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重複 作者 79氏 ザ――・・・ 朝から雨が降っている。 朝からだ。朝っぱらから。 しかし俺は運がいい。 もし、今日登校途中にこの蕗の葉っぱを見つけてなかったら、俺はびしょ濡れだっただろう。 そんなもの差して登校するわけ無いだろ。土々呂じゃないんだから。 ハロ「うーん・・・」 でもなんか引っかかるような・・・。何か忘れてるような・・・。 とか言ってるうちにツンは俺を廊下に置き去りにしてさっさと教室に向かってしまったわけだが。 何を生き急いでいるのかね。 俺はその辺のんびり屋だから、このように思考する余裕を常に持ち合わせているのだ。 で、なんだっけ? ツン「・・・あんた、まだ居たの」 ハロ「あ」 待ちかねたツンが戻ってきた。 ツン「『あ』じゃないわよ。全く・・・早く教室入らないと風邪引くわよ?」 ハロ「教室に暖房があるわけでもそんなに濡れてるわけでもないのに?」 ツン「そうよ!行くの!」 ハロ「しかも誰も居ない」 ツン「そ、そうよ。だから行くの!」 全然話が繋がりませんが。 ハロ「おっと」 ツン「いいから早く来なさい!」 ツンは俺の右手を掴んで連れて行こうとする。 ハロ「わかった、わかった。行くよ」 ――昼になっても、雨は降り続いていた。 ハロ「うーん・・・」 廊下を何の気なしに歩く。 思い出せない。今日は何かあった日だ。 あー、なんだかこんなのばっかりだ。忘れっぽいのかな、俺? ツン「ハロ!」 ハロ「ん?」 ツンがそのツインテールをはためかせ走りよってきた。 ツン「はぁ、はぁ・・・あんた、どこまで歩いてるのよ」 ハロ「思えば遠いところまで来てしまった・・・」 ツン「そこまでは遠くないでしょ。それに」 ハロ「?」 ツン「今日のこと、覚えてるわね?」 [ア「今日のこと?」 「ああ、アレの事か」 ハロ「今日のこと?」 ツンが一瞬硬直した。 修羅場の予感。 ツン「・・・はぁ?あんた、まさか忘れてたんじゃ・・・」 ハロ「いやいやいやいやそんな事は!滅相もない!」 ところで何でしたっけ??? 手のひらとかにメモしてないっけ? 恐る恐る右の手のひらを覗き見る。 …おお!あった! 雨に濡れて多少は霞んでいたものの、まだ読める範囲だ。 ハロ「買い物か!」 ビシ、とツンを指差す。 ツン「・・・そんな簡単な約束も覚えられないの?」 ハロ「あ、いや、その」 チト「え?」 なっ!背後に智途が! チト「そ、そんなに驚いたように振り返るな」 ハロ「いや驚いたから」 智途は額に手を当て、ため息をついて、 チト「ま、驚かされたのはこっちでもあるがな・・・」 ハロ「え?」 チト「左の手のひらを見てみろ」 まさか・・・。俺は恐る恐る左手を覗き込んだ。 ハロ「なっ!」 ツン「何?もしかして、あんたまさか・・・」 チト「私とも買い物に行く約束をしていたんだろう!」 ハロ「・・・マジですか・・・」 って言うかなんで片手に書いた時点でもう片手を見ないんだよ。 もう『あ、何か書いてあるから書けないや』くらいしか思ってなかったろ自分wwwアホスwww チト「笑ってる場合か!」 ツン「・・・どうするつもり?ハロ」 いや私の方としましてもまさかダブルブッキングになろうとは思いもよりませんでしてこのような事態になりましたことには深い懸念を ユリ「ええっ!?」 ハロ「うおっ!由梨!?」 ユリ「おにいちゃん、今日私に勉強教えてくれるって言ったじゃん!」 と、とととトリプルブッキング!!?!? チト「とにかく、ここは順番に私から!」 智途はグイ、と俺の右腕を引っ張る。 ツン「何言ってんのよ!私が先!」 ツンは俺の左腕を引っ張る。 両腕に胸が当たって気持ちいいかも・・・。 ユリ「わっ、私・・・!あ、引っ張るところ無いや・・・」 蕪「まだ両足と頭とチ○コが残ってるお」 毒「とか言ってるうちにハロがばらばらになってしまいそうな件」 ハロ「あだだだだだ!二人ともよせ!」 最早気持ちいいとか言ってられないぞこれ!引っ張るのやめろ!さっき「ゴキ」とか変な音したし・・・。 ツン「先に約束したのは私でしょ!?」 チト「ハロが痛がってるだろ、離せ!」 何このありがちな・・・! ハロ「ぐえ!」 く、首が後ろから!? ユリ「違うもん私と勉強するんだもん!」 毒「あの締め方はどうでしょう」 蕪「かなり危険な角度だと思うお。ダウンも時間の問題だお」 待て、由梨、死ぬ!若干死ぬ! 東「こら!」 パチン、パチン。 扇子の音が鳴り響く。 蕪「おっ」 毒「ぐはっ」 三人の手も緩む。 よ、よかった・・・!救世主が・・・! ハロ「ゲホ、ゲホ・・・」 東「昼間っから廊下でウィリアムとは嘆かわしいのう」 解説するとウィリアムとは東雲てんてーが言うにはリンチの意。リンチの由来による。 ツン「だってハロが・・・!」 東「よしよし。その話は後でな。さて、授業が始まるぞ。皆急げ」 みんなは大人しく解散してくれた。 そして、俺も行こうかと言うときに。 東「そうじゃ、江口」 ハロ「はい?」 東「江口には教材を運ぶのを手伝ってもらう」 ピッ、と閉じた扇子を俺に向けるてんてー。 ハロ「あいにく暴漢どもに襲われて両肩が脱臼しておりまして」 東「・・・それを誰が助けてやったのじゃ?」 ハロ「・・・てんてーです」 東「わかればよい。四の五の言わずに手伝うのじゃ」 俺は仕方なく手伝う事にした。 東「それと、『てんてー』はよせ」 ほとんど決まり文句と化してきたセリフだ。 お、重。 ハロ「全部持たせることは無いでしょうてんてー!」 東「うむ、崩すんじゃないぞ」 って全然聞いてないし! ハロ「せめて四分の三・・・八分の七持って下さいよ!」 東「もう少し謙虚に出てはどうじゃ」 そういいつつ、東雲てんてーは三分の一くらいを取り分けて持ってくれた。 ハロ「あー・・・これでようやくてんてーが見えます」 ピタッ、とてんてーの動きが止まる。 東「やっぱり全部持てい!」 ハロ「冗談です冗談ですすいませんごめんなさい!」 てんてーは早足で歩き始めた。 ハロ「失礼ですが、背が低いのがコンプレックスとか?」 東「別に、そういうわけではない。江口に言われるとやけに腹が立つのじゃ」 ああ、そう。 ハロ「男なら気にするのはまだしも、てんてーはそのままで可愛いと思いますけど?」 東「はぁ・・・褒め言葉と受け取ろう」 気にしてるんだろうか・・・。 東「・・・江口は人気者じゃのう」 ハロ「はい?」 東「女子三人の取り合いになっていたではないか」 ハロ「まあ、一人は義妹ですが・・・」 東「あんな光景は初めて見たぞ」 ハロ「あれは俺の不注意で・・・」 嫌な事を思い出した。 俺、まだトリプルブッキングの渦中に居たんだった。 ハロ「てんてーが止めてくれなかったら今頃ばらばらでした」 東「それは困るのう」 やっぱ他人事か。 ハロ「さて、どうしたものか・・・」 窓の外に降りしきる雨を見つめ、言う。 由梨の宿題は最後でいいだろう。 じゃあツンと買い物か・・・。 ハロ「ツン」 振り返るが、誰も居ない。 ハロ「・・・ツン?」 帰ったか?そんな筈無いと思うけど・・・。 んー、じゃあ智途のところに行ってみるか。 智途が居るはずの教室を覗く。 だが、智途も居ない。 神隠しか?わけがわからん。 …よくわからん。俺も帰ろう。 雪「・・・ああ、疲れた。もうやってられないわ」 でも、これもすべて智途のため。 雪「あれは・・・」 ハロ君の家だ。 雨宿りさせてもらおうっと。 ユリ「お帰り、おにい・・・」 まっすぐ帰ってきてくれたんだ! 私は喜び勇んで玄関に向かった。 ツン「おにいちゃんじゃなくて悪かったわね」 でも、そこには秋奈先輩が立っていた。 ユリ「あ・・・」 そっか、待ち合わせか。 なんだ・・・。 ユリ「じゃあ、あの、上がって下さい」 ツン「・・・お邪魔します」 チト「ただいま・・・」 ここは私がいったん身を引いて、後の約束を確実なものにしてもらおう。 まあ、大した買い物でもないことだし・・・ん? テーブルの上にメモが置いてある。 チト「『しばらく旅に出ます 雪花』・・・か」 今更突っ込むべきところでもないが。 チト「どこへ行ったんだろう、姉さん」 毎日ぶらぶらしているように見えて、ちゃんと収入は得てるんだよな。 一体どこで何してるんだ? チト「まさか、ハロの家に・・・」 完璧。完璧よ。 こうやってハロの家で待ち伏せしてれば、由梨ちゃんに取られる事無くハロと買い物に行けるわ。 由梨ちゃんには悪いけど、うんうん。 うーん、でも由梨ちゃんも健気でいい子なのよね。 ハロが味方してあげたくなるのもわかるかもね。ライバル視するスタンスでもないし。 ピンポーン ユリ「あっ」 私は今度こそおにいちゃんだと思って、玄関に向かった。 ガチャ・・・ ユリ「おかえ・・・」 雪「こんにちわー」 でも、そこに居たのは・・・。 雪「お邪魔しまーす。由梨ちゃん今日もカワイイねえ♪」 雪花さんは、ぽんぽんと私の頭を叩いて、お邪魔した。 雪「雨宿りしに来ました」 …は。びっくりしてる場合じゃない。 私もリビングに向かった。 ガチャ チト「・・・姉さん?」 私は居間からそっと玄関を見た。 ハロ「いや、俺だ」 チト「は、ハロ!?」 ど、どうしてハロが・・・!月岡と買い物に行ったんじゃ・・・!? 思わず顔を引っ込めてしまったが。 ハロ「・・・上がっていいか?」 チト「どうぞ」 落ち着いて返事をする。 よくはわからないが、ハロは私との約束を優先してくれたらしい。 ハロ「あ、何だお前。パジャマじゃないか」 チト「それは、まさかお前が来るとは思わなかったから・・・雨に濡れたし」 ハロ「今日買い物に行くって約束してたじゃないか」 チト「でも私は今日は大人しく身を引いて月岡と買い物に行かせる気で居たんだ」 ハロ「ふうん?」 チト「その、今日は、雨、降ってるだろ?だからな」 ハロ「いや俺もツンと行く予定だったんだけど」 …なんだ。やっぱりそうなのか…。 ハロ「でもツンは先に帰ったかと思えばあいつの家にも居なかったしわけわからんからこっちに来た」 チト「そうだったのか」 ハロ「でも今日雨降ってるしな。それに風呂入ったあとみたいだし」 チト「だっ、大丈夫だ。行ける!」 ハロは驚きの表情を見せる。 ハロ「無理しなくても」 チト「せ、せっかく来てくれたんだしな。約束をだらだら長引かせるのも良くない!今着替えてくる!」 ハロ「あ、おい!」 よくわからんがありがとう月岡! ツン「・・・本当に?」 一方、ここはハロの家。 雪「本当だってば。偶然も偶然」 秋奈先輩が雪花さんにあれこれ質問している。 大体私がしたい質問と一緒だから、私はソファーの影からその様子を見ていた。 だって雪花さんって・・・色々上手だから近寄りにくいって言うか・・・。 雪「私はただ雨宿りに来ただけよ?それに私も一応ハロの友達の姉だし」 秋奈先輩は腕を組んで言う。 ツン「でもハロはスケベだからね。結構心配なのよ」 うん、私も心配。 雪「はいはい。大人しく座ってますよ」 あ、こっち来た! 私は急いでソファーに座り直した。 まもなく、雪花さんが私の隣に腰掛けた。 ふ、普通に見たら美人なんだけどな・・・胸も大きいし。 雪「あ、由梨ちゃん」 ユリ「はい?」 雪「疲れちゃった。ちょっと寝かせて」 あ、ああ、ここどけばいんだよね。・・・って、えええ!? 雪「んん~・・・」 雪花さんは私に抱きついて、倒れ込んできた! ユリ「あ、あの!?///」 雪「ちょっと抱き枕を・・・」 ツン「な、何してんのよ!?」 雪花さんの顔がすごく近い。 おっぱいが私のに押し付けられて・・・うう/// ユリ「や、やめてくださ・・・///」 雪「由梨ちゃんって抱き心地いいわねー・・・おにいちゃんにそう言われない?」 そう言いながら、雪花さんはもぞもぞと体をくねらす。 ユリ「いっ、言われないもん・・・第一、抱かれませんから!」 雪「こぉーら。嘘はダメよ?」 ツン「何、言わせようとしてるのかしら?」 あ、秋奈先輩・・・。 雪「見つかっちゃった」 ツン「そーやってハロとしてるわけね?」 雪「ええ?ツンちゃんもこーやってしてるんでしょ?」 ツン「してない!///」 雪「うそつきが多くて姉さん困る」 雪花さんの体が離れる。 それでも私はまだ余韻に浸っていた。 ツン「な、何よ」 雪「素直じゃないわねぇ」 ツン「大きなお世話よ!」 はぁ・・・おにいちゃん・・・。 大ピンチです・・・。 ハロ「なんで制服なんだ?」 チト「お前に合わせてるんだ」 ハロ「・・・ごめんな」 チト「えっ?」 ハロ「ほら、だって俺、お前に言われるまで約束してた事に気付かなかった」 チト「そっ、そんな事はどうでもいい。今、来てくれたんだから・・・な?///」 ハロ「そうか?ありがとう」 チト「うん・・・///」 ハロ「傘、一本でいいか?」 チト「二本だ!」 ハロ「相合傘など」 チト「そんなに子供じゃない!恥ずかしいだろ!///」 まあ始めからやるとは思ってないけど。 ツン「う・・・!」 私は雪花さんに掻き抱かれ、顔が胸に押し当てられた。 ツン「んー!んー!///」 抵抗し、もがくたびに、柔らかく温かいその感触が満面に伝わる。 何だろう、この匂い・・・甘くて・・・ボーっとしてきちゃう・・・。 そんな私の頭を、雪花さんは優しく撫でる。 雪「ほら、落ち着いて、落ち着いて・・・ね?」 ツン「ぷはっ!」 私は力を振り絞って、快感から離れた。 何なの?まだ何もされてないのに、弄ばれてる気がする・・・。 これじゃあマゾのハロが喜ぶわけね。 雪「ま、いっか」 ツン「え?」 雪「ここじゃ狭いし、ハロ君の部屋のベッドででも寝るわ」 ツン「なんで『ハロの部屋の』なのよ!」 ユリ「わ、私の部屋を使って下さい!」 雪「何よ二人とも。ハロの部屋に何かあるわけでもない」 そ、それはそうなんだけど。 ツン「でも勝手に人の部屋で寝るなんて駄目でしょう」 雪「雨降ってる間だけだってばぁ」 ユリ「だから私の部屋のベッドで」 雪「だって私の匂いで由梨ちゃんが自慰行為したら困るし」 ユリ「しないもん!///」 由梨ちゃんは雪花さんに必死に食って掛かっている。 私は落ち着きを取り戻すために、ソファーに座った。 ハロったら一体どこで何やってるのよ?早く帰って―― 雪「隙あり!」 ツン「――!」 雪花さんが私を押し倒してきた! 先ほどと同じように胸を顔に押し当てられ、それでも鼻は塞がれてないから大丈夫だけど、・・・! 手首が押さえられてる!これじゃ抵抗できないじゃない! ツン「んー!んー!///」 雪「可愛い・・・」 ユリ「あ、ああ・・・」 由梨ちゃん、今こそチャンス!もう殴ってでも何でも雪花さんを止め ユリ「ごめんなさい!」 何よそれ!!?!?!勇気、勇気! 雪「ふふん・・・ハロ君より先にちょっといただいちゃおうかな」 雪花さんは少し体を持ち上げると、唇を近づけてきた。 ちゅ・・・ ツン「・・・!///」 ちゅ、ちゅく、ちゅぷ・・・ ツン「・・・!・・・ぁ!///」 舌が口の中を這い回り、犯していく。 ツン「(いや・・・あ・・・///)」 ユリ「あぅ・・・(どうしよう?そもそもなんでこんな事になったんでしたっけ??)」 ツン「!///」 雪花さんの指が体をなぞり、股間へと伸びていく。 雪花さんはわざとらしく唇を離し、嘲笑して私を見る。 私は声を出さないよう、耐える。 ハロ「買ったなー」 買ったのは財布と服四着。 チト「悪いな、買い物手伝わせた上に金まで出させて」 ハロ「言うほど出してないからいいよ」 チト「・・・変に紳士だな」 と、智途は笑顔を見せた。 ハロ「男として当然の勤めをしたまでだろバーローwww」 チト「そうか?」 ……。 なんだその『そうか?』って言うのは。 チト「さて、そろそろ帰ろう」 ハロ「だな。雨も止んだし」 ツン「ぅ・・・あっ、ぃやっ・・・///」 雪「どうしたの?気持ちいいの?」 雪花さんの巧みな指使いに、私は身を捩じらせるしかなかった。 ツン「いゃっ、あっ、ぁああ・・・///」 そして、雪花さんの責めが止まる。 ツン「はっ、はあっ、・・・はぁ・・・///」 もう、何なのよ?何がしたいのよ・・・勘弁して・・・。 雪「さて、このどろどろになったここに指を入れたらどうなるでしょう?」 ツン「・・・!」 ずるり、とその指が侵入した。 ツン「やっ・・・ああああああっ!///」 私は雪花さんの指責めに耐え切れず、情けなく絶頂に達してしまった。 雪「あらあら・・・」 ツン「あ・・・ぅうう・・・///」 恥ずかしい・・・もう嫌・・・。 雪「さて、次は・・・」 ユリ「・・・えっ?」 雪「今の見てて濡れてきちゃったでしょ?」 ま、まだやる気なの・・・? ピンポーン ユリ「おにいちゃん!」 雪「あーあ」 待望のハロが帰ってきた・・・んだったらいいな。 って!私まだこんな格好・・・! ガチャ い、急いで隠れるか何かしなきゃ・・・!う、力が入らない・・・! 雪「ごめんね?」 ツン「え?」 雪花さんは一瞬とも呼べるほどの速さで私の処理をしてくれた。 その後も、ハロがリビングに入ってくるまでに後片付けをしていた。 何か凄いな、と思ってしまった。 見習いたくはないけど。 ハロ「ただいまー・・・ってうおっ!?」 雪「あー大丈夫。雨宿りさせてもらっただけだから。雨止んだし今帰るよん」 雪花さんは右手を上げ、ひらひらさせて家を出て行った。 ハロ「あー、びっくりした。ツン?待ってたのか?」 ツン「すべてが遅いのよ!バカッ!」 ハロ「いでっ!」 ツン「バカバカバカバカバカバカ!大変だったんだから!私にあんな思いさせて!」 ツンの猛打に頭蓋骨脱臼。 ハロ「わかる!わかるぞその気持ち!皆まで言わずとも!」 ユリ「おにいちゃん!」 ハロ「手を出すなぁ!由梨!これは俺の罪だ!」 ツン「はぁ、はぁ・・・言っとくけどね!」 ヤバイ。軽い脳震盪。 ツン「罰として一ヶ月、踏んであげない」 ハロ「!!!!!!!!!!!」 ユリ「え?」 ハロ「ちくしょおおおおおおおおお!!」 ツン「ふん!後悔なさい!」 泣き崩れる俺。ふんぞり返るツン。 そんな光景を見て由梨は不思議だったに違いない。きっと ユリ「(『踏む』って、どういう事だろう?)」 って思ってるに違いない。 ユリ「(おにいちゃん、いつになったら勉強教えてくれるんだろう?)」 翌日。 東「のう」 ハロ「あ、てんてーおはよーございます」 東「えらく元気が無いようじゃな」 ハロ「ええ、まあ。やっぱ一人で三人はつらいです」 東「一人で三人は・・・?」 結局、きのうは深夜まで由梨の『重力ってどうやって決まるの?』って質問の説明してたからな。 時空の話までしないといけなかったんだぞ。素直にgとか9.8とか書きゃいいんだよ。 東「ふむ。それは大変じゃのう///」 ハロ「はい、本当に」 東「ま、若いんだからそれくらい大丈夫じゃろ」 肩の位置が高いので、扇子で肩を叩くてんてー。 ハロ「なんでも若さで片付けるなんて誰かさんと一緒だな・・・」 東「?なんじゃ?何か言うたか?」 ハロ「いえ」 ブッキングミスはもうごめんだ・・・。 両手のひらは、わずかにだがまだ黒ずんでいた。 渋「シュボッ・・・」
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YU-A DREAM Live Tour PERFORMANCE 2012 at SHIBUYA-AX 10.5 YU-A GREEN GARDEN POP YUI YUKI LIVE“SOUNDS OF TEN" at TOKYO DOME 2012.05.06 YUKI とびだせ!あさまっくらじお あさまっく ALMA COVERS アルマカミニイト AT THIS MOMENT/RE PACKAGE アン・ジェウク バラー丼 いきものがかり ラブソング・ベスト Stupid honest ウルフルズ THE BEST 2007-2012 俺たちの明日 エレファントカシマシ (決定盤)昭和ポップス・デラックス オムニバス オリジナル・ビッグ・フォア オリジナル・ビッグ・フォア SUNNY SIDE OF ORIGINAL LOVE オリジナル・ラヴ エキサイティング・ドラム~アフリカン・ロック・パーティ カウントバッファローとロック・バンド マリアンヌの誘惑 限定デラックス盤 夜の玩具箱 キノコホテル ぱみゅぱみゅエボリューション(大人たちの味方 BOX) きゃりーぱみゅぱみゅ 新世紀スタンダード クリヤ・マコト KETSUNOPOLIS 8 ケツメイシ KOBUKURO BOX コブクロ 初面-women- サクライ助手 なんだかキミが恋しくて さよならポニーテール スーパー・ドラムス ジョージ川口 スーパー・バンド NO REGRETS ショコラ フォリオール II シンガーズ・スリー 1958年度スイング・ジャーナル批評家選出オール・スターズ スイング・ジャーナル批評家選出オールスターズ 東芝クラシックス95-97 スチャダラパー シングルV「寒いね。」 スマイレージ ディス・イズ・タイム5 タイム5 スマイル チキンガーリックステーキ the dresscodes ドレスコーズ パール・ジャム 20-デラックス・エディション- パール・ジャム ジャズ・アット・ザ・トリス ビッグ・フォア EndlessroLL ひとしずく×やま△ feat.鏡音リン、鏡音レン 28歳で会社を辞めて音楽活動に専念しているぽこたああああああああああああ ぽこた マンハッタン・フォーカス マンハッタン・フォーカス 「ももクロ夏のバカ騒ぎ SUMMER DIVE 2012 西武ドーム大会」LIVE DVD ももいろクローバーZ 早退系持論 ゆうゆ MEANiNG ユナイト コスモス リチャード・パイン カンパニー レキミ レキシ 阿部真央らいぶNo.4@渋谷公会堂 阿部真央 絢香 LIVE TOUR 2012 “The beginning"~はじまりのとき~ 絢香 30th Anniversary Concert “The Ballad House" 安全地帯 GOLDEN☆BEST 伊藤銀次 ~40th Anniversary Edition~ 伊藤銀次 井上あずみコレクション 井上あずみ イン・ザ・グルーヴ 稲垣次郎とソウル・メディア Junichi Inagaki Live Tour 2010 ~featuring "男と女"~ 稲垣潤一 桜流し 宇多田ヒカル フルート・アドヴェンチュアー 太陽はまだ暑く燃えていた… 横田年昭とビート・ジェネレーション 20世紀と伝説と青春 岡村靖幸 M BEST Tour 2011 加藤ミリヤ 嘉門達夫BOX 怒涛のビクター・シングルス 嘉門達夫 ウレカケタオトコタチ 花団 ジャスト・フレンズ 笠井紀美子 the ultimate collection 鬼束ちひろ 仁王と鳩 宮間利之とニューハード ラウンド・ミッドナイト 宮沢昭 HIROMI GO CONCERT TOUR 2012 “LINK" 郷ひろみ √0 九州男 白い足あと 熊木杏里 For Paradise 桑名正博 HOLIDAY IN OKINAWA 組曲“あがらうざ"~沖縄民族詩~ 見砂直照と東京キューバン・ボーイズ And.Love.Again. 広瀬香美 ボトルメール 溝渕文 高橋優LIVE TOUR~この声って誰?高橋優じゃなぁい?2012 at 渋谷公会堂2012.7.1 高橋優 TIMELESS PIECE BEST OF HIROSHI TAKANO 高野寛 クロッシング・オービッツ 佐藤允彦~富樫雅彦~JFジェニー・クラーク 灯り-akari- 三浦明利 ULTRA POP 1 山下久美子 TOMOHISA YAMASHITA LIVE TOUR 2012~エロP~ 山下智久 アフター・アワーズ2 山中千尋 リリカル*ワンダー 柴咲コウ イニシエーション 渋谷慶一郎+東浩紀 feat.初音ミク FIND MY PLACE 春畑道哉 タマミ・ファースト 小宅珠美 121212 小南泰葉 All About Girls Generation “Paradise in Phuket" 少女時代 U ~BEST MUSIC VIDEOS~ 松下優也 2012 SHINHWA GRAND TOUR IN SEOUL“THE RETURN" 神話(SHINHWA) シンシアリー・ユアーズ 菅野邦彦,鈴木勲 制服向上委員会 生誕20年祭記念BOX ボランティア・スピリット 制服向上委員会 ポークたまご 成底ゆう子 121212 -再集結大黒ミサ- 聖飢魔II Love Voyage ~a place of my heart~ 西野カナ Bond Street 青紀ひかり 仙台貨物トゥアー2011「HERO」~帰ってきた癒しの宅配便~ 仙台貨物 川嶋あい「My Room~8月20日 10回記念~」 川嶋あい REVOLUTION 前田憲男 Mai Kuraki Symphonic Collection in Moscow 倉木麻衣 バンブー 村岡実 リズム・モンスター 村上“ポンタ"秀一 weep ~maki ohguro The Best Ballads Collection~ 大黒摩季 AKINORI NAKAGAWA CONCERT 2012 "POPSSIC" 中川晃教 UCHI-LIVE, SOTO-LIVE!! 中川翔子 イノセント・カノン 猪俣猛とサウンド・リミテッド SUPERNOVA COLLECTIONS 超新星 鉄色クローンX 鉄色クローンX 渡辺貞夫 渡辺貞夫 「狂った一頁×頭脳警察」~a page of madness × ZK Live at The Doors 2010.3.20~ 頭脳警察 RAP × COVER 童子-T パナギアの恩恵 特撮 乙女失格。 南波志帆 HAPPY BLUES No.1 白井貴子 インガ 八木正生 同じ景色を見つめた日+4 美木良介 again 浜崎あゆみ Mari Hamada Tour 2012 “Legenda" 浜田麻里 スピリチュアル・モーメンツ 富樫雅彦 陽光 富樫雅彦,鈴木勲 JAZZ ON TIME Vol.2 -TAKARAZUKA- 宝塚歌劇団 Look over my shoulder 本田美奈子 Sync 木村カエラ 矢野顕子S席コンサート 矢野顕子 SENTENCE~セ・ン・テ・ン・ス~ 薬師丸ひろ子 ARASHI 嵐フェス NATIONAL STADIUM 2012 嵐 サンバ・クラブ 鈴木勲ウィズ山本剛 モンゴリアン・チャント 鈴木勲とニュー・ファミリー Dawn Over the Clover Field 槇原敬之
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羽越本線 9826レ 快速「SLうまさぎっしり庄内号」 運転日 編成 時刻 2010/10/03(日) C57 180+12系新潟車(ばんえつ物語編成) 酒田1100→東酒田1105→砂越1110→余目1119-20→西袋1126→藤島1133→幕内1137→鶴岡1143-50→西鶴岡1155→羽前大山1200→羽前水沢1206→三瀬1214→小波渡1218→五十川1224→あつみ温泉1233-1310→小岩川1317→鼠ヶ関1323→府屋1332-1400→勝木1406→越後寒川1414-16→今川1424→桑川1432-37→越後早川1447→間島1453→村上1504~回9828レ 2011/06/19(日) C57 180+12系新潟車(ばんえつ物語編成) 酒田1100→東酒田1105→砂越1110→余目1119-20→西袋1126→藤島1133→幕内1137→鶴岡1143-50→西鶴岡1155→羽前大山1200→羽前水沢1206→三瀬1214→小波渡1218→五十川1224→あつみ温泉1233-1310→小岩川1317→鼠ヶ関1323→府屋1332-1400→勝木1406→越後寒川1414-16→今川1424→桑川1432-37→越後早川1447→間島1453→村上1504~回9828レ 2012/06/24(日) C57 180+12系新潟車(ばんえつ物語編成) 酒田(3)1016→東酒田1021→砂越1026→余目(3)1035-36→西袋1042→藤島1049→幕内1053→鶴岡(中)1100-30→西鶴岡1136→羽前大山1141→羽前水沢1147→三瀬1155→小波渡1159→五十川1205→あつみ温泉1214-1310→小岩川1317→鼠ヶ関1323→府屋(中)1332-51→勝木1357→越後寒川1404→今川1411→桑川(中)1419-34→越後早川1445→間島1451→村上(上本)1503~回9828レ 羽越本線 9826レ 快速「SL村上ひな街道号」 運転日 編成 時刻 2012/03/24(土) C57 180+12系新潟車(ばんえつ物語編成) 回9935レ~村上1520→岩船町1527→平林1532→坂町1538-39→平木田1545→中条1555-1608→金塚1615→加治1622→新発田1629-30→中浦1638→月岡1645-55→神山1702→水原1708→京ヶ瀬1713→新津1723 2012/03/25(日) 2013/03/23(土) 2013/03/24(日) 奥羽本線~羽越本線 9826レ 天理臨 運転日 編成 時刻 備考 2011/04/16(土) EF81 137+24系青森車6両 青森1053→弘前1144-50→大館1229-38→東能代1318-22→鯉川1352-1400→秋田1437-40→道川1501-23→羽後本荘1548-55→金浦1614-23→酒田1703-05→鶴岡1745-1805→あつみ温泉1833-44→府屋1859-1914→桑川1935-2000→間島2014-35→新発田2132-36→新津2202-08~9540レ 2012/01/24(火) EF81 137+24系青森車6両 青森1053→大釈迦1121-23→弘前1144-50→碇ヶ関1209→大館1229-38→鷹ノ巣1253→東能代1318-22→鯉川1352-1400→秋田1437-40→道川1501-23→羽後本荘1548-55→金浦1614-23→女鹿1643→酒田1703-05→鶴岡1738→あつみ温泉1804-08→今川1835-42→中条1922-41→新発田1955-2012→京ヶ瀬2033-54→新津2102~9540レ 2012/04/16(月) EF81 137+24系青森車6両 青森1052→大釈迦1119-22→弘前1143-50→大館1229-39→鷹ノ巣1256-1302→東能代1330-33→八郎潟1400→秋田1437-41→道川1502-09→羽後本荘1533-36→金浦1556-57→女鹿1625→酒田1647-55→鶴岡1721-38→あつみ温泉1804-08→今川1835-42→中条1922-41→新発田1955-2012→京ヶ瀬2033-54→新津2102~9540レ 天理32 2013/01/24(木) EF81 138+24系青森車6両 青森1052→大釈迦1119-22→弘前1143-50→碇ヶ関1209→大館1229-39→鷹ノ巣1256-1302→東能代1330-33→八郎潟1400→追分1419→秋田1437-41→道川1502-09→羽後本荘1533-36→金浦1556-57→上浜1609-14→遊佐1635→→酒田(3)1647-55→鶴岡(上本)1721-27→あつみ温泉1752→越後早川1828-47→村上1859-1901→中条1920-53→新発田(2)2006→神山2017→京ヶ瀬(裏1)2026-35→新津(1)2043~9540レ 天理35
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{{日本の内閣記事|だい1じ このえ ないかく|34|近衛文麿|Template 和暦?|6月4日|Template 和暦?|1月5日|挙国一致内閣。貴族院・官僚が中心。|なし|なし|http //www.kantei.go.jp/jp/rekidai/kakuryo/34.html|貴族院議長}}Template 和暦?1月4日に総辞職し、次の平沼内閣発足まで、職務を執行した。 概要 第1次近衛内閣は、元老・西園寺公望の奏薦を受けて、公爵・貴族院議長の近衛文麿に大命降下され、組閣した内閣である。内閣発足の1ヶ月後に勃発した日中戦争(支那事変)については、当初、不拡大方針を閣議決定して、事態の早期収束を図った。しかし、軍部強硬派の圧力により戦争は拡大。和平交渉にも失敗して、翌1938年(昭和13年)1月には、「爾後国民政府を対手とせず」という、いわゆる「近衛声明」(第一次近衛声明)を発表した。また、同年4月には国家総動員法を制定して戦時体制を整えた。同年11月には「東亜新秩序建設」を戦争目的と規定する声明(東亜新秩序声明、第二次近衛声明)を発表し、同年12月には親日派の汪兆銘の重慶脱出を受けて「近衛三原則」(善隣友好、共同防共、経済提携)を日中和平の基本方針として呼びかける声明(第三次近衛声明)を発表した。1939年(昭和14年)1月に、内閣総辞職。 閣僚 thumb|right|200px|近衛文麿首相。後方左は[[米内光政海相。]] 総理大臣 公爵近衛文麿(貴族院所属 火曜会) 1937年(昭和12年)6月4日 - 1939年(昭和14年)1月5日 外務大臣 広田弘毅(貴族院所属) 1937年(昭和12年)6月4日 - 1938年(昭和13年)5月26日 宇垣一成(予備役陸軍大将) 1938年(昭和13年)5月26日 - 1938年(昭和13年)9月30日 公爵近衛文麿(首相兼任・貴族院所属 火曜会) 1938年(昭和13年)9月30日 - 1938年(昭和13年)10月29日 有田八郎 1938年(昭和13年)10月29日 - 1939年(昭和14年)1月5日 内務大臣 馬場鍈一(貴族院所属 昭和研究会) 1937年(昭和12年)6月4日 - 同年12月14日 末次信正(予備役海軍大将) 1937年(昭和12年)12月4日 - 1939年(昭和14年)1月5日 大蔵大臣 賀屋興宣 1937年(昭和12年)6月4日 - 1938年(昭和13年)5月26日 池田成彬(民間 三井財閥総帥) 1938年(昭和13年)5月26日 - 1939年(昭和14年)1月5日 陸軍大臣 杉山元(軍人 陸軍大将)(林内閣から留任) 1937年(昭和12年)6月4日 - 1938年(昭和13年)6月3日 板垣征四郎(軍人 陸軍中将) 1938年(昭和13年)6月3日 - 1939年(昭和14年)1月5日 海軍大臣 米内光政(軍人 海軍大将)(林内閣から留任) 1937年(昭和12年)6月4日 - 1939年(昭和14年)1月5日 司法大臣 塩野季彦(官僚 司法省)(林内閣から留任) 1937年(昭和12年)6月4日 - 1939年(昭和14年)1月5日 文部大臣 安井英二(官僚 内務省) 1937年(昭和12年)6月4日 - 同年10月22日 侯爵木戸幸一(貴族院所属 火曜会) 1937年(昭和12年)10月22日 - 1938年(昭和13年)5月26日 男爵荒木貞夫(予備役陸軍大将) 1938年(昭和13年)5月26日 - 1939年(昭和14年)1月5日 農林大臣 伯爵有馬頼寧(貴族院所属 昭和研究会) 1937年(昭和12年)6月4日 - 1939年(昭和14年)1月5日 商工大臣 吉野信次 1937年(昭和12年)6月4日 - 1938年(昭和13年)5月26日 池田成彬(蔵相兼任・民間 三井財閥総帥) 1938年(昭和13年)5月26日 - 1939年(昭和14年)1月5日 逓信大臣 永井柳太郎(立憲民政党) 1937年(昭和12年)6月4日 - 1939年(昭和14年)1月5日 鉄道大臣 中島知久平(政友会) 1937年(昭和12年)6月4日 - 1939年(昭和14年)1月5日 拓務大臣 大谷尊由(貴族院所属 昭和研究会) 1937年(昭和12年)6月4日 - 1938年(昭和13年)6月25日 宇垣一成(外相兼任・予備役陸軍大将) 1938年(昭和13年)6月25日 - 1938年(昭和13年)9月30日 公爵近衛文麿(首相兼任・貴族院所属 火曜会) 1938年(昭和13年)9月30日 - 1938年(昭和13年)10月29日 八田嘉明(貴族院所属 昭和研究会) 1938年(昭和13年)10月29日 - 1939年(昭和14年)1月5日 厚生大臣(1938年(昭和13年)1月11日 厚生省新設) 男爵木戸幸一(文相兼任・貴族院所属 火曜会) 1938年(昭和13年)1月11日 - 1939年(昭和14年)1月5日 内閣書記官長 風見章(衆議院議員) 1937年(昭和12年)6月4日 - 1939年(昭和14年)1月5日 法制局長官 瀧正雄(衆議院議員) 1937年(昭和12年)6月4日 - 同年10月25日 船田中(衆議院議員) 1937年(昭和12年)10月25日 - 1939年(昭和14年)1月5日 政務次官 Template 節stub? 関連項目 東亜新秩序 東亜協同体論 外部リンク 首相官邸 - 第1次近衞内閣 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年11月17日 (月) 14 45。
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津波への対応せず・軽視 大津波再来の恐れ、09年に指摘=東電、津波想定に反映せず-審議会で http //www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa k=2011032700149 しかし、東電側は「被害がそれほど見当たらない。歴史上の地震であり、研究では課題として捉えるべきだが、設計上考慮する地震にならない」と答え、消極的な姿勢を示した。 つまり、地震や津波は自然災害だが、東電の原発事故は「人災」であり、東電が主たる責任を負うべきである。御用学者を使って、「想定外」で責任を回避しようとしている動きあり。 会長会見 社長は仮病で雲隠れ どんな糞会社だ?! 2011年03月30日 19時55分15秒 福島第一原発1~4号機は廃炉へ、東京電力の勝俣会長による質疑応答まとめ http //gigazine.net/news/20110330_tepco_kaicho/ 自民党との黒いつながり 原子力事業は裏金も作る 自民党の政治団体「国民政治協会」へ個人献金した東京電力役員 ◇名前/役職/献金額 ◆勝俣 恒久/取締役会長/30万円 ◆清水 正孝/取締役社長/30万円 ◆皷 紀男/取締役副社長/24万円 ◆藤本 孝/取締役副社長/24万円 ◆山崎 雅男/取締役副社長/12万円 ◆武井 優/取締役副社長/12万円 ◆藤原万喜夫/取締役副社長/12万円 ◆武藤 栄/取締役副社長/12万円 ◆山口 博/常務取締役/12万円 ◆内藤 義博/常務取締役/12万円 ◆西澤 俊夫/常務取締役/12万円 ◆荒井 隆男/常務取締役/12万円 ◆高津 浩明/常務取締役/ 7万円 ◆小森 明生/常務取締役/ 7万円 ◆宮本 史昭/常務取締役/ 7万円 ◆木村 滋/取締役/24万円 (2009年分、政治資金収支報告書から) 大島理森 核融合エネルギー推進議員連盟 副会長 電源立地及び原子力等調査会 会長・顧問 2000/7/4~2000/12/5原子力委員会委員長 石破茂 夫人が昭和電工取締役の娘(東京電力・昭和電工とも森コンツェルン) 東電の大株主金融が出身支持母体 ブログにて「東電は不眠不休で対処にあたって頑張っているのだから東電役員会見は休止させて良い」と主張 東電とズブズブの自民党原発行政を隠すため東電の説明・報告責任忌避をはかる 谷垣禎一 97/9~98/7/30 原子力委員会委員長 2000 原子燃料サイクル特別委員会委員長 中曽根弘文 1999/10/5~2000/7/4 原子力委員会委員長 町村信孝 2000/12/5~2001/1/5 原子力委員会委員長 石原伸晃 原子燃料サイクル特別委員会副委員長 原子力研究所を核燃料サイクル機構に吸収させる 石原慎太郎 「高速増殖炉は人類の夢。実現すれば世界的に大きなパテントになる。国民は支持・応援を」 2002年2/9(土) 資源エネルギー省主催『エネルギー・にっぽん国民会議 in 東京』にて発言 逢沢一郎 原子燃料サイクル特別委員長 梶山弘志 核燃料サイクル開発機構 プルサーマル推進県議 青木稔(自民、いわき市) 阿部廣(自民、いわき市) 今井久敏(公明、郡山市) 遠藤忠一(自民、喜多方市) 遠藤保二(自民、伊達郡) 太田光秋(自民、原町市) 大和田光流(自民、郡山市) 加藤貞夫(自民、相馬郡) 小桧山善継(自民、耶麻郡) 斎藤勝利(自民、相馬市) 齊藤健吉(自民、いわき市) 斎藤健治(自民、岩瀬郡) 桜田葉子(自民、福島市) 佐藤金正(自民、伊達郡) 佐藤憲保(自民、郡山市) 塩田金次郎(自民、石川郡) 鴫原吉之助(自民、安達郡) 清水敏男(自民、いわき市) 甚野源次郎(公明、福島市) 杉山純一(自民、大沼郡) 勅使河原正之(自民、郡山市) 長尾トモ子(自民、郡山市) 中島千光(公明、いわき市) 平出孝朗(自民、会津若松市) 満山喜一(自民、白河市) 柳沼純子(自民、郡山市) 吉田栄光(自民、双葉郡) 渡辺廣迪(自民、田村郡) 渡辺義信(自民、西白河郡) 正続出の東京電力 役員半数超、自民に献金 本紙調べ 原発の検査データ改ざんやトラブルの隠蔽(いんぺい)などの不正が続々発覚した東京電力で、 役員十七人が自民党の政治資金団体「国民政治協会」に二〇〇六年の一年間だけで 二百七十一万円の献金をしていたことが本紙の調べで分かりました。 国民政治協会が総務省に提出している政治資金収支報告書によると、 二十六人いる役員のうち、会長と社長、六人いる副社長は全員が献金を行っています。 田村滋美会長、勝俣恒久社長がともに最高額の三十万円、六人の副社長は 二十四万―十二万円、常務取締役が十二万―七万円などと、役職により献金額にランクがあるのも特徴です。 電力会社は、ガス会社、銀行などとともに公共性があるため、企業としての献金は 行われていません。しかし、こうした事態は事実上の企業献金にほかなりません。 東京電力による原発の安全にかかわる検査データの改ざんなどの不正は、原発が 二百三十三件、火力、風力を合わせると三千八百五十二件が報告されています。 なかには、原子炉で重大事故が起きたときに作動するポンプが故障していたのに、 検査時には正常に見せかけて検査官をごまかすなどの重大な不正もありました。 今年七月の新潟県中越沖地震では、被害を受けた柏崎刈羽原発近くに地震を起こす 断層があることを認識していたにもかかわらず、過小評価し耐震設計していました。 安易な原発立地と甘い耐震設計で国から認可を受けていました。
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大日百一(おおひ ももひと) 年齢:15 学年/職業:中学3年 性別:男子 レベル:- メイン:魔道 サブ:学徒 エクストラ:探偵 追加サブ:- 種族:転生 参戦回数:-回 経験:探偵/15 学生/5 身長 150 体重:40 PL名:あざみの イメージアイコン:月岡春足(『妖怪少年探偵團』シリーズ) IBGM:キュウビ御霊会ミステリヰ ~転結~ 「有能な探偵ほど、遅れて登場するんだそうですよ」 外見 美形。 学帽に外套、学生服の詰襟姿。 背は低く、顔立ちは秀麗、赤い瞳が目立つ。 衆目を集める少年。 人格 破綻。 基本的に丁寧な口調だがその内実は慇懃無礼。 「全ての妖怪は、ボクの足許に跪くべきだ」 「全ての神様は、ボクのご機嫌を伺うべきだ」 と言って憚らない。 入り組んでいて交通の便が悪い水明区も、彼に言わせれば「風流でしょう?」らしい。 基本的にインドア。 安楽椅子探偵。 魔法使いとしての仕事以外では、探偵事務所の社員を外仕事にコキ使う。 来歴 不明。 天之川諸島にやってきたのは一年前、ヴェスペリアに加入したのは半年前。 現在は、水明区にある『百一(ひゃくいち)探偵事務所』を住処として、持ち込まれる依頼を解決している。 妖怪たちを顎で使う、妖怪探偵。 属性 闇あるいは火・混沌・善 起源 妖怪・あるいは太陽 +転生 空亡(ソラナキ、或いはクウボウ) 百一体目の百鬼夜行。最強の妖怪。 元々空亡とは「天が味方しない時」「空の切れ目」を示す言葉であったが、近頃の新たな伝承によって妖怪として認知されてしまった。 妖怪としての空亡とは黒い太陽であり、百鬼夜行の最後に来るもの。 百鬼夜行絵巻の黒い太陽から、天照大神の対極としての一面を付与されている。 全ての妖怪を圧制し、全ての神々を振り回す。 出自上悪神、あるいは邪神でもあるが、太陽としての一面を強く引き出すことにより善性を保っている。 非常に神格としては新しいが、付与された格は高い。最古最高の天照と対応する、最新最強の妖怪。 +むかしのおはなし すうねんほどまえのこと。 きょうのみやこをやこうとしただいようかいと、たんていがたたかいました。 ようかいのくにをつくろうとしただいようかいは、たんていのまえにやぶれさりました。 そして、だいようかいを、たんていは―― 『百一探偵事務所』 大日百一が所長を務める探偵事務所。 大日と5人の所員(全員妖怪)、バイト1人で構成されている。 女郎蜘蛛の茜 イメージBGM:怪異物ノ怪音楽箱 大日百一に最初に"ついてきた"妖怪。 探偵事務所の女房役。なんだかんだで人格破綻者だらけの探偵事務所をまとめるひと(妖怪だけど)。 趣味は音楽。自分の糸で作ったギターをかき鳴らす。 火車 イメージBGM:モノノケミステリヰ 大日百一に最初に"調伏された"妖怪。 猫なので気分屋。 狢の瀬戸 イメージBGM:ムジナ寝台特急ミステリヰ 大日百一に最初に"名付けられた"妖怪。 普段は働かないが、やる気を出すと割と有能。 狗神 イメージBGM:イヌガミ邸神懸りミステリヰ 大日百一に最初に"解決された"妖怪。 人魚の瑠璃 イメージBGM:firefly 大日百一に最初に"救われた"妖怪。 人間と人魚の姿を行き来できる。 +参加セッション 『まいごのランタリオン』 探偵業務。 群れから逸れた迷子のランタリオンを群れまで送り届けた。 で、報酬が入ってないんだけど? ・茜 ご、ご飯美味しかったよ?(震え声) ・瑠璃 『ダークタイガーの野望・第一話』 探偵業務。 誘拐事件の解決。 +友人関係 PickUp 魔道士としては平凡。 探偵スキルと学徒スキルにあかせて能力値と探索・情報収集判定の暴力に走る。 ファンと理力符を常備し続けるため常に金欠。 +プレ・ストーリー 三年前のお話- 「――百鬼夜行の夢は、潰えた、か」 切り取られた夜が終わる。 亡き黒い太陽は去り、既に赤き日が空を覆っていた。 京都に妖怪の国を築こうとした百鬼夜行の長は、探偵の前に敗れ去った。 数人の側近と共に、日が沈む方角へと長は去る。 その姿を、探偵はじっと眺めていた。 「これからどうします?」 「そうだなあ……探偵事務所、なんてどうかな。ついてきてくれるかい? 女郎蜘蛛、火車、狢」 「なぁにを今更」 「当然でしょー?」 「ま、ここまで来たらどこまで行っても同じ、ってね」 「ありがとう。なら、百一探偵事務所の始動と行こう」 妖怪探偵一行、一路、西へと。 向かう先は、天之川諸島。 キャラクター情報 +キャラクターメモ ■大日・百一(おおひ・ももひと) 《基本データ》 年齢:15歳 性別:男 身長:150cm 体重:40kg ML5 /HP52/MP79/LP5/行動値8/信仰2 筋3/知8/器0/敏0/感8/精10 《判定など》 魔法2D+15/魔攻2D+30/回避2D+0 物理防御6/魔法防御1/結界強度1 情報収集2D+10/探索2D+10/危機2D+8/識別2D+8/アイテム鑑定3d+8/ 《スキル》 [パッシブとか] 苦学百景SL2 アイデンティファイ 秀才SL2 +4 甘い生活 [セットアップとか] [マイナーとか] 看破 MP3 +【知力】ダメージ [メジャーとか] ファイアボルト MP5 射程0~4 +2D シャドウエッジ MP5 射程0~4 +2D アンロック MP3 未成年の主張SL2 MP8 射程0~3 +[SL]D 甘ったれるな!SL1 MP8 射程0~1 SL回 [その他とか] 非暴力の叫びSL1 MP10 信仰1 EX増幅 -[SL*3]ダメージ 推理SL1 MP6 君とは遊びだった ボクは悪だ。ボクは善だ。ボクは光だ。ボクは闇だ。 ボクは他者に定義されるモノ。信仰。世界の陰陽、その太陰。 ボクは悪だ。そう生まれついた。ボクは善だ。今はそう望まれた。
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ここを編集 ■映画はなかっぱ 花さけ! パッカ~ん♪ 蝶の国の大冒険 録音助手(鈴木修二と共同) ■熱風海陸ブシロード 録音助手 ■東京レイヴンズ 録音助手(16話~) ■ジョバンニの島 録音助手(砂押知宏、甲斐裕子、鈴木雄大、眞下のぞみと共同) ■戦国無双SP 真田の章 録音助手 ■遊☆戯☆王ARC-V 録音助手 ■オレん家のフロ事情 録音助手 ■カラフル忍者いろまき 録音アシスタント ■遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS 録音助手(板橋聖志と共同) ■GANTZ O 録音助手 ■ちゃらんぽ島の冒険 録音助手 ■遊☆戯☆王VRAINS 録音助手 ■ヤマノススメ サードシーズン 録音助手 ■遊☆戯☆王SEVENS 録音助手(佐藤友花と共同) ■うらみちお兄さん 録音助手(月岡陽菜、槇洋介と共同) ■怪盗クイーンはサーカスがお好き 録音助手(安田舞、岩本佳大と共同) ■関連タイトル Blu-ray 熱風海陸ブシロード 新作アニメ映像・サントラ付き rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
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舞台「アサルトリリィ・御台場女学校-The Battle to Overcome-」 舞台「アサルトリリィ・御台場女学校編」の第3弾。 キービジュアル あらすじ 公演情報 日程:2023年2月3日(金)〜2月12日(日) 会場:こくみん共済 coop ホール スペース・ゼロ 【公演スケジュール】 2月3日(金)18時半開演★ 2月4日(土)13時開演★/18時開演★ 2月5日(日)13時開演★/18時開演★ 2月6日(月)18時半開演 2月7日(火)18時半開演 2月8日(水)18時半開演 2月9日(木)13時開演/18時半開演 2月10日(金)18時半開演 2月11日(土)13時開演★/18時開演★ 2月12日(日)15時開演★ ※★マークの付いた全8公演は生配信あり CAST キャラクター キャスト SNS 使用CHARM 【御台場女学校:LGロネスネス】 船田純 石井陽菜 Twitter フルンティング 船田初 西葉瑞希 Twitter ネイリング 司馬燈 野元空 Twitter ヴィンセツ・リーリエ 長沢雪 長谷川里桃 Twitter ヤールングレイプル 井草昴 吉宮瑠織 Twitter ヒルドル 藤田槿 春咲暖 Twitter グラーシーザ 川端蛍 田崎礼奈 Twitter ベアグノズサクス 今村紫 柴田茉莉 Twitter ケラウノス 梢・ウェスト 有沢澪風 Twitter フェイルノート 【御台場女学校:LGヘオロットセインツ】 月岡椛 矢野妃菜喜 Twitter 布都御魂 川村楪 あわつまい Twitter フロッティ 菱田治 林田真尋 Twitter カラドボルグ 西郷紅 安藤千伽奈(NGT48) Twitter ウルフバート 河鍋薺 河内美里 Twitter ブリューナク 横山梓 花奈澪 Twitter ティルフィングR型マルテ 速水桂 栞菜 Twitter クラウ・ソラス 鈴木因 白石まゆみ Twitter クルッジ 竹久央 山本栞 Twitter スコフニュングカルンウェナン 【教導官】 稲葉檀 石原美沙紀(おとな小学生) Twitter - 【神庭女子藝術高校:LGグラン・エプレ】 今叶星 梅原サエリ Twitter クラウ・ソラスグングニル 宮川高嶺 中村裕香里 Twitter リサナウトダインスレイフ ※LGロネスネス、LGヘオロットセインツメンバーは、LIVE SHOWではヨートゥンシュベルトを使用。 スタッフ 原案:尾花沢軒栄(acus) 脚本:桜木さやか(ルドビコ★) 演出:佐野瑞樹 楽曲・音楽プロデューサー:谷ナオキ(HANO) 映像製作:坂内友樹(ビッグバンバン)/Ume(ビッグバンバン)/吉田絢音(ビッグバンバン) アクション監督:加藤学 ダンス振付:藤堂光結(ToDo) 舞台監督:伊藤清一(イトウ企画) 美術:石倉研史郎(TEN WORKS) 演出助手:雪原千歳(モンコックハウス)/いわみりかこ(演劇集団あんちぽっぷ) 照明プランナー:樋口かほる(六工房) 音響:長柄篤弘(ステージオフィス) 衣装製作:車杏里/平野萌香/梅森充/佐久間のぞみ/沼崎和真(Revelten) ヘアメイク:工藤聡美 武器デザイン:NAOKI/東海村原八 武器製作:藤好信暁(セレソンアート工房)/湯田商店 HUGEデザイン:中北晃二/月並甲介 収録・配信:murasaki(AgGraph.) トレーナー:edge スチール:小池博 宣伝美術:SE_TSU DESIGN アクションアシスタント:船木政秀/及川祟治/遠藤誠/下島一成/杉浦勇一 演出部:尾花宏行/鳥巣真理子 照明オペレーター:大塚栞(六工房) ピンオペレーター:秋谷優(六工房)/川村真衣 音響効果:齋藤正樹(ステージオフィス) PAオペレーター:岡田悠(One-Space) サンプラー:田中拓哉(S-CRaT) WLケア:早川迪(ステージオフィス) 衣装協力:コスクロス・スマイルワークス 衣装進行:名村多笑子/森田裕美子 現場進行ヘアメイク:黒田はるな/muu/杉田智子 配信:鹿島有乃 映像収録:渡邉和弘/安田慎/田中亮平/永仮彩香 アンダーキャスト:林千浪/稲岡志織/槙原唯 票券:株式会社style office 現場制作:小野智美/足立裕里 当日運営:大森晴香/田中翔太/庭山美保/飯島佳夏美(LUCKUP)/川崎歩(歩夢企画)/上城友幸(HARUStage) アシスタントプロデューサー:小林沙百合 アソシエイトプロデューサー:中川秀平(アゾンインターナショナル) プロデューサー:林修司(ピウス)/早園正(アゾンインターナショナル) 企画・製作:ピウス 主催:ピウス/アゾンインターナショナル/acus 協力 アソビシステム株式会社/株式会社エーライツ/株式会社オムニア/株式会社スター/株式会社style office/株式会社スターダストプロモーション/株式会社ZETT/株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ/株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント/株式会社WBB/De-PRO/爆走おとな小学生/ビーフェクト合同会社/合同会社舞台裏/mitt management株式会社/株式会社ミレニアムプロ/株式会社LAND 楽曲 オープニング主題歌 「血誓」 作詞・作曲・編曲:谷ナオキ エンディング主題歌 「蝶よ花よじゃいられない」 作詞・作曲・編曲:谷ナオキ セットリスト(本編終了後のLIVE SHOW) 1.「悲しみより速く」 2.「アマノジャク」 3.「おかえり」 4.「Gimme Love 御台場ver.」 5.「わがまま 御台場ver.」 関連商品 映像ソフト 御台場女学校編「The Battle to Overcome」Blu-ray 購入はこちら サウンドトラック 「御台場女学校 Stage Song Selections」CD 購入はこちら
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寝ぼけ署長 新生座事件 山本周五郎 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)粒揃《つぶぞろ》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)長|宛《あて》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数) (例)※[#「二点しんにょう+官」、第3水準1-92-56] ------------------------------------------------------- [#6字下げ]一[#「一」は中見出し] いま東京の新劇界で最も注目されている劇団に「新生座」というのがありますね。自分の小劇場を持っているし、スタッフは粒揃《つぶぞろ》いだし、レパアトリイはがっちりとして清新で、善《よ》かれ悪《あ》しかれ問題になるものを欠かさないし、なによりも強い団結と相互信頼のちからで、今や押しも押されもしない堂々たる存在になっているそうです。モリエールが演《や》れて久保田万太郎が演れる、ド・キュレルのあとで近松物の新しい上演に成功するというのですから、一部の批評家の反感は避けられないとしても、啓蒙《けいもう》時代をぬけたばかりの新劇界では、なんといっても相当に買われて不当ではないと思います。……私がこんなことを云うとさぞ可笑《おか》しくお思いでしょうが、この市はふしぎに演劇界と深い縁があるのです、いつの頃からか「あの市の公演で成功すれは劇団としていちにんまえになれる」ということが云われていましたし、現在でも興行者なかまではかなり有名なことだそうです。おそらく偶然の結果が幾つか集まって、縁起をかつぐ人たちにそんなことを云われるようになったのでしょうが、一面にはこの市の各階級を通じて、演劇にひじょうな興味と鑑識をもっていることも事実ですし、その端的なあらわれの一つに寛《ゆる》やかな検閲制があります。東京や大阪はもとより、他の都市で上演禁止を命ぜられたものが、当市では許可される例が少なくない、思想的なものでもずいぶん寛大でしたし、明らかに風俗壊乱でないものなら、グラン・ギニョルばりの残虐劇に近いものでも幾たびか上演されました、なにしろ「あそこは演劇の自由市だ」などと云われたくらいですから。 新生座がこの市で初めて公演した時の騒ぎは忘れられません、なにしろ十日間の公演ちゅう、客席と楽屋に私服警官が毎日十人ずつ臨検しているし、新聞では三面トップ、「舞台上の殺人?」とか「恐怖の演劇」などとでかでか書きたてるようなありさまで、全市の視聴が市立劇場へ集注したと云ってもいいくらいでした。 城趾の公園の桜が咲きだそうとする、田園の小川や田溝《たみぞ》などにのっこみ鮒《ぶな》を覘《ねら》って釣竿《つりざお》が並ぶ、そういう季節になった或る日のこと、署長|宛《あて》に来た郵便物の中に一通の妙な手紙があるのをみつけました。親展書の他《ほか》はいちど私が眼をとおし、必要と認めるものだけ署長に渡す定りなのですが、そのときは余り文面が異様なので、署長に渡したものか握り潰《つぶ》すべきかちょっと迷いました。というのが、宛名はただ「署長様」としか書いていないし、差出人は「みつ」とあるだけです、然《しか》も手紙の文句というのが、……ちょっとお待ち下さい、この話に就いて二三の資料がありました、すぐ出して来ますから。 ああこれです、「助けて下さい」いきなりこう書きだしてあるんです、「わたくしは殺されようとしています、すぐ来て助けて下さい、けれど手紙を差上げたことは内証にして下さいまし、さもないと……」そして終《しま》いに「新生座みつ」とありました。ひじょうに急いだとみえ、手帳をやぶいて鉛筆でなぐり書きにしたものです。大き過ぎる音は音のように聞えないそうですが、文句があまり異常なので、私にはどうも信じ兼ねる気持が強かった、そして殆んど握り潰そうと思ったのですが、そのときちょうど毎朝新聞の記者で青野庄助という青年が部屋を覗《のぞ》きました。 「おやじは留守かい」 「いやいるよ」私は顎《あご》をしゃくりました。 「例の如《ごと》しか」彼は帽子をあみだにはねながらはいって来ました、「おやじが居眠りばかりしているんで世間も眠っちまやがった、こう平穏無事じゃあ社会部の記者はあがったりだぜ、なにかないかね」 青野とは親しくしていましたし、正義感のつよい信頼のできる男でしたから、私はふとその手紙を出して見せました。彼は卓子に腰を掛け、ふんと鼻を鳴らしながらうち返し見ていましたが、「新生座っていうと明日から市立劇場で蓋《ふた》をあける劇団だな」そう呟《つぶや》いたとたんに彼は眼を光らせました。 「これ貰っていっていいか」 「冗談じゃない、いま来たばかりなんだ」 「だがどうせ屑籠《くずかご》へ入れるんだろう」 「それは僕の知ったことじゃない」 「おれに任せて呉《く》れ」彼は卓子からとび下りました、「探訪の結果に依《よ》っては連絡をとる、決して無良心なスクープはやらない、頼むよ」 新聞記者の六感がどんなものか私は知っていました、彼はなにか感じたのです、それが却《かえ》って私を要慎《ようじん》させました。私が拒むと、彼はその手紙を持って、「よし、そんならおやじとじか談判だ」そう云って署長室へはいってゆきました。……私が郵便物の整理を終って、椅子から立上ったときです、青野は帽子を握りつぶしながらとび出して来て、えらいけんまくで「くそっ、寝ぼけ署長め」とどなりました。 「嗜眠性《しみんせい》脳炎にでもなって犬に食われちまえ」そして手荒く扉を閉めて出てゆきました。 [#6字下げ]二[#「二」は中見出し] 官舎へ帰って夕食を済ませてからでした、署長は背広に着替えながら、「新劇の俳優というのに会う気はないかね」と云います、私はすぐ今朝の手紙を思いだしました。 「なにそんな意味じゃない」署長は頭を振りました、「あの劇団には知った人間がいるんだよ、角谷貞夫といってね、たぶん来ているだろうと思うんだが……」 私もすぐ立って着替えました。 「新生座というのは、ずいぶん苦闘して来た劇団だ」官舎を出ると、署長は溜息《ためいき》をつくような調子でこう云いました、「新劇界ではくさわけとも云えるし、時流に媚《こ》びず、正しい演劇精神を守る点では稀《まれ》な存在だった、本当に価値あるものが栄える時代なら、第一流として注目もされ、酬《むく》われもしただろう、然し悲しいことに日本では観客も批評家も新奇を追うことに急で、がっちりと正道を歩く、じみな仕事には飽き易《やす》い、経営は楽にならないし、仕事はどこまでも研究的だ、そこで若い者はちょっと踊れるようになり人気がつくと、あきたりなくなってとびだしてしまう、もっとみいりがよくて、世評にのぼる派手な劇団へね、……よくけちがついた、悪い興行師に食われたのも度《たび》たびだ、不入り続きで半年も休んだり、幾たびも主役女優を抜かれたり、……然し初めからの幹部たちはよく頑張ったよ、まったく悪戦苦闘というやつだったがね」 「たいへんお精《くわ》しいんですね、署長」 「僕かい」署長は煙ったいような眼をしました、「ああ、警視庁で検閲をやっていたじぶんから知合いでね」 「署長が今ここにいることを知っているんですか」 「知らないだろうね」こう云って署長は頭を振りました、「新生座がここへ来たのは、ここでひと人気とろうというのに違いない、どうか成功させてやりたいと思うが、蓋《ふた》をあける前からこんな不吉な事が起こるようではな……」 やっぱりそうだ、署長の頭にはあの手紙の問題があったんだ。私はそう思うと同時に、新生座に対する署長の好意が、どうかこんどもよき実を結んで呉れるようにと祈りました。……栄町五丁目の吉田屋という三流どころの旅館に、一座は泊っていました。名だけ通じたので、単なるひいき客ど思ったのでしょうが、相対して坐っても、署長が「僕だよ」というまで相手にはわかりませんでした。 「これは奇遇です」角谷貞夫という男はぱっと顔を輝かせました、「五道さんがいらっしゃるとは知りませんでした、こいつは幸先《さいさき》がいいですね、まずひとつ乾杯させて下さい」 「じゃあこれで頼むよ」署長は用意して来た紙包を渡しました、「なに遠慮される程のものじゃない、どうせ引幕などというわけにはいかないんだ、心ばかりの前祝いだから」 押し問答がありました。 「では頂きましょう、然しお断わりしておきますが、こんどの開幕劇はクウルトリイヌの『署長さんはお人好し』ですよ」 「それを先に聞くんだったね」 みんな気持よく笑いました。 広間のほうに席が設けられ、十八人の座員が並んで、簡単な肴《さかな》の膳《ぜん》に麦酒《ビール》と葡萄酒《ぶどうしゅ》とサイダーが配られました。五人の幹部は署長と馴染《なじみ》ですが、他は初対面の者が多いので、座長格の角谷が一人ずつ紹介をしました。私はそのとき女優の名に注意していたのですが、葉川美津子というのが一人で、あとは「みつ」というのに符合する名がありません、然も葉川美津子はもう三十を出たかと思える、色の黒い、ひどく陽気な、平凡すぎる容姿の女で、どうにもあんな手紙を出す人柄にはみえないのです。私は待つことにしました、そのうちにはなんらかのかたちで、必ず当人がその存在を示すだろうと信じましたから、……杯がまわるにつれて、思ひ出ばなしや高笑いの声が賑《にぎ》やかに響き始めました。みんな愉快そうでした、知的な仕事をする者に独特なわかりよさで、諧謔《かいぎゃく》を投げあい、酒落《しゃれ》や軽口に興じています。だがそのなかに、そういう雰囲気とはまじりあえないで、ひそかに反感をさえいだいていると思える人間がいることを、私はやがて気づいたのです、それは幹部の渡辺謙一と、若手の人気俳優だという星野欣三、そしてまだごく若い女優のひとり佐多玲子の三人でした。 ――たしかに、あの三人にはなにかある、謎《なぞ》は必ずあのなかにある。 私はこう思って、それとなく監視を続けていました。署長は常になくいい機嫌に酔いました、そして間もなく、「このなかにみっちゃんという名の子がいるかね」と大きな声をあげました、私はどきりとして、思わず署長の顔をぬすみ見ました。 「みつというのは僕の昔の恋人の名でね、同じ名の子には必ず敬意を表することにしているんだ、いたら此処《ここ》へ来たまえ」 「はあい、わたくしみつです」女優の一人が片手をあげました、「本名は橋本みつと申します」 「わたくし林三都子です」 「わたくしは小野美津乃と申します」 つまり三人いたわけです、そして小野美津乃というのが、さっきからひそかに監視していた佐多玲子の本名だと知って、私の神経はにわかにひき緊《しま》りました。 [#6字下げ]三[#「三」は中見出し] 「じゃあ橋本のおみっちゃんから来たまえ」 署長がそう云うと拍手が起こり、その女優が活溌《かっぱつ》に立って来ました。私は席を三人ばかり隔てていましたので、少し乗出すようにして聞き耳を立てました。署長は飲み物を訊《き》いて、サイダーを注《つ》いでやりながら、すばやくなにか囁《ささや》いています。だが言葉は聞えません、橋本みつはけげんそうな顔で、署長の顔をぼんやり見返すだけでした、それで充分だったのでしょう、署長は杯をうち合せて、「林の三都ちゃん」と次を呼びました、それから小野美津乃を、……然《しか》し三人とも、期待するような反応はまったく示さなかったとみえ、署長はかなり拍子ぬけのしたようすでした。 けれども私は見ていました、小野美津乃が立って来たとき、渡辺謙一と星野欣三が、彼女の姿をじっと見まもっていたのを、……渡辺の粘《ねば》りつくような(毒々しいくらいな)眼つきと、そして星野の燃えるような、なにかいちずに思い詰めているようなまなざしとを。 みんなでシュミットボンの「街の子」の歌を合唱してから、署長と私はその宿を出ました。暖かな、おぼろ月の、うっとりするような晩でした。酒と文芸論と歌と、我われの生活とはかけ離れた、青春の夢や歓《よろこ》びに満ちた宴《うたげ》のあとで、こうした静かな宵の街を歩くことは、もしなにも心に懸《かか》ることがなかったらどんなに楽しかったでしょう、然し私は間もなく、自分の観察した三人のことを話しました。署長は黙って聞いていましたが、「どうも単純じゃあないね」と呟《つぶや》くように云いました。 「どの娘が手紙の主か、探りをいれてみたがわからない、助けを求めるくらいだから、なにか合図くらいはしそうなのに、……それさえできない事情があったのか、それとも、……とにかく明日は劇場のほうへいってみよう」 署長の云うとおりです、殺されるから助けて呉れなどという手紙をよこして、こっちからいってみればそんなけぶりをみせる者もない、それほどの危険なら、あの場で「助けて下さい」ととびついても来られる筈《はず》です。では単なるいたずらでしょうか、……いや、私の頭にはあの三人の異様な容子《ようす》がこびりついていました、なにかある、なにか変事が起ころうとしている、そういう気持がどうしても頭から去りませんでした。 翌日、私は署長に伴《つ》れられて新生座の公演を観《み》にゆきました。市立劇場はさして大きくもないし、古いうえに照明やその他の設備などもよくありませんが、英国風のがっちりとおちついた建物で、新劇の上演などにはいかにも調和した雰囲気をもっています。私たちはまず楽屋を訪れました、そして幹部の部屋へ案内されたのですが、はいろうとしたとき、中で激しく云い諍《あらそ》っている声が聞え、思わず扉口で立止りました。それほど諍いの声は激しかったのです、……私たちがはいるのと入違いに、渡辺謙一がひき歪《ゆが》んだような冷笑(またしても毒々しい感じの)をもらしながら出てゆきました。角谷貞夫はつとめて平静に迎えましたが、よほど昂奮《こうふん》していたのでしょう、指が震えていましたし、居合せた他の幹部たちも妙に不安なようすでした。 「昨夜はどうもわざわざ恐縮でした」角谷はこう云って私たちを直《す》ぐ廊下へ伴れ出すのでした、「もう間もなく開きますから、席のほうへ御案内いたしましょう」 「……なにかあったのかね」 「いやなんでもありません」署長の問いを避けるように、彼は慌《あわ》てて話を変えるのです、「こんどの賠償という五幕はぜひごらん下さい、創作劇では珍しく突込んだ心理描写をやっています、作者がまだ若いし、独逸《ドイツ》の近代劇にかなり影響されていますが、とにかく」 「あの戯曲は読んだよ」署長がそう遮《さえぎ》って云いました、「悲劇喜劇の正月号に載っていたのを、女を三人殺すあれだろう」 「そうです、お読みになったんですか」 「主役はたしか池田とか云ったが、あれは誰が演《や》るのかね、君かね」 「いや一日交代です、今夜は私ですが、渡辺と佐藤と倉島と一木、この五人で代る代る演ります、殺される女三人も同様です」 「つまり競演というわけだね」 「みんなの演技力を見て貰う意味です、新しい土地ではこれが劇団に馴染《なじ》んて貰ういちばんいい方法だと思いまして」 楽屋から奈落《ならく》へ下り、観客席へ出た私たちは、二階へ上って正面の第一列に椅子を取りました、そこには既に新聞記者たちが四五人いて、顔み知りの者がこちらへ挨拶《あいさつ》しました、その中に毎朝の青野もいたのですが、彼は身を縮めて、私や署長の眼から※[#「二点しんにょう+官」、第3水準1-92-56]《のが》れたいようすにみえました、社会部のエキスパアトが、芝居の初日に現われる、然も昨日あの手紙の事があるので、私にはすぐ彼の意図が読めたし、私たちにみつかりたくない気持もわかるので、苦笑と共に自分でも緊張するのを感じました。 [#6字下げ]四[#「四」は中見出し] 客の入りはよくありません。第一の「署長さんはお人好し」の開幕までにようやく四分という、情けないありさまでした。その一幕物はご存じのとおり気の好い警察署長が色いろな人物に翻弄《ほんろう》され、さいごには狂人のために石炭庫へ閉籠《とじこ》められるという、フランス流の酒落《しゃれ》と諧謔《かいぎゃく》に富んだもので、署長を星野欣三が演りました。なにしろ警察署長がさんざんやっつけられる芝居だし、こっちには「寝ぼけ署長」がいるというわけですから、新聞記者たちの喜びは大したもので、幕が下りるといっせいに拍手しながら、顔はみんなこちらへ向けてげらげら笑うのでした。 「賠償」五幕はおもくるしく暗い芝居でした。或る実験医学の研究所へ通っている資産家の青年が平和な楽しい新婚生活をしている、一日、激毒物の壜《びん》の置き方を誤って、妻がそれを飲み、悶死《もんし》してしまう。五年ばかり経つ、男は前妻の妹と結婚する、ところが同棲生活を始めると共に、亡妻の幻影に苦しめられる、「潜在意識で妹を欲していたために姉を毒殺した」そういう妄想に捉《とら》えられる、第二の妻は彼を助けて、研究のほうへ頭を転換させようと努力する、或る日、妻と猟にゆこうとして、銃を検《しら》べているとき、とつぜん猟銃が発射し、妻は即死する。十年間の放浪生活、淫酒《いんしゅ》、賭博《とばく》、賭博《とばく》、そして第三の女が彼を救おうとする、然し再び妄想と幻影が彼を捉える、罪悪感が「賠償」を要求する、彼は第三の女を殺すことに依って賠償を果そうとする、そして寝室でそれを決行する。……過失に依る二回の偶然の殺人は彼を苦しめた、然し計画的な殺人のあとでは、それが法律で罰せられるゆえに、却《かえ》って妄想の苦悶から救われる。善不善、良心と法律、これらの問題がかなり突込んで描写されているのです。 その夜は主人公の池田公一を角谷貞夫、第一の妻は布川あやめ、第二の妻は忘れましたが、第三の女は葉川美津子が演りました。第一幕の毒死と、第三幕の猟銃の誤射、第五幕の寝室の殺人、この三場面の演技は迫真力のある、かなり強烈なものでしたが、入りの少ない観客席には、残念ながら反響らしいものはみえませんでした。 芝居が終ってから、署長は私を伴《つ》れて楽屋を訪れ、混雑している中で祝辞を述べて廻りました。そこへ二三の新聞記者もやって来ましたが、その中に青野庄助がいるのを認めただけで、署長と私とは先に劇場を出て来ました。 「良い芝居ですがあまり受けないようですね」 「君は芝居なんか観ていたのかい」署長はこう反問しました、「それじゃあきっと、……あの事なんかまるで気がつかなかったね」 「あの事って、なにかあったんですか」 署長は答えませんでした。 「何かあったんですか署長」私はこう重ねて訊きました、「仰《おっ》しゃって下さい、いったいどんな事が……」 「第三幕だよ」署長はぽつんとこう云ったものです、「あの猟銃の発射するところさ」 私は考えてみました、然し格別な印象はなにもありません、それ以上は訊いても答えて貰えないことは明瞭です。私は官舎へ帰るまで、そして帰って寝てからも、署長の言葉と第三幕の轟烈《ごうれつ》たる銃声が耳について仕方がありませんでした。 明くる朝、署で郵便物の整理をしていると、また例の「みつ」という女文字の手紙が来ていました、こんどはそのまま署長のところへ持ってゆきました。 「必ず来ると思ったよ」署長は封を切りながら呟《つぶや》きました、「だが……」 さっと眼をとおすと、なにか思いがけないことを読みでもしたように、暫くその手紙を眺《なが》めていましたが、やがて私のほうへ押してよこしました。それには次のような意味のことが書いてありました。「このまえ差上げた手紙は取消します、私のことは構わないで下さい、みんな思い違いでした、昨夜は宿へ来て下さいましたが、もう二度とあんなことはなさらないようお願いします、どうか私に構わないで下さい、新生座みつ」こんどはペンで書いたしっかりした字体でした。 「これはどういう意味でしょうか」 「書いてあるとおりか、その逆かだね」署長は椅子の背に頭を凭《もた》せかけました、「……医者は患者より聡明でなくてはならない」 「私には危険信号のように思えるのですが」 「やる気があるなら君に任せるよ」 「やってみたいと思います、少なくとも三人の目標は掴《つか》んでいるんですから」 「早合点はいけないぜ」署長はじっと私を見ました、「相手は俳優だからな、表情とか、身振りとか、発声とか、人の感情を動かす色いろな武器を持っている、要慎《ようじん》したまえ」 私は笑って頭を下げました、然しおそらく確信のない笑いだったでしょう、署長はちょっと頭を振りながらこう呟きました。 「真昼に空を仰いでも、青い空と雲しか見えないけれども、深い井戸の中へはいれば、白昼に星を見ることができる、……晩には僕も劇場へゆくよ、今夜は芝居を観《み》にね」 [#6字下げ]五[#「五」は中見出し] 午後三時になると、許しを得て私は署を出ました、そして市立劇場の前にある「パン亭」という料理店にはいり、毎朝新聞の青野に電話をかけました。私は彼に助力を求めたのです、青野庄助はすぐやって来ました、麦酒とカツレツを注文してから、私はまず例の手紙を見せて、彼の意見を聞きました。 「僕も危険信号だと思うね」彼は手紙を返しながら云いました、「実はこっちでもちょっと探りを入れてみたんだ、あの劇団にはなにかある、たしかになにか起ころうとしているよ」 「探りを入れたというのは、ゆうべの楽屋でか」 「いや宿屋でおとついインタービウをやった」 「あの日は署長と僕もいったぜ、尤《もっと》も晩だったが」 「僕あ午前ちゅうだ、主な俳優たちと会ったんだが、内部にかなり険悪な空気のあるのを感じたんだ、或る若い女優をめぐってね」 「それは佐多玲子じゃあないか」 「うん、本名を小野美津乃という娘だ、然《しか》し単なる恋愛問題じゃあない、劇団内部になにかトラブルがあって、それに恋愛が深刻な絡《から》み方をしている、僕にはそうみえた」 「で、結局この手紙の主は佐多玲子かね」 「わからんね、直に会えればいいんだが、あそこじゃあ絶対に一人で外へ出さないんだ」 「やってみたのかい」 「角谷という座長に交渉してみたんだ、一緒に飯を喰《た》べたいといってね、ところが座員は男女に限らず一人では外出させないという返辞だ、そして事実そのとおりなんだよ」 青野は旅館の周囲を監視したり、女中たちから聞き込みをしたり、かなり熱心な探訪をやっていました。それに依ると新生座には厳格な規則があって、旅興行ちゅうは単独で外出したり、客に招かれたりしてはならないということが固く守られている、従ってこんどのような場合には、当人が積極的にとび出してでも来ない限り、外から容子《ようす》を探ることは不可能に近いというのでした。 「ではやっぱり待つより仕方がないな」 「そうだ」青野は頷《うなず》きました、「もしいま警察で手を入れたとしても、恐らくなにも掴《つか》めやしないだろう、その点は実にがっちりしたもんだ」 「君は今夜も芝居へゆくかい」運ばれて来たカツレツへナイフを入れながら私が訊《き》きました、「署長もゆくと云ってるが……」 「ゆくとも、問題はあの舞台にあるとさえ思っているんだ」 「どういう意味で……」 「ゆうべ賠償の第三幕で」こう云いかけてぐっと麦酒を呷《あお》った彼は、急に頭を振りながら言葉をうち切りました、「然しこれはまだ云うには早いだろう、とにかくあの舞台は注目する値うちがあるよ」 賠償の第三幕、それはゆうべ署長の口からも聞いたことです、青野も同じことを云うからには、気づかなかった私の迂濶《うかつ》さは別として、なにかあったことは事実に違いありません、私は改めて、今夜の芝居こそは注意して観ようと思うのでした。 その夜も客の入りはよくありませんでした、初日より或いは悪かったかも知れません、俳優たちは熱心で、入りのよし悪しなど念頭におかない精いっぱいの演技をみせましたが、それが却《かえ》って寒ざむしく感じられるほど、客席は淋《さび》しいものだったのです。……青野は「賠償」の第二幕が終ってから、せかせかと二階の席へ来ました。 「君は楽屋へいかなかったね」彼は私の隣りへ掛けるとすぐこう云いました、「僕あ今までいたんだ、面白い事実を一つ掴んだよ」 「なんだい」私は思わず乗出しました。 「佐多玲子というのは葉川美津子の娘なんだ」「だって姓が運うじゃないか」「いや葉川は芸名で本当は小野葉子っていうんだ、そしてトラブルの中心はあの母娘にある、僕はそう睨《にら》んだ、もっとあるがあとで話そう、幕があがる」 問題の第三幕が開きました。……主役の池田は一木兵衛が演《や》り、第二の妻を佐多玲子が演りました、私はなにが起こっても見※[#「二点しんにょう+官」、第3水準1-92-56]《みのが》すまいと注意を集めて舞台面に見入りましたが、脚本のよさと演技の巧みさにひきずられ、昨夜とは違った意味で、いつか知ら芝居のほうへ注意をもってゆかれてしまいました。猟銃が誤って発射されるとき、銃声が昨夜ほど大きくなかったように思っただけで、結局なにごともなく第三幕は終ったのです。 「いまの佐多玲子の芝居はうまいな」廊下へ出て喫茶室へはいりながら、青野はせかせかとこう云いました、「昨夜の女優とは段違いだ、あれは大したものになるぜ、然し、……ちえっ、芝居の珈琲《コーヒー》ってどうしてこんなにまずいんだろう」 「今夜も第三幕になにかあったかい」 [いや無かった、が、無かったことが昨夜あった事を証明するんだよ、……そのまえに葉川母娘の話の続きだが、あの玲子を中心に少なくとも三人の男が対立している」 [#6字下げ]六[#「六」は中見出し] 「一人は幹部の渡辺謙一だろう」私がそう云いました、「それから若手の星野欣三、僕はそう見たがね」 「星野はたしかだ、渡辺には気がつかなかったが、成瀬京太郎と吉岡東作、この三人が玲子をめぐって激しい競《せ》り合《あい》をやっている、君の見た渡辺謙一を入れるとすれば、四人だね」 「玲子は誰に好意をもっているんだ」 「わからない、寧《むし》ろ誰にも好意をもっていないんじゃないかと思う、あの娘は芝居もうまいが男を操るのも上手《じょうず》だ、彼等をひき寄せたり突放したり、歓《よろこ》ばせたり失望させたり、実に巧みにあやなしている、尤《もっと》もそれには母親の葉川が軍師になっているらしいが、とにかくあの四人の他《ほか》にも、葉川母娘に操られている男はかなり有るようだ、つまり新生座の癌《がん》的存在と云ってもいいだろう、ところが母親は老《ふ》け役《やく》女優ではすばらしい腕を持っているし、娘がまたあのとおりずばぬけてうまい、母娘を放逐することは劇団にとって致命的な打撃になる、……悲劇が起こるとすればこの点に中心があるんだよ」 「うまく三面記事が出来たね」とつぜん私たちのうしろでそう云う声がしました、「さすがに新聞記者は眼と耳が速いよ」 振返ってみると、いつ来たものか、すぐうしろの卓子で、わが寝ぼけ署長が紅茶を啜《すす》っていました。 「だが書いちゃいかんぜ、青野さん」署長は銀貨を卓子の上へ置きながら、人をばかにしたような調子でこう云いました、「書いちゃいかん、さもないと君は後悔するぜ」 そしてゆっくりと廊下へ出てゆきました。私は青野を見ました、彼は署長のうしろ姿に向って拳《こぶし》を振上げ「たぬき爺《じじ》いめ」と低く罵《ののし》りの声をあげました。 「あのおやじが署長になってから警察記事は止ったきりだ、事件らしい事件記事は根を断っちまった、だがこんどはそうはさせないぞ、みているがいい、こんどこそは」 彼の言葉に符を合わせたように、間もなく思いがけない出来事が起こりました。それは第五幕の芝居ちゅうです、……第五幕では主役の池田公一が、十年放浪の生活のあと、第三の女性に(林三都子の役)救われるのですが、前に云ったような心理的原因から、寝室でその女を殺すという筋です。演技はカタストロフィーに向ってぐんぐん進みました、そして寝室での男女の対話が激しくなり、男は女を寝台の上へ投げだします、女が叫ぶと、男はのしかかって寝台の上で女の首を掴む、女の髪毛が白いシーツの上から床へ垂れる、男は女の首を絞めます。 ここまで来たときでした、階下の観客席からとつぜんするどい女の声で、いけませんいけませんと叫びだした者があるのです。 「いけません、皆さん止めて下さい、あの人は本当に殺します」 それは非常に鋭い、ひき絞るような叫びでした。舞台上の息詰るような演技と、その異様な鋭い叫び声とは、劇場内の有ゆる人たちを撃ち、慄然《りつぜん》とさせました。 観客たちは椅子から半ば立ち、叫んだ声よりは舞台の上へといっせいに注意を集めました。 二俳優の演技も一瞬止ったようです。然しそれはごく僅かな時間のことで、その場面はすぐ暗転になり、場内には明るく電燈が点《つ》きました。……もちろん、観客たちの好奇心はそれでおさまりはしません、いま暗転になった舞台で、果して殺人が行われなかったかどうか、とつぜん叫びだした女はなに者か、みんなそれぞれの意見や想像を述べ合うので、客席は騒然たるありさまでした。 場内が明るくなったとき、私は青野がいないのに気づきました、署長はと見ると、ひとかわ後ろの席で惘然《もうぜん》と口髭《くちひげ》を舐《な》めています、私は急いで廊下へ出ようとしましたが、署長に呼止められました。 「楽屋へゆくんです、いまの女優が」 「掛けていたまえ」署長はけだるそうに舞台へ顎《あご》をしゃくりました、「挨拶《あいさつ》が始まるよ、なにも心配することはないのさ」 実際そのとき暗転幕の前へ、スポットを浴びて角谷貞夫が出て来ました。彼は明らかに昂奮《こうふん》し、思いなしか声が震えていました。客席に拍手が起こり、角谷は挨拶を始めましたが、ひどく感情的な、突っかかるような調子が耳ざわりでした。 「お騒がせして申し訳ありません、唯今の叫び声は演技の妨害を覘《ねら》った悪戯《いたずら》だと思います、わが一座には決してあのような事実はございません、残念ながら悪戯をした人間を捉《つかま》えそこないましたので、なんのための妨害か判明しませんが、今後いかなる悪意ある妨害を受けましょうとも、我われの演劇に対する情熱は不動です、どうぞ公演ちゅう皆さまの御援助をお願い致します」 「昨日の第三幕はどうした」とつぜん二階の隅のほうから絶叫があがりました、「猟銃に弾丸が填《つ》まっていたじゃないか」 角谷は絶句し、客席は騒然となりました、私はすぐ声のしたほうを見ましたが、そこにはもう誰の姿もみえませんでした。 [#6字下げ]七[#「七」は中見出し] 角谷は更に弁明を重ねて引込みましたが、客席には釈然としない気分が濃く、そのため第五幕第二場はひじょうな緊張のうちに、注目と興味を浴びて演ぜられる結果になったわけです。……その第二場が始まるとすぐ、青野が席へやって来ました、彼はせいせい息をはずませながら、昂然として署長にこう云いました。 「明日の毎朝新聞をぜひ見て下さい、署長、そのあとで誰が後悔するかを定《き》めましょう、お先に失礼します」 そして彼は廊下へとびだしてゆきました。 「いま向うの隅でとなったのは青野じゃあなかったでしょうか」私はふと思いついて、こう署長に囁《ささや》きました、「あの声はどうも青野だったと思うんですが」 「いいはんじょう[#「はんじょう」に傍点]だったね、もちろんあの男さ」 「そしてあれは本当ですか、ゆうべ第三幕の猟銃に弾が填まっていたというのは」 「明日の毎朝新聞を見たまえ、きっと僕が話すより精《くわ》しく書いてあるよ、但し精しいという点だけだろうがね……」 劇場での出来事と、翌日の毎朝の記事とは、全市を沸き立たせました。……ここにその切抜があります、このとおり三面のトップへ初号の大標題《おおみだし》で「舞台上の殺人」とやってありましょう、さすがに名は隠してありますが、「某女優をめぐる恋の紛争」とか「幹部俳優間の嫉視《しっし》反目」とか「過失を装う舞台上の謀殺」とかいう煽情《せんじょう》的な小標題がついています。 要約すれば、さっき申上げた葉川母娘をめぐる恋の競《せ》り合《あい》と、演技上の意見のくい違いから幹部のあいだに反目がある、それに一座を粛正しようとする良心派が加わり、これらが某女優を中心に今や紛糾の爆発点へ来ている。……そしてその危険は既に現実となった、「賠償」の第三幕に猟銃を誤って発射し、妻を即死させる場面がある、通例として芝居の銃声は舞台裏で擬音係がやるものだ、初日の芝居では舞台裏でも擬音係が銃声を発したが、舞台で主役の持っている銃からも轟然《こうぜん》たる銃声が起こった。……猟銃には実包ではなかったが、空弾が填まっていたのだ、記者は舞台の書割《かきわり》の一部が、微《かす》かに焦げているのを実際に見た。もし初日の客に炯眼《けいがん》の士がいたら、そのとき舞台上の二人の俳優が、ひじょう驚愕《きょうがく》にうたれたのを見抜かれたに違いない、劇の筋そのものが驚愕を描いているのだが、そのときの二俳優の驚きは演技を遙かに超《こ》えたものだった、即《すなわ》ち、そこでは過失を装って謀殺が行われようとしたのである。 それから二日めの夜、同じ劇の第五幕で叫ばれた、「止めて下さい、あの人は本当に殺します」という出来事をとりあげて、これは一座の中の誰かが客席から見ていて、まさに起こらんとする事件の怖《おそ》ろしさに耐え兼ね、我知らず叫びだしたに違いない。折から二階にいた記者は、すぐさま階下へ駆け下りてみたが、案内人の証言に依《よ》ると劇場から外へ出た者はなかった。然《しか》も四分の入りで客席は疎《まば》らだから、叫んだ当人が場内にいれば発見されない筈《はず》はない、即ち、叫んだのは一座の者で、内部の激烈な紛糾と、なにが起こらんとしつつあるかを知っている人間だ。「数千人の見ている舞台上で、公然たる殺人が行われようとしている」記事はこう結んであります、「今夜か、明日の晩か、いつか必ずその舞台上で、公衆の観《み》る前で、見えざる手が誰かを殺すだろう、……当局は即刻、新生座の公演に中止を命ずべきである」 この記事を読むと、署長は鼻でふんといいました。それからのどかな春の朝日のさし込む窓際へいって、城山公園のほうを暫く眺《なが》めていました。私はなんとも気まりが悪くなってしまいました。 「どうも、すっかり青野にだしぬかれまして」 「……なにがだい」 「お引受けしたんですが手懸《てがか》りがなくなって、青野にこんなスクープをされてしまって、どうも申し訳ありません」 「ああそのことかい」署長は向直って、ゆっくり椅子に掛けました、「それなら、なにも申し訳なくはないよ、事件はなにも始まってやしない、人山を見る、我水を見るさ、なにかあるならこれからだ、急ぐことはないよ」 「捜査係にも頼んでいいでしょうか」これは実のところ弱音でした、「私ひとりではどうも不安心なんですが」 「もう十人ずつ遣《や》ることになってるよ」署長は大きな欠伸《あくび》をしました、「楽屋と客席を見張るようにね、交代で毎晩やることに定めた、いい芝居を観るだけでもむだじゃないからな」 「十人ずつですか」私は思わず訊《き》き返しました、「署長もそれ程にお考えなんですね」 「人山を見る、我水を見るさ」 私は半ば茫然《ぼうぜん》として、いかにも眠たげな署長の横顔を見まもったものです。 [#6字下げ]八[#「八」は中見出し] その夜からの新生座の公演ほど、観客に昂奮と戦慄《せんりつ》を与えたものは無いでしょう。前夜の噂《うわさ》と毎朝新聞の記事とで、好奇心に駆られた客は、開場の二時間も前から詰掛け、開幕前に早くも満員の札が掲げられました。また楽屋に五人、客席に五人、それぞれ制私服の警官が張込んでいて、絶えず周囲を警戒してまわる、それがいっそう場内の空気を緊張させるようでした。 楽屋には張込がいますから、私はずっと毎《いつ》もの席で芝居を観ました、「賠償」の幕が開いてからの、客席のありさまは御想像に任せます。 その夜はなに事もなく、寧《むし》ろひじょうな成功で終演しました。翌日の新報知紙に、新生座の名で毎朝の記事に対する抗議が載りましたが、それは逆に市民の好奇心を煽《あお》ったに過ぎません、四日めも満員、五日めも同様で、芝居は曾《かつ》てない喝采《かっさい》のうちに終りました。然し、六日めになって、佐多玲子の欠勤と代役の掲示が出ました。……それは「賠償」の開く前のことでしたが、垂幕の上にその掲示が出ますと、隣りにいた青野が弾《はじ》かれたように椅子から立ちました。 「おい一緒にゆこう」彼は私の腕を掴み《つか》ました、「いよいよ始まったぞ」 「楽屋には張込がいるんだ」 「なんの役に立つものか、来いったら」 彼は殆んど力ずくです、私は彼といっしょに席を立ってゆきました。……然し毎朝新聞の記者であり、例の記事を書いた当人ということがわかっていますから、楽屋では彼との面会を拒みました、それを押して会う権利はありません、彼は応待に出た若い座員をとらえて「佐多玲子の休演の理由は」と質問しました。 「佐多は、あの人は、病気です」 「病名はなんです」彼はたたみ込みました。 「僕は知りません」 「宿に寝ているんですか、楽屋ですか」 「どっちでもないようです」そう云いかけて若い座員はひどく狼狽《ろうばい》しました、「い、いや知りません、僕はなんにも知りません」 「同じ座員で同じ宿にいて、このくらいの事を知らんのですか」 「知らないものは知らないです、もうなにも云えませんから帰って下さい」 「帰ってもいいよ、だが角谷氏にこれだけ伝えて呉れたまえ、僕は佐多玲子の身になにか間違いがあったと思う、これは先日の記事と関係があると睨《にら》んだ、それで差支えないかどうか、……待ってるから聞いて来て呉れたまえ」 若い座員は幹部の室へゆきましたが、すぐに戻って来て、「佐多は宿で寝ています」と答えました。 そして私たちは楽屋を去りましたが、青野は席へは戻らず、「今夜はもう此処《ここ》へは来ないよ」と云ったまま、とびだすように劇場を出てゆきました。佐多玲子の休演は、単に青野や私だけでなく、当夜の客たち全部にとって疑問符だったでしょう、それから終演まで、劇場ぜんたいが、まるで憑《つ》かれたような緊張感に掩《おお》われ、第三幕の猟銃の誤射のときなど、銃声と同時に平土間の客席から女の悲鳴があがったくらいでした。それは演技が真に迫ったのと、おそらくは恐怖に対して敏感すぎる人の、我知らず発した叫び声だったのでしょう、その人の用囲で忍び笑いが起こっていましたから、でもとつぜん「きゃっ」と叫ばれたときは、場内のあらゆる人が(舞台上の俳優たちまで)ほんの一瞬ですがたしかに色を変えたと思います、結局その夜も上々の好評で芝居は終りました。 明くる日の毎朝は、また三面のトップで佐多玲子のふしぎな失踪《しっそう》を書き立てました。これがその切抜です。「花形女優の奇怪な休演」という大標題です、内容は、病気休演というので記者がたしかめたところ、責任者は言を左右にして会わず、追求の結果「宿で病臥《びょうが》ちゅうなり」との答えを得た、記者は即刻一座の宿泊する旅館を訪《たず》ねたが、そこには佐多玲子はいなかったし、宿の者の話では前夜来その姿を見ないと云う。……数日前、記者は近く悲劇の起こるべき事を予告した、佐多玲子は果してその第一の犠牲者で無いだろうか、眠れる司法当局に問う、佐多玲子はいずれに在《あ》りや? こう結んであるのです、颯爽《さっそう》たるものですよ。 毎朝がここまで書くのですから、他の新聞も黙殺できなくなり、「殺人舞台」とか、「恐怖の演技」などという標題で、それぞれ記事を掲げました。毎朝にスクープされたあとですから、義理に扱った程度ですが、これは市民の興味をいやが上にも煽り、新生座の公演は十日のうち八日間ぶっ通しに満員続きという、未曾有《みぞう》の、そして極めて皮肉な結果になったのです、そして楽の日が来ました。 [#6字下げ]九[#「九」は中見出し] その朝、署長のところへ角谷貞夫が訪ねて来ました、署長は快く会いました。 「いい成績だったそうで、おめでとう」 「色いろ不愉快な事もございましたが、お蔭さまで成功しました、御尽力にはお礼の言葉もありません、有難うございました」 「お礼は僕から云うところさ」署長はパパストラトスの箱をすすめながら、「久し振りで芝居らしい芝居を、それも唯で観《み》せて貰ったんだから、一本どうだね」 「頂きます」角谷は煙草に火を点《つ》けてから、ちょっと眩《まぶ》しそうな眼をしました、「ときに一つお願いなんですが、もう一週間ばかり続演の許可が頂けないでしょうか」 「…………」署長は黙っていました。 「劇場のほうは貸すと云って呉れます、せっかくの入りですから、実はみんなが惜しがりまして」 「いけませんね」署長はゆっくりと、ひと言ずつこう答えました、「僕はここで寝ぼけ署長という名を貰っているんだよ、このうえお人好しという名は貰いたくないからね」 「それでは第一の脚本を変更しまして」 「角谷君」こう遮《さえぎ》って、署長はじっと相手の眼をみつめました、「君には、僕が、それほどの馬鹿にみえるかい」 角谷貞夫は恟《ぎょ》っとしました、そして眼を伏せたきり暫くは身動きもしませんでした、それはまるで頬《ほっ》ぺたに平手打ちをくった人のような、うち萎《しお》れた姿でした。署長は煙草を(例の下手《へた》くそな)手つきで弄《もてあそ》びながら、しんみりとした調子でこう云い添えました。 「僕は君たちの劇団が好きだ、これまで恵まれなかったことを、毎《いつ》も残念に思っていた、然しこんどは君たちの演技力が、はっきり観衆にわかったじゃないか、……この市でこれだけ成功すれば、必ず興行界に注目される、頑張りたまえ、君たちの善闘の酬《むく》われる時が来た、新生座は間もなく第一流の劇団になれるよ」 新生座は十日間の公演を終り、予想外な収穫を得て市を去りました。二日めの夜の出来事と、毎朝紙の記事が捲《ま》き起こした謎《なぞ》は、未解決のままで、暫く市民の好話題になっていました、青野なぞは一座を追って、次の興行地まで探訪の手を延ばしたくらいです、然し謎はついに謎のまま、いつか噂《うわさ》も消え、やがて忘れられてしまいました。 さよう、あれは事件があってから半年ほど経ってのことでしょう、或る日、青野から電話で呼び出しが掛ったので、私は例の「パン亭」へでかけてゆきました。彼は独《ひと》りで麦酒《ビール》を飲んでいましたが、私が掛けるのを待兼ねたように「いっぱい食った」とどなりだしました。 「いっぱい食った、正《まさ》にいっぱい食ったよ」 「いきなりなんだ、いったいなにを食ったんだ」 「あの新生座事件さ」彼は少しもう酔いの出た顔で、私を睨《にら》みつけながらこう云いました、「あいつは狂言だ、殺されるから助けて呉れという、最初の手紙も、猟銃の弾丸も、客席からの女の叫びも、なにもかも計画的な狂言なんだ」 「だって君、それは現に君自身が探訪して……」 「だから食ったって云うんだ」青野は麦酒を呷《あお》って続けました、「あの一座は解散に瀕《ひん》していた、あの興行が乗るか反《そ》るかだった、この市で成功すれば救われる、失敗したら解散だ、詰り一座の運命を賭《か》けて来たんだ」 「それは穿《うが》ち過ぎだと思うな、だって、あれが巧みな宣伝だとしよう、然しその結果、毎朝紙で書かれた記事はどうだ『当局は即刻上演中止を命ずべし』とあったじゃないか、そして実際のところあんな騒ぎになったら、上演中止になり兼ねないぜ」 「それがならなかったじゃないか」 「うちのおやじだからさ」 「それを新生座では知っていたのさ」 いや! 私は反対しようとしました、初めて旅館へ訪ねていったとき、署長が「僕だよ」と云うまで、一座の者にわからなかった事実を知っていますから、然し次の瞬間、角谷貞夫が公演延長の依頼に来たときの会話を思いだして、はっと私は口を噤《つぐ》みました。「寝ぼけ署長の上にお人好しまで貰うのは厭《いや》だ」それから「僕がそれほど馬鹿に見えるかい」というあの言葉です。 「本署長が五道三省なら大丈夫だ、彼らはそうみこんでやった」青野は続けてこう云いました、「そしてあの狸《たぬき》も、あの嗜眠性《しみんせい》脳炎おやじもそいつを承知していたんだ、承知のうえで、えへらえへらと訳のわからないことをしやあがった、書いちゃいかんぜ、青野さん」 彼はたいそう上手《じょうず》に署長の声を真似《まね》ました、「あの猫撫で声はどうだ、書いちゃいかん、さもないと後悔するぜ、青野さん、へっ、ところがこっちは書いちゃった、むやみに書いちゃった、宣伝はみごとに当って、あのとおりの大成功だ、そして、でここに哀れをとどめたのは青野庄助ただ一人さ」 「然し佐多玲子を取巻く恋愛事件まで狂言じゃなかったろう、玲子の失踪《しっそう》まで拵《こしら》えたというのは念が入りすぎているぜ」 「あれだけは狂言外だ、然し内容はごく単純だったのさ、渡辺謙一というのが、あの母娘を中心に新しい一座の組織を企《たくら》んでいたんだ、そしてまず玲子を脱走させたんだが、結局は失敗して渡辺だけ一座を去ったらしい」 「ずいぶん精《くわ》しく調べたもんだね」 「寝ぼけ署長を筆誅《ひっちゅう》してやろうと思ってさ」彼はぎろっと眼を光らせました、「あの狂言を承知で片棒|担《かつ》ぐなんて涜職《とくしょく》だからな、然しおれにはできなかった、あの狸おやじの大きな愛情がわかったから、……君はまだ知るまいが、新生座はあれから好評続きで、間もなく東京で自分たちの小劇場を建てるそうだ、そのきっかけはこの市での成功だ、おやじの寛大な愛情がその蔭にある、狸はあの細っこい眼で、なにもかもじっと見ていたんだ、そっぽを見るような風をしてね、おれはあの嗜眠性脳炎おやじが大好きだ、おれはすっかり惚《ほ》れちゃったぞ」 そう云うなり青野庄助は卓子の上へ俯伏《うつぶ》してしまいました。――そうだ署長は見ていた、私もそう頷《うなず》きながら「我水を見る」という署長の言葉を、口のなかで呟いてみました。 底本:「山本周五郎全集第四巻 寝ぼけ署長・火の杯」新潮社 1984(昭和59)年1月25日 発行 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
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な ← 前 次 → な 索引七つの大罪(ななつのたいざい) 七人目(ななにんめ) 七不思議の集会(ななふしぎのしゅうかい) 生首(なまくび)干首(ほしくび) 鳴神学園(なるがみがくえん)鳴神大学付属病院(なるがみだいがくふぞくびょういん) 鳴神学園私設博物館(なるがみがくえんしせつはくぶつかん)閲覧禁止室(えつらんきんししつ) 鳴神新聞(-しんぶん) 索引 [部分編集] 七つの大罪(ななつのたいざい) 登場作品:特,鳴七 関連人物:坂上修一,日野貞夫 関連用語:語り部,悪魔 キリスト教において人を悪に導くとされる七つの要素。七つの罪源とも。 「暴食」、「色欲」、「強欲」、「憤怒」、「怠惰」、「傲慢」、「嫉妬」の七つからなり、それぞれが象徴する動物と悪魔を持つ。 「七」と言う聖数の使い勝手のよさが作家に好まれたのか近代創作物においてそこそこの出現頻度と知名度を持つ。[中二病患者御用達とか言わない。] 「七罪」と来れば対応するものとして「七徳」なる概念も提唱されているようだが、イマイチ候補が多く詰め切れていないようだ。善、甲斐なし。 それはこの七つの大罪が「悪」と言い切れないことも響いているのだろう。 人間原理を欲望から捉えるとして過度に肯定していくとして、この大罪に到達すると考えればわかる気もする。 『特別編』『鳴七』岩下七話「地下格闘クラブ」「地下格闘技倶楽部」に登場。 鳴神学園の地下では各界の要人を歓待するため催し事としての殺し合いが秘密裏に繰り広げられていた。 今回、闘技場の上に供されたのは「七不思議の集会」に参加した七名である。 そして、メインイベントである「岩下明美VS坂上修一」を前にして観劇者たちへの案内人を務める日野貞夫は、殺し合いの参加者でもある六名の語り部たちのことを大罪になぞらえたマイクパフォーマンスを行う。 「七つの大罪」を持ち出したことは全能感に酔いしれ、幼稚性と残虐性がよく現れた日野らしい趣味ともいえるだろう。 なぞらえた理由については本編を参照いただくとして。 「新堂誠」:憤怒 「風間望」:色欲 「福沢玲子」:強欲 「荒井昭二」:怠惰 「細田友晴」:暴食 「岩下明美」:嫉妬 以上の内訳となる。 残された「傲慢」の大罪を誰が負うのかは、プレイヤー自身の目で確かめていただきたい。 [部分編集] 七人目(ななにんめ) 登場作品:学怖,学怖S,VNV,AMC1,AMC2,特,鳴七 関連人物:坂上修一,倉田恵美,日野貞夫,元木早苗,黒木源蔵,仮面の少女,清瀬尚道,田口真由美,竹内清,大本真美,蜜田真奈美,包帯の女,NONAME,和弘,風間さん,梨竹史隆《所属》 関連用語:七不思議の集会,語り部,猫 七不思議の大トリをつとめるべき語り部。 だがオープニングを見れば分かる通り、部室には初め六人しか集まっていない。このまだ見ぬ七人目に対する不安と期待が、七不思議の集会と言う場を貫く醍醐味である。 七人目は六人までの話が終わってから部室に登場するパターンが多いが、上記の通り様々な人物が「七人目」として登場するため、誰か特定の人物を指し示せる言葉では無くなっている。 また、花形にしてジョーカーたる「七人目」だが、誰が「七人目」と呼ばれるべきか、その定義は意外と難しい。 それは、七話目が、それまではあくまで語り部から噂話を聞く形でスタートしていた一~六話と違い、閉鎖空間で語られる「噂」ではなくその外部からやって来る「現実」の脅威である点が大きい。 これが何を意味するかと言うと、つまり七話目は往々にして「語り部」が存在しない、若しくは語り部がおまけに過ぎない事態が発生するのである。 そこで「七人目」という概念には、「七人目の語り部」としての意味の他にも「七話目の怪異をもたらす者」(例:仮面の少女)、「本来なら七人目の語り部になるはずだった人物」(例:清瀬尚道、福沢七話の誰か)など様々な広義の解釈の可能性が出て来る。 特に、何の話も語らず脇役どころかモブキャラに近い(しかも厳密に言えば「七人目の語り部になるはずだった」のではなく、「六人の語り部の一人になるはずだった」男である)清瀬尚道が堂々と「七人目」に連なり続けている例は、「七人目」という概念の多様性を表す好例であると言えよう。 他方、この条件に合致していても「七人目」とは見なされない者たちもいる。荒井七話の荒井昭二、隠しシナリオ「スンバラリア星人」の風間望、同じく隠しシナリオ「早苗は僕の婚約者」の神田拓郎などである。 荒井昭二や風間望は言うまでもなく「六人の語り部」の一人であり、七話目のシナリオも彼等が既に一度語り終えた話の延長線上、若しくは後日談的色合いが濃い。ゲームに於ける彼らの基本的立ち位置、そして七話目のシナリオの位置づけ共に「七人目」という印象からは程遠くなる。 神田拓郎の場合は、話の中心があくまで元木早苗であり、彼女が既に「七人目の語り部」に就いている関係上、どんなに存在感を放って語り部たちの人間関係の中心になろうとも、展開ギミックとしての怪異以上にはなれない。語り部は重複しない、という事だろうか。 これらの七話目に於ける彼らは、いずれもそれぞれのシナリオの中核を為し、その話だけに留まらない強烈な存在感と人気を発揮しながらも「七人目」とされる事はないのである。 隠しシナリオ2(『S』のみ)では、田口真由美が二年前の新聞部へとタイムスリップし、そこで七人目として怪談に混ざるという展開がある。 七“人”目と呼ぶのも変であるものの、『晦』の良夫七話目には前田家を襲う妖怪が登場した。 極端な話、現状では「七人目」たり得る前提条件とは精々「七話目に登場する」ぐらいしか存在しない。 その多面的かつ柔軟な解釈の中で、理由は何であれ多くのファンが「七人目」にふさわしいと認めた者が「七人目」となる、と言える。 [部分編集] 七不思議の集会(ななふしぎのしゅうかい) 登場作品:学怖,学怖S,2008,VNV,AMC1,AMC2,特,追加,最終,小学怖,極,ドラマCD,鳴七,稲in ⇒「七不思議の集会」 [部分編集] 生首(なまくび) 登場作品:学怖,晦,学怖S,VNV,特 種族: 関連人物:細田友晴《友人》,神田拓郎,松尾《犠牲者》,風間 関連用語:マネキン《?》,トイレ,トイレツアー,オバケ販売機《出没》,生霊 文字通り人間の頭部。 特に胴から切り落とされたばかりの(ような)鮮度の高いものを指す。 「猟奇事件」や「凄惨な事故」などと関連付けられて語られる機会が多く、そこと絡める形で怪談のタネにされることもある。 そのため転がっているのが一個ならその出自が語られる確率は高く、条件さえ揃えば生首の持ち主が誰であったのかが判明するケースも存在する。形が球状であることから球技にまつわる「学校の怪談」では蹴飛ばされたりしていることが多いようだ。 人間は個人の識別の多くを顔に頼っている。 それをなくした死者は自分(パーソナリティー)を失ったに等しく、なくした一部を求めてさまようことになる。 すなわち首無しの幽霊の誕生である。 「生首」と「首から下」がそれぞれ独立した怪異として成立することは、この種の怪談の定番であるのかもしれない。 もちろんそれ以外の身体のパーツ(「手」や「脚」など)が個別に動き回る事例もあり、それら類似する幽霊が登場する「噂」や「都市伝説」は大量に存在する。 変わったものとしてそれらの変形として描かれる死霊の集合体が挙げられるか。 十三階段に (執筆者募集中) 『学怖(S)』細田四話、隠しシナリオに登場。 細田四話「新校舎のトイレツアー」。 細田さんに連れられ怪奇現象を求めにやってきた「トイレツアー」のさなかで生首と出くわす結末が存在する。 しかもこれらの生首は出くわした時点でほぼ死が確定する危険極まりないものであり、しかも来歴もまったく語られない正体不明の存在である。演出も相まってその両方がトラウマ級であるため、裏を取りにあなたがトイレに運ぶ際には是非とも注意されたし。 そんなわけで細田さんの問いかけに感じないと答え続けた「主人公(男)」が、ラストとばかりにやってきた新校舎最後の(三階南側)トイレでも「感じない」と答えると前兆たる怪奇現象を数打ったのち真打とばかりに腐りかけた首が水中から姿をみせる。 しかも気絶した主人公がこの生首について細田さんに教えると、なんと彼自身が先ほどの腐りかけた首を「お友達」と呼んで便器から披露してくれる。 どうやら細田さんはこの怪異と友好関係を結んでいるようで主人公もお仲間に加えようとしていたようだが、生首が主人公の首筋に噛みついて食い殺しても「しょうがないなぁ……」くらいの反応で見送っているのだから恐れ入る。 一度安心させてから一気に牙をむいてくることもあり一連の流れはプレイヤーに細田友晴という男が抱える深淵性と、この世のモノならぬ者との親和性を教えてくれる名エピソードといえるだろう。プレイヤーとしては確実に一回目は引っかかるとしても、集会を進めるうえでは気になっても触れずに細田友晴の深淵を引き出さないようにふるまうことが正解となってくる。 ちなみにこの生首『学怖』では「小野和弘」と兼用の、複眼らしきものが顔の半分を占める青緑色の男の頭部というものである。外見の不気味さもあいまって使いまわされても違和感はあまり感じられない。 ちなみにこのグラフィックを指して、慣れたプレイヤーからはブラジャーを巻き付けた変態だなんてネタにされることがあるが、初見でそんなことを思った人はまずいないだろうし、ネタを知っていても怖いものは怖いのである。 ちなみに『学怖S』では原型を留めた青白い肌の男という、ここ独自のものに置き換えられている。 が、特筆すべき点としてこの男の首、太っている。演出もあってやはり怖いのだが、ここで和んだ方もいるといいな。 『学怖S』追加分岐。 新校舎一階南側のトイレに新たなる個体が出没する。 このトイレに嫌な感じを覚えてどういうわけだか、視界の隅を往復する謎の影を認識した主人公だったが……。 ちょうどこの場に目は二対あるということで主人公は細田さんと息を合わせ両方の隅を別々に同時に見るという手に打って出た。 するとそこに転がっていたのは「若い女の生首」だったというものである。 この首は生前何者かに殴打でもされたのか、顔の半分が陥没しているうえに右目が飛び出しているという痛々しくもショッキングなものであり、助けを求め痛みを訴える声を出している。 よって、あまりに恐ろしいものを目にした主人公と細田さんはその場に棒立ちになってしまう。 しかも話はそこで終わらず、二段構えの仕掛けとばかりにトイレの天井に無数の男女の生首が連なって出現する。 生首たちが多様な声を出しながら、足元に落下して埋め尽くす悪夢的な光景を目にした主人公は心臓麻痺で息絶えるのだった。 なお、細田さんはこのトイレにまつわるなんらかの噂を聞いていたようだが、そこは語られず仕舞いとなった。 生首たちの正体はさておき『学怖S』独自の「若い女の生首」の画像はSFC版『学怖』に収録された数々の恐怖画像にも負けずとも劣らないものと言って過言でない。単発の恐怖画像に限れば『学怖S』が『学怖』に比べて恐怖が低減されたとは言い切れないのだ。 また、トイレツアーの序盤に不意打ち気味に配置され、ここで「感じる」と言ってしまったら最期、死を回避できないというシナリオの構造も見逃せない。ゆえにこちらの生首もまたファンの間では、目立たずとも密やかに語り継がれているのだった。 隠しシナリオ「早苗は僕の婚約者」。 この場に集まった六名の人間関係の中心に位置する男「神田拓郎」は線路に首を横たえたままの非業(?)の死を遂げた。 真相はどうであれ、神田拓郎が無念を抱えていることは変わりなく、死に際して頭部が粉砕されたこともあって新聞部部室に現れた神田の亡霊にも首はないままである。 (執筆者募集中) 『晦』由香里一話、良夫二話、良夫五話、隠しシナリオに登場。 骸骨等と並び『晦』で頻出するモチーフのひとつである。平和な現代ではたとえば戦国時代にタイムスリップでもしなければまず出くわさないような代物だが、作中では多種多様なシチュエーションで時には大挙して出現する。 あまりにも超自然的な場面でばかり出くわすので、安っぽいギミックのように思われがちで、シュールこの上ない存在だろう。 変わったところでは「風間さん」が超自然的な場面で出現する際にバストアップならぬ生首を切り取ったビジュアルを演出効果として用いることが多い。 生霊を呼び出した際などはその好例だが、これはあくまで風間さん?を目撃した当人の心象であり、実際に生首で姿を現しているとかではないようである。 由香里一話「夜のデパートの恐怖」。 ただ、出自が語られることがなくともショッキングな情景の演出では一瞬にして大きな効果を発揮することは確かである。松尾さんの末路はこの典型と言える。 果ては空中で大量に浮遊していたりと出血大サービスである。 (執筆者募集中) 良夫二話「林間学校でのできごと」。 ゴロゴロ木に成っていたり、 (執筆者募集中) 良夫五話「オバケ販売機」。 自販機が沢山吐き出したり、 (執筆者募集中) 隠しシナリオ「隠された犠牲の真実。 (執筆者募集中) 隠しシナリオ「園部茜の秘密」。 (執筆者募集中) [部分編集] 干首(ほしくび) 登場作品:晦,鳴七 種族:アイテム 関連人物:ヒナキちゃん,田崎,秋山,酒井聖美 関連用語:ンバンバ族 生首の変形。 見た目は生首の原形を保ったまま、通常手のひらサイズにまで縮小されたもの。頭蓋骨を取り除いて乾燥させるなど、諸々の工程を経て腐敗を防いで形を保存する。 たくさん集めると歌い出したり、と言うことは普通ない。 首狩り族が戦利品を加工して作成することが多いが、外部の目に触れたが運の尽き。 後に輸出用に原材料を確保するため、戦争まで発生したと言うおぞましい歴史が残されることに。 ……、外国から死体をかっさらって来て嬉々として博物館に展示している辺り、欧米人は頭がどうかしている。 そんな旨を江戸時代の武士が記した書簡が遺されていたりするのだが、珍奇なものを求めるあまり容易くモラルを踏み外すことは人間のサガと言うことも出来る。 『晦』和子二話、哲夫六話に登場。 二例の干首が存在する。 もし嬉々としてこの干首を目撃したのなら、我々は見世物小屋的好奇に囚われてしまったのかもしれない。 和子二話「謎の少女・ヒナキちゃん」。 「田崎」と「秋山」が辿る末路のひとつ。 「ヒナキちゃん」の予言を辛くも逃れた二人だったが、仲の良かったはずなのにその後交流を絶って性格もまるで別人のようだと周囲の人々は言う。 実際別人だった。 二人の体には別人の魂が入れられており、彼ら本来の魂はヒナキちゃんに抜き取られ干首のような醜い姿になって彼女の遊び道具にされてしまったのである。 哲夫六話「ンバンバ族の戦慄」。 こちらでは未開の原住民「ンバンバ族」の習俗のひとつとして、本来の意味合いとしての干首の存在が語られている。 『鳴七』「血を吸う人形」に登場。 「酒井聖美」さんが所有している呪いの人形のバリエーションのひとつに「干し首人形」なるものが存在する。 (執筆者募集中) [部分編集] 鳴神学園(なるがみがくえん) ⇒「鳴神学園」 [部分編集] 鳴神大学付属病院(なるがみだいがくふぞくびょういん) 登場作品:小学怖,新生,鳴七,稲in 種族:スポット 関連人物:藤村正美,高柳稔,宇部壬太 関連用語:鳴神学園 初等部から大学院まで、エスカレート式の教育機関を備える(パターンの)超巨大学園「鳴神学園」の関連施設のひとつ。 一般に独立することも多い「歯科」を含め、それこそあらゆる診療科を網羅しているのではないかとまで言われている総合病院である。 シリーズ中では「六年六組」の児童のひとり「宇部壬太」くんの入院先として登場する。 『新生』「危険な転校生」に登場。 (執筆者募集中) 『鳴七』「カエルですか?ネズミですか?」ほかに登場。 (執筆者募集中) 「カエルですか?ネズミですか?」。 (執筆者募集中) 「死を招くベッド」。 (執筆者募集中) 「できる彼女の秘密」。 (執筆者募集中) [部分編集] 鳴神学園私設博物館(なるがみがくえんしせつはくぶつかん) 登場作品:新生 種族:スポット 関連人物:宇部壬太 関連用語:閲覧禁止室 『新生』「危険な転校生」に登場。 (執筆者募集中) 閲覧禁止室(えつらんきんししつ) 登場作品:新生,秘密 種族:スポット 関連人物:宇部壬太 関連用語:トーリトーネの仮面《所在》,開かずの間 『新生』「危険な転校生」に登場。 上記「鳴神学園私設博物館」の中でも特に扱いに留意を必要とする危険な所蔵品を保管している倉庫。 通常は封鎖されており、通常の物理鍵をはじめパスワードロックなどの複数のセキュリティによって守られている。 そのうち鍵は同博物館の館長である「宇部壬太」の父が安全と見込んで息子の手元に預けられていた。 (執筆者募集中) [部分編集] 鳴神新聞(-しんぶん) ⇒「鳴神新聞」 ← 前 次 → 情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。 もし興味を召されたなら下のコメント欄に書き込みなどされると嬉しいです。 名前 コメント