですか?」 「〈其は石眼の盾《アイギス》〉の特性を知っていれば出来ますが? 大体は諜報活動で培われた物ですが」 淡々と何気なく言う幽霧に医務官はギョッとする。 諜報部は管理局でもどんな任務を行っているかわからない部隊の一つ。 まさか諜報部の諜報員が野戦病院で使うような応急処置まで知っているとは思わなかったからだ。 「うっ……幽霧くん?」 目を覚ますスバル。どうやら輸血のおかげで少しは体調が良くなったようだ。 「おはようございます。スバル・ナカジマ一等陸士」 「……あれ? 私……いたっ!」 スバルは起き上がろうとするのだが、開きかけた腹部の傷に激痛が走る。それと同時に腹部から少量の血が飛び散った。 咄嗟に幽霧は〈アイギス〉を再び展開し、スバルの腹部の筋肉を更に収縮させる。 「そのまま寝ていて下さい。強引に傷を塞いでいますが……これ以上、筋肉に負荷をかけると何処から断裂するか分からないので」 「うん……ごめん」 その言葉にスバルはしおらしく担架に身体を寝かせる。 医務官はほんの少しでも傷が開くのを防ぐ為に治癒魔法を掛け始めた。 「救急車に乗っているって、言う事は……私。止められなかったんだね」 「はい。今は、時空管理局第二十一番特別編隊所属の恭耶陸曹長が交戦しているそうです」 車の天井を見ながらそう呟くスバルに、雫は魔力で展開したモニターを見ながら静かに答える。 スバルは側にいる幽霧に顔を向け、囁くような小さな声で言った。 「幽霧くん……その…手。握ってくれないかな」 「? はい、どうぞ」 そう言われるままに手を差し出す幽霧。 スバルは幽霧の手をぎゅっと握る。その手にはいつもの力は無く、ただ幽霧の手に触れているような感じであった。 しかしスバルの顔は妙に満足げだ。 「あ~。何だか分からないけど、安心する。幽霧くんはお母さんみたいだね」 「まぁ……それなりに手が掛かる子がいるので」 苦笑する幽霧に、その言葉が誰を指しているのか分かったスバルはクスクスと笑う。 幽霧の言う、それなりに手が掛かる子であるアルフィトルテは幽霧の腰に腕を回してぎゅっと抱きついている。 再びスバルは顔を天井に向けながら呟くように言った。 「あの子……泣いてたんだ」 交戦した相手なのだと幽霧は判断し、そのままスバルの話を聞く。 雫もいつの間にかモニターを消し、目を細めながら耳を傾けている。 「自分が手に入れた力をどうすれば良いか分からなくて、その力が他人を傷つけて、それが悲しくて泣いている様に感じた」 スバルの言い方はまるで昔にその気持ちを味わった事があると言っているかのようであった。 喋る事で腹部が痛み始めたらしく、少しぎこちなく笑いながらスバルは言った。 「でね。―――助けてって、言っているような気が、したんだ」 スバルは額に汗を浮かべながら言葉を紡ぎ続ける。 それはまるで喋る事で痛みを紛らわせているかのように。 「ねぇ、ゆぅぎり、くん」 「何ですか?」 再び額に大粒の汗を浮かべながらスバルは言った。 「私の代わりに……君があの子を、止めて……くれないかな?」 微かに幽霧の手を握るスバルの力が強くなる。 それの代償であるかのように腹部の傷が微かに開き始めた。 「ナカジマ一等陸士。もう喋らないで下さい」 「君なら…あの子の気持ち……分かるような気がするんだ」 命の危険性を感じた幽霧はスバルに言うのだが、スバルは言葉を紡ぐのを止めない。 幽霧の手をぎゅっと握り、今出来る精一杯の笑顔を浮かべる。 「お願い……ね?」 「分かりました」 安心させる為に幽霧はスバルの額に手を乗せ、淡々とそう言った。 その言葉でスバルはゆっくりと瞼を閉じる。それと一緒に幽霧の手を握っていた力がふっと抜ける。 「ナカジマ一等陸士?」 電池が切れたかのように力が抜けたスバル。 治癒魔法をかけていた医務官は驚くような表情を浮かべる。 しかし幽霧は表情を変えずに淡々と告げた。 「……寝てしまったようです」 言葉どおり、スバルは規則正しい寝息を立てながら担架の上で眠っていた。 「……生まれたての先天性遺失物能力と交戦した局員は無事に医務局へ運ばれた」 「そっか。それは良かったね」 雫から通信を受けた雪奈は目の前にいる緋桜に言った。 緋桜は梔子酒『黄華』で唇を濡らしながら笑みを浮かべる。 そしてチラリと空を見上げながら意味深長な言葉を漏らす。 「至っちゃったか」 「……至ってしまいましたか」 しかし雪奈にはその言葉の意味が判ったらしく、真剣な目つきで緋桜を見る。 梔子酒『黄華』のグラスに入った氷の塊を揺らしながら緋桜は呟く。 「『古代遺失物能力《フラグメント》』…『魔法《マテリアル》』…『魔術《メガロマニアックス》』……それらを全て習得すると神になれるらしいけど……其処の所は如何なのかな?」 その視線の先は心配そうな顔で空を見上げながらグラスを磨く雪奈。 「雪奈・長月《テスタメント》?」 磨いていたグラスを下ろした雪奈は緋桜に答えた。 「例え、そんな事をしたとしても、神になどなれませんよ。『天啓《キリスト》』」 その目はある種の寂しさが宿り、その声には影が差していた。 「う~ん。まぁ、雪奈が言うなら……そうなんだろうねぇ♪」 片目を瞑りながら酒を啜り、楽しそうに笑う緋桜。 まるでそれは悲しそうにしている雪奈をあざ笑うようであった。 睨みつける雪奈の視線からは悔しさが感じられ、ニヤリと笑う緋桜からは愉悦が感じられた。 そして緋桜は空を見上げる。いつのまにか北西どころか半分近くが黒い靄で覆われ始めている。 半分は星が煌びやかに輝く星空。もう半分は濃密な狂気の靄。 そろそろ、緋桜たちのいる場所すら覆うかもしれない。 既に緋桜たち周辺にも影響が出ており、頭を抱える人や他人を襲う人が出始める。 「マズいね」 緋桜は周囲の状況を眺めながら楽しそうに言う。 襲い掛かってくる人を無造作に蹴り飛ばしながら雪奈は苦笑いを浮かべる。 「これは洒落にならないかもね……」 〈零時十七分 【喫茶「白桜雪」】〉 「くそっ……何で、深夜なのに人が多いんだよ……」 ヴィータはホールでウェイトレスをしながら悪態をつく。 初詣の帰りに軽く騒ごうと考えているのか、店内には沢山の人が来ていた。 「しょうがないよ。大晦日だもん」 そう言ってヴィータに微笑むなのは。しかし疲れているのか、顔には疲労の色が浮かんでいた。 額に汗が浮かんでいるなのはに、ヴィータは何も言えなくなってしまう。 そして自身が悪態をついた事にある種の罪悪感を感じた。 「……すまねぇ」 「? なんで、ヴィータちゃんが謝るの?」 罪悪感の余り、頭を下げるヴィータになのはは首を傾げる。 なのはに不思議に思われても、謝らないといけないとヴィータは思った。 少し考えてからなのははヴィータの肩に手を置き、笑みを崩さずに言った。 「後もうちょっとだから頑張ろ。ヴィータちゃん。それと――」 恐る恐る顔を上げるヴィータに、なのはは笑みを深める。 「あけましておめでとう……ヴィータちゃん。今年もよろしくね」 そう言ってヴィータから離れ、厨房の方へ歩いていくなのは。 ヴィータはエプロンの裾を強く掴み、顔を上げて怒鳴った。 「なのはっ!」 「ん? なにかな?」 不思議そうな顔をするなのはにヴィータは言った。 「今年もよろしくなっ!」 「うんっ♪ 今年もよろしくね」 〈零時三十分 時空管理局放送スタジオ〉 「ここでお知らせです」 数時間前に査察部のお店でけしからん空気を醸し出していたクロエがお知らせの広告を詠み始める。 「まずは起床から就寝までの生活をサポートする【ちゅるや百貨店】からのお知らせです。 【ちゅるや百貨店】では、大晦日&元旦フェアを開催中。【ちゅるや百貨店】名物のスモークチーズも二割引となっています。 これを期に【ちゅるや百貨店】のスモークチーズをご賞味あれ」 「あそこのスモークチーズは美味しいんですよね。 前にギンガさんと食べた事があります。蔵那さんはどうですか?」 何故かスタジオ内でお雑煮を作っていた涼香はクロエに尋ねる。 「私は親が送ってくれましたね。 はい。流石、【ちゅるや百貨店】名物のであるあのスモークチーズは美味です」 尋ねられたクロエも【ちゅるや百貨店】のスモークチーズの味を思い返しながら答える。 その味を思い返しながらクロエは次の広告を読み上げようとした。 「次も民間のお店です。【居酒屋「苺壱枝」】………」 送られてきた広告の文章を読み上げた途中で、クロエの口が止まった。 涼香を除く放送スタジオにいた全員がクロエの硬直に首を傾げた。 「蔵那さん。読み上げて下さい」 我に返ったクロエは送られてきた広告の文章を読み上げる。 「……【居酒屋「苺壱枝」】からのお知らせです」 これには涼香とクロエ以外の全員が硬直した。勿論、休憩にラジオを聞いていた局員たちも。 【居酒屋「苺壱枝」】…それは、時空管理局内でも噂が絶えないお店の名前。 諜報部部隊長の雪奈・長月と開発部主任の雫・鏡月が営むお店であった。 まさか、諜報部と開発部のトップが個人的に出店をするとは思わなかった。 それに、数日前に配布された出店リストにも【居酒屋「苺壱枝」】の文字は無かったはず。 動揺が視聴者に伝わらないようにクロエは続きを読み上げる。 「一月三日に店内で隠し芸大会を行います。 興味のある方はお越し下さい。ご来店をお待ちしています。【居酒屋「苺壱枝」】店長。月城天音…………」 のほほんとしている涼香以外は安心で胸をなで下ろした。 どうやら、噂のお店と同名であるだけで雪奈と雫が民間の店だと言って出店しているという予想は外れたようだ。 餅を焼きながら涼香はのんびりと言う。 「あのお店は、最高ですね。平等なルールが定められていますしね」 行った経験があるような涼香の言葉にクロエは首を傾げる。 「涼香さんは行った事があるんですか?」 「ええ。あのお店は諜報部部隊長の雪奈さんたちご用達ですから。 あの店でおきたことは殺人以外は口に出してはいけないというルールのおかげで、芸能人も時々いるんですよ」 楽しそうに笑いながら答える涼香。 クロエはその内容に内心、凄まじい居酒屋だと思った。 「次は【メイド&執事喫茶「Oberste Erbe」】………査察部の店ですね。 【メイド&執事喫茶「Oberste Erbe」】では、【ちゅるや百貨店】名物のスモークチーズを使ったメニューも揃えております」 「査察部の部隊長が作るケーキは美味しいのに、いらない小細工も入るようですね~」 涼香はかなりの毒舌で言った。その顔は無表情であった。 「それに、スモークチーズは酒の肴ですよ。 喫茶と言いながら、酒でも出すのでしょうかね~?」 毒舌でまくし立てる涼香。査察部に嫌な思い出でもあるのだろうか。 涼香は焼いている餅から離れ、机に置かれた広告を読む。 「次からは私が読みますね。えっと。自然環境保護隊からです。 自然環境保護隊では、温かいシチューや飲み物を売っております。 目玉メニューは、「豆腐腐炉」です。是非ともご賞味あれ」 「………………」 これには涼香とクロエはコメントのしようがなかった。 「つ………次の宣伝は、次元航行部隊からです。 【イタリアンレストラン「光の女神(てんし)」】では、【ちゅるや百貨店】のスモークチーズを使ったピザを十二時から三時間ごとに限定三十枚販売します。 ギャルソン姿のフェイト・T・ハラオウンに萌えたい方も是非お越し下さい」 「あのスモークチーズを使ったピザとは贅沢ですね。 でも、フェイト・T・ハラオウンに萌えたい方とは凄いことを言いますね」 クロエの意見には、涼香も苦笑しながら頷く。 「では、現在来ている部隊別の宣伝はこれで終わります。 次はお便りです。 PN.月読八景さんからです。弥刀さんは何故、二等空尉から二等陸士に降格させられたのですか?」 クロエは思い出すように言う。 「確か……経歴偽造の関係だったと思います」 「いや。一番の原因は……」 涼香がクロエの話に口を出した。 クロエは冷や汗をかき、溜め息をつきながら言う。 「女性関係ですね。確か……七股でしたっけ?」 「いえ。十五股です。 諜報部の手に掛かれば、疑惑からたった三日で判明しましたからね」 二人とも、かなり遠い目だ。 「まさしく、「障子に盗聴機有り」…「諜報部に隠し事は出来ない」の象徴ですね」 クロエは再び、深い溜め息をつく。 「さて、次のお便りはPN.憂いの貴婦人さんからです。 涼香様。私の為に毎日お味噌汁を作って下さい」 硬直する涼香。 「モテモテですね。涼香さん」 クロエは涼香を冷やかす。 涼香は顔を赤らめながら、こう言った。 「私は陸士部隊に所属しているギンガ・ナカジマ捜査官の所有物なので、お断りさせていただきます」 「「ぶふうっ!」」 一種の爆弾発言な告白に、広報部。視聴者。全員が――噴いた。 涼香の所有者であると宣言されたギンガも働いているお店でそれを聞いて、驚きと恥ずかしさで持っていたお盆をひっくり返す。 ワタルが路上で膝をつき、レキは呑んでいた飲み屋でビンテージ物の酒瓶を落としかけるなど、各地で騒ぎが起きた。 涼香もまさか、自分の人間関係が騒ぎを起こす事になるとは思わなかっただろう。 「べ、べつに私が卑猥な事言った訳じゃないんだからねっ!? 言い方を卑猥に思うみんなの心が汚れてるんだから!!」 そんなこんなで、時空管理局の商業合戦も正月にさしかかった。 涼香の『私は陸士部隊に所属しているギンガ・ナカジマ捜査官の所有物』騒動から約十分後。 「みなさぁ~ん! お雑煮が出来ましたよぉ」 焼いた餅に透明な出汁をかけたお雑煮をお盆に乗せてやってきた。 そして、涼香の一言によって広報部に所属する局員の目が変わる。 あと一日ぐらい放送しないといけないという現実によって身体疲弊していた局員たちの目が、食料を求める獣のようなギラギラとした目に変わる。 ぎらついた局員たちの視線に涼香は本能的に喰われると感じた。 しかし、局員たちは涼香ではなく鍋の方へと向かって行った。 「はは……皆さん。おなかが空いていたんですね」 クロエは苦笑しながら涼香のお盆に乗ったお椀と箸を取る。 「そりゃあ、そうだろ……二日間も缶詰だぞ…」 ちょっとやつれた顔でジンナイも涼香の持つ盆から取ったお雑煮をすする。 「……そういえば、市街ではテロみたいな事が起きてますよね」 私も出ましょうかと、自身のデバイスである『偽からすのしっぽブレード』を取り出すクロエ。 「そう言ってサボる気かっ!」 ジンナイはそう言って、口に箸を咥えながらあいた手でクロエの後頭部を叩いた。
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第一部 『眠れない二日間』⑭ ミヤモトに『化け物』と言われた少女は強く身体を抱いていた。 身体に爪を立て、歯を食いしばった。次の瞬間には両手で自身の頭をかきむしりはじめる。 漆を塗ったかのように黒い髪が指に絡まり、少しずつ落ちていく。その傷口からは血の代わりに黒い靄が噴出す。 身体から湧き上がるのは自身で自身を壊したいという衝動と自身への嫌悪感。 そしてその状態で足元にベルカ式魔法陣を展開し、魔法の銘らしき言葉を紡いだ。 「咎人 алстук труболовка」 眼下に広がる建物の屋上全てに黒ずんだ虹色の魔法陣が展開され、無数に突き出された漆黒の槍が屋上を埋め尽くす。 微かに断末魔らしき声が少女の耳に届いた。 しかし少女は発動した魔法で無差別に建物の屋上を破壊しただけでは飽き足らず、靄と周囲の魔力を集めて更に魔法を発動する。 「私は…私は……」 黒ずんだ虹色の魔法陣から放たれた魔力光が少女の顔を照らす。 「バケモノじゃないっ!」 その目から涙が溢れ、その声は泣き声に近かった。 まるで母親とはぐれて迷子になった小さな子供のようであった。 涙で顔をグチャグチャにしながら少女は魔法を賛美歌のように歌う。 「咎人達に滅びの鉄槌を。神の使徒よ集え。世界を革変する御柱となれ。降りよ……聖なる王に祝福を与えし神」 少女の周囲にあった漆黒の靄が集束し、宙に無数の球体を作り出す。 その球体に靄だけではなく、周囲の魔力までもが集束していった。 同時にオウルたちのいる位置を余裕で範囲内に収められる位の巨大な魔法陣が空に展開される。 魔力が集まる様は時空管理局で『エースオブエース』と謳われている高町なのはの〈スターライトブレイカー〉を彷彿とさせた。 目から涙を流しながら少女はその魔法の銘を紡ぎ出す。 「―――クライス・クリストス」 いきなり魔法陣が足元に展開され、そこから突き出した漆黒の槍に身体の所々を貫かれたがえゆはどうにか生存していた。 「咎人達に滅びの鉄槌を。神の使徒よ集え。世界を革変する御柱となれ。降りよ……聖なる王に祝福を与えし神」 そして頭上に展開された巨大な魔法陣と対象の口から紡がれた魔法の呪文にギョッとする。 集束した魔力が巨大な魔力球を精製している時点で、えゆはなのはの〈スターライトブレイカー〉と同じ集束砲撃魔法であると判断が出来ていた。 しかし展開されている規模はなのは以上であった。この規模で発動したならば、自分たちのいる街の一帯が綺麗に消し飛ぶであろう。 危機感を感じたえゆはとある対処法を発動するための準備を行う。 まずバリアジャケットから別の衣装に着替えた。 纏っていた衣装が魔力に戻され、上は白い浴衣のような単衣。下は緋の行灯袴に変わる。 その格好はまさに自らの身体に神を降ろす掌る女性であり、神と舞い遊ぶ仙人―――巫女そのもの。 巫女装束となったえゆは自身の使っているデバイス『千早』を対象のほうに向ける。 えゆの服装が変わったのと同じように、『千早』の形状も洋弓型から和弓型へと姿を変えた。 「―――クライス・クリストス」 「不破ナル神ノ域《タカアマハラノヒモロギ》!」 対象が魔法を放つとほぼ同時。えゆは矢もつがえずにその弦を勢い良く鳴らした。 鋭い音が夜天に響き渡り、えゆの周囲を別の世界へと変換する。 煩悩にまみれた醜き俗世を遮断し、澄み切った静謐な神の世界へと姿を変えた。 その俗世と神の世界にある境界が結界となり、対象の〈クライス・クリストス〉から仲間たちや街を守るように広範囲に展開される。 「くっ……」 えゆは歯を食いしばる事で身体に掛かる負担に耐える。 広範囲に展開しているというのもあるが、対象の発動した集束式砲撃魔法の出力が高いせいでえゆの身体だけではなく精神にまで負担をかけているのだ。 相手の集束式砲撃魔法の持続時間が切れるまで耐え忍んでいるえゆに念話が割り込む。 [あんたがあそこで撃たなかったのが悪いんだっ!] 念話で聞こえたのはミヤモトの声。 それは自身がミヤモトを信じられなかった事によって撃つ事に躊躇った事を言っているのだろう。 もしかしたらオウルの撃った魔力弾を対消滅したことを言っているのかもしれない。 [ミヤモト、お前……一体、何を言っているんだ] オウルが念話の向こうで動揺しているのがえゆには分かった。 しかし、今は仲間と街を対象の魔法から守らないといけない。 額から汗が噴き出し、背筋に冷たい汗がすぅっと流れる。 えゆは自身の失敗を意識の外に押しのけ、身体に掛かる負担に耐える。 しかしミヤモトはえゆに強く当たる。 [自身の仲間を信じられないんなら、三等空尉なんて辞めちまえ] 「―――っ!」 中と外の両方から〈不破ナル神ノ域《タカアマハラノヒモロギ》〉の多重結界が壊されていくような感触をえゆは味わった。 意識が保てなくなる前に、えゆは念話を一時的に切断。 〈不破ナル神ノ域《タカアマハラノヒモロギ》〉が対象の〈クライス・クリストス〉によって破られないように意識を集中させる。 次第に本流の勢いが弱くなっていく。後もう少し頑張れば良い。 しかし身体が防御魔法の持続展開によって悲鳴を上げた。 途端に魔法陣が揺らぎ、えゆの身体に変調が起こる。 皮膚と肉の間に異物を押し込んだような痛みと違和感が脳内に伝達され、えゆは身体の奥から何かが込み上げてくるような吐き気を催す。 しかし歯を強く噛み、吐き気に耐えた。 歯を強く噛んだ時に唇も強く噛んだからだろう。えゆに口元から真っ赤な血が伝って落ちる。 制御できていた魔力も荒れ狂い始め、制御主であるえゆに襲い掛かる。 魔力制御による負荷までもが身体にかかり始めた。 しかしえゆは〈不破ナル神ノ域《タカアマハラノヒモロギ》〉を解除する事だけはしなかった。 更にその術式はえゆの身体を蹂躙し、圧搾し、全身の魔力を引きずり出す。その時点で既にえゆの身体は疲弊し、意識は希薄となっていった。 身体やデバイスは既に痙攣か何かでブルブルと震えていた。 しばらくして身体に掛かっていた負荷がなくなる。どうやら、耐え切れたようだ。 その瞬間、えゆの中で張り詰めていた何が切れる。身体に力が入らなくなり、そのまま重力に従って屋上にその身を横たわらせた。 ステイはウェイターの仕事をしつつも、戦略分析官としてミヤモトたちの念話を傍聴していた。 念話の内容から判断するに戦況は芳しくない感じだ。 プリヴェント一等陸士とえゆ三等空尉はちゃんと狙撃と遊撃の役割を果たしているようだが、ミヤモト一等空士はステイが懸念していたように冷静ではいられなかったようだ。 会話の内容から判断するに、ミヤモト一等空士は仲間が撃墜されないように思っている二人を役立たずと考えているかもしれない。 下手したら、自分だけが戦っているのだと考えている危険性もある。 後衛で戦っているえゆ三等空尉と連絡が取れないのは、彼女が撃墜されてしまったからだろう。 彼女の事だから、二人を守るために倒れた可能性が高い。 えゆ三等空尉はとても優しい女性だから。 これは自身が手助けしないといけないといけない状況だ。 被害を出さない為もあるが、一人で戦っていると勘違いしているミヤモト一等空士の目を覚まさせる為にも。 そう考えたステイは近くにいたヴィータに声をかける。 「すみません。ちょっと頼みます」 「ん? どうした」 いきなりお盆を押し付けてきたステイにヴィータは不思議そうに首を傾げる。 微笑みながらステイはこう答えた。 「ちょっとお花を摘みに」 その言葉にヴィータは何を思ったのだろうか。いきなり顔をしかめた。 渋い顔をしたままヴィータはステイに言った。 「……お前が言うと、別の意味に聞こえて嫌だな」 「そうですか?」 首を傾げるステイに、ヴィータは行くなら早く行けというように手を動かす。 ステイはヴィータの言葉に与えて、【喫茶『白桜雪』】の外に出る。 そして浮遊魔法を使用する事で、自身の身体をできるだけ高い位置まで浮かせる。 痺れるような寒さを感じながらステイは自身のデバイスに隠された真の姿を開放する。 「歌え……『王を選定する符《リア・ファイル》』。今こそ、契約を果たさん」 開かれた革張りの手帳から一枚ずつページが離れ、宙でページが分化して長細いカードとなる。 そしてその紙片たちはステイに付き従うようにその周りに浮かぶ。 自身が得意とする魔法を発動する前にステイはとある人物に念話を接続する。 「……綴」 [なに? ステイ] 念話の相手はいきなりステイが念話をつなげて来たのも関わらず、いつもの事であるような口調で応対する。 ステイもすぐに本題へと移る。 「えゆ三等空尉たちが対象と接触した位置って、どっちだっけ?」 [……] その質問のあきれ返っているのか、すぐに言葉を漏らさなかった。 流石のステイもバカな事言ったかなというように苦笑いを浮かべている。 しかし数秒経ってから、綴はステイに言った。 [アイン秘書官が出展している場所の上空] 「了解」 そう言ってステイは綴との念話を瞬時に切断する。 後で何を言われるか分からないが、今はある意味で緊急事態。 ステイは周囲に浮かんでいる無数のカードのうち、とある一枚を抜く。 「先輩が遺してくれた魔法。今こそ、使わせて頂きます」 そのカードに書かれていたのはその魔法の詠唱とその使用者。 魔法の銘は『其は呪いの魔弾《ガンド》』。 使用者の名前は―――『紅紗架リンドウ』 「我はこの符に封ぜられし真なる影を解き放つ」 人差し指と中指の間にカードを挟み、自身が最も得意とする魔法を発動。 ステイの足元に真っ白な魔法陣が展開される。 他人の魔法を特殊なカードに封印し、それを使用時に開放する。 それが、ステイ・クラウゼヴィッツが得意とする魔法であった。 戦略分析官であるステイによってその魔法を更に昇華され、状況によって使い分けられように幾つもの魔法を作り出された。 その一つが今、ステイが発動しようとしている魔法であった。 「―――真影開放『虚数境界《アイン・シュピーヴェルン》』」 そこにいたのは一人の青年。黒い髪に赤みがかった黒の双眸。 口にはタバコが咥えられていた。羽織っているのは黒いトレンチコート。その下には黒いスーツ。 その姿は黒尽くめの男としか形容のしようが無い。 実を言うとステイはこの男が使っていた魔法を封じ込めたこの符を使いたくは無かった。 これは自身に道を示してくれた男とステイ自身を繋ぐ象徴。 ちゃんと、この世界に自身の師匠がいた証でもあったからだ。 しかし一人で戦っていると勘違いしている者の目を覚まさせる為に、あえてステイはこの符に封じ込めた恩師の魔法を起動させる。 ステイは消え行くカードを人差し指と中指ではさみながらその腕を突き出し、ある種の喪失感を感じながらもその魔法を歌う。 「其は呪いの魔弾。我はその呪いを持って我が怨敵を穿つ……」 男はタバコを咥えながらもニヤリと笑い、右手に握っていたオートマチック式拳銃型デバイスをステイが腕を突き出した方角に銃口を向けて突き出した。 足元に赤い魔法陣が展開され、魔力を込めるたびに黒くなっていく。 「其は呪いの魔弾《ガンド》」 ステイがその魔法の銘を紡ぎ終わると同時に男はその引き金を引いた。 その銃口から黒き呪いが放たれる。その魔法は一発分でありながらも、それはもはや絶対なる暴力を孕んだ光弾。 黒き呪いの魔弾は黒い靄が掛かった夜天を翔ける。 魔弾に宿った暴力と呪いを持って、敵を屠るために。 オウルは対象の攻撃を必死で防いでいた。 きっと〈不破ナル神ノ域《タカアマハラノヒモロギ》〉で対象の〈クライス・クリストス〉から自分たちと街を守るために力尽きて気絶したのであろう。 一向にえゆから連絡が取れなかった。 しかし対象はオウルたちの体勢を立て直すまで俟ってくれるはずもなく、遠距離から怒涛の勢いで攻撃を叩き込んで来た。 圧縮すらしている暇は無く、魔力が弾の形を取ったらそのまま撃つ出すような感じであった。 集束・分解・圧縮の工程を省いている事が幸か不幸か分からないが、オウルもある程度は魔力弾の弾道を操作することが出来るようになっていた。 隣ではミヤモトも魔法を使って迎撃していた。しかしさっきのような覇気は無く、ただ攻撃が来るからそれを迎撃しているような感じであった。 今はカートリッジがあるからどうにか防戦出来ているが、カートリッジが切れたらオウルもミヤモトも対象の攻撃に飲まれるであろう。 時間が経つごとに、オウルとミヤモトのカートリッジが無くなっていく。 そんなジリ貧な状況の中で、オウルが接続していた念話に別の局員の声が割り込む。 [其は呪いの魔弾。我はその呪いを持って我が怨敵を穿つ……] オウルはその声に聞き覚えがあった。 それは自身に戦略分析について講義をしてくれた戦技教導官の声。 [其は呪いの魔弾《ガンド》] 念話の回線に割り込んだ詠唱が終わって約十秒後。 黒い靄が掛かった夜天に漆黒の魔弾が翔けた。 空を翔ける魔弾はその軌道に立ちふさがる障害を難なく穿ち抜き、その余波で周囲に存在する障害すらも誘爆で消し飛ばす。 余りにも段違いな威力という暴力を持って破壊しつくす魔弾にオウルは唖然とした。 少女は向かってく魔弾に腕を突き出す。その光弾を受け止め、自身の力とする為に。 しかしその光弾は少女に吸収されず、突き出した腕だけではなく身体の三分の二を消し飛ばした。 その光景には隣で一緒にオウルと防戦していたミヤモトも呆然としていた。 オウルはこの超遠距離射撃が誰によって行われたか分かった。 戦技教導隊に所属している戦略分析官。ステイ・クラウゼヴィッツ。 今までに見た事の無い射撃魔法。そこからオウルは一つの結論を出した。 あの戦略分析官は自分たちを助ける為に恩師の魔法を使用したのだと。 ポジションの関係でオウルは戦略分析官であるステイの事を師事し、その彼がどのような魔法を行使しているかも知っていた。 行使しているその魔法をおおまかに説明をすると、魔法の封印とそれの開放であった。 まず自身の扱うデバイスに魔法を衝突させる。それによってデバイスの中に衝突した魔法を封印し、その場に応じて封印した魔法を使用する。 しかしその魔法には、よほどの事が無い限りは一回しか使用できないという重大な欠点があった。 中には使用者が少ない珍しい魔法や、その人オリジナルの魔法も幾つか封印されているらしい。 勿論、その中には―――今は亡き、ステイの恩師が使っていた魔法も封印されていた。 ステイにとってはある種のお守りに近いだろうと思われる魔法を、あえて自分たちを助ける為に使用した。 思い出のある大切な魔法をステイは犠牲にして、ギクシャクしている自分たちを助けたのだ。 助かったという何度か、隣にいたミヤモトは唾を吐くように言った。 「あいつがちゃんと撃っていれば……」 感傷と言う物は戦場に不要な物。しかしオウルは怒りという衝動に駆られるまま、ミヤモトの頬を打ち抜いた。 「何すんだっ!」 「お前に何が分かるっ!」 文句を言うミヤモトにオウルは怒鳴った。 今は目の前の対象を潰す方が先なのだが、既にそれらの事はオウルの意識の外にあった。 オウルは怒りのままにミヤモトを罵倒する。 「何を格好付けているから知らないけどさ……ついさっきまで、お前は犬死同然の事をしようとしていたんだ!」 既に心情を口にしてしまったオウルの口はもう止める事は出来なかった。 そのままミヤモトの胸倉を掴み、再び殴った。 「てめぇは分かってないけどさぁ。えゆ三等空尉は俺たちが死なないように注意を払い続けていたんだ」 既にオウルの頭からは対象の撃墜、または拘束という指令は怒りによって頭から消えうせていた。 「それをお前は何だ? 役立たずのように扱いやがって……」 怒りで我を忘れる事は戦場において、愚者の行う事だ。 それはオウルも重々承知の事であった。 「お前なんか、人の命を背負う資格なんて無い――― 一等空士なんて辞めてしまえ」 しかしオウルはその口を止める事が出来なかった。 「クラウゼヴィッツ戦略分析官に援護までさせておいて……お前のしていた事は何だ?」 周囲は自分たちが撃墜されないように気を配っていてくれた。 えゆがミヤモトの事など捨て置けば、対象を撃墜する事くらい容易であったかもしれない。 しかしあの三等空尉は任務の邪魔になるのであれば捨て置けばいい自分とミヤモトを守る方に気を払っていた。 なのに目の前にいる一等空士はえゆを臆病者だというかのように罵倒した。 オウルはそれが許せなかった。 「一人で戦っていると勘違いして、突っ込んで行っただけだろ?」 「……」 オウルの怒りに飲まれたのか、ミヤモトはもう何も言えなくなっていた。 ミヤモトを突き飛ばすように離し、吐き捨てるようにオウルは言った。 「ココで見てろ」 やっと任務の方を思い出したオウルは『ブリジット』の狙撃用サイトで対象を見る。 対象はまだ靄で身体を修復中。ステイが使った魔法のダメージが深刻であるようだ。 今なら、残っているカートリッジを全部使い潰した〈幽玄の灯《ファントムブレイズ》〉で戦闘不能くらいに追い込めるかもしれない。 脳内ではもはや戦略とも言えない賭けに出ようとするオウル。 殴られたミヤモトはよろけながらも立ち上がり、背後からオウルに言った。 「俺が零距離で魔法をぶち込む。援護してくれないか?」 ミヤモトの言葉にオウルはすぐに返事を返さなかった。 しばらく経ってからゆっくりとオウルは口を開いた。 「……出来るのか? 本当に出来るのか? お前に……そいつを止める力があるのか?」 それは少し前にオウルがミヤモトにかけた問い。 しかしその時のミヤモトは無言でそれを無視して、少女によって返り討ちにされた。 そして―――えゆを戦闘不能に陥らせるくらいの負担をかける事となった。 ミヤモトは左手の『鈴音』を強く掴み、オウルに言った。 「俺を信じろっ!」 ゆっくりと顔を動かして背後のミヤモトを見るオウル。 その目はまるで、ミヤモトの言葉を疑っているような目であった。 ミヤモトはかけられた威圧に耐えながらオウルをにらみ返す。 少女の方に顔を戻したオウルはボソッと口に出した。 「援護はする……だが墜ちても誰にも文句はいうなよ?」 「……了解」 『鈴音』を軽く振り、ミヤモトは足元に浅葱色のベルカ式魔法陣を展開。 浅葱色の魔力光を纏いながら少女へと突っ込む。 少女は再び飛んできたミヤモトを迎撃する為に身体の修復を中止する。 まず靄から精製されたのは剣の形をかたどった物。 しかしミヤモトは魔法を使って破壊することなくそれらを回避し、オウルが軌道操作を行う事でたった一発の魔力弾でそれらの破壊。 その隙に少女は猟犬と鮫の大群を一気に精製し、物量作戦でミヤモトたちを押し切りにかかるが、ミヤモトは〈第二幕 魔王〉で強引に活路を開く。 ミヤモトに押し寄せてくる猟犬と鮫をオウルが魔力弾の軌道操作を行う事で撃墜していく。 靄はミヤモトにまとわりつく事で身動きを封じようとするが、ミヤモトは移動速度を上げる事でそれを振り払う。 後もう少しの所で、少女は最後の難関を発動した。 それはえゆを戦闘不能に追い込んだ〈クライス・クリストス〉。 ミヤモトだけではなく、その周囲まで破壊するためか黒ずんだ虹色の魔法陣の大きさはそれなりに大きい。 既に少女の周囲にには無数の球体を作り出され、靄だけではなく、周囲の魔力までもが集束していた。 これは確実に〈クライス・クリストス〉で街が破壊されてしまう。 いますぐえゆが目を覚まして、〈不破ナル神ノ域《タカアマハラノヒモロギ》〉以外にそれから街を防ぐ方法はないだろう。 しかしミヤモトには集束型砲撃魔法に対する切り札を持っていた。 少女の方へと進みながらミヤモトは魔法を発動する。 突き出した右の手の平にミッドチルダ式の魔法陣を展開しながら、ミヤモトは切り札の詠唱を開始。 「全てに等しく訪れる終わり。刹那の快楽に溺れ、偽りの愛という深き闇から映し出される天を仰ぐ。涙を流しながら狂い踊れ、悲劇の処女……」 「―――クライス・クリストス」 「闇夜に舞う乙女《ヤミヨノアリス》!」 微かに黒ずんだ虹色の奔流がミヤモトの展開した浅葱色の魔法陣に飲み込まれる。 そして飲み込まれた魔力は魔法陣の前で球体となって膨らんでいく。 ミヤモトは魔法陣を展開した状態でとある一言を紡ぎ出した。 「―――『さぁ、狂いたまえ。私の腕の中で』」 その一言によって膨らんでいた魔力球が爆発する。 〈闇夜に舞う乙女《ヤミヨノアリス》〉用の魔法陣の下に防御魔法の魔法陣も展開していたミヤモトは無事であったが、少女は魔力の爆発で吹き飛ばされる。 ミヤモトは追撃を行うために吹き飛んだ少女を追う。 少女に追いついたミヤモトは抜刀した『鈴音』をその腹部に突き刺す。 しかしその代償にミヤモトは少女が身体から突き出した漆黒の槍で身体中を貫かれる。 身体中に槍が突き刺さり、その傷から狂気がしみこんで行く激痛に意識を持って行かれそうになるが、ミヤモトはそれに耐えながら最終奥義を発動した。 「至高の処女へ捧げんとする我が最高の挽歌、世界を壊し、新しく生み出す力。愛おしき貴女へと世界の全てを捧げるために歌い、貴女と云う楽園を蹂躙せん……歌姫の楽園《ローレライガーデン》!」 魔力が注ぎ込まれた『鈴音』に刀身が小刻みに振るえ始める。 その振動は少女の内部を強引にかき回し、グチャグチャにしていく。そして骨は強制的に共振させられ、その作用で粉々にされていく。 「うぅ……うううううううっ!」 少女の目から涙が溢れ、声は泣き声に変わる。そして遂には動物が上げるような唸り声に変わった。 楽しそうにニヤリと笑うミヤモト。その顔にあったのは任務をどうにか解決できたという達成感。 既に身体は血が抜けた性で冷え切っていた。 ミヤモトの身体に突き刺さっていた槍が消滅し、少女の腹部に突き刺さっていた『鈴音』の刀身が血か靄名のか分からない物でズルリと滑り落ちる。 自身の身体が落ちる浮遊感を感じながらミヤモトは中指だけを立て、腹部からおびただしい靄を噴き出しながら少女に毒づくように言った。 「……Fack」 えゆはゆっくりと瞼を開く。少し体が軋むような痛みを感じたが、身体に鞭を打って無理矢理にでも起こす。 そして目の前に広がる光景に絶句する。 対象とミヤモトが抱き合うような状態だった。 ただし、対象の腹部には刀らしき物が貫通していて、ミヤモトの身体におびただしい数の黒い槍が突き刺さっていた。 突き刺さっていた槍が消えると同時にミヤモトの身体が下へと落ちていく。 刀が対象の腹部から抜け、傷口からおびただしい靄を噴き出した所でミヤモトの身体は重力に従って落ちて行った。 「ミヤモトくぅぅぅぅぅぅんっ!」 そのまま落下していくミヤモトを見ることしか出来ないえゆの叫び声がクラナガンの空に響いた。
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第一部 第十五話『眠れない二日間』⑥ 〈【甘味処「華蝶風月」】 二十時三十分〉 客足が止まり始めた【甘味処「華蝶風月」】。 少し時間に余裕が出来てきたからか、局員たちが時間つぶしに雑談をし始めた。 甚平姿の風切羽捜査員は隣にいる色無地に白いエプロン姿の幽霧に話しかける。 「そういえば、久しぶりですね。幽霧霞三等陸士」 「はい。言われてみればそうですね。風切羽特務員。いえ、今は風切羽捜査員ですか」 羽は軽く苦笑しながら返す。 「わざわざ言い換えなくても良いよ。実質、仕事の内容は諜報部とさほど大差ないから……むしろ、陸士部隊捜査課 (こっち)の方が少し生ぬるいかな?」 「いきなりテロリストの潜伏している部屋に飛び込んだり、生死ギリギリの所に息を潜めながら情報収集しなくても良いからですか?」 「うん、そうだね。諜報部は他の部署からは忌み嫌われているけど、陸士部隊捜査課 (こっち)が光の部分を受け持ち、諜報部 (そっち)が闇の部分を受け持っているような感じだと思うよ」 壁によしかかりながら羽は軽くため息をつきながら愚痴を漏らす。 「機動六課を設立し、大事件を止めた八神はやて二等陸佐の率いる部署だからある種のエリートの部署だと思う人が多いけど……内容的には諜報部と余り変わらないんだよね。踏み込む度合いが陸士部隊捜査課 (こっち)がある程度浅くて、諜報部 (そっち)が深い部分まで踏み込んでいるだけで……そんな捜査課の同僚だって諜報部を蔑んでいるんだ。長月諜報部隊長の率いる諜報部に所属するその道のプロフェッショナルが作ったマニュアルという基礎があるから、治安維持の陸士部隊と一線を画した捜査のプロのいる部署である陸士部隊捜査課が成り立っているのにね……」 それが戦闘機人事件で上司と仲間を失い、自暴自棄になって暴走していた所をはやてによって拾われ、機動六課運営時は部隊長となったはやての個人的な諜報員として諜報部と共に仕事をしていた羽の本音であった。 暗い雰囲気を醸し出す羽の気分を少しでも変える為に幽霧は別の話題を切り出す。 「そういえば、風切捜査員が探していた答えは見つかったのですか?」 「ははっ。まだ見つかってないかな」 話が変わった事で少しは気が紛れたらしく、羽は乾いた笑みを見せる。 「《強くなる為にどうすれば良いか》……幽霧はどう思う?」 幽霧は軽く思考を巡らせてから羽の問いに自身の答えられる程度で答える。 「まず何も考えない事です。例えそれが他人の命を無慈悲で奪う場合でさえも」 「ふむぅ……」 幽霧らしいといえば幽霧らしいが無理難題に近い言葉に羽は困ったような顔をする。 そこで幽霧は何か思い出したように呟く。 「もう一つありました……自身の出来る事と出来ない事を知る事ですね。 自身の出来る事を知っていれば、それを実践にどう行かせるか分かってきます。逆に出来ない事を知っていれば、無駄な所で無謀な賭けに出る事も少なくなります」 「確かにそれは一理あるかも。きっとそれが確実に任務から生きて帰る術なのだろうね……で、そんな理論をどこで聞いてきたんですか?」 羽から新たに出てきた疑問を投げかけられた幽霧はまたもや考えるが、今度は頭を振った。 「すみません。誰から聞いたのか思い出せません。でも……何故か懐かしい感じがしたんですよね」 「羽~。幽霧三等陸士~。三名ずつお客さぁ~ん」 入り口で仕事をしている局人に声をかけられる幽霧と羽。 幽霧はある種の懐かしさと羽からの問いかけを思考の外に締め出し、来客の出迎えに向かう。 〈二十時三十五分 綺璃斗〉 大晦日はバー『Devil Tear』の稼ぎ時であるレキは一人で買出しに出かけていた。 歩行者天国と化している通りとは逆に人気の少ない路地裏を歩きながら思うのは、戦闘機人事件で失った仲間たちと過ごした大晦日。 あの時は色んな場所で発生するトラブルの鎮圧をする任務の為に首都中を汗だくになって奔走していた。 大晦日の任務は色んな意味で面倒くさくて大変であったが、とても楽しかった事には変わりない。 しかしその楽しかった頃に回帰する事は出来ない。 部隊を率いていた上司は身体をいじくられた後は幽鬼の如く彷徨い、最後には後輩の騎士に斬殺された。 同僚の一人は仮死状態でずっと生かされ、その事件が完全に終結するまでは愛娘を事件の犯人たちに利用され続けていた。 レキ自身も特殊な種族という事で犯人たちに拉致されて身体を切り刻まれ、機械が組み込まれた身体にされた。 そしてレキが片思いを抱いていた同僚も拉致されて身体を切り刻まれた上に洗脳までさせられ、とある事件の末にレキと対峙し、レキによってその命を刈り取られた。 唯一無事であった同僚も自身が生き残ってしまった事に絶望して自暴自棄になり、しばらくは生き急いでいるかのように暴走し続けていたらしい。 一度は片思いの人を失った喪失感と、守れなかった自責の念で自身の存在自体に絶望を感じた事もあった。 その過程で『先天性古代遺失物能力者』(インヒレント・ロストロギア)に目覚め、機械を組み込む事で強引に生かされた状態の上に洗脳までされた片思いの相手を自身の手で焼いた。 今はレキによって殺される直前で意識を取り戻した相手との約束によって生きる道を選んだ。 どんなにみっともなくても良いから、自身の手で殺したその人の分まで命を掛けて生き延びる事を。 「!」 いきなりレキの顔が変わる。周囲の空気も一変する。妙に息苦しい。 呼吸するたびに喉や頭が痛くなってきた。そして段々、寒気に似た感覚も感じてきた。 それと同時に何かが近付いてくる感覚も感じる。 「……オレと同類か」 レキは一人小さく呟く。何かが向こうから歩いてくる。 革靴の靴底で道路のアスファルトを叩く音だけが周囲に響く。 向こうから歩いてくる何かに神経を研ぎ澄ますレキ。 しばらくして、向こうから歩いてくる何かが姿を現した。 向こうから歩いてきたのは少女であった。ただし、見た目だけで表現するならばの話。 具体的に言うのならば、少女の姿を象った漆黒の石像であった。 何故か身体からは真っ黒な靄が途切れず噴き出している。 「う~ん。やっぱり、オレと同じ先天性古代遺失物能力者か……」 『絶影』の柄を強く握りながらレキは呟く。そして、魔法陣を展開。熱風が発生してレキの頬に傷が入る。 頬から流れる血液を指にとり、警戒しながらもレキは尋ねる。 「すみません。大丈夫ですか?」 「……くぁzxsdcfvtgびゅhにjm、おkk@;・「:\\\}」 喋るものの、人間が発音するような音ではなかった。 レキは瞬時に判断した。完璧に暴走していると。 昔の自分自身と同じように。 彼女の姿が昔の自分とついダブってしまって、嘆息するレキ。 そして、自身の持つ先天性古代遺失物能力『煉獄の檻籠』を発動した。 「『煉獄の檻籠』発動。」 指に取った血液が一気に燃え上がる。レキは彼女に言う。 「さて。ちょっと熱いですが、我慢してくださいね」 今、ここに『煉獄の檻籠』と『神よ。何故、私に重荷を課した』の戦いが始まった。 レキは『絶影』を構え、音もなく少女に接近する。狙うは少女の昏倒。 少女の身体に『絶影』の刃が迫り来る。 突然吼える少女。黒い靄が集まり、黒い槍を形成する。その槍はレキの身体へと飛ぶ。 「舐めるなっ!」 指についた血液を燃焼させるレキ。発生した紅蓮の炎は黒い槍を跡形も泣く蒸発させた。 その瞬間、レキの身体から黒い靄が噴出する。噴出した靄を少女は吸い込み、嚥下する。更に靄の色がより濃い黒となる。 そして再び、少女は黒い靄から武器を形成する。しかし数はさっきより上。形成された武器は少女の合図でレキの方に飛ぶ。 レキは瞬時に親指の皮膚を噛み切って血液を飛ばす。血液は紅蓮の槍となり、黒い武器とぶつかり合う。 紅蓮の槍は黒い武器を掃討し、少女へと肉薄する。 黒い靄が漆黒の翼となり、宙へと逃げる。 「逃がすかよ!」 レキは紅蓮の槍を操作して漆黒の翼に突き刺し、片翼を焼き払う。 片翼が無くなる事でバランスが一瞬だけ崩れる。しかし瞬時に翼を形成する事でバランスを持ち直す。 しかし、その一瞬はレキの新たな攻撃を行うには十分だった。 レキは『絶影』の刃に自身の血液を塗り、振りかぶる。 「灰燼に帰せ…煉獄の……サイズエッジ!!」 振り切ると同時に『煉獄の檻籠』を発動。 炎を纏った衝撃波が打ち出される。 打ち出された衝撃波は空中にいる少女が纏っている靄を焼き払う。 靄を焼き払われた事で少女はレキに撃墜されたかのように思われた。 しかし、まだ甘い。少女は獣の如き動きで綺麗に着地をし、靄を噴出し始めた。 レキは瞬時に『絶影』の形態を1stから2ndに変更。 『絶影』は大鎌から手甲に姿を変えた。形態を変更させると同時にレキは少女の所へと走る。 同時に頬を手甲でより傷つけて傷をより深くする。頬からより勢い良く出血した。 頬からは勢い良く流れる血液は炎に変わり、カートリッジのシリンダーも高速回転する。 レキの頬から溢れ出す炎は高速回転するシリンダーに吸い込まれていき、手甲から燐火が漏れる。 「煉獄の……紅・砕・滅・閃!!」 燃え上がる手甲を叩き込むと同時に『煉獄の檻籠』を最大出力で発動。 黒い靄に包まれた少女が開放された煉獄の劫火で灰燼に帰した。 [レキさん] パチパチと音を上げる前方をぼんやりと眺めるレキに通信が入る。 相手は諜報部の部隊長である雪奈・長月。 [……用件は何ですか?] レキは溜息をつきながら聞く。 [いやね~。暴走した先天性古代遺失物能力者がフラついているから、捕まえてもらおうと思って。] [今、交戦したのですが……] レキは『紅砕滅閃』を発動した後の焦げ跡を見る。 [えっ!?] 驚く雪奈。 [でも逃げられてしまいました] 確かに焦げ跡は在るが、肝心の少女がいなかった。 〈【甘味処「華蝶風月」】 二十時五十九分〉 休憩時間に幽霧とアルフィトルテは休憩室のソファーに座り、熱い番茶を飲みながら一服していた。 「お二人も休憩ですか?」 声のする方を見る二人。そこには青髪の少女がいた。 「リインおねえちゃん」 「こんにちは。リインフォース・ツヴァイ空曹長」 笑顔を浮かべながら返したのは陸士部隊捜査課の部隊長である八神はやて二等陸佐の秘書にして、次元航行部隊に所属するクロノ・ハラオウン提督の秘書をしているアイン秘書官の妹機であるリインフォース・ツヴァイ空曹長であった。 「お隣良いですかぁ~?」 「どうぞ」 「失礼するですぅ~」 そう言って幽霧の隣に座るリイン。馴れ馴れしく幽霧の隣に座られるのが嫌なのか、リインの事を可愛らしく睨みつけるアルフィトルテ。 リインの身体がソファーに身体が触れるか触れないかの瞬間に軽い破裂音を上げながら発生した白煙がリインの身体を包む。 紫紺の色無地と白いエプロンが床に落ち、煙が晴れた時には二十五センチ前後まで縮んだリインがいた。 「魔力が足りなくなっちゃったみたいですね~」 自身の身体が小さくなった原因を冷静に推測するリイン。 「……大丈夫なんですか?」 「はやてちゃんが魔力供給をしてくれるまでこのままです」 そこで湯飲みに息を吹きかけながら番茶を飲んでいたアルフィトルテが口を挟む。 「じゃあ、ママに魔力を分けてもらうと良いよ」 「……はい?」 魔力を分ける技術は知っていたが、それを自身がする事になるとは思わなかった幽霧は唖然とする。 「それは良い考えですっ!」 アルフィトルテのアイディアをリインは嬉しそうに受けいれる。 「幽霧さん。人差し指を出してくれませんか?」 何をされるのか全く分からなかったが、言われるままに幽霧はリインの方へ指を差し出す。 リインは幽霧の人差し指に軽く口付けをしてからパクリと咥える。 指先は感覚がはっきりしてる為にリインの舌の柔らかさが分かった。 今までに体験のした事が無い感触に幽霧はリインの口から指を抜こうとする。 しかしリインは舌を幽霧の指に絡めて放そうとしない。 指を甘噛みしたり、執拗に舌で転がしたり、その間から喘ぐように息を漏らしたりするリインに幽霧は色っぽさを感じた。 「あぅ……」 そして何かが背筋を這い上がってくるような寒気と同時に軽い虚脱感に襲われ、幽霧の口から少し変な声が出る。 何故かリインが指を咥えながら上目遣いで見つめてくるせいで幽霧の中である種の背徳観と征服感が鎌をもたげる。 「リインさんばかりずるいっ!」 魔力を貰っているリインが羨ましくなったアルフィトルテは幽霧のあいている手を掴み、その人差し指を口に含んで転がす。 アルフィトルテはその幼い顔からは想像もできない絶妙な舌使いで、人差し指にねっとりと絡みついてきた。 リインも負けじと、幽霧の指を喉の奥まで咥え込む。 左右から魔力を吸われている幽霧は腰がガタガタと震え、思考も少しずつ曖昧になっていく。 「ひゃぁ。あぅ…ぐはっ……」 幽霧の口から出る吐息も熱っぽくなっていく。 「はふぅ……ご馳走様です♪」 口元から涎を垂らしながらもリインは幽霧の指を口から出す。何故か微かに頬も熱で上気している。 リインが咥えていた幽霧の指を抜いた事によって、アルフィトルテも少し名残惜しそうに指を口から抜く。 幽霧は一度立ち上がろうとするのだが、身体に全く力が入らない。 まさかリインとアルフィトルテに魔力吸収をされたせいで腰が抜けたのだろうか。 そこでいきなり身体の大きさを変えるリイン。幽霧は瞬時に顔をリインの方からそらす。 誰もが無言でいるために、休憩室はしばらく布擦れの音だけしか聞こえなかった。 色無地を着なおしたリインは口元で垂れていた涎を袖で軽く拭きながら呟く。 「幽霧さんの魔力はとても澄んでますね。何にでも染まるのに、何にも染まっていないようです。だから魔力を取り込みやすかったです♪」 「……そうなんですか」 魔力の良し悪しについてよく分からない幽霧はそんな曖昧な返事を返す事しか出来ない。 「ママのまりょくはおいしかったよ」 「じゃあ、そろそろ私は休憩時間が終わりなので~♪」 白い前掛けをつけたリインは休憩室から出て行く。 「はぁ……」 リインに魔力を吸い取られた幽霧は深いため息をつく。 他者に自身の持っている魔力を与える技術は存在するが、まさかこんなに疲れるとはおもわなかったからだ。 「ゆ~ぎりくんっ!」 背後からはやてらしき声が聞こえたと思ったら、いつの間にか背後から抱きしめられていた。 「何で溜息ついとるん? そんなに疲れた?」 「いえ……はやてさん。リインフォース・ツヴァイ空曹長への魔力供給を怠ったでしょう?」 背中に触れている温かくて柔らかい物を思考の中から締め切り、軽くため息をつきながら幽霧は訊ねた。 幽霧の一言によってリインの魔力供給を怠っていた事に気づき、幽霧がやつれている理由も予想がついたはやては申し訳なさそうに言う。 「もしかして、幽霧君が魔力を譲渡してくれたん? ありがとうなぁ」 感謝の意を表すためか、はやては幽霧を抱き締めている腕に力を入れる。 ほとんど背中に押し付けられている状態でも幽霧は全く表情を変えない。 「顔色一つ変えないんか……つれないなぁ」 「すみません」 口から出たのは謝罪の言葉であっても幽霧は顔色を変えない。 「まぁ、ええわ……幽霧君は『デュランダル』って知ってる?」 「時空管理局次元航行部隊所属のクロノ・ハラオウン提督の使用していらっしゃるデバイスの一つだったと思いますが」 「正解や」 まるで機械のように淡々と読み上げる幽霧の方に顎を乗せ、はやては嬉しそうに微笑む。 「その『デュランダル』の前のマスター……ギル・グレアムというんやけどな。その使い魔から聞いた話や」 そういう前置きをして、はやては語り始める。 「その『デュランダル』はまだちゃんと調整され取らんで、グレアムおじさんたらな……魔力制御を間違えて魔力を行使したから『デュランダル』が中破してしまったんよ」 「それが?」 話の意図が分からない幽霧は小さく首を傾げながらはやてを見る。 「それで個人的な知り合いに修理に頼んだら……『デュランダル』の基本フレームの修理だけではなく、スペック自体が格段に上がって帰ってきたんや。 ココからが本題や……その修理した人の名前が…」 はやては幽霧を焦らすかのように軽く間を置いてから、『デュランダル』の修理をした人の名前を口出した。 「幽霧白零。苗字は幽霧君と同じく、幽霊の幽に夕霧の霧や。今は幽霧家の当主やって」 自身と同じ苗字の人がいるとは思わなかった幽霧の顔に驚きの色が浮かぶ。 驚いている幽霧の顔を見たはやては嬉しそうな顔をしながら話を続けた。 「実はな…時空管理局にも幽霧という名の局員がいるんや。今は任務や何かで辺境の世界に飛ばされ取るらしい。名前は幽霧白と言うんやって」 そしてはやては真剣な声で幽霧に問いかけた。 「もしかして……幽霧白零が幽霧君のおじいちゃんで、幽霧白さんが幽霧のお父さんかお母さんやないのか?」 真剣な顔で見つめてくるはやての言葉に幽霧は少し考える。 「分かりません。自分には五歳から前の記憶が無いらしいですし、里親をしてくれていた長月部隊長からそんな話を聞いた事はありません」 「そっか……知らへんのか。良い情報かなと思ったのに……残念や」 真剣の顔で訊ねた問いを知らないと返された事に落胆しているはやて。 幽霧は思いついた質問を何となくはやてにぶつける。 「さっきの話に出てきたギル・グレアムさんって、はやてさんの元恋人か何かですか?」 これはあくまで何となく思い浮かんだから訊ねた質問であって、幽霧には何の意図も無い。 はやては見る見るうちに顔を紅潮させ、慌てているかのように答える。 「ち…違うんや! グレアムおじさんは財産管理や資金援助をしてくれた人で……初恋の人や無いんや……幽霧君の初恋はいつなんや?」 「初恋ですか」 動揺しているはやてが苦し紛れにした問いに幽霧は考えるような仕草を取る。まるで初恋の経験があるかのように。 「うんうん。お姉さんに言ってみぃ♪」 浮ついた話がなさそうな幽霧に初恋の経験があることに驚き、興味津々なはやて。 しかし幽霧の口から出たのは衝撃の一言であった。 「しんじゃいました」 「……えっ…?」 その一言で沈黙するはやて。その顔には深刻そうであった。愛するものの死。それは、はやてにとっても根深いものだった。 事故で亡くなった両親。 そしてはやての扱うデバイス『夜天の書』の管理人格であった初代リインフォース。 大切な人を失う気持ちは、はやてにも痛いほど分かった。 幽霧はゆっくりと立ち上がる。その顔は無表情で、目も感情が欠落してしまったかのようであった。 「あっ、うん。ありがとうな」 〈【喫茶「白桜雪」】 二十一時二十分〉 「よーしバトンタッチ、後は任せた!」 「ちょ、おい! 逃げんなタコ!」 せわしなく動く厨房の中。ヴィアフは時間きっかりに仕事を終えると、厨房を飛び出していった。 残った仕事はすべて、交代のヴィータに押し付けて。 厨房から逃げながら服を脱ぎ捨てている辺り、ヴィアフがよほどウェイトレス姿が嫌いであることがうかがえる。 「ったくあのバカっ! ……ってああ!! フライパン火にかけっぱなしじゃねーかぁあ!」 ダッシュでフランパンに向かい、菜箸を片手に調理を始める。 周りは片付かない料理だらけ。全く何も言わないまま、さっさと逃げてしまったのだ。 普段は頼れる姉御だと言うのに、こういうときは自分中心になってしまうのだからやってられない。 「幽霧です。ただ今戻りました」 「おぅ。つべこべ言わずに手伝え」 周囲の状況で事情をある程度判断した幽霧は着替えずにそのまま溜まっているオーダーを消化する為に調理を開始する。 「ヴィータちゃん。手伝おう……か?」 レジ打ちと注文を受けていたなのはが、時間を見計らって厨房にやってきた。 ボードじゃ張り切れず、シンクにまで貼られた大量の伝票を見ている状態のまま絶句するなのは。 片手でリズミカルにフライパンを振りながらヴィータは怒鳴る。 「なのはぁっ! 手伝いに来たなら、硬直してしてないで動けっ! このバカっ!」 ヴィータの怒鳴り声で我に返ったなのはは少し躊躇いがちに訊ねた。 「もしかして……ヴィアさん?」 「あぁ」 作ったオムライスを更に盛りながら唸るヴィータ。 こんな状態でなければ、ずっとヴィアフの逃走について悪態をついたかもしれない。 「まあヴィアさんのことだし、仕方ないよ。」 「仕方ないとか言うな。 ったくよ……なんでお前が厨房に回んなきゃいけない状況になってんだ?」 あの格好でヴィアフが耐えられるとも思えず、どうせ何も片付けずに脱兎のごとく逃げるのだろうと、流石のなのはも予想していたのだ。 案の定、それがそのまま現実となっている。 「まあ、あとできっちり絞っておくから」 「ヴィアフの奴も、なのはには頭あがらんのな……」 「そりゃあ……ね?」 過去にいろいろ痛い目に遭わされたことのあるなのはにとって、ヴィアフを弄るのはこれ以上なく楽な事だった。 あまり気は進まないが、仕事に支障が出てしまうのはいただけない。 厨房にいる全員で周辺を整理しつつ、逃走したヴィアフの開けた穴を埋めながら仕事を進めていく。なんだかんだで、料理も運ばれていき、調理も上手く行っている。 結果オーライというものか。ここ最近というか店を出す為の関係でヴィータが料理を覚えた事で、厨房の回転はとても良くなっている。 「さて、そろそろ片付いたみたいだし、私はまた戻るね?」 「おう、頑張って来い。こっちは任せとけ。」 ヴィータは胸をグーの手で叩き、ドンと来い、といった雰囲気をかもし出す。 頼りになる反面、ほとんどない胸を叩く姿はある意味滑稽である。それを言うと本人がキレ出すため、誰も口には出さないがほとんどの局員は見た事を考えていた。 「幽霧くんもありがとうね」 「ええ」 顔をなのはの方へは向けずに調理をしながら幽霧は返事を返す。 なのはは軽く汚れを払い、注文を受けに厨房を出て行く。 「なぁ。幽霧」 「……なんでしょうか?」 シフォンケーキを作るために必要なタネを容器に流し込む幽霧に話しかけるヴィータ。 「お前、リンドウという名に聞き覚えは無いか?」 「いいえ。ありませんが」 そう言って幽霧はタネが流し込まれた容器をオーブンに入れ、時間調整をする。 ヴィータは頭をかきながら話し始めた。 「実はてめぇの戦闘スタイルがどこかで見覚えがあると思ってたんだ。この前、教導隊にある模擬戦のVTRを整理していたら、ちょうど似ている奴がいた。それが……」 「リンドウという方だったんですね」 ヴィータの言葉を先取りするかのように幽霧はリンドウの名を口に出した。 「あぁ……。お前、本当に聞き覚えは無いのか?」 目の前のヴィータは怪訝そうな顔をするが、聞き覚えも無い幽霧は首を横に振るばかりであった。
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『孤独ノ隠レンボ』2012年~2013年のコメントです。 + コメント 2012 + コメント May 2012 追加乙! -- 名無しさん (2012-05-13 12 11 20) 仕事早い!乙です -- 名無しさん (2012-05-13 15 33 40) 追加乙!途中の笑い声怖い··· -- 名無しさん (2012-05-14 11 29 36) ワンハーフさんも引き出し多いよなぁ -- 名無しさん (2012-05-14 23 58 15) ひとりかくれんぼって怖そ~ -- 魔魅 (2012-05-15 01 17 42) 気に入ったのでこれからも聞かせて頂きます。 -- ダビデ (2012-05-15 16 21 11) 笑い声、女の子っぽいの可愛い! 素敵です! -- 名無しさん (2012-05-17 16 25 17) 曲調も歌詞も好きです!!!一耳惚れしましたw -- 名無しさん (2012-05-18 17 48 15) ひとりかくれんぼモチーフなんですね…実際にやると本当に出るそうです(ブルガタ -- 名無しさん (2012-05-18 20 02 14) カッコよすぎだろおおおおおおおおおお!! -- 名無しさん (2012-05-19 01 36 29) 殿堂おめ~ -- 名無しさん (2012-05-19 10 43 16) 殿堂入りオメでーす -- 名無しさん (2012-05-19 18 09 23) 殿堂入りおめ! -- R (2012-05-19 19 47 35) 殿堂入りおめー! -- かぬー (2012-05-19 22 10 28) 殿堂入りおめー✿参加乙 -- 名無しさん (2012-05-20 12 21 56) いい歌すぎる。 -- ばぃきんまん。 (2012-05-21 23 27 22) 今更ですが殿堂入りおめでとうございます!男の子かっこいい(( -- 名無しさん (2012-05-23 00 37 01) 殿堂入りおめー!!ひとりかくれんぼって怖いけど、でも曲聴くとやりたくなるwやらないけどね!! -- 桃猫 (2012-05-25 14 22 25) 「ひとりかくれんぼ」の方は結構知ってるんだが、「NNN臨時放送」の方は全然知らんかった。やっぱホラーな話ですか? -- 名無しさん (2012-05-27 22 42 16) ひとりかくれんぼはマジやばい。でも曲は最高! -- 名無しさん (2012-05-28 15 08 27) + コメント Jun 2012 この曲マジで中毒になるww -- 天音 (2012-06-10 03 37 59) かっこいい -- 名無しさん (2012-06-11 22 21 22) なんかくる -- 名無しさん (2012-06-12 19 47 26) この曲の中毒性ハンパない!! -- モッツァレーラ (2012-06-13 20 04 26) この曲けっこう好きなんだが、……スマン、この曲のモチーフがひとりかくれんぼってどこ情報なんだ?? -- 通りすがりの人 (2012-06-14 06 09 31) ↑PV見るとぬいぐるみの腹わた裂いて赤い糸で縫って、あとテレビつけてるところとかがひとりかくれんぼのやり方と一緒だからじゃない? -- 名無しさん (2012-06-14 14 05 32) ↑しかも男の子が携帯で「ひとりかくれんぼなう」って打ってるっていうね。 -- 名無しさん (2012-06-14 16 32 44) ↑NNN臨時放送でも、犠牲者の中にひとりかくれんぼをしてしまった人がいるし。ていうか放送されてる犠牲者って全部男の子の事だけど。 -- 名無しさん (2012-06-14 16 35 02) そうだったのか!!もう一度よく動画を見てくる。ありがとう -- 通りすがりの人 (2012-06-14 19 04 47) いやぁ〜ハマった!! -- 名無しさん (2012-06-15 10 23 25) この曲聞いてたらイヤホンが壊れてノイズが入ってリアルにびびった -- 名無しさん (2012-06-18 02 28 18) すっごくハマりました! -- 。 (2012-06-20 20 33 47) 素敵だと思います。大好きです! -- α (2012-06-21 17 46 22) 好き! -- 名無しさん (2012-06-30 10 26 39) + コメント Jul 2012 「無邪気に狂った鬼がくる」のとこで鳥肌たった…! -- 氷雨 (2012-07-06 19 59 16) 激ハマリwwww -- ネオ (2012-07-08 21 25 04) 私は150Pさんの怖い感じの曲は結構好きです!もう中毒りましたもんw -- 苺 (2012-07-09 22 45 11) 怖いけど何度も聴いてしまうww -- 名無しさん (2012-07-12 02 24 40) 終焉ノ栞プロジェクト好きだww -- えだまめ (2012-07-17 19 22 46) すっげぇ怖ぇーよ?(ガタガタブルブル)つーか曲よりもみんなのひとりかくれんぼの話題も怖ぇーよ? -- 名無しさん (2012-07-24 15 40 40) ひとりかくれんぼですか・・・絶対したくないwwていうか最高過ぎます♪IAの調教も曲調も!もっと色んな人が知るべきでしょ -- ボカロ大好き (2012-07-27 14 28 09) この曲凄く好きです!! -- 梓 (2012-07-30 18 34 36) + コメント Aug 2012 かっこいいです! -- 名無しさん (2012-08-02 06 32 29) いつのまにかページできてた← この曲大好きです(*´`*) -- 名無しさん (2012-08-06 00 02 24) かっこわい。(誉め言葉です。 -- はるきゅん (2012-08-14 01 52 58) 聴きこんでも歌詞みても全く(でもないけど)解釈できない・・・。こういうシリーズ系はところどころ解釈がむずい・・・。 まぁ好きだけどw -- R (2012-08-14 20 28 17) 神曲。解釈が難しいから、さらに魅力的//// -- GUMI推し (2012-08-21 11 57 18) かっこいい(≧∇≦) -- azuma (2012-08-27 11 03 59) + コメント Sep 2012 解釈が出来ない・・・でも好きぃぃぃ -- 名無しさん (2012-09-07 16 36 20) なんか…すげぇな…チキン肌だ俺 -- (2012-09-10 17 46 13) この曲が好きだ。 -- End∞lesS@ひとりかくれんぼ (2012-09-11 09 42 06) すごい曲ですよねー…、やっぱり「ひとりかくれんぼ」なんですかね? -- 柊 (2012-09-22 22 46 49) 聞いた瞬間からキター!って感じだった><150Pさんすごすぎ!!この曲大好きだぁぁぁぁ!!! -- ことな (2012-09-22 23 28 52) NNN臨時放送って何ですか? -- 名無しさん (2012-09-23 13 58 53) ↑深夜、放送終了のあとテレビにカラーバーが映るでしょ?それがいきなり音が変になったあと、NNN臨時放送って出て、いろんな人の名前がずらーっと出たあと、『明日の犠牲者は以上です。おやすみなさい』って出てカラーバーに戻るっていう都市伝説。この人の曲はいろんな都市伝説題材にしてるから面白い♪ -- 長文失礼。 (2012-09-25 09 13 08) おおぅ確かにこの神度は完全犯罪であるww -- ddd (2012-09-25 14 05 20) ニュースで流れてたのがなんて言ってるかぜんぜん聞き取れなかった… なんて言ってるんだろ… -- なつ (2012-09-28 15 59 56) NNN臨時放送って怖いね -- 名無しさん (2012-09-30 18 21 33) + コメント Oct 2012 ニュースは『こんばんは。NNN臨時速報から今日の犠牲者をお伝えします。今日歩きながら携帯を見ていた人 生活が寂しくて和室にうさぎを飼った人 万歩計で、1万歩歩くのを達成した人 ずっと気になっていたことを本人に直接伝えた人 ひとりかくれんぼを「行ってしまった」人 今、青ざめているあなた 明日の犠牲者はこの方々です ご冥福をお祈りいたします。 おやすみなさい』って言ってる -- 名無しさん (2012-10-01 21 55 06) NNN臨時放送とは…深夜の放送終了後に、テレビ上で流れるカラーバーが突然「NNN臨時放送」のテロップと共に処理場と思しき風景に変わって画面の下から上に向かって名前と年齢らしき数字のリストがスクロールしていき、スクロールが終了すると画面に「明日の犠牲者は以上です。おやすみなさい。」と出てカラーバーに戻るというもの。物によっては上記に加えて最後に奇妙な顔の子供と廊下が交互に映し出されて終わるものや、犠牲者ではなく受信料の未払い者をリストアップしているといったものもある。 らしいです。 -- コノハが大好きすぎて困っている人ⓦ (2012-10-04 18 34 20) この歌めっちゃ好き!最高だよ!!!!! -- みつか (2012-10-26 21 31 13) NNN臨時放送こえぇええ( ( ( (;゜Д゜) ) ) -- るっちー (2012-10-31 00 06 04) + コメント Nov 2012 この楽曲も他のも好きです(*^^*) -- 最中愛守 (2012-11-04 13 21 21) スゲーカッコイイ曲!マジはまる!!中毒ナウ(笑) -- 通りすがりの人 (2012-11-06 08 54 46) ちょっとコワい(´・ω・`) -- 千歳 (2012-11-08 00 24 22) う~~~!サイコー!! -- とろろ (2012-11-11 12 00 42) ひとりかくれんぼも、NNN臨時放送もメチャクチャ怖い。けど、この曲は好き! -- 名無しさん (2012-11-11 23 16 45) ビブラートハンパねぇ… -- 名無しさん (2012-11-17 14 57 19) 終焉ノ栞プロジェクト大好きだああああぁぁあ -- 海鼠 (2012-11-21 19 01 14) なんだただの神か -- 匿名 (2012-11-22 17 40 31) 完全犯罪ラブレターと孤独ノ隠レンボだったこの曲の方が好きだな。調教もうまいし、曲調も好き。 完全犯罪ラブレターも好きなんだけどね。 -- 名無しさん (2012-11-23 09 16 12) ええーΣ(゜Д゜)完全犯罪ラブレターもかなりいいよm(。 д ) -- 名無しさん (2012-11-23 14 25 07) 曲は比べるものじゃない。 -- 犠牲者 (2012-11-24 22 05 35) ひとりかくれんぼってなんですか? -- 名無しさん (2012-11-26 02 03 57) + コメント Dec 2012 この曲最高(*^_^*) -- ww(*^_^*) (2012-12-02 13 05 37) 1203は午前3時のことだよね。120は2時間ってことだよね。ひとりかくれんぼは3時からはじまって2時間以内に終わらせなきゃいけませんよぉ!真っ赤な文字で沢山書いてあるのあれなんて書いてあるんだろ? -- 名無しさん (2012-12-07 14 42 46) いいなこの曲。何回聞いてもいい。 -- 通りすがり (2012-12-08 00 12 54) 本当かっこいい!(·ω·*) -- やよい (2012-12-10 21 23 37) 名前は『A弥』だよ -- 名無しさん (2012-12-18 22 56 17) 赤い文字はひとりかくれんぼの説明ですね 終焉の本に書かれていた事じゃないですかね? -- 名無しさん (2012-12-19 00 17 35) ひとりかくれんぼってやっちゃいけないんだろ?この曲友達にオススメされて、ハマッた♪ 意味深・・・ -- エフィ (2012-12-23 22 48 56) 怖いけど、ハマりますね!! -- yui (2012-12-26 08 27 19) + コメント 2013 + コメント Jan 2013 この曲大好き!! -- なな (2013-01-04 15 07 24) 歌詞とリズムがマジでハマる -- 天リュウ (2013-01-05 23 03 25) 誰か解釈プリーズ!!この歌かっこよすぎっしょ! -- ねこ (2013-01-06 18 02 56) 1713て完全犯罪のメリーさんのアカウントのやつと同じだー -- 名無しさん (2013-01-06 19 35 34) 深夜聞くとめちゃめちゃこわい!! -- とむ (2013-01-13 13 23 53) すっごい深い… -- 春夏冬 (2013-01-15 21 16 55) NNN臨時放送とか怖すぎ・・・でもこの曲にハマった!! -- 名無しさん (2013-01-17 15 38 22) 「1203」は「ワン、ツー、オー、スリー」でいいのか? -- ピカチュウ (2013-01-21 00 06 04) ↑いいんじゃないスか…?…あれっ…違ったっけ? -- 紅嬢乃亜 (2013-01-26 18 27 17) 私の一番のお気に入りの曲!!…いまさらですが、皆さんが言っている『NNN臨時速報』って何のことですか? -- カエデ (2013-01-26 21 06 57) 都市伝説ですよー -- 名無し (2013-01-26 23 23 02) NNN臨時放送って怖いですね!!! (;°д°川) -- 名無しさん (2013-01-29 20 21 27) ひとりかくれんぼってどういう話ですか? -- 名無しさん (2013-01-30 17 14 17) + コメント Feb 2013 ↑検索してみよう!すごい怖いけど・・・ -- 名無しさん (2013-02-01 17 39 41) A弥君かっこいい!この曲もめっちゃ好き!いいよね! -- 笹魅遊 (2013-02-01 22 43 07) まぢで中毒性あるわー -- 鬼男 (2013-02-04 22 44 35) 夜聴くと怖すぎて眠れなかったーーーー -- とむ (2013-02-09 13 10 13) 「初夏の噂」をずっと「ショタの噂」だと思ってた -- 名無しさん (2013-02-09 23 45 43) すごく好きっ!なんかPVも凄くいいと思うし -- 名無しさん (2013-02-10 21 54 33) ↑14 仲間だっ!私も寝れないww興奮やばいww新曲すぎる -- らんらんるー (2013-02-13 17 14 16) ↑同意 -- たまごはだ (2013-02-13 21 04 00) この曲は調教もいい!IAの声がハスキーでめっちゃかっこいい! -- 名無しさん (2013-02-15 03 23 49) 怖いけど、結構聴いてしまう リズムが好き! -- 名無しさん (2013-02-15 19 59 12) サビのテンポ、かなり中毒。A弥くんの薄い笑み、紅い瞳と凄い合ってて恐怖感が煽られる。 -- 名無しさん (2013-02-17 11 17 04) パネェ(*^o^*)A弥が好き(笑)ところで皆さんひとりかくれんぼをすると死ぬらしいですよ(笑)おすすめします(笑) -- 臨時放送 (2013-02-25 21 34 20) 中毒だー!!早く覚えよ!完全犯罪ラブレターも一緒に覚えようと思いますww -- 名無しさん (2013-02-25 22 40 52) + コメント Mar 2013 これそんなクオ高いかっ!!! -- たぴおか (2013-03-03 09 37 16) これIAだからもっといい! -- 名無しさん (2013-03-03 20 23 37) 頭に残るッ! -- みお (2013-03-06 15 13 51) 「本当の鬼は誰だ?」 は本当は「本当の鬼はだれだ?」です。漢字じゃないです。 -- 名無しさん (2013-03-08 20 22 18) この歌本当に大好き!a弥とc太が一番好き!! -- 甘楽 (2013-03-11 19 35 44) 「終焉-Re write-」の孤独ノ隠レンボはIAちゃんではなく、ミクちゃんになっていました。正直、IAちゃんの方が歌詞が聴きとりやすかったかな>< -- カエデ (2013-03-13 18 01 59) 150Pさん笑い声多いw そして後ろとか見ちゃいそうな歌詞wはまるw -- ぐみいあ (2013-03-13 19 53 19) 『嗚呼鬼が来る もう鬼が来る ねえ 無邪気に狂った鬼が来る 』wwA弥かっこいい!!><ウサギの人形ほしい!!!!www -- 星屑桜* (2013-03-15 09 33 43) きゃ~~っ終焉ノ栞ヤバーイ!ていうか本当に自分にこんな事が起こったら・・・ヒィ~恐ろしい -- イエロー (2013-03-16 22 21 01) A弥の持っているぬいぐるみ可愛いですよね! もちろん曲も大好きです(´ω`*) -- 名無しさん (2013-03-17 11 58 18) 終プロで、一番好きな曲!でもA弥はもっと好きだーぁ!! -- CDに栞付いてなかった… (2013-03-17 12 30 06) 「初夏の噂」が「ショタの噂」に聞こえた…w -- 名無しさん (2013-03-17 16 26 47) 「喜劇の笑い雨」が「ひじきの笑い声」に聞こえてしまったorz -- 名無しさん (2013-03-20 14 26 20) 「1713」と「1203」ってどう読むんです? -- 名無しさん (2013-03-20 22 11 24) ↑3 「ワンセブンワンスリー」、「ワンツーオースリー」 -- 名無しさん (2013-03-21 17 28 34) 物語が深すぎる曲だね・・・。解釈するのにどれだけの時間がかかるのやら・・・。 -- 名無しさん (2013-03-22 15 48 47) 久し振りにこんないい歌と出会った。 -- 名無しさん (2013-03-22 20 08 53) 『僕の勝ち』とその時の『フフフフ』って笑い声がヤバい!神ってる! -- A弥 C太love (2013-03-25 13 50 44) 150Pさんの曲はホラーっぽくて大好きです★ 特にこの曲は! -- 渡辺晏弓 (2013-03-26 15 15 02) http //dic.pixiv.net/a/%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%8B%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%82%93%E3%81%BC -- ←ひとりかくれんぼ解説 (2013-03-26 15 22 01) ×4 俺もだわー…! -- アユム (2013-03-28 22 23 45) + コメント Apr-Dec 2013 終焉ノ栞プロジェクト(終プロ)大好きです!!!A弥最高!!! -- ふーーーか (2013-04-02 14 36 48) A弥かっこいい! 歌詞も!! -- 瑠唄 (2013-04-02 22 44 11) この曲は一目ぼれでした♪ -- るうぅ (2013-04-04 14 23 01) ↑わたしもです! -- マリア (2013-04-04 16 57 58) 終焉の栞、ホントに最高! -- 問題児 (2013-04-10 11 01 28) ついこの前、終プロのこと知って今では大好きになったo(`▽´)o A弥&C太イケメン&どの歌も好き(≧∇≦) 只今友達に紹介中www -- Raラ (2013-04-12 19 15 57) この曲結構好き~♪ -- aki (2013-04-13 09 54 32) 知ってたか?孤独のかくれんぼって検索するだけで、一人かくれんぼがキーワードで出るんだぜ\(^o^)/いま検索してみてゾクゾクして怖すぎたわ -- 名無しさん (2013-04-18 19 02 02) まじだわ -- 名無しさん (2013-04-22 18 34 23) ひとりあそびは絶対に怖いと思う -- 檸檬 (2013-04-26 22 01 11) ミリオン頑張って!!!! -- 名無しさん (2013-04-26 23 21 31) ミリオンいかないかな -- 名無しさん (2013-04-26 23 32 30) サイコ~だぜNNN臨時放送見たヨ~怖い ゜))))彡 -- ゆいゆい (2013-05-11 10 44 15) この歌好き!!一人かくれんぼ怖い -- アニメばか (2013-05-25 15 53 54) 私だったら怖すぎて泣いてる。 -- マイペース学生 (2013-05-25 16 26 46) 『僕の勝ち』の時に小さく「ウフフッ」とか怖すぎる^p^ NNNは見たくない… -- さくらん (2013-06-01 11 23 05) この曲だいすきぃ♪ NNN臨時放送怖すぎ…夜中に見るものじゃないな…見るときは友達と見ましょう!wテレビ恐怖症w -- れるる (2013-06-02 00 50 38) NNNそんなに怖いんですか? 気になるけど怖いのはなぁ・・・。 この歌自体はすごい好きです。 -- 名無し@CO.JP (2013-06-02 11 27 59) 良い曲ww でも、ちょっと怖いかも、、、 -- てくてくん (2013-06-02 17 29 55) サビのところが凄まじい!CDでなんで変えたんだろう…? -- 名無しさん (2013-06-06 18 22 20) CDでは変わってるんですか・・もったない・・ -- 名無しさん (2013-06-09 16 17 12) 何か怖いですね……。 最高です! -- 弥蘭 (2013-06-09 17 12 18) いいねぇー -- モンモン (2013-06-09 20 41 55) A弥最高☆ この歌かっこいい♪ -- ねぎま (2013-06-10 20 21 21) こ、コェエエエエ!!( ( ° д ° ||| ) ) ) -- ライ (2013-06-20 17 48 59) 途中のニュースのやつただの低音と思ってた。怖いけどすごいはまった -- 名無しさん (2013-06-27 19 15 08) A弥勇気あるな…暇つぶしにひとりかくれんぼとか… -- あああ (2013-07-03 17 28 35) マジ、カッコイイー -- シンカ (2013-07-13 14 00 42) カッコいい!!中毒になるw -- れな (2013-07-16 20 41 50) 歌詞見ないと早すぎて何言ってるかわからないでござる -- 名無しさん (2013-07-21 20 16 02) なんかre.不在着信に似てる~~ -- 名無しさん (2013-07-25 20 56 23) かっこいい!!!この曲好きになった♥ -- 蛍 (2013-08-01 01 18 14) 怖し…pvからきつし…泣いてしまったw -- 名無しさん (2013-08-01 22 12 06) ↑ そんなに怖くはないよ(^o^)v -- 名無しさん (2013-08-03 22 26 00) え!?次、俺が鬼の番? -- N貴 (2013-08-05 13 57 58) ↑ いやいや、うちの番だから( ̄Д ̄)ノ 「僕の勝ち」の後、“ウフフ”って、笑ってる! -- 甘糖 (2013-08-17 16 27 32) ↑いやいやいや、次は私の番だかr(←殴 -- エレク (2013-08-19 09 39 49) 「艶聞」って何て読むんですか? -- 赤紫 (2013-08-19 16 28 22) 「えんぶん」だと思いまーす -- なーゆ (2013-08-20 13 07 17) ↑ありがとうございます! -- 赤紫 (2013-08-20 17 50 30) かっこいい曲来た~!!終焉の栞シリーズの中でも特に良い曲だと僕は思う。最高ーーー!♪♪ -- ★NAKAO★ (2013-08-28 11 30 23) サビが特に好き。A弥好きだわーw -- 紅 (2013-08-28 21 11 28) この曲かっこいい!一番最後の扉が開く?所が寒気がする・・・(ノД\lll)コワイヨー -- 名無しさん (2013-09-01 14 17 25) ↑閉じる音では? -- 名無しさん (2013-09-03 21 51 38) DVDに入ってる方のPVがめちゃめちゃ好きだ・・・!最高! -- 名無しさん (2013-09-06 23 31 27) ↑↑↑↑開ける音じゃね?そして「み~つけた」みたいな -- 名無しさん (2013-09-15 22 56 46) 好きだっ!!でも怖い。 -- 桜雪 (2013-09-16 18 05 34) やばいっすね! -- 薄氷 (2013-09-19 18 52 23) 怖いよぉ~もともと一人かくれんぼってやっちゃだめですよね? -- 乃之芁 (2013-10-04 15 23 17) そうですよー。自分で自分を呪っちゃう遊びですからねー -- 欺 (2013-10-05 23 42 52) とても、いい曲♪ かっこいい! -- 名無しさん (2013-10-06 00 19 06) 聞いてみたらイイ曲だね!(●^o^●) -- カンノ (2013-10-16 20 23 13) 僕の勝ちのとこでウフフって笑ってるとこ毎回リピートしてまうわ~w -- リカルド (2013-10-26 22 44 34) とても良い唄です!!孤独ノ隠レンボ 大好きです!!150Pさん最高!! -- 椎名 (2013-10-27 14 55 38) 怖いけど好きだあ -- aitann (2013-11-02 11 48 33) 怖いけど、かっこいいですね。 -- 春 (2013-11-19 17 06 54) 好きな唄です! -- 冬 (2013-11-24 18 08 50) かっこいいよぉー!(*^▽^)/ -- 汐莉 (2013-11-25 22 44 45) このきょく、ちょういい! -- 名無しさん (2013-12-14 12 24 52) CD版で「見つけ出したおとぎ話」の前の間奏にセリフ聞こえるのは気のせい? -- 名無しさん (2013-12-18 15 06 22) 初めて聞いたけど一瞬でハマった。 -- ハマった人 (2013-12-28 22 05 30)
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その1(続き) ID NNqOGm3v0 今日は女が学校を休んだ どうやら夏風邪らしい いつも季節を楽しんでるようなアイツでもこういうことはあるんだな というわけで今日は見舞いのため女宅に来た 女母「女ちゃん 愛しの彼が みえたわよ」 女「お母さん! 余計なことは いわないで!」 女母「起きてるようね どうぞこちらに」 男「お邪魔します・・・(お母さんも相変わらずだ)」 男「おーす女 風邪大丈夫か?」 女「大丈夫 朝より熱も 下がったわ」 男「ほらコレ 今日のプリントな」 女「すまないな 君には世話に なってばかり」 男「気にすんな 俺がしたくて してるんだ こんな感じか?」 女「・・・・・・」 男「あれ、なんか顔赤いぞ」 女「この顔の 赤みの故を 我知らず 熱の仕業か 夏の仕業か」 男「恥ずかしかったんだろ・・・? 本当は『君の仕業』ってとこか」 女「知りたれば わざわざ聞くな 意地悪め・・・」 ID 6FCduRw90 ~公園~ 女「……心より 貴方に捧ぐ 我が想い。されど貴方は 気づくことなく……」 男「ZZzz.....」 女「ひとまずは 寝ているコレを 起こす手を……」 女の手 握り締めつつ 振り上げる。 ID 6FCduRw90 ~教室~ 女「……如何にして この状況を 抜け出すか……」 男「コラコラ。神妙な表情してないで、お前も掃除しろっての(ホウキの柄で女の頭を軽く小突く」 女「君がいる……。なんと巨大な 障害か……!(ホウキを受け取り」 男「褒め言葉に聞こえねぇなぁ」 女「もちろんだ。褒めてるはずが ないだろう?」 男「テメ、このやろう!?」 舞う殺陣を 見られ説教 30分。 ID 6FCduRw90 ~グラウンド~ 女「不公平。なぜ彼女らは 走れるの?」 男「1、お前が運動オンチ。2、お前の足が遅い。3、お前が体力が無い。どれだと思う?」 女「嫌味かな? 選択肢には なってない……!」 男「無表情で声だけ凄い怒ってますね!? ちょ、勘弁!!」 インドアに 走れというのが 無茶なのだ。 ID 6FCduRw90 ~教室~ 女「雲流れ、のぞく太陽 影光……。イマイチすぎて 涙もでない」 男「自分の俳句にオチをつけるな(ペシッと叩く」 昼休み そんな一幕 晴れ曜日。 ID LHV6m/0f0 ~教室~ 女「……(水筒から茶を飲んでる」 男「なぁ、女。それって、緑茶?」 女「違うけど、それが一体 どうしたか?」 男「いや、何となく、女が飲んでるのって、緑茶や抹茶っぽいなぁ、と」 女「……偏見だ。何て偏る 見方だか(嘆息」 男「二回も同じ意味続けなくてもいいだろう!?」 麦茶飲み、潤う喉が また乾く。 ID LHV6m/0f0 ~女宅~ 女「必死だが? これ以上は 無意味かと」 男「い、いいや! まだ挽回の手がきっと、恐らく、多分……あるかなぁ?」 女「負けが嫌。それは分かるが もう無理だ……」 王将と 歩兵が数枚 打つ手なし ID RzX0MN380 男「驚いた女が追試以外だな」 女「私はな かならず英語で 落ちるんだ 」 男「何でまた英語だけができんのだ?」 女「それはだな 五七五で できないからだ 」 男「そこまではこだわらなくても良いのでは?」 ID LHV6m/0f0 男「五七五……あ、あれ? 何かなってないぞ?」 女「構わない。君がいるなら それだけで」 男「……言ってて恥ずかしくないか?」 女「言わせるか。そういう言葉、言わせるか!?」 男「耳元で叫ぶなっ!」 唯一の 五・七・五には ならぬ奴。 ID LHV6m/0f0 ~公園~ 女「(ベンチに座って、もぐもぐとタイヤキ頬張ってる)」 男「女。あんまり、がっついて食べるもんじゃないと思うぞ?」 女「……不意打ちで 食事の邪魔も いただけぬ」 男「ま、文句は言うな。で、俺の分は?」 女「そこの角 タイヤキ屋台 餡は粒。ちなみに私 カスタードでね」 男「……ちゃっかり、カスタードのを買って来い、と言ってるな?」 機会あり ならば頼むは お約束 ID LAABi8hs0 (テスト期間) 女「寒き夜に 解けぬ問題 肝ひやし・・・」 男「共に行かぬか 職員室へ?」 女「そこぞおる 先生のもとへ いざゆかん」 男「われらの悩みを 氷解せんと」 先生「国語の先生よんできてぇぇぇっぇええ!!」 ID xw/z/ELWO 女「好きだよと 話しかければ 好きだよと こたえる人の いるあたたかさ」 男「なんだって? 聞き取れなかった もう一度」 女「…わざとだろ 二度とは言わぬ キミに対して」 男「ふくれる君が いとおしくある」 女「…!」 ID xVFYEWzYO -日曜日- 最近女の様子がおかしいので気分転換に遊園地に誘ってみる。 男「女、ジェットコースター乗ろうぜ。」 女「…遠慮する 絶叫系は 苦手でな」 男「そうか…。じゃあコーヒーカップは?」 女「いいだろう それなら私も 乗れそうだ」 コーヒーカップからおりるとすぐに女は座り込んだ 男「だ、大丈夫か?」 女「まわしすぎ 気分が悪い 目がまわる」 男「ごめんな、とりあえずベンチのあるところに行こう。」 帰り道 男「今日は悪かったな、いろいろ引っ張りまわしちまって。」 女「別にいい ちょうど私も 暇だった」 男「じゃあ明日学校でな。」 遠ざかる 君の背中を 少し見て 家路に足を 向け歩く 女「君の顔見ると素直になれなくて言いたいことは他にあるのに」 男「…俺に言いたいことって何だ?」 女「…!」 男「いや、一人だと危ないかなって思って。」 女「…気付いたら思うはいつも君のこと好きになったと最近気付く」 男「…!」 女「嫌だろう こんな口調の 私なんかと」 男「…嫌じゃない ずっと前から 好きだった」 女「…!なぜだろうとても心があったかい君の言葉が心を包む」 ID LHV6m/0f0 ~水族館~ 女「水の道 魚は我を身 何思う……」 男「こういうとこまで来て、一句詠んでるんじゃないっての」 女「感謝した そのお礼にと 思ったが……」 男「気にするもんじゃないだろ。うん。俺が単純に女と来たかったわけだし?」 女「(フッ、と笑う)君の言う その優しさが 嬉しいね」 男「あんがとさん」 笑いあう この一時が 嬉しくて。 ID LHV6m/0f0 ~教室~ 女「男君。この弁当を プレゼント(弁当箱差し出しつつ」 男「……また嫌いな物があるのか?」 女「そうじゃなく、食べて欲しいの 他意はない」 男「別に取り繕わないでいいって……。ったく、今日は昼飯買ってあるし、嫌いな物だけ食ってやるから、後はお前が食えよ?」 女「違うから……。嫌い云々 勘違い」 男「はいはい、わかったわかった」 過去が今 手作りの意味 消し去った。 ID LHV6m/0f0 ~教室~ 女「……ここがこう、こうなっていて、これがここ(ブツブツ……」 男「五・七・五でブツブツ呟くな、気色悪い! ったく、一体、何やってるんだ?」 女「……何てこと。脳年齢が 51……(真剣に凹んでる」 男「そういうのを信用するか、お前は……?」 本当に 脳年齢を 計れるの? ID LHV6m/0f0 ~女宅・庭~ 女「落ち葉焚き 火に包まれる 作物よ。その身焼かれて 何を思うか?」 男「……たかが焼き芋焼いてるだけに、そこまで深刻そうな一句を詠むか、お前は」 女「何事も、気分が大事。そうじゃない?」 男「いや。別に焼き芋焼くのに、そんな深刻そうな気分はいらんのだが」 女「……感性が、君とは少々 合わないか」 男「焼き芋焼くのにいちいち深刻になる感性、ってどんなだよ!?」 パチパチと 爆ぜる火の音 立つ煙 ID t34m6ffx0 危険です 女「爆竹を 集めて楽し テロリズム」 男「犯罪はやめような」 女「闇鍋を 集めて楽し 誕生日」 男「頼むから変なもの入れるなよ」 女「なぜかしら こんなに胸が 苦しいの」 男「39℃も熱あるのに無理するなよ」 女「もう終わり 風邪こじらせて 心筋炎」 男「だから病院行けよ!!」 見せたくない 女「これはない いくらなんでも ひどすぎる」 男「ああっ!それは俺の歴代黒歴史集!!」 女「女でも 腹筋割れる 予感する」 男「やめれー!!」 ID lBZx5X750 『昼休み』 男「おっ 今日のA弁当はエビフライか」 女「エビフライ あぁエビフライ エビフライ」 男「・・・歌が安っぽくなってるぞ そんなに欲しいのか」 女「仕方ない 好物なのだ エビフライ」 男「だからと言って俺の貴重なオカズをだな・・・」 女「くれぬなら 君にくらわす エビ固め」 男「(力ずくかよ)」 男「仕方ない、今回だけだぞ ほら」 女「ありがとう さすが男だ 大好きだ」 男「・・・・・(ゲンキンな奴)」 女「硬くとも それを食すが またをかし(バリバリ)」 男「(しっぽまで食うほど好きなのか・・・)」 ID ojZg9xOi0 女「男さん 少し時間 良いですか?」 男「いいよ。」 女「この文と 乙女の気持ち 届くかな」 手紙を渡して走り去る女 女-この気持ち 言えるほどの すきはなく 夢の中で 思いを伝える- 男-夢の中 いつもあなたを 思いつつ 我慢ならずに 夢精してたよ- ID t34m6ffx0 遺伝子組み換え 女「配列を いじり回して 楽しいな」 男「変な生物作り出すんじゃないぞ」 女「大丈夫 元はあなたの DNA」 男「勝手に使うな!」 越えられない壁 男「ああ嫁よ どうかこっちに 来ておくれ」 男「娘らよ みんな愛しい 私の子」 男「パソコンが 壊れて終わる その命」 女「越えられぬ 次元の壁が 横たわる」 ある冬の日に 女「金が尽き油も尽きたこの部屋で歌詠みながら眠りにつこう」 男「おーい、生きてるかー?」 女「見上げるとそこにはなぜか君の顔私の危機を察して来たか」 男「あちゃー、水も電気も止められたのかよ。とりあえず俺の部屋行こう」 女「ありがたや ああありがたや ありがたや」 ID lBZx5X750 『帰り道』 女「・・・・・」 男「どうした?(さっきからずっと何か考えてるな)」 女「・・・・・!!」 男「なんだ?」 女「男君 社会の窓が 全開よ」 男「おわっ! 何でもっと早く言わないんだよ!」 女「うまいこと 歌にするのが 遅れたの こんな状況 初めてだから」 男「なんでもいいから早く言えって・・・ いつから開きっぱだったんだ・・・」 女「いつかしら 確か午前は a 男「やめろ! やっぱ言わんでいい!」 ID t34m6ffx0 独裁者 女「戦争も ボタン一つで 解決よ」 男「核兵器は使わないでくれ」 女「気に入らぬ この一言で さようなら」 男「怖すぎるだろ」 女「そう言えば なぜ私だけ太り出す?周りの人は痩せていくのに」 男「お前が民から搾取してるからだよ」 砂浜にて 男「つかまえてみろー」 女「つかまえた もう放さない 君のこと」 治療 男「あ、宿題忘れた」 女「居残りが 確定してる 馬鹿一人」 男「あ、弁当忘れた」 女「残念ね 私の分は もうないの」 男「あれ?俺の名前何だっけ?」 女「聞かせたい 馬鹿は死んでも 治らない」 ID t34m6ffx0 罪 女「賽銭を くすねてみれば 米ばかり」 男「米を賽銭箱に入れる人がいるからな」 女「CDを 他人の鞄に 放り込み 一人ゆうゆう 私は帰る」 男「迷惑な話だな」 女「転落死 本当は押した 人がいる」 男「……お前じゃないよな?」 女「あの事件 真相はもう 闇の中」 男「迷宮入りか……」 ポケット 女「ポケットを 叩けば増える ビスケット」 男「夢のある話だな」 女「ポケットに チューインガムと 夢を入れ」 男「古い歌だなずいぶん」 女「ポケットの 向こうはなぜか 4次元だ」 男「そろそろ打ち切られるのかあれ?」 女「ポケットに 大事な子供 カンガルー」 男「カンガルーの子供って本当に小さいよね」 ID t34m6ffx0 犠牲 女「毒見役 弁当食べて 即死した」 男「いったい何作った」 女「善人は 神に愛され 早く逝く」 男「美少女美少年もな」 女「黒魔術 今度は誰を 呪うため」 男「対象が俺でないことを祈る」 無意味 女「身につけた 資格がどれも 役立たず」 男「活かそうとしなきゃ駄目だろ」 女「大卒で ニートになった 脛齧り」 男「それでも親にとっては子供なのか……」 女「納豆で 食うその飯を まず減らせ」 男「好きなだけ食って痩せたらそりゃ病気だよ」 事故 女「雨の中 濡れながらなお 人を待つ」 男「ごめん、遅れた」 女「携帯は 電池が切れて役立たずできれば訳を話してほしい」 男「これ見りゃわかってくれると思うんだけど、バスが事故りやがってさ」 女「血に濡れた 白い上着と 君の腕」 男「ああ、言っとくけど俺のじゃない。一つ前の人が酷いケガしてさ、救助手伝ったんだ。 こんな格好でごめんな」 女「わかったわ 今日は素直に戻りましょデートできるわあなたの家で」 ID t34m6ffx0 願い 女「夢に見た 君と夫婦に なったこと」 男「どんなだった?」 女「ボロ屋敷 子供が9人 大家族貧乏だけどそれもまたよし」 男「頑張りすぎだろw 他には何かないか?」 女「周囲とは 隔絶された 片田舎」 男「それなら何とかなるかも」 女「この夢が 本当になれば いいのにな」 本音 女「本当は 疲れてきたの 五七五」 女「本当は 普通に彼と 喋りたい」 女「叶わない 魔の数字から 逃げること存在意義をなくしてしまう」 女「……」 パソコン 女「マニュアルも ヘルプもあてにならなくてできれば君に 教えてほしい」 男「あー、それはな、このボタンをクリックして――」 女「なるほどな よくわかったよ ありがとう」 女「レポートが 2時間かけた レポートが……!」 男「あわてるな……よいしょっと (Undo)」 女「感謝する 単位はこれで 安泰だ!」 男「まああれだ、こまめにセーブしておけよ」 ID 7CAaNajjO 登校中 男「それでさ~…」 女「本当に あなたの話は 面白い」 男「マジで?サンキュ!優しいのな」 女「男君 見上げてごらん あの空を」 女、空を見上げる 横断歩道でトラックが迫る 男「ちょ、女!危ない!」 ドン!男、轢かれる 女「・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・!」 病院、霊安室にて 女「見てごらん きれいな顔で 死んでるよ」 女「溢れ出す 伝えれなかった この想い 頬の涙はそのかわりかな」 ID t34m6ffx0 精神論 女「躓くも また歩き出す 一歩前」 男「根性だな」 女「悩むより まずやってみる 何事も」 男「“案ずるより――”ってやつか」 女「叩き込め 頭ではなく 体へと」 男「実際は運動を司る小脳の働きらしいけどね」 手料理 女「おいしいよ 君は料理が 上手だな」 男「たまには料理してみたら?楽しいよ」 女「毒物を 作り続けて」 男「言わなくていいよ、年がバレる」 女「材料を 殺し続けて」 男「早く食べないと冷めるってば」 不安 男「Zzz」 女「眠る君 無邪気な寝顔 宝物」 女「いつかくる 別れの時を 思いつつ 幸せな今かみしめている」 女「二人でも 乗り越えられぬ こともある」 女「この時に 縋りつくこと なきように 祈る私の思いよ届け」 ID LHV6m/0f0 ~教室~ 女「もう、だめよ……。私はここで 絶えるのね……」 男「まだだ、まだ終わりじゃない! きっと、大丈夫。大丈夫だ!」 教師「うるさい、そこ! 何を喋っとるか!」 男「演劇です」 女「練習を 欠かさぬこそが 秘訣なり」 教師「うるさい、今は授業中だ!」 文化祭 台詞合わせに 必死です ID xvHV5yT70 女「やるならば とっととやろう セックス!」 男「そうあせるなよ、どうしたんだよ?」 女「やらないの どっちだ早くしろ 言えよコラ」 男「意味わかんね・・・んじゃ、シャワーあびてくる」 女「遅すぎる~ こんなんじゃ私 幸せになれない 字たらず~」 男「・・・もうダメかもわからんね」 ID YHhQX/MX0 家庭科調理実習中 男「なあ、卵割っといてくれ」 女「殻を割り 中を覗き見 して見れど わが心には 白身はあらじ」 男「?」 ID MJiz+IiR0 女「やれるなら いますぐしよう 性行為」 男「ポカーン」 女「やりますか やりませんかと きいている」 男「・・・。」 女「遅すぎる これだと私 不幸せ」 ID MXA7dlb70 卒業を 前に控えて 立ち止まり 共に回顧す 一筋の道 女「思うほど 時の流れは 遅くなく」 男「回顧するのは 少しセンチだ」 女「……しかれども 巡る思いは 止め処なし」 男「何を思うか 聞かせてくれよ」 女「三年の 過ぎし月日が この胸に」 男「……その胸中に オレは何割?」 女「決まってる 全ての絵には 君の影」 男「ならば言おうか それは俺もだ」 女「本当に? 嘘はいらぬと 君に求むる」 男「瞳逸らさん 俺を信じろ」 女「知っている 君の思いは 私の思い」 男「ならば言葉は 既に意味なし」 女「ただ想う そのぬくもりを 今ここで」 男「……口付けならば やりましょう」 女「足りませぬ キスと抱擁 求めます」 男「それはわがまま 恥を覚える」 女「良いでしょう? 二人の時は 邪魔もなし」 男「……ああ仕方ない 我が恋人は」 抱き合いて 口付け交わす 影二つ 今より先も 永久に伸び往く 女「これからも 添いて進もう いつまでも」 男「言われなくとも 離す気はない」 ID MXA7dlb70 メールなら 遊べるはずだと 我思い 連ねし言葉 送る風景 男「この間やっと女が携帯を買ったんだ」 友「え、マジで? 女って携帯持ってなかったの?」 男「うん。まあ、見た感じからして女って機械音痴っぽいじゃん?」 友「あー、それはそうだな。なんたって常にリズムは五・七・五の人だし」 着信を 知らせる音色 鳴りまして 気付きますれば 手に取りませう 男「あ、メールだ」 友「さっそく女さんからじゃね?w」 男「噂をすればって? ねーよw」 女『帰り道 共に参ろう お茶屋さん ついに見つけた 理想の団子」 男「うわ、ホントに女だったw」 友「マジかw何だってw」 男「何か帰りにお茶しましょだって」 友「けっ! 放課後デートの約束かよ。いいなぁ。オレと代われw」 男「だが断るw」 男(『いいよ。じゃあ、一緒に食べに行こう。それにしても女って和菓子好きだよな』っと、返信はこんなもんかな。) 数分の 後に響くは 先程と 同じメロディー 女から 友「また女さんからだなw ラブラブじゃねーかw」 男「うっせw」 女『返信は 和歌のリズムで 願います でなくばもはや 心消え往き』 男「ちょwマジかw」 友「?」 ID TFUvdpU40 男「お、女!その五七五のリズムで俺をなじってくれ!」 女「馬鹿男 なんて下賤な 輩なの」 男「うぅっ!すごくいい!次は五七五七七ので頼む!!」 女「頼むなら もっと言葉を 選ぶのね 馬鹿な君には 難題かしら」 男「た、たまらんっ!!」 女「昨の晩 こんな卑猥な 夢をみた」 男「変な報告すんな それにしてもこの女ノリノリである」 ID qdcOvb3E0 このスレに 二作書いて 思いてし 国語楽しき これ最後。 掛詞 意図を悟れぬ 語彙力は 恋(故意)の難点 男ツンデレ? 女「男くん ちょいと質問 良いですか?」 男「何?」 女「先程の 古典の時間 関連で」 男「……いいよ。でも女は国語得意だろ? わかんない所なんかあったか?」 女「君ほどの 力は無いよ 私には」 男「過剰な持ち上げは嫌味だ。それぐらいわかるだろ、馬鹿じゃないんだから」 女「……そのような 意図はなかった けどゴメン」 男「で? 質問は何?」 女「『君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな』」 男「……ああ、義孝? 後拾遺集の歌だろ? それが何?」 女「この歌を 上手く訳せず 四苦八苦」 男「別にやる必要ないじゃん。どうせ次の時間に先生が解説してくれるだろ」 女「けれどでも 予習しとけば よりわかる」 男「……『「あなたの為なら死んでもいい」そんな言葉が嘘になる。 かわした心は変わらないけど、死んでしまったらもう逢えない。 少しも命惜しくないと思ったけれど、このまま君を見ていたい。 生き長らえて、いつまでも君とずっと逢い続けたい。』」(再生音量極小) 女「え、あ、待って! それじゃ聞こえぬ 声張って!」 男「……やだ」 女「……故意(恋)を知り 君に求めるその糸(意図)を 察し手繰りて 我を苛める」(再生音こちらも極小) 男「……もういいだろ、めんどくさいからあとは自分でやれ」 男立ち 離れる背中 眺めつつ 今の心境 書きて泣き濡れ 女「君が隙(好き) 見えぬ心は 不透明 今日も今日とて(凶も凶とて) 報われぬ日々」 ID iyDPg5GIO 暖かな春の日 ほとばしる汗 輝く笑顔 沢山の殿方の中でも 例え遠くても 貴方だけは一目で分かる 鞠を追い駆けるその姿に 私の胸はもう… 女『降り積もる この想いこそ 桜雪…』 …嗚呼、貴方を見ていると私h <ゴスっ!> 女性徒『せっ、せんせ~!女ちゃんがバスケットボールを顔面ブロックして立ったまま白目向いてます!』 教師『またなの…?もういいから放っておきましょう…』 女性徒『は、はい…』 ID S7adKGb+0 男「しまったな 弁当持つの 忘れてた」 女「仕方ない 弁当やるよ 男君」 男「おおマジか マジでサンキュー 女さん」 渡辺「おかしいな 私の弁当 どこだっけ~?(字余り)」 ID u986c+kA0 疲れ 女「年かしら 最近無理が きかなくて」 男「そういうことは40になってから言おうな。個人差はあると思うけど」 女「眠い目を 擦りながらも 徹夜する」 男「無理して起きてる必要はないぞ?」 女「眠ったら 私にかわり 保守してね ここがなければ 行くスレないの」 男「あー、保証はできないけどな。なるべくやってみよう」 星空 女「自慢した 娘を危機に 陥れ 椅子に座りし 母カシオペア」 男「エチオピアの女王だっけか。娘アンドロメダを自慢してポセイドンの怒りをかう」 女「蠍とは 相性悪い オリオン座」 男「蠍に刺されて殺されかけるんだ」 女「銀の矢で 愛しい人を 射ち殺し 涙に暮れる 処女アルテミス」 男「兄のアポロンに騙されたんだったか」 女「人間の 愛憎劇を 空高く 星々に投げ 星座を作る」 寒さ 女「白い息 昇って消える その先を 見つめる二人 小さな二人」 男「雪……降ってきたな」 女「その形 一つと同じ もののない 結晶が降る 静かに積る」 男「さっきレーダー画像を見たけど結構降りそうだ、部屋に戻ろう」 女「もう少し 冷たい空を 見ていたい あなたと共に 雪の降る中」 男「……もう少しだけな」 ID u986c+kA0 宇宙 男「中国が人工衛星ぶっこわしたよね」 女「宇宙にも ゴミ撒き散らす 愚かさよ」 男「星の光って、ずっと昔の光が今になって届いたんだよな」 女「故郷より 遥か彼方の 地球まで 達した光 確かな証拠」 男「あまりに遠い星だと、実はもう存在していないかもしれない」 女「死にむかい 輝き続け 滅びゆく あまたの光 しかと目に見ゆ」 男「安いから ちょっと欲しいな 月の土地 別に何にも 使わないけど」 女「……何にでも 値段をつけて 計り売り 人のものなど この世にはなし」 男「ちょっと待て、軽い冗談だろ、そこまで怒らなくても」 女「高すぎる 通行料が 払えない 月の兎が 悲鳴を上げる」 男「……ごめん」 女「格下げで 冥府の王と さようなら」 男「あれって結局どうなったんだろうな」 女「活火山 噴煙上げて 怒るイオ」 男「木星の潮汐力が原因だそうだ」 女「見てみたい 土星が水に 浮かぶとこ」 男「土星を浮かばせるのにどれだけの水が必要なことか……」 女「硫酸の 雨は地表に 届かない」 男「金星のことかー!」 女「不思議だな ソーラーパネル 埃取り いったい誰が してくれてるの?」 男「H.G.ウェルズの宇宙戦争みたいなタコ型宇宙人がボランティアで」 ID u986c+kA0 あなたは私にとって…… 女「休日に 一人で食うは カップ麺 侘しいけれど ありがたいもの」 男「女ー、いるかー?」 女「二人だと そこそこうまい カップ麺」 男「お前またインスタントラーメンか。少しは作れよ」 女「専属の 料理人いま 参上し その両手には 材料を持ち」 男「ほらほら、お前も立って。俺の後ろで作り方見て覚えなさい」 女「……朝食を 二人並んで 用意する」 男「まあたまにはさ 悪くないだろ?」 まったり 男「そうだ、リンゴもらったんだよ。食べる?」 女「温かな こたつに入り りんご食み 隣にあなた 言うこともなし」 男「……耳澄ませ 聞いてみようか 雪の音」 女「いつまでも 続くといいね この時が」 ID r0MhJ+3f0 女「・・・・・・・・・(読書中)」 男「女ー、また読書か?」 女「本を読む それはいけない ことかしら?」 男「いや、悪くはないけどさ・・・」 女「・・・はっきりと しない男は 嫌なのよ」 男「あー俺も構って欲しいなーなんて、アハハ」 女「恥ずかしい 言われる身にも なってよね・・・///」 ID TFUvdpU40 『女、転倒』 女「!!」 男「おいっ 大丈夫か?」 女「・・・・・」 男「痛かったのか? 涙出てるぞ」 女「なっ 泣いてない! 別に痛くも 無いからな」 男「あーヒザすりむいてるな 血が出てる どれ、おぶってやるよ よいっしょっと」 女「やめなさい! 人が見ている 恥ずかしい・・・」 男「怪我人は静かにしてろって」 女「・・・・・」 君の背と 心に感ず 温かさ ID HbbOuAda0 今年初めて雪が積もった日の朝、いつものように遅刻気味の僕。 君を待たせる並木道、走っていくと風が冷たく体温を奪われる。 いつもの場所にいくとしゃがんで何かをしていた君、 おはようと挨拶すると突然笑いだし、理由を聞くとこう言った。 「赤鼻の トナカイさんは 来たけれど 置いてけぼりの サンタクロース」 「そんなに真っ赤になってるか」 慌てて隠してみるも、しばらく君は笑ったままで。 「ところでしゃがんで何してたの?」 「男がね かなり待たせる ものだから ここで生まれた 兎が三匹」 「ありゃ、それはごめんな それにしてもかわいいな」 そうでしょ?というばかりの笑顔の返答。兎の鼻もちゃんと赤かった。 そろそろ行こうかと改めて学校への道を急ぐ。 それでも僕らはゆっくりで、君は空を見上げながら歩いてる。 「白い息 どんどん空に 上ってく 雲の子供に なるんだろうね」 「そしてまた 僕らの元に 降りてくる 今度は冬の 申し子として」 「そうしたら 今度は作ろう 雪だるま 二人で作れば きっと楽しい」 そうだね、そうしよう。僕ら繋いだ手を振りながら寒さに負けじと歩いてく。 感じてる 手袋越しの 体温を ID u986c+kA0 休日の昼下り 女「隣合い ただダラダラと 過ごす時 あと少しだけ 伸びてくれたら」 男「Zzz」 女「一日が 終わりゆくこの 寂しさよ 無邪気な寝顔 ただ哀しくて」 夕食 男「夕飯できたぞー」 女「面倒だ ここで一緒に 住まないか?」 男「……まさかお前に先を越されるとは思わなかった」 女「言う時は はっきり話す これ大事」 男「んじゃ1ヶ月後にな。とりあえず食おう」 女「今日もまた 星空見たい 二人きり」 男「ん?いいけど……」 終わりに、星空の元で 女「始まりと 終わりは常に 対を為す 再びいつか 出会えることを」 男「一日の終わりを詠むにしちゃ、ちょっと大袈裟だな」 女「温かな 君の隣は 私だけ」 男「……んじゃ、もうちょっとしたら部屋に戻るぞ」 今日もまた何一つ変わらない一日の終わり。 名前 コメント
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第1工区 Silent Valentine [螺]RaRa. monolith 04 Limited Sazabys 君となら… 1 Believe FNC[future] BETWEEN 2ND AND 3RD E.P. 1HORSE THE BLANK DISC 8ronix girl 8utterfly 逢魔ヶ刻 a little magic A/T/O/S A/T/O/S-ア・テイスト・オブ・ストラッグル shining about tess Hydrosulfate ACIDIC SOIL AJISAI BEST AJISAI State of confusion -混乱状態- AKIRADEATH Campanula Albion 桜BaByラブ(TYPE-A) ALLOVER AMAZON EP ALT MISS YOU SO MUCH Ant1nett ≪発売延期≫コンタクト ATB bandage AUBE I m ready AUTRIBE featuring DIRTY OLD MEN 月蝕/フタリノセカイ~black baccara~ AYA kick start ayumi shibata ≪発売延期≫Shurado Baal うたごえ喫茶アルバム ~たびだちのうた~ Baby Boo 日本-NIPPON- BAGNAG Honeymoon Bee Laboratory BREAKDOWN THE H8 BULLSHIT BEHIND THE 8BALL Sweet Dreams BIGMAMA MIX UP!!! BLOSSOM PRIVATE SIGN HYPER FOLK bonobos Archive I Boris onestage+ Bray me ハピネス Bundle of Joy Cinderella Call(豪華盤) CANDY GO! GO! 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Hmj姫っ娘5 SPIRAL TO VICTORY HOWLING Go Gagambo/Make a Sentence ICHI,レイチェル・ダッド モア・トゥ・ア・マン+2 II クロース Propelled Life IMERUAT Dark Becomes Light Ishige Akira テル・ユー・ホワット・アイ・ノウ J.J.テムズ LOVE IN ZIP-CITY JAMES HAVENS 2nd Nature Jazz Trombone Quartet VOLTZ Brand New Colors(A-TYPE) jewel*mariee いろはうた Transient Jikki Last A Lifetime J-ハイプ mofu EP Kalan Ya Heidi Both Faces Keiko Heart Seasons KLOOZ 未来少年少女(TYPE-B) KOBerrieS♪ THE MAN FROM NOWHERE KO-JI ZERO THREE REMIX TAPE KOJOE × OLIVE OIL 街十色 KONCOS 山 KORRUPTION -NEVER ENDING- KOSUKE THIS IS HARDCORE LEF!!! CREW!!! OKANE WO MOYASOU Les ANARCHO LOST Lillies and Remains rain ruin lucy+peter=esolagoto HOLOGRAM LYMRAM M.S.S.Phantom M.S.S Project MESSAGES MAC-G MAMBO AROUND THE WORLD MAMBO INN 口化ヶ番長 MAS OUTDRAW ATTACK MASANORI MIKAMI お帰りなさい MAYUMI 愛 ONENESS MC SODA ここにいるよ。/恋の風 MICHIYO Love Searching mimi-K Magical Show Invitation Mix Speaker s,Inc. ミカラデタサビ molls YIPSLIPS MONICA URANGLASS New dessert. Murder me myself Awaking to the Piano Dramatic My Material Season 桜雪/ミルク NAKA-Z 瞳の奥 NAKED YEGGS 冷静 nervous light of sunday Funky Lip(type-A) NEVA GIVE UP Nebular for Thirteen Ngatari Uprising NO EXCUSE nina nodamotoi 肯定の化学/風に吹かれて OLEDICKFOGGY Shake it up! ONE OPSB[WHEELS ON DENPA]REMIX BY YOUSUKE NAKANO OPSB SKAッと! OSAKA BB WAVE イン・クラシック~モーツアルトからの祭典 P.F.M. P.J.コルト P.J.コルト PIECE PIECE 慌てないで三十路マンボ/PEEK-A-BOO POISON DIS COVER POP DISASTER 教室、千切る.ep QOOLAND LP QUASISPECIES FOUR Fuckin 80 s Stupidity QUICKDEAD,TOO CLOSE TO SEE QUORUM QUORUM レディ・オア・ノット - r.i.o.パーフェクト・エディション- r.i.o. R.O.A.R.+2 R.O.A.R. national anthem of unknown country rabbitoo 迷い人 Reiko Erbschaft Resonecia Fauvic Re-Trick 完璧(パーフェクト)Freedom REZZ,江口拓也,前野智昭 ≪発売延期≫Mi far Yu RITTO ROCKIN G SESSION Session1 ROCKIN G Wasting Time Wasting Life ROMEOROCKS 「M」/foggy night Ru natic Flames Runs In Bone Marrow Next Message From The Man5 RYUHEI THE MAN 音の殺し屋 SAC Bed Room e.p. Saku Farewell sarabounce Dear… sayaka 20th century boys strike back SCUDELIA ELECTRO HugeWave/Silent Of SEMINYAK Segawa Tatsuya feat.Uyama Hiroto RE SENSORS Candyman Imaginarium EP Serph Days Shingo Nakamura Fiv Five(TYPE-A) Sick2 Page 2 Mind Over Matter SIMI LAB split SIRMO STAD,inthenaMEoflove toronja snoy 卒業アルバム2014 ~夢のPiece~ SO.ON project CLEAVE EP SOUL JAPAN SOULFLEX PRESENTS MILESTONE MIXTAPE SOULFLEX to growth,for growth sow クズレル SPANISH fly AXIS(アーティスト盤) STEREO DIVE FOUNDATION Melancholy apartment 103~眠りたいけど、眠レナイ~ stomach patrol. NOVAレボリューション StylipS Zigsaw Puzzle Sugami 3.6 MILK SUNSET BUS 361° SUPER BEAVER JUDGE SUPER PLUS SCRATCH YOUR WORLD SUPER SONICS Labyrinth Takashi Wada GOING BACK HOME THE BAWDIES mary bird milk The god and death stars LEM the LEM 1st~Debut From The Sky~ The Millibar3 ROCKTIONARY THE MODS ソングバード THE SARUBAND サナギプラクティス the tote Metalogics theCYCLE Are you inspriedd? THERE SHE GOES awakening Throwing a Spoon donburi toitoitoi ムーヴ・イット・ナウ TomoYuki ENVY AND JEALOUSY TRIGGAH ユラユラ【DVD付限定盤】 TTRE Piece(TVアニメ「お姉ちゃんが来た」サウンドトラック) TVサントラ Fighting Girl Twin2 Knocking… umbrella Unchained Medley UNIT7 全方位ジャック usual O.K. goodbye,old sport.ep vanellope Double Twelve VELVET EDEN 鏡花水月 Verge Liquid visions visions 一億分の一の奇跡 White Palette SENSE WISENESS WISESENSEI wonder wanderer WONDER HEADZ ミスターボーイ yammy mammy "激突"-The baddest sound clash of the year- YARD BEAT,BURN DOWN Change The World YASK Circle Waltz Yuko Shigeno SECOND INITIATION YUTA OKUHARA 第2工区 ギャラクティック・ズー・ドシエ アーサー・ブラウン キングダム・カム ビギン・ザ・ビギン アーティ・ショウ ルック・アウト アーティスティックス エッジ・オブ・ザ・ワールド~ライヴ・イン・ヨーロッパ アイオナ 麹町南大会議室 アイドルリーグ アイドル教室ヒストリー1 アイドル教室 とらぶるめーかー/めーきゃっぷ! あいまいみーまいん エレクトリック・バルーン アヴァ・ルナ 眠れない夜 アザブスミス ≪発売延期≫マイ・ランド・イズ・ユア・ランド アシュリー・ハッチングス エルネスト・デ・パスカル セカンドアルバム(仮) アップアップガールズ(仮) プレゼンツ・ジェイムス・グリーブ アディソン・グルーブ ロスト・イン・ア・プレイス・サム・コール・ホーム アビンデイル メイキングス・オブ アマリア トラッシュ アリス・クーパー シェルター アルセスト ソン・モントゥーノの王様 アルセニオ・ロドリゲス オール・ミックスド・アップ+4 アレクサンダー・オニール ソロ・ピアノ アレハンドロ・フラノフ タイムス プレイスズ アンディ・カトー フィッシュフード・ヴァーサス・バース・オブ・シャロン アンディ・フェアリー ≪発売延期≫ア・フォーチュン・オブ・ヒッツ アンドレ・ウィリアムス アンリ・ルノー・エ・ソン・オルケストル(トリオ・エ・オクテット) アンリ・ルノー コール・オン・ミー イヴリン・シャンペーン・キング ツインドラゴン イギリス人,流血ブリザード イケメン ズ イケメン ズ イシューズ イシューズ キリノセカイ IV イメージ・アルバム シベリウス 交響曲第2番 Op.43 インキネン(ピエタリ) アー・ユー・ゴーイング・トゥ・スタンド・ゼア・アンド・トーク・ウィアード・オール・ナイト? ヴァリーズ ウィアード・キッズ ウイ・アー・ジ・イン・クラウド Descending Dragon ヴィルタス・クァルテット ア・ニュー・デイ ウィンストン・マカナフ フィクシー シング・ザ・ベスト・イン・ザ・カントリー ワーズ・アンド・ミュージック エイムス・ブラザーズ ≪発売延期≫ティル・デス エステティック・パーフェクション コレクト・ビヘイヴィア エターナル・サマーズ ブギ・マイ・ブルース・アウェイ エディ・クリアウォーター ザ・バラッズ・オブ・エディ・コクラン エディ・コクラン シンプリー・エディット・ピアフ エディット・ピアフ ソーニョ エミー・ツェン シンプリー・エラ エラ・フィッツジェラルド ジ・アウトサイダーズ エリック・チャーチ Forbidden Love エルム レフュジーズ エンブレイス トゥー・ソングス・フォー・ダンス+ステア+スロウン EP オーラヴル・アルナルズ からすのうた おぐまゆき WE ARE!!! オズ エヴリバディ・アップ オハイオ・プレイヤーズ センシズ オマール・ソーサ ≪発売延期≫ブラジリアン・ビーツ2 オムニバス ウインドアート出版 八木澤教司 吹奏楽作品集 Vol.2 オムニバス(クラシック) ニュー・ソング オメル・アヴィタル Bittersweet オルゴール サイハテ・ソングス オワリカラ ヒット・イット・オア・クイック・イット ガール・トラブル ザ・ウォーターズ・ウェイ カイソン アフリック カウント・ベイシー・アンド・ヒズ・オーケストラ センド・ミー・ユア・ラヴ カシーフ HISTORY OF K.T. カタコト ザ・サード・ワールド ガトー・バルビエリ コンプリート・トリオ・イヤーズBOX(完全受注生産) かまやつひろし 12st かりんとう ゴーイン・トゥ・ザ・デルタ キム・シモンズ サヴォイ・ブラウン SUPER CITY PUNKS キャノンボール スプリング・イズ・ヒア ~ロブスター・レコーディングス キャロル・スローン Flowers ~The Super Best of Love~(初回限定盤A) ギルド ムーズ・オブ・フューチャー・ジョイ グイド レディオグラム グウィン・アシュトン BIG DEAL クールスR.C. クラウデッチ・ソアレス クラウデッチ・ソアレス ≪発売延期≫マターズ・オブ・マインド,ボディ・アンド・ソウル クラン・オブ・ザイモックス ホーン・オブ・プレンティ(2CD) グリズリー・ベア ロンゲーナ グリッドリンク アルルのサックス展覧会 ウォルタイム・トラベル クワチュール・ベー ニシノユキヒコの恋と冒険オリジナルサウンドトラック ゲイリー芦屋 Ar nosurge Genometric Concert BOX set(初回限定生産) ゲーム・ミュージック プロフィール ケン・ローズ 繋がってる夜空 コウ ヴィジョンズ・オブ・エクセス ゴールデン・パロミノス しまねっこのうた ことのは キラー・フロム・ザ・ウエスト コネホ 第66回全日本合唱コンクール全国大会 ライヴCD「2013 ハーモニーの祭典」大学職場一般部門 Vol.1「大学ユース合唱の部」 コンクール エレメンツ コンペンディウム R R EXPLOSION IN HIBIYA ザ・クールス デンジャラス・ゲーム! ザ・クライ! ロー・アンド・アライヴ・イン・コンサート・アット・マーリンズ・ミュージック・ボックス ザ・シーズ インナー・ファイヤー ザ・ソウル・ジャズ・オーケストラ クロース・トゥ・ザ・グラス ザ・ノーツイスト 3 ザ・ビートモーターズ クードス・トゥ・ユー! ザ・プレシデンツ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ ザ・ブロウ ザ・ブロウ ヒア・ノー・イーヴル ザ・ベイカー・ブラザーズ ザ・ロング・ウェイ・ホーム ザ・マジック・シアター ライヴ ザ・マンフレッズ リデンプション・フォレスト ザ・ミスティズ ロック・ギター・バトル 71 ザ・ロック インベイダーズ Card of the Future サイキックラバー×Suara ラグナロク(Type B) サウイフモノ タンゴ・デ・ブエノスアイレス サッコ香織 アート・イズ・ホエア・ザ・ホーム・イズ... サブスタンシャル サム・ロイド サム・ロイド ヘイ・デイドリーマー サリー・セルトマン ≪発売延期≫劇場版『TIGER BUNNY -The Rising-』オリジナルサウンドトラック サントラ ワンダーランド シーイーオー ガール・ドント・ケア+2 ジーン・チャンドラー プラージェ ジェイムソン My Road~ジェリー藤尾55周年記念アルバム ジェリー藤尾 閖上桜 しおり シック・チーム・ツー シック・チーム アイ・エンジョイ・ラヴィング・ユー シドニー・ジョー・クォールズ ピープル・オブ・トゥモロー シトラス・サン ザ・ベール シミアン・ゴースト 撃砕 ジミー・ジョンスン・バンド ザ・コンテンダー ジム・キャパルディ ウィスパーズ ジャッキー・ウィルソン ジャック達10th ANNIVERSARY ALBUM「Forbidden Jackfruit~禁断のジャックフルーツ~」 ジャック達 ホルン・シグナル ジャパン・ホルン・クァルテット モダン・ハート/ウーマン・イン・フレームス シャンペーン ザ・ファヤ ジョー・ドリスコル セク・クヤーテ ロードレス・トラベル ジョセフ・ハマー ≪発売延期≫ノ・ミ・ケイジョ・デ・ミ・エストレラ ジョナサン・リッチマン マン・オン・ザ・インサイド ジョニー・セイルズ ユー・キャン・ドゥ・ベター ジョニー・フォリナー Hydro human ジラフポット ファック・オフ・ゲット・フリー・ウィ・ポア・ライト・オン・エヴリシング シルヴァー・マウント・ザイオン・メモリアル・オーケストラ ライヴ・イン・デトロイト スーザン・トボックマン ≪発売延期≫31 スピリッツ スケアマイスター 4人目の犠牲者 ズッファンティ いちころモーション♪ ステーション♪ チャーリー・アンド・エドナ ステファン・ツァピス ブラッディ・フレンチ ステファン・ポンポニャック タイム・ムーヴス・オン ストラット TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』2ndシーズン 挿入歌シングル2 Sexy Style すなお・ゆな・れみ・わか from STAR☆ANIS ブラック・スノー・2 スノーグーンズ ザ・ベリー・ベスト・オブ・スパンキー・ロコ スパンキー・ロコ ア・グループ・コールド・スミス マイナス・プラス スミス ニューポート・ブルース スリーピー・ジョン・エスティス ウォーム・ハーツ・コールド・ハンズ セーブ・エンズ セガン・セカンド~アナタンダン セガン アナドル・ロックの歌姫 セルダの世界VOL.1 セルダ シャムロック・シティ ソーラス ハワイアン・ギターの王様 ソル・ホオピイ ナッシン・バット・ブラッド ソルヴァント シェイクダウン・オン・サルヴェイション・ストリート ダーティ・デイヴ・オスティ イルミネーション タイ・バーホー イッツ・オール・イン・ザ・ゲーム タイロン・デイヴィス 世界平和とオムライス タカダスマイル E J ダグ・サベージ ア・ソング・フロム・ゼア ダニエル・ザボー グラヴィタス タリブ・クウェリ アイ・ニード・ア・ホリデイ ダン・ペン Prologue ちびドラマー☆Yuki♪ ジ・ユニーク-ザ・ラスト・セッション チャールズ・ミンガス カミン チョコレート・ミルク つしまみれまみれ つしまみれ ザ・スミソニアン・フォークウェイズ・コレクション デイヴ・ヴァン・ロンク セックス,ビア ブレイクダウンズ ディザスターキッズ エンマー~灼熱の風~ ティナリウェン ザ・ラディクル ティム・デラックス ≪発売延期≫ミッドナイト・ブルー ティンズリー・エリス アイスランド・インターヴァルズ デス・ヴェッセル アー・ユー・キディング・ミー?ノー. デストレイジ ザ・インフィニティー・ダブ・セッションズ デッドビート ポール・セント・イレール ライフサイクルズ デブラ・デッブス デュアルボイス デュアルボイス アライヴ テリー・キャリアー イッツ・アバウト・タイム テリー・クラーク ピラミッドをぶっ壊せ! どついたるねん フライ トニー・モムレル ドッペルゲンガー 98 ドラゴンチョップ 10年初恋 after the marriage 砂原陽也 ドラマ トリオ・フアレス+2 トリオ・フアレス+2 ザ・クロニクルズ・オブ・ナーニア ナーウルブス ラヴ・シーンズ 豪華版 ナイト・クラス テーマ ナイトムーヴス 離場有浮II(Reverb II) ナスノミツル 四季彩コントラスト ナナイロ なゆ なゆごろう アットレスト ネダヴィーン デフィニション・シックネス ノー・バード・シング ユー・アー・マイ・スターシップ+オーオリアン・ドリーム ノーマン・コナーズ ノー・エクスキュージズ ノット・アヴェイラブル ライヴ バークレイ・ジェームス・ハーヴェスト ウォーク・オン・ア・タイトロープ パーシー・メイフィールド ヘヴン・アンド・ヘル ハーシュ・リアリティ ≪発売延期≫リビールド・ボリューム 1 ハードウェル ソー・マッチ・フォーエバー バイク・フォー・スリー! ホールド・ザット・トレイン バイザー・スミス ジュリエット・グローヴ パイパーズ バマ・ピ パグス・アトムズ フェイス・トゥ・フェイス パスカル・シューマッハ,ジェフ・ニーヴ 冒険はじまる。 はちきんガールズ エストイル・ネイアント パテン エージェント ライアン パトリック・ドイル さくら・桜・SAKURA パラレルドリーム マヤ・20th・アニバーサリー(Ltd・Ed・ナンバード・3・ディスク・セット) バンコ・デ・ガイア コレクターズ・シリーズ ピーター・ホワイト ≪発売延期≫オール・ソウルド・アウト(デラックス・エディション) ピート・ロック CL スムース 血圧が下がる音楽 ヒーリング 三十万人 ヒグチアイ パイニー・ウッズ・ブルース ビッグ・ジョー・ウィリアムス 半パン魂 ヒャダイン 君と世界の歌 ひらくドア エベレスト+ ファースト・レイト・ピープル スパン・アウト ファット・スチューピッズ レッツ・ゴー・エクスティンクト ファンファーロ イフ・ノット・フォー・ザ・デヴィル フェイト カスピの詩人 フェルト ゴールデン・オールディーズ フォーカス インサイド・ザ・ハット フォーミュラ キャラメル・アームス フォレスト アナザー・ロング・ナイト・アウト ブライアン・カルバートソン DJキックス ブラント・ブラウアー・フリック チェーン・アンフィニ・+ フリー・モラル・エージェンツ イェー・ライト ブリーディング・レインボウ アニマル・シーラム プリンス・ポー フル・フォース フル・フォース スペース・レース ブルー・モード Dear my friend フルーティー■ ヴァリエイションズ・オン・ア・レディ フレアーク 13恐怖症(エクスパンデッド・エディション) プレザン ≪発売延期≫ダーク・デイ・プラス・ライヴ・イン・ベロナ(1977) フレッド・アンダーソン・カルテット ベイビー・ボーイ フレッド・ヒューズ ウォー・ルーム・ストーリーズ ブレトン ザ・ロックフィールド・ファイルズ フロスト* カルト ベイサイド アンサング・ジ・アルバム ベイビー・バッシュ ダンスマスター ベイビー・ローレンス ノー・ラブ ペーパームーンズ ザッツ・ホエア・アイ・ケイム・イン スタンダーズ レリティーズ ペリー・コモ ハリケーン・アワー ベンジャミン・ウォルフィッシュ 東京の夜はネオンサインがいっぱいだから独りで歩いていてもなんか楽しい ペンネンネンネンネン・ネネムズ チャイルド・ソング ヘンリー・ロウザー・バンド ロス・リーダーズ ボイラーマン ウィー・アー・エキサイテッド・アバウト・エヴリシング ボーイズ・ボーイズ・ボーイズ! ラヴ・トゥ・ギヴ ホールズ アワ・カインド・オブ・ボサ ボサクカノヴァ モアイの夜明け ポニーテールリボンズ ニュー・クラリネット・イン・タウン ボブ・ウィルバー ディープ・ダウン・ヘヴィー ボブ・ダウンズ イースタン・ムーン・ライジング ボリス・コヴァッチ ラ・カンパネッラ スクリーム 2 マーカス・シュルツ パッチワーク マイケル・ブラント ノック・アウト マジー・ジョセフ ハルフスラアプ・II/スティルトトウネン マシーンファブリック ファー・ウエスト マスター・ミュージシャンズ・オブ・ブッカケ たべまショータイム マックル POPCOCOON マヒトゥ・ザ・ピーポー カヌ ママニ・ケイタ マルセル・ミュール・サクソフォン四重奏団 1960 マルセル・ミュール・サクソフォン四重奏団 とまどい→レシピ みかくにんぐッ! 赤 メカクシ フリー・ザ・ユニヴァース(期間限定廉価盤) メジャー・レイザー ジェネレーション・ナッシング メタル・チャーチ MENTANPIN めんたんぴん イッツ・プロナウンスド・モーション... モーシャン・ワーカー LOVE SONG~Sweet J-Ballads~ モニーク ビトウィーン・プレイセズ ヤング・ドリームス 燐光 ユニヴェル・ゼロ JAPARIDDICK ヨンバルカン 3 ラ・ラ・ラブ・ユー ウインタージャム ライムベリー ラジオCD「iM@STUDIO」Vol.9 ラジオ・サントラ シンプリー・ラット・パック ラット・パック ノー・ワン・ホーム+4 ラロ・シフリン WA DA CHI ランスーウー ザ・グッド,ザ・バッド・アンド・ジ・アップセッターズ・ジャマイカン・エディション リー・ペリー ザ・アップセッターズ イマジン・ザット リカルド・アバクロンビー ホーボー・ハウス リクオ ≪発売延期≫サムウェア・エルス リディア・ラヴレス イカネバの娘~Love Soldiers~[A-Type] リンクス テオダウルス・レックス・EP ル・ヴォリューム・クールブ チャーチズ・スクールズ・アンド・ガンズ ルーシー オー・マザー レイチェル・ヴァン・ザンテン 真っ黒な光 レイト レイナード・シルバ レイナード・シルバ トランセンディング・ザ・ブルー・アンド・ドリフティング・イントゥ・リヴァース レインオーヴァー @レヴァランド_メイカーズ(廉価盤) レヴァランド・アンド・ザ・メイカーズ レヴォリューション・ロード レヴォリューション・ロード ブエノスアイレスの四季(アストル・ピアソラ) レオナルド・ブラーボ レキミ レキシ レッドアイ レッドアイ イン・マイ・ヘッドフォンズ レディ・デイジー 幼き頃の夢の影、瞼に未だ消えず レンダ キュリオシティーズ ロード・エコー リターン・オブ・ザ・ファンキー・マン ロード・フィネス カンバセイション・ウィズ・クレイグ・テイボーン・アンド・キカンジュ・バク ロスコー・ミッチェル ロッキー・ロバーツ エアデールズ ロッキー・ロバーツ エアデールズ アストラル・トラヴェリング ロニー・リストン・スミス バマコの夜 ロビ・トラオレ 性春グラデュエーション ロマンシング性 ブラックスティック ロン・オドリッチ トゥルーリー・バッド ロン・バンクス ロンダ・クラーク+4 ロンダ・クラーク レット・ザ・リズム・ヒット ワーディーソウルスピーク YOUNG! ワタナベフラワー セツナサクレツ ワンネス A.ステッファーニ 2声のための室内カンタータ集 阿部早希子 Happy Garland 伊藤かな恵 BAD MEDICINE BLACK+WHITE VOL.5 柳遼太 伊藤健太郎 花咲くあしたオリジナルサウンドトラック 井筒昭雄 ロックンロール・ファンタジー 宇宙まお 連続ドラマW「血の轍」オリジナル・サウンドトラック 羽岡佳 雪月花 永山尚太 Brasilian Groove featuring Mina Yamano 永田ジョージ,露木達也,山野ミナ ひとりぼっちのniyago 遠藤賢司 偽りの美しさ 遠藤孝 映画「土竜の唄」オリジナルサウンドトラック 遠藤浩二 You Set Me Free 塩谷達也,塩谷美和 チヨとベンチャーズとレオ・ビーツ 奥村チヨ 無限 奥田美和子と天野月 TRUSTWORTHY 岡安芳明 Soul Summit!-Live at Mr.Kenny s 岡崎好朗 ジェイ・トーマス・クインテット 敏感なアンテナ 岡本愛梨 ALICE=ALICE Vol.05 キング 下野紘 Basic(TYPE-A 初回限定盤) 花少年バディーズ ブレーン・コンクール・レパートリー Vol.2「彩雲の螺旋」 海上自衛隊東京音楽隊 HARDを何十乗させたら光の粒が降り注ぐのか? 灰野敬二+藤掛正隆DUO Show和 VOL.1 葛城ユキ FOOL THE WORLD 茅原実里 ココロノスキマ 危ない女の子シスターズ 『アイドルマスター ミリオンライブ!』 THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE 11 菊地真(平田宏美),双海真美(下田麻美),島原エレナ(角元明日香),舞浜歩(戸田めぐみ) ORIGINAL SELECT 吉野勝巳 おふくろ/伊香保挽歌 橘あきら この手が奇跡を選んでる 宮守女子高校,永水女子高校,姫松高校 間抜け 宮城達矢 Double Ax 橋渡し 4大B プラス ブルメンフェルドによる舞曲集 橋本京子 大正浪漫 ~禁断の恋~ vol.1 陸軍少尉の彼 興津和幸 ハルノウタ 極東ラヴァーズオーケストラ ヒンデミット ヴァイオリン ヴィオラ・ソナタ集 作品11 桐山建志 華ノ幕末 恋スル蝶 第四夜 坂本竜馬 近藤隆 NATSUMI 金田康平 『IS インフィニット・ストラトス 2』イグニッション・ハーツ 主題歌集 栗林みな実,篠ノ之箒(日笠陽子),セシリア・オルコット(ゆかな),凰鈴音(下田麻美),シャルル・デュノア(花澤香菜),ラウラ・ボーデヴィッヒ(井上麻里奈) ソプラノ歌曲アリア集 初恋 桑原瑛子 隙間三業 隙間三業 『IS インフィニット・ストラトス 』オリジナルドラマシリーズ Vol.7 feat.更識楯無 更識楯無(斎藤千和) ROCKSII 甲斐バンド よどみに浮かぶうたかたは 荒川ケンタウロス 新撰組血魂録 勿忘草 第七巻 斎藤一 高橋直純 佐倉綾音 Ayane*LDK DJCD Vol.2 佐倉綾音 光 佐藤未帆 Re 作人 TVアニメ『黒子のバスケ』キャラクターソング SOLO SERIES Vol.15 桜井良(島■信長) THE WALK/wktk(ワクテカ)ラバーズ 三浦祐太朗 IDREAM 山口活性学園アイドル部 アザー・チャイニーズ・フォーク・ロック・アンセムス 山人 The Red ~ itikura remix works 2011-2014~ 市蔵 ツキウタ。シリーズ 「デュエットCD(虹原ぺぺろん×年少組2)・イノセンシア」 師走駆(梶裕貴),如月恋(増田俊樹) アドベンチャー!危機一髪! 私の思い出 TVアニメ『黒子のバスケ』キャラクターソング SOLO SERIES Vol.16 紫原敦(鈴村健一) 一番大切なもの/ありがとう 児玉国弘 FATE 寺地美穂 #ゆーふらいと 寺嶋由芙 ファンファーレ・フォー・トウキョウ ~東吹 50th Anniversary~ 汐澤安彦,東京吹奏楽団 TELE○POTION 七尾旅人 恋よ、さようなら 初音階段 “朝日のようにさわやかに/実録・スケバン小唄" 渚ようこ あなたと猫とピアニスト 小西真澄 早春賦 日本の歌曲選2 小川明子,山田啓明 ウェーバー クラリネット協奏曲全集 小倉清澄 FANTASTIC TUNE 小野賢章 TVアニメ『Free!』キャラクターソング デュエットシリーズ 003 松岡凛,竜ヶ崎怜 松岡凛(宮野真守),竜ヶ崎怜(平川大輔) DUO Vol.4 松山冴花,津田裕也 あちたりこちたり 松山隆宏 with TANK宮本 満月の凱旋 松田由衣 めいこいキャラクターソングシリーズ ロマネスクレコード 其ノ壱 忘却イルミネヰト 森鴎外(浪川大輔),菱田春草(KENN) ORBITAL LINE 真崎エリカ 真恋物語 真渕りか BINKAN■あてんしょん 神前美月(橋本ちなみ),寿日和(小倉唯),桐谷雪那(金元寿子) 忍び、恋うつつ音楽篇 杉浦勇紀 RADIO PLANET 西郷葉介 運命の彼のメロディ 西村哲也 反省します。 西沢和弥 Summer Flavor 斉藤利菜 前夜 石川智晶 NHK木曜時代劇「鼠、江戸を疾る」オリジナルサウンドトラック 川井憲次 シンガー ソング ランナー 川畑アキラ 負けてもいい 泉水いづみ 迷宮ルナティック 浅葉沙織 やくそく/きみ時々ハート 前田彩里 それはぼくぢゃないよ 曽我部恵一 パピプペポ 装置メガネ Phenomenal World 大城真 夜の慕情/今切の渡し 大北健二 GLORY 大北汐里 ICHIRO PLAYS SOUL MUSIC JAZZ LIVE 大野伊知郎 Control-S/Love.Force.One(Type A) 滝口成美 with Control-S 遊びぐせ 谷本耕治 Zeitraum 竹村延和 clair-obscur 中島ノブユキ 水のない海 潮田雄一 PLANET REVOLVS 超時空アンドロイド-PIECE- なでなでCD vol.4 お医者さんがよしよし 鳥海浩輔 祭なう(TYPE-A) 伝染歌謡一座バラッド 明治の壮士演歌と革命家 土取利行 愛しいキミへ 藤梶 full bloom 藤原さくら より深く、より華やかに~藤波結花 ピアノリサイタル 藤波結花 超センシティブ 突然段ボール Buddy Buddy Fight! 奈々菜パル子(徳井青空) E=mc2 入野自由 erika 梅田えりか ムソルグスキー 展覧会の絵 他 白石光隆 ただいまの約束 半崎美子 新・悲路世界 悲路 ポラロイド 被写体X JEHOVAH GOD 尾崎友直 やっくんBEST 美女♂menZ 桜舞う町で 普天間かおり,村井敏朗 99.9 武装衝突 ニュー・アレンジ・コレクション Vol.11 《ミュージカル「レ・ミゼラブル」より》 武田晃,樋口孝博,陸上自衛隊中央音楽隊 キリストの復活 ~ゲツセマネの祈り~ 武田邦彦,田端直美,福岡工業大学附属城東高等学校吹奏楽部 はじまり 福島真砂 signal 分島花音 オマージュ・ア・ショパン 平澤真希 はるばる 朋郎 みんなひとりぼっち/one by one 北広アキ Hardcore Chiptune.lsdsng 撲殺少女工房 初恋ごころ 堀川直裕貴 プレイズ ショパン エチュード 作品10 25 本尾かおる My Starlit Point 麻生夏子 DANCE STEP 夜の本気ダンス VANQUISH BROTHERS 第伍夜 ミツナリ 野島健児 踊ってはいけない国EP 踊ってばかりの国 ジュニアバンドのための「金管バンド・吹奏楽曲集3」 陸上自衛隊東部方面音楽隊 『神様のカルテ2』オリジナル・サウンドトラック 林ゆうき パラレル・ピクチャーズ 鈴湯 朝を待つ 惑星のかぞえかた 竹林パワーの夢 濱口祐自 UNISONIA(アーティスト盤) TRUE
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[部分編集] 東方旧作とはかつてZUNがPC-98で発表していたゲームシリーズ「東方project」である。 現在製作されているWin版の東方projectと区別するため「東方旧作」あるいは「旧作」と呼ばれる。 「上海アリス幻樂団」設立前にZUNが所属していた東京電機大学の非公式サークル「Amusement Makers」で制作され、イベント出品時に「ZUN Soft」というブランド名で領布していた。 現在は全て非売品となっており、ZUNも再び頒布するつもりはないと公言している。 [部分編集] 概要 ZUNは元々PC-98版の東方を製作していたが、怪綺談を最後の作品として発表し活動を停止した。その後4年のブランクを経て、サークル名を上海アリス幻樂団と改め活動を再開して製作されたのが東方紅魔郷である。 ちなみにそのブランクの間に西方projectの製作に携わっている。 東方はタイトーのゲームである「奇々怪界」や竹本泉の作品に影響を受けていることが知られているが、旧作では特にその傾向が濃く出ている。 特にこの東方シリーズを発表する前に未発表のタイトーキャラを登場させたゲームを制作していたらしいのだが、 この時「奇々怪界」の主人公の巫女である「小夜ちゃん」のテーマ曲が「東方怪奇談」であり、これが東方の名前の由来となった。 Win版最初の作品である紅魔郷では旧作最後の作品である怪綺談までの設定を一新しているとしており、世界観も大きく異なっている。 ただし霊夢など主人公を始めとして旧作のキャラやネタがWin版にも見られたりと、ある程度影響も与えている。 またシリーズ番号はWin版に入っても旧作を入れてカウントされており、紅魔郷の時点で6thとしている。 二次創作では公式以上に旧作の存在を重視する傾向があり、旧作特有のキャラやネタをWin版と関連付けたファンアートも盛んである。 クッキー☆でも旧作に関連したネタが見られ、また旧作キャラを登場させたクッキー☆も存在する。 しかし著作権が現在もAmusement Makersにあるため、万が一を考えて避けている者も多い。 [部分編集] 世界観 Win版と比べると細かい舞台設定は見られず「幻想郷」という地名もなく、代わりに「とある東の国」などと呼ばれる世界を舞台としている。 幻想郷のような外の世界と隔てる結界のような設定も見られず、隔離された世界なのかも定かではない。ただし西方projectでは東方旧作の外側に西方の世界が広がっているかのような描写が見られた。 またWin版ではお互いに傷付け合うことを避けるために「スペルカードルール」に基づいてゲームによる勝敗で戦っているという設定であるが、旧作ではそういった設定も見られず、実際に生死を分けるようなシビアな戦いも見られる。 二次創作ではWin版の過去の世界という扱いが主流で、キャラの過去の話などに旧作キャラが登場する場合も見られる。 またスペルカードルールが存在していないという設定を受けて、妖怪と人間が死闘を繰り広げる修羅の時代と言った扱いも見られる。 その為ゲーム難易度もあってか全体的にWin版のキャラよりも強力な存在と言った設定となることも多い。 [部分編集] キャラクター 主要キャラ 博麗靈夢 Win版と違い霊が旧字体になっている。今とカラーリングも異なるが、これは使用できる色に制限がある旧作において黒は背景と被りやすいため、靈夢に限らず旧作のキャラは黒など暗い色を避けてデザインされている。 デザインも全体的に今よりも巫女らしい姿をしている。 怠け者で自分勝手な性格は同様だが、現在と違い空を飛ぶ能力が修行不足が祟り習得できていない。その為基本的には玄爺に乗って空を飛び、玄爺のいない靈異伝に至っては歩きの為左右にしか移動できなくなっている。 代表的なキャラ むぎ、ヱリカ 玄爺 空を飛ぶ能力を身に付けた年老いた亀。靈夢に捕まり乗り物として勝手にこき使われている。靈夢の事も「ご主人様」と呼ばされている。 ただ面倒見の良い性格なのでなんだかんだ靈夢の保護者のような存在として上手くやっている。 現在は霊夢が空を飛べるようになったことで役目を終え、博麗神社の近くで過ごしていることが示唆されている。 初登場となった封魔録でのみ台詞が用意されているが、夢時空以降もちゃんと靈夢の乗り物として登場している。 [部分編集] 東方靈異伝 東方project最初の作品。STGではなく変則的なブロック崩しとなっている。また敵の名前は全て英語になっている。 靈夢がボールである陰陽玉を攻撃によって打ち上げるバーとなり、ブロックや敵を倒していく。 この作品では異界の者は強力なマジックアイテムである陰陽玉でのみダメージが与えられるという設定で、 靈夢の攻撃は敵の攻撃を打ち消すことはできるが、敵へは陰陽玉とボムでしかダメージを与えられない。 さらに靈夢がちゃんと攻撃を当てないと陰陽玉を打ち上げる事もできないため、陰陽玉に当たって自滅してしまうことも多々ある。 システムが特殊すぎるため一概には言えないが、東方シリーズでもトップクラスの難易度を誇ると言えるだろう。 ZUNは自作の音楽を公開する方法としてゲームを作ろうと思い立ち、一からプログラミングを学んでこの作品を制作した。 元々は格闘ゲームを作りたかったが技術が足らず、妥協案としてこのような特徴的なブロック崩しが作られたらしい。 その為かこの作品の靈夢の攻撃は巫女とは思えないアクロバティックな体術が多く見られる。この技は後に黄昏フロンティアと製作した格闘ゲームにて霊夢の技として受け継がれている。 二次創作においては記念すべき1作目とは言え現在の東方とは雰囲気が大きく異なるからか旧作内で見てもかなりマニアックな部類である。 旧作キャラの中でも特にファンアートが少ないが、逆に靈異伝のネタを上手く扱えばそれだけで玄人感を出せる。 SinGyoku 5面ボス。日本語に直す場合は「シンギョク」とする場合が多い。 巨大な陰陽玉。魔界と地獄の入り口を塞いでいる。こいつを倒したあと魔界か地獄かルートを選び進んでいくこととなる。戦う際は男性や女性の姿に変身して戦う。 ファンアートで描かれる際も、この人間の形態の場合が多い。 代表的なキャラ:ぱぴこ、雪矢りゅう YuugenMagan 魔界ルート10面ボス。日本語に直す場合は「幽幻魔眼」あるいは「幽玄魔眼」とする場合が多い。 5つの宙に浮いた巨大な目玉のような存在。目を開いた時だけ攻撃でき、ダメージを与えられる。 他のボスが一応人の姿をしている中、靈異伝のキャラでも異質な存在と言える。 目玉は人の輪郭を成した稲妻のようなものと繋がっており、この人影のようなものが本体ではないかと噂されるが、 ゲームより詳細に描かれたEDのイラストではこの人影が見られず詳細は不明。 旧作でも扱いづらい靈異伝の中でも特に扱いづらいキャラと言える。 ファンアートではこの人影を本体として目玉を武器にするキャラとして描写されることもあれば、逆に人影を省略した目玉だけの化物のパターンも見られる。 Elis 魔界ルート15面ボス。日本語に直す場合は「エリス」とする場合が多い。悪魔であり途中コウモリの姿に変身して攻撃もしてくる。 少女の姿をしており、全体的にオドロオドロしい雰囲気の漂う靈異伝のボスとしては比較的東方キャラらしい風貌をしている。 比較的ファンアートを作りやすい靈異伝キャラと言える。 特に関連はないが容姿が似てるとして幻想郷のくるみと関連付けられることもある。 Sariel 魔界ルート20面ボス。日本語に直す場合は「サリエル」とする場合が多い。二つ名の「死の天使」を表すように死体を思わせる不気味な6翼の天使である。 体力が少なくなると円盤状の第2形態へと変貌する。またそれより前の段階から背景も変わり、特に第2の背景は地面から無数の手の影が伸びる印象的な場面である。 魔界のラスボスという立ち位置とその風貌から、二次創作では神綺の部下として扱われ、靈異伝でのみ見られるキャラとしては比較的知名度が高い。 魅魔(Mima) 地獄ルート10面ボス。次回作である封魔録では名前が漢字表記になり設定が固められ、部下を従えてラスボスとして活躍することとなった。また夢時空と怪綺談では自機として登場しており、靈夢のライバル的なキャラといった位置付けであった。 人類に恨みを抱いた悪霊であるが、封魔録以降は丸くなり、もっぱら靈夢にちょっかいばかりかけている程度である。そうした立ち位置は現在の紫に似る。 その活躍ぶりから旧作特有のキャラとしては特に知名度も人気も高く、旧作キャラの代表格といった扱いを受けている。 旧作でのその活躍と人気から東方の新作が発表される度に復活しないかと期待がかけられているが登場する気配は皆無である。 旧作キャラ屈指の人気キャラなだけあって二次創作の出番も多く、魔理沙を部下にしていたことから、魔理沙の師匠や保護者といったキャラ付けが多い。 東方シリーズ板のネタから、搾乳に関連したネタも見られる。 代表的なキャラ:日向葵 Kikuri 地獄ルート15面ボス。日本語に直す場合は「キクリ」とする場合が多い。菊理媛神をモデルにしていると思われる。二つ名は「地獄の月」。 ゲーム中では女性の上半身が浮かび上がった円盤のような姿をしているが、EDのイラストを見ると下半身が巨大な球体となった女性であることがわかる。 Konngara 地獄ルート20面ボス。日本語に直す場合は「コンガラ」とする場合が多い。矜羯羅童子をモデルにしていると思われる。 喉仏があるなど男性的にも見え、性別不詳であることからファンの間でも性別が安定していない。 頭に勇儀のような角があることから残りの鬼の四天王ではないかと言われることもあるが、 元ネタは鬼どころか仏の類いであり、むしろ四季に近い存在である。 四季などWin版の地獄キャラと関連付けられることもあるが、サリエルと比べても影が薄い。 [部分編集] 東方封魔録 今作から縦スクロールシューティングとなり、現在知られる東方にかなり近い形式となった。 ただし、EXステージを除いて全5面構成になっているなど細かい部分でまだ差異が見られる。 また、旧作全体の傾向であるが、この作品は特に非人型のボスが多く見られ、まだ女の子同士の戦いというスタンスは徹底されていなかった。 前回道中ボスであった魅魔に焦点が当てられ、彼女が人類に復讐するため、部下を引き連れて大きな力を秘めているとされる博麗神社の陰陽玉を奪おうと靈夢を襲うストーリーである。 その為ボスの多くは魅魔の部下で構成されている。 二次創作では靈異伝のキャラに比べると扱いやすいキャラが多いが、人気があるのは魅魔と魔理沙がほとんどで、封魔録のみの登場キャラは旧作キャラとしても出番は少ない。 出てくる場合は大抵魅魔に関連付けられての登場である。 化け化け 東方旧作シリーズを代表する雑魚キャラ。奇々怪界の雑魚キャラである「プカプカ」とよく似ており、そのせいもあってかWin版では見られなくなってしまった。 東方深秘録でマミゾウの技である「二ツ岩家の裁き」を食らった菫子の変身した姿にて、菫子の服を来た姿で久々に登場することとなった。 神社戦車 1面中ボス。公式名称はなく「神社戦車」はファンによる俗称。神社に大砲とキャタピラーが付いたような姿をしている。 恐らく里香が作り出した戦車の一つと思われる。 里香 1面及びEXボス。魅魔の部下の一人で、戦車技師である。戦車技師らしく自作の戦車に乗って戦い、東方全体で見ても珍しい生身で戦わないキャラでもある。 戦車とは言うがそのデザインは全体的に従来知られる戦車とは一線を画す。 なぜかお化けも作り出せ、ステージに登場するお化けは彼女が作ったという設定になっている。 語尾に「~なのです」を付ける特徴的な喋り方をする。 その語尾と名前から『ひぐらしのなく頃に』の登場キャラ「古手梨花」のモデルだとされる。 呪い子 2面中ボス。公式名称はなく「呪い子」はファンによる俗称。「呪」の文字を弾幕として放ってくることからこう呼ばれるようになった。 明羅 2面ボス。魅魔の部下の一人で、美麗の女侍である。男性的な風貌から靈夢に男と勘違いされ、靈夢からはまんざらでもない態度をとられた。 二次創作ではあまり反映されないが原作での霊夢はこのような面食いな描写も見られる。 そうした描写から、現在ではかなりマイナーな部類ではあるが、靈夢とのカップリングネタが古くから見られた。 その風貌と扱いが近いことからぷよぷよシリーズの「シェゾ 」と関連付けられることも多い。 幻夢盤 3面中ボス。公式名称はなく「幻夢盤」はファンによる俗称。2匹で登場する虫のような謎の物体。 幻夢石 3面ボス。公式名称はなく「幻夢石」はファンによる俗称。東方のボスとしては珍しい要塞ボス。そこから単に「砲台」とも呼ばれる。 3面は魔界への境界であるため、魔界の防衛装置ではないかと言われている。 魔天使 4面中ボス。公式名称はなく「魔天使」はファンによる俗称。魔界ステージに登場する天使のような風貌をしたキャラであることからこう呼ばれる。 魔理沙 4面ボス。言わずと知れた東方シリーズのもう一人の主人公であるが、最初はラスボスの部下としての登場であった。 中途のボスとはいえ、説明テキストに登場したりバッドエンド時は魔理沙で終了するなど、この時点ですでに他のボスとは差別化されていた。 その後、夢時空以降は全て自機キャラとして登場している。 封魔録では他の旧作とも風貌が大きく異なり今作だけ髪が赤く、エルフ耳になっている。誤字で「魔梨沙」と表記されていたことからこの風貌の魔理沙を魔梨沙と呼ぶ場合もある。 旧作では口調もWin版と大きく異なり、男勝りな口調は見られず「うふふ」や「キャハハ」と言った女の子らしい笑い方も見られる。 ファンの間ではこうした振る舞いを魔理沙の黒歴史と扱うネタも見られる。もっともWin版でも紅魔郷など初期の作品ではこのような口調が少し残っていた。 二次創作では魔理沙の過去の姿として、このデザインで登場させる場合もある。 代表的なキャラ:師走雪 イビルアイΣ EXボス。里香の作った戦車であり、例によって彼女が搭乗して戦う。東方シリーズでEXボスも担当する1面ボスは彼女だけである。 とても戦車には見えない怪物じみた姿をしており、そのことについて靈夢からもつっこまれている。 二次創作では里香の最終兵器として登場する場合が多い。またその風貌からバックベアードと関連付けられて、ロリコン抹殺兵器として扱われることもある。 [部分編集] 東方夢時空 通常の縦スクロールシューティングではなく「ティンクルスタースプライツ」のシステムを用いた対戦型シューティングとなっている。 このシステムは後にWin版の花映塚へ受け継がれることとなった。 突如博麗神社のお隣に謎の遺跡が現れ、遺跡を訪れた者1人に何かをプレゼントするという噂が魅魔の口から語られた。 それを聞いた少女たちが次々と遺跡に足を踏み入れるというストーリー。 東方全体で見てもギャグテイストの強い作品であり、特に竹本泉のパロディネタが多く見られる。 特徴的なゲーム内容から旧作でも目立つ方である。 エレン 忘れっぽい魔女。幼い少女のような姿をしているが1000歳を越えていると予想されている。 竹本泉作品のキャラ「エレン・ふわふわ頭・オーレウス」をそのまま流用したようなキャラであり、設定もかなり元ネタから受け継がれている。 いつも一緒に連れている猫は「ソクラテス」という名前でこちらも元ネタ規準。 エンディングでは博麗神社の境内に魔法屋を建ててもらった。 代表的なキャラ crisu 小兎姫 収集癖のある和装のお姫様。世間知らずで性格が破綻しており、つかみどころのない性格をしている。全体的な雰囲気は幽々子に近い。 その正体は遺跡の調査のため姫の姿に変装して来た警察官であり、普段は婦警の姿をしている。 しかし、一般人を想定して変装対象にお姫様を選び、彼女がイメージするお姫様の振る舞いも奇妙なものであったことから、ズレた感性は演技ではなく素である。 また普段からつかみどころのな振る舞いをしており、素の性格は変装前とあまり変わらない。 二次創作では東方における唯一の警察官キャラということで警察として登場することもあるが稀である。 カナ・アナベラル 精神の不安定な少女から生まれたポルターガイスト。大きな洋館に住んでいたが住人が慣れてしまったことで退屈しており移住を考えている。 ZUN曰く「かなりロリっとした感じのキャラ」であるらしいのだが、ファンの間では特別ロリキャラとして扱われているわけではない。 設定がプリズムリバー三姉妹と酷似しており、彼女らの前身のようなキャラと言える。ファンの間でも関連付けられることがある。 ZUNがキャラ製作前にいつも作っているイメージイラストでは交通標識を持った姿で描かれており、そこから交通標識をアクセサリーや武器にするファンアートも見られる。 朝倉理香子 東方では珍しい科学者キャラ。本来の役職は魔法使いであり、その力も相当なものなのだが、大の魔法嫌いで科学者となった。その為本気は出せないでいる。 東方旧作の世界では魔法が一般的として科学は邪教とされており、彼女もまた異端者とされている。 ジェットパックで空を飛ぶなど高い科学力は持っているが、岡崎に言わせると500年は遅れているらしい。 Win版では科学が邪教という設定もなくなり、それどころか河童などといった科学力をアイデンティティーとしているキャラも見られるようになっており、世界観の変更の影響を特に受けることとなったキャラと言える。 二次創作では科学者同士ということで岡崎とライバルや同志など関連付けられることが多い。 北白河ちゆり 中ボス。『アップルパラダイス』の「朝ヶ丘絵理子」をモデルにしている。 岡崎と共にやって来た平行世界の住人であり、彼女の助手を務める15歳の助教授。東方では珍しい銃使い。 ちゆりと岡崎は明確な年齢が設定されている東方では非常に珍しいキャラでもある。 「~だぜ」といった男まさりな口調が特徴。この口調は現在の魔理沙の口調とよく似ており、ファンの間では彼女に影響されて魔理沙が今の口調になったのではないかと言われている。 二次創作ではもっぱら岡崎に振り回されてばかりのつっこみ役といった扱いが多い。 プレイヤーキャラとして使えるちゆりは魔法使いであるこちらの世界のちゆりであり彼女とは別人である。 彼女らがあくまで平行世界の住人であることが伺える設定と言える。 岡崎夢美 ラスボス。『ゆみみみっくす』の「吉沢弓美」や『さよりなパラレル』の「岡島さより」をモデルにしているとされる。 平行世界の人間で比較物理学を研究している大学教授である。そこからファンの間では「教授」と呼ばれている。 18歳であるがその世界では大学は11歳、院は13歳で卒業することになっており、飛び級というわけではない。 彼女がいる世界では物理における4つの力が統一されており、それが物理の基本となっている。岡崎はそれに異を唱え、それらとは異なる力「魔法」があることを主張した。 しかし、学会からは失笑を買い、それを覆すために「可能性空間移動船」を使い、魔法のある可能性を持った平行世界である靈夢達の世界へとやって来た。 EDではそこで得た研究結果を学会に発表したが、宗教じみたその論文から今度は学会から追放されてしまった。 非常に豪快で荒っぽい性格をしており、思い立ったらすぐ行動に移す。ちゆりもいつも彼女に振り回されている。 オカルトマニアでもあり、戦闘スタイルも科学力で魔法を再現した「科学魔法」を使用している。 対戦型のラスボスゆえ、普通の人力操作ではありえないような動きを見せてくる。また、それまでのキャラと比べても圧倒的に難易度も高く、ゲームのシステム上運も大きく影響してくることから安定して倒す手段がない。 ギャグテイストの強い作品であることから、原子力ロボットやICBMを所持していたり、月の軌道を変えたりとかなりぶっ飛んだことも平然と行っている。 そうしたギャグ補正に加え、ゲーム内における非常に高い難易度から特に能力を持っていない普通の人間でありながら、東方における最強キャラの候補に挙げられることもある。 旧作でも魅魔や神綺に並ぶ人気キャラであり二次創作での出番も多い。 二次創作では結界の外の世界と関連付けられることが多く、特に秘封倶楽部の先生といった設定がよく見られる。 岡崎は秘封倶楽部のような未来人ではなく、あくまで進んだ科学力を持った平行世界の住人なのだが、 どちらも4つの力を統一したという設定が見られ、大学という舞台から連想され結び付けられるようになったと思われる。 後にAmusement Makersで制作された弾幕STG「雪晶石」でEXボスとして他のAmusement Makers発のSTGキャラと共にゲスト参戦している。 代表的なキャラ 成田りん、ありか、桜雪 る~こと 靈夢が岡崎に勝利したことを受けて貰った原子力メイドロボット。 ミミちゃん 魔理沙が岡崎に勝利したことを受けて貰ったICBM。 二次創作では岡崎の武器として使用されることもある。 [部分編集] 東方幻想郷 この作品にて初めて「幻想郷」という単語が登場したが、このときはまだタイトルに過ぎず地名としては扱われていなかった。 靈夢と魔理沙が博麗神社の裏山の湖にある夢幻館へ向かうストーリーである。 東方シリーズとしては初めて霊夢と魔理沙2人が主人公となった作品である。 Win版にも登場する幽香がラスボスを務めており、登場キャラも幽香と関連付けられることでファンアートも多く、旧作でも人気は高い方である。 妖蓮花 1面中ボス。公式名称はなく「妖蓮花」はファンによる俗称。巨大な花のような姿をしているが、登場時はモグラのように地面を掘り進めて主人公の前に来ると地上に現れる。 また、倒すと穴が残るがその穴からは赤い目のような光が覗いている。 この頃幽香はまだ花とほとんど関連はなかったが、このボスなど一部花と関連した描写がゲーム内で見られることから既に花と関連付ける構想はあったのではないかともいわれる。 オレンジ 1面ボス。通りすがりの妖怪であり、靈夢に通り魔的に退治されてしまった。ゲーム内では名前が表示されずおまけテキストにて名前が判明する。 バトンを持っており、最期の弾幕では髪とオーラが青くなる。 ゲーム内で特に関連はないが、二次創作では夢幻館と関連付けられることが多い。逆に言えばそれらと関連付けられないと出番はあまりない。 全体的な風貌や性格が紅美鈴に似ているため彼女の過去の姿ではないかという説もあり、そうしたファンアートも見られる。 くるみ 2面ボス。幽香の部下の吸血鬼で、博麗神社の裏山の湖を守っている。吸血鬼は水が苦手というのが普通だがくるみは何故か湖のうえで戦っている。 長年侵入者を退けていたため実力はあるようだが、靈夢たちからは軽くあしらわれてしまった。 二次創作では幽香の部下として登場することが多い。その場合はよくエリーの妹分のような立ち位置になっている。 代表的なキャラ 幸村理桜 闇鏡 3面中ボス。公式名称はなく「闇鏡」はファンによる俗称。その名の通り悪魔的な手鏡のような姿をしている。 怪綺談の2面中ボスは対照的に天使のような手鏡であり、関連があるのではと考察されている。 無機質な見た目ゆえキャラそのものに注目が集まることは稀だが、3面の道中曲はニコニコトップの再生数を誇る影絵の原曲である「Bad apple!!」であり、 道中曲を中ボスのテーマ曲として扱うことが一般的であるためこのBad apple!!も闇鏡のテーマ曲として扱われている。 エリー 3面ボス。幽香の部下であり彼女が住まう夢幻館の門番をしている。 長らくくるみによって侵入者は払われていたことからエリーの方は戦闘はご無沙汰だったようだ。 ゲームではいつも手にしている外側に刃がある大きく反った鎌をブーメランのように投げたり、床のタイルを投げつけるなど特徴的な攻撃をする。 テーマ曲は「霊戦 ~ Perdition crisis」というものがあるのだが、中ボスの闇鏡が無機質で扱いにくいこともあってエリーがBad apple!!を象徴するキャラとして扱われている。 その為ファンアートではBad apple!!に因んだ作品が多く作られている。またその場合小道具としてリンゴを持っていることも多い。 その他幽香の部下として登場することも多い。 代表的なキャラ 山崎千佳子 光子 4面中ボス。公式名称はなく「光子」はファンによる俗称。怪綺談にも5面中ボスとして登場する。また4面にはボスは存在しない。 幽香 5面ボス及び、6面ボス。EXステージでは霊魂状態で中ボスを務めた。 Win版に登場する風見幽香その人。博麗神社の周りの妖怪では最強クラスの妖怪であり、妖怪の元締めのような立ち位置である。夢幻館の主。 5面では寝込みを襲われたためパジャマ姿で登場し、6面にて本来の服装となる。 Win版と比べると好奇心旺盛な落ち着きのない性格であり、館の主ということもあって現在のレミリアに近い印象である。 見た目も現在と大きく異なり、髪が長くスカートではなくモンペを穿いていた。 分身や霊魂状態など今よりも戦闘スタイルも多彩である。 特に彼女が放つ太いレーザー攻撃はマスタースパークに似ており、魔理沙はこの技を盗んでマスタースパークを編み出したのではないかという二次設定がよく見られる。 二次創作では幽香の過去の姿として登場する他、幽香が真の力を発揮したときこの姿になるパターンも見られる。 夢月 EXボス。夢幻館で現世と隔てられている夢幻世界に住む悪魔。幻月と合わせて「夢幻姉妹」と名乗っている。 夢幻世界は彼女が創ったと語っている。ただファンの間では幻月と共に創ったと解釈されている。悪魔らしく人間の命を何とも思っていない凶悪な性格をしている。 メイドの姿をしているがこれはコスプレらしい。ファンの間では幻月の趣味で着させられているのではとされている。 幻月程ではないが彼女もまた凶悪な発狂弾幕を持っている。 二次創作では幻月と共に登場することがほとんど。 代表的なキャラ 華月景菜、満月(まき) 幻月 EXボス。夢月の姉であり夢月を倒すと彼女が続けて戦うこととなる。姉の方が強く設定されているのは東方では意外と珍しい。 天使のような姿をしているが夢月同様彼女も悪魔である。 点数稼ぎのため攻撃をしないで時間をかけていると発狂弾幕を放つのだが、この発狂弾幕は人の操作ではもはやよけきることが不可能な高速かつ高密度な弾幕であり、東方最強の弾幕とされることもある。 二次創作でもこの発狂弾幕の恐ろしさから悪魔という種族もあって、強大な力を持つ絶対悪として登場することが多い。 ただし、発狂弾幕を出させない場合は最後のボスとしては旧作最弱という声も多く、また劇中でも凶悪な性格が描写されたのは夢月の方であり、幻月の方はむしろその妹に振り回されている描写が目立つ。 夢幻姉妹と幽香との関連は不明であるが二次創作では両者に何かしらの関連を持たせることが多い。 代表的なキャラ 秋沙、藍川もも [部分編集] 東方怪綺談 旧作最終作。この作品をもって東方projectは一旦終わりを迎える。 魔界から突如魔界人が現世に現れるようになってしまったため、魔界に行きその原因を探るストーリー。 魔界の神も倒したものの、魔界人が現世に来た理由は魔界の観光会社によるものであったため神の管轄外であったうえ、 騒ぎによって境界が壊れてしまったため魔界との行き来も自由になってしまった。 Win版にもでてくるアリスが登場しており、登場キャラもアリスに関連して二次創作がよく作られ、旧作でも人気は高い方である。 旧作における魔界は魔法の聖地とされており、多くの魔法使いが住んでいるとされる。 また、背景にはビルが見えたり観光会社が経営していたりと、意外と現代的な生活を送っているようだ。 輪妖精 1面中ボス。公式名称はなく「輪妖精」はファンによる俗称。 サラ 1面ボス。博麗神社の裏の洞窟にある、魔界の門を守る門番。怪綺談のキャラの中では比較的影が薄い。 ルイズ 2面ボス。魔界の一般人。靈夢たちに通り魔的に襲われてしまったが、本人は本人で好戦的な性格であった。 アリス 3面及びEXボス。Win版に登場するアリス・マーガトロイドその人。Win版と比べると幼い性格をしており、服装も若干異なっている。 魔界で暴れまわっている靈夢たちを懲らしめるべく勝負を挑んできた。 3面では2体の使い魔による魔法反射シールドなどを駆使して戦い、EXでは「究極の魔法を記した本(Grimoire of Alice)」を使い勝負を挑んできた。 この使い魔はWin版で主戦力となる、人形による使い魔の前身として解釈されている。 しかし、靈夢たちに敗れるとこき使われたり、監視されたりと散々な目にあわされてしまう。 Win版のアリスは負けると後がなくなるからわざと本気で戦わないようにしているという設定があるが、この時は全力で挑むと本人が語っていた。 その為この時負けたトラウマから本気を出した戦いを避けるようになったのではとファンから考察されている。 二次創作ではアリスの過去の姿としてよく登場している。またアリスは妖怪化してから間もないという設定がある為、この時はまだ妖怪化していないという設定も見られる。 この時使用したGrimoire of Aliceがアリスの最終兵器として描かれる場合もある。 ユキ 4面ボス。マイと共に挑んできた黒魔導士。黒魔導士らしく黒い服を着ている。 マイが先に倒されると本気を出して襲ってくる。ファンの間でもマイのことを思っている義理堅い人物として扱われている。 マイ 4面ボス。ユキと共に挑んできた白魔導士。白魔導士らしく白い服を着ている。天使のような羽が生えている。 見た目は天使のようで無口であるが、ユキが先に倒されると足手まといだったと言い、黒い本性が露見する。しかし、難易度で言えばユキの方が強い。 ファンの間でも猫を被った原黒キャラとして扱われている。 夢子 5面ボス。神綺が生み出した最強の魔界人。赤いメイドの姿をしており、沢山の短剣を投げつけて攻撃する。 見た目や攻撃スタイルは咲夜を思わせる。しかし、投げるのは短剣なためナイフよりも大きく、また弾幕速度も速いため難易度は非常に高い。 神綺よりも強いと評されることもあるが、これは夢子でコンテニューをしてしまうと、次から難易度が下がってしまうため神綺の方が弱く感じてしまうだけであり、ちゃんとノーコンティニューで挑めば神綺の方が強い。 二次創作では神綺の忠実な側近として描かれることが多い。またアリスの姉のような存在として描写されることもある。 代表的なキャラ RUT兄貴 神綺 6面ボス。魔界の全てを生み出した創造神。魅魔が神を自称した際は多神教の神を見下すような描写も見られ、魔界における唯一神であるようだ。 異変とは特に関係はなかったのだが、魔界で暴れていた靈夢たちを懲らしめるために戦いを挑んできた。 戦闘を進めると6枚の羽を生やしていく。 二次創作では魔界の創造主ということで魔界人であるアリスも神綺によって生み出されたと解釈され、アリスの母親として扱われている。 そのため神と言っても地母神としてイメージされ、母親らしい優し気な人物として描写される。 怪綺談のキャラだけでなく靈異伝の魔界のキャラも彼女によって生み出されたとされることが多い。 また、聖のスペルカードである大魔法「魔神復誦」は彼女の弾幕のオマージュであり、聖が魔界に封印されていたという設定からそのスペルカードは神綺の技を再現したものなど関連付けられ、聖と神綺が友人になっているといった設定も見られる。 アリスを始めとした魔界のキャラや、聖との関連から旧作でも魅魔に並ぶ人気キャラであり、出番も多い。 代表的なキャラ ちいぼう トランプキング EX面中ボス。公式名称はなく「トランプキング」はファンによる俗称。トランプ兵の王様のような姿をしていることからこう呼ばれる。 しかし、トランプの絵柄はキングではなくジャックである。 二次創作ではアリスの使い魔として登場する場合もあるが稀である。
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ソニャンド 0 SEVEN STEPS TO .SEVEN 0.7 Forever Young [Champagne] 大革命 ☆マーレーズ☆ レンタン機関車 16TONS with ALLY ベジフジン 30%LESS FAT LIVE X 5X FATE 7FO 白い悪魔~Phantom of the Snow~(冬盤) A 鼓動 A Ghost of Flare Fractal Magic A.m.u. All Noises Regenerates Interaction A.N.R.i. MAGIC⇔MUSIC AeLL. GLAMOUROUS DREAM AKIHO HELLA HELLA GOOD!! Alaska Jam When something new begins Alter NEWCLEAR Analogfish ANTI SPECTACLE ANTI SPECTACLE APPLAUSE AOI YAMAGUCHI CHRYSALIS asuka tanaka FREEZCITY A-THUG DJ SPACEKID BEST OF ENDLESS ROAD ATSUSHI KITA ReCollected aus Tresure⇔POP⇔SHOW(初回限定盤) Awake ≪発売延期≫B.B.キングのウラ側 ~ ファンキー・チューン・フロム・Bサイド B.B.キング HEARTBEAT B.I.G.JOE JAPONICAN SPACE CRAFT BADDHIST あんな大人になりたくないと言っていた奴等が今ではあんな大人ちゃん。 BAND俺屋 13 Assassinz Beatmaker.so@ EP BES from SWANKY SWIPE 君想う、故に我在り BIGMAMA 虹を架けよう~福島バージョン~ Bikkis 桜乱トランスdestiny(通常盤 B) Black Gene For the Next Scene Ka-BooooM!!!! BLOCK BUSTER BLOSSOM EVOLUTION SOUND ALL DUB PLATE MIX BLOSSOM SOUND ハートフラクタル Blu-BiLLioN RADIO MYAHK BLUE ASIA blue ray dance blue ray dance BONANZAS bonanzas CUTCIDER HIP HOP bonstar praparat boris Everything You Say Boyish Baked Plum Cake Brian the Sun a song book Bright Days BUKIMI BugLug reminder Capella GREED CATFIST MIXING Central 2nd Sick Layer chikyunokiki EPILOGUE ONE CHOCOLA☆BRAND CIMBA LAST MAN TOUR FINAL 2012 AT SHIBUYA O-EAST CIMBA ignite cocklobin Eclipse CodeRebirth Massive Rainbow E.P. CONVULSiON 20th anniversary BEST SELECTION COOL WISE MAN Brilliant CooRie edge curve square counterparts Blah! CRISPY NUTS アニソン“神曲"ROCK!! Cross The Line Cutting Beat Instrument Draws Happiness Cutting Beat Instrument Draws Happiness CYBORG SESSION CYBORG SESSION インフェルノコップ オリジナルサウンドトラック daisuke horita でこぴん BEST! DecoLa Hopping moa DeeDeeFever archeologic delofamilia 理系デンシ DENSHI JISION Devilman Devilman REBORN(通常C-TYPE) DIAURA I and I DIRTY OLD MEN スウィス DJオリーヴ・フィーチャリング・ハニーチャイルド・コールマン The Best of Universal Dance Mix ~vol.1~ DJドンちゃん ギャングスタ・ストリーツ ザ・ミックス! DJフェルテ エヴリワン!!(初回盤) DOG inTheパラレルワールドオーケストラ ギュッとSTAR!! Doll☆Elements syrup gang doopiio LOOKING FOR Drop s アフター DSL Ride So Dyyp DyyPRIDE 世代(反逆の物語) E.A.ポー The Bridge - 明日に架ける橋 ECD Breathe Life Into The Essence eleanor colors EXTRUDERS 東京カフェスタイル#3 ファンタジー f.e.n. 紙よさらば/Farewell to paper F.I.B JOURNAL TRISKELION FEST VAINQUEUR エイジアン・ミックス!!ザ・DVD!! ミックスド・バイ・フィルモア FILLMORE クオリア FIRE ARROW Palette Fis block 世界少女 Fishbasket Revolution GALEYD In The Name Of Gerap Gurita DREAMON DREAMER(TYPE A) GOATBED Poisonous berry GOTCHAROCKA GRANRODEO GREATEST HITS ~GIFT REGISTRY~ GRANRODEO 都会田舎の彼/春は来る GREEN FIELDS THRASH BREAK Vol.004 GRINCH We/Tell me Tell me GUYZ CENOTE Hatsumi ビデオテープ Helloes LIFE HENRY The Beast EP Her Name In Blood Eu E Eles Hermeto Pascoal four eyes got burgundy Hermit s Garden ON PATROL HONDALADY Domestic discord HOT DOG Day tripper Mebon Houribe LOU Hyclad Hyclad あるがまま I MAN K.O.BAY SOMA/FOUR IS and ISM ザ・メッセージ J.R.モンテローズ Isotope J S BEE 国境巡礼歌 完全盤 J・A・シーザー RAINBOW JARNZΩ BUMP vol.2 JBM Jennifer Isolation EP Jennifer Isolation 捨てまメロン[2nd press] Jin-Machine Lumekristall Joel Remmel Trio 生きている価値なしBOX JOJO広重 アマテラス JSO 私が言う前に抱きしめなきゃね Juice=Juice 僕らの街とエレキギター JUNIOR BREATH,THE SIX BULLETS,THEロック大臣ズ,ギャーギャーズ THE WORLD OF DOOM AND ROLL JUNKY WALTZ NXW K.O WORLD IS YOURS KARIBU×NO×KAIZOKU 消えない夢/キョリ KASUMI Like a fire/YOU with TOMO(from Des.Art) KAZRU 19 s trip Kazuna hirose with ECHO ベスト・オブ・裏ケントリ KENZI THE TRIPS 桜ナク恋ノ物語 key ONE SHOT WONDER KEYTALK 私のやさしい言葉に何の真意もない kiyomi reality liberty KNOCK OUT MONKEY 51st State KOJOE 記憶の光 KOKIA Straight Out From Cloud Kowree TRIAL KOZ L.J.レイノルズ+トラヴェリン L.J.レイノルズ MONSTERS BANG 13 LAF with PRIDE MONSTER FAMILIA SIX PAXX LAUGHIN NOSE ルシャナの気持ち Le Siana MANIC PIXIE(Type B) LIPHLICH 33Minutes Before The Light Livingstone Daisy LOSTAGE AT SHIBUYA CLUB QUATTRO LOSTAGE HOWL LucaRia ALIVe.(タイプB) LUCHe. 言えない Teen-ager(Cタイプ) Lucky Mates Mysterious Style LUMPSUGAR クルイザキ Lunar Eclipse This is LUNCH VOXX LUNCH VOXX 君と僕と世界の心的ジスキネジア Lyu Lyu tide is coming in mancho cancho MaryJane Mixed by DJ MDK MaryJane BOOTLEG MASTER MASTER 形のない歌 matsuwo BEST ASS-KICKIN HEAVY ROCK!!!!! Vol.2 MAZIORA THE BAND OPUS Cloud Metome TRAIN SONG EP MISOLA あの日、あの時、あの瞬間 Mi-ya He Mele Au I Ka Nani MIYUKI ミカラデタサビ molls カフェで流れる恋歌 ジャズピアノ Best20 Moonlight Jazz Blue Ciao! THE MOONRIDERS LIVE at NAKANO SUNPLAZA HALL 2011.12.17 CD MORE… MOONRIDERS P-Shock Mr.PUG from MONJU GIRL S FIGHT/闘心少女 MUTANT MONSTER MYND OF MUTANT 突然変異的反抗期 MUTANTANERS LOVE SONG N 夙川BOYS APOLLO Nana Gnar Gnar 影踏み nano.RIPE ≪発売延期≫イルマティック・ゴールド・エディション NAS NEGATIVISM -TRACE-(TYPE A) NEGA 1 NeoBallad Say Good Bye NEP She☆Stars Neverlost Neverlost Diggin It Up NILE LONG 雷神/餞 NINJAMAN JAPAN picture diary NOA POP STATION NONA REEVES 断片集 NORIKIYO ≪発売延期≫COMPLETE NOVO 2013 NOVO ボヘミアン・キングダム NOW Luv(sic) Grand Finale/Part6 Nujabes Feat.Shing02 Leave to the new world NYF NYリコリッシュアンサンブル NYリコリッシュアンサンブル Sweet home Baby OGATA NAOTO SEVEN DESTINY palet Elpis Pan-d-ra LIFE NOTE PANORAMA FAMILY Classical Adventure PAX JAPONICA GROOVE JumpUP! 完全版 PE Z PeaceToPieces PeaceToPieces トゥミィラ pezite 絆 Picture Perfect 笑者の法則 PIECE Swamp riding(初回限定盤) PLAGUES JUNKHEAD PLAY DEAD SEASON それな!/リセットボタン(限定盤) POWER SP☆T A Golden Wheel Predawn Life Private Stock Newtral Effect Pygmy Monster quartet NICO quartet NICO R R REBELS RADIOTS On The Way Home Razika ReeSya BEST ReeSya Fill the bill RF SET A ROMANTIC!!! river(ロマンチック日本代表!!!) Bate rebate~ピアノとギターの響き Roberto Taufic Eduardo Taufic Duo GOING NOW!~つながり~ roddy ARK ROGUE FOUND LOVE ROJO REGALO NEO MYSTIC Rosario Ark ウイルス rummy 出逢えて幸せ RUU 双刻の艶 Sadie SO BRAND NEW(シルバーバージョン) Samuelle Yeah!Yeah!Yeah! SATORI Nineteen Percent Scars Borough Judgment Day SCREAM ANGER Sea☆A Sea☆A a sheep SEI WITH MASTER OF RAM SELFISH SQUARE SELFISH SQUARE el esperanka Serph East Of Eden sever black paranoia Apocalypse Signal EViLS SiM Dubai SiMoN ぼくらはドッグイヤー~気づいてくれBABY!~ Small Boys Addition And Subtraction? SNATCHER sonimarium sonimarium BUTTERFLY EFFECTS2 INSOMNIA souljuice Calling U[type-B] SPACE GIRLS PLANET STRANGENESS STRANGENESS yeah right sugardrop VESICA PISCES SUGIZO HAPPY HOUR SUNSET BUS 世界が目を覚ますのなら SUPER BEAVER キュビスム suzumoku Sweets Girls-Twinkle Day- Sweets Girls Project 銀河旅行 SyuN☆彡 Tremendous Classixx T.C.L 100の瞬間 tae Polarize Tam Tam X-double- TDT DT 憧れる日々 The 606 CHEERs!! THE BEERs Welcome to Hulaville"Romantic Hawaii" The Coconut Cups Cold days,cold you. The cold tommy Take It Easy THE EXPLOSIONS Drive the Weight The Haizi THE KING SNAKES THE KING SNAKES late show.ep the kitty cat swinger s club PRISM(A TYPE) the LEM 夢の胞子 the Lepus Celebration THE LEX The Mirraz 2010-2012 Indies Best The Mirraz 静カニ潜ム日々 The Present Rough Dance Convention THE REDEMPTION ONE FOR ALL THE RYDERS P.S. Rock n Roll The Six Strings オークション the unknown forecast I wanna be your wellwells THE WELL WELLS Dream ON THE 春夏秋冬 BRAIN WASHING THREE LIGHTS DOWN KINGS ONE TOKYOGUM Stupid And Naked Punks Are Running In My House TOM AND BOOT BOYS myTunes touma 13.0.0.0.0 TTNG TVアニメ「カードファイト!! ヴァンガード」 ベストアルバム スタンドアップ! ザ・ベストソングス! TVサントラ マジで恋する黒魔術 48 TЯicKY Stand D.C. Stand Your Ground split E.P. U SPAN D,JOHARRY S WINDOW SCREAMER e.p. UHNELLYS kaiba umiuma down beat radio vagarious vagabondage Ark Vibedred Atelier Sonore VientoAzul(服部龍生 大久保宙) blue fields vIO Bridge Visions 閃光アクション WE■LOVE FIRST CRY ~逆襲の産声~ WHERE S ANDY Woman said WOW SEVENTH HEAVEN X.Y.Z.→A FULL HUNDRED-DANCEHALL MIX-Mixed by YARD BEAT YARD BEAT Hey!Sa! yojikとwanda catch a yawn Yooda Maniac Love Station YOU CUT ZAO 胎内廻帰~ゴー!ゴー!ラズーパラドックス~ Zig+Zag これからのSomeday/Wonder zone μ s サニー・ロード アーサー“ビッグ・ボーイ"クルーダップ ソー・リアル アーティムーヴ メンター・トーメンター アーリマート オール・トリックト・アウト アーレン・ロス ダブル・バン アイアニング・ボード・サム 3チャンネル アイドルラブチャンネル アニソンカバーベストミックス あいにゃん スタッカート・デイズ あおい(井口裕香),ひなた(阿澄佳奈) アイ・サヴァイブ アダム・フェイス アクロバティック・テナメント アット・ザ・ドライヴ-イン SAKURADRIVE/Dateline アップアップガールズ(仮) ≪発売延期≫未定 アナ・クララ・ヴァレンチ ANIMATIONS LIVE! アニメーションズ アンカインド アフター・ザ・フォール 東京太陽系SHOW あべりょう ブラインド・オウル アラン・ウィルソン ランプライター アラン・シアーズ 仮面女子 アリス十番,スチームガールズ トワーズ・アザー・ワールズ アリヤ・アストロビート・オーケストラ ディスコ・ラヴ 3 アル・ケント イッツ・オールライト アル・スーパーソニック ティーネイジャーズ ドント・ルーズ・ユア・クール アルバート・コリンズ ジ・アイスブレイカーズ ア・ブレステイキング・トリップ・トゥ・ザット・アザーサイド アレキサンダー・スピット タイム アレックス・キャルダー 絶望の太陽(B-type) アヲイ アンサンブル・パール アンサンブル・パール ジャン=マリー・ルクレールの肖像 アンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディア ザ・B.O.B.EP(ブッティーシェイク・アウトブレイク) アンダーグラウンド・システム・アフロビート ジス・タイム アンナ・ドミノ ディラシネイティッド・セレスティアル・オリガーキー アンバース アンリ・ルノー・エ・ソン・オーケストラ(トリオ・エ・オクテット) アンリ・ルノー ホワット・アイ・ドゥ イアン・プーリー リ・レコード・ノット・フェイド・アウェイ イエスキング 約束のメロディ イケメン ズ なみえて いずこねこ 月影のブルウ イズミコウジロウ サマー・ブレイク・EP イッツ・ア・ミュージカル マッチ売り イメージ・アルバム 7L エソテリック インスペクター・デック スカイ・バリアル インター・アーマ インナー・ライフ II インナー・ライフ アンダー・アン・イースト・コースト・ムーン ウィリアム・アダムソン シャンペン+ウィズ・オール・マイ・ラヴ ウィルバート・ロングマイアー ザ・リックイデター・ストライクス・バック ウィンストン・ライト ライズ・アップ ウエット デイヴィス・カップ ウォルター・デイヴィスJr. サムタックス・アンド・グルー ウッドピジョン IN RAINBOW TOKYO うみのて GAMELAN ウロツテノヤ子 エタ・イズ・ベター・ザン・エヴァー エタ・ジェイムズ エッグ エッグ クリーンヘッズ・バック・イン・タウン エディー・ヴィンソン エディー・シュー・カルテット エディー・シュー ザ・ベスト・オブ・エディー・ロックジョー・デイヴィス シャーリー・スコット エディー・ロックジョー・デイヴィス インテリジェンス イグノランス エド.G ≪発売延期≫ドゥ・アイ・メイク・ユー・フィール・ベター エヌドゥーグー ザ・チョコレート・ジャム・カンパニー コンフリクト エボ・テイラー ユー エマージェンシー・ゲイト ギャラクシーズ・スカート エミ・マイヤー インビジブル・ライフ エラド・ネグロ エンジョイ・ザ・ライド+マスタープラン エリオット・ルイス ブレイクスルー エルダー・ジャンギロフ・トリオ 1987 エルデル・モウティーニョ ザ・クラシック・モダン・レコーディングス 1951-1956 エルモア・ジェイムス ディシプリン エレクトリック・エレクトリック ザ・ヴァイオレント・ブルー エレクトリック・プレジデント リスム エレン・エイリアン シングル・コレクション 第1集 オーケストラ・スーパー・マゼンベ 暁光の船出 オージェイズ ペインティング オーシャン・カラー・シーン ア・リトル・ラヴ オーラ ザ・ベスト オーレ・ブールード アナザー・ワン オスカー・ペティフォード ベース・バイ・ペティフォード/バーク オスカー・ペティフォード ヴィニー・バーク エヴリシング・アイ・ドゥ・ゴナ・ビー・ファンキー オドネル・リーヴィ ラブミ~・サイン おとぼけビ~バ~ ザ・クレイグ・チャールズ・ファンク・アンド・ソウル・クラブ オムニバス センティミエント・クバーノ-キューバン・フィーリング オルガ・リベーロ ペペ・レジェス サルサ・ベスティアル オルケスタ・エル・マカベオ ザ・レメディ カート・ローゼンウィンケル サンフラワー カーリ・シモンズ オフ・ザ・レコード カール・バルトス ビュー・フロム・ヒア カイル・イーストウッド ガフ ザ・ラブ・シュプリーム・アーケストラ ガフ ザ・ユニヴァーサリティー ガルデリア プロシード・ウィズ・コーション! カルビン・キーズ カレイドスコープ カレイドスコープ(ミッキー吉野 渡辺香津美) ≪発売延期≫ホット・ショット カレン・ヤング ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付」 カンブルラン(シルヴァン),読売日本交響楽団 Harmonics ~ハルモニクス~ キックン≒ryo-hey secret emotion きみともキャンディ ブラックランズ キャッスル サクラトレイン グックル ア・ロット・オブ・ボトル クライマックス・シカゴ・ブルース・バンド シャドウランズ クラウス・シュルツェ プレンティ・グッド・イートン クリーブランド・イートン ザ・ワールド・ウィズアウト・アス グリッサンド 陽だまりのささやき グルーポ・カンタティ 新世代の夜明け グルッポ 2001 ドリーマー・オブ・ライフ グレッグ・ヨダー ソウツ・オブ・ホワイ ゲイリー・マークス セカンド・インパクト ケージーイー・ザ・シャドウメン・アンド・ヒムキ イースざんまい ゲーム・ミュージック ドレスの脱ぎ方 ゲスの極み乙女。 ジ・アライヴァル・オブ・ケニー・ドーハム ケニー・ドーハム ヴェリー・ベスト・オブ-ロール・アウェイ・ザ・ブルース ケリー・ジョー・フェルプス ≪発売延期≫ホエア・ザ・リバー・ターンズ・ブラック コールミカット スルダシュク~親友 コシュクン・カラデミル エミルハン・カルタル コピンクス!メロディーズ~star chart~ コピンク* 満月ロックンロール コロボックルズ バレット・スタティーク コンラッド・シュニッツラー ストライク・ジェントリー ザ・ヴァージンズ セヴンティ・ツー ザ・ゴールデン・バブルス ジェネシス ザ・ゴッズ ザッツ・ホワット・ユー・セイ! ザ・ジャズインヴェーダーズ・フィーチャリング・ドクター・ロニー・スミス シェイク・ユア・ヘッド ザ・シャパラルズ ウォーク・ウィズ・ミー ザ・スカタライツ ホワット・ユー・ドント・シー ザ・ストーリー・ソー・ファー ハヴント・ユー・ハード? ザ・セスピアンズ ザ・ニューヨーク・コミュニティ・クワイア ザ・ニューヨーク・コミュニティ・クワイア ヒット・イット・クイック ザ・バン・ビューレン・ボーイズ 一軒目 ザ・ビールス アンジェリーナ ザ・ブルガリアン・ヴォイセス・アンジェリーテ サンシャイン+5 ザ・フレイミング・エンバー ギヴ・アップ~10th アニヴァーサリー・デラックス・エディション~ ザ・ポスタル・サーヴィス ザ・ポリティシャンズ・フィーチャリング・マッキンリー・ジャクスン+2 ザ・ポリティシャンズ レッドヘッド(ジョー・クラウゼル・インタープリテイションズ) ザ・マシーン ザ・カーテン・ショップ・アンド・オールタレイションズ ザ・リフバッカーズ レベル・ロック サード・ワールド・オールスターズ エレメンツ1989-1990 サイケ,BFC ≪発売延期≫ダムディダム サヴァー・フィッシャー・トリオ カム・クローサー サッド・デイ・フォー・パペッツ フラワーズ・フォー・マイ・ファザー サディスティック ザ・マグニフィセント・サド・ジョーンズ サド・ジョーンズ ハーモナイズ・ザ・ディファリング・インタレスツ サトル グラウンド・オブ・イッツ・オウン サム・リー スクィーズ・ミー サリー・ブレア タレ サリフ・ケイタ 千年の愉楽 オリジナル・サウンド・トラック サントラ アイ・ガッタ・ゲット・ホーム+4 ジ・エイス・デイ サマー・フィーリング ジ・エヴァーソンズ ロスト・ソウル ジーター・デイヴィス サインズ・オブ・ア・パーフェクト・ディザスター シードウェラー どうぶつシリーズ~ペットのうた~ ジープラス(G +) ゴー・ウィズ・ミー シーポニー フレイムド・ライフ・イン・チャーミングライト ジェイミー・ウルフォード ドゥ・ノット・ディスターブ ジェイムズ・ハーマン・バンド セック シェヴァル・サム 明日に向って撃て ジェームス西田 オン・マイ・マインド/イン・マイ・ハート ジェシー・ディー ヘザ ジェネレーショナルズ グレイト・アメリカン・ソングス ~スルー・ザ・イヤーズ~ ジェフ・ハミルトン・トリオ シンプリー・ジェリー・リー・ルイス ジェリー・リー・ルイス ファインズ・ユー・イン・ラヴ ジェン・ウッド つくしんぼう しず風 絆~KIZUNA~ スウェディッシュ・ララバイ シゼル・ストーム Give Me Up!!!(Aタイプ) シブヤDOMINION スインギン・イントロダクション・トゥ・ジミー・ネッパー ジミー・ネッパー ジャイアンツ・オブ・オルガン・カム・トゥギャザー ジミー・マクグリフ リチャード・グルーヴ・ホルムズ リラックス・ユア・マインド ジム・クウェスキン ジャグ・バンド・ミュージック ジム・クウェスキン ザ・ジャグ・バンド ライヴ・アット・クラブ47 ジム・クウェスキン・アンド・ヒズ・フレンズ ホワット・ウイ・マスト ジャガ・ジャジスト チャプター2 ニア ジュジュ ブラームス ピアノ作品集 ~主題と変奏曲~ シュヌアー(フリードリッヒ・ヴィルヘルム) ソー・メニー・デイズ ジュリー・ドワロン ヒッツ・オブ・ジョアン・ジルベルト ジョアン・ジルベルト サンバウ・サンバウ ジョアン・ドナート ジョー・デリーズ・ウィズ・ジ・オーストリアン・ジャズ・カルテット ジョー・デリーズ ページ・ワン ジョー・ヘンダーソン ザ・ラスト・ラフ ジョーカーズ・ドーター ダイアモンド・タッチ ジョージ・マクレエ シャイン ジョーディン・テイラー シンプリー・ジョニー・キャッシュ ジョニー・キャッシュ ≪発売延期≫ダークルーム・ダブズ Vol.3 シリコン・ソウル シルヴィ・バルタン・イン・パースン1972 シルヴィ・バルタン NUDY COOL シンディケイト ミスター ミセス.ジャズ スー ラルフ・シャロン プロナウンスド・スウィング・グローワーズ スウィング・グロワーズ ≪発売延期≫ミッドナイト・コーリング スウィング・リパブリック プロナウンスド・スウィング・グローワーズ スウィンググロワーズ デビッド・フォスター・ラブ・アコースティック・カバーズ スーパー・ナチュラル ひみつ スカート 5チューンズ・スプリット・EP スキマー,ファットマン・ゼミナール ホエンネヴァー ステイ・クール・フォーエバー バレット スティーヴ・マッツァーロ III スティーブ・アダミック・バンド アイヴ・ガッタ・ザ・キュア ステファニー・ミルズ 妄想恋愛譚 ストロベリーソングオーケストラ レット・ゼア・ビー・スパイス スパイス レヴェル・ウィアード・アンド・ワイルド スプリガンズ ウェルカム・トゥ・マイクロセクター-50 スペース・ディメンション・コントローラー 1st Smile スマイル学園 ナチュラリー スリー・ドッグ・ナイト シネマティック・オーシャン セーフ スピリット・オブ・ブラック・ジャック セオ・パリッシュ Start Over ソウルマニア ソーリー・ドラマー・アンド・フレンズ ソーリー・ドラマー ロング・ビフォー・アワ・マザーズ・クライド ソニー・フォーチュン ソニー・ロリンズ Vol.1 ソニー・ロリンズ 大陸のパズル それ以染に ニュー・デイ ターン・オン・ザ・サンライト オーヴァードライヴ ダイアモンド・ドーン タイムスリップ タイムスリップ ≪発売延期≫アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラヴ・ユー タイムレス・レジェンド リベレーション ダグ・カーン シーズ・ヒア・アット・ラスト+2 ダニー・ロング アオニサイ タムロリエ チベット チベット チャーリー・パーシップ・アンド・ザ・ジャズ・ステイツメン チャーリー・パーシップ・アンド・ザ・ジャズ・ステイツメン ザ・チェイス・イズ・オン チャーリー・ラウズ ポール・クイニシェット アーランド・ジャム チャールズ・アーランド ア・モダン・ジャズ・シンポジウム・オブ・ミュージック・アンド・ポエトリー チャールス・ミンガス ランド・オブ・1000・チャンシズ デイ イン・マイ・マインド デイヴ・ノルディン アセンド デイヴィッド・スターファイア ザ・ベア・イズ・スリーピング・ナウ ディコルソン さよならの記憶 ~ホルスト・ウェーバーに捧ぐ~ ティチアン・ヨースト・トリオ トゥルー・ブルー ティナ・ブルックス 裸のままで テテ ライヴ・バイ・ザ・コード テラー 恋する女のジャズ テリー・モレル デス・レター・ジュビリー デルタ・セインツ ジューセズ・ハイ デレゲーション ビーコン~ジャパン・デラックス・エディション トゥー・ドア・シネマ・クラブ オデオン(リミテッド・エディション) トスカ パーフェクト・タイミング ドナ・アレン TABLE SALT ドナテロ モーター・シティー・シーン ドナルド・バード ペッパー・アダムス PLANET of the TRIAMPERSAND トライアンパサンディ 人類どらネコ計画 どらネコ本舗 オジサマ専科 Vol.7 My Graduation~さよなら愛しのティーチャー~ ドラマ レッサー・イーヴル ドルドラムズ ハイ・イン・ザ・レイザーズ ナイトメア・エアー ボディケイジ ナジャ バロック ナディア・シロタ コルフの白バラ ナナ・ムスクーリ ロマンティック・ワイキキ ナレオ ≪発売延期≫ジ・インナー・ピース・オブ・キャット・アンド・バード ニーヴ・ナイーヴ ライヴ・モーメンタム ニール・モーズ ≪発売延期≫バイラ・チビキバン ニコ・ゴメス n/f ニコラス・エドワーズ スリー・サウザンド・マイルス・フロム・ホーム+4 ニュー・ヨーク・ポート・オーソリティ ワット・アイヴ・オールウェイズ・ウェイテッド・フォー ニュー・ロジック Cry Like a Monster のあのわ バトルメント ノイシュヴァンシュタイン アイズ・オブ・ザ・ユニバース バークレイ・ジェームス・ハーヴェスト 『TIGER BUNNY』-SINGLE RELAY PROJECT 「CIRCUIT OF HERO」 Vol.1 バーナビー・ブルックス Jr.(森田成一),ブルーローズ(寿美菜子) ハービー・マン-サム・モスト・クインテット ハービー・マン サム・モスト ファンタンゴ ハーブ・アルパート ウォーター・オン・マーズ パーリング・ヒス ハイ・タイド ハイ・タイド スモーキング・アット・ジ・エッジズ ハイウェイ ターン・アップ・ザ・クワイエット ハイジ・ヴォーゲル 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第一部 第十五話『眠れない二日間』⑦ 〈二十一時二十一分 綺璃斗〉 「【喫茶「白桜雪」】のミルフィーユはウマかったな」 「そうですね」 教導隊が出している喫茶店から出たカリムたちは至福そうな表情で歩行者天国を歩いていた。 外食をする人たちが多いのか、はたまた既に参拝へ行く予定なのか、外には大勢の人が歩いている。 向こうから歩いてくる人たちを避ける様に歩きながらアキは訊ねる。 「次はどこに行くか?」 「この時刻なら至高の遺産がレストランになっているらしいから、そこで良いだろ~。そこの雰囲気の方がカリムに合っているかもしれないからな~」 夕食について話し合う二人にカリムは少しおどおどしながらも割り込もうとする。 「あっ。あの……」 「他にカリムが気になっている店があれば、そこでもいいんだぞ。心配するなぁ~。私はお金を余り使わないからたんまりとある。どんどん言いたまえ~」 「教導時に破壊した物の修理費が経費で落ちなかったら、財布が極寒地獄と化していたけどな」 ぽつりと口にこぼすアキ。 「何をぉ~!」 アキの一言が癇に障ったアサギは怒り出す。 怒りの余り、専用デバイスである『雷皇麒』か『雷鮫』を抜くのではないだろうか。 「本当の事じゃねぇか」 茶色いスラックスのポケットに両手を突っ込みながらにやりと笑うアキ。 民間人の密集する歩行者天国で戦闘が開始されそうな雰囲気を醸し出す二人の間にカリムが割り込んだ。 「私はホットドックとかが良いです。私にとっては何を食べたかというより、二人と何を食べたかの方が重要ですから」 「カリム……」 その一言で熱くなった頭が冷えたアサギは武器に伸ばしていた手を戻す。 「なら、陸士部隊の「冬天市場」か自然環境保護隊の「闇鍋屋」になりそうだな」 少し黒くなって見える空を怪訝そうに見上げながらアキは、カリムの要望に沿った物を出す店の名前をピックアップする。 「じゃあ、そこに行こうじゃないかぁ~」 そう言ったアサギは隣にいるカリムの手を何気なく握る。その仕草はとても自然であった。 アサギが何気なく手を握って来た事に驚くカリムであったが、微笑みながら頷いた。 「……はい」 カリムと手を繋いだアサギは大きく手を振りながら歩き、アキはそんな二人の後ろから眺めていた。 「そろそろ陸士の部隊が屋台を出している位置だな」 アキが前方で楽しそうに歩いている二人にそう言ったその時の事だった。 少し先にある建物の影から少女がよろけながら出てきた。 身体から煙の様な物が噴き出ている。 咄嗟にカリムはアサギの手を振り払い、歩行者天国に倒れた少女に駆け寄る。 「はあ……はっ………か…がふぅっ……」 少女の吐息から吐き出さる吐息は荒々しくてとても痛々しい。 「かふ…………」 いきなり喀血する少女。アスファルトに落ちたその血は異様に黒かった。 そして喉を痛めるのではないかと思えるくらい大きな声で少女は絶叫する。 「あがっ……あっ…ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 周囲の悪意や煩悩が黒い靄となって少女の身体を飲み込み、渦を巻きながら新たなる姿をとる。 レキとの戦闘時は石像のような姿であったが、今度は西洋甲冑を装備した騎士のような姿であった。 身長が三メートルぐらいありそうな漆黒の騎士は拳を振り上げ、カリムを強引に叩き潰さんと振り下ろす。 カリムは恐怖で瞼をぎゅっと閉じる。目の前にいる恐怖を拒絶するかのように。 地面を砕くような威力を孕んだ騎士の拳が振り下ろされる。しかしカリムに衝撃が来る事はなかった。 少しおどおどしながらもカリムは瞼を開く。瞼を開くとアキの顔が間近にあった。 いつの間にかアキの腕の中にいたカリムは突然の事に状況判断が出来なくなり、頬を紅潮させながらも目を白黒させる。 カリムを横抱きにしながらもアキは器用に携帯電話を操作し、友好のある陸士部隊の部隊長宛てに電話をかける。 約三十秒ぐらい時間が経過してから相手が電話に出た。 [おぅ。アキか……どうした] 電話の相手は陸士一〇八部隊の部隊長であるゲンヤ・ナカジマ三等陸佐であった。 「えっと……少々申し訳ないですが、交通規制を引いて貰えませんか? ナカジマ三佐」 騎士と鎬を削りあうアサギを軽く一瞥してからアキはゲンヤに頼み込む。 電話の向こうからゲンヤが楽しそうな声で笑う。 [てめぇがそう言うなんて珍しいな] 「いや~。資質のある子が暴走したんで……今、アサギが対応しているんですよ……」 そう言ってアキはため息をつきながらも、飛んできた槍を蹴り飛ばす。 ため息の意味が分かると同時に修理費の文字が思い浮かんだゲンヤもため息をつきながら言った。 [……分かった。他の奴らにも連絡を回してやる。お願いだから、公共物を破壊するなよ] 「無理」 アサギか騎士のどちらかが道路を砕いた事によって飛んできたアスファルトの破片を展開した結界で防ぎながら即答する。 […絶対、通行人に怪我を負わせるな。それ以外は……この際、目をつぶってやる] 軽く間を置いてから疲れた様な声で言うゲンヤ。電話の向こうで頭を抱えている様が頭に浮かぶようだ。 「りょ~かいっと」 「篠鷹アキ戦技教導官」 ゲンヤと電話を終わらせたアキは甚平を着た局員に声をかけられた。きっとその格好で警邏に出させられていたのだろう。 「カリム・グラシア中将を安全区域までお願いします。規制範囲はココから半径二十五mのプラスマイナス五m以内で」 通信が終わるまでずっと待っていたと思われる局員にカリムを引き渡し、アキは二人に背を向けて歩いていく。 「了解いたしました。皆さん! 今からココは戦場になります。危険回避の為に避難して下さい!」 局員の言葉に周囲で見ていた通行人たちは蜘蛛の子を散らす様に走り出す。 「グラシア中将。私たちも……」 カリムの安全を確保する為に局員も離れようとするが、カリムはその場から離れようとしない。 「アキさんっ!」 被害をこうむらない様に避難しようとする人ごみに押されそうになりながらもカリムはアキの方を向いて叫ぶ。 「大丈夫です。アサギと自分が……負けると思いますか?」 「……いいえ」 騎士の飛ばして来たトゲを野太刀で打ち据えるアサギを見たカリムは一瞬でも友人を信じられなかった事が恥ずかしいらしく目を伏せる。 そんなカリムにアキは軽く苦笑する。 「じゃあ、待ってて下さい。ちゃんと迎えに行きますから」 出来るだけ被害を出さないように戦うアサギと今も結界を展開してカリムたちを守っているアキの背中を見つめながらカリムは懇願するかのように言った。 「……負けないで下さいね」 「ヤーヴォール」 アキはカリムたちに背中を向けたまま、そう答えた。 安心したカリムは顔を戻し、局員に背を押されながら他の人と共に避難する。 しばらくしてから展開していた結界を解除し、アキは苦笑する。 「楽しそうだな。私たちの姫さんは何て言ってたんだ? 全部吐き出したまえ」 いつの間にかアキの隣に立っていたアサギがニヤニヤしながら訊ねる。 「『負けないで下さい』だってさ」 「そりゃあ、負けられないな」 飛んでくるトゲを魔力球で相殺しながらアサギは笑う。 「どっちが前衛?」 前面に重力の壁を発生させる事で飛んでくるトゲを落とすアキにアサギは答える。 「愚問だなぁ。制圧の類いはお前の十八番ではないか」 「りょ~かい。アサギっ!」 首にかけていたゴーグルをつけるアキ。前方に展開した重力の壁を解除すると同時に重力制御魔法で周囲の重力を下げ、地を強く踏み込む事で初速を高める。そして質量に変換した魔力を纏わせる事で更にスピードを上げた。 弾丸の如きスピードを得たアキは両手の先に漆黒の魔力球を生み出す。 騎士も迎撃する為に靄《モヤ》を終息させてナイフを作り出そうとする。 しかしその隙にアキは騎士の懐へ入り込み、黒球のついた左の拳で騎士の腹部を突く。 質量を上乗せされた拳を叩き込まれた騎士の装甲はメキメキという音を立てながらひしゃげた。 その一撃で意識が飛んだのか、ナイフの形を取っていた靄が霧散する。 更にその隙を狙ってアキは右の拳をすくい上げ、騎士の胸部に叩き込む。 重量を秘めた黒球のついた拳を叩き込まれた騎士はズドンという鈍い音と共に上へ殴り飛ばされる。 アサギは騎士を指差して呟く。 「紫雷の猟狐《フォックスハウンド》」 その言葉が空間に紡がれて溶けた瞬間、アサギの周りに狐が何匹も出現する。 「狩りの時間だ《セット&イグニッション》」 アサギの一言を合図に周囲で待機していた狐が紫電を放ちながら騎士へ様々な方向から攻めにかかる。 騎士は咄嗟に靄を集めて厚い壁を作り出し、アサギの飛ばして来た狐たちに備える。 ガリガリという音を立てながら狐たちは壁を削っていき、壁を突破した最後の数匹は騎士の装甲に突き刺さって爆発する。 人差し指と中指を騎士に向けたアキは黒の雫《シュヴァルツトロプツェン》と呟き、詠唱を破棄して魔法を発動。 指先に魔力が集束し、小さな黒球が形成される。 「さっさとくたばれ《グゥーテ ナハト》♪」 黒い奇跡を描きながら黒球は機関銃の様に撃ち出され、騎士の右腕を貫通する。 「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」 甲冑の中から少女らしき声がくぐもって聞こえてきた。 「女の子の腕に貫通痕を作るのは胸が痛むなぁ~」 騎士の右腕に出来た貫通痕から黒い靄が血の様に噴き出す様を眺めながら楽しそうに笑うアキ。 「でも仕事だからなぁ~。黒き断頭台《シュナイデン シュヴァルツシルト》」 落下してくる騎士に止めを刺すように魔力が集束して出来た刃が叩き落される。 本来なら重量で強引に物体を切断する魔法であるが、流石に人体を切断する訳には行かない。 威力は道路に軽くめり込む程度まで軽減されていているのだが、グシャっという耳障りな音と共に騎士は地面にめり込んだ。 「ひとまず鎮圧完了?」 「そんな訳無いだろ~。馬鹿めぇ~」 気楽なアキの呟きにアサギは武装を解除せずに突っ込みを入れた。 二人によって一方的にやられっぱなしであった騎士は周囲に漂う煩悩などを吸収しながら立ち上がる。 「まだまだ大丈夫なようだな」 「あぁ、戦り甲斐があるではないか」 鎧を修復し、身体も十mぐらいまで肥大した騎士を見上げながら呟くアキとアサギ。 「本体の位置は分かっているのか?」 「アサギこそ」 騎士を見上げながら楽しそうな笑みを浮かべるアサギに、アキは両手の指を鳴らしながら返す。 「今夜は陸士部隊の奴らが優しいなぁ。交通規制だけじゃなくて、ご丁寧に結界まで張ってくれているぞ」 「あいつが壊れるまで思う存分、戦っても良いという事だろ~」 騎士を見ながらニヤリと笑う二人。獣のように歯を剥き、新しい玩具を貰った子供のように目をキラキラさせている。 その二人から放たれる気配に騎士もわずかに退いたように見えた。 雷皇麒を納刀したアサギと左手に超重力を孕んだ黒球を生み出したアキが動いたほとんど同時。 二人を潰さんと、高密度の靄で作った大剣を叩きつける。 しかしアサギはその攻撃を回避し、大剣の刃を駆け上がる。 騎士の顔面に右の拳を叩きつけると同時にアサギは楽しそうに魔法の銘を紡ぐ。 「スタン…クレイモア♪」 アサギの右拳から高圧電流に変換された魔力がスタンガンのように弾けた次の瞬間には爆発音と共に騎士の頭が弾け飛んだ。 反撃の隙を与えない為か、擬似的に作り出した無重力空間で瞬間移動と言っても過言ではないスピードまで加速したアキが騎士に突っ込んできた。 「必殺っ! ディバイぃぃぃぃぃン……」 銃弾如きスピートまで加速した状態で腰を捻ると同時に右肘を軽く引き、騎士の装甲めがけて突きを叩き込む。 超重力を孕んだ右拳の魔力球が騎士の装甲を突き破り、右腕がめり込んだ。 「おろしがねぇぇぇぇぇっ!」 騎士の装甲にめり込んだ程度でその勢いは納まらず、道路のアスファルトと騎士の装甲をガリガリと削りながらも前に進み、アスファルトの破片と靄を撒き散らす。 更にアキは開いた左拳の先に重力球を展開し、再び強烈な一撃を騎士の胸部に叩き込んだ。 地面に叩きつけられ、大きくバウンドしたところで重力と質量を利用して瞬間移動したアキの追撃が騎士に突き刺さった。 弾き飛ばされた騎士であったが、陸士部隊の展開した結界に背中を叩きつけられることで止まり、そのままその場に倒れ込んだ。 凄く満足げな顔をするアキの隣に立ったアサギは淡々とした口調でツッコミを入れる。 「アキ……その技。使うのは止めといた方が良いと思うぞ」 「ん? 何でだ?」 周囲に漂う黒い靄が騎士に集まるのを眺めながらアキは適当な返事を返す。 「スバル・ナカジマ一等陸士が泣くから」 「そうか」 立ち上がった騎士を一瞥したアサギは楽しそうに笑う。 靄によって新しい姿を得た騎士が二人の方に歩み寄ってきた。その姿は禍々しく、凶悪でなっていた。 まるで相手に畏怖を与え、心に恐怖を植えつけるように。 「はっ。戦意を失わせようとする気なのか知らんが……甘いなぁ~。ブリッツ・リヒト……シュトライヒェン」 片目が紅く染まり、片目が黒く染まったアサギが楽しそうに笑いながら抜刀する。 魔法の発動と轟音はほぼ同時。紫電を纏った野太刀が勢い良く抜刀された野太刀が煌めいた。 光となった雷皇麒の刃が腹部から騎士の身体を分かち、腹部から下を焼き尽くした。その切り口はまるで定規を当てたのごとく綺麗な一文字。 「恐怖心を与える事による戦意喪失は良いアイディアだけど……悪いね。俺たち…こっちが壊れちゃっているから。黒き断頭台《シュナイデン シュヴァルツシルト》」 魔力が集束する事で発生した巨大な断頭台が騎士の両肩に落ち、両肩を重量で強引に切断する。 腹部から下の部分と両腕を失った騎士にアサギはニヤリと笑いながら呟く。 「ダルマの出来上がりだな……」 隙を見せたアサギを睨みながら、口から黒い槍を勢いよく吐き出す。 「星喰らう暴食者《エッセン・シュヴァルツシルト》」 アサギの前に躍り出たアキが手を合わせて魔法を発動。開かれた手の間から黒い球体が出現し、飛んできた騎士の槍を飲み込む。 「あぶねっ……」 間一髪で騎士の攻撃からアサギを守ったアキは冷や汗をかきながら息を吐き出す。 青筋をぴくぴくさせながら笑みを浮かべているアサギはアキを呼ぶ。 「何だ?」 アサギの口から出たのは一言のみ。 「犯《や》れ」 「ええっ!」 ろくでもない命令をされたアキはギョッとする。 しかし妙に嬉しそうなアキにアサギはため息をつきながら補足説明をした。 「別に青姦……路上プレイしろと言っているわけではないぞ」 「ちょっ! 言い繕っても意味は同じだからっ!」 ツッコミを入れるアキにアサギはいつの間にか納刀していた雷皇麒の鞘でその喉に突きを入れた。 「ちょっと黙りたまえ」 「い…イエズ……ザー……」 咳き込みながら頷くアキ。 「アレを使うから時間稼ぎをしてくれたまえ~。アキなら、動きながら準備は出来るだろう?」 「まぁ……な。でも、何で犯《や》れって言ったんだ?」 アサギに騎士の黒い槍を飲み込んだ球体を渡し、指を鳴らしながら訊ねるアキ。アサギはのんびりと答える。 「人外でもノンケでも食べるんだろ~?」 「それは朱乃さんだけですから!」 アサギの口から出た意味の分からない理論に焦る余り、アキの口調がいつの間にか敬語になる。 息を吹きかけるようにアサギはアキの耳元で囁く。 「……ご褒美ですよっ♪」 「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 悲鳴の様な叫び声を上げながらアキは周囲の悪意を吸収して身体を修復する騎士に突っ込む。 騎士は突っ込んでくるアキを迎撃する為に身体を修復しながらも靄を槍に変えて発射する。 アキの身体に槍が突き刺さるが、全く動じずにニヤリと笑って魔法を発動した。 「スタぁーライトっ《星》!」 周囲の上空に漆黒の球体が幾つも精製されて配置された。 騎士は身体を修復し終えると、発射する槍の数を増やす。 身体に槍が突き刺さりながらもアキは笑みを崩さすに魔法を完成させる。 「フォーリンッ《堕ちつ》……ダウンっ《日》!」 上空に浮いていた漆黒の球体が一気に落とされる。 落ちた球体は地面にクレーターを作り、球体を喰らった騎士はいきなりかけられた重みで膝をつく。 「流石、高町教導官の対SLB用として編み出した魔法だな……」 自身が編み出した魔法の一つによって膝を突いた騎士を見ながら呟くアキ。 その言葉が挑発に聞こえた騎士はアキを睨みながら身体を少しずつ持ち上げていく。 「マジっ!?」 「アキが時間稼ぎをしてくれている事だし、手早く完成しないとなぁ……」 アサギは雷鮫に球体を装填。電気へ変換された魔力を注ぎ込み、銃身に小さいが強力な磁場を作り出す。 漆黒の球体は銃身の中で急速に回転し始め、ひし形のような長細い物体へと姿を変える。 「アサギっ! 早くしろっ! 押し切られるぞ」 「……OKだっ!」 その言葉を合図にアキは騎士から退き、〈スターライトフォーリングダウン《星堕ちつ日》〉を解除する。 「抉り穿ち抜く《ストレイト》……」 アサギの前に超重力に変換された魔力の壁が出来上がる。 「神威《ディヴァインド》!」 超重力の壁に向けてアサギは作り出した磁場の中にいる物体を解き放つ。 弾が纏った電流とレールの電流に発生する磁場の相互作用によって、針のような形をした球体が加速して発射される。 超重力の空間でスピードが微かに落ちたが、勢いを失って落ちることなくそのままその空間を抜けて騎士へと迫る。 咄嗟に騎士は靄を限界まで使って分厚い壁を形成する。 超重力の空間を突き抜けた一撃は空気摩擦で白銀の閃光に変わる。その解き放たれた一閃は空気を押し出し、発射時に立ち込める粉塵すら吹き飛ばす。 発生した衝撃波が分厚い靄の壁を少しだけ吹き飛ばし、一閃は壁を穿ち抜いて騎士の身体を貫かんと突き進む。 「……ちっ」 アサギはわざとらしく舌打ちをする。 二人の放った〈抉り穿ち抜く神威《ストレイトディヴァインド》〉は騎士の装甲に接触するギリギリで止まってしまう。 騎士は二人の攻撃を封じた歓喜に身を震わせながら展開していた壁を靄に還元して攻撃を叩き込もうとした時。 騎士が見たのは、凄く嬉しそうな笑顔を浮かべる二人の姿。 獰猛な肉食獣のように歯を剥き、新しい玩具を貰った純粋無垢な子供のように目をキラキラさせている。 「あぁ……本当に残念だ」 アサギはニヤリと笑いながら騎士に言った。 立てた人差し指と中指を騎士に向けながらアキは、魔法の銘を紡ぐ事で発動させる。 「喰らいつけ―――黒の暴君《テュラン・シュヴァルツシルト》」 その言葉に従うようにアキの周囲に漆黒の球体が幾つも精製される。 精製した球体が泡を立てながら膨らみ、漆黒の鮫を生み出す。 「喰い散らかせ―――白銀の雷鮫《グラトニー・ヴァイス》」 直後、魔力がアサギの身体からほとばしる。 魔力は放電に似た現象を起こし、まるでイルミネーションのように周囲で雷球が作られる。複数の雷球が多数の雷球となって分離し、遂には無数の雷球を生む。 雷球は空中で回転し、雷球は紫電を纏う白い鮫となる。 「破軍!」 「抜砦!」 「「破軍鮫陣《ストレイト・オーヴァ》!!」」 アサギとアキは腕を横に大きく振り抜いて怒鳴ったのを合図に、白と黒の鮫は鋭い牙を見せつけるように大きく口を開けて騎士へと迫る。 白銀の鮫は纏った雷をほとばしらせながら弾丸のように突っ込み、漆黒の鮫はその身を跳躍させて自重で相手を潰しにかかる。 騎士も二人の〈破軍鮫陣《ストレイト・オーヴァ》〉から身を守るために再び靄を集めて壁を展開。今回は白と黒の鮫を破壊する為に巨大なとげが無数に生えていた。 しかし鮫たちはその身がトゲで突き刺さって霧散しようとも、機関銃から撃ち出される銃弾の様に特攻を行う。 その身を滅ぼしながらもトゲの生えた壁を穿ち抜き、粉砕し、破壊していく白と黒の鮫たちの姿は消える前に一際輝くろうそくの炎の様にある種の儚さと命の輝きを感じさせた。 黒い靄となった悪意や煩悩が陸士部隊が張った結界を透過して騎士に集束し、装甲と展開されている壁が徐々に凶悪な姿に変わりながらも分厚くなっていく。 それでもアサギとアキが放つ〈破軍鮫陣《ストレイト・オーヴァ》〉は二人の魔力を貪りながら、騎士が壁を強化するのを上回る速度と物量で壁を削り取って行く。 遂には展開されただけではなく騎士の装甲まで抉り取り、最終的には核となっていた少女が地面に叩きつけられた。 アキは少女が逃げないように重力結界で押さえつける。 数分後に結界は解除され、陸士部隊の局員が走ってきた。 「和泉アサギ教導官。篠鷹アキ教導官。お疲れ様でした。護送は私たちが行います」 「ん……悪いね」 少女に局員が駆け寄ってきた事を確認したアキは重力結界を解除する。 その瞬間、少女が自身を包み込むように球体を形成。全方位に巨大なトゲを出して近づいてきた局員をひるませる。 局員をひるませた少女は球体を靄に戻して羽に変え、そのまま空に飛び立ってしまった。 アキは黒っぽい空を見上げながらアサギに尋ねる。 「なぁ、逃がしたのは俺の責任になるかな?」 「……ならんだろ」 〈二十一時四十五分 幽霧〉 ヴィアフが抜けた緊急時に仕事をした事と、人の入りが少し収まったという二つの理由で幽霧は休憩を貰っていた。 休憩時間を誰かと一緒に出かけるという事が無い幽霧は次の仕事先へ向かおうと裏口の扉を開ける。 「こんばんは」 「雫先生……」 そこにいたのは開発部主任の雫・鏡月だった。 何故かいつものように男物スーツを着た上に白衣を羽織っている。 驚く幽霧に雫は微笑みながら言った。 「デートしましょうか」 〈二十二時一分 無限書庫〉 雫と幽霧は転送ポートを通って無限書庫に向かっていた。 何故か雫の片手には茶色の大きな紙袋が抱えられていた。 無限書庫に入る為に必要な最後の扉を二人は潜り抜ける。 中では大晦日に関わらず無限書庫で仕事をしていた司書たちの目が既に死んでおり、いたる所で過労によって気絶した司書がぷかぷかと浮いていた。 「夜分遅くに失礼します。差し入れに来ました」 雫の一言によって司書たちの目に光るが宿る。その目つきはまるで獲物を見つけた肉食獣のようでもあった。 「首都防衛部隊が出店している中華飯店『覇道軒』の翔龍饅頭です」 目をギラギラとさせた司書たちが微笑む雫へと群がる。 雫は饅頭を手に入れようとやって来る司書たちに配る前に、首都防衛部隊とプリントされた長方形の箱を幽霧に手渡す。 「これを司書長と司書長補佐に渡して置いて下さい」 言われるままに幽霧はその箱を持って、司書長であるユーノ・スクライアと司書長補佐の久世ノインシュヴァンを探すために下へゆっくりと降下した。 飢えた司書に追いかけられつつも二人を発見する幽霧。そして目の前に広がる光景に絶句する。 「あら、霞。久しぶりね」 「や……やぁ。幽霧霞三等陸士と会うのは久しぶりだね」 作業用のテーブルと椅子が無重力空間に固定された状態で置かれており、二人はそこで作業をしていた。問題はユーノの姿であった。 胴体から足までが鎖や捕縛魔法《バインド》で椅子に縛り付けられてきた。 ノインの足元には専用デバイスである棺型デバイス『グレイヴ・オブ・クラウン』が浮いており、重厚そうな装飾がなされた棺の隙間からおびただしい数の鎖が覗いていた。 「えっと……雫先生から翔龍饅頭の差し入れです」 趣味は人それぞれなのだと割り切った幽霧はテーブルに首都防衛部隊と書かれた長方形の箱をテーブルの置く。 無重力だからか、箱はテーブルの上でふよふよと浮いていた。 「まあ、ココで休憩しましょう。ただし……」 ノインの休憩と言う言葉に目をキラキラさせるユーノ。 そこでノインはユーノに釘を刺す。 「司書長の外出は十二時間後ですからね?」 「うん……分かってるよ」 凄く残念そうにうなだれるユーノに首を傾げる幽霧。 箱から翔龍饅頭を取り出したノインはかじりながら詳細を説明する。 「司書全員で外出時間を決めたのに、このユーノ・スクライア司書長様は教導部隊の高町なのは一等空尉さんのウェイトレス姿の画像を見た瞬間、ナニカが切れたかのように逃げ出すから強引にでも椅子に縛り付けて仕事をさせているの」 「……なるほど」 ろくでもないユーノの執着心に若干ひきながらもノインの説明に納得する幽霧。 箱の翔龍饅頭に手を伸ばしつつ、文句を言うようにユーノは呻き始める。 「饅頭……取れないんだけど」 「それでも鎖と私の分のバインドは外しませんからね」 凄く爽やかな笑顔で言うノイン。拘束を緩めるどころか鎖とバインドの数を増やして更に締め上げる。 「の……ノインシュヴァン司書長補佐? 僕は最近のレン・ジオレンス陸曹長や弥刀餅二等空士みたいにマゾじゃないんだけど……」 「……どうぞ」 幽霧は箱から翔龍饅頭を取り出し、下に敷かれていた髪を外してユーノに差し出す。 「ありがとう」 そう言ってユーノは幽霧が差し出した翔龍饅頭をかじる。その瞬間、ノインが凍りついた。 ある意味で生命の危機に気づいていないユーノは美味しそうに差し出された翔龍饅頭をほおばる。 そして饅頭がなくなると、ユーノはその味が移っていると思っているかのごとく幽霧の指をしゃぶり始めた。 「ひゃうっ!」 まさか指をしゃぶられると思ってみなかった幽霧は女の子のような声を上げた。 指先には多くの神経が通っているだけに、何かが背筋を這い上がってくるような寒気と同時に軽い虚脱感に襲われる。 口から指を抜いたユーノは少し虚脱したような顔をする幽霧を見ながら楽しそうに笑いながら話す。 「幽霧三等陸士の指って……長くて細いんだね」 少し照れ臭そうに頬を掻きながらユーノは更に付け加える。 「それに柔らかくて……良い匂いがしたし……」 微かに頬を朱に染める幽霧。 ノインはその冷ややかな青の瞳を半目にして、あくまで冷静に命令を下す。 「汝。その鋼鉄の腕を持って我が領域へ招待せよ」 ガリガリという音を立てながらユーノを束縛する鎖が動き出す。 自身を棺の中に飲み込もうとする鎖にユーノはギョッとするが、抵抗する事は出来ずに飲み込まれる。 「ノインっ……!」 「流石にプライベートの話を易々と聞かせる程、私は尻軽の女ではないわ。長月さんも言っているでしょう? 『弱みを見せた女は漬け込まれる』って」 各部署から求められている報告データをまとめながらノインは淡々と答えた。 あいかわらず冷静沈着なノインに幽霧は苦笑いするかのように口元を微かに歪める。 彼女はそこで作業をしている手を止め、幽霧の方に向いてゆっくりと手を伸ばす。 「……貴方の口から、雫先生という言葉を聞くのは久しぶりね」 そう言ってノインは幽霧の頬に触れ、顎の線をなぞる様に優しく撫でる。 「長月さんたちと一線を引こうと、家を出た貴方にしては珍しいわね……霞」 「前の癖が出ただけです」 淡々とした幽霧の言葉に少しだけ残念そうな顔でノインはその手を放す。 「変わらないわね。霞」 「そう言う貴女もですよ。ノインシュヴァン」 無表情な幽霧の顔は彼女の方に向いているが、目はどこを見ているのか全く判断がつかない。 「幽霧。そろそろ行きましょうか」 二人の会話に割り込むように頭上から雫の声が響く。 「それじゃあ、失礼します。久世ノインシュヴァン司書長補佐」 ノインに別れを告げた幽霧はそのまま上に上昇して行った。 幽霧が去った後もノインは作業に戻らず、自身の手の平を見つめていた。 そこには幽霧の体温と触れたときの感触が微かに残っていた。 ノインは無言でその手を胸に当ててぎゅっと抱きしめながら瞼を閉じる。 それはまるで何かを祈っているかのように。 しかしノインがその心中で何を願っているか誰にも分からない。 『グレイヴ・オブ・クラウン』の蓋が微かに動き、小さな呟きが漏れ出た。 「難儀だね……あの幽霧霞三等陸士も。そして……君も」 〈二十二時三十五分 屋台「和み鍋」】〉 「はぁ……」 エリオは冷たくなった手に息を吐きかける。 しかし温かくなったのはほんの一瞬ですぐに冷たくなってしまう。 寒そうにするエリオにミラたちは心配そうに声をかける。 「エリオ。寒かったら、もう撤収しても良いよ? ほら、キャロとルーテシアも」 三人ともスカートが短いメイド服であるだけに足が冷えないか、ミラは心配のようだ。 「だっ…だだだ、大丈夫です」 「……大丈夫です」 心配そうな顔をするミラに大丈夫だと言う二人だが、身体は寒さで微かに震えている。 「それよりも……メイド服から別の服に着替えちゃ駄目ですか?」 「駄目」 迷う事もせずに即答するミラにエリオは肩を落とす。 「こんばんは」 そこで男物の黒いスーツの上に白衣を羽織った雫が声をかける。 「あっ。いらっしゃいませ! 雫さん。ご注文はどうしますか?」 「私はヒツジ汁で」 「じゃあ、自分は具沢山の優しいシチューで」 雫とミラの会話に割り込んだ存在にエリオは驚く。 そこにいたのはエリオが片想いに似た感情を抱いている幽霧だった。 何故か濃紺のワンピースの上にフリルのついたエプロンを付け、頭にはフリルのカチューシャがきちんとつけられている。 スカートの下からフリルのついた白いぺチコートがちらりと見えた。 「こんばんは」 「あっ! あぅ…こんばんはです」 仕事用の笑顔で挨拶をする幽霧にエリオは慌てて頭を下げる。 「雫さん。ヒツジ汁だお」 顔を真っ赤にしているエリオとそれをぼんやりと眺める幽霧の脇で、ヒツジは雫に熱々のヒツジ汁の入った発泡スチロールのおわんを手渡す。 「ほら、エリオ。幽霧君にシチュー渡す」 「あっ! はいっ!」 ミラの耳打ちでエリオは我に返り、寒さと緊張で手を震わせながらも熱している寸胴鍋に入ったシチューを発泡スチロールに移す。 手の平は発泡スチロールから伝わるシチューの熱で痺れ、身体は寒さで痺れに似た感覚を感じながらもエリオは幽霧に『具沢山の優しいシチュー』を手渡す。 「どっ……どうぞ」 熱いシチューを持っているはずなのに、幽霧が触れたエリオの手はとても冷たかった。 「雫さん。ちょっとシチューを持っててくれませんか?」 いきなり言ったにもかかわらず、幽霧の意図を悟った雫は微笑みながらシチューを受け取る。 そして一緒にアルフィトルテも連れて行く。 「エリオ・モンディアル二等陸士。両手を出してくれませんか?」 長机をはさんで向かいにいる幽霧の意図が分からなかったが、エリオは言われた通りに両手を差し出す。 幽霧は差し出してきたエリオの両手を自身の両手で包み込む。 周囲の寒さで毛穴が開き、敏感になったエリオの手が幽霧の柔らかくて仄かに温かい手の感触を鋭敏に感じ取る。 片想いを抱いていた幽霧によっていきなり両手を握られた驚きと羞恥でエリオの心臓は大きく跳ね、鼓動の速度が一瞬でトップスピードに切り替わった。 心臓の動く速度が早くなった事で血行も良くなり、幽霧の手に包まれた両手どころか身体まで熱くなっていく。 「まだぬるいですね」 血行が早くなる事でほとんど興奮状態になっているエリオに止めを刺すかのように幽霧は包み込んだ手に息を吐きかける。 温かくて柔らかい幽霧の手に包まれた両手に吐き掛けられた幽霧のあたたかい吐息にエリオはこそばがゆさを感じた。同時に殺意混じりの視線が背後に突き刺さっているのを感じた。 壊れたロボットのようにギチギチと音を立てながらゆっくりと後ろを振り向くエリオ。 そこには今にもヴォルテールや白天王を召喚しそうなキャロとルーテシアが半目でじっと睨みつけてきていた。 幽霧が手を放した瞬間、エリオは二人によってリンチされるかもしれない状況。 「これであったかくなりましたね」 いつもなら気づくはずなのに、幽霧はこのすさまじい状況に気づかずに微笑みながらその両手を離す。 寒さで霜焼けになりかけていたエリオの手はさっきとうって変わり、興奮と羞恥によって発生した熱で真っ赤になっていた。 エリオの手を包んでいた幽霧の手が離れたのを見計らい、キャロはエリオを押し退ける。 「幽霧おねえさん。私もお願いしますっ!」 上目遣いで頼み込んでくるキャロとルーテシアに幽霧は苦笑する。 「はいはい……」 苦笑しながらも幽霧はキャロの差し出してきた両手を両手でぎゅっと包み込む。 「ふぁ…おねえさんの手……柔らかくてあたたかいよぉ……」 恍惚とさせながら幸せそうな顔をするキャロ。幽霧もキャロの幸せそうな顔に笑みをこぼす。 十分に温まった所で幽霧はキャロの両手を離す。 そして嬉しそうな顔をするキャロを羨ましそうに見るルーテシアに声をかける。 「ルーテシアさんも?」 「……うん」 頬を赤らめながら小さな頷き、ルーテシアは両手を差し出す。 幽霧はまるで主の手を取る騎士のようにルーテシアの両手を手の上に乗せ、もう片方の手で被せる事で両手をゆっくりと包み込んだ。 「……あったかい…」 幸せそうにルーテシアがそう呟いた途端、近くでフラッシュが焚かれる。 幽霧はルーテシアの手にかぶせていた手を退けて、フラッシュが焚かれた方を見る。 カメラを取っただろうと思われる青年は片手でカメラを構えながらも片手でジェスチャーを取りながら言う。 「どうぞ。続けて下さい…」 「手を温めあう姉妹メイド萌えっ!」 「というか、あれは幽霧三姉妹次女の朧さん!?」 「いや、あれ……ミラージュじゃないのか」 周囲で色々と囁かれている中、幽霧は何事も無かったかのようにルーテシアの両手を包み込んで温める。 恥ずかしいのか、包み込んだルーテシアの手に熱が帯びていく。 安心させようと思ったのか、幽霧はルーテシアの耳元に顔を寄せて囁く。 「大丈夫」 「……うん」 真っ白な頬に朱を混じらせながらルーテシアは小さく頷いた。 湯気が出るんじゃないかと思えるくらい温かくなった所で幽霧はルーテシアの手を放す。 「ありがとう」 囁くような小さな声でルーテシアは幽霧に礼を言う。 「どういたしまして。それでは、しつれいします」 そう言って幽霧は少し離れた場所でヒツジ汁を食べている雫とアルフィトルテの方へ歩いていく。 「ご苦労様です」 雫は微笑みながら幽霧を出迎えた。 「幽霧は相変わらず、年下には甘いんですね」 「そうでしょうか?」 過去に似た事をアサギに言われた事がある事を思い出した幽霧は不思議そうに首を傾げる。 「ええ。貴方は年下に甘すぎます」 微笑みながら言う雫に幽霧は何も言えなくなってしまう。 「そういえば、自分が頼んだ具沢山の優しいシチューはどうなったのでしょうか?」 「ごめんなさい。幽霧がルーテシアさんの手を温めている間にアルフィトルテがお腹をすかせていたので食べさせてしまいました」 「はぁ、そうでしたか」 別にアルフィトルテはデバイスであるから食事が必要というわけではない。 しかし人間の少女と同じ姿を取っている為に人間の習性というものにひきづられるらしい。 そして食事で取った物を稼動するためのエネルギーや魔力に変換しているので無駄というわけではない。 約二ヶ月の生活で幽霧も知っているので、アルフィトルテが自身の頼んだシチューを食べた事について怒ってはいなかった。 「じゃあ、そろそろ行きましょうか」 雫はそう言って発泡スチロールを近くのゴミ箱に捨て、アルフィトルテは幽霧の手をぎゅっと握る。 「ママの手……少し冷たくなっちゃったね」 「そう?」 アルフィトルテは握った幽霧の手をもう片方の手で包み込みながら純粋無垢な笑顔で言った。 「冷たくなったママの手はアルフィトルテがあっためてあげるね」