約 3,755,213 件
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※作られてから結構時間が経っているため、後日補完予定。 モビラー軍の特徴 各キャラの詳しいデータについてはモビラーのキャラ設定やモビラーの資料を参照。 他の軍とは違い、通常攻撃というものが存在しない。例え武器を使って攻撃した場合でも活力を消費する。 他の軍とは違い、体力を減らすだけでなく活力も減らさないとと例え体力が0以下でも平気に戦い続けるという事態が起こり得る}ので注意。まぁ、流石に理不尽だと思うだろうがそこはご了承下さいってことで(オイオイ!! 全ての行動が行えなくなると悪足掻きをし始める。ちなみにこの特技は知力を一切消費しない必中攻撃である代わりに、使うごとに体力と活力が減っていく仕様となっている。おそらく万が一長期戦になった時に他軍のキャラがモビラー軍のキャラに勝てるように用意した苦肉の策であると思われる。 各グループのバトロイウォーズでのスペック バトロイウォーズ/傾向と対策/モビラーの場合/光の摩天楼連合の場合 バトロイウォーズ/傾向と対策/モビラーの場合/自然の守り人達の場合 バトロイウォーズ/傾向と対策/モビラーの場合/楽園への扉連盟の場合? バトロイウォーズ/傾向と対策/モビラーの場合/勇者を追う者達の場合 バトロイウォーズ/傾向と対策/モビラーの場合/時空の冒険者達の場合? バトロイウォーズ/傾向と対策/モビラーの場合/その他のキャラ達の場合 関連項目 むしろ軍勇者勢VS勇者を追う者達(モビラー氏とむしろ?氏の共同作品)
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07、 08の問題点、改善点など、あーだこーだ言い合った記録を 09スレが立つまで残しとくページ 警察への対応について まとめの注意通りにやってる限り問題点なし(お墨付き) 事前に予め電話連絡しておくことで配慮してもらえる去年来た府警本部には連絡したが今年は所轄署の制服の人も来たのが予想外来年は所轄署にも事前連絡をする 早い時期からスタッフを募集する 最低でも6人以上は欲しい 大阪市内の地理に明るい方が望ましい20人以上の体制が取れた、ご協力大感謝ただ飛び入りが入りにくい雰囲気が出来たかも固まってても知らない人同士なんだけどなぁ 正確な参加台数、人数を調べてみたい ゴール地点でカウント、簡単なアンケート記入、辺り?出発前のカウントで60台、NTT裏で10数台?若干規模は抑えられた 参加表明は結構役だったかもcgi提供して下さった方に大感謝 遅れて参加してくる人のフォロー 集合19 00、出発19 30、最終20 00で区切るとか 最後の班をスタッフ大盛りにしといて、あとで人数増えたら分割出来るようにとか第2集合を設定したことで、まとめ読んでる方には自主的に行ってもらえた →参考 遅れて来た人の8割は地図用意なし・第2集合があることも場所も知らず「みんなに付いてきゃ良いじゃん」タイプに見えたのでフォロー不要と思う スタッフ間連絡に特小使いたいなあ 地声だと喉が嗄れちゃうよ(´・ω・`)とても役に立った来年以降も台数を確保出来るかどうか不明 アクティブに動く方は出来たら自前で用意して欲しいっす 来年は2chを使うw 休憩場所、ゴールの誘導係が欲しいお スタッフ人数確保、事前に方針を共有、先行して誘導大成功だと思うけど、あんまり関わってないので詳細不明 分断対策 殿役を後ろから3、4台目にポジショニング、分断された先頭がルート分からない時は先導すっかり忘れてたけど、全体を見通す意味では殿は最後尾が良いと思ったり ルート分からない人を集団の前に固めるこれは基本にしましょう グループ分け 台数が多くコース把握の度合いもまちまちなのでグループなし自由出発はリスクが高いと思われ 現行の先導・殿システムでいくなら1班10台ちょいが最適かやっぱ15台とかは多かった、迫力はあるけど結局分断されたら無意味 スタッフ2+一般10で12台が、班分けもしやすいし走りやすいと思う グループでの参加はそのグループでまとまってもらうとやりやすい来年も課題 また、あらかじめ代表者を決めておいてもらえるとありがたい来年も課題 出発順は 先発班 → グループ参加者 → 774RRたちグループ参加者の扱いを間違えなければこれで良いと思う レベル分け 先頭・殿だけでなく、ルートが分かる人も区別できるようにする先導出来る人がみんな太ケミカルライト付ける方向で良いと思う 先頭・殿は目立つように http //www.rakuten.co.jp/festival-plaza/498774/516417/ とか、高いけど良かったけど、高かった(´・ω・`) 走行中は付いて行きやすいようにケミカルライトを背中側に忘れてたw 走り方 四つ橋筋は左2なら、流れはやや劣る代わりJR大阪駅前側道まで進路変更なしで行ける左3で肥後橋辺りまで、そこで左へ1つ移るのが流れ的にベストだと思う コメント 何か気付いたことあったらどーぞ 名前 コメント
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タバサがネズミを倒した店では、報告を受けて出動した衛兵たちは火事場泥棒の防止や現場の保存に努めていた。周囲には物見高い住人が人垣を作っている。 「何があったんだい?」 野次馬たちの一人が声をかけられ、振り向くと、フードを被った女がいた。 「火事があったんだよ。結構激しくてな」 「へぇ、参ったね……。用事があったんだけど。店主はどこか知ってる?」 野次馬は燃えた建物が店と知っていることから、女が同じ裏の人間だとわかり、少し口が軽くなる。 「行方不明だと。逃げ遅れたのか、それとも雲隠れしたのか。それとも……。 まあ、とりあえず捕まっちゃいないようだな」 女はフーケだった。知り合いの店に人垣が出来ていたので、立ち寄ってみたのだが、思ったより大事になっていたらしい。 「やれやれ、心配だね……」 前回、老婆を訪ねたときの『人生最後』という言葉がフーケには引っかかっていた。 「他に何か、知らない?」 「そうだな……。火事があった後、店から出て来た奴がいたぜ。メイジみたいなガキだったが……」 フーケの目が細められた。 「メイジ? どんな奴だい?」 第二十一章 惚れ薬、その傾向と対策 袖を引かれ、リゾットは立ち止まった。袖を引いたのは後ろを歩くルイズではなく、横を歩いていたタバサだ。 「どうした?」 タバサの視線を追うと、そこには露天商が品を広げていた。 「……まさか、何か買って欲しいのか?」 先ほどルイズが買ったペンダントについて自慢していたため、そう言ったが、リゾット自身がそれはないな、と内心で否定していた。タバサが物を欲しがるタイプには見えないからだ。それだけにタバサが頷いた時、リゾットは驚いた。 「……なぜ俺に頼む? お前は金に困っているわけじゃないだろう?」 思わず訊くと、タバサはしばらく黙っていたが、俯いてポツリと答えた。 「貴方に何か買って欲しい」 「……俺に?」 「そう」 タバサなりの冗談なのかとも思い、リゾットは彼女の表情や仕草を注意深く観察する。だが、そこからは嘘や演技は読み取れなかった。 リゾットとルイズが驚きの余りしばらく硬直していると、タバサは首を小さく傾げた。 「……ダメ?」 「いや、構わないが……」 タバサには何度も助けられている。小物一つ買うくらいなんてことはない。 気を取り直して露天商を覗く。主に銀細工を扱っている店のようだった。様々な小物が並んでいるが、タバサの趣味がわからないので選びようがない。 「何か、欲しいものはあるか?」 尋ねられたタバサは顔を赤らめて首を振る。 「貴方が買ってくれるなら、何でもいい」 「……分かった」 体調も悪そうだし、情緒が不安定なのだろう、と無理やりな判断を下し、リゾットは商品に視線を戻す。買うからには無駄にならない物を選びたい。 しばらくして、リゾットは銀細工をあしらったしおりを手に取った。露店で売っているにしては凝った意匠で、中々の逸品に見えた。 店主に金を支払い、そのしおりをタバサに手渡す。 「ありがとう」 タバサはそれを宝物であるかのように両手で受け取ると、そっと本に挟んだ。 「な、な、何でわざわざリゾットに買ってもらうわけ?」 ようやく再起動したルイズが震える声でタバサに訊く。タバサはその質問に小さく首をかしげた。ルイズがペンダントを買ってもらったと聞いて自分も何か買ってもらいたくなったのだ。その感覚自体は今までにも幾度か感じていた。ただ、今ほど激しくなかっただけだ。今、ようやくそれが何か分かった。 「これが……」 何事か、小さく呟くと、タバサは身を翻して雑踏の中に消えた。 それを見送るリゾットの背中に、空気が凍るような冷たい声が掛けられる。 「リゾット……。あんた、タバサに何をしたわけ?」 振り返ると、ルイズはぎろり、と音が出そうな勢いでリゾットを睨んでいた。だが、リゾットの方にもまるで心当たりがない。 「特に何もしていない」 「嘘! あのタバサがあんな風になるなんて、どう考えてもありえないじゃない!」 「同感だが……。デルフ、お前は心当たりあるか?」 「いや、さっぱりだね」 ルイズは困惑するリゾットをしばらく唸りながら睨みつけると、八つ当たり気味に脛を蹴りつけた。リゾットは足を上げてそれをかわす。自分の身に覚えがないことで蹴られる道理はない。 「帰るわよ! しっかりエスコートしなさい!」 「分かった。また後ろをついて来い」 リゾットが先に立って歩き出す。ルイズはその後ろに寄り添うようについていった。 部屋に帰ってきた頃にはもう既に日が落ちていた。ルイズは、ベッドの上に横たわると、始祖の祈祷書を開いた。機嫌は持ち直したらしい。 リゾットは買ってきた服を自分の衣装箱にいれ、床に座り込んだ。特にやることもないので、ハルケギニアの文字の勉強を始めることにする。最近色々とやることが多くてサボりがちだったため、幾らか忘れているかと思ったが、覚えた単語についてはすんなり読めた。 しばらくそうやって勉強していると、視線を感じた。顔をあげると、ルイズがリゾットをじっと見ている。 「何だ?」 「退屈。何か話して」 「どんな話だ?」 「何でもいいわよ。ご主人様が退屈なんだから、お相手しなさい」 突然そんなことを言われても話題を思いつくわけがない。リゾットはしばし考えていたが、やがてルイズの抱えていた始祖の祈祷書に目を留めた。 「お前の『虚無』の呪文は、その本に書かれているんだったな」 「そう。私がこの『水のルビー』を嵌めると、白紙に浮かんで見えるの」 「この間は爆発だったが、他にも使えるのか?」 ルイズは首を振り、杖を取り上げた。 「他には何の呪文も浮かんでこないの。肝心の『エクスプロージョン』にしても……」 「問題があるのか?」 頷くと、ルイズはゆっくりと呪文を唱え始めた。 「エオルー・スーヌ・フィル・ヤルンサクサ……」 そこまで唱えて、耐え切れなくなったようにルイズは杖を振る。直後、部屋の隅に置かれていたリゾットの毛布が爆発して飛び散った。 そしてルイズは白目をむいて、ばたりとベッドに崩れ落ちた。 「おい、ルイズ! どうした!?」 リゾットはルイズを抱き起こし、揺さぶりながら頬をぺちぺちと叩いた。しばらく揺さぶると、ルイズをぱちりと目を開けた。 「あうぅぅぅ……」 「起きたか……。大丈夫か?」 頭を振ると、ルイズは自分が抱きかかえられていることに気付き、頬を染めた。 「は、離して。ちょっと気絶しただけだから……」 「ああ……」 リゾットはルイズを床に立たせた。 「今のは?」 「うん……。最後まで『エクスプロージョン』を唱えられたのは、あのときの一回だけで、それから何度唱えようとしても、途中で気絶しちゃうの。一応、爆発は起きるんだけど」 「どういうことだ?」 「多分、精神力が足りないんだと思う。魔法の源が精神力だって言う話はもう知ってるわよね?」 「ああ……」 毎回授業に出ていたリゾットは魔法についての基礎知識は大体把握している。重ねる系統が一つ増えるごとに精神力の消費はおよそ倍になり、クラスが一つ上がるごとにその消費量が半分になる。 威力だけでなく、使える魔法の回数においても、クラス間の差は大きいのだ。 「つまり、お前が今、気絶したのは精神力が切れたからか?」 「そう。無理するとさっきみたいに気絶しちゃうわ。呪文が強力すぎて、私の精神力が足りないんだわ……」 「この間はどうして使えたんだ?」 「そうね……。どうしてなのかしら……。それが疑問なのよね……」 「普通に考えれば、長年溜まっていた精神力が爆発した、ということだと思うが……」 ルイズははっとした顔になった。 「そうかもしれないわ……」 「何か心当たりがあるのか?」 「ええ。スクウェアメイジといえど、スクウェア・スペルはそう何度も唱えられないの。下手すると、一週間に一度、一月に一度だったりするの。例えば、スクウェア・クラスの『錬金』は黄金を生み出せるけど、何度も唱えられないし、造れる量もわずかだから世の中が贋金だらけにならない」 「…………」 「つまり、強力な呪文を使うための精神力が溜まるのには、時間がかかるってことなの。私の場合も、そうなのかもしれないわ」 「大体どれくらいで溜まるんだ?」 「わかんないわ。自分でも……。一月なのか、もしかしたら一年なのか……」 ルイズは考え込んでしまった。 「しかし、呪文を唱えるのが途中でも効果が出るものなのか? 確か、途中で止めた場合は何も起きないと思っていたが……」 「そうね。やっぱり『虚無』は特別なのかも。呪文詠唱が途中でも効力を発揮するんだもの。他にそんな呪文、聞いた事がないわ」 「こういうのもなんだが……使い勝手が悪いな」 いつ、どれほどの威力で使えるか分からない能力というのは、戦術や戦略を立てる側からすると戦力に計上しづらい。そういう意味から言えば、『錬金』や『レビテーション』などの基礎的な魔法の方がまだ使える。 「う……。ま、まあ、これ一つっていうことはないだろうし、もっと使い勝手がいい魔法があるわよ、きっと。それに、簡単なコモン・マジックは成功するようになったの。それでとりあえずは我慢するわ」 ルイズはうんうん、と自分を励ますように頷いた。リゾットはそれを見て、若干安心した。突然、強力な力を手に入れると、その使い手は往々にしてその力を持て余す。虚無の魔法の威力次第だったが、この使い勝手の悪さだとそういった心配は無用のようだ。 「じゃ、そろそろ寝るわ。着替えるから、向こう向いていて」 リゾットはルイズに背を向けると、爆発で布切れになった毛布を片付ける。 「ん、いいわよ」 リゾットが毛布の残骸を部屋の隅に纏め終わった頃、ルイズは着替え終わり、もそもそと布団の中に潜り込んだ。片手だけ外に出してくるので、リゾットはその手を握った。最近、毎晩こうしないとルイズは眠らないのだ。 しばらくそうしていると、ルイズが布団から顔だけ出し、部屋の隅にまとめられた毛布の残骸を見た。 「そういえば、あんたの毛布、ふっ飛ばしちゃったのよね……」 「気にするな。実際に爆発の程度を知ることが出来た」 しばらく間があって、言いにくそうにルイズが言った。 「でも、毛布を台無しにしたのは私よね……。責任を取る必要があるわ。いつまでも、床ってのはあんまりだし。だから、その……ベッドで一緒に寝てもいいわ」 だが、リゾットは首を振った。 「……いや、遠慮しておこう。気遣いは無用だ」 「何で? ご主人様が気を使ってあげてるのに」 むっとしたルイズに、リゾットは淡々と答える。 「狭いし、俺は人が近くにいると眠れない」 それは暗殺者として培った悲しい性質なのだが、ルイズには口実と取られたらしい。ルイズは布団を頭から被り、中から拗ねたような声を上げた。 「……ならいいわ。床で寝てなさい」 それからしばらくして、リゾットは握った手と息使いから、ルイズが眠ったことを確認した。 その後、自分も眠ろうとしていたリゾットは廊下を誰かが歩く気配に目を開いた。誰かがトイレでも行こうとしているのかと思ったが、気配の持ち主は部屋の前で立ち止まっている。 リゾットは音もなく立ち上がると、ナイフの位置を確認し、扉を開ける。暗い廊下にタバサが立っていた。 「タバサか……。どうした、こんな夜中に?」 ルイズが眠っているため、声を潜めて尋ねる。 「相談がある。私の部屋まで来て」 「……今か?」 暗闇の中でタバサが頷いた。 「体調はもういいのか?」 再び頷いた。 「分かった。なら行こう」 タバサについて、廊下を歩く。道中、二人は口を開かなかった。階段を上り、五階のタバサの部屋についた。タバサは中へ入る。 「どうぞ」 リゾットは戸口で立ち止まっていたが、タバサに促され、中に入る。タバサがベッドに腰掛けたので、リゾットは空いている椅子に座った。 そのまましばらく、タバサは何も言い出さなかった。リゾットを何度か見るのだが、結局何も言わず、また俯く。 沈黙が部屋を支配した。お互い、無駄口を叩くタイプではないが、相談があるといわれたのに何も話さないのはどうも居心地が悪い。 「相談と言うのは?」 仕方なく、リゾットから話を振ってみた。タバサはしばらく躊躇するように口を開いたり閉じたりしていたが、やがて俯いて言った。 「一緒にいて欲しい」 「……どういうことだ?」 タバサが顔を上げる。その白い頬がほんのりと色づいていた。 「……会いたいと、思った」 「俺に?」 リゾットの怪訝な声に、タバサは頷く。 「会えばきっと辛くなる。でも、貴方が近くにいなければ、情緒が安定しない」 「……」 リゾットはじっとタバサを見つめた。その表情は熱に浮かされているようではあるが、やはり嘘や演技、企みの類は読み取れない。 「何かがおかしい。でも原因が分からない。このままだともうすぐ取り掛かる任務に支障がでる。解決するまで、一緒にいて欲しい」 タバサはそう言うと、熱っぽい目でリゾットを見つめた。こちらを頼り切ったような、それでいて断られることに対する不安に怯えているような、何ともいえない光がタバサの瞳をよぎる。 「……分かった。出来る範囲で、だが力を貸そう」 こくり、とタバサが頷く。相変わらず無表情なのだが、どことなく嬉しそうに見えるのが印象的だった。 「とりあえずもう遅い。今夜はひとまず帰る。俺も少し眠りたいからな」 席を立って扉へ向かうと、リゾットは袖を引かれた。振り返ると、タバサがコートの袖を掴んで不安そうにリゾットを見上げている。 「……行かないで」 「一緒にいる、というのは今からなのか?」 「貴方がいなければ多分、眠れない」 リゾットは少し考えた。 「……分かった。お前が寝るまでは側にいる。それでいいか?」 「いい」 リゾットがベッドの端に腰掛けると、タバサは布団の中に入った。リゾットはそのままタバサが寝付くのを待つ。ふと、手が伸びてきて、頭巾を取られた。 振り返るとタバサがリゾットの頭巾を抱きしめていた。 「おい……」 取り返そうとすると首を振る。 「これで我慢する」 こうまで態度を豹変させられるとどう扱っていいかわからない。仕方なく頭巾は諦め、タバサがこうなった原因を考える。 そこでふと、モット伯の屋敷を襲ったときにフーケが持ち出した薬のことを思い出した。あのとき、確かに惚れ薬がどうとか言っていた。魔法が存在する世界だ。惚れ薬の一つや二つあってもおかしくない。 (実際にどういう効果があるか、フーケに訊いてみるか……) 考えをまとめているうちに、タバサは安心しきった顔で眠っていた。リゾットはそれを確認すると、足音を消し、部屋から出て行った。 翌朝、ヴェストリ広場でいつも通り訓練を行うリゾットのところへ、タバサがやってきた。特に何をするでもなく、その場で本を広げて読み始める。 「また組み手でもするか?」 一応、聞いてみるがタバサは首を振った。その顔色を見る限り、どうやら一晩たっても症状は改善されたわけではないようだ。 基礎筋力トレーニング、格闘技術訓練、スタンドの操作訓練と、一通りこなして水場で汗を流していると、シエスタがやってきた。タバサに気がつき、少し意外そうな顔をする。 「おはようございます、リゾットさん、ミス・タバサ」 「ああ……」 シエスタから飲み物を受け取る。 「シエスタ、頼みがある」 「はい、何でしょう?」 「暇があるときでいい。これを修理してくれ」 今までの戦闘で破損した衣類を取り出す。 「汚れは自分で落としたんだが……」 「ああ、縫うんですね?」 「面倒掛けてすまない」 シエスタはそれを受け取り、クスッと笑った。 「どうした?」 「いえ、リゾットさんって何でもできるイメージがあったので……」 「……そう見えるだけだ」 「そういえば最初はお洗濯もできませんでしたね。大丈夫ですか? 何か困ったことがあれば、いつでも言ってくださいね」 デルフリンガーがカタカタと鳴った。 「生活能力のねー兄貴としっかり者の妹か、お前らは」 「あははははは……。私、お兄さんはいませんよ? 弟ならいますけど。 それじゃあ、確かに受け取りました。私はまだ仕事があるので、これで」 シエスタが笑い声をあげ、一礼すると帰って行った。 リゾットが踵を返すと、タバサがじっとこちらを見ている。 「何だ?」 「シエスタが好きなの?」 「いや、そういう関係じゃない。あの家事能力は尊敬しているがな」 「そう……」 本を閉じると、リゾットの後をついてくる。何となくその光景は雛が親鳥の後をついて歩く様を連想させた。 「これからルイズを起こしに行くが……ついてくるのか?」 タバサは頷いた。 「邪魔はしない」 「構わないが……」 ルイズは確実に不機嫌になるだろう、と思うと少し困った。 「一緒に居たい」 何の裏もない、純粋な態度にリゾットは弱い。渋々了承した。 「……分かった」 ルイズの機嫌は悪かった。何故といえば、自分の使い魔のせいだ。リゾットが何か仕事でミスしたわけではない。いつもの時間にルイズを起こしたし、食堂で椅子を引くことも忘れなかったし、授業にもついてきた。問題はそこではない。 その間、何故かずっとタバサが一緒にいたのだ。邪魔をしたりするわけでもないし、本を読んでいるだけなのだが、リゾットとの距離が近いのが気になった。 教室でタバサがリゾットの隣に座ると、ルイズの我慢は遂に限界を迎えた。 「もう、タバサ、貴方、一体何がしたいのよ!?」 「彼と一緒に居たいだけ」 『なっ!?』 ルイズはもちろん、騒ぎを聞きつけて近くに来たキュルケも驚いた顔をしている。 「う、うう~…どうせ本を読んでるだけじゃない! 別にリゾットの近くじゃなくたっていいはずでしょー!?」 「近くであってもいいはず」 「タバサ、貴方、急にどうしたの?」 キュルケが尋ねると、タバサは首をかしげた。 「分からない」 「分からないって……」 困惑した様子のキュルケに、タバサは視線を移した。 「ごめんなさい」 「謝らなくてもいいんだけど……ちょっと驚いちゃって」 ルイズはまだイラついている様子だった。 「う~っ、リゾット、あんたも何か言ってやりなさいよ!」 「実害があるわけじゃないから、いいんじゃないか?」 「良くない! 何だかイライラするのっ!」 リゾットは、タバサに向き直った。 「タバサ、ルイズが気に食わないらしい。出来れば」 「嫌」 言葉の途中で遮られた。仕方ないので、リゾットがタバサに代わって謝る。 「タバサは今、俺の近くにいないと情緒が安定しないらしい……。何かの影響だと思うが、今のところ原因を調査中だ。少し我慢してくれ」 「情緒が安定しないってどういうことよ?」 ルイズがタバサに詰め寄るが、タバサは本から目を離さずに答えた。 「……不安になる」 「何よ、それ~~っ!」 「授業」 タバサの声に教壇を見ると、コルベールが咳払いをしていた。 「ミス・ヴァリエール。授業を始めたいので、静かにしてくれませんか?」 「すいません、ミスタ・コルベール」 ルイズも渋々席につく。リゾットを小さく睨んで、呟いた。 「後で説明しなさいよ」 授業の後、人のまばらなヴェストリの広場にリゾット、ルイズ、キュルケ、タバサが集まった。 「で、タバサは一体どうしちゃったの?」 ルイズはじと目でリゾットを見る。リゾットは首を振った。 「今のところ、原因は分からない。ただ、原因は考えてみた。一つはスタンド攻撃の可能性、もう一つは惚れ薬だ」 「惚れ薬? ご禁制品じゃない」 ルイズの言葉に、リゾットが頷く。 「そうらしいな」 「タバサはそれを飲んじゃったの?」 タバサは首を振った。 「心当たりはない」 タバサの言葉に、キュルケは考え込んだ。 「単純にタバサがダーリンを好きになったって言う可能性もあるけど……」 「それにしても変化が急激過ぎるだろう」 「あら、恋はいつだって唐突なものよ?」 面白そうに笑うキュルケを、ルイズはじろりとにらんだ。 「キュルケ、ふざけないで。真面目な話をしてるのよ」 「ごめんなさい。でも、ダーリンも好かれて悪い気分はしないでしょう?」 「正気と引き換えだからな……。それに、タバサも俺もやらなければならないことがある。今のタバサの状態はその妨げになるな」 「ふーん……。まあ、いいけど、これからどうするの?」 「フーケに連絡を取った。裏の事情に詳しいからな。今夜には来るはずだ。 スタンド使いの攻撃だった場合は……本体を探さなければならないな」 「時間がない」 タバサが呟いた。 「何かあるの?」 ルイズが尋ねると、タバサは頷いて、付け加える。 「明日の昼には実家へ出発する」 「へぇ……。そういえば、タバサの実家ってどこなの?」 タバサは答えない。答えたくないのか、答える必要がないと思っているのか、その表情からはよく分からなかった。だが、全身からそれ以上の質問を拒む、頑なな気配を発していた。 「何か事情がありそうね。嫌なこと聞いて、ごめんなさい」 「いい……」 タバサは片手を本から離すと、テーブルの下にあるリゾットの手を握った。 「一緒に」 「お前の実家へ、か?」 「そう」 タバサはじっとリゾットの目を覗き込んでいた。ルイズはそれを見て不機嫌そうに横を向いていたが、その目に土で出来た小さなゴーレムが映った。 「ねえ、あれ……」 ルイズが指差し、その場の全員がゴーレムに気がついた。 「あれ、フーケのよね?」 ゴーレムの形はフーケがルイズたちと戦ったときのものだ。 「ああ。こんな日が高い時間に来るとは……何か急用があるのか?」 「とりあえず、ついて行ってみたらどうかしら?」 キュルケのその言葉で、全員、ゴーレムについて歩き始めた。ゴーレムは風の搭の入り口で土に戻る。 魔法学院は、本搭を中心として、五芒星の形に搭が配置されている。風の塔はそのうちの一つで、ほとんど授業にしか使われない搭であり、入り口は一つしかない。 四人は搭の扉を開く。中にはフーケが居た。 「おや、大勢だね。こんなに歓迎されてるとは思わなかったよ」 「色々あってな……。それより、こんな時間にどうした?」 「ああ、ちょっとね。確かめておきたいことがあって……」 フーケはタバサに視線を投げかけた。 「昨日の昼過ぎ、トリスタニアのあるもぐりの秘薬屋で火事が起きた。それだけなら大したことじゃないんだけど、そこの店主が消えちゃってね」 フーケの目つきが鋭くなる。 「火事が起きた直後、あんたが出てきたのを見た奴がいる。店主がどこに行ったか、じゃなきゃあ、どうなったか、知らないかい?」 「ちょっとフーケ、何か誤解があるみたいだけど」 「ルイズ、説明はタバサ自身にさせろ。……できるな?」 割って入ろうとしたルイズをリゾットが遮り、タバサに促す。タバサは頷いて、口を開いた。 「……彼女は死んだ」 「どういうことだい?」 タバサはネズミのスタンド使いとの間で起きた戦いの説明を始めた。 「……そう。スタンド使いにね……」 話を聞き終わった後、フーケは長いため息をついた。彼女が生きていないことはある程度、覚悟していた。ただ、殺した犯人がまだ生きているなら、何らかの報いを受けさせるつもりだったが、それも無用だったようだ。 「……納得したよ。あんたを疑って、悪かった」 タバサは頷いた。その無表情を見て、フーケは微笑んだ。 「あんたのことは良く知らないけど、無表情具合はリゾットといい勝負だね」 「リゾットと同じ……?」 「そう、もう少し感情を出した方が人生楽しいよ。リゾットもね」 リゾットは僅かに肩を竦めた。 「練習してみるが、すぐには無理だ」 「はいはい、『長年の癖だ』って言うんだろ? 強制はしないよ」 リゾットとクスクス笑うフーケのやり取りを見て、タバサはほんの少し眉根を寄せた。ただそれだけだが、タバサにしては最大限の感情表現になる。 「フーケが好き……?」 「……嫌いではないが、お前の思ってるような意味じゃない」 「嫌いではない、ねえ……」 フーケが苦笑した。 「そう……」 タバサは俯くと、きゅっとリゾットに抱きついた。ルイズの眉が跳ね上がる。 「ちょっとタバサ、人の使い魔に何をするのよ!」 だが、タバサはルイズに構わず、そのまま囁くように言った。 「私、頑張る」 「何をだ?」 「秘密……」 フーケはそんなタバサを見て、目を丸くした。 「その子、どうしたの? そんな積極的な子だっけ?」 「違うと思うんだけど……」 「惚れ薬よ! それ以外考えられないわ!」 「惚れ薬?」 苦笑するキュルケと、不機嫌そうなルイズに、フーケは反応に困ったような笑みを浮かべた。 それからしばらくして、状況の説明を受けたフーケは頭痛がしたかのように頭を抱えた。彼女の推測通りなら、今回の事件の責任は自分にもある。 「え~と……じゃあ、まずはその……、惚れ薬かどうかを確かめようか」 「できるの?」 ルイズの質問に、リゾットが口を挟んだ。 「『ディテクト・マジック』か?」 「あ」 キュルケとルイズがそろってその手があったか、というような顔をした。フーケは呆れたように首を振る。 「あんたたち、相当頭に血が上ってたんだね……。好きな男が独占された程度で冷静さを失っちゃ、立派なメイジにはなれやしないよ?」 「そうみたいね……。反省するわ」 苦笑してそれを認めたキュルケとは対象的に、ルイズは顔を赤くしながら不機嫌そうにそっぽを向いた。 「ふん、うっかりしただけよ。別に私は使い魔のことなんか何とも思ってないんだから!」 「はいはい。じゃあ、ともかく『ディテクト・マジック』を使うよ」 フーケは杖を掲げ、呪文を唱える。光の粒が舞う。 「やっぱりこの子、何か魔法がかかってるわね」 「惚れ薬とは限らない」 タバサが否定するように言うと、フーケは言いづらそうに切り出した。 「実はその……心当たり、あるんだよ。……惚れ薬に」 「どういうことだ?」 「モット伯から奪い取った惚れ薬があっただろう? あれを売り払ったのがさっき言った秘薬屋でね……。まだ売れてないなら、店にあったはずなんだ」 「飲んでない」 「それが厄介なことに、飲まなくても気化した薬を吸うだけで効果がある奴でね。火事の最中に吸ったんだろうね。 飲んだ場合と比べて、少し効果が落ちるはずなんだけど……」 「効果が落ちる? これでか?」 タバサはリゾットにぴたりと寄り添っている。これで効果が落ちているのだとしたら、本来はどれほどだというのか。 「直接飲んだときの威力はそんなもんじゃないよ。以前、まともに飲んだ人間を見たことがあるけど、もっと病的で盲目的だったよ」 その場の全員はそうなったタバサを想像してみたが、誰も想像できなかった。 「まあ、それはいい。……解除薬は?」 「店内にあったはずだけど、どうなってるかは分からないね。火事場泥棒の一人や二人いただろうし……買った方が早いんじゃない? 少し値が張るけど」 「お金なら大丈夫よ。ダーリンとやってる会社は好調だし」 タルブの戦いでほとんどの船を失ったトリステインは国の内外に船の製造を依頼していた。その恩恵はリゾットとキュルケの事業にも及んでいるため、二人ともかなり所持金に余裕があった。 「そうかい。じゃあ、解除薬を探してみるけど、希少だし、私が使ってたところがなくなったからね……。見つかるかは分からないよ」 「どれくらい持続するんだ? 場合によっては効果切れを待つ方が早そうだが」 「個人差があるからね。一ヶ月後か、一年後か……」 「探して。全力で」 ルイズが即答した。少し目が据わっている。その迫力に、フーケは思わずたじろいだ。 「あ、ああ……分かったよ。でも、そんなに急ぐなら、作った方が早いんじゃない?」 「作れるの?」 フーケは頷いた。 「秘薬作りは私の専門外だからどう作るか分からないけど、水のメイジなら作れると思うよ。まあ、そっちはあんたたちでも探してみて」 「明日の昼までには無理そうだな……」 「無理だね。何か期限があるなら、諦めるしかないんじゃない?」 リゾットは頷くと、自分の主人に話しかけた。 「ルイズ、悪いがタバサと一緒に外出する許可をくれ」 「仕方ないわね……私も行くわ」 「ああ……タバサ、いいか?」 だが、タバサは首を振った。 「駄目」 タバサのはっきりした意思表示に、ルイズは顔を曇らせる。 「何で?」 「駄目」 もう一度、はっきりと拒否する。それを見て、キュルケが口を出した。 「諦めなさいよ、ルイズ。タバサは惚れ薬の効果でこう言ってるんじゃないわ」 「何でキュルケにそんなことが分かるのよ」 「分かるわよ、親友だもの」 きっぱりと言ったキュルケの一言は、理屈を超えた説得力があった。ルイズは仕方なく諦め、リゾットに指を突きつける。 「タバサに何かしたら、お仕置きだからね!」 「……俺はそんなに信用がないのか」 「だって……あんた、肝心なところで命令を聞かないじゃない」 リゾットは今までを振り返る。確かにそういうところもあった。 「それを言われると返す言葉もないな……」 二人の様子を見ていたキュルケが名案を思いついたように声を上げた。 「じゃ、あたしがルイズの代わりにダーリンを見張っていてあげるわ」 「な、何よそれ! 余計な心配が増えるじゃない」 「そう? でも、あたしがどこへ行くかはあたしの勝手でしょう? ねえ、タバサ、あたしも一緒に行っていいかしら?」 タバサは少し考えると、頷いた。 「決まりね。最近暇だったし、旅行なんて楽しみだわ」 「遊びに行くんじゃないんだがな……」 リゾットは呟きつつ、ルイズが不貞腐れたように口を尖らせているのに気がついた。 「ルイズ」 「何よ」 「心配しなくても、俺は薬でおかしくなっている人間を襲ったりはしない。その程度の分別はある。信用しろ」 「……わかったわよ! あんたが帰るまでに解除薬を手に入れておくわ! きちんとその恩を返しなさいよ!」 「了解だ。……フーケも、頼んだ」 「まあ、金は貰ってるし、仕方がないね。任せられておくよ。代わりといってはなんだけど、無事、この件が解決したらどっか飲みに連れてってよ。もちろん、あんたの奢りで」 「分かった」 実は二人の台詞には『ルイズを』という言葉が隠されているのだが、それを言うと間違いなくルイズが不機嫌になるので、二人ともあえて名言を避けた。 大人は言わなくてもいいことは言わないこともできる生き物なのだ。 「それじゃ、私が解除薬の市販品を探すから、ルイズが作れる人間に当たりをつけておくってことで、いいね? 見つかればそれでよし、見つけられなかった場合はその人に頼むってことで」 「あんたと組むのは不本意だけど、仕方ないわね。それでいいわ」 「じゃ、早速調査にとりかかるから、今日はこれで」 フーケは風の搭を昇っていく。どうやら『フライ』を使って屋上から出て行くらしい。ふと、足を止めて、タバサに振り返った。 「そうだ、タバサ……。礼を言うよ」 「何に?」 「古い馴染みの仇を取ってくれて、さ。あの婆さんは食えないけど、嫌いじゃなかったからね」 「……」 タバサは表情を変えない。フーケも反応が欲しかったわけではないらしく、そのまま搭を昇っていった。 フーケがいなくなったので、後に残された四人は順に外へ出て行く。ふと、リゾットが振り返ると、タバサはじっとその場に立ち尽くしていた。 「どうした?」 声を掛けられ、タバサは振り返った。言おうかどうか、迷ったようだが、やがてぼそぼそと呟いた。 「……私は店主を盾にした……」 リゾットはその言葉の意味をしばし考えた。 「ネズミのスタンド攻撃からか?」 タバサは頷いた。 「死体だったんだろう? なら、気にするな。生き残るためにしたことだ。お前が悪いわけじゃない」 「うん……」 そしてしばらくしてから顔を赤らめ、呟いた。 「不思議」 「何がだ?」 「気持ちが少し軽くなった」 「……なんでも抱え込むのは心に悪い。今後も何か気になってることがあるなら、俺にでもキュルケにでも相談すればいい」 タバサは頷いて、リゾットのコートの裾を掴んだ。 「……貴方は?」 「?」 「相談できる人はいるの?」 「俺は……」 リゾットは言いよどんだ。考えてみればリゾットは元の世界にいる頃から、相談をされる立場になったことはあっても持ちかける立場になったことが余りない。それがプライベートな内容のこととなると尚更だ。 黙り込んだリゾットに、タバサは声を掛けた。 「私には相談していい」 「お前……」 「これは薬とは関係ない。私は薬を嗅ぐ前から貴方を信頼している」 「ちょっとリゾット! 何してるのよ! 早く行くわよ!」 外からルイズが呼ぶ声が聞こえ、リゾットは会話を中断した。 「今行く! ……タバサ、行くぞ」 タバサはこくりと頷いた。何かを訴えるような眼差しを向けてくる。 「……そうだな……。相談したいようなことができたら、そのときは頼む」 タバサは無表情に、しかしどことなく嬉しそうに頷くと、リゾットのコートの裾を掴む手に力をこめた。 搭から外へ、二人は連れ立って踏み出した。 戻る< 目次 続く
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でいり〜は基本的に残り体力を表示しません(面倒だから) ですが『でいり〜(疲れた)』の様に、名前の隣に状態を書くことがあります。それと、セリフで状態が分かるようにしているつもりです。 現在ハンター軍に属しているキャラはいません。あくまで第三者という形で参加しています。 ではキャラごとの傾向と対策〜(能力はE〜Sまで。SS、SSSはチート的な能力) ウルフ 体力:A 攻撃:A 防御:A 速度:A ツンデレ:SSS 耐性:とくになし 弱点:とくになし 対策:とくになし スタンダードなキャラ。特に対策はいらないが、流石に☆狼のリーダーだけあって、戦闘能力は全体的に高い。気をつけましょう。 レオン 体力:C 攻撃:B 防御:C 速度:S 変態:SSS 耐性:ミサイルなど 弱点:接近戦 対策:基本的に離れて戦うキャラです。接近戦に持ち込みましょう。彼との銃撃戦は危険です。 アンドリュー 体力:B 攻撃:A 防御:B 速度:D アンドルフおじさーん:SSS 耐性:とくになし 弱点:短気 対策:あまり強くありません。爆弾やバズーカなどの高火力の武器を使うので、防御が低い方は注意。 ウォルス 体力:C 攻撃:B 防御:E 速度:SS 見下し方:SSS 耐性:ネタキャラ 弱点:中二的な展開 対策:とにかく速い。まともに戦っては攻撃を当てられません。なんとかして当てる方法を考えましょう。中二要素が強いので、主人公的なキャラに弱い……かも。 ベガ様 体力:SSS 攻撃:SSS 防御:SSS 速度:SSS ケツ顎:SSS ムッファー:SSS ロリコ○:SSS 信用性:E 耐性:? 弱点:? 対策:チートキャラです。まずあなたに勝ち目はありません。ですから間違っても攻撃を仕掛けないように。ただし、ベガ様は寛大なお方なのでネタ的な攻撃には乗ってくれます。 基本的に観戦者。
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「掛け算における順序」の指導に対する否定的意見の傾向と対策(まとめ) 要するに「掛け算順序否定」イデオロギーを信奉する大人たちのほとんど大多数は「掛け算に順序を考えるべき場合の論理」が理解できないのである。ブルバキ的思考を勉強しとらんからな。それで理解できないことはなかったことにしちまえ。なくても正しく計算できるからいいに決まっとる。とヘンな自信を持って声高にイデオロギーを主張する。バツにされた答案は採点が間違っていることにしたいのである。小学生の保護者の場合そういうバツ点は(自らの心の平安にとって)不都合故、大層な剣幕で小学校に捩じ込むという羽目になる。まさにモンスターである。ふつうは「なんでバツ?」と思ったら教科書を読んでああなるほどと納得しそうなもんだが、上記のようなことである故、学ぼうという姿勢はハナから持ち合わせておらんのだ。「先生もまちがえることがある」などと親の威厳を保っても「学ぼう」という姿勢がないのは賢いお子さんには丸わかりであろう。
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売れているメーカーランキング 予想通りトヨタ、日産、ホンダ、マツダ。 で売れている車のランクは以外にも、ワゴンRやムーブ、ライフなどの軽自動車が多い事。 乗用車ランクだと、ヴィッツ、カローラ、フィット、ティーダ、NOTE、アルファード、パッソ、ステップワゴン、など。 まぁ、コンパクトカーと言われているものが売れているようで。トヨタはネームバリューが大きい要素を占めていると思うけど、中身としてはどーなのかと。耐久性、整備、ディーラーが多いのは確かにお得かもしれない。 もし、メーカー名を出さないで、売り出したとしたらどの車が一番売れるのかってのは一度やってみて欲しい。いかに名前だけで買っている人が多いかがわかるとおもう。 まぁ、売っちゃえばいいんだし、パクリでもなんでもありなんだろうね~とは思うけどさ。 エンジンもヤマハのじゃなくて自社開発の作れば良いのに。 利益だけを求めるのはつまらない気がするし、メーカーの特色があまりにもないような。 叩かれて当然だとは思ってしまう。 トヨタ叩きになっている気がするけど、まぁスルーで・・・。
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「GAPOLI店長の挑戦状」、「GAPOLIマネージャーからの試練」等のイベント(以下 店長イベント)は、他のイベントとは違いヒントを教えてくれるので対象台が探しやすくなっており、店長イベントの時に頑張って高設定台を探す人も多いでしょう。 ここでは過去の店長イベントの謎ポエム一言の傾向の一例を挙げ、対策も紹介します。 比較的簡単なヒント ①店長です!夏まっさかりの今日この頃みなさんはいかがお過ごしでしょうか?私は先日 甲府に旅行してきました!甲府と言えば戦国時代の 強者、武田信玄の出身地ですね!甲斐の地形を 盾に戦ったらしいです!先人を参考にGAPOLIの 頭として頑張ります! (8/6店長の一言) 対象機種は 甲鉄城のカバネリ(ぱちんこ&スロット) 北斗の拳 強敵 盾の勇者の成り上がり P頭文字D →機種名がヒントになっている ②店長です! 今日は特別に重要なキーワードを教えちゃいます! 重要なキーワードは「女性」、「姫」、「人魚」です! 本当ですよ!?(9/10店長の一言) 対象機種は FOXY LADY 西遊姫 QUEEN OF PEARL(人魚が登場している) →名前と登場しているキャラがヒント 台の知識がいるヒント 店長です! 先日、私ごとですがお祭りに行き、射的をしました。 結果は1つも取れずと惨敗でしたが、久々に楽しかったですね! 大人になった今でも真面目に挑んでしまいました。 とても残念でしたが、当日は天気もよく花火も見れて 大満足でした!(8/20店長の一言) 対象機種は S甲鉄城のカバネリ(射的演出がある) 幼女戦記(1つも取れず→白銀ラッシュ終了?) スマスロ北斗の拳(真面目に挑む→真剣勝負から?) パチスロ北斗の拳 転生の章(こちらは神拳勝負、1つも取れずの要素もある?) バジリスク~甲賀忍法帖~絆(花火→HANABI柄) その他、原作知識がいるヒントやキャラの誕生日がヒントになっているものも過去にはありました。 対策 打ちたい機種の特徴や原作などはある程度把握しておく。 過去の一言から他にも傾向を探す。(過去の対象機種のラインナップをを繰り返すこともたまにあります) 難しいようならX(旧Twitter)やガポリのオープンチャットなどで詳しい人に教えてもらう 特に情報共有していくことは時間節約にもなるし強いです。 積極的に活用していきましょう。
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結局、こちらを先に書き上げてしまいました。罠の出現場所(特に前半)や「びっくり箱」の効果など、欠落や記憶違いも残っていそうなので、補完をお待ちしています。 -- (REMLIA@当wiki管理人) 2010-02-27 17 43 17 朝令暮改的に危険度のランク分けを変更。「全滅」と「全滅より深刻な被害」を分けて、S~Cの4段階評価にしてみました。 -- (REMLIA@当wiki管理人) 2010-02-27 18 14 04 Hard女神の口付けはアイテムドーピングの上限(種族値+16)を超えることはないはず -- (海野ナギサ) 2010-02-28 14 11 28 >海野ナギサさん:ご指摘ありがとうございます、訂正しました。hardでは全体的に特性値上限の個人差が出にくいよう調整されているんでしょうか。 -- (REMLIA@当wiki管理人) 2010-02-28 16 52 24 実データ(仮)を追加、プライバシー保護の為、詳細データは差し控えておきました。 -- (名無しさん) 2010-03-02 01 14 35 実験データありがとうございます。こうして見ると、罠調査に関しては(盗賊系キャラとカルフォが揃っていれば)問題ないんですね。罠に負ける時は解除のファンブルが殆どで、不可抗力と言い切ってしまっても良さそうです。 ちなみにnormalの方だと、罠調査の精度も少し落ちるみたいです(その「少し」も回数を重ねると大きな違いになりますが……)。 -- (REMLIA@当wiki管理人) 2010-03-02 10 02 53 そういえばマニュアルのAGに、「罠を解除する技能が上ったり」とあるのでその影響もあるかもしれません。(盗賊のピックもAG+1だし)がSAKURA以外はAG値の特定しようがないのが難点。 -- (名無しさん) 2010-03-02 12 25 07 傭兵ギルドを見る限り、どのキャラも「ドーピング無しの人間」と同じステータスになるようです。後半戦ではAG23が当たり前の状態になりますね。 逆に、特性値が上がりきっていない前半(PCは転職後しばらくの間も)では割とミスしやすい様子? -- (REMLIA) 2010-03-02 15 03 47 新試練、高圧電線について。一人旅中にカルフォ「高圧電線」→罠解除「高圧電線」→罠解除失敗「高圧電線」→何故か無傷でした。げんこつと同じく4人以下全滅とは違う、もしくは特定の条件で回避(バグ?)なのかもしれません -- (名無しさん) 2010-03-04 11 04 09 ご報告ありがとうございます。ちなみに、その時は「罠をかわした」と明記されていたでしょうか? -- (REMLIA) 2010-03-04 18 40 13 「罠をかわした」と明記されていたでしょうか?: 罠解除失敗時と同じく、あたりに高圧電流が流れた!(?)のようなログで罠をかわしたとは書いてありませんでした。 -- (名無しさん) 2010-03-05 09 48 38 なるほど……回避判定が確かに存在するかどうかは判断できない感じですね。私の経験では5人以上:必ず4人死亡、4人以下:全員死亡だったので「(4人以下なら)確実に全滅」と書きましたが、正しいかどうか怪しいので「ほぼ全滅」に書き換えておきました。レスありがとうございます。 -- (REMLIA) 2010-03-05 12 40 21 100lv近辺の非盗賊系職での罠解除成功率の統計って需要ありますか?あればメモりますが・・・ -- (名無しさん) 2010-03-07 23 10 15 「非」盗賊系ですか……興味深いですね。お願いします。 -- (REMLIA) 2010-03-08 19 02 38 新試練、6人PTでげんこつ発動。NPC2名押しつぶされて生還しました(他のメンバーはなにも表示無し)。最大4名なのかも? -- (名無しさん) 2010-03-24 02 11 49 ご報告ありがとうございます。爆弾と同じように、複数の対象が選ばれた場合は、回避に成功しても「罠をかわした」と表示されないのかもしれませんね。また、回避判定が存在すると仮定した場合、normalでは成功率が絶望的に低い(またはhardになって初めて回避できるようになった?)という可能性も考えられそうです。 -- (REMLIA) 2010-03-24 05 17 10 Hardのアマイタですが「食べられない」があれば失敗しても「罠をかわした」と表示され装備は無事でした。現在まで約10回ほど失敗させてますが100%かわしてます。 -- (蒼い子) 2010-03-24 18 27 23 失礼、「罠をかわした」ではなく「うまくかわした」でした。 -- (蒼い子) 2010-03-25 00 53 29 >蒼い子さん:「食べられない」は装備すべてを保護するのに有効ということですね。とても美味しいです……。(実はnormalで拾ったこともあったんですが、付与されているアイテム自体にしか効果がないと思い込んで捨て値で処分してしまった覚えが。勿体無いことをしました。。。) 罠とアイテム付与のページ、該当部分をそれぞれ修正しました。ありがとうございます♪ -- (REMLIA) 2010-03-25 01 43 03 それと、罠表から抜けていた「スペルブラスター」を追加しました。しばらく神殿エリアへ行ってなかったので、マニュアルにも載っているのにすっかり忘れていました。 -- (REMLIA) 2010-03-25 01 45 01 二人PTで、自分でない方が罠解除失敗、おおっと!*ゲンコツ* でも、かわした等のログも無く無傷。どうも、2/6(1/3)の確率でゲンコツ高圧電流は回避なのかな? -- (斬っちゃうわ) 2010-07-11 21 11 50 >斬っちゃうわさん:ラッキーでしたね。どうやらhardは罠を回避できる確率が上がっているようなので、リスト上部にも書き加えておきました。 -- (REMLIA) 2010-07-12 16 44 33 スペルブラスターには呪文忘却の効果もあります。レベルを上げにくい序盤~中盤にかけてはS級のダメージでした。 -- (KAVALOFII) 2010-07-12 17 46 58 >KAVALOFIIさん:ありがとうございます、本文に反映させました。確かに序盤では致命的ですね……。 -- (REMLIA) 2010-07-12 20 09 30 nomalの話ですが、ソロで潜っていて全滅ペナルティ無視のアイテムを装備していても悪魔の目玉で石化したら全滅扱いになり救出待ちになりました。一時間のペナルティです。ガックリ… -- (みゆきザンス.) 2010-10-05 19 16 36 >みゆきザンス.さん:ご報告ありがとうございます。どうやら、自キャラが生きたまま全滅した場合には対応していないようですね……。 -- (REMLIA) 2010-10-06 14 53 58
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集計屋のボーダーさんらによる大攻防戦の戦果分析@イベントバトルスレ転載 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/48411/1310918456/ 複数の方が検証なさっていたので、こちらに勝手ですが、転載させて頂きました。 勝手なまとめ 攻撃側は、Dプラまで取って勝敗五分。Eプラ取って負けるのは稀。 「大攻防戦でのデスの削れは、全国の1.5倍の1/106.66」っぽい。防衛側コアゲージがデスだけで平均56%削れる。(=防衛圧勝条件はゲージ50%残存だから…) 攻撃側の勝率は43.5%。少し不利か? 攻撃側が敗北する時は、大抵、プラ踏みが足りない。踏みと支援を分担するより、大勢で踏みに行った方が勝率は高い A~Cプラ攻略中の凸は、どうも防衛側を揺さぶりきれてない。 Aプラの陥落タイミングは試合の勝敗に直結しない。逆にBプラ以降の陥落タイミングは影響が大きい。 防衛側は麻<重でいいぐらい。攻撃側は麻=蛇がベストで、どちらかが多いと編成事故の敗戦率up。 攻撃側も防衛側も獲得ptの平均は互角。 3 :名無しのボーダーさん:2011/07/18(月) 12 08 40 ID Z2xl2c2U0 さて、大攻防戦も終わりに近づいてる事だし、実際の陣営ごとの勝率検討してみないか? 各人、腕やスタンスや味方の引き次第で大分総合勝率違ってくるし、母数増やして検討してみようぜ。 紙で記録取ってる人は全部の記録、取ってない人はBBnetの戦闘記録(最大40戦分)を見て記録まとめてくれると嬉しいな。 というわけで、一応言いだしっぺなんでテンプレを作ってみた。3行で。 <マッチングクラス> <スタンス> <攻撃側勝敗> <攻撃側平均ポイント> <防衛側勝敗> <防衛側平均ポイント> 記入例+自分の記録 <マッチングクラス>SSA <スタンス>バリア蛇ほぼ専 <攻撃側勝敗>18勝18敗 <攻撃側平均ポイント>25/52/8 合計85 <防衛側勝敗>23勝16敗 <防衛側平均ポイント>27/20/8 合計55 48 :名無しのボーダーさん:2011/07/20(水) 19 50 20 ID mLq.BJVw0 長文注意。 集計がやっとできた。 新マップもやりたいけど戦闘記録も残しておきたい、と考えたら 今こそサブカの出番、との天啓が降りてきた。 まさかこんなふうにサブカが役に立つ時がくるとは……。 SSSA 39戦EUST16勝GRF23勝アセンPPPN 麻かリア重でひたすらプラント戦 EUST 26配属 13勝 12敗 1完敗 5.9K/9.4D 44.7/49.9/17.2 112 GRF 13配属 1圧勝 9勝 3敗 8.5K/7.7D 64.7/22.6/22.3 110 俺の個人戦績は割とどうでもいい、ここからが本題。 戦闘記録で見られるいろんなデータをまとめてみた。 プラント陥落せず 0試合 Aプラまで陥落 1試合 内EUSTの勝ち0 Bプラまで陥落 6試合 内EUSTの勝ち1 Cプラまで陥落 7試合 内EUSTの勝ち1 Dプラまで陥落 16試合 内EUSTの勝ち6 Eプラまで陥落 9試合 内EUSTの勝ち8 平均陥落プラント数 3.66個 EUSTでまともに勝とうと思ったら、最低でもDまで取らないと 勝負にすらならない。みんな実感してるだろうが、数字にするとハッキリと判る。 そこからEをとればほぼ勝ち、取れそうになかったら割りに行くしかない感じか。 Dを取ったのにあまり勝ててないのは、コア凸の下手な俺がよくEUSTに居た影響もあるのかも。 Eまで取ったのに負けた試合でも俺はEUSTで、あとブラスト2体分で 割れたのにギリギリ届かなかった。また集計以前での試合でGRFの時にEまで取られて、 マジでコアゲージが0になって誰か一人でも大破したら負ける!という十数秒を なんとか逃げ切った事もあった。まあ、どちらのケースもEUSTの早割り勝ちくらいに レアな事態なんだろう。あの時俺が倒した重をリペショで叩き起こしてた支、 追撃を許さなかった重には敵ながら天晴れと言わざるをえない。 一試合平均所要時間 492秒 一試合のキルデス合計の平均 EUST 70.2K/79D KDレート0.89 GRF 82.2K/66.3D KDレート1.24 BB.NETで見る戦闘記録だと、Eを残して時間切れだと575秒、Dも残って515秒と 謎の35秒が追加されていて、その分を差し引いて計算した。 KDレートにはけっこうな差がついた。EUST側のKDレートが1を超えたのは 39試合中、わずかに5試合だけ。赤プラントという死地に飛び込まざるを得ない EUSTと、専ら迎え撃つだけのGRFで差がつくのはまあ当然ではある。 この数字の中の、GRF側の66デスは割と重要。EUST側はデスなんか気にしなくて いいけど、前スレであった「大攻防戦でのデスの削れは、全国の3分の4」は本当らしいから、 492秒でコアゲージが88/160、デスだけで実に55%も削れる計算になる。 Dを取られたら540秒だからもっと。どフリーの凸を通したら致命傷になりかねないし、 デス分の削れで決着がつく試合も少なくない。GRFは基本有利ではあるけど 防衛に気を使う必要があるぶん、決して楽なわけではないのかもしれない。 49 :続き:2011/07/20(水) 19 55 41 ID mLq.BJVw0 39試合で占拠白枠のついた人数 EUST70人 GRF2人 1試合平均1.85人 EUST勝ち16試合で46人 1試合平均2.89人 EUST負け23試合で24人 1試合平均1.13人 GRF側は基本、占拠白枠はつかない。2人いるけど、それはAプラを200秒ほど維持してた 試合だったから取れただけで、例外とみるべきだろう。よく踏んでる人でも、30-40くらい。 目安くらいにはなるかな、と思い立ってEUST側の勝ちと負けで分けてみたら、驚くほどの 差になった。白枠4人以上になった試合数は9、勝ちは8。あくまでも白枠の数だから、 その影には他の味方のぶんの2~3倍の占拠ポイントが存在する訳だけども。 そして自慢や謙遜とかではなく、この数字には俺が取った白枠12が含まれている事に留意してほしい。 リア重で強引に踏みに行く俺と違って、敵陣を撹乱しつつチャンスを作って踏むような 戦闘麻タイプの人だと、また違ってくるんだろう。 そしてこれまでさんざん言われたが、これはもう断言してもいいだろう。 一人二人じゃ足りない、皆でプラント踏まないと勝てない。 GRF勝ち23戦 平均残りコアゲージ 約25% 残りプラントDE 残りコアゲージ 約33% 残りプラント E 残りコアゲージ 約17% 残りプラントなし 残りコアゲージ 二機分 GRF負け16戦 残りコアゲージ 当然、0 案外削れてるコアゲージ。あまり細かい数値は判らないから、本当に参考程度の数字。 3~5%くらいの誤差があると思ってくれていい。 この数値をだしたのは、GRF側の時に防衛の指針になるかもしれないと思ったから。 どの段階でどれくらいならコアゲージをくれてやって良いのか、逆にミリでも 削らせちゃいけないのか。プラントをくれてやってでも凸を止めなきゃいけない状況とかが プラント偏重のこの大攻防戦で存在するのか、とかを考察したかったんだけど……。 正直俺の手に余るわ。凸が得意な人にお願いしたいところ。 一つだけ俺でも言えることは、デスで意外とゲージは削れてるって事。 Cまで取られたけどまだ余裕、とか思ってるとあっさりDも陥落する。そこまでくるとさすがにケツに火がつく。 Eは絶対死守だし、コアゲージの被ダメ猶予はせいぜい3割。胃に穴が空きそうな防衛。 ……んで結局何が言いたいんだおれは?ごめん、自分でもよく判らん。 以上、個人的に気になった箇所の集計報告。 デモを見る限り、他マップでも大攻防戦が来る可能性は高いんだし、 今後の叩き台にでもなれば、と思って上げてみた。 つきあってくれた人へ、ありがとう。 そして書き始めてから6時間がたっていた。疲れた……。 54 :名無しのボーダーさん:2011/07/20(水) 22 28 34 ID dR/94EgQ0 48 49 現海老でイベントもほぼBクラ出撃だったが、思い出してみると驚くほど一致してるな お疲れついでに長文で返してやるぇ 勝敗と陥落プラント数 結局Cプラント攻略時点で何秒残ってるか+次の何秒でDプラントを落とせるかによって、勝利の可能性の有無が違ってくるみたい そう考えると、300秒で開始後Aプラを両陣踏み合って拮抗(Bだと誰も踏まないので拮抗)240秒の攻撃側ワフト出現で動き出す ワフトを防衛側に取られなければ多分220秒くらいでA奪取…この間の80秒を無駄にしなかったかが後々利いてくるという仕組みかもしれない それと、Dプラの構造が最もテクニカルにできてるのはこういう理由だったか、と 両陣営のkd比 「SPコング41リムペ抱え落ちしなけりゃ幾ら死んでもいいや補充できるし」スタイルは攻撃側なら一向に構わんが、 防衛では戦犯にすらなりうるということだな…ここらへん全国とか攻撃からの頭の切り替えが大事かもしれない もちろん退いてる間にプラント落とされたら本末転倒だし、死にまくっててもそれ以上に敵機のプラント接近を阻止し続けてれば文句はないが、 生き残ることの重要性というのはゲームシステムから言って認識ブレイクだと思う 陣営と占拠白枠 占拠支援はお小遣いみたいなもんで、停止と占拠完了のときにドバっと入るのが占拠ポイント GRF側は白→青の占拠完了でしかドバっと得ることができないうえ、一度白くされたら前のプラントから走ってこなけりゃならない GRFが一度白くしてから戻すというのは、よっぽど敵が波状攻撃の波の谷間でもない限り困難、波状攻撃だったらむしろその前に陥落してる というのがGRFの占拠が少ない理由だろうか 一方GRFはプラント防衛ポイントおいしいですqだから、EUST負け試合のGRF側の貢献白枠数を数えてみると面白いかもしれない 防衛成功時プラント数とコアゲージ これ興味深い分析なんだけど、ちょっと面倒だがGRG勝利試合で試合時間数対残りコアゲージのグラフをとってみてほしい 凸のせいでばらつきは大きいが、試合時間が大きくなるほど残りコアゲージの減少速度(右肩下がり具合)が大きくなると予想 その根拠は、最前線がベースに近づくほど(試合時間が延びるほど)コアガリガリの頻度が増えてデス削りに上乗せされるから Cが落ちたらコアゲージ残りが50%あっても20%だと思って焦らなきゃだめってこった。残り時間が長いほど余計に。 コアガリガリ×E陥落延長コンボされてから、序盤まじめに防衛すればよかったと…覆水盆に還らず…(特にBクラスだとだれも防衛しないからね) ふう 腕上げなきゃな…思考には行動が伴ってこそだ 173 :名無しのボーダーさん:2011/08/06(土) 11 35 56 ID t0ulBTio0 流れ完全にぶったぎるけど、 3です。 大分遅くなったけど、大攻防戦のデータ解析が終わりました。 キルデスだけは面倒すぎて俺の心が折れてしまいました。 長いので分割してみます。 (1)勝敗と平均ポイントから サンプル3名。いずれもプラント戦中心。 合計147戦 EUST(攻撃側)勝利64 GRF(防衛側)勝利83 EUST勝率43.5%≒7分の3 EUSTやや不利だが、様々な要素で簡単にひっくり返る差。 EUSTでは戦闘の腕に関わらず、しっかりプラントを踏んでいれば、占拠は平均50くらいになる模様。 逆にGRFでは占拠は平均20程度。これも戦闘力とあまり相関がない。 あ、戦闘の平均ポイントが他2人の半分しかなかった俺は泣いていいよね? (2)勝敗とプラントの関係 プラント陥落せず 0試合 Aプラまで陥落 4試合 内EUSTの勝ち1 Bプラまで陥落 9試合 内EUSTの勝ち1 Cプラまで陥落 21試合 内EUSTの勝ち4 Dプラまで陥落 31試合 内EUSTの勝ち17 Eプラまで陥落 14試合 内EUSTの勝ち13 平均陥落プラント数 3.53個 まず見ての通り、Dが落ちないとEUSTは絶望的。 Dが落ちて勝負になるといった所。 逆にEが落ちたらそれはEUSTは勝ちがほぼ確定。 174 :名無しのボーダーさん:2011/08/06(土) 11 36 24 ID t0ulBTio0 次に40試合のプラント陥落時間の平均を。 BBnetの画像を10単位で目測した平均なので参考程度に。 Aプラ EUST勝: 80 GRF勝: 85 平均: 83 Bプラ EUST勝:162 GRF勝:204 平均:182 Cプラ EUST勝:278 GRF勝:339 平均:305 Dプラ EUST勝:369 GRF勝:398 平均:375 Eプラ EUST勝:474 意外にもAプラはそこまでの差にならず。 差がついたのはBプラ。開始3分を目途に勝敗が左右される。 Cプラは平均5分。AもCもワフトが出ると陥落するくらいが平均。 Dは陥落する時はC陥落から1分程度で陥落する事が多い。 但し、GRF勝試合の7割でDは陥落してない。 これより、ある程度のチーム力がないといつまで経ってもDは落ちないと推測される。 (3)全体の占拠ポイントと勝敗について まず、占拠白枠について 79試合でのべ121人(但しデータ提供者による白枠が合計27含まれる) EUST勝試合 36試合で84人 EUST負試合 43試合で37人 計算してないけど、明らかに差がある。勝った試合の方が占拠白枠が多い。 ただし、上のデータで明らかな通り、占拠は明らかに勝ちにつながる。 よって占拠の成功、占拠白枠増加、勝利は大いに関係してくる。 それでみんな気になってる占拠のやり方について 少人数で踏んで、他は溜弾などで遠くからサポートするのが良いのか、 大人数で踏んでプラント戦して占拠するのが良いのか。 前者に比べて後者では占拠人数が多くなるため、チーム全体の占拠ポイントが増える。 解析の指標としてEUSTの占拠合計×100/(試合時間×人数)という数値を設けた。 また、制圧したプラントの数によって占拠ポイントの合計量が変わるので、 今回の解析では一番サンプルの多いDプラントまで制圧した群を用いた。 勝利11試合では平均6.00、分散1.97 敗北 4試合では平均4.14、分散0.10 差の95%信頼区間は1.86±1.85で95%の信頼度で有意差が出た。 よって大人数で踏んだ方が良いという統計学的な傍証が出た。 175 :名無しのボーダーさん:2011/08/06(土) 11 41 38 ID t0ulBTio0 次にまた大攻防戦がバレリオであった時の参考にしてくだしあ。 特に(2)のプラント関係は頭に入れておくと便利かと思われます。 データを提供してくれたお二方、ありがとうございました。 また次の大攻防戦でもよろしくお願いします。 301 : 集計屋のボーダーさん:2011/08/12(金) 23 14 44 ID owT.jUVs0 えーと、俺は 48 49で前回のバレリオ大攻防戦の集計をした者です。今回も長文注意。 集計報告の第二弾があるんだが、その前にあまりにも気になるデータが出てきたので、まずそっちから。 それは、GRFの1デスの削れは1/120より多いんじゃないか?という疑惑。 以下がその根拠になったデータ。 いずれも防衛勝ち、かつコア凸を喰らっていないであろう試合の、GRFのデス合計とコアゲージの減少割合。 71デスで67%減少 48デスで46%減少 60デスで56%減少 75デスで70%減少 67デスで64%減少 64デスで61%減少 75デスで70%減少 68デスで65%減少 コアゲージの減少割合をどうやって出したかっていうと、戦闘記録のグラフ画面にした携帯に 定規を当てて、3ミリで10%だからここまでで60%でここはどうだ1.5なのか1.2なのか?とかいう 原始的な測り方だったから、当然誤差がある。が、それにしても1/120より確実に多い。 ちょっと計算すればわかるが、1/105とか1/107とか微妙な数字が出てくる。 これはどういう事だろうと電卓と格闘した結果、 「大攻防戦の1デスの削れは、全国の1.5倍なのではないか」という仮説にたどり着いた。 1/160の1.5倍だと1/106.66となり、データの数字にかなり近似する。そもそも1/160の3分の4の1/120 という数字も、そういえば前スレでそんなのがあったっけなー位にしか考えてなくて、確実にその数字 なのかどうかはまったく考慮していなかった。 では1.5倍なのは確実なのかというと、数字を見る限りはそうだけど実は少し自信がない。 このデータ群は本当にコア凸の無かった試合かについては、デスに対しての減少率が最小な試合群だから、 十中八九間違いない。ゲージの減少についても、それほどの誤差はない、はず。 ただ、なにしろ前回からずいぶん時間が経った今では試合の記憶もおぼろだし、たった8試合の サンプルで断言するのは、すこしばかりためらってしまう。俺の間違い勘違いの可能性も否定できない。 そんなわけで、本当に1.5倍なのかどうか気になる人は、来週の大攻防戦で確かめてみてほしい。 俺の持ってるデータだとコア凸が無かったであろう試合は8/39、約20%くらいだから、数をこなせば サンプルは集まる筈。有志の協力を求む。 あとアレだ、俺はしたらば以外をあまり見てないんだが、よそで既に1.5倍だよ当たり前じゃんとの 検証が出ていたのなら、俺の勇み足で情弱のくせに乙ってことになってしまうのか。 もしそうならまあ仕方ない、素直に笑われておくさ。 302 : 集計屋のボーダーさん:2011/08/12(金) 23 17 50 ID owT.jUVs0 以下、集計報告第二弾。 プラント陥落時間と残りコアゲージ 54の分析レスを受けて、時間あたりのコアゲージ減少率はどうなったのかを調べてみた。あくまでも 減少具合を調べるのが目的なため、両陣営の勝敗については考慮の対象外とした。数値はいずれも平均値。 Aプラ陥落92.5秒 コアゲージの減少 8.6% Bプラ陥落189.5秒 コアゲージの減少23.1% Cプラ陥落282.8秒 コアゲージの減少38.1% Dプラ陥落374.4秒 コアゲージの減少56.0% Eプラ陥落444.4秒 コアゲージの減少71.0% プラント陥落時点での数値だけだと、点で捉えた数字にしかならない。 そこで、プラント陥落から次のプラントが陥落するまでの数値を求めるとこうなる。 A>B 97.0秒で14.8%減少 B>C 93.3秒で15.0%減少 C>D 91.6秒で17.9%減少 D>E 70.0秒で15.0%減少 この数値を書き換えると、コアゲージの時間あたりの減少率はこんな値になる。 A>B 6.55秒で1% or 10秒で1.52% B>C 6.22秒で1% or 10秒で1.60% C>D 5.12秒で1% or 10秒で1.95% D>E 4.67秒で1% or 10秒で2.14% 上記からは抜けているプラント陥落から試合終了までの時間帯も、同じ要領で計算。 開始>A陥落 92.5秒で8.6% 10.76秒で1% or 10秒で0.93% A以降陥落なし 296秒で55% (サンプル1件のみで参考にならず) B以降陥落なし 217.8秒で36.5% 5.96秒で1% or 10秒で1.68% C以降陥落なし 139.9秒で24.4% 5.73秒で1% or 10秒で1.75% D以降陥落なし 167.3秒で33.0% 5.06秒で1% or 10秒で1.97% 独占>試合終了 127.8秒で28.9% 4.42秒で1% or 10秒で2.26% やたらと細かい数字の羅列になってしまったが、一応の結果は出た。数が多く数値が小さいため判りづらいが、 たとえばA>B攻め段階とD>E段階を比較すると、コアダメージには1.4倍の差がある。 プラントを攻略して前線がベースに近づくほど、時間あたりのコアゲージ減少率は増えていく。 だから何、コアが近くなればコア凸は増えて当たり前じゃん、コレがプレイする時に何の役に立つの? と問われたなら答えに窮してしまうような分析でもあるわけなんだが。 手前味噌になるが、スティックとマウスを離して試合を分析する時のための数値にはなるのかも、という気がする。 たとえばD>Eの数値を参照すると、Dが落ちてから向こう60秒で喰らうダメージは約12.9%、つまりD陥落の時点で コアゲージが10%を切っていたらもう負け確にも等しい厳しさ、逆に20%でも残っていたらまだ守り切れる目はある、とか。 んーだから何だ、戦況を抽象化して語る必要があるときに、参照するに足る数値……とか? ……なんかごめんね、何を言っても言い訳だわ。誰かこの数値の有効な使い方を見つけてください。 303 : 集計屋のボーダーさん:2011/08/12(金) 23 20 27 ID owT.jUVs0 「プラント陥落の直前30秒で、コア凸とおぼしきゲージの減りがあった回数」 補足。プラント踏め踏め愚凸は戦犯、との論調の意見をそこかしこに見た。んで俺や 173 174の集計が それを後押ししてたりもするのかもしれない。が、俺はべつに凸屋の人達を涙目にしたいがために集計したわけではない。 なので、ベース侵入によって敵を防衛に呼び戻し、その釣り効果でもってプラントの攻略に間接的に貢献したであろう状況の凸を、 上記の条件で調べてみた。 Aプラ 39の陥落に対して2回 Bプラ 38の陥落に対して1回 Cプラ 32の陥落に対して3回 Dプラ 25の陥落に対して7回 Eプラ 9の陥落に対して3回 グラフで見える分だけでも、それなりの回数があった。A・B・Cプラ攻略の段階で凸に行くのは、 むしろ足を引っ張っていると言っても過言ではなさそうだ。が、D攻略中だと話は変わってくる。 ここを落とせるかどうかが勝敗を左右する焦点のDプラの陥落に、7/25=28%もの割合で関わっている。 さらに言うなら、グラフでは見えない凸=コアまで届かなかった、サぺ数発しか削れなかった、などの 凸も間違いなくあっただろうから、この数字以上に凸はプラ戦の援護になっている、と見てもまず差し支え無い。 ただし気をつけて欲しい。数字は事実だけど、「凸が援護になっていた」のかは類推、「数字以上に役に立っている」のも類推、 あやふやな状況証拠に類推を重ねた、フル修羅の装甲並みに頼りない理しかない、この推論には。 Cを取るまではさすがに自重してほしいが、Cを取ってからは凸屋にも十分に出番がある。まとめるならそんな所か。 304 : 集計屋のボーダーさん:2011/08/12(金) 23 21 51 ID owT.jUVs0 陣営ごとの兵装使用割合 順番は麻/蛇/砂/支 数字はパーセンテージ 陣営 強襲 重火力 狙撃 支援 EUST 40.7 36.9 9.1 13.3 GRF 27.6 39.5 9.8 23.1 ここまで陣営ごとに差がつくとは予想できなかった。大攻防戦の特徴が、一番顕著に表れた集計だと思う。 さらに、勝敗ごとに分けて考察する。 GRF側 強襲 重火力 狙撃 支援 勝利試合 28.8 41.2 9.0 21.0 敗北試合 25.9 36.9 10.9 26.3 なにより目につくのは、蛇の多さと麻の少なさ。叩くべきコアが無い戦場では、麻は敵凸の迎撃と遊撃要員に 3体もいれば十分らしい。そして平均4体近くの蛇、勝敗別にみると蛇が少ない方が負けている。これは察するに、 倒しても倒してもプラントに押し寄せる敵集団をさばくのに蛇の戦闘力、というより制圧力が必要になるのだろう。 そして支援、こちらは増えると負けている。要は全国と同じように、戦闘を避けて支援で稼ごうとする人が多いと チーム全体の制圧力が不足してプラントを取られやすくなる、という事だと解釈できる。支援3体で鉄壁の防衛などよりも、 1体は戦闘職でプラントを押さえた方がいいようだ。 EUST側 強襲 重火力 狙撃 支援 勝利試合 42.1 35.9 10.4 11.6 敗北試合 39.6 37.5 8.3 14.6 数字で見ると、EUST側の特徴はそれほど際立ってはいない。いつも以上の激しいプラント戦が待っているから 蛇も多めに必要、GRF側と同じ理由で支が増えると制圧力不足になる。数字で見る限り、特に目立った特徴はない。 ここで語るべきは、敗北試合のほう。平均値で見ると勝利試合とあまり差がないが、ここには数字のカラクリがある。 戦闘で主力になる麻と蛇の割合を1試合ごとに見てみると、どちらかに偏った試合が負け試合では明らかに多い。 例として、麻と蛇が1:2以上に偏った試合を抜き出してみた。 麻:蛇が2:1以上の試合数 6 うち勝ちは2 麻:蛇が1:2以上の試合数 5 うち勝ちは1 条件を変えても似たようなもので、麻に偏る試合も蛇に偏る試合も同じくらいある。 つまり、麻過多もしくは蛇過少、それと蛇過多もしくは麻過少の試合が同じ負け試合に混在していて、 平均を取ると中間値に収まるという現象が起こっている。それが故の無難な数字。 データから見えるものと、もはや朧な俺の記憶を突き合わせると、だいたいこんな負けパターンだったと思う。 麻が過多>プラントそっちのけで凸る人ばかりで、時間が足りずに負け。 >攻めてるんだけどプラントが取れない、力比べで負け。 蛇が過多>榴弾蛇ばかりで、肝心のプラ踏み要員が足りなくて負け。 >押してはいるけど機動力のある人がいない、コア割れまで届かずに負け。 というわけで、EUSTはどうやら編成のバランス、特に麻と蛇がバランスよく居るかが大事らしい。 蛇が多いと編成事故、だからって麻が多すぎても編成事故。麻が2体とか無理、だけど蛇が2体でも厳しい。 バランスのいいチームが事実勝っている。上記の編成事故チームではEUST13勝のうちの3勝のみ。 編成厨的な結論になってしまうが事実バランスは大事だし、この結論の他に致し方なし、か。 ……ちょっとだけ愚痴。この集計が一番大変で、超絶に面倒臭かったんだけどなあ。 編成はバランスが大事っていう、当たり前すぎる結論しか出てこなかったよ…… あともう一つ、もし偏りすぎてもまだ勝つ目があるのは、6戦で2勝してる麻過多のほう。 活躍の機会は減ったけども、麻ゲーではなくなったという訳では、決して無い。 305 : 集計屋のボーダーさん:2011/08/12(金) 23 23 33 ID owT.jUVs0 各試合の上位陣の平均獲得ポイント 総合1位の平均獲得ポイント 160.4 両陣営トップの平均獲得ポイント EUST 152.2 GRF 151.3 両陣営の上位5人の平均獲得ポイント EUST 124,1 GRF 123.3 これは素直に驚いた。両陣営で勝率が違い、編成が違いキルデスも違い、戦い方も違い取れるポイントも違うのに、 実際に取るポイントはまったくと言っていいほどの互角。データに偽りがないことは、天地神明にかけて誓います。 これはもう素直にセガGJ!なのか?占拠支援の追加NICE!なのか? うん、それだけ。特に分析とかもない。 ただ、イベントスコアで上位を狙う人にとっては意味があるのかも。 ポイントの稼ぎやすさという点では、格差なんか無いに等しいという証左になるから。 以上で集計を終わります。 306 :ラスト:2011/08/12(金) 23 24 47 ID owT.jUVs0 以下、謝辞と雑感 3 173 174 175 あなたが音頭を取ったから俺も集計を初めてみて、そしたらココはどうなってんだろうコレはどうだ?と 気になることが山ほど出てきたもんだから、ここまでやっちまった。きっかけを与えてくれたのは 間違いなくアナタだ、ありがとう。すっげー大変だったけどね! プラント陥落時間についての集計は、俺も大いに参考にさせてもらった。EUSTは基本 時間との戦いになるわけだから、手前のプラントを速やかに落とせるかどうかは、勝敗に 大いに関わってくる訳だ。あと、統計学を持ち出してきたのは感心した。確かにそうでもしないと 根拠にするには弱いわな。ただ俺はあれがイマイチよく理解できてないんだが……。 54 的確な分析をありがとう。前線がコアに近づくほどゲージは右肩さがり、ってまさしく アナタの言うとおりだったよ。でも集計が出たところではたと、これは一体なんの為のデータ なんだろうと気付いてしまってね……。 つーかアナタ、そんだけ冷静な戦術眼を持っているのにそのクラスって……なんつーか、 やるゲームを間違えてる気がする。まあ苦手だからこそ挑戦したくなる、とかあるのかな。 俺もそうだから。 集計を終えて。 なんていうか、やりすぎたかなーと思いつつも、でもこれけっこう需要あるんじゃないかなー グルグルしながら、どういう訳かこんだけのデータが揃ってしまった。 なにしろ稼働からこっち、ルール自体が変わったのは初めてなんだから、 何かしら大攻防戦ならではの特徴があるんじゃないかと、思いつく限りやってみた。 なによりも俺が、データを集めたらどんな事実が見えてくるのかを楽しみにしていたから、 ここまでできたんだと思う。あとは皆さんが来週の大攻防戦でデータを生かすなり、 新たなデータを得るなりしてみてくださいな。俺は自営の仕事が不調で財布リペアぎみなので あまり集計には協力できそうにない。うん、チラ裏だね。 真面目に読んでくれた人、ありがとよ!貴方のボダブレライフに幸多からんことを! 複金、融素子、カロラがでる祝福を! そして今回もまた、これを書くのは一日仕事なのであった。 ホントに俺は何をやってるんだか……。
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ここに小笠原対策をメモっていきます。 このページはとよたろうが勝手に作っています(酷 作成:20071127 更新:20071202:基本的な方向性追加 更新:20071206:20071204を分割 更新:20071210:20071208を分割 基本思想 夜継さんが善行さんの部下兼友人になれるようにする 中期目標 戦略目標:夜継さんの考えを伝えること その考えとは「無条件であなたを守ろうとする存在がいる」ということ 最終目標 懐刀的な存在になる