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コンコンッ『開いてるよ』 「フロンタル大佐、入ります」 そういって招き入れた主は、RHS海軍第1艦隊提督「ビル・“フリー”・カニンガム」中将、その人だった。 「で、話というのはなにかな?大佐」 ここは第1艦隊提督執務室。華美ではなく、落ち着いた調度品で整えられた応接スペースの中、ふかふかのソファが私を迎えてくれた。 机をはさんで向かい合い、ゆっくりと座る。 こうしてわざわざ人払いまでして、時間を取ってもらったのには訳がある。 「お気遣い感謝します、提督。」 そう言うと、豪快に笑いながらひざを叩いてこういった。 「今更そんなに気を遣う間柄でもあるまいて。ワシと君との仲だろう・・・まぁ、艦艇部隊と艦載部隊の関係なんてそんなものだろうがな。」 そう、私はこれまで「第1艦隊艦載部隊」の指揮を執ってきた。 艦隊の行動、航空機の運用に関して意見を衝突させたこともあるが、そこは豪快な海の男。喧嘩の後は仲良し、だった。 艦隊の「顔」として、指揮官として信頼に足る人物であり、よき友人でもある。 「そんなものでしょう、提督。私とて“一応”形式は重んじるんですよ?・・・日本人ですから」 「HAHAHA!そういえばそんなことも言っていたな。・・・とすると、階級も年齢も上の私の命令は絶対なんだな。 よし、そこへひれ伏せ。俺を崇め奉れW」 「くたばれくそオヤジ。サメの餌になりたいのか?・・・もっともサメもこんな脂身ばかり喰いたくはないだろうがな」 「なにおぅっ!?」 「あんだとぉ!?」 ・・・しばしのときを置いて、どちらともなく笑い出す。 「お前くらいだよ、いまだに俺とじゃれ合ってくれるのは。最近の若いモンは張り合いがなくて困る」 「いやいや、普通提督にこんなこと言えませんよ。私だって言えるようになるまで大分掛かりましたから」 そう、見た目どこぞのマフィアのようなこの人。この風貌でありながら実は寂しがり屋さんで、じゃれあってくれる人を探してはいるものの、 自己の階級、年齢も加勢して中々そういう人間にめぐり合えないという・・・なんとも不運な人間である。 「まぁ、いつものじゃれ合いはここまでとして、そろそろ本題に入ってくれないか?大佐。正直、1時間程度しか時間がつくれなかったのでな、すまない」 「いえ、こちらこそ無理を言いまして。ありがとうございます・・・では、改めまして」 そういって差し出す2通の封筒。 「お、そういえば結婚したんだったな。」 かわいいラッピングのしてある封筒は、そう。結婚式の招待状だ。 「そうです。それが招待状なんですけど・・・実は、スピーチをお願いしたいと思いまして。」 「スピーチだって!?俺が?なんでまた・・・」 「提督がそういうの苦手だってのも知った上でですが、お願いします。」 「海兵の結城大尉で良いのではないか?」 「彼は仲人なのでね。上司といえばあなたしか居ないのですよ。・・・新郎新婦共々の上司なのだから」 「・・・しょうがないな、任されよう。なぁに『スピーチとスカートは短いほうが良い』というくらいだ。手早くやってやる」 「・・・セクハラだけはやめてくださいね」 「大丈夫、大丈夫。任せとけって。して、もう1つは・・・と。」 そういいながらもう一通を確認した彼の表情が変わった。 「これはどういうことだ!大佐!」 ・・・やはりそう来ますか。彼が顔を真っ赤にして握っている封筒には「辞表」と書いてあった。 「・・・その字の通りです、提督。」 「そんなことわかっとる!なぜか、と聞いているんだ!」 肩で息をしながら、必死に怒りを堪えようとしている。・・・もうしばらく待たないと話せないな。 「・・・すまない、取り乱したな。」 「いえ、我ながら突拍子もないことをしているとの認識はあります。私でも多分そうなります」 「とりあえず、なんでこの結論に至ったのか教えてくれないか?・・・その前に一服どうだ?コーヒーを持ってこさせよう」 コーヒーの良い香りが鼻腔をくすぐる。程よい泥臭さと苦味が口に広がる・・・モカがよかったな。 「・・・さて、そろそろ教えて貰えないかな?」 穏やかに、それでいて力強い眼差しが、目を捉えて離さなかった。 「・・・家庭を守るためです。夫婦共々、生死と隣り合わせの職業です。残し、残されの不安を抱えたままで普段通りのパフォーマンスが発揮できる保障はありませんから。 部下へ示しも付きませんし、ね。」 努めて冷静に。嘘を付こうものなら、とんでもない逆鱗に触れてしまいそうで、慎重に言葉を選んだ。 「・・・公私混同をするような人間には見えんが。そもそも、君が軍人を志した理由・・・それを考えれば、この選択には疑問が残る。他に理由がないと納得いかんな。 ・・・そうではないか?立花2尉」 「その名前は捨てました・・・し、“元”2尉ですから」 調べればわかることとは言え、面と向かって言われるとも思わず、少々顔が曇る。 「他の理由を聞かせてもらえるか?」 深いため息をつき、肩を落とした。・・・この人にはかなわない。 「・・・提督は、AMS、RHS共、新たに導入される新型艦艇についてご存知ですよね?」 やや間を置いてから、そう口火を切った。 「・・・どこでそれをって、愚問だな。もちろん知っているよ。それがどうかしたかね?」 「それが、もう1つの辞める理由です。私は元々MPA(Maritime Patrol Aircraft)の搭乗員でした。・・・もちろん今も、ですが。 私が訓練生の頃から口すっぱく言われ続けたものの中に、OTH(Over The Horizon)戦術の重要性があります。 ・・・ドレッド・ノート級に始まった大艦巨砲主義。航空母艦の発展台頭により徹底的なアウトレンジ戦術が確立され、大艦巨砲が廃れました。 我々飛行機乗りとしては各種相手の先制探知、母艦位置の秘匿等・・・艦隊の手足となり作戦を遂行してきた自負があります。 しかし、“画期的な新兵器”により、それが覆ろうとしています。重装備の艦艇による直接の殴り合い。それが新型艦艇の目的なのでしょう? そうなると、我々飛行機乗りでは対応できなくなる。・・・早期警戒は無人機の発展も著しいですし、海上有人航空機はもうそろそろ潮時。となりかねません。」 緊張と『口を挟まれたら困る』という感情がそうさせたのか、思いのほか一気に喋ってしまった。 ・・・母親に話しかける子どもでもあるまいに。そう思うとばつが悪く、やや冷めてしまったコーヒーを口に含んで誤魔化した。 「君の考えはわかった。・・・が、潮時云々は少々短絡的ではないかね?」 教師が諭すように、そう語り掛ける提督。 「・・・そう思われるのもわかります。しかし大なり小なり・・・事実は事実として受け止めなければなりません。 我々航空部隊が相手艦艇を撃破する手段を持たない以上、おのずと重要性は下がり対潜水艦戦もヘリに譲って久しい中、我々の任務は 輸送と、一部の対地攻撃任務のみになります。その対地攻撃任務も、艦隊戦の後に行われることが多く、その戦闘の最中“お荷物”に 成り下がるのも解せません」 その話を聞いた老練な船乗りは、おもむろに葉巻に火をつけ、その香りを楽しみながら聞いた 「・・・アレックスは何と言っている?」 「わたしの意志に付いてきてくれると。良い妻です。」 まだ言葉にするとやや恥ずかしい感じがするが、きっぱりとそう答えた。 「俺の前で惚気るとは良い度胸だな」 男臭い笑顔を作り立ち上がった提督は、こちらに背を向け自分の執務机に向かって歩き出した。 「お前が“時間を作ってくれ”なんていうから、そんなことだろうと思っていたんだが・・・まさかなぁ・・・ほんとになぁ・・・」 なにやらブツブツ言いながら机をあさり、一枚の書類を出してきた。 「これは?」 ニヤリとしてその紙を出す。白紙の命令書だった。 「その字の通りだ。大佐」 「いや、何も書いてませんし、ちゃっかりやり返さなくて良いですから」 提督のドヤ顔をスルーして付き返す。 「・・・つまらん男よの~。まぁ、そのままだ。とりあえず、辞表は受け取っておく。・・・次の就職先にも悪いだろうからな。 だが、お前ほどの男を手放すのは惜しい。・・・いつでも帰って来い、席は空けといてやる。その理由が、私的なものであれなんであれ、私は歓迎しよう」 「お心遣い、ありがとうございます」 深々と頭を下げ受け取る。 「もし、以前のように・・・失いそうな、守りたいものがあるとき、我々でよければいくらでも力になるぞ。・・・兄弟。今度こそ、守り通せ。」 言葉にならなかった。 声を上げてなきそうなのを堪え、精一杯の敬礼で場を辞した。 この青い空のもとに出会えたかけがえのない戦友たち。 そのすべての出会いに感謝。 新たな出会いに期待。 そして、二人の未来に幸あれ メリィさんの愛のメモリー【完】 先生の次回作にご期待ください
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人気順 1位 - モメサ【もめさ】 (21288) 2位 - (∩゚д゚)アーアーきこえなーい【あーあーきこえなーい】 (19146) 3位 - ドラッグを憎め【どらっぐをにくめ】 (4790) 4位 - ごく出【ごくで】 (2668) 5位 - 顔文字【かおもじ】 (2338) 6位 - トップページ (2120) 7位 - あつぽん【あつぽん】 (1677) 8位 - ジャマイカ【じゃまいか】 (1447) 9位 - りんご女【りんごおんな】 (945) 10位 - 安田担【やすだたん】 (936) 11位 - チンチンイー【ちんちんいー】 (931) 12位 - 土星【どせい】 (748) 13位 - 鼻水平野【はなみずへいや】 (657) 14位 - 生クリーム大倉【なまくりーむおおくら】 (605) 15位 - 鈴木湧太【すずきゆうた】 (590) 16位 - エンダーイヤー【えんだーいやー】 (568) 17位 - ォゥィェ【おういえ】 (532) 18位 - そっちの安田【そっちのやすだ】 (510) 19位 - ピストン運動あっあっあっドピュ【ぴすとんうんどうあっあっあっどぴゅ】 (438) 20位 - ジャニーズ板【じゃにーずばん】 (426) 21位 - ぶぶぶ【ぶぶぶ】 (422) 22位 - 亀担【かめたん】 (332) 23位 - ちんこ【ちんこ】 (299) 24位 - 青い封筒【あおいふうとう】 (292) 25位 - You&J@あめぞう【ゆーあんどじぇーあめぞう】 (287) 26位 - 永谷園【ながたにえん】 (281) 27位 - 上田竜也【うえだたつや】 (266) 28位 - ヤラカシ【やらかし】 (259) 29位 - 五関様【ごせきさま】 (232) 30位 - イメぴた【いめぴた】 (228) 更新履歴 取得中です。
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886 :ひゅうが:2014/10/13(月) 00 18 54 戦後夢幻会ネタ——閑話「星は落ちず」 ——西暦1960(昭和34)年1月2日。 この日、大英帝国情報部は恐慌状態に陥った。 早朝に英国首相ハロルド・マクミランを訪問した日本大使は「本国から閣下宛の文書です。 読了後は焼却されることをお勧めします、とのことです。」と一通の封筒を置いていった。 そして二重になっていたその封筒の内側を目にしたとき、マクミランは賢明にも腹心であり、ある非公式機関の長であったロジャー・ハリス卿を呼び出すにとどめた。 宛名にはこうあった。 「クレムリンの枢機卿」 カーディナル・オブ・クレムリン。 この名が正確であるのか否かはわからない。カーディナルとは赤い色の中でも高貴なそれといわれるそれかもしれない。また自らがクレムリンの中で高い地位にいることを暗示することかもしれない。 だが、その名はこの10年あまり大英帝国情報部の謎であり続けた。 主としてアメリカから伝えられるおそろしく正確なソヴィエト連邦の情報——その大本となるのがその名前だった。 大英帝国はそれを探り、そのことごとくを失敗している。 せいぜいが、東京のごく中央部にどこからか唐突に現れることくらいしかわからないのだ。 そしてその秘密を知る者は、そのすべてを知っているわけではない。 絶対的な情報アドバンテージがそこにはあった。 ある分析によれば東京都下には旧帝国時代に建設された極秘の地下鉄道路線や地下道が存在し、そこを通じてどこかから情報をやりとりしているともいわれたのだがそこまで突っつくことはできなかった。 当然だろう。 インペリアル・パレスに突っ込むなど、あのトウキョウ・フーチ(日本人がいう「ウチ」が転訛した略称)に正面から喧嘩を売ることに等しい。 ただでさえ、日本人たちは英国にあまり好意的でないのに。 まぁ英国も、泰麺鉄道の一件やインドの一件から日本人があまり好きではないからお互い様であるのだが。 話を戻す。 ともかく、そうした相手と名乗る者の手紙をついに日本大使が持ち込んだことは、実在を疑われたこの恐るべき(テリブル)情報源が実在していることを示している。 となると、それにどう食い込むかが問題だろう。マクミランはそう思ったのだ。 しかし、内容を読んだ彼らは硬直する。 「親愛なる首相閣下。閣下の大英帝国への献身とその復興への努力は遠く東方からも興味深く拝見させていただいております。 本日は、そんな首相閣下にひとことご忠告申し上げたく勝手ながら伝手を使ってこの手紙を送らせていただきました。 この手紙を届けた国ともいささか以上につながりのある貴国内閣の陸軍大臣予定者閣下の、 シトー会的には少々好ましからざる御趣向が私の同僚の耳にも達しております。 また、昨年赴任いたしました赤い国のある人物がルカとマグダラの婦人とを結び付け、自らも腐肉にあずかろうとしていることも。 とはいっても、情報そのものを得ようとしているわけではないことを申し添えておきます。 閣下は、赤い城の住人にとって好ましからざる存在と判断されたのでしょう。 努々お気を付け下さい。 赤い手と耳はどこにも伸びています。カナーンの地の罠は深く、閣下の閣僚はヘロデ王の悪名を浴びるやもしれません。 それからご同僚に一言。上流階級出身のロシア人であっても、無条件で引き込めるとは思われないことです。まして骨接ぎ医にその説得は不可能というものでしょう。」 887 :ひゅうが:2014/10/13(月) 00 19 18 彼らを震撼させたのは、この手紙の中に未だ知られていないはずの情報がいくつも含まれていたことだった。 陸軍大臣予定者、すなわち内閣改造直前の段階にあって、くだんの彼、「保守党の輝ける星」の次期ポストは極秘である。 知っている者もごくごく限られている。 そして要約すれば、赤い手と耳はその次期首相とも目される人物に目をつけ、内閣もろともに彼らにとり好ましくない内閣を葬ろうとしている。 その下手人として暗示されたソ連大使館付き武官に対して行われていた引き抜き工作も、あろうことか「クレムリンの枢機卿」は知っていた。 あわてて調査してみると、点と点はつながった。 くだんの武官があるマグダラの商売をする女性——すなわち人類最古の職業につく人物と深い仲にあり、なおかつ閣僚と親密な付き合いのある整骨医とも関係を持たせ続けていることも明らかになった。 甚だしきは、ある野党下院議員とつながりのある人物ともかの武官は繋がりを持っていた。 構図は明らかであった。 ——1か月後の1960年2月、発表された英国保守党政権の閣僚名簿はおおかたの予想の通りとなった。 先のスエズ動乱において大英帝国にとり久方ぶりの大勝利をもたらし、現在も世界的な好景気にあわせて少しずつ上向きつつある経済を運営する保守党政権はこの後も続く。 政権側から何らかの働きかけを受けたある野党はこの内閣の間は比較的協力的であったという。 当時計画されていたという過剰なまでの工業国有化路線はこうして退けられ、大英帝国は少しばかり救われた。
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山雀輔は部室の前に居た。 手には退部届けと書かれた封筒。 これを部長に渡せば、彼は卓球部を辞めることになる。 事の起こりは先日の王華学園での練習試合。 彼が一年生の頃、卓球部には破王と呼ばれる3人の部員がいた。 基本5対5で行う卓球の団体戦。つまるところ、3人の強者が居さえすれば大会では上位に行くことができる。 去年の県大会。決勝で強豪『王華』と争った末、勝ちを収めたその大会。 その時も、破王呼ばれた3人が勝った故の結果に過ぎなかった。 久勢北は破王の3人以外は雑魚。 その事実を痛感する事となる。 破王の一人、久勢北の主将である岩熊鉄男。王華の相馬光樹と決勝戦での争いで負傷。 結果、全国大会出場を辞退。 勝てないと破王達は判断したのだ。 それは山雀のプライドを傷つけた。 そして誓った。必ず強くなると。 山雀は数々の練習を耐え、実力を磨いていった。 学年も上がり、ついに、王華との練習試合でレギュラーの一人として選ばれたのだ。 しかしそれは、一人の一年生によって崩される。 実力のある者がレギュラーとなるもの。 持論を掲げたその一年生は、圧倒的な力で山雀を粉砕した。 その日の王華との練習試合で、山雀は全てを失い、今に至る。 「これを部長に渡せば………」 部室の前で手に持ったそれを見つめる。 その時、ふいに、声が聞こえた。 「へぇ~、……んっ、ちゅぷ……それで山雀センパイ………んむ、ちゅぱ……ましろんに負けちゃったんだ」 「あぁ、まったく情けない奴だ」 (なん、だと?) その声は部室の中から聞こえた。 聞き覚えのある声。一人は男で一人は女。 「で?………山雀センパイ、どうするのかな………むぅっ、ちゅ……」 「知らん。試合は破王(俺達)が居れば十分だ。だが、雑用が居なくなるのはどうするべきか、な」 雑用といわれ頭に血が上った。 確かに実力では彼らに及ばない。が、それでもそんな風に思われているのは許せない。 「てめぇ!川末!そんな風に思っていやが……った……?」 部室に入った山雀が見たものは、椅子に座っている川末と、その足の間にひざまずいて川末の股間から生えている勃起に口で奉仕している乙女の姿だった。 「なっ!おまえらっ!?一体どういう……!?」 「ちっ、乙女。お前鍵を閉め忘れたな」 「えへへ、ごめーん。誰かが入ってくるかもって思うと、すっごい興奮出来るんだよね」 「見られたからには放ってはおけないな」 川末と乙女が、あっけに取られている山雀を捕まえ、拘束するのは容易かった。 そして今、山雀は部室の床の上に、正座の格好で両手足を縛られている。 下半身に身に着けていた物は脱がされ、男性の象徴が惜しみなく晒されている。 けれど山雀は、この状況で興奮するような性癖の持ち主ではない。 股間に生えたそれは、力なく垂れ下がっている。 「て、てめぇら!何のつもりだっ!」 「見つかっちゃったし、山雀センパイにも共犯になってもらおうかなー、ってね」 その時に見せた乙女の表情は、とても妖艶で、悪戯を始める小悪魔のようで、ぞくり、と山雀の背筋を凍らせた。 「あは、山雀センパイのおちんちん、かわいい」 身動きの取れない山雀の性器をつまむ乙女。 急に襲ってきた刺激に、山雀はうっと声を上げる。 「ヒロムのよりはおっきい、かな?」 皮をかぶったそれを、ふにふにと上下に弄る。 それに反応して、垂れ下がっていた物に血液が集まる。 「あ、だんだんおっきくなってきた」 血液が集まり、徐々に肥大化してくそれを、玩具の様に扱う乙女。 根元から先端へ絞るように握られ、逃げ場を無くした血液が爆発しそうになる。 呻き声を上げる山雀に、乙女が囁いた。 「ねぇ、山雀センパイ。前に見せた私のバニーガール姿――――どう、でした?」 そう言われて、山雀の脳裏にバニー姿の乙女が浮かび上がる。 思春期である自分にとって、とてつもない刺激となったあの姿。 鼻血が出そうになるくらい興奮した、―――などと言えるはずも無い。 けれど、何も言わずとも山雀の体には反応が表れていた。 「おちんちんがビクってしてる。ふぅん、興奮してくれてたんですねー」 「なっ!ば、ばかなこと言ってんじゃね、え!っていうか、やめろ………うっ!」 「でも、センパイのおちんちんは素直ですよ。ほら、ビクンビクンって」 自分以外には触れられた事の無い部位を弄られる。 抗おうとしても、縛られたこの体では大した抵抗も出来ない。 乙女による刺激は山雀を追い詰めていった。 受け入れることしか出来ないこの状況に、次第に興奮してくる山雀。 絶え間なく続く乙女の愛撫は、山雀を絶頂へと――――。 そこで、いままで傍観していた川末が動いた。 「おい、そろそろこっちへ来い」 そう言われた乙女は、名残を惜しむような顔で山雀の股間から手を離して立ち上がり、椅子に腰掛けていた川末の方へ振り向く。 もう少しで絶頂へとたどり着けたはず山雀は、慈悲を請うような目つきで、肩で息をしている。 立ち上がった乙女は、制服のスカートを捲り上げスパッツへと手を掛けた。 目の前の光景を息を呑み、見続ける山雀。 乙女はスパッツに手を掛けると、ためらい無くそれを下に下ろした。 形の良い引き締まったお尻が、山雀の目の前に現れる。 「どうです?センパイ、体型には結構自信あるんだけど………」 「早くしろ」 「もう!川末っちはうるさいなー!それじゃあ、そこで見ててくださいねー」 苛立たしく再度乙女を呼びつける川末。 乙女は手に持ったスパッツを、山雀の股間から生えている怒張に放り投げる。 まだ体温の残るスパッツは、竿全体を包むように被せられた。 乙女は山雀に向き合うように振り返り、体を折り曲げ、お尻を川末に突き出す格好のまま下がっていく。 椅子に座ったまま下半身を露出している川末は、乙女の秘所に狙いを定める。 けれど、狙いをつけるだけで後は何もしない。 そうしてゆっくり腰を下ろす乙女は、自ら川末を飲み込んでいった。 目の前の光景を見つめる事しかできない山雀。 ずぶずぶと音を立てて川末の怒張を飲み込む乙女の秘所は、山雀の股間を更に熱くさせた。 「――――あはっ、川末っちの……すご、いっ!あぁん!」 崩れそうになる膝を押さえ、腰を動かす度に卑猥な音が部室内に響く。 その音を聞き続ける山雀。 「ん、ふぅ……あ、あぁん!………あ、あぁっ」 「おい、山雀の相手もしてやれ」 腰を振り続けていた乙女を、自分に寄りかからせるように抱き寄せる。 そうする事で足が自由になり、更に結合部がよりはっきりと山雀に見えるようになった。 「山、雀センパイ……ほら、見えてますか?」 言いながら靴を脱ぎ、山雀の股間へ足を伸ばす。 白いソックスを履いた足が、先ほど被せされたスパッツ越しに山雀の股間に触れる。 山雀の股間を爪先で踏みつける。 川末が腰を動かす事で、その振動は乙女から山雀へと伝わる。 その振動は、スパッツの感触と混ざり合い山雀を追い詰める。 「あっ、あっ!!」 「山雀センパイ、…んぁ、あぁっ……声、カワイ、イ……」 「――――――っ!」 艶かしい喘ぎ声を上げる山雀と乙女に対して、無言の川末。 しかし、その動きはより激しさを増して、三人共それぞれの絶頂へと誘う。 川末が快感を求めて動けば、乙女がそれに連動して動き。乙女が動けばそれによって山雀が責め立てられる。 そしてついに、川末が乙女の中に精を吐き出した。 体内で放出されるそれを感じながら、乙女も体を硬直させる。 硬直によって伸長した足が強く山雀の怒張を踏みつけ、山雀は乙女のスパッツを白濁液で汚した。 川末が乙女から自分を引き抜き、一息ついていると、床に落ちている封筒が目に付いた。 「それは!」 未だ身柄を解放されていない山雀が、気まずそうに目を伏せている。 封筒を拾い上げた把握した川末が、山雀に問う。 「辞めるも辞めないもお前の勝手だが……ど う す る ?」 川末に問われ、返答に詰まる。 どうする?どうすれば、良いのか。 ふと、乙女の方に目をやると。 「あー、こんなにいっぱい………ペロ」 スパッツに付着した山雀の精液を掬い上げ、舐め取り、後始末をしている。 「センパイ………また、三人で――――しましょう」 その妖艶な顔で見つめられ、山雀は――――。 「俺は……卓球部に、残り、ます」 そう言うのだった。 作品保管庫へ戻る
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書留奥 643 :1:2009/01/24(土) 19 23 56ID q79B73mZ 初めて体験談を書くので、どこか変だったらごめんなさい。 解決済みです。お正月の話。 私は21、去年に産まれた娘が1人。 隣人は30代半ば?4歳と小3の息子君2人。 話に出てくる親戚は、30代の独身女性です。 某日昼間、私の家の前でお向かいさんと立ち話をしていた。 お向かいさんはお爺さんで病院通いの方なので、病気の話や知り合いの具合が 芳しくない方の話などを会う度よくしていた。 その時も具合が悪い方の話をしていたら、隣人&4歳の息子君が車で帰宅。 いつもは挨拶も無視する位近所付き合いが苦手?な方なのですが、 (息子君だけ挨拶してくれる)その日は話に入ってきた。 隣人「何話されてたんですか~」 お爺さん「(私)さんの親戚がぎっくり腰で、具合悪くしたんだって。 私子ちゃんに会えなくて寂しいだろうに」 私「よっぽど残念だったみたいで、お年玉を書き留めで送る!って 昨日電話かかってきましたよ」 隣人「私さんの親戚?私さんって旧姓何でしたっけ?」 みたいな普通の会話をしてた。 644 :2:2009/01/24(土) 19 24 26ID q79B73mZ しかし、何日しても書き留めが届かない。 心配になったので親戚に電話したら「確かに送った」 配達ミス?と思い郵便局に問い合わせてみたら、確かに私さんが受け取ったと。 受取人にオグラ(仮名)とサインも書いてあるらしい。 でも、受け取ってないし話が噛み合わず明らかにおかしいので、配達担当者に 家まで来てもらう事にした。 お金が絡んでいる事だしうやむやにしたらいけないと思い、徒労かもしれないが 近所の交番にも連絡して来てもらう事に。 今考えると、来てもらって良かった… 配達担当者もお巡りさんも来たけれど、娘が寝てるので玄関の外で話をしてた。 しばらく話をしたけれど、受取書?のサインの漢字も間違えているし (小椋なんだけど、小倉と書かれていたり) 顔も違うし、やはり受け取ったのは別人だという話に。 そしたら、隣人&息子君帰宅。 645 :3:2009/01/24(土) 19 26 03ID q79B73mZ 軽く挨拶をしてまた話に戻ろうとしたら、配達担当者が指をさして 「あ、オグラさんですよー」と叫んだ。 隣人は「オグラなんてしらないわよ!悪い事してないし何よ!」と1人で怒りだす。 玄関先で隣人に詳しい話をしたのですが 「私のわけない、名誉毀損だ!」と揉め出した。 きょとんとする息子君に見せないように家に入ろうねと促すと、 配達担当者とバイクを見た息子君が 「郵便屋さんや!あのね、まちがえなんだよ、うちはさとうだよ!」 と何やら嬉しそうに家に飛び込んで行った。 戻って来た手には数枚の封筒。 ありがとう~何?と受け取ったら、書き留めや会員DMなどが沢山…。 うち宛の封筒も何枚かあるし、色んな名前が。 今回の書き留め封筒も、あった。 お巡りさんに何これ?と聞かれたら、隣人は何か叫びながら持っていた ビジネスバックで私をガンガン叩きだした。 隣人はその場で逮捕されました。痛かった。 後からお巡りさんが教えてくれた話によると、 隣人はもともと手癖が悪く、何か前科があったらしい。 今度こそはと更正するつもりだったが、金券や書き留め、 宅配便などお金関係の物を見ると興奮してしまい、 勝手にサインして盗んでいたとの事。 私がK札なんて呼ばなきゃ!私のアマ呼べやー!と壊れているらしい。 私もあなたがいなきゃ5針も縫わなかったし楕円形ハゲも出来なかったよorz 素直な息子君が気の毒でならない。 長文乱文ごめんなさい。読んでくれて感謝です。 646 :名無しの心子知らず:2009/01/24(土) 19 27 48ID OcB/tEyU お疲れさまでした…。しかし盗人猛々しいとはこのことだね。 『私のアマ呼べやー!』って意味不なんだけどどういう意味だ? 647 :名無しの心子知らず:2009/01/24(土) 19 28 11ID /tOE07nl 乙でした 息子君かわいそう 648 :名無しの心子知らず:2009/01/24(土) 19 30 41ID j7vN+kOv 乙 あのアマ(私)呼べやーってことじゃない? 652 :名無しの心子知らず:2009/01/24(土) 19 32 45ID HUb46nR8 アマは女の意味だと思う。 男だと「××(名前)の野郎を呼べや」となるのが、 女なので「××のアマを呼べや」となっているのでは? 656 :名無しの心子知らず:2009/01/24(土) 19 37 37ID g0cC/tYC 「宅配便などお金関係の物を見ると興奮してしまい」って まるで咄嗟の犯行みたいに言ってるけど、あらかじめ旧姓訊いておいたり むちゃくちゃ計画的だよな。 被害届は一度取り下げると二度は出せないから、絶対下げちゃだめだよー。 それにしても、五針も縫うなんて大変なケガじゃないか。 お大事にしてください。 治療費と慰謝料しっかりもらってね。 658 :名無しの心子知らず:2009/01/24(土) 19 39 52ID OcB/tEyU なるほどね、ありがとう。 648 652 そういえばヤクザもそんな言葉使いするよね。キチガイな上に品が悪すぎだ、このママは。 しかし、素直な息子は不憫だし。何一つ悪くないのにボカスカ殴られた 643はもっと気の毒。 659 :名無しの心子知らず:2009/01/24(土) 19 43 13ID t65EabDa しかしどうやって複数の名前の郵便物やら宅配物やらぶんどったんだろう。 常に玄関から郵便屋を見張って「そこのおうち留守だからー」 みたいな感じでやってたんだろうか 661 :名無しの心子知らず:2009/01/24(土) 19 46 28ID K3JwZAff 宅配便がくるとか事前に知った上で配達の人が来ると家から出て 「小倉ですけどーうちの来てない?」とかやってたんじゃないのかな? 662 :名無しの心子知らず:2009/01/24(土) 19 47 42ID 1iX3cqoP 頭部を5針縫う裂傷だと大出血して血まみれになったでしょう、痛かったね お見舞いします。 ところで 643さんはちゃんと相手方から補償してもらえたの? せめて相手の親がまともなら良いんだけど、隣人って女性なのですか? 母子家庭か何かなのかな? 663 :名無しの心子知らず:2009/01/24(土) 19 48 10ID M+sNFsDq DMなんかは人ん家のポストから盗って来るんだろうな 669 :名無しの心子知らず:2009/01/24(土) 20 05 37ID q79B73mZ 乙ありがとうございます。 659 661みたいな感じです。聞いただけなのでよくわかりませんが、 不在票を盗み出して本人になりすまし電話、 時間指定は本人のいない時間に、自分の携帯番号を教えて 「くる前に電話ください」と言って盗んでいたらしいです… 何だかあまりにも泥棒する小手先が聞いていて、気持ち悪い。 612 殴られたショックで気を失ったので出血はあまり覚えてないです。 しかし玄関先の血がしばらくとれなかったのは恥ずかしかった… 相手の旦那さんが常識人だったので、話し合い 治療費と書き留め分の金額だけにしました。 旦那さん1人で息子君を育てるらしいので、慰謝料より 育児に使って下さいとお願いしたので。 私はハゲただけですが、被害者が沢山いすぎて 話し合いが終わらない旦那さんはもっと辛いだろうし。 670 :名無しの心子知らず:2009/01/24(土) 20 07 39ID q79B73mZ すみません。 × 611○ 661 × 612○ 662 です 671 :名無しの心子知らず:2009/01/24(土) 20 19 03ID qAADFXk1 泥奥は子どもの目の前で暴力行為をし、子どもの目の前で逮捕されたのか。 壮絶だな。 672 :名無しの心子知らず:2009/01/24(土) 20 19 39ID /VDu+Xu2 669 隣人旦那さんが常識人で良かった。 当然離婚して親権旦那さんが取ったってことだよね。 心から乙です。 次のお話→741
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第一章 それぞれの出会い すっかり暗くなった学園都市第七学区の通りを歩きながら、平凡な高校生上条当麻は困っていた 「イタリアから帰ってきてから家に帰る暇もなく直接入院して、やっと退院できたと思ったらまた問題事か・・・」 上条は肩を落としてため息をつく。そう、上条は能力者達の合同運動会『大覇星祭』の最終日に、『ナンバーズ』でイタリア旅行を引き当て、イタリアでごたごたに巻き込まれた挙げ句大怪我をして、イタリアをまったく満喫できずにとんぼ返りする羽目になったのだ。今は無事に退院して帰路についている所である。 「しっかし連絡の取り方がワンパターンなのはなにか決まりごとでもあるのか?」 そう言いながら上条は手の中の封筒を見る。それは、いつもの病院を出る前にカエル顔の医者から受け取ったものだ。上条はすでに中を確認しており、そこには定規を使ったような字でこう書いてあった。 『禁書目録は借りていく、君は来なくていいからおとなしく家で寝ていろ。 ステイル=マグヌス』 ちなみに禁書目録とは、上条の家に居候している銀髪大食らいシスターのことで名前をインデックス(自称)と言う。ステイルは禁書目録と同じ組織『必要悪の協会(ネセサリウス)』に属している、『同僚』である。これだけなら何かの報告やちょっとした用事のように思えるのだが、夜とはいえ人通りがまったくない通りの静けさや、時々見かける警備員(アンチスキル)などが何かあることを明言している。 「来なくていいってもなあ・・・」 上条は封筒を持っていない自分の右手を見つめる。そこには『異能の力』なら神様の奇跡(システム)ですら殺すことができる力が宿っている。しかし、上条当麻はいたって平凡な高校生であり、右手の能力(チカラ)も手首から先までしかない。 「素人が首を突っ込む事じゃないってことなんだろうけど・・・」 頭ではわかっている、上条当麻は持ち前の『不幸』により何度もそのような事件に巻き込まれているしかし、熱血少年な性格の上条当麻は事件に自分から突っ込み、その右手で何とかしてきたのだ今度もなんとかなると思ってるわけではないが、 「やっぱり放ってはおけないよな」 上条当麻は立ち止まり、拳を固めて決意を新たにする。 すると、 「ごぶぁ!?」 立ち止まった位置が悪かったのか、いきなり路地裏から飛び出してきた影に体当たりを食らう 「誰だ誰ですか誰なんですか!人がシリアスな展開をしてる時に!」 言いながら自分に体当たりをかました影を見ると、黒い長髪と赤と白の巫女服が見えた (あれ?この服装は・・・) 「姫神、か?」 その声に反応したのか、黒髪の頭がゆっくりとあがる。 「上条君?」 上がって来た顔はまぎれもなく上条のクラスメイトの姫神秋沙であった。 姫神はゆっくり立ち上がって袴を手ではたく 「そーいやその服装見るのも久しぶりだな。」 上条は起き上がりながら唐突にそんなことを言う。 「これは私服みたいなもの。学校以外では。この服装」 「そ、そうなのか・・・」 巫女服が私服なんて変わっているなと思ったが、身近に修道服を私服にしているシスターが居るので、何も言わないことにした 「そーいや何で裏路地なんて走ってたんだ?」 上条はふと思い出し、聞いてみる。姫神はそれを聞くと少し俯いて、 「追われて。逃げていた」 それだけをぽつりと言った。 「追われてるって、まさか魔術師か!?」 上条はさっきの手紙を思い出し、推測してみる。 「たぶん。私は見てないから。わからないけど」 「見てない?」 「・・・小萌先生が。引きつけて。逃がしてくれたから」 「な・・・!?」 姫神は俯いたまま言う。 「晩御飯の片付けをしていたら。チャイムが鳴ったの。小萌先生が出たけど。いきなり小萌先生が騒ぎだして。私に『逃げて』って」 上条は何も言わずにただ聞いている。 「いきなりの事でよくわからなかった。でも小萌先生の声は必死だった。だから訳もわからず窓から逃げた。窓から出た時に聞こえたの。 『魔術師なんて変な人に姫神ちゃんは渡せません!』って。だから小萌先生をこれ以上巻き込まないように逃げてきた。今じゃ言い訳にしかならないけど」 姫神は懺悔をでもするように弱々しく言う。姫神は小萌先生をその場に残して逃げた。狙われているのが自分なら、その場に残るより離れたほうが注意がこちらに向くと思ったのだろう。 姫神も、小萌先生を残して逃げたくはなかっただろう。その決断が姫神の心を責め立てるのだ。 (小萌先生のことも気になるけど、姫神が狙われてるならこのままにするわけにもいかないしな、とりあえず姫神を安全な場所へ移すか? でも部屋にインデックスはいないし、ステイル(あいつ)がいる場所もわかんねえしな・・・) 上条はガシガシと頭を掻く。 (他に頼りになりそうなのは・・・・・・あー、いるにはいるけど部屋に居るかどうか・・・) 上条が頼りになりそうな知り合いを思い出し、とりあえずそこへ姫神を連れていこうと決心した。 「なあ、姫神・・・」 「カミやーん!」 (ん?この声は・・・)
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side kashiyuka 学園祭7日前。 今日のあたしは保健室にまた行かなきゃいけない。 やっと中田先生が仕上げたからね。すごい必死じゃったけぇ、報われなきゃ可哀想じゃ。 実は、今回の学園祭。あたしは大半の係から外された。 三年後半にもなって、生徒会もバトンタッチしたのに、なぜか働き続けていたあたし。 後輩は、最後の学園祭くらい自分のクラスで思いっきり楽しんで欲しいと言ってくれた。 だから今回の学園祭であたしがする仕事は、模擬店の統率をとること、そして執筆活動。 のはずだった。 「樫野、ちょっといい?」 ちょうど一週間くらい前、中田先生が顔を真っ赤にしてあたしに頼み事をした。 ホントならのっちとあ~ちゃんの動向を常にチェックしなくちゃいけない。(ネタ探し) だから、本当は中田先生の仕事を請け負うのはイヤだったんだけど、状況が変わった。 どうやら、こしじま先生が... うん。やっぱ分かるけど言わにゃい。 とにかく、あたしは先生のお手伝いをすることにした。旨ミルクついてくるしね。 昼休み。保健室。 中田先生から受け取った大きめの封筒。薄っぺらだけど、先生の本気が込められてる。 保健室のドアをノックした。 「失礼します。樫野です。」 しばらく沈黙。あれ、今日は職員室にいるのかな? 「はいはーい、待って待って!」 こしじま先生のハスキーだけど明るいトーンの声が響く。 「こんにちは~。」 「やっほー。かしゆかちゃんまた来たの。今日は何?」 「かしゆかちゃんって... なんで急に。 あぁ、すいません、また中田先生の用事です。」 こしじま先生は小さく笑った。女のあたしから見てもすごく可愛い仕草。 「ん?西脇さんがかしゆかって言ってたから言ってみた。で、中田クンまたなんかあるの?」 「これ渡して欲しいって。」 あたしは封筒を渡した。こしじま先生は受け取るとすぐに開封した。 中に入っていたのは、数枚の紙と、CD-R。 「なんだコレ。 っとstarry sky... あぁ、約束の曲か。学園祭の。」 「はい。学園祭のうちのクラスの模擬店のゲストヴォーカルで歌っていただく曲です。」 「うん。大丈夫そう。同じフレーズの繰り返しみたいだね。あ、CDプレイヤー持ってない?」 あたしは自分のポーチから愛用のCDプレーヤーを抜いて先生に渡した。 先生は手持ちのイヤホンを繋ぐと、自然な感じであたしに片方よこした。 「ほら、聞いてみ。」 「はい。」 イントロはキツめのビート感。というかイントロ長い。こういう音楽に慣れてないあたしにしたら 結構辛い。やっとメロディーが入る。歌パートは中田先生の声で入ってる。 英詩?歌詞がすこし聞き取り辛いけど。歌パートの後のメロディーの疾走感が気持ちいい。 しばらくして2回目の歌パート。今度こそキチンと歌詞を聞こう。 ちゃんとは聞き取れないと思うけど。 I sing for you, I think of you. I remember where I lost my mind, remember when you catch my eyes. あたしは英語が得意。歌詞は聞き取れた。この文章の意味が簡単に分かるくらいは勉強してる。 それでも最初は意味が分からなかった。言葉の意味が中田先生のイメージと結びつかなくて。 中田先生はどれほど強い想いでこの曲を作ったの? これはある意味こしじま先生に対するメッセージとも取れる。 なんてこと書いてるんだ、中田先生。日本語でやったら結構恥ずかしいだろうな。 その後も、ずっと泣かされる歌詞の連続。なぜだか、のっちとあ~ちゃんの事を思い出した。 そして、最後の歌詞。 Come for me... starry sky. わたしのところに来て、こんなにも星が綺麗なんだから。 か。 先生らしい。適当な理由でごまかす感じが。だけどそれは何故だかあたしにも通じる物を感じた。 二人に対するあたしの想いにも似てるその言葉。涙が溢れそうになった。 こしじま先生はどうも歌詞の意味をよく理解していないみたいだった。 「ねぇ、かしゆかちゃん。意味分かった?あたし全然ダメなんだけど。後で中田クンに聞くわ。」 「ふふっ。次の授業あるんで、もう行きますね。」 声が震えて、うまく舌が回らない 「うん。あと一週間よろしくね。」 「はい、失礼しました。」 あたしは、こしじま先生に涙目見られるのもなんか嫌だったから、走って教室に戻った。 教室の窓からふと外を見た。快晴。きっと今夜は星が沢山出るだろう。 あたしは今更ながら思う。いつだって、誤算になるのは自分の感情だ。 気づかないフリをしてもいつしかそのフリが自分に通用しなくなる。 二人の事が大好きなんだよ。だけど、それをうまく表せないから、そのままにしてる。 あたしは斜めから二人に恋をしたから、だから想いが二人に伝わる必要は無い。 それでもいいから、二人の側にいたい。 今回の学園祭であたしはもしかしたらボロを出すかもしれない。 それがもとになって何かが起きてしまう事もあるのかもしれない。 自分をごまかしきれなくなってきてるからね。 だから神様、もしあたしがウソをつききれなくなっても怒らないでください。 あたしから二人を引き離さないでください。それだけがあたしの今のお願いです。 学園祭まであと一週間。何かが起こる予感がしていた。
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家の人にばれずにファンクラブに入る方法ってありますか? 553 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2011/02/04(金) 21 49 36.66 0 家の人にばれずにファンクラブに入る方法ってありますか? 554 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2011/02/04(金) 21 51 55.02 0 俺が転送してやるよ 555 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2011/02/04(金) 21 52 24.06 0 FC会報?はばれないけどチケットはばればれな感じで送られてくるとかだった気がする 558 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2011/02/04(金) 21 58 30.14 0 >>554 それはわるいんでいいです >>555 やはりばれますか 559 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2011/02/04(金) 21 58 44.15 0 >>553 青封筒が来る 知っているヒトは知っているが知らないヒトは知らない 560 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2011/02/04(金) 22 02 08.50 0 毎月来るDMにはアップフロントインターナショナルFC部とあなたの会員期限はとか書いてある チケットはツアータイトルと席番書いてあるからアウトだな 561 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2011/02/04(金) 22 04 09.46 0 非FCで一般売りの方がコンサチケットはバレずに買えるかもね コンビニ発券とかにすればいいだけだし 編注 twitterで参考画像をいただきました。2011年12月現在のFCチケット発送時のラベルだそうです。 関連 コンサートってファンクラブ入ってなくてもチケット取れる? 公式の春コン日程に静岡が無いのはなんで? 83ハマリ [2011年]
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◎支援サイト 「履歴書メーカー」 履歴書・職務経歴書を .pdf や .html 形式で書き出せる。 「ルーシッド職務経歴書」 職務経歴書のテンプレートを選択して.pdf形式で書き出せる。 「履歴書・職務経歴書ジェネレーター」 履歴書・職務経歴書・添え状を .pdf形式で書き出せる。 「りれきしょ君 履歴書かんたん作成」 履歴書・職務経歴書を.pdf形式で書き出せる。 「しごとナビ」 履歴書・職務経歴書を .pdf や.htmlに書き出すコーナーあり(会員制)。 書類だけでなく、仕事も紹介してもらえる。プリンタがなくてもセブンイレブンで印刷できるサービスもあり、携帯の写メで証明写真も入れられる。 しごとナビモバイル http //www.heart-group.co.jp/ 封筒・名刺・はがきのハート」 履歴書・職務経歴書の中身を印字するプログラムあり。 http //office.microsoft.com/templates/default.aspx 「Microsoft Officeテンプレート」 履歴書・職務経歴書・送り状テンプレ(Word/Excelファイル)あり。 http //www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/personal/other/ Vectorの「Windows パーソナル その他」 履歴書作成支援ツールあり。 http //www.printing.ne.jp/ 「ネットプリント」 セブンイレブン店頭のコピー機から文書ファイルを印刷できる。 http //www.rirekisyo.jp/ 「履歴書貧乏撲滅プロジェクト」 履歴書一式の通販。 http //www.promotionphoto.jp/ 「証明写真ナビ」 (証明写真、オーディション写真、お見合い写真、ポートレート等の撮影。撮影の流れ、料金の案内等。 ... 証明写真は人生を左右する大切な1枚――La-vie Factoryは心と魔法で"あなた以上のあなた"を引き出します) http //photo.shigotonavi.jp/ 証明写真機(証明写真ボックス)の位置をGoogleマップで確認できるサービス。登録も可能。
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公式サイトより引用 この度は、当イベントの開催中止によりたくさんの方にご迷惑をおかけしてしまい、 誠に申し訳ございませんでした。 返金に関しましては、サークルの皆様に順次行っております。 key名義の現金書留封筒はお受け取りください。 これは正規の返金になります。ご安心ください。 『0603空折結婚式 スタッフブログ』 について。 上記ブログは、私たちと関係なく勝手に立ち上げられたものです。 ここに掲載されている記事には真偽の定かでないことが記載されている ということをお知らせします。 6/3について 主催側は、当日の正式な返金を認めていません。 受け取られたお金につきましては、我々が正式に関与するものではないことをお知らせします。 当日、誰に対してもお金を渡すことは許していません。 郵便局の問題について 現時点ではどの仮説にも問題があり、結論は出ていません。 これからも専門家の力をお借りして、調査を進めてまいります。 主催側といたしましては、引き続き返金を遂行し、 すべてのサークル様に還付を完了いたします。 後日、必ず説明の場を設けるつもりですので、それまでは 事務作業に専念させていただきますので、 しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。 ご質問はこちらで整理し、適宜お答えさせていただきます。 また、これまでいただきました質問も同様に対応させていただきます。 新規のご質問につきましては、新たに窓口を設けました。以下、こちらへお願い致します。 ttp //form1.fc2.com/form/?id=765501 主催・協賛の個人アカウントや、Q Aにいただきましてもお答え致しかねます。 ご了承のほどよろしくお願いいたします。 主催一同2012,06,01追記 魚拓 http //megalodon.jp/2012-0602-2247-12/soraori0603wedding.web.fc2.com/ http //megalodon.jp/2012-0603-0624-18/soraori0603wedding.web.fc2.com/ .