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択一クイズ(たくいつ―)は、クイズの形式の一つ。 問題に対する答えを、選択肢の中から選ぶ方式のもの。選択肢の数により2択クイズ、3択クイズ、4択クイズなどと呼ばれる。 3択はアメリカ横断ウルトラクイズの機内ペーパークイズなどで有名。 4択はクイズゲームで多く見られる。
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クイズ番組(―ばんぐみ)は、クイズを扱った放送番組。 個別の番組についてはクイズ番組の一覧を参照。 クイズ番組の種類 クイズ番組は、その内容や形態、回答者などから様々に区分される。 視聴者参加型/タレント参加型 回答者が視聴者であるかタレントであるかの区分。 視聴者参加型は70~80年代に流行し、90年代以降は減少。一方、タレント参加型はそれ以降増加している。 一部には『クイズ$ミリオネア』など、両者が共に出場するものもあった。 その他『IQエンジン』のように視聴者に向け一方的に出題するもの、『TIME OVER』のようにデジタル放送を用いて視聴者が直接回答するものなどもある。 情報型/ゲーム型 情報を面白く伝える術としてクイズを用いる「情報型」と、クイズで競うことを主に置いた「ゲーム型」の区分。 前者は『なるほど!ザ・ワールド』や『世界・ふしぎ発見!』など「タレント参加・VTR主体・少数出題」という形が多く、 後者はその逆と言えるが、後者にもタレント参加のものは多い。 知識型/機知型 『パネルクイズ アタック25』や『Qさま!!』など知識を問うものと、『今夜はナゾトレ』など機知を問うものの区分。 近年増加している「常識クイズ」の番組も前者に含まれる。 一般に後者はタレント参加型がほとんどで、クイズ愛好者の嗜好対象とならない場合が多い。「ゲーム番組」「IQ番組」などとしてクイズ番組と分けて考える意見もある。
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競技クイズとは、クイズの傾向の1つ。実力主義や勝負に重きをおいたクイズのスタイル。 提唱者は古川洋平氏とされている。 対立概念としては「バラエティクイズ」などが挙げられるが、定着した呼称はない。 また、1990年代半ばにいわれた「実力主義」とは異なり、問題に関しては長文・難問にこだわることはなく、 短文でも「早押しのテクニック」で競うことで「競技」の概念を持たせることが可能としている。 関連項目 史上最強のクイズ王決定戦 ナナマルサンバツ Knock Out~競技クイズ日本一決定戦~
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地下クイズ(ちかクイズ)とは、クイズのジャンル傾向の一つ。 地下クイズに分類されるジャンルの例 ゴシップ 殺人鬼 オカルト 裏社会 宗教 セックス 薬物 北朝鮮・中国 このようなジャンルは、以前から一部の難問系サークルや難問系大会では出題されることがあったものの、公序良俗に反するためか多くの人々にとっては出題するのが憚られ、ほとんど注目されることはなかった。 しかし、2011年にBSスカパー!の番組『BAZOOKA!!!』にて放送された「地下クイズ王決定戦」をきっかけに、こういったジャンルのクイズ、並びに「地下クイズ」という呼称そのものがクイズ愛好家の間で広く注目を集めるようになった。 人を選ぶジャンルであるので、くれぐれもTPOを弁えた出題を心がけること。
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上座クイズ(かみざ―)は、クイズのルールの一つ。 回答者が順列に並び、正解すると上位に、誤答すると下位(あるいは最下位)に下がる。 一定問題終了時にトップにいるか、トップで規定数正解するなどで勝ちとなる。 トップが正解すると最下位が脱落など、サバイバルの要素を含むアレンジもある。 主に早押しクイズで用いられるが、ボードクイズなどでも採用例がある。 この形式のクイズを行ったクイズ番組・大会 なるほど!ザ・ワールド 4組の解答者が参加。最初の席順は近似値クイズで決定する。通常問題では、一番上位の席から解答権が与えられ、正解者が出るまで解答権が一段ずつ下位に移動していく。正解すれば一段上の解答者と席を入れ替わることができる。 最終問題は「ジャンピングチャンス」と題し、通常とは逆に最下位の席から解答権が移動していく。正解すれば2段上昇することができるため、(正解しても2段目までしか上昇できない最下位席を除き)逆転優勝が狙えるクイズである。 クイズプレゼンバラエティー Qさま!! 2015年から行われている「学力王」にてこのルールが採用されている。 解答席は10段で、基本的には全て早押しクイズである。正解すると2段上昇するが、不正解だと2段下降する。まれに、下位3人VS上位3人のうち1人で行われる「下克上チャンス」や、1人ずつ答えていき不正解だと最下位まで降下する「ドボン問題」も存在する。5問ないし10問出題ごとに下位数名が脱落(番組内では「落第」と呼ばれる)していく。 残り解答者が5人になったところで、最後の5問は早押し形式ではなく、先述の「なるほど!ザ・ワールド」同様、最上位席から順に解答する形式となる。最終問題を前に3番席より下にいた解答者は、優勝の可能性がなくなるため、ここで終了となる。 STU 準決勝「Head of the Stage」にてこのルールが採用されていた。 詳細は当該記事を参照。 関連項目 なるほど!ザ・ワールド
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THE クイズ神(ざ・くいずしん)は、TBS系列で放送された特別クイズ番組。 概要 TBSとしては2011年のワールド・クイズ・クラシックに次ぐ大型クイズ番組として2回放送された。 出場者は過去の各局のクイズ番組で活躍した招待選手(芸能人を含む)と、東西の予選を勝ち上がった選手の計20名。 優勝者には「クイズ神」の称号が与えられた。 賞金額は1問正解で1万円、ただし各人の正解を優勝者が総取りする(優勝賞金=出場者20名全員の正解数の合計×1万円)という形式になっていた。 出演 司会:唐沢寿明(ワールド・クイズ・クラシックに同じ) 進行:若林正恭(オードリー) 問題読み:堀井美香(TBSアナウンサー) 実況:矢野武 リポーター:青木裕子(第1回)、吉田明世(第2回) 出場者 第1回 名前 選出理由になった戦績 為季正幸 NHK「連続クイズ ホールドオン!」初代チャンピオン 松田智潮 NHK「連続クイズ ホールドオン!」最多勝利チャンピオン 松尾清三 日本テレビ「アメリカ横断ウルトラクイズ」初代クイズ王 長戸勇人 日本テレビ「アメリカ横断ウルトラクイズ」第13代クイズ王 伊沢拓司 日本テレビ「全国高等学校クイズ選手権」2連覇(第30,31回) 永江兆徳 朝日放送「パネルクイズ アタック25」2011年年間チャンピオン 御手洗伸 朝日放送「パネルクイズ アタック25」最年少パーフェクト達成 谷垣翔太 テレビ朝日「Qさま!!」優勝 隅田好史 TBS「ワールド・クイズ・クラシック」優勝 小林聖司 TBS「史上最強のクイズ王決定戦」2連覇 山内奈緒子 フジテレビ「クイズ$ミリオネア」1000万円獲得 布川尚之 フジテレビ「FNS1億2000万人のクイズ王決定戦!」初代クイズ王 永田喜彰 フジテレビ「FNS1億2000万人のクイズ王決定戦!」第2・4代クイズ王 宇治原史規 (芸能人枠)テレビ朝日「Qさま!!」脳力王・勉強王・日本王3冠 三浦奈保子 (芸能人枠)フジテレビ「平成教育学院」最優秀生徒 やくみつる (芸能人枠)テレビ朝日「超タイムショック」優勝 渡辺匠 東日本予選 男性優勝 二木夢子 東日本予選 女性優勝 安藤正信 西日本予選 男性優勝 奥畑薫 西日本予選 女性優勝 第2回 名前 選出理由になった戦績 ラサール石井 (芸能人枠)「クイズモンスター」優勝 麻木久仁子 (芸能人枠)「クイズ!日本語王」優勝 安達光 「ブレインワールドカップ 知力世界No.1大学決定戦」優勝 安藤正信 「クイズ王最強決定戦~THE OPEN~」優勝 石野まゆみ 「20世紀クイズ王決定戦」優勝 上田洋一 「連続クイズ ホールドオン!」最多防衛チャンピオン 太田凌介 「全国高等学校クイズ選手権」優勝 大美賀祐貴 「パネルクイズ アタック25」優勝 奥畑薫 「タイムショック21」優勝 亀谷航平 「最強の頭脳日本一決定戦 頭脳王」優勝 國光恭幸 「クイズ$ミリオネア」1000万円獲得第一号 五島大裕 「パネルクイズ アタック25」優勝 隅田好史 「ワールド・クイズ・クラシック」優勝 田中健一 東日本予選 優勝 為季正幸 「連続クイズ ホールドオン!」初代チャンピオン 長戸勇人 「史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ」第13代クイズ王 能勢一幸 「史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ」第15代クイズ王 廣海渉 西日本予選 優勝 山内奈緒子 「クイズ$ミリオネア」1000万円獲得女性第一号 渡辺匠 「THEクイズ神」優勝 ルール 1stステージ 20問のボードクイズ。上位8名が2ndステージ進出。 2ndステージ 1対1の対決による映像ボードクイズ。5問限定で勝者が3rdステージ進出。 3rdステージ 一問多答クイズ。 A~Zまでの26問の中から一人ずつ順番に問題を選択し、口頭で60秒以内に全て解答したら1ポイント。 失敗した場合、他の解答者が早押しで解答権を得ることができ、全て答えたら0.5ポイント、できなかったら-0.5ポイント。 3巡目まで行い、上位2名が決勝進出。 最終ステージ 早押しクイズ。1問正解で1p、10p先取で優勝。誤答は読み切って相手に解答権が移る。 記録 タイトル 放送日 優勝者 準優勝者 第1回THE クイズ神 2012年6月29日 渡辺匠 為季正幸 第2回THE クイズ神 2013年1月8日 安藤正信 田中健一 関連項目 ワールド・クイズ・クラシック
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クイズ知識(―ちしき)とは、人の持てる知識のうちクイズを通じて得た知識のこと。 受験の知識と似て詰め込み型の知識が多くなるため、時に「名作小説の冒頭の一文は知っているが読んだことはない」「すりこぎには山椒の木が適していることは知っているが、すりこぎが何かは知らない」などということが起こり、揶揄の対象となる。とはいうものの、クイズというゲームを遊ぶにおいて多かれ少なかれ必要となる知識であることは間違いない。 対立概念としてナチュラル知識がある。
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進級クイズとは、早押しクイズのルールの一つ。 概要 プレイヤーは全員「1年生」からスタート。 1問正解すると学年が1つ上がる。 誤答するとその人は「再試モード」に突入し、2問正解しなければ次の学年に上がれない。次の学年に上がれれば再試モードは解除される。 再試モードでの誤答は即失格。 6年生の状態で次の学年に上がれれば勝ち抜け。
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ザ・クイズは、2009年に行われたクイズ大会。 古川洋平、酒井英太、石塚領史の3氏をメインスタッフとし、「短文クイズ日本一決定戦」を標榜して行われた。 オープンではなくクローズド大会として行われたが、200人近い参加者を集める盛会となった。 クローズドという性質からか、オープン6年ぶりとなる海東九児氏ら、ふだんオープンに参加しない実力者が多数参加。 準々決勝中に起こったアクシデントで一時大会中断の危機となったが、最終的には若ノ宮未知流(ラ・メール高校1)を破った大美賀祐貴(早稲田大1)の優勝で幕を閉じた。 データ 大会 開催日 会場 参加数 優勝 ペーパー1位 第1回 2009年8月15日 代々木生涯学習センター 191人 大美賀祐貴 渡辺 匠 実際は という大会の記録、という体で発行された問題集。古川・酒井両氏の問題が架空記録集の形で1000問収録されている。
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クイズブームとは、クイズの世間的流行、特にテレビにおけるクイズ番組の流行のこと。 概要 2003年発売の書籍『最強! クイズ番組読本』では、クイズブームを第一次から第四次に分類している。 第一次クイズブーム 1960年代前半。視聴者参加番組が登場。高度経済成長に乗り、家電セットや100万円、ハワイ旅行などの高額賞品が出され人気となった。 『ズバリ当てましょう』 『地上最大のクイズ』 『アップダウンクイズ』 第二次クイズブーム 1970年代。各局で視聴者参加番組が相次いで放送され、参加者の中にも「クイズ荒らし」と呼ばれる常連出場者が現れた。 『クイズ・タイムショック』 『クイズグランプリ』 『パネルクイズ アタック25』 第三次クイズブーム 1980年代。視聴者参加番組は減り、タレント主体の情報型クイズ番組が人気となった。 『なるほど! ザ・ワールド』 『世界まるごとHOWマッチ』 『世界ふしぎ発見!』 第四次クイズブーム 1990年代前半。一般参加者から「クイズ王」を決定する特別番組が並び立ち、クイズ愛好者にメディアのスポットが当たった。クイズ界で単にクイズブームと言えば、この第四次ブームのことを指す場合がほとんどである。 『アメリカ横断ウルトラクイズ』 『史上最強のクイズ王決定戦』 『FNS1億2000万人のクイズ王決定戦!』 第五次クイズブーム 2000年代半ば。上記の書籍には記されていない(出版後)が、タレントを回答者とし、「常識問題」を問うクイズ番組の流行は第五次クイズブームと呼んで良いだろう。 『クイズ! ヘキサゴンⅡ』 『ネプリーグ』 『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』