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昨日 - 今日 - 2011年3月 「憂うべき事態」 03/29/2011 12 13 00 安禅不必須山水 iza!(復活) 重責ある先生のお名前を失念して申しわけありませんでした。山名先生には深くお詫び申しあげます。 謹んで追記させていただきました。(3/29 17 50) ~~~~~~~~~~~~~~ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 経済産業省原子力安全保安院の西山審議官 は、プルトニウム排出初公表に際し、こう発言しました。 放射性物質を外にださないための、 強固な『5つの壁』が破られた。 そういった意味では憂うべき事態です。 事故直後の数日間、 「5つの壁があるから、放射性物質は漏れようがありません」 といい抜け、国民を騙し続けてきた、 東大、東工大、京大の教授、准教授の方々は、 今、いったい何をなさっていますか? imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 東京大学の諸葛宗男先生、 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 あるいは東京工業大学の澤田哲生先生、 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 また、京都大学の山名元先生、 そして「5つの壁があるから大丈夫だ!」と おなじく熱弁を振るわれた、その他の先生方、 学問地位のある皆さん、 今からでも遅くは有りませんから、 現地に馳せ参じて、専門知識の総てを献じ、 福島第一原発をなんとかしてください。 ご自分の職責を全うしてください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ プルトニウム放出に関する 今朝からの報道をかいつまんで紹介しましよう。 他の記事をみれば、もっと大事なことが書かれているかもしれません。 御指摘ください。 【毎日jp】 http //mainichi.jp/select/weathernews/news/20110329ddm001040045000c.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 東日本大震災:福島第1原発事故 建屋外にも汚染水 敷地土壌からプルトニウム検出 ◇格納容器損傷、高まる 東京電力は28日、東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発1~3 号機のタービン建屋外にある「トレンチ」と呼ばれるトンネル状の穴の中に 水がたまり、2号機では1時間当たり1000ミリシーベルトを超える高い 放射線量が検出されたと発表した。建屋地下の汚染水がトレンチに漏れ出し た可能性がある。また同日、敷地内の土壌から毒性の強い放射性物質のプル トニウムが検出されたことも明らかにした。いずれも炉心内で作られる放射 性物質や放射線量で、11日の被災以来指摘されていた核燃料や格納容器の 損傷の可能性が高まった。 プルトニウムの濃度について東電は、1940~80年代に繰り返された 大気圏核実験の際、日本に降ったものと同等で人体への影響はないとしてい る。新たな土壌を採取し、継続的に分析する予定。 トレンチはタービン建屋と海との間にある凹字形トンネルで、非常用電源 を冷やすための海水が通る配管や海水をくみ上げるポンプのケーブルなどを 納めている。普段は水がないが、1~3号機とも地表付近まで水で満たされ ているのを27日午後3時半ごろ発見、直後に線量を測定した。 2号機のトレンチの水は1000ミリシーベルト(1シーベルト)以上で、 同タービン建屋地下の汚染水と同様、炉心の冷却水の10万倍以上のレベル だった。1号機は0・4ミリシーベルト、3号機はがれきがあるため近寄れ ず測定していない。周辺の大気の放射線量(1時間当たり)は ▽1号機 0・4~1ミリシーベルト▽2号機100~300ミリシーベルト▽3号機 0・8ミリシーベルト。 東電は最も水面が高い1号機のトレンチについて、海への流入を防ぐ処置 を取った。 プルトニウムの調査は21、22日に実施した。1、2号機から500メ ートル~1キロ離れた5地点で土壌を数百グラム採取し、日本原子力研究開 発機構が分析。その結果、全地点の土から原子炉内で発生するプルトニウム 239、240が検出され、うち2地点からプルトニウム238も検出され た。 大気圏核実験では主にプルトニウム239、240が大気中に放出され、 238はほとんどないことから、東電はこの2カ所については今回の事故に よるものとみている。 プルトニウムは▽被災時運転中だった1~3号機の炉心▽1~6号機の使 用済み核燃料プール内の核燃料▽3号機で使用していたプルトニウム・ウラ ン混合酸化物(MOX)燃料のいずれにも含まれる。今回検出されたプルト ニウムの由来について東電は「特定はできない」と話した。 原子炉の冷却作業は、水を増やすほどタービン建屋に汚染水がたまる恐れ があることから難航している。【藤野基文、八田浩輔】 毎日新聞 2011年3月29日 東京朝刊 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【要約】 1、「トレンチ」の「たまり水」 ・27日午後3時半ごろ発見 ・直後に線量を測定した 一号機トレンチ 0・4ミリシーベルト/時 二号機トレンチ 1000ミリシーベルト(1シーベルト)/時以上 ※「以上」とは針の振切れ 三号機トレンチ がれきがあるため近寄れず測定していない 2、周辺の大気の放射線量 一号機周辺 0・4~1ミリシーベルト/時 二号機周辺 100~300ミリシーベルト/時 三号機周辺 0・8ミリシーベルト/時 3、プルトニウムの検出 日時:3月22日、23日 分析者:日本原子力研究開発機構 場所:1、2号機から500メートル~1キロ離れた5地点 サンプル:数百グラム採取し 検出核種:原子炉内で発生するプルトニウム239、240(全 地点)、プルトニウム238(2地点) 線量:(毎日記事では不明) ・大気圏核実験では主にプルトニウム239、240が大気中に放出 され、238はほとんどないことから、東電はこの2カ所について は今回の事故によるものとみている。 【中国新聞】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ http //www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201103290076.html 敷地内土壌でプルトニウム 建屋外でも高い線量の水 東日本大震災による福島第1原発事故で、東京電力は28日、敷地内で採取 した土壌から、半減期が極めて長く、毒性の強い放射性物質のプルトニウムを 検出したと発表した。プルトニウムの検出は初めて。一部は今回の事故で外部 に放出された可能性がある。 今回は原子炉の冷却機能が失われて燃料が損傷し、炉心の一部が溶融した とみられている。東電の武藤栄むとう・さかえ副社長は記者会見で「損傷を 受けた燃料から出てきた可能性がある」とした。 放射性ヨウ素やセシウムは敷地や海水から検出されたが、極めて毒性が高い プルトニウムの漏えいで事態は一層深刻となった。 一方、1~3号機の建屋地下から海側に延びるトンネルと、地上につなが る立て坑に水がたまり、2号機の立て坑で毎時千ミリシーベルト以上の高い 放射線量が検出された。東電が水を確認したのは27日夕で、公表まで丸1日 以上かかった。 東電によると、検出されたプルトニウムの濃度は、米国や旧ソ連による過 去の大気圏内核実験で国内で観測されたのと同様のレベル。東電は「環境土 壌中の濃度レベルで人体に問題となるものではないが、念のため原発や周辺 の環境モニタリングを強化する」とした。 検出したのはプルトニウム238、239、240の3種類の同位体。敷 地の5カ所で採取した土壌から検出。同位体の比率から、うち2カ所は核実 験でなく今回の事故が原因とみられる。原子炉内の照射で比率が高まるプル トニウム238の2カ所での濃度は、土壌1キロ当たり0・54ベクレル、 0・18ベクレル。国内で通常検出される値は最大で0・15ベクレル程度。 プルトニウムは原発の燃料のほか核兵器にも使われる。半減期が極めて長く、 体内に取り込まれると発がんの危険性が高い。原子炉では燃料のウランが中 性子を吸収して生成され、使用済み燃料にもプルトニウムが含まれる。東電は、 どの燃料から放出されたかは分からないとしている。 武藤副社長は、放出範囲については「どこまで到達したか調べるのは簡単で はない」とした。プルトニウムは重いため、東電は「外には出にくい」として いたが、13~15日には核分裂で放出される中性子線が計13回測定され、漏れ 出たウランやプルトニウムが中性子線を出した可能性があるとして調べていた。 一方、水が見つかった1~3号機の立て坑は深さ約16~22メートル。いず れも上端近くまで水があった。1号機の水の放射線量は毎時0・4ミリシー ベルト。3号機はがれきで測定不能。2号機の立て坑内の空気中も毎時10 0~300ミリシーベルトと高い線量。海までの距離は約55~70メートルで、 東電は海の汚染につながった可能性もあるとしている。 2号機のタービン建屋内のたまり水は毎時千ミリシーベルト以上、通常の 炉心の水の約10万倍と高濃度。原子力安全委員会の班目春樹まだらめ・はる き委員長は2号機について「原子炉圧力容器が破損した可能性と、周囲から 漏れている可能性がある」と述べた。東電も圧力容器の配管などに穴が開い た可能性を認めた。 原子力安全委は2号機について「溶融した燃料と接触した原子炉格納容器 内の水が直接流出した」との見方。安全委は菅直人首相に向け、防止策や監 視強化を求める助言案をまとめた。 東電は27日、2号機建屋内の水の濃度を通常の炉心水の約1千万倍と誤っ て発表し、28日に約10万倍の1立方センチ当たり1900万ベクレルと訂正 した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【要約】 中国新聞記事には、私に取っては初出の情報がいくつかあります。 1、トレンチの水汚染に関する情報が丸1日差し止められていたこと 2、東電は海の汚染につながった可能性もあるとしている。 3、検出されたプルトニウムの濃度 「原子炉内の照射で比率が高まるプルトニウム238の2カ所での濃度は、 土壌1キロ当たり0・54ベクレル、0・18ベクレル。国内で通常検出される 値は最大で0・15ベクレル程度。」 ※検出地点の図解はNHK朝7 00のニュースにありました。 4、タービン建屋の「たまり水」の修正値 「東電は27日、2号機建屋内の水の濃度を通常の炉心水の約1千万倍と誤っ て発表し、28日に約10万倍の1立方センチ当たり1900万ベクレルと訂正 した。」 5、中性子線についても13~15日には計13回測定されていた。(データ不明) 【NHK】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ http //www3.nhk.or.jp/news/html/20110329/t10014959201000.html 原発敷地土壌 プルトニウム検出 MM月DD日 hh時mm分 福島第一原子力発電所で、敷地内で採取した土壌を分析した結果、今回の事 故に伴って放出されたとみられる微量のプルトニウムが検出されました。東 京電力によりますと、検出されたプルトニウムの濃度は国内の通常の土壌に 含まれる濃度とほぼ同じレベルで、人体に影響のあるレベルではないという ことです。 東京電力によりますと、21日から翌日にかけて、福島第一原子力発電所の 敷地内の5か所で土壌を採取し、外部の専門機関で分析を行いました。その 結果、1号機から西北西におよそ500メートルにあるグラウンド付近と、 同じ1号機から北に500メートルにある固体廃棄物貯蔵庫の付近の2か所 で、今回の事故に伴って放出されたとみられる微量のプルトニウムが検出さ れたということです。 東京電力によりますと、検出されたのは、プルトニウムの仲間でプルトニウ ム238と239、それに240の3種類でグラウンド付近の場合、このう ちのプルトニウム238が1キログラム当たり、およそ0.54ベクレル検 出されました。この濃度は、国内の通常の土壌に含まれる濃度や、過去に大 気圏内で行われた核実験で国内に降ったプルトニウムの濃度ともほぼ同じレ ベルで、人体に影響のあるレベルではないということです。 プルトニウムは、福島第一原発の場合、3号機でプルトニウムを含む燃料を 燃やす「プルサーマル」を実施していますが、プルトニウムは通常のウラン 燃料を使ったほかの原子炉でも生成されるため、東京電力では、どの原子炉 から放出されたか分からないと言うことです。 プルトニウムは、肺などの臓器に取り込まれると長い間とどまって放射線を 出し、がんなどを引き起こす可能性がありますが、プルトニウムが出すアル ファ線と呼ばれる放射線は紙1枚で遮蔽が可能です。 東京電力は、今後も引き続き週2回、福島第一原発の敷地内の3か所で土 壌のプルトニウムの調査を続けるということです。経済産業省の原子力安全・ 保安院は「検出されたプルトニウムは通常、環境中に存在するものと同じレ ベルで、今回の調査で土壌を採取した際、近くにいた作業員や周辺の住民 の健康に影響を与えるものではない。プルトニウムについては、東京電力が 原発の敷地内で継続的に行う調査に加え、文部科学省が原発から半径20 キロの範囲外で行っている調査を通して、注視していきたい」と話しています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【要約】 1、プルトニウム238が検出された地点が具体的にのべられています。 なお土壌採取地は、原子炉から500~1000mはなれた場所です。 14~15日の水素爆発の影響が検出されていると思われますが、 ここ数日の「たまり水」漏出は反映されていないでしょう。 おそらく、テレビではこの辺の混同が意識的に行われることでしょう。 【読売】 読売の記事は短いけど要点適確です。 http //www3.nhk.or.jp/news/html/20110329/t10014959201000.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 土壌からプルトニウム微量検出…福島第一原発 福島原発 東京電力は28日、福島第一原子力発電所の敷地内の土壌から放射性物質 のプルトニウムを検出したと発表した。 プルトニウムは過去の大気圏内核実験でも放出されているが、成分の特徴 から東電は、今回の事故によってプルトニウムが外部に放出されたとみてい る。検出量はごくわずかで、人体には影響のないレベルだという。 東電によると、21日午後から22日朝にかけて、敷地内の5か所から土 壌を採取。日本原子力研究開発機構が分析した結果、プルトニウム238、 239、240が検出された。 このうち、敷地内グラウンドと固体廃棄物貯蔵庫前の2か所で検出された プルトニウム238は、それぞれ乾燥した土壌1キロ・グラムあたり0・54 ベクレルと0・18ベクレルで、国内で通常検出される量の最大約3・6倍。 今回はプルトニウム239、240に比べて、原子炉の中で生成する238 の割合が高い。同社の武藤栄副社長らは、「238は今回の事故に起因すると 思われる」としている。 (2011年3月29日00時04分 読売新聞) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【要約】 1、この記者には読者に伝える力がある。 「今回はプルトニウム239、240に比べて、原子炉の中で生成する238 の割合が高い。」 2、短い中に5W2Hがしっかり書き込まれています。 ☆かいつまんで以上ご紹介しました、記録保存として。 他の記事をみれば、もっと大事なことが書かれているかもしれません。 御指摘ください。 以上 次へ [[]] 2011年3月 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る ,
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lt; nbsp;2007-07-21 | 2007-07-23 nbsp; gt; 目次 プラント状況 新潟県など、安全協定に基づく立ち入り結果発表 (21日) IAEA 調査団関連 (続報) 社民党視察団調査 風評被害関連 その他 海外での報道 他のプレスリリース プラント状況 東京電力 新潟県中越沖地震発生による柏崎刈羽原子力発電所の主なプラント状況 (22 日午後 3 時現在) 障害 63 件。新しい情報はなしのよう。 新潟県など、安全協定に基づく立ち入り結果発表 (21日) 新潟県防災局原子力安全対策課 報道資料 「放射線測定データは妥当」 県が立ち入りで判断 (新潟日報) IAEA 調査団関連 (続報) IAEAの柏崎刈羽原発調査 政府「余裕ない」と断る (朝日、2:45) 『現場が混乱しているため調査団を受け入れる余裕がない。』 『秋以降に国際会議を開き、現地視察の受け入れなどを検討』。 柏崎刈羽原発IAEA調査、新潟知事が国に受け入れ要請 (朝日、18:28) 知事、文書で経産相らに要請。 IAEA現地調査 受け入れへ (動画) (NHK、20:49) ☆リンク切れ 被災原発のIAEA調査 国が受け入れへ (毎日、22:45) 原子力安全・保安院が共同調査受け入れ表明。明日回答。 ☆2007-08-21 リンク切れ。 柏崎刈羽原発 IAEA調査受け入れへ 保安院方針 (産経、23 日 0:03) 甘利経産相 『唯一の被爆国である日本国民は(原発の安全に)いくら神経質であってもよい。 安全だけでなく、安心も確保されるよう細心の注意を払う』。☆2007-08-21 移動。 Japan accepts IAEA inspectors after quake troubles (Reuters, 22 July 10:17 EDT) IAEA 調査団受け入れを共同電をひいて伝える。☆2007-08-21 移動。 社民党視察団調査 原発の水漏れプール写真公表 社民党視察団 (毎日、20:34) ガラス越しに使用済み燃料プールを撮影。 『建屋内の壁に亀裂が入っていた。原子炉の被災状況を速やかに公表すべきだ』☆2007-08-21 リンク切れ。 柏崎刈羽原発6号機建屋の最上階に水浸しの跡 (読売、21:58、23:08) 深さ 10 m のプールの水位は、床面から 1 m ほど下なだけだった。☆2007-08-21 リンク張替え。 風評被害関連 風評被害で観光地閑古鳥 「死んだ町になっちゃう」 (産経、11:21) 「新潟県旅館組合によると、地震以降約2万人が宿泊予約を取り消した。」 新潟知事が魚の安全PR 原発近くの漁協で試食 (産経、17:19) 知事『事業者が安心と言っても安心できない。国際機関に早く入ってもらい、客観的な評価をしてもらうことが必要だ』 その他 東電、原発停止コスト2000億円規模・今期大幅減益の可能性 (日経、7:00) 「原発に不安」80%超 共同通信アンケート (共同、19:23) 避難所の刈羽村民 (サンプル数 150)。「再稼働については『不安だがやむを得ない』と答えた人が50・7%」。 柏崎原発に地震以降苦情100件 (新潟日報) 柏崎刈羽原発発表。放射能漏れに対する不安、風評被害への苦情。 海外での報道 Japans neuer Atomskandal (die Zeit, von Gero von Randow, 19 July 19:19 local time) (Google 英語自動翻訳) 『日本の新たな原子力スキャンダル~原子力産業の傲慢さが自らの未来を危険にさらした』「実際[原子力]産業は過去に技術的にはグローバル化に対応し原子炉は発展を遂げてきた。 それはより単純なものになり、手ごろな並みの価格で買えるようになった。 しかし、世の中を変えることはできなかった。それだけになお彼らにとってよくないことだ。 原子力産業が人々の拡大する民主主義と透明性の要求を満足させることを学ばなかったとしたなら、グローバル化によってそれが開かれるという皮肉な別の可能性がある。」 Fear and fury in shadow of Japan s damaged nuclear giant (The Independent, David McNeill, 21 July local time) なぜこんなところに大原発があるのか、人々はどう考えているのか背景を解説。 「しかし現在では地元の人々の最も一般的な反応は『シカタガナイ』というものだ」 他のプレスリリース 東京電力 停止中の柏崎刈羽原子力発電所7号機における主排気筒からの放射性物質の測定結果 (7 月 21 日分) について (22 日付、23 日サイト掲載) ☆2007-08-26 移動。 ☆2007-08-21 項目整理。 おわり lt; nbsp;2007-07-21 | 2007-07-23 nbsp; gt;
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EXHAUST 選択肢 投票数 投票 詐称 1 強 2 中 3 弱 0 逆詐称 0
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福島原発事故 / ドイツ放射線防護協会 セバスチアン・プフルークバイル博士(Dr. Sebastian Pflugbeil)物理学者・放射線防護協会会長.pdf ● 物理学博士。1947年生まれ。ドイツ放射線防護協会会長。ボンにあるオット・フーク放射線研究所会員、欧州放射線リスク委員会(ECRR)理事。 1989年以前、旧東ドイツの学術アカデミーで医療関係物理学を仕事分野に。 1989年以後、ドイツ統一の過程の中、暫定政府であった「円卓会議」で大臣として入閣。 統一直後、ベルリン市議会議員となる。チェルノブイリ事故の諸結果についての専門家。数年間にわたり現場調査。大部分において恥知らずの公式報告の再検査。 放射線防護協会(GfS)会長。 放射線防護協会は、社会批判に徹した独立した協会として1986年末以来「放射線テレックス」(Strahlen-Telex)を出版し、(今年4月の25周年のものを含めて)数回のチェルノビリ会議を企画運営し、原子力発電所の周辺における子どもの癌発病率の増加を集中的に調査してきた。 ウクライナやベラルーシ、ロシアなどの批判的科学者と長年の協力。 社会民主党・緑の党の連立政権に委託された、原子力発電所周辺における子どもの癌発病率増加についての研究調査(KiKK調査)における独立した専門家。 【原子力発電】 / 【福島原発事故】 / 【ドイツ放射線防護協会】 ■ 【news】ドイツ放射線防御協会会長・セバスティアン・プフルークバイル博士最新インタビュー 「増山麗奈の革命鍋!(2012.6.6)」より プフルーク博士は、 ●食品基準値100bgはまだ高すぎる。大人8bg、子ども4bg以内が妥当。 ●汚染地からの避難を、日本政府はあらゆる手段を使って妨害している。 ●放射性がれきは環境から隔離して、厳重に管理してふたをする。その事で100年の猶予を与えられるのでその間に次の方針を考える。焼却/拡散するのは放射線防御の観点からいうと全く反対。埋め立てなど論外。 ●日本政府だけでは終息は無理。国際的な支援が必要だが、日本政府がその要請をしない。 と訴えています。 ちなみに、セバスティアン博士は1990年に、東ドイツの大臣に就任した次の日に国内の全ての原発のスイッチを切ったという強者だそうです。それが彼を一躍有名にしたが、二ヶ月で首になり、もう二度と大臣に呼ばれる事は無かったとか(笑)。ドイツの根強い脱原の運動の先頭を走ってこられた方です。 .
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「原子力災害時における安定ヨウ素剤予防服用の考え方について」 用語集 用語集[ア]行 [カ]行 [サ]行 [タ]行 [ナ]行 [ハ]行 [マ]行 [ヤ]行 [ラ]行 [ア]行 IAEA SS-109 国際原子力機関( IAEA ) が“ Intervention Criteria in a Nuclear or Radiation Emergency”と題して1994 年に出版したSafety Series の一つである。原子力事故や放射線事故時における緊急時計画と対応、及び介入の基本原則を述べている。 事故時に公衆を防護するための措置として、屋内退避、避難、ヨウ素剤投与、移住、飲食物の摂取制限等に対する考え方とそれらの措置を実施するための介入レベル(線量基準)について詳細に記述している。 ICRP Publ. 30 国際放射線防護委員会(International Commission on Radiological Protection ICRP)の主委員会が1978 年7 月に採択し、その後に出版された“Limits for Intakes of Radionuclides by Workers”に関する報告書であり、Part1,2,3 から成る。内部被ばくに関する線量評価モデルとしてコンパートメントモデルを採用しており、呼吸器系、胃腸管、骨に関する線量算定モデルの他、放射性雲中のサブマージョンによる線量算定モデルを示している。また、95 の元素について、その体内動態(代謝、分布、残留等)及び年摂取限度、誘導空気中濃度を示している。なお、これらPart1,2,3 の補遺が別途、出版されている。 ICRP Publ. 56 国際放射線防護委員会(ICRP)の主委員会が1989 年4 月に採択し、その後に“ Age-dependent Doses to Members of the Public from Intake of Radionuclides Part 1”と題して出版されたものである。公衆の内部被ばくを評価するため、経口摂取による体内動態モデルを見直し、より詳細なモデルを提示している。また、公衆の各年齢群(3 カ月、1 歳、5 歳、10 歳、15 歳、成人)の預託等価線量係数及び預託実効線量係数を示している。このような公衆に対する動態モデルや吸入摂取及び経口摂取による各年齢群毎の線量係数については、その後出版されたPubl.67,69,71,72 にも掲載されている。 ICRP Publ. 60 国際放射線防護委員会(ICRP)の主委員会が1990 年11 月に採択し、その後に出版された“ Recommendations of the International Commission on Radiological Protection, Adopted by the Commission on November 1990”である。国際放射線防護委員会(ICRP) は1950 年の発足以来、基本勧告としてPubl.1(1959) 、Publ.6(1964)、Publ.9(1966)、Publ.26(1978)を出版してきたが、今回の勧告はこれらに代わるものであり、放射線防護の基礎となる基本原則についての指針を示している。内容は、放射線防護に用いられる線量の計測、放射線の生物学的影響、放射線防護の概念的枠組み、被ばくの種類や介入レベルに関する防護の体系等で構成されている。 ICRP Publ. 66 国際放射線防護委員会(ICRP)の主委員会が1993 年9 月に採択し、その後に出版された“Human Respiratory Tract Model for Radiological Protection”である。人の呼吸気道モデルを被ばく評価の観点から詳述したものであり、Publ.30 の呼吸器系モデルに代わるものである。放射性物質の吸入による被ばくを評価するため、呼吸気道を5つの領域に分割して各領域への物質沈着モデルを構築するとともに、クリアランスモデルにより血液への吸収、リンパ組織への移行、胃腸管への移行を示し、線量算定モデルを構築している。また、放射線作業者と公衆(3 カ月、1 歳、5 歳、10歳、15 歳、成人)について、肺機能に関するデータ、呼吸率等のデータを示している。 安定ヨウ素剤 原子力防災資機材の一つであり、甲状腺への放射性ヨウ素の選択的集積を抑制するために服用する。ここでは、原子力災害時に備え準備されている医薬品ヨウ化カリウムの原薬(粉末)を水に溶解し、単シロップを適当量添加したものや医薬品ヨウ化カリウムの丸薬を用いる。なお、安定ヨウ素剤の安定とは、放射性に対する用語で、放射性崩壊をしないということを意味している。 疫学調査 病気の発生原因やその対策を推論するために、疾病を集団として調査すること。疫学調査は、患者発見のために各種検査を利用する調査で、この調査によって病気あるいは症例と、考えられる原因との間の因果関係を明らかにし、治療の方法の確立に役立てることができる。疫学調査では、その症例を発見して治療することよりも、その疾患についての有病性、発生年、さらにいくつかの関連要因の推移について調査することを目的とする。放射線被ばく影響調査にもこの手法が応用される。 NCRP Rep No 80 米国放射線防護測定審議会(National Council on Radiation Protection and Measurements:NCRP) が1985 年に“Induction of Thyroid Cancer by Ionizing Radiation”と題して発表された勧告書である。X 線やγ線による外部被ばく及び甲状腺に沈着した放射性物質により誘発される甲状腺ガンのリスクを、リスクモデル、発がんモデル、放射性ヨウ素を用いた治療経験、動物実験データ等を広く集め、詳細に検討したものである。 FDA 米国食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)。薬品の承認等を行う政府付属機関。 [カ]行 回避可能な放射線による甲状腺の被ばく線量 回避可能な放射線による甲状腺の被ばく線量は、防護措置を行わない場合に予測される線量から、防護措置を行った場合の予測される線量を差し引いた線量である。放射線防護措置のリスク・ベネフィットバランスを考慮する場合、回避可能な放射線による甲状腺の被ばく線量により得られる便益と防護措置に伴う損失のバランスを図る必要がある。 放射性ヨウ素の放出に対する防護措置の一つとして、安定ヨウ素剤予防服用がある。放射性ヨウ素の吸入前又は直後に、安定ヨウ素剤を予防的に服用すると、放射性ヨウ素の甲状腺への集積の90%以上を抑制できる。吸入後8時間では、40%を抑制できる。 放射性ヨウ素の吸入による甲状腺等価線量の回避可能な放射線による甲状腺の被ばく線量は、例えば緊急時モニタリングにより求めた大気中の放射性ヨウ素濃度から計算された甲状腺等価線量に、安定ヨウ素剤服用により回避できる上記の90%以上あるいは40%を乗じることにより求めることができる。 確定的影響 個人がある線量(しきい線量)を超えて被ばくした場合に現れる身体的影響であり、低い線量では影響のないことがはっきりしている。しきい線量を超えると線量の増加とともに発生率が増加し、また、影響の程度すなわち重篤度も増加する。さらに高い線量に達すると被ばくしたすべての人に影響が現れる。例えば、皮膚障害、白内障、組織障害、個体死等がある。 核燃料施設 核燃料物質の加工、再処理、使用、廃棄などを行う施設を総称して核燃料施設という。(1) 加工施設とは、核燃料物質を原子炉に燃料として使用できる形状又は組成とするために、これを物理的又は化学的方法により処理するための施設をいう。 (2) 再処理施設とは、原子炉に燃料として使用した核燃料物質から核燃料物質その他の有用物質を分離するために、使用済燃料を化学的方法により処理するための施設をいう。 核分裂反応 原子核とほかの粒子(例えば原子核、中性子、陽子、光子等)との衝突によって起こる原子核反応(散乱、吸収、分裂等)の一つが核分裂反応である。これは主としてウラン、トリウム、プルトニウムのような重い原子核が同じ程度の質量をもつ2つ以上の原子核に分裂する現象である。1核分裂当たり約200MeV程度のエネルギーが放出されるので原子力として利用される。核分裂のときに2~3個の中性子やγ線、β線を放出することが多い。核分裂しやすい物質は中性子により核分裂反応の連鎖が起こる可能性がある。原子炉における基本的な核反応である。 確率的影響 被ばくにより必ず発生する影響ではなく、被ばく線量が多くなるほど発生する確率が増加するものをいい、がんや遺伝的影響(被ばく者の生殖腺が遺伝的疾患を有し、子孫に影響が現れること)をいう。 これらの影響の起こる確率が線量と比例関係にあり、しきい線量が存在しないと仮定されている影響である。 希ガス 周期表の0族元素ヘリウム(He)、ネオン(Ne)、アルゴン(Ar)、クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)、ラドン(Rn)の総称である。地表及び大気中に含まれる量が非常に少ないので、このように呼ばれる。いずれも無味無臭、無色で、1原子分子の気体(常温)である。融点、沸点は低い。原子最外殻に非常に安定な電子配置を持つため化学的に極めて不活性で、元素相互または他の元素と化合しにくい。このため不活性ガスとも呼ばれる。 吸収線量 物質によって吸収された電離放射線エネルギーであり、記号Dで表され、微少体積要素(dv)中の物質に吸収されたエネルギー(dE)についてD=dE/dvで定義される 。 単位質量(kg)の物質に吸収された放射線のエネルギー(J)の単位で表され、この単位にグレイ(Gy)という呼び名が与えられている。従来の単位1rad は、0.01Gy に当たる。 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム (SPEEDIネットワークシステム) このシステムは、地形の影響を考慮して、放出源情報、気象情報等を基にして、放射性プルームの移動拡散の状況を計算し、希ガスからの外部被ばくによる線量、ヨウ素の吸入による甲状腺等価線量等をコンピュータの画面上に図示することができる。 このシステムでは、緊急事態が発生したサイトに係る情報(放出核種、放出量等)、各地方公共団体の連続モニタのシステムの気象観測情報、気象庁のアメダス情報等を入力することにより、6時間先までの風向・風速の統計的予測等の処理と、それに基づく放射性プルームの移動拡散の状況を計算する。緊急時には、文部科学省からの指示により計算結果の2次元表示等を行い、原子力災害対策本部等の関係機関においてこれらを活用することができる。 緊急時モニタリング 原子力施設において、放射性物質又は放射線の異常な放出あるいはそのおそれがある場合に、周辺環境の放射性物質又は放射線に関する情報を得るために特別に実施される環境モニタリングを「緊急時モニタリング」といい、原子力災害時に、迅速に行う第 1 段階のモニタリングと周辺環境に対する全般的影響を評価する第 2 段階のモニタリングからなる。 緊急被ばく医療 放射線による被ばくや放射線物質による汚染のために、医療的な処置が必要となった者に対する医療のこと。平成13年6月の原子力安全委員会の報告書「緊急被ばく医療のあり方について」において、被ばく医療の基本理念、緊急被ばく医療体制、医療情報とネットワーク、搬送体制、被ばく医療に係る人材育成等について示されている。 原子力災害対策特別措置法 平成11 年12 月公布。平成11 年9月30 日に発生したウラン加工工場の臨界事故を契機に制定され、原子力災害に対する対策の強化を図ることを目的としている。 臨界事故の反省を踏まえて、初期対応の迅速化、国、地方公共団体及び原子力事業者との連携強化、国の対応機能の強化や原子力事業者の責務の明確化等を柱としている。これにより、原子力災害の予防に関する原子力事業者の責務、原子力緊急事態における内閣総理大臣による原子力緊急事態宣言の発出及び原子力災害対策本部の設置等、原子力災害に関する事項について特別な措置が講じられることになる。 原子力施設等の防災対策について(防災指針) 原子力施設等の防災活動をより円滑に実施できるよう原子力防災対策の技術的、専門的事項について、原子力安全委員会が、取りまとめたもの。平成12 年5 月には、原子力災害対策特別措置法との整合性を踏まえ改訂された。また、平成13 年3 月には、ICRP1990 年勧告の取入れに伴い改訂された。さらに、平成13 年6 月には、緊急 被ばく医療をより実効性のあるものとするため改訂された。 原子力施設等防災専門部会(防災部会) 原子力安全委員会に設置された専門部会のひとつ。緊急被ばく医療に対する検討の重要性等をも踏まえ、原子力施設等における災害対策に関する課題について、より的確かつ総合的に対応するため、従来の原子力発電所等周辺防災対策専門部会を再編し、平成13 年6 月に設置された。 高カリウム血症 カリウムを含む電解質液などの経静脈的過剰投与、カリウムの排泄障害、あるいはカリウムの細胞外への異常な移動等により生ずる血清カリウム濃度高値の状態。血清カリウム濃度 5.0 mEq/L)を超える状態。 交叉刺激 一つのホルモンは本来、ある固有の組織に特異的な機能変化をもたらすが、ホルモンの種類によっては、ホルモン間やその受容体の間での共通構造をもつために複数の組織の機能変化をもたらすことがあり、これを交叉刺激という。 甲状腺 内分泌腺の一つ。喉頭の前下部、気管の両側に位置し、色調は帯黄赤色を帯び馬蹄鉄状の形をしている。身体の発育及び新陳代謝に関係あるホルモンを分泌する。甲状腺ホルモンの原料がヨウ素であり、このホルモンが欠乏すると、発育障害や粘液水腫を起こし、過剰になると甲状腺機能亢進症を起こす。甲状腺はヨウ素を多く含んでおり、放射性ヨウ素が体内に取り込まれると、他の臓器に比べ選択的に甲状腺に集積する。 甲状腺過形成 甲状腺の大きさが増す状態で通常は甲状腺細胞の複製や肥大に起因する。下垂体から過分泌される甲状腺刺激ホルモンに甲状腺が刺激され、甲状腺腺細胞のホルモン合成が盛んになり、甲状腺が腫大している病態をいう。ヨウ素欠乏時などにみられる。 甲状腺がん 病理学的には、乳頭腺癌、濾胞腺癌、未分化癌、髄様癌に分類される。放射性物質シンチグラムの欠損像や結節の触診、軟X線による石灰沈着像、細胞診等で診断する。 甲状腺機能亢進症 代謝亢進と甲状腺ホルモンの血清レベルの上昇を特徴とする。いくつかの特定の疾患を包括する臨床状態をいう。 甲状腺機能低下症 甲状腺ホルモン欠乏の特徴的な臨床反応。種々の原因で起こるが、一般的なものは、通常慢性甲状腺炎に続発する自己免疫性疾患である。び慢性あるいは結節性甲状腺腫より外に固い甲状腺腫や、または、後年に疾患が進行して、廃絶した、萎縮し線維化した甲状腺となる場合もある。 甲状腺シンチグラフィー シンチグラフィーとは、人体などに放射性同位元素(RI)で標識した化合物をトレーサとして投与し、それが集積した臓器や組織の放射能を外部から測定し、その分布を写真黒化の濃淡あるいはカラー画像として表示する検査法である。放射能はシンチレーション計数管又は、ガンマカメラにより測定する。得られた画像をシンチグラムという。甲状腺シンチグラフィーは、甲状腺に選択的に取り込まれる放射性ヨウ素を経口投与し、経時的に頸部を撮像することで甲状腺の機能や形態を調べ、病気の診断を行う。現在はベータ線を放出するヨウ素-131 にかわり、γ線のみのヨウ素-123 が使用されている。 甲状腺濾胞細胞 甲状腺組織で甲状腺ホルモンを合成する上皮細胞である。 甲状腺ホルモン 内分泌腺の一つの甲状腺から分泌されるホルモン。2つのチロシン残基にヨウ素を3又は4個含む化学構造が特徴であり、身体の発育及び新陳代謝に必要なホルモンである。 国際原子力機関(IAEA) 国際原子力機関(International Atomic Energy Agency IAEA)は、国際原子力機関の憲章に定められた(1)世界平和・健康および繁栄のための原子力の貢献の促進増大と(2)軍事転用されないための保障措置の実施という2つの大きな目的に基づいて1957年7 月に設立された。国際原子力機関の組織機構は、総会、理事会、事務局からなっており、1999 年11 月現在の加盟国は、131 か国である。憲章に定められた国際原子力機関の任務は7項目あり、これら任務を果たすため、(1)開発途上国への技術協力、原子力発電の安全対策等、原子力の平和利用を促進するために必要な支援活動を行うとともに、(2)国際原子力機関憲章および核兵器不拡散条約(NPT)に基づき国際原子力機関と関係国とが保障措置協定を締結し、これによって軍事転用されないように保障措置を実施している。 国際放射線防護委員会(ICRP) 専門家の立場から放射線防護に関する勧告を行う国際組織である。この組織の前身は1928 年に作られた国際X 線ラジウム防護委員会(IXRPC)であり、1950 年に現在の名称となった。ICRP が出す勧告は現在も国際原子力機関(IAEA)の安全基準、世界各国の放射線障害防止に関する法令の基礎にされている。ICRP は、主委員会と4つの専門委員会(放射線影響、誘導限度、医療放射線防護、勧告の実務適用)からなる。 [サ]行 再燃 ここでは、一時おさまっていた病巣が、再び悪化することをいう。 しきい線量 線量効果関係(被ばく線量と、それによって引き起こされる生体への影響との関係)において、ある線量以下では影響が生ぜず、その線量を超えて被ばくすると、はじめて影響が発現するとき、その線量を「しきい(閾)線量」(閾線量、Threshold Dose)という。しきい線量の値は、身体の被ばく部位、問題とする影響の種類や被ばくの受け方(1回、短時間;連続、など)によって様々である。 放射線防護のために、被ばく線量を制限する基準の一つとして「線量限度(Dose Limits)」が定められている。この「線量限度」の値は、確定的影響(別掲)に対してはその「しきい線量」以下になるように、また確率的影響(別掲)に対しては、閾値の存在の有無やその値などが現時点では科学的に確認されていないので、「しきい値のない直線線量効果関係」を仮定した上で、影響のリスクが社会的に受け入れられるように十分に低い値に設定されている。 若年者 18歳未満の者を指す。 JCO 事故 平成11 年9月30 日に、(株)ジェー・シー・オー東海事業所のウラン転換試験棟において発生した臨界事故。原因は、本来であれば溶解塔で硝酸と加えて溶解すべきところを、1バッチ(硝酸ウラニル溶液約6.5 L)以下で制限して管理すべき沈殿槽に、7バッチのウラン溶液を注入したことによる。事故現場で作業をしていた3名が重篤な被ばくを受けた他(うち2名が死亡)、住民への避難要請、屋内退避要請が一時行われるなど我が国での原子力事故としては前例のない大事故となった。 ジュ-リング疱疹状皮膚炎 かゆみの強い水疱、丘疹、蕁麻疹様病変の群発で特徴づけられている慢性の皮疹。ヨウ化カリによるパッチテストで皮疹を誘発し診断していたが、現在では、蛍光抗体法で、表皮真皮境界部にIgA の沈着を証明することで診断される。この疾患を有する者は、ヨウ素対し過敏である 。 生涯リスク 将来に渡って疾病発症に結びつくリスク要因は、日常生活の中でもいろいろ考えられるが、リスク源にさらされることによって、被る害が生涯の間に現れる確率を生涯リスクという。放射線被ばくの場合、被ばくによって発生するがんは、長い潜伏期を経て生涯にわたって現れるため、生涯リスクは放射線被ばくによって一生の間に発生(がんによる障害の発生あるいはがんによって死亡)する確率ということができる。 腎不全(症) 腎臓への循環不全、腎内血管病変、腎実質病変、尿路閉塞などの原因で、腎臓の機能が低下した臨床状態をいう。水分やカリウムや老廃物などの排泄障害により、様々な症状を呈する。 髄様癌 髄様(充実性)癌は散発性(通常一側性)あるいは家族性(両側性が多い)に発症する。染色体10 番目のRet 遺伝子異常に起因することが多い。病理学的には、甲状腺傍濾胞上皮細胞(C 細胞)の増殖がみられる。この細胞は血清カルシウムとリン酸(PO4)の低下作用をもつホルモンであるカルシトニンを過剰分泌するが、血清カルシウムとリン酸(PO4)の濃度を変えるほど高濃度に存在することは稀である。コンゴーレッドに染まる特徴的なアミロイド沈着もある。 生物学的半減期 生体中または特定の組織、器官に存在する特定の物質(放射性核種も含む)の量が、代謝、排泄などの生物学的過程によって初めの量の1/2にまで減少する時間をいう。この減少は、指数関数的またはそれに近い割合で起こる。したがって、放射性核種が摂取された場合の体内又は組織、器官内存在量は、放射性壊変と生物学的過程とにより減少する。 この二つの過程により初めの放射性核種の量が1/2にまで減少する時間を実効半減 期といい、次式で示される。 1/T=1/Tr+1/Tb ここで、Tは、実効半減期、Trは、物理学的半減期、Tbは、生物学的半減期である。 世界保健機関(WHO) 世界保健機関(WHO)は、1946 年の国際保健会議で採択されたWHO 憲章に基づいて1948 年に国連の専門機関の一つとして設立され、その目的は、世界の全ての人々の健康の保護、増進のため国際保健活動を計画、実施、調整することであり、1998 年現在の加盟国は191 か国である。WHO の原子力分野の国際協力・支援活動としては、世界8 か所のWHO 放射線緊急時対策支援センターの活動と、チェルノブイリ事故の健康影響に関するWHO 国際プログラムとがある。前者では、放射線障害についての指導・訓練・医療措置の実施、大規模事故時の緊急医療対策確立への支援、放射線影響の病理学的または疫学的調査等が行われ、また後者では、チェルノブイリ事故の健康影響についての調査協力の促進、疫学的調査その他の専門的調査による長期の低レベル放射線を含む放射線影響の把握、データベースの開発・充実、得られた知識の放射線緊急時医療対策への活用等が行われている。 腺腫様甲状腺腫 甲状腺の過形成や低形成、嚢脆化など多様な病理学的所見を呈する良性疾患である。病因は不明であるが、一般的に甲状腺機能低下症を伴わない甲状腺の腫大である。初期には、柔らかく、左右対称で、平滑な甲状腺腫の存在に基づいて診断する。後期になると、多発性結節や嚢腫が現れることがある。 先天性筋強直症 先天性筋強直症(トムゼン病)は、稀な常染色体優性筋強直症であり、通常幼児期に発症する。いくつかの家系で、この疾患は骨格筋塩素チャンネル遺伝因子を含む染色体7の領域に結びつけられている。無痛性筋硬直は手、脚、眼瞼で最も顕著で、運動で改善する。脱力は通常ごくわずかである。筋肉が肥大することがある。 診断は通常、特徴的な身体的外観、握ったこぶしがまっすぐに開くことができないこと、直接筋叩打後の筋収縮持続によって決定される。筋強直は筋電図検査で、典型的な「急降下爆撃機」様の音を起こす。 絨毛由来性性腺刺激ホルモン 胎盤絨毛から合成・分泌される性ホルモンで、エストロゲンとプロゲステロンがある。 [タ]行 胎盤 妊娠の際、子宮内にできる円盤状の組織塊をいう。胎児がへその緒を介して物質交換を行うとともに、胎盤ホルモンを分泌して妊娠の維持に重要な役割をする。 チェルノブイリ原子力発電所事故 1986年4月26日、旧ソ連のウクライナ共和国キエフ市北方約130kmのチェルノブイリ原子力発電所4号機(黒鉛減速軽水冷却沸騰水型:RBMK型、1000MWe)で発生した原子炉事故。急速な反応度投入事故の結果として発生した蒸気爆発で炉心の一部が破損し、黒鉛火災が起こり、建物の一部が吹き飛んで大量の放射性物質が環境に放出された。この事故により、消火活動に当たった者のうち、31名の死亡、203人が急性放射線障害で入院し、発電所から半径30km以内の住民13万5000人が避難した。放射性物質は国境を越えて隣接するヨーロッパ諸国にもおよび、広い範囲に放射能汚染を引き起こした。 低補体性血管炎 血管壁に炎症を認め、自己抗体などによる免疫複合体形成により、低補体血症を伴う血管炎を生じる疾患。全身性エリテマトーデスなどの膠原病に多く伴う。低補体性血管炎を有する者で、ヨウ素に過敏であることがある。 デオキシリボ核酸(DNA) デオキシリボ核酸(Deoxyribonucleic acid DNA)は、遺伝子の本体で、デオキシリボースを含む核酸。ウイルスの一部およびすべての生物の細胞中に存在し,真核生物では主に核中にある。アデニン・グアニン・シトシン・チミンの 4 種の塩基を含み,その配列順序に遺伝情報が含まれる。1953 年ワトソンとクリックとが,デオキシリボ核酸の分子モデルとして二重螺旋(らせん)構造を提案し,分子生物学を大きく発展させた。 [ナ]行 乳頭腺癌 乳頭腺癌は甲状腺癌の中で最も多く、全甲状腺がんの80~90%を占めている。女性は男性の2~3 倍羅患しやすい。青年層の羅患頻度が高いが、高齢層ではより悪性である。放射線照射歴のある患者に多く発生し、リンパ行性に転移する。これら分化癌はTSH 依存性のことが多く、乳頭腺癌の多くは濾胞性要素を含んでいる。最近検査の進歩で潜在する微小がんの発見が増加している。 [ハ]行 被ばく 身体が放射線にさらされることをいう。被ばくの形態には、身体の外にある放射性物質やX線発生装置から放射線を受ける「外部被ばく」と放射性物質の付着した食物を食べたり、空気中に存在する放射性物質を呼吸により身体の中に取り込み、それから放出される放射線を身体の内部から受ける「内部被ばく」の2種類がある。外部被ばくは、放射線を受けているときだけに限られるが、内部被ばくは放射性物質が体内に存在するかぎり被ばくが続く。被ばくには、原子力施設で働く人の職業上の被ばく、一般公衆の日常生活での被ばく、すなわち宇宙や大地、食物からの自然放射線、病院での医療、あるいは原子力施設から放出された放射性物質等に由来する人工放射線による被ばくがある。 米国放射線防護審議会(NCRP) 米国議会から公認された非営利法人団体であり、放射線防護と測定に関する勧告、ガイダンスの公表、および情報収集、評価を行っている。NCRPの特徴は、政府機関、産業界、財団等より寄付を受けているが、その報告は、科学的基盤にたった公正なもので、永年の信頼を確立している。 副作用 治療・予防・診断などのために用いた医薬品の本来の効果と異なる作用。人体に有害な作用であることが多い。 物理的多重防護壁 原子力施設の安全性確保の基本的考え方の一つで、原子力施設の安全対策が多段的に構成されていることをいう。原子力施設の基本的設計思想とされている。多重防護は、次の3段階からなっている。第一段階としては、安全確保のための設計の考え方であって、異常の発生を防止するため、安全上余裕のある設計、誤操作や誤動作を防止する設計、自然災害に対処できる設計が採用されている。第二段階としては、事故拡大防止の考え方であって、万一異常が発生しても事故への拡大を防止するため、異常を早く発見できる設計、原子炉を緊急に停止できる設計が採用されている。第三段階としては、放射性物質の放出防止の考え方で、万一事故が発生しても放射性物質の異常な放出を防止するための格納容器やECCS(緊急炉心冷却装置)が備えられている。 防災業務関係者 周辺住民に対する広報・指示伝達、周辺住民の避難誘導、交通整理、放射線モニタリング、医療措置、原子力施設内において災害に発展する事態を防止する措置等の災害応急対策活動を実施する者、及び放射性汚染物の除去等の災害復旧活動を実施する者をいう。 放射性ヨウ素 原子炉施設において、原子力災害が発生した場合には、気体状のクリプトン、キセノン等の希ガスとともに、揮発性の放射性ヨウ素が周辺環境へ放出することが想定される。この場合、放出される放射性ヨウ素のうち周辺環境に影響を与える核種は、ヨウ素-131、ヨウ素-132、ヨウ素-133、ヨウ素-134、ヨウ素-135、である。なお、ヨウ素は、そのかなりのものが液層に残ること及びチャコールフィルタにより除去できることが知られている。 ちなみに、ヨウ素-131、1 mg は、4.6 ×10+12 Bq である。 また、元素状ヨウ素-131 の吸入による小児(1才児)甲状腺等価線量の線量係数(ICRP Publ.71)は、3.2×10-3 mSv/Bq である。 放射線の内部被ばくによる甲状腺がん チェルノブイリ原子力発電所事故後に多発している放射線の内部被ばくによると考えられる甲状腺がんは、乳幼児をはじめ若年被ばくであり、病理組織学的に乳頭腺癌が多い。一般に、放射線による誘発がんは、自然発生がんの発症を促進すると考えられ、放射線の内部被ばくによる甲状腺がんでもその影響は同じと考えられる。放射線被ばくが原因で、特異的な甲状腺がん発症の性差が生じるとは考えられていない。また、男女間で、甲状腺細胞の放射線感受性が異なるという知見も得られていない。 [マ]行 慢性甲状腺炎 自己免疫因子が原因と考えられるリンパ球浸潤を伴う甲状腺の慢性炎症で女性に多い。慢性リンパ球性甲状腺炎(自己免疫甲状腺炎)ともいう。 未分化癌 未分化癌は甲状腺癌の約3%前後で、主に高齢者にみられ、女性の方が男性よりも若干多い。この腫瘍の特徴は、甲状腺の急速な有痛性の腫大で、約80%の患者が診断後1 年以内に死亡し、最も予後の不良な甲状腺癌である。 [ヤ]行 薬疹 経口及び非経口的薬物投与後の皮膚及び粘膜の皮疹。ほとんどの薬疹の機構は良く知られていないが、多くはアレルギー性しくみによるものである。薬物に特異的な抗体や特異的に感作されたリンパ球が、初回の薬物暴露の後、概ね4~5日間持続する。その後の薬物に対する再暴露は、数分のうちに丘疹となって現れることもある。他の反応には、薬物の蓄積、薬物の薬理学的作用、遺伝的因子との相互作用などがある。 ヨウ化カリウム ヨウ素の化合物。ヨウ素は、3’,5’-cyclic AMP を介する甲状腺刺激ホルモンの作用を減弱させることにより、体循環への甲状腺ホルモンの分泌を抑制し、甲状腺機能亢進症状を軽減させる。一方、甲状腺機能低下の場合には、ヨウ素が補給され機能が亢進する。また、ヨウ素は気管支粘膜の分泌促進、粘液の粘度を低下させることにより、去痰作用を現す。さらに、梅毒患者の肉芽組織に対する選択的な作用により、第三期梅毒患者のゴム腫の吸収促進に用いられる。 予防 ここでいう予防とは、安定ヨウ素剤を服用することにより、放射線誘発による甲状腺がんの発生確率を低減させ、がんを積極的に予防することと、放射性ヨウ素の吸入前に安定ヨウ素剤を予防的に服用するという両方の意味で用いている。 [ラ]行 罹患率 病気に新しくかかることを罹患といい、特定の期間中にある集団が新たに病気になった人数を割合として示したもの。 リスク・ベネフィットバランス ある行為を採用することにより、得られる便益とそれに伴うリスク(危険率)等とを比較し、その行為を採用することが適切か否かを判断する場合の手法として用いられる。 臨界 ウランなどの核分裂性物質は、中性子が当たると核分裂反応を起こし、大きなエネルギーを生み出すとともに、2,3個の新たな中性子を放出する。このため、一定量以上の核分裂性物質がある条件下で集まると、生まれた中性子が核分裂性物質に当り次々と核分裂反応を起こす。これを臨界といい、この核分裂が持続している状態を臨界状態という。 濾胞腺癌 濾胞腺癌は、甲状腺がんの約5~10%を占め、高齢者に比較的多い。乳頭腺癌よりも悪性で、血行性に遠隔転移する場合が多い。男性よりも女性に多い。 出典 (1)ATOMICA(原子力百科事典):(財)高度情報科学技術研究機構 原子力PAデータベースセンター、科学技術振興事業団 受託出版課 2001年 (2)メルクマニュアル 第17版 日本語版:日経BP社、東京、1999年 「原子力災害時における安定ヨウ素剤予防服用の考え方について」
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長崎大・山下俊一教授の『語録』 福島市政だより速報版特集号:『放射能』について正しく理解しましょう (ソース) http //bousai.city.fukushima.fukushima.jp/info/h23-jishin/files/copy_of_ecce.pdf ふくしま市政だより 東北地方太平洋沖地震 特集号 速報版 福島市政だより速報版特集号:『放射能』について正しく理解しましょう 『放射能』について 正しく理解しましょう講演「福島原発事故の放射線リスクについて」 講演の要旨【高村先生のお話】 【山下先生のお話】 Q&A 正しく知ろう「放射線」 『放射能』について 正しく理解しましょう 福島第一原発事故によって、市内でも通常より高い放射能の値が測定され、市民のみなさんには健康への影響を心配されていると思いますが、報道では大気、水、野菜などの安全性に関する耳慣れない科学的な数値が公表され、不安を感じていることと思います。 今最も大切なのは正確に情報を理解することであり、“放射能の数値がどんな意味を持つのか”、“実際に影響があるのか”という情報をきちんと集めることです。今回、放射線の種類や量による健康への影響を分かりやすく専門家が説明した講演会を開催しました。この特集号では、その内容と放射線について分かりやすくまとめました。今後、毎日、大気や水などに含まれる放射線の量が公表されますが、この特集をぜひお役立て願います。 福島市長 瀬 戸 孝 則 講演「福島原発事故の放射線リスクについて」 3月21日(月)14:00 ところ/福島テルサ 講 師/ ○山下 俊一先生 県放射線健康リスク管理アドバイザー。医学博士。 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科長、世界保健機構(WHO)緊急被ばく医療協力センター長を務める。 ○高村 昇先生 県放射線健康リスク管理アドバイザー。医学博士。長崎大学教授。昨年1月から9月まで世界保健機構(WHO)テクニカルオフィサーを務める。 当日会場には、定員を超える約500人の方が来場。メモを取りながら先生のお話に熱心に聞き入っていました。また、講演の後には活発な質疑応答が行われました。 講演の要旨 【高村先生のお話】 ○チェルノブイリと違い健康リスクは全くない 放射能の検出報道に不安を感じるのは、やむをえないと思います。しかし、市民・国民の皆さんに、今回のことで健康リスクは全くありません。それは放射線量の違いです。 今回の事故は、炉心が完全に爆発したチェルノブイリとは全く性格が異なり、測定された放射線量は胃の透視よりも低いレベルです。疲労と不安が重なっていると思いますが、情報をきちんと集めて、冷静に対応してください。 <次ページへつづく> <前ページよりつづく> 【山下先生のお話】 ○「外部被ばく」と「内部被ばく」 被ばくには「外部被ばく」と「内部被ばく」の2種類があります。 外から皮膚などに放射線を浴びる外部被ばくは熱線によるもの。20~30km先では絶対にありません。 今回問題なのは、体内に放射性物質が入って被ばくする、内部被ばくです。放射性物質は風によって飛散していくからです。なお、飛び方は風向きによって変わります。 ○現状は危険ではない よく「最悪のシナリオ」と言われますが、それでも屋内退避の区域を広げないのは、現状が危険ではないからです。 放射線は確かに細胞を壊します。1ミリシーベルト(=1,000マイクロシーベルト)で遺伝子1個に傷がつきます。しかし、生きた細胞には修復機能があり、100ミリシーベルトでも、壊れた遺伝子100個の内、間違って修復してしまい、がん細胞になりうるのは1個程度。そんなレベルの健康への影響です。 10マイクロシーベルトや50マイクロシーベルトでは、細胞は傷つきません。 ○体内に入る放射性物質は空気中の1/100 福島市内の環境放射能の測定値は、一番高いときの約20マイクロシーベルトから10マイクロシーベルト以下に下がっています。この数値の意味は、1時間の間これだけの放射性物質がこの場所にあるということですが、屋内では約10分の1、体内に入るのは約100分の1になります。 しかも、放射性物質は不安定な状態なので、安定した状態になろうとし、放射線が弱まっていきます。半分になるのを「半減期」と言いまして、ヨウ素の場合は8日で放射線が半減します。体内に入って、ずっと残っているというのは誤りです。 ○全ての安全基準は、赤ちゃんを基準に作られている 空気中の放射能も食べ物の放射能も、設定された安全基準値は、1年間その量を浴び続けたり、食べ続けると問題になる可能性がある数値を、単純に1回に換算しているものです。 今回の事故による、放射能による市民の皆さんの健康影響は微々たるもので、監視の必要はまったくありません。特に大人、成人男性の放射線の感受性はほとんどありません。 妊婦や赤ちゃんについてはご心配だと思いますが、全ての安全基準は赤ちゃんを基準に作られていますので、安全基準を超えなければ安心いただいていいと思います。 Q&A 講演会では、熱心な質疑応答が行われました。 その一部についてお知らせします。 Q ヨウ素は半減期8日とのお話だったが、同じ放射性物質でもセシウムは半減期30年。危険ではないのか? A セシウム137は、体内に入ってもほとんど尿として出てしまいます。一部は筋肉に入りますが、代謝など人体の生理的な働きで体外に排出され、約70日後には取り込まれた量が半分になります。 チェルノブイリ周辺で、セシウムを含む食品を食べ続けた人の数は数百万にも上りますが、健康被害は出ていません。 水道水についても、フィルターで除去されヨウ素しか残りません。ただし、井戸水はしっかりと測定する必要があると思います。 Q 福島市の水道水は安全か? A 現在の、基準値内の水を飲んだりしても全く心配ありません。基準値を超えた場合には、国などからきちんと指示が出ます。 Q 福島市の放射能数値だけ高いが、盆地という地形や立地条件など、高くなる要因があるのか? A 風向きと地形と気温によります。盆地という要因も考えられます。 Q 福島市内で生活する上で、こうすれば安心というのを具体的に教えてほしい。 A 環境放射能が100マイクロシーベルトを超さなければ、全く健康に影響を及ぼしません。 Q 子どもを屋外で活動させても大丈夫か? A 大人は100マイクロシーベルトでも大丈夫ですが、子どもは1/10の高いハードルを課して10マイクロシーベルトを基準に考えています。実際は大丈夫だと思いますが、国では念には念を入れて基準を設定しているんです。 Q 自分の車に黄緑色の雨の跡が残っていた。これは放射能ではないか。 A 放射性物質は目に見えません。心配の必要はありません。 Q 乳製品が汚染されているようだが? A 放射性物質が降ると牛乳に濃縮され、放射性ヨウ素が高く出ます。チェルノブイリでも、子どものがんが増えたのは汚染されたミルクを飲み続けたのが原因です。ですので基準値を超えた牛乳は、日本でも飲まずに捨てようということになっています。 Q 洗濯物は屋外に干してもいいのか? A 現在の福島市のような、一桁のマイクロシーベルトのレベルでは心配ありません。ただし、屋内退避に指定されている場所では、室内に干す方が安全です。 Q ガソリン不足で、約2時間かけて自転車で出勤している。大丈夫か? A 大人は現状のレベルでは全く影響ありません。大丈夫です。 Q 結婚したばかりだが、近い将来赤ちゃんがほしいと思っている。今の状況が大丈夫かとても不安だが、出産に問題はないか? A ある一定以上浴びると良くありませんので、例えば現在の状況が1カ月以上収束しないようなら、対応を考えた方が良いと思います。しかし、今の状況が1週間程度で収束するなら何ら問題ありません。 山下先生が3月19日に行った記者会見をもとに作成されたQ&A「環境放射能が人体に及ぼす影響」を掲載した「市政だより速報版」第13号が、市ホームページからご覧になれます。 【アクセス方法】市ホームページ・トップ画面「市政だより速報版を発行しています」より 正しく知ろう「放射線」 専門用語ばかりで分かりにくい、放射線のこと。 よく使う用語などをまとめました。 ☆「ヨウ素」と「セシウム」 放射性物質の中でも健康への影響が指摘され、よく取り上げられるのが放射性ヨウ素と放射性セシウムです。 放射性物質 半減期 集まりやすい場所(体内) 人体への影響など ヨウ素 約8日 甲状腺 多量に蓄積されると、甲状腺がんなどを引き起こす恐れがあるとされる セシウム 約30年 筋 肉 尿などで排出されるのでたまりにくく、約70日で半分程度が身体の外に排出される 【半減期】放射能(放射線を出す能力)が半分に弱まるまでの期間。 “少ない放射線量でも、期間が続くと積算されるのでは”と心配される方もいますが、放射能が弱まったり体外に排出されたりするので、実際には単純な積算とはなりません。 ☆飲食物の「暫定規制値」 食品衛生法が食品の放射能汚染を想定していなかったため、国では急きょ暫定的に規制値を設定し、食品の安全性を確保しています。 この規制値は、その数値のものを1年間飲食し続けて初めて、健康に影響が出る可能性があるというものです。数値を上回るものを飲食しても、直ちに健康に悪影響が生じるものではありません。 また、国では放射性物質が付着した食品を流通させないように求める「出荷停止」や、国民にその食品を飲食しないよう求める「摂取制限」を行うことがあります。この措置は、食品に放射性物質が付くような状況が一定期間続くことが予想されるとき、念のために早い段階で行われます。 ☆放射能の検出数値を知るには 次のところで発表しています。判断の材料にしてください。 ◆市内の空気中の環境放射能数値、市内の水道水の環境放射能数値 ⇒ 【福島県ホームページなど】 ◆食品中の数値 ⇒ 【厚生労働省ホームページなど】 ◆出荷停止・摂取制限の指示について ⇒ 【消費者庁ホームページ、首相官邸ホームページなど】 水道水が暫定規制値を超えた場合 ○飲用を控える ○入浴・手洗いなど生活用水としての利用には問題ない ※代わりに飲む水がないときは、飲んでも差し支えありません。 特集号に関するお問い合わせ/広報広聴課.525-3710 長崎大・山下俊一教授の『語録』
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長崎大・山下俊一教授の『語録』 福島県立医科大学パンフレット 福島県放射線健康リスクアドバイザー山下俊一先生が答える放射線Q A http //www.fmu.ac.jp/univ/shinsai_ver/pdf/faq_230501.pdf 転載ご自由。5月30日採録。 (H23.5.10) 福島県放射線健康リスクアドバイザー山下俊一先生が答える放射線Q A 公立大学法人 福島県立医科大学 監修:長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 附属原爆後障害医療研究施設 教授 福島県放射線健康リスク管理アドバイザー 福島県立医科大学理事長付特命教授 山下 俊一 福島県放射線健康リスクアドバイザー山下俊一先生が答える放射線Q AQ AQ1 Q2 Q3 Q4 Q5 Q6 Q7 Q8 Q9 ニュースウォッチ9(2011.4.1)抜粋 パンフレットへの批判コメントをどうぞ Q A Q A このリーフレットは、チェルノブイリ原発事故の被ばく研究において世界的第一人者の研究者である、福島県放射線健康リスク管理アドバイザー・山下俊一先生の講演会および報道取材にて行われた質疑応答を元に構成したQ A集です。 Q1 【Q1】地域の環境放射線は一時間あたり数マイクロシーベルトとなっていますが、数週間、数ヶ月この環境に住みつづけることで、蓄積した数ミリシーベルトを超えることもあるかと思われます。子どもへの影響やお腹の赤ちゃん、または将来妊娠した場合のリスクはどのくらいなのでしょうか? 【A1】報道されている値はあくまでも屋外での空間線量です。それが屋内では一般的には2~10分の1くらいに減りますので、実際の被ばく線量は少なくなります。もちろん、蓄積されてどうなるか、を心配されるのはごもっともですが、現在の状況が継続すれば健康リスクが出ると言われる年間100ミリシーベルトまで累積される可能性はありません。そして、同じ100という線量でも、1回で100受けるのと、1を100に分けて受けるのとでは、影響が全く違います。少しずつならリスクははるかに少ないのです。 妊娠しているお母さんが特に心配されるのも当然です。ナガサキでは妊娠初期に被ばくした場合、小頭症の例が増えたのは事実ですが、しかし原爆とは被ばく線量が桁違いですので、現在の福島の被ばく量でしたら、なんら心配はいりません。また、チェルノブイリでは、事故当時0~5歳の子どもを中心に甲状腺ガンの発生率は増加しましたが、その時お腹にいた子どもの中での増加の報告はありません。将来の妊娠に対してもまったく心配はいりません。 お子さんに対しても、現在の減少していく線量の環境で影響が出ることはありません。 Q2 【Q2】現在妊娠しています。飲み水も味噌汁にまでもミネラルウォーターを使っています。野菜を洗うのも怖いのですが、どう対応すべきでしょうか? 【A2】基準値異常の放射性ヨウ素が検出された水は飲まない、飲ませない、というのは賢明な選択でしょう。ただし、それでも。数回飲んでしまったからといって心配する必要は、今の放射線レベルならまったくありません。また、ミネラルウォーターがないから、水を飲ませない、ミルクをあげられないというのは、逆に乳幼児の健康によくありません。また、野菜を洗ったり、顔を洗ったり、お風呂に入ったり、と生活用水に使うのはなんら心配いりません。 Q3 【Q3】小学生の子供がいます。外で遊ばせても大丈夫なのでしょうか? 4月から学校が始まるのですが、普通に通学させるのも心配です。洗濯物も外で干していいのでしょうか? 家には24時間換気システムがついているのですが、切ったほうがいいのでしょうか? 【A3】1時間当たりの環境線量が10マイクロシーベルト(その後3.8マイクロシーベルト)以下であれば、もう外で遊ばせて大丈夫ですよ。 もちろん普段どおりの通学も問題ありません。ただし、指についた土をよく洗わせたり、着ていた上着のホコリを払わせたりしたほうがよいかもしれません。 洗濯物についても、取り込むときに少し丁寧にホコロを払う程度で問題ありません。布団干しも同様に大丈夫です。換気についてもシステムを切ったりナーバスになる必要はありません。 Q4 【Q4】万が一これからまた環境線量のレベルが上がってきたら、どのくらいで気をつけるべきでしょうか? また、どのくらいで退避するべきでしょうか? 【A4】国の指標では、放射性物質の放出による被ばく線量の累積値が、外部被ばくで10~50ミリシーベルト、内部被ばくで100~500ミリシーベルトになる可能性がある場合に、国が屋内退避又は退避を指示することとされています。 このため、一時的な環境放射線量で判断することはできませんが、国や研が公表している放射線量のデータの推移に注意するとともに、屋内退避や避難については、国、県、市町村の支持に従って行動してください。 Q5 【Q5】20Km圏内の避難指示の地域から避難しています。まさかこれほど長期の避難生活になるとは思っていなかったので、身の回りの物しか持ってきていません。家の中の物を取りに帰ってもいいのでしょうか? 何時間くらいであれば。20Km圏内にいても健康への問題がないのでしょうか? 【A5】20Km圏内は、避難指示が出ていますので、国から許可があるまでは絶対に入らないで下さい。 Q6 【Q6】テレビでは、被ばくを防ぐために、マスクをする、手を洗う、帰宅したら衣服をビニール袋に入れる、などという防護策が語られていて、過敏になっています。被ばくを防ぐために手を洗う、マスクをする、衣服をビニール袋に入れる、雨に濡れない方がよい、濡れた傘も洗う方がよい、など言われていますが、外出する際はどの程度の防護策を講じたらよいのでしょうか? 【A6】マスクには、放射性物質を防ぐ効果は実はあまりありません。外出した際の上着は、家に入るときに軽くホコリを払う程度でよいでしょう。ビニール袋に詰めてしまう必要はありません。雨も、多少濡れた程度では全く問題ありませんが、念のために傘をさすほうが、心理的に安心が得られるでしょう。傘も玄関先に立てかけておいて問題はありません。手を洗ったり、髪を洗ったりするのも、帰宅直後に直ぐにしないといけないという訳ではありません。 Q7 【Q7】飲料水について、浄水器で放射性物質がきれいに除去できるのでしょうか?沸騰させるとよいとも聞きますがどうでしょうか? 【A7】まずセシウムについては、浄水場で濾過(ろか)される際に吸着されるので、水道水には出てきません。ヨウ素については、水道水にでてきてしまいます。浄水器では残念ながら濾過されないと思われます。また、ヨウ素の沸点は高いので、沸騰させてもあまり蒸発はしないでしょう。 Q8 【Q8】被ばくは移るのですか? 【A8】被ばく自体は移りません。放射性物質をチリのようなものだと考え、それをきちんと衣類などから払い落とせば、移ることはありません。 Q9 【Q9】「ただちに健康には影響はない」という言い方をよく聞きますが、「ただちに」をどう理解したらよいのでしょうか? 【A9】基準値は、そのレベルの放射線量の食品(または水)を1年間食べたら影響が出る可能性があるので、摂取しないほうがよいでしょう、という目安です。ですので、この場合の「ただちに影響はない」は、数回または1週間などの短期間、基準値を多少超えた食品を食べたとしても影響はありません、ということを意味しています。 ニュースウォッチ9(2011.4.1)抜粋 ============================================ NHK(ニュースウォッチ9)(23.04.01) 「原発周辺 現地の碑銘 現地に入る医師」中継 飯舘村訪問時のインタビューより(抜粋) ============================================ (ナンバーリングは引用者による) (1)きょう飯舘村に入って、多くの人と言葉を交わしているが、どのような印象をもったか? ▲農家では、外で働く時間が長く、特に不安が大きい。高い放射性物質を検出した土への不安も重なる。健康への影響は大丈夫と考えるが、土については、さらに多くのデータが必要。 (2)健康への不安を訴える人も多いが、専門家として、どう伝えているのか。 ▲現時点で、健康に影響を与える年間100ミリシーベルトという被ばく線量にまったく達していない。不安を感じるのは理解できるが、正しく恐がって。 (3)放射線は目に見えないだけに、住民の人達は不安を感じているようだが、どういったことを伝えていくべきか。 ▲現時点で放射線の影響はほとんどない、ということを伝えている。政府などが正しい情報を出し、メディアが正しく伝え、市民が正しい行動をする、という3つのどれもが欠けてはいけない。パニック状態を鎮めるために、正確に伝えることに注力している。 (4)山下さんは、チェルノブイリ原発事故のあと、周辺に住む人たちへの診療を続けている。今回の事故が起きてから、チュエルノブイリ事故は、しばしば比較として出されているが、違いはどういった点か。 ▲チェルノブイリは、炉心がさらけ出されて、大量に放射性物質が放出された。今回は、圧力容器の中にあり、異なる。 一方で、放射線の人体に与える影響はチェルノブイリのような事故を教訓に国際機関や、各国の様々な研究機関がデータを蓄積してきた。実際の被ばくの例は少ないので、貴重なデータになる。 (5)それでは、今回はまず、どういったことを見ていけばいいのか。 ▲子どもの甲状腺のがん。放射性ヨウ素は、子どもに必要な甲状腺ホルモンを作る材料として取り込まれ、成長期の子どもに大きく影響する。 実際に、チェルノブイリでは15歳未満で事故後20年間で、およそ5000件発生した。 しかし、当時は全く摂取制限もなかったが、日本の場合、基準値を超えるものは出回らない点で大きく異なる。 実際、子どもの放射線量の調査を福島県内で行っているが、非常に低い値が出ている。したがって、大きな心配はない。 (6)「ただちに健康に影響が無い」という言葉を、多く聞いてきたが、その根拠となるものはあるのか。 ▲一つはデータ。チェルノブイリ事故後の放射性セシウムの放出された量。非常に広範囲に拡がった。しかし、放射性セシウム137は体内に入ると筋肉に入るが、筋肉のがんは一例も出ていない。今回の福島第一原発の事故でも放射性セシウムが放出されたが、今回の量では問題ないと考えられる。 (7)山下さんは、福島県にリスク管理のアドバイスをする立場だが、どういった提言をしているのか。 ▲まもなく学校がはじまるが、校庭で子どもたちが遊んでいいか。しっかりとグラウンドの土のデータを集める必要があると伝えている。 (8)今後、わたしたちは、どのような点に注意していけばよいのか。 ▲福島県では、地元で頑張ろうという人たちが多い。そうした人たちを支えていくために、いたずらに風評に左右されることなく、放射線への正しい判断をして、福島県を支援していかなければいけない。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 発行:公立大学法人福島県立医科大学 災害対策本部 (2011.05 発行) 〒960-1295 福島県福島市光が丘1番地 TEL 024-547-1111(代)/FAX 024-547-1995 http //www.fmu.ac.jp ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ パンフレットへの批判コメントをどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る 長崎大・山下俊一教授の『語録』
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原子力発電 / 福島原発事故 / 核廃棄物中間貯蔵施設 / 核廃棄物最終処分場 / 福島原発廃炉問題 / ハンフォード・サイト / オンカロ / 六ヶ所村 / 幌延町 / 核変換 ● 核廃棄物〔Wikipedia〕 (※ 発生、処理、廃棄物分類、処分方法などの記述) ● 放射性廃棄物〔Wikipedia〕 ● 核燃料サイクル〔Wikipedia〕 ・ 日本国内で発生した使用済み核燃料は、各原子力発電所内等で保管されている。原子力発電所外の中間貯蔵施設として、リサイクル燃料貯蔵株式会社の中間貯蔵施設(青森県むつ市)が建設中。 ・ 各原子力発電所の運転により発生する低レベル放射性廃棄物は、減容等の処理をした後、最終的に埋設処分される。2009年3月時点で、各原子力発電所の貯蔵施設内に、200ℓドラム缶に換算して約62万本分が貯蔵されている。日本原燃は青森県の六ヶ所低レベル放射性廃棄物埋設センターで、2009年3月までに、約22万本のドラム缶を埋設処理した。 (※ このエントリーは今後の指針となりそうなので全文を引用し、巻頭資料とします。) ■ こういう事だったのか。 「MU(ムー)のブログ(2013-04-21)」より +動画 日本維新の会・中田宏氏の衆議院質疑 20分ごろから注目 ⇒ ※ 関連時刻から再生するように設定した。- monosepia +記事続き 今回の記事はちょっと気が重いのですが、いつかははっきりとわかることなので 勇気をもって書いてみます。先ほど、副島隆彦氏の学問道場内の「重たい掲示板」 を覗いてみましたら、先日以来疑問に思っていたことが解けました。 4月9日の記事、「出来過ぎたシナリオ」において、IAEAが15~22日まで来日する ことをお知らせしましたね。引用した以外の他社の記事では、日本政府の依頼によっ てというのがあったのです。「どうして、日本政府の依頼なんだろう?」と疑問に思い ました。 IAEA、福島廃炉を国際事業化 事務局長が方針、4月に調査団(2.22) 東京電力福島第1原発事故を受け、国際原子力機関(IAEA)は21日までに、将来 本格化する同原発の廃炉について、他の原子力先進国の参加も促し国際事業化を 目指す方針を固めた。廃炉実現に向け、専門家で構成する国際調査団を4月に日本 に派遣する。国際事業化で、今後各国で必要となる廃炉技術の開発にもつなげる。 IAEAの天野之弥事務局長が21日、共同通信の取材に明らかにした。 汚染水の管理に注目 IAEA調査団が来日 東電の対応を検証 (4.15) 国際原子力機関(IAEA)の調査団が15日までに、東京電力福島第1原子力発電所 の調査のため来日した。17日に福島入りし、原子炉の状態を調べる。 相次ぐ汚染水漏洩事故への東電の対応なども検証する。15日に都内で記者会見した ファン・カルロス・レンティッホ核燃料サイクル・廃棄物技術部長は「汚染水の管理に 注目している」などと語った。 調査団はIAEAや加盟国の専門家ら12人で構成。15、16日の両日は資源エネルギー 庁や東電の関係者からの聞き取り調査や意見交換をする。17~19日は福島原発を訪れ、 原子炉が安定しているかどうかや、廃炉作業の組織のあり方、廃棄物管理などの点に ついて調査する。 22日の調査終了までに評価結果を政府と東電に報告し、内容は今後の廃炉作業に反映 される。レンティッホ技術部長は「廃炉計画を独立の立場から検討し評価したい」 と述べた。今回の調査は日本政府が廃炉作業の妥当性について客観的な意見を求める ためIAEAに要請し実現した。IAEAが廃炉作業の評価を目的として調査団を送り 込むのは今回がはじめて。 中間貯蔵、楢葉町で現地調査へ ボーリング実施へ (4.9) 石原伸晃環境相は9日の閣議後の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所事故の 除染で出た汚染土壌を保管する中間貯蔵施設について、「福島県楢葉町での建設候補地 の調査のため、9日に現地へ職員を派遣した」と述べた。中間貯蔵施設の候補地は福島 第1原発周辺の楢葉、双葉、大熊の3町に計9カ所ある。本格調査に着手したのは初めて。 「維新の会」の中田議員が勇気をもって(?)、フクイチ付近の放射性廃棄物処分場に 言及したのが4月5日です。その前の2月にはIAEA調査団が一応、廃炉計画のために 来日することが決定していました。それも、他の原発先進国も参加する国際事業化です。 そして、4月15日にIAEA調査団、それも廃棄物技術部長という方が団長なのかわかりま せんが汚染水管理に言及しています。4月9日にはすでに楢葉町のボーリング調査を開始 しています。中田氏の質問が偶然なのか、政府側との打ち合わせ済みなのかわかりませ んが、「出来過ぎたシナリオ」という感じは否めません。 確かに、一兆円以上もの大金を投入して除染作業をいくら繰り返しても解決はしません。 だけどねぇ・・フクイチ付近の廃棄物処分場以上の計画があるんじゃないかと勘ぐりたく なるんですよね。原発を持ったら最後、水力や火力発電には考えられないリスクが末代 まで続くことになるのよね。そして、先日の木花咲耶姫様の神示から気になること。 「初心に戻るには」より抜粋 この世に潜む危険、毒は人が作り出したるもの。 その恐ろしさを考えぬは愚かなり。 神より与えられし、龍体日本の地形を埋め、形変えるも許されぬ。 液状化の現実を見るがよし。 人は今、人の存在の意味、役割を認識し、 初心に戻りて愛のある世界創造を模索せねばならぬ。 「龍体日本の地形を埋め・・」「液状化の現実を見るがよし」という神示に注目です。 主人がいうには、「液状化してあふれ出るのは地下水だ。つまり、原発付近のみに汚染 された地下水が留まっているはずがない。時間をかけて他県に及ぶということを神様が 警告しているんだ。次に危惧されるのはファッサマグナによる東西分断かもしれんぞ。 人間には地下のことはわからない。北海道と西日本の間は空白になるかもしれん・・」 確かに、天下泰平さんも最悪の場合、東西分断になるかもしれないと言っていました。 怖いことですが、他国による国際事業化というのは単に廃炉だけの問題じゃないかも? 詳しくは、「重たい掲示板」をご覧ください。 (参考) 「副島隆彦の学問道場:重たい掲示板」より 【核変換】 ■ 理研が放射性廃棄物処理の画期的方法である核変換技術確立の第一歩を踏み出す。 「Ddogのプログレッシブな日々 (2016.2.20)」より / 日本は何と偉大な国だろう、大学や企業が失敗を恐れずに困難な研究開発課題に果敢に挑み(チャレンジ)、新たな成長分野を切り開いていく(イノベーション)、 新たな科学技術のシステムを始めた。政府の科学技術・イノベーション政策の司令塔である総合科学技術・革新的研究開発推進プログラム ImPACTである。 ImPACT革新的研究開発推進プログラムの一つとして”核変換による高レベル放射性廃棄物の大幅な低減・資源化”がある。 原子力発電所などで生じる放射性廃棄物の処理問題は日本のみならず世界的な問題である。現在高レベル放射性廃棄物はガラス固化し安定した大深度の地下地層に廃棄するしか選択肢がないが、根本的解決策ではない。長期間保管に不安であり後の世代に負担を強いる。 世界に先駆け有害な放射線を何十万年も出し続ける「核のごみ」などを、無害な別の物質に変えてしまう「核変換」技術を確立し、何百万年も放射能を放す物質を安定核種や短寿命核種に核変換し、廃棄物の放射能を効率良く弱めたり、パラジウムやモリブデンなどの貴重資源を採集する方法を開発することにより「核のごみ」などを無害化する研究を2014年に始めた。 http //www.jst.go.jp/impact/program08.html そして、理研がその第一歩として世界初の破砕反応データ取得に成功した。 ■ 八ッ場ダムは放射施廃棄物の捨て場だった! 「橋本さんのブログ(2014.8.6)」より / 4600億円も税金が注ぎ込まれる群馬県長野原町で建設を進められる八ッ場ダム。水資源の観点からが何の必要性もないこのダムの目的は、いつのまにか放射性廃棄物の受け入れ先となっていた。 民主党政権が工事の中断を決定した八ッ場ダムで、住民の移転予定地の盛り土などに使われた砕石から、環境基準の5~23倍のフッ素が検出されている。 メディアは、このフッ素について、鉄鋼くずの「スラグ」が混入したとしているが、これは、鉄の精錬で生まれる鉄鋼スラグではない。これは、福島第一原発からでた放射能汚染された廃棄鉄鋼くずやコンクリートの廃棄物だ。。 廃棄鉄鋼くずの除染方法として、フッ素化除染というのものがあるが、八ッ場ダムの住民の移転予定地に撒かれた盛土や砕石は、フッ素化除染した鉄鋼やコンクリートの廃棄物であり、残留したフッ素が問題になっているのだ。 実際には、放射性物質の高い数値が出ているはずだがメディアはこれを黙殺している。フッ素は数年で揮発されるだろうが、放射性物質は今後、何世代にわたり住民の健康を害するだろう。 代替地整備に有害資材 環境基準の5~23倍 http //yaho.blog.jp/34959/10856395.html ウラン廃棄物のフッ素化除染技術開発 http //www.rwmc.or.jp/library/file/no67.pdf#search= %E3%83%95%E3%83%83%E7%B4%A0+%E9%99%A4%E6%9F%93 建設ゴーサイン八ッ場ダム 立ち退き470世帯に1236億円補償 http //blogs.yahoo.co.jp/gardencafe4/35253194.html ★ 放射性廃棄物の無害化に道? 三菱重、実用研究へ 「日本経済新聞(2014.4.8)」より / 三菱重工業は重水素を使い、少ないエネルギーで元素の種類を変える元素変換の基盤技術を確立した。原子炉や大がかりな加速器を使わずに、例えばセシウムは元素番号が4つ多いプラセオジウムに変わることなどを実験で確認した。将来の実証装置設置に向け、実用化研究に入る。放射性セシウムや同ストロンチウムを、無害な非放射性元素に変換する放射性廃棄物の無害化処理に道を開くもので、原発メーカーとして実用化を急ぐ。 +続き ■百数十時間で元素変換 3月下旬、米ボストンのマサチューセッツ工科大学の講義室。世界から集まった100人以上の研究者を前に、三菱重工・先進技術研究センターの岩村康弘インテリジェンスグループ長は「元素変換はマイクロ(100万分の1)グラム単位で確認できた」と報告した。多数の質問を受け、同社の実験を説明する理論の提案も数多く発表されたという。 三菱重工の横浜市の先進技術研究センター。700を超える幅広い製品群を擁する同社の次世代研究を一手に引き受ける秘密基地だ。研究棟の1階の約3分の1を占めるクリーンルームで研究者が白衣に身を包み、約25ミリ四方の薄膜の金属板を装置にセットする。超高温や超高圧をかけることなく、数日で内部で元素が変わり、新たな元素が生まれてくる。 具体的には厚さが数十ナノ(ナノは10億分の1)と極めて薄い金属のパラジウムと酸化カルシウムの薄膜を交互に積層した多層膜に変換したい金属を付ける。この膜に重水素を透過させると百数十時間で元素番号がそれぞれ2から4、6多い元素に変わった。 セシウムはプラセオジウムに、ストロンチウムはモリブデン、カルシウムはチタン、タングステンは白金に変わることを確認した。特殊な薄膜に重水素を透過させる独自技術は日本での特許に続き2013年、欧州でも特許を取得した。 先進研の石出孝センター長は「ここ数年で研究が大きく加速した」という。様々な手法で重水素の濃度を高めることで、新しい元素の収量がナノグラムからマイクログラムへ3桁増えた。測定精度も上がり、1平方センチメートル当たり最大数マイクログラムの元素変換を確認したとしている。 セシウムの元素変換率は、ばらつきはあるものの100%近いものもあるという。元素変換を示唆するガンマ線も微量ながら検出している。同社はセシウムの場合、パラジウム多層膜の内部で4個の重水素が1個のセシウムの原子核に十分近づき、陽子4個と中性子4個が加わりプラセオジウムになったとの仮説を立てている。ただ、詳しいメカニズムや理論は分かっていない。 元素変換は「エネルギー収支が合わず、従来の物理学の常識では説明できない」などの指摘がある。新しい元素の量が少なく「外から混入した可能性も完全には排除できない」との声もある。 ■未知の現象を解明する実験 もともと低いエネルギーで元素が変わるのは、1989年に提唱された常温核融合と同じ考え方。1億度などという超高温でなくても核融合が起こり、過剰熱が発生するという夢の現象を再現しようと世界中で再現実験が研究されたが、ほぼ否定された。 三菱重工も当時から研究を始めた。途中からエネルギーの発生を証明するより、元素の変換を示す方が実証しやすいのではないかと考え、元素変換に的を絞った。微量の元素が生まれたことは、兵庫県にある世界最高水準の物質分析技術を持つ大型の放射光施設「SPringー8」を使っても確認している。 同社の研究に協力した独立行政法人物質・材料研究機構の西村睦水素利用材料ユニット長は「現在まだ解明されていない新種の元素変換反応の可能性を示唆している」としている。トヨタグループの研究開発会社、豊田中央研究所(愛知県長久手市)も元素変換の研究を続けており、成果が出ているようだ。 昨年12月の東京工業大学。元素変換や低温核融合などをテーマに研究する研究者や技術者が全国から集まった。三菱重工のほか、大学の発表も行われた。岩手大学工学部の成田晋也教授もその一人。「未知の現象の解明を進める」ための実験を続けている。 岩村氏は「元素変換を確信できる量が取れた。理論的なメカニズムはわかっていないが、我々はメーカー。次のステップに進みたい」という。大学の研究者の間でも「もっと変換の量が増えれば、文句がつけられなくなる」との声がある。 三菱重工は実験の規模を拡大し、収量を増やし実用化のメドを付ける方針。これまで小規模な体制で先進技術研究センターで研究していたが、他の事業本部や外部の大学や研究機関との共同実験を増やす。 金属薄膜を大きくしたり、ハニカム構造にして表面積を大きくしたりする方策などを検討している。放射性元素の変換の実験はまだ始めていないが、例えば放射性のセシウム137はユーロピウムに変換する可能性があるという。 放射性廃棄物の処理以外にもレアメタルなどの希少元素の生成や、新エネルギー源としての応用を想定している。ただ、レアメタルや新エネルギーは既存技術があり経済性との比較になる。 岩村氏は「現在、決定的な解決策がない放射性廃棄物の無害化は価値が最も高い。当社は原発メーカーでもある。10年後には実用化したい」という。 《記者の目》細々と続けてきたのが実情 3年前の東日本大震災。放射性物質を拡散する東京電力福島第1原子力発電所の光景を前に、ある三菱重工業関係者は「元素変換をもっと大規模に研究していれば」と叫んだ。三菱重工は約20年、元素変換を研究してきたとはいえ、予算も人員も「細々と何とか続けてきた」というのが実情だ。 三菱重工は1990年代前半に元素変換の研究を始めた。一般に内容が知られたのは、関連学会の論文誌に岩村氏が論文を発表した後の2002年ころだ。ただ、常温核融合の負のイメージもあり「現代の錬金術」との見方もされ、同社は対外的なアピールに慎重だった。 岩村氏は技術統括本部のインテリジェンスグループ長という肩書を持つ。「技術もマーケティングが必要」との考えから10人のチームを束ね、エネルギー・環境分野を中心に他社の技術開発動向を探る。 「グループ長の仕事に専念してほしい」と遠回しに元素変換の研究からはずれるように言われたこともある。社内の研究予算はついていたが「07、08、09年ごろはけっこう危なかった」という。 岩村氏は「この10年で研究の精度が飛躍的に上がり、世界で研究仲間も増えてきた。中国の大学は我々そっくりの装置で研究している」と元素変換の認知度向上とともに、競争の激しさを実感している。 10年前から大がかりな研究体制をとれば、現時点で放射性廃棄物処理の具体的な実証実験ができていた可能性がある。しかし、実態は「基礎から実用研究へ移行できそうな段階」にとどまる。 元素変換は重工幹部も時折、「おもしろい研究をしているんだ」と口にする。「あんな研究を続けられるのも重工くらいだよねぇ」という外部の声もある。研究を途切れさせなかったのは三菱重工の懐の深さだが、現状の体制で、10年後に大きな成果が期待できるのか。そろそろ企業として腹をくくる時だ。 (企業報道部 三浦義和) ◆ 【技術】放射性廃棄物の無害化に道? 三菱重、実用研究へ 「2ch(2014.4.10~)」より ■ 青森になんのために穴掘ったんだよ。あそこ使えよ。あと、福島に穴掘って埋めろ。 「二階堂ドットコム(2013.11.13)」より / 福島なんか二度と使い物にならないんだから、福島第一原発に穴掘ってうめりゃいいじゃねぇか。あの辺はもう10万年おしまいなんだから、別にいいだろ。なんで建前だけでこの国は進むのかわからないよ。合理的、効率的にやればいいだろ。故郷を返してとかくだらないこと言う奴らは、どうせカネ欲しいだけだろ。それにのっかってギャァギャァ騒ぐサヨクも同様。機関誌でも作らせて適当にガス抜きさせてやれば黙るって(笑)。所詮みんなカネが欲しいだけだろ。 だって、福島第一の近辺に何やったって戻れないんだから。無理なんだもん。責任だのへったくれだのなんでもいいけど、10万年無理。だったら、使えばいいんだよゴミ捨て場に。別に今から20年後に福島に核のゴミ捨てたって誤差誤差!だって10万年無理なんだから。現実見ようや。福島以外に捨てる方が税金の無駄だよ。みんな税金の無駄嫌いなんだろ?くだらない感情で税金の無駄遣いをするべきじゃないよ。 (※ 引用記事略、詳細はブログ記事で) ■ 英国、ベルギー、ドイツ、米国も核廃棄物を海に投棄 「Various Topics(2013.5.1)」より / ロシアの核廃棄物の北極海投棄は良く取り上げられていましたが、なんと同じ穴の狢が続々。 世も末です。 JBpress(2013年5月1日) 世界中で広がる放射性廃棄物の不法投棄 英国、ドイツが大量に海へ、汚染拡大の懸念強まる By 川口マーン恵美 http //jbpress.ismedia.jp/articles/-/37665 ドイツのテレビチームが無人の潜水艦を使って、イギリス海峡の海底124メートルのところで、核廃棄物の入ったドラム缶の撮影に成功した(ユーチューブ動画:「Tausende Tonnen Atommüll im Ärmelkanal [何千トンもの核廃棄物がイギリス海峡に] 」。 1950年から63年の間に、イギリスとベルギーは、この海峡にドラム缶2万8500個分の核廃棄物を沈めた。 欧米諸国が沈めた大量の核廃棄物が眠る大西洋や北海 関係者は、これらのドラム缶はとっくの昔に錆びて、放射能物質は大海に流出し、すでに希釈して無害になっていると信じていたらしいが、このたびの撮影で、そうではないことが分かった。 もちろん、壊れているドラム缶も撮影されているが、原形を保っている物が2個撮影されているのだ。これが、壊れなかった最後の2個というわけではないはずで、少し探せば、おそらく近辺に、核廃棄物入りドラム缶は、まだまだたくさん転がっているのだろう。 国際原子力機関(IAEA)の報告によれば、この2万8500個のドラム缶は、1万7244トンの軽度の汚染の核廃棄物とともに、チャンネル諸島のオルダニー島の北側の断層部分に沈んでいる。 このたび、調査チームが計量すると、この海域の放射線量が高かった。 【放射性廃棄物最終処分】 ■ 核のごみ地層処分困難 日本学術会議もお手上げ 「れんげ通信(2012.6.18)」より 2012年6月18日、中日新聞(東京新聞)が日本学術会議が原子力委員会に報告するため6月上旬にまとめた結論を記事にしました。 ------------------------------------ ■ 【徹底拡散】日本学術会議が「核ゴミの地層処分は無理」と報告 「反戦な家づくり(2012.6.20)」より これはかなり衝撃的なニュースだ。他社が一切報じていないのはおかしい。 「学術会議」や「核廃棄物」「地層処分」などで何回もニュース検索してみたが、東京新聞の内容削除済みのタイトルしか出てこない。 私が知ったのも、ニュースサイトではなく「れんげ通信ブログ版」さんが再録してくれていたものを読んだからだ。 ☆ 核のごみ 地層処分ムリ 日本学術会議でも解決見えず 「東京新聞(2012.6.18)[魚拓 ]」より ■ 原子力発電の核廃棄物は、人類史上最も危険な汚染物質〔Youtube〕 .
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hamaosen は、 「南本牧の放射能対策を考えるシンポジウム~どうする横浜の廃棄物処分~」 に協賛しました。 資料、アーカイブなどの情報はこちら http //y32symposium.blogspot.jp/p/blog-page_3.html 日時:2013年3月2日(土) 14 00 ~ 17 00 場所:第5安田ビル会議室(2F) 講演内容 「原発事故由来の放射性物質による環境汚染と廃棄物問題」 ゲスト講師:前(独)国立環境研究所循環型社会・廃棄物研究センター長 東京大学教授 森口祐一先生 「南本牧埠頭放射線汚染問題 -港運事業の安全・安心を守る立場から」 ゲスト講師:横浜港運協会企画部長 博士(商船学) 水上裕之様 「横浜の廃棄物放射能汚染の現状と課題」 講師:3.2南本牧シンポジウム実行委員会 主催: 3.2南本牧シンポジウム実行委員会 問い合わせ先: y32symposium@gmail.com 講演資料: 森口先生資料 1-原発事故由来の放射性物質による環境汚染と廃棄物問題 https //docs.google.com/file/d/0BxssiMkswNnQLWV0RWJQZEJraWs/edit 1.1-放射性物質で汚染された廃棄物への対処 https //docs.google.com/file/d/0BxssiMkswNnQLTJ6empzcFRERGc/edit 水上さん資料 2-南本牧埠頭放射能汚染問題-港湾運送事業の安全・安心を守る立場から https //docs.google.com/file/d/0BxssiMkswNnQeUkxeGR1cV9CVkE/edit 実行委員会資料 3-横浜の廃棄物放射能汚染の現状と課題 https //docs.google.com/file/d/0BxssiMkswNnQbmZ3T01vQ0sxRFU/edit 資料のフォルダ: https //docs.google.com/folder/d/0BxssiMkswNnQYlRzZG9WQUFMVDQ/edit?usp=sharing 映像アーカイブ: 録画ライブ 横浜 廃棄物汚染問題 #9909012 http //twitcasting.tv/keiki22/movie/9909012 IWJ http //www.ustream.tv/recorded/29692631 http //www.ustream.tv/recorded/29664851 http //www.ustream.tv/recorded/29664818 http //www.ustream.tv/recorded/29664794 新聞記事: 神奈川新聞:2013/3/3 記事 http //news.kanaloco.jp/localnews/article/1303020032/ http //togetter.com/li/465239
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メトロイドプライム3 コラプション part43-200~205 200 :メトロイド3:2008/12/30(火) 12 05 51 ID YGgWK23g0 簡単な単語説明 サムス:主人公。賞金稼ぎ(バウンティ・ハンター)。 ランダス:氷を操るハンター。兄貴肌っぽい性格。 ゴア:機械に強くて、熱線も出せるハンター。紳士的なサイボーグ。 ガンドレイダ:変身できて,電気も操れるハンター。子どもっぽい女性。 オーロラユニット:銀河連邦の要所に配備されたネットワークコンピュータ。 スペースパイレーツ:銀河連邦の敵対組織。幹部のリドリーはサムスの仇敵。 フェイゾン:青白く発光するエネルギー物質。他の存在を侵食し、増殖する。 強いエネルギーを持つが、生物にとっては有害で、精神汚染等を引き起こす。 生きた放射性物質的なものであり、プライムシリーズ全てに深く関わっている。 ダークサムス:サムスと似た姿(但し黒い)をした謎の敵。 プライム2で倒したが、フェイゾンの感染を介した洗脳能力を備えて復活した。 正体はプライム1のラスボス(メトロイドプライム)で、フェイゾン生命体。 201 :メトロイド3:2008/12/30(火) 12 08 19 ID YGgWK23g0 前作から数ヵ月後,スペースパイレーツは強奪したオーロラユニットのネットを 利用して、銀河連邦が所有するオーロラユニットの多くにウィルスを感染させた。 銀河連邦は事態解決のために、サムスを含む4人のハンターを基地に招集した。 作戦説明中に基地がリドリーを始めとするスペースパイレーツの襲撃を受けたため、 サムス達は協力して撃退する。さらに、多量のフェイゾンを含む隕石の激突を レーザーの照射によって防ぐが、突然現れたダークサムスの攻撃を受け、サムス達は 気絶してしまう。 数日後、サムスが目を覚ました時には、銀河連邦の惑星であるブリオとエリシアに フェイゾンを含む隕石が落ちており、隕石を核としたフェイゾン汚染が進んでいた。 そして、サムスより先に目覚めた他のハンターは惑星のフェイゾン汚染を食い止める ために、惑星におちた隕石を破壊しに行ったのだが、既に連絡が途絶えていた。 また、サムス達4人のハンターもフェイゾンに汚染されており、体内でフェイゾンを 生成できるようになっていた。銀河連邦はフェイゾンをドーピングのように利用して 一時的に戦闘能力を上昇させる装置をサムスに支給するとともに、「隕石の破壊」と 「ハンターの捜索」を依頼した。但し、この装置は他の3人にも支給されているが、 長時間使用すると完全にフェイゾンに汚染されてしまう危険な装置だった。 202 :メトロイド3:2008/12/30(火) 12 10 20 ID YGgWK23g0 サムスが最初に降り立った惑星ブリオでは、いたるところで敵キャラが氷漬けに されていたが、氷に含まれるフェイゾンがランダスのフェイゾン汚染を示していた。 惑星のフェイゾン汚染を促進させているスペースパイレーツ達を倒しながら隕石に 向かうが、途中で重度のフェイゾン汚染に陥ったランダスに襲われてしまう。 撃破されたランダスの中から霧状のダークサムス(ランダスの中のフェイゾン?)が 現れ、ランダスに止めを刺して飛び去ってしまう。その後、サムスは隕石の破壊に 成功するが、同時に高濃度のフェイゾンを浴びてしまい、さらにフェイゾン汚染が 進んでしまう。 次にサムスが降り立った惑星エリシアには機械で制御された空中都市があったが、 ゴアがシステムを乗っ取っていた。ランダスと同様にフェイゾンに完全に汚染し、 ダークサムスに洗脳されたゴアを撃破し、ダークサムスを見送り、エリシアの隕石も 破壊したサムスはまたも高濃度のフェイゾンを浴び、フェイゾン汚染が進行する。 なお、この空中都市はサムスの育ての親であるチョウゾ族が建造したものなのだが 今ではアンドロイドのみが生活する無人の施設になっている。 203 :メトロイド3:2008/12/30(火) 12 11 24 ID YGgWK23g0 さらに、サムスは今作のスペースパイレーツの本拠地である惑星ウルトラガスに 向かう。すると、ウルトラガスにも隕石が落ちており、惑星のフェイゾン汚染が かなり進行していた。連邦兵士に変身したガンドレイダに奇襲されるが、これまでの 二人と同様に撃破し、フェイゾン汚染されたリドリーが守る隕石を破壊するとともに フェイゾンを浴びる。 ちなみに、途中で読めるパイレーツ日誌には、スペースパイレーツがフェイゾンの 貯蔵庫で突然復活したダークサムスに洗脳され、自分達の惑星を含めて銀河連邦の 惑星を隕石でフェイゾン汚染させていったことが記録されており、パイレーツ達が 涙を誘う程かわいそうに思えてくる。 最後に、スペースパイレーツの施設を利用し、フェイゾンの源でありフェイゾンの 塊でもある惑星フェイザに向かう。フェイゾン生命体達を撃破しつつ、進んで行くと 中心部にダークサムスが待ち構えていた。撃破されたダークサムスは、物語冒頭で 強奪していたオーロラユニットに乗り移り、再び戦いを挑んでくるので、撃破する。 ダークサムスが消滅すると同時に、サムスの体内やフェイザのフェイゾンも消滅し、 フェイザがいつも通りに爆発する。惑星から脱出したサムスはエリシアの空中都市で 夕日を眺めつつ、死んでいったハンターを偲ぶ。 204 :メトロイド3:2008/12/30(火) 12 14 49 ID YGgWK23g0 補足 今回でフェイゾンが完全に消滅したため、フェイゾンにまつわるシリーズである プライムシリーズは完結していそうだが、スペシャルエンディングにて「メトロイド プライム ハンターズ」に登場したサイラックスの生存が匂わされているらしい。 また、本編にてサムスはフェイゾン汚染が進むにつれて、素顔に青い線が入ったり、 スーツや吐しゃ物が青白く光りだしたりします。そして、例の装置が暴走し、完全に フェイゾンに汚染されると、サムスがダークサムスに変化するムービーが入って、 ゲームオーバー。また、ハンター達のフェイゾン汚染の原因はダークサムスの攻撃。 簡単に物語をまとめると、全宇宙をフェイゾンで汚染しようとするダークサムスを サムスが倒したって感じです。 205 :ゲーム好き名無しさん:2008/12/30(火) 12 17 49 ID YGgWK23g0 ごめんなさい。↑のは「メトロイド3」ではなく、「メトロイド プライム3でした」