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天獄聖臨極意 クライシス・ハイパー・ノヴァθ VR 光/闇文明 9 呪文 ■アタック・チャンス―天獄聖臨 ヘルヘイム・ゴッド・クライシス(自分の天獄聖臨 ヘルヘイム・ゴッド・クライシスが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい) ■自分のクリーチャーを一体選ぶ。 ■上の能力で選んだクリーチャーに含まれるカードの数だけ次の能力を行う。 ►このターン、バトルゾーンにある相手のクリーチャーすべてのパワーを-2000する。 フレーバーテキスト 時来レリ。我ガ災厄ノ軍勢ガ、地を埋メ滅ボス。ナンテ素晴ラシイ事ダロウカ。ナノニモモゴッド。貴殿は何故ソレヲ拒ム?----天獄聖臨 ジーザス・ゴッド・クライシス 作者:メンチカツ
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真実の天獄(トゥルーアンジュ) ハーレムラブ・ライオ SR 光/闇文明 (9) クリーチャー:エンジェル・コマンド/アンノウン 12500+ ■自分のクリーチャーが出たとき、このカードとリンクさせてもよい。 ■自分のシールドが離れるとき、かわりにそのシールドを裏向きのままこのクリーチャーにリンクさせてもよい。 ■このクリーチャーにリンクしている表向きのクリーチャーの能力を無視し、そのクリーチャーのパワーを、このクリーチャーのパワーに+する。 ■ブロッカー ■パワード・ブレイカー ■このクリーチャーが離れたとき、このクリーチャーにリンクしていたカードをすべて裏向きにして自分のシールドゾーンにおいてもよい。 作者:メイカ 評価 名前 コメント
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轟く天獄 レッドゾーンH(ヘヴンズ) LEG 火/光文明 (7) NEOクリーチャー ソニック・コマンド・ドラゴン/エンジェル・コマンド/ジャスティス・ウィング/ドラグナー 11500 ■NEO進化 火または光のクリーチャー ■侵略 火または光のコマンド ■このクリーチャーが出たとき、相手のクリーチャーを1体シールド化する。その後、このクリーチャーの下にカードがあれば、光のコスト7以下のエレメントを1枚、超次元ゾーンからコストを支払わずに使ってもよい。(それがウェポンなら、自分のクリーチャー1体に装備して出す) ■相手がターン中初めてクリーチャーを出すとき、それはタップして場に出る。 ■W・ブレイカー ■ブロッカー 作者:citrus 《蒼き常勝 ディス・ドギラゴン駆》に引き続き、《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》実装記念に、俺流の【ロージアミラダンテ】×【レッドゾーン】を作ってみました! 皆様の忌憚なきご意見をお待ちしてます。 解説 cipは単体除去となり、《レッドゾーン》の様な展開除去は難しいものの、相手が触れづらいシールドへの除去となるため確実に狙った相手を仕留めたい場合に打ってつけ。 その後、効果で超次元ゾーンから光の7コスト以下のエレメントを召喚扱いで踏み倒せる。《エンドレス・ヘヴン》や《ヘヴンズ・ヘヴン》と言った光のドラグハートは勿論、《チャクラ》や《ドラヴィタ》、《BAGOOON・パンツァー》、《時空の運命 鬼丸》といった優秀な光のサイキックにもアクセスできる点は大きい。 更に、相手が各ターン初めて出したクリーチャーをタップインさせられる。 ロックとしては細やかながら、このクリーチャー自体がそれなりのサイズを誇っているぶん相手も返すのには苦労するだろう。 また、本家とは違いNEOクリーチャー化しているため、《ボルシャック・ドギラゴン》や《革命の絆》と言った革命0トリガーの濁りにもならず、そちらから捲れた際には優秀な受け札として重宝する。 《ロッドゾージア》とは対照的に、《轟く侵略 レッドゾーン》をベースにしながらも、手堅い強化を受けた1枚となっている。 《ロッド・ゾージア》と組み合わせれば、相手のクリーチャーをターン1制限+タップインと、往年の【アルモモキャンベロロック】のような動きも可能。更にここに《ラフルル・ラブ》等も絡めれば相手の盤面を確実に押さえ込んでのワンショットが狙える。3枚合わせて、こちらも新規カードの《ギャラクシー・チャージャー》で回収できるのが嬉しい。 【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】で比較すると、S・トリガー獣への対策が出来ない(本家と同じタイミングで解決すると確実にワンショットが止まってしまう)点は《レッドゾーン》に劣るものの、先置きされた相手のブロッカーに強い点や、《BAGOOON・パンツァー》を出して攻撃後の手札補充を狙える点などで差別化は容易。 ぶっ壊れに二票入っていたので、友人の協力を得て調整しました。具体的にはエレメント踏み倒しを自分の下にカードがあるときに変更してあります。こうすることでcipによる除去と展開の両立を防ぎつつ、革命0トリガーの濁りにもならないのではと考えています。(2023/10/09) 関連 【企画】行くぜデュエマの頂上へ!オリカ・デュエキングMAX2023! 評価 選択肢 投票 ぶっ壊れ (7) 良カード (3) 普通 (0) 微妙 (0) わからない (0) コメント 名前 コメント
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選評 【2013】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 49本目http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1373645324/722 名前:少女神域[sage] 投稿日:2013/08/13(火) NY AN NY.AN ID +1/ov0vB0 [1/5]少女神域∽少女天獄は2013年4月26日にLassより発売された作品だ代表作「11eyes」がアニメ化されるなど、それなりの知名度があるメーカーだとは思う今作はLassの伝統的な流れを受けた異能力系ファンタジー風の作風となっていた 。 。 。。キャッチコピーは「物語は、いつも幸福な結末(ハッピーエンド)とは限らない。」結果としてゲームそのものがBADENDを迎えてしまったわけだが…今作の大きな問題点は、ズバリっ、シナリオである絵や音楽はいつものLass。つまり良くも悪くもないだがシナリオ単体でも十分にクソゲーとして成立させてしまうのが今作の恐ろしさだろう今作はシナリオの至る所に伏線が散りばめられており、ユーザーはスキップでシナリオを飛ばすことを許されない仕様となっているといっても、物語の序盤はLassらしいバトルや陰湿な煽り合いが全く無く、むしろちょっとしたシリアス系ラブコメな雰囲気を醸し出しているのである「舞台の街をヒロインたちと一緒に紹介しますよ」と、ただそれだけなのだそして苦痛なのが、その案内や馴れ合いのテキストが冗長だということか今作のキャッチコピーにもある通りで、ユーザーは昨今絶滅しかかっているシリアスグロ系展開を求めているなのにひたすら続く観光案内シナリオついついスキップしてしまうと、所々挟まれてくる物語の鍵をスルーしてしまうだが、スキップしないと延々とつまらないシナリオを読み続けることになるというジレンマに陥るのだそれに拍車をかけるのが、文字上に濫用される強調記号最初は「これも伏線なのか?」と中止するため通読する速度がさらに落ちることになる結局、これはライターがカッコつけてるだけだと気づけば軽く流せるのだが、いちいちそういう素振りを入れるので冗長さに拍車をかけてしまっているのだこの展開が物語のおよそ半分程度まで続く過去作であれば、日常と非日常(=グロ)が交互に現れユーザーの戦意を上手く保つ試みがなされていた今作にはそれがなく、この冗長だが飛ばせない日常シーンでリタイアするユーザーは多かっただろうこの苦行を突破すると、いよいよ物語がまってましたとばかりに鬱グロ展開に入っていく、のだが、登場人物の多さ、難読漢字の濫用が著しく、理解がなかなか進まない状況になってしまう過去の書物の知識(=世界史の知識)をふんだんに要求してくるため、高校時代にある程度世界史の成績が良かった人でないと理解がおぼつかなくなってしまうかくいう当方は高校時代、世界史で赤点を取るほどの馬鹿だったため、中国史や西欧史の知識がなく、チンプンカンプンになってしまった物語はヒロインの親を巻き込んだ殺し合いに発展し、主人公は倒れ、そして化け物に変身してしまうだがその一連の場面が呆気なく、どういうこっちゃ?となってしまうのだなんか主人公を助けるためにヒロインが立ち上がるっぽい。けどなんで?と…そして主人公を拉致って逃亡を図るも、結局主人公は化け物として完成されて終了するてか拉致る意味あったの?と疑問に思ってしまっては負けだLass伝統の噛ませ犬「広原」の出番を奪ってはいけないと考えるべきだろうなお、今作は親切設計になっている箇所があり、どんな選択肢を選んでも、後半のヒロイン選択場面の選択肢だけで、各ヒロイン個別に入ることが出来るつまり、どんなに前の選択肢で浮気しまくってもいいわけですねこのあたりはユーザーの心を掴もうと躍起になってるな、と痛感できるだろうその上、個別に入った後も展開は妹√以外は全く同じで、ラストの選択肢の選び方、その先の展開も同じ自分が死んでヒロインとお腹の中の子が生き残る展開が、主人公がヒロインを取り込んで終了するエンドの2つだけ妹√も似たようなもんで、妹を道連れにするか、主人公が死んで妹が生き残るかのどちらかだけそのため、4人いるヒロインのうち、誰か1人をクリアしてしまえばそれで世界観は全部わかったつもりになる、ようには作られているようである言い方を変えれば、シナリオを考えるのがめんどくさかったのだろう共通シナリオが酷すぎたこともあり、それらに耐え切れずスキップするユーザーにとっては、最初から最後までよくわからないままゲームが終わってしまった、となってしまう意地でスキップを使わずきちんと読んだとしても、その先にはユーザーのアカデミックな知識を要求されるという、非常に『頭がいい』人向けの作品に仕上がったのが今作であったと言えるまぁ、つまりは誰にも理解されない作品に仕上がってしまったのであるそれだけでなく、全体的にあまりにも「匂わせすぎ」な書き方が目立つせいで、行間を完全に読みきる事を要求されているアスペ乙、ときちんと説明して書くのももちろん問題だが、書かなさすぎも大きな問題だと再認識したまた、今作でLassが伝えたかったキャッチコピーが全く伝わってこないのが問題だろうというか、とりあえず殺しあってどちらかが生き残って死にました、がLassが伝えたいBADENDなのだろうか…?アイデア自体は良かったのかもしれないが、ユーザーにどう理解してもらうか、という視点が足りなさすぎだった最後に一言この作品を掴まされたユーザーをBADENDに導くのはやめてください
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天獄聖臨 ジーザス・ゴッド・クライシス KGM 光/闇 7 進化クリーチャー:クライシス・コマンド/アビス・ゴッド/ゴッド・コマンド 1000+ ■超絶究極神化θ 自分のバトルゾーンにあるカードが1枚以上含まれるクリーチャー一体の上に置いてもよい。 ■クライシス・ブレイカー(このクリーチャーはこのクリーチャーに含まれるカードの数だけシールドをブレイクする。) ■このクリーチャーのパワーはこのクリーチャーに含まれるカードの数だけ+6000される。 ■このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーに含まれるカードの数に-1した数だけ相手のクリーチャーを一体破壊し、自分の山札の上から一枚を裏向きのまま新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。 ■このクリーチャーに含まれるカードが3枚以下ならこのクリーチャーは攻撃できない。 作者:メンチカツ
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保護中 このページは、現在保護されています。 保護された理由はここを参照してください。 第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 / 天獄篇 / 連獄篇 【だいさんじすーぱーろぼっとたいせんぜっと じごくへん てんごくへん れんごくへん】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション3プレイステーション・ヴィータ 発売元 時獄篇:バンダイナムコゲームス天獄篇:バンダイナムコエンターテインメント 開発元 B.B.スタジオ 発売日 【時獄篇】2014年4月10日【天獄篇】2015年4月2日 定価 【PS3】8,070円【PSV】7,120円(共に税別) 廉価版(時獄篇) 【PS3】PlayStation3 the Best 2015年1月29日/3,800円【PSV】PlayStation Vita the Best 2015年1月29日/2,800円(共に税別) レーティング CERO:B(12才以上対象) 備考 初回購入特典として以下の作品のDLコードが付属【時獄篇】HDリメイク版『スーパーロボット大戦』【天獄篇】『第3次スーパーロボット大戦Z 連獄篇』 判定 なし ポイント シリーズ屈指の派手な展開戦闘アニメーションの格差が激しい『天獄篇』の難易度はZシリーズ随一オリジナル要素に賛否ありガンダム関連を中心に、クロスオーバーは好評 スーパーロボット大戦シリーズリンク 概要 追加要素 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 2008年から展開された『スーパーロボット大戦Z』シリーズ完結作。プレイステーション3及びヴィータ初の版権スパロボ作品。 前作『第2次スーパーロボット大戦Z』に続いて分割構成となっている。 + 参戦作品一覧 ★は新規参戦。☆はZシリーズ初参戦。◎は天獄篇のみの参戦。 ◎無敵超人ザンボット3 ◎無敵鋼人ダイターン3 真マジンガー 衝撃! Z編 真ゲッターロボ 世界最後の日 無敵ロボ トライダーG7 装甲騎兵ボトムズ ★装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル ★装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端 ★◎装甲騎兵ボトムズ 幻影篇 ★◎装甲騎兵ボトムズ 孤影再び 機動戦士Ζガンダム 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ★機動戦士ガンダムUC ◎機動新世紀ガンダムX 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz ◎∀ガンダム 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ☆劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- 超時空世紀オーガス THE ビッグオー THE ビッグオー 2nd SEASON 太陽の使者 鉄人28号 六神合体ゴッドマーズ 獣装機攻ダンクーガノヴァ 地球防衛企業ダイ・ガード マクロス7 マクロスダイナマイト7 コードギアス 反逆のルルーシュR2 天元突破グレンラガン 劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇 劇場版 マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~ 劇場版 マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~ ☆トップをねらえ! ★◎トップをねらえ2! ☆フルメタル・パニック! ☆フルメタル・パニック?ふもっふ ☆フルメタル・パニック! The Second Raid ★◎フルメタル・パニック! (原作小説版) ☆ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 ☆ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 ★◎ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q ◎創聖のアクエリオン ★アクエリオンEVOL ★◎翠星のガルガンティア 『時獄篇』では全32作品、『天獄篇』ではシリーズ最多となる全44作品が参戦する。 新規参戦作品は『時獄篇』からは『機動戦士ガンダムUC』『装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル』『装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端』『アクエリオンEVOL』、 『天獄篇』からは『トップをねらえ2!』『翠星のガルガンティア』『装甲騎兵ボトムズ 幻影篇』『装甲騎兵ボトムズ 孤影再び』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 Q』『フルメタル・パニック!(原作小説版)』の計10作品。 『天獄篇』の初回特典である『連獄篇』は『時獄篇』の外伝であり、オリジナルキャラクターたちを主軸にしたストーリーとなっている。 クリアデータを『天獄篇』にて読み込ませると資金を獲得できる。 『連獄篇』単体での販売は予定されていないことと、『OG』シリーズとは無関係であることがあらかじめアナウンスされている。 追加要素 タッグバトルシステム 『K』以降の任天堂携帯機スパロボのパートナーバトルシステムや『OG』シリーズのツインバトルシステムに近い編成システム。 文字通り2機一組で行動する。既存システムとの差異として、『第2次α』以降の小隊システム等と同じくサブの機体は通常は特定の武器しか使えないことと、敵を一定数撃墜することごとにタッグテンションが上昇し、MAXになるとマキシマムブレイクまたはタッグコマンドと呼ばれる特殊コマンドが使えるようになることが挙げられる。 タッグコマンドは前作までの連続行動と同じく撃墜時にもう一度行動できるマルチアクション、メインパイロットのSPを回復するチャージSPなど、補助的な効果を持つものが多い。ただ実質的には後述のようにマルチアクションが頭一つ抜けて強力。 マキシマムブレイクは『第2次OG』とは異なり、サブ機体の使用武器制限がほぼ撤廃、敵のバリアや援護防御無効化、ダメージ1.2倍とボス向けの一撃必殺技となる。 Dトレーダー 『α外伝』及び『Z』に存在した「バザーシステム」と同等のシステム。 バザーの元ネタである『戦闘メカ ザブングル』が参戦していないため、専用通貨がブルーストーン(BS)ではなくオリジナルの「Zチップ」になっていたり、売買できる強化パーツやユニットの出典がバリエーション豊かとなっている。 Zチップは初代『Z』のとBS同様に、敵を倒した時に入手できる(BSと違い敵の作品は問わず)他、特定の条件を満たすとDトレーダー上の会話でボーナスとして入手できる。このボーナス獲得イベントは感情や想いが深く関わるため、シナリオ上でも時折重要な役目を果たす。 タクティカルコンボシステム 味方フェイズ時に敵チームを撃破し続けることで上昇するゲージに応じて獲得資金やZチップなどが増加するシステム。ボスなどをゲージMAX(5)状態で撃破すると効率よく稼ぐことが可能。 『天獄篇』では敵チームを同時撃破できなかった時のみゲージが減少するようになり、移動のみや修理・補給ではゲージが減少しないように緩和された。 自軍強化機能 上記のDトレーダー内にてZチップを払うことにより、「マップスタートから全敵ユニットに精神コマンド「偵察」がかかった状態にできる」などの便利な機能が追加され、攻略が便利になる。 『天獄篇』からは「Zクリスタル」としてパワーアップ。新たに五段階に分けてパワーアップする機能となった。後述の「ソーラリアン」のパワーアップ機能も兼ねている。 四段階目から効果が一気に三つに増え、取捨選択制となる。 カスタムサウンドトラック・システムBGM変更機能 『時獄篇』からカスタムサウンドトラックに対応。ゲーム機本体に保存されている楽曲をゲーム内BGMとして設定できるようになった。 『天獄篇』では『OE』で導入された「武器ごとに個別のBGMを選択できる機能」と、「全システムBGMを別のBGMに置き換えて設定できる機能」が追加された。 評価点 システム面 タッグバトルシステム導入による編成の楽しみ 出撃時に2機一組となったため、原作通りのタッグやクロスオーバー的なタッグなど編成する楽しみが広がった。また、単機出撃の場合に発生しがちな出撃枠の問題も解決されている。 小隊制と異なり2機までのため、編成の組み上げにも然程の苦労はない。地形適応とALL属性の武器や、アシスト武器の関係に気を配る程度で編成に関しては力押しでも何とかなるレベル。 αシリーズやZでは、1ターン目に敵との距離を詰めるため、出来るだけ全小隊に精神コマンド「加速」持ちを配置したいという手間があった。本作においてはガンダムWのゼクス・マーキスが出撃時、全味方チームに「加速」が掛かるという強力なエースボーナスを持っており、取得後は出撃枠を一つ消費するだけで移動力の問題を解決できる。結果ゼクスはスーパーロボット大戦Lにおける「火消のスラスターモジュール」をもじって「火消のメガブースター」というあだ名を得るに至った。 それ以外でも、「先述のゼクス・マーキスにエースボーナスを早期取得させるために、ヒイロのウイングゼロと乗り換えさせMAP兵器のローリングバスターライフルで撃墜数を稼ぐ。」「貴重なALL属性P武器持ちのデルタプラスを原作のリディではなく隠し要素条件達成のためにダグザへと回し、条件達成後はシナリオ上では搭乗を拒否していたカミーユやアムロに回す。」「NT-Dシステム発動後は単体攻撃でのボスアタッカーがメインとなるバナージにエースボーナスでアシスト攻撃が強化されるエマを目付役として帯同させる。」「桂木桂のエースボーナスを活用するため、コスモクラッシャー隊と組ませて戦闘機部隊を編成する。」「早期に幸運を覚えてくれるカツを本気で精神要因として連れて行く」といったシナリオ外でプレイヤーの想像を掻き立てる要素が増加した。 また出撃枠に余裕があるため、「出撃していないため、ボスの発言に対して母艦の中から反論する」状況が減り、『自軍全員で戦っている』という雰囲気が強い。 どのユニットにも使い道があるため、極端に使えないユニットも見られない。 良質なBGM 本作は、版権、オリジナル共に質のいい楽曲が多数用意されている。 主人公機「ジェニオン」には、順次開放される機体の3形態に合わせた3つの戦闘BGMが用意されているのだが、それぞれ物語中の機体と主人公たちの状況や立ち位置を反映してきちんと差別化されている。特に最終形態のBGM「太極のオーバーライザー」は、その勇壮な曲調が魅力で、強化イベントと合わせて歴代主人公の曲の中でも高い人気を誇っている。 版権作品では、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の2クール目の主題歌である『PRIDE』が初採用されている。前作まで『vestige』が採用されていたため意外な選曲に驚く声もあったが、アレンジは悪くない。 さらに『天獄篇』では過去作で手掛けられたオリジナル曲が大量に復帰している。前シリーズで既に倒されているため絶望視されていたガイオウのテーマ「無窮の闘神」やユーサーの「王の愛は民のために」も収録。当然戦闘曲として選択できる。 新たに追加されたオリジナル曲も非常に高クオリティ。サイデリアル幹部のスフィア・リアクターの面々には個別の曲が与えられており、どれもそのキャラクターらしさの表現に成功している。なお、スフィア・リアクターは元々前奏が異なっていたためか、カイメラやアークセイバーで見られた前奏が同じという試みは無くなっている。 そして、『第2次OG』のように最終決戦では、『時獄篇』では「Rebellion 反逆の戦士(*1)」、『天獄篇』では「決戦 The Final Round」と、各作品の主題歌が流れる。過去作では主題歌のオーケストラアレンジが流れていたが、本作以降は主題歌そのものが最終決戦で使用されるようになった。 使用可能なBGMの制限緩和 本作から導入されたカスタムサウンドトラック等を使って、好きな曲を使って好きな機体を戦わせたり、原作のBGMで原作の名場面や必殺技の再現度をより高めるなど、楽しみの幅が広がった。 Dトレーダーとエーストーク マップクリアしてからDトレーダーに入室すると、そのマップで活躍したり仲間入りしたパイロットに対して、Dトレーダーのオーナーである「AG」がコントさながらの会話で迎えてくれる。 さらに撃墜数が80以上になってエースパイロットになったすべてのパイロットに対して、AGがお祝いの言葉をかけてくれる。パイロットによっては進行状況によって会話の内容が変わるという徹底っぷり。 上記のやり取りではAGが漫画版や小説版などありとあらゆる関連作品のネタを振ってくるのは序の口で、中にはネット上のネタを意識したものまで存在しており、多種多様の会話が楽しめる。 反面、エマの特徴的な髪型ネタ(*2)を意識したものがあるなど、明らかに悪ふざけなものも存在する点は賛否両論。詳細は省くがAG自体がそのようなキャラ付けをされているとはいえ、こういったネタにあまり良い気分にならないプレイヤーもいるのも確かである。 また、マップ内で特定の条件を満たすと専用の会話が発生し、AGからZチップのボーナスをもらえる場合もある。中には非常に条件が厳しいものもあるため、やりこみ要素として楽しめる。 この要素は、次のシリーズであるVXT三部作にも応用されている。 キャラクターの顔グラフィックに「動作」が追加された。 従来のスパロボでは、発言中にキャラクターの表情が変化することはあっても、何らかの動作を見せるということはあまりなかった。本作では「銃を向ける」、「掴みかかる」、「抱きしめる」といった多種多様な演出が、フェイスウィンドウ内で表現されている。 これに伴い、1つのウインドウ内に2人表示させるという今までになかった演出も行っている(マーサに食ってかかるアルベルト(*3)、宗介に詰め寄るかなめなど)。 さらに洗練された戦闘アニメーション 戦闘アニメーションがHD画質になった事で細部まで表現できるようになり、綺麗な映像で楽しめるようになった。 『THEビッグオー』をはじめ初代『Z』参戦組は戦闘アニメが一新されており、前作以上にブラッシュアップされたスパロボ最高峰のアニメーションは多くのユーザーを唸らせた。 主に話題になるのが、通称「アリオスの人」の作品を中心としたνガンダムやガンダムハルートなどのアニメーション。また、グレンラガン関連のアニメーションも、本作ならではのダイナミックさを引き立てたものとして、賞賛を浴びている。キングキタンには、専用のギガドリルブレイクのアニメーションまで用意されている凝りっぷり。 『フルメタル・パニック!』のアマルガム系の機体は、流れるような動きが再現されており、高い評価を受けている(*4)。 オリジナル機体のアニメーションも同様で、特にリ・ブラスタTは本当に(いい意味で)呆れるほどの戦術が披露されている。 継続参戦作品の主役機の多くに、より強力な武器が搭載された。 鉄人28号の「太陽エネルギー解放」や、ウイングガンダムゼロの「ツインバスターライフル最大出力連射」、νガンダムの「フル・オールレンジ・アタック」、ダンクーガノヴァ・マックスゴッドの「ツイン・ゴッドビースト」など、多数の必殺技が追加。従来の必殺技を上回る威力やアニメーションから、それぞれの版権ファンから歓迎された。 カスタムボーナスが、前作の「武器以外をフル改造」から「武器以外のステータスを5段階改造」で入手できるようになった。 より安上がりでボーナス効果が得られるようになり、ひとまずの改造の指標になる。ちなみに共通の強化が行われるボーナスは前作と同じくフル改造で入手できる。 シリーズ完結作かつ最多の参戦作品とあってか、「中断メッセージ」のボリュームが相当な量に膨れ上がっている。メッセージだけを取り出してまとめただけでも1時間くらいになるほどの量である。 内容も、普通にプレイヤーに休息を促すキャラも居れば、「テスタロッサ大佐をエースにしていなければ、私は君を魚雷発射管に詰めて300キロの爆薬と共に射出する!(*5)」(要約)と迫真の形相で宗介を脅すマデューカス、「精神コマンドの『必中』や『直感』を使えばフロンタルにだって当てる事はできるけど…」と身も蓋もない事を言われ、激昂してバナージに銃を向けるアンジェロ、次回予告を行い最後に爺ちゃんへ立派になったと伝える勝平など、バラエティーに富み飽きさせない。 新録台詞が非常に豊富 前作では、参戦済みキャラクターの戦闘メッセージがほぼ既存のものを流用していたが、本作ではほぼ全てのパイロットが新規の台詞を収録している。 『ガンダムW』の面々は、実に久しぶりの新規台詞となっている。また、シンのシャアに対する戦闘台詞は『Z』におけるイベントを踏まえている。 戦闘前会話の充実 本作は、ほぼ毎回と言っていいほど、主人公格のキャラクターと、ボス格の敵キャラの戦闘前会話が用意されている。 戦闘前会話自体は他のシリーズにもあることだが、本作では今までになかった要素として、天獄篇のラスボス相手には、全ての味方キャラクターに個別の戦闘前会話が用意されている。この要素はキャラクターのファンから好評を博し、『X』や『T』など、のちの作品にも反映されているが、本作は参戦作品の数が多いため、余計に凄まじいボリュームとなっている。 タッグバトルシステムにより出撃枠に余裕があるためクイックロードでの確認もしやすい。 シナリオ面(リアル系作品) 『フルメタル・パニック!』は、『UX』の『鉄のラインバレル』に続き、原作小説版を基にしたストーリーが展開された。これによって、『天獄篇』にて発売当時TVアニメでは展開されていない部分まで収録。 『フルメタ』自体、後半シナリオの映像化が望まれていたものの長らく叶わなかったため、後述するレーバテインの参戦と共に、ファンから喜びをもって迎えられた。 その悲惨な最期から話題となったあるキャラクターが生存し、宗介が戦闘の後遺症も起こらずにエンディングを迎え、かなめが日常に戻り高校を卒業するなど、スパロボならではの救いのある展開にアレンジされている。 もちろん主要イベントはほぼ再現され、原作シナリオの名台詞もDVEとして初めて音声化され、アニメ版の声優陣が熱演してくれる。 これに伴い、多くのユーザーが待ち望んでいた「ARX-8 レーバテイン」が晴れてスパロボに参戦。性能は折り紙つきで、多くのファンを喜ばせた。 イベントシーンにおける原作小説版を含めた各キャラクターの顔グラはアニメ版『フルメタTSR』風に書き下ろされており、これまた多くのファンを喜ばせた。 主役機の「ARX-7 アーバレスト」は、ファン待望の必殺技である「ラムダ・ストライク」が追加された。かつて参戦していた「W」においてもトドメ演出として使用されていたが、一つの武装として独立することで使いやすさも増している。 本作独自の目玉として「トゥアハー・デ・ダナン」が宇宙へ飛び立ち、そのまま航宙艦としてレギュラー参入するというイベントがある。もちろん原作者公認であり、のちにリリースされた『V』や『X-Ω』にも反映されている。 原作では潜水艦という設定であるため、海が存在するマップでしか出撃できず、過去に参戦した『J』『W』ではスポット参戦に留まっていたが、これによって晴れてレギュラー参戦枠を勝ち取っている(*6)。 宇宙進出に向けてのシナリオも充実しており、様々な博士の協力の元で成し遂げられるという結果になっているほか、テッサの兄であり、優れた能力を持つウィスパードであるレナードを、この機能によって見事に出し抜いている。 『W』で何故か描かれなかったアルの自我の芽生えとアルのサブパイ化を本作ではしっかり取り入れられており、『フルメタTSR』及び『原作小説』で見られる宗介とアルの相棒感あるやり取りを随所で見ることが出来る。 『装甲騎兵ボトムズ』は、「再生篇」までに終了した本編のその後が描かれており、『ビッグバトル』や『赫奕たる異端』、『孤影再び』などの後日談がメインとなっている。 また、オリジナル要素としてワイズマンとの戦いが再現されているほか、本編では命を落としてしまったフィアナとテイタニアが生存するという、登場人物たちにとって幸せな結末となっている。『コードギアス』のキャラクターとのクロスオーバーも健在。 『マクロスF』はついに、アルトがランカと添い遂げるルートが実装された。 三角関係をメインテーマにした『マクロスF』ならではかつ、TV版の続きとなっている『Z3』ならではの展開であり、ランカのファンは大いに喜んだ。スパロボαにおけるミンメイルートのセルフオマージュでもある。 『コードギアス 反逆のルルーシュR2』は、『再生篇』で再現されたゼロレクイエムのその後が描かれている。 そのため、原作の再現はなされないが、ルルーシュは多元世界の根幹を成す要素の一つである「神」と大きな関わりを持つという設定が加味されており、コードの継承者としての運命や、ギアスを使った活躍など、全編にわたって八面六臂の活躍を見せる。 また、黒の騎士団の一員であった扇が教職に復帰し、『EVA』の碇シンジから相談を受けたり、『フルメタル・パニック!』の武知征爾が黒の騎士団に所属していたことが明らかになるなど、クロスオーバーも充実している。 『天獄篇』で初参戦を果たした『翠星のガルガンティア』は、最初から最後まできっちり原作再現。クロスオーバー面では共通点の多い『フルメタ』の宗介とアルとのクロスオーバーや前述した『ガンダムX』および『∀ガンダム』とのクロスオーバーのほか、似通った思想を持つ「ストライカー」と『マクロスF』の「ギャラクシー船団」が共闘。また、もともとの世界が『逆襲のシャア』と同一であることがのちに判明するなど、リアル系同士のクロスオーバーが多く見られた。 ヒディアーズに関しても独自の設定が加味されており、序盤から中盤に渡って幾度か戦える。似た立場である『トップをねらえ2!』の宇宙怪獣とのクロスオーバーも魅力。 シナリオ面(スーパー系作品) 『時獄篇』における『THEビッグオー』では、初代以降音沙汰のなかったパラダイムシティが再び舞台として登場。 こちらもガンダムシリーズやオリジナルと緻密なクロスオーバーを成し遂げており、本シリーズにおける「ビッグオー」の重要性を再認させるシナリオを見せてくれる。 「ビッグ・ヴィヌス」もついに登場し、以前に参戦した『D』では見送られた原作完結を迎えている。 また、「天獄篇」では最終的にベックが不本意ながらサイデリアルと共闘することになるが、ロジャーから説得を行うことで、シリーズ初となる正式加入を試みることが可能となっている。 『六神合体ゴッドマーズ』は、宿敵であるズール皇帝の復活や、精神世界におけるマーグとの邂逅が描かれているなど、本作においてもその存在感を遺憾なく発揮している。『鉄人28号』とのクロスオーバーも「再生篇」以上に濃密。 また、「天獄篇」では、精神に大きなダメージを受けたヒビキを救い出す突破口を作り出すなど、個人としての活躍も目立つ結果となっている。 『天元突破グレンラガン』では、『第2次Z』に登場できなかったことから多くのファンが待ち望んでいた「超銀河グレンラガン」および「天元突破グレンラガン」が満を持して登場。 いずれも終盤の登場となるのだが、その分、最大級のサイズと豊富なHPと攻撃力と隙がない。改造次第では強力なボスを一人で相手にできる強さで、ファンを魅了した。 さらに『時獄篇』ではスパロボシリーズとしては珍しい「版権キャラがラスボス」という展開(*7)が用意されている。『グレンラガン』参戦時から「もしかすると」と期待されていた展開だけに、実現を喜んだファンも多い。 『真マジンガー 衝撃!Z編』では、原作で描かれていなかった「Drヘル」打倒後の展開が描かれている。 序盤こそ、生き残っていた「ブロッケン伯爵」が小規模な騒動を引き起こすにとどまっていたが、中盤における「あしゅら男爵」の暗躍で、「ハーデス神」や「勇者ガラダブラ」を代表とした古代ミケーネの悪神たちが復活を果たすという衝撃のイベントが発生。作中での存在感に加えて、ザコでも「2回行動」のスキルを持っているなど、極めて強力と思える描写がなされ、作中のキャラクターたちやプレイヤーを恐怖に陥れた。 さらに、「マジンガーZ」の元となった善神「ゼウス」本人が味方として参入する。いわゆる「生身ユニット」のカテゴリに入るが、ユニット、パイロットのいずれの能力も非常に高く、パイロット養成では習得できない「気力+ボーナス」や「極」を所有しており、非常に強力なユニットとして機能している。 『無敵超人ザンボット3』は『天獄篇』のみの登場となっているが、独自の展開が組まれており、かつて破壊したガイゾックの親玉である「コンピュータドール第8号」の同型機が多数登場。また、そのうちの一機が『無敵ロボ トライダーG7』のガバール帝国を制圧していたというクロスオーバーが見られる。 8号と同様に、人間の是非を問う発言を行うが、それに対して矛盾を鋭く指摘する勝平の雄姿が見られる。数々の戦いを勝ち抜いたザンボットチームや、サイデリアルによる扇動に屈しない香月たちといった仲間など、『Z』から技量的にも精神的にも確実に成長している様子が見られた。 『太陽の使者 鉄人28号』は、『第2次Z』で未登場であった「宇宙魔王」が参戦。ブランチとは一味違う強大さと存在感を誇り、同じく宇宙の王となるべく暴虐を振るった『六神合体ゴッドマーズ』のズール皇帝などとクロスオーバーを果たし、オリジナル勢力の一つである「御使い」と同等のスケールを誇る勢力として終盤まで君臨し続けた。これに伴い、宇宙魔王の息子である「グーラ・キングJr」も登場。主人公の正太郎と友情を育みつつも、自らの使命のため敵対する葛藤などが再現された。隠し要素を満たせばこのグーラも仲間にすることが可能となっている。 なお、ブランチメンバーも引き続き登場するが、コメディリリーフの役割を果たすことが多い。 原作では表現できない「同じ世界観で時系列が異なるシリーズ作品」の邂逅。 『トップをねらえ!』と『トップをねらえ2!』の共演が、本作で初めて実現。 世界観がつながっているため当然ではあるが、違和感なく溶け込んでいる。バスターマシン7号を含む新世代バスターマシンはガンバスターに戦闘力は及ばないという設定だが、実際にそれが反映されている。また、実際に憧れのノノリリと出会いつつも、原作通りにラルクをお姉さまと慕うようになるという独自の展開が用意されている。また、過去作では他作品との兼ね合いやシナリオの都合で再現されることのなかった初代『トップ』の最終話ラストシーンが『2』最終話の展開とのクロスオーバーによって初めて再現された。 『創聖のアクエリオン』と『アクエリオンEVOL』も、OVA『創勢のアクエリオンEVOL』に先立って初の共演を果たした。 OVAでは事実上の『EVOL』の後日談という事もあってか一時の出会いでしかなかったが、本作ではしっかりとストーリー上でお互いを認識した上で出会いが描かれている。 『EVOL』において非業の死を遂げてしまうジン・ムソウは、味方部隊との関わりの中で『ヱヴァ』のシンジと友情を育んでいく事になり、ifルートと『天獄篇』では味方部隊に加わる事になる。そのため、死亡イベントでの描写も原作とは異なっている。 なお、公式Webラジオ「うますぎWAVE」にて当初、神話型アクエリオンは参戦しない予定であり(つまり『創聖のアクエリオン』は不参戦にするつもりだった)、何とか出せないかと調整した結果、ソーラーアクエリオンだけでも出すことが出来た事が明かされている。 いずれも合体攻撃が用意されており、同時に出撃させたり、ツインユニットとして活躍させる楽しみも存在する。 シナリオ面(ガンダムシリーズ) 多くのファンが望んでいた、『機動戦士ガンダムUC』のフロンタルと『逆襲のシャア』のシャアの共演が実現。それによってネオ・ジオンがかつてないほど強大な勢力と化している。 『UC』単体においても、数多くのMSやパイロットが出演。エコーズのダグザやコンロイ、およびトライスターのナイジェルなど、原作では同行しないパイロットも加入するという豪華な設計である。 また、本作では『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の原作再現がされるのだが、シャアが凶行に走る動機が原作の「地球人類に絶望して」ではなく「今まで共に戦ってきたシャアだからこそ」という展開に説得力が持たせられている。発売前は「『第2次Z』までのシャア(クワトロ)の言動を見るに、地球つぶしを目論むのは不自然」と思われていたため、プレイヤーはいい意味で予想を裏切られた形となった。自軍の面々も敵対せざるを得ない何らかの事情があるのではと察しており、本作以前の原作再現時のような完全敵対関係には陥っていない。特に『時獄篇』のクライマックスを飾る「アクシズ落とし」では本作独自の工夫が多数見受けられ(*8)、「今までのスパロボで最も優れたアクシズ落とし」と言われている。これによって、シャアを本作の主人公の一人として扱うユーザーも多い。 また、この関係から、本作ではクワトロではなく、ネオジオン総帥バージョンのシャアが加入する流れとなっている。 同じ組織内にいながらいがみ合うギュネイとアンジェロ、年頃の女性同士でウマが合い、ニュータイプ、強化人間の垣根を越えて分かり合う描写を見せたクェスとマリーダ、そしてシャアに対して屈折した想いを抱く者同士であるハマーンとフロンタルなど、クロスオーバーも濃密。 ギュネイは、原作では一人の強敵以上の立ち位置ではなかったが、本作ではカミーユやシンをはじめとした味方側との対立や共感が丁寧に描かれている。かつて『D』でも見事なクロスオーバーで原作以上の存在感を見せつけたギュネイだが、本作においてもかなりの優遇を受けた形となっている。『D』のギュネイが良き友人に恵まれていたのに対し、本作のギュネイは良きライバルに恵まれたと言える。 『天獄篇』では、ラプラスの箱の内容にいわゆる「スパロボ補正」がかかっている。本来は、宇宙に生まれ、特殊な能力(ニュータイプ)を得た人間に参政権を優先させるといった内容のものだが、本作ではそれに加えて、独自の要素が加味されている。これにより、多元世界においても大きな意味を持つようになり、『UC』のストーリーを深いものとさせている。 更に極め付きと言えるのが、前述したシャアとフロンタルの関係。所謂「似て非なるモノ」という設定が強調されており、互いに同族嫌悪をしつつも自らの目的のために利用し合う展開は、スパロボならではの演出と言えるだろう。当然戦闘シーンはボイス付きなのだが、二人の声質が似ているようで異なることがとてもよくわかる。フロンタルの「シャアを真似ようとする」演技はまさに脱帽もの。池田秀一氏の演技力の凄まじさを物語っている。 さらに、『UC』参戦の副次効果として、ズゴックなどの水陸両用MSや砂漠専用のMSなどが多く登場し、ジュアッグやドワッジなどといった機体が初参戦を果たした。『天獄篇』では異世界である「翠の地球」にもズゴックが登場しており、『∀ガンダム』のマウンテンサイクルで掘り出されたものが、『翠星のガルガンティア』に登場する海賊たちによって運用されているなど、独自のクロスオーバーも見られた。 中でもジュアッグは味方用の機体としても入手可能となっており、入手時のシナリオと合わせて好評を博した。補給装置持ち・アシスト時でも最強武器を使用してくれるとサブ運用に使いやすくタッグバトルシステム向きの機体に仕上がっている。 過去作品では、加入に条件が必要だった「ハマーン・カーン」が、「天獄篇」において無条件で加入するようになった。その理由も、ミネバ(オードリー)の影武者などとの交流によって、シャアに対する愛憎に自ら答えを見つけた結果と、納得いくものになっている。 これに伴い、ネオ・ジオンの艦隊が25%が離反するなど、シャアやフロンタルに匹敵するカリスマをまざまざと見せつけた。さらに、「バルビエル・ザ・ニードル」のスフィア・アクトによる精神攻撃を自力で無効化するなど、精神面も非凡であることが描写されている。 『新機動戦記ガンダムガンダムW』と『機動戦士ガンダム00劇場版』のクロスオーバーも健在。本作は互いに劇場版を展開していくことになるのだが、『第2次Z』で語られたソレスタルビーイングとコロニーのガンダムの関連性が引き続きピックアップされており、大いにストーリー内で絡みを見せることになる。また、『00』の方は『逆襲のシャア』(*9)や『UC』ともからみが多い。 『ガンダムW』は本作では『EW』なため再現シナリオは少ないが、『時獄篇』では『フルメタ』や『コードギアス』、『天獄篇』では『00』と絡むことで出番は多く、活躍する展開がしっかり用意されている。 第2次Zに続き、五飛も優遇されている。時獄篇では序盤で原作通り敵にまわるが、『コードギアス』とのキャラとの絡みは健在で、Lでも見られた他作品キャラからの説得が可能。さらに天獄篇では、竜馬、キリコ、ロジャーといったアクの強いメンバーを率いて、サイデリアルの大部隊と真っ向から向かい合うというクロスオーバーが見られる。 『機動新世紀ガンダムX』と『∀ガンダム』は『時獄篇』には不参戦だが、『天獄篇』では再び参戦し、主人公機であるガンダムダブルエックスと∀ガンダムが強力なモビルスーツとして返り咲き、長きにわたって活躍する。 本作では『∀』の「黒歴史」の真実が明かされており、新規参戦した『翠星のガルガンティア』とも見事なクロスオーバーを果たしている。さらに後半のあるイベントを経て、最強武器であった「ツインサテライトキャノン」および「月光蝶」がさらなる強化を果たし、ガンダムはおろか、味方機体の中でも最強クラスの機体として猛威を振るう。月光蝶の力がサイデリアルの精鋭であるバルビエルのスフィア・アクトを無効化したり、グエン・サード・ラインフォードがメリーベル・ガジットと共に復帰して二重スパイとして暗躍するなど、ストーリーにおいても存在感を放っている。 版権キャラを中心としたオリジナル組織「クロノ」は、代表こそオリジナルキャラだが構成員はガンダムキャラ(*10)が多く、形としては『第3次スーパーロボット大戦』および『スーパーロボット大戦F』におけるディバインクルセイダーズに近い。 これによって原作再現されない『機動新世紀ガンダムX』『∀ガンダム』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にもしっかりと見せ場を作り出せている。 『時獄篇』では『劇場版00』、『天獄篇』では『逆襲のシャア』『ガンダムW』も原作再現されないが、同じ理由で見せ場はある。 その半面、原作で「クロノ」同様のポジションである『ヱヴァ』の「ゼーレ」、『フルメタ』の「アマルガム」は人類を裏から牛耳っている設定は無かったことにされてしまった。 シナリオ面(オリジナル) 本作のシナリオは「完結編」ということもあり、世界観の根幹にまで切り込まれている。シリーズ通しての重要なファクターである「スフィア」をはじめ、『第2次Z』までに埋め込まれた伏線はほぼすべて回収されている。 『時獄篇』では、オリジナルキャラの割合は低め(*11)なのだが、『天獄篇』では対照的に4人のスフィアリアクターが序盤~中盤で揃う。さらに全員、新型の機体が用意されている。 さらに終盤、オリジナル戦艦である「ソーラリアン」がトライア・スコートを艦長として参入。『第2次Z』ではパイロットとして使用できなかっただけに、驚きと喜びをもって迎えられた。また、それに伴い、エスターやグローリースター、マルグリット、ツィーネなど、過去作のサブキャラも全員が演出として(いわゆる「召喚攻撃」という扱いだが)参入。ファンを歓喜させた。 シナリオ面(オリジナル関連) 主人公のヒビキ・カミシロは、『時獄篇』の前半では過去の出来事から無愛想だが、ストーリーを通して周囲の人間と交流し、版権キャラクターに対して心を開いていく様子が描かれていく。『天獄篇』では、彼を襲った悲惨な過去が明らかになると共に、幾たびも窮地に陥りながらも成長し、あまり周囲に心を開いていない『ガルガンティア』のレドに対し親身になって接する優しさや、かなり過酷な状況に置かれる宗介を支える描写など、本来のヒビキの人間性や、過去のトラウマを乗り越える様子が見られる。 また、かつての主人公たちと異なり、最初からスフィア・リアクターというわけではなく、シリーズ初となる、他者を倒すことでスフィアを獲得するという特殊な立場を獲得している。『時獄篇』ではかつてのスフィアの持ち主であるガドライト・メオンサムとのライバル関係が、『天獄篇』では悲惨な生い立ちと、それに伴い人生をゆがめた元凶である「テンシ」からもたらされる数々の受難、そしてそれを乗り越える描写が見どころ。 『フルメタル・パニック!』の宗介に対しては、親友と言って差し支えない関係になり、選択肢によっては時空振動の真っただ中に宗介を助けるために飛び込んでいくシーンや、「お前と友達になれてよかった」と告げるシーンなどが存在。ヒビキとの熱い友情を評価する声も多い。また、かなめに対しても気遣いを見せるなど、陣代学園での生活を大切にしていたと思しき描写が多く見られる。…しかし、『時獄篇』における交流には見過ごせない問題も見られる(問題点の項を参照)。 『天獄篇』で出会うことになるランドやセツコ、クロウなど、先輩のスフィア・リアクターとの絡みも濃厚で、より成長するために彼らに弟子入りを志願するなど、良好な関係を築いている。 また、ランド、セツコ、クロウは、『連獄篇』では主人公のアドヴェントと並んで活躍を果たすほか、『天獄篇』でもサイデリアルの中にライバルとなるスフィア・リアクターが現れるなど、それぞれに見せ場が用意されている。 ヒビキのパートナーである西条涼音は、普段は苦労人ながら一生懸命といった性格だが、時折人が変わったような様子を見せる。この詳細は『天獄篇』で明らかになるが、『時獄篇』の時点でもおおむね好評を博している。 + 主人公機について。ネタバレ注意 主人公機の「ジェニオン」は、前々作『Z』に敵として登場した「レムレース」シリーズをもとに開発されている。その影響から、最終到達点とされていた「ジェミニオン」は、「カオス・レムレース」の外見を意識した禍々しい外見となっている。 しかし、仲間の声援を受けて希望を取り戻したヒビキの手により大きく変容し、ジェミニオンとは異なる最終形態に進化する。この乗り換えイベントも、絶望からよみがえったヒビキと、初代から語られていた伏線の回収を象徴する、熱いものとなっている。 + ライバルについて。ネタバレ注意 『再世篇』で封印されたアサキム・ドーウィンは、『時獄篇』のエピローグで復活を果たし、『天獄篇』でシリーズ通しての宿敵として立ちはだかる。さらに、今作でようやく正体が判明し彼と決着をつけられるようになった。 因縁の深いランドとセツコはもちろん、敵味方双方をひっかきまわしつつ、愛機のシュロウガを「シュロウガ・シン」に変化させ、さらなる強敵として立ちはだかる。一方で、サイデリアル、およびスフィア・リアクターとの関係や、目的なども判明し、奇しくも自軍の勝利に大きく貢献することになる。 なお、マサキ、およびサイバスターとの関連性を度々指摘されていたが、結論から言うと彼らとは別存在であることも明かされた。 シナリオ面(その他) 本作はシリーズ最終作ということもあり、『時獄篇』中盤までは比較的小さな戦いが描かれるが、『時獄篇』終盤から『天獄篇』全般にかけて、多元世界、および人類存亡の危機を描いたストーリーとなっている。 そのため『ガンダムW EW』等、規模の小さな作品は『時獄篇』中盤までに決着が付く。『天獄篇』でも人類同士の闘いは基本的には「平行世界」や「時間」を扱った『フルメタ原作小説版』と、後述のオリジナル設定を盛り込むことで多元世界でのストーリー展開に意味を持たせた『ガンダムUC』のみとなっている。 『第4次』、『第3次α』では、スケールの大きい戦いの最中に、スケールの小さい戦いに振り回されるという点が批判されたが、本作ではその点が改善されている。 本作のキーワードとなる、「獣の血」、「水の交わり」、「風の行き先」、「火の文明」は、それぞれ対応する版権作品が存在し、独自の設定が組まれると共に、空気化の阻止に一躍買っている。 従来以上に、ストーリー上性能とパラメータ上の機体性能が噛み合っている場合が多い。 中でも特徴的なのは、『天獄篇』序盤の終わりごろより登場する黒いアンゲロイ。ボスでないにもかかわらずなんと装甲が3200前後(*12)で、パイロットは序盤にもかかわらずレベル70。数こそ多くないものの複数で攻めてくる上に、特殊スキル「底力」まで所持している。見た目はアンゲロイと変わらないので甘く見がちだが、並のボス以上に苦戦する。 倒さなければクリアできないステージは序盤は存在しないのだが、ストーリー上も「普通のアンゲロイとは桁が違う」という扱いを受けており、終盤に向けてもなお苦戦を強いられるのだが、それが終盤で一変する。 物語と密接に関係した、『天獄篇』のとある終盤のイベント後、全ての自軍ユニットの能力が大幅に上昇。数値にして武器攻撃力が2000も上昇するため、苦戦を強いられてきた彼らを完膚なきまでに叩き潰せるようになる。シナリオ上で勝てなかった敵を倒せるようになる展開は数多いが、実際に数値で表現されるのは珍しい。 ルート分岐が豊富。 ルート分岐の数やシナリオの総数は他のシリーズを圧倒している。多くの作品が参戦しているからこそできる芸当といえる。 シナリオ再現のない参戦作品も本作オリジナルとなる見せ場が多く用意され、シナリオ上で完全な空気となっている作品はない。 ルートによって有利不利が分かれるということもないため、特定のルートばかりを強要されるということも一切ない。 『時獄篇』では条件を満たす事で、Zシリーズで恒例となったifルートに進む事が可能。今回は『アクエリオンEVOL』が主軸となっているが、分岐に必要なフラグは『EVOL』関係以外にも様々なステージに隠されている。また、ルート次第でエンディングも変化していた過去作とは違い、原作再現終了後は通常ルートと共通の展開になる。 通常ルートでは『アクエリオンEVOL』のシュレードが原作通り死亡する。アクエリオンスパーダの武装の多くはシュレードがいないと使用できない上、ルート共通で一部のキャラクターが一時離脱するため、原作再現終了まではスパーダの使用可能武器が極端に少なくなる。 『天獄篇』ではifルートが正史となっており、シュレードが最後まで生存するため、シュレード不在による武装削減もなくなっている。 『再世篇』で好評を博した小悪党お笑いトリオは、本作でも健在。本作では第2次Zに登場したオリジナル組織「ファイヤバグ」の残党に拾われたという設定になっており、『ザブングル』のティンプの代わりに、『フルメタル・パニック!TSR』のゲイツが加入した。 賛否両論点 システム面 『天獄篇』は、初代から『時獄篇』までに張られた伏線を消化させることに全力を傾けている。そのため、新規参戦作品の原作再現が過去作と比べると控えめで、版権シナリオの多くが分岐に回されており(*13)、共通ルートではオリジナルの敵組織「サイデリアル」との戦闘が多くなっている。この「サイデリアル」に所属する機体は耐久力、攻撃力共に非常に高く、幹部が「3回行動」や「スフィア・アクト」と呼ばれる強力な特殊能力を持っていたりしているなどかなり手ごわく、『天獄篇』がZシリーズ随一の難易度を誇る理由の一つにもなっている。 また、シナリオとゲームバランスの兼ね合いの影響もあるのだが、序盤から敵方に強力な機体が多くみられるうえにSRポイントを獲得する条件もかなり厳しくなっている。条件が多彩になったことは好評だが、最近のスパロボに慣れていた人には厳しく、特に序盤は苦戦を強いられることになる。前述したタクティカルコンボに関しても、敵の耐久力が高い関係上、ボスをゲージMAXで撃破するにはかなり綿密な動きが求められる。 据え置き機で発売される作品としては異例となる携帯機作品のシステムが採用されている。そのためか、PS3版のプレイヤーからは「これでは寂しい」、「PS3の性能を活かしきれていない」などの声が多い。 マップ画面が初代『Z』や『第2次OG』のようなクォータービューではなく、『Z2』から引き続き2Dビュー。『時獄篇』のPS3版では左スティックでの操作がカーソルの移動ではなく、マップの拡大・縮小に充てられている。そのため、従来の据え置き機作品とのプレイ感覚の違いに戸惑うプレイヤーも多かったが、『天獄篇』で従来と同じ仕様に改善された。 PS3版におけるTV画面で上下のテキストウィンドウの幅が空いており、眼を頻繁に上下運動させるために疲れやすくなるという弊害があったが、こちらも『天獄篇』でテキストウィンドウの位置調整が出来るようになり解消された。 タッグコマンドの有用性の偏り タッグテンションを消費することで使えるようになるコマンドなのだが、その中の一つ「マルチアクション」が強力。利用次第では爽快なプレイが楽しめるのだが、その影響で他のコマンドを使う機会に恵まれにくくなってしまっている(*14)。 『天獄篇』においては、このマルチアクションを使わないとSRポイントを取得するのが極めて困難であるため、偏りに拍車をかけている。 キャラクターの省略とユニットの武装化 発売スパンが短く、スケジュールが足りなかったためか、シナリオ消化組かつ戦闘アニメーションの一新が行われた初代『Z』組の参戦作品はほとんど主役級しかユニットとして登場せず、武装化に留まっている。 これまでのシリーズで主役級の待遇を得ていた『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のアスランがパイロットとして参入せず、ストライクフリーダムガンダムの武装で登場したことは、多くのプレイヤーに衝撃を与えた。その一方『Zガンダム』の脇役キャラであるカツは参戦しているため、冗談交じりで「カツを武装にしてアスランを復帰させろ」という声も聞かれた(*15)。 アスランは原作『DESTINY』において彼視点で物語が展開されている部分も多い主人公格であり、Zシリーズにおいても『第2次Z』ではZEUTH(『Z』の自軍部隊)のメンバーを束ねるリーダーとしての立ち位置を任されていたため、本作での非ユニット化が特に惜しまれることとなった(*16)。 一方で、出撃枠に余裕ができた点については歓迎されている。 演出面 顔グラフィックの作画 Zシリーズは原作アニメの作画に近づけた顔グラフィックが特徴であったが、本作では原作アニメからトレースされたものが多く、前作までの続投していたキャラクターも大半がグラフィックを一新された。 本作の顔グラフィック自体は非常に豊富であり、キャラクターによっては多数用意されているのだが、原作アニメをそのまま取り込んだことによる作画作業の簡略化もまた指摘されている。 キャラクターの動作を再現した顔グラの殆ども、原作アニメを取り込んだ物である。中には顔以外の部分も描かれており、可能な限り動きを伝える工夫もされている。 シナリオ中で1回しか使われない特殊な顔グラフィックも非常に多く、シナリオの盛り上げに一役買っている。 『ガンダムUC』・『ヱヴァンゲリヲン』・『フルメタTSR』・『ガルガンティア』といった新規参戦組は原作アニメの美麗作画が顔グラにも反映されている。一方、続投組の作品によっては本作の新規顔グラと初代『Z』からの顔グラとの差が激しく、前作から劣化したという悲しみの声が一部で出た。特に『SEED DESTINY』に関しては、『時獄篇』では何故か作画が悪めなシーンからも採用され、『天獄篇』で新規の物の差し替えられたが、こちらも初代には及んでいない。 70・80年代に放送された作品は例外となり、『オーガス』以外は前作までのグラフィックを引き続き使用していた。 収録BGM 本作は上記評価点でも挙がっている通り、カスタムサントラ機能が搭載されている。そのためか収録BGMは少々少なめ。 『ボトムズシリーズ』は計4作品も新規参戦するのにもかかわらず、収録BGMは過去作と同じく『炎のさだめ』1曲のみとなっており、『ビッグバトル』『赫奕たる異端』『幻影篇』『孤影再び』の楽曲で戦うことはできない。『第2次Z』で人気を集めたオリジナルBGMの『戦騎たちの行進』も未収録。 『フルメタル・パニック!TSR』もアーバレストと宗介の専用BGM『勝利』ではなく、次回予告や苦戦時に流れる『疾走』が採用されており、専用曲で戦うことはできない。 キャラクターデザイン オリジナルキャラクターのデザイン担当が、これまで王道シリーズの主人公デザインを担当してきた河野さち子氏から、大籠之仁氏に変更されている。しかし、河野氏と比べると癖の強いデザインで評判が分かれている。 大籠氏がゲームのほうのスパロボに参画しているのは2024年時点で本作のみ(アニメ版では過去に『ディバイン・ウォーズ』『ジ・インスペクター』で参画)。 問題点 シナリオ面 『時獄篇』の『フルメタル・パニック!』関連のシナリオの大筋の流れや扱いなどが、かつて参戦した『スーパーロボット大戦W』と似通ったものが多い。 『W』自体が扱い、アレンジなどで本来の『フルメタ』から作風レベルで大きく改変していることもあり、『W』をベースにした事で、伝言ゲームのように原作とかけ離れていってしまい、キャラクター崩壊も指摘されている。特に宗介は「アムブリエルに戦闘技術もまだまだだなと言われる」、「ヒビキの設置したトラップに引っかかる」、「Tボーンに弱そうなヒョロヒョロのガキと言われる」など、散々なマイナスの改変をされており、明らかに筋肉質で各種戦闘技術に精通している一流の兵士という原作の宗介のパーソナルとは全く異なる描かれ方をしている。こうした改悪の影響で『TSR』のシナリオとの齟齬が見られる。 ゲイツは『時獄編』の中盤で一度アマルガムを抜けている。ゲイツの自己中心的な性格を踏まえるとありえないわけではないのだが、直前のシナリオでアマルガムを抜けたユイファンに対し激高している事もあり違和感を感じやすい。『天獄篇』ではアマルガムに戻っているので、それなら最初から抜ける必要はなかったのではないかと言われている。 『天獄篇』では『W』未参戦の『原作小説版』に沿っているため、扱いが大幅に改善(*17)されているが、『原作小説版』のキャラクターはシナリオの途中で退場し、そのまま登場しなくなる。また、シナリオ上でも矛盾(*18)が生じているなど、問題も幾つか残っている。 とはいえ、『W』以降コメディリリーフとして扱われることが多かった『フルメタ』が、本来のシリアスなストーリーで描かれたのは初参戦の『J』以来久々であるため、『天獄篇』での扱いを評価する声は多い。 『ダイターン3』は、『天獄篇』でメガノイドとの決着がつくというスパロボとしては久々の展開になるのだが、主人公勢が火星を訪れた時には、既に万丈がメガノイドを壊滅させてしまっている。 『第2次Z』のオリジナル勢力「聖インサラウム王国」の火星入植をはじめとする過去作でのフラグ、『ザンボット3』のガイゾック再来(*19)等、『ダイターン3』のシナリオ展開を期待できる要素が重なっていただけに、久々のメガノイドとの戦闘を期待したユーザーは肩透かしをくらってしまった。 ただダイターンは主人公・万丈役の鈴置洋孝氏を始めとする出演声優の多くが既に鬼籍に入ってしまっており、収録が難しい事が原因の一端ではないかとも推測されている。 プレイヤーの知らない所で敵組織を壊滅しているという状況は、αシリーズにおける『勇者ライディーン』という前例もあるほか、敵が出ないだけなら原作終了後の参戦は珍しいことではない。期待させる要素が多かったために足を引っ張った例と言える。 『装甲騎兵ボトムズ 幻影篇』は、原作再現がなされず、ほぼオリジナル展開で進む。 作品自体に追加要素が多くなく、本編よりはるか未来が舞台であるため原作再現が困難ではあるが、新規参戦ということもあり、年を経たキャラたちの登場を期待していたファンからはやはり残念がられた。 『ヱヴァンゲリヲン』の扱いが中途半端 『時獄篇』では丁寧に原作再現をし、シンジが色々なキャラクターと親交を深めるなど歴代でもかなり優遇されているが、『Q』が初参戦となる『天獄篇』では『Q』からは各エヴァ4機とパイロット5人のみの参戦で、ミサト達NERVの面々は『天獄篇』序盤で早々にフェードアウトする。戦艦「ヴンダー」や新組織「ヴィレ」も登場しない。 また、『時獄篇』で様々なキャラクターと交流を深めるシーンが多かっただけに、『天獄篇』で原作通りにアスカやシンジの心境が悪化していることや、レイが命を落としている(*20)こと、これまでに親交を深めたキャラクターから腫れ物を扱うような扱いを受けていることは、残念に感じられやすい。 それでもストーリー上での見せ場は用意されており、シンジおよびEVA13号機がメインを張るイベントが後半で存在。『時獄篇』ではミサトの戦闘ボイスが収録されており、『天獄篇』ではニア・サードインパクト後の世界が(1ステージではあるが)本編にも登場する。また、原作で死亡したキャラクターが生存するなど、まったく救いがないわけではない。 ともあれ、当時は原作が未完だったうえ、原作でもそれらに関して説明が少なかった故にしょうがない部分はある(*21)。 オリジナル主人公であるヒビキ・カミシロに関する問題 これは主に『時獄篇』で見られる問題だが、対人を専門にしている傭兵の宗介が逆にヒビキのトラップに引っかかるという点、宗介が得意としている偵察をヒビキが一瞬で看破するシーン、作中で他のキャラクターを差し置いてファンクラブができており、シンが嫉妬するという展開(*22)、ブーストアップ(*23)によってヒイロたち『ガンダムW』の主人公格5人を上回るような描写など版権キャラクターを踏み台にしているシーンが多く、批判されている。 対人トラップ技術の熟練者で作中で様々なトラップ回避・解体技術を見せてきた宗介がヒビキのトラップ(*24)に引っかかるシーン(*25)は、『フルメタ』、とりわけ宗介のファンからは本作最低のシーンとすら言われることもある。二人が良好な友人関係を築いていく流れは基本的に支持されている一方で、本作の宗介が原作の『優秀な兵士』という原作における根本的なパーソナルを感じられないという意見もある。 一方、『天獄篇』では上記のような踏み台描写が大幅に減った(逆にハマーンやロランなどがオリジナルキャラより優れている描写を見せている)ほか、評価点でも記載されているように、仲間達と交流を深めていく展開などで評価するプレイヤーも増えた。しかし時すでに遅く『時獄篇』での描写を取り返すには足りず、最終的にもランドやセツコ、クロウほどの支持を受けるには至らなかった。 こういった版権キャラを踏み台にするという問題は過去作等でも少々見受けられたが、今作は明らかに無理のある内容だった事が槍玉に挙げられやすい。 + 『時獄篇』のネタバレを含む 本作のシナリオ展開は、『再生篇』で原作ルート(いわゆる「ゼロを信じない」ルート)を通過したこと前提となっている。他のシリーズ作品はすべてIFルートを踏襲しており、『再生篇』でのコードギアスのif展開の評価が高かっただけに「ここだけ原作ルートの設定にする必要があるのか」という声も上がった。 しかし、アニュー・リターナーとローレライが生存しており、ゼロがキリコを手伝う際に素顔を見せた経験があるなど、完全に原作ルートのみを踏襲したわけではない。 + 『天獄篇』のネタバレを含む 『時獄篇』から『天獄篇』へのデータ引継ぎがシナリオに対応していない。 この点は『第2次Z』と変わらないが、天獄篇では完結作であるためかIFルートが存在せず、ガンダムUC原作にて死亡したダグザ・マックール、ロニ・ガーベイが生き残るというIF要素をどうやっても引き継げない。 逆に、シュレードは必ず生き残るため、アクエリオンスパーダの武装についての問題はなくなるものの、『時獄篇』で選択したルート次第によっては、違和感を覚える場合がある。 システム面 神話型アクエリオンの使い勝手が悪化 本作ではソーラーアクエリオン固定となっており、変形が不可能となっている。これは、前記したとおり神話型アクエリオン自体がほぼ飛び入り参戦だったため、製作スケジュール的な理由が多いと思われる。 そのためシリウスとシルヴィアもサブパイロット扱いとなり、育成ができずパイロットステータスも無い。故にエレメントは二人の特殊能力を発動させるのみで、過去作のアクエリオン、および本作のアクエリオンEVOLと比較すると、使い勝手が大幅に悪くなってしまっている。 移動後に使える有射程のALL攻撃や高火力の必殺技があるので役に立たない訳ではないのだが、「エレメントシステムという固有のシステムを使ったステータスの大幅な増強ができない」「多数のパイロットで潤沢な精神コマンドを使いこなす事ができない」など、今までと比べるとどうしても見劣りしてしまう。 グレンラガンを超銀河グレンラガンに合体させると、次のインターミッションでタッグから外れた状態のままになってしまう。毎回いちいちタッグを組みなおす必要があるため、少々面倒。 演出面 前述したとおり、戦闘アニメを一新したことでクオリティが大幅に上昇したアニメーションが多い一方で、評判が悪いものも存在する。 リアルカットインが無くなり味気なくなった『ガンダムW』のウイングゼロ以外のMS、原作を再現している反面、動きの流れが悪いサザビーなどは評価が芳しくない。 『フルメタル・パニック!』は『無印』『TSR』ともに原作再現度が低い。格闘・必殺技系武装を除き、ほぼ全ての武装が棒立ちで真横に射撃・投擲をするだけという有様。(*26)更に格闘・必殺技系の武装であってもカクカクとした戦闘アニメーションになっており原作らしさが感じられないと、散々な演出になってしまっている。 このほか、『第2次Z』からの参戦作品の機体でカットインが減ったものがいくつかある。 総評 とにかく「完結させることを目指す」ことをコンセプトに作り上げられた事がうかがえる一作。『第3次α』と同様に、放置された伏線などはほとんど見当たらず、一連のシリーズとしては綺麗な形で終えることができている。また、ガンダムシリーズを中心に、クロスオーバーに関しても光る物がある。 一方、開発期間の短さが影響したのか、全編通して戦闘アニメーションのクオリティに作品間での格差が目立つ。また、メインキャラクターの武装化や、『時獄篇』での版権キャラクターを踏み台にするオリジナルキャラクターの描写、『天獄篇』のオリジナルの敵がメインのシナリオが多い点は、ロボットアニメファンがプレイするには気になるところ。 余談 タイトルに使われている『天獄』は「時獄(地獄)」と合わせて「天国」の捩りである。「天獄」という単語は『Z』においてボスの武装名に既に用いられていたこともあり、『時獄篇』発表時点で後篇タイトルとして予想するプレイヤーも多かった。 本作にて全貌が明かされたスフィア関連の設定と、本作が初出となるオリジナルキャラクターたちの設定は『ゼノギアス』との類似点が多く、ユーザーからはオマージュではないかと考察されている。 『時獄篇』は当初、PSVでの販売は「ダウンロード」のみとなる予定であった。 これは「カード内に容量が収まりきらないため」と解説されたが、後に容量問題が解決しユーザーからの要望も多かったため、パッケージ販売も無事決定された。『天獄篇』では発表当初からVITA版のパッケージ販売が告知されている。 「ARX-8 レーバテイン」はアニメ未登場ながら多くの立体化に恵まれる人気機体であるため、「戦闘アニメーションを担当したスタッフは物凄いプレッシャーを感じていた」とプロデューサーの寺田氏は語っている。ちなみにカットインはバンダイから発売されている超高級フィギュアシリーズ「METAL BUILD」を参考にしている。 前述した通り『時獄篇』におけるミスリル機の戦闘アニメの評判はよくなく、スパロボ最高峰のアニメーション担当者である「アリオスの人」の反対語として「アーバレストの人」という不名誉な用語が生まれてしまった。詳細はニコニコ大百科の項目「ガッカリウルズ」を参照されたし。 その「アーバレストの人」呼ばわりされたスタッフは以降のシリーズにも続投しているものの、徐々にアニメーションのクオリティが上昇しており本作程槍玉に挙げられることは少なくなった。 バンダイナムコの方針により各種ゲームブランド(バンダイ、ナムコ、バンプレスト)の廃止・統合によりバンダイナムコゲームスとなり、本作よりバンプレストのロゴが表示されなくなった。 また本作のプロデューサーであった寺田プロデューサーは本作を最後に取締役の任を解かれている。 2019年2月に「バンプレストが無くなる」と話題になったが、話題の対象は2008年に旧バンプレストのプライズ部門が新規に再編・設立した方であり、ゲーム部門(現BBスタジオ)は同年にバンダイナムコに吸収合併されたので特に関係は無い。 『時獄篇』の初回購入特典としてHDリメイク版『スーパーロボット大戦』の無料ダウンロード権が付与された。このダウンロード権は『時獄篇』と同じハードのみ適用される。 『天獄篇』の初回購入特典である『連獄篇』は、どちらのハードのものを購入しても両方のハードでダウンロード・プレイ可能。 『天獄篇』はわずか2週間で隠し要素やラスボスまで網羅した攻略本が発売された。また公式サイトの更新日が発売日止まりでDLCやアップデートなどの情報が追記されていない。 なお、2024年現在はZシリーズを含む過去シリーズの公式サイトが削除されている。 『天獄篇』はZシリーズの中で唯一Best版が販売されていない。 のちに発売された『スーパーロボット大戦30』で、本作のオリジナルキャラやユニットの多くが参戦している。
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魔光死爵(まこうししゃく)ゼロ・グリフィス/天獄魔弾(てんごくまだん)アルカディア・ゲート 魔光死爵ゼロ・グリフィス SR 闇文明 (4) クリーチャー:ダークロード/ナイト 1500 ■S・トリガー ■ブロッカー ■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚まで墓地に置く。その後、ナイトを1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。 天獄魔弾アルカディア・ゲート SR 光文明 (6) 呪文:ナイト ■カードを1枚引く。 ■KM-「ブロッカー」を持つナイトを1体、自分の手札から出す。 ■ナイト・マジック(バトルゾーンに自分のナイトがあれば、この呪文のKM能力をもう一度使ってもよい) 作者:だし巻き卵 フレーバーテキスト 関連 《魔光大帝ネロ・グリフィス》 《魔光神官ルドルフ・アルカディア》 《魔光死聖グレゴリアス》 《ツルハシ童子》 《白骨の守護者ホネンビー》 《ヘブンズ・ゲート》 《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》 《魔弾アルカディア・エッグ》 《魔光邪眼帝アレクサンドル・グリフィス》 評価 名前 コメント
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決定稿 スワロウスキルを7Tにする。 2カーリー12、1スワロウテイル7、1ミューズ13、0エキドナ10、1ガネーシャ、2カーリー7 スキブ7 1F 7T+1T 25倍でおk(カーリースキル使用可) 2F 2~4T できるだけスキルため。スワロウテイル9を使用し、整地たおし。最悪2Tで30,000がとんでくる。 3F 1~2T 先制で12,024がくる。できるだけスキルため。エキドナ使用し、たまどら倒す。ミューズとスワロウ溜まったらスワロウ→整地消し。 ミューズ:開始時10T、エキドナ3TでOK。 スワロウ:開始時1T、エキドナ3T、ダブミス3Tため(最短4Tなので)で7T→7Tになるまでスワロウあげる。 4F デビタップしカーリー&ミューズ使用、2.5倍光2WAY4色25倍。→どりっと→カーリー使用し、光2WAY4色25倍。 ※エンジェリット9542+回復化。デビリット初手毒変換のみ。 0000000000 旧決定稿 2カーリー12、1スワロウテイル9、1ミューズ13、1スワロウテイル10、1ガネーシャ、2カーリー7 光3、火2、闇2、木3、水1=11 HPは3755+3308+2433+2433+2025+2765=16716 いま3755+みゅ2993+すわ1591+すわ1000+がね2025+2765=14129 スキブ8 1800 800 1000 800 1318 1800 1F 8T+1T 25倍でおk(カーリースキル使用可) 2F 2~4T できるだけスキルため。スワロウテイル9を使用し、整地たおし。最悪2Tで30,000がとんでくる。 3F 1~2T 先制で12,024がとんでくる。できるだけスキルため。スワロウテイル10を使用し、整地たおし。 4F ここまでで最短12T ↓の①なら両方カーリースキル使用可。②だと最後の1手までに、最短だとスキルまで1たりない可能性がある。 ①デビリットが2Tの場合:1T整地→敵T→2T整地→回復化&毒変換→3Tデビタップし2.5倍光2WAY4色25倍→どりっと→光2WAY4色25倍。 ②デビリットが1Tの場合:1T整地→回復化&毒変換→2Tデビタップし2.5倍光2WAY4色25倍→どりっと→光2WAY4色25倍。 ※エンジェリット9542+回復化。デビリット初手毒変換のみ。 00000000000000000000000000000000000000000000 ×エキドナがたまらない 1カーリー12、1スワロウテイル8、1ミューズ15、0エキドナ10、1ガネーシャ、1カーリー12 HPは?、スキブ5、スワロウテイルのSLv.3を用意。 カーリーSLv.2(11)にする。フレはSLv.3(10)。 ミューズをスキルマ(10)にしないといけない・・・。 1800 800 1000 ? 1318 1800 1F 5T+1T 25倍でおk 2F 1T 最悪2Tで30,000がとんでくる。スワロウテイルLv.3を放つ。 3F 先制で12,024がとんでくる。 毎ターン10ダメージを与える。20.24.24=68点 エキドナして7T →全体火12点、光9点、木6点、闇・水3点。 →光2WAY6点、水・木2WAY4点。 4F デビリットをタップ。 1T整地→回復&毒変換→2T2.5倍光2WAY4色25倍→どりっと→光2WAY4色25倍 000000000000000000000000000000000000000000 スワロウテイルをゲットしてレベルマ、覚醒マにする。(虫龍6種ゲットして究極進化。) 木オーディンを究極進化させてレベルマ、覚醒マにする。 (?)アテナをレベルマ、覚醒マにする。 (?)ガネーシャをレベルマ、覚醒マにする。 (?)オリハルコンをゲットして、レベルマ、覚醒マにする。(魔石龍の最後) 0000000000000000000000000000000000000000000000 ×4Fダメがとどかない 1カーリー、2ダマスカス闇火25、1ミューズ、0エキドナ、3ミスリルエッジ35水火、1カーリー HPは?、スキブ8、 1F 1T 25倍 2F 1T エキドナ 3F 先制12024 4F デビリットに2.5倍光2WAY4色25倍し、もう1度光2WAY4色25倍でおわり。 3Fが不安。 000000000000000000000000000000000000000000000000 ×エキドナがうてないのでダメ。 1カーリー、2オデン、1ミューズ、0エキドナ、1ガネーシャ、1カーリー HPはOK、スキブ6、 1F 1T 25倍 2F 1T エキドナ 4F デビリットに2.5倍光2WAY4色25倍し、もう1度光2WAY4色25倍でおわり。 3Fが不安。 000000000000000000000000000000000000000000000000 1カーリー、2オデン究極手前、1ミューズ、1スワロウテイル、1ガネーシャ、1カーリー HPはOK、コスト154、スキブ7、スワロウテイルのSLv1あげること 4F デビリットに2.5倍光2WAY4色25倍し、もう1度光2WAY4色25倍でおわり。 3Fが不安。 0000000000000000000000000000000000000000000000000 1カーリー、2オデン究極手前、1ミューズ、1スワロウテイル、3ミスリルエッジ、1カーリー HPはOK、コスト164、スキブ9 4F デビリットにグング2.5倍光2WAY5色25倍し、もう1度光2WAY5色25倍でおわり。 3Fが不安。 00000000000000000000000000000000000000000000000000 HPはOK 4Fだめだった。 カーリー1 ミューズ1、エキドナ0、闇ジャキATK1043or闇火ダマスカスATK1100 2、ヤマトタケル1251or水火ミスリルエッジ1246 3 カーリー1 2 1F 1T 25倍でわんぱん 2F 2T 1Tためてエキドナスキル 3F ? ミューズをためる。たまべび残し。 4F 2.5倍の光2WAY5色でデビリットわんぱん。 ←要シミュ 2.5倍の光2WAY25倍5色でも倒せない。光モンスターが足りない? どりっと後、光2WAY5色でエンジェリット倒せる。 ←要シミュ 0000000000000000000000000000000000000000000000000000 HPはOK カーリー50 ミューズ17、(レモドラ35、オリハルコン25)、スワロウテイル17、木オーディン55 カーリー 174(オリハルコンで164) 1F 1T 25倍でわんぱん 2F 2T 1Tためてスワロウテイルスキル 3F ? ミューズをためる。たまべび残し。 4F デビリットにオーディンスキル。 2.5倍の光2WAY5色でデビリットわんぱん。 どりっと後、光2WAY4色かただの5色でエンジェリット倒せる。 00000000000000000000000000000000000000000000000000000 わざと火力抑えていく。 25倍発動で残せるようにする。 1Fでスキルため。 2FはHP回復してからスキルで通過。 3Fはスキルで通過。 合計HP12025以上 Lカーリー光火HP2762+600攻撃1361+300スキブ1 Sエキドナ火火HP1277攻1449 10T ブルーバード20T水HP500攻500 ミューズ HP2000攻1000 15T ドラゴンゾンビHP3086攻755 Fカーリー 光火 HP2762+600攻撃1361+300スキブ1 25倍だめ スキブ8 カーリー1、カーリー1、ミューズ1、ジャキ2205orダマスカス21152、ヤマト3、エキドナ0でスキブ8 ダーブラ20T スキブ ゴールドパイレーツHP582 攻404 1F 1T 25倍 2F 2T 1Tためて、エキドナ使用してできるだけスキル溜めてから倒す。 3F 4T ベビーを素殴りで倒す、光2WAY25倍を1回でダブミスリット2匹とも倒せる。 4F 1F 1T 1匹残してスキルため 2F 2T HPを前回服。毒で一掃。 3F 4T 先制12024ダメたまどらを固定ダメで倒し、他を通常攻撃 4F 2.5倍 光2WAY 25倍 対闇で1,767,000、対光で883,500。 自1Tカーリースキル1つ使って、デビリット3,056,112を1確する 敵1Tエンジェリット2,083,889がどりっとする 自2T 敵2T28000ダメ カーリーカーリー レベルマ攻撃1361×LS5倍×LS5倍×2体攻撃2個2.25×最低4コンボ1.75×4個消し1.25倍×弱点属性2倍=334,933 キングヒカリンで回復エンハンス3倍 1,004,800 カーリ2人だから 2,009,600 エンジェリットにも半分ダメ。 カーリー暗黒ラー レベルマ攻撃1361×LS5倍×LS6倍×2体攻撃2個2.25×最低4コンボ1.75×4個消し1.25倍×弱点属性2倍=401,919 キングヒカリンで回復エンハンス3倍 1,205,758 カーリ2人だから 2,009,600 エンジェリットにも半分ダメ。
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京太郎「ふわぁ……」 ハギヨシ「おはようございます」 京太郎「おはようございます……」 ハギヨシ「昨晩はお楽しみでしたね」 京太郎「とんだ死亡遊戯でしたよ……精神的な意味で」 ハギヨシ「それだけ慕われているということでは?」 京太郎「だとしたら、きっとやつらは慕い方を間違えてますね」 ハギヨシ「さて、私は朝風呂に行ってきますが、京太郎くんは?」 京太郎「あ、俺も行きます」 京太郎「うーん、いまいち疲れが取れない」 京太郎「やっぱり昨日のアレがきつかったんだな……」フゥ ゆみ「なんだ、随分お疲れのようだが」 京太郎「ああ、加治木か」 ゆみ「昨日はどうも」 京太郎「おかげで俺は地獄を見たよ」 ゆみ「そう言わないでくれ。あんな機会はめったにないと思うぞ?」 京太郎「レアだからっていいってわけじゃないからな?」 ゆみ「はは、私も自分がやれと言われたら逃げ出したくなるな」 京太郎「それより練習はいいのか?」 ゆみ「今はちょうど休憩時間なんだ」 京太郎「そういえばそんな時間か」 ゆみ「せっかくだし、うちの部屋に来ないか?」 京太郎「鶴賀のってことだよな」 ゆみ「忙しいなら無理強いはしないが」 京太郎「いや、ちょうど暇だ。遊びに行くよ」 ゆみ「ここだ、入ってくれ」 京太郎「おじゃましまーす」 智美「おお、ユミちんがボーイハントを」 ゆみ「馬鹿なことを言うな。モモと睦月は?」 智美「ムッキーはジャンケンに負けて飲み物買いに行ってる」 佳織「桃子さんはその、お花摘みです」 ゆみ「そうか、わかった」 ゆみ「二人とも顔は見たことがあるとは思うが紹介しておく」 京太郎「清澄の須賀京太郎だ。よろしく」 智美「わはは、つまりはユミちんのボーイフレンド――」 ゆみ「蒲原、口は災いの元という言葉を知らないのか?」ギリギリ 智美「いたいいたいこめかみはいたいっ」 京太郎「加治木もあんなことするんだな……」 佳織「あの、清澄のマネージャーさんですよねっ?」 京太郎「ああ、うん。言いたいことはわかるけどマネージャーではないから」 佳織「え、ええ!? 執事さんと一緒に働いてたし、てっきりそうなのかと……」 京太郎「ですよねー」 智美「す、須賀くん、助けてくれ……このままじゃユミちんに……」 ゆみ「人聞きの悪いことを言うな」 京太郎「なんつーか、仲良しだな」 智美「だろー? ユミちんは私にぞっこんで――」 ゆみ「叩こうか?」ベシッ 智美「事後承諾の愛がいたいぞっ」 佳織「せ、先輩……そこらへんで勘弁してあげてください」 ゆみ「そうだな……すまない、見苦しいところを見せた」 京太郎「いや、楽しそうなとこでなによりだ」 智美「ふぅ……愛ゆえの攻撃……これがヤンデレというやつか」ウンウン 加治木「蒲原?」 智美「わはは、冗談冗談」 ゆみ「というわけで、須賀とは中学の頃の知り合いなんだ」 佳織「私たちと会う前からお友達だったんですね」 智美「なんだ、元カレじゃないのかー」 ゆみ「残念ながらな」 京太郎「てか、たった数度会っただけで恋人とか進展早いな」 智美「わはは、百戦錬磨っぽい須賀くんだったらきっと大丈夫だぞ」 京太郎「人を見た目で判断するのはやめなさい」 智美「じゃあ試しにかおりんに迫って、どうぞ」 佳織「ふぇ?」 京太郎「なんでそうなるかな」 智美「いいからいいから」グイグイ ゆみ「ほどほどにしておけよ?」ハァ 京太郎「ああもう、しょうがないな……」 京太郎(まあ、向こうも遊びだってわかってると思うし、多少ふざけても大丈夫か) 京太郎(チャラ男チャラ男、俺はチャラ男……よし) 京太郎「妹尾さん、ちょっといいかな?」 佳織「なんですか?」 京太郎「君のこと、よく知りたくてさ」ギュッ 佳織「ひゃっ」 京太郎「ほら、俺、前から妹尾さんのこと気になってたんだよね」 佳織「あ、あわわわっ」プシュー 京太郎「あのさ、佳織って呼んでもいい?」 佳織「お、おおおおおっ」カァァ 佳織「お友達からでっ!」ダッ 京太郎「……」 智美「……」 ゆみ「……」 智美「わはは、予想以上だったぞ」 京太郎「なぁ、あれって振られたってことでいいのか?」 ゆみ「知るか」 桃子「ただいまーっす」 ゆみ「おかえり」 京太郎「お邪魔してるぜ」 桃子「金髪さんもいたんすね」 智美「わはは、私もいるぞー」ブラーン 桃子「……なんで吊るされてるんすかね?」 智美「まったく、モモも酷い仕打ちだと思うだろ?」 ゆみ「蒲原、まだ自分の悪ふざけを反省していないようだな」 智美「わ、わはは……」 京太郎「まぁ、そろそろいいんじゃないか? 俺もふざけすぎたのは確かだし」 智美「す、須賀くん……」ジーン ゆみ「ふぅ、君がそう言うなら仕方ないな」 桃子「そういえばかおりん先輩は……」 睦月「た、ただいま……ジュース重かったぁ」 桃子「あ、むっちゃん先輩」 智美「遅かったなー」 睦月「すいません、ちょっとカードの話題で盛り上がっちゃって」 ゆみ「まさか、レアカードが当たったのか?」 睦月「あ、今日開けた分は藤田プロだけでした」 智美「わはは、やっぱ偏ってるんじゃないか?」 京太郎「カードってプロ麻雀カードか……」ピピッ 京太郎「そんじゃ、もうそろ行こうかな」 桃子「もう行っちゃうんすか?」 京太郎「呼び出しくらった。ほれ」 優希『昼前のタコスを所望! というか遊んでほしいじぇ』 睦月「お昼前なのにタコスって」 ゆみ「わかった、じゃあまた後でだな」 智美「かおりんに会ったらよろしくー」 京太郎「多分だけど、俺が声かけたらパニくるんじゃないか?」 桃子「だから一体何があったんすかね?」 智美「簡単にまとめるとだなー、須賀くんがかおりんをもてあそんだ……みたいな?」 桃子「えっ」 睦月「まさか」 京太郎「違うからな? たしかに胸の大きい子は好みだけど、今回はこいつにそそのかされただけだから」 桃子「ちょっ」サッ 京太郎「だから違うつってるだろーが。警戒してんじゃねえよ」 智美「わはは、今度はモモを口説いてみるかー?」 京太郎「あのさ、こいつもっぺん吊るしてもいいかな?」 ゆみ「好きにしてくれ」ハァ 優希「今日の晩御飯もおいしくて万々歳だじぇ」 咲「でも昨日のとはなんかちょっと違う感じがしたんだけど」 久「それね、単純に作ってる人が違うのよ」 和「板前さんが変わったんですか?」 久「ヒント、格安料金の理由の一つ」 優希「うーむ、どういうことだじぇ?」 咲「あの、もしかしてそれって」 久「ああ、ダメダメ。すぐわかっちゃったらつまらないし」 まこ「いいから早う教えてやりんさい」 久「えー?」 和「萩原さんたちが作ったということでいいんですか?」 まこ「あと、うちの副部長と風越のキャプテンもな」 優希「おお、なるほど!」 久「もう、ネタばらし早すぎ」 和「あれを先輩が……」 久「萩原さんもいたから美穂子とイチャイチャしてたってことはないと思うわよ?」 まこ「多分気にしとるのはそこではないじゃろ」 優希「それにしても、先輩が嫁に欲しいじぇ」 和「ゆーき!?」 咲「ええっ!?」 優希「そしたら、毎日美味しいタコスとご飯にありつけるんだじょ?」 和「ダメですダメです! お嫁さんは私です!」 咲「け、結婚なんて許さないんだからっ」 久「あいつは主夫なんてやりたがらないと思うんだけどね」 まこ「そうかの?」 久「世話焼きだけど、家でおとなしくしてるのは絶対嫌がるでしょうね」 まこ「たしかにの……しかし、今までのサポートの立場には不満はなかったんじゃろうか?」 久「ま、あいつもじっとしてたわけじゃないしね……それに、負い目もあるだろうし」 まこ「負い目、ね」 久「言い換えたら私への愛ってとこかな?」 まこ「あー、はいはい」 久「あいつ、今はなにしてるのかいらね?」 まこ「片付けも終わったけぇ、休んどるんじゃろ」 久「ま、そうよね」 京太郎「いやー、好評でしたね」 ハギヨシ「和食を作るのは新鮮ですね」 京太郎「確かにあの屋敷で和食が出てくるところは想像し難い」 ハギヨシ「正直、その点で福路さんの助力はありがたかった……あらためてお礼を申し上げます」 美穂子「そんな……私の力なんて微々たるものですし」 京太郎「謙遜すんなって、いつでもお嫁に行けるってか?」 美穂子「お、お嫁」カァァ 京太郎「そうそう、みほっちゃんならいいお嫁さんになれると思うぜ」 美穂子「もう、またからかって……!」 京太郎「はは、可愛いなぁ」 美穂子「~~っ、し、失礼します!」 ハギヨシ「……私は君の将来が心配ですね」 京太郎「まぁ、進路に迷ってるのは本当ですけどね」 ハギヨシ「痴情のもつれで刺されたとテレビで見ないことを祈りましょう」 京太郎「いやいや、そんなまさか」 京太郎「それよりこの後、どうします?」 ハギヨシ「お風呂をいただくのもいいですが……」チラッ 京太郎「お、あれは……」 ハギヨシ「久しぶりに腕が疼きますね……どうですか?」 京太郎「やっちゃいます?」 ハギヨシ「決まりですね」 京太郎「じゃあ、一汗かきますか」 純「7-6、ハギヨシさんリード」 京太郎「取られた!」 ハギヨシ「まだまだ、全力には程遠いですよ」 京太郎「くそ、俺のスピードが通用しないなんて……!」 一「……ねぇ、あれなにやってるのかな?」 智紀「見ての通り卓球」 一「ちょっとボクが知ってるのとは違うような……」 智紀「若干テニヌ臭がするのは確か」 純「7-7、次、須賀のサービス」 京太郎「っしゃ! 長野のスピードスターをなめないでくださいよ」 ハギヨシ「やりますね……では、私のとっておきを披露しましょう」 京太郎「なっ、球が静止して……!?」 ハギヨシ「これが『ブラックホール』です」 一「球が空中で止まるってどういうことなのさ?」 智紀「あれは強烈なスイングで空間そのものを削り取って球を止めている」 一「ごめん、意味がわからない」 純「10-7、ハギヨシさんリーチね」 ハギヨシ「これまでですね」 京太郎「……まだ勝ち誇るには早いんじゃないですか?」ゴト ハギヨシ「パワーアンクル……そんなものを付けてあれほどのスピードを」 京太郎「さぁ、ここからが本番だ!」 一「あんなもの普段付けてたっけ?」 智紀「少なくとも私は見たことない」 一「だよねぇ」 純「10ー10、デュースね」 京太郎「いきますよ……!」 ハギヨシ「ふっ、どうやら私も本気を出さなければいけないようだ」 京太郎「望むところだ!」 一「なんだか長くなりそうだね」 智紀「二人とも熱くなってる」 純「なぁ、どっちか代わる気ない?」 一「え、それはちょっと」 智紀「私も遠慮する」 純「マジかぁ」 京太郎「あー、気持ちいー」 ハギヨシ「ふぅ」 京太郎「なんか貸切っぽくていいですね」 ハギヨシ「丁度シーズンの直前だからでしょうね」 京太郎「でなきゃこんな大人数で部屋は取れないか」 ハギヨシ「さて、私はサウナにいってきます。京太郎くんは?」 京太郎「あ、俺はもっかい露天の方に入ってきます」 ハギヨシ「では、また後で」 京太郎「上がったら一緒にコーヒー牛乳ってことで」 京太郎「やっぱいい眺めだな」 京太郎「温泉も夜空も独り占めってか?」 京太郎「ま、女子の露天風呂に人がいるかもだけど」 『やっぱり広いっすねー』 『は、走ったら危ないよ』 京太郎「ん? だれか来たのか?」 桃子「やっぱり広いっすねー」 佳織「は、走ったら危ないよ」 桃子「かおりん先輩も早く来るっすよ」グイッ 佳織「わわっ」 佳織「ふぅ、気持ちいいねぇ」 桃子「先輩たちがいないのは残念っすけどね」 佳織「加治木先輩と智美ちゃんとでお勉強だっけ?」 桃子「すっごい悲しげな目で見られたっすね」 佳織「あはは……」 智紀「お邪魔する」 佳織「あ、沢村さん」 智紀「さっきはよくもやってくれた」 桃子「なんかあったんすか?」 佳織「えっと、一緒に麻雀したんだけどね……」 智紀「見事に緑一色をかまされた」 桃子「かおりん大砲炸裂っすか」 佳織「ぐ、偶然だよぉ」 智紀「正直、腸が煮えくり返って仕方ない」 佳織「ひぇっ」 智紀「冗談。でもリベンジはするつもり」 佳織「あの、お手柔らかにお願いします」 和「今度また料理の話、教えてください」 美穂子「ええ、私でよければ」 桃子「あ、おっぱいさんと風越のキャプテンさん」 美穂子「お邪魔しますね」 和「だからその呼び方は……」 智紀「おっぱいさんだとこの場にいるみんなが該当する」ポヨン 佳織「そんな、私はその……」ポヨン 美穂子「意識したことはないのだけど……」ポヨン 桃子「む、たしかに……じゃあピンクのおっぱいさんってことで」ポヨン 和「ピンクって……なんだかその、いやらしくありません?」ポヨン 京太郎「……そういや、壁一枚隔てて女風呂か」 京太郎「やっぱり結構聞こえるな」 京太郎「出てった方がいいかな?」 京太郎「……まぁいいか」 京太郎「聞き流してりゃいいんだよな」 京太郎「どうせ俺がいることは知らないだろうし」 京太郎「言わぬが花、知らぬが仏ってね」 桃子「ところで、ピンクのおっぱいさんと風越のおっぱいさんは、なんの話をしてたんすかね?」 和「あの、もとの呼び方で結構です」 桃子「そうっすか?」 和「そうです」 美穂子「私もその呼ばれ方はちょっと」 桃子「わかったっす」 智紀「ちなみに私は?」 桃子「龍門渕のおっぱいさん、もといメガネさんっすね」 智紀「なるほど、安直」 桃子「いやぁ、それほどでも」 智紀「褒めてない」 佳織「じゃ、じゃあ私はどう呼ばれてたのかな?」 桃子「かおりん先輩はかおりん先輩っすよ?」 佳織「ええっ」 桃子「で、話を戻すっすけど」 佳織「なんの話だったっけ?」 智紀「そこの二人がしていた話の内容」 美穂子「あ、そうだったわね」 和「別に、大した話ではないんですけど……」 桃子「つまりあれっすね」 智紀「気になる男が自分より料理が上手だから、同じく料理が上手い人に話を聞いてたと」 桃子「ああ、勝手にまとめられたっ」 和「私も料理が苦手というわけじゃないんですけど、比べたらその……」 美穂子「大丈夫よ。その人のことを思って作ったらきっと」 和「そうでしょうか?」 佳織「そうですよ!」 桃子「わ、かおりん先輩が食いついたっす」 佳織「少しぐらい不出来だって心がこもってれば想いが伝わるって――」 佳織「その、漫画でも、言ってました……」カァァ 智紀「なんで照れてるの?」 佳織「あうぅ……」 桃子「さては……気になる人がいるとか!」 佳織「違う違う違うっ、誤解だよぉ!」 桃子「これは……」 智紀「確実に黒」 和「実は私もちょっとだけ恥ずかしいんですけど……」 美穂子「気になる人がいるのは普通のことなんだから、恥ずかしがる必要なんてないわ」 佳織「だから違いますってばぁ」 桃子「ここまで来たらすっごい気になるっすねぇ」 智紀「私はそれほどでも」 桃子「じゃあ、ここは女子会らしく恋バナでもどうすかね?」 和「恋バナ、ですか」 美穂子「……いいんじゃないかしら? せっかくだから仲良くしましょう」 智紀「私はどうでも」 佳織「は、恥ずかしいよぉ……」 桃子「みんなが話すから大丈夫っすよ」 佳織「それなら、いいかな?」 桃子「決定っすね」 『違う違う違うっ、誤解だよぉ!』 京太郎「おーおー、盛り上がってるなぁ」 京太郎「それに対して男湯の静けさよ」 京太郎「ま、独占ってのも悪い気分じゃないけどさ」 京太郎「ふわぁ……もう少しゆっくりしてくか」 美穂子「――私の話は以上ね」 桃子「恋のライバルに、三角関係っすか」 佳織「わぁ……ロマンチックですね」キラキラ 智紀「それこそ漫画みたいな話」 和「……」 和(今の話って……この人もやっぱり) 桃子「おっぱいさんとキャプテンさんの話は終わりっすね」 智紀「じゃあ次はあなた。言いだしっぺなんだからいい加減話すべき」 桃子「それもそうっすね。まぁ、私の場合はそこまで色っぽい話ではないんすけど」 桃子「私のことを見失わない人がいるっす」 桃子「ほら、私って黙ってたら常時ステルス状態っすから」 桃子「最初はいきなり胸に触ってくるわ……最悪の印象だったんすけどね」 桃子「でも普通に声かけてくるし、かくれんぼでも見つけてくるし」 桃子「そうしてるうちに打ち解けちゃった、みたいな感じっすね」 佳織「いつも自分を見つけてくれる人かぁ」 美穂子「素敵な出会いだったのね」 和「私としては、見失うというのがよくわからないんですけど」 桃子「そこらへんはおっぱいさんも特別っすね」 智紀「ひとつ聞くけど、それって恋バナなの?」 桃子「さぁ、よくわからないっすね」 桃子「さぁさぁ、次行くっすよ」ビシッ 智紀「……私?」 桃子「そうっすよ。メインディッシュは最後っす」 佳織「え、メインディッシュって私なの?」 智紀「とは言っても、特に話すことがない」 桃子「えー? なにかないんすか? 身近な男性の話でもいいっすから」 智紀「それなら……」 智紀「まず、身近な男その一」 智紀「完璧超人、隙がない」 桃子「……え、それだけっすか?」 和「というか、今の人って執事さんですよね?」 美穂子「ああ、萩原さんのことだったのね」 佳織「な、なにか恋バナっぽいエピソードは……」 智紀「ない。あの人は誰にでも優しくて穏やかだけど、そのぶん心の壁が分厚い」 智紀(約一人、そんなのお構いなしに付き合ってる人がいるけど) 智紀「じゃあ次、身近な男その二」 智紀「軽薄、お調子者、そのくせ仕事はできて雇い主からも気に入られてる……一回どついてやりたい」 美穂子「……あらあら」 和「……これはなんというか」 桃子「負の感情がこもり気味っすねぇ」 佳織「でも、そういう悪印象って好意に転じやすいって――」 智紀「なに?」ギロッ 佳織「ま、漫画で言ってたような……」 桃子「ま、まぁ、メガネさんの話はこれぐらいにするっすよ」 智紀「ふぅ」 桃子「じゃあ、いよいよメインディッシュっすね!」 佳織「は、はいっ」 和「実は、私もちょっと気になってたりします」 美穂子「ふふ、どんなお話が聞けるのかしら?」 桃子「じゃあかおりん先輩、お願いします……っす」 佳織「えっと、ほんとそんなちょっと気になってるだけっていうか……」 佳織「まだ知り合って間もないし、全然相手のこと知らないというか……」 佳織「でも向こうは私のこと気になってたって言ってて、もっとよく知りたいって言ってて……」 佳織「それに、名前で呼んでもいいかって……」カァァ 佳織「わ、私、男の人にそういう風に言われたのも、アプローチされたのも初めてで……」 佳織「と、とにかくっ、私の話はおしまいです!」 智紀「きっとその男はチャラ男」 美穂子「頑張って、きっとうまくいくわ」 和「私も応援しますっ」 佳織「あ、ありがとうございます」 桃子「……」 智美『簡単にまとめるとだなー、須賀くんがかおりんをもてあそんだ……みたいな?』 桃子(あれー? なんかこれ、まずいことになってないっすかね?) ――バシャンッ 佳織「――っ」 美穂子「……あら?」 和「何の音でしょうか?」 智紀「多分、隣」 桃子「男湯の方ってことっすか?」 佳織「ど、どうしよう、今の話筒抜けだったんじゃ……」オロオロ 桃子「む~……あ、この壁、穴が空いてるっすね。どれどれ……」 京太郎「――zzz……ゴボゴボ」 京太郎「……ぶはっ!」バシャンッ 京太郎「あっぶね、寝落ちしかけてた……」 京太郎「……なんか静かだな。隣の人たちはもう上がったのか?」 京太郎「俺も上がるかな。ハギヨシさん待たせてるだろうし」ザパッ 京太郎「……」 京太郎「なんだろう、見られてる気がする」 京太郎「こっちか……?」 桃子「き、金髪さんが隣に……!」 佳織「き、金髪さんって?」 桃子「もとい須賀京太郎さんっすよ!」 美穂子「え、じゃあもしかして」 和「今までの話は……」 佳織「全部聞かれてた?」 智紀「みたい」 美穂子「――っ」カァァ 和「――っ」カァァ 佳織「あうぅ……」カァァ 桃子「ちょっ、押さないでほしいっす……! ああっ!」バターン! 智紀「……あーあ」 京太郎「……」 美穂子「……」 和「……」 佳織「……」 桃子「……」 智紀「……ふぅ」ヤレヤレ 京太郎(ありのままに今起こったことを話すぜ) 京太郎(視線を感じたから近づいてみたら、いきなり壁が倒れて見知った顔が全裸で倒れ込んできた) 京太郎(もちろんガン見なんてしてない。即座に顔をそらしたさ) 京太郎(むしろ一瞬で網膜に焼きついてしまった) 京太郎(一人だけバスタオルを装備していたが、まさに天国のような光景であることには違いない) 京太郎(さて、あとは相手がどれだけ冷静に話を聞いてくれるかだ) 京太郎「先に言っておくけど、俺はさっきまで寝てたから何も知らないし、一瞬で目をそらしたから何も見ていない」 美穂子「ほ、本当になにも聞いてないんですか?」 京太郎「ああ、そこは女神さまに誓ったっていい」 和「わかりました……先輩がそう言うなら」 桃子「かおりん先輩、聞かれてなかったみたいっすよ」 佳織「よ、よかったぁ」ホッ 智紀「そもそも、向こうを覗こうとした時点で悪いのはこっちだから」 桃子「うっ、それは置いとくっすよ」 京太郎(よかった……比較的話が通じるやつらばかりで) 京太郎(あとはこのまま穏便に撤退を願うだけだ) 京太郎「なぁ、とりあえず――」 久「……なにこれ」 京太郎「その声……まさか久ちゃんか?」 久「私は、この状況の説明を求めてるんだけど?」 京太郎(やばい、雲行きが怪しくなってきた) 京太郎(ここでしくじれば天国が天獄になるのは明白だ) 美穂子「あのね、これには事情があって」 京太郎(でもみほっちゃんが味方についてくれるなら――) 透華「す、が、きょ、う、た、ろ、う!」 智紀「あ、透華」 透華「このようなハレンチな行為、殿方の風上にも置けませんわ……!」 京太郎(おいおい! よりにもよってなタイミングで話を聞かない奴が現れちゃったよ!) 京太郎「待て! まずは落ち着いて話すべきだ!」 透華「問答無用!」 華菜「――そうだし!」 華菜「この機に乗じてキャプテンの裸を舐めまわすように見てたんだろ!」 京太郎「なんでお前までくるかなぁ!?」 美穂子「な、舐めまわすようにって……」カァァ 京太郎「見てないって言ったろ!?」 華菜「今日こそ年貢の納め時だしっ!」 透華「その腐った性根、叩き直してやりますわ!」 京太郎「あーもう! てめぇら少しは人の話を聞けっ!!」 久「えーと、これは私が手を下さなくてもいいってこと?」 まこ「助けてやったほうがいいと思うがの」 『ぬわーーっっ!!』 ハギヨシ「今の声は……京太郎くん?」 ハギヨシ「……どうか、せめて安らかに」 久「さ、帰るわよー」 京太郎「……」ボロッ 咲「……ねぇ、なんか京ちゃんボロボロじゃない?」ヒソヒソ 優希「きっと、昨日私たちが寝てるあいだにパーティーがあったんだじぇ」ヒソヒソ 和「……」カァァ 久「あんたね、いつまで辛気臭い顔してるのよ」 京太郎「別に、世の理不尽さを儚んでただけだよ」 久「私とまことで弁護してあげたでしょ」 京太郎「散々ボコボコにされた後でな」 久「うっ、確かに助けに入るのが遅れたのは認めるけど……」 京太郎「ふぅ、冗談だよ。正直助かった。ありがとな」 久「なによ、このひねくれもの」 京太郎「久ちゃんには言われたくないかな」 まこ「すまんすまん、土産を選ぶのに手間取った」 優希「はーい、私の分はありますか」 まこ「あほう、うちの常連さんの分じゃ」 優希「ぶーぶー!」 久「まこも来たし、そろそろ出発ね」 京太郎「だな、行くか」 久「……ねぇ?」 京太郎「ん?」 久「今回もその、色々押し付けちゃったけど……」 京太郎「ああ、気にすんな。いやってほど打ったし」 久「じゃあ……楽しかった?」 京太郎「うん、まぁ……天獄と地獄?」 久「……ねぇ、なんかそれ良い意味で言ってなくない?」 京太郎「まぁ気にすんな。帰ろうぜ」
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属性 水属性 最大Lv 99 初期HP - 最大HP - レアリティ ★6 タイプ 古獣 初期攻撃力 - 最大攻撃力 - 初期防御力 - 最大防御力 - 初期スピード - 最大スピード - +HP上限 - 最大HP上限 - +攻撃力上限 - 最大攻撃力上限 - +防御力上限 - 最大防御力上限 - +スピード上限 - 最大スピード上限 - リーダースキル スキル名 [古獣]のユニットの受けるダメージを25%軽減 フォーススキル1 スキル名 スキル効果 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 - - - - - - - - - - ディレイターン - 効果持続ターン - フォーススキル2 スキル名 スキル効果 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 進化前 [刀鬼の精]コクスイ - - - - - - - - - - 通常進化 [鬼呪獄刀]コクスイ ディレイターン - 効果持続ターン - 幻獣契約 なし 特殊能力 シンクロ / 猛毒攻撃 契約素材 - 契約使用先 - 入手方法 幻獣契約 備考 cv 川上 千尋・幻獣降臨クエスト『呪怨纏う修羅の刀』登場!_http //crw.lionsfilm.co.jp/gesoten/news/detail.php?id=1556 k=3 ・フルボイスキャラ列伝『刀魔転生、鬼哭譚』登場!_http //crw.lionsfilm.co.jp/gesoten/news/detail.php?id=1552 k=2 資料 *初期ステータス。 コメント 名前