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▼ Both Paths Taken 進行内容 セルテウスが新たなクリスタルを 生み出し、ひんがしの醴泉島に 光が満ち溢れるときがやってきた。 しかし、安心したのも束の間、 無の使者がイロハたちの前に迫る。 無の使者と対決しよう。 ラテーヌ高原 / コンシュタット高地 / タロンギ大峡谷 (Dimensional Portalを調べる) Iroha ……師匠。 ここにいらっしゃいましたか。 Iroha さぁさ、いざ、 神の世界へと参りましょうか。 天象の鎖 Iroha ここが…… 神の世界なのでござりましょうか……。 ??? いいや、違う。 ここのまだ半分は、人の世界。 Selh teus 故に、 君たちも、その姿と心を保っていられる。 Iroha セルテウス殿。 私めが知る未来では、醴泉島の祠に 大きなクリスタルがございました。 Iroha あのクリスタルは、 貴方様が生み出したものだったので ございますな。 Selh teus そういうことになるのだろう。 Selh teus イロハ。 これからクリスタルの創造をはじめる。 Iroha その前に、 ひとつお聞かせ願えますでしょうか? Iroha ひんがしにあった クリスタルについて、師匠と父上のお話を 聞きかじってしまったことがございます。 Iroha 幼かったがため、 今の今まで、そのお話が意味するところを 理解できてはおりませんでした。 Iroha セルテウス殿。 これより、貴方様はクリスタルと 一体化するということでございましょうや? Selh teus その通り。 私はクリスタルとなる。 Iroha やはり…… そういうことなのでございますな……。 Selh teus いくら、 クリスタルの力を集めても、 母なるクリスタルを作り出すことは容易ではない。 Selh teus 母なるクリスタルは お互いに繋がりあい、響きあい、 人の身体の血や鼓動に似た働きをしている。 Selh teus これから私が生み出す クリスタルにも、他のクリスタルと共鳴し、 命と命を繋げる力が必要だ。 Selh teus 1万年前、 それをしようと急いだあまり 失敗したものがトゥー・リアの石だ。 Selh teus しかし、 今ならば…… そして私ならば……成功するはず。 パターン1 Selh teus [Your Name]。 今の私は、未来の私として存在している。 Selh teus それゆえ、 君との別の旅……プリッシュたちとの旅で これから何が起きるのか、私は知っている。 Selh teus 私は君に、 残酷な自己犠牲を強いることだろう。 Selh teus 先に謝っておく。 これは、その謝罪も兼ねた行為でもある。 私自身が身をもって世界を照らす灯となるのだ。 パターン2 Selh teus [Your Name]。 以前、君に残酷な自己犠牲を強いたな。 Selh teus あの時は悪かった。 私自身が身をもって、 ひんがしを救うべきだったのだ。 Iroha 師匠……。 セルテウス殿……。 Iroha 本当にそれで、 よろしいのでございましょうか? Selh teus これは私の望み。 それに、私は消えるわけではない。 Selh teus クリスタルと 一体化するものの、意識は残るはずだ。 Selh teus イロハ。 未来において、君が祈りを捧げた祠で、 私の気配を感じたのではないか? Iroha ああ、確かに……。 Iroha それに、 師匠と父上が話していた相手も、 クリスタルの貴方様でございました……。 Selh teus では、私は行くよ。 Selh teus ひんがしに…… その未来に…… 光あれ…… Iroha ……天晶暦884年という 早い時代へ辿り着いたこと、 呪ってばかりおりましたが…… Iroha この瞬間を 目にすることが出来、 心満たされた想いでござりまする。 Iroha これより、 醴泉島を中心とし、ひんがしの 虚ろなる闇は晴れ始めると聞いております。 Iroha 師匠は、 我が父上の懇願あって、ひんがしに渡り…… Iroha 多くの魑魅魍魎を倒し、 荒れ果てた人の心を救い、 都を再興してくださいました。 Iroha そうして、 私めが生まれ落ちた後、醴泉島に居を構え…… Iroha 出来の悪い私めに、 武道を教えて、心身ともに鍛えて くださったのでございまする。 Iroha ああ、 あの楽しかった数年の未来は、 これで確かなものとなったのですな。 Volto Oscuro ソシテ…… 数年ノ後…… Volto Oscuro 私ガ…… 生まれル…… Volto Oscuro 私ハ…… [Your Name]…… Volto Oscuro 未来ノ…… オマエ、なのだ…… Disjoined One ヨリ強ク…… 闇ニ……勝利するタメ…… Disjoined One 私ガ…… 生まレタ…… Iroha ああぁぁぁ……ッ! よもやとは……思ってッ……! Iroha 悪夢でございまするッ……!! Iroha ……貴方様が こちらの師匠の未来のお姿だと言うのならば、 師匠と協力し、闇を晴らさねばならぬはず!! Iroha 武器を捨て、 その仮面を脱ぎ捨て、 我等が元へ……! Disjoined One 決断せヨ…… Disjoined One 決断せヨォォォオオオ! いつのまにか、鞄に何か入っているようだ……。 盟-セルテウスを手にいれた! 盟-セルテウス Rare Ex 『セルテウス』の力が宿った巻物。 セルテウスの力を借りることができる。 ※一度エリア外に出てから天象の鎖にエリアチェンジする。 Volto Oscuro 待ってイロ…… コノ……チカラが……アレバ…… Volto Oscuro 闇ノ……チカラ…… 私ヲ……解き放テ…… (Transcendental Radianceを調べる) 『遥かな分岐点』でバトルフィールドに突入! 現在このエリア内にいるパーティメンバーのうち 自分を含めた6人がバトルフィールドに入れます。 制限時間:15分 だいじなもの セイレーンの風切り羽根を失った。 だいじなもの 動きを止めた風切り羽根を手にいれた! 現在の『遥かな分岐点』ベストタイム:[Number]秒 記録保持メンバー:[PC Name] Disjoined One ケツダン……ナド……無意味 ……ナ コト…… Iroha もう一人の師匠! その仮面を脱ぎ捨ててくだされ! Iroha 天つ龍 風に逆だつ 鱗雲……! Iroha 観念いたしなされッ! Irohaは、天つ水影流・月輪の構え。 Disjoined One アラユル……スベテ……無意味…… Disjoined Oneは、デナイプラウウスの構え。 [Your Name]は、Disjoined Oneを倒した。 Disjoined One 無……ノ……無……ナル…… 無ヘ…… Disjoined One ……世界モ……存在モ……自己モ ……無意味ナル……シグナル…… Iroha た、倒した……ので、 ございましょうか……? バトルフィールドクリアタイム:[Number]分[Number]秒 現在のベストタイム:40秒 だいじなもの 動きを止めた風切り羽根を失った。 ▲ 澄んだ空の下 遥かな分岐点 あわい ■関連項目 星唄ミッション Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ~
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電気力線の「分岐点」 Yahoo!知恵袋より。2つの正電荷から出る力線の「分岐点」について。 【問題】 電気量をもつ2つの点電荷が距離だけ離れて固定してあるとき,電気力線は両者を結ぶ線分の中点で互いに離れる方向へと「分岐」する。電気量をもつ点電荷が原点,電気量をもつ点電荷がにあるとき,電気力線の「分岐点」はどこになるか? 【解答】 力線の「分岐点」では電場はゼロであるから,求める「分岐点」をとおくと すなわち, を考慮して, を得る。 ※ Algodooを用いて,シミュレーションしてみた。2体に強さ1:2で斥力を持たせ,それぞれに接触させておいた小球を強い空気抵抗の中で運動させて,その軌跡をとったものである。力線密度はいい加減だが,力線の方向はほぼ理論に一致しているはずである。 Algodooシーンのダウンロード
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第9章 滅びの分岐点 AZA本部は深刻な雰囲気に包まれていた。それはたった一冊の観察記録、しかしそれに伴って分かった事実が多すぎた。 それは少し前のこと・・・異次元から流れ着いた「ゾビッポン観察記録」はAZA本部に持ち込まれた。隊長とオーバー5人はそれを読み進めていた。そこに書かれていた事実だけでも衝撃的なものだった。「つまり・・・『ゾービの惨劇』で滅んだ並行世界があるの?」ゆびが重い口を開く。「そういうことになる。」隊長が答えた。恐ろしい事実だった。もしかしたらこの世界もそうなっていたかもしれない。「赤いゾビッポン、Quickeningと交友関係を結んだ人間というのも興味深いね・・・」すしが言った。 日記の要約はこうだ。日記の作者タクミの世界でもかつてのこの世界同様にゾビッポンがエネルギー利用されていた。しかし、あちらの世界でも「ゾービの惨劇」が起こりゾビッポンが反逆を始めた。しかしその中に、はぐれ者の赤いゾビッポンがいた。タクミはそのゾビッポンと仲良くなりQuickeningと名付ける。ゾビッポンの反逆は日に日に勢いを増し、とうとう世界に残った人間はタクミのみ。彼は異次元を移動できる装置を開発していたが未完成であり、タクミは残る必要があった。Quickeningだけが異次元へと脱出。その時に観察記録も異次元に放り込んだようだ。タクミの行く末は分からないがゾビッポンになったことはほぼ確実だろう。 こちらの世界では「ゾービの惨劇」は一国が沈むに過ぎなかった。いや一国が沈むのも相当に恐ろしいことだが、世界というレベルを見るともはや霞んで見えた。 一通り読み終えた6人。その時、「・・・なんだ!なんだこの記憶は!」突然ミキが苦しみだした。「どうしたの!ミキくん!」 孤島では戦いがひと段落。クムト・デューは戦いのデータを見返していた。「ほう・・・思った以上にどいつもやるな・・・これなら素体無しでも行けそうやな。」 ゾビッポン帝国にはゾビッポン四天王の欠員した一体を除く、三体が揃っていた。「腐食狩人ゾビアーチャ!」「腐食魔導士ゾビマジーラ!」「腐食剣士…ゾビソルダ…」「久しいな、ゾビソルダ。」ゾビホウが言う。「修行により長らくここを空けていたが…ゾビデータはどうした。」「あいつはAZAのやつらにやられた。今クムトが欠員を埋めうるものを作って戦闘訓練をさせてる。」ゾビアーチャが答えた。「フン…あの人間、本当に信用できるのか?」「今はやつを利用するしかないだろう。」 AZAでは、ミキがやっと落ち着いてきていた。「いったい何だったんだ・・・」デビが言った。(とうとうこの日が来てしまったか…)リュウの声だ。(今こそ真実を話そう…ミキの正体を…タクミとは何者か…) リュウが話し始めた。(それはあちらの世界の『ゾービの惨劇』の時だった…その日記にある通り、タクミは最後の最後まで抵抗を続けていたが、ゾビッポンになってしまった。しかし、その日記にある通りタクミはゾビッポンへの耐性があった。それは肉体だけじゃない。魂にも染み込んでいた。我は世界の均衡を守る龍…あの時点で世界の均衡はゾビッポンのものだった。つまりゾビッポンに反逆していたタクミは我が敵でもあった。しかし、私にはタクミを見捨てることはできなかった。ゾビッポンになりきらないうちにタクミの魂を私は回収し、保存した。) 「魂を保存!?」ゆびが訊いた。(そうだ…私はこの魂を保存し機会があったら報われるようにしてやろうとした。しばらくしてまた『ゾービの惨劇』が起こった世界が出てきた。それこそがこの世界だ。この世界では国一つで惨劇は収まった。その滅んだ国で最後まで抵抗した者こそミキ、この世界のタクミに当たるものだ。ミキもまた極限まで追い詰められていた。こちらでもあの異次元を作る装置は作っていたようだが、完成には至っていなかった。恐らくゾビマジーラはそれを利用したのだろう。そして、ミキの肉体は完全に機能を失うところまで追い詰められていた。我が力でその肉体を回収し、そして保存してあったタクミの魂を融合させて意識を取り戻した。しかし魂というのは繊細なものだ、辛うじてゾビッポンへの恨みと平行世界の同一人物が接着剤となって、比較的ダメージは少なく済んだが、それでも大部分の記憶が失われた。そこで我が龍群地に連れていき、一から戦士としての修行を積ませた、というわけだ。) 「それじゃあミキくんは!」桃ぽよが気づいた。「Quickeningによく似たあの赤いゾビッポンと闘えなかったのはそういうことだったのか!」(そういうことだ…タクミの魂はほとんど残っていないはずだが、あいつとの思い出は強すぎて消えなかったのだろう。しかし、今この日記を前にしてタクミの魂が戻ろうとしているのかもしれない。) 「・・・」ミキは黙っていた。まだ前の記憶もタクミの記憶も戻らないようだ。(我の勝手な判断でお前には余計な戦いを強いることになってしまったかもしれん。済まなかった…)「いや、むしろ感謝してる。そのおかげでこうしてAZAの仲間に出会えたからね。」(そうか…ありがとう…) その夜のこと…ゾビマジーラは星を見て言った。「くっ…あの星の動き、凶星か!しかもゾビッポン帝国ではない、この世界そのものの凶兆…!いったいどういうことだ…」 次の朝、ゆびが血相を変えて起きてきた。「あの夢が・・・強くなってる!」 ~第9章完~ 次回予告! 「腐食剣咀腐…!」「ついに異次元へと旅立つ時だ!」「ちょっと体を動かしたくなってね」 次回!「連携と連携の協奏曲」
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―ぶんきてん 自作 ジャック・ウィリアムスンの『航時軍団』に登場する「ギロンチ」と共に平行世界を構築する世界名に由来する、 歴史が変更する平行世界の分岐点を指すSF用語は何? (2016年10月2日 2016年9月のQui2投稿問題まとめ。 ) タグ:雑学・その他 Quizwiki 索引 さ~と 航時軍団
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各住民のHPです。 プロジェクト「街」 ここに行かなければ始まらない。 全ての基点。 憂鬱な日々。 試作二号機:改のブログ。 狛の家 狛連のHP fever trio 護衛隊・DQ・狛悟空の3人管理のHP。 トリトドン@ウィキ ポケットモンスターダイヤモンド・パールに登場する「トリトドン」についてのウィキ。 ぽわーぐちょぐちょ 上に同じく、トリトドン愛好家の為のHP。 「ぽわーぐちょぐちょ」とは、トリトドンの鳴き声を具体的に文字にしたもの。
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進化の分岐点(OCG) 通常罠 自分フィールド上の爬虫類族モンスター1体を選択して発動する。 選択したモンスターを破壊し、 デッキから「エヴォルド」と名のついたモンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。 エヴォルド補助 リクルート 爬虫類族補助 罠
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桃の木坂分岐点 異常な状況は、人の感覚を混乱させる。 いかに研ぎ澄まされたアマゾンの五感であっても、『自分が向かおうとしている方向』に向かって進むことは出来なかった。 深夜である。 太陽の方向から方角を指し示すことは出来ない。 しかし。 それは、『無意識的に自分が向かう方向』であった。 結果はともかくとして。 * * * モモタロスは考える。 海堂に投げられたままの状態である。足だけをばたつかせても効果はないことがわかった。この状況から自力で脱出することは可能だが、体力を消耗する。しかも彼には「この状況を理解する」必要がある。 モモタロスは考える。 放送の内容。それは『殺し合い』。殺すことは避けたいが狙われたら殺さなければならない。だとすれば、無駄に体力を消耗することは避けたい。かといって、このままではみすみす殺してくれといっているようなものだ。戦いは望むところなのだが、状況が最悪である。 脱出して体力を使ってしまっても、疲れているところを狙われたら殺される。脱出しないでこのままだと無防備な下半身に攻撃を受けて殺される。 モモタロスは考える。 イマジンなりに、戦いに最適化された思考でモモタロスは考える。まず、直前の状況を整理する。状況の把握は戦いの基礎だ。どんな状況でも。モグラの形をしたイマジン…?を襲った。 躓いたから。そして、結局のところ、このゲームは殺し合いだからだ。すると突然現れた人に投げられた… …投げられた前にビンタをされた。ビンタということは、意図は、攻撃ではなく威嚇もしくは… 「ま、ま。落ち着けって。けんかしてる場合はじゃな~いだろうが。ちゅうか俺様に全部話してみ。な?」 …あいつは最初にそういうことを… 冷静に考えて、彼は自分に失望…しなかった。男(海堂という名前だがその名前を知らない)の意図が、彼とモグライマジン(仮称)の仲裁にあった、と気がついただけだ。 モモタロスは考える。 (お人よし…か) モモタロスは考える。 しかし、イマジンである彼に『隠れる』という発想は…なかった。 * * * 東へ向かうはずが南に向かっていたアマゾンと歌舞鬼。 彼らは異様な物体を発見する。 それは…鮮紅色の木の枝らしきもの2本。 あまりにも怪しい。魔化魍ではないようだ。 その近くにはデイパック。アマゾンはデイパックを見つけると、一目散に駆け出していた。 (…なんなんだ、これ…参加者?) アマゾンはデイパックのにおいをかいでいる。しばらくして、放り出した。 歌舞鬼は仕方なく2本の木の枝を調べることにした。不気味なのだが、近づく。 小石を木の枝の間に投げてみる。 「ぼがあっ!」 木の枝の下から声…声? * * * 「のわあっ!」 いきなり尻になにかぶつかったら、誰だって驚いて声をあげるだろう。 モモタロスはただ、パニックになるだけだった。 決断するまでもなく、無防備であることを強いられている状況に。 * * * びっくりした2人は『それ』が「木の枝」ではなく、「人らしきものの足」であることを認識した。 ちなみに、そこはモグラ獣人と海堂、モモタロスが出会った場所だが、アマゾンはそれを知らない。『足』と『デイパック』に気をとられていたからだ。 「殺す」という選択肢はない。アマゾンにはそれが思いつかない。歌舞鬼は…やっぱり思いつかなかった。 引っ張り出すか、と歌舞鬼が思った直後、アマゾンが白み始めた東の空を見ていることに気づく。なにやら考えているようだ。あのデイパックはおそらく「これ」のもの。 「これ」が何者であれ、われわれのような戦闘訓練は受けていない、と歌舞鬼は判断する。そもそも移動できない状態で自らを放置するなど、正気の沙汰ではない。体力を消耗したとしても、なんとか脱出して自らを隠すほうが先決だ。 なぜ「これ」がこうなっているのかわからない。しかし。 アマゾンが何か考えている。空を見上げて。なら…時間つぶしでもいい、か。 足(と思えるもの)をつかんでひっぱりあげる。 (赤オニ…?) われわれの戦闘態勢としての「鬼」ではなく、おとぎ話に出てくる「赤い」「オニ」…? * * * 引っ張り出された、ということを認識するまでに時間がかかった。 逆向きになっている偉丈夫。そいつは、こう呟いた。 「一体、なんだってんだろうねぇ…このわけのわからん世界は」 こっちが言いたい。状況が飲み込めない上に足をつかんで持ち上げられている。 「このヤロウ!いきなり何だ、離しやがれ!」 願いは叶えられた。多少、腰を打ち付けられたが。 * * * アマゾンは空を見上げていた。自分が当初「東」と認識していた方角ではない方向から、太陽の昇ってくる気配がする。 つまり彼は道を間違えたことを認識し、脳内のコンパスを修正した。 マップで言えば、E7からD9ではなくF7方向、つまり東へ進むところを南へ進んでいたことになる。 * * * 「一体、なんだってんだろうねぇ…このわけのわからん世界は」 歌舞鬼はなんとなく「それ」の足を持ったまま呟いた。言葉を解さない人間や、おとぎ話に出てくる赤いオニっぽいもの。嫌になるわけではないが。 目を見る。「何足持ってんだ早くおろせこの野郎」とわけのわからないほど早口でまくしたてているが、本質的に悪い『オニ』ではなさそうだ。 が…礼を言うつもりもなく、足を離せ、などと言っているので、少しだけ腹を立て、勢いよく落とした。 「…ありがとよ」そっぽを向いてしまった。 本質的にこの島で行われるのは、『殺し合い』。だが、今の時点で、「これ」と戦うべきではない。まず、「これ」が「守るべき者」か「戦うべき者」か判断できない。 人としての戦闘や森林歩行の能力、判断力はないようだが、それと対人の戦闘能力があるかは別。特殊能力については不明。 逆に、戦闘になれば異様な能力を発揮するかもしれない。結論:今戦うのはリスクが大きすぎる。 しかも。今「これ」と戦うなら、アマゾンを守りながらでなければならない。 戦闘能力が判断できないまま戦いを挑むのは…愚かだ。また森を歩くことになるはずだから、こいつを連れて、世話を焼いていくのも愚か。 彼がそっぽをむいてしまったのは、単なる照れ隠しだと判断した。彼は素直に感謝の言葉を言うことが出来ない性格らしい。 今、考え事をしているアマゾンに襲い掛かられるのは勘弁だ。脅してみる。 「今、お前とやりあうつもりはない。だが、俺やこいつを襲うなら話は別だ。その時は2人がかりでお前を殺す。こいつを使ってもな。」 音撃三角・烈節を取り出し、見せる。 無論、この言動は『嘘』だ。自分達は、2人がかりでは戦えない(と、歌舞鬼は認識している)。 「まぁ、今、俺がお前を助けたのは恩を売るつもりじゃねぇ。貸し借りなし。あと…よくわからんので、これは捨てておく」 なんだかよくわからんものだ。毒味させる相手としては不適格だが、開け方もわからない。 歌舞鬼はその名前で認識していなかったが、ペットボトル1本を見せ、捨てる。 「それ」はフタをあけ、中身を飲んでいる。その容器の空け方と、中身がおそらく『水』であることを歌舞鬼は認識する。 「それ」が透明水筒の水を飲み干す直前、アマゾンが何か結論を出したようだ。急いで駆け寄る。 アマゾンは道を間違えていたらしい。彼が地面に書いた図を参考に、地図を広げ、今がF7、向かう方向がD9だと確認する。 最悪、「これ」が暴走して襲い掛かってきても森の中。アマゾンを先行させ、1対1で戦うほうが、まだアマゾンを守れる。 こいつから逃げる意味もあり、移動することにする。牽制球を投げておく。 「今は絵負-7だ、お日さんと逆向きに進めば森を出られる。穴に埋まりたくなければそっちに行け。 正直、穴ぼこの中でそのまま居るような奴は足手まといだ。街に行け、いいな!」 アマゾンは見落としていた。彼の知らない仲間の足跡を。 * * * 勢いよく落とされたモモタロス。腰の痛みに耐えつつ、目の前にいる男の話を聞く。 「今、お前とやりあうつもりはない。だが、俺やこいつを襲うなら話は別だ。その時は2人がかりでお前を殺す。こいつを使ってもな。」 何かの武器なのだろう。上等じゃねえか、と思うが 「まぁ、今、俺がお前を助けたのは恩を売るつもりじゃねぇ。貸し借りなし。あと…よくわからんので、これは捨てておく」 水の入ったペットボトルを落とされる。 土にうまってもがいていたのだ。捨てておく、と言う。ならば飲んでいいということだ。夢中になって喉の渇きを潤す。 「今は絵負-7だ、お日さんと逆向きに進めば森を出られる。穴に埋まりたくなければそっちに行け。 正直、穴ぼこの中でそのまま居るような奴は足手まといだ。街に行け、いいな!」 また歩き出すようだ。自分のデイパックと(彼らは中を開けなかったらしい)、剣を手に2人を追う。 彼らの指示に従うつもりはない。この戦いが『殺し合い』であることは理解している。 しかし、モモタロスも2人を殺すつもりはない。戦いになれば1対2だし、自分は森には不慣れ。 穴から出してもらった恩と、水の恩、落とされた恨み。足手まといと言われたこと。…とにかく、何か一言言ってやりたい。 * * * 森林に慣れた者と慣れていないものの歩行速度は、通常は異なる。目的地に向かって通常速度で移動する場合は。 不確かな目的地を確認するアマゾンと、2人を目標にしたモモタロスの速度が似通うのは無理も無い。しかし、目的地がはっきりするにしたがって2つの間の距離は開いていた。 歌舞鬼はモモタロスが軽い気持ちで追跡してくるなら、振り切るつもりでいた。 森において、本気で追跡してくるなら、戦い、もしくは、対話になると考えていた。 最悪、戦いになればアマゾンを先行させて1対1にはなれる。相手はおそらく森に慣れていないのでこちらが有利だ。 あの怪人はさほど脅威ではない。 そう考えていた。 * * * アマゾンのデイパックに入っていたのは…丁寧に作られた紙芝居、先ほどと同じ透明水筒と水、食料、あと何かごちゃごちゃしたものであった。 紙芝居なのだから当然、後ろに文字が書いてあるが、歌舞鬼にも一部の文字が読めなかった。 しかしそこには絵でわかるほど簡単なルールが示されていた。 (こいつも…奴らにとっては『ゲームの駒の1つ』、か…) 歌舞鬼がそう思っていたとおり。ゲームのルールを知らない駒は、駒ではない。 * * * モモタロスは森の中で迷っていた。 幸い途中で透明な湧き水を見つけ、飲めることを確認し、飲んだ。 ペットボトルの口とキャップを洗い、水を、空になっていたペットボトルに詰めた。 これを返すべき相手は見つからない。行き先もわからない。 急いでデイパックの中の水と食料を確認。水が3本しかないことを認識する。その他に何があるのか、は、今の彼には関係なかった。 すると、あの偉丈夫は水を、おそらく2本しか持っていない…。 【1日目 黎明】 【モモタロス@仮面ライダー電王】 【現在地:E-8 森の中】 【時間軸】28話開始時辺り(牙王戦終了辺り) 【状態】疲労。 【装備】ディスカリバー@仮面ライダーカブト 【道具】支給品一式(不明支給品×2)、湧き水の入ったペットボトル(500cc×1)(歌舞鬼基本支給品) 【思考・状況】 1:あいつら、どこへ…? 2:歌舞鬼に対する恩返しがしたいと思う 3:何とかして状況を把握する 4:モグラ獣人と海堂への借りをかえす ※支給品を細かく確認していません。よって携帯電話の内容もまだ見ていません。 ※湧き水の入ったペットボトルですが、イマジンの味覚感覚基準で異常がなくても、 人間の飲用に適しているとは限りません。 【1日目 黎明】 【山本大介@仮面ライダーアマゾン】 【現在地:D-9 森の中】 [時間軸]:アマゾン本編1話終了後 [状態]:健康。紙芝居に夢中。 [装備]:ギギの腕輪、コンドラー [道具]:治療用の植物、ルール説明の紙芝居、不明支給品x1、基本支給品 [思考・状況] 1:紙芝居に夢中 [備考] ※1:事前の説明を理解しておらず何故この状況に陥ったのかわかっていません。 ※2:言葉は人と会話をしていけば自然と覚えます。 ※3:コンドラーはナイフやロープ代わりになります。 ※4:ギギの腕輪を奪われるとアマゾンは死にます。 【1日目 黎明】 【歌舞鬼@劇場版仮面ライダー響鬼】 【現在地:D-9 森の中】 [時間軸]:響鬼との一騎打ちに破れヒトツミに食われた後 [状態]:健康。紙芝居や、紙芝居を見ているアマゾンを見ながらあたりの気配をうかがっている [装備]:変身音叉・音角、音撃棒・烈翠 [道具]:基本支給品(ペットボトル1本捨て)、歌舞鬼専用地図、音撃三角・烈節@響鬼 [思考・状況] 1:アマゾンと行動を共にする 2:モモタロスがここまで来たら…戦闘か、共闘か。来ないでほしいものだが。 3:響鬼に会ったらその時は… [備考] ※1:歌舞鬼専用地図はアルファベットの部分が歌舞鬼にもわかるよう当て字の漢字が使われているだけです ※2:モモタロスに同情の念は抱いていません。虚をついて水容器の毒味をさせたぐらいにしか思ってません。 023 クローズド・サーキット 投下順 025 牙と知恵 Devil-Action 019 想いを鉄の意志に変えて 時系列順 025 牙と知恵 Devil-Action 011 出るか?モモ獣人の必殺技! モモタロス 032 クライマックスは終わらない(前編) 003 人か?野獣か?密林にいた凄い奴! 山本大介 041 正義のためなら鬼となる 003 人か?野獣か?密林にいた凄い奴! 歌舞鬼 041 正義のためなら鬼となる
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通常 「再生EUルート」 1.第一次シベリア戦争⇒欧州解放戦争⇒第二次シベリア戦争:再生EU(ロシア・トルコ・南カフカス・カザフ・アフリカ)。欧州全土ユーブリ領となりマグレブ諸国がその友邦。 2.第一次シベリア戦争⇒シーランド事件⇒欧州解放戦争⇒第二次シベリア戦争:同上 3.第一次シベリア戦争⇒シーランド事件⇒欧州解放戦争⇒北欧独立承認⇒第二次シベリア戦争:戦ヴァルルートで再生EU 4.第一次シベリア戦争⇒シーランド事件⇒欧州解放戦争⇒北欧独立紛争⇒第二次シベリア戦争:紛争規模にとどめた場合の再生EU 「大崩壊ルート」 1.第一次シベリア戦争⇒シーランド事件⇒第一次欧州解放戦争⇒北欧独立戦争⇒第二次欧州解放戦争⇒第二次シベリア戦争:大崩壊EU(ヴォルガ川東岸ロシア+カザフ) 2.第一次シベリア戦争⇒シーランド事件⇒第一次欧州解放戦争⇒北欧独立戦争⇒第二次欧州解放戦争⇒カザフ独立戦争⇒第二次シベリア戦争:大崩壊EU(ヴォルガ河東岸ロシア) 「統合ルート」 1.第一次シベリア戦争⇒第三の超大国AEU誕生⇒第二次シベリア戦争(超大国三兄弟による清サンドバック):独露伊三国が中心にユーブリと初期立憲君主制国家集合体へ移行 2.第二次シベリア戦争⇒統合宣言⇒欧州分裂⇒AEU誕生(欧州各国+アフリカ) w-0部隊少年兵転移 「アフリカルート」 第一次シベリア戦争⇒北ユーラシア戦役:欧州ロシアがユーブリ圏。北アフリカ・トルコ・カザフ超大国傘下。EUサハラ以南アフリカのみ。
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アナザーストーリーズ 運命の分岐点 色 出演者 備考 黄色 真木よう子↓沢尻エリカ↓松嶋菜々子 歴代ナビゲーター。 水色 濱田岳 ナレーター。 緑色 -
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【種別】 短編 【初出】 電撃文庫MAGAZINE Vol.23 2012年1月号特別付録・電撃文庫MAGAZINE文庫『サンタクロースを見た』 【解説】 電撃文庫MAGAZINE文庫『サンタクロースを見た』に掲載された書き下ろし短編。 イラストは『狼と香辛料』の文倉十。 作者曰く、「内容はまあタイトルの印象そのまま」。 『ダメだこいつ』と苦笑いしてあげましょう。 2ND MISSION 5つのキーワード まったく、小学生には敵わないぜ。 ――小学生の笑顔って、魔法みたいだ。 聖アンドレだったか、ツンデレだったか。 モノポリーをアレンジしたようなボードゲーム んん~、たらこフィッシュバーガーも最高っ! クロスオーバー 恋愛と幼女の分岐点 P.23 「っと、すみません!」 そんな油断が招いた事故なのか。後を追いかけようと足を踏み出した矢先、見知らぬ誰かと肩がぶつかってしまい俺は慌ててお辞儀する。 →「勇者の帰還」P.276の猶一。 P.28 例えば、そこのイタリア料理とか……いや待て、なにかおかしい。理由はわからないけど店の中からはクリスマスらしからぬ負のオーラが溢れ出ていて、近付かない方が良いと俺の第六感が警鐘を鳴らしている。ていうか床、水浸しじゃないか?さすがに気のせいだとは思うけど……。 →「クリスマスM&A」P.209の斉藤による、XゲームでXを負かすためのマイナス介入。 防災・防犯システムに強引に介入し、スプリンクラーの誤作動など、トラブルを起こすことでXの資産価値を急落させようとした。 その被害を受け、計画を台無しにされた「とある童貞のクリスマスイブ」P.78の三太。 P.33 うわー、めっちゃかわいいなこいつ。 めっちゃかわいいな。 めっちゃかわいいな。 興奮のあまり三回繰り返してしまうほどめっちゃかわいかった。 →「ワルキューレの奇行」P.121。 P.41 ……事件。 ずっと昔にこの街で起こったという、不可解な幼女神隠し。 幼女、神隠し。緋乃、幼女。神隠し、幼女。 有名な未解決事件のことを思い出し、爆発的に負のイメージが連鎖していく。 →「勇者の帰還」P.246の杏奈。当時七歳。 二十年前、異世界の賢者が勇者の素養を持ったこちらの世界の子供を召喚するために送り込んだ妖精によって連れて行かれた。 事件の真相は誰も知らず、神隠し事件として話題になった。 P.41 全速力で最寄りの交番まで走り、大学生くらいの男に人が深刻そうな顔でおまわりさんと話しているのもお構いなしで中に駆け込もうとした、その時。 →「とある童貞のクリスマスイブ」P.83の三太。 スリに財布をすられ、交番に来ていた。 P.42 あれも、確か。クリスマスイブの出来事だった。 雪。クリスマスイブに、家族で見た雪。 →「勇者の帰還」P.263より。 十年前、杏奈がこちらの世界に帰ってきた時の雪。 十年前なら現在十歳の緋乃はまだ赤ん坊で、時系列が描写と一致する。 P.48 空にはまだ星が瞬いていて、それなのに雪も確かに舞い降りて。 →「勇者の帰還」P.282より。 異世界の最果ての地に、二つの世界を繋ぐ唯一の門がある。 最果ての地は一年を通して雪に覆われていて、その雪がこちらの世界に吹き込んできた。 とある童貞のクリスマスイブ P.72 ――ただしロリコン、てめーはだめだ!! かわいい女の子を抱える、高校生くらいの少年をにらみつける俺。 YESロリータNOタッチという格言を素晴らしい格言を知らないのか? ロリは触れずに愛でてこそ価値のある……いや、あれは兄妹か? どことなく、雰囲気が似ているような……うむ、ならば問題なし!! →山戸要と北見緋乃のこと。 P.78 でも、だからこそショックで……暴れたい。喚きちらして、ホテルのボーイさんに当たりたい。 →その負のオーラを山戸要は感じ取っていた。 P.83 「よろしくお願いします」 「……よろ……しくおねがいします」 そう言ってお巡りさんに頭を下げるゆりたんと、どうにかその言葉を絞り出した俺。 →山戸要に目撃されている。 ワルキューレの奇行 P.121 「あー、いましたね。白いコートのかわいい子。半ベソのくせに、妙に強気っぽく顔上げてた」 「ロリコンに狙われないといいけど。最近多いらしいよ、小学生見て『めっちゃかわいいな』とかいって興奮しちゃう系のヤツ」 →山戸要と北見緋乃のこと。 緋乃は白のダッフルコートと赤黒のチェックのスカートという装い。 クリスマスM&A P.209 『スプリンクラーの誤作動で、資産価値が落ちたのです』 P.213 「ありがとう斉藤君。さっき私が見た聖歌隊を見たがっていた迷子の小学生もきっと喜ぶよ」 →北見緋乃のこと。 勇者の帰還 P.246 十年前当時、杏奈の失踪は神隠し事件として話題を呼び、街に暗い影を落とした。 P.261 十年前、杏奈を連れ去った光は、異世界の賢者が勇者の素養を持ったこちらの世界の子供を召喚するために送り込んだ妖精なのだという(妖精はこちらの世界では実体を保てず、光になってしまうらしい)。 P.263 「最果ての地にね、門があるの。その門はこっちの世界とあっちの世界を繋ぐ唯一の門で……一年に一度、終の月の新月の夜……でこっちの世界でのクリスマスイブにだけ、開くことができるの」 最果ての地は一年を通して雪に覆われていて、今日降った雪も十年前に降った雪も、あちらの世界から吹き込んできたものであると杏奈は教えてくれたが、猶一が知りたいのはそんなことではなかった。 P.272 そんな中、猶一の目に、小さな女の子を肩車している若い男の姿が留まった。 女の子は小学生、男の方は高校生だろうか。 P.273 が、まじまじと見てみると、ふたりの横顔はどことなく似ていた。 (兄妹……か) →山戸要と北見緋乃のこと。 P.276 だから、少し離れようとしたのだが、歩き出したところで誰かと肩がぶつかってしまった。 「ごめんなさい!」 相手はすぐに頭を下げてきた。 「いや、こちらこそすみません」 猶一も謝ると、相手は顔を上げた。 見覚えのある顔だった。先程、目に留まった兄妹(?)の兄の方だった。 →山戸要のこと。 P.282 雪が降っていた。 雲は出ていない。 晴れた空から降る雪。常識ではありえないその光景を、猶一は過去にも見たことがあった。 ――十年前と二十年前に。