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【名前】暴走族 【性別】 男 【容姿】 人間と言うよりモンキーに近い 【年齢】 10代~20代 【出展】 なしというかオリジナル 【能力】 頭の悪さと武器 【趣味】 暴走 【好きなもの】 暴走 【嫌いなもの】 ポリ 【尊敬する人物】 クリードさん アル・カポネ 【将来の夢】 ビッグになる事 【その他備考】 人数は約25人程度 【ヒナギクに対して一言】 ヒャッハー!! 【名無したちに向けての言葉】ヒャッホー!! 登場人物名鑑へ戻る
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305 暴走 sage 2009/12/06(日) 03 01 43 ID LjLq1lP/ うちの家族は週末は朝10時を過ぎなければ誰も起きてこないことが多かった。 当時小学生だった僕は昔っから休みの日は寝坊できない性格で、7時頃に目を覚ましても 布団の中で時間をもてあますことが多かった。 だがいてもたってもいれなくなってたまに僕は姉の部屋に構ってほしくて侵入することがある。 そして僕は今日も姉の寝るベッドへこっそりと忍び込んだ。 布団から頭を出す。姉は体を僕とは反対側に向けてスースーと心地良さそうな寝息を立てて眠っていた。 姉のベッドはいつも暖かい。僕は姉の背中に体をぴったり密着させて体温を分けてもらった。 「ううん・・・うーん」 姉は目を覚まし、体はそのままに頭だけこちらに向けた。薄目をあけて僕を確認した。 「ちょっと離れてよ」 姉は頭を元に戻し、体を揺すって僕を振り払おうとした。だが負けじとしがみつく。 「ち・・・ちょっと・・・」 気がつけば僕のそれは朝勃ちで限界までいきり立ち姉の尻の肉をギュウギュウと突いていた。 姉は体をこちらに向けた。姉の顔が僕の顔の上にある。当時身長が低い方だったぼくは姉よりも 頭一つ分くらい背が低かった。僕は姉の顔を見上げた。 「おはよう、お姉ちゃん」僕は笑顔で姉に挨拶をした。 「んー!かわいい!!!!!」突然姉は僕をギュウッと抱きしめた。それも力ずくで僕の体を潰してしまうかのような勢いで。 僕の顔は中学三年生のまだ未熟な胸に埋もれた。しかし僕は逆らえない。 まだ当時は姉の方が腕力が勝っていた。ベッドの上は完全に姉の一方的支配下にあるのだ。もしも逆らえば 即蹴飛ばされベッドから追い出されるのだった。 だが僕にとってそれはそんなに苦痛じゃなかった。 姉は一旦僕を解放した。僕は頭を上げ、姉の顔を見上げた。並以上に整った顔が笑みを浮かべていた。心臓がドクンと跳ねた。 306 暴走 sage 2009/12/06(日) 03 02 34 ID LjLq1lP/ 僕は小学5年生。性的な欲求を感じ始める年頃だった。 だが当時、異性とどこかで泊まり一晩・・・なんていうことは中学生やそこらの年齢では有得ない時代だった。 しかし性欲は日に日に増大する。僕の周りでもエロ本を持っていない奴なんていなかったくらいだ。 エロ本は無いと思うが少なくともそれは姉にもあてはまることだった。 となると一番身近にいる異性。それが姉であり弟であった。 特に仲が良かった僕達姉弟がお互いの体の変化に興味を抱きはじめ、いきすぎた行為に発展するまではそう時間がかからなかった。 姉は僕が布団に潜ると自分の性器を触らせてくれることがよくあった。僕は興味津々に姉の性器を弄くった。 背徳的行為だということはお互い薄々気付いていた。だが育ち始めた性欲は留まる所を知らなかった。 307 暴走 sage 2009/12/06(日) 03 04 01 ID LjLq1lP/ 姉の右手が僕の左手を掴んだ。「触りたい?」姉は優しくそう尋ねた。僕はうんと頷いた。と同時にとっさに頭を下に向けた。 なんだかとても恥ずかしかった。という理由もあるが、その「行為」をしている時は何故か姉の顔を見てはいけない気がした。 姉はゆっくりと、しかし確実に僕の手を自分の股の方向へと誘導していく。 僕達の「行為」は暗黙の了解で成り立っていた。 僕が積極的にならない。姉が僕の手を誘導し、姉が僕に「触らせる」。 自発性を実際に禁止された訳ではない。昔から徐々に徐々に行為を重ね、深めていくなかで 自然に生成されたものなのだ。 僕の左手は姉のパジャマを潜った。姉の右手という通行証が無いと潜れない関門だ。 そこを超えると姉の下腹部に触れた。そこは凄く熱を持っていた。 僕の左手はさらに深部へと誘導された。すぐに下着の上部に達した。 姉の右手は躊躇することなくその情けない程弱々しい下着のゴムを潜り抜けた。 そして最深部の秘部へと辿り着いた。姉の右手は役目を終えると早々に下腹部から退いた。 僕はそっと手の平を、割れ目を覆い隠すように恥丘に置いた。 恥丘の曲線と手の力を抜いた時に出来る平の曲線と形が一致した。 僕は中指で割れ目をそっとなぞった。男性には絶対に存在しない柔らかさと弾力。そして湿り気。 僕の心臓は激しく鼓動した。 姉は上着のボタンを上から順に数個外した。小さな、しかし確実に男性よりも発達した乳房がそこにあった。 僕はそれをそっと口に含んだ。がっつくと引っ叩かれるので軽く舌で愛撫した。その姿はまるで赤ん坊だ。 だが悪い気分ではなかった。自分の全てを姉が包み込んでくれるような、そんな気がした。 そうしているうちに割れ目は随分と水気を帯びてきた。 僕は夢中で中指と人差し指を使って割れ目の表層を撫でた。 中指で割れ目をポンと軽く弾くとちいさくクチャッっと音が出た。 いつもならこれを姉が満足するまで続けるだけだった。 今回は違った。暴走を始めた性欲はこの程度では満足しなくなっていた。 308 暴走 sage 2009/12/06(日) 03 04 58 ID LjLq1lP/ 姉の右手が僕の左手を強引に掴んだ。そして僕の中指と人差し指を割れ目の内部へと突っ込んだ。 (とは言っても第一関節と第二関節の間くらいの深さ) 「クチュッ」と鳴る。既に僕の手は水浸しだった。 僕は驚き、指を割れ目から引っこ抜いてしまった。だが姉はまた突っ込み、そして耳元でこう囁いた。 「もっといいよ」 僕は思わず姉の顔を見上げた。一瞬しまったと思ったが姉はクスリと笑った。 僕は赤面し、すぐに俯いた。 姉は僕の手を掴み強引に割れ目を掻き回させようとしていた。こんなに柔らかくて敏感な部分を こうも荒々しく触ってもよいものなのだろうか。姉はさらに催促した。 「やって」 僕は思い切って指を割れ目に突っ込んだ。そしてこれでもかこれでもかと弄くりまわした。 掻くように、撫でるように、弾くように、広げるように。二本の指で可能な限りのことをした。 「っん・・・」姉が軽く息を詰まらせたような声を鼻から漏らした。 同時に乳首を口で吸ってみた。チュっと鳴った。姉はこれまでに無いほど激しく僕を求めた。 姉の右手がモゾモゾと動き出した。今度はなんだ。 だが向かう方向が違う。突然姉の右手は僕の下腹部に触れた。 「うっ」突然の感触に僕は驚き声を上げてしまった。一体何をする気だ。 姉は僕の腰を強引に引き寄せた。そして無理やり僕のパジャマとパンツをずらした。 ポロリと下着の隙間からいきり立った逸物が飛び出した。僕は仰天した。 「おっ・・・お姉ちゃん・・・?」 「触らせて」姉の生ぬるい息がぼくの首筋に当たった。 たぶん姉が僕のを触るのははじめてだ。僕は下を向いたまま姉の声には答えずじっと次の動きを待った。 姉の冷たい右手は恐る恐るぼくのそれの頭に触れた。ビクっと反応してしまった。 最初は触ったり撫でたりしていた。しかしそれも次第に動きが激しくなり握ったり擦ったりしてきた。猛烈な動悸が僕を襲った。 「ひっ・・・」繰り返される愛撫に耐え切れず声が漏れた。 負けじと姉の割れ目を触る。もう割れ目の洪水は下着にシミを作りそうなくらいになっていた。 309 暴走 sage 2009/12/06(日) 03 05 45 ID LjLq1lP/ しばらくして、いや実際はものの数分も経っていないのかもしれないが、何かが僕の下腹内部からせりあがってきた。 それは今までに経験したことの無い感覚。もっと激しく姉が欲しい。とにかく何か分からないこの津波のような 気持ちを姉に叩き付けたい。そしてこの抑え切れない衝動を包み込んで欲しい。 激しい情欲に駆られ僕は一瞬全ての理性を振り切った。僕は姉の下着を掴んでずらし、姉の股と割れ目の間に小さな逸物をつきたてた。 僕の左手を姉の背中にまわしとにかく股間をギュウギュウと押し付けた。全てを受け止めて欲しいというその一心で。 逸物が割れ目の入り口を探り当て頭だけだがその口に包まれた。直後にスパークが散った。 僕は必死に姉の体にしがみついた。 ビュービュー。逸物から液体が噴出し割れ目を打ち付ける感覚と同時に体験した事の無いほどの快感と幸福感に包まれた。 しかし直後にとりかえしのつかないことをしてしまったのではないかという後悔がジワジワと押し寄せてきた。 しばらくして股間は血が引き縮んでいた。僕は息を切らしながらもまだ姉にしがみついていた。 どうやら姉も僕の体を抱いていたらしい。腕が背中にまわっていた。 僕は恐る恐る姉の顔を見上げた。 「拭いて」姉は腕を解くと無表情でそう言い、ベッドに備え付けてあるティッシュを大量にとって 僕に渡した。怒っているのだろうか。僕はとてもいけないことをやってしまったのだろう。 こんなにも姉を汚してしまった。僕は目を背け俯いた。 股間のまわりがヌルリとなんとも心地の悪い感触がした。一物を抜く。ヌルヌルとした液体にまみれている。 酷い頭痛がしている。とりあえずその濡れたいちもつを軽くティッシュで拭き取り服の中へしまった。 どうやらパンツまで濡れているようだった。これはもう後で替えるしかない。 姉の股間を触る。まるでオネショでもしたのかと思うほどに液体にまみれていた。 姉はさらにベッドのティッシュを大量にとり無言で僕に渡した。僕はそれを受け取り割れ目やその周辺を丹念に拭いた。 体の位置は始める前と変わらないのでその秘部が今どういう状態なのか目視確認はできない。体位は替えることが出来ない。 しようと思えばできるが、同じ腹から生まれた小学6年生の大量の精液と中学3年生の大量の 愛液が混ざり合ったそこを、僕は見てはいけない気がした。 結局ゴミ箱が丸めたティッシュで一杯になるまで拭いた。 一通り終わると姉は無言でベッドから出、僕と一度も顔を合わせる事もなく下着を着替え、部屋着を着た。 僕はその様子をベッドから無言で眺めた。 姉はまるで僕の存在を忘れたのかと思うほど手際よく串で軽く髪を整えると、トントントンと一階へ降りていった。 僕は呆然としていた。しばらくしてから僕も服と下着を着替え下に降りた。 そしてそのまま洗面台に行き、汚いパジャマとパンツを洗濯機に放り込んだ。 姉の下着とパジャマもそこに入れてあった。 全ての汚れを落すために手は石鹸で丹念に洗い、顔もついでに洗った。 洗面台の鏡を見る。いつもと変わらぬ僕の顔がそこにあった。 リビングに行くと今起きたという感じの母が朝食を作っていた。 姉はその横で冷蔵庫を漁っていた。そして僕が大切に隠しておいた牛乳プリンを見つけ出すと 僕の目の前で啜るように目にもとまらぬ早さで平らてしまった。 はっと我に返る。「アッー!それ僕が昨日残しておいたのに!」僕は叫んだ。 「はぁ?名前書いとけよ」姉は無茶を言ってるのを自覚しているのかニヤニヤしながら言った。 「せっか残しといたのにー!」 「こら!」母が姉に怒った。 朝食が完成し、姉と僕は揃って椅子に座りベーコンをほおばった。 いつもとなんら変わらぬ聞きなれた朝のニュースのテーマがテレビから流れていた。 隣にはいつもの姉がいた。 終
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第四話:宙走姫 スタートダッシュで先手を取ったのは紫貴だった。やはりキャッツアイの高機動はこのアクセルロンドでは圧倒的に有利に働く。様々な追加装備を施してあるリーヴェにトライクの通常機動力で差を付けられる荒業は驚嘆に値する。 だが、油断はできない。追加装備がどういった能力なのかはまだ不明だ。二周目で何か仕掛けてくるだろう。 『紫貴。差をできる限り稼ぐんだ。武装からして二周目で仕掛けてくるのは明らかだ』 「全力疾走ならお任せよ!」 『リーヴェ。グリスジェリーで何とか差を離されない様にして。スキルは攻撃に回すから』 「何とかやってみま~す」 その発言は俺の考えの裏付けだった。リーヴェはグリスジェリーで加速をしてきた。まだ紫貴に及ばないが、ただ走っているだけでは差は離せないまでには速度が上がっている。 それを見た紫貴は浮遊して走行を邪魔するアステロイドの中をフルスロットルで走り出す。アステロイドが邪魔してくるが、それをドリフトや片腕による払い除けで走る。 リーヴェもノーマルモードのサブアームを用いて同様にアステロイドを払い除ける他にサブアームでアステロイドを蹴って、逆に利用する手を用いる。 『カーブだ。転ぶなよ?』 「誰に物を言ってんのよ。見てなさい!!」 そういうと紫貴はその大口に恥じぬコーナリングで最初のコーナーを曲がりきる。ご丁寧にインサイドを取っての最短コースだ。それからすぐに速度を取り戻すべく、アクセルをかける。 「あ~らよっとです」 一方のリーヴェはサブアームの蹴りで奇妙な動きでまがってみせる。アステロイドならではのコーナリングという事であるらしい。しっかり差が詰まっているため、侮れる動きではなさそうだ。 続いて、そのままウェーブ上のコースが迫る。紫貴はアステロイドを避けて走り、リーヴェはアステロイドを蹴る変則的な飛行で紫貴との差を離させない。 『なるほど。味な真似をする』 俺は感心してヘアピンカーブを抜けるリーヴェの走行をみる。単純にアルトレーネとしての機動力を倍加させるだけでなく、こうした変則的な行動も可能としているらしい。 装備自体は確かに重いが、出力でそれを補っている。もしアステロイドでなくともそれで追いかけてきただろうが、今回のステージで得をしているのは間違いなく彼女だ。 「面倒になってきたわね」 ヘアピンカーブの先にあるウェーブを駆け抜けている紫貴が考えを織り混ぜた言葉を俺に返す。彼女もわかっていた。不利な展開になってきた事を。 『だから急ぐ。加速するぞ』 「ええ」 迷っている暇もない。俺は紫貴に差を付ける指示を出す。アクセルをかけると再び出てきたストレートコースで、すぐにリーヴェを突き放してみせる。 「あ! 待てー!!」 『リーヴェ。相手もきっとグリスジェリーを使ってるわ。どうにか食らい付いて。二周目まで持ちこたえるのよ』 リーヴェも負けじとグリスジェリーを追加して追いかけてくる。移動スキルを使ってないので差を詰められていないが、引き離しをできる限り小さくしている。 カーブを曲がり、一周目最後のストレートになった。現状はリーヴェにかなりの差をつけて紫貴の独走状態だ。 考えを巡らせている内に紫貴が二周目に突入する。ここからはお互い、攻撃が可能になる。ここからが本番だ。 「二周目突入ー」 『やっとね。リーヴェ! 攻撃開始よ!』 「はーい」 リーヴェも遅れて二周目に入ってくるとサブアームを展開する。それで何をするのかと思ったらなんと、紫貴に向かって隕石を投げつけてきた。 彼女はそれを何とか回避するが、スピードを思うように出せなくなってくる。このままでは前でも後ろでも邪魔はいるおかげで走行に集中することができない。そのうち追い付かれるだろう。 走りながら回避を行う紫貴にリーヴェはサブアームを振りかぶって彼女へと突き刺しに掛かる。紫貴はトライクを変形させて、それを受け流す。さらにそうしながらいつの間にか取り出したアサルトカービンを放つ。 思わぬ反撃にリーヴェは一瞬、動きを止めてしまう。 『ブラッドウィンド!』 「はっ!!」 それを逃すことなく、紫貴はそのまま変形してアサルトカービンで殴り、そのまま至近距離で連射する。さらに左のサブアームをバネに跳んで体勢を戻すと追撃の右のサブアームクローを見舞う。 「うっ!?」 ブラッドウィンドで体勢を崩され、無防備をさらけ出されたところを殴打されるリーヴェは思わず呻き声を上げる。サブアームでとっさの防御はしていたが、少なくないダメージを受ける事になった。 ダメージで動けなくなっている彼女を確認もせず、紫貴は逃走を開始する。ここではゴールも勝利条件だ。速度でアドバンテージのあるこちらにとってはそっちの方が、都合がいい。 『逃がさないわよ! ゲイルスケイグル!』 「キラッ☆……なん~てね」 逃げに走ろうとする紫貴にリーヴェはこれまで温存していたSPを使って大きな槍を投げつける大型スキル ゲイルスケイグルを放った。こんな流れ星に当たったら願いが叶うどころか粉砕されるだろう。 『紫貴! インサイドに沿って走れ!!』 「はい!」 とっさの指示を出すと紫貴はインサイド側による。そうすると。大量の隕石が射線上に入ってゲイルスケイグルを阻んだ。いくらかは消滅したが、紫貴にたどり着かずに済む。 「あっぶな~。ミコちゃん、サンキュー」 『油断するなよ。奴らは色々と隠し玉がある様だからな』 紫貴の感謝に答えながら状況をみる。 彼女は現状、十分に差を付け、順調にコースを進んでいる。レーヴェはアーンヴァルmk.IIのアルヴォPDW11とアルヴォLP4ハンドガンを連射し、追い上げを見せるが、やはり元々の機動力が大きく、隕石を障害になっていてそれは若干の域を越えない。 三周目に突入する。トップは依然として紫貴だった。リーヴェは加速していても速度は紫貴には及んでいない。 『リーヴェ! モードオブワルキューレ!!』 それが本命か。峰山の下した命令はアルトレーネの切り札となるバトルモードを発動させる。しかもそれはただのモードオブワルキューレではなかった。それを発動させるためのバックユニット ニーベルングが二基両方ともが輝きを放っていた。つまり、二倍の出力で追ってきた。紫貴の速度に追いつき、距離を縮め始める。 「くっ。……紫貴! インサイドを走って距離を稼ぐんだ! 恐らくはこの一周に全てを賭けてきているぞ!」 「りょ、了解っ!!」 俺は上空を舞うリーヴェの動きを警戒しながら、指示を飛ばす。アステロイドなど弾き飛ばして真っすぐ突っ込んでくる。 ここで少しでも距離を稼いでおかねばこちらが不利だ。 「追撃よ! マシンガンを連射!!」 「ほいさ~」 その動きを察したか、リーヴェはマシンガンを紫貴にばら撒いて速度を落とそうとする。弾幕は紫貴を容赦なく、襲い掛かった。紫貴は回避を行ってその攻撃を避けるが、その行動は速度を殺し、リーヴェがさらに追い詰めてくる。 続けてデブリをサブアームで紫貴に向かって投げ飛ばす。彼女は別のデブリを盾にし、防御してみせたが、飛来してくるデブリは一個だけではなく、防ぎきれずにトライクがどんどん傷ついていく。 「ここまで来るとは思わなかったわ……」 『トライクが持ちそうにないか。なら、勝負だ』 「OK」 俺の対応の言葉に紫貴は素早く変形すると両腕のサブアームを構えてデブリを足場に加速し、接近する。 動きを変えてきたのを見たリーヴェは紫貴を迎撃すべく、マシンガンを放つ。彼女はそれを見るや否やサブアームを盾にし、それを弾きながらなおも前進する。 「せいっ!!」 懐に飛び込んだ紫貴はエアロヴァジュラで掛け声と共に気合の一閃を叩き込む。リーヴェはジークムントを掲げて防御し、ブラオシュテルンを持ったサブアームを側面から放つ。それに対しては紫貴もサブアームで掴んで動きを止める。さらに蹴りを入れる。 それを見るとリーヴェも足を出して防御してみせる。 「そいな~」 リーヴェは硬直を隙と見て、懐からアルヴォPDW11を仕掛ける。回避が間に合わないかに見えたが紫貴は違った。 リーヴェのサブアームを握りつぶして、役に立たなくした上で防がれた足を足場にして上へと飛ぶ。 「はぁっ!」 そのまま、デブリを足掛かりにサブアームで姿勢を立て直すと返しのアサルトカービンを放つ。リーヴェは壊れているサブアーム二つを盾にしてそれを防ぎ、その攻撃が止んだ直後に完全に使い物にならなくなったサブアームをパージする。 「まだまだ!!」 間髪入れずに紫貴はエアロヴァジュラでウィングを一つ斬り飛ばす。それによって機動力をまず一つ、奪う。 「もらいっと」 だが一方、タダではそれをもらえず、リーヴェはブラオシュテルンを取り出してそれを突き出してきた。このままサブアームのタイヤを破壊されてしまったら、これでは走行ができなくなる。 紫貴はそれに反応してサブアームで逸らそうと動かす。だが、それは間に合わず、リーヴェの狙い通り、タイヤが破壊されてしまう。 「しまった!? けど!!」 タイヤに剣が刺さったサブアームを展開し、無理やり攻める。それはもう一つの翼をつかむとそれをもぎ取る。 反撃を受けたリーヴェは体勢を崩すが、足を突き出して、紫貴に蹴りを入れる。無防備だった紫貴はその攻撃に吹き飛ばされる。 それを確認することもなく、リーヴェは紫貴を置き去りにして、飛び去っていく。足を奪ったのだから翼が残っている自分が走破すれば勝てる。そう踏んだのだろう。 その直後、モードオブワルキューレが切れて失速したが、さしたる問題ではないらしく、そのまま飛行を続ける。 『やれやれ。結構やられたわね。リーヴェ、被害は?』 「ニーベルングが一基壊れましたぁ。パージしちゃいますね」 『ええ。そうして』 紫貴によって破壊されたニーベルングをパージし、身軽になるとさらに加速をする。これならばトライクを使えない紫貴を引き離せる。そういう算段だ。 リーヴェは念のため、後ろを振りむく。追いつくわけがない。そう思いながら。しかし……。 「まだまだぁ!!」 デブリを踏み場にして飛び、コースを走って紫貴が追いかけてきていた。トライクは捨て、自らの足だけで、疾走している。 「ええっ!? トライクないのに!!?」 彼女の化け物のような所業にリーヴェは驚きつつもアルヴォPDW11をばらまいてけん制する。 『ちょっと! あのイーダ!! チートとかイリーガルじゃないの!!?』 『いや、れっきとしたノーマルだ、……CSCを除いてな』 『CSC……まさか……!!?』 『そのまさかだ! 走れ! 紫貴!!』 そう。峰山はようやくきづいた。紫貴のCSCがキャッツアイ三つだという事に。彼女の予想したグリスジェリーなど一個も使っていないのだ。 「道理でイーダ一式だけでリーヴェの装備に追いつけるわけだわ……。ならこの状況もおかしくないってわけね。……リーヴェ!!」 右手のアルヴォPDW11と左手のアルヴォLP4ハンドガンを構え、放つ。ばら撒かれる弾丸に紫貴は跳躍して回避し、よけきれない分はデブリを盾にして防ぐ。 続けてデブリの間からアサルトカービンを使って攻撃する。 「だったら!!」 ゲイルスケイグルを放つ準備にかかる。投擲には適さない近距離に近づきつつある。何をしようというのだろうか。 「そいや!!」 なんと、地面にそれをたたきつける。そうすると光とともに爆発し、デブリが紫貴に襲い掛かる。 紫貴が行く手を阻むデブリに真っ向から突っ込む。正確にはその言葉は適切ではない。ある時は回避し、そうできない時はエアロヴァジュラで斬り抜けて、距離を詰めていく。リーヴェはそれに驚きを隠せない様子でゲイルスケイグルを回収すると、そのままアルヴォPDW11を放とうとする。しかし、弾切れで銃弾が出てこない。 『やむを得ないわ。ジークムントで迎撃よ!』 逃げる事を諦めた峰山はリーヴェに臨戦態勢に移るように命令を飛ばす。彼女は少しでも紫貴の体力を削るために連射を続ける。 迫る紫貴はエアロヴァジュラを前に出して可能な限り攻撃を防ぎつつ、突進していく。 「決める!」 ブレードを前面に突き出し、リーヴェに打突を放つ。彼女は事前に用意していたジークムントでその攻撃を逸らすと反撃のアルヴォPDW11を構える。 しかし、それは反応した紫貴の蹴り上げで弾き飛ばされ、リーヴェの手から落ちた。これで手持ちはブレードのみの斬り合いになる。 彼女は空いた片手も使った両手もちで紫貴を薙ぎ払う。紫貴は通りがかったアステロイドに足場を移して避けると無重力を活かして縦に体を回し、大回転斬りを仕掛けた。 「ゲームセットにはまだまだ~」 上から迫る攻撃をリーヴェはブレードで受け止め、そのまま弾き飛ばす。飛ばされた紫貴はアステロイドに足を付いて止まると、それを蹴り、跳躍から再攻撃に入る。 今度は先ほどと打って変わって下段からの斬り上げだ。 リーヴェはそれに対して自分の方が攻撃では有利と踏んだのか、攻めによる迎撃として袈裟斬りを放つ。 「読んでたわ!」 その言葉の通り、紫貴はそれを予想した軌道にブレードを掲げて受け流すと大振りのブレード特有の大きな隙を作り出した。 「おおおぉぉっ!!」 掛け声と共に全力の斬り上げを放つ。気合の一閃は戦乙女を斬り裂き、戦闘不能に追い込んだ。無重力化で倒れたことでリーヴェは宙に浮いたまま動かなくなり、無数のグラフィック粒子となって四散した。 『DESTROY!!』 『危なかったな』 「全くね。いくら足が速いからって何度もやりたいことじゃないわ」 今回のギリギリは堪えた。キャッツアイの恩恵のおかげでトライクがなくなった時点でアウトがなかったとはいえ、バックユニットが完全な状態でエンゼライゼをやられていたら負けていた。 「だ~!! リア充野郎に負けたー!!」 「どうどう。いい勝負だったんだからいいじゃないですかー」 「確かに勝ててたかもなとこだったけど、普通、猫目3の大当たりなんて出てくるのは予想外過ぎよ!!」 試合終了後、峰山はリーヴェに慰められながら大声で悔しがる。やはりキャッツアイの事はわかったようだ。そしてそれはまずありえないというような口ぶりだった。 「別に俺がセットアップした訳じゃないんだが、初耳だ。そうなのか?」 「そうよ。それのために何十回とリセットするバカがたっぷり出てくるぐらいにね」 峰山曰く、キャッツアイの高機動は素の機動力そのものが驚異的なものとなる。移動スキルでもない限り、その神姫から逃れることができないぐらいだ。そんな性能を神姫単体に有することができるのだからそれを魅力に感じないオーナーはおらず、手段を選ばない場合は何度となく神姫をリセットする恐るべき道をたどることとなる。 杉原はいったいどういう経緯で紫貴を起動したのか知らないが、この話を聞くとろくでもない事に違いないのは想像に難くなかった。 「起動した奴は知っているから、何とも言えんもんだな。さて……」 今回の戦いの主催者にして厄介者 コタマを見る。彼女はマスターの竹櫛の肩の上で驚いている様子だった。理由はわかる。 「これで一対一だ。わからなくなってきたぜ?」 「てめぇ……! ニーキの技を何で使えんだ!?」 やはり、自分の知り合いである一ノ傘の神姫 ニーキの技である『血風懺悔』を紫貴がそっくり使った事に驚いていた。確かに友達の技を真似られるというのはあまりいい気分ではないだろう。 「ほぅ。やはり関係者にはわかるか。ニーキとはやり合ったことがあってな。その時に失敬させてもらったのさ。アサルトカービンがいい得物になるしな。そうそう、エルのデーモンロードクロウ。あれも良かった。紫貴の技に入れさせてもらったぜ」 「んだと!?」 「よく、あれを真似られるもんやね……。結構、難しそうに見えるんやけど……」 「それだけ相手の技が有用だから苦労したって所だ。さすがに特殊な必殺技は真似られんがな」 「だが、所詮パクリはパクリ。劣化コピーにしかならねぇし、そんなに多くはねぇだろ」 「……面白い事を教えてやる。蒼貴は紫貴以上に芸達者だ。お前の期待に十分に応えてくれるだろう」 「へっ。そりゃ、楽しみだな」 「じゃ、コタマ。行こっか。戦ってみればわかるやろ」 これ以上は口喧嘩でグダグダになると読んだのか、竹櫛は話を切ってコタマをシミュレータにセットする。 「行くぜ。蒼貴」 「いつでもいけます。技はいくらでも披露いたしましょう」 俺も竹櫛に応じ、蒼貴をセットして、システムを起動させる。 『System AccelRondo Complete』 アクセルロンドの画面からコンピュータによって決定されたフィールドが表示される。ラストは砂漠地帯であるデザートというコースだ。砂嵐も吹き荒れるフィールドで車両型には不利なコースとなる。 そこに蒼貴とコタマが転送される。蒼貴はいつものミズキ装備に加え、不死鳥の翼と尾をバックユニットとして装備している。今回用意したアクセルロンド用の装備がこれだ。 一方、コタマはレラカムイの装備に加え、飛行のために飛鳥タイプのバックユニットと腰パーツに換装した空戦仕様の装備だ。さらに両脇にガントレットを装備した接近戦用の人形、ライフルを装備した後衛役の人形を従えていた。どちらもコタマの異名『ドールマスター』の戦い方を象徴するものだった。 「どうも、コタマさん。蒼貴です」 「おう。芸達者か何か知らねぇが、アタシは負けねぇからな」 「お手柔らかにお願いいたします」 勝利宣言と挨拶を交わすと互いにスタートラインに立つ。両者ともに空へと舞い上がる。蒼貴は翼で、コタマは飛行ユニットでスタートダッシュの準備に入る。 『Get Ready!! ……3……2……1』 カウントが終わると同時にスタートのシグナルが甲高く鳴る。それと同時に蒼貴とコタマが空へと駆け出し、最後の戦いが始まった。 完全な一騎打ち。この勝敗でチームとしても勝ち負けも決まる事になる。 俺は絶対に、勝つ。勝って正体を隠し通してみせる。 前へ 次へ
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autolinkTOP>【ね】>熱暴走 熱暴走 (ねつぼうそう) 分類1【言語全般】 ジャンル1【一般】 CPUなどの発熱によりコンピュータ内部が熱くなり暴走する事。 こうなるとリセットするか電源を消すしかない。 初代のプレイステーションに熱暴走が多かったのは、本体を小さくしすぎた為に内部の熱が逃げにくいのが理由だと言われていた。 そういやA列車で行こう4が途中でよく止まったなぁ。 登録日 2007/11/08 【ね】一覧 値上げ 願い事 ねぎ玉牛丼 ネクストコナンズヒント NEXT LEVEL 猫舌 ネコババ ねじりんぼう 熱帯夜 熱中時代・刑事編 ネットカフェ 熱暴走 ネバーネバーネバーサレンダー 眠りの小五郎 眠れない夜をかぞえて 眠れる森 寝る 燃費 念力 念を押す ■ トップページへ移動 ▲ このページ上段に移動
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暴走 炎属性 アディション:リゾネイター (炎) 【常時】 設置されているリゾネイターは【条件】を発動できず、可能な限り攻撃宣言しなければならない ヴァルハラの黎明で登場した炎属性のアディション:リゾネイター。 アディションされたリゾネイターは条件を使えなくなり毎ターン攻撃を強制される。 条件限定の忘却とも言える効果を持っており、優秀な効果を持つ紺碧の歌姫や獅子の騎士 ユーウェインを無効化できる。 しかし相手が条件を発動できる状況の場合、チェイスされる可能性もあるため状況をよく見て使いたい。 特に条件がそのカードの破棄の場合、ほとんどチェイスされると思っていいだろう。 後半の効果は攻撃を強制できるため、爆散持ちやファントムウォールがいる時に相手につければ損害を与えられるだろう。 以前は召喚酔いを無視できるという裁定が出ていたが、エラッタによってルールが優先されることが明記された。 収録パック等 ヴァルハラの黎明 1-078 C エラッタ 適用日 2013年05月25日 修正前 【常時】 アディションされているリゾネイターは【条件】を使えず、毎ターン必ず攻撃しなければならない
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5巻。 涼宮ハルヒの暴走 短編集である。 エンドレスエイト 射手座の日 雪山症候群
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登録日:2019/05/14 (火) 19 37 52 更新日:2021/03/26 Fri 04 49 46 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 18禁 COMIC快楽天 エロ漫画 ホムンクルス(漫画家) 漫画 無口 純愛 WARNING! この項目は性的表現が含まれております。 18歳未満の方は直ちにブラウザバックすることを推奨いたします。 また、内容のネタバレが含まれますので、閲覧は自己責任でお願いします。 ………………。 『沈黙姫』はワニマガジン発行の『COMIC快楽天 2013年5月号』に掲載されたエロ漫画。 作者はホムンクルス。この作品は2013年12月20日(*1)に発売された単行本『レンアイサンプル』に収録された。 【概要】 題名の通り無口な彼女と付き合う漫画。例のごとく純愛もの。 ホムンクルス氏によると「前回喋らせすぎた」のでセリフの少ないお話にしたようだ。 とらのあな限定小冊子『レンアイサンプル+』に収録された『沈黙姫+』では『小悪魔@ほーむ』で登場していた杏奈が登場している。 【あらすじ】 恋人同士として付き合っている水島と久住はクラスメイトにカラオケに行くことを誘われたが、水島は「これから俺らデートなんで!」と辞退する。 だが久住は何も言わずに先に行き、水島が追いかける光景を目の当たりにしたクラスメイトたちは久住雪について噂をした。 可憐であれど口数が少なく、「よく付き合えるよな」「何考えてんだが謎すぎるだろ」とまで評され、「沈黙姫」と呼ばれた久住。 彼女は一体、水島のことをどう思っているのだろうか……。 【登場人物】 久住雪 この物語のヒロイン。水島の彼女。 「沈黙姫」というあだ名通り、かなりの美少女ではあるものの喋ることが滅多になく、クラスメイトの皆も彼女の声を聞いたことがないらしい。 恋人である水島と二人でいても黙って本を読んでるだけであり、会話においてもやはり無口。 感情を表に出すことは少なく、その無口さも相まってか、周囲から何を考えているのかわからないとも言われている。 実際は水島のことばかり考えており、壊滅的なコミュ障であることが災いしてどうやって話していいのかわからなかっただけにすぎない。 一方で、水島を喜ばせようとする過程で周囲がドン引きする程の行動を取ったりする。 水島 この物語の主人公。久住の彼氏。 久住とは正反対に明朗快活な人物であり、友人も多い。もちろん久住のことも大切にしており、彼女自分のことばっかり考えてると理解している。 作者によると意識してイケメンにしており、金髪で常にヘッドホンをかけており、制服の裾を捲ったチャラ男風な男子生徒。 杏奈 『小悪魔@ほーむ』のヒロイン。 『沈黙姫+』では久住のクラスメイトとして登場するが、こちらでは卑猥な質問を連発する一面が明らかとなった。久住とは仲が良いようだが、水島は苦手にしている様子。 一方で「もっと可愛い年上の男の人」がタイプとも。 【顛末】 まだ寒さが残っている季節では水島は「春っていつから春だかよくわかんなくね?」と久住に話しかけるもウンともスンとも言わない。 そんな久住にお花見行こうと誘っている。大勢じゃなくて二人だけ、チャリでいける程度の場所を希望して帰宅した。 ……今日も、全然お話できなかった…… わからない…なんて返事をしたら、何を話したら 水島君が喜んでくれるのか…嫌われないでいられるのか 久住は駅のホームですごく悩んでいる。水島と会話できなかったのが原因だった。 しかし内面をおくびに出さない為に周囲から飛び降りでも図るんじゃないかと不安がられてしまう。 周囲の様子を気にせずに「いったいどうすれば…」考え込んだところ、ある会話を耳にした。 フツーだったよ そーなん? でもカレシがはまってさー そんな他愛のない会話を耳にした久住はユラっと立ち上がっていたのであった。周囲はびっくりしたが。 久住は水島のために春のデート特集などの本をドーナツ屋でドーナツを食べながら黙々と雑誌を読んでいた。 しかし両サイドは春のデートを特集する雑誌などの本と、あらゆる種類のドーナツが山積みという異様な光景に、他の客や店員も唖然としていた。 後日、図書館で久住が見せたい物があると水島を呼び出した。珍しいものだということを想像した水島が目にしたものは… 制服のボタンを外してショーツを露出し、スカートをたくし上げた事で下着を履いていない久住の姿であった。まるで水島に見せつけるかのように。 それを目の当たりにした水島は後退りをしたのだが久住は「……さわって」と自分の秘部を水島の手に触らせた。 久住の秘部に触れて熱さを感じた水島に畳み掛けるかのように久住は舌を入れる接吻をした。 水島は久住の秘部と乳首を弄り、秘部を舐めまわした。久住はセックスの合図と言わんばかりにコンドームを出してきた。 自分の陰茎にコンドームをつけた水島は久住の秘部に挿入、膣肉に締めつ蹴られる感覚を感じてしまう。 そのまま腰を動かし続けた水島は久住の名前を叫んで射精していた。ゴムをつけていたので膣内に精液が出ることはなかった。 久住から「……よかった?」と問いかけられた水島は「すげー嬉しかった」と返した。その返答を聞いた久住の顔がいつもの無愛想なのソレではなく…… また後日、水島が教室で読書している姿を目の当たりにしたクラスメイトは彼女と待ち合わせしていると思われ、「すっかり姫に染まっている」と苦笑いしている。 その姫である久住は机の下で下半身丸出しとなった水島の陰茎を咥えており、さすがの彼もこんな所でやったらまずいと焦ってる。 ソレを聞いた久住は男子トイレに連れ込んできて水島に後背位による性行為をせがみ、水島はトイレの中で久住に腰を振っている。 直後に補講で疲れた男子生徒二人が用を足しに来た。その事で愚痴っている事を聞いて肝を冷やす水島だが、久住は声を押し殺しながら続けている。 その後も水島と久住は路上にある木に隠れて対面立位をしたり、教室で陰茎をおもむろに咥えたり舐め回している(*2)。 そして保健室でも後背位で腰を振って射精した。性行為するたびにゴムを付けていたが、流石に体力を使っており、そろそろ日が暮れる時間帯になった。 だが久住は水島の陰茎を挿入れようとしている。しかもゴムなしなので水島はビックリするが、久住は躊躇いもなく挿入した。 するとあまりの気持ちよさか、普段は無表情であった久住は快楽に至った時のモノになった。 あ…ぁ あ… あッ♡ みずひまっく…ン♡ うごいて♡ もっと♡ついて♡ ぎゅってして♡ もっと おく♡ きて♡ いいっ♡ おくぅ♡ ふかいのきて♡ 今まで聞いたことのない喘ぎ声を出しながら膣内射精を懇願する久住に水島は射精してしまう。 その後気づいた久住は青ざめて布団にくるまってしまう。彼女は水島に謝るが、寧ろ謝るのは自分だと諭す水島。 久住は「エッチをしたかったんじゃない」と弁解するが、水島は知ってるよとフォローする。 雪がいつも俺のことばっか考えてくれてるって バレバレだから、いつも嬉しい その言葉を聞いた久住は喜びのあまり涙を流した。だから普段通りに振舞うことを決めた。 そして何時も通り図書館で二人きりだが、カバンの中に「彼がよろこぶSEX」や「快楽天」らしき雑誌等、成人向け雑誌が入ってあった。 これには水島もどういうことだと久住に問いただすが、彼女は無言でスルーしたのであった。 【後日談】 『暴走姫♡』では乱交もののエロ漫画を読んでいる久住にツッコミを入れる水島。 久住が複数の男に肉体関係を持ったことを想像してしまい「俺こういうのは嬉しくないからね!?」と注意するが、 その久住は「……お尻も?」と意外そうな顔をしてしまう。 『沈黙姫+』では久住が杏奈と会話していることに珍しがっているクラスメイトだが、水島は杏奈を苦手としている。 その杏奈が水島を見ると久住に対し「エッチはどーなの? やっぱふつー?」とアレな質問を連発してしまう。 久住は杏奈に対して水島のことをどう思っているのかと聞くと「もっと可愛い年上の男の人」がタイプの杏奈は水島は全然好みではないとキッパリ言い切る。 だが久住は「水島君は…杏奈に似ている」「すごく優しい…よ」と微笑んで語りかけた。 絵になる二人が何話してるのかとクラスメイトは気になるが、水島は「絶対ド下ネタだ」と渋い表情で言い切る。 クラスメイトは「んなわけねーだろ!」と笑い飛ばすが、残念ながら会話の内容は「クチでするときのんでる?」「だいたい」というモノであった。 追記・修正は無口な彼女があなたのことばかり考えている事を知っている人にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 水島くんがほんとにイケメンでした。 -- 名無しさん (2019-07-06 00 32 31) ホムンクルス先生の作品群の中で今の所、1番好きな作品。雪ちゃんは可愛いし、水島君は最高にイケメだし、心が洗われる感覚がある。 -- 名無しさん (2021-03-26 04 49 46) 名前 コメント
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戦闘中で一定の確率で敵を遠距離攻撃する兵種。 ライダーとバイカーシューターに分けられる。 ライダー(近) 平均的なステータスの近接戦のアタッカー、一定の確率で敵の遠距離攻撃手を攻撃することがある突進 一定の確率で敵の長距離タイプの隊員を攻撃する 奇襲 行動速度を極限までUPする 回避 一定の確率で攻撃を回避する バイカーシューター(遠) 遠距離アタッカー、敵の暴走族からの攻撃を受ける可能性がある突進 一定の確率で敵の長距離タイプの隊員を攻撃する 奇襲 行動速度を極限までUPする 資源戦争 資源戦争の時、攻撃力をUPする Name Tier 攻撃 防御 HP 速度 耐荷重 攻撃距離 現金支出 Type 戦闘力 チョッパー 1 11 8 4 14 6 1 近 1 暴走族 2 15 11 4 14 6 1 近 1.4 ハーレーライダー 3 20 15 6 14 7 1 近 1.9 バイカーシック 4 32 17 7 13 7 4 遠 2.5 野バラ 5 41 22 9 13 8 4 遠 3.2 ブルートライダー 6 44 32 11 14 8 1 近 4 ローグライダー 7 63 34 13 13 9 4 遠 4.9 ゴーストライダー 8 64 47 15 14 9 1 近 5.9 フェンダーライダー 9 91 49 18 13 10 4 遠 7 ターミネーター 10 90 65 21 14 10 1 近 8.2
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【名前】 闇暴走 【読み方】 やみぼうそう 【登場作品】 烈車戦隊トッキュウジャー 【初登場話】 始発駅「特急烈車で行こう」 【分類】 巨大化用アイテム 【詳細】 劇中でシャドー怪人と分類される怪人が一度倒されると体内の闇の力が暴走して再生巨大化する現象。 『侍戦隊シンケンジャー』の「二の目」などと同様、「アイテム」というよりも特殊能力に近い。 ただし、幹部クラスは等身大でそのまま死亡しても再生と巨大化をしない事から、一介の怪人にだけ備わっている能力だと推測される。 「クロックシャドー」は倒された際に放出した闇を「紅蓮神官サラマズ」に吸収されて巨大化出来ずにそのまま消滅した。 闇を吸収したサラマズは巨大化して「究極体」へと変化しており、闇自体に物体を巨大化する能力があるのか、サラマズ自体に巨大化能力があったのかは不明。
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【名前】 闇暴走 【読み方】 やみぼうそう 【登場作品】 烈車戦隊トッキュウジャー 【初登場話】 始発駅「特急烈車で行こう」 【分類】 巨大化用アイテム 【詳細】 シャドー怪人が一度倒されると体内の闇の力が暴走して再生巨大化する現象。 『侍戦隊シンケンジャー』の二の目などと同様、「アイテム」というよりも特殊能力に近い。 ただし、幹部クラスは等身大でそのまま死亡しても再生と巨大化をしないことから、一介の怪人にだけ備わっている能力だと推測される。 なおクロックシャドーは倒された際に放出した闇を紅蓮神官 サラマズに吸収されてしまったため巨大化出来ずにそのまま消滅した。 だがその闇を吸収したサラマズは巨大化して究極体へと変化しており、闇自体に物体を巨大化する能力があるのか、サラマズ自体に巨大化能力があったのかは不明。