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【作品名】バキ外伝 疵面~スカーフェイス~ 【ジャンル】漫画 【名前】ナットー・L・ネルーニョ 【属性】巨大暴力組織「源王会」の八代目会長 【大きさ】1m程のちびの男性 【攻撃力】人間の頭を握り潰すほどの握力。人を簡単に叩きつけて殺す バズーカでも対人地雷でも問題ない装甲車をパンチ一発で廃車にし、 刑務所の6,7mの大きさの鋼鉄扉もパンチでぶち破る花山のパンチに耐えて痛みで喜び、 走行しているトラックにぶつかっても全然余裕な戸倉にダメージを与える打撃を行える。 戸倉の手を一瞬でひねって指を骨折させたりもしている。 特殊能力欄にある薬切れ状態になると、上記戸倉を圧倒し、腕をワンパンで骨折させ、ボディでダウンさせ、鼻をちぎるなどしている。 【防御力】バズーカでも対人地雷でも問題ない装甲車をパンチ一発で廃車にし、 刑務所の6,7mの大きさの鋼鉄扉もパンチでぶち破る花山のパンチに耐える。 また走行してるトラックを正面から受け止めて横転させたり、アスファルトの7倍強度のあるコンクリートを紙のように破壊し、 「まるで爆撃」「手榴弾でもこうはならん」と言われるレックスの打撃に耐える 数十mほどふっとばされ、倉庫のシャッターを破壊し中に突っ込んだが全然余裕。 【素早さ】3mほどの距離で自身の前後から発射された機関銃に対し、正面には持っている人を投げ、 その後銃弾が当たる前に避けて後ろ回し蹴りをかましたりできる花山の打撃を避けたりガードできる。 全速力で走る車と同等に走れる花山と追いかけっこできるくらいの足の速さ。 薬切れ状態だと自身の通常時の打撃に対応できるキャラが、全く対応できなくなるくらい近接戦速度が上がる。 【特殊能力】 気絶・幻覚:両手を叩いたり、指を鳴らすことで相手を気絶させたり、任意の幻覚を見せることができる。 射程、自身を中心に10m程。原理的に音が届く範囲かも。 作中使用例は、自分の御付きの男を気絶させる。花山に死んだ母親の姿を見せる。 自分を殺しに来た10人ほどのヒットマンに同時に幻覚をかけ、自身を巨人見せるなどしている。 指や手で鳴らした音で、相手の脳を誤作動させる技と説明されているので、脳が無いとか音が聞こえないキャラには通用しないと思われる。 薬切れ:持病で筋肉が膨張する病を患っており、薬が切れるとこの病により筋肉が膨張し始め、 時間をかけすぎると内蔵や骨が筋肉に潰されて死ぬとのこと。 しかし薬が切れている間は筋力が増量する分攻撃力も増強するため、内臓が潰れるまでは身体能力も強化される。 自身の打撃にある程度戸倉にダメージを与える打撃だったのが、薬切れで強化されると、打撃の一撃で戸倉の腕や足を骨折させて圧倒していた。 自滅までの明確な時間は分からないが、薬が切れてもしばらく喧嘩するのは問題無いらしい。 【長所】音による気絶攻撃と刃牙らしい攻防 【短所】薬切れのせいで分けが取れない。大ボスっぽいのに花山じゃない奴に負けた 【備考】主人公を殺そうと戦ったり暗殺もくろんだり色々 とりあえず薬切れまで時間に余裕がある状態で参戦 参戦:vol.105 905 vol.106 109 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2020/08/25(火) 01 31 56.09 ID HkOBubzA [2/2] ナットー・L・ネルーニョ考察しようと思ったけど薬切れと自滅までの時間わからない それぞれ10分位が良いかな? 111 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2020/08/25(火) 14 22 55.95 ID aVndx//a [1/5] 109 薬飲んでたら普通に生活はしてるから、薬切れまでは数時間は余裕あると思う。 薬切れたらしばらく戦う分には大丈夫そうだから20分くらいは見積もって良いかも。 141 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2020/08/30(日) 14 03 10.31 ID BEMJeiYH [1/3] ナットー・L・ネルーニョ考察 意見を参考に薬切れまでを2時間 筋肉膨張による自滅までを20分として考察していく 戦法は相手が相手が人間なら初手幻覚 それ以外なら殴りかかっていく 音速対応の壁から見ていく ○ ロベルタ 砲撃耐えて幻覚勝ち ○ 女(コマンドポリス)理性あるなら幻覚効くか 幻覚勝ち ○ テッポウウオ型テラフォーマー 先手撲殺勝ち ○ パーマンセットを盗んだ男 幻覚勝ち × ハカイダー 脳ないから幻覚効かない ハカイダーショット避けられても撲殺負け ○ メタルギアREX 先手取って殴りまくって勝ち ○ 心 先手幻覚勝ち ○ 万華鏡のニュクス 同上 ○ バージル(漫画版)人間とのハーフだし脳もあるので先手幻覚勝ち ○ 遥香 殴りまくって破壊勝ち × ジャンヌ・ダルク 凍結負け × むぎのん 原子崩し負け ○ 朧 先手幻覚勝ち × ルード・ラーサー 溶かされ負け ○ 書記アニ 先手幻覚勝ち × 円城寺勇介 攻撃耐えて幻覚勝ち × 織田信長 雷斬負け 142 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2020/08/30(日) 14 03 42.07 ID BEMJeiYH [2/3] × オロチ 思考読まれて永遠に投げられ負け ○ 四乃森蒼紫 神速で斬られまくるが何とか耐えて幻覚勝ち ○ グリフ 同上 ○ 雪代 縁 同上 × 安出徹 ワイヤー負け × 首落迷 目玉爆発負け × ジョン・ウェイズ ケルベロス ザ・ブラックドッグ負け ○ 清河 耐えて幻覚勝ち ○ 鉄刃 同上 × ブルー・ホエール少将 先手取られてゴッド・ホエール・インパクト・ブロウ負け × 石川五ェ門 斬られて負け ○ 剣崎順 ギャラクティカ・ファントム耐えて吹っ飛ばされても近づいて幻覚勝ち × ウピエル 幻覚効かない 速いため撃たれまくって負け × エミリア・ブローディア 切断負け ○ 因幡月夜 耐えて幻覚勝ち × ギーラッハ 速い 幻覚効かない 斬られまくって負け × ピクル ここからバキ対決三連戦 速攻で殴り殺され負け × 範馬勇次郎 崇拝してる人 ピクルに勝てないんじゃ無理 負け × 宮本武蔵 斬られて負け × 黒木 玄斎 魔槍負け ○ 天羽斬々 手刀数発は耐えれる 幻覚勝ち × ミラム・バルドゥ 攻撃当たらない 幻覚効かない 長期戦負け × 木星刑務所の現場監督 馬鹿みたいに速い 電磁鞭負け ○ 呂布 速いが耐えて幻覚勝ち ○ 関羽 斬られるがギリ耐えて幻覚勝ち 143 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2020/08/30(日) 14 04 04.38 ID BEMJeiYH [3/3] ○ 削板軍覇 超凄いパーンチ!耐えて幻覚勝ち ○ ハインドMi-24P 離陸する前に移動して幻覚勝ち ○ ミルM1・24“ハインド”攻撃ヘリ 同上 × 劉宗武 撲殺負け ○ S 耐えて幻覚勝ち × 岡町灯日 宇宙人は無理か 撲殺負け ○ 伊東鴨太郎 耐えて幻覚勝ち ×× アイシ組 0秒行動からの撲殺負け × アペデマス 斬られて負け ここからは人外と攻撃力高い奴らが多くなるので無理 ジャンヌ・ダルク>ナットー・L・ネルーニョ>遥香 165格無しさん2020/09/02(水) 03 19 39.07ID cH/WI3dD 168 141 ナットー・L・ネルーニョって3mからの機関銃対応の反応と同等なら3mからのマッハ2対応じゃない? 麦野とかジャンヌに負けないと思うんだけど。 168格無しさん2020/09/02(水) 17 04 18.19ID KyfFOCsw 169 165 機関銃ってそんなに速いのか なら位置はルード・ラーサーと書記アニとの三つ巴かな 169格無しさん2020/09/02(水) 18 36 08.34ID cH/WI3dD 168 近代のアサルトライフルやサブマシンガンはそれくらい出る(P90とかMP7とか)。音速くらいで見てたっぽい? ナットー・L・ネルーニョって手を叩くだけで人間なら勝てるようだし、反応がだいぶ変わるな一通り見たほうが良いかも。 この位置なら音速前後の反応が多いし。 179格無しさん2020/09/04(金) 21 40 11.43ID C8jFtmPG 182 141 円城寺勇介 攻撃耐えて幻覚勝ちになってるんだけど、マークが×になってる。 ここは〇でいいのかね? ここが〇なら蒼紫、グリフ、縁で三連勝勝ち越してるから縁の上になると思うけど。 182格無しさん2020/09/05(土) 13 03 22.66ID HYfPupln 179 確かにそうだね ありがとう ナットー・L・ネルーニョ再考察 反応が想像以上に速いため念のため上も確認する ○ 円城寺勇介 パンチ耐えれる 幻覚勝ち × 織田信長 雷斬負け × オロチ 投げられ続け負け ○ 四乃森蒼紫 耐えて幻覚勝ち ○ グリフ 同上 ○ 雪代 縁 同上 × 安出徹 ワイヤー負け ここからは多少速くなった所で前回と変わらない 安出徹>ナットー・L・ネルーニョ>雪代縁
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システム 新描画システム “ECV(エンハンスド・コンバット・ビュー)”の導入により空中戦の迫力や敵機を落とす爽快感が増す。自機や敵機が大きく画面に映り込む前作ではPSPの画面が小さいために敵影が小さく、距離感やスピード感が掴みにくい難点があった 敵機と高速ですれ違う際の迫力がより大きく感じられる スピード感が増し音速を感じられる 加速した時に敵影が迫る感覚が体感できる 噴煙や爆発のグラフィックの質が向上する “ダイナミックな一瞬”が演出されるようになる 前作よりもマルチプレイが重視されるようになる。アドホックモードに加え、新たにインフラストラクチャーモードにも対応 キャンペーンモードを共同で進められるようになる(最大4人)マルチプレイでしか出現しないミッションがある 前作同様に対戦プレイも楽しめる(最大8人) マルチプレイ用の新機能が搭載される。「僚機注視」により、通信相手にカメラを向けられるようになる 「攻撃要請」により、自機のターゲットをマーキングできる 「支援要請」により、自機を狙っている敵をマーキングできる 「リプライ」機能により、通信相手に短いメッセージを送れる プレイヤーの進路選択によりその後のミッション展開が変化する、“ストラテジックA.I.” システム が今作でも引き続き搭載される。CAMPAIGNで分岐したミッションを仲間と同時に攻略できる、“ジョイントアサルトミッション”が新たに導入される 通信プレイについて(アドホック、インフラクトラスチャー共通)「CAMPAIGN」モード内の「フリーミッション」のマルチプレイには、ストーリーの進度にかかわらず誰でも参加できる。自分がまだクリアしていないミッションに連れて行ってもらうことで、先のミッションでの兵装、機体の解除フラグを入手することもできる。 「CAMPAIGN」モードでは、合計3回までリスポーン(途中復帰)が可能。 「パイロットカード」を交換できる。記載内容は「VS MODE」での経験値による「階級」や「エンブレム」情報。 「VS MODE」では、設定により最大3回までリスポーン(途中復帰)が可能。 インフラストラクチャー通信モードについて「日本」「北米」「欧州」「ワールドワイド」から接続地域を選択できる。 「階級」と「パスワード」で通信相手を制限できる。 ルーム検索は「TACネーム(プレーヤー名)」「パイロットカード」「パスワードの有無」で検索可能。 前作の「ノービス操作」が一新され「ノーマル操作」となる。墜落しにくくなる。 左右旋回時に視点が水平を保つ(後方視点のみ) アナログパットから手を放すと自動で水平飛行に戻る 「天地不明」になりにくくなり「失速」「墜落」を防ぐ 宙返りができるようになる(背面飛行はできない) 前作までの「ノーマル操作」は「エキスパート操作」に改名される。 ゲームジャンルが前作Xの「フライトシューティング」から「フライトアクション」に変わる。「アクション感覚で機体を操縦できる」ことが強調されている 架空機だけでなく全ての機体でパーツの変更が可能になる。パーツは「エンジン」「装甲」「ウィング」「コックピット」の四種 各機専用の「兵器」(特殊兵装)の購入がなくなる 機体のエンブレムを貼り替えられるようになる。張り替えられるのは「機首」「主翼」「垂直尾翼」の三か所 エンブレムの総数は120 機体のカラーバリエーションが6種類に増える。機体を使い込むごとに選択できるカラーが増えていく 前作の標準装備 “MSSL:ミサイル” の種類が増える。出撃時には上記のミサイル4種と特殊兵装4種の中から1つずつを選ぶ 前作と比べて難易度に関わらずミサイルがかなり当たりやすくなっている。 味方が敵ターゲットに止めを刺すことができなくなる。M02前半では味方機が非ターゲット機を撃墜している。 後方視点がデフォルトとなる。後方視点時に、自機が画面内を動くようになる ロックオンやミサイル発射時などの効果音全般が一新される。 自機が撃墜された時の爆発音も追加される。 旧世代機と新世代機の性能差が大きくなる。 キャンペーンモードの開始時にオペレーターを選べるようになる。オペレーターは男性二人、女性二人の計四人 キャンペーンのエンディングまでは変更できない フリーミッションも選択したオペレーターが担当する キャンペーンモードの進行中に難易度を変更できるようになる。前作では、初めに選んだ難易度をエンディングまで変更できなかった ストーリームービーに3DCGが使われるようになる。 新たにオートセーブ機能を搭載。オートセーブはミッション終了後のリプレイの前に行われる オプションでオフにすることも可能 リトライ時に「途中から再開」を選択できるようになる。今作では1次ミッションと2次ミッションの区切りがはっきりしている CAMPAIGNモードクリア:10~20時間 機体、兵装などを全開放:100時間(ファミ通のメーカーアンケートより) 体験版についての情報は体験版用ページに移動しました。 データ 機体シリーズ初のレシプロ戦闘機(零式艦上戦闘機(ゼロ戦)、F6F-5 ヘルキャット)が登場。現代のジェット戦闘機に比べればスピードと耐久性に劣るが、旋回性能に優れているのが特徴。兵装は機銃と投下型の爆弾。ゼロ戦の機体カラーには岩本徹三、坂井三郎など過去のエース機のものもある。 プレイヤーが操作できる機体は前作より4機増えて44機。登場が確定している機体は、以下の通り。 実在機(メーカー別) ボーイング/マクドネル・ダグラスF-4E ファントムII F-15E ストライクイーグル F-15S/MTD F/A-18E スーパーホーネット ダッソーアビアシオンラファール ミラージュ2000D ユーロファイタータイフーン ロッキード・マーチンF-35 ライトニングII F-22 ラプター F-16 ファイティングファルコン F-16XL F-117A ナイトホーク FB-22 コンセプト(別名・ストライクラプター) ノースロップ・グラマンA-10A サンダーボルトII F-14D スーパートムキャット A-6 イントルーダー F6F ヘルキャット F-5E タイガーII X-29A YF-23A ブラックウィドウII パナビアトーネード サーブJA37 ビゲン JAS39 グリペン 三菱零式艦上戦闘機(ゼロ戦) F-1 支援戦闘機 F-2 支援戦闘機 ミグMiG-21-93 フィッシュベッド MiG-29A ファルクラム MiG-31 フォックスハウンド MiG-1.44 スホーイSu-27 フランカー Su-37 ターミネーター Su-47 ベルクート 架空機(初出作品別) ACE COMBAT 2XFA-27 ADF-01 ファルケン ACE COMBAT 04X-02 ワイバーン ACE COMBAT XXFA-24A アパリス XR-45 カリバーン YR-302 フレガータ YR-99 フォルネウス フェンリア その他 プレイヤー機として使用不可?な以下の機体(実在機)も登場するゲーム冒頭で表示される、航空機メーカーのライセンス表記より確認X-45A(無人戦闘機) ボーイング747(旅客機) AV-8B ハリアーII(攻撃機) B-52H ストラトフォートレス(爆撃機) E-767(早期警戒管制機、AWACS) C-17 グローブマスターIII(輸送機) KC-10 エクステンダー(空中給油機) CH-47 チヌーク(輸送ヘリ) AH-64 アパッチ(攻撃ヘリ) C-5 ギャラクシー(輸送機) SR-71 ブラックバード(偵察機) U-2 ドラゴンレディ(偵察機) B-2 スピリット(爆撃機) 新たに30以上の兵装が追加される。地上と空中を同時に攻撃できる「ODMM」 など 兵装リストは同じ機体を使用し続けると開放される。 パーツ数が前作よりも多くなる(ゲーム画像より) パーツリストは特定のターゲットを撃破すると開放される。 ゲームの舞台 シリーズで初めて実在する地域が舞台となる。日本東京、房総半島(千葉県九十九里浜)、新島 アジア・中東サウジアラビア ヨーロッパイギリス(ロンドン) ルーマニア 北米・南米アメリカ(サンフランシスコ、ミッドウェー島) オセアニア アフリカエジプト VSモード ボーイング747(ジャンボジェット)の画像これらの詳細はこれから明らかにされる予定。 関連リンク Gpara.com PSP『エースコンバット X2』東京上空、空中戦! 4人協力プレイも実現 ファミ通.com 『エースコンバットX2 ジョイントアサルト』東京上空を舞台にした最新作 電撃オンライン 最大4人でキャンペーンモードをプレイ可能! 『エースコンバットX2』今夏登場 4Gamer.net 東京の上空が戦場になる! “エースコンバット”シリーズ最新作 PSP用「エースコンバットX2 ジョイントアサルト」は2010年夏に発売
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黒田藤兵衛 とは、【パイロットウイングス】?のキャラクター。 プロフィール 作品別 コメント プロフィール 黒田藤兵衛 他言語 ふりがな くろだ とうべい 性別 男 年齢 49歳 職業 フライトクラブの教官(?) 所属 フライトクラブ(?) 初登場 【パイロットウイングス】? 作品別 【パイロットウイングス】? フライトクラブの教官であり、エリア4担当。 エリア4では、「飛行機」「スカイダイビング」「ロケットベルト」「ハンググライダー」の全てをこなす必要があり、難易度が高い。 100点を取ると感動して泣く。 エリア4をクリアすると本作最大の問題点だと思われる極秘指令が始まる。 【田中文也】?【白石蘭】?【インディ スコット】?の3人が麻薬シンジケートに捕まってしまい、攻撃ヘリコプターで救出する事になる。そもそも何で教官が麻薬シンジケートに捕まっているかと言う話だが、理由は最後の最後で明らかになる。 黒田に極秘指令を聞かされた時に拒否する選択もあるが、「お前はそれでも空の男か!」「ワシは単車の免許しかないからヘリには乗れんのだ!(*1)」「麻薬シンジケートの奴らなど、コワクはないだろう!」とことごとく言われ、最終的には「はやく始めんか!」としか言わなくなるので、極秘指令を始めるしかなくなる。 クリアするとエキスパートモードが始まり、エリア8で再登場。 難易度が上がったエリアで「飛行機」「スカイダイビング」「ロケットベルト」「ハンググライダー」すべてをこなす必要がある。 エリア8をクリアすると例によってまた極秘指令が始まる。 「もうわかっているだろうが君にたのみがある。何も聞かずに引き受けてくれるかね!」と身も蓋もない事を黒田が言い出す。あんたいい加減にしろ。(*2) しかも今度は政府の要人である黒田の兄が捕まって人質になったらしい。 クリアすると、フライトクラブの真実が明らかになるエンディングとなる。 【大乱闘スマッシュブラザーズX】 シールで登場。表記は「黒田」。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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Ka-29 ヘリックスB 表示名 Ka-29 Helix B アイテムID 28826 耐久 180 カテゴリ 強襲輸送ヘリ ガンナーモード 有り ブレード折りたたみ 有り ナイトビジョン 有り フレア 有り 最大速度 0.6 内部インベントリ 0 乗員数 8 武装 2A42 30mmCannon s-8 9k114 gshg7_62mm(2番席のみ) レシピ 特徴 ソビエト/ロシア海軍等で使われる強襲輸送ヘリコプター。 高い全高と二重反転ローターが特徴で、Ka-27同様ブレードの折りたたみができる。 強襲輸送ヘリであるため、人員輸送と対地武装を両立している特徴がある。 GShG-7.62は、機種部分に装備された機銃で2番席の搭乗するとハッチが開き使える。 製作者 U5461
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森園生の溜息 ぽかぽか陽気の過ごしやすい日、俺はまたぼけーっと文芸部室にいるわけだが、どうしてそんな時間の無駄をやっているのかと 問われれば、大抵の人間の日常の無駄に過ごしている物である、別に俺のSOS団の部室にいる時間が他人の過ごしている時間と 大差ないと声を大にして反論したい。それにたまに起きる奇想天外な事件は、その退屈な日常の埋め合わせどころか、 お釣りが来るほどのセンセーショナルに襲われるからな。 そんな暇をもてあましている中、何やっているのか知らないが、珍しくハルヒは長門と朝比奈さんとともに ネットに没頭中である。何をやっているんだとディスプレイをのぞき込もうとしたが、 どうやら男子禁制のものを閲覧しているらしく、画面ごと隠された上にハルヒからエッチバカスケベ変態とまで言われてしまった。 なんなんだ一体。 ほどなくして、SOS団女子3人組はいそいそとどこかへ出かけて行ってしまった。行き先は具体的には教えてくれなかったが 学校外に出てくるらしい。もちろん朝比奈さんはメイド姿のままだったが、本人はもう諦め気味に頷くだけである。 そんなわけで今日のところは男子のみ解散という流れになると思いきや、何とハルヒたちが戻ってくるまで 部室から出ないように厳命されてしまった。おかげで、部室に軟禁されてしまった俺と古泉副団長なわけだが、 時間を潰すべくやってきたボードゲームもやり尽くしてしまった状態である。 ……何というか、男子二人と部室に二人っきりというのは正直息苦しい。当の古泉の野郎は仏頂面で動かないが、 一体こういうときは何を考えているんだろうね、こいつは。 ま、二人っきりというのも余り無いので、せっかくだから話を振ってみることにする。 「なあ、古泉。聞いてみたいことがあるんだが」 「何でしょうか? あらかじめ言っておきますが、答えられることと答えられないことがありますので」 といきなり釘を刺されてしまった。やれやれ、ぼーっとしているようで警戒感の強い奴だ。 俺は何を聞こうかある程度思考をめぐらせてから、 「最近あの化け物――神人を倒すのもめっきり減ったんだろ? なら以前は相当頻繁に発生したのか?」 「ええ、涼宮さんは中学時代はイライラしっぱなしでしたからね。一日二回なんていうのもしょっちゅうですよ。 おかげで機関は常時臨戦態勢でしたから」 「せっかくだから、その神人討伐の時のおもしろいエピソードを話してくれよ。暇つぶしにはちょうど良さそうだからな」 「ほう……あなたもようやく機関の働きを知りたくなってきたんですか?」 くくっとにやけた笑みを薄気味悪く上げる古泉に、俺は眉をひそめて手を振りながら、 「どうせやることもないからな。退屈しのぎだ」 そんな俺に古泉はしばらく真剣なまなざしで考えて、 「……良いでしょう。せっかくなんでとっておきのエピソードを紹介して差し上げます。そう……」 古泉は俺に視線だけ向け、 「僕が初めて機関に入り、神人と対峙して――そして、森さんと出会った話をね」 ~~~~~~~ 4年前、僕は突然自分に特別な能力が備わっていることに気がついた。 いや、気がつかされたと言うべきだろう。 ある時点を境に世界を作り出したかも知れないと言われる少女。涼宮ハルヒ。 彼女によって僕はある能力を与えられ、役割を与えられた。 それは彼女のストレスが最高潮に達したとき、発生する閉鎖空間、その中に生まれる周囲を破壊し尽くす神人を倒すこと。 自らの止められない感情の暴走――神人という新種の病原菌を作ったのと同時に、彼女の理性はその治療薬を作り出したのだ。 だが、最初僕はその役割を受け入れられなかった。どうしても自分の能力を受け入れられず、 しばらくふさぎ込んだ生活が続いた。昼夜問わず、閉鎖空間が発生したことを感じ取り、神人の破壊行動が頭の中に 鮮明に映し出され続けた。学校にも行かなくなり、夜もろくに眠れず、ただベッドの中で耳を塞ぎ続けることしかできなかった。 その状態が続けば、僕は自殺という道を選んだかも知れない。 でも、変わった。僕と同じような役割を与えられた人たちが組織した『機関』という存在が僕を迎えに来た日に。 僕は身支度を終え、機関へと赴くことになった。最初はあまり乗り気ではなかったが、一人でいてもふさぎ込むばかりで 何も変わらない。どうせなら同じ仲間のいるところへ行った方が気が紛れるだろうと思ったからだ。 機関の用意した自動車に乗せられた僕が連れて行かれた先は、ごつい男たちが巣くう軍事基地だった―― ~~~~~~~ 「おいちょっと待て」 思わぬ展開に、俺は話し途中で思わず突っ込んでしまう。だが、古泉は首をかしげ不思議そうな顔を浮かべると、 「何か変なところがありましたか?」 「機関ってのは超能力者の集団だろ? 何で軍事基地が出てくるんだよ。鉄砲や大砲は必要ないはずだ。 お前のような超能力があればな。大体、軍隊でもあのバケモンは止められないと言ったのはお前だろ?」 「確かにそう言いましたが、最初から超能力者があっさりと神人を倒せると思っているんですか? それに怪獣映画にしろ何にしろ、現実で最初にそういった脅威に持ち出されてくるのは銃や大砲のような兵器です。 倒せるとは分かっていても、ろくに使ったこともなく、信頼性もない超能力に頼る人はいません。機関も同じです」 「じゃあ、最初は普通の軍隊が倒していたってのか? お前の話と矛盾するじゃねえか」 「倒すのは超能力者ですが、とどめだけです。そのサポートに軍隊を利用したんですよ。牽制や移動など当時の超能力者だけでは とても対応できませんでしたからね」 古泉の説明に、俺はふむと頷き、 「なるほどな。だが、初期の機関ってのはそこまで困窮していたのか?」 「金銭面ではそこまでせっぱ詰まっていませんでしたよ。バックに大きな勢力がいましたからね。ただ……」 古泉は一旦視線をそらすと、 「肝心の超能力者がいなかったんですよ。僕が機関の敷地に初めて踏み込んだとき、まだ他に一人しかいませんでしたから」 ~~~~~~~ 名前は? 「……古泉一樹」 基地の事務室っぽいところで、直立不動で質問に答えていた。名前、歳、性別、経歴……耳のアカまで ほじくり返されそうな勢いだ。 話を聞くところに寄ると、どうやらここは機関の本部というわけではないようだった。どちらかというと、 最前線基地といったところか。神人が現れると、ここから部隊が飛び出て閉鎖空間に突入するというわけだ。 ほどなくして事務処理を終えると、僕は基地内を一回り案内してもらえることになった。 そこまで大きくない基地に200名ほどの戦闘・事務要員がひしめき合っているため、かなり混雑しているように感じる。 しかし、迷彩服のようなものを身につけている人たちは、がりがりにカットされたごついおっさんたちが 僕を睨みつけるように睨んできて、物陰に隠れたい気分になった。 しばらくして、射撃訓練場に着く。パンパンと銃声が鳴り響き耳が痛くなってきた。 そして、そこから一人の兵士が現れた。僕を案内してくれた事務の人と一言二言言葉を交わすと、 ヘルメットを降ろし素顔をこちらに見せてきた。 これから君の面倒を見てくれる人だ、挨拶を、と事務の人が言う。僕はその姿にしばらく唖然となってしまった。 「……森園生です。よろしく」 やる気のない声。それは若い女性のものだった。 翌日、僕は森さんに連れられて、ブリーフィングルームに行った。神人について詳しく教えてくれるらしい。 室内には年老いた指揮官や立場の高い機関の人たちがいた。物珍しそうに僕の顔を眺めてくる。 「座って」 森さんに促されて、僕は一番前の席に座る。 ほどなくして、機関の人たちの自己紹介が始まった。機関の上層部と思われる人たちは日本人だったが、 軍隊の指揮官は外人だった。紹介を聞く限り、機関に雇われた傭兵らしい。 始めよう、と機関の人が口を開いたのと同時に、ブリーフィングルームのモニターに一人の少女が写しだされた。 歳は僕とさほど変わらなそうで、長めのストレートな髪型が目につく。 容姿は、はっきりと自分の趣味に従って感想を述べるなら、めちゃくちゃかわいい。 僕が今まで出会った中ではトップクラスに属するのは間違いない。 しかし、何だろうか、映像を通しても伝わってくるまがまがしさは。恐怖すら感じる。 「これがあなたに力を与えた涼宮ハルヒよ」 僕は森さんから告げられた言葉を聞いて愕然となってしまった。 こんな年端もいかない少女が僕に得体の知れない力を与えたって? その通りだ、と初老の指揮官が言う。そして、次に映し出されたモニターの映像を見たとたんに、 僕は椅子を蹴飛ばして後ずさった。 白く光輝く巨人。全身は人の形を成しているが頭身に対して短い足、異様に長い腕……僕の頭の中に フラッシュバックされ憶を蝕み続けたあの化け物だ。 その恐怖心に耐えられなくなった僕は頭を抱えて床に突っ伏してしまいそうになるが、 「ちゃんと話を聞いておきなさい」 と、森さんが無機質な口調で僕を抱え揚げ元の椅子に座らされた。 「……今の内に慣れておかないと、後で後悔することになる。本当よ」 続けて言われた言葉には――何か特別な感情が込められていた感じがした。 続けても大丈夫か?と指揮官が確認してくるが、僕は数度深呼吸して、 「大丈夫です。続けてください」 そう返した。ここで逃げ出せば家から一歩も出られない引きこもり状態に逆戻りだ。 なんのためにここに来たのか思い出すんだ。僕の返事とともにモニター内の化け物が動き出す。 かなりの巨体のはずなのに、自らの重みを全く感じていないような軽い動作で走り始めた。 一歩踏み出す度に辺り一面の建物が激しく揺さぶられるところを見ると、あれは幽霊みたいなものではなく、 実体を持った何かであることがわかる。ほどなくして光の化け物が腕をふりおろして、手近にあったビルを粉砕した。 轟音とともにそれがまるで破裂するように、辺り一面に残骸が飛び散る。 「あれが涼宮ハルヒのストレスが最高潮に達したときに現れる怪物。私たちはそれを神人と呼んでいる。 我々が住む現実には出現せず、あくまでも彼女が作り出した閉鎖空間と呼ばれる隔離された領域のみで暴れる」 森さんの言葉に僕はただ唖然とするばかりだ。自分と大差ない歳の少女があんなものを作り出しているのか。 初老の指揮官が言う。 現在、閉鎖空間とその内部で破壊活動を行う神人を確認したのは26回。これらに関してはすべてこちらで掃討を完了している。 失敗は一度もない。最近では奴――神人の動きも理解できているため作戦の遂行はきわめて円滑に行えるようになっている。 一回30分もあれば完了できるほどにな。一方で涼宮ハルヒに対する監視体制もほぼ完全なものとなり、 事前に閉鎖空間の発生予測もやりやすくなった。こちらのサポート体制はほぼ万全になりつつある。 君は最後に奴をしとめればいいだけだ。実に簡単な仕事と言えるだろう。 それを受けて、君のやるべきことはわかっているな?と機関の人間が言う。 だが、僕は眼前のモニター内で荒れ狂っている神人を見るにつれて、自身に与えられた役割が果たせるのか、 気持ちが揺らぎ始めていた。どんな兵器よりも強力で凶暴。通常の軍事力では歯が立たないような代物。 ――そんなものを本当に僕は倒せるのか? 「……力が使えない?」 「はい……」 僕は食堂で、面倒見役の森さんが食事をとっている目の前で、がっくりと肩を落としていた。 女性らしくもないがつがつとした喰いっぷりで僕に視線だけを向けてきている。 「わからないわね。事情は聞いているつもりだけど、あんたは自分に神人を倒せる能力があるって自覚しているんでしょ? 閉鎖空間や神人の発生も認知できる。なのに、その使い方がわからないってのは矛盾していると思うけど」 「僕にも詳しくはわからないんですが……」 さっき現在機関に唯一いる超能力者と面会をしてきた。てっきり他の軍人みたいなごつい男をイメージしていたが、 意外にも僕と大して年齢も変わらず、オールバック気味の髪型に軽薄そうな口調の少年だった。 何度か超能力者としての役割やその力の使い方をレクチャーされていたが、ふと彼にいわれてあることをやってみた。 超能力者なら涼宮ハルヒの閉鎖空間内でなくてもできることが一つだけあるらしい。 しかし、だめだった。力を持っている自覚はあるのにその使い方が全くわからない。いろいろ実体験を元に 現超能力者からやり方を教えてもらっても無駄だった。 「そう」 森さんはお茶をすすりながら、ぶっきらぼうに答える。まるで他人事――いやまあ、知り合ってから間もない他人なんだけど、 世話役なんだからもうちょっと親身な反応を見せてくれてもいいんじゃないか? 「関係ないわね。私たち機関にとって、あなたが戦力として使えるかどうかが重要なのよ」 「…………」 僕はその森さんの言葉に憮然とするばかり。まるでもの扱いじゃないか。 だが、彼女は食事の後始末をしながら、どうでもいいという感じで、 「事実を言ったまでよ」 そうとだけ言った。 ……このとき、森さんはまるで溜息をついているように見えた。そんな素振りは一つも見せていないのに、僕にはそう感じた。 今でもそのときの森さんの姿は僕の脳裏に焼き付いていた。 それから数日間、もう一人の超能力者と一緒に訓練っぽいものを受けてみたが、一向に僕が超能力が使えるようになる 予兆すらなかった。 ~~~~~~~ 「あのとき、僕は機関にやってきたことを少し後悔し始めていましたね。最初は役割もその力の意味もわかっていたので、 後は機関のサポートの元、淡々と神人狩りをすればいいと思っていましたから。存在は認知していましたが、 いざあの神人の破壊活動を見せつけられ、怖じ気ついてしまっていたんです。あまつさえ、それが使えないとわかったときの 絶望感ときたら……」 「無理もねえな。腕一降りで周囲のビルをなぎ倒せるような化けもんだ。俺ならとっとと逃げ出すね」 俺のあきれと関心のこもった言葉に、古泉は苦笑するばかり。 ふと、俺はさっきの話の部分で伏せられている箇所があることに気がつき、 「そういや、超能力が使えるかそうでないか確かめる方法があるって言っていたよな? いったいどうやるんだ? 俺がおまえに初めて超能力の話を聞かされたときは、閉鎖空間でしかできないといっていた覚えがあるんだが」 「……それを聞きたいんですか?」 俺の疑問に対して、古泉はにやりといやらしい笑みを浮かべる。 「お教えすることは可能ですよ? ですが、仮にあなたがそれを使って確かめてみたら、 実は超能力の素質があるというオチがつくかもしれませんが?」 その言葉に俺はぞっとして、手を振り、 「いんや、聞きたくなくなった。話を続けてくれ」 ~~~~~~~~ 超能力が使えないとわかった翌日、僕は荷物をまとめて家に帰る準備をしていた。 役に立たない人間がここにいても仕方がない。ならば、じゃまにならないうちにとっとと帰ろうと思った。 それを機関の上層部の人間に伝えたところ、軽く溜息をついただけであっさりと許可してしまった。 機密事項とかそんなのはいいのか?とこっちから訪ねてしまったが、答えは簡単。言ったところで誰も信じない。 確かにその通りだった。新聞社にこの話を持ち込んでも、何かの記念品でももらって追い返されるだけだろう。 そんなわけで、VIP待遇でここにつれてきたときとは裏腹に、最低限の電車賃だけもらって 僕は基地から出て行こうとしていた。 季節はずれの豪雨が降り注ぐ中、僕は傘も差さずに基地の出口に向かう。たくさんの兵士や機関の人間の視線にさらされながら 一歩一歩踏み出す足はまるで鉄球でもつけられているように重い。 この重みは何なんだろうか。 逃げ出すことへの罪悪感? いや、逃げるも何も僕には何もできないことがわかったんだ。ここにいても無意味なんだ。 だから逃げるんじゃない――逃げるんじゃないんだ…… ずぶぬれになり、上着にたまった水がズボンの裾をたどって靴の中に流れ込む。がっぽがっぽと不愉快な感触と音が 豪雨に紛れることなく、耳に入る。 出口のゲート近くになると、ほとんど人もいなくなり、たまに物資を運び込んでくるトラックだけが目に止まった。 ゲートでチェックをしている係員はこちらに気がついていない。 ……ふと、ゲートの隅に一人の人間がいることに気がつく。 「…………」 いつもの戦闘服姿で直立不動のまま、こちらを見ているのは森さんだった。 僕の歩みはゲートの出口から自然と外れ、森さんの前にたどり着く。 「見送りにきてくれたんですか?」 知り合ってから数日もたっていなかったが、まともに言葉を交わしていたのはこの人だけだった。そのためだろうか、 総スカン状態で出て行く後ろめたさに救いを求めてしまっていたらしく、森さんに語りかける口調は喜びの感情が交じっていた。 一方の森さんもどういう訳だか、笑顔を浮かべていた。しかし、優しさというよりも清々したようなものだったが。 「ま、一応、あんたの世話係だったから。最後に挨拶の一つぐらいしておかないとと思ってね」 「そうですか……」 森さんの口調はあくまでも軽い。 「気にすることはないわ。できない人間がいても仕方がない。これは事実よ。むしろ、無駄にうじうじされる方がよっぽど迷惑。 あんたの判断は間違っていないし、尊重されるべきものだわ」 彼女からもらった言葉は僕の中のにある結論と一致しているものだった。力が使えず、役に立てない。だから出て行く。 それでいい――それでいいじゃないか。 なのに、何なんだろう。このやりきれない気分は。まるで模型を作っている最中に、 重要な部品が壊れてしまってどうしようもなくなったときみたいだ。目の前には完成すべきものがあるのに、 自分には完成させるだけの力がない。そして、周りの人たちはそれを無理して完成させる必要がないと言っている…… 僕の頭にふつふつと矛盾した怒りが沸いてきていた。機関の人たちは僕が必要だからここにつれてきた。 でも、使えないと少しわかっただけで帰っていいなんて、あっさりとしすぎていないか? もうちょっとがんばってみようかとか、他の手段を講じてみるとか誰一人も言ってくれないのはおかしくないか? 「……どうかした?」 「…………」 森さんの問いかけに僕は黙って地面を見つめているだけ。頭に降りかかった雨水が髪の毛にたまり、 地面に向かって垂れ下がった毛を通して流れていく。 僕の気持ちはゆがんでいる。それはわかっている。だが、納得できないのも事実だ。そして、さらに不愉快なことがある。 それは森さんが笑顔――それも見送りのための作り笑顔ではなく、自身の喜びを表現したものに見えることだ。 勢いよく顔を上げた。頭にたまった水滴が上空に巻き上げられ、森さんの身体にも降りかかる。 「森さんはどうして嬉しそうなんですか……?」 自然と僕の声は押し殺したものになっていた。 質問の意味がしばらく理解できなかったのか、森さんはきょとんとしていたが、やがてぽんと手をたたくと、 「嬉しいに決まっているじゃない。まさかここにきて子供のお守りをさせられるとは思っていなかったから。 あんたが辞退してくれるなら、わたしもその任務を解かれる。喜ぶのは当然じゃない?」 あまりのぶっちゃけぶりに僕は激高して、 「ふざけないでください! 僕が――僕がどれだけ不安な気持ちでここに来ていたと思っているんだ! なのに、そんなどうでもいいどころか、鬱陶しいなんて思っているなんて酷すぎるじゃないか!」 だが、僕の怒りに、森さんはただ首を振って、 「当たり前じゃない。最初は誰だってそうよ。その後に言葉を交わしていくにつれ、気持ちのつながりができていく。 でも、わたしとあんたは数日前にあっただけ。ろくに言葉も交わしていないわたしに何を期待しているわけ?」 ――僕は森さんに何の反論もできないどころか、自分の愚かさに気がつかされてしまった。 森さんとは会って間もないのだ。ほとんど赤の他人に等しい人が、どうして僕の気持ちを理解してくれると思っているんだ? ………… ………… ………… そうか。僕は誰か頼れる人を求めていたんだ。 涼宮ハルヒという常識はずれの存在からこの妙な力を与えられたと自覚したときからずっと続いていた孤独感。 親に相談しても眉をしかめて病院の手はずをされるだけだった。友人に話しても変なやつ扱いされて終わり。 そんな中、機関という僕と同じ立場を共有している人たちが現れた。僕は嬉しかった。 この異常な力を理解してくれる人たちがいる。それならば、きっと僕の不安な気持ちも受け入れてくれる。 そんな僕の一方的で身勝手感情は、最初にまともに言葉を交わした森さんに向けられてしまっていたんだ。 森さんの気持ちなんて一つも考えず、ただ理解してくれるはずだと期待していた。頼れる人であってほしいと思いこんでいた…… 「すいません……すいません……!」 雨にまみれて、僕の目からは多量の涙が流れ落ちていた。自分の愚かさと恥ずかしさと悔しさで止められなくなっていた。 森さんは謝罪の言葉を並べ続ける僕に、困った顔を浮かべ目をそらすと、 「で、どうするの? 帰るの、帰らないの?」 単刀直入に聞いてくる。 どうするべきか。僕は迷っていた。いても意味がないのは事実だ。しかし、帰ったところで今の僕に居場所があるのか? また誰も僕のことを理解してくれず、ふさぎ込んだ毎日が戻ってくる…… ふと、森さんの横顔が目に止まる。それは以前にも見た少しだるそうで、なぜか溜息をついているような感じがしたものだ。 彼女は僕の視線に気がついたのか、こちらに目だけを向けてきて、 「無理しなくていいのは事実よ。いったん家に帰って、また気が向いたらここに来ればいいわ。 機関はいつでも超能力者を探しているんだから。そのときも歓迎してくれるはずよ。ただ……」 ――そのとき見せた森さんの表情を僕は一生忘れられないと思う―― 「たぶん、そのときわたしはもうここにいないでしょうけどね」 この一言で、僕の決意が固まった。 ここに残る。 理由の一つは、この先も超能力が使えるようになるかはわからないけど、使えるようになりたいから。 そうなれば、ここにいる人たちと同じ立場に立てる。僕はもう一人じゃなくなる。 もう一つの理由は、森さんだ。それは漠然としてまだ自分でもはっきりとはわからない。だけど、なぜか確信していた。 ――この人を次の作戦に一人で参加させるわけにはいかないと。 ~~~~~~~ 「俺の知っている森さんとは結構違うな。もうちょっとかしこまってプロといった感じだが、おまえの前だとそんな感じなのか?」 俺は頭の中にあるのはメイド森さんとOL森さんだから、軍人森さんはいまいちぴんとこない。 だが、俺の質問に古泉は上の空で全く答えようとしなかった。なにやら懐かしさをひしひしと噛みしめているかのようだ。 よっぽどその時のことが記憶に色強く残っているんだろう。 そのまま、古泉は俺の質問に答えず話を続け始める。 俺は内心やれやれと思いつつも、追求はせずに耳を傾けた。 ~~~~~~~ 翌日、結局ここに残ることを機関の上層部に伝えると、まあがんばってくれとだけ言われて復帰を許可された。 やっぱり超能力が使えない僕にはあまり期待がかけられていないらしい。だが、それも森さんの言ったとおり、 仕方のない話だ。使えるかそうでないか。僕に対する評価の判断基準はその二つしかない。 ところで話は変わるが、超能力が使えないにも関わらず基地内での僕の人気は上がりつつある。 どういうわけだか、僕がここに来て以降、閉鎖空間の発生が一度も確認されていないのだ。 人によっては、それがおまえの超能力なんじゃないかとからかい半分に言われてしまうほどの平和っぷりらしい。 以前は一日に2回出撃があった日もあったほどだから。 あの雨の日の以降、僕は積極的に森さんと一緒にいるようにした。 食事の時は必ず相席するようにしているし、訓練の時もコバンザメのごとくくっついていった。 射撃訓練の時はすごい銃声音に耳を閉じているだけで精一杯だったが。 森さんはいつでも無愛想だった。同僚の兵士に語りかけられても適当に相づちを打つだけ。 僕が話題を振っても、 「そう」 の一言で終了。ボールを投げても懐にしまわれてしまっている気分だ。 別の日には、何でそんなに無愛想なんです?と単刀直入に聞いたみたところ、 「作戦に必要なことなら話すわ。それ以外にいちいち口を開いても仕方ないじゃない」 で終了。うーん、プロというか何というか表現しがたい。 ただ、訓練で真剣なときでも食事を取っているときでも、やはり森さんは溜息をついているように見えた。 何かに憂鬱になっている。ただそれがなんなのかさっぱりわからなかった。 他人から見ればどうしてそんな無愛想な人間につきまとっているのかと不思議がられるかもしれないが、 正直なんで森さんにここまで入れ込んでいるのか僕自身にもよくわからない。とにかく、あの溜息が気になるのだ。 何というか……表現しがたい何かを感じる。どうしてもその正体を突き止めたかった。 だがこんな状況が続くだけなら何も変わりはしない。というわけで、僕は基地外へ遊びに行くことにした。 もちろん森さんも誘ってだ。せっかくの休日、親睦を深めるのも悪くない。 最初は二人っきりというのも微妙だと思い、もう一人の超能力者を誘ったみたが、ナンパしようぜナンパ!とか言って 別の色男グループに混じって出て行ってしまった。全く軽薄な人である。あんなんで神人討伐なんて言う重役が務まるんだろうか。 僕もその一団に加わるように勧められたが、丁重にお断りさせてもらったことは付け加えておく。 てなわけで森さんに声をかけたわけだが、いつものように無愛想でぶっきらぼうな返事でOKを出してきた。 別にどうでもいいという感じは変わっていなかったが、簡単に承諾したのは意外だった。 翌日、僕と森さんは基地のゲートを抜けて、街へと向かうバス停に座っていた。バスが大幅に遅れているのか、 予定時刻になっても、一向にやってくる気配がない。 待っている間、僕は何か話題を森さんに振ろうと、脳細胞をフル活性化させていた。 僕が誘った以上、森さんを退屈させるわけにはいかないのだ。事前に、軽薄超能力者からレクチャーを聞いておいたが、 基地に出てすぐに予定外な事態にぶつかるとは思っていなかったため、冷や汗ダラダラの状態である。 僕は青い色彩が満たされた空を見上げると、 「今日はいい天気になりましたね」 「そうね」 「気温もそこそこ」 「活動しやすいわね」 「最近は涼しいですから、夜もよく眠れるんですよ、僕」 「そうね」 「あ、でも森さんたちはいつ出撃するかわからないから、ゆっくりとはできないか」 「そうね」 「……ええと」 ――再び流れる沈黙―― 僕は内心で頭を抱えてしまう。どうしたらいいんだ。会話が続かない。これではますます雰囲気が険悪になるだけじゃないか…… ふうっとここで森さんが初めて溜息をついた。実際の行動としてそれを見たのはここに来て初めてだろう。 「別に気張らなくていいわよ。どのみち、あんたが外に出るならあたしもついて行かないといけない決まりになっていたんだから。 保護者代わりって訳。子供らしく好きに遊びなさい。わたしは遠巻きにそれを見ていてあげるから」 相変わらずのぶっきらぼうな答え。って、OKしたのは僕が誘ったからじゃなくて、そういう決まりだからなのか。 それならそうと最初から言ってくれればいいのに。 そうむくれる僕を森さんは完全にシカト。あー、失敗だったかな? こんなんだったら最初から基地にこもっていた方が なんぼかマシだったかもしれない。 ――と、ここで森さんの表情が少し引き締まった。気がつけば、携帯電話が着信を知らせる振動を発している。 それを彼女は一つの無駄もない動きで取り出し、何事か話し始めた。どうやら基地かららしい。 ほどなくして通話を終えると、森さんは荷物を持ってすっと立ち上がる。 「残念だけど、今日のあんたとのデートは中止よ。ついでに、信じていた訳じゃないけどあんたの御利益も今日で終わり」 「えっと、なん……ですか?」 唐突にかけられた言葉に、僕は内容を理解できず頭に?マークを浮かべる。 森さんは基地の方にゆっくりと歩き出し、そして言った。 「出るわよ。閉鎖空間、そして、神人がね」 ……全身から血の気が引いた。 ついに出る。ここしばらく涼宮ハルヒは安定していた。だが、ついに彼女の精神が再び不安定になったのだ。 僕はまだ超能力を使うことはできない。だから、おそらく基地で待機なるだろう。 しかし。 それでいいのか? このままだと森さんは閉鎖空間に行ってしまう。あの溜息を僕に残したままで。 その理由を僕は全く知らないままで。 ふと、彼女が空を眺めていることに気がついた。そして、誰に言う出もなくぽつりと、 「こんないい天気の日に戦争なんて……ね」 この言葉を聞いたとたん、僕の神経が一気に引き締まった。そして、僕の口からも言葉が飛びます。 「一緒に行きます」 「え?」 森さんが珍しく拍子抜けした声を上げた。よく聞こえていなかったかもしれないと思い、僕は森さんの前に立つと、 「一緒に閉鎖空間に行きます。あそこで森さんと一緒に神人をはっきりと見てみたいんです。許可してください」 そう言い切った。恐れがないといえば嘘になる。しかし、今行かなければきっと後悔する。 最初は驚きを見せていた森さんだったが、やがて、 「……わかったわ。上にはわたしの方で調整する」 ブリーフィングルームには、もう一人の超能力者や機関のお偉方、それに兵士たちの指揮官が集まっていた。 物々しい雰囲気の中、正面のモニターを眺めている。 そこにはどこからか隠し撮りされている涼宮ハルヒの姿が映っていた。まだ午前中――そういえば、今日は平日だった。 最近の不登校生活のせいですっかり曜日の感覚が狂っているな――で閑散とした商店街を一人でさまよっていた。 何をやっているんだ? いつもの徘徊だろう、と機関の人が言う。彼女は定期的にこうやって街の中を歩き回るらしい。 機関は彼女と直接的に接触はほとんどない――というより彼女は周りの人間と親密なレベルで接触することが全くないため、 その行動に何の意味があるのか、さっぱりわからないという。 以前にも教室の机を廊下に出したり、学校の校庭に巨大な絵文字を書いたりしたな、ともう一人の超能力者が言う。 どうやら涼宮ハルヒという少女は、その神懸かり的な力に合うように奇っ怪な性格を持っているらしい。 「ところで、この映像は誰が送ってきているんですか?」 僕は隣に座っていた森さんにこっそりと聞いてみる。すると、彼女はモニターから視線は外さず小声で、 「機関のエージェントが常に彼女のそばにいて、その観測班が映像を送ってきているわ。 閉鎖空間発生のタイミングを逃さないために、24時間ずっとね」 その言葉に僕はまるで盗撮――いや、実際に盗撮をしていることにバツが悪くなった。年頃の少女を丸裸にしているようだから。 とはいえ、自分の頭の中には神人討伐という彼女によって押しつけられた義務があるのも事実だ。 自分で望んだことなんだから、我慢してもらうしかないよな。 ぼちぼちだぜ、と超能力者が言う。彼女の踏み出す足の力が強まっている。 もっと近くで聞けば、派手な足音が聞こえてくるだろう。 ここでモニターが二つに分割される。片方は今まで通り涼宮ハルヒの姿、もう片方は地図だ。 最初は彼女のいる場所を示しているかと思ったが、どうやら違う場所らしい。 ――唐突だった。僕の頭に警告音が発せされた。詳細なその場所、規模……次々と閉鎖空間発生の情報が流れ込んでくる。 どうやら来たらしい。 閉鎖空間が発生したぜ、場所は予想通りその辺だ、と超能力者がモニターの地図を指さす。 涼宮ハルヒがいる場所から数十キロ離れた市街地、しかも旧市街らしく古い建物が不規則にぎっしりと詰め込まれている地区だ。 僕に与えられた情報も寸分の違いもなく、その地点を指していた。思わず、超能力者の方を振り返ると、 親指を上げてにこやかな笑みを浮かべてきた。軽薄な人だが、その超能力は本物らしい。 涼宮ハルヒは本当に自分の感情ストッパーをでたらめに選んだらしいな。 では始めよう、と初老の指揮官が声を上げる。 作戦の概要はこうだ。 空中指揮所ヘリ1機・攻撃ヘリ2機・輸送ヘリ2機・5台の車両に分乗して閉鎖空間に入る。 その後はまずヘリはそのまま神人近くに兵員を降ろす――ただし、場所から見て着陸できる場所はないだろうな。 ロープで降りてもらうことになるぞ。降下完了後、輸送ヘリは離脱、あとは攻撃ヘリが降下した地上部隊を援護。 車両部隊は神人の活動範囲外ぎりぎりで待機。神人掃討完了後、地上部隊を回収し閉鎖空間消失後基地まで帰還する。 前回と全く同じだ。 何が何やらわからない部分が多かったが、僕が把握できたのはそれだけだ。ヘリコプターで突入して、神人をやっつけ、 最後にトラックか何かで基地まで戻る。聞いた限りじゃ簡単そうに見えるが…… 何か質問は?という初老の指揮官。 それに対し、一番後ろの席に座っていた中年の兵士が、新しい超能力者は今回どうするんですか、と返す。 すると一気に僕へ視線が集まった。 初老の指揮官は、僕へ手を伸ばし紹介するような素振りで、本人の希望により今回彼も作戦に参加してもらう、とだけ言った。 それを最後に、質問が挙げられることはなかった。 作戦会議終了後、僕と森さんだけ残される。そして、指揮官からこう言い渡された。 今回僕は降下後の地上部隊を回収する車両に乗ってもらう。森さんもそれに同行するように。 貴重な超能力者だ、危険にさらすわけにはいかないからな。 しかし、森さんは猛然とそれに反発した。 「以前にも要望したように、わたしは最前線へ行くことを望んでいます。それに遠巻きから見るだけの車両部隊では 古泉がここでモニターを見ていることと大して変わりません。彼とわたしをヘリに乗せてください」 初めて聞く強い口調の森さんに、僕は少し驚いていた。 指揮官も面食らったように、ヘリからはロープで降下することになる、素人にできることではないと再反論する。 だが、森さんは凛とした表情で言い放った。 「ヘリからはわたしが背負って降下します。どんな状況下におかれようとも、わたしが彼を守ってみせます」 普通ならそんな森さんを僕はかっこいいと思っただろう。しかし、なぜか僕の目には彼女がそういう風に見えなかった。 自分の都合、それを優先しているように見えてしまったから。 結局、森さんの言い分が通り、僕と森さんは地上部隊に入ることになった。指揮官の言うとおり、命の危険があるチームだ。 しかし、それは他の人たちも同じこと。僕だけが安全地帯でのうのうとしていることには僕自身も反対だ。 基地内は一気にあわただしくなり、兵士たちが準備を始めていた。装備品のチェック。チームに対して檄を飛ばす。 基地の外では、数名が小さなヘリを押して運んでいた。下部に武装が施されているところを見ると、 あれが攻撃ヘリとして使われるらしい。てっきり映画とかでよく見かけるでっかいものが出てくると思いきや、 まるっこい形の小さなヘリだ。あんなので大丈夫なんだろうか? 空中指揮所になる方も武装が着いていないだけの同型だった。 奥には大きな輸送ヘリ2機がすでに準備万端な状態で待っている。あれに乗ってあの化け物の眼前に行くのか…… 自分の準備を忠実にこなしていく人の中、僕はどうにも居心地の悪さを感じてしまい、人気のない基地の裏側にいた。 ここで出撃まで大人しくしておこうと思ったが、先客がいた。てっきり準備に追われて姿を消したもんだと思っていた森さんが、 すっかり装備を調えてそこでだらんと地面に座り込んでいる。その顔はさっきとは打ってかわって、いつもの憂鬱なものだった。 邪魔をしてしまったかと思い、僕はそそくさと立ち去ろうとしたが、 「別に邪魔じゃないから」 そう僕の心を読んだように森さんが言った。 僕は森さんの隣に座り、 「なんか違和感がしてしまうんですよね。みんなきっかりとやるべきことをしているのに、ただ見ていることしかできない自分に」 「……そう」 森さんはいつもの相づちを打ってきた。 「やっぱりまだ何もできない僕がここにいるのは間違いかな?」 つい出てしまう本音。森さんとともに行くという理由はあった。しかし、さっきのあわただしい基地内を見て、 僕は森さんしか見ていなかったことを痛感させられてしまった。無力な自分が行って、多くの人に迷惑をかけたりしないのか、 それを急に不安に思うようになってしまったのだ。 「今更ね」 森さんのズバリな指摘に僕の胸がちくりと痛む。 「だけど、自分だけじゃなくて周りが見えたことは大きな成長よ。自信に思いなさい。でも、もうすぐそんなことをなんて 考えてもいられなくなる。ひとたび戦いが始まれば、もうそんなことなんて全く気にならない――気にしている暇もない」 「…………」 僕は黙って森さんの言葉に耳を傾けていた。こんなことを言ってくれる彼女は初めてだ。 そして、森さんは僕に顔を向けると、 「古泉、生き残りなさい、焦らず、周りの仲間を信じて動けばみんな助けてくれる。それだけに集中するの、いいわね?」 「……はい」 僕はうなずく。初めて森さんから受けたアドバイスだった。その貴重な一つ一つの言葉を脳裏に深く刻み噛みしめる。 ほどなくして、森さんを呼ぶアナウンスが聞こえてきた。彼女は立ち上がりその指示に従って指揮所へと歩き出した。 その前に一つだけいつもの見えない溜息と言葉を残して。 「あんたはまだ先がある。わたしとは違うから……」 森さんと入れ違いに、初老の指揮官が僕の元にやってきた。見た目は怖そうなおじさんだが、語りかける口は優しげだ。 彼女についてだが。 その口から出たのは、森さんことについてだった。僕はわかっていますと頷く。 指揮官は言う。 彼女とは以前に付き合いがあった。 その時は男勝りの迫力を持っていた。 ここに来て、彼女を見て驚いたよ。 実力は全く変わらなかったが、以前の威勢の良さは消え失せ憂鬱そうな表情ばかりしている。 彼女の近くにいた人物に聞いたところ、前の仕事で何かあったらしい。 しかし、それが何なのかはわからない。 彼女の口は恐ろしく堅い。問われても話すことはないだろう。 過去に何があったのかは問題ではなく、彼女が今後取る態度に不安がある。 何かしでかすのではと危惧している。 もっとも彼女の性格上、裏切りや暴走なんて言うことはないだろうが。 君(僕のことだ)の世話役にしたのは、君にも彼女を見ていてほしかったからだ。 ……彼女のことを頼む。 僕は指揮官に対してただ黙って頷く。 ……森さん、あなたは何を考えているんですか? そして、何を―― いくぞ!という地上部隊のリーダのかけ声とともに、兵士たちが輸送ヘリに乗り込み始める。 僕も遅れまいとついて行くが、結局森さんに腕を引っ張られてヘリに乗り込んだ。 自分の服装は他の人の都市用迷彩服とは違い、動きやすいジャージ姿――合うサイズが無いらしい――で、 頭には軍用ヘルメット、胸には装甲版入りの防弾チョッキを身に付いている。おかげで狭いヘリの中、 所狭しとひしめく兵隊さんの中に一人民間人がぽっかり浮いてしまっていた。 輸送ヘリ一機に、乗員5名・地上部隊10名という構成だ。もう一機の方に超能力者が乗り込んでいる。 ほどなくして、機体が揺らぎ、小型の攻撃ヘリと輸送ヘリが飛び立った。 見下ろせば、軍用トラック5台も同じタイミングで走り出し、基地のゲートから出て行っている。 閉鎖空間までここから5分程度で着くはずだ。否応なく僕の心臓は高鳴り始めていた…… ~~~~~~~ 古泉はしゃべり疲れたのか、一息つくために自らお茶を注ぎ始める。 俺は今のうちに聞けることは聞いておこうかと思い、 「ヘリ5機とトラック5台だけかよ。意外に小規模だな。てっきり戦車や戦闘機がばんばん出てくるもんだと思ったが」 「あなたは機関をNATOかなにかと勘違いしていませんか?」 と、あきれ口調でこっちに顔を向ける。そして、お茶を入れ終えると定位置に座り、 「機関はまだまだ小規模でしたから、それだけの装備を調達するだけでも大変だったんですよ。 軍用ヘリなんていくらお金があっても簡単に買えるものではありませんし、整備の手間もかかりますから」 そうお茶をすすりながら言う。ま、確かに店に行ってほいほい買える代物ではないだろうからな。 ふと、ここで俺はあることに気がつき、 「なあ、古泉。さっきから基地基地と言っているが、それはどこにあったんだ? 仮にも機関は非公開の民間組織みたいなものだろ? 本物の銃や武装ヘリコプターを置いておける場所なんて想像もできないが。 外国にあったとも思えないしな。そんなものが飛び交っていたら、警察がすぐに駆け込んでくるはずじゃ」 俺の指摘はどうやら機関の機密事項に当たるらしい。古泉がどう答えようかと真剣な表情で考え始め、 「そうですね……。今ではもう廃止されている場所ですが、詳しくは言えません。 とりあえず日本国内であって日本国内ではない場所とだけ言っておきましょうか」 その古泉の言葉に、俺は即座にある場所が脳裏に浮かび、 「おい、それってまさか……」 「おっとそれ以上は禁則事項です♪」 俺は古泉の演じる朝比奈さん得意ポーズに、猛烈な不快感をぶつけられ顔をしかめた。 ~~~~~~~ 後一分! ヘリ内に叫び声がこだまする。バタバタとヘリから発せされる音が大きいため、でかい声ではないと 近くでも相手が何を言っているのか聞き取れない状態だ。 僕は開けっ放しになっている出入り口?から落ちないように、ヘリの奥に縮こまっていた。 隣では銃を肩にかけて目を閉じている森さんがいる。眠っているのではなく、雑音を取り払って精神を集中させているようだ。 ほどなくして、さっきまで太陽光に照らされていたヘリ内が急に灰色に染まった。 月明かりでも、曇りの緩い太陽光でもない。存在するものすべてがまるで色を奪われたような状態になっている。 「閉鎖空間に入ったわね」 いつの間にか、目を開いて外を眺めている森さんの一言。その視線の先にはもう一機の輸送ヘリが飛んでいる。 あそこに乗っている超能力者が僕ら全員をこの灰色な世界に招き入れたのか。やはり彼の実力は本物のようだ。 外見を当てにしてはいけないというのは、まさに常に軽薄な性格をさらしだしている彼に与えるべき言葉だろう。 ふと、他の兵士たちの隙間から見える街並みが目に入った。僕はそれをもっとはっきりとみたいと思い、 落下の恐怖心を押さえつつ、ヘリの入り口部分に顔を出す。 「……すごい」 思わず簡単の言葉が口からこぼれ出た。 空・地面・人工物……すべてが灰色とかし、昔の白黒映画に近い状態になっている街並み。違和感を超えて美しくすら感じた。 と、ここで気がつく。僕たちのヘリの側面数キロぐらいの場所がゆっくりと明るくなってきている。 最初はただぼんやりとした光にすぎなかったが、やがてその輝きが強まり少しずつ何かの形ができ上がり始めた。 「よく見ていなさい。あれが神人――涼宮ハルヒの感情の暴走、そしてわたしたちの敵よ」 背後から森さんの言葉。それに僕の背筋――いや、全身に寒気としびれに似た感覚が走り、震えた。 じわりと発光体が人の形へと変貌を始める。青白い身体、長い腕、それにしては短い足、顔に当たる部分には 血のような赤い大きな点が三つほど浮かび上がった。不安定にその三つは位置を変えるが、口と目を模っているように感じた。 今日のは前回に比べて大きいな、と隣にいた兵士が言う。比較できるものはないが、確かにビデオで見たものに比べて 一回り大きく感じた。となると、あばれっぷりも前回以上だというのだろうか? ところが、完成刑と化した神人はぼーっと立ったまま一歩も動こうとしない。てっきりすぐに暴れ出すものかと思ったが…… ヘリが方向を変え、神人に向かって移動を始めた。両サイドで攻撃ヘリが護衛する中、超能力者が乗る輸送ヘリが先行する。 作戦では神人の近くに着いた時点で、ヘリから降下することになっている。下は事前の打ち合わせに出たとおり、 小さな家・ビルが不規則、かつ密集しているため着陸できる場所はなさそうだった。 こちらがでかい音を立てて向かっているにもかかわらず、神人は身じろぎ一つしない。 「何で動かないんですか?」 大声で近くの兵士に聞いてみる。 すると、神様の考えることなんてわからねえよと笑いながら返された。続いてげらげらと女性に対するアレな話を 続け始めるのでいくら何でもリラックスしすぎじゃないのか?と不安になる。 一方で森さんは目を閉じたまま、他の話には耳を傾けることなく再び目を閉じていた。 しばらく機内を馬鹿話が蔓延していたが、僕は話しについて行けずまた神人の方に目をやって―― 「……あれ?」 意図して出したものではなく、思わず自然と口にしてしまった間の抜けた声。だが、自分で言うのも何だが無理もない。 さっきまで灰色世界で燦々と輝きを放っていた神人が跡形もなく消えてしまっているからだ。 「森さん!」 僕は自然と彼女の名前を呼ぶ。ただならぬ口調に、何事かと僕のそばに移動して――顔を硬直させた。 機内の兵士たちも異変に気がつき全員静まりかえり、ヘリの轟音だけが辺りを支配した。 どういうことだ?と地上部隊のリーダが困惑の表情を浮かべる。どうやらこの事態は頻繁に発生しているものではなさそうだ。 リーダはすぐに無線で、前方のヘリに乗っている超能力者と事態把握に努めだした。 しかし、聞こえてくる会話の内容から察するに向こうも事態が把握できていないらしい。 僕は難しい顔でじっとさっきまで神人のいた場所をにらんでいる森さんに、 「どうするんですか?」 「さて……ね」 彼女から落ちるんじゃないかとハラハラさせるほどにヘリから身を乗り出し、辺りをうかがっていた。 どうやら神人が別のどこかにいるのではないかと探しているようだ。 ――その時だった。 「真下よ! 回避して!」 森さんの叫び。僕が訳がわからずぽかんとしてしまうが、地上部隊のリーダは全く疑問をもたず、ヘリの操縦者へ 指示を飛ばした。同時に無線で先行しているヘリにも指示を出すが…… 「うわぁ!?」 突然ヘリ内部が曇り空から顔をだした満月の明かりに照らされたように、青白く輝いた。 そして、少し前方をまるで天に伸びる豆の木のように、光の物体がのびていく。 神人だった。突然消えたと思った神人が、今度は僕たちの目の前に現れたのだ。 同時に、ヘリが回避行動をとったことにより身を投げ出されるほどの衝撃が機内を揺るがす。 僕は全く経験のない揺れ方に足をもつれさせ、ヘリの外に投げ出されそうになるが、すんでの所で森さんに抱きかかえられ 落下を阻止してくれた。そのまま抱きしめなが機内の床を転がり落ちる心配のない場所にうまく移動する。 「す、すいません!」 僕は顔数十センチ前にある森さんの口を見て、思わず謝罪の言葉を口にした。だが、彼女はそれには答えず、 すぐに僕を離すとまた外の様子をうかがった。 墜落する! どこからか聞こえてきた声に、僕ははっと息をのんだ。見れば、リーダが盛んに無線で呼びかけを続けている。 程なくしてようやくヘリが回避行動を終え機内の振動が緩くなった。僕は足場の安定を気にしつつ、森さんの隣に移動し 外の様子をうかがった――そのとたん、目の前に広がる絶望的な光景に呼吸が一瞬止まり、冷や汗と鳥肌、そして震えが 一度に全身に伝わった。 外には燦々と輝きを放つ神人の周りを、煙を吐きながら回転する物体があった。それはコントロールを失った あの超能力者が乗っているヘリだ。回避行動ではない。明らかに機体の一部を損傷し、操縦不能の状態に陥っている。 きっと、突如出現した神人にぶつかってしまったのだ。 「……森さん、どうするんですか!?」 「…………」 僕の呼びかけに、森さんは苦渋に満ちた表情で唇をかんだ。どうすることもできないのだ。 森さんだけではなく、ここのいる全員がただ黙ってヘリが地上に落ちていく様を見ていることしかできない。 墜落する、墜落する! 無線から漏れる声がヘリの中を虚しく反響する。ほどなくして、その声も収まりヘリが市街地に墜落した。 操縦者が狙って落としたのかはわからないが、ちょうど二車線道路の十字路に砂煙を上げてその活動を停止した。 そのすぐそばをヘリの墜落に気がついていないように神人がぼーっと立っている。なんてこった。よりによって神人の目と鼻の先に 墜落するなんて最悪じゃないか。 ――ヘリ内を緊迫した空気と沈黙が流れる。誰も何も言わない。ただ唖然としていた。 また無線が入る。空中指揮所のヘリからの指令だ。リーダは、訓練通りやるべきことはわかっていますとだけ答えると、 全員の注目を自らに向けさせる。 彼は言う。 みんな見たようにヘリが墜落した。だが、不安に思うことはない。そのための訓練は今まで何度も行っているんだ。 まず予定通り神人からある程度離れた場所に降下する。そこから徒歩でヘリの墜落地点に向かい、周辺を確保。 車両部隊の到着後、墜落したヘリから負傷者を救助して離脱する。神人の相手は後回しだ。肝心の主役がどうなったか わからないんだからな。車両部隊もこちらとは別行動で墜落地点に向かっているはずだ。そこで合流する。 その指示内容に全員が緊張した面持ちでうなずいた。 訓練はしている。だが、周りの兵士たちの雰囲気から見てもヘリ墜落の初めての事態のようだ。 僕の初出撃は波乱に満ちた幕開けになった。 神人から500メートルほど離れた位置にヘリがホバリングを始める。すぐにロープが下ろされ、総勢10名の地上部隊員たちが 次々と降下を開始した。リーダが行け行け!と声を上げている。 降りるだけなら問題なさそうだが、面倒なことに神人がついに活動を開始した。腕を振り回し、周辺の民家をなぎ倒し始める。 たまに両腕を地面にたたきつけ、そこから発生する衝撃がヘリを揺るがした。タイミングを計り違えると その衝撃でロープから手を滑らせかねない状態だ。一人一人慎重に降下する必要に駆られているため、 降下に予想以上の時間をとられてしまっている。墜落したヘリでは一刻も早い救助しなければならない人たちがいるというのに、 僕の頭に焦りが生じ始めていた。 だが、森さんはそんな僕の背中をぽんと叩くと、 「あんたが焦っても戦況は変わらないわよ。そんなことよりとっとと背中に乗りなさい」 そう言いながらゴーグル――降下後、ヘリから叩きつけられた風で巻きあがる土埃対策のためだろう――をつけた。 僕はこの歳でおんぶしてもらうことに少々抵抗感を覚えたが、そんなことを考えている暇じゃないと頭を振り、 彼女の背中に飛び乗った。しかし、そんなに体重はない僕とはいえ、森さんは二人分の重量を背負って降りるというのか? 大丈夫なんだろうか? 森さんは僕の不安なんてお構いなしに、ヘリの下へと伸びるロープをつかむ。僕はふと地面が目に入ったとたん、 軽いめまいを覚えてしまった。思ったよりも高い。10メートルはあるんじゃないか? 身体に震えが生じてしまっていることが森さんに伝わってしまったのか、僕の方にゴーグルをかけた顔を向け、 「いい? この高さから落ちればただじゃ済まない。とにかく、暴れられたりすると危ないから目を閉じていなさい!」 そう僕の背中を数度叩く。その言葉を信じた方が良さそうだ。僕はぎゅっと強く目を閉じ、 自らを周りの状況を全くわからない状態に置いた。 しばらくして急な落下感、今までと違うヘリのローター音、そして、猛烈な風にうめき声を上げてしまうが、 ひたすらに森さんの背中にしがみつき、よけいな動作をしないように心がけた。 「――いつまで捕まってんのよ、早く離れなさい」 森さんの声。気がつけば、僕たちはいつの間にかヘリからの降下が終わり、近くの物陰に身を潜めていた。 周辺には同じように物陰から、銃を構えて警戒している兵士たちが見える。 僕は森さんの背中から離れると、ヘルメットをかぶり直し、 「これからどうするんですか?」 「……さっき指示のあったとおり、墜落地点に向かうのよ。あの神人の足下へね」 このときの彼女はやっぱり溜息と憂鬱に染まっていた。 ~~~~~~~ ~後編へ~
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蒼い四脚ACが、襲われた街を舞う。 餓えた狼は、ただひたすらに己の敵に対し牙を剥く。 ビルを飛び越え、行軍していたMTを後ろからブレードで突き刺す。 奇襲を掛けられた3機のMTは、ACに向かって発砲、しかしその先にACはいない。 ドゴォォンッという爆音と共に空中から降ってきたのは、右肩から発射されたレールガン。爆音と共にまた一機MTが鉄屑に変わる。 再度、凍狼が唸りを上げる。地上でレールガンがチャージングを始め、熱光が集まる。 チャージが始まると同時に、蒼いACは空中へ跳んだ。 死の跳躍。地上にへばりついているMTが慌てて空中へバズーカを向けたが、時既に遅し。直撃を喰らう。 ACはそのまま小刻みにブーストを制御しながら地上へ着地、流れるような動きで残りのMT一機のコクピットにブレードを突き刺した。 後ろに倒れたMTを尻目に、次の獲物を求めて跳躍する。 ――あいつのいる……俺の唯一の家族がいるこの街は護りきらねえとな、絶対に。 ――例え俺の命に代えても…な。 ―――――――――――――――――――――――――― 今から1時間前、鉱山街の防衛戦がついに始まった。 ミラージュは集めるだけ集めた大軍団を率いて、鉱山街攻略戦を挑んできた。 その数は圧倒的、数だけで言えばクレストが配備していた防衛軍の約5倍は軽く超える。 睨み合いが続く中、クレストは戦術部隊に支援要請を出していたが、味方の防衛部隊が到着する前にミラージュは進軍を始めた。 おそらく、支援要請を送ったのがバレたのだろう。 やむを得ず、クレストは街に残っている部隊だけで迎え撃つ事となった。 ミラージュは、この大軍団を持ってすれば、クレストは降参して逃げ出すと考えていた。 事前に調べていた情報では、この街にはそれほど強力な部隊は存在していないはず。 大量のMT、攻撃ヘリに戦闘機、数の暴力で攻め落とせば、被害も少なくなる。 だが、その考えはクレストの部隊「だけ」いれば、の話。ミラージュ側にとって予想外の“敵”が潜んでいた。 戦闘が始まって半刻、当初の予定通りミラージュ側に状況は傾く。 戦況はどう考えてもミラージュが有利、クレストは地の利を生かしてはいるものの、防戦一方。消耗戦になるのは目に見えている。 このまま押し切られると思いきや、突如ミラージュの航空部隊の半分が姿を消す。 さらに先攻したMT部隊が次々と倒されていく。 クレストはどこからともなく、レイヴンを雇ったらしい。 たかがAC、されどAC。 ACの戦力は、MT一個大隊…いや、それ以上に匹敵する。 しかも、この敵ACはかなりの手腕を発揮している。司令塔の超長距離レーダーから次々と味方の反応が消えていくのが見えた。 目には目を、レイヴンにはレイヴンを。 ミラージュは保険として雇っていたレイヴン2人を、すぐさま向かわせた。 目標は敵ACの撃破。手駒が減っているとはいえ、未だ戦力に問題はない。例えACが障害として待ち構えていたとしても、それ以上の戦力を出せば問題は無い。 大量のMTに空対地戦力。さらにAC2機。ミラージュ側は勝利を確信していた。 「彼」は、空陸の部隊を殲滅しながら、レーダーでこの戦場に高速で接近してくる飛行物体を見つけた。 おそらくミラージュ側が雇ったレイヴン。そしてレーダーの中で動いているこの敵反応は3つ。 ひとつは輸送ヘリだが、残る二つはおそらく……ぶら下がったAC。 「彼」は、残りの弾薬、APを確認する。 APは75%以上をキープ、弾数もまだ半分はある。 先ほどクレストに補給を手配するように頼んだから、思う存分暴れられる。 ACを高速接近してくるヘリへと向かわせる。 次第に視認できる距離となり、その目に映っているのは……やはりACが2機。 この街には広い公園がある。おそらくそこにACを投下させるつもりだろう。 蒼いACは、高層ビルの屋上へと跳ぶ。高度はヘリが飛行するのよりも高い位置にある。 狙うは、ヘリがACを投下するときにスピードを緩めたとき。 ハンガーにセットされたACは、ヘリから分離されなければただの的。 投下するまえに攻撃できれば、先制攻撃をしかけられる。 蒼い狼は、その瞬間を待ち構える。 ヘリは目標地点へと到達した。あとはACを投下して帰還するだけだ。 いつもどおりにハンガーのロックを解除、AC投下と同時に離脱――――できなかった。 高高度から、“なにか”がヘリに向かって落下してきた。 その複数の“なにか”は、ヘリのプロペラに当たった瞬間、小爆発を起こした。 戦場へ出向く輸送ヘリだから、多少の攻撃には耐えられるようになっている。が、この“なにか”がもたらす破壊力は、輸送ヘリを破壊するのには十分。 バランスを崩したヘリは、ACをくっ付けたまま、目の前のビルへと突っ込んでいった。 ヘリの半分がビルに突っ込み、爆炎を撒き散らしているところに、レールガンによる容赦ない一撃が放たれた。 無論、撃ったのは凍狼、狙ったのは、後ろにセットされていた軽量フレームの二脚AC。 哀れACは何も出来ずに直撃、下半身を不能にされハンガーから外れて堕ちていった。 戦闘モードに起動はしているが、ACの脚が動かないのであろう。軽量ACは羽をもがれた鳥のようにバランスの失い地面に叩き潰され、潰れた。 「彼」の蒼いACは、公園に着地した。 もう一機のACはまだ息の根があるのか。それを確認しようとしたとき、焦げ茶色の煙の中から光線が走る! 咄嗟に攻撃に反応して回避しようとしたが、左腕に命中、思いっきり吹っ飛んでいった。 『左腕部破損』の音声と共に、目の前に現れたのは、なんとか自力で脱出したもう一機のAC。 その右手にはハンドレールガンが真っ直ぐ構えられていた。 2対のACは、すぐさま次の行動に移る。 凍狼は公園の中心地へバックブースト、黒い2脚のACは、再度ハンドレールガンを撃つ。 荒々しい轟音を撒き散らしながら発射されたハンドレールガンの光線は、高速で凍狼に向かって走る。 一度目の不意打ちのときとは違い、レールガンのチャージングから発射の瞬間までのタイミングを計り、逆方向に小ジャンプしながら方向を変え、巧みに避ける。 そのまま凍狼は敵を前にしながら、公園の中央へと下がっていく。 これを逃がすわけにいかない黒いACも、蒼い4脚ACを追ってあちこちから火が上がっている公園の中へと入り込んでいく。 が、これは狡猾な狼の罠だった。 黒いACは、公園の大多数を占める人工芝に足を踏み入れた途端、足元に衝撃を受けた。 足元で強い衝撃を受け、よろめいた先でまた爆発。 前、後ろ、前、と非常にノックバックしながら強い衝撃を受けた黒のACは、すぐさま大地を蹴り空中へ飛び出す。 が、飛び出した瞬間、すぐ目の前に蒼いACが飛来する。その肩には……すでに構えて発射準備をしていたレールガンが。 もし、黒いACのレイヴンがもっと注意深く戦場を観察する能力があれば気づいたかもしれない、 蒼いACが後ろへ下がりながら“なにか”を発射した後の「カチッカチッカチッ」という音。 これこそが、今彼自身を空中へおびき寄せるための布石である“足元の爆発”の正体であり、そして空中から輸送ヘリを目掛けて飛来してきた物体、 すなわちインサイドの吸着地雷であった。 脚部へのダメージを恐れて飛んだACは、まんまと誘い出された。 その先にあるのは当然、必殺の一撃、強力な熱量を誇るレールガン。 コアに直当てをされ、いとも簡単に溶解させられ……飛び上がった黒いACは、胴体に穴を空けたまま、無様に公園の噴水に墜落した。 左腕を失ったが、難なく2体のACを撃破した凍狼。 「彼」はコクピットの中でふぅー…っと一度大きく深呼吸をした。 MT相手ならまだしも、プラスでレイヴン2人はさすがに精神的にも疲れる。 早いとこ終わらせて、帰らねえとな。 ……あいつにも相当心細い思いさせてるだろうし。 それに薄々俺の“仕事”が何なのかについても気づいているだろうしな。 そう思いながら、クレストから随時送られてくる戦力差データに目をやる。 「彼」の活躍から士気が高まったのか、勢力パーセンテージはすでにクレストが上回っていた。 残りはクレストの防衛部隊と増援だけでなんとかなるだろう。 ミラージュはこの街と鉱山を占領下に置くために、かなり大掛かりな準備をしてきた。 今回の襲撃に失敗すれば、これ以上手出しはしてこなくなるはずだ。 それがクレストの見解。「彼」も同じ考えだった。 ミラージュの襲撃は今に始まったことではなく、過去何度も小競り合いがあった。 長引く戦況を打破するために、今回の一大襲撃作戦が展開される。 かなりの出費をし、レイヴンまで雇ったこの作戦がもし失敗すれば、さすがのミラージュも手を出す気が無くなる。 そして、すでに戦いはミラージュ敗北の方向へと進んでいた。 これ以上自分の出番はないな、と「彼」は帰還しようと思い、管制室に向けてその旨を伝えようとした。 そのとき、「彼」の元に急速接近してくる敵勢力をレーダーが捕らえた。 その数は1。この速度はおそらくオーバード・ブーストの高速移動。 …またACかよ。 「彼」は悪態をついた。さすがに3体目の相手はしたくなかった。 が、そうも言ってられないし、敵がこっちの都合どおりに動くはずもない。 すぐに臨戦態勢に入り、待ち構える。 敵はすぐ現れた。 そして堂々と「彼」の目の前に着地する。 純白という名が似合いそうな、白い重二脚のAC。 その右腕にはハイレーザーライフルであるKRSWを構えている。 そして、通常無線回線で「彼」に若い声語りかけてきた。抑えきれない怒りと侮蔑を乗せて。 『待っていた、貴様を殺せる日が来るのを……ずっと待っていた……』 「彼」は、このAC――通信の相手の声を聞いたとき、軽い眩暈のような感覚を覚えた。 ……まさか、まさかこいつはかつての俺と同じ……… 『追い求めていた……探し続けていた……僕の家族と……ヘレナを殺した貴様を……!!!』 無拍子の一撃、動作が見えなかった。いや、彼から発せられる怒気が、それを感じさせなかった。 ハイレーザーライフルから放たれた一撃は、凍狼に直撃した。 予期せぬ攻撃を受け、「彼」は頭を振った。ボーッとしている場合じゃない。余計な考えを起こす暇があったら応対しろ! そう自分に言い聞かす。が、目の前のレイヴンから放たれた憎悪の言葉が、「彼」の、蒼い4脚ACの動きを鈍らせる。 ――人を呪わば、自分も……か。 目の前のレイヴンは……かつての復讐に燃えていた若い自分そのものだった。
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ルテニア共和国連邦(ルテニアきょうわこくれんぽう 英 Union of Ruthenia Republics)とはminecraft軍事部に属する国家である。 ルテニア共和国連邦は大陸に広大な領土を持つ国家である。ヴォルゴグラード協力機構加盟国であり、事実上の盟主である。 公用語 ルテニア語 首都 バラドグラード 最大の都市 バラドグラード 人口 約3億人 建国 ――年 国の標語 ―― 国歌 ―― 目次 1.概要 2.軍備 3.国際関係 4.軍備の開発状況 1.概要 第一次世界大戦中に統一帝国が反乱によって倒れた後、社会主義革命によって成立した国家。 社会主義勢力の双頭として美蘭社会主義人民共和国とVCOの主要国として君臨する。内戦期を乗り越えた後は独裁体制が固まり、美蘭との関係も悪かったが集団指導体制へ移行すると関係はある程度緩和された。 2.軍備 大陸に属し、西方には仮想敵も存在するために陸軍の規模が大きい。広大な領土に様々な地形を抱える為、配備する兵器にもその事情が反映されている。 組織 +組織・編制 軍管区 ゴルゴロス軍管区→北西部 ドル・グルドゥア軍管区→南西部 リスラド軍管区→北東部 ヌアン軍管区→南東部 ゴルゴロス軍管区 軍 軍団,師団 第5親衛戦車軍 5個師団 第11軍 3個師団 第13親衛軍 5個師団 第71軍 3個師団 軍管区直轄 第1009保管基地 各種旅団 ドル・グルドゥア軍管区 軍 軍団,師団 第2親衛軍 5個師団 第3親衛軍 3個師団 第17軍 5個師団 第19軍 3個師団 軍管区直轄 第2003保管基地 各種旅団 リスラド軍管区 軍 軍団,師団 第41軍 5個師団 第53軍 3個師団 第79親衛軍 5個師団 第83軍 3個師団 軍管区直轄 第3001保管基地 第3251保管基地 各種旅団 ヌアン軍管区 軍 軍団,師団 第43親衛戦車軍 5個師団 第47軍 3個師団 第59親衛軍 5個師団 第97軍 3個師団 軍管区直轄 第4021保管基地 第4733保管基地 各種旅団 陸軍 広大な国土を持つルテニアは古くから陸軍国として欧州に対してその存在感を示していた。 帝国時代から欧州を脅かしていたが、革命後には計画経済の下工業化を図り、軍事面の増強が優先された為に機械化が進んでいる。 伝統的な火力主義により大戦を勝利した後暫くは統一欧州戦線に対して防御的なドクトリンを採用していたが、1850年代後半からは欧州への電撃的侵攻を計画する新たなドクトリンを採用している。 広大な国土を守る為に兵器には量産性・整備性が重視され、また泥濘地を移動する必要があるために小型であることが多い。 +採用兵器一覧 兵器種別 兵器 運用状況 主力戦車 T-45 退役 主力戦車 T-57 退役 主力戦車 T-60 退役 主力戦車 T-65 退役 主力戦車 T-70 退役 主力戦車 T-75 退役 主力戦車 T-78 退役 主力戦車 T-80 保管状態 主力戦車 T-82 運用中 主力戦車 T-90 退役 主力戦車 T-92 退役 主力戦車 T-95 運用中 歩兵戦闘車 BMP-3 退役 歩兵戦闘車 BMP-4 退役 歩兵戦闘車 BMP-5 運用中 自走砲 2S105 退役 自走砲 2S77 運用中 自走砲 2S152 保管中 自走砲 2S168 運用中 自走砲 2S380 運用中 自走対空砲 2S41 運用中 装甲兵員輸送車 BTR-10 運用中 +装備詳細 T-82主力戦車 T-90の廉価版MBTと推察されるルテニアの主力戦車。装甲などはT-90に劣っているようだが、高火力はそのまま継承されている。 T-90主力戦車 ルテニアの精鋭部隊向け主力戦車。火力装甲機動力のバランスが優れ、西側MBTに匹敵する総合能力を持つとルテニア側は宣伝しているが、実力の程は定かでは無い。 BMP-5歩兵戦闘車 ルテニアらしい重火力を誇る歩兵戦闘車。見た目から西側から付けられた渾名は「メドゥーサ」 BTR-10装甲兵員輸送車 ルテニアの兵員輸送車としては完成度が高い。紛争地帯やパレードなどで露出の多い車両でもある。 2S168自走砲 ルテニアが新造した自走砲。60年代からの戦略転換によりこれらの自走砲が充実し始めた。 2S380連装自走砲 パレードで存在が確認された異質の自走砲。連装砲を搭載し威圧感はすさまじい。詳細は不明。 海軍 帝国を打倒した革命後、干渉戦争や大戦が勃発した為に海軍の拡張・整備は後回しにされていた。 大戦後に統一欧州戦線との対立が激化し、GATO発足後に冷戦構造が確立すると、強力なGATO海軍に対抗するために海軍の整備に乗り出した。 だが、国家予算の大部分を占める程潤沢な軍事費をもってしても、3軍内部での予算の奪い合いによりなかなか計画通りに艦艇の調達は進まない。 特に陸軍が自らの予算を食いつぶされるという意識から、大型艦配備に頑強に反対している。 広大な大陸に分断される形で海が存在するため、海軍は双方の合流が困難な北方艦隊と南方艦隊を持つ。 GATO海軍の空母機動部隊に対抗する為に海軍は飽和攻撃を企図する艦艇が調達されている。 +採用兵器 艦種 艦級 艦名 運用状況 重航空巡洋艦 1204型 1204-1 ニコライ・ブハーリン 運用中 重航空巡洋艦 1204型 1204-2 運用中 重航空巡洋艦 1204型 1204-3 運用中 重航空巡洋艦 1204型 1204-4 運用中 艦種 艦級 艦名 運用状況 ロケット重巡洋艦 1211型"クラースヌイ" 228 スモレンスク 運用中 ロケット重巡洋艦 1211型"クラースヌイ" 229 ヤロスラヴリ 運用中 艦種 艦級 艦名 運用状況 艦隊水雷艇 1229型"ジョールトゥイ" 多数運用中の為割愛 運用中 艦種 艦級 艦名 運用状況 ミサイル艦 1228型"ジリョーヌイ" 多数運用中の為割愛 運用中 艦種 艦級 艦名 運用状況 原子力潜水巡洋艦 122型"チョールヌイ" 16隻 運用中 戦略任務原子力潜水艦巡洋艦 225型"ビエールイ" 10隻 運用中 空軍 第二次世界大戦中から充実した予算が割り当てられ、航空機の開発は盛んである。 +採用兵器一覧 兵器種別 兵器 運用状況 戦闘機 Yuk-1 退役 戦闘機 Yuk-2 退役 戦闘機 Yuk-3 退役 戦闘機 ViD-41 退役 戦闘機 ViD-49 運用中 戦闘機 IR-43 退役 戦闘機 IR-47 運用中 戦闘爆撃機 IR-42 退役 爆撃機 Ba-45 退役 爆撃機 Ba-48 運用中 輸送機 Ba-44 運用中 攻撃ヘリ Si-46 運用中 設計局 イルクート設計局 ヴォルガ・ドニエプル設計局 バシキール設計局 +装備詳細 IR-47制空戦闘機 型番 IR-47 GATOコード FANATIC 兵装 R-110 遠距離空対空噴進弾 R-14 短距離空対空噴進弾 ルテニアがブリテンのF.33に対抗して開発した制空戦闘機。特徴的な前進翼に、F.33を意識したと思われる長距離空対空噴進弾R-110を搭載している。 #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 型番 ViD-49 GATOコード FANATIC 兵装 GSh-10 対地ガトリング R-14 短距離空対空噴進弾 航空機としては巨大でその分航続距離に優れるIR-47に対して、小型で整備性に優れる多用途機の必要性が提唱され、結果配備されたマルチロールファイター。 対地攻撃用にGSh-10を搭載したが、その分対空能力は控えめに。海軍型も計画されている。 空挺軍 先の大戦から創設された独立兵科。しかし経済的混乱から暫くは完全に崩壊状態にあり、装備も喪失していた。 古くから戦闘教義において重視される機動力を実現する為に空挺降下は非常に有効であり、また迅速に国外へと部隊を展開する必要性もある為に近年テコ入れを受け漸く再編が済み戦列に戻った。 +採用兵器一覧 兵器種別 兵器 運用状況 装甲兵員輸送車 BMD-15 運用中 歩兵戦闘車 BMD-16 運用中 対戦車自走砲 2S21 運用中 自走砲 2S77 運用中 パラシュート 1P15 運用中 +装備詳細 2S77空挺自走砲 空挺自走砲。コンパクトながら火力も十分ある為、一時期は陸軍も採用していた。 2S21空挺対戦車自走砲 空挺軍の持つ対戦車火力の一つ。装甲は無いが敵戦車を撃破しうる火砲を保有する点で、空挺軍にとっては非常に重要な兵器と言える。 3.国際関係 4.軍備の開発状況
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異世界の大海原に浮かぶ縦10km、横5km、5万人が居住する長方形の海上都市「姫路」。 遠くの水平線を眺めながら、お気に入りである苺味の無害煙草を唇に挟み、ライターの形をした小型電熱機を煙草の先端に寄せる。 苺の甘い味と香りに満たされる至福の快楽。これだから煙草は止められない。 右手の人差し指と中指で煙草を掴み、唇から薄紅色の煙を吹き出す。 「教授、そんな所に」 背中から掛けられた声に振り向くと、そこには最も実直で、自分に匹敵する技術馬鹿がいた。 この海上都市でただ1人だけの、姫路以外の住人。休暇でたまたま姫路を訪れていた所を転移した不運な男。 大海上都市群「兵庫」正統日本軍第六〇三技術試験隊、折葉舞技術中尉。 「舞か。後で一杯付き合うか」 「そんな暢気な事を言っていられる状況じゃないでしょう!?」 自他共に認める美女の艶を込めた誘いに全く反応しないとは、女としての自信が無くなるじゃないか。 こういうクソ真面目な所は静と良く似ている。幸か不幸か、自分の周りにいる男はこんなのばっかりだ。 この妖艶な肢体を見て興奮しないのか、女としての魅力が無いのか、そもそも女として見られていないのか。 どんなに積極的に迫っても常に無表情だった静は異世界に行った途端、あっさり他の女を恋人にして……。 あいつが一度でもいいから押し倒してくれれば、二十歳を過ぎても処女のままではいなかったのに! 「教授、人の話を聴いていますか!」 「聴こえてる、聴こえてるからそんなに大きな声で怒鳴るな」 全く、しょうがない奴だな。 「やるべき事は全てやっただろう。後は皆の武運を祈るだけだ。それから邪神とやらが復活しないように、な」 緊急時には他の海上都市からの支援を前提としている姫路守備隊の戦力は貧弱の一言だ。 ゴミ箱同然に廃棄された各種旧式兵器の改良、2機しかない大型輸送ヘリを対地攻撃ヘリ(6連装6,25mm機関銃×10)に改造、 無人小型弾薬補給車「イグルー」10両の緊急生産、そして最後の切り札の組み立てと調整。やれる事全てを3日で行ったのだ。 「しかし……!」 だが、舞は食い下がる。他にやれるべき事があったのではないかと。 指に挟んだ煙草の先端を向けて、睨む。 「しかしも案山子もない。やれる事は全てやった。 それからもう一度言うが、自分も最前線で戦う、なんて言うなよ。お前は必要な人材なんだからな」 姫路には不要になった旧式兵器がゴミ箱のように捨てられる。 その中に超重戦車、陸戦強襲型砲戦車というデカブツがあるわけだが、舞はこの化け物2つを戦場に出して、どちらかに自ら操縦して戦おうとした。 だが、輸送する手段が無い事と周りからの懸命の説得で諦めた。 「…………分かりました」 まだ納得していない様子だったが、舞は頷いた。 「それでいい。それで、アレの準備は」 「調整は完璧。いつでも発射可能な状態です」 最悪の場合、最後の手段を使わなければならなくなる。 姫路に捨てられた兵器の中で最強最悪の超兵器。 試作艦隊決戦砲「ヨルムンガンド」 表向きは対宇宙艦艇攻撃用の海上砲台。 その本来の目的は日本攻撃専用の戦略対地攻撃砲である。 日本列島、本土奪還の為に各海上都市の御偉方と軍上層部が生み出した狂気の産物。 「ヨルムンガンド」が超音速で放つ直径1m、長さ10mの1×10m超振動極熱戦略砲弾の効果範囲は半径50km。 着弾点から100kmの範囲を「完全に消滅」させる、核兵器が子供の玩具に思える程危険極まりない代物。 零距離で核爆発に耐える現代の戦艦を、究極の耐振動、耐熱、防御用超振動熱発生機能を持つ艦を一撃で轟沈させる破壊力。 それで取り戻すはずの日本を消し飛ばしてどうするつもりだ。 仮に撃ったとしても日本の「連中」に通じるかは疑問だが。 まぁ、圧制を強いられているわけではないし、むしろ出来の良い子供に養ってもらっている親の立場だ。 本土奪還を本気で考えている人間は全体で見れば極少数であるし、そもそも異世界に転移した今となってはどうでもいい事であった。 問題は「ヨルムンガンド」を使わなければならない状況になる事。邪神が復活したとして、1×10m超振動極熱戦略砲弾が通じるか、だ。 砲弾は1発しかない。それで倒せなかったら完全にお手上げだ。 「眠れる大蛇が牙を剥く。そんな事はあってほしくないですね」 「ああ」 舞に背を向け、再び水平線を眺める。遥か遠くで世界の命運を賭けて戦う者達へ。そして、 「死ぬなよ、静」 敵は無限にいるのではないかと思えた。無理も無い。 こちらの戦力は姫路守備隊100人、魔王軍10000人の、計10100人。 対して敵の帝国軍は100万を越える大軍勢。 潰しても潰しても、ゴキブリのように湧いて出てくる。 空を見上げれば、対地攻撃ヘリに改造された大型輸送ヘリ2機が 6連装6.25mm機関銃10基から6.25mm振動熱徹甲弾を豪雨のように降らせている。 銃身がバラバラに動き、多目標を同時に攻撃可能な兵器。2機合わせて最大120目標同時攻撃による、絶大な殲滅の嵐。 それでも、敵はまだまだいた。全体でかなりの数を殺ったはずなんだがな。 「隊長、大丈夫かな」 150cm振動熱斬刀の二刀流で帝国軍の兵士や魔法使い、魔物を次から次へ斬殺しながら呟く。 電力節約の為に振動熱機能を切っている為、刀身は血と油で赤黒く染まっている。 「他人の事を心配していられる場合か」 背後から迫った敵を振り向きもせず斬り捨てた直後、僚機からの通信が入った。同じ姫路守備隊重歩兵小隊の仲間だ。 機体は同じ三式重装甲強化服ブルーショルダーカスタムだが、俺が刀二つで戦っているのに対して奴は弾丸を撃ち放題だった。 両肩、両腰に1基ずつ、計4基の6連装6.25mm機関銃と、6.25mm振動熱徹甲弾のみ満杯に詰め込んだ背中の特大バックパック。 両手には25mm重機関砲2基。それらを連射しながら、無人小型弾薬補給車「イグルー」の補給を受けている。 触手状の給弾管が武器に接続され、戦闘中に発砲しながら短時間で大量の弾薬を補充する。なんて贅沢な戦い方をしているんだ、この野郎は。 「なんだ、その言い草は。飛び道具も無く刀だけで戦っている最中に隊長の心配をしている俺が間抜けとでも言いたげだな、ああっ!?」 「ああ、その通りだ。戦闘中に25mmと6.25mmを魔法使いに破壊されて仕方なく俺の150を一本貸してやってる、情けない奴だ」 「なんだとぉ……やんのかコラぁっ!」 「おまえら、うっさい!」 再び僚機からの通信。甲高い女の声、こちらも同じ姫路守備隊重歩兵小隊の仲間だ。 「武器持って文句言うな!こっちは徒手空拳で戦ってるんだぞ、ぼけーっ!」 「お前はむしろそっちの方が強いだろうが!」 全高3mの重歩兵より大きい魔物をハイキック一撃で次から次へ絶命させている。 教授の手で格闘戦専用の徹底的な改造と調整を施されているとはいえ強過ぎだ。 「敵の数がむちゃくちゃ多いんだぞっ。いや、もーくちゃくちゃだっ。くちゃくちゃ多いっ!」 「それは他の皆も同じだ!」 そんなやり取りをしていると。 「随分と余裕だな、貴様ら。軽装甲強化服で戦っている俺達への挑発か」 また通信が入る。今度は軽歩兵小隊の隊長だった。 「いや、挑発のつもりはないんですがね……」 仮想訓練で殺された回数が3桁を超えているせいか、この人はどうも苦手だ。 軽装甲強化服で隊長と互角に渡り合う、姫路で1、2を争う、歴戦の猛者。 生身で重歩兵を撃破した者に与えられる、機甲猟兵の称号を持つ最強の男。 「静の事なら心配はいらんぞ。奴は死なん」 重歩兵用の25mm重機関砲を軽歩兵に小型軽量、低威力化した25mm軽機関砲を両手に構え敵を片っ端から射殺しながら答える。 「どうして断言出来るんですか。確かに隊長は強いですけど、ただの人間なんですよ。こっちにいきなり転移した時、死にかけてたじゃないですか」 「そうだな。だが俺は奴が必ず生きて帰ると確信している」 疑いや迷いなど微塵も無い力強い言葉は続く。 「邪神の復活阻止を手助けする為に俺達が全力で敵を引き付けているんだ。あいつがそれに応えないはずがない」 「……確かにそうですね」 そうだった。隊長はそういう人だった。 敵を刀で斬り裂きながら、彼方を眺める。その中心付近では凄まじい戦闘が行われている。 「生きて戻って下さいよ、隊長」 大人の背丈の2倍以上ある大きさの岩石兵の群れが、味方の兵士と魔物を踏み潰しながら前へと進む。 岩石兵の肩には上位の魔法使いが1人ずつ乗っている。 ジャーク魔法帝国が誇る無敵無敗の岩石巨兵団である。 「味方の犠牲に構うな!神殿内に魔王と日出ずる国の兵を入れてはならない!」 私は岩石巨兵団の団長として歓喜していた。 あの魔王ラウディッツと鉄の鎧を纏いし日出ずる国の兵をこの手で抹殺すれば、後世、英雄として永遠に語り継がれるのだ。正に究極の名誉である。 薔薇色の人生が今か今かと私を待っている。岩石巨兵が一歩一歩、栄光と勝利の道を踏み締める。 英雄になれば女を抱き放題だ。 帝国でもかなりの金が必要になる魔族の女も思うがままに出来るかもしれない。 本来なら目玉が飛び出る程の莫大な値が付く見目麗しい処女の魔族をいくらでも抱ける……いや、抱くだけではつまらない。飼うのだ! 清純な魔族の少女を押し倒し純潔を奪い、身も心も徹底的に蹂躙し尽くし、自分無しではいられない体にしてやる。 唇を舐める。想像するだけで股ぐらがいきり立つ。 我が生涯でこれほどまでに嬉しい気持ちになった事は無い! 絶頂の極みにある私を祝福するかのように、鉄の鎧を纏いし日出ずる国の兵とその肩に乗った魔王が視界に映る。 来たれ、我が薔薇色の人生!来たれ、我が栄光の未来! 「木っ端微塵に跡形も無く粉砕してやるぞ!」 瞬間、乗っていた岩石巨兵が木っ端微塵に跡形も無く粉砕した。そして私の意識は途絶えた。 古代竜を全滅させてから少し進むと、全高4m、この超重装甲強化服改と同じぐらいの大きさの、人型をした岩石が数十迫って来た。岩石兵の肩には1人ずつ魔法使いが乗っている。 「不味いぞ、セイ。あれは無敵無敗で知られる……」 ラウディッツの発した鋭い声を遮り25mm重機関砲が全力で咆哮する。 コンピュータ制御による反動を利用した照準の修正と発射速度の微調整により、連射でも狙撃と変わらぬ精密射撃が可能となっている。 正確無比に放たれた25mm振動熱徹甲榴弾が全ての岩石兵を片付けるのに5秒もかからなかった。 岩石兵に乗っていた魔法使いは全て6.25mm弾と長針弾で確実に始末した。 空になった25mm重機関砲の弾倉を交換する。 「…………」 ラウディッツは、何故か無言だった。何か言いかけたのを結果的に邪魔する形になったのが原因だろうか。 気にはなったが、問う余裕は無いのでそのままにしておく。 脚部滑走板とジェットローラーダッシュで神殿へ続く長い階段を砕きながら駆け上がりつつ、立ち塞がる敵を1人残らず射殺する。 階段が終わり、遂にジャーク神殿まで辿り着いた。だがすぐに突入はしない。 神殿の前で待ち構えていた敵を全て射殺して振り返る。 階段の下、迫ってくる敵の大軍へ右肩の16連装100mm多目的ミサイル発射機から自在弾を1発のみ残し、全て振動熱榴散弾として発射。 脚部の12連装50mm弾発射機2基から50mm振動熱榴散弾、極熱拡散弾を全部撃ち尽くす。 眼下を覆い尽くす赤い灼熱の豪雨が晴れた時、凄惨な地獄が広がっていた。 生き残った敵へ25mm重機関砲、12連装6.25mm機関銃、長針弾の全力射撃を遠慮無く振舞う。 地を埋め尽くす死体と血の海、果てなく続く屍山血河。敵に確実な死を、地に伏せただ生きているだけの者に永遠の安らぎを与える。 死んだ振りなどコンピュータの情報解析の前では通じない。無駄だと悟り逃げ出す者達の背と後頭部を100%の命中率で弾丸が貫く。 一旦射撃を中止して周囲の状況を確認する。 まだ不満はあったが、これで一応後顧の憂いを断つ事が出来ただろう。 不要になった脚部12連装50mm弾発射機2基を切り離し、25mm重機関砲と長針弾の弾倉を交換する。 戦闘開始から人外も含めて1万人以上を始末した。ラウディッツの分も合わせれば2万を越える。 しかし、その分武器弾薬の消耗が激しい。 現時点で50mm機関榴弾砲、光熱衝撃砲、折り畳み式50mm狙撃砲、12連装50mm弾発射機を失った。 25mm重機関砲の予備弾倉は残り1つ。長針弾の予備弾倉は既に無く、今装填したのが最後だ。 絶大な多目標同時攻撃能力で迫り来る大多数の敵を片っ端から殲滅してくれた12連装6.25mm機関銃は、残弾が60発、1門辺り5発しか残っていない。 正直、不安だった。弾丸を1発撃つ度に死へ近付いている気がした。強力な鉄の鎧を纏っても、所詮ただの人間でしかないのだ。 だが、死を恐れずに前へ進まなければならない。今も命を賭けて戦っている仲間の為に、邪神の復活を阻止する為、何よりもナフィアの為に。 振り返り、再び神殿へ向き直る。展開していた脚部滑走板を元に戻し、ローラーダッシュの走行を再開する。 「セイ、神殿の入り口には強力な結界が……」 右脇の3連装100mm対戦車ミサイル発射筒から1発、3発のみの切り札である100mm超振動極熱ミサイルを真正面へ向けて発射した。 古代竜を一撃で屠った50mm超振動極熱狙撃砲弾の数倍の破壊力を持つミサイルは、途中で見えない壁に激突し、秘められた力を全て解き放った。 元々、嵐の如き間接防御射撃を潜り抜け、極めて強大な防御力の戦車に一撃で修復不可能な致命傷を与える為に開発された兵器である。 その威力たるや、絶大であった。 大地を轟かす轟音と爆発。 神が振り下ろした鉄槌の如き破壊力と、無駄無く伝わる超振動波と極大特殊熱による分解蒸発の凄まじい相乗作用。 神殿の扉は完全に消し飛び、代わりに巨大な入り口が出来ていた。いや、神殿前面が完全に崩壊している、と表現した方が正しいか。 「何か言ったか」 「…………いや」 大きく口を開けた門へ躊躇い無く突入する。 神殿内部を進んでいくと大きな広間に出た。そこには12人の魔法使いが待ち構えていた。 魔法を使われる前に殲滅すべく、最後の100mm自在弾を振動熱榴散弾として発射。 前面が完全に赤い地獄の豪雨で満たされる。その後には何も残らないはずだった。 だが、魔法使い達は無傷。どうやら魔法で防御したようだ。 出会い頭に即発射したのにすぐ対応してくるとは、並の腕ではない。これまで戦った中で最高の熟練者だ。 その証拠に魔法使い達は明らかに戦い慣れていた。 完璧に計算され尽くした、全く無駄が無い理想的な動作。 ある者は空を飛び、ある者は速く走り、互いに連携しながらこちらの死角に回り込もうとする。 左腰の12連装6.25mm機関銃の銃身がバラバラに動き、コンピュータの情報解析と計算通り、全ての目標に1mmの狂いも無く銃口を向け、残った60発の弾丸を一気に撃ち尽くす。 魔法による不可視の結界で弾丸を防ぎ続けた魔法使い達だが、12人の内6人は最後の5発目の6.25mm振動熱徹甲弾を防げなかった。 情報解析によるコンピュータの判定は死亡3、重傷2、軽傷1。 軽傷の1人は結界で運動エネルギーと振動熱が尽きかけた状態で体に当たったようだ。 25mm重機関砲の単発射撃を軽傷、次に重傷の2人へ放ち確実に止めを刺す。 髪の毛1本すら残らず消滅する3人の魔法使い。 頭部長針弾大型発射機の全力射撃と25mm重機関砲の正確無比な単発射撃を残った魔法使いに浴びせる。 2人は長針弾を防御し続けていたが、超音速で連射される針に耐えられず、結界を貫いた最初の一撃の直後に全身を針の雨に貫かれ襤褸雑巾と化す。 25mm振動熱徹甲榴弾が結界など存在しないかのように容易く貫き、3人を消滅させる。 頭を上げる。真上、凄まじい速度で降下してくる最後の1人。突き出した両手に直径1m程の光球があった。 あれを叩きつけるつもりだ。 どれほどの威力かは分からないが、直撃を食らうわけにはいかない。 長針弾では撃破に時間が掛かり過ぎる。25mm重機関砲の砲口を向けようとした刹那、最後の魔法使いの背後にラウディッツがいた。そして、 「ぐ……がぁっ……」 背中から胸を抜け、右腕が魔法使いの体を貫いていた。そのまま右腕を大きく薙ぎ払うと魔法使いの体は上半身と下半身に別たれて床に落ちた。 刀に付着した血糊を払うように、再び右腕を大きく鋭く振るう。魔法を使ったのか、血と油が簡単に完全に落ちる。 「流石だな」 心からの賛辞だったが、ラウディッツは苦笑して呟いた。 「それは俺の台詞だ」 ラウディッツは定位置である両肩に戻る。 不要となった16連装100mm多目的ミサイル発射機、12連装6.25mm機関銃、そして中身が空である背中の特大バックパックを切り離す。 携帯食料、医療品、各種小物など、最低限必要な物のみ詰まった小型バックパックだけが背中に残る。 これで残った武器は頭部長針弾発射機2基、25mm重機関砲、100mm対戦車ミサイル2発、300cm超振動極熱刀、超音速超振動パイルバンカーのみ。 神殿の最奥へ。 足底の自在車輪が最大出力で回転しながら地形に合わせて自在に形状を変化させる。 この先、どんな障害が待ち構えていようと必ずナフィアの元へ辿り着いてみせる。 ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前
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ブロクストン・ミリタリー・テックへようこそ! Welcome to Broxton M.Tech 概要 我々は、あらゆる国家の軍隊や警備組織、果ては民間の軍事会社に至るまで、 軍事に必要な兵器を”開発”する企業である。 あくまで”開発と実用化”に特化した企業であり、自社工場などは基本的に最低限しか持たず、 ”量産”よりも”設計開発”に重点を置いた企業となっている。 では何をする企業なのかと言うと(ここから先茶番設定) 「受注に合わせて武装や兵器を開発し、その設計結果を販売する」フルスクラッチ開発 「受注に合わせてすでに販売している兵器をある程度改造し、改修プランを提案する」半新造型開発 「こちらのコンセプトで開発した兵器を貴国で導入・ライセンス生産する」一般兵器開発・販売 の3つを主軸として、兵器の開発を行っています。 基本的に設計データを納入し、貴国でライセンス生産いただくか、 こちらで製造までを行い輸入だけを行うかのどちらかとなっております。 (ここまでが茶番設定) といってもあくまで茶番なのであまり細かく気にしないでいいです。 要は好き勝手落として使っていいけど、ライセンス生産した扱いにするか輸入した扱いにするかはそちらにお任せします。 輸送フォーマットにはschematicを用いるためPC版以外での受注は不可能となりますのでご注意ください。 主な開発部門 陸上開発課(グランドチーム) 陸上兵器を開発する部門であり、基本的には武装開発課が開発した装備を車体に組み込むといった方法が用いられています。 この企業が設立される前から長い間稼働していた一番の部門であり、社長もこの部門に一番自信を持っています。 基本的に車両の開発、装甲の開発を行っています。 海上開発課(シーチーム) 海上兵器を開発する部門。ここでは規格が異なる武装が多いため、基本的にその多くのシステムを自己開発しています。 現在最も歴史が浅い部門ですが、数々の画期的な設計技術の盛り込みにより、仕事の速さは随一です。 航空開発課(エアチーム) 航空兵器を開発する部門。ここも基本的には武装開発課が開発した装備を機体に組み込んでいますが、 陸上兵器と比べると非常に制約が強いだけに、武装開発課に一番文句を言えるのはここです。 現在は固定翼機よりヘリコプターの開発を重点的に行っているそうな。 武装開発課(ウェポンチーム) ロゴは無し この企業に置いての中核ともいえる。TNTキャノン回路をそれぞれのチームからの要求を受け開発する。 基本的に固定的に常にある部署と言うわけではなく、回路設計技術の高い社員の中から、 新規砲が必要になった時に臨時的に組織される場合が多いです。 基本的に初めての武装開発時以外組織されないものであり、既存のものの威力強化などは各部署で行われます。 特色 特に技術力が特筆して高いのはウェポンチーム(精鋭が組織されるため)と、グランドチームです。 グランドチームはかなり前から継続している血と汗の結晶であり、ウェポンチームと最大限の連携をとれるところでもあります。 基本的に、自己技術の向上のためならアイデアの引用や理論の流用なども行っていますが、 ”技術はできるだけ自力で構成する、回路構造はパクらず自分でなんとかする”ことを一番大事にしています。 そして、兵器に関しては基本的にアップローダーにアップロードし好きに落としていい、というような戦略をとっています。 この方が許可を行ったりする必要がないので、商談→導入まで素早く行えるような事業戦略を常に心がけています。 中の人の簡単なコメント ”動作のアイデアをパクる”けど”回路構造はあんまりパクらない”ポリシーです。同じようで違いますがこれには理由があります。 「〇〇のように動く回路を作りたい」となった時に、動作結果に基づいてアイデアから動作過程を連想し回路を作っています。 逆に回路から動作結果を見抜くのは苦手なので、自分で作った回路じゃないと見わけがつきません。 故に回路は基本的にどんなに単純でも時間をかけて自分で作ろうとします。なぜなら理解できないから。 そういうわけなので、”回路の動作”自体は最新のものを模倣できていても、 構造は丸々別物だったり、効率化が進みいずれ他のものに似てきても、構造には変なところが残ります。 その辺の最適化が甘いところがここの欠点でもあります。故に、 武装単体を輸入する場合は、そちらで回路をある程度圧縮する、と言うのが良い選択肢かもしれません。 武装カタログ 利用規約 1.武装の利用時、無改造展示でも、新しく型番を割り振ってもOK。リアルでもやるし。その時に、兵器の元のモデル名(たとえば: M〇〇 なんとか(Broxton M.Tech社 BX モデル〇〇))を明記する。 2.基本的に改造・配備・破壊・リバースエンジニアリングまで好きにして構いませんが、再配布を行う時には原作者がこれまたBroxton M.Tech社であることをご表記ください。 3.これは強制ではないのですが、不具合等発見したら教えてくれれば幸いです。ブロック更新時に修復します。 以上となります。 最新鋭の武装ソリューションをご堪能ください。 グランドチーム +カタログを開く 戦車(MBT) 戦車名 概要 画像 BX モデル66D Block B 偏執的に防御力にこだわったMBTです。C4Iもある程度配慮されているつもりです。(使えるとは言ってない) https //gyazo.com/b6978cbf81cafcc6d8cde58bb87840d4 BX モデル68 Block A M66Dをベースに火力を重要視したMBTです。上部に105弾頭の副砲を搭載した変態型もありますがそちらは配布予定なし。 https //gyazo.com/d8fe250d76ae8aead0d81db8041bffc3 BX モデル67Block A 小型化・薄型化・ステルス性を重視し開発した小型のMBTです。また、小型版と大型版の二両が付属しています。 https //gyazo.com/7f4bf19831ecd9eee084ba801f1deea1 BX モデル72 Block B 我が社史上最強・史上最凶・史上最軽量の実験戦車。驚異的な小ささに、驚異的な火力と高い防御力が込められています。 https //gyazo.com/9274581b525710004e40d993bb419495 装輪装甲車/IFV 車両名 概要 画像 BXAPC-W13 Block A ピラーニャを参考にして作った汎用型双輪装甲車。 https //gyazo.com/8b8a97563aa9b3a4bc8b3fb92c09c002 BXAPC-W13 Ambulance Block A モデルW13をベースに開発した野戦救急車。 https //gyazo.com/0f40a8698463dd5d02e0e893d16e2a3c BXAPC-W15 Block A M13をベースに6x6へのダウンスケーリングを行った小型のタイプ。とってもお財布にやさしい。 https //gyazo.com/2254d7d2ccb63072b18be4900fe9a3d6 BXAPC-W15 Recover Block A M15をベースに開発した装甲回収車。 https //gyazo.com/531747c61f3d7bb3cb34a0323892dd95 BXAPC-W15 Cargo Block A M15の後部をぶち抜いて荷台にした輸送型。 https //gyazo.com/ae0ce7d69e36303cffb27efd814596a4 装軌汎用車両 車両名 概要 画像 BXAPC-モデル66D APC Block A M66Dをベースに砲塔を取り外して人員輸送を可能にした装甲車。 https //gyazo.com/928773b43a1652addd929f3f58eaecc2 BXAPCN-14 Block A MLRSを作るためにわざわざ作った車両。割と便利なのでとりあえず汎用化してみた。 https //gyazo.com/75e9aae05c2551d912dc9a6cad8afb66 自走砲/火力支援システム 名称 概要 画像 BXAPCN-14 MLRS Block A モデル14にMLRSコンテナを搭載した。416弾頭と無駄に高火力で無駄にでかい。 https //gyazo.com/f3b4cd308826eb162719142ebeb5b4dd 小型/汎用輸送車両 シーチーム +カタログを開く 駆逐艦 輸送艦 フリゲート艦 エアチーム +カタログを開く 攻撃ヘリコプター ヘリ名 概要 画像 BXAH-1 Block A 海兵隊向け・海軍向け・その他揚陸向けに開発された攻撃ヘリコプター。4本のミサイルにくわえ、18弾頭x2の対地拡散砲が目玉。 https //gyazo.com/ecf2e77b066a9c3df0a00537c1b0c33f BXAH-2A Block A 陸軍向けの対地攻撃ヘリコプター。機首部に毎秒54発の速度でTNTを撃ちまくる連射砲、AH-1Cに搭載されている拡散砲の小型ver(15弾頭x2)も積んでいる。引き換えに重い。 https //gyazo.com/b873889dcb43a8bbea78943ff8c1d7d7 汎用ヘリコプター ヘリ名 概要 画像 BXUH-1 Block A BXAH-1コンポーネントを基礎に開発された汎用型ヘリコプター。サイズは中型に近い。 https //gyazo.com/2b0b93f32ae0c8df02170b1308fae730 輸送ヘリコプター 偵察ヘリコプター 戦闘機 攻撃機 マルチロールファイター 爆撃機 輸送機 ガンシップ