約 353,235 件
https://w.atwiki.jp/otassya/pages/15.html
更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1391.html
~シャトル船室、午前7時~ エーリカ「...うーん...」 エーリカ「ムクッ...美味しいそうな...」トタトタ 開きっぱなしのエアロックから香ばしい匂いが漂ってくる... エアロックから身を乗り出すとそこには_ エーリカ「海・・・?」 外は格納庫ではなく、彼方まで広がる大海原しかなかった どうやらシャトルが停まってるのはどこかの海岸沿いらしい ?「起きたんですかー?」 シャトルの後方から声が聞こえてくる エーリカ「友?」 向ってみると焚き火をする友の姿があった。 彼は横にした木箱に座りフライパンで何かを焼いている。 友「あ、ちょっと待って下さいね」 フライ返しを取り出し焼いていた物を皿に載せ、脇の紙袋から何かを取り出し同じ様に載せている 友「朝食ですよ。ちょっと栄養素のバランスは良くないですが...」 友「ささ、ここに座ってください」 そう言うと自分の横のスペースを指差す友 エーリカ「トタトタ...ストン」 友「食べてみてください」スッ 皿にはスクランブルエッグとミニトマトが盛り付けられていた エーリカ「モグモグ...」 一緒に渡されたナイフとフォークを使って食べてみる... 友「どうです?」 エーリカ「...50点満点中42点かな」 友「なるほどそうですか」 フォークでミニトマトを突きながら色々質問してみた エーリカ「食材はどこから買ったの?」 友「近くの町で買いました。戦争中ながらも朝市には人が集まるものですね」 エーリカ「へぇ~...」モグモグ 友「...エーリカは作戦が終わって501が解散されたら何処に行くんですか?」 エーリカ「うーん・・・私がどこに行くかは上が決めるから分かんない」 友「...多分最前線でしょうね」 エーリカ「まぁね・・・ねぇ」 エーリカ「友はどうするの?」 友「...どこかで空を飛びながら魔導エンジンの研究をしたいですね」 エーリカ「一緒に来てくれる?」 彼はすこしの間黙っていたが 友「・・・もしかしたらどこかの少将さんの一言で私も貴方と一緒の配属先になるかも知れません」 エーリカ「そうなったら良いね・・・」 友「ええ、なれば良いですね・・・」 間に流れる微妙な空気。思わず耐えられなくなった私はフォークでミニトマトを突付いた エーリカ「・・・えいっ...はい!」 エーリカ「アーン」 友「...あーん?」 エーリカ「もう・・・食べてって事だよっ」 友「なるほど...パクッ」 エーリカ「どう?」 友「トマトですね」 エーリカ「・・・もっと気の利いたコメントしてよ~」 友「...トマトは被子植物門、双子葉植物網、ナス目ナス科ナス属の植物。寒い地域では一年生植物だが熱帯地方では多年生となり長い年月にわたって開花、結実を行う。色による分類ではピンク、アカ赤、緑系に分けられ、特に赤系トマトには抗酸化作用のあるリコピンが多量に含まれている。品種も多く実に数千以上の品種が発見されておりそれだけ多くの品種改良が行われていた事を示唆出来る。トマトをメインとして用いた料理は主にサラダや焼きトマト、食材として用いた料理にはサルサ、ピザ、カレー、シチューなどがある。無論料理に合ったトマトが存在し、酸味や甘み、皮の硬さから料理に合ったトマトを選ぶ事になる。ここで面白い話を一つ。1793年、アメリカ...こちらのリベリオンにて果物には課税が掛からず野菜には課税が掛かる事にトマトの輸入業者が怒り『トマトは果物だ!』と主張。農務省の役人は『野菜だろいい加減にしろ!』と激怒。この論争に植物学者も加わり議論はエスカレートした為最高裁判所は『トマトは野菜畑で育つ。それに食事には出るがデザートで出す事が無いだろ!』とコメントを出す事になったらしい。因みにトマトの中には糖度が高い物もあり、フルーツトマトとして販売されていた事もある。他にも一部地域ではトマトに砂糖を掛けて食べる地域もあり、輸入業者の言った事は...」 エーリカ「」 ~アドリア海上空、連合艦隊まで50kmの地点~ ミーナ「そろそろ合流地点だけど...」 上空を飛ぶ10機の編隊。俺達が目指すのは今回の護衛目標である大和だ。 サーニャ「...! 友さんとハルトマンさんです。東南東から来ます」 しばらくして2機のストライカーが編隊に合流した 俺「合流時間より数分ずれていたぞ?」 友「すみません。少し出発に手間取ったので...」 エーリカ「・・・ウトウト」 バルクホルン「ハルトマン!しっかりしろ!」 エーリカ「!...ふあぁぁぁぁぁ」ポキポキ 俺「どうやら通常通りですね」 バルクホルン「まったく...」 友「そういえば少佐、ストライカーの調子は?」 坂本「大丈夫だ。出力は安定している」 友「ソイツは試作機なんでそこまで信用はしないでくださいよ?もし魔法消費が大きい行動を...」 坂本「分かってる。以後気をつけるよ」 シャーリー「それにしても核融合とはなぁ...こんな小さい中にあの太陽と同じエネルギー源が入ってるんだろ?」 ルッキーニ「太陽とは違って全然光出さないよね~」 友「エンジン効率をかなり高めてますから・・・」 宮藤「もしこんなのが一杯配備されたらもっと戦力になりそうですね!」 友「・・・それは無理ですよ。作れませんから」 エイラ「どういう事なんだ?」 友「レプリケーター用の原材料が切れました。これ以上の複製は今のところ出来ません」 エーリカ「じゃあ今日の料理は...」 友「そういう事です。原材料を調達出来るまではお休みです」 エイラ「その原材料って補充出来るのか?」 友「ええ、補充は可能です。ま、今は忙しいので後になりますが」 友「どちらにせよこの機体を数十機分用意するなんて話は勘弁ですね。面倒ですから」 ミーナ「それは...軍の側からしたら残念だわ」 友「いずれ皆さんの機体も高性能な物に替わりますよ。それまでの辛抱です」 シャーリー「...一度で良いからコレで飛びたいなぁ~」チラッ 友「...作戦が終わったら少佐から貸してもらえば良いと思いますよ?」 坂本「なんだ?シャーリーはコレを履きたいのか?後でなら良いぞ」 シャーリー「では後で...」 シャーリー大尉を皮切りに一斉に皆が談話を始めた... バルクホルン「まったく・・・作戦開始前と言うのに・・・」 俺「俺はこういう空気好きですよ?」 バルクホルン「お前は緊張してないのか?」 俺「してます・・・皆してるんでしょう。だからこそあんな風に喋りたくなる」 バルクホルン「そうだろうな・・・それにしても今日はいつもと違う戦闘服だな」 今日着ているのは基地で余ったコートに手直しを加えた物。服の内部には持てるだけの弾倉とワルサーPPを装備している。 肩にはスリングで掛けたAK103...かなりの重さだが彼女達が機関銃を持ってる事を考えれば軽いものだ。 友も同じ様にロングコートにサイガ12Kを装備している。弾薬重量なら彼の方が重いだろう。 バルクホルン「そんなに沢山持つのならフェイザーの方が軽いだろ?」 俺「正体を明かすような事はなるべくしたくないですから...男のウィッチ自体が希少な存在なのにそのウィッチがビーム兵器を撃ってる...目立ちすぎますよ」 バルクホルン「そんなに姿を出したくないなら...どうして初めて会ったとき私達を助けてくれたんだ?」 俺「それは貴方達からストライカーの技術を...」 いや、あの時彼らに関わらなくても良かったはずだ。彼らの基地から転送で強奪すれば良かったんだ... 起動させる為の技術も本を盗むなりウィッチを攫って尋問すれば良いはずだ。記憶は手術や投薬で消すか曖昧にすればいい。 でも俺はあえて彼らを助け自らの素性を明かした。今考えればバカな行動だ。 そのバカな行動でトゥルーデ...501の皆に会えたのならそれはそれで... ミーナ「無駄話はそこまでよ。艦隊がネウロイ防衛圏内に入るわ」 下には連合艦隊、目の前にはベネツィアとその空に広がるネウロイの巣... 坂本「各自武器の用意をしろ」 皆が安全装置を解除する中、俺も安全装置を解除しレバーを引いて初弾を装填する オペレーター《大和、ネウロイ化まで後3分!》 コムバッチが連合艦隊からの無線を拾っている。 艦の周りで水柱が上がっている。これは... 友「ネウロイのお出ましですか」 杉田艦長《総員戦闘配置!》 確か資料だと杉田艦長というらしい...どこか昔に聞いた声だな。宇宙艦隊の艦長の誰だっけ... そうしている間に空から降り注ぐ赤いビーム。ビームは連合艦隊の周辺に着弾し一部の船が被弾した ミーナ「始まったわ! 大和がネウロイ化するまでの間なんとしても守りきるのよ!」 サーニャ『方位030からネウロイ編隊接近!』 ミーナ「分かったわ...シャーリーさんとルッキーニさん、エイラさんとサーニャさんで迎撃に向かってください!」 ミーナ「俺さんとトゥルーデは艦隊の右舷側、友さんとフラウは左舷側を!」 ミーナ「リーネさんとペリーヌさん、宮藤さんは大和の護衛をお願い!」 皆『了解!』 皆は所定の位置まで行き迎撃を開始している 俺もトゥルーデと共に駆逐艦初月の上空まで行き迎撃を開始した 俺「撃墜...撃墜...」バババババ... AKの銃撃で沈んでいくネウロイ達。だが... バルクホルン「きりが無い...!」ズドドドドド... エーリカ『今何機撃墜した!? ズドドド...』 友『25機目です! 26! バァンバァンバァン..』 シャーリー『来い!ルッキーニ!』 ルッキーニ『あいよー!! バリバリバリッ』 エイラ『こっちだこっちー! ヒョイヒョイ』 サーニャ『...敵ネウロイ第二波接近!』 迫り来る大量のネウロイ。俺達だけじゃ... 杉田《対ネウロイ用対空弾、全艦発射!》 一斉に艦隊から放たれる砲弾。砲弾はネウロイの近くで炸裂し白いカーテンを作り出す。 そのカーテンからぞろぞろ飛んでくる残存のネウロイ達。ネウロイ達の攻撃で一つの駆逐艦から爆発が起きた。 オペレーター《駆逐艦二コラス被弾!》 右舷から炎が上がってる。ダメージから見て沈没する事は...? 艦から少し離れた海上に浮かぶ人影。手を動かして...生きてる!? 俺「坂本少佐!ここは任せました!」 坂本「くっ・・・分かった!ここは私が引き受けよう!」ダダダダダ... 俺「トゥルーデ、援護を頼む!」 バルクホルン「いきなりそんな事言われても...」 戸惑うトゥルーデを余所にストライカーを最大速で飛ばし人影の場所まで行く。 機関士「...!...たす...およげ...」 近くまで行き海上スレスレでホバリングさせ、彼に思いっきり手を伸ばした 俺「早く掴め!」 機関士「!...パシッ!」 彼を引き上げようとしたその瞬間 バルクホルン「後ろだっ!」 引き上げてない方の腕で後ろにシールドを貼る ネウロイのビームを耐えた所をトゥルーデがMG42で撃墜した 俺「サンキュー!」 バルクホルン「早く彼を船まで運んでやれ!」ズドドドド... トゥルーデの援護の元、彼を船まで運んでいく 俺「大丈夫か!?」 機関士「...男のウィッチ...」 俺「・・・可愛い女の子でなくてすまなかったな!」 機関士「ビクッ す、すまない。初めて見たから...」 俺「...そろそろ着くぞ!」 船の甲板で機体を降下させ彼を下ろす。遠くの銃座から兵士がこっちに向かって来ている... 俺「俺の事はさっさと忘れて安全な所で暮らすんだぞ!じゃあな!」 機関士「あ、ありがとう!」 駆逐艦から離れ、AKを取り出した時ミーナ中佐が無線を飛ばしてきた。 ミーナ『勝手な行動はしないでください!俺さん! ズドドドドド...』 俺「俺の性格なんです!すみませんでした!」バババババ... 坂本『まったく良い度胸だな! ダダダダダダ...』 バルクホルン「私も言うのは悪いと思うが勝手な行動は...」 オペレーター《ネウロイ化まで後30秒!》 俺「おお、やっと大和が動き出すようですね...」 バルクホルン「...そのようだな」 呆れと少々の笑みを浮かべるトゥルーデから大和に視線を移す。 オペレーター《魔導ダイナモ起動!》 サーニャ「エイラ見て!」 エイラ「うわぁ...どんどん真っ黒に・・・」 ルッキーニ「全部ネウロイになったよ!?」 シャーリー「すげぇ・・・」 杉田《大和、浮上!》 天城から離れ浮上していく大和。大和は対空砲火でネウロイを撃破しながらネウロイの巣へ突っ込んでいく... 俺「俺達の出番はもうないな、友」 友『そうなのかも知れませんが最後まで...ザザッ...て...』 俺「? 通信不良か?」 友『おかしいですね。通信に...何かの...ング...』 ミーナ『作戦はひとまず終了よ。皆天城に着陸してください』 皆『了解!』 次々と天城に着陸していく皆。一応俺と友も着陸しておく。 ブリッジからこちらを覗く杉田艦長御一行。後で男のウィッチがいる事をミーナ中佐から言ってもらわないとな... その後皆で甲板上に集まり、大和が巣に突っ込むのを見ていたが... 大和が巣まで2000mの距離まで来た時大きな衝撃波が走った。 宮藤「くっ・・・」 坂本「今の衝撃波の出所は!?」 ミーナ「ネウロイの巣からのようだけど・・・大和はまだ攻撃してないわ!」 リーネ「皆さん!ネウロイの巣が!」 ペリーヌ「! 一体アレは何なんですの・・・!?」 ネウロイの巣に大きな亀裂が走っていく。まさか自壊でも... 友「トリコーダーが重力子の異常を探知...」 俺「・・・今なんて言った?」 友はトリコーダーを覗いたまま固まっている 俺「何が起きているんだ!友!」 友「巣内部にエネルギー変動が発生しています!でもここからじゃ何が起きてるか分かりません!」 ミーナ「そんなに大変な事が起きているの?」 友「少なくともこの時代で起きる事では無いはずですが...」 友「ひとまずシャトルに戻りましょう。シャトルのセンサーなら何が起きているかすぐに分かります」 俺「ミーナ中佐、そういう事なので...」 ミーナ「分かったわ。そちらで分かった事を報告してください」 俺「了解です。では...」 ブリッジのクルー達は大和の操作で慌しいようだ。恐らく見つからないだろう。 俺「コンピューター、二人を転送回収しろ」 光に包まれる友と俺。シャトルの船室で実体化した俺達はそのままストライカーを脱ぎコックピットに行く。 俺「エンジン起動。センサーの情報を読み取ってくれ」 操縦席に座り後部座席に座る友が解析するのを待っていたが... 友「...そんなバカな...」 俺「解析結果は?」 友「・・・巣を覆う装甲のエネルギーが内部コアに回されているようです。巣の自壊は外部装甲を維持できなくなった為だと思われます」 友「それに合わせて・・・重力子の異常を探知しています。それは私が見慣れているタイプの異常です」 俺「どういった異常なんだ?」 友「重力子のパターン、それに関連する空間の歪み、これは・・・」 バルクホルン《俺!友! 巣のコアが剥き出しになったぞ!》 俺「! 一体何があったんですか!?」 バルクホルン《大和の主砲の攻撃で巣が一気に崩れたと思ったら...》 杉田《今が攻撃のチャンスだ! 全艦砲撃開始! ダァン!ダァン!》 通信から漏れる爆音。あの艦隊全体の攻撃なら巣も... 杉田《バカな!...攻撃が効かないだと!》 オペレーター《ネウロイのコアがシールドを貼っています!攻撃が届いてません!》 俺「シールド・・・ネウロイはシールドを貼らないんじゃ...」 ミーナ《いいえ、確かに彼らはシールドを貼っているわ。それにこのシールドは...》 坂本《ネウロイの貼るシールド。お前達のシャトルが貼るシールドにそっくりだ・・・》 俺「そんな・・・ネウロイに俺達のような技術が...」 友「センサー記録を見る限り彼らのシールドは我々が使用するシールドと非常に似ています」 友「彼らは学習したんですよ。我々の技術を...」 俺「想定出来る事だったがこんなに早く来るとは・・・」 彼ら、ネウロイは人類の技術発展に合わせるが如く進化していた。 だが俺達の技術は今の人類の400年先の技術。真似出来るものではないと思っていたのだが... 友「学習した、と言うのは言い過ぎですね。シールド出力が安定してない以上"学習しようと"しているのでしょう」 友「それでも出力だけなら宇宙艦クラス。通常攻撃での破壊は困難です」 俺「...今の内に倒さないと他のネウロイに技術を漏らされるな」 友「今ある光子魚雷は改造済みと通常のを合わせて3発。破壊は...」 俺「無理だ。シールドを落とせるかもしれないがその前にベネツィアと連合艦隊が消し飛ぶ」 友「ならどうすると...」 俺「決まってるじゃないか。対宇宙艦戦闘の基本だ」 俺「フェイザーで敵シールドを攻撃、シールドの亀裂を起こしてその間に魚雷を打ち込む」 友「最初の目的の"気づかれないように破壊する"は無理でしょうね」 俺「このまま全てのネウロイにシールドが装備されるのを黙って見るかこの世界の表に出る事、どっちを選ぶ?」 友「・・・後者を選ばさせて頂きます」 俺「皆さん、俺達はこれからシャトルで出撃しネウロイを攻撃します」 ミーナ《魚雷を打ち込むのかしら?》 俺「いいえ、敵がシールドを持つ以上先に敵シールドを落とさないと駄目です」 俺「なのでコアまで接近しシールドをフェイザーで攻撃、シールドの亀裂に魚雷を打ち込みます」 坂本《だがお前達の船のシールドは...》 エーリカ《大丈夫なんだよね?友?》 友「ええ、ネウロイとの戦闘の為に色々改造してあります。一番最初の戦闘よりも持ちこたえて見せますよ」 俺「それと一つ、俺達が巣に近づけばネウロイの動きも活発になるかもしれません。艦隊の護衛は...」 シャーリー《こっちはまだ飛べるぜ!》 ルッキーニ《私たちは船を守れば良いんでしょ?》 サーニャ《まだ飛べます!》 エイラ《サーニャは私が守るから安心して奴をぶちのめしてくれ!》 リーネ《遠距離から支援しますね!》 ペリーヌ《今回は私たちが貴方の後ろをお守りしますわ!》 宮藤《どんな攻撃もシールドで防ぎます!》 バルクホルン《・・・無茶はするなよ?》 俺「大丈夫です。作戦が終わったらクリスと一緒に旅行行きましょう・・・」 エーリカ《友の作る料理、他のも食べてみたいなー・・・》 友「考えておきます。夕食には出せるようにしますよ」 坂本《もし私達に出来る事があれば言ってくれ。なるべく対処しよう》 ミーナ《ベネツィアを任せたわ。貴方達の幸運を祈ります!》 シャトルは浮上し岸壁から離れていく。目指すはベネツィア上空のネウロイの巣。 俺「・・・シャトル、発進します!」
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/3445.html
もう涼宮ハルヒと出会って2年も経つ。 いまや俺たちSOS団は3年生。そう、受験勉強に追われる日々をすごしている。 ・・・いや、追われているのは俺だけか。 ハルヒは相変わらず成績上位者に名前を連ねているし、古泉も困らない程度に頭がいい。 長門はテストの名前蘭に名前を書かなくても
https://w.atwiki.jp/toritetsu/pages/44.html
取得中です。
https://w.atwiki.jp/musicprog16/pages/32.html
第6章 成果 6.1 班ごとの成果 6.1.1 理論(飯田)終 コードとスケールの関係性についての学習 音楽理論に基づいたコードやスケールの関係性についての学習や、MIDIデータ上でのコードとスケールの判別方法について提案などを行った。その結果、音楽理論の基礎を学ぶことによって、コードについての基本的な知識や、コードとスケールの基本と相互関係、アボイドノートについてなどの知識を身につけることができた。 第3章でも説明したが、一般的なコードとは、3つもしくは4つの異なる音から構成されており、「ド・ミ・ファ」「レ・ファ・ラ」などのように一音飛ばした構成をしている。一番低い音を根音、ルート音などと呼び、コードの種類を決定する。2つめ、3つめ、あるいは4つめの音の位置が少し変わることによって、コードの属性を決定する。 スケールとは、一般的に音階のことを指し、高さの違う複数の音の集まりのことを言う。西洋音楽では、ドから次のドまでの音を12等分して、そこから規則的に7音をとったものが長音階、短音階などと言われるものとなった。 ここで、調(キー)が一つに決まっていた場合、一般的にあるコードが存在するならば、それに対応してスケールもただ一つ決まる。つまり、コードとスケールは対となっているため、どちらかひとつが判別できればもう一方も判別できるようになる。これを利用して、今回の成果物を製作することができた。 コードの判別方法 音楽理論、コード理論に基づいて、コードやスケールの関係性についてや、楽曲におけるコードの構成の仕組みなどについてを学んだことによって、具体的なコード判別の方法を見出すことが出来た。 はじめに、再生されているMIDIデータの中にある、和音のデータをリアルタイムで読み込む。その和音の中で一番低い音をルート音として、その他の構成音との距離を調べ、それを数値化する。あらかじめ、3和音もしくは4和音で作られる一般的なコードがどのような音の配置で構成されているかを、数値的に表したものをプログラム上に用意しておく。そして入力されたコードと比較し、そのコードが何であるかを判別できるようにした。 スケールの判別方法 今回の成果物の場合、時間の制限や技術の限界などの理由から、楽曲のキーがCメジャーのみで固定されていた。そのため、入力されたコードと固定されているキーを比較させてスケールを判別した。スケールはあらかじめプログラムの中に組み込んでおき、入力されたコードに対応してスケールを出力するようにした。これにより、正確にスケールを判別することができるようになった。ただし前述のとおりキーが制限されていたため、読み込むことのできるコードに多少の制限があり、蓄えておくべきコードの種類、振り分けるべきスケールの種類は少なかった。 アボイドノートの検出方法 入力されたコードに対応したスケールを振り分ける際、そのスケールのなかにはコードにそぐわない除外すべき音であるアボイドノートが混ざっている。そのため、スケールとコードとアボイドノートを対応させて、プログラムの中で、対応したアボイドノートを除外するようにした。その結果、コード名とスケールが判別できた段階で即座にアボイドノートが判断できるようになり、nanoPADに振り分ける音の中に邪魔な音が入らないようにすることが可能となった。 (文責:飯田) 6.1.2 プログラム班 6.1.2.1 MIDIを制御するプログラム MIDIデータで作成された楽曲の再生、及びその楽曲のテンポ、ダイナミクス、ピッチを再生中にリアルタイ ムの操作し変化させることができる。ユーザが楽曲の不連続感を感じることなく楽曲操作を行う事が可能であ る。 6.1.2.2 MAX間通信プロトタイプ 中間発表に向けては、wii リモコンをPC1台に対し1台繋ぎwii リモコンのセンサの値をとる、ということに決 定したため、MAX間の通信が必要となった。このプログラムによって別のPCのMAX/MSPとのリアルタイム 通信が可能となった。 6.1.2.3 MAX-FLASH間通信 今後プロジェクトでGUIに処理情報を反映させる事を目的として開発を行い、MAX/MSP とFlash間で双 方が相手に対し送受信を行うことが可能となった。 6.1.2.4 pro16wii このプログラムは、wii リモコンの各センサの値をMAX/MSP上でとるためのMAX/MSPのエクスターナル として製作された。昨年製作されたpro10wiiに比べ、ソフトウェアの安定度が向上しており、かなり速く操作を 行った場合でも、停止することなくセンサの値をMAX/MSPに渡すことができる様になっている。 6.1.2.5 Music Fuzzy このソフトウェアを製作するまでに開発したソフトウェア、および取得した技術をあわせて製作された中間発 表の成果物である。wii リモコンを装着したロールコントーローラーによる操作で、MIDIで製作された楽曲の テンポ・音量といったパラメータををリアルタイムに操作する事が可能となっている。ユーザーが操作したパラ メータの値はFlash上のメーターに反映され、ユーザは視覚的に情報のフィードバックを受けることが可能とな っている。 6.1.2 班ごとの成果 の プログラム班 6.1.2.6 Camailの作成 このプログラムはnanopadとMAX/MSPの接続を主体として作成されたものである。nanopadの各ボタンに不協和音にならない音を割り当てたり、オクターブチェンジの機能を割り当てたり、鳴らす音のプログラムチェンジを割り当てたり、ダイナミクスの変化を割り当てたりといった様々な機能を振り分けている。今回のHarmonic Fuzzyの基盤ともいえる部分である。 (文責:古川裕太) 6.1.2.7 sortcodeの作成 C++によってMAX/MSPのオブジェクトとして作成されたMIDI音源の構成する音を解析することで、コードを判別するプログラムである。このプログラムにMIDIの制御によって再生されているMIDI音源の主旋律である値を渡すことでコードの判別が可能となった。コードの判別には理論班によって作成されたコード判別表が用いられている。 (文責:古川裕太) 6.1.2.8 umdecodeの作成 C++によってMAX/MSPのオブジェクトとして作成された、sortcodeで判別されたコードを受けてそのコードに対応した音を割り当てるためのプログラムである。このプログラムによって伴奏に対して不自然ではない音を常にnanopadの各ボタンに割り当てることが出来た。音の振り分けには理論班によって調べ上げられたコードに対応した適切な音の種類が用いられている。 (文責:古川裕太) 6.1.2.9 Harmonic Fuzzyの作成 6.1.2.9.1 各種コントロールチェンジ nanopadを用いて様々に旋律の変化をさせる際、より多彩に音色に変化をつけるために様々なコントロールチェンジを加えた。3種類の楽器による音色の変化、基本となる音から1段階高低をつけた3つのオクターブ変化、そしてタッチパネルを用いた直感的な操作が可能となるダイナミクスの変化、この3つのコントロールチェンジの実装を行い、これによって演奏中に様々な音色へと変化させることが可能となり、よりプロジェクトテーマに近い物へ仕上げることができた。 6.1.2.9.2 コード判別のアルゴリズム コード判別はMIDIで作成した伴奏のコード構成部分からその時鳴っている音を抽出し、理論班によって調べられたコード対応表を用いて完全マッチングにて判別を行っている。このプログラムによって高速なコード判別が可能となった。開発はC++を用いて行った。 6.1.2.9.3 リアルタイム処理における先読み込み Harmonic Fuzzyは伴奏からコードを読み取り不協和音とならない音を出すことが要であり、常に伴奏に対して不自然ではない音を出さなければならなかったが、実際に演奏される伴奏とコードの読み取りを同時に行うとどうしても微妙にコードの読み取りが遅くなり音がずれる場合があった。そのためdelayオブジェクトを用いて演奏とコードの読み取りをほんの少しずらし、常にコードの読み取りを少し早めに行うことで安定して自然な音で演奏することが可能となった。 6.1.2.9.4 MAX-FLASH間通信 MAXとFLASH間通信には前期と同様の方法を用いたが、FLASH側に値を送信する際に先頭の値が前回送った値と同じ場合に値を受け取らないという問題があった。そのためスイッチオブジェクトを用いて、nanopadのボタンが押された際に前回とは異なる値を送るように設定した。これによってMAX側で変化させている各ボタンに対応した音をFLASH側の楽譜へと表示させることができ、今どの音を出しているのかが把握しやくすなった。 (文責:古川裕太) 6.1.3 インタフェース班(田中)終 前期のアイディア班が二つに分かれ、理論班とインターフェース班が出来た為、ここでは前期のアイディア班の活動についても述べる。インターフェース班はいくつかの活動を行っている。まず第一に、GUIの作成である。前期ではMusic Fuzzy、後期ではHarmonic Fuzzyの画面を両方ともFlashにて作成を行った。その為、画面構築の為のFlashの技術習得も行っている。プログラム班が制作したプログラムによって処理した音情報のパラメータを的確に視覚にてユーザに伝達する為に、また演奏を行っているユーザが手の操作だけでなく、視覚から情報によって演奏をしている気分を誘発するような画面構成を目標として制作を行った。前期の成果物であるMusic Fuzzyでは、出力する曲の選択を行うメニュー画面と、実際に画曲のパラメータの表示を行う実行画面の二つの画面を作成した。どちらの画面でもflashserverによるFlashとMax/MSP間での通信を行い、Max/MSPからの情報を受け取って、それを元に処理を行っている。前期でのMusic Fuzzyではwiiリモコンによる操作であったため、それに合わせての制御を行った。後期に作成したHarmonic Fuzzyでも同様に、プログラミング班が作成したプログラムの出力を行う為にFlashにて画面を作成した。しかし後期のHarmonic Fuzzyでは、前期での問題点でもあった、ユーザを視覚情報によって演奏した気分にさせることができるかという点に着目して制作を行った。Harmonic Fuzzyの画面では、Music Fuzzyでも作成したメニュー画面及び実行画面以外にもいくつかの機能を作成した。最終的にHarmonic Fuzzyで作成したのは、起動したときに表示されるシンボルマークや制作プロジェクト名を移すタイトル画面、各画面に場面を切り替える為のメニュー画面、実際にMax/MSPで作成したプログラムと通信し演奏を行う実行画面、実行画面の操作説明や概要をユーザに説明するチュートリアル画面、そしてプログラムを終了させる終了画面の計五つの画面を作成した。また今回は演奏の操作インターフェースとしてnanoPADを採用しているが、nanoPADを使用する箇所は実行画面部だけであり、その他の箇所はマウスを使用して操作を行う仕様に設定する為、前期とは多少異なるAction Scriptを用いて画面の制作を行った。 二つ目の活動はポスターの作成である。実際にはポスターの内容は各班が協力し、各項目を記入したのでインタース班のみの活動内容ではないが、主にインターフェース班が行った内容についてを述べる。主にインターフェース班は、当然ではあるがインターフェース班が行った内容の要約を記述した。制作物の概要、作成した画面の構図、操作方法やシンボルマーク、また他班の活動要約の図にも多少協力を行っている。また、ポスターの印刷はインターフェース班が行った。印刷する為にポスターの形式を整え、それを指定されたポスターの要項を満たすよう作成、印刷を行った。 三つ目は操作インターフェースの考案、作成である。プログラム班が作成したプログラムをどのような装置を用いれば適切であるか、ユーザが演奏している気分になれるかといった点を考察し、それにふさわしい装置を探し、必要とあれば新しく操作する為の装置を開発した。まず前期に作成したMusic Fuzzyに関してであるが、操作を行う為のインターフェースとしては二つの装置を使用した。まず一つ目はwiiリモコンである。wiiリモコンのロールの値をMax/MSPによって入手し、そのロールの値によって音のパラメータの操作を行った。このwiiリモコンを採用した理由は、昨年度でもこれを使用してMax/MSP上で処理を行っていたからである。二つ目に使用したのは、ロールコントローラーと命名した装置である。 (ロールコントローラーの画像) これを開発、使用した理由は、まず操作の方法をwiiリモコンを捻るといったリモコンを操作する動作ではなく、体を使用した操作方法を取らせる為である。前年度ではwiiリモコンを捻るという動作を行って操作していたが、捻るという動作が操作し難いと感じた為、回すという単純な操作を組み込むといったことも理由の一つである。しかし、これら装置を使用した演奏は、ユーザ演奏しているという気分にはさせず、ただ回すという動作をしているとしか感じられなかった。その為後期に作成したHarmonic Fuzzyでは、midi機器であるnanoPADを採用した。nanoPADはそもそも演奏を行う為の装置である為、当然演奏を行うことに適している為、これを使用した。ただnanoPADはあくまでmidi機器であり、これによって画面の操作を行うには不適切であると考え、演奏以外の操作はマウスを採用した。 四つ目はシンボルマークの作成である。作成したシンボルマークは後期に作成したHarmonic Fuzzyだけであり、前期に作成したMusic Fuzzyのシンボルマークは作成しなかった。作成したシンボルマークは、Harmonic Fuzzyが音楽の分野のソフトである為、音楽に関連したマークにする為に、本作では音符を採用しマークを作成した。 (シンボルマーク画像) (文責:田中) 6.1.4 各メンバーの成果 高谷有紀子 おわり 私は本プロジェクトのプロジェクトリーダーを担当した。プロジェクト内での話し合いをまとめ たり、各グループの進捗状況の把握、担当教員への連絡・相談、メンバーの出席状況の確認、メ ンバー全員が週報を提出したかの確認、その他発表会等の事務的作業を行い、メンバー全員がグ ループワークを円滑に行えるように努めた。 前期はアイディア班に所属し、wiiリモコンに外付けするインターフェイスであるロールコントロー ラの設計、作成を行った。 後期はインターフェイス班に所属し、GUIのアイディアを出したり、FlashとActionScriptを学習 しながら音符や楽器などのパーツを作成した。また、最終発表に使用するスライドのテンプレー ト作成、Illustraterを使用してのポスター作成、メンバーが着用するプロジェクトTシャツの発 案・作成を行った。 田中慎太郎 前期プロジェクト アイディア班に所属し、主にFlashによるGUIの作成を行った。Max/MSPの基礎知識の学習の後は長期間にわたり、Flashによる制作を行った。Flashの基礎操作やAction Scriptの習得後、基礎画面構成、画面展開の処理、画面のデザイン、Max./MSPとの通信制御など、Music Fuzzyの画面開発全般を行った。また、ポスターの作成も行った。 後期プロジェクト 後期ではインターフェース班に所属され、前期と同様Flashに関する箇所の制作を行った。Harmoinc FuzzyのGUI全般を前期と同様担当し、制作を行った。またポスターの制作や、Harmonic Fuzzyのシンボルマークのデザイン、制作を行った。 下村京平 前期プロジェクト 前期では、アイディア班のメンバーとしてインタフェースの制作に取り掛かった。そのため、前半はAction Scriptの学習を行い、その後Wiiリモコンを取り付けるためのインタフェースの制作を行った。Wiiリモコンを取り付けるためにはどのような形にすべきなのか、どのようなもので作るべきなのかを考え作成を行った。また、前半の目標決めの時には、メンバーそれぞれの意見を聞き、まとめた。 後期プロジェクト 後期では、理論班のメンバーとして音楽理論について学習を行った。コード理論とスケール理論の学習を行い、スケールの構成、コードの構成方法の知識をつけ、スケールの判別とコードの判別を行わせるためのアルゴリズムをまとめた。また、最終発表会のパフォーマンスで使用するための楽曲の作成を行った。 飯田悠司(終) 前期プロジェクト 前期はアイデア班に所属した。主にデザインなどを担当する班だったが、そのために必要な知識がほとんどなかったため、まずはFLASHやActionScriptなどの基礎的な内容を学習した。そして、それを利用して前期成果物における実際のメニュー画面や、値を表示するための画面などのGUI部分のアイデアを考案した。また、FLASHとMax/MSPとの接続方法をWebなどを利用して探索した。前期末には、後期の方針を決定しつつあったので、音についての理解を深めるため、Webページや情報ライブラリにて公開している文献を読む、他大学の研究内容を調べて参考にするなどの活動も行った。 後期プロジェクト 後期では理論班に所属した。そこでは主にコードの判別方法、スケールの判別方法を開発するという目標が設定されていたので、まずは一般的な音楽理論を元に、楽曲や音、コードやスケールなどについての学習を行った。その際、Webページや文献を参考に学習を進めた。また、後期成果物のコードの判別方法、スケールの判別方法に関する具体的なアルゴリズムを製作するため、後期序盤に学習したことを応用して、その判別方法を開発した。活動終盤では前期で学習したことを利用し、最終成果発表会におけるプレゼンテーション用のスライド製作などの活動も行った。 (文責:飯田) 茅野裕馬(終) 前期プロジェクト Music Fuzzyの全体のアルゴリズムの考案や、MAX-FLASH間通信、pro16wiiといった各機能の実装を中心に行い、他メンバーの開発活動におけるアドバイス等も行った。また、MIDI処理に関するアルゴリズムの考案や、MIDI機器、音響機器の設定及び設置、中間発表におけるパワーポイント作成及び発表を行った。 後期プロジェクト Harmonic Fuzzy全体のアルゴリズムの考案やコード割り当て機能、プログラムチェンジ部分、オクターブシフト部分、ダイナミクスコントロール部分、FLASH-MAX/MSP間の通信部分、MIDI楽曲の先読み込み部分といった各機能の実装を中心に行い、他メンバーがプログラムをうまく作成できない場合は代替となる簡易的なアルゴリズムを考案しサポートを行った。また、各種バグの修正やMIDI機器の設定、最終発表用楽曲の作曲などを行った。 佐藤佑樹(終) 前期プロジェクト まず、任天堂ソフトのWii Musicの動きを確認し、私たちはどのようなものを作ればよいか話し合った。その後、プログラム班に所属し、各プログラムの分析や接続を行った。また、WiiにおけるC++のボタン操作を分析し、その動きがどうなっているのかを調べた。比較的、技術面においてはあまり触れていなかったので、交流の場を早めに提供し、みんなの統一を図るようにした。 後期プロジェクト 前期に引き続き、プログラム班に所属し、nanoPADのボタンにそれぞれどのような値が送られているのかを調べた。nanoPADの左側にあ る4段階のSCENEによって送られる値が変わることがわかった。目的は初心者でも簡単に演奏できるようなソフトウェアを作ることなので、少量のボタンだ けで演奏できるようにSCENE1だけを使用した。どのような値が送られるかはオブジェクトのnotein, noteoutを用いることによって調べられることが分かった。今回は技術的な面にも取り掛かることが出来たので、今回のツールがどのようなプログラムなのか大まかな部分を理解することが出来た。 (文責:佐藤佑樹) 寺井明日実 終 前期プロジェクト プログラム班のグループリーダーとして活動内容を把握したり、話し合いを纏めることに努めた。Max/MSP の扱い方やC++でMax/MSPのオブジェクトを作成する方法の基礎を学んだ。中間発表会では演奏を担当 した。また中心となって中間報告書の執筆を行った。 後期プロジェクト 前期と同様にプログラム班に所属し、その中でC++の担当となった。主にコードを判別するプログラムを作成し、その後は他のC++のプログラムの手直しや機能の追加などを行った。成果発表会用ポスターに乗せる図の作成なども行った。 (文責: 寺井明日実) 古川裕太 前期プロジェクト 前期はMAX/MSPに関してはMAX間通信におけるテンポ、音量のパラメータの送信部分などを作成した。これはWiiリモコンから検出された値によってテンポや音量を調整した値をMAX間通信によりMIDI制御を行っているPCのMAX/MSPに送り伴奏へ反映させるものである。このオブジェクトを使った方が楽なのではないか、といった提案などを行うこともあった。また、中間発表においては質問に対する回答役を行った。突っ込んだ回答にも対応するためにプログラム全体に対する理解を深める必要があり、これにより知識が深まった。 後期プロジェクト 後期の成果としてはMIDI制御部分や最終的なまとめ部分を担当した。MIDI制御に関しては前期のものを参考にしつつも外部機器であるnanopadとの接続やコードの読み込みといった新しい機能が加えられたため、大幅に変更を加えることとなった。最終的なまとめとしてはC++にて製作したオブジェクトの実装、nanopadとMAX/MSPの接続、MIDI制御と再生、そしてインターフェースといった後期にプロジェクト班とインターフェース班の各メンバーが作成したプログラムを1つプログラムへまとめあげた。また、最終発表において全員が発表をするということで私も発表を行った。簡潔にそれでいて分かりやすい説明をする事の難しさをよく知ることができた。 (文責:古川裕太) 6.2 今後の展望 6.2.1インタフェース班 田中 終 インターフェース班で主に行ってきた活動はGUIの作成であり、Flashによる画面の開発である。その為今回の課題点では主に作成したGUIについて、特に後期に作成したHarmonic Fuzzyに関しての課題点を述べる。 まず最初に、画面毎のデザインに関してである。5.7.4の評価でも多少述べたが、メニュー画面と実行画面にてデザインの仕様が異なってしまってしまい、統一感がなくなってしまっている。また、このデザインがそもそもHarmonic Fuzzyのプログラムに合っているのかとういう点でも議論があまりされていない。Harmonic Fuzzyでの主役はあくまでプログラムによる音の処理の部分であり、画目のデザインの箇所ではない。その為デザインの方をプログラムに合ったものにする必要がある。如何にして画面によりプログラムについてを伝えられるかを詳しく考察し、解決策を練ることが一つの課題点である。 第二に、エフェクトの向上についてである。後期に作成したHarmonic Fuzzyの実行画面では、楽譜と演奏している人物のムービー、そして背景の演出がこれに該当する。まず楽譜に関してのエフェクトであるが、単調に音符を楽譜上に流しているだけである。音符自体に演出が施されていない為、エンターテインメント性が弱く感じてしまう。また画面内の演奏を行う人物に関する演出も、動く箇所が指のみである為、演出が弱くなってしまっている。両者とも、例えば音符の形を変化させたり、動かす箇所を増やすこなど、大きな演出を入れることでよりエンターテインメント性を増すことが可能である。しかしながらそのようにした場合、演出過剰によって今度は楽譜などの結果出力部の情報が的確に伝わらなくたってしまう可能性がある。エンターテインメント性を向上させ、かつその演出によって機能性も損なわないようにする、このバランスに関してを考察し、制作物のクオリティを向上させるという点もまた課題点の一つである。 第三に、開発環境の見直しである。今年度は前年度に引き続き、FlashによってGUIの作成を行った。Flashを使用した理由として、Max/MSPとの通信の方法が既に確立されていたという点がある。前年度に既に作成してあったものを参考にしたり、web上に掲載されたFlashとMax/MSP間の通信方法を元に作成を行った為、使用を満たすのに容易であった。またFlash自体が映像作成に非常に適しているということも事実である。しかしながら、他にも画面作成に適している開発環境が存在し得たかもしれない。例えばJavaでも制作は可能であるし、DirectXなども画面開発が可能である。もちろんFlashもまた画面開発に適していると言えるが、採用した最も大きな理由は昨年度も使用していたからである。Flashを昨年度も使用していたから今年もそれを使用して目標のものをFlashの仕様に合わせて作るのではなく、もっと他の開発環境に関してを調べ考察し、目的のものに適している開発環境を使用すべきである。もちろん、議論した上でFlashが最も制作に適していると判断したならばそれで良い。今後の開発環境に関してを議論することは課題の一つである。 第四に、演奏を行う為の操作インターフェースに関してである。今回で使用した操作インターフェースは、前期にwiiリモコンとロールコントローラー、後期にはnanoPADを採用し、開発を行った。しかしながら、前期で使用した二つの装置に関しては演奏を行っている気分にはさせず、それを解決するために採用したnanoPADはmidi機器であるが故、非常に演奏には適していた。しかし、あくまで演奏に適しており、Harmonic Fuzzyに対して有効ではあったが、より向上させることができるのではないかという疑問点も浮上している。単純に演奏に適した装置があったからそれを採用したのであって、新しく作ろうとした訳ではない。例えば素人と玄人の楽器の弾き方の違いを調べる実験等を行い、その結果からの新しいインターフェースの可能性が見えてくるかもしれない。そうすれば新しい装置を開発し、より演奏しやすくなるかもしれない。勿論、nanoPADが最もHarmonioc Fuzzyに適しているという可能性も否定できない。しかしながら、今回ではその点に関する細かい議論、調査が行われていない為、新しいインターフェースの可能性に関して着目し、考察、調査を行うことでより操作の向上をさせることもまた課題の一つである。 まとめとして、インターフェース班の課題点はクオリティを向上させ、他の方法に関しての考察や調査を行うというもことである。言葉にまとめてしまうと簡単ではあるが、実際にこれらを実行するとなると、いくつものステップを踏む必要があり、またそれらにいくつもの方向性がある為、非常に多くの時間を必要としてしまう。単純に向上すると言っても、それを実現することは非常に困難である。しかしながら、これらの議論をせずに制作を行い、より向上したものができるかと聞かれると疑問点がある。これらの議論をしっかりと行い、必要とあれば調査、実験を行ってデータを得て、それを元に制作を行うことが重要である。一つの方法のみに着目するのではなく、いくつもの方法についてを着目し、可能性を見つけ、目標に最も適している方法を探す。今年度はFlashのみによる画面開発であり、新たな操作インターフェースについての議論があまりされなかった。開発したプログラムに対して最も適切である方法を見つける為にも、様々な制作方法についてを議論することがインターフェース班の課題である。 (文責:田中) 6.2.2理論班 コードの判別方法 現在のところ、MIDIデータのなかから読み込んだ3和音もしくは4和音が、プログラム上にある3和音もしくは4和音のコードデータと完全に一致しなければ、コード名の判別ができないようになっている。この課題に対しての問題点は大きくわけて2つ存在する。 まずひとつめに、異なる名称で同じ和音の構成であるコードの存在があげられる。これは和音の中のどの音がルート音なのかを判別しなければいけない、と言い直すこともできる。どの音をルート音にするかという解釈の違いや認識の違いなどから生まれる問題であるため、機械的に和音の構成とコード名を断定することはできないのである。そしてコードを特定しなければ、楽曲のキーと比較してコードにあったスケールを判断することができない。そのため、スケール判別をする際にも大きな影響を及ぼす可能性がある。 この問題に対して、それまでのコード進行からの流れや、一般的なコード進行などから予測することがある程度可能であるということが参考文献などからわかっているため、それまでのコード進行を記録しながら、一般的なコード進行のパターンと比較することのできるよう、一般的なコード進行のパターンを記録するようなデータベースを構築することで、その課題を解決できるのではないかと予測している。 ふたつめは、3和音もしくは4和音に満たない2和音以下の音、もしくは5和音以上などの複雑なコードの場合には対応できないことである。一般的な音楽理論では、3和音もしくは4和音をコードの基本として考えることが圧倒的に多い。そのため、今回の最終青果物においても、3和音もしくは4和音が入力される、という前提のもと製作を行った。しかし、実際に製作されているさまざまな楽曲では、2音だけが同時に鳴ることもあり、5音以上の異なる音が鳴っていることもあるため、その前提に必ずしも当てはまらない場合が多々存在する。なので、この問題を解決しない限りは、どんな楽曲にも対応させるという目標を達成することは難しいだろう。この問題に対して、いくつかの解決策を考えている。 まず2和音の入力に対して、それらを3和音のいずれかの音が省略されたもの、もしくは4和音のいずれか2つの音が省略されたものと考えることで、ある程度の予測をすることができる。そのうえで、異なる名称で同じ和音の構成であるコードが入力された場合の問題に対する解決策を応用し、それまでのコード進行や一般的なコード進行のパターンと比較して判定することができるのではないかと考えている。入力された2和音を含む3和音構成もしくは4和音構成のコードを識別し、それまでのコード進行や一般的なコード進行のパターンと比較することで、そのコードが何のコードの省略形であるかを判断した上で、コード名を特定するという方法である。 また5和音以上の入力に対しては、すべて4和音のうえに装飾音として1音多く鳴っていると解釈することで、予測をすることができる。実際、3和音や4和音の上に装飾音を乗せるという演奏方法は、数多くの楽曲で使用され、音楽理論・コード理論においてもその考え方は広く扱われている。そして、この問題に対しても、上記のような、それまでのコード進行を記録し、一般的なコード進行のパターンと比較するためのデータベースを構築することで解決できると考える。その5和音のルート音を判断し、それに合わせて残りの4つの音のうち3つ とルート音で構成されている4和音のコードを識別する。そしてそのコードの候補とそれまでのコード進行や一般的なコード進行のパターンと比較することで、そのコードが何のコードの発展形であるかを判断した上で、コード名を特定する方法である。 ただしこの2つめの問題に対しても、まずは1つめの問題を解決しなければ、ルート音を予測するという行為ができなくなるため、それまでのコード進行を記録しながら、一般的なコード進行のパターンと比較するための、一般的なコード進行のパターンを記録するようなデータベースを構築することは、今後の研究のうえでもっとも重要な事柄であると考える。 スケールの判別方法 今回の製作物では、Cメジャースケールの場合のみという制限を設けて製作を行った。しかし、実際の楽曲ではさまざまなコードが使われ、それに合わせてさまざまなスケールを使用しなければならないことが多いため、このままではそれらの楽曲に対応することができないため、課題として残ってしまった。 この課題を解決するためには、大きな問題を乗り越えなければならない。それは、どのように実際の楽曲のコードを判別するか、という問題だ。楽曲には、全体の調(キー)というものが決まっている。これを簡潔に説明するならば、その楽曲における「ドレミファソラシド」が、どの位置にあるかを定めているものである。楽曲によって、中心となる音は変わってくるため、通常「ドレミファソラシド」と考えた場合はドが中心となっているが、きょくによっては「レ」であったり「ミ」する。たとえば、ある楽曲の楽譜の始めに、「#」や「♭」がいくつも書かれている場合がある。これを調号といい、その楽曲における中心音がなにであるかを示している。何も書かれていない場合、本来のままドレミファソラシドの位置はかわらない。だが楽譜の始めに#がひとつ書かれている場合、その曲のドは、本来のソの音として考えなければならない。また、調自身にも長調(メジャーキー)と短調(マイナーキー)の2種類があり、それによってもドの位置が変わってくる。それらは、メジャーキーがド、マイナーキーがラを中心とした音になっている。先ほどの例で言うならば、楽譜の始めに#がひとつ書かれている場合、その曲のドは、メジャーキーの場合はソ、マイナーキーの場合はミ、ということになる。これらのことを踏まえたうえで初めて、曲の中に出てくるコードに合わせて、そのコード上でのスケールを判別する、という作業に入る。コード判別においての問題点は上の項で説明したとおりであるので、その課題を解決したうえで、スケールについての課題もしなければならない。これらをすべて判別するためには、十分な音楽理論に関する知識と、膨大な音楽経験、そしてそれを具現化するための技術が必要になるが、現在の我々ではそれらを達成できないであろうと考えた。そのため、今回の製作物については、楽曲全体のキーをひとつに絞ることによって簡易化を図った。 現段階では、この問題を解決するための方法がみつかっていない。楽曲によっては途中でキーが変化したり、あえてそのキーから外したスケールを使用していたりする場合もある。これらを機械的に判断することは容易ではない。しかし、コードの判別方法の課題点に対する解決策を応用して、既存のコード進行や、それに対応するキーなどを慣例的に判断することで、何らかの解決策を講じることができるのではないか、と予測している。 (文責:飯田) 6.2.3プログラム班 プログラム班における今後の課題において、まず1つ目は、どんな楽曲にも対応できるようにすることである。今回の作ったHarmonic Fuzzyで使用した楽器は3個だった。nanoPADではボタンの数をもっと増やすことが可能であり、MAXのMIDI機器に搭載されている楽器の種類は他にもたくさんあるので、さまざまなジャンルの音楽を作ることができる。また、今回用いた音楽は、演奏速度が速い楽曲だったので、遅い楽曲でも演奏できるようにすること。例えば、前期で用いた愛の夢の伴奏に、メロディーラインを載せていけば、オリジナルの楽曲を作ることができるようになるであろう。さらに、J-POPに音楽を載せることで、J-POPをオリジナルにアレンジすることを可能にしてほしい。カラオケはMIDIを使用しているので、誰かが歌っているときに、横で演奏するなど楽しい機能も搭載できる。 2つ目は実際の演奏とセッションを可能にすることである。MIDI機器の楽器の種類は多数存在するので、いろいろセッションをすることが可能となる。MIDIには、ドラムを初め、キーボードやギター、ベースなどの基本的なものから、フルートといった笛類も存在するので、MIDI機器でバンド演奏を初め、オーケストラを組むことも出来るであろう。 3つ目はさらに使いやすいインタフェースにすることです。今回使用したのはWiiリモコンとnanoPADであったが、Wiiリモコンはアクションをするときの音楽表現には最適であるが、プログラムをすることがとても難しく、旋律を操作する方法を見出せない。また、nanoPADはボタンの種類が多いので、初めての人には少々使いにくいという欠点も残っている。だから、ボタン配列がわかりやすい位置にあり、ボタンの数もさらに多いインタフェースを使用すれば演奏の幅がもっと広がっていくだろう。 (文責:佐藤佑樹)
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/176.html
ドリーマーズ アゲン 工場星メッタがスヴェート目掛けて落下を始め、正規軍兵士たちがパニックに陥っている。 「敵前逃亡は銃殺刑だぞ!」「メッタが落ちてくるって言うじゃねぇか!」「逃げるが勝ちさ!」「貴様らぁ!」 エルガイムのコクピット。 アムの傍らで、クワサン・オリビーが空ろな表情でコアムの歌を歌い続けている。 アム「オリビー……」 スヴェート。 マーハル・セヌーマとハンス・アラハートを従えたオルドナ・ポセイダル(実は影武者ミアン)。 3人の前で、アマンダラ・カマンダラ(真のポセイダル)と執事のエイマンが近衛兵に取り押さえられている。 アマンダラ「私をどうするつもりだ。なぶり殺しにでもするのか?」 天井が爆発する。 すかさずアマンダラが近衛兵を振り払い、降って来る瓦礫をかわす。 近衛兵が瓦礫の下敷きとなって、アマンダラは自由となったものの、エイマンもまた下敷きとなる。 アマンダラ「エイマン!? チッ……」 ポセイダル「アマンダラを止めよ! オリジナル・オージェに乗せてはならん!」 マーハルたち「はっ!」 ダバ・マイロードのエルガイムmk-II(マークツー)が降下してくる。 ダバ「ポセイダル、いたかぁ!」 エルガイムmk-IIが降り立ち、アマンダラを追うマーハルたちは足止めされてしまう。 ダバ「逃がすかぁ!」 アマンダラが巨大な扉の向こうへ消える。 mk-IIが扉をこじ開ける。 アマンダラの前にそびえ立つ黄金色のヘビーメタル、オリジナル・オージェ。 ダバ「う!?」 オージェがひとりでに動いて攻撃を放ち、直撃を食らったmk-IIが吹っ飛ぶ。 ダバ「生きているのか……? あのヘビーメタル!」 アマンダラ「オリジナル・オージェのキーは生体反応だ。ダバ・マイロードくん、ポセイダルの恐ろしさというものを教えてやるよ」 アマンダラが乗り込むや、オージェの全身から生気がみなぎる。 突然、ポセイダルが苦しみだす。 ポセイダル「ああぁぁ……っ」 マーハルたち「ポセイダル様!」「しっかりなさって下さい!」「ここは危険です、早くあちらへ!」 アマンダラ「バイオリレーションとは、こういうことだ。人の生体エネルギーをパワーの源とする。カモン・マイロード、ヤーマンの血の結束を持っても、私のバイオリレーションには勝てんよ」 ダバ「そんなことはないっ! そんなことは……」 アマンダラ「ならば、試すがいい」 アマンダラの顔にみるみる生気が漲り、ミアンが演じていたポセイダルそっくりの顔になってゆく。 ダバ「ヤーマンの血のもとに!!」 アマンダラ「ポセイダルに逆らう者には死を!!」 海上をエルガイムが行く。 コクピット内で、オリビーが苦しみ始めている。 オリビー「はぁ、はぁ、はぁ……」 リリス「オリビー、どこが苦しいの? オリビー、目を開けて、お願い!」 アム「急ぐわ、ターナに!」 ギャブレーの乗るアトールが飛来して、エルガイムに迫る。 アム「アトール!?」 アトールが急降下し、エルガイムを海面に押し付ける。 アム「このぉ、沈められるものかぁ!」 ギャブレー「クワサンはどこか! mk-IIか? ターナにいるのか!?」 アム「ギャブレー!?」 ギャブレー「クワサン・オリビーを取り戻したのは知っている。彼女はどこか」 アム「あんたに関係ないでしょ!?」 ギャブレー「ある!! 私はクワサンを愛しているのだ! 私は本気だ!!」 アム「……わかったわ」 リリス「アム!?」 アム「その代わり…… スヴェートへ潜り込んだダバを助けてくれる?」 ギャブレー「おぉっ、助けるとも! クワサンはどこだ!?」 リリス「アム、やめてぇ!」 アム「オリビーはここにいるわ」 リリス「駄目ぇぇっ!」 ギャブレー「何と、何と!!」 アムがエルガイムの外に出る。 ギャブレーもアトールから降り、銃を構える。 ギャブレー「嘘ではないのだな? 渡してもらおう」 アム「中よ」 ギャブレーが、エルガイムのコクピットを覗く。 ギャブレー「あぁ…… 何といたいけな」 ギャブレーは、気を失っているオリビーを引き上げにかかる。 アム「手伝おうか?」 ギャブレー「すまんな」 アム「ほ…… ほら」 リリス「やめてってばぁ! ダバが悲しむよぉ!」 リリスがギャブレーに、必死にまとわりつく。 リリス「悪魔の手先のミラリィだぞ! 呪いをかけられたくなかったらオリビーを離せぇ! 離せ~っ!」 ギャブレー「えぇい、うるさいっ! 愛の前にはミラリィが何だ!!」 リリス「べぇ~だ!」 アム「おやめ、リリス」 リリス「だってぇ……」 アム「ダバを助ける約束は守れるわね?」 ギャブレー「男に二言はない。約束は必ず守る」 一方のダバは、オリジナル・オージェの圧倒的なパワーの前に苦戦を強いられている。 ダバ「ハァ、ハァ…… 何だ、あのパワーは? まるで吸い取られる感じがする」 アマンダラ「つくづく身のほどを知ったようだな、カモン・マイロードくん。ヤーマンの血が結束したからといって、スヴェートをパワー源にしているこのオージェを突破することは、無理だよ」 ポセイダル「うぅっ…… 何だ…… 私の生体エネルギーが放出してゆく…… フル・フラット、消えてゆくのか…… あなたの力が……」 マーハルたち「ポセイダル様、どうなさいました? ポセイダル様」「メッタの衝突まで、もう時間がありません。すぐシャトルを用意させます」 ポセイダル「私は逃げん。私をラキシスの心臓へ連れて行きなさい」 マーハルたち「ラキシスの心臓!?」「あそこへは、誰も生きては近づけません!」 ポセイダル「そうだ…… あの部屋は、私にしか開けられん」 エルガイムmk-IIの放つ銃撃を、オージェがバリアーで防ぐ。 ダバ「マキシマムパワーでも、かすりもしない!?」 アマンダラ「私の前では何者も無力だ」 ダバ「格闘に持ち込めば、mk-IIのパワーだって!」 アマンダラ「甘いな」 mk-IIがオージェに飛び掛るが、オージェのパワーの前に左腕を引きちぎられ、吹き飛ばされる。 ダバ「うわぁぁっ!」 アマンダラ「私の予定した以上の行動をしなければ、良い生活ができたものをなぁ」 ダバ「他人に自分の人生の枠を組まれて、何が面白いものかぁっ!」 アマンダラ「ならば、つまらなくしてやる」 オージェが剣撃を放つ。 とっさにmk-IIがランチャーを放つと、意外にも今度はオージェに命中する。 ダバ「当たった!?」 アマンダラ「チッ、フィールドを離れすぎたか」 ダバ「エネルギー切れか?」 オージェが立ち位置を変えると、再びオージェの全身の生気が満ち、猛攻が繰り出される。 ダバ「うぅっ…… さっきのパワーダウンは何だったんだ!?」 アマンダラ「すべてのフィールドでパワーが繋がらんとは…… そろそろカタをつけさせてもらうぞ、カモン・マイロード!」 オージェが、巨大な鎌を構える。 その姿に、死神のイメージが浮かび上がる。 ダバ「何だ…… あれは!?」 正規軍艦隊がガストガルを上昇してくる。 巡航艦サージェ・オーパスのブリッジには、ギワザ・ロワウがいる。 ギワザ「ガストガルを逃れようとする船は全て落とせ。一隻たりとも逃がすなよ。メッタはどうなっている?」 通信兵「はっ! 標準時間で10分後にはスヴェートを直撃します」 ギワザ「10分後には私がペンタゴナの王か……」 一方、反乱軍の帰還・ターナ。 ロンペ「反乱軍のスヴェート撤退、完了しました」 セムージュ「ダバくんとはまだ、連絡がとれないのか?」 ロンペ「はい。厚いジャマーのため、救助に向かったキャオ、レッシィ両名からも通信が途絶えたままです」 セムージュ「メッタ衝突まであとわずか…… 我々はまだリーダーを失うわけにはいかないんだ!」 スヴェートでは、レッシィがヌーベルディザードを駆ってダバを捜し回っている。 レッシィ「ダバ、どこに紛れ込んだの? ──上!?」 上階で待ち構えていたグルーンが体当たり。 レッシィ「えぇい、このっ!」 衝撃で床が抜ける。 ヌーベルはとっさにそばの鉄骨につかまるものの、グルーンはそのまま落ちてゆく。 レッシィ「ふぅ…… あれは…… 何だ!?」 眼下に巨大な十字架が見える。 ヌーベルがゆっくりと降下してゆく。 四方八方から、レーザーの雨が降り注ぐ。 ヌーベルが機体を破壊されながらも、どうにか着地する。 レッシィ「こんなのがあるってことは…… ここがスヴェートの心臓部?」 レッシイがヌーベルから降りて、単身、前方を目指す。 レッシィ「人が……?」 マーハルとハンスが倒れている。 レッシィの目の前で、2人の体が砂のようにボロボロに崩れ去る。 レッシィ「これは!? ──ポセイダルの秘密、この目で確かめてやる!」 真っ暗な通路を駆け抜けた末、視界が明るくなる。 巨大な女神像。 その足元へと続く階段の途中で、ポセイダルが倒れている。 レッシィ「これは!? ──ポセイダル!?」 ギャブレー艦スレンダースカラから、ギャブレーの乗ったバッシュが飛び立つ。 イレーネ「作戦参謀殿、メッタはもう近くまで来ているんですよ!?」 ギャブレー「反逆者となるのは私1人でいい。お前たちは正規軍の指揮下へ戻れ」 イレーネ「なぜです、ギャブレー殿!?」 ギャブレー「フッ、私はギャブレット・ギャブレーだ……! 義に死してこそ華だと思わんか!!」 バッシュが飛び去る。 イレーネ「はぁ…… 何と能天気な……」 レッシィ「ダバはどこ!?」 ポセイダル「少年は今…… 真なるポセイダルと戦っている」 レッシィ「真なるポセイダル?」 壁面のスクリーンに、ダバたちの戦いの模様が映し出される。 レッシィ「あれは!?」 ポセイダル「オリジナル・オージェのエネルギーは、スヴェートそのものから取っている…… 私を祭壇まで連れて行きなさい…… 私なら彼を止められる」 レッシィ「あなたが止める……? そんなことは信じられない!」 ポセイダル「信じないのは勝手だ…… 数分後にはメッタの衝突で皆死ぬのだぞ、レッシィ……」 レッシィ「あなたにはそれも止められるというのか?」 ポセイダル「無論だ……」 ダバ「やはり一定の距離を離れないな…… パワーを出せるフィールドが決まっていると見たぞ」 オージェの猛攻の前に、mk-IIが後ずさる。 背後は壁で、もはや退路はない。 ダバ「しまった!」 アマンダラ「私の両親は、これ以上のむごいやり方でヤーマンになぶり殺しにされた」 ダバ「何だと……!? アマンダラ!」 アマンダラ「それに比べたら、私は優しい男だと思って欲しいな!」 ダバ「そんなデタラメをっ……!!」 オージェの大鎌で、mk-IIの首が叩き切られ、吹っ飛ぶ。 同時に、mk-IIの繰り出したセイバーが、オージェの喉元に深々と突き刺さる。 アマンダラ「ミアンめ…… バイオセンサーを切ったのか!? うぅっ…… 私の夢を…… 私の世界を……!」 オージェがmk-IIを吹き飛ばす。 mk-IIは地面に倒れて、もはや動かない。 アマンダラが息を荒げ、その容姿が急速に老いてゆく。 ダバ「動け! 動いてくれ!」 アマンダラ「許さんぞぉ!! 小僧!!」 ダバ「動けぇっ!!」 再びのオージェの鎌。 あわやというとき、その刃をギャブレーのバッシュが受け止める。 ギャブレー「生きているのか、ダバ!」 ダバ「ギャブレーか!?」 アマンダラ「私の選んだ若者が…… 揃って私に歯向かうというのか!」 ギャブレー「お前の時代は終わった!」 アマンダラ「若造があぁぁ──っ!!」 オージェの全身が炎に包まれる。 ポセイダル「マシンなど使わずとも…… あなたの愛だけで…… 私は自由に操られましたのに……」 レッシィの目の前で、祭壇に座したポセイダルの体が砂のように崩れ去り、消滅する。 レッシィ「ミアン……!」 オージェが煙を噴き上げつつ動きを止め、崩れ落ちる。 突如、スヴェート全体が激しく揺れ始める。 ダバ「な、何だ!?」 ギャブレー「スヴェートが動き始めたんだ!」 レッシィ「ミアンの言ってたことって、このこと!?」 アムの乗るエルガイムの周囲、建造物がどんどんせり上がってくる。 リリス「アム、低すぎる!」 アム「でも、高度は下げてない!」 ギワナ「バ、馬鹿な! スヴェートが飛ぶなど聞いてはいない!」 空から、メッタが火の玉と化して飛来する。 海上から浮上したスヴェートがメッタを避け、メッタは何もない海上で爆発する。 ダバ「この感覚は?」 ギャブレー「空を飛んでいるみたいだが……?」 ダバはmk-IIを捨て、スパイラルフロー・ヴュイで脱出する。 アム「これじゃ、下にいるダバたちは……」 リリス「溺れるわけないでしょ、ダバが…… あ?」 アム「何?」 リリス「こっち……かな?」 ギワザ「フフフ。しかし、スヴェートの今の動きは最後の力と見た。反乱軍のザコどもを叩けば、もう終わりだな」 ダバたちがようやく、アムのエルガイムのもとにたどり着く。 ダバ「アム! エルガイム!」 アム「ダバぁ!」 リリス「ギャブレーが来てくれたの!?」 ギャブレー「クワサンのためには、多少の苦痛は耐えてみせる!」 ダバ「アム、コクピットを!」 エルガイムのハッチが開き、リリスが真っ先にダバに抱きつく。 リリス「ダバぁ!」 ダバ「リリス!」 アム「ダバ、よく無事で!」 ダバ「ありがとう……」 ダバがアムにキスを残し、自らエルガイムに乗り込む。 ダバ「ポセイダルは死んだ!! 一気にギワザと決着をつける!!」 セムージュ「やった! 聞いたか諸君! 我らがリーダー、カモン・マイロードはポセイダルを倒したぞ!! 残るギワザ艦隊を打ち倒し、ペンタゴナに自由を取り戻すのだ!!」 反乱軍兵たち「カモンがポセイダルを倒したのか!」「カモン・マイロードがいる限り」「反乱軍は勝てるぞぉ!」 反乱軍が一気に沸き返る。 ギワザ艦隊から次々にヘビーメタルが出撃する。 反乱軍も勢いに乗って迎え撃ち、乱戦状態となる。 ダバ「ギワザの船を沈めれば、事は済む!」 エルガイムがギワザのサージェ・オーパスに挑む。 ガニア・キラーズのアシュラ・テンプルが追いすがる。 ガニア「反乱軍こそ、貴様を潰せば烏合の衆! カモン・マイロード!」 リリス「ダバぁ!」 ガニア「ギワザ殿はお前の死がお望みだ!」 キャオがディザードを駆って駆け付け、アシュラ目掛けて斬りつける。 ガニア「何だ!?」 キャオ「あんたらねぇ! ギワザには、世界を背負ってくだけのパワーはないんだよ!」 ガニア「こんなところに…… うおぉぉ──!!」 エルガイムとディザードの連携の前に、アシュラが大爆発する。 通信兵「ガニア・キラーズの反応、消えました。我が軍の損傷、フリゲート艦3隻、ヘビーメタル34機……」 ギアザ (ここは…… 機を譲るしかないというのか) スレンダースカラ内。 乗組員「ギワザ艦隊が後退を始めました」 イレーヌ「よし、ギャブレー殿に最後の奉公だ。さよならね…… プラネット・ボンバー用意!! 目標ギワザ艦隊── ファイヤー!!」 プラネット・ボンバーが地表めがけて放たれ、ギワザの艦隊へと降り注ぐ。 ギワザ「な、何事だ!?」 通信兵「低軌道上からのプラネット・ボンバーです」 ギワザ「また近衛隊か!? 反乱軍なのか!?」 ギャブレー「イレーヌ!? 愛(う)い奴…… 良いタイミングで!」 ダバ「セムージュ、バスターランチャーだ!」 セムージュ「よし、バスターランチャーを落とせ!」 ターナから投下されたバスターランチャーを、エルガイムが手にする。 ダバ「バスターにエネルギーを回す。落ちるぞ」 リリス「とどめだからいい。やれ!」 通信兵「正面、エルガイムです。ギワザ様……? ギワザ様!?」 ギワザはすでに艦橋を離れ、1人で脱出用シャトルに乗り込んでいる。 ギワザ「こんなところで死んでたまるか…… あんなガキどもになめられて……」 ダバ「最期!!」 リリス「撃てぇっ!!」 ギャブレー「違う! ギワザはシャトルだ!!」 ギャブレーのバッシュが、ギワザのシャトルに追いすがる。 ギワザ「私に逆らうヘビーメタルがここにもいる…… ここにも!」 ギャブレー「ギワザ……!」 ダバ「ギワザ!!」 ギワザ「軍を立て直してくれば、烏合の衆なぞは……」 エルガイムのバスターランチャーが、ギワザのシャトル目掛けて火を吹く。 ギワザ「叩きのめしてくれる…… あ? がああぁぁ──っ!!」 バスターの光の中に、ギワザがかき消えてゆく── 反乱軍兵の間を、通信が飛び交う。 通信『何、投降する? 正規軍のどこの部隊だ?』『ラジャー、受け入れる』 セムージュ「よぉし、指定した海上へ降下してくれ」 勝利に沸き返っている反乱軍兵たち。 セムージュ「喜んでいる暇はないぞ! 各艦艇のチェック、スヴェートに集結させるんだ!」 決戦を終え、ダバが仲間たちのもとを発つ日がやって来た。 アム「いいところあるのね、クワサン・オリビーをダバに返すなんて」 ギャブレー「『ギャブレーさん』ではなくて…… 『お兄ちゃん』と呼ばれ続けるのは、私の本意じゃない……」 レッシィ「でもギャブレー、あなたがクワサンを返すって言ったときから、ダバはコアムに帰るって言い出したのよ」 アムがちらりと、キャオを見やる。 アム「何で今日はついてかないの? 冷たいじゃない?」 キャオ「俺だって自立したいんだよ。いつまでもダバ、ダバじゃあるまい? な、リリス」 リリス「フフッ、今度は私とミラリィ探しをするんだよね」 ダバがオリビーを連れて、セムージュと固く握手をかわす。 セムージュ「いつでもまた、スヴェートにな」 ダバ「ありがとう。本当にありがとう、セムージュ。そして…… みんな!」 アム「おぅ!」 キャオ「近寄らねぇぞ! 近寄ると、泣いちゃうからなぁ!」 レッシィ「そ、勘弁ね……」 リリス「そ、堪忍ね、ダバ……」 ダバ「さ…… クワサン・オリビー、故郷へ帰ろう」 オリビー「うん、お兄ちゃん」 バイオリレーションの後遺症か、オリビーがミアンと同じ仕草で耳元を撫でる。 ダバがオリビーを抱き上げ、オリビーが子供のように笑い転げる。 オリビー「アハハハ! アハハハッ……」 ギャブレー「あれは、一生治らん…… ダバめ……」 反乱軍兵たちに見送られ、ダバとオリビーを乗せたターナが飛び立つ。 レッシィ「アマンダラは、ヤーマンの血族者全てに対して、復讐を完成させたのよ……」 アム「復讐を…… 完成させた!?」 レッシィ「今日から一生、人形になってしまったオリビーの面倒を見るのよ…… そして、歳をとって死んでゆくのよ。2人とも……」 レッシィが涙をこぼす。リリスもアムの髪に顔を埋め、肩を震わせる。 アム「それが…… 復讐か…… でも、ダバはそれを選んだのよね……」 アムも大粒の涙を流し始め、がっくりと膝をつく。 ダバたちの生まれ故郷のコアムを目指し、ターナが飛び去っていく。 (終)
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/32.html
タイトル ジャンル 作成者 たこやきプリンセス 漫画 W・サード 戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー アニメ 逃亡者 戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマーV アニメ 逃亡者 真ゲッターロボ 世界最後の日 アニメ ジーク 超者ライディーン アニメ 逃亡者 超者ライディーン 漫画 逃亡者 超獣機神ダンクーガ アニメ 逃亡者 超獣機神ダンクーガ 失われた者たちへの鎮魂歌 アニメ 逃亡者 鳥人戦隊ジェットマン 天駆ける戦士 漫画 逃亡者 鳥人戦隊ジェットマン 時を駆けて 漫画 逃亡者 超神ビビューン 特撮 逃亡者 超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス(漫画版) 漫画 マリエ好き 超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ アニメ ジーク 超電子バイオマン 特撮 ブラック・マジシャン 超魔神英雄伝ワタル アニメ ジーク 超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説 アニメ ジーク ディスク・ウォーズ アベンジャーズ アニメ ジーク テイルズオブエターニア THE ANIMATION アニメ ジーク テイルズオブゼスティリア・ザ・クロス(第2期) アニメ ジーク 劇場版 デジモンアドベンチャー アニメ ジーク デジモンアドベンチャー アニメ ジーク デジモンアドベンチャー02 アニメ ジーク デジモンセイバーズ アニメ ジーク DEATH NOTE 漫画 浅倉又一郎 鉄拳 -TEKKEN- アニメ ジーク テツワン探偵ロボタック 特撮 逃亡者 デルトラクエスト アニメ ジーク 電光超特急ヒカリアン アニメ ジーク 天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~ アニメ 近所のバカ 電脳冒険記ウェブダイバー アニメ 管理人 伝説の勇者ダ・ガーン アニメ ブラック・マジシャン 動物戦隊ジュウオウジャー 特撮 ジーク 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージfromスーパー戦隊 特撮 W・サード 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック! 特撮 W・サード 透明ドリちゃん 特撮 逃亡者 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス アニメ ジーク ドキドキ!プリキュア アニメ ジーク 特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER 特撮 逃亡者 ど根性ガエル 漫画 逃亡者 トミカヒーロー レスキューフォース 特撮 逃亡者 トミカヒーロー レスキューフォース 爆裂MOVIE マッハトレインをレスキューせよ! 特撮 もじ工房 ドラえもん のび太とアニマル惑星 アニメ ブラック・マジシャン ドラえもん のび太と鉄人兵団 アニメ ブラック・マジシャン ドラえもん のび太と竜の騎士 アニメ ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の宇宙開拓史 アニメ ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の海底鬼岩城 アニメ ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の恐竜 アニメ ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の大魔境 アニメ ブラック・マジシャン ドラえもん のび太のドラビアンナイト アニメ ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の日本誕生 アニメ ブラック・マジシャン ドラえもん のび太のパラレル西遊記 アニメ ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の魔界大冒険 アニメ ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の宇宙小戦争 アニメ ブラック・マジシャン TOLOVEる 漫画 W・サード トランスフォーマー ギャラクシーフォース アニメ ジーク トランスフォーマー ザ・ヘッドマスターズ アニメ 逃亡者 トランスフォーマー・ザ・ムービー (1986年作品) アニメ 逃亡者 トランスフォーマー スーパーリンク アニメ ジーク トランスフォーマー 超神マスターフォース アニメ 逃亡者 トランスフォーマー 超神マスターフォース 漫画 マリエ好き
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/38.html
タイトル ジャンル 作成者 ワンワンセレプーそれゆけ!徹之進 アニメ ジーク
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/956.html
「カイトビングだ、カイト!」 「兄さんの目は遊馬に応えようとしている。」 「この先に何が待つかは分からない。だが、切り拓いてやろう、俺の道を。俺のデュエルを!」 「さあ来い、カイト!」 「眠れる獅子を起こした事を後悔するぞ!」 「望む所よ!」 「俺のターン、ドロー!俺は魔法カード"逆境の宝札"を発動!俺のフィールドにモンスターがなく、相手フィールドに特殊召喚している時、カードを2枚ドローする! そして俺は魔法カード"アクセル・ライト"を発動!俺のフィールドにモンスターがいない時、このターンの通常召喚を放棄する代わりにデッキからレベル4の光属性戦士族モンスター1体を特殊召喚できる!俺は"デイブレイカー"を特殊召喚!」 特殊召喚されるデイブレイカー 「"デイブレイカー"…。遊馬、気をつけろ。」 「おう。」 「"デイブレイカー"は特殊召喚に成功した時、手札からもう1体の"デイブレイカー"を特殊召喚できる。」 特殊召喚されるデイブレイカー 「俺はレベル4の"デイブレイカー"でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!現れろ、"貴光子パラディウス"!」 パラディウスがエクシーズ召喚される。 「来やがった!」 「仕掛けて来るぞ。」 「"貴光子パラディウス"の効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ使い、バトル終了後に相手フィールドにいるモンスターエクシーズの攻撃力を0にし、さらに"パラディオス"以外のカード効果を無効にする!」 希望皇ホープ:攻撃力2500→0 「"ホープ"の効果が消えたって事は。」 「そうだ、"ナンバーズ"と言えども破壊できる!やれ、"パラディオス"!"フォトン・ディバイディング"!」 パラディオスとの戦闘によって破壊されるホープ 「うわあああああっ!!」 遊馬 LP2500→500 「俺はこれでターンエンドだ。」 「…。」 「さすがはカイト。」 「ああ、でも、こうでなきゃ面白くもねえ。かっとビングするにはいい壁だ!」 「お前に越えられるようなやわな壁じゃない。」 「だったら、意地でも越えてやるぜ!」 「俺のターン、ドロー!俺は手札から魔法カード"魔封印の宝札"を発動!」 幻の大激突! ダブル希望皇VSダブル銀河眼!! 「このターン、魔法カードの発動を封印する代わりにカードを2枚ドローする!よし、来たぜ!俺は"ガガガカイザー"を召喚!」 召喚されるガガガカイザー 「そして俺のフィールドに"ガガガモンスター"がいる時、"ガガガクラーク"を特殊召喚できる!」 特殊召喚されるガガガクラーク 「さらに俺は"ガガガカイザー"の効果を発動!1ターンに1度自分の墓地からモンスター1体を除外し、自分フィールドに全てのモンスターのレベルを除外したモンスターのレベルと同じにする! 俺は墓地のガンバラナイトを除外!ガンバラナイトのレベルは4。よって、ガガガカイザーとガガガクラークのレベルは4となる!」 「レベル4のモンスターが2体!」 「チャンスウラ!」 「キャッ飛んで!」 「行っけえ、遊馬!」 「俺はレベル4のガガガカイザーとガガガクラークでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!現れろ、-HC- エクスカリバー!」 エクスカリバーがエクシーズ召喚される。 「おお、あれは俺がやったモンスターじゃねえか!ぶちかませ、遊馬!」 「ゴーシュ、お前はどっちの味方だ?」 「俺はエクスカリバーでパラディオスを攻撃!」 「でも、2体の攻撃力は。」 「2000と同じウラ!」 「エクスカリバーのモンスター効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、バトル終了まで攻撃力を2倍にする!」 エクスカリバー 攻撃力2000→4000 「攻撃力4000。」 「行っけえ、エクスカリバー!一刀両断必殺真剣!」 エクスカリバーとの戦闘で破壊されるパラディオス 「う…く…うわあああああっ!!」 「カイト!」 「カイト様!」 カイト LP2200→200 「パラディオスが破壊された時、カードを1枚ドローする!」 「俺はこれでターンエンドだ。」 エクスカリバー 攻撃力4000→2000 「カイト…。」 「凄いウラ。」 「はい。」 「何て厳しいデュエル、喉がゴロゴロ、じゃない、ヒリヒリするわ。」 「でも、楽しそう。」 「うん?」 「私には遊馬もカイトも楽しそうに見える。」 「…。うん!」 「…。」 「兄さんも笑ってる。」 「え?」 「心の底から楽しそうに。」 (一馬、お前の息子がカイトを救ってくれると言うのか…。) 「行くぞ、俺のターン、ドロー!俺は装備魔法ギャラクシーゼロを発動!俺の墓地にあるギャラクシーアイズの効果を無効にし、攻撃表示で復活させ、このカードを装備する!蘇れ、ギャラクシーアイズ!」 フォトンドラゴンが墓地から特殊召喚される 「ギャラクシーアイズ…はっ、そう来なくっちゃな!」 「装備魔法ギャラクシーゼロの効果により、バトルの間、攻撃力を800ポイントダウンさせる!」 ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン 攻撃力3000→2200 「それでもギャラクシーアイズの攻撃力の方が上か!」 「カイト、行け!」 「ギャラクシーアイズ、エクスカリバーを攻撃!破滅のフォトンストリーム!」 ギャラクシーアイズとの戦闘によって破壊されるエクスカリバー 「うわあああああっ!!」 「遊馬!」 遊馬 LP500→300 「そしてギャラクシーアイズの攻撃力は元に戻る。」 ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴン 攻撃力2200→3000 「俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド。」 「く…くそ。まだだ。まだまだやってやるぜ、カイト!」 「望む所だ。」 「俺のターン、ドロー!俺は魔法カードガガガドローを発動!俺の墓地にあるガガガモンスターの数だけ除外して、カードを2枚ドローする! さらに装備魔法エクシーズ・リバイバルを発動!俺の墓地にあるモンスターエクシーズを1体を選択し、このカードを装備して特殊召喚する!」 「来い、お前の全てを見せろ!その全てを俺が叩き潰す!」 「そいつは俺の台詞だ!俺は希望皇ホープを選択!現れろ、希望皇ホープ!」 「だが、ギャラクシーアイズには届かない。」 「届かせて見せる!かっとビングだ、俺!カオス・エクシーズ・チェンジ!混沌を光に変える使者!現れろ、CNo.39 希望皇ホープレイ!」 ホープレイが特殊召喚される。 「ホープレイ…。希望…。」 「?」 「アストラル、お前は言った。もう過去に縛られる必要はないと。」 「ああ。」 「俺のデュエルは誓いのデュエルだった。」 「誓い?」 「ハルトを絶対助けると誓いながら、デュエルをしていた。」 「兄さん…。」 「だが、これからは。望み、希望、俺自身の為のデュエルをする。」 「そうだよ、カイト!未来は俺達の物だ!」 頷くアストラル 「俺達が決めるんだ!」 「ふ…。」 「…。」 「…。」 「…。」 「…カイト…。」 「兄さん、僕も同じだよ。」 「さあ来い、遊馬!」 「行くぜ、カイト!希望皇ホープレイの効果を発動!オーバーレイユニットを1つ使って、このターン、ホープレイの攻撃力を500ポイントをアップさせる!オーバーレイチャージ!」 希望皇ホープレイ 攻撃力2500→3000 「さらに相手モンスター1体の攻撃力を1000ポイント下げる!」 ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴン 攻撃力3000→2000 「行っけえ、ホープレイ!ギャラクシーアイズを攻撃!ホープ剣カオス・スラッシュ!」 「俺は装備魔法ギャラクシーゼロのもう1つの効果を発動!このカードを墓地に送る事でギャラクシーアイズの破壊を無効にする!」 「だが、バトルダメージは受けて貰う!これで…。」 カイト LP200 「な、何で!?」 「手札に送ったギャラクシーゼロの更なる効果さ。このカードがフィールドを離れた時、装備モンスターの攻撃力は0になる!」 ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴン 攻撃力2000→0 「遊馬、ゼロゼロックの効果だ。」 「…!そうか、しまった!」 「ゼロゼロック、お前の永続魔法だ。フィールドの攻撃力0のモンスターには攻撃できない。よって、ホープレイの攻撃は無効となる!」 「て事は。」 「そうだ。俺の永続魔法バトルグラビティの効果がお前を葬る!モンスターをコントロールしているプレイヤーがバトルしなかった時、プレイヤーは1000ポイントのダメージを受ける!」 「やべえ。」 「遊馬。」 「おう。永続罠ディメンション・ゲートを発動!」 「私達のフィールドにいるモンスター1体を除外する!」 「モンスターをコントロールをしている俺にバトルグラビティの効果ダメージはない!」 「ふ…。」 「二人共、いいノリしていやがる。」 「カイト…。」 「カイト様、トンマなんかに負けないで!」 「凄え、何だこのデュエルは!?」 「二人はどんどん前に進んでいる。その先にある希望に向かって。」 「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド!」 「遊馬。」 「あ?」 「君は強くなったな。」 「な、何だよ?」 「君のかっとビングの精神は本当に素晴らしい。君はもう一人でも…。」 「何、言ってんだ!俺達は二人で一つのかっとビングだ!」 「…!」 「ずっと一緒に前に進もうぜ!」 「遊馬、勝つぞ。」 「おう。」 「遊馬、アストラル。」 「!」 「勝たせて貰うぞ、このデュエル。」 「…。」 「俺のターン、ドロー!俺はギャラクシー・ウィザードを召喚!」 「そしてギャラクシー・ウィザードはレベル4つ上げて、2体分のエクシーズ素材にする事ができる。」 「来やがったか!」 「レベル8のギャラクシーアイズと2体分となったギャラクシー・ウィザードでオーバーレイ!3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。 エクシーズ召喚!逆巻く銀河よ、今こそ怒涛の光となりて、姿を現すがいい!降臨せよ、我が魂!ネオギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン!」 ネオフォトンがエクシーズ召喚される 「しかし、ギャラクシー・ウィザードの効果を使って召喚したネオギャラクシーアイズの攻撃力は2000ポイント下がる。」 ネオフォトン:攻撃力4500→2500 「だが、これで十分。お前のライフは300。」 「く…」 「ネオギャラクシーアイズでダイレクトアタック!アルティメット・フォトン・ストリーム!」 「これで兄さんの勝ち!」 「遊馬!」 「永続罠ディメンション・ゲートの新たな効果を発動!ダイレクトアタックをされた時、このカードを墓地に送り、除外していたモンスターの効果を無効にして特殊召喚できる!復活しろ、ホープレイ!」 「ホープレイとネオギャラクシーアイズの攻撃力は同じ!よって、相打ち!」 「行け、遊馬!」 「よっしゃあ、かっとビングだ、俺!速攻魔法エクシーズ・ダブル・バック発動!モンスターエクシーズが1体が破壊され、フィールドからいなくなった時、 破壊されたモンスターエクシーズ1体とそのモンスターの攻撃力以下のモンスター1体を墓地から特殊召喚できる!」 「何!?」 「2体降臨!現れろ!希望皇ホープ!ホープレイ!」 「やったぜ、遊馬!」 「遊馬、素敵!」 「これで決まりか!」 「カイト…。」 「凄い、ホープとホープレイが並んだ。」 「これで次のターン。」 「ああ、俺達の勝利だ!」 「何!?」 「あれは…!」 「そんな馬鹿な!」 「エクシーズ・ダブル・バック!」 「お前も俺と同じカードを。」 「やりました。カイト様!馬鹿トンマ!かっとビングよりカイトビングの方が何枚も上手なのです。」 「カイト…。」 「遊馬、アストラル。…。ギャラクシーアイズとネオギャラクシーアイズの2体でホープレイとホープを攻撃!破滅のフォトンストリーム!行け、アルティメット・フォトンストリーム!」 「うわあああああっ!!」 遊馬 LP300→0 「…。」 「あ…。」 「…。」 「痛ったたた…。負けちまった。」 「…。」 「カイト…。」 手を差し伸べるカイト 「!」 それを手に取る遊馬 「カイト…。次は絶対お前に勝ってやるからな。」 「何度でも相手になってやる。何度でもな。」 その場を去るカイト 「おう、やってやる!諦めなきゃ、かっとび続ければ、いつかお前に辿り着けるかも知れないからな!」 「ふ…。」 「遊馬!」 「遊馬!」 「小鳥。」 「遊馬!遊馬、遊馬!」 「おい、遊馬!」 「遊馬!」 「遊馬?」 「遊馬君!」 「兄さん、遊馬、ありがとう。」 「…。」 「…。」 「いいノリだったぜ。遊馬、またな。」 「遊馬、アストラル…。」 「遊馬、遊馬ったらもう。」 「熟睡ウラ。」 「トドのつまり。」 「遊馬らしいぜ。」 「私が代わりに膝枕する。」 「ねえ、アストラル、遊馬は…。」 「私にはどうする事もできない。」 「かっとビングだぜ。」 「しょうがない。しばらくこのままにしてあげるか。」 「観察結果その21、気持ちのいい敗北もどうやらあるらしい。」 とある玉座 「九十九遊馬、アストラル、私の想定外だった。次は我々が出ねばなるまい」 (終)
https://w.atwiki.jp/shichimenchojigen/pages/24.html
概要 ⚠現在発生中の戦争です。 戦況が変わる可能性が微レ存。 闇の帝王ジヌーは、創造神レーニンによる大宇宙を滅ぼし、カルマと筋トレによる社会主義の大成を目指した。マクロ如来(?)とミクロ菩薩(?)を召喚し、偉大なるイスラム文化アタックを使い、属国であるイタリア大和政権とともに各地を征服。 一方、偉大なるグル・尊師アサハラを抱えたセルビア・モンテネグロは、自らの植民地であるヌー大陸属州から瞑想と座禅を使った精神攻撃で各地を進軍。ここで第九次宇宙最終戦争が始まった。 そして500年後、なんやかんやあって第七次宇宙最終戦争が始まった。 交戦勢力 力道山陣営 オウム国陣営 力道山 オウム国 指揮官 力道山 尊師麻原 力道山 アーナンダ アントニオ猪木 橋本環奈 宇宙人 敵道山 兵力 334 114514 損害 900 9