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衣装名 等級 真実の名探偵の月ウサギ衣装 ユニーク 所持効果 最大HP 20,000 増加 防御力 2,000 増加 与ダメージ 15% 増加 イラスト
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<森羅蒼鷺亭>名探偵の事件簿 地上7フロア、地下1フロア、全8フロアのゴーストタウンです。 →固有の詠唱兵器一覧 別館玄関口 別館西 このフロア以降の各フロアに存在する小説(マップ中の「M2」~「M6」)を全て確認すると、最後に確認した小説の隣に残留思念「Tb」が出現します。(残留思念「Tb」は、1箇所しか出現しません) 別館東 別館中央 スイッチ「S1」を操作すると、「地下連絡路」への階段前の壁が開きます。 地下連絡路 残留思念「T7」を取得すると、「赤色」の敵との戦闘が発生します。 北棟入口 「※」の戦闘中、「2ターン」が経過した時点で「青色」の敵が増援として出現します。増援発生前に戦闘が終了した場合、この敵は出現しなくなります。 北棟中央 マップ右端の「勝手口」から帰還する事が可能です。探索再開時は、勝手口の手前からのリスタートになります。 「E1」の座標に移動すると、壁を調べる事ができます。調べると壁が回転し、奥に進む事ができるようになります。 奥の間 ボス「地獄地蔵」が控えるフロアです。ボスを倒すと、クリアになります。 ボス戦の内容は、ボス戦前の「犯人の選択」の結果に応じて変化します。正解だった場合:「犯人」だったゴーストが、「地獄地蔵」に変化します。(不正解時よりも1体少なくなります)また、戦闘中に残留思念「Tf」~「Th」を取得しても、クリア時の詠唱兵器が「◆◆◆◆◆」になります。なお、正解時にボス戦から「逃走」した場合、再戦時の配置は「不正解時」のものになります。(クリア時の詠唱兵器は「◆◆◆◆◆」のままです) 不正解だった場合:「犯人」だったゴーストは消滅せず、新たに「地獄地蔵」が出現します。クリア時の詠唱兵器は、「△◇◇◆◆」となり、戦闘中に残留思念を取得した場合、クリア時の詠唱兵器が減少します。 出現ゴースト 地縛霊 妖獣 リビングデッド リリス 護廷童子ゴウリキババァずべらぼう漠楼鬼貴人霊蒼面僧正【地獄地蔵】 アミキリ鉄鼠 エゴプリンセス縁切り娘首長女郎幻鏡姫 合計戦闘力「271」時点で【通常】以外の状態のゴーストは以下の通りです。「エゴプリンセス」が【凶暴】化しています。 合計戦闘力「281」以上で「エゴプリンセス」が【高等】化します。 合計戦闘力「399」以上で「エゴプリンセス」が【超頭脳】化します。 合計戦闘力「440~???」以上で「エゴプリンセス」が【暴走】化します。 合計戦闘力「581~???」以上で「護廷童子」が【凶暴】化します。 合計戦闘力「714」以上で「エゴプリンセス」が【強化暴走】化します。 合計戦闘力「761」以上で「護廷童子」が【高等】化します。 合計戦闘力「941~943」以上で「ゴウリキババァ」が【凶暴】化します。 合計戦闘力「984」以上で「エゴプリンセス」が【改造超重】化します。 合計戦闘力「1038」以上で「護廷童子」が【超頭脳】化します。 合計戦闘力「1165」以上で「ずべらぼう」「漠楼鬼」「アミキリ」「鉄鼠」「縁切り娘」「首長女郎」が【凶暴】化します。 合計戦闘力「1218」以上で「貴人霊」「蒼面僧正」「幻鏡姫」が【凶暴】化します。 合計戦闘力「1236」以上で「地獄地蔵」が【凶暴】化します。 合計戦闘力「1329」以上で「ゴウリキババァ」が【高等】化します。 合計戦闘力「1389」以上で「エゴプリンセス」が【強化改造暴走】化します。 合計戦闘力「1447」以上で「護廷童子」が【暴走】化します。 合計戦闘力「1484」以上で「地獄地蔵」が【高等】化します。 合計戦闘力「1558」以上で「貴人霊」「蒼面僧正」「幻鏡姫」が【高等】化します。 合計戦闘力「1595」以上で「ずべらぼう」「漠楼鬼」「アミキリ」「鉄鼠」「縁切り娘」「首長女郎」が【高等】化します。 合計戦闘力「1767」以上で「エゴプリンセス」が【暴走超重】化します。 合計戦闘力「1852」以上で「地獄地蔵」が【超頭脳】化します。 合計戦闘力「1888」以上で「ゴウリキババァ」が【超頭脳】化します。 合計戦闘力「2037」以上で「護廷童子」が【強化暴走】化します。 合計戦闘力「2050」以上で「貴人霊」「蒼面僧正」「幻鏡姫」が【超頭脳】化します。 合計戦闘力「2206」以上で「ずべらぼう」「漠楼鬼」「アミキリ」「鉄鼠」「縁切り娘」「首長女郎」が【超頭脳】化します。 合計戦闘力「2264」以上で「地獄地蔵」が【暴走】化します。 合計戦闘力「2424」以上で「エゴプリンセス」が【高等超頭脳】化します。 合計戦闘力「2551」以上で「ゴウリキババァ」が【暴走】化します。 合計戦闘力「2730」以上で「貴人霊」「蒼面僧正」「幻鏡姫」が【暴走】化します。 合計戦闘力「2732」以上で「護廷童子」が【改造超重】化します。 合計戦闘力「2836」以上で「地獄地蔵」が【強化暴走】化します。 合計戦闘力「3049」以上で「ずべらぼう」「漠楼鬼」「アミキリ」「鉄鼠」「縁切り娘」「首長女郎」が【暴走】化します。 合計戦闘力「3189」以上で「エゴプリンセス」が【高等暴走超重】化します。 合計戦闘力「3454」以上で「ゴウリキババァ」が【強化暴走】化します。 合計戦闘力「3476」以上で「地獄地蔵」が【改造超重】化します。 合計戦闘力「3511」以上で「貴人霊」「蒼面僧正」「幻鏡姫」が【強化暴走】化します。 合計戦闘力「3678」以上で「護廷童子」が【強化改造暴走】化します。 合計戦闘力「4033」以上で「ずべらぼう」「漠楼鬼」「アミキリ」「鉄鼠」「縁切り娘」「首長女郎」が【強化暴走】化します。 合計戦闘力「4221」以上で「エゴプリンセス」が【超頭脳暴走超重】化します。 合計戦闘力「4332」以上で「地獄地蔵」が【強化改造暴走】化します。 合計戦闘力「4499」以上で「ゴウリキババァ」が【改造超重】化します。 合計戦闘力「4549」以上で「貴人霊」「蒼面僧正」「幻鏡姫」が【改造超重】化します。 合計戦闘力「4765」以上で「護廷童子」が【暴走超重】化します。 合計戦闘力「5156」以上で「ずべらぼう」「漠楼鬼」「アミキリ」「鉄鼠」「縁切り娘」「首長女郎」が【改造超重】化します。 合計戦闘力「5284」以上で「地獄地蔵」が【暴走超重】化します。 合計戦闘力「5574」以上で「エゴプリンセス」が【凶暴超頭脳暴走超重】化します。 合計戦闘力「5725」以上で「貴人霊」「蒼面僧正」「幻鏡姫」が【強化改造暴走】化します。 合計戦闘力「5863」以上で「ゴウリキババァ」が【強化改造暴走】化します。 合計戦闘力「6186」以上で「護廷童子」が【高等超頭脳】化します。 合計戦闘力「6332」以上で「地獄地蔵」が【高等超頭脳】化します。 合計戦闘力「6613」以上で「ずべらぼう」「漠楼鬼」「アミキリ」「鉄鼠」「縁切り娘」「首長女郎」が【強化改造暴走】化します。 合計戦闘力「7039~7040」以上で「貴人霊」「蒼面僧正」「幻鏡姫」が【暴走超重】化します。 合計戦闘力「7411」以上で「ゴウリキババァ」が【暴走超重】化します。 合計戦闘力「7471~7479」以上で「地獄地蔵」が【高等暴走超重】化します。 合計戦闘力「7746~7778」以上で「エゴプリンセス」が【改造超頭脳暴走超重】化します。 →戦闘力計算フォーム ボス 地獄地蔵 名称 Lv HP Ini 能力値 攻撃力 アビリティ 通常 46 256 41 64/82/59 69/96/41 通常攻撃(術式)武封射撃×4:114ダメージ(術攻+18)毒撃波×4:60ダメージ(Lv+14) 凶暴 高等 超頭脳 60 336 54 84/108/78 90/126/54 通常攻撃(術式)超武封射撃×4 142ダメージ(術攻+16)超毒撃波×4:77ダメージ(Lv+17) 暴走 66 368 59 92/118/85 99/138/59 通常攻撃(術式)超武封射撃×4超毒撃波×4:82ダメージ(Lv+16) 強化暴走 改造超重 強化改造暴走 88 492 79 123/158/114 132/184/79 通常攻撃(術式)超武封射撃×4:209ダメージ(術攻+25)侵食波×4:105ダメージ(Lv+17) 暴走超重 高等超頭脳 高等暴走超重 属性 名称 威力 射程 効果 重ね掛け 命中 術式 武封射撃 術攻+x 20m1体 JC武器封じJCブレイク ◆ 術式 超武封射撃 術攻+x 20m1体 JC超武器封じJCブレイク ◆ 術式 毒撃波 Lv+x 20m全周 毒JCなし ◆ 術式 超毒撃波 Lv+x 20m全周 超毒JCなし ◆ 術式 侵食波 Lv+x 20m全周 侵食JCなし ◆
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ものぐさたんていのじけんぼいち【登録タグ も ミステリ 安楽椅子探偵 小説 日常の謎 短編 稲葉孝太郎】 ものぐさ探偵の事件簿 1 著者:稲葉孝太郎 本紹介 ひきこもりの大学生、疋屋コモルと、幼なじみ浦岡クミが挑む日常の謎シリーズ。紛失した財布のありかを当てる「懸賞シール」、遊びから抜けた小学生の行動を予測する「11人いる!」、町内に出没する袋男の正体を探る「袋男」、シスコンの弟が挑む推理クイズ「一万円当たります」の4短編を収録。 サンプル コメント 名前 コメント
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名探偵の呪縛 ◆7WJp/yel/Y 木が覆い茂った森の中を二つの影が蠢いている。 その速さから見るに、影は走っているようではない。 かと言って、歩いているようにも見えない。 二つの影は全力で走るほど速くはなく、歩くほど遅くもないというスピードで森の中を移動していく。 「親父、何か見えたか?」 「いーや、人っ子いないぜー」 その影の正体は、神出鬼没、頭脳明晰、容姿端麗、行動力抜群の名探偵こと七原 正大。 そして、自称世界的考古学者、七原正大の父の布具里である。 探偵と言うよりも冒険者の七原、現在進行形で火事場泥棒のように遺跡を漁っていく布具里。 その二人にとって森の中を素早く通り抜けることなんて目を瞑っていても出来るぐらい慣れたことだ。 何せ獣すら通らない道なき道を行かなければならないことだって数あるのだから。 どのようなスピードが最もエネルギー効率がいいのかも熟知している。 「やっぱり、森の中には居ないよな」 「で、どうするんだ息子よ。発電所やら研究所やらには行かなくてもいいのか?」 山の三合目ほどを横這いに移動してきた二人だが、それよりも上にある二つの施設には行っていなかった。 その理由はいくつかあるが、単純にそこまでの時間がない、というのが最も大きなものだ。 残り十二時間を切り、未だに仲間はおろか注意を促す必要がある危険人物にすら出会っていない。 山へと迂回しながら街を向い、丁寧に整備されているであろう道を使ってホテルに向かう。 それが七原のたてたとりあえずの予定。 だが、それでいいのか?という不安が渦巻いてきた。 その原因は先ほど聞こえてきた放送での死者発表に他ならない。 (青野さんや、鋼……それにタマちゃんまで死んでしまうなんて……!) 呼ばれた名前には冒険を共にした仲間の名前が呼ばれた。 それもどの仲間も一癖も二癖もある猛者。 (しかも、タマちゃんと鋼は死んでたはずだろ……?) 帝都で起こった大地震によって現れた化け物。 あの化け物の前に倒れ、死んでいったであろう七原と二人の仲間。 その二人の仲間も、出会う前に死んでいってしまった。 そして、帝都のその後を詳しく知っている可能性の高い青野さんもまた同様に死んでしまった。 ふと、隣に映る中年の姿を見て疑問が浮かぶ。 「……そう言えば、親父」 「なんだー?」 隣から聞こえてくるのんびりとした声に、少し苛立ちを覚える。 こちらは生き残ろうと必死だと言うのにどうしてもこうもマイペースなのだ、と。 なるべくその苛立ちが前に出てこないように、声を抑えて尋ねる。 「親父は俺から300円借りに(貸さなかったけど)来たあとは何してたんだ?」 (※注! この時代の1円は今の5000円の価値があります。つまり150万円です。非常識極まりない) 七原はひょっとすると布具里も我威亜党に何かちょっかいを出していたのではないか、という考えが浮かんだのだ。 それに、純粋な興味と言うのもあった。 七原や妻を放っておいてまで何をしていたのか、という興味が。 「んー……いつも通りだな。遺跡に行って、そこで調べたことを大学のお偉いさんに教えて……」 「なんだ、また遺跡漁りか」 「おいおい……ちょっとはお父さんの仕事に興味を持とうと思わないのか、我が息子よ? たまには、お父さんすごーい!僕も将来はお父さんみたいになる!、とか言ってた頃を思い出せよ」 「言ってないから! そんなこと言ってないから!」 昔から家族をおざなりにして遺跡を巡っていた父。 そんな駄目父に憧れることはない。 ……奇しくも父と同じく冒険者、そして(父の借金が原因とはいえ)膨大な借金を抱えることになったが。 「ったく、親父は相変わらずだな……」 「相変わらずってなんだ、息子」 無駄口をたたき合いながらも足を止めずに前へと進んでいく。 いつかこんな父を尊敬する日が来るだろうか、なんて話を考えて馬鹿らしく笑えてくる。 少なくとも、借金がある限り父を尊敬する日など来ないだろう。 「っと、神社が見えたな」 「普通だねぇ、特に歴史的価値はなさそうだ」 「……無理するなよ親父。息子の前でカッコつけたいのは分かるけど」 無駄口を止めることなく進んでいく。 七原は銃を懐に備え、布具里も何かをしようとするものの息子に銃を巻き上げられて何もない無手で進んでいく。 そしてかなりの距離まで近づき、とりあえず門をくぐって中に入ろうと正面に回った時だった。 「おっと! そこを動くなよ!」 「……そう来るよなぁ、普通は」 「あらら……」 目の前には猟銃を構えた一人のボロを着た男。 七原と布具里が放送の前に出会った九条という男とよく似ている。 こちらをじっくりと観察するかのような眼をして、直ぐに障害物へと体を滑らせれる位置に居る。 猟銃はボルトアクション、つまり再装填に時間がかかるため最初の一撃を避ければ危険度は格段に減る。 だが、七原の見る限りだと向こうは予想以上に落ち着いている。 焦らなければいい関係が気付ける、と思いたい。 「よし、手をあげな。変な動きするんじゃねーぞ」 「はいはい……」 銃は懐にしまい、手を上げて向こうの出方をうかがう。 布具里が何かをしないかと七原は内心ひやりとしていたが、幸い手を上げている。 「んじゃあ、単刀直入に聞く。お前らは殺し合いに乗っているのか?」 「乗っていない」 男の台詞に間髪をいれず答える。 敵意はない、それを分からせるのはひどく難しい。 何故なら人は嘘をつけるし、それが常識だから。 「……そうか、だが動くなよ? 悪いが簡単に信じるわけにはいかないんでな」 「分かった。こっちも撃たれちゃ堪らないからな」 そう言いながらも、男は猟銃を放そうとはしない。 「少し話があるんだけど……ここからの話をするってこと良いかな?」 「構わないぜ」 「手を組まないか?」 顔を見ずに猟銃と腕だけを観察する、怪しい動きを見せればすぐに避けれるように。 男に撃つ気配はないとは言え、油断はできない。 考える素振りは見せているのに隙は見せない。 少なくとも修羅場や危険にはなれているようだ。 「……ちょっと待ってろ。仲間を呼ぶ、詳しい話を聞くのはそれからだ」 ◆ ◆ ◆ 「……」 「……」 「……」 本堂の中に居るのは三人の男女の若者。 その誰もが口を開くことはなく、俯いたまま目を合わせようとしない。 その理由は先ほどの放送だ。 十八人、十八人もの人間が死んだのだから当然とも言えよう。 最初の二人は亀田と言う元凶に殺されたとしても、残りの十六人はこの島に居る人間が殺したのだ。 それが一人なのか、それとも十六人なのか、それとも人を殺した人間も全員死んでしまったのか。 いずれにしろ落ち着かない。 しかも、天本玲泉は知り合いである島岡武雄を失くしているのだ。 穏やかでいれるわけがない。 「……天本さん、春香ちゃん。俺、ちょっと椿さんのところに行ってくるから」 「え……?」 「椿さんばかりに見張りを任せてるのもまずいからね」 そう言うと足早に七味東雅は二人から離れていった。 ここに居づらくなった、と言うよりも居ても立っても居られない、と言った風だ。 だが、残された彼女と倉見春香には沈黙が続いていく。 先ほど出会ったばかりなのだ。 話す共通の話題もないし、話す気力もない。 「先輩……」 春香がぽつりと漏らした一言。 玲泉も少し居心地が悪かったのだろう、その言葉を拾うことにしたようだ。 「倉見さんは七味さんと仲が良いんですね」 「え? え、ええ、そうですよ! 先輩と私は恋人ですからね!」 「恋人……そうですか、道理で倉見さんは七味さんを信頼するわけですね」 「えへへ……あ、でも、先輩が少し変なです」 「変……ですか?」 玲泉が思い出す限り七味に妙なところはなかった。 むしろ何とかして殺し合いから脱出しようと必死になっていることから頼りになるぐらいだ。 それとも日常では情けない、と言うより穏やかな性質なのだろうか。 そこまで思って玲泉の頭に一人の男が思い浮かぶ。 知っている限り、最もあり得ないことを実現させた人間。 そして玲泉のいま最も大切な人間。 島岡が死ぬのにショックを受けたと同時に、彼が居ないことを大きく安堵した。 「先輩、私のこと知らないって言ったんです」 「え?」 「……私とここに来てから会ったとき、私のことを知らないって言ったんです」 「どういう、ことですか?」 いまいち理解が出来ない、と言う風な表情で問いかける。 倉見も困ったような表情で語り始める。 愚痴を零し始める、と言い換えてもいいかも知れない 「先輩……全部忘れちゃったんです。私とデートしたことも、初めて会った時のことも……」 「……では、これから作っていくというのはどうですか?」 「え?」 「これから、作っていけばいいんですよ。 忘れたものを思い出すことに時間をかけるよりもよっぽど有意義ですよ」 「これから……」 「ええ、これから楽しいことをして、これからもう一度恋人になればいいんですよ」 積木が崩れれば積み直せばいい。 砂の城が波で壊されたらまた作り直せばいい。 それは簡単なことだ。 何故積木が崩れたか、とか、何故波がここまで届いたか、などを考えるに比べれば、とても簡単なことだ。 出来る筈だと玲泉は漠然と思う。 あの人が自分を忘れてしまう。 それはとても悲しいことだろう。 だけど、そこでめそめそ泣いているようなことはしないだろう。 「泣いていてくるような幸せはいりません。そんな幸せはこちらから願い下げですよ」 「……凄いですね、天本さん」 玲泉の言葉に心の底から感心したように春香は呟く。 その様子をどう思ったのか、玲泉は相変わらず笑みを絶やさずに言葉を紡ぐ。 「そうですか? 私は倉見さんの明るさが凄いと思いますよ。心から笑う、というのは難しいですから」 「それだけが私の取り柄ですから!」 「ふふふ」 「えへへ!」 先ほどまでの沈黙は何処かへと行ってしまった。 二人は笑いながら、ここを脱出しようと心に誓う。 「東先輩も居ますからね! みんなで脱出してまた先輩と一からスタートします!」 「私も、あの人の居る島に帰りたいですからね……」 「え、あの人って?」 「私の、そう、大事な人ですよ」 「え、そうなん」 「おーい、二人とも―!」 春香の言葉を遮る形で七味の声が聞こえてくる。 その声に春香は嬉しそうな表情を浮かべ、玲泉はそれを見てクスリと笑う。 ひどく和やかな雰囲気だ。 出ていくまでの雰囲気しか知らない七味は少し不思議そうに首をひねる。 「人が来てる。椿さんが言うには殺し合いには乗ってないらしい。 それでその人たちをどうするかで俺たちの意見が聞きたいってそうだ」 「人が……東先輩じゃ、ないんですよね?」 「ああ、知らない人たちだ。とにかく来てくれ」 その言葉に少し緊張しながら七味の後ろへ着いていく二人。 どんな人間が居るのか、その人は本当に殺し合いに乗っていないのか。 いろんな疑問が頭に渦巻きながら、椿の傍へと来た。 「よう、お嬢ちゃんたち。早速で悪いが、少し話し合いと行くぜ。 こればっかりは俺が一人で決めるわけにはいかないから」 椿の言葉に何も言わずにただ頷く。 そして横目でその殺し合いに乗っていないらしい二人を見る。 一人はハンチング帽が特徴的な男。 もう一人は真っ白な服とあり得ない顔の骨格が目を引く男。 見ただけではどんな人間かは分からない。 「よし、話し合いだ。言っとくがそこから動くなよ」 「分かってる、そしてこっちは一つだけ聞きたいことがあるんだ。まずはそれから聞いて見ていいかい?」 「……良いぜ、言ってみな」 話は椿とハンチング帽の男が中心で進むようだ。 恐らくその話を聞いて私たちが決めろということなのだろう。 三人は一言も聞き逃さないように沈黙する。 「……今が何年の何月何日か、わかるかい?」 「…………あん?」 「馬鹿らしく聞こえるかもしれないかもしれないが、大事な質問だ。 もう一度言うぞ、今日が何年の何月何日か、わかるか?」 椿はすばやくこちらに目をやる。 あの椿が戸惑っている、と言うのは少し意外だった。 「そんなの××年の大晦日、いやもう正月か三が日にはなってるか? とにかくいきなりなんだ」 「え?」 「……椿さん」 「あんだ?」 「……いや、話が早くて助かるよ。そっちも時間が違うのなら、ね」 ハンチング帽の男が少し肩の力を抜いて笑ったように見えた。 玲泉たちは四人は訳が分からない。全員が狐に包まれたかのような顔をしている。 「後ろの三人は不思議に思ってる筈だ。良いかい、俺たちは『違う時間』から集まれたんだ!」 「……あん?」 「…………」 「…………」 「…………」 「息子よ、それはいきなりすぎるぞ」 「こう言うのは最初に核心をついていた方が楽なんだよ。 そっちで話し合ってみな。間違いなく最後に覚えている日が見事に違うはずだからな。 誘拐されたから、なんて言葉が不自然に思えるぐらいの違いがね」 男は自信満々に言い放つ。 さすがに疑問を覚えたのか椿はこちらに向き直り、「今日は何日だ」と尋ねてくる。 結果は男が言ったとおり、皆が皆、見事に違った日は言った。 「せ、先輩はもう20歳なんですか」 「そうか……春香ちゃんは俺のいっこ下なんだ」 わずかな誤差。 ひょっとすると七味が春香を忘れているのも何か訳があるのかも、と関係ないことを玲泉は思った。 そんな中、椿は苛立ったような表情のまま二人の男へと体を向ける。 「……おい、話を聞かせろ。どうせまだとっておきが残ってんだろ?」 「俺たちは大正から連れてこられた」 「……はあ?」 椿が何度目かになる間の抜けた声を出す。 それも仕方がないだろう、いきなり大正時代の人間だ、なんて言われたら。 玲泉だって訳が分からなかった。 だが、その言葉以上に、次の言葉が玲泉の胸を捉えた。 「そして、俺は一度死に、そして生き返った……死んでいた仲間も、生き返った。 恐らく亀田の仕業だ。あいつはこちらの理解の外の技術を持っている」 「…………………………え?」 天本玲泉はあまりの出来事に呆気を取られてしまった。 『自分は死んだ』と目の前の探偵と名乗った男は語った。 『仲間も死んでしまったがこの殺し合いに巻き込まれて、もう一度死んでしまった』とも言った。 椿や七味に倉見、それどころか連れの男すら信じていないようだが、彼女には思い当たる節があった。 そして、まだ話が続いているようだが一向に耳に入ってこない。 (呪……神隠し……そして、お婆様) 彼女が今行っている思考はあまりにも飛躍した考えなのかもしれない。 実際に彼女の祖母である天本セツが起こした呪いは『人をこの世から、記憶から消す』というもの。 『人を生き返らせる』というものとは見事なまでに逆のベクトルを持った呪いだ。 しかし、しかしだ。 (人を消すことが出来るのなら……蘇らせることだって出来る……?) 願望だ、あまりにも自分にとってだけ都合のいい願望。 そう、祖母のセツを蘇らせることができる、なんて願いは。 だが、祖母一人の命だけで、執念だけで一時的にとは言え人を二人も消したのだ。 そして、恐らく。野球部が甲子園に行けなければ野球部全員を消していただろう。 ならば49人の命を使えば、人を生き返らせることもできるのでは? 彼女の思考はどんどんと一人歩きをしていく。 (私に一度も優しくしてくれなかったお婆様。 あれだけ思ってくれた優しいお爺様を放って、若いころのロマンスばかり夢を見ていたお婆様。 いい年をして、あの人に昔の恋人を投影していたお婆様。 結局、一人で満足して勝手に死んでいったお婆様) 頭によぎる顔は、しかめっ面でも怒気を孕んだ顔でもない。 あの人を初めて見た時の驚きを浮かべた顔と、苦しそうながらも幸せそうな笑みを浮かべている顔だけだ。 (……私は、お婆様なんて嫌いだ) 良い思い出などない。 どんなに思い出しても彼女の記憶にはセツに優しくされた覚えはない。 母のことを悪く言われたこともあった。 色々とこきを使われたこともあった。 いつも愚痴を言っていた。 悪いことばかりを思い出す。 それはひょっとすると彼女自身のブレーキなのかもしれない。 彼女も悟っているのだ。ここで決意してはいけない、と。 それはしてはいけないこと。 理性をもって、打算のままに行動して、それをすることは人としてしてはいけないことだ。 必死でそう思考が流れないようにする。 そして、まっ先に思い出すのは『あの人』のこと。 彼女を受け止めてくれた『あの人』。 今も彼女と一緒に居てくれる『あの人』。 その人のためにもそれをするわけにはいかないと、必死に『あの人』のことを思い出す。 そして、あの人の動きを、言葉を、全てを思い出す。 白球へと向かって走っていくユニフォーム姿の人。 甲子園まで行き、優勝をしたあの人。 秋の日、私が全てを告白し、それでも受け入れてくれたあの人。 その時の言葉は、今でも――――今、でも――――― 『……天本さんは、結局お婆ちゃんのことが好きだったんだよ』 「あ……」 『本当は、全部お婆ちゃんのためにやったんだろう?』 「あ……ああ…………!」 その際に思い出した言葉で、もう駄目だった。 口で祖母のことが嫌いと言おうと、頭で祖母の嫌なところを思い出そうとしても。 彼の言葉と、唯一の自分の居場所だったことを思い出してしまったら駄目だった。 想像するのは彼女自身と、あの人と、そして祖母が一緒に並んでいる。 (……私は……) 変わりはない、高校時代にやっていたこと何の変わりはないはずなのだ。 そう、彼女は燃えるゴミの日に燃えるごみを出すぐらいの自然さでそれを行えばいい。 焚き火をするぐらいの気軽さで火をつけた時のように。 自然な動作でお弁当に痺れ薬を混ぜたように。 気まぐれのように祖母の最後を看取った時のように。 そして、祖母を蘇らせてあの人と暮らせばいい。 一緒だ。 あの時と同じように、彼女は結果的に人を殺すように動ければいいだけだ。 彼女の心に静かな、けれども熱い炎のようなものが浮かび始める。 先ほどまで倉見 春香と一緒に話していたころの穏やかな気持ちはない。 真っ赤ですらない、それはガスコンロで作られたかのような安っぽい高温の青い炎。 それに、椿の首輪の外すという言葉だって確実ではない。 願いを叶えるという言葉が嘘だとしても、全員を殺すというのは元に戻る方法の一つでもある。 気づいたときには、七原という男との会話は終わっていた。 どうやら、一先ず行動を共にすることになったようだ。 椿が良いと言った以上、何かしらの策があるのだろう。 要注意人物であるが、頼れる人物でもある。 彼女は今までとは違った目で椿を観察していく。 だが、あまりにもジロジロと見ていると要らぬ疑いを受ける。 彼女は振り返り、二人の男へと声をかけた。 「では、これからよろしくお願いしますね。七原さん、布具里さん」 彼女は自然と、全てを吐露したあの秋の日以来となる類の笑顔を浮かべていた。 【C-2/神社/1日目/朝】 【倉見春香@パワプロクンポケット7表】 [状態] 健康 [装備] 麻酔銃@現実(一発消費) [道具] なし(七味が持っている) [思考] 1:休んで七味の足手まといにならないようにする。 2:あわよくば七味の記憶を取り戻す。 【七味東雅@パワプロクンポケット7表】 [状態] 健康 [装備] セイラーマンサーベル、支給品一式×3、ランダム支給品2~6個 [道具] なし [思考] 1:春香ちゃんを守る。 2:ゲームに乗らない人物を守る、そして一緒に協力する。 3:ヒーローがいるなら合流する。 [備考] ※七味東雅の高校時代は彼女とも付き合わずまじめに野球一筋でした。 ※七味東雅は記憶喪失ではありません。 2年前のことなので春香の事を覚えていないだけです。(生徒会くらいのときしか面識がないため) 【椿@パワプロクンポケット9表】 [状態]健康 [装備]鉈、ムラタ銃 [道具]支給品一式×2(不明支給品1~4) [思考] 基本:生き残るのに手段は選ばない。 1:とりあえず七味、春香、天本、七原、布具里と行動する。 2:天本を利用してゲームを有利に進める。 【ムラタ銃@パワプロクンポケット7裏】 猟師に広く普及されている猟銃。 ボルトアクション、つまり一発ごとに弾を再装填にしないといけない作りになっている。 【天本玲泉@パワプロクンポケット4表】 [状態]健康 [装備]なし [道具]支給品一式(不明支給品1~3) [思考] 基本:日の出島に帰る。 1:人を結果的に殺す。 2:このチームを利用する。 【七原正大(ななはら まさひろ)@パワプロクンポケット7裏】 [状態]:健康 [装備]:地味な色のベスト、ニューナンブM60(6/6) [道具]:支給品一式、Pカード、九条と凡田の知り合いの名前の書かれたメモ、予備弾(12/12) [思考] 基本:亀田を倒す。 1:仲間を集めるために動き回る。 2:ほるひすに警戒心。 3:第三放送前にホテルPAWAへと向かう。 [備考] ※大正編のどの人物とどの程度面識があるか、メモに誰の名前が書かれたかは後の書き手に任せます。 【布具里@パワプロクンポケット7裏】 [状態]:健康 [装備]:亀田幻妖斎の服 [道具]:支給品一式、ランダム支給品残り0~1個(本人確認済み)、亀田幻妖斎の仮面 [思考] 基本:正大に寄生して生きる。 1:仲間を集める。 2:第三放送前にホテルPAWAへと向かう。 3:死んでたのか……息子よ。 [備考] ※確認済みの支給品の中に、衣服になるものは入っていません。 投下順に読む 067 天使のお仕事← 戻る →069 愛と名付けた囲いの中で 時系列順に読む 067 天使のお仕事← 戻る →069 愛と名付けた囲いの中で 前へ キャラ追跡表 次へ 051 正義の味方と縁のある男たち 天本玲泉 079 赤、情報、神社にて。 051 正義の味方と縁のある男たち 倉見春香 079 赤、情報、神社にて。 051 正義の味方と縁のある男たち 七味東雅 079 赤、情報、神社にて。 051 正義の味方と縁のある男たち 椿 079 赤、情報、神社にて。 041 時間移動か洗脳か 七原正大 079 赤、情報、神社にて。 041 時間移動か洗脳か 布具里 079 赤、情報、神社にて。
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KP ユーガタ PL&PC 高生紳士:大勝曲論 しぐれなお:四井慶太郎 配信 2022/12/09 20 00- 【クトゥルフ神話TRPG】或る探偵の追想録 前編/まろん探偵事務所【大正】 2022/12/10 20 00- 【クトゥルフ神話TRPG】或る探偵の追想録 後編/まろん探偵事務所【大正】 ハッシュタグ #まろん探偵事務所 イラスト さいもに:@saimo_imoimo ツイート 告知 配信告知 "#まろん探偵事務所 が一年半ぶりに帰ってくる?!" 待機所案内 / しぐれなお 当日ツイート しぐれなお キャラクター紹介 感想 高生紳士 / しぐれなお イラスト ユーガタ
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サブイベント 1日目 2日目 3日目 4日目 イベント関係者(エルミナータ、フォルテ、キール、バド) 1日目 フォルテの家 キール「う~ん……。」 主人公「どうしたの?」 キール「大事なカイチュウ時計が無くなっちゃったんだ。」 主人公「いつも置いてるところは?」 キール「無いんだ……。」 キール「昨日はいつもの場所にあったんだけど……。」 キール「もしかしてユウレイのしわざかな?」 そんなことないと思う・ユウレイかあ…… ▼そんなことないと思う 主人公「ユウレイがなんでキールの時計を持ってくのかな。」 主人公「ユウレイじゃないと思うけど……。」 キール「そうかなあ。」 エルミナータ「その通りよ!」 ▼ユウレイかあ…… キール「もしかしてほんとにユウレイのしわざかな!!」 キール「どうしよう……。」 キール「大事な時計だからユウレイに返してもらわないと。」 エルミナータ「それは違うわ!」 主人公「エルミナータさん!」 キール「いつ入ってきたの!?」 エルミナータ「ふっふっふ。」 エルミナータ「事件あるところに私あり!」 エルミナータ「いいこと?」 エルミナータ「時計の盗難わね。ユウレイのしわざじゃないわ。」 キール「じゃあ、誰なの!!」 エルミナータ「それはね……。」 エルミナータ「ずばり怪盗のしわざよ!!」 主人公「いや、いくらなんでもーー」 エルミナータ「落ち着きなさい!」 エルミナータ「大丈夫。」 エルミナータ「私に任せればあっという間に事件解決よ。」 エルミナータ「あなたたちは大人しくそこで待ってなさい!」 キール「…………。」 主人公「…………。」 キール「ボク、もうちょっと探してみるね。」 主人公「そ、そうだね。」 主人公「どこか別の場所にあるかもしれないからね。」 キール「ボクのカイチュウ時計、どこ行っちゃったんだろう。」 エルミナータ「さぁて、犯人はどこかしらね。」 2日目 フォルテの家 エルミナータ「どっせい!!」 主人公「はっ!」 主人公「僕(私)は……。」 エルミナータ「もう、なにしてるのよ!」 エルミナータ「あやしいヤツかと思ったじゃない。」 主人公「すみません……。」 主人公「って、何で僕(私)が悪いみたいに!?」 主人公「そもそもエルミナータさんこそなにしてるんですか!?」 エルミナータ「見てわからない?」 エルミナータ「キーくんの時計を盗んだ怪盗をタイホするのよ!」 主人公「ここでですか?」 エルミナータ「そうよ。」 エルミナータ「いい?」 エルミナータ「あなたに大切な言葉を教えてあげるわ。」 エルミナータ「『犯人は必ず現場に戻ってくる』」 主人公「…………。」 エルミナータ「つまり、ココでこうして待っていればいずれは犯人にいきつくのよ。」 エルミナータ「ほら来た!!!!」 主人公「エルミナータさん!?」 フォルテ「む、しまった。」 エルミナータ「いててててて。」 エルミナータ「もーなにするのさー。」 フォルテ「すみません……体が動いてしまって。」 フォルテ「って、なんで私が悪いみたいに!?」 フォルテ「だいたい、エルミナータさんこそなにしてるんですか……。」 エルミナータ「私は怪盗を捕まえようとしただけよ。」 主人公「どう見ても怪盗じゃなくてフォルテさんじゃないですか。」 フォルテ「怪盗?」 フォルテ「なんの話ですか?」 主人公「キール(くん)のカイチュウ時計が無くなったんだ(です)。」 フォルテ「ほ、ほう。」 主人公「エルミナータさんがそれを怪盗のしわざだって言うんですよ。」 フォルテ「な、なるほどな。」 フォルテ「そそそれは許せんな。」 主人公「……フォルテさん、大丈夫ですか?」 主人公「顔色が悪いですよ?」 フォルテ「へっ!?」 フォルテ「ご心配には及びません!」 フォルテ「なんら問題ありませんよ!」 エルミナータ「ははぁ~ん。」 エルミナータ「ふふ~ん。」 フォルテ「な、なんですか。」 エルミナータ「なんでもないわ!」 エルミナータ「じゃましたわね!」 主人公「なんだったんでしょうね。」 フォルテ「さぁ……。」 フォルテ「…………。」 3日目 鍛冶屋前 主人公「ん? 何か聞こえる……。」 フォルテ「大急ぎで……の部品……む。」 バド「…………言わ……て……。」 フォルテ「……で修理…………だ!」 フォルテ「なんとか…………!!」 鍛冶屋 主人公「ごめんください。」 バド「やあ、いらっしゃイ。」 フォルテ「あ、どうも。」 なにかあったんですか?・修理ですか? ▼なにかあったんですか? フォルテ「ま、まあそんなところです。」 バド「ははは、フォルテったら慌てちゃっテ。」 フォルテ「バドさん……。」 バド「ごめン、ごめン。もうなにも言わないかラ。」 フォルテ「…………。」 フォルテ「私はこれで失礼します。」 ▼修理ですか? フォルテ「ち、ちちちち違います!!」 フォルテ「えっと……失礼しますっ!!」 主人公「?」 主人公「なにかあったんですか?」 バド「ははは、まあ、アイツにも色々あるんだヨ。」 主人公「は、はあ……。」 バド「まあ、アイツにも色々あるんだヨ。」 バド「不器用だからナー。」 鍛冶屋(エルミナータが鍛冶屋にいる時) エルミナータ「そうなんでしょ!」 エルミナータ「そうよね?」 エルミナータ「そうに決まってるわよね!?」 バド「いや……そ、そノ……。」 エルミナータ「ウソつこうったってそーはいかないわよ!」 バド「オレの口からはなア……。」 エルミナータ「ソウサに非協力的ね……。」 エルミナータ「まあ、いいわ。」 エルミナータ「それだけ聞けただけでも十分よ。」 主人公「どうしたんですか?」 エルミナータ「ふふん♪」 エルミナータ「ちょっと良いこと聞いただけよ。」 エルミナータ「フレイ。近日中にキーくんの家でいいものが見られるわよ。」 主人公「いいもの?」 主人公「なにがあったんですか?」 バド「まあ、考え方は人それぞれってことだヨ。」 エルミナータ「近日中にキーくんの家でいいものが見られるわよ。」 エルミナータ「ふふふふふふ……。」 バド「考え方は人それぞレ。」 バド「と、言う事で放っておくのが一番だネ。」 4日目 フォルテの家の前 主人公「エルミナータさん、なにをしてるんだろう……。」 通り過ぎる・声をかける ▼通り過ぎる 主人公(ここはだまって行こう……。) エルミナータ「主人公くん!」 エルミナータ「ちょっとこっちにいらっしゃい!」 ▼声をかける 主人公「変なことする前に声をかけといたほうがいいかな。」 主人公「エルミナータさん。」 エルミナータ「しっ!!」 エルミナータ「声が大きいわ!!!」 エルミナータ「こっちに来なさい!!」 主人公(なにしてるんですか?) エルミナータ(今ちょうどいいところなのよ!) エルミナータ(だまって見てなさい。) 主人公(勝手にのぞくのはよくないですよ!) エルミナータ(ほら! いいから!) フォルテの家 キール「あっ!!」 フォルテ「どうした?」 キール「無くしたと思ってたカイチュウ時計が机の上に置いてあったんだ!」 フォルテ「見落としていたんだろう。」 キール「そんなはずないんだけどなぁ。」 キール「あれ?」 フォルテ「今度はなんだ?」 キール「時計が直ってる。」 フォルテ「なんだ、壊れてたのか。」 キール「うん……。」 フォルテ「それならそうと言えばいいのに。」 キール「だって……。」 フォルテ「なんだ。」 フォルテ「はっきりしなさい。」 キール「お姉ちゃんからもらった大事な時計だったから……。」 キール「壊れてるって言いづらかったんだ。」 フォルテ「そんなことを気にしてたのか……。」 フォルテ「まあ、直っていてよかったじゃないか。」 キール「うん!」 フォルテの家の前 主人公「キール(くん)のカイチュウ時計直ったんだ。」 エルミナータ「ふっふっふっ!」 エルミナータ「このときを待っていたわ!!」 主人公「あっ!ちょっと!」 フォルテの家 エルミナータ「フォルテ!!」 エルミナータ「ねんぐのおさめ時よ!」 フォルテ「またエルミナータさんですか。」 フォルテ「今度は何用ですか?」 エルミナータ「ふふん、シラを切ろうったってそうはいかないわよ!!」 エルミナータ「フォルテさん……。」 エルミナータ「アナタが犯人ですね!!」 フォルテ「なっ……!」 エルミナータ「いいですか。」 エルミナータ「あなたはキーくんの目を盗み、」 エルミナータ「机に置いてあったカイチュウ時計を盗みました!」 フォルテ「な、なにを言うんだ!」 キール「お姉ちゃん、ほんと?」 フォルテ「そんなわけないだろう!」 フォルテ「いいかげんなことを言うな!」 エルミナータ「いいかげんではありません!」 エルミナータ「残念ながら私の推理によって全てアバかれているんです。」 エルミナータ「なぜアナタがキーくんのカイチュウ時計を盗んだのか……。」 エルミナータ「私にはそれがわかりませんでした。」 エルミナータ「しかし、調べているうちにある結論にいたったのです。」 エルミナータ「アナタは必死にカイチュウ時計を直していましたね……。」 エルミナータ「そう、ズバリーー」 エルミナータ「アナタはカイチュウ時計を自分で壊してしまったのです!」 エルミナータ「自分のしたことが信じられなかったのでしょう。」 エルミナータ「でも、壊れてしまったものはいつかはバレてしまう……。」 エルミナータ「時計を直している間、」 エルミナータ「なんらかの事情で時計が無くなってしまえばいい!」 エルミナータ「そうーー」 エルミナータ「だから怪盗のしわざに見せかけ時計を盗んだのです!」 フォルテ「!!!!」 エルミナータ「フォルテさん……。」 エルミナータ「アナタのしたことは間違いです。」 エルミナータ「ですが、弟のことを思ったその気持ちは…………。」 エルミナータ「忘れないでください……。」 エルミナータ「ふっ、これにて一件落着。」 キール「…………。」 フォルテ「…………。」 キール「時計壊したの……ボクなんだけど……。」 フォルテ「…………。」 キール「怪盗のせいって、なに?」 フォルテ「さぁ……。」 主人公「じゃあ、なんで盗んだりしたんですか?」 フォルテ「……その……キールが時計を見て悲しそうにするから……。」 フォルテ「壊れたことをカンチガイにすれば元気になると思って……。」 キール「お姉ちゃん……。」 フォルテ「ごめんな、キール。」 フォルテ「私が勝手に持っていったからこんなことになって。」 キール「ううん、いいよ。」 キール「ボクのためにしてくれたんだし!」 キール「それにお姉ちゃんが直してくれた時計だってみんなにジマンできるよ!」 フォルテ「そ、それはっ……!」 主人公「いいじゃないですか。それくらい。」 フォルテ「よくない!!」 主人公「ま、まあ、怪盗さわぎも終わってよかったですね。」 キール「うん。」 キール「ありがとうございます。レストくん(フレイさん)。」 キール「あと……。」 キール「お姉ちゃんも。」 キール「ありがとう。」 フォルテ「あ、ああ……。」 フォルテ「……時計、大事にしてくれて、ありがとうな……。」 キール「うん!」 フォルテ「まさかあんなに時計を大事にしてくれているとは……。」 フォルテ「……今度はもっと良いのを買ってやろうかな……。」 キール「大事な時計が直って良かったよ。」 キール「でも、それよりもお姉ちゃんの気持ちがうれしかったな。」 エルミナータ「ふっ……。」 エルミナータ「またもやこの優秀な頭脳をもってして難事件を解決してしまったわ……。」 エルミナータ「ああ……自分の才能が恐ろしい……。」
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探偵の心(ヒーローズ・ハート) ルーキ「ホームズ」 P 光/水/闇/火/自然文明 (7) 超ディテクティブ・クリーチャー:ヒューマノイド/ハードボイルド 10000+ ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■バトル中、このクリーチャーのパワーは+4869される。 ■W・ブレイカー ■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、名前に《ホームズ》とある7つ道具を1つ、バトルゾーンまたは自分の超次元ゾーンから選び、横向きにしてこのクリーチャーに装備させてもよい。(自分の超次元ゾーンから選んだ場合は、それをバトルゾーンに出してから装備させる) (超ディテクティブ・クリーチャーに破壊されたクライム・クリーチャーは、持ち主の墓地に置かれるかわりに、牢獄ゾーンに置かれる) 作者:ザ=ガーン フレーバーテキスト 「ホームズ」の物語は、探偵たちの勝利で幕を閉じた。自らの役を演じきった探偵と犯人たちに、惜しみない拍手が贈られる。 探偵編の大全集のおまけカードの1枚。《天眼開花 ルーキ・プロビデンス》からライト・マイ・ファイアーと取っ払ったようなスペックであり、ほぼほぼそちらの下位互換です。 呼び出せる対象は「名前に《ホームズ》とある7つ道具」なので、最終章に収録されたリーズン2種はもちろん、同じ付録カードの《カーテンコール!〜「ホームズ」の探偵たち〜》/《カーテンコール!〜「ホームズ」の犯人たち〜》を持って来ることが可能。その為、一応5枚目以降のプロビデンスのような運用ができます(する意味があるかどうかは別として)。 イラストには《天眼開花 ルーキ・プロビデンス》と《見習い ルーキ》の両方が描かれており、カーテンコールの二つの面のどちらとも繋がるようになっている。 評価 名前 コメント BEFORE 《天眼開花 ルーキ・プロビデンス》 NEXT 《駆け出し探偵 ルーキ》
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オースティン ローザ ― オースティン ― ??? 連続クエストを進めることでギルドハウスに(半ば勝手に)住み着く自称名探偵。自身の経験から得た「手筈」を冒険者に語ることで様々な効果を与える。 探索準備は「起死回生の手筈」以外全て、「戦闘中一度だけ○○する」バフを付与する。その性質上雑魚戦で特に効果を発揮するが、代わりのききにくい状態異常や縛り防御はボス戦の序盤を安定させるのにも有効。ただし強化枠を使うため上書きしないよう注意が必要である。 メニュー 種別 効果 値段 説明 備考 奇禍への手筈 書 状態異常を一度だけ防ぐ 100 状態異常から一度だけ身を守る探偵の教え探偵が実体験から得た法則らしい バフ持続は5ターン 固縛への手筈 書 封じを一度だけ防ぐ 100 封じから一度だけ身を守る探偵の教え探偵が勘違いで捕まってしまった時に身につけたらしい バフ持続は5ターン 賦活の手筈 書 被ダメージ時に一度だけ回復 200 一度だけダメージを受けると回復する探偵の教え探偵が東の国で出会った知人に教えてもらったらしい バフ持続は5ターン 逆襲の手筈 書 被ダメージ時に一度だけ反撃 200 一度だけ反撃するチャンスを得る探偵の教え探偵の友人が巻き込まれた事件でも使われていたらしい バフ持続は5ターン 起死回生の手筈 書 一度だけ全滅を防止 600 全滅時に一度だけ全員復活し、状態異常と封じが回復する探偵がバラデュールとの決闘の際に得た教え ▼奇禍への手筈 戦闘開始時に「奇禍への手筈」バフを付与 (5ターン) 100YEN オースティン加入後、最初から使用できる探索準備。戦闘開始時に状態異常を無効化するバフが発動する。 防衛本能と同じ効果で、必ず発動するため状態異常の厳しい相手対策として雑魚戦・ボス戦共に役立つ。 防衛本能と同時に発動すると、状態異常を2回防げる。その代わりバフ枠も2つ分占有する。 ▼固縛への手筈 戦闘開始時に「固縛への手筈」バフを付与 (5ターン) 100YEN 戦闘開始時に封じを無効化するバフが発動する。 奇禍への手筈と同じく、封じを得意とする相手への対策として役立つ。封じは状態異常より致命的な事態になる機会が少ないので、普段の使い勝手は奇禍への手筈のほうに軍配が上がるか。 防衛本能が同時に発動すると固縛への手筈の効果がなくなるバグがあるらしい。注意。 ▼賦活の手筈 戦闘開始時に「賦活の手筈」バフを付与 (5ターン) 200YEN 戦闘開始時に「ダメージを受けると、最大HPの75%分回復する」バフを発動する。 回復量が高く、ほぼ敵の攻撃を1回無効化するのと同義。大抵の場合被ダメージより多く回復する。弱めの全体攻撃が全体回復に。後半の戦闘は被ダメージが大きく短期決戦化してくるので、リジェネトルよりこちらの方が有用になってくる。逆に一度発動したら終わりなので長期戦ではリジェネトルに劣る。 不意打ちにも強いのも◎。 現在HP以上のダメージを受けて戦闘不能になった場合は回復出来ない。 ハイランダーのスキルなどHPを消費するスキルでは回復しない。 三色ガードで属性攻撃を「無効化」した場合は回復が起こるが、「吸収」した場合は回復が起こらない。 ▼逆襲の手筈 戦闘開始時に「逆襲の手筈」バフを付与 (5ターン) 200YEN 戦闘開始時に、「ダメージを受けると通常攻撃で反撃する」バフを発動する。 反撃の威力は通常攻撃と変わらず、他の有用な探索準備と比べると見劣りする効果。追撃の号令や阿吽の尾撃と連携すれば化けるか…? ▼起死回生の手筈 全滅時に一度だけ復活 600YEN オースティンとの親密度が最大になることで開放される探索準備。 バフ枠を使わない探索準備で、戦闘中に全員が戦闘不能になった時に一度だけ全員HP1で復活する。他の手筈と違い、探索準備後一度だけである。一戦闘一度だけではないので注意。 復活後は全員HP1なのでアザーズステップからのエリアキュアなど立て直し手段がないとまたすぐ死ぬ。これに頼るよりは状態異常防御など他の対策をきちんとしておき、不運が重なったときの保険程度に思っておいたほうがよい。 行動順にもよるが、雑魚戦なら大抵切り抜けられる。これを付けておいて発動したら糸で帰還、という戦略は終盤探索中の事故死が多いなら悪くない。 (未検証だが石化での全滅に対しては無力?)
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part22 391 ※陵辱です。輪姦です。猟奇です。ひぎぃです。 残酷表現っていうかぶっちゃけグロなので注意。 ※あと、前提にバトベア。戦人がきんぞー☆化。 「……く、くぉ……の、……古戸ヱリカが……ぁぁぁあああああああ……ッ」 古戸ヱリカは愛らしい顔を苦悶に歪ませ、ギリギリと激しく歯軋りをしながらガクリと膝から崩れ落ちた。 床の大理石は硬く冷たく、ヱリカを優しく受け止めてくれることはない。その冷たさが殊更にヱリカを苛み、未だ現実を拒み続ける彼女に、耐え難いほどの苦痛を与えている。 その苦痛の名を、敗北といった。 膝をついた惨めな格好で長い髪を振り乱すヱリカの対面では、長身の男が彼女の無様を見下ろしている。 若い男だ。燃えるような赤い髪に、片翼の鷲が刻まれた白いスーツを纏っている。黄金の太刀を杖のように携えたその威容は、若くして王者の貫禄を見せていた。 右代宮、戦人。ヱリカの対戦相手であり、そして……彼女に二度も敗北の味を教え込んだ男だった。本来であれば情深い温かさを灯すその瞳は、今は虫の死骸でも見るような、冷酷な色に染まっている。 崩れ落ちたまま歯軋りを響かせるしかないヱリカを勝者の酷薄さで見下ろしながら、戦人は厳かに唇を開いた。 「……以上をもって、今ゲームにおける探偵・古戸ヱリカの推理を全面否定、容疑者への告発を棄却するものとする」 「く……っ、ぅおお……おおおおお……っ」 ヱリカは歯茎から血が滲むほどに食いしばり、青き真実にて反論しようとした。 しかし既に彼女の体には何本もの赤き杭、青き槍、黄金の剣戟が刻み込まれており、もはや立ち上がることさえできない。 彼女の推理はことごとくロノウェの魔法障壁によって阻まれ、間合いを取ろうと牽制すればガァプのワープポータルで攪乱され、ワルギリアの神槍で一切の容赦もなく貫かれた。煉獄の七姉妹どもは耳障りな笑い声を上げながら赤き杭となって手足を狙い、頼りのドラノールは既にリザインを唱えている。 正に絶体絶命。四面楚歌の満身創痍。山より高いプライドだけが最後の悪足掻きを試みるが、肉体は既に屈 服を悟っている。 「……ぷっ。あーはははは! ヱリカぁ、何よその顔ザマぁないわねッ!!」 傍聴席で高みの見物を決め込んでいたラムダデルタから、甲高い嘲笑が飛び出した。 「探偵とか気取っちゃって、手も足も出ないじゃない情けない! ねぇ、どんな気持ち? せっかくベルンに再戦のチャンスを貰えたってのに、そんな醜態晒すしかないのってどんな気持ちぃ!? きゃははははッ!!」 ラムダデルタの嘲笑と侮蔑の視線が、ヱリカにとっては体に刺さった杭や槍よりも遙かに痛い。 そして――その傍ら。足をバタつかせて賑やかに笑うラムダデルタの隣で、ベルンカステルは睫一本動かさず、冷えきった瞳をヱリカに向けていた。 「あ、あああ……主……我が主……っ」 縋るように向けられたヱリカの声にも、ベルンカステルは表情を変えない。 しかしその静寂こそが、何よりも雄弁に彼女の怒りを語っていた。 だから、ヱリカは恐れる。ベルンカステルの唇から間もなく吐き出されるであろう、世にも残酷な言葉を恐れる。 やがて空気を奮わせるように小さな、それでいて地獄の底から響くような低い音が、漏れた。 「――……屑が」 「ぃ……、ひぃいィイッ!」 ヱリカは、生まれて初めて、敗者の声を出した。 ライオンを前にした子鹿、あるいは蜘蛛の巣に捕らわれた羽虫、魔女に弄ばれる力無きニンゲン。絶対的な存在に為す術もなく喰われるだけの、弱者であり敗者であり玩具の悲鳴だった。 「無知無能無教養のゴミカスが……! 蒼き髪の面汚しが! あああもうお前なんか要らないお前なんか知らないお前にチャンスを与えた私が馬鹿だったッ!! 愚鈍で間抜けの薄野呂女ッ! お望み通りに忘却の海に捨ててやるわ……!!」 「ひぃぃいいいいッ!! お許し下さい我が主! もう一度チャンスを下さい我が主ッ!! 今度こそ、今度こそ主のご期待に応え、戦人の幻想を剥がしてみせますからぁ!!」 「チャンス? もうあげたわ、既に一度チャンスはやった! それでお前はどうしたの? 世界中の誰もが求めるこの奇跡の魔女ベルンカステルの奇跡を得て、お前はどうした? ええ知っているわ、そこにそうやって 情けなくひざまづいているお前を見ればすぐにわかるッ!! ……でもねヱリカ、そんな期待外れ思惑外れ出来損ないのお前にも、私の役に立つことはできるの」 口汚く罵っていた口調を急に気味の悪い猫撫で声に変えたかと思うと、ベルンカステルは指揮者のように手を振った。 「……敗者の掟は知っているわね?」 「ま、まさか……我が主……あああああッ!!」 「お前に許された最後の奉公よ。……せいぜい賑やかに断末魔を上げて、私の退屈を紛らわせなさい……くすくすくす!!」 「お許し下さい我が主ッ! ご慈悲を……ご慈悲をををおおおおおおおおお!!!」 ヱリカのみっともない悲痛な叫びを、ブォンと風を斬る剣戟の音が掻き消した。戦人が、その黄金の太刀で真一文字に空間を斬り裂いた音だった。 その、空間の裂け目から……ギラギラ、ギラギラと……無数の紅い光が覗いている。 ヱリカはもはや言葉もなく、ヒッと掠れたように息を吸い込んで、とうとう尻餅をついた。 凶星、あるいは赤い蛍のようなそれらは、欲望と暴虐そのものだ。裂け目の向こうから伸ばされる何本もの 太い腕が、みしみし、ぎゅぱあああ、と空間を力ずくでこじ開けてくる。 ヱリカは、それが何であるのかを知っていた。それが、ゲームの敗者を地獄に送り込むための山羊頭の悪魔 どもであることを知っていた。 「い、い、いやあああああ!! やめてぇ! 許して! まだ死にたくないぃぃいいいい!!」 迫り来る圧倒的な恐怖に耐えかね、ヱリカは涙と鼻水で顔面をぐしゃぐしゃに汚しながら絹を裂くような悲鳴を上げた。 少女の、その哀れな命乞いにも、彼女の望むような反応を返す者は誰一人としていない。 「……駄目だな。全然駄目だ」 怯えるヱリカを目の前に、戦人は呆れたように肩を竦めてみせた。 「前回のゲーム。同じように山羊どもの中に投げ込まれたベアトを見て、――お前はどうした?」 「……ひ……っ、そ、れは……」 「忘れたってんなら、俺が思い出させてやるよ。ベアトはな、山羊どもの群を前にしても、命乞いなんざしなかった。ゲームに臨む者として、掟に殉ずる覚悟があった。そのベアトを……てめぇは笑い者にしやがったんだよ!」 「ごッ、ごめんなさい! ごめんなさいいい!! 謝りますからッ、だから――」 「駄目だな。全然駄目だぜ。てめぇは何もわかっちゃねえ。覚悟もなくベアトのゲームを弄んだ……それこそが最も彼女を冒涜している!!」 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいいいいやああああああッ!!!」 押し寄せる山羊頭の群れが、とうとう彼女を飲み込んだ。小柄なヱリカは抗う術もなく、その暴虐の波に沈むしかない。 腕を引っこ抜けそうなほどの力で引っ張られ、手入れの行き届いた長い髪を鷲掴みにされ、纏ったドレスを無惨に引き裂かれる彼女の耳に、戦人の冷酷な声が届く。 「俺は無限の魔術師だが、そこまで残酷なわけでもねぇ。お前がボロ雑巾みてぇに殺されても、生き返らせないでおいてやるよ。死ぬほど辛ぇだろうが、いっぺんこっきりの死だ。……俺が味わっている、ベアトを喪った痛みに比べりゃ、チンケなもんだぜ」 山羊どもの剛力は、華奢なヱリカに振るわれても手加減などまるでなかった。 本能のみに従って伸ばされる何本もの腕が、ヱリカのか細い両腕両足をちぎれんばかりに捻り上げ、可憐なドレスもその下のペチコートも薔薇のタイツまでビリビリに引き裂いてただの布きれに変えてしまう。 衣服はニンゲンの尊厳そのものだ。知性あるものの象徴として、万物の中でニンゲンのみが着衣を許されている。 だからそれを剥ぎ取られたヱリカはもはやニンゲンではなく、ただ蹂躙されるためだけの肉塊に過ぎなかった。 「がッ!? いだ……いだいひぃぃいいいイイイ!!」 晒け出された清楚な割れ目に無理やり太い剛直を捻じ込まれ、ヱリカは白目を向いて絶叫した。 ヱリカは処女だ。濡れてすらいない未開発のそこに、愛撫もなく肉の槍が突き刺さる苦痛は、筆舌に尽くし難い。 まして、山羊頭の男根は人間のそれより遙かに太く長いのである。明らかにサイズの合わないそれで膣口をこじ開けられる激痛は、文字通り体を裂くようなものだった。 「ぎぃぃいいいいッ!! 無理ィ!! 無理でずがらあああアアア!!!」 ヱリカは暴れ、その苦痛からどうにか逃れようとした。しかし四肢をこうもがっちりと怪力で締め上げられては、非力なヱリカに為す術はない。せいぜい首をブンブン振り回しながら悲鳴を轟かせるのが関の山だ。 逃れることの叶わない拘束の中で、ヱリカは己が肉体がミリミリブチブチと裂ける音を聞いた。 言葉にできないほどの激痛が両足の付け根から全身を駆け巡る。 ミリミリというのはきっとあの醜いモノが肉を力ずくで削り取っていく音。 ブチブチというのはきっと誰にも許したことのない自分のそこがちぎれて破れて裂ける音! 「いぎぃいいイイイッ!! ひぎゃッ、……ぉ……ッ!!!」 ナニカをブチ抜く衝撃が脳天を貫き、ゴンッ、という鈍い音が腹の奥を響かせた。 「……が……ッ、ぁお……っ、……ぁああああ……」 それが何を意味するのか、分からないヱリカではない。 否。知りたくなくても知ってしまう。 下半身全てを圧迫するこの強烈な異物感、膣口から手を突っ込んで内蔵を直接殴られたようなこの衝撃は、 ……要するに……山羊頭の肉槍がヱリカの子宮口へ到達したことを意味していた。 「あ、あああ、あああああああ……っ!!!」 ヱリカは絶望の涙をこぼす。 彼女は自らの頭脳を誇るあまり、全ての男たちを見下していた。周囲の男どもは皆、自分の足下にも及ばない下等生物ばかり。もし自分が体を許すような男が現れたなら――それはきっと、世にも素晴らしい知性と気品の持ち主に違いない。 それが……ああ、それが……こんな、知性のカケラもない、人間ですらないケダモノに…… この私が! 古戸ヱリカが!! 「いやああああああああああ!!! ぐひィイッ!?」 絶望の叫びを上げるヱリカに構わず、彼女の純潔を奪った山羊頭は乱暴に抽送を開始した。 ヱリカの肉体を気遣う素振りなどまったく見えない、ただただ己が快楽を貪るための動きだった。 つい先ほどまで生娘であったヱリカがその暴力的な抽送に順応できるはずもなく、再び髪を振り乱しながら白目を剥く羽目になる。 裂けて無惨に腫れ上がった陰部は肉棒を抜き差しされる度に真っ赤な鮮血を噴き出させ、幾度も繰り返し突き上げられる毎にほっそりとした下腹がボコンボコンと奇妙に蠢いた。 「いだい、いだいいいイイイ!! やめでぇ!! だずげでぇえええ!! もう嫌ああああああ!!!んもぁッ!!?」 悲鳴を上げるために大きく開かれたヱリカの唇に、ガチガチに勃起しきった肉棒が突っ込まれた。 太い肉の塊は歯が当たるのも全く構うことなく、ヱリカの狭い口中を好き勝手に味わう。 「ぐぶぉおおッ!! んもぉおお!! んむーッ!!!」 口いっぱいに頬張った肉棒のせいで、ヱリカは絶叫を上げる権利さえ奪われた。 そんな彼女の腰をまた新たな腕が掴み、その中心に、灼熱をあてがう。 「んんんんんんッ!? んもおおお!! んんんッ!!!」 次に何をされるのかを察し、ヱリカは抗議の声を出した。 ……正確には、出したつもりだった。 声は出せない。制止することはできない。もっとも声を出せたとて、抑止に繋がったとは思えないが。 ミリ、ミシ、ミリィィイイ……ッ 「――ッ!!! んんんんんんんんんーッ!!!」 楚々とした佇まいを見せていた薄茶色の窄まりを、――剛直が貫く。本来であれば、そういう用途に使われるべきではない穴に、無理矢理。 肛門を陵辱される、というあまりにも残酷な現実に耐えきれず、ヱリカの意識がブツンと途絶えた。黒い黒い底なしの穴に落ちていく。 ……しかし、悪魔の宴は真の意味で残酷だった。 「ん……ぅ、んんんんんッ!!?」 尻穴を犯す剛直が暴力的なピストン運動を開始したことで、吹き飛んでいたヱリカの意識は力ずくで引き戻された。 山羊頭は微塵も労りの感じられない乱暴さで腰を振り、その度にヱリカの尻たぶとぶつかって、パンッ、パンッ、と乾いた音を立てる。 「んんんッ!! んもぉあああ!! ぐべぇえッ、ガハッ、ぐむぅぅうんんんんん!!!」 「きゃーははは! 牛みたいな声上げちゃってるわよヱリカ! みっともなぁい! あっははははは!!」 「惨めね。お似合いだわ。……くすくすくすくすくす!!」 膣。口。肛門。 全てを汚され、激痛と苦悶と絶望の中で気を失う自由さえ奪われたヱリカに、魔女どもの黄色い哄笑が降り注ぐ。 ――もう、死にたい。 こんな目に遭うくらいなら、死んだ方がマシだ。 全てを投げ出しかけたヱリカは、そこで、山羊どもの奇妙な変化に気付いた。あるいは気付かなかった方が幸せであったかもしれないが、とにかく。 「ん、んんんっ、んんんんんッ! ……ッ!?」 体中をやたらめったらに蹂躙していた三本の肉棒が、それぞれ大きく膨らんだ気配がした。 ――最悪の予感がヱリカを襲う。 そして彼女の灰色の脳細胞は無惨なほどに正確で精密で精巧で――数秒後の惨劇をピタリと見事に当ててしまうのだった。 どぷっ ……という、間抜けな感触がした。 膣から、喉から、直腸から。 「ぐ……、ぐぼええええぇぇぇッ!! ガハッ! げぇぇえええ!!!」 喉の奥で弾けた灼熱に、ヱリカは思わず嘔吐した。 しかしその吐瀉物まで巻き込んで、熱い白濁の噴水がヱリカの喉奥へ流し込まれる。 それは子宮の中にも、直腸の中にも。体の奥で爆発し、彼女の小さな腹では収まりきらず、腫れ上がった膣 口から肛門から溢れ出ながらなおも注ぎ込まれ続ける。 「げあああッ、ひやらぁあ……っ、ひやぁあ! 出しゃないでぇ! ヱリカの中に出しゃにゃいれえええ!!!」 ――射精。 醜い、知恵のカケラもない、人間以下のケダモノどもに膣内射精され、ヱリカは幼子のように鼻水と涎を撒き散らしながら号泣した。 女としての尊厳も人間としての誇りも全て踏みにじられ、助けを求めて伸ばされた手を取ってくれる者は誰もいない。 (は、早く終わって……! もう死なせてぇえええ!) 心の中で絶叫するヱリカは、しかし、やはり何も分かってはいなかった。 「……ッ? や、なに……何を……?」 溢れた白濁をゴボゴボとこぼす開ききった膣口に、新たな熱の塊が押しつけられた。 それだけであれば、ヱリカがこれほど困惑することはなかったかもしれない。 ヱリカが分からないのは、何故、一つの穴に押しつけられた肉棒が一本ではなく、何本も何本も何本も…… まるで奪い合うかのようにたくさんであること。 「ま……さか……、嫌、まさか、まさかぁ……っ」 ヱリカは最大級の恐怖に息を呑んだ。 自慢だった灰色の脳細胞が残酷な未来を描き出す。 数本の太い肉棒が、我先にとヱリカの小さな小さな膣口に集まる。 「嘘……嫌……ッ、無理ですぅ!! 無理ぃい!! 無理だって言ってるでしょおおおおお!!!」 そして太く固く醜い肉の槍たちは、僅かの隙間を埋めるように、ヱリカの膣内へ――突き立てられる。 「あがァッ!!! がッ!! ぎいやあああああああ!!!」 淑女らしからぬ獣めいた悲鳴を上げ、ヱリカは弓なりに仰け反った。 ただでさえ狭い膣口に二本の肉槍が捻じ込まれ、ブチッ、ブツンッ、と音を立てて肉が裂ける。 更に肛門にも同じように―― 「ぐえあああッ!! あがぁああア!!! ひぎぃイイイ!!! だずげ……誰かぁ……だれがだずげでええ え!! じんぢゃう……死んぢゃうよおおおあああああ!!!」 先ほどまで、ヱリカはむしろ死を望んでいたはずだった。 しかしその死がいざ目の前に来れば、実際恐ろしくて恐ろしくて仕方がない。 ヱリカには他者からの暴力による死を受け入れる覚悟がなかったし、また、自ら舌を噛み切ってでも命を絶つという勇気もなかった。 それが、彼女に更なる惨劇を招くことになる。 「ぐ……ぶぎッ! ……ッ……!!!」 二本の肉棒を納めた膣口に、また別の肉棒がぐりぐりと侵入を試みた。 ヱリカのそこはもはや性器としての形を成してはおらず、破壊されきった肉の穴と化している。 流れる液体は断じて愛液などではない。赤黒い血と肉片、そこに無理やりこじ開けられた穴。野獣どもの性 欲を満たすだけのオナホール。……それが、今の古戸ヱリカの全てだった。 ドンッ! ゴギッ! グシャア!! ヱリカは激しすぎる苦痛と衝撃にもはや声を出すことさえも叶わず、山羊頭どもの剛力で、自らの子宮が押 し潰され破壊されたことを知る。 肛門を貫く剛直は好き勝手な動きで直腸を捻り上げ、やがてそれはブチブチとちぎれて、胃袋を突き破った。 喉に突き立てられたものは声帯を破壊し、彼女から華麗な推理を披露するための声を完全に奪い去る。 ゆえにそれはもう探偵ではなく、女でもなく、人間ですらない。 かつて古戸ヱリカと呼ばれた肉塊は、事切れる寸前のおぼろげな意識の中で、その声を聞いた。 「おいおい山羊ども。犯すも喰らうもてめぇらの勝手だが、『膝から下だけは残しておけよ』?」 愛を喪い愛に狂った無限の魔術師が、かつては右代宮戦人と呼ばれた狂気の男が、その狂態を示すように嘲笑う。 ――そう、彼は既に狂っている。 かつて彼の愛した女が名乗っていた無限と黄金の二つ名を継承し、ニンゲンであることを捨てた青年は、今回の「ゲーム」で肉親を含む十二人もの人命を世にも残酷な方法で奪ってみせた。最愛の女が遺した「遊戯」のために、彼は実の父親ですら「駒」として殺害してみせた。 その狂気が、暴風となって吹き荒れる。 「第一の晩に鍵の選びし六人を捧げよ。第二の晩に寄り添う二人を引き裂け。第四の晩から頭、胸、腹、膝 ……そして最後、足を抉り殺して生け贄は十三人だ。第九の晩に魔女は蘇り、誰も生き残れはしない……。 いっひっひ、ヱリカぁ、まだ聞こえてるかぁア? こっちのお前は山羊の餌、ゲーム盤のお前は魔女復活の最後の生け贄にしてやるぜぇ。嬉しいだろォ? 嬉しいって言えよォ! 創造主にすら見捨てられたゴミクズのてめぇも、生け贄としてなら役に立てるんだぜぇえ!? あああベアト……! ベアトリーチェ!! もう一度だけお前の笑みを見せてくれ! もう一度だけお前に謝らせてくれ!! あれで俺から逃れたつもりかよ……逃がさねぇぜ、お前は俺のものだ!! 未来永劫俺だけのものだ!! 何度でも蘇らせて必ずお前を手に入れる! 無限の時間、無限の女どもの中で、お前一人を無限に愛し続けてやる! そのためなら俺は何だって犠牲にしてやるぜ……! さあさ、十三人目の生け贄をここに捧げる。今こそ蘇れ、黄金の魔女! ベアトリーチェええええええ!!!」 無限の魔術師の叫びが轟く。 それに従うかのように、何か小さなものが、カキコキカキンとけたたましく跳ね回る音が聞こえた。それは、ヱリカの霞む視界には、長い黒髪を靡かせた少女のように見えた。 「ニンゲン風情が魔女の闇を汚した傲慢……煉獄の七姉妹が長女、このルシファーが裁いてやるわ……!ベアトリーチェ様復活の礎となる誉れ、喜ぶがいい!!」 ヱリカにはもう、それを避ける術などない。また、避ける理由もない。 おそらく現実世界の六軒島では、十三人目の犠牲者として足に傲慢の杭を刺された自分の死体が見つかることだろう。そして第九の晩に魔女は蘇り、誰も生き残れはしないのだ。 ヱリカの肉にしゃぶりつく山羊どもは、やがて、突っ込む穴がないのなら作ればいいのだということに、ようやく気が付いたようだった。競うようにヱリカの腹に爪を立て、ビリビリ、ブチィ、と皮を破り肉を裂き、あたたかいハラワタの中へとめいめいにイチモツを埋め始めた。 ルシファーが彼女を貫くのが先だったか。それとも山羊が彼女を喰い尽くすのが先だったか。 ヱリカの意識は、誰にも破られることのない永遠の眠りの中へと、深く深く落ちていった。 うみねこのなく頃に、生き残れた者はなし。 普通に興奮したwww -- (名無しさん) 2010-02-11 15 50 07 感動しますたwww -- (名無しさん) 2010-09-09 23 23 02 やばい、グロは嫌いなのに感動してしまった -- (名無しさん) 2011-02-12 21 52 24 名前 コメント すべてのコメントを見る
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所有者:サク これを読めば自分も探偵!・・・になったような気がする。 この本の所持者は「追跡」スキルを自動取得してよい。 善:書物