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真紅 初期のハードロック。しかし、現在はエヴァネッセンスなどゴシックメタルに強い影響を受けている。 水銀燈 正統派メタル。水銀燈自信はテクニック重視の技巧派ギタリストだが、本人は勢い重視のソロが好き。 翠星石 スラッシュメタル、ハードコア。音楽的影響と言うよりはツーバスでドカドカするのが好きなだけ。 蒼星石 70,80年代のロック。本編の通り、村八分など初期の日本のロックやパンクロックが好き。 雛苺 デスメタルやブラックメタル。ごりごりのブルータルデスからメロデスまで、特定のジャンルでは趣味が広い。 薔薇水晶 シンフォニック系のロック、メタル。クラシック出身なので壮大で旋律重視の曲が好き。 金糸雀 ロック全般。 広く浅くロックが好き。マネージャーなので直接楽曲には関わらないが、ある意味一般リスナーの代弁者。 Rock is DEAD.へ戻る/長編SS保管庫へ
https://w.atwiki.jp/opkouryuwiki/pages/11.html
[検索に載らない・載らなくなったとき] ①検索の時間帯を変えてみる 検索に載ったり載らなかったりするのはよくあることですので, 時間帯を変えて検索してみてください。 ②年齢確認済にする 年齢確認が済んでいない端末は検索結果に掲載されるお部屋が大幅に減少します。 年齢確認がまだでしたら年齢確認してみてください。 ⑴ LINEホーム ⑵ [年齢確認] ⑶ [年齢確認結果] → 18歳以上 ③端末によって検索結果が違う 端末1では検索に出ていても, 端末2では検索に出ないということもよくあります。 メンバーさんに検索の協力をお願いしてみましょう ④検索ワー ドをいろいろ試す 部屋名で検索に出てこないとき, 部屋名の一部や説明文で使われている語句を使うなどして検索してみてください。 <オプチャの会話から>
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美筆やらない夫(初登場:1スレ目 2459) ── 、. / ヽ ,′ `、 | _ .', /y^YヘハLヽ f\ , \< 人! .| ト、ヽ\`ー,’ 〉}/ / `-<__ / ^ゝへ_ ` ___ィ_/ / / \ .j _ムュー、\/ | / Y / \/. 〉〈 { }/ } } / イ } { / ,' // Λ{;;;| i / イ. .}' / N;;;| V \___/ | ヘ / V| V \ /.. i .ゝ..___, ハ { '. 7 { 【備考】 コトブキ学院スペースパール寮1年。 常識人。 つまりツッコミ役。 固有が「追い風」のスグリ相手に上から叩けるらしい? サポーターは西沢歩。 サマーファイトラリー戦績:10戦8勝2敗 【手持ちのポケモン】 コイドラ ベジータ エヴァンゲリオン・ファースト→シンエヴァンゲリオン・ファースト ひこにゃん イャンクック ドククラゲ→ステルス・クラーゲン フェイト フォルテ ザク→ギラ・ドーガ エステバリス 【一時的な手持ちのポケモン】 バルクホルン 【固有ポテンシャル】 『出し抜く万能の策』… 美筆やらない夫固有ポテンシャル。 相手と同じ分類の技を繰り出す時、T終了時まで相手の能力上昇(強化)を無視する。 通常の指示で出した技で判定される。「追加行動」では判定されない。 『為て遣る万能の策』… 美筆やらない夫固有ポテンシャル。 相手と同じ分類の技を繰り出す時、T終了時まで味方の能力低下(減少)を無視する。 【トレーナーステータス】 指示:B+= 高水準の指示力。『妙手』が使用出来る。 育成:B+= 高水準の育成力。負けても経験値を得られる。 統率:B+= 高水準の統率力。その中でも特に高い。 能力:B+= 同分類の技を繰り出す時に発動する『固有』を有する。 戻る
https://w.atwiki.jp/noryokusyayo/pages/653.html
……これは、彼が転移に巻き込まれる前の、ほんの少し昔の話。 とある、暗い暗い地下室の中のお話。 彼が様々な能力者達と出会い、捨てた筈の「甘さ」を取り戻す前のお話。 ……トレイ片手に足音を響かせて、俺は今日も階段を降りる。そして数刻の時をそこで過ごして、俺は階段を登る。 登る。降りる。登る。降りる。感覚は不規則に、気まぐれに。 時には二日に一回、またある時は一時間と経たない内に。 少しずつ、少しずつ、時間という概念を薄れさせてゆく、監禁という技術の初歩の初歩。 拘束され、何も見えない暗闇の中でいつ来るとも知れない命の糧を待ち続けるという感覚は、地獄のような物だ。 闇が得体の知れない蟲の群れのように、ぞわぞわと纏わり付く。苦痛。恐怖。飢え。孤独。 動けず、何の情報も与えられぬまま、発狂しそうな程長く感じられる時を過ごす。 その中で、嫌が応でも生殺与奪が誰に握られているかを自覚する 体験した者にしか、解らない絶望感。 そうした感覚を「アレ」が抱く中で、機械的動作を繰り返す。 そうして拷問の、いや。「裁き」の準備は、整った。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「誰も知らない」(裏) ※グロ注意。苦手な方は読まない事を推奨します ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ おっと、夜もすっかり明けちまったかな。肝心の目的について聞くのを忘れて夢中になり過ぎた さて、口を割って貰うとしよう 美味い飯、清潔な部屋、この生活からの解放をチラ付かせる。 ……チッ、見知らぬ人の差し出す飴には目もくれねえってか。狂信者め。 宜しい、どうやら力を使う他に無いようだからな。 其は罪と罰の精髄、具現した裁き、苦痛の極致。 感じさせてやるよ、人の身で裁きを為す力がどういう物かを、な。 対象が上げたそれはただ、絶叫。血肉が沸き立ち、脳髄が凍り、神経という神経に稲妻が走る。 俺でさえそうなのだから、目の前に立つ相手の苦痛はそれを軽く上回るだろう。 それでも尚、血を、力を、神罰を注ぎ込む。 人は誰しも罪を抱いて生まれ、故にこの裁罪という名の破壊には耐え切れぬ。 …………常人ならば。 なまじ能力に耐性の有る能力者だからこそ、楽には死ねない。直ぐには逝けない。 異能者や人ならざる者を裁きに掛ける事に於いて、この家系の右に出る者は…………居るかもしれない。でもまあ、居ないと言っておく。 これもまた、ちっぽけなプライドという奴だ。上には上がいる事を、解ってない程愚かじゃない心算だからな。 さて、頃合いか? 壊れたか。目がイッてるが………いや、まだ活きてた。 ったく、さっさと覚醒しろ、寝てる場合か馬鹿野郎…… 軽く撫でるように鎌を振るい、右の手足をがりがりと殺ぎ堕とす。血が滴る傷口は、軽く灼いて塞いでおいた。 ……目覚めたか。おい、さっさと質問に答えろ。何なら左側もサクッと行って、バランス整えてやろうか? それとももう一度さっきの地獄を味わいたいか? ……くっくっ、思ったより素直だな。良い子だ え?この鎌は何だって? ばぁか、左側は落とさないしもう痛め付けないとは約束したが、首を刈らないとも殺さないとも言ってないぜ? 詭弁だって?ハハッ、ピエロが詭弁使うのはそんなに可笑しいか ああ…安心しろ、大丈夫。一瞬で終わる。 約束通り、何の痛みも無い。ほんの一瞬だ―― 刹那。首が地面に転がるのと、道化が盛大に返り血を浴びるのはほぼ同時。 そして道化は、一つ虚ろに嗤うと湿気た煙草に火を点けて口許へと運ぶ 血に塗れた頬を拭うように……涙が一筋、伝って落ちた。 「誰も知らない」(了)
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あれから三日が過ぎた あの女との戦いはまだ続いている 古雑誌とまとめてチリ紙交換に出すという暴挙によって 大切な戦友を失った俺は新たな友を求めて新しい町の本屋を開拓していた そうして発見した本屋で見つけた友を手に早速帰宅 晩飯を終え、トイレも済ませ、そうこうしているうちに夜は更ける …………妙だな 時刻はとっくに11時を過ぎている 俺の計画に気づいたのか? 勘のいいやつめ 翌日、昨夜の失敗を反省した俺は作戦を変えることにした まず友の中身を小説に替える、俺は文字でもイケル口だ 当然カバーを一般小説のそれと交換しておくことも忘れない それを読む俺も普通の小説を読むふりをする そして時計が11時をさしたとき、再びあの視線を感じた バカめ、飛んで火にいるなんとやらだ しかしここで焦ってはいけない 俺はイメージと息子を膨らませ、ゆっくりと振り返る いつでも発射できる態勢を取りつつズボンを下ろした俺の目に、 ニヤニヤと笑う女と、その右手に握られたティッシュ箱が飛び込んできた しまった! その手があったか! おもむろに立ち上がりティッシュ箱に手を伸ばす……はずが、 中途半端に下ろしたままのズボンが足に絡む やばいと思ったときには俺は衝撃に耐え切れずカルピスを溢していたのですが、 どう見ても精子です 本当にありがとうございました 真っ赤な顔で俺を睨みながら女は消えていった 勝利と引き換えに大切な何かを失った夜だった
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その日は特に寒かった。 雪がひどいために早めに宿に向かったというのに冷気が全身を襲ってくる。頭から足の先まで悴んでいる肌が、ザヴェート山を登った時と同じ感覚を思い出させる。 そしてやはり、パーティのほとんどが暖を求め、猫背になりながらフロントにある暖炉を囲っていた。仲間のうちのアスベルとシェリアとソフィがその中心にいて、マリクは傍らのソファに座っている。 特にシェリアはスカートを履いているせいで露出された白い足がさらに白く見えて痛々しい。 だから前々から丈が短すぎると注意していたのに、と、ヒューバートはひとりため息をつく。瞬間的に睨まれた気がしたが気にとめなかった。 ある程度辺りを見回すとパーティの1人の人物が見当らない。いつも煩わしいほど騒がしい、彼が最も苦手とする女性。 「…あの、」 「パスカルだったら此処にはいないよ」 兄であるアスベルに遮られた言葉の先の答えを言われ、ヒューバートは目を丸くした。 そんなに分かりやすかったのだろうか。内心動揺しながら、ずれてもいない眼鏡を人差し指でかけ直す。 宿屋から借りた毛布を深く被りながら顔を覗かせる少女2人がキョロキョロと視線を泳がせながら言う。 「そういえばさっきから見掛けないわね」 「どこにいったんだろ…」 見張っていないと何をしでかすかわからない彼女が神出鬼没なのはいつものことだ。 考えても仕方ないと判断したヒューバートは、一足先に部屋へ戻ることにした。 男性陣が泊まる方の部屋の扉を開け、とりあえず寒さを凌ぐためにもタオルを足しておこうと洗面所へ足を赴ける。 煌々としたダウンライトが妙に眼球を刺激してくる。それにしても両肩がやけに重い。 タオルの枚数を数えながらちらりと鏡の方を見やると、ひどく疲れた顔の自分が映し出されていた。 思えば最近ゆっくりと過ごす時間がなかったのだ。そう思うとひどい倦怠感がする。 (僕も、疲れてるんですかね…) 頭の隅でそんなことを考えながら、やはり明日のためにも早く寝ておくべきだと結論づけた。 …はずだったのだが。 そのままタオルを寝室へ運ぼうと洗面所を出て行こうとした際、なにやら白いものが視界に入った気がした。 バスルームと洗面所が1つの部屋にあるために存在するシャワーカーテンが何故か閉められており、その隙間から何かが飛び出しているのだ。 いったいあれは何だろうか、と目を凝らすと、人の腕の形によく似ている。 不審に思いながらも、シャワーカーテンの裾をつまんでそっと持ち上げてみる。 (……?) その正体を理解した次の瞬間、頭の中が真っ白になった。 「ってうわあああああああああああ!!!!?」 そこには女性特有の細く白い腕が2本、浴槽の外に投げ出されており、その先に白と赤のコントラストの頭がふちに付いてうな垂れていた。 ヒューバートの声に反応したのか、か細い眉の間に小さく皺が寄る。 「ぱぱぱぱ、ぱす、パスカルさん!?」 バスルームなのだから全裸というのは当たり前なのだが、風呂とは無縁に近いパスカルが浴槽に入っているなど思いもしなかった。 完璧たる不意打ちにヒューバートは頭を抱える。この傍若無人な彼女にまず何を言えばいいのかわからない。 一先ず男性部屋の風呂に入ってることに対しての説教をかまそうかと思ったが、どうやらそうも言ってられなかった。 いつも何かと煩いあの口は苦しそうに呻き、顔や肩は腕とは異なりほんのり紅く染まっている。 (一体どうしたら…) 整理されない頭で必死に答えを探し、とりあえず浴槽から彼女の体を引きずりだすことにした。 ソフィかシェリアを呼んでこようかとも思ったが、そうしてる間にパスカルが底に沈殿していても困るし、 何より不可抗力とはいえ男が女の裸を見たという印象を受けるのは嫌だった。 震える手をそっとパスカルの腕に添えて上に引き上げると現れた、まろくカーブを描く肩より下に自然と目がいってしまい、一気に顔が熱くなる。 慌てて目を背けて浴槽の外へ引くと同時に、全身の重みで彼女を抱えたまま後ろに倒れてしまった。 床のタイルが異常に冷たかった。 「いたた…」 「ん…、」 不意に聞こえた呻き声で心臓が跳ね上がったものの、大きいビー玉のような目は未だに閉じ込められており豊かな睫があわく影をおとしている。 ひとつひとつのパーツはとびきり大人っぽいのに、パスカルという集合体になった途端おさなく見えると思った。 (って…何をしてるんだ僕は!) つい見とれていた自分自身を叱咤すると、今度は服の上から感じるその肌に意識を持っていかれる。 このどうしようもない悪循環から抜け出したくて、ヒューバートは寒凌用目的だったタオルを無心に彼女の体に巻きつけた。 そんな時、ヒューバートのギリギリの精神状態の中でのことだ。 パスカルが、起きた。 「…弟くん?」 その声を聞いた途端、今度こそヒューバートは頭の中が真っ白になった。 洗面所外の部屋の窓がガタガタと音をたてていて、それが異様にハッキリと聞こえてくる。辺りを見渡すパスカルの視線とぶつかる。 本当に悪いのはパスカルさんです。仲間が失神していたら助けるのは当たり前だと思いませんか?だいたいあなたは、 …等々の言い訳を脳内で必死に張り巡らせていると、彼女の僅かに開かれた唇が動いた。 「ん~…おっかしぃなあ~…あたしなんでこんな所で寝てるんだ?」 パスカルらしい発言ではあったが、このような状態から怒りの方が大きく上回っており、ヒューバートがキッと目の前の彼女を睨む。 「あなたという人は…!」 「あ、そうそう!確かあまりの寒さにお風呂で暖まろう~って思って…」 「何でもいいですから早くどいてください!」 どうしてヒューバートの上に乗っているのかも理解できないまま、かと言って深く考えようとはせずパスカルは上体を起こす。 彼女が起きる前にタオルを巻いておいて良かった、とヒューバートは心底思った。 「あなたが浴槽でのぼせていたので助けだした所です。溺れられても困るので」 「そうだったの~?ごめんね弟くん。…でもなんで女子部屋のお風呂に入ってきたのかは気になるなぁ」 「……は?」 まぶたを少し伏せてニヤついている彼女の台詞で、ヒューバートは盛大に混乱した。 自分が男性陣の部屋だと思って入った場所が、よりにもよって女性陣の部屋だったようだ。それほどまでに疲労していたのだろうか。 「…すいませんでした」 「ん~ま、いいや。助けてもらったわけだし」 そう言ってヘラヘラと笑う彼女を見て、見つけたのが自分ではなくアスベルやマリクだったら、と考えると余計に頭が痛くなる。 何もかもが疲れに繋がって、ヒューバートはふらりと立ち上がった。 この場に長居する必要もないし、ましてやここは女子部屋だ。シェリアが帰ってきたらなんと言われるか分からない。 洗面所の扉のノブに手をかけると、前進を妨げる何かが意識を向かせる。見るとパスカルがヒューバートの服の裾を掴んでいた。 「待って」 先ほどの高らかな声からは考えられない位小さな声だった。本当にパスカルが発したのかと思うほどの。 「あのさ、ほんっと申し訳ないんだけど」 「……なんですか」 「あたしをベッドまで運んでくんない?」 ヒューバートは思わず固まってしまった。このような非常事態は今日で何度目であろうか。 「なっ何を言ってるんです!?そんなの自分で……」 言葉を繋げようとしたものの、座ったままのパスカルと視線が合って続かなかった。 双眸を揺らがせて頼み込んでくる彼女は、困ったように苦笑いしている。 目に毒だからと必死に目をそむけていたが、不意に視野に入ってくる肌は痛々しいほどに赤い。元が白い分尚更際立っている。 立てなくなるほど長時間風呂に浸かっていた彼女に腹を立てつつも、パスカルの両足に手を滑り込ませた。 「わっ!」 お姫様抱っこのように彼女の体を持ち上げると、予想以上に軽くてヒューバートは驚く。 のぼせたせいだと分かってはいるのに、パスカルの顔が照れているように見えてくる。どう考えてもありえはしないのに。 「えっへへ~…すまんねキミィ」 「全くです」 そっと白い毛布の上に彼女を寝かせる。辺りは電気をつけていないため暗いが、洗面所から漏れる光が肌に当たって異様だった。 そのままヒューバートが体を離そうとする。が、彼女の腕が中々解かれない。 「パスカルさ、」 首にまわされた腕により力が篭った気がして、本当に嫌になった。勿論パスカルのことが、だ。 彼女には自分が女としての意識があるのだろうか。 この数十分の間、少しでも女として恥じらいを見せただろうか。 元よりこの人に限ってそんな行動はしないだろうと思ってはいたが、ここまで自覚がないと苛立ちすら覚えてしまう。 裸を晒した男にベッドまで運ばせてその上抱きついてくるなんて常識ではとても考えられない。 それとも自分が男として見られてないのだろうか。それはそれで腹が立つ、とひどく憤慨する。 ここまでされて何も手を出さなかった自分を尊敬したいと思う。 …だが、それも限界だった。 「ごめん、弟くんてばあったかいから……ひゃっ、」 彼女の右胸に手を置く少し前。いつものあの笑顔が見えて少し後悔する。後には戻れそうもない。 「弟く……?」 みるみる内に不安そうな表情に切り替わる顔に己の顔を近づけ、乱暴に唇を押し付けた。 ヒューバートの舌がパスカルの唇の間をわって入り、引っ込めようとする舌を無理やり誘い出す。 「むぅ…ううう、む」 粘膜が激しく擦り上げられる刺激が、ひどく熱を篭らせる。 普段の彼女から想像もつかないような声色がさらに体を火照らせた。 息ができなかったらしく苦しそうに呻くパスカルの顔があまりに非現実的すぎて状況の異常さを改めて感じる。 ようやく離れた互いの唇から引いた糸を、彼女は呆然と見つめている。 「頭おかしいんじゃないですか」 「……え?」 「こんな格好で抱きつくことに対してですよ。僕のことを男として見てないなら、」 覆うだけの体に巻きつくタオルをずらし、パスカルの胸を直に触る。 「分からせるまでです」 形のいい乳房がヒューバートの手の中でほんのりと誘うように、のぼせとは違う薄紅に染まった。 乳首が指先にあたると、ヒューバートはは指で強く摘んだ。 「ひゃ…ぁ!」 先端を撫でるたび、びくんと反応するパスカルを眺める。 タオルで体を隠そうともがいているようだったが、体が思うように動かないからかそれは不可能だった。可哀相だな、と単純に思う。 彼女に触れている部分が全部熱くて、溶けそうで、どうしようもない。 パスカルがアンマルチア族であることを隠していたと分かった瞬間から、目を離すつもりはなかった。 本人は隠してるつもりは無かったようだが、それでも不審に思ってずっと傍で見張っていた。 ザヴェート山での一件まで。 あれからパスカルのことをずっと気にかけていたのは事実だ。放っておけない、という言葉に嘘偽りはない。 しかし彼女のことを考えるとモヤモヤするのだ。だから苦手だった。 ヒューバートは、自分の腕をつかんだパスカルの手を肩にまわさせると、 パスカルの足首から内側をなぞるように手を這わせ、一番敏感な場所までたどり着いた。 「パスカルさん、気持ちいいんでしょう?」 「…ふぁっ!!ちが、」 「すごい濡れてますけど」 「う……ぅ」 足掻くように潤みきった瞳で切なそうに声を出すパスカルを見ていると血液の温度が上ったまま炎上しそうになる。 何事も無かったかのように敏感な箇所を擦りつつそっと割れ目を開くと、そこはさらなる刺激を待ち望むかの如く震えていた。 「あっ…ちょ、ちょっと弟くんそこまでにしよう。うん。そうしよ…?」 冷や汗を流しながら懇願してくる彼女を一瞥すると、ヒューバートは十分すぎる程に潤んだ蜜壷に、人指し指と中指を挿入させた。 「あぅっ…?!…んぅう……や…」 探る様にぐちぐちと掻き回す。深く浅くとリズムを付けて、長い指が抽送を繰り返した。 止まらない。刺激を与えるたびに反応する彼女が可愛くてしょうがないのだ。 ゆるゆるとパスカルの膣内の感触を指で味わう。 淫靡な音が静かな部屋に響く。その音だけで何もかもが頭から吹き飛んでしまいそうだった。 名残惜しいと思いながらも、二本の指をそっと引き抜く。同時に膣液が漏れていくのが感触でわかった。 「そろそろいいですか?」 「……弟くん」 突如真面目な表情で話を切り出す彼女に、本能のまま動いていた欲情のフィルターが少し外れた気がした。 ヒューバートの動きが止まったのを眺めながらパスカルは言う。 「別にあたしは構わない。ケド…これが終わった後に弟くんの頭が冷えたら、 多分キミは責任感じてあたしの事避けるよ?」 悲しそうな顔で呟いたパスカルの言葉があまりにも予想外で、ヒューバートは余計に固まった。 無理に抱かれそうになっていることより、元の関係に戻れないことを思っている彼女に比べ自分はどうなのだろうかと。 軽薄な気持ちで事に及んだわけではないが、おそらくそうなるのだろう未来の自分を思い浮かべて顔が青ざめる。 「まあでも。」 「…」 「そうなったら前みたいにイノシシでも呼んで闘って、また友達から始めよっか?」 そんなパスカルの楽しそうに笑う顔が、ヒューバートの思考回路をひどく混乱させた。 彼女を傷つけたくないのに、身体は素直に反応してしまうのだ。好きだからという実感はまだないが、目が離せないのは本当だ。 ここで崩れ去っていった理性を拾い集めてでも止めるべきなのにその言葉に甘えようとする自分が情けなくて、パスカルを抱きしめる。 「…すいません」 「続けるのね~?」 「………すいません」 「いや、気持ちは分かるよっ。あたしもソフィみてるとやらしー感情沸くからね」 「あなたのそれとは違います」 えへへ、と笑うパスカルがヒューバートの頬に手を伸ばす。それを合図にもう一度唇を重ねた。先ほどよりずっと気持ちが良いと思う。 ヒューバートがそそり立った自身をぐずぐずに濡れている箇所へと押し当てる。 「え、ちょっと」 「何です?」 「やっぱやめよう。大きすぎ。はい無理~…っ!」 「…我慢してください」 えー!と騒ぐ彼女の言葉を流しながら体を沈めると簡単に先端が呑み込まれた。 瞬間的にパスカルの顔が不安からか曇った気がして、もう一度キスを交わす。 体の力が抜けたようだったので、そのままもう少し先を求めてみる。 「っ………あ、ふ…」 相変わらず曇った表情は変わらなかったが、抜いてと抗う声が聞こえなくなった事でヒューバートは少し安心した。 ぬちゃりと響く淫猥な音が彼女とセックスをしているという実感を沸かせた。 「やっ、ああんっ、ああっ…ぅ!!」 めくれた肉襞の内側を進むと嬌声が漏れはじめた。それが興奮剤となって壊したくなって、困る。 奥まで埋め込みきると、達成感に満ち溢れた彼女がよく頑張ったぞパスカル、と自分を褒め出した。 相変わらずの様子に思わず笑みがこぼれた。 「弟くん、もう平気。動いていーよ…?」 低音の余韻みたいな重い違和感がヒューバートの体の中に取り巻いて、それに流されるまま律動を早める。 火照った部分を執拗に擦り付け、湿った空気をやっとの思いで吸い込む。 あんなに寒かった冷気はどこへやら、今は目の前の彼女のことで頭がいっぱいだった。 「い、ぁっ…!…ひやあ、ぁあっ…!!」 「パスカルさっ…!」 「や、うっヒュー、バート…ぉ」 朦朧とした意識の中、あのパスカルから自分の名前を呼ばれた気がして不規則な圧迫感が増す。 その瞬間に一際大きな波が押し寄せてきて、二人は同時に達した。 少し後に灼熱のような塊を中に吐き出し、そのまま意識を手放した。 ** 気づいた時には寝てしまっていたのか、カーテンから漏れる光が明け方であることを知らせていた。 そういえばソフィとシェリアがいない。それもそうだろう、このような現場を見てのこのこ隣で寝れるはずもないのだから。 どう弁解すればいいのだろうかと考えつつも、いい案が浮かばないくて参ってしまう。 隣を見やるとそこには幸せそうに眠るパスカルの体が毛布に包まっていた。 それを見た途端、案の定罪悪感が生まれて頭が痛くなった。最後までやってしまったのだ、どうしたらいいのだろうか。 一先ず頭を冷やそう。本格的に冷やそう。 そう自己暗示をしながらそっとベッドを抜け出そうとする。…が。 「やーーーっぱりね」 「…!?」 おそるおそる振り返ると、彼女の閉じられていた瞼は開いており、ヒューバートの方を愉快そうに眺めていた。 「ああ僕はなんて事をしてしまったんだーーあんな可愛らしい少女と一線を越えてしまうなんて! もう駄目だ~僕は駄目な奴だ~ひとまず頭を冷やそう。本格的に冷やそう。………以上、弟君の現在の脳みその中身」 演技口調でそうぼやく台詞は何一つ間違っていなかった。可愛らしい少女は別として。 「でもそういうのは駄目。いくない」 「…は?」 「だって、イノシシがまた出てくるとは限らないじゃん。だから、」 パスカルが万遍の笑みを浮かべたかと思うと、思い切りヒューバートに抱きついた。 「これからは友達以上になろっか☆」 次の瞬間耳まで真っ赤になって慌てふためくヒューバートと、それを楽しそうに見つめるパスカルだったが、 気を使って別室で寝ていたシェリア(とソフィ)に呼び出されてこっぴどく叱られたのは言うまでも無い。 終わり
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閑雲野鶴>メルマガ>バックナンバ>聞いた話>くだらないネタ くだらないネタ 04/01/03 ・純愛か? 「私、貴方の向う見ずで一直線なところに轢かれて」 ホラーだった。 ・女は結婚するまで「はい」と言う。男は結婚してから「はい」と言う。 君は彼女の最後の「はい」を聞いてしまったわけだ。おめでとう。 ・「恋は百回、別れも百回。嬉しいような、悲しいような」 ・「子供って作る暇あっても育てる暇はないよね」 ・「それでも子宮は疼くのよ!」 ・「ハンコ持ってないの。キスマークでいい?」実際に唇紋での個人識別は可能らしいね。 ・ロシアより愛を止めて ・墓穴が泥沼。 「ハルカって誰」 「え。何で知ってんの。あ、それは友達飼ってる雌犬の名前やねん。出張するから面倒見てて頼まれてん。よく頼まれんねん。もう鍵持ってるし。食べ物やるやろ。散歩するやろ。風呂入れて全身洗たりとか。面白いねん。ウォッカ飲みよんねんで。甘いカクテルにしたったらやけどな。へろへろに酔ったところで悪戯とかするんよ・・・・・・。・・・浣腸ーっとか・・・・・・」 「さっきその雌犬から電話あったけど?」 TOTAL ACCESS - Today - Yesterday - LAST UPDATED 2021-12-03 06 58 51 (Fri)
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2月1日搬出、2日搬入。 2トン車ロングで・・・・・という予定であったが、 荷物が積みきれない!! ・・・ということで、残りを2月4日搬出、本日5日に搬入の予定。(追加料金払うんでしょうか??? 見積もりのミスだと思うのですが) で、母が 荷物がいっぱい!!!! (゚Д゚ )クワッ × 5 とことあるごとに言っています。 ・・・・・まあ、確かにそうなんです。 以前から、本を捨てろ、本を捨てろ・・・・・と言われ続けていますからね。 「でも、本を捨てろといわれても、どれを捨てたらいいのかしら?」 と、控えめに言ってみた。 かなり控えめに言ってみたので、 「お母さんも本は捨てられないけど・・・・・」 と言っていた。 で、ジャンプを捨てろ!ということだったが、 お気に入りの切抜きセレクトが5冊分くらいあるだけなんですよね。 でも、あんまり言うので、思い切って捨てました。(泣 そんなの、たいした量じゃないじゃないですか? 捨てたのに、ジャンプがジャンプが・・・・・ってシツコク言っています。 けれども、まだ母は収まらず・・・・・、荷物が一杯、荷物が一杯攻撃。 「ジャンプは捨てましたが・・・・」 と言ってみました。 で、今回もそうなんですが、 本棚をこれ以上、二階に置くな! 重くて、床が抜けてしまう!!!!! (゚Д゚ )クワッ じゃあ、どうしたらいいんでしょう、私の本・・・・・。 私は学者ではありませんが、専門的な本を沢山持っています。 それらは、もう買うことができないものがほとんどです。 以前、結婚していた時に、本を全部持っていったことを非難されました。 「そっち行ってから、全部開いたことがあるのか?」 ←全部婚家に運ばなければよかったのに!ということです。 ありません!! でもね、確かに開くか開かないかわからない本ばかりだよ。 ただ、 あ、ここがわからない、調べよう! って思ったときに、本がなければ高野山の図書館などに行って頭を下げて煩雑な手続きして見せてもらわなければなりません。 それは、無理だよね? で、実家に置いていったら、捨てるに決まっているわけです。 貴重な本を。 価値がわからない人にとっては紙くずですからね。 でも、荷物がいっぱい、置く所が・・・・・ を繰り返す母。 とうとう、思い切って言ってみました。(前から思っていたことについては、コチラ) ザクロ「ごめん、帰って来なければよかったね・・・・・。 荷物を置く所がないから帰ってこられても困る って言ってくれればよかったのに・・・・・。」 母「・・・・・・」 そういうことじゃないけど、と言いたげですが、 それでも言わずにはおれないようで。 母「おばあちゃんだって、もはやだし!」 ザクロ祖母は施設で寝たきり。 自力で食べられないので、チューブです。 骨と皮ばかりになって、心臓が止まったら終わり、という状況です。(しかし、その心臓が強いらしいのですが) で、もしおばあちゃんが死んだら、自宅に運ばなければなりません。 二間ある和室の荷物をできる限り片付けなければなりません。(ザクロの治療院の荷物と本の一部を、その和室にとりあえず置いています) ザクロ「そうだね・・・・・。それなら おばあちゃんが死ぬまで(離婚は)我慢して! って言ってくれればよかったのに」 言いたくないな、と思いながらも、私が我慢すればよかったのでは・・・・・と思ってしまうのは事実なんです。 離婚することになって、帰ってきたときから思っていました。 私の部屋は母の荷物でいっぱいで、これをどけるとなったら一騒動だろうな。 治療院を早く契約しろと言われて、 何故そんなに急ぐ?まだ離婚も成立していないのに??と思いましたが、 その理由が、「治療院に荷物を置きたいから」だったとは、よっぽど荷物のことを気にしているんですよ。 母「言うと思った!!」 勝ち誇ったように言いましたよ。 意味がわかりません。 (゜ロ゜) ザクロ「言うと思ったから、なんなの?」 母、答えず・・・・・。 まあ、母ってふと思ったことを考え無しに言っちゃうんですよね。 あ~、こんなに文句言われるんだったら、帰ってくるんじゃなかったな~~~。 仕事がどうにかなったら、アパートを借りよう。 もしくは、できるだけお金をためて家を借りるなりなんなりしないと・・・・・。 建てる・・・・・ってのは無理があるし。 (でも、私が今回帰ってくるなり、母は「早く家を建てろ」と言ってました。) で、実家に荷物が一杯なので離婚できない、って言うのは馬鹿らしいと思うかもしれませんが、 私の中では切実な問題でした。 婚家は結局他人だしね、いろいろあるのは当たり前というか。 でも、実家で「本が」「荷物が」をはじめとして、とにかく母とはあわないことだらけで、 実家で血のつながった人に理不尽なことを言われまくるのだったら、 他人に言われる方がマシなんですよ、精神的に。 そういう母の独身時代の本とか、ありますからね。 もうとっくにやっていない趣味のアートフラワーの本や道具も。 でも、私はそれを捨てろと言ったことは一度もありません。 そういえば、 ザクロ母「だいぶ片付いた?」 ザクロ「う~ん、でもまだまだかな・・・・。 もっと、ものをバンバン捨てればいいんだろうけど・・・・・。」 ← 「捨てろ!」と言われるのを見越して自分から発言 母が、自分(母)のもので捨てるものはアートフラワーよね? みたいなことを言いましたので、フォローしておきました。 ザクロ「アートフラワーは捨てることないんじゃないの? だって、趣味でしょ。 ←今はまったくやっていないが。それに、私にとってはゴミにしか見えないが、人の趣味を貶す気はない。 ここはお母さんの家なんだから、 お母さんの好きなようにしたらいいんだよ。」 ↑ ザクロの家ではない、ということ。 ザクロは今回帰ってくるなり「早く家を建てなさい」と言われた。 離婚して(まだ成立してないけど)帰ってきて一ヶ月も経っていませんが。 夫は無職だったり、トメにも搾取されるわ、貯金ができるどころが減りましたか。 ってか、「そう言うと思った」とか「家を建てろ」って勝ち誇ったように ・・・・・傷心の娘に言うことか??
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あまスタにリーダーはいらない、あるいは全員がリーダー。 上下関係とか、ヒエラルキーとか、そういうものを全部なくしたいのです。 蜘蛛のように、本体から末尾に指令を出すトップダウンの組織では、リーダーがいなくなったら組織は消えてしまいます。 ヒトデのように、真っ二つにされてもそれぞれが再生して二匹になるような、そんな組織を目指していきたいのです。 静岡でも東京でも北海道でも山口でも、ちぎれた体はあちこちで再生し、それぞれの人格をもって成長し、いつかは世界全体を覆ってしまう、そんな未来を目指しています。 日本全国いたるところで、あまスタの曲が演奏されていて、初めての土地でも、見ず知らずの人とでも、その場でライブに加わって1つの音楽を創ることができる。そんな世界が実現したらどんなに素敵なことでしょう!! あまスタwikiはそんな世界を実現するため、誰もがリーダーになれるようにという思いから立ち上げました。 あまスタブログも、メンバーなら誰もが編集できるように変更しました。 メンバー同士がフラットにつながれるように、掲示板も設けました。 私たち全員がリーダーになって音楽に新しい世界を広げていきましょう! あかがわ & ちゃば より
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「一体、ここはどこなんだろう」 どこに行くでもなく、暗い街の中を歩く篠原。 命からがら、水没して行く富坂市から脱出したはずだったのだが…。 ヘリコプターから出して貰った縄梯子に捕まった、その瞬間に意識が遠のいて。 気が付いたら、こんなところに。 (何でこんなところにいるんだろう?ここは…一体どこなんだろう) 辺りを見回してみる。 どこにでもあるような、ちょっと都会とは違う街並み。 一番近くにある家屋を照らしてみる。 …木造で、2階建て。 別段、珍しい家というほどでもない。 (…ますます、ここがどこだか分からなくなってしまった) 辺りの家を何軒か見て回ったが、結果は同じだった。 家の中には家具等があったが、人は誰一人としていなかった。 「でも…何で、こんなことを」 「実験」と称し、人に殺し合いをさせるなんて。 正常な神経ではとても思い付かないだろう。第一、そんなことをさせて何になると言うのか。 (…春香!そうだ、春香は!?) デイパックに手を入れ、PDAを取り出す。 (確か、これに名簿とか言う物が入っているはず…!) PDAを操作し、名簿を呼びだして名前を見て行くが…「藤宮春香」の名前は書かれていなかった。 その事実に心から安心する。 「良かった…」 その後も名簿を見て行くと、ある人物の名前が目に止まった。 …佐伯優子。 災害に乗じて、留置所から抜け出した凶悪犯…と報道されていた。 しかし、ジオセクションで本人を目撃した時、自分にはそれが信じられなかった。 …本人を見た時に、何か裏があると思ったのだ。 だからこそ、佐伯を追跡していたと思われる刑事にも嘘を付き、逃走を間接的に助けた。 「本人に会ったら…どうしよう。真相を聞いてみようかな」 本当に、犯人なのか。 違うとしたら、真犯人は誰だったのか。 会えるかどうかは分からないが、もし会えたなら聞いてみようと思った。 「そうだ…他に何が入ってるんだろう」 あの変な奴の説明では、武器も入っているらしいが…。 例え武器が手に入っても、人を傷つけたくはない。 そう思って、デイパックからそれらしい物を出す。 「…何だろう、これ」 出てきたのは、武器とは到底思えないような機械。 画面やらボタンやらが付いている。 附属している説明書を読んでも、よく分からない。 「【デコーダー:真実への扉を開く鍵。】…真実への扉?鍵?意味が分からないな…」 【一日目・深夜/F-6】 【篠原一弥@絶体絶命都市2】 [状態]:健康 [装備]:なし [所持品]:支給品一式、デコーダー@S.T.A.L.K.E.R. [思考・行動] 基本:人殺しはしたくない。帰りたい 1:一体、これはなんだろう 2:佐伯優子に会えたら、幾つか質問したい ※Aエンド後からの参戦です ≪支給品紹介≫ 【デコーダー@S.T.A.L.K.E.R.】 篠原一弥に支給。 「Shadow of Chernobyl」にて、Pripyat市内某所で手に入る。 真エンドを見るためには幾つかのフラグを埋めた上でこれを持ってChernobyl NPPに向かう必要がある。 しかもその上で特定の場所に行くと…。