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『本の雑誌 2015.3号』 vol.381 (酒井貞道) チャーリー・モルデカイ1 英国紳士の名画大作戦 同2 『スナイパーの誇り』 ハンター ボブ・リー・スワガーシリーズ ありふれた祈り クルーガー 雪山の白い虎 デイヴィッド・ゴードン 愛の深まり アリス・マーロン 善き女の愛 遠い部屋、遠い奇跡 ムイーヌディーン 十三本のパイプ エレンブルグ ザ・サークル エガーズ 寝ても覚めても夢 スパーク 古書収集家 パトリアウ (大森望) ドリフトグラス ディレニー 筺底のエルピス オキシタケヒコ 鴉龍天晴 神々 宇宙人相場 芝村 機龍警察 火宅 月村 シンドローム 佐藤 白き日旅立てば不死 荒巻 聖シュテファン寺院の鐘の音は (円堂都) 死と砂時計 鳥飼 アールダーの方舟 周木 教団X 中村 恋と禁○の述語倫理 井上 虹の歯ブラシ 上木らいち発散 (沢田史郎) 未来は、ぼくたちの未来。 宮下 波に乗る はらだみずき 透明カメレオン 道尾 アンソロジー そば 杉田 (堀部篤史) 台所のメアリー・ポピンズ 旧帝国ホテルのクリームソーダ 石川 (北山次郎) 『狗賓童子の島』 飯嶋和一 県立 7Fイイ 市立 図書館の魔女 烏の伝言 高田 京都花暦 土居 ご破産で願いましては 梶 船戸与一 残夢の骸 満州国演技9 完結 (タイムトラベル小説ベスト10) 北山次郎 1. 商人と錬金術師の門 チャン 2. リプレイ グリムウッド 3. 流星ワゴン 重松 4. 地下鉄に乗って 浅田次郎 5. きみがぼくを見つけた日 ニッフェネガー 6. 時が新しかったころ ヤング 7. 500年のトンネル プライス 8. 未来の息子 ○月 9. 13時間前の未来 ドイッチ 10. 七回死んだ男 西澤 (宮田珠己) かわしい仏像 ムーミンパパ海へいく (円城塔) 神は死んだ ロン・カリー・ジュニア (風野春樹) ビリー・ミリガンと23の棺 (青木大輔) 南方熊楠英文論考
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方舟内に構成された世界も彼の住む世界と色褪せない。 ビルも建っていれば海も山も存在している。現実世界と変わらない景色が広がる。 少年の目の前には一つ、お墓だ。彼は此処に眠る魂に祈りを捧げていた。 厳密に言えば方舟内で構成された、言わば本来の墓ではないのだが少年は変わらず行う。 墓に記された名前は本来の世界で記された名前と同一、彼のために再現されたのだろうか。 少年は興味を抱かない、いや抱いてはいる。自らを欺いて祈りを捧げていた。 この墓に眠るのは大切な人、かけがえの無い大切な、本当に大切な人。 あの人がいたから今の自分が存在している。あの人がいなかったら今の自分は存在しない。 引き取られた先で暖かく迎えてくれた彼女。心が傷付いた自分達に優しくしてくれた彼女。 けれどもう逢えない、手を伸ばしてもこの手を握り返してくれない。 彼女はこの世から存在を消してしまった。 彼女の両親であり少年達を引き取った夫婦は土砂崩れに巻き込まれこの世界から去った。 生き残った夫、その時から歯車は異常を来し運命は多重の方向へ砕け散る。 全ては蛇だ、あの忌々しい蛇が原因だ。崩壊する夏の日、彼らの運命は誰にも止める事は出来なかった。 そして彼女は彼らを救うためこの世に別れを告げる。少年は止める事が出来ない、目の前にいたのに。 脳裏に焼きつくのだ、何故あの日僕は躊躇してしまったのか、と。 誰に求めることも出来なかった。残された少年達に出来る事は打開すること。 永劫の輪廻の回帰をこの手で終わらせること――少年達は立ち上がった。 「聖杯戦争、軌跡、願い――僕はツイているみたいだね、姉ちゃん」 彼は偶然聖杯戦争と言う名の願いを叶える手段を知ってしまった。 最初は半信半疑だったが摩訶不思議な神通力を既に体験済み、確信を持つのに時間は必要ない。 参加資格はとある木片の所持、ならば持っている連中から奪えば条件は満たされる。 数々の組織に潜入し辿り着いた木片。手にした時記憶が電子の海へと沈み……気付けば方舟に招かれていた。 この場に至ったのは不慮の事故でも何でもない。 少年は自ら聖杯戦争に身を投げ願いのために彼なりの聖戦を始める覚悟で臨んでいる。 邪魔をする奴に容赦はしない。願いを叶えるのは僕だ、引っ込め、引っ込め。 全てを欺いてでも少年は彼女のために戦う。そしてあの日の思い出をもう一度呼び覚ますために。 「気は済んだか?」 少年の背後から男性の声が響く。彼が少年のサーヴァントだ。 マスターの祈りが終わった頃だと思い声を掛けるも少年は微笑みながら答えた。 「うん。でもそれはこっちの台詞でもあるよね? ライダーは終わったかい?」 少年だけではない、此処にはライダーに関連ある人物の墓もあり彼は赴いていた。 マスターに伝えてはいないのだが見抜かれていたようでライダーは舌打ちをしながら頭を掻く。 「喰えねえガキだぜ……」 「ごめんねおじさん! ん……どっちかって言うとお兄さん?」 内容は両者煽りのように聞こえるも仲は思うよりかは悪くなく充分な会話を取れている。 少年の大切な人は姉、血は繋がっていなくても大切な存在。 ライダーの大切な人は妹、苦しい生活を送りながらも大切な時間を過ごした唯一の肉親。 血の繋がりの違いはあれど大切な存在に変わりはなく両者は互いの心を理解していた。 「ったく……行くぞガキ、俺とお前は他人だが今は一対だ。 片方が下手をすれば俺達二人まとめて終了、テメェの不手際で退場なんざ御免だからな、理解したか修哉?」 「カノって呼んでね……僕も簡単に負けるわけにはいかないからね。 ライダーみたいなサーヴァントで良かったよ、これなら願いに辿り着けそうだ」 戦いを拒む英霊らしからぬ存在。 秩序を重んじ戦闘に誉れを懸けるサーヴァントなど求めていない。 求めているのは願いに全力を尽くせるサーヴァント、背中を任せれる相棒。 「……テメェはどうやら一般人よりかは魔力……何か力がある。 その影響で魔力の供給は思っていたよりもマシに感じる、それだけだ。 ガキ、俺の目の届く範囲で死ぬんじゃねぇぞ?」 マスターとサーヴァントは共に肩を並べ月明かりの元を歩く。 嘘を操る少年と空を翔けた竜騎士は互いの大切な存在のため己の聖戦を生き抜く。 「もちろんだよライダー……全てを欺いて最後に笑うのは僕達だからね」 【マスター】鹿野修哉@メカクシティアクターズ 【参加方法】自らの意思により参加。(木片は悪の組織から盗んだ) 【マスターとしての願い】アヤノを生き返らせふざけた輪廻を終わらせる。 【weapon】なし。 【能力・技能】目を欺く力:A…自分の姿及びそれに伴う周囲を欺く力。対象に自分を誤認させ何かに化ける事ができる。 化けれる者は「実際に対面したことがあり、尚かつ鮮明にイメージ出来る人物及び動物」に限られる。 対魔力ランクAに相当する能力の前では見抜かれてしまう危険がある。 【人物背景】幼少期は母親に虐待されて育った少年。優しい彼はそれでも母親のことが嫌いになれなかった。 その後孤児院に預けられ仲の良くなった二人の少年少女と共にある一家に引き取られそこで「姉ちゃん」に出逢う。 彼にとってそれは大切な時間だったが全ての歯車が狂い姉ちゃんは死んでしまう、そして彼らは決意した。 秘密組織を起ち上げ悪を裁き、謎の正体を追い続けていた。 【方針】全てを欺く。友好関係を他者と築く方針で行くが最後に笑うのは自分。 【クラス】ライダー 【真名】ジード@ファイアーエムブレム覇者の剣 【パラメータ】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具A 【属性】中立・中庸 【クラス別スキル】 騎乗:B…騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。 ジードは生前竜騎士だったため例外で竜には適正がある。 対魔力:D…一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 【保有スキル】 竜を駆る者:A…生前竜騎士だったジードは竜と心を通わせており、竜のへの騎乗が可能である。 カリスマ:D…軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。 復讐:C…相手に憎悪を抱けば抱くほど能力が上昇する。 単独行動:D…マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。 【宝具】 『永遠の相棒』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:50 生前の相棒だった竜そのもの。騎乗することにより彼は竜騎士へと覚醒する。 この時手にしている槍も強化される。 『天空の覇者』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉: 更なる高みへと辿り着いた竜の覇者の姿。 ドラゴンマスターへとクラスチェンジを果たし魔力と宝具を除くステータスが一段階ランクアップする。 また剣が生成され新たな武器となる。 『腐れ縁の野郎共』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1000 生前飛び回った戦場を展開し率いた飛竜隊を召還し襲撃を行う。 この時召還される飛竜隊の数は30、一人一人に単独行動:Eが与えられる。 【weapon】 『槍』…生前愛用していた。特殊な能力は無いが使い慣れているため最大限の能力を発揮できる。 【人物背景】 妹ともに他人から食料などを奪いながら生活していたがベルンに拾われ戦闘技術を叩きこまれた結果部隊長になる。 他人を殺すことに戸惑いはないが情は持ちあわせており昔敵対していた対象に対しても困っていれば力を貸す。 部下からの信頼も厚く、運命が異なっていれば英雄になっていたかもしれない人物。 【サーヴァントとしての願い】 妹との永遠の平和と安息。 【基本戦術、方針、運用法】 マスターに従い襲ってくる相手を蹴散らし、此方からも奇襲を仕掛ける……戦闘に戸惑いはない。
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正直なんとなく迂遠な書き方したら偶然NG除けした形になっただけに見えるけど結果としてNG除けになった事は確か 重要性を理解せず謝罪もいい加減でそのまま進行したスレだからねぇ。似たような理由で後から削除申請したスレはもう投稿制限解除されているのにこのスレ解除されないどころかdat落ちなんだし。 NG単語の一部をひらがなやローマ字にしたり文字間にスペース入れたりして書き込むのがNG回避な訳で 1は明確にそれをしたんだから仕方ないでしょ。普通はNGかかるはずだから察せれるんだし。. この手のトラブル増えそうで怖いよね こういうことがあるから書き込みは怖いぜ。 『1』管理人様との話し合いが終わりました、スレ続けられそうです。 『1』1の変換ミスがそのままNG避けになってしまったようでして、この場があったことで冷静に話し合うことができました。ありがとうございました。今後もよろしくお願いします。 良かったですスレも戻ったようですし、まだ書き込めないけど おお、よかった 良かった良かった。安堵の後、テンション上がり過ぎるのも危ないから気を付けてな 話し合いお疲れさまです。穏便に済んだようで何よりです。 今後のためにも自分含めスレ民一同wikiの某事件の記事を読んだほうが良いですね。 今回の発端作品もそうですが、かなりNG対象になるものも多いですし。 再発防止に勤めましょう。 午前中に【最重要】の表題で投下したものです。私の身勝手な行動で、皆様に無理を強いてしまった事、この場を借りて謝罪させて頂きます 本当に、申し訳ございませんでした。 イッチへの連絡手段が思いつかないのでここに書き込みさせていただきます、シェルターが落ちているようですが今後の投下はどうなるでしょうか。避難所とかありますかね こんにちは。 たしか避難所とかはなかったはずです シェルターは去年も一週間くらい落ちていた時があったらしいのでとりあえず一か月ぐらいは復活するのを待ってみるのが良いかもしれません その間はBULK板か、狐版か、方舟版あたりで投下するのが無難かもしれません。 もちろんイッチの判断次第なのでどうなるかは自分にはわかりませんが BULKに行くなら、完全に移転のつもりにしないとまずいはず 普段のルールならその通りですが今回は緊急事態ですので一時的な避難は許されるのでは? ただこれは結局のところ自分の希望的観測に過ぎないのでもし板を移動するなら狐版か方舟板のどちらかに移動するのが無難でしょうね 平常時でも最悪出禁になる禁止版よりは問題ない板のほうがいいと思う、一時的な非難といっても他に選択肢があるし まあ確かにそっちの方がよさそうですね 問題はイッチが今回の状況を把握できているのかってところですが… 1 です とりあえず生存報告ということで書き込ませていただいてます 移転、避難共に、少し様子を見てみようかと思っています。 こちらは小ネタなど書いて溜めておこうかなという次第です。 GWまでになおらない場合には、移転、避難を考えようと思っておりますので、 その場合はこちらでも案内させていただきます。 1 1 報告終わります、この場を活用させていただきありがとうございます。 了解しました。 イッチ、連絡本当にありがとうございます イッチ、了解です シェルター、19日昼頃復旧予定だそうです シェルター、復活しました 1 復活確認しました、みなさんありがとうございます。 こんなのあったんだ。気が付いたら延々と規制に巻き込まれてたからシェルター以外に決まった方が嬉しかったかも 【最重要】の投下者より、皆様へお詫びとお礼の言葉(11/25午後時投下) +... 11/25午後、シェルター内での本スレ復活を確認し、めでたくスレ主『◆MF7ZnvHLX.』様からスレ再開のご報告を頂きました。 これにより、私が【最重要】の表題で投下した全内容は意義を全うし、記載した期限通りその効力は失効したと考えます。 つきまして、私一個人の独断で、非常に強権的なルールの遵守を皆様に求めた事、深くお詫び申し上げます。 無遠慮かつ一方的な宣告で、皆様の自由な利用の権利を阻害してしまったこと本当に申し訳ございませんでした。 そして、皆さまの協力によりこの場所が節度ある利用がなされたこと、篤く感謝申し上げます。 前述の通り、これ以後この場の利用に定まった取り決めはないと思いますが、もし一つ心に御留め頂けるならば この場所は“やる夫板のシェルター”に属する本スレあってのwikiの原則を忘れず、配慮して頂けると幸いです 改めて皆様、ご協力本当にありがとうございました。 【最重要】(11/25午前時投下内容。問題解決により失効済み) +... このコメント欄は緊急避難的措置です。【スレ主との連絡は付き、当初の目的を果たしました】 当該問題の性質上、第三場での雑談が伸びる事は好ましいものではありません ①業務連絡以外のコメントを極力控える事への協力 ②特にNGワード示唆するコメントの禁止、並びにこうしたコメントに対する通知なき編集への協力 ③この他、管理を“やる夫板のシェルター”に準じることへの協力 当対応の期限は【スレ主『◆MF7ZnvHLX.』氏氏様と主管理人様の話し合いが終わるまで】 当対応の目的は【絶対にスレ主様と管理人様方に迷惑を掛けないため】です 強権的な対応、このコメント欄を利用される皆様に一方的不自由を強いる事、大変心苦しいのですが 当該問題が、管理スレッドにも示唆されている“やる夫板のシェルター”管理上最大のタブーである事を今一度思い出し、 自らの発言を吟味してコメントされるよう、切にご協力をお願いします 暫定的ですが今回スレッドが停止されたため作りました。 ありがとナス! 自分も知らなかったししゃーない。 ちゃんと事後対応もしたんだし。、 自分が思ってる以上に扱いがデリケートなんだなぁと感じました。今後シェルターに新規の方が参加された際が心配です。 十割邪推だけどくちぶり見るに例のアレ関係は例の事件の関係者である主管理人扱いとか管理側で決まってて副管理人さんでは何も決められないからとりあえず書き込み停止とかかもね。 対応にどのくらいかかるかわかりませんからね… 1さんがここに気が付いてくれると良いのですが アンタッチャブルな件だから大人しく沙汰を待ちましょう なーんかスレ見れんくなってると思ったら納得&南無南無 外野が先走る、ヒートアップしないように、イチの連絡を待とう このコメント欄超助かる!とりあえず落ち着いて待つのがいいな。あとちゃんと管理人の言うことには従おうね、心象悪くなっても困るし 1です 連絡手段無かったので無茶苦茶ありがたいです 1来たか。ここであんまり騒ぐのも不味いから、とりあえず必要になったら連絡入れてくれると助かる 『1』とりあえず、板移るにしても、どこにしようかなって感じです それまでは静観態勢が一番いいだろうし 1、沙汰が出るまではそういうのも控えて静かに様子見や。移動云々は一件を終えてからの方が誠意だと思うし そうですね・・・確かに 申し訳ないがしばらく静観します 気落ちしてるだろうけど、とりあえず気持ち切り替えよう。焦って動いても、いいことはない。オレ達はいつだって応援してるから 『1』少し様子見て 出来そうなら再開、かな とりあえず 1さんが管理人さんに送ったメールの返事と対応が出るまで休憩って感じですね 何はともあれ管理スレにあるようにメールで釈明して追って沙汰を待つしかないかな、移動考えるのはガチ出禁食らってからでいい。 今までも投下を一ヶ月二か月待った事あるんだから、ゆっくり焦らずよ 『1』皆さんありがとうございます、参加してくれる人いてのスレなので スレが落ちててビビってたけどとりあえず再開の可能性がありそうで何より、たぶんNGワード避けたのがやばかったんかな、待ってます 直接問題レス見てないけどNG避けしていたのかーそれは、なるほどなぁ 早く再開できるといいが週末の楽しみがないとつらい 正直なんとなく迂遠な書き方したら偶然NG除けした形になっただけに見えるけど結果としてNG除けになった事は確か 重要性を理解せず謝罪もいい加減でそのまま進行したスレだからねぇ。似たような理由で後から削除申請したスレはもう投稿制限解除されているのにこのスレ解除されないどころかdat落ちなんだし。 NG単語の一部をひらがなやローマ字にしたり文字間にスペース入れたりして書き込むのがNG回避な訳で 1は明確にそれをしたんだから仕方ないでしょ。普通はNGかかるはずだから察せれるんだし。. この手のトラブル増えそうで怖いよね こういうことがあるから書き込みは怖いぜ。 『1』管理人様との話し合いが終わりました、スレ続けられそうです。 『1』1の変換ミスがそのままNG避けになってしまったようでして、この場があったことで冷静に話し合うことができました。ありがとうございました。今後もよろしくお願いします。 良かったですスレも戻ったようですし、まだ書き込めないけど おお、よかった 良かった良かった。安堵の後、テンション上がり過ぎるのも危ないから気を付けてな 話し合いお疲れさまです。穏便に済んだようで何よりです。 今後のためにも自分含めスレ民一同wikiの某事件の記事を読んだほうが良いですね。 今回の発端作品もそうですが、かなりNG対象になるものも多いですし。 再発防止に勤めましょう。 午前中に【最重要】の表題で投下したものです。私の身勝手な行動で、皆様に無理を強いてしまった事、この場を借りて謝罪させて頂きます 本当に、申し訳ございませんでした。 イッチへの連絡手段が思いつかないのでここに書き込みさせていただきます、シェルターが落ちているようですが今後の投下はどうなるでしょうか。避難所とかありますかね こんにちは。 たしか避難所とかはなかったはずです シェルターは去年も一週間くらい落ちていた時があったらしいのでとりあえず一か月ぐらいは復活するのを待ってみるのが良いかもしれません その間はBULK板か、狐版か、方舟版あたりで投下するのが無難かもしれません。 もちろんイッチの判断次第なのでどうなるかは自分にはわかりませんが BULKに行くなら、完全に移転のつもりにしないとまずいはず 普段のルールならその通りですが今回は緊急事態ですので一時的な避難は許されるのでは? ただこれは結局のところ自分の希望的観測に過ぎないのでもし板を移動するなら狐版か方舟板のどちらかに移動するのが無難でしょうね 平常時でも最悪出禁になる禁止版よりは問題ない板のほうがいいと思う、一時的な非難といっても他に選択肢があるし まあ確かにそっちの方がよさそうですね 問題はイッチが今回の状況を把握できているのかってところですが… 1 です とりあえず生存報告ということで書き込ませていただいてます 移転、避難共に、少し様子を見てみようかと思っています。 こちらは小ネタなど書いて溜めておこうかなという次第です。 GWまでになおらない場合には、移転、避難を考えようと思っておりますので、 その場合はこちらでも案内させていただきます。 1 1 報告終わります、この場を活用させていただきありがとうございます。 了解しました。 イッチ、連絡本当にありがとうございます イッチ、了解です シェルター、19日昼頃復旧予定だそうです シェルター、復活しました 1 復活確認しました、みなさんありがとうございます。 こんなのあったんだ。気が付いたら延々と規制に巻き込まれてたからシェルター以外に決まった方が嬉しかったかも
https://w.atwiki.jp/hshorizonl/pages/608.html
界聖杯の深層。 最終決戦となった世界の底よりも、更に底。 言うなれば海底とでも言うべきその領域は、紛れもない界聖杯の中枢であった。 故に、そこに存在している"彼女"こそは界聖杯。この世界の主であり、神である絶対意思に他ならない。 空前絶後の宇宙現象。 自然発生した願望器という、珠玉の神秘。 渦水の中に投げ込んだ歯車が偶然時計を形作るような、奇跡の産物。 自己の価値の実現という願いを叶えるために、可能性の器達を招集したすべての元凶。 界聖杯の打倒は叶わなかった。方舟勢力は敗北し、"彼女"を利用することを目論んだ峰津院家の神童も志半ばで命を散らした。 そして先刻、この聖杯戦争の結末は事実上決定した。 フォーリナー・アビゲイルの敗北と消滅。これによる、紙越空魚のマスター資格喪失。 神殺を完遂したセイバー・黒死牟は数分と保たずに退去することがもはや半ば確定している。 継続した生存が可能な状態で生き残っているサーヴァントは、一体のみ。 彼を従える少女が自動的に優勝者の座を射止めるのは、時間の問題だった。 であれば界聖杯は、じきに役目を果たして天寿を全うするだけだ。 だがその彼女に、声を投げかけた者がいる。 彼は、もうこの世界から消えた筈の男だった。 「その見た目で呼び捨ては微妙に慣れないな。ライダーさん、って呼んでくれると話しやすいんだが」 星辰界奏者(スフィアブリンガー)。 彼は当初抑止力の尖兵として界聖杯に接触し、本懐果たせず削除された。 されど、そこは付属性特化の極晃星を煌かせる界奏者である。 完全に退去させられる今際の際に、界聖杯そのものへバグを潜り込ますことに成功した。 当初はNPCであった"偶像"七草にちかと結び付き、界奏を事実上封じられこそしたものの、結果的にすべてのサーヴァントの中で誰よりも深刻に界聖杯を脅かしたといえる。 だが、彼はまたしても本懐を遂げられなかった。 死柄木弔の介入である。 犯罪王モリアーティの手で自己の可能性を爆発させ、四皇ビッグ・マムを下してソルソルの実の能力を継承した白き魔王。 魔王が振るう恐るべき崩壊の力で、星辰界奏者は今度こそ完全に消滅させられた筈だった。 その証拠に七草にちかはマスター資格を失い、今やただ生きているだけの傍観者も同然と化している。 だというのに。何故、その彼が――アシュレイ・ホライゾンが、今こうして界聖杯と対面を果たしているのか。 「じゃあライダーさん。聞きたいことはいろいろありますけど、まずは一番気になるところから」 「そうだな。君の時間が大丈夫なら、一応質問には答えるさ。今更隠し立てする理由もない」 「あなたは死柄木弔に殺されて、消滅したものと思ってました。なんでまだここに残ってるんです?」 「その認識は正しいよ。あいつに負けたのは事実だし、今でも痛恨だったと思ってる。マスター達には申し訳が立たないよ」 紙一重の戦いでは、あった。 あとわずかでも死柄木の限界突破が遅ければ、勝敗はまったく逆のものになっていただろう。 そうなれば方舟勢力の勝利はほぼ確実。 界聖杯の存在意義(ゆめ)もまた、阻まれていた可能性が高い。 しかし、そうはならなかった。 だからこそ、優勝者の確定という段階にまで来てしまっているのだ。 アシュレイ・ホライゾンは方舟を守りきれなかった。 それが事実で、まごうことなき現実だった。 「でも、顛末はどうあれ……界奏の起動自体には成功できた。俺は確かに敗北したが、首の皮一枚繋がったんだ」 「……なるほど」 けれどそもそも。 方舟勢力が目標としていたのは、敵連合という勢力への勝利ではない。 彼らが目指していたのは界奏の発動そのものだ。 アシュレイ・ホライゾンの封じられた宝具、『天地宇宙の航海記、描かれるは灰と光の境界線(Calling Sphere Bringer)』。 これを発動することで界聖杯本体に干渉し、書き換えを行って勝者以外を切り捨てるこの世界そのものを変革しようとしていた。 そして――アシュレイは死柄木に敗れこそしたものの、その第一目標自体は達成できていたのである。 とはいえ、すべてを成し遂げるにはあまりにも時間が足りなかった。 当初予定していた規模の干渉など夢のまた夢。 彼に与えられたか細い一瞬の猶予では、如何に新西暦が誇る星辰界奏者といえど…… 「過去の焼き直しですか。"また"、あなたは私の中に想定外(ウイルス)を刻み込んだと」 「そういうことだ。我ながら芸がなくて嫌になるけどな」 ただでさえ矮小化していた自分の霊基の更にそのまた一部を、界聖杯の内側に潜行させるくらいがせいぜいだった。 焼き直しと言われたら返す言葉もない。 せめて相手が他のサーヴァントだったならまだ話も別だったろうが、崩壊の異能を持つ死柄木に殺されたのがまずかった。 最後には逆襲劇、星辰滅奏者(スフィアレイザー)の座にまで手をかけていた彼の力は、たとえ極晃奏者であろうと天敵だ。 介入権は最低限。現にアシュレイは何か成し遂げたわけでもなく、こうして界聖杯の意思の前に姿を現すのをせいぜいとしている。 「それで? 負け惜しみを言いに来たってわけじゃなさそうですけど」 「ああ。こんなザマに成り下がりはしたが、まだ俺なりに目指してる結末があってな」 「言っときますが、私は願われた以上のことはしませんしできませんよ。私の命はもうすぐ生まれる優勝者、地平線の彼方に辿り着く彼女のために使うものと決めています。 それに」 ふう、とため息をつく。 それから界聖杯は、七草にちかの顔で見覚えのある笑みを浮かべた。 自虐するような、私なんて、と腐るようなあの顔だ。 「あなたが私にお"願い"しようとしてることも、恐らく期待には応えられません。意地悪じゃなくて、単純に不可能です」 アシュレイ・ホライゾンがここに現れた理由は分かる。 お得意の"交渉"だ。この聖杯戦争で何度も見せてきた、言葉という名の彼最大の武器。 それを翳して、アシュレイは最後の最後に方舟の夢を遂げさせようとしている。 最初に彼女たちへ語ったのに比べればずいぶんと寂しく、それでいて最低限のものにはなってしまったが、それでも。 「私は願いを叶えることだけに特化した〈現象〉ですから。願いを叶えた後のことを補完するだけのリソースは持っていません」 自分のマスターであり、守りきることができなかった七草にちかと。 そして、幽谷霧子。今生きているこのふたりだけでも逃がせないかと、彼は懇願に来たのだろうと界聖杯は踏んでいる。 だが、その夢すらも叶うことはない。 界聖杯は特化型、役目を終えたらその時点で崩壊を始める願望器。 その点で彼ないし彼女は、平行世界のどこかに存在する月の願望器(ムーンセル)に大きく劣っている。 願いが叶えられた時点で、この世界とそこに残っているすべての"可能性の残骸"は消滅する。 それはアシュレイがどれだけ言葉を重ねようが変わることのない、絶対不変の現実だった。 そんな絶望を、他でもない神自身の口から聞かされたアシュレイ。 灰と光の境界線たる青年はしかし、苦渋の表情など浮かべなかった。 一切その表情を変えることなく、続く言葉を放ったのだ。 「分かってる。だから、ここからが"交渉"だ」 界聖杯が願望器としては不完全な代物であることは、既に分かっていた。 何しろ自身の悲願を灯した盤上に、抑止力の残骸などという不穏分子をみすみす侵入させてしまう体たらくである。 可能性を失った者達を帰さないのも、露悪的な理由ではなく単なる機能リソース上の問題なのだろうと推測も立っていた。 だからこそ、彼女の言葉はアシュレイにとって予想通り。 改めて"そうである"と確認したことで、遂に舞台を降りた交渉人の戦いが幕を開ける。 「おまえは自分の役割を果たすことだけに専念していい。俺に、彼女たちの処遇を任せてもらえないか」 「……と、言いますと?」 「界奏を使って、あの子達に行き場を与える機能を新造する」 「は」 一笑に付す。 その反応は正しい。 だが、アシュレイは真剣だった。 「今のあなたは影にも満たない、単なる亡霊のようなものに過ぎないでしょう? あなたの知る人物で例えるならば、冥狼(ケルベロス)……星辰滅奏者のしずくにさえ数段劣る。 そんなあなたが一体どうやって、そんな慈善事業じみたことをするって言うんですか?」 「おまえの中には、おまえが消去した星辰界奏者(おれ)のダストデータが残ってる。違うか?」 「それを私が引き上げて、わざわざ授ける理由は?」 「ない。だから頭を下げに来たんだ」 そんな発言を臆面もなくできる辺りは、流石に非凡な才能だと言わざるを得ない。 しかもこの男は伊達や酔狂ではなく、本気で言っているのだ。 そのことはここまでの戦いで彼が取ってきた行動が示し、また物語っている。 「おまえの権限で俺に力を返却するなら、俺がおまえの目的を台無しにする可能性は極限まで排除できる。 少しでも意に沿わない、不都合な行動をしたならその時点で俺から力を剥奪してくれればいい」 「あなたの極晃は、その前提を破壊できる能力でしょ」 「そうだな。けどそれはしないし、もししようとしても上手くはいかないと思う」 「その心は?」 「これだ」 アシュレイが、そのジャケットを大きく開いた。 服の下に隠れていた彼の胴体は、左の脇腹からごっそりと抉られたように欠損している。 もちろん界聖杯が与えた傷ではないし、死柄木から受けたダメージを引き継いでいるにしても傷の形が妙だ。 表舞台を去ったにも関わらず界聖杯(じぶん)の中で生存し続けることが可能で、なおかつ星辰界奏者による界聖杯の現状変更を望まず、物理的に妨害さえする理由がある者といえば…… 「……ああ、なるほど。チェンソーの悪魔ですか」 「正直、流石に面食らったよ。会うのは初めてだったが、まさか界奏(おれ)の死に際の悪あがきまで読まれてるとは思わなかった」 神戸しおのライダー・デンジ。 彼の中に眠っていた、チェンソーの悪魔。 アシュレイと同じく魔王の手によって消し去られた筈の、地獄のヒーローを除いて他にはいない。 不死者と言えば、この界聖杯戦争の中では決して稀有な存在ではない。 だが同じ不死者でも、かの大悪魔と十二鬼月の鬼達とでは不死性の純度が明確に異なる。 チェンソーの悪魔は元々完全な不死者。 何度殺されても、お決まりのエンジン音ひとつで無限に復活してくる地獄の悪夢だ。 サーヴァント化という制約を受けた上で死柄木に消し去られて尚、その存在は完璧に消滅してはいなかったらしい。 会ったこともない星辰界奏者が、この期に及んでまだ自分を呼んだ少女の願いを邪魔立てしないように。 表舞台を去ったチェンソーの悪魔は、界聖杯の内部に潜んでいた。 そして読み通り活動を再開した界奏の前に現れ、今度こそ完全に抹消するべく襲いかかったのだ。 「地上で会わなくてよかった。界奏が全開だったとしても、正攻法で勝てるかは分からなかったろうな」 ただし、さしもの彼も存在規模の弱体化は避けられなかったようだ。 何せ、全盛期の一割以下まで衰えたアシュレイを"終始圧倒する"くらいしか出来なかったのだから。 とはいえそれでも、今のアシュレイ程度なら完膚なきまでに惨殺して世界を蹴り出す程度の力は持っている筈だったが―― 「どうやって切り抜けたので? 私の知ってるライダーさんじゃ、どうやってもあの化物に勝てるようには思えませんが」 「契約をした」 「はあ」 悪魔との契約。 それは古今東西、破滅の代名詞である。 悪魔を欺こうとすれば、相手が余程の間抜けでもない限り必ず失敗する。 無知なまま悪魔の甘言に頷けば、一時の栄華の向こうには必ず最悪の結末が待っている。 だがその点、アシュレイ・ホライゾンがかの悪魔と取り交わした契約はどちらでもなかった。 欺くことはない。 もしも反故にしたならその瞬間、チェンソーの悪魔はすぐにでも飛んできて彼の五体を八つに引き裂くだろう。 そしてアシュレイが欺かれることもない。 彼は自分の持つ強みと相手の持つ強み、その両方を深く理解している。 要するに対等な立場での"交渉"――智謀においても魑魅魍魎のひしめく新西暦を駆け回った、軍事帝国アドラーの交渉人。海洋王(ネプトゥヌス)の本領発揮であった。 「そして俺は、あいつに語った言葉をそのままおまえにも投げかけて希う。と言っても、おまえ相手じゃ流石に対等とは行かなそうだけどな」 「当たり前ですね。今のあなたでは、私が無情を貫いた場合にどうすることもできません」 「それでも語ろう。今の俺にできるのは、この舌を動かすことくらいだから」 チェンソーの悪魔と、海洋王が交わした契約。 それは、 「俺が界奏を使って、優勝者の願いを叶える補佐をする。 その代わり、まだ生きている可能な限りの命を元の世界へ送還してほしい」 界聖杯が定める規定を満たし、じきに戴冠する最後の器。 地平線の彼方への到達者、砂糖少女の愛した天使。 すなわち神戸しおの願いを、より完全な形で瑕疵なく叶えさせること。 その対価として、自分がこれから界聖杯の絶対意思に接触して交渉を行うのを許すこと。 「必要ありません。あのですねライダーさん、私って聖杯ですよ? 願望器です。願いを叶えるのに誰かの手を借りる必要なんか」 「そうだったら俺の負けだよ。でも、俺が思うにおまえ、そんなに完璧な願望器じゃないだろ」 「ケンカ売ってます?」 「事実だ。峰津院大和なんかは、薄々気付いてたんじゃないかな」 界聖杯が空前絶後の宇宙現象だというその触れ込みに、恐らく嘘偽りはない。 何百、下手したら何千という数の宇宙から可能性の器を吸い上げて自分の体内で儀式に興じさせた事実。 更には抑止力の尖兵である極晃奏者を完全でないとはいえ退け、事実上抹殺したこと。 これだけの芸当ができる願望器であれば、それこそ叶えられる願いの数を増やせだとか、そういう頓智話みたいな無理難題でもない限りはどんな願いでも成就させることができるだろう。 そこについては、アシュレイも疑っていない。 彼が言っているのは、界聖杯の"願いを叶える機能"以外の部分だ。 「おまえはこの聖杯戦争を運営するに当たって、いくつものミスをやらかしてる。 俺の存在もそうだが、鋼翼のランサー……ベルゼバブだってそうだ。あれはナシだろ、おまえ継国縁壱が倒してくれなかったらどうするつもりだったんだ?」 「どうとでもなりますが」 「それに下手したら、俺の中のヘリオスが全部ぶち壊してる可能性だってあった。おまえは何ていうかアレだ、詰めが甘いんだよ」 カイドウやビッグ・マムはその点、実にお利口さんだったといえる。 何故なら彼らはどれだけ強くとも、世界を壊したりなんてしない。 その上でそれができる奴らとも殴り合える、運営視点じゃこれほどありがたい障害もなかっただろう。 だがベルゼバブやヘリオスは別だ。彼らは戦いの"ついで"に世界を破壊する。 最悪の場合、界聖杯が直々に介入して事を収める事態になっていた可能性だってある。 「それにずっと聞きたかったんだけどな。おまえ、方舟(あのこたち)の出現は想定外だったんだろ」 「否定はしません。意味分かんないですしね、NPCまで引っ張って全員で帰ろうとか」 「だからおまえは、万一にでも方舟勢力が主権を握らないように、あえてシュヴィ・ドーラによるハッキングを許した。違うか?」 「聡いですね。モリアーティ教授の影響でも受けましたー?」 「かもな。なかなかに刺激的な出会いだったよ、あれほど地頭のいい男を俺は一人くらいしか知らん」 界聖杯はアシュレイの詰問を、暗に認めた。 それはつまり、方舟は存在そのものが界聖杯にとって一定の脅威だったというわけだ。 実際に脱出を決行され、聖杯戦争を破綻させられても困るし。 方舟が巨大勢力になって覇権を握り、全員であらぬ方向へ漕ぎ出されても困る。 だから界聖杯は、解析に長けた機凱種とはいえたかだか一サーヴァントからの介入を意図的に許した。 要するに界聖杯はシュヴィに情報を与えることで皮下真へ働きかけ、方舟への対処に勤しんでいたということ。 「まあ、いざとなれば俺を下した時みたいに……防衛機能やら何やら使って、強引にちゃぶ台返しする方法でも考えてたんだろうが。 おまえの聖杯戦争は、無事に終わりこそしたもののずいぶんと想定外に溢れたものになった。そうだな?」 「何が言いたいんです? そんなだから七草にちか(わたし)に唇尖らせて文句言われるんですよ、赤ペン先生」 「耳が痛い。けどまあ、添削ついでにおまえの欠点をひとつ教えてやる」 では何故、界聖杯はそうまで可能性の器達の制御に難儀していたか? その理由を、アシュレイは既に理解していた。 「――おまえは、もう少し人の心ってものを勉強したほうがいい」 例えば、人が強さにかける想いは時に常軌を逸する。 例えば、人の絆は時に合理で動かない。 それさえ分かっていれば、界聖杯は光の魔人や方舟勢力の存在を想定することもできただろう。 「そしておまえ、本当に断言できるか? 人の心に疎い自分が、"最後の一人"の願いを完璧に叶えられるって」 「できますよ。別に複雑な願いでもありませんから」 「その台詞が、もう"わかってない"ことの証明だよ」 アシュレイは肩を竦めて言う。 複雑な願いではない、そう言い切られては疑念も確証に変わろうというものだ。 「あの子の願いは"愛"だぞ」 もはや、番狂わせが起きることはない。 最終優勝者はもうすぐ決まる。 そしてそれは間違いなく、愛に焦がれたひとりの少女だ。 この聖杯戦争で最も幼く。 それ故に誰よりも成長した、翼のない天使。 「人の心の中でも最も複雑な感情だ。世界征服や巨万の富なんかより遥かに叶えるのが難しい願いだよ」 「……ふむ。では、ライダーさんが私に仕えて愛とは何ぞやか教えてくれるってことですか?」 「誤解されそうな言い方をするな、その顔でそれは色々と具合が悪い。 ……、まあでも、そうだな。うん、おまえよりは俺の方がまだ分かってる自信があるよ。注がれる愛には割と困らない人生を送ってきたからな」 彼女は、普遍的な愛の持ち主ではない。 彼女は、歪みこそを望んでいる。 社会の規範では叶わず、永遠であれるわけもない"愛"。 永遠不変たる、甘き幸福の日々。 その願いに付け焼き刃で手をつければどうなるか、想像するだけでも惨憺だ。 「……話を戻すぞ。とにかく、おまえだって一生に一度の悲願を棒に振りたくはないだろ? だったら俺を引き上げて使ってくれ。そうすればブチ切れた親御(あくま)さんが此処に怒鳴り込んでくることもない筈だ」 「あなたが裏切らないという保証は?」 「極晃規模の能力だろうと、干渉を試みてきたらおまえだって流石に分かるだろ。 その時はお得意の防衛機能でも何でも使って潰してくれればいい。 ただ、おまえが俺との契約を守ってくれるのなら誓って出過ぎたことはしないさ。 それで目の前のふたりの命まで取り零したら、今度は鬼とか教授とかに追い回されてボコボコにされるだろうし」 極めて複雑で、完璧に叶えすぎてもいけない願い。 少なくとも一般論における健全な愛の形とは、とてもではないが一緒くたにできない砂糖菓子の愛情。 それとひとりで向き合うのは、人の心が分からない願望器では荷が重い。 そこにアシュレイは交渉の糸口を見出した。 「願いを叶えるために必要なリソース……だったな。その部分も俺の界奏で改良し、もう少し柔軟に対応できるよう頭を捻る。 そうすればおまえの存在意義を脅かすことなく、優勝者への戴冠と並行して彼女達の命も救える。win-winだと思わないか」 「まあ、そうですね。特に反論の余地は見当たりませんけど――」 「なら」 「しかしふたつ、私から付け加えさせてください」 界聖杯は、主(にちか)の顔で指を二本立てる。 その一本を、まずは折り曲げた。 「ひとつ。死者の蘇生とNPCの生還、これはきっぱり諦めてください」 「……できるなら頼みたいと思ってたが。一応理由を聞いても?」 「前者は私が考える"願い"の定義に抵触します。王冠はひとつ、世界樹の王はひとり。これは譲れません。 後者は単純に、私の内界に存在するデータを外に持ち出すことはまず不可能です。できたとしてもリソースの消費が著しいんで。 あなたのマスター……この姿(ガワ)の持ち主の"七草にちか"は本当に、とっても特殊な例だったと考えてもらえると助かります」 完全無欠の大団円は、神直々に否定されたわけだ。 それを悔しく思わないではなかったが、しかし残酷な話、予想していたことではある。 だからこそアシュレイは、苦いものを呑み込んで――頷いた。 「分かった。そこは折れる」 「物分かりがよくて助かります」 「もうひとつはなんだ。勿体ぶらずに言ってくれ」 「七草にちかは優勝者の世界へぺいっと送りつければそれで事足りますが。問題は、幽谷霧子ですね」 幽谷霧子。厳密には、彼女のサーヴァントはまだ生きている。 だがそれは間違いなく、時間の問題だった。 にちかと、霧子。このふたりこそが、今アシュレイが救おうとしている命である。 「彼女を生かすことは、まあ、星辰界奏者(あなた)の頑張り次第では可能かもしれません。 でも、だとしても。幽谷霧子が生まれ育った"元の世界"に帰すのは諦めてください」 「……そっちも、理由は」 「同じく、余力がありません。吸い上げるだけなら無作為で済みますが、世界を探り出して戻すのには最初の比でない労力がかかります」 「願いを叶えるのには惜しげなく力を使えるのに、それ以外にはだいぶシビアな印象を受けるな。機能上の問題か?」 「そうですね。詰めが甘いって指摘も、まああまり反論はできません。 何しろ界聖杯(わたし)は願いを叶えるために生まれた現象ですから、それ以外のことはあまり器用にはできないんです。 それに、やはり"余分"の要素に注力するよりも、私は私にとって大切なことに力を使いたいですから」 元の世界には、帰れない。 これがどれほどの痛みになるか、彼女には分からないのだろうとアシュレイは思った。 アイドルにだって、可能性の器にだって親がいる。友人がいる。それをすべて捨てろと言っているのと同じだ。 だが彼女が"それはできない"と強く断言していることについて食い下がれば、次に返ってくるのは交渉自体に対する"否"なのは想像がつく。 であれば――アシュレイがこれに返せる答えは、やはりひとつしかなかった。 「……分かった。それでいい」 交渉とは、基本的には取捨選択の連続である。 こちらが下の立場であるなら尚更のことだ。 交渉のテーブルで欲をかけば、相手は頑なになる。 受け入れさせることのできる条件さえ、彼方に吹っ飛んでしまいかねない。 故にこそアシュレイはここで、霧子の未来を"妥協する"選択をした。 そうでなければ彼女も含めた、ふたりの命が救えないからだ。 歯痒いな、と思った。申し訳ない、と心から思った。 ――だが、それに固執して足を止めては交渉人は務まらない。 だからこそアシュレイは、合理的に取捨選択を行った。 一見すると冷酷にさえ見えるだろうその姿勢はしかし、何をおいても掴みたいものを掴むための苦肉の策だ。 「死者の蘇生は諦める。NPCの生還も諦める。幽谷霧子の"元の世界"への送還も、妥協する。 その上で問うぞ、界聖杯」 「にちかって呼んでくれてもいいんですよ」 「呼べるか馬鹿。……それさえ受け入れれば、いいんだな?」 方舟の夢は潰えた。 自分は結局、彼女達に残酷な夢を見せてしまったな、とアシュレイはそう思う。 希望を見たまま死んでいった彼女達に、どう顔向けすればいいのか分からない。 だがそれでも、救えるものがまだ残っている。 方舟と呼べるほど大層なものでなくても。 せめて、せめて。 皆が繋いだ希望の欠片を、せめてどこかの未来(さき)へ届けてあげられたのなら―― 「――七草にちか、幽谷霧子のふたりを"優勝者"神戸しおと共に生還させる。 ――その代わりに俺は、おまえがより完璧に役目を遂行できるように助力する。 この契約を呑んでくれるってことで、いいんだな?」 アシュレイの確認に、界聖杯は一瞬沈黙した。 彼の言葉がすべて戯言である可能性は、まだ残っている。 "人の心がわからない"彼女だけは、まだその可能性を信じられるのだ。 界奏を大義に噛ませることのリスクが分からない界聖杯ではない。 最悪の場合、事ここに至って土壇場ですべてをひっくり返される可能性さえある。 この饒舌な星辰界奏者の話を蹴り飛ばす理由が、界聖杯にはまだ残っている。 その上で、彼女はこの聖杯戦争が始まって終わるまでのどの瞬間よりも深く考えた。 考えて、考えて、考えて――そして。 そして…… ◆◆ 無人の街で、ふたりだけが立っていた。 ひとりは、少女だ。 銀髪の少女。色は白くて、包帯がよく目立つ。 吹けば消えてしまいそうな儚さと、心のやわらかい部分を優しく抱擁してくれるような優しさを宿した少女だった。 そしてもうひとりは、鬼だ。 六つ目の鬼。刀を携えて、今にも空に還りそうな鬼。 その見た目はひどく恐ろしいのに、どこか今はその姿形におぞましさが宿っていない。 幽谷霧子と、黒死牟。 お日さまと、三日月。 ふたつの天体が人の形をして、対面していた。 「…………見ていたのか」 「はい。見てました…………」 神殺は、成った。 アビゲイル・ウィリアムズは確実に消滅したと断言できる。 黒死牟の手に残る手応えが、それを証言している。 だが結果はどうだ。この有様で、約束を果たしたなどと誰が言える。 少なくとも黒死牟は、そうも図々しい恥知らずではなかった。 「ならば、気休めは止めろ………私は、お前との誓いを果たせはしなかったのだ…………」 曰く。 蝋の翼を背に太陽へ飛び立った少年は、焦がれ焦がれて地に堕ちたという。 まさに己はそれだと、黒死牟は自虐でもなく正当にそう自己評価を下していた。 継国縁壱という太陽に手を伸ばし、触れる身の程知らずを冒した凡夫の末路。 彼が極めた技の最終形という奇蹟を、たかだかヒトの延長線で果たそうとした顛末。 当然として肉体は壊れ、魂はひび割れ、じきにこの世界を退去することが確定している。 要するに、優勝者の座は射止められなかったということだ。 そしてそれは、幽谷霧子と交わした誓いを果たせないことと同義だった。 何故ならこの世界は、王者以外の生存の余地を認めないから。 邪神の巫女という最大の厄災を討ち果たせたところで……その結果、本筋を取り零していては世話もない。 「私は、今に消える……そしてお前も、戴冠に至ることなく………私と同じように、消え失せるのだ…………」 結局、最後までは勝ちきれなかった。 二天一流と果たしあった。 混沌と相見えた。 鬼の王を斬り伏せた。 海の皇帝へ挑んだ。 邪神の巫女を打ち破った。 それでも、届かなかった。 それでも、たかだか世界樹の頂ひとつ獲れなかった。 それが、黒死牟という悪鬼に用意された現実で。 それが、彼と彼女の誓いの弥終に待っていた結末だった。 だからこそ黒死牟は、自分を半端と言った。 気休めの言葉など止めろと、自身の要石たる少女に言った。 だが。 それでも。 「ううん……セイバーさんは、私との約束を……守って、くれました…………」 それでも、少女は天晴と剣士を讃えるのだ。 疲労で震える足を、そのか細い身体で押し止めて。 しっかりと二本の足で荒廃した大地を踏みしめながら、そう言うのだ。 「だってわたしも、にちかちゃんも、しおちゃんも……みんな、生きてる……」 「私は――」 「みんなを、助けてくれた……みんなを、守ってくれた……。 そんなセイバーさんのこと……わたしは、すごく……すごく、誇らしいんです…… わたしが戦ったわけでもないのに、わたし……とっても、嬉しくて……自分のことみたいに、誇らしくって……」 その言葉を聞いて、黒死牟は思わず閉口する。 そして思うのだ、やはりこの少女は可怪しい。 何故、この結果を前にしてそんな言葉が吐けるのか。 そんな、まるで本当に誓いが全うされたかのような言葉が出てくるのか、皆目分からない。 思えば幽谷霧子という少女は、最初からそうだった。 辻斬りよりもおぞましく、怪物よりも醜いこの鬼(おのれ)を前にして。 一度たりとも怯えた顔を見せず、そうまさにこの顔で笑い続けてきた。 不可解だった。 不気味だった。 不愉快だった――理解ができないから。 「わたしの、サーヴァントが……セイバーさんでよかったって、すごく……そう、思うんです……」 お前は、自分が可愛くはないのか。 自分の命が、惜しくはないのか。 死とは、遺失である。 生きた証、積み重ねたもの、培ったすべて。 それらすべてが、永い年月のすべてが、その瞬間に辿り着くだけですべて零に帰る。無に帰すのだ。 それが、怖くはないのか。 「お前は……死ぬのが、恐ろしくはないのか……?」 「……怖いです、ごめんなさい……」 「ならば」 「でも……」 継国巌勝は、それが堪らなく恐ろしかった。 自分が文字通り血反吐を吐きながら極めてきた技が、すべて消え失せることが怖かった。 だからこそ鬼になった。 恩人の首を捧げ、すべてを棄てて悠久の時を生きることを選んだ。 その果てに何ひとつ、ただひとつとして何かを得ることはなく。 届かぬ技を極め続け、罪を重ね、屍を積み上げて挙げ句選んだ外道さえ全うできずに死に果てた。 「……生きてきたこと、歌ったこと、仲良くしてくれた、みんなとの思い出……」 それを許容できる者の言葉が、理解できなかった。 己が追い求めた、土を噛んででも並び立とうとした男の言葉が気味悪かった。 化物の言葉だとして、噛み締めることもなく嫌悪のままに切り捨てた。 そのことは今も変わらない。 焦熱地獄を超えて常世にまろび出たこの仮初めの肉体が、再びあの無間に還るのだと思うだけで怖気が立つ。 そんな鬼に、少女は、しかし。 「たとえわたしが、ここで消えてしまうとしても……死んでしまうとしても……。 今まで積み重ねてきたこと、がんばってきたこと、好きだったもの……それは、無駄なんかじゃないと思うから……」 あの日の男のようなことを、言った。 「…………………………は…………」 やはり、結論は変わらない。 狂っている。 そうとしか思えない。 英霊の座に上り詰められる技も生涯もない身で、一度きりの死を受け入れるなど。 だがだからこそ、その狂おしさが。 狂おしいまでの輝きが――眩しさが。 今、黒死牟にひとつの悟りをもたらした。 「結局は、それか……ああ――お前ならばそう言うと、どこかで思ってしまっていた……そんな己の浅ましさに、腹が立つ……」 結局のところ、何も違いなどしなかったのだ。 仮初めの、二度目の生。 そんなもの、ただの言葉の綾だった。 同じだ。自分が人として、心臓一個の人間ひとりとして生きていた時と同じ。 理解することのできない太陽に寄り添い、強く焦がれ、強く焦がれ。 骨肉の焼ける痛みに呻きながら、敵をひたすらに切り捨てていく旅路。 違ったところがあったとすれば、この世界には太陽がふたつあったこと。 かつて自分が追いかけた、近付く者すべて焼き焦がすような雄々しい太陽と。 距離を取ろうとしても勝手に寄り添ってくる、か弱く愚かなやさしい太陽。 ふたつの太陽に照らされ続けた結果、自分でも予想しない、ありもしない形を手に入れてしまった。 ……つくづく、なんたる体たらくか。 地獄での永い断罪の日々は、鬼の脳すらも耄碌させるのか。 「幽谷。お前は…………」 「はい……」 「お前達は、何故……そうなのだ……」 人間であれば誰もが持っている醜い部分というものが、彼女達にはまるで見て取れない。 憎しみ。嫉み。恐れ。 自分の命が脅かされてもそれをおくびにも出さない姿が、ひどく不気味だ。 「だから、私は……お前達が、嫌いなのだ……」 結局最後まで、その結論は一度だって変わらなかった。 頼んでもいないのに心の中に入ってきて、煩わしい光で照らしてくる。 外道に再び堕ちようとしても、またその輝きでまとわり付いてくる。 挙句の果てに、自分はまんまとそれに"あてられて"しまった。 鬼が、人間を守るために剣を執るなどとんだお笑い種ではないか。 道を極めるために、妻子を捨てた。 鬼殺に明け暮れた日々の中でさえ、ただの一度も人を守りたくて剣を振るったことなどない。 縁壱という星へ触れるためだけに生涯を使い、だからこそ恩も信頼もたやすく裏切ることができた。 その自分が――、今になって鬼殺隊士の本分を果たすかのように戦ったなど。 自身の死、培ったものの遺失をも顧みずに剣戟を放ち、今まさに朽ち果てようとしているなど。 これがお笑い種でなくて何なのだと、黒死牟はそう思う。 「わたしは……セイバーさんのこと、好きですよ……」 いっそ恨み言のひとつでも吐きかけてくれたなら、これ以上のことはなかったと言っていい。 しかしこの期に及んでまだ、この少女は臆面もなくこんなことを言ってくるのだ。 「強くて、格好良くて……私のことを、みんなのことを、いつも守ってくれた……やさしいセイバーさんのことが、大好きでした……」 「何を、言っている……。お前の目は、節穴か……?」 優しい。 言うに事欠いて、優しいなどとのたまうのか。 こいつは自分の何を見てきたのだ。 感情のままに剣を振るい、情念を剥き出しにして危険に晒しさえした。 脅かしたことこそ数あれど、優しく宥めたことなど覚えている限り一度としてない。 「セイバーさんは、ずっと……やさしいひと、でしたよ………セイバーさんがいてくれたから、わたし……怖くても、悲しくても、つらくても……いつだって、頑張って来られたんです…………」 『兄上は、この地にてひとつでも、命を殺めましたか』 記憶の中の声が、目の前の娘の声と重なる。 太陽と太陽が重なって、輝きを放つ。 けれど魂を灼くことは、もうない。 「だから……これだけは、伝えたくて……」 ぽふ、という間抜けな感触があった。 少女が、黒死牟へつたなく抱き着いていた。抱きしめていた。 華奢な身体は、少しでも力を込めれば粉々にできてしまいそうなほど脆いのに。 何故かそれを跳ね除けようという気にならない。 細い腕を、消えゆく黒死牟の背中に回して。 まるで、今からいなくなってしまう大切な誰かの感触を全身で感じようとしているように。 霧子は、そうしていた。 その上で、彼女は顔を上げる。 うっすらと涙の浮かんだ瞳で、それでも太陽は微笑んでいた。 「ありがとう、ございました…………」 生涯、女の涙に何かを感じたことなどない。 にも関わらず今、その顔は黒死牟の心胆に重く響いた。 「わたしと、出会ってくれて…………」 はじめから、この娘は不思議だった。 寝台で寝息を立てていれば勝手に首級が増えていくというのに、律儀に夜の徘徊へ付いてくる。 何故だと問い質せば、意味の取れない摩訶不思議な理由を述べてくる。 役に立たないだけでなく、意思の疎通すら十分に取れないまごうことなき"外れ"の要石。 そう、思っていた。 「わたしを、わたしの大切なものを……ずっと、ずうっと守ってくれて…………」 だが今になって振り返れば、どうだ。 この身、この魂は、数百年もの停滞を抜け出した。 技の冴えは、神をも斬り伏せた。 太陽の光にさえ、もはや灼かれることはない。 果たしてこの少女以外に召喚された自分が、この境地まで辿り着くことはできたのか。 その光景が、腹立たしいことに想像できなかった。 だからこそ黒死牟はここで、とうとう認めざるを得なくなってしまったのだ。 「わたしと一緒に、生きてくれて…………ありがとう、ございました…………」 自分の主となる人間は、この幽谷を除いては他にいなかったのだと。 彼女だから、自分はここまで来られたのだと。 そう気付き、理解し、認めた。 笑顔のまま銀の涙を流す少女に、黒死牟は茫然と口を開く。 「おい…………泣くな…………」 泣き縋る妻子の姿にさえ何も感じることのなかった脳が、何故だかこの少女の啜り泣く様を拒絶している。 「それは…………、」 自分は何を言おうとしているのだ、と我に返る。 剣を振るい、敵を殺すだけの鬼が背筋の粟立つようなことを言おうとしている。 そう気付いた黒死牟の逡巡は、しかしまたもらしくない形で幕が引かれることになった。 もはや、残されている時間はほぼない。 じきに己は、この世界を去る。 であれば―― 「…………それは……お前には、似合わぬだろう…………」 「…………、……セイバーさん…………」 いいか、と思った。 だから口にした、らしくもない慰めを。 世界の終わりも近いという。 であれば最後は、星でも降るか。 「さめざめと泣きながら舞う芸鼓など………興醒めにも、程があろう…………」 後悔はある。 武士として、娘ひとりとの誓いさえ守れなかったこと。 弟に弥終を唱えておきながら、自分はそこに辿り着けなかったこと。 霧子が何と言おうと黒死牟にとってそれは情けのないことであったし、呆れ返りそうな体たらくだった。 だが、一方で未練は驚くほどになかった。 まるでそれは、長く続く洞窟を抜けて外へ出たような心地。 闇の中を抜け出して、そうして眺めた青空のような。 そしてそこに佇みこちらを見守る、太陽の光を見上げた時のような――。 そんな数百年ぶりの感慨を、黒死牟は今際の際で感じていた。 「役に立たぬ、弱き童ならば……囀るだけしか能のない、芸事で生計を立てる娘ならば………せめて、それらしく…………」 この空も、きっと見納めになるだろう。 英霊の座に還り、もし次があったとして。 その時、自分という鬼が再び宿業の超克に到れるとは思えない。 ならば最期に見上げればいいものを、黒死牟はそれをしなかった。 空よりも、今は―― 「……………………………………………………笑っていろ」 この、忌まわしい太陽(おひさま)を見ていたかった。 鬼の身体が、解けていく。 金色の粒子に変わって、空に還っていく。 解けた身体が抱きしめた両腕の隙間を抜け、抱擁もまた解ける。 霧子はそこで、空を見上げた。 剣士の還っていく空を見上げようとした。 でもその前に、まずは服の袖で涙を拭う。 思えば困らせてばかりだった。 いつも、怒らせてばかりだった。 せめて最後くらい、晴れ晴れと彼が去れるように。 もう、お前が嫌いだと言われないように。 涙を拭って、それから改めて――空を見上げた。弥終の空を。 「………………、…………ありがとう…………」 なんて綺麗なのだろう、と思った。 なんてあたたかいんだろう、と思った。 夜にしか生きられない、陽の光を浴びられない。 寂しさを抱いた、小さな焔。 そういう"罰"を受け続けていた彼も、これでもう寒くないだろうか。 そうであってくれればいいなと、霧子は思う。 彼が犯した罪も奪った命も、決して消えることはないかもしれない。 それでも――自分の見てきた彼は、本当にがんばっていたから。 いつもがんばって、自分達のことを守ってくれていたから。 そんな彼に、そのくらいのご褒美があってもいいと霧子は信じる。 「さようなら…………! …………セイバーさん…………!!」 響いてく、彼方へと。 少女の声は、いつまでも響いていた。 ありったけの微笑みで、感謝という花束を空へ届ける。 そんな少女の前には、地面に刺さった一振りの刀だけが残されていた。 それだけが、幽谷霧子のサーヴァントの。 彼女をいつも助けてくれた、ある無愛想な剣士の生きていた、たったひとつの証だった。 【セイバー(黒死牟)@鬼滅の刃 消滅】 ◆◆ 『…………そっか…………』 『あなたは………界聖杯、さんは…………』 『あなたは、ただ…………』 『何かに、なりたかったんですね…………』 ◆◆ 「いいですよ」 界聖杯は、アシュレイの確認にそう答えていた。 受ける意味のない、リスクの方が大きな話だ。 だが、確かに心の分からない自分が歪んだ愛の成就という願いを叶えられるのか、という指摘には一理ある。 だからこそ、界聖杯はそれを重く評価した。 界奏と契約し、自分という物語の結末をより欠陥のないものにするべく保険をかけたのだ。 「じゃあ契約しましょう。その代わり、あなたが反故にする素振りを確認したらすぐさま全消ししてやるのでそのつもりで」 「……ああ、それで構わない。けどやけに素直だな、正直もう少し嫌がってくると思ってたよ」 「耳の痛い指摘をされましたからね。やり直しの利くことでもありませんし、まあ悪くない話だと思っただけですよ」 「――本当に、それだけか?」 「はい。それだけです」 最後の逡巡の時、界聖杯の意思の内側によみがえってきた声があった。 自分との対話などという奇特なことを求めてきた、今現在も理解のできない少女の声だ。 彼女に恨まれる筋合いこそあれど、それ以外の感情を向けられる理由など一切ない自分に対して。 まるで"よかった"とでも言わんばかりの顔をし、微笑んできた少女。 呆気に取られるとは、まさにあのときのことを指すのだろうと界聖杯は振り返る。 未知づくしの聖杯戦争になってしまったが、まさかあんな形でまで想定外を味わされることになるとは思わなかった。 アシュレイの言う通り、自分のこの判断はきっと"らしくない"のだ。 まるで、願いを完璧に叶えるという用意された建前に都合よく乗っかったみたい。 他者と通じ合うことなどなく、分かり合うことなど求めたこともない――そんな自分の世界に、ただひとり現れた未知。 その微笑みに、まるで報いるみたいな。 そんなことをするのは、間違いなくらしくない。 要するにバグのようなものなのであろうと、界聖杯はそう片付ける。 自分の陥穽を星辰界奏者なんて油断ならない相手に漏らすほど、彼女は愚かではなかった。 だからこの小さな小さな違和感は、データの奥底に隠したまま彼の手を取る。 ちょうど今……、"彼女"のサーヴァントである剣の鬼が消滅した。 残るサーヴァントは一体。優勝者が、決定された。 「戴冠です。〈世界樹の王〉は、今決定されました」 そう、契約相手となった青年に告げつつ。 界聖杯は内心、呆れたようにため息をついた。 ――ああ、聖杯戦争が今終わってよかった。 これ以上は、自分までおかしくなっていたかもしれない。 やり遂げたにも関わらず、奇妙な敗北感をさえ覚えながら。 全能の願望器たる彼女は、最後の最後に小さな方舟を作ることを赦したのだった。 ◆◆ 夢を見ていた。 夢、だと思う。 だってこんなの、現実だったらありえないし。 そう思いながら、七草にちかは目の前に立っている男を見つめる。 「……久しぶり、マスター」 「あれ。もしかして私、死にました?」 「いいや生きてるよ。怪我はひどいけど致命傷じゃない。起きたらちょっとのたうち回るくらいで済むだろうさ」 のたうち回るのかあ……。 にちかは嘆息する。 「生きてるなら、なんで今更会いにきたんですか。遅いでしょ、どう考えても」 「……すまない。本当に悪かったと思ってるよ」 「あーもう、本当に申し訳無さそうにしないでくださいよ。なんだか悪いことしてるみたいな気になるでしょ。 一月も一緒にいたんだから、その……ちょっとは察してくださいよ。よく知ってるでしょ、私がどういう人間なのかなんて」 そう、別にこんなことが言いたいわけじゃないのだ。 恨み言なんて、本気で言っているわけじゃない。 それをいちいち説明するなんて、これほど恥ずかしいこともないだろう。 そのくらい察してほしいものである。にちかは顔を少し赤らめながら、ぶつぶつ呟いた。 そんな彼女に、"彼"――アシュレイ・ホライゾンは小さく苦笑して。 「ああ。よく知ってる」 「……ばか。甲斐性なし」 「それはちょっと意味合いが変わってくるからやめてくれ」 そんな、いつも通りの会話を交わした。 でも、にちかは知っている。 アシュレイ・ホライゾンは消滅した、その筈だ。 ではこれはやっぱり夢なのか。 その疑問を察してか、アシュレイが言う。 「伝えなきゃならないことがあるから、無理を言ってマスターの意識に割り込んだんだ。 ……後、あんな別れ方だったからな。最後にせめて、謝罪がしたかった」 「いいですよ、謝罪なんて。……別にライダーさんが悪いんじゃないですし。全部あの王様野郎が悪いんです」 「いや、言わせてくれ……不甲斐ないサーヴァントでごめん、にちか。 俺があの時敗れなければ、方舟は出港できてたんだ。守れた命も、もっとあった」 この人も大概不便なやつだな、とにちかは辟易する。 謝らなくていいって言ってるんだからそれに甘えればいいのに、わざわざ頭を下げたがるなんて。 「じゃあ、"ごめん"はもうそれでおしまいにしてください。 謝るなら私じゃなくて、あっちに行っちゃった摩美々さん達にってことで」 「……そうだな、ありがとう。なんていうか――どの口で言うんだ、って話なんだが」 「なんです?」 「大きくなったな、マスター。少し見ない間に、すごく成長した気がする」 「どの口で言うんですか」 唇を尖らせるにちかに、アシュレイはまた苦笑して。 「本当に苦労をかけたし、迷惑をかけた。 埋め合わせることもできない失態だったが……、さっきも言った通り、伝えなきゃいけないことがある。聖杯戦争のこの先についてだ」 「……いいですよ。話してください」 「さっき、霧子さんのセイバーが消滅した」 「…………そうですか。あーあ、じゃあこれで方舟(わたしたち)はいよいよ本当に終わりってことですね?」 ……動揺は、不思議となかった。 元よりサーヴァントを失って、魔王に気まぐれで生かしてもらってたようなものだ。 のらりくらり伸ばしていた終わりが、遅れて今やってきたというだけ。 何なら、死への恐怖よりも霧子が可哀想だという感想の方が強かった。 方舟の物語は、今度こそこれで終わり。 誰も彼も、願いを叶えるついでに燃やされてさよならだ。 そうとばかり思っていたのだが、アシュレイの続く台詞は予想だにしないものだった。 「いいや、違う。界聖杯が、マスターと霧子さんを生きて帰すことに同意した」 「……、……え?」 「俺が界奏を使って、優勝者の願いを叶えるのを助力する。その過程で器ふたつの脱落によるリソース不足をどうにか調整する。 正直手探りだし博打だが、威信にかけて上手くやるよ。だからもう安心していい。君達が死ぬことは、もうないんだ」 「え? ……え、え? なんですか、それ――それじゃ、私達……」 「そうだ。助かるんだ、ふたりとも」 へたり、とにちかはその場に座り込む。 身体に力が入らないし、何なら腰も抜けていた。 「意味、わかんない……急に、どんでん返しするの……やめてくださいよ、せっかく――せっかく今、覚悟決めてたのに……」 死ぬのは怖くない。 そう思っていたはずだったけれど、それがやせ我慢だったとすぐさま思い知らされる。 もうどうしようもない状況になったから、脳が本能を麻痺させて誤魔化していただけだったらしい。 その証拠にみっともなくへたり込んで、目からはぼろぼろ涙が溢れてくる。 そんなにちかに、アシュレイは屈み込んで視線を合わせた。 子どもみたいだな、と思って恥ずかしくなったけれど、今はそれを抗議する余裕もない。 「生きてくれ、にちか」 「……ぅ、うぅうぅうう……」 「にちかは、幸せになるんだ」 七草にちかは、もう籠の中の鳥じゃない。 にちかは、幸せになれる。 世界が、それを赦した。 「行かないで、ください……」 にちかは涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔で、アシュレイにそう願う。 「最後まで、一緒にいてよ…… ライダーさん、負けちゃったから……お別れできなかったんだから、せめて――」 「ごめんな」 それはできないと、アシュレイは静かに首を横に振る。 世界の終わりはもうすぐ来る。 海洋王は、彼女達を守るための最後の戦いに臨まなければならない。 現実をねじ伏せ、ルールを書き換えるための戦いだ。 彼にとってはこの先こそが大一番。 だからこそ、少女の切なる願いに応えることはどうしてもできなかった。 「結局、俺は何もできなかった。夢を見せるだけ見せて、最後になんとかひと握りの希望を繋げただけだ。 そんな俺だけど……楽しかったよ。マスターと過ごした時間は、大変だったけど楽しかった。誓って本心だ」 「ぐす、えぐ……っ、そんなことない……! 何もできなかったなんて、そんなこと……っ、ないもん……!!」 ぽかぽかと、アシュレイの身体を力なく叩いて。 「助けてくれたでしょ、ずっと……! 私、めんどくさいことばっかり、言って……振り回して、ばっかりだった、のにっ……! ライダーさん、ずっと、私と一緒にいてくれた……! そんな人が、何もできなかったとか……そんな寂しいこと、言わないで……!!」 「……マスター」 泣きじゃくる少女の背を、優しく擦る。 できなかったお別れを、彼と彼女は今していた。 「大丈夫だ。にちかは、きっと大丈夫」 「……ぅ、ううううッ」 「にちかなら、アイドルでもそれ以外でも……何にだってなれるさ。 君のそれはもう、太陽に近付けば溶け落ちる蝋の翼なんかじゃない。 どこへだって、どこまでだって飛んでいける、立派な翼がついてる」 どこに出しても恥ずかしくない、強くて可愛い輝くアイドル。 にちかがそうなったことを、アシュレイは肯定する。 本当に、見違えるほど大きく、そして強くなった。 これならもう、どこにだって行けるはずだ。 「君の未来は、誰より素敵な女の子だ」 夢の終わりに、世界が白く染まっていく。 最後ににちかは、微笑む青年の顔を確かに見た。 見て、焼き付けて、手を握った。 それは、かつて石ころだった少女にとっての幼年期の終わりで。 羽ばたき始めた"偶像"への、何よりの祝福だった。 ◆◆ 【聖杯戦争 終了】 【世界樹の王 戴冠】 【地平聖杯戦争、優勝者――――神戸しお】 ◆◆ 戦いは終わり。 そして今、女は銃口を向けていた。 世界最後の交渉の席で、唯一名前のあがらなかった女だ。 星辰界奏者は彼女の存在を知りながら、その名を口にはしなかった。 他ならない彼女自身が、それを望んでいないから。 その先に立つのは、王冠を被った天使。 戴冠へと至った、世界樹の王に他ならない。 鬼が、天使を射止めるために玉座の前へと立っている。 結果など見え透いた、何がどう転んでも、世界の何事も変えることのない小さな戦いが――滅んだ街の片隅、瓦礫の大地で静かに幕開けようとしていた。 →
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作詞:イメソラP 作曲:イメソラP 編曲:イメソラP Alto Sax演奏:南のP 小號演奏:恩田こな 歌:初音ミク 翻譯:yanao honey sweet 即使將一直收起來的毒針 慌張地拿出來擺出架勢 也早就來不及的 被關起來的蜜蜂 談著近乎難看的戀愛 在誤會的盡頭玉石俱焚w 真超像個笨蛋的 愚蠢男人呢 吶比起接吻啊 可以只看著我嗎? 攪成一團的甜美蜂蜜垂落 將全部都奉上吧!? 將比起戀更多的 又比愛更久的 剛產下的果實 就這樣渴求著品嚐著吧 在無處可逃的庭景之中 對你來說 對我來說 就將最重要的事物 全部溶化混作一團吧 今晚便是滿月的honey sweet 就算將不留神流露的虛張聲勢 到現在才脫下想逃 也已經來不及了 就像袋子裡的老鼠呢 明明只有氣勢不錯卻虎頭蛇尾 最後就拋出來求人饒命了? 超有快感的呢 我會來蹂躪你的喔 吶比起接吻啊 可以用力緊抱我嗎? 被高溫的蜂蜜澆濕 將全部都奉上吧!? 要是追求起比起富裕更多的 又比地位更久的 永遠的話 便會逐漸墜入深淵之底了 就乘上只有兩人的方舟吧 對你來說 對我來說 就深深感受著 由靈魂演奏的旋律顫抖吧 今晚便是狂樂的dancing beet 輕輕相貼的嘴唇 輕輕相碰的指尖 是不是又要逃了? 好像還不夠的樣子呢? 吶比起接吻啊 可以只看著我嗎? 攪成一團的甜美蜂蜜垂落 將全部都奉上吧!? 比起戀更多的 又比愛更久的 將產下的果實 就這樣渴求著品嚐著吧 在無處可逃的庭景之中 對你來說 對我來說 就深深感受著 由靈魂演奏的旋律顫抖吧 今晚便是狂樂的dancing beet 今晚便是滿月的honey sweet
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Animal Ark 概要 解説 店舗 概要 日本語:アニマル・アーク 業種:ペット関連 上場:LCN 所在地:ハーモニー 解説 ハーモニーにある大手ペットショップチェーン。 場所はサブアーバン2のオープンモール。Dollar Pillsの隣。24/7の向かい。 目の前(南東)の丘の上にラジオ局「Rebel Radio」の建物と電波塔が見える。 ロゴはNoah's Ark (ノアの方舟)をモチーフ。 道路側の看板には以下のことが書かれている。 2 for 1. So when 1 dies, the kids will not cry.(1匹死んでも子供が泣かないよう、2匹で1セット。) 24Hr Rental. Deals.(お得なレンタル。) 店舗裏に「Ark-Recycling」がある。 BincoとDiscount Storeにロゴ入りシャツがあり、トレバーが購入できる。 ロスサントスのランダムイベント「バイク泥棒(都市)1」にて、自転車(Scorcher)を盗まれたという男に自転車を取り返してやると、後日お礼に株をもらえる。 発生場所は、フランクリン叔母自宅の南西、ラ プエルタのあたり。トレバーとマイケルでマイケルの娘を連れ戻しに行くフェイム オア シェイムのミッションでナビ通り走ると通る道。 この男はアニマルアークの創業者でCEOということで、なんと10万ドル分の株をくれる。 値動きはさほどないが、即売却しても9万ドル以上の利益がある。(即売するとトロフィー「確実な投機」を獲得) フランクリン・マイケル・トレバー全員にて確認済み。 LCN「自然素材のペットフードを販売する全国チェーン。世界の半分が飢えていても、有機食品しか食べない愛犬向け。」 デジタルマニュアル「アメリカ全土に展開する大手ペットフードチェーンです。世界人類の半数が飢餓に苦しもうと、オーガニックフードしか食べないワンちゃんを第一に考えます。」 店舗 Harmony
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●汎用 【聖十字召喚(サモンロザリオ)】タイプ:召喚 コスト:指定特技の分野の魔素1点 特技:習得 聖十字 レベル1元型【マナ1】【ウォード:6】 指定特技の判定に成功すると、(特技名)の聖十字を1体召喚する。 この召喚魔法はメインフェイズ中でも使用でき、この元型のマナはメインフェイズ中でも使用可能。 召喚した元型は次の魔法戦終了時まで存在し続ける。 概要:携帯可能なマナの源を召喚する。 呪句例:「主を守護する奇跡の標。我を守れ!」 【天使召喚(サモンアンヘル)】タイプ:召喚 コスト:指定特技の分野の魔素3点 特技:習得 天使 レベル2元型【ブロック:2】【スペルガード:1】 指定特技の判定に成功すると、(特技名)の天使を1体召喚する。 この元型のスペルガードは召喚者にのみ使用可能。 概要:魔法を退ける守護の元型を召喚する。 呪句例:「天より舞い降りた聖なる者よ。邪を退けよ!」 【方舟召喚(サモンアーク)】タイプ:召喚 コスト:指定特技の分野の魔素3点 特技:習得 箱舟 レベル3元型【ブロック:4】【マナ】【スペルガード:1】 指定特技の判定に成功すると、(特技名)の箱舟を1体召喚する。 この元型のスペルガードは召喚者にのみ使用可能。 概要:あらゆる攻撃を弾く不滅の元型を召喚する。 呪句例:「災厄を押しとどめるものよ・我が前に来たれ!」 【神獣召喚(サモンミソス)】タイプ:召喚 コスト:指定特技の領域の魔素4点 特技:習得 神獣 レベル4元型【ブロック:3】【追加ダメージ:2】【ブースト:2】【ウォード:6】 指定特技の判定に成功すると、(特技名)の神獣を1体召喚する。 概要:異端者に極めて近い魔法生物を召喚する。 呪句例「:天に仕えし異端の獣。我が敵を討ち滅ぼせ!」
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ケロテレビランキング アルバム週間ログ/2015年/5月 ケロテレビランキング アルバム週間ログ/2015年/5月週間売上5月第1週(5月12日付) 5月第2週(5月19日付) 5月第3週(5月26日付) 5月第4週(6月2日付) デイリー推移5月第1週(5月5日~5月11日) 5月第2週(5月12日~5月18日) 5月第3週(5月19日~5月25日) 5月第4週(5月26日~6月1日) ←2015年4月 | シングル | 2015年6月→ 週間売上 5月第1週(5月12日付) 順位 変動 CD名 アーティスト タイアップ 発売 推定売上 推定累計 1 新 僕の見つけたもの 入野自由 - 5/8 5193 5193 2 新 未来形Answer E.P. TRUSTRICK 俺物語!! ED 5/5 4159 4159 3 → THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 02 我那覇響 我那覇響(沼倉愛美) THE IDOLM@STER キャラソン 4/22 2059 26727 4 ↑ THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 03 菊地真 菊地真(平田宏美) THE IDOLM@STER キャラソン 4/22 1972 26040 5 ↓ THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 01 天海春香 天海春香(中村繪里子) THE IDOLM@STER キャラソン 4/22 1946 26095 6 ↓ ClariS ~SINGLE BEST 1st~ ClariS - 4/15 1830 43202 7 ↓ ノイタミナ FAN BEST - ノイタミナ 4/15 1447 19009 8 ↑ Best Live! collection μ s ラブライブ! 13/1/9 872 118265 9 ↓ UNLIMITED 蒼井翔太 - 4/22 845 16915 10 ↓ Blue Avenue 花澤香菜 - 4/22 693 11727 5月第2週(5月19日付) 順位 変動 CD名 アーティスト タイアップ 発売 推定売上 推定累計 1 新 cheri*cheri? milady!! petit milady - 5/13 6241 6241 2 新 ジョジョの奇妙な冒険 The anthology songs 2 Coda ジョジョの奇妙な冒険 イメージソング 5/13 1789 1789 3 新 D.C.~ダ・カーポ~ スーパーベスト - D.C.~ダ・カーポ~ ベスト 5/13 1459 1459 4 ↓ 僕の見つけたもの 入野自由 - 5/8 1251 6444 5 ↑ ClariS ~SINGLE BEST 1st~ ClariS - 4/15 982 44184 6 ↑ ノイタミナ FAN BEST - ノイタミナ 4/15 885 19894 7 ↑ Best Live! collection μ s ラブライブ! 13/1/9 716 118981 8 ↓ THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 02 我那覇響 我那覇響(沼倉愛美) THE IDOLM@STER キャラソン 4/22 694 27421 9 ↓ THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 03 菊地真 菊地真(平田宏美) THE IDOLM@STER キャラソン 4/22 670 26710 10 ↓ THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 01 天海春香 天海春香(中村繪里子) THE IDOLM@STER キャラソン 4/22 663 26758 5月第3週(5月26日付) 順位 変動 CD名 アーティスト タイアップ 発売 推定売上 推定累計 1 新 ONE WAY angela - 5/20 6793 6793 2 新 てさプル!歌もの てさプルん♪ てさぐれ!部活もの 5/20 1247 1247 3 ↓ cheri*cheri? milady!! petit milady - 5/13 1058 7299 4 新 激メシ!!わがにゃの晩ごはん - えとたま キャラソン 5/20 874 874 5 → ClariS ~SINGLE BEST 1st~ ClariS - 4/15 752 44936 6 ↑ Best Live! collection μ s ラブライブ! 13/1/9 691 119672 7 ↓ ノイタミナ FAN BEST - ノイタミナ 4/15 605 20499 8 新 パステル エデン Ceui - 5/20 551 551 9 ↓ ジョジョの奇妙な冒険 The anthology songs 2 Coda ジョジョの奇妙な冒険 イメージソング 5/13 508 2297 10 ↓ 僕の見つけたもの 入野自由 - 5/8 442 6886 5月第4週(6月2日付) 順位 変動 CD名 アーティスト タイアップ 発売 推定売上 推定累計 1 新 Best Live! collection II μ s ラブライブ! 5/27 85086 85086 2 新 ジョジョの奇妙な冒険 The anthology songs 3 橋本仁 ジョジョの奇妙な冒険 イメージソング 5/27 2004 2004 3 新 劇場版宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 オリジナル・サウンドトラック - 劇場版宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 5/27 1863 1863 4 ↓ ONE WAY angela - 5/20 1532 8325 5 ↑ Best Live! collection μ s ラブライブ! 13/1/9 1381 121053 6 新 太陽の牙ダグラム 総音楽集 - 太陽の牙ダグラム 5/27 1267 1267 7 新 ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース O.S.T Destination - ジョジョの奇妙な冒険 5/27 1007 1007 8 新 Go!プリンセスプリキュア オリジナル・サウンドトラック1 - Go!プリンセスプリキュア 5/27 656 656 9 新 Reactor いとうかなこ - 5/27 653 653 10 ↓ ClariS ~SINGLE BEST 1st~ ClariS - 4/15 589 45525 デイリー推移 5月第1週(5月5日~5月11日) CD名 デイリー順位 5/5 5/6 5/7 5/8 5/9 5/10 5/11 僕の見つけたもの 1(2891) 1(1303) 2 2 未来形Answer E.P. 1 1 1 7 2 1 1 THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 02 我那覇響 3 2 3 2 3 5 5 THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 03 菊地真 4 4 4 5 4 4 6 THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 01 天海春香 6 5 5 3 5 3 6 ClariS ~SINGLE BEST 1st~ 2 3 2 9 7 7 3 ノイタミナ FAN BEST 5 6 6 10 6 6 4 Best Live! collection 8 7 8 12 8 8 UNLIMITED 7 7 4 10 Blue Avenue 9 8 9 14 10 5月第2週(5月12日~5月18日) CD名 デイリー順位 5/12 5/13 5/14 5/15 5/16 5/17 5/18 cheri*cheri? milady!! 1 1 1 1 1 1 ジョジョの奇妙な冒険 The anthology songs 2 2 2 2 2 3 D.C.~ダ・カーポ~ スーパーベスト 3 3 4 5 2 僕の見つけたもの 1 4 4 4 6 ClariS ~SINGLE BEST 1st~ 5 5 6 3 3 4 ノイタミナ FAN BEST 6 5 6 4 6 Best Live! collection 9 5 THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 02 我那覇響 3 THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 03 菊地真 4 THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 01 天海春香 2 5月第3週(5月19日~5月25日) CD名 デイリー順位 5/19 5/20 5/21 5/22 5/23 5/24 5/25 ONE WAY 1 1 1 1 1 1 てさプル!歌もの 2 2 2 2 4 cheri*cheri? milady!! 1 3 2 激メシ!!わがにゃの晩ごはん 3 3 4 ClariS ~SINGLE BEST 1st~ 4 3 3 Best Live! collection 5 5 ノイタミナ FAN BEST 6 3 パステル エデン 4 ジョジョの奇妙な冒険 The anthology songs 2 2 僕の見つけたもの 3 5月第4週(5月26日~6月1日) CD名 デイリー順位 5/26 5/27 5/28 5/29 5/30 5/31 6/1 Best Live! collection II 1(34179) 1(17998) 1(6804) 1(5547) 1(7895) 1(5817) ジョジョの奇妙な冒険 The anthology songs 3 3 2 2 4 劇場版宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 オリジナル・サウンドトラック 2 3 4 3 ONE WAY 1 8 7 4 4 2 2 Best Live! collection 2 6 3 2 3 3 太陽の牙ダグラム 総音楽集 4 4 ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース O.S.T Destination 5 5 Go!プリンセスプリキュア オリジナル・サウンドトラック1 7 Reactor 6 ClariS ~SINGLE BEST 1st~ 4 ←2015年4月 | シングル | 2015年6月→ 週間 | 週間ログ | 月間
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【作品名】うる星やつら 【ジャンル】漫画 【名前】運命製造管理局員 【属性】ウサギ 【大きさ】成人男性並のウサギ並 【攻撃力】ハンマー所持 【防御力】校舎が半壊するくらいの爆発に巻き込まれたりや手榴弾を5~6個投げられてもでほぼ無傷の奴らが動けなくなるほどの攻撃でほぼ無傷。 高圧電流を逆に吸収する奴ですら動けなくなる電撃でもたいしたことない 飛んでくる隕石を受け止める奴と同等の腕力を持ってる奴のパンチでも無傷 【素早さ】1Mくらいから機械レーザーを避けたり電撃を避けたり不思議光線を打ち返したりする奴らに反応できないうちに網で捕らえられる程度。 その他は成人男性並 【特殊能力】異次元に自在に出入りできる。 そこでは世界の未来を作っており、未来が全パターン用意されている。また任意に未来を作り出すことも可能。 また未来を全て消すこともできる。未来を消すにはには鍵を回す必要があって、未来を作るにはドアノブを膨らませる必要がある それぞれ1秒と数十秒ってところ 【戦法】とりあえず異次元に移動し、未来を全て消したあと相手が負ける未来を作り出す 【備考】主人公たちを殺そうとした 457 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2009/01/13(火) 20 12 25 運命製造管理局員 考察 ○ >メテオス>方舟=パピー>クロミ <先手次元移動して未来消して勝ち × >クッパ大魔王>シュマゴラス <こっちのが速いけど未来消す前に任意全能負け ○ >腕原種 <先手次元移動して未来消して勝ち × >ゴッド <向こうのが速くて無理 負け × >ヴァルキュア <多分アカシア操作のが速い負け × >ロザリンド=アストラナガン <向こうのが速い 負け クッパ大魔王>シュマゴラス>運命製造管理局員>メテオス しかしうる星やつら見てたけどこいつは盲点だったな
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YOパック:パック27(P)YO:黒魔導の覇者(OCG) BEFORE:パック26(P)YO NEXT:パック28(P)YO 遊戯王:黒魔導の覇者(OCG) から 全55種(再録1種)収録。 実装日:2006年08月04日(金) 解説 ※チェック。修正待ち。 通常02種 忍犬ワンダードッグ アクロバットモンキー 効果??種 逆ギレパンダ 黒蠍-逃げ足のチック ガーディアン・エルマ ガーディアン・バオウ ガーディアン・ケースト ガーディアン・シール ガーディアン・トライス ガーディアン・グラール 針千本 ゲルニア サイバー・レイダー リトル・ウィンガード 異次元の女戦士 ウェポンサモナー デスグレムリン 魔鏡導士リフレクト・バウンダー 闇よりの恐怖 闇より出でし絶望 盲信するゴブリン サテライト・キャノン 異次元竜 トワイライトゾーンドラゴン 死霊操りしパペットマスター カイザー・グライダー 合成魔獣 ガーゼット バーサーク・デッド・ドラゴン 儀式01種 天界王 シナト 融合01種 黒炎の騎士-ブラック・フレア・ナイト- 魔法??種 コストダウン 賢者の宝石 エクゾディアとの契約 泉の精霊 トークン収穫祭 黙する死者 蝶の短剣-エルマ 流星の弓-シール 重力の斧-グラール 破邪の大剣-バオウ 静寂のロッド-ケースト 閃光の双剣-トライス 心眼の鉾 奇跡の方舟 士気高揚 絶対魔法禁止区域 異次元隔離マシーン 冥界の宝札 デーモンとの駆け引き 罠07種 おジャマトリオ 武器庫荒らし 亜空間物質転送装置 ファラオの審判 大成仏 最終突撃命令 スキルドレイン ※OCGの同名パックとの差分 ※追加 通常(00種) 効果(03種) ゲルニア サテライト・キャノン 死霊操りしパペットマスター エクストラ(00種) 魔法(02種) 賢者の宝石 黙する死者 罠(01種) ファラオの審判 ※OCGの同名パックとの差分 ※削除 通常(02種) カオス・ソルジャー バトルフットボーラー 効果(02種) 幻影の騎士-ミラージュ・ナイト- エクゾディア・ネクロス エクストラ(00種) 魔法(00種) 罠(01種) 立ちはだかる強敵