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長岡杏子 長岡 杏子(ながおか きょうこ) 所属局:TBS 入社年:1994年 出身校:慶應義塾大学法学部 生年月日:1971年7月4日 血液型:O型 出身地:秋田県横手市 身長:?センチ 参照Wikipedia 長岡杏子成分分析 長岡杏子の79%は気の迷いで出来ています。長岡杏子の16%は不思議で出来ています。長岡杏子の3%はビタミンで出来ています。長岡杏子の2%は真空で出来ています。 長岡杏子の画像の最新ブログ記事一覧 #blogsearch2 TBS トップページ 女子アナ画像サーチについて 女子アナ画像サーチでは日々更新される膨大なブログ記事の中から、プログラムが女子アナ画像に関する記事のみを抽出、収集しています。 収集されたブログ記事には、各女子アナのページの最新ブログ記事一覧に掲載されリンクが貼られます。 このページをチェックすれば、多くのサイトの女子アナ画像記事の更新が解るようになっております。 autolink
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今日はクラーク博士が帰国の途についた日で、ソ連のゴルバチョフ大統領が初来日した日 陸軍軍人渡辺錠太郎や第265代ローマ教皇ベネディクト16世の誕生日で作家川端康成の命日 フィクションを含めるとジョルノ・ジョバァーナやポムポムプリンの誕生日でもある。ほむほむじゃなくてぽむぽむだよ クラーク博士ことウィリアム・スミス・クラークは札幌農学校(現北海道大学の初代教頭 明治時代に来日した所謂「お雇い外国人」の一人で、日本人に植物学などを教えキリスト教についても講じたらしい 彼が帰国の途につく際に残したBoys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」という言葉は有名だ ベネディクト16世は現在のバチカン市国国家元首で出身はドイツ、本名はヨーゼフ・アロイス・ラッツィンガーという 彼は母国語のドイツ語を含め10ヶの言語を話す事が出来、趣味はピアノでモーツァルトやベートーベンの曲がお好きなよう 彼は避妊とか人工妊娠中絶とかの社会的問題に対してはいずれも断固反対の立場をとっているらしい 日本ではあまり実感が持てないけれどアメリカとかではそれらの問題は常に議論されているらしい また、『独裁者』などで有名な喜劇俳優チャールズ・チャップリンの誕生日に因んで今日はチャップリンデーみたい よし!せっかくだからわたしと杏子ちゃんも今日は喜劇を演じよう! 杏子ちゃん、わたしは杏子ちゃんが好きだ 杏子ちゃん、わたしは杏子ちゃんが大好きだ アホ毛が好きだ赤髪が好きだ八重歯が好きだ 甘い声が好きだ甘い匂いが好きだ甘い唇が好きだ 杏子ちゃんの槍が好きだ杏子ちゃんのブーツが好きだ杏子ちゃんのソウルジェムが好きだ 布団でソファーで炬燵で押入れで玄関で 公園で路地裏で河川敷で鉄塔で教会で この世界で行われるありとあらゆるあんあんきょこきょこが大好きだ 散歩から帰って来た時に玄関に腰を下ろしてブーツを脱ぐ杏子ちゃんが好きだ 玄関に脱ぎ捨てられてブーツをあんあんする時など心がおどる テレビを見ながらポッキーを咥えている杏子ちゃんが好きだ 「ポッキーゲームしようか?」とわたしが言うと頬を赤く染める杏子ちゃんを見た時など胸がすくような気持ちだった かけ布団をベッドから落として酷い寝相で寝ている杏子ちゃんが好きだ 爆睡杏子ちゃんの唇を何度も何度もぷにぷにするのは感動すら覚える 利己主義だなんて自称してる杏子ちゃんに「優しいね」と言って耳まで真っ赤にする杏子ちゃんはもうたまらない 顔を真っ赤にした杏子ちゃんがわたしの声で益々顔を火照らせていくのも最高だ 哀れにもキスを求める杏子ちゃんをわたしが焦らした所為で杏子ちゃんが涙目になった時など絶頂すら覚える 杏子ちゃんのぐぅというお腹の聞くのが大好きだ お腹をすかせた杏子ちゃんが自身に水をスープだと暗示させてそれを啜っている様はとてもとても悲しいものだ 怒った杏子ちゃんにロッソ・ファンタズマでお仕置きされるのが好きだ 本来あんあん言わせるべき対象の杏子ちゃんにわたしがあんあん言わされるのは屈辱の極みだ 杏子ちゃん、わたしはあんあんをワルプルギス級のあんあんを望んでいるの 杏子ちゃん、わたしの最高の恋人の杏子ちゃん 杏子ちゃんは一体何を望んでいるの? 更なるあんあんを望むの? 情け容赦のない魔女の鉄槌の様なあんあんを望んでいるの? 疾風迅雷の限りを尽くしお馬さんの上の蝋燭を消す嵐のようなあんあんを望んでいるの? 「バカ…///言わせるなよ///」 わかったよ!ならばあんあんだね/// コメント 231 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/18(水) 00 45 14.55 ID 41RiIru10 [1/2] 4月18日、杏子ちゃんの着ていたパーカーくんかくんかしたい 今日は足利義教に将軍宣下が行われた日で、ジンバブエがイギリスより独立した日 連合艦隊司令長官山本五十六や物理学者アルベルト・アインシュタインの命日 人外も含めるならばペットタレントのくぅ?ちゃんの誕生日でもある。あのアイフルのCMのチワワだ 足利義教は籤引きで将軍になった人物で、元々は「義円」と名乗る僧侶だったがとても僧侶とは思えない行いをした 例えば、東坊城益長という人物が儀式中に笑ったのを見て「将軍を笑った」と激怒し彼の所領を没収し、 またある時は酌の仕方が下手だという理由で侍女を激しく殴り髪を切って尼にさせ、 またある時は説教しようとした僧の日親に灼熱の鍋を頭からかぶせ、二度と喋る事が出来ぬように舌を切ったという 山本五十六は1943年4月18日に戦死した。死因は搭乗していた機体を米軍に撃墜された事による この山本五十六が亡くなった事を「海軍甲事件」という そういえば今日は「よ(4)い(1)は(8)」の語呂合わせで「よい歯の日」とされているみたい もう歯医者なんて行きたくないよぉ…。嗚呼!厭な事を思い出してしまった!不快だよ! だから、杏子ちゃんとイチャイチャして厭な事は忘れようっと! わたしは寝る時常に抱き枕を抱いて寝る 頭を置く枕はなくても平気だけど抱き枕なしでは眠れない 幼い頃は熊のぬいぐるみを抱き枕代わりにしていた だけれども月日が経ち身体が成長してきて、それは今のわたしには些か小さすぎる そんなわたしだったんだけれども、今わたしは最高の抱き枕を持っている その抱き枕は温かくて触り心地がよくてわたしに愛を囁いてくれるの 佐倉杏子ちゃん。彼女はわたしの恋人でもあり最高の抱き枕でもある いつもわたしは杏子ちゃんを抱きしめて寝るのだけれど、杏子ちゃんはいつも恥かしそうな顔をする でも、そのお顔は満更でもなさそうな感じもする。照れ隠しってやつかな? いきなりだけど杏子ちゃんはおっぱいが小さい。 本人はそれを気にしているのかしてないのか分からないけれど、おっぱいをもみもみすると怒るの と言っても疚しい気持ちで故意に触っているわけじゃなんだよ? 抱き枕に抱き付く感覚で杏子ちゃんを抱きしめる時にたまたま当たっちゃうだけなのに また、杏子ちゃんのお尻は柔らかい これも故意に触ってるわけじゃなくて抱きつく時にたまたま手が当たっちゃったりするだけなのにね それなのに杏子ちゃんはお尻にわたしの手が触れると、顔を真っ赤にしてきゃあきゃあ言うの そういえば杏子ちゃんはあんなに重い槍を振り回したりしてるのに何でこんなに柔らかいんだろう アメリカとかにいそうなボディービルダーとまでは言わないけど、それなりに筋肉とかがついていても不思議じゃないのに やっぱり魔法の力か何かなのかな?そんな事を考えながら杏子ちゃんのニの腕に顔をすりすりする 杏子ちゃんはくすぐったそうにしながらもどこか嬉しそうだ ある日、杏子ちゃんが「たまにはあたしがあんたを抱き枕にして寝たい」と言ったの 恥ずかしいけど杏子ちゃんの頼みならば断るわけにもいかないよね だから、今わたしは杏子ちゃんに抱きしめられているの。これは気持ちのいいバインド状態だね 杏子ちゃんの吐息がわたしのうなじにかかる。くすぐったいよぉ/// 嗚呼、杏子ちゃんもわたしの事無茶苦茶にしちゃうのかな?色んなことされちゃうのかな? でも、いいよ…杏子ちゃんにならわたし…/// 「すぅすぅ……」 あれ?どうやら杏子ちゃんは眠ってしまっているようだ。当たり前だよね、こんな時間だし… さっきまでの深夜特有の謎のハイテンションになっていたわたしが恥かしくなってきた 「あんたのこと…」 ビクンッ!杏子ちゃん起きてるの? 「大好きだよ…ムニャムニャ…」 杏子ちゃんはなんて無垢なんだろう… それに比べてわたしは…。いつの間にこんなに汚れちゃったんだろう… ほんの一瞬魔女化しそうになっちゃったけれど、杏子ちゃんの無邪気な寝顔を見ていたらわたしの心も浄化されてきた おやすみなさい杏子ちゃん そう言ってわたしは杏子ちゃんの唇にキスをした コメント 294 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/19(木) 00 29 22.12 ID z+PKJrA90 [1/2] 4月19日、杏子ちゃんが楽しみにとっておいたプリンを食べたらスピニング・トゥーホールドされちゃったよ! 今日は新約聖書の日本語訳が完成した日で、ダグラス・マッカーサーが軍を退役した日 ドイツ空軍軍人エーリヒ・ハルトマンの誕生日で戦国武将上杉謙信や哲学者チャールズ・サンダース・パースの命日 新約聖書と言えば旧約聖書と並んでキリスト教の正典とされている 内容はイエス・キリストの生涯と言葉(福音)が中心で以下の4つの福音書は有名だろう マタイによる福音書・マルコによる福音書・ルカによる福音書・ヨハネによる福音書 そんな新約聖書だが1880年、明治時代にヘボンらを中心に新約聖書の日本語訳がなされた(明治元訳)という チャールズ・サンダース・パースはプラグマティズムと記号論の創始者の一人である プラグマティズムは実用主義と訳され、超経験的な真理を考える事は出来ぬという点でイギリス経験論を引き継いでいる この思想の立場にいる人物としてはパースの他にウィリアム・ジェームズやジョン・デューイが挙げられる また、今日は「しいく」の語呂合せで「飼育の日」とされているみたい はぁ…杏子ちゃんに飼育されてみたいなぁ…首輪つけられてリードで繋がれて…うふふふふ わたしは夢を見たの 夢の中でわたしは杏子ちゃんになってたの 事態が把握出来ないわたしはちょっと自分の胸を揉んでみたの。 どうやらわたしは本当に杏子ちゃんになっちゃったみたい。この小ささは杏子ちゃんのものだよ! わたしは歓喜のあまりについついロッソ・ファンタズマを使っちゃったの すると次々とわたし(杏子ちゃん)の像が増えていくの スライムもりもりドラゴンクエストのスライム並に杏子ちゃんがいっぱいになったの でも困った事にわたしはロッソ・ファンタズマを止める事が出来なかったの だからと言ってわたしは増えすぎた杏子ちゃんをどうにかする事も出来なかったの すると突然、沢山の杏子ちゃんがわたしの方を一斉に見つめてきたの 沢山の杏子ちゃんに見つめられてわたしはハッピーハッピーガール状態だけどなんだかちょっと怖いよ… 一人一人の杏子ちゃんはそれぞれに自我を有しているらしくて真面目な顔でわたしを見つめてくる杏子ちゃんもいれば、 ペロペロキャンディをしゃぶりながらわたしを舐めるような視線で見てくる杏子ちゃんもいたの サバンナの飢えたライオン達が獲物を見つけたように杏子ちゃんの軍勢は一斉にわたしに群がって来たの/// そしてわたし(杏子ちゃんの姿をした)は杏子ちゃんの軍勢に食べられちゃったの/// って夢を見たの。時刻は朝の5:30。あまりにも変な夢過ぎて目が覚めちゃったよ! わたしの隣にはすやすやと眠る杏子ちゃん。かわいい。 そんな事を思っているとわたしの脳裏にふとある考えが過ぎったの 果たして今のわたしは本当にわたしなのか、と 窓に映ったわたしの顔は確かにわたしの顔だったけれど、それが本当に自分なのかは確証が持てない 普通に考えればわたしはわたしである事は紛れもない事実であるのだろうけれども、あんな夢を見た後だ 正常な思考判断が出来なかったのだろう。その時、わたしはとんでもない事を思ってしまったのだ ひょっとしたら今のわたしはわたしではないわたし以外の何かなのではないか、と ではわたしは何者か?Who an I ?わたしは何を知るか?Que sais-je? そう言えば、さっきの夢ではわたしは杏子ちゃんだったのを思い出した。 ならば、わたしの隣の杏子ちゃんがわたしか? でも思惟するわたしの精神はここにいて、このわたしの身体もわたしのものだ いや、待てよ。さっきの夢体験を夢というのは早計すぎるのではないか? 現にこうして考えているわたしも夢の中で思考するわたしなのかもしれない。夢は覚めなければ分からないもんね じゃあ、どうする?わたしは何処にいるの?先ず試せる事から試さないとね わたしは横で寝ている杏子ちゃんに思いっきり抱き付いてキスをしてみた 「ふひゃぁ!」 素っ頓狂な声を出して杏子ちゃんは目を覚ましてしまった。よし、ここで聞かなくちゃ! 杏子ちゃんはひょっとしてわたし? 「はぁ?」 確かめさせてもらうよ!杏子ちゃん! 「あしゃからやめろよぉ…///」 よく考えたら杏子ちゃんがわたしなわけなかった わたしは何を考えていたのだろう でも、既に時遅し 杏子ちゃんは伸びていてしまっていた コメント 376 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/20(金) 00 31 27.67 ID PowIbIHh0 [1/2] 4月20日、どんなお洋服も似合うけどやっぱり杏子ちゃんはパーカーにホットパンツがしっくりくる 今日は豊臣秀吉が醍醐の花見を開催した日で国際連盟が解散した日 ナチス・ドイツの総統アドルフ・ヒトラーの誕生日で日本の第37代内閣総理大臣米内光政の命日 醍醐の花見は京都の醍醐寺で1598年4月20日に催された花見の宴 参加者は秀吉の近親者を初めとして諸大名からその配下の者など約1300名もの盛大なものだった 秀吉はこの盛大な花見の宴の約半年後に没したという(1598年9月18日) アドルフ・ヒトラーはポーランド侵攻によって第二次世界大戦を引き起こした事で有名だ それ以外にも反ユダヤ主義・ホロコースト・ミュンヘン一揆など彼を想起させる言葉は多々ある 因みに北原白秋が作詞した軍歌「万歳ヒットラー・ユーゲント」ではヒトラーは「火虎」と表記されている また、今年は今日が穀雨らしい。穀雨は二十四節気の1つで、田畑の準備が整いそれに合わせて春の雨の降る頃の事 そういえば最近雨多いもんね。でも、杏子ちゃんと一緒なら別に滅入ったりしないから平気だよ おそらく私ほど幾度も嬉しい時だけ、たま虫を見た事のある人はいるまいと思う 幼い頃、意気揚々と木立ちの中に駆け込んだ時に枝にくっついている一匹の美しい虫を見つけた その時、わたしは何に対して喜びを感じていたのか覚えていないけれど兎に角嬉しかったのを覚えている でも、それ以来わたしはたま虫を見る事はなかった。それ以来、強い喜びを感じる事はなかったのだ。 だからといって、今たま虫を見たいとは思わなかった。確かに綺麗だけど虫は苦手だから あの頃は何も思わなかったけど、今のわたしは虫に対して生理的嫌悪を抱く そんなわけでわたしは再びたま虫を見たいとは思わなかった。でも、わたしは再び見る事になる ある杏子ちゃんとのデートの日。わたしと杏子ちゃんはあまり通らない静かな道を散歩していた すぐ隣には畑がある。こんなところに畑があったなんて知らなかった。 と言ってもド田舎というわけではないので別に大きく素晴らしい畑というわけではない 道路に面しているので空き缶やら煙草の吸いがらやらが畑のあちこちに落ちている。あまり気分のいいものじゃないね こういう畑は大抵地元の地主のものだろう。畑にしておくと税金が安くて済むとか聞いた事がある まぁ、そんな事はおいておいてやっぱり知らない道を杏子ちゃんと一緒に散歩するというのは本当に楽しいものだ 静かな道で自然の音に耳を澄ませながら杏子ちゃんとお喋りしながら歩いて行く。わたしにとって至福の時間だ すると杏子ちゃんは何かに気付いたようにわたしの右肩を指差した。 「ん?なんだそれ?」 そこにはあの虫がいた。わたしのこの角度からはエメラルド色に見えた。たま虫だ 杏子ちゃんは素早くわたしの肩に手をやった。玉虫は叩き落とされたのだろうか 「こりゃたま虫か?」 杏子ちゃんは人差し指にたま虫を乗せていた。たま虫は杏子ちゃんの手の甲へと移動する 「ほら、あんたも見てみなよ。こいつは見る角度で色が変わるんだ」 杏子ちゃんはたま虫をわたしの顔に近づける その時は何故か不思議とそれに対しての生理的嫌悪はなかった あの頃みたいにただ単に「きれい」と思うだけだったのだ 杏子ちゃんはわたしがそれをじっくり見終わったのを察するとたま虫に息を吹きかけ飛ばしてしまった たま虫の姿は見えなくなった 「なんかご機嫌じゃんか、あんた?」 わたしは杏子ちゃんと一緒にいる時はいつでもご機嫌だよ 「へへっ、それはどうも」 それにしても杏子ちゃんって虫とか大丈夫だったんだね 「別に好きじゃあないけど嫌いってわけでもないからな」 そっか、でもなんか嬉しいな。杏子ちゃんの知らない一面を見られて わたしの想像だと虫を見ただけでキャーキャー言っちゃう女の子だと思ったよ 「あたしがそんなタイプに見えっか?」 でも、ギャップ萌えってのも素敵だと思うよ 「あんたの期待に応えられなくて悪かったなー」 こんな他愛のないお喋りをしながら徒に杏子ちゃんと時間を過ごすのがわたしは大好きなの コメント 429 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/21(土) 00 34 13.96 ID pml61IlT0 [1/2] 4月21日、朝起きるとお腹を空かせた杏子ちゃんが電子レンジでゆでたまごを作ろうとしていた 今日は東京市内四箇所に自動式公衆電話を設置された日で、ゲームボーイが発売された日 経済学者マックス・ヴェーバーの誕生日で茶人の千利休の命日 ゲームボーイ、あの頃は充電機能なんてなくて単3の乾電池が電源だった。時代を感じるね プレイ中にカセットを抜き差しした時の変な画面や音はまだわたしの記憶に残っている そういえば通信中に無理矢理ケーブル引っこ抜いて変な画面になったのも覚えてるなぁ この前、杏子ちゃんにそれやったら「ゲームを粗末にすんじゃねぇ」って怒られちゃったけど また、ゲームボーイの頑丈さには定評があり、例えばこんな逸話がある 任天堂は湾岸戦争の際にアメリカ軍兵士に暇潰し用としてゲームボーイを提供したらしい その後、空爆で倒壊した兵舎から発見されたGBは、外装が酷く焼けていたがちゃんと正常に動作したという 千利休はわび茶(草庵の茶)の完成者として知られ、茶聖とも称せられるみたい 本能寺の変以降、千利休は豊臣秀吉に仕えて北野大茶会を主管し、一時は秀吉の重い信任を受けたが 最後は秀吉の怒りを買って切腹させられ、死後に利休の首は一条戻橋で梟首された 秀吉の怒りを買った原因は諸説あるらしいが詳しい事は不明らしい そんな千利休に因んで茶道でもやってみようかなと思ったけどわたしも杏子ちゃんも正座は苦手なのでやめた 今日は暇だから杏子ちゃんの似顔絵を描くよ! 煎餅を咥えながら炬燵に突き刺さってる杏子ちゃんがモデルだ そろそろ炬燵片付けないと、なんて思いながらわたしはスケッチブックに杏子ちゃんを描く 椅子とかに座ってもらってちゃんとしたモデルとして杏子ちゃんを描くのもいいかもしれないけれど、 きっとそれでは杏子ちゃんが嫌がるだろう。なんか杏子ちゃんはじっと黙ってるってタイプじゃないしね わたしはスケッチブックに鉛筆を走らせる。杏子ちゃんはこっちに気が付いたみたいで、わたしの方に近づいてきた 「あんた何描いてるんだ?」 杏子ちゃんの似顔絵だよ!だから出来ればあんまり動いてほしくないなって 「これがあたし?」 うん!その通りだよ 「………あ、あ、あーあー、あーうん。とってもうまいと思うぜ」 棒読みすぎるよ杏子ちゃん…。そんなにわたしって絵が下手っぴかなぁ… わたしは少しがっかりしながら自分の書いていたスケッチブックに目を運ぶ そこには名状し難い何かが描かれていた。辛うじてヒトガタのモノという事が分かるがそれ以上は言わずもがな こんなの杏子ちゃんじゃないよ! わたしは壁にスケッチブックを投げ捨てた そうだ、きっとあの鉛筆とスケッチブックが悪いんだ。まったくアナログってのは困るよね! わたしは文句を吐きながらPCを起動させる。うん、よし立ち上がった! 「絵を描くんじゃなかったのか?それとも飽きたか?」 杏子ちゃんはこの前大手通販サイトで買ったラムネ八ツ橋をもぐもぐしている 「ほら、食うかい?」 杏子ちゃんはそう言ってわたしの口元にそれを近づけた。わたしはそれをパクリと口で受け取った ラムネ八ツ橋なんて美味しくなさそうなんて思ってたけど意外とイけるもんだね わたしはペンタブレットを手に持ってSAIを立ちあげる 「あー、終え描きソフトってやつか」 うん、その通りだよ!杏子ちゃんはそのまま八ツ橋食べていていいよ 「どうせなら可愛く…じゃなくてかっこよく描いてくれよ///」 わたしにSAIは使いこなせなかった…。ペイントショップも使ってみたけど全然分からないよぉ… レイヤーとか色収差とか分からない…。諦めて最初から入ってるペイントを立ちあげて描いてみるけど… わたしは壁にペンタブを投げ捨てた。刺さった。 こんなの杏子ちゃんじゃないよ…。大好きな杏子ちゃんをこんな風に描いてしまったなんて… すごい罪の意識が黒いドロドロとしたものになってわたしの心を侵食する 「そんなに凹むなよ…なんかこっちが見てて痛々しいぜ」 ごめんね杏子ちゃん…。わたしは好きな子ひとり描けない最低の人間だよ… 「バカ!自分をそんな風に言うな!自分を粗末にすんじゃねぇ! いくらあんたでもさ、あたしの恋人を貶すなんてそんなのあたしが許さない」 「泣くなよこれくらいの事で…。それに最初っから上手に描けるやつなんていねーよ! 絵が下手なら練習すればいい。あんたの気が済むまでモデルでも何でもやってやるからさ…///」 杏子ちゃん///ありがとね 「へへっ、あんたは笑ってた方が似合うぜ///」 そして、その晩わたしは杏子ちゃんと一緒に情熱的な絵のレッスンをしたの/// コメント 476 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/22(日) 00 30 30.42 ID NetnXFUo0 [1/2] 4月22日、「佐倉杏子」。嗚呼、なんていい響きなんだろう! 今日は鴨長明が『方丈記』を書き上げた日で日本で治安維持法が公布された日 哲学者イマヌエル・カントの誕生日で日本真言宗開祖の空海の命日 鴨長明が書いた『方丈記』は吉田兼好の『徒然草』、清少納言の『枕草子』とあわせて日本三大随筆と言われる 「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず~」と始まり無常観を感じさせる随筆だ ヘラクレイトスの「万物は流転する」に似ているがこれは別に無常観を表した言葉ではないのであまり関係ない 弘法大師こと空海の俗名は佐伯眞魚、まおちゃんだ。彼は達筆で嵯峨天皇・橘逸勢と共に三筆にも数えられる 真言宗は密教系。真言宗とは直接関係ないけれど「臨・兵・闘・者・皆・陣・裂・在・前」は密教と大いに関係がある そういえば空海の讃岐国、現在のうどん県(香川県)だ。よし、今日は杏子ちゃんとうどんを食べよう 空海の生まれた地で杏子ちゃんに「うどん食うかい?」って言ってもらいたいな でも、そんなお金も時間もないから今日はおうちで杏子ちゃんと一緒にうどんを啜ろう 普通にうどんを食べるんじゃつまらない だから、今回は趣向を凝らしてうどんを食べる事にしたの 普段使うのより大きなお皿を用意して、その中に沢山のうどんを入れるの そして、その一つのお皿のうどんをわたしと杏子ちゃんが共同作業を食べ尽くすの よくドラマとかで一つのグラスのメロンソーダを二つのストローで恋人同士が飲むのをインスパイアさせてもらった 「溶き卵うめー!」 やっぱり温かいおうどんには溶き卵だよね! 杏子ちゃんはちゅるちゅると音を立てて豪快にうどんを吸いあげる 口の周りがおつゆ塗れの杏子ちゃんはとっても可愛い! 「ん?何かあたしの口についてるか?」 うん、おつゆがね♪ わたしは杏子ちゃんの口元をペロンと舌で舐める 「恥ずかしいな///」 最後に残った一本のうどん その端を杏子ちゃんが、もう一方をわたしが、咥えている 杏子ちゃんはほっぺを赤く染めながらも唇を動かすのをやめない わたしも杏子ちゃんの柔らかそうな唇に見蕩れながらも決してうどんを噛み切らない そして、少しずつわたしと杏子ちゃんの距離は縮まって━━━その距離はゼロになった ポッキーゲームならぬうどんゲームってところかな?/// 「あんた口の中にまだうどん隠してるだろ?///」 それはわたしの舌だよぉ/// そしてわたしと杏子ちゃんはお互いにちゅるちゅるし合ったの コメント 528 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/23(月) 00 34 10.92 ID +r4hDbNP0 [1/2] 4月23日、杏子ちゃんに膝カックンされた 今日はキリスト教の聖人ゲオルギオスや作家ミゲル・デ・セルバンテスの命日 ゲオルギオスは古代ローマ末期の殉教者でドラゴン退治の伝説で有名だ 彼は正教会では「聖大致命者凱旋者ゲオルギイ」と呼ばれるみたい。かっこいいね杏子ちゃん 聖ゲオルギオスの伝承はキリスト教の聖人伝集『レゲンダ・アウレア』(黄金伝説)に記されている 因みに聖ゲオルギオスが毒龍退治の際に使用した武器は槍だったみたい また、英語名のジョージ、ドイツ語名のゲオルク、イタリア語名のジョルジョの元はゲオルギウスだ ミゲル・デ・セルバンテスは『ドン・キホーテ』を著したスペインの作家 ドン・キホーテと言うとわたしは大手ディスカウントストアの方を想像してしまう そういえば、過ぎちゃったけど4月22日、ちょうど昨日はあれから一周年だったみたい 光陰矢のごとし、時の流れは意外と早いね杏子ちゃん 少し遅くなっちゃったけど1周年記念として杏子ちゃんときょこきょこしよう 1周年記念って言っても式典を催すわけではない というよりわたしには催す財力がない そんなわけでわたしと杏子ちゃんはお菓子を食べながら街を散歩するの まずなんか高いところで杏子ちゃんとパピコをちゅーちゅーする。その次に鉄塔に登りクレープをはむはむするの 鯛焼きを食べながら繁華街の路地裏を通り、Rockyを咥えながら杏子ちゃんはゲームセンターでダンスゲームをするの PERFECT評価を出すなんて流石だね杏子ちゃん! 杏子ちゃんを褒めると杏子ちゃんは笑顔で「食うかい?」とRockyを差し出してきた。ありがとね、杏子ちゃん ゲームセンターを出ると、歩道橋あたりで杏子ちゃんがチュロスをくれた。そして再び歩き出す たまたま近くに来たという事もあってわたし達は教会にやってきた。もう夕方だね ステンドグラスを通して温かな夕陽が教会を包みこむ中、杏子ちゃんはわたしに林檎を差し出した 杏子ちゃんみたいに丸齧り出来ないと言うと杏子ちゃんはがっかりしたように林檎を紙袋の中にしまった 今度これでアップルパイか何か作ってあげる、と言うと杏子ちゃんは笑顔を取り戻した もう夜になっちゃったのでわたしと杏子ちゃんは近くのコンビニで色々買って行く それにしてもけっこう遠くまで来てしまったものだ…。ちょっと勿体無い気もするけど電車で帰ろう! わたし達は駅のベンチで周りの人に迷惑にならないようにさっき買ったアイスバーをしゃぶる。美味しいね それにしても電車来るの遅いね。駅も段々混雑してきたよ。そんな事を思っていると駅内アナウンスが聞こえた どうやら人身事故の影響で暫く運行停止してるみたいだから、仕方なく近くのビジネスホテルに泊る事にした 「ちぇっ、あいつが留守じゃなきゃ一晩泊らせてもらおうと思ったのになー」 あいつというのは杏子ちゃんの魔法少女仲間の事みたい。ここに来るついでに寄ってみたけどお留守だったの わたし達はカップ麺とポテトチップス、肉まん、ハンバーガー、フライドチキンで夕食を済ませたの ジャンクフードのオンパレード、明日はヘルシーな献立にしないとね 「そうだな。こういうのも好きだけどやっぱあんたの作った料理が一番だよ!」 朝だ夜明けだ杏子ちゃんの寝息~♪ 夜が明けたのでわたしと杏子ちゃんはホテルを出て、昨日買ったお団子を咥えながら駅の方に向かう 流石にもう電車は運行していた。でも、今の時間は通勤ラッシュ、人込みで目が回っちゃいそう わたしと杏子ちゃんはワルプルギスの朝に耐え抜き、わたし達の町に戻ってきた 通勤ラッシュに耐えたご褒美として、わたしと杏子ちゃんは駅前のケーキ屋さんで美味しそうな三角ショートを買っていく 「そういえば、あいつケーキとか好きそうだな~」 あいつというのは杏子ちゃんの魔法少女仲間Bの事。昔、魔法少女としての基礎を教えてくれた先輩らしい わたし達はその「先輩」の家に言ったけどこれまたお留守のようだ 「なんだよー!ここも留守かよ!」 杏子ちゃんは顔を膨らませて文句を言う。 「仕方ないな…。また今度持ってきてやるとすっか!」 「やっぱ家が落ち着くなー」 杏子ちゃんは何故か手掴みでケーキを食べている。どうしてフォークを使わないの? 「いや、腹が減っちまってさー」 それ答えになってないよ杏子ちゃん! 「そんな事よりさー、あんた口周りクリームだらけだぞ?」 そう言う杏子ちゃんだってクリームだたけだよ/// そして、わたしと杏子ちゃんはクリームだらけになっちゃったのでした/// コメント 607 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/24(火) 00 29 52.73 ID f5wabeWq0 [1/2] 4月24日、寝ぼけた杏子ちゃんに耳を噛まれた 今日は江戸時代の国学者賀茂真淵の誕生日でカナダの小説家L・M・モンゴメリの命日 賀茂真淵は日本最古の和歌集『万葉集』の研究を通して益荒男振りや手弱女振りという概念を広めた 益荒男は立派な男性の意で万葉集にはこれがよく表れていると賀茂真淵は考えた L・M・モンゴメリは『赤毛のアン』の作者で、彼女は鬱病を患ったまま亡くなったという 『赤毛のアン』を初めとして一連のシリーズを「アン・シリーズ」というみたい。 『アンの青春』『アンの愛情』『アンの幸福』『アンの夢の家』などがアン・シリーズに当たるらしい 『赤毛のアン』はとても有名な小説だけど、わたしは一度も読んだ事がないの。でも、まぁいや だってわざわざ読まなくたってわたしのそばには赤毛のあんこちゃん(愛称)がいるのだから 調子に乗って散財してたらお財布が大変な事になってしまった 杏子ちゃんにはひもじい思いをさせたくなかったとは言え、度を越してしまったのかもしれない 確かにコンビにで狂ったように肉まんやらフライドチキンやらアイスバーやらを買ってしまったのは失敗だったよ せめて、スーパーで買うべきだった。駅前のコンビニは便利だけれど、その分値段が高いんだもん 今月末には大切な通販の商品が届くと言うのに…。杏子ちゃんには悪いけど少し節約しなくては しばらくお味噌汁と中身なしお握りの日が続くと思うけど、ごめんね杏子ちゃん… 「あたしはおにぎりも味噌汁も好きだぜ?それに自慢じゃねーけど貧乏生活には慣れてるぞ!」 杏子ちゃんが言うと重みがあって笑えないよ… 「庭に生ってた野苺と水だけで一日を凌いだ事もあるぜ。 それにただの水もスープだと思えばスープみたいな味がするような気がしてく━━」 もういいよ杏子ちゃん! わたしは杏子ちゃんの身体を抱きしめて、言葉を遮った 杏子ちゃんはあんまり暗い顔をしているわけではなかったけど、わたしの方が聞くに耐えなかったの 「でも、別に米がないってわけじゃないんだろ?」 うん、それは大丈夫だよ。でも、おかずを買う余裕がないの 「なら、そんなに深刻な顔することねーじゃんか。食えるだけマシさ」 でも具すら入ってないんだよ?梅干しも鮭も…。塩と海苔のデンプンの味しかしないんだよ? 「食えるってだけでも十分だよ。あんたの作ったおにぎりならなおさらだ」 ありがとね、杏子ちゃん…。そしてひもじい思いをさせてごめんね… 「あー!だから謝んなって!」 貧乏と言えば山上億良の「貧窮問答歌」を思い出した その名の通り、貧窮に喘ぐ民衆の事を詠んだ歌だ でも、山上億良はこんな歌も詠っていたの 「銀も金も玉も何せむに、優れる宝子にしかめやも」 銀も金も宝石も、何になるというのか。それらよりも優れた宝である子に及ぶことがあろうか なんか元気が出てきたよ。そうだよ!わたしにとっての宝物は杏子ちゃんだけだもん 窮乏状態になると自然と身を寄せ合って生きるようになる 時にはバラバラになってしまう場合もあるみたいだけど、わたしと杏子ちゃんは違う いつもより身体を密着させ、小さなおにぎりを食べるわたしと杏子ちゃん わたしは杏子ちゃんの笑顔をおかずにしておにぎりを食べる 杏子ちゃんもわたしの顔を見て美味しそうにおにぎりを食べてくれる 「でも、やっぱおにぎりだけじゃつまらないよな。」 うん、やっぱりおかずが欲しいよね? 「だよな。だから、その、さ…///」 うん、そうだね杏子ちゃん…/// わたしと杏子ちゃんはお互いを貪り合ってお腹いっぱいになったのでした コメント 【次】
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田代杏子 田代 杏子(たしろ きょうこ) 所属局:NHK 入社年:2002年 出身校:津田塾大学学芸学部 生年月日:1978年3月3日 血液型:?型 出身地:広島県広島市 身長:?センチ 参照Wikipedia 田代杏子成分分析 田代杏子の32%は世の無常さで出来ています。田代杏子の20%は元気玉で出来ています。田代杏子の16%は欲望で出来ています。田代杏子の13%は税金で出来ています。田代杏子の12%は毒物で出来ています。田代杏子の7%は保存料で出来ています。 田代杏子の画像の最新ブログ記事一覧 #blogsearch2 NHK トップページ 女子アナ画像サーチについて 女子アナ画像サーチでは日々更新される膨大なブログ記事の中から、プログラムが女子アナ画像に関する記事のみを抽出、収集しています。 収集されたブログ記事には、各女子アナのページの最新ブログ記事一覧に掲載されリンクが貼られます。 このページをチェックすれば、多くのサイトの女子アナ画像記事の更新が解るようになっております。 autolink
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「あぁ、それでいい。寧ろそっちの方がいい。あんたの愛情であたしの事を焼き殺してくれ///」 そう・・・。杏子ちゃん泣いちゃうかもしれないよ?/// 「ひとりぼっちで忘れ去られて冷たくなるより、思いっきり熱く燃えて死んだ方が光栄だよ///」 じゃあ、杏子ちゃん・・・。わたしの火を杏子ちゃんに灯すよ/// 「あたしをその焔で包みこんで、焼き殺す勢いでこいよ///あたしの心をどろどろに溶かしてくれ///」 そして、わたしは杏子ちゃんの口に愛の着火をした わたしの灯した焔はプロメテウスが盗んだものより遥かに強く、明るく輝いていた コメント 292 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/23(木) 00 09 41.33 ID ceQYe8XC0 [1/4] 2月23日、杏子ちゃんは今日もいい匂い 今日は赤軍がドイツ帝国軍に初めて勝利した日で翼賛政治体制協議会が結成した日 江戸幕府第5代将軍徳川綱吉や哲学者カール・ヤスパースの誕生日で日本の陸軍大将山下奉文の命日でもある 赤軍がドイツ帝国軍に勝利した事からロシアでは「祖国防衛の日」とされているらしい ヤスパースは精神病理学者でもあり哲学者でもあるが、残念ながら知名度はあまり高くない 彼はキルケゴールやハイデガー、フッサールの現象学などを学び、実存主義の立場に身を置き、「限界儒教」「暗号状態」 「超越者」などの概念を生み出したと言われる マレーの虎こと山下奉文は名将として有名だが、彼は終戦時、フィリピンに埋蔵金を埋めたとされる 所謂山下財宝というやつだが実際に存在するかどうかの信憑性は都市伝説レベルらしい でも都市伝説って何か浪漫を感じる。杏子ちゃんと一緒に浪漫を感じたいな 杏子ちゃんが熱心にテレビを見ている。テレビには格好良い馬が草原を駆けている しばらく見ていると画面が変わって、牧場でおじさんが馬に乗っている映像が映し出される 「あたしも馬に乗ってみたいなぁ…」と杏子ちゃんが呟いた 馬に騎乗して、槍を振り回して魔女相手に無双する杏子ちゃんかぁ・・・想像したら濡れちゃった/// 「あんた、「馬上の不利を知れ」って言葉知ってるか?」 杏子ちゃん、さっきわたしの漫画読んだでしょ?それに載ってた言葉だよね、今の? 「バレたか/// でも、あたしは馬が怪我したら大変だから、騎乗しながら戦闘なんてしたくないね」 杏子ちゃんは優しいんだね 「へへ、ありがとな。あたしはただ馬に乗れたら奏快感があって気持ちいいだろうなって思っただけだよ」 でも、馬に乗るってけっこう大変らしいよ? けっこう揺れたりするから身体のあちこちが痛くなるって話だよ 「そっかー。なら、競馬の騎手とかは凄いんだなー」 騎手さんはアレが仕事だからね 「でも、一度くらい馬に乗ってみたいな。あんな早い馬じゃなくていいからさ」 じゃあ、今度牧場にでも行ってみる?たしか体験乗馬とかがあったと思うよ! 「ほんとか!?あたし行きたい!それに牧場って美味しい牛乳とかがあるんだよな?」 うん、その通りだよ。じゃあ今度の休みに行ってみようか?勿論、美味しい牛乳とかも買ってあげるよ! 「ありがとう!楽しみだな、あんたと牧場に行くの! でも、牧場って何処にあるんだ?」 群馬とかにありそうじゃない?ちゃんとインターネットで調べておくから心配しないでいいよ 杏子ちゃん、今少しだけ乗馬の練習してみない? 「練習?でも、うちに「ろでおぼーい」なんてないだろ?」 わたしが杏子ちゃんのお馬さんになるよ…/// 「ん?どういうことだい?」 純心無垢で穢れなきピュアハートの杏子ちゃん可愛いよぉ/// わたしが教えてあげるから心配しないで/// そう言ってわたしは仰向けの体勢になるの/// 「どうしたんだ?いきなり寝っ転がっちまって」 ううん、これでいいの///杏子ちゃん、わたしの腰の辺りに跨って/// 「腰のあたりだな? うんしょっと、これでいいんだな? なんか恥ずかしいな///」 杏子ちゃんの重みがわたしの身体に伝わってくるの/// それはとっても軽くて温かいけど、言葉にし難い重みなの 「次はどうすればいいんだい?」 ゆっくり腰を振りながら、わたしの唇を塞いで///ちょっと変な感じがするかもしれないけど、乗馬でこういう姿勢は大切なんだよ? 「うん/// なんか身体が熱くなってきちまった///」 騎乗中はけっこう身体が揺れるから、熱くなるのは当然だよ///さぁ、わたしの唇を塞いで/// 「あぁ/// それにしても、あんたまで身体を揺らす必要はあるのかい?///」 今はわたしは杏子ちゃんのお馬さんだよ?///お馬さんが走りながら揺れるのは当たり前の事だよ/// 「そっか、じゃあ、あんたの唇いただくよ///」 あんっ・・・///んあっ/// 杏子ちゃん激しすぎるよぉ/// 「だって、あんたが言ったんだろ?/// それに今、あたしはあんたの騎手だ/// ちゃんと走ってくれよな///」 杏子ちゃんは息を荒げながらわたしを走らせるの/// 「あんた…んっ…///とってもっ…///恥ずかしい顔してるぞ///」 杏子ちゃんのイジワル/// わたしと杏子ちゃんは白くて甘い匂いが満ちた草原を走っていたの コメント 420 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/24(金) 00 14 42.18 ID 1p17GAqN0 [1/2] 2月24日、最近杏子ちゃんが以前よりかっこよくなった気がする 今日はヘンデルのオペラ『リナルド』がロンドンで初演された日で、国際連盟総会でリットン調査団の報告書を採択された日 鳥羽天皇や人文主義者ピコ・デラ・ミランドラ、実業家スティーブ・ジョブズの誕生日 リットン調査団の調査書採択に対し、松岡洋右日本全権は連盟脱退を宣言し、その場を退席したという しかしこの宣言は正式なものではなく、正式な脱退宣言はもう少し後に行った 因みに日本が脱退した1933年にはドイツ、1937年にはイタリアが脱退した その後、日本は日独伊三国軍事同盟や日ソ中立条約などを結び、大東亜戦争への道を進んでいく スティーブ・ジョブズは去年亡くなった事で記憶に新しい アップル社の共同設立者の一人でもある彼について書かれた本は日本でも売れているようだ 彼ほどまでいかなくてもいいからわたしも杏子ちゃんと一緒にビッグなドリームをゲッロしてみたいものだ 最近の杏子ちゃんの朝は早い。朝6時起きとか健康過ぎるよ杏子ちゃん 杏子ちゃん曰く「最近魔女が少なくて身体が鈍ってきたから、毎日ジョギングしようと思うんだ」との事 「あたしが好きでやってるんだから、あんたは付いて来ないでいいよ」とも杏子ちゃんは言っていた 確かにわたしは運動はあまり得意ではない。でも、杏子ちゃんの傍にいつもいたいからわたしも走る でも、杏子ちゃんの足は速い。それはまるで天駆ける馬の如く あっという間に杏子ちゃんの姿は見えなくなってしまった。ひとりぼっちは寂しいよ・・・ わたしの足ではとても杏子ちゃんに追いつけないので、わたしは自転車に乗る事にした ただでさえ朝の空気は冷たいというのに自転車なんかに乗ったら尚更の事 それでも、わたしは杏子ちゃんの傍にいたいから一生懸命ペダルをこぐ 頑張ってこぎ続けていると、やっと杏子ちゃんの後ろ姿が見えた 杏子ちゃんは道の端っこで屈伸をしていたので、わたしは声をかけてみた 「あれ、あんた付いてきたのか?寝てていいっていったのに・・・ それにあんた汗びっしょりで息あがってるじゃねーか」 ジャージを着た杏子ちゃんは首に巻いたタオルを取ってわたしに渡してくれた 「拭くかい?」 わたしは杏子ちゃんからそれを受け取って顔を拭く。杏子ちゃんの匂いがした 「そうだ、ちょっと自転車借りていいかい?」 杏子ちゃんは何か思いたったように言う。いいよ、とわたしはサドルから降りる 「じゃあ、あんた後ろ座ってろよ?疲れたんだろ?」 杏子ちゃんはわたしの座っていたサドルに跨って言った 杏子ちゃん?何処かにいくの? 「別に目的地なんてないさ。あたしはさっきまで走っていたように自転車を走らせるだけさ」 杏子ちゃん、あんなに走ったのに今度は自転車だなんてとってもタフだね 「そうか?まぁ、魔法少女だからな そんなことより早く座りなよ。黙ってつっ立ってると身体が冷えちまうぜ?」 でもいいの杏子ちゃん、わたしが乗ったら重くなっちゃうよ? 「別にかまわないさ。あたしは今、鍛えてるんだからな。それに後ろにあんたがいた方があたしも背中が温かいしね」 そう?じゃあ、お言葉に甘えて乗るね 「へへ、やっぱあんたがいると温かいね 身体も心も」 わたしもとっても温かいよ/// 寒空の下で身を寄せ合うわたし達、なんか絵になるな、と思ってしまったのでした コメント 551 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/25(土) 00 03 19.22 ID bOKNfvwB0 [1/3] 2月25日、今日は大安、何かいい事がありそうだ 今日はアドルフ・ヒトラーがドイツ国籍を取得した日でロサンゼルスの戦いが起きた日 画家ルノワールやの誕生日で公卿藤原基経の命日だ ロサンゼルスの戦いは「戦い」とは記されているものの、実際は戦ってすらないとも言われる 日本軍艦載機による空襲を信じたアメリカ軍が迎撃戦を展開したらしいのだが、日本軍が空襲を行ったという記録はない その結果、アメリカ軍は数名の死者と家屋破損を出したらしい 勿論、日本軍の損害はない。因みにこの戦いが発生したのは1942年の2月、ミッドウェー海戦以前の事だ 太平洋戦争は日本が連合軍にボロ負けしたというイメージが強いが、ミッドウェー海戦で敗北するまでは それなりに順調に勝利を収めてきた。それ故に、アメリカは日本軍上陸を恐れていたと言われる また、ロサンゼルスといえばアメリカで最も有名な所の一つだ。よくテレビでも映される 大人になってからでいいから、わたしは杏子ちゃんと一緒にロサンゼルスに行ってみたいと思うの わたしと杏子ちゃんは近所のゲーム屋さんまでやって来た 3月に発売するPSPのゲームソフトを通販で予約したのだが、PSP本体が不調なので買い換える事にしたの もともとわたしは一台しかPSPをもっていなかったので協力プレイが醍醐味のゲームも杏子ちゃんと交替でやっていた だから、この際、新しいPSPを二つ買ってしまおうと思ってこのゲーム屋さんに来たのだ それに、アナログスティックがイカれていて、某狩猟ゲームで緊急回避できずに三死した時の杏子ちゃんの顔は忘れられない 「なんかゲーム屋にくるとワクワクするな!」 杏子ちゃんはアホ毛を振りながら周りを見回す。最近、新しいゲーム屋さんに来ていなかったので見知らぬゲームでいっぱいだ 「PSPならあっちだぞー!」 杏子ちゃんはわたしの腕を引張ってPSPのコーナーに連れていく 「色んな色があるなー。あたしは赤のが欲しい!」 杏子ちゃんのイメージカラーだもんね。じゃあ、わたしはピンクのを買おうかな 「あんたのイメージカラーだな。あんたらしくていいと思うよ」 えへへ、わたしと杏子ちゃん同じこと言ってるよ/// 「そういや、このPSPの後に書かれている1000とか2000とかの数字は何なんだ?」 詳しいことはよく分からないけど、1000より2000の方が高性能で、3000はそれ以上の性能らしいよ 「へぇ、分かりやすくていいな。じゃあ3000ってのを買った方がいいんだな」 うん、わたし達が買ったのも3000だから高性能だよ! 目的のものは手に入ったけど、もうちょっとお店の中まわってみる? 「あぁ、色々見てみようぜ!」 杏子ちゃんは目をキラキラと輝かせてわたしの腕を引く 「見ろよ!こっちのゲームは500円、こっちなんて100円だ!いったいどうなってんだ?」 杏子ちゃんがそう言って指差したソフトはビニール袋に入ったGBAやGBのカセットだった これは説明書も箱もないし、GBAとかはもう時代遅れだからこれだけの安価で販売してるんだよ 「でも、お得だな!いくら時代遅れって言われても面白いゲームは面白いんだし」 杏子ちゃんの言う通りだよ。いくら時間が流れても面白い作品は評価され続けるものだよ だから、今でも高い評価のソフトは他のソフトと比べても高価だったりするの 例えば、あのはGBAのソフトなのに2500円もするよ、とわたしは指をさす 「FF6だな。隣のFF5も2000円もするんだな」 それに、こっちのソフトを見て杏子ちゃん 「ポケモンのエメラルドとファイアレッドだな。確かに1500円ってのは少し高いかもな」 ポケモンはGBAのポケモンをDSに送る事ができるからけっこう高いお値段になるんだよ 「へぇ、勉強になるなー。って事でこの中から一つ買っていいか?」 1つなんて言わずにもっと買ってもいいよ。どうせ、超廉価なんだし 廉価の中で高価っていっても、やっぱりそれは廉価だしね 「太っ腹だな、あんた!」 杏子ちゃんはわたしにすりすりしてきた。でも、その太っ腹っていう表現は嬉しくないなって 帰ってから、わたしと杏子ちゃんはゲームに興じた そして、夜には杏子ちゃんと禁断のラブ・ゲームをプレイしたのでした/// コメント 619 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/26(日) 00 06 19.35 ID M70T3Q+Z0 [1/2] 2月26日、二月もいよいよ最後の週だ 今日は二・二六事件が起こった日で、湾岸戦争でフセインがラジオでイラク軍をクウェートから撤退させると表明した日 作家ヴィクトル・ユーゴーや哲学者カールヤスパースの命日でもある 二・二六事件は日本陸軍皇道派の影響を受けた青年将校らが起こしたクーデター未遂事件だ この事件で大蔵大臣高橋是清、内大臣斎藤実、教育総監渡辺錠太郎が殺害された その結果、軍部が台頭し、のちの太平洋戦争の一因となる また、今日はエルバ島に流刑されていたナポレオン・ボナパルトが島を脱出してパリに向かった事から「脱出の日」と呼ばれている わたしも杏子ちゃんと一緒にこの世間のしがらみから脱出して永遠に自由で幸せな世界に行きたいな 三千世界の鴉を殺し、杏子ちゃん一緒に寝ていたい 杏子ちゃん可愛いよ杏子ちゃん!わたしは杏子ちゃんの全てが好きだ わたしは杏子ちゃんの八重歯が好きだ!わたしは杏子ちゃんのアホ毛が好きだ。 杏子ちゃんの控えめなお胸が好きだ。わたしは杏子ちゃんの可愛らしい声が好きだ。 杏子ちゃんの可愛らしいお顔が好きだ。杏子ちゃんのかっこいい槍も好きだ。杏子ちゃんの戦う姿が好きだ。 魔女の攻撃からわたしを護りながら、槍を振るい使い魔を一掃する杏子ちゃんが好きだ 戦いを終えて、わたしのことを気に掛け、「食うかい?」とお菓子をくれる杏子ちゃんが好きだ 杏子ちゃんの寝顔が好きだ。その可愛らしいお顔を見ると嫌な事も全て吹き飛んでしまう わたしは杏子ちゃんが好きだ。好きだ。好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ!杏子ちゃんが大好きだ! 愛してる、いや、愛してるなんて言葉じゃ表せない!わたしは杏子ちゃんをとても、すっごく愛している! わたしは杏子ちゃんなしではもう生きていく事ができない!杏子ちゃんが好きだ好きだ好きだ!! 愛してるずっと抱きしめていたいずっとキスをしていたいずっと抱きしめ合って愛を語りたい! 何かが落ちる音がした。わたしは後ろを振り向く。 床には2、3個の林檎が転がっていた。なんでこんなところに林檎があるのだろう? わたしは林檎の上の方に視線を移動させた。 「あんた何してるんだ・・・」 そこには杏子ちゃんがいた。なんで杏子ちゃんがいるの?やだ、恥かしくて死にそうだよ 無性に杏子ちゃんへの思いを口に出したくてわたしは杏子ちゃんがいないのを確認して自室でそれを叫んでいた 否、叫ぶというより其れは詞だった。分を推敲する事なく湧きあがった杏子ちゃんの思いを一心にわたしは唄っていた 「大丈夫か・・・あんた・・・」 杏子ちゃんは完全に引いている。ここまで杏子ちゃんにドン引きされたのは初めてだ 沈黙の部屋。外の風の音だけが聞こえる小さな空間・・・。空気が重い その沈黙を破ったのは杏子ちゃんだった 「まさか・・・あんた・・・!」 杏子ちゃんがわたしのもとに駆け寄って抱きしめる 急にどうしたの杏子ちゃん/// 「ちょっと動くなって!」 杏子ちゃんはわたしの首の後ろの方に目をやった 「よかった・・・。本当によかった・・・」 何がよかったの杏子ちゃん? 「あんたが魔女の口付けを受けちまったのかと思った。 あんたがあんな奇行に走るなんてさ・・・」 そう言われるとわたしは恥かしくなってきた。耳まで赤くなっているかもしれない 「何赤くなってんだよ? 見てるこっちの方が恥かしかったよ?///」 杏子ちゃんのイジワル・・・/// 「・・・。まぁ、その、なんだ。たまに奇行に走りたくなる時ってあるよな、うん。 今のは見なかったことにしてやるから気にすんなよ」 そう言われると益々恥かしくなってくる。 「気にすんなって言ってんのに赤くなるなよ? でも、それにしても真っ赤になったあんたはとても可愛いな?///」 え?///どうしたの杏子ちゃん 「黙ってなよ。もっと恥かしくなるようなことをしてやるからさ///」 杏子ちゃんはわたしを押し倒し唇を塞いだの/// あれは杏子ちゃんなりの優しさだったのだろう 恥かしさで悶えるわたしを救ってくれようとしたのだろう でも、もっと恥ずかしい結果になっちゃったね///でも、そんな優しい杏子ちゃんをわたしはとっても愛してる/// コメント 691 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/27(月) 00 07 11.63 ID M70T3Q+Z0 [5/5] 2月27日、今日はやけに外の風が強い 今日は二・二六事件で東京市に戒厳令が発令された日で『ポケットモンスター 赤・緑』の発売日 古代ローマ帝国の皇帝コンスタンティヌス1世の誕生日で書家本阿弥光悦の命日でもある ポケモンの赤版と緑版の発売した年は1996年、最深のシリーズのブラックとホワイトの発売した年は2010年 ゲームのクオリティの進化には目覚しいものがある。これからもさらなる進化を遂げてもらいたいものだ ゲームはプレイする事自体も面白いし、杏子ちゃんとのコミュニケーションツールとしても優れたものだとわたしは思う コンスタンティヌス1世はミラノ勅令を発布し、キリスト教を公認した事で有名な「大帝」である それ以前、古代ローマ帝国ではキリスト教は迫害対象であり、暴帝ネロのキリスト教徒に対しての仕打ちはよく知られている イエスの処刑、ネロによる迫害、スピノザの破門にキルケゴールのバッシング・・・ 新しいもの、特に信仰というものは異端として昔から攻撃されるのは世の常のようだ 異端と見做されたものは言説は即座に棄却される。中には見直されるものもあるが大抵それは後の世のこと そんな暗い人世の影を見ると目を瞑り、耳を塞ぎたくなる。この世は鴉が五月蝿すぎる それでも、杏子ちゃんがわたしに手を差し伸べて呉れているから、この世界を見つめて生きていける 如何に昏い世界でも、わたしは杏子ちゃんが傍にいて呉れる限り絶望しないで歩き続ける 精一杯、笑って、泣いて、転んで、立ち上がって、そして歩いていくの 「『死に至る病』か・・・」 杏子ちゃんはその本を手に取って呟いた。 哲学書に興味を持つなんて珍しいね杏子ちゃん。もし良ければ貸してあげるよ 「はは、遠慮しとくよ。あたしはあれこれ考えるのは苦手なんだ。 ただ、タイトルに惹かれただけさ。あんたはこの本、読んだのか?」 ずっと前にね。でも、内容はこれっぽっちも理解出来なかったよ。わたしもタイトルに惹かれて買ったの 「そっか。でも、この死に至る病ってのは何なんだ?哲学書なんだからこの病ってのは何かの比喩だろ?」 冴えてるね、今日の杏子ちゃんは。うん、杏子ちゃんが言う通り死に至る病っていうのは「絶望」の比喩だね 「絶望すると死に至るってか? 気持ち悪いくらいに当たってるじゃねーか」 杏子ちゃんは自嘲めいた口調で呟く。わたしはそれが何を意味するのか知っている。 魔法少女は絶望すると『魔女』になる。『魔女』になる事は魔法少女としての死を表す 「そんな辛気臭い顔すんなって。確かに魔法少女の絶望は『死』を意味するけどさ、別にあたしは絶望なんてしないからさ」 わたしの顔を見ただけで思っている事を当てられてしまった。ほんと、杏子ちゃんには敵わないなぁ 「もう一年近くあんたと一緒にいるんだから当たり前だろ。 それに絶望すると死に至るのは魔法少女だけじゃない筈さ」 お義父さんの事・・・? 「よく分かったな。あんたも流石はあたしと一年近く同じ時間を過ごしてきただけのことはあるね」 杏子ちゃん・・・あまり自分を責めないであげてね・・・? 「あんたは優しいな。正直言ってその言葉、聞き飽きたよ。でも、安心しな。あたしは後悔も絶望もしないからさ」 そう言って杏子ちゃんはわしゃわしゃとわたしの頭を撫で回した 髪の毛ぐしゃぐしゃになっちゃうよ・・・ 「じゃあ、辛気臭い話はここで終わりだ。暗い話より明るい話の方がいいだろ?」 杏子ちゃんはぎゅっとわたしの身体を抱きしめ、耳元でこう囁いた 「あたしはあんたが笑っていてくれる限りは絶対に絶望なんてしないよ」 杏子ちゃんは更に続けた 「もし、あたしが絶望しちまう時が来るんだとしたら、それはきっとあんたが哀しんでいる時だ あんたはあたしの傍でずっと笑ってくれていればいい。頼むからあたしのこと、殺さないでくれよ」 杏子ちゃんはわたしの首筋に優しいキスをした コメント 692 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/27(月) 00 10 50.86 ID jlaUq2Qo0 [1/3] はぁ……杏子ちゃんと和菓子作りたい。 もうすぐ3月3日雛祭り。年に一度の女の子の日。 僕が杏子ちゃんにお雛様をどうするか尋ねると「ヒナマツリ?どんな祭りだよ」だって! そっか、杏子ちゃんのお家は十字教だったから雛祭りはやったことなかったんだね。 「じゃあ僕が杏子ちゃんの初めてもらっちゃったね」って言うと「なっ、バカっ、変な言い方すんなよ///」って照れるの。可愛い。 僕が雛祭りについてひと通り説明すると、杏子ちゃんは目を輝かせながら 「菱餅!?ひなあられ!?初めて聞いたぞそんなもん!」って興奮気味。やっぱり食いつくのはそこなんだね。可愛い。 そこで僕はふと閃いたの。 「杏子ちゃん、自分で作ってみる?ひなあられはともかく、菱餅なら簡単だろうし。マミさんは洋菓子ばかりで和菓子は作ったことないでしょ?」 「えー?いや、いいよめんどくさいし」 「でもお店で売ってるやつより美味しくできるよ?」 「やろうぜ」 そんなわけで菱餅を作ることになったの。 材料は白玉粉、上白糖、水だけ。これを見せると「へぇ、マミさんはもっといろいろ用意してたけどな」って。 マミさんだって。この間仲直りして仲良しさんなんだって。なんだかマミさんに嫉妬しちゃいそうだね。 菱餅は求肥に色をつけて菱形に成形したもの。生菓子だから作りたてが美味しいんだよ、って言うと杏子ちゃんは生唾を飲み込むの。わかりやすくってほんとかわいい。 「は、早くつくろう!」って急かしてくるから、レッツMoco’sキッチン。 ①まず白玉粉を水で溶かすが、一度に水をいれるのではなく少しずつ入れる。一度団子状にするとダマが出来ないぞ! ②水で溶いた白玉粉を弱火にかけて木べらで底からまぜる。10分と経たないうちに粘らかになるから頑張ってかきまぜよう! ③透明っぽくなってきたら上白糖を何度かにわけて入れ混ぜる。入れるたびにしっかりと混ぜ合わせるのがコツだ! ④ある程度固まってきたら火から下ろす。これで基本の求肥は完成だ!しっとり感を出すために水飴を加えるのもいいかもしれないな! 「うぐっ……オイ、まだ混ぜなきゃ駄目なのかよ?」 一生懸命もちもちした塊をかき混ぜるあんこちゃん。 求肥はある時からスゴク重たくなって、成人男性でもかき回し続けるのが大変になるからあんこちゃんには大変だったかな? 「……へっ、魔法少女をそこらの中学生と一緒にすんなよ。これくらい屁でもないよ」って強がってるけど首筋にうっすら汗が浮かんできてるよあんこちゃん。 片手に鍋。片手に木べら。手を離せないあんこちゃんを後ろから抱きかかえて首筋の汗をなめとるの。 「ひゃんっ!」なんて可愛らしい声をあげるあんこちゃん。はぁ……可愛い。 「バカやめろ!!」って言ってきたから、敢えて素直にやめてみたの。あんこちゃんもこれには驚いたみたい。 それからじっとあんこちゃんを見てると、わざとらしく「あ、暑いなー」とか「汗かいてきたけど拭えないなー」って誘ってくるから、 僕はハンカチーフでそっと汗をぬぐってあげて、その後にそのハンケチの香りを嗅いで一言「杏子ちゃんの香りがするね」って言うと 「お、おう……///」って、恥ずかしがりながらも、物足りなさそうな目でこっちも見てくるの。もう、杏子ちゃんったら。 そんなことをしているうちに菱餅は出来上がったんだけど、求肥があまっちゃったから、皆様のお家にも常備してある白餡と苺でいちご大福をつくって二人で食べたの。 杏子ちゃんはその小さく可愛らしい、健康的な色をした口いっぱいにいちご大福を頬張ったあと「うめぇ!」って喜んでるの。 「杏子ちゃんが頑張ってつくった求肥おいしいね」って褒めてあげると「まぁな///」って得意げになりながら照れてるの。可愛い。抱きしめたい。 ひとつ、ふたつといちご大福を食べて、最後の一個。いつもなら杏子ちゃんに譲るけど、これは杏子ちゃんの手料理。譲るわけにはいかないの。でも、 「……なぁ……アタシ、頑張って作ったんだから……いいだろ?」なんて上目遣いで頼まれたら譲らざるをえないの。ちくしょう。 僕が本気で悔しがっていると「そんなに悔しそうにすんなよ。ほら……あんこなら、ここにもあるだろ?」って自分を指差すの。 ハッとする僕。うつむいてもじもじする杏子ちゃん。 その夜、僕は紅いあんこちゃんを僕の真っ白な求肥でコーティングしてあげたの//// コメント 798 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/28(火) 00 09 48.49 ID 21ZfFBqV0 2月28日、今年はあと一日残っている 今日は吉田茂首相が衆議院予算委員会で「バカヤロー」と発言した日で湾岸戦争が終結した日 詩人白居易やモラリストのミシェル・ド・モンテーニュ、フィクションを含めると夜神月らの誕生日でもある 白居易は中唐の詩人で「長恨歌」や「琵琶行」などの作品で有名だ 彼の詩は平安時代の日本の文学界にも多大な影響を与えており『枕草子』や『源氏物語』からもそれが伺えるらしい 因みに日本でも知られている「比翼連理」という言葉の出展は白居易の「長恨歌」だ モンテーニュはQue sais-je?」(我何を知るや)という懐疑論的立場に立った言葉で有名である 懐疑論の極地、方法的懐疑の立場に立つデカルト言葉として「cogito ergo sum」(我思う、故に我あり)という言葉もある 懐疑論者は古代ギリシャから存在し、エリスのピュロン、ティモン、セクストゥス・エンペイリコス、ゴルギアスなどが是に当たる これらの懐疑論というものは基本的原理や認識に対して、その普遍性・客観性を吟味し、根拠のない独断を排除しようとする考え方だ 懐疑論という立場に立てば、わたしの目の前の杏子ちゃんが実在しているかすら疑わしくなる。それどころか自分の存在すら危うくなる 熟考せず短絡的に結論を出すのは好ましくない事であろうが、わたしは懐疑論は不毛だと思う。疑うより信じる方が好きだ これもきっと杏子ちゃんの影響かもしれないね。杏子ちゃんとの出会いは本当にわたしを良い方向に導いてくれたものだよ 2月の寒い寒い朝。枕草子にあるけど、「冬はつとめて~」なんて嘘だよ。清少納言は嘘付きだよ。 だって、寒すぎて炬燵から出られないんだもん。 杏子ちゃんのお腹が鳴らなかったら、わたしは布団から出る事すらしなかっただろう。あー寒い寒い・・・ そんなわたしとは対照的に杏子ちゃんは寝転がりながら機嫌よさそうにカレンダーを見つめていた いったいどうしたのだろう?今日の杏子ちゃんは頗る機嫌がいいね 「だって今年は一日多いんだぜー?29日まであるんだぜー?」 杏子ちゃんはご機嫌に鼻歌を歌いながらわたしの方を見つめる 「いつもより一日多く、あんたと一緒にいられるんだぜー?これほど幸せなことはないだろーよ」 杏子ちゃんはそう言ってわたしの方に寝転がってきた。やっぱ、杏子ちゃんはとっても可愛い 「そうだ!こんなうウダウダしてたらもったいないな!」 杏子ちゃんは急に起き上がって、わたしの手を引張る。痛いお杏子ちゃん・・・ 「朝からこんなダラダラしてたらもったいないから散歩にでも行こうぜ?」 えーやだよー杏子ちゃんー。だってー寒いしー。一緒にぬくぬくしていようよー。 「だっらしねーなー・・・。ちょっと待ってろよ!」 杏子ちゃんは早足で何処かに行ってしまった。牛乳でも持って来てくれるのかな? なんて考えていると杏子ちゃんはすぐにもどって来た。右手に歯磨き粉のついた歯ブラシを持って。 え?何持ってるの杏子ちゃん?、と聞こうとしたがそれより先に口に歯ブラシを突っ込まれてしまった うぇっ・・・いきなり何するの杏子ちゃん・・・。ひどいことしないでよぉ・・・/// 「動くなよ。ちゃっちゃと終わらせるからな?」 なんで杏子ちゃんがわたしの歯を磨くの? 「あんたがうだうだして動かないからさ。じゃあ磨くぞ」 杏子ちゃんは左手でわたしの頭を抑えながら、右手で歯ブラシを動かす やだよぉ・・・///なんだか変な気持ちになってきちゃったよ/// 「まぁ、普通は誰かに歯を磨いてもらったりなんかはしないだろうしなぁ」 やだっ///なんか恥ずかしいよ/// 「動くなよ///危ないじゃねーか/// 下の歯も磨くぞ」 そう言って杏子ちゃんはわたしの下唇を摘んじゃったの/// 「やばい・・・我慢できなくなってきた・・・///」 杏子ちゃんはギラギラと、それでいて慈愛に満ちた瞳でわたしのことを見つめるの/// 「いいよな?///」 杏子ちゃんはわたしの口から歯ブラシを抜いて、唇を重ねてきたの/// わたしの唾液まみれの歯ブラシ・・・すごくえっちだよぉ・・・/// 「安心しな/// もっとえっちな顔にしてやるからよ///」 結局、その日は散歩なんて出来なかった 今日もいつも通り濃厚に愛し合っちゃったのでした/// コメント 891 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/28(火) 23 58 44.35 ID 8xJRddTx0 [2/2] ヤン・シュヴァンクマイエルの作品から突如として現実に出現したかのような怪物を前にわたしは腰を抜かして動けないでいた。 さやかちゃんとファミレスでお喋りをした後の帰り道での事でした。 時計の針はとっくに10時を過ぎており帰宅が遅くなった事に反省しつつ家路を急いでいた。 急いでいたあまりに普段は通らない裏路地を早足で歩いていると、何かとても奇妙な雰囲気に当てられ気がつくと路地は一変していた。 シュルレアリズム的な、写真を切った貼ったを行ったかのような世界に路地は変わっており酷くわたしの心を掻き乱した。 わたしはわけもわからず必死に涙を堪えて出口を求め走り出した。しかし行けども行けども世界は変わらず、むしろ醜さが増していった。 路地を走り続けていると目の前に光が溢れていた。わたしはようやく出口なんだと自分に言い聞かせ恐怖で震える足に鞭を打った。 光に包まれ拓けた先には出口など存在せずこれまでの異界じみた路地が、まるでこの広い空間を引き立てるためだけに存在したかのように 思えるほど狂気と兇器に満ちた場所だった。 それだけではない。その空間の中央の王座のような場所に腰掛ける、醜悪な蛸のような怪物がこちらを睨んでいた。 ヤン・シュヴァンクマイエルの作品から突如として現実に出現したかのような怪物を前にわたしは腰を抜かして動けないでいた。 「あーあ、魔女の反応があったから来てみたら間抜けが結界に取り込まれてたか」 そんなぶっきらぼうな女の子の声が空間に響き渡りわたしはハッとした。 わたしは声がした方になんとか振りかえると、そこには真紅の髪に真紅のドレス、口もとには人気のお菓子ロッキーを咥え、 そして自身の身の丈よりも遥かに大きい長槍を持った少女がいた。 「おい間抜け、動くんじゃねーぞ」そういうと真紅の彼女は長槍を構えるとその瞬間、上空に5メートルほど跳躍した。 「ちゃっちゃと終いにするぞ、蛸野郎!」 空中で結界のような丸い足場を出現させた彼女はそれを蹴った。 その瞬間、物理法則を完全に無視したかのような急激な加速が行われ、真紅の少女は蛸のような怪物に長槍ごと突っ込んでいった。 必中を約束された切先は必滅をも約束されていたのだろう。神速をもって打ち出された突きをまともに受けた怪物はその瞬間に霧散した。 それと同時に異常な空間ももとの路地に戻った。真紅の少女も体が発光したかと思うと、 さきほどまでのドレス姿ではなくライトグリーンのパーカーにホットパンツといったラフな服装に変わった。 「運がよかったな、あんた。魔女の結界に取り込まれたら、そのままお陀仏になってもおかしくなかったんだぜ」 そういいながら彼女はわたしの前まで歩いてきました。 わたしは普通の世界に戻れた喜びと安堵、そして今まで堪えていた恐怖と不安が綯交ぜとなった感情の波が、涙と言う形で現れました。 気がつくとわたしは目の前の少女に抱きついてわんわん泣いていたのでした。 これがわたし、鹿目まどかと佐倉杏子ちゃんとの出会いなのでした。ティヒッ コメント 【次】
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「残された最後の希望だったんだ」 プロローグ 概要 開放条件 戦闘攻略 参戦魔法少女 詳細攻略共通 杏子魔女化 杏子魔女化回避 エンディング分岐 コメント プロローグ 巴マミが死んだという知らせを受けた佐倉杏子は見滝原へと帰ってきた。 この街を縄張りとすべく新人魔法少女をぶっ潰すと言い放つが… 概要 佐倉杏子が主役となるシナリオ 杏子の生い立ちや魔法少女に成り立ての頃が描かれる 状況はまどかルートと酷似している 巴マミが死亡、その後美樹さやかが契約、まどかは未契約のまま というところまで進んだ状況から始まる ただし、さやかがほむらが魔法少女であることを知らなかったりするので、時間軸自体は別扱いのようだ さやかルートからは何周かした後のようで、暁美ほむらは眼鏡を外して三つ編みを解いている 開放条件 さやかルート魔女化回避 戦闘攻略 戦闘回数は少ないが、裏を返せば稼ぎづらいルートと言える。 後半に回想を挟むが一人旅かつLv1化・技は「突き」しかない。 事実上杏子ソロでこなすシナリオのため、魔女化するにしても過去編・人魚の魔女結界は乗り切る必要がある。 総じて、計画性が必要になってくる高難度ルートである。ついでに精神的にも高難度シナリオ。 どうしてもクリア出来ない場合は事前に謎の魔女結界をクリアして、買えるドーピングアイテムを集めるとよいだろう。 Lv3あたりまで引き継げば「突き」だけでもなんとかなる。 なお、ドーピングはスキルと異なり過去編になっても引き継がれる。 落書き使い魔で多少濁ってもスペルブックを稼いでおくことが大事。 過去編になると技を一から覚えさせなければいけないが、ここでケチると苦戦は避けられない。 追加沸きは無いため、プカプカを残して召喚させると良い。 ハコの魔女結界・銀の魔女結界共に遠距離攻撃手段が必要になるので、「飛槍」を取るための1冊は残しておこう。 なお、過去編が終わっても14日以前に覚えたスキルはリセットされたままになる。 そのため、過去編開始までは必要最小限以外のスキルを覚えさせる必要はない。 グリーフシードの使い方について 銀の魔女まではもたせるように。濁らせるのは人魚の魔女で雑魚を狩りながらやる。 というか黙ってても濁っていく。魔女化させるか否かはここで決めておこう。 魔女化した際の介錯はほむらがやってくれるが、連戦になるので厳しい。 もし杏子を魔女にするつもりなら、杏子の過去編が終わった後のptはほむらに取っておくといい。 (ただ、杏子の因果値が十分でない場合、ほむらに全ポイントを注ぎ込むと人魚の魔女結界を突破できないこともある) 参戦魔法少女 LV 名前 その他 14 佐倉杏子 魔女化の可能性あり 1 佐倉杏子 数年前のみ 美樹さやか Guest、必ず魔女化 25 暁美ほむら 武旦の魔女結界のみ 鹿目まどか 最終日までは魔法少女にはならないが、必ず魔女化因果値上昇イベントあり 詳細攻略 共通 Qボタンが[自動]表記、もしくは特に指定が無い場合は、どの態度でボタンを押してもOK 日数 時間帯 キャラクター 備考 Qボタン プロローグ 「どうするつもりだい?」Qボタン・ほむらの存在を匂わせる→杏子の感情値が10減少・さやかが強敵ではないと言う→杏子の感情値が10増加・もう少し様子を見よう→変化なし 有 2日目 朝 まどか まどかの因果値が10増加「何つうかな、自信? 安心感? ちょっと自分を褒めちゃいたい気分つうかね。」Qボタン[はげます]→さやかの感情値が50増加 有 ほむら ほむらの感情値が10増加 無 杏子 杏子の感情値が10増加 無 イベント 「ハン……上等じゃないの。」Qボタン・君より強いかもしれない→杏子の感情値が20増加・君のほうが上だろう→杏子の感情値が20減少・もう少し様子を見よう→変化なし杏子の感情値が20増加 有 夕 さやか 「あ、あのねっ、わたし、何もできないし足手まといにしかならないってわかってるんだけど……」Qボタン[あおる]→まどかの因果値が10増加 有 杏子 「いったい何やってんのさ。勝手に昔思い出したり勝手にガキに説教したり。」Qボタン[とぼける]→杏子の感情値が20減少杏子の感情値が10増加 有 夜 杏子 落書きの魔女結界(全1層)扉のある部屋発見で終了さやかの感情値が50増加 無 3日目 朝 まどか まどかの因果値が20増加 無 さやか さやかの感情値が50増加 無 杏子 杏子の感情値が10増加 無 昼 杏子 無 4日目 昼 ほむら ほむらの感情値が20増加 無 杏子 「1人でいいって君はいつも言ってたじゃないか。」Qボタン・うまくいったコンビの例を出す→杏子の感情値が10減少・決裂したコンビの例を出す→杏子の感情値が10増加・もう少し様子を見よう→変化なし杏子の感情値が10増加 有 夕 まどか まどかの因果値が10増加 無 杏子 杏子の感情値が20増加 無 夜 さやか 「約束破っちゃった。怒ってるかな……。」Qボタン[はげます]→さやかの感情値が40減少さやかの感情値が50増加 有 杏子 CG回収有りQボタン[自動]・マミの後継者は君だ→杏子の感情値が20増加・マミの後継者はさやかだ→杏子の感情値が40増加 有 6日目 朝 杏子 「あーあー……見てらんないねぇ 食欲なくなっちまう。」Qボタン・美樹さやかの行動を肯定する。→杏子の感情値が10増加・美樹さやかの行動を否定する。→杏子の感情値が10減少・もう少し様子を見よう→変化なし杏子の感情値が10増加 有 昼 さやか さやかの感情値が50増加 無 杏子 「……は?あたしが人の心配?」Qボタン[とぼける]→杏子の感情値が40減少杏子の感情値が10減少 有 夕 さやか 「それで笑って生きているのが……それが正しい魔法少女だってそう思ってるわけ!?」Qボタン[とぼける]→さやかの感情値が20増加,ほむらの感情値が20増加さやかの感情値が50増加 有 杏子 無 夜 杏子 「……あなたには知る必要のないことよ。」Qボタン・ほむらに警告する→ほむらの感情値が10減少・杏子に警告する→杏子の感情値が30減少・もう少し様子を見よう→変化なし 有 8日目 夜 杏子 杏子の感情値が80増加 無 9日目 夜 まどか まどかの因果値が10増加 無 杏子 CG回収有り「神父の娘ってのはそんなもんさ。損な性分だって自分でも思う。なーんてね。」Qボタン・墓を作ったことを褒める→杏子の感情値が20増加・墓を作ったことをけなす→杏子の感情値が20減少・もう少し様子を見よう→変化なし 有 10日目 夕 杏子 「……好きにすればいいわ……。」Qボタン・美樹さやかは戦力にならない。→杏子の感情値が30減少・美樹さやかとはわかりあえない。→杏子の感情値が10増加・もう少し様子を見よう。→変化なしほむらの感情値が10増加 有 11日目 夜 杏子 「あんたなんかに心配されても嬉しくない。」Qボタン[あおる]→さやかの感情値が10増加,杏子の感情値が40減少杏子の感情値が40増加 有 12日目 昼 さやか さやかの感情値が50増加 無 杏子 杏子の感情値が20増加 無 13日目 夕 まどか まどかの因果値が20増加,さやかの感情値が50増加 無 ほむら ほむらの感情値が20増加 無 夜 まどか まどかの因果値が10増加 無 14日目 夕 杏子 Qボタン[自動]・驚かせる→杏子の因果値が40増加・普通に姿を現す→杏子の因果値が20増加 有 数年前 昼 杏子 Qボタン[自動]・忠告しておく→杏子の因果値が20増加・大丈夫だという→杏子の因果値が10増加「どうして、皆っ?席を立たないで!」Qボタン・まだまだ可能性はある→杏子の因果値が40増加・さっさと諦めるべきだ→杏子の因果値が20増加・もう少し様子を見よう→変化なし「うん。だから、父さん。諦めちゃ駄目。」Qボタン・こっそりりんごを渡す→杏子の因果値が10増加・こっそり野イチゴを渡す→杏子の因果値が20増加・もう少し様子を見よう→変化なし 有 夜 杏子 無 昼 杏子 杏子魔法少女に 無 夜 杏子 ハコの魔女結界(全2層後、魔女戦)魔女撃破後、グリーフシード1個獲得 無 昼 杏子 杏子の感情値が20増加 無 夜 杏子 銀の魔女結界(全2層)第2層の使い魔を全滅させるまで 無 朝 杏子 無 夜 杏子 銀の魔女結界(全4層後、魔女戦)魔女撃破後、杏子の感情値が100増加,グリーフシード1個獲得 無 夕 杏子 各強化ポイントを上げたレベル分獲得 無 14日目 夕 イベント 「バッカヤローーー!!!」Qボタン・もとからわかりあえない仲だった→杏子の感情値が10増加・少しは心が通じたんじゃないか→杏子の感情値が10減少・もう少し様子を見よう→変化なし杏子の感情値が30増加 有 16日目 朝 さやか 「変な顔するなよ。仁美と恭介が付き合ったんだ。笑顔で祝福してやろうよ!!」Qボタン[はげます]→さやかの感情値が50増加 有 ほむら 杏子の感情値が10増加 無 夜 杏子 人魚の魔女結界(魔女戦)杏子or魔女が1~3回程ダメージを受けると戦闘終了杏子の感情値が10増加ほむらの感情値が10増加 無 夜 まどか まどかの因果値が20増加 無 ほむら ほむらの感情値が30増加 無 杏子 Qボタン[自動]・君もいずれ魔女になるんだ。→杏子の感情値が60増加・願いは叶えた筈だよ→杏子の感情値が20増加 有 17日目 夕 杏子 「……いらねーよ。」Qボタン・見込みが少ないことを告げる→杏子の感情値が30減少・あえて応援する→杏子の感情値が20増加・もう少し様子を見よう→変化なし 有 夜 杏子 人魚の魔女結界(全5層)第5層攻略後、杏子のソウルジェムによって分岐杏子のソウルジェムが濁りきっている→杏子魔女化濁りきっていない→杏子魔女化回避 無 杏子魔女化 日数 時間帯 キャラクター 備考 Qボタン 17日目 夜 杏子 武旦の魔女結界(全4層後、魔女戦)魔女撃破後まどかの因果値が30増加グリーフシード1個獲得 無 20日目 昼 まどか まどかの因果値が10増加 無 ほむら ほむらの感情値が50増加 無 28日目 夜1 ほむら ほむらの感情値が50増加 無 夜2 まどか まどかの因果値が10増加 無 ほむら ほむらの感情値が50増加 無 30日目 昼 まどか ほむらルート開放 無 杏子魔女化回避 日数 時間帯 キャラクター 備考 Qボタン 17日目 夜 杏子 杏子の感情値が100減少 無 20日目 夜 杏子 無 30日目 昼 まどか まどかの因果値が20増加 無 ほむら ほむらの感情値が50増加 無 イベント ほむらルート開放 無 エンディング分岐 ネタバレ注意↓ +... エンディングは2種類となる。 金メダルクリアの条件は以下の2エンディングを見ること。 杏子非魔女化END 人魚の魔女結界クリア時に杏子のソウルジェムが濁りきっていなければこちら。 ワルプルギスの夜と戦わず高みの見物をしていた杏子だが、単身挑むほむらの魔力を感じ、マミやさやかの言葉を反芻し結局ほむらに力を貸す。 しかし二人でも苦戦し、絶体絶命の危機に瀕した時、まどかが契約する。 何とかワルプルギスの夜を退ける三人だが、本当の悲劇はここからだった。 非魔女化EDであるが何とも後味の悪いものとなっている。 杏子魔女化END 人魚の魔女結界クリア時に杏子のソウルジェムが濁りきっていればこちら。 ほむらが単身ワルプルギスの夜に挑むが敵わず、ほむらを守るためにまどかが契約する。 ワルプルギスの夜を倒すも、魔力のコントロールができなかったまどかは魔力を使い果たし・・・・・・ アニメ10話の「四周目」(まどかの夢に出てきた光景)に近い終わり方になっている。 コメント 何かほかのルートやって戦いとか慣れたからよゆーw -- 2013-11-15 16 55 10 さやかの魔女戦がムズイ -- 2014-02-03 20 12 53 ループ中 -- 2014-02-03 20 13 46 車輪つええ… -- 2014-04-06 14 01 38 TOPコメントの2014-03-18 18 04 11 参照 車輪の攻撃は見切った!!! 杏子「効かないよぉ~」 -- 2014-04-07 00 24 16 杏子弱すぎ(過去) -- 2014-06-14 16 08 50 2日目のさやかの方のQボタンのまどかのリアクションの声、くせになりそう… -- 2014-06-22 22 27 46 杏子はどっちみち死んじまってんじゃねーか -- 2014-10-19 14 59 57 ジェム真っ黒の状態で人魚の結界の4層目開始直後、車輪の体当たりを食らった瞬間にフリーズしてBGMも止まり、PSP本体が強制再起動になった。ver.1.01です。 -- 2015-01-26 16 35 38 因果値10000の杏子魔女化ボーナスが19000行ったwwwww -- 2015-12-26 22 49 07 コメント すべてのコメントを見る
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「だって、もう、お別れみたいだからさ…」 杏子ちゃんの身体が少しずつ透けていく。いったい何が起こったというの? 「あたしは佐倉杏子じゃなのマボロシだ…。あたしは佐倉杏子そのものじゃない」 どういうこと…?杏子ちゃんの言ってること全く分からないよ… 「もうお別れだっていう事だよ…」 嫌だよそんなの!せっかく杏子ちゃんが自由になったのにこのままいなくなっちゃうなんてあんまりだよ! 「泣くな。泣かないでくれ。それにあたしはいなくなっちうけどあんたの恋人の佐倉杏子は消えない それにあたしの代わりなんか腐るほどいるんだ。だからあんたが涙を流す必要なんてないんだ」 代わりなんかいないよ…。あなたはあなただけしかいないの…。だからそんなこと言わないで… 「ありがとな、あたしなんかのために泣いてくれて。あたし最高に幸せだよ。あんたに出逢えてよかった っと…もうここまでみたいだ。あたしの本体のことよろしく頼むぜ…!」 杏子ちゃんはそう言って笑みを浮かべると光とともに何処かへ言ってしまった 「おーい!何処行ってたんだよ探したん━━ってそんな目腫らしてどうしたんだ!?」 涙で姿が霞んで見えるけれどそれは杏子ちゃんの声だった。 「おいおい…本当に大丈夫かよ…?ちょっと休むか?」 杏子ちゃんは力の抜けたわたしの身体を支えてくれた わたしって本当に駄目だなぁ、杏子ちゃんによろしくって言われたのに コメント 128 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/29(日) 00 36 21.14 ID zyfPRFVX0 [1/2] 4月29日、そろそろ4月も終焉るね杏子ちゃん! 今日は日本の124代天皇の昭和天皇の誕生日 昭和天皇は暦代天皇の中で在位期間が最も長く且つ最も長寿の天皇みたい これは神話に天皇(神武天皇・安寧天皇・崇神天皇etc...)を除いたものだ 因みに神武天皇はBC711年に生まれBC585年に没し、在位期間はBC660年からBC585年だったらしい 昭和天皇は幼少期に学習院初等科に入学し、院長の乃木希典(陸軍大将)の教育を受けた また、「雑草という名前の草は無い」という言葉があるがこれは昭和天皇の言葉だという そういえば今日、4月29日はけっこう忙しい日で1927年から1948年にかけては「天長節」だった 1949年から1988年までは「天皇誕生日」で1889年から2006年までは「みどりの日」 そして現在は「昭和の日」。忙しない日だね杏子ちゃん そういえば今日(昨日かな?)が黄金週間(ゴ-ルデンウィーク)の初日だね 今年の黄金週間は杏子ちゃんと一緒に黄金体験したいな/// 失策だったよ杏子ちゃん… 大手通販サイトamazonなら安く買えると踏んだのに、発送が5月1日~5月3日予定だなんて! 5月1日なんていったらあと約一日、24時間もあるよ! 24時間って言ったら1440分!1440分なんて言ったら86400秒! ひどいよ…こんなのあんまりだよ…!konozamaだよ杏子ちゃん…。 ん?でも待てよ?逆に考えれば86400秒もあるんだよね…? 5秒あたりに1あんあんすれば17280回あんあんできる計算になる そんなに速く出来ないと考えて10秒ごとに1あんあんすると考えても8640回もあんあん出来る そうだよ…!マイナスに考えるな、プラスに考えるんだよ、たわし! そう考えるとこの思考を巡らせている1秒すら惜しい! だから、わたしは杏子ちゃんにダイビングしたの! 「いきなり何すんだあんた!」 流石の杏子ちゃんもソファで寛いでるところをダイビングされたら嫌みたい でも、心底嫌がってるというよりは呆れてるって感じだ 「ったく…あんたってやつはさぁ…」 えへへ、ごめんね杏子ちゃん///でも、すんごく今杏子ちゃんとあんあんしたくなっちゃって…/// 「はぁ!?さっきあんなにやったじゃんかよぉ///」 杏子ちゃんはさっきの事を思い出しちゃったみたいで顔を真っ赤にしちゃったの 愛があれば大丈夫だよ!/// 「でも2回も連続でやったんだぞ!?少しくらいあたしを休ませてくれよ」 三回目のあんあんくらい多めに見なよ! 「開き直るその態度が気に食わないんだよ!」 三回目のあんあんくらい多めに見てよ!! 「両手をついてすりすりしたって許さねーからな!」 チュッ♪ 「あんっ///」 コメント 192 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/30(月) 00 28 02.18 ID ZUQYUWar0 4月30日、今日はラスト・オブ・エイプリルだよ杏子ちゃん! 今日は初めて『軍艦行進曲』が演奏された日でアドルフ・ヒトラーが自殺した日 軍艦行進曲は「♪守るも攻めるも黒鉄の~」で始まる日本の軍歌 戦前には多くの人に親しまれ、戦後もパチンコ店でよく流れていが、現在海上自衛隊でも演奏される この曲はバリエーションが豊かで、中間部の「海行かば」を「雪の進軍」に差し替えたものもある アドルフ・ヒトラーの自殺については、少なくともその前日には既に自殺を決意していたらしい 遺言をタイプし終わった後、ヒトラーは長年の愛人エヴァ・ブラウンと結婚式を挙げた そして、毒薬の効果を確かめるため愛犬ブロンディを毒殺した後に夫婦揃って自殺したという そういえば今日は「ワルプルギスの夜」。5月1日の場合もあるみたいだけど ワルプルギスの夜と言えば杏子ちゃんを傷つけた許されざる最大の魔女を想起する でも、ここで言うワルプルギスの夜は春の到来をお祝いするお祭りの事 ゲーテの『ファウスト』でよく知られるが、魔女達がブロッケン山に集い、春の到来を待つみたい 本当だかどうだか知らないけれどヒトラーの自殺は「ワルプルギスの夜」が関係していて、 それは彼が悪魔崇拝者であるから、という説もあるみたい。 杏子ちゃんの友達の話によると魔女ワルプルギスの夜には世界をフリーズさせる能力もあるみたい まぁ、ワルプルギスはおいておいて、わたしと杏子ちゃんも愛の宴を始めようか?/// 今日は北欧では「ワルプルギスの夜」らしいよ 「あぁ、ケルトか何かのお祭りだろ?」 あれ?知ってたんだ。杏子ちゃんって意外と博学多才だね 「茶化すなよ。漫画か何かにそう書いてあったのを思い出したんだ」 『ファウスト』じゃなくて? 「あたしがあんな分厚い本読むと思うか?しかも2冊もあるんだろ?」 2冊ってより2部だね。本当に杏子ちゃんは色々知ってるね 「この前マミが読んでたからな」 あぁー、なんか分かる気がする。でも、杏子ちゃんも一度読んでみなよ?面白いよ? 「ああ、気が向いたらな」 読む気ないね杏子ちゃん…! ところで今日はせっかくの「ワルプルギスの夜」だしそれっぽい事しない? 「ビル投げつけられたり火焔放射で消毒されたりすんのはカンベンな」 違うよ~。魔女の方じゃなくて北欧のお祭りの方だよ。 「ならいいけどさ、いったいどういうことするんだい、「ワルプルギスの夜」ってのは?」 ファウストだと魔女達が宴をしていたから、わたし達も御馳走とか食べながら楽しめばいいんじゃないかな? あとかがり火とか焚いたりすれば雰囲気とかも出そうだね 「なんかテキトーだなー…。でも、御馳走食えるんならやろうぜ!」 うん、その返事を待っていたよ!じゃあ準備に取りかかろうか! 「なんか違くね?」 そうだね、これじゃあ夜の山に来てバーベキューしてるだけだね 「あっ、そのウインナーもう焼けてるぜ」 そっちの牛肉ももう食べられると思うよ 「この牛肉いつもより柔らかくて美味しいな」 えへへ、今日は奮発して黒毛和牛買っちゃった/// 「それにしても人が少なくてよかったな」 ゴールデンウィークにわざわざ山になんて来る物好きな人は少ないだろうしね それにここはわたしと杏子ちゃんだけの穴場だしね!ほら、空を見上げてみてよ 「月が綺麗だな…」 うん、月が綺麗だね/// 「なぁ、あたし達なんでここでバーベキューしてるんだろうな」 ワルプルギスの夜っぽい事をしに来たんじゃなかったっけ? 「なんか腹いっぱいになっちまったらそんなのどうでもよくなっちゃったなー」 そうだね。じゃあちょっと腹ごなしでもする?/// そしてわたしと杏子ちゃんは愛の宴を始めたの/// コメント 256 名前:†[sage] 投稿日:2012/05/01(火) 00 50 47.57 ID ziwwCx3q0 [1/2] 5月1日、語呂合わせで「恋(51)」の日だね! 今日はヨーゼフ・ゲッベルスが自殺した日で、海上保安庁が発足した日 第27代内閣総理大臣濱口雄幸の誕生日で作曲家アントニン・ドヴォルザークの命日 プロパガンダの天才ヨーゼフ・ゲッベルスの自殺はヒトラーの自殺した翌日だった ヒトラーの遺言によって1945年4月30日にゲッペルズはドイツ国首相に就任したのだが、 ベルリンの陥落が確実になった5月1日、彼は一家心中した ヒトラーは自殺の直前にゲッベルズに向けて「何としても生き残れ」と命じていたが、それは守られなかったのだ 因みにヒトラーの遺言によって大統領に就任したカール・デーニッツは戦後も1980年まで存命している チェコの音楽家アントニン・ドヴォルザークの交響曲9番(新世界)で有名だがそれ以外にも多くの曲を作っている 「呪われしものの口を塞ぎ」「ユーモレスク」、オペラでは「ルサルカ」などがよく知られているだろうか また、今日は「緑茶の日」らしい そろそろ暑くなってきそうだから麦茶でも作ろうか、杏子ちゃん! そういえば、この前はおまけ目当てで大量の緑茶を買ったね。 お茶の飲みすぎでお腹を壊したのも今になってはいい思い出だね! 5月1日といったらメーデーだよ杏子ちゃん! 労働者が色々な活動を行うってイメージが強いけど、夏の訪れを祝う祭典らしいの でも昨日は「ワルプルギスの夜」で春の訪れを祝うお祭りだった気が… 時が流れるのは速いものだね杏子ちゃん! それいえば夏を言ったら麦茶だよね1そんなわけで麦茶を作ってみたよ! 「冷たくてのどごしさわやかで美味いな!ちょっと時季が早いような気もするけど」 でも善は急げって言葉もあるし気にしなくていいと思うよ! 「じゃあもう一杯もらうとするよ」 四角い氷の入った透明なコップに注ぎ込まれる麦茶は芸術だね 時間が経つと、くっついて固まっていた複数の氷が音を立ててもとの姿に戻るのも趣きがあるね 「あんまり意識してなかったけど言われてみると確かにコップの中の麦茶って綺麗かもな」 飲み物も飲むだけじゃなくて、こうやって観察してみると色々な楽しみ方があったいいものだよね 「でも前みたいに角砂糖積んで城作ったり、プリッツとかポッキーを積んでタワーとか作るのはやめろよ」 うん、でもこの前にポッキーで作った校倉造っぽい正倉院みたいなのはけっこう上手に出来ていたでしょ? 「完成した後にぶっ倒れてテーブルに散らばったのを拾い集めて食うのは大変だったけどなー」 「あっ!また氷が音を立てたぞ」 段々と解けてきたんだね。それにしても麦茶の中で少しずつ解けていく姿は見てていいものだなぁ 琥珀色の麦茶と透明な氷。両者とも違った美しさを持つがそれらが徐々に一つになっていくのには感動を覚える 氷が麦茶と触れると音を立てるのは何故だろう?私が思うにそれは無力な氷が自分が失われる事に葛藤しているからだろう 誇り高い氷は自分が解けてしまいその存在が失われる事が厭で声を上げるのだ しかし、氷は時間が経過し自分の身体が琥珀色の海と同化する事に精神的な快楽と恍惚を覚え、そして喘ぐ 最後に自我すらをも失う安楽の境地に達した時、氷は全てを受け容れ、琥珀の海と同化する 一方の麦茶もただ透明な氷を溶かし存在を抹消してしまうというわけではなく、麦茶も氷と同化する 最初は氷という異物を排除する為に氷の身体を溶かすのだが、こちらも時間の経過とともに心情は変化する 他者と見做していた氷の身体の一部が自分の身体と混ざり合う事によって名状し難いほどの快楽と悦楽を得るのだ これは一種の弁証法だ。氷はテーゼ、麦茶はアンチテーゼ、そして混ざり合うという止揚作用によって新たなる存在になる さて、わたしは氷だろうか麦茶だろうか? わたしが杏子ちゃんを溶かし尽くすのか、杏子ちゃんがわたしを溶かし尽くすのか それを確かめてみる為にわたしと杏子ちゃんは今晩も歌い続けるのだ コメント 293 名前:†[sage] 投稿日:2012/05/02(水) 00 03 25.72 ID 5MPBttH10 [1/2] 5月2日、May I kyokokyoko ?Yes, kyokokyoko!五月と助動詞のmayをかけたんだよ杏子ちゃん! 今日は赤軍がベルリンを占領した日で作家の樋口一葉の誕生日みたいだよ よし、じゃあ今日は早めに杏子ちゃんを愛でる事にしよう! 「たけのこ落とした…」 杏子ちゃんがこの世の終わりのような顔で呟いている 話を聞いてみるとついさっき魔女と戦った際にたけのこの里を結界に落としてしまったみたいなの 魔女の結界は魔女が戦闘不能になると同時に崩壊する つまり、杏子ちゃんが魔女を倒した時点で結界も崩壊してしまったのだ それ故に杏子ちゃんはもう二度と落としてしまったたけのこの里を手にする事は出来ない せっかく魔女を倒してグリーフシードを手に入れたというのに杏子ちゃんはすごいブルーなお顔 見るに耐えないのでわたしは杏子ちゃんにお菓子を買ってあげる事にした 「悪いな…手間かけさせちまって」 非常に不味いことになってしまったよ… たけのこの里を買ってあげようと思ったんだけど、既に売り切れてしまったようなのでわたしはきのこの山を買ってあげた 杏子ちゃんに限ってそんな事はないと信じたいけれど、もし杏子ちゃんが過激たけのこ派だったらと思うと…… 逆も然りだけれど、たけのこ派の人にきのこの山を薦めるなんて宣戦布告するようなものだよぉ…… ごめんね杏子ちゃん、たけのこの里は売り切れらしくて… 「ありがとな。そんな謝んないでくれよ。あたしはきのこも好きだからさ」 よかった!やっぱ杏子ちゃんは杏子ちゃんだね! 「んー?そんなことないぞ?」 ヽ 、 . -‐ ― \ヽ /' / / ̄ ̄ ハ/ /―z. /´V777777スxnz////77 /∨/〆⌒ xヘ、ヾ// \ / /厂` ト、 〈 } ̄` / 〆 .′〃/\ j | | ',`ヽ. |/√ | 77/ }/l⌒j i} | /. // N┬、 ノ' ィ㍉} ハ | /⌒し /人 八 U U ムノ } } / 个x{` ノイ / ノ≧¬ョ云ァ≦| ! /. / / `、,「|_,く`ヽ, 八 / ノ' 〔\_} ミ k'ヽ \. , ´ /〉‐-人_,イ ', 〉\‐ ゝ / / /λ r' /| /〈 丶、./ // / ハ} l 厂} { ト、 ヽ{ / l j { jヽ__ノ { | | } )ヽノ{ 八 {ヽ / | | |ノ _ノ ´ ゝ く | { |´ ANAN心魅かれてく この可愛い笑顔に 果てない退屈から飛び出そう Look at me ほぉら、わたしのきのこ美味しい?/// 「うん///あんたの甘くてとろとろできのこ最高だよ///」 もう杏子ちゃんったら!きのこばかりじゃなくてわたしの顔もちゃんと見てよ/// 「あたしはいつもあんたのことを見つめてるぜ///」 コメント 339 名前:†[sage] 投稿日:2012/05/03(木) 00 25 24.65 ID ro6nGI490 [1/2] 5月3日、杏子ちゃんにゴミ捨てを手伝ってもらったよ! 今日は極東国際軍事裁判が開廷した日で日本国憲法が施行された日 思想家ニッコロ・マキャヴェッリの誕生日で作家ウィリアム・シェイクスピアの命日 日本国憲法の施行を記念した「憲法記念日」で今日は休日だけど、実はポーランドも今日は「憲法記念日」らしい ポーランドのその憲法はヨーロッパ初の近代的成文憲法で「5月3日憲法」と謂うみたいだよ 日本国憲法は現行の憲法で「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」が三大原則とされてるよ ニッコロ・マキャヴェッリは『君主論』の著者でイタリア、ルネサンス期を代表する政治思想家の一人 彼は「(支配者は)ライオンの力と狐の狡知(狡さ)を持て」という言葉で有名だね わたしと杏子ちゃんのゴールデンウィークはまだ終わらないよ さて、今日は何をして過ごそうか 久しぶりに杏子ちゃんと都会に出てきたら迷子になってしまった 雨だから地下街のあんあんショッピングを楽しもうとしたんだけどこの様だよ 特に目的とかはなく、徒然なるままに歩いていたら知らない場所に来てしまったの 調子に乗って動く歩道で遊んだりエスカレーターで下に下り過ぎちゃった所為だね 杏子ちゃんは動く歩道を初めて見たらしく、その上でスキップして楽しんでいた 黙って立っているとすごく遅く感じるけれど、移動方向と同じ方に速歩きで進むとけっこう早く感じるの 風になった、とまではいかないけど、まるでそよ風になったような気分だ 動く歩道を降りた時に杏子ちゃんのお腹がぐぅと可愛い声をあげたの ちょっと照れくさそうに頭を掻きながら「腹減っちまった」という杏子ちゃんはとってもキュート わたしも杏子ちゃんと同様に少しお腹が減ってきたから近くの食べ物屋さんを探す事にしたの 色々歩き回ってるうちにラーメン屋さんを見つけて、そこでお昼にしたんだけどこの選択がわたし達を益々迷子にしたの それでも杏子ちゃんが美味しそうに塩バターラーメンを啜る姿が見られたのから、わたしに後悔なんてあるわけないけどね . . . . . . . . . l . i. ヽ l . . . /// | . /.| | ヽ i l、ヽ . . . . . . . . | . . . .ヽ ヽ. | . . . . / /// | . / | ! l i . l | i | . . . . . . . | . . . . . . ヽ l . . . . l / / 、_.l / ,リ l i , .l l ! . . . . . . |ヽ . . . . /-ヽ . . . . . l ! l /ー-- _‐r ./ / . . . . . . . .| ヽ { i r-, . . . . l r--,ニニ rr;// ./ . . . . . . | \ ヽヽ,.{ヽヽ. . ヽ 弋ソ Li / ./ . . . . . . | , -,iー-、ヽヽ. . ヽ `´ , | '´ . . . . . . ! ,. .._/ `ヾ、 ノ . . . . . . . .iー,-{ ヽL `ヽ、_ ti}r'´ . . . . . . . . . i´ヽ \ `゙ - 、_ / `゙ ー- ' lil . . . . . . . . ./、 `ヽ ` ヽ 、 ___ ` li| . . . . . . . . ./ `ヽ, ---― '' '' ‐ 、 ヾ! お昼を終えたわたしと杏子ちゃんは先ず、地上に出る事にしたの 雨の降り頻る外を歩くつもりなんて杏子ちゃんのアホ毛ほどもないけれど地上の空気を吸いたくなったから 「なぁ、あのデカイ塔はなんだ?」 あれはスカイツリーじゃないかな?こんな雨の日に見られるなんて珍しいね! 「空の樹かー。本当に空まで届きそうだなー」 わたしと杏子ちゃんとの愛はきっと空の上、天上の神様にも届いているはずだよ! 「なんだよ藪から捧に///」 ごめんね///こんな雨の日は杏子ちゃんとあんあんしたいなぁって思っちゃって/// 「仕方ねーな/// 一回だけだぞ?///」 そしてわたしと杏子ちゃんはびしょ濡れになっちゃったの/// コメント 386 名前:†[sage] 投稿日:2012/05/04(金) 00 38 50.28 ID LCW4Eage0 [1/2] 5月4日、みどりの日だよ杏子ちゃん! 今日は仏教排斥を唱える物部守屋が仏像・寺院等を焼打ちした日 物部守屋は飛鳥時代の大連で物部尾輿の子 物部氏は有力な軍事氏族で崇仏派の蘇我氏と対立していた 守屋は排仏派であった敏達天皇に働きかけ、仏教禁止令を出させた その仏教禁止令によって排仏行為に正当性を得た排仏派の物部守屋は仏像や寺院を破壊したというわけだ そんな物部守屋も587年、用明天皇の時代に大臣の蘇我馬子と対立し、滅ぼされる事になる この仏教の礼拝を巡って起きた事件を「丁未の乱」という 因みに聖徳太子として知られる厩戸皇子も蘇我氏側につき、この戦いに参加していたらしい 嗚呼、杏子ちゃんと古墳とか遺跡とか神社とかお寺とかの歴史的建造物を見に行きたいな 今日は杏子ちゃんの教会裏の畑で農耕のお手伝い 畑を耕す杏子ちゃんの姿は凛々しくて格好いい こんなに身体を動かしていても疲れた素振りを見せない杏子ちゃんはやっぱり凄いと思う わたしも杏子ちゃんのお手伝いをしようと思って農具を持ってみるけど意外と重くて大変なの これじゃあ返って杏子ちゃんの邪魔になっちゃう… だから、わたしは他の形で杏子ちゃんのお手伝いをしようと心に決めたの! 「一仕事した後のおにぎりは美味いなー」 〃/ / ,' ,' 〃 /|/ i|ヽ |ヽ | ヽ | |{ ,' / i. i / | / i ' ' | !|ヽ i | | ;i ! i | ¬―f-、i _i斗―}‐ | i |ハ | { | | | /_ \|`゙` '" }/ _ ! ト、 | }| l | | 弋  ̄万气` '〃万圷 ̄ア ,イ i | ノ ヤ从 { 圦 刈 圦 刈 / /ノ | | ヾ( \ '. ゝ--" ゝ--"///_,~,イノ |` `i、'. 〃〃 ' 〃〃′ /ーィ'゙〈′ ! ト ` rァ――v イ | i ,' | > . ヽ __ノ . < ヽ ! | , ! 〕> _ <〔 i i | / i | ゛=ーェ、 ,ェ-=" ト、 | i 八 , _,,rく . . . . . `V" . . . . . .介 、 i \. / , -― '" || . .`丶. . .〕〔 . . . . / || `゛ー- 、 ヽ. 杏子ちゃんは首にバスタオルを巻きながらわたしの作ったおにぎりを食べてくれたの そう、力仕事じゃ杏子ちゃんの役に立てないと思ったわたしは急いでお家に帰っておにぎりを作ってきたの! 何の役にも立てないなんて嫌だから、せめて杏子ちゃんのお腹の助けにはなりたいなーって思ってね 「イクラとシャケのおにぎりなんて豪華だな!」 杏子ちゃんはほっぺにご飯粒をつけて満面の笑みで喜んでくれた もっといっぱい食べてね!イクラシャケおにぎり以外にもトロとかタラコとかあるからね! 「そういえばさっき畑から変な物が出てきたんだけど、あれが何だかあんた知らねーか?」 杏子ちゃんはおにぎり片手にわたしの手を引いて畑の或る場所にまで連れて行ってれたの/// これは…!!大量の銅鐸と銅鏡だよ! ひょっとしたらこの畑の下には遺跡が眠っているのかもしれないよ!? 「遺跡だって!?そりゃあすげーな!! あ…でも…」 ん?どうしたの杏子ちゃん 「せっかく耕した畑を掘り返すってのも何か気が引けるな…」 その必要はないよ!なんで今まで杏子ちゃんが頑張って守ってきた畑を掘り返す必要があるというの? 「だって、あんたこういうの好きそうだし…」 確かに遺跡とかそういうのは好きだけど、それで杏子ちゃんが悲しむんなら掘り返す必要なんてないよ わたしの中で杏子ちゃん以上に大切なものはないんだよ?/// 「あんた///」 でも、確かに遺跡を見てみたかったって言うのはあるね。 だからさ、一緒に造ろうよ。わたしと杏子ちゃんの愛の遺跡をさ/// わたしと杏子ちゃんの愛はいずれ、この畑に新しい命たちを芽生えさせるだろうね コメント 441 名前:†[sage] 投稿日:2012/05/05(土) 00 55 47.57 ID 6T41aUCe0 [1/2] 5月5日、子どもの日だよ杏子ちゃん 今日は哲学者セーレン・オービエ・キェルケゴールやカール・ハインリヒ・マルクスの誕生日 また、フランス第一帝政皇帝ナポレオン・ボナパルトの命日でもある キェルケゴールとマルクスはドイツ観念論を完成させた哲学者ヘーゲルの思想に強い影響を受けている そのヘーゲルはナポレオン・ボナパルトの入城を見て「世界精神が馬に乗って通る」と表現したのは有名 久しぶりのワルプルギス級有名人の誕生日だね杏子ちゃん! しかもキェルケゴールもマルクスもナポレオンもみんな、ヘーゲルと関係がある ナポレオンは「関係ある」といっても微妙なところだけれど、まあせっかくだしそういう事にしておこう 関係と言えばキルケゴールは自著『死に至る病』の初めの方でこんな事を書いていたね 「人間とは精神である。精神とは何であるか。精神とは自己である。 自己とは自分自身に関わる一つの関係である」 さて、今日もわたしは杏子ちゃんと関係し合う事にしようかな 「我々が恋愛について話し始めるや否や、直ちに第一の問題が出てくる。 即ち、人は何を愛すかという問題である。これに対して人がなし得る唯一の答えは、 人は愛されるに相応しいものを愛す、という事である」 キルケゴール著『追憶の哲理』より わたしはきっと杏子ちゃんに愛されているのだろう。わたしも杏子ちゃんを愛している では何故わたしは杏子ちゃんを愛し、杏子ちゃんはわたしを愛してくれているのだろうか キェルケゴールの言説に従うならば、このような答えになる わたしが杏子ちゃんを愛すに相応しい存在と認め、杏子ちゃんもわたしを愛すに相応しい存在と認めてくれているから ではわたし達は何を以ってお互いを愛するに相応しい対象として措定しているのだろうか この問いに対してわたしは即答する事が出来ない 例えば、杏子ちゃんは可愛いから、と答えるとわたしは杏子ちゃんの「可愛さ」を愛しているという事になる 例えば、杏子ちゃんは優しいから、と答えるとわたしは杏子ちゃんの「優しさ」を愛しているという事になる こんな答えでわたしは本当に杏子ちゃんを愛していると胸を張って言えるのだろうか。 これらの答えは杏子ちゃんの所有する性質の一部に対して愛を向けているだけであって、 杏子ちゃんそのものを愛しているわけではないと言っているようなものだ では、この問いに対してわたしは何と答えれば善いのだろう。 わたしは、「わたしの愛している杏子ちゃんが杏子ちゃんだからわたしは杏子ちゃんを愛している」としか言えない 自分でも呆れるほどの馬鹿馬鹿しく、稚拙で、答えになっていない答えだと思う でも、わたしにはこう答えるしかなかったのだ 【何故杏子ちゃんが好きなのか?】と聞かれたら「杏子ちゃんが杏子ちゃんだから好き」と答えるしかない では杏子ちゃんは何故わたしを愛してくれるのだろうか 少し聞くのは気恥ずかしいけれど、杏子ちゃんにそれを聞いてみる事にしよう 「あたしがあんたを愛している理由だって?いきなり恥ずかしいこと聞くなよ…」 杏子ちゃんの顔を赤くしてアホ毛のあたりをぽりぽりと掻く仕草はとても可愛く見えた さて、杏子ちゃんは何故わたしを愛してくれるのだろう。その答えが待ち遠しい わたしが料理が美味いからだろうか。それともわたしが超絶可愛いからであろうか。 どんな答えが出てきたとしてもわたしはそれを受け止めるつもりだ 「そうだなー。あたしの愛してるヤツがあんただから、かな?」 これはもしやわたしの出した答えと同じものなのだろうか。 わたしはもう少し杏子ちゃんの真意を探ってみる事にした 「 料理が上手だから、とかわたしが可愛いから、とかじゃなくて? 」とわたしは杏子ちゃんに問った 「自分で言ってて恥かしくねーか、それ?でも、まぁ、そんなんじゃないよ 確かにあんたの料理の腕は最高だけど、あたしは別にあんたの料理の腕に惚れてあんたを愛してるわけじゃないよ きっとあんたが死ぬほど料理の腕が下手だったとしてもあたしはあんたのことを愛してただろうさ」 杏子ちゃんの答えを聞いて何故か心のどこかで安心していたわたしがいた。 「それよりなんでそんなこと聞くんだよ?」 たまにはいいじゃない、愛について語るってのもさ。 「あたしは愛を語るより愛し合う方が好きだけどな///」 そうだね。小難しいお話はここまでにして愛し合おうか?/// 「あぁ///」 わたしは杏子ちゃんと関係し合い、そして愛を確かめ合ったのだった コメント 490 名前:†[sage] 投稿日:2012/05/06(日) 00 33 04.37 ID tcfMI9Qb0 [1/2] 5月6日、杏子ちゃんとゴロゴロしたい 今日は聖徳太子が十七条憲法を制定した日で新聞紙法が公布された日 精神分析学創始者ジークムント・フロイトや軍人岩佐直治の誕生日 十七条憲法は「一に曰く、和(やわらぎ)を以て貴しと為し~」で有名だよね フロイトが残した功績は計り知れないものだけれど、彼はちょっと変態のように思える だって彼は何でもかんでも性欲に結び付けたがる傾向があるから 例えば「エディプスコンプレックス」という概念や夢分析における「蛇」の扱いとか…。 蛇が何を象徴するかは杏子ちゃんが知らなくてもいい事だよ! また、今日は「ゴ(5)ム(6)」の語呂合わせで「ゴムの日」って言われる事もあるみたい/// これ以外にも語呂合わせは「may(5)ロ(6)」で「迷路の日」とか「コ(5)ロ(6)ッケ」で「コロッケの日」とかあるらしいよ でも流石に後ろの二つはちょっと無理あるよね杏子ちゃん… さて、今日はゴールデンウィークの最後の日、帰省ラッシュもそろそろ酷くなってくるかな? 帰省ラッシュと言えば杏子ちゃんがムンクの使い魔と戦っている時の奇声ラッシュは酷かったよね 今はある掲示板が規制ラッシュで大変らしいよ杏子ちゃん まぁ、そんな事は置いておいて早速あんあんラッシュでもしようか? 栄華を極めたる黄金週間は終焉を告げ、人々は再び地獄の業火へと投げ落とされる 悪しき月曜の軍靴が最後に残った一欠片の黄金の風化を促し、平穏な安息日は崩落する 月の使者達は地上で羽根を伸ばし寛ぐ幸福な者を引き摺り回すだろう 逃げ惑う幸福者を弄ぶのに飽きた月の悪魔は彼らの翼を引き裂き、残酷な歯車の束縛を強制するだろう だから、わたしは今のうちに幸せな事をしよう そう、杏子ちゃんと愛を奏でるのだ 今日の月は大きく見えるね杏子ちゃん 確か昨日か今日はスーパームーン現象が起こるんだっけ 他の満月よりも大きく、そして明るく見える満月が今日のスーパームーンらしいよ スーパームーン現象の日は災いが起こり易いという迷信も聞くね 流石はタロットで「不安」の暗示を持つ月と言ったところかな 地上から見た月が明るく、大きくなるという事は暗示される「不安」も増大するというのか でも安心してね杏子ちゃん わたしが不安なんて微塵も残らないほどに激しく愛してあげるから 特別な月を見て風流を感じ平安貴族みたく和歌を詠ってみるのもいいかもしれない だけどわたしにはそんな暇ないの 一秒たりとも杏子ちゃんから目を離したくないからね 月明かりに照らされた杏子ちゃんの肌はとっても美しくて艶かしい 女の子の杏子ちゃんはその身体に月の運動を宿しているから美しいのか いや、そんなんじゃない。杏子ちゃんは杏子ちゃんだから美しいんだよ そんな杏子ちゃんの美味しそうな姿を見て誰がいったいこの無意識に湧きあがる情欲を抑えられるだろうか このわたしの奥底から湧きあがる情欲は決して性欲的なものではなく、それでいてプラトニックなものでもなかった 嗚呼、無駄に思考を巡らせているこの瞬間瞬間が惜しい わたしは杏子ちゃんの身体にむしゃぶりついた 「んっ…あっ…あんっ…今日は…いつもに増して激しいじゃっ…んっ…ねーか…んっ…あっ///」 あんあんあんあんあんあんあんあん…/// 杏子ちゃんの唇美味しいよ杏子ちゃんの素肌とっても甘くて頭が蕩けちゃいそうだよ… こんなに杏子ちゃんの事を愛しているのにそれでも愛し足りない感じがするの だからわたしにもっと杏子ちゃんの事を愛させて!! 「んっ…やんっ…あっ…あっ…んっ…/// あんっ!///」 まだまだこんなんじゃ足りないよ!あんあんあんあんあん! 「バカ///そんなところ……んっ!?///あんっ!!///」 わたしも…そろそろ……あんっ!/// 「たまにはこういうのもいいかもな///」 あんあん!/// コメント 539 名前:†[sage] 投稿日:2012/05/07(月) 00 19 28.49 ID 7IONohOm0 5月7日、月曜日なんて存在しなきゃいいのにね、杏子ちゃん 今日は1945年にドイツのアルフレート・ヨードル将軍が降伏文書に調印した日 哲学者デイヴィッド・ヒュームの誕生日でジョン・スチュアート・ミルの命日でもある ヒュームはジョン・ロックやジョージ・バークリ達と共にイギリス経験論の立場に立つ哲学者として有名 ドイツ観念論の始まりの人物とも言えるイマヌエル・カントはヒュームが自身の「独断の微睡み」を破ったと述べる ミルはジェレミ・ベンサムと同じく功利主義者という立場に立つが、ミルは質的功利主義を重視した 「満足な愚者であるより、不満足なソクラテスである方が良い」 この言葉はミルの質的な功利主義を表しているとしてよく知られる はぁ…それにしてもすごい突風だね杏子ちゃん。まるで暴風圏6みたいだよ わたしも嵐なんかに負けずに杏子ちゃんと疾風怒濤の愛の狂奏曲を奏でなくちゃ 「なんてこった!あたしの自転車が!」 お家の中で寛いでいると外でガチャン!という音がしたから、わたし達は外に出てきたの そこで杏子ちゃんは横転した赤い自転車とピンクの自転車を見て悲鳴をあげてるの 杏子ちゃんは食べ物以外にもものを大切にする性格らしくて、 傷のついた自転車を見てこんな顔→(´・ω・`)になってたの 別に自転車が木っ端微塵に吹き飛んで再起不能状態になったってわけじゃないのにこの悲しみ様 お義父さんの教育もあるのかもしれないけど、杏子ちゃんはやっぱり優しい子みたい このくらいの傷なら自転車屋さんに見てもらえば何とかなるよ杏子ちゃん! 「そうか…?ごめんな、せっかくあんたに買ってもらった自転車なのに…」 杏子ちゃんが謝る事はないよ!それに最近の自転車はけっこう安いから大丈夫だよ! わたしと杏子ちゃんは嵐が止むまで自転車を玄関に置いておく事にしたの 「それにしてもひっでー嵐だな」 そうだね、杏子ちゃん。でも、杏子ちゃんが一緒でよかったよ 「どういうことさ?」 こんな嵐の日にひとりぼっちは心細いし寂しいと思うから ほら、さっきからドッカンドッカン雷が光ってるし 「でも雷ってなんかテンション上がらないか?ボス戦みたいでさ」 わたしは杏子ちゃんみたいにボスと戦える力がないよ… 「おいおい、何の為にあたしがいると思ってるのさ?///」 杏子ちゃんったら/// 「へへ、あんたを護る為なら何とだって戦ってやるよ///」 じゃあ今わたしと戦ってよ/// 「愛の聖戦だな///」 __ ,-. . .、 ! xヽ ,.イ ' ⌒ ` , 」 ∧ヽ / ム───. . 、 ,. .' ! .i ヾV .! x<二二 ヽ ----─‐ァ..‐‐‐Y‐-x ヾムニ二 `...-..、 ,......' ;.- ^ , ヽ、 `. 、 、 ハ. 「 / ,イ X ハ ヽ ヽ ヽ ヽ、 | ,イ / { / ヽ ム V ハ }.、 〉 ,! // / i / マ ! V } i ヾ / /乂/ / ,イV ,イi ! ハ ! ハ .! V ハ. / ,イ. { /_廴!斗‐ ヽ 廴!__! i、 ハi i ヾ.! / /,' i ! i ハ .! V i`ヽ ./ | ハ i,'./ | ,! |. V i' i / i ヾi / ;イ ハ 从,x==ミ ,x==ミ' __ / !、 ハ. { / i,Vヘ X//〃 . ///!i | } / ハ ム i / .`八ヽ 、u ノ ,./.' ,イ iハ }. ! { i.ヽ.! ,/ ノ' / i .!/. V /,、人. u ⌒ イノ / ハ ノ' /.' .Y > 、 イ / ` ッム / .人 i > _ < // / ,ハ ヘ_,. . ', X ヽ ヽ ヽ / / i ,イ ./ ハ ハテ' ̄/ i \ ヽ ハヽ、 ム.イ .{ ! / , ,i 、ヽ 、. / ハ 、ゝ 、 ヽ .ム ヽ ' ./ ,イ X /, .イ } ヾ ヽヽ、..// /i ヽ ヽ i ` x _ ハ ,//,从 ,イ / i i ヾ、}) コメント 【次】
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「そんなわけねーだろ!むしろ大歓迎ってくらいだよ!それで何を作るつもりなんだい?」 うん、カニとかウニとかサーモンとかを使った海鮮丼なんかどうかな? ついでに神のお吸い物とかも作ってみよっかなーなんて思ってるけど、どう? 「豪華だな!夕飯が待ち遠しいよ」 カニだけに今日は豪華にしてみようと思ったの。カニだけにね! 「どういうことさ?」 だから「カニ」と豪「華に」を掛けてみたんだけど… 「地味すぎて分からんねーよ!」 おでこにビシっと杏子ちゃんのツッコミをくらってしまった でもわたしとしてはもっと違うところに杏子ちゃんのを突っ込んで欲しいんだけどな/// そういえば今日は三鷹事件の上告審で被告人の死刑判決が確定した日だよ 「三鷹事件?聞いたことねーな」 三鷹事件は同時期に起きた下山事件、松川事件と並ぶ国鉄三大ミステリー事件だよ それで事件がどんな事件かって言うとね、無人列車が三鷹駅構内を暴走しちゃった事件なの! 「無人列車って言うと魔列車思い出すな」 杏子ちゃんなら幽霊が作った御馳走でも喜んで食べちゃいそうだね 「うん、食うよ。上手い料理なら誰が作ったかなんて関係ないからな」 たとえそれが死者だとしても? 「うん、食うね。でも死者の国の食べ物とかも食ってみたいな~」 神話的にそれはタブだよ杏子ちゃん! ギリシャ神話のペルセポネも冥界のザクロを食べて元の世界に戻れなくなっちゃったんだから 「そうなのか?でも、もしそれが美味いとしたら一度は食ってみたいなー」 冥界はどうだかしれないけど死神の世界の林檎は砂っぽくてカラカラしていて美味しくないらしいよ 「あんた黒いノート拾わなかったか?」 さぁ、どうかな?でも、まぁ、杏子ちゃんが冥界の食べ物を好奇心で食べちゃったとしたらわたしのやる事は一つだけどね 「ん?どうするつもりなんだ?」 わたしも一緒に冥界の食べ物を口にする事にするよ。ハデスの前であんあんするのもまた一興かもしれないしね/// 「でも、神話とかって何で食べ物を食うと碌なことにならないないんだろうな」 と言うと? 「今あんたが言ってたペルセポネ、だったか?それの話とかアダムとイブとかさ」 あぁ、蛇に唆されて知恵の実を食べたら神様の怒りを買って楽園から追放されちゃったってアレだね なんか杏子ちゃんがアダムとイブとか言うとまるでシスターさんみたい/// 「確かにあたしは教会の娘だけどシスターなんて大それたもんじゃねーよ///」 食べ物と言えば杏子ちゃんは日本神話の食物起源の神話を知っている? 「いや、全然。でも、食い物関係って言うんなら少し興味があるな」 古事記だとオオゲツヒメ、日本書紀だとウケモチノカミっていう神様が関係あるんだよ 「へぇ、それでそれで?」 …。続き聞きたい?ちょっとアレな話になるけど… 「なんだよもったいぶるなよ」 「うぇっ、なんか食欲が削がれるような話だな」 そろそろご飯だって言うのにごめんね杏子ちゃん 「いや、あたしから聞いたんだからあんたが謝る必要なんかねーよ でも、よく考えてみたらそれって別に変な話じゃねーよな 昔は畑とかの肥料には馬の糞とか使ってたっていうじゃん 自然のサイクルって言うのか?そういうのを考えてみればごく普通のことなのかもしれないし」 杏子ちゃんがすごい頭良さそうに見えるよぉ…惚れちゃいそう…/// 「なんだよ、てっきりもう掘れてるのかと思ったよ…///」 杏子ちゃんったら自信過剰で可愛い/// でも、うん、わたしは杏子ちゃんに惚れてるよ/// 「そうこなくっちゃな///」 食事の前のあんあんもまた格別だよ/// コメント 125 名前:†[sage] 投稿日:2012/06/23(土) 00 29 02.46 ID CoS6yPPh0 [1/2] 6月23日、6月もあと一週間だね杏子ちゃん 今日は織田信長の誕生日だよ! 「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス の武将だな」 お、詳しいね杏子ちゃん。ひょっとして歴史に興味あったりする? 「まったくないね。でも、ほら、よく戦国武将ってゲームに出てくるじゃん」 それで覚えたってわけだね。でも、史実だと戦国武将は目からビームとか出したりしないよ! 「分かってるよそのくらい!」 だけど最近の戦国武将ってイケメンだよね 「ムッ…。あんた、イケメンとかいうのに興味あんのか?」 なにムスッとしてるの杏子ちゃん?そりゃ、普通の顔とイケメンだったらイケメンの方がいいと思うな でも杏子ちゃんはこの世の全てのイケメンの頂点に君臨するイケメンだもんね/// それと同時に杏子ちゃんはこの世の全ての美少女の頂点に君臨する美少女でもあるしぃ/// 「褒めてもお菓子くらいしか出ねーぞ/// ほら、食うかい?///」 ありがとね、杏子ちゃんのRockyとっても美味しいよ/// そういえば今日は任天堂がNINTENDO64を発売開始した日でもあるんだって 「ロクヨンならあたしもやったことあるぞ。ゲームキューブは買ってもらえなかったけど」 わたしもGCはスマブラとマリオのポンプのやつくらいしか強い印象は残ってないなぁ 「あたしはマリオストーリーとスマブラが印象に残ってるな 何回も何回もクリアしたゲームをモモと交替でやってたよ 順番を守らないとモモが大声で泣き始めてさ、それでよく親父に怒られたもんだよ」 杏子ちゃん… 「スマブラで泣かせちまった時も親父に怒られたよ 別にズルなんてしてないのにさ、なんで怒られなくちゃいけないんだってガキながらに理不尽に思ったなぁ でも今になって思ってみるとあれってとっても幸せなことだったんだよな…」 「ってゴメンな。勝手に昔のことなんか思い出して勝手にしんみりしちまって」 ううん、こっちこそごめんね杏子ちゃん どんな表情をすればいいのいか分からなくて 「へへ、ありがとな。因みにロクヨンに限らずなんだけど、うちではボンバーマンは禁止されてたんだ」 なんで? 「一度あたしとモモと母さんと親父でボンバーマンやったことがあるんだけどな、 あたしとモモがふざけて親父に集中砲火を浴びせてたら、母さんも一緒に乗ってきたんだ それでずっと親父攻撃してたら涙目になり始めてさ…」 あー… 「そして親父がルーイをゲットした直後に爆殺したらキレちまって、自分の部屋に駆け込んで行っちまったんだ それから母さんがボンバーマン禁止令を出したってわけさ」 なんか杏子ちゃんのお父さんって可愛いね 杏子ちゃん、やっぱり昔みたいに家族と一緒にゲームしたいって思ってるの? 「いや、あたしは出来るだけ過去は振り返らないようにしたいんだ いくら嘆いたり悔やんだりしたって戻ってくるってわけじゃないしな それだったら、振り帰らずに前だけ見て明るく生きていった方がいいに決まってるじゃん」 そう…。でも、正直杏子ちゃんがそう言ってくれて良かったよ わたしなんかじゃ到底杏子ちゃんの家族の代わりなんて出来なそうだから 「当たり前じゃんか。あんたにあたしの家族の代わりなんて絶対に出来ないよ」 ごめんね杏子ちゃん… 「バーカ、そういう意味で言ったんじゃねーよ。誰も誰かの代わりなんて出来ねーんだよ あたしの家族はあたしの家族以外いないし、あんたはあんた以外にいないんだ だから誰かの代わりになる、なんて言うなよな」 「あたしの恋人はあんたしかいねーんだからさ///」 杏子ちゃん/// うん、わたしだけが杏子ちゃんの恋人で杏子ちゃんだけがわたしの恋人だよ/// こうしてわたしと杏子ちゃんはかけがえのない愛を育んだのでした コメント 184 名前:†[sage] 投稿日:2012/06/24(日) 00 20 00.08 ID ByvNA6xr0 6月24日、杏子ちゃんが可愛すぎて似顔絵描くのが大変だよぉ なんか今日はインパクトのある日にちに関する話題がないの 今日は蛮社の獄があったりフランスとイタリアが休戦協定を締結したりしたらしいけど 「有名人の誕生日とかはないのか?」 あっ、誕生日ではないけれど今日は歌手の美空ひばりさんの命日らしいよ 「演歌の人だっけか?」 うん、それ以外にも歌謡曲とかも歌っていたみたいだけどね わたしや杏子ちゃんの世代には馴染み深くないかもしれないけど「昭和の歌姫」なんて呼ばれてたみたい 「歌姫なんて呼ばれるってことはすごい歌が上手かったんだろーなー」 杏子ちゃんも何か歌ってみる?童謡でもオペラでも歌曲でも軍歌でもいいよ! 「後ろの三つは一曲も知らないぞ、あたしは」 「復讐の心は地獄のように」とか「魔王」とか「抜刀隊」とかは有名だと思うけどなぁ 軍歌と言っても全部攻撃的な感じってわけじゃなくて「月月火水木金金」とか「雪の進軍」とかは歌謡曲っぽいよ 「『月月火水木金金』?おい土曜日と日曜日はどうした?」 逝ってしまったよ…艦隊勤務の理に導かれて… 「昔の人は休みなしなのか?すげーな…。あたしなんて毎日休みみたいなもんなのに…」 でも、杏子ちゃんは魔法少女やって魔女をやっつけてるよね? 通学するとか通勤するとかと比べると杏子ちゃんの方が凄いと思うけどなぁ だって杏子ちゃんは命懸けでわたし達の生活を守ってくれてるんだもん 「別に誰かの為にやってるってわけじゃねーさ。強いて言えばあたし自身の為だよ それにあたしはそんな積極的に他人の為に何かするなんて性に合わないからな」 それでも結果的にはわたしの為になってるよ、杏子ちゃん? 「そうか?なら、あんたの為に戦うってのも悪くねーかもしれないな///」 杏子ちゃんはわたしだけの白馬の王子様だよ 「あたしは男じゃねーぞ?」 じゃあわたしだけの可愛い騎士王様だね/// 「そういえば昨日ポケモンの新しいソフトが発売されたみたいだな」 そうみたいだね、杏子ちゃん 「買うかい?」 是非とも買ってみたいね。でも、ごめんね杏子ちゃん。今は無理なの 多分売り切れてるだろうし、予約もするの忘れちゃったからね でも、それ以前に今ちょっとお金不足なの 毎食のオカズを一品だけにすれば買っても平気かもしれないけどね 「どんだけ窮乏してるんだよ…。でも、オカズを減らすくらいならいらないよ」 ごめんね、杏子ちゃん。杏子にこんな暮らしをさせてしまって… 「かまわねーさ。あたしはあんたと一緒にいられれば幸せだしな/// でも、それにしてもなんでそんな金がない状態になってんだ?」 ほら、この前ゲームセンターでぬいぐるみに大量のお金を費やしちゃったし… 「ぬいぐるみ?ジュペッタか?でもジュペッタってなんで進化しないんだろうな?」 杏子ちゃん…。そんなにポケモン楽しみだったんだね… うーん…7月になったら買ってあげるから少し元気出してほしいなって 「ほんとか!やった!」 ゲームソフト一本でここまで喜んでくれるなんて杏子ちゃんはやっぱり無垢だね/// 無垢な杏子ちゃんを見てたらわたしもムクムクしてきちゃったよ、なんちゃって/// そしてその夜わたしと杏子ちゃんは夜のポケモンバトルをしたの 先攻を取ったはいいけど開始早々わたしは杏子ちゃんのメロメロボディにやられちゃったの/// そして杏子ちゃんの「したでなめる」や「まきつく」、「すいとる」や「天使のキッス」を食らっちゃったの/// もうわたしのHPはボロボロだよ/// でも、それはとっても幸せだったの/// コメント 219 名前:†[sage] 投稿日:2012/06/25(月) 00 33 34.05 ID uL5KgfIS0 6月25日、890円の入ったpasmo落としちゃったよ杏子ちゃん… 今日は 『アンネの日記』が出版された日だよ!『アンコの日記』でも書いてみる、杏子ちゃん? 「あたしは日記なんてつけないよ」 もうあんこちゃんって渾名は受容してくれたみたいだね 「だって何回やめろって言っても直してくれないじゃん」 うんうん、諦めが肝心だよね杏子ちゃん 「あんたが言うなよな」 HAHAHA!そりゃあそうだね杏子ちゃん! 「わかってんならやめろよな!」 今度バイキングに連れて行ってあげるから大目に見てよ 「なら今回は見逃してやるよ」 えへへ、杏子ちゃんはちょろいね そういえば今日はフランスの哲学者ミシェル・フーコーの命日だよ 代表作には『狂気の歴史』や『監獄の誕生』『や性の歴史』などが挙げられるね ところでいきなりなんだけど、わたし杏子ちゃんと監獄プレイしたいな/// 「監獄プレイって何だよ?」 それはね、かくかくしかじかあんあんあん…って感じのプレイだよ! 勿論、わたしが囚人役ね! 「なんであんたはそうアブノーマルなんだ…?」 あれ、杏子ちゃんひょっとしてちょっと引いちゃってる? 「全く引いてないって言うと嘘になるね」 わたしの事嫌いになった? 「そんくらいで嫌いになるんなら最初っから好きになったりしねーよ///」 杏子ちゃん/// 「でも、やっぱりあんたとは普通に愛し合いたいな」 それはちょっと難しい相談だね杏子ちゃん 「だろうな、そう言うと思ってたよ。だからさ、あたしがあんたのことを修正してやろうと思うんだ///」 えっ…/// そんなにじり寄って来ないで杏子ちゃん、ちょっと怖いよ/// ねっ?普通にあんあんして気持ちよく愛し合おうよ! 「だーめ///」 やだっ!///そんな無理矢理なの杏子ちゃんらしくないよ!/// 「おっけー、ならばこれは修正ではなく誅罰だよ///」 嗚呼、なんでわたしは杏子ちゃんにこんなに無茶苦茶にされているのだろう 嗚呼、なんでわたしは杏子ちゃんにこんなにあんあん鳴かされているのだろう 嗚呼、なんでわたしはこんなに気持ちいいのだろう 杏子ちゃん色に修正されちゃうのも悪くないかもしれない まずは修正液のような白で、甘いミルクのような白でわたしは塗りつぶされてしまいたい そして最後は杏子ちゃんの情熱的な赤の色で全てを染め上げてもらいたいの/// コメント 292 名前:†[sage] 投稿日:2012/06/27(水) 00 00 08.69 ID D1TSdghz0 [4/4] 6月27日、寝ている杏子ちゃんの八重歯とアホ毛と首筋と指先を順番にペロペロするの最高だよぉ…/// 今日は独眼竜で知られる戦国大名伊達政宗の命日だよ せっかくだから独眼竜に因んでこの眼帯つけてみてよ杏子ちゃん! 「別にかまわねーけど…こんなんでいいか?」 独杏竜の杏子ちゃん可愛いよ/// 「でもこれ視界が悪いな」 そういえば片目を手で隠すだけでも距離感が掴めなくなるらしいね 「確かにそう言われてみれば…きゃっ!」 距離感が掴めない杏子ちゃんに奇襲キッスはかわせなかったようだね/// 「やめろよなぁ…ったく…///」 そういえば今日は「ちらし寿司の日」とも言われるんだって 岡山のちらし寿司「ばら寿司」が生まれるきっかけとなった備前岡山藩主の池田光政の命日に由来するみたいだよ あら、外しちゃったんだね、眼帯 「不便だからな、色々と」 確かに両目がちゃんと使えるのにわざわざ眼帯つけるなんて合理的じゃないかもね 「まぁ、あたしは眼帯になんて一生お世話にならねーと思うけどな」 と言うと? 「ほら、目が悪くなっても魔法でちょちょいと治しちまえばいいんだしな」 視力低下で眼帯なんて聞いた事ないよ杏子ちゃん… 「そっか?まぁ、どっちにしろ眼帯なんてあたしに縁がないもんだと思うよ もちろん、ヘマやらかして魔女に目をやるつもりなんかもないからな」 杏子ちゃんはベテランの魔法少女だもんね!でも慢心には気をつけてね、わたしなんかが言うのもアレだけど 「はは、安心しなよ。あんたがそばにいる限り油断なんてしねーからさ」 心強いね杏子ちゃん! でも杏子ちゃんだったら目を使わないでも戦えそうだよね 目を閉じて風の音で敵の動きを読んだり、心眼で敵の心を読んだりして 「そういう性質の魔法を使える奴ならできるかもね」 杏子ちゃんは出来ないの? 「無茶言うなよ、デスギア装備してるわけでもないのに」 デスギアかぁ…。アレを装備してる杏子ちゃんもかっこよさそうだねー 「やめてくれよ、あんな重そうなのあたしは装備したくないね」 そんな事言ったらあの世界じゃ殆ど装備出来るものがなくなっちゃうよ杏子ちゃん! 「マフモフくらいならそんなに重そうじゃないからいいかなーって思うけどな」 久しぶりに一狩り行ってみる杏子ちゃん? 「うーん、今はいいや。PSPは今充電してるしな」 そう残念。じゃあ、わたしだけで狩りをする事にするよ 「じゃああたしも横であんたのプレイを見させてもらうことにするよ」 何言ってるの杏子ちゃん?わたしの今回の狩りのターゲットは杏子ちゃんだよ/// 「何言ってんだよあんた///」 えいっ!やったよ、杏子ちゃんのパーカーを剥ぎ取ったよ!/// 「順番おかしいぞおい」 次は激レアアイテムの杏子ちゃんのホットパンツを剥ぎ取る事にしようかな/// いや、それより先に杏子ちゃんのスポブラを剥ぎ取るべきかな?/// 「好き勝手やりやがって!」 きゃっ!///杏子ちゃんに組み伏せられてしまったよ 「ったく…。あたしを狩っていい奴はあたしに狩られる覚悟がある奴だけだよ?」 やだ杏子ちゃん///ちょっとくらい手加減してくれてもいいんじゃないかな/// 「やぁだね。あたしはあんたのことを捕獲するって決めたんだからな///」 杏子ちゃんが足を絡めてきたり、わたしの身体に馬乗りになったりするの/// 「んっ///なんだ?あんた意外とこういうの弱いんだな///」 わたしは杏子ちゃんの捕獲用キッスを受けてしまい、身体が動かなくなっちゃったの/// 「やっとおとなしくなったか…。でも、これからが本番だぞ?///」 ハンターあんあんプレイも偶にはいいものだね杏子ちゃん/// コメント 369 名前:†[sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 14 14.10 ID zANbCq/80 [1/2] 6月29日、寝ている杏子ちゃんのパジャマを剥いで少し寝汗をかいた背中をペロペロしたいな 今日はビートルズが初来日した日だよ杏子ちゃん! 「イギリスのロックバンドだっけ?名前だけなら聞いたことがあるよ」 うん、その通りだよ。杏子ちゃんは音楽とか興味ない? 「う~ん、嫌いじゃねーけど、あんまり進んで聴こうとはしないね」 じゃあ洋楽も? 「あぁ、洋楽とかは滅多にきかないよ。あたしは英語が出来ないからな そういうあんたは洋楽好きなのかい?」 ううん、わたしも杏子ちゃんと同じ理由で洋楽はあんまり聴かないかなー 「そっか。でも、あたしは別に音楽が嫌いってわけじゃねーぞ」 うん、そんなの分かってるよ だって杏子ちゃんは夜に可愛らしい声でお歌を歌ってくれるもんね/// 「やめろよそういうの!///」 恥かしがらせてしまったかな?ごめんね杏子ちゃん そういえば今日は日本の音楽に関する人の誕生日や命日でもあるんだよ杏子ちゃん 例えば今日は『軍艦行進曲』の作曲者の瀬戸口藤吉の誕生日で、作曲家滝廉太郎の命日でもあるの 「滝廉太郎は聞いたことあるな、これもよく知らないけどさ」 『荒城の月』や『花』とかが有名だね。ほら、「♪春のうららの隅田川~」って聞いたことない? 「う~ん…。やっぱりないな」 そう…。杏子ちゃんはやっぱりわたしとの夜の愛の音楽にしか興味ないんだね?/// 「今の発言をどう解釈したらそういう答えになるんだよ!///」 じゃあ、今日からそういうのやめようか?普通に別々の部屋の別々のベッドで寝るの 「えっ…」 だって杏子ちゃんはそういうのがお望みなんでしょ? 「そういう意地悪言うなよ…」 じゃあいつも通りでいいの?いつも通りちゅっちゅしながらの夜の営みコースでいいの? 「うん、それで頼むよ…。寂しいの嫌だからな」 そう…。じゃあ、今日の夜も一緒に夜想曲を奏でようね/// よるって「夜」と「寄る」の掛詞なの だから、わたしは真夜中にベッドで寝ている杏子ちゃんに這い寄るの/// 「這い寄るっつってもいつも一緒に寝てるから別に夜這いって感じはしねーけどな」 杏子ちゃんがそんな言葉知ってたなんて/// そういえば「夜這い」と「ツヴァイ」って発音似てるよね 「ツヴァイ?ドイツ語で『2』だっけ」 博識だね杏子ちゃん!そう、今日わたしと杏子ちゃんはツヴァイになるの/// またまた思いついちゃったんだけど「ツヴァイ」と「ツガイ」って似てるよね いっそわたし達もツガイになっちゃおうか?///流石にヤヴァイかな、なんちゃって/// 「リノ(! ゚ -゚ノリ ・・・」 なんか言ってよ杏子ちゃん…。 「リノ(! ゚ -゚ノリ ・・・」 ひどいよ杏子ちゃん…。もう怒った!杏子ちゃんの事奏でちゃうからね! 「あんあん!」 あんあんあん!! 「あんっ…んっあ……あっ…あんっ!…ん…///」 あんあん!!あんあん!!あんあん!/// 「あんあん…///」 わたしと杏子ちゃんの奏でる歌に歌詞はないの だってわたしと杏子ちゃんの愛は言葉に出来ないものだから/// コメント 424 名前:†[sage] 投稿日:2012/06/30(土) 00 15 05.02 ID Iw5yf1Ha0 [1/2] 6月30日、ラスト・オブ・ジューンだよ杏子ちゃん 今日は長いナイフの夜事件が始まった日だよ! 「変な名前の事件だなー。それでどんな事件なんだい?」 ヒトラーが突撃隊幹部などの政敵を粛清した事件だよ 「おう…なんか血生臭い話だな」 全てがそうってわけじゃないけどナチスドイツ関係は結構血生臭いのが多いよ! また、6月30日は大祓だよ! 「おおはらえ?」 うん、大祓。6月30日と12月31日に行う除災行事で犯した罪や穢れを除き去る為に行うんだよ 因みに今日6月のものを「夏越の祓」、大晦日のものを「年越の祓」って言うんだって 「よく分からねーけどお祭りみたいなもんか?」 うーん…ちょっと違うかな~。お祭り、神道関係っていう点は当たってるかもしれないけれどね 「それでどうやって罪や穢れを洗い流すんだ?なんか唱えたりするのか?」 その通りだよ杏子ちゃん!「大祓詞」っていうのを唱えるの。これはこんな感じで始まるよ 『高天原に神留まり坐す 皇親神漏岐神漏美の命以て 八百万神等を神集へに集へ給ひ…』 「ごめん、日本語で頼む」 日本語だよ杏子ちゃん! 「日本って広いんだな…」 わたしはそんな広い日本を杏子ちゃんと一緒に旅行してみたいな/// 「そうだな…あたしもあんたと各地の美味いもん巡りでもしてみたいよ」 寝転がるホットパンツ姿の杏子ちゃんの姿を見てわたしはふと思う 太ももとお尻の境界って何処なんだろう 杏子ちゃんの脚は細いしとっても美脚 杏子ちゃんのお尻は小ぶりで可愛い これは実際に触った事があるから分かるんだけど杏子ちゃんはお尻も太ももも柔らかい 言うまでもないけれどぶよぶよとした醜い脂肪の柔らかさではなくマシュマロのような柔らかさ さて、そろそろ実験に入ろうかな? わたしはちょっと杏子ちゃんにお願いしてみた、魔法少女姿に変身してと 「別にいいけど、なんでだよ?」 ちょっと気になる事があってね。変身してくれたら今日は焼肉にしてあげるよ 「焼き肉かぁ… いいぞ、ちょっと待ってな」 そういうと杏子ちゃんはあの赤い魔法少女コスチュームに変身した いつも思うんだけど、変身している最中に裸っぽくなるけどその時に抱きついたらどうなっちゃうんだろう? まぁ、それは今度調べてみるとしよう。今は杏子ちゃんの美脚を堪能しなくちゃ やっぱりいつみてもこの姿の杏子ちゃんの脚は最高だね/// 「そんな舐めるように見るなよ…恥ずかしいだろ…///」 あっ、ごめんね杏子ちゃん。あとちょっといいかな…? 「何がさ?」 えへへ///やっぱり杏子ちゃんの太ももは柔らかいね 「ど…どこ触ってんだあんた!」 どこって太ももだけど…。もうちょっと手を上げるね ふにふに。ぷにぷに。杏子ちゃんのお尻もとっても柔らかいね/// 「だからあんたは何がしたいんっ…だよぉ…///」 ちょっと太ももとお尻の境界をs…あれっ…? 「ん?」 杏子ちゃんパンツは…? 「えっ?」 だから杏子ちゃんパンツは?なんで杏子ちゃんパンツ穿いてないの? ひょっとして杏子ちゃんはノートパニs 「やめろ」 だって杏子ちゃんパンツ穿いt 「なぁ、お互い余計なトラブルとは無縁でいたいと思わないか?」 ごめんなさい杏子ちゃん… 杏子ちゃんも一応ノーパンを気にしているって事なのかな? どちらにせよこれはわたしにとって大きな収穫になったよ…/// コメント 478 名前:†[sage] 投稿日:2012/07/01(日) 00 10 17.98 ID bxDQ9dQJ0 7月1日、ついに7月だよ杏子ちゃん! 今日は自衛隊と防衛庁が創設された日だよ 創設というよりは保安庁が防衛庁に、保安隊・警備隊が自衛隊に改組されたって方がしっくりくるね 因みに国家地方警察と自治体警察を統合して都道府県警察に移行したのも今日の事だよ なんて難しい話はどうでもいいね杏子ちゃん!!!! そんな事よりいよいよ7月だよ!夏だよ!Summerだよ!estateだよ!! 「テンション高いな、あんた。っつーか最後の何だよ」 イタリア語で夏って意味みたい。よく知らないけど 「よく知らないなら使うなよ…」 えへへ…かたじけないでござる、杏子殿 「なんかあんた本当におかしいぞ…暑さで頭でもやられたか?」 おかしくなんかないよ?ただ、杏子ちゃんとの楽しい夏が始まるかと思うと居ても立ってもいられなくて/// 「確かにあたしもまたあんたと一緒に夏を過ごせるかと思うと楽しみでしょうがないよ でも、もう少し落ち着いてもいいんじゃないか?」 COOOOOOOOL!!冷静な杏子ちゃんも可愛いよちゅっちゅぺろぺろあんあんごっくん 「ダメだこりゃ…」 そんな呆れたような顔しなくてもいいじゃない!うぇーい!テンション上げていこうよー! ほら?杏子ちゃんのあんあんな部分もあんあんしたいって言ってるよ?/// 「」 どういうことだオイ… あいつがいつもテンションが高いのは知ってるけどここまでイっちまってるとは… 「杏子ちゃ~ん!ねぇねぇ、杏子ちゃん~///」 なぁ…あんたひょっとして酒でも飲んだのか? 「酷いなぁ杏子ちゃん!わたしは未成年だよ!」 でも酔っ払ってるっていうか、そういう感じに見えるぞ? それともほんとに暑さに頭がヤられたのか…? 「わらひは!全然健康だから大丈夫だよだだよよよるのずく」 よし、病院に行くぞ 「どうしたの杏子ちゃん?お腹でも痛いの?だったらわたしがぺろぺろしてかんびょうs」 あんたの病院だよ! 「杏子ちゃぁん///まだわたし妊娠してないよぉ?/// 確かに毎日杏子ちゃんと愛し合ってるけどぉ…まだ赤ちゃんは授かってないと思うよ…/// あっ?それとも杏子ちゃんが懐妊したの?おめでとう!わたし嬉しくて涙が出てきちゃった 赤ちゃんの名前は何にしよっか?流れで決めたりしないで一緒にじっくり時間をかけて考えようね」 …。ごめん、なんかあたし頭痛くなってきたよ 「大丈夫?杏子ちゃん!アホ毛が萎れてるよ?」 「元気にしなくちゃ!///ペロペロ///あんあん///ペロペロ///あんあん///」 なぁ・・・やめてくれねーか…。なんかびちょびちょしてて気持ち悪いんだけど 「ペロペロ///あんあん///ペロペロ///あんあん///」「ペロペロ///あんあん///ペロペロ///あんあん///」 「ペロペロ///あんあん///ペロペロ///あんあん///」ロペロペ「ロ…/://@あんあ「ん・・・あんあん…あnkぇあげ 「ウェfえwrf3qtvwtyb56wれwb6ybyぶrb542yあん54れtんqtvqrtvqrrqtvryvtybとぅべybあんあrqら・・・んrtqげr・」 おい何言っtEるndあ?あreあたsimあでおかsiくなってきちまったリノ(! ゚ ヮ゚ノリノ。くうかい? レジリノ(! ゚ ヮ゚ノリれwヴぇwtvアイスえrvqれtqrwvwリノ(! ゚ ヮ゚ノリyvwrtwtwれ好き「愛しTeる」 「杏kちゃNさえぇpqrrtvqリノ(! ゚ ヮ゚ノリれqエwじrjちvじwvリノ(! ゚ ヮ゚ノリjろじぇくぉprtvtrwymbtrw」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… 「って夢を見たんだ」 夢オチなんてさいてーーーだよ杏子ちゃん!それにわけがわからないよ! 「ほら、だって今日って7月1日じゃん?」 あぁ、狂気染みたナイ(71)トメアってわけだね! 「流石あんただな!」 まぁね/// コメント 539 名前:†[sage] 投稿日:2012/07/02(月) 00 26 33.68 ID nI4M4F0f0 [1/2] 7月2日、まさに夏(72)だね! 今日は金閣寺放火事件が起こった日だよ この事件は所謂日本のアプレゲール犯罪の一つとして数えられるね あとアプレゲールってのは戦後派を意味で反対の意味の言葉としてアヴァンゲールってのがあるよ アニメとかでOP前のプロローグシーンをアバンって言うけどこれとも関係がありそうだね 「それにしても寺に火をつけるなんてよくできるもんだよな バチ当たりとかそういう以前に自然と恐ろしく思ったりしないもんかね」 それがね、放火した犯人は仏教系の大学の大学生だったみたいなの 「仏教徒が寺を焼いたって?変な話もあるもんだな」 放火犯が本当に仏教徒だったかはよく知らないけどね 「金閣寺で思い出したけどけっこう前にOPで金閣寺が燃えてるアニメ観たことあるぞ」 あー、肉体言語(サブミッション)でキルゼムオールなアニメだね 「肉体言語?なんかやらしい響きだな///」 アレも考え様によってはやらしくなるのかな?確かに身体同士が密着してるし/// でも杏子ちゃんと肉体言語で愛し合うとなると多分わたし死んじゃうね… 「そんなに激しいのか?///」 うん、杏子ちゃんが想像してるのとはけっこう違うと思うけど確かに激しいかな? そういえば今日は作家ウラジーミル・ナボコフの命日だったね。杏子ちゃんは知ってる? 「いや、名前すら聞いたことねーけど」 だよね。彼は『ロリータ』の著者として有名だよ 「ロリータってロリコンとかのロリータか?」 そうだよ杏子ちゃん。ロリコンことロリータコンプレックスってのは彼の小説『ロリータ』に由来するらしいの そういえば杏子ちゃんって若干ロリっぽいよね/// 「げっ…あんたロリコンなのか?」 失敬な!わたしはロリコンなんかじゃないよ!ただ、杏子ちゃんの持つ属性の一つとして言ってみただけだよ! 「なっ…!あたしはロリなんかじゃねーし!///」 でもその可愛いお顔と可愛い声、まだ成熟し切ってないで幼さの残るこの身体!どうみてもロリ属性持ちだよ! 「うぅ…///」 でも勘違いしないでね杏子ちゃん?わたしは杏子ちゃんがロリだったから好きになったんじゃないよ たまたま好きになった杏子ちゃんがロリ属性を持っていた、たったこれだけの事だよ だからわたしは決してロリコンなんかじゃない。でもまぁ、杏コンかと言われたら否定出来ないけどね/// 杏子ちゃんがわたしのお膝で気持ちよさそうに眠っている たまにむにゃむにゃと口を動かして寝言を言う 温かい涎が垂れて、わたしのお膝に零れ落ち、脛を伝って足の甲まで流れ落ちる わたしは指で杏子ちゃんのお口の周りを丁寧に拭い、それを自分の唇まで持っていく ぴちゃぴちゃと音を立ててそれを啜るわたし 透明な蜜のついた指をしゃぶるわたし 端から見たらなんと気持ち悪い事だろう、なんと行儀が悪いように見える事だろうか でも仕方ないの。杏子ちゃんの味がこんなにも甘くて美味しくて中毒性があるから 「ん~?何食ってんだ?」 杏子ちゃんが目を擦りながらわたしの膝から頭を放す どうやら杏子ちゃんが起きちゃったみたい。おはよう杏子ちゃん 「おう、おはよう。ところで何食ってるんだよ? さっきから熱心にぴちゃぴちゃ音立てて何か食ってるように見えたからさ」 み…水あめだよ水あめ 「あたしも食べたいな、水あめ」 うん、ちょっと待ってて杏子ちゃん。冷蔵庫から持ってくるから わたしは腰を上げようとしたんだけれど杏子ちゃんに腕を掴まれてしまった 「あたしはそっちのじゃなくて、あんたが今しゃぶってたようなのが欲しいんだけど」 杏子ちゃんは意地悪だなぁ、最初から気付いてたんだね? 「そりゃあ、人の口元を何度も何度も触られたらあたしでも気付くさ」 そう…。じゃあ、どうぞ?///あんまりがっつかないでね?/// 「あんたがやってたようにさせてもらうよ///」 気持ちいい/// コメント 596 名前:†[sage] 投稿日:2012/07/03(火) 00 22 49.88 ID 65/UkR9i0 [1/2] 7月3日、普通って言っちゃダメだよ杏子ちゃん! 今日は大本営がインパール作戦の中止を命令した日だよ インパール作戦といったら補給線を無視して歴史的敗北を喫した戦いとして有名だね この作戦の司令官として牟田口廉也中将が有名だけど、所謂愚将扱いされる事が多いよ 現在でもインパール作戦って言葉は無謀な作戦の代名詞として使われる事もあるみたい 「ところで補給線って何だ?」 補給線ってのは前線に兵員・兵器・食料などの軍需品を送る交通路の事だよ 簡単に言えばこの戦いでは前線の兵隊さん達は食糧や銃の弾不足に苦しんだの 「食い物がないって事は沢山の兵士が餓死したってことだよな…?」 うん、食糧のその他にも大量の病死者も出したみたいだよ 「そっか…。今こうやって普通に飯を食っていられるあたし達は幸せなんだな」 そうだね、戦争中の兵隊さん達は満足に食事を取る事すらままならなかったみたいだからね 軍歌「父よあなたは強かった」の中に「敵の屍と共に寢て、泥水啜り草を噛み」ってフレーズがあるくらいだし まぁ、この歌はインパール作戦より前のものなんだけどね 「でもそんな話を聞いたら益々食い物を粗末にすることなんて出来なくなるな」 杏子ちゃんは何でもいつも綺麗に平らげてるじゃない 「いや、あんたに言ってるんだぞ?」 えっ? 「ほら、あんたよくラーメン食いに行く時とかスープ全部飲まないで勘定しようとするじゃん まぁ、今まではあたしが飲んでやったからいいけど、あたしがいなかったら勿体無いことになってただろ?」 あー、何でも残さず食べろって事だね杏子ちゃん 「そういうことだ。だから今度あんたの胃袋がもうちょっとデカくなるように鍛えてやるからな」 嬉しいような、嬉しくないような…。なんか複雑な気持ちだよ… 杏子ちゃんとお久しぶりにお出掛け 近くの山の頂上にビアガーデンみたいなお店が出来たって事で来たの 勿論未成年者のわたしと杏子ちゃんはお酒なんて呑まないよ だけど、ぐでんぐでんに酔っ払っちゃって呂律の回らない杏子ちゃんも見てみたい でも、それどころじゃないの、わたしたち 「なぁ、ここ何処だよ…」 見渡せば周りは木、木、木、木、木…。 山頂までのリフトがあったけど杏子ちゃんの意向で徒歩で登る事にしたの 杏子ちゃん曰く「一汗かいた後のおっぱいの方が美味い」んだとか それにはなんとなく同意するけど内心、ちょっとおじさんっぽいって思ってしまったのでした でも、わたしたちは当分その一杯を得る事は出来なさそう だって山の中で迷っちゃったんだもん まだ日はあると言っても周りはけっこう暗い。黄昏時ってとこかな? そういえば「黄昏」の由来は「誰ぞ彼」、暗くて相手の顔が識別出来ない頃の事を言ったって聞いた事があるよ でもまだわたしには杏子ちゃんの可愛らしいお顔が見える けっこう暗いけど不思議な事に杏子ちゃんのお顔はちゃんと見えるの これも愛の力かな?/// 「はぁ…なんかごめんな。あたしが変な提案しちまった所為で」 そんな気にしなくていいよ!わたしは杏子ちゃんと一緒にいるだけでお腹いっぱいだし/// 「そう言ってもらえると嬉しいよ。あっ、見てみろよ!そこにキノコが生えてるぞ」 …。あんな赤くて卑猥な形をしていて毒々しい色のキノコを食べるの杏子ちゃん? 「だよなぁ…いかにも毒持ってますって感じのキノコだし…」 「はぁ…あたし腹減っちまったよ…なんか食い物持ってないか?」 さっき杏子ちゃん、わたしのブラックサンダー食べちゃったじゃない 「ぐぬぬ…じゃあ、なんか飲み物持ってないか?」 さっき杏子ちゃん、わたしの小岩井コーヒー飲んじゃったじゃない 「…。なんかごめんな」 気にしないで。でも、一応杏子ちゃんにあげられるものはあるよ? それが食べ物に分類されるかどうかはわからないけど/// 「ったく…遭難しかけてるのにこんなところでやるのかよ///」 だって仕方ないよ///。辺りも暗いしそういう気持ちになってきちゃったんだもん/// 「ほんとあんたは盛ってるな///」 そんな事言っても杏子ちゃんもノリ気だよ?/// 「まぁな///」 こうしてわたしと杏子ちゃんは森のノクターンを歌ったの/// コメント 【次】
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「いや、あんたがいてくれるんなら寂しくないよ」 嬉しいこと言ってくれるじゃないか 「へへっ」 「なぁ…」と杏子ちゃんが小さな声で僕に言う 「復活した記念にあんあんしよいぜ…///」 そんなにあんあんが好きなんて… これじゃ「きょうこちゃん」じゃなくて「あんこちゃん」だね/// 「ふんっ///」 怒っちゃった? 「別に怒ってねーよ」 「でも、本当に悪いと思うんなら…あたしのこと、思い切り抱きしめろよ」 ぎゅっ!大好きだよ杏子ちゃん! 「あたしもだよ/// あんたにならめちゃくちゃにされても構わないよ」 そんな優雅な午後のひととき (鯖落ちしてたため本スレにあったポエム) コメント 212 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 00 13 28.51 ID UXscd2JP0 [1/7] 暗く厚い雲が広がり空を覆う しかし、その雲間から夕日がこちらを覗いている 闇と光のコントラストが非常に面白い光景を演出する このような天気は一番嫌われるものだろう 雨が降りそうで降らないことが多いから さて、雨は降るのだろうか?降らぬのだろうか? 「雨降りそうだな」と杏子 杏子は雨が降ると思うか 「お前はどう思う?」 じゃあ、降らないに一票 「じゃあ、あたしが当たったらお前はひとつ、あたしの言うことを何でもきけよ 逆にあたしが外れたら、お前の言うこと一つきいてやるよ」 変な賭けに参加させられてしまった でも、杏子が楽しそうだからいいか 結果から言うと僕の負けだ 風は吹きつけ雨は激しく降っている おまけに雷鳴まで轟くありさまだ 「あたしの勝ちだな~」とご機嫌に口笛を吹く杏子 負けは負けだよ さぁ、杏子の願いは何だい? 「考え中だよ、楽しみに待ってな」 外の荒れ狂う天気とは対照的に杏子は太陽のように笑っていた じゃあ、夕飯にしようか 「今日はなんだい?」 ハンバーグだよ 「へへっ 楽しみだなぁ」 杏子はそれを想像したのか涎を垂らしていた 涎とは思えないほど綺麗な涎だなぁ 彼女の全てが愛おしい 食後 「ふ~ うまかった!」とご満悦な様子の杏子 それはよかった 彼女はソファの上に寝そべってテレビをつける しかし、ある程度チャンネルを回すと切ってしまった 「つまんねー」と退屈そうな杏子 ソファから転がり落ちて床でゴロゴロしている杏子に言う 先にシャワー浴びてくれば 「ん~」と起き上がって胡坐をかき、考える杏子 「そうだ!」と何かが閃いた様子の杏子が近寄ってきた 「さっきのお願い決まったぞ!」 「あたしの背中流してくれよ」と杏子 浴室 タオルを巻いた石鹸の泡塗れ裸の杏子(といっても、プライベートなところは隠されている、残念) 「はやく背中流してくれよ」と顔を赤らめながら言った はいはい、お嬢さ━━ その時、轟音と共に浴室の電気が消えお湯が水へと変わった 「きゃうんっ!」とビックリした様子の杏子 「どういうことだ!・・・オイ!」 どうやら停電らしいね 「うぅ・・・さぶい」と震える杏子 このままでは風邪をひいてしまうだろう だからといって、水で泡を流すわけにもいかないし だから、僕は彼女を抱きしめた 外は嵐でゴウゴウと五月蝿い 逆に僕達の愛は静かに奏でられた コメント 235 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 00 48 21.88 ID yWLW3khr0 [1/2] 杏子ちゃんが苦しそうな顔をしている どうしたの?と僕はきく 「気分が悪いんだ…」 杏子ちゃんは苦しげに口を押さえる 「ウッ…離れろ!」 馬鹿言うな!苦しんでいる彼女を見捨てられるか!! 「お前…」 僕は杏子ちゃんの背中を優しくさする しばらくするとおさまったようで顔色が良くなっていった 「はっ…!情けねーよな…魔法少女が吐きそうになるなんてよ」 そういう杏子ちゃんの目は潤んでいた 「ゲロ吐き女なんて嫌いだよな…」 僕は杏子ちゃんを抱き締めた 自分をそんな風に言わないで… 君を愛してきた僕のことも考えて! 「お前…」 これが僕の気持ちだ 僕は彼女にキスをした 杏子ちゃんは僕に寄り添い泣いていた 好きなだけ泣くといい そして、泣き疲れたら思い切り笑ってくれ コメント 409 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/05(金) 00 07 36.48 ID UXscd2JP0 [7/7] 今朝から頭痛が酷い まるで悪魔に憑かれているみたいだ 僕は何も悪い事をしていないのに そう思う今現在も苦痛は絶えずに続く 灼熱の業火に暗黒の稲妻が発狂したように頭を疾駆する あぁ、本当に悪魔が身体に巣食ってしまったのだろうか 遠い地ルーダンにて修道院長ジャンヌを苦しめた悪魔よ! グランディエの契約に於いて彼女を苦しめた悪魔よ! 僕を苦しめるのはお前達だというのか サタンよ、ベルゼバブよ、ルシファーよ! エリミよ、レヴィアタンよ、アスタロトよ! ああ、僕は願う どうか遠くへ悪魔らよどうか遠くへ行ってほしい 否、これは警告だ お前達が僕に居座るというなら必ず鉄槌がくだされるであろう 僕の最も愛する人による正義と愛の鉄槌 さぁ、警告は終わりだ 悪魔よ、選ぶがいい 死か生か 「おい!大丈夫かよ!いきなりぶっ倒れるからびっくりしたぜ」 杏子の心配するような声が聞こえる あぁ、彼女が悪魔を祓ってくれたのだろう ありがとう、敬虔なる聖女よ 「大袈裟な奴だな あたしはただおしぼり持って来ただけだぞ」 僕の額には彼女が持ってきてくれた冷たいおしぼりが座っていた 「それに悪魔なんか存在しないんだ 悪魔とか悪霊だとか呼ばれる類は全て魔女なんだからな」 なら、魔女を狩る杏子はまさしくエクソシストだね 「馬鹿言ってねーで、休めよ」 杏子はそう言うと聖母のような優しい微笑を浮かべ 僕の頬を優しく撫でる 「心配したんだぜ?お前が倒れて」 ごめんね、ちょっと疲れただけかな? それとも本当に憑かれていたのかもね 「へへっ 無駄口叩く元気はあるようだね」 あれ、面白くなかった?「疲れる」と「憑かれる」を掛けてみたんだけど 「・・・」 なんか無性に恥ずかしくなった 「で、具合はどうだい?」と気遣ってくれる杏子 悪いね、手間かけさせちゃって 「らしくないじゃんかよ」 もう、どうでもよくなっちゃったからさ 「お前━━」 僕は杏子のことを抱きしめた 杏子さえいてくれれば幸せだから あんなに苦しかった痛みも今は喜びに変わってるんだ 「お前・・・」 杏子は僕の唇の優しくキスをして 優しく僕の身体を抱きしめてくれた コメント 435 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/05(金) 00 48 21.83 ID KXtc40if0 「お前っていい身体してるよな」 何?いきなり… 「しかも、甘くてチョーうめーし」 杏子ちゃんがにじりよってくる ちょっと怖いの 僕はたじろいじゃった 「逃げるなよ~!」 ひぃんっ! 杏子ちゃんに捕まっちゃった僕 「つかまえたぜ!」 そして杏子ちゃんは僕のYシャツをビリビリと裂くの やだぁ/// あまりの羞恥に僕は泣いちゃうの 「へっへー 泣いても無駄だぜ?」 野獣の目をした杏子ちゃんは僕の涙をペロっと舐めたの/// そして、次は僕の唇を 杏子ちゃんに汚されちゃった/// いや、杏子ちゃんに清められちゃったの/// コメント 532 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/05(金) 20 29 39.31 ID pdDhAHgl0 [3/6] ちょっと聞いてくれ、ブラザー さっきのことなんだがな、杏子とデパートに買い物に行ったんだ そんで帰りにレストランでディナーにしたのさ 俺はイカれたアメリカンなバーガーを頼もうとしたんだけどよ 杏子がそれを止めたんだ Oh!何しやがる杏子!最高にイカれてやがるぜ そしたら、杏子のヤツはこう言ったのさ 「HEY!そんなジャンクなフードばっか食ってるとビッグビッグになっちまうぜ!」ってさ HAHAHA!杏子だってよく食ってるじゃないか! 「Oh!わかってねーなベイビー! あたしはマジカルな少女なんだぜ! お前とあたしじゃボディのつくりが違うのさ!HAHAHA!」 Oh!一理あるぜ杏子! 君は最高にイカしてるな 「HAHAHA!褒められるほどではないさ!」 じゃあ、何を頼むかい? 「この白玉ZENZAIなんてイカしてないかい?」 Oh!それじゃまるで君はANKOちゃんだな!HAHAHA! 「Fuck!あたしはANKOじゃなくてKYOKOだぜ?」 まったく杏子はイカした女だぜ コメント 607 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/06(土) 00 13 32.69 ID L2uepwej0 [1/5] 昨晩のことだった 「夏だし肝試ししようぜ!」と杏子 えー・・・ 正直やりたくなかった 「ひょっとして怖いのか?」と杏子の挑発 正直怖い 「安心しなよ、なんか出てきたらあたしが護ってやるからさ」 あまり乗り気ではなかったが考え込んでいると杏子がシュンとした表情になっていた 杏子をガッカリさせるのは僕としてもいい気分ではない 仕方ない、腹を括ろう いいよ、じゃあ明日の夜肝試しをしよう 「ありがとな!場所はもう探してあるからさ」 彼女の顔が花のようにパァッと咲いた 僕はどうせどこかの廃墟となった空家とかだろうと思っていた しかし、現実はいつも非常だ そんなに甘いものではなかった 僕の眼前に存在するのは廃病院 時刻は丑三つ時を過ぎあたりは真の暗黒と静寂に包まれていた 不気味なほどに静かすぎる というのも仕方ないだろう、ここは山奥なのだから 最寄駅は最低でもここから30分は歩かないとならない 心地良くない冷汗が出てくる 「なっ?けっこう雰囲気あるところだろ?」と杏子 雰囲気あるどころじゃなくて本当に出てきそうなんだけど 「本当はもっと雰囲気のある墓地とか廃寺とか廃神社とかがよかったんだけどさ マミたちにそのこと言ったら止めとけって言われたんだ」 廃病院についてはなんか言われなかったの? 「みんな反対してたけど病院なら平気だろ 流石に寺とか神社は神聖なところだからみだりに入るべきじゃないけどね」 ねぇ、やっぱ帰らない?と僕は後ずさりする 「何言ってんだよ わざわざこんな時間に来たのによー!」と杏子に手を掴まれてしまった 手を振り解こうとするけれどもやはり魔法少女は強かった 「さぁ、観念するんだな」 僕は杏子に手を引かれ不気味な廃病院に飲み込まれた 月も星も姿を現さない夜 まるで、誰も見守っていてくれないかのよう 頼れるのは僕の手を握る杏子だけだった コメント 608 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/06(土) 00 13 47.78 ID L2uepwej0 [2/5] 資料の散らばった入り口 イスやテレビがあったが全て無残な姿になっている そして、もちろん人気はなく僕と杏子の足音のみが響く 静寂と沈黙のみがこの空間を支配する それを僕達の足音がそれを冒して行く 「雰囲気あるじゃんか~」と楽しそうな杏子 僕はずっと震えっぱなしだった 「じゃあ、次は上行ってみようぜ」 この病院はさほど大きいわけではないようで全3階+屋上という構造らしい そして、現在僕たちのいるのは3階の廊下 沢山の病室がある 「じゃあ、ちょっくらお邪魔してみるか」と杏子がガラガラと病室のドアを開ける そこは個室用の病室だったらしくかなり広くベッドは一つしかなかった しかし、よくみて見るとベッドの枕元のテーブルには花瓶が置いてある 花は既に枯れたようでいけられてはいなかった 僕と杏子はその部屋の奥に進んでいく するとガシャッという音が聞こえた 「なんか踏んだか?」というと足元の何かを拾い上げた 「うげっ・・・」 それはひびの入った写真の小さな額だった 写真の車椅子少女はピースサインをしている 「嫌なモン見ちまったな」と杏子 そう━━ その時、後ろからペタペタと足音が聞こえた ここには杏子と僕しかいないはずなのに 恐る恐る後ろを振り向く そこには━━ 「ちっ」と杏子は舌打ちして僕を抱え窓ガラスを突き破って地面に降りた その何かは病室から僕らを見下ろしている 「走るぞ!」と僕の手をひき全力で走る杏子 「ごめんな、お前はいやがってたのに変なモン見せちまって」 僕は恐怖のあまり泣いていた 杏子の胸の中で そして、杏子に撫でられているうちに安心して意識を失った 目を覚ましたのは次の朝だった コメント 714 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/06(土) 22 22 05.68 ID DZF3/4Is0 [2/2] 杏子ちゃんと一緒にお風呂に入って髪を洗ってあげたい そしてドライヤーで丁寧に乾かして櫛で優しく髪をといてあげたい 気持ちよさそうな表情の杏子ちゃんのほっぺをツンツンして振り向く彼女の唇に優しく チュッってキスするの いきなりのことで顔を真っ赤にして戸惑っちゃう杏子ちゃんだけど 「お返しだ」って甘く優しいキスを返してくれる杏子ちゃん そしてお風呂上がりに一緒に一つのアイスクリームを二人でペロペロするの コメント 748 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/07(日) 00 12 12.14 ID BO5xPpZj0 [1/7] 蝉の五月蝿い昼のことだった 杏子が僕にあるお願いをしてきた 「髪切ってくれない?ちょっと頭が暑くてさぁ」と 僕は自分の髪はおろか他人の髪を切った事なんてない いったいどうするべきか・・・ 美容院でも行く?と無難な返事をしてみた 「あたしはお前に切ってもらいたいんだ」 生涯一度も髪を切ったことなんてないよ? 失敗してしまうかもしれないよ? 僕は何度も念押しする 「大丈夫だよ あたしはお前を信じてるから それに、髪は好きなやつにしか触らせたくないんだ」 そう言うと杏子は髪をおろした 『髪は女性の命』という言葉を思い出した 杏子はそれだけ僕を信頼してくれているのか そう思うととても嬉しくなった 同時に大きなプレッシャーを受ける事にもなった 浴室にて 杏子には濡れてもいい服に着替えてもらった 白いTシャツにホットパンツ 短パンとかの方がいいと思うけど・・・ 「めんどくせーし、このままでいいよ」 じゃあ、まずは髪を洗うよ 「よろしく頼むよ」と杏子は目を瞑る そして、彼女の髪を濡らしシャンプーで丁寧に洗っていく シャンプーの泡と彼女の髪はとても柔らかくて触っていて気持ちよかった 流石、杏子の髪の毛だけあってとても優しく甘い匂いがした そして髪を洗い終えるとお湯で泡を落とす さて、では髪を切るとしますか ふぅ…なんとか終わったな 「あれ、もっと切ってくれてもよかったのに」と鏡に映る自分の顔を見る 2、3cm短くしただけだけど、けっこう疲れるんだよ? 「そうなのか?でもありがとな」杏子は笑ってくれた それだけで僕はとても嬉しい そして、もう一度彼女の髪を洗い、ドライヤーで乾かす 彼女のチャームポイントの一つのアホ毛が元気よく背伸びした とてもかわいいアホ毛だ 指で彼女のアホ毛を摘んだりして遊んでみる 「へっくち!」と杏子が可愛らしくクシャミをする そうだった、杏子は濡れた服を着ているんだった ごめんね、僕はここから出るからついでにシャワー浴びておいで 風邪ひいちゃうから、と僕は浴室を後にしようとする しかし、杏子は僕の袖を引張り止めた 「お前もけっこう濡れてるじゃないか だから、一緒にパパッとシャワー浴びちまおうぜ」 いや、僕は大丈━━━ 僕が言い終える前に杏子が僕にシャワーを浴びせた ビショビショになる僕 「こりゃ、もう一緒に浴びるしかねーよな?」 顔を赤らめながら僕のTシャツを剥ぎ取ろうとする 湯気の立つ小さな浴室で 杏子と僕は小さな曲を奏でた コメント 770 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/07(日) 02 51 10.67 ID x3yy2jLa0 杏子の口から滴り落ちる 黄金の宝石 私はそれを手にしてこう叫ぶ 見つけたぞ 永遠の真理を! そして真理の流出口を貪る 杏子の赤く火照る様子はルビーの如く そして、杏子の顔がとろける 私もきっと、そうだろう お休み杏子 また明日も愛を語り合おうぞ コメント 929 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/08(月) 00 12 17.51 ID ciERfoIW0 [1/6] 今日はずっと家にいた 杏子は僕のGBで遊んでいた DSやPSPを薦めてみたのだが彼女曰く酔うとの事だった 所謂「3D酔い」というやつだろう ゲームセンターによく行く杏子にしては珍しいなと思った 外は暴風雨というほどではないが強い風に大粒の雨 クーラーをつけてダラダラと過ごす言い訳には十分であろう 晴耕雨読という言葉があるように今日のような日は読書に限る 今まで買っては積んで置いた本を消化するのに最適だ 哲学書やら古典的作品はよく時間を使ってじっくりと読むべきだからね 『神の国』や『告白』、『ファウスト』に『失楽園』・・・ 難解な本だ 無論、読んでもこれっぽっちも本質を捉えることはできていないだろう しかし、理解したつもりになって酔いしれるのも悪くない さぁ、読もうかと本を取ると杏子が僕の膝に乗ってきた 「なぁ!このイカ強すぎて勝てねーんだけど」と杏子 彼女は僕にGBの画面を見せる あぁ、僕もここは苦戦してたなぁ 懐古に浸り本を机に置く あぁ、今日は本を消化出来なそうだ 「ぶっ壊れてるんじゃねーか!このゲーム!」とムスっとする杏子 あぁ、これは今の時点じゃ絶対倒せないね 「どういうことだ・・・オイ・・・!」と驚愕する杏子 杏子のパーティのレベルはいくつくらい? 「みんな16だぜ」 こいつはレベル38です 「なんでそんな奴がこんなとこにいんだよ!」 この敵は強敵な分、倒せば必ず仲間になるんだ 最後のボス戦の為に用意されたような敵だから今はまだ倒せなくて当たり前だよ 「むぅ・・・」 ちなみに仲間にすれば蘇生魔法と敵全体攻撃使えるよ まだまだ早いけどね 「ちぇっ!」と言って杏子は電源を切ってしまった セーブしたの? 「祠でした」 残念だったねぇ 「うるせー!」と杏子は僕にじゃれつき飛び掛ってきた 流石にこれは理不尽だと思う・・・ 押し倒された僕の上に馬乗りになる杏子 なんだか恥ずかしくなってくる 自分の顔が火照っているのがわかる 杏子は不敵に笑みをこぼす 「そういえば、さっきお前本読もうとしてたよな?」 え・・・うん 「じゃあ、あたしって本を読んでみないかい?」 なんていう比喩だ 君はデカルトか 「デカルトでもオカルトでもいいさ お前はどうするのさ」 じゃあ、読ませてもらうよ 「そうかい」と僕の口を貪る杏子 快楽という文字が僕の頭に注ぎ込まれる 杏子という本はよく分からない でも、僕を幸せにしてくれるものであるということは明確であった コメント
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【01-10】【11-20】【21-30】【31】【32】【33】【34】【35】【36】【37】【38】【39】【40】【41-50】【51-60】【61-70】【71-80】【81-90】【91-100】 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1304146648/ 112 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/01(日) 00 01 26.67 ID NkwyuGZ00 123 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/01(日) 00 39 31.46 ID YnsX6P5lO 319 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/02(月) 00 01 13.72 ID griozVjE0 507 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/03(火) 00 01 32.66 ID griozVjE0 710 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/04(水) 00 01 14.12 ID dWUqau3s0 761 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/04(水) 05 34 52.51 ID ccz7+q0BO 914 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/05(木) 00 01 12.95 ID WlNncT/L0 915 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/05(木) 00 03 34.47 ID t241LAiqO 112 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/01(日) 00 01 26.67 ID NkwyuGZ00 ちょいとお願いがあるんだけど 「なんだい?」(ペロペロ) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1587639.jpg 杏子の為に洋服を買ってきたんだちょいと着てみてくれないかい 「えー、やだよ面倒くさい」 着てくれたら何か奢ってあげようと思ったのに・・・ 「よし!その話のった!」 「なんかスースーする・・・」 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1587644.jpg 似合ってるよ あんこちゃん 「きょうこだ! そんなことよりはやく奢ってよ」 そうだね じゃあ、外に出ようか 「じゃあ、着替える」 えー!?似合ってるのに・・・ 「今日は風が強いからさ・・・その・・・スカートが・・・」(若干、紅潮) 恥ずかしいの? 「馬鹿!・・・・・・アンタは他の男にその・・・見られてもいいのかよ///」 そんなの、僕が許さない (元の服に着替えた 街中) 「やっぱ風強いな!暖かくて気持ちいけどさ」 もう5月だしね でも花粉症の僕には少し辛いね 「確かにアタシも花粉は嫌いだな・・・」 さて、何食べたい? 「うーん あ、アレ!」(鯛焼き屋を指差す) あんこは鯛焼きが好きだね! 「きょうこだ!バカ!」 「ハムハム」 おいしい? 「うん!チョーウメー」 はは、それは結構なことだ 「食うかい?」 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1587647.jpg うん頂くよ 「どうだい?」 杏子から貰ったからとっても美味しいよ 「バーカ・・・///」 (夜になった) 夜になっちゃったね 「そうだな」 どう?楽しかった?僕とのデート 「馬鹿!・・・デートって・・・///」 「でも楽しかったよ」 それは何よりだ 「・・・」 「なあ、ちょっとこっち向けよ」 何? 「いいから! あとちょっと目を瞑ってくれ」 (目を閉じる) 「・・・・・・」(チュ) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1587652.jpg ふぇ? コメント 123 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/01(日) 00 39 31.46 ID YnsX6P5lO 弱ってる杏子ちゃん可愛い 珍しく杏子ちゃんが風邪をひいちゃうの。 「喉…ちょーいてー…」なんて呟くから 熱を出したらいけないから安静にしてなよって言うんだけど「てめーじゃねーんだ、平気だよっ!」って強がるんだけど、翌日見事に発熱。 言わんこっちゃないって口にすると「う、うるせーっ…ケホケホ」って強がっちゃう杏子ちゃん可愛い 熱さまシートなる物を杏子ちゃんの綺麗なおでこに貼って、アイス枕も用意。 布団を掛けてコップに容れたスポーツ飲料を杏子ちゃんに手渡すの。 「悪いな…」あぁ…病弱な杏子ちゃんも可愛いな…いや、元気な杏子ちゃんが1番だけども 杏子ちゃんストローでゆっくり飲む姿可愛いなぁ…チューって。ぼくもちゅうしたひ杏子ちゃん可愛い まだ飲む?って聞いたら「…うん」って。うんって。杏子ちゃん可愛い 頭を撫でてやると「や、やめろよ…」顔真っ赤にして可愛い 可愛いよ可愛いよあぁ杏子ちゃああああああああ!!!! 布団に潜り込んじゃうもんね!「おっおい馬鹿!」なんて言われても知やない! 杏子ちゃん抱きしめちゃう!ぎゅうって!ぎゅうって! 杏子ちゃんおとなしくなっちゃった!額とかほっぺにキスの嵐! 杏子ちゃん可愛い! どうなったかって? 杏子ちゃんの風邪はぼくが美味しく頂きました。 今は杏子ちゃんが看病してくれます コメント 319 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/02(月) 00 01 13.72 ID griozVjE0 じーっ 「なんだよ アタシの顔になんかついてるか?」 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1591674.jpg いやいや、杏子の八重歯って可愛いなって 「そうかい? あんま歯を褒める奴なんていないと思うけど」 可愛い 「・・・///」(照れて目を反らす) はみはみしていい? 「バーカ///」(杏子にぶたれる><) 「暇だな」 そうだね、どっか行く? 「もう0時だよ?こんな時間にわざわざ出かけるかー?」 そうだね、ちょっと小腹がへったね お菓子でも食べる? 「食うかい?」 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1591680.png え?どっから出したの? 「アタシは魔法少女だよ?」 うん、よくわからないけど貰うよ 珈琲と紅茶、どっちがいい? 「ココア」 OK ちょっと待ってて はい、できたよ 「おう、サンキューな」 あと、お菓子 「食うかい?」 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1591683.jpg 僕が持ってきたんだけど 「細かいことは気にすんなよ」 わけがわからないよ 「ははっ、QBの真似か 上手いじゃないか」 訂正するほど間違ってはいないね 「アタシと契約してそこのリモコンをとってよ!」(QBっぽく) キミの願いはエントロピーを凌駕した(リモコンを渡す) ピッ 「///」 ・・・/// (テレビには洋画のラブシーンが映る) 「・・・」 ・・・ 「なぁ、そろそろ寝ないか?」 あ、あぁ、そうだね(テレビを消す) 「今日はアンタと同じベッドで寝ていいかい?///」 うん、一緒に寝ようか/// 暖かいね 「そうだな///」 「アンタ、さっきアタシの歯が可愛いとか言ってたよな///」 「今なら好きにしてもいいぜ・・・///」 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1591685.png 理性がブッ壊れた そして甘い甘い時間を過ごしたのでした コメント 507 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/03(火) 00 01 32.66 ID griozVjE0 (先日) そろそろGWだし何処か行く? 「何処かってあてはあんのかい?」 ふふん、見たまえコレを(温泉のペアチケットを見せる) 「お!こんなもの何処で手に入れたんだ?」 この前くじ引きで当たったのだよ 「じゃあ、行こうぜ!」 OK!準備しといてね 出発は明日だ (現在 温泉旅館の前) 「やっと着いたな!空気がチョー気持ちいいな!」(背伸びをする杏子 かわいい) 「あ、食うかい?」 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1595737.png ありがとう さて、さてチェックインしようか 「おう!」 (チェックイン完了) えっと・・・部屋番号は・・・ 「9のB号室だね うん、ここだ」 (部屋の扉を開く) (そこは和風の広い部屋でベランダからは絶景が見える) 「おお!とてもキレーだな!」(はしゃぐ杏子) そうだね、でも・・・ 「ん?」 杏子の方がもっと綺麗で可愛いよ 「バカ・・・///」 ごめんごめん で、これからどうする? 今なら人少ないから入れるとおもうけど 「じゃあ、入ろうぜ!」 (露天風呂) 「///」 ん、どうしたの? 「混浴だなんて聞いてなかったぞ・・・」 そうだっけ、でも人が本当にいなくてよかったね 「なんでだい?」 僕の可愛い杏子の肌を他の人なんかに晒したくないからね 「///」(杏子、顔真っ赤) 僕は本気だよ 「バカ言ってんじゃねーよ///」(僕を小突く) 可愛いよ杏子(杏子の頭を撫でる) 「んっ///」(杏子は照れながらも気持ちよさそうにする) ガラッ(人が入ってくる) 「ひゃっ!」(杏子、驚いて僕に密着する) わっ・・・ 杏子、当たってる/// 「あっ・・・ごめん・・・///」 「なんか身体がさっきより熱くなってきちまった///」 出ようか? 「あぁ、あと出たら・・・///」 「ソノ・・・アノ・・・」(ゴニョゴニョ) 分かってるよ、女の子に恥かかせられないからね コメント 710 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/04(水) 00 01 14.12 ID dWUqau3s0 (雨が瀟瀟と降る) 「ありゃりゃ、降ってきちゃったねー」 どうする?傘持ってきてないし 「走って帰るしかないね コンビニも近くにないし」 そうだね、じゃあとっとと帰るとしますか (小走りで帰宅途中) 「うわっ!」(杏子ちゃん、足を滑らせてこける) 「痛ぇ・・・」(膝を擦りむいている杏子ちゃん 可哀そう) 大丈夫?(手を差し伸べる) 「あぁ、大丈夫だよ、ありがとな」(でも痛そうにしている杏子ちゃん) … 「ん?なんだよ?」 「わっ!」(僕はヒョイと杏子ちゃんを抱き上げる) 「バ…バカ!こっぱずかしいことすんなよ…///」(杏子ちゃん、お姫様抱っこ状態) でも怪我してるじゃないか 「うぅ…でもこんな往来で…///」(顔が鬼灯のようになってる杏子ちゃん) あ///(周囲を見ると井戸端会議のおばちゃんがこちらを微笑ましそうに見ている) 急ごっか/// 「うん///」 (帰宅) ふぅ…、けっこう濡れちゃったね 「そうだな…」 「それより、早くおろせよ…」 えー、せっかく杏子をつかまえたのに… 「バカ!放せ!///」(杏子ちゃんのじたばた) ゴメンゴメン、じゃあ消毒しようか 「え?」(ちょっと怖がった様子の杏子ちゃん 可愛い) 大丈夫、痛くしないから 「いいよ!ホラ、痛くねーしさ!」(明らかに焦っている杏子ちゃん 可愛すぎる!) あ、逃げちゃダメだよ! 「やなこった!」(杏子ちゃん脱兎の如く逃走) 「ぎゃっ!」(杏子ちゃんこけて傷口をぶつける) 「~~!(声にならない)」 まったく、杏子はいつもそうだね (消毒終了) ね?痛くなかっただろ? 「いてーし…」 大袈裟だなーあんこちゃんは 「大袈裟じゃねーし!それにアタシはあんこじゃなくてきょうこだ!」(ムキになる杏子ちゃん可愛い可愛い) はいはい、じゃあ痛みをなくすおまじないをしてあげよう 「はぁ?痛いの痛いの飛んでいけ~とかいう気じゃねーだろーなぁ?」 違うよ (傷口に口づけをする) 「わっ///」 「何しやがる!」(杏子ちゃんに突き放される) 「するならこっちにしろよ…バカ…」(杏子ちゃん目を瞑って唇を近づける) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1600409.jpg そして二人の愛は深まったのでした コメント 761 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/04(水) 05 34 52.51 ID ccz7+q0BO みんなでケーキを食べて 残ったケーキに遠慮してるなか私がもらうよ食っちゃうよーの瞬間 横から奪い取り目の前で食べ尽くす ぼかーんとしていた杏子はようやく状況を飲み込めてハイキック! 首がマミるかと思った、冗談だよゴメンねあんこちゃんと言おうとしたが 身体がガクガクいって動けない 「謝るつもりはないんだな・・・食い物の怨み」と床で動けなくなってる僕に 容赦なく蹴りをいれるあんこちゃん 薄れゆく意識野中はだしあんこちゃんの蹴り・・・ありがとうございます!とそこで落ちた コメント 914 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/05(木) 00 01 12.95 ID WlNncT/L0 (広間にて) 「フラフラする…」(鼻をすする杏子ちゃん) 大丈夫?(杏子ちゃんの額に手を当て熱をはかる) かなりの熱じゃないか!今日は寝てないと駄目だよ! 「そうするよ…ごめんな」(元気のない杏子ちゃん 可哀そうすぎて涙が出てくる) じゃあ、ベッドで寝ていてね(杏子ちゃんを抱えて寝室に移動する) (寝室にて 杏子ちゃんをベッドに乗せて額に濡れタオルを置く) 「手間かけちまって悪いね…」(無理に笑顔をつくってる杏子ちゃん 心が痛いよ) 気にしない気にしない! お粥作ってくるからちょっと待っててね (杏子ちゃん、コクンと頷く) (お粥を作って入室) はい、出来たよ 「おぉ!美味そうだな!」(さっきより元気になった杏子ちゃん 僕、とっても嬉しいよ!) ありがとね じゃあ、あーんして? 「あーん?」(不思議そうな顔で僕の瞳を見る杏子ちゃん とっても抱きしめたいよ!) うん、あーんして 「自分で食えるからいーよ///」(また、杏子ちゃんの顔が赤くなっちゃったよ!) ダメだよ!杏子は病人なんだから 「うぅ…///」(恥ずかしそうに渋々了解する杏子ちゃん 抱きしめたい程に可愛いよ!) はい、あーん 「あーん///」(やばいよ!僕、萌え死にしそうだよ杏子ちゃん!) どう?美味しい? 「うん、美味いけど…ちょっと熱い」(猫舌杏子ちゃん、とっても可愛いよ) じゃあ、ふーふーしようか ふーふー はい! 「…美味い///」(食べてくれた 嬉しいよ!) 嬉しいよ 「ありがとな///」 (食べ終わり薬も飲んだ しばし杏子と一緒におしゃべりタイム) 「あのさ…」(ちょっと恥ずかしそうにしながら言う杏子ちゃん) ん?何だい? 「ひとつ、頼みがあるんだけど…」(モジモジしてる杏子ちゃん 凄く乙女チックで可愛いよ) 僕に出来る事ならなんでもするよ! 「じゃあ…///」 「アタシの身体、拭いてほしいんだけど…」 「けっこう汗かいちゃってさ…」 「ベタベタして気持ち悪いんだ」 「こんなこと頼めんの、アンタしかいないんだ///」(顔を真っ赤 それでもまっすぐ僕の瞳を見て頼む杏子ちゃん) いいの?/// 「うん、アンタになら全てを委ねられるから」(微笑む杏子ちゃん 大好きだよ!) (そして 服を脱がせていって) 「ひゃうっ///」 ごめん/// 「大丈夫だから…あっ…そこもムズムズする…///」 ここ? 「やんっ///」 杏子ちゃんは最高な乙女だよ! コメント 915 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/05(木) 00 03 34.47 ID t241LAiqO はぁ・・あんこちゃんと一緒にお刺身が食べたい。 僕とあんこちゃんは、スーパーへ買い物に行って半額のお刺身盛り合わせを目にするの。あんこちゃんはとても食べたがっていて、僕はせっかく半額だし仕方なくお刺身を買ってあげるの。 あんこちゃんは大喜び。僕はそのはしゃぎ様を見てるだけで幸せなの・・・ 帰宅して夕食の準備を終える僕。あんこちゃんはお箸を茶碗にチンチンやっていて「まだかー?」と待ちきれない様子なの。 さっそくお刺身を食べる僕達。あんこちゃんは小皿に醤油とわさびを入れ、お刺身を付けて食べ始めるの。 あんこちゃんはマグロを口にした瞬間、とろけるような顔で「チョーうめえ!」と感嘆の声を洩らすの。可愛い。 僕は「気に行った?」と聴くと、あんこちゃんは「お前のおかげで良いものが食えたよ。あ、ありがとな///」と何故か顔を赤らめているの。 夕食を終えて、台所で洗い物をする僕達。あんこちゃんは「また食いたいなー・・・」と僕をチラチラッと見てくるの。良いよ・・あんこちゃん・・ それから数日後の夜、僕はあんこちゃんに内緒でまたお刺身を購入してきたの。 あんこちゃんには夕食の支度をするから部屋で待ってて、と伝えると僕はちょっと準備にかかるの・・・ 数分後、「夕食の準備ができたよー」と言う僕。 あんこちゃんは待ってましたとばかりに笑顔で広間に来るの。 あんこちゃん「なっ!////」 僕「今日はあんこールに答えてお刺身だよ」 そう・・僕はあんこちゃんの為に、全裸の僕の全身にお刺身を乗っけて「男体盛り」を作っちゃったの//// 僕「あんこちゃん・・食べていいよ//」 あんこ「く、食い物を粗末にできないからな///」 僕はあんこちゃんに箸で突かれる快楽を得ながら、あんこちゃんはその刺身を食べるの・・・ 僕の下の方にあるワカメに囲まれたタコさんも、段々と隆起し始めるの・・ お刺身を食べ終わったあんこちゃんは、ピンク色な気分になっちゃったみたいで僕もクタクタになっちゃって、お互いに我慢できなくなるの! そして・・僕はあんこちゃんの胸にある二つのイクラを甘噛みしたり、僕のタコさんをあんこちゃんの貝にうずめて、気持ちよくなっちゃうの・・・///// コメント
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気休め程度の治癒魔法ならあたしでも使えるからな」 杏子ちゃんって魔法っぽい魔法使えたんだね 「一応、昔にある人から基本的な魔法は教えてもらったからな でも、小細工するより、槍振り回してる方があたしの性に似合ってるんだ」 杏子ちゃんらしいね。でも、回復魔法も聖女な杏子ちゃんにはとっても似合ってると思うけど 「聖女とか恥ずかしいこと言うなよ・・・///」 でも、本当に似合ってると思うよ?この前だって、魔女と戦ってる時にわたしの事を赤い結界で護ってくれたし 「ばーか!あたしがあんたを守るのは当たり前だろ?聖女とか関係ねーよ」 えへへ。杏子ちゃんのそういうところが聖女なんだよ?/// 「わっかんねーなー///」 わたしは杏子ちゃんの飲んだココアの空き缶を捨てに行く為にベンチを立って歩き出す その時!わたしは、凍った地面で滑って転んでしまいそうになった 「まったく、あんたは危なっかしーな・・・」 しかし、杏子ちゃんがわたしの手を掴んでくれたお陰でわたしは転ばずに済んだの えへへ///ありがとね杏子ちゃん 「ったく気をつけなよ?あんたの身体はあんただけのもんじゃねーんだからさ」 杏子ちゃん・・・こんなところで恥ずかしいよ・・・/// わたしの身体の温度が急激に上がるのが分かる 「そんなつもりで言ったんじゃねーんだけどな・・・」 「でも、あんたがそういう顔を見せてくれるんなら、あたしもあんたに応えてやるよ///」 杏子ちゃんは手を引張ってわたしの身体を杏子ちゃんのそばに寄せる そして、杏子ちゃんはゆっくりと顔を近づけ、わたしの瞳を見つめる お互いの甘く白い吐息が触れるくらいに顔を近づけるわたし達 「いいよな?///」 杏子ちゃんはわたしに愛の確認をして、わたしの口を塞ぐ ココアの甘さと杏子ちゃんの甘さが混ざって最高の味になっていた わたし達の口から漏れる白い息はまるで二人のミルクのような愛の色をしていたのでした コメント 139 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 00 08 56.07 ID WVpLdF9a0 [1/5] 1月26日、25日に地震がくるという噂を聞いたけれどやっぱりこなかった 今日は Rシュトラウスのオペラ『薔薇の騎士』がドレスデンで初演された日でドイツ・ポーランド不可侵条約が締結された日 連合軍最高司令官ダグラス・マッカーサーや悪名高き陸軍軍事甘粕正彦の誕生日 フィクションを含めるならMihael KeehlやMail Jeevasの命日でもある マッカーサーと言えばコレヒドール島からの脱出を余儀なくされて"I shall return"という言葉を残したとして有名だろう 因みにマッカーサーをそこまで追い詰めたのは日本軍だ 彼を追い詰めたフィリピンの戦いは太平洋戦争における日本の全盛期の一つと言ってもいいだろう しかし、マレー作戦やシンガポールの戦いが2ヶ月以内に決着したのに対しフィリピンの戦いは決着に5ヶ月もかかってしまった フィリピン戦の勝利は5月頃だったが、当時の日本軍は約1ヵ月後の6月にミッドウェー海戦で大敗する事を知らない また、その後に続くガダルカナル島での飢えと病に満ちた地獄の戦いも知らない 話はガラっと変わってしまうが今日は文化財防火デーだった 1949年1月26日に法隆寺金堂壁画が焼損した事をきっかけに制定されたらしい 因みにわたしも文化財を持っている それはわたしの人生文化財に指定されている人間国宝級の大切な大切な宝物 それは情熱的な髪の色に健康的な白い八重歯、太陽のような笑顔に月より美しい飛脚・・・ 褒めるべき特徴は星の数のように多すぎて語り尽くす事が出来ない そう、それはわたしの最高の恋人、佐倉杏子ちゃんだ シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ…… 冷たい朝の洗面所に響く杏子ちゃんの歯を磨く歯ブラシの音 大きな鏡には可愛らしいお口から涎と歯磨き粉の混じった白い液体を垂らす杏子ちゃん 表情を見るとほのかにほっぺたが赤くなっており、どうやら少々恥かしがっているようだ その白い雫が洗面器にポタリポタリと落ちる音はメトロノームのように一定の間隔で響く そろそろお口くちゅくちゅしようか? わたしは杏子ちゃんのお口から歯ブラシを外し蛇口を捻り赤いコップにお湯を入れる そして、それを杏子ちゃんのお口に運ぶの 杏子ちゃんはお口をくちゅくちゅと動かしてお口の中を濯ぎ終えると洗面器に白い液体を吐き出す 一杯お湯飲んでおく? わたしは杏子ちゃんに、コップにもう一杯お湯を入れて聞いてみる 「あぁ、頼むよ」 わたしは杏子ちゃん要望に応えて、杏子ちゃんのお口元にお湯を持っていく 杏子ちゃんはそれを2、3口飲んで、もういいと合図を出した 「色々迷惑かけちまって悪いな・・・」 困った時はお互い様だよ杏子ちゃん! 何故こんな状況になっているかと言うと杏子ちゃんが利き手首をひねってしまったからだ 今朝、トイレに行こうとそてバッドから降りようとした時にひねってしまったようで杏子ちゃんは涙目になって悶えていた わたしはそんな杏子ちゃんの悲痛な悶え声に起こされたのだ わたしは患部を冷えたタオルで冷やそうとしたんだけれど杏子ちゃんは「寒いからヤダ」と突っぱねられてしまった こういう杏子ちゃんの子供っぽいところも、わたしは大好きだ でも、このままじゃ杏子ちゃんの生活に支障が出てしまう だから、わたしは杏子ちゃんの痛みが消えるまで杏子ちゃんの利き手になる事に決めたのだ 「なぁ、なんでこんなにぴったりくっ付いてんだ? あんたは温かいし甘い匂いがするからずっとくっ付いてもらってた方があたしは嬉しいけどさ」 今はわたしは杏子ちゃんの手だからね 身体と手が離れてるのなんてデスタムーアくらいしかいないでしょ 「じゃあ、手が治ったらあんたはあたしから離れちまうのかい?」 そんなわけないよ。一生わたし達は一緒だよ? 「そっか、ありがとな。なんか食いたいもんはないか? 今日のお礼にあたしが食わせてやれるもんなら今度奢ってやるよ」 うーん、わたしは今がいいなぁ… わたしはそういって杏子ちゃんに顔を近づける 「あんたはあたしを食いたいのか?///」 うん/// 「残さず食べろよな///」 杏子ちゃんは目を瞑ってわたしに唇を重ねてきた 頭がくらくらしそうなほどに気持ちのいい瞬間だった そして、わたしと杏子ちゃんは一つになったのでした コメント 246 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/27(金) 00 16 23.27 ID OGg8fG0V0 [1/2] 1月27日、日陰にはまだ雪や氷が融けずに残っている 今日は戊辰戦争で、鳥羽・伏見の戦いが行われた日でドイツのアウシュヴィッツ強制収容所がソ連軍により解放された日 ドイツ観念論の哲学者フリードリヒ・シェリングの誕生日で紫衣事件で有名な臨済宗の僧沢庵宗彭の命日 沢庵宗彭は沢庵漬けの考案者と言われているが諸説あり定かではないようだ 因みに三大レクイエムの一つの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディの命日でもある 特にDies irae(怒りの日)はモーツァルトのものと同じくらい有名な曲だろう あまり有名ではないがLacrimosa(涙の日)も美しい旋律だ レクイエムを作曲した音楽家は三大レクイエムで知られるモーツァルト、ヴェルディ、フォーレが有名だが、 他にもブリテン、ベルリオーズ、ドヴォルザークなど多くの音楽家達によって作曲されている 因みに言うまでもないが、これらのレクイエムの大元は単旋律、無伴奏のグレゴリオ聖歌だ 教会音楽の歌詞はラテン語らしいけど教会の娘の杏子ちゃんはラテン語をお父さんから学んだりしたのだろうか あの甘い声で神様への唄を謳う幼い杏子ちゃん・・・想像してみただけで口元が緩んでしまう わたしが神様だったら間違いなく杏子ちゃんをさらってしまうね そして神の国で天使達が指を咥えて見ている中、杏子ちゃんとずっとイチャイチャしているだろう わたしは杏子ちゃんと東京に来ていた 今度、行かなくてはならない所の下見に来たのだ それにしても東京という都会は人が多すぎるし、駅が複雑で疲れてしまう 特に新宿駅という魔界のダンジョンで杏子ちゃんとはぐれてしまった時は泣きそうになった ある部屋で独りぼっちでいるのより、都会のような大勢の中で孤独感に苛まれる方が辛いのだ ロンダルキアの洞窟みたいに進んでも進んでも同じ風景な無限回廊に無数に散らばった案内の数字 大声で哂いながら端の方で屯する若者に、機械の様に同じ方向に向かっていくサラリーマン 『モダン・タイムス』のように機械のような動きをする彼らに一種の狂気を覚える そんなダンジョンで杏子ちゃんと再び逢えたのは奇跡としか言い様がない 杏子ちゃんもわたしの事を探し回ったみたいで、わたしと再会の抱擁をするとお腹をぐぅと鳴らした 「なぁ・・・あたし腹減ったよ・・・あっちこっちから美味そうな匂いするし、ずっと歩きっぱなしだったし・・・」 杏子ちゃんは弱った仔犬のような表情でわたしの瞳を見つめる じゃあ、どこかでご飯にしようか? 「あたしラーメン食べたい!」 わたしを探している途中で杏子ちゃんはラーメン屋さんを見つけたらしい でも、お腹減ったんだったなら食べちゃえばよかったのに。杏子ちゃんはお金持ってたと思うけど 「どんな美味くらって独りで食ってもつまらないだろ? あたしはあんたと一緒に食べたいんだ」 杏子ちゃんの優しさに目頭が熱くなったよ・・・ 「さっ、行こうぜ!」 杏子ちゃんはわたしの腕を引張って歩き出す 「あたしから離れるなよ?もう探して迷うのはごめんだからな」 わたしと杏子ちゃんは美味しいラーメンを食べ終えてお腹いっぱいだ 「美味かったな、ここのラーメン」 杏子ちゃんはお腹をぽんぽんと叩きながら言った 「今度行くところの下見はもう終ったんだろ? ならそろそろ帰るか?お腹も膨れたことだし」 そうだね、杏子ちゃん わたしは杏子ちゃんの手をとって歩き出そうとする しかし、わたしにはそれが出来なかった 「どうしたんだ?」 改札口ってどっちだっけ? 「あ・・・ごめん、忘れちまった・・・」 どうやら、わたし達は迷子になってしまったみたいだ どうしよう・・・ 「まぁ、悩んでたってどうにもならないから歩いてみようぜ? それにあたしはあんたとなら迷子になっても嫌な気分はしないよ むしろ、あんたと迷子になるなら未知の世界を冒険してるみたいな気持ちだぜ」 そう言って杏子ちゃんは逆にわたしの手を引張って歩き出した 杏子ちゃんはわたしだけの最高の道しるべだよ コメント 329 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/28(土) 00 04 13.20 ID PKkiCGuR0 [1/4] 1月28日、わたしにとってこの日ほど大切な日はない 今日は至福の日、神様や運命の巡り合わせに心より感謝すべき日 わたしと杏子ちゃんが初めて出逢った全ての始まりの日だ その日からわたしと杏子ちゃんの物語は紡がれ始めた 始まりの風は若葉に語りかけ、優しい陽の光は若葉を抱擁して 天の涙は若葉に優しく降り注ぎ、月の光は若葉に子守唄を聞かせる 風は吐息で陽は笑顔、涙は慰めで月は癒し 佐倉杏子ちゃん、彼女に逢ってからわたしの世界が変わった 灰色の砂漠のような世界が緑に満ちた楽園に変わったのだ 否、それ以前に杏子ちゃんに出逢う事がなかったらわたしは死んでいただろう 魔女という怪物に手足を引き千切られ絶望の海に沈んでいただろう わたしはその時助けてくれた杏子ちゃんの姿を鮮明に覚えている 突如姿を現し、鯛焼きを咥えながら多節棍の槍で魔女を薙ぎ倒す真紅の美少女の姿を 杏子ちゃんは魔女を斃すと「ちぇっハズレか」と呟いて、パーカーにホットパンツの姿になった そして、腰を抜かして座っているわたしにチラと目をやってから言った 「運がよかったな、あんた。ほら、食うかい?」 杏子ちゃんは地面にペタリと座りこんだわたしに、パーカーのポケットから取り出したキャンディを投げた わたしはお礼を言ってそのキャンディを口に入れると涙が零れてきた 生きてると、ただのキャンディでもこんなに美味しいんだって 「あんた、いいヤツだな」 杏子ちゃんはわたしの頭を撫でながら言った 「あっ、ごめんな。馴れ馴れしいことしちまって。あんたがあいつに似てたもんでさ・・・ 泣き止んだら真っ直ぐ帰りな。家族が心配してるだろうからな。じゃあな」 杏子ちゃんはそう言うとわたしに背中を見せた あの・・待ってください、とわたしは立ち去ろうとする杏子ちゃんを呼び止めた わたしはお礼がしたいから是非名前を教えてほしいと杏子ちゃんにお願いしたの 「佐倉杏子だ。まぁ、今度会ったら缶ジュースでも奢ってくれよ。じゃあな」 そう言って杏子ちゃんは夕闇の中に消えていった 「あー、そんなこともあったなー。もう一年経ったのかー」 杏子ちゃんは炬燵で伸びながらわたしとの過去話に興じる 「あの翌日に駅前の鯛焼き屋の前でばったり逢ったんだよな それにしてもあれから色々あったよなー」 そうだね、杏子ちゃんを連れ込んだり、一緒にご飯食べたり、一緒にお昼寝したりね 「全部あんたが強引にしたことだけどな」 でも、その結果が今のわたし達なんだからわたしのした事は正解だったんじゃないかな? 「まぁ、あたしも否定はしないよ。今はとっても幸せだしな。でもストーカーはちょっとやりすぎだと思うぞ 魔女の結界までつけて来た時は流石に驚いたぞ?」 やっぱり気付いていたんだね杏子ちゃん。だから杏子ちゃんの背後に赤い結界を張っていてくれたんだね 「正直あの時はあんたのこと思いっきりぶん殴ってやろうかと思ったよ 魔女と戦うってことはおふざけ半分で出来るもんじゃないからな でも、あんな怖い思いをした筈なのについてくるあんたのことを考えたらそんな気失せちまったよ それどころか、あんたにかっこいいところを見せてやりたいって思っちまった」 心配かけちゃってごめんね、杏子ちゃん・・・ でも、たとえ杏子ちゃんに思いっきりぶたれてもわたしは杏子ちゃんのことを追い続けてたと思うよ ねぇ、杏子ちゃん 「なんだよ改まって?」 この一年間、本当にありがとね。杏子ちゃんと一緒に過ごした時間、絶対に忘れないよ 「やめろよ照れ臭いな…あたしからもあんたに言いたいことがあるんだ」 なに杏子ちゃん? 「これからも、ずっとずっと、皺くちゃの婆さんになってもあたしと一緒にいてくれよな」 ふふ、当たり前だよ 一年間ありがとう そして、これからもよろしくね杏子ちゃん コメント 467 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/29(日) 00 19 06.90 ID Qbgnaahd0 [1/4] 1月29日、昨日の朝の地震には杏子ちゃんもびっくりしていた レンネル島沖海戦が始まった日で米国大統領ジョージ・ウォーカー・ブッシュが「悪の枢軸」発言をした日 細菌学者北里柴三郎や政治学者吉野作造の誕生日 レンネル島沖海戦はケ号作戦の最中に発生した戦いで日本軍はこの戦いで米軍を破った 因みにケ号作戦というのは日本軍のガダルカナル島撤退作戦の事だ ガダルカナル島戦は餓死者や病死者が大量に出た事から「餓島戦」とも呼ばれる事があるらしい 撤退作戦といえば奇跡の作戦と言われるキスカ島撤退作戦も有名である また、ガダルカナル島戦の日本軍の敗因の一つに大量の輸送船が撃沈された事が挙げられる 輸送艦の中には食糧や軍需品などが入っていたのだが、殆んど撃沈されてしまったので現地の兵には届かなかったとか 杏子ちゃんにこの事を教えたら怒りそうなのでやめておこう 昨晩は杏子ちゃんに逢って一周年記念という事でいつもより長く愛し合ってしまった まだ枕はわたしと杏子ちゃんの愛の涎が乾ききっていないようで湿っている 布団の中もわたし達の愛の営みでところどころ濡れている部分がある わたしと杏子ちゃんはそんな寝台で横になっている どうやら杏子ちゃんはまだ眠っているようですぅすぅと寝息をたてて眠っている 杏子ちゃんの寝顔は起きている時より幼く見えてしまい犯罪的な香りがするの 特にいたいけな唇には目を惹かれる 幼さと妖艶さ、相反する性質を兼ね備えた杏子ちゃんの唇は無意識にわたしを誘惑する わたしはその誘惑に負け、杏子ちゃんの唇を人差し指で時計回りに撫ぜる 至高の柔らかさを指で十分に堪能したわたしは杏子ちゃんの唇に顔を近づける 杏子ちゃんの甘い吐息がわたしの肌を撫ぜ、わたしの脳に媚薬を分泌させる 我慢できなくなったわたしは杏子ちゃんの身体をぎゅっと抱きしめ唇を奪う 甘くて甘くて甘くて甘くて、そして甘い わたしはさらに舌を伸ばし杏子ちゃんの可愛らしいピンクの舌を撫ぜる んっ・・・///やっぱ、杏子ちゃんは甘い味がするよぉ・・・/// わたしは一通り杏子ちゃんの味を堪能し終えると杏子ちゃんから顔を離した えへへ・・・朝からはしゃいじゃってるね、わたし/// 「ヘンタイ・・・」 杏子ちゃん!? 「ヘンタイ・・・」 わたしの唾液まみれでジト目の杏子ちゃんは抑揚のない声で言い放った 「朝っぱらから何やってんのさ、あんた」 杏子ちゃんが今までにないほどの呆れたような声で言い放った その表情には怒りも悲しみも含まれてはいない ただ、呆れだけが杏子ちゃんの表情に現れていた 「ヘンタイ・・・」 杏子ちゃんの「ヘンタイ」という言葉の槍がわたしをさらにゾクゾクさせる わたしは我慢できずにまた杏子ちゃんに抱きついて唇を奪ってしまった ベットがギシギシと音を立てる 「なっ!///いきなり何しやがる!///」 いつもの杏子ちゃんに戻ったようでほっぺたが真っ赤になっていた 極限状態に呆れていた杏子ちゃんでもいきなりの愛の抱擁にはたじろいでしまうらしい そんな杏子ちゃんもとっても可愛いなって 「へんたい!///へんたい!///」 うん、いいよ///変態って言われても、わたしは杏子ちゃんが好きだから! 「バカ・・・いきなり凛々しい顔して言うなよ・・・/// でも、そんな変態なあんたを好きになったあたしも変態かもな・・・///」 そして、わたしと杏子ちゃんは再び愛し合った コメント 615 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/30(月) 00 15 12.04 ID 2NRJXcSO0 1月30日、風の強い日でも杏子ちゃんのスカートは捲れない 今日はドイツでヒンデンブルク大統領がヒトラーを首相に指名された日でマハトマ・ガンディーが暗殺された日 政治家緒方竹虎の誕生日で飛行機の発明者ライト兄弟の弟のオーヴィル・ライトの命日 フィクションを含めるならスタンド使いの連続殺人鬼、吉良吉影の誕生日 彼は「植物の心のような生活」を望んでいるらしいがわたしは杏子ちゃんとの「情熱的な生活」を送りたいと思う わたしは情熱という言葉が好きだ、杏子ちゃんの色であるから 現代の水平化より消え失せた情熱の花を咲かしてみよう 因みにデンマークの思想家キルケゴールの著書『現代の批判』の序文にはこうある 「現代は本質的に分別の時代であり、反省の時代であり、情熱のない時代であり、束の間の感激に沸き立つことがあっても、 やがて抜け目なく無感動の状態におさまってしまうといった時代である」 抽象化した大衆社会でわたしたちは具体的で情熱的な愛を育み合い、手を取り合って生きていこう これは一種の時代の潮流への叛逆かもしれないが、それだけわたしは杏子ちゃんと『愛』を語りたいのだ わたしは別に花には興味はなかった だから、わたしはその花の名前を知らない わたしの知っている花の種類なぞ、両手の10本の指に収まる程度しかないだろう 薔薇に百合に桜に紫陽花、梅にチューリップに・・・ 実際に見てみれば分かるかもしれないが、ぱっと挙げられる花の種類はこの程度だ それは恐らくわたしの隣の杏子ちゃんも同じだろう 別に花の種類を多く知っているからといって何か得するという事もあるまい ただ、知識は多い方がいいというのはあるかもしれないが でも、わたしはあれこれと花の種類を挙げるよりも、一つの花を恋人と眺めている方が幸せな気がする 杏子ちゃんはその花を見て、優しそうな顔をしている きっと今、わたしと杏子ちゃんが思っている事は同じ事だろう 「綺麗な花だな」 ほら、思った通りだ。わたしと杏子ちゃんは似ているのかもしれない わたしは杏子ちゃんにその花の種類は何かと聞いてみた 無論、真実の正解を期待しているわけではない 「ごめんな、分からねーや。あたしはあんたと綺麗な花を見れたってだけで満足してるしな どうせ覚えても、また忘れちまいそうだし。あんたは知ってんのか?」 いや、全く知らないよ。でも、知らないままでわたしはいいと思うよ 「じゃあ、あたし達で名前を付けないか?あたし達だけの名前をこいつに付けるんだ」 わたしと杏子ちゃんがこの場所で今、見つけたこの花、それは揺るがない それに杏子ちゃんは面白い事にこの花を「この花」と呼ばずに「こいつ」と読んだ 杏子ちゃんは「花」というカテゴリを外し、この『花』に唯一性を与えたのだ 故にこの『花』は花に非ず、この『花』は晴れて自由となり、何者にでもなれる 杏子ちゃんは無自覚に行った事なんだろうけども、やっぱり杏子ちゃんは優しい人だよ 「?あんたって最近よく分からないこと言うよなぁ・・・」 多分、杏子ちゃんのお陰でわたしは『愛』を知る事が出来たんだろうね 「ますますワケが分かんねーけど、悪い気はしねーな///」 その晩もわたしと杏子ちゃんは互いの身体を『花』さないで『愛』し合った コメント 684 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/31(火) 00 23 00.12 ID x90spQ3o0 [1/5] 1月31日、今月もいよいよ終わりだ 今日は北村透谷・島崎藤村らが文芸雑誌『文学界』を創刊した日でWWⅠでドイツが無制限潜水艦作戦を開始すると発表した日 江戸幕府初代征夷大将軍徳川家康や音楽家フランツ・シューベルトの誕生日で、啓蒙思想家西周の命日 フィクションを含めるならば、COOLなシリアルキラーの雨生龍之介や死神の朽木白哉の誕生日でもあるらしい 西周はphilosophyの訳語として哲学という言葉を創った他に、藝術・理性・科學・技術などの言葉も彼が考案した言葉だという philosophyは現在は哲学と訳されるが彼はphilosophyを希哲学と訳したらしい なぜ現代は「希」の言葉が省かれているのかはわたしは分からない そのような事を知ろうとするのが学問というものなのだろう また、今日は1月31日の1をIに見立てて愛妻(I31)の日とも言われているようだ 今のわたしにとって杏子ちゃんはまだ妻というより恋人、お嫁さんという感じの方が強いな でも、このような日があるというのは知っておいて悪い事はないだろう (乙女) 嗚呼 向こうへ 向こうへ行け 野蛮なる死神よ 私はまだ若い だから汝は向こうに行け 私に触れないで! (死) 美しく繊細な創造物である汝よ 手をお出し 私は汝の友であって 汝を罰する為に来たのではない 機嫌を直してくれ! 私は乱暴ではない 私の腕の中で穏やかに眠るがいい 今日はシューベルトの誕生日という事もあってテレビでシューベルト特集をやっている 流れているのはDer Tod und das Madchen(死と乙女) 悲壮感を漂わせるのと同時に高潔さを輝かせる歌曲だ 「この乙女って結局死んだのかな?普通のヤツが死神から逃げ切るなんて無理だもんな」 杏子ちゃんはホットココアをスプーンでかき混ぜながら言った でも、杏子ちゃんなら逆にやっつけちゃいそうだよね? 「でも死神って死ぬのか?まぁ、撃退くらいならあたしでも出来ると思うよ あたしはもっとあんたと一緒にいたいからまだ死にたくないしな」 杏子ちゃんはそう言うとわたしにじゃれて抱き付いてきた ぴょこんと立った杏子ちゃんのアホ毛がわたしの頬をくすぐる でも、杏子ちゃんがそう言うと本当に死神くらい倒してしまいそうな気がするよ 「当たり前さ。それに、あたしはもう死への覚悟なんてとっくに出来てるんだ だから、わざわざ優しい死、なんてありがた迷惑以外の何者でもないね それに覚悟がなけりゃ魔法少女なんてやってらんないよ」 杏子ちゃんは軽そうに言っているが、かなり重い事を言っているんじゃないだろうか? Memento mori(死を想え)、杏子ちゃんは常に死と隣合わせの世界に生きているのだから、それは当たり前かもしれない それでも、やはり死という言葉を平和な世界に生きるわたしが聞くと重く感じてしまう 「でもな、あたしはあんたを失う覚悟は出来てないんだ」 わたしのほっぺを人差し指でくりくりしながら言った そんなこと言ったら、わたしだって杏子ちゃんを失う覚悟なんて出来ないよ・・・ 「する必要なんかないさ。あたしは魔女なんかに殺されたりしないからな」 杏子ちゃんはそう言うとわたしの身体を抱擁した それはさっきのじゃれつきとは異なった、慈母愛を満ちた抱擁だった なにか神聖なものに包まれたような温かさ、それが杏子ちゃんの身体から感じられた 杏子ちゃんはきっと魔女にやられて死ぬ事はないだろう わたしも事故や事件に遭ったりして死ぬ事はないだろう ただ、わたしと杏子ちゃんの身体を殺すのは時間の流れだろう 時間、老衰、病・・・きっと時間に先に殺されるのはわたしだろう 何の確証もないけれど杏子ちゃんは魔法少女で身体も強いはずだからわたしより長く生きてくれるだろう わたしはそれが怖いのだ 杏子ちゃんをまた独りぼっちにしてしまうのだけが怖い 杏子ちゃんが独りで涙を流すのを想うのが辛い でも、わたしも杏子ちゃんも残酷な時間に抗う事は出来ない だから、わたしは今、この一瞬を杏子ちゃんに捧げるのだ 永久に寄り添えないならせめて、せめてその刹那に全てを注いで杏子ちゃんを愛したい だから、今日もわたしは杏子ちゃんと愛し合うの コメント 796 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/01(水) 00 05 27.73 ID AkZpXijV0 [1/4] 2月1日、今日から2月だ 今日は太平洋戦争中にケ号作戦ってのを開始した日でtaspoの発行受付がスタートした日らしい あたしみたいなガキが自動販売機で煙草を買えないようにするためにtaspoってのが出来たらしい 別にあたしは買う気なんてねーけど また、今日は『一休さん』のモデルになった坊さんの一休宗純の誕生日らしい けっこう昔のアニメらしいから見たことはないけど聞いたことならあるよ そういえば今年はうるう年ってやつで他の年より1日長いらしくて、今年は2月が29日まであるってあいつから聞いた ちなみに4で割り切れる年がうるう年らしい 2012÷4=503、割り切れた!すげー!今年はうるう年みたいだ 今年はいつもよりあいつと1日長く一緒にいられると思うとなんだか嬉しい あいつと一緒にいつもより3食多く食べられるってのも嬉しい 今さらだけど、今年は何かいいことがありそうだ リボンをつけるとてっぺんの方の毛が数本ぴょこんとはねてしまう どうやら世間ではこのようにはねた毛をアホ毛って言うらしいな でもアホ毛って言われるとあたしがアホみたいに聞こえてしまうからあんまり好きな呼び方じゃない まぁ、その毛の呼び方は置いておいて、あたしは今までその毛が気になっていた 別にあたしはお洒落や身だしなみにはそれほど気を使っているわけではないけど、それでも気になっていた 以前、あたしに魔法少女としての基本を師事してくれた人もあたしのアホ毛を「かわいらしい毛」と言っていた 母さんもあたしの頭を撫でてくれる時にいつも、「杏子みたいに元気の良さそうな毛」と言っていた そして、恋人のあいつも暇な時はあたしのアホ毛をつんつんして「愛らしい毛」と言っていた あたしは照れ臭くも、まんざら嫌な気分ではなかった 誰かから褒められる、可愛がられる、あたしはそういったことが嬉しかったのかもしれない 今だからそう認めることができるんだとあたしは思う それはきっとあいつのお陰だろう あいつはあたしが自ら鎖し凍らせた心に光を当てて、溶かして、そして開いちまった あたしがわざわざ被っていた仮面を引っ剥がし、あいつはあたしの素顔に触ったんだ お陰であたしは素直になれた。肩も軽くなった気がする。 あいつはあたしに愛ってやつを思い出させてくれたんだ だから、そんなヤツに「愛らしい毛だね」なんて言われたらあたしはとっても嬉しくなる あぁ、やっぱあたしは愛されたいんだ 「杏子ちゃんのアホ毛はやっぱかわいいね~♪」 あいつはこたつで串刺しになっているあたしのアホ毛をくりくりして遊んでいる あんたが楽しんでるのは何よりだけど、ちょっとくすぐったい・・・ 「だって見てるとくりくりしたくなっちゃうんだもん」 あいつはあたしのアホ毛を摘んで自分のほっぺたをくすぐり始めた 「杏子ちゃんのアホ毛さんって気持ちいいね」 あたしは気持ちよくないけどな・・・ 「もっと反応してくれないとつまんないよぉ・・・。こうなったら・・・えいっ!」 ひゃっ/// 「杏子ちゃんのアホ毛さんって甘い味がするね」 あいつはあたしのアホ毛をちゅぱちゅぱとしゃぶり始めた 汚いからやめろと言ってもあいつはあたしのアホ毛を口から離さない 言っても聞かないやつはこうだ! 「きゃっ!///」 炬燵に串刺し状態のあたしはあいつに飛びついた 炬燵の上のものがガタンという音を立てたが食べ物も飲み物もないので心配する必要はない さぁて、言うこと聞かないやつにはお仕置きが必要だよねぇ? 「杏子ちゃんのお仕置きならどんなものでも歓迎するよ!」 それじゃあお仕置きになってねーじゃないか、でもまあいっか あたしは柔らかくてぷにぷにしたあいつの唇を奪った 「杏子ちゃんのえっち///」 言っただろ?これはお仕置きなんだってさ/// アホ毛みたいにあたし達は互いの身体が跳ねるほど激しく愛し合ったんだ/// コメント 900 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/02(木) 00 00 08.08 ID AkZpXijV0 [4/4] 2月2日、明日は節分だ 今日はスターリングラード攻防戦がソ連の勝利で終結した日で、神道が宗教として扱われ、神社が宗教法人とされた日 刀伊の入寇を撃退した公卿の藤原隆家や哲学者バートランド・ラッセルの命日 因みに藤原隆家は日本の領土に上陸した敵軍を撃退した日本最初の人物らしい といっても、日本の領土に上陸されて攻撃された事と言ったら1274年の文永の役と1281年の弘安の役くらししか思い浮かばない でも、太平洋戦争を含めるのならば硫黄島の戦いや沖縄戦、占守島の戦いなども挙げられる ラッセルは哲学者と同時に数学者・論理学者であり、アインシュタインと共に「ラッセル=アインシュタイン宣言」を出した事で有名だ 「ラッセル=アインシュタイン宣言」は核兵器廃絶・科学技術の平和利用を訴えたものだが、その著名者の中には湯川秀樹もいるらしい どうやらラッセルは平和主義者のようだ やはり平和が一番だ。きっと杏子ちゃんのお父さんもそれを願っていたことだろう 平和=幸福と必ずしも結びつくわけではないだろうが、それでも杏子ちゃんのお父さんはそれを願っていたと信じたい 杏子ちゃんは以前、お父さんのことを「毎朝新聞を読む度に涙を浮かべて、真剣に悩んでるような人」と言っていたから そんなお義父さんの平和を祈って、今日もわたしは杏子ちゃんと愛し合おう そういえば2月は大学受験シーズンだった この前にセンター試験をやって、また試験 受験生はつくづく忙しいんだなぁ、と思ってしまう わたしは杏子ちゃんが持っているお菓子の袋の「ウカール」という文字を見てく思い至った 杏子ちゃんはそんなことを全く気にしないでテレビを見ながら美味しそうにスナック菓子を口に運び続ける 「なんか暇だなー。テレビも面白くないし」 杏子ちゃんは空になったお菓子の袋を畳んで結んで、ゴミ箱にポイっと投げ入れる コントロールいいね杏子ちゃん 「まぁな、それにしても暇だよなー」 杏子ちゃんは指についたお菓子の粉をペロリと舐め取りながら言う じゃあ、気分転換にお散歩にでも行く?外はとっても寒いけど 「行く!寒いより退屈な方があたしにとっては苦痛だからな」 真っ暗になっちゃったね、もうお夕飯時だよ 「そうだな、風も強くなってきたし缶コーヒーでも飲みながら帰るか」 飲んでから、にしようね杏子ちゃん 「確かに飲み歩きは行儀が悪いしな」 杏子ちゃんはそう言うとたたたと自動販売機の方へかけて行って、30秒もしないうちに缶コーヒーを持ってわたしの方に走ってきた 「ほら、飲むかい?」 杏子ちゃんは温かい缶コーヒーをわたしのほっぺにピトッと当てた わたしはぺこりと頭を下げてお礼を言った あれ?これ、無糖だよ杏子ちゃん? 「え?ほんとだ、どうしよう・・・。微糖買ったつもりだったのに・・・」 杏子ちゃんは軽く落ち込んでしまったようでアホ毛もだらんと萎れてしまった でも、たまには無糖もいいんじゃない?ほら、大人の階段を登るみたいで! 「そうだな!たまにはいいかもしれないな!」 杏子ちゃんはそう言っていきおいよく飲むも、フレーメン反応をした猫のような顔をした 「うぇっ・・・ちょー苦ぇ・・・」 そんな大袈裟な、と思ってわたしもそれを口にするが、それは思っていたより苦かった 「なぁ・・・なんか甘いもんが欲しくならない?」 杏子ちゃんはじっとわたしの唇を見つめている そうだね・・・わたしも甘いものが欲しいなって思っていたところだよ わたしは杏子ちゃんの唇を見つめる 「いいよな・・・?///」 うん、わたしも杏子ちゃんの、もらうね/// わたしと杏子ちゃんは唇を重ね合った そして、お互いの口から分泌される甘い甘いミルクを貪り合ったの やっぱり、一番甘いものは愛だよね杏子ちゃん・・・/// コメント 974 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/02(木) 23 59 50.24 ID 2d4npWua0 [5/5] 2月3日、今日は節分だ 今日はバルトロメウ・ディアスがアフリカ南端の喜望峰に辿り着いた日で、神社本庁が設立された日 大岡越前のモデルとなった幕臣大岡忠相や慶應義塾創設者の福沢諭吉の命日でもある 大岡忠相は8代将軍徳川吉宗に登用され、公事方御定書の編纂や小石川養生所の設置にも携わっている 慶応義塾の創始者の福沢諭吉は他にも専修学校(専修大学)や商法講習所(一橋大学)の創設にも尽力したらしい 諭吉は江戸時代に緒方洪庵の開いた適塾の門下生としても有名だ 適塾の他の有名な門下生というと大村益次郎、橋本左内、大鳥圭介などが挙げられる これだけの偉人を輩出した適塾の緒方洪庵はさぞ素晴らしい人物であったと思われる 同じように、杏子ちゃんを育てた杏子ちゃんのお父さんやお母さんもきっと素晴らしい人物だったのだろう だって、杏子ちゃんはとっても優しくて、可愛くて、強くて、かっこいいんだから 「うひゃ~けっこう太くて硬くて大きいんだな~」 杏子ちゃんは感心したように太巻きを見つめる 流石の杏子ちゃんでも、そのちっちゃなお口にこの太巻きはキツイかな? 「むっ そんなことねーさ。あたしは食えるもんなら何でも美味しくいただくよ」 そう?じゃあ、わたしが太巻きを持っててあげるから杏子ちゃんは頑張って食べてね 「ありがとな、ちゃんと持っていてくれよ」 杏子ちゃんはそう言うとちっちゃなお口を精一杯大きく開いてその黒い大蛇に齧り付いた 一生懸命に齧り付いている杏子ちゃんの姿を見ているとわたしは無性に悪戯してみたい衝動に駆られた わたしは蛇の尻を動かして杏子ちゃんののどの方に少し蛇の頭を深く入れたり、逆にそれを杏子ちゃんの口から抜こうとしたりした 「うっ・・・動あすあよ!」 何言ってるのかよく分からないし、口にものを入れておしゃべりするのはお行儀が悪いよ杏子ちゃん! 若干涙目になりながらも一生懸命に黒い蛇と格闘する杏子ちゃん、その姿は益々わたしの嗜虐心に火を点けるの わたしは蛇尾を手で操り、緩急つけて杏子ちゃんの口の中を這い回らせる 「やめろって!」 杏子ちゃんはそう言うと、わたしの手を掴んで動きを止めてしまった しまった!と思っている間に杏子ちゃんは尋常じゃないスピードで蛇の身体を全部食べてしまった あぁ、せっかく杏子ちゃんのいい表情が見られたと思ったのに・・・ 「好き勝手やってくれたねぇ・・・」 食べ終えた杏子ちゃんは不敵に笑いながらお皿に乗っているもう一つの太巻きを手に取った 「次はあんたが鳴く番だよ・・・」 杏子ちゃんは逃げようとするわたしの身体を両足で抑えて、がんじがらめにする 流石は魔法少女、わたしがどんなに力を入れても抜け出す事は出来ない イワークにしめつけられた時のピカチュウの気持ちがなんとなく分かったような気がした 「さぁ、もう逃げられないよ?」 そう言って杏子ちゃんはわたしのお口の中に、硬くて太くて大きい蛇の頭を突っ込んできたのだった/// ぷはぁ/// 「へへ、よくできました」 杏子ちゃんの楽しそうな瞳にはわたしの憔悴しきった顔が映る そう言えば、節分なのにまだ豆まきをしていなかった 豆まき・・・豆・・・お豆・・・ 杏子ちゃん、そろそろ豆まきしよっか?節分だし 「お、おう・・・。いきなり言うからちょっと驚いちまった」 うふふ、可愛い杏子ちゃん・・・/// わたしはそう言って杏子ちゃんのスベスベのふとももに指を当て、付け根の方に指をゆっくりと動かす 「おっ・・・おい///あんた何するつもりだよ!///」 豆まきだよ?その為に使うお豆を探してるの・・・ 「バカっ!///それ以上やっちゃ///きゃんっ!///」 杏子ちゃんのお豆、見ぃつけた♪ わたしは杏子ちゃんと愛に満ちた豆まきをしたのでした でも、愛し合い終わった後に杏子ちゃんにゲンコツされちゃったの///てへっ/// コメント