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903 :小ネタ罰ゲーム3日目 栄口:2007/07/22(日) 01 39 23 ID 6WS49AqS 「おお~い、花井。ちょっといいか~?」 昼休みもあと少しで終わるころ、 机につっぷして寝てた花井を起こして、廊下に連れ出す。 「ど~した?栄口、めずらしいな。」 大口開けてあくびして、頭の後ろをぼりぼり掻く花井。 熟睡してたのか。悪かったな~起こして。 「いや、ちょっと相談があってさ・・はは。」 今から言わなきゃいけないことを思うと、ため息が出るぜ。 「あのさ~・・。今日は最後の罰ゲームあるだろ?」 「ああ、そうだな。一昨日は雨だったし、 昨日はミーティングだったし、まあ・・・・罰ゲーム実行したしな。 今日でやっと終わるかと思うと、せいせいするけど、恐怖のほうがでかいぜ。 そんで、それがどうかしたか?」 オレは深い深呼吸をひとつした。 「皆がさ、今日の最下位を阿部にしようぜって燃えてんだよ。」 「はああ!?」 904 :小ネタ罰ゲーム3日目 栄口:2007/07/22(日) 01 40 20 ID 6WS49AqS 仰天する花井。そりゃ~、びっくりするよな。 なんたって八百長けしかけるようなもんだもんなあ~。 「なんで!?いや~・・しかし、でも・・・気持ちはわからんでもないが・・・。」 キャプテンとしては許せないだろうが、個人的には賛成なんだな~、花井も。 恨みでも溜まってんのかな? 「いや~・・9組の連中がさ・・・もうノリノリなんだよ。 田島が確か言い出したんだけど、 いつもはストップに回る泉が率先して賛成してさ・・・・。 反対する奴が一人もいなくて、もうオレどうしようもないんだよ。」 「でもよ・・・。阿部を最下位にするの・・かなり大変だぞ?」 「そうなんだよ~。阿部、なんだかんだで何でもこなすじゃん。 最下位なったの見たことないもんね~・・・。」 オレと花井は同時に腕を組み、深く悩む。 「でさ、花井はさ、反対かな?賛成かな?」 「ええ!? オレはその・・・・うう・・・うううううう。」 すっごい悩むな~。花井、阿部になんかあんのかな? 「その、栄口はどうなんだ?」 「オレ?オレはそうだな・・・賛成かな?率先して阿部を狙い撃ちには しないだろうけど、皆を止める気には全くならないから。」 そうなんだよな。 オレも阿部が困り果てるのを見てみたいんだな~・・・・。 「問題はさ、阿部がそれに気付いた時なんだよ。 間違いなくバレるだろうし、キレるだろうから、 そんときゃ花井、うまくフォローしてくれよな。」 905 :小ネタ罰ゲーム3日目 栄口:2007/07/22(日) 01 41 14 ID 6WS49AqS 「オレがそんなのできるわけないじゃねーか!!」 花井の顔が恐怖に歪む。 「大丈夫大丈夫。なんだかんだで阿部って花井には一目置いてるからさ。 オレの言うことは聞く気ないだろうけど、花井の言う事は多少は聞くだろ?」 「お前・・多少って・・・・当たってるけど・・・。」 「何してんだ?お前ら。」 低音ボイスが背後から聞こえた。 ぎくっとして振り返ると、案の定阿部だった。 「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや、何でもない。」 思わず両手をフリフリしながら、必死でごまかしを試みる。 「いやいや、何でもないぞ、何でも!」 花井もまったく同じリアクションで、流そうと必死だ。 「ふーん?まあ、どうでもいいけど、もう予鈴とっくになったぜ?」 阿部の、タレ目が、今は心底怖い。オレらを怪しみまくってる。 「おお、そうか!栄口、さっさともどれよ。じゃあ、また部活でな!」 花井がオレを必死に逃がそうとする。助かるぜ~さっすがキャプテン。 「おお、じゃあな、阿部、花井!」 二人に無理やり別れを告げ、自分のクラスまで全力疾走した。 後ろを振り返ることは一度もしなかった。 花井、うまく追求逃れたかな~・・・? 考えただけで、腹が痛くなってくるぜ・・・・・。 終わる 934 :小ネタ罰ゲーム 3日目阿部:2007/07/22(日) 21 58 26 ID 6WS49AqS 正直、嫌な予感はしていたんだ。 昼休み、花井と栄口が何か相談していたのを見てから。 部活中、皆、妙に俺を見て、ニヤニヤしていたから。 なにより、三橋が、一度もオレの目を見なかったから。 オレを最下位にする。 みんなの考えることなんてわかってたんだ。 幼稚なあいつらじゃ、そんな考えを隠すことすらしなかったからな。 率先してたのは田島だろう。 泉もなぜか乗ってきていた。 三橋はオレを陥れることは絶対にしなかったが、 庇うことは禁止されたんだろうな。 だから一度も目線あわせなかったんだろうし。 田島一人がどんなにがんばっても、 オレを最下位にすることなんて、できない。 田島だけをあしらえばいいのなら、そんなに難しくはない。 しかし、オレは甘かった。 935 :小ネタ罰ゲーム 3日目阿部:2007/07/22(日) 21 59 23 ID 6WS49AqS まさか、絶対しそうにない巣山や沖まで、 オレを陥れることに参加してくるなんて・・・・・。 水谷はまあ、前回のうらみもあるかもしれないからなぁ・・・。 花井と栄口は敵には回らなかったが、味方にはならなかった。 実質1人対8人だぞ? そりゃ負けるさ。 ちくしょう。 「え~と、じゃあ最終の罰ゲームは阿部って事で。いいな。阿部?」 花井の声が、いやに残酷に聞こえる。 「てめえら、覚えてろよ・・・・・・。」 精一杯の恨みを込めて睨みつけるも、みんなニヤニヤしてやがる。 「がんばれよ! 阿部! ほら三橋も応援してるって!」 「あ、阿部くん。が、がんばって・・。」 「いや~まさか阿倍が罰ゲームなんてな~?」 「お、そういえば阿部、最下位初めてなんじゃねえ?」 「初最下位が最後の罰ゲーム!ついてるんじゃねえ?阿部。」 「おいおい、そのへんにしておけよ。」 「阿部、がんばれ。」 「阿部ならきっとできるぞ。」 皆口々に好き勝手なことをいう。 こないだの水谷の気持ちが、今ならわかるぜ。 一生わかりたくもなかったのによ。 936 :小ネタ罰ゲーム 3日目阿部:2007/07/22(日) 22 00 52 ID 6WS49AqS しかも、今日の罰ゲームはいったいなんだ? 今日だけは、誰も内容しらないからな。 一つ目も二つ目も、篠岡がらみだった。 今回もきっとそうだろう。 おれは一体篠岡に、何をすればいいんだ!? ちっくしょ。とにかくやればいいんだろ!? やってやるよ。なんでもな!! びりびりと封筒を破る運命の音がした。 死刑執行書のように見えるその紙に花井の目が走る。 瞬間、花井の目は驚愕に見開かれ、顔面蒼白なった。 なんだ?なんだってんだ?読めないほどひどい内容なのか? 「栄口・・・・。すまん。代わりに読んでくれ・・・。」 花井が音を上げるほどの罰ゲーム!? おそるおそる栄口がその紙を受け取り、蒼白になりながらも 何とか発表する。 「最下位の人は・・・田島くんと、ところかまず、オ、オナニー発言することを 辞めさせること。期限は一ヶ月。以下略。」 空気が凍りつく。いや、ただ一人、田島だけはわかってない顔してやがる。 「な!? そんなので絶対無理だ!!」 全員が凍りついたその空間で、 オレの声が、むなしく夜空に吸い込まれた・・・・・・・。 終わる 943 :小ネタ罰ゲーム 3日目作戦 阿部 :2007/07/22(日) 23 00 45 ID 6WS49AqS 「オレ、何がそんなに悪いのか、わっかんねえ。」 「いや、だからな、そういうことは人の前で いっちゃだめなんだ。カンタンなことじゃねえか。」 部室で着替えをしてる最中、とりあえず罰ゲームの実行を試みる。 「なんでだよ?阿部だってするだろ?オナニー。」 「だから、その単語を出すなっていってるだよ。」 「なんでだよ?オナニーはオナニーじゃんか。」 「だから・・・・なんていったらお前に通じるんだよ・・・・。」 花井以下、ものすごい同情の目線がオレに刺さってるのを感じるぜ。 「阿部だって毎日オナニー1、2回はすんだろ? あ、でもなんか3回くらいしてそー。」 「毎日するか、アホ。あんなのただの気晴らしじゃねーか。」 「おおおおお!!んで!?どんなの使ってんの?」 「いや、テキトーにネットから拾ってきたやつでって・・ そんなのはどうでもいいんだよ!」 いかん、どーも田島のペースに巻き込まれる。 「だから、お前がその単語使わないって一言言えば この罰ゲームはそれだけで終わるんだよ! たった今!一言!今後それ言わないって約束しろよ!」 「納得いかないことを約束なんてできねーよ。」 田島がケロっと反抗する。 こ、コイツは~!! 思わず握りこぶしつくってうめぼししてやりたくなったが 三橋じゃあるまいし、簡単にさせてくれないだろうから必死でこらえた。 944 :小ネタ罰ゲーム 3日目作戦 阿部 :2007/07/22(日) 23 01 37 ID 6WS49AqS 「ま、まあまあ、阿部。幸い期限は一ヶ月あるんだ・・・。 ボチボチやっていったらどうだ・・・?」 恐る恐る花井がそう助言してきた。 「くそっ!なんだよ!この罰ゲーム!最悪じゃねえか!」 思わずそう愚痴をこぼす。 「え~?そんなこというけど、三橋と水谷はちゃんとやったじゃんか。」 またもやケロ~と田島が抜かす。 「だから!!テメー自覚しろよ!お・ま・え・が罰ゲームの対象にされてるんだぞ!? そこんとこ恥ずかしいとかちっとはおもわねーのか!?」 「にしし、全然。」 田島スマイルでケロっと答える ブッチーンと何かが切れるのがはっきり聞こえた。 ケロケロケロケロ効果音つけやがって!!お前はカエルか!? ピョンピョン跳ねんのか!? 「そもそも!今日の氷オニは一体なんだ!? 皆でオレをカタに嵌めやがって。花井!栄口!お前ら昼なんか話してたよな~? オレを嵌める相談でもしてたのか!?」 「うわあ!阿部がキレた!」 「ちょ、花井なんとかしろよ。」 「栄口、阿部サマのご指名だぞ。」 「おおお、三橋がちっこくなってるぞ。」 「う、ううう、あ、あああ、ううう。」 「おい、三橋、別にお前が怒られてんじゃねーぞ。気をしっかりもて。」 くそ!みんな部室の端で集まりやがって!うっとうしい! 945 :小ネタ罰ゲーム 3日目作戦 阿部 :2007/07/22(日) 23 02 25 ID 6WS49AqS 「花井、栄口。」 ふうっと一つ軽い深呼吸をして、腕組して二人を指名する。 びっくうと二人で体を震わせ、じりじりと一歩前にでてきた。 「い、いやいやいやいや、決してお前をカタにはめてなんていないって!」 「そ、そうそう。阿部だってそりゃ最下位になるときだって、あるだろ!? それが、たまたま今日だったっていう話だって。」 「ああああ!?」 なにふざけたこと抜かしてんだ!コイツラ! 「オレは今まで一度も最下位になってねーんだよ!しかもあれで 狙い撃ちにしてるの、ばれてないのかと思ってたのかよ! あからさまに狙ってきやがってクセによ!」 ううっ!くそ、やべぇ!涙が出てきそうだぜ。 くるっと皆に背中をむけ、ロッカーに手を置き、深く深呼吸する。 「え~とよ、阿部?みんなちょっとムキになっただけなんだって。 ホラ、お前さ、昨日の罰ゲームですごい策を発揮しただろ? だから、ちょっと、みんなさ、お前が華麗に罰ゲームこなすのを 見たくなっただけなんだって。」 何だよ、おだてんのかよ。 「幸い、今回のは期間も長いし、阿部も今日は興奮してるし、 もう、帰ろうぜ?」 確かに、花井の言うことにも一理ある。 今日はもう帰るべきだろう。 「そうだな、今日はとりあえず、帰るか。」 みんなが一斉にほ~とため息をついてるのが気にいらねえが。 コンビニで田島がよくオナニーオナニー叫んでるのが モモカンの耳に入ったのかも知れねえな。 しかし・・・・オレに・・・できるのか? やるしかねえか。 作戦が必要だな。 終わる 962 :小ネタ罰ゲーム 3日目実行 阿部 :2007/07/23(月) 20 45 58 ID +sNBsFh3 作戦その1 再び正攻法 「その直接的な単語を出すんじゃなくて、ヌクとか処理するとかいえよ。」 「ヌク~?処理する~?な~んかピンとこねえ。」 「そもそもだな。フツー自分がどれくらい自家発電してるとか 恥ずかしくて人にはいえないもんだぞ?」 「じ・・自家発電?そんないいかたもあんのか?」 「女とヤんのは自慢になるけど、セルフサービスはプライドが邪魔するだろ?」 「わっかんねえ。ぜんっぜん邪魔しねえ。」 「家でやってて、家族に見られたら恥ずかしいだろうが。」 「いや?アニキとかに良く見つかるけど、コレも使えってエロ本くれるから、 恥ずかしいなんて思ったことねえ。」 オレの頭が・・・・おかしくなりそうだ。 常識が崩壊しそうだ。 ありえねえ・・・ありえねえよ・・・・・。 失敗 963 :小ネタ罰ゲーム 3日目実行 阿部 :2007/07/23(月) 20 47 04 ID +sNBsFh3 作戦その2 花井を巻き込む 「花井、ちょっと話があるんだ・・」 花井はびっくうと体を震わせ、 オレが言い終わらないうちにあせったように答えた。 「こ、断る。」 「なんだよ。まだ何もいってねえぞ?」 「だ、だが断る。」 「いいから話ぐらい聞けよ。」 「いーや、聞かなくてもわかるから断る。じゃ、じゃあな。」 そういい捨ててどこかに走っていきやがった。 何だよ、アイツ、何だってんだ? 捕獲失敗 964 :小ネタ罰ゲーム 3日目実行 閑話休題 :2007/07/23(月) 20 48 34 ID +sNBsFh3 最後の罰ゲームが阿部になり、その実行に入って数日後、 屋上で、栄口と巣山の1組、3組の沖と西広が 昼食を食べていた。 「他の奴らはこないのか?」 巣山が栄口に問いかける。 「いや~。なんか呼びづかくってさ。だって、当事者がいるクラスだろ? 本人が来たらいやだな~って思ってさ。」 「うう。それは確かに・・・。」 沖が青ざめて答える。 「阿部と田島の対決はけっこう見ものだよね。」 「ええ!?西広、楽しんでるのか!?」 にこにこと笑ってうなずく西広に、沖と栄口は尊敬のまなざしを送る。 「ま、二人は声もでけーから、遠くで見てる分には楽しいが、 部室でやられるとうるさくて仕方ないな。」 巣山も結構楽しんでる様子だ。 「ああ~。ほんとオレ負けなくてよかった~。」 沖がほ~とため息をつく。 「全くだ。9組の策に乗ってみたが見事にはまったな。」 巣山が最後のパンの封を開けながら答えた。 965 :小ネタ罰ゲーム 3日目実行 閑話休題 :2007/07/23(月) 20 49 22 ID +sNBsFh3 「しかし、阿部対田島か~・・・・・・。 どっちが・・勝つかな?」 栄口が、遠慮がちにいう。 「ちょっと反発しあう二人だからね。」 「阿部のあのえらそうな態度は田島の反感を買うだけだろうな。」 「あの上から目線、やめたらいいのにね。」 「・・・・・・賭けるか?」 巣山がにやっと企んだ。 「おお、巣山がそんなこと言うの、珍しいな~。」 「そうだね、面白いかもね。」 西広がのっかる。 「ええ?じゃあ二人はどっちに賭けんのさ?」 沖が不思議そうにたずねる。 「「田島」」 巣山と西広は声をハモらせて答えた。 「そ、それちょっと阿部がかわいそうだよ。」 栄口が慌ててフォローをいれた。 「じゃあ、栄口は阿部にかければいいんじゃない?」 西広がやはりニコニコと答える。 「ううっ!!・・・よし、オレは阿部に期待するよ。 田島のあのこっちが恥ずかしくなる発言は改善するべきなんだし。うん。」 「ええっと。でもおれも、田島だな。」 沖は田島派に回った。 「よっし、じゃあ表作るか。他の連中にも声かけよーぜ。」 「何を賭ける?」 「しゃれにならないのはまずいからアイス一週間分とかどうだ?」 「おお、それ、燃えるね!」 966 :小ネタ罰ゲーム 3日目実行 閑話休題 :2007/07/23(月) 20 50 19 ID +sNBsFh3 カウント結果 田島:巣山・西広・沖・西谷・泉・浜田 阿部:栄口・三橋・花井 「これってさ、煽るのありか?」 当事者二人を抜いた闇会談で泉がふと提案する。 「煽るって、なんだよ?」 「いや、だからさ、田島を矯正させないように仕向ける。」 「煽るまいが煽ろうが、どうせ田島が治るとは思わねーけどよぉ。」 浜田がぼやく。 「こら、お前ら。田島が今のままだと、俺らだってそんな目で見られるんだぞ?」 「どういうことだよ。花井?」 「だからぁ、田島が所かまわず、オ、いや問題発言してるのをオレらが笑ってみてたら、 オレらだって毎日、オ、いやそういう行為をしてるって思われるってことだ。」 「「「「うっ!!!」」」」 全員が言葉を失う中、三橋は一人きょとんとしていた。 「そうだな~。野球部はサル軍団って思われちゃうかもね~・・・・。ははは。」 栄口が力なく同意した。 「だから、本当はみんな阿部を応援するべきなんだぞ?わかってんのか?それ。」 花井がぐるりと全員を見渡した。 「いや~、それでも、オレは田島に賭けるな。」 「そうだな、阿部には無理だよ。多分。」 泉と巣山は田島派であることを肯定する。 「そうだな~。花井が手伝えば、何とかなるかもよ?」 「ダメだ!!賭けはもう成立してんだ!花井、手を出すなよ?」 泉が鋭く栄口の発言をさえぎる。 「確かに、田島の教育は阿部一人には気が重いだろうなあ。」 おれだってむりだけど・・・と沖は続けた。 「罰ゲームが終わってから花井が教育すりゃいいんじゃねえ?」 浜田がまっとうなことを提案した。 「はあああ!?なんで・・・オレが・・?無理だ。そんなの。」 「じゃあ、とりあえず賭けの邪魔、すんなよ? いいな!」 花井は力なくうなずいた。 終わる 967 :小ネタ罰ゲーム 3日目実行 阿部:2007/07/23(月) 20 51 52 ID +sNBsFh3 作戦その3 暗号設定 「わかった。なんか新しい言葉を作ろうぜ。」 「はああ?」 「お前が毎日どんなに寂しい行為をしてるのか、正直おれはどうでもいいんだ。 ただ、罰ゲームをクリアしたいだけなんだ。ちょっとは協力してくれよ。」 「寂しい行為ってなんだよ。阿部、オレをバカにしてんのか?」 だって、お前はバカじゃねえか。 「いや、バカになんてしてねえよ。モラルの問題だからな。」 「ほんとか~?」 なんでそんなに単純なんだ。 「そうだな。今度から抜いた報告したいときは、『一仕事した』って言えよ。 それで俺らには通じるからよ。」 「ん~? まあ、いいけど。」 「よし!!じゃあ頼むぜ!」 なんだ、田島もきちんと話せば通じるじゃねえか 泉の報告 「無駄だったぜ。昼休み、また言ってたぜ。」 くそ・・・・。あの鳥頭・・・・・・。 失敗 968 :小ネタ罰ゲーム 3日目実行 阿部:2007/07/23(月) 20 54 31 ID +sNBsFh3 ココまで作戦は全部失敗だ。 まったくあのアホは何なんだ!! このままではまたあのプロティンを 取る羽目になってしまう・・・・。 くそ!!絶対に嫌だ! あんなまずいもの、二度と食べたくねえ! 作戦根本的な路線変更が必要か・・・? 阿部悩み中 6 名前:小ネタ罰ゲーム 3日目実行 阿部[sage] 投稿日:2007/07/24(火) 00 42 18 ID AkjtZ6V8 視点を変えて、アプローチを変えてみるべきか。 正攻法は全く通じないことがわかったしな。 どうする・・・・? 作戦その4 彼女を作らせる オンナ作ってサルサルさかられて、野球への熱意が減ったら困る。 無理だ。 破棄 7 名前:小ネタ罰ゲーム 3日目実行 阿部[sage] 投稿日:2007/07/24(火) 00 43 11 ID AkjtZ6V8 作戦その5 篠岡に頼む 無理だ。オレが頼めない。 女と下ネタ話は絶対できない。 しかも篠岡だ。嫌だ。 企画倒れ 8 名前:小ネタ罰ゲーム 3日目実行 阿部[sage] 投稿日:2007/07/24(火) 00 43 55 ID AkjtZ6V8 作戦その6 強制執行 オレの目の前で単語を出せば即殴る方針。 口で言って聞かねえなら、手を出すしかねえな。 「三橋~。オナニーするためのエロ本買いにいこうぜ!」 ブンッ! ヒョイ。 「昨日のエロ本よかったぜ。3回オナニーした。」 ブンッ! ヒョイ。 一発もあたらねえ~・・・・・。 「昨日からよ、阿部何してんだ? オレを殴るなんて無理だぜ?やめとけよ。」 田島の反射神経には追いつけねえ・・・・。 失敗 9 名前:小ネタ罰ゲーム 3日目実行 阿部[sage] 投稿日:2007/07/24(火) 00 44 43 ID AkjtZ6V8 作戦その8 モモカンに頼む いや、罰ゲームの放棄はオレのプライドがゆるさねえ。 作戦にもならず 10 名前:小ネタ罰ゲーム 3日目実行 阿部[sage] 投稿日:2007/07/24(火) 00 45 37 ID AkjtZ6V8 作戦その9 抜くという単語を刷り込む 「よお、田島、昨日は何回抜いたんだ?」 オレはなるべく明るく話しかけた。 「んあ?オナニーのことか?一回だけだぞ。 練習で疲れてたからな~。阿部は4回ぐらいか?」 「あほか、そんなに抜けるか。一回で十分じゃねえか。」 「おお、阿部のオナニーネタって何だよ?」 こいつ、もしかしてわざとその単語連発してんのか? 「だからテキトーにネットから拾ってきたアイコラとかで・・・ いやいや、オレのことはどうでもいいんだよ。 んで?今日も抜くのか?」 「ん~。今もってるエロ本はもうあきちゃっておかずにならねえんだ。 阿部、なんかいいの持ってないか?」 もう、耐えられねえ! 「アホか!!そんなの人にやれるかあ!!大事なコレクションだ!」 はっと周りを見ると、みんな驚愕の顔して見てやがる! ちっくしょ!やってられっか!! これじゃあ自分のダメージの方がでかいじゃねえか!! 失敗 11 名前:小ネタ罰ゲーム 3日目実行 阿部[sage] 投稿日:2007/07/24(火) 00 46 44 ID AkjtZ6V8 この作戦が失敗したら、もう後はねえ。 期限までもう数日もないんだ。 これが、最後のチャンスだ! ちっくしょ、プライドも捨てればいいんだろ!! 最終作戦 おねだり 「なあ、田島。頼むって。」 「何がだよ?」 「オレを助けると思って、協力してくれよ。」 なるべく悲壮感漂うように、声とかも少し震わせてみる。 めったにないオレの弱気な態度に、田島は少しびっくりしたようだ。 「阿部。どっかおかしいのか?なんかヘンだぞ?」 よしよし、食いついてきたぞ。 すこし涙目になってみる。 「田島だって知ってるだろ?あのプロテインの味。 オレにあれまた食べろって、かわいそうだと思わねえか?」 味を思わず思い出したのか、田島の顔がぐにゃりと歪み、涙目になった。 「お、思い出させんなよ。阿部。うっわあ舌が思い出した。まっじぃ!!」 12 名前:小ネタ罰ゲーム 3日目実行 阿部[sage] 投稿日:2007/07/24(火) 00 47 44 ID AkjtZ6V8 いいぞ!ここで一気に決めてやる! そんな田島の顔をぐいっと掴み至近距離まで引き寄せる。 「そうだ、そのまずいものをお前はまたオレに食べさせたいのか!? 同情しないのか!?だから言うこと聞いてくれよ!」 田島がムッとしてオレの腕をばしっと払う。 しまった。ついついおねだりモード解除しちまった。 「うっせーな。オレが食べるんじゃねえんだ。 阿部はオレを納得させることできなかったんだから、もう失敗だろ? あきらめて食べろよ。」 田島の・・・・残酷な台詞が・・・・ 世界が崩壊する音に・・・・聞こえた・・・・・。 期間終了 13 名前:小ネタ罰ゲーム 3日目終了 モモカン[sage] 投稿日:2007/07/24(火) 00 51 58 ID AkjtZ6V8 「さて、罰ゲームの結果を聞こうか!?」 練習後のミーティングでモモカンの言葉が阿部に突き刺さる。 「どう?阿部くん?」 顔面蒼白な阿部が、ふらふらとうつろな目で一歩前へ出る。 「無理でした・・・。」 「そう、残念だったね。千代ちゃん 例のものを。」 「は、はい!」 篠岡が慌てながらあのま○いプロティンを数箱、阿部に差し出す。 力なくそれを受け取った阿部に、周りのあいまいな視線が集中する。 その中でも田島はにしにし笑っていた。 「田島くん。」 笑っていた田島に、モモカンの鋭い声が飛ぶ。 「はいっ!」 その声に、一同は嫌な気配を察したが 田島は全く気付いてないようだ。 にししと笑ってる田島に不意にモモカンの腕が伸び、がっちりと頭を捕らえた。 14 名前:小ネタ罰ゲーム 3日目終了 モモカン[sage] 投稿日:2007/07/24(火) 00 52 56 ID AkjtZ6V8 「阿部くんがココまでやってもあなたに全く通じないって言うのは 一体どういうことかしらねぇええ?」 「ひっひいいいいいいい!?」 「私はこんなこと直接いいたくなんか、なかったよおおお?」 「いやあああ!!いたい!いたいぃいい!!」 「所かまわず問題発言することを今後は控えるって約束しなさい?」 「痛いイタイイタイいたい!!!!わっわかりました!!! 約束します!!ゲンミツに!!」 その言質が取れたところでモモカンはぱっと手を離した。 「破ったらわかってるわよ・・・ねえ?」 蛇に睨まれたカエルのように、田島はコクコクと頷く。 「千代ちゃん。お願い。」 篠岡が再びあのま○いプロティンを持ってきて田島に手渡した。 「い、いやだあああああ!!」 「うるさいよ。田島くん。黙って受け取りなさい。」 阿部と田島はま○いプロティンを手にがっくりうずくまる。 そんな二人に他の部員の同情の目線が向けられるが、 誰も、言葉は、かけない。かけられなかった。 「みんな!これから秋の試合に向けて気合入れてくよ!! また気が抜けたりなんかしたら、また罰ゲームするからね!!」 「はっはい!!」 一同の返事がグラウンドに吸い込まれていった。 15 名前:小ネタ罰ゲーム 3日目終了 モモカン[sage] 投稿日:2007/07/24(火) 00 54 24 ID AkjtZ6V8 練習後、いつものコンビニで一同は暗い顔をして集まっていた。 だれも、買い食いせず、ただたむろっていた。 「結局、賭けはどっちの勝ちなんだ・・?」 泉がつぶやいたぼやきに、花井が返事をする。 「いや、これ、モモカンの一人勝ちだろ・・・・。」 その言葉は、すべてを物語っていた。 終わった
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★☆★ 賞品 ★☆★ 【ベストタイムチーム】 一番早く完走できたチームメンバー全員にこちら 2020サマーパッケージ5種のアイテムの中から好きな装備1つ(ID)をプレゼント! 【各コースベストタイム】 各コースでベストタイムを出した人の中から抽選で一名に 計画中 ※同タイムだった場合、閉会式で主催者がサイコロ(/e19)を投げて出た目の数が多い方を対象とします。 ▲▽▲ 罰ゲーム ▲▽▲ 戦犯と感じた方、また罰ゲームを受けたい方は各自お好みで
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この作品は性的表現が含まれています。 過激な性的描写が苦手な方には不快となる内容なのでご注意ください 「……クロ」 ぐ、と拳を握る。 清楚な外見の少女らしからぬ激情が滲んだ顔には涙はない。 今ここで涙を流したところで現状は何一つ好転などしないと分かっているからだ。 クロエ・フォン・アインツベルン。自分にとって最も大切な友人の、姉であり妹でもあるような少女。 最初は敵として現れた彼女はいつの間にか、美遊にとってもかけがえのない友人になっていた。 けれどそんなクロはもう居ない。 弄ばれて晒し者にされて、その上で殺された。 美遊・エーデルフェルトはこれまで、助けられる側の存在だった。 エインズワースに囚われた彼女を、イリヤとクロエは、そして皆は、自分たちの危険も顧みずに並行世界の冬木まで助けに来てくれた。 クロエが殺される時、死ぬ間際の生き地獄に彼女が苛まれている時、美遊は何もできなかった。 ただ無力にその惨劇の一部始終を眺め、絶望と激情に打ちひしがれるのみだった。 ──それでも。 まだ、助けられる命は残っている。 この会場に呼ばれ、参加者という言葉で雑に定義された被害者たち。 彼らを一人残らず助け、守り。 そしてあのふざけた男を倒してこのゲームを破綻させることこそが、クロに対し何もしてやれなかった自分にできるせめてもの罪滅ぼしなのだと美遊はそう理解していた。 カレイドステッキを握り締め、歩き出した先は放送局。 此処を通じて放送を行うことが出来れば、殺し合いを良しとしない者たちを集めて主催打倒に向け前進出来るかもしれない。 美遊はそう考えた。恐怖で従わせようとするやり方は確かに人間に対して有効だが、それだけで完全に支配できるわけでもないのが現実である。 必ず、居るはずだ。自分のように殺し合いを良しとせず、主催者を憎む人間が。 美遊はそうした面々と一刻も早く合流し、その上でゲームを挫く方針を選んだのだ。 小学生らしからぬ理知的で筋道の通った考えの元、美遊は放送局を目指し──幸い、特段トラブルに見舞われることもなく目的地に辿り着くことに成功した。 しかし。 局に入るなり、そこで美遊が見たのは── 「フ〜〜……出した出したァ。ブタ箱暮らしが長かったからよ〜、年甲斐もなくハッスルしちまったぜぇ」 悲惨な。 それでいて、非道な光景だった。 大柄な、恐らくは外国人であろう派手な髪色の男が下半身を露出させている。 そしてその足元で、女性と思しき裸の人間がピクピクと痙攣していた。 女性と思しき、という言葉を使ったのは、その人物の顔が激しく腫れ上がっていたからだ。 ひと目見ただけでは性別の区別が出来ない、そんな悲惨な有様で横たわる女性。 その股ぐらは男が出したのだろう白い体液でべっとりと汚されており。 ──小学生らしからぬ聡明さと見識を持つ美遊は、此処で何があったのかをすぐさま理解した。 「ン? ……何だ、ガキかよ。ブハハハッ! 見せしめで殺された奴といい、このゲームの主催はロリコン趣味でもあんのか?」 「──喋らないで。耳が腐る」 魔法少女への転身は既に終えている。 この会場において求められる最善の考え方は常在戦場、いつ何処にいても油断しないことであると美遊はそう心得ていた。 その上で美遊は、眼前の男に冷たい敵意を向ける。 すると男は、また下品に声をあげて笑った。 「元気のいいお嬢ちゃんだなあ。オジサンはこの娘と愛し合ってただけだぜ? ま、ちょっと熱くなりすぎちまったけどな」 「喋らないで、って言ってる。貴方の発言を聞いてあげる気はないし、聞きたくもない」 「お〜、怖い怖い。……NEXT能力持ちかぁ? その自信。オジサンブタ箱にいて体が鈍ってんだよ、乱暴沙汰は無しにしてくれよ。な?」 「……なら、大人しく拘束されて」 話し合うまでもなく分かる。 この男はゲスだ。 この男はどうしようもないクズだ。 女を犯して、その上で女の命である顔まで気分でぐしゃぐしゃにしてしまうようなゴミだ。 だが、それでも。 美遊には、戦う意志のない相手を一方的に殺すような真似は出来なかった。 嫌悪も露わの目を向けながらも、降伏を促す。 こんな奴、生きていたって意味はない。 そう分かっていても──行動を起こせないのが、彼女の幼さであり甘さなのだろう。 「あぁ、分かった分かった。お嬢ちゃんの好きに拘束してくれて構わねぇよ。 ……あ。でもその前に」 そういう意味では。 この男は、美遊・エーデルフェルトにとって間違いなく遭遇してはならない相手の一人だった。 社会を震撼させる悪行を働き、その末にヒーローに敗れて投獄された危険すぎる男。 ジェイク・マルチネスの名と風貌に覚えがないのも無理はない。 そもそも住んでいる世界が違うのだから、仕方のないことだ。 だが──この男の卑劣さと非道さ、そして危険さについて。 美遊は、もっと深刻に考え警戒するべきだった。 「遊んだ後の後片付けだけはさせてくれや。小学校でも習うよな? 楽しく遊んだ後は、ちゃんとお片付けしましょう──ってよ」 「……っ! 待っ──!!」 ジェイクが、痙攣する女性に指を向けた。 その指先に光が灯ったのを見た瞬間美遊は彼のやろうとしていることに気付き、急いで地面を蹴り彼への突撃を開始した。 だが、遅い。美遊がジェイクに辿り着く前に、彼の行動は問題なく完了した。 ジェイクの指先から光が伸びて。 それは、女性の無防備な裸体に炸裂。 次の瞬間──彼女の身体は、水風船を地面に叩きつけたみたいに弾け飛んだ。 「……あ、ぁ……っ」 「ギャハハハハハ! 悪いなぁ、能力者なのはオジサンも一緒なんだわ。 ガキが偉そーに“おまわりさんごっこ”してたからよ、ちょっとからかってみたくなってよ。 まさかこんなあっさり信じてくれるとは思わなかったけどなァ。フ、フハッ、あぁやべえ。ツボ入っちまったよ!」 ゲラゲラと腹を抱えて大笑いする、ジェイク。 それを見る美遊の目が、冷たく鋭く細められた。 此処に至って彼女もようやく理解する。 腹の底から込み上げてくる嫌悪感と共に、決断する。 「──ごめんね、サファイア。でも止めないで」 この男は、駄目だ。 こいつは、生きていちゃいけない存在だ。 人間じゃない。これは、悪魔だ。 だから──こいつに一つの命を奪わせてしまった者の責任を果たさなきゃいけない。 「こいつは私が、此処で殺す」 ジェイク・マルチネス。 この卑劣漢を此処で殺し、もう二度と彼のゲスな悪意の犠牲者を出さない。 使命感すら覚えながら、美遊はジェイクへと突撃した。 それをジェイクは、ニタァ、という粘つくような笑みで以って迎え入れるのだった。 ◇ (いやぁ──良いなァ。最初はこの俺様に首輪なんぞ嵌めやがって、とムカついてたけどよ。ブタ箱上がりのウォーミングアップには最高のイカしたゲームだぜ、こいつは) パイプ椅子に座りながら、ジェイク・マルチネスはそう独りごちていた。 ジェイクに道徳だとか倫理観だとか、そういうものはない。 彼はいつだとて徹頭徹尾、悪。 自分の欲望と衝動のままに動き、それで痛い目を見ても決して改心などしない根っからの大悪党だ。 そんな彼のような人間にしてみれば、このバトル・ロワイアルはどんな人気メーカーの最新ゲームよりも魅力的な「遊び場」だった。 首輪を付けられて命運を管理されるのは少しだけ不快だったが、悪を働く側が正義に取って代われるこの趣向は大変愉快だ。 そのくらいの不快感は余裕で我慢できる。 (しっかし……この首輪が作動して死ぬ光景。あれはもう一回見てえなぁ。 腹がよじれて死ぬかと思ったわ。男でもあんな無様な死に方になんのか? だったらクソいけ好かねえヒーロー気取りクンを一匹二匹捕まえて、無理やり首輪で死なせてみるのも面白ぇかもなぁ……) ジェイクは自分が殺される可能性など微塵も感じていない。 何故か。彼には、無敵と信じる絶対的な二つの能力が備わっているからだ。 「さっきの戦い」でも、神に選ばれた者の証拠であるそれらの力は大変圧倒的な戦いをジェイクにプレゼントしてくれた。 そして。戦いに勝利して得た戦利品は今、ジェイクの目の前のスタジオで元気に踊ってくれている。 愉悦の笑みを浮かべながら、ジェイクは戦利品たる彼女へと下劣な野次を飛ばした。 「オラ、もっと腰入れて踊れよ“ブタ女”! 手ぇ抜いてたら本当に殺しちまうぜェ〜〜!?」 「──は、はいぃ……っ! ぶ、ぶひっ…! ぶひぃっ、ぶひぃ! 美遊・エーデルフェルト! 改め! ブタ女、です! ぶひぃ、ぶひぶひぶひ〜〜〜っ!!!」 ──あの後。 美遊とジェイクの戦いは非常に一方的なもので終わった。 美遊が放つ攻撃は、その悉くが空を掠めるかジェイクに片手間で防がれるかのどちらかだった。 何かがおかしい。こんなわけがない。 武芸の経験があるとも思えないこんな男が、どうしてこうも自分の動きに対応出来るのか。 まさか──と。 その謎の答え、“他人の心を読める”というものに辿り着いた時にはもう遅かった。 美遊の顔面にはジェイクの拳が突き刺さり、前歯を何本もへし折られて魔法少女は床を転がった。 そこからの顛末はより酷い。 カレイドステッキを奪われ、美遊の味方であったサファイアはジェイクのデイバックに押し込まれてしまった。 無力になり、鼻血を噴いて転がる美遊に対してジェイクが、この卑劣な男が「なに」をしたのかは語るに及ばずだ。 およそ数十分の屈辱が終わった美遊の地獄はしかしそこからだった。 二人立て続けに劣情の捌け口にして上機嫌のジェイクは、彼女に命じたのである。 放送局の電波を利用して、会場中に向けた「裸踊り」を放送することを。 (こうやって垂れ流しにしときゃ、放送を見た奴の中で局(ここ)を目指す奴も出てくんだろ。 いたいけな女の子がこんなことするわけがない、誰かにやらされているハズだ──なぁんて、クソウゼえ正義感燃やしてやって来るバカがよ。 んで、俺がそいつらを狩るって寸法だ。釣りみたいでワクワクすんなァ) 単純に、自分に生意気なことを言ってきたメスガキが無様を晒す姿が笑えるからというのもあるが。 ジェイクの主な魂胆はそれだった。 ジェイクは自らのNEXT能力に絶対の自信を持っている。 そして事実、彼の力は強力無比。初見で何も知らない者が攻略するのは極めて難しい。 この放送局はジェイクにとっての狩場と化した。 「ぶ、ブタ女の……っ。──け、ケツ穴オナニーダンス見てください! ぶひぃ、ぶほっ、ふごっ、ふごぉっ! ふごごっ、ふごごごぉ〜!! 気持ち、いい…ですっ! ケツ穴、ほじって、ッ。ブタ面で踊るの、最高、ですぅ〜〜…っ!!」 全裸で踊らされているだけならまだ良い。 美遊の鼻はフックをかけられ、吊り上げられていた。 そうしてブタのような面を晒しながら、殴られ一撃でKOされた証拠である隙間の増えた歯列を晒し、肛門を弄り回してへこへこ踊る。 髪の毛には、ジェイクからの凌辱の中で晒した失禁で濡れたパンツが被せられている。 (……耐える。今は、耐える。とにかく、耐える。いつかこいつを殺せるかもしれない。耐えないと。耐えないと。私は死ねない。生きるためには耐えないと。耐えないと。耐えないと……) 媚びた笑みの裏で。 ブタの鳴き真似を繰り返す口の裏で。 美遊はうわ言のように、暗示のようにそう繰り返していた。 そうでもしなければ発狂しそうなほどの羞恥と屈辱。 命という何より替えの効かないものを人質に強制される下品な舞。 もしも美遊に背負うものがなければ、帰りたい場所がなければ、一も二もなくこの場で舌を噛み切って自決していただろう。 (耐えよう。そして殺す。こいつだけは、殺す。……他人を性の捌け口にするような奴らは。絶対、許さない) その覚悟だけを最後の支柱にしながら。 美遊は、ひたすらに踊り狂った。 「ぶっひぃ〜〜! ぶひっ、ぶひぶひ! はぁあああんっ♪ け、ケツ穴……気持ちいいですっ! 気持ちよくてお…おまんこ、濡れちゃってます。見てっ!! ふごぉっ!!」 いつか殺す。──負けたのに? 不意をついて殺す。──心を読まれるのに? 攻略法を探す。──この考えだって丸聞こえになってるのに? 殺すったら殺す。──どうやって? 「(殺すったら殺すの。……殺すったら殺すの……!!)」 ──本当に。 ステッキもない私に、こいつを殺せるの? 「ぁ……」 ちょろちょろと。 股間から黄金水を垂れ流して動きを止める美遊。 それでも彼女は踊るしかない。 ジェイクがほんの少し手を動かせば、帰るべき場所のためにと踊り狂う。 がちがちがちと歯を震わせて。 ぶひぶひぶひと滑稽に鳴いて。 ──そんな美遊の心の全てを読みながら。 ジェイク・マルチネスは、ただニタニタと笑っていた。 【美遊・エーデルフェルト@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ】 [状態]:全裸、歯複数本欠損 [装備]:鼻フック、頭に失禁パンツ [道具]:なし [思考・状況] 基本方針:打倒主催。クロを弄んだ責任を取らせる。 0:ジェイクを殺す。殺すの。 1:生きるために今は耐える。 2:性的なことに対する極めて激しい嫌悪と殺意 【ジェイク・マルチネス@TIGER BUNNY】 [状態]:健康、上機嫌 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2、美遊の基本支給品 ランダム支給品0〜1、カレイドステッキ@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ [思考・状況] 基本方針:この最高にイカしたゲームを楽しむ。 1:美遊の生放送で参加者を釣り出して殺す。 2:ムカつくガキにはお灸を据えてやらねーとな? [備考] バリア能力に制限がかかっています。連続で10秒以上の展開は出来ません。 [全体備考] 放送局から美遊の裸踊りが会場に放送されています。
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過去に予定されたorやった罰ゲーム ドラキュラを倒そう 12/6(日)いっぱいにドラキュラを倒せなかった場合に30分間語尾に「にゃん」をつけて 雑談放送をする 期間的には1週間です もとは水曜までの予定でしたが日曜日までに短くしました(そのほうが面白いよね…?) 結果→日曜日22:30頃なんとか倒し罰ゲームは回避
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この間幼馴染の家で遊ぶ約束があってさ、俺だけ遅れて行ったわけよ みんなが集まってる部屋に入ったらいきなり女幼馴染の一人に告白されたの んで、部屋には大富豪をやってた形跡があったから「罰ゲーム?」って聞いたら 「あ、わかる?」って 『船Aの操舵手がどうやったら事を終わらせられるか』について議論していた時、饒舌になったフブキンが語ったエピソードである 広告下げ用
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1位すたーとさん→5位ありのさん ×ゲーム詳細 ありのさん用2周目以降オールマルチエンディングRTA+α ありのさん専用縛り ラズリーがパーティーに入ることが可能な場所では必ず入れること。 通常バッドエンドに入るためのラスボス戦において、次の4つの技すべてを必ず使うこと。 かつ、ラズリンスターでとどめをさすこと。 ラズリンスター、ラズリンハート、ラズフラワー、ミックスデルタ ※エレメントの関係上アゲイン必要 2位アオさん→4位もどるさん ×ゲーム詳細 2位アオさん→4位もどるさん 基本はRTAルート 人間禁止 配置エレメントは拾えるもののみ 消費エレメント購入可+メニューでの使用可 雑魚戦闘は強制、必要以外逃走 → 蛇骨館*2 / 土龍の島*2 / 世界のへそ*6 鍛造、分解可 拾った武器、防具は装備可 グランドリームも可
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登録日:2012/01/12(木) 23 56 27 更新日:2024/02/05 Mon 22 43 08NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 みんなのトラウマ やりすぎ ダークヒーロー ドS 俺ルール 制裁 喪黒福造 悪役 笑ゥせぇるすまん 罰ゲーム 遊戯王 過激 闇のゲーム 初期の頃の遊戯王――。 そこにはカードゲームは存在せず、闇遊戯が様々な闇のゲームを持ちかけ、悪人達を懲らしめていくというコンセプトであった。 そして闇遊戯が勝利した暁には、 ズ キ ュ ゥ 「罰ゲーム!!!」 ゥ ゥ ン ☆ の一言と共に敗者に制裁を与えるという1話完結作品だった。 (執行者である闇遊戯は負けない為、初期の悪役ほぼ全員に与えられてる) 彼の行う罰ゲームはそこいらの生易しいものではなく、 非人道的かつ精神的にキツイ内容が多く、中には死に至るものも多々ある。 大体の罰ゲームは執行者の個性が反映されたものである。 闇遊戯の罰ゲームは主に更生を促すもの。実際『真理の福音』にて更生した者が何人かいることが判明している。 その最たる例が牛尾である。 ……が、罰ゲームの内容が明らかに主人公サイドとは思えないほどエグいものも多い。 王様のドS根性丸出しである。もはや趣味の域。 とはいえ、あくまで更正を促すものである為、喰らっても更正しない者もいる。 内容にもよるが、文字通り『罰する』(それも過剰気味に)だけのものが多い為、 寧ろ海馬瀬人に至っては一回目は憎悪が増しただけに終わり、 遊戯以外の物も含めて3回もの罰ゲームを食らって漸く多少まともな方向に壊れた。 その後、闇遊戯はペガサス戦を通して(正の意味でも負の意味でも)いろいろあった為か、以後罰ゲームを行わなくなる。 因みに罰ゲームには千年アイテムに限らず、ソリッドビジョンだったり、曰く付きの逸品等も使用する。 主な執行者は 闇遊戯 シャーディー ペガサス バクラ マリク の千年アイテム所持者(所持者の中でイシズだけ執行した事が無い)と、人の手で罰ゲームを作り出した海馬瀬人がいる。 若い頃の双六も御伽パパことMr.クラウン相手に闇のゲームを行い老化の罰ゲームを食らわせた容疑がある。 中でも、闇遊戯・シャーディー・ペガサスはそれぞれ死者を1名出している。 ただし闇遊戯の例は被害者の井守に強要されたゲームで勝っただけであり、また死亡確定ではなく生還したという描写がないというもの。 (ちなみに東映版アニメではちゃんと生還している) また、特殊なアイテムだが千年アイテムによるものでは無いため、この中では例外的と言えるか。 むしろ遊戯は「命だけは助けている」事が多く、他の執行者に比べて甘い方である。特に未成年に関しては(井守君以外は)派手ではあるが短時間で終わる罰ゲームである事が多い。 …まぁおっさんに関しては人生崩壊レベルのひどいことするし、海馬は改心させることも兼ねて長期にわたる精神崩壊を食らわせたのだが。 実際の罰ゲームは公式の『真理の福音』『千年の書』に掲載されたもの以外にもある。 アニメ版だが、オレイカルコスもある意味で罰ゲーム。 また、OCGでも『罰ゲーム!』というカードが存在する。 イラストでは『暗黒の侵略者』がズキュゥゥゥゥン☆している。 通常罠 相手の手札が4枚の時、次の効果から1つを選択して発動する。 ●相手は次のドローフェイズにカードをドローできない。 ●このターン相手は魔法・罠カードを発動できない。 どちらの効果も非常に強力だが、相手の手札が4枚の時のみという割とシビアな制限。 ◇罰ゲーム一覧 ※名前は『真理の福音』『千年の書』より。 ・GREED―欲望の幻想― 初めての罰ゲーム。被害者は牛尾。 効果は木の葉やゴミが札束に見えるという幻覚を与えるもので、後日、彼はある意味人気者になった。 『ジャンプアルティメットスターズ』でもクイズとして出題された。 因みに《グリード》という名前の、この罰ゲームを元にしたと思われるカードがOCG化した。 《グリード》 永続罠 カードの効果でドローを行ったプレイヤーは、そのターンのエンドフェイズ終了時に カードの効果でドローしたカードの枚数×500ポイントダメージを受ける。 原作以外では変更され、アニメ版では怪物の食事(現実ではベソをかきながら丸くなっていた)、小説版では金に押し潰された。 牛尾はこれがトラウマになっていたらしく、5D'sでは実体化したエンシェント・フェアリー・ドラゴンを見て気絶してしまった。 ・モザイク幻想 2回目の罰ゲーム。対象の視覚をモザイク状態にする。『真理の福音』によると後日回復したらしい。 『ジャンプスーパースターズ』でまさかの必殺技化。 また、OCGには明らかにこれと「サイコロ勝負」を意識した効果のカードが存在する。 《No.67 パラダイスマッシャー》 エクシーズ・効果モンスター ランク5/光属性/天使族/攻2100/守2100 レベル5モンスター2体以上 (1):1ターンに1度、自分メインフェイズ1にこのカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。 お互いにサイコロを2回ずつ振る。出た目の合計が大きいプレイヤーは、次のターン終了時までモンスターの効果を発動できず、攻撃宣言できない。 (2):X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在し、自分または相手がサイコロを振った場合、1ターンに1度だけその内1つの目を7として適用できる。 ・ビートフェスティバル 音に反応するサウンド・ピエロというオモチャを使ったゲームで負けた騒象寺に。 自分の心音が大音量で本人だけに反響するというもの。『真理の福音』によると朝方まで続いた様で、当の騒象寺本人はすっかり懲りた様子を見せている。 尚、このサウンド・ピエロはオシリスが付属したVジャンプにてまさかの再登場を果たした。一人称は「某」。 ・ファイア~!!! 杏子を人質にした脱獄囚(死刑囚)に。 ライターをアルコール度数90%超えの酒を注ぐ手の上に置かれ、動けない状態に。 最終的にタバコで引火(杏子もよく無事だったものである)。一応生きていたものの全身大火傷した末に刑務所へ逆戻りとなった。 誤解してもらっては困るが、このとき闇遊戯は「銃を撃ってその衝撃で引火」か「落ち着いて銃を捨てライターをしまい、そのスキに逮捕される」の二択を選ばせただけ。 引火したのは脱獄囚が興奮のあまり吸ってたタバコを落としたせいであり、経歴等から考えても自業自得。 引火した際にも「ファイア〜!!!」と嬉しげに叫ぶなど常軌を逸したリアクションであり、元々どこかおかしかったのだろう。 アニメ版では犯人ももう少し落ち着いており(そもそも犯人も原作とは違う人物になっている)、ライターを冷静にしまった所で罰ゲームとして炎に包まれる幻覚を見せられるといった流れに変更。 ・小心者の安眠 被害者はインチキ霊能者の狐蔵乃。インチキの種が学校中にバレてしまうことが罰ゲーム。 ゲームはクロロホルムが丸々一本分入ったビンの下に敷かれた紙をテーブルクロス引きの要領で取っていく、というもの。 倒れたビンから出たクロロホルムの気体で眠った描写があるが、あの量で王様が眠らなかったのは突っ込んではいけない。 その後狐蔵乃は人気がなくなったものの占いを続けているらしい。おっぱいも揉めたし羨ましい限りだ。 ・氷の爆死 遊戯達の模擬店スペースを奪った猪頭に。 ゲームは熱々の鉄板の上で爆薬入りの試験管を中央に立てた氷をパックとし、スマッシャー代わりのヘラで、エアホッケーを行い、最後は爆発。 パワーで圧倒しようとする猪頭を利用して、割れるように切れ込みをつけて自爆させる形で勝利。 冷静に考えれば速攻で終わりそうなゲームである。 ちなみに猪頭はこの時期の敵としてはゲーム上卑劣な手段やルール違反をせず、また罰ゲーム後は遊戯に対しては好意的で「今度うちのお好み焼きを食べに来い」と言っている。 もしかしたら彼も「伝統の場所」に縛られていた犠牲者なのかもしれない。 ・顔面パズル 遊戯達の教師の蝶野が被害者。彼女がパズルを完成させると、厚化粧がパズルの如く外れる様に仕組んだ。 なお、この時遊戯は罰ゲームを執行する為のゲームを仕掛けずに突発的に発動させた(蝶野の自業自得ではあるが)為、 事前説明もなく、勝利条件も無い(当然蝶野のみがこれを行うことになり闇遊戯は傍観のみ)という他と比べて酷いルール…… というか、闇のゲームと罰ゲームが合体したものになってしまっている。 流石にあまりに酷いと判断された為か、東映版では「目隠しをした状態で、割れた鏡をパズルのように組み立てる」というゲームが設けられ、 蝶野が目隠しを外すというルール違反をしたせいで受ける事になり、効果はゲーム終了後も残った。 ・毒の反乱 あくどい商売をしていたスニーカー店のオーナーに。 コイン10枚とオーナーのペットの猛毒サソリを入れたスニーカーからコインを取る。なおコイン1枚につき10万円が手に入るおまけつき。 相手のオーナーは自分のペットのサソリをナイフで刺して強引に勝とうとするが、(当然の如く)刺さっておらず拳を作った結果抜けなくなり、あえなく猛毒の餌食となった。 遊戯も言っていたがサソリやスニーカーに対する愛情があれば勝負はわからなかった。 ・スタンガン地雷 城之内を不良に引き戻そうと拉致した蛭谷一派に対して執行。 スプリンクラーで濡れネズミになった蛭谷たちに対し、どこかにある「地雷のスイッチ」を探し出して取り除かないと感電するという状況を作り出した。 ちなみに正解は気絶して転がっていた手下が持っていた、スイッチが入ったままのスタンガン。 蛭谷が気づいたのはタイムアップ直前であり、みんな仲良くビリビリの刑を受けるハメになった。。 ・死の体感 双六の青眼を奪った海馬に。 レベル1のカードにされ、カードの世界でモンスターに襲われる(殺害される)。 「一夜限りの悪夢…幻影さ!」の台詞から幻影ではあるが、一晩中それを見せる。 闇遊戯は「カードへの想いを取り戻してほしい」と願ったが、海馬にはトラウマとなって恨まれる事に。 完全な逆恨みだが、これではカードへの想いなんぞ取り戻せないでしょ王様……。 しかもこれがトラウマになって毎回悪夢見ることになるし……。一夜限りの悪夢じゃないじゃん! 因みに、閉じ込められる際の海馬の顔もかなり恐ろしい。 後に海馬は、この体感を基にしてバーチャルシステムを応用したソリッドビジョンシステムを発明し、この罰ゲームを再現。 千年アイテム所持者でないにもかかわらず、罰ゲームを執行した唯一の存在となった。 しかし海馬が開発したこれの疑似体験版はたったの5分でもショック死にかねないものだったため、 この千年アイテムによる罰ゲームでも海馬は本当に死にかけていたのでは?という疑惑がある。 ついでに言えばこの死の体感、後述のシャーディーが金倉に行ってショック死させた罰ゲームと同等のものである。 逆恨みではあるが、やったことと合わせて考えると復讐しようとするのも理解はできる 海馬版のものは対象を密室に閉じ込め、ソリッドビジョンにより多数のモンスターを実体化させる拷問。 作中では双六とモクバ(途中で救出される)に執行。実際に双六は危篤状態に陥ってしまう。 目を閉じれば問題ないんじゃないか?とも思われるが、実際喰らっていることから何らかの技術によってその程度では対策にならないと思われる。 アニメ版では引き分けに持ち込んだ事で回避されたが、海馬の怒りは収まらず、原作以上に遊戯への嫌がらせという名の挑戦を行っていく事に。 そしてこの「ソリッドビジョンによるゲームモンスターの実体化」はご存知のように後の王国編やバトルシティ編でも引き続き登場し、 遊戯王を象徴する演出としてストーリーを盛り上げ、後のシリーズでも根幹的な設定として受け継がれていくことになる。 またこのシステムが後のデュエルディスクの登場にも繋がっている訳であり、 それらの開発の切っ掛けとなったこの罰ゲームは、ある意味では遊戯王シリーズで最も重要な出来事とも言える。 因みにアニメDM版では省略の都合上、 上記のエピソード無しで既にソリッドビジョンによるモンスターの実体化を行っている為、 逆に闇遊戯が「モンスターが実体化した!?」と驚く事になる。 ・魔物が巣食う「心の部屋」 遊戯を騙して千年パズルを売り払おうとした金倉が被害者。執行者はシャーディー。 心を裁く審判で嘘を重ねた結果、判決は容赦なく死刑。ワニの魔物に喰われる幻影を見せられ、金倉は「金なら払うハウマッチ~!」という辞世の句を残し心臓麻痺でショック死。 やったこと(墓泥棒を始めとする不正な買収行為)に対して妙に重たいが、死者も生物のように敬うシャーディーの価値観ではおかしくないのだろう。 闇遊戯は(基本的には)そこまで重たい罰ゲームはしていないけど……。 アニメ版では、生存するも意識不明の重体に。 ・炎の迷路 花崎父から金を巻きあげていた不良への制裁。王様の計算高さがわかる回。 地面にスプレーを塗り、不良の吸ってたタバコを導火線とし、文字通り炎の迷路を走らせた。 闇遊戯のドSっぷりが炸裂する表情と迷言「ハハハハ、走れ走れー!迷路の出口に向かってよー!」は、(良くも悪くも)あまりにも有名。 どっちが悪役だ。 とはいえ流石に命までは取らず、ゴールしたら川へ落ちて助かる仕掛けとなっている。 ・地獄のカプセル モクバが被害者。 カプモンで負けた彼は、レベル1(兄と同じ)のカプセルに閉じ込められる幻影を見させられた。 東映版ではカプモンオタクの童部が受けた。 闇遊戯曰く「ちょっとしたお仕置き」だとか。確かに押さえ目(※当社比)である。 ・毒食 被害者はまたもやモクバ。ただし千年アイテムの力を使ったものではなくそのままの意味だし、仕掛けたのもモクバで自業自得。ある意味元祖食事フェイズ。 ゲームは食べ物の乗った回転テーブルを回し、自分の前に止まった食べ物は必ず食べなければならないというもの。 食べ物の幾つかは毒入り。 城之内も参加していたが、毒入りお子様ランチで最初にリタイアした。 実はモクバはテーブル近くのシロップ容器に偽装したコントローラーでテーブルを操作しており、毒入りが自分に来ない様に仕組んでいたが、 不安ひとつ見せない態度からそのイカサマを遊戯に見抜かれ、テーブルに括り付けた千年パズルで装置を破壊されてしまう。 その後の勝負は正真正銘の運ゲーとなったが、運で王様に勝てる訳がなく、毒入りとわかっているハンバーガー(表遊戯の好物)を自分で食べる羽目に。 この毒実は城之内は解毒剤を飲んで一晩寝たら回復。モクバも翌日には元通りだったので余り強い物じゃなかったのだろう。もしくはこの二人が規格外に頑丈か。 この縁でデュエルリンクスでモクバのボイスにハングリーバーガーが紛れ込むのだから、世の中分からない。 ・マインド・オン・エア―本性暴露― やらせで視聴率稼ぎしていたプロデューサーが被害者。ぶっちゃけ罰ゲームどころかただの裁きである。 金が命の本性を暴露され、テレビの前の視聴者にその本性を見せつけた。 …が、その結果会社が倒産。おかげで城之内が獲得した筈の賞金もパーに。余計なことを…。 因みにこれもOCG化した。他の罰ゲームとは違って効果モンスターである。 《マインド・オン・エア》 効果モンスター 星6/闇属性/魔法使い族/攻1000/守1600 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 相手は手札を公開し続けなければならない。 コアキメイルなどのメタとして働くが、ステータスが低い。トマト辺りでリクルートしたいところ。 ・心(シン)鎮(ツェン)壺(フー) 被害者は井守…だが執行した者も闇遊戯ではなく、井守である。 千年パズルを盗み、デスゲームであることを承知で千年パズルを盾にして井守が遊戯に勝負を仕掛けた。 龍札(ドラゴン・カード)というゲームの敗者の心を封印するというもので、一ヶ月で心は壺から消滅する。 一日の長という文字通りの有利状況だったとは言え、表遊戯に勝った何気にレアな人だったが、表遊戯封印直前に現れた闇遊戯との戦いでは負けて封印された。 資料によればまだ封印中だが、実質的に死者2人目。 アニメ版ではカードゲームをデュエルモンスターズ一本にするためか、龍牌(ドラゴンブロック)に変更し、勝負までの経緯も変更され、 結末についても流石に過激過ぎると判断したのか、封印を解いた事で生じた傲慢な心が封印されたことで改心するという、救いのあるものになった。 これもOCG化。 《心(シン)鎮(・ツェン・)壺(フー)》 永続罠 フィールド上にセットされた魔法・罠カードを2枚選択して発動する。 このカードがフィールド上に存在する限り、 選択された魔法・罠カードは発動できない。 封じるカードが1枚になった代わりにチェーンが不可能な《心鎮壺のレプリカ》というカードもある。 ・心人形 闇バクラが執行。 被害者は童実野高校の体育教師である刈田だが、彼は獏良に暴言を吐いただけで、 多分何もゲームをしてないし当然負けてもいないにもかかわらず人形の中に魂を封じ込められ、TRPGのコマ、村人Dと化した。 因みにこの人形は喋れます。 やったことと比較すると執行自体は凄く理不尽だが、実のところ結果的にピンピンしていてトラウマとか後遺症も無かったっぽいのでむしろかなり温情のある罰ゲームかも? ・MIND-CRUSH―心の崩壊― 本作の代名詞的な罰ゲーム。 文字通り精神崩壊。対象の心をぶっ壊すという単純明快な効果。正確には分解するというべきか。 作中では海馬の悪に満ちた心を粉砕した。 対象は植物状態となる様だが死ぬ訳では無く精神をもう一度組み直す=改心することで意識を取り戻す。 海馬は壊れた心を一から組み立て直し、 その結果見事に改心し現在の社長(モクバlove!青眼love!オベリスク愛人!兄貴)が誕生し、遊戯に対しても真摯な姿勢(アニメ版だと強奪に近い形で神に対抗するカードを無理矢理手に入れたり、原作軸だとあの世に行っても自分から行くほどに未練タラタラ)で挑むようになった。 …ベクトルが変わっただけで悪化したままじゃないか…。 これもOCG化し、一時期マナー上の厄介な問題を引き起こした(*1)。 《マインドクラッシュ》 通常罠 カード名を1つ宣言して発動する。 宣言したカードが相手の手札にある場合、相手はそのカードを全て墓地へ捨てる。 宣言したカードが相手の手札に無い場合、自分は手札をランダムに1枚捨てる。 原作では、海馬相手に使用したのみだが、DMでは、死の物真似師(原作の死の腹話術師ポジ)と盗撮魔に対しても使用(*2)。 この為、アニメ第2期から入った人は「罰ゲーム=マインドクラッシュ」というイメージになっていることが多い。 また、DMではパズル状ではなくガラスを割るように心を粉砕している。 どう見ても修復出来なさそうであるが、廃人化はしない辺り、原作よりはソフトである。 心全てではなく、悪に満ちた心のみを粉砕する罰ゲームなのかもしれない。 軽度の罰ゲームに思うかもしれないが、実は原作だと一時的にとはいえ植物状態になるため入院が必要になる、かなり重たい部類の罰ゲームである。 罰ゲーム執行後に放置されたら死亡確定(海馬は闇遊戯が放置しても自然と助けが入る状況だったので無事入院措置が取られた)。 また、続編のアニメGXにおいて、タイタンがデュエルの敗者に向ってマインドクラッシュ…という名の催眠術を行なった。 漫画版遊戯王ZEXALの八雲興司は(物理的な)マインド・クラッシュを行っている。 ・幻想パペット 死者の腹話術師が被害者。 海馬のデッキを奪って使いつつ、更には罵倒しまくったお陰で遊戯の怒りを買い、 人形を見るとその人形が自分の姿をして襲ってくる幻想を見る様になってしまった。 永続的に続くらしく、彼は腹話術師を廃業した。 アニメ版では、腹話術師が物真似師に変更された事もあってか、罰ゲームもマインドクラッシュに変更された。 ・奈落の「闇」 闇のプレイヤーキラーが被害者。原作では闇遊戯が執行した最後の罰ゲーム。 目の前が常に真っ暗、つまり全盲状態になる。あるいは『奈落』とついているだけあってか暗闇の中落ちる感覚を味わい続ける 死に等しい永遠の罰ゲーム…となっている。 どちらにせよ上記同様、この件に関しては、王様のやり過ぎ感や不条理が酷い。 詳しくはこちらを参照。 ・Hand and Gun 王国編で反則というかリアルで罪を重ねたキースに対し、ペガサスが執行。外人らしく「パニッシュメントゲーム」と執行時に叫んだ。 自分の手が銃に変化し自分に発砲するというエグいもの。珍しく「死に一直線」系。 理屈としてはマインドクラッシュの同類で対象の精神を破壊するものだが、更生するためのあちらと違い喰らった方は文字通りの「死」を体感、肉体的には生きていても魂では死ぬことになる。なお血が思いっきり描写されている。 これによりキースは完全に廃人と化したが、後年『R』で夜行によって蘇生された。肉体的には生きていたらしいので、キースは生きたまま殺されるという本物の地獄を味わったことになる。 流石に明確な死亡シーンを写すのはまずいと判断してか、アニメ版ではペガサスに詰め寄った際、トラップで底が抜けて海に落とされる物に変更された。「デュエルキングダムに下品な男はいりませーん」 こっちはこっちでその後を想像すると身震いするものだが…。 ちなみにその際、ペガサスに襲い掛かるキースの跳躍力は必見である。 具体的には数メートルぐらいの長さのある奈落の落とし穴から、これまた数メートルある高さのテラスに飛び移るというもの。 アニメではこの後もキースは意外な形で再登場するが、詳しくは本人の項目にて。 ・SOUL TV 皆のアイドル双六が被害者。執行者はペガサス。 遊戯が勝負では勝っていたにもかかわらず時間内にデュエルでペガサスを試合で倒せなかった為に執行。酷い。しかも罰ゲームというの名の人質を確保するためだけなのが余計にタチが悪い。 遊戯を王国に来させる為に、人質として双六の魂をビデオに封印。 自分を倒さないと双六の魂が解放されないよう仕向けた。どうやら、千年アイテムはビデオ越しでも使える様である。 だが、実は封印されたビデオテープを携帯型TVに入れて再生することで画面越しに会話する事が出来る上、 ビデオの中の世界は割と快適だったらしい。なんじゃそりゃ。 時間を考えると再生しきったとしても、巻き戻す手間は掛かるが余り問題はない気がしなくもない。 千年眼の能力上、ペガサスがビデオの中から遊戯に挑んだ際も恐らく単純な録画だけでなくこれを応用したと思われる。 アニメでは魂を千年眼に吸収されるという演出に変わっており、海馬兄弟と同様の「魂の牢獄」カードに封印された。 だがそれに伴ってヒロインである双六の出番は減るというまさかの事態に。 ・マインド・カード 執行者はペガサス。 今度は決闘に負けた海馬が魂を「魂の牢獄」という白紙のカードに封じられた。 モクバも(アニメでは双六も)カード化されている。 尚、「決闘者の王国」の参加資格証明である「王の左手の栄光」も白紙のカードであり、 遊戯の魂もペガサスとの決闘に敗北したらそのカードに封印される予定だった。 ついでに遊戯王Rにて夜行も杏子に対して似た処置を実行。 こちらは魂がデュエル・リング・サーバに封入されるため、カードをデュエルディスクにセットすればソリッドビジョンとして投影され、会話が可能。 実在の人物をカードに封印するというやり方は、後に遊戯王ARC-Vの融合次元出身のキャラも使用している……と思いきや、 あちらはカメラ機能で映したデュエリストの写真をカードにプリントしつつ、被写体を融合次元に転送するというシステムなので別物である(Rの杏子に近い)。 ・後は死んでな バクラが骨塚に勝利した際に発動。 骨塚は死んだように倒れたが、本当に死んでしまったのかは定かではない。 アニメ版ではバクラと骨塚のデュエルの詳細が描かれた他、闇の世界に引きずり込まれる罰ゲームに変更。佐竹と高井戸も一緒に引きずり込まれた。 ・精神蝕虫 その様はSMか、それとも拷問か。 カード効果でラーの翼神竜を奪った舞に対して、マリクが下した罰ゲーム。 砂時計状の入れ物に舞を閉じ込め、間に挟まっているラーのカードを抜くと上から大量の精神蝕虫が降ってきて、24時間後に死に至るという虫野郎も引くもの。 闇マリクのえげつなさが最も表れた罰ゲーム。トラウマものだが見方によっちゃ変態プレイ。 その危なっかしさ故か、アニメでは「記憶を吸う砂」に変更された。 尚、アニメ版では当てつけか舞の精神世界で遊戯たちは海水浴の真っ最中を映し出されていた。 ・闇のエジキ 執行者は闇マリク。 バクラ(間接的に獏良も)が被害者。デュエルで闇マリクに負けた為、千年リングを残して一時消滅。 闇マリクが消滅した後はそこらへんの地面に埋まって(戻って)いた。 このデュエルはライフが削られる度に体が闇に喰われるという闇のゲーム。回復するとその分戻ってくる。 因みにライフ1でも片目と手は使える(そうでないと決闘が出来ない為)。 当然、ゲームに勝てば喰われた体は戻ってくる。 そもそも「ラーとの融合」はこのデュエルでの演出を利用した表現だったはずが、GXではいつの間にかそういう効果演出として成立していた。 バトル・シティ決勝戦では闇遊戯に対して同様のゲームを持ちかけ、表人格が生贄として闇に食われる内容になっていた。 が、最後はラーが破壊される衝撃と表マリクの強い意志のショックにより執行した闇マリク自身が生贄になってしまい、 表マリクがサレンダーしたことで喰われて消えた。 ・不死鳥舞う! 執行者は闇マリク。被害者は城之内。「次回『城之内死す』。デュエルスタンバイ!」 デュエル時にラーの不死鳥形態が対象のゲーム上のライフポイントではなく、精神のリアルライフ焼き尽くす。 闇のゲーム中にラーのコストライフ1000払う効果と相手にモンスターさえいれば何度でも使えるというお手軽さ。 ただ闇のゲーム「一蓮托生」との合わせ技であり、単体では意味がない。 ・魂の消滅 現世への復活と、封印された王の名を巡る記憶戦争「闇・T・R・P・G」の敗北者に下される罰。 ゲーム内で盗賊王バクラ、アクナディン、ゲーム内で召喚したゾーク・ネクロファデスを失ったことで敗北したプレイヤーの千年リングの中のバクラと千年パズルの中のアクナディンの魂は共に滅び去った。 保存されていたアクナディンのミイラに至っては敗北と共に真っ二つに破壊された。 ・人形化 GXより。執行者はカミューラ。 自身との対戦に敗れた者の魂を奪い人形に変える。 ・永遠の闇 漫画GXより。執行者はトラゴエディア。 トラゴエディアの力を用いた闇の決闘に敗れると、敗者の精神をその者自身の心の底の底で拘束し一切の行動を不能にする。 拘束されている方は全身を鎖で雁字搦めにされて全く動けず、変化のない闇の中に囚われつづける、というトラゴさんのトラウマを味わうことになり、最後には眠りにつく。 これは相反する存在である精霊・ハネクリボーの力で解除することが可能だが、紅葉については罰ゲームに猶予があった代わり、当時は精霊化していなかったため緩和するに留まっていた。 ・カード封印 漫画5D'sより。執行者はイェーガー。 D1GPのセカンドステージ突破者を片っ端からカードに封印し、究極神復活の生贄&もしもの時の人質として確保していた。 が、クロウに後攻1キルを食らった上に物理的にブチのめされたことで解除を余儀なくされた。 何気に初にして現状唯一「肉体ごとカードに封印する」事例である(ペガサスは精神のみ、ARC-Vのアカデミア勢は融合次元への転送)。 以下は東映版でのオリジナル罰ゲーム。執行時の決め台詞は「闇の扉が開かれた…」。 ・人間時計 東映版オリジナルキャラの赤星昇太郎が被害者。 腕時計マニアに相応しく、自身の身体に無数の腕時計が埋め込まれる幻覚。さらに破れた皮膚からは歯車まで見えるという中々絵面的にキツイもの。 罰ゲーム描写を原作よりはソフトにしているアニメ版にしては珍しくグロテスク。 しかも、苦しみは事件後も続いており、コレクションの腕時計を壊していき、母親の悲痛な叫びも恐怖を引き立てていた。 なお、執行時の闇遊戯もかなり怖い。「哀れだな……」 ・デジタルペットの餌 東映版オリジナルキャラの灰山が被害者。 気弱な生徒を金で操ってのペット調教をしていたが、デジタルペット対決で敗北した後、自身のペットに喰われる幻覚に遭う。 ちなみにこの灰山、原作にも登場した鯨田のさらに裏にいた黒幕ポジになっており、ペットとした生徒たちを数人ほど廃人にしたというシリーズ屈指の鬼畜だったりする。 ・時限爆弾 原作にも登場した爆弾魔が被害者。 原作では闇遊戯に居場所(人質のフリをして観覧車に乗っていた)を特定されただけで終わっているが、 アニメでは時限爆弾の幻覚を見せられたことで錯乱して観覧車から飛び降り、お化け屋敷に落ちた所を逮捕された。 なお、爆弾魔の声優はフリーザ等の声で有名な中尾隆聖であり、罰ゲーム執行の際に指先から光線を放つ様な演出が入った為、 視聴者にはフリーザの代名詞である光線技にかけて「デスビーム」と呼ばれる事も。 ・ゾンビ患者 東映版オリジナルキャラの豪遊カケルが被害者。 医療よりもゴルフを優先し、多くの患者を死なせた悪徳医師に相応しく、死なせてきた患者のゾンビに襲われる幻覚。 しかも自身の愚行発言を闇遊戯に録音された為、医者としても破滅を迎える。 ・老化 東映版オリジナルキャラの姫小路薫子が被害者。 校内人気ナンバー1コンテストで不正行為を働いた彼女に与えられた罰ゲームは老化する幻覚。 そのショックから放心したまま優勝式に出席し、更に自身が仕掛けた罠で水浸しになった。 老化という結末は後の原作での御伽父ことクラウンを思わせるが、あちらと違って、幻覚なだけマシな方である。 追記・修正しないと罰ゲーム! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「ハハハハ、走れ走れー!迷路の出口に向かってよー!」←このセリフに声当てるとしたら、絶対に緒方ヴォイスしか考えられないwwww -- 拓植 (2013-12-17 21 11 03) よろしい、ならばこれは決闘ではなく誅罰だ! -- 名無しさん (2014-06-20 14 47 09) 原作の顔面パズルに至ってはゲームじゃなくて、ただの私的制裁執行のような・・・。 -- 府屋 (2014-09-14 22 40 35) アニオリの罰ゲームもなかったっけ?覚えてるのは腕時計のやつ。ただ詳しくは忘れた。 -- 名無しさん (2014-09-14 22 49 18) ビデオの中の世界=ペガサスの家 だとしたらそりゃあ快適だろうねと思う -- 名無しさん (2014-09-14 23 06 14) アークVでマインドカード出たな -- 名無しさん (2014-09-14 23 42 08) マインドクラッシュされて別次元の立ち直り方する社長 -- 名無しさん (2014-09-14 23 45 03) ↑4東映版で初めて見たのがその回だったわ。あの末路は怖かったなぁ・・・・。 -- 徳増 (2014-09-15 15 15 54) 初期の遊戯はやけに燃やすのが好きだったなぁ -- 名無しさん (2015-02-09 22 48 25) 死の体感の罰ゲームがなければ今の遊戯王は無かった。 -- 名無しさん (2015-05-11 01 17 04) 俺はツイてるんだ…。ニコッ、ファイア〜! -- 名無しさん (2015-05-23 13 57 44) 東映版の罰ゲームは放送時間に見合っていないものがちらほら・・・・・あれは子供トラウマになるわ -- 名無しさん (2015-10-15 07 35 33) 多少まともな方向に壊れた、で吹いた 東映版罰ゲームを追記してもいいかもね -- 名無しさん (2015-10-26 22 27 04) シャーディーも罰ゲームっぽい事やられてたような……文字通り「心の領域を侵した」わけだし -- 名無しさん (2015-10-26 23 04 53) 遊戯も相手を死なせる気満々なの結構あるな。 -- 名無しさん (2015-10-26 23 22 25) [ -- 名無しさん (2015-12-20 00 01 22) あんな目に遭いながらマリクを追い詰める凡骨は凄いと思った(KONAMI) -- 名無しさん (2016-02-26 23 14 21) 東映版の井守くんの改変はナイス -- 名無しさん (2016-09-08 03 40 08) 東映版の時計好きの奴の罰ゲームは子供にはトラウマものだろう……原作のは変わったりするのがあるのに原作並みにやばいぞ、あれは -- 名無しさん (2016-09-09 17 23 59) アニメの顔面パズルは、目隠し+手を切らないようにはめた軍手で、本来だったら相手は割れたガラスをもとに戻せるはずないんだよ(遊戯は軍手つけてない)。最初から出来レースなのにまんまと嵌っちゃった先生ぇ・・・ -- 名無しさん (2016-09-25 00 47 56) ↑しまったガラスじゃねぇ鏡だったw -- 名無しさん (2016-09-25 00 48 58) DM版では、マインドクラッシュによる廃人化が変更されたことから、王国編で海馬が不在になった理由も「カードの心を知るための旅」に変更されたんだよな。 -- 名無しさん (2017-03-13 22 15 57) 御伽がバーベットゲームで城乃内にやらせた奴は違うか? -- 名無しさん (2017-03-13 22 28 36) 地雷ってなかったっけ?たしか蛭谷とその子分に対して使ったやつ -- 名無しさん (2017-03-13 22 31 12) 名前が分かったわぁぁぁぁ!退学者は、本…(ポロっ→厚化粧がパズルのように崩壊)エ…!? ←この一連の流れで爆笑してたなぁwww -- 名無しさん (2017-04-01 12 38 56) ↑2 闇の力ではないけど、確かに使った。老朽化した屋根をヨーヨーで穴を空けていって落とす。 -- 名無しさん (2017-04-01 12 55 12) 闇のゲームは一応、自分が負ける可能性もある点は平等だと思う。 -- セイ (2017-10-28 23 39 30) ↑アニメの爆弾魔のゲームの最後で「人の命をゲームで遊ぶなら自分の覚悟を決めろ」と言っていたからそうだろうな -- 名無しさん (2017-10-29 00 06 58) 5D'sの牛尾さんのトラウマとか、GX時代の名簿に井守くんの名前がある(=生きてる)辺りから考えたらDM世界における序盤の罰ゲームは東映版に近い結末を辿ってたのかな? -- 名無しさん (2017-11-22 14 46 07) 腕時計の罰ゲームは地元でテレビ放送なく、ビデオ1巻が借りれず2巻から借りてきた自分にとっちゃ遊戯王初見の回だったから色々と衝撃的だったな -- 名無しさん (2017-11-22 15 21 02) 遊戯の罰ゲーム、直接的には一人の死者も出していないぞ?『氷の爆死』や『ファイア〜!!! 』と表記されている罰ゲームも、火傷で済んで後の更正したコメントがあるし。『心鎮壺』も魂が封印されたままとあるが死亡したと断言はされてない -- 名無しさん (2018-04-02 11 21 52) 要するに精神攻撃だから、例えゲームに負けても揺るがない精神さえあれば、罰ゲーム食らっても平気だったりする? -- 名無しさん (2018-05-10 23 04 50) 無法地帯すぎる初期童実野町さんサイドにも問題がある -- 名無しさん (2018-06-28 11 16 05) ↑あの街なんであんな治安悪いの… -- 名無しさん (2018-07-05 02 32 09) 井守君のアニメ版の改変は逆に好き悪党以外は裁かないダークヒーロー要素と救いが有るから何より闇遊戯が救うべき人間の為に命掛けなのが良い -- 名無しさん (2018-10-17 19 47 44) >心鎮壺』も魂が封印されたままとあるが死亡したと断言はされてない 魂を1か月かけて消化とあるが助け出された可能性も考慮しとこう(王様の言及があればよかった) -- 名無しさん (2020-12-02 02 35 08) 羽蛾が初期の頃に出てたら、えぐい罰ゲームを受けてそうだな -- 名無しさん (2021-01-30 10 25 27) 遊戯王を象徴する要素だから大好き。漫画版ゴッズまではあったけどゼアルからは完全に姿消したな -- 名無しさん (2021-02-11 16 35 37) ↑フォトンハンド辺りは罰ゲーム扱いでいいんじゃない? ARC-Vは転送、VRAINSは意識奪われるあたりとか -- 名無しさん (2021-02-11 18 44 06) グリードって増G対策としてはありなんじゃ…?と思ったがどうなんだろ -- 名無しさん (2021-04-04 22 13 32) ↑ダメージ小さい&遅い、から対策というよりも、増G使われてかつとどめを刺しきれなかった場合にフィニッシャーとして使うカードって感じだ -- 名無しさん (2021-04-04 22 55 58) ↑10 罰ゲームの内容次第としか言えない…精神攻撃・拷問レベルのものや闇の力で相手を消滅させるものも有るので。 -- 名無しさん (2021-11-28 14 19 55) バンテットキースが行う敗者への罰ゲーム バンデットキック -- 名無しさん (2022-07-28 12 07 13) イシズの場合、たぶん海馬とのデュエルで勝ったら罰ゲームをやってたのかも・・・。果たしてどんな罰ゲームをやったのやら。 -- 名無しさん (2022-10-24 22 01 58) 名前 コメント
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出演 高橋龍輝/奥原修 開催 2019年10月21日(月) 東京 渋谷ハチ公前 09/26 (土) 1 19 00 チケット 公式サイト 関連商品 LINK MEMO WIN=W1N FANMEETING VOL.4 罰ゲームでハチ公前で仮装してビラ配り シンセレ2019 ライブ前 昼頃開催予定⇒夜に変更 2021-01-04 11 39 54 (Mon)
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夏樹閣下の荘厳なる罰ゲーム歴 fo-さんの華麗なる罰ゲーム歴 第1回 (2009/10/04) 内容: 名前縛り(焼き土下座fo-)、 PR縛り(当たり牌を積み込む程度の能力) 解除条件: 能力なしで三倍満 or TOP5回 or 35枠(直後の幻想麻雀のスコアで決定) 幻想麻雀放送にも慣れ、「ハコになったら罰ゲーム!」を詳細コメに記載したその枠でいきなりハコに。 とてもふぉーさんらしい。 安価はPR縛りのみだったが、成り行きで名前縛りも。 さらに「お絵描き放送メインだから」という理由で、自らニコ生の名前も合わせて変更するというステキな配慮。 とてもふぉーさんらしい。 17枠目でTOP5回の解除条件を達成。 第2回 (2009/10/16) 内容: キャラ固定(ZUN) 解除条件: 能力なしで三倍満 or TOP5回 or 39枠 前回の罰ゲーム解除(2009/10/10)から6日にしてまたやらかしたふぉーさん。 この後しばらく、ふぉーさん枠には神主の微笑み(苦笑い)が絶えなかったという…… 34枠目で解除条件を達成。 第3回 (2009/12/01) 内容: ロリについての素晴らしさを20個発表 解除条件: なし 第4回 (2010/01/05) 内容: 恋文+橙コス(挿絵に変更の可能性あり) 解除条件: なし 年末から「飛ばせるものなら飛ばしてみるといいよ!」 と絶好調であったふぉーさんだが、 調子に乗って「身内卓でも飛んだら罰ゲームやるよ!」 とあまりにも無謀な約束をしてしまったため、 とうとう閣下たちにおしおきされてしまった。 つ△T) ムチャシヤガッテ... なお、罰安価は生放送で行われた模様。 酒場中からスナイパーが集ったらしい……
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罰ゲームはダメ! 読み:ばつげーむはだめ! カテゴリー:Event 作品:バカとテストと召喚獣にっ! Battle ターン終了時まで、目標のキャラ1体は攻撃力が2上昇する。その後、相手の控え室のカード3枚までをバックヤードに置く。 そ、そんなの不健全です! illust: BT-184 C 収録:ブースターパック 「バカとテストと召喚獣にっ!」