約 1,942 件
https://w.atwiki.jp/ningendamono/pages/40.html
3月20日「絶望負ふ」用寸劇・プロット(2/27改訂版) ************************************************************** 「絶望の天使は希望の夢を見るか!?」 作:夜毎屋さん 演出:shigさん 【キャスト】 絶望のピアニスト、あるいは絶望先生(かとしんさん) 冥土さん(かなこさん) 絶望のバニー(のぶたんさん) 永遠の女学生(juncocoさん) 絶望の魔女(clalaさん) じょしこーせー(夜毎屋) 絶望の悪魔、あるいは絶望の天使(ひつじちゃん) もうひとりの絶望先生、あるいは偽医者、もしくはマッドサイエンティスト(shigさん) 【設定】 絶望先生は現在、「最も深い絶望を表現できるピアニスト」として知られている。 だが彼は今、絶望のあまりステージに立つことができない。 今まで弾いてきたどんな曲も自分の絶望を表現するには足りないのだ。 このままではピアニストとして絶望的である。 絶望先生は思う………この世に真の絶望曲、究極の絶望曲は存在するのだろうか。 それが見つかればあるいは、またピアニストとして再起可能かも知れない。 絶望先生は何としてでも究極の1曲を捜し出そうと決意する。 その探索の過程で様々な人と出会い、絶望的なエピソードと音楽を聴かせてもらうが、どの曲も自分が求めている音楽とは違うようだ。 3月20日、絶望先生は冬が終わり春が始まるこの希望に満ち溢れた日を自分の最後の日にしようと覚悟を決める。 今日の夕方までに究極の1曲が見つからなければ首をくくる覚悟である。 果たして彼は究極の1曲を見つけることができるのか!? それともあえなくこの世から消えることになるのか? 【構成】 ●プロローグ 絶望先生(かとしんさん)の自己紹介とあいさつ。 絶望の悪魔(ひつじちゃん)登場。 「ピアノが弾けないピアニストなどこの世に生きている価値はない。絶望のあまり死ね」と挑発。 ●絶望第一部 出演者のエピソードと演奏。 ●寸劇第一幕 永遠の女学生(juncocoさん)登場。 絶望先生をイジメて絶望のどん底に突き落とす。(着物なので演奏は別枠で) 絶望のバニー(のぶたんさん)登場。 絶望先生をカフェへと導く。 傷心の絶望先生、カフェ「黒薔薇」で冥土さん(かなこさん)と出会う。 かなこさんは優しく話を聞いてくれて、「究極の絶望曲が早く見つかるといいですね」と励ます。 恋に落ちた絶望先生、かなこさんに絶望曲をせがむが「人に聴かせられるようなものは弾けませんから」と断られて絶望する。 その様子を見ていた白衣の医者(shigさん)、絶望先生に挑戦状を叩きつける。 彼はもうひとりの絶望先生と呼ばれる男である。 つまりは「どちらの絶望が冥土さんの心を勝ち取ることができるか」ということで、二人の絶望先生は冥土さんを巡ってライバル関係となる。 ●絶望第2部 出演者のエピソードと演奏。 ●寸劇第二幕 絶望の魔女(clalaさん)登場。 究極の1曲が見つかるように呪文を唱え、演奏を披露。 だが呪文が自分にかかってしまい、絶望する。 絶望先生、再びカフェを訪れる。 カフェでは冥土さんが絶望先生を優しく迎えてくれる。 「究極の1曲は見つかりました?」 「まだなんです。そろそろあなたの絶望曲を聴かせてください」 「わたし………絶望的な曲なんて知りません」 「ではせめて君のその、長いスカートの下の美しい足をひと目でも」 「………お帰りください。私そんな女じゃありません!」 と断られ、再び絶望する。 ●絶望第3部 出演者のエピソードと演奏。 ●寸劇第三幕 絶望を知らないじょしこーせー(夜毎屋)登場。 絶望先生のウワサを聞き、絶望とは何かを教えてもらいに来た。 絶望先生、みたびカフェを訪れる。 「全てのエントリーが終わっても究極の1曲は見つからなかった。一日も暮れようとしている。もはや首をくくるしかない………ぜめて君の演奏を冥土のみやげに聴かせてくれないか」 そこにもうひとりの絶望先生登場、マッドサイエンティストとしての正体を表し、世界を絶望に陥れる至高の1曲をもって勝負に出る。 「今から彼女の前で1曲ずつ演奏して、勝った方が冥土のみやげをもらうことにしよう。わたしの演奏する至高の1曲に勝てるかな」 絶望先生は勝負に挑もうとするが苦悩の余り手が震え、弾き出すことができない。 勝ち誇ったように笑うマッドサイエンティスト。 だがその時、何を思ったか冥土さんが絶望先生の前に立ち、スカートを持ち上げて美しい足を披露する。その美しさに深い感動を覚える絶望先生、静かに鍵盤に指を降ろす。 二人の絶望先生の勝負は熾烈を極める。 究極の1曲VS至高の1曲の対決である。 冥土さんはかとしんさんを選び、自分の1曲を披露する。 勝敗は決した。 敗北を悟り、立ち去るマッドサイエンティスト。 冥土さんの奏でる究極の絶望曲に感動する絶望先生。 「ついに本当の究極の1曲を見つけた………きみの曲が真の絶望曲だ。ぼくはもう死んでもいい」 「見つかったのだから死ななくてもいいのではありませんか?」 「冥土のみやげだけもらって生きているわけには」 「死ぬのは50年後でもいいではありませんか。どうせ死ぬならそのときふたり一緒に死にましょう!」 手を取り合い見つめ合う絶望先生と冥土さん、互いの目には希望の光が! 勝負に敗れたもうひとりの絶望先生は首をくくろうとしている。 そこに絶望の悪魔登場。 「絶望してたくせに恋に落ちるとは何事だ………お、こいつはさっきの。もしもし、手伝って差し上げましょうか? 人々が絶望のために死んでくれないと困るんですよ」 だが体重が重すぎて縄の強度が耐え切れず、自殺に失敗。 あまりのことに絶望していると、そこに絶望を知らないじょしこーせーが通りかかる。 「先生、究極の絶望ってのを教えてくんない?」 「分かった。真の絶望がどういうものか、わたしが一生を賭けて教えてあげよう」 「そんなに賭けてもらっても困るんだけど………」 その様子を見て落ち込む絶望の悪魔。 「さっきまで絶望してたんじゃなかったのか!? 絶望した! 結局人は絶望では死なないのだ」 ●エピローグ(希望の門) さっきまで絶望の悪魔だった絶望の天使登場。 「絶望のあまりやる気をなくしていたら、新しい仕事をもらってしまった。これからは絶望の天使として余生を生きよう。人々よ、天国は近いぞ」 一日の絶望を洗い流すべく、希望に満ちた曲を演奏。 その間に参加者にアンケートが配られる。 アンケートの内容は「本日最も絶望した1曲」 最高得票を集めた演奏者に「冥土のみやげ」が渡される。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/llss/pages/1504.html
元スレURL 絵里「寸劇!猿蟹合戦」 概要 μ’s版猿蟹合戦勃発! 普通にやっても勝てないと踏んだ猿側が特訓をつけることになって… 関連作 前作:絵里「寸劇!白雪姫」 次作:絵里「寸劇!シンデレラ」 タグ ^μ’s ^パロディ ^ほのぼの 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/llss/pages/1563.html
元スレURL 絵里「寸劇!不思議の国のアリス」 概要 不思議の国のエリチカ…って亜里沙じゃないんかい 関連作 前作:絵里「寸劇!シンデレラ」 タグ ^μ’s ^絢瀬亜里沙 ^パロディ ^ほのぼの 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/poring2008/pages/16.html
てん ナノさんが相方だったから無理はできませんでした 浩康。 でもそれは 浩康。 正しい 浩康。 カノと組む。無理してもおk。でもでない。 浩康。 ナノと組む。無理できない。盾が出る。 だいこうじさん まさか・・・ てん 1文字しか違わないのに大きな違いだ だいこうじさん なっぽろとは・・・ だいこうじさん なのぽろっ 浩康。 な、なんだってー?! 浩康。 そ、それじゃキバコージさん 浩康。 太古の昔、ナノはポロポロとレアを出していたってことですか?! てん 出してたらしい 浩康。 そ、そういえば最近もホドレムリンc4枚目を出したって噂が・・・ だいこうじさん 今一度整理してみよう てん 竜の住処で石製の盾を毎回とか 浩康。 そうか、その伝説が形を変え、AAになり、伝承していたってことですか! だいこうじさん うむ! 浩康。 なのぽろ なっぽろ ナッ ( ゜Д゜)y \_ ポロッ 浩康。 恐ろしい・・・! 浩康。 これからはカノさんは解雇ですね! =======================================================================
https://w.atwiki.jp/monmusuharlem/pages/592.html
タバサ、ラザニア ハッカドールコラボガチャ第二弾(HD2号Ver.DH、HD3号Ver.CS) ハッカドールコラボガチャ(ハッカドール1号、ハッカドール3号) エリッシュ、ジュディス 氷精たちの輪舞ガチャ(氷上の宝石 アリッサ、銀盤の求道者 ククル) マジェット、ソワカ 亜人ちゃんは語りたいコラボガチャ(佐藤早紀絵、日下部雪) 夢のお仕事体験ガチャ(お医者さん チルチル、保育士さん アステル) スウィル、シャロン 色欲のバレンタインガチャ(バレンタインシモーネ) 夢魔の初恋バレンタインガチャ(バレンタインルセッタ) プリシア ポップアップストーリーコラボガチャ(エメリア、リタ) ロージーナ ウルトラ怪獣擬人化計画コラボガチャ第二弾後半(ゴモラ、ザンドリアス、ピグモン) ナシュワ、ルゥルゥ チェノワ、ミリオン 1周年記念ラブリー猫ガチャ(ラブリー シェーナ) 1周年記念女王夢魔ガチャ(クイーン ルセッタ) ラフィア、カタリナ ウルトラ怪獣擬人化計画コラボガチャ(ウインダム、ピグモン、ゼットン) 龍宮城のマーメイドガチャ(龍宮乙姫 セラティ) 純白の薔薇魔王ガチャ(白き薔薇 クロゥリア) サマーバケーションガチャ(太陽のアウスレーゼ、麦わらくーお) ケイティー、ポポル 七夕ガチャ(七夕 ノルン、織姫 礼凛華) コーリン、ソーラ ジューンな新婚生活ガチャ(エプロン ノワール、エプロン ぷるる) ミント、みゅう名誉探偵 梅雨前線ガチャ(雨上がり セラティ、雨ガッパ ブラン) 春の大魔界運動会ガチャ(ブルマ ルリエ、運動会 フェリス) テレイア、オリエンテ きぐるみガチャ(うさこぶんグラッセ、くまこぶんディシアン) ミディ、パリエ 闇の降臨ガチャ(闇盟約 シャーロット、アサシン ジャスミン) 新学期応援ガチャ(優等生 セレニア、軽音部 フィオレ) 桜舞う お花見ガチャ(春風 シェーナ、春服 リゼ) くーお、ガルデニア
https://w.atwiki.jp/manafee/pages/514.html
ひなちょいSeason2 #84 富田鈴花のちょっといいですか?サバゲーを流行らせたい! 高瀬は冷静。 「サバイバル術を学ぼう!」のコーナーが始まった途端に倒れ、「もうこの無人島に入って3日経つなぁ…」などと言い出した富田扮する教官。 「水が欲しい、水をくれ!」と言いながら台本をめくる富田に、隊員の加藤、佐々木久美、髙橋、森本、山口の5人は雨乞いを始めた。謎の寸劇明け、ペットボトルを利用した水の濾過実験に挑戦した。 見事濾過に成功して泥水(公園から帰った後の手の匂い)から透明な水を抽出して大喜びの一同だったが、ナレーターの高瀬は「寸劇せずに最初からこれ見せてくれれば良かったんちゃう?」と冷静に言い放った。
https://w.atwiki.jp/tukumo_hime/pages/10.html
準備中
https://w.atwiki.jp/cokkie_zikkyou/pages/176.html
【東方ボイスドラマ】紅魔館寸劇 試される妹さま sm32319873(削除済) 咲夜「東方ボイスドラマ企画」 レミリア「レミリアスカーレット役、雪矢りゅう」 フランドール「フランドールスカーレット役、蠍媛」 パチュリー「パチュリー・ノーレッジ役、ひだね」 小悪魔「小悪魔役、宮瀬ケイ」 咲夜「十六夜咲夜役、五月雨楓」 美鈴「紅美鈴役、成咲実。」 フランドール「うーん、ご飯、ご飯! 今ご飯を求めて全力疾走している私は地下室に住むごく一般的な女の子。 強いて違うところを挙げると吸血鬼だってとこかな。名前はフランドールスカーレット。 そんなわけで、紅魔館の食堂にやってきたのだ」 咲夜「あれ、妹様、独り言をのたまいながら館内を歩いているなんて珍しいですわね」 フランドール「ああ、都合のいいメイド長。ういーっす、どうも、フランドールでーす。 ていうか、ちょっと口悪くない?」 咲夜「はい、メイド長の十六夜咲夜です。口臭はいつも気にしていますね。いかがされました?」 フランドール「いやあ、あなたの口臭は…どうでもよくはないけど。 こう、接待とかで不快感与えられたら困るし? まあ、それは置いとくとして、あのね、お腹空いたの。ご飯を作って、はいどうぞ」 美鈴「ああ、何用で館内を徘徊しているのかと思ったらなるほど、空腹でしたか。 すいません、気が回りませんでしたね」 フランドール「美鈴、いたんだ」 美鈴「はい、いましたよ。 それでお食事なんですけれど、申し訳ありませんが、今手が離せなくて作れないのですよ。 食材も切れていて…」 フランドール「はあ!? 使えないわねえ」 美鈴「すいません妹様」 咲夜「反省しなさい!」 フランドール「いや、あなたも偉そうにできないわよ… それで? この私をほったらかしておくぐらいなんだからさぞかし重大な用事なんでしょうねえ」 咲夜「はい、近々、レミリアお嬢様をねぎらうパーティーなんてものを開催しようと思っていまして、 その際にドッキリを仕掛けようと目論んでいるんです」 美鈴「その打ち合わせをしていたんですよ」 フランドール「ええー…あいつの? いやーいやいや、カリスマ性のかけらもないあんなでくのぼうのなんてねえ。 宴会好きの鬼やパパラッチの天狗どもも興味持たないわよ、きっと。 ていうか、誰も参加しないわよ、多分。ゼロ人よゼロ人。 パーティー参加者ゼロ人よ。お金と時間と労力の無駄よ」 美鈴「そんなめちゃくちゃな…ちょっと言い過ぎじゃないですかねえ。 流石に、っていうとアレですけど、そんなことはないですよ」 咲夜「ああ…うん…そうだ、妹様に協力してもらいましょう。 ちょうど、誰にやってもらうか考えていたのよね。いいでしょう」 美鈴「はい、そうですね。うーん、いいとは思いますけども、大丈夫ですかね」 咲夜「大丈夫よ多分。こあ、小悪魔、ちょっと来なさい、早急に」 小悪魔「はい、来ました。妹様、こちらをお受け取り下さい」 フランドール「なにこれ、なんなのこの紙切れ」 小悪魔「台本です、チラシの裏とかではないです」 フランドール「ふーん、まあいいわ。ん、っていうか、あなたもいたの? さっきから?」 小悪魔「いえ、いませんでしたよ、さっきまで」 フランドール「いなかったの!? どゆこと、魔法? 魔法なの? すごいね魔法悪魔的ね」 美鈴「まあいいじゃないですか、細かいことは。 ごちゃごちゃしていると尺が足りなくなるし、さっさと読み合わしましょう」 フランドール「尺って何の!?」 咲夜「えー…こほん、はい、お粗末ながら、私がレミリアお嬢様を演じさせていただきますわ」 美鈴「じゃあ、私は状況説明をしますね、いわゆる地の文です」 フランドール「ええ…わたしはツッパってる不良!? なにそれいるの!? 紅魔館に不良いるの?」 美鈴「あ、えーっと、一応人里で行うことを想定していまして」 フランドール「あ、なるほどね、めちゃくちゃ驚いたわよ、んもー」 美鈴「はい、じゃあレミリアお嬢様が人里を優雅に練り歩き、 その可憐なる純潔の美貌をもって愚かなる人民どもを魅了しているところで」 フランドール「ちょっと、ちょっとまちなさい」 美鈴「はい」 フランドール「何その無駄に詳細な説明…気持ち悪いわねえ」 美鈴「いえ、なんとなく。気持ち悪くないですよ、むしろ…気持ちいい? 気持ちがええんじゃあって感じ?」 フランドール「気持ちいいの!?意味が分からないわよ…」 美鈴「ええ、よくわからないですけど、多分」 咲夜「素晴らしい称賛の数々だと思うのだけれど、今はマジメにやりなさい。妹様も戸惑っているわよ」 美鈴「はい、そうですね、切り替えていきましょう。 そこで…えー…不良演じるフラン様が当たりに行ってください。肩からですね。 こう…ドカンと! もしくはバシイッ! とかオラオラッ! って感じで」 フランドール「いや、後半の効果音はおかしいでしょ…」 咲夜「それじゃあ、当たったっていう体で進めましょうか。 いちいちやっていくと、中だるみしてしまいそうじゃない?」 フランドール「そうね、えー、コホン、おーいゴルルァ、嬢ちゃんどこに目ぇつけてんだぁ、オン?」 咲夜「ふっ、私としたことがハードラックとダンスっちまったようですわね。 流石生まれながらに罪を背負って生きている吸血鬼だわ。 運命にとらわれすぎて困っちゃう。ねえ、あなたもそう思わない?」 フランドール「え、なに、それは…セリフ?」 咲夜「いえ、レミリアお嬢様の言いそうなことって何かなーって考えたらこう、 端的に言えば仮定した場合のセリフですよね」 フランドール「あー…うーん、まあ言うかな…言うかぁ普通? こいつ頭おかしいんじゃねえのって感じになりそう…ならない? どう? なりそう?」 咲夜「言いますよお、シャレオツじゃないですか、めちゃくちゃオシャンティですよ、流行の最先端になれますよ。 頭おかしいっていうのは、こう逆に? みたいな。凄すぎてこいつ頭おかしいぜガッハッハって感じですわよ」 フランドール「そうか? 言うほどか? ちょっとおかしくないか?」 咲夜「そうですよ、そうに決まってますよ。かけらもおかしくないですよ」 美鈴「お二方、無駄話していないでとりあえず進めないと。はい、セリフお願いします」 フランドール「わかったわよ…おーい、早くしろよぉ、四つん這いになるんだよぉ」 咲夜「そ、それはなにゆえ? 論理的にかつ理論的に、そして無駄なく端的に説明してくれないかしら 貴族たるもの的に、屈辱を感じるような恰好は、あまりしたくないのだけれども」 フランドール「誠意見せるんだよ、俺はロリコンなんだよ、アァン? オォン? わかってんのか? 悪い子はスパンキングって故事成語あんだろ。いやねえよ頭湧いてるのかこの不良は」 美鈴「妹様、アドリブはちょっと、控えていただきたいですね。やる気があるのは分かりますけども」 咲夜「ノリノリですわね… コホン、いやよ、そんなの嫌。私の弱点はお尻なのよ。お尻が壊れちゃうじゃないの、優雅に壊れちゃう」 フランドール「ノリノリじゃないわよ! お、おらあ! こっち向けー早くしろー優雅にケツ向けるんだよおい! 優雅に壊させろー! …優雅って何?」 咲夜「へへへへへ、あーれー、やめて、おくんなましーこんなの嫌よー」 レミリア「ちょ、ちょっと、なにしてるのよあなたたち、卑猥よ卑猥。女同士でとか考えられないわ」 フランドール「あ」 咲夜「お、お嬢様!? こ、これは違うんです、勘違いでございます」 美鈴「わ、わわ忘れてください! 三分歩いたらアルツハイマー発症してください! ハリーアップ! それ、いちにのさんではい!ポーン」 レミリア「鳥頭か私は! コウモリだよ私は! 忘れられるわけないでしょ! フランの怒鳴り声が聞こえたから何かと思ったら、なんてことしてるのよ、っていうかなにしてるの?」 咲夜「お嬢様、落ち着いて聞いてください。 私の言葉に耳を傾け、腹式呼吸で血の巡りを良くし、頭の回転を安定させて、適切な対処を導き出すのです。 これには海よりも高く山よりも深く、 それでいてしっとりとしていてべたつかない洋菓子のような事情があるのですよ。 本当です、嘘じゃないです、メイド、嘘つかないアル」 レミリア「あんたが落ち着いて腹式呼吸しなさい。っていうか逆でしょ普通。それで? フラン、弁明は?」 フランドール「えー…あー…その…事情を言っても大丈夫かな、間抜けお二人さん」 美鈴「いや良くないですよね、あと私は間抜けじゃないですよ、そこのメイドが悪い」 咲夜「聞くまでもなく、わかりきっていると思うのですけど、ていうか、人に責任を押し付けるな、門番!」 フランドール「な、なるほど…」 レミリア「えーっと、何が?」 咲夜「はい。ここは適切な対処を心がけ、油断せずに行きましょう」 美鈴「そうですね。 武術の心がけとは、いかなる時も平常心でいることですから、常駐戦陣の心掛けが自身を勝利に導くのです」 レミリア「でもあなた、結構な頻度で居眠りしたりサボタージュ起こすわよね」 美鈴「そそそそそそそそそげなことはなかろ?」 レミリア「口調が変よ」 フランドール「で、どうするの? おしとやかに解決できる? 大丈夫? どう、なにか案出そう?」 美鈴「いやあ…駄目みたいですねえ」 レミリア「冷静か!? おかしいだろ!」 フランドール「そ、それもそうだ…。ていうか、どうしよう… こ、ここは、お、オイーゴルルァ! 嬢ちゃんどこに目ぇつけてんだあ、オォン?」 咲夜「そうよ、そのための台本」 美鈴「ナイスです、妹様! オラア! お嬢様、こっちにケツ向けろ!」 レミリア「ふざけるな! いい加減にしろ!」 小悪魔「っていうことが昼にあったんですよね、パチュリー様」 パチュリー「そう?」 小悪魔「なんか不機嫌ですね。お茶飲みます? お湯持ってきますよ」 パチュリー「いやー、なんかこう、ハブられてるのかなって… お湯はいらないわ。お湯だけ出してどうするのよ。何の味わいもないじゃない」 小悪魔「それもそうですね。不思議ですねえ、何で言ったんだろう、女心よりも複雑な話です」 パチュリー「ていうかそうよ、 みんなだけ盛り上がって、私だけ本読んで一人っきりって、まるでぼっちじゃない。 館内ぼっちよ、ロンリーウルフよ!」 小悪魔「少し考えすぎじゃないですか、統合失調症になっちゃいますよ」 パチュリー「そんなことないわ。 こんなこと聞かれたら、アホの魔理沙や自称都会派魔法使いに笑われちゃう! 大事よ大事。本臭い女だって言われちゃうに決まりきっているわ。言うまでもなく受けあいよ! あなたはいい加減ひきこもるのをやめなさいって言われてるわよ」 小悪魔「あはは…アッハッハハハハハ…。あ、そ、そうですか」 パチュリー「笑えないわ!」 脚本 ゲスキノコ 編集 まる
https://w.atwiki.jp/ningendamono/pages/41.html
3月20日 絶望負ふ用シナリオ 「絶望の天使は愛の夢を見るか?」 作:夜毎屋 協力:shigさん 【キャスト】 絶望のピアニスト、あるいは絶望先生(かとしんさん) 冥土さん(かなこさん) 謎の和服美人(juncocoさん) 絶望の魔女(clalaさん) じょしこーせー(夜毎屋) 絶望の悪魔、あるいは絶望の天使(ひつじちゃん) もうひとりの絶望先生、あるいは偽医者、もしくはマッドサイエンティスト(shigさん) ●オープニングアナウンス 冥土さん「皆様。本日は『絶望負ふ会』へお集まりくださいまして、まことにありがとうございます。 開会に先立ちまして、皆様にいくつかお願いがございます。 会場内は飲食厳禁です。 演奏中の雑談・居眠り・咳払いなどは、他の皆様の絶望の妨げとなりますので、目立たぬようお願いします。 アラームつき腕時計・携帯電話などは、演奏中に鳴り出さないよう、あらかじめスイッチをお切りください。 それでは、まもなく開演です。どうぞごゆっくり、絶望してください。」 ●プロローグ 絶望先生登場。 絶望先生「あ、これは皆様方、初めまして。私、絶望先生と申します。」 客席を見渡して、 絶望先生「・・・なるほど、やはり皆様方も、あの噂を聞いてここに来られたのですね。 あの噂とは・・・そう。今日ここ大鳥居では、世の中に、人生に、もう生きることに心底絶望仕切った方々が集まって、傷をなめあう会が行われると言う噂です! 見れば、皆様方、いかにも死にそうな服装で集まってらっしゃる! やはり噂は本当だったのですねえ~。うんうん……ちなみにこのセリフはぼくが書きました」 絶望の悪魔、登場。 悪魔「なに一人芝居してるんですか。時間がないからさっさとしてください。で、もう自己紹介は済んだんですか?」 と台本を見て、 悪魔「(読む)ピアノが弾けないピアニストなどこの世に生きている価値はない。絶望のあまり死ね! ……ということです。さっさと死んでください」 絶望先生「まだ何にも言ってないんですけど」 悪魔「何しに来たんですか」 絶望先生「ええと。(読む)ぼくは究極の絶望曲を求めるピアニストです。だが今まで弾いたどんな曲も真の絶望とは程遠い……ぼくは生きる希望を失いました。ピアノを捨てて死ぬか、究極の絶望曲を見つけるか……今日は死ぬか生きるかの最後のチャンスなのです」 悪魔「なるほど分かりました。つまりあなたはこう言いたいのですね。(読む)ぼくは冥土さんが好きだ!」 絶望先生「なんでやねん」 悪魔「……(疑わしそうに絶望先生の顔を見つめる)」 絶望先生「開幕早々こんなにいじられるなんて………絶望した!」 悪魔「お約束はいいですから。あ、わたし悪魔です。見れば分かりますね。ではさようなら!(と帰りかけて)ひとつ、いいことを教えてあげましょう。ミッション・コードは【冥土喫茶を探せ!】です」 絶望先生「冥土喫茶!? ………絶望した! ぼくがそんなところに行く人に見えますか!? 大体この大鳥居のどこにそんな店があるというのです!?」 と絶望している間に悪魔、退場。 絶望先生「(見回して)消えた………これは悪魔の誘惑なのだろうか?」 と花道を退場しつつ、 絶望先生「(見回す)冥土喫茶、冥土喫茶……」 ××× 入れ替わりに司会係、登場して、 司会「それでは第一部の演奏を始めたいと思います。お名前を呼ばれた方は演奏の前に絶望的なエピソードを披露してください。ちなみに演奏時間より長いエピソードはご遠慮願います。では、エントリーNo.1………」 ●第一部(演奏) ※トップバッターはひつじたんお願いします。 ●S1(シーン1)(2分弱) 絶望先生、悩みつつ登場。謎の着物美人とバッタリ。 絶望先生「おかあさん!!」 着物美人「はい!?」 絶望先生「おかあさんじゃないですか!……(小声で)いつもぼくをイジメる」 着物美人「わたしがいつ、なんですって? いつも可愛がってあげてるでしょ?」 絶望先生「聞こえてるじゃないですか」 着物美人「あなたみたいな子を産んだ覚えはありませんよ。美しいお姉さまとお呼び!」 絶望先生「おかあさん………」 着物美人「そんなに逆らうとギッチョンチョンにしちゃうわよ」 絶望先生「じゃあジャンケンで勝負つけましょう。ぼくが勝ったらおかあさんって呼んでもいいですね?」 ジャンケンで絶望先生、負ける。 絶望先生「ついに運にも見放された!」 着物美人「運がつくようにトイレでも行ってきたら」 絶望先生「着物美人がなんてこと言うんです!? しかもオチがない!」 着物美人「はい、大きく息を吸って、吐いて………ほら、オチついた」 絶望先生「………ぼく、絶望してもいいですか?」 (追加部分) 着物美人「そんな中途半端なこと言ってないで、するんだったらちゃんと絶望しなきゃダメでしょ!」 絶望先生「はい、すみません」 着物美人「では特別に、坊やのためにお手本を弾いてあげますからね」 ●着物美人の演奏。 ●S2(欠番) ●S3 カフェ「黒薔薇」ではコート(下は白衣)を着た客(マッドサイエンティスト……がBGM代わりにピアノを弾いている。 絶望先生、空いた席に着きながら、 絶望先生「こんなところに冥土喫茶があったとは」 冥土さん登場、絶望先生の前に跪いて、 冥土さん「お帰りなさい、ご主人さま」 絶望先生「た、ただいま」 冥土さん「究極の絶望曲は見つかりましたか?」 絶望先生「な、なぜそれを………!?」 冥土さん「黒い服を着たある方が……(絶望先生の手に自分の手を重ねて)絶望先生、死んではいけません! きっと究極の1曲が見つかりますわ」 絶望先生「………感動した………生まれて初めて女の子に手を重ねてもらった!」 と、冥土さんの手を取り、 絶望先生「あなたは究極の冥土さんと呼ばれているそうですね。きっと究極の1曲もご存じに違いない! ぼくに弾いて聞かせてもらえませんか?」 冥土さん「え? (困惑)あの、その………」 MS(マッドサイエンティスト)「その手を離したまえ! 不埒者め、お触りは禁止だぞ」 と割って入る。 その間に冥土さんは退避する。 絶望先生「何ですかあなたは!?」 MS「知りたいか? ならば特別に教えてやろう!(とコートを脱いで)わたしの正体は」 絶望先生「マッド・サイエンティスト!?」 MS「なぜ分かった!?」 絶望先生「見るからにそうじゃないですか」 MS「究極の1曲とか言ってたな。フッ……おまえなどに見つかるわけがない」 絶望先生「なぜです?」 MS「わたしもまた、至高の1曲を捜し求めているからだ」 絶望先生「マッドサイエンティストなら大人しく世界征服を企んでればいいじゃないですか」 MS「ピアノが趣味なんだ。ちなみに冥土さんも大好きだ!」 絶望先生「オジサンのくせに何言ってるんですか!」 MS「オジサンじゃない。わたしはまだ35だ!」 絶望先生「え? 40過ぎだと思ってました」 MS「………(落ち込む)絶望した………(気を取り直し)それはともかく、勝負しようじゃないか。どちらが冥土さんのハートを勝ち取るか」 絶望先生「はた迷惑な人だなあ……分かりました。ぼくも男だ、受けて立ちましょう!」 と対決の空気。 ●第2部(演奏) ●S4(2分弱)~改訂版 魔女占いの魔女、タロットカードを手に占いをしているところに絶望先生が通りかかる。 魔女「あの~………」 絶望先生、魔女の前を通り過ぎる。 魔女、骸骨のカードを見せて、 魔女「あのっ、死相が出てますよ」 絶望先生「(ハッと振り向いて)死相!?」 魔女「私は絶望の魔女です。どうぞお座りください。今日中に究極の1曲が見つかるかどうか占って差し上げましょう。まずはあなたに究極の絶望を呼ぶ呪文をかけたいんですけど、じっとしててくださいね」 魔女、呪文を唱えながら(呪文、適当にアドリブでお願いします。何でもいいです)、 魔女「おかしいです。何だか絶望的な気分になってきました………絶望先生、一緒に死んでもらえませんか?」 絶望先生「え、それはちょっと………」 魔女「じゃあ、一緒にピアノ弾きませんか?」 絶望先生「ぼくは今ダメなんです」 魔女「絶望しました。わたしが絶望してどうするんでしょう!? もういいです………ひとりで絶望します」 とピアノの前に。 魔女「絶望先生のお葬式で弾こうと思っていたのに、自分のために弾くことになってしまいました………ううっ(と、ハンカチで目頭を押さえる)せめてこの演奏がお役に立ちますように」 ●絶望の魔女、演奏。 ●演奏終了後。 絶望の魔女、すすり泣きながら曲の紹介。 魔女「ううぅ………今の曲は~~です」 絶望先生「ごめんなさい、魔女さん、心のこもった演奏をありがとう………でもぼくはまだ死ぬわけには行かないんです。さようなら」 と一旦立ち去って。 ●S5 絶望先生「カフェ・黒薔薇………またここに来てしまった」 悪魔、絶望先生に手を振って、 悪魔「しっかり頑張ってくださいね~」 冥土さん「お帰りなさい、ご主人さま」 絶望先生「冥土さん、まだ究極の1曲は聞かせてもらえないんですか? あなたのピアノが聴きたいです」 冥土さん「あの、誤解なさってます。わたし、人に聴かせられるようなピアノは弾けません。それに、勝手に対決されても困りますから」 絶望先生「分かっています。あなたは優しい人だ……ぼくのことを心配してくれてるんですね」 冥土さん「(横を向いて)ちげーよ!」 絶望先生「え?」 冥土さん「いえ、何でもありません。それよりどうして下ばかり見ているんですか?」 絶望先生「美しいあなたは足も美しいに違いない、なぜ隠すんだろうと思って………」 冥土さん「え? そんな………(と頬に両手を当てて恥らうが)わたしのこと、からかっていらっしゃるんですね! ひどいわ!」 絶望先生「違います! 本気です!」 冥土さん「お帰りください! わたし、そんな女じゃありません」 と走り去る。 絶望先生「待ってください! ぼくはあなたが………(深くうなだれて)ピアノが弾けないピアニストなんて人間以下ですよね?」 と、落ち込んだまま退場。 ●第3部(演奏) ●S6 セーラー服のじょしこーせー登場。 女子高生「絶望負ふ会場………変なとこ来ちゃったな~………あ、わたしじょしこーせーですから! あまりにも無理があり過ぎだろとかもっと可愛い声が出せないのかとかそういう突っ込みは却下ですから!」 絶望先生登場。 女子高生「あ、絶望先生! 絶望ってなんですか?」 絶望先生「夜毎屋さん、そのコスプレ寒いですよ?」 女子高生「かとしんさん、ちゃんと芝居してくださいよ~。で、究極の絶望曲は見つかったんですか?」 絶望先生「話飛び過ぎだろ?(読む)なるほど、君が絶望を知らないじょしこーせーか。よし、先生がとっておきの1曲を教えてあげよう。タイトルもそのものズバリ、【死】だ! これなら君も絶望できるだろう」 【曲名紹介なしで演奏】 女子高生「ヤナーチェクのピアノソナタ、1905年10月1日【路上にて】から、第2楽章『死』でした」 絶望先生「どうだ? 絶望というものが分かったかね?」 女子高生「手が届かなくて絶望した! 弾けてなくて絶望した! と言いたいけどそんなんで絶望してたら今頃ピアノ弾いてないですよわたし」 絶望先生「………君の能天気さにはつくづく絶望した」 女子高生「わ~い、勝った!!」 ●S7 絶望先生、登場。 絶望先生「全てのエントリーが終わり、今日も一日が暮れようとしている………様々な曲を聴いたが究極の1曲はついに見つからなかった。それなのに、ぼくはなぜカフェ・黒薔薇に来てしまったのだろう?」 冥土さん「お帰りなさいませ、ご主人さま。究極の1曲は見つかりましたか」 絶望先生「(首を振る)ダメでした。ぼくは自分の予告どおり首をくくるしかなさそうです」 冥土さん「………(同情的に見つめる)」 マッドサイエンティスト登場。 MS「負け犬め、生き恥を晒しに来たか。勝負は既についたな」 絶望先生「いや、まだです。(と立ち上がり)究極の1曲は見つからなくても、ぼくは自分自身の絶望をもってあなたと勝負したい」 MS「では最終確認をしよう。わたしと君が1曲ずつ弾き、ジャッジを冥土さんに委ねる。 冥土さんは(と、赤いハート型クッションを指し示す)より絶望的だと感じた方にハートを捧げ、冥土のみやげを送る。それでいいな?」 絶望先生「結構です」 冥土さん「仕方ないですわ。おっしゃるとおりに致しましょう」 絶望先生「冥土さん、(と向き直り)もしぼくが勝ったら、ピアノを弾いてくれますか?」 MS「それが冥土のみやげというわけか。だが、君は彼女のピアノを聴くことすらできずにこの世を去るだろう。予告する。君はこれからわたしの演奏する曲に敗北するのだ。世界を絶望に陥れる、志向の1曲にな!」 ※誰かここで「運命」の冒頭もしくは「トッカータとフーガ」ニ短調の冒頭をいれてください! ●マッドサイエンティスト、至高の1曲を演奏する。 MS「(余裕の笑みを浮かべ)さあ、君の番だ」 ●絶望先生、ピアノの前に座る。 弾き出そうとするが、激しい苦悩のあまり鍵盤を叩く。 絶望先生「ダメだ………やっぱり弾けない! 神よ、人生残り数時間となったぼくになぜ試練をお与えになるのです!?」 冥土さん「絶望先生、がんばってください!」 ハッと冥土さんを見る絶望先生。 冥土さんは長いスカートをたくし上げ、美しい片足を披露する。 絶望先生「(感動して)なんという美しさ……冥土さん、ありがとう。究極の1曲は見つからなかったけど、ぼくは君に残り数時間の命をすべて捧げましょう」 ピアノに向かい、静かに弾きだす絶望先生。 ●絶望先生の演奏。 ●演奏終了後。 冥土さん「絶望先生! 素晴らしかったですわ」 と駆け寄る。 絶望先生「冥土さん………」 冥土さん「またピアノが弾けるようになったのですね。あ………(と気付いて)これ、どうしましょう」 とハートのクッションを抱きしめる。 MS「君のハートだ。好きなようにしたまえ」 冥土さん、戸惑いながら、 冥土さん「マッドサイエンティストさん、あなたの演奏は背筋が寒くなるほど恐ろしくも素晴らしい演奏でした。でも………わたしはこの方の演奏に絶望するほど感激したのです」 と絶望先生にハートのクッションを渡す。 冥土さん「おめでとうございます、絶望先生」 絶望先生「ありがとう、冥土さん、みんな君のおかげです」 マッドサイエンティスト、絶望して立ち去りつつ、 MS「わたしの至高の1曲が負けた………所詮恋する若者には敵わないということか」 と去る。 冥土さん「それではお約束通り、冥土のみやげを差し上げますわ」 ●冥土さんの演奏 ●演奏終了後。 絶望先生を見てにっこり笑う冥土さん。 冥土さん「いかがでしたか」 絶望先生「(感動して)見つけた………ついに究極の1曲を見つけました! 君の曲こそぼくが捜し求めていた絶望曲です。ああ、これで心置きなく死ねる!」 ※ここからロマンティックなBGMが入ります。 冥土さん「せっかく見つかったのに、死んではいけません!」 絶望先生「しかし、冥土のみやげをもらって生きているわけには………あ!」 冥土さんに両手を取られた絶望先生、思わず驚きの声を上げる。 冥土さん「死ぬのは50年後でもいいではありませんか。どうせ死ぬなら、そのとき二人一緒に死にましょう!」 絶望先生「冥土さん………」 冥土さん「絶望先生………」 と見つめ合う。 悪魔、客席から立ち上がり、 悪魔「はいはいはい、その続きは2次会でやってくださいね!」 絶望先生「あなたはいつぞやの悪魔!」 悪魔「さあ、何のことでしょう? それでは絶望先生に負けたマッド・サイエンティストさんがどうしているか、見てみましょう」 絶望先生と冥土さん、幸せそうに手を繋いで退場する。 入れ違いにマッド・サイエンティスト登場。 首に首吊り用の縄をかけている。 ※パパゲーノのアリア、短調の部分が入る。 MS「どうやら絶望のあまり死ぬのはわたしの方だったようだ。至高の1曲が敗北した今、わたしにはもう弾くべき曲がない。ピアノの弾けない人生を過ごすくらいならさっさとこの世におさらばしよう」 と、そこにじょしこーせーが通りかかる。 MS「そこの女子高生。わたしの最後の頼みを聞いてくれないか」 女子高生「なーに、オジサン?」 MS「だがらまだ35だってば!? まあいい。私はこれから首を吊ろうと思っている。君にはこの縄を」 女子高生「引っ張ればいいのね?」 と縄を引く。 MS「くく、苦しい………(と縄を奪い返して)ホントに死んだらどうするつもりだ!?」 女子高生「ごめんなさい。つまりオジサンは絶望してるのね?」 MS「やっと分かったようだな」 ※ここからパパゲーノとパパゲーナの二重唱が入ります。 女子高生「絶望ってなあに? ドキドキ? ワクワク? それとも甘い? 苦しい? オジサン、私に絶望を教えてよ」 MS「君は絶望というものを知らないのか」 女子高生「うん」 MS「わかった。至高の絶望がどんなに素晴らしいか、わたしの一生を賭けて教えてやろう」 と首の縄を取ろうとする。 女子高生「あ、そのままそのまま。散歩させるのにちょうどいいから」 と縄を引いて歩き出す。 MS「だから引っ張ると首が絞まるんだって~」 とボヤきつつ一緒に退場。 悪魔「こちらも続きは2次会でやってもらいましょう。というワケでやっとわたしの役目も終わったようですね………それでは失礼して」 と会場を出ようとすると、客席から魔女が声をかける。 魔女「あのっ、待ってください! あなたは本当は悪魔じゃないんでしょう? だって絶望先生も冥土さんも、マッドサイエンティストさんも希望を見つけたじゃないですか? そんな格好をしているけれど、本当は悪魔じゃなくて天使………?」 悪魔「(遮るように)はいっ、その答はCMの後で。魔女さん、わたしの本当の願いは、今日絶望を求めて集まった人たち全てが希望の光を見つけることなのです。それでは本当にさようなら!」 と立ち去る。 ●エピローグ 天使(元悪魔)登場。 天使「これで全てのエントリーが終了しました。長時間お付き合いいただきまことにありがとうございます。絶望を求めるあなたにピッタリの絶望曲は見つかったでしょうか。それでは本日のキャスト及びスタッフを紹介します」 と紹介。(スタッフ・キャスト全員登場) 天使「なお、これからアンケートをお配りします。ご記入の上、係までお渡しください。本日最も絶望した曲の最高得点者には、冥土のみやげが渡されます。それでは最後に天使からのプレゼントを1曲。絶望に満ちた一日を希望の光で洗い流してくださいね」 ●天使(もしくは別キャスト)の演奏。 【了】
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/52867.html
【検索用 ちょうきょたいかいしゅうすんけきもんすてるもんすたーおんなのきゃくしゅう 登録タグ VOCALOID ち ちかるとふ 初音ミク 曲 曲た】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ちかるとふ 作曲:ちかるとふ 編曲:ちかるとふ 映像:ちかるとふ 唄:初音ミク 曲紹介 がお! 曲名:『超巨大怪獣寸劇もんすてる~モンスター女の逆襲~』(ちょうきょだいかいじゅうすんげきもんすてる もんすたーおんなのぎゃくしゅう) ちかるとふ氏の20作目。VOCALOIDを用いた曲としては8作目。 『ボカコレ2021秋』TOP100参加楽曲。 歌詞 (動画より書き起こし) モンスターになる前に この手取ってくれ もう痛み無いように 愛情で呪いを解いて もういじらしーな あっはっはん♡ チョー意地張りな貴女様 救いの手は パッパッパ 振り払って 何年這ってんだ? 膨れちゃった鬱憤は また言えなかった 「寂しいよ」は 理性蒸かした熱帯夜 巨大生物に孵化をする! はやくアナタが 来ないから 責任取れ アタシほらね こんなになっちゃった モンスターになる前に この手取ってくれ もう痛み無いように 愛情で呪いを解いて 大嫌いになる前に この世界のこと 愛したいの山々です だからさ 刃を向けないで! 「あれは何だ?」 In the mirror. アタシじゃないや めっちゃ前から 着飾るんだ 燦燦と 空洞の中 見えんように ひとつ問題があった ずっと欲しがったモノがあった それが何か だんだんと 分からんから 満たされぬはずだ 超イタい 虚言の中に 本音 見っけてね ヒトには聞こえない言葉で 叫んでいた モンスターになる前の 名前呼んでみて 知らないはずなのに その声 胸を突くの 痛い痛いで構わない 人であったこと 忘れたりしないために 痛いは痛いままに 抱いていたいじゃない 麻酔は要らない ただ居て そこで 皆見届けて コメント 名前 コメント