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447. yukikaze 2010/08/28(土) 18 23 35 提督たちの憂鬱 支援SS 帝国陸軍リストラ計画 第一次大戦が終了し、世界は仮初の平和を得ることになった。 無論これは喜ばしい事ではあるが、同時にそれは戦争によって肥大化した 軍事力を、平時に適合した状態にまで戻す必要があった。 そしてそれは、大日本帝国陸軍においても例外ではなかった。 「さて・・・問題はどういう形でリストラをしていくかですが・・・」 そう言って、会議室に集まっている面々を見渡しながら、真崎甚三郎陸軍大佐は 心中溜息をついていた。 逆行者であり帝国陸軍史に詳しい彼にとって、ここの舵取りを間違えれば、陸軍が とんでもない方向に暴走しかねない可能性があったからだ。 「宇垣軍縮はまず無理でしょうな。あれをやるには帝国の領土は広過ぎる」 同じく逆行者で、第一次大戦にも従軍経験のある建川美次中佐が返答する。 史実と比べ、日本は北樺太やカムチャッカを領土として加え、その地域の防備の為に 戦力が必要であったからだ。特に北樺太はオハ油田が稼動していた事から「帝国の生命線」 として、何が何でも保持しておく必要性があった。 「だが、第一次大戦の戦訓を見るに、現行師団の規模では扱いづらい事は否めまい。特に従来の4単位制は利点が少なくなっている」 そう指摘するのは、寺内寿一陸軍大佐。 確かに4単位制は師団規模が大きく継戦能力は高まるものの、師団長と連隊の間に旅団が挟まっており、柔軟な戦力運用がやりづらく かといって、旅団を廃止して師団長直轄にすれば、規模の大きさが災いして司令部機能がパンクしかねない欠点があった。 「と・・・なると、連隊を3単位制にして、旅団と一個連隊廃止にするのか? ポスト削られた恨みが上原さんとこと組んだら厄介だぞ」 史実でも対ソ戦戦備の為に強大な常備軍編制を維持するよう主張した上原閥は、陸軍内にも一定のシンパを抱えており、仮にポストを 大幅に削減した場合、不満を持つ佐官以下の連中が一気に上原閥になだれ込まない保証はなかった。 「それについてはいい考えがあります」 真崎の心配に返答したのは、この会議の出席者において最年少の東条英機大尉であった。 「まず歩兵連隊の削減ですが、これについては従来の師団の輜重兵大隊を拡充して、兵站連隊を新たに創設します。 この連隊には、輸送・補給・整備・医療の各大隊を統合し、師団の後方支援能力を拡充させます。これにより連隊長 ポストの削減はなくなることになります」 それを聞いて、出席者からは納得を示すかのように頷くものが多数出る。 日清戦争この方、陸軍では後方支援をいかに機能させるかは最重要課題として研究されており、こういう拡充は必要であったし また連隊長のポスト削減を防ぐ事ができるのも好都合であった。 列席者の好反応を見た東条は、内心安堵しつつ話を続ける。 「旅団については、原則廃止となりますが、その内の一名は副師団長とします。これは従来師団長が兼職されていた留守師団長職 を独立させ、留守師団の主な任務である教育と派遣された師団に対する人員補充を専門的に行います。残る一名に関してですが、 これは史実のような歩兵団を作成する事で対処します」 この東条のプランに出席者からは異論が出る。 「歩兵団は必要なのか? 正直無用だと思うのだが?」 「平素から常設する必要性は乏しいものの、作戦時、主力とは距離的・地形的に離隔した場所で まとまった兵力を運用する場合などには必要なものなので、必ずしも無用の長物とはいえません。 それに、これらの歩兵団司令部は、従来の旅団と違い参謀長などの幕僚も付けますので、師団拡大時に於ける 人材のプールにもなります」 「それは分かるが、それだと人員削減は限定的ではないか?」 「ドイツのスケルトン師団のように、特定の師団を除いて、職業軍人だけにします。これにより兵卒に払う予算が 削減されますし、徴兵制から志願制への移行を言えば、世論は歓迎するかと」 「上原閥にはどう返答する?」 「「教育・訓練に時間を要する職業軍人を手元に残し、有事には一般市民を徴兵する事により、戦力の質的な維持を目指す」と言えば 問題ないかと。歩兵用火器は現状で充分ですし、砲兵もロシア向けに生産していたM1902 76mm野砲を史実のM1902/30に準じた改装をして 既に各師団に配備していますので、従来型よりも兵力が下がっても文句は言われないかと」 かくして、喧々諤々の議論を進めながらも、陸軍は可能な限り質を維持しつつリストラを行う事に成功する。 なお、この時の東条の活躍が、後に彼の出世への道を開く事になる。 448. yukikaze 2010/08/28(土) 18 52 40 で・・・言い訳。 これは設定スレでも言及されていたけど、第一次世界大戦後の陸軍のリストラは どうなるかいなという自分の回答。 宇垣軍縮は、師団削ったために士官や下士官の数まで削減してしまい、日中戦争以降の拡大時に 偉い苦労することになるので、士官と下士官数は確保したい所。 故に師団削減ではなく大多数の師団における兵数削減してリストラを行う事で、予算圧縮しています。 勿論「ついでに士官と下士官も減らせ」という存在も出てくるでしょうから、これについては 徴兵制から志願制という餌で黙らせる事にします。 問題は、歩兵団における幕僚団ポストや留守師団長ポストを果たして大蔵省が認めるかどうかといったところですか。 ちなみに作中でのM1902/30 76mm野砲については、ロシアの兵器生産能力はかなり低い(後半は大分盛り返しましたが) ので、第一次大戦中、ロシアの注文を受けて量産していて、その優秀さに日本陸軍も本砲を採用したと言うことにしています。 (M1897 75mm野砲でもいいんだけど、あれは間接射撃が出来ないという問題があるからなぁ)
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《蟲の統制》 No.378 Command <第五弾> GRAZE(1)/NODE(2)/COST(1) 種族:なし 〔このカード〕を、以下の効果を持つキャラクター「郡蟲(GRAZE1、1/1、種族:妖怪)」としてスリープ状態であなたの場に出す。 「(自動β): 〔このキャラクター〕が場に出た場合、〔あなた〕は必要ノードの合計値が4以下になるように、〔あなたの場のキャラクター〕を選び、このカードにセットしても良い。この効果でセットされたカードは以後、本来の戦闘力に等しい戦闘修正を持つ呪符カードとして扱われる。但し、この効果では裏向きのカードをセットすることは出来ない。」 攻撃力(1)/耐久力(1) 「私たちの真の力を思い知らせてやる!」 Illustration:雨宮のの コメント 「群虫」をスリープ状態で場に出すコマンド。 「群虫」は場に出た際に他のキャラクターを呪符としてセットし肥大化する。 複数のキャラクターの戦闘力を一体に集中させる事で、グレイズを制限したり貫通や隠密などの戦術を付与させやすくなる。簡単に言えば連携攻撃の永続、複数版。 「必要ノード合計が4以下」という特殊な条件が付いている為、ノード2~3のアタッカーを多数採用した小型デッキに用いるのが主となるだろう。 注意したいのが、このカード自体には除去耐性などは何も無く、もし除去などで破棄されてしまえば多大なディスアドバンテージが発生する事。 特に2体以上セットした場合は顕著で、かなりリスクが高い。継続的に用いてこそ価値がある効果なだけに、このリスク面とどうにかして折り合いをつけなければ採用は難しい。 セットカードが呪符であるため、解呪等で無力化される場面もある。 必要ノード「-」についての記載がないため、0として扱う。弐符キャラクターや西行妖/1弾をセットすることで、理論上の戦闘力はいくらでも高くなる。 罠符「キャプチャーウェブ」で相手の中堅ブロッカーを取り込んでしまうのも悪くない。 公式Q Aより Q189.カードの効果で本来場に表向きで存在する事が不適切なカードが場に出た場合や、場のカードに表向きでセットされることが不適切なカードがセットされた場合、それらのカードはどのように扱いますか? A189.キャラクターカードや幻想生物、装備/場などの単体で場に存在することが適切なカードの場合は、そのカードが場に出た物として場に残り、キャラクターや幻想生物などとして扱われます。通常のスペルカードや装備など、単体で場に存在することが通常不適切なカードの場合は直ちに破棄されます。一方、場のカードに表向きでセットされる場合、一切の効果を持たず何の影響も及ぼしませんが、そのまま表向きでセットされ続けます。コメント蟲の統制やエニグマティクドールなどは、それ自体は単体では場に存在出来ないカードである。しかし、これらは効果を解決した結果「郡蟲」や「神秘の人形」などのキャラクターとして場にセットされる。キャラクターであるため場に単体で存在することは適切であるため、破棄されることはない。ただし、裏向きのキャラクターを光魔「スターメイルシュトロム」で表向きにした際、その表面がこれらのカードであった場合は、これらのカードノ効果を解決したわけではない以上「郡蟲」や「神秘の人形」ではないため、破棄される。 収録 第五弾
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《蟲の統制》 No.378 Command <第五弾> GRAZE(1)/NODE(2)/COST(1) 種族:なし 〔このカード〕を、以下の効果を持つキャラクター「郡蟲(GRAZE1、1/1、種族:妖怪)」としてスリープ状態であなたの場に出す。 「(自動β): 〔このキャラクター〕が場に出た場合、〔あなた〕は必要ノードの合計値が4以下になるように、〔あなたの場のキャラクター〕を選び、このカードにセットしても良い。この効果でセットされたカードは以後、本来の戦闘力に等しい戦闘修正を持つ呪符カードとして扱われる。但し、この効果では裏向きのカードをセットすることは出来ない。」 攻撃力(1)/耐久力(1) 「私たちの真の力を思い知らせてやる!」 Illustration:雨宮のの コメント 「群虫」をスリープ状態で場に出すコマンド。 「群虫」は場に出た際に他のキャラクターを呪符としてセットし肥大化する。 複数のキャラクターの戦闘力を一体に集中させる事で、グレイズを制限したり貫通や隠密などの戦術を付与させやすくなる。簡単に言えば連携攻撃の永続、複数版。 「必要ノード合計が4以下」という特殊な条件が付いている為、ノード2~3のアタッカーを多数採用した小型デッキに用いるのが主となるだろう。 注意したいのが、このカード自体には除去耐性などは何も無く、もし除去などで破棄されてしまえば多大なディスアドバンテージが発生する事。 特に2体以上セットした場合は顕著で、かなりリスクが高い。継続的に用いてこそ価値がある効果なだけに、このリスク面とどうにかして折り合いをつけなければ採用は難しい。 必要ノード「-」についての記載がないため、0として扱う。弐符キャラクターや西行妖/1弾をセットすることで、理論上の戦闘力はいくらでも高くなる。 罠符『キャプチャーウェブ』で相手の中堅ブロッカーを取り込んでしまうのも悪くない。 公式Q Aより Q189.カードの効果で本来場に表向きで存在する事が不適切なカードが場に出た場合や、場のカードに表向きでセットされることが不適切なカードがセットされた場合、それらのカードはどのように扱いますか? A189.キャラクターカードや幻想生物、装備/場などの単体で場に存在することが適切なカードの場合は、そのカードが場に出た物として場に残り、キャラクターや幻想生物などとして扱われます。通常のスペルカードや装備など、単体で場に存在することが通常不適切なカードの場合は直ちに破棄されます。一方、場のカードに表向きでセットされる場合、一切の効果を持たず何の影響も及ぼしませんが、そのまま表向きでセットされ続けます。コメント蟲の統制やエニグマティクドールなどは、それ自体は単体では場に存在出来ないカードである。しかし、これらは効果を解決した結果「郡蟲」や「神秘の人形」などのキャラクターとして場にセットされる。キャラクターであるため場に単体で存在することは適切であるため、破棄されることはない。ただし、裏向きのキャラクターを光魔『スターメイルシュトロム』で表向きにした際、その表面がこれらのカードであった場合は、これらのカードノ効果を解決したわけではない以上「郡蟲」や「神秘の人形」ではないため、破棄される。 関連 第五弾
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サンテルン連邦共和国陸軍(サンテルンれんぽうきょうわこくりくぐん、Federal Republic of Suntern Army、略称:FRAもしくはSTAR)は、サンテルン連邦共和国の陸軍である。 目次 目次 歴史 構成 組織編制の概要1.軍集団 2.方面軍 3.軍 4.師団 5.旅団 6.連隊 7.群 8.大隊 9.中隊 10.小隊 11.班 12.分隊 部隊 装備品 階級 兵科 歴史 構成 サンテルン連邦共和国陸軍は、2つの部分から構成される。 常備軍(現役兵) 予備軍(予備役兵) 組織 編制の概要 サンテルン連邦共和国陸軍は基本的に以下の編制からなる。 1.軍集団 2.方面軍 3.軍 4.師団 5.旅団 6.連隊 7.群 8.大隊 9.中隊 10.小隊 11.班 12.分隊 部隊 サンテルン連邦共和国陸軍の編成を参照 装備品 サンテルン連邦共和国陸軍の装備品一覧を参照 階級 名称 備考 士官陸軍元帥 臨時階級陸軍上級大将 平時の最高階級陸軍大将 陸軍中将 陸軍少将 陸軍准将 陸軍上級大佐 陸軍大佐 陸軍中佐 陸軍少佐 陸軍大尉 陸軍上級中尉 陸軍中尉 陸軍少尉 准士官陸軍上級准尉 陸軍一等准尉 陸軍二等准尉 下士官陸軍最先任上級曹長 陸軍先任上級曹長 陸軍上級曹長 陸軍曹長 陸軍一等軍曹 陸軍二等軍曹 陸軍三等軍曹 陸軍伍長 兵陸軍上等兵 陸軍一等兵 陸軍二等兵 兵科 名称 解説山岳科 軽歩兵であり、現在は装甲兵員輸送車などにより自動車化されている戦車科 戦車等を運用し陸上打撃戦力の中核を担う騎兵科 偵察部隊と機械化歩兵である重騎兵部隊に分かれる野戦砲兵科 砲・ロケット・ミサイルによる火力支援を運用防空砲兵科 戦術/戦略防空を担う地対空ミサイルなどを運用工兵科 航空科 航空機(主に回転翼機)による輸送・火力支援などを担当通信科 軍事情報科 武器科 需品科 輸送科 化学科 化学兵器に対する防護を担当憲兵科 司法科 軍事法廷等会計科 衛生科 衛生兵から後方総合病院まで軍楽科 音楽隊
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485. 名無し三流 2011/10/21(金) 22 08 07 お待たせしました、帝国陸軍総合祭( 434-438 )の後編です。 *** 帝国陸軍が民間向けのキャンペーンの一環として計画した『帝国陸軍総合祭』は大成功に終わった。 最終的な来場者はなんと10万人を数え、集まった寄付の総額は約100万円に上った。 そのため、富士演習場で開かれたスタッフ向けの祝賀会では多くの陸軍関係者が喜んでいた。 一方で、その役目を終えようとしていた総合祭本部(仮設)の一角では、 実に物々しい雰囲気が漂っていた。小銃を携えた警備兵こそ普段通りながら、 そこには頻繁にスパイらしき者達が出入りして、状況の緊迫ぶりを物語っていた。 「村中大佐、会場に入り込んだ鼠の身元確認はその6割が完了しました」 本部の中で、トレンチコートを着た男に部下が書類を渡す。 するとトレンチコートの男は部下から渡された書類にざっと目を通して言った。 「現時点で判明しているものの多くがソ連か、やはりあの国は手強いな。 よし、確認できた者から情報を局へ送れ。もたもたしていてはまた隠れられるぞ」 「はっ」 村中の指示を受けて、部下は素早く本部を後にした。 提督たちの憂鬱 支援SS 〜帝国陸軍総合祭・後編〜 日本が国内向けに『帝国陸軍総合祭』の開催を発表した時、 最も激しくこの情報に食いついてきたのは日本国内で活動していた外国のスパイだった。 日米戦争でその名を轟かせる一式・零式の曲芸飛行や、 冬戦争ショックの立役者であり今も現役である九七式中戦車の試乗会などを、 民間の、それも不特定多数の人間相手に行う(見せる)というのは当時の軍隊では考えられない事だ。 何しろザルな防諜体制に定評のある史実日本(軍)でさえ、列車の客車には鎧戸を付けさせ、 軍事基地の近くを通る時はそれを閉めさせていた程である。 諜報員達は誰もが最初、(日本陸軍は頭がおかしくなったのか?)と思った。 しかし様々な情報からこの話がブラフでは無い事が分かると、今度は色めきたった。 何しろこの祭では、日本軍が使用している兵器の実際の稼動をこの目で見れる上に、 自分達は当日来るであろう沢山の来場客の中に紛れ込む事ができるのだ。 情報収集にこれ程良いシチュエーションは無かった。 そして今度は、(日本陸軍よくやった)と思うようになったのである。 486. 名無し三流 2011/10/21(金) 22 08 40 勿論この試みには陸軍内部でも慎重意見が多く出た。 理由は察しての通り、他国の諜報員が紛れ込むのを心配しての事である。しかし、 この意見も夢幻会派の力、特にあの村中大佐の力によって"説得"されたのである。 村中大佐は親夢幻会派として(一部には親夢幻会"過激派"として)知られていたが、 彼は夢幻会派が総合祭を計画している事を知ると、すぐにその計画の援護に乗り出した。 彼は元々、大日本帝国を率いるのは貪欲で視野狭窄な政治屋とその腰巾着であるブンヤよりも、 夢幻会という有能な人材の集団の方がずっと相応しいと考えていたのである。そして彼は、 夢幻会が率いる日本を作る前にまず、軍が直接国民への影響力を持つ事が必要だとも考えていた。 (日本軍は確かに精強であり、実力は欧州列強のそれにも伍して引けを取らない。 が、だからこそ、そのような軍隊が熱狂した国民に乗せられたブンヤや田舎政治家に、 人気取りのために私物化されてしまうなどという状況は避けたい) という訳である。そこで村中は国民の目を曇らせているマスコミ(村中視点)に代わり、 帝国陸海軍が直接、国民に対し世界を見る事の出来る目を開かせる事が望ましいと考えていた。 この帝国陸軍総合祭は、彼の目的達成にとって丁度良いものだったのだ。 これもまた夢幻会上層部が聞けば卒倒しそうな考え方であったが、 本人はこれをさして問題があるとは思っていなかった。 何しろ日本人、特にマスコミと野党系代議士の多くがさらなる戦果の拡張、版図の拡大を叫ぶ中で、 嶋田率いる戦時内閣と彼らが率いる軍は(特に大陸、東南アジアで)自重を続けていたのである。 しかも嶋田らが「これ以上は攻勢限界点を超えます」「補給がカツカツです」などと悲鳴を上げても、 一部の頑迷な人々は無敵日本軍や神風を信じているという有様である。 487. 名無し三流 2011/10/21(金) 22 09 33 こうして村中は民間との格好の交流の場である総合祭の賛成派に回ったのだが、 彼は理詰めで(しかも自分の真意を明かさないようにしながら)総合祭の利点を示すばかりではなく、 防諜重視派の反対を封じ込めるために自ら具体的な行動を続けた。 例えば東条が組みあげてきた無線による分隊規模(一部では個人規模)の連携システムを応用し、 簡潔に言えばBOB時の防空体制を、そのまま祭の警備体制に置き換えて使う事を提唱、 部下には無数の人ごみの中から1人の人間を見つけ出す訓練などを徹底して行った。 また、これまでも対ソ防諜で活躍していた日本正教徒を非公式ながら祭の監視シフトに組み込む事を提案、 "パンフ的"同人誌の作成に気炎を上げていた一派を丸め込んでスパイ密告を奨励するポスターを描かせたりと (出来上がったポスターが"撫子たん"《 211-215 》の着替えを盗撮する白人と中国人、という絵であった時は、 流石の村中も閉口するしかなかったらしいが)、派閥の壁を越えた働きかけも各所に行った。 これらの超人的な努力によって総合祭の警備計画は必要十分なものであると認められる事になり、 ついでに諜報部の中では目的達成のために手段を選ばない行動に「村中的」というローカルな別名が付けられた。 さて、国民に対する自分達の知名度が上がれば(何しろ最近の大勝利、ハワイ沖海戦は海軍が立役者だった)、 次期の予算獲得も捗ると踏んだ陸軍上層部、祭りが好きな下士官兵、趣味の世界に浸る一部集団など、 様々な人々とその思惑が入り混じって開かれたこの祭だが、陸軍がこの祭を大成功と考えていた一方で、 意気揚々と祭会場に乗り込んだスパイ達もまた思わぬ収穫に大満足だった。 「日本軍は最前線まで糧食が行き届くよう気を配っている。 指揮官が独断先行でもしない限り、急激な進出は無いだろう」 「模擬授業で占領地政策の授業を聞いて来れたぞ。 一部とはいえ彼らのノウハウを直接耳で聞けるのは大きい」 「現用の戦闘機、戦術爆撃機も沢山露出していた。しかも撮影規制が緩く、 観衆も普通にカメラを持ち込んでいたからそれに紛れて資料を集められたぞ」 「「「全く、日本も油断しすぎじゃないのか???」」」 ……しかし、彼らはそれが大きな勘違いであるという事をついに知る事は無かった。 彼らスパイは、防諜ネットワーク、正教徒ネットワーク、また来場者ネットワークなど様々な所から、 しかも本人は全く気が付かない内に丸見えになっていたのである。油断しすぎなのは彼らだった。 488. 名無し三流 2011/10/21(金) 22 10 51 さらに悪い事には、日本の防諜は実力行使(スパイを捕らえに行くなど)は割と少なく、 『スパイの行動を上手くコントロールして、スパイが自分達に都合の良い情報を得るようにさせる』 などのより悪質な手段を取る事が多かったので、彼らはその油断を改める事は無かった。 この時村中らが調べ上げた敵スパイの個人情報は『鴨一覧』という、 『BAKA BOMB』もかくやというありがたくないコードネームを付けられて活用され、 折を見ては欺瞞情報を掴まされるなどして、本国からも役立たず扱いされてしまう事になる。 何しろこの総合祭に釣られた者達はその間急速に進んでいた原爆実験の準備や、 帝国軍における新型中戦車、世界初の実用ジェット戦闘機の配備など、 本国にとってもっと重要な話題に関する情報を収集できなかったのだ。 一方で村中らはこれらの功績によって陸軍内のみならず、海軍でも一目置かれるようになった。 これも彼の『親夢幻会過激派』の組織拡張に一役買ったのだが、それはまた別の話…… さて、スパイ退治(というよりはスパイ苛めか)に大いに役立った総合祭は、 陸軍内の兵士達の融和という嬉しい副産物をももたらしていた。 総合祭には有志の軍人による出店を出すスペースも存在したが、 同人誌系の出店は自重する者もいたため比較的少なく、 かわりに郷土パワー爆発とばかりに郷土料理・工芸の店が軒を並べ、 違う地方出身の兵同士が仲良くなる格好の場ともなった。 その上、開催地の関係から自然と関東、名古屋、関西など、 いわゆる都会の客が多くなったが、来場客らは皆目新しい田舎の料理を喜んで口にし、 何と郷土料理系出店の全売り上げは、総合祭全体の収入の4割を占めていたのだ。 (他は戦車の試乗料や陸軍グッズの売り上げ、寄付金など。) 後に大阪で日本、アイヌ、台湾、福建、ロシアの伝統料理が一同に会した一大イベント、 『亜細亜郷土料理祭』が開かれるのだが、これはこの時の帝国陸軍総合祭において、 自分達の郷土料理が都会からの来場者に思わぬ人気を博していた事に驚き、 地方出身者が「いける!!」と何かの自信をもったのが始まりだと言われている。 489. 名無し三流(このレスでおしまい) 2011/10/21(金) 22 11 21 この軍隊による民間人まで巻き込んだ祭典、という試みは後に海軍でも行われ、 こちらは『帝国海軍感謝祭』という名前で人々に親しまれる事となった。 感謝祭という名称は、陸軍と同じ総合祭だと芸が無いという意見と、 何かと金がかかる(陸軍も同じなのだが…)海軍が維持されているのは、 納税者である日本国民のおかげなのだから、それに感謝をするという意味で、 感謝祭にするべきだという2つの意見が合流して付けられたものだ。 ちなみに欧州だが、欧州でこのような開放的な祭典が行われる事はなかった。 まず何よりもそんな道楽にかける余裕が無いというのと、情報流出を恐れる意見の方が勝っての事だった。 時の総理大臣嶋田繁太郎は、「何だよ、向こうは閉鎖社会MAXかよ……」と呟いたと伝えられている…… 〜 f i n 〜
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434. 名無し三流 2011/08/27(土) 20 04 33 1940年代の前半も半ばという頃、帝国陸軍富士演習場。そこは無数の民間人でごったがえしていた。 事の発端は、夢幻会の会合においてある人物が「史実自衛隊の基地祭みたいなのを、やらないか?」と発言し、 またある人物が「ウホッ、いい提案!」と相槌を打った時である。対米戦の準備など様々な仕事や調整があって、 第1回となる『帝国陸軍総合祭』が開催されたのは対米戦争勃発から大分時間が経ってからになってしまったが、 大陸で大活躍を続ける陸軍の勇姿を一目見たいという人々はこぞってこの祭りに来場し、 富士山麓の演習場に設置された会場の入り口に置かれた寄付箱(陸軍予算の足しになる事を願い設置された) は、ものの小一時間で満杯になってしまったのである(中には黄金そのものを入れる金持ちもいた)。 そして、その演習場では陸軍兵士が普段口にする糧食の試食会や、 戦車への試乗会が行われており、また吹奏楽隊による国家「君が代」の演奏なども行われていた。 計画開始時から執拗に提案されていた同人誌の頒布については「これは流石にちょっと……」という意見も出たものの、 来場者のために分かり易いパンフレットを作るべきだという陸軍内の同人誌作者グループの主張に押し切られ、 『同人誌臭あふれる案内冊子』が会場内のあちこちで配布される事になった。 祭りも酣な頃に、突如富士山の向こうから2機の『隼』が飛来してくる。 1機は両翼端を蒼く、それ以外を銀白色に塗っており、もう1機は右翼全てを紅く、 それ以外の部分は蒼い機体と同じく銀白色に染めていた。 提督たちの憂鬱 支援SS 〜帝国陸軍総合祭・前編〜 「皆様、上空にご注目下さい。 これより陸軍空戦技術研究班による、曲芸飛行が始まります!」 というアナウンスが会場各所に置かれたスピーカーから響くと、 2機の隼はぴったりと息のあった飛行を始める。大宙返りやインメルマンターンからのスプリットS、 ブレイクなどの現代戦闘機が使う機動なども見事にやってのけ、地上の観衆は拍手喝采を送った。 2機は最後に空中衝突すれすれの距離で、互いの機体腹部を見せ合ったすれ違いを披露して、 惜しみない賞賛と共に退場していく。そしてそれと入れ替わりに入ってきたのは、 5機編成の一式戦闘機―――主翼両端と機体下部を黄色に塗装した―――『飛燕』だった。 5機の飛燕もまたこれ以上無いほどに連携のとれた機動を見せ、 5機で空中に正五角形を作ったり、翼下に搭載された缶から黄色いスモークを焚いて、 美しい円の鎖を描くなどしてこれまた観衆の注目の的となった。 435. 名無し三流 2011/08/27(土) 20 05 04 そして5機の飛燕が雁のような∧字編隊を描いた所で、 中華民国(軍閥系)軍のマークを付けた九六式戦闘機12機、 アメリカ合衆国軍のマークを付けた九六式戦闘機が同じく12機、会場の上空に入ってくる。 待ってましたとばかりにアナウンスは今までよりも一層気持ちが高ぶったような声で観客に告げた。 「では、最後にこの度の戦争の緒戦において、 中国・米国連合軍との間に発生した空戦を同班に再現して頂きます。どうぞご覧下さい!」 アナウンスが終わるか終わらないかのうちに、 黄色い5機編隊の飛燕へ中国軍マークの九六式が先制攻撃を仕掛けた(勿論、機関砲などは全て空砲だが)。 しかし飛燕はこの攻撃を易々と交わすと、太陽を背にして中国軍役の九六式に次々と一撃離脱をかけていく。 その中では隊長機と思われる1機が急降下の最中鋭く飛行機雲を描き、 一方12機の九六式は黒煙を噴きながらほうほうの体で逃げ出していった (補足するが、この黒煙も機体に仕込まれた発煙筒によるものである)。 それを見た観客からは「中国のクソ野郎め、ざまあ見ろ!」「帝国陸軍万歳!」 などの喝采が上がる。しかし戦いはまだ終わりではないとばかりに、 機体の各所に星を付けた米軍役の九六式が飛燕の編隊に襲い掛かる。 アメリカ機役の九六式は中国軍役のそれよりもしぶとく、 執拗に飛燕へ襲い掛かってきた。後ろを取っては取られの激しい空中戦の最中、 ついに5機の黄色い飛燕のうち1機が被弾して (実際に被弾している訳ではないが)、左主翼から煙を噴き始めた。 観衆の中からは悲鳴や、「頑張れ!!」「負けるな!!」といった応援が聞こえ始め、 被弾した1機が離脱し4機となった飛燕隊もそれに応えていっそうその動きを鋭くするが、 3倍という数の差はなかなか覆せず一歩、また一歩と追い詰められてきていた。 436. 名無し三流 2011/08/27(土) 20 05 36 そこへ、先ほどまるでつがいのカワウのような息ぴったりの曲芸飛行を見せた2機の隼が戻ってきて、 飛燕隊に加勢をした。今度はこちらの番だと言わんばかりに米軍機役の九六式を猛攻撃し、 とうとう米軍機役の編隊をも敗走に追い込む。 そして4機の飛燕は仲間が離脱した方向へと向かい、 2機の隼はまるで獲物を追う猟犬のように九六式を追撃し続け、 来場者の喝采を浴びながら退場していった。 「以上で、陸軍空戦技術研究班の演技を終了いたします! 皆様、応援をありがとうございました!!」 とのアナウンスと共に、聴衆たちの感情は最大限まで高ぶり、 一部の人間は雄たけびまで上げ始めたためにそれを警備に当たっていた兵が制止する程となった。 こういった騒ぎはあったものの、祭の目玉となる予定だったこのショーは大成功に終わった。 そして祭の後、富士演習場に設置された総合祭関係者の本部では、 開催に携わった者や出演者らが集まって成功を祝うパーティーが開かれた。 「いやはや、さすがは戦技研究班です。あのような華麗な機動ができる飛行士など、 日本を、いや世界を探してもここにしかいないでしょう」 受付をしていた士官が航空ショーの主役となった陸軍空戦技術研究班のメンバーを褒め称える。 「ははは、日々の研鑽の賜物ですよ。しかし褒めるなら黄色や片羽の方をお願いします。 自分は模擬空戦でビリケツだったもんで、中国軍役をやらされたんですから」 褒められたメンバーの1人が謙遜すると、 再現空戦で両翼の蒼い隼に乗っていた飛行士が彼の肩を叩いて言った。 「おいおい俺を忘れるとは良い度胸じゃないか。まぁお前も見事っちゃあ見事だったよ。 中国兵の敗走っぷりをあそこまで見事に再現できるのはお前だけだ」 「おっとこれは失礼。まぁ今度の模擬空戦で『鬼神』の座席は頂きますから、覚悟しといて下さいよ?」 「『鬼神』?」 話を飲み込めない将校がメンバーに尋ねる。 すると戦技研究班の班長―――黄色飛燕の隊長機を務めていた―――が説明した。 437. 名無し三流 2011/08/27(土) 20 06 17 「ああ、ウチの班が徹底的な実力主義である事はご存知でしょう? しかし内地では模擬空戦ぐらいしかする事がないのでちとつまらない。 そこで模擬空戦の成績に応じて特別な塗装をした機体を与えるんですよ。 特別な塗装は、黄色飛燕の隊長機とその寮機4機、そして両翼の蒼い隼、通称『鬼神』、 右翼の赤い隼、こちらは通称『片羽』の計7機があります」 「ほうほう」 「で、成績上位7位がその順に7機の内から好きな塗装の機体を1つ持ってって、 8位以下の連中はその他の機体に乗るという訳です。例えば今日米軍機や中国機の役をやってた奴らですな」 「なるほど、独特な方法を取り入れてますね」 将校はこの話に感心する。そして同時に、 軍の中で主流派と言われる者達―――戦技研もその1つだが―――には変わり者が多い事も思い出した。 陸軍空戦技術研究班(略称"戦技研"もしくは"空技研")は、昭和初期に設立された陸軍傘下のいち機関である。 これまでは陸と海という二次元世界で行われていた戦争を三次元の物に変えた新兵器である航空機、 その実際の動かし方、例えば戦闘機動などについての研究のために作られた機関だった。 この機関はこれまで、人間工学に基づいた航空機内の居住性や、 レバーやスロットルの反応に至る様々な改善点を倉崎、三菱などの航空機メーカーへ助言してきた。 陸軍航空隊のエースパイロットや教官は、その一部がこの班の出身でもある。 ちなみに海軍にも同様の機関、艦載機運用研究班(略称"艦機研")があり、 こちらは陸上機とは使い方の異なる空母艦載機に関する研究に特化していた。 438. 名無し三流 2011/08/27(土) 20 06 49 そしてこの戦技研であるが、メンバーの7割(といってもメンバー自体ごく少数だが)が、 夢幻会メンバー、つまり転生者によって編成されていた事も特筆すべき事であった。さらに言えば、 その転生者は全て、前世では『エー○コンバットシリーズ』の大ファンでもあった。 種を明かせばこういう事である。彼らは大概が航空機好きであり、 人生やり直しとも言える転生を経て本気で軍用機パイロットを目指す者が続出した。 彼らはパイロットになったらモビ○スターンなどの変態機動を繰り出したい、 などと思っていたが、そんな派手な事をする機会にはなかなか恵まれず、 機会があってもそんな事をすれば(悪い意味で)注目を集めるのは確実。 そこで夢幻会上層部に強く働きかけ、思う存分変態機動のできる隊、 すなわち空技研を作ってもらったという訳だ。本来ならジェット機がミサイルの回避に使うブレイクなども、 周囲には『新しい回避機動の実験』などと言って押し通す事ができた。また航空ショーでやるような編隊飛行の訓練も、 『連携能力を育てるため』と言って押し通してきた。陸軍総合祭ではこの訓練が買われたのだ。 変人集団と見られながらも確固たる地位を確立した空技研は冒頭の話でもお分かりの通り、 『円○の鬼神』や『片羽の○精』、『黄色○隊』のカラーリングを施した戦闘機を使うなどしていて、 影では『"裏"痛い子中隊』などとも呼ばれている。ちなみに誰もが知ってる『○ビウス1』の塗装は、 来るべき新型ジェット機のためにとっておかれる事になっていた。 (これで後のテレビゲーム時代にエス○ンが大ヒットする下地を作る事ができたぞ。 「曲芸飛行と言えばブルー○ンパルス」が「曲芸飛行と言えば黄○中隊」とかになってしまうのは致し方ないが、 まぁこの世界では英語の地位自体低まりそうだし問題はあるまい。 それにゲーム中で○色の13達がチート機動しても、「モデルとなったのは空技研だし」 とか言えば皆も納得してくれるだろう。世界に衝撃を与える予定のジェット機もIS○Fの死神様がご予約済みだし、 これでエス○ン世界の名立たるエースの知名度だって保障されたようなものだ) 感心している周囲の目をよそに、戦技研班長はほくそえんでいた。 そして、戦技研の他の転生者組みも……皆、考えている事は似たような物だった。 中には(これで空から忌々しいim@s塗装厨を駆逐できる……)とか、 (ラーグリーズは?ねえラーグリーズは?)とか(ガルーダはどうしたんだよオイ)とか、 何かとてもどす黒いオーラを発している者達もいたのではあるが…… 〜to be continued…〜
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大韓民国陸軍/韓国陸軍(Republic of Korea Army) 戦車 K2戦車「黒豹」(XK2) K1戦車(88戦車/ROKIT) ├K1A1戦車 └K1戦車の派生型 T-80U戦車 M48戦車 M47戦車 装甲車 ▼装軌式 K21歩兵戦闘車(NIFV/韓国次期歩兵戦闘車) BMP-3歩兵戦闘車 K200装甲兵員輸送車(KIFV) └K200装甲兵員輸送車の派生型 M113装甲兵員輸送車 ▼装輪式 韓国次期装輪装甲車計画 ├韓国次期装輪装甲車計画(ロテム社案) ├韓国次期装輪装甲車計画(斗山社案) └韓国次期装輪装甲車計画(三星社案) 「バラクーダ」装輪装甲車(TM170) KM900装輪装甲車(6614型) 自走砲 M107 175mm自走加農砲 M110 203mm自走榴弾砲 K9 155mm自走榴弾砲「雷鳴」 K55 155mm自走榴弾砲(M109A2) 韓国120mm自走迫撃砲計画 K242 107mm自走迫撃砲 K281 81mm自走迫撃砲 野砲・迫撃砲・対砲迫レーダー M115 203mm榴弾砲 KH179 155mm榴弾砲 M114A1 155mm榴弾砲 KH178 105mm榴弾砲 M2A1/M101A1 105mm榴弾砲 迫撃砲 WLRX(韓国次期対砲レーダー計画) AN/TPQ-37対砲レーダー AN/TPQ-36対迫レーダー 地対地ミサイル・ロケット 「玄武III」地対地巡航ミサイル NHK-2地対地ミサイル「玄武」 MGM-140地対地ミサイル「ATACMS」 MGR-1地対地ロケット「オネスト・ジョン」(M31/M50) 韓国次期自走ロケット砲計画 70mm32連装自走ロケット砲 M270自走ロケット砲「黒龍」(MLRS) KM136 130mm36連装自走ロケット砲「九龍」 地対艦ミサイル 「ハープーン」地対艦ミサイル 対戦車ミサイル・対戦車火器 BGM-71対戦車ミサイル「TOW」(M220) 韓国次期中距離対戦車ミサイル計画 9K115-2対戦車ミサイル「メチスM」(AT-13サキソフォン) 「パンツァーファウストIII」対戦車ロケットランチャー M72 66mm軽対戦車ロケットランチャー M40 106mm無反動砲 M67 90mm無反動砲 対空ミサイル・対空火器・レーダー KSAM自走地対空ミサイル「天馬」 KPSAM携帯対空ミサイル「神弓」 9K310携帯対空ミサイル「イグラ1」(SA-16ギムレット) 「ミストラル」携帯対空ミサイル 「ジャベリン」携帯地対空ミサイル FIM-43携帯対空ミサイル「レッドアイ」 韓国装輪自走機関砲計画 韓国30mm対空機関砲計画 K30 30mm自走機関砲「飛虎」 K263 20mm自走バルカン砲「天弓」 KM167A1 20mmバルカン砲(VADS) GDF003 35mm連装機関砲 M45D 12.7mm4連装機関銃 AN/TPS-830K対空レーダー トラック・多用途車などの車輌 K111多用途車(M38A1) └K111多用途車の派生型 K131多用途車(KM420) └K131多用途車の派生型 K311小型トラック(KM450) └K311小型トラックの派生型 K511中型トラック(KM250) └K511中型トラックの派生型 K711大型トラック(KM500) └K711大型トラックの派生型 支援車輌・器材 K77装甲砲兵指揮車 韓国装甲弾薬補給車計画 K10装甲弾薬補給車 K66装甲弾薬補給車 M985弾薬運搬車 K255弾薬運搬車 K1ARV装甲回収車 K288装甲回収車 K1001重レッカー車 K915戦車運搬車 K1AVLB戦車橋 KM9装甲ブルドーザ(M9) 韓国移動衛星通信中継車計画 野外炊事車/糧食 浄水セット 航空機・ヘリコプター AHX(韓国次期攻撃ヘリコプター計画) AH-1F攻撃ヘリコプター「コブラ」 KUH(韓国次期輸送ヘリコプター計画/KHP) CH-47D輸送ヘリコプター「チヌーク」 UH-60P汎用ヘリコプター「ブラックホーク」 UH-1H汎用ヘリコプター「イロコイ」 Bo-105軽ヘリコプター 500MD軽ヘリコプター OH-23G軽ヘリコプター「レイブン」 U-2観測機「ビーバー」(DHC-2) 無人機・無人車輌・ロボット 「スカイラークII」無人偵察機 RQ-101無人偵察機「隼」 RQ-2無人偵察機「パイオニア」 「REMO-EYE」無人偵察機 韓国戦闘ロボット計画 RXV(韓国無人偵察車計画) XAV(韓国無人装甲車計画) 自律警戒監視ロボット 「AEGIS」知能型警備ロボット 「ROBHAZ-DT3」危険作業ロボット ライフル・機関銃などの小火器 韓国先進歩兵システム計画 K11 5.56mm複合型ライフル K2 5.56mmアサルトライフル K1A1 5.56mmアサルトカービン その他のアサルトライフル/カービン 機関銃 サブマシンガン 拳銃 グレネードランチャー 手榴弾 その他の器材 ATCIS(戦術指揮情報システム) PRC-999K無線機 PRC-950K無線機 PRC-96K無線機 遠隔式対人地雷システム PRS-17K地雷探知機 TPS-224K地上監視レーダー 赤外線監視システム PAQ-91K赤外線/レーザー・イルミネーター PVS-98K暗視装置 MILES(多目的レーザー交戦訓練システム) 2009-05-24 12 40 45 (Sun)
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『「慰安婦」問題調査報告・1999』 日本占領下インドネシアにおける慰安婦―オランダ公文書館調査報告― 山本まゆみ、ウィリアム・ブラッドリー・ホートン ソース:http //www.awf.or.jp/pdf/0062_p107_141.pdf 【目次】 注 2 慰安所の統制 図1 インドネシア全図 慰安婦制度に関する現在の議論は、それぞれの軍司令部による異なった軍政での相違点に関しては充分に考察されていない。1942年3月8日オランダが日本に無条件降伏をした後、インドネシアは3つの軍政区域に分けられた──①陸軍第16軍(治)が管理するジャワ、②陸軍第25軍(富)のスマトラとマレー半島ただし第25軍は当初シンガポールに司令官本部があり後の1943年5月独立してスマトラのブキティンギに司令官本部を移動、③海軍南西方面艦隊がその他外海の島を管轄した。一般に、当時東南アジアは日本の生命線と呼ばれ、日本の南進の主たる目的は石油やゴムといった資源の確保のためと言われている。とりわけ第25軍と海軍の勢力圏では、資源の確保が最大の目標であったが、ジャワは物的資源に加え人的資源の宝庫とも目され、人的資源を「獲得」するため、第16軍は人々を日本に協力するよう納得させるため、民心把握を基本統治方針の1つに掲げ、人間関係には比較的注意を払っていた。これら3つの地域において、侵略の目的と慰安所設置規則や制度との間に何らかの関係があるかどうかは、まだはっきりしていないが、異なる軍政の間に微妙な違いがあったことは明らかになった。 1938年3月4日付け陸軍省兵務局兵務課起案(陸支密第745号)の「軍慰安所従業婦等募集ニ関スル件」によると、「将来是等ノ募集等ニ当リテハ派遣軍ニ於テ統制シ...其実施ニ当リテハ関係地方ノ憲兵及警察当局トノ連繋ヲ密ニシ...」とそれぞれの軍に慰安所の設置及び管理の責任を示している21)。慰安所或いは慰安婦に関する規則の文書は、スマトラから分離した後(実施は1943年5月)のマレー半島の馬来軍政監部軍政規定集第3号で1943年11月11日付けで部内一般に通達している。この「慰安施設及旅館営業取締規定」には映画館、バー、レストラン、ホテル、慰安所といった慰安施設に関する税金の徴収を含む細々とした経営管理から、芸妓、酌婦の雇用契約規則にいたる点まで網羅してある22)。このことは軍再編成の前後に何らかの問題があったとも考えられるが、基本的考えは再編成前の軍政から引継がれたものと考えられる、故に分離したといえどもスマトラの第25軍も同様の考えをもっていたとも考えられる。しかし、現在までの調査からスマトラの第25軍は文書化された規則は出していないようである。ジャワ第16軍の慰安所設定や管理に関する規則も、文章として発表されていないようではあるが、慣習 ―112― 的に、設置また営業に関しては種々の条件を満たしていれば(詳細は後述)兵站将校から許可を受け慰安所設定が可能になっていたようである。慰安所に関する規定が充分周知あるいは文書化されていなかった上、民間抑留所の管理管轄が軍政監部に移管される混乱の中、憲兵隊の通常の任務であるはずの抑留者を慰安所で使用するような違反行為に対する制止があまりなされなかったようではあるが、このようなことは、第25軍のスマトラの憲兵隊では行われていたようである。ジャワでは、個人の利害や治安の機能という理由で現地の憲兵隊が地位の乱用を行った小さな事例もあった。このことは、後述するスマランからフロレス島への連行事件にも見られる。海軍の勢力地域では、海軍特別警察隊[特警隊]や憲兵隊が、慰安所の設置や慰安婦になる女性の募集に、直接的に関与していたようである。これは、他地域と著しく異なる点である。東部インドネシアの地域は、他のインドネシア地域と異なり実際の戦場になっていたため、長い期間複数の部隊が駐屯していた。そのため慰安所の設置また慰安婦の徴募には、いろいろな方法がとられたようである。 オランダ公文書館所蔵の慰安婦に関する資料は日本軍政下の3地域によって質も量も異なっていた。この事は、オランダが作成した公文書の性格に鑑み、各地域のヨーロッパ人の人口の違いにも関係しているが、上記したように慰安婦制度あるいは慰安所設置に関して地域ごとに異なっていたということにも理由があったように思われる。このようなことから、慰安婦に関しての調査は今後地域毎に精査していく必要があると思われる。 注へ 次へ 【目次】
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扶桑皇国陸軍とは、扶桑皇国の栄えある皇軍のなかの陸軍部隊である。 概要 %世界最強の軍隊であり、主力の九七式中戦車チハや一式戦闘機「隼」は中国共産党の発表によると支那兵5000万人を殺傷したとのことである。 カールスランドのティーガー戦車やリベリオンのグラマン戦闘機の戦果を圧倒的に上回っている! 扶桑皇国の技術力は世界一ィィィィィ! また、リベリオン陸軍などと比べ物にならないほど余裕があった為、自前の空母や潜水艦を持っていた! 陸軍が空母や潜水艦を保持した国は扶桑皇国のみである! やったッ!! さすが扶桑皇国陸軍! おれたちにできない事を平然とやってのけるッ! そこにシビれる!あこがれるゥ! まともな解説 扶桑陸軍は長らく極東ソ連軍を仮想敵としており、北海道を舞台にガチンコ勝負を挑む腹だったため、陣地構築技術と北方の師団を中心として冬季戦能力に定評がある。北部方面隊では嫌になるほど頻繁に雪中機動訓練を行っており、ほぼ全ての隊員がスキーでの機動が可能となっている。一般部隊でこれほどの高い錬度を有している軍は、他にフィンランドの緊急展開部隊くらいだろう。 まあ、訓練で嫌になるほどスキーをする反動で、スキー嫌いになってしまう隊員も結構いるとかいないとか・・・ そして、扶桑陸軍は西側陣営としては屈指の防空能力を有している。 リベリオンやブリタニア始めとする主な西側諸国は、「パトリオット」や「HAWK」などの長・中距離ミサイルと「ローランド」や携帯SAM「スティンガー」などの近・短距離ミサイルの二段階の防空体制を構築しているのに対して、陸上自衛隊は射程の長い順に03式中距離地対空誘導弾(HAWK)~81式/11式短距離地対空誘導弾~93式近距離地対空誘導弾~91式携帯地対空誘導弾~(場合によっては87式高射機関砲)+さらに扶桑航空軍が装備するパトリオット長距離SAMも加えると防空の鬼・ユークも顔負けな実に5~6段階の防空体制を有している。 さらに扶桑陸軍は砲兵戦力も充実している。 扶桑陸軍の砲兵師団では主力火砲として欧州製の牽引式榴弾砲「155mmりゅう弾砲 FH-70」を採用している。FH-70は当時のカールスランド、ブリタニア、ロマーニャが共同開発したもので、扶桑を含む世界10ヵ国で運用されているのだが、その中でも扶桑陸軍はなんと、運用国中最多の492門が配備されている。これは開発国である3ヵ国をあわせた491門と並ぶほどである。 さらに、これに加え「多連装ロケットシステムMLRS」と「203mm自走りゅう弾砲」、北部方面隊では「75式155mm自走りゅう弾砲」及び「99式155mm自走りゅう弾砲」、が配備されている。これも先の大戦で砲弾の雨を降らせ「砲兵は戦場の神」と崇める仮想敵国ユークに対抗するためである。 おまけにこれらを操作する隊員の錬度も凄まじく高いようで、諸外国では考えられないような命中精度のようである。 例えば、毎年実施される陸軍最大の公開演習である「富士総合火力演習」では、性能の違う3種類の異なる榴弾砲を用いて、かつ空中で榴弾を爆発させる「曳火射撃」で各榴弾を同じタイミングで爆発させ、さらにその爆発で富士山の形を描くという頭がオカシイ、訳の分からない非常に難易度の高い射撃を行っている。 また、各戦術に特化した部隊が多数存在することで有名である。 例えば機動防御戦術を重視し第一戦車師団並みの車両定数をもつ第七師団、上陸作戦・逆上陸作戦に特化し揚陸艦や水陸両用戦車を多数装備する第十二師団、対テロ・市街地戦に特化し比較的軽装備の近衛各師団、陸軍トップクラスの練度をもち扶米合同演習で毎回のように活躍、リベリオン上層部から「第一狂ってる団」なんていう渾名を頂戴した第一空挺団などがあげられる。 主任務 扶桑陸軍の主な任務は以下のとおりである。 1.国土防衛 ユークやベルガやリベリオンなんかが攻めてきた際に食い止める。実際に来た時には刺し違える覚悟が要ると思われる。 2.災害派遣・民生協力 残念ながら扶桑のような地震、雷、火事、大雪、台風、火山噴火など自然災害の多い土地では軍事訓練だけをさせる余裕などありはしないのである。サッポロ雪祭や炊き出しに精を出す必要がある。第1空挺団という見世物専門の部隊もある。 3.オープンベース(基地祭り)で焼きそばを焼く きわめて貴重な軍資金になる。 4.酒盛り 隊員同士の親睦を図るために極めて重要。勿論強制参加で、酒の一気飲みを強要されて死ぬ者もいる。 5.害獣駆除 ゴジラなどの害獣が出現した時に駆除に出動する。出動の根拠は1960年代の防衛庁長官が怪獣を自然災害と見なして災害出動を命令したことによる。 同じカイジュウでも海獣のトドの駆除も漁師の利権を守るために必要な自衛隊の重要な任務である。 近年では熊などの駆除への出動も検討されているが、さらに拡大解釈して外国人犯罪者なども害獣駆除として対応出来ないかと検討されている。 軍隊編成 軍隊編成 名称 備考 司令官 総軍 複数の師団以上の部隊又は2以上の軍 元帥から大将 軍 2個以上の師団 元帥から中将 師団 2個から4個の旅団 中将又は少将 旅団 2個から4個の連隊 少将又は准将 連隊 1個以上の大隊 大佐又は中佐 大隊 2個から6個の中隊 中佐又は少佐 中隊 2個以上の小隊 少佐から中尉 小隊 2個以上の分隊 中尉から軍曹 分隊 以下の通り 軍曹から兵長 歩兵師団の編成 名称 備考 兵員 小隊 3個分隊((1分隊10名~8名))で編成。 約40名編成 中隊 6個小隊で編成される。 約240名編成 大隊 3個中隊で編成。 約720名編成 連隊 旅団よりも小編成で機動性が高いのが特徴。2個大隊~4個大隊で編成される 約1,400~2,200名編成 旅団 6個大隊で編成。 約4,200名編成が基本 師団 2個~4個旅団で編成。 約16,000名が基本 軍 2個以上の軍団で編成。方面軍とも呼ばれ、特定の地域に投入される際に部隊の管轄を行う。 約500,000名が基本 総軍 複数の師団以上の部隊又は2個以上の軍で編成される。総力戦などを想定して編成されている。 約1,000,000名が基本 師団一覧 歩兵師団 現在の扶桑陸軍には歩兵師団が31個、近衛師団が2個編成されている。 うち内地にいるのは18個(うち北海道6個)、外地(南洋島など)にいるのが13個となっている。 近衛第1師団:東京 -第15師団:豊橋/京都 -第31師団:甲府 近衛第2師団:東京 -第16師団:京都 第1師団:東京(旧・東京鎮台) -第17師団:岡山/姫路 第2師団:仙台(旧・仙台鎮台) -第18師団:久留米/久留米 第3師団:名古屋(旧・名古屋鎮台) -第19師団:羅南 第4師団:大阪(旧・大阪鎮台) -第20師団:京城 第5師団:広島(旧・広島鎮台) -第21師団:金沢 第6師団:熊本(旧・熊本鎮台) -第22師団:仙台 第7師団:旭川 -第23師団:熊本 第8師団:弘前 -第24師団:満州ハルビン 第9師団:金沢 -第25師団:満州東寧 第10師団:姫路 -第26師団:名古屋 第11師団:善通寺 -第27師団:佐倉 第12師団:小倉 -第28師団:満州新京 第13師団:高田/仙台 -第29師団:名古屋 第14師団:宇都宮 -第30師団:平壌 戦車師団 3、もしくは4個の戦車連隊よりなる。 第一戦車師団:千歳 第二戦車師団:福岡 部隊編成 北部方面隊 北部方面隊(北海道地方) 北部方面総監部(札幌市:札幌駐屯地) 第2師団(千歳)、第5師団(旭川)、第7師団(旭川)、第8師団(小清水)、第12師団(弟子屈)、第14師団(札幌)、第28師団(帯広) 第11旅団(弟子屈)、第14旅団(千歳) 第1砲兵師団(千歳)、第一戦車師団(帯広)、第1高射師団(札幌) 北部方面混成団 北部方面施設隊 東北方面隊 第9師団、第6師団、第22師団、第30師団 第2施設団 東北方面混成団 中部方面隊(近畿・中国地区) 第13師団、第30師団、第24師団、第25師団 第14旅団、第15旅団 第4施設団、第8高射特科群、中部方面航空隊 西部方面隊(九州・沖縄地区) 第12師団(福岡)、第6師団(熊本)、第28師団(那覇)、海上機動第2師団(那覇)、戦車第2師団(那覇) 第18師団(小倉)、第15旅団(福岡)、第51連隊(鹿児島) 第1即応機動連隊(与那国)、第4高射連隊(佐世保) 西部方面軍直轄戦車隊(福岡)、 西部方面対舟艇対戦車隊、西部方面航空隊、西部方面情報システム隊、西部方面施設隊 装備車輌一覧 74式戦車 性能諸元 全長 9.41m 全幅 3.18m 重量 38t 速度(整地) 53km/h 主砲 51口径105mmライフル砲L7A1 副武装 74式車載7.62mm機関銃 12.7mm重機関銃M2 扶桑陸軍が、旧式化してきた61式戦車の後継として開発した第二世代にあたる戦車。 105mmライフル砲、避弾経始重視の曲面装甲砲塔、重装甲よりも機動性重視など西側戦後第二世代戦車の特徴をそなえ、61式戦車に比べ大幅な能力向上をとげている。登場時期は第2世代戦車としては最後発の部類に属し、扶桑独自の高度なFCS、特徴的な駆動系も導入され、それらを合わせて2.5世代戦車と分類されることもある。 姿勢制御システムが著名だが、火器管制装置も当時としては画期的だった。ルビーレーザー測距儀で目標を捕捉。アナログ電子計算機と砲安定装置で最適照準を割り出した後は、それまでの戦車と異なり照準修正が必要なく即時に発砲できる。これを自動照準といい、74式は世界で最初にそれを実用化した戦車の一つである。 余談ではあるが、北部方面隊戦車競技会などで、雨天時は74式戦車に搭載されている105mmライフル砲の命中率が、90式戦車に搭載されている120mm滑腔砲の命中率を上回ることがあったらしい(戦車搭乗員が見せた職人芸のなせる技ではないかと思われる)。 後継として90式戦車が開発されたものの、その配備は外征部隊、および九州と北海道にいる部隊(主に第七師団や各戦車師団)を優先されたため内地に残っている部隊ではいまだに主力戦車となっている。 これらは現行最新鋭の10式戦車で置き換えられるはずだったが、10式はユークの侵攻が確実視されてきたのもあり戦車師団への配備が優先され遅々として進んでいない。 90式戦車 性能諸元 全長 9.8m 全幅 3.4m 重量 50.2t 速度(整地) 70km/h 主砲 44口径120mm滑腔砲Rh120 副武装 12.7mm重機関銃M2 74式車載7.62mm機関銃 冷戦下、ソ連製戦車T-72に当時の主力戦車であった74式戦車で対抗するにはいささか性能不足であったため、「T-72」を上回る性能を持つ戦車として開発された。戦車台数に差がある状況の中で、ソ連軍の繰り出すであろうスチームローラー=無停止前進(超越前進)攻撃の先頭にたつT-72をいかに食い止めるか。という命題に陸軍が出した答えでもある。 性能は世界各国から見てもトップクラスであると見られているものの、冷戦構造の終結など世界状況の変化のため、北海道に駐屯する師団に優先的に配備され、本州では富士教導団、第1教育隊といった教育・教導を目的とする部隊しか配備が行われていない。そのため数の上でも「74式戦車」のほうが未だ主力であるといえる。 10式戦車 性能諸元 全長 9.42m 全幅 3.24m 重量 44t 速度(整地) 70km/h 主砲 10式戦車砲(44口径120mm滑腔砲) 副武装 12.7mm重機関銃M2 74式車載7.62mm機関銃 扶桑陸軍が開発した、最新鋭国産戦車である。数量では90式戦車よりも多い74式戦車の後継として開発された戦車で、他国の主力戦車と比べても遜色ない性能をもっているとされる。 さて、本日諸君らを呼び出した理由はわかるかね? 扶桑と、ユークとの紛争の件でしょうか そうだ かの国は我が国やオーシア、リベリオンといった国々からの再三の停戦勧告にも関わらず戦線を拡大し、瞬く間に北海道全域を占領してしまった 我が国は、英扶同盟にのっとり扶桑側に立って参戦することになる … と言いたい処だが、あちらの天海総理から連絡があった。「手出し無用」と。 どうやら、今回の件が世界大戦の火種になることを警戒しているらしい ただ、このまま見て見ぬふりを続けるのも我が国の沽券に関わるからな 当面の策として東洋艦隊をシンガポールから香港に進出させ、ユーク艦隊、中国艦隊の牽制に充てることにした それから大西洋艦隊から戦力を引き抜き、本国艦隊を再編成しスカパフローに進出させることが決定した。 空母2隻、軽空母1隻を中核とした機動部隊だ。 この部隊にはバルト海艦隊の監視、および牽制にあたってもらおうことになる この部隊の指揮を、ムーア提督。 貴官に任せる 今のところバルト海艦隊に動きはないが、いざとなれば存分に暴れてもいいとのことだ 了解しました! かの国には先のネウロイ戦役でも真っ先に援軍を派遣してもらった恩がある。この援軍がなければ、今の我が国はなかったかもしれん その恩を返さないわけにはいかないだろう… 諸君らの活躍に期待する