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#weblog よくわからない・・・ なんかね、 希望や要望 諸条件を考えておいてくださいって。 ん? ということは、こちらの希望が大なり小なり通る ってこと? 土日休みで、 9時~18時 がいいです~ 残業はOKです。 とか、ってこと??? 相手の条件とこちらの条件を聞いて 折り合いをつけましょうってことなのかなぁ。
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ひろぴょんのやることリスト やることリスト TOEIC 11月26日 確率統計論 課題 11月28日 XOOPSモジュール開発(xmobileが使えるかどうかも含む) 11月28日 ソフトウェア信頼性特論 課題 12月上旬? ゼミ発表 12月上旬
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1 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/23(金) 03 03 18 ID ByHK4uBe0 前スレで「当て投げを嫌うのは人それぞれだから止められない」 という論理に反論が出来ず悔し涙を流しながらも大半の肯定派が 認めましたが(一部理解できてない肯定派アリ)、 今度はフテクサレてカレーの話に逃げております。 何がそんなに悔しいの? このスレの存在は人道上認められている 嫌ならこの板に来なければよい。(肯定派がいつも使う理屈) 9 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/23(金) 07 31 14 ID N0eI2ybsO 8 前スレでも言ったが、 当て投げとは「誰か」が「誰か」に「仕掛けている」行為。 当然嫌う人間も出てくる。 だが 1の人生はお前に何の影響も及ぼさない。 よって「生理的に受け付けないから死ね」等というお前の考えは 犯罪的な自己中心的思考と言える。 34 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/23(金) 17 36 42 ID 2kxklT+m0 否定派とは当然ながら当て投げを使わないし使われたくも無い。 さらに言えば当て投げを絡めた読み合いすらしたくないわけだよ。 でも行う側が当て投げをする事によって否定派は強制的に当て投げを絡めた読み合いを強いられる事になる。 システム上での事だから当然ながら否定派に拒否権はない。 これは否定派に対して「当て投げ」の価値観を無理矢理押し付け通用させて、 否定派のやりたい普通のプレイスタイルを否定してる事に他ならない。 相手が当て投げを使ってくる限り否定派はそれに付き合わなくちゃいけないわけだ。 「考えを押し付けるな」と言う肯定派だが、肯定派は否定派にスタイルを押し付けている。 この事実に対して肯定派は反論があればどうぞ。 45 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/24(土) 00 25 27 ID om0IR6ti0 否定派って「当て投げが自重すべき戦術」という事を証明しないな 出ました、肯定派おなじみのセリフ その前にどこの誰が自重すべきだっつってんのかを証明してくれやwwwww レス番あげてくれるだけでいいぞwwwwww ほらほらwwwwwくやしいのうwwwwwww 76 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/24(土) 21 30 08 ID gU0V/t3SO 「カレーの話に逃げんな!」スレで これだけカレーの話しまくるこの肯定派の図々しさ。 さすが人の嫌がる戦術を平気で肯定する、肯定派らしい振る舞いだな。 82 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/24(土) 22 37 58 ID gU0V/t3SO 77 日本語の文は主語がよく省略されるぞ。 知らんのか。 80 じゃあ当て投げの話をしてやろう。 人の嫌がる戦術「当て投げ」をいちいち肯定する当て投げ肯定派はバカだ。 以上 121 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/26(月) 10 29 11 ID AglkXsIwO 111 112 当て投げ否定派の意見 やられる側は50円~100円払ってるのに、キャラ相性等を考慮すると当て投げだけで負けまくる時がある。 負けが込むと500円~1000円かかる時もある。 ダメージ(味)がお手軽さ(値段)に見合ってない 全国どこのゲーセンのいかなるレベルの腕のゲーマーでも使える簡単な戦術。 その割にはイラつく事が多い。 当て投げ以外にも有効な戦術はいくらでもあるのに、 当て投げばかり使うプレイヤーがいる。 大体「レバーを前に入れる」→「攻撃ボタンを押す」っていう簡単な動作なのに、 それで勝って「俺は強い」って思い込んでる奴が多い事自体アホらしい。 126 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/26(月) 11 36 23 ID cZVw4sss0 121 その通りだよな。 負けが積もると1000円2000円、果てには万単位にもなる。 当て投げが否定派にそれだけの損害を与えているという事実を肯定派はちゃんと考えるべき。 自分達だって他人のやった事で自分に数千円の損害がくれば嫌だろ? 134 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/26(月) 12 37 21 ID cZVw4sss0 127 130 本来失われないはずの金を当て投げのせいで否定派は失ってるんだから損害だろ。 さらに付け加えるなら権利の侵害でもある。 普通に遊ぼうとしてる否定派に対して当て投げをするという行為を考えればわかる。 否定派にとっては当て投げの無い対戦が普通であって、それをする為に100円払うわけだ。 それを肯定派が乱入して当て投げをする事で否定派の権利を一方的に侵害して奪っている。 システム・ルール上当て投げを禁止させる事は不可能なので否定派は当て投げをされるしかない。 もちろん法律での問題とは無関係だからやる・やらないは肯定派の自由だがマナー違反だろうな。 150 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/26(月) 16 50 46 ID FrfCVDQn0 肯定派も頭悪いな。 マナーってのはシステム(現実で言うなら法律)で裁けない行為に対して 適用されるもんじゃん? 「人のものを盗んではいけません」て法律に書かれてあってそれを破ると罰則が あるんなら「盗みはマナー違反」なんて言う奴いるわけねーべ。 225 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/27(火) 07 31 58 ID g0tTkCWb0 肯定派が完全論破された問答を次スレのテンプレにでも追加。 バカな肯定派全員に周知させとく。 Q:なんでシステムで許されてることなのにマナー違反と言い出す奴がいるのか? おかしくないか? A:システムというのは現実で言えば破ってはいけない法律のようなものです。 マナーというのは法律があった上で、さらに人道上やっていけないことを 申し合わせて行わないようにする暗黙の了解のことをいいます。 法律で罰則がある行為をわざわざ「マナー違反だからやめろ」という必要はありませんね。 ですから、「マナーに違反している行為」=「そのシステム、法律では許されている行為」 なのは当たり前なのです。 ですのでまったくおかしくありません。早く否定派と同じレベルになってください。 309 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/28(水) 22 31 23 ID RP4HJdfzO 肯定派は 「自分達の意見こそ理路整然、否定派の意見は全て駄文」 とでも言いたげなばかりに自信たっぷりだが、 否定派の 285の意見は丁寧で理論的。 だが 286以降の肯定派の文はとても意見とは言えないような しょーもない書き込みばかり。 誤った自信を持つと、いつか痛い目を見るぞ自信過剰の肯定派。 310 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/28(水) 22 35 38 ID xvv07XMh0 肯定派はバカな鼻たれ集団ですから。 バカにはわかるまで何度でも繰り返して教えるのが最高の教育法です。 338 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/29(木) 19 48 38 ID 6dJkk0dQO 小技を当てた後に、返しにくい投げを入れるなんざ卑怯者のする事。 五分五分とか言ってるヤツ頭おかしいんじゃね?仕掛けたほうが断然有利に決まってるだろが! 346 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/29(木) 22 11 16 ID SbaXRKP40 っていうか俺否定派なんだが 否定派はもっと一般論的なマナースレ、つまりより高度な次元で話をしている ところが肯定派ときたらマナースレだとフルボッコされるので当て投げスレに引きこもりwww あげくの果てにカレー話に逃亡wwwww 格闘ゲーム界の亀田=肯定派wwww 373 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/11/30(金) 21 42 20 ID kPC5TGKBO 「スト2プレイヤー」スレに当て投げ否定レスを間違えて書き込んだら、 予想外に当て投げ肯定レスも否定レスもたくさん書き込んまれた。 でもやっぱりきちんとスト2やり込んでる人達なりの、 素直なレスばかり。 やっぱりスト2やり込まないと、当て投げする気持ちもされる気持ちも解らねえんだよ。 このスレの書き込みの理屈が、 いかに現場を知らない無駄な屁理屈か思い知らされたよ 420 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/12/02(日) 09 19 34 ID mWddpZZSO 418 何言ってんだ 当て投げなんざ馬鹿でも出来る。 レバー右か左→攻撃ボタンを押すだけだろ だから当て投げごときで勝って偉そうにしてる奴が気に入らねーんだよ。 それで強キャラ使ってたりするともうほんとにムカつくわ 426 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/12/02(日) 09 31 42 ID mWddpZZSO 422 完璧って何がどう完璧? レバーを横に入れて攻撃ボタンを押す。 ザンギ系以外はただこれだけの動作でこれ以上のものは何もない。 当て投げすんのは勝手だがいちいち偉そうに肯定すんな 430 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/12/02(日) 09 47 13 ID mWddpZZSO 429 馬鹿野郎 だったら「完璧な当て投げ」ってのを具体的に早く説明しろ! まさか説明も出来ないで偉そうに肯定してたのか? それでまた否定派をバカにするだけしといてカレーの話に逃げるつもりかい 447 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/12/02(日) 18 09 07 ID zTC4E0NQ0 今日カップル(多分20代前半位)がゲーセンにいて、彼氏の方がハパ2を始めた。 ジャンプ攻撃→足払いやスーパー頭突きや張り手連打とかしててどう見ても初心者レベルだった。 そこに眼鏡かけたちょっとガリのオタクっぽい奴がチュンリーで乱入して当て投げで殺してた。 彼氏の方は別のハパ2の台へ移って今度も本田で適当プレイ。 そしたら眼鏡は元やってた台を捨ててまたカップルに乱入して当て投げだけで殺してた。 やってられなくなったのかカップルは別のコーナーへ行ってしまったが、 改めて当て投げするような奴は性格悪いんだなぁと認識したわ。 ちなみにその後そいつはカップルがいなくなった途端捨てゲーして、 どう見ても弱い相手がきたら即乱入して当て投げプレイして、上手い奴がいてもスルーしてた。 502 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/12/03(月) 10 24 56 ID vBkGCwEqO 496 そう肯定派はカッとなりやすい。 自分の戦術を否定されてカッとなり、 当て投げが「悪」でない事を論理的に証明しようとして、それが上手く行かないとまたカッとなる。 最後は「死ね」等の暴言に走る。 所詮イラつく戦術を肯定しようたって無理があるんだよ。 いい加減理解しろ。 577 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/12/04(火) 01 20 18 ID GepKRHN8O 576 何が「当て投げが悪である事を証明する」だ。 証明も何もムカつくから否定してるんだよ。 返し方も分からず訳も分からず負けたらそりゃムカつくだろ。 ていうかこのスレで理屈っぽい連中がいかに性格悪いか思い知らされたよ。 何が「悪魔の証明」だ。 俺の知人でもそんな理論を知ってる奴は一人もいない。 頼むから肯定派は「悪魔の証明」とか一般人が知らんような訳の分からん理論を持ち出すのは止めてくれ。 609 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/12/04(火) 11 44 08 ID 1OOLmsJG0 まだ肯定派って「当て投げが悪であることを証明しろ」のレベルにいるわけ? 657 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/12/05(水) 10 42 19 ID dRe9n0nk0 当て投げはゲーム内の行動 証明することは現実の行動 ゲームと現実は別だと言い張ってるのが肯定派。 はい、肯定派の言うことに従う必要はありません。 663 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/12/05(水) 11 22 23 ID 8v6NUW3+O 658 つまり肯定派に「当て投げはゲーム内の行動だからOK」って言った奴がいるから それはおかしいって事だろ。 ゲーム内の行動だからOKってんなら、ゲームの中の他の不愉快な行為はどうなのか?っていう話になってしまう。 つーかいい悪いにゲーム内もゲーム外もねーんだよ。 いいものはいい。 ダメなものはダメだ。 まあ最近は「ゲーム内の行動」と理由で当て投げを肯定する肯定派は見かけなくなったがな。 肯定派も成長したものだ。 801 :俺より強い名無しに会いにいく:2007/12/05(水) 13 39 31 ID DDEbQ/8F0 790 当て投げ=悪 これだけでも十分に悪だろ はい、論破完了 俺、3勝目
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* 困ったことに虐成分はありません。 * 虐待ばかりだと心がすさんでくるもんで、やっつけの愛でSSで回復を図ります。 『ここはみんなのおうち宣言』 D.O 「ここはまりさたちのおうちだぜ!ゆっくりしていってね!」 まりさは森からやってきた生粋の野生ゆっくりだ。 残念なことに、最近寒くなってきたためか、 群れのゆっくりプレイスが食糧不足となってしまったため森から出てきた。 ちなみにここは、4LDK新築の、人間さんのおうち。 おうち宣言を許してしまっていることからわかるように、留守中である。 「ゆーん、まりさ。ひろくてすてきなおうちだね! おちびちゃんたちもゆっくりうまれてくれるね!」 「まりさにかかったらこんなもんなんだぜ!ゆっくりできるのぜ!」 まりさが割った窓ガラスの穴から、モソモソと侵入してきたのはゆっくりれいむ。 秋も終わり、季節は冬に入ったというのに、見事に膨らんだれいむのぽんぽんは、 彼女たちが無計画にすっきり―した証である。 だが、れいむもまりさも新しい命の誕生を間近に控えて、ゆっくりと喜んでいた。 「ゆぅん。あたらしいおうちはゆっくりできるね。」 「とってもあったかいんだぜ。 でも、おちびちゃんのためには、ごはんが「うーい、ただいまっと。まぁ誰もいねえけどねぇ。」ゆ?」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「なんでにんげんさんがいるのぜぇ。」 「ゆあーん。まりさぁ、こわいよぉぉぉおおお。」 「うおっ!窓が割れてやがる!おいおい、泥棒かよ。それともゆっくりか?」 「ゆっ!ちがうんだぜ!とうめいなかべさんは、かぜさんがとばしたいしさんがあたってわれたのぜ!」 「あぁ、そうかぁ。運ねえなあ、俺。足りねえのは女運だけで十分だってのに。」 「ゆぅ。なんとかごまかせたんだぜ。でも、このおうちは、にんげんさんもすんでるみたいなのぜ。」 「ゆがーん!にんげんさんはゆっくりできないよ。はやくにげようよ。」 「・・・だいじょうぶなんだぜ。おうちはとってもひろいのぜ。 このおにーさんひとりなら、かくれてここにすめるんだぜ。おそとはさむくてゆっくりできないから、もうおうちさがしはできないんだぜ。」 「ゆーん。だいじょうぶなの?」 「まりさにまかせるんだぜ!」 「おにーさん!ききたいことがあるんだぜ!」 「んぁ、何だ?」 「おにーさんは、ここにひとりですんでるかだぜ?」 「残念なことに一人だよ。当分結婚・・・ずっとゆっくりする相手はいないな。」 「よかったんだぜ。これなら、おにーさんにみつからずにせいかつできるんだぜ!」 「ゆぅ、しんぱいだよぉ。」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− れいむとまりさは、危険な人間さんのいるリビングを離れ、1階北側の部屋の押入れに住むことにした。 やはり、このおうち全体は広すぎて落ち着かないのだ。 木の洞やら小動物の巣穴跡に住むゆっくりに、人間さんのおうちなど、宝の持ち腐れである。 「ゆーし!まずはれいむとおちびちゃんのためにおふとんをつくるのぜ!」 「タオル・・・ふわふわさんならそっちのかごに入ってるぞ。」 「ゆっくりりかいしたのぜ!ゆゆっ、すごいのぜ!おふとんにぴったりなのぜ!」 「さすがれいむのまりさだね!おふとんさんすっごくゆっくりしてるよ!」 「ゆーん。ゆ・・・、まりさもぽんぽんがすいたのぜ。ゆっくりごはんにするのぜ!」 「でも、ごはんさんがみつからないからここまできたんだよ?もうれいむたち、ごはんさんないよ。」 「まりさにまかせるのぜ!」 人間さんは、絵が動く箱さんを見ながら、せんべいをむーしゃむーしゃしていた。 「ゆっ!おいしそうだぜ!おにーさん、ゆっくりできるのぜ?」 「ん?ああ、せんべいはゆっくり出来るな。」 「ゆーし!おにーさんにばれないようにゆっくりいただくよ!そろーり!!そろーり!!」 まりさの命をかけた狩りの成果は、せんべい3枚。 その味は、森で食べたどんな草さんや虫さんよりもゆっくりしていた。 「まりさはかりのてんさいだね!」 「おばかなにんげんさんからいただいてきたんだぜ!これならおちびちゃんもゆっくりさせれるのぜ!」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 数日後、ついにれいむは産気づいた。 「う゜は゜れ゜る゜う゜う゜う゜!!!」 「ゆああああぁぁぁぁぁああああ!!!どどどどどうしよどうしよどうしよっっっ!! れいむののあがぢゃんがうまれるよおおぉぉぉおおおお!!!」 「赤ちゃんが生まれてくるんだからしっかり受け止めてあげなきゃ駄目だろ。」 「ゆ゜っゆ゜っゆ゜ーっ!ゆ゜っゆ゜っゆ゜ーっ!」 「ほらほら、れいむは冷静にゆマーズ法でがんばってるんだから・・・」 「ゆあああ!!!おかおがみえでぎだよおおおぉぉぉおおお!!!ゆうううーーー!!!ゆぎひぃ・・・。」 「れいむの周りで目ぇ回しててもしょうがないだろ。 おちびちゃんが飛び出してくるんだから、このクッションでしっかり受け止めてやれ。」 「あ゜か゜ち゜ゃ゜ん゜う゜は゜れ゜る゜う゜う゜う!!!」 「ゆーーーーっ!!!ゆげぇ・・・。」 「あ、気絶した。」 すぽーーーん。「ほい、キャッチ。赤ちゃんまりさだ。返すぞー、れいむ。」 「ゆっくちしちぇっちぇにぇ!!!」 「ゆーん。ゆっくりしていってね!ゆっくりしたおちびちゃんだよぉ。 おにーさんもゆっくりできたらおちびちゃんにあまあまちょうだいね!」 「ちょーらいにぇ!!!」 「あまあまはねぇから、この花でも食っとけ。さて、DVDの続き見よ。」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 春。 この家で生まれた赤ゆもすっかり成体となり、巣立ちの時を迎えた。 「おとーさん、おかーさん。まりさはゆっくりいくよ!」 「ゆーん。おちびちゃんのせいちょうはうれしいけど、やっぱりさびしくなるのぜ。」 「おちびちゃん。ゆっくりおうちとかわいいけっこんっあいてがみつかったら、おかーさんにもしょーかいしてね!」 「ゆっ!それじゃ、ゆっくりさよならだよ!おとーさん、おかーさん、おにーさん、ゆっくりいってきます!!!」 「「ゆっくりしていってね!!!」」 「おうっ、またな。」 「「・・・なんでにんげんさんにみつかってるのぉぉぉおおおお!!!」」 「今さら?」 作成時間20分。 シリーズ物・読者リクエスト物については、書いてて楽しいかわりに結構頭を使います。 こういうのもたまには書かないと、ガス抜きにならないんですよ。ニーズはないと思うけど。 あと、お気づきだと思いますが、私は虐待設定・愛で派です。 ゆっくりを虐待したり、虐殺したりなんてとてもできません。 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業 ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね
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――その夜・平沢家 憂 「お姉ちゃーん! ご飯できたよ!」 唯 「はいはーい! 今日のご飯はなんですかな~」 憂 「お姉ちゃんの好きなエビフライだよ!」 唯 「やったー! 私大好きだよー!」 憂 「うふふ。じゃあ食べよっか」 唯 「うん、いっただきまーす!」 憂 「いただきます」 唯 「おいひい! おいひいよ~」 憂 「良かったー。……そういえば今日、和ちゃんに会ったよ!」 唯 「あ、私も会ったよ~」 憂 「お姉ちゃんも会ったんだ。今日の和ちゃん、コンタクトにしてて格好良かったね!」 唯 「うんうん、眼鏡かけてない和ちゃんも可愛いよ~」 憂 「そういえば、けっこうお洒落してたけど今日はなにか用事があったのかな?」 唯 「休日なのに、生徒会行くって言ってたよぉ! 生徒会長は、大変だねぇ」 憂 「……生徒会?」 唯 「和ちゃんがそう言ってたんだよ! 今朝駅前であったときに――」 唯 「――ということがあったんだよ! 変な和ちゃんだったよ~」 憂 (……うわあ) 憂 (お姉ちゃんに悪気は無かったんだろうけど、和ちゃんも相当ショックだっただろうな) 憂 (だから今日あんな元気無かったんだ……) 唯 「うい~? 聞いてる~?」 憂 「お姉ちゃん!」 バンッ 唯 「ひっ!」ビクッ 唯 「ど、どうしたの憂? いきなりテーブル叩かないでよぅ……」 憂 「今日ね、私が和ちゃんに会ったときすごく元気なかったんだ」 憂 「お姉ちゃんが和ちゃんに会ったあとのことだと思うんだけど」 憂 「どうしてかわかる?」 唯 「う、うい~。 ご飯冷めちゃうよ?」 憂 「お姉ちゃん、私は真面目な話をしてるの」 唯 (なんか今日の憂怖いよ~) 憂 「和ちゃん、多分今日すごく楽しみにしてたんだと思う」 憂 「だから服装とかにも気合入ってたんだよ」 憂 「お姉ちゃんも今日は軽音部のみんなとの約束だったと思うけど」 憂 「もう少し言い方とかあったんじゃないかな?」 唯 「……うん」 唯 (そういえば、別れ際の和ちゃん、すごく悲しそうだったな) 唯 (今日は軽音部のみんなと遊ぶつもりだったし) 唯 (和ちゃんと遊ぶときは特別だから) 唯 (二人っきりでまた遊ぼうって誘うつもりだったんだけど……) 唯 「わ、わだしが馬鹿なせいで、の、和ぢゃんのこと傷づけちゃっだかなぁ」 ヒックヒック 憂 「お、お姉ちゃんは馬鹿じゃないよ」 唯 「で、でも、憂に、怒られる、まで和ぢゃんが傷ついだごど、気づがなかった、し」 ヒックヒック 憂 「ちゃんと気づけたから大丈夫だよ。月曜日、学校でちゃんと和ちゃんに謝ろう?」 唯 「……うん」スン 憂 「ほら、ご飯冷めちゃうから食べよ?」 唯 「憂もごめんね……」 憂 「別に大丈夫だよ。ほら、鼻水出てるよ」 唯 「うう……」ズズ ゛ 唯 (月曜日、絶対直接会って和ちゃんに謝ろう……) ――月曜日・教室 律 「おい~っす」 澪 「おはよう」 紬 「おはよう、りっちゃん」 律 「唯と……和はまだ来てないか」 澪 「この間のこと、私たちからも和に謝らなくちゃな」 紬 「そうね。唯ちゃんの天然に気圧されてなにも言えなかったけど、すごく悪いことしちゃったわ」 律 「そうだな。そしたら、まず唯に話を……っと噂をすれば来たぞ」 唯 「……」 トボトボ 澪 「唯、おはよう」 唯 「あ、うん……」 律 (あからさまに元気ないな。こりゃ私から言う前になんかあったか?) 紬 「唯ちゃん、元気ないけどどうかしたの?」 唯 「……うん。実はこの間のことで憂に怒られて、私もそれでやっと和ちゃんに悪いことしたって気づいたんだ」 澪 (さすが憂ちゃん) 唯 「それで、今日和ちゃんにあったら絶対謝ろうって決めてたんだけど……」 ※ ※ ※ ※ ――今朝・通学路 唯 (今日絶対に和ちゃんに謝るんだ!) フンス! 唯 (あ、前を歩いてるのは……和ちゃん) 唯 (あ、謝るって決めたのに、なかなか勇気でないよ~) 唯 (……ええい! 覚悟を決めろ、平沢唯!) 唯 「の、和ちゃん!」 タタタッ 和 「……」 クルッ 唯 (すっごい無表情……。絶対怒ってるよ~) 唯 (でも、私が悪いんだから謝らなくちゃ!) 和 「……」 唯 「和ちゃん、この間は本当にごめんなさい!」 唯 「私馬鹿だから、和ちゃんが傷つくこと平気で言っちゃって」 唯 「本当に、ごめんなさい!」 和 「……」 唯 「……」 和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」 唯 「!?」 ※ ※ ※ ※ 唯 「――ってことがあって……」 律 「それはきついなぁ(朝から生徒会あったのか?)」 澪 「和、そうとう怒ってるな(ちょっと言葉の意味がわからないけど)」 紬 「私たちも、許してもらえるかしら……」 ガララッ! 和 「……」 唯 律 澪 紬 「!!」 信代 「和、おはよう」 和 「おはよう」 律 「みんなとは普通に挨拶してるな……」 澪 「ああ……」 紬 「でも、席は唯ちゃんの前よね……」 和 「……」 ストン 姫子 「和、おはよう」 和 「おはよう、姫子」 律 「よし、行くか」 澪 「あ、ああ」 紬 「和ちゃん」 和 「……」 澪 「おはよう和。……この間のことなんだけど」 律 「わざとじゃないんだけどさ、本当に和に悪いことしちまったと思ってる」 澪 律 紬 「本当にごめんなさい!」 和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」 ガタッ 澪 律 紬 「!?」 和 「……」 スタスタ 姫子 (和と軽音部、喧嘩でもしたのかな) 姫子 (でもこれからHRなのに、和本当にどっか行っちゃったよ) 4
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長らく成長日記を放置していてすみません・・・・ ・・・・・・って!!何で俺が謝ってんだよ! 悪いのは管理人の環だろう? ったくぅー何してるんだよぉ! この放置していた間にいろいろあったのに・・・ 主にリー君とレン君の行動について書きそびれたじゃんか! ったくぅ・・・・・ もう本当にしっかりして欲しいよね! 「・・・ごめんね、ツナたん。そして、皆さんすみませんでしたorz」 戻る -
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プリンというものを知っているだろうか? 「牛乳と砂糖を適量混ぜた卵液をカラメルソースとともに…「説明ありがとう、長門」 そのプリンのおいしさは世界レベルで周知の事実であり、俺も嫌いな方ではない。 ないのだが……量には限度ってものがあるだろう? ハルヒよ。 「つべこべ言ってないで早く食べなさい。」 そういいながらハルヒは俺を睨みつけながらかれこれ1時間も席を立たない。 いや、そうされてると非常に食べづらいのだが。量は別として。 いつもはボードゲーム競技場と化している机に、ポケットオセロすら置けないくらいのプリンの海が広がっている。 「あんたがさっさと当てればいいだけの話よ。ったく団長をこれだけ待たせるなんて死刑ね死刑。」」 そう 俺はこのプ大量のプリンの中からたった一つ、ハルヒの作ったものを当てなければいけないらしい。ちなみに当てる事ができなければ 「大死刑よ!!」らしい。 今日、うちのクラスは調理実習だった。プリンなんて冷やして固めるだけのもんを、わざわざ授業でやろうと考える家庭科教師には職務怠慢を感じるが、大好物が単位をしょってやってくるってんだからハルヒのはしゃぎようはなかった。 しかし、そんな普通の実習では満足しなかったらしく思いついたのがこのプリン攻めだったようだ。 ちなみにこれらは1人あたり2個の予定で作っていたものを、クラスの女子達から1つずつおすそわけ…もといぶんどってきたものである。 本当なら彼氏やら意中の相手とかに食べてもらいたかたろうに すまん。 残りの1つを半分こでもしながらイチャイチャ食べてくれ。 とにかくだ。だいたい実習で作ったもんなんか、塩と砂糖を間違えでもせんかぎりそんなに味の差はでない。まぁ さっきからカラメルが涙が出るほど苦かったり、妙にザラザラしてたりするものがあったが、 「そんな失敗するわけないじゃない。冷やして固めるだけなのに。」と主張するハルヒを見るとどうやらそれらではないことが伺える。 経費削減のために小さめの型で作られていたのが救いだった。 が、そろそろ胸焼けしてきた。それでも努力のかいあって敵陣は制服目前だ。 「っんが!!」「当たった!?」 口の中になんか固いもんが、って当たったってなんだよ。 あぁ 卵の殻か。これもお前のもんじゃないんだよな? …何 慌ててんだ? 「べ べつに!殻くらいで騒がないでよ。 そうよ カルシウムもとれるしちょうどいいわよ!」 カルシウムを必要としてるのはお前の方だと思うがな。 勢いよく立ち上がったハルヒは、なぜか顔を赤らめながら着席した。 もくもくと食べ続けてラスト2個。 今まで「これか?」「違う!」「じゃぁ これだ」「適当に言ってるでしょ?」ってな応酬を繰り返してたのだから、この2つのうちのどちらかで決定だ。 「お前はどっちだと思う? ハルヒ」 「なっ!! そんなの自分で考えなさいよ! まぁいいわ 右よ右にしなさい!キョンなんて右がお似合いなのよ」 わけのわからん理屈で右の方を勧めるハルヒの忠告を逆手に取って、俺は左のプリンに手を伸ばした。 「むぐ!?」「っ!!」 また殻か? あぁカルシウムだったか。ここは従順に摂取しといたほうが身のためか? ぐ 噛み切れん。なんだこれ。 混入された異物は、小さく折り畳まれた紙だった。 わけのわからんまま紙切れを広げ、ん?読みづらいが、何か書いてある… と思ったのも束の間。 ハルヒは俺のネクタイを強引につかみ 鮮やかに唇を奪っていた。 数秒後わけのわからない俺と、これでもかってくらい顔を赤くしたハルヒは ものも言わず椅子に座った。誰かこの状況を説明してくれ長門以外で。 「ったく 見つけるのが遅いのよ。あんたのせいでドキドキ…じゃなイライラするし!!」 完全にフリーズしていた俺にさっきの紙切れを見せながらぶつぶつ文句を言っている。 あぁ そういうことか。 普段 難解な行動ばかりするハルヒが書いたとは思えないストレートな文章が綴られていた。 この胸焼けはプリンのせいなのかハルヒのせいなのかはわからんが 今はとりあえず最後の1個になったプリンでも食べる事に専念しよう。 もちろん 半分こで、 な? 『見つけられたからご褒美にチュー!』 おしまいっ。
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律『久しぶりってほど離れちゃないだろう。唯こそ、相変わらず高校生のまんまなんじゃないか』 唯「そっ、そんなことないよ! やだなぁ、りっちゃんったら……」 唯(まさか制服出勤がバレてる!?) 唯「そ、そいで、何かごよう?」 律『ご用かっつーとご用なんだな。なぁ、久方ぶりに飲み会でもやらないか?』 唯「前に会ったときも飲み会だったのに?」 律『いいじゃんよー、細かいことはさー。酒を呑むのに理由がいるかい?』 唯「オール・オア・ナッシングだね! 家じゃ一滴も飲めないから、外ならがぽがぽいけちゃうよ」 律『ハハッ。憂ちゃんは健康に厳しいんだなぁ。気つけ程度なら良薬になるってのに。 きっと、唯がお酒飲んでる姿なんて見たくなぁい! っていう心持ちなんだろう』 唯「大体そんな感じ~」 唯(見つかったら有無を言わさず捨てられるんだけどね……) 律『そんで、いつやるかーっていう話なんだけど』 唯「うんうん」 律『今度の日曜日にしようと思ってるんだけど、どうだ?』 唯「今度のにちようー……って二日後じゃん! どうしてそんな急に?」 律『いやまぁ、私の肝臓が張り切りまくってて、酒はまだかー! って怒鳴り立てるもんだし』 唯「変なりゆうー」 律『後はなぁ、やっぱり、定期的にみんなの顔を見たくなるもんなんだよ。唯だって、そういう気分に襲われる時ってあるだろ?』 唯「うーん。たまにあるかな」 律『だろだろ?』 唯「でも、自制心が働いちゃう時の方が多いかな。なんていうか、その時は昔に戻れててもさ、 後からやってくる現実に耐えられるかどうかっていうと、特に高校時代はさ……」 律『高校時代は……。その続きは?』 唯「たっ、大したことじゃないよ。楽しすぎたから余計にーってこと」 唯「ほら、私だってもう大人なんだから、難しい言葉を使うようにしてるだけー。ふんすっ!」 律『ふーん。あの唯さんも、センチメンタルになる時があるんですなー』 唯「あの唯さん、ってどういう意味なのさぁ」 律『んで、日曜は出れるって捉えちゃっていいのか?』 唯「うん、行きたい気分。他には誰が来れそうなの?」 律『一番に連絡したのは澪なんだけど、土日とも出ずっぱりで無理らしい。 もう少しで実務が終わるらしいから、張り切らずにはいられないみたいだ。よく過労死しないよなー全く』 唯「だねぇ。澪ちゃん、バリバリのキャリアウーマンになっちゃったし」 律『そう言う唯だって、お洒落なオフィルビルで会社員やってるんだろ?』 唯「まぁ、一応。でも私なんかほとんど事務みたいなものだから、澪ちゃんには遠く及ばないよ」 律『ふぅん。私なんてしがない宅配業者だぜ? ま、それはひとまず置いといて』 律『唯が二番目で、次はムギに連絡取ろうと思ってるんだけど、おそらくまだ海外にいるだろうな』 唯「ムギちゃん、どんなお仕事してるんだろうね。もう三年くらい……ってことは、大学卒業してから一度も会ってないんだ」 律『だなぁ。んま、あいつのことだからちゃっかりやってるって。そんで、梓は余裕で捕まるだろうけど』 唯「まだ音楽の道続けてるんだよね。諦めてない、って言ったほうが当たってるかもしれないけど」 律『忙しくなりたくても、まだまだカレンダーには空白多しってとこだろう』 唯「この話、あずにゃんの前で言ったらきっと怒るだろうね」 律『あれだよなー。なんだかんだ私たち武道館目指すとか言ってたけど、意外に現実主義だったみたいだ』 唯「現実主義ねぇ。眩しいよね、現実って響き」 律『おーい唯。さっきからたまにキャラが崩れてないか? みつをを人生の師として設定したのか?』 唯「あはは。あんまり気にしないで。って、ここまで言っちゃうとかえって痛々しいかな」 律『……まぁまぁ。積もる話は日曜日ということで、どうせまた三人だろうけどな』 唯「はいはぁい。それじゃ、例の居酒屋で」 律『ん。詳しい時間が決まったらメールする。じゃーな』 唯「おやすみー」 律『のし!』 プツッ ―― ツー ツー 唯「なんだかんだりっちゃんは、りっちゃんなりに充実した日々を送ってるんだよね」 唯「それに比べて、私は……」 チュン チュン 憂「お姉ちゃん。学校に遅刻するよ?」 唯「ふあぁ。くあぁ……」 憂「ほぉら、早く起きて。もう朝ご飯できてるから」 唯「………」 憂「お姉ちゃん、なんだか重い顔してるよ。怖い夢でも見ちゃったの?」 唯「今日、土曜日なんだけど」 憂「またまたぁ。だって今日は……うん、平日だよ!」 唯「……」 唯「憂の中では何曜日の設定になってるの?」 憂「設定って何が?」 唯「あー、もうそんなところ突っ込まなくていいから! で、今日は何曜日なのか分かって聞いてるんだけど」 憂「曜日は、確か、ええっと……」 唯「……」 唯「とりあえずごはんたべるし」 憂「どうぞ召し上がれ」 唯「またインスタントか……。もぐもぐ」 憂「……」 憂「あっ! お姉ちゃん、カレンダー見て!」 唯「カレンダーがどうかしたの? って、あ……」 憂「ほぉら、金曜日だよ。やっぱり私の言った通りだったでしょ。早く学校に行く支度を」 唯「あぁ……捲るの忘れてた……。今日は青い字のはずなのに……」 憂「もうっ。ズル休みしちゃ駄目だよ」 唯「在庫が切れたからって、日めくりタイプなんて使うんじゃなかった……」 憂「在庫?」 唯「いちいち聞き返さないで」 憂「とにかく早く学校に行く準備しないと。今から走れば、一時間目にならギリギリ間に合うよ。 ほら、出席が足りないと進路にも響いてくるってよく言うでしょ? 行きたい大学にだって」 唯「んあああああああああああああもう! 大学なんてとっくに卒業してるんだよ!」 憂「お姉ちゃん? 何言ってるの?」 唯「……」 憂「だってお姉ちゃんはまだ高校生だよ? そんな見え透いた嘘……」 唯「嘘つきは憂の方だし」 憂「違うよ。お姉ちゃんの方だよ」 唯「……何回何回何回言っても学習しないんだから」 唯「もう曜日のことはさぁ、テレビつけて勝手に納得してくれないかな」 ピピッ 唯「はい。左上のところに何て書いてありますか読んでみて?」 憂「土曜日って出てる……」 唯「ほぉら分かったでしょ。皿洗いは私がやるから、憂はその辺でごろごろしてればいい」 憂「……嫌だよ。私の仕事取らないでよ」 唯「間違ってる憂にお世話されたくないから」 憂「……くすん」 ジャー ―― キュッ 唯「ちょっと出かけてくるね」 憂「どこに行くの?」 唯「お昼は外で食べてくるね」 憂「ねぇ、どこに行くの?」 唯「……パチンコとか。競馬とか」 憂「おおおおおおおおおおおおおお姉ちゃんが不良に!?」 唯「やだなぁ嘘だから。あずにゃんちだよ」 憂「もう、脅かさないでよ。……ねね、私も一緒に行っていいかな?」 唯「それは無理かも。二人きりで遊ぶ約束だから」 憂「そうなんだ……。あっそうだ、さっきスフレ詰めを見つけてね、よかったら持って」 唯「かさばるからパス。ていうか、いい加減自分で開けて食べなって」 憂「ううん。もし家で開けるなら、お姉ちゃんと一緒に食べたいから」 唯「……その日がくるのならね」 チュピーン! ジャラジャラジャラ 唯「おー。今日はポケットがよく開くー」 パンパカパーン 唯「いけー! いてかましたれー、かばちたれー!」 唯「……やったー!」 ―― ―― ―― 唯「今日はたんまり稼げたな~」 唯「ういー、ただいまー」 シーン 唯「うーいー、いないのー? いないならいないって返事してー!」 シーン 唯「……出かけてるのかな。でも、もう日は落ちきってるのに」 唯「携帯に連絡は……。って、電源切ってたんだった」 ピポパ トゥルルル ―― ガチャ 唯「もしもし、憂。今どこにいるの?」 憂『もしもし、お姉ちゃん。あのね、今買い出しに向かってるんだけど』 唯「こんな時間に買い物? もう暗いから、諦めて戻ってきなって」 憂『でも、お夕飯のおかずがないし。お惣菜だけ買ったらすぐに帰るから』 唯「……ねぇ、憂」 憂『なぁに?』 唯「昨日の夜に残したお惣菜が、手付かずで冷蔵庫に残ってるはずなんだけど」 憂『お姉ちゃん、記憶がごっちゃになってない?』 唯「それ私が言いたい台詞」 憂『……またまたぁ』 唯「それで話変えるけど、憂は今道に迷ってるんでしょ?」 憂『そんなことないよ。お姉ちゃんじゃあるまいし』 唯「なにその言い方」 唯「いいから、近くにある建物とか看板とか、何でも目に付くもの言って。 すぐに迎えに行くから。お姉ちゃんが着くまで、絶対にそこを動いたら駄目だよ」 憂『そんな言い方、子供じゃないんだから……』 唯「体は子供で頭脳が大人の方がまだ助かるんだけどね」 憂『……』 唯「言い訳は後で聞くから、今は」 ブヅッ ―― ツーツー 唯「この馬鹿妹」 唯「はぁ。もういっそ放置して、お巡りさんにでも連れてきてもらえば……」 唯「って、GPS使えばいいんだった」 唯「はぁ。はぁ。やっと着いた……」 憂「お姉ちゃん……」 唯「全く。どうやったら隣町まで来れちゃうの……」 憂「夜風が気持ちいいから、ちょっと遠回りに散歩でもしようかなって思って」 唯「ふぅん。わざわざスーパーからまっすぐ離れるように遠回りねぇ」 憂「……」 唯「おうちに帰ろう。おかずはあるものを食べればいいから」 憂「……でも」 唯「ほら、帰るよ。道端が好きなら、道路ん家の子にしちゃうからね」 憂「ま、待ってってばぁ!」 唯「ただいま。そしておかえり」 憂「ただいまー」 憂「ねえねえ、お姉ちゃん」 唯「うん?」 憂「なんだか懐かしかったね。二人だけで、夜更けにずーっと住宅街を歩いて帰ってきたの」 唯「憂……何か思い出したの!?」 憂「あの時は、私もお姉ちゃんも、右と左が分からないくらいに酔っ払っちゃって。 確かあれはお姉ちゃんの就職祝い……。あ、あれ? お姉ちゃんが就職って、どうして!?」 唯「そうだよ、憂。お姉ちゃんは大人になったんだよ。だから憂も大人なんだよ」 憂「私が大人? でも、お姉ちゃんは高校生……。えっ、あれっ」 唯「それは、何ていうか時間の流れは一定だから、ええと、上手い言い回しが……」 唯「――ッ!?」 唯(何!? なんか二階から臭う!! クサイ!!) 憂「お姉ちゃん?」 唯「ガスだ!」 憂「ガス!?」 唯「息を止めて!」 憂「えっ? えっ?」 唯「お姉ちゃんが何とかするから、外に出てて。いいね」 憂「で、でも」 唯「いいから!!」 唯(栓を締めて! 窓を開けて! それから――) ―― ―― ―― 3
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3 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/10/18(日) 03 06 43.11 ID hHro+WpUO 唯「天才は1%の才能と99%の努力」 唯「……って聞くけど、本当なのかな?」 澪「ん…言われてみればなんかおかしいよな…努力家ってだけのような…」 律「いやーそんなことはないぞ?澪。バカと天才は紙一重、とも言うじゃん」 澪「えーと…つまり努力家はバカだとでも言いたいのか?」 紬「りっちゃん…それは言い過ぎじゃ?」 律「いや、でもさあれじゃん。唯と梓、見てみろ」 唯「ほえ?」 梓「何ですか?」 4 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/10/18(日) 03 19 30.74 ID hHro+WpUO 律「まずさ、唯って天才とか言われるじゃん。絶対音感みたいな才能もあるし」 唯「でへへ、何だか照れちゃうなぁ」 律「でも、実際はバカなんだよ。基本一つのことしかできないから」 唯「ええー、ひっどーい!」プンプン 律「梓なんかもさ、楽器の演奏は実際に唯よりうまいじゃん。練習のたまものなんだろうけど、これも才能だ」 梓「そうですね」 律「しかし、梓は唯ほどずば抜けてうまい、ってわけでも無い。」 律「唯は確かにバカだ、しかし天才と言われると間違ってはいない」 律「対する梓は努力家で実力も唯より上だが、才能と言える才能がない」 律「ここで唯をバカ、梓を天才という風に置き換えてみろ」 澪「……天才に勝てるバカってことか?」 5 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/10/18(日) 03 36 43.06 ID hHro+WpUO 律「ああ、バカはバカなりに才能があるからな。逆にしても梓は勝ち目はない」 紬「でも、練習量によっては変わってくるかも知れないじゃない」 律「それでも、すぐに追い抜かれるもんなんだよ。天才は限界の壁を越える才能も持ち合わせてるから乗り越えられる」 唯「えーと…よくわかんないけど、才能がない者は努力のみで勝負するしかないから限界がすぐ来る、ってこと?」 律「そう、そして才能のあるバカは使い道がわからないだけで腐らせてしまっているんだ」 紬「それでバカと天才は紙一重?」 律「うん。天才にもさ、いろいろいると思うんだ。さっき言ったみたいに才能はあるのに使い道がわからない奴とか」 6 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/10/18(日) 03 42 45.14 ID hHro+WpUO 澪「じゃあそれは天才じゃないんじゃ…」 律「才能があるからこそ天才なんだよ。確かにバカだけど、それはバカの枠には当てはめにくいんだ」 唯「何だか深い話でよくわかんないよぉ」 澪「というか…何で私たちそんな難しそうな話をしてるんだろうな…」 紬「あら…どうしてかしら?」 梓「もう何だかよくわからなくなってきたからやめましょうよ…さぁ練習練習」 唯「それにしてもりっちゃん喋りすぎだよぉ…こんなのりっちゃんのキャラじゃないよ」 律「ごめんな…慣れないことはするもんじゃないよな、うん」 完
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放課後。 部室でのこと。 梓「今日も練習されないんですね」 溜息をつく。 どんどんと用意されていくお菓子たちを見ながら、思わず喉が鳴った。 唯「これ食べたら練習するからさー」 梓「それ、昨日も一昨日も言いませんでした?」 付け足すなら三日前と先週の金曜日にも言ったはずだ。 だけども、私自身も止めるつもりはない。 一応後輩だし。 律「それにしても梓ってさー」 梓「なんですか」 律先輩が私の体の一部分に目を向ける。 どこを見られているのかはすぐに分かった。 だって気にしているから。 梓「はっきり言わせて頂きますが、律先輩も大して変わらないかと」 律「私はまだ何も言ってないぜー?」 梓「残念ですが、人のことを笑えるほど律先輩も大して」 ヘッドロック。 薄い胸の感触と右腕による圧迫で私は言葉を失った。 唯「あずにゃんはちっぱいだからいいんだよぉ」 律「私に対しては?」 唯「ご愁傷さまだね」 対象が唯先輩に移動した。 首を左右に振りながら、まったくどうしてここまで差があるのか。 横目で澪先輩を眺めてみる。 まるで大人と子どもだ。 澪「……なに?」 梓「いえ、羨ましいなあと思いまして」 澪「……いや、あんまりいいものでもないぞ?」 私だって、胸が大きくなったら。 男の視線ウザいしー 肩がこるだけだしー 運動するとき邪魔だしー とか言ってみたい。 ……って、言う人はこの部活にはいないけど。 紬「梓ちゃんは胸が大きいほうがいいの?」 ムギ先輩が目に輝きを乗せながら聞いて来る。 こういう話を嗅ぎつける能力は部内随一だと思う。 ただ、部室で話しているんだから聞こえていて当たり前なんだけど。 梓「ですね、せいぜい哀れまれない程度には」 澪「哀れまれるのか?」 梓「口に出されたりはしませんけどね」 だから、律先輩みたいに口に出してからかってくれる人は気が楽だ。 そんな事は口に出して言ったりはしないけど。 澪「ふむ、まあ、うん、なんだ、栄養バランスはしっかり摂ろうな」 どんなふうに声をかけるか戸惑ったのか、澪先輩は無難な答えを出す。 それで胸が大きくなるのであれば喜んで食生活を改正したいところだ。 おそらく結果はとても残念なコトになると思うけど。 紬「胸が小さくても可愛いと思うわー」 梓「それは根本的解決には至らないと思います」 紬「だよねー」 しょんぼりされてしまった。 お嬢様は纏う空気がころころ変わるから、扱いには十分に注意が必要だ。 とりあえず頭を撫でておく。 なぜだか身体を触れ合わせるスキンシップが大好きだからこれで機嫌が治 る。 唯「あずにゃんはおっぱいを大きくしたいの?」 梓「おっぱいマミマミって言われる程度には」 律「マミったァァァァァァァァァァァァァァァァ! って首が飛ぶかもしれ ないぜ?」 その時は憂が時間を巻き戻してくれると思います。 ほむほむ。 唯「おっぱいを大きくする方法といえば、揉み揉み?」 律「だな、でも澪は勝手にでかくなったよな?」 澪「ん? 出来れば減らしたいくらいだけど」 なんという贅沢な悩み。 まさに、パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない! ……いや、これは贅沢な悩みじゃないね。 紬「私も特別何をしたわけじゃないわ」 澪「うんうん、それどころか、ちょっと体重が……」 紬「……」 しょんぼりする対象が二人に増えてしまった。 どちらかといえば胸の話でしょんぼりするのは私と律先輩でなかろうかと 思う。 とりあえず褒めたたえてみよう。 梓「きちんと食べていて、健康的な証拠じゃないですか」 律「そうそう、澪はちょっと気にし過ぎなんだよ」 唯「女の子はちょっとぽっちゃりなくらいが可愛いんだよぉ」 おそらく唯先輩の台詞は憂の受け売りだと思う。 梓「刺激を与えるというのは、少し恥ずかしいので嫌なんですが」 律「うんうん」 とりあえず話を戻す。 澪先輩とムギ先輩の回復具合は70%くらいだろうか。 唯「女性ホルモンとかが大事なんじゃないかな」 梓「ホルモンっていってヨダレ垂らさないでください」 ヨダレ拭き拭き。 だけども、唯先輩の写真を見せてもらったときに唯一と言ってもいいくら いに胸が大きくなっていっている。 ここで唯先輩の案を聞くのは正しい選択肢かもしれない。 律「女性ホルモンねえ」 梓「注射とかするんですよね」 律「……詳しいな?」 梓「お互いさまです」 以前、インターネットの使い方が分からなくなって律先輩を頼ったときに 色々と検索した仲である。 てか、律先輩と話すときは大抵女性らしくならないスタイルの話ばかりで 、もしかして二人して同じような悩みを抱えているんじゃないかと思えてき た。 唯「まあまあ、あずにゃんこれを食べてみて」 梓「私の分がありますって」 お菓子はみんな同じ分を用意されているので問題はない。 ただ、くれると言うんだから貰っておく。 律「ゆいー、私の分は?」 唯「りっちゃんの成長期はもう終わっちゃったんだよ」 律「……いや、それはガチで凹むぞ?」 仕方ないので私の分の一部を律先輩に回した。 律「仕方ねーなー、貰っとくかー」 ここでムギ先輩が律先輩を見つめだした。 律「……食べる?」 紬「うん!」 ムギ先輩復活。 澪「唯、そんなに見つめるなよ」 梓「欲しいなら上げなきゃいいのに……」 唯先輩がじーっと澪先輩を見つめて。 困った澪先輩がムギ先輩をじっと見つめて。 ムギ先輩が澪先輩にお菓子を渡した。 澪「ほい、唯、食べろよ」 唯「わぁい!」 いつもの仲良しの流れ。 ティータイムの時間はこうして過ぎていく。 そして、 心地いい時間はいつだってすぐに終わってしまうのだ。 唯「あずにゃん怒ってる?」 自宅までの帰り道。 陽が沈んでいくのを横目で眺めながら、唯先輩と二人で歩く。 ムギ先輩たちとは数分前に湧かれたばかりだ。 これだけで一気に静かになる。 私があまり喋る性格じゃないせいかな。 梓「いいえ、いつものことですし」 無駄話をしてしまった私にも責任の所在はある。 しかし、黙っていると怒ったように見えてしまうか。 私って案外ムスッとしている表情を良くしているって言われるし。 私の片腕がムスタングなだけに。 唯「はぁ、よかったぁ、これでもう練習して無くて2週間経つからさー」 予想GUYデス。 梓「……そんなに練習してませんでした?」 唯「やや、自宅ではちゃんとやってますよ? やってますって」 梓「いえ、それは憂から聞いていますので」 やや過剰な愛情表現が交じるけど、それをここでバラしてはいけない。 この恐怖にも似た感覚は本能と言っても差し支えがあるまい。 梓「それに、私たちにはペースがありますからね」 唯「だねー」 梓「ところでギターはともかく、受験勉強はされてるんですよね?」 唯先輩が固まった。 受験生なのに……。 唯「勉強もしてますよー、たまーにだけどぉ」 梓「いいんですか? 先輩たちが合格して唯先輩が浪人でも」 唯「私が浪人するときはりっちゃんも一緒だよ!」 どこからその自信が出てくるのかと思った。 が、その可能性が否定出来ないところが律先輩だ。 ……いや、勉強はきっとしてるんだろうけど、勉強をしている姿をまるで 想像できないレベルは唯先輩と同格だ。 梓「勘弁して下さいよ、唯先輩と同級生なんて」 唯「え? さすがに留年はしないよー」 梓「大学の話ですよ」 唯「え? あずにゃん音大を受けるんじゃないの!?」 ……なんですかそのイメージ。 梓「唯先輩たちが合格されないとやる気が出ません」 唯「ええ!?」 梓「浪人なんてされたら心配になって、私も受験に落ちそうです」 唯「責任重大だよ!?」 そういえば同じ大学を目指すって言ってなかったっけ。 私としてはどこにいこうかよく分かんない大学を、とりあえず先輩方と同 じところに行きたいって言ってればいいかな的な思考があるけど。 まだ偏差値がどれくらいかもしらべてないし。 唯「憂も同じ大学に行くって言ってるしー、みんな合格できるといいねー」 梓「憂なら多分推薦で行けますよ」 唯「私も推薦が良かったよぉー」 泣きそうな顔をされる。 仮に唯先輩が成績優秀だったとしても、推薦の枠は狭き門だから、ムギ先 輩に勝てるかどうかが大変に際どい。 そんな事を言って泣かれてしまっても困る。 梓「いいじゃないですか」 唯「ほへ?」 梓「推薦で合格しちゃったら、皆さんと受験勉強できないですよ」 おそらく、勉強することよりも皆と同じことをしたい唯先輩の性格からし て、これでいい反応を返してくれるはずだ。 唯「でもでもー、あんまり勉強したくないよー」 梓「勉強するとムギ先輩のお菓子が美味しくなりますよ」 唯「やりましょう、やってやるです!」 私の台詞をとらないでください。 ……ただ、今日に限っては言う機会がおそらくないと思うけど。 梓「……まあ、気楽に頑張ってください、身体を壊さない程度に」 唯「えへへ、風邪ひいたら看病してくれる?」 梓「お見舞いくらいは行きましょう」 看病などしようものなら憂に何を言われるか分からない。 そこまでひどいことはされないと思うけど。 笑顔でカレー入りのチョコレートを食べさせられるくらいは覚悟しないと 。 唯先輩のにっこり笑顔は私はとても好きだ。 人は言う。 唯先輩と憂を比べて、憂のすばらしさをよく語る。 確かに憂はよくできた人間であり、私も好きだ。 唯「んー? どうしたのあずにゃん?」 梓「いいえ」 だけどもおそらく、憂への好きと。 唯先輩への好きはおそらく種類が違って。 私は思うのだ。 ここでもしも私が告白したとしても、 唯先輩は困ったような顔を一つして。 ごめんねって、辛そうな表情と声色で告げるのだ。 そんな顔を見ようものなら私は、 振られたことよりも何百倍辛いに決まっている。 梓「いいえ、別に、ちっぱいだから良いという言葉の意味を知りたくて」 こうして何事もなかったかのように嘘を付くのだ。 唯「あずにゃんは私よりも小さくないと!」 梓「なんですかその理論」 唯「なんか私が先輩らしくなくなっちゃうでしょ!」 今でも先輩らしくありませんが、という言葉を飲み込む。 梓「そうですか、なら小さいままでいいです」 唯「でしょお、よかったぁ」 小さいほうが好きでいてくれるんですよね? と言おうとしてやっぱりやめた。 私はこのままでいい。 胸のつかえと一緒に生きて行くことを決めたのだ。 梓「ところで私って平均から比べても本当に小さいんでしょうかね?」 唯「本当に小さいから安心して良いよ」 私の望みは静かに否定されて、これ以上胸の話題をするのを脳が否定した 。 Fin 2