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「フースーヤ」 折角、先へ進む道に光明が差したのだ。皆の眼に再び絶望の色を灯させたくはない。 そう思ったセシルは作戦を開始する直前、ローザ達に気づかれるようにこっそりとフースーヤへと語りかけた。 「何だ……」 言葉では疑問を発してはいるが、月の民である老人は全てを悟っているようであった。 「あなただけの力では作戦を成功させるだけのバリアを張ることはできない……そうですよね??」 「…………」 無言は肯定を意味していた。 「だったら僕も手伝います! 僕にも月の民の血が流れているだったら力になれるはずだ」 「しかし……」 フースーヤの言葉が続かない。 セシルに協力を頼むことに引けを感じているわけではないのだろうが…… 「フースーヤ!」 「すまない、頼む」 協力を拒み続けるフースーヤであったが、セシルの強めの叱咤に決断を強いられた。 「ありがとう」 それだけ言って、すぐにクリスタルへと手を触れる。 (こうすればいいんだな……こうやって力を注げば……) 「あまり力を使いすぎるな……お前はまだやるべきことが残っているはずだ」 「わかっています」 フースーヤの忠告に耳を貸しつつも、セシルは一人で想いを馳せていた。 (おそらくはこれが最後の戦いになる……否、仮にそうならなかったとしても僕にとって重要な戦いとなるはずだ 巨人の中へはカインがいる、そしておそらくにい……ゴルベーザも、二人とも決着をつけなければならない……) 特にカインとは何があってもだ。 (エッジ、リディア……ローザ。ここにこれなかったみんな……ギルバート、ヤン、シド、そしてポロムにパロム。 戦いで命を散らしたテラ……みんなの力があったからここにここまで来れた……だから最後にもう一度力を貸してくれ そして見守ってくれ……) 想いの力がクリスタルへと注がれる。 (行こう……もうすぐだ、カイン) 地上を救う者達9
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まだ間もないと言うのに各地で命をかけた戦いが起きている今。 このホテルの一室にも戦士がいた。 戦国武将伊達正宗 彼もまた歴戦の強者でありその強さは一般人のそれを遥かに凌駕する。 無論武器に頼らなくても体は充分に鍛えられている。 幸い彼の武器である刀はちゃんと六本支給されているようだ。 ホテルの一室にもすでに戦いの音は聞こえていた。 音の正体は主にセル周辺の戦闘音だ。離れてはいるが爆発音は僅かだがしっかりと聞こえてくる。 魔女となれ果てたまどかの攻撃による地震。この二つが音の正体。 音から察するにかなりの激しい戦闘なのは誰でも分かるほどだ。 今にでも関係無き者が死んでゆくかもしれない。無駄な血が流れていいものか。 そんな悪党外道には容赦はない。無論主催者もそうだ。この手で必ず討ち取る。 それが竜。戦国武将奥州筆頭伊達正宗。 戦国武将の名は伊達じゃない。 彼ならば弱き者のため戦うだろう。 彼ならば悪を討ち取る戦士へとなり得るであろう。 彼は現在ホテルで寝ているわけだが。 ★★★ とあるホテルの一室から飛び出した男は階段を駆け下りる。 鍛え抜かれたその脚力はあっという間に廊下を駆け抜け階段を跳躍で飛ばす。 彼が走る理由。それは戦いが起きている地に向かうため。 ここまで聞こえてくる音に興味を持ったのは事実。 だが彼はそんな事よりも理由もなく弱者をいたぶる輩が許せないのだ。 名簿を確認してないため民間人が居ない事も知り合いが参加している事も知らない。 だが走る。その拳で戦いを止めるために。 名をトキ その病故に光を浴びなかった男 考える時間も無いほどの速さでホテルを飛び出す。 外に出たことにより奥の方に光が見えては消えの繰り返しが目に映る。 確信する。あれが戦闘が起きている場所だと。 目的地目掛け走るトキ。 しかし目の前の地面は突如流砂となり彼の足を阻む。 突然の出来事により足を止める。 自分の知っている知識では理解できない事が目の前で起きている。 すると前方――――流砂の先に一人の男が見える。 姿は長身であり黒いロングコートに口には葉巻顔には傷に片手には黄金に輝く鉤爪。 その姿はどこかのマフィアのボスを連想させる。 トキは彼に言葉を投げかける。 「之はお前の仕業なのか?」 出された疑問に男は笑みを浮かべ投げ返す。 「だとしたらどうする?」 「私の邪魔をするならお前を超えて行く」 答えは決まっている この世に無駄な命などない。 それを脅かす存在があるのならば 容赦はしない 人を救う事に繋がるのならば それが病に侵されし男の願い―――― 【G-2 /1日目・深夜】 【伊達正宗@戦国BASARA】 【状態】 気疲れで睡眠 【装備】 刀 【持ち物】 ランダム支給品0~3、基本支給品一式 【思考】 基本:主催を倒し元の世界へ帰る 1:現在睡眠中(疲労により) 【備考】 ※織田信長を倒した直後により参戦 ※名簿は確認してません 【トキ@北斗の拳】 【状態】 【装備】 なし 【持ち物】 支給品1~3、支給品一式 【思考】 基本:弱き者を救い悪を倒す 1:目の前の男をどうにかする 2:戦いの地へと急ぐ 3:他は後回し 【備考】 ※ラオウ戦前より参戦 ※名簿は確認してません 【サー・クロコダイル@ワンピース】 【状態】 【装備】 なし 【持ち物】 ランダム支給品1~3、基本支給品一式 【思考】 基本:邪魔者は排除し元の場所へ帰る 1:目の前の男を殺す 2:情報を知っている人がいたら情報を聞き使えない奴なら殺す 【備考】 ※エース死亡後の赤イヌ戦より参戦 ※名簿は確認していません ※砂の体はただの攻撃なら無効化可能 愛を取り戻せ 時系列順 チーズは何処へ消えた? 愛を取り戻せ 投下順 怪物攻略戦 GAME START 伊達政宗 モーニングはいかが? GAME START トキ 幕間は終わり GAME START サー・クロコダイル 幕間は終わり
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マイリスト 作品解説 制作者:開拓流行れP(ユーザーページ) 参考 開拓流行れP(ニコニコ大百科) 愛はウルスを救う(ニコニコ大百科) 作品別用語集 - 愛はウルスを救う(iM@S架空戦記シリーズ補完wiki) GM 日高愛 PC(PL) ライラ・アイシンギオロ(天海春香) ドレイク/女性/483歳/魔術師生まれ クリスティアーナ・カイ(如月千早) 人間/女性/17歳/冒険者生まれ 愛称:クゥ エ=モーン(秋月律子) ライカンスロープ/女性/23歳/斥候生まれ エヴレナ・キング(三浦あずさ) リルドラケン/女性/21歳/戦士生まれ シュバリス(双海真美) ラミア/女性/24歳/戦士生まれ
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企画内容 1 名前:参喪 ◆GAKKY/cBE2 [] 投稿日:2010/08/28(土) 19 34 33 0 24時間書き込み~コテは喪板を救う~ 日時 8月28日(土)夜6 30~29日(日)夜9 00 パーソナリティ 参喪、蓬莱人、リンゴ、お喪らし、ボギー 他(多分) テーマソング 21世紀音頭 / THE HIGH-LOWS http //www.youtube.com/watch?v=Ng9NrD0R5_M sns=em 主な企画 24時間コテ雑 まさになんでもあり、勿論名無しも参加可能 リンゴ巻く奴のネトラジ「まく☆らじ2010」 蓬莱人のニコニコ生放送 スレッドまとめ 24時間書き込み~コテは喪板を救う~ http //toki.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1282991673/ 1-200 201-400 401-600 601-800 801-1000
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「ギャグは世界を救う」 作者:暇な学生 ◆SNCT/eSH72 魔王 魔導師 勇者 ナレーター 導師01「魔王様、氷の力を持つという勇者が魔王城を攻めてまいりました」 魔王01「氷?そんなもの我が炎で蒸発してくれるわ」 勇者01「魔王!、お前を倒しに来た」 魔王02「我が魔王城に来たというからにはたいそうな勇者だと思っていたが、 なんだ装備も調っていないひよっこではないか。 魔道師、お前に任せる」 導師02「ハッ、すぐにこの者を消し炭にしてご覧に入れます」 勇者02「やられるかよ、先手必勝!くらえ氷魔法ジャオ」 勇者03「魔導師が困ってる、まあどうしよう」 勇者04「魔王がショックを受けてるオーマオウガッ」 ヒュ~ 魔王03 導師03「こんなはずではー」 ピッキーン ナレ01「勇者が魔導師に放った攻撃は魔王をも凍りつかせ こうして世界に平和が訪れた」
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「確かに現状ではこちらが不利だ。しかし……あちらの巨人が我々滅びた星の産物ならば。この月面船も同じだ」 しかしフースーヤはまだ奥の手を残しているようであった。 「どういう事……?」 期待交じりにリディアのエメラルドグリーンの瞳が老人に向かう。 「この月面船がただの移動用の船ではないという事じゃよ……」 幼き様相を残す少女に見つめられさすがの月の民も少し照れた様子だ。 「仮にも大いなる宇宙の船旅を経験してきた船。万一の自体を考慮して様々な仕掛けが用意されておる」 馴れた手つきで操縦機器に用意されたパネルをいじっていくフースーヤ。 「実行者――フースーヤ……本人と認定。承認完了――」 再び、あの録音された音声が聞こえてきた。 「月面船。戦闘モードに移行。準備に移ります。各種武装ロック解除。以下――操縦権をフースーヤへ委ねる」 淡々とした声で次々と読み上げられる言葉はセシルにも理解できるものであった。 「戦闘モード。この船にも武器がついているのか?」 「さっきも言っただろう。万一の自体を考慮して様々な仕掛けがあると……最もクルーヤにとっては不本意なものであっただろうがな……」 月の民の老人の顔が少しばかり曇る。 ただ単純に青き星へと憧れ、この地へと赴き一生をまっとうした男。セシルの父クルーヤ……この星に対しての愛は月の民であっても 青き星に住む者と同じかそれ以上であっただろう。 「こんな形で我々の兵器が青き星の地で戦いを繰り広げるなど、あやつは決して望んではおらぬであろう……」 「…………」 「しかしだ」 感傷に浸る一行の会話を再開させたのはやはりフースーヤの一声だ。 「例えこの船が武装を装備していようが状況は悪ままだ。所詮、月面船は脱出船。破壊も目的として造られたバブイルの巨人相手に まともにやって敵うわけもない」 「やっぱり駄目なのかよ」 「それどころかあの巨人の目的――ゼムスの目的はあくまでこの地上の破壊。あいつの事だ……巨人を手に入れた今、初めから我らなど敵ではないと 思っているはず。近づく我らを迎撃すると同時に地上への攻撃も開始するであろう」 落胆するエッジに更に追い打ちをかけるフースーヤ。 誰も抗議の声を上げない。エッジでさえも、フースーヤの冷静な分析に反論する余地がないのもあるが、目の前に訪れた危機に大して 絶望的な想いを抱えているからだ。 地上を救う者達7
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《友を救う為に 田沼 要》 キャラクターカード コスト2/赤/CP4000/RANK1 特徴なし ボーナスアイコン なし このカードが登場した場合、カードを1枚引く。 なら、どちらが本物か、確かめてみようじゃないか! 夏目友人帳で登場した赤色・特徴を持たない田沼 要。 関連項目 田沼 要 収録 夏目友人帳 01-056 C
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俺たちに翼はない~prelude~ 本編発売に先立って発売された「前奏曲」、有料体験版などとも揶揄される。通称「プレつば」。 本編未収録の短編4つが含まれるため購入を推奨されるが、高い買い物であることは否めない。 しかし、本編とリンクするシナリオはよりあなたの俺つばワールドの広がりを約束してくれますな感じもあるため、本編で我慢できなくなった人は購入するのもいいのではないだろうか。 そういう日もある。 「プレつば」に収録されている短編は以下の4つ。 「ある日の明日香」(渡来明日香編) ある日、明日香は家を出た後に財布を忘れた事に気づく。 一日ぐらい大丈夫だろうと高を括るも、そんな考えはぐうの音にかき消されていく。 「ある日の京」(山科京編) ある日、最高にブルーな状態で部屋から出る気力の起きない京は、今日も今日とて学校に行けずじまい。 他人には惰性からの不登校に見られがちだが、京には京なりの悩みがある。 「ある日の美咲」(林田美咲編) ある日、美咲は片思いの憧れの先輩、羽田鷹志に(主観的に)抱かれる。 しかし想い人は彼女持ちで、しかも相手は学園のプリンセス渡来明日香。それはともかく美咲は今日も恋心全開である。 「ある日の狩男」(軽部狩男編) ある日、レストランアレキサンダーは、些細な偶然の積み重ねというか店長の采配ミスにより窮地に落とされていた。 フロアスタッフの致命的な人手不足に陥ってしまったアレキサンダーを救うべく、狩男は厚い信頼(つけ込んだ弱み)の基に築かれたパイプラインを駆使してなんとか素人ウェイトレス二名を獲得するが、そんな日に限って特殊なお客様が大量にやってきて……。 内容は端折り気味ながらも非常に安価な漫画版も出ている。 名前 コメント
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「フースーヤ」 月で出会い、一緒に同行する事になった老人に訪ねる。 「あの巨人を破壊するにはどうしたらいい?」 「動いてしまった以上、この青き星の技術で完全に破壊するのは到底無理だろう」 「そうか……」 「じゃあどうするんだよ!」 状況とは裏腹に冷静なやり取りをする月の民とその血を継ぐ者。 そこに青き星の代表とばかりにエッジが口を挟む。 「だったらこのままやられるのを見てるだけってのかっ」 「エッジ落ち着いてくれ」 今にも外に飛び出しそうなエッジの足をひとまず止める。 「何ももう打つ手が何もない。そう言いたいわけではない。そうだよねフースーヤ」 「それはそうじゃがな……」 諦めた様子ではない二人。だが、その顔は少しばかり対照的であった。 「あの巨人を止めるにはやはり内部から破壊するしかない……そうでしょう?」 「いかにも」 先読み気味に回答を答えるセシルに期待通りの反応のフースーヤ。 「巨人内部にはあれだけの巨大兵器を動かす為の専用の稼働システムが存在している。それさえ破壊してしまえば。 もう動く事はないだろう」 この言葉にはエッジ達も少し驚いていた。 「そんな簡単な事でいいのかよ!」 「言葉だけでは簡単だ。だが……あの巨人にどうやって潜入するのは結構な困難を要するであろう」 「それで、あの巨人へは何処から潜入すれば?」 難色を示すフースーヤに対し、セシルは顔色一つ変えずに質問する。 「言っただろ……困難を要すると。まずは少し作戦を立てる事から――」 「それじゃあなんだって! あんたはこのまま奴が地上を焼き払うのを待てっていうのかよ!」 あくまで冷静な作戦を展開しようとするフースーヤに対してエッジの怒りが爆発する。 「このまま何も考えずに無駄に特攻するよりかはましであろう」 「だったらこのまま青き星が! 俺達の星が破壊されるのはを黙って指をくわえて見てろっていうのかよ!」 何も言い返さないフースーヤ。そこにエッジは更に一言。 「やっぱり月の民にとって青き星の運命なんて大して重要じゃないんだな……!」 「エッジ、そこまでだ」 続く二人のやりとりを制止する声が一つ。セシルだ。 「フースーヤ。エッジが怒るのは最もだ。この状況をすぐに打破しないなんてのは僕達青き星の者から見たら とても耐えられるようなものじゃない」 そう言って他の二人も見やる。 「そうよ! 私だってこの星の人や幻獣達の住む場所が破壊されるなんて思ったら、黙っておけない!」 話しを振られて答えたのはリディアだ。ローザも黙って頷く。 「そういう事だ。すまないフースーヤ。このまま黙ってむざむざやられて犠牲を増やすことは僕たちには出来ない。 だからさっき言った作戦を実行させてほしい」 作戦というのは巨人の内部に潜入し、システムを破壊する事だ。 「だけど、フースーヤ。あなたの言った事も分かる。確かに危険だ。成功する保証なんてこれっぽちもない。 でも信じてくれ僕たちを。そして力を貸してくれ。この作戦の成功には月の民であるあなたの力は必要だ」 「ふ……」 老人は口元を緩くゆがませて微笑した。 「ふふふ……やはり父親に似ているなセシルよ」 「え?」 「お前の父親クルーヤも似たような事を良く言っていた。自分を信じてくれ、そして力を貸してくれと」 「そうなのですか……」 顔も知らなかった父親の一面を話され嬉しくなると共に照れくさくなった。 「思えば我ら月の民は永きに渡る眠りにつくことを選んでから随分と保守的になっていたのかもしれんな クルーヤが月から出て行ったのもそういう我々を嫌ってなのかもしれん……」 永き追想と共にフースーヤが語る。最後にこう付け加えた。 「月の民にも青き星の者たちから学びとる事は沢山あるな……」 「それでは……」 「分かっておる力を貸そう。そしてあの巨人を一刻も早く破壊するぞ!」 地上を救う者達5