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(実装 Ver. 1.4.0 β6 / 最終更新 Ver. 4.1.0 α1) 説明 他者に悪戯する能力です。村の進行に大して影響を与えない能力が大多数となっています。 [鏡妖精][恋妖精]を除き、占い妨害や呪いの影響を受けます。 天候「新月」の時、悪戯能力は無効となります。夜投票自体は必要です。 天候「半月」の時、50%の確率で占い妨害を受けます。 発言系と[影妖精]の場合に限り、悪戯先に[悪戯]を付加します。 発言系 [妖精][春妖精][夏妖精][秋妖精][冬妖精][大妖精]が該当します。 該当する複数の悪戯を受けた場合、その分単語が追加されます。基本的に村の進行にはそれほど影響がありませんが、 [無口]か天候「木漏れ日」の場合に限り、発言を封殺される可能性があります。 悪戯対象が他者に憑依中の憑依能力者だった場合、悪戯の影響は本体が受けるので実質効果がありません。 [山彦]の反響能力による発言は、発言系の悪戯の影響を無視します。 迷彩系 [狢][光妖精][闇妖精][草妖精][日妖精][月妖精]が該当します。 発動条件は悪戯先が人狼の襲撃を受けて死亡することです。 [猟師]の護衛成功による死亡や逃亡者系と人狼系の夜投票先の一致による死亡は該当しません。 [狢]の悪戯が発動すると、翌日全員が悪戯先と同じアイコンになります。 [狢]以外の悪戯が発動すると、翌日全員が対応するサブ役職にかかります。 発動した悪戯の効果が有効な期間は1日、もしくはその昼のみです。 [狢]と[闇妖精]の悪戯が同時に発動した場合、どれが誰の発言か分からず、悲惨な事になります。 死亡欄系 [花妖精][星妖精]及び[道化師]の魔法による特殊悪戯が該当します。 死亡メッセージに無意味なメッセージを混入します。 能力を騙ることはまず不可能なので、能力が発動すれば身分証明は容易ですが、存在証明以外は基本的に村の進行には影響しません。 上記以外の悪戯 [影妖精]は翌日悪戯先と同じアイコンに変化します。 [狢]の能力と重なった場合、枠色のみ適用されます。[影妖精]同士が相互投票になった場合、アイコンが入れ替わります。 [鏡妖精]は初日に2名を選択し、自分が処刑された翌日に該当者2名が外見上生存している場合、2名による決選投票が発生します。 [恋妖精]は初日に2名を選択し、悪戯先を[悲恋]として結びます。 [転妖精]は悪戯先を[性転換]させます。憑依能力者の場合は憑依先に付加されます。 [狂妖精]は悪戯先に[悪寒]が走ります。特殊耐性所持者には無効です。 [氷妖精]は悪戯先を[凍傷]にします。ただし、30%の確率もしくは相手が[織姫]の場合は自分が[凍傷]になってしまいます。 [海歌姫]は悪戯先を[惑溺]させます。 [恋妖精][鏡妖精]は占い妨害や呪いの影響を受けません。 悪戯能力役職一覧 役職 系統 実装 普通村 闇鍋村 真闇鍋村 オプション 分類 悪戯内容 妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β6 △(旧) 妖精村(1枠)×派生村×合戦村 発言系 発言に共有者の囁きを付加 春妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β6 △(旧) 妖精村(1枠)×合戦村 発言に「春ですよー」を付加 夏妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β6 △(旧) 発言に「夏ですよー」を付加 秋妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β6 △(旧) 発言に「秋ですよー」を付加 冬妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β6 △(旧) 発言に「冬ですよー」を付加 大妖精 妖精系 Ver. 1.5.0 β1 発言の最初にランダムで言葉を付加 光妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β7 △(旧) 迷彩系 対象が人狼の襲撃で死亡すると翌日全員[公開者] 闇妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β7 △(旧) 対象が人狼の襲撃で死亡すると翌昼全員[目隠し] 草妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β13 対象が人狼の襲撃で死亡すると翌昼全員[草原迷彩] 日妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β13 対象が人狼の襲撃で死亡すると翌昼全員[光学迷彩] 月妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β13 対象が人狼の襲撃で死亡すると翌昼全員[耳栓] 狢 狂人系 Ver. 1.4.0 β17 嘘吐村(1枠) 対象が人狼の襲撃で死亡すると生存者のアイコン変化 星妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β13 妖精村(1枠)×合戦村 死亡欄系 死亡メッセージに情報を混入/[悪戯]付加無し 花妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β12 死亡メッセージに情報を混入/[悪戯]付加無し 影妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β20 その他 対象のアイコンを真似る 鏡妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β7 △(旧) 妖精村×合戦村×封夢村 自分処刑翌日2名生存で決戦投票 恋妖精 妖精系 Ver. 1.5.0 β6 妖精村(1枠)×合戦村 初日2名生存に[悲恋]付加 転妖精 妖精系 Ver. 4.1.0 α1 雛村(1枠)妖精村(1枠)×合戦村 [性転換]付加/[悪戯]付加無し 狂妖精 妖精系 Ver. 3.1.0 α10 妖精村(1枠)×合戦村×強心村 [悪寒]付加/[悪戯]付加無し 氷妖精 妖精系 Ver. 1.4.0 β16 妖精村(1枠)覚醒村(1枠)×合戦村×強心村 [凍傷]付加/[悪戯]付加無し 海歌姫 狂人系 Ver. 3.1.0 α5 嘘吐村(1枠)×強心村 [惑溺]させる 八卦見 魔法使い系 Ver. 1.5.0 α1 覚醒村(1枠)陰陽村(1枠)×強心村 魔法 8種類中[光妖精] 道化師 魔法使い系 Ver. 1.5.0 α8 陰陽村(1枠)×強心村 8種類中[花妖精][星妖精][草妖精][氷妖精]「特殊悪戯」 超能力者 魔法使い系 Ver. 3.1.0 α10 陰陽村(1枠)×平等村×強心村 7種類全てがサブ役職を付加する悪戯 左道使い 魔法使い系 Ver. 1.5.0 α8 陰陽村(1枠)×強心村×封呪村×封夢村 7種類中[闇妖精] 悪戯能力に関連する天候一覧 天候「満月」(Ver. 1.5.0 α2~) 天候「満月」の時、他者占い妨害能力・呪術能力・狩人系と[奉公童女]の夜投票能力が無効化されます。夜投票自体は必要です。 呪い所持者の呪いや[産土神]・魔法使い系による護衛・狩り能力は有効です。 天候「新月」(Ver. 1.5.0 α2~) 天候「新月」の時、悪戯能力などは無効です。夜投票自体は必要です。 天候「半月」(Ver. 1.5.0 α4~) 天候「半月」の時、50%の確率で占い妨害が適用されます。 過去バージョン情報 Ver. 1.4.0 β7~Ver. 2.0.0 α2 迷彩系の悪戯や[傘化け]により[悪戯]が付加される場合があります。 迷彩系の悪戯は悪戯先が「人狼の餌食になって」死亡すると悪戯能力が発動しますが、 「餓狼の餌食になって」死亡もしくは「憑狼に憑依されて」死亡した場合は発動しません。 Ver. 1.5.0 β14 呪いを受けても「呪詛に呪い殺されて」死亡しない致命的な不具合があります。 Ver. 1.5.0 β13 迷彩系の悪戯が発動しない不具合があります。
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【メンバーリスト】神の悪戯、悪魔の悪戯シリーズのメンバーリスト。 【妄想属性】脳内妄想 【作品名】神の悪戯、悪魔の悪戯 【共通設定】 全ての『作品』の一つ一つに一つの『部屋』が割り振られている。(以降、『部屋』が内包するものを『世界』とする。多元宇宙であろうと、複数階層であろうと、全て含めて一つの『世界』である) 『部屋』は一つの『世界』を内包するものであり、『世界』の大きさにしたがって『部屋』はその大きさを変える。ゆえに、『部屋』の集まりである『館』は複雑な形をしている。 『部屋』の集まりである『館』は、言葉で表現できるもの、言葉で表現できないものを問わず全てを内包するものである。 『部屋』を仕切るものは『壁』である。『壁』をなくすということは絶対に不可能であり、『壁』がなくなるということは絶対にない。ただし、対象の能力によってはすり抜けるなどのことは可能である。 もし、『部屋』の内側で『世界』が破壊されたとしても、それが他の『部屋』に影響を及ぼすことは無い。『壁』をなくすということは絶対に不可能であり、『壁』がなくなるということは絶対にない。それに例外は存在しないからである。 『世界』が破壊されたときに残るのは『存在しない何か』である。その中では、『壁』以外一切の例外なくあることは許されない。 全ての『作品』が『館』に内包されているので、この設定は全ての『作品』に例外なしに適用される。 I 魔術師N.A 魔法世界 因果存在 定義されていない何か 禁忌を犯した者 停止して動く者 孤独な世界 わがままボウズ α 保護される者 法則支配者 【作品名】「神の悪戯、悪魔の悪戯」番外編 濁点ボーイ 名人 三手待ち 格闘家 【作品名】世界を愛する無敵の勇者(「神の悪戯、悪魔の悪戯」番外編) 神が暇でやってたゲームの勇者 old------------------------------------------------------------------------- 【共通設定】 全ての『作品』の一つ一つに一つの『部屋』が割り振られている。(以降、『部屋』が内包するものを『世界』とする。多元宇宙であろうと、複数階層であろうと、全て含めて一つの『世界』である) 『部屋』は一つの『世界』を内包するものであり、『世界』の大きさにしたがって『部屋』はその大きさを変える。ゆえに、『部屋』の集まりである『館』は複雑な形をしている。 『部屋』の集まりである『館』は、言葉で表現できるもの、言葉で表現できないものを問わず全てを内包するものである。 『部屋』を仕切るものは『壁』である。『壁』をなくすということは絶対に不可能であり、『壁』がなくなるということは絶対にない。ただし、対象の能力によってはすり抜けるなどのことは可能である。 もし、『部屋』の内側で『世界』が破壊されたとしても、それが他の『部屋』に影響を及ぼすことは無い。『壁』をなくすということは絶対に不可能であり、『壁』がなくなるということは絶対にない。それに例外は存在しないからである。 『世界』が破壊されたと気に残るのは『存在しない何か』である。その中では、『壁』以外一切の例外なくあることは許されない。 全ての『作品』が『館』に内包されているので、この設定は全ての『作品』に例外なしに適用される。
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悪戯天狗 レベル:数 44:5 構成 名前 種類 レベル 初期付与 使用技 悪戯天狗 天狗 44 ▲ 生命吸収 霧散霧消、全体治療・弐、全体解呪、詠唱の韻・極、一刀両断・参、蘇生・壱、攻撃付与・参、雲隠れ 暗踊鬼 餓鬼 40-44 呼び出し 暗踊鬼 餓鬼 40-44 呼び出し 鬼っ子 餓鬼 40-44 解呪・弐、噛み破り・参、回復・参、結界 鬼っ子 餓鬼 40-44 解呪・弐、噛み破り・参、回復・参、結界 生息地域 甲斐:昇仙峡 ドロップアイテム 天狗の兜巾 風の扇 その他情報 名前 コメント
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悪戯天狗 レベル:数 44:5 構成 名前 種類 レベル 初期付与 使用技 悪戯天狗 天狗 44 ▲ 生命吸収 霧散霧消、全体治療・弐、全体解呪、詠唱の韻・極、一刀両断・参、蘇生・壱、攻撃付与・参、雲隠れ 暗踊鬼 餓鬼 40-44 呼び出し 暗踊鬼 餓鬼 40-44 呼び出し 鬼っ子 餓鬼 40-44 解呪・弐、噛み破り・参、回復・参、結界? 鬼っ子 餓鬼 40-44 解呪・弐、噛み破り・参、回復・参、結界? 生息地域 甲斐:昇仙峡 ドロップアイテム 天狗の兜巾 風の扇 その他情報 名前 コメント
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【悪戯・1】 【悪戯・2】 【悪戯・3】
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《赤神の悪戯》 月蝕の事。 月蝕は太陽と月の直線上に地球が差し掛かる事で起こる自然現象であるが、古の人間達が欠けて行く月を見て、「あれは赤神(太陽)が月に悪戯をして、我々に見えなくしているから」と考え、この様な呼称が生まれた。逆に日蝕は、《月神の悪戯》と呼ばれている。
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悪戯天使 味方 コメント タイプ1:フェアリー 日本物産から発売のゲーム。 味方 サーナイト:ラム 持ち物ラムのみ(名前ネタ)推奨 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 登場人物とだけ書かれた荒らしコメントを削除 -- (名無しさん) 2018-11-28 07 45 46
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悪戯ちょうちょ 登場人物 コメント 綾瀬マナによる漫画作品。 登場人物 チェリム:さくら 名前から コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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「ねえ、こなた」 「……」 「こなたってば」 「…………」 「こなたー?」 「……zzz」 「うわ、こいつ人の部屋で寝てやがる……」 かがみは読んでいたラノベをテーブルに置いた。ベッドにもたれて寝息を立てているこなたの肩を軽く揺する。 「ちょっとこなた。起きなさいよ」 「zzz……うーん、もし寝落ちしたらごめん……ムニャムニャ」 「どんな寝言よ……」 そういえば、昨晩はネトゲーが抜けられなくてほぼ徹夜と言っていた。その疲れと眠気が一気に来たのだろう。 「しょうがないわね」 ため息一つつき、かがみは寝ているこなたの体に手を回して力を入れる。小学生並のサイズとはいえ、持ち上げるのは骨が折れた。 「よっ……と」 ベッドの上に寝かしつけ、タオルケットを掛けた。 「くかー……zzz」 かがみの思いやりも知らず、こなたは呑気そうに寝続けている。 いつだったか、かがみが風邪を引いた時には寝顔がどうこうと言っていたが……。 「自分だって随分可愛い寝顔じゃない」 普段のオタク言動は鳴りを潜め、まるっきり子供みたくあどけないその表情に、かがみは呆れるよりも微笑ましい気がした。 ふと悪戯心を起こし、かがみはそっとこなたの顔に手を伸ばす。といっても大したことではなく、ほっぺたを人差し指で突いてみるだけだ。 「ふふ……」 プニプニと柔らかい感触を楽しむ。よほど深く寝入っているのか、こなたは起きる気配を見せない。 脇腹に手をやり、軽くくすぐってみる。少し身じろぎした程度で、反応は鈍い。 「ふーん……意外に無防備ね」 「……zzz」 「……」 かがみは思い切って、頬を突っついていた指を、別の場所に伸ばす。いつもニンマリとした笑みを形作っている唇に。 (どんな感触なのかな……) 少しだけドキドキしながら、そこに触れてみる。 柔らかい。やっぱり女の子らしくリップなどで手入れしているのだろうか。荒れの全く無い綺麗な唇は、ほんのり暖かく、触っているだけで気持ちよかった。 何度か指先で撫でるうちに、どうしようもない好奇心が湧いてくる。 (……キスしたらどんな感じなのかな……) 「いやいやいや……」 何を馬鹿なことを考えているんだ自分は、とかがみは首を振る。 「……で、でも……振りとかそのぐらいだったら大丈夫かなー……なんて」 何度か逡巡を繰り返し、かがみは清水の舞台から飛び降りるような気持ちで、こなたの顔に自分の顔を近付けてみる。 「……zzz」 こなたは全く気付いた様子を見せない。相変わらず眠りこけている。軽く口付けたぐらいでは起きないだろう。 「……」 ゆっくり唇に近付いていき……残り三㎝ぐらいの所でやっぱり躊躇って少し離れる。 「いや、やっぱりこういうのは、こなたにも悪いし……」 「んー……ムニャムニャ」 「……」 かがみの葛藤など露知らず。こなたはポリポリとお腹など掻いている。 (ちょっとだけ……触れてみるぐらいなら……) もう一度顔を近付ける。ゆっくり、慎重に。 残り三㎝……二㎝……一㎝―― 「うりゃ」 「!!?」 いきなりかがみの頭がこなたに掴まれ、そのまま引っ張られた。結果、二人の唇と唇が思いっきりくっついた。 「んんっ!?」 混乱するかがみに構わず、こなたは血を吸う吸血鬼みたいに唇を吸い上げる。ちょっと触れるどころではないディープキスだ。 「ん~……ぷはぁっ」 たっぷり十秒以上口付けて、ようやくかがみは解放された。 「なっ、なっ、なっ……!?」 満足げなこなたと対称的に、錯乱状態のかがみ。 「もう、かがみってばあんまりもたもたしてるから、我慢できなくてこっちからいっちゃったよ」 「あんた起きてたのかーっ!?」 「うん」 「い、いつから……?」 「かがみがお腹くすぐってたあたりかな」 顔から火が出るとはこのことか。かがみの顔がトマトみたいに真っ赤になる。 「意外だったねぇ、かがみが寝込みを襲うなんて大胆な行動を」 「誰が襲うかー!」 「キスしようとしてたじゃん」 「そ、それは……」 事実である以上、ぐうの音も出ない。 「別に怒ってないからさ。むしろ良かったよかがみん♪」 「良くないわよ……ファーストキスだったのに」 「いいじゃん減るもんじゃなし」 「減るわよ! 何か色々!」 「最初はそっちがしようとしたくせに」 「う……」 再び痛いところを突かれ、言葉に詰まる。 「だからそれはその……出来心というか、ちょっとした好奇心で」 「ふ~ん……そんな理由で人の唇奪おうとしたんだ」 「わ、悪かったわよ」 「ごめんで済めば修正パッチはいらない!」 「何だその喩え。……じゃあどうしろっていうのよ」 「それじゃあ、今度はかがみからして」 「何を?」 「だーかーら」 んー、とこなたが唇を突き出す。 「なっ、ばっ……何でそんなこと……!」 「さっきは自分でしようとしたじゃん」 「それは、あんたが寝てたから、悪戯みたいなつもりで……」 「じゃあこれも悪戯のつもりでいいからさ」 「そんなの……」 こなたはもう何も言わず、じっとかがみが来るのを待っている。 (あーもうっ、どうしろっていうのよ……!) にっちもさっちもいかない状況に頭を抱えるかがみ。こなたがこういう態度を取る以上、キスしなければ本気で許してくれないだろう。 「……し、仕方ないわね……」 台詞だけは威勢良く、小刻みに震えながらこなたの肩に手を置く。 「すー、はー……」 深呼吸を一回、二回。そして、 「……えいっ!」 躊躇いを捨て、一気に勢いを付けてこなたの唇に自分のそれを重ねた。 ガチッ、と硬い音が部屋に響く。 「痛っ……」 歯と歯を打ったらしい。痛みに口を押さえる。こなたの方も痛そうに口を押さえていた。 「か、重ね重ねごめんこなた……大丈夫?」 「ん……いや、これはこれで萌えかも……痛たた」 少し涙を滲ませながら、それでもこなたは嬉しそうに笑う。 「次からは優しくできるようになってね」 「そりゃ……って、次からなんてできるわけないだろ!」 「できる! できるのだ!」 やたら気合いを込めて断言するこなた。 「あんた、そんなにキスがしたいのか……?」 「ううん、違うよ」 「じゃあ何で?」 「私は“かがみと”キスがしたいんだよ」 ドが付くほど真剣な目付きでこなたが言った。 「んなっ……!?」 かがみの顔がまた真っ赤になる。 「そういうわけだから、早速練習を兼ねた実践をしてみようか」 「だっ、だっ、誰がするか――っ!!」 沸騰しそうな気持ちを、雄叫びに変えてツッコミを入れるかがみであった。 おわり コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-04-03 04 56 50) 燃えた!って違う萌えた!! -- kk (2010-04-10 22 14 57) エクセレント!! -- 名無し (2010-04-10 20 06 13)
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悪戯 ◆6lu8FNGFaw氏 兵藤和也は、標の死体を見下ろすように佇んでいた。 赤松が、道の中央から茂みの中に標の亡骸を移動させ、姿勢を整えて仰向けに寝かせておいたのだ。 暗闇の中で遠めに見る限りでは、眠っているだけのような印象を受ける。 しかしよく目をこらして見ると、真っ赤に染まった上着と、無残にも零れだしている腸に気づく。 そして異臭。生臭い血の匂い。 「……フン…!」 和也は、標を茂みの中に隠した人間のことを鼻で笑う。 死体を安置する…。この殺戮の舞台で、こんな行為に何の意味がある…。反吐が出る…! 大儀そうに持ってきたチェーンソーを地面に置くと、茂みを掻き分けて歩を進める。 そして無造作に標の髪をつかむと、力任せに死体を茂みから引きずり出した。 死者を冒涜する行為…。だが、和也には微塵も恐れなどなかった。 死んだモノには何の価値も無い…。 生きた者でなければ、悲鳴を上げさせることも、恐怖に慄かせることもできねえじゃんか…。 ◆ 「何だ、何だ…。がっかりだな…!」 今から数時間前。 アトラクションゾーンに聳え立つ展望台の上。 和也は覗き込んでいた双眼鏡を降ろし、低くつぶやいた。 まるで、前評判を聞いて期待して見に来た映画が、つまらなかったと文句を言う客の様に。 拡声器の声が周囲に響いてから、展望台へと昇り、双眼鏡でずっと周囲を観察していた。 一時期など、10人前後の「役者」がこのB-3の区画に集まってきていたのだ。 さぞや多くの殺し合いが見られると思っていたのに…。 死んだのはたった一人の子供だけ…! 拡声器を使ったらしい(声の質で老人と判断した)、いかれた爺さんは結局華々しい活躍をせず、 マシンガンを持った男も、非力なガキ一人殺しただけで、舞台袖に引っ込みやがった。 まるで期待外れ。本当にがっかりだ…! その後、一回目の放送を聴き、自分が思っていた以上に死亡者の数が多いことに喜んだ。 (…しかし、ちとめんどうだな…。) 和也は、開会式で殺し合いの説明を聞いてから、ある計画を思いついていた。 その計画を実行するためには、これから死体を探し回らなければならないのだ。 拡声器の一件から、たくさんの死体が一箇所で手に入ることを期待していた和也にとって、 一人という結果は全く期待外れだったのである。 ◆ 和也の計画とは何か。 先ず、和也の目標。 『全員殺してただ一人生き残る。完全なる勝利。そのためにはどんな手段も選ばない。』 和也は、この殺し合いゲームの参加者全ての中で、一番はっきりとその目標を意識していた。 そのために取るべき行動は二つ。 まず、帝愛関係者を子分とし、利用しておいて最終的に殺す。これが一つ目。 もう一つは、このゲームを全力で引っ掻き回すこと。 今のところ子分を見つけ出す目処は立っていない。 一時B-3に村岡がいたが、鎖鎌を持った大柄の男…天と行動していたので、接触の機会を見送ったのだ。 天の名前と顔は把握している。裏社会の中で数々の修羅場を潜り抜けてきた猛者の一人…。 接触するには、まだ時期が早い…。そう判断してのことだった。 なら、もう一つの行動を起こすまでだ。それに…。これは暗闇に紛れて仕掛けないと効果半減…。 日の落ちた今が、行動を起こすには絶好の刻……。 ◆ 和也は展望台の階段を降りた。今自分のいる区画、B-3が禁止エリアになってしまったためである。 放送直後から30分のうちにエリアの外に出なければならない。 その限られた時間の中で、一つやっておかねばならないことがあった。 手始めに標の死体がある場所まで移動した。 道の中央に血だまりがあり、その周辺を探すと、茂みの中にすぐに見つけることができた。 しばらく標の死体を眺めていたが、やがて茂みを掻き分けて中に入っていき、死体をひきずり出す。 淡々と、地面に置いていたチェーンソーを拾い上げ、標の首に当てる。 周囲に音が響くため、なるべく短い時間で作業したほうが良い。 チェーンソーのスターターを引き、ためらいなく標の首を切断にかかった。 チュイーーーン…シャアアア…… チェーンソーのかん高い音は、刃が標の首にかかってからは低く周囲に響いた。 ガリガリガリッ… 骨を削る刃の音。その堅い部分さえ過ぎればあっという間に首が落ちた。 死後数時間が経過しているため、首の切断面から血が溢れたりはしない。 ポタ…ポタ…と、体液とともに僅かに濁った血が垂れ落ちる。 首の離れた胴体のほうから、首輪を回収する。 すぐにチェーンソーを止め、標の首と首輪を持ち、まずはその場を立ち去った。 音を立てた場所にずっといるのはまずい。 音を聞きつけてきた、銃火器を持った連中に狙い撃ちされないとも限らない。 早足で南へと移動する。地図でB-3の区画を抜けたことを確認する。 足を止め、周囲に人の気配がないことを確認すると、身近に植えてあった木の枝をつかんだ。 木の枝が十分重さに耐えられるかどうか確認すると、その枝に標の髪の毛をくくりつけた。 ちょうど自分の顔の高さになるように首をぶら下げる。 そうしておいて、標の口に通常支給品のメモの切れ端を咥えさせた。 メモには「TEIAI」の文字が薄く印刷されている。 その字が目立つように位置を調整する。 (…こんなもんか) 少し離れて眺めてみる。 アトラクションゾーンの広場の真ん中にぽつんと立っている木にぶら下げたそれは、 日が昇れば、遠目からでも十分に目立つだろう。 確認が済んで、和也はその場を離れた。 ……これが、和也の仕掛けたトラップ…。目に見える地雷…! ゲームを引っ掻き回すための奇策…! このトラップの狙いは、三つ…。 一つ目の狙いは、参加者の動揺を誘うため。 あのトラップに相対した時に取る人間の行動は、3パターンに分かれると予想する。 一つ目のタイプは、『怒り』…。 死者への冒涜。または、子供に対する残虐なる行為への義憤。 このタイプは怒りによって自らを奮い立たせるが、感情で動くのでうまく突けば判断ミスを誘うことが出来る。 二つ目のタイプは、これが一番多いと考えられるが、『恐怖』…。 殺し合いゲームの中で、その参加者は弱い人間であっても、まだかろうじて正気を保っているとする。 その人間にとってショッキングなものを見せることで、内に眠る恐怖を引き出すことが出来る。 あの首を見て、想像力のある彼らはこう考えてくれるだろう。 『このゲームの参加者の中には、趣味の悪い快楽殺人者がいる』 『次は、自分があの首のようになるかも知れない』…と。 また、この手の恐怖は連鎖する。集団で行動していた場合、周囲の人間にも恐怖を伝播させ、巻き込む。 恐怖という名の爆薬に種火をつけることで、予想以上に大きい爆発が得られるやもしれない。 結果、互いに殺し合い、潰し合いでもしてくれれば最高だ。手間が省けるというものだ。 三つ目は、この首を見ても冷静でいられるタイプ…。 おそらく、和也が猛者と認識している人物の半分以上が、このタイプであるだろう。 裏社会に生きている彼らには、こんなこけ脅しは通用しない。 むしろ、首の様子やメモを観察し、こちらの意図を探ってくるかもしれない。 だが、それでもいい。元々首を切って晒すこと自体に深い意味などない。単なる演出である。 二つ目の狙いは、首輪の回収。 『対主催』などと考える連中が真っ先に思いつくことは、首についている機械からの開放である。 そのため、首輪を調べるために、死者の首輪を回収しようとするであろうということは想像がつく。 その回収を邪魔する。 先回りして首輪を回収し、『対主催』の連中が調べるための材料を奪う。 首を切断して、首輪をあっさりと外すことができるので、この回収は容易である。 三つ目の狙いは、帝愛関係者へのメッセージとしての役割である。 (カンのいい奴なら…『TEIAI』の字が印刷されたあのメモを見落とさず、 帝愛の人間の仕業だと気がつくだろう…。 その上で、そいつが帝愛の関係者なら、オレがこういうことをやりかねない人間だって認識してるだろうからな…。) (とんだ誤解だけどなっ…!オレが好きなのはあくまで生きた人間への行為…! 死体の損壊なんかしたところで大して嬉しくもねぇ…。 …だが、いい…。生かせるっ、その誤解…!) (気の利いた部下なら、オレの意図を汲んで、同じ行動に出るかも知れないが…。 そいつの支給品次第か。首を落とす道具なんて都合がいいもの、そうそう持ってないだろうからな…! オレがチェーンソーを手に入れられたことは僥倖…。ツいてる…。 音がうるさい点さえ目を瞑れば、これほど目的を遂げるのに便利な道具もねえ…!) 周囲に気をつけて移動しながら、和也は笑みを浮かべた。 悪魔のような思考とは裏腹に、ただただ、嬉しそうに嗤う。 ………まるで、子供が悪戯を仕掛けるような無邪気さで、彼はこの凶行をやってのけたのだ。 鬼は夜の中を闊歩する。チェーンソーをぶら下げ、死体を求めて彷徨う姿は、 さながら鎌を携えた死神…………………。 【C-3/アトラクションゾーン/夜】 【兵藤和也】 [状態]:健康 [道具]:チェーンソー 対人用地雷三個(一つ使用済) クラッカー九個(一つ使用済) 不明支給品0~1個(確認済み) 通常支給品 双眼鏡 標の首輪 [所持金]:1000万円 [思考]:優勝して帝愛次期後継者の座を確実にする、子分を見つける、死体を探して首を狩る、首輪を回収する ※伊藤開司、赤木しげる、鷲巣巌、平井銀二、神威秀峰、天貴史、原田克美を猛者と認識しています。 ※C-3に標の首がぶら下げられています。胴体はB-3地点の道の真ん中に放置されています。 072 埋葬 投下順 074 心の居場所(前編)(後編) 072 埋葬 時系列順 076 決意 053 孤島の鬼 兵藤和也 084 帝図(前編)(後編)