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「ハーダー」を離れるゴムボートが複数。 それに対して「雷」のクルーは未だに機関銃の銃口を向けたままである。 一触即発、誰もがそう思ったであろう。 しかし、それは意外な乱入者によって破られることとなる。 ゴムボートの近くに現れる巨大な影。 それが急速に海面へ近づいたかと思うと、ゴムボートの一隻がいきなり派手に転覆する。 「な、なんだあれは……」 「一体何が起こった!いきなりゴムボートがひっくり返ったぞ!」 「あれを見ろ!」 クルーの一人が指差す方向に全員が注目し、そして誰もが絶句した。 彼らが見たもの。 それは海中に投げ出させたハーダーのクルーを咥え海中に潜っていく生物の姿だった。 しかも一匹や二匹だけではない、目を凝らせば複数の生物がハーダーのクルーへ襲い掛かり海中に引きずり込んでいく。 艦艇のサーチライトがその姿をハッキリと映し出した時、それを見た者は誰もが本能的な恐怖を抱いただろう。 生物の正体。 それは巨大ザメ“メガロドン”や海トカゲ“ティロサウルス”といった時空融合により古代の海から出現した肉食生物だった。 これらの生物が近寄るのを防ぐ為にサメ避け用の忌避剤等を準備していたが、どうやらそれすら連中の食欲を奪う事は出来なかったみたいだ。 そしてまた一人その獰猛で容赦の無い自然の驚異に喰らいつかれ海中に引きずり込まれていく。 そこかしこで悲鳴が上がり、ゴムボート上のクルーは仲間を助けるためオールを振り上げて反撃を試みる。 しかし、それより先に銃声が鳴り響き放たれた銃弾が海面に水煙を生み出した。 その直後、全身から血を流したメガロドンが苦痛にもがきながら海面から飛び出し、その口からハーダーのクルーを解放する。 銃弾を放ったのは雷の銃架に据え付けられたM2機関銃であった。 皮肉なことに、ハーダーのクルーに向けられていた装備が彼等の命を救ったのである。 これが切っ掛けだった。 その様子を見た生永も命令を発する。 「連中をサメのエサにするな!助けるぞ!」 同時に他の艦もサーチライトや暗視装置を海面に向け、ゴムボートや溺れたクルーの周囲にいるサメや他の肉食獣に機銃弾を叩き込む。 一方で舷側からは縄梯子やロープが下ろされ、ハーダーのクルーを拾い上げていく。 その様子をディーレイ以下ハーダーのクルーは茫然と見ていた。 先刻まで自分達が沈めようとした相手を助けるという行動は彼等には理解しがたいものがあったからである。 「彼らはなぜ我々を……」 「何をしている!早く上がってこい!」 思考を破ったのはゴムボートに接近する護衛艦から発せられた声だった。 日本語であった為、その意味は理解できなかったが艦に上がれと言っているのは状況から察することが出来た。 護衛艦の舷側に寄ったゴムボートからタラップや下ろされたロープを使い、ハーダーのクルーは救出される。 最初は海に落ちた者やサメや肉食獣に襲われ大なり小なり負傷した者を、続いて兵が優先されそれに士官と下士官が続く。 余り広いとは言えない雷の前甲板は、途端血にまみれた修羅場となる。 「負傷者は動かすな!応急処置が必要だ!トリアージ急げ!」 「こいつは親友なんだ!助かるのか!」 「なら気を持たせるために声をかけ続けろ!治療はこっちでやる!」 甲板のあちこちで負傷者の応急処置が行われ、同時に群がろうとする鮫や肉食生物を撃退する機銃の音が聞こえる。 ハーダーのクルーも自分たちを助けた艦のクルーが英語を話せる事に驚くより先に衛生兵の指示を聞き負傷した戦友に声をかけていた。 「おい、先に引き上げたのはこいつだろ!なんでそいつを優先するんだ!」 「そっちは待機判定だよ。こっちは緊急治療が必要なんだ。タグを見てから言ってくれ」 「タグ?この色付き札がなんだってんだ!」 一方で、ハーダーのクルーが現代の医療システムを理解しない為か混乱も起きていた。 負傷者の度合を選別するトリアージタグの意味が解らず、甲板に引き上げた順の治療を求めるハーダーのクルーと雷のクルーがもめ事を起こす場面もあり、改めて時代のギャップが浮き彫りになったと言える。 「現状での負傷者についてですが収容したのは現時点で55名。この内16名が負傷しています。内訳は重体4、重症2、他は軽傷です。死者は出ていません」 「重体及び重症の者はいずれもサメ等により咬傷を負ったのが原因です。救助と応急処置が早かったこともあり命に別状はありません」 「それらの者については最上到着後に移乗させろ。合わせて引き続き、救助と負傷者の治療を続けるように」 もたらされる報告に、生永は頷くと甲板上で繰り広げられる光景をじっと見つめる。 そして思うのは、雷を沈めた潜水艦のクルーを救うことになった事への皮肉と、そのクルーが一人も欠けず救出出来そうである事への安堵だった。 「工藤中佐、貴方も同じだったのですか?」 朝焼けの光が入り込むブリッジですっかり冷めてしまったコーヒーを飲みながら、生永は今はここに居ない上官の事を思った。 本来の歴史で英巡洋艦「エクセター」を沈めた際、その乗員を助けることを決断した工藤中佐。 葛藤が無かったわけではなかっただろう。 自らの記憶に無い敵兵救助の出来事。 しかし、皆が慕った工藤なら間違いなくやりそうな事だと生永は思った。 その時、副長が最後のクルーを収容した事とハーダーの艦長が面会を求めている事、司令官である吉川もこちらに向かって来ている事を伝えてきた。 「自分は潜水艦『ハーダー』艦長、サミュエル・D・ディーレイ少佐だ。貴官がこの艦の艦長か?」 「如何にも。『雷』艦長、生永邦雄 少佐であります」 これが、本来なら自分達の艦を“沈めた”潜水艦の艦長かと生永は敬礼しながら思う。 しかし戦闘前と異なり、相手に対する怒りや蔑みは心に湧いてこない。 ただ、目の前の人物に無事で良かったという気持ちだけは確かに存在していた。 「まずは、部下を救助してくれた事に礼を言いたい。あのままでは我々はサメのエサになっていたはずだ」 ディーレイの言葉に嘘偽りはないな、と生永は感じ取る。 同時に、部下を思いやる気持ちも。 しかし、同時にディーレイの表情やしぐさに「困惑」が有ったのも見抜いていた。 それはそうだろう、と生永は内心苦笑する。 まずは、緊張を解いてもらうのが先か。 「まずはコーヒーでもいかがですか?少佐。南国の海とは言え体は冷えてるでしょうし」 そういいながら、傍らのIHヒーターの上で温まっていたパーコレーターからコーヒーを注ぐ。 「ありがたい、しかし出来る事なら部下にもお願いしたい」 「少佐のご意見を尊重しましょう」 生永は傍らに控えていた副長に、インスタントでいいからコーヒーやホットミルクをほかのクルーにも出してやれと指示を出す。 副長が消えると、生永はブラックでいいかと確認したうえでマグカップをディーレイに渡した。 そのコーヒーの入った容器に注がれる視線を見て、生永はあぁと気づいた。 パイレックス製のパーコレーターは第2次大戦当時のアメリカ人からすると相当珍しいものだろう。 それが駆逐艦の艦橋の電熱器でコーヒーを温めているのだから、珍しくないわけがない。 いつの間にか駆逐艦の艦橋で温かいコーヒーや紅茶が飲めることに慣れてたな、と生永はもう一つの保温マグにコーヒーを注ぎつつ苦笑する。 「どうぞ、少佐」 「LCC-23 IKAZUCHI」のロゴが入ったステンレス製のマグを手渡され、ディーレイは困惑しているようだ。 しばし逡巡を見せた後、ディーレイは一気にそのコーヒーをあおると、笑みを見せる。 「……まずいコーヒーだな。こんな状況じゃなかったら文句を言ってるところだ」 その言葉に、生永は苦笑する。 「我が国ではコーヒーが貴重品でしてね。民間に回すのを優先する以上我々が口にするのは多くが代用品です。先ほどお出ししたものはまぎれもない本物ですが」 「なんと……」 ディーレイに出したコーヒーは客人に振舞う為に用意した本物のコーヒーである一方、生永達が口にしているのはタンポポの根っこや大豆を原料とする代用品である。 これはコーヒー豆の主要な産地である中南米が人類の敵性体であるムーの手に落ちた事と無関係ではない。 新世紀元年から最初の一年半程は国内の在庫を放出することで不足分を補う事が出来たが、不足の状況が続けば確実にコーヒー不足となっていた筈だ。 幸い、太平洋調査艦隊の持ち帰った情報から赤道直下にある太平洋の諸国でもコーヒーが栽培されている事が判明し、これらの国々と国交の樹立と交易の開始に伴い大量のコーヒー豆が日本に輸入されたことで当面の危機は回避された。 現在ではゾーンダイクの脅威が大幅に減少したことでインドネシア方面や中華共同体の越国(ベトナムに相当)等から安定供給が行なわれている他、新世紀2年に出現したアフリカ大陸のZOIDS連邦でもコーヒーが栽培されている事が判明した為こちらからも輸入が行なわれている。 それでも融合前と比較するとまだ不足気味であり、官給品は一部を除いて代用コーヒーを扱っているケースが多い。 ちなみにZOIDS連邦ではコーヒーに塩を入れて飲むらしいが流石に日本連合でこれを真似する者はいなかったらしい……。 「グァムに着けば多分、美味いコーヒーをお出しできると思いますよ」 「そうか、期待しておこう」 と、ディーレイはそこで言葉を区切る。 「しかし、随分と変わった艦だな。まるでアメイジング・ストーリーに出てくるかの様だ」 続いて出てきた言葉に、生永は来たか、と思わずつぶやく。 「我々の艦を攻撃してきた武器と言い、あまりにも性能が隔絶してる」 確かに改装を受けた雷のブリッジは計器類のグラスコクピット化や操舵装置、はては機関の遠隔操作化が行われており第二次大戦当時の人間からするともはや宇宙船か何かの中のように思えるかもしれない。 冷静さを取り戻すと余計そういった要素は気になってくるだろう。 「驚かれるのも無理はありません。この艦だけに限らず他の艦にも少佐や自分の時代から半世紀以上未来の技術が投入されていますから」 「は?」 生永の一言にディーレイは拍子抜けした声を出す。 その様子を見た生永も(予想通りの反応だな)と思うのだった。 「詳しい事については、少佐のいらっしゃる状況を説明できる人物が到着予定です。我々としてはクルーの保護を最優先としましたので」 と、その時に船務長が通信文をもって生永のところにやってくると最上が間もなく到着することを知らせる。 船務長と生永が日本語で何かやり取りをしていることが気になったのだろう、ディーレイが顔をしかめて質問してきた。 「我々はどうなる?捕虜として扱われるのは覚悟しているが」 「それについては私の方から説明しましょう」 そこに現れたのは島風から移乗した吉川である。 自分達に先んじて敬礼した吉川に対し生永と、吉川の階級章を見たディーレイも立ち上がり答礼する。 「生永少佐、ハーダーのクルー救助ご苦労だった。負傷者は当初の予定通り最上に移し、その後我々はパラオに一度戻ってからグァムに向かう事となる」 「了解です。しかし、パラオに戻るとはどういうことです?」 「それについては、ハーダーのクルー一同を説得する為にこちらへ到着した人物が待っているからだ。それから重症者は航空機で本土に移送する手はずが整っている」 「なるほど……」 クルーを説得する為の人物が誰なのかという点に興味のあった生永だったが、そこは口に出さず了解しましたと言うに留まった。 一方の吉川は、ディーレイにも同様の説明を行ない同意を得ることが出来た為、護衛隊はパラオに戻る事となる。 「一つ聞きたい。我々の艦はどうなる?」 「ご心配なく、みすみす沈めるような事はさせません」 唯一、ディーレイが気にしたのは彼等の乗艦であるハーダーがどうなるかとの事だったが吉川が最上に曳航させる事を告げた為、安心した表情を浮かべた。 臨編第121護衛隊が海域を離れ、パラオへと引き返した頃には陽が暮れようとしていた。 パラオへ到着する頃にはハーダーのクルーも自分達の艦とは隔絶した護衛艦の性能と快適さに漸く馴染んでいたが、コロールに上陸して再び驚くこととなる。 小さな島国であるにも関わらず整備された近代的な港であり、活気に溢れたコロールの港とリゾート地。 それらは昨日まで戦場に身を置いていたハーダーのクルーにとっては久しぶりに得た安らぎの場であると言えた。 重症者についてはコロールのこれまた立派な国際空港から専用機に乗せられ日本連合へ優先的に送られたが、多くのクルーは数日間連合政府が用意したホテルにとどまる事となる。 すでに説得役の人物も到着しており、ホテルに到着後すぐに話し合いに入る事になっていた。 その人物は既にホテルのエントランスで一同の到着を待っていた。 数名の随員を伴っているその人物の所へ吉川や阿倍野といった第121護衛隊の幹部がディーレイを伴って到着する。 「遅くなった。東京から来たのは貴官だったか」 「いえ、無事全員到着したと聞いて安心しました。そして、そちらが今回の揺り戻しで出現した……」 「そうだ、『ハーダー』のディーレイ艦長だ」 説明を受けた人物は、ディーレイに見事な敬礼をすると一言。 「お初にお目にかかりますディーレイ少佐。自分は反チラム組織『ID(インディペンデンス)4』太平洋方面艦隊所属、ジョセフ・ウェンライト中佐です」 ウェンライトは新世紀元年に日本連合の本土近海に揺り戻し出現した潜水艦「アーチャーフィッシュ」の艦長である。 彼はアーチャーフィッシュの浮上降伏後に他のクルー共々日本連合に投降したが、その後はアメリカに渡らずそのまま日本連合に残留する道を選んだ。 2050年代の自由無き自由の国となったアメリカは彼等を失望させるのに十分だったと言える。 その後、ハルゼーの太平洋艦隊がカナダに人員もろとも売り飛ばされ、更にアメリカが軍政権による全体主義国家であるチラムに変貌した事から彼の選択は正しかったのかもしれない……。 その後はID4の創設にも関わり、日本とハワイ、南洋諸島、時にはアリューシャン列島経由でアメリカ本土にも渡る等忙しく活動しているのだが今回は大戦期の潜水艦クルーへの説得任務と言う事もあり、急ぎ東京経由で駆けつけてきたとのことだ。 ディーレイはウェンライトの顔を見て、思わず目を丸くしていた。 所属している組織の名前等は頭の中で?マークがちらついたりもしたが、このような場所で本来なら敵同士であった国の人間がごく普通に会話をしているという事実がまず驚きだった。 (これは、昨日までの考えを改める必要があるな……) パラオ到着までの間に、現状の説明を受けていたディーレイをはじめとするハーダーのクルーだったが、その反応は半信半疑であった。 だが、コロールの港や街並みに続いて自分達の前で到底戦争中とは思えない光景を見せられては事実と受け入れるしかないだろう。 「立ち話というのも宜しくありません。食事の後にでも現状の詳細な説明に入りたいのですが?」 ウェンライトから話を振られたディーレイは半ば茫然としてただ首を縦に振るだけだった。 「にわかには信じられんな。自由の国であった祖国がナチも真っ青な全体主義国家に化すとは」 「ええ、私も事実を知った時は悪い冗談と思いましたよ」 食事の後、ディーレイ以下ハーダーのクルーに対する現状の説明は彼らにとって衝撃的なものだった。 説明に用いられたホールにて、ノートPCで説明用の動画を見せた時は最初多くの者が「……携帯型のテレビだと?」「テレビで映画を見れるのか!?」と驚いたが、その後の時空融合発生から現在までの経緯やアメリカの現状はそれ以上の衝撃をもたらしたのである。 自分達が最終的に爆雷の攻撃でハーダーと運命を共にしたという本来の歴史に関する情報は彼等に衝撃を与えたが、アメリカが軍政による全体主義国家となった事実はそれらすら吹き飛ばすものがあった。 「こんな事実を突きつけられては、我々は何の為に戦ったのかと虚しくなるな」 「それは、私も同じです。いえ、祖国の急激な変化に耐えきれず国を脱出した多くの国民にとっても……」 知らなかった方が良かったといううんざりした表情のディーレイに対してウェンライトも表情を曇らせる。 アメリカがチラムへとその国名を変更し、民間人の海外渡航を著しく制限するまでの間に少なくない数の国民が海外へ脱出している。 一般に「脱米者」と呼ばれるこれらの人々は日本連合や中華共同体、英連邦等の各国に渡った。 この脱出劇以前にもアメリカの全体主義化に危機を抱いていた人々は存在しており、それがウェンライトやこの場にはいないニミッツ、ハルゼーといった2050年代以前の時代から出現したアメリカ人だった。 そういった人物が集まり、日本連合をはじめとするアメリカの軍国化を危惧していた国々が後ろ盾となって設立したのが反チラム組織「ID4」だったのである。 組織を構成する人員の多くは米軍の元将兵からなり、活動拠点は後ろ盾となる国の各地域に複数存在する。 ただ、その司令部ともいえる本拠地だけは秘匿されているが……。 無論、ディーレイ以下「ハーダー」のクルーは今後ID4のメンバーとして勧誘するが、クルーの中にはそれでもムーと言う祖国の危機を救うために戻りたいと考える者も居るだろう。 そう考える者を引き留めるか、それとも自由にさせるか。 ID4の事はまだチラム政府に知られてはならないだけに、ウェンライトは頭を悩ませていた。 自分とアーチャーフィッシュのクルーはある意味運が良く、同時に割り切っていた。 逆に目の前の事実によって祖国に失望した結果、日本連合に留まる道を選びその事が後にニミッツやハルゼーといった名将が祖国から放逐された際に日本連合へ迎え入れる窓口としての役目を果たすこととなった。 それが巡り巡ってID4の設立につながったのだから自分の判断は間違いではなかったと思っている。 だが、ハーダーのクルーはどう考えているだろうか。 そう思い、あえてウェンライトはディーレイの言葉を待った。 「……少し、考えさせていただいてもいいか?これは私一人で判断していいモノではない」 しばらく置いて、ディーレイは絞り出すような声で答える。 ディーレイ個人の意思はほぼ固まっていたが、ほかのクルーはどう判断するか、彼には測りかねていたのだ。 今のアメリカは自分達の「曾孫」の時代とはいえ、間違いなく祖国だ。 全体主義に染まった祖国を救うべきなのか、南米全ての人間を虐殺し今祖国を狙うムーと戦うべきなのか。 「了解しました。時間はありますので良い決断をされるまで我々は待たせていただきます」 ウェンライト達が席を立つと、ディーレイは残された副長以下のクルーを前に口を開く。 「諸君等も先ほどの話を聞いて衝撃を受けたと思う。私個人としては全体主義と化した祖国に戻って我々の処遇は良いものではない以上一旦日本連合に向かうべきと考える」 ディーレイの言葉に全員が頷く。 次に口を開いたのは副長だった。 「艦長、自分も戻ったところで100年以上先の世界から来た本国で生きていけるとは思いません」 「それに、係累もいるのかどうか……頼る者がいないとなると戻る意味も失われます」 副長に続いて口を開いた水兵の一人が口にした言葉に、全員の表情が重苦しいものになる。 彼らの多くは祖国を守るために戦っていたが、祖国にいる家族の為に戦ってた者も少なくない。 いや、国家の為にというのはそれこそ建前であり本音は家族や愛するものの為に戦っていたはずである。 それが偶発的な事態とはいえ、いきなり100年以上未来の世界――正確には祖国であるアメリカのみだが――に放り込まれ、更にその祖国がナチスも真っ青な全体主義国家と化していたとあっては失望しない方が可笑しい。 「2050年代……我々からすればそれこそ孫か曾孫の時代だな」 調べれば「孫」「曾孫」は居そうではあるが、実際にどれだけ居るのか。 大体チラムとなったアメリカが「違う世界」の可能性も有る以上本当に血縁者と言えるのかも怪しい話だ。 ディーレイの言葉に、その場は水を打ったように静まり返る。 まさしく、右も左も上も下もない空間に突如放り込まれたようなものだった。 (だが、我々は生き残る事が出来た。本来なら既にこの世の者ではないという「結果」を知った以上、最悪の結果ではないと言える) ディーレイは机の上にあるファイルの一つに目を落とす。 それはハーダーが撃沈された際の戦闘記録。 軍人である以上は死も覚悟の上だが、自分達が結果的に祖国の勝利を見届ける事は出来ず全員死亡したという事実。 しかし、その悲劇は回避することが出来た。 (ならばこそ全員が無事に生き残る為の方法を考えねばなるまい。その選択肢は……) 迷いが無いわけではないが、今の本国に戻るのは最悪前線送りという結果になりかねない。 それでは意味が無いのだ。 「全員、落ち着いて聞いてほしい。現在得られた情報を総合した上で、私は日本に向かうべきだと考えている」 ディーレイの言葉に全員が注目し、続きを待つ。 「諸君等の中に本国へ戻る事を希望する者がいるなら手を挙げて欲しい。その者についても不利な扱いを受けることが無い様に私が交渉にあたるつもりだ」 その言葉にざわめく声がそこかしこから上がったが、やがておずおずと挙手する者が数名現れた。 会議室の後方にいた若い水兵もいれば古参兵もいる。 (希望者は全部で10数名か、半数ぐらいと予想していたが案外少ないものだな) 帰国を希望する者の数が少なかった事は意外だった。 しかし、僅かでも身内のいる可能性があれば帰国を望むのは当然なのかもしれない。 「よろしい、挙手した者については本国へ戻れる様に取り計らう事にする」 こうして、ハーダーのクルーによる話し合いは終わった。 同時に話し合いの結果を聞いたウェインライトは帰国希望者についてチラムの交渉担当者へ連絡すると同時に、脱米者の中にクルーの身内がいないか調査する事をディーレイ達に伝えている。 その後、帰国希望者がチラムへ発った直後に脱米者のリストからクルーの身内が発見され一度帰国した者が経由地の布哇でその話を知らさせるやすぐ日本連合に戻ったという話もあったのだが……。 少なくとも、この戦いで双方に不幸な死者が出る事が無かったのは幸いと言うべきだろう。 新世紀4年 8月8日 13 00分 太平洋上 パラオに一度戻った臨編第121護衛隊は準備を整え一路グァムを目指す。 それぞれの艦に分乗させたハーダーのクルーを伴い、同時に最上はハーダーを曳航してのことである。 20ノットの船旅は二日もあればグァムへ、さらに3日も有れば日本本土へ到達するだろう。 「もうすぐグァムね。久しぶりだわ」 「私はどうなるのかしら?クルーの話を聞くと今のままでは時代遅れとのことだけど」 最上の右舷後方を航行する雷の艦橋に立つ雷の船魂に語りかける声。 雷が振り返ると、ハーダーの艦橋に水着姿の少女が姿を見せていた。 彼女がハーダーの船魂である。 「多分、一通りの調査が終わったら近代化改装で練習用の潜水艦になると思うわよ。多分実戦への投入や即解体は無いと思うわ」 「出来れば……練習用がいいかな」 「その可能性は高いわよ。大戦型の潜水艦は近代化改装しても使える物は少ないって工廠の人たちも言ってたわ」 どこか安堵した様なハーダーの表情に雷は、彼女も戦いを望まない性格なのだろうと思った。 同時に、殺し殺されという悲劇を生むのは自分達を動かす人間なのだという事も再認識する。 そして雷が言うように、新世紀の世界ではハーダーの属するガトー級や日本海軍の伊号潜水艦といった太平洋戦争の前後に建造された潜水艦は一部を除いて実戦に堪える艦は非常に少ない。 近代化改装が行なわれている大戦型潜水艦の多くは、AIP(非大気依存推進機関)の実験用や練習潜水艦として運用されていた。 僅かに実戦で運用されている艦も近海警備用に用いられているぐらいである。 自分達とて兵器である以上は「戦う」事は避けられない。 残念ながら、一度も敵と相対することなく一生を終えた「三代目」のように自分達もむらさめ型の「四代目」らも穏やかな一生を過ごせず時空融合からこの方、ムスカやガーフィッシュ、そして本来の歴史と同じ太平洋戦争時代のアメリカ艦船と矛を交えている。 最初はムスカが爆砕されるときにまき散らされる血と臓物に嫌悪感を覚えていたが、今はすっかり感覚がマヒしているようにすら思える。 もっとも、自分達姉妹と同様LCSに改装された「夕立」の様にムスカの虐殺を「素敵なパーティー」と称する船魂もいるにはいるのだが……。 (だとしても好きになれないわね……) 雷は嬉々としてムスカを狩って喜んでいた夕立の様子を思い出す。 夕立をはじめとした白露型はその姉妹の一人「涼風」をゾーンダイク軍とのファーストコンタクトとも言える戦闘で失っている。 だからこそ、旧海軍引継ぎ駆逐艦たちの中でも特に白露型の船魂の多くは「勝利に関係なく、ゾーンダイク軍の残党はこの世から全て駆逐してやる」と事あるたびに口にしていた。 今回の出来事は雷に「生物を殺す事とその凄惨さへの嫌悪感」を思い出させる機会だったともいえた。 憎しみとは何なのだろうか。 人によって作られた存在であり、人の集う物であるがゆえに心を持った「船魂」。 人ですら人の心は解らない所は多い。 はたして自分達にそれが理解できるだろうか。 (そんなの分からないわよ……でも) 今はこうやって本来なら失われたかもしれない命を救えた。 それで十分だと雷は思う。 ふと甲板を見ると、雷のクルーと分乗しているハーダーのクルーがあれこれ話しているのが見えた。 数日前の殺気だった雰囲気が嘘の様な光景。 思えばこの光景こそ自分が守りたかったものだ。 (そう、これで良かったのよね。なら、悩む必要なんてないじゃない) 納得した様に頷く雷。 彼女がそれまでに無い気配を感じたのはその時だった。 (何……この気配?) 距離があるのか気配は僅かにしか感じられない。 しかし、まるで刺す様な殺意を含んでいるのは確かだった。 (運ガ……良カッタワネ……) 続いて聞こえたのは、心に直接響いてくるかのような声。 振り返ると、ハーダーの船魂が身をかがめて震えているのが見えた。 「な、なんだったのあの声……」 「今の……ハーダーに向かっての言葉だった……!?」 そして、その声を耳にしたのは雷とハーダーだけではない。 他の船魂の耳にも届いていたのである。 「あ、あの子が……“あの子”が見てる……」 「島風、どうした?」 いきなり顔色を変えた島風の船魂を前に阿倍野は思わず声をあげていた。 そして直後に自分の周囲に誰もいなかったのを確認し安堵する。 と、船務長の森川中尉が通信文のプリントアウトを持ってやって来た。 「艦長、電文が入りました。暗号化コードはE-3.解析済みです」 「どこからだ?」 防衛軍では通常作戦行動時であっても暗号を用いている。 暗号コードはその秘匿性に応じて複数の種類が存在し、E型コードは秘匿性の低い平時の通信に用いられるものだ。 「臨編第133護衛隊、旗艦『三隈』からです」 その言葉に阿倍野はホッとした顔をするが、島風の浮かない顔が気になった。 三隈から入った電文の確認と返答文の指示を出した後、艦長席の端末で133護衛隊の編成を確認した阿倍野は顔を曇らせた。 「第39護衛隊 DDE-1999-8『美月』」 その名を見た時、島風が顔色を変えた理由にも納得が行った。 同時に自然と呟きが漏れる。 「そうか、噂をすればなんとやらか」 島風が急におびえたのは、多分に船魂同士の『何か』で美月が干渉してきたのだろうと阿倍野は見当を付けた。 本来の歴史で孤独なまま駆逐隊をたらい回しにされていた島風は美月の事を気にかけてたのだが、不思議と彼女らは接触することが無かった。 一方、送られてきた電文の内容を要約すると以下のようになる。 「南太平洋方面の輸送船団護衛に向かう第12護衛隊は日本連合本土からの出航に際し、第39護衛隊を指揮下に加え臨編第133護衛隊として再編される」 機密指定を受ける事も無く、後日の官報あるいは防衛軍広報に記事として載るならわずか一行程の出来事。 三隈から送られてきた電文にはそれらに本土出航までの時系列、第12護衛隊と第39護衛隊を編成する艦艇の名称・型式、隊司令以下艦長・副長クラスの官姓名が記載されていた。 そこに護衛対象となる貨物船や客船等の民間船舶についての情報が事細かに記され、船舶の目的地から海難事故に際して保険を引き受けている会社名まで載っている。 全ての情報をレポート用紙にすれば10枚分ぐらいにはなるだろう。 だが、阿倍野の興味はその情報よりも本土で「謹慎状態」にあった美月が再び太平洋に投入されたという事実に向けられていた。 「美月の艦長、アルバコアの時と同様に一悶着起こすつもりか……」 それに答える者はいない。 しかし、阿倍野も含めて誰もが知っている事がある。 美月に関しては、時空融合後の発見当初から半ば呪われたかの様な逸話を残して来ていたことを。 近代化改装の工事中に足場が崩れ作業中の工員や艦を訪れていた擬装員長が重傷を負った。 改装後の公試運転で艦内に排気煙が流れ込み、ガス中毒によりクルーが多数倒れるという事故を起こした。 船団護衛中に機関トラブルで落伍した直後にゾーンダイクのムスカが船団を狙い、危うく護衛隊の旗艦が撃沈されるという事態となり時の艦長が非難の矢面に立たされそのまま左遷された。 南極でのゾーンダイクとの戦いでは、南極海に向かった所で暖房装置が故障しクルー全員が凍死寸前となりオーストラリアの前線基地に撤退し笑いものとなった。 大観艦式の演習中に航法ミスで他の艦列に接触しかけ、この時の艦長は大観艦式から美月が外された事で昇進もお流れとなりそのまま退役した。 それ故に「海上防衛軍の鬼子」「忌み子の艦」と陰口を叩かれてきたというのが新世紀4年春までの美月に対する評価である。 美月の艦長は、大観艦式の後に現在の艦長が着任したが現在の所特に目立った事故は起きていない。 アルバコアの一件も「過去の汚名を返上する為の行動だったのでは?」という声もあったほどである。 「わからんな」 阿倍野は独り言ちる。 美月の艦長やクルーが本気で過去の汚名を返上するつもりなのか、あるいは全く別の事を考えているのか。 「私は……あの子がわかんなくなってきたな」 と、阿倍野の耳に声が入る。 「島風?」 「本来の歴史なら、私もあの子と同じだって聞いてたから話せるかと思ったけど……」 島風は表情を曇らせたまま、呟くように言う。 「美月と話したのか?」 阿倍野の問いに、島風は黙って首を横に振ると話せなかった、と答えた。 「姿を見せてくれなかった。気難しい性格だと思うけどそれだから余計になのかな」 「そうか……」 言われてみれば、美月はいずれの型式にも属さない「型式不明」の駆逐艦として分類されている艦の一隻である。 サイズや武装から駆逐艦であるのは間違いないが、設計図や他の並行世界に存在した艦艇との共通点が見いだせない存在。 しかし、本当にそれだけで話そうともしないものだろうか? それ以上に、今の艦長が着任してからはこれといったトラブルに見舞われてないという不可解さが阿倍野には気になった。 (いや、今はまだ何も起こってないというべきなのか?) いくら考えてもここで答えが出るはずもなかった。 新世紀4年 8月14日 東京都内 場所は変わって、ここは鷲羽ちゃんの研究室。 デスクの上に置かれた書類へ目を通した彼女は一人つぶやく。 「これは、興味深い内容ね」 そこにあったのは臨編第121護衛隊がハーダーの出現から拿捕に到るまでの詳細を記し、海上防衛軍司令部に提出した報告書である。 本来なら彼女の注目することもない文章だが、今回の文書には明らかに霊的な存在――明らかに船魂――の関与が認められる内容が含まれていたからだ。 報告書の該当箇所は以下のようなものだった。 『ハーダーの拿捕に際し、LCS「雷」が反撃の為に発射したアスロックの自爆に際し不可思議な現象が見られた』 この一文から始まる報告内容を要約すると、雷から発射されたアスロックの自爆は当初自爆コードの発信により行なわれたと思われていたが、通信ログ解析の結果自爆コードはその発信タイミングから間に合わなかった事が判明した。 続けて報告書には当時の雷で何が起こっていたかを調査した結果、今回の不可思議な現象に関連すると思われる二つの出来事を確認したとある。 1.雷の艦長、生永少佐が自爆命令を発する直前に雷の船魂が姿を現しハーダーの撃沈を止める様忠告した。尚、生永少佐が船魂を目撃したのはこれが最初である。 2.自爆コードの発信直前、雷のアンテナマストで放電現象が起こっていた。これはアンテナマストに蓄積された静電気が原因と考えられる。 3.上記1.の内容から雷の船魂がアスロックの自爆を促したのは間違いないが、これと2.の関連性については不明。 以上のような内容を踏まえた上で報告書は結論を次のように記している。 『通信ログと自爆タイミングの不整合についてはコンピュータ側のプログラミングミスにより生じたバグの結果と推測される』 海上防衛軍はこの報告書について疑問を呈することは無かった。 だが、そのコピーが神秘学と霊力工学に関しての情報を広範に収集していた鷲羽ちゃんの元へ回された時に彼女の興味を惹いたのである。 (バグなんてものじゃないわよ。これは間違いなく雷の船魂が自分で自爆に必要な電波を発したものね) コーヒーを飲みながら鷲羽ちゃんは一人考える。 ただでさえ「霊魂を得た情報生命体とでもいうべきAI」が東京を支配しようとしかけたってのに、また一つこんな興味深い事件が起こるとは。 だが、今回はAIなどの電子プログラムとは関係なく古来からの船に宿る精霊とでも言うべき存在が引き起こした事だ。 先の事件とは似て異なるモノだと考えるべきだろう。 (ただ、雷の船魂も自分が「自爆コードを無意識に発した」事は気付いてない無い筈……) 報告書は最終的にこの現象は「バグ」であると締めくくっている。 これは護衛隊の隊司令である吉川大佐や副司令である阿倍野少佐も同様の見解を示している。 当初は船魂に触れるという阿倍野少佐がなんらかの関与をしたと思われたがこれは少佐本人が否定した。 しかし、鷲羽ちゃんは通信ログの内容と自爆した前後に雷で起こった一連の出来事からある結論を出していた。 (雷の船魂が艦長に忠告した後の自爆コードは当然間に合わない。そして、その際に船魂自身がシステムに介入したとしても無理よね。そうなると考えられるのは一つだけ) その結論とは「雷自身の“心の叫び”が『自爆コードとして発信される電波の形』になって、本来のモノより先にアンテナマストから発信された」というものだった。 (霊力は電気に変換されると言えど、随分無茶をする船魂がいたものね。機会があれば調べてみたいわ) 学術的に説明しようとするならば、その現象は雷の思いがアンテナの静電容量として貯まっていた電気を自爆コードの発信波形として放ったといえるかもしれない。 (でも、あえて言うならそんな説明は野暮よね) 鷲羽ちゃんは頭を振るとある言葉を呟く。 「想いが生んだ奇跡。それでいいじゃない」 案外、船魂をインストールできるような演算記憶装置を作れば「船魂がコアプログラムとして機能するAI」を作れるかもしれないな。とすら考える。 それだけのAIとなると「赤城」などの統合戦略指揮艦でもないと今はまだ無理だが、いずれはできなくもない、と鷲羽には思えた。 一つ考えられるのは、精霊石を半導体として用いるCPU。 だが、これは分子サイズが大きいと言う精霊石の物理的特性で半導体としての微細加工が難しく断念している。 もう一つは生体素子を用いたバイオコンピューター。 精霊石と異なり使用する素材の目途が立っていないが、加工と量産性という点では精霊石より幅が広がると考えられている。 実は、鷲羽ちゃんはこの時点でまだ気が付いてないのだがナデシコのクルーが用いているIFSにそのヒントがあった。 この事が判明するのはもう少し先の事である。 「それよりも、こっちはどうにかならなかったのかしら」 鷲羽ちゃんが手にした書類。 そこにあったのはハーダーが破壊した観測ブイについての報告をまとめたものだ。 「残骸とブラックボックスの改修は成功したけど、修復の余地はまるで無しか……嫌になるわね」 幸い沈没した地点が海洋とはいえ深海ではなかった為、ブイの残骸は回収出来たしこれまでに収集したデータも無事だった。 だが、今後も同じようなケースで破壊される可能性も十分ある為何らかの対策が必要になるだろう。 緊急時に潜水可能とする等、いくつかの改造案は出されているが未だに決定打となるモノはない。 (配置した数が多すぎたかもね) 観測ブイの配置はゾーンダイクが南極海の戦いで壊滅して以降その数が増やされた。 実際に揺り戻しの観測ではその数に見合った成果を挙げているが、こういった事が起きると考えものである。 (要するに破壊されない為には「発見されなければいい」わけだから……) その時、鷲羽ちゃんの脳裏にある事が浮かぶ。 そして手慣れた手つきで普段から愛用しているPCのデータベースからあるファイルにアクセスする。 「そういえばこんな物もあったわね」 ディスプレイ上に表示されたのは、光学迷彩に関する資料であった。 この所ずっと神秘学と時空融合の研究と調査に没頭していた事もあり、半ば忘れかけていたのである。 (電脳化やサイバネ技術を持っている新浜由来の光学迷彩技術ならブイのカモフラージュに使えるかもしれないわね) 義体に実装出来る光学迷彩ならばその消費電力も小さいのは間違いない。 ならば迷彩装置の作動に必要な電力はブイのバッテリーから得る分でも十分足りるだろうと鷲羽ちゃんは考える。 現在の光学迷彩は湿度に弱いとの事なので、海上に配置する以上弱点の克服は必須課題だ。 しかし、既存技術の応用なら短時間で改良は可能だろう。 そう考えた鷲羽ちゃんはアイデアをまとめるべくノートPCのキーボードを叩き始めるのだった。 広島県呉市 海上防衛軍軍港 鷲羽ちゃんが東京で自らのアイデアをまとめていた頃、臨編第121護衛隊はパラオからグァムを経由し呉の港に到着していた。 本来なら本拠地である横須賀に戻る予定であったが、東京都内で起こった一連の騒動の余波もあって事態が収束するまでは呉に寄港する措置がとられた為である。 到着後、第66護衛隊の暁型LCS4隻は点検の為に大型ドックへまとめて入渠し、一方第11護衛隊の最上と島風型4隻は簡単な点検と物資の補給を受けた後で再び太平洋に向けて出港する事となる。 拿捕されて日本連合まで運ばれたハーダーは調査の為、大神工廠へ送られている。 そして阿倍野は、島風の点検や補給の間を縫って入渠している「雷」を訪れていた。 ハーダーの拿捕作戦が成功した時に島風と約束した通り雷の船魂を褒めてやる為に。 「そうか、君も気配を感じたのか」 「うん、多分あの声は島風が言ってた通り『美月』って艦の船魂だと思うわ」 パラオで初めて会った時とは異なり、クルーの大半が艦を降りており人影が殆ど無い艦内で阿倍野は雷の船魂と本土に戻る途中の出来事について話していた。 当の雷はというと、阿倍野の姿を見るとすぐ姿を現し嬉しそうに手を握ってきた。 その様子を見て阿倍野は自分が相当気に入られたみたいだと思い、もし雷の艦長を任されていたらどうなっていたかを想像し小さく笑う。 だが、今はそれ以上に雷から話を聞く必要があった。 島風はあの後、美月の船魂は多分ハーダーに向かって意識を向けていたのではないかと言ってたのである。 ハーダーが呉に停泊してない以上その近くにいた雷から話を聞くのが一番だと阿倍野は考えていた。 「君はどう思った?」 「どうって?」 「そうだな、美月の気配を感じ取った時の事だ」 阿倍野の問いに雷は僅かだが表情を曇らせる。 「怖かった……のかな?」 「どういう意味だい?」 「うん、私に向けられたわけじゃないみたいだったもの」 「そうか……島風はハーダーに向かって意識を向けていたと言っていたが君もそう思うかい?」 「わからないわ。ハーダーはものすごく怯えていたけれど、多分私達にも向けられていたかもしれない」 「?」 雷の言葉を聞いて阿倍野は首を傾げる。 「あの時聞いたのは『運が良かったわね』という言葉だけだったのよ。聞き方次第でどうとでも取れると思うの」 「それが、君の聞いた美月の声か」 「そうよ。本当にそれだけ、あとは気配も何も無かったわ」 そこまで話を聞いて阿倍野も納得が行った。 運が良かった――それがハーダーに向けられたものなら「自分に沈められなくて“運が良かった”」という意味になるし護衛隊所属の艦艇に対してなら「戦闘で沈められなくて“運が良かった”」という意味になるだろう。 確かに、どちらにでも取れる言葉である。 「ありがとう、貴重な話が聞けたよ」 「それならよかったわ。ね、少佐それじゃもう少しお話ししていかない?」 やはり雷も堅苦しい話は嫌だったのだろう。 ずっと自分の手を握って――阿倍野もしっかりと握り返していたが――いたのは単に懐いているだけではないらしい。 「そうだな、今日はまだ時間もあるからそうさせてもらおうか」 「わかっているじゃない少佐。そうでなくちゃね」 阿倍野の言葉に笑顔を浮かべる雷。 結局、その後の長話により阿倍野が島風に戻ったのは夕方近くになっていた……。 島風に戻ると、何やら艦内が慌ただしい。 艦に深刻な事態が起こったとかそういうものではないみたいだが、上陸前とは明らかに空気が異なる。 「艦長、戻られてましたか」 「何が起こった?」 自分の姿を見るや向かってきた副長の吉岡大尉を前に阿倍野は頭に?マークを浮かべる。 東京や横須賀でまた騒乱でも起こったならもっと大騒ぎになっているはずだが、そういうわけでもないみたいだ。 「これを、10分前に受信したものです。最上の方でもちょっとした騒ぎになってますよ」 差し出されたのは通信内容を書き写した紙片。 行数も三行という短いものだ。 「これは……」 「既に横須賀の司令部でも情報が飛び交ってます。扱いをどうするかはこれから決めるみたいですが」 「だろうな。しかし、よりによってこの艦が揺り戻しで出現するとは」 電文の内容を前に阿倍野の眼光が鋭くなる。 『本日、臨編第133護衛隊はマリアナ諸島テニアン島近海において、揺り戻しにより出現した米海軍巡洋艦と交戦しこれの拿捕に成功せり。艦艇の艦名は「インディアナポリス」』 インディアナポリス、それはテニアン島に原爆を運んだ帰路に日本の潜水艦により撃沈されたという太平洋戦争における米海軍が最後に喪失した大型艦艇。 知名度から揺り戻しで出現しても可笑しくないと言われていたが、まさかそれがこの時期に出現し既に拿捕されたとは……。 撃沈されなかったのは幸いだったが、阿倍野は言いようのない不気味さが電文から滲み出ている様に思えた。 太平洋上 マリアナ諸島テニアン島近海 既に太陽は水平線に沈もうとしている。 大海が夕闇に支配される中、その場所だけは違う色だった。 停船した大型艦とその周囲を取り囲む複数の小型艦艇。 小型艦艇から放たれる探照灯の光線により大型艦の姿が晒し出される。 そして、大型艦の両側には輸送艦が接舷していた。 「戦闘が終わった以上、クルーの移乗を急ぐ必要はない。だが不審な行動をする者には注意せよ」 「持ち込んでいる私物の類は?」 「それ位は許可してやっていい」 「了解です」 命令を受けた士官が部下を伴って大型艦へ向かっていく。 包囲され監視下に置かれた大型艦、それが米海軍重巡洋艦「インディアナポリス」であった。 「こちらからの説明は以上です。くれぐれも移乗後に無用の誤解を生む様な事はなさらないでいただきたい」 「我々はどうなる?」 「ご安心を。少なくともジュネーブ条約に則った扱いをする様に上からは厳命されています」 その説明を聞いた白人の士官――「インディアナポリス」艦長、チャールズ・B・マクベイⅢ世 大佐――は安堵の表情を浮かべた。 目的地であるテニアン島まであと僅かの所で空が急に紅色の光を放ったかと思えば、直後自分達の周囲を囲むように日本海軍の艦艇が現れたからだ。 反撃を試みるより先に複数の方向から砲撃を叩き込まれ至近弾により艦が大きく揺れたかと思えば、いきなりの降伏勧告である。 最初の段階で勝ち目は無く、自分達が極秘任務を受けて運んでいた「荷物」の事も失念しただ降伏するしかなかった。 すぐに「荷物」の事を思い出したマクベイや副長であったが、今となってはどうしようもない。 自分達ですらあれの中身は知らず、目の前にいる日本兵が関心を持たないで欲しいと神に祈るのみだったがどうやら杞憂に終わりそうである。 そう思った直後、説明の為に乗り込んできた士官の背後で控えていた別の士官が口を開く。 恐らく先ほどの士官による説明の補足ではないかとマクベイ達は思った。 「貴方達が運んでいた積荷を改めさせていただきたい」 「な……!?」 その言葉を聞いた瞬間驚愕する事になったマクベイは眼前の士官の顔を改めて見る。 士官の表情は穏やかだが、その眼光は冷たく鋭い。 いや、それ以上に味方にも極秘であるはずの「荷物」についてなぜ知っているのかという疑問が浮かぶより早く士官は言葉を続けた。 「心配は無用だ。あれは貴方達の物であり我々が持っていても意味の無い物だ。ご理解いただけたなら我々はこれより改めさせていただく」 「待て!なぜ知っているのだ!?あれの中身は我々すら知らない!!」 「それについてもこれから説明があるだろう。なぜ、日本人が知っているのかという事も積荷の正体も……使われた者なら子供でも知っているあれの恐ろしさも」 淡々とした口調で話す士官の言葉を前にマクベイ以下の艦橋にいたインディアナポリスの主要なクルーは凍り付く。 同時に自分達が知らない間にとんでもない物を運んでいたのだと思い知ったのである。 あとから現れた調査員たちが仰々しい、まるで潜水夫のようなスーツを身に着けて奇妙な計測機器……ガイガーカウンターを持っている姿を見てマクベイは既に彼らがこの艦に積まれている物体が何であるかを全て知っていることを理解した。 同時に、それが一切の言い訳が不要であるという事も。 マクベイ達は、自分達の間を抜けて艦内へ続く階段を降りてゆく士官とその部下を茫然と見送るしかなかった。 インディアナポリスのクルーが輸送艦へ移乗していた頃、その様子を艦橋の上から見守る少女の姿があった。 それは、インディアナポリスの船魂である。 「私達は……どうなるの……?」 「突然だけど、質問いい?」 不安と恐怖と困惑を混ぜ合わせた表情を浮かべ呟く彼女が突然の声に振り向くと自分の本体を包囲する艦艇の一隻で最も近い駆逐艦らしき艦艇のマストに船魂が出現していた。 軍帽をはすかいに被り首からカメラをぶら下げた従軍カメラマンの様な外見の少女は戦場にいるとは思えない表情でインディアナポリスに話しかける。 「あなたは?」 「ああ、ごめんごめん。私は『朱木(あかき)』よ。今から暫くの間そっちのクルーを監視しておく様に言われてたんだけど暇だったからね。それでさ、あなた自分が何を運んでいたか知ってる?」 「ええ……禍々しい物よね。詳しい事は知らないけど」 インディアナポリスの表情が険しい物となる。 クルーが知らなくとも、極秘任務で運んでいた「積荷」の中身を彼女は知っている。 その原理までは知らないがそれがとてつもない殺戮兵器である事も。 「それを分かってたら結構よ。まー、クルーの人達はともかくあなたの場合はこっちに来て幸せだったかもね」 「どういうこと?」 「ま、その辺はウチの本土まで行ってからお友達に聞くといいわよ。今は横須賀や呉に間借りしているのが結構いるから」 かんらからと笑いながら話す朱木の言葉に首を傾げるインディアナポリス。 だが、そこで彼女の視線は少し離れた所で周囲を警戒する艦艇に向けられる。 一瞬だが、異様な空気を感じたからである。 朱木もそれに気が付いたのか、その方向を見ると肩をすくめてみせる。 「ああ『美月』ね。気にしなくていいわよ。彼女はいつもあの調子だから」 気難しい子なのよと言う朱木は苦笑しながら話すものの、インディアナポリスはどこか不安な気分を隠せなかった。 今、自分の宿る艦の中に同じ空気を発する者がいるからである。 「ここか。封印を外せ」 「了解」 厳重な封印を施した扉の前にたどり着いた士官と調査員は封印を外し内部へと進入する。 その中心部にあるのは厳重に梱包された巨大な木箱。 ガイガーカウンターを向けると放射線を検知した際の不快な音が響きメーターの針が振れる。 「梱包を外せ」 士官の短い命令が発せられると調査員と共に来ていた屈強な体格の兵士がバールで木箱を解体していく。 数分後には架台に固定された物体、つまりその「中身」が姿を現した。 未だ兵器としての体を成してないものの、組み上がればそれは凶悪な兵器と化す。 そう、日本の歴史を学んだ者ならば誰もが一度はその名を耳にしたことがある存在。 「これですな。実物を見るのは初めてですが」 「ああ、本来なら我が国に落とされる筈だった核爆弾……“リトルボーイ”だ」 そう言った士官は後を調査隊に任せると自らはその場をあとにする。 誰もいない艦内の廊下を歩きながら彼は唇の端を釣り上げて静かに笑う。 上官や部下にすら見せる事の無い表情。 それは、この世界ではもはや徒花と成り果て時代遅れの存在と化したリトルボーイへ手向けた「嘲笑」であった。
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概要 国名 クリパルティア帝国 (英 Imperial Cripaltia) 略号 ICP 国旗 護国十字旗 文明圏(環境) PE 皇帝 クリファス11世 首相 ツルノ海軍大将 政体 立憲君主制 政治指針 「格差による競争社会」 国教 無し(伝統宗教は習慣化) 標語 「天の灯りは全て星、海の灯りは全て敵」 人口 3,060万人 言語 日本語、英語 首都 帝都 アンティクアルム 通貨 ケット(1ケット=120円) 伝統ある騎士国家であったが、西洋諸国の占領によって国体を喪失していたところを大惨事世界大戦時に東洋人らの協力を得て解放されたことで主権を回復した。よって兵器などは、彼らにあやかった和名のものが多い。人種は白黄色人混合で祖国愛が強く、肌の色や混血への差別は無い。文官育成に力を入れるツルノ内閣は留学生誘致や学業施設の更新に力を注いでいる。 陸海軍の両軍を配備し、海軍を主力として陸軍は憲兵活動が主となる。海軍は慢性的な艦艇不足に頭を抱え、陸軍は一向に下りない予算と兵器不足に頭が痛い。 皇国通信 ニュース +S.E.3010年代 S.E.3014 2月26日 カササギ海軍大将が首相就任。 S.E.3015 3月11日 第二次巡洋艦計画大綱発表。新型の巡洋艦10隻を増産。 S.E.3015 3月11日 海軍資料館を開設。艦艇の図面が閲覧可能に。 S.E.3016 4月21日 カササギ内閣が総辞職。ミミズク海軍大将が首相就任。 S.E.3016 4月21日 建造中の新型巡洋艦の半数を航空母艦へ改造することが決定。 S.E.3018 6月15日 第二次巡洋艦計画大綱型 【鈴谷型重巡洋艦】が就役。 +S.E.3020年代 S.E.3021 9月12日 航空母艦【紀伊】が就役。 S.E.3022 1月5日 内閣が軍令部長官、海軍大臣、陸軍大臣を官邸へ緊急召喚。 S.E.3022 1月7日 戦略資源国家管理法が始動。石油資源/鉄鋼類/合金類/食料品/薬品 の一部に制限。 S.E.3022 1月10日 クラムアン・プロヴィネシア両国に宣戦布告。開戦。常備艦隊と特務艦隊が併合されて連合艦隊を結成。 S.E.3022 1月16日 インド洋海域にて大規模演習。第1〜第2艦隊が出港。 S.E.3022 1月19日 紀伊型二番艦【出雲】が就役。アングルド・デッキの有無が紀伊と異なる。 S.E.3022 8月14日 クラムアン古都攻略へ向けた機動部隊が進攻を開始。 S.E.3022 8月15日 本土近海の警戒レベルが最大限に。アラビア沖哨戒潜水艦が大型艦9を含む54隻の艦隊を発見。我が機動部隊への迎撃艦隊か? S.E.3022 9月2日 我がクラムアン攻撃隊が敵主力と会敵。戦艦撃沈を含む戦果を挙げた一方、我が方も多大なる損害を受け転進した。 S.E.3022 10月16日 海軍機紹介スペースに新鋭機を画像付きで掲載。 +S.E.3030年代 S.E.3030 6月1日 ミミズク内閣が総辞職。ツルノ海軍大将が首相就任。 S.E.3030 6月22日 大ムタパ・アフリカ国家社会主義帝国、エネフィア連邦王国、パプア・ニューギニア連合王国と『4国協商同盟』を締結。 S.E.3030 6月23日 三笠連邦共和国、ローテスラント国家社会主義共和国と『3国協防同盟』を締結。 S.E.3035 11月6日 加賀型戦艦2隻が就役。 S.E.3035 11月13日 赤城型重装甲航空母艦4隻が就役。 S.E.3035 11月21日 【戦艦朝日】【戦艦三笠】の両艦は、大アンティル諸島連合海軍へ移籍された。1隻あたり5億ケットで売却され、彼の国で大西洋の守人となった。 首相紹介 首相紹介 氏名 ツルノ 肩書き 首相/海軍大将 クリパルティア帝国海軍大将で、兵学校第44期生主席。専門は航空科。 初の航空畑出身の首相。新型航空母艦案の作成や航空主兵論の浮上から知見者として舵を切れるよう選任された。 知性派と呼ばれるよう、文官育成にも力を入れており、学校の拡充や留学生誘致などといった改革も手掛けている。 軍備 海軍 海軍卿 ワカサギ海軍大将 構成人数 約24万人 軍艦 76隻 補助戦闘艦艇 162隻 補助艦艇 293隻 航空機 4,900機 海軍は大まかに、第一から第三艦隊までを統括する外洋部隊の常備艦隊と、本国近海の警戒を行う特務艦隊に分けられる。有事には両艦隊は統合され連合艦隊となる。現在の旗艦は大和型戦艦二番艦の武蔵が務めている。 連合艦隊編成表(S,E,3022 クラムアン継承戦争時) +【第1艦隊】...パース司令部所属 『第1戦隊』 戦艦 武蔵 戦艦 大和 戦艦 長門 戦艦 陸奥 『第1航空戦隊』 航空母艦 紀伊 航空母艦 出雲 航空母艦 信濃 航空母艦 大鳳(喪失) 第10駆逐隊(喪失) 『第1護衛戦隊』 航空母艦 隼鷹(喪失) 航空母艦 飛鷹(喪失) 軽巡洋艦 球磨(喪失) 軽巡洋艦 多摩 第9駆逐隊(喪失) 『第1支援戦隊』 重巡洋艦 鈴谷 重巡洋艦 熊野 重巡洋艦 最上 重巡洋艦 三隈 『第1水雷戦隊』 軽巡洋艦 阿賀野(喪失) 第7駆逐隊(喪失) +【第2艦隊】...ダーウィン司令部所属 『第2戦隊』 戦艦 常陸(喪失) 戦艦 天城(喪失) 『第2航空戦隊』 航空母艦 翔鶴(喪失) 航空母艦 瑞鶴(喪失) 航空母艦 飛龍(喪失) 航空母艦 蒼龍(喪失) 第8駆逐隊(喪失) 『第2護衛戦隊』 航空母艦 龍驤(喪失) 航空母艦瑞鳳(喪失) 軽巡洋艦 北上(喪失) 軽巡洋艦 大井 第3駆逐隊(喪失) 『第2支援戦隊』 重巡洋艦 高雄 重巡洋艦 愛宕 重巡洋艦 摩耶 重巡洋艦 鳥海 『第2水雷戦隊』 軽巡洋艦 能代 第6駆逐隊(喪失) +【第3艦隊】...バーンスデール司令部所属 『第3戦隊』 戦艦 金剛(喪失) 戦艦 比叡 戦艦 榛名(喪失) 戦艦 霧島 『第3航空戦隊』 航空母艦 己龍 航空母艦 呑龍 航空母艦 屠龍 第1駆逐隊 『第3護衛戦隊』 航空母艦 伊吹 航空母艦 大鷹 航空母艦 神鷹 軽巡洋艦 庄内 軽巡洋艦 鬼怒 『第3支援戦隊』 重巡洋艦 石鎚 重巡洋艦 鞍馬 重巡洋艦 富士 重巡洋艦 筑波 『第3水雷戦隊』 軽巡洋艦 矢矧(喪失) 第5駆逐隊 +【第4艦隊】...ロックバンプトン司令部所属 戦艦 敷島 戦艦 朝日 戦艦 初瀬 戦艦 三笠 『第4航空戦隊』 航空母艦 白龍 航空母艦 昇龍 航空母艦 豊龍 第2駆逐隊 『第4護衛戦隊』 航空母艦 雲龍 航空母艦 沖鷹 航空母艦 海鷹 軽巡洋艦 都幾 軽巡洋艦 由良 『第4支援戦隊』 重巡洋艦 妙高 重巡洋艦 足柄 重巡洋艦 那智 重巡洋艦 羽黒 『第4水雷戦隊』 軽巡洋艦 酒匂 第4駆逐隊 +【補給艦隊】...海軍省所属 『航空機輸送戦隊』 航空母艦 雲鷹 航空母艦 三鷹 軽巡洋艦 大淀 『第1輸送戦隊』 軽巡洋艦 入間 急造1番〜10番駆逐艦 ホ1型輸送艦 『第1給油戦隊』 急造11番〜20番駆逐艦 特型高速油槽艦 『第2輸送戦隊』 軽巡洋艦 木曽 急造21番〜30番駆逐艦 ホ1型輸送艦 『第2給油戦隊』 急造31番〜40番駆逐艦 特型高速油槽艦 +【潜水艦隊】...海軍省所属 『哨戒戦隊』 伊号100 伊号102 (喪失) 伊号乙型30隻 『工作戦隊』 伊号101 伊号丙型12隻 +【駆逐隊】 『第1駆逐隊』 睦月/如月/弥生/皐月/水無月 『第2駆逐隊』 文月/望月/葉月/長月/霜月 『第3駆逐隊』(喪失) 陽炎/不知火/黒潮/早潮/夏潮 『第4駆逐隊』 初風/雪風/天津風/時津風/浦風 『第5駆逐隊』 磯風/浜風/谷風/野分/嵐 『第6駆逐隊』(喪失) 暁/響/雷/電/吹雪/初雪 『第7駆逐隊』(喪失) 深雪/白雪/磯波/浦波/叢雲/巻雲 『第8駆逐隊』(喪失) 秋月/初月/涼月/春月/冬月/照月 『第9駆逐隊』(喪失) 一月/三日月/大月/欠月/朧月/阿波月 『第10駆逐隊』(喪失) 花月/磯月/雲月/晴月/宵月/影月 連合艦隊編成表(S,E,3044 WW2極東戦域時) +【第一艦隊】...パース司令部所属 『第一航空戦隊』 戦艦 加賀 航空母艦 赤城 航空母艦 翔鶴 航空母艦 鳳翔 『第一護衛戦隊』 重巡洋艦 古鷹 重巡洋艦 鈴谷 『第一水雷戦隊』 軽巡洋艦 阿武隈 駆逐艦 夕雲 駆逐艦 巻雲 駆逐艦 風雲 駆逐艦 長波 駆逐艦 巻波 +【第二艦隊】...ダーウィン司令部所属 『第二航空戦隊』 戦艦 土佐 航空母艦 天城 航空母艦 瑞鶴 航空母艦 龍驤 『第二護衛戦隊』 重巡洋艦 加古 重巡洋艦 熊野 『第二水雷戦隊』 軽巡洋艦 長良 駆逐艦 高波 駆逐艦 大波 駆逐艦 清波 駆逐艦 玉波 駆逐艦 涼波 +【第三艦隊】...バーンスデール司令部所属 『第三航空戦隊』 戦艦 大和 航空母艦 紀伊 航空母艦 祥鳳 航空母艦 瑞鳳 『第三護衛戦隊』 重巡洋艦 青葉 重巡洋艦 最上 『第三水雷戦隊』 軽巡洋艦 天龍 駆逐艦 藤波 駆逐艦 浜波 駆逐艦 沖波 駆逐艦 岸波 駆逐艦 朝霜 +【第四艦隊】...ロックバンプトン司令部所属 『第四航空戦隊』 戦艦 武蔵 航空母艦 出雲 航空母艦 隼鷹 航空母艦 飛鷹 『第四護衛戦隊』 重巡洋艦 衣笠 重巡洋艦 三隈 『第四水雷戦隊』 軽巡洋艦 龍田 駆逐艦 早霜 駆逐艦 秋霜 駆逐艦 清霜 +【補給艦隊】...海軍省所属 『第一運輸隊』 給糧艦ハーヴェスト 急造1〜5番駆逐艦 『第二運輸隊』 給糧艦クロープ 急造6〜10番駆逐艦 『第一輸送隊』 給糧艦インジャーザリング 急造11〜15番駆逐艦 『第二輸送隊』 給糧艦ファーティリティ 急造16〜20番駆逐艦 『第一給油隊』 戦時標準油槽艦1〜10 急造21〜30番駆逐艦 +【潜水隊】...海軍省所属 『哨戒隊』 伊号100 伊号乙型10隻 『工作隊』 伊号101 伊号丙型20隻 軍艦 +戦艦 【加賀型戦艦】 建造 パース海軍工廠(加賀)G,B,バーンスデール造船所(土佐) 全長 274m 全幅 47m 吃水 13m 交戦距離 最大42km、想定20km 武装 40口径21inc連装カートカノン砲3基60口径4inc連装高角砲2基30口径4inc連装高角砲6基3inc単装両用砲8基25mm三連装機銃20基 艦載機 水上機4機 装甲 舷側 18inc〜12inc水平 8inc 速力 30kn 同型艦 加賀、土佐 【大和型戦艦】 建造 パース海軍工廠(大和) G,B,バーンスデール造船所(武蔵) 全長 263m 全幅 53m 吃水 12m 交戦距離 最大44km、想定20km 武装 20inc3連装カートカノン3基6inc連装カートカノン4基(大和)2基(武蔵) 5inc連装爆縮高角砲6基5inc単装爆縮高角砲8基(武蔵) FC3連装機銃30基(武蔵) FC連装機銃8基 艦載機 水偵、水観、水戦を計4機 装甲 舷側 18inc〜10inc水平 8inc 速力 28kn 同型艦 大和、武蔵 【長門型戦艦】 建造 パース海軍工廠(長門)ダーウィン海軍工廠(陸奥) 全長 224m 全幅 39m 吃水 10m 交戦距離 最大41km、想定20km 武装 18inc連装カートカノン3基5inc連装爆縮高角砲6基FC3連装機銃22基 艦載機 水偵、水観を計3機 装甲 舷側 16inc〜8inc水平 6inc 速力 26kn 同型艦 長門、陸奥 【常陸型巡洋戦艦】 建造 パース海軍工廠(常陸)ダーウィン海軍工廠(天城) 全長 195m 全幅 19m 吃水 9m 交戦距離 最大38km、想定18km 武装 14incカートカノン連装砲4基5inc爆縮連装砲高角砲6基3連装FC機銃28基 艦載機 水観1機 装甲 10inc〜5inc 速力 31kn 同型艦 常陸、天城 喪失 常陸、天城 【金剛型巡洋戦艦】 建造 パース海軍工廠(金剛)G,B, 帝都造船所(比叡)ダーウィン海軍工廠(榛名)G,B,バーンスデール造船所(霧島) 全長 207m 全幅 29m 吃水 10m 交戦距離 最大38km、想定18km 武装 14インチ爆縮4連装砲1基14インチ爆縮連装砲2基6インチ爆縮連装副砲10基5インチ爆縮連装砲高角砲4基3連装FC機銃14基 艦載機 無し 装甲 8inc〜3inc 速力 34kn 同型艦 金剛、比叡、榛名、霧島 喪失 金剛、榛名 【敷島型前ド級戦艦】 建造 G,B,バーンスデール造船所(敷島、朝日、初瀬)パース海軍工廠(三笠) 全長 123m 全幅 29m 吃水 5m 交戦距離 最大14km、想定6km 武装 12inc爆縮連装砲6inc爆縮単装砲3inc単装砲FC単装機銃12基 艦載機 無し 装甲 9inc〜4inc 速力 18kn 同型艦 敷島、朝日、初瀬、三笠 転籍 朝日、三笠を大アンティル諸島連合へ +航空母艦 【赤城型重装甲航空母艦】 建造 ダーウィン海軍工廠(赤城)G,B,ロックバンプトン造船所(天城)ロックバンプトン海軍工廠(翔鶴)G,B,帝都造船所(瑞鶴) 全長 280m 全幅 67m 吃水 13m カタパルト 蒸気式3基 搭載機数 44機 搭載機 戦闘機27機、攻撃機12機、偵察機1機早期警戒機2機、対潜ヘリ1機、輸送ヘリ1機 武装 3inc単装両用砲2基六連装フレアランチャー2基六連装チャフランチャー1基 装甲 舷側 16inc〜12inc水平 6inc飛行甲板(格納庫上部) 4inc (500kg未満爆弾無効) 速力 30kn 同型艦 赤城、天城、翔鶴、瑞鶴 【紀伊型重装甲航空母艦】 建造 ダーウィン海軍工廠(紀伊)パース海軍工廠(出雲) 全長 263m(紀伊)、277m(出雲) 全幅 57m(紀伊)、71m(出雲) 吃水 12m カタパルト 蒸気式2基 搭載機数 18機(紀伊)、21機(出雲) 搭載機 戦闘機12機、攻撃機4機、偵察機1機、早期警戒機1機(紀伊)戦闘機12機、攻撃機6機、偵察機1機、早期警戒機2機(出雲) 武装 6セルVLS5inc連装爆縮高角砲8基(紀伊)7基(出雲)FC3連装機銃20基(紀伊)17基(出雲) 装甲 18inc〜10inc、装甲飛行甲板(500kg未満爆弾無効) 速力 33kn 同型艦 紀伊、出雲 【信濃型装甲航空母艦】 建造 パース海軍工廠 全長 255m 全幅 39m 吃水 11m カタパルト 蒸気式2基 搭載機数 15機 搭載機 戦闘機12機、偵察機1機、早期警戒機1機 武装 5inc連装爆縮高角砲8基FC3連装機銃10基4連装防空フレアランチャー4連装防空チャフランチャー 装甲 16inc〜8inc、装甲飛行甲板(500kg以下無効) 速力 30kn 同型艦 無し 【翔鶴型航空母艦】 建造 ダーウィン海軍工廠(翔鶴)ロックバンプトン海軍工廠(瑞鶴) 全長 250m 全幅 27m 吃水 12m 搭載機数 96機 搭載機 戦闘機21機、爆撃機42機、攻撃機33機 武装 5inc連装爆縮高角砲8基FC3連装機銃12基 装甲 6inc〜2inc 速力 33kn 同型艦 翔鶴、瑞鶴 喪失 翔鶴、瑞鶴 【大鳳型装甲航空母艦】 建造 ダーウィン海軍工廠 全長 255m 全幅 35m 吃水 12m カタパルト 蒸気式2基 搭載機数 12機 搭載機 戦闘機9機、偵察機1機、早期警戒機2機 武装 5inc連装爆縮高角砲6基FC3連装機銃17基4連装防空フレアランチャー4連装防空チャフランチャー 装甲 6inc〜2inc、装甲飛行甲板(500kg以下無効) 速力 33kn 同型艦 無し 喪失 大鳳 【鳳翔型航空母艦】 建造 帝都海軍工廠(鳳翔)G,B,バーンスデール造船所(祥鳳、瑞鳳)パース海軍工廠(龍驤)G,B,パース造船所(隼鷹、飛鷹) 全長 205m 全幅 26m 吃水 7m カタパルト 電磁式1機 搭載機数 5機 搭載機 戦闘機3機偵察機1機救難ヘリ1機 武装 3inc両用単装砲2基6セルチャフランチャー 装甲 舷側 2inc、水平1inc 速力 35kn 同型艦 鳳翔、祥鳳、瑞鳳龍驤、隼鷹、飛鷹 【飛龍型航空母艦】 建造 G,B,バーンスデール造船所(飛龍、蒼龍) 全長 235m 全幅 25m 吃水 7m 搭載機数 63機 搭載機 戦闘機15機、爆撃機27機、攻撃機21機 武装 5inc連装爆縮高角砲6基FC3連装機銃7基FC連装機銃5基 装甲 3inc〜2inc 速力 34kn 同型艦 飛龍、蒼龍 喪失 飛龍、蒼龍 【己龍型航空母艦】 建造 パース海軍工廠(己龍)G,B,バーンスデール造船所(呑龍、屠龍)ダーウィン海軍工廠(白龍、昇龍、豊龍) 全長 206m 全幅 27m 吃水 8m 搭載機数 51機 搭載機 戦闘機12機、爆撃機21機、攻撃機18機 武装 6inc連装爆縮高角砲8基FC3連装機銃8基 装甲 5inc〜4inc 速力 34kn 同型艦 己龍、呑龍、屠龍白龍、昇龍、豊龍 【龍驤型航空母艦】 全長 205m 全幅 21m 喫水線下 7m 同型艦 龍驤、瑞鳳 喪失 龍驤、瑞鳳 【隼鷹型航空母艦】 全長 203m 全幅 23m 喫水線下 8m 同型艦 隼鷹、飛鷹 喪失 隼鷹、飛鷹 【大鷹型航空母艦】 全長 168m 全幅 19m 喫水線下 5m 同型艦 大鷹、神鷹、沖鷹、海鷹、雲鷹、三鷹 【伊吹型急造空母】 全長 177m 全幅 19m 喫水線下 5m 同型艦 伊吹、雲龍 +巡洋艦 【古鷹型巡洋艦】 建造 G,B,パース造船所(古鷹、加古)G,B,ダーウィン造船所(青葉、衣笠) 全長 201m 全幅 23m 吃水 7m 交戦距離 最大 19km、想定 10km 武装 50口径8inc連装砲4基25mm三連装機銃6基3inc単装高角砲4基 艦載機 水上機2機 装甲 舷側 5inc、水平 2inc 速力 34kn 同型艦 古鷹、加古、青葉、衣笠 鈴谷型巡洋艦 全長 206m 全幅 21m 喫水線下 8m 同型艦 鈴谷、熊野、最上、三隈 高雄型巡洋艦 全長 203m 全幅 21m 喫水線下 8m 同型艦 高雄、愛宕、摩耶、鳥海 石鎚型巡洋艦 全長 203m 全幅 23m 喫水線下 7m 同型艦 石鎚、鞍馬、富士、筑波 妙高型巡洋艦 全長 201m 全幅 21m 喫水線下 8m 同型艦 妙高、足柄、那智、羽黒 【阿武隈型巡洋艦】 建造 G,B,バーンスデール造船所(阿武隈、長良)G,B,ロックバンプトン造船所(天龍、龍田) 全長 160m 全幅 15m 吃水 5m 交戦距離 最大 19km、想定 10km 武装 50口径4inc連装砲4基25mm三連装機銃8基61cm単装魚雷発射管2基爆雷投射機1基 艦載機 水上偵察機1機 装甲 舷側 3inc、水平 2inc 速力 35kn 同型艦 阿武隈、長良、天龍、龍田 庄内型巡洋艦 全長 157m 全幅 17m 喫水線下 7m 同型艦 庄内、鬼怒、由良、都幾、入間 球磨型巡洋艦 全長 145m 全幅 17m 喫水線下 5m 同型艦 球磨、多摩、北上、大井、木曽 阿賀野型巡洋艦 全長 163m 全幅 19m 喫水線下 6m 同型艦 阿賀野、能代、矢矧、酒匂、大淀 補助戦闘艦艇 +駆逐艦 【夕雲型防空駆逐艦】 建造 G,B,ダーウィン造船所(夕雲、巻雲、風雲、長波、巻波、高波 )G,B,パース造船所(大波、清波、玉波、涼波、藤波、浜波 )G,B,バーンスデール造船所(沖波、岸波、朝霜、早霜、秋霜、清霜 ) 全長 132m 全幅 13m 吃水 4m 交戦距離 最大 19km、想定 6km 武装 50口径10cm連装砲4基25mm三連装機銃10基61cm三連装魚雷発射管爆雷投下軌条2基 装甲 無し 速力 36kn 同型艦 夕雲、巻雲、風雲長波、巻波、高波大波、清波、玉波涼波、藤波、浜波沖波、岸波、朝霜早霜、秋霜、清霜 秋月型駆逐艦 全長 128m 全幅 15m 喫水線下 6m 同型艦 秋月、初月、涼月、春月、冬月、照月、一月、三日月、大月、欠月、朧月、阿波月、花月、磯月、雲月、晴月、宵月、影月 陽炎型駆逐艦 全長 118m 全幅 11m 喫水線下 5m 同型艦 陽炎、不知火、黒潮、早潮、夏潮、初風、雪風、天津風、時津風、浦風、磯風、浜風、谷風、野分、嵐 睦月型駆逐艦 全長 118m 全幅 11m 喫水線下 5m 同型艦 睦月、如月、弥生、皐月、水無月、文月、望月、葉月、長月、霜月 暁型駆逐艦 全長 118m 全幅 11m 喫水線下 5m 同型艦 暁、響、雷、電、吹雪、初雪、深雪、白雪、磯波、浦波、叢雲、巻雲 急造駆逐艦(松型駆逐艦) 全長 105m 全幅 11m 喫水線下 5m 同型艦 急造一番〜急造四十番 +潜水艦 伊号甲型 全長 78m 全幅 9m 同型艦 甲1型 伊号乙型 全長 78m 全幅 9m 同型艦 乙1型〜乙30型 伊号丙型 全長 89m 全幅 9m 同型艦 丙1型〜丙12型 伊号100型 全長 110m 全幅 13m 同型艦 伊号100、伊号101、伊号102 +海防艦 【AA-1型対空海防艦】 建造 G,B,ロックバンプト造船所 全長 93m 全幅 15m 吃水 4m 交戦距離 最大 10km、想定 1,500m 武装 3inc両用砲四基 装甲 水平 3inc 速力 20kn 同型艦 AA-1〜20 【AS型対潜海防艦】 建造 G,B,バーンスデール造船所 全長 102m 全幅 11m 吃水 3m 交戦距離 最大 15km、想定 10km 武装 5inc連装砲、51cm連装魚雷発射管、爆雷投射器 装甲 2inc 速力 18kn 同型艦 AS-1〜20 補助艦船 +輸送艦・補給艦 ホ一型補給艦 特型高速油槽艦 【ハーヴェスト型給糧艦】 建造 G,B,ロックバンプトン造船所(ハーヴェスト)G,B,バーンスデール造船所(クロープ)バーンスデール海軍工廠(インジャーザリング)G,B,帝都造船所(ファーティリティ) 全長 151m 全幅 19m 吃水 10m 武装 6inc単装対空砲4基 糧食生産能力 2万人/3週間分 設備 生鮮食品冷蔵室冷凍室食肉用畜舎加工食品製造工場汎用格納庫(容量20t) 艦載機 無し 装甲 無し 速力 30kn 同型艦 ハーヴェスト、クロープインジャーザリング、ファーティリティ 海軍機 +戦闘機 イ式艦上戦闘機 ロ式艦上戦闘機 ハ式複座戦闘機 艦上戦闘機 紫電 艦上戦闘機 疾風 艦上戦闘機 烈風 【ジェット練習戦闘機 A1】 設計元 空技廠 ニックネーム ー無しー 寸法 23・19・5.5 武装 ー無しー 生産数 3機 備考 初代ジェット戦闘機で、我が国における高速戦闘機の先駆けとなった。小規模な試験生産のみだったが、全面的に改装されて偵察機に生まれ変わった。 【局地ジェット戦闘機 A2】 設計元 空技廠 ニックネーム ー無しー 寸法 23・19・3.5 武装 FC機関砲 2門 生産数 120機 備考 工廠設計室が「薄くする病気」を発症。極端に薄い機体に2門の機関砲を詰め込んだ。現在は全機退役済み。 【局地ジェット戦闘機 A2-S】 設計元 空技廠 S,F,E ニックネーム ー無しー 寸法 22・19・4 武装 FC機関砲 4門 生産数 30機 備考 上記のA-2を改修し、機関砲を4門に増強したモデル。15機が現存。 【艦上戦闘機 A3-M】 設計元 S,F,E ニックネーム 【シースパロウ】 寸法 23・19・5.5 武装 FC機関砲 1門、下部ウェポンベイ(空対空ミサイル6発) 生産数 210機 備考 初のジェット艦上戦闘機で我が国の近代的空母機動部隊はこの機体が開発されたことで始まった。ミサイルも初めて装備された一方でやや大型。21機を運用中。 【艦上戦闘機 A-4M2】 設計元 空技廠 ニックネーム 【ライトニングホーク 】 寸法 19・15・4 武装 FC機関砲 1門、下部ウェポンベイ(空対空ミサイル6発) 生産数 51機 備考 A-3Mをモデルにしつつも、かさ張ると不満の多かったことを踏まえて同機をより小型な機体が設計された。武装は完全に同じものだが主翼が短くなり、旋回性能が著しく低下している。6機を運用中。 【艦上戦闘機 A-4M2改】 設計元 空技廠 S,F,E ニックネーム 【LホークⅡ】 寸法 19・15・4 武装 FC機関砲 1門、下部ウェポンベイ(空対空ミサイル6発) 生産数 69機 備考 空母航空隊から酷評されたA-4M2の旋回性能向上版。各武装の装弾数が減少したものの、寸法は据え置きとした。21機を運用中。 【艦上戦闘機 A-5M3】 設計元 S,F,E ニックネーム 【ペデター】 寸法 18・15・3 武装 FC機関砲 2門、3連装フレア(15発) 生産数 96機 備考 前進機から更に一回り小型化された。随一の旋回性能と上昇力を誇り、6機を運用している。 【実験機 A-5X1】 設計元 S,F,E ニックネーム ー無しー 寸法 18・15・3.5 武装 FC機関砲 2門 生産数 1機 備考 A-5シリーズのステルス実験機であり、エンジンが単発に変更された。一方で、運動性能向上のために主翼の設計が見直されている。 【実験機 F/A-2X1L】 設計元 S,F,E ニックネーム ー無しー 寸法 19・15・3.5 武装 FC機関砲 2門、爆弾投下機構2基 生産数 1機 備考 A-5シリーズの戦爆型実験機であり、泡沫の夢と消えたマルチロールファイター。基礎設計はA-5X1と同様だが爆装を行う分だけ一回り大型化している。 【艦上戦闘機 A-6X2】 設計元 S,F,E ニックネーム 【シーイーグル】 寸法 18・13・3.5 武装 FC機関砲 1門、側面ウェポンベイ(空対空ミサイル8発)、3連装フレア(15発) 生産数 72機 備考 A-5シリーズの実験結果をもとに製造された防御専念型のステルス戦闘機。主翼の形状はA-5X1を原型とするが、機首部は新たに設計されている。エンジンが双発へと戻され、オミットされていたミサイル用ウェポンベイも搭載された。 【艦上戦闘機 A-7X3】 設計元 S,F,E ニックネーム 【ナイトホーク】 寸法 19・15・3.5 武装 FC機関砲 1門、側面ウェポンベイ(空対空ミサイル8発)、3連装フレア(15発) 生産数 84機 備考 A-6X3のシステムアップグレード型で、ミサイルが自動で連射される機構の装備とレーダーユニットの更新が行われた。同時に、圧迫された操縦席スペースの拡張がなされて風防が大型化している。 +爆撃機 イ式急降下爆撃機 ロ式急降下爆撃機 艦上爆撃機 彗星 陸上爆撃機 深山 陸上爆撃機 火山 陸上爆撃機 銀河 【高高度爆撃機 B1】 設計元 空技廠 ニックネーム 【月光】 寸法 54・31・8 武装 高高度爆弾倉58基 生産数 33機 備考 でっかい事はいい事だ。の発想で生み出された大型爆撃機である。空中巡洋艦がコンセプトであり、ペイロードだけでなく装甲も十二分に確保され、後部には小規模な収容スペースを持つ。長距離航行を基本とする大型爆撃機でありながら、どういう訳か単座で、運用には操縦士の処理能力が問われる。 【隠密爆撃機B-2】 設計元 海軍工廠 空技廠 ニックネーム 【添削】 寸法 21・55・3.5 武装 通常爆弾倉18基、高高度爆弾倉【添削】基、大型爆弾倉【添削】基 生産数 1機 備考 海軍技術部が能力の粋を結集して作成した全翼式の試製ステルス爆撃機である。大型ゆえに【添削】人でないと運用できないことが弱点な一方で、そのペイロードは極めて多大だとされる。 +攻撃機 イ式艦上攻撃機 艦上攻撃機 明光 艦上攻撃機 流星 【試製艦上攻撃機TA-1】 設計元 海軍工廠 空技廠 ニックネーム 【アロマロカリス】 寸法 13・17・4.5 武装 TNTランチャー1基 生産数 1機 備考 有効的な対艦航空武装の開発に難儀していた空技廠が「飛行機に載せる大砲が造れないなら、大砲に翼とエンジンを付ければいい」という海軍工廠の世迷言を実行した狂気の化身。加速性能に問題があるものの、駆逐艦の主砲が戦闘機並みのサイズと運動性能で飛んでくる。 【特別攻撃機D-3】 設計元 空技廠 ニックネーム 【ハルバード】 寸法 18・15・4.5 武装 オブザーバー信管式クロック自爆装置 生産数 86機 備考 航空機搭載型対艦兵装の開発に行き詰まった空技廠が産んだ狂気の化身。母機誘導型の無人機で、親機となる有人機と共に発艦して同行。親機がロックオンした目標へ向けて突入し、そのまま自爆する。戦艦をも一撃で粉砕する威力を持つ一方で、敏感な信管による格納庫内での事故や、同行可能数は母艦の同時射出性能依存、ステルス機の機体とエンジンを使用する特性故の高コスト、母機誘導型のため射程が短い等々の欠点を多く抱える。 +偵察機 【艦上偵察機S-1】 設計元 空技廠 ニックネーム 【レイス 】 寸法 20・17・5.5 武装 3連装フレア 生産数 3機 備考 A-1試製戦闘機を全面改修したことで生まれた高速偵察機である。索敵用の特別なレーダー装備は無く、機外カメラで相手陣容を撮影する事にのみ特化させられている。 【艦上索敵機S-2】 設計元 G,B ニックネーム 【ゴースト 】 寸法 21・21・6 武装 3連装フレア、爆雷投射機構1基 生産数 3機 備考 機体上部に取り付けられた円盤状のレーダーが特長的な中〜低空用のレシプロ索敵機である。対潜用なので足は長いが速度は遅く、自衛手段も乏しいため、艦隊戦の観測機としての運用には向かない。 【艦上索敵機S-2改】 設計元 空技廠 ニックネーム 【ガスト】 寸法 21・21・6 武装 3連装フレア 生産数 2機 備考 S-2のエンジンをジェット化させた亜種の機体である。高高度からの索敵を可能とするためにエンジンの換装と機体補強がなされ、対潜能力がオミットされている。 陸軍 陸軍卿 ハゲタカ陸軍大将 構成人数 30万人 戦闘車両 4,600両 補助車両 5,500両 航空機 3,600機 陸軍は治安部隊の憲兵団と、対外戦闘を担う第一から第五師団で分担されている。 戦闘車両 +戦車 1.1式軽戦車 1.1式重戦車 6式中戦車 6.5式中戦車 8式中戦車 9式中戦車 20式重戦車 +装甲列車 19式重装甲列車 +自走砲 17式対空戦闘車 15.5cm白戦砲 20.3cm支援砲 30.5cm対艦榴弾砲 補助車両 +トラック 陸軍機 +戦闘機 イ式戦闘機 局地戦闘機 震電 局地戦闘機 雷電 局地戦闘機 秋水 +爆撃機 重爆撃機 渓山 地図 帝国案内 +【帝都アンティクアルム】 +【皇宮クリスタルパレス】 +【帝国文官学校】 +【迎賓館】 +【帝都市中】 +【パース海軍司令部】 +【ダーウィン海軍司令部】 兵器開発 【三工廠】...国が直接運営する兵器開発局。 +... 海軍工廠 海軍艦艇の全てを開発し、艤装研究を行う海軍省直属の開発局。 緻密な船体設計と優秀な装甲技術によって生み出される艦艇は、防御面において高い不沈性能を持つ。 海軍工廠は各司令部と隣接して設置され、造船・補修設備を持つ他に、それぞれでしか生産出来ない装備を持つ。 パース海軍工廠 12inc以上の大砲、カタパルト ダーウィン海軍工廠 装甲板 ロックバンプトン海軍工廠 ボイラー缶、タービン バーンスデール海軍工廠 光学測距装置 航空技術工廠 軍用機の機体や兵装の研究開発を行う海軍省直属の開発局。 研究所である為、主に試験的な機体や兵装を開発することが多いが、稀に正式採用までこぎつけるものも存在する。発注元の要望をリアルタイムで反映できるため、完成した際に出来上がる航空機は軒並みに高性能なものとなる。しかしながら、製造効率という言葉をしばしば忘れ、非常に繊細な作品を生む場合が多い。 陸軍工廠 戦車や自走砲、装甲列車といった陸上で運用される兵器を研究開発する、陸軍省直属の開発局。 国家による三工廠同時運営能力の限界と島国であるという地理柄から、しわ寄せを食らって一向に兵器の開発が進まない。一時期は駆逐艦の主砲をそのまま装甲車両に乗せて運用さえしていた。 【3大企業】...首相の知人たちによって運営される民間軍事産業。 +... グラストンブラザーズ(G,B) 帝都を含む主要都市に生産施設を持つ重工業最大手の企業。かつては軍需産業を独占しており現在も幅広い領域で高い発言力を持つ。 鉄鋼業を得意とし、その波及で造船部門におけるシェア率は全国の80%を占め、軍艦建造のほとんどを手掛る。 軍用レシプロ機の開発は今も独占状態で、大馬力な堅牢型から中馬力で軽快なものまでを作る。 帝都造船所 パース造船所 ダーウィン造船所 ロックバンプトン造船所 バーンスデール造船 スカイフォースエンジニアリング(S,F,E) 元は機銃製造や機体の簡易改造を生業としていたが、現在は実用的なジェット戦闘機を開発したことで業界最大手まで上り詰めた新参企業。パースに試験飛行場を持つ。 先天的に「薄くする病」を疾病しており、機体フレームや装甲といった箇所で執拗なまでもの軽量化を行う社風を持つ。 木更津重工業(K,H) 各地に支社と設計場を持つ外資系企業で、独自の試験飛行場を持たないが、擦り合わせや洗練化を得意として主にエンジンや機関砲の製造に秀でる。全体的に高品質であり、高い稼働率と耐久性を誇る一方で値段は高め。 またロケット戦闘機の例のように、一度でもおかしなスイッチが入ると、需要に関わらずとことんその分野について研究を続ける研究者的な側面も持つ。 歴史 794年 大陸抗争収束。単一国家クリパルティア王国が成立 1195年 貴族派閥と騎士派閥が対立。 1345年 両派閥による内戦が勃発。 1350年 内戦終結。公武連立政権が樹立。 1549年 騎士派閥が勢力を拡大し、一枚岩化。 1601年 女王クリシア3世が騎士派閥の長に大政委任。騎士団領クリパルティアと改称。 1867年 大政奉還。国王クリファス8世が復権し、クリパルティア王国復活。兵制改革により伝統的騎士社会が崩壊。 1875年 騎士派閥が決起。国内最大級の内戦が勃発。 1878年 内戦終結。主犯は死後に旧騎士たちによって祀られ英霊化。『戦史-たった一人の反抗戦』 1886年 クリパルティア帝国へ改称。憲法発布。 1894年 第一次対欧戦争勃発。 1896年 第一次対欧戦争勝利。 1904年 第二次対欧戦争勃発。 1906年 第二次対欧戦争勝利。 1908年 ガレオン船を中心とした造船業が活性化。 1914年 第三次対欧戦争勃発。 1918年 第三次対欧戦争勝利。 1919年 内閣が皆民中流を宣言。国内は大戦景気で経済が活性化。 1927年 金融恐慌発生。 1941年 第四次対欧戦争勃発。 1950年 第四次対欧戦争敗戦。大陸東半面を割譲。 1955年 帝国騎士団による国土回復運動が始まる。 1980年 国土回復戦争勃発。 2075年 国土回復戦争敗戦。大陸の更に北半分を割譲。帝国騎士団が縮小される。 2155年 古都奪還戦争勃発。 2172年 古都奪還戦争勝利。 2173年 占領軍が南下を進める。 2246年 皇帝クリス13世が槍の森演説を行い、正面反抗を宣言。 2250年 第二次国土回復戦争勃発。 2333年 第二次国土回復戦争終戦。相互痛み分けに終わり、不可侵条約が締結される。 2751年 女帝クリリア1世が純血主義を否定、混血に対する理解を説く。 2811年 奇襲攻撃を受けて沿岸部主要都市が壊滅。 2812年 包囲された帝都アンティクアルムが陥落。大陸全土が完全に占領される。皇帝は実権を奪われて象徴制へ移行。 2945年 大惨事世界大戦勃発。 2946年 東方諸国が大陸へ進駐。国土回復派と同盟を結び、全国で反抗戦が開始される。 2950年 大惨事世界大戦終戦 2951年 主権回復。近代憲法発布。帝国騎士団を帝国陸軍に改称し、帝国海軍が設立。 2960年 航空技術工廠(空技廠)が開設。 3014年 カササギ内閣樹立。 海軍資料館 各種艦艇の側面図を公開するスペース。 +... 【大和型戦艦側面断面図】 【航空母艦出雲側面断面図】 【陽炎型駆逐艦側面断面図】 外交 【四国協商同盟】 +... 加盟国 大ムタパ・アフリカ国家社会主義帝国エネフィア連邦王国パプア・ニューギニア連合王国クリパルティア帝国 内容 商売だけの健全な関係 【三国協防同盟】 +... 加盟国 三笠連邦共和国ローテスラント国家社会主義共和国クリパルティア帝国 盟主国 無し、議長制 内容 加盟国は互いの安全を保障し、同盟国同士での戦争を禁ずる。(加盟国同士での殴り合い禁止)加盟国は、陸海空より1軍の駐在軍を互いに置き、同盟国の防衛に努めなければならない。(A国に派遣されたB国軍はA国を優先して守る義務がある)締結国が他の国2国以上と交戦した場合は、同盟国はこれを支援し、原則参戦する。(A国がα国又はβ国と戦争中ならば中立維持。A国がα βの2国と戦争中ならば原則参戦) プロヴィネシア=クラムアン戦争 【漂流する亡国の皇女】 +... S.E.3014年インド洋 嵐に吹かれ、うねる波濤の上で、一隻の大型潜水艦が激しく動揺しながらも前進していた。 艦首は波に乗り上げ天を指したかと思うと、すぐさま下を向いて艦尾のスクリューが海中から姿をのぞかせる。定期哨戒だとしても、およそ潜水艦が洋上で航行する気候ではない。そんな雨風に打たれるマストに掲げられた旗は二つ。クリパルティア帝国海軍の所属を示す軍艦旗と、救難活動を表す国際信号旗であった。 探照灯がゆっくりと旋回し、羅針艦橋では幾人かの水兵達が双眼鏡越しに洋上を観察しては、その状況をせわしなく伝声管で艦内に伝えてを繰り返すこと、すでに数時間が経過している。 「艦長!これ以上は艦が持ちません。一度海中退避した後、今一度水中聴音で探索をしましょう」 「そうだな...航海長!潜航用意」 黒地の雨合羽に身を包んだ青年の叫びに、それよりやや歳のいった男が渋い表情をしながらも頷き、そして号令を発する。 「了解しました、潜航用意!」 ギシギシと軋む艦内が、タラップを降りる音やハッチを封鎖する音で騒然となったのは一瞬のことで、機関室で洋上航行用のディーゼルエンジンが潜航用モーターに切り替わる頃にはすっかりと静まり返っていた。そして洋上で点のようにポツンと浮かんでいた潜水艦は、荒れ狂う海とは反対に、そっと海中にその姿を没した。 そもそも何故この潜水艦がこのような無謀とも言える任務についているかといえば、事態は半日ほど前に遡る。インド洋にて大規模演習を行なっていた第一艦隊の大型艦艇複数が、上空を飛ぶ警戒機とリンクした水上レーダーに大型の影を一つ捉えたのだ。距離は艦隊の北西400kmほどの遠方で、これを不審に思った司令部は演習を中止して航空母艦から偵察機を発進させる。機体が目標海域100km圏内に到達したところで微弱な救難信号を受信し、信号が目標から発信されているものだと確認した偵察機は、その旨を艦隊に打電して救助を要請した。了承した艦隊司令部より近隣海域で諜報活動中の全潜水艦へ目標艦調査の暗号電報が送られると、目標に最も近かった彼の潜水艦 わだつみ が現場に急行したのであった。 その様な事情で派遣された伊号丙型潜水艦の わだつみ であったが、目標海域は不幸にも大時化で、とても他艦の捜索どころではなかったのだ。海中に潜った わだつみ は海上の動揺が落ち着く深度20mで沈下を止め、前進しながら聴音に努める。 「ダメです。海上の大時化が雑音となって何も聞こえません」 聴音機の耳あてにジッと集中していた下士官が眉間にしわを寄せて首を振る。 「目標艦は近海20km以内に必ずいる。もう一度試してくれ」 「了解しました」 海図睨んだまま動かない艦長が短く言い切ると、下士官も一言返事をした後に再び海の音に集中した。 ーーー救難信号を発する船がこの嵐に耐えられるだろうか? 艦長の頭の中にはそんな想いが立ち込めていた。加えて、部下を鼓舞するために強い言葉を使ったものの、彼自身にも遭難艦が近くにいるという確証はほぼ無かったのだ。頼みの救難信号もしばらく受信できていない。 ーーーもしも既に沈んでいたら? そんな不安が脳裏を過りそうになる。それを、「仮に沈んだとしても、漂流物や漏れ出た燃料のシミ一つ発見できない事もないだろう」と、自身の思考が停止するのを防ぎ黙々と電波の最終発信地や海洋データ、天候による潮流の変化を脳内でグルグルと計算し続けること1時間が過ぎ、洋上でも嵐が移動した頃合いで浮上準備に取り掛かっていたその時、あれきり石の様に動かなくなっていた聴音員の下士官が顔を上げた。 「機関音探知。方位240度方向、距離8km」 その言葉に艦長はパッと表情を明るくするなり指示を下す。 「アップトリム5度!潜望鏡深度まで浮上して確認する」 「了解!アップトリム5度、潜望鏡深度急げ!!」 ゆっくりと浮上を始めた海中の艦は深度10m程のところまで浮き上がって停止し、海面まで潜望鏡を伸ばして外の様子を確認する。 「灯りは・・・ないな。取り敢えず燃えてるってことは無さそうだ。これ以上は暗くてわからん、浮上して再調査だ。ーーーよし、浮上用意!洋上航行に移れ。航海長は浮上した後に針路を修正!」 「浮上用ー意!」 「針路修正了解!」 波の落ち着いた漆黒の洋上に白波を立てて浮かび上がった わだつみ は、目標へ向けて針路を変更しつつ、探照灯が目標海域を照らした。 「洋上に艦発見!9時方向距離7km」 「直ちに所属と現在状況確認の発光信号を送れ!国際救難活動旗掲揚!それと、念のために砲と機銃は全方位警戒、白兵戦の準備も進めろ。どんな奴らが乗っているか分からん。・・・が、返答が来るまでは銃口一つ向けるな」 『コチラ クリパルティア帝国海軍所属 潜水艦ワダツミ 貴艦ノ救難要請ヲ傍受セリ 状況ハ如何ナルヤ』 探照灯の光をモールス信号に変換した発光信号が、パシャパシャと音を立ててメッセージが送られる裏では着々と臨戦態勢が進められる。15cm単装砲に弾と装薬が込められ、25mm三連機銃はマガジンがセットされた。艦内では白兵要員が拳銃の点検とマグポーチの装着を進める。 「返事は?」 「まだ何もありません。無視しているのか、それとも返信する手段がないのかは不明です」 「再度遅れ!」 「再度送ります」 同文のメッセージが送られてしばらくの後、巡洋艦からの返信が返ってくる。 『神聖大クリーパー帝国海軍所属 巡洋艦リシテル 救難活動ニ感謝スル 本艦ノ救難ハ無用 タダシ要人トソノ護衛2名ノ受入ヲ 求ム』 「ーーー以上が返信です」 「要人救護か...」 発光信号の内容を聞いた艦長は目をギラつかせて口をつぐんだ。 単なる難破船からの要人救助であれば問題はない。むしろ国家の名誉のために喜んで引き受けている事だろう。だが彼の国の巡洋艦は幾つかの砲が破損し、船体や装甲にも生々しい砲戦の傷痕が色濃く残っている。そんな艦からの要人救護では訳が違った。 彼にとって神聖クリーパー帝国という国は地図上でしか知らない国であり、内情については毛ほどの知識も無かったものの、交戦と敗走の痕は明確だった。不用意に手を貸せば相手国の動乱に巻き込まれて戦争に発展してしまう可能性がある。しかも都合の悪いことに幾たびか救いの手を伸ばしてしまっているため、今更その手を一方的に引っ込めるのも勝手が悪い。 ーーー司令部のお人好し共め!! 艦長は心の中で、安易に救難を決定した艦隊司令部を呪いながら諦めに近いため息を溢す。 「詰みだな。・・・返信用意!内容はーーー」 『我 貴艦ノ申出ヲ受入レリ 接舷許可ヲ求ム』 この男ほど、後の戦争を一早く予期して腹を括った者は、この時の帝国海軍には存在していなかっただろう。前大戦から80年間の月日で戦争というものを体験してこなかった軍部は、その爆弾が如何に敏感で飛び火しやすいかの実感を忘れていた。 『了解シタ 右舷ヘノ接舷ヲ 求ム』 返信を受けた潜水艦 わだつみ は、ゆるゆると微速で巡洋艦に近づくと手練れの技で接舷作業を進める。タグボート無しでの洋上接舷作業は至難の技であり、ギリギリまで接近した潜水艦へ巡洋艦から舫(もやい)が放たれると後は人力での作業となる。数人がかりでロープの固定を終えると、緩衝材のゴムタイヤ越しに重たい振動が両艦を揺さぶった。 乾舷の高低差から、巡洋艦のラッタルが降りて潜水艦の最上甲板にかけ橋がかかった。 「機関課及び、白兵隊以外は登舷礼用意」 号令が出ると瞬く間に数十名の乗組員が甲板上に現れて巡洋艦へ向けて敬礼を行う。相手艦からもただちに応答があり、張り詰めた空気と騒がしい波風の中で幾つかの踵が木甲板と金属の薄板を叩く音だけがいやに響く。やがて潜水艦 わだつみ の艦上で艦長と対面した。 先頭に立つ男は軍服姿で、短い金髪と鋭い碧眼が特長的な40代前後の壮年の紳士だった。そのすぐ脇には、鞄を抱えて伏し目がちながらもピリピリとした緊張感の伝わる若いメイドが控えている。そしてその背後には、ツバの広い優美な帽子で顔を隠した女性が黙って様子を伺っていた。艦長は改めて敬礼を行い、自己紹介をする。 「お初にお目にかかります。私は、クリパルティア帝国海軍サワラ少佐と申します。困難な旅路でしたでしょうが、以後は我が艦と我が国が責任をもって保護させていただきます」 「救難活動に感謝致します、サワラ殿。神聖クリーパー帝国近衛隊長を務めるカラサ・ルシフォードと、皇女付きメイドのセレナ・シュメールです」 その国の礼なのか、両名は一風変わったお辞儀をすると、二手に分かれて片膝をついて件の貴人に道を開ける。 「そしてこちらの御方こそが我が帝国の第二皇女、リースル・クリパティーン殿下にあらせられます」 サワラは最敬礼を行いながらも、自分が...否、自国が外れクジを引いたことを痛感する。 「面を上げてくださいサワラ殿」 透き通るような美声に従い顔を上げると、帽子に隠れていた素顔が露わになっている。白磁の様な肌と月光のごとき金髪は付き人の2人と同じだが、瞳の色だけはエメラルドのようなグリーンであった。 「まずは感謝を。海原でさまよう我々を救っていただき、誠にありがとうございます」 皇女のカーテシーに倣い、巡洋艦の乗組員を含む全員が自分たちの小さな潜水艦に敬礼をおこなうので、若い水兵などは緊張した様な誇らしい様な表情で困惑している。 「どうぞお構いなきよう。我等は国際法に則り、人道的な活動を行ったまでです。皇女殿下ほどのスペシャルゲストと知っていればこの様な小舟ではなく、巡洋艦や大戦艦でお迎えに上がったのですが」 「ふふっ、面白い艦長さんですね。でも私、大きな船にはよく乗りますが、潜水艦というものは初めてなのです。少しだけワクワクしますわ」 「あまり乗り心地のよろしいものでもございませんが、立ち話も失礼ですので艦内へどうぞ。内側から鍵のかかる艦長室を手配させていただきます」 「御心遣いに感謝いたします」 隣の副長に「案内しろ」と耳打ちをし、了解した彼はルームメイキングのため、更に2人の水兵を先に向かわせた。 「それではどうぞこちらへ。ラッタルが急ですので、お足元にご注意ください」 「ありがとうございます」 皇女とメイドを先に艦内へ下ろし、副長がその後に続く。「総員配置に付け」の号令がかかると同時に甲板上では一斉に動きが蘇り、乗組員たちは瞬く間に自分の持ち場へと帰り潜水艦の最上甲板には艦長と近衛隊長だけが残された。どちらの表情も真剣で、サワラからも先ほどのような温厚な顔つきは消えている。 「不躾で申し訳ないが、貴国の現状についてお教え願おう。もはや我等は運命共同体だ」 「気の早い少佐殿だ・・・が、そうだな。貴国にとっても重要な案件だろう。端的に述べるならば、クーデターが起こったのだ。現政権に対して革命軍閥が発起し、それに呼応した中央軍と地方軍を掌握して帝都と皇城を包囲した。我々は地方行幸中であった皇女殿下を御召艦ごと遠洋に退避させたが、レーダー圏を脱する前に反乱軍の水上部隊と航空隊に襲われてな。数隻いた随伴艦と皇女旗を揚げた囮艦は瞬く間に水底へと消えてしまった」 「お悔やみ、申し上げる」 絞り出すように語るカラサの沈んだ声色と、会話が聞こえたのであろう巡洋艦の水兵たちの嗚咽と食いしばりが悲壮感を生む。その一方で、サワラは同情すると同時に一先ずひと心地つく思いであった。 ーーー皇女旗の揚る艦が沈められたということは、当然かの皇女は死んだとしているだろう。であれば、内乱が落ち着いた後に我が国と揉め事になる可能性は低いか。 「反乱軍の規模と、貴艦の今後はどのようにするのか?」 「詳しくは語れないが、相手は数十万の大軍勢。勝手は知れているつもりだが、故にその分恐ろしい。しかし、我々は陛下に心身を捧げた者たち、引き返して皇城と陛下の奪還に全力で当たるつもりだ」 「・・・お互いに軍人だ。十二分に理解しているだろうが、挺身...いや、死ぬだけが忠義ではない。援軍を募るなり、他にも策は有るはずだ」 あえて直接的な言い回しをしたサワラの提案に、彼は静かに首を横に振る。 「我々を襲った航空機の中には、近衛隊の所属機もいくらか見当たった。今から向かったところで、我が主君が無事だとは思えない。陛下はこの反乱で痛く御心労をかけられただろう。最期の供くらい、忠臣が側に居ないで如何するか」 「それは逃げだ。残酷だが、軍人ならば真に大切に想うのは主君ではなく、国家の存亡でーーー」 「私は陛下の御身に忠節を誓った近衛であって、報国を是とする軍人ではない。故に私は行かねばならないのだ」 諭す彼の忠告を右手で制すと、カラサは瞳を覗き込むような深い視線と柔らかな口調でそう語る。その様子を見て、この近衛隊長の確固たる信念をサワラもまた悟った。そして、これ以上の言葉はその覚悟に対して失礼だとも思った。 「残念だ。貴官は我が国では誉れとされる類の人格者だった。是非とも、我が主君に謁見してもらいたかったよ」 「そう言う貴官は軍人らしくないお人好しだ。貴官のような者が我が国に後数人も居れば、おそらく未来も異なったのだろうな」 どちらからともなく差し出された手を握って固く握手を交わすと、両者は敬礼の後に踵を返した。 「ラッタル収納用意!」 「接舷解除用意!」 巡洋艦のラッタルが折り畳まれて収納される。舫が放たれて両艦が自由になり、先端に当て布のされた角材で巡洋艦の艦腹を押すと、潜水艦 わだつみ と巡洋艦 リシテル の距離がゆっくりと開き始めた。 巡洋艦から響き渡る決別の汽笛を聞き届けると、潜水艦はゆっくりその姿を海中に没して本隊の停泊する泊地へと舵を切った。 しばらくの後、巡洋艦 リシテル が機関を再始動させ、動き出したのは更に半日の後。その後、忠義の兵たちがどうなったのか。それを知る者はクリパルティアには1人として居なかった。
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国名等検討中です ※ページはフルスクリーンでの閲覧を前提としているため、そちらの方ご容赦願います。 国家概要 大和朝廷Yamato state 国旗 国章 国号 大日本国(おおやまとのくに) 別名 大八洲、日本など 天皇(すめらみこと) 尊史 (たかふみ) 太政大臣 源 輝彦(みなもとのてるひこ) 首都 山城国平安京 国歌 君が代 国旗 日章錦旗 国章(天皇の御紋章) 菊花紋章 国章(政府の紋章) 五七桐 人口(本土) 約5600万人 GDP 約3兆2636億ドル 一人あたりGDP 約3万9,800ドル 面積 集計中 主な民族 日本民族及びアイヌ民族 国教 真言密教 公用語 日本語 政治体制 律令官制参議民選制 経済体制 混合経済 現在の年号/皇紀 至徳(しとく)6年/皇紀2716年 建国(旧大日本帝国時代から) 紀元前660年(神武天皇元年)2月11日 改新(八洲改元) 1951年(大成元年/皇紀2611年)2月11日 通貨 円(JPY) 時間帯 UTC +9(DSTなし) ISO-3166-1 IJ/IJP ccTLD .ij 国際電話番号 81 歳入 91兆円 歳出 95兆円 補足 菊花紋章は慣例により掲載できない。 J-Alert 第三次戦備態勢 デフコンレベル 5 政体スライダー 民主的 -----■--- 独裁的 政治的左派 --------■ 政治的右派 開放社会 ----■---- 閉鎖社会 自由経済 ----■---- 中央計画経済 常備軍 ---■----- 徴兵軍 ハト派 ----■---- タカ派 介入主義 --■------ 孤立主義 J-Alert J-Alertとは国際情勢および国内情勢によって決定づけられる警戒体制である。 指数表 警戒体制 発動条件 履歴 デフコン 非常事態宣言 国内でのテロ、国外からの急襲の武力攻撃 なし 3 第三次戦備態勢 平常時の態勢、平和状態 平常時 5 第二次戦備態勢 関係国や周辺情勢が悪化している場合 なし 4 第一次戦備態勢 著しく情勢が悪化または同盟国において戦時体制 なし 3または2 第三次戦時態勢 同盟国の戦争に支援している場合 なし 2 第二次戦時態勢 帝国が主導的、直接的に戦争している場合 なし 2 第一次戦時態勢 存立危機 なし 1(オプション・ブラボー) 終末戦時態勢 国家存亡の危機に瀕する場合 日人戦争 1(オプション・フェニックス) 詔勅/宣言/声明 《太政官布告七百十号》中華連邦共和国が皇国領海付近で実施された海軍演習に関する声明 11月25日に中華連邦共和国(以下中華連邦と略)が、大日本国領海付近及び排他的経済水域内(以下EEZと略)にて海軍による実弾演習を実施した。兵部省海軍の哨戒部隊が平素の如く警戒任務を実施していた際に確認し通報せしめた。規模は1個空母機動部隊程度とされる。朝廷政府としては、航行中の船舶・航空機の安全確認や、演習実施海域と判断された地域の安全確認等必要な対応をとり、対応に万全を期しているところであるが、現在のところ被害は報告されていない。また兵部省各軍には第二種警戒出動命令を下して、警戒に当たっている。一、朝廷政府は、中華連邦による今回の海軍演習を強く非難するとともに、制裁及び改善を要望する太政官達七百十一号を採択し、このような行為をさらに重ねることのないよう万国に広め強く糾弾する。また朝廷政府としても抗議・警告を行う。一、朝廷政府としては、中華連邦政府に対し、改めて、太政官達七百十一号を即時かつ完全に履行するとともに、北海道問題介入、不法的な軍事駐留といった諸懸案の包括的な解決に向け具体的な行動をとるよう、強く求める。一、中華連邦の海軍演習は大日本国領海付近及びEEZ内で実施されており、さらには民間船舶及び航空機が航行する中での突然の演習であり、民生を脅かす危険な行為である。抑、他国の排他的経済水域や海上交易路を妨げる形での演習においては、事前に沿岸国に通報せしめることが国際慣習であり、この行いは未開の文明国家同然の行いである。朝廷政府としては国際社会への挑戦として極めて遺憾の意を表し、皇国として断じて容認できず、中華連邦政府に対して厳重に抗議し、最も強い言葉で非難をする。一、朝廷政府としては自由で開けた極東海上交易路秩序の破壊を深刻に懸念し、ことに臨みては皇国が同盟国等と連携を密にして、その懸念が強く切迫する事態においては、武力を以て解決する手段を取らざるを得ない。一、帝国臣民におかれては平素の如く生活を送ることを望む。しかし、民間船舶においては要警戒をすることを通達する。 太 政 官 印 至徳二年十一月二十五日太政大臣 源 輝彦左大臣 物部浅埜 右大臣 蘇我海尋 以下各公卿 過去の宣言 + ... 大日本復古の詔書 朕惟ふに皇祖皇宗国を肇むることは宏遠に德を樹つること深厚なり。我か臣民克く忠に克く孝に億兆心を一にして世世厥の美を濟せるは此れ我か國體の精華にして皇祖皇宗の天の下しろしめし實に今茲大八洲国此に存す。朕臣民兵戈を交へる戦乱か今茲終局を宣らんとすることを忠良なる汝臣民に告ぐ。皇祖皇宗拠大八洲をしろしめし帝国臣民の康寧をはかり万邦共栄の楽を共にするは皇祖皇宗の遺範にして朕の拳々措さるところ。然れど先の大戦によりて米英蘇に降り大八洲なる帝国乱れ臣民同士兵戈を交へ西海道山陽道南海道東山道東海道北海道琉球離散に至つた。されども、朕が陸海空軍将兵、百僚有司そして朕が臣民の弛まぬ努力よつて、蛮民らが不浄なる諸邦の民として搾取抑圧され苦しむ臣民を解放せり。不浄なる諸邦の朝敵においては、皇祖皇宗の威徳と、朕か陸海空軍をして朝廷政府に服属せり。朕は朝廷政府をして蛮族より無辜なる皇国臣民を解放させ、穢多き国土を祓い、八紘を一宇にして大八洲の恢復せしめ、大八洲国を大日本国に国号を復古することを万邦万民に宣言す。朕、茲に大日本国の恒久繁栄を命ず。朕か將兵は全力を奮て皇国防衛に従事し、朕か百僚有司は励精職務を奉行し、朕か臣民は各々其の本分を盡し、億兆一心國家の総力を挙けて皇国か繁栄の目的を達成するに遺算なからむことを期せよ。 御 名 御 璽 至徳元年八月四日太政大臣 源 輝彦左大臣 物部 浅埜 右大臣 蘇我 海尋 以下各公卿 口語訳 + ... 朕が思うに、先祖たる歴代天皇が国をお肇めになったことは極めて広遠であり、お徳を立てになったことは極めて深く厚く切実であられた。また我が帝国臣民は忠に励み考をよく尽くし、皆心一つにして代々雅やかに国を形成してきた。これは我が国の国柄の真髄であり、歴代天皇の下で統治され実に今八大八州国はここに存在できている。朕は臣民同士が血で争う戦乱が今ここに終局を宣言したくおまえ達忠実善良な臣民に(朕の決断を)告げたい。神より続く歴代天皇から大八洲を統治し続け、我が臣民が平穏無事を図って万国隆盛の喜びを共に歩むことは代々帝室の教えであり、朕が心がけてきたことである。しかし、先の大戦によってアメリア合州国、アルビオン連合王国、ソヴィエト連邦に屈服して、大八洲は内乱となり、臣民同士が血で血を洗い、国土の殆どが離散し喪失した。しかし、朕に忠誠を誓う軍隊の将兵、朕に従事する全官僚、そして朕の臣民の弛まぬ努力によって、蛮族らの汚れた国の民として抑圧され搾取されていた臣民を解放することができた。朕をはじめとする朝廷政府は罪のない臣民を蛮族より解放し、穢れに塗れた国土を祓い、天下を一つの屋根の下にして大八洲の復活をさせた。そして大八洲国を大日本国に復古することを全世界の国家国民に宣言する。朕は、今ここに大日本国の永久繁栄を命ずる。朕に忠誠を誓う将兵は全身全霊で皇国の国防に従事し、朕に従事する全官僚は全力で職務に奉じ、皇国臣民は各自のその義務を尽くし、国家国民、心を一つに総力を挙げて大日本国の繁栄の目的を達成するために過ちのないよう心がけよ。 人国及び其の盟邦に対する宣戦の詔書 天佑を保有し萬世一系の皇祚を踐める大八洲国天皇は、昭に忠誠勇武なる汝有衆に示す。 朕、茲に人国及びその盟邦に對して戰を宜す。朕が陸海將兵は全力を奮て交戰に從事し、朕が百僚有司は勵精職務を奉行し、朕が衆庶は各々其の本分を盡し、億兆一心國家の總力を擧けて征戰の目的を達成するに遺算なからむことを期せよ。 抑々、大八洲の安定を確保し以て世界の平和に寄與するは、丕顯なる皇祖考、丕承なる皇考の作述せる遠猷にして、朕が拳々措かざる所而にして、列国との交誼を篤くし萬邦共榮の樂を偕にするは、之亦皇国が常に国交の要義と爲す所なり。今や不幸にして人国等と釁端を開くに至る、洵に已むを得さるものあり。豈朕が志ならむや。人国等は殘存政權を支援して東亞の禍亂を助長し、平和の美名に匿れて東洋制覇の非望を逞うせむとす。剰へ與國を誘ひ、皇国の周邊に於て武備を増強して我に挑戰し、更に皇国の平和的通商に有らゆる妨害を與へ、遂に東洋侵略の謀を敢てし、皇国の生存に重大なる脅威を加ふ。朕は政府をして事態を平和の裡に囘復せしめむとし、隠忍久しきに彌りたるも、彼は毫も交譲の精神なく、徒に時局の解決を遷延せしめて、此の間却つて益々經濟上軍事上の脅威を増大し、以て我を屈從せしめむとす。斯の如くにして推移せむか、東亞安定に關する皇国積年の努力は悉く水泡に帰し、皇国の存立亦正に危殆に瀕せり。事既に此に至る皇国は、今や自存自衛の爲、蹶然起つてー切の障礙を破碎するの外なきなり。 皇祖皇宗の神靈上に在り。朕は汝有衆の忠誠勇武に信倚し、祖宗の遺業を恢弘し、速に禍根を芟除して東亞永遠の平和を確立し、以て帝國の光榮を保全せむことを期す。 御 名 御 璽 永綏四十一年十月十七日太政大臣 九条 響左大臣 紀 真之右大臣 多治比 國守以下各公卿 口語訳 + ... 神々のご加護を保有し、万世一系の皇位を継ぐ大八洲国天皇は、忠実で勇敢な汝ら臣民にはっきりと示す。朕はここに、人国及びその同盟国に対して宣戦を布告する。朕の陸海軍将兵は、全力を奮って交戦に従事し、朕のすべての官僚職員はつとめに励んで職務に身をささげ、朕の国民はおのおのその本分をつくし、一億の心をひとつにして国家の総力を挙げこの戦争の目的を達成するために手ちがいのないようにせよ。そもそも、大八洲の安定を確保して、世界の平和に寄与する事は、大いなる盟治天皇と、その偉大さを受け継がれた太正天皇が構想されたことで、遠大なはかりごととして、朕が常に心がけている事である。そして、各国との交流を篤くし、万国の共栄の喜びをともにすることは、皇国の外交の要としているところである。今や、不幸にして、人国どもと争いを開始するにいたった。まことにやむをえない事態となった。このような事態は、私の本意ではない。あまつさえ、くみする国々を誘い、皇国の周辺において、軍備を増強し、皇国に挑戦し、更に皇国の平和的通商にあらゆる妨害を与へ、ついには東洋侵略を謀略して、皇国の生存に重大なる脅威を加えている。朕は政府に事態を平和の裡に解決させようとさせようとし、長い間、忍耐してきたが、人国は、少しも互いに譲り合う精神がなく、むやみに事態の解決を遅らせようとし、その間にもますます、経済上・軍事上の脅威を増大し続け、それによって皇国を屈服させようとしている。このような事態がこのまま続けば、東アジアの安定に関して我が皇国がはらってきた積年の努力は、ことごとく水の泡となり、皇国の存立も、まさに危機に瀕することになる。ことここに至っては、我が帝国は今や、自存と自衛の為に、決然と立上がり、一切の障害を破砕する以外にない。皇祖皇宗の神霊をいただき、私は、汝ら国民の忠誠と武勇を信頼し、祖先の遺業を押し広め、すみやかに禍根をとり除き、東アジアに永遠の平和を確立し、それによって皇国の光栄の保全を期すものである。 《太政官布告六百二号》帝国政府声明 帝国政府は東夷攻略後なお大三本政府の反省に最後の機会を与えるため今日に及んだ。然るに東夷は帝国の真意を解せず、漫りに抗戦や侵略を策し、内民人塗炭の苦みを察せず外東亜全局の和平を顧みる所なし。又、人国政府は大八洲侵略を策し続け、東亜の平和を乱さんとしている。抑々八紘一宇の下、大八洲を外患から護持し、大八洲の国際的権威向上に努め、世界平和に貢献することは、帝国不動の国是にして、列国との友誼を敦くし此の国是の完遂を図ることは、帝国が以て国交の要義と為す所である。然るに殊に東夷は、我が真意を解せず、徒に外力を恃んで、帝国に挑戦し来たり、しかも核兵器を以て東亜侵略をみる策し、御稜威の下、皇軍の向ふ所敵なく、既に東夷は、重要地点悉く我が手に帰した。然れども人国は東亜を永久に隷属的地位に置かんとする頑迷なる態度を改むるを欲せず、大八洲平定事業の終結を妨害し、更に陛下の赤子たる扶桑、東亜を脅威せんがため、策動いたらざるなし。乃ち帝国と之等東亜諸邦との間に共栄の関係を増進せむとする自然的要求を阻害するに寧日なし。その状恰も帝国を敵視し帝国に対する計画的攻撃を実施しつつあるものの、ついに無道にも、蛮夷支援の挙に出づるに至れり。凡そ友好関係を築きたる段階たる国家間における利敵支援は、武力に依る挑戦に比すべき敵対行為にして、それ自体黙過し得ざる所とす。然も人国は更に余国誘因して帝国の四辺に武力を増強し、帝国の存立に重大なる脅威を加うるに至れった。帝国政府は、極東亜の平和を維持し、以て全人類に戦禍の波及するを防止せんことを顧念し、叙上の如く帝国の存立と極東亜の安定とに対する脅威の激甚なるものあるに拘らず、堪忍自重幾月の久しきに亘り、人国との間に外交交渉を重ね、人国とそれに附和する諸邦の反省を求め、帝国の生存と権威の許す限り、互譲の精神を以て事態の平和的解決に努め、盡す可きを盡し、為す可きを為したり。然るに人国は、徒に先の密約すらを弄して東亜の明々白々たる現実を認めず、その物的勢力を恃みて帝国の真の国力を悟らず、余国とともに露はに武力の脅威を増大し、もって帝国を屈従し得べしとなす。そして帝国政府は2月初頭を以て、交渉打ち切りを通告せしめ、平和的手段による調整断念せざるを得ず、帝国政府は次征戦の用意に至れり。かくて平和的手段により、人国ならびにその余国に対する関係を調整し、相携えて太平洋の平和を維持せんとする希望と方途とは全く失われ、東亜の安定と帝国の存立とは、方に危殆に瀕せり。惟うに世界万邦をして各々その處を得しむるの大詔は、炳として日星の如し。帝国が冊封国の提携に依り、共栄の実を挙げ、進んで東亜興隆の基礎を築かんとするの方針は、固より渝る所なく、又帝国と志向を同じうする欧州諸国と盟約して、世界平和の基調を糾し、新秩序の建設に邁進するの決意は、愈々牢固たるものあり。今や皇国の隆替、東亜の興廃は次の一挙に懸かれり。今や東亜和平に対する帝国の責任愈々重し。全国民は次征戦の淵源と使命とに深く思を致し、苟も驕ることなく、又怠る事なく、克く竭し、克く耐え、以て我等祖先の遺風を顕彰し、難儀に逢うや必ず国家興隆の基を啓きし我等祖先の赫々たる史積を仰ぎ、雄渾深遠なる皇謨の翼賛に萬遺憾なきを誓い、進んで征戦の目的を完遂し、以て聖慮を永遠に安んじ奉らんことを期せざるべからず。帝国政府は臣民が此の重大なる任務遂行のため一層の発奮を冀望して止まない。 太 政 官 印 永綏四十年三月四日太政大臣 九条 響左大臣 紀 真之右大臣 多治比 國守以下各公卿 扶桑ニュース 帝国ニュースは大日本ニュースとなり、民営化されました。今後とも大日本ニュースをよろしくお願いします。 平時 - - 扶桑報道社 至徳7年11月6日 -扶桑新聞-世界的経済不況に伴う財政政策を発動朝廷政府は、中華連邦の債務不履行宣言を受けた世界規模の経済不況に対する財政政策を発動したと発表しました。この経済不況は中華連邦による1兆ドルを超える無計画な国債発行によるインフラ投資等が原因とされています。以前から皇国の経済に関する専門家らは、中華連邦の貨幣価値の不透明性等から中華への投資に警鐘を鳴らしていましたが、世界的な投資によって皇国にもその実害が齎されています。皇国は中華連邦との国交はありませんでしたが、朝廷政府は民間レベルの交流を黙認しており、本邦企業の経営悪化などが見受けられております。そのため、政府は3兆円規模の補正予算案を策定し、将兵官僚の俸給を2割削減し、従五位下以上の官吏の賞与に関しては勅命が下るまで全額返還が決まりました。朝廷政府としては皇国臣民に極力負担をかけずに収束させる方針との事です。また失業者対策のために新規公共事業の実施も検討段階にあるとの事ですが、これからの失業者の増加をどれだけ抑えられるのでしょうか。 日時 -扶桑新聞-タイトル記事 兵部省 日時 -防人-タイトル記事 日時 -防人-タイトル記事 兵部省発表 軍事関連のニュースを中心としています。 国土・地理 我が国の国土 聖なる国土は五畿八道及び79国の令制国からなる。 地図 畿内 東山道 東海道 南海道 令制国名 人口(万人) 等級 令制国名 人口(万人) 等級 令制国名 人口(万人) 等級 令制国名 人口(万人) 等級 大和 下野 遠江 紀伊 山城 上野 三河 淡路 摂津 信濃 尾張 讃岐 河内 飛騨 志摩 安房 和泉 美濃 伊勢 伊予 北海道 近江 伊賀 土佐 令制国名 人口(万人) 等級 北陸道 山陰道 西海道 石狩 令制国名 人口(万人) 等級 令制国名 人口(万人) 等級 令制国名 人口(万人) 等級 渡島 加賀 出雲 豊前 後志 越後 丹後 豊後 胆振 越中 丹波 筑紫 日高 能登 但馬 肥前 十勝 越前 因幡 日向 根室 若狭 伯耆 肥後 天塩 佐渡 石見 大隅 北見 東海道 山陽道 薩摩 千島 令制国名 人口(万人) 等級 令制国名 人口(万人) 等級 東山道 常陸 播磨 令制国名 人口(万人) 等級 下総 美作 陸奥 上総 吉備 陸中 安房 安芸 陸前 武蔵 周防 羽後 甲斐 長門 羽前 相模 磐城 伊豆 岩代 駿河 地理的特徴 日本列島は弧状列島で環太平洋造山帯上に存在している。そのため火山が多くあり、沿海にはプレートの境界線もあるため地震が非常に多い。その恩恵として温泉等がある。 また列島の7割が山岳で形成されている山がちな地形で、河川も高低差が大きく、流速も非常に速いが、河川長はとても短い。 気候的特徴 基本的には、温帯湿潤気候に属しており、四季があって気温の年較差が非常に大きい。なお北海道や奥州道は冷帯湿潤気候で、年間平均気温がやや低くなる。またそこに日本海も加えて大雪地域が形成されるなど、山地が大きく気候に影響を与えている。 歴史 統一暦紀元 即位紀元 出来事 年(皇紀2605年)まで大日本帝国 紀元前64年 2605年 米英を中心とした連合国に降伏。 同年 第125代天皇である玉川宮家当主の尊徳(たかのり)が第124代天皇に帝国再建設の勅命を受領する。 紀元前63年 2606年 英国と帝国再建設の協議を行い、援助を獲得。同盟の締結も約束する。 同年 淡路島を平定。伊予洲暫定政府を樹立 同年 伊予洲戦争勃発。暫定政府は四国平定に乗り出す。 紀元前62年 2607年 伊予洲戦争終結。米属日本政府との講和で、暫定政府は四国を平定。 紀元前61年 2608年 暫定政府が畿内回復を命じ、秋津洲戦争勃発。各地方の都道府県で国家の独立が発生した。 紀元前58年 2611年 関東地方の独立国家建国により秋津洲戦争終結。畿内の回復には失敗。 米属日本政府は消滅し、持明院統宮家は伊予洲帝室に神璽を譲与。2月11日に玉川宮尊靖が天皇に即位する。年号は「大成」。都を東京から伊予国伊予京へ遷都。 中国地方から畿内にかけて皇位僭称者による帝国が建国された。 紀元前54年 2615年 5月3日に大成律令及び補完する大成格式が施行。 紀元前46年 2623年 淡路王国が伊予洲帝国に併合 紀元前17年 2652年 大成天皇崩御。皇太子である尊宣(みやたかのぶ)が八洲帝国第二代目天皇(第126代天皇)として践祚する。年号は「永綏」。 97年 2676年 アジア・オセアニア戦争勃発。八洲の主宰国として人国と激戦を交え一応の勝利を得た。 109年 2690年 中国地方から畿内に領有していた皇位僭称者による帝国が崩壊。これを機に畿内及び北陸道東山道の一部を回復。 この回復により国号改号の詔を発令する。八洲帝国に改める。 大八洲復興政策を策定。八洲八紘一宇の詔を発令。日本列島の統一を目標とする。 文化・国民 文化 国民 省庁及び行政機関図 皇族・王公族 大日本国の皇族 現在の大日本国天皇たる皇統は、遡れば聖武天皇や神武天皇、瓊々杵命と最後に天照大御神にたどり着く万世一系の神聖な家系である。 また本家の玉川宮は、後醍醐天皇、亀山天皇と直系してる大覚寺統である。 大日本国の宮家は大覚寺統が二家と持明院統の四家、桓武平氏の一家が存在する。 また王公族は二家存在する。 宮家一覧 宮家 読み 当主 皇統 備考 玉川宮 たまがわのみや 尊宣 天皇 大覚寺統 天皇家である宮家である。 小倉宮 おぐらのみや 熙唯 親王 大覚寺統 伏見宮 ふしみのみや 実仁 親王 持明院統 旧帝宮家では現存で最古参の宮家である伏見宮を継承 桂宮 かつらのみや 智定 親王 持明院統 東伏見宮より改称 有栖川宮 ありすがわのみや 兼仁 親王 持明院統 久邇宮より改称 閑院宮 かんいんのみや 義仁 親王 持明院統 東久邇宮より改称 武蔵宮 むさしのみや 孝弘 親王 桓武平氏 大三本国王 土井王家 どいおうけ 天宮 王 王公族 扶桑国王 李王家 りおうけ 平海 王 王公族 李氏、旧朝鮮王家 愛新覚羅家 あいしかんかくらけ 溥亜 王 王公族 李氏、旧金宗室 外交・国際関係 同盟国 国名 国家元首(敬称略) 締結条約 関係 備考 カーライル連合王国 Dr.L 八香自由貿易条約八香軍事通行協定 冊封国 大八洲の鎮西を担う隼人が治めたる国。香国王に安西大将軍を命ずる。 大扶桑王国 土井天宮王 八扶安全保障条約八扶軍事通行協定八扶経済協定 冊封国 関東そして旧帝都を領有する国家。最も親密な関係を築いている。 大三本国 孝弘親王 八三安全保障条約八三軍事通行協定八三経済協定 冊封国 北関東を領有する国家。鎮東将軍に任ずる。 大東方帝国 アルス・スカーレット 八東安全保障条約八東軍事通行協定 冊封国 畿内の一部を統治したる国。 明 朝貢国 復活した中原の皇国。二千年余の絆は強いであろう。 シェラルド・ローマ帝国 八門貿易協定八門武器供与協定 姉妹国 激戦の南北対立時代を乗り越え統一。 舞羅連邦 八門貿易協定八門武器供与協定 同盟国 激戦の南北対立時代を乗り越え統一。 はるこま帝国 八春安全保障条約八春軍事技術援助条約八春自由貿易協定 同盟国 欧州北海に位置する帝国。これからの発展が大いに期待され得る国で、国内投資家が注目している。 R.STec corporation 赤石テック 及び赤石国 Teyodor Geffert 伊勢神宮保護管理協定八赤軍事通行協定八赤軍事援助協定 同盟国及び契約社 旧三重県を有したる国家兼民間軍事会社。皇祖皇宗が坐す伊勢神宮を共に保護するため友好関係を築くに至った。特別措置で朝貢を不要とした。 中南北雛島連邦 同盟国 八雛海上交易路共同防衛条約 琉球の島国。帝国臣民の休暇での保養地として大人気。近年は島嶼防衛の共同訓練を行うなど、シーレーン防衛に尽力している。 [[]] ※凍結中及び破棄した国交 + ... 国名 国家元首 締結条約 備考(括弧内は理由) 状況 [[]] 友好国 国名 国家元首 締結条約 備考 ノビリオル朝トラキア・ローマ帝国 ユリウス6世 八虎友好条約 欧州にある古風な由緒ある国家。交流は遥か千年前に絹の道より繋がりがあった。 聖紫電王国 ダニル・W・アームストロング 八紫友好条約 欧州有数の列強。士官学生等を交換留学したり関係が古くからある。 エステルライヒ=ダンマルク二重君主国及びカレンテルニア諸邦の帝国 マルツェリン・エドゥアルト1世 八江友好条約 遥か北欧に君臨する大国。海軍力に大変優れた強国で古くは旧友であった。今こそ復活し神聖同盟の下に共に歩まん。 大ヒトラント帝国 アルグラド=ガルデル ソフィア条約 第二次日人戦争で敗北後に国交を再興 フリーデン合衆国 黒田正彦 八芙友好条約 自由の国。その民主的な自主性は皇国も見習うべきところである。 中華連邦共和国 维尼熊 扶桑友好不可侵条約 征夷政策にて対立していたが、扶桑王国仲介で友好関係を樹立。 聖レタムスネク教国 大司教ローザ 日砺友好条約 北方の宗教国家。皇国はロシア皇帝帝位請求者による国家建設を要求する。 スミトラント連邦王国 ハインリッヒ9世 八瑞友好条約 プロイセン王国の正統な後継国である。大ドイツ復興を願う [[]] 加盟組織 組織名 代表国 主な地域 備考 [[]] 同盟締結・友好国家交流はこちらへ 同盟国・友好国募集中です。 よろしく -- エイゼル共和国 (2020-12-21 19 23 17) 名前 コメント 敵対国及び仮想敵国 国名 国家元首(敬称略) 敵対尺度 備考 服わぬ大八洲の諸邦 [[]] 敵対尺度 尺度 程度事由 甲 交戦国 乙 帝国に対する脅威が切迫し、即時の対処を求められる程度。 丙 帝国に対する脅威が十分に認められる程度。 丁 警戒国。関係国へ大きな脅威をもたらしたる国家 貿易 貿易相手国 国名 輸出品目 輸入品目 条約 備考 [[]] 兵部省(Ministry of War) 兵部省概要 正式名称 大八洲国兵部省 通称 兵部省、YMOW 最高司令官 尊宣 大元帥 長官たる兵部卿 池徳盛 卿 元帥府 兵部省元帥府(平安京) 司令部 兵部省幕僚監部(平安京) 司令官(幕僚長) 宮江正章 海軍大将 基礎軍事予算※1 4兆4030億円(GDP2%) 本年度軍事予算 8兆280億円(本年度予算の8%) 総兵力 約487,000人 保有艦艇数 保有機数 機(うち※2作戦機 機) 核保有数 未公開(推定300-700発) 説明 御国の守りを司る省庁。核も有しており、世界有数の規模を有する。 ※1軍事予算は情勢に応じて変動するが、基礎軍事予算は最低限の軍事予算。 ※2作戦機は輸送機を除く任務を実行する主要な軍用航空機のこと 保有兵器(陸海空共通特殊兵器) + ... 兵器名 兵器番号 備考 兵器種 運用状況 75式10号弾頭 FB68 帝国が開発した特殊爆弾 核兵器(原子爆弾) 退役 76式10号弾頭 W76 帝国が開発した特殊弾頭 核兵器(熱核弾頭) 配備中 76式大陸間弾道弾 LGM76 帝国が開発した大陸間弾道弾 大陸間弾道弾(ICBM) 運用中 76式中距離弾道弾 PGM76 帝国が開発した中距離弾道弾 中距離弾道弾(IRBM) 運用中 76式11号爆弾 HB76 帝国が開発した特殊爆弾 水素爆弾 運用中 TSTシステム C4I-76 帝国が開発した戦闘システム陸海空の三仕様で派生する。海軍(対艦・対空・対潜)陸軍(対戦車・対空・対人)空軍(対戦・対地・対艦・哨戒・対潜) 戦術システム 退役 兵部省陸軍(Imperial Japanese Army) 概要 陸軍旗 正式名称 大八洲国兵部省陸軍 通称 陸軍、IJA 創設 太歳甲寅10月5日(紀元前667年) 陸軍元帥 新田義和 元帥陸軍大将 司令部 陸軍参謀部(丹波国福知山) 最高司令官(参謀総長) 和田 家盛 陸軍大将 総兵力 約25.7万人 説明 帝国領土を護る軍隊である。近年装備が強化されアジア有数の軍事力を誇る。 保有機数 220機(うち作戦機150機) 装備 + ... 名称 画像 概要 配備数 説明 歩兵Infantry 04式兵員輸送装甲車(APC02T) 製造:八雲重工業主武装 02年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 02式装輪強襲戦闘車(ACV02W) 製造:八雲重工業及び香具山重工業主武装 02年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 01式装輪自走迫撃砲(SPM01W) 製造:香具山重工業主武装 陸軍砲兵工廠120mm迫撃砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 96式装輪歩兵戦闘車(IFV96W) 製造:香具山重工業主武装 ラーブヌイ王国LHI社製30mm機関砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 96式装輪装甲車(APC96W) 製造:香具山重工業主武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 84式歩兵戦闘車(IFV84T) 製造:八雲重工業主武装 ラーブヌイ王国LHI社製30mm機関砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 名称 画像 概要 配備数 説明 機甲兵Armor 02式中戦車(M021) 製造:八雲重工業主武装 陸軍機甲工廠125mm滑腔砲副武装 02年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃78年式7.6mm機関銃 02式機動戦闘車(MCV021) 製造:八雲重工業主武装 陸軍機甲工廠105mmライフル砲副武装 02年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃MCV仕様78年式7.6mm機関銃 96式高機動自走砲(MC96W) 製造:香具山重工業主武装 陸軍機甲工廠105mmライフル砲 90式中戦車II型(M902) 製造:八雲重工業主武装 陸軍機甲工廠120mm滑腔砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃改78年式7.6mm機関銃 90式中戦車II型(M901) 製造:八雲重工業主武装 陸軍機甲工廠125mm滑腔砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃改78年式7.6mm機関銃 78式中戦車II型(M782) 製造:八雲重工業主武装 陸軍機甲工廠120mmライフル砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃78年式7.6mm機関銃 78式中戦車I型(M781) 製造:八雲重工業主武装 陸軍機甲工廠125mmライフル砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃78年式7.6mm機関銃 77式軽戦車(LT771) 製造:八雲重工業主武装 陸軍機甲工廠50mm対戦車砲副武装 74年式12.7mm重機関銃74年式7.6mm機関銃 S-74中戦車(S-74) 製造:夷烏重工主武装 夷烏重工125mmライフル砲副武装 夷烏重工12.7mm重機関銃夷烏重工7.62mm機関銃 隼人旅団にのみ配備 T-63中戦車(T-63) 製造:夷烏重工主武装 夷烏重工125mmライフル砲副武装 夷烏重工12.7mm重機関銃夷烏重工7.62mm機関銃 奥州道軍のみ配備 名称 画像 概要 配備数 説明 砲兵及び高射砲兵FieldArtilleryandAirDefenseArtillery 91式175mm自走榴弾砲(SPH91T) 製造:八雲重工業主武装 陸軍砲兵工廠175mm榴弾砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 85式152mm榴弾砲(MRL89T) 製造:夷烏重工 89式自走多連装噴進砲(MRL89T) 製造:八雲重工業主武装 陸軍砲兵工廠227mm噴進砲 99式装輪自走多連装噴進砲(MRL99T) 製造:八雲重工業主武装 陸軍砲兵工廠227mm噴進砲 01式中短距離地対空誘導弾(SAM010) 製造:八雲重工業主武装 空軍ミサイル兵器廠01式中短距離誘導弾 名称 画像 概要 配備数 説明 工兵Engineers 00式装輪戦闘工兵架橋車(CE00W2) 製造:香具山重工業 00式装輪戦闘工兵特殊作業車(CE00W1) 製造:香具山重工業 98式装輪戦闘工兵輸送車(CE98W) 製造:香具山重工業主武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 93式戦闘工兵車(CE93T) 製造:八雲重工業主武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃改 92式地雷処理車(MT92T) 製造:八雲重工業主武装 92式地雷原処理用ロケット弾 92式戦闘工兵車(CE92T) 製造:八雲重工業主武装 陸軍工兵工廠84mm破砕砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃改 92式戦闘工兵架橋車(ARV92T) 製造:八雲重工業主武装 名称 画像 概要 配備数 説明 騎兵Cavalry 02式装輪騎兵戦闘車(CFV02W) 製造:八雲重工業及び香具山重工業主武装 ラーブヌイ王国LHI社製40mm機関砲副武装 02年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 99式装輪騎兵戦闘車(CFV99W) 製造:香具山重工業主武装 78年式12.7mm重機関銃 名称 画像 概要 配備数 説明 航空騎兵AirCavalry 02式固定回転翼偵察攻撃機(OAH-02) 製造:伊予重工業主武装 陸軍航空工廠60mm対戦車航空砲副武装 ラーブヌイ王国LHI社製30mm機関砲 88式固定回転翼偵察機(OH-88) 製造:伊予重工業主武装 87式汎用回転翼機(UH-87) 製造:伊予重工業主武装 75年式機関銃 85式固定回転翼攻撃機(AH-85) 製造:伊予重工業主武装 陸軍航空工廠120mm対戦車航空砲副武装 ラーブヌイ王国LHI社製30mm機関砲 76式固定回転翼輸送機(CH-76) 製造:伊予重工業主武装 75年式機関銃 名称 画像 概要 配備数 説明 通信兵Signal ネットワーク電子戦システム(NEWS) 製造:鳥居自動車及び南海重工主武装 98式電子戦装置及び98式妨害装置等 野外通信システム(FCnet) 製造:八洲電子開発及び陸軍開発局通信部 名称 画像 概要 配備数 説明 衛生科Medical 野外手術システム(FOS) 製造:鳥居自動車及び西京精工 97式装輪装甲兵員救護車(APC97WM) 製造:香具山重工業 97式中型救急車(T97MM) 製造:鳥居自動車 名称 画像 概要 配備数 説明 武器科Ordnance 78式戦車回収車(ARV78T) 製造:八雲重工業主武装 名称 画像 概要 配備数 説明 兵科共通装備Commons 99式装輪指揮通信車(CCV99W) 製造:鳥居自動車主武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃改 97式大型燃料槽自動車(T97LO) 製造:鳥居自動車主武装 副武装 97式大型水槽車(T97LW) 製造:鳥居自動車 97式特大型貨物自動車(T97LL) 製造:鳥居自動車 97式大型貨物自動車(T97L) 製造:鳥居自動車 97式中型貨物自動車(T97M) 製造:鳥居自動車主武装:78年式12.7mm重機関銃 97式小型貨物自動車(T97S) 製造:鳥居自動車 高機動車(HMV) 製造:鳥居自動車 軽装甲機動車(LAV) 製造:鳥居自動車 野外炊具1号 製造:鳥居自動車及び畝傍工業 牽引式水槽車1号 製造:鳥居自動車 小型牽引式貨物車1号 製造:鳥居自動車 兵部省海軍(Imperial Japanese Navy) 概要 軍艦旗 正式名称 八洲帝国兵部省海軍 通称 海軍、IJN 創設 太歳甲寅10月5日(紀元前667年) 最高司令官 村上 政国 元帥海軍大将 司令部 海軍軍令部(丹波国舞鶴鎮守府) 最高司令官(軍令部長) 北畠 晶明 海軍大将 連合艦隊司令長官 山本 兵太 海軍大将 総兵力 約14.8万人 保有艦艇数 88隻+計画19隻 保有機数 610機(うち作戦機490機) 説明 大八洲の四海を守る軍。 保有装備 艦艇 + ... 艦名 画像 概要 配備数 説明 一等駆逐艦First-classDestroyer 陽炎型駆逐艦I型(DDG Kagero-class Flight-I) 製造:呉海軍工廠主武装 01式127mm単装砲 初春型駆逐艦(DD Hatsuharu-class) 製造:舞鶴海軍工廠主武装 01式127mm単装砲 藤浪型駆逐艦(DD Fujinami-class) 製造:舞鶴海軍工廠主武装 01式127mm単装砲 夕雲型駆逐艦(DDG Yugumo-class) 製造:舞鶴海軍工廠主武装 01式127mm単装砲 暁型駆逐艦(DDK Akatsuki-class) 製造:舞鶴海軍工廠主武装 01式127mm単装砲 6 吹雪型駆逐艦I型(DDG Hubuki-class Flight-I) 製造:呉海軍工廠及び南海重工主武装 01式127mm単装砲 10 吹雪型駆逐艦II型(DDG Hubuki-class Flight-II) 製造:舞鶴海軍工廠及び南海重工主武装 01式127mm単装砲 10 秋月型駆逐艦(DD Akiduki-class) 製造:KHI及び安芸造船所主武装 01年式127mm単装砲 11 満月型駆逐艦(DD Michiduki-class) 製造:KHI及び安芸造船所主武装 01年式127mm単装砲 10 島風型駆逐艦(DDG Shimakaze-class) 製造:呉海軍工廠主武装 02年式155mm先進単装砲 6 陽炎型駆逐艦I型(DDG Kagero-class Fligt-I) 製造:香具山重工業主武装 01式127mm単装砲 11 陽炎型駆逐艦II型(DDG Kagero-class Fligt-II) 製造:南海重工及び今治造船主武装 01式127mm単装砲 8 白露型駆逐艦(DDG Shiratsuyu-class) 製造:今治造船主武装 01年式127mm単装砲 10 名称 画像 概要 配備数 説明 二等駆逐艦Second-classDestroyer 桜型駆逐艦零型(FFM Sakura-class Flight-0) 製造:呉海軍工廠及びKHI主武装 01式127mm単装砲 10 楠型駆逐艦I型(LCS Kusunoki-class Flight-I) 製造:呉海軍工廠及びKHI主武装 89式76mm単装砲 10 艦名 画像 概要 配備数 説明 航空母艦AircraftCarrier 大鳳型航空母艦乙型(CVN Taiho-class Block-B) 製造:呉海軍工廠兵装 VLS 32セル近接対空誘導弾発射機 4基 2 大鳳型航空母艦甲型(CVN Shokaku-class Block-A) 製造:呉海軍工廠兵装 VLS 32セル近接対空誘導弾発射機 4基 2 翔鶴型航空母艦(CVN Shokaku-class) 製造:呉海軍工廠兵装 VLS 4 蒼龍型航空母艦(CVN Soryu-class) 製造:呉海軍工廠兵装 退役 艦名 画像 概要 配備数 説明 潜水艦Submarine 波100型潜水艦(SS Ha-100-class) 製造:八雲重工業武装 87式533mm魚雷発射管 6 波111型(SS Ha-111-class) 製造:八雲重工業主武装 99式533mm魚雷発射管 11 波122型(SS Ha-122-class) 製造:八雲重工業主武装 99式533mm魚雷発射管 11 呂501型(SSN Ro-501-class) 製造:舞鶴海軍工廠主武装 99式533mm魚雷発射管00式巡航誘導弾潜水艦発射装置 8 呂509型(SSN Ro-509-class) 製造:舞鶴海軍工廠主武装 99式533mm魚雷発射管00式巡航誘導弾潜水艦発射装置 8 呂514型(SSN Ro-514-class) 製造:舞鶴海軍工廠主武装 99式533mm魚雷発射管00式巡航誘導弾潜水艦発射装置 8 伊400型(SSBN I-400-class) 製造:舞鶴海軍工廠主武装 99式533mm魚雷発射管98式弾道誘導弾潜水艦発射装置 4 艦名 画像 概要 配備数 説明 巡洋艦Cruiser 伊吹型巡洋艦(CGN Ibuki-class) 製造:KHI武装 02式155mm単装砲 2門近接対空誘導弾発射機 2基127mm単装砲 1門 4 天城型巡洋艦(CGN Amagi-class) 製造:KHI武装 02式155mm単装砲 4 艦名 画像 概要 配備数 説明 揚陸艦Amphibiouswarfare ship 嵯峨型船渠搭載揚陸艦(LPD Saga-class) 製造:KHI武装 02式155mm単装砲 4 橿原型強襲揚陸艦(LHA Kashihara-class) 製造:KHI主武装 99式近接対空誘導弾 4 艦名 画像 概要 配備数 説明 掃海艦艇MineSweeper 弓削島型掃海艇(MSC Yugeshima-class) 製造:今治造船武装 97式遠隔砲塔式多銃身機関銃 補助艦艇Auxiliary vessel 津軽型戦闘給油艦(AOE Hayasui-class) 建造:今治造船武装 ラーブヌイ王国LHI社製30mm機関砲 4 速吸型戦闘給油艦(AOE Hayasui-class) 建造:今治造船武装 ラーブヌイ王国LHI社製30mm機関砲 4 甲標的(MSS Kohyoteki-class) 製造:舞鶴海軍工廠 2式揚陸艇(LCAT-2-class) 製造:舞鶴海軍工廠 1式揚陸艇(LCAC-1-class) 製造:舞鶴海軍工廠 航空機 + ... 艦名 画像 概要 配備数 説明 固定回転翼機Helicopter 80式回転翼哨戒機(SH-80) 製造:SAI武装 78年式12.7mm重機関銃99式短魚雷 80式回転翼哨戒機E型「瑞雲」(SH-80E "Zuiun") 製造:SAI及び舞鶴海軍航空工廠武装 78年式12.7mm重機関銃99式短魚雷 14式回転翼哨戒機「瑞雲改」(SH-14 "ZuiunーKai") 製造:SAI及び舞鶴海軍航空工廠武装 78年式12.7mm重機関銃99式短魚雷 艦名 画像 概要 配備数 説明 哨戒機Helicopter 01式対潜哨戒機「大洋」(P-1"Taiyo") 製造:SAI武装 98式空対艦誘導弾99式短魚雷 艦名 画像 概要 配備数 説明 戦闘機Carrier-basedFighter 07式艦上戦闘機「烈風」(F-7"Reppu") 製造:SAI武装 92式翼下戦闘砲誘導弾等 08式艦上戦闘攻撃機「閃電」(F/A-8"Senden") 製造:SAI武装 96式翼下拡散砲誘導弾等 09式艦上制空戦闘機「雷電」(F-9"Raiden") 製造:SAI武装 99式翼下拡散砲誘導弾等 13式艦上制空戦闘機乙「震電」(F-13B"Shinden") 製造:SAI武装 99式翼下拡散砲誘導弾等 13式艦上制空戦闘機丙「雷電」(F-13C"Shinden") 製造:SAI武装 99式翼下拡散砲誘導弾等 艦名 画像 概要 配備数 説明 輸送機Carrier-basedCargo 01式艦上輸送機「晴空」(C-1"Seiku") 製造:SAI 01式可変翼輸送機「蒼空」(V-1"Soku") 製造:SAI 艦名 画像 概要 配備数 説明 電子戦機Electronic Warfare Aircraft 08式電子攻撃機「彩雲」(EA-8"Saiun") 製造:SAI及び八洲電子開発武装 96式翼下拡散砲 艦名 画像 概要 配備数 説明 早期警戒機Airborne EarlyWarning Aircraft 01式早期警戒機「紫雲」(E-1"Shiun") 製造:SAI及び八洲電子開発 02式可変翼早期警戒機「曉雲」(EV-2"Gyoun") 製造:SAI及び八洲電子開発 兵部省航空軍(Imperial Japanese Air Force) 概要 航空軍旗 国籍マーク(通常型) 国籍マーク(低認識型) 正式名称 八洲帝国兵部省航空軍 創設 皇紀2572年11月 通称 空軍、IYAF 航空軍元帥 今川 範秀 元帥航空大将 司令部 航空幕僚部(但馬国・城崎) 最高司令官(航空幕僚長) 足利義永 空軍大将 総兵力 約6.6万人 保有機数 1562機(うち作戦機1362機) 説明 大八洲国領空を防衛する。 保有装備 + ... 名称 画像 概要 配備数 説明 戦闘機Fighter 02式地上戦闘攻撃機「烈雷」(F-2"Retsuden") 製造:美保空軍工廠及びSAI主武装 92式翼下戦闘砲 03式地上戦闘機「影鷹」(F-3"Eiyo") 製造:SAI主武装 00式翼下戦闘砲 04式地上戦闘機AG型「隼」(F-4A"Hayabusa") 製造:SAI主武装 85式翼下戦闘砲 04式地上戦闘機B型「隼」(F-4B"Hayabusa") 製造:SAI主武装 85式翼下戦闘砲 08式地上戦闘攻撃機「鍾馗」(F/A-8I"Shoki") 製造:SAI主武装 96式翼下拡散砲 21式地上戦闘機「紫電」(F-21"Shiden") 製造:SAI主武装 02式翼下戦闘砲 12式地上戦闘機「天雷」(F-12"Tenrai") 製造:SAI主武装 96式翼下戦闘砲改 13式地上戦闘機甲「震電」(F-13"Shinden") 製造:SAI主武装 07式翼下戦闘砲 22式地上戦闘機「飛燕」(F-22"Hien") 製造:SAI主武装 08式翼下戦闘砲 名称 画像 概要 配備数 説明 攻撃機Attacker 01式攻撃機「流星」(A-x"Ryusei") 製造:美保空軍工廠及びSAI主武装 01対地攻撃航空システム 名称 画像 概要 配備数 説明 爆撃機Bomber 02式爆撃機「富嶽」(B-2"Fugaku") 製造:美保空軍工廠主武装 03式対空拡散砲03式爆弾投下機 名称 画像 概要 配備数 説明 輸送機及び空中給油機Cargo AircraftandTanker 01式空中給油輸送機「陽空」(KC-1"Yoku") 製造:SAI 02式空中給油輸送機「暁空」(KC-2"Gyoku") 製造:SAI 02式輸送機「赤空」(C-2"Shakku") 製造:美保空軍工廠 名称 画像 概要 配備数 説明 早期警戒管制機及び早期警戒機Airborne Early brWarningAircraft Control System 02式可変翼早期警戒機「曉雲」(EV-2"Gyoun") 製造:SAI及び八洲電子開発 03式早期警戒管制機「蒼雲」(E-3"Soun") 製造:SAI及び八洲電子開発 04式早期警戒管制機「紅雲」(E-4"Koun") 製造:SAI及び八洲電子開発 名称 画像 概要 配備数 説明 電子戦機Electronic Warfare Aircraft 08式電子攻撃機「彩雲」(EA-8"Saiun") 製造:SAI及び八洲電子開発武装 96式翼下拡散砲 名称 画像 概要 配備数 説明 固定回転翼機Helicopter 76式固定回転翼輸送機(CH-76) 製造:伊予重工業(現SAI)主武装 75年式機関銃 名称 画像 概要 配備数 説明 練習機Trainer 97式初等練習機(T-97) 製造:SAI 特殊作戦軍(Imperial Special Operations Command) 概要 軍旗 正式名称 兵部省特殊作戦軍 創設 皇紀2677年1月 通称 特戦軍、特作、ISOC 司令部 特殊作戦統合司令部(吉備国・賀夜) 最高司令官(司令) 楠木 正隆 陸軍大将 総兵力 約1.2万人? 保有機数 説明 非正規作戦等の特殊作戦部隊の統合的な指揮を行い、弾道ミサイル攻撃等の戦略作戦の統合的な指揮も行っている。 志願資格(部内志願及び部外志願) 特別作戦軍入隊訓練を修了した者(特別作戦資格) 追記 空挺資格と遊撃戦技資格を有していれば入隊訓練は免除される。 徴兵対象 原則的に徴兵なし 節度使(Imperial Border Guard) 概要 隊旗 正式名称 兵部省節度使庁 創設 皇紀2670年2月 通称 国境警備隊、JIBG 司令部 節度使総司令部(安芸国・呉) 司令官兼節度使庁長官 九鬼隆康 従四位 別当 総兵力 約1.5万人 艦艇数 保有機数 説明 比較的新しい軍であり、帝国領海内での税関取り締まり及び国境警備などを務める。 志願資格 兵役法の定める甲種合格と学力検査7割以上 徴兵対象 徴兵なし 保有船艇 五衛府(Imperial Five Palace Guards) 近衛隊(Imperial Guard) 概要 隊旗 正式名称 五衛府近衛隊 通称 近衛、IG 司令部 宮城五衛府近衛隊幕僚(平安京・皇城) 最高司令官 尊宣 大元帥 元帥 熙唯 一品 近衛帥 司令官 近衛基徳 従三位 近衛大将 総兵力 約14万人 説明 基本は宮城の警衛する「禁闕守護」の責を果たし、また儀仗部隊として「鳳輦供奉」にあたる。天皇直属の部隊で天皇の意思で軍事行動が直接可能とされる。 補足 身分は侍従の他に覡と従八位を与えられており、近衛隊は全員が神の使者であるとされている。 装備 近衛地上軍 + ... 名称 画像 概要 配備数 説明 歩兵Infantry 02式装輪強襲戦闘車(ACV02W) 製造:八雲重工業及び香具山重工業主武装 02年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 01式装輪自走迫撃砲(SPM01W) 製造:香具山重工業主武装 陸軍砲兵工廠120mm迫撃砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 96式装輪歩兵戦闘車(IFV96W) 製造:香具山重工業主武装 ラーブヌイ王国LHI社製30mm機関砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 96式装輪装甲車(APC96W) 製造:香具山重工業主武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 84式歩兵戦闘車(IFV84T) 製造:八雲重工業主武装 ラーブヌイ王国LHI社製30mm機関砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 名称 画像 概要 配備数 説明 機甲兵Armor 02式中戦車(M021) 製造:八雲重工業主武装 陸軍機甲工廠125mm滑腔砲副武装 02年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃78年式7.6mm機関銃 02式機動戦闘車(MCV021) 製造:八雲重工業主武装 陸軍機甲工廠105mmライフル砲副武装 02年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃MCV仕様78年式7.6mm機関銃 96式高機動自走砲(MC96W) 製造:香具山重工業主武装 陸軍機甲工廠105mmライフル砲 90式中戦車II型(M902) 製造:八雲重工業主武装 陸軍機甲工廠120mm滑腔砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃改78年式7.6mm機関銃 名称 画像 概要 配備数 説明 砲兵及び高射砲兵FieldArtilleryandAirDefenseArtillery 91式175mm自走榴弾砲(SPH91T) 製造:八雲重工業主武装 陸軍砲兵工廠175mm榴弾砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 89式自走多連装噴進砲(MRL89T) 製造:八雲重工業主武装 陸軍砲兵工廠227mm噴進砲 99式装輪自走多連装噴進砲(MRL99T) 製造:八雲重工業主武装 陸軍砲兵工廠227mm噴進砲 01式中短距離地対空誘導弾(SAM010) 製造:八雲重工業主武装 空軍ミサイル兵器廠01式中短距離誘導弾 名称 画像 概要 配備数 説明 工兵Engineers 00式装輪戦闘工兵架橋車(CE00W2) 製造:香具山重工業 00式装輪戦闘工兵特殊作業車(CE00W1) 製造:香具山重工業 98式装輪戦闘工兵輸送車(CE98W) 製造:香具山重工業主武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 93式戦闘工兵車(CE93T) 製造:八雲重工業主武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃改 92式地雷処理車(MT92T) 製造:八雲重工業主武装 92式地雷原処理用ロケット弾 92式戦闘工兵車(CE92T) 製造:八雲重工業主武装 陸軍工兵工廠84mm破砕砲副武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃改 92式戦闘工兵架橋車(ARV92T) 製造:八雲重工業主武装 名称 画像 概要 配備数 説明 騎兵Cavalry 02式装輪騎兵戦闘車(CFV02W) 製造:八雲重工業及び香具山重工業主武装 ラーブヌイ王国LHI社製40mm機関砲副武装 02年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃 99式装輪騎兵戦闘車(CFV99W) 製造:香具山重工業主武装 78年式12.7mm重機関銃 名称 画像 概要 配備数 説明 航空騎兵AirCavalry 02式固定回転翼偵察攻撃機(OAH-02) 製造:伊予重工業主武装 陸軍航空工廠60mm対戦車航空砲副武装 ラーブヌイ王国LHI社製30mm機関砲 88式固定回転翼偵察機(OH-88) 製造:伊予重工業主武装 87式汎用回転翼機(UH-87) 製造:伊予重工業主武装 75年式機関銃 76式固定回転翼輸送機(CH-76) 製造:伊予重工業主武装 75年式機関銃 名称 画像 概要 配備数 説明 通信兵Signal ネットワーク電子戦システム(NEWS) 製造:鳥居自動車及び南海重工主武装 98式電子戦装置及び98式妨害装置等 野外通信システム(FCnet) 製造:八洲電子開発及び陸軍開発局通信部 名称 画像 概要 配備数 説明 衛生科Medical 野外手術システム(FOS) 製造:鳥居自動車及び西京精工 97式装輪装甲兵員救護車(APC97WM) 製造:香具山重工業 97式中型救急車(T97MM) 製造:鳥居自動車 名称 画像 概要 配備数 説明 武器科Ordnance 78式戦車回収車(ARV78T) 製造:八雲重工業主武装 名称 画像 概要 配備数 説明 兵科共通装備Commons 99式装輪指揮通信車(CCV99W) 製造:鳥居自動車主武装 78年式12.7mm遠隔砲塔式重機関銃改 97式大型燃料槽自動車(T97LO) 製造:鳥居自動車主武装 副武装 97式大型水槽車(T97LW) 製造:鳥居自動車 97式特大型貨物自動車(T97LL) 製造:鳥居自動車 97式大型貨物自動車(T97L) 製造:鳥居自動車 97式中型貨物自動車(T97M) 製造:鳥居自動車主武装:78年式12.7mm重機関銃 97式小型貨物自動車(T97S) 製造:鳥居自動車 高機動車(HMV) 製造:鳥居自動車 軽装甲機動車(LAV) 製造:鳥居自動車 野外炊具1号 製造:鳥居自動車及び畝傍工業 牽引式水槽車1号 製造:鳥居自動車 小型牽引式貨物車1号 製造:鳥居自動車 近衛航空軍 + ... 艦名 画像 概要 配備数 説明 戦闘機Carrier-basedFighter 08式艦上戦闘攻撃機「閃電」(F/A-8"Senden") 製造:SAI武装 96式翼下拡散砲誘導弾等 09式艦上制空戦闘機「雷電」(F-9"Raiden") 製造:SAI武装 99式翼下拡散砲誘導弾等 艦名 画像 概要 配備数 説明 輸送機Cargo 03式輸送機「」(C-3"") 製造:SAI 艦名 画像 概要 配備数 説明 電子戦機Electronic Warfare Aircraft 08式電子攻撃機「彩雲」(EA-8"Saiun") 製造:SAI及び八洲電子開発武装 96式翼下拡散砲 艦名 画像 概要 配備数 説明 朝廷専用機ImperialGuard One 1式朝廷専用機(VC-1) 製造:SAI 艦名 画像 概要 配備数 説明 固定回転翼機Helicopter 87式汎用回転翼機(UH-87) 製造:伊予重工業主武装 75年式機関銃 衛門隊(Imperial Gate Guard) 概要 隊旗 正式名称 五衛府衛門隊 通称 衛士、IGG 司令部 宮城五衛府司令部(平安京・皇城) 司令官 衛門督(えもんのかみ) 総兵力 約5600人 説明 宮城及び皇城の警備を行う。 兵衛隊(Imperial Police Guard) 概要 隊旗 正式名称 五衛府兵衛隊 通称 衛士、IPG 司令部 宮城五衛府司令部(平安京・皇城) 司令官 兵衛督(ひょうえのかみ) 総兵力 約1.2万人 説明 警察権をもって取り締まりを実施する。 連絡先 Skypesengokunosuke メールsengokunosuke@gmail.com Discord@Mozu#3035 Twitter 兵器の輸出について 輸出品 輸出に関して 輸入国の兵器にしても無問題(モーマンタイ)。むしろ有効活用してくれや 作者を騙るのはやめようね! 二次配布もやめようね! 改造して使いやすくするのはご自由に。 バージョンは1.7.10を推奨 航空機 + ... F-10戦闘機 F-10輸出標準型 F-10八洲帝国仕様(真ん中からF-10A、左F-10B、右F-10C) 開発経緯 F-2で十分な対地攻撃能力を有し、世界でも確固たる地位を築いたが、F-2は非常に高価であり量産が厳しいこ とから、数の限りによって運用に支障をきたしていた。そこで、空軍はF-2をベースとした軽戦闘攻撃機の開発 を決定。それによって生まれたのが、F-10戦闘機である。運用は対地攻撃、対空戦、対艦攻撃など様々な運用が できるマルチロール機でありながらも、軽量で安価であり量産性が大きい。その為、空軍の主力ともなるべくし て生まれた戦闘機である。 ステータス 全長 22B 全幅 23B 全高 10.5B ユニットコスト 21億円 F-11戦闘機 開発経緯 圧倒的な制空能力を持つ我が国において、迎撃からのドッグファイトはそれほど重視されてこなかった。 しかし、近年近隣諸国による領空侵犯等で我が国の戦闘機は、重戦闘機が多く、迎撃とドッグファイトには適さ ないという課題があった。そこで開発されたのがF-11である。軽量化された機体は、世界でも高水準であり、小 型なシルエットから被弾面積も大変少ないという優れたるものである。更に低価格で購入できることなどから、 発展途上国が先進機の導入の試金石に導入する事例が多々あり、大変輸出に優れている。 ステータス 全長 21B 全幅 17B 全高 9.5B 兵装 14装薬14弾頭航空砲 2門 ユニットコスト 17億円 艦船 + ... 改吹雪型基礎船体 開発経緯 前代吹雪型を置き換える際に、ハバキリ搭載艦の輸出を行う為に開発された。 ひとこと:造形の向上等で使ってください。勿論戦力化十分アリです。 ステータス 全長 170B 全幅 21B 喫水 6B 速力 30ノット ユニットコスト(船体及びC4I) 1200億円 楠型二等駆逐艦 開発経緯 沿海域戦闘に於いて高価な一等駆逐艦を使用するのは、極めて消耗が激しく 非常時に於いての出撃効率が低下する恐れがあるため、沿海域における戦闘 に特化した高速かつ安価な戦闘艦の建造に至った。 ステータス 全長 115B 全幅 17B 喫水 4B 速力 40ノット ユニットコスト 100億円 潜水艦セット ※SS-Aの写真です。 概要 八洲帝国の輸出用潜水艦3セットです。 写真は一つだけですが三隻あります。 開けてからのお楽しみ ステータス 全長 70B前後 全幅 覚えてない 喫水 N/A 速力 N/A ユニットコスト 400~500億円 他にも配布物あるかも? パスワードはAkitsushima_weapon ※schematicsファイルで配布していますのでMCEditが必要です。 配布兵器をDLする * 質問・クレームなど(輸入するときなんかひと声かけてほしいな♡) 名前 コメント ページ作成から2707日経過しました。 今までに来た観光客 - 人 今日来た観光客 - 人
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現在サイトのリニューアル中です。 PS 大規模な兵器再編を行っているため更新遅れます (_ _) 今月の更新情報 [ニュース:MBT Triumph 第一次改修の完了] 7/13 基本情報 国名 サスーリカ帝国(Сосулька империя) 国旗 略号 SEP 首都 カリーニングラード 国家元首 Tata_TKG 人口 約400万人 面積 15,100㎢ 同盟国 敵対国 リクシリア労働社会主義共和国ケストレル民主共和国 現在無し 所属組織・同盟 北ヨーロッパ及びバルト諸国条約機構 1.概要 2.ニュース 3.軍事陸軍 海軍 空軍 国土警備隊 4.産業兵器輸出 5.資料館主要な事件 過去のニュース 概要 サスーリカ帝国(Сосулька империя),略称SEPはユーラシア大陸西部,バルト海近隣に位置する君主制国家である。 建国当初は絶対君主制国家であったが首長からの指示により現在は立憲君主制の政体を取っている。 地理的にはバルト海に面しており,首都のカリーニングラードをはじめとした多くの都市はバルト海沿岸部へ集中している。 不凍港であり港湾付近は特に発達している。 国土は15,100㎢ほどの小規模な国家となっている。 ニュース MBT Triumph 第一次改修完了(7/13) 現在の主力戦車であるMBT Triumphの第一次改修が実施された。今回の改修では主砲の換装と装甲の再設計が行われた。独自技術が多く搭載されているため詳細な性能は機密指定とされ公開されていない。 軍部より公開された写真。主砲換装に伴い若干ではあるが砲塔が大型化している。 過去のニュース +... 次期主力戦車 完成(6/23) +... 優秀な火力と防御力を誇ったMBT M11だったが運用上では大きな問題を抱えていた。M11は通常のMBTと比べ車重が重く,迅速な陣地転換等が不可能であり,模擬戦闘では多くの車両が撃破判定を出されてしまった。この事からM11はMBTとしての運用は不可能として,新型MBTの開発及びM11の重戦車への変更が行われることとなった。 新型車両では徹底的な軽量化が行われており,M11と比べると約20%重量削減が行われている。 主砲は口径こそ落ちたものの貫徹力は高く,M11と同様に特殊弾の発射が可能なことなど対戦車戦闘には十分な火力を誇る。 当車両は軍部よりMBT Triumphと命名された。 軍部より公開された写真。森林迷彩型が確認できる。 MBT M10の輸出開始(6/8) +... M11戦車の就役に伴いM10戦車の輸出用モデルであるM10Eの輸出が開始された。 詳細は兵器輸出に記載されている。 新型主力戦車 完成(6/8) +... 先月行われた他国との合同模擬戦闘の結果,M10A2の問題点が幾つか発見された。M10は防御力こそ高いものの装甲貫徹能力が不足しており,他国戦車の正面装甲を貫徹できない事例が多い事が判明した。改良型を作成するという案もあったが改良だけでは補いきれないと判断され,新型戦車M11が開発されることとなった。上記のような理由で開発が行われたため車体は内部装甲の構成変更などは行われているものの車体の大部分はM10と共通設計である。一方,主砲は一部を除き完全な新規設計となっている。口径の増加や装薬機構,制御回路の換装が行われている。結果としてHESHやHEC等の特殊弾の発射や戦車の弱点でもある車体上部,砲塔天板への直接攻撃が可能となった。 当車両は軍部よりM11 Arctotherium2と命名された。 軍部より公開された写真。都市迷彩型と砂漠迷彩型が確認できる。 M10A2型戦車 完成(5/24) +... 今月初頭に開発されたM10戦車だが,早くも改良型の完成が発表された。 従来型で指摘されていたターレットリングと砲塔装甲の改善が行われている。 また,機銃の搭載や各種通信装置の改良,新型装甲の搭載が行われている。 新型主力戦車(5/1) +... 本日,新型主力戦車が完成したとの発表が行われた。 プロトタイプを合同模擬戦に投入した際に発覚した弱点の改良が主に行われている。 大きな違いとしてトップアタック対策のERA追加,前面装甲の改良,水流装甲の水密増加,HEP,HEC等特殊弾頭の追加などが挙げられる。 当車両は軍部よりM10 Arctotheriumと命名された。 M10戦車の詳細は下記の陸軍欄に記載されている。 新型主力戦車のプロトタイプ完成(4/20) +... 本日,新型主力戦車の試作車両の画像公開が行われた。 本車両は新技術の試験を目的として開発が進められている。 詳細は後日発表が行われる予定である。 初の国産大型機(3/3) +... 本日,軍部より大型爆撃機及び中型輸送機の生産が開始されたとの発表が行われた。 以下は発表された機体の詳細である。 B-1 B-1は全長100m,全幅105mを誇る大型汎用機である。 現在,爆撃機型と輸送機型の2種類の生産が行われている。 大規模な爆撃任務や戦略輸送機としての輸送任務に使用される予定である。 C-1 C-1は戦術輸送機として設計された中型汎用機である。 特徴として前線の未整備で短い滑走路での離着陸能力や高い航行能力があげられる。 また,早期警戒機や空中給油機,電子戦機としての運用が予定されている。 各機の詳細は下記の空軍欄に記載されている。 495mm砲射撃演習(2/20) +... 本日,завоевание級に搭載されている495mm砲の射撃演習が行われた。 記録は標的艦に搭載された観測装置とзавоевание級より射出されたUAVにより行われた。 観測装置のデータ受信,解析はСинявинское型強襲揚陸艦によって行われた。 以下は各艦の記録である。 BB-4 7 00 24 завоевание 1,3番砲塔より主砲弾6発発射 7 00 34 2番砲塔下部に3発,3番砲塔下部に1発命中 対象区画で大規模な浸水の発生 7 04 21 左舷側に転覆し沈没 UAVより撮影された写真・観測機器より受信されたログ 06 55 00***ANALYZER ACTIVETED***06 55 00***FULL DIAGNOSTIC INITIATED***06 55 00***ALL SYSTEM SCANNED***06 55 00*** ERROR***NO CREW DETECTED***06 55 00***ERROR***WEAPON SYSTEM FAILURE***06 55 00*** ERROR***RADER FAILURE***06 55 00***WARNING***DAMAGE CONTROL SYSTEM OFFLINE***06 55 08***MANUAL CONTROL ACTIVETED***06 55 17 ARE YOU SURE YOU WANT TO IGNORE THESE WARNINGS? Y/N06 55 30 = Y07 00 34***WARNING***BIG IMPACT DETECTED***07 00 34***FULL DIAGNOSTIC INITIATED***07 00 36***WARNING***DETECTED THE INUNDATION******COMPARTMENT***A1 A2 A507 00 36***ERROR***DAMAGE CONTROL SYSTEM FAILURE***07 00 58***WARNING***5 DEGREE TO PORT***07 01 12***WARNING***10 DEGREE TO PORT***07 02 25***WARNING***20 DEGREE TO PORT***07 03 01***WARNING***30 DEGREE TO PORT***07 03 38 NO SIGNAL C-8 9 00 16 завоевание 1番砲塔より主砲弾1発発射 9 00 25 前部貨物室に命中 9 00 54 前部貨物室付近で船体断裂 UAVより撮影された写真・観測機器より受信されたログ。観測機器は後部に搭載されていたものの破損し正確な測定は行えなかった。 08 55 00***ANALYZER ACTIVETED***08 55 00***ERROR***NO CREW DETECTED***09 0# 5 ? ? ~I? ? ~U? ? Shi? ? ~U??o09 00 25 NO SIGNAL 実艦的の選定完了(2/19) 以前から予定されていたзавоевание級の搭載兵器の試射に用いる実艦的が本日決定された。 以下は各艦の詳細である。 BB-4 本艦はHitachi型4番艦として建造中であった。船体や構造物の建造が完了し,兵器搭載等を行うためBaltiysk港に停泊されていた。だが2018年6月のクーデターの際に航空攻撃を受け対艦ミサイル3発,誘導爆弾4発,魚雷1発を被弾,浸水により着底した。本年1月に浮揚作業が行われたものの船体の歪みが大きく修理に多額の費用がかかる点,新型戦艦の設計が完了していた点などから修理は行われず廃艦となった。 C-8 本艦はC-1型輸送船の8番艦として建造された。C-1型として初期に建造された艦であり,船体の耐用年数の超過及び機関の不調から今回実艦的として選定された。 上記の艦は計測機器の搭載等の後,数日以内に標的として試射が行われ人工漁礁として沈められる予定である。 新型原子力潜水艦 就役(2/19) 以前から指摘されていた潜水艦戦力不足の補充のため,設計されていた潜水艦が本日就役した。 Волк級と命名された当型は国内初の原子力動力潜水艦であり,非常に高い作戦続行能力を誇る。 攻撃型原子力潜水艦であり,詳細は発表されていないものの高い攻撃力を有するとみられる。 新型戦艦 就役(2/11) +... 本日,Hitachi型戦艦の後継として設計されていたзавоевание型一番艦 завоеваниеが就役した。 завоевание型は495mm三連装砲4基,対空ミサイルランチャー8基,CIWS11基を搭載しており火力,防御力ともに全級より向上している。 また本艦の特徴として無人機用カタパルト及び格納庫が設けられており,着弾観測や偵察活動が円滑に行えるようになっている。 新設計の495mm砲は後日退役艦を標的として試射が行われる予定である。 завоевание型の特徴は下記の海軍欄に記載されている。 MBT M7 +... 本日,以前より研究の進められていた新型MBTの完成が発表された。新型MBTはM7 Caracalと名付けられた。 MBT M7は性能不足によって研究中止となったXM5をベースに再設計,研究が行われた。 特殊複合装甲の採用や新型砲の搭載によりXM5で指摘されていた火力,防御力の低さが改善されている。 今後はMBT M6と共に運用される予定である。 詳細は以下の陸軍欄に記載されている。 軍部より発表されったMBT M7。試作車両であるため車外機銃等は搭載されていない。ベースとなったXM5の特徴が各所に見て取れる。 新型艦について +... 現在行われている海軍再編について,幾つかの新型艦の発表が行われた。 一連の改革では三種類の新型艦が建造された。 まずは帝国初の正規空母 Виштынецкое型である。この空母は先のクーデターにより建造途中であったBB Hitachi型二隻が大破したため,その船体を流用して建造された。高い耐久性と艦載機搭載能力を誇り,国内初の空母として活躍が期待されている。同型艦は2隻は就役済み,あと1隻の建造が予定されている。 Kaliningrad基地に入港するВиштынецкое艦首等に元となったHitachi型が見て取れる。 次に同じく帝国初の強襲揚陸艦 Синявинское型である。対反乱軍の一連の作戦で戦車揚陸艦のみでは揚陸能力が不足しているとの結論が出され,揚陸能力の強化を図るため建造された。後部には大型のウェルドックを備え,スムーズに上陸部隊の発進が行える。現在の同型艦は4隻である。 Kaliningrad基地に入港するСинявинское大型の飛行甲板とウェルドックを生かした高い揚陸能力が期待されている。 最後に新型駆逐艦 Дальняя型である。前級のType-2の性能不足から新たに建造された。高い攻撃能力を誇るほかヘリコプターの搭載が可能であり臨機応変な作戦展開が行える。現在は8隻が配備されている。 Kaliningrad基地に入港するДальняя航空甲板及び大型の格納庫が確認できる。 各艦の詳細は以下の海軍欄に記載されている。 軍事 国防軍は主に陸軍,海軍,空軍の3種で構成される。 サスーリカ帝国では国防に重点を置いた政策が行われており,兵士数は総人口に対して4%にもあたるほどとなっている。 また,三軍のほかに国土警備隊が結成され,治安の維持等を行っている。 陸軍 陸軍は兵士数約7万人,予備兵力約6000人で構成されている。 大きく分けると沿岸部,北部,南部の3つ,さらに各地方ごとに幾つかの大隊に分かれて展開している。 主要な装備は戦車400両,装甲車650両である。 兵器は全て国産のものとなっており,陸軍で退役した兵器の多くは輸出もしくは国土警備隊へ配備される。 装備 MBT +... 主砲 +... AM1 72mmHEAT 初の国産対戦車砲 信頼性の高さから改良のベースとして長期にわたり使用された。 AM1P 126mmHEAT AM1をベースに大口径化を図ったもの。火力は高いものの弾速に若干難がある。 AM1+ 128mmHEAT AM1Pの改良型。弾頭数が増加したほか発火タイミングの最適化により射程及び弾速が大きく向上した。 AMP2 176mmHEAT/HE MBTに搭載する予定で開発された砲。回路の肥大化によりMBTへの搭載は中止となり改良の後自走砲に搭載された。 XAM3 176mmHEAT AMP2をベースにMBT向けに改良した試作型。回路の無理な圧縮により大規模な事故を起こし計画中止。詳細は資料館にて AM4 176mmHEAT MBT M4に搭載するために開発された砲。弾頭はXM3と同じだが回路は新規設計となっている。安定性が高く主力として運用された。 XAM5 162mmHESH MBT XM5に搭載するために開発された砲。新規設計であり新型弾であるHESHを発射可能だが貫通力が低く不採用となった。 AM6 228mmHEAT-MP/HEP MBT M6に搭載するために新規開発された砲。大口径,高弾速,そして弾種の切り替えが可能であるなど高性能なものとなっている。 AM7 200mmHESH XAM5をベースに開発された砲。新型弾であるHESHを発射可能であり問題点であった貫通力不足が改善されている。現在はMBT M7に搭載されている。 AML1 Controllable MBT M10に搭載するために新規開発された砲。DDCC回路の搭載により弾頭数,装薬数の調整が可能である。 AML2 Controllable AMLの基礎設計を元に開発された砲。大部分は新規設計となっている。特徴としてHESH,HECなどの特殊弾の搭載やトップアタック機構の搭載が挙げられる。 AML3 Controllable AML2と同等の性能を小型回路で発揮すべく開発された砲。完全新規設計となっている。特徴としてAML2と同様の特殊弾の発射が可能である。 AML4 Controllable AML3をベースに弾頭部分の再設計が行われた砲。これにより貫徹力を数倍レベルで増加させることに成功した。詳細は機密指定となり明かされていない。 MBT Triumph2 現在の陸軍主力戦車。MBT Triumphをベースに主砲換装,装甲再設計が行われた。主砲にはAML4を搭載しており非常に高い貫徹力を誇る。 MBT Triumph 現在の陸軍主力戦車。M11の機動力不足に伴い開発が行われることとなった。主砲には新規設計のAML3を搭載しており,小型ながらAML2と同等の火力を誇る。 MBT M11 Arctotherium2 前型のM10は防御面では非常に高い防御力を発揮したが装甲貫徹力の面で大きな問題を抱えていた。そこでM10の問題点を改善すべく本車両が製作された。車体はM10の設計を元に内部装甲の再設計が行われ,更に高い防御力を誇る。主砲には新規設計のAML2が採用された。AML2はHESHやHEC等の特殊弾の発射のほか,トップアタック機構を搭載しており非常に高い貫徹力を誇る。MBT Triumphの配備完了次第重戦車に区分変更が行われる予定である。 MBT M10 Arctotherium 新技術に対抗すべく設計された戦車。主砲は完全新規設計のAML1を搭載している。AML1の大きな特徴としてDDCC回路を搭載しており目標との距離に合わせた戦闘が行える。特に搭載しているHEPは非常に高い火力を誇る。車体装甲には全面水流装甲のほか複合装甲,アクティブ装甲,ERAなどを搭載しており高い防御力を誇る。画像はA2型。 MBT M7 Caracal XM7計画の試作車両の開発難航につきXM5をベースに開発された。主砲はXAM5を元に改良を行ったAM7(200mmHESH)を搭載している。性能不足及びM10の完成に伴い退役が行われる予定である。 MBT M6 Rotluchs XM5の後継として設計された戦車。主砲はAM4をベースに設計されたAM6(228mmHEAT-MP/HEP)を搭載している。2種類の弾を発射可能であり状況に応じた効率のいい戦闘が可能である。 MBT XM5 M4戦車の後継として設計された戦車 主砲は新規設計のXAM5(162mmHESH)を搭載している。防御力不足等の問題により陸軍での正式採用は行われず,国土警備隊での運用や輸出等が行われている。 MBT M4A5 Leopard M1戦車の後継として設計された戦車 主砲は新規設計のAM4(176mmHEAT)を搭載している。防御力と火力,拡張性のバランスが良く,5度の改良を重ね運用されている。M6戦車の就役に伴い順次退役が行われる予定である。 支援車両 +... APC-1 MBT M1の車体を流用して作られた兵員輸送車。機銃4丁及び対戦車地雷を搭載している。 J-1 人員輸送,偵察等に使用される装甲車。 T-1 人員輸送,物資運搬等に使用される大型トラック。 野外作戦セット J-1,T-1等で牽引して用いられる。右奥が通信設備,左奥が野外炊具,手前が機銃となっている。 M101 Leo MBT M1の後継として設計されたが設計不良が発覚し計画中止となっていたXM2をベースに自走砲として再設計されたもの。AMP2(176mmHEAT)を比較的高い位置に搭載しているため上部装甲の攻撃が可能となり,高い対戦車能力を有している。 MT1 Hunter MBT M1をベースに設計された駆逐戦車。主砲にAMP1をベースに改良を行ったAM1+(128mmHEAT)を搭載している。老朽化が進んでいるため現在後継車両の開発が行われている。 ML1 弾道ミサイルの発射等を行う支援車両。対NBC性能が極めて高く設計されている。 退役済の兵器 +... MBT M1A7 SuperWolf 初代国産MBT M1を基に火力,装甲を強化したもの。拡張性の高さから幾度にもわたる改修を受け長い間運用された。主砲はAM1をベースに大口径化を図ったAMP1(126mmHEAT)を搭載。現在は一部の小規模基地及び国土警備隊を除きすべて退役している。 MBT M1 Wolf 初の国産MBT。主砲は新規設計のAM1(72mmHEAT)を搭載。拡張性が高く長きにわたり運用された。現在は全ての車両が退役している。 海軍 海軍は兵士数約6万人,予備兵力約5000人で運用されている。 再編の最中であり,現在の主な戦力は戦艦3隻,航空母艦3隻,巡洋航空戦艦4隻,強襲揚陸艦4隻,潜水艦6隻,ミサイル駆逐艦18隻及び他多数の補助艦艇となっている。 主に北部のMysovka基地,南部のKaliningrad基地の二か所に分かれ,各地方で巡洋航空戦艦を旗艦とした艦隊が編成されている。 装備 大型艦 +... BB завоевание Class Hitachi型の後継として設計された戦艦。武装は495mm3連装砲4基,対空ミサイルランチャー8基 CIWS 11基に加えて無人偵察機の搭載が可能となっている。搭載している主砲は外形はБалти́йск型のものと共通だが内部は新規設計となっており,非常に高い火力を誇る。 BC Балти́йск Class どのような作戦にも幅広く対応できるように設計された巡洋戦艦武装は330mm3連装砲1基,対空VLS 6基 CIWS 7基に加えてヘリコプター16機もしくはVTOL機の搭載が可能と,非常に高性能な艦となっている。 CV Виштынецкое Class 帝国初の正規空母。Hitachi型の船体を流用しているため高い防御力を誇る。同型艦は現在三隻である。 LHA Синявинское Class 帝国初の強襲揚陸艦。後部にはウェルドックを設置しており,高い揚陸能力を誇る。主力戦車4両,歩兵戦闘車8両,大型LCAC2隻,他多数のヘリ及び兵士の搭載が可能である。 BB Hitachi Class 地上支援や対艦目的で製造された初の国産戦艦。同型艦はHitachi,Tokiwaの2隻。5度に渡る改装により対艦ミサイル等が増設された。同型艦は4隻建造される予定だったが3番艦以降は航空母艦として建造されることとなった。 BC Калининград Class どのような作戦にも幅広く対応できるように設計された巡洋戦艦1番艦の建造の際に構造の欠陥が発覚し以降はБалти́йск型として建造された。 小型艦 +... DD Дальняя Class 現在の主力駆逐艦。対空VLSや大型の対艦ミサイル発射機を搭載しており高い対空,対艦性能を誇る。また格納庫やヘリ甲板の設置など多様性に優れた設計になっている。 DD Type-2 防空,対潜,対艦戦闘をこよなくこなせる駆逐艦。現在は改装が行われ国土警備隊で運用されている。 潜水艦 +... SSN Волк Class 帝国初の原子力潜水艦。攻撃型原子力潜水艦であるが詳細は発表されていない。 空軍 空軍は兵士数約4.5万人,予備兵力約5000人で構成されている。 陸,海軍との連携を効率よく行うため基地は陸海軍基地と併設される形で展開している。 装備 戦闘機・攻撃機 +... FA-19 Krait 主力の制空戦闘機。機内に35mm対空機関砲を2基搭載しており高い火力を発揮できる。また,ステルス性を重視した設計となっている。 FA-16 Cobra 小型戦闘機。対空機銃2門の他に28mm砲を機内に搭載しており高い火力を発揮できる。また,小型化を重視して設計されたことにより,一部は改良が加えられ艦載機として運用されている。 SA-19 laticauda 小型攻撃機。艦載機としての運用を目的として設計された。VTOL機であり様々な艦艇での運用が行える。武装は機内に対空機銃及び爆弾投下装置2基,翼下にハードポイントが二箇所あり,ミサイル等の搭載が行える。 RFA-19 Lachesis muta 前線偵察機。FA-16をベースに開発が行われた。武装は対空機銃1丁を残し撤去され,カメラ等の搭載が行われた。翼下にハードポイントが二箇所設けられており,増槽等の搭載が可能である。 爆撃機・支援機 +... B-1 大型汎用機。爆撃機型と輸送機型の2種類が存在する。全長100mを誇る大型機であり高い輸送,爆撃能力を誇る。 C-1 中型汎用機。主に戦術輸送機として使用されている。早期警戒機や空中給油機,電子戦機としても運用されている。 C-1AW C-1の早期警戒機型。 国土警備隊 国土警備隊は主に国境の警備,大規模事件の鎮圧,人命救助を行うために結成された。 活動範囲は国内全域であり,海上・陸上・航空警備隊の3つで構成されている。 装備の大半は軍の退役兵器を使用している。 装備 海上警備隊 +... PLH-1 海軍の2型駆逐艦を改装して作られた巡視船。武装は前部主砲及び機関砲を残してすべて撤去して,代わりにヘリコプター運用能力を追加した。主に海賊活動の取り締まりや海上での人命救助を行う。 陸上警備隊 +... PLH-1 陸軍のXM5試作戦車を改造したもの。武装は主砲としてXAM5(162mmHEAT)を搭載しており,大規模事件の鎮圧等に用いられる。 PLH-1 陸軍のAPC-1を改造したもの。武装は機銃を除き撤去され,代わりに医療機器を搭載している。大規模事件の鎮圧時の隊員輸送や災害時の人命救助,荒地等での救助活動に使用される。 航空警備隊 +... HH-18 陸軍のUH-15を元に作られた救助ヘリ。武装はすべて撤去してあり,代わりにカメラや暗視装置などを搭載している。陸上及び海上での犯罪者,要救助者の捜索,救助を行う。巡視船等に搭載して運用されることもある。 産業 サスーリカ帝国では産業の一つとして大規模な兵器輸出を行っている。 主に退役兵器やスペックダウンの行われたモデルが輸出されているが,高額で主力兵器の輸出も行われている。 輸出兵器 +... MBT M10E M10戦車の輸出向けモデルである。本国仕様との相違点として主砲火力の削減,内部装甲の簡素化が挙げられる。(画像は本国仕様)ダウンロードはこちら輸入の際にコメント等を残していただけると嬉しいです( ˘ω˘ ) その他リンク Twitter @tata_tkg ニコニコ静画 旧ページはこちら +... 国旗 +... 情報 国家 tatata帝国 位置 ロシア カリーニングラード 略号 TAC 元首 tata5(tata_tkg) 人口 約120万人 本日訪れたお客様 - 人 今まで訪れたお客様 - 人 建国から2033日 たた氏の一言 忙しくなくなったらサイトの大規模リニューアルかも( ˘ω˘ ) 現在の警戒態勢 現在 レベル1 警戒レベル及び対応 +... レベル0平時の状態です。軍は通常通りの訓練を行います。 レベル1国内での大きな事件,または領土の侵犯等が確認された場合です。軍は事件等に合わせた訓練を行います。 レベル2同盟国が戦争等を行っている状態です。軍は特殊訓練も行います。 レベル3本国の部隊が攻撃を受けた状態です。軍は敵部隊を迎撃する他,領空侵犯機は警告の後退去しない場合は撃墜します。地下シェルターの開放が行われます。 レベル4本国が攻撃または宣戦布告を受けた状態です。国民の武装が許可されるほか地下シェルターが開放されレベル5を想定した装備が支給されます。軍は攻撃した国へ派兵を行います。 レベル5敵軍が大量破壊兵器を使用した状態です。 ニュース速報 北ヨーロッパ及びバルト諸国条約機構に加盟11/10 反乱軍との交戦終了 クーデターの鎮圧10/25 +... ~10月 +... Балти́йск型巡洋戦艦 1番艦 就役 7/14 Калининград型巡洋戦艦 設計不良のためドック入り 7/1 民間人救助艦隊 派遣開始 6/25 Калининград型巡洋戦艦 就役 6/20 北部の避難誘導時 戦闘勃発 6/15 北部の避難誘導開始 6/14 Mysovka地方でのクーデターの発生 警戒体制をレベル3へ変更 6/13 XM6の改良に成功 HEAT,HEPの切り替えが可能に 6/10 ~5月 +... 新型MBT M6の配備完了 XM5の輸出開始5/5 ~4月 +... 航空母艦 建造中1/6~ 諸事情により完成未定 航空母艦 建造開始1/6 1月中に完成予定 新軍港 建設中2017/10/1~ 2017 +... 12月 +... 新軍港 建設中10/1~ 11月 +... 軍港工事10/1~ 10月 +... 軍港建設開始 10/1 9月 +... 常陸型戦艦 第五次改装(詳細は兵器紹介欄)9/8 M4A6型戦車 完成(詳細は兵器紹介欄)9/8 8月 +... 新型駆逐艦完成 後日公開8/14 7月 +... 航空戦艦,護衛艦の製作案作成7/17 6月 +... 常陸型戦艦 第四次改修完了6/16 5月 +... 常陸型戦艦 第四次改修完了 近日公開5/25 常陸型戦艦 第三次改修完了5/10 4月 +... M4戦車 改修完了4/22 3月 +... 新型主力戦車 配備完了(詳細は兵器紹介欄)3/4 2016 +... 11月 +... 駆逐艦 特三型(暁型)建造完了11/7 10月 +... 戦艦 常陸型 近代化改修 完了10/12 9月 +... 戦艦 常陸型 第一次対空改装 完了9/18 戦艦 常陸型 建造完了9/9 戦艦 建造開始9/7 8月 +... M1G 開発完了8/24 潜水艦開発完了 潜水艦用ドッグ建造完了8/12 実弾射撃訓練 実施8/11 生物研究所の工事 再開8/2 7月 +... 生物研究所 基礎完成7/16 M1E戦車の改良型 M1Fの製作完了7/16 生物研究所 工事開始7/15 M-1戦車 特殊弾頭モデル開発開始7/12 建国50日目7/8 6月 +... 輸送船の製作開始6/25 M2戦車退役 今後は警備隊等で使用される方針6/16 M1D戦車の改良に成功 M1Eの配備開始6/15 自走砲の開発計画 開始6/15 ML-1B(ミサイル改良モデル)の採用6/11 ML-1の採用6/5 CL-1の採用6/3 5月 +... M-2戦車の輸出開始5/28 兵器輸出の開始5/23 APC-1兵員輸送車両の輸出開始5/23 tatata帝国 正式に建国5/19 ニュース 北ヨーロッパ及びバルト諸国条約機構に加盟11/10 本日より,tatata帝国は北ヨーロッパ及びバルト諸国条約機構に加盟することが決定した。 条約には集団的自衛権の規定もあり,クーデターによって多くの兵器を失った我が国にとっては国防上大きな期待ができる。 反乱軍との交戦終了 クーデターの鎮圧10/25 本日,投降拒否以降の一連の作戦及び戦果が発表された。 以下は作戦の経過である。 作戦経過・及び戦果 +... 10月18日 +... 敵艦隊の発見 18日未明,BC Калининградを旗艦とした偵察艦隊が敵艦隊を発見した。敵艦隊はBB Tokiwaを旗艦として2型駆逐艦3隻で構成された主力艦隊であり,戦力差が大きいことから攻撃は行わずに偵察艦隊は帰投を開始した。 帰投中,BB Tokiwaから発艦した偵察機に捕捉された。BC Калининградはこれに攻撃を加え撃墜した。 攻撃機からの攻撃 速力を上げて離脱を図る偵察艦隊だったが偵察機から連絡を受けたFA-16攻撃機に捕捉,攻撃された。 BC Калининград及び2型駆逐艦は対空ミサイルを発射,攻撃機8機を撃墜したものの対艦ミサイル1発がКалининградに着弾した。 ミサイルは後部の喫水線付近に着弾,船体そのものへの被害は少なかったものの衝撃で左舷外側の推進軸が破損し大幅な速力の低下を余儀なくされた。 [被害確認用のドローンで撮影された写真 船体には大きな損傷は見られない。] 敵艦隊との遭遇 18日夜,被弾の影響により低速での帰投を余儀なくされた偵察艦隊だがBB Tokiwaを旗艦とした主力艦隊と遭遇した。 偵察機,攻撃機からの情報を基に先回りしていたとみられ奇襲をかけられる形となってしまった。 19 24 突如対艦ミサイルによる攻撃を受ける。迎撃を行うも1発が2型駆逐艦に命中,大規模な浸水が発生した。 19 25 反乱軍の2型駆逐艦1隻を発見したКалининградが主砲及び対艦ミサイルでの攻撃を開始した。対艦ミサイル2発が反乱軍側の2型駆逐艦の艦橋および後部速射砲付近に着弾,撃沈した。 19 54 BB Tokiwaからの砲撃を受けた。2型駆逐艦は回避に成功したものの,島が死角になっていて発見が遅れたことや損傷による速力低下が重なり,Калининградは2発の直撃弾,3発の至近弾を受けた。被害は甚大であり主砲塔大破,後部格納庫の航空燃料に引火し後部艦内で大火災が発生した。 [2型駆逐艦より撮影] 2型駆逐艦2隻が対艦ミサイルによる反撃を開始,Tokiwaに4発の命中弾を与えた。うち1発は艦橋下部に命中し,衝撃で電気系統を遮断した。 攻撃が止んでいる間に偵察艦隊は撤退を開始した。 20 23 応急修理を行った2型駆逐艦に再び浸水が発生した。 20 25 左舷側の浸水が激しく修理は不可能と判断されたことから総員退艦命令が出された。 この海戦で政府軍側は,戦艦1隻小破 駆逐艦1隻撃沈の戦果を挙げたものの巡洋戦艦1隻大破,駆逐艦1隻沈没という大きな被害を受けてしまった。 10月19日 +... 19日朝方,偵察艦隊の報告を受けたБалти́йск型を旗艦として編成された主力艦隊及び攻撃機隊が到着した。 6 32 RF-16偵察機が敵艦隊を捕捉した。敵艦隊はTokiwa及び2型駆逐艦2隻で編成されていた。 7 20 FA-16攻撃機24機による航空攻撃が開始された。対空ミサイルによる反撃によって3機が撃墜されるも敵駆逐艦1隻に対艦ミサイルが命中,撃沈した。 8 29 主力艦隊が敵艦隊を捕捉した。Балти́йск及び2型駆逐艦4隻,CL-1型軽巡洋艦2隻による総攻撃を開始した。 8 32-36 CL-1型1隻がTokiwaの至近弾を受けた。艦尾付近に着弾したためスクリュー及び舵を破損,航行不能となる。回避行動が不能となり8 36に爆雷付近に主砲弾が命中,誘爆により沈没した。 [激しい爆発に包まれるCL-1 上空の偵察機より撮影] 8 39 2型駆逐艦2隻よりTokiwaに対し16発の対艦ミサイルが発射された。7発が命中,3・4番砲塔を破壊した。 8 42 Балти́йскの主砲弾がTokiwaの火器管制装置に命中した。この被弾によりTokiwaは戦闘不能となった。 8 50 Tokiwa及び2型駆逐艦1隻が白旗を掲示,戦闘は終了した。 [拿捕の際に船員が撮影した写真 艦橋上部の火器管制装置や測距儀が破壊されていることが見て取れる] この海戦により反政府軍の主力艦艇は喪失した。降伏したTokiwa及び2型駆逐艦は拿捕し,Калининград基地のドックへ送られた。船員の処罰については現在未定である。 10月20日から24日にかけて基地機能の喪失を目標に艦砲射撃及び飛行場の爆撃が行われた。 先日の海戦によって対艦戦力を失った反乱軍は成す術もなく,飛行場の破壊に成功した。 政府軍への対抗策を失った反乱軍は翌25日 降伏した。 後日の調査によって,反乱軍の長官は各基地に協力者を集め薬物を食事等に混入させ洗脳のような状態にして協力者を集めたことが判明した。薬物の製造には2017年7月から運用が開始された生物研究所が使用されていた。 政府の方針としては薬物の影響で反乱を起こした兵士に対しては罰則はないとした上で,洗脳を行った司令長官とその協力者は事情聴取のち処刑を行う予定である。 また,今回のクーデターにより多くの兵器を失ったため国防への大きな影響が懸念されている。 以前のニュース +... 反乱軍 投降を拒否10/16 反乱軍から投降を拒否する旨の返答があった。 今後,宣言されていた通りにMysovka基地への攻撃が行われるとみられる。 クーデターの鎮圧に向けて10/8 本日,反乱軍への降伏勧告が出された。 期日は10/18とされ,期限内に返答がなかった場合はMysovka基地への攻撃を行うという。 対反乱軍作戦 大きな進展10/5 クーデターから数か月が経過した今日,政府から秘密裏に行われていた作戦及び戦果についての発表があった。 作戦はБалти́йск型を筆頭としたステルス艦やステルスヘリ等を使用し,短時間での夜間奇襲を仕掛けるというものであった。 隠密作戦ということもあり厳しい情報統制の元で行われた。 詳しい情報は明かされていないが発表によると一連の作戦は成功しMysovka基地を除く全ての基地の奪還に成功したという。 Балти́йск型巡洋戦艦 1番艦 就役7/14 Балти́йск型巡洋戦艦 1番艦 Балти́йскが就役した。 Балти́йскはКалининград型巡洋戦艦の2番艦として建造が進められていたが建造中にКалининград型の欠陥が発覚したため設計を変更して建造された。 設計変更により艦の特性等も大きく変わったためКалининград型からБалти́йск型へと変更された。 Калининград型として建造がされていた艦は,すべてБалти́йск型へと変更して建造される予定である。 Калининград型巡洋戦艦 設計不良のためドック入り 7/1 先月就役し,早速任務に投入されたКалининград型巡洋戦艦 1番艦Калининградだったが幾つかの設計不良が明らかとなった。 数日間はそのまま運用されていたがこれ以上の運用は困難と判断され改修工事が行われることとなった。 設計不良は同型艦と特徴の異なる1番艦のみで発生しており,代用艦として近日完成予定の2番艦が派遣される予定である。 民間人救助艦隊 派遣開始6/25 海上からの救助のため救助艦隊が結成,派遣された。 艦隊は敵からの発見を極力避けるためミサイル駆逐艦と小型の救難艦で構成されている。 また,戦艦との交戦の可能性もあるため訓練は不十分であるがКалининград型巡洋戦艦も同行する。 Калининград型巡洋戦艦 就役 6/20 常陸型戦艦の老朽化を懸念し,建造が進められていたКалининград型巡洋戦艦 1番艦 Калининградが就役した。 強力な主砲,高いステルス性,大型のヘリコプター格納庫など多様な状況に対応できる設計となっている。 北部の避難誘導時 戦闘勃発 6/15 6月15日 GMT0 30 民間人を降ろしふたたび町へ向かう救助部隊だったが,突如反乱軍の攻撃に晒された。 以下は戦闘の経過,及び記録写真である。 +... 0 30 反乱軍の対戦車ミサイル・戦車砲による攻撃 救助のため北上中,岡の稜線に隠れていた反乱軍の戦車・攻撃ヘリから攻撃を受けた。 奇襲であったため対処が遅れ輸送ヘリ3機・旧式戦車3台・歩兵戦闘車5台の撃破,主力戦車1台小破という被害を出してしまう。 対空機関砲により炎上したUH-15 僚機の機種カメラにより撮影 1 00 救助部隊の撤退及び反撃 輸送ヘリと歩兵戦闘車の損害が大きいことから救助活動の続行は不可と判断され,救助部隊の撤退が開始された。 自軍の攻撃ヘリからの情報により,敵の戦力が判明,兵器数等では自軍の方が上回っていたため戦闘を開始した。 帝国軍 主力戦車5台 対空戦車4台 歩兵戦闘車3台 攻撃ヘリ2機 輸送ヘリ1機 反乱軍 旧式戦車4台 対空戦車2台 歩兵戦闘車2台 攻撃ヘリ1機 1 15 主力戦車の攻撃により旧式戦車2台,対空戦車1台の撃破 攻撃ヘリの援護開始 1 30 攻撃ヘリにより対空戦車1台の撃破,敵攻撃ヘリの撤退を確認 1 45 反乱軍地上戦力の撤退開始を確認 2 00 旧式戦車1台との戦闘 0 30の奇襲で小破した主力戦車の修理作業中,旧式戦車1両からの奇襲を受ける。 これにより修理作業を行っていた歩兵戦闘車1台が撃破されてしまう。 修理中の主力戦車はこれと交戦中破するも,旧式戦車を撃破した。 撃破した旧式戦車 M1F戦車とみられる HEP弾により車体の大半が無くなっている。 中破したXM6戦車 全面装甲こそ破壊されていないものの履帯と砲身の被害は大きい。 2 10 戦闘の終了 帝国軍の救援部隊の撤退が完了,戦闘が終了した。結果的には勝利したものの敵方と比べると自軍の被害は甚大である。 北部の避難誘導開始6/14 クーデターを受け帝国軍は民間人救出を目的とした部隊を編成,派兵を開始した。 目標は民間人のReka matrosovka以南への避難である。 救助は陸上及び海上から行う予定である。 北部を流れるReka matrosovka ちょうど反政府勢力との境目になっている。 Mysovka地方でのクーデター発生6/13 6月13日 GMT9 00 Mysovka地方の陸海空総合基地でクーデターが発生した。 Mysovka基地司令は「形式上の帝国主義から実質的な帝国主義国家へ」との声明を掲げており,Mysovka基地及び周辺基地の占領を行ったとみられる。 Mysovka基地及び周辺基地の兵力は数万人規模であり,国内での大規模な戦闘の発生が予測される。 この事態に対し帝国軍は警戒レベルの引き上げ及び反乱勢力の制圧を行うと発表した。 以下は反乱軍の推定戦力である。 陸軍 主力戦車70台(旧型40台) 対戦車自走砲 20台 対空戦車20台 歩兵戦闘車30台 輸送起立発射機2台 海軍 戦艦1隻 駆逐艦4隻 潜水艦2隻 フリゲート艦8隻 砲艦4隻 戦車揚陸艦4隻 戦闘攻撃機40機 対潜ヘリコプター30機 空軍 戦闘攻撃機30機 攻撃機10機 攻撃ヘリコプター5機 輸送ヘリコプター15機 新型MBT M6の配備完了 XM5の輸出開始 +... 長期にわたり運用されていたM4戦車だったがこれ以上の改修でも性能不足は補えないと判断され,新型MBTを採用することとなった。 新型MBTは2つの開発チームによってそれぞれXM5,XM6として製作された。模擬戦や射撃演習等が行われた結果,XM5は従来のM4戦車と同等の性能であると判断されXM6を正式採用することが決定された。 各戦車の詳細な性能についてはページ下部の[陸軍]欄に掲載されている。 XM5は[輸出]欄より輸入が行える。 今回採用が決定されたM6 長い砲身が特徴的である。 戦艦常陸 第五次改修完了9/8 +... 複数回の改良が重ねられていたが老朽化が指摘されていたため,大規模の改装を実施した。 副砲と対空機銃の撤去,対空砲の換装及び射撃指揮装置の改良,艦対艦ミサイルの搭載,甲板の改装が行われた。 新しく搭載された対空砲は一つの射撃指揮装置からすべての砲を操作できる仕組みとなっている。また,レバーの操作により水平射撃を行えるようになっており,対艦性能も期待できる。 戦艦常陸 第四次改修完了6/16 +... 第三次改修に引き続き第四次改修が行われた。対空機銃の換装や艦載機の搭載が行われ,今後の改修では武装を換装を予定している。 戦艦常陸 第三次改修完了5/10 +... 老朽化が指摘されている戦艦常陸の改修工事が行われた。主に船体が改修されており,今後も複数回行われる予定である。 新型主力戦車 改修4/22 +... ついこの間配備されたM4戦車だが模擬戦のデータから上部の被弾に弱いという致命的な欠点が明らかとなった。この報告を受けて現在配備されているM4戦車の回収と新型への改修が行われた。 装甲はほとんど全面を囲う水流装甲へと換装し弱点であった上部の耐久力が向上した。また,主砲の換装も行われた。 新型主力戦車 配備完了3/4 +... 現在までtatata帝国では旧型戦車を改良して何とか性能を確保している状態だった。しかし改良では補えない部分も多く,性能不足が指摘されていた。その現状を改善するために開発されたのがM4 Leopard戦車である。 M4戦車の特徴は搭載された砲である。貫通力を重視するために弾頭数を減らすという従来とは真逆のコンセプトが採られている。この貫通力を生かして戦場での活躍が期待されている。 "純国産駆逐艦" 建造完了11/4 +... 輸入兵器過多のため以前から戦艦等の建造計画が進められていた。この駆逐艦も計画の一部である。 特三型駆逐艦をモデルとして製作されており高い雷撃能力と機動力が期待されている。 "純国産戦艦" 建造完了!!9/9 +... 輸入兵器過多が不安視されていた海軍だがこの状況を打破するための純国産戦艦が建造された。 大口径主砲を4基搭載しており大きな活躍が期待される。 M1G SuperWolf 配備完了!8/24 +... 8/24 防御力不足が課題のM1F戦車に全面水流装甲搭載する大規模改装が行われた。改装は無事成功し,我が軍初の全面水流装甲搭載戦車として生まれ変わった。 水流装甲展開前,後の写真。水流の違いが大きく伺える。 潜水艦用ドッグ 建造完了8/12 +... 8/12 以前から建設されていた潜水艦ドッグの建設が終了した。また同時に,潜水艦の開発も終了した。 実弾射撃訓練 実施8/11 +... 8/11 PM3 00頃実弾射撃訓練が行われた。ターゲットは数日前に機関爆発事故を起こしたCL-01の五番艦である。五番艦は修理不能と判断され武装解除の後実艦的としての塗装等が行われた。 訓練の内容はCI-1弾道ミサイルの発射,誘導訓練である。CL-01はタグボートで沖合まで曳航されたのちミサイル着弾,中央から二つに折れ沈没した。 軍部からは幾つかの写真が公開されている。 爆発を起こした機関部の写真 研究用に施された塗装 搭載されたカメラによる写真 生物研究所 基礎工事完了7/16 +... 先日発表された生物研究所の工事だが,急ピッチで行われ基礎工事が完成した模様だ。 生物研究所 工事開始7/15 +... 海上に突如作られた人工島 「あれは何だ?」などの声が国民から上がっていたが今日その正体が明らかになった。軍部の発表ではそこに生物研究所を新設するということだ。国民からは称賛と不安の声が上がっている。 軍部のドローンから撮影された写真 厳重な柵が確認できる。 ゲリラ基地 爆撃5/23 +... 先ほどFA-16が発見した基地にBB-2を派兵,M2の奪還が困難なことから爆撃を行った。これで残りはM1D戦車一両,M2戦車五両となった。また,今後は戦車の奪取から破壊へと任務を切り替えることとなった。 BB-2搭載カメラの写真 陸軍調査員によって撮影された写真 基地のフェンスとライトに照らされた戦車の履帯のようなものが見える 戦車輸送隊事件 大きな進展5/23 +... 戦車を捜索中のFA-16がM2戦車と思われる写真を撮影した。付近にはゲリラ基地もあるようだ。 陸軍と空軍は「座標等が分かっているので準備でき次第攻撃を行う。」とのことだ。 FA-16によって撮影された写真 M2には擬装が施されているようだ。また複数のゲリラが確認できる。 戦車輸送隊 ゲリラの襲撃5/22 +... 5/22日 陸軍の発表により戦車輸送隊がゲリラに襲撃されたことが明らかになった。 RPG,地雷等を使用して履帯を破損させ,修理中を襲撃したようだ。更にゲリラは乗員を拘束したのちM2戦車6両,M1D戦車1両(試験中に大破して牽引,部品取りの予定)を奪い逃亡した。 拘束された乗員は近くの村で発見された。(無事を確認) 旧式の物や大破したものとはいえ主力戦車を奪われたことに対して陸軍は「速やかに対応する。今後は空軍と協力して戦車を捜索するだろう。」と述べている。 調査団によって撮影された輸送前のM1Dの写真 兵器試験場だけあって沢山の兵器があるようだ。またM1Dには激しい損傷が見られる 軍備 陸軍 +... 戦車 駆逐戦車etc... +... M6 Rotluchs 56装薬228弾頭対水砲搭載 M4A5戦車の後継として開発されました。榴散弾を使用することにより水流装甲に対する貫通力と部分水流装甲に対する攻撃力が向上しています。 垂直装甲や複合装甲,自動砲口開閉装置などの搭載により高い防御力を発揮します。 XM5 28装薬162弾頭対水砲搭載 M4A5戦車の後継として開発されましたが性能不足などの点で採用はされませんでした。 M4A5 Leopard 55装薬176弾頭対水砲搭載 M4A2戦車を改良し製作された戦車です。砂弾頭の射程が強化されています。また,装薬調整装置が搭載されました。 M4A2 Leopard 44装薬176弾頭対水砲搭載 M4戦車の弱点であった車体上部後方を水流装甲で覆ったモデルです。改修工事の際に主砲の換装も行われ,火力も向上しました。 M4 Leopard 28装薬91弾頭対水砲搭載 弾頭,装薬数を犠牲にして貫通力,精度を向上させた新型砲を搭載しています。ほぼ全面の水流装甲と前部の複合装甲により高い防御力を確保しています M1G SuperWolf 36装薬126弾頭対水砲搭載 M1Fを全面水流装甲へ変更したものです。(画像の左側の物です。ちなみに右側はM1F戦車です。) M1F Superwolf 36装薬126弾頭対水砲搭載 高い攻撃力,防御力から主力戦車として採用されています。F型以降はコンパレーターの設定により散弾,HESHなどの切り替えが行えます。 M1mk3 Wolf 36装薬72弾頭対水砲搭載 以前の主力戦車です。現在はM1G戦車の予備となっています。 M2 52装薬78弾頭耐水砲搭載 M1戦車の後継として開発された戦車です。しかし部隊からの苦情(重すぎ でかすぎ その割に威力低すぎ もはや的)が相次ぎほとんど生産されることはなくM1 SuperWolfシリーズへ移行しました。自走砲へ改造する計画があるそうです。 MT-1 36装薬148弾頭対水砲搭載 M1戦車の砲塔を車体に溶接したものです。 HLFT-1 28装薬42弾頭対水砲搭載 どこかの記事で砲口は高くした方がいいと読んで鵜呑みにした結果できた駆逐戦車です。横幅より車高が高いのでおそらく横転するでしょう。 HAA-1 28弾頭28装薬対空砲搭載 かなり旧式の対空戦車です。 支援車両 +... ML-1 弾道ミサイルを搭載,発射を行う車両です。ほかの車両と比べ対NBC兵器性能が極めて高いです。 APC-1 ファイヤーチャージ式機銃四門 TNTトロッコ式走行地雷搭載 物資の輸送,兵士の支援等が行えます。配布しています。詳しくはページ下です。 J-1 兵員輸送等に使用される軽装甲車両です。 T-1 大人数の輸送や物資の輸送に使われるトラックです。 J-1 装備セット 右奥が通信設備,左奥が野外炊具,手前が機銃となっています。J-1にピストンで連結して使用することができます。 海軍 +... 港の写真のクレーンはタラカーノフ様製作のクレーンセットを使用しています。 戦艦 +... BC Балти́йск Балти́йск型巡洋戦艦 1番艦です。 本艦はКалининград型巡洋戦艦として建造が開始されましたが建造途中に1番艦での設計不良が発覚したため設計を一部変更して建造されました。 設計変更の結果,性能等が大きく変わったためБалти́йск型と呼ばれています。 特に後部の形状は大きく変わっており,搭載可能機数が大きく増加しています。 330mm三連装砲1基 対空VLS 6基 CIWS 7基 ヘリコプター16機 BC Калининград Калининград型巡洋戦艦 1番艦です。 常陸型戦艦の老朽化に対し,後継艦として設計されました。 ステルス性能や大型のヘリ格納庫など,多様な状況に対応しての戦闘が期待できます。 330mm三連装砲1基 対空VLS 6基 CIWS 4基 ヘリコプター4機 P.S. 1番艦を運用していたところ多くの設計不良が発覚し改装を受ける予定であり,建造中だった2番艦からは設計が大幅に変更されています。 戦艦 常陸 2連装大口径主砲4基 96弾頭副砲4基 対空砲8基 対空機銃 46基 搭載 地上支援や対艦目的で製造された純国産の戦艦です。同型艦は6隻建造される予定です。 第五次改装で副砲,対空機銃の撤去,艦対艦ミサイルの搭載,両用砲の搭載,射撃指揮装置の改良がおこなわれました。 巡洋艦 +... 重巡洋艦 瑞竜(まぼろば帝国様のHLG艦船建造システムを使用) 2連装主砲6基 対空砲4基 対空機銃22門 対空VLS2基 対潜水艦爆雷2基搭載 CL-1 SeaWolf ミサイル巡洋艦 36装薬148弾頭対水砲 2基 二連装機銃16基 64弾頭爆雷投下装置8基 高弾頭型HAC巡行ミサイル 2発 FH-1が老朽化したため代用として建造されました。 主砲はそのままですがその他の武装が強化され,巡洋艦となりました。 駆逐艦 +... 2型駆逐艦 速射砲2基 二連装CIWS二基 4連装対艦ミサイル2基 現在の主力駆逐艦です。1型駆逐艦を基に設計されています。 1型駆逐艦 主砲2基 三連装魚雷発射管3基 爆雷投下基2基 対空機銃全16門 我が軍初の国産駆逐艦です。高い雷撃能力を生かした戦いを期待されています。 潜水艦 +... US-1 魚雷発射管5門 小型TNTキャノン 1門 対空ファイヤーチャージ機銃 1門 U-Boatを参考に建造されたわが軍初の潜水艦です。輸送船攻撃用の砲も搭載しています。 補助艦艇 +... FH-1 量産型砲艦 36装薬148弾頭対水砲 二連装機銃二門 爆雷投下装置二門 急遽製作された砲艦。M1D戦車の主砲を搭載しています。 type-1 輸送艦 M1D戦車を二両輸送できます。また沢山の兵士を輸送できます。 空軍 +... 飛行機 +... FA-16 Hunter 28装薬28弾頭TNTキャノン,ファイヤーチャージ式機銃二門搭載 速度を確保するため特殊な形状になっています。 FA-5 Hawk 14装薬21弾頭TNTキャノン二門,TNTトロッコ投下装置二門搭載 二人乗りの大型攻撃機となっている。 BB-2 DarkBird TNT投下用ディスペンサー24基,後方防御用14装薬28弾頭TNTキャノン搭載 大型のステルス爆撃機です。 ヘリコプター +... AAG-1 Aircobra TNTトロッコ投下装置二門,ファイヤーチャージ式機銃二門搭載 何気お気に入りです。 UH-1 ファイヤーチャージ式機銃二門搭載。兵員輸送ヘリです。 輸出 +... XM5 +... 性能不足により不採用となったMBTです。 URL https //www.dropbox.com/s/9121enr6mxdwcbm/XM5.zip?dl=0 APC-1 +... ~乗り心地抜群の兵員輸送車両をあなたに~鉄,金,緑粘土が並んでいるところは軍旗なので自軍の物等に差し換えてください。 URL https //www.dropbox.com/s/xqcqlxpu8dzk8hp/APC-1.zip?dl=0 M-2 +... ~わが軍屈指のポンコツ戦車 出撃~鉄,金,緑粘土が並んでいるところは軍旗なので自軍の物等に差し換えてください。 URL https //www.dropbox.com/s/9xecf68zit0nvy1/M-2.zip?dl=0 同盟国,組織,条約等(敬称略) 同盟国 リクシリア トライデント共和国 タルト連邦国 ケストレル民主共和国 友好国 ベラルジア社会主義共和国 警戒対象国 現在無し 敵国 現在無し 当ページの最終更新日時は0000-00-00 00 00 00です コメント 沢山のコメント有難うございます! 建国させていただきました。よろしくお願いします。コメントはバグ等で見えない時を除いて返信する予定です。 -- tatatatata (2016-05-19 20 59 59) 酢味噌共和国の者です。建国期日が近いという事でご挨拶に上がらせて頂きました。貴国の建国を心より祝福します。 -- 芋汁 (2016-05-19 21 19 36) リクシリアの外交官です。建国おめでとうございます。(米消えてたので二回目) -- akimoko(Licksyria) (2016-05-19 21 30 21) たくさんのコメント有難うございます!! -- tatatatata (2016-05-19 21 37 32) アルデラ帝国の者です建国おめでとうございます! -- aki (2016-05-19 21 38 57) もしよければ我が国と技術同盟を結びませんか? -- akimoko (2016-05-19 22 01 57) 建国おめでとうございますキラッ☆ -- 小さな公国外交官 (2016-05-19 23 20 20) ↑有難うございます! ↑×2 同盟でしょうか?大歓迎です!(僕が役に立てるか不明ですが...w) -- tatatatata (2016-05-20 18 42 08) レミニセンス共和国連邦の者です。ご建国おめでとうございます。貴国の繁栄を心からお祈り申し上げます。 -- arumea (2016-05-20 22 48 20) ↑有難うございます! -- 名無しさん (2016-05-20 23 14 56) ありがとうございます! もしよければメールやスカイプなどで詳細をきめたいのですが大丈夫ですか? -- akimoko(Licksyria) (2016-05-21 11 57 48) 大丈夫ですよ~ -- tatatatata (2016-05-21 16 55 02) Skypeid akimoko314314か akimoko314314@gmail.comにコンタクトとってもらっていいですか? -- akimoko (2016-05-21 20 57 51) こんばんは。トライデント共和国首相?のレフとんぼです。いきなりで申し訳ありませんが、我が国と同盟を結びませんか?一応コンタクト取れれば兵器の輸出等もできます。 -- レフとんぼ (2016-05-22 20 31 44) 同盟は大歓迎です!どのようにコンタクトを取りますか? -- tatatatata (2016-05-23 15 25 16) ありがとうございますっ!! 感謝感激。 コンタクトについては、Skypeで。ID覚えてないんで帰宅次第通知したいと思います。 -- レフとんぼ (2016-05-23 20 07 54) 了解です! -- tatatatata (2016-05-23 20 25 34) あ すいません skypeはやっていなくて... -- tatatatata (2016-05-23 20 40 11) あ、そうですか。じゃあ、メアドの方を。 sryuui@gmail.com です。 -- レフとんぼ (2016-05-23 21 06 12) ↑ありです -- tatatatata (2016-05-23 21 07 16) まあとりあえず…同盟組んで頂けますでしょうか。 -- レフとんぼ (2016-05-24 18 06 07) 了解です 同盟国の欄に記入しますね -- tatatatata (2016-05-24 18 23 08) ケストレル共和国連邦です。我が国と同盟を組みませんか? -- tuporehu25 (2016-05-24 18 55 46) ↑大歓迎です!早速なのですが軍艦等の輸出は行えるでしょうか? -- tatatatata (2016-05-24 20 52 51) タルト連邦国のものです。同盟を結びたくてきました。 -- タルト連邦国 (2016-05-24 20 55 59) ↑大歓迎です!上の方と同じく軍艦等の輸出は行えるでしょうか?僕の軍は海軍がある意味終わってて... -- tatatatata (2016-05-24 21 14 32) はい、我が国は空母大国なのでそれでよければ、あとできればこちらの国のページも確認していただければと思います -- タルト連邦国 (2016-05-24 21 17 17) 確認しました。すごい数の船ですねw 同盟一覧に追加してよろしいでしょうか? -- tatatatata (2016-05-24 21 24 24) はいよろしくお願いします。こちらも加えさせていただきます。またあれでしたらそちらの国民も留学へどうぞ連絡ください -- タルト連邦国 (2016-05-24 21 28 31) 申し訳ありませんが、今現在輸出などは行っておりません。可能になり次第お知らせいたします。 -- tuporehu25 (2016-05-25 16 35 03) ↑2了解です! ↑了解です -- tatatatata (2016-05-25 20 06 51) ↑留学についても検討します~ -- tatatatata (2016-05-25 20 11 04) かまいませんよ。 -- tuporehu25 (2016-05-25 20 30 04) 連絡等でのコンタクトであればスカイプがないようなのでメールで、設定上の貿易コンタクトであれば、貿易船が出ますw -- タルト連邦国 (2016-05-27 22 38 04) メールでお願いしますw -- tatatatata (2016-05-28 08 16 45) ではohunato0418@gmail.comまでご連絡ください -- タルト連邦 (2016-05-28 14 16 19) 送りましたよ -- tatatatata (2016-05-30 20 43 46) こんにちは。隣国ということで良ければ友好国になりませんか? -- ベラルジア (2016-09-08 15 06 52) 返信遅れました 了解です~ -- tatata帝国 (2016-09-10 17 34 28) こんばんは、ありがとうございます!では自分のページに加えておきますね -- ベラルジア (2016-09-10 21 08 06) ↑了解です~ こちらでも追加させていただきます -- tatatatata (2016-09-11 08 48 53) 良ければ我が国の国名を変えて頂けますか?ケストレル共和国連邦からケストレル民主共和国ヘ -- tuporehu25 (2016-10-02 19 42 31) ↑了解です~ -- tatatatata (2016-10-03 15 39 49) まだ参加して1ヶ月もたたない新参者ですが -- 稗ヶ島公国の外交官 (2017-09-23 16 51 57) わが国が作ろうとしている組織「ロシア連合」に入りませんか? -- 稗ヶ島公国の外交官 (2017-09-23 16 52 47) すいません 返答遅れました 検討させていただきます。 -- tatatatata (2017-09-28 20 12 57) すいませんが領土を移転する予定なのでできません -- 稗ヶ島公国の外交官 (2017-09-29 16 39 50) 了解です -- tatatatata (2017-09-29 19 24 08) 名前 コメント
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扶桑皇国海軍Imperial Fusolese Navy、通称皇国海軍)とは、東洋最強国・扶桑皇国の偉大なる守護神にして精強無比を誇った軍事組織である。 空母機動艦隊、戦闘攻撃機、戦略潜水艦など革新的な戦術、兵器を大胆に導入するなどし米帝と主に太平洋で対決し、深刻な環境破壊活動を行った。 皇国海軍と双璧を為す存在として、無敵皇軍の扶桑皇国陸軍が存在する。両組織とも、19世紀後半から20世紀初頭の地球に於いて、世界最強の軍隊として三千世界にその名を轟かせた。 また、建軍からほぼ10年おきぐらいの頻度で近代海戦を経験している、世界史的に見ても珍しい軍隊でもある。 なお、金曜日に必ずカレーを作る組織として有名である。これは金曜日に在庫の食料を一掃する目的もあるが、一部では伝統行事であるとの意見もあり、はっきりとはしない。他にカレーを食べる理由として壊血病予防と言う説、おせち料理に飽きてきた説、木曜日にシチューを作ろうとして失敗した説などが有力ではある。 特徴・戦術 時たまオラーシャ方面から飛来するネウロイからの脅威に対抗するため、対空能力が非常に高い。 その性質はウイッチ達の活躍によってほぼネウロイを撃滅させた現在においても続いており、異次元ともいえる防空性能を誇っている。 また、仮想敵国としているユークに対抗するためと中の人が大艦巨乳主義もとい大艦巨砲主義なためか戦艦の数が異常に多い。 これまでの経験や練度もあり、真っ向での殴り合いなら勝てる国はいないとまで言われている。 半面必要性がなかったため対潜能力は比較的低く、最近になってようやくユークトバニアの潜水艦隊に脅威を抱いたのか戦力強化に集中している。 戦術としては対艦ミサイルの飽和攻撃を基本戦術とするほかに水上砲雷撃戦を重視している。 ミサイルをぶっ放した後は最大戦速で敵艦隊に突入し、主砲と魚雷で敵艦隊を撃滅するという戦法を好んでいる。 そのため、現代艦艇としては珍しくほぼすべての駆逐艦に長魚雷が搭載されている。 艦隊編成 扶桑海軍は第二から第六までの序数艦隊に加え第五水雷艦隊という6個艦隊を有しており、これらで連合艦隊を編成している。 人員はおよそ20万人いて、戦艦14隻、正規空母11隻、軽空母6隻、重巡洋艦16隻、軽巡洋艦11隻、駆逐艦60隻、護衛艦12隻、潜水艦45隻を保有している。 線が引かれているのは沈没したか、損害を受け戦列を離れた艦である(*1) 第二艦隊 渋谷凛中将の直率する艦隊で、戦艦を主力とした水上打撃艦隊である。 主に呉や横須賀等の内地に展開している。 戦艦8隻、重巡6隻、軽巡1隻、駆逐艦12隻、護衛駆逐艦6隻 第一戦隊 戦艦 尾張 (小破) 近江 第二戦隊 戦艦 常陸 駿河 志摩 (敵潜水艦の魚雷が3発命中し大破戦線離脱、のちに触雷して沈没) 若狭 第三戦隊 戦艦 水戸 (敵潜水艦の魚雷が2発命中、機関停止状態にて復旧中) 出雲 (第二戦隊に合流) 第六戦隊 重巡 筑波 十勝 磐木 (第一次攻撃隊のミサイル4発命中、中破し戦線離脱) 吾妻 (第二次攻撃隊のミサイル1発命中、中破) 第七戦隊 重巡 浅間 高妻 第一水雷戦隊 軽巡 阿武隈 第六駆逐隊 暁 響 雷 電 第十一駆逐隊 朝霧 夕霧 (アレクサンドルの狙撃が命中、爆沈) 天霧 秋霧 第十三駆逐隊 有明 (十一駆へ合流) 夜霧 (第二次攻撃隊のミサイルが命中、大破) 時霧 ( 志摩 の護衛のため離脱) 時雨 ( 志摩 の護衛のため離脱) 第二十七駆逐隊 雲霧 狭霧 初霧 冬霧 第三護衛艦隊 護衛駆逐艦6隻 第三艦隊 空母を主力とした機動部隊で、リベリオンに睨みを効かせるため現在は遣布艦隊としてハワイに派遣されている。 大型空母を中心とした、扶桑海軍の切り札である。 司令長官は如月千早中将。 空母6隻、戦艦2隻、重巡2隻、軽巡2隻、駆逐艦8隻、護衛駆逐艦6隻 第一航空戦隊 空母 鳳翔 鳳凰 第三航空戦隊 空母 雲龍 蒼龍 海龍 神龍 第五戦隊第一分隊 戦艦 妙義 高千穂 第八戦隊 重巡 阿蘇 穂高 第一防空戦隊 軽巡 石狩 第二十一駆逐隊 駆逐艦 八重雲 雪雲 絹雲 棚雲 第三十一駆逐隊 駆逐艦 紅雲 横雲 綿雲 雷雲 第一護衛艦隊 軽巡 吉野 、護衛駆逐艦6隻 第四艦隊 第三艦隊と同じく空母を主力とした機動艦隊。 空母5隻、戦艦2隻、重巡2隻、軽巡2隻、駆逐艦8隻、護衛駆逐艦4隻 第二航空戦隊 空母 飛鷹 隼鷹 第四航空戦隊 空母 白龍 紅龍 飛龍 第五戦隊第二分隊 戦艦 赤城 天城 第九戦隊 重巡 六甲 祇王 第三水雷戦隊 軽巡 黒部 第二十五駆逐隊 天津風 時津風 太刀風 五十風 第二十八駆逐隊 吹雪 白雪 初雪 美雪 第二護衛艦隊 仁淀 、護衛艦4隻 第五艦隊 大河内中将率いる、超大型戦艦を主力とした艦隊。 戦艦2隻、軽巡1隻、駆逐艦16隻 第三戦隊 戦艦 秋津洲 和泉 第四水雷戦隊 軽巡 由良 (大破、のち自沈処分) 第十九駆逐隊 秋風 谷風 浦風 (沈没) 旗風 第十八駆逐隊 萩風 舞風 沢風 (沈没) 夏風 ( 由良 の護衛のため戦線離脱) 第七駆逐隊 波風 梅風 夏疾風 玉風 第二十四駆逐隊 海風 山風 川風 (大破のち総員退艦、沈没) 島風 第六艦隊 潜水艦を主力とした艦隊。 主に通商破壊や後方錯乱等に当たる。 独立旗艦:軽巡 鬼怒 第一潜水戦隊:潜水母艦 日枝丸 、4個潜水隊12隻 第二潜水戦隊:潜水母艦 黒鯨 、4個潜水隊12隻 第三潜水戦隊:潜水母艦 平安丸 、4個潜水隊12隻 第四潜水戦隊:軽巡 天塩 、3個潜水隊9隻 第五水雷艦隊 菊地真中将率いる、5隻の重巡と2個水雷戦隊からなる水雷艦隊。 水上砲雷撃戦では世界最強と呼ばれるほどの実力を持つ。 重巡6隻、軽巡2隻、駆逐艦20隻 第十戦隊 重巡 伊吹 鞍馬 第十一戦隊 重巡 祇王 乗鞍 穂高 戸隠 第二水雷戦隊 軽巡 物部 、駆逐艦12隻 第六水雷戦隊 軽巡 、駆逐艦8隻 艦艇紹介 戦艦 尾張型 同型艦 2隻 尾張 近江 性能諸元 基準排水量 95,600t 全長 307.6m 全幅 43.8m 最大速度 30.0kt(公称) 機関 蒸気タービン方式、4軸推進 520,000馬力 KHI重油専焼ボイラー 12基 蒸気ギヤードタービン 4基 航続距離 10,500海里/18kt 武装 46cm45口径三連装砲 4基12門 オットー・メラーラ127/54 単装速射砲 2基 ハープーン4連装発射筒 4基 Mk.41 mod.34 VLS br; ・ESSM 短SAM 前部:29セル、後部:45セル RAM Mk.31 GMWS 4基 Mk.15 Block1B CIWS 6基 搭載機 零式水上観測機 4機 他国に配備されるであろう新型戦艦を圧倒することを目的に君塚商事に2隻が発注された新型戦艦。 主砲こそ46cm砲ながら、できうる限りの自動化がなされ、異次元ともいえる速さでの砲撃が可能となっている。 余談ではあるが、渋谷長官がこの艦を連合艦隊旗艦に選んだ際、「『尾張』は『終わり』に通じ、縁起が悪い」と反対する声があったが、渋谷長官は「終わるのは、敵の命運だということにすればいいじゃない」とすました顔で答えたという逸話が残っている。 秋津洲級 同型艦 2隻 秋津洲 和泉 性能諸元 基準排水量 384,200t 全長 582m 全幅 97m 最大速度 29.0kt(公称) 航続距離 8500海里/18kt 武装 46cm45口径三連装砲 10基30門 オットー・メラーラ127/54 単装速射砲 8基 ハープーン4連装発射筒 8基 Mk.41 mod.34 VLS br; ・ESSM 短SAM 140セル RAM Mk.31 GMWS 14基 Mk.15 Block1B CIWS 16基 搭載機 SH-60J/K 46機 扶桑海軍がユークのトバチェフスキー級戦艦に冷戦の真っ最中ということもあり見栄と意地のために対抗すべく建造した、30万トンクラスという化け物みたいな戦艦。 トバチェフスキー級とともにこの艦をみたリベリオン上層部をして「こいつらアホだろ」とあきれさせている。 その防御力はユーク自慢のシクヴァルMk.Ⅱを数発喰らってもビクともしない(海軍広報部報)と言われる。 最近主砲塔を4基ほど降ろし、ハープーンやシースパローなど各種ミサイルを積載。 レーダー等も最新鋭のものに交換され交戦能力が大幅に向上している。 常陸級 同型艦 4隻 常陸 駿河 志摩 若狭 性能諸元 基準排水量 13.5000t 全長 352.1m 全幅 44.3m 最大速度 28.0kt 航続距離 8700海里/18kt 武装 51cm45口径三連装砲 4基12門 オットー・メラーラ127/54 単装速射砲 4基 ハープーン4連装発射筒 4基 Mk.41 mod.34 VLS br; ・ESSM 短SAM 80セル RAM Mk.31 GMWS 18基 Mk.15 Block1B CIWS 10基 搭載機 SH-60K 4機 水戸級に続き、80年代に入ってから建造された戦艦。 ガングート級と同時期に建造されたが、こちらは航空戦艦ではなく純粋な戦艦として建造された。 水戸級 同型艦 2隻 水戸 出雲 性能諸元 基準排水量 109,500t 全長 326m 全幅 46m 最大速度 27.8kt(公称) 航続距離 7800海里/18kt 武装 51cm45口径三連装砲 3基9門 20cm60口径3連装砲 6基18門 オットー・メラーラ127/54 単装速射砲 4基 ハープーン4連装発射筒 4基 RAM Mk.31 GMWS 10基 Mk.15 Block1B CIWS 4基 搭載機 SH60K 2機 ユークトバニアとの冷戦時代真っ只中の60年代に建造され、前級である紀伊級の退役に伴い扶桑海軍最古参となった戦艦。 主砲には紀伊級で初採用された51cm砲を採用。これは、紀伊級に採用された連装45口径51cm砲を改良した三連装の51サンチ砲である。砲身そのものには変化は無いが、三連装化にあたって砲身の追加によるもの以上に砲塔サイズは巨大化している。これには装弾関係に用いられる機器の容量を向上させ、またこの当時としては自動化、機械化を極限まで推し進めることで発射速度を短縮させるためである。 原型である紀伊型の連装砲では、前弾の発砲から最短40秒で次弾装填が完了したが、水戸型では46サンチ砲を搭載した大和型と同等の30秒で次弾装弾が完了している。また機器のサイズ向上と同時に薬室の構造強化も図られており、安定した長時間砲撃を可能とすると共に、将来的には強装での発砲を考慮している。 もっとも、導入された新技術や兵装はそれほど多くは無い。その巨大な船体寸法こそが水戸型の特徴であって、基本的には既存の技術や兵装を手堅くまとめられているといえる。 例えば、射撃指揮は47式射撃指揮装置が戦艦として始めて採用されているが、これも黒姫型重巡洋艦でその有用性が認められてから正式に採用が決定されており、一番艦は従来の測距儀を搭載する計画も平行で進められていた。 結局製作途中の測距儀はキャンセルされた。扶桑光学がすでに製作していた測距儀の部品自体は海軍により買い取られて、海軍兵学校に隣接する資料館で後に展示されている。 打撃力のみならず、水戸型は強力な砲撃能力に対応する防御力も有していて、舷側で傾斜500ミリ、水平甲板でも最大250ミリとなっており、自身の主砲弾に対して二万五千程度の主砲戦距離で安全距離が取れるようになっていたが、46サンチ砲に対しては二万程度まで踏み込まれない限り計算上貫通されなかった。 初期計画では舷側装甲の外側、最外部にも被帽破壊用の装甲板を設ける計画であったが、重量が過大となることや、現状の装甲でも十分に敵砲弾を防御できるという計算から、就役時は主装甲内部にスプリンター防御用の装甲板を設けるにとどまっている。 これらの追加の装甲は、対艦誘導弾や米海軍の大重量砲弾SHSの脅威が戦訓によって明らかにされた後に必要性が訴えられ、後の改装時にさらなる追加が計画されている。 妙義型戦艦 同型艦 4隻 妙義 高千穂 赤城 天城 性能諸元 基準排水量 t 全長 m 全幅 m 最大速度 34.0kt 航続距離 9500海里/18kt 武装 35.6cm50口径三連装砲 3基9門 大和型戦艦 性能諸元 基準排水量 69,500t 全長 275m 全幅 40.1m 最大速度 30.5kt(公称) 航続距離 7800海里/18kt 武装 46cm45口径三連装砲 3基9門 37式4連装巡航誘導弾発射機 4基 オットー・メラーラ127/54 単装速射砲 4基 54式汎用導弾発射管 64セル RAM Mk.31 GMWS 10基 搭載機 SH60K 4機 扶桑海軍が現在建造中の新鋭戦艦。防空設備の統合化および運営体系の自動化、46センチ砲の高性能化等、考えられる限りの新機軸が搭載されている。 空母 鳳翔級 同型艦 2隻 鳳翔 鳳凰 性能諸元 基準排水量 115,600t 全長 365.5m 全幅 47.5m 最大速度 30.0kt(公称) 航続距離 ほぼ∞ 武装 41式8連装対空誘導弾発射機 4基 オットー・メラーラ127/54 単装速射砲 2基 48式近接防空装置 4基 RAM Mk.31 GMWS 4基 搭載機 120機 扶桑海軍の最新鋭にして、主力を担う超大型正規空母である。 海軍艦上航空部隊は航空機80機をもって1航空団とし、この1航空団を搭載可能な空母を正規空母と定義しているのであるが、この 鳳翔 型はその搭載機数なんと120機、即ち1個半航空団を運用可能であった。この艦の登場により、我が連合艦隊は海上航空戦闘能力を大幅に向上することができました。また、重心移動装置の搭載により極めて揺れの少ないこの艦は、第二次大戦後から主流だった斜め降着甲板を廃止し、軸平行降着甲板を船体左舷に配置。これにより、甲板上での発進、着艦作業完全独立運営が可能となり、航空攻撃能力が各段に強化されている。 飛鷹級 同型艦 2隻 飛鷹 隼鷹 性能諸元 基準排水量 59,600t 全長 325m 全幅 39.5m 最大速度 34.0kt 航続距離 18ノットで9500浬 武装 シースパロー短SAM8連装発射機 4基 オットー・メラーラ127/54 単装速射砲 3基 48式近接防空装置 4基 搭載機 CTOL機 80機 扶桑海軍待望の、1個航空団を搭載可能な大型空母。巨大な排水量(満載排水量約80,000t)、アングルド・デッキ(斜め着艦用飛行甲板)の採用巨大なアイランド、強力な航空団(80-100機のジェット機)の搭載など鳳翔級の原型となった艦でもある。 雲龍級 同型艦 7隻 雲龍 蒼龍 白龍 飛龍 海龍 神龍 紅龍 性能諸元 基準排水量 57,800t 全長 268m 全幅 29m 最大速度 31.5kt 航続距離 7500海里/18kt 武装 41式8連装対空誘導弾発射機 2基 オットー・メラーラ127/54 単装速射砲 3基 RAM Mk.31 GMWS 8基 ハープーン4連装発射筒 2基 30mmCIWS 6基 搭載機 回転翼機・垂直離着陸機・艦上固定翼機 計56機 扶桑海軍が船団護衛及び艦隊防空を目的に建造した正規空母。なお、排水量自体は飛鷹級と大差ない模様。 就役直後は6隻すべてが海護総隊に配備されていたが、護衛空母の数がある程度そろったため現在はすべて連合艦隊に編入されている。 3個半飛行中隊が搭載可能で、艦隊制空はもとより島奪還作戦等中規模な機動作戦にも投入することができるため期待がされている。 また扶桑海軍の空母としては珍しく最低限の対艦攻撃能力を有しており、より柔軟性のある運用が可能となっている。 白鳳級 同型艦 6隻 白鳳 海鳳 瑞鳳 祥鳳 天鳳 神鳳 性能諸元 基準排水量 18,800t 全長 231m 全幅 36m 最大速度 32kt 航続距離 4500海里/18kt 武装 ファランクス20mmCIWS 6基 Mk 56 VLS ESSM 36セル 搭載機 回転翼機・垂直離着陸機・艦上固定翼機 計21機 戦時にとりあえず空母の数を確保するため建造された軽空母で、艦隊防空及び対潜哨戒任務を主目的としている。 重巡洋艦 伊吹級 同型艦 6隻 伊吹 鞍馬 祇王 乗鞍 穂高 戸隠 性能諸元 基準排水量 36,500t 全長 255m 全幅 29m 最大速度 33.0kt 航続距離 8000海里/18kt 武装 35.6cm50口径三連装砲 3基9門 オットー・メラーラ127/54 単装速射砲 4基 ハープーン4連装発射筒 2基 RAM Mk.31 GMWS 8基 扶桑海軍においてはもはや伝統となっている巡洋艦以上戦艦未満の艦。 お前のような巡洋艦がいるか。 就役した6隻すべてが第五水雷艦隊に配備され、対水上戦闘における切り札として期待されている。 筑波級 同型艦 6隻 筑波 十勝 磐木 吾妻 浅間 高妻 性能諸元 基準排水量 32,800t 全長 250m 全幅 29m 最大速度 31.5kt 航続距離 8500海里/18kt 武装 35.6cm50口径三連装砲 3基9門 オットー・メラーラ127/54 単装速射砲 4基 90式4連装61cm長魚雷発射管 2基 Mk.41 VLS 46セル Mk.141 ミサイル4連装発射筒 2基 ハープーン4連装発射筒 2基 高性能40ミリCIWS 6基 SH-60J 3機 他国の中型戦艦に対抗するため計画された超大型汎用巡洋艦。 また、伊吹型に続く艦としての面も強いが、本来は高雄型の代艦として計画されている。 その運用目的の第一は、水雷戦隊に所属して艦隊の旗艦任務と敵砲撃部隊の排除にあった。 また、その高速と重武装を活かして空母機動部隊の護衛、主力艦隊の補助戦力などあらゆる機動的任務に投入されることを想定されていた艦。このため、機動巡洋艦という言い方をされる事もある。 扶桑海軍の新しい戦略思想の申し子と言っても過言ではない存在。 黒姫級 性能諸元 基準排水量 33,600t 全長 248m 全幅 27.5m 最大速度 34kt 航続距離 8500海里/18kt 武装 41cm45口径連装砲 3基6門 オットー・メラーラ127/54 単装速射砲 8基 90式4連装61cm長魚雷発射管 2基 Mk.41 VLS 46セル Mk.141 ミサイル4連装発射筒 2基 ハープーン4連装発射筒 2基 高性能40ミリCIWS 6基 SH-60J 2機 もともと筑波型の当初の運用目的は、水雷戦隊に所属しての艦隊の旗艦任務と敵砲撃部隊の排除にあった。また、その高速と重武装を活かして空母機動部隊の護衛、主力艦隊の補助戦力などあらゆる機動的任務に投入されることを想定されていた艦でもある。 だが、7番艦の黒姫は、北海道戦争の勃発に伴い建造を急いだ事から主砲の手当が間に合わず、やむなく保存状態にされていた旧式の41cm45口径 連装砲を手直しして搭載している。さらに、主砲に似合った装甲を持たせようとしたり、艦尾の延長をしたりと、主砲に似合った形に近づけようと建造中に強引に設計を変更し、他の艦とは違った仕様となっている。このため、黒姫を世界最強の水雷戦専用艦という言い方をする者もいる。 軽巡洋艦、護衛艦 石狩 性能諸元 基準排水量 12,550t 全長 193m 全幅 27.5m 最大速度 34.5kt 航続距離 8000海里/18kt 武装 Mk.45 mod.6 62口径5インチ単装砲 2基 Mk.50 mod.10 VLS(64+64) 17式 SSM-2B SSM4連装発射機 4基 HOS-303 3連装短魚雷発射管 2基 SH-60KR 3基 扶桑海軍が初めて建造した、最新鋭大型ミサイル巡洋艦である。 本艦の特徴として、まず新型の対空レーダーである『FCS-5CL』にある。 これは現在最新鋭の『AN/SPY-3レーダー』と『FCS-3/4』を複合させることによって、双方の長所をかなわせつつ、イージス艦並みの同時捕捉能力を持ちつつ、かつ〝より確実な撃墜能力の保持〟を目的として開発され、結果その目標撃墜能力はいかなるときでも90%以上を保つ記録を出すにいたる。 これにより、ある意味ではイージス艦以上の盾となりうるようになった。 また、最新鋭の装備を兼ね備え、弾道ミサイル能力も大幅に向上。 最新の衛星データリンクをフル活用することにより、宇宙空間からの誘導支援を受けつつより確実な弾道ミサイル防衛能力を手に入れることに成功した。 対空装備では、今まで使用していたSM-2の後継としてSM-6を採用。輸出用なのでダウングレードされ、弾道ミサイル迎撃能力は削除されているものの、それでも搭載されているFCSシステムと掛け合わせることにより、SM-2の代わりを担うには十分な性能を発揮した。 弾道ミサイルに関しては現状どおりSM-3の改良型を活用することになった。 VLS装置も最新のものを乗せているが、後部VLSに関しては左右両舷に32セルずつ、格納庫側によるかたちで分かれており、これは下の甲板下にしまうことが出来る。これは甲板上の艦載ヘリの離着陸に支障をきたすための処置だったが、普段は甲板の下にふたをされており、パッと見は全然見えないのだが、いざ使用するときは甲板が山のように折れて開き、そこからVLSが競りあがり、そしてふたをしていた甲板は内側に起用にしまわれる。そして、しまうときはその逆である。 これは技術としては革新的で、この装置を見た諸外国関係者を驚愕させた。 AGSシステムのように単装砲を格納部にしまう技術はあったが、VLS自体を甲板下にしまうというか、もはや隠すことは想像していなかったのである。 また、本艦が就役したのは12月24日。そう、クリスマス・イブの日であり、ネット内では非公式の愛称として『ChristmasクリスマスDCG(またはカタカナでクリスマスDCG)』と呼ばれていたり、『サンタからの国防のプレゼント』と呼ばれたりしている。 吉野級 同型艦 4隻 吉野 物部 仁淀 那珂 性能諸元 基準排水量 12,900t 全長 206m 全幅 20.4m 最大速度 33.1kt 航続距離 8400海里/18kt 武装 65口径8cm両用単装砲 1基 30mmCIWS 4基 垂直誘導弾発射機 2基120セル 3連装53cm魚雷発射管 2基 SH60K 1機 吉野型は、扶桑海軍が1940年代に建造した米代型防空巡洋艦や、同時期に重巡洋艦より改装された防空艦を代替する目的で建造した防空巡洋艦である。 それまでの防空艦とは異なり、完全に誘導弾を主兵装として設計された点は原子力防空巡洋艦である黒部型と同じだが、艦型などは同時期に建造された久慈型軽巡洋艦の設計と一部を共有している。 原子力機関の採用によって、政治的、財政的に建造、運用が制限された黒部型の全面的な見直しから吉野型の開発計画は開始された。 本来であれば黒部型を大量建造する予定だった扶桑海軍は、原子力艦が運用を開始してすぐにその計画を見直さざるを得なかった。原子力艦隊の想定以上の運用コストをうけて次期防空艦は主機関の通常動力化は勿論、コストの低減も求められていた。 久慈型軽巡洋艦との設計共有もコスト削減を狙ったものである。また、哨戒回転翼機一機の搭載や対潜短魚雷の搭載に加えて連装対空誘導弾発射機からは対艦、対潜誘導弾発射機も発射可能であることから黒部型と比べて汎用性は著しく向上しており、航空分艦隊の汎用性向上に寄与することが出来た。 その技術的な特徴は艦橋と一体化した巨大なフェーズドアレイ式の75式対空捜索電探と合計五基装備された対空誘導弾誘導用のイルミネーターからなる75式高射装置の搭載である。 黒部型で搭載された66式対空捜索電探が、巨大なマスト形状から風雨の影響を受けやすかったことから、久慈型ではより軽量の71式捜索電探が搭載されたが、吉野型では黒部型を凌駕する捜索能力を求められたため、久慈型のように捜索電探を小型化することは出来なかった。そのため巨大マストの装備とそれに伴う重心の上昇を避ける苦肉の策として上部構造物そのものに電探素子を貼り付けるというスタイルをとったのである。 黒部型や久慈型とは逆に艦橋は捜索電探のアンテナよりも上部に設けられている。これは扶桑海軍独自というわけではなく、米国海軍ではロングビーチ級の頃から防空巡洋艦に用いているデザインである。また、吉野型と同時期に竣工した米国海軍の改ヴァージニア級も同様に巨大な艦橋構造物と貼り付け方のフェーズドアレイレーダーを有している。 イルミネーターは対空誘導弾誘導用の五基のほかに、両用砲の射撃統制用の対空対水上両用のものがもう一基搭載されている。このイルミネーターは両用砲の射撃統制に用いられる他に、近距離のみでは有るが対空誘導弾の誘導も可能となっており、吉野型は最大六発の対空誘導弾を誘導可能となっている。 対空誘導弾による迎撃網をすり抜けてきた敵誘導弾に対する最後の備えとして30mm機銃が両舷に二基ずつ配置されている。銃搭は各舷側180度を担当するようになっているが、フェーズドアレイレーダーの装備によって巨大となった艦橋への誤射を避けるため、前方への射界は制限されている。そのため艦首に装備される両用砲は、近接防空火器をかねて軽量の速射砲が採用されている。 久慈級 同型艦 6隻 久慈 阿武隈 夕張 由良 天龍 高瀬 性能諸元 基準排水量 6,500t 全長 165m 全幅 19m 最大速度 30.5kt 航続距離 5600海里/18kt 武装 オットー・メラーラ127/54 単装速射砲 4基 八連装大型誘導弾発射機 1基 連装対空誘導弾発射機 1基 53.3cm3連装魚雷発射管 2基 SH-60J 3機 久慈型は、40年代後半に建造され70年代になって老朽化が叫ばれてきた阿賀野型を代替するために建造された軽巡洋艦である。 阿賀野型と同様に駆逐艦部隊の指揮艦として運用することを目的としていたが、その指揮する駆逐艦は阿賀野型建造当初とは大きく異なった艦種になってきていた。つまり大型化、汎用化である。実際、阿賀野型軽巡洋艦よりも指揮下の駆逐艦のほうが大きいものまで出てきていたほどだった。 この頃の巡洋艦は直接的な装甲を持たず、防弾繊維製の内張を乗員保護のために艦内部に施している程度であったから、防護力も駆逐艦とさほどの違いはなかった。久慈型では3機を運用する哨戒回転翼機も、新型駆逐艦でも小型ながら格納庫を有して1機ないし2機の運用が検討されていた。 巡洋艦と駆逐艦を明確に区別しうる唯一の方法は指揮能力、すなわち司令部要員を収容する十分な空間と通信能力にあったが、駆逐艦部隊が構成艦の大型化に反比例して所属艦艇数が減少していたため(一隻あたりの戦力、建造価格向上のため)駆逐戦隊司令部の規模が縮小されていたためそれまでの巡洋艦と比べて司令部要員の収容人数は減少していた。(通信能力は格段に向上している) 実際のところ久慈型に求められていた能力は、哨戒回転翼機の複数運用による艦隊レベルでの哨戒能力をのぞけば、駆逐艦でも十分にまかなえるものであった。本型の任務は、駆逐隊の突入を自らの火力で制圧しながら援護を行うかつての軽巡洋艦のそれではなく、むしろ嚮導駆逐艦と呼ぶにふさわしいものだった。 久慈型は黒部型原子力防空巡洋艦の影響を受けており、黒部型で採用された巨大なフェーズドアレイレーダーを洗練、小型化した71式対空捜索電探をセンサーとする72式高射装置を搭載している。72式高射装置は優れた防空システムであり、「和製イージス」などとマスメディアなどで俗称された。しかし扶桑海軍では72式高射装置及びその発展型に特別の愛称は付けられていない。 駆逐艦 朝霧級 同型艦 12隻 天霧 夕霧 朝霧 狭霧 雲霧 時霧 秋霧 夜霧 初霧 冬霧 有明 時雨 性能諸元 基準排水量 4,300t 全長 152m 全幅 16.5m 最大速度 34kt 武装 Mk.45 62口径6インチ単装砲 1基 90式SSM 4連装発射筒 2基 Mk.41 mod.29 VLS 32セル 高性能40mmCIWS 2基 90式4連装61cm長魚雷発射管 2基 SH60K 1機 対艦攻撃を目的に建造された扶桑海軍の新鋭駆逐艦で、12隻すべてが第一水雷戦隊に配備されている。 太刀風級 同型艦 15隻 太刀風 浦風 浜風 五十風 夕風 沢風 河風 山風 時風 冬風 海風 天津風 時津風 梅風 真風 性能諸元 基準排水量 4,550t 全長 151m 全幅 17.5m 最大速度 30kt 武装 Mk.45 62口径76mm単装砲 1基 90式SSM 4連装発射筒 2基 Mk.41 mod.29 VLS 16セル 高性能40mmCIWS 2基 90式4連装61cm長魚雷発射管 2基 SH60K 1機 凡用型駆逐艦として設計された本型は、パッシブ対潜戦に対応して水中放射雑音の一層の低減を求められたほか、航空運用能力の強化や居住性の改善を図った結果として、船体は汎用護衛艦としてはかなり大きくなり、58DDと比べると、全長で14メートル、幅で2.8メートルの大型化となった。概算要目作成時には、更に大型の4,700トン型とされていたが、大幅な縮小が行われたことから、要求の具現化には困難が伴ったが、最終的に4,400トン型として設計された。航走雑音の低減を考慮して、船型は細長くなっており、これにより凌波性・砕波性は優れたものとなっている。 またレーダー反射断面積(RCS)低減のため、船体・上部構造物ともに傾斜が付されており、船体舷側は外側に、上部構造物や煙突壁面は内側にそれぞれ7度傾けられているほか、壁面の合わせ目は鋭いエッジとしている。また大型のラティスマストにも電波吸収体が貼り付けられている。 吹雪級駆逐艦 同型艦 24隻 吹雪 白雪 麻雪 初雪 深雪 玉雪 根雪 細雪 淡雪 小雪 沙雪 花雪 餅雪 瑞雪 米雪 朧 潮 漣 叢雲 東雲 白雲 性能諸元 満載排水量 9,980t 全長 171m 全幅 21m 最大速度 34.5kt 武装 Mk45 62口径127mm連装速射砲 2基4門 90式SSM 4連装発射筒 4基 高性能40mmCIWS 2基 Mk.41 mod.29 VLS 116セル 90式4連装61cm連装魚雷発射管 4基 SH-60K 2機 扶桑海軍水雷戦隊の中核を成す駆逐艦。 八重雲級駆逐艦 同型艦 8隻 八重雲 雪雲 絹雲 棚雲 紅雲 横雲 綿雲 雷雲 性能諸元 満載排水量 6,850t 全長 152m 全幅 16.5m 最大速度 32kt 武装 Mk45 62口径127mm連装速射砲 1基 高性能40mmCIWS 2基 Mk.41 mod.29 VLS 106セル 90式4連装短魚雷発射管 2基 航空母艦の防空支援を専門に行う防空特化型駆逐艦。 比較的小型の軽艦艇ながら最新鋭の艦隊防空システムを装備し、強力な防空性能を持っている。 そのかわり対艦攻撃能力は持っておらず、単艦での行動は不向きとされている。 暁型駆逐艦 潜水艦 伊号 伊115型 性能諸元 基準排水量 1,650t 水中排水量 2,250t 全長 88m 全幅 8.2m 最大速度 水上16kt/水中18ノット 武装 HU-601長魚雷発射管 (艦首) 6門 HU-201長魚雷発射管 (艦尾) 2門 ユークやオーシアといった国が次々と新型潜水艦を建造していくのを見て、今後の研究開発の参考にすべく60年代に君塚商事から購入した潜水艦。 いわゆるリアル世界におけるあさしお型である。 この艦の導入により、ようやく扶桑海軍は満足のできる性能の潜水艦を手に入れることができた。 同型艦は6隻で、現在は老朽化により全てが練習艦となっている。 伊131型 性能諸元 基準排水量 1,850t 水中排水量 2,450t 全長 72m 全幅 9.9m 最大速度 水上12kt/水中20ノット 武装 HU-602長魚雷発射管 6門 伊115型に続いて扶桑海軍が君塚商事に発注した通常動力形潜水艦である。 いわゆるうずしお型。 水上航行能力を相応に重視していた在来型船型を改め、水中性能を重視した涙滴型船型を採用した初の艦級である。 これにより限定的ながら、対潜水艦戦闘も行うことが可能となった。 同型艦は10隻、もう2隻を国内で建造する予定であったのがオイルショックによる建造費高騰の影響で中止されている。 4隻ずつで第33潜水隊、第34潜水隊を編成し第二十五潜水戦隊に配備されている。 残り2隻は第六艦隊直属で訓練艦として使用されている。 伊156型 性能諸元 基準排水量 2,750t 水中排水量 3,600t 全長 82m 全幅 8.9m 最大速度 水上18kt/水中22ノット 武装 HU-605長魚雷発射管 6門 おやしお型潜水艦を参考に作られた、国産としては扶桑にとって久しぶりとなる通常動力型潜水艦。 元よりも若干速力が向上している。 同型艦は12隻で、全艦が第11潜水戦隊に配属されている。 伊214型 性能諸元 基準排水量 1,850t 水中排水量 2,450t 全長 72m 全幅 9.9m 最大速度 水上13kt/水中21ノット 武装 HU-606魚雷発射管 6門 扶桑海軍最新鋭の通常動力型潜水艦。 いわゆるそうりゅう級である。 同型艦は14隻、現在も4隻が追加建造中である。 採用兵器 二式焼散弾 別名を二式焼夷弾というこの砲弾は敵艦に火災を発生させることを主目的とした弾である。ある程度の薄い装甲なら貫徹できるように作られた弾殻には、トリニトロアニソール(TNA)、アルミニウム粉末と酸化鉄粉末──所謂テルミット──、チオコール(人造ゴム)、エレクトロン(マグネシウム合金)屑が充填されている。炸裂すると数千度で燃えるゴム状の物質が辺りに飛び散り、さらに消火しようと水をかけると爆発をおこすという愉快、もとい厄介な代物である。 既存戦艦でトハチェフスキー級を仕留めるにはどうすればいいか考えた結果開発されたもので、開発主任曰く「装甲がぶち抜けないならぶち抜かなければ良いじゃない」という代物である。主目的は榴弾による非装甲目標──艦橋や測距器、アンテナ、機銃、艦載機──や弱装甲目標──副砲、煙突──を破壊し安全に接近して徹甲弾なり魚雷なりで止めをさすことで、副次的な目標として火災を発生させて人員の消耗や速度の低下、あわよくば弾薬庫への引火を狙うというものである 北海道戦争での戦い 岩手沖海戦 扶桑遠征艦隊着任後、メドヴェージェフ太平洋艦隊司令長官は扶桑第二艦隊が千歳を目指していることを知り、用意周到な罠を仕掛ける。まず、潜水艦部隊を使って執拗に雷撃を繰り返すことで扶桑第二艦隊の損耗を狙い、強制的に航路を変更させる。行き先の途中に訪れるであろう岩手県沖海域周辺の5つのポイントに艦隊を配置、そこから機雷網へ誘い込む。機雷網に引っかかった扶桑第二艦隊を捕捉次第、遭遇した部隊が足止めを行い、残る全部隊が終結して包囲、撃滅するというものであった。 この作戦は最初までは図に当たっていた。岩手沖を通過することをも見込んだ艦隊配置は的確なものであった。ユーク太平洋艦隊は運よく、扶桑第二艦隊と遭遇した。すぐに集結命令を出すと同時に、別働隊の試験艦隊で扶桑第二艦隊の後方から接近し包囲する。残る自分の部隊を真正面に配置することで、強制的に第二艦隊を自分の方向へ追い立てて包囲殲滅しようとした。 しかし、東北地方やその他航空隊から集められた航空軍の圧倒的な戦力差によってユーク太平洋艦隊の航空戦力の主幹となる第二航空戦隊は516機中443機が未帰還となった。善戦するも衆寡敵せず、「栄の二航戦」と呼ばれた機動部隊は壮絶な最後を遂げた。直衛機がいなくなった太平洋艦隊に航空軍が襲い掛かるが、太平洋艦隊は円陣を組むことで陣形を強固に保つ。しかし第二波攻撃で弾薬が尽きてしまい、近接防空火器で対処するも絶え間ない攻撃で沈没・離脱する艦が増えていった。扶桑側も損傷艦や撃沈艦を出すが、作戦を続行できるほどの戦力を残しており、後にユークは手痛い損害を被ることになる。 扶桑側 沈没:戦艦 水戸 、重巡 磐木 、駆逐艦 夜霧 夕霧 大破:戦艦 志摩 中破:護衛艦3号 ユーク側 沈没:巡洋艦 ユーリ・アンドロポフ 、駆逐艦 ポドヴィージュヌイ スコールヌイ ソヴェルシェンヌイ アドミラル・トリブツ ゴールドィイ アドミラル・イウマシェフ 、フリゲート4隻 大破:フリゲート1隻 中破:戦艦 ポチョムキン・タヴリンスキー 道南沖海戦(夜戦) 千歳方面に展開するユーク第4極東戦線をたたくべく出航した扶桑第二艦隊を食い止めるべく、岩手沖海戦の損害から部隊を整えた太平洋艦隊は道南沖にて夜戦を仕掛け砲撃を阻止することを企む。海上からの巡航ミサイルの攻撃を防ぐために高濃度ECMを展開、あえて扶桑の十八番である砲雷撃戦で挑む。ミサイル艇部隊が護衛部隊を引き付けている間に駆逐戦隊が奥まで侵入し戦艦部隊がそれを艦砲射撃で支援するという戦術であった。世界標準的から見て、砲雷激戦が高い水準にあってそれなりに腕に自身があったユーク艦隊であったが、扶桑艦隊のそれは次元が違った。 常に動き回って的確な場所に攻撃を加えてすぐに離脱するという戦術を駆使して一糸乱れぬ包囲網を構築するも、ユーク駆逐戦隊は長射程と迎撃困難を誇るシクヴァル魚雷を使った雷撃の際にたった一回の雷撃戦で扶桑第七艦隊に一方的に砲撃されて全滅、ミサイル艇部隊は数の差で第六駆逐隊を翻弄するも第六駆逐隊によって全艦沈没、戦艦部隊に至ってはユーク側が照準に捉える前に直撃弾を与えFCSが故障、ご自慢の精密レーダー射撃を活かす機会もないまま完膚なきまで叩き潰された。 この一方的とも言える華々しい戦果は世界最強、無敵行軍の扶桑艦隊だからこそ出来た芸当であり、いくらユーク側の戦闘能力に自信があったといえど扶桑艦隊と比較すると、それこそ天と地ほどの開きがあった。特にユーク側の損害が急造し始めたのは艦隊距離が二万を切ってからの損害が殆どであり、この辺りがやはり海軍国扶桑と力を入れ始めたとはいえ元々陸軍国家であったユーク海軍との違いと言えるのではないだろうか。第二次扶桑海海戦?しらんな 砲撃精度、駆け引き、戦場の読み、どれを取っても扶桑側が大きく上回っていたのである。苦戦が続いていた序盤の扶桑海軍にとって唯一完勝できた戦いであると後の戦史には残されている 扶桑側 沈没:重巡 高妻 、駆逐艦 暁 大破:戦艦 出雲 中破:戦艦 近江 駿河 、駆逐艦 響 天霧 有明 ユーク側 沈没:巡洋艦 カリーニン 、駆逐艦 アドミラル・スピリドフ マルシャル・シャポシニコフ ブイストルイ 、フリゲート2隻、032型ミサイル艇10隻 大破:戦艦 ウポール 、 エスターフィイ 、巡洋艦 キーロフ 、駆逐艦 オクルィリョーンヌイ 、フリゲート4隻 中破:戦艦 イオアン・ズラトウースト 、巡洋艦 ユーリ・アンドロポフ 、駆逐艦 セヴェロモルスク アドミラル・イサコフ 、フリゲート1隻 第二次扶桑海海戦 まずはトハチェフスキー級4隻による精密艦砲射撃で斉射を行った後に航空攻撃で側面から集中攻撃、突破口を開いた後に水雷戦隊が突入し奥深くから撹乱するというユークの基本戦術がようやく発揮できた戦闘といえるだろう。 扶桑海軍はユーク海軍の戦術に翻弄され続け、完敗と言えるほどの打撃を被った。 特に新鋭駆逐艦として艦隊配備も始まっている最新鋭の 夕雲 型駆逐艦12隻を装備していたはずの第五水雷艦隊の被害には海軍上層部を唖然とさせたという。 扶桑側 沈没:軽巡 由良 、駆逐艦 浦風 沢風 川風 海風 他五水艦の駆逐艦6隻 大破:戦艦 和泉 、重巡 穂高 戸隠 、駆逐艦 波風 、五水艦の駆逐艦2隻 中破:戦艦 秋津洲 、重巡 祇王 、軽巡 物部 、他五水艦の駆逐艦1隻 第二次道南沖海戦 岩手沖海戦、第一次道南沖海戦で被害を受けつつも陸軍を援護するため進撃を続けた扶桑軍は、ついに苫小牧の橋頭堡を目視できる位置まで進撃。 第3極東戦線が確保していた沿岸部へ猛烈な砲撃を開始、それを阻止するべく追いついてきたユーク潜水艦隊やユーク太平洋艦隊との戦闘が始まった。 初日こそ釧路に展開していた四航軍の援護があり優勢な戦闘を行いユーク軍を撃退するが、段々と四航軍の稼働機数が目減りしていき、3日目にはついに攻撃を耐えきれず、沈没していく艦が続出。 ここにきて渋谷提督は作戦続行を断念するも、もはや扶桑第二艦隊には満足に戦える戦力は残されていなかった。 最終的に旗艦である戦艦 尾張 にはミサイル14発、魚雷13発が命中、期待を受けた新鋭戦艦は目と鼻の先にある内地にたどり着くことはできず初陣で苫小牧の沖に没することになった。 なお、波間に沈みゆく 尾張 の艦橋には渋谷提督と艦長の姿があったとかなかったとか。 ここで特筆すべきは一水戦の旗艦として道南沖夜戦を生き抜いた軽巡 阿武隈 であろう。 尾張 の前方に陣取った彼女は持ち得るすべての対空火器を総動員しての対空射撃を開始。 後にユーク軍パイロットからドン引きされるほどの対空戦闘で、奮戦するも3日目にはついにミサイル2発と魚雷1発を被弾。 すべての火器が沈黙するまで射撃を続けたあと、さも戦うことに満足したかのように沈没していった。 なお、あまりにも沈没が早かったため生存者はいなかったという。 扶桑側(予定) 沈没:戦艦 尾張 駿河 若狭 、重巡 十勝 吾妻 、軽巡 阿武隈 、駆逐艦 雷 初霧 冬霧 、護衛艦14号、25号 大破:戦艦 近江 常陸 、重巡 浅間 、駆逐艦 電 中破:駆逐艦 雲霧 宗谷湾突入作戦 第二次扶桑海海戦において、第五水雷艦隊の指揮権を大河内提督に預けた菊地提督は、乱戦の最中に揮下の第十戦隊の伊吹級重巡2隻を率いて海域を離脱。 途上、ある程度察知した星井提督の命により初戦の陸奥湾空襲を生き延びた大湊警備隊(海防艦3隻、ミサイル艇2隻)並びに戦艦 水戸 を護衛していた駆逐艦 時霧 時雨 と合流。 この戦力で1軍を形成した菊地提督は、苫小牧の制海権を握り続ける第二艦隊を尻目に一路26ノットの速力で宗谷湾に上陸していた敵船団を目指して北上を開始した。 艦隊は運が良かったのか侵入航路がよかったのか、ユーク軍に発見されることなく上陸船団と奇襲的に会敵する事ができた。AWACS?偵察衛星?ナンデスカソレハ まさしく僥倖であろう。 菊地提督の艦隊はまず突進してきた敵駆逐艦部隊を正確無比なる砲撃でもって撃破。正しく鎧袖一触。 その勢いのまま上陸地点に突入し、豪勢にも敵輸送船に対して駆逐艦は魚雷を惜しげもなく打ち込んだ。 外洋に逃げる艦も護衛艦部隊がこれを逃がさず追跡し、殆どを撃沈させた。 伊吹 らは観測機を打ち出し、陸上の物資集積所に対して砲撃を開始。 宗谷湾上空の敵機はほぼすべての目が第二艦隊に向いていたため一切おらず、観測機の適切な指示をもって有効な砲撃を続ける。外洋に追跡していた駆逐艦も戻り、ミサイル艇らも砲撃に参加しだし物資集積所はもちろんの事、敵砲兵陣地、車両、歩兵陣地などに対しても砲門を向け、これを砲撃し続けた。 居座る事2日。 陸上の戦闘状況が少しづつながら扶桑軍に優勢に変わり始めた。その日の夕刻には、完全にユーク軍上陸部隊の侵攻は止まり、逆にユーク軍は橋頭堡確保の防御戦に入るはめとなる。 艦隊は砲弾補給の為、一部の艦艇を残し一旦大湊に帰還するべく宗谷を離れ南下し始めるが、小樽西方30マイル地点においてちょうど燃料の切れかかった観測機の収容の為、 伊吹 が速度を落としそれの収容作業中、ユーク軍潜水艦からの雷撃を受け2発の魚雷が命中。その結果、 伊吹 は大破し艦を傾けながらも何とか近くの小樽に入港する事になる。 伊吹 が2度と海上に出る事はなかったが、彼女らが実施した2日間にわたる艦砲射撃の効果は絶大であり、結局その4日後、ユーク軍上陸部隊は多くの捕虜を出して第五師団に対して降伏する事になる。 その際、降伏したユーク軍指揮官は扶桑軍の兵力の少なさに驚いたと言う。結局ユーク軍は補給が枯渇し、降伏するのだが、もしも 伊吹 らの艦隊が現れなければ宗谷半島の戦いは全く逆の結果になっていたのは言うまでもなく、守備兵団長名において連合艦隊司令部に対して『感謝電』が打たれた。 菊地提督の艦隊を見落としたことは、第二次扶桑海海戦で武勲を立てたパブロヴナ提督唯一にして最大のミスであると言われている。 扶桑側 大破:重巡 伊吹 中破:駆逐艦 時霧 第三次道南沖海戦 扶桑は第二艦隊の任務を引き継ぎ、陸軍の増援2個兵団を使用して苫小牧への逆上陸作戦を行うべく扶桑海軍最後の切り札であり扶桑機動部隊の根幹を担う第三艦隊と第四艦隊を向かわせた。しかし、北太平洋海域はユーク軍の制海権となっており、海中はユークの通常動力潜水艦が跋扈する魔の海域となっており、道中で護衛駆逐艦と補給艦を失うことになる。 扶桑機動部隊がユーク機動部隊と交戦可能な距離まで近づくと、扶桑機動部隊は各個撃破されることを覚悟で少数の航空機による波状攻撃を提案し、第三四三航空戦隊の支援の元、攻撃を行う。 ユーク海軍航空隊は多勢に無勢で、岩手沖海戦の航空戦の痛手を回復し切れていないこともあって始終扶桑航空隊に押されることになった。しかし、ユーク航空隊は「寡兵よく大軍を破る」の諺どおり、96機もの大軍で攻撃してきた最精鋭と名高い第三四三航空隊を33機の新型制空戦闘機で打ち破ることになる。結果、11機の損失を被るも第三四三航空隊に24機の損害を与えることに成功した。 また、艦爆隊の猛攻もこのとき使用されたのが対艦ミサイルではなく長距離航空魚雷だったため、迎撃が容易だったとされている。しかし、六回にわたる攻撃は流石のユーク軍もこたえたのか、要の防空駆逐艦2隻と駆逐艦2隻を損失する。 北太平洋海戦 ユーク海軍の総司令官であるパブロヴナの思惑としては、後方から艦隊を突撃させることで航空戦力を分散させることにあった。しかし、既存のユーク艦隊が扶桑艦隊と比較して水上打撃能力が高くとも、機動部隊に対して水上戦を挑むということは無謀を通り越して自殺行為といわれても仕方がないほど無茶な作戦であった。また、この作戦は扶桑軍に事前に察知されており、第三艦隊と第四艦隊の空母を集結させ輪陣形を編成し、さらに機動部隊を囮にして数少ない戦力で包囲するつもりでいた。 しかし、射程に関してはユーク側にアドバンテージがあり、さらに扶桑艦隊の動きは偵察衛星によって事前に察知されていたため扶桑軍の目論みは功を成すことはなかった。 如月提督は陸軍兵団を苫小牧ではなく室蘭に揚げさせることで陸軍兵団を送り届ける事に成功。 直ちに輪形陣を再編すると、包囲網の突破を図った。 かつて「鉄壁」と称された扶桑型防空輪形陣はほぼ完璧と言ってよい働きをして、ユーク軍の攻撃を2度ならず弾き返す。 しかし敵潜水艦による攻撃までは防ぎきれず、ついに旗艦の 鳳翔 が被弾。 堅牢とは言えども対艦ミサイルを立て続けに5発も喰らうような事態は想定されておらず、新鋭空母は乗員1700名と如月提督を道連れに被弾から21分で轟沈。如月提督は望んでいた死に場所を得た。 如月提督戦死から30分後、菊池提督率いる別働隊が戦場に到着。直後に菊池艦隊はカディロフ提督率いる艦隊の歓迎を受けるも、乱戦からの殴り合いに持ち込み辛勝。 カディロフ提督を戦死させる。 この報を受けパブロウナ提督は扶桑艦隊への総攻撃を決断、機動部隊中央部をボロジノフ提督率いる部隊が後に「芸術的」「伝説」と称される中央突破を敢行し扶桑艦隊は総崩れとなり撤退を開始した。 菊池提督は高垣提督に残存戦力の集結と陸奥湾要塞への撤退の指揮を依頼すると共に、戦艦1隻・駆逐艦3隻にまで打ち減らされた自らの艦隊を殿としユーク軍の前に立ち塞がった。ユーク軍は圧倒的な兵力を以て菊池艦隊を包囲するも菊池艦隊との戦闘で戦力が弱体化していた旧カディロフ艦隊が穴となり完全な包囲網を敷くことはできなかった。菊池艦隊は機動部隊の撤退を見届けた後、カディロフ艦隊を突き崩し脱出に成功した。 扶桑側 沈没:空母 鳳翔 神龍 、重巡 黒姫 、駆逐艦6隻 大破:空母 紅龍 中破:戦艦 大和 天城 妙義 、空母 海龍 、重巡 穂高 、駆逐艦2隻 紅号作戦 参加艦隊 第一艦隊(天海春香大将) 戦艦: 高千穂 赤城 天城 空母: 鳳凰 隼鷹 飛鷹 雲龍 蒼龍 飛龍 白龍 神龍 海龍 瑞鳳 祥鳳 重巡: 筑波 十勝 軽巡: 石狩 那珂 、駆逐艦8隻、護衛駆逐艦6隻 第二艦隊(菊地真中将) 戦艦: 秋津洲 和泉 大和 空母: 天鳳 海鳳 重巡: 祇王 穂高 鞍馬 乗鞍 軽巡: 久慈 天龍 高瀬 、駆逐艦16 第三艦隊(十時愛梨中将) 特設艦49隻 ヘリ空母2隻 海防艦、護衛駆逐艦12隻 天海提督の着任と扶桑艦隊の一大攻勢作戦を耳にしたパブロヴナは、扶桑艦隊の残存兵力の掃討を目標に、他国からの干渉を受けないよう短期決戦を臨んだ。ユーク太平洋艦隊全ての艦艇を動員したこの戦いは本戦争の中で最大の戦いである。 元ネタとしてはマル・アデッタ星域会戦+回廊の戦い。 パブロヴナは本国にいる太平洋艦隊と極東艦隊から増援艦隊を呼び寄せ、戦艦9隻、空母12隻、大型巡洋艦8隻、防空駆逐艦23隻、ミサイル駆逐艦31隻、防空フリゲート28隻、フリゲート35隻、コルベット43隻、ミサイル艇24隻、海上警備艦36隻もの大艦隊と航空機1,000機近くのを動員する。扶桑軍の狙いはイトゥルップ島(扶桑名:択捉島)にある海上油田基地及び大型軍港であるとよんだパブロヴナは、道東沖にこれらの艦隊を配置した。 イトゥルップ島を拠点にパブロヴナ率いる本隊を中心に右翼にプラトーノフ機動艦隊と太平洋増援艦隊、左翼にチェーホフらと極東増援艦隊との連合艦隊、後方にザハルチェンコ機動艦隊、予備兵力に国境軍海上警備艦隊、前衛にボロジノフ率いる旧太平洋艦隊を並べ、総数249隻の大軍で陣を敷いた。一方天海提督率いる扶桑艦隊は総数80隻という、圧倒的兵力差を前に戦うこととなった。 しかし、これらの情報は天海提督の策略で、扶桑軍の真の狙いは宗谷市の対岸に位置するクリリオン要塞の陥落と、それによる道北からの補給線を断つことであった。扶桑軍が扶桑海沖にいないことを把握していたユーク軍は油断しきっており、4隻の警備艦と数隻の3隻の駆逐艦、6隻のフリゲートを置いて全ての海上戦力を道東沖に展開したのであった。 天海提督はこの戦いを「大人の宴会」と称し、30歳未満の未来ある若い士官の参戦を認めなかった。また、海護総隊を連合艦隊に組み込むよう命令を下した。 扶桑艦隊が動きを見せたのは3月11日。 大湊を出撃した菊地艦隊が前回宗谷湾へ突入した時と同じコースで北上するのを、ユーク軍は偵察衛星により把握する。 戦艦3隻に空母2隻という「何をしたいのかよくわからない」戦力に戸惑うユーク軍であったが、参謀の「あれは敵です。 敵ならば、とにかく叩き潰すべきです」の一言により攻撃を決断。 基地航空隊による総攻撃を開始する。 延べ3日間続いた攻撃により扶桑側は26機の航空機と軽空母2隻、駆逐艦4隻を失い撤退を開始。 しかしその時にはウラジオストック・ナホトカの両軍港を天海艦隊が急襲。 28機の艦載機喪失と引き換えに両軍港を壊滅させ、後方の安全を確保した扶桑艦隊は3月16日に大湊へと帰還した。 津軽海峡の戦い パブロヴナ提督は、扶桑艦隊が大湊基地に帰還し補給を行う時を見計らい、津軽要塞に強襲を仕掛けた。手始めに扶桑海側に配置していた潜水艦隊による機雷封鎖を敢行、敷設型機雷のほか、津軽暖流を用いた浮遊機雷を200基を敷設し、扶桑艦隊の動きを封じた。 そして、大湊基地攻撃隊と三沢基地攻撃隊の二手に分かれ、合計500機近い大部隊が連日爆撃した。 扶桑側は初日は有効的な反撃ができなかったものの、体勢を立て直し数日間の猛攻から艦隊を護りきった。 この戦闘の結果、双方の航空戦力は失われ、ユーク側は防空艦3隻、フリゲート4隻が沈没した。扶桑側もある程度の艦艇に損耗が出た他、ドックや弾薬庫、レーダーサイト等を潰され、大湊基地は基地として機能しなくなった。 また、三沢基地も管制塔や武器庫、滑走路を破壊され、壊滅的な状況に陥り、扶桑航空軍は松島基地まで後退することとなった。 なおこの際、挑発に乗ったユーク軍機がトンネルへ突入、見事に通り抜けて生還を果たし観戦していた敵味方双方から喝采を浴びるというエピソードもあったりするがそれはまた別の話である。 陸奥湾沖海戦(本戦) ここに至って、パブロヴナ提督は自身が直接出馬しての天海提督との直接対決を決意。自身の持つ戦力を一個艦隊相当の直属部隊(北方艦隊)にまで手薄にすることで天海艦隊を誘出することを企図した。麾下の艦隊に対し津軽要塞攻略時に大湊基地にいなかった第二艦隊と規模が把握しきれていない第三艦隊の襲撃に備え艦隊を分散させた。 そして各方面に分散した各艦隊は時期を図って一挙反転、戦場に駆けつけ天海艦隊を包囲殲滅することとされていた。 しかし、ユーク艦隊が本隊の孤立を偽装した罠を仕掛けてくることをすでに予測し、分散したユーク諸艦隊が本隊からもっとも離れたタイミングで本隊との戦闘に突入、反転した諸艦隊の到着までに撃破するプランを組んでいた。 各分艦隊の航路上に潜水艦戦隊を複数配備し本艦隊との合流を遅らせるように動いた。ここまではユーク分艦隊も織り込み済みで対潜戦闘を開始した。しかしまさか民間船舶や標的である輸送艦まで戦闘に直接加わってくることは想定外であり、対応に手間取ることで本艦隊との合流が大幅に遅れてしまった。 尤も、ユーク側も輸送艦の武装化は北海道戦争の初期に実施していたことであり、戦争序盤の作戦が見事に回収された形となった。 3月25日、ユーク軍諸艦隊が最も離れたのを確認した扶桑艦隊は、出撃を決断。 駆逐艦5隻と巡洋艦1隻を蝕雷により失うが、外洋へ脱出しユーク軍北方艦隊と対峙することに成功する。 経緯 扶桑側は先遣偵察隊を展開して情報を収集・分析した一方、ユーク軍も先行偵察衛星と早期警戒機からなる索敵網によって進路の偵察を実施した。 両軍の索敵行動が30時間に及んだころ、海域FO2においてユーク軍主力部隊を発見。ユーク軍も時を同じくしてFO2にて扶桑先遣偵察隊を探知し、迂回航路をとって帰投する先遣偵察隊の進路から扶桑軍主力の位置を解析。対応にあたったマスロフスキー艦隊司令部を通じて総旗艦に通報された。 両軍はそのまま接近を続け、ついに正面決戦に突入する。 3月25日、ユーク軍諸艦隊が最も離れたのを確認した扶桑艦隊は、出撃を決断。 駆逐艦5隻と巡洋艦1隻を蝕雷により失うが、外洋へ脱出しユーク軍北方艦隊と対峙することに成功する。 天海艦隊は、まずは定石どおりに北方艦隊へ航空攻撃を開始。 開始時点では両軍の司令官はともに相手に先制させてその出方を見るという方針で一致しており、開戦は極めて正統的な形のものとなった。しかし、開戦後30分程度のうちに前線は両司令官どちらにとっても不本意な形で無秩序な激戦へと雪崩込み、両軍はその収拾に精力を傾けざるをえなくなってゆく。 激戦が続いた後、ユーク軍では指揮の不徹底から第一陣の突出に第二陣のカヴェーリン艦隊が後続する形となり、秩序を失った両部隊には大きな混乱が生じた。パブロヴナ提督は指揮統制の再復に努めたが、これに乗じた天海提督は巧妙な指揮によって凹形陣の焦点にカヴェーリン艦隊以外のユーク軍前方部隊を誘引、一斉砲撃をくわえて大打撃を与えた。しかし最終的には、なし崩し的に消耗戦へと落ち込むことを避けるため、両者ともに戦線の収拾に努めることとなった。 3月27日にはいると、扶桑軍は混沌としていた前線を整理して艦隊を再編成し、円錐陣をもって正面からの速攻に打って出た。迎撃の命を受けたユーク軍前線部隊は扶桑艦隊、というよりは菊地提督が得意とする火力の一点集中により一挙に撃ち崩され、ユーク軍前線は扶桑艦隊によって完全に突破されることとなった。しかし、前述したようにユーク軍は複層的な防御陣を用意しており、突進する扶桑軍は30分足らずの間にユーク軍第二陣の迎撃を受けた。扶桑軍は菊池提督の部隊を最先陣として突破に成功したが、間をおかずしてユーク軍第三陣が出現。以後、ユーク軍防御陣の出現と扶桑軍による突破が繰り返され、3月29日には第九陣の迎撃を受けることとなった。 このころになると流石に天海提督以下首脳部も違和感を感じるようになる。 一度艦隊を引いて戦列を立て直し、中央に第一艦隊、右翼やや後方に第三艦隊、左翼に第二艦隊という布陣でユーク艦隊と睨みあうこととなった。 戦闘中盤 3月30日、扶桑軍は進撃を中止し、そのまま240km後退して陸前丘陵の蔭に入ると、武装商船を自軍右翼方向へと振り向けた。ユーク軍艦艇のレーダーはこの部隊を50隻弱の艦艇と誤認したため、ユーク軍はこの兵力が主力であるか囮であるかを確定できず困惑することとなった。しかし最終的にパブロヴナ提督はこれを囮と見せかけた実兵力であると判断した。 ユーク軍は、戦力の分散を避けつつこの兵力を撃滅するため、本隊直属を除く主力艦隊を再編成し左翼方向へと前進を開始。扶桑軍主力はその隙をみて武装商船隊を突っ切り突撃を開始し、ユーク軍主力の後方をユーク軍本隊めがけて猛進する。一方接近したことで囮に気づいたユーク軍主力も、本隊を護るべく扶桑軍武装商船部隊からの攻撃を無視して急遽反転し、扶桑軍主力右側面に迫った。これを予測していた天海提督は、ユーク軍の攻撃に合わせて扶桑軍主力中央部を左側に湾曲させることで艦列の崩壊を擬装、扶桑軍主力を横撃したというユーク軍諸提督の錯覚を利用し、変形凹形陣を形成してユーク軍主力をその内側へと引きずり込んだ。 この結果、ユーク軍主力は武装商船部隊と合流した扶桑軍の完全な包囲下に置かれて本営から切り離され、全方位からの攻撃により掃滅の危機に瀕することとなった。ユーク軍本隊にも扶桑軍の砲火が迫り、4月1日にはパブロヴナ提督に旗艦 ニコライ・ヴァツーチン からの退艦が進言されるほどの危機的な戦況に至ったが、そこにユーク軍にブラーギン艦隊が来援して扶桑軍横面に猛砲撃を加えたため、ユーク軍本営は一度危地を脱することができた。 扶桑艦隊の壊滅、戦闘の終焉 その後、天海提督はユーク軍主力が包囲網を突破しようとしている事に気がついてその部分の包囲網を解き、クラーギン艦隊が逆に味方を救出するため包囲網に入るように仕向けた。ユーク艦隊主力とクラーギン艦隊が逆方向から殺到して混乱状態になった瞬間、菊地艦隊は一点集中砲火を仕掛けた。 4月2日15時30分、両軍艦隊が乱戦状態に入り混乱したわずかな隙をついて、星井提督と天海提督の率いる艦隊(*2)が乱戦を突破しユーク軍本陣に迫った。 ユーク艦隊総旗艦 ニコライ・ヴァツーチン についていた護衛艦隊を星井提督得意の釣り野伏戦術で撃退すると、いよいよ ニコライ・ヴァツーチン を射程に収めるところまで進撃した。 ただしこの段階で乱戦から無理やりひきかえしてきたアルトゥール・ブラーギン提督率いる部隊が天海艦隊を側撃し、ついには扶桑側の突撃戦力が枯渇してしまう。 鳳凰 はパブロウナ提督をあと一息の所まで追い詰めながら降伏を余儀なくされ、最後は引き返してきたユーク艦隊の手で撃沈させられた。 天海提督は退艦を拒否し運命をともにしようとするも部下に説得されて退艦。 後にユーク軍によって救助されている。 事ここに至って勝利を得られることができなくなったと判断した扶桑艦隊は高垣提督の指揮のもと撤退を開始。 最も作戦行動期間の長かった艦においてはなんと2週間にも及んだこの大海戦はこうして幕を閉じた。 この海戦以降扶桑艦隊が外洋に出ることはなく、その間に北海道戦争は大きな転換点を迎えることとなる。 東京急行0326 極東連邦管区の都市であるウラジオストクとマガダンへの攻撃により、ユーク極東方面参謀本部は次世代艦隊に特命し東京急行を実行させる。扶桑政府を降伏させ、天海提督および扶桑軍へと停戦を命令させるべきであるという提案を容れてのものであった。大型空母1隻を主力とする次世代艦隊は、自前のステルス性を活かして密かに東京に向かっていた。 扶桑軍の索敵網に入らないように大回りな海路で進行したため攻撃が遅れるが、扶桑艦隊は北陸方面に集結していたため、ユーク艦隊を遮るものはいなかった。 5個航空中隊と海兵大隊4個を載せた次世代艦隊は、ウラル級情報艦による広範囲ジャミングと同時に攻勢を開始する。 機動戦力のほぼすべてを北方へ向けていたため海上での邀撃こそできなかった扶桑軍であったが、扶米戦争時に横須賀を奇襲された経験のある扶桑軍は警戒を怠っていなかった。 ジャミングと同時に警急体勢に入っていた765戦隊と戦闘機1個戦隊がスクランブル発進、果敢に立ち向かった。関東一円の飛行場が破壊され不時着によりほぼ全機の戦闘機を失うものの、その戦いぶりは敵将をして称賛せしめた。 上陸を果たした海兵大隊4個のうち、2個大隊が皇居と国会議事堂まで到達。 扶桑政府に終戦を迫るも代理をつとめていた秋月副総理はどこその煽動政治家とは違い天海提督が勝利を得るまで徹底抗戦することを決断。 近衛師団と海兵大隊が激戦を繰り広げるが、そのさなかに天海艦隊敗北の知らせと、もう一つの重大な報告が届きついに扶桑政府は停戦を決断する。 一進一退の攻防を続けていたユーク海兵隊も、ある報告を受けたことにより戦闘を中断。 前線指揮官の激しい抗議も封殺し結局そのまま兵を退くことになり、これが実質的な同戦争のカーテンコール、またはカウント・ゼロとなった。 なおこの時の海兵隊の生き残りがゲリラとなって破壊工作を行うといった出来事が戦後数年にわたって発生し、政府は首都機能を京都へうつす決断をすることになる。 扶桑側損害 沈没:戦艦 秋津洲 和泉 大和 妙義 空母 鳳凰 飛鷹 蒼龍 白龍 祥鳳 重巡 穂高 十勝 浅間 軽巡 天龍 那珂 駆逐艦18、特設艦25、ヘリ空母1、海防艦2、護衛駆逐艦4 大破:戦艦 赤城 天城 空母 隼鷹 飛龍 重巡 鞍馬 駆逐艦2、海防艦4、ヘリ空母1、特設艦12 他すべての艦が中破、もしくは中破に近い小破
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月路 彩陽 [メインタブ]|▽・) 月路 彩陽 [メインタブ]かさこそかさ アナスタシア [メインタブ]アナスタシアでーす。15歳のダンピール、能力的にはバランス型ですー。 月路 彩陽 [メインタブ]月路 彩陽(つきじ さよ)、19歳の美少女剣士です。武器はぷにぷに君(スライムの剣 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]ユーリィ・クドリャフカ、ウクライナからやってきた15歳の忍者でござる! アナスタシア [メインタブ]アイコンすごいですね ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]にんにん 真砂大空 [メインタブ]真砂大空。16歳のカンフー娘ッス 月路 彩陽 [メインタブ]あれ、わたしが最年長? アナスタシア [メインタブ]高校生ばっかだし・・・ GM [メインタブ]揃ったか。 深森 玲那 [メインタブ]深森 玲那 18歳の高校生。 色々できる GM [メインタブ]大抵の事はできるぞ。出目さえまともならな。という事か。では始めます。よろしく。 アナスタシア [メインタブ]よろしくー 月路 彩陽 [メインタブ]よろしくー ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]よろしく~ 深森 玲那 [メインタブ]よろしくおねがいします GM [メインタブ]えーと、適当な平日の午前中。副支部長の西園寺まりあお姉さんに呼び出されます。いや、学生もいるから土曜にしよう。 アナスタシア [メインタブ]わたしは呼び出しあればすぐ行きますけどね。まあ、素直に合流しまーす ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「お頭、お呼びでござるか」天井裏からしゅたっと 月路 彩陽 [メインタブ]「本日のご用はなんでしょうか」 深森 玲那 [メインタブ]基本2階事務所待機組です! GM [メインタブ]事務所かなんかで「皆もニュースなんかで知ってるかもしれないんだけど、昨夜あおぞらの家っていう児童養護施設が謎の武装勢力に襲撃されたのよ」 アナスタシア [メインタブ]「どうもー」ちなみにバイト中だったのでメイド服です GM [メインタブ]結構センセーショナルなので知ってたい人は概要は知ってる。 真砂大空 [メインタブ]よろしくお願いします GM [メインタブ]ニュースとかヤフーとか毎日チェックしてたら確実に分かる。 アナスタシア [メインタブ]じゃあ概要知ってます。ヴァンパイア事件を探すために情報のチェックは欠かしません! ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「? 確かに痛ましい事件ではござったが、我々に関係のある案件でござるか?」 アナスタシア [メインタブ]「謎の武装勢力、というのが引っかかるところでしたね」 GM [メインタブ]秋葉原某所にある児童養護施設あおぞらの家が謎の武装集団に襲われ職員児童全て殺害され、駆けつけた警官隊からも殉職者が出たらしく、犯人グループは逃走したっていうのがニュースとかで分かってる。 アナスタシア [メインタブ]え、普通に大事件じゃないですかそれ GM [メインタブ]せやな。 真砂大空 [メインタブ]やべーやつやん GM [メインタブ]「で、本題なんだけど。どうもそのあおぞらの家の所長が、実は界隈ではそれなりに名のしれた黒魔術師だったのよ」「そいつも死んじゃってたんだけどね」 アナスタシア [メインタブ]「黒魔術師ですか・・・」微妙な表情 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「なるほど、察したでござる.児童養護施設とは表向きの顔、実際には生贄を集めていたでござるな。卒園した子供たちは実際には生贄になっていたとか、そういう話でござるか?」 真砂大空 [メインタブ]「黒魔術師なら実はアンデッドになってますという線もありえそうッスね…」 GM [メインタブ]「施設内には儀式用の祭壇とか魔法陣なんかもあったし、どうも引き取ってる子供を…そうなのよ、ユーリィ君」「全員って訳じゃないけど、そしていなくなった子供を他所から調達した子供を同じ名前で育てて帳尻を合わせたり」まぁなんかそんな感じだったんですよ。 アナスタシア [メインタブ]「でも育てられていた子供達に罪なんてないんじゃないですか。巻き添えで殺されるなんて・・・」 GM [メインタブ]「そんな訳でね、犯人もただのテロリストじゃないだろうってのが支部長の意見。私も同感だけれど。なので皆にこの事件を調べてみてほしいのよ」 真砂大空 [メインタブ]「それであそこの園は帳尻があってなかったんスね…しかしそこで起きた事件と考えるとまず常人には不可能って事だからッスか」 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「それだけ派手なことをやってあっさり逃走というのも不可解な話でござるな…」 アナスタシア [メインタブ]「一応確認したいんですけど、黒魔術師という事は戦闘能力はあるんですよね?」 深森 玲那 [メインタブ]「まぁ、最低でも堕ちた魔術師、最悪はヴァンパイアの可能性ありと。」 アナスタシア [メインタブ]儀式選任だったらまあ無いかもだけど、基本護衛とかいるでしょうし! ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]そもそも黒魔術師は強いアンデッド作れますからね GM [メインタブ]「単純な魔術の腕前はアナちゃんより上だったでしょうねぇ。悪魔の使役なんかもしてたみたいだし」 真砂大空 [メインタブ]「うちらに依頼が下るということは過激派同業者の可能性もないってことッスよね」 GM [メインタブ]えーと、今分かってる情報としては、あおぞらの家という児童養護施設を隠れ蓑にした悪魔教団がいて、それが謎の武装勢力によって壊滅させられた。 アナスタシア [メインタブ]あおぞらの家の園長は別にヴァンパイアの眷属とか言う訳ではなかったんです? ただの評判悪い魔術師ってことでいいんですかね GM [メインタブ]そうですね。魔法犯罪者って感じではあるけど、ヴァンパイアの眷属ではなかったんじゃないかな。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]悪魔使役なんてしてたらヴァンパイアにとっても敵でござるからなあ GM [メインタブ]少なくともその証拠はない。黒魔術師暗黒闇ダークネスはただのアウトローな外道でした。 アナスタシア [メインタブ]オッケー。とりあえず警官にも被害が出てるそうなので、せっかくですし佐伯さんに情報聞いてみようかな。 GM [メインタブ]入院してます。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]特異点だもんね… GM [メインタブ]登場できない場合意識が不明。 アナスタシア [メインタブ]じゃあお見舞いに行こうかな… 深森 玲那 [メインタブ]しっかり被害にあってた。 流石である GM [メインタブ]あ、まず今は土曜の午前で、1日を午前・午後・深夜の3ラウンドに分類して、1ラウンド1回行動できます。 アナスタシア [メインタブ]まあ9以下じゃないと出ないんですが。あ、今回も私ダンピールの特徴かくして変装してますね 真砂大空 [メインタブ]なるほどっす GM [メインタブ]簡単な自由行動は時間消費なしでいいけど。移動そのものは時間なしでどこそこへ行って何かをするでワンアクション。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]そうでござるなあ。背後関係を洗うのも良いでござるが、まずは事件現場に行ってみるでござる。何か出てくるかも知れぬでござるからな。 アナスタシア [メインタブ]では、わたしは佐伯さんの所に行きますかね。せっかくだからお見舞いにクッキーでも焼いておきますか 深森 玲那 [メインタブ]なら私も現場に同行しませう GM [メインタブ]で、今できそうな行動は地域知識/秋葉原で聞き込み、警察にコネ使っての現場検証。アナは情報屋と会う。くらいかな? 後はなんか好きに思いついたやつ。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]まあ現場なんていくらでも忍び込めるでござるが GM [メインタブ]一応警察の人がまだ詰めてると思うので。話通してからのが問題は少ないと思われる。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]なら猶更聞き込みに都合がいいでござるな アナスタシア [メインタブ]現場検証は次に行こうかな・・・ GM [メインタブ]近所での聞き込みでも情報は出ますよ。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]では拙者は玲那どのと現場に参るでござる アナスタシア [メインタブ]まあとりあえずわたしはお見舞いに。 真砂大空 [メインタブ]そういえば先に追加収入とか振っていいっすかね GM [メインタブ]せやな・ お金なくなる人とかもいるかもしれないし。振って振って。 深森 玲那 [メインタブ]生活費かぁ(笑 真砂大空 [メインタブ]了解ッス。経済学のボーナス含めてと4d6+4 [メインタブ]GURPS (4D6+4) → 13[1,4,4,4]+4 → 17 アナスタシア [メインタブ]わたしは家事でー2万なだけなので 3d6-13 [メインタブ]DiceBot (3D6-13) → 11[2,5,4]-13 → -2 アナスタシア [メインタブ]2万マイナスっと ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]ええと、愛好症で11万でござるな 真砂大空 [メインタブ]師匠の言う通り今の時期は医療系が強いッスね。これにて収支は家事の減少含めて+10万円ッスね ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]2d6+2-11 [メインタブ]DiceBot (2D6+2-11) → 5[4,1]+2-11 → -4 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]む、4万の赤字でござるな GM [メインタブ]出目が悪いでござるな。 アナスタシア [メインタブ]フフフ、赤字仲間・・・ 深森 玲那 [メインタブ]同じく家事でマイナスがあって・・・ ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]エンゲル係数の高い人と一緒にされたくないでござる… 真砂大空 [メインタブ]香港の知り合い紹介するッスか? 深森 玲那 [メインタブ]2d6+2 [メインタブ]DiceBot (2D6+2) → 6[5,1]+2 → 8 深森 玲那 [メインタブ]±0 GM [メインタブ]全員振ったかな。じゃあアナさん佐伯兄の意識があるかどうか判定してみてくだち。 アナスタシア [メインタブ]はーい。9以下で登場ですね 3d6-9 [メインタブ]DiceBot (3D6-9) → 10[3,4,3]-9 → 1 アナスタシア [メインタブ]惜しい GM [メインタブ]惜しい。病院に行くと看護師さんが「さっきまで意識があったんですけど眠っちゃったみたいですね」と。 アナスタシア [メインタブ]「そうですかー。でも、無事そうで安心しました」 GM [メインタブ]命に別状はない。勝手に殺せないので。という事で現場検証組に行きましょうか。 アナスタシア [メインタブ]うーん差し入れとか渡せるのかな?渡せるなら焼き菓子渡しておこう 真砂大空 [メインタブ]うっかり心臓止まっても蘇生させたらイイノヨ GM [メインタブ]うーん、どうだろう。まぁ医師のチェックとかは入ったけど渡せた事にしましょう。 アナスタシア [メインタブ]はーい。で、わたしは会えなくて終了と GM [メインタブ]じゃあ現場! 忍び込むの? それなら全員忍び判定とかいるけど。不可視とかでも問題ないけども。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]それは最後の手段でござるなあ GM [メインタブ]話通しておけば協力者の刑事さんとかが空白の時間をうまいこと作ってくれる。 真砂大空 [メインタブ]あ、宣言してなかったけどアタシも現場には行くっス。現場百遍っス ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]今回は陽忍で行くござるぞ GM [メインタブ]じゃあ、なんやかんやあって人がいない現場へ? ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]いや、まず協力者の刑事殿に話を聞くでござるよ GM [メインタブ]全員で? ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]他の人がどう動くかは知らぬでござるぞ。「児童も職員も皆殺害されたとのことでござるが、賊の得物はなんだったのでござるか?」>刑事 GM [メインタブ]とりあえず会いたい人はくたびれたちびたタバコが似合う中年刑事と面会できる。現場近くの喫茶店とかで。「あー…概ね拳銃だな」ため息。 アナスタシア [メインタブ]むー。銃ですか ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「拳銃、でござるか。銃の特定などは済んでいるでござるか?」 深森 玲那 [メインタブ]私はクドリャフカ君に同行だね。 GM [メインタブ]「ただ、まぁ…殉職者も出てるんだが…連中が逃げる際に殿を務めた奴がいて、そいつが二人やっちまってるんだが…」 月路 彩陽 [メインタブ]てすてす 真砂大空 [メインタブ]弾痕の情報がデータバンクにあれば特定出来るけど… 月路 彩陽 [メインタブ]復旧 GM [メインタブ]「時代錯誤な事に、中世の騎士様みたいな格好でな…斬り殺されたわ」乾いた笑い。 月路 彩陽 [メインタブ]生活費ダイス振っとくか ぷにぷに君の食費 1d6 [メインタブ]DiceBot (1D6) → 1 GM [メインタブ]「まぁ、そいつも蜂の巣になってくたばったが」 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「中世の騎士……でござるか。ふむ」 月路 彩陽 [メインタブ]家事で2引いてと2d6+2 [メインタブ]DiceBot (2D6+2) → 7[6,1]+2 → 9 月路 彩陽 [メインタブ]+1 深森 玲那 [メインタブ]「・・・す、少なくとも、普通のテロリスト集団ではない・・・ですよね」<中世の騎士 真砂大空 [メインタブ]情報は欲しいのでござる君に同行中と言う事で ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「その中世の騎士、何か……そうでござるな、特徴的な紋章の類を身に付けてはござらんかったか?」 GM [メインタブ]「十字架は持ってたがなぁ」 真砂大空 [メインタブ]「騎士と言うことは甲冑だったんスか?よく見つからずに移動してこれたもんっスね」 GM [メインタブ]「ああ、それとお前さんに言う事じゃないが外人さんだった」 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「十字架でござるか……クリスチャンである可能性は高いでござるなあ。宗派によっては十字架を持たないとは聞くでござるが」 アナスタシア [メインタブ]騎士とか時代錯誤な…まともな相手じゃないですねえ 深森 玲那 [メインタブ]「・・・十字持ってる中世の騎士って・・・アレ?」 GM [メインタブ]いや、剣を盾とアーマージャケット相当のなんかじゃないか。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「実際ガイジンでござるゆえお気になさらず」 GM [メインタブ]そもそも車だし、多少は融通きく。ちゃんこも目立たず輸送できるくらいで。あ、ぶーぶーで逃げたよ。 真砂大空 [メインタブ]アーマージャケットかあ。 月路 彩陽 [メインタブ]でかい車だな GM [メインタブ]騎士(仮)が一人で英雄的に警官隊すべてを足止めをして。 真砂大空 [メインタブ]想像よりだいぶラフな格好だった。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「車のナンバーなどは特定しているでござるか? ……まあ偽造の可能性もあるでござるが」 GM [メインタブ]ナンバーは流石に偽造っぽいですね。それで特定されると間抜けすぎる。 真砂大空 [メインタブ]「車なら防犯カメラの映像を辿れそうッスけど、そちらはうまくいってるッスか?」 深森 玲那 [メインタブ]調べたら盗難車のナンバーで、しかも車種が明らかに別とかそんな感じでしょうな・・・(死 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「せっかくなので車種を教えてほしいでござる……やっぱりはいえーすでござるか? 日本では犯罪者ははいえーすを使うから気を付けろと兄上に言われたでござる」 アナスタシア [メインタブ]はいえーすされちゃう GM [メインタブ]大型のバンが2台。 真砂大空 [メインタブ]「ハイエースでチャイルドロックかけられたら手も足も出ないッスね…」 GM [メインタブ]車種とかはよくわからん。興味ないからな! 真砂大空 [メインタブ]じゃあハイエースだな GM [メインタブ]拳銃の特定もまぁ、ふわっと旧ソ連製のなんかそんなやつということで。 月路 彩陽 [メインタブ]とかれふ? GM [メインタブ]弾数6で2Dのソ連拳銃で。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「日本はそうやすやすと銃器が手に入るものではない……と姉上から聞いているでござるゆえ、銃器の入手経路をたどる線もあるでござるな」 真砂大空 [メインタブ]旧ソだとどこで作ってるかも分からんから足を辿るのは難航するッスねえ GM [メインタブ]データしか決めてない。 月路 彩陽 [メインタブ]国内で密造という線もありえるしね GM [メインタブ]後は、「それとあおぞらの家でも武器や麻薬の類が発見されている」刑事さんはよくわかってないけど悪魔崇拝教団でしたしね。 アナスタシア [メインタブ]なるほど ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]カルト教団が事件を起こすことは珍しくもないでござるな 深森 玲那 [メインタブ]組織と組織の抗争ぐらいの感覚でしょうな(死<よくわからない GM [メインタブ]あ、一番大事な情報を忘れていたでござる。 月路 彩陽 [メインタブ]GMに口調がうつってる GM [メインタブ]「それと、死体の数からして、子供が一人足りない」 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「ふむ?」 GM [メインタブ]「状況からして連れ去られたものと思われる」「リストと参照して、いなくなっていたのは深澤稔。二歳児だ」 真砂大空 [メインタブ]正直前情報からして一人足りないのは正しい情報か疑わしいッスけど… ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「それは気になる情報でござるな。その子供……いや、施設に入所していた子供たちと働いていた職員のリストももらえるでござるか?」 GM [メインタブ]少なくとも何人の児童がいたかとかはしかるべきところに届け出てるでしょ。本当の深澤稔かはともかく。じゃあ、リストの写しをもらえます。 真砂大空 [メインタブ]丁度補充前とかじゃなければ頭数は揃えてたはずって事っスね GM [メインタブ]無事に卒園する子もいるからね。運良く何も知らずにいて、抽選から漏れたら卒業できるし。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「ふむ。ふむ……職員もなくなっておられるのが難しいところでござるな。自動の生活状況など調べられれば良かったのでござるが……イタコでもいればよかったでござるが」 深森 玲那 [メインタブ]生贄適性がない子という証明ではある・・・(死<無事に卒園 真砂大空 [メインタブ]そう聞くと黒魔術やるより普通に施設を運営する方の才能があったと思うッスね…>表面上の管理は出来てた GM [メインタブ]【死者よ、我が問いに答えよ】とか使えたら情報増えるな。霊薬になんかあった気がする。 月路 彩陽 [メインタブ]《霊媒》とかか 真砂大空 [メインタブ]唇に塗る奴っスね ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]コスト高いけど《霊媒》は有効でござるな「ふむ。皆の衆、他に聞いておくことはないでござるか?」 真砂大空 [メインタブ]逃げた集団の規模とかは聞いてたっすかね ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]自分で聞きなさいよ。さっきから拙者しか喋ってないでござる 真砂大空 [メインタブ]カッコつけてなかった 深森 玲那 [メインタブ]私、コミュ障(死) GM [メインタブ]他の人がいるのかよくわからんでござるな。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「内気」な玲那どのは止むを得んでござるが 月路 彩陽 [メインタブ]ターン回ってきたら近所で聞き込みする予定。くだんの施設の、だな GM [メインタブ]クド犬と玲那と大空がいるのか? 真砂大空 [メインタブ]ごちゃつくので大分自重してたっすよ。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]そのようでござるな GM [メインタブ]まぁ、人数は聞いたことで良いけど。1d10-1 [メインタブ]GURPS (1D10-1) → 2[2]-1 → 1 GM [メインタブ]最低保障2名だから二人だけだな!<逃げたの 真砂大空 [メインタブ]「逃げた集団の規模とか聞いてたっすかね」と聞いておいた。まあバン2台だし GM [メインタブ]一人ずつバンを運転して逃げた。 真砂大空 [メインタブ]二台の意味よ… GM [メインタブ]騎士以外に7人死んでるわ。 月路 彩陽 [メインタブ]騎士も戦死したのか 真砂大空 [メインタブ]もう壊滅しとる… GM [メインタブ]騎士は死んだよ。そもそも警官隊の前に悪魔とか黒魔術師と戦ってるし。その時点で片手を失って盾がなかった設定。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]相当なワザマエでござるな 深森 玲那 [メインタブ]シグルイしてるなぁ・・・(死 GM [メインタブ]だから遺体を霊安室で確認することはできる。どれほど意味があるのかわからんが。 月路 彩陽 [メインタブ]黒魔術師、警官隊、謎勢力の三つ巴だったんかな 真砂大空 [メインタブ]「どちら方面に逃げたかはどこまで追えてるッスか?」と言うのも聞いとこう GM [メインタブ]悪魔教団と謎勢力がぶつかって謎勢力が勝利、そこに駆けつけた警官隊と激突って感じ。そりゃどっち方面かくらいは分かるっすよ。教えてくれるけどプレイヤー的には意味のない情報だ。私が地理わからんからな。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]悪魔教団を潰すのは別にいいでござるが、子供まで手にかけるのは感心せぬでござるな。 真砂大空 [メインタブ]何々県に入ったのは分かってるとかその辺までか、あっちに行くのを見た止まりかくらいは分かるかなと。 GM [メインタブ]ああ、それは分かるかなぁ。実は子供を殺したのは悪魔教団の仕業。侵入者が来た場合、子供は始末して逃げる予定だったので。後はリアルに生贄にして簡易召喚とかもしてた。 真砂大空 [メインタブ]なるほどッス。 深森 玲那 [メインタブ]遺体よりむしろ持ち物の方が手がかりありそうかな!(死 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]ふむ。これは現場検証をした方がいいでござるな。 GM [メインタブ]そうでござるな。探索とか成功すれば情報出るでござるよ。 アナスタシア [メインタブ]検証の価値はありそうですね 真砂大空 [メインタブ]診断する手間は省けたっスね GM [メインタブ]診断は死因しかわからんからなぁ、死体を見る事はできるけどあんまり意味はないかも。とりあえずこんなとこかな? ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]そうでござるな。後は現場検証に移るでござるが……それは次のターンでござるかな? 真砂大空 [メインタブ]いや、生贄とかに使うためにやったのかそれとも普通に黒魔術師と共にやられたのかは凶器分かれば行けるかなと思ってたのでその情報が出たから手間が省けたなと GM [メインタブ]そうね。 真砂大空 [メインタブ]了解ッス GM [メインタブ]流れ弾とかで死んだ子がいないとも限らないけどおおよそ黒魔術師側が殺したっぽいね。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]では一応、この情報はこの場にいない二人にもメールか何かで送っておくでござるよ GM [メインタブ]次は月路? 月路 彩陽 [メインタブ]受け取っておこう はーい GM [メインタブ]近所で聞き込みするんだっけ。 月路 彩陽 [メインタブ]くだんの施設のね GM [メインタブ]地域知識/秋葉原かなんか適当な対人交渉技能か反応判定とかで。 月路 彩陽 [メインタブ]反応判定で。対象は対男性でいいかね GM [メインタブ]男捕まればいいんじゃない。 月路 彩陽 [メインタブ]性的魅力は万が一クリティカルしたら大変だし(ぇぇ では 真砂大空 [メインタブ]スライムの勇姿は見られないようっスね…ゴクリ 月路 彩陽 [メインタブ]3d6+4 [メインタブ]DiceBot (3D6+4) → 12[5,1,6]+4 → 16 月路 彩陽 [メインタブ]とても良い 最近の様子とかきいてみよう GM [メインタブ]通行人Aいわく「特に変わったことはなかったと思うよ。昨夜はともかく」 月路 彩陽 [メインタブ]「昨夜…あ、あの事件ね」 GM [メインタブ]ものがものだから近所の人はよほど不審な様子でもないと腫れ物扱いしてたっぽいね。 月路 彩陽 [メインタブ]なるほど ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]何か不穏な噂でもあったのでござるかな GM [メインタブ]「ああ、昨夜はまぁ、すごい銃声?みたいなのしてた。実際銃声だったみたいけど、結構皆通報したんだけど」「なんか警察が来るの遅いっていうか、いや、来てからなんかもたもたしてたみたいで」 月路 彩陽 [メインタブ]「え? いつも5分で来るところが30分かかったとか、そんな感じ?」 GM [メインタブ]それほど重要な情報じゃないけど、この情報の意味を知りたい場合、魔法理論で判定が必要。 月路 彩陽 [メインタブ]ねえよw ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]魔法理論持ちいないでござるよ まあ大方人払いか魔法の霧かってところでござろうが 真砂大空 [メインタブ]書類上とかは帳尻あってても、生贄にする度に新しい顔が来てたら多少の噂にはなってたと思うッスよ… GM [メインタブ]「いや、えーと到着はしてたんだよ。それから建物に突入するまで時間がかかってた」 深森 玲那 [メインタブ]一応取ってる・・・(死)<魔法理論 月路 彩陽 [メインタブ]「頑丈な扉で阻まれた、とかじゃないのね」 真砂大空 [メインタブ]現行の大空はオミットした技能ッスね…>魔法理論 GM [メインタブ]都会の人間が施設の子供の様子をそこまで気にしてる訳ないだろ!(偏見) アナスタシア [メインタブ]わたし魔法理論持ってますけどー 月路 彩陽 [メインタブ]あ、持ってる人とか入がいた アナスタシア [メインタブ]人払いかなあって気はしないでもない 真砂大空 [メインタブ]少なくとも、今会話してる男性は幼児ウォッチングを嗜む変態紳士ではなかったようっスね GM [メインタブ]そうですね。アナは月路から情報聞いたら総判断するでしょうね! 月路 彩陽 [メインタブ]隠れ里の線は、ヴァンパイアじゃないから可能性薄いか ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]日本人は冷たいでござるなあ 真砂大空 [メインタブ]今は幼児の姿を見ているだけでも通報の危機っスからね… 月路 彩陽 [メインタブ]とりあえず話はこのへんかねえ。最後に施設の方をちらっと見ていこう GM [メインタブ]なんてことのない建物のようだが、まるで呪われているかのように君には見えた。それは事件を知っているからだろうか。 月路 彩陽 [メインタブ]まだ警察はいるのよね GM [メインタブ]いるよ。 真砂大空 [メインタブ]隠れ里じゃなくても魔術的に改造して結界張るなりマナ濃度上げるなりしてそうっスね<園 GM [メインタブ]そもそも人払は1時間もつみたいなんで。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]というか場所自体を魔化できるでござるな 月路 彩陽 [メインタブ]わたしは潜入能力ないので、ひとまず退散。他のメンバーに聞いたことを連絡入れる GM [メインタブ]とりあえず土曜午前ラウンドは終わり。 月路 彩陽 [メインタブ]これで誰か魔法理論でわかるだろう アナスタシア [メインタブ]判定してもいいんですかね? GM [メインタブ]良いよ。 深森 玲那 [メインタブ]ではっと アナスタシア [メインタブ]3d6-14 [メインタブ]DiceBot (3D6-14) → 7[3,1,3]-14 → -7 アナスタシア [メインタブ]7成功 深森 玲那 [メインタブ]13-3d6 [メインタブ]GURPS (3D6 =13) → 7[2,2,3] → 7 → 成功(成功度:6) GM [メインタブ]もう言っちゃったけど、《人払い》の呪文の効果ですね。施設の出入り口にかけられてたので警官隊は効果が切れるまで突入できなかった模様。 アナスタシア [メインタブ]『それはおそらく《人払い》の魔法ですねー』とメールかラインで共有を GM [メインタブ]で、結局中から出てきた武装勢力とどんぱち。 アナスタシア [メインタブ]多分悪魔教団が予想以上に手強かったとかそんな感じでしょうか 深森 玲那 [メインタブ]どっちが使ったというなら騎士軍団側でしょうしなぁ 真砂大空 [メインタブ]施設側が使うには不自然ッスものねえ。 GM [メインタブ]とりあえず午後は現場検証かな? ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]そうでござるな GM [メインタブ]他になにか思いつく事あるならやっていいけど。 月路 彩陽 [メインタブ]全員でいく? それとも何かやることあれば分かれるか アナスタシア [メインタブ]とりあえずそれですかね。わたしも合流しまーす 深森 玲那 [メインタブ]施設側が翔るならそれこそ《魔法の霧》の方だね アナスタシア [メインタブ]現状別口で調べるような情報出てませんからねえ GM [メインタブ]そうね。 真砂大空 [メインタブ]寝てる刑事さんの秘孔ついてあげればよかったッスかねえとか思ったけどやる義理は無いっスね。合流ッス GM [メインタブ]あ、そうだ。一応一日1ラウンド寝ないと疲労とかするという事で。 月路 彩陽 [メインタブ]いきなり不自然に治癒したらそれはそれでまずいんでは 真砂大空 [メインタブ]特異点ならそれくらいよくある事っスよ多分 月路 彩陽 [メインタブ]今日は深夜を睡眠にあてる感じか ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]いや普通に知り合いでもないやつの面会なんて謝絶されるでしょうよ アナスタシア [メインタブ]あー、それならわたし午後は仮眠したいです。深夜にアクション死体 GM [メインタブ]おっけい。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]アナスタシア殿は「情報屋」で繋がりがあるから許されたでござるよ アナスタシア [メインタブ]魔法の素質的な都合でね! 真砂大空 [メインタブ]んー。それならあたしも寝るッス。日差しが強い午後は出たくないッス GM [メインタブ]じゃあ、さっきと同じ三人で現場検証かな?いや、大空がいないか。代わりに月路? 月路 彩陽 [メインタブ]かな ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]で、ござるな。 深森 玲那 [メインタブ]ですな GM [メインタブ]では、探索を振るか、他になにかやりたい事があればどうぞ。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]ではひとまず探索でござる 16-3d6 [メインタブ]DiceBot (16-3D6) → 16-8[1,2,5] → 8 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]8成功でござる 深森 玲那 [メインタブ]サイコロ振る必要なさそう(死)<-8 GM [メインタブ]では、隠し扉とか裏取引の帳簿?とかが見つかりますね。 アナスタシア [メインタブ]裏取引・・・ 月路 彩陽 [メインタブ]隠し扉は警察が調べた様子ある? ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]帳簿は玲那どのに預けておくでござる 深森 玲那 [メインタブ]まぁ、裏組織だからあるあると・・・ GM [メインタブ]当然見つけてない。<警察 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「血だらけでござる……怖いでござるぅ……」べそべそ 「隠し扉とか絶対なんかあるでござる……」罠をチェック 真砂大空 [メインタブ]当然ッスか。切ねえっす GM [メインタブ]帳簿とかは《調査》技能で精査すると詳しい情報がわかります。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]15-3d6 [メインタブ]DiceBot (15-3D6) → 15-10[1,6,3] → 5 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]5成功ですけど罠とかないでござるな? 鍵は? GM [メインタブ]あぁ、鍵くらいはかけてるよな。普通。もう探索成功したら全部見つけられたつもりだったわ。罠はないよ! ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]では上質鍵開け器を使って開けるでござるよ GM [メインタブ]鍵はかかってるね! 深森 玲那 [メインタブ]では、時間をかけて後でじっくりやろう(死) ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]3d6-17 [メインタブ]DiceBot (3D6-17) → 7[2,4,1]-17 → -10 真砂大空 [メインタブ]無いのか ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]空いたでござるよ GM [メインタブ]見つかる事を想定してないからなぁ。 月路 彩陽 [メインタブ]まあ隠してるしね GM [メインタブ]じゃあ、クドリャフカは諸々の証拠書類を手に入れた! 真砂大空 [メインタブ]新世界の神にはなれないタイプっスね ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]ふむ。子供たちの部屋……は見ても呪文とかないでござるから意味ないでござるな 月路 彩陽 [メインタブ]戦闘の跡とかあったら見ておこう GM [メインタブ]めっちゃあるね。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]そうでござるな アナスタシア [メインタブ]後は院長の部屋調べるとか ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]ああ、そうでござるな。園長室を調べるでござる。パソコンとかないでござるか? 月路 彩陽 [メインタブ]銃弾と刀剣の跡? 焼け焦げとかはない? 真砂大空 [メインタブ]粘液が垂れた後とかあるかもッスね GM [メインタブ]悪魔も顕現してたし、魔法も飛び交ってたからそういうのもある。パソコンくらいあるやろな。所長じゃなくて別の人が使ってたやつが。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]ふむふむ。一応中のデータを改めてみるでござる GM [メインタブ]大した情報ないけどパスワードとかロックかかってるし、コンピュータ操作-4かハッキングかな。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]何か怪しいメールとかメッセージのやり取りとかやべー写真とかないでござるかな 深森 玲那 [メインタブ]では、タイミングがいいからこっちも書類系の資料を調査で調べますか ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]ではハッキングを15-3d6 [メインタブ]DiceBot (15-3D6) → 15-9[1,3,5] → 6 真砂大空 [メインタブ]きっとエッチな画像が隠してあるっスね ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]6成功でござる 深森 玲那 [メインタブ]集中しまして。 GM [メインタブ]現代忍者はハッキングもできるでござるか。 深森 玲那 [メインタブ]16-3d6 [メインタブ]GURPS (3D6 =16) → 10[3,1,6] → 10 → 成功(成功度:6) ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「ちょちょいのちょいでござる」 月路 彩陽 [メインタブ]その間周囲を警戒しておこう。玲那が無防備だし 深森 玲那 [メインタブ]コンピュータ使えないと現代で諜報活動などできまいて(死 GM [メインタブ]商品をどこそこのブローカーから買ったとか、後はなにか隠語で依頼を受けて人材を派遣したとか。<パソコン 深森 玲那 [メインタブ]さっきの書類は成功度6です GM [メインタブ]後はお金の出し入れとかね。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]ふむ。メモしておくでござる GM [メインタブ]玲那は、この悪魔教団、実は暗黒の館って名前だったんですけど、それの主な取引先とかが分かる。新宿を拠点とするヤクザ笑空獲組。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]何その面白い名前 月路 彩陽 [メインタブ]なんて読むんだ GM [メインタブ]えくえくみ。組長は亜佐螺重蔵。 アナスタシア [メインタブ]えくえくw GM [メインタブ]亜佐螺氏と呼んでくれたまえ。 月路 彩陽 [メインタブ]|▽・)つ)・ω・) 真砂大空 [メインタブ]あざらしか… ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]うーん、暴力団を一人で皆殺しにするのはいかに忍者と言えども厳しいものがあるでござるな GM [メインタブ]笑空獲組の詳細は裏社会とかで別アクションで調べれば詳しい事がわかります。それこそハッキングとかでも分かるかも。 アナスタシア [メインタブ]じゃあ深夜はそれについて調べましょうかねー ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]でも拙者夜は9時に寝るので…… GM [メインタブ]いっぱい寝て大きくならないとな。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]ところで「夢遊病」の判定はいるでござるか? 深森 玲那 [メインタブ]じゃ、私も夜は寝よう というかこのタイミングで活動した人全員寝ないと(死 月路 彩陽 [メインタブ]だな GM [メインタブ]えーと百鬼jだっけ。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]うん。P50 GM [メインタブ]まぁ、一応振って8以下が出た場合、敏捷力判定して失敗したら1D6-3(最低1)のダメージとかにしとこうか。不利な特徴だし、何もしないのもあれだしな。 月路 彩陽 [メインタブ]寝る前にスライムと遊ぶ(意味深 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]了解でござる8-3d6 [メインタブ]DiceBot (8-3D6) → 8-10[3,6,1] → -2 アナスタシア [メインタブ]わたしは一応悪夢の判定を GM [メインタブ]スライム風呂か。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]今日は寝ぼけなかったでござる アナスタシア [メインタブ]3d6 [メインタブ]DiceBot (3D6) → 7[2,4,1] → 7 アナスタシア [メインタブ]問題なし!” 真砂大空 [メインタブ]何か睡眠時に難点がある人多いっスね 月路 彩陽 [メインタブ]1.5kgだからなあ。薄く伸びたらスライムスーツぽくはなるけど(ぉぃ アナスタシア [メインタブ]わたしは自分がヴァンパイアになるという恐怖と常に戦っているのです。 GM [メインタブ]じゃあ、深夜のラウンド。アナは何する? アナスタシア [メインタブ]で、ええと。エクエク組みについて調べましょうかね 真砂大空 [メインタブ]そうっスね アナスタシア [メインタブ]接触は必須でしょうけど、流石に全員で行った方が良さそうですしー GM [メインタブ]うむ、裏社会かハッキングか、現場に行って地域知識/新宿か対人技能による聞き込みとかかな。未成年だっけ。 アナスタシア [メインタブ]裏社会ですかね 真砂大空 [メインタブ]まずは裏社会で探るっスよ アナスタシア [メインタブ]3d6-13 [メインタブ]DiceBot (3D6-13) → 8[1,2,5]-13 → -5 アナスタシア [メインタブ]5成功 GM [メインタブ]十分であるな。 真砂大空 [メインタブ]振るまでも無さそうッス GM [メインタブ]大空起きてるの? 真砂大空 [メインタブ]ウッス。さっきは寝てたッスよ アナスタシア [メインタブ]さっき私と一緒に仮眠してましたよー GM [メインタブ]ああ、そういやそうだったな。ならいいわ。ごめんごめん。で、えーと新宿で最近幅を利かせている暴力団で、どうも敵対勢力の幹部クラスを殺したり、更には暗殺代行なんかをしていた超武闘派って事なんですが…。アナは追加で《魔法理論》どうぞ。 真砂大空 [メインタブ]暴力団と言うよりマフィアちっくな活動っスね… GM [メインタブ]亜佐螺氏はイタリアマフィアの盟友がいるからな。 アナスタシア [メインタブ]3d6-14 [メインタブ]DiceBot (3D6-14) → 10[1,4,5]-14 → -4 アナスタシア [メインタブ]4成功です、魔法理論 GM [メインタブ]どうも荒事の大半は暗黒の館から派遣された悪魔とか悪霊とかの仕業なんじゃねーかなー。笑空獲組は武器や麻薬をその代わりとして暗黒の館に提供してたっぽい。 アナスタシア [メインタブ]ふむ?要するに実動力として悪魔とかを利用してたと 真砂大空 [メインタブ]ずぶずぶっスね アナスタシア [メインタブ]それ以外の戦力ってあるんですかね? GM [メインタブ]まぁ、そりゃ多少は。チャカやヤッパ持った筋者がいるにはいるよ。 真砂大空 [メインタブ]通常ヤクザ並の戦力はあるッスね GM [メインタブ]ただ今までのような活動ができないので、割と風前の灯っぽいね。 アナスタシア [メインタブ]ふむ。えーと、それで、あおぞら園が壊滅した後の動きとかは? GM [メインタブ]まだ一日目ですからねぇ。よくわかってない。 真砂大空 [メインタブ]今まで力で抑えてたのが抑えられなくなったッスか… GM [メインタブ]ハッキングとか盗聴とか現場行って直接的に調べれば分かるかも。ただまぁ、早晩潰れるんじゃねぇの? とは思う。 アナスタシア [メインタブ]まあハッキングは一応出来ますけど、専門家にオネガイした方がいい気はしますね・・・ 真砂大空 [メインタブ]ハッキングか。コンピュータ操作-4でしたっけ。 月路 彩陽 [メインタブ]今までほかの組織からの恨み買ってるだろうしね<えくえくぐみ GM [メインタブ]いや、さっきのは自室のパソコンを調べる判定だから。 アナスタシア [メインタブ]この手番でハッキングまでやっていいんです? GM [メインタブ]んー、大空はいいけどアナは判定済ということで。 アナスタシア [メインタブ]それならわたしの判定残せばよかったかな。まあ了解です 真砂大空 [メインタブ]やるだけやってみるっスよ。流石に聞き込みは自重するッス GM [メインタブ]で、ハッキングはコンピュータ操作-8っすね。 真砂大空 [メインタブ]-8っすか。まあ、やるッス GM [メインタブ]プログラミング-4でもいいけど。 真砂大空 [メインタブ]8-3D6 [メインタブ]GURPS (3D6 =8) → 13[2,6,5] → 13 → 失敗(失敗度:-5) GM [メインタブ]画面が青くなった。 真砂大空 [メインタブ]これはダメっすね。 深森 玲那 [メインタブ]ハッキングって失敗すると気づかれるリスクがあるんだが・・・ GM [メインタブ]ファンブルじゃないから良いよ。とりあえず今回は。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]あとで拙者か玲那殿がやればいいでござるな。敵対集団のことは今のところとっかかりもないでござるし 真砂大空 [メインタブ]今回は気付いて来てくれたら手間も省けるかなとは思わなくはなかったっス これで深夜の手番終わりっスね GM [メインタブ]翌日デスね。日曜の午前でござる。 アナスタシア [メインタブ]じゃあ情報共有してー。わたしは直接向かいませんか、と提案します! ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]もちのろんでござるよ 月路 彩陽 [メインタブ]えくえくぐみに? アナスタシア [メインタブ]そう 真砂大空 [メインタブ]えくえくみっスよ 月路 彩陽 [メインタブ]OK ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]あ、拙者忍びやすいように超美形であることを〈変装〉で隠すでござるよ 月路 彩陽 [メインタブ]全員で向かおう。あ、いちおう装備も準備 GM [メインタブ]判定どんぞ。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]15-3d6 [メインタブ]GURPS (3D6 =15) → 9[5,2,2] → 9 → 成功(成功度:6) GM [メインタブ]勿体ない。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]成功でござる GM [メインタブ]じゃあなんか地味になったでござる。 アナスタシア [メインタブ]わたしは化粧とか変装で未成年をごまかしましょう。おとなになるのだー ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「変化の術でござる~、渋みが出たでござる」 GM [メインタブ]じゃあ、一応化粧とかで判定してみて。 アナスタシア [メインタブ]3d6-16 [メインタブ]DiceBot (3D6-16) → 6[1,3,2]-16 → -10 真砂大空 [メインタブ]「渋み?ッスね」 アナスタシア [メインタブ]クリティカル GM [メインタブ]成功度3ごとに未成年1を一時的に消せるとしようか。じゃあ大人のレディになったわ! 月路 彩陽 [メインタブ]全部消した ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]老けみが出たでござる GM [メインタブ]暁型一番艦くらい大人ね。 アナスタシア [メインタブ]フフフ、これでわたしは大人のレディー…大学生位に化けた 月路 彩陽 [メインタブ]つ[お子様ランチ] GM [メインタブ]じゃあ皆で新宿へ行く? 深森 玲那 [メインタブ]行きますか ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]で、ござるな 月路 彩陽 [メインタブ]うむ GM [メインタブ]笑空獲組のビルがある近辺に来ました。 真砂大空 [メインタブ]行くッス ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「ヤクザの根城に潜入だなんて……拙者怖くて思わず喉元を掻っ切ってしまうかも知れぬでござるぅ……」べそべそ 月路 彩陽 [メインタブ]あたりに人通りは? GM [メインタブ]日曜の午前だからあんまりないかなぁ。風俗街とかの周辺だろうし。 真砂大空 [メインタブ]「喉元を掻き切る方が怖いッスよ…」 月路 彩陽 [メインタブ]それなら好都合 深森 玲那 [メインタブ]「大丈夫大丈夫。」 アナスタシア [メインタブ]「交渉の余地はあると思うんですよね」 月路 彩陽 [メインタブ]「向こうも後ろ盾なくなったしねえ」 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「そういうのは任せるでござる。忍びには忍びの仕事があるでござるからして……」不可視モードオン 真砂大空 [メインタブ]「会ってみれば分かるッスよ」 GM [メインタブ]アイエエエ、なんという神秘的なワザであろうか! 気がつくとクドリャフカの姿は消えていたのであった。 アナスタシア [メインタブ]「あれ?ユーリィさん?…気配が消えましたね」 深森 玲那 [メインタブ]「流石忍者だなぁ・・・」 GM [メインタブ]いや、判定しないとわからんが。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「はかなげ」だからヤクザみたいな連中には舐められるんでござるよ拙者 月路 彩陽 [メインタブ]「あれ? ユーリィくんどこ?」 GM [メインタブ]とりあえずクドリャフカ単独潜入かな? 月路 彩陽 [メインタブ]まあどこかにいるだろう。えくえくみの事務所はわかるのかな 判明してた模様 GM [メインタブ]わかるよ。建築技能とかで振るまでもなく組長室もわかるよなぁ、普通。一番上だろうし。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]そうでござるな。皆が正面きって交渉をしている間に忍び込んでデータなり証拠なり盗み出してくるでござるよ アナスタシア [メインタブ]じゃあ私達は普通に行きましょう GM [メインタブ]なるへそ。 真砂大空 [メインタブ]目立つようにしなきゃメンツがあるしねえ>組長室 GM [メインタブ]じゃあ、代表者は裏社会で判定をどうぞ。成功すれば話は聞いてもらえる。 アナスタシア [メインタブ]裏社会13です 月路 彩陽 [メインタブ]交渉(物理)になりそう 真砂大空 [メインタブ]裏社会17ッス GM [メインタブ]なんだこいつ。 月路 彩陽 [メインタブ]裏社会はない ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]この功夫娘なんなん? 月路 彩陽 [メインタブ]大空で決まりかw GM [メインタブ]月路が一番ありそうなのに。 深森 玲那 [メインタブ]技能なし! 真砂大空 [メインタブ]御免、16だったッス 月路 彩陽 [メインタブ]とっても知力あんまりないしまあ今度少しはとる予定 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]あ、スカウトスーツの方を着てるでござるよ アナスタシア [メインタブ]じゃあ、16に任せますかね 真砂大空 [メインタブ]香港マフィアとか霊薬の材料仕入れにお話しする仲なくらいッスよ ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]まあいけない材料もあるでござるからな 真砂大空 [メインタブ]じゃあ判定っスね。 アナスタシア [メインタブ]いけない材料で霊薬作ってるんですかこのクンフー娘 真砂大空 [メインタブ]16-3D6 [メインタブ]GURPS (3D6 =16) → 9[4,3,2] → 9 → 成功(成功度:7) 真砂大空 [メインタブ]今一だったけどまあ成功7ッス ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]クルースニク通しなさいよって話ではあるでござるな GM [メインタブ]ではなんかよくわからない集団に気圧されたのか話を聞く姿勢になる。組長と会いたいとか言うの? ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]美人集団ではある 真砂大空 [メインタブ]元々師匠の伝手なので。クルースニクに所属してからは楽になったッスよ GM [メインタブ]そういや全員女か。クド犬消えてるから。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]じゃあその間に拙者は【軽歩】で足音を殺しつつ【不可視】で忍び込むでござる アナスタシア [メインタブ]わたしは普通に組長とあわせろって言いますよ。上じゃないと話通じないですし。 GM [メインタブ]でも流石に胡乱な集団と組長会わせないかな。まずは若頭が会うってさ。 月路 彩陽 [メインタブ]聞く内容は、黒魔術のあれこれ買ってた件を問う感じ? アナスタシア [メインタブ]それもありますし、他の組織と揉めてたりしなかったか?ってトコですかね。取引内容が漏れてるなら、ここも潰しに来られる可能性ありますし GM [メインタブ]虎の敷物が敷いてあって中央奥に豪華なデスクがあって、脇にソファがある部屋で若頭とチンピラ数名が。 真砂大空 [メインタブ]気をひいとくだけなら話をでっち上げても良いッスけど。こっちでもちゃんと情報を抜きたいっすね アナスタシア [メインタブ]「えーと、あなたがワカガシラ…ですか?」ヤクザの組織難しいデース GM [メインタブ]とりあえず自分達の立場だけぼかして正直に言う感じかな?「ああ、そうだ。何なんだ手前ェらは…」 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]じゃあ、その間にぬるっと【不可視】の判定だけしとくでござるな 24-3d6 [メインタブ]GURPS (3D6 =24) → 8[5,1,2] → 8 → 成功(成功度:16) ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]16成功でござるな 月路 彩陽 [メインタブ]絶対見つからんw GM [メインタブ]若頭は30代半ばのオールバック眼鏡のスマートなイケメン(魅力)だが目元に切り傷があったりして、どこか険がある感じ。魅力的。 アナスタシア [メインタブ]「手早く行きましょう。わたし達は、貴方がたがあおぞら園から何を購入して何に利用していたか、それを知っています」 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]さ、家探し家探し~でござる GM [メインタブ]クドリャフカはちょっと待ってね。 アナスタシア [メインタブ]「そして、あなた方もご存知だと思いますけど。あおぞら園は何者かの襲撃を受けました」 GM [メインタブ]若頭は目を剥いて「だから、何なんだよ…」力なく項垂れる。脇のチンピラは懐に手を入れたりするんだけど、若頭はそれを手で制する。 アナスタシア [メインタブ]「いや、簡単な話ですけど。その情報が漏れていたなら、ここにも襲撃が来るだけという事なんですが」「もしかして、もう襲撃された後なんですか?」 GM [メインタブ]いや、どちらかというと貴方達の正体がわからなくて不気味って感じですが。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]そりゃ不気味でござるな(裏社会の事情に精通している未成年の功夫娘) GM [メインタブ]でもまぁ、色々心折れてるんで「襲撃はまだだ…」と正直に言う。 アナスタシア [メインタブ]まあ正体話す気はないですしー。 GM [メインタブ]「ここにも、来るのか…?」 月路 彩陽 [メインタブ]「おそらくね」 アナスタシア [メインタブ]「わかりました。それでしたら、貴方がたとわたし達は、協力し合えると思います」と、ここで変装をといてダンピールっぽくなります。悪霊とか知ってるなら、多分こっち系の知識もあるんじゃないですかね。-4されるかな? GM [メインタブ]魔法や悪魔は知ってるけどヴァンパイアは知らないから…悪魔の一種と考えるかな? ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]手段を選ばないでござるな。その意気や良し GM [メインタブ]若頭もチンピラもあからさまに怯えた様子で、「ひ…まさか、お前も悪魔か…?」 アナスタシア [メインタブ]ヒロインですからね!ていうか職員皆殺しニするヤバイ相手である以上、早く止めないと被害者が増えるんです 月路 彩陽 [メインタブ]まあ超自然の何かと思ってくれればそれでよさそう アナスタシア [メインタブ]「まあ…そんなものです。で、わたし達は、その襲撃者を倒したい」「そのためには情報が欲しい。だから、協力し合いませんか?あなた方も、悪い話ではないでしょう」 深森 玲那 [メインタブ]とりあえず後処理班がここに派遣されるだろうから・・・(死 GM [メインタブ]「そ、そもそも俺たちは何もしてねぇ…よくわからんが暗黒の館(あおぞらの家)が勝手にやったんだ…!」 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]ヤクザとか後腐れなく殺戮されるんじゃないですかね>後処理班 GM [メインタブ]魔法犯罪者だしなぁ。 アナスタシア [メインタブ]まあ助ける義理もないし、潰されても自業自得ですかね・・・ 深森 玲那 [メインタブ]クルースニクにやられるか、敵対組織にやられるかの違いだね!(死 月路 彩陽 [メインタブ]黒魔術師と手を組んだ時点で、もう運命決まってたんだ アナスタシア [メインタブ]「ほんとうに?何か判ることがあるんじゃないですか。暗黒の館に敵対していた組織とか」 GM [メインタブ]「よくは知らねえ。ただ、天の光とかいう新興宗教団体に悪魔を送り込んでたみてぇだ」 真砂大空 [メインタブ]分かってるじゃないッスか ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]よく知ってるでござるな GM [メインタブ]ずぶずぶでしたからね。暗黒闇ダークネスが漏らしてたんでしょう。あ、暗黒の館の代表の魔術名ね。 アナスタシア [メインタブ]「いい情報じゃないですか。天の光…」十字架とか思い出して微妙な気分になる 真砂大空 [メインタブ]多分悪魔を運搬するのはえくえくみがやったんスね GM [メインタブ]中には透明のヤツとかもいたけど。 月路 彩陽 [メインタブ]神聖系ぽい GM [メインタブ]そもそも笑空獲組だけだとうまく制御できないから、魔術師が随伴はしてたと思う。 月路 彩陽 [メインタブ]<天の光 アナスタシア [メインタブ]他になんか聞いておく事あるかな?これ以上は情報でないかなーって気はしますね 真砂大空 [メインタブ]まだ手持ちに悪魔類が残ってるかは聞いても仕方がないッスかねえ。 月路 彩陽 [メインタブ]まあ天の光の名前が出たし、目的は達成したかな ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]残ってたらこんなに憔悴しとらんでしょう アナスタシア [メインタブ]聞いてどうするのって話ではありますからね。わたし達はあくまでヴァンパイア絶対殺すウーマンなので 月路 彩陽 [メインタブ]ヤクザじゃ悪魔や悪霊扱えないだろう アナスタシア [メインタブ]「わかりました。まあ…あなた方はわたし達が上手くやるようにお祈りでもしておいて下さい」 GM [メインタブ]「あ、ああ…」なんかよくわからないけどお愛想で頷く若頭。もう必要な情報出ちゃったけどクドリャフカなんかする? 真砂大空 [メインタブ]アナがうまく転がしてくれたし下手なことはしないっスよ。無害な小娘しとくっす GM [メインタブ]組長は高跳びの準備してるくらいはわかるよ。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]そうでござるなあ。一応家探しはしておくでござるよ GM [メインタブ]じゃあ、探索かなぁ。 アナスタシア [メインタブ]じゃあ帰りしに変装しなおしますかね。「あー…緊張しました」 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]16-3d6 [メインタブ]GURPS (3D6 =16) → 8[1,4,3] → 8 → 成功(成功度:8) ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]8成功でござるよ GM [メインタブ]そうね、魔法的な奴以外にも色々犯罪の証拠ゲットできるんで、これをサツに渡すだけでも潰せるんじゃないかな。それが組員にとって一番穏便な最後と言える。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]じゃあそれは確保しておいて……組長室には入れそうでござるか? GM [メインタブ]入れるでござるよ。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]じゃあ忍んで入るでござる GM [メインタブ]鍵開けとかは省略しよう。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]組長はどうしてるーーていうかいるでござるか? GM [メインタブ]組長は通帳とか現金とかトランクに詰め込んだり、愛人に連絡してたりしてるんじゃないかな。 真砂大空 [メインタブ]世を儚んで自殺する直前とかでは無かったッスか GM [メインタブ]ああ、そうだ。ブラジルで落ち合おう…みたいなことゆってる気がする。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]ああ、じゃあそれもクルースニク上層部と警察に報告しておくでござる GM [メインタブ]そんな、ひどい。報告しますか? ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]はい 月路 彩陽 [メインタブ]警察はともかく、クルースニクからは逃げられんな GM [メインタブ]じゃあ、組長の末路は決定したでござる。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]あとはハッキングでウィルスでも仕掛けて帰るでござる 深森 玲那 [メインタブ]ブラジル支部の屈強なお兄さんが相手だ! アナスタシア [メインタブ]ニンジャがお頭への報告を怠る訳が無かったんですね・・・ 月路 彩陽 [メインタブ]ブラジルに着いてほっとしたところで処分されそう GM [メインタブ]じゃあ、日曜午前は終わりでござるな。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]カポエイラの達人がまってるでござるな アナスタシア [メインタブ]はーい。とりあえず午後はねまーす GM [メインタブ]日曜午後でござる。天の光についてはやっぱり裏社会とか地域知識/新宿とかハッキングで調べられるでござる。 真砂大空 [メインタブ]無事にブラジルに行けるほど有能ならクルースニクに再就職の芽が出る可能性もあるかもッスよ… アナスタシア [メインタブ]天の光について調べておいて欲しいデース ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]では拙者は変装を解いて「天の光」について調べるでござるではハッキングで15-3d6 [メインタブ]GURPS (3D6 =15) → 5[2,2,1] → 5 → クリティカル(成功度:10) GM [メインタブ]しぐま ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]クリティカルでござる 真砂大空 [メインタブ]寝るッス。日焼けはお肌の敵ッス 月路 彩陽 [メインタブ]あ アナスタシア [メインタブ]で名医 深森 玲那 [メインタブ]地域知識ー・・・って不要っぽい?(死 GM [メインタブ]ハッキングのくりっとか。えー、ちょっと待つのじゃ。 真砂大空 [メインタブ]忍者のワザマエっスね ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「こんなのスマホでちょちょいのちょいでござる~♪」 GM [メインタブ]少なくとも地域知識で分かることは全部わかった感。 深森 玲那 [メインタブ]ですよねー(死 GM [メインタブ]キリスト教系新興宗教団体。新宿郊外にある元老人ホームを改装した建物が本拠。人通りは多くない。 月路 彩陽 [メインタブ]まあ、討ち入りが前倒しできるかも GM [メインタブ]団体構成員は16名。 アナスタシア [メインタブ]16かー。 GM [メインタブ]代表者はリチャード・ロウ。イタリア系米国人。 真砂大空 [メインタブ]減ってそうっスよね アナスタシア [メインタブ]襲撃時にやられてるのいるから減ってるのは確実。 GM [メインタブ]がっしりとした長身のロマンスグレー。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]少なくとも8人は減ってるでござるな GM [メインタブ]能力値ALL14で剣20盾20くらいありそうだ。 アナスタシア [メインタブ]しかしキリスト教かあ… GM [メインタブ]ぶっちゃけるけど、霊安室いってないから顔を見てもよくわからんな! 真砂大空 [メインタブ]ああうん。 月路 彩陽 [メインタブ]そいつが騎士だったんかな GM [メインタブ]元カトリックの神父だけど、真なる天の教えに目覚めてこの教団を創設したとか。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「このボス強そうでござるぅ……相手にしたくないでござる……せめて絞首具の扱いを覚えておくべきだったでござる……」めそめそ 月路 彩陽 [メインタブ]このおガキさまこわーい 真砂大空 [メインタブ]この絞首具への信頼性の高さよ GM [メインタブ]副代表が笹原流一という陰険で気が弱そうな眼鏡。後はハッキングのクリティカルだから、建物内の見取り図とかもわかるでしょ。 深森 玲那 [メインタブ]「フルプレートに絞首具って効くんだっけ・・・?」(死 GM [メインタブ]建築ある? 真砂大空 [メインタブ]そういえばプレートじゃないから効くはずではあったな ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]あるでござる 月路 彩陽 [メインタブ]技能の山 GM [メインタブ]建築成功すれば、追加情報。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]15-3d6 [メインタブ]GURPS (3D6 =15) → 14[4,6,4] → 14 → 成功(成功度:1) ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]ぬ、1成功しかないでござる 月路 彩陽 [メインタブ]ぎりぎり 真砂大空 [メインタブ]出目の揺り戻しっスね GM [メインタブ]成功してるのでわかる。まぁ、あれですね。ここがヴァンパイアの棲家だとすれば、ここに隠し扉があって、奥に隠れ里があるよなと思った。具体的な場所はあれだけどあのへんだ、間違いない。 アナスタシア [メインタブ]隠れ里内にボスでしょうねえ 月路 彩陽 [メインタブ]討ち入りに必要な情報はそろった模様? 真砂大空 [メインタブ]きっと礼拝室の奥に不自然な余白があったりするんだな GM [メインタブ]あと、御神体というか祭神というか、 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]「ふええ、この辺に隠れ里の入り口があるでござる……絶対みんな死んじゃうでござる……」 GM [メインタブ]天なる父は天なる父として、最高位の天使としてラミエルを信仰しています。 真砂大空 [メインタブ]天使か… 深森 玲那 [メインタブ]「隠れ里かぁ・・・確定かな。」 アナスタシア [メインタブ]どうします?この深夜のタイミングで討ち入ります? 月路 彩陽 [メインタブ]でかいD8だっけか(違 速いほうが良さそう。でないと、犠牲者が増える可能性が高い ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ]夜間に討ち入った方がよいでござるな。浚われた子供も心配でござる アナスタシア [メインタブ]学生組みとしては日曜日中に片付けたいです! GM [メインタブ]剣と盾を持った金髪碧眼の青年としてHPに描かれている。 月路 彩陽 [メインタブ] HP12/12 盾16 GM [メインタブ] はい、死にました。盾も壊せずに。 月路 彩陽 [メインタブ] シールドエンハンスがなければあぶなかった アナスタシア [メインタブ] かわいそう ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] では拙者がとどめでござるかな 手裏剣準備 GM [メインタブ] 後12点だから当たれば死ぬ。 月路 彩陽 [メインタブ] そのようで ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] 14-3d6 [メインタブ] GURPS (3D6 =14) → 9[1,4,4] → 9 → 成功(成功度:5) ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] 念のため知力フェイント 20-3d6 [メインタブ] GURPS (3D6 =20) → 10[5,1,4] → 10 → 成功(成功度:10) GM [メインタブ] 15-3d6 [メインタブ] GURPS (3D6 =15) → 7[2,2,3] → 7 → 成功(成功度:8) GM [メインタブ] 2ならワンチャン…。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] では乱れ打ち 17-3d6 [メインタブ] GURPS (3D6 =17) → 12[5,4,3] → 12 → 成功(成功度:5) ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] 17-3d6 [メインタブ] GURPS (3D6 =17) → 15[3,6,6] → 15 → 成功(成功度:2) ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] 17-3d6 [メインタブ] GURPS (3D6 =17) → 10[6,3,1] → 10 → 成功(成功度:7) GM [メインタブ] 6-3d6 [メインタブ] GURPS (3D6 =6) → 15[5,4,6] → 15 → 失敗(失敗度:-9) ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] 全部あたりかけでござる GM [メインタブ] 6-3d6 [メインタブ] GURPS (3D6 =6) → 12[5,3,4] → 12 → 失敗(失敗度:-6) GM [メインタブ] 6-3d6 [メインタブ] GURPS (3D6 =6) → 9[1,3,5] → 9 → 失敗(失敗度:-3) 深森 玲那 [メインタブ] むしろワンチャン耐えきるとスライムにやられるという屈辱が・・・(死 GM [メインタブ] 全部あたりでござる。 死にました。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] あ、そうですか 真砂大空 [メインタブ] スライムは回避して良かったっスね アナスタシア [メインタブ] オワタ 月路 彩陽 [メインタブ] 1回当たったよ>スライム スライムでぺちられてた ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] 「忍法堕天落としの術でござる!」 アナスタシア [メインタブ] 「あ、終わった」 GM [メインタブ] ラミエルは信じられないものを見るような目で何かを言おうとしたが、それは声にならずに崩れ落ち、やがて光の粒子となって消えていきます。 月路 彩陽 [メインタブ] まあスライムでとどめは確かに末代までの恥だな(ぇぇ GM [メインタブ] スライム風呂とかに入ってるのは一生の恥ではないだろうか。 月路 彩陽 [メインタブ] |▽・】) 真砂大空 [メインタブ] 「うむうむ。スライムは嫌っスよね…」何かを聞き取った気がする GM [メインタブ] とにかくラミエルは死にました。 深森 玲那 [メインタブ] 「・・・何か、見掛け倒し・・・いや。運が悪かったな」(死 GM [メインタブ] 1点も与えてないからな!ダメージ! ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] 「く、口ほどにもなかったでござる」ぷるぷる 月路 彩陽 [メインタブ] 相手が悪かったとしか言い様がない 真砂大空 [メインタブ] 「行いが悪かったッスな」 月路 彩陽 [メインタブ] 盾にダメージ入れたじゃないの(無意味 アナスタシア [メインタブ] 「まあ、勝てたから万事オッケーです!」 GM [メインタブ] 楽園を模したこの隠れ里もいずれ消えていくでしょう。 まぁ、特にここになにかあるわけじゃないけど。 後は深澤稔君を救出して終わりかな? 月路 彩陽 [メインタブ] だね アナスタシア [メインタブ] ソウデスネ… GM [メインタブ] ここの構成員についてはクルースニクに任せるで良いよね? 月路 彩陽 [メインタブ] 構成員の処遇はクルースニクに任せよう ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] そうでござるなあ。子供だけはさくっと保護しておきたいでござる GM [メインタブ] まぁ、多分別のまっとうな施設に入れられるでしょうね。<稔君 真砂大空 [メインタブ] あたしらの手には余るっスものね<構成員の処遇 アナスタシア [メインタブ] ヴァンパイアに操られてたけど眷族じゃないし同じクリスチャンだしーと悩んでる間に後処理班が来ます(死 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] 拙者止めないでござるよ? 触らぬ神にたたりなしでござる GM [メインタブ] 殺したかどうかはわからんけど手っ取り早いからなぁ。 真砂大空 [メインタブ] 興味ないので干渉しないッス 深森 玲那 [メインタブ] まぁねー GM [メインタブ] 最後なんかしたい事とかありますかね。 アナスタシア [メインタブ] みんなどらいだよー(涙 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] だって「臆病」でござるからして…… GM [メインタブ] ジュリアマリアいれば一緒に悩んでくれたよ。 月路 彩陽 [メインタブ] 徹夜明けでへろへろなんでそれどころじゃない(ぉ アナスタシア [メインタブ] 佐伯さんのお見舞いに行く位ですねー。 真砂大空 [メインタブ] 時間は有限なので無駄なことに頭は使いたくないッス GM [メインタブ] じゃあ、そのシーンだけやっとくか。 エンディングだから起きてるやろし。 アナスタシア [メインタブ] え、マジで? 真砂大空 [メインタブ] 良かったっスね アナスタシア [メインタブ] わーいじゃあシーン貰おう GM [メインタブ] RPよくわからんけど。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] うまぴょいながすんじゃねーよ GM [メインタブ] EDだから。 アナスタシア [メインタブ] えーとまあ、それではお見舞いもって病室に行きましょうかね。「佐伯さーん、起きてますー?」 GM [メインタブ] じゃあアナはベッドの上に横たわる痛々しい佐伯雄太を目にします。 真砂大空 [メインタブ] 作曲にあたって酒飲んで書いたという噂のうまぴょいが… GM [メインタブ] 「あ、どもッス」アナの事はなんて呼ぶの? ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] アナさんとかじゃない? ああ、でも親しかったらちゃんづけかも アナスタシア [メインタブ] じゃあちゃんづけでいいんじゃないですかね! GM [メインタブ] じゃあまぁそれで。「いやぁ、酷い目にあったッスよ。なんかすげえ騎士みたいな奴が」なんたらかんたら。 真砂大空 [メインタブ] 名前呼びだけじゃなく愛称呼びとはやるっスね アナスタシア [メインタブ] 怪我を見て表情を曇らせる。「怪我、痛みます?仕事とはいえ、大変ですね」 GM [メインタブ] 「ちょっと死ぬかと思ったけど、ま、生きてるから問題ないッス。あいつを残して死ぬ訳にはいかねーし」 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] まあ佐伯は柔道15レベルくらいはあるからそれなりには健闘したんじゃないすかね 真砂大空 [メインタブ] 柔道のおかげで一命は取りとめたッスかねえ アナスタシア [メインタブ] 「ですね、弟さんを残して死んだりしないで下さいね?佐伯さん、よく変な事件に巻き込まれるんですから」 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] この会話も盗聴されているのでござる 真砂大空 [メインタブ] ニンジャに盗聴されてるのかも知れないっスね GM [メインタブ] 「今回のは俺だけじゃなくて集まった皆災難だったッスけど…」と言いながら顔を曇らせる。多分本当に災難だったのは殺された子供達だなとか思ってる。 アナスタシア [メインタブ] あ、そういえば盗聴されてたんだった ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] 24-3d6 [メインタブ] GURPS (3D6 =24) → 12[5,3,4] → 12 → 成功(成功度:12) GM [メインタブ] お前実行犯かよ。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] 成功度12くらいの不可視でベッドの下から見てる アナスタシア [メインタブ] 嗅覚でチェックしていい? 真砂大空 [メインタブ] 手近なニンジャだから仕方がないっスね ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] ルール的には視覚で即決だな アナスタシア [メインタブ] 流石に視覚はムリだ 3d6-15 [メインタブ] DiceBot (3D6-15) → 12[5,6,1]-15 → -3 アナスタシア [メインタブ] 3成功しかないー。気づかないー GM [メインタブ] クド犬にみはられている事に気づかないでなんかちょっといちゃついていましたとさ。 クドリャフカは一言一句違えずにメモとって方向したりするんだな。 アナスタシア [メインタブ] 「あの、あんまり気に病まないで下さいね。今回の事件なんて、事前にどうにかできる人なんていなかったでしょうし」 GM [メインタブ] 報告。 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] むしろ動画撮影してるゾ GM [メインタブ] 現代的~。 月路 彩陽 [メインタブ] 何をしてるんだw GM [メインタブ] 佐伯は力なく笑いつつも、気合を入れ直して礼を述べるのであった。 エンド! ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] だってお頭(副支部長)と御屋形様(支部長)がおいしいしちゅだからとってこいっていうでござる GM [メインタブ] 支部長も言うのか。 深森 玲那 [メインタブ] 後方腕組みしてそうだな・・・(死 ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] 嫌な行動/萌え語りでCPもらってるような御仁でござるからして アナスタシア [メインタブ] お菓子の出来決めといていい? GM [メインタブ] 自作か。 良かろう。 アナスタシア [メインタブ] メシマズかどうかがこれで決まる 家事の技能無しから器用さ+2で 3d6-12 [メインタブ] DiceBot (3D6-12) → 8[2,2,4]-12 → -4 アナスタシア [メインタブ] あ、4成功。美味しく出来た ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] ここはファンブルしようぜ アナスタシア [メインタブ] まあそれはそれでありだった。ダンピールの味覚は人間とは違うのだ・・・!的な GM [メインタブ] 普通に美味しいのか。そのへんで売ってる商品レベルには美味しい。 真砂大空 [メインタブ] シチュ的には今一美味しくない…>4成功 アナスタシア [メインタブ] 家庭的属性がついた! 深森 玲那 [メインタブ] ヒロイン力はガッツリ上がってるな! GM [メインタブ] まぁ、今回はここまででござるな。報酬は普通なので100万と5CPで。 月路 彩陽 [メインタブ] はいよ 真砂大空 [メインタブ] 了解ッス ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] あざっす アナスタシア [メインタブ] はーい 深森 玲那 [メインタブ] がーい GM [メインタブ] ほいではお疲れ様でした。 アナスタシア [メインタブ] おつかれさまー 真砂大空 [メインタブ] お疲れさまでしたッス ユーリィ・クドリャフカ [メインタブ] おつでしたー 月路 彩陽 [メインタブ] お疲れ様でした 深森 玲那 [メインタブ] お疲れ様でした 真砂大空 [メインタブ] 撤収ッス
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279 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 17 19 50.71 ID I5F9d3oR 艦これとナイトウォッチ三部作(上遠野作品)の設定とのクロスSSです。 エロまでが2.4万字くらいあるので長くてごめん ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー おれらは虚軍で刻を討つ その日の授業は、午前で終わりだった。 俺の通う高等学校の生徒は、今全員が校庭に出ている。 と言っても、下校しているわけではない。校庭には運動会で見るような白いテントがいくつも並び、 俺たちはそこを終点として何列にも分かれて順番を待っている。 多分あのテントの下にいる人たちは、待っているの前に『静かに』をつけろと思っているだろう。 春の陽気と爽やかな風に誘われるように、皆が笑顔でがやがやと喋り放題だ。列の前後どころか 別の列に大声で話しかけているような奴もいる。 「お前選ばれちゃったらどうするよ!?」 「一軍の将とかすっげーワクワクするよな!」 「知ってるか? 艦娘って、提督に絶対服従らしいぜ?」 「ちょっと男子! 艦娘様にいやらしい目向けるのやめなさいよ!」 知り合って間もない1年生同士、目の前のイベントを熱く語り合っている。 俺はと言えば、前後の奴らが首尾よく話し相手を見つけてしまったため、平常通りに沈黙中だ。 ポケットの中の文庫本でも読んでいたい気分だったが、当然そこまでの自由は無いだろう。 虚空を見つめながら、じわりと汗ばむような陽気と青草の匂いが混じった春風を堪能して 隠すことなくあくびする。 遠くには列の先頭に並んだ奴らが下校していくのが見える。数十分後の俺の姿だ。 薄目になって半分眠りながら、列を進んでいく。 気付いた時にはもう次の次が俺の順番というくらいまで列を進んでいた。我ながら便利な特技だ。 テントの下にはなんだかでかい機械がいっぱいあって、その周りには医者のような人たちが 慌しく作業している。SF小説にでも出てきそうな光景を前に、俺の眠気もどこかへ吹き飛んで行った。 俺たち、『戦後』世代は……こういうテクノロジーと言うものに、強い憧れを持っているのだ。 今はもう限られた立場の人間にしか触れることのできない、科学とか、技術とか……そういった ものの気配に。 人類が太陽系内の各惑星に拠点を築き、太陽系外に進出しようとした所に現れた『虚空牙』と 呼ばれる正体不明の敵性存在は、絶頂期を迎えていた人類を嘲笑うかのように軽々と叩きのめした。 何百という数の移民宇宙船の中には襲われずに外宇宙に飛び立ったものもあるというが、数十年 過ぎ去った今なお連絡を取ることはできていない。 これは宇宙船の安否がどうとかいうより、地球の現状に問題があった。 実質上無限に広い宇宙を光速の数千倍という途轍もない速さで移動する宇宙船と連絡するには、 普通に電波を飛ばしていたのでは絶対不可能だ。そのために時間に干渉することができる理論…… なんといったか……相克、かどー……かどの……? なんだかいう理論に基づいた、時間の流れ そのものを早くできるという通信機でなければ無理だ。宇宙船が光速を超える速度を出せるのも その原理で時間そのものを加速しているから、らしい。 だが今の人類にそんな大層な技術は無い。地球外の太陽系内拠点をことごとく破壊され、 ユーラシア大陸辺りにはコロニーまで落ち、さらに残り少ない資源と科学技術を奪い合う 戦争が勃発し、結果文明は衰退……いまや歴史の教科書で学ぶ20世紀後半程度の生活水準となった。 それも日本の話で、今は外がどうなのかすらもはや分からない。民間人には、海を越えた外国と 連絡しあうことさえも不可能なのだ。虚空牙に対する敗北の傷も癒えない所に、近年……ほんの数年ほど前、 俺やクラスメイトたちが中学生になった頃、人類は更なるディシプリンを科されることになる。 突如、全世界の海に正体不明の化け物たちが現れ、貴重な輸送船や軍艦を襲い始めた。さらに 小島の周りにコロニーを築き、人類の生息域を積極的に侵犯し始めたのだ。 深海棲艦、と身もふたもない名称のそいつこそが、出会うことさえ敵わない絶対真空の向こうに 陣取った虚空牙を抜かして、いまや人類世界の一番の敵なのだった。 280 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 17 20 23.16 ID I5F9d3oR 「次。君、腕を出して」 顔のつくりは美形だが、どうにも冷たい感じのする女医……いや学者? 白衣を着たその人が、 緑色のフレームのメガネから冷たい視線を俺に向けている。さすがに緊張しながら、袖をまくって手首を上にして 差し出した。前の奴のを見ていて良かった。 しゅっ、とガス圧の注射で何かを埋め込まれ、テントの奥に通される。 入ってみて分かるが、小銃を肩に提げた軍人らしき男たちが脇を固めている。 緊張と等分の興奮。 本の中でしか見ない、なんだか光線でも出しそうな有機的な曲線を持つ銃をわき目にみつつ、 外からは完全に見えない領域に歩いていく。 すると前の奴はまだ中に居た。ここで再度の待ちがあるようだ。さすがに銃を持ったいかつい男の 前で私語をしている奴はいなかった。 列の先を見ると、折りたたみの長机、パイプ椅子に座った学者と、その前になにやら 青く燐光を放つ豪華な椅子がでんと据えてある。そこに列の先頭の女の子が座り、学者が目の前の 機械をなにやら操作して、しばらくすると手を止め、 「もういいですよ」 の一言でまた機械をいじりはじめた。きょとんとしていた女の子はため息を一つつくと、 垂れ幕を手で押しのけてテントの外へ出て行く。 それを見届けた俺は、 (もう見るもん全部見たな) という気になって、帰ってから片付けるべき仕事……自宅でやっている家庭菜園での農作業の 予定を思い返す作業に入っていた。今日はカブの種をまく予定だ。 ボケっと待つことしばし、俺の番が来る。青い椅子は間近で見ると尻の部分や背中の 部分に宝石のようなレンズが嵌っている。なんとも未来感のある測定器をもっと見ていたくはあるが、 軍人を怒らせて得なことがあるとは思えないのでさっさと座った。 背もたれに身体を預けると、ピピー、というビーブ音が学者の前の機械から鳴る。 故障だろうか? それとも、まさか…… 「……もういいですよ」 さっきの女の子とは違う、安堵のため息をついて俺は立ち上がり、そそくさと歩いてテントの外に出た。 それから4日。在りし日の技術の恩恵でカブが収穫できる程度の時間が流れた。 クラスメイトたちは、やっぱ選ばれる奴なんて早々いないよな、とか、あいつ学校来てないぞ、 いやただの風邪だって、とか、まだまだ検査ネタで盛り上がっている。 かくいう俺も、まだ強く印象が残っている一人だった。あそこで音が鳴ったとき、正直言って 俺が選ばれたのか!? と思った。と同時に、 (そんなことになったら面倒くさいだろうな) と気後れする自分をはっきりと自覚しても居た。島国である日本では、海を我が物顔で占領する 深海棲艦は避けては通れない相手だ。とはいえ、人口は1000万を下回り、さらに農業や養殖技術の 進んだ今日に至っては、多少は不便になるだろうが絶滅したりはしないだろう、という程度の…… 一般市民、さらに内陸の人間にとってはそんな程度の認識なのだった。 下校して、家の郵便受けを半ば無意識にあさる。どうせ新聞のチラシ程度しか入っていないそこに、 すこしごわごわした、上等な和紙のような感触を感じた。 何の気なしにそれを引き出すと、赤い紙に黒で文字が書かれていた。 「防衛……召集……舞鶴鎮守府……?」 確かに俺の名前が書かれている。階級は少佐。 目に痛い紅の色のそれを見つめて、親が買い物に出てくるまで、立ち尽くしていた。 281 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 17 21 07.94 ID I5F9d3oR そこから先はもう……あれよあれよと言う間に過ぎていった。その当日の夜になっていきなり 軍の人間が押しかけ、貴方の息子様は人類防衛のための稀有なる素質を持っている、とか 今人類は存亡の危機に立たされている、とかなんとか大仰な調子で語りだす。俺たち一家はと言えば、 ハイハイ頷くしかない。召集令状はただの演出だったんじゃないかという感さえあるその口上に 呆気に取られるばかりで……舞鶴という地名が京都という割と近場にあることは、召集を受諾する という書類に拇印を押してから聞いたような有様だった。 どこか他人事のような宙ぶらりんの気分を味わいながらも、鎮守府……任地に持っていく荷物を まとめていると嫌でも頭は冷え、打ち身の鈍痛のようにじわじわと実感がわいてくる。 人類防衛。 舞鶴鎮守府の提督。 艦娘を率いて戦う職業。 艦娘のことは知っている。と言うか、会ったことさえある。遠目に見ただけだが。 大昔に戦争で使われた船の魂が宿った精霊人というような触れ込みで、軍事パレードに参加したり、 基地が地元と交流祭を開く時には屋台の売り子なんかをしているらしい。らしいと言うのは クラスメイトの……いや、元クラスメイトだった奴に聞いたからだ。そいつによれば、 行くところに行けば艦娘に毎日会うことだってできるらしい。退役して普通の職業に就く艦娘も 相当数居るのだとか。いつか艦娘の居る風俗店で遊ぶために今から貯金している、とか 言われた時にはどうしようかと思ったが…… 軍人が置いていった厚さ五センチはある分厚い資料を見やる。 なにやら色々と契約事項とか注意書きが書かれているようだが、数時間で読めるような ものではないと思い、ろくすっぽ読まずにぱらぱらめくっていく。 その中に、5枚の写真があった。 写っているのはいずれも少女。全員若く、かなりの美形と言える顔立ちだ。つい昨日までの 俺だったら、この美少女を肴にクラスメイトとの会話に花が咲いていたかもしれないが、 軍の書類に貼り付けられたそれは、俺に最初に与えられる、れっきとした戦力なのだ…… 駆逐艦。英語でデストロイヤー。何を駆逐するのかと言えば、もともと魚雷しか装備していない 水雷艇というのが居たのだが、そいつを砲撃して駆逐するためのものだった。だが駆逐艦にだって 魚雷くらい簡単に積めるわけで、なんと水雷艇というカテゴリ自体を駆逐してしまった。 それ以来駆逐艦同士の駆逐し合いが起こってしまうわけで、ミイラ取りがミイラ? 違うか。 とにかく、写真の説明としてはこうだ。 『秘書候補駆逐艦級艦娘』 嫌がらせかと思うほどに漢字ばかりのそれは、この5人の美少女が全員駆逐艦ほどの戦力を有する 存在であると主張している。 生身の艦娘を見たことがある身としては、普通の少女としか思えなかったのだが……一体 どうやって戦うのだろうか? 船に変形したりするのか? それとも人型で巨大化したり? 自分の荷物は着替えを全部と読みかけの本、あと野菜の種を詰め込んでそれで仕舞いになり、 かといって寝付けそうにないので……とりあえずと言う気持ちで資料を読んでみることにした。 まず一人目、吹雪。吹雪型駆逐艦 1番艦と書いてあり、ネームシップ……つまり 1番艦と同じ意味だが、ネームシップであるがゆえに少し装備が充実していると言う。 じゃあこいつで良いんじゃないか? と思いながら、説明欄を見ると、正義感が強く実直、 努力家であるが融通が利かないとある。最後の一文がちょっと気になるが、まあおおむね 性格も美点が目立つと言っていいだろう。大きな瞳が印象的で、写真を見ただけなら 運動部に所属している女子高生と言う感じだ。あまり表情をださない証明写真のような ショットであっても、なんとなく明るく誠実そうな人柄が伝わってくる。 ふむふむ言いながら次の写真を見る。 282 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 17 21 55.57 ID I5F9d3oR 次は叢雲。吹雪型駆逐艦 5番艦。橙色の瞳と白に近い青色の髪に目を奪われる。 最初の吹雪が普通に日本人みたいな顔をしていたから、てっきり日本の船だからそういうものか と思ったが、艦娘の容姿は常人とは違うらしい。で、性格はというと……孤高を好み、 自尊心が強いが、仲間の面倒をよく見る面もある、とある。つまりツンデレ、というアレなのか? 最初の一人と言うこともあるし、面倒見が良くて自分の意見をはっきり言ってくれそうなのは ありがたいと言う気もする。珍しい色に負けないくらいの美人でもあるし。 三人目、漣。綾波型駆逐艦 9番艦。薄桃色の目と髪は、漫画でなく写真で見るとかなり目立つ。 先の二人に比べるとかなり女の子らしいというか、丸い印象を受ける。性格欄には…… 行動は真面目だが、奇矯な言動をするとある。不思議ちゃんなのか……? でも真面目らしい。 よく分からないな。とりあえずパスしておこう。 四人目、電。暁型駆逐艦 4番艦。栗色の髪と同色の瞳。一番小柄で、か弱い少女という 形容がよく似合いそうだ。性格も見た目を裏切らず、やさしく穏やか、あわてん坊とある。 軍事資料にあわてん坊と書かれているので目を疑ってしまったがそう書いてある。文章を書いた奴の 私情が透けて見えるようだ。 しかしパス。最初の一人にこの娘を選んでしまったら、俺は戦いに行くよう命令できる自信がない。 五人目、五月雨。白露型駆逐艦 6番艦。濃い青の髪と瞳。上品そうなお嬢様という感じがする。 性格は……明るく意欲的、ただし粗忽な一面あり。ドジなのか? ドジ系は電に続いて二人目だぞ? 軍隊がそれで良いのだろうか? クラスメイトとしてなら一番付き合いやすそうな感じはする。変な意味ではなく親しみやすそうだし。 ……が、装備が充実して真面目な吹雪やこちらをフォローしてくれることが期待できそうな叢雲と 比べると、やはり一枚落ちるか。 これで全員見終わったが、本当にこいつらが駆逐艦の役目を果たすのだろうか? どこかの アイドルのオーディションを受けに来たというほうがよほど納得が行く。もっと他に 情報がないかと見ると、各人の紹介ページには写真、型番、性格のほかに、MPLS適正値という 多分戦闘力にかかわる値が記されている。 だがその値はほとんど変化はない。高い順に叢雲、漣、電、吹雪、五月雨だが、その差は 1位と5位でも1%に満たない。特記事項も特に無く、無視していいような値に思われた。 吹雪の装備もそこまで差があるわけではないようで、要するに好みで決めて良いわけだ。 そうなると……吹雪か叢雲か。 順当に行けば吹雪なのだろうが……写真をじっと見つめていると、 (やっぱり綺麗な髪の色してるよなあ) ミーハーな思いがわきあがってきた。 初期戦力として渡される5人にしてからが3人もすごい髪の色をしているし、艦娘では 普通なのかもしれないが……せっかく選ぶのならば『いかにも』という奴を選んでもいいだろう。 ……うん。最初の一人は叢雲にしよう。 そう結論付けた頃にはもう夜も更けていて、ほんの少しだけ軽くなった気分で俺は床についた。 翌朝。夢でもなんでもなく、朝の六時に軍人が車に乗ってやってきた。 まだ春先で肌寒く、しかし瑞々しい草の匂いが混じり始める時期だ。ここいらの家は回りに 畑があるせいで余計にそう感じる。 「息子を、よろしくお願いします」 両親が頭を下げたので、俺もつられて下げる。 「では少佐殿、車に乗ってください。舞鶴鎮守府までお連れします」 この人は下士官と言うやつなのか。俺のようなガキにもきっちりと目上のように対応してきた。 しかし腹の底で何思われてるか分からない分、嫌な怖さがあるな。 「はい。よろしくお願いします」 とりあえず丁寧にしておくかと言うことで、俺もお辞儀する。敬礼のやり方も知らないしな。 「荷物はトランクに詰め込ませてもらいます」 軍人はニコリともせず俺の荷物を預かり、さっとトランクに入れてしまう。結構重いはずだが、 さすがの腕力って所か。 そして俺は、両親との挨拶もそこそこに、車に乗って故郷を後にしたのだった。 283 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 17 24 55.10 ID I5F9d3oR さて、俺の住んでいたところは山に囲まれた盆地だ。市街地から見える山々は木が生い茂り、 それなりに自然豊かに見える。 だが、左右を切り立った崖に挟まれた広い道を車で走るうち、山の向こう側が見えてくると 景色は一変する。 別に毒の川が流れていたりするわけじゃない。荒野になっているわけでもない。ただ…… 大きな、運河が見えてくる。 かつての戦争の最大の爪あと。兵庫と京都の県境辺りから南南東に、幅30キロ、深さ1キロの 溝が刻まれ、大阪湾と日本海がつながっている。それ以外にも敵の攻撃によって山はえぐられ、 切り立った崖が目立つ。 放棄されたかつての大都市には植物が繁茂し、地上数百メートルにまで貪欲に成長する遺伝子 改造植物の恐ろしさを嫌と言うほど見せ付けてくれる。 俺たち安全な都市に住む住人は、修学旅行と称してこういう光景を見せられる。基本的に 世の中を舐めてるようなガキでさえも口をつぐまざるを得ないような光景を横目に、俺を乗せた 車は北上する。荒らされた国土は100年以上経っても元に戻らないとはいえ、道路の整備くらいは 問題ないようで、綺麗に舗装された道路は地平線の向こうまで蛇行しながら続いていく。 「あの。現地に着いたら……なにか説明……とか、あるんですか?」 がっちりした体系の、いかにも軍人という外見の男と何の会話も無く車の中に居ると息が詰まる。 とりあえず会話を試みることにした。 「いいえ、少佐。説明は事前にお渡しした資料が全てであります」 密室に二人きりでも、彼の態度は変わらなかった。 「ええ? 本当に何も無いんですか?」 「肯定であります。ただ、義務もほとんど無いと聞き及んでおりますので、ご自身のペースで 慣れていけば宜しいかと」 罰さない代わり放置という訳か。そんなのんびりした感じでいいのか? やっぱり深海棲艦の 脅威は大した事ではないのだろうか? 「そして、これも資料に書いてあることですが……重大な軍規違反を行った場合は極刑に処せられる 事もありますのでご注意を」 「極刑!?」 「はい。と言っても、もっとも重いものは適用者はまだ出ておりません。 艦娘を使って人類に弓引くという、大それた事態を想定しての厳罰です」 クーデター、軍のテロ集団化。確かに俺もそんなニュースは聞いたことが無い。 「ふうん……ま、俺もそんなことをする気は無いですよ」 「そう願っております」 それきり会話の接ぎ穂を見失ってしまい、数十分窓の外を眺める羽目になった。 次に口を開いたのは、さらに1時間ほど後、ついに行く手に海が見え初めてからだった。 「そうだ。俺には一人の艦娘が最初に貰えるって書いてあったんですが、それは どうやって受け取ればいいんです?」 「まだ手続きがお済でなかったのですね。何、簡単ですよ。今おっしゃってくれれば この場で向こうに連絡いたします」 軍人からのこともなげな返事に、俺は眉をひそめた。 もうすぐ到着すると言う頃になって連絡して、間に合う? 艦娘の扱いって一体 どうなってるんだ? それに……やっぱり申請してから移動するのが正しいんじゃないか。 「はあ……じゃあ、叢雲でお願いします」 「了解いたしました」 それきり軍人は無線の向こうと専門用語をふんだんに使って話し始める。 なんだか杜撰な組織構造を見せられたようで、始まる前から先が思いやられると 思わずため息が漏れるのだった。 284 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 17 25 52.46 ID I5F9d3oR それから小一時間ほど経つと、特に問題も無く鎮守府とやらに到着した。 縦にはさほど高くなく、しかし広い。いっちょ前の軍港のようにコンクリで固められたそれは、 俺にとっては歴史を描いたフィクションでしか目にしたことが無い光景だった。 緑色と灰色のかまぼこの様な倉庫がいくつも並び、兵舎と思われる2階建ての木造建築と お互いに違和感を放ちあっている。 執務室まで荷物をお持ちします、と言って軍人が俺のトランクをひょいと取り出し、歩き出す。 どうやら俺の仕事場は、敷地の大体中央辺りにある割と豪華な建物らしい。 「あの……ここには他の人とか居ないんですか?」 スタスタと歩いていく軍人に、何とかついていく。 「いえ、おりません。この軍港は少佐殿の管轄であります」 「は……?」 敬語も忘れるほどの衝撃を覚えた。 このだだっ広い軍港に俺一人しか居ないのか? 「現在、舞鶴鎮守府には少佐殿を含め103人の提督が着任しております」 「つまり……ここみたいな軍港が、103以上あるって事ですか?」 「肯定であります。舞鶴鎮守府の軍区は、北は山形から西の島根までであります」 広いんだな意外と。しかしその中でもここは……ずばり舞鶴という地名の場所であるはずだ。 ほとんど無い道路標識にそう書いてあった。 軍人は俺が驚いている間にずんずん進み続け、両開きの扉を片手でぐいと押してあける。 意外と木のきしむ音は静かだった。だが、建物の中の静けさはそれ以上だった。 「まさか……本当に人が一人も居ないんですか?」 「肯定であります。この軍港には、少佐殿と、待機済みの駆逐艦叢雲のみであります」 本当に投げっぱなしのようで、予想以上にとんでもないところだという思いがこみ上げてくる。 二階の中央辺りにある俺の部屋に着いた時も、執務室の隣に私室という落ち着かない間取りに 文句を言うのも忘れていた。 ドアを開け、入り口近くに意外と丁寧にトランクを置き、軍人が俺に向き直る。 「では、私はこれで失礼します」 そう言って本気で帰ろうとする。 「あ、あの!」 「はい、少佐殿。なんでしょうか?」 何も考えず呼び止めてしまったので、つっかえつっかえになりながらも、俺は質問することにした。 「いや、えっと……何かこう、助言、みたいなものってないかな、と」 「助言……ですか。では、僭越ながら。 少佐殿……提督は、これより深海棲艦の討伐という無期限の任務に着任いたしますが、 先に述べたようにノルマなどは無いようでありますので、無理をせず慣れることです。 また、この軍港は維持も運用も高度に自動化されたシステムが採用されております。 最低限の食事さえ用意することができるそうですので、活用なされるとよろしいでしょう。 外出に関しては自由ですし、ノルマがないために何日でも外出できますが……この周りには 小規模な都市が1つあるきりですので、先任の提督方にとっては大して魅力的ではなかったようです」 意外と饒舌に、しかも役立つことばかりを喋ってくれたことに驚く。 「なるほど……ありがとうございます。自動化されたシステムっていうのは、どう使うか分かりますか?」 「私の知るところではありませんが……提督の執務室が全てのシステムを管制することができる、とは 聞いたことがありますので、試してみるとよろしいでしょう」 「分かりました。試してみます……本当に、どうもありがとう」 「いえ……いかに才能があるとはいえ、少佐殿のようにほんの少し前まで民間人でいらっしゃった方に 国防の重責を担わせてしまうのです。この位は。 ……私はこの軍港に留まる事を許されておりませんので、ここまでとなりますが……どうか、御武運を」 そう言って、びしっと敬礼してくれる。敬礼で返せない自分が少し悔しいが、俺も精一杯の感謝を こめてお辞儀で返した。 「それでは」 ざっ、ときびすを返すと、軍人は早足で歩いていった。さて、と……それじゃ、まずは…… 飯の確保だな。執務室に行こう。トランクを部屋に放置して、数歩で執務室のドアノブに手をかける。 ピピー、と音がする。よく見ると、レトロっぽい木と真鍮製に見えてなんらかの認証機能を持っているらしい。 じゃあ木造建築も見た目だけか……? きい、とかすかにきしむ音を立てて開いた扉の先には、すでに人影があった。 「遅い」 「えっ? あ、ごめん」 285 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 17 26 37.77 ID I5F9d3oR 逆光で一瞬見えなかったその人は、水色の髪と橙色の瞳を持っていた。 「あんたが司令官ね。ま、せいぜい頑張りなさい! 私は特型駆逐艦、5番艦の叢雲! 南方作戦や、古鷹の救援、数々の作戦に参加した名艦よ!」 強い光をたたえた橙の瞳、白磁のようにつるりと滑らかで白い肌、小さく形の良い唇、嘘のように綺麗な 水色でありながら自然な眉と髪の色。 ぴったりと張り付くようなワンピースのセーラー服は、細身でありながらも十分にあるふくらみを強調 しているようで、肌を露出していないのに目のやり場に困るくらいだ。 「ふんっ……なによ、返事くらいしたらどう?」 何秒固まっていただろうか? 叢雲は腕組みをしてこちらをにらみつけている。いきなりやらかしてしまった。 「あっ、ああ……ごめん。その……えっと」 君が美人だから見とれていました、などという台詞をさらりと吐けるような人生経験など無い俺は、 見事に挙動が不審になる。 「だから何よ! はっきり言いなさいよね!」 それが叢雲の癇に触るのか、はっきりと眉を立てた。 「いや、だから……」 誤魔化すか? と思うが、この状況をひっくり返す言い訳を使うのはさらに難度が高そうだった。 「だから!?」 「ぐっ……」 なおも言葉に詰まる俺に、さらに苛立つ叢雲。 これから口に出す言葉を思うと、赤面してきた。 「叢雲が……実際に見たら、すごく美人だったから……見とれてたんだよ」 「なあっ!?」 叢雲の白い顔に一瞬で朱がさす。歯を食いしばるようにしてぐっと言葉を詰まらせ、腕をきつく組んで そっぽを向いてしまった。 (最悪の出会いだな……やっぱり顔で選ぶなんてするんじゃなかったか) 素直に実直だと言う吹雪あたりを選んでおくべきだった……と後悔していると、叢雲がポツリとつぶやいた。 そのまま数秒、恐ろしく気まずい空気が流れる。 その硬直を破ったのは叢雲だった。 「わ……私の魅力が少しは理解できているようね! さっきの態度は水に流すわ!」 先ほどよりもさらに赤い顔でそう言った。すこし声が裏返っていた。 「……ああ! ありがとう、叢雲。それで早速なんだが、この軍港を管理維持するシステムをここから動かせるって 聞いたんだけど知らないか?」 ありがたく乗っからせてもらって、ようやく俺たちはこの鎮守府に着任を果たすのだった。 それからしばらく、叢雲に付き添ってもらって立派な机の上にある機械の操作方法を調べた。 意外というか当然と言うか、叢雲は機械の操作方法も自動化システムも知らなかった。そのおかげで 肩を寄せ合いなあらあーだこーだと機械の入力システムを弄れたので、まあ俺にとっては楽しい時間だった。 「ふうん……出撃、編成、補給、改装、入渠、工廠……戦力の管理システムか。ずいぶん簡単なつくりに なってるんだな」 「そうね……あ、ほら。他にも色々できるみたいよ」 「え? いやせっかくだから、叢雲が編成に入ってるかを確認しようぜ」 「いいから! 他のを見るわよ! 他の!」 こんなやり取りが合ったり、他にも何度か叢雲の視線が俺の横顔に注がれているような気がしたが…… 気になって視線を隣に向けると既に何も無かったように画面の方を向いているので、俺も集中することにした。 二つ折りのプラスチックの板のようなそれは、内側の片面が画面になっていて、もう片方を触ったり つついたりすることで操作すると分かった。動力源も見当たらないしコンセントをさしたりする穴も 無いが、ずっと弄っていても電源が切れたりしないし、電池の残量などもどこにも表記が無いのは まさにロストテクノロジーの産物と言う感じで、途中からは俺の顔のすぐ隣に叢雲の顔が寄せられている ことにも気づかないくらいに熱中してしまった。 先ほど見た戦力管理システムに加え、軍港全体の設備の状況、拡張オプションの閲覧に、情報データベース へのアクセス。これが大体の機能らしかった。 286 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 17 27 48.87 ID I5F9d3oR ふと、腹が減っているのに気づく。 「はあ……叢雲、腹が減ってないか?」 「え? そうね、そろそろ昼時だけど……」 軍港の設備状況を見る。どうやらこことは別の建物で食堂があるらしい。 「食堂があるらしいから、とりあえず行ってみよう。誰もいないとは思うけど、食い物は残ってるかも」 「ええ、そうしましょうか」 そう言って、連れ立って外に出る。 顔をしかめるほどではないが、潮風の臭いが鼻を刺激した。 春先の肌寒い風に晒されて首をすくめる俺とは対照的に、叢雲は凛然としている。強風にたなびく 長い髪を押さえながら歩く仕草さえ画になる。まあ、服が風に押し付けられて尻の形をくっきりと 浮かび上がらせた時にはそっちに目を奪われてしまったが。 そして、食堂の扉を開けた瞬間……俺たちは呆然と立ち尽くしてしまった。 「……驚いたな、これは」 先ほど軍人に言われた通り、この軍港は高度に自動化されていた。 と言っても、機械が絶えず動いていると言うわけではない。どころか見た目通りのレトロな造りだ。 食堂は結構な広さがある平屋の建物で、これも木造っぽい外観と内装をしている。先ほどちらっと見た 戦力情報では、俺は現在艦娘を100人……100体? 100隻? まで所有することが可能らしい。最大数に 同時に飯を振舞えるんじゃないかと言うくらいの広さがあった。 当然、そんな広い建物にも潮風は入り込むはずで、人の居ないこんな建物などべとべとに薄汚れて いる……と言うことはまったく無かった。 そこらじゅうを、身長15センチの2,3頭身くらいの人型の何かがちょこまかと掃除していた。 「これは……小人?」 俺がつぶやいた瞬間ぎゅるり、と全員の顔がこちらを向く。はっきり言って怖い。つぶらな瞳に 特に何の感情も宿っていないその感じが、怖さを増幅させている。 「うっ……」 「きゃっ!?」 叢雲と同時に悲鳴を上げ、無意識に身体を寄せ合ってしまった。そのやわらかさといい匂いに 少し恐怖が和らぐ。 「ようこそ新任提督さん! 我々のことは妖精さんと呼んで下さいね!」 さっきの態度を全力でなかったことにする勢いで全員で満面の笑みを浮かべてばんざいで俺を 歓迎する彼らに、一瞬釈然としない思いを感じたが……自動化システムとやらがまさに彼らの 事であるのなら、裏を考えるだけ無意味と言うものだろう。俺たちは至近距離にあった顔を見合わせると、 「いつまで触ってんのよ!」 叢雲は、ばっと音を立てて離れた。腕を組んでそっぽを向いた彼女に苦笑してから、食堂に入る。 「おお……」 奥のキッチンから、複数人の妖精さんがトレイを頭上に担いで一番近いテーブルに載せている。 どうやら妖精さんは料理までできるようだ。一体あの身体でどうするんだろうか? あと、メニューは 1種類しかないのだろうか…… 「あら、いい匂いね」 俺の後に入ってきた叢雲が、さすがに幾分か表情を緩ませて言った。妖精さん特製料理は、確かに うまそうな匂いを漂わせている。その正体は、普通に炊いた米と味噌汁、そしてメインディッシュは 茶色と緑と白……レバニラ炒めのようだ。白は豆もやしで、どっさり入ったニラが食欲をそそる匂いを 放っている。妖精コックは和も中もいけるらしい。 「今は食べる人が二人しかいないので日替わりメニューしか作ってませんが、艦娘が増えてきたら メニューを用意しますね」 そういうシステムなのか……戦う量に義務はないけど、活動するほどお得なことがあるという 餌で釣るわけだ。 軍隊とも思えぬ柔軟な発想と言うべきかどうかは、とりあえず食ってから考えることにした。 「ふう……結構美味かったな」 「そうね。料理も洗い物もやってるところを見せてもらえなかったけど」 やっぱり叢雲も気になってたのか。 「さ、これで飯の心配も無くなったし……休憩したらいよいよ何かやってみるか」 「何かってなによ……締まらないわね」 「いや、実際具体的にどういう仕事があるのか知らないからな」 「それもそうね……出撃って、どこにどうやって出撃するのかしら」 「とりあえずはさっきの戦力管理画面を見て考えようと思ってる」 「あっ……」 突然叢雲が立ち止まる。 287 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 17 29 19.16 ID I5F9d3oR 「どうした?」 振り向くと、叢雲がじっと俺の顔を見つめてきた。心なしか頬が赤く、何かをためらっているように 橙色の瞳が揺れている。 「いや、その……そう! ニラを食べた後だし、歯を磨きたいなと思ったのよ」 「あー、そうか……」 今からこいつに戦場に行け、と命じなければならないのが悪い夢のように、叢雲は普通の……いや 飛び切り可愛い、一人の女の子だった。 それでも、いきなり歯磨きの話題を出されるとは思っていなかったが。 「俺は洗面用具も持ってきてるけど、叢雲は……自分の部屋とかあるのか?」 「特に何も情報はないわね……兵舎の一室を勝手に使わせてもらうわ」 「ああ、それでいいと思う。……ええと、それじゃあ1時間後に、さっきの執務室で」 「……ええ、分かったわ」 なんだかよく分からないままに、俺も食休みをとることにした。 部屋に戻った。さすがにああまで言われたら俺も歯を磨かざるを得ない。普段より かなり丁寧に磨く。ついでにシャワーも浴びた。髪を乾かしてからトランクから 最低限の荷物を出し、提督の軍服らしき白い服に着替える。 「うーむ、これは……」 馬子にも衣装ならまだしも、着られているという感じしかしない。真っ白で割りと派手だし、 洗濯も大変そうで、貧乏性の俺としては余り好んで着たい服ではない。 「まあ、提督なんだからちゃんと着ないとダメだよな……叢雲たちを率いないといけないんだ」 口に出してはみるが、到底実感が伴っているとは言えなかった。 自室から徒歩3秒で執務室へ到着する。青のクロスがかかった提督の執務机は多分、前任者も 使っていたのだろう。よく臭いをかいでみれば、タバコの臭いやなんだか分からない饐えた臭いが 染み付いている。壁紙もどことなくくすんだように汚れているようだ。掃除しないとな、と思う。 今気にしていても仕方が無いと、椅子に座って待つ。 (そうだ、戦力管理画面を見ておこう) 先ほど叢雲が強引に話題をそらしたが、俺にとって一番重要な機能群だ。 とりあえず、編成を選んでみる。ぴろりっ、という音とともに画面が変わり、艦船選択画面になった。 「最初は誰も登録されていないのか。ええと……変更ボタン?」 おそらく、艦娘がここに表示されているのが前提の作りなのだろうそれを押してみると…… 「表示が……ない?」 艦種/艦船名などの情報が表示されるであろうスペースには、赤字で「選択できる艦娘がいません!」 と表示されている。選べるのは『はずす』だけだ。 「叢雲は配属されていないのか? どうして……」 俺は立ち上がり、自分の部屋に置きっぱなしの資料を取りに行った。 一時間後。叢雲が執務室にやってきた。きゅっと引き結ばれた唇に緊張が見える気がする。 それとも、俺の気持ちがそう見せているだけなのだろうか。 「叢雲……」 対する俺は、この一時間弱、そわそわしっぱなしだった。初対面のとき叢雲が見せたいくつかの 挙動不審の理由を、俺は資料に見つけていた。 「資料に、君が俺の艦隊に所属するためには、初期化の手順を踏まなければならないって……」 そう聞いた叢雲は、かすかに頬を紅潮させた。努めて無表情で、直立不動を崩さないところに 彼女なりの意地を見た思いだった。 「そう……じゃ、じゃあとっとと済ますわよ」 そう言ってドアから俺にずんずん歩み寄ってくる。 叢雲はいいのか、という言葉を喉で止める。良いも何も、彼女はそのための存在なのだ。そして その事実に誇りを持っている節が見られる以上、侮辱にしかならない。 「えっと、その……か、勘違いでなければだけど、初期化って言うのは……キス、で合ってるんだよな?」 ぴくり、と叢雲の動きが一瞬鈍り、顔の赤みを増しながら目をつぶってふんと鼻息をついた。 「そうよ。合ってるわよ。……さ、やりなさい」 机の向こうで赤い顔をしながら腕を組んで、こちらをにらみつけて来る。俺はごくりと喉を鳴らした。 「わ、わかった」 288 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 17 30 44.68 ID I5F9d3oR ぎくしゃくとした動きで立ち上がり、机を回り込んで叢雲と対面する。一歩一歩近づくたびに、胸は高鳴り、 叢雲の肌の質感さえ感じられるような距離まできて、お互いに見つめあった。 叢雲は俺より頭半分くらい背が低いので、必然顔を上に向けることになる。音も無く顔の横の 結った髪が流れた。 耳まで真っ赤になった叢雲が少し震えているのを見て、何か言わなければという衝動に駆られる。 「ん……叢雲。あー……これから、末永くよろしくお願いします」 叢雲は一瞬目を丸くして、困惑したように目を伏せ、眉を寄せたが……少し上目遣いでまた俺を 見つめ返した。 「は……はい」 その姿をみて、心の底から美しいと思う。叢雲が目を閉じた。万一にも失敗しないように 俺は目を閉じず、そっと彼女の肩に手を置いて、心臓の動悸に震えながら、唇を重ねた。 ただ触れ合わせただけなのに、叢雲の唇は柔らかくて温かくて、とんでもなく官能的な感触だった。 ほんの少し身じろぎするだけで電撃が走り抜けたような快感がほとばしる。 「んっ……ふぅ……んんっ!」 合わせた唇から、叢雲の悩ましい声の振動さえ感じ取れることが、無性にうれしい。 自分の欲求にしたがって、唇に吸い付いた。びくりと叢雲が大きく痙攣し、俺の胸に手を当てる。 だがそれ以上の抵抗は無い。 「んんっ、んうぅーー!」 叢雲の身もだえも大きくなり、声はどんどん艶がかってくる。俺が叢雲をこんなにしているんだと 思うと、なにか誇らしいような気持ちになって、赤子のように無心に吸い付いた。 何分間そうしていただろうか? 叢雲が終わりを切り出さないのをいいことにずっとやっていたが、 突然叢雲がしゃがみこんだ事でキスは終わった。 「だ、大丈夫か、叢雲!?」 あわてて声をかけるが、直後に息を飲んだ。 叢雲は尻餅をついて女の子座りしている。真っ赤な顔、半開きになった口の端からはきらきらと唾液の 跡が線を引き、焦点の合わないとろんとした目は涙がたたえられきらきら輝いている。 性行為の後のようなその淫靡な表情に目を奪われる。ふと胸元を見ると、先ほどは確かに無かったはずの 胸の頂点を示す突起が、目に見えるようになっていた。ごくりと固唾を呑んで、その光景を目に焼き付ける。 「はっ……そんな場合じゃなかった。叢雲、おい、叢雲!」 肩を掴んでゆすってやると、ハッと目の焦点が合う。瞬時に眉がつりあがり、キッと睨まれたかと思うと、 高々と拳を振り上げた。 「このっ……!」 今更調子に乗りすぎたという事が認識される。ああ、やっぱり殴られるよな、と観念して目を閉じたが 拳は落ちてこなかった。 「バカ」 恐る恐る目を開けた先には、顔をそらしてはいるものの耳まで真っ赤な叢雲がいた。 「……ごめん」 任務とはいえ……必要以上に馴れ馴れしくというか、やりすぎた。 正座で反省の意を示す俺に、叢雲は尻をはたきながら立ち上がり、大分と色の戻ってきた顔をしかめて 口をへの字に曲げながら不機嫌そうに言った。 「フン……別に気にしてないわよ。ただ、初期化は3秒もあれば終わるから、それ以上はいらないってだけ」 「そ、そうか」 「これから入ってくる娘たちには、もうちょっと……せ、節度を守りなさいよね!」 顔をそらして、頬をまた染めながら、そう言った。 「う……分かった」 またも気まずい沈黙が流れるも、息を大きく吸い込んだ叢雲が 「ほら! さっさと立って出撃準備!」 と立ちながら言って、せかしてくれたお陰で気を取り直すことができた。と言っても、 俺は正座しながらもある意味たっていたので非常に立ちづらかったが……叢雲があわてて 顔をそらしたのは、忘れることにした。 「んんっ! さてと……じゃあ早速、編成で叢雲を入れて、と」 ぽちぽちと操作すると、あっけなく叢雲は第一艦隊の旗艦となった。レベル1とあるが、まあ新任だしな。 「とりあえず出撃なのかな?」 「どうかしら……私は『任務』が気になるけど」 回りこんできた叢雲が、前かがみになって画面を覗き込んでくる。髪をかき上げたのか、ふわりといい匂いが 広がった。気を取られないようにそっと目を閉じて深呼吸する。 289 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 17 32 32.68 ID I5F9d3oR 見ると、確かに上のほうに小さく書いてある。出撃や編成などで条件を満たすと報酬が貰えるようだ。 「ふうん……5つまで同時か。とりあえず適当に受けておくかな」 「いい加減ねえ……まあ仕方がないか」 正面海域を護れ! とあるが……実際どれほど差し迫った脅威なのか、いまいち実感ができない。 まあどの道、叢雲一人しかいないのだから特に考えることもなかった。 「さて、それじゃ出撃ボタンを……お? 演習なんてあるのか。最初はこれがいいんじゃないか?」 「……とりあえず見てみましょうか」 「うん。……え? 相手レベル50? 6人編成?」 「少なくともこっちも6人は居ないと、話にならなさそうね」 「そうだな……じゃあやっぱり出撃だな。正面海域……ここの? 今から行って大丈夫かな」 「大丈夫って……何がよ」 「いや、海の上で野宿とかできないだろ? 食料も持っていかないし……」 「そういえばそうね……この身体は食事も必要だし、眠くもなるのか。正面海域と言っても、 具体的に場所が分からないし……」 「でも出撃を選ぶことはできるんだよな。どういうことなんだろう」 「悩んでても仕方ないわ。とにかく決定を押して見ればいいんじゃない?」 「うん……分かった。気をつけてな、叢雲」 「ふふっ。この叢雲様に任せておきなさい!」 俺は決定ボタンを押した。 それと同時に、外からけたたましい音が響く。鉄の巨人が歩いているようなやかましさは、 明らかに背後……港からだ。広大なコンクリ舗装のスペースの一部がせりあがり、金属製の レールが天高く伸びている。 「え……アレを使うのか?」 「そう……なんでしょう。行ってくるわね」 「あ、ああ。気をつけて。危ないようならすぐ戻ってくれよ」 「そうさせてもらうわ。じゃあね」 こうしてバタバタと慌しく、初出撃が始まった。 窓から見ていると、叢雲が駆け足でレールに近づいていく。既に装備らしき機械類を背負っていた。 ひらり、という感じで数メートルを余裕で飛び上がり、レールの根元に乗った六人掛けの椅子のようなものに 腰掛ける。 びいいいい、という耳障りなブザーが軍港全体に響き渡り、レールが微調整されたのか少し震えた。 そして次の瞬間、叢雲の前方の空間……レール全体にヴェールがかかったように薄暗くなる。ついに 叢雲が動き出した……と思ったら、一瞬にして吹っ飛ぶように加速し、水平線の向こうへと消えていった。 「だ……大丈夫なのか、あれ?」 突然鳴った電子音に振り向くと、簡易な地図が表示されている。 おそらくは、これが正面海域とやらの地図……いや海図と言うことなんだろう。 「ふふっ、いよいよ戦場ね!」 さらに、音声付の映像まで別窓で表示された。水面が少し近く、隅の方に棒が見えている。 おそらくは、叢雲の視界なのだろう。しかし……窓の外に比べて、空を行く雲の早さが異常だ。 早回しにしたようにすごい速度で流れている。 「叢雲、聞こえるか?」 「提督? そうか、通信はできるのね」 「よし、聞こえてるみたいだな……叢雲が出撃してから海図が表示されたんだが、 そこから北東へ向かうのが警備ルートらしい」 「了解。出発するわ」 少し緊張を孕んだ声音で返事をすると、映像と海図上の叢雲の反応が動き出す。 不謹慎ではあるがどきどきしてきた。 「時空切断航法、60倍速」 叢雲が何かの宣言をすると、一瞬映像が乱れ、その後復帰した。大海原の主観視点だから 分かりづらいが、これは……とんでもない速度が出てないか? それを裏付けるように海図上の反応も冗談のようにスルスルと移動していく。正面にある 島が近づくのと、主観視点の映像を見るにやはり速度に間違いはないようだ。 「敵艦、見ゆ!」 速度に面食らっていた俺を、マイクからの声が引き戻した。 「交戦に入るわ!」 言うが早いか、映像に小さく見える黒い点に向かって叢雲が進路を変える。 290 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 17 35 16.96 ID I5F9d3oR そこで、俺は海原を支配する深海棲艦と言うものを始めて目にした。 黒い。と言うのが一番の感想だ。モノトーンの外殻に、目玉らしき部分が 内側からもれる緑の光で輝いている。相手も叢雲も高速すぎてよく見えないが、 前後に長い魚のような形らしい。 ざあああ、という水を跳ね除けて進む航行音が耳につく。並走してお互いに 射撃を当てる距離を測っているのだろうか。 「沈みなさい!」 不意に画面に叢雲の腕が映ったかと思うと、閃光と爆発音の後、数十メートルほど 離れた深海棲艦が跳ねる。着弾の衝撃でひっくり返ったらしい。 「よしっ、撃沈!」 画面に映った小さな握りこぶしと声の調子で、笑みを浮かべてガッツポーズをする 叢雲が目に浮かぶようだった。 「おおー……すごいな、叢雲」 思わずもれた感想に、 「ま、当然の結果よね」 と言う割には得意げに返してくる叢雲に、思わずこっちも笑顔になってしまった。 「さて……どうやら、正面の島を右か左に四半週すれば終わりらしいんだが……お?」 突如海図上に羅針盤と女の子が表示された。何の気なしにタッチしてみると、ぐるぐると 少女が羅針盤を回す。そして示されたのは……南東。 「なに? 提督。どうしたの?」 「ああ……すまない。画面に羅針盤が表示されて……妖精さんっていうのか? あの娘が 適当にまわして南東と出たんだが」 ふと見ると、叢雲は撃沈……いや水面に浮かんでいる深海棲艦に近づいているようだった。 「ふうん……それは多分、航路の選定をしているのね」 「航路の選定? 自由にはならないのか?」 「ええ、深海棲艦がいる場所はね、時空が乱れるのよ。艦娘はその領域に侵入するための能力を 持ってるけれど……それでも決まった場所しか通れないという制限付きよ。それを無視すると……」 海域の外にはじき出されるらしいわ。深海棲艦を退治しなければ行けないのは主にこの性質のせいね。 ひとたび群れを成せば、そこは艦娘以外……今は失われてしまった時空切断航法を使える兵器以外の 全てを締め出してしまうから」 「時空切断航法……か。確か何十年も前に太陽系外に旅立った宇宙船が、その技術を使って居たらしいな」 「そっちは、私たちの知るところじゃないけどね。何にせよ、私たち艦娘は昔と同じように敵を撃滅するだけよ」 その言い方がやけに冷たく聞こえて、俺はとっさに何か言おうとしたが……今まさに駆逐艦として…… 人間ではない存在として戦闘に出ている叢雲に何を言えるものでもなく、他の話題に移った。 「しかし、そんな危ない場所に居たのか……所でさっきから何をやってるんだ?」 近くで見るとかなり大きく、全長4~5メートルほどのそれに手を当てて何事かつぶやくと、いきなり にゅうぅ、と粘土のように形を変えて、叢雲の背後……おそらく装備の中に収まってしまった。 「うおっ……何をしたんだ?」 「深海棲艦の回収よ。シャクだけど、こいつらは艦娘の装備の素材になるのよ」 さらりととんでもない事を聞いた気がする。 「そ、そうなのか?」 「詳しくは知らないけど、そうなのよ。運がよければこれで艦娘が一人増えるわ」 そういう風に増えるのか、艦娘は。てっきり活動することで軍の本部からもらうのかと思ったが…… 一回出撃しただけで増えるなら、100なんてあっという間なんじゃないか? 不安になってきたな。 そんな俺をよそに、叢雲が聞いてきた。 「それで、どうするの? このまま作戦を続行?」 「ああ、そうだな……特に怪我もないようだし、続行しよう」 「了解。南東に進路を取るわ」 またも超速の進行が始まった。 291 :!ninja:2014/05/10(土) 17 59 28.63 ID I5F9d3oR そして、そのわずか小一時間後。 「ありえないわ……この私が……」 叢雲は服と装備をぼろぼろにして帰投していた。 「ま、まあまあ……さすがに3対1じゃ無理だって」 ご機嫌斜めなのは分かりきっていたので、俺は妖精さんに言って蒸しタオルを用意していた。 叢雲はひったくるようにそれを奪うと、ごしごしと海水にまみれた顔をぬぐう。 「ふん……あんたにしては割と気が利くじゃない。ほめてあげる」 仮にも提督に対してこの口の聞き方はどうなんだろうと思わなくもないが、叢雲も大変な 目にあったことだし、礼として受け取っておこう。そう思えるくらいには、俺はこの艦娘を 好きになり始めていた。 しかしそれ以上に…… 「えっと……中破してるみたいだし、入渠しないとな」 袖やストッキングはもちろん、腹の辺りが大きく裂け、ちらりと胸の下の部分さえ 見えてしまっている格好は、戦闘直後の叢雲には申し訳ないが非常に扇情的だった。 ほっそりとした腰、わずかに浮いてみえるあばらが華奢さを強調している。というか、 叢雲はこの服の下にブラをつけていないのだろうか? 次は普段から凝視してしまいそうだ。 「屈辱だわ……私がドック入りだなんて」 「ま、今日はゆっくり休んでくれ……あ、補給が先かな?」 突如足元で声がする。 「はいはーい、補給なら妖精さんについてきてくださーい。入渠にもあんないしまーす」 作業服らしきものを着た妖精さんについて叢雲が歩いていった。 こうして俺の艦隊の初出撃は終わった。 「提督さん! 新しい艦娘が加わりましたよ!」 ちょろちょろと妖精さんが俺の足元で走り回る。近くの倉庫の中に呼ばれて入っていった。 中には、鋼鉄製のベッドというか……はっきり言って棺おけみたいな形の、上蓋が透明な ポッドの中に少女が目を閉じて横たわっている。 「じゃーん! さあ、キスをして目を覚ましてあげてください!」 「ああ……毎度これをやるのか。というかまだ目を覚ましてないのか?」 「ええ、叢雲さんは初期艦娘だから特別なんです。普通は初期化してから目覚めるんですよ」 もう文句も出てこないが、初耳のことばかりだな。 改めてポッドの中の少女を見ると、初期艦娘の一人だった電に見えた。が、ちょっとだけ 違うような気もする。 意を決して眠れる少女にキスをする。 「んっ……ふぅ……」 あどけない少女の唇から色っぽい吐息が漏れるのにどきどきしつつ、三秒くらいで離した。 「んん……」 むくりと身を起こすとすぐに目がさえたようで、くるりとこちらを向いた。 「始めまして司令官! 雷よ! かみなりじゃないわ! そこのとこもよろしく頼むわねっ!」 にっこりと笑って、電でなく雷が挨拶をした。 「ああ……いかずち、な。よろしく頼む」 よいしょっと、といいながらポッドから飛び降りた雷は、しげしげと俺の全身を眺めた。 落ち着かない思いをしていると、突然へにゃっ、という感じで相好を崩して笑う。 「なかなか良いじゃない……ね、司令官、私が目覚めたって事は、ちゅーしたのよね?」 「え、ま、まあ……そうだよ。初めてが俺で申し訳ないけど」 「えへへ……そっか。何だか胸の奥が熱い感じ……ねえねえ、もう一回ちゅーってしてみない?」 「うぇっ!?」 思わず変な声が出てしまう。叢雲とは打って変わって、ものすごく親しげでハイテンションだ。 小動物を思わせてとても可愛らしいが、しかし美少女でもあるわけで、急接近されると ドキドキしてしまう。 「んーっ」 にゅうう、とタコの唇を突き出してくる雷に本気で唇を重ねたくなっている自分に 戸惑いながらも、何とか自制して彼女の肩に手を置いて止めた。 「ちょっ、落ち着いてくれよ。……とりあえず司令室に行こう」 「はーい!」 雷は特に気分を害することも無く、元気に同意してくれた。彼女なりの冗談だったのかもしれない。 292 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 18 01 01.09 ID I5F9d3oR 倉庫の外に出ると、雷が腕を絡めてくる。 「あ、あの……」 「なあに? 司令官」 「どうして、腕を、その……」 「あっ、ごめんなさい、嫌だった?」 そう言って離れようとする雷を反射的に引き止めてしまう。 「いや、そうじゃなく。突然だから驚いたんだ」 ぱっと表情が明るくなり、雷が再び身体を寄せてきた。 「ん、ありがと。……何だかね、司令官のことが好きー、って気持ちが溢れてきて、 こうやってくっついてると凄く幸せなの」 くつろいだ表情をした雷の言葉には、嘘は感じられなかった。俺も俺で、 初対面の雷とくっついていて不思議と違和感を感じない。このまま雷の手を取って、 恋人のように手をつなぎながら歩くのが自然なんじゃないか…… そんな奇妙な親しみを感じながら、司令室まで歩いていった。 司令室に着くなり、雷が小首をかしげた。 「ここが司令官の部屋? なんだかタバコくさい……司令官タバコ吸うの?」 「いや、今日着任したばかりだからな。前任の司令室そのままだよ」 「そっか。そうよね、司令官はまだハタチって感じじゃないものね。 それより、今日着任って他の子はどれくらい居るの?」 どこまでくっついたままなのかと思ってそのままにさせて自分の椅子に座ると、 雷は俺のひざの上に腰をおろした。 ドキドキしながらもそっと腕を回して抱くようにすると、雷も腕を絡め、ぎゅっと 俺の腕を抱き寄せてきた。わずかなふくらみ、身体の柔らかさを感じて、興奮が限界を超える。 「あっ……」 すぐさま雷に悟られるが、恥ずかしくて声も出ない。 「し、司令官……あのね、今日の夜、司令官の部屋に行くから……だから、それまでは……ね?」 何を言っているのか理解が追いつかないままに、がくがくと首を縦に振る。 「そっ、そうだ、他の艦娘の話だったよな! 初期艦娘の叢雲一人しか居なかったんだ。 だから雷で二人目だよ」 「そうなの? じゃあ私にうーんと頼っていいからねっ!」 まだほんのり赤い頬のまま、腕の中の雷が俺を見上げてにっこり笑う。俺はといえば…… 「……もう、司令官のえっち」 その可憐さに、またも興奮してしまうのだった。 それから気まずくなりながらも、雷は俺のひざから降りず……むしろ積極的に身体を密着させながら 二人して言葉少なに過ごした。 手持ち無沙汰の俺は目の前の端末を弄りだし、ふと気づく。 「あ、この『はじめての「編成」!』っての、今なら達成できるな。ちょっとやってみるか」 「そうね。報酬もあるみたいだし」 「よし、達成、と……お? 白雪?」 「あら、新しい子が来るのね。司令官、迎えに行ってあげましょうよ」 「そうだな……というより俺が行かないと目覚めないんだろうな」 「あ、そっか。他の娘とちゅーするのよね……司令官、私のこと忘れちゃ嫌よ?」 俺の袖をクイクイ引きながら見上げてくる雷に、なんと応えて良いか思案しながら…… 俺は雷を引き連れて白雪を起こしに行った。 それから……あっという間に回復した叢雲が今度こそ3人で正面海域の敵を撃破し、 次なる海域への出撃許可が降りた。それと同時に、さらに二人……響と那珂が艦隊に加わった。 この二人もまた、雷よりは叢雲に近く……要するに俺に対して普通の態度だった。 雷だけが例外なのか、それともこの先艦娘を仲間にしていけば何人もそういうことがありうるのか…… 不謹慎ながらわくわくしてしまうのは、哀しい男のサガなのだろうか。だが、そんな未来のことより 今気にかかっているのは…… 「本当に……来るのかな」 執務室の隣、俺の私室で、俺は割りと豪華なベッドに腰掛けていた。風呂に入ったり歯を磨きまくったり、 そわそわして我ながらみっともないとは思うが……あんな美少女に夜這いを宣言されたら 誰だってこうなってしまうだろう。 窓の外には、夜でも明かりが落ちることなくいくつか輝いている。軍事行動が夜にまったくないとは 俺だって思っていないから別に不思議ではないが……これを維持している妖精さんには頭が下がる思いだった。 293 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 18 01 32.52 ID I5F9d3oR 窓からでは兵舎は見えないため、雷が歩いている姿など見えるわけもないのだが、じっと地面を見ると たまに妖精さんが歩いて移動していたりして、暇つぶしにはちょうど良かった。窓の向こうの波の音も 部屋の防音で遮られているような有様だったから、たとえ雷が前の廊下を歩いていても分からなかっただろう。 だから逆に、こんこん、という音が空耳でないことは、すぐに分かった。 「こ、こんばんは……司令官」 枕を抱いた美少女が、ドアを開けたすぐそこに立っていた。ピンク色のパジャマを着て艤装も無い 彼女は、ただの少女としか見えない。 「あ……ああ。その……は、入って。雷」 上目遣いにこちらを見るその瞳の輝きに吸い込まれそうになる。昼間と違って、誰はばかることなく 見つめていてもいいのだと思うと、自分の中の何かが暴発しそうだった。 こくりと頷くと、雷はとてとてと早足で俺の部屋に入ってきた。そして、ベッドと向かい合って 数秒逡巡してから、ベッドに腰掛けた。 抱いた枕に強く押し付けられた顔が真っ赤になっているのがすぐ分かる。 庇護欲とともに、嗜虐心をひどくくすぐられる光景だった。こんな可愛い娘を自分の好きに できると思うと、心臓がばくばくと高鳴り、手が震えるほどだ。 足がもつれないように祈りながら、努めてゆっくりと雷の隣に……すぐ隣に、腰掛けた。 「雷……」 恐る恐る、彼女の細い太ももに手を載せる。湯上りのように温かく、しっとりと手が沈むような やわらかさが、俺の理性をさらに溶かしていく。 雷はびくりと身体を震わせて、のろのろと顔を上げ、俺を見た。潤んだ瞳が、部屋の照明で 宝石のように輝いている。 「司令官、ん……」 そっとまぶたを伏せて、唇を差し出す。我慢の限界か、俺は流れるように唇を重ねていた。 それと同時に、雷が抱いていたそば殻の枕をそっと取り去り、俺の枕の方に投げる。 「んぅ、ふ、ちゅ……」 雷の方から、ついばむように俺の唇を吸ってくれる。俺は返礼とばかりに舌で雷の唇をなぞるように 撫でた。 「んっ、んむぅ、ふぁ……」 雷の身体全体が震えたのが分かる。上ずったような色っぽい声が、あどけない雷の口から発される度 たまらない興奮を覚えた。その細い腰を抱き、ゆっくりとベッドに押し倒してより深くキスをする。 「ちゅっ、んくっ、うんっ」 なるべく体重をかけないように雷と密着すると、その温かさ、やわらかさにめまいがする。キスは とっくにお互いに舌を差し入れ、唾液を交換する深いものに移っていた。 そしてついに、俺の手が雷のかすかなふくらみに乗せられる。 小さな手が、俺の胸の辺りをぎゅっと掴むが……目は閉じたままで、ねっとりと舌を絡めてくるキスは むしろ激しさを増している。 ふうふうと形の良い鼻から漏れる鼻息を唇の上の方に感じながら、小さな胸をまさぐりだした。 ふにふにと柔らかく甘い感触がするそれは、強く揉めば崩れてしまいそうなほどだが……実際にもんでみれば、 確かな瑞々しい肌の弾力がある。そしてパジャマの上からでも、一味違う感触の乳首がはっきりと分かった。 完全に覆いかぶさり、キスを続けながら胸の甘美な感触を味わっているだけで満足しそうな位に 雷の身体は最高だった。 だが、俺の欲望を煽り立てるように、雷はキスと愛撫を続けるとじっとりと首筋に汗をかき、乳首がどんどん 硬くなっていく。閉じられていた目はいつの間にか薄く開いていて、しかし色欲にまみれたように潤み、焦点を 結んでは居なかった。 ちゅる、と雷の吸引を引き剥がす音を立ててキスを終えると、銀の糸が俺の唇と、雷の引っ込められていない ピンク色の舌の間にかかった。身を起こして、俺は服を脱ぐ。ズボンも全て脱いでしまうと、恥ずかしげも無く 勃起したそれを雷に見せ付けた。 そろりと首を向けて雷もそれを見ている。と同時に、首元に手を当てて、パジャマのボタンを外し始めていた。 そっと俺が雷の腰に……パジャマの下に手をかけると、手を止めずに無言で腰を浮かせる。パンツごと 脱がせた俺の目の前に、まぶしいくらいに白い雷の裸の下半身が飛び込んできた。 雷はさすがに顔を背けて、耳まで真っ赤にしている。やがてボタンを外し終わると、手でひさしを作って 目元を隠して、上ずったか細い声でこう言った。 「しれー、かん……電気、消して……ね? おねがい……」 その一言で俺の理性は完全に吹き飛び、雷の股間に顔をうずめて毛の一本も無い餅のように柔らかなその 肉ひだに舌を這わせていた。 294 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 18 02 08.09 ID I5F9d3oR 「んくううぅうううっ、あうっ! だ、ああっ! しれーか、ぁあっ、そこだめ、そこっ、ああーーーっ!」 ちゅばっ、ちゅばっ、と塩味のぬるつく液体をすすり、むっとする匂いを胸いっぱいに嗅ぎながら、 クリトリスといわず膣穴といわず、欲望のままに雷のまんこにしゃぶりつく。細い肢体がのたうつように 跳ね、ベッドがぎしぎしと軋む姿が白い照明に照らされて、最高に淫靡だった。 与えられる快感に耐えかねたように身をよじり、俺から逃れようとするのを両太ももをがっちりと抱いて 逃がさない。ぴんと立ったクリトリスが眼前にあるので、皮に包まれたそれに吸い付き、口の中で 執拗に転がしてやる。 「ひぐっ、あうぅぅぅぅんっ! ひぃっ、あーーーーーっ!」 それまでは脱力していた両足をピンと伸ばし、部屋中に響くほどの声を上げて、雷がもだえ狂う。ぎちぎち、と 音のするくらい体全体に力をこめて硬直させ、がくがくと痙攣した後……糸が切れるように全身を脱力させた。 「はっ、はっ、はっ……」 時折ひくひくと痙攣し、浅く荒い息をつく雷の小さな身体が、女として芽吹いていくようなその光景に、 感動さえ覚える。まだ俺が口付けているまんこは幼女のように一筋でしかないが、奥からとろとろと蜜を あふれさせ、雷の股と尻を卑猥に輝かせ、ベッドのシーツに大きなしみを作っていた。 「雷……そろそろ、入れるよ」 クリトリスを嘗め回されて絶頂し、息も絶え絶えの雷が、それでも気丈に、こくんと頷いた。 パジャマの上はまだ脱げておらず、俺が抱き起こして下のシャツとともに脱がしてやる。 「やだ……赤ちゃんみたいで恥ずかしいわ」 はにかむように笑う雷は、乳首をびんびんに立たせ、開いた股がしとどに濡れていてもなお、清らかに 美しかった。そんな彼女の手を握り締めながら、もう一方の手で俺の棒を握り、ぬるつく秘所にあてがって 入り口を探り当てていく。初めての性器への刺激に暴発しそうだ。 「ん……は、あぁ……もう少し、下……うん……あふっ、そこっ……」 悩ましい声で俺を雷は俺を導いてくれる。ぬぷ、と開いた膣の感触に、俺は腰を慎重に突き出し、 ついに雷に侵入を始めた。やけどしそうなほど熱く、そして押し返される狭さをねじ伏せて、力をこめる。 ぬるり、と愛液ですべり、ついに亀頭が飲み込まれる。そこから先は手を添える必要も無く、雷の身体を 抱き寄せ、少女を犯す至高の快楽に酔いしれた。すぐに処女膜と思しき抵抗に突き当たり、雷の顔を見る。 こくり、と頷いて、微笑んでくれた。 唇についた愛液を手の甲でぬぐい、俺は雷にそっとキスをしながら、処女膜を突き破った。 「んっ……!」 さすがに痛いのだろう、雷は目をつぶり眉を寄せて耐えている。俺はさらにずぶずぶと沈みこんで行き…… 一番奥に達した時点で、勝手に射精してしまっていた。 「ふあっ、司令官のが、中で、びくんびくん、って震えてる……」 身体ががくがくと震え、目の前が真っ白になるほどの快楽を味わう。どくんどくんと、自分でも信じられないほど 長く射精が続き、雷の子宮を精子で侵していく。 射精が終わってもなお、俺のは硬いままだった。雷の身体を、まだまだむさぼりつくしたかった。 「んっ……司令官、その、もう大丈夫だと思うから……」 うごいて、いいよ。 顔を真っ赤にして、かすれるようなささやき声のその言葉で火がついたように、俺は腰を振りはじめた。 「んんっ、あ゛うっ! あぁっ!」 雷自身の愛液に俺の精液が加わり、処女の膣内であってもすべりは十分だった。ぐぷっ、ぐぷっ、と 粘液を肉壷の中でかき回す卑猥な音を立てて雷の処女膣をこね回すと、今までのあえぎ声とはさらに 違う、搾り出されるような、どこか獣のようでもある、生々しく雌を感じる声をあげて雷はもだえた。 初めて目にする汗に濡れた平坦な胸に吸い付いて、しょっぱさと共に感じる不思議な甘さを味わう。 みっちりと締め付け、まとわり付いてくるような雷の膣の感触に、俺はピストンの途中でも我慢することなく 射精していた。 「んひいぃいいんっ!! ひぐっ、うああぁぁあああんっ!」 まるで萎えることも無く、もはや泣き叫んでいるのと判別がつかないよがり声を上げている雷に 精液を流し込む。俺の脈動に合わせて膣をうねらせ、精液を搾り取ろうとするのに逆らわず、最奥で じっとしてそのサービスを余すことなく享受してから、また腰を振る。いつの間にか握った手は離れ、 お互いに抱きついて密着し、舌を絡めあう。 それから何時間も同じ体勢で、抜かずの生殖行為に励み続けるのだった。 295 : ◆NQZjSYFixA :2014/05/10(土) 18 03 18.89 ID I5F9d3oR 視界がなんとなく明るいのを感じ、目が覚めた。 「司令官、おはよ」 窓の外の薄明かりで照らされた雷は、やはり見とれるくらいに綺麗だ。俺の腕の中で、股間から俺の精液を あふれさせている姿とくれば、特に。 どちらからとも無く唇を重ねて、一緒にシャワーを浴びた。当然また欲情して、ボディーソープを 塗り付けあいながらの対面座位で1発射精した。 せがまれて備え付けのドライヤーで雷の髪をぶおんぶおん乾かし、ちょいちょいと髪型を整えると、 持ってきた枕を抱いて雷は帰って行った。 「マルロクマルマルから訓練しようって、昨日みんなで話し合ったの」 だそうだ。にっこりと微笑みながら、小さく手を振って廊下を早足で去っていく雷を、俺はぼーっと 見送った。 一人自室で考えることは…… 「やっぱり、何かあるんだろうな……あの注射か?」 キスで目覚める、うら若き娘の形をした兵器。好感度の高さ。身体の相性。何より俺の絶倫さ。 つまりは、そういうことなのだろう。艦娘と、それを率いるものを括る、鎖。女性の場合どうなるのか 興味がわかないでもないが、この分だと希少そうだ。 性臭漂う部屋の窓を開け放つ。大きなしみがついたシーツをはがして、洗濯機に放り込んだ。放って 置けば妖精さんが洗ってくれそうだが、さすがにそんな気にはなれない。 100人以上の提督。毎日数人増える艦娘。それらが社会に放たれ、まともな仕事にありつけるかどうか。 元クラスメイトの言葉を思い出す。性風俗に関わる艦娘は、すでにいるのだ。もしかしたら、雷と 同じ姿、同じ性格の娘が。 いや、むしろ普通に仕事に就いて生活しているほうが、周りの男がほうっておかないか。 「軍は、艦娘との混血を進めようとしているのか……?」 昨日見たとおり、時空がゆがんだ領域に侵入し、超高速で戦闘する力を艦娘は持っている。 人の形をしているが、明らかに人の領域を超越した力を持った存在。さらに、常人以上の美しさを持っている。 個人的には彼女たちと子孫を残せるのならむしろうれしい位だが、嫌悪感をもつ人もいるだろう。 特に女性側は淘汰の危機に晒される。 目的は、深海棲艦に対抗するためなのか、もっと先の何かを見据えているのか、それとも…… 「……考える意味もない、か」 俺はため息をついて思考を中断した。仮に目的が分かったとしても、それを止められる立場でもない。 世に何百人の雷がいるのか分からないが、俺にとっての雷は今日抱いた彼女だけだ。そしてまだ見ぬ艦娘達もまた。 深海棲艦の脅威は実際あり、領域一帯を占領してしまうものと分かった。それに艦娘で対抗する行為は、 間違いなく人類のためにはなっているだろう。それで十分だ。俺にできることは、自分の艦娘を大事にすることだろう。 「さ、今日も一日、がんばりますか」 こうして、俺の提督としての人生が始まったのだった。 続き→提督×雷、初雪1-899避 +後書き おわり 最初は北上さんとだらだらHするのを書こうとしたがそこまで進まなかった これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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遠征、任務(クエスト)については、それぞれのページ内によくある質問コーナーがありますので、そちらもあわせてごらんください。 システム関連ブラウザ内が真っ白でどうすればいいのかわからない ロードが長い Flash のエラーやクラッシュでゲームが進まない 艦娘のボイスがまったく、あるいは一部、再生されない 別の艦娘のグラフィックが入れ替わって表示されたり、別の艦娘のボイスが入れ替わって再生されたりする ボタンを押してもゲームが始まらない 「エラーが発生したのでページを更新します」と表示されてOKを押すとログインからやり直しになる ゲームの操作への反応がものすごく悪い メンテで~になった気がする! 一番最初のゲーム開始時に提督の名前を入力しても受け付けてもらえない 艦隊名や提督コメント欄に入力を受け付けてもらえない 課金要素に関して スマホで艦これしたい! ゲームを終了させるときはどうしたらいいの? 基本情報関連戦闘時の経験値は分配されるの?レベル上げは単騎のほうがいい? 艦娘の横に顔が出てきたんだけど?あるいはキラキラしてるんだけど? 艦娘の疲労を色つき顔の3段階より詳しく表示できませんか? 艦娘の疲労をとるには艦隊の編成から外す必要がありますか? 編成の並び順って旗艦以外の順番は関係ないですか? 編成画面の艦娘でHPバーがちかちか赤くまたたいているが何? 艦娘の名前の下の☆(星)の数は何を表しているの?レア度? 資源にカンストある? 限界値は? 階級が下がったんだけど、どうして? 1隻ずつ補給するの面倒なんだけど、一括して補給できないの? 艦娘全般あの艦娘の絵師さんは誰ですか? 中破と大破でグラフィックは同じものですか? 航空戦艦って弱いの? 改造しない方がいいの? ~(艦娘)って使えない子? 大井は金背景ですが強いのですか?虹背景の島風や雪風はどうですか? 五十鈴と摩耶が人気ですが、どういう理由からですか? 2-4辺りから軽巡と駆逐艦の働く場がない感じですがこのままフェードアウトですか? イベントでGetできる艦娘はイベント終了したら手に入りませんか? 同じ名前の艦娘は1つの艦隊に2隻編成できませんか? 艦娘の入手方法関連重巡や戦艦、空母とかどうやって手に入れるの? クエストに必要な川内型三種の入手は?天龍は?金剛姉妹と南雲艦隊は? 島風の入手は? 雪風は? 潜水艦の入手は? 工作艦「明石」の入手は? なんでうちの鎮守府にはあの艦娘が来てくれないんです? 新しい艦娘を建造しようとして工廠に入って「建造」ボタンを押しても建造できない? 艦娘ボイス関連秘書にして放置してると勝手にしゃべる艦娘がいる 戦績表示をさせたとき秘書艦娘が「メールが届いています」等と言うがどこでメールを見られるの? あの艦娘の、あのセリフが聞き取れない なにやら意味深なセリフを話す艦娘が多いけど、内容がイマイチ分からない 補給をしただけなのに「近代化改修うれしいわ」と言う艦娘はおかしい 配属されたのが警備府や泊地なのに、ゲーム開始時に「提督が鎮守府に着任しました」と言われる 艦娘のキャスト情報は? 攻略関連開幕の航空戦で陣形のところに「触接中」って出た。触接ってなに? 第3艦隊、第4艦隊はどうやって出すの 意図的にキラキラ(戦意高揚)状態を作りたい 羅針盤もうイヤ、ボスに行けない、うずしおにばかり行く 資源が足りない 特定の資源がすごく余ってるが使い道がないか 開発資材が無くなった、時間経過で増える? 遠征の成功編成教えて wikiの編成で遠征をやっても失敗した 遠征開始ボタンが押せない 戦闘したあとの補給で使われる燃料と弾薬の艦種別の燃費ってわかる? 砲撃の時にやたらとmissばかり出てダメージを与えられない 砲撃戦で2回攻撃することがあるのはなぜ? 砲撃戦で旗艦にバリアのようなものが出た 「かばう」動作は潜水艦でも出ますか? 補給艦・輸送艦はどこにいるの? 南方海域やイベント海域には【支援艦隊】を出せるそうですが出し方は? ランキングで順位を上げると何かいいことあるの? 搭載兵装関連魚雷を積んでいるのに敵潜水艦に攻撃してくれない 爆雷を軽巡洋艦・駆逐艦に積んだが潜水艦へのダメージが小さい 潜水艦相手に夜戦するとほとんどダメージを与えられず一方的な被害を受ける 甲標的を夜戦で撃ってもらえない、夜戦でカットインにならない 主砲とか副砲とか機銃とかってどう違うの? 艦載機関連艦載機の横の数字は何? 補給すると上の方にボーキうんぬんと文字が流れるのは何? コモン艦載機とレア艦載機で、ボーキサイトの消費量は変わりますか? 敵に空母が居なかったのに艦載機が撃墜されてボーキサイトが減った 艦載機の搭載機数がwikiに載ってるデータより少ない 艦載機の種類の違いって何?水上機(軽巡、重巡、戦艦、練習艦などが装備できるもの) 艦上機(空母が装備できるもの) 彩雲はすべての空母に搭載しておかなければいけませんか? 彩雲の図鑑に「空母の4番目のスロットに入れてください」とありますが、4番目でないといけませんか? 偵察に失敗すると「命中・回避DOWN」となりますが、だったら偵察機は積まないほうがマシ? 未帰還となった艦載機は装備からロストしてしまうのですか? 空母の「火力」パラメータに意味はあるの? 敵に空母が居たのだが、砲撃戦で艦載機を飛ばしてこなかった 仕様関連弾薬も燃料も満タンで空母に艦載機(ボーキサイト)の補給が出来ない。 近代化改修/改造したら装備が消えたくぁwせdrftgyふじこlp 轟沈する条件はどうなっていますか? 轟沈した艦娘の装備はロストになりますか? 急に重くなった、反応しなくなった、通信エラー多発、再読み込みしても画面が真っ白でロードが始まらない 開発に失敗したのに開発資材が消えた ボスに勝利した、クエストを達成したのに報酬でもらえるはずの艦娘がもらえない まったく艦娘がドロップしなくなった、おかしい 期間限定イベントに出撃しようとすると、艦娘枠が5隻分あいてるのにあきが足りないと出る 艦娘枠があいていないからと出撃ができなくなった 通常マップでボスに勝利したのに何もドロップしなかった 入渠して修理中、終了時刻まで数十秒あるのに終わった or 遠征が数十秒あるのに終わった メイン画面のメニューバーで「任務(クエスト)」のところだけ緑に点滅しているが何かあるの? 戦闘経過をスキップして結果だけ見ることはできないか 戦闘終了時のように、あといくつ経験値稼げはレベルアップするか見れないか? 戦闘終了時にレベルアップしたはずなのに、母港に戻るとレベルアップしてなかった 戦闘終了時に次レベルまでの必要経験値が表示されない ゲーム開始時に与えられた任務(はじめて~)の5種類を全て「達成」したのに、新しい任務が追加されない。 出撃後にページ更新したりブラウザを閉じると艦隊はどうなるの? メンテナンス・アップデートが行われている間に資源の自然増加・遠征の時間経過・入渠の時間経過はどうなりますか 艦娘の建造をするとwikiに載っていない建造時間になった 入渠させていると0 00 00になったのに修理が完了せず時間がマイナスに増え続ける 遠征させていると残時間が増えていっていつまで経っても帰還しない PCの時計はあっているはずなのに前3項のように時間にからむ挙動がおかしい ユーザー登録関係開始早々でたらめなことをしたので、最初からやりなおしたい 提督の名前を変えたい 提督の名前は既に着任している別の提督と同じ名前を重複してつけられますか 提督の名前を入力するところでブラウザエラーが出て進めない アカウントを消して退会したい システム関連 ブラウザ内が真っ白でどうすればいいのかわからない サーバが重い等の理由でゲームが正しくロードできていないため真っ白になっています。 少し時間を置いて、ページをリロードしてください。 (短時間にリロード連打はやめてください、規約でも禁止されています) 正しくロードされればスタート画面が表示されます。 ロードが長い ブラウザのキャッシュ容量を増やすことにより、次回以降のロード速度が向上する。 (キャッシュ=一度ダウンロードしたデータをパソコンに保存する仕組み。更新がないデータはキャッシュを読むから速くなる) ▼Internet Explorer の場合 インターネット オプション→全般→「閲覧の履歴」の設定→「インターネット一時ファイル」の使用するディスク領域→1024。 ▼Google Chrome の場合 キャッシュを可能な限り溜め込む仕様なので、IEのような設定は特に必要ない。 自分の行動に責任が持てる人は、ショートカットのリンク先の末尾に半角スペースを空けて「--disk-cache-size=1073741824」を追加。 ▼Firefox の場合 ツール→オプション→詳細タブ→ネットワークタブ キャッシュされたWebページ の キャッシュ容量の制限 のチェックを外すか、1024にする。 Flash のエラーやクラッシュでゲームが進まない まず Flash のバージョンを確認。リンクは→ http //www.adobe.com/jp/software/flash/about/ 表示された Flash のバージョンを、同じページにある最新バージョン表と比較。 最新でない場合は更新する。リンクは→ http //get.adobe.com/jp/flashplayer/ Google Chrome や McAfee を同時インストールするチェックがオンになっているので外すこと。 ▼Google Chrome の場合 Chrome には 専用の Flash プラグインが同梱されているため、上の方法で更新することができない。 また、この専用プラグインだけで発生する特有の不具合を抱えている場合がある。 この問題を解決するのはちょっと難しいため、基本的には Chrome が更新されるまで他のブラウザを使用することを推奨する。 自分の行動に責任が持てる人は この辺 を参考にして汎用プラグインを導入。 艦娘のボイスがまったく、あるいは一部、再生されない 母港右下の舵輪アイコンからオプションを開けて、音量設定のVoiceがミュートされていたり音量ゼロになっていたりしないか確認してください。 ミュートや音量ゼロになっていないのにボイスの再生に不具合がある場合、不完全なデータがキャッシュされていることに起因するかもしれません。 いったん艦これをログアウトし、ブラウザのキャッシュをクリアしてからログインしなおしてみてください。 それでも改善されない場合、特にブラウザにFireFoxを使っていると、相性問題でボイス再生に問題が起きているかもしれません。 おそらく他のブラウザに変更すると問題なくボイス再生ができると思われます。 別の艦娘のグラフィックが入れ替わって表示されたり、別の艦娘のボイスが入れ替わって再生されたりする 不完全なデータがキャッシュされていることに起因するかもしれません。 いったん艦これをログアウトし、ブラウザのキャッシュをクリアしてからログインしなおしてみてください。 ボタンを押してもゲームが始まらない 公式:「ゲームスタート」のボタンが出てから、一呼吸おいてからアクセスされると、よりスムーズに母港にアクセスが可能です。 タイトルコールのボイス再生が完全に終了してからボタンを押すと良い模様。 ボイスをオフにしてる人はボタンが光ってから数秒待つべし。 また、「ゲームスタート」を押してすぐに通信エラーが出る場合には、PCの日時設定が正しく行われていない可能性あり。 「エラーが発生したのでページを更新します」と表示されてOKを押すとログインからやり直しになる DMMのログインタイムアウトなので、別のタブでDMMのどこかを開いておいて、そこをリロードしてログインしなおせば、キャンセルして続けてゲームを行える。 ゲームの操作への反応がものすごく悪い 艦これは動作にflashを使用しています。 同じブラウザでflashを利用する他のサイト、他のブラウザゲーム、YouTube、ニコニコ動画ほか動画サイト などを閲覧していると、艦これの動作がとても重いものになります。 異なるブラウザを使い分ける等してください。 なお、改装メニューで兵装を入れ替えたり選択したりする画面がかなり重いのは正常な仕様です。 メンテで~になった気がする! なんか変かな?と思ったら、 ブラウザのキャッシュに残っているメンテ前のデータが悪さをしている可能性が高いです。 ブラウザのキャッシュを削除してからログインしなおしてください。 メンテナンスでの変更点は、公式コミュニティ http //www.dmm.com/netgame/social/community/-/detail/=/id=100 「運営鎮守府からのお知らせ」に記載されています。質問の前にまずここを確認してください。 公式のお知らせに書いてなければ気のせいです。 書いて無くて体感で分かること、明らかなバグであれば、本スレで皆大騒ぎしてます。 また、運営に問い合わせてバグと判明した場合は、やはり「運営鎮守府からのお知らせ」にて告知されますし、返信もあります。 体感でわかりづらい事は、過去のデータと突き合わせてください。 一番最初のゲーム開始時に提督の名前を入力しても受け付けてもらえない 提督の名前は他の提督に公開されるものですので、卑猥なワード・暴力的なワード等ははじかれるようです。 それに心当たりがなければ、問い合わせフォームから運営に、どのブラウザでどんな名前をつけようとして受け付けてもらえなかった のか相談してみてください。 稀に、ブラウザの相性問題で名前入力ができないことがあるようです。 異なるブラウザで試してみると入力を受け付けてもらって先へ進めるかもしれません。 艦隊名や提督コメント欄に入力を受け付けてもらえない 艦隊名や提督コメント欄に好きな文字列をセットすることができますが、NGワードがあるほか、使える文字数が 意外と少なく、入力欄の大きさよりも少ないものとなっています。 受け付けてもらえないのは文字数オーバーだと思われます。 稀に、ブラウザの相性問題で名前入力ができないことがあるようです。 異なるブラウザで試してみると入力を受け付けてもらって先へ進めるかもしれません。 課金要素に関して 艦これの課金要素は主に 各種資源、母港拡張、ダメコン、ドック解放 などです。 詳しいラインナップは【アイテム】のページを参照してください。 課金ガチャ・課金でのみ入手可能なキャラは存在しません。 他のブラウザゲーに多く見られるような、序盤から課金ガチャで強キャラ引いて楽勝プレイは不可能と考えていいでしょう。 一応、各種資源を大量に購入し、大和型や大鳳のような強力な艦娘を最初から入手してしまうことは可能です。 そうすれば確かに序盤は楽勝プレイが出来るので、課金ガチャと言えるかもしれません。 しかし、それら強力な艦娘を養うとなると、さらに大量の資源が必要になりますし、 なにより一銭も課金しなくても資源を貯めることは難しいことではありません。 たしかに大和型を量産出来るくらい貯めるとなると、相当時間はかかります。しかし逆に言えば時間をかければ可能です。 ただし、ドック解放や母港拡張はリアルマネーを払わなければ購入できません。 リアルマネーの投入はよく考えましょう。 スマホで艦これしたい! 艦これはスマホでの動作に対応していません。 どうしてもやりたければ自分でググりましょう。 運営公式は、スマホなど推奨環境でない環境から無理に動作させることはサーバ負荷を高めるとして ご遠慮くださいという立場ですので、ご注意ください。 また、一部のプロキシサービスなどを利用すると、DMM.comのアカウント情報が平文で垂れ流しに なりますので、セキュリティ上かなりマズイことになります。 日中パソコンを点けっ放しにすることに抵抗がなければ、艦これに接続した状態のパソコンを家に 放置して出先からスマホ等でリモートデスクトップとして操作することで擬似的にスマホでもプレイできます。 この方法は推奨環境も守ることになり、サーバ負荷にも影響しません。 その場合パソコンの熱問題、スマホの消費電力、データ転送量の制限の問題、無音声などを 我慢できるか考慮する必要があります。 ゲームを終了させるときはどうしたらいいの? ブラウザ(またはタブ)を閉じてください。 データは自動的に随時セーブされているので、データをセーブするための操作は必要ありません。 基本情報関連 戦闘時の経験値は分配されるの?レベル上げは単騎のほうがいい? 経験値の分配はなく、海域ごとに決まった経験値が全艦に入ります。 単純にレベル上げだけが目的なら6隻以外の選択肢はありません。 ただ、単騎であれば当然必ずMVPとなり、旗艦補正も受けられます。 なので、特定の艦だけ集中的に育てたいのであれば単騎も間違った選択肢ではありません。 ただしその場合は適切な海域を選ばないと、入渠を繰り返したり戦闘での勝率が落ちることになるので覚悟しましょう。 艦娘の横に顔が出てきたんだけど?あるいはキラキラしてるんだけど? 艦娘の横に顔は疲労度です。 これが出ていると全力を出せず、命中率や回避率低下、被クリダメ率上昇(?)などのデメリットが発生します。 疲労度は時間経過やドック入りで回復します。ブラック鎮守府ダメ、絶対。 キラキラしている場合は戦意昂揚で、普段以上の力を出せます。 当ページの【基礎知識:疲労に関して】にも、公式の作戦要綱にも書いてあります。 艦娘の疲労を色つき顔の3段階より詳しく表示できませんか? 艦娘の疲労は、黄色顔と完全回復の間に【給糧艦「間宮」】が点滅する/しないで見分けることも可能です。 しかし「間宮」が点滅しなくなっても、さらに10分ほど休憩させないと、完全疲労回復とはなりません。 その間のどこにあるかの確認を取る手段はありません。 内部的なパラメータでは疲労は0~100のCond値で管理をされているようです。 黄色ではなくなっても、あるいは給糧艦「間宮」が点滅しなくなっても、完全回復までの間の、少し・わずかな 疲労が残った段階にあると、戦闘での回避や命中に若干の悪影響が出ると考えられています。 詳しくは【基礎知識:疲労に関して】を参照してください。 艦娘の疲労をとるには艦隊の編成から外す必要がありますか? 艦娘の疲労をとるのに、艦隊の編成から外す必要はありません。 艦隊に組み込んだままでも、母港で何もせず時間が経過すると自然回復していきます。 なおゲーム画面がそのままでは、実際には自然回復が進んでいても画面上の疲労マークは変化しません。 また【給糧艦「間宮」】の点滅状態も変化しません。 「母港」画面に戻って再度「編成」画面に入り直す等でも反映されます。 何か編成を変えたりした時にもいきなり実態が反映されます。 編成の並び順って旗艦以外の順番は関係ないですか? あります。 砲撃戦2巡目と夜戦では、上から(1番艦から)順に攻撃していきます。 MVPは与えたダメージ総量で決まるようなので、攻撃順が早ければそれだけ有利になります。 また夜戦においては夜戦で攻撃できないこちら側の空母は順番が飛ばされるのではなく何もせず敵にターンが移るので、 上の方に配置すると敵が先手を取ることになり不利になります。 旗艦は絶対に失いたくない艦娘を優先し、それ以降には夜戦前提とするか否かで空母の位置を決め、ついで育てたい順で配置するといいでしょう。 なお、陣形の光点が光る順と並び順が対応しているようですが、陣形内の位置で何らかの補正があるかどうかは現在のところ特になしというのが通説です。 編成画面の艦娘でHPバーがちかちか赤くまたたいているが何? 編成画面などでHPバーがちかちか赤くまたたくのは、編成された艦娘の中に特にひどく大破してHPが1近くまで 減少したものがあるときの、表示上のエフェクトなだけです。 1隻でも該当の艦娘がいると6隻の枠すべてのHPバーがまたたき、また他の健全な艦隊を表示したときも 赤いまたたきは継続します。 艦娘の名前の下の☆(星)の数は何を表しているの?レア度? レア度ではありません。 レベルアップと近代化改修で能力が上昇していくにつれ☆(星)が増えて行き、最高は☆5です。 能力がカンストする前でも☆5表示になりますので ☆5になった=近代化改修完了 ではありませんのでご注意を。 資源にカンストある? 限界値は? 「戦績表示」の艦隊司令部情報で「最大備蓄可能 各資材数」の現在値を確認することが出来ます。備蓄可能資材数とは、時間経過による自然増加の上限を示しています。ただし、これでカンストと云うわけではありません。遠征や任務(クエスト)で資材を獲得した場合は、備蓄可能資材数の上限に関係なく備蓄されていきます。 資材数のカンストは300,000と公式にアナウンスがありました。 備蓄可能資材数は司令部(提督)のレベルに応じて上昇します。(提督レベル * 250 + 750) ある1つの資源のみが備蓄可能資材数の上限に達した場合、達したその資源のみが自然増加しなくなるだけで、達していない他の資源の自然増加は継続します。 自然回復上限だけではLv100でも25,750、提督レベルカンストのLv120でも30,750です。 これだけでは大型建造やイベント海域の走破は心許ないですね。 階級が下がったんだけど、どうして? 階級は戦果によって順位づけられて決定されます。 そのため、他プレイヤーに戦果で追い抜かれた場合に階級が下がる事があります。 自分の順位は、戦績表示→ランキング→マイランク、で確認することができます。 詳しくは基礎知識のページを読んでください。 1隻ずつ補給するの面倒なんだけど、一括して補給できないの? 補給画面の左上 ■ /1 /2 /3 /4 /他 の一番左の■をクリックすると全隻選択できます。 艦娘全般 あの艦娘の絵師さんは誰ですか? 各キャラクターデザインを行なったイラストレーターは当初公式発表されていなかった為、一部不明な艦娘もいました。 2013年10月18日に発売された「艦これ白書」には全ての艦娘の絵師が掲載されています。 各艦娘のページにも絵師さんの名前が載っているはずです。 下記は推測や不確定情報を含みます。 +... しばふ :赤城 加賀 蒼龍 飛龍 伊勢 日向 吹雪型(叢雲除く7隻) 大井 北上 鳳翔 最上 三隈 伊401 http //www.pixiv.net/member.php?id=312614 しずまよしのり :長門 陸奥 雪風 島風 大和 武蔵 http //www.pixiv.net/member.php?id=141206 コニシ :金剛型4隻 朝潮型6隻 陽炎 不知火 黒潮 初風 舞風 翔鶴 瑞鶴 由良 鬼怒 阿武隈 夕張 瑞鳳 鈴谷 熊野 阿賀野型4隻 http //www.pixiv.net/member.php?id=4258322 くーろくろ :龍驤 長良 五十鈴 名取 千歳 千代田 飛鷹型2隻(改・改二含む) http //www.pixiv.net/member.php?id=29389 玖条イチソ :白露型(五月雨・涼風以外5隻) 大鯨(龍鳳・龍鳳改) http //www.pixiv.net/member.php?id=186655 彩樹 :天龍 龍田 叢雲 初春 子日 http //www.pixiv.net/member.php?id=8611 パセリ :摩耶 鳥海 http //www.pixiv.net/member.php?id=414162 草田草太 :睦月 如月 http //www.pixiv.net/member.php?id=303275 やどかり :睦月型(睦月・如月除く6隻) 暁型4隻 若葉 初霜 http //www.pixiv.net/member.php?id=1828868 UGUME :球磨 多摩 木曾 古鷹 加古 http //www.pixiv.net/member.php?id=1457830 bob :川内型3隻 妙高型4隻 利根 筑摩 http //www.pixiv.net/member.php?id=91521 ハツ子 :青葉 http //www.pixiv.net/member.php?id=237559 みことあけみ :高雄 愛宕 http //www.pixiv.net/member.php?id=501378 雨宮千遥 :五月雨 涼風 http //www.pixiv.net/member.php?id=2095023 ショボン :伊168 伊58 伊19 伊8 http //www.pixiv.net/member.php?id=2572017 おぐち :深海棲艦(敵艦)の一部 http //www.pixiv.net/member.php?id=19351 立花 :扶桑 山城 藤川 :衣笠 秋雲 夕雲 巻雲 長波 明石(アイテム屋娘) 大淀(任務娘) drew :朧 曙 漣 潮 (妖精さん) youki :信濃(未実装・不確定) ※「提督の夏休み。」P26より ●本人より「無関係」と明言があった人 大嘘 「うちは艦これ公式のキャラデザには一切関わってないですよー とまだ間違えられてるっぽいのでもう一度。まぁ間違えられること自体は嬉しい(?)んですけどね・・」 https //twitter.com/U_S_O/status/370927700287836162 中破と大破でグラフィックは同じものですか? 同じものです。 図鑑に中破登録されるのは実戦で中破・大破したときのみです。演習での中破・大破は登録されません。 艦娘を改造すると改に名前が変わりますが、変わった後で初めて中破・大破したときにも図鑑にはその グラフィックはちゃんと追加されます。 改造のとき図鑑に独自ナンバーがつくものも、同じ動作です。 改造後に中破・大破した際に、改造後のスロットにも改造前のスロットにもグラフィックが登録になります。 改造前にのみ中破・大破していて、改造後にはしていない場合は、図鑑で中破・大破絵を見られるのは 改造前のスロットのみのはずです。 航空戦艦って弱いの? 改造しない方がいいの? 改造すると改造前より火力が下がり、燃費が若干悪くなるため改造しない方がいいと言う人もいます。 火力で比較すれば戦艦に劣りますし、艦載機の数で比較すれば空母に劣ります。 しかし、だからといって「航空戦艦は弱い」と言い切る事はできません。 以下に改造前後のステータスを比較して見ます。 No 名前 改造Lv 火力 雷装 対空 対潜 索敵 運(初期) 運(最大) 耐久 装甲 回避 速力 スロット 総搭載 燃料 弾薬 特徴 3 伊勢 - 89 0 79 0 36 15 69 74 89 49 低速 4 12( 3, 3, 3, 3) 85 120 艦変有り 102 伊勢改 10 79 0 89 0 49 30 79 77 92 77 低速 4 47(11,11,11,14) 95 105 26 扶桑 - 94 0 79 0 33 5 39 67 79 39 低速 4 12( 3, 3, 3, 3) 85 120 艦変有り 26 扶桑改 20 79 0 89 0 49 10 59 75 89 67 低速 4 40(10,10,10,10) 95 105 211 扶桑改二 80 99 0 88 0 59 13 77 90 69 低速 4 40( 4, 4, 9,23) 105 140 2番艦に関しては1番艦とほぼ同じなので省略します。 上表を見れば判るとおり、火力以外のほぼ全てのステータスが向上します。 伊勢型は火力が下がると言ってもたった10ポイントです。たった10ポイントぽっちの火力差が勝敗を決する機会はまず無いでしょう。 扶桑型は15ポイントと減少幅は大きいですが、改二に改造すれば元の火力を上回ります。 伊勢型はさらに運の値が30になりますので、カットイン艦としての運用が可能になり、減少した火力を夜戦で補うことが出来る形になります。 これらの性能差を比較すれば、火力の微幅減少以外はほぼデメリットはないと言えるでしょう。 戦略面では瑞雲を積むことで、微力ながら制空権獲得の補佐が出来ます。 空母に劣ると言えども、空母を連れて行けない海域では空母の代用が出来ます。 2015年6月現在では、「空母は連れて行けないが航戦は連れて行ける海域」の敵制空力は微々たる物で、航戦でも優勢を取れるバランスになっています。 また、対潜攻撃を行えるので、戦艦&正空の編成で潜水艦マスを踏んでも、敵にダメージを与えられるので敗北せずに済みます。 注意点として、瑞雲を積むと潜水艦に攻撃を吸われてしまうと言うことです。 一応瑞雲ガン積みで、中破していても潜水艦を攻撃できますが、その場合の対水上艦火力はお察しレベルに低下します。 どうしても腑に落ちないと言う提督は改造前後の2隻ずつ育てるのが確実でしょう。 ~(艦娘)って使えない子? 愛さえあれば全員使えるよ。と言いたいところですが、 実際はレア度・型・ネームシップなどによってステータスの上限に結構な差があるのが現実です。 ただ、使えないと言って切り捨てると、今後のアップデートや新MAP・イベントMAPで痛い目をみるかもしれません。 例えば期間限定のイベント海域では、特定の艦娘がルート固定に必要なことがあります。このばあい艦種 or 同型艦のくくりではなく、ピンポイント指名になります。 また、重雷装巡洋艦(北上改・大井改)は当初非常に使いづらい型でしたが、先制雷撃実装以降は有用度が向上しました。 北上・大井の例に漏れず、当初はただのコモン艦だった駆逐艦にも続々と改二が実装されています。 主要な艦種(正規空母・軽空母・戦艦・重巡洋艦・軽巡洋艦・駆逐艦・潜水艦)は 人によって使用感が違いますが、全て使いどころ・使い甲斐があります。 「初心者向け攻略」を参考にしてください。 大井は金背景ですが強いのですか?虹背景の島風や雪風はどうですか? 艦これでは、艦娘のレア度(カード背景色)とその艦娘の強さは、比例している面もあれば、無関係な面もあります。 一般的に、背景色に関わらず正規空母や戦艦は、コモンの軽巡洋艦や駆逐艦よりは強い法則があります。 これは史実の軍艦の大きさ・強さを反映したものです。 大井は金背景のレアですが、強さは他の軽巡と大差ありません。むしろ運の値が高い北上(銀背景)の方が活躍できます。 Lv50まで育てて2段階目の改造をすると強くなりますが、それは姉妹艦で銀背景の北上も同じ。 金背景の戦艦と渡り合える強さではありません。 赤城は同じ正規空母の加賀よりもカードのレア度は高いですが、強さとしてはむしろ加賀のほうが強いです。これは飛龍にも同じことが言えます。 島風と雪風は、駆逐艦の中で見れば格段に強く軽巡をもしのぎますが、戦艦にかなうほどではありません。 五十鈴と摩耶が人気ですが、どういう理由からですか? 五十鈴は、他の軽巡洋艦と違いLv12というかなり低いLv(経験値)で改造でき、改造すると12.7cm連装高角砲・21号電探・四連装酸素魚雷 が装備されて出てくることで人気がある。 21号電探を装備していると、戦闘時の対空等がアップするほか、MAP上のうずしおを通過した時の被害が低減される。 2隻目以降のダブりが出ても育てて改造するのが容易なのと、そうして改造して手に入れた装備を他の艦娘に流用できるほか 合成素材にすると対空+5(ボーナス込の値・単独では+4)になるのも魅力的。ただ、5隻も6隻も育ててキープする意味は無いかと思う。 摩耶も、やはり他の重巡洋艦と違いLv18と比較的低いLv(経験値)で改造でき、改造時に12.7cm連装高角砲・21号電探・酸素魚雷が 装備されて出てくる。また改造後の対空最大値が非常に高い。 しかし五十鈴と違い、複数育てるのは負担も大きくあまりおすすめしない。 北上と大井もLv10で改造が可能で、改造すると酸素魚雷が2つ付いてくる。 千歳・千代田はLv12で「甲」に改造すると甲標的が2つ付いてくる。甲標的は重雷装巡洋艦に改造後の大井・北上にも積み替え可能。 2-4辺りから軽巡と駆逐艦の働く場がない感じですがこのままフェードアウトですか? 4-1まで進むと敵に潜水艦がよく出てくるようになります。 駆逐・軽巡は対潜能力に優れており、活躍できるのでそこまで進んでください。 また、4-〇海域以降はルート固定に駆逐艦が必要になります。 また2013年8月1日から自艦隊にも潜水艦が実装されたので、演習相手に出てくることもあります。 潜水艦対策のための爆雷や聴音機といった装備が開発できるよう用意されています。 (歴史的には、潜水艦はサービス開始時点では実装されておらず、2013年5月のイベントマップで先行テストされ、6月の4-1,2追加で正式となりました) また潜水艦は出てきませんが、3-2攻略には駆逐艦の育成が必須となります。 他にもイベント海域や後半海域(6-3)においては駆逐・軽巡の水雷戦隊でのみ出撃できる海域もあります。 これらの海域では駆逐艦や軽巡などの軽装艦のみの編成で、戦艦を倒す必要があるので育てておきましょう。 イベントでGetできる艦娘はイベント終了したら手に入りませんか? イベントは先行配布という扱いなので、後々建造やドロップで入手できるようになるはずです。 建造落ちする前に別なイベントなどでヒョッコリドロップすることもあります。 ただし、それがいつ頃になるのかはわかりません。 また、イベント・ランカー先行配信の装備のほうは、それこそいつ開発落ちするかは不明です。 サービス開始当初に配られた震電改?(対空:15)などは、2年経った2015年6月現在で開発落ちはしていませんし、艦娘とちがってイベント海域でひょっこりドロップは絶対にしません。 同じ名前の艦娘は1つの艦隊に2隻編成できませんか? 同じ名前の艦娘は1つの艦隊に2隻同時には編成できなくなっています。 改造の前後でも編成できませんし、改造によって艦種が変わった同士(水上機母艦と軽空母、航空巡洋艦と重巡洋艦など)であっても 編成できません。 異なる艦隊に、第1艦隊と第2艦隊に1隻ずつというような編成は可能です。 艦娘の入手方法関連 重巡や戦艦、空母とかどうやって手に入れるの? 1-3から水上機母艦、1-4から重巡洋艦、2-1からは軽空母・戦艦、2-2からは正規空母もドロップする。 ドロップはボスとそれ以外で分かれていて、SクリアAクリアでも違ってくる。 手前のマップではボスしかドロップしなかった艦娘も、後のマップでは雑魚からドロップすることも多い。 建造する場合は、司令部Lvや秘書艦娘は関係しないので、資材さえ投下して試行回数を重ねれば序盤でも建造できなくはない。 序盤で戦艦や空母を持っても補給が追いつかず育てきれないので、おすすめはしませんが。 建造をする場合は、公式コミュニティやスレやwikiでの成功報告を参考にすると良い。 クエストに必要な川内型三種の入手は?天龍は?金剛姉妹と南雲艦隊は? 川内について 下記の公式回答は、オープンから1週間、まだ多くのプレイヤーが1-*をやってた時点の回答です。 現時点で、既に2-1~2-3まで進んでいるプレイヤーがあえて1-1や1-2を回る意味はあまりありません。 ドロップ率、またボスでなく雑魚で出るという点で、2-1~3まで進んでいれば2-1や2,3を普通に進めたほうが川内型はドロップしやすくなっています。 3-3まで進んでもまだ川内が出ていない場合、3-3でドロップ率高めに設定されています。 建造にも挑戦する場合、30/30/30/30で出ます。 一般には川内が最後に残って探しまわることになることが多いですが、ドロップ・建造の出やすさは提督ごとに偏りがあるため、 川内は先に来たが那珂が来なくて残った、あるいは神通が来なくて残ったということもときどきあります。 そのときも、探す・建造のテーブルは川内型で共通なので、狙うべきところは川内とまったく同じです。 天龍について 天龍は1-1~2-3のわりとどこでも出ます。 建造にも挑戦する場合、30/30/30/30で出ます。 金剛型について 金剛型は最初に出るのは2-1ボスで、2-2/3/4ボスで出ますが、3-2まで進むと駆逐艦以外を1隻以上含む艦隊で出撃した時の 1マス目(3-2-1)でよく出てきて、またこのマスの敵は空母がおらず倒しやすいです。 2-1~3のボスにこだわらず、2-4と3-1を突破して3-2-1で探すがおすすめ。 また4-2でも全体どこでも出ます。 正規空母について 南雲艦隊の正規空母4隻は、2-2ボス、2-3ボスのほか、4-1~4-3全般から出ます。 ドロップは基本S勝利限定と思っていいでしょう。たまにAやBでも報告がありますが、誤報・間違いの可能性もあります。 しかしいづれもドロップ率は渋く設定されており、なかなかドロップしません。 +... 664 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/04/30(火) 23 28 14.55 ID 237KVphP そういやあまりに川内型がでねぇって嘆いてた者だけど 運営に軽く質問したら無茶苦茶丁寧に返ってきた 川内型は1-1と1-2のボス戦Sランクで比較的高確率 天龍型は1-2と1-3のボス戦A-Sランク勝利でゲット可能だとさ 2-Xでも出るけど、資源消費が激しく効率悪いよ、とも 建造なら、弾薬及びボーキサイトを最低値にして 鋼材をあまり多すぎない量、燃料を鋼材に準じて多少それより少ない量 のバランスで建造すると、コストパフォーマンスよく建造が可能 だとさ 953 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/05/01(水) 02 23 05.15 ID lMfGtFZo [3/3] 任務アイコン点滅と金剛姉妹・南雲部隊クエについて聞いたら回答がきた また、金剛姉妹、南雲4空母(特に飛龍はレア度が高く難しいです)は、 かなり収集するのは大変ではあります。 金剛姉妹は、第2海域後半の探索 及び 建造、 飛龍に関しては基本的に 建造 が最も早い道かと思います。 収集するのはかなり大変ですwww 公式のトピックより Q8.川内がなかなかゲットできません。どうしたら? あと、夜戦掛け軸のようなものが欲しいです。 あと、微妙に神通はもういりません。 A8.夜戦掛け軸は実装準備中です。 軽巡「川内」は、序盤海域のボス戦、または資材少な目投入の「建造」でゲットすることが可能です。頑張ってください! また、「神通」も大切にして頂けると幸いです。 島風の入手は? 雪風は? 島風は戦艦や空母を狙ってたら出来る事がある。2-4や北方海域でもドロップ報告がある。 雪風も北方海域でのドロップ報告がある。 サービスイン当初は30/30/30/30での建造成功報告があったが、2013年5月8日のメンテナンスで封じられたっぽい。 建造で狙う場合はスレ過去ログ及びwiki内検索が有効かもしれない。 最近は、250/30/200/30 が流行っている。 潜水艦の入手は? 最初に2013年8月期間限定イベントで報酬・ドロップとして登場した潜水艦ですが。 2013年9月18日より、通常マップでのドロップ・建造ともに解禁となっています。 建造の際は島風・雪風同様に、250/30/200/30 が流行っているようです。 工作艦「明石」の入手は? 明石は特殊な艦ですが、ドロップはかなり後半になります。2015年6月現在では建造落ちしていません。 3-5(Ex)海域の北方棲姫マスにS勝利でドロップ報告があります。 これ以外だと6-2のボス前マスまでドロップはありません。 例外的に 2-5(Ex)海域ボス にS勝利でドロップするようですが、未所持の場合に限られます。 また2-5を出すためには2-4を突破する必要があります。 なんでうちの鎮守府にはあの艦娘が来てくれないんです? 延々と同じマップを回っても全ての艦娘は揃わない仕様です(特定のMAP、海域、ボスのみでドロップする場合がある)。 様々なマップに挑戦しましょう。 新しい艦娘を建造しようとして工廠に入って「建造」ボタンを押しても建造できない? 工廠は入った時点で、「建造を選択した状態になっている」と思ってください。 建造するときは工廠の中で、右の赤い鉄骨囲みの中に(選択)という緑反転文字がありますので、 その文字をクリックすると建造できます。 → 基本操作 艦娘ボイス関連 秘書にして放置してると勝手にしゃべる艦娘がいる 2013年5月18日以降に追加された艦娘(No.106以降の、一部改二を除くほとんど)は、初期艦娘にくらべボイス機能増量がされており、秘書を放置した時や毎時0分になったときに時報のように勝手にしゃべる。 それ以外の初期から実装されていた艦娘はしゃべらないが、何の前触れもなく突然ボイスが追加されることがある。 現在も随時追加中なので嫁艦のボイスがないとお嘆きの諸提督も首を長くして待たれたし。 なお、響・五十鈴などの改ニ状態(追加実装)では5分放置ボイスのみ実装されたが、これは従来の母港クリックボイスの流用 であり新ボイスではない。 アップデートで正常な放置ボイスが追加された模様 戦績表示をさせたとき秘書艦娘が「メールが届いています」等と言うがどこでメールを見られるの? 戦績表示画面は「艦隊司令部からのメール」という体をとっているので、その画面が「メール」ということ。なので、 まさにその開いている戦績を表示することを指して、一部の艦娘は「メールが届いている」「手紙が届いている」とセリフをしゃべるだけ。 まぎらわしいセリフだが、そこからさらにボタンで新たな画面を開けるという意味ではない。 あの艦娘の、あのセリフが聞き取れない このwikiのデータ_艦船の個別ページに全セリフが載ってますのでどうぞ。 ただし情報は結構古いです。 なにやら意味深なセリフを話す艦娘が多いけど、内容がイマイチ分からない 「艦これ」では艦娘に対して、史実を基にしたかな~り凝った設定がされていて、 外観やステータスだけでなく、艦娘の性格やセリフにも史実における出来事をふまえているものが多いです。 データ_艦船の個別ページには全セリフだけでなく、一部セリフの解説も書かれてますので読んでね。 各艦の史実を知ったうえで聞いてみると、「あぁなるほどね!」とうなずいてしまうセリフも結構あります。 あなたが興味を持った艦娘(艦船)の戦歴をWikipediaあたりで読み、知識を深めながらプレイするってのもいいかも。 補給をしただけなのに「近代化改修うれしいわ」と言う艦娘はおかしい 開発中にボイス総量の整理・削減をしたそうで、そのときに補給をしたのに近代化改修が~と言うことになってしまったそうです。 初期収録艦娘については、当面このままです。 翔鶴以降に追加されたボイス強化艦娘は、補給のときは補給っぽいセリフを個別に言うようになっています。 現在は放置ボイスと同様にアップデートで、既存艦にも新しいボイスが続々と追加されているようです。 配属されたのが警備府や泊地なのに、ゲーム開始時に「提督が鎮守府に着任しました」と言われる 配属先によってのセリフ差し替えは行われない仕様となっています。 っていうかサービス開始直後はここまで鎮守府が増えることは想定になかったので、録音してないのでしょう。 艦娘のキャスト情報は? 公式webとanimate.tvとに掲載されたもの http //www.kadokawagames.co.jp/KanColle/ http //www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html http //aniapp.animate.tv/archives/80334 公式の運営お知らせに掲載されたもの、運営インタビューで触れられたもの、 電撃G s magazine 2013年11月号・famima.com特設ページに掲載されたもの、 声優さんの事務所プロフィールや個人twitterで公開されたものは以下のもの。 +長いので折りたたみ 上坂すみれ:蒼龍/飛龍/吹雪・白雪・初雪・深雪・叢雲・磯波 藤田咲 :扶桑・山城/赤城/陽炎・不知火・黒潮・雪風・時津風 井口裕香 :加賀/利根・筑摩/天龍・龍田、長良・五十鈴・名取 東山奈央 :金剛・比叡・榛名・霧島/高雄・愛宕・摩耶・鳥海/綾波・敷波 大坪由佳 :伊勢・日向/飛鷹・隼鷹/古鷹・加古/北上・大井 佐倉綾音 :長門・陸奥/球磨・多摩・木曾、川内・神通・那珂/島風 洲崎綾 :鳳翔/青葉、最上/暁・響・雷・電 日高里菜 :龍驤/睦月・如月・弥生・卯月・皐月・文月・長月・菊月・三日月・望月 種田梨沙 :祥鳳/妙高・那智・足柄・羽黒/五月雨・涼風/明石 宮川若菜 :千歳・千代田/朝潮・大潮・満潮・荒潮・霰・霞 谷邊由美 :由良/白露・時雨・村雨・夕立 早坂梢 :朧・曙・漣・潮 小林元子 :初春・子日・若葉・初霜 野水伊織 :翔鶴・瑞鶴/鬼怒・阿武隈/泊地棲鬼・泊地棲姫 小松真奈 :瑞鳳/浦風・浜風・谷風 ブリドカットセーラ恵美:鈴谷・熊野/夕張/初風・舞風 中島愛 :衣笠、三隈/伊58、伊168 竹達彩奈 :大和/秋雲、夕雲・巻雲・長波 味里 :武蔵/伊8、伊19 山田悠希 :阿賀野・能代・矢矧・酒匂 伊瀬茉莉也:伊401 能登麻美子:大鳳/あきつ丸/まるゆ 遠藤綾 :ビスマルク/レーベレヒト・マース・マックス・シュルツ 小倉唯 :大鯨/天津風 金元寿子 :春雨、早霜・清霜/北方棲姫 川澄綾子 :雲龍/大淀/磯風/中間棲姫 小澤亜李 :プリンツ・オイゲン/野分、秋月/空母水鬼、駆逐棲姫 堀江由衣 :天城/朝雲・山雲/間宮、伊良湖 茅野愛衣 :香取/朝霜/U-511/葛城 小松未可子:秋津洲 久野美咲 :リットリオ/ローマ/高波 攻略関連 開幕の航空戦で陣形のところに「触接中」って出た。触接ってなに? 艦隊で水偵、艦偵、艦攻を積んでいる場合に発生します。水爆や艦爆だけしか積んでいない場合は発生しません。 索敵に成功し、制空権が拮抗以上であることも条件です。 索敵値の高い艦載機を積んでいると触接が発生しやすいようです。 特に二式艦上偵察機、二式大挺などは発生率が高いようです。 触接が発生すると開幕航空攻撃の威力が、最大で1.2倍に上昇するようです。 しかし敵も触接を発生させる上に、これを防ぐには制空権確保しかありません。 第3艦隊、第4艦隊はどうやって出すの いずれも特定の任務をクリアすることで解放されます。 第3艦隊 【「重巡戦隊」を編成せよ!】クリア後に発生する【「川内」型軽巡姉妹の全3艦を編成せよ!】をクリア 第4艦隊 【「妙高」型重巡姉妹の全4艦を編成せよ!】クリア後に発生する【「金剛」型による高速戦艦部隊を編成せよ!】をクリア 入手方法などは【初心者向け攻略】にちらっと書いてあります。 意図的にキラキラ(戦意高揚)状態を作りたい 詳しい話は基礎知識の疲労についてにありますが、 キラキラとは疲労の逆状態をさすためcond値を上げるよう工夫するとよいです。 例えば、 1:演習で夜戦を行わずに昼間の戦闘のみでSランクを取る(全艦隊がキラキラの対象) 2:出撃においてMVPを連続で取りつづける などが該当します。 一番簡単な作り方の例として、キラキラにしたい娘を単艦で1-1にいって、夜戦せずに進撃して帰ってくる。 疲れてなければ(間宮が点灯してなければ)一回で光ります。 羅針盤もうイヤ、ボスに行けない、うずしおにばかり行く 1-1から3-1までのExを除くマップには、特定の艦種を入れることで羅針盤が誘導されることは基本的にないと考えられる。 2-2のみ、ボス前分岐で空母が居るとボスに行きやすい。 3-2では、駆逐艦のみで編成しないと必ず北に向かってしまい、ボスには絶対たどり着けない。 3-3でも、艦隊に空母2隻が居ないと最初の羅針盤で北に向かってしまい、同上。 4-1から5-3については、特定の艦種を含んだ編成にすることで羅針盤を法則性のある誘導をできる。 上記例外を除き、ルートは概ねランダムで決定されるので、何度もトライしてみるしかない。 数回連続して同ルートに行く程度は、ランダムではよくあること。 うずしおの被害は、2013年5月8日パッチ以降、電探を装備することにより最大で半分まで減らすことができるようになった。 電探を積んだ艦の数に応じて被害は減る。3隻搭載で被害最小限。電探を1人で3つ積んでも効果は1個分。 電探は開発できるほか、五十鈴などを改造するとついてくるので引っぺがして流用もできる。 資源が足りない もし建造や開発をたくさんしているなら、それを控えることも資源枯渇を防ぐ手段。 本当にどうしても足りないようならしばらく出撃を控えるのも手です。 資源はボーキ以外は3分毎に3、ボーキは1ずつ増加します。 一見スズメの涙のようですが、ボーキでも1時間で20、1日なら480回復します。それ以外なら1日当たり1440と案外馬鹿に出来ない数字です。 加えて、負担にならない範囲で任務(クエスト)もこなす。 一部の任務(クエスト)については、達成に必要な燃料や受ける損害に対して儲けが見合わないものもある。 そういうものは無理に達成しようとしない。 遠征でコツコツ稼ぐのが結構重要。 遠征 の報酬を一覧を参照。足りないものを補える遠征に出す。 ボーキサイトがすぐ枯渇する場合は、空母に搭載している戦闘機が少なすぎる、戦闘機が旧式で弱い、艦隊の対空値が低すぎる(高角砲・機銃・対空電探が足りない)などの要因が考えられます。 特定の資源がすごく余ってるが使い道がないか 建造や開発を控えめでプレイすると、1-3や1-4ぐらいの進行度のときに燃料だけが枯渇し、 弾薬・鋼材・ボーキサイトが余る展開になりやすく、何かこれらの使い道がないかなと考えるかもしれない。 しかし余ってるように思えるのは一時期だけで、そのうち全部足りなくなる。 ゲームを先に進行すると下記のような展開になるので、貯めておくのが正解。 重巡を多く使うようになると弾薬が減ってくる 空母を常用するようになると急激にボーキサイトが減る 戦艦や空母でガチ編成を組むと弾薬が減り、損傷すると鋼材がずんずん減る 育成が進んで改造可能Lvに達すると、また鋼材がドカンと減る 改造艦も増えた頃には第3艦隊・第4艦隊も開放できて遠征収入が増えて燃料の入手量が増えるが あればあるほど出撃したくなるのが人情なので毎日使いきるまで出撃してしまってやっぱり 足りないっていうことになるが、出撃回数が増える分だけ他3つの消費量も増えて備蓄が減ってくる。 その頃になると艦載機・電探・主砲なども開発したくなり、開発に没頭するとどんどん減る なお、自然回復の備蓄限界まで達してたら、開発や建造でいくらか使うのは、もちろんOK。 開発資材が無くなった、時間経過で増える? 開発資材は時間経過では増えません。 一部もらえる遠征がありますが、難度が高くもらえる確率は高くありません。 特定のデイリーやウィークリーの任務(クエスト)を達成してもらうのが確実です。 既に開発資材を使い切っていても、デイリーの出撃任務のいくつかでもらえます。 特定マップ(2-4等)の資材マスに止まってももらえます。 残数に気をつけて、あまり建造や開発に没頭し過ぎないことです。 遠征の成功編成教えて 低難易度のものは軽巡と他を駆逐で埋めて、旗艦のレベルが低すぎなければ大抵は行ける模様。 勝手なアレンジをするとむしろ失敗する。 遠征 参照 wikiの編成で遠征をやっても失敗した 編成を満たしていても失敗するのなら、旗艦のレベルが不足してるか、補給を行っていなかった可能性が高い。 基本的に旗艦のレベル以外は判定の対象にならないことが判明しているので、旗艦だけは十分なレベルにしておく。 北方海域と南方海域の一部の遠征では、艦隊全体の合計レベルも判定されるので注意。 また、一定個数以上のドラム缶が求められる場合もある。 燃料と弾薬が満タンでないと失敗する場合があるので、遠征に出す前はきちんと補給することを心がけよう。 それでも失敗するようならコメント欄に報告を。 遠征開始ボタンが押せない 第1艦隊は遠征に行けない。 任務(クエスト)を順番に達成して第2艦隊以降を開放する。 戦闘したあとの補給で使われる燃料と弾薬の艦種別の燃費ってわかる? 艦娘を一人ずつクリックすれば、その娘だけの必要燃料・弾薬数がわかります。 あるいは、遠征 のページに、各艦種で1目盛りいくつか書いてます。 砲撃の時にやたらとmissばかり出てダメージを与えられない 相手とこちらの強さレベルが大きく違う、相手の回避が高い、艦娘が疲労している、艦娘が中破・大破している、丁字不利や反航戦を引いた、 補給しておらず燃料・弾薬欠乏している、などでmissが増えるときはあります。 このゲームのmissは、砲撃を外した時だけでなく、命中しても与えられるダメージが0の場合であってもやはりmissと表示されます。 威力の小さい砲で装甲が分厚い敵を相手にするとこれが起こり得ます。 砲撃戦で2回攻撃することがあるのはなぜ? 味方か敵に戦艦がいる場合は、1回目の砲撃が一通り終わった後、2回目の砲撃が行われます。 砲撃戦で旗艦にバリアのようなものが出た 2013年9月4日のアップデートにて、随伴艦が旗艦を「かばう」挙動をするようになりました。 乱数にてこの挙動が発生すると、もともと旗艦が受けるはずだった敵からの攻撃を、そのかばった随伴艦がかわりにうけます。 当初はその「かばう」挙動のグラフィック上の表現はありませんでしたが、2013年9月11日のアップデートでこのようなエフェ クト表現が付け加わりました。 味方・敵ともにこの「かばう」挙動は発生します。 また、そのときの陣形によって発生確率が異なるようです。 「かばう」動作は潜水艦でも出ますか? 潜水艦旗艦を潜水艦随伴艦が「かばう」動作は起きます。 それ以外の組み合わせ、水上艦旗艦を潜水艦随伴艦がかばったり、潜水艦旗艦を水上艦随伴艦がかばうといったことは起きません。 ただし、敵艦隊ではまれに旗艦だけでなく、2番艦を随伴艦が庇うケースがあります。 めったに無いケースですが、旗艦と2番艦が同型&同程度の階級だと起こるようです。 例:旗艦と2番艦供にヲ級elite 補給艦・輸送艦はどこにいるの? 補給艦・輸送艦を倒す任務はよく発生しますが、なかなか会えないモノです。 2018年8月のリニューアル以降は2-1、2-2がお手軽だと思われます。 とくに2-2は水母を含まない空母系3で楽に到達出来て、仮に大破してもその次は補給マスなので轟沈の心配はありません。 ただし、2-1、2-2ともにボスには到達しないルートなので他の任務との併用は難しいでしょう。 西方海域にはボス艦隊やルート上に補給艦を含む編成が多いので、東方任務との併用もできてお勧めです。 南方海域やイベント海域には【支援艦隊】を出せるそうですが出し方は? 南方海域やイベント海域に出すことができる支援艦隊は、遠征から送ることができます。 使い方・仕様などは遠征のページをごらんください。 ランキングで順位を上げると何かいいことあるの? 1か月ごとの集計で入賞者にはアイテムがプレゼントされます。 入賞となる順位やプレゼントアイテムは月度ごとに異なります。 (例)横須賀鎮守府、6月度の場合 +... 運営鎮守府からのお知らせ No.160 07/03 11 29 【6月作戦】の結果(昨晩24 00時点での同作戦ランキング情報)の発表準備が完了しました。本日夕刻以降、ゲーム画面下の【情報】に【5月作戦】で優秀な成績を収めた [提督] [主力艦隊]及び[同旗艦]の情報が表示されます。 ※【6月作戦】のささやかなプレゼントアイテムの内容詳細は、下記の予定です。 聯合艦隊基幹艦隊 及び 主力艦隊第一群(1~20位) ●[レア艦爆] 彗星一二型甲 (※先行配信) ●[二座水偵] 零式水上観測機 (※先行配信) ●[重巡主砲] 20.3cm(3号)連装砲 ●[ダメコン] 応急修理女神 主力艦隊第ニ群(21~100位) ●[レア艦爆] 彗星一二型甲 (※先行配信) ●[二座水偵] 零式水上観測機 (※先行配信) ●[重巡主砲] 20.3cm(3号)連装砲 主力艦隊第三群(101~340位) ●[重巡主砲] 20.3cm(3号)連装砲 ●[二座水偵] 零式水上観測機 (※先行配信) 支援艦隊群(400~407位) ●[重巡主砲] 20.3cm(3号)連装砲 ●[ダメコン] 応急修理要員 海上護衛総隊(993~1000位) ●[対空兵装] 25mm三連装機銃 ●[ダメコン] 応急修理要員 敵機動部隊誘引囮艦隊 ●[ダメコン] 応急修理要員 ※該当艦隊の鎮守府には、上記のささやかなプレゼントを、翌週7月3日(水)~7月10日(水)の期間に配信予定です。 ※第1艦隊旗艦表示は同日24 00~26 00の間で記録したものとなります。 また、現在開催中の【7月作戦】も、ぜひ奮戦を期待いたします! 搭載兵装関連 魚雷を積んでいるのに敵潜水艦に攻撃してくれない 第二次世界大戦時代の魚雷は、水上艦のみを攻撃するもので、潜水艦への攻撃はできませんでした。 したがって「艦これ」でも魚雷は水上艦のみを攻撃でき、潜水艦は攻撃できません。 潜水艦への攻撃は、軽巡洋艦や駆逐艦に爆雷を積んでください(積まなくても攻撃を行いますがダメージが非常に小さい)。 軽空母や航空巡洋艦に対潜を持つ爆撃機・攻撃機を積んでも攻撃しますが、与えるダメージはかなり小さいです。 (2013年6月5日以降、正規空母と航空戦艦の艦載機は潜水艦へ攻撃しなくなりました) (2013年12月x日以降、航空戦艦の艦載機は再び潜水艦へ攻撃するようになりました) 爆雷を軽巡洋艦・駆逐艦に積んだが潜水艦へのダメージが小さい 対潜攻撃は陣形の影響が顕著に出ます。 単縦陣で爆雷だけだと与ダメージは中程度で、艦娘Lvにもよりますが一撃でノーマル艦を中破させ、二撃で撃沈できるかどうかぐらいです。 elite艦相手だと四~五撃ほど必要になります。 聴音機(ソナー)も開発し、爆雷とセットで装備すると与ダメージが大きくなり、ノーマル艦の一撃轟沈も可能となります。 陣形は対潜戦に有利な単横陣・輪形陣・複縦陣がおススメです。 単横陣が、潜水艦に対して最も効果的と思われます。 輪形陣においては、対潜装備を持った艦娘を3~6番に配置する必要があると思われます。 梯形陣はもっとも謎が多い陣形です。潜水艦に少しダメージを与えられます。 複縦陣は潜水艦に中くらいの効果を出しつつ、水上艦にもまぁまぁのダメージを与えます。 単縦陣は対潜戦を非常に苦手とし、ほとんど潜水艦にダメージが通らないので対潜水艦に使うのは控えましょう。 ボス戦などで水上艦5隻に潜水艦1隻が混ざってきて、単縦陣でないと水上艦を倒しきれず、そのとき潜水艦を 取り逃がしてS勝利できないということも多々あります。 艦娘のレベルが十分に高く強い場合は、複縦陣にすることで水上艦と潜水艦の両方を全滅させS勝利することも可能です。 任務や海域クリアが目的なら単縦陣の選択もあり。 潜水艦相手に夜戦するとほとんどダメージを与えられず一方的な被害を受ける 第二次世界大戦時代の日本海軍の装備では、夜間に潜水艦を探知して攻撃することはほぼ不可能でした。 そのため潜水艦から一方的な雷撃を受けて大きな被害を出すことも多くありました。 艦これにおいても、その史実を取り入れており、夜戦では潜水艦にほとんどダメージを与えられず、 逆に潜水艦からの攻撃による被害が大きくなるように設定されているようです。 潜水艦相手の夜戦突入は、慎重に検討してください。 逆に自艦隊の潜水艦にも同様の回避補正がかかります。 甲標的を夜戦で撃ってもらえない、夜戦でカットインにならない 甲標的は単なる魚雷の強いバージョンではなく、独立して行動して魚雷攻撃を加える超小型特殊潜航艇だったという史実があり、 夜間に敵艦を狙って魚雷を発射できるようなものではなかったことに基づいて、夜間は発射しないようになっているようです。 (公式回答があったわけではない) 史実についてはwikipediaなどで調べてください。 主砲とか副砲とか機銃とかってどう違うの? 主砲 赤いアイコンで示される砲です。小口径(射程:短)、中口径(射程:中)、大口径(射程:長・超長)の3種類があり、これもアイコンで見分けることができます。 副砲 黄色のアイコンで示される砲です。 高角砲・対空機銃 緑のアイコンで示される砲です。高角砲と対空機銃では微妙にアイコンのデザインが異なります。噴進砲は対空機銃の扱いになります。10cm連装高角砲は主砲を兼ねており、12.7cm連装高角砲は副砲を兼ねています。 装備している砲の組み合わせが、昼戦及び夜戦における連撃/カットインに関わってきます。 ※大まかにアイコンで見分けられますが、正確な分類は図鑑を参照しましょう。 詳しくは「データ」の「装備」のページをご覧ください。 「公式回答集」の「【装備アイテム】による兵装選択について」も参考にしてください。 また、ゲーム内の図鑑でも説明を読むことができます。 艦載機関連 艦載機の横の数字は何? 補給すると上の方にボーキうんぬんと文字が流れるのは何? 横の数字は、その艦載機が搭載されている数。 それぞれの空母のスロットごとに固有に搭載機数があるので、多く搭載したい機体は数字の大きなスロットに搭載する。 敵戦闘機の攻撃や敵艦からの対空砲火によって損傷すると減少し、燃料や弾薬を補給するとボーキサイトを消費して補充される。 ボーキサイトの消費量は1機あたり5で、レア度や種類による違いはない。 戦闘で撃墜された艦載機があるとその分は表示される数字も減少し、補給により補充されると最大数に戻る。 ボーキサイトが不足した状態で補給すると、艦載機の補充がされず最大数に戻らないので資源残に注意。 補充にどれだけのボーキサイトを使うかは補給画面では分からず、補給した後母港画面に戻って右上の数字が減ってることでのみ 確認できる。 コモン艦載機とレア艦載機で、ボーキサイトの消費量は変わりますか? 変わりません。艦載機はレアリティに関わらず1機撃墜されて補充するときに必要なボーキサイトは5で固定です。 ただしそれと別に、コモン戦闘機の艦載機は対空値があまり高くないため、制空権が取りづらく撃墜されやすい。 レア・ホロとなるにつれ対空値が強力になるため、制空権が取りやすくなるので撃墜されにくくなります。 1回の出撃での被撃墜数はレアやホロのほうが少なくなりますから、その結果としてレアやホロを積んだほうがトータルのボーキサイト消費量はむしろ少なくなります。 敵に空母が居なかったのに艦載機が撃墜されてボーキサイトが減った 敵に空母が居なくても、敵に高角砲・電探・機銃などの対空装備がしっかり備わっていると、被撃墜は起こります。 1回の戦闘で10~20程度のボーキサイト消費は、空母運用の必要経費です。 艦載機の搭載機数がwikiに載ってるデータより少ない 撃墜されて減ってるだけでしょう。補給してください。 ボーキサイトが補給に必要な分だけ残っているかも確認してください。足りないと補給しきれません。 艦載機の種類の違いって何? 水上機(軽巡、重巡、戦艦、練習艦などが装備できるもの) 水上偵察機 零式水上偵察機・零式水上観測機。開戦前に索敵を行い、これが成功すれば自艦隊の命中と回避が上昇する。 偵察は空母の艦載機でもやってくれますが、空母不在でも偵察できると言うことです。 水上爆撃機 瑞雲・試製晴嵐。水上機母艦、航空戦艦や航空巡洋艦のみが装備可能。索敵に加えて、微々たる威力だが開幕航空戦で爆撃を行う。制空権も制圧出来る。 基本的に水上機の上記効果は副次的なもので、本命は制空権掌握後の弾着観測射撃の可否にある。 弾着観測射撃に関しては連撃/カットイン参照。 艦上機(空母が装備できるもの) 艦上戦闘機(艦戦) 機銃で敵の航空機を撃墜し、味方の航空機と艦を守る。 十分に積むと制空権を取ることができ弾着観測射撃が可能になる。 不足すると制空権を敵に取られ不利になったり、多数の被撃墜機を出したりする。 艦上爆撃機(艦爆) 爆弾で敵艦を攻撃する。対潜能力も持つ。 開幕航空戦と砲撃戦の両方に参加、艦攻よりも大ダメージを期待できる。 艦上攻撃機(艦攻) 魚雷で敵艦を攻撃する。また、索敵も行う。対潜能力も持つ。 開幕攻撃戦と砲撃戦の両方に参加、開幕では一撃で敵艦を撃沈することも。 艦上偵察機(艦偵) 彩雲・二式艦偵。偵察を専門に行う。索敵・触接の成功率が上がり、彩雲はT字不利を防ぐ。砲撃の命中率触接成功率も高まると言われている。 艦爆と艦攻の違い より詳しい違いについては 初心者向け攻略 も参照されたし。 彩雲はすべての空母に搭載しておかなければいけませんか? 1艦隊に1スロットで充分です。 空母に彩雲をガン積みしたり、複数の空母に搭載しても特にいいことはありません。 彩雲の図鑑に「空母の4番目のスロットに入れてください」とありますが、4番目でないといけませんか? 4番目に入れないと彩雲の意味が無い・効果が出ないといったことはまったくありません。何番目でもかまいません。 ただ一般的に、空母の一番最後のスロット(正規空母の4番目スロット)は機数が一番少なく10機程度です。 彩雲は10機程度あれば十分に働いてくれる一方、戦闘機・爆撃機・雷撃機は10機では攻撃力が不足しがちで もっと多くの機数を働かせたいですから、機数の多いスロットにそれらを入れてあげて、一番少ないスロットに 彩雲を置いてあげるといいですよというだけの話です。 偵察に失敗すると「命中・回避DOWN」となりますが、だったら偵察機は積まないほうがマシ? いいえ、表示上「命中・回避DOWN」とありますが、実際の効果は『最初から偵察しない時と同じ』です。 偵察をしていないと砲撃戦でT字不利となってぼこぼこにされる、こちらの砲撃が当たらないと不利益が多いです。 失敗することもあるが成功することもあり、仮に失敗しても出さないのと同じことなわけで、積極的に偵察機を積んで偵察したほうがよいです。 失敗する理由としては、偵察機の機数が少なすぎる(艦隊全体で1機や2機ではそれは失敗する)、敵に空母が居て撃墜されてしまい未帰還になる、 敵の艦隊のレベルに対して偵察機を積んだ艦娘のレベルが低すぎる、などです。 2機以上の水上偵察機を積める重巡や戦艦を複数編成する等すれば成功しやすくなります。 素の索敵パラメータが高い利根・筑摩を使うのもいいです。 瑞雲を運用できる水上機母艦等があれば、瑞雲を積むのもよいです。 敵に空母がいるなら、こちらも空母を出しましょう(空母があれば強力な偵察ができる彩雲も積めますし)。 未帰還となった艦載機は装備からロストしてしまうのですか? 空戦で全機撃墜され0機になってしまった艦載機も、装備からロストすることはありません。 それ以降の戦闘では働きませんが、母港に帰還して補給をすると、ボーキサイトを消費してまたそのスロットの 搭載機数まで復活します。 空母の「火力」パラメータに意味はあるの? 砲雷撃戦での空母攻撃力に影響するようです。 公式フォーラム「雑談 (18隻目)」No.657より 以前「空母の火力って意味あるの?」 てきな質問をしていたかが居て、鎮守府からの回答が「艦載機の火力に影響があります」とのことでしたので。 詳しくは基礎知識にて。 敵に空母が居たのだが、砲撃戦で艦載機を飛ばしてこなかった 敵の空母の隻数が少なくて、こちらの艦隊に艦上戦闘機を多数配備していた・対空兵装を充実させていたなどの理由で、 開幕航空戦において空母艦載機が全滅することがあります。 そのときは砲撃戦になった時点では、もう飛ばせられる艦載機が残ってないわけなので、飛ばしてこなくなります。 仕様関連 弾薬も燃料も満タンで空母に艦載機(ボーキサイト)の補給が出来ない。 とりあえずは修理の必要がない演習などに行き、弾薬と燃料を減らすと良い。 要望を出せばなんとかなるようになるかも? 近代化改修/改造したら装備が消えたくぁwせdrftgyふじこlp 改造すると装備が変わりますが、改造前の装備は自動で外れて倉庫に送られています。 近代化改修(合成)で合成の材料に使用した艦娘の装備は艦娘と一緒に消えるので注意。 ※非公式な情報ですが、まれに改造時に装備が消えたとの報告あり。念の為に装備を外して改造をした方がいいかもしれない。 轟沈する条件はどうなっていますか? 大破状態で戦闘を開始した場合のみ。 つまり、大破艦がいるのに出撃 or 進撃を選んだ場合のみ。 疲労度や補給状況は無関係。戦闘中に大破して、夜戦に移行しても絶対轟沈しない。 と言われています。それ以外の状況での轟沈の報告(中破轟沈など)はありますが、再現はできていません。 不幸なバグだったのか、超レアな状況で起こるのか、それとも見間違いだったのかは不明ですが、 再現動画をアップできた提督には図書券5,000円分が贈呈されるそうです。 しかし、最後に木村昌福提督の言葉を添えます。 「帰ろう。帰ればまた来られるから。」 轟沈した艦娘の装備はロストになりますか? はい、艦娘を轟沈させると、一緒に装備もロストになります。 急に重くなった、反応しなくなった、通信エラー多発、再読み込みしても画面が真っ白でロードが始まらない 演習相手とランキングが更新される3時と15時は一時的に重くなる。 通称「魔の時間帯」。時間を置いたりロード画面をずっと待ってるとそのうち始まる。 これをまたぐ出撃をすると、勝利ボーナスが確定する前に通信が切断され消費・ダメージのみがつくことがあるので控えた方が吉。 2013年5月25日のメンテナンスから、22時~25時ごろに通信エラーが多発することが増えた。やはり出撃中にエラーになると 消費・ダメージのみがつくので無理しない。艦娘の近代化改修や解体をしたときも意図したのと違う艦娘が消える不具合もある。 この時間を避けてプレイする。 開発に失敗したのに開発資材が消えた 「『開発資材』は消耗しませんでした」が表示される前に「帰」ボタンを押すと右上に表示されている数値のみ減る。 内部的には消費されていないので表示される前に「帰」ボタンを押した場合もメインメニューへ帰った時点で増えて元に戻る。 この失敗したときに消耗しないのは『開発資材』のみであって、燃料・弾薬・鋼材・ボーキサイトの「資源」は普通に消耗する。 ボスに勝利した、クエストを達成したのに報酬でもらえるはずの艦娘がもらえない 艦娘枠(開始時100隻)が埋まりきっていると、ボス勝利報酬やクエスト達成報酬でもらえるはずの艦娘がもらえません。 艦娘枠は常に6隻ほどあけておくのが安全です。 また、装備アイテム数にも開始時500の枠があり、報酬の艦娘についてくる装備でこの枠を超えるときも艦娘がもらえません。 装備アイテムについては500きっちりになってなくても、-3の497まで埋まった時点でドロップしなくなることがあります。 装備アイテムも不要なものが溜まったら廃棄しておきましょう。 艦娘枠は有料アイテムにて+10隻単位で+150隻(最大250隻)まで増やすことができます。このとき装備アイテム枠も+40単位で(最大1100)同時に増えます。 艦娘保有数と装備アイテム保有数、それぞれの枠については戦績表示で確認できます。 一度もらいそこねた報酬艦娘は、もらい直すことはできません。建造やドロップでゲットできますので、そちらを頑張りましょう。 (2013年6月26日のアップデートから、クエスト報酬については事前に警告が出るようになったらしい) まったく艦娘がドロップしなくなった、おかしい 1つ上の回答のとおり、艦娘枠か装備枠が上限近くになってないか確認。なってたら減らす。 期間限定イベントに出撃しようとすると、艦娘枠が5隻分あいてるのにあきが足りないと出る そのマップに出撃して、雑魚マスすべてとボスマス、クリア報酬をあわせて最大6隻もらえる可能性があるため警告が出ます。 不要な艦娘を解体あるいは合成で減らすか、課金アイテムで艦娘枠を増やしましょう。 艦娘枠があいていないからと出撃ができなくなった 普段は、通常マップへの出撃は艦娘枠や装備枠がいっぱいでも警告が出るだけで出撃はできますが、期間限定イベントの間は 通常マップへの出撃においても艦娘枠や装備枠がいっぱいな状態では出撃ができないよう変更になります。 近代化改装に使うか解体・廃棄するかして枠を空けてください。 イベントの期間が終了すると、再び警告を無視して出撃可能となります。 通常マップでボスに勝利したのに何もドロップしなかった 出撃時に「艦娘がいっぱい」「装備アイテムがいっぱい」という警告は、すでにいっぱいになっているときのみ表示されます。 1ないし2のあきがあるときは表示されません。 その状態で気づかず出撃し、道中の雑魚マスで1~2隻のドロップがあってマップ途中で艦娘枠か装備アイテム枠がいっぱいに なると、その後のボスでドロップが出なくなります。 出撃前に、そのマップで最大数ドロップする可能性のある数だけ艦娘枠と装備アイテム枠をあけておきましょう。 装備アイテムが完全に埋まっていなくても、枠いっぱい-3まで圧迫しているとドロップしなくなるようです。 また、ボスを倒すとドロップする確率がわりと高いというだけで、ドロップしない事も普通にあります。 入渠して修理中、終了時刻まで数十秒あるのに終わった or 遠征が数十秒あるのに終わった 入渠と遠征は残り時間が1分を切ると、画面をメインメニューなどに切り替えれば即終了する。 また入渠は、1分弱早くに終わる別の艦娘があったり、新たに別の艦娘を入渠させると、それと同時に終了する場合がある。 メイン画面のメニューバーで「任務(クエスト)」のところだけ緑に点滅しているが何かあるの? 特に何もない。表示上の不具合か、始めたばかりの初心者に「ここにクエストがあるよー見て見てー」とアッピールしているだけと思われる。 ちなみに、任務(クエスト)をすべて消化して無くしてしまっても、この緑の点滅は継続する。 戦闘経過をスキップして結果だけ見ることはできないか できません。 戦闘終了時のように、あといくつ経験値稼げはレベルアップするか見れないか? 編成画面等で艦娘の絵の下にそのレベルでの割合で残りが見えます。 戦闘終了画面以外では、各艦娘が次のレベルアップまでいくつ経験値を稼ぐ必要があるかを見ることは 編成画面で黄色の「詳細」をクリックすると出てくるウィンドウの、グラフィック下の経験値バー横に表示されています。 戦闘終了時にレベルアップしたはずなのに、母港に戻るとレベルアップしてなかった 戦闘終了時の表示カウントアップにバグがあるようで、実際はレベルアップしていないのにしたかのような表示になることがあります。 レベルアップまで1~15ほどの経験値が残るとこうなりやすいようです。 母港に戻ったときの、レベルアップしてないほうが正しいです。 戦闘終了時に次レベルまでの必要経験値が表示されない 2013年8月1日時点では艦娘のレベルは99が最高なので、99に達した時点で次レベルまでの必要経験値は出なくなります。 また、Lv99に達した艦娘に課金アイテムの指輪(クエストでも1つだけもらえます)を渡して「ケッコンカッコカリ」するとLvの上限が150まで上がります。 それ以外の場合で表示されないのは、前項と同じで表示上のバグのようです。 経験値とレベルの処理自体は正しく行われています。 次の戦闘で経験値が入ると正常に戻るはずです。 ゲーム開始時に与えられた任務(はじめて~)の5種類を全て「達成」したのに、新しい任務が追加されない。 緑色の「達成」の文字がクリック出来るようになっています。それをクリックする事により、達成した任務が消え、新しい任務が追加されます。 出撃後にページ更新したりブラウザを閉じると艦隊はどうなるの? 燃料、弾薬は消費されません。 疲労が増えます。 マップ上で拾った資源はキャンセルされます。 戦闘中の場合はその戦闘の結果だけが反映されます。陣形を選択した時点で夜戦開始までの戦況は決定しています。例: 開戦したら大破していたので、「轟沈したらカナワン」とブラウザそっ閉じした。結果:その戦闘で轟沈の判定が出ていれば、再開後も轟沈(すでにロスト)している。 バイツァダストの中では、一度起きた『運命』は必ず起こるッ!!一度轟沈されたものは、必ず轟沈するッ! 意図的にページを更新したりブラウザを閉じたりを繰り返すと、アカウントにペナルティが課せられる可能性があります。 お仕置き部屋に流されて負け戦をショートカットできますが、頻繁に繰り返すのはやめましょう。 メンテナンス・アップデートが行われている間に資源の自然増加・遠征の時間経過・入渠の時間経過はどうなりますか すべて、「単にその間にログインしていない」のと同じ扱いになります。 資源の自然増加・遠征の時間経過・入渠の時間経過、すべて通常通り進みます。 艦娘の建造をするとwikiに載っていない建造時間になった PCの時間が狂っていると、そのようになることがあります。 PCの時間を正しく設定してください。 あるいは当wikiの情報が古いか。 入渠させていると0 00 00になったのに修理が完了せず時間がマイナスに増え続ける PCの時間が狂っていると、そのようになることがあります。 PCの時間を正しく設定してください。 遠征させていると残時間が増えていっていつまで経っても帰還しない PCの時間が狂っていると、そのようになることがあります。 PCの時間を正しく設定してください。 PCの時計はあっているはずなのに前3項のように時間にからむ挙動がおかしい PCの時計がぴったり1日ズレているなど、一見しては気づかない狂いがあったときにもやはり挙動がおかしくなります。 時計/カレンダーの両方を確認して、ズレていたら正しく直してください。 ユーザー登録関係 開始早々でたらめなことをしたので、最初からやりなおしたい その手段は用意されていません。 艦これは、資源は時間で自然回復しますし、開発資材についてもできる任務(クエスト)をこなせばいくつかもらえますので、 完全に資源が底をついてしまい何もできなくなってしまっても、半日か1日放置して資源が自然回復するのを待って、できる クエストをこなせば、開始状態とまったく同じ所に戻ります。 その点で、最初からやりなおす必要はまったくありません。 初期選択する艦娘についても、選ばなかった艦娘もあとから建造やドロップで艦隊に加わってきますし、秘書の艦娘もいつでも 持っているどの艦娘にでも変更できますので、気に入らなかったら変えればいいです。 DMMを退会し、もう一度登録(退会したメールアドレスでも可)すれば再度艦これを登録する事になり、始めからやり直す ことは可能ですが、再び着任の再に抽選を受ける事になります。 提督の名前を変えたい 提督の名前を変える手段は用意されていません。 運営側には変える手段があるかもしれませんので、なぜ変える必要があるのかの理由を添えて、個別に運営へお問い合わせください。 提督の名前は既に着任している別の提督と同じ名前を重複してつけられますか はい。既に着任している別の提督と同じ名前を重複してつけられます。 提督の名前を入力するところでブラウザエラーが出て進めない 別のブラウザで艦これにアクセスすると、入力するところから継続し、名前の入力も成功して、着任できるかと思います。 特定のブラウザでの文字入力がエラーを起こしやすいようです。 アカウントを消して退会したい 艦これを開始したDMM.comのアカウントを維持して、艦これのみ退会することはできません。 単にログインしないということになります。 DMM.com全体を退会希望の場合は、DMM.comのヘルプからどうぞ。
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登録日:2020/01/12 Sun 13 03 00 更新日:2024/04/03 Wed 16 31 06NEW! 所要時間:約 63 分で読めます ▽タグ一覧 アイアンボトムサウンド ソロモンの悪夢 ソロモン海 ソロモン海戦 バタビア沖棲姫 予想外すぎる後段作戦のモチーフ 八駆の迎撃 所要時間30分以上の項目 所要時間60分以上の項目 比叡と霧島の夜 潜水棲姫改 特効艦被りすぎ問題 空母棲姫改 艦これ 艦これイベント 艦隊これくしょん 軽巡ヘ級改 重巡ネ級改 防空巡棲姫 思いっきり、暴れるっぽ~い! 前回→鎮守府秋刀魚&鰯祭り 欧州方面反撃作戦 発動!「シングル作戦」 次回→桃の節句!沖に立つ波 艦隊これくしょん -艦これ-の2019年秋に開催された期間限定イベント。正月は秋だった…? イベント規模は約1年半ぶりの大規模。というか、第二期初の大規模作戦である。 前回同様戦間期が短かったほか、秋刀魚の開催もあって規模はコンパクトになると予想していた中の不意打ちであった。 開催は11月8日、運営Twitterにて11月下旬に開始と告知。 告知時期が前回より大幅に遅かった事に加え、直前まで規模についての情報が無く不安視する提督もいた。 そして迎えた運営の宣告は今年度最大規模という無慈悲なもので、各鎮守府は準備に奔走する事となった。 後日、イベント開始2週前の11月18日にて11月29日開始と正式に告知。 開始時刻は23時であったものの、1年半ぶりの大規模イベントという事で派手に遅延。 なんと11月30日の11 00まで実装がずれ込み、ついに24時間メンテを達成してしまった。 イベント終了日時は当初1月8日と告知されていたが、横須賀鎮守府DBサーバーがダウンするトラブル等が原因で1月14日までの延期が決定し、猫が出たのは時間にして1時間も満たない程度だったのだが(*1)同日午前11時に終了した。 なお、年明けから毎年恒例の新春期間限定任務も通常海域で実装されているが、こちらもイベント終了と同時に終わると告知されている。 ちなみに新春任務の報酬について 4つ任務があり、こなせばそこそこ嬉しい装備などの報酬が得られるが、 目玉として最後の任務では 日進や夕張、練巡にボーナスがつき、まだ改修工廠での改修ができない14cm連装砲改★+8を2個 貴重な上位陸攻で対空値が高く、改修工廠入りしていないが、改修値でさらに制空値が上がる一式陸攻 三四型★+4 貴重な対潜陸攻で、ソ級をやすやすと片づけられる試製東海 の選択報酬がある。 どれも通常入手手段では量産不可な上、それぞれベクトルの違う有用性を持つ。 特に陸攻2つはこれまでの入手タイミングを考えると、こうした機会でないと数を揃えるのに時間がかかるのは必至。 東海は17年以降のイベント甲報酬・期間限定報酬をコンプリートしていれば、1部隊分の4機は揃っているはずだが、 抜けのある提督にとっては、どちらの陸攻を選択するかあまりに悩ましい選択。 一方、14cm連装砲改は陸攻と比べると若干見劣りするが、日進を運用するならペナルティが少なく強力な砲となる他、 イベント終了後に実装された夕張改二3種に装備するとシナジーとして火力+5 雷装+1 対空+1 回避+2 対潜+1になる。火力・雷装ボーナスについては現状★8限定の効果であり、 未改修だとボーナスは火力+4(雷装ボーナスはなし)となる。なお、夕張改二実装と同時に14cm連装砲改への更新は解禁されたが、14cm連装砲改の改修は未実装のままだった。 …というか夕張改二はコンバート改装の都合上装備を何も持ってこないので事実上の専用装備枠である。 イベント期間延期さえなければ新春任務終了よりも先に夕張改二が来てこの辺りを考えつつ選べた可能性もある また、これら選択報酬とは別に、確定報酬で家具の「夕張迎春」掛け軸もついてくる。 イベントのモチーフは蘭印作戦。スラバヤ沖海戦、バタビア沖海戦が含まれる。 太平洋戦争序盤におけるオランダ領インドへの侵攻作戦であり、ミッドウェイ以前の充実した戦力もあって大きな損害も無く成功している。 また、空母・戦艦はセイロン沖航空戦にほぼ全てが駆り出されており、戦力は水雷戦隊中心であった。 …の、はずだったのだが… 当初は朝霜改二の実装、後述するアメリカ重巡のランカー装備配布などでルンガ沖海戦と予想されていたものの、まったく予想が外れた形となる。 主な新要素 大規模イベントとしては非常に珍しく、新要素はなし。 作戦開始前の大規模トラブルによって無かった事になった可能性もなくはないが、ほぼ今までのイベントセオリーで攻略可能なのはプラスか。 出撃制限 連合艦隊・海域ごとの出撃制限札は6枚。 実際は後段作戦の2つで使う艦をあらかじめ分けておけば十分…だが、 イベント開始から後段海域解放まで1週間もあり、後段作戦のモチーフが誰も予想していなかった海戦だったため、そうもいかなかった提督も多かった。 また、甲難易度のみ制限を受けるとはいえ大規模作戦の最終海域で札が付くという異例の事態となった。 実のところ第二期に入ってからはイベントの最終海域だろうと必ず札が付いてたので予測していた提督も多かったのだが 大規模という事で最終海域に札が付くはずがないと高を括って後段海域発表時に悲鳴を上げる羽目になった提督もいた模様。慢心、ダメ、ゼッタイ。 新規実装艦娘 今回実装された艦娘は7隻。 De Ruyter級軽巡洋艦 De Ruyter(デ ロイテル) Perth級軽巡洋艦 Perth(パース) Northampton級重巡 Houston(ヒューストン) 陸軍特種船(強襲揚陸艦) 神州丸 択捉型海防艦 平戸 夕雲型駆逐艦 秋霜 Atlanta級軽巡洋艦 Atlanta(アトランタ) ランカー装備では米重巡の実装のみが仄めかされた状態であり、NorthamptonとHoustonのどちらが実装されるか曖昧であった。 後にPerthの実装を仄めかす装備が実装されたものの、事前情報はほぼ全て前段作戦に集中していた形となった。 De Ruyterはオランダ、Perthはオーストラリア海軍所属。新たな2か国の艦娘の参加により、艦これの艦娘の国籍は日本を含めて2桁の大台に乗った。(*2) 今回の新装備は6inch連装速射砲 Mk.XXI、Bofors 15cm連装速射砲 Mk.9改+単装速射砲 Mk.10改 Model 1938、8inch三連装砲 Mk.9 mod.2、5inch連装両用砲(集中配備)、 GFCS Mk.37+5inch連装両用砲(集中配備)の5つ。すべて新艦に関連する砲となっており、8inch三連装砲 Mk.9 mod.2とGFCS Mk.37+5inch連装両用砲(集中配備)以外は持参装備として持ってくるため希少品は少ない。 また長らくランカー装備限定であった、対潜HF/DF+Type144/147 ASDICがついに報酬として設定されている。 なお、今回のイベントで空母級が実装されなかったため、2019年は史上初めて新空母の実装が0の年となった。5スロの赤城改二という特大の新要素実装があったけど。 この為、後述する今回の機動部隊編成の冷遇、19年の全体的な機動部隊編成の不遇も相まって、空母機動部隊の提督の多くは悲しみに暮れたのであった。 BGM E1~E4・マップ:南方の戦闘哨戒 E1~E3・道中:八駆の迎撃 E1~E2・ボス/E4・道中:不明 E3~E4・ボス/E5・道中:八駆の迎撃 改(instrumental) E5・ボス/E6・道中:激闘!第三次ソロモン海戦 E5、E6・マップ:ダバオ沖の夕雲型 E6・ボス:比叡と霧島の夜(origin) 八駆の迎撃のボーカルバージョンや最終海域の沈メタルは鎮守府新春ライブでさっそく熱唱されている。 八駆の迎撃が朝潮ボーカルなのに内容がアイドルソングだった事に驚いた提督も多かった 海域解説 海域数は久々の大規模イベントに相応しい6。 前段作戦4、後段作戦2の配分で、後段作戦は1週間後の解放とかなり間が空いた実装となった。 イベントタイトルに含まれる作戦が全て前段で終了するのも大きな特徴。 事前情報、イベントタイトル、ランカー装備、運営のツイート等のほぼ全てが前段に関するものしかなく、後段作戦は開始するまで完全に謎に包まれていた。 そして始まった後段作戦は、何故か突然ソロモン海海戦がスタート。 場所も時間も完全に別物の海戦が差し込まれた事で、前段作戦で主要な艦を切った事になっていた事態に直面する提督も。 タイムスリップだとかジパングだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… 幸い特効艦のエース格である夕立と綾波は入手はたやすいため、そこらでドロップした夕立や綾波を大急ぎで改二まで育ててリカバリした提督も多数。 え?アイツ?そもそも吹雪がE4特効組なので来られても困る。 今回の難易度は前段作戦に限れば低難易度。 特にE1は全イベント史上最低クラスの難易度を誇り、E1-1に至っては対地装備さえあれば全艦Lv1でも攻略可能とまで言われている。 またE2~E4も従来のイベントに比べて難易度が低く、前段作戦は友軍を待たずして攻略を完遂した提督も多数存在した。 難易度選択も圧倒的に甲難易度攻略が多かったとの事。 流石に後段作戦ともなれば従来の大規模相応の難易度上昇を見せており、友軍未達でのE5甲突破はほぼ不可能とも目されていた。 但し友軍来訪後はさほど極端な難易度でもなく、最終海域も激しい消耗戦を強いられる事を除けば友軍無しでも突破可能であった。来訪後は尚の事である。 E5の突破率は甲限定報酬がさほど美味しくない事もあってか乙丙がトップ。 E6の突破率は甲乙丙がほぼ同率という事であった。 出撃した提督の完走率は95%である。 詳細な解説 ※解説は甲作戦選択時の難易度を基準にしています。 また便宜上、戦力ゲージ1本目をEx-1、2本目をEx-2と呼称します。 E-1『八駆見参!バリ島沖海戦』-マカッサル沖/バリ島沖海戦- 表示 八駆の迎撃、受けてみて! 南方への橋頭保を築く一大作戦が発動した。 哨戒戦力の掃蕩を行うべく、歴戦の駆逐隊は水面を駆ける。 お札は『攻略護衛隊』。 作戦名や大淀さんからの説明文を見てわかるようにまさかの第八駆逐隊ご指名である。 E1のみに出撃可能となるが、本マップは難易度が低すぎるため投入戦力はよく考えるべし。 戦力/戦力のダブルゲージでもあるが、どちらも苦戦する箇所は一切ない。道中支援も決戦支援も不要。 作戦名通り、第八駆逐隊の面々には特効指定がある。 が、別にそれ以外の駆逐艦でも、第一ゲージの対地戦さえできれば、特効なしの艦でも別段苦戦はしないレベル。 普段使わないコモン艦改などを出してあげてもよい。 戦力温存のために、大発が装備できる改二駆逐艦揃いの八駆は温存しても良いが、 今回は輸送作戦が2ゲージ分しかなく、対地戦はこのE-1だけなので、戦力が揃ってる提督の場合、八駆がいなくても十分輸送できるはず。 折角の第八駆逐隊テーマBGM「八駆の迎撃」お披露目でもあるので、大淀の挑発に乗って八駆で思いっきり暴れるのも悪い選択肢ではない。 中にはこの挑発を警戒しすぎた結果、結局八駆を使う事なくイベントを終えたなんて提督もいた模様。本末転倒である。 なお、第八駆逐隊の他、第二一駆逐隊こと初春型駆逐艦にも、八駆ほどでないが多少の特効倍率がかかる。 但し、初春、子日、若葉の3人はここで切っても問題ないが、カットイン駆逐の初霜に限っては、後段作戦のキーパーソンとなりうるので、E-1で切るべきではない。 E1-1/戦力ゲージ 近年のイベントとしては非常に珍しく、最初からボスマスが表示されている。 駆逐艦4隻で到達可能であり、今後のマップで絶対に使わないであろうメンバーから適当に4人選べばOK。 軽巡も1隻随伴可能。 道中は駆逐3隻の水雷戦隊1回のみ。 まるでやる気が感じられない。 ボスはおなじみの集積地棲姫。 対地装備に非常に脆弱にもかかわらず、護衛戦力がなんとPT小鬼群2体のみ。どうせ燃やされると割り切られてしまったのか おまけにどちらも通常丁や丙で出現するタイプであり、小口径主砲を1門でも積んでいれば容易に撃破可能。 丁難易度ともなると驚きの集積地棲姫一隻編成である。やる気がないどころではない。 もちろん、いつも通り対地装備に極端に弱いので、陸上型爆殺フルセットを装備した八駆なら、誰か一人が集積地に触っただけで集積地が即死する。 別に対地特化した大発がなくとも、一般駆逐にWG42or20cm対地噴進砲のロケランや、二式12cm迫撃砲改といった対地装備だけでも、2つ搭載しておけば一撃200以上程度は与えられるため、夜戦に持ち込むまでもなく終わる事も多々。 追い打ちのようにクリスマスには選択式の中身にWG42が入った特別プレゼントボックスが配布された。不憫すぎる。 一方、対地戦に理解のない初心者には壁になっていたのか、友軍実装の際にはE-1後半~E-3までは何もこないにもかかわらず、 わざわざこの集積地戦に限って友軍艦隊が来援する事態になっていた。 E1-2/戦力ゲージ 眼鏡を灰にした後はそのまま第二ゲージに移行。 こちらもデフォルトでボスマスが表示されているので、特に工夫せず突っ込んで倒せばOK。 編成はE1-1の編成に適当な軽巡を1隻足せばよい。誰でもいいが、後のマップの特効艦を間違って入れないように注意。 道中はE1-1の道中に水雷戦隊が1回追加されるものの、警戒陣でほぼ損害無く抜けられる。 ボスは初登場の軽巡へ級改flagship。 改良型はだいたい火力などが引き上げられる事が多いのだが、こいつは耐久こそ跳ね上がったが火力は大した事ない。 随伴もしょぼいので単縦陣で殴ればあっさり終わる。 なお丙・丁難易度だとボスが軽巡へ級(eliteもしくはflagship)になり軽巡へ級改は一切でない。 海域クリアボーナスは特注家具職人、間宮、緊急修理資材。 丙作戦以上で艦載型 四式20㎝対地噴進砲が追加。乙作戦では戦闘詳報、甲作戦で応急修理女神がそれぞれ追加。 海域自体の難易度がきわめて低いため、もしレアドロップに未所持艦がいるなら是非とも掘っておきたい。 主なレアドロップは秋月、明石、伊26など。 集積地のHマスや第二ゲージボス前のJマスでは、神威や秋津洲も手に入った。 今回の後のマップでは、補給艦や明石、秋津洲でのルート固定もあるので、ここで拾ってからすぐ投入する選択肢も取れた。 八駆の迎撃、お味はいかが? モウ、カエレヨォ…!(*3) E-2『強襲!第二次ジャワ沖海戦』-ジャワ海/ダーウィン沖- 表示 ヴェアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!! 第八駆逐隊の迎撃により敵は南方の継続的な確保を諦めたか、あまりにもあっけなく緒戦は終了した。 残敵を勢いのままに駆逐すべく、連合艦隊が出撃を開始する。 お札は『連合艦隊』。 E2全体で1枚扱い、かつ1ゲージマップなのであまり強力な戦力を出すと後々に響く事も。 難易度はE1ほど極端に易しくはないものの、相変わらず敵戦力は低水準なので気楽に甲を選んでもよい。 編成は重巡2+軽巡級1+駆逐2+軽空母1。 警戒陣を使用する場合は軽空母を4番目に配置すると火力ロスが少ない。 このマップ以降で起用機会に乏しい特効艦としては鳥海、天霧の2隻が該当する。 また、空襲戦の対策として秋月型を採用するのもよい。照月はE6特効組であるため選べるなら照月以外で。 道中は対潜戦闘、水雷戦隊、空襲戦、水雷戦隊の4戦。 いずれも適切な陣形(警戒陣、輪形陣)を選択すればあまり撤退する事なく抜けられる。 警戒陣は支援砲撃の威力が減衰するため、ボス前をどうしても抜けづらい場合は単縦陣で突撃もあり。 ノコノコト…ヤクタタズ…ドモ…メ…… マタ……シズンデシマエ…… ボスは重巡棲姫。あまりにもうるさかったせいかボイスのボリュームが下げられた。 もはや恒例行事となった制空値0であり、陸攻を集中すればほぼ随伴艦は壊滅する。 甲作戦でも青くならないため装甲も脅威的な数値ではなく、特効艦の連撃が刺されば撃破はたやすい。 一応高速戦艦を投入可能なルート解放ギミックも存在するが、そちらを通る方が大変と判明したので情報が集積されて以降は下火に。 攻撃二巡できるので一理ある編成ではあるが… クリアボーナスは補強増設、洋上補給。 丙作戦でType124 ASDIC。乙作戦以上はASDICがType144/147にパワーアップし、新型噴進装備開発資材が追加。 さらに甲作戦ではASDICがHF/DF+Type144/147に強化され、勲章も追加される。 甲作戦のリターンが非常に大きい割に海域の難易度が低いため、是非とも甲作戦で突破しておきたいところ。 レアドロップは松風、伊13、峯雲など。 ボス撃破難易度自体はさほど高くないが、到達率がやや微妙なので掘りに適しているわけでもない。 伊13をどうしても入手したい場合以外は行く必要はないだろう。 E-3『激突!スラバヤ沖海戦』-ジャワ海/スラバヤ沖- 表示 ナキサケンデ…シズンデイケ…! 快進撃は続く。 勝利の勢いに乗る連合艦隊はさらなる侵攻作戦を立案、出撃を開始する。 お札は『蘭印部隊』。 このマップもE1、E2同様にさほど難易度が高いわけではないので一線級の戦力は不要。 但し潮、神通といった特効艦を惜しむ場合は無駄に難易度が上がるため、そこは注意。 ついでにいうと連合艦隊専用なのでそれなりに資源消費は嵩む。掘りもいいが以降のマップのバランスを考える局面ではあった。 基地航空隊は1部隊の出撃が可能。 また戦力/ダブルゲージマップではあるが、編成も侵攻ルートも会敵する相手もほぼ同じなので実質長い1ゲージマップのようなもの。 E3-1/戦力ゲージ 編成は補給艦入りの水上打撃部隊が基本。低速が混ざってもOKなのでWarspite等の高コスパ艦を出すチャンス。 第一艦隊は戦艦1+重巡級3+軽空母1+補給艦1、第二艦隊は軽巡1+雷巡/重巡1+駆逐4で準最短ルートとなる。第一ゲージ中は空母がいないと最短になる。 敵の航空戦力はあまり強力でなく、陸攻の集中を前提にするなら空母に艦戦1~2、輸送艦に水戦3で問題無く制空優勢~確保を奪取可能。第一ゲージ中は制空0なので空母を抜くのもあり。 また重巡は第五戦隊(妙高以外の妙高型)、軽巡は神通、駆逐艦は潮が高倍率の特効を持つ。 新艦掘りもあるためここで投入してしまった方が楽。 道中は対潜戦闘2回、水雷戦隊2回。 対潜戦闘はソ級flagshipが混ざっているものの、3隻しかいないので第二艦隊に先制対潜艦を3隻入れれば無傷で突破可能。 水雷戦隊はどちらも適当に第四陣形で殴れば終わりなので省略。強いて言えば輸送艦は旗艦に置いて保護すると撤退を減らせる。 道中支援は不要。 ボスは初登場となる重巡ネ級改。 ネ級にあった被服の襟部分が消失して顔が露わになっているほか、ニョッキリ生えた立派な角が特徴的。 なんとHP390、装甲255という量産型にあるまじき脅威的なスペックを誇っており、重巡棲姫より硬い。何かが間違っている。 但し今回は航空戦力が貧弱なのと、1隻しかいないので実際はあまり苦労しない。 E-2の重巡棲姫同様、陸攻隊を集中すれば随伴は半壊するので、後は神通の連撃や潮のカットインでトドメを刺せばOK。 なお、本ゲージは1度破壊すると輸送護衛部隊でしか到達できなくなる。 Fletcherのドロップを狙う場合はリセットして再度掘る事が推奨される。 撃破後は第二ゲージが出現する。 E3-2/戦力ゲージ 編成はE3-1のものをそのまま流用すればよい。 道中も輸送時には回避できた水雷マスを必ず経由する程度でほぼそのまま。(*4) ボスは戦艦水鬼。 スペックは2015年冬イベントで猛威を振るった当時そのまま。 つまり完全に型落ちしているのでまったく労せず撃破可能。随伴艦にも見るべき点はない。 ゲージ破壊段階になると戦艦水鬼改にパワーアップする。 するのだが、随伴艦がヌ級の色が変わるくらいで特にグレードアップしないせいで実際は見かけほどの強敵ではない。 耐久は高いので沼る事もあるが、特効重巡の連撃や魚雷CIが刺さればあっけなく撃沈できるだろう。 クリアボーナスはPerth級軽巡洋艦 Perth。 イラストレーターは草太氏、CVは海外艦娘でおなじみの内田秀氏。オーストラリア出身のためある意味本領発揮である。 実艦はAmphion級軽巡として就役した後、オーストラリア海軍への供与決定後に改名されたPerth級のネームシップ。 前級であるLeander級の改良型として設計されており、紙すぎた装甲の強化やシフト配置の採用によって耐久力が大幅に向上している。(*5) 第二次世界大戦では緒戦の欧州における撤退作戦の支援、輸送船団の護衛を行ったのちにABDA艦隊に参加。 スラバヤ沖海戦は生き延びたものの、最後に一矢報いるべく赴いたバタビア沖海戦でHouston同様撃沈されている。 外見は金髪のシニョンと碧眼、緑基調のセーラー服と一見すると駆逐艦にも見える。 但し胸部装甲が軽巡としては破格の大きさなのでやはり本質は大型軽巡か。 性格は非常に堅苦しい優等生タイプ。ABDA艦隊の面々とは仲が良いものの、それでもやはり堅物的な口調は抜けていない。 史実で結果的にDe Ruyterに多国籍艦隊旗艦を押し付けた形になったばかりにうまく意思疎通が取れず敗北した事に負い目があるのか、 Houston共々「多国籍艦隊は意思疎通が大切だ」と強く主張する。De Ruyterは全く気にしてないけど 提督に対しては常時堅苦しい態度を崩さないが……? 轟沈時に自らの死ではなく、それによって提督へ想いを伝えられなかった事に絶望しながら沈んでいくという悲痛な最期を迎えてしまう。ダメコンで助かった時はそれはそれで大変である。 性能は火力がかなり高めな事以外は標準的。 7000tクラスのやや大型の軽巡ではあるが、居住性や航行性能を重視した大英帝国の台所事情を反映したと言える。 あと、何故か当初はPerth改の耐久がぶっちぎりの軽巡洋艦改最低値である30(ちなみに改造前の耐久が29)しかなく、後に運営が不具合である事を認めて45まで上昇した。 他のクリアボーナスは丙作戦で緊急修理資材、6inch連装速射砲 Mk.XXIが追加。 乙作戦では勲章、甲作戦ではBofors 15cm連装速射砲 Mk.9改+単装速射砲 Mk.10改 Model 1938が追加される。名前の長さやっばーい どちらもそれぞれ報酬艦とレアドロップ艦の持参装備であるためさほど貴重ではない。 但し、後者に関しては名前が長すぎるせいで主砲カットインの表示がカオスになるという微妙な長所もありはする。 E3-2ボスでのレアドロップは軽巡洋艦 De Ruyter。 イラストレーターは新人イラストレーターの沙良氏、CVは森山由梨佳氏。 実艦は同型艦の無い単独建造艦。 前級であるJava級軽巡洋艦の3番艦の代艦として建造され、航空兵装や雷装を撤去した砲戦・対空火力重視の設計だった。 史実においてはABDA艦隊の旗艦として活動し、南方作戦を遂行する日本海軍と交戦したものの、スラバヤ沖海戦にて魚雷の直撃を受けて撃沈された。 生き延びた乗組員たちは雪風に救助されている。 外見は赤毛のウェーブヘアーにやたら高身長に見える高頭身が特徴。(*6) 性格は鈴谷すらしのぐ今時のゆるいJK。事あるごとに「やっばーい」「わかるわかるー」と緩い台詞を連発する。オッ…オギャーッッこの艦娘IQが低い とはいえ軽薄というわけではなく、Perth同様ABDA艦隊の仲間とはゆるふわな交流を築いている様子。生真面目なPerthとの凸凹コンビ感が凄い Perth達がDe Ruyterとの意思疎通がうまく取れなかった事を気にしてる節があるのに対し、彼女はその性格のためか全く気にしていない模様。 なお、今のところ史実で救助された相手である雪風との絡みはなかったりする。 性能には持参装備含めて特筆すべき点はない。 というより、実質的に3スロットの大淀なので平均より低いと言わざるを得ない。今後の改二に期待か。 周回は攻略時の編成をそのまま使えば幾らでも回れるだろう。 削り時点でもS勝利を逃す事はほぼないはずなので、攻略中にデ・タイテル拾う事もあるかもしれない。もちろんデ・ナイテルに陥る可能性もある 他のレアドロップはE3-1ボスマスでFletcherが落ちる。 但し前述したとおりE3-1はゲージ破壊後はかなり周回しづらい(*7)のは留意しておこう。 E3-2ボスでは他に約2年3か月ぶりのドロップ機会である天城が目玉。 De Ruyterのドロップと合わせてひたすら戦艦水鬼がフルボッコにされたのは言うまでもない。 また、本マップは正規空母3隻を編成した空母機動部隊で潜水艦隊と3連戦するレベリングが可能。 先制対潜艦を3~4隻入れていればほぼ確実にS勝利+MVPとなり、1周あたり旗艦1800強、僚艦に600程度の経験値が入る。 猛烈な勢いで高速成長できるが、誤進撃には要注意。 E-4『バタビア沖海戦』-バタビア沖- 表示 カワイイコタチネ…ッ! 艦隊は敵の主力部隊の撃滅に成功。 輸送部隊への襲撃を企図する残存艦隊の迎撃に移る。 お札は『馬来部隊』。(馬来は「マレー」の漢字表記) やはりこのマップも攻略するだけならさほど強力な艦は必要ない。 特効艦を惜しめばその分難易度は上がるものの、E-5とE-6で使う艦は割と限られているので障害にはならないだろう。 基地航空隊は2部隊の出撃が可能。 また輸送/戦力のダブルゲージだが、1本目と2本目でほぼ使用戦力やルートが変わらないのであまり気負う必要はない。 E4-1/輸送ゲージ まずは輸送を行う事になる…のだが、道中の問題で輸送護衛部隊ではなく水上打撃部隊の方がスムーズに終わるだろう。 編成は高速統一の水上打撃部隊が基本。 第一艦隊は戦艦1+軽空2+重巡級1+軽巡1、第二艦隊は明石/秋津洲+軽巡1+駆逐4(or駆逐3+重巡級1)あたりがテンプレか。 秋津洲か明石を編成すればかなり強力な戦力を持ち込める。E6での適性は秋津洲の方が高いのでここでは明石を推奨。 最上と三隈は海域全体への高倍率特効を持っているため是非編成しておこう。 軽空母枠には戦力ゲージを見据えて龍驤を編成しておくとベネ。今後のマップで使う場面もほぼない。 また戦艦枠は山城改二が今後のマップで使用する場面無し+航戦で輸送量が増えるのでオススメ。 特に使う場面のないColoradoやWarspite等の低速海外艦でもOK。 道中は対潜戦闘、水雷戦隊2回となる。 対潜戦闘向けに2隻ほどの先制対潜艦を編入しておけばまったく苦労しないはず。 ボスは重巡ネ級改。E3に続いて再びの登場。そして貫禄の制空値0。 堅牢な装甲はそのままだが、基本的に一方的にタコ殴りを受けて残り1隻で大破しているのが大半なのでA勝利はたやすい。 S勝利を狙う場合は最上か三隈に連撃させれば装甲を貫通しやすいか。 E4-2/戦力ゲージ 第一ボス撃破後は特にギミック等無くそのまま戦力ゲージが出現する。 後述するギミック解除のためにもまずはこれを削らねばならない。 編成はE3-1の編成をそのまま重くしたものを使用すればOK。 第一艦隊は戦艦1+軽空2+重巡級2+明石/秋津洲、第二艦隊は軽巡1+最上・三隈+駆逐3が基本編成。 ゲージ削り時・破壊時ともに対潜装備はE3-1同様きちんと施しておく方が無難。 道中はE3-1に空襲が1回追加されるのみ。 かなり強烈な空襲なので、駆逐枠に秋月型、Johnstonを入れて対策してもよい。 モウシワケ…アリマセンガ……ワタシタチガァ…… オアイテ…スルノォ……カカッテ…キナサイナァ! ボスとなるのは某ウルトラシリーズのラスボスバタビア沖棲姫。 艤装モチーフがかなり迫力のあるオウムガイであり、前回のクジラとかエビだのと合わせて順調に海産物が浸透してきている。 装甲266とかなりの堅牢ぶりを誇るものの、E3-1同様削り中は制空0なので非常に陸攻隊が刺さり、随伴艦はほとんど交戦前に半壊状態となりがち。 但し随伴にいる重巡ネ級改は例外であり、持ち前のタフさで夜戦まで生き残り、連撃等がそちらに吸われてS勝利を逃す事もよくある。 戦艦に徹甲弾を搭載する、軽空母はFBAカットインにしておく等などしてできるかぎり昼で仕留めておきたいところ。 ボスのHPを削り切り、-壊に変化した後にギミックをこなす事で毎度恒例の装甲破砕ギミックが発動する。(*8) 正確に言うと全艦の攻撃力に一定のキャップ後補正が追加される。(*9) 内容は以下。 防空での航空優勢1回 EマスでS勝利 輸送ボスでA勝利2回 防空での航空優勢は2部隊防空にしておけばさほど問題ない。ロケット戦闘機があるなら投入すればもっと確実。 EマスのS勝利は機動部隊で到達可能。E3-1の編成から重巡を1隻軽空にすればOK。 輸送ボスA勝利は輸送護衛部隊で行ってもいいが、通常艦隊で行く方が色々な意味で楽。 ルート固定艦である最上・三隈・吹雪・敷波を編成していなければどんな編成でも行ける。ボス自体は陸攻集中でほぼ100%A勝利できる。 余談だが敷波はイベント開始直前で公開された2020年カレンダーで改二制服らしきものを着ており、 イベントも敷波がメイン格である事が分かっていたのでイベント開始に敷波改二が来るに違いないと考える提督も多かった。 1月カレンダーにいたから即改二実装ってお前ら日向師匠を何だと思ってるの(*10) 上記の条件を達成すれば晴れて装甲破壊となる。 ボスのビジュアルも装甲破壊後に変化するため、確認はきちんとしておくべし。 アナタタチィ…スコォシダケェ…ツヨイノネェ…! ……ホンキデェ…イクワァア…ッ! 最終形態はバタビア沖棲姫―壊。 装甲を解除していればオウムガイの殻に罅が入っており、表情もやや焦りを浮かべたものに変化している。 また深海棲艦にしては珍しく、ボイスで単独のはずの自身の事を私たちと表現する。 大規模作戦の前段ボスに相応しく、装甲は333と非常に高水準。 装甲解除後で特効艦が砲撃する場合でも実質的な装甲は240程度止まりであり、運が悪ければいつまでも沼ってしまう可能性もある。 また随伴艦に軽母ヌ級改が追加されており、軽空母を攻撃全振りにできなくなっているのもネック。 とはいえネ級改が装甲解除でやや柔らかくなっている事、この2隻以外はあまり高耐久ではないので夜戦での択は減らしやすい方。 最上と三隈の連撃が決まればなんとか押し切れるはず。 友軍来訪後の乙以下であればギミックをスルーしても殴り倒せる。甲でも不可能ではないが、この後の事を考えるならちゃんとギミックを解除したほうが良いか。 クリアボーナスは強襲揚陸艦(陸軍特種船) 神州丸。 イラストレーターはパセリ氏、CVは豊口めぐみ氏。 実艦は陸軍が初めて建造した特種船であり、揚陸作戦の要となる正真正銘の秘密兵器であった。(*11) その秘匿っぷりは尋常ではなく、R1、GL、MT、龍城丸などの多数のコードネームをこの艦だけで複数持っているほど。 初建造だけあって、執拗に航空甲板の設置を要求する陸軍VSつけてもこの航速と甲板の長さが足りないと反論する海軍の争いが建造が進んでからもまだ続いていたレベルで混乱も起きていた。 要望は後に建造されたあきつ丸などでは反映されたため、この艦はそれらの強襲揚陸艦のプロトタイプとも言える。 但し戦争前に完成していただけあって運用面での問題はほぼ起こらず、緒戦の中国戦線や南方戦線の輸送で大車輪の活躍を見せている。 しかしバタビア沖海戦で最上から誤射を受けて着底。(*12)サルベージして戦線復帰したのは1943年とほぼ戦争の趨勢が決まった段階であった。 最期は機動部隊に捕捉され、空襲によって撃沈された。 なお、乗艦が着底するという苦い経験をした陸軍司令官今村均中将や陸軍技術将校塩見文作少佐らは「輸送を行うなら海中からの方が有利」という考えを持つようになった。 そして、後に塩見少佐が設計開発に関わる潜航輸送艇こそが…… 外見は茶のおさげにハイライトの薄い目、黒フード付きショートマントに眩しいふとももに加えて裸足ブーツとてんこ盛り。 あきつ丸のプロトタイプだけあって、艤装も配置はほぼ同じながらも大型かつ航空甲板を持たない形にまとまっている。 性格はスケベな外見に見合わず生真面目。一人称が「本官」、二人称が「貴様」とあきつ丸とは別ベクトルで陸軍スタイルとなっている。 史実で今村中将が海軍の大ポカを許している事もあってか、やらかしてくれた最上の事は特に恨んではいない。4コマのあきつ丸は無茶苦茶最上を恨んでたけど。(*13) また夜の見回りを行っている事、フード付きマントを着用している事からシスの暗黒卿憲兵がモチーフに含まれている可能性も。 性能は4スロットになった代わりに戦闘機を乗せられなくなったあきつ丸。 水上戦闘機の能力もだいぶ向上はしたものの、やはり制空目的での運用では4スロ使ったとしてもやや劣る程度に納まる。 もし運用する場合はスロット数を活かした対地装備の搭載などで差別化したい。 他のクリアボーナスは丙作戦で勲章と改修資材。 乙作戦では8inch三連装砲 Mk.9、甲作戦ではそれに加えて8inch三連装砲 Mk.9 mod.2となる。 いずれも未改修では突出して強力な装備ではなく(但し若干の改修済みになっている)、この時点ではここでしか入手できなかった8inch三連装砲 Mk.9 mod.2もイベント終了後に無印からの更新があっさりと実装されてしまった。 …そして改修が実装された事により、8inch三連装砲 Mk.9系統はそのスペックに反して異様に改修が安い(*14)というまさかの特徴が判明。 Mod.2なら★9で火力+15相当となり、遂に中口径主砲の火力が大口径主砲に追いついた。 20.3cm連装砲系統と比べて夜戦補正がない事が弱点と見られていたものの、混載すりゃ解決するので何の弱点にもなってなかった。 ちなみにHoustonとあと何故か最上型に装備ボーナスがあるので彼女たちはさらに火力が高くなる。 そして3/27のメンテナンスで3号砲に日本重巡への強烈な装備ボーナスが追加され、僅か2か月で地位奪還されるという三日天下に終わった。(*15) E4-2ボスのレアドロップはNorthampton級重巡洋艦 Houston。 イラストレーターはZECO氏、CVは名塚佳織氏。 実艦はNorthampton級重巡洋艦の5番艦。妙高型とほぼ同時期に建造された条約型重巡であり、戦闘力もほぼ互角。 史実においてはPerthやDe Ruyter同様ABDA艦隊の一隻であり、最期に臨んだバタビア沖海戦で壮絶な戦いの末に撃沈されている。 外見は金のロングヘア、やはりアメリカサイズの胸部装甲を白黒のツートン基調の制服で包んだ正統派の美人。性格もそれに準じる。 髪型、電探(角)など、海域ボスであるバタビア沖棲姫と似通っている部分が多い。 また中破での下着や太物の描き込みがものすごい事になっているので、手に入れられたなら是非確認しておこう。 性能面では特に見るべき点はない。 但し報酬装備にかなり高数値のフィットが存在しているため、それらを装備できるなら火力面は改二に負けない水準まで上げられる。 特効艦をうっかり切るのを警戒しつつ日本艦を温存、重巡の昼火力を求める局面にはぴったりである。 しかし、何より重要なのは8inch三連装砲 Mk.9系統の改修担当という事かもしれない。 これにより、本イベント終了後に8inch三連装砲 Mk.9系統の改修実装とその使い勝手の良さが判明するとHoustonを入手できなかった提督達からは悲鳴が上がる事になった。 他のドロップはE4-1ボスで春日丸、春風、まるゆ、E4-2ボスで旗風、親潮、あきつ丸など。 甲作戦の場合はネ級の堅牢さから基本的にA勝利での周回となりがち。 対潜艦を減らして魚雷CI艦を増やせばS勝利の確率も増やせるが、潜水艦からの被害もまた増加するのでトレードオフか。 確率に関してはA勝利でもそれなりにドロップするので周回数自体は抑えられる…はず。 これより先は後段作戦となり、甲作戦の難易度が跳ねあがる。 ここからが本当の地獄だ… E-5『ダバオ沖哨戒線』-ダバオ沖/太平洋南西部- 表示 イッヒャハハハハハハハハハッ! シズメッ! 南方作戦はすべて優勢のうちに終了。 敵の反攻部隊の集結を察知した連合艦隊は迎撃に赴くが… お札は『哨戒部隊』。 このマップの甲作戦は異常な高難易度を誇っており、乙でも第2ゲージはかなり難しいので、無理だと感じたら即座に難易度を下げるべし。 報酬もほぼ差が無いので、実質的に甲難易度は運営からの挑戦状と言って差し支えないだろう。この後のE6を甲でクリアするなら乙以上での突破が必須だがそうでないならさっさと丙で切り抜けてしまうのも選択肢だ。 友軍艦隊の来訪で大幅に難易度が下がった上でも困難なマップなので生半な覚悟で挑むべきではない。 基地航空隊は2部隊の出撃が可能。 苛烈な対潜戦闘を潜り抜けるため、東海を所持しているなら必ず部隊を編成しておきたい。 E5-1/戦力ゲージ 基本的に通常艦隊での攻略となる。 輸送護衛部隊でも行けるし、この場合夜戦で潜水艦にダメージが通るというメリットがあるが、道中の事故率アップを考えると採用率は低め。 航空戦艦1(伊勢改二or日向改二or扶桑改二)+軽空母1(瑞鳳改二乙or大鷹型改二)+浜風乙改・Верный・風雲改二・時雨改二・白露改二・初霜改二から4隻がベスト。 航空戦艦は2でもよい。日向改二はS-51Jによる先制対潜が削りや随伴の排除として優秀なので、2隻投入する場合は優先度が高め。 また、戦艦・軽空母を問わず5・6番目に配置しておけば警戒陣でも火力が低下しない。 駆逐艦は全てソナー+爆雷投射器+爆雷の3点シナジー装備でOK。但し先制対潜できるようにしておくのが最優先なので、適宜噴進爆雷等で対潜値を補強しておこう。 基地航空隊は東海4機による対潜部隊、陸戦1陸攻3による対艦部隊を構成しておくとよい。 道中は対潜戦闘1回、水雷戦隊1回、打撃部隊1回。 対潜戦闘は潜水新棲姫。ついにラストマップ以外でも道中に出没しはじめてしまった。 東海部隊を集中しておきたいところだが、後述するボスにも割り振りたい関係で1回送るのが限度。 とはいえ先制対潜艦を4隻以上編入できていればほぼ被害無く突破できるだろう。 水雷戦隊及び打撃部隊は警戒陣で祈りを捧げるのみ。 打撃部隊には陸戦交じりの陸攻隊を集中しておけば比較的被害を抑えられる。 道中支援は無しでも十分突破可能だが、不安なら出してもいい。 キータノォ…? ワタシノ…エモノタチィ…… マッテ…イ…テェ……! ボスは潜水棲姫改。 装甲こそ大幅にダウンしたものの、耐久が490と3倍以上にパワーアップ。先制雷撃もちゃんとしてくる。 また殴られすぎておかしくなったのか全体的に正気を失った言動になっており、被弾ボイス及び撃破ボイスがたいへん耳に残ると評判。 とにかく耐久があまりにも高すぎるため、東海隊を1回は派遣して随伴の潜水艦を排除しておきたい。 特効艦が先制込みでタコ殴りにすれば昼の内に撃破する事自体は可能。 また友軍艦隊の対潜攻撃は特例なのか夜戦でも通る。もし倒せなくても夜戦突入だけはしておこう。 エモノノクセニィ…イガイト…ヤルノネェ…… ワタシ……ソォイウノ……スッキヨォ… ゲージ破壊時は壊に強化される。 されるのだが、装甲が微増するのみでぶっちゃけほとんど強化されていない。 元から先制雷撃は喰らえば一発中大破だし、夜戦に突入した時点で大破していない事もまずない。 ゲージ削り時に撃破できているならさほど労せず撃破できるだろう。不安なら決戦支援を対潜支援で派遣すれば随伴をほぼ確実に排除できる。 E5-2/戦力ゲージ ここからが本番。 とはいえ現時点では友軍来訪によって無理ゲーではなくなっている(あえて挑戦する熟練提督基準で)ので臆せず挑もう。 編成は高速統一の水上打撃部隊が基本。空母機動部隊は大回りする上に投入できる戦力もさほど増やせない。 編成例は第一艦隊は長門改二+陸奥改二+伊勢改二+高速軽空母2+航巡1、第二艦隊が軽巡1+駆逐4(うち一隻は魚雷カットイン装備)+妙高改二あたり。 低速艦は全て高速化、および高速化に必要な補強増設の使用は必須となる。 ボスの制空値が極めて高いため、第一艦隊に搭載する艦戦・水戦の持つ制空値に関しては航空隊による削り込みできちんと計算しないと泣きを見る。 また、第二艦隊に入れられるフィニッシャーは2隻が限度。ほとんどは時雨改二と妙高改二に魚雷CIを担当してもらう事になり、あとは全て対潜艦で埋める事を推奨。 道中に関しては極めて過酷。 まず非常に長い。対潜戦闘2回、空襲戦1回(無い事もある)、水雷戦隊1回、空襲戦1回、混成打撃部隊1回でなんと5~6回も戦闘を経由せねばならない。 周回時間が非常に長いため疲労は潜水幼女にとっとと大破させられなければ蓄積しないが、リアル時間には要注意。 言うまでもないが道中支援は必須。対潜支援であれば対潜戦闘、砲撃支援であれば水上戦闘が安定するので不安な方を補おう。 初っ端の対潜戦闘からして潜水新棲姫相手が2回。この時点でおかしい。 1戦目のスペックが低下しているなどという事は無く、対策を怠れば容赦なく大破を量産してくる。 それぞれに東海を派遣するのはもちろんだが、第二艦隊の対潜艦を絶対に3隻以上確保しておくのも重要。 対ボス火力は友軍がかなり補ってくれるため、多少夜戦火力が低下しても問題なく撃破の目は回ってくる。下手に妥協すればフィニッシャーの損傷も招いてしまう。 また2回目の空襲戦もかなり危険で、防空艦を入れている余裕がほとんど無いにもかかわらず強烈な空襲が襲ってくる。 削り中であれば魚雷CI担当のどちらかを防空艦に変えてもいいが、ゲージ破壊時はそんな事も言っていられない。 一応ボスで制空権を確保する戦術を取るのであれば過剰な制空値によって多少は被害も減るので、個人的にはそちらを推奨する。 もちろんボス前の混成打撃部隊も強敵。 ヌ級改2隻+タ級flagship+ツ級flagshipという悪夢のような編成。シルエットが出てくるあたり中ボス扱いなのだろうか。 最後から最後まで大破たっぷりな道中の最後を締めくくるにふさわしい相手だが、一応輪形陣なのでやや攻撃が外れやすいのは救い。 余談だが後段開放直後はヌ級改マスのシルエットがヌ級ではなくヲ級になっていたがすぐに修正されている。 ヒノカタマリトナッテ…シズンデシマエ… ボスを務めるのは空母棲姫改。 ネ級改同様角が生えたほか、ようやく服を着た。 そのせいか装甲は270、耐久は600と大幅に強化されており、昼のうちの撃破はかなり難しくなっている。 また搭載数の増加から制空値も激増し、1隻で197という法外な数値に達した。これは後述するゲージ破壊段階において猛威を振るう。 とはいえ削り段階ではまだ常識の範疇に制空値が収まっている(*16)ため、長門型の特殊砲撃が発動すればそのまま押し切れるだろう。 特に友軍艦隊がとてつもなく強力であり、バーナー友軍であれば複数の連撃戦艦や夜戦空母、カットイン駆逐艦が多数駆けつけてくれる。 よほどの事がなければ残り1隻まで追い詰められるので、後は魚雷カットインで料理してやればいい。 ナンドデモ…クリカエス… ゲージ破壊段階になるとやっぱり増える。 そして、敵艦隊の総制空値は694。こちらの艦隊に求められる制空値は驚きの1041。 東海部隊で1部隊実質使用不能な状態でこれである。 もちろんギミックなどという生ぬるい救済措置などは存在せず、これを正面から打倒せねばならない。 取れる方策などもほとんどなく、だいたい以下の2択に分かれる。 長門の特殊攻撃に特化して制空均衡で妥協する 友軍来訪前はこちらが主流だった。 長門の特殊攻撃は相手が陸奥である事、電探や徹甲弾を装備する事でダメージ倍率が上昇する。 高速化にスロットを取られているため、これらを装備すると弾着はできなくなるが、そもそも制空状況を妥協するなら不要。 空襲一回増しのリスクを押して最大倍率装備をするという手もある。 噴進砲改ニや上位水戦や改修済み艦戦が唸っている鎮守府向きの攻撃特化戦法ではあるが。 メリットは開幕で終わる可能性がある事。随伴側の空母棲姫やヌ級改を開幕で黙らせる事ができれば被害は大きく抑えられる。 デメリットはとにかく道中がまったく安定しなくなる事。艦隊自体の制空値も抑え目なので空襲で大被害を受ける事もままある。 陸戦部隊による制空削りと大量の艦戦・水戦で制空権を奪取する 友軍来訪後はこちらが主流。 あまりにも敵の制空値が高すぎるため、とにかく大量の戦闘機を積む事になる。 航巡は水戦キャリアにした上で、伊勢型改二と軽空母を合わせて最低でも8~9機の戦闘機を搭載しておきたい。 伊勢型は瑞雲を搭載、軽空母も攻撃をさせたい場合は最大スロットに岩井爆戦を搭載するなどして少しでも制空を稼ぐ必要がある。 陸戦部隊は陸上偵察機を使用すれば距離3までの戦闘機が届く。64戦隊、デストロイヤー菅野などの高性能局戦であればギリギリ2機で劣勢にできるため、陸攻1機を入れる余裕ができる。 メリットは特殊攻撃後の随伴掃除がしやすい事。また、道中の空襲や水上戦闘は制空権を取れるため大きく安定する。 デメリットは現在ではあまり無い。一発撃破を夢見るのであれば長門のみ主砲+電探+徹甲弾にすれば2発分は強化された攻撃も撃てる。 強いて言えば反航戦で低乱数を引くと手数不足から意外と苦戦する可能性もなくはないところか。 強友軍は空母が多い編成も多々あるので昼で取りこぼしが多いと攻撃前に中破に追い込まれて潰されやすいという弱点はあるので、火力と安定感のトレードになる事もある。 どちらを選ぶにしても撃破はかなり困難である。 ただ、厳重な警告を承知した上で挑むほどのプレイヤーであれば確実にクリアは可能。 適切な艦隊を編成できていれば必ず突破できるだろう。 + ... 友軍来訪前はそもそも夜戦でボスを狙う事自体が極めて困難という凄まじいボスであった。 前衛艦隊の編成がへ級改flagship、ツ級改flagship、ナ級後期型flagship×4という異常な堅牢さを誇っており、対潜特化した第二艦隊では特効込みでも為すすべがなかった。 うまく第一艦隊をボス以外殲滅できても前衛が4隻残っているなどという事はザラにあり、この場合は第二艦隊との夜戦となって撃破失敗。 その前にムキムキの前衛艦隊にフィニッシャーがボコボコにされて2隻とも中大破、なんて事も日常茶飯事。 それらを潜り抜けて夜戦に入っても空母棲姫は夜戦火力も高いので攻撃前にフィニッシャーが損傷する、随伴側の空母棲姫に逸れる、そもそもCIが発動しないなどの障壁が山積みであった。 ごくわずかな提督たちが突破に成功していたものの、口を揃えて甲作戦を選ぶべきではないと言うだけの事はあるマップだったのだ。 少なくとも常に甲でクリア出来ないようなプレイヤーは即難易度下げを選ぶべき、と結論づけて良かったのではないだろうか。 共通クリアボーナスは戦闘詳報、緊急修理資材。 丙作戦で5inch連装両用砲(集中配備)が追加され、乙作戦で5inch連装両用砲(集中配備)に改修が入り、さらに勲章も追加される。 甲作戦では緊急修理資材が1個、新型航空兵装資材が2個増える。…が、新型航空兵装資材は平時の任務でも配られるためまったく希少価値がない。そして、5inch連装両用砲(集中配備)の改修値も乙と変わらない(重要)。 緊急修理資材はE6でバンバン使う可能性もあるので増えるのはいいのだが、この海域の難易度と噛み合ってるかと言われると…… 繰り返しになるが、甲と乙の報酬差は本当に無いと言って差し支えない。もし挑戦するならこの事をよく理解しておくべし。 報酬装備の5inch連装両用砲(集中配備)は、初となる高角砲扱いの中口径主砲。 高角砲を乗せたくても小口径主砲が搭載できず、副砲で我慢するしかなかった重巡や低速戦艦でも、 昼連撃構成を崩さずに対空性能を強化できる砲となる。 特に、強力な対空カットインを持つ摩耶にとって、昼連撃と併用できる待望の装備。 今まで対空カットインの関係で副砲扱いの特殊高角砲を積んで火力が下がっていた摩耶の本当の力が解放される事となる。 この砲を積んだ摩耶様の本当の力、思い知れーッ! 軽巡でも運用はできるが、持参艦とAbruzzi級以外ではマイナス補正がかかってしまうので、素直に小口径高角砲を使った方がいいだろう。 レアドロップはE5-1のボスマスで択捉型海防艦 平戸。 CVは森山由梨佳氏、イラストレーターは赤坂ゆづ氏。 海防艦で初、かつ12人目の眼鏡艦。これにて晴れて眼鏡連合艦隊が組めるようになった。 小破と中大破のどちらでも笑っている変わり者である。 周回自体は攻略時の編成をそのまま使えばよい。 通常艦隊かつ3艦隊を遠征に回せるので資源消費こそ少ないが、ドロップ率が甲でもあまり高くないので周回がかさみがち。 さらにドロップ自体が無い事もあるマスなので、精神的な負担が厳しそうであればスルーしてしまうのも手。海防艦は再ドロップも早いし。 + ... 丁ではドロップしないというネタが流されたりもしたが、流布された時点で恐ろしく低い確率なだけでドロップ自体は報告は上がっており即ガセとして否定されたが 悪質まとめサイトなどではまことしやかに流布されるなどしてしまったため 運営もツイッターで否定するなど意外な波紋を招く事になった。 まあそもそも丁は初心者、時短希望者向けの報酬艦ゲット用の難易度でありレア艦ゲット用としてはS勝利絶対で勝っても1%もないのがザラというようにもともと不向きに作られている。 というか海防艦は戦力としてはそんなに数が必要ないんで、丁の対象者である初心者がマジになるようなものでは… またE5-2のボスマスでも夕雲型駆逐艦 秋霜がドロップ。夕雲型19人姉妹の18女である。 CVは豊口めぐみ氏、イラストレーターはこれまでの例を考えると藤川氏か。 外見は紅葉のアクセサリを付けたクール系、かつ自己紹介もクール系…なように見せかけて、台詞のほとんどが軽いお調子者タイプ。 他の艦の名前を繰り返して綽名にする癖がある。例:曙→「ぼのぼの」 彼女が霞をどう呼ぶのか、提督の間では戦々恐々されている。 周回はとてつもなく困難。 とにもかくにも道中が全く安定しない上に道中・決戦支援必須なのがかなり厳しい。 E-6の報酬艦を使用すれば防空面に関しての心配は無くなるため、もし甲で突破した場合はまずそちらをクリアしてから掘るのを推奨する。 幸いにしてドロップ率自体は高い。 他のレアドロップ艦はE5-1ボスで速吸が、E5-2ボスで神鷹、初月、御蔵などがドロップ。 E-6『激闘!第三次ソロモン沖海戦』-ソロモン諸島沖- 表示 ナカナカ…ヤルジャナイカ…… ハハハッ…!オチロヨォ! 「私、頑張るから…見捨てないでぇ~!」 「距離、速度、よし!全門斉射ッ!!」 「ほら!もう一発!」 「下がりませんよ…そこです!」 「お子様言うな!」 「綾波が、守ります!」 「本っ当ぉによりどりみどりっぽーい!」 勝ち戦であったはずの戦いは予想外の局面へとシフトする。 敵の迅速な反撃はさらに勢いを増し、因縁の地、鉄底海峡(アイアンボトムサウンド)での決戦へともつれ込む。 お札は『決戦部隊』。 乙作戦以下では札付き艦も出撃できるが、甲作戦は専用札となる。温存してきた戦力をすべて注ぎ込もう。 基地航空隊は3部隊の出撃が可能。 輸送/戦力のダブルゲージだが、特に後半の戦力ゲージの難易度は猛烈に高い。 単純に資源消費が恐ろしく嵩むゲージ削りに加え、極めてクリアの難しい装甲破砕条件があるため相当な戦力が要求される。 E-5同様乙作戦では難易度が凄まじく下がるので、もしクリアできそうにないなら迷いなく下げてしまおう。 E6-1/輸送ゲージ 編成は高速統一の水上打撃部隊が基本。本イベントはほぼ空母機動部隊を使わないイベントであった。 第一艦隊は高速化Nelson+霧島or比叡+高速水母+重航巡or輸送用駆逐軽巡3、第二艦隊は軽巡1+雷巡2+駆逐3あたりがテンプレか。 前回に引き続きNelsonは八面六臂の活躍を見せる。高速化を忘れると逸れるので要注意。 第二艦隊は雷巡と軽巡に対潜装備、駆逐艦に輸送装備を詰め込めば無駄がない。 道中は対潜戦闘1回、水雷戦隊1回、夜戦1回、水上打撃部隊1回。 対潜戦闘はE-5に引き続いて潜水新棲姫。 とはいえ今回は一戦のみなので東海を集中した上で先制艦をある程度確保していればさほど脅威にはならない。開幕雷撃での事故も起こる(そこまで防ごうとすると戦力が落ちすぎる)がそこは基本的に諦め、閉幕までに中破させて閉幕雷撃のみ防ぐのがセオリー。 夜戦は基本的に第二艦隊は全員単発攻撃しかできなくなっているはずなので、警戒陣で祈るのみ。 水上打撃部隊はタ級flagshipとツ級flagshipが2隻づつの鬼畜編成となる事がある。 ボスのA勝利はほぼ確実にできるので、陸攻隊を1隊こちらに集中して数を減らしてしまうのもアリか。 ヤクニタタヌ……イマイマシイガラクタドモメッ……! ボスは戦艦水鬼改。さっきも見た 硬いのでS勝利はちょっと難しいが敵艦隊の制空値が0であるため陸攻隊を1隊集中すれA勝利は間違いなし。 A勝利で削っていくのであればNelson Touchは水上打撃部隊で切ってしまうのも手。 それが終われば戦力ゲージが出現する。 E6-2/戦力ゲージ・ギミック解除 どうしてこんなにギミックを解除しなければならないか分かる? 大規模甲ラストをやっているからよ ようやく最後の戦いが始まる…が、ここから先の過程はE-5、というよりE6-1までを含めた全てを含んだ上で余裕で上回る消耗戦。そもそも前段はほとんど消費なくクリアできるからだが 時間もさる事ながら資源消費も激しく、特に装甲解除ギミックの難しさはこれまでの大規模でもトップクラスとも言える。 ボス撃破難易度そのものはさほど難しくもないのだが、とにかくそこに辿り着くまでがあまりにも長い。 友軍でだいぶ所要時間が減った上でとてつもない時間を食うマップなので、瀬戸際になった場合は大人しく乙以下に撤退しよう。 また、防空ギミックの関係でロケット戦闘機を1機も所持していない場合は甲クリアはほぼ不可能。 わざわざ甲に挑む提督が前回のイベントのE-1を丁ですらクリアしていないというのはまずないだろうが。 もし所持していない場合は乙作戦に落とそう。 戦力ゲージもボスへのルートも出現済みなのでその気になればそのまま攻略できるが、ボス編成(下記参照)はギミック抜きで当たるのははっきり言って無理ゲー。 という訳で、まず第二ボスへの追加ルートを出現させなければならない。 必要な手順は以下の通り。 輸送ボスでS勝利 NマスでS勝利 E・H・Mマスで航空優勢 VでA勝利2回 防空で航空優勢2回 輸送ボスは通常艦隊か輸送護衛部隊でしか辿り着けないが、火力の問題でほぼ通常艦隊で行く事になる。 高速戦艦+航巡1+雷巡2+軽巡1+駆逐1で最短となる。この場合は潜水新棲姫を通過しないため、東海隊は陸攻部隊に変えておくとよい。 Nelsonを高速化し、道中・決戦支援を惜しまなければあまり苦労はしない。 Nマスは1ゲージ目で通過した水上打撃部隊のマス。Nelson Touchをぶっ放せばほぼS勝利だろう。不安なら陸攻の集中を。 Eは低速戦艦+低速軽空母+正規空母3+練習巡洋艦で、第二艦隊は駆逐艦を2以下にし、かつ低速艦を編成すれば機動部隊で到達できる。 Hは高速統一の機動部隊に正規空母を3隻入れるだけでOK。EとHは派遣する戦闘機隊を流用できるので組み替えなくてもよい。 Mマスは潜水艦隊で到達可能。水上戦闘機を大量に搭載し、陸戦部隊を送り込めばOK。 Vは正規空母2+高速軽空母の機動部隊で到達できる。A勝利はあまり難しくはないが、航空隊や道中支援での援護を怠ると失敗もある。要注意。 防空優勢はロケット戦闘機と対爆に優れる陸戦を並べるのみ。ロケット戦闘機の数が3機以上ある場合は2部隊で防空可能。 前述したとおり甲難易度ではロケット戦闘機を所持していなければ優勢を取れないのでほぼ攻略不可能と言える。乙ならば不要なので難易度ダウンを推奨。 上記のギミックをこなすとXマスが出現し、同時に全艦に第二ボスマスへの特効が追加され本格的な攻略開始となる。 編成は秋津洲または明石入りの水上打撃部隊が基本。低速縛りは無いが、ルート分岐の関係上戦艦は3隻まで。 第一艦隊はNelson+霧島+比叡+特効持ち重巡or航巡2+秋津洲or明石、第二艦隊は軽巡+雷巡2+駆逐3がテンプレと言えるか。 ボスBGMが「比叡と霧島の夜」なのに第一艦隊……スマン、あのBGMタイトルはウソだったっぽい 道中含めて敵に航空戦力が一切存在しないため、誰かに水戦1機でも乗せておけば制空権は奪取できる。秋津洲を使うなら彼女に適当なものを持たせるのが良いだろう。 航巡を使うのなら最大スロットに瑞雲改二(六三四空/熟練)を載せれば滅多に全滅しないのでこちらでもいい。潜水新棲姫の削りで中破に持っていく一助にもなるし。 またボス前の分岐で水上電探3基が要求されるため、重巡や秋津洲、駆逐艦等で分担して搭載しておきたい。 秋津洲の枠を明石にもできるが、その場合Dマスの分岐で水上電探が別途4つ必要。 道中は最後を除いてほぼ1ゲージ目と同じ。 駆逐艦は魚雷カットイン装備にするのもいいが、削り中は主砲2門+照明弾などの方が夜戦マスが安定する。 問題は新たに通過するSマスで、重巡ネ級改が2隻出る。しかも全難易度で確定。 これだけならダブルダイソンだのケツベロスだのを潜り抜けて来た提督にはさほどでもなく見えるが、甲のネ級改は特効戦艦前提のかなりの装甲、高火力、高命中を誇るため脅威度は互角以上。 というのも、数値にして+31という法外な命中補正を持ち、無傷~小破でターゲットにされればこちらは戦艦であろうと、T字不利であろうとおおよそ中大破してしまう。 前のマスで数に限りのある緊急修理資材を使って緊急泊地修理をしたのに、ボスにたどり着く前にここで帰らされるという切ない事態も多発する。 相手を大破に追い込んでも第2艦隊に回ると駆逐がワンパン大破する事さえある。 かなり危険な相手だが、このマスでも比叡と霧島は高倍率の特効を発揮するのが救い。 Nelsonが最初の一撃で中破させ回避、続く霧島と比叡で迅速にトドメ、という理想的な流れになれば無傷で突破もできなくはない。 特に削り段階ではNelson touchをここで発動させたり、電探が足りているなら司令部施設での退避も一考である。 道中支援や先制雷撃で随伴艦を減らすほどこのルートも辿りやすくなるため、1ゲージ目以上に道中支援は必須と言える。 削りの時や乙以下の難易度はHP360、装甲222の火力も命中率も硬さも弱いタイプが出る事もあるため 削りでネルソンタッチは本命の任務を果たせない事もありえる。安易な突破重視も考えものかもしれない。 暗い(クライ) 昏い(クライ) 誰(ダアレ)? 誰(ダアレ)? キチャッタカァ……シカタナイ…ナァ アタシ……メンドウナノハ……キライ…ナノニサッ……! 貴女(アナタ) 貴女(アナタ) ボスを務めるのは防空巡棲姫。 防空の名を関する姫だけあって圧倒的な対空と鉄壁の装甲値を誇る。 対空が高すぎて、基地航空隊が熟練度の落ちにくい野中隊でさえも一発熟練度消滅という事態が起きるのがきついところ。 一応、高角砲持ちの敵艦は12隻中防空巡棲姫とツ級の2・3隻だけのため、対空砲火担当にさえならなければ、甚大な被害を被る事は少ない。 戦闘BGMの歌詞は敵と味方の判別がつかない最中、探照灯を点灯した事で味方から集中砲火を受けたモチーフ艦と、ソロモン海戦の壮絶さを物語る。 一応削り段階では前回のラストよりもほんの少しだけ脆いのだが、それ以上に随伴艦がめちゃくちゃな布陣なのでまったく救いになっていない。 具体的には 防空巡棲姫:HP777/装甲295 戦艦水鬼改:HP800/装甲245 戦艦水鬼改:HP800/装甲245 重巡ネ級改:HP390/装甲255 重巡ネ級改:HP390/装甲255 軽巡ツ級flagship:HP130/装甲108 である。見てわかる通り昼戦火力キャップ以下の装甲の艦が1隻しかいない。 大規模史上でも類を見ないほどのとてつもない堅牢さを誇り、陸上型でもないので対地装備も無効。 無策で挑むと比叡と霧島の弾着観測射撃とNelson Touchによる攻撃以外は全てがカスダメージと化し、陸攻隊も第二艦隊の掃除以外はほぼ期待できない有様。Xマス解放後は多少マシなダメージが入るが、有効打になるとは一言も言っていない。特効発動後でさえ比叡と霧島のTouchが発動してもネ級改くらいしか処理できない。 火力および命中率も凄まじく、こちらの攻撃が通りにくいのもあって、砲撃で一方的にボロボロにされていく。 ゆえに夜戦突入時に5隻残存がありうるという凄まじい状況になりがち。友軍艦隊もこの装甲を貫けるのが実質的に雪風しかおらず、択を減らす事は難しい。 しかしこれら自体はあくまでこの艦隊の強さを誇示する事実でしかない。 幾つも夢 消え 幾つも舟 燃えて 貴女 此処に来てみたの 最大の問題点は、この陣容相手に撃破6回分のダメージをボスに与えなければならないという事。 前述したとおりボスの随伴艦隊を減らす事はほぼ不可能である。というか庇えなくなる小破以上のダメージを満足に与える事も難しい。 友軍艦隊のおかげで大幅に状況は改善されているものの、ターゲット自体は減らせないため攻撃がどうしても吸い込まれる事は避けられない。 3回到達してボスへのダメージが合計200などは日常茶飯事で、あまりの削れなさに「D勝利」「虚無削り」という単語まで生まれてしまうほど。(*17) ゆえに、文字通り資源をドブに捨てる勢いで出撃を繰り返さなければ削り切る事はできない。 比較的資源消費の少ない艦艇のみで構成されていながら、資源消費がこの削りのみで数万に達するのがそう珍しい話ではなくなっているほど。 空襲に対する備えができないのも拍車をかける。 なお、乙になると戦艦水鬼が2隻ともタ級になるため、夜戦までには落ちている場合が大半。残ってしまっても友軍で十分に落とせる。 ダブルネ級改は続投するがこちらも装甲が落ちるため、特効組が仕事をすれば夜戦でボス集中砲火もそう難しくなくなる。 幾つも夜 越え 幾つも夢 溶けて ここで 深海(うみ)になる やっとの思いでゲージを削り切ったのちに装甲破砕のギミックが可能になる。 厳密には破砕しなくてもクリア自体は可能だが、求められる幸運の水準が青天井になるため解除を推奨する。 条件は以下。 SマスでS勝利 QマスでS勝利 VマスでS勝利 Mマスで航空優勢 防空優勢2回 SマスS勝利はここまで削り切っているのであれば編成をそのまま使えばOK。 QマスS勝利は正規空母3の高速機動部隊でどちらも到達可能。Qの敵は弱いので航空隊は道中と対潜に振ってしまおう。 Mマス優勢及び防空優勢はXマス出現とまったく同じなので省略。一緒にこなすと無駄がない。 暗い(クライ) 昏い(クライ) 誰(ダアレ)? 誰(ダアレ)? 貴女(アナタ) 貴女(アナタ) 味方(ミカタ)… 味方(ミカタ)? ここで立ち塞がるのはVのS勝利。 下手をするとゲージ削りより手こずる可能性すらあるとてつもない難易度を誇る。空母機動部隊の出番は実質ここしかないので、空母に自信のある提督には腕の見せ所でもあるが。 空母棲姫改の耐久力はもちろんの事、A勝利時では問題にならなかった前衛艦隊の殲滅が非常に困難。友軍艦隊もこのマスには来ない。 特に空母ヲ級改flagshipが登場するパターンでは制空値629、航空優勢制空値が944と凄まじい高さになってしまい、攻撃力と優勢奪取の両立が極めて難しくなる。 前記した通り正規空母2+軽空母1、高速戦艦3以下で最短ルートだが、1戦(ヌ級改が2隻出てくるため事故率も高め)追加覚悟で正規空母3・高速戦艦4を投入し、制空権と敵前衛艦隊の撃破率を高くするのも手である。 五航戦改二甲に噴進爆撃機+艦戦3を搭載、派遣する航空隊の制空値を高めて劣勢削りを複数回行うなどの対策を取った上でトライしよう。 実はVマス限定で比叡・霧島よりも金剛・榛名の方が特効倍率が高め。いっそ姉妹4人一気に投入する手もある。 他にも駆逐艦では磯風や浜風、空母では瑞鶴など特効艦が大きく入れ替わっているようである。 特に金剛改二丙は夜戦火力が戦艦の中でも高めなので第二艦隊に投入する事を強く推奨する。 ジェット機保有なら瑞鶴に乗せるのがいい。特効も乗っているのでナ級やタ級くらいなら噴式強襲で葬る事も出来る。当たればだが… また道中支援は必須。支援キャップである火力150を達成した上で限界まで命中を盛り、とにかく前衛艦隊を始末できる体制を整えておきたい。 Fletcherや照月を持っているなら空襲マスやヌ級改からの防空役に起用できる。特効要員の磯風浜風も乙改なら任せられるだろう。 すべてのギミックを解除すると装甲破砕ギミックが作動し、Xマス解放後特効と合わせてようやくまともに攻撃が通るようになる。 E6-2/戦力ゲージ・破壊 忘れ(ワスレ)… 朽ちて(クチテ) 敵意(テキイ)? 敵(テキ)ッ! アンタタチィ……アタシ……オコラセタネェ…… オコラセタンダネェ!……コッカラ……カエサナイ……カラァ! 消えて(キエテ) 消えろッ(キエロォ)! 最後の相手は防空巡棲姫-壊。 更に装甲値が強化され、ついに355まで到達。ギミックを解除していなければ手も足も出ない。 また随伴艦がさらなる強化を受けている。 防空巡棲姫:HP777/装甲355 戦艦水鬼改-壊:HP800/装甲265 戦艦水鬼改-壊:HP800/装甲265 重巡ネ級改:HP390/装甲255 重巡ネ級改:HP390/装甲255 軽巡ツ級flagship:HP130/装甲108 昼戦キャップどころか装甲250以下の敵艦が1隻だけというもはや笑うしかない状況。 彼我の空母戦力がないため手軽なキャップオーバー攻撃手段であるFBAカットインが使用不能、敵艦が中大破しても止まらないという点がさらに超高耐久の牙城を鉄壁と化している。 生命 砕けよ魂 燃えろ 空落ちて これらを打ち破る手段としてはやはりNelson Touch、そして特効艦たちの夜戦となるだろう。 Nelson Touchは特効倍率追加の影響を大きく受けており、比叡と霧島に補正が乗ればネ級改は一撃で撃破、戦艦水鬼改や防空巡棲姫にも有効打を与えられるようになっている。 第一艦隊は削り時同様Nelson+比叡+霧島+重巡級2隻+秋津洲or明石がベスト。というかこれ以外にするだけで縛りプレイになってしまう。 重巡は衣笠であれば有効打を与えられるが、基本的に第二艦隊に配置した方がフィニッシャーとして活躍できるため非推奨。 またゲージ破壊時は対潜装備を施す余裕がない事が多く、航巡に瑞雲を積んで潜水新棲姫の閉幕雷撃を確実に阻止できるようにしておくと非常に捗る。 但しどっかしらでツの餌食になってボスマスで単発しか飛ばせない事もあるが、前述の通り瑞雲改二(六三四空/熟練)ならボスまで大体は生き残ってくれるはず。 第二艦隊は4スロット軽巡or阿武隈+特効カットイン駆逐艦2~3+雷巡1~2+衣笠という編成が主流か。対潜艦が欲しい場合はカットイン駆逐艦か雷巡を減らして投入か軽巡に担当させればOK。 特効カットイン駆逐は綾波が確定。追加でカットイン重視&E5で使っていないなら時雨、運改修済みなら夕立、対潜役を兼ねさせたいならFletcherとなる。雪風も高倍率特効を持つが友軍を阻害するため非推奨。 夕立と綾波は2スロットで夜戦キャップに到達するため、熟練見張員や照明弾を装備しておくと発動率を多少は補える。 特に夕立は運が綾波の半分以下なので、旗艦に置いて見張り員を装備し、味方が照明弾を発動すれば、運未改修でもカットインがそこそこ発動する。 ただ運改修が済んでいるなら見張員を積むくらいであれば電探係に回したいところ。 暁も同じく特効持ちだが、運が低いので魚雷2積みカットインは非推奨だが、D型魚雷電探の主魚電カットインならば運未改修でも有効打が望めるのでこちらがオススメ。 夕立綾波とケッコンしてLvを99から大きく上げており、ソナー1個で対潜ができるのであれば随伴潜水艦の排除用にソナーを積むと良いだろう。そのための+15ソナーです。 雷巡は道中安定と第二艦隊の殲滅に役立つ。甲標的丙型を装備していれば連撃でもほぼ夜戦キャップで安定した火力となる。 軽巡枠は4スロット軽巡に対潜装備か連撃装備を施した上で夜戦装備を担当させる事が多い。どちらの運用でも火力役としては扱わないため、ダメコンを併用して探照灯を装備する手もある。 阿武隈も道中安定方面では使えなくはないが、カットインが発動した上で雷巡と同等なのでだいぶ分が悪い。採用するなら甲標的と対潜装備を積んで露払いとなるか。 4スロ軽巡をこれまでのマップで使い切っていなければそちらでいいだろう。大淀は対潜が低いが、対潜がそこそこ高く吸引力の高い大型探照灯を装備できるGotlandの採用率が比較的高い様子。 イタリア軽巡は対潜も並くらいあり、うっかり特効がないゴトを前半戦で切ってしまった場合には有効。 それでも夜戦装備を減らすのを覚悟の上で軽巡を火力担当に回したいのであれば、特効艦の川内か長良を使う手もある。もちろん運改修済みである事が望ましい。 天龍も一応ソロモン組なので特効はあると推測はされていたが、対潜を始めとして本人のスペック的にはこの海域では採用の猶予が無かったせいか特効倍率不明のまま終わった なお、川内はあれほどの夜戦馬鹿なのに今回のイベントでようやく友軍担当になっているものの、彼女が参戦する友軍には雪風がいないので雪風を呼び込むために入れる手もある。 但し、三水戦友軍は基本的に川内が旗艦なので真っ先に行動してくれる(*18)という雪風にない利点もある。魚雷装備だった時にカットインが発動する可能性?そうねぇ… 重巡は衣笠が連撃で安定した高火力を発揮するため非常に強力。敵の前衛艦隊の殲滅にも活躍するほか、夜偵を飛ばして電探も担当できる。 海の宮(なか)から 視(み)ている 暗い 夜まで 敵艦隊の精強ぶりは甚だしいが、ギミック完全解除後は極論を言ってしまえば夕立か綾波の魚雷カットインが刺されば一発撃破可能である。 また雷巡や衣笠の連撃でも安定して装甲を貫通できるため、夜戦にさえ持ち込めれば友軍艦隊の削りも相まって撃破の目は十分にある。中には中破した暁の魚雷カットインで仕留めたなんて報告もある。 友軍で現れた川内が真っ先に防空巡棲姫を粉砕して去っていったなんて報告も… 大規模作戦の締め括りに相応しい強敵であるものの、適切な戦力を投入できていれば必ず勝利を掴めるだろう。 逆に言えば、工夫できる点が少なく沼ってもひたすら回数を重ねるしかないというところでもあるが… 消えろッ(キエロォォ)! 共通クリアボーナスはAtlanta級軽巡洋艦 Atlanta。本項目と同日に別の世界線のAtlantaの項目が作成されていた。 イラストレーターはしずまよしのり氏、CVは名塚佳織氏。 実艦はAtlanta級軽巡洋艦のネームシップ。 6000トン級という中型の船体ながら、5inch連装両用砲8基・28mm4連装機銃4基・20mm機銃6門というヤケクソのような対空装備を施された防空巡洋艦。 名前でググればその異様なまでのハリネズミぶりが堪能できる写真が何枚も出てくる事だろう。 本来は艦隊防空を担う艦種であるが、優れた射撃管制装置とレーダーを見込まれて水上戦闘に参加した艦艇も多く、このAtlantaもその一隻であった。 史実においてはミッドウェー海戦にて任務部隊の護衛を務めたのちにソロモン海海戦に参加。 第二次ソロモン海戦においてはEnterpriseへの防空支援を成功させる活躍を見せるが、第三次ソロモン海戦でサーチライトを使った事で敵味方から集中砲撃を受けて大破。「味方…味方?」 海戦終了後に曳航を受けたものの浸水を止められず、爆薬で自沈処分となった。 なお、防空巡棲姫の随伴艦としていつもの最終海域ボス編成に比べて異様に弱いPT小鬼群が場違いのように1匹第二艦隊の中にいるのだが、 これは史実でAtlantaがルンガ岬で自沈するまでたった1隻で曳航した掃海艇USS Bobolinkとする説が濃厚。 外見は明るいワインレッドの巨大なツインテール、暴力的なサイズの胸部装甲が目を引くダウナー系。でかい龍驤 またしずま艦の例に漏れず服の構造が謎。透けレオタード+ワイシャツ+超ミニエプロンスカートというなんとも形容しづらい服装をしている。 性格は外見通りのダウナー系であるが、滅多打ちにされた経験からか夜に非常に強い苦手意識を持つ。 それに関連してか、他の米国艦と違って日本艦への苦手意識もやや強め。ソロモン海戦で相対した暁や夕立に対しては特にやりづらそうなセリフが目立つ。 それどころか、時報で他の米国艦にも一切触れていないため、味方に撃たれた事も恨んでいるのではないかという説も。「敵意?敵ッ!」 また、比叡カレーを普通に完食するというとんでもない味覚を持つ。一応金剛がサポートしたとの事だが… なお、イベント終了後の節分ボイスではまたも暁と夕立に絡まれており、怒ると口調が無茶苦茶悪くなる事が判明した。 性能に関しては超一点特化型。 とにかく対空性能に全振りしており、秋月型に比べても頭3つ分は飛びぬけた圧倒的な防空能力を発揮する。 複数の専用対空カットインを所持しており、そのどれもが高性能&高発動率。 GFCS Mk.37+5inch連装両用砲(集中配備)+5inch連装両用砲(集中配備) 固定ボーナス+10、変動ボーナスx1.7 5inch連装両用砲(集中配備)+5inch連装両用砲(集中配備)+GFCS Mk.37 固定ボーナス+10、変動ボーナスx1.7 5inch連装両用砲(集中配備)+5inch連装両用砲(集中配備) 固定ボーナス+9、変動ボーナスx1.65 甲限定装備を含んだパーフェクト状態(GFCS Mk.37+5inch連装両用砲(集中配備)+5inch連装両用砲(集中配備)+GFCS Mk.37)であれば4種類の対空カットイン判定を単独で行う事が可能。 ほぼ100%に近い確率で対空CIを発動し、そのうち3種は上記の強力な専用カットインであるため敵機を凄まじい勢いで叩き落としていく。 持参装備である5inch連装両用砲(集中配備)×2+GFCS Mk.37でも3種の条件は満たせるためやはり強力な事に変わりはない。 またこれらの装備は加重対空値も例外なく高く、補強増設でボフォースを搭載して補強すれば理論上は単独で250機までのスロットを枯らす事ができてしまう。 その威力は掘りでも遺憾なく発揮され、E5-2の掘りにおいて投入すれば空襲マスをほぼ無力化、ヌ級改や空母棲姫を枯らして行動不能にするなどやりたい放題。 通常海域でももちろん強力で、3-5や、5-2、6-5でも敵の陸上型や空母をかなりの確率で沈黙させられる。 特に運用上でほぼ確実に対空CIが発動する(フル装備で凡そ94%)と認識できるのは非常に大きく、今後の戦略にも大きく影響を与える艦なのは間違いない。今までは対空CIが強い秋月型を発動させるには邪魔しないように他の艦で対空CIが発動しないように装備に注意しないといけない他、秋月型の対空CIは強いが発動率が高いとは言えなかったが、Atlantaは上記で書かれたように独自の判定且つ優先で発動されるため、他の艦の装備を気にする必要が無くなったのは非常に楽である。 演習でも遺憾なく猛威を振るい、有志の検証によると、搭載数上位の正規空母6隻(*19)に撃墜耐性のあるネームド艦攻を全スロットガン積みでAtlanta単艦に挑んだ場合9割が消し飛んだ。 また、南雲機動部隊(*20)に撃墜耐性のない流星・流星改をガン積みしてAtlantaに挑んだ場合は撃墜率87.55%、補給時に消費したボーキサイトは驚愕の2180。演習でAtlantaがいた場合は注意が必要。 アプデで演習時の艦載機熟練度が喪失しないようになってなかったら熟練度が間違いなく剥げてた 但しその法外な対空性能と引き換えに他はそこまで高くない。 耐久・装甲・火力・雷装はいずれも周りの改ニと比べると低水準であるほか、対潜に至ってはレベル99でも32という極端な低さ。また水上機も搭載不可。 一応Gotlandとはだいたい似たような数値だが、Atlantaの方が新しい艦でガタイも大きいと考えるとあんまり高くはない。 なので装備は前述した甲装備込みor持参装備+GFCS Mk.37でほぼ固定となり、実際は甲限定装備があっても無くてもあまり変わらなかったりする。 ただ、装備に高いフィット補正がついているので火力は言うほど低くはない。 連撃装備が出来ないので有効とは言えないが… 他のクリアボーナスは丙作戦で勲章が追加。 乙作戦ではGFCS Mk.37と補強増設、甲作戦ではそれに加えて甲種勲章とGFCS Mk.37+5inch連装両用砲(集中配備)が獲得できる。 GFCS Mk.37+5inch連装両用砲(集中配備)は前述したとおりAtlantaの性能を100%引き出すために必要になる。 また単独の性能も中口径主砲扱いの高性能高角砲であり、摩耶改二が昼夜連撃を維持しつつ対空CIを撃てるようになる。 非常に強力な装備であるのは間違いないのだが、海域の突破がかなり難しいので無茶は禁物。 GFCSさえあれば持参装備で対空CIは複数種発動できるので、乙に退く判断のタイミングを逃さないようにしよう。Atlantaを逃してしまっては元も子もない。 他のレアドロップはE6-1で伊401や国後、E6-2でSaratoga、藤波、早波、浜波、岸波、照月、福江と新規艦は一切無し。あっても困るが。 特にSaratogaや伊401は、ここで掘るくらいなら大型艦建造を回した方がよっぽど建設的だろう。ただ、A勝利でもドロップするので運が良かったらお迎えできる。 なお照月は今イベントはこの海域のみのドロップであるのでどうしても欲しいなら素直に難易度を落して掘るのが賢明。 ……ここまで読んで来た方々ならお分かりいただけるだろうが、前段作戦当初予想されていた「セイロンでの機動部隊戦」はなく、 それどころか本イベントにおいて正規空母がまともに使えた場面自体がE-6のVマスギミック以外になかった(*21)。 ついでに言うとあきつ丸も名指しで出撃規制がかかったり、ルートで空母として含まれ羅針盤が荒れるなど、かなり冷遇されていた。 これでは仮に19冬、19春、19夏に新空母が実装されていても、コタツでミカンを食べさせられるだけか、ひたすらE-3のレベリングへと連れられていった事だろう。 それでいてボーキサイトは空襲などでかなり飛んでいくのも辛い所である。 余談 表示 特効艦が…… 特効艦が多すぎる……!! 特効の初設定以降、イベントでは有志による特効の検証が毎回行われていた。 前段作戦はバタビア沖海戦モチーフという事もあって特効艦の割り出し作業は比較的容易であった。 ところが、後段作戦は唐突なソロモン海海戦であり検証勢が悲鳴を上げた。 「第三次」というピンポイントなヒントがあったとはいえソロモン海海戦特効艦といえば金剛姉妹や綾波、夕立、暁を筆頭として該当する艦が重巡(航巡)と駆逐艦の多数を占める。 具体的に言うと金剛型、翔鶴型、青葉型、妙高型、最上型、利根型、川内型、暁型、白露型は全員該当。 更に高雄型は摩耶、長良型は阿武隈、神風型は神風、吹雪型は戦前に沈んだ深雪、綾波型は狭霧と朧、初春型は初春、 朝潮型は霞と霰、陽炎型は陽炎と不知火及び書類上陽炎型なのか夕雲型なのかよく分からない状態の秋雲以外は全員該当。 すなわち特効艦多すぎ問題、再びである。そういえばブイン防衛作戦、丁度1年前だったな… そして前回の札4つでやりくりするのも大変だったのに今回は6枚もある上にバタビア沖海戦とソロモン海海戦で関係する艦艇=特効艦が大部分被ってしまっている。 特にE5は特効持ちが大方他の海域と被っている地獄絵図であり、特効持ちの余りの人数の多さと前段で採用済みの艦は検証困難等の理由から特効倍率の検証は難航を極めた。 特に重巡は史実と一切関係ない艦は日本艦艇だと古鷹型と摩耶の僅か3隻しかおらず、残りもPrinz及びZara級と今回ドロップするHoustonのみと合計しても7隻しかいない。それも航巡組は最悪の場合総出撃せざるを得ない。重巡(航巡)足りない問題再び。 そして厄介な事に駆逐艦のフィニッシャー級が軒並みどこかで特効扱いになっているため夜戦でのフィニッシャー不足に陥りやすい。 逆に最終海域のみ特効のFletcherも前段の日本艦温存のために使われていたなんて事も大いにあり得る。 前段海域で特効になっているのを尻目に嫁を最終海域で出すために温存した結果、最終海域の特効担当になったなんて提督ももちろんいた。 後段作戦開放後、有志による特効検証結果の確定が遅れに遅れたのは主にこれらが原因だったのである……。 追記・修正はアイアンボトムサウンドを抜けてからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 作成お疲れ様です。 -- 名無しさん (2020-01-12 18 09 26) 作成乙。今回に限らず19年は空母の活躍機会に恵まれない年だったね。新戦力は投入0、空母0~1の水上打撃部隊が最適解って事が多くて、機動部隊は選択肢にすらできない。20年は機動部隊の逆襲に期待したいところ -- 名無しさん (2020-01-12 22 45 10) 水上偏重なのはタッチ前提の難易度になってるからな…。まぁ敵連合実装してからしばらくは水上部隊冷遇多かったし、いつかはまた逆転する時期も来るでしょう。人によってやりたい方が選べるマップ設計ならいいんだけど -- 名無しさん (2020-01-12 23 12 50) ハワイ沖のラストは機動の晴れ舞台だったじゃん、だからナガトンパンチ優先だったわけで(ネルソンタッチがその前のマップ向きだったのもある) -- 名無しさん (2020-01-13 00 04 24) ↑よくよく思い出したら水上だったわ… -- 名無しさん (2020-01-13 00 06 23) シングル作戦のラストは機動だったが、肝心の空母の数に制限があったりするので地味に不完全燃焼感が漂う。18初秋5-2とかは戦力的にはフル投入できたが今度は国籍制限があったからな… -- 名無しさん (2020-01-13 00 12 21) E-6戦艦水鬼じゃなかった? -- 名無しさん (2020-01-13 03 52 32) 友軍来る前にE6-2削ってたらマジで数年ぶりに大苦戦したわ…道中ボス含めて大体全部ネ改が悪いって感じだが。それはともかくE6-2のボスにしれっと一匹混ざってるPTは陸攻でぶっ飛ばされるの含めての史実再現らしいっすね。(普通に嫌がらせだと思ってました…) -- 名無しさん (2020-01-13 05 36 20) E1~5の舞台が東南アジアだったのに対しE-6の舞台がアイアンボトムサウンドとめちゃくちゃ遠い。忙しいにもほどがあるw -- 名無しさん (2020-01-13 09 19 37) ↑2 あとよくネタにされる「霧島が米戦艦をタコ殴りにした」云々も実際はガセで一方的にやられただけ。それの再現が甲の戦艦水鬼改とか。つまり乙以下は都合のよい架空戦記・・・今の甲って実質「史」だよねって -- 名無しさん (2020-01-13 09 57 07) ↑ガセという方がガセじゃないかそれ。愛宕と高雄と霧島がダコタを一方的に砲撃してたのは事実だし、ダコタの後部砲塔破壊したのは霧島だよ。命中弾が高雄型2隻の方が多いか(米軍のレポート)霧島が多いか(後年の海外の研究)程度の差しかないよ -- 名無しさん (2020-01-17 17 53 50) 今回実装されたのに影が薄い軽巡へ級改flagshipだけど、E6VマスS勝利では前衛艦隊のコイツが撃破できなくて苦労させられた。ツ級flagshipもそうだけど耐久が高い奴等は手強い -- 名無しさん (2020-01-19 00 21 03) アトランタのデマは此処にも書いてるのかアンチさんは -- 名無しさん (2022-10-22 18 37 09) 名前 コメント
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現在のバージョンは、"VERSION D"(21/4/15~)で、オンライン配信によるゲーム内容更新が不定期に行われるため、必ずしも本記事の内容が最新の内容に対応しているとは限りません。 艦これ アーケード 【かんこれあーけーど】 ジャンル 艦隊育成型カードゲームトレーディングカードアーケードゲーム 対応機種 アーケード(Nu1.1基板) 発売・開発元 セガ・インタラクティブ「艦これ」運営鎮守府 稼働開始日 2016年4月26日 料金 1クレジット:100円(300GP or カード1枚につき1クレジット) OP価格 998,000円サーバ使用料1クレジットあたり30円消耗品代、ルーター代別 判定 良作 ポイント アクション要素の強いゲームデザイン提督待望の動く3Dモデルの艦娘が見られる収集要素は財布に厳しい所もブラウザ版とは違った「新たな鎮守府」 艦隊これくしょんシリーズ艦これ改 / アーケード 概要 特徴 システム 母港 出撃 演習 イベント(期間限定海域/期間限定作戦) 大型深海棲艦 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 艦これアーケードは、角川ゲームス(現在は「艦これ」運営鎮守府)が開発しDMM.comが基本無料のブラウザゲームとして配信している育成シミュレーションゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』(以下『ブラウザ版』と呼称)を元にしたアーケード向け作品。 プレイヤーは提督として艦娘をICカードの形で収集育成し、深海棲艦との艦隊戦をブラウザ版とは異なりオートではなく、コントローラとボタンによる操作で行うアクションゲーム。 開発は『アウトラン』や『ボーダーブレイク』等で有名なセガ・インタラクティブ第二研究開発本部(通称『AM2研』)とブラウザ版を運営開発している『艦これ』運営鎮守府(C2機関)(*1)による共同開発。 なお本作は発表時点でブラウザ版の開発運営は角川ゲームスから「艦これ」運営鎮守府に移っているので本作では角川ゲームスは最初から開発に関与していない。 当初は2015年夏頃の稼働を予定していたが、紆余曲折あり2度の延期を経て2016年4月26日に稼働開始した。 ロケテストの出来から内容を不安視する声が出ていたが、ブラッシュアップを経てリリースされると評価は一変。 ブラウザ版の人気故に話題性も高く、一時期はプレイするために長蛇の列ができる程であり、稼働から一年以上経ってもゲームセンターのインカムランキング上位に食い込むほどであった。 ようこそ新たな鎮守府へ 特徴 本作は一部のブラウザ版要素も踏襲しつつも、メインの艦隊戦闘をプレイヤー自らがリアルタイムでレバーアクションやボタンなどで実際に運航を指揮し、砲雷撃などの指示を与えるアクション要素が強い。 ブラウザ版及び『艦これ改』を 静 のゲームとするならば、本作は 動 のゲームにたとえられる。 『ボーダーブレイク』などにも見られる「GP制」を採用している。デフォルト設定では100円で300GPを獲得。そしてゲームの進行(海域への出撃など)のたびに規定量のGPを消費する。 300円分(900GP)購入すると貰える資材にボーナスが付く。一度に購入しても一回一回購入しても構わない。GPは次回プレイに持ち越すことは出来ないが、残りGPに応じて資材に変換される。 母港での出撃準備において一定時間を超過すると、毎秒1ずつGPが減ってしまう。 資材はブラウザ版と同じく「燃料」「弾薬」「鋼材」「ボーキサイト」の四種。一日一回ゲームプレイ時のログインボーナス、GP購入時のボーナス、自然回復が主な入手手段。 自然回復はスピードがブラウザ版の倍(ボーキサイトは3倍)だが、本作には遠征が無い。資材が足りない場合はGPでも代用が可能。 司令部レベルやゲームの進行度など、基本的なプレイヤーデータはセガの統一ICカードであるAimeによって保存される。 バンダイナムコのバナパスポートとの相互利用も可能である。 艦娘はデータではなく、実物のトレーディングカードを使用する。 三国志大戦やWCCFのように筐体に予め印刷済のカードの束が入れてあるのではなく、艦娘の獲得時に専用筐体から印刷するヒーローバンクでも採用されたオンデマンド印刷方式が取られている。 初回プレイ時も所謂スターターパックは必要無く、「吹雪」「叢雲」「電」「五月雨」「漣」から好きな艦を1枚初期艦として印刷出来る。 艦娘カードには筐体が読み込むためのICタグが付与されているが、カード自体には記録機能はなく、艦娘のレベル等はアカウント毎に保存される。ゲーム中では束にしてまとめて読み取るのに使用するのみで、カード自体を動かしてアクションさせることはない。 カードで管理されるのは「その艦娘を所持していること」であり、レベルや装備品はプレイヤーデータにセーブされている。 したがってもし艦娘カードを紛失しても、同じ艦娘のカードをショップなどで購入すれば元通りのステータスで使用を続行できる。 また持っていない艦娘のカードを入手して読み込ませると、初期値状態の艦娘が現れてそのまま使用・育成が可能。 1種類の艦娘には通常(未改装)状態と「改」、「さらなる改装」(*2)状態のカードが別々に存在しており、さらにそれぞれにレアリティとしてノーマル、ホロ、中破ホロがある。 VERSION A以前に排出されたホロカードは、通常のカードにはない運の値が上がるボーナスカードとなっており、重ねて読み込んだ場合その艦娘の運が上昇する。中破ホロカードは装甲が下がるが、運はさらに上昇する。 VERSION Aからカードに運以外のパラメーターボーナスの付いたカードがランダムに排出されるようになった。 風適法対策として(*3)、無作為でなく遊技の結果に左右されるカード排出は「景品」ではなく、払い出しの対価にクレジットを必要とする「販売」という形態を採っている。GPでの代用はできない。 母港での操作はすべてタッチパネルで行うが、出撃時はコンパネ上に配置された操舵輪・船速調節レバー・発令ボタンを使用して、臨場感ある戦闘を楽しめる。 ブラウザ版及び改との最大の違いは、轟沈(キャラクターロスト)した艦に対してサルベージが可能な点。 母港帰投後に600GP払って応急修理女神を買って「復活」、クレジットは要らないが司令部レベルがマイナス1され、轟沈艦のレベルがLv1(*4)にリセットされる「復帰」、そのままにしておく「保留」の選択肢が出る。 ずっと保留したままも可能だが、どちらかの手段でサルベージするまでその艦娘は使えない。 当初、実装されている艦娘はブラウザ版ロンチ時点で実装されていた艦娘の一部のみ。月に一回程度のペースで艦娘が追加されている。 システム ゲーム内容は主に、艦隊の準備を整える「母港」画面と、実際に戦闘を行うマップへの「出撃」に大別される。 母港 この画面では、操作はすべてタッチパネル上で行う。操舵輪のみ回すと視点を移動させることが出来るが、画面タッチでも代用できる。 母港画面には艦隊旗艦の艦娘が登場し、タッチする事で様々なリアクションを返す。ブラウザ版ではツンツンしていたり素っ気ないセリフを返す艦娘も、実は可愛らしい動きを取っていたというギャップを楽しめることも。 艦娘カード読み込み 艦隊編成に使用する艦娘のカードを、筐体のデッキリーダーから読み込む。 最大で36枚まで同時読み込みが可能。このタイミング以外での読み込みは行われないので、読み込み後はデッキリーダーからカードを取り除いても問題ない。 デッキリーダーの厚み方向の幅には余裕があるため、カードはスリーブに入れたままでも36枚分まで問題なく挿入できる。オンデマンド印刷の都合上こすれるとカードの印刷がハゲる可能性があるため、公式でもスリーブ使用を推奨している。ポリ塩化ビニル製のものは転写する恐れがあるのでポリプロピレン製のものを選ぼう。 ただし読み込みに電波を使用する関係上、スリーブでもキャラスリーブに多いアルミ蒸着のものを使用したり、Aimeカード等の他種の非接触ICカードが混ざっていると読み込み不良を起こしやすいので注意。 読み込まれた艦娘カードは、画面下部に帯状に表示される。 同じ艦娘のカードを複数読み込ませた場合、その艦娘自体は1人しか登場しないが、その艦娘の本来のステータスから、読み込ませた枚数分だけさらにステータスが上乗せされる。上限全て同じカードでもちゃんと36枚分のステータスが上乗せされる。改のカードを重ねると通常のカードより大きくステータス上昇する。 改カードを読み込む事で航空巡洋艦など艦種その物が変わる艦もいる。 「改造カードをあえて読み込まない」ことで改造前のカードもレベル据え置きで使う事が出来るので、意図的に「疑似コンバート」を行う事も出来る。 読み込みに回数制限やペナルティはなく、母港画面中ならば何度でも読み込み直すことが可能。 強化のために重ねるカードが多い場合、艦隊を組みたい艦娘のカードをまとめたデッキをあらかじめ複数組んでおき、出撃の度に読み込み直して使い分けることもできる。 以下に艦種の違いを記載する。AC版において未実装の艦種については割愛。 + 艦種紹介 駆逐艦 艦種を示すマークは「駆逐」。 戦闘では、近距離まで近づかないと砲撃できない。しかしその分砲撃のリロード時間は極めて短く、手数の多さについては他の艦種の追随を許さない。一斉射によって艦隊火力の底上げを図ったり、あえて砲撃を外すことで敵艦の動きを止めたりと、テクニカルな働きが可能。 当たれば大型艦をも撃沈しうる魚雷を搭載しており、一発逆転の大物食いも十分狙える。 装甲は薄いものの、速力に関しては殆どがトップクラスで、攻撃自体を食らわない立ち回りが容易に可能。艦隊の曳航役(速度引き上げ要員)としても大きく貢献してくれる。 対潜戦闘も得意であり、潜水艦を狩るハンターとして大いに活躍する。 燃費がすこぶる良く、入渠時に求められる資材も少ないため、運用コストが極めて安い。その分装甲の薄さと耐久の低さもぶっちぎりであり、一発食らっただけで大破して撤退せざるを得ないという事態もしばしば。 手数は多いものの砲撃の威力自体は低く、装甲値の高い敵にはほとんどダメージを与えられない。頼みの魚雷は2発しか撃てず、副砲や偵察機を装備することもできないため、どうにも貧弱な艦種に思えるのだが…… その真価が発揮されるのは夜戦。 夜戦においては高い雷装値が火力に加算されるため、砲撃の威力が激烈に跳ね上がる。昼戦の間は敵の攻撃を回避しつつ魚雷で敵数を減らし、夜戦に突入してからは強烈な砲撃を連射してボスを沈めるという八面六臂の活躍も可能。 最初に着任した際に出会う事になる艦種。それでいて奥が深い、上級者向けの艦種とも言える。 軽巡洋艦 艦種を示すマークは「軽巡」。 中口径主砲を積んでおり、火力・射程は駆逐より上。速力も一部の艦は並の駆逐を上回り、運用コストも総じて安い。 対潜及び雷撃も得意で、夜戦に関しても優秀。 何?夜戦!? 。 副砲が装備可能なことに加え、水上機を搭載可能な艦もあり、艦隊の補助もこなせる。 重巡洋艦の存在もあって中途半端な印象を受けるが、編成制限によって指定される機会もそれなりに多いため、育てておいて損はない。 重雷装巡洋艦 艦種を示すマークは「雷巡」。 一部の軽巡洋艦から改造で派生する艦種。魚雷を大量に搭載した雷撃のエキスパートであり、多数の雷跡が敵艦隊に襲い掛かる演出は圧巻の一言。 その分速力は軽巡より多少落ちるのだが、それ以上に攻撃面の強化が凄まじく、ゲーム中でも最強クラスの艦種として名高い。 最大のウリは甲標的の運用による支援雷撃。 甲標的の放つ魚雷と自らの魚雷を同時に命中させると強烈なボーナスが入り、イベントボスすらも一撃で吹き飛ばすほどの驚異的なダメージを叩き出す。 圧倒的な雷装値の高さゆえ、夜戦においてもゲーム中最強の火力を発揮する。ただし水上機は載せられず、耐久も軽巡相当とピーキーな性能。 前述の経緯により、初めから重雷装巡洋艦の艦娘はいない。 練習巡洋艦 艦種を示すマークは「練巡」。 大凡の性能は軽巡洋艦に準じる。対潜以外の能力値は低いが、装備スロットが未改造で3、改造後で4あるため、装備の自由度が高い。 副砲も使用可能だが、速力が未改造の航空戦艦や潜水艦よりも低く、総じて戦闘には不向き。 演習艦隊に組み込むと取得経験値が少し上がる特性がある。 後述する「合同演習」では練習巡洋艦(香取・鹿島のいずれか)が演習相手を務めてくれる。これがキャラとしての個性なのかも。 重巡洋艦 艦種を示すマークは「重巡」。 中口径主砲を積んでおり、攻守のバランスが取れている艦種。雷撃も可能で、夜戦での活躍には目を見張るものがある。 速力も全体に優秀。高い索敵能力を生かし、敵艦隊の偵察を行うことも得意。 装備していなくても副砲が使用可能。敵の攻撃を足止めする能力にも優れる。 主砲・副砲・雷撃・索敵をそつなくこなせるが、レベルが上がるまではどれも中途半端になりがちな大器晩成型。やれることが多い分、プレイヤーの技量と知識がダイレクトに反映される中上級者向けの艦種。 高難易度海域を攻略する場合ほぼ必須となるため、最優先の育成が求められる。 航空巡洋艦 艦種を示すマークは「航巡」。 一部の重巡洋艦から改造で派生する艦種。重巡洋艦から大きく火力を落とすことなく、水上爆撃機(瑞雲など)の搭載を可能とした。 主砲・副砲・雷撃・索敵に加え、水上爆撃機による爆撃が可能。速力も重巡カテゴリ内では上位クラスで、非常に扱いやすい。 航空戦艦・水上機母艦と比べると搭載機数が少なく、撃墜されやすいのが難点。爆撃の威力もそれほど高くはなく、火力源としてはあまりあてにはできない。 本質的に重要なのは 索敵マップ上での先制爆撃が可能 という点。巡洋艦でありながら敵艦隊の爆撃をキャンセルすることができ、海域攻略の安定に大きく貢献してくれる。 前述の経緯により、初めから航空巡洋艦の艦娘はいない。 サービス開始当初はこの艦種に改造できる最上型が不在であり、利根型の改二も未実装のため艦種自体が存在しなかった。2016年9月15日のアップデートで最上型・鈴谷型の重巡が追加された。 戦艦 艦種を示すマークは「戦艦」。 大口径主砲を積んでおり、圧倒的な火力で敵艦を粉砕する。装甲も固く、撃ち合いにおいては無類の強さを誇る。 リロード速度は遅いものの、装備によっては敵戦艦をもアウトレンジして一方的に攻撃することが可能。彼女たちの火力がボス戦の決定打となる機会も多い。 重巡と同じく、装備していなくても副砲が使用可。偵察機の運用も可能。 その分運用コストも莫大であり、入渠や補給でかなりの資源が吹き飛ぶ。速力は高速戦艦ですら下から数えたほうが早いくらいで、低速戦艦に至ってはゲーム中ワーストクラス。 特に速力の問題は深刻で、複数隻を編成すると艦隊の機動にはっきり支障をきたす。資源のことを気にしないのなら、割り切って戦艦で揃えるのも1つの手。 航空戦艦 艦種を示すマークは「航戦」。 一部の戦艦から改造で派生する艦種。火力は戦艦に比べて若干低くなるが、水上爆撃機を運用できるようになる。 1スロットの搭載数が軽空母並みにあるので、損耗にもそこそこ強い。元が低速戦艦なので速力は相変わらず低いが、改造前と比べれば若干向上する。 主砲・副砲・索敵に加え、水上爆撃機による爆撃が可能。航空巡洋艦同様、様々な場面での活躍が期待できる。 前述の経緯により、初めから航空戦艦の艦娘はいない。 2020/7/21より改装航空母艦の伊勢改二、日向改二も実装されている。 艦戦や艦爆、艦偵、対潜哨戒機を装備可能な航空戦艦と言った位置付けのためこちらに記載する。 正規空母 艦種を示すマークは「航」(航空母艦)。 艦載機運用能力を持ち、索敵、制空戦闘、航空攻撃、触接と幅広いロールをこなす。 索敵マップ上で発見した敵艦隊に対して先制攻撃を行うことが可能。砲戦時も超遠距離からの発艦が可能だが、リロードが30秒と凄まじく遅いため、使い勝手はあまりよろしくない。 装備次第では戦艦に匹敵する攻撃力を持つが、史実でも夜間飛行が困難だったことを踏まえてか、夜戦には参加できない。また中破すると艦載機の発着艦が不可能となり、戦闘に一切参加できない置物と化してしまう。 ブラウザ版と違い対潜攻撃が可能。これは2013年春頃までのブラウザ版初期の仕様である。 ダメージ自体は雀の涙ほどしか出ず、対潜担当としてはまったく期待できないので注意。 装甲空母 艦種を示すマークは「装母」。 搭載数をある程度犠牲にし、飛行甲板を装甲にした空母。艦種制限においては正規空母と同じ扱いをされることが殆どである。 中破状態でも艦載機による攻撃を行うことが可能。 しかし大破状態では正規空母と同じく置物と化し、運用コストについてもやや重め。 軽空母 艦種を示すマークは「軽母」。 正規空母に比べて速力や搭載機数が劣るが、燃費面において優れている。 本作ではシステム上燃費面での恩恵が少なく、ブラウザ版より不遇であった。 その後、敵勢力に潜水艦が出現するようになると、これに対して正規空母より遥かに大きなダメージを出せるという特長が与えられ、差別化がなされた。 水上機母艦 艦種を示すマークは「水母」。 艦によってかなり特色が違うのでここでは千歳&千代田について記述する。 水上機や水偵の運用がメインとなるが、砲を搭載しなくても近距離砲撃可能という万能艦。能力自体はそこまで高くないものの、砲撃も航空攻撃も索敵も可能でやれることが多い。 一部は改造すれば魚雷も使用可能で、アップデートで追加された「甲標的」も使用可能。 副砲を装備させると主砲の射程も中距離になるため、同じリロード時間の巡洋艦と一斉射を狙いやすくなる。 逆に言えば器用貧乏な艦種で、装甲が薄い敵にはなんでもありな反面、装甲が厚い敵には苦戦を強いられる。 しかし甲標的が運用可になって一変。自分の魚雷とクロスさせることで複数大物食いも可能になり、制空と航空攻撃の威力を除けば万能艦として立ち回れる。 潜水艦 / 潜水空母 艦種を示すマークは「潜水」「潜母」。 速力は低いものの、強力な雷撃を行え、対潜能力を持たない敵には攻撃されない艦種。改装することで水上機を使える潜水空母になる艦娘もいる。 挙動はアーケード向けにかなりアレンジされており、独特の調整を受けている。 普段は艦隊に随伴するが、「潜水艦魚雷」の発令を出すことで自立行動を行い、敵艦隊に接近して雷撃を行う。距離が近ければ近いほど早く雷撃が可能。 リロード式で何発でも撃てたり、雷跡の演出なしで100%敵艦隊に到達したりと、その性質はむしろ砲撃に近い。 潜水艦娘を旗艦にしておくと、敵艦隊の近距離にいる場合に限り発令して即雷撃が発動するという仕様がある。 魚雷を装備すると雷装値に強烈なボーナスが入り、戦艦の砲撃に匹敵するほどのダメージを叩き出す。 複数隻を編成しての一斉雷撃は強力無比の一言で、ゲーム中でも最強の火力源として海域の攻略に貢献する。 一定の条件を満たすと先制雷撃も行う。甲標的の運用も可能で、開幕から波状攻撃を仕掛けられる。 通常は潜っているので敵の砲撃の対象にならないが、敵艦のソナーに捕捉されると対潜攻撃を受ける。 攻撃を受けそうになったら「急速潜航」を発令する事で一定時間攻撃を回避できる。ただし潜航終了後は息継ぎのために一旦海面へ浮上するので、その間は砲雷撃も受ける。 潜水艦を含む艦隊が敵航空機による攻撃の対象となった場合、潜水艦が優先して攻撃を受けるという仕様がある。これを利用して潜水艦をデコイのように運用することもできるが、過信は禁物。 揚陸艦 艦種を示すマークは「揚陸」。 実装されているのは「あきつ丸」およびその改のみ。神州丸は未実装。 主な役割は戦うことではなく「物資を輸送する」こと。後述の「輸送作戦」において、ゲージを減らす量に関わるTPの値が大きい。 空母系以外で唯一艦戦を載せられる艦である。ただし未改装の状態では搭載数が0であるため、改にならないと実質的に無意味。 全体から見てもかなりの鈍足で、元々の火力にも乏しいので、戦闘面においての活躍にはほとんど期待できない。 潜水母艦 艦種を示すマークは「潜母艦」。 実装されているのは「大鯨」のみ。迅鯨は未実装。 潜水艦を補助する艦種である。潜水母艦を編成していると、潜水艦の潜水艦魚雷のリロード速度が短縮できる。 船速は実装中艦娘で最遅であり、同じ船速の香取型よりも戦闘力が低い。 工作艦 艦種を示すマークは「工」。 ブラウザ版も含め、実装されているのは「明石」のみ。 明石をデッキリーダーで読み込んでおくだけで、一部海域における出撃時のマップ上に泊地が表示され、接近すると艦娘の耐久値・増設バルジの修復・疲労度の回復が行える(詳細は出撃-索敵にて記述)。 戦闘艦ではなく、速力もワーストの22ktのため完全にサポート向きである。 補給艦 艦種を示すマークは「補給」。 実装されているのは「速吸」のみ。神威は未実装。 装備「洋上補給」を唯一装備できる艦娘で、この装備を持った速吸が艦隊に編成されていると出撃中に消費した燃料と弾薬を補給できる。 上記の特殊艦同様速力がワーストの22kt。ただし艦攻などを装備できるため他の特殊艦より火力はある。それでも焼け石に水。また速吸改は伊勢型改二が実装されるまで、艦上機と水上機を装備できる唯一の艦であった。 艦隊 艦娘カード読み込み後は、自動的にこの画面が開く。画面下部の読み込みカードを表示されたウィンドウにドラッグ&ドロップすることで、艦隊が編成される。最大で6人(6隻)まで。 このとき最初に選んだ艦娘が艦隊の旗艦として先頭に配置され、母港に登場する。 艦隊内での順番は、艦娘のアイコンを持って行きたい順番の位置にドラッグすることで自在に変更可能。出撃時の陣形における各艦娘のポジションはこの際の順番で決定され出撃中は変更できないため、決しておざなりにしてはいけない。 通常編成できる艦隊はひとつのみ。イベント時は海域によって2部隊・最大12名で編成される連合艦隊や、7名で構成される遊撃部隊が選択可能。 ウィンドウ下の「補給」を押すことで、資源を消費して燃料・弾薬を補給できる。また「入渠」を押すことで、資源を消費して破損状態を修理してHPを戻す(時間はかからず一瞬で終わる) 建造 1クレジット(100円)と、任意の量の4種類の資源を投入することで、艦娘の「建造」を行い獲得することができる。建造される艦娘はランダムだが、投入する資源の量と配分バランスによりある程度法則性がある。概ねブラウザ版と共通しているが、大量の資材を投入してもコモン駆逐艦が出やすい等やや傾向が異なる部分もある。 稼働からしばらくは、建造回数は1プレイ1回のみに制限されていた。REVISION 3.1の途中から店舗ごとに任意で1プレイ3回、REVISION 5からは5回までに設定できるようになった。 REVISION 2からは、建造中(カード印刷中)にも出撃以外の母港での行動が可能となった。建造中はGP消費が停止するため、この間に編成変更や任務受託など時間のかかる行動を済ませるとよい。 REVISION 6からは、ドロップ及び建造で出現する艦娘を確認した後、実際にカードを印刷して排出するか、カード印刷はキャンセルして代わりに改装設計図を入手するかを選択する形になった。(改装設計図を選択した場合も1クレジットがかかる) 改装設計図 REVISION 5より建造また海域ドロップでクレジットを消費して艦娘との対面後にカードを入手するか改装設計図を入手するかを選ぶことが出来る。 設計図を選んだ場合カードの排出はされないが、その艦娘の設計図を入手でき、3枚集めると引き換えに確実に「改」カードを入手出来る。REVISION 5の時点では「改」以降の改装(「改二」や「甲」)は出来ない。 ノーマルは1枚、ホロは3枚、中破は5枚に加えて改カードだった場合更に+1枚の設計図を入手出来る。 改カードを設計図にする意味は無いように見えるが、特定の艦の改ホロや改中破を狙っている場合、設計図による改カードの引き換えでもホロが出る可能性があるので、ノーマルだった場合設計図にして、引き直したほうが効率が良い。 ゲーセン側はコストがかかるカード排出を抑えられ、プレイヤー側は不要な未改造カードを増やさないですむと双方にメリットがある。 REVISION 6より改装設計図を消費することで、 ランダムな改カードを建造できるようになった 。改装設計図を所有する艦娘をデッキリーダーに読み込んでいる状態でそれらの設計図を消費することになる。 1回につき、改装設計図を4枚か8枚使用することができ、4枚では駆逐艦・軽巡洋艦・潜水艦、8枚では重巡系・戦艦系・航空母艦が排出される。 改二と新規実装された艦娘以外から抽選されるので、通常建造では出ない夕雲型や秋月などの改も入手可。 しばらく経てばアップデートに伴いドロップするものに限り、解禁される。 当初はパラメータアップボーナスの艦娘カードは排出されなかったが、アップデートによってランダムで排出されるようになっている。 大型建造 2018年5月14日(月)に実装。通常の建造よりもより多くの資源を消費して、大型艦または最新鋭艦を建造する。北方海域の北方海域艦隊決戦(3-4)を攻略クリアする事で開放される。 旧式に当たるものや駆逐艦は建造されない。 通常の建造と同じく艦娘の改装設計図の入手も可能である。 開発 建造と同じ要領で、資源を消費し艦娘の装備を作成する。 資源量とバランス以外に、旗艦の艦種により開発される装備の系統のテーブルが変化する。 ブラウザ版と違い開発失敗は無いが、こちらは一回の出撃で4回までの制限がある。一旦出撃して母港に帰還すれば1プレイ中何度でも開発回数は復活する。 REVISION 2より、「戦略ポイント」を消費して行う「第二開発」が、VERSION B REVISION 3より「第三開発」が実装され、「開発工廠」として統合された。 開発工廠 第二開発では、資源の代わりに戦略ポイントを消費し艦娘の装備を作成する。 狙ったカテゴリの装備を確実に開発可能だが、現時点では主砲と艦載機しか開発出来ない。旗艦の艦娘によっては、20.3cm(3号)連装砲などの通常の開発では作れない貴重な装備も作れる。 投入ポイントは50~300まで1ポイント刻みで投入可能。通常の開発と回数制限を共有しており、1出撃毎に合わせて4回まで。(艦娘カードの印刷中は開発工廠へ行くことは出来ない) 第三開発では、第二開発同様に戦略ポイントを消費して装備を入手できる。 第二開発との相違点は、条件さえ満たせば、特定の艦娘に設定された一意の装備を確実に入手できる点。 第二開発にないものとして、資源が消費され、入手可能な装備によって一定以上の艦娘レベルが条件であることや、通常海域のExtraOperationや期間限定海域のクリア報酬として入手できる勲章が必要である。 入手可能な装備と艦娘の組み合わせを確認する方法として、画面下部の艦娘タブと艦娘カードをタッチすると、その艦娘の「第三開発」の情報が表示されるほか、提督情報でも確認できる。 ブラウザ版の改修工廠ではないが、BGMが「明石の工廠」になっている。 ちなみに開発工廠にいる艦娘はランダムで変化する。球磨と多摩が威嚇しあってたり、秋月が長10cm砲ちゃんを撫でてたりしている。 入渠 海域での戦闘によりダメージを受けた艦娘を、資源を消費することで回復する。「修復材」を使用することで、資源消費なしで回復が可能。 ブラウザ版と異なり修復は一瞬で完了するが、一度に4隻しか入渠出来ない。それ以上入渠させる場合は入渠演出を待つ必要がある(*5)。 購入 母港画面を飾る家具を、家具コインを消費して購入できる。攻略自体とは関係ない装飾要素。 名称がまぎらわしいが、このコマンドでは現金やGPを消費して何かを購入することはない。 購入した家具は、母港画面右の「模様替え」から配置できる。 家具コインは海域で拾うか、任務報酬で受け取るか、要らない装備を廃棄することで手に入る。 模様替え 購入した家具を配置できる。 ブラウザ版と違い360°見渡せるので床と壁紙以外は複数配置可能。 BGM付き家具を配置した場合母港でのBGMを変更出来る。 任務 所謂クエスト。達成することで「戦略ポイント」や装備等の報酬を受け取れる。ブラウザ版と違い資材は手に入らない。 5つまで同時に受諾できる。受諾していない任務は進行しない。 VERSION Aからは任務娘(大淀)も登場。 勿論お触りやアングル変更も可能。 ケッコンカッコカリ 2018年2月16日に実装され、Lv99の艦娘のみに7クレジット(ブラウザ版の課金額700円と同額)を払って行える、ケッコンを行う事でレベル上限が155まで開放(索敵、回避、対潜、命中はレベル155まで伸び続ける)、「耐久」と「運」の基本値が上昇、燃料・弾薬の消費量が15%減少する等のメリットがある。また母港で秘書艦にしているとキャラの周りを桜の花びらが舞う演出が追加される。 ケッコンを行うときは指輪を渡すムービーが流れる。ムービーはGPを消費して再度見る事もできる。 ケッコンカッコカリを行った艦娘には特別なデザインのホロカードが発行される。発行されたカードは発行したAimeカード以外では使う事が出来ず、紛失や破損した場合は再発行できない。ケッコンカードは読み込ませなくともレベルキャップは解放されており、運上昇などの恩恵もないので自宅で保管しても良い。 カードは、改造段階ごとに1枚ずつ獲得できる。例えば改二まである艦娘の未改造、改、改二と3枚特別なカードが獲得可能である。 どれか一つの改造段階とでもケッコンしていれば、他の改造段階のカードを読み込んだ場合でも同様にケッコン状態となる。 モーション制作の必要があるので現時点では実装されている全ての艦娘とはケッコン出来ない(対応艦娘は順次増えていく予定)。 出撃 母港から「出撃」ボタンを選択することで出撃するマップの選択画面に移行し、GPを消費することで選択海域に出撃する。 海域出撃中はGPの減少は停止するが、選択中はまだ母港扱いでGP消費が続くので注意。 海域によっては艦隊に編成できる艦娘の艦種や数に制限が設けられている場合があり、この制限に引っ掛かる場合は母港画面に戻り編成をやり直す必要がある。 アップデートで一部海域の必要GP量は初期より減少している。 出撃中は移動と共に疲労度ゲージが蓄積していく。これがたまっていくと敵攻撃からの回避率が下がるなどの効果が発生し、極限までたまると艦隊の移動速度が大幅に低下するので上手く管理する必要がある。 船速が速いと疲労度がたまりやすい。船速は「原速」「第一~第五戦速」「一杯」の7段階があり、筐体右のエンジンテレグラフ(*6)を模した船速レバーでいつでも変更できる。原速では殆ど前進しないが疲労度が徐々に減少する。 艦隊の進行方向は筐体中央の操舵輪を回すことで舵を取り決める。バックすることはできない。 艦載機発艦中でなければ、左下の陣形をタッチすることでいつでも艦隊の陣形を変更できる。 陣形は5種類あり任意に選択できるが、艦隊に艦娘の数が規定数に満たないと選べない陣形もある(*7)。 索敵 マップに入るとまず索敵フェーズから始まる。この画面はブラウザ版と同じマップが使われているが、移動はプレイヤーの手で行う。 そのため、道中を哨戒する敵艦隊をうまくかわしきり、いきなり敵主力艦隊(その海域のボス)と戦闘に入ることも不可能ではない。 索敵マップには複数の敵艦隊が配置されている。シンボルエンカウント方式となっており、艦隊の索敵範囲と敵艦隊が接触すると砲雷撃戦に移行する。このうちマップの奥の方に陣取っているボスである「敵主力艦隊」に、海域ごとに設定された作戦時間以内に勝利することが各海域のクリア条件である。 マップ上での敵艦隊接触時の方向と位置関係で、砲雷撃戦開始時の位置関係が決定される。 マップ上に潜水艦隊がいる場合浮上中は視認出来るのだが、こちらを発見すると急速潜航しようとする。潜航すると見えなくなるが、接触判定は残っており、接触すると戦闘に突入する上に敵に先制雷撃を許してしまう。 マップ全体は「戦場の霧」に覆われており、出撃直後は主力艦隊のいる方面がぼんやり示される程度の情報しか見えない。艦隊の索敵範囲と偵察機を飛ばした範囲だけは霧が晴れて敵の所在が見えるようになるため、艦隊の進撃と偵察機の運用を組み合わせて視界を必要なだけ広げることが重要となる。 偵察機は「索敵」コマンドから飛ばすことができる。海域マップ上の策敵したいエリアをタッチし筐体上の発令ボタンを押すことで索敵が開始される。偵察機が旋回し戻ってくるまでの軌道上の範囲が晴れ様子がわかるようになる。 当然、水上偵察機や艦上偵察機を搭載した艦娘を艦隊に編成しないと使用できない。搭載数が多いと偵察機が2ウェイ・3ウェイと増え、一度の索敵でより広い範囲を明らかにすることができる。 また各敵艦隊の編成は接触するか一定時間経過するまで不明だが、偵察機を触接させるか航空攻撃を行う事で明らかになる。 基本このフェーズでの戦闘は行わないが、空母や攻撃能力を持つ水上機を持つ艦娘に関しては、「航空攻撃」を選択肢して艦載機を発進させることで敵艦隊へ制空戦闘と航空攻撃を行う。 数や質で勝る艦載機で制空権を確保する事で敵戦闘機を減らし、航空攻撃を行う艦載機の被害を減らす。また砲雷撃戦時に敵空母の航空攻撃を遅延させる効果がある。 Revison 6からは航空優勢以上を取ると、砲撃戦時に偵察機による触接が発生することがあり、後述の弾着観測射撃に加え航空攻撃のダメージ補正増加、射程延長の効果も発生する。 敵も航空攻撃を行ってくる。偵察機を飛ばしてこちらの居場所を探り、触接すると一度艦隊に戻り攻撃隊を送り込んでくる。攻撃サークルがマップ上で表示されるので離脱するか、敵の攻撃が届く前にこちらから相手艦隊に接触するか航空攻撃を行えば相手の航空攻撃を阻止できる。 索敵と航空攻撃とは同時に実行することはできない。索敵中は敵の航空攻撃をこちらの航空攻撃でキャンセルできないため無防備になりやすく、敵偵察機が飛び交うマップでは長距離の索敵は特にリスクが大きい。読みを間違えると史実のミッドウェー海戦の南雲機動部隊宜しく無防備に攻撃を食らう事になる。 敵の艦載機が発艦している状態で攻撃サークルに敵艦載機が到達する前に航空攻撃を当てると敵の制空値が半分以下になるという隠し仕様がある。 俗に「航空攻撃カウンター」と呼ばれているテクニックで、使いこなせれば少ない艦戦でも用意に制空権が取れるが、失敗するとこっちが制空値激減のリスクを負ってしまう。 艦隊の艦娘の船速に差がある場合、索敵マップでは船速が速いと遅い艦娘が取り残され陣形が崩れていく。旗艦から一定以上離れた艦娘がいると陣形変更ができなくなる他、砲雷撃戦突入時に索敵範囲から出てしまった状態の艦娘はその砲雷撃戦に参加できない。 ただし、砲雷撃戦時の火力は当然下がるものの、その分速度と小回り向上で攻撃を避けやすくなり、さらに不参加の艦娘はダメージも一切受けない。そのため道中で避けに専念するならば、わざと戦艦などの高火力鈍足艦を砲雷撃戦に参加させず温存するという戦法も取れる。 一度砲雷撃戦や航空攻撃に移行すれば、戦闘終了後に旗艦の周囲に陣形通りに艦娘が揃った状態で索敵マップから再開される。これを利用して位置関係にリセットをかけることで、船速の遅い艦娘の遅れを是正しながらマップを進むことができる。 稀にマップ上に緑の光点が現れる。これに触れると甘味(疲労度小回復)/家具コイン/修復材の何れかが獲得できる。 VerisonA Revison3以降、夜間行動を行うマップが登場。戦闘中は視界は大幅に狭まり、通常の航空機は発艦不可能となる。接敵時は強制的に夜戦へ移行する。時間経過と共に日が昇り、夜が明けると接敵時は昼戦になる。 VersionB Revision7より、工作艦と補給艦が実装されたことに伴い以下の機能が実装された。 工作艦と泊地修理 工作艦をデッキリーダーで読み込んでおくだけで、一部海域における出撃時のマップ上に泊地が表示され、接近すると艦娘の耐久値・増設バルジの修復・疲労度の回復が行える。工作艦を回復量は工作艦の練度、工作艦が装備している「艦艇修理施設」の数、艦隊に編成されているか否かで変動する。自艦隊が完全無傷の場合は泊地に接近しても修理はできない。また、大破艦の耐久も回復できない。 補給艦と洋上補給 「補給艦」に「洋上補給」を装備して出撃すると、画面の右下に「洋上補給」ボタンが表示される。何度か砲雷撃戦を行い、燃料と弾薬が40%以下になった艦娘がいると、洋上補給が可能になる。また、直後の砲雷撃戦では、能力が一時的に向上し、SP攻撃の発生率と回避率が大幅に上昇する。 砲雷撃戦 概要 このゲームのメインパート。砲撃/雷撃/航空攻撃を駆使して制限時間内に敵を殲滅するか撤退するまで続く。もし昼の間に戦いが終了しない場合は追撃し夜戦に移行することができる。それでも勝負が付かない場合は勝敗判定画面に移る。 避けに専念することもできるが、敵艦隊にある程度ダメージを与えない限りは勝敗判定で強制的に敗北扱いとなる。道中の敵艦隊相手の場合、敗北判定でも海域進行の続行は可能。デメリットは取得経験値が下がることだけ。敵主力艦隊には勝利しないと海域クリア扱いにはならない。 道中で大破した艦娘がいる場合、進撃撤退の選択時にボタン下にメッセージが表示される。この点はブラウザ版よりも親切である。 大破状態の艦娘がいる状態で砲雷撃戦に突入した場合、大破している艦娘がダメージを受けると轟沈し、復帰には前述のように大きなペナルティを負う。ただし一切ダメージを受けなければ無事に帰還できるため、ブラウザ版と違い腕次第でノーダメージクリアができる本作では、あえて大破進撃する選択肢も十分にアリである。 旗艦が大破した場合強制帰還となる。大破進撃しない限り轟沈はしないので、旗艦が轟沈することはない。よって、単艦出撃しても轟沈して全滅、ということには決してならない。 砲雷撃戦の制限時間は60秒間。夜戦はさらに20秒間。これらの時間は海域の作戦時間から引かれるが、時間を残して敵艦隊を全滅させると、残り時間は海域の作戦時間に還元される。戦闘時間に含まれない攻撃演出やQTEが頻繁に入るため、実時間はもっと長い。 作戦時間が60秒未満の状態で砲雷撃戦に突入しても、昼戦60秒+夜戦20秒の戦闘時間は確保される。ただしこの場合、残り時間は強制的に0秒になり戦闘終了後は母港に強制帰還となる。 夜戦中は攻撃力のキャップ値が外れ、特殊なダメージ計算式に変更されるので攻撃をまともに食らうと敵味方双方とも大ダメージになる。昼の砲撃では低ダメージしか与えられない小型艦には一撃逆転のチャンスでもある。 VerisonA Revison3以降、一部マップでは初めから夜戦で始まる場合がある 。制限時間は40秒で追撃戦はできない。敵艦隊の位置は見えるが、攻撃サークルを視認できる距離が大幅に狭まっている。ある夜戦用の装備を持つことで攻撃サークルの視認できる距離を広げることが出来る。 敵主力艦隊との戦闘終了後、「S勝利」ならば、次回出撃以降1度だけ、より強い敵主力艦隊との一騎打ちでレア艦のドロップチャンスのある「追撃戦」という一種の裏ステージの海域に挑める。 戦闘の解説 敵からの攻撃は画面上に予告として攻撃サークルが表示され、その中に一定時間以上留まっていると攻撃を受ける。サークル自体を避けて航行するか、速度を上げて突っ切ることで攻撃は回避できる。 サークルに艦隊の一部のみが引っかかっていると、引っかかっている艦娘のみが攻撃を受ける。陣形最後尾の艦娘はサークルを抜けきれずダメージを受けることが多い。 魚雷攻撃は攻撃サークルはなく、こちらと同じく画面上をリアルタイムで進んでくる。 射程の概念が存在しており、敵艦隊を中心に遠距離・中距離・短距離の三つのエリアが表示される。 当然ながらこの射程は敵艦隊と自艦隊双方に適用されるものであり、各射程に対応する艦娘や即した装備がないと、お互い接近しない限り攻撃はできない。 射程の判定も艦隊単位ではなく各艦娘単位で行われる。通常は主砲は攻撃指示時点で攻撃可能な射程の艦娘全員で攻撃が行われるのだが、射程の境界線上で主砲攻撃を行い一部の艦娘にのみ主砲を使わせることで、わざと主砲のインターバルのタイミングをずらすという小技もある。 砲雷撃戦では艦隊全体の平均船速が艦隊移動速度となり、陣形が崩れることはない。 艦隊は高速で移動すると素早く動ける代わりに小回りが利かなくなる上に疲労度が蓄積しやすくなるので、適度に減速して小回りがきく状態で舵を切ったり溜まった疲労を抜く必要がある。 敵との位置関係は非常に重要である。T字有利の体制だと艦隊の攻撃力が増加し出現する敵攻撃サークルが縮小するので回避がしやすくなる、逆にT字不利だと被ダメージが増加し攻撃サークルが大きくなり回避が困難となる。その為、敵の攻撃を避けつつ有利な位置取りを狙いながら操作をするので中々に忙しい。 敵艦隊には接近限界が設定されており、一定範囲より近づくことはできなくなっている。近づきすぎて接近限界に引っかかったところで攻撃サークルが左右に展開されると逃げ場がなくなるため、至近距離での魚雷使用時などは気をつける必要がある。 + 砲雷撃戦で使用する兵装の説明 主砲 空母と潜水艦(*8)を除くすべての艦で使える兵装。砲撃時は艦隊内で同時攻撃を行う艦娘の数に応じてダメージに修正値が付くが、 攻撃頻度が高いのでブラウザ版と比べて威力が8割になる補正が付いている。 敵に対して照準が表示され攻撃射程になるとインジケーターが表示され、タイミングよくボタンを押すことで攻撃が命中する。更にもう照準内のもう一回り小さい円の中でボタンを押すと命中精度が向上する。 最も使いやすく威力も高い攻撃だが、一度発射すると装填と砲身冷却のため再使用可能になるまで一定時間インターバルを置く必要がある。 この攻撃間隔は大型艦ほど遅くなり小型艦ほど早いので、再使用可能になり次第順次発射し手数で攻めるか、同時攻撃まで機会を待ち大ダメージを狙うかといった戦略性もある。例え非力な駆逐艦でも同時攻撃を有効に使う事で、格上の艦に大打撃を与える事も不可能ではない。 外れてもランダムで夾叉状態になる。敵艦隊の陣形を乱して船速を落とし、味方が攻撃サークルにいる場合は攻撃間隔がリセットされるので回避にも活用できる。次の攻撃の命中率が上方修正されるので、外れ攻撃が必ずしも無駄にはならない。ただし外れ時の夾叉判定は命中時と違い弾着までのタイムラグがあり、至近弾に比べると怯ませられるのはほんの一瞬なので戦術に取り入れたいなら先読みして使う必要がある。 条件を満たせば、後述する「弾着観測射撃」をこのパートで行う。 魚雷 駆逐・軽巡・雷巡・練巡・重巡・航巡が使用出来る兵装。損傷が中破以上の時は使用不可。 一回の戦闘で2回しか打てないが、中距離から発射することができ、運も絡むが当たれば駆逐艦でも敵大型艦のジャイアントキリングを狙える浪漫あふれる兵装。 ダメージが雷装値に依存する。また実際の艦で発射管が側面に取り付けられていた為か、進行方向に発射した場合命中率が著しく低下する(その場合は照準マーカーが黄色で表示される)。 雷装値は一見砲撃と関係なさそうに見えるが、夜戦時の砲撃ダメージにこのパラメータを加えた大幅なダメージ上方修正が入るので、数値と練度次第では夜戦時の砲撃で100超のダメージを出す。 砲撃や航空攻撃と違い発射してもすぐに攻撃演出で敵艦隊に当たるのではなく、発射後画面内の水面下をリアルタイムでまっすぐ進んでいく。これが敵艦隊に接触することで初めて到達扱いになり、ダメージ判定の攻撃演出画面に移行する。 このため敵艦隊の機動を先読みして偏差で発射する必要がある。発射時には現在の敵艦隊位置がデフォルトの照準になっているが、画面タッチで目標位置を変更できる。 敵艦隊も常に進行方向を変えているため遠いほど当てにくく、必中を期すなら、夾叉や至近弾で足を止めるか、危険を覚悟で二水戦の逆落としばりに肉薄する等の方法を取る。 1発目が敵に到達するか外して画面上から消えない限り、2発目を発射することはできない。 運の高い艦娘の魚雷攻撃ではカットインが発生し、より威力が増すことがある。魚雷装備を増やしたりしても発生率を上げることができる。 "潜水艦魚雷" 潜水艦のみが行う攻撃手段だが、上記の魚雷とは挙動が異なる。 詳細は艦種紹介の潜水艦の項目を参照。 副砲 使用出来るのは戦艦と重巡と練巡、それにスロットに副砲を装備した艦娘(軽巡、空母)のみ。中距離から使用可能。 敵に当て続けると「至近弾」となって敵の攻撃を止めた上で一定時間、敵を原速にする。至近弾で怯んだ敵は一定時間経つか、砲撃や魚雷、航空などで攻撃しない限りそのまま。 至近弾が発生すると敵艦隊の陣形を乱して船速を落とし、味方が攻撃サークルにいる場合は攻撃間隔がリセットされるので回避や疲労抜きにも活用できる。また一定時間攻撃サークルの侵食が遅くなる。 また、至近弾が発生すると敵の装甲乱数が多少低い数値をとるようになる。 主砲のインターバル中の牽制や、魚雷発射後に足止めとして使うことで敵艦隊の位置を魚雷の射線上に保つなど、他の攻撃との組み合わせが重要。ただしこの副砲で敵を沈めることはできない(HP1まで)。 艦隊全体で共有されたゲージがあり、このゲージを消費しながら攻撃する。使い切ると時間経過で回復。副砲の装備数を増やすと一度に連射出来る回数が増え、リロードの時間が短くなる。 航空攻撃 空母や攻撃能力のある水上機を運用する艦娘が実行可能。射程外からでも攻撃が可能。夜戦では使用できない。 高空から急降下し爆撃を行う「水上爆撃機」「艦上爆撃機(艦爆)」と、海面スレスレから魚雷を発射する「艦上攻撃機(艦攻)」の2種類が存在する。 攻撃の見た目だけではなく、ダメージ計算や命中判定にも違いがある。 使用する毎に艦載機が撃墜され、搭載数が減ってゆき攻撃力も下がる。制空権を確保したり、敵の戦闘機を落としておくと迎撃の被害を抑えられる。艦載機の数がゼロになったり、中破・大破状態の艦娘は実行出来なくなる。砲雷撃戦時に偵察機による触接状態でダメージが上昇する。 一度使用すると、時間経過でゲージが貯まるまで30秒の間再使用できない。昼戦は60秒間(例外あり)のため、使用できるのは実質的に魚雷と同じく2回までとなる。 このゲージは索敵マップと共有されているため、戦闘終了後の索敵マップでの航空攻撃の必要性も考慮して使うタイミングをはかる必要がある。 甲標的 アップデートで追加された兵装。甲標的を装備した重雷装巡洋艦、水上機母艦もしくは潜水艦のみ使用可能。 使うにはまず索敵フェーズで索敵機のように目標地点に向けて発艇させる(攻撃機と違い戦場の霧が晴れていない箇所にも発艇可能)。進んでる最中に敵艦隊に近づくと触接状態になり、会敵すると砲撃戦時に開幕と戦闘開始から30秒後に計2回支援雷撃を受けられる。装備した艦娘が艦隊に多い程、甲標的から発射される魚雷の数が最大3本まで増える。 更に支援雷撃と自艦隊の魚雷の位置が双方近く、どちらかを敵に命中させることで威力が上昇する。 非常に強力だが、索敵フェーズでのスピードが遅い、触接出来ないと使用不可、同時雷撃のタイミングがややシビアとブラウザ版のようにお手軽で強力はなく扱いが難しい兵装である。 上陸用舟艇 こちらもアップデートで追加された兵装。上陸用舟艇・特型内火艇が装備できる艦娘かつ陸上型深海棲艦が相手の場合にのみ使用可能。 使うには予め陸上型深海棲艦の艦隊に対して砲撃や航空攻撃などを行ってダメージを与え、対上陸ゲージを破壊すると使用可能となる。WG42(Wurfgerat 42)や三式弾を装備すると、さらに対上陸ゲージを減少させることができる。 使用可能になると接岸地点が表示され、魚雷の要領で接岸地点に発艇できる。上陸用舟艇・特型内火艇を艦隊内で装備することで、大発動艇、大発動艇(八九式中戦車 陸戦隊)、特二式内火艇の順で最大3回発艇できる。大発動艇の場合は迫撃砲による複数回の攻撃を行い、大発動艇(八九式中戦車 陸戦隊)、特二式内火艇は単発の上陸攻撃となる。 特に集積地棲姫に対して大発動艇(八九式中戦車 陸戦隊)と特二式内火艇を同時装備した艦の上陸攻撃は攻撃力にかなりのバフが掛かっており、ブラウザ版同様に桁違いのダメージを与えてHP0にする場面がしばしば見受けられる。 以下は対潜戦闘の場合に使用可 ソナー 潜水艦と接触した場合に使用可能。画面をタッチするとその方角にソナーを打つ。敵潜水艦を発見すれば爆雷や航空爆雷による攻撃が可能になる。ソナーは打ってから少し待たないと効果を発揮しないので、画面を連打しても意味が無い。 開発で作れるソナーを装備すると探知範囲を広げられる。また、複数や高性能なソナーを使用することでその効果は上昇する。 爆雷 駆逐艦と軽巡洋艦が使用可能。ソナーで炙り出した敵潜水艦に爆雷を投下する。自艦隊の後方にしか投下出来ないので、敵潜水艦上を突っ切りながら投下するのが一般的。 攻撃可能範囲内に潜水艦を捉えると深度ゲージが表示され、これが赤のタイミングで投下すると一番攻撃力が高くなる。 開発で作ることが出来る爆雷を装備すると投射範囲と距離を広げられる。また、複数や高性能を使用することでその効果は上昇する。 航空爆雷 ソナーで炙り出した敵潜水艦に航空母艦または水上機母艦から対潜機を出して爆雷を投下する。正規空母でも使用可能。 発見してしまえば方角は関係なく、近づく必要も無いが、やはりリロード時間が長いのがネックで、装備やある程度の練度が無いと効果的な攻撃を出しにくい。 少し難しいが索敵フェーズで潜水艦にも航空攻撃を仕掛けることが出来る。攻撃後は潜航されてしまいほぼ確実に先制雷撃を許してしまうデメリットはあるが、砲撃戦と違い攻撃機1スロで一隻を攻撃出来るので上手く目標がバラけてくれれば、戦闘せずに全滅、または甚大な損害を与えられる可能性も。 発生するイベント 砲雷撃戦時に特殊なQTEが発生する事がある。 カットイン砲撃 効果音と共に艦娘が発光し砲撃を行う。そして倒しきれなかった場合は、生き残っている砲撃対象のうち先に攻撃した相手にボタン連打アクションでの一斉射撃が開始される。一斉射撃の最大ダメージは固定値なので発動すれば駆逐艦でも戦艦に大打撃を与える事が可能。(*9) 運のステータスが高いほど発動率が上がるとされる。また夜戦では発動率が大幅に上がる。その為攻撃回数が多い駆逐艦は夜戦で有利である。 緊急回避 敵の砲撃を受ける際に操舵輪を回すアクションを要求される。面舵か取舵を選び判定に成功すると完全回避する。 援護防御 敵の攻撃を受ける際にボタン連打アクションを要求される。成功すると標的になった艦娘を損傷が少ない他の艦娘がかばってかわりにダメージを受ける。 代わりにダメージを受ける艦娘を選ぶことはできない。かばう必要がないならば放置してわざと失敗すればよい。 弾着観測射撃 偵察機による触接状態、偵察機を積めて且つその他の装備条件を満たす艦娘が砲撃時に敵一体に2回連続砲撃を行う。カットイン砲撃とは同時発生しない。 砲撃時に攻撃サイトに偵察機のアイコンが表示された状態で、タイミングよく攻撃発令を行う事で発生する。しかし、必ず発生する訳ではないと当たれば強力だが発動に運が絡む。 対空カットイン 索敵・戦闘パート問わず敵からの航空攻撃を受けた際に、特定の対空装備の組み合わせを持つ艦娘がいる場合にランダムで発動する。 カットインが発動すると敵艦載機を撃墜するパートが発生。撃墜の度合いにより自艦隊の損害を軽減する。発動するだけでも効果はあるが、うまく全機撃墜させられれば無傷でやりすごせる。 装備の組み合わせと艦種によりカットインが発動する組み合わせが存在し、迎撃手段もそれに応じて変化する。 ドロップ マップの敵主力艦隊を撃退後か撤退を選択して海域から離脱すると、艦娘を取得するかの選択を問われる。取得選んだ場合は艦娘の登場演出の後、カードを排出する改装設計図するかを選ぶ。 カードの排出を選び印刷が開始されると、鎮守府の廊下を着任した艦娘の待つ部屋まで向かう演出が入る。廊下には様々な艦娘が数パターンの内からランダムで出現する。 道中に出会う艦娘をタッチすると様々なレスポンスを返す。タッチ時に効果音が入ると喋りながら可愛らしい反応を返してくれる。 セリフのあるレスポンスが多いほどレアなカードが排出される可能性が高いとされる。更に「島風」や「那珂」が現れた場合はホロ以上のカードが排出されることが確定する。 「彼女らが出ると確定」というだけであり、出ない場合もホロカードが排出されることはある。以前はホロカードは印刷に時間が掛かるため、着任する艦娘の待つ部屋の扉の前で待機する時間が通常時より延びる事でわかった。 演習 VERSION Aから追加された要素で、単独演習と合同演習の2種類ある。 出撃しても艦娘に星をつけることはできないが、その代わり獲得出来る経験値が非常に多いのでレベリングに向いている。演習でしかドロップしない艦娘も存在する。 演習後にもカード排出があり、演習でしか手に入らない艦娘もいる。また、演習した艦以外の改が出るチャンスがあるが確率は非常に低い。 艦娘のドロップテーブルも幅広いので、序盤海域しか開放していない初心者でも艦隊の面子を揃えられる。 単独演習 200GPを払い砲撃か魚雷発射のタイミングを練習出来る。演習に参加できるのは艦隊旗艦の1隻のみで、演習に対応した装備が使える艦種限定。 10回のチャレンジで標的を撃破した得点を競う。砲撃ならレティクルが最小のタイミングで、雷撃なら中心で当てると高得点になる。 ゲームとしてあまり面白いものではないが「合同演習より少ない消費GPで1艦のみを育成できる/ちょっと余ったGPの消費先に最適」「プレイヤーとしても砲撃・雷撃の技術を落ち着いて練習できる」「演習担当官となる艦娘の姿が可愛い」というメリットがある。 合同演習 400GPを払い最大3人のプレイヤーを募集し協力して演習を行う 艦これアーケード、ひいては艦これ初のオンライン協力モード 。発令ボタンを押しながら合同演習を選択した場合は店内募集になる。 3つのフェーズに分かれており訓練標的と戦い、最終フェーズでは能力が大幅に強化された演習敵艦隊と戦うことになる。中途の演習結果次第で敵艦隊の編成が変わる。 他艦隊とは簡易チャットの「打電」で意思疎通が可能。艦隊を近づけることで「SP攻撃」や「支援要請」といったシステムが使用可能になる。 こちらも演習後にカードの排出が可能。演習に参加した艦しか改が出ないが改二も問題なく出る。 キモい深海棲艦(一部可愛いのやセクシーなのもいるが)と戦う実戦とは違い、この合同演習では練習巡洋艦 香取・鹿島を始めとする艦娘たちが演習相手を務め、目的達成の際には服が中破した状態で提督を褒めてくれる。また実戦にはない「他プレイヤーとの共闘(あるいは獲物の奪いあい?)」という要素が盛り込まれている。そのため「経験値稼ぎモードだからつまらない」という事はなくゲームとして十分楽しめる物となっている。 のちに、合同演習のシステムをベースとした期間限定海域が登場。実戦の場において他提督との共闘が実現した。 イベント(期間限定海域/期間限定作戦) 期間限定で開放される海域を攻略するイベント、特定の通常海域の攻略が参加条件となっている。今のところ、ブラウザ版で過去に開催されたイベントがモチーフになっている。 各海域には戦力ゲージが設定されており、敵艦を破壊することで減少させられる。最終的にはゲージを削り切って且つ敵主力艦隊の旗艦を撃破する事が海域攻略条件となる。 ゲージは主力艦隊のみならず道中の敵艦隊を倒すことでも減らすことが出来る。減る度合いはランクの高いの深海棲艦ほど多くなり、敵旗艦を倒すことで更に多くなる。 2017年4月の第二回イベントでは作戦が多段作戦で実施された。前段作戦と後段作戦に分かれ、後段作戦は時限開放されるがプレイにするには前段作戦を1回でも完遂しなければならない。 最終海域には各イベント毎に固有の大型深海棲艦が待ち構えており、これを撃破することが最終目標となる。無事これを遂行できれば、珍しい装備や艦娘を入手する機会を得られる。大型深海棲艦については下記にある項目を参照。 海域攻略後は特別戦果に加えて、初回のみ装備やアイテムなどの追加報酬が授与される。また、最終海域の攻略後に出現する「掃討戦」をプレイすることでイベント先行実装の艦娘と邂逅できる。 掃討戦は最終海域攻略後に1回しか出撃できずイベントで実装された艦娘を全て取得するのであれば、周回プレイを行う必要が有る。周回プレイは最終海域攻略後にマップ選択画面から設定、周回を選択するとクリア状況がリセットされ始めから期間限定海域の攻略を行う事となる。周回数も特にゲーム上のシステム等に変更はないがカウントされる。 第二回イベントの時点で難易度は「丙」「乙」「甲」で3つ有り、そのうち甲をプレイするには最低1回「乙」の前段作戦を1周攻略する必要が有る。 第伍回イベントより、甲種勲賞の所持数に応じて最初から甲を選択することが可能になった。 周回に関しては難易度毎に別になっている。例えば、乙の全海域攻略後に周回を選択しても丙の攻略状況はリセットされない。 海域攻略後の追加報酬も難易度別である。第壱回の乙の方では「烈風改」等の様なレア装備などが手に入ったりすることもある。 難易度が高くなるにつれ海域による艦種制限が厳しくなり、出現する敵艦隊の陣容がパワーアップするなど、ベテランのプレイヤーであっても苦戦を強いられる。艦隊の練度もさることながら、作戦に適した艦娘の充実や十分な装備を開発しておくことも必要となる。 第一回の乙では戦闘が長引くことを考慮してか作戦時間が丙よりも30秒間長くなっていたが、第二回では甲乙丙共に作戦時間は同じになった。甲乙では道中艦隊が丙より増えるので全滅を狙うならより迅速な排除が必要になる。 「甲」作戦をすべて完了する事で「甲種勲章」が入手でき、ステータスバーの提督の名前の横に甲勲章が付く。甲作戦で全作戦をクリアしたことの証明である。 難易度「甲」の場合に限り、前述の先行実装艦娘のカードに甲勲章マークがつく。能力等に変化は無く、公式サイトの図鑑にも載らない。これとは別に通常の絵柄は異なる特別なイラストが印刷された艦娘カードのドロップが設定される場合もある。 2018年夏季には戦力ゲージに代わり、輸送揚陸ゲージが設定された海域が登場。 こちらは敵艦の撃破でゲージが減少するのではなく、特定の艦種/装備を有した艦隊で揚陸地点に到達し、敵主力艦隊との戦闘で勝利することで輸送揚陸ゲージを減少させられる。 期間限定海域とは異なり、難易度が設定されておらず、イベント実装に伴う新規艦(掃討戦)も存在しない。 輸送ゲージを破壊するごとに周回数が増え、それに応じて装備などの報酬を獲得できる。全国の提督の各海域における総揚陸量もカウントされ、設定された量に到達できれば1周目の輸送ゲージを破壊した提督に別途報酬が配布される。 2018年春季にExtraOperationとして合同演習の仕様で複数の深海棲艦や大型深海棲艦と戦う海域が実装されている。 2019年春季には先行実装艦に改も含まれるようになった。 2019年夏季にはブラウザ版で実装されている水着イラストを用いた艦娘カードおよび3Dモデルの実装が行われた。 開催されたイベント 期間限定海域 作戦名 開催期間 第壱回 期間限定海域:敵艦隊前線泊地殴り込み 2016/10/27~2016/11/25 第弐回 期間限定海域:南方海域強襲偵察! 2017/04/26~2017/5/31 第参回 期間限定海域:索敵機、発艦始め! 2017/11/30~2018/1/9 第肆回 期間限定海域:決戦!鉄底海峡を抜けて!! 2018/3/22~2018/5/6 第伍回 期間限定海域:AL作戦/MI作戦 2018/10/11~2018/11/20 第陸回 期間限定海域:発動!渾作戦 2019/03/13~2019/4/16 第漆回 期間限定海域:発令!第十一号作戦 2019/09/19~2019/11/05 第捌回 期間限定海域:反撃!第二次SN作戦 2020/09/03~2020/10/13 第玖回 期間限定海域:出撃!「礼号作戦」 2020/12/28~2021/02/16(*10) 第拾回 期間限定海域:発令!艦隊作戦第三法 2021/04/15~2021/08/29(*11) 第拾壱回 期間限定海域:出撃!北東方面 第五艦隊 2021/11/2~2021/12/7 第拾弐回 期間限定海域:偵察戦力緊急展開!「光」作戦 2022/06/23~2022/07/19 第拾参回 期間限定海域:西方再打通!欧州救援作戦 2023/3/20~2023/5/8 第拾肆回期間限定海域:捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇) 2024/1/30~2024/3/26 期間限定作戦 作戦名 開催期間 期間限定作戦:兵站輸送作戦 2018/7/24~2018/8/20 期間限定作戦:北方輸送作戦 2020/2/27~2020/3/31(*12) 海上護衛戦 船団護衛作戦 2022/3/17~2022/4/12 抜錨!支援艦隊 2022/11/17~2022/12/08 プチ瑞雲祭り 2023/6/14~2023/7/26 その他 名称 開催期間 期間限定交換所:うみのいえ うき○亭 2019/7/24~9/3 2020/7/30~9/1 2021/8/30~10/4 2022/7/21~9/1 2023/7/27~9/6 期間限定交換所:うき○亭 2019/12/5~12/26 2020/12/3~12/27 2021/12/16~12/27 2022/12/9~12/29 2023/12/12~12/31 大型深海棲艦 特定の通常海域や上記項目の「期間限定海域」には大型の深海棲艦棲鬼/棲姫(以下、鬼・姫級)と呼ばれる強力な敵が待ち構えており、通常の深海棲艦よりも激しい攻撃に加え段違いに高い耐久力持つ。倒すには複数回交戦し戦力ゲージを減らしたうえで撃破する必要が有る。 艦娘や通常の深海棲艦とは異なり、固有の攻撃方法等を有しており、まともに戦えば苦戦を免れない。しかし、特殊な弱点を持っているのでそれを突けば攻略もし易くなる。ブラウザ版と同様にある程度戦力ゲージを減らすと形態が変化し、随伴艦と合わせて全ての能力が上がる。 鬼・姫級への攻撃は随伴艦(浮遊要塞)が殆どかばってしまう。しかし、砲雷撃は一定の確率で随伴艦の装甲を「貫通」し随伴艦もろともダメージを与えられる。特定の装備を用いることでその確率を上げる事も可能。 第一回期間限定海域で初めて出現した大型深海棲艦の鬼・姫級は「地上型」と呼ばれるタイプで、浅瀬に陣取っているので、移動は出来ずT字有利不利も無い、本来ブラウザ版では地上型には魚雷は無効なのだが有効になっている(初期には地上型でも魚雷が有効だったことの再現か)。特定の艦種のみが装備できる砲弾を装備すると大ダメージを与えられる。 第二回期間限定海域からは一部の鬼・姫級は強化装甲を纏う様になった。敵の耐久力ゲージの横に強化装甲のゲージが表示され、これがある間はダメージが減衰されてしまう。強化装甲は強力な攻撃や特定の装備でダメージを与えることでをゲージを削って破砕することができ、ある手段を用いれば一撃で装甲を破砕する事も可能である。 また第二回ではボス艦隊も至近弾を利用してくる。砲撃サークルが二重になり、外側の円に留まっていると微ダメージを受ける。ダメージ自体は低いが命中時に一定時間艦隊の速度が低下するので別の敵艦隊の攻撃が避けきれなくなる可能性も。 鬼・姫級が出るマップは敵艦隊が連合艦隊でこちらにエンカウントしてくる場合がある。最大2艦隊でこちらを包囲、また鬼・姫級と接敵した場合は強制的に2艦隊との会戦になる場合がある、この仕様はブラウザ版よりも先駆けて実装されている。 敵艦隊接近時に複数の敵艦隊同士が近いと警告音と敵艦隊アイコンが赤点滅する。エンカウント時は戦闘開始時のラッパが「合戦準備」から「戦闘」に変化する。 昼戦の制限時間が90秒となるが、夜戦の制限時間は20秒のまま。また、魚雷の使用可能数も通常と変わらず2発なので、より必中が求められる。 艦隊戦中は標的切り替えボタンで狙う敵艦隊を選択する。選択してない敵艦隊の攻撃に警戒しつつ位置取りに気を付けつつ敵の撃破を目指す。また、2つの敵艦隊どちらから狙われているかは、攻撃サークルの色で判別可能。 評価点 シンプルながら完成度の高い砲雷撃戦 本作最大のメインコンテンツである戦闘の完成度は高く、簡単な操作で分かりやすくシンプルながらも奥深いゲーム性を有している。 操作性はシンプルに纏まっており少し遊べば慣れるので、あとはプレイヤーの判断力と決断次第である。 艦隊戦をモチーフとしているだけあって、敵の攻撃を楽々と躱したり、その場で急停止などの機敏な動きはできない。 したがって反射神経や手先の器用さはそれほど重要ではなく、戦況の流れを予測する「戦術」や「経験」、とっさの時の「判断力」などが強く要求されるゲームとなっている。 ハンドル操作とレバーと発令ボタンによる操作は、簡潔でわかりやすく、かつ臨場感のある操作感覚を生み出している。 適当に艦隊を操作していても勝てる難易度ではなく、艦隊速度に緩急を付けたり、疲労度を管理しながら有利なポジションについて攻撃という単純なパターンではあるが、実際やってみると忙しいながらもやり応えは十分ある。 ブラウザ版に比べてもチュートリアル等が整備されており、演習といった育成や収集に対する救済措置が有るので、初心者でも他の先行プレイヤーに比較的追いつきやすい環境が整備されつつある。 艦隊の編成も重要。攻略を楽にするにはバランスなどを考える必要もあるが、出撃制限に引っかからなければ敢えてネタ編成に走ってもそれで攻略可能な余地がある。 回避は捨てて装甲を盾にダメージ覚悟で火力一辺倒の戦艦主体のパワープレイもよし、逆に駆逐艦だらけの編成で敵の砲火を潜り抜け相手の懐に飛び込んで必殺の雷撃を叩き込んでの大活躍も出来るのである。 プレイヤースキルが強く反映されるので、テクニック次第では質に勝る相手であっても完封できる。技量次第では駆逐艦1隻だけで、戦艦や空母等大型艦が大量に入り混じった艦隊でもノーダメージで全滅出来る。難度は非常に高いがブラウザ版では絶対に出来ない事であり、活躍させたい艦娘がいるファンからの評価は高い。 特定の艦娘を愛好するが故に艦隊編成の6人という枠を潰して、改やホロカードを惜しげもなく読み取り枚数上限の36枚フルに重ねる事で極限まで強化し、駆逐艦の単騎で高難度海域を完全勝利する変態じみた技量を見せるプレイヤーまで居るほど。 まさに「あなただけの無敵艦隊」で戦っていけるのだ。 ブラウザ版の要素やシステムを踏襲しつつもアクションゲームであることを活かしたアレンジの仕方や独自要素の追加は見事の一言に尽きる。 カットイン攻撃といった特殊アクションにQTE要素を噛ませる事で、発動した結果を単に見ているだけでなく、自分の応援や指揮で艦娘が奮戦してるかの様に感じさせる効果的な演出としても機能している。 潜水艦の様にブラウザ版だと水上艦の混成運用がしにくい艦種についても、アーケードの仕様のおかげで、プレイヤーの手によってブラウザ版とも異なる運用方法が生み出され活用されている。 能動的要素の導入 ブラウザ版は「運ゲー」「お祈りゲー」とも揶揄されるほど自分でできることは限られており(*13)、「Wikiゲー」とも呼ばれるほどマスクデータだらけだったが、アーケード版は能動的にできることが大きく増えており、この面での不満とストレスを大幅に軽減している。 特に海域での侵攻は確率だらけだったのが直接ボスのみ戦闘するようにもできるほどで、出撃制限を除けば艦種によるルート逸れもなくどの艦と組み合わせでも可能になっている。まさしく知識と腕と判断次第なのだ。 といっても攻撃と被攻撃は自動な面が多く、これを手間がかからないと見るか自分でやりたいと見るかは人次第なところ。 アーケードに適したアクション性の向上というカスタムであり、ブラウザ版から離れた元提督もこちらはプレイするという例も多数あるほど。 艦娘の育成要素 艦娘達を自ら操作して勝利に導き共に技量や練度を上げてゆくことで強くなってという、ブラウザ版には無い新鮮さがゲームの面白さの一つであろう。 レベルアップでのステータス変化も有る他、ブラウザ版の近代改修にあたるカードの重複効果によりブラウザ版では有りえないほどのステータスに上昇も可能。お気に入りの艦を育てるという要素もちゃんと引き継がれている。 ただし、カード読み取り上限は36枚が限度なので、弱点の補強や得意分野の伸長を取るか、前述の様なカード読み取り枚数上限を目一杯使って嫁艦への惜しみないフル強化、開発した装備で補うかはプレイヤー次第。 プレイヤーのスキルが高ければ運に左右される要素も少なめなので、しっかり育成を行った上でやり方次第では駆逐戦隊や水雷戦隊の編成でも高難度海域にいるフラグシップ級の強敵がいる艦隊にすら勝つ事は不可能ではない。 3Dモデルやモーションのクオリティ 3Dモデルの開発はAM2研によるものであり、そのクオリティの高さは多くのプレイヤーから喝采を受けている。 デザインによってはセガ独自の解釈にもとづくモデリングなどもあるが、元のイメージを壊すことなく再現されているので、概ね評価は高い。 ブラウザ版のイラストの特徴を保持しつつも、違うイラストレーターの艦娘の3Dモデルが同じ艦隊に混ざっても違和感が無いように作られている。 ProjectDIVAでも下着の色すら作りこんでたセガだけあって、中破・大破グラフィックともなれば、それはもう モロCEROに引っかかりかねないクオリティ である。イラストレーターのしずま氏や藤川氏の艦娘など元から際どい艦娘に至ってはイラストに忠実すぎるほど。 戦闘中に中破・大破した時は艦娘の全体像が表示されあられもない姿が大写しになる。キャラクターを回転させて色々な場所も見られます。母港に戻った時も秘書艦はその姿のまま。じっくり鑑賞しよう。 角度によってはナニカが 完全に見えかねない 艦娘もいるほど。金剛型や「鈴谷」「扶桑」「雪風」等はかなり危ない部類に入る。 改二や改装等で容姿が変わる艦娘は元のイラストに準じた3Dモデルへ変化する様になっており、 一部の装甲が大きくなる艦はモデル使い回しでなくちゃんと大きくなるこだわりの出来。 艦娘の動きや表情はセガだけでなく「艦これ」運営鎮守府も大きく関わっており、「あの艦娘ならそういう動きをしそう」と思わせるキャラを掴んだモーションを憎いまでに作りこんでいる。戦闘時はさることながら、母港でのモーションも力が入っている。これらは、バーチャーファイターや初音ミク -Project DIVA -で培われたAM2研のモーションキャプチャー技術あってのものである。 逆に前述のとおり、台詞上ではツンツンしてたり好意を余り見せない艦娘のモーションがデレている様見える等、意外な動きもある。 ただし一部の提督から駆逐艦ながらも勇ましく厳しい鬼軍曹的なキャラとして認識されている霞は全くデレないという拘り振り 「島風」の「連装砲ちゃん」、「秋月」の「長10cm砲ちゃん」、更には「朧」の艤装にくっついているカニといったマスコットキャラもピョコピョコクルクルと動き回ってくれる。 戦闘時のモーションは砲撃/雷撃/艦載機発着など、どれを取っても艦娘の個性が際立っており姉妹艦でも全く違った動きをする。今までイラスト上では艤装の使い方が不明だった艦娘もしっかりとモーションが作られているのでお目当ての艦娘のファンは必見。 モーションには原作のみならずアニメ版、コミカライズ、フィギュアなどのメディアミックスが元ネタになっているものも有ったりする。 駆逐艦「吹雪」も地味ながらカードイラストのポーズに沿った丁寧な両手持ち砲撃モーションを見せてくれる。他の艦娘もイラストで取っていたポーズをモーションの中で見せてくれたりする。 Twitterでイラストレーターのイチソ氏による解説はされていたものの、イラスト上では主砲の使い方が分かりにくい「時雨」の主砲の撃ち方が実際に見ることが出来る。「時雨改二」の艤装の動作ギミックはファンの間でも評判が高く駆逐艦とは思えないほど凝った動きをする。また発射時のポーズがグッドスマイルカンパニーで発売された1/8スケールフィギュアの再現(*14)であったりとかなり濃いネタが仕込まれている。 空母の発艦シーンでは、弓道タイプ、陰陽タイプ、傀儡タイプ等艦娘の使う装備毎にしっかり作りこまれている。 弓タイプの艦娘の中でも「翔鶴型」や「瑞鳳」などの五航戦に所属した艦娘が飛ばした艦載機は燃え盛る炎から顕現する表現はアニメ艦隊これくしょん劇場版にも取り入れられている。 軽空母「千歳型」の傀儡を利用した発艦シークエンスは、艦娘のデザインを担当したイラストレーターのくーろくろ氏が絶賛するほど。 戦闘中だろうがアイドルだから当然とばかりにダンスやポーズをとる「那珂」、やたらとカッコイイ切れのある動きをする「秋月」、脱力系でかったるそうな「初雪」や「望月」、真面目そうな「朝潮」は水上をドタドタ走った後砲撃を行うなど笑えたりユニークな動きも多い。 阿賀野型は足に船尾を模したパーツを装着しており、それに水上機カタパルトや魚雷発射装置を装備しているのだが、それらを使うときミニスカートでもお構いなしに蹴り上げる様なポーズを取る。末っ子の酒匂は兎も角、長女の阿賀野の足が全然上がってないのはご愛嬌 作りこみが特に顕著なのが対潜攻撃モーション。爆雷投下の仕方が姉妹艦で多少似通う傾向があるが、細かい動きは異なる。白露型に至っては全員がほぼ独自のモーションを取る。 更に白露型の中でも「白露」と「村雨」は改でイラストが新しくなるので、それに合わせてモデリングとモーションも変化する。 + 代表的な爆雷モーション 夕立:爆雷を両手にたくさん持ち、真上に一斉に放り投げて笑顔でポーズを決める。「ぽいっ、ぽ~い♪」 村雨改:夕立とは対照的に、片手を開いてパラパラと滑り落とすだけ。しかしアングルと表情で妙なエロさを醸し出している。 春雨:手に持っているドラム缶(飯盒?)から爆雷が飛び出す。戦闘時などは思い切り振り回しているが危なくないのだろうか…? 島風:お供の連装砲ちゃんがトスした爆雷を、サッカーの如く豪快に蹴っ飛ばす、上の春雨と並んで爆発物を扱うにしては豪快すぎる扱い。速力≒脚力? 龍田:手にした薙刀を海面に突き立てると、水しぶきと共に爆雷が飛び散る。この薙刀は主砲弾の発射にも使われているあたり、とんでもないマルチウェポンらしい。 朧:一見汎用に見えるが、実装時点では専用モーションらしい。左右に滑りなら爆雷を撒くのだが、非常にスピーディでカッコいい。むせる。 暁型:コミカライズ作品『いつか静かな海で(通称:いつ静)』(*15)の「響」の爆雷投射法に近いモーションを取っているという地味な小ネタがある。実は白露型が手で爆雷を投げるのも同作が出典。 etc… 艦娘のみならず、軍事的考察、艤装や艦載機などの細かいディティールや挙動も良く仕上がっている。 「大和」の砲撃ギミックは圧巻。ただでさえ大きい艤装がダイナミックに稼働し迫力満点の全砲門全射を行う、 軽巡及び重巡の艦娘が水上機をカタパルトから発進させるときに火花を散らす。これは史実で火薬式カタパルトを使用した事による。航空巡洋艦や航空戦艦は飛行甲板を使って発射するなど、細かい拘りも。 ただ、艤装の外見上に飛行甲板やカタパルトを持たない艦娘が水上機を発艦させると、艦娘の背後あたりから現れた水上機が勝手に飛んでいくのを艦娘が見つめるだけ、という妙な出撃シーンになる(飛ばした艦載機が旋回してきたシーンを切り取ったと見ることもできなくはないが)。また中破した空母は偵察機を飛ばしても飛行甲板が使えないのか、この演出になる。 原典に忠実ではあるが賛否の分かれる描写が抑え目。 二次創作などで見られる極端な人を選ぶキャラ描写は特に見られない。概ねブラウザ版のイメージに合った形で収まっている。 一部の艦娘に対する偏ったイメージ(*16)が定着している人にとっては、本作は本来のキャラ像を見つめ直すのに丁度いいと言えるかもしれない。 また「中破」時のダメージ描写が激しいイラストの「妙高」「川内」なども、中破時に一瞬吹っ飛ぶ程度に抑えられている。当然、妙高は中破・大破しても(艦これ改のように)吹っ飛びながら戦ったりはせず普通にダメージを負いつつも戦う姿が見られる(*17)。 ドロップ時の当たり演出ではアニメのように那珂や島風が鎮守府で踊っている姿も見られるが、イメージから逸脱するほどでは無い為か特に批判されていない。 重巡「加古」は第二開発に出てきた時は立ちながら寝ているのだが戦闘時にはMVPの時以外眠気を抑えている。生死を賭けた戦いである事を忘れていない。 敵側である深海棲艦の方も抜かりなし。敵でありながら魅せてくれる。 代表格としては、3Dになった事で水上ライダー感が増した「雷巡チ級」、両手の砲塔で苛立つように海面を叩く「戦艦ル級」、女王様な佇まいでアーケード以前から大人気の「空母ヲ級」など。 ブラウザ版のイラストでは頭部しか分からなかった潜水艦タイプも、水中での全身像がしっかり描かれている。 高難易度海域やイベントで大ボスとして登場する鬼・姫クラスも、見た目のインパクトと圧倒的な攻撃範囲 火力で通常の深海棲艦との格の違いを見せつけてくれる。 たった1隻で主砲、魚雷、航空攻撃をこなし、更にはカットイン砲撃まで持っている。そのひとつひとつのモーションの作り込みは艦娘にも引けを取らないレベル。 元絵の全体的にかなり際どい痴女みたいな容姿がほぼ忠実に再現されている。 一部艦娘がブラウザ版・艦これ改より入手しやすくなっている 現時点では駆逐艦「秋月」「三隈」等が該当。 「秋月」はブラウザ版では初登場時のイベント突破報酬以外は非常に手に入れにくくイベントでたまに手に入るのを待つしかなかった。 ACではレア艦ではあるものの2-3以降の一部追撃戦という序盤海域から入手出来るようになっている。ただし艦これ改やブラウザ版と同じく「建造」では手に入らない。(改造艦建造で改を入手することは可能) 「三隈」はブラウザ版でも艦これ改でも通常の「建造」では出現せず、「大型建造」か海域ドロップを狙うしかなかった。(*18) ACでは大型建造が着任した時点では未実装なこともあってか三隈は姉妹艦の鈴谷・熊野とほぼ同じ入手経路となりレア駆逐や戦艦レシピの通常「建造」でも出るようになった。 ブラウザ版は戦闘結果がドロップ内容に影響するが、アーケードはドロップ条件も緩和されており、マップでの戦闘結果に関わらずレア艦娘もドロップする仕様。 セガ製TCAGではしばしば物議の種となる「プレイデータと排出カードの紐づけ」が、本作には一切ない。 つまり、欲しい艦娘は自引きしなくても、中古カード店などで買ってくればよい。自引きできないことのデメリットはない。 更にいうと、『艦これ』はブラウザ版の頃から、同じ艦種であればレア度が違っても性能格差はほとんどない(一部の例外除く)。そのため、ショップで無料~数百円程度で売られている低レア度の艦娘カードをかき集めるだけでバランスの取れた艦隊が編成可能であり、それで先のステージまで十分攻略できる。 このため、ドロップや建造はせずGP購入のみにお金を費やすセコいプレイスタイルも可能であり、お財布への負担をかなり軽くできる。 ケッコンカッコカリカードのみは紐付けが行われるが、これは艦娘育成の成果として得られるものであり、提督たるプレイヤーと艦娘との絆の証という、紐づけに妥当な理由があるので批判はされてない。 ちなみに補足すると、レア度の高い艦娘カードや、ゲーム上で有利な補正がつくホロカード・中破カード、アーケード版に新登場したばかりの艦娘カードなどは、ショップでもそれなりの高額で売買されている。 これらと被りの有用性の低さから、ゲーセンに譲渡用のカード置き場があったりして、初心者が救済されていた。これもアーケードならではだろう(もっとも逆の面では中古ショップで100円にもならないカードがダブつく羽目になったのだが…) 賛否両論点 ブラウザ版からの使い回し(バージョンアップにより改善点あり) 排出される艦娘カードのイラストは、基本的にブラウザ版の使い回し。 背景や枠のデザインまでほぼ同じものであり、ホロカードや中破絵バージョンなどのバリエーションはあるものの、ブラウザ版からのプレイヤーにとっては目新しさを感じにくい。 その割には、稼働初期では「改」でグラフィックが変更される艦娘のカードはブラウザ版で2013年中に実装されたもののみ反映されており、「飛鷹」や「朧」など2014年以降に改グラフィックが変更された艦娘は「改」カードでもノーマルと同じ絵柄であった。前述のようにカードイラストに合わせて3Dモデルも変更する必要があるため、一度に実装するのが困難だったのかもしれないが。 その後セガは『今後「艦娘カード」と「3Dモデル」の更新を予定しております。』と宣言しており、実際に「朧」「春雨」「龍驤」等はバージョンアップでデザインとモデルが変更された。 一応、(将来ブラウザ版がサービス終了したとしても)手元に同じデザインの実物カードが残るという点は魅力にもなりうる。 またイベント海域では新規描き下ろし絵のカードが入手出来たり、季節やイベントで枠のデザインが違うカードが出ているので使い回しの問題点は現在では大きく改善している。 一部艦娘は3Dモデルの中破グラフィックがカードと明らかに違う。とはいえ、カードそのままでは明らかにR-18になってしまうキャラクターも存在する(*19)のでやむをえない部分もあるが。 ボイスやBGMも大半がブラウザ版の流用(再編集されているものもある)である為、ブラウザ版を遊んでいるプレイヤーにはあまり変わり映えしない。 但し、後述するが本作ならではのボイス演出もある。 ゲームのナレーションを行っている大坪由佳氏と公式のプレイームービーに出演している藤田咲氏とタニベユミ氏の艦娘の一部にはボイスが追加されており、優遇されていると言える。 索敵マップを航行中に一部の艦娘同士で掛け合いも行う。姉妹艦同士であったり、時にはあまり接点が無さそうな艦娘同士も会話したりするのでそれらを探してみるのも乙である。(ただ同じ艦隊で出撃しているのに「○○はどうしているかしら」言うなど、対応していない点もある) 「左舷に敵艦だクマ!」「右舷砲戦、行くわよ!」などブラウザ版では単なる攻撃時の共通台詞でしかなかったものが、本作では本当に対応した方向への攻撃時のみ発せられるようになっているなど。 BGMもブラウザ版の流用(*20)とはいえ、クオリティ自体は高い。 またインタビューによると、ブラウザ版でもエグゼクティブプロデューサーを担当し「夜戦」を作曲した岡宮道生氏による新曲の追加が予定されているとのこと。 これらの点は本作からの新規プレイヤーには大きな問題ではなく、また『艦これ』という作品群全体での統一感という点では、下手に一新しない方が良いという意見もある。 艦種による船速の違い REVISION 1では艦隊の船速が旗艦の速度に依存するので、駆逐艦を旗艦にする事が常だった。その為、お気に入りの艦娘が戦艦や空母のプレイヤーにとってこれらを旗艦にする事がし辛い環境だった。 島風 駆逐 軽巡 重巡≒空母 高速戦艦 戦艦の順番の速度なので、戦艦等を旗艦にすると索敵マップの移動が遅く、戦闘マップでの敵攻撃を回避し辛くなる等デメリットしかない状態だった。 REVISION 2では艦隊の移動速度にアップデートが行われ、史実での船速を元に全艦の速度に変更が入り、戦闘マップでの艦隊移動速度は編成されている艦娘全体の速度を参照(平均化?)に決定されるようになった。しかし索敵マップは相変わらず旗艦速度基準のため、少しマシになったとはいえ相変わらず戦艦や空母など遅い船を旗艦にはしづらい。 旧式の軽巡並みの速度を出す重巡や一部の正規空母のは速度の向上により相対的に地位が上がり、これらの艦娘への評価が見直され編成に組み込まれる機会が増えた。 一方で全体的に低速な軽空母や旧式の戦艦は扱いづらく、正規空母や高速戦艦に使い勝手が劣る。 改装でスピードが変化する艦や、同じ艦種でも速度差が付いた艦娘も多くプレイヤー間でも意見が分かれている。詳細については下記参照。 速度が非常に細かく分類されているのにステータスでの表示がブラウザ版と同じ「高速」か「低速」しかなく、最近のゲームにしては不親切すぎる。 REVISION 4より缶・タービンを装備することで若干速度が上昇するようになった。直前にブラウザ版でも同装備関連アップデートが入り、連動アップデートとなった。 装備枠を埋めることになるが、ブラウザ版に比べると装備スロットはそこまで逼迫しないので、速力がネックだったお気に入りの艦を連れて行きやすくなった。 + Rev2以降の環境にて速度で恩恵を受けている艦 駆逐艦「島風」 本ゲーム中最速にして、非常に強力な駆逐艦。 日本海軍中最速の駆逐艦であったという史実を反映し、通常の駆逐よりも速力が高く設定されている。改にするとさらに速力が上がり、索敵マップ上で扶桑・伊勢型の低速艦をあっと言う間に置いてきぼりにしてぶっちぎるほどの速度を出す。おっそーい! 敵の攻撃を受けるよりも避ける事が重視される環境であり、位置取りや距離調節においても速力が重要となるため、REVISION 1では「島風ゲー」と揶揄されるほどに戦局を左右する存在だった。REVISION 2において多少その優位性は薄れたが、能力パラメータ自体の高さもあり、依然としてヒエラルキーの最上位に立つ駆逐艦であることに変わりはない。 艦隊に速力40ノット以上の艦が含まれていると、交戦中の艦隊速度に上昇補正がかかる。缶を積まなくてもこの補正を得られるのは現状で島風とТашкент(タシュケント)のみ。 夜戦マップでは時間経過で昼夜が変化するため、最速で敵ボスのところまで辿り着ける島風の存在は極めて重要となる。 駆逐艦「特型(吹雪型・綾波型・暁型)」「睦月型」「陽炎型」「夕雲型」 島風に次ぐ速力を持ったシリーズ群。重巡洋艦よりも速いため、艦隊の曳航役として使える。 史実で見た場合、特型や睦月型は速力こそ高いものの、航続距離の面では後発組である陽炎型・夕雲型に劣る。しかし本作では航続距離の差がほとんど考慮されていないため、結果的に特型や睦月型の方が扱いやすくなってしまっている。 吹雪型の1番艦「吹雪」は他の特型よりわずかに速く、「島風」に次いで単独2番目の速力となっている。各種メディアでの扱いから「主人公補正」とみる向きもあるが、実際の吹雪も公試記録で39ノット(島風で40ノット、他の特型で38ノット)を記録したことがあり、むしろ史実どおりの位置づけだったりする。 「綾波改二」は特型の高い速力に加えて駆逐艦中トップクラスの対艦火力を誇る。さらにアーケードでは重要なステータスの「運」も高いためそれに拍車をかけている。半面対空や対潜は低めだが、それらは装備の方が重要であるため、アーケードではまさにいいとこ取りのステータスを持った艦として顕在している。 ブラウザ版では性能が著しく低く遠征用とされる睦月型であるが、本作では上から数えた方が早い速力を誇る。速さを生かせば水雷戦でも活躍の場を与えられる。 陽炎型と夕雲型は性能的にも高水準なのだが、一部を除いてレア艦なのがネック。 駆逐艦「夕立改二」 白露型共通の短所であった速力が陽炎型並みに強化される。改まではお嬢様っぽい容姿であったが、改装され別キャラに見えるほど変貌(*21)。 駆逐艦初の改二であるが、その性能は現在においても駆逐艦トップクラス。重ねによる補正のあるアーケードでは設定上の上限値を越えてステータスを伸ばすことも可能であり、鍛え上げた彼女は文字通りソロモンの悪夢として敵艦を蹂躙する。 駆逐艦「時雨改二」 こちらも夕立改二同様に速力が改善している。能力値も並のコモン駆逐艦改に比べてやや高く、更に運の数値が初期値で50と未改造「雪風」と同等で、夜戦のみならず昼戦でもカットイン砲撃を出しやすい。 「夕立改二」ほどの変貌ではないものの、容姿も大人びた雰囲気に変化する。 速力が同じ「雪風改」に比べると、対空・索敵・対潜以外の全ての能力値で負けているのがネックといえばネック。そしてこの3つのステータスはアーケードでは現状あまり意味が無く、夕立に比べると不遇である。(*22) レア艦である「雪風」に比べると重ね用カードの入手性が良く、ステータスの伸ばしやすさでは勝る。しかし「時雨」のキャラ人気が艦これ内でもトップクラスであるため、カード自体が比較的高値で取引されている場合が多く、リアル資源の面ではあまり優しくない。 駆逐艦「Ташкент(タシュケント)改」 島風改と同様にゲーム中最速の艦娘である。 他の駆逐艦との最大の違いはスロットが4つあるということ。これにより戦術の幅が広がっている。 主砲の射程がデフォルトで「中」であり、他の駆逐艦より一足先に攻撃を行えるため駆逐艦の夜戦火力を生かしやすくもなっている。 運も43と高水準でありクリティカル発生率も高め。 速力・幸運に加え、スロット数で夜戦火力も他の駆逐艦に引けを取らないものとなるために、島風改や綾波改二を差し置いて駆逐艦最強格であることは間違いない。欠点は常設海域では入手できない事。 軽巡洋艦(天龍型と「多摩」除く) Revision 1では「島風>他駆逐>軽巡」という速力ヒエラルキーだったため、水雷戦隊マップの3-2では軽巡を旗艦に据えて鈍足に甘んじるより駆逐艦6隻の方が戦いやすいとまで言われた。しかしRevision 2では艦隊全体で速力を参照するようになったため軽巡を連れて行きやすくなった。副砲を持たせればボス戦でかなり有利になることは間違いない。 重巡洋艦と比べて速力差があまりなく、火力と耐久の差を考えるとやや不利か。 とは言っても天龍型を除けば朝潮型駆逐艦に並ぶので扱いやすい方。 中射程なので他の大型艦と間合いを合わせやすく、敵駆逐・軽巡などを相手に露払いをするには十分。対潜能力もあるため、潜水艦相手にも有利に戦えるという点では勝る。 球磨型とRevison2.1に実装された長良型は陽炎型に匹敵する速力を持つのだが、球磨と多摩だけは改にすると速力が落ちてしまう。 しかしネームシップの球磨改は、「長良改」とならんで二隻とも軽巡トップクラスの性能を誇る強みがある。その性能はブラウザ版の軽巡の改二や重巡に迫る程となり、特に火力が高く他のステータスも優秀(ブラウザ版では球磨型は球磨以外全員改二が実装されたがそれでも火力に関しては姉妹で一番高い)。意外と優秀な球磨ちゃんと呼ばれてるクマ。 重巡洋艦全般 速力は旧式の古鷹型で白露型と蒼龍・飛龍並、その他の重巡は朝潮型並と十分。火力も雷装も高く副砲も持てるため、Revision 2の環境では見直された存在。改にすると4スロットになるため更に強くなる。 一部の姫・鬼級に対して大ダメージを与えられる「三式弾」が装備可能なのも大きなメリット。 レア艦等を除けば全体的に入手性が良いので、強化もしやすい。 航空巡洋艦全般(鈴谷・熊野は改二も実装) 速力が高く火力も他の重巡改と同じ上に水上爆撃機も運用可能と、何でも平均以上にこなせる。 元の艦種が重巡なので、水上爆撃機を使えること以外は装備も使い勝手も一緒。水上爆撃機についても本人たちが瑞雲を持参するため、特別な準備は一切いらない。 空母以外で航空攻撃を行える艦種として航空戦艦・航空巡洋艦・水上機母艦・潜水空母があるが、航空巡洋艦はこの中でも最も速力に優れる。 敵部隊が索敵マップ上で爆撃機を発艦させてきそうな場合、こちらが先に爆撃機を飛ばして先に爆撃を行うと 敵の発艦行動がキャンセルされる 仕様があるのだが、航空巡洋艦はこの「キャンセル役」に最も向いている。 「最上」と「三隈」は未改造と比べて速力が落ちるのだが、それでも他の重巡改と比べて1位タイである。 フィット砲の実装によって、最上型は重巡級で唯一主砲リロード速度の短縮が行える点でも差別化ができている。 「熟練艦載機整備員」を装備すると射程が長になるため、夜戦では早い段階で高火力をぶつけられる。 難点は艦種制限のある海域で重巡扱いにはならないこと、重巡と同じくレベルが上がるまではどれも中途半端なこと、1スロットごとの搭載数が少なく全滅しやすいこと(但し最上改、鈴谷改二、熊野改二は4スロット目が11機と多い)、最上型自体が後半海域と建造でしか出ない上に改造限定なので入手性が著しく悪いこと。 戦艦「比叡」及び「金剛型改二」 航空戦艦を除く改装後の戦艦が速力を落とす中、「比叡」だけは改装前の速力を維持するので戦艦の中では扱いやすい部類に入る。 金剛型は改二に改装することで速力が戦艦で最速クラスとなり、未改装の長門型に迫る火力を持つので扱いやすくなる。 ただし、「榛名改」「霧島改」は金剛型で最遅となってしまうので、低速戦艦である改装前の長門型よりも遅くなるので改二になるまでやや使いにくい。榛名に関してはマリアナ沖海戦で機関部を損傷した事によって以後も速度が低下した史実の再現であるが、不満に思う声も少なくない。 戦艦「大和型」 第二回イベント艦で実装された為現時点では改は無いが、未改造の時点でも長門型改を凌駕するステータスと分類では低速に当たるはずだが金剛型に匹敵する速力を持つ。 間違いなく戦艦最強だが燃費や修復にかかる資源が凄まじく悪い。が、アーケードでは修復剤を使えるのでデメリットになりにくい。 それ以外の難点は当時イベント限定だった翔鶴瑞鶴よりも入手性が悪い。缶を積んでもこれ以上速度は速くならない(逆に言えば缶を積む必要がない)。カットイン攻撃の演出が長すぎて合同演習だと制限時間を食う。 特に入手性の悪さは大きな問題点で、実装されてから約1年後に大型建造で入手できるようになったが、ショップ等では未だに高値で取引されている。 軽空母「千歳型」 航以降の改装実装で、軽空母の中では最速クラスで一部正規空母を超える速度を持つ。軽空母の中でも性能バランスも良いので扱いやすい。 水母から2回の改装を経て軽空母になるので非常に道程が長い。航改二にするためにはさらに2回の改装が必要となり、もはやカードを自引きするよりシングル買いする方が安くつく場合すらある。 正規空母「蒼龍」「飛龍」(改二含む) 搭載量で赤城・加賀の「第一航空戦隊(一航戦)」に劣るものの、正規空母では高雄型や利根型、妙高型に比類する速力を発揮してバランスの良さを発揮する。 中盤の海域から出現するので登場がやや遅い。 正規空母「翔鶴型」 Revison 3の「敵艦隊前線泊地殴り込み」イベントで実装された正規空母。速度は白露型並みで正規空母でも最速クラス、艦載機の搭載数は正規空母の中でも多く、ステータスも未改造の時点で高い。 更に索敵フェーズでの艦載機の発艦モーションが一航戦と二航戦に比べて短く、前述のカウンター戦法がやりやすいのが大きな利点。 艦載機スロット数がフラットで艦載機の配置に気を遣うのと、建造・ドロップ共に入手性が悪いのが難点。 翔鶴型は2019/11/21に改二および改二甲が実装されたが、アーケード版では主に改二が強力とされており、ブラウザ版と評価が逆転している艦である。 砲撃戦の攻撃力計算式に搭載数が参照されるためである(*23)(*24)。改二甲は改二と比較して搭載数が20機近く減少するためその差は大きい。 速力は改二が35ktで改二甲が34kt。誤差とは言える。 + Rev2以降の環境にて速度で不遇な扱いを受けている艦 駆逐艦「白露型」「初春型」 「白露型」はステータス自体は他の駆逐艦と変わらず、モーションやモデリングで優遇されているが、上記の通り改装後は改二になる艦を除くと軽巡・重巡並の速度しか出ない。 アプデ前から愛用しているプレイヤーからはこの速度変更に悲鳴が上がっている。とくに「五月雨」はスタート時に入手する所謂初期艦の一人であるため、愛用者にはたまったものではない。 「初春型」も未改造時点では「睦月型」と同じと駆逐艦の中でも比較的速いのだが、改造すると「白露型」並に速度が落ちてしまう。 駆逐艦「秋月型」 白露型より速度が遅い駆逐艦に「秋月」「照月」「初月」がいる。史実では主に一航戦を継いだ翔鶴型の護衛を務めていたため速力を合わせる意味でも悪い速力ではなかったらしいが本作では遅さはマイナス要素。 レア駆逐艦だが、ステータス面では非常にピーキー。雷装値を除いたステータスが軒並み高く、対空値がトップクラス。更に未改造状態でも装備スロットが3つで、持参してくる主砲が駆逐艦装備可の中では最強。 ただし本作の駆逐艦は「避けて、魚雷を叩き込んで、夜戦に挑む」ため主砲より酸素魚雷を積んだ方が有用。そのため雷装が低い秋月型の火力は相対的に低い。対空の高さもあまり意味がなく、レア度に反して実は苦行を背負った駆逐艦である。 REVISION 4 からは撃墜率の上方修正、VERSION A REVISION 2からは対空カットインの実装によって、通常の艦娘以上に高い敵航空機の撃墜率で避けづらい空襲の被害を大幅に軽減できるようになり、初期とは打って変わり評価が上がっている。が、対空カットインが発動するかはランダムなので頼りすぎても痛い目にあう。 誤解無きように言っておくが、上記の駆逐艦であっても全速を出せば「島風」ほどに無いにせよ索敵マップで空襲を回避させる速度を出せるし攻撃のインターバルは駆逐艦ならどの艦でも同じ。秋月型や白露型、初春型であったとしてもプレイヤーの腕次第ではフォロー可能である。 軽巡「天龍型」 旧式艦であり軽巡の中で最もスピードが遅く、ステータスも最低。ブラウザ版ではその分補給にかかるコストが低いのだが、本作では遠征が無いのでその利点を活かせない。更には未改造の大井や北上と同じく水上偵察機を運用できない。 モーションでは武器を使ったりした荒々しい戦闘スタイルを見せつけて優遇はされている。副砲を持たせれば戦い方はある。 軽巡「多摩」 球磨型のうち球磨と多摩だけ改装すると速力が白露型と同じくらいに遅くなってしまう。球磨は他の軽巡改と比べてステータスが高いというアドバンテージがあるのだが、多摩にはそれが無いので相対的に見て不遇である。 ただしステータスは軽巡としては標準的なので愛と腕前で十分フォロー可能。 軽巡「夕張改」 未改造だと35ノットと標準的な軽巡の速力であるが改造すると32ノットと軽巡最遅まで落ちてしまう。が、彼女には他の艦娘にはない大きなアドバンテージがある。それはほぼ全ての軽巡は装備枠が3スロットしかないが夕張改は4スロットであること。 装備の自由度が跳ね上がるのは勿論のこと、特定の装備にすることで一度に二回対空カットインの判定をさせることが出来る。通称Wカットインは練習巡洋艦改や高射装置を使用することで他の4スロ艦でも行うことが出来るが、練巡は速力が低すぎ、高射装置のカットインは効果が低くなるので夕張改が一番有利。 対潜装備をガン積みして、潜水艦へのハンターキラーに仕立てたり、上記の対空と双方を両立させることも可能。対地ロケットランチャーを論者積みする荒業も。 2019年春よりライバルの「大淀」が実装されて立場は一層厳しくなったが大淀は雷装が低いのである程度は住み分けが可能。 練習巡洋艦「香取」「鹿島」 軽巡に近いが改造すると4スロットになり、副砲を装備してなくても使用可能と面白い性能ではあるものの 速力が現時点で実装されている艦の中でワーストであり、あの未改造伊勢型や扶桑型よりも遅い。 更に練習用の艦なので当たり前だが対潜以外の火力に関わるステータスも非常に低い。素の火力と雷装は上記の天龍型よりもぶっちぎりで低く、駆逐艦である卯月改以外の睦月型改にも負ける。 スロット数が同じ夕張と似た運用方法も可能。こちらは水偵が詰める分自由度も高い。 モデリングの再現度は非常に高い。入手手段は大型建造及び演習後のドロップのみ。稀に期間限定海域でもドロップ設定がされる。 合同演習に練巡を参加させると、経験値にボーナスが入るため自身を含めた艦隊のレベリングには打ってつけ。さらに練巡のレベルや複数エントリー次第でボーナスが上昇する。 雷巡「北上改二」「大井改二」 球磨型の内、北上と大井は改までは速力は落ちないが、改二に改装されると速度が球磨と多摩並に低下し水上偵察機も装備不可能になる(もともと北上と大井は未改造だと水上偵察機を装備できるが搭載が0なので装備出来てもほぼ意味が無い)。 しかし屈指の雷装値による雷撃と夜戦での大火力に加え、甲標的運用能力は露払いに水上艦タイプの大型深海棲艦キラーにと、上記のデメリットを補って余りある性能を持つ。 戦艦「伊勢型」「扶桑型」 本作最遅クラスの戦艦。火力は十分だが、索敵マップで駆逐艦旗艦だとあっという間に引き離され、到着を度々待たなければならないほど遅い。 改装で航空戦艦になれば使い勝手も良くなり速力も多少はマシになるのだが、改カードが出にくいが、改装設計図の実装で出しやすくなっている。 正規空母「加賀」 空母最大の搭載力を誇り、更に僅かな差ではあるが他の空母より装甲と耐久も高い。その一方で燃費の悪さ以外これといった欠点がない(しかも能力からすればむしろ割安なほど)ため、ブラウザ版では空母の主任務である制空権確保の主力として長らく活躍。装甲空母や空母改二勢、艦載機熟練度が実装されるまで(賛否両論はあったが)空母筆頭に挙げる声も多く、それ以降も改でありながら改二勢と張り合うほど。しかし本作では史実通りの速力によって正規空母最遅クラスとなり、速度面で艦隊の足を引っ張るようになった。 史実において加賀と赤城は戦艦改装空母であり、赤城は高速戦艦、加賀は戦艦からそれぞれ改造されたためか、初めから正規空母ととして建造された蒼龍・飛龍・翔鶴・瑞鶴に比べて遅いのである(*25)。 加賀でも金剛型並みの速力を出すことはできるのと、スロット数はブラウザ版から据え置きなので制空権確保や攻撃面でも優秀であることに変わりはない。それに対して赤城や蒼龍、飛龍は加賀に対して速力で勝っているなど、単純に加賀が他の正規空母に対して上位互換とは言えず一長一短になった。そのため正規空母はバランスが取れるようになったという見方も出来る。 赤城と並んで広範のマップにドロップするので入手性はやや良い。 軽空母(千歳型を除く) 速力の導入でパワーバランスが取れるようになった正規空母に比べると軽空母は不遇。最も速い「龍驤」ですら赤城以下であり、「飛鷹型」や「鳳翔」に至っては「加賀」以下どころか航空戦艦並である。燃費は良いがシステム上、ブラウザ版よりその恩恵は少ない。 上記でも述べたように潜水艦への攻撃は正規空母以上に有効なので、潜水艦の出現するマップで出撃させて対潜攻撃で漸減を狙うという使い方もできる。駆逐艦・軽巡の爆雷に比べると攻撃力が劣るが、対潜能力の高い艦載機を数積めば一撃で数隻もまとめて大破、撃破できるくらい十分な効果が望める。 特に「鳳翔」は天龍型と同じく旧式艦であり、コストは安いがステータスが低く、スピードも遅い。更には空母の中で唯一装備スロットが少なく搭載出来る艦載機数も最小。史実的には前線を引退して終戦まで生き残った空母ではあるが厳しいものがある。 「秋月」や「天龍型」は他より少し劣るだけで基本は同じなためどうにかしようがあるが、軽空母はただでさえ使いづらい空母の上に重要な速度が非常に低速のため、どうしようもない。 一応REVISION 4から缶・タービンによる速力上昇も追加されたが、他の艦種に比べると装備スロットがカツカツになりやすいので救済措置としては微妙。 ちなみに敵艦隊に存在する空母が軽母ヌ級のみの場合は、砲撃戦において航空攻撃サークル侵食完了までの時間が非常に短いため、空母ヲ級より脅威だったりする。 揚陸艦「あきつ丸」 大型建造実装と同時に追加。実装時点で大発を運用できる駆逐や水母等の競合相手が居る分、不遇気味。 空母や水母扱いされないので、艦種制限には引っかからない事を利用して、艦上戦闘機をのせて空母代わりに使う方法もなくはない。 潜水母艦「大鯨」 潜水系艦娘と一緒に編成することで潜水艦魚雷のリロード時間が短縮できるが、元々潜水艦魚雷の威力が高く、手数の面でも甲標的を装備するという選択肢があるので、この能力は手に余りがち。 ブラウザ版ではアーケード版未実装の中部海域6-1にて、大鯨を編成することでルートが制御できる部分があるので、そちらに期待…と言いたいところだったが編成は必須ではない。 工作艦「明石」 デッキリーダーで読み込んでいるとマップ上で泊地修理を行えるが、必ずしも出撃させる必要はない(修理の効果は落ちるが)。 速力も22ktと最遅であり、落伍していると修理を行えずアンマッチ感が否めない。 補給艦「速吸」 洋上補給を装備した速吸が艦隊に編成されていると、消費した燃料と弾薬を補給できる。 明石と同様に速力は22ktであり、落伍していると補給を行えない。 アウトレンジ砲撃 装備開発で入手できる46cm砲(通称「大和砲」)を戦艦に積むことで、遠距離以遠から攻撃を加えることが出来るのだが、この戦法が強力すぎる傾向がある。 遠距離以遠では敵空母以外攻撃不能であるため、REVISION 1環境下で旗艦を「島風」にする事で敵から逃げながら空襲サークルをスピードで強引にぶっちぎり、一方的に攻撃を加える戦術が流行し、島風ゲーとまで言われた一因となった。敵に空母がいなければ距離を詰められないよう管理するだけで、敵に攻撃のチャンスすら与えない一方的な砲撃が可能。 REVISION 2で速度調整が入りやりにくくはなり、時間を置いてVERSION Bではフィット砲システムが実装。大和型以外に46cm砲を装備させると命中率低下のペナルティがついてくるようになった。 しかしそれでも出撃する海域などの条件によっては戦術として選択肢に入る。相手によっては相変わらずイージーゲームになり得ることには変わりがない。砲撃戦では確実に先制できるため、狙いが良ければその後の戦闘に有利にもなる。 任務の扱い Revision 2の時点で実装された「任務」は一回限り・週次・日次の三種類に分かれるが、GPの消費とのバランスの兼ね合いが悪いため実装当時から賛否両論であった。 アップデートで任務受託中のロード時にGPが削られていく不具合を解消したため多少は改善されている。 現時点で任務をこなすメリットは「第二開発用のポイントが溜まる」だけであり、任務が嫌なら完全放置しても通常プレイに支障をきたす事は無い。勿論あくまでVERSION A REVISION 1の環境下においては、だが。 また編成任務も問題のカードを持っていれば簡単にクリア出来るものが多く、新鮮な気持ちで遊ぶことは出来るかもしれない。 ブラウザ版で睦月型駆逐艦「水無月」が実装されたのに合わせて「第二十二駆逐隊」任務が実装されるなど心憎い演出もある。 ブラウザ版では曖昧だった「任務をクリアする際にどこまで進行しているか」の進行率も詳細に記されている。またアップデートで公式サイトの情報から任務の進行率を見ることが出来るようになったため戦略を立てやすくなった。 雷撃演習を全て甲判定でクリアせよという任務があるが、期間限定海域の甲作戦より難易度が高い任務となっている。 雷撃演習は画面を横切る演習標的を目掛けて魚雷を発射するものであり、この任務は全て甲判定を達成することで任務クリアとなるが、魚雷は発射したら直進するだけの無誘導兵器であるため、近くを通る標的だけならまだしも遠くの標的を偏差射撃する必要があり、甲判定を狙うこと自体が極めて難しい。 幸いにもこの任務のクリアをトリガーとする任務は今のところなく、報酬も第二開発で量産できる魚雷のためスルーしても問題はない。 2020年下期より一部の艦載機を上位艦載機に機種転換できる任務が実装された。機種転換元の装備ロックを解除していないと機種転換を完了(任務を達成)できないという仕様だが、 この説明は当初ゲーム中および公式サイトや提督情報に記載されていなかった(*26)。 掲示板等では任務を達成できない→装備ロックを解除していないというやり取りが多くみられ、主にブラウザ版未経験者からは不親切だという意見が多発していた。 開発側もこのことを把握したのかVERSION C REVISION 2(20/9/24)より、達成時に装備ロック解除を促すポップアップが表示されるようにはなった。 戦果とランカー 海域クリアやイベント海域の突破報酬によって戦果が貯まり、それに応じてプレイヤーの階級が上がっていく。月ごとに稼いだ戦果数の上位者には限定家具とその時点で他に入手法のない装備などが配布される。 これだけなら本家とほぼ同じなのであるが、本家と大きく異なるのは人数である。本家では1つのサーバーに対して500人の上位者、全20サーバーで1万人がランカーになることができるのだが、アーケードは全国で500人しかランカーにはなれない。 階級にゲームプレイ上の利点はないため上位の500人以外にとって戦果は全く意味のない数値。(*27)月をまたぐ際に前月の戦果の1/10を持ち越すが、ランカーの戦果も持ち越されるのでランカーとそれ以外の差はやや縮まる程度。 戦果を稼ぐにはGPを消費して何度も出撃する他ないので実質GP購入額ランキングである。500位ボーダーに入るために必要な金額は月にもよるが5~10万円ほど。 家具を除けば装備などブラウザ版の方では後に入手法が確立しているものも多く極端に強力な物でもないので、ガチな提督でもない限り無理にランカーを目指すほどのものではない。 2021年1月現在のランカー褒賞限定装備は「38.1cm Mk.I/N連装砲改」「天山(九三一空)」「瑞雲12型(六三四空)」「32号対水上電探改」「46cm三連装砲改」の5種。 新規・改二艦娘の実装順 インカムの観点からか人気艦を早めに実装する傾向にあり、2019年より露骨になってきたと言わざるを得ない。ブラウザ版では比較的早い段階で実装されている艦娘でも、それらを押しのけて人気艦が実装された現状、未だに実装されていないそれらの艦娘を推している提督からは不満の声もある。 ロケテストより、数年分の後発実装艦を抑えて秋月が実装されている。 2020年1月に鈴谷・熊野の改二が実装された。ブラウザ版においてそれまで実装されている重巡系の改二は9隻も存在し、さらにこの2隻には2019年度のクリスマス時期に合わせて期間限定イラストも実装されており、かなり優遇されていると言える。 2020年2月には、2019年4月にブラウザ版で実装されたばかりの金剛改二丙がアーケードに実装された。 完全新規ではないが、期間限定海域で先行実装された艦娘の正式実装にも時間が掛かる傾向があり、正式実装までに1年以上を要する艦娘も多くなってきている。 2019年2月に行われたJAEPOの艦これアーケードステージショーでは、艦娘のボイスを担当している声優が登壇し、同時に登壇したプランナーが声優に実装希望艦娘をアンケートしたこともある。希望艦娘は2020年2月までに全て実装済み。 問題点 空母の扱い(バージョンアップにて若干改善) アーケードの環境において空母の扱いは悪いと言わざるを得ない。 航空攻撃が序盤はともかく後半のフラグシップ級には中々有効打を与えられず、制空権確保のための戦闘機キャリア扱いされることが多い。ブラウザ版同様、装甲空母を除き中破すると副砲を装備している時と索敵画面での航空攻撃以外は攻撃に一切参加出来なくなる。攻撃の度に艦載機を消耗すると攻撃力が低下して、ダメージを与えづらくなる。見せ場は最初の雑魚潰しくらい。夜戦時には攻撃不可なためただの置物になる。 またアーケード版では空母だけ攻撃後のクールダウンタイムがかなり長く(戦艦の倍以上)、夜戦攻撃不可もあり砲撃する他の艦種に比べ攻撃機会自体が非常に少ない。砲撃ではないのでカットイン攻撃がないという不遇っぷり。 しかし深海棲艦側の空母は何故か凄まじく早くバンバン出してくる上に、後半になるにつれこちらの艦隊をホーミングして避け辛くなってくる。とはいえ基本は艦隊速度を確保しておけば回避可能であり、ブラウザ版のように空母相手に制空拮抗は必須なんてことはない。 制空権を確保することで敵空母の攻撃インターバルが伸びるのと、敵の航空機を漸減できれば空襲の被害を減らすことが出来、あわよくば壊滅させれば敵空母を置物に出来るメリットはある。 プレイヤーによっては上記の長距離砲撃主体のプレイングで押し切れる。編成にもよるが航空戦をせず砲雷撃戦に限った方が効率的であり、現状では海域で空母が必要という制限がなければ入れる必要性は低め。以前はブラウザ版にあった「彩雲」にT字不利を回避する効果も無かった。 攻撃時にタイミングを図る必要がなく即発動も可能、超長射程などの長所もあるが、攻撃頻度の凄まじい少なさと攻撃力の酷い低下で打ち消してあまりありすぎる。あるテクニック(*28)の用途に使われることも多い。 バージョンアップによって徐々に正規空母/軽空母に対するテコ入れも行われ、「触接」「弾着観測射撃」等を行うために制空権を取ることの重要性も増し、速度や攻撃速などの遅さも装備などでフォローできるようになって、使い勝手も改善されつつある。 艦娘の収集や改装に対するコスト 本作は艦娘の強化に重複する艦娘のカードを複数枚同時に読み込ませる必要がある為、比較的入手性の高いコモン艦はともかく、金背景以上のレア艦や大型艦の艦娘は入手率も低いので手に入るまで出撃や建造を回さなければならない。しかし、 カード排出時にはプレイ料金とは別に毎回100円を支払う必要がある ため、かかるコストが極めて高い。 なお、排出カードとアカウントの紐付けは特になく、自分で排出した以外のカードも問題なく使用可能なので、カードのトレードやカードショップでのシングル買い等で戦力増加も可能ではある。しかし、レア艦や「改」カードといった稀少なカードのシングル価格は高額になりやすく、稀少なカードを入手するには相応の出費が必要になるだろう。 ただし、現状としては全ての艦娘が複数枚同時に読み込ませたほうが良いとされてはいないため、ある程度の妥協はできる(*29)。 ブラウザ版では一定のレベルに達すると実行できる改装(強化)が、本作はドロップか建造で排出される各艦娘の「改」カードを読み込ませることで行われる。改カードはコモン艦でも排出率が低いので、運が悪いと何時までたっても改装できない。 条件を満たして出撃しなければ出ず、出撃してもその艦娘がドロップしない海域では出ない。更に非常に低い被りドロップの確率が入り、更に更に改では無いノーマルな場合もある、と無駄に条件と確率が厳しい(その分か星さえあればレベルは不問だが、焼け石に水)。一応建造でも改カードは出るが、どちらにしろ狙った艦娘の改カードを出すのは至難の業。 かつては秋月型等の様な建造で出ない艦娘は改カードも出撃でしか入手できず、高難度海域での出撃を何度も繰り返しても出る保証すらなく茨の道であった。 上記の問題点は改造艦建造の実装で若干解消されたが、改造艦建造では火力等のパラメーターボーナスの付いた艦が出ないのでステータスに拘る人にとっては厳しい。勿論そこまで拘らなくてもきちんとレベリングをしておけば甲作戦でも普通にクリア出来るので自己満足の類である。 対空カットインの発動に必要な対空装備や、夜戦を支援する特殊装備は、特定の艦娘から改装や第二開発でしか入手できない為、手に入れることが出来ないとクリアは不可能はないにせよ、攻略の難易度に直結する。 開発工廠も特定の装備開発に秘書として必要な艦娘がいる事、レア装備の開発率の低さ、出現装備テーブルの狭さ、第二開発に必要なポイントの溜まりにくさという問題もある。 + 改/改二の排出条件について 艦娘が出撃する事で熟練度のようなものが増加し、艦娘毎に母港画面でのステータス表示上の星の数で表示される。確定した情報ではないが、未改装の艦娘にこれが最高の5つ無いとその艦娘の改カードは出ない又は出辛いとされており、目当ての艦娘の改カードの為に延々と周回して星付けをしなければならない。 改の出現条件は、星が5つになった状態で必ず艦隊に組み込んで出撃(保持やデッキに入れていても出ない)し、当該艦娘がその海域でドロップする可能性がある場合に極めて低い被りドロップ、更に同じ未改造艦より低い確率で改が出る、と極めて無駄にでにくい。 2019年5月23日のアップデートにて、艦隊に編成して出撃させずとも改やさらなる改装カードが入手できるようにはなった。ただし編成時と未編成時でドロップ率が変化すると公式に明言されている。 建造の場合、艦隊に組み込まなくても良く、資源の投入量で出る艦種を少し絞れるが、海域ドロップより出現テーブルが広がるので確率は低い。更に殆どの店舗では1プレイで1回の建造制限があるので、1クレジット分だけGPを買って建造した場合一枚200円かかる。 2016年12月より建造制限が緩和され、殆どの店舗では1プレイにつき3回建造可に緩和された。勿論建造中はGP消費が止まるので任務の受諾や開発等がやりやすくなるメリットもある。 2017年4月よりさらに建造制限が1プレイ5回までに設定できるようになった。 2019年11月より建造制限が完全に撤廃された。 本作ではAimeカードのアカウントを作成していれば公式サイトから入手艦娘や海域などのプレイ情報を確認できるサービスがあるが、サービス開始当初はプレイ時にしか確認できなかったが2016年9月のアップデートで艦娘の星の数を数えることが出来るようになった。 2017年4月より改二カードが実装された。排出条件は改とほぼ同じであるが、一部条件が異なる。 目当ての艦娘がドロップしたとしても、序盤海域でのドロップ報告が無いので、改二の出撃ドロップの場合には海域制限が掛けられているとの噂がある。 建造での排出条件は改とほぼ変わらず、改カードの星を5つにしなければ出ない。改装設計図システムの対象外。当然目当ての艦が建造・ドロップしたとしても未改造や改が出る可能性もあり、改カード以上に入手が困難である。 その後出撃でも編成外の改が出るようになり、改造艦建造でも改二が出るようになったが、前者については「対象となる艦娘を編成しているか否かでドロップの確率が異なる」と明記されており少なくともドロップ率は編成時≧未編成時と考えられ、後者も必要な設計図の枚数と、改二は改以上に設計図の数が必要なのと特殊アイテムが大量に必要なのであまり救済措置になっていないのが現状である。 ただ、弾によるカードの総入れ替えなどがなく、後になって手に入らないというケースは今のところないため、長い目で見ればプレイのモチベーションになるという側面もある。といっても狙いの改造が、ブラウザ版なら改造に次ぐ改造の改二レベルになっても出ないということもよくあるので、そこまでモチベーションを保てるのはごく一部だろう。 改装前後でカードが違うという仕様を利用して、あえて改カードを読み込ませないことで、改装済の艦娘を改装前の状態に戻して使用できる(レベル・装備は保持)。殆どは艦種が変更される艦が少なく、弱体化するのみであまり意味はないが、改装前後で艦種が変化する艦娘の改装形態や艦種制限のある海域が増えれば事情が変わるかもしれない。 更に今後、艦娘の実装数が増えれば、目当てのカードが引ける確率は相対的に低くなるであろうと思われる。 REVISION 6からは改装設計図システムや改造艦建造の実装により、欲しい艦娘以外を引いても設計図に還元すれば無駄にならず、カードも無駄に嵩張らない様になっている。 VERSION Aから一部の海域のドロップテーブルが調整されある程度改善されている。 期間限定海域/作戦のドロップテーブルは通常海域と比べて比較的狭めになっているため、目当ての艦娘のドロップを狙う提督も多い。 運ゲー要素 ブラウザ版よりは大幅に緩和されているとはいえ、アーケードゲーム・アクションゲームとして見た場合、運ゲー要素はかなり強い。最大級が簡単に出せる操作性は長所であるが、逆に言えば腕や習熟がほとんど反映されない短所でもある。 砲撃は操作が容易な反面、自分で狙ったりはできないため、形勢などによる確率はあるが有効打がでるかは運次第。どの艦に当たるかも運次第で狙ったりはできない。腕の出しどころはほぼ無い。ブラウザ版みたいに味方戦艦が敵雑魚を狙い、駆逐艦はボスを狙うなんてことは無いが。 魚雷は射撃体勢・被弾体勢が重要と、運ゲー要素は薄めで好評。 防御面は更に運要素が強く、なんてことはない砲撃や空襲でもあっさり大破が出たりするので、1回喰らっただけで撤退するしかないことも多々。 これは、アーケード版ではステータスの先取り要素である「近代化改修」がないのが原因の一つ。そのためレベルを上げていかないと攻撃力だけでなく防御力も上がらない。 特に難関海域での回避不可能空襲に対しての対空カットイン不発、砲撃サークルの回避不能パターンなど、完全に運次第な要素はかなり不評。 カード排出関係で、テーブルの広さや高レアの低確率も悪い意味でブラウザ版そのまま。改についてはむしろ悪化している。繰り返しになるが、コストや頻度が決定的・致命的に違うのに、システムや確率が同様では… ブラウザ版は試行が容易なため、難易度を上げるためにその回数を増やさせる運ゲー要素は当然だが、アーケード版はアクションベースで試行しづらくそれも有料。運ゲー要素が必要とは思えないのだが。 ブラウザ版の運ゲーっぷりが嫌でアーケード版、という提督も少なく無いため不満な人はかなり不満。もっともアーケード版オンリーなど気にしない人にとってはカード排出を除き気にならないだろう。 VERSION D(2021/4/15~)より、砲撃戦時の対空カットインの発動回数に3回の制限が設けられた。 対空カットイン発動率が微上昇したことや、迎撃率上方修正、評価甲・乙時のダメージ軽減率が上方修正されたとはいえ、不発になった時のリスクや既に中大破した艦が敵航空攻撃のターゲットになり、かつ対空カットインが発動してしまったら無意味に対空カットイン可能回数が減ることを考えると運ゲー要素が増したと言える。 制限を掛けた理由として開発は「プレイ時間の長時間化対策」を挙げているが、そもそも深海棲艦側(特に大型深海棲艦)の航空攻撃頻度が多いのがプレイ時間長時間化の根本的な原因(*30)となっているため的外れになっており、対空カットインがとばっちりを受けた形になっている。他に自艦隊の被害を防ぐには中破に持ち込んだり潜水艦を使うなどの方法があり、前者はマップ航空攻撃を繰り返して砲撃戦に入る前に空母を叩く、後者であれば正規空母級の深海棲艦相手であれば攻撃力に下降補正がかかるためにある程度は対策できるとはいえ、いずれも出撃制限が掛けられた場合は他に対策のしようがない。艦娘は最短でも25秒おきにしか航空攻撃できず深海棲艦との攻撃頻度とは不公平感もあるため、今後も制限を掛ける方針ならば何らかの方法で航空攻撃頻度を調整可能にしたり、敗北扱いとしてプレイヤーが任意のタイミングで降参し瞬時に帰投できるなどのシステムを実装すれば払拭できるといった感じか。 限定海域に関する問題 + ... 第壱回 2016年の秋に開始された第一回のイベント、これはブラウザ版にて2013春イベントをリメイクして開催されたのだが…… 一部海域への出撃に航空戦艦を要求される。何が問題かというと最初から航空戦艦という艦は居らず、一部の戦艦を改にしないと出現しない艦種だということ。前述のようにブラウザ版と違い改カードの入手は完全に運である(一応、トレードやシングル買いという手段もある)。 但しブラウザ版と同じく乙・丙の難易度選択が可能で、丙だと出撃制限が無く、どちらの難易度でも新艦娘は全て入手可能(しかも新規3隻のうち1枚が確定でドロップ。ホロはあるが改は絶対に出ないので改掘りの沼に嵌まることはない。)だが、乙難易度に挑む場合は航空戦艦が必須となる。 丙では貰えないクリア報酬装備があるので乙に挑みたくともカードが揃っていない場合門前払いされてしまう(一応救済処置なのか、イベント海域では伊勢型や扶桑型がドロップしやすい傾向にあるようだが)。 といっても、乙は上級者向けのいわばチャレンジモードであり、カードだけでなく高いレベルや優秀な装備、操作テクニックなども要求されるため、カードが揃えばいいというわけではない(特に最終海域は自力で航空戦艦を入手できるくらいやりこまないとクリアするのは難しい)。報酬も必須の装備というわけでもないため、準備ができなかったプレイヤーもイベントへの参加、そして新規艦の入手には丙だけで問題ないとも言える。 またイベント海域はドロップの幅が通常海域に比べるとかなり狭くなっており、掃討戦でしか出ない海域の周回達成による特別報酬艦も難易度関係なくドロップするので新規プレイヤーも挑戦する意味はある。 周回にかかる費用はドロップカード抜きにしても最低2000円以上掛かり、目当ての艦娘を入手する負担は決して軽くはない。とは言え、イベントで限定入手できる艦娘はイベント終了後少し経ってから改装カードと一緒に実装されるので入手難度は兎も角、急がなければイベント終了後に獲得するチャンスは有るので意固地になって取る必要は無いのも確かではある。 第弐回 前段後段の6海域に分かれているが、どちらも第一海域が対潜オンリーマップであること。 対潜マップ自体は装備が整っていればクリア自体は甲でも難しくないが、装備変更の必要があり、それでGPを大量に消費してしまう。 公式では「丙作戦では、新米提督でもお楽しみ頂ける難易度となっております。」と謳っているが、丙でもある程度の対潜装備が必要(*31)であり、しかも通常の砲撃戦とはシステムが違うので慣れる必要があると初心者向けとしては微妙なところ。 後段作戦がほぼ前段作戦同じのマップで敵の編成と配置変更を行ったコピペ。 前段後段どちらも第一海域が対潜オンリー、第二海域が装甲空母系、第三海域が南方系と共通しており、後段は鬼から姫にランクアップして難易度が上昇しているがやることは同じなので水増し感がある。 前回に比べると、どの海域も最短3~6回出撃しないとゲージを破壊出来ない上、様々な要因がありクリアに時間がかかること。 しかもこれはあくまで最短なので実際にはE-5、E-6あたりは7回以上、プレイヤーによっては軽く10回以上かかる場合もある。稼働初期よりGP制限が緩い店舗が増えてきたとはいえ、デフォルト設定の店舗が多いので2,3回しか削れずに交代と時間が取れないプレイヤーに厳しい。 仮に無制限台に座れたとしても後半海域は一回出撃するだけで軽く10分以上掛かってしまうので連続プレイでも1周クリアするのに数時間かかる。更に丙だと道中戦闘が少ない上に敵が弱くて削れるゲージ量が少ないと益々時間がかかる仕様になっている。 乙以上は対潜オンリーマップ以外にも道中に潜水艦がいる。上記の通り潜水艦には対潜装備が無いとほとんどダメージが通らないのだが、高難易度では積む余裕は無い。万が一接触してしまっても撃破は厳しい。 イベント海域では対潜戦闘が80秒あるのでここでも時間が掛かる。割り切って疲労抜きに使う手もあるが、先制雷撃が回避不可能になる場合がありそのまま被弾大破撤退も十分有りうる。 難易度甲は乙でも余裕で周回できる提督ですら詰まった者も出たほどで、ブラウザ版にも劣らぬ難しさであった。 E-5甲の出撃条件に「艦隊に空母系を3隻以上いれる」という厳しい条件があり、空母が育っていないプレイヤーは索敵マップで時間ギリギリまでボスを空襲し続ける必要がある、など一工夫も必要であった。出撃回数は増えないのでお金には優しいが当然時間もボーキも吹っ飛ぶ。艦載機さえあれば未改造でも十分クリア可能なのは救いか。 E-6甲は当時としては最高難易度という意見は一致しているが、テクニックや仕様の穴を突いた方法(*32)で攻略もできたため、最終的には普段のプレイやそれらの情報の収集力、艦隊の練度がこの海域の攻略に寄与していたといえる。甲標的を積んだ雷巡の存在も護衛要塞のかばう行動を貫通しながらも南方棲戦鬼に大ダメージを与えられることで攻略のしやすさには貢献していたが、開幕の攻撃を避けられなければ中大破し甲標的の火力も落ちるので、結局はある程度のテクニックや練度も必要だった。 掃討戦では艦これにおける最強クラスの一角である戦艦「大和」のドロップの導入が告知されたが、「大和」は後段作戦のみでしか入手できない。前後段を初回で1周回するにはドロップ抜きでも最低4000円以上の費用は掛かる(2回目以降は後段だけで良いがそれでも最短で2000円以上)。しかも後段作戦完了後の掃討戦での「大和」を含めた特別報酬艦娘ドロップテーブルが1回目の限定イベントより1つ多い4隻となっている。(*33) あまり問題点では無いが甲の掃討戦に限り排出する甲勲章マークのついたカードが欲しいが為に周回するプレイヤーも数多くいる。これに関しては自己満足の類である。 上下段の海域ではそれぞれ「伊勢改」「日向改」の特別な図柄のカードがドロップする様になっている。ただホロ限定でしかも改という事でドロップ率は非常に低い。上記の甲マーク付きカード同様、カードの絵柄が違うだけで、能力やゲーム内のグラフィック自体に変化はない。ただし、図鑑には所持カードとして登録される。これもコレクターズアイテムなので、甲勲章入りカードど同じく自己満足の類だろう。この特別ドロップ仕様は後のイベントでも継続している。 最高の対空値を持つブラウザ版では所有者が非常に少ない幻の艦載機「震電改」が難易度甲・後段作戦の最終海域突破報酬として実装されている。 第参回 2017年の秋開催(10月)に比べ、1か月以上遅れての開催となった。開催予告や告知ムービーのお知らせは今までのイベントより早かったものの、そこから開催日を公表するのに約2週間の期間を要していた。 なかなか告知がこないため、秋開催ではなく、冬開催になってしまうのでは?などという声も少なくなかった。 前回同様、6海域を前段・後段と2分割されている。 前回ほどではないが、それぞれの段階が単純なコピペではなくなった。しかし港湾棲姫(E3)・離島棲鬼(E6)は極論を言えばグラフィックやマップ、敵のステータスを変えただけなのでやることはほとんど変わらない。 このイベント独自(*34)の仕様として「敵機大群来襲」という要素が存在した。これは港湾棲姫・離島棲鬼がボスではない海域のマップ移動時において、長距離を哨戒する偵察機に捕まると特殊な攻撃機が来襲してくるというもの。 イベント開催初日、上記の空襲に突入した場合、 自艦隊に大破艦がでるまで航空戦が永遠にループする という致命的なバグが発生した。 このバグは初日のみに発生した模様で、次の日からは修正されている。なお、このバグについてイベントが終了した現在もSEGAからは何の説明もない。 特別報酬に関しては、前段2隻・後段2隻で被りが出ないようになっており、目当ての艦娘掘りの負担は大分軽減された。難易度も第二回よりは控えめである。 第肆回 第参回はイベント開始までに半年期間が空いていたのだが今回は前回からわずか二ヶ月半後に開催された。そのため前回報酬艦である「天津風」「Prinz Eugen」「Bismarck」「大鳳」は本実装及び改造が実装されていない状態でのスタートとなった(更には前々回の「大和」も)。また開始までに追加された改二も金剛型4隻のみとなっている。 ブラウザにおいてもその難易度や騒動等で当時色々話題となり今でも語り草になっているイベントがモチーフな為、ブラウザ版のイベント経験者からは悪夢の再来かと開始前にも話題を呼んだ。 6海域を前段・後段と2分割されており、今回からは前段後段すべてクリアすることで挑戦できる後述するExtraOperation(以下EO)が追加された。以上からは全7ステージとなる。特別報酬の艦娘の大半は前後段作戦で入手可能だが、「武蔵」だけはEOでのみ入手可能となる。 全ステージ中4ステージが夜戦となるので、空母の仕様は制限され少しの被弾すら致命となるので気が抜けない。これらのマップで少しでも有利に戦うなら夜戦専用の装備が欲しいが、開発できない上に当時の入手手段が、レア艦の改装備なので入手方法がかなりキツい。しかし、E-1のうちから突破報酬で夜戦装備が2種類も入手可能になっているので、必要な分はE-1を突破できるのであれば容易く入手できるのが救い。 今回からは一部の鬼姫級に特殊な強化装甲が実装され、通常の攻撃では壊しにくく、甲標的以外では一撃で破壊する事がほぼ不能となっている。 夜戦マップは仕様上高ダメージ合戦となる事から、短い作戦時間と大破した艦娘が戦力外になるのでリスクが高い。仕様に合わせて大型深海棲艦の耐久力が通常より上昇しており昼戦ではロクに削れないほどしぶとい。 前段作戦は敵泊地と飛行場のへの夜間攻撃がメインとなる。しかし、高難易度では夜間でも大半の敵は航空攻撃ができるので防空対策も万全にしたいところ。 E-1を除いて地上型の鬼姫級がボスとなるので非常に高耐久であるが、動かないのと三式弾が有れば比較的倒しやすい。航空攻撃も対空カットインで軽減可能。というより対空カットインが発動しないとお話にならないレベルで大破が続出する。 E-3に登場する飛行場姫は地上型だが、これまでの鬼姫級に比べて非常に避けにくい攻撃を出してくる為、ここで詰まった提督も少なくない…が、前述のとおり対策法と弱点があるだけナンボかマシである。その後のステージ比べたら…。 後段作戦はブラウザ版の同イベントE-5ステージを三分割したものである。もはや前段がぬるま湯とすら言えるくらい様相が様変わりしている。 多くのプレイヤーを絶望の淵に叩き落したのが最終ステージですらないE-5、難易度甲にいったては最終ステージを差し置いて、当時の時点でこれまでの開催されたアーケードイベントでも屈指の高難易度とすらプレイヤーの間で言われている。 最大の理由がボス戦、ブラウザ提督のトラウマである戦艦棲姫が二体で二艦隊にそれぞれ旗艦として登場、ゲージ破壊には最終的に同時撃破が必須(*35)という前代未聞の代物だからである。 航空攻撃は仕掛けてこないものの砲撃が非常に厄介で、丙ならばともかく甲ともなるとT字有利を取っていてすら避けにくい砲撃サークルを2体もいるお蔭で、虫の這出る隙間もない位に大量に出してくるので、当たるかは殆どお祈り状態である。攻撃力もバカ高く、大破していても攻撃可能な上に、カットインをだされると全快の戦艦すら大破するというふざけた代物である。必ず艦隊に戦艦2隻入れる必要があり、駆逐や巡洋艦に夜戦火力が少なからず劣るため艦隊の総合火力も伸ばしづらく、回避に必要な速力を確保しにくいのも問題。 防御においても隙は無く、特殊な強化装甲を持つので夜戦砲撃でも装甲を破壊するまでロクにダメージが通らず、破壊しようにもボスへの雷撃を随伴艦がかばわないので当たるかは完全にランダム、仮に破壊しても甲では素の防御力も高いせいか、主力戦艦級の砲撃すら二桁のカスダメしか通らないことはザラで倒しきれず時間切れになる事も間々ある。甲には随伴に戦艦タ級やル級改(強化装甲付き)が居るのでそちらも脅威。 多くのプレイヤーがE-5甲で苦戦し、心折れた者もいる中、数多の100円と犠牲の上で編み出した勝利への秘策が今までも使われた空母による昼間での反復爆撃か、高練度の改造済み潜水艦の集中運用による夜戦込みの雷撃であった(*36)。前者はともかく潜水艦は実装後1か月になったばかり艦種なので余程プレイしていなければ用意が難しく、これらの策を弄しても戦艦棲姫の二体同時撃破は中々安定しない。 E-4、E-6もそれなりに難しいが昼戦であるのと、随伴にも姫が居るとは言え前回にも登場した鬼姫級がボスだったので対策がし易かったの事からE-5に比べたら天国とすら言われている。 EOは合同演習をアレンジした特別マップが実装、3プレイヤー同時で敵複数艦隊と戦う事になる。前後段作戦をクリアしてからプレイ可能、全てのゲージを削り切る事でクリアとなる。概要については合同演習の項も参照の事。夜戦になるので潜水艦、潜水空母、空母系は出撃不可。更に甲にはレベル制限があり60以上の艦娘をピッタリ6隻編成しないと出撃できない。 自分以外の味方艦隊と共同で作戦にあたることになるが合同演習のシステムを理解していないと攻略が覚束ないばかりか足を引っ張る事になりかねない。 火力に乏しい水母や練巡を入れるプレイヤーも報告されている。水雷戦隊については選択肢としては十分ありだが飛行場姫の撃破がほぼ不可能になるので仮に3艦隊とも全員水雷戦隊になるとクリアが非常に困難になる。 時折、通信エラーでマッチングが解除されたり待機時間にプレイヤーが集まらなかった場合は味方艦隊がNPCに切り替わってしまう。思考ルーチンが非常に頼りなく、連携もろくにしないわ攻撃をまともにしないわ避けないわで難易度甲でこの状態になるとそのゲームはほぼ捨てるしかなくなる。 最終フェーズに待ち構えるのは飛行場と戦艦棲姫x2との三艦隊同時決戦である。E-5に比べれば初めて仕様の実装で合同作戦向けにややマイルドに調整されているがキツい事にかわりはない。 運が悪いと戦艦棲姫と飛行場姫が同時に攻撃してくるので、一編に自分や味方艦隊戦力を全喪失させられる可能性がある。このマップに限って対空カットインが発動しない仕様になっており、航空攻撃のダメージを全く軽減できないので、避けづらい上に被害を受けると非常に痛い。 EOの特別報酬に「武蔵」が出ると前述したが、ドロップテーブルに前後段作戦の特別報酬艦娘が含まれるので正確ではないが「武蔵」の出る確率が約1/5という血も涙もない仕様。前回は改善したはずなのに何故そんな仕様にした。 ゲージ破壊には丙乙で最低12回、甲で最低10回ほどのプレイが必要(最終クリアには更に+1回出撃が必要)。一回の制限時間が12分と長丁場で途中抜けが出来ない。 ただし、上記は基本的に最高難易度である甲を基準にしたことであり、丙ならば通常海域後半より簡単(*37)、乙でも丙がクリアできるならば苦戦しつつも十分突破できる難易度である。プレイヤーの中にも「最高難易度が難しいのは当たり前」「これくらいの方がやりごたえがあっていい」という声は少なからずある。 今回も期間限定でアーケード1周年記念のイラストに使われた「白露改」「時雨改二」「村雨改」「夕立改二」「春雨」白露型五姉妹の特別イラスト仕様のカードがドロップする。 しかし、期間ごとにドロップするカードが変わる。上5枚の集め難さから一部の提督達より某TCGに登場するカードに例えてツユゾディアやイチソディアなどと呼ばれている。 兵站輸送作戦 従来のイベントとは異なる時期に開催されることとなり、年2回のみのイベントに一石を投じる形となった。 ただし、イベントに付随する先行実装艦や難易度がないこと、3海域のみということからアクティブな提督からは物足りない声も。 本イベントを攻略することで入手できる報酬は装備のみで、輸送ゲージを破壊していくことで報酬を得られる。 また、個人だけでなく全国の提督がこのイベントに参加した際の総輸送物資量もカウントされており、それに応じて報酬を獲得することもできる(全提督協力作戦の目標達成報酬)。上記の個人用のアイテム報酬とは別枠であり、カウントされる総輸送物資量は海域ごとである。 ただし、輸送ゲージは3海域で共通のため、低難易度のE1を周回することで新規装備を含むアイテムをすべて獲得することが可能であり、当然ながら海域ごとの輸送量に偏りが生じることになってしまった。幸いにも、全提督協力作戦の目標達成報酬は、個人の報酬ほど強力な装備ではないことか。 このイベントが開催されたと同時に、自艦隊が単縦陣を選択している時の弾着観測射撃のリロード速度が上方修正されたのだが、本イベント海域の敵主力艦隊には航空攻撃を行うことができない。つまり弾着観測射撃も行えないことになる(本イベント海域の敵主力艦隊戦に限ってだが)。本末転倒としか言いようのない結果になってしまった。 第伍回 空母が主役のAL/MI作戦ということもあり、ブラウザ版ではこのイベントに先駆けて蒼龍・飛龍の改二が実装されたのだが、アーケードでは間に合うことなく開始・終了してしまった。 ブラウザ版ではAL方面とMI方面への二正面作戦ということで、ALの海域に出撃した艦娘はMIの海域に出撃できないいわゆる「お札」が実装されたイベントであった。そのためアーケードでもお札の実装に伴うメンバー選出や育成の必要があるのではないかと思われたが、お札は実装されなかった。 そのためAL/MIは単なる前後段のステージ分けになってしまっており、二正面作戦というシナリオは無視されている。同じく今イベントから実装されたプレイヤー一人による連合艦隊システムも実装されなかったため、これらはアーケードの仕様にそぐわないシステムという判断と思われる。 このイベント独自の仕様として、索敵フェーズの索敵済み範囲が一定時間で未索敵状態に戻ってしまうこと、索敵度合いによって砲撃戦開始時に「先制航空攻撃」が確率発動するといったものが実装された。 索敵済み範囲の未索敵化時間は難易度によって変化し、水上電探の装備で遅らせることができる。 ただし、敵艦隊の移動パターンは従来と同じく3通りであったため、覚えてしまえばこれらを活用しなくても良くなってしまっている。 先制航空攻撃は敵も行ってくる。 前述の「索敵機の迎撃」や「戦爆連合」もイベント開始と同時に実装されている。 未索敵状態の時に索敵機を飛ばしても撃墜されてしまう恐れがあり、少なからず運に左右された。 今回の難所はE-3という意見が大半。深海棲艦ながらも提督の間では人気の高い「北方棲姫」がボスであったが、甲の場合、戦力ゲージが半分以上の場合装甲180という主砲のキャップオーバーな防御力であり撃破が現実的ではなかったため、道中の敵艦隊を撃沈させたほうがゲージを早く減らせるという意見もあった。 戦力ゲージが半分を割れば装甲は140におちるが、それでも護衛要塞の耐久値が高く、また随伴艦隊には戦艦ル級flagshipが3隻もいたため、これを掻い潜りながら北方棲姫を撃破せねばならない。 これらの要素に加え、出撃する艦娘にも制限があり、駆逐や軽巡2隻、軽空母2隻(*38)が必須とされ、特効のある三式弾を持ち込める艦が2隻までしか編成できないことで難易度の高騰に拍車がかかった。 三式弾持ちの艦をいかに被弾させないかが肝であり、中大破してしまえばそこでゲームセットという場面も少なくなかった。三式弾持ちに全てを賭けてもクリアは可能だったが、クリアの確率を少しでも上げるために、必須枠の4隻にも一工夫が必要だった。 陸上型深海棲艦であるため三式弾が有効であるが、アーケードではなぜか火力×1.75に特効倍率が下げられていたという噂がある(ブラウザ版では2.5倍)。 後段となるMI作戦はE-3ほどの難易度ではないとの意見が多数。しかし…… ボスとなる空母棲鬼・空母棲姫の装甲が異常に高く、昼の間は戦艦ですらダメージを通せない。夜戦になっても雷巡以外ではまともにダメージを通せないため、編成艦の選択肢が狭まっていた。 唯一まともに通るのが空母による爆撃。しかし敵の制空値が高く、上記の仕様と相まってマップ爆撃がしづらかった。 攻撃機を守るために艦戦を装備させると今度は空母の火力自体が低下し、ダメージが足りなくなるという本末転倒の事態に。 ゆえにマップ爆撃を一切行わず、艦攻を山積みして索敵からの先制航空攻撃と砲戦中の航空攻撃火力を極大にする戦術が最適解として推奨された。 結果として新規実装の戦爆連合は 完全な地雷 に。 航空攻撃のターゲット選択は当然ながらランダム要素であり、艦攻ガン積みの航空攻撃が駆逐イ級に向かっていってしまう…なんてことも。 ボーキサイトの消費は大きくなってしまうが、空母を必須の数以上に編成する方法もあった。 砲撃戦時の空母棲鬼・空母棲姫の航空攻撃サークルは速力を上げて船速一杯でサークルを抜けたり、操作だけでは回避困難であり、対空カットイン装備の艦を編成することが前提。 カットインが不発すればほぼ確実に中大破艦が出る。要するに 運ゲー である。 このように、数十秒のQTEの蓄積が前提であるため、攻略に掛かる時間も多かった。 爆撃で削り切れなかった場合夜戦での撃破を狙うことになるが、前述のとおり雷巡以外ではまともにダメージが通らない。雷巡以外だと砲撃カットインに賭けなくてはならない。 以上は甲作戦に限ったことではなく、公式サイトには「丙作戦では、新米提督でもお楽しみ頂ける難易度となっております。」とあるが、とてもそうとは言えない難易度であったと言えるだろう。 今回も第肆回に引き続き3名の提督によるExtraOperationが最終海域として実装された。 今回は昼戦であるため空母系の出撃が可能。前回より敵の数が増え、必要GPも600GPに増えている。 ExtraOperationの報酬艦として、ブラウザ版の同イベントにおける報酬艦だった雲龍の実装が期待されていたが、こちらも実装されずに持ち越しとなってしまった。 発表自体も遅れに遅れたため、プレイヤーからは不満の声が多数上がった。 前回のExtraOperationの甲作戦では6隻編成が必須だったが、今回の甲作戦ではなんと 単艦でも出撃が可能となっていた。 意図的なものか設定ミスなのかは不明。案の定悪意を持ったプレイヤーが出現し、大いに物議をかもした。 第陸回 2019年度開催のJAEPOにて中規模と発表があり、海域は全部で5つ(前半3、後半2)。 結論から言うと従来の期間限定海域と比べて問題点という問題点は比較的少なかった。 1年前の悪夢である戦艦棲姫、幾度の対空カットインを強いられる空母棲姫が登場したが、以前に比べて理不尽な難易度ではなかった。 共同作戦海域には戦艦レ級が2隻も存在したが、今回の共同作戦は全難易度共通でのマッチングのためか難易度は相当下げられていた。 アーケードで新規に登場した深海棲艦は「軽巡ツ級」「重巡ネ級」「駆逐棲姫」「空母水鬼」の4種。 軽巡ツ級はブラウザ版と同じく対空カットインを行い、重巡ネ級はステータスでいえばリ級改flagship相当である。 駆逐棲姫はこれまで登場した深海棲艦よりも砲撃戦時の移動速度が大幅に早く、良い意味で新鮮さがあったといえるが、回避率も高く疲労に気を付けながら立ち回らねばならない。水上電探の装備を推奨する声も多かった。 空母水鬼は空母棲姫の亜種ともいえる深海棲艦で、攻撃手段は航空攻撃のみ。ただし空母棲姫が繰り出すサークルの数が多かった。 難易度甲ではやはりというべきか、夜戦火力に長ける雷巡や潜水艦の編成が最適解として推奨された。当然空母水鬼には装甲ゲージがあり、随伴にも装甲ゲージ持ちの空母ヲ級改flagshipもいたため、戦艦を編成してクリアしたい提督にとっては少なからず不満もある。 最終海域であるE-5では乙・甲で鬼姫級の深海棲艦が道中で登場。迂回して会敵を避ける、潜水艦6隻編成で出撃するなどの回避方法はあるものの、まともにやり合おうとすると道中撤退(ゲージをろくに減らせずに450GP(150円に相当)が無駄になる)のリスクは過去最高レベルであった。 今回の先行実装艦は改も入手できた。前段・後段それぞれ2隻ずつ報酬艦として設定されたが、ドロップの偏りによって設計図すらなかなか揃わなかった提督が多数存在した。 JAEPOでのスタッフの発言や公式PVで示唆された、史実で渾作戦に関係した艦娘による特効(敵への命中やダメージに補正がかかる)がこっそり(*39)と実装された。前述のスタッフ発言では「クリアには必須ではない」とされながらも、春雨など活躍が期待される艦娘を事前にレベリングする提督は多かった。 蓋を開けてみると特効は前段3海域のみで発揮され、どの難易度でも力技で突破できるE-1とE-3ではわざわざ使う意味がなく、軽巡洋艦と複数の駆逐艦で挑まなければならないE-2で頭数が足りないなら採用を見込める程度であった。 うみのいえ うき○亭 厳密に言うと期間限定海域ではない。特定の通常海域で獲得できる 浮輪さん‘’を期間限定開設されている交換所で艦娘水着modeカードと引き換えることができる。 浮輪さんは赤と白の二種類が存在し、引き換え時には両方が規定数必要となる。特定の海域のみに出現し海域に応じて取得できる数が増減する。獲得数には上限が設定されており、それ以上は取得できない。 水着Modeは元キャラと性能変わらないが、カードを読み込ませることで専用モデルが読み込まれアクションなどが変化する。水着は母港で見ることができるが、期間中は海域でも水着の恰好で戦闘を行う。 期間終了後は母港でのみ水着Modeとなるため、水着Modeカードを読み込ませた場合のみ全ての場面で水着艦娘が使えるようにしてほしいとの声も上がっている。 水着Modeの艦娘は期間ごとに段階的に解放されていた。 浮輪さんの交換以外でも条件を満たしているのであれば、水着modeの艦娘を建造やドロップで邂逅することができる。 一部の水着Mode艦娘には改二艦娘もラインナップに入っており、一種の初心者への救済措置にもなっている。 任務でも追加取得できるので、あまり通常海域開放が進んでない初心者でも無理なく浮き輪さんを集めることができた。 衣装が変化するカードはイベント以前に実装されていたが、ファンより前々から実装を望まれていた水着Mode艦娘に限定海域イベントではないものの賑わいを見せていた。 但し大和に関してはやや疑問が残る。期間限定で海域ドロップしたがよりにもよって5-5のみ。大型艦建造は中盤の海域で開放はできるが、5-5まで到達するには通常海域で最高難易度の5-3をクリアしなければならない。 4-5でしかドロップしないリベッチオは演習があるのに、5-5や大型建造を開放していない提督は改カードを諦めざるを得ない事態に。 第漆回 今回は史上最多となる8海域(前段3、後段3、拡張2)であり、多くの提督を驚かせた。 ただし今回は過去3回の期間限定海域に渡って存在していた他提督との共同作戦海域が存在しなかった。 これに関しては縛り編成等で来られたらGPが無駄になってしまう可能性があったという意見と、純粋に共闘が好きで経験値効率もそこそこ良かった、など賛否あった。 ブラウザ版の海域数は6つで、そこで新たに出現した深海棲艦も総出…と思いきやE6ステビア海とそのボス「戦艦水鬼」は出現しなかった。 ブラウザ版ではこのイベントの前が「迎撃!トラック泊地強襲」であり、戦艦水鬼の初出がそこなので、今後そちらに出現させると推測できる。 今回も前回に引き続き特効艦が存在したが、前回のようにヒントは存在しなかった。 高い難易度であればあるほど、前回より特効艦が重要なイベントにはなっているが、甲では特効艦を以てしても思うように撃破できない場面も散見された(後述)。 5種の先行実装艦娘も前回同様改カードが入手できるようになっている。そのうちの明石には改限定でオリジナルイラストカードが海域ドロップで入手可能になっており、こちらは概ね好評の模様。 後段作戦掃討戦では人気が高めのイギリス戦艦Warspiteが確定入手できたため、これも好評だった。 前段作戦開始日の数時間、この期間限定海域に出撃できない不具合が発生していた。 海域後半では陸上型深海棲艦がボスである海域が多かった。 後の海域になればなるほど難易度が高くなるのは言うまでもないが、問題は陸上型深海棲艦にとりついている護衛要塞。 甲では厄介さが顕著になり、E6やE8では昼戦砲撃キャップを超える装甲値を持つようになっているため特効艦や幸運艦を可能な限り編成しなければ突破は厳しいものとなっていた。 好きな艦を編成して甲を攻略したいという層からは不満があるが、最高難易度という名目上性能を優先した方がまともに攻略できて当たり前という意見もあり、各所で議論の的になった。 それでも特効艦や幸運艦を編成してもターゲットやクリティカル運に負けて撃破失敗ということもあったため、今後甲を攻略する上では幸運艦の重要性が露見したイベントであると言えよう。 またボスだけではなく道中・マップ移動でも高難易度化要素がある。最終海域E8の甲と乙ではなんと道中に戦艦棲姫擁する艦隊が2つも存在したこと。 甲ではボス(泊地水鬼)に辿り着くまでに道中で戦艦棲姫1艦隊と必ず戦闘するか、ボスと連合させることが必須となっている(*40)。 これを退くために旗艦を島風(改)にして随伴艦全てを落伍させて戦艦棲姫と道中単艦で接敵し逃げ回る方法、単横陣で無理やりサークルを踏み抜く方法、ケッコンカッコカリし35.6cm連装砲(ダズル迷彩)を3基積んだ金剛型で砲撃を回避するという方法が編み出されたほど。 乙で出現する戦艦棲姫とは遭遇を回避する方法があり、砲撃サークルも甲と比較して小さかったものの、後述の泊地水鬼の難易度は甲と大差がなかった。 泊地水鬼との戦闘では、他の陸上型のようにサークルを回避しきってもすぐさま次のサークルを発生させ、なおかつ泊地水鬼のカットイン率が高く、演出の時間も相まって攻略に時間が掛かっていたのも問題。 艦娘が全員大破した状態でも演出の長いカットインを出される場合があり、時間的な意味でもオーバーキル感があったのは否めない。 幸いにも泊地水鬼のもつ制空値は少なめであったため、空母の編成も有効だった。 空母によるマップ上での航空攻撃を連打し、泊地水鬼に対して対空カットインもして艦載機を完全に枯らして航空攻撃をさせないようにし、戦闘に入った後は単縦陣にしてサークルを回避せずに前方の艦のみに被害を集中させるという方法で比較的安全かつ確実に泊地水鬼を撃破できた。 しかしその場合でも時間が掛かってしまう。上記に挙げた場合と同様で、1回の出撃で最短でも20分強掛かってしまうほど。 以上のように大破撤退を極力出さずに確実に泊地水鬼を撃破する攻略方法は確立されていき、特にE8のマップ進行ルートや戦艦棲姫の対処法に際しては「ゲームをしている」という感覚であるために、それなりにやり込んでいる層からは一定の評価があったものの、開発は攻略方法をどう想定していたのかという疑問の声もない訳ではない。 報酬の装備にしても、この拡張作戦の掃討戦で手に入るLittorioとRoma、およびその改が初期装備としているものからでも全て入手可能であるため、甲種勲章および甲カードを諦められれば最悪丙だけを周回し続けても良いのが救いか。 E6港湾水鬼の航空サークルは回避方法が確立されており、こちらは評価する声が多い。 うき○亭(2019クリスマス) 同年の夏に行われた内容と類似しており、鈴谷と熊野のクリスマスイラスト(カード含む)が実装された(*41)。 人気キャラの新規3Dモデルということもあり賑わいを見せたが、鈴谷と熊野のドロップ率が低かったのか各地でドロップしないと嘆く提督が散見された。 北方輸送作戦 約1年半前の「兵站輸送作戦」以来の輸送作戦であり、海域は同様に3つ。 前回同様マップ上に「揚陸地点」が存在するが、接近することによる仕様変更があり、接近後に主力艦隊がマップ上に出現する。これにより主力艦隊への航空攻撃や甲標的発艇が行えるようになった。 輸送量(TP)も艦隊編成や装備でしか稼げず、戦闘内容ではTP減少の可能性もあり道中戦をするメリットが皆無であったが、今回は道中戦で敵艦を撃沈するとTPが増えるようになり、道中戦を行うメリットが出てきたのも改善点と言っていい。 今回も輸送ゲージは全海域で共通のため、E1のみの周回でもすべての装備を獲得できたが、全提督協力作戦がなくなっているため然程問題にはなっていない。 今回の限定作戦では新規艦として「Ташкент(タシュケント)」が実装。限定作戦海域に15回出撃すると入手権利が1度だけ獲得できる。 限定作戦海域のドロップでも入手でき同時に改も実装されたのだが、ゲージ破壊報酬がループするまでの20周をやっても改はおろか改装設計図が3枚まで溜まりきらないこともザラではないほどにドロップ率が低かったとされている。 海域のドロップテーブルも狭く、限定フレームがつけられない艦娘も少なくなかった。 うみのいえ うき○亭(2020年夏) 2020年度は昨年の4人に加え、新たに3人の水着mode(Littorio、霞改二(乙)、雪風改(*42))が実装された。 浮輪さんは赤と白と水色の3種類に増えている。 霞改二(乙)は水着modeとして先行実装された。 10月14日の水着mode期間終了後の出撃時の処理について注目されたが、通常イラストの制服を着用しての出撃となっている。にもかかわらず霞改二/改二乙の通常イラストバージョンは2020年11月に遅れて実装。 雪風改は未改造にも水着modeが存在するがこちらの実装は見送られた。 第捌回 諸般の事情もあり、約1年ぶりの期間限定海域となった。 久々に共同作戦海域も登場したが、今回は問題点が目立つ結果となってしまった。 マッチングができずにCPUのみと組んでしまうとほぼ勝ち目のない難易度(特に甲作戦)であったこと。 CPUの弱さはさることながら、装甲ゲージ持ちの敵が多数存在したこともあり、CPUは敵を削れず一方的に殴られたという場面が散見された。 共同作戦海域が主(前段)作戦のE3にあったこともあり、後日開催の拡張(後段)作戦が解放されれば人はそちらに流れることも予想され、実際にそうなってしまったために改カードを入手する難易度は高かったものと思われる。 拡張作戦は4連休後の開放だったとはいえ、なぜマッチング周りの改善がなされなかったのかという声が多い。 拡張作戦全てにおいて、新たに実装された最大12隻で編成される連合艦隊での出撃が必須となっている。 問題は、拡張作戦開放の1週間前に突如として連合艦隊の実装が告知されたこと。昨今の情勢もあるとはいえ、新機能が実装される際はロケテストが行われるのが常であったがそれもなく、突貫工事感が否めない。 C2機関ツイッターで上がったPVでは処理落ちが発生しており、実際のプレイでもそれが結構な頻度で見られた。 連合艦隊の隻数を敢えて減らすことで被弾率を簡単に減らす手法が編み出された。また連合艦隊の旋回速度は通常艦隊と比較して遅く、連合艦隊時はT字有利を維持して船速を一杯にすればサークルを抜けられるため単調さがあった。 艦隊編成は空母機動部隊、水上打撃部隊の枠組みにてされるが、ブラウザ版で編成できる潜水艦はアーケード版では一切編成できない。 連合艦隊の夜戦時は第2艦隊のみを操作して行うが、夜戦開始時に第1艦隊による支援射撃が行える(QTEあり)。最初の1発は命中しており、その後も一定間隔で射撃を行っているものの、命中している気配がない。 また、支援射撃でギミック(黄色)ゲージが削れない仕様?も存在していた。下手にQTEを成功させると余計に出撃回数が増えることとなってしまっていた。 ギミックゲージはE2、E4、E6の3海域に存在したが、E2はギミックゲージを破壊しなくても破壊した時と同じ出撃回数でメインゲージを破壊できた点については良いバランスだと評判ではある。 第玖回 今回の初要素として、大発戦車や特二式内火艇といった対地攻撃が新たに実装された。 E2ボスの集積地棲姫に設定されている「対上陸ゲージ」を0にすることで対地攻撃が行える。「対上陸ゲージ」は砲撃などで削れる。 対地攻撃モードでは接岸地点が表示され、魚雷と同じように攻撃方向を設定する必要がある。攻撃回数は最大3回。 接岸地点でない箇所に誘導すると失敗となり、攻撃回数が減少してしまう。できるだけ垂直に当てないと失敗判定となりやすく、方向はシビアなものであった。 当ててしまえば対地装備艦が中大破していても一撃で集積地棲姫を倒せるほどの火力を出せるが、回避率が高かったため制空権を確保ないしは優勢にし命中率を確保したほうが良いとされた。 集積地棲姫の航空攻撃を操舵で回避する方法はなく、甲では艦種制限であった重巡枠に特効艦の足柄を入れるより対空カットイン要員の摩耶を編成したほうが良いとされていた。 E3では前回同様、連合艦隊での出撃となる。 筐体の劣化具合にもよるが問題であった処理落ちは改善されず、それどころか悪化の一途を辿っている。処理落ちしていなければ操舵で敵の攻撃サークルを避けられたくらいには酷いという事例もあった。 第拾回 タイトルは「発令!艦隊作戦第三法」だが、ブラウザ版では当時まだ未出現の「南太平洋空母棲姫」が配置されることが予告されており、後発である2020年梅雨夏イベント「侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦」が混ざったようなイベントになっている。あちらは同じ海戦を題材にしたイベントが繰り返し出されている(復刻イベントではない)が、繋ぎとしては自然である。 後段作戦E6では戦力ゲージが3つとなる初の海域となった。特効艦もそれぞれのゲージで異なるために艦娘や装備の入れ替えをしたほうが良いために母港操作の時間が増えることになった。そのためイベント期間中は母港でのGP消費タイミング猶予が従来の2-3倍になったとはいえ、それでも予め出撃させる艦娘や装備を決めておかないと母港でGPを消費する羽目になった。 これまでの期間限定海域の掃討戦ドロップは新規艦のみが排出されていたが、今回は既存艦も排出されるようになり物議を醸した。既存艦はカードイラストは違うものの3Dモデルは通常のまま、カードレアリティはホロ固定のため排出率は新規艦>>既存艦であるが、当然通常のものとは性能が変わらないために新規艦だけ欲しいプレイヤー・イラスト違いの既存艦も欲しいプレイヤー双方にとっておいしくない仕様となってしまっている。 東京都などにおける緊急事態宣言が繰り返し発出されたことにより、後段作戦および拡張作戦の開放日時が延期となったが、他のアーケードゲームでは規模の大小はあるとはいえコンテンツが追加されており、艦これアーケードは期間中ほぼコンテンツ追加なしという異様な事態となっており、プレイヤー間で落胆の声が多い。 GP消費関連 後半海域を進むにつれ消費GPが増えてゆき、その消費量は決して少なくない。 ハウスルールにもよるが、1プレイ中のGP購入量上限は900GP(300円)もしくはそれ以上で300GP刻みに制限されているところが多く、特に前者は後半海域(1プレイ350~450GP程度)を遊ぶと2~3プレイだけしておしまいという事もしばしば。 母港では1秒ごとに1GPずつ減ってゆくのだが、ゲーム開始時・母港帰還時・建造中にインターバルはあるものの、任務の受諾や装備の入れ替えにはそれなりに時間がかかるので、もう少し余裕がほしいとの声もある 第捌回期間限定海域より連合艦隊が実装されたことにより、編成や装備の手間も増えた。これにより母港でGPが減る場面も増えてしまった。 例えば同じGP購入方式のタイトルだと『ボーダーブレイク』はクレジット投入で待機時間がチャージでき、『CODE OF JOKER』(デッキ編集モードの制限時間超過以外)『セガNET麻雀 MJ Arcade』『オンゲキ』(選曲制限時間以外)ではそもそも時間経過でGPが減る事は無い。本作もこのどちらかの方式でも良かったのでは、と思うプレイヤーもいるだろう。 変更の最中はGPが減らなくなる、プレイ開始時のGP減少凍結時間の設定などの改善をされたため少しマシになったが、根本的な解決にまでは至っていない。 Revison 6等ではドロップでも改装設計図化後や建造中のGP消費停止時間などが増えたのでいくらかは余裕が増えている。 家具コイン関連 母港画面をカスタマイズするための家具コインの入手量が少ない。 装備を廃棄する際に1つにつき1枚、索敵マップでも貰えて3枚程度しかもらえないのに対して、限定家具などは200~300枚くらいの家具コインを要求されるので、相当やりこまないと貯まらない。 ブラウザ版での主な入手手段であった遠征が本作では存在しないのも痛い。デイリー任務などでも入手は可能なので定期的に行えばそれなりに溜まりやすい。 母港画面のカスタマイズによって攻略がラクになったりはしないので、不要と割り切ってしまえば問題無いと言えばないのだが。 戦略ポイント・開発工廠関連 定期的に発生する日次任務・週次任務を達成することによる戦略ポイントが少ない。 日次任務を全てクリアしても100pt、週次任務も全てクリアで470pt(*43)で、特別任務分を除くと1週間あたりに回せるのは最高でも23~24回。 戦略ポイントの使い道は開発工廠のみであり、開発工廠のみでしか入手できない装備がなければ攻略できないという海域も存在しないため、戦略ポイントを溜め込んでいるプレイヤーも少なくないというのが現状である。 家具コインにも言えることだが、大量ゲットをしたいのであれば期間限定海域のクリア報酬(2周目以降含む)に家具コイン・戦略ポイントが設定されている場合がある。期間限定なので時期が限られるが。 現在は第三開発が実装されており、有用な装備も増えてきているため重要性が増した。 筐体に関する問題 当初5月中に追加の筐体を出荷する予定だったのが9月に延期になった。 これは消耗品であるカードとインクリボンの生産が追いつかなくなった為。 集客を見込める夏休み期間中に筐体を追加出来なかったのはゲームセンター側にとって痛い問題である。 後述のように導入を見送ったゲームセンターも多かったため、都市圏以外では初期出荷分の筐体の設置店舗は意外に少なく、これも稼働初期の長大な待ち時間の一因となった。大型店舗はおろかセガ直営店舗でさえ導入できなかった所も見られていた。 また筐体の船速レバーが壊れやすく、稼働数週間で中の針が折れた筐体が多数出ている。 2017年以降、カードの印刷が靄がかかったような不鮮明なものになることが多くなった。原因は筐体にあるとも印刷用のカードにあるとも言われるが不明(カードの保管状況によっても変わると言われている)。あまりに印刷がひどいカードはカスタマーサポートに問い合わせると交換してもらえる。2017年後半からは印刷機のメンテナンス&交換により不具合が解消された筐体もある。 総評 原作とは全く異なるジャンルながらも、上手い形に元のシステムをアレンジして落とし込んでおり、ブラウザ版の経験者も一味違った艦これを楽しめる良作と言っても過言ではない。 ブラウザ版と正反対の要素である能動要素を活かしシンプルながらも奥深い艦隊戦や、ファンが見たかった活き活きと動く艦娘をハイクオリティで堪能できる。 リアルタイム操作故に忙しく初めの内は思う様にいかないだろうが、所属艦娘を増やし練度を上げ、プレイヤー自身の艦隊運用テクニックが上達する事で、艦娘達と一緒に成長してゆく過程は、艦隊の育成が重要という本質は同じなれど、ブラウザ版とも違う面白さがある。 ブラウザ版での改善点の未実装や、アーケード版の仕様のために不遇になった艦の救済、カード排出の問題など、改善が期待される点も少なくない。しかし高い頻度でシステム改善も行われており、ユーザーからの信頼は高いといえるだろう。 手先の器用さや反応速度よりも、知略とやりこみ度が重要となるゲーム内容であるため、高度化・複雑化したアーケードアクションゲームについていけなくなった層にも強くアピールしており、アーケードで初めて艦これに触れたプレイヤーもいる等、新たな艦これユーザーを広げる間口にもなっている。 また賛否が分かれるブラウザ版を引退したプレイヤーの受け皿にもなるなど、独自の立ち位置を確立しつつあり独自のファン層を獲得している点は特筆すべきであろう。 一方で、海域や新しい艦娘などのコンテンツの追加頻度が遅めで、他のゲームと比べても対人要素がない事とイベント頻度も少ないことからやりこみ要素が物足りないとの声や、限定アイテムの入手機会を増やしてほしいとのコンテンツの充実を望む要望があがっている。 バージョンアップ毎にある程度改善されているものの、カードの収集やキャラクターの育成にかかるコストの高さは、TCAG(トレーディングカードアーケードゲーム)ジャンルの常とはいえ、プレイを継続する人間を遠ざけてしまっている点は前述の理由を含めると否めない点である。 2024年を以て8周年を迎えて入るが、今後の行く末は如何にしてプレイヤーを引きつけてゆけるアップデートを継続できるかにかかっている。 余談 前述のとおり、稼働初期はゲームセンターに開店前から行列ができ、待ち時間は3、4時間以上が当たり前といわれる位の盛況ぶりからゲームセンターの救世主とまで言われていた。その盛況ぶりは対戦要素が全くないゲームで(*44)、ゲームセンターには設置費用以外に諸々の維持費がかかるにもかかわらず、設置2ヶ月で元が取れると言われたほど。 セガの平成28年3月期第1四半期決算では、複合的な要素もあるがアミューズメント関連の利益も含めて30億円の黒字を叩き出している。 平成29年3月期決算では、前年度1億円の赤字だったアミューズメント部門は17億円の黒字に転換しており、艦これアーケードの貢献ぶりがうかがえる。 その一方でゲームセンターの運営姿勢やローカルルールが問題になったという負の側面も持つ。 幾つかの店舗が初期入荷の段階から「無制限台」を設置し、転売目的の人物やゲームの性質もあって一人が長時間居座っていたことから、行列に並ぶ事となったプレイヤーから物議を醸した。意見交換の場においては「ルール(*45)に従って遊戯しているのだから批判するのはお門違い」「いくら無制限台でも行列ができているのであれば空気を読んで交代すべき」「そもそも(話題性が強く)行列ができる事が想像できるのだから無制限台を置くべきではない」など様々な声が挙がっていた。なお当時無制限台を設置していた店舗も4月中には殆ど廃止され交代制になっている。 当初はウェイティングリスト(*46)を運用していた店舗がほとんどだったが、有人運営でないと防ぎづらい不正行為(*47)などによって廃止され、「待ち行列に並ばせる。いかなる理由であっても、列を離れたら並び直しは最後尾から」という誰も得をしないルールに落ち着いた店舗も少なくない。 高い話題性故に、稼働初期はレア艦のカードは数万円程の価格で取引されていたカードも多く、ノーマルカードも含め全体的なシングル(中古)価格が高めであった。 特にとある艦娘の改中破カードのシングル販売の初動価格に30万円程の値段が付いた事が大きな話題になった(*48)。流石に現在では相場も落ち着いてきており、一部のカード等を除けば極端に高額なカードは少なくなっている。 TCAGの宿命として、稼働初期の頃は転売目的の掘り師なども現れ、上述の無制限台の件と合わせて問題視された。 初回ロケテスト時点では基本無料であるブラウザ版のゲームシステムと大差がなく、導入を見送るゲーセンが多かった。 これについて「最初角川主導で開発していたのだが、セガの上層部が激怒した結果セガによる作り直し&主導開発になった」といった噂が流れていたが、後に本作のスタッフによって否定されている。 書籍「艦これスタイル」に掲載された本作のエグゼクティブプロデューサーであるセガの大崎誠氏のインタビューとTwitterによると、最初セガ側はオリジナルの再現に重点を置いていたが、ブラウザ版のプロデューサーであり、「艦これ」の原作・運営総括でもある田中謙介氏から「ブラウザと同じじゃ無くていいじゃないですか。これだけリッチなハードとソフト、もっと動的に使ってみたい!」と後押しされてシステムが大きく変化したと明かしており、実際は逆であった。 更に大崎氏は、Twitterで「ウチの会社の役員が作り直せとか言った事実はないです。」と投稿している。 昼戦で晴れている場合、夜戦突入時に星空に切り替わるのだが、大平技研のMegastarを使用しており、その海域のモチーフとなった海戦の日付と場所そのままの星空が再現されている。 毎月の新艦娘の紹介PVもクオリティが高い。母港での挨拶、砲撃や雷撃などのモーションを見せている。 また「編成」も人気や知名度を越えて渋い物を見せてくれる。例としては2016年4月着任の磯波・涼風の時の「マダン上陸作戦(天龍・電・荒潮・涼風・磯波)」や2016年8月着任の長良の「ミッドウェー第一航空艦隊(飛龍・長良・榛名・霧島・利根・筑摩」、名取の「第五水雷戦隊(名取・皐月・長月・文月)」Prinz Eugenの「クロスロード作戦(プリンツ・長門・酒匂)」などは「分かっている」人ならニヤリと出来るであろう。 ただ「Commandant Teste」のPVの編成は… 完全に瑞雲に染まっている… 2016年の3/1から正式稼働前に着任準備キャンペーンが行われ、抽選で専用カードケースと軽巡洋艦「大井」のカードが特典として配布された。「大井」はブラウザ版のサービス開始前事前登録特典でもある。 艦これアーケードのキービジュアルキャラクターは「伊勢」(いせ)と「日向」(ひゅうが)が務め、(*49)タイトルロゴの艦影は伊勢改になっている。 その後の展開 2024年現在も艦娘追加は行われており稼働してる店舗もまだ数多く存在するが、流石にブームの低迷とマンネリ化が災いしたか、現在は特にこれといった大きな話題ににはなっておらず稼働初期と比べ落ち着いたペースになっている。 新規層の獲得に関しては、2022年に放送されたアニメ第2期『艦これ いつかあの海で』がファンからの評価が賛否分かれるものだったこともあり、大きなプラスにはなっていない。そちらの作品は「火垂るの墓」や「この世界の片隅に」の様な作品を嗜好する層からは太平洋戦争のリアルという観点で高い評価を得たが。 メディア展開の方ではブラウザ版のほうではまだまだグッズ販売等は行われている他、新しくラウンドワンとのコラボを行うなど外部展開も続いている。セガ公式のほうでも、毎周年記念キャンペーンやオリジナルグッズプレゼントキャンペーンを行うなどの活動を行っている。