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某所企画参加キャラ ID 321966 名前 ナイトメア・マモノゾク 出身家 カモン 年齢 35歳(30+5) 性別 男 出身地 田舎 前職 医者 理由 やむをえない事情により 現在の状態 死亡(126年11月~132年5月) 現在の装備 武器・標準的な指輪(闇) 防具・出来の良い帽子 現在の方針 討伐優先 多少に危険も辞さない 信頼度を気にする ゴルロアのステータス画面を見る ゴルロアの個人年表を見る 討伐 捜索・茸 鉄鉱 護衛 探検・遺跡 洞窟 合計 44回(●1) 7回 3回(●1) 3回 8回 2回 67回(●2) 年月 依頼 信頼度 場所 依頼者 財宝 称号 アイテム 冒険メモ 情熱 116/11 はじめての300G ◎5 洞窟 酒場の主人 駆け出しの 大鼠・下っ端ゴブリン 1000 126/12 コボルド900G ◎4 3日森 商人 1573G ボス戦で指揮・下っ端狼・下っコボルド・大鼠・コボルドリーダー 1015 127/1 洞窟探検460G ◎2 2日 村長 1005G 大蝙蝠 1031 127/2 洞窟探検550G ◎2 3日 村長 2681G 半人前の 扉&宝箱開錠・下っ端オーク・オーカーゼリー・下っ端ゴブリン×2・下っ端コボルド×2・下っ端狼・ゾンビ 1091 127/3 洞窟探検500G ◎2 2日 商人 1659G 罠解除失敗&罠解除・休息提案・オーカーゼリー・ゾンビ×2 1156 127/4 洞窟探検470G ◎3 3日 村民 光魔術入門者 大蝙蝠・下っ端オーク×3・下っ端狼・下っ端ゴブリン×2で情熱136↓ 1020 127/5 遺跡探検440G ◎3 2日 商人 610G 宝箱開錠×3&扉罠解除&扉罠解除失敗・大蝙蝠×3・オーカーゼリー×2で情熱108↓ 912 127/6 洞窟探検450G ◎3 2日 商人 519G 光魔術初級者 扉開錠×2&宝箱開錠×3・オーカーゼリー×4・大蝙蝠×2・下っ端コボルドで情熱116↓ 796 127/7 洞窟探検600G ◎3 2日 商人 795G 非常に質の悪いロングボウ 宝箱開錠×2・下っ端コボルド×3・オーカーゼリー×2で情熱178↓ 618 127/8 ゴブリン1200G ◎4 3日森 商人 罠発見×2&敵発見・ゴブリン衛兵・ゴブリンリーダー 549 127/9 狼1100G ◎4 洞窟 商人 一人前の 大蝙蝠・狼・ボス狼 608 127/10 コボルド1100G ◎4 3日洞窟 村民 734G ボス直行・コボルドチーフで情熱133↑ 741 127/11 狼1200G ◎4 2日洞窟 村民 1059G ボス直行・ボス狼で情熱119↑ 860 127/12 ゴブリン1300G ◎4 森 商人 1089G 罠発見×2&敵発見×2・ゴブリン×2・狼・ゴブリンチーフ 922 128/1 コボルド1300G ◎4 洞窟 村長 ありふれた護符 狼・コボルド衛兵・コボルドチーフで情熱100↓ 822 128/2 ゾンビ1300G ◎4 遺跡 村民 1310G ボス直行・ゾンビチーフで情熱193↑ 1015 128/3 狼1200G ◎4 洞窟 村民 765G 光魔術中級者 宝箱開錠失敗&扉罠解除&扉開錠失敗・オーカーゼリー・ボス狼で情熱126↑ 1141 128/4 狼1500G ◎4 3日洞窟 村長 900G オーカーゼリー・狼・リーダー狼で情熱106↑ 1247 128/5 洞窟探検500G ◎4 3日 村長 2220G 非常に質の悪い外套 罠発見×3&扉罠解除&宝箱開錠失敗&敵発見×2・大蝙蝠×4・下っ端オーク×3で情熱111↓ 1136 128/6 洞窟探検410G ◎4 3日 商人 1417G 宝箱開錠&罠発見・下っ端オーク・下っ端コボルドで情熱110↓ 1026 128/7 遺跡探検440G ◎4 村長 2249G 熟練の 罠発見×3&宝箱開錠×2・オーカーゼリー・大蝙蝠×2で情熱108↓ 918 探検好きの 皮膜破りの 128/8 ゾンビ1100G ◎4 2日洞窟 村長 敵発見・オーカーゼリー・狼・ゾンビチーフ 888 128/9 ゴブリン1400G ◎4 洞窟 村長 2071G 宝箱開錠&罠発見&敵発見・手練れゴブリン・大蛇・ゴブリンキャプテンで情熱152↑ 1040 128/10 コボルド1600G ◎4 洞窟 村民 ボス直行・コボルドキャプテン 942 128/11 コボルド1700G ◎4 森 商人 1146G 手練れ狼・コボルドキャプテン 883 128/12 ゴブリン1400G ◎4 2日洞窟 村民 敵発見・手練れゴブリン・ゴブリンキャプテン 840 129/1 オーク1900G ◎4 3日遺跡 村民 2248G 扉開錠失敗・大蛇・手練れオーク・オークキャプテンで情熱227↑ 1185 129/2 コボルド1700G ◎4 4日洞窟 商人 2919G 光魔術上級者 出来の良いショートボウ 罠発見&敵発見・手練れコボルド×3・大蛇×2・コボルドキャプテン 1283 129/3 オーク1400G ◎4 4日遺跡 商人 1083G 手練れオーク・手練れ狼・オークキャプテン 1316 129/4 茸2400G ◎4 3日森 商人 熟練オークで茸 1369 129/5 茸2600G ◎4 森 村民 1812G 手練れゴブリンで茸 1414 129/6 茸1800G ◎4 森 村民 930G 手練れオークで茸 1418 129/7 鉄鉱2000G ◎4 2日 村長 大蛇で鉄鉱 1330 129/8 茸1800G ◎4 森 商人 手練れゴブリンで茸 1254 129/9 茸2100G ◎4 2日森 村長 1553G 茸好き 大蛇×2で茸 1314 129/10 茸2000G ◎4 4日森 村長 大蛇で茸 1264 129/11 鉄鉱1900G ◎4 洞窟 商人 3731G 手練れオーク・大蛇・手練れ狼×2で鉄 1279 129/12 鉄鉱2000G ◎4 洞窟 村長 出来の良いハンドアックス ●手練れゴブリン・大蛇で鉄なしで情熱337↓ 942 130/1 茸2000G ◎4 3日森 商人 2854G 手練れゴブリン×2で茸 1030 130/2 狼1800G ◎4 洞窟 村民 ボス直行・狼男の10人隊長 1004 130/3 狼1600G ◎4 森 商人 2026G 黒プリン×2・下っ端インプ・狼男の10人隊長 1058 130/4 リザードマン1900G ◎4 2日森 商人 練達の 宝箱開錠・狼男・黒プリン・リザードマンチーフ 1075 130/5 巨大ムカデ1600G ◎4 洞窟 商人 1166G ボス直行・超巨大ムカデ 1153 130/6 狼2200G ◎4 2日森 村長 懐が暖かい 狼男×2・下っ端インプ×2・狼男の10人隊長 1134 毛皮剥ぎの 130/7 オーク2100G ◎4 遺跡 村民 2528G 罠発見・熟練オーク・オークキング 1184 130/8 グール1900G ◎4 4日洞窟 村民 2919G 罠発見&敵発見×2・グール×2・黒プリン・グールチーフ 1254 130/9 コボルド1800G ◎4 4日森 村民 標準的な指輪(闇) 敵発見×2・熟練コボルド・コボルドキング 1229 130/10 ゴブリン2300G ◎4 4日洞窟 村長 3051G 宝箱開錠・ゴブリンキングで情熱115↑ 1344 130/11 リザードマン1600G ◎4 森 村民 2886G 敵発見・宝箱開錠&開錠失敗・黒プリン×3・リザードマン・リザードマンチーフ 1374 130/12 隊商護衛1900G ◎4 街道 村長 手練れコボルド・見習い部隊教官で情熱217↓ 1157 131/1 商人護衛1400G ◎4 街道 商人組合 敵発見・ゴブリン×2・狼×2・巨大蟻・オーク・下っ端ゴブリンで情熱331↓ 826 131/2 商人護衛1500G ◎4 街道 交易商人 怪物ハンター 狼・コボルド・下っ端ゴブリンで情熱250↓ 576 131/3 狼1900G ◎4 森 村民 1903G 闇魔術入門者 宝箱開錠・敵発見・下っ端インプ・黒プリン×2・狼男の10人隊長で情熱140↑ 716 131/4 リザードマン2200G ◎4 遺跡 村民 6333G 罠発見・敵発見・リザードマン×2・下っ端インプ・リザードマンチーフで情熱128↑ 844 131/5 狼2100G ◎4 4日森 村民 狼男・黒プリン・狼男の10人隊長 800 131/6 グール1800G ◎4 2日遺跡 村民 ボス直行・グールチーフ 736 131/7 ゴブリン2500G ◎4 3日森 村長 2095G ゴブリン二十体殺しの 罠発見×2・狼男・熟練ゴブリン・ゴブリンキング 802 131/8 ゴブリン2200G ◎4 2日洞窟 村長 小金持ちの 敵発見・狼男・熟練ゴブリン・黒プリン・ゴブリンキング 747 131/9 リザードマン2000G ◎4 2日森 村民 1823G 罠発見・敵発見×2・インプ下っ端・リザードマン×2・リザードマンチーフで情熱112↑ 859 131/10 リザードマン2300G ◎4 4日遺跡 村民 4586G 罠発見・リザードマンチーフで情熱121↑ 980 131/11 狼2700G ◎4 2日洞窟 村長 闇魔術初級者 敵発見×4・熟練狼男×3・インプ×2・100人隊長 949 131/12 ゴブリン2500G ◎4 森 村民 2357G 罠発見・敵発見・熟練ゴブリン×2・ゴブリンキング 901 132/1 コボルド1900G ◎4 4日森 商人 敵発見・熟練コボルド×2・コボルドキングで情熱119↓ 782 132/2 オーク2500G ◎4 2日遺跡 商人 6604G 宝箱開錠・敵発見・熟練狼男・オークロードで情熱105↑ 887 132/3 オーク2200G ◎4 遺跡 村長 インプ・オークロード 837 132/4 狼2900G ◎4 2日洞窟 村長 1948G インプ十体殺しの 出来の良い帽子 ウーズ・インプ・熟練狼男×2・狼男の100人隊長 894 132/5 人型5000G ◎3 森 村長 ●スライム×3・オーガ精鋭 -
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空1 国之狭霧神 天之狭霧神 叢雲大蛇
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はしかみ 東日本旅客鉄道 青森県三戸郡階上町大字道仏字榊山 JR八戸線 大蛇←→角の浜
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トゥピ アリア カヤ オリヴィア オルガ フィアンナ マリエラ メレット エレノア ティエ セファ ロゼッタ 精霊 大蛇
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砂漠地域 大まかなマップ 1E 1D 7C 1C 1A 7B 7A 1B 7E 野営地 7D 廃墟情報 1章 3 リーダー 光龍帝サイガ 技 1 メンバー1 光龍王サイガ 魔 2 4 L メンバー2 光龍帝サイガ 技 座標(-19,-5) メンバー3 光龍帝サイガ 技 1章コインA メンバー4 光龍王サイガ 魔 全員聖龍なだけあって数値以上に固い (2012-03-24 00 37 24) つよいよ (2012-10-16 23 03 57) コメント 1 リーダー 獣牙王エドガー 力 2 3 L メンバー1 獣牙王エドガー 力 4 メンバー2 飛天王アレックス 技 座標(14,-14) メンバー3 飛天王アレックス 技 1章コインB メンバー4 獣牙王エドガー 力 コメント 1 3 L リーダー 飛天王アレックス 技 4 メンバー1 鎧羅王ポラリス 魔 2 メンバー2 飛天王アレックス 技 座標(5,19) メンバー3 鎧羅王ポラリス 魔 1章コインC メンバー4 飛天王アレックス 技 コメント リーダー 鎧羅王ポラリス 魔 1 3 L メンバー1 鎧羅王ポラリス 魔 2 4 メンバー2 獣牙王エドガー 力 座標(-38,10) メンバー3 獣牙王エドガー 力 1章コインD メンバー4 鎧羅王ポラリス 魔 コメント 1 3 リーダー 魔王マステリオン 魔 メンバー1 皇帝マステリオン 技 2 4 L メンバー2 魔王マステリオン 魔 座標(-10,38) メンバー3 魔王マステリオン 魔 1章コインE メンバー4 皇帝マステリオン 技 コメント 七天の覇者 1 3 L リーダー 七剣八想九尾サイ 技 2 4 メンバー1 七剣八想九尾サイ 技 メンバー2 白面五行童子サイ 魔 座標(-5,-19) メンバー3 七剣八想九尾サイ 技 七天コインA メンバー4 白面五行童子サイ 魔 コメント リーダー 閃影瞬神ムジナ 技 1 3 メンバー1 天照水滸ムジナ 力 2 4 L メンバー2 閃影瞬神ムジナ 技 座標(19,5) メンバー3 閃影瞬神ムジナ 技 七天コインB メンバー4 天照水滸ムジナ 力 コメント リーダー 聖異大将軍イエヤス 魔 1 3 メンバー1 幻朧鬼忍 魔陀羅ハンゾウ 技 2 4 L メンバー2 武神将軍 大蛇タダカツ 力 座標(-14,14) メンバー3 武神将軍 大蛇タダカツ 力 七天コインC メンバー4 幻朧鬼忍 魔陀羅ハンゾウ 技 コメント 1 3 L リーダー 煌天騎光王神ルーグ 魔 メンバー1 煌天騎光王神ルーグ 魔 2 4 メンバー2 黄金騎士ルーグ 技 座標(10,-38) メンバー3 黄金騎士ルーグ 技 七天コインD メンバー4 煌天騎光王神ルーグ 魔 コメント 2 リーダー 魂獣大帝サイ 無 1 3 L メンバー1 統星大権現 神聖イエヤス 力 4 メンバー2 白面八岐大蛇サイ 技 座標(38,-10) メンバー3 黒耀聖天ムジナ 無 七天コインE メンバー4 白面六道童子サイ 魔 コメント
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ノーマル版 コマンド ■特殊技 外式・轟斧"陽" 6+B 八拾八式 3+D 外式・奈落落とし 空中で2+C ■必殺技 ■必殺技 百式・鬼焼き 623+AorC 百拾四式・荒咬み 236+A ┣百弐拾八式・九傷 (荒咬み中に)236+AorC ┃ ┣百弐拾五式・八錆 (九傷中に)AorC ┃ ┗百弐拾七式・七瀬 (九傷中に)BorD ┗百弐拾五式・八錆 (荒咬み中に)63214+AorC ┣百弐拾七式・七瀬 (八錆中に)BorD ┗外式・砌穿ち (八錆中に)AorC 百拾五式・毒咬み 236+C ┣四百壱式・罪詠み (毒咬み中に)63214+AorC ┃┗四百弐式・罰詠み (罪詠み中に)6+AorC ┗百拾四式・荒咬み (毒咬み中に)236+C ┗百弐拾八式・九傷 (荒咬み中に)236+A ┗百弐拾七式・七瀬 (九傷中に)236+BorD ┗百弐拾参式・灼焉(七瀬中に)63214+AorC R.E.D Kick 421+BorD 七拾五式改 236+B・B or D・D 四百二拾七式・轢鉄 63214+BorD 九百拾式・鵺摘み 214+AorC ■超必殺技 裏百八式・大蛇薙 2141236+AorC 百八拾弐式 236236+AorC ■MAX超必殺技 裏百八式・大蛇薙 2141236+AC同時 ■MAX2 無式・壱之段 236236+BD同時 データ ■キャンセル表 近A◎連 遠A◎連 屈A◎連 近B◎連 遠B× 屈B×連 近C◎ 遠C× 屈C◎ 近D◎ 遠D× 屈D◎ E ◎ 6B(NC)× 6B ×/○ 3D ×/× ■目押し 近A→近C 屈B→近C ■どこキャン可能技 轟斧 陽(NC) 八拾八式 鬼焼き(強は1段目のみ) 荒咬み 九傷 八錆 七瀬 砌穿ち 毒咬み 罪詠み 轢鉄 鵺摘み ■どこキャン対応技 荒咬み 毒咬み 轢鉄 独楽屠り 七拾五式 改 ■スーパーキャンセル可能技 鬼焼き(強は1段目のみ) 轢鉄 ■ドリームキャンセル可能技 百八拾弐式 ■特殊追撃判定技 灼焉 ■ダウン追い討ち可能技 砌穿ち 立ち回り コンボ (画面端限定)近立C→毒噛み[どC]→荒噛み[どC]→毒噛み[どC]→強七拾伍式改→弱轢鉄[SC]→MAX大蛇薙→鬼焼きor百八拾弐式 (画面端) JD→近D→轟斧→毒咬み→荒咬み→九傷→七瀬→灼焉→荒咬み→荒咬み→九傷→七瀬→強鬼焼き
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Chapter8「十人十色、メタディア黒色」 西桜舞平原を三つの影が行く。 コテツは強さを求めて。ステイは世界を知るために。シエラは帰るべき場所を探して。 彼らの旅は始まったばかり。次に目指すのは南方の大陸、咲華羅(サッカラ)だ。 強大な力を持つ謎の存在ウェイヴやメーディに驚かされても、頭が8つもある大蛇に襲われたとしても、それぐらいで足を止めているわけにはいかない。とくに強さを求めるコテツは立ち止まるわけにはいかない。いずれ追いついてやる。いや、追い越して見せる。それぐらいの意気が必要だ。 「そうじゃないといつまで経っても故郷に帰れないからな。ここで折れちゃ故郷で待つ者の期待を裏切っちまう」 「刀は折れたけどね」 「うるせぇ、いつまでも引っ張ってンじゃねぇ」 だが急いては事をし損じる。突き走るだけでなく、時には休息も必要だ。 咲華羅大陸へ渡るためには船に乗らなければならない。船は西端の鳴都から出るが、ここからはまだまだ遠い。当然一日で行けるような距離ではない。癒國のあるこの島を横断しなければならないからだ。きっと長旅になることだろう。 癒國は東に平牙の都あれば、西には梅華京の都がある。まずは梅華京へ向かい、そこで改めて仕度を整えてから鳴都へ向かうべきだろう。無理をして進んでは、道中で倒れてしまいかねない。 「そうそう。周辺でレベルを上げつつ町で装備を揃えて、ちゃんと回復してから次の町へ出発しなくちゃ」 「なンだよ、レベルって」 「そうだねぇ。せめて回復魔法ぐらいは覚えておきたいよね。アイテムの節約になるし。まぁ、あたいは攻撃魔法専門だけど」 「おめぇら、オイラにもわかるような話をしてくれ」 「まぁ冗談はさておき、休憩は大事って話だよね」 平牙から梅華京への街道沿いには茶屋や宿場が点在している。また道祖神の祠も散見し、旅の者たちはここで行く先の安全を祈ったりもする。 そんな茶屋のひとつにステイたちは滞在していた。 「急がない急がない、一休み一休みってね。あ、おばちゃん。お団子おかわり」 茶屋の奥からは店主が新しい皿を持って現れる。皿には串に刺さった三色の団子が二本乗っている。上から順に桜舞平原の桜、茶屋の正面に見える砂浜の白、そして茶葉の緑を表している。 ステイは皿を受け取ると、新たな団子を片手に茶をすする。古い皿にはすでに何本もの串が並んでいる。 「うーん、風流だね。エルナトにはこういうのなかったからなぁ。心が落ち着くよ」 「午後の日差しがあったかいし、海は綺麗だし、振り返れば紫柴の頂が映えて見える。良い場所だよねぇ」 そしてステイの膝の上ではシエラが丸くなっている。あとはちゃぶ台にみかんと醤油せんべいさえあれば、まさに古き良き茶の間の午後の平和な一時のような光景だ。空には円を描くように鳶が舞っている。 「おめぇら落ち着き過ぎだろ! これは観光の旅じゃねぇンだぞ!」 そんな平和な一時をぶち壊すかのように、このサムライわんこは吠えたてる。 「いいじゃない、ちょっとぐらい休んだって。わんこだもの」 「何がわんこだものだ。そう言っておめぇら、もう何時間そうやってンだよ! お天道サンが沈ンじまうぜぃ」 「まあまあ。そうやって急ぎ過ぎると血圧が上がって死んじゃうよ」 「こンな初っ端から死ンでたまるか。結果が飛びすぎてンだろ」 旅の目的は冒頭に述べた通りのものだ。もちろん急ぐ理由はない。 だがコテツはそうは思わないようだった。事情は話してくれないが、故郷のことが関係しているらしい。コテツが強さを求める理由はそこにあるようだ。そして故郷の仲間がコテツの帰りを待っているのだとも。 それならばすぐにでも帰ってやればいいというのに、今の自分の実力ではとてもまだまだ帰れないとコテツは言い張る。なぜか強くならなければ故郷に帰れないらしい。 「コテツは焦り過ぎてるんだよ」 「そンなことねぇよ。でも故郷を出て二年は経っちまってる。だから少しでも急かねぇと…」 「だったらあたいたちにも話してよ。協力するよ?」 「いや、それはだめだ。これはオイラの問題だ。おめぇらを巻き込ンじゃいけねぇ」 こんな調子でまるで故郷のことは話してくれない。 一体どうしてコテツはそんなにも強くなることにこだわるのだろうか。 ふと茶屋の前を一匹のメーが横切った。よく見かける桃色のメーではなく黄緑色のメーだ。 ステイが訊くと茶屋の店主があれはコノハメーだと答えた。 「コノハメー?」 「そうさね。うちでお出ししているお茶はあのコノハメーが収穫した茶葉からできてるんですよ」 聞くとこの近くに茶畑があり、さっきのコノハメーが茶葉の収穫に利用されているのだという。 メーはこの世界に広く分布し、ほとんどの場所で食用として取り扱われている。そのためなのかメーには多数の亜種が存在し、コノハメーもそのひとつなのだという。具体的には外敵に捕食されることを恐れて、植物を身にまとい擬態するのがコノハメーだ。 この近くの茶畑ではそんなコノハメーの習性を利用して茶葉を収穫させているのだ。ちなみにコノハメーそれ自体を茹でても、おいしいお茶を得ることができる。 「動きが鈍くなって収穫に難が出てきたら茹でごろですよ」 「いらねぇよ、そンな情報。そンなこと聞いたらきっと…」 「おいらその茶畑見たい!」 「……ほらこれだ」 それを聞いたステイは早速その茶畑に興味を持ってしまったようだ。太陽のように目を輝かせている。 「メタディアにもいろいろいるのねぇ」 「メーなンかは一般的な食料になるぐらいに広く知られてるからなァ。これがあのメーディと同じメタディアの一種だとは思えねぇや」 この世界に存在する奇妙な生き物は総称してメタディアと呼ばれる。厳密にいえば紫色系統で名前がメから始まるヘンないきもののことだ。桃色や黒もこの紫色系統に含まれる。あれもかなりヘンないきものだが、どんこや紫色の極限的な機械はメタディアには含まれない。 メーなどは食用として広く知られているが、その実はメタディアについてはあまりよく知られていない。どんな世界にでも奇妙なものを食べてみようと考える勇者がいるようで、メーが食用として急速に広まったのはその勇者の功績だ。最初にカニやタコなんかを食べようと考え出した者は素直に尊敬せざるを得ない。食べてみなければそれが美味か毒かはわからない。そして食用とされる桃色のメーはたまたま前者だったというわけだ。 今では一部の地域を除いて、見ればほとんどが涎を垂らすというほどに食用として知られたメーだが、数百年前まではメーはおろかメタディアという概念すら存在していなかった。これが現れるようになったのは、第4世界が始まってからだ。 現在この世界は第4世界。以前タワシが話していたように過去には別の3つの世界があり、第3世界は魔法文明の栄えた世界だったという。もっともそれは戦争で滅んでしまい今は残されていないのだが。 「不思議なモンだな。まァ言えるのはメーみたいに善玉なのもいれば、メーディみてぇな危なっかしい悪玉もいるってことだ」 「善玉悪玉ってなんかコレステロールみたい」 コノハメーは前者だ。だからこそこうして便利に利用されている。 他にもメーには様々な亜種がいる。例えば寒冷地に適応したもふもふしたものや、敵に襲われないように全身に鋭い棘を持つものなど。そのほとんどはメーが食用とされるようになってから見かけるようになった。捕食されないために身を隠したり守ったりするために環境に適応していったのだろう。 「まァ、オイラもあまり詳しくは知らねぇが、この島だけでもいろいろいるモンだぜぃ」 するとそこでステイが訊いた。コノハメーを追いかけていたと思ったが、抜け目なくコテツの話に耳を傾けていたらしい。 「じゃああれは?」 前方には木の葉の塊がいくつか空を飛んでいる。 「コノハメーだろ。ああやって葉っぱを身体につけて擬態するンだよ」 「あっちのは?」 さらにその後方には黒いメーがいた。どこか霧のようにおぼろげで、幽かにその姿は揺らいで見える。 コノハメーたちは逃げるようにその先を行く。どうやらあの黒メーに追いかけ回されているらしい。 「あンな黒いメーは見たことがねぇな。あまりうまくはなさそうだ」 そのまま眺めていると、なんと黒メーはコノハメーに襲いかかり、大口を開けてそれを呑みこんでしまった。続けて逃げる他のコノハメーを呑みこんでいく。ついにすべて呑みこまれてしまうと、黒メーがほんの少し大きくなったように見えた。 「共食い!?」 「メーの中でも優劣があンのか」 驚くステイとコテツの隣で、シエラは何か気になるといった様子でその光景を眺めていた。 そうだ、つい最近見たではないか。あんな黒いものを。強大な魔力を秘めた謎の黒い液体を。 「黒いメー……黒……何か関係があるの?」 黒メーはしばらくそのままその場を漂っていたが、こちらを振り向くと突然こちらに向かってきた。黒い霧のような尾を引き、空中に黒くその軌跡を描きつつ、一直線にこちらに向かってくる。その大口を開けながら。 そしてそれはステイに向かって飛びかかった。 咄嗟に薙刀の柄でそれを受け止めるが、なんと薙刀は吸い込まれるように黒メーの口の中へと消えてしまった。 そのまま突撃する黒メーを寸でのところでステイはかわす。黒メーは地面に落ちて弾んだ。 「なにあいつ! おいらたちも食べようっていうの!?」 あの黒メーは自分の身体よりも大きな薙刀を食べてしまった。拾ったメーディの鎌から自作したあの薙刀だ。 どうやら相手の大きさは関係ないらしい。黒メーは黒い粘液のような涎を垂らしながら、鋭い眼光でこちらを睨んでいる。 「いつも食われるから、逆にその前に食っちまおうってハラか。やけにアグレッシヴなやつだぜぃ」 言って早くもコテツが抜刀、黒メーに斬りかかる。 しかし木刀はまるで煙でも切ったかのように虚しく空を斬る。すでに黒メーの姿はそこにはなく、背後からコテツを襲う。 「ちっ、メーなンかに食われてたまるかよ!」 飛び退いてこれをかわす。 ステイが捕まえようとするが、黒メーはするりとその手を抜けてしまう。 「ああっ、つかまえたと思ったのに!」 黒メーは様子を窺うように空高くに浮かんでいる。これでは手が届かない。 その真下には黒メーから垂れる黒い粘液が水たまりをつくる。 水たまりから気泡が発生したかと思うと、そこから黒い何かが這い出そうと顔を出した。その水たまりに大した深さはないはず。となると、あれはあの黒い粘液から誕生したものなのか。 そして勢い良くそれは水たまりから飛び出した。 「メギギギィ!!」 目の前には二匹の黒いメーが浮かんでいる。飛び出したのは新たな黒メーだったのだ。 「あいつ増えるのか!?」 「なんかB級ホラーにいそうだ! 光に弱かったりしないかな」 二匹のメーがそれぞれ襲いかかる。 こんどは外さない、とコテツが一閃。たしかにそれは黒メーの胴体を斬り裂いたはずだった。しかしこれも空を切る。 続いてステイが族長にもらった槍で応戦を試みる。槍の穂先が黒メーを突いた瞬間、槍が少し光ったような気がしたが黒メーにはまるで効いていない。 「なにあれ、霧みたいに! すり抜けちゃうよ」 「触れねぇってのか!」 こちらの攻撃は全く通用しない。 だがこちらには干渉できるらしい。黒メーは確かにコノハメーやステイの薙刀を食べてしまったのだから。 「ここはあたいに任せて!」 シエラが尾を杖のように振るう。するとそこから勢いよく水が噴き出して黒メーにぶつかった。 水は黒メーを押し流した。それに驚いた黒メーたちは一目散に逃げていった。 「やった! 追い払ったよ」 「やっぱり。大蛇のときと同じ…」 「どういうことだ?」 大蛇と比べれば微かなものに過ぎないが、シエラはあの黒いメーから微量の魔力を感じた。 つまりあの黒いメーと大蛇の黒い液体は似たようなものだというのだ。 「あのメーも魔力でできてるってこと?」 「かもしれない。物理的な攻撃が当たらなかったのもきっとそのせいだと思う」 「大蛇と同じ? そりゃどういうことだよ」 あの大蛇は昔も今も変わらないというようなことを言っていた。あれが伝承の八岐大蛇であるかはわからないが、太古から癒に封印されていたものであるということは間違いないだろう。 一方でメーは歴史的に見れば比較的最近見られるようになったものだ。それが太古の大蛇と関係があるとは考えにくい。 にも関わらずあの黒い液体と黒メーやその粘液には近い性質が見られた。すなわち、物理的な攻撃が有効ではなかったという点と魔法が効いたという点だ。やはり何か関係があるのだろうか。 「大蛇のあの黒いのが一部逃げ出してて、それがメーに化けたとか?」 「いや、それはねぇはずだ。あの大蛇はメーディとともに跡形もなく消えちまったからなァ…。あるいはメーディが何か企ンでやがるのか…」 「それとも偶然? だとしたら世の中不思議なことばかりなのねぇ」 並んで黒メーの逃げていったほうを眺める。 結局あの黒いメーはなんだったのか。大蛇とは何か関係があるのか。 あの黒い液体はメタディアと何か関係があるというのか。 メタディアについてはまだわかっていないことが多すぎる。ただ言えるのは、あの黒メーは後者だったということだ。 つまりメタディアには善玉もいれば悪玉もいる。コノハメーは前者で黒メーは後者なのだ。 それ以上は今はいくら考えても答えはでない。 「悩んでても仕方ないもんね。ここは一旦心を落ち着かせようよ。というわけで、おばちゃん。お茶とみたらしひとつ」 言うなり早速ステイは茶屋の椅子に腰かけていた。 隠れていた茶屋の店主はもう新しい団子を焼き始めている。 「おめぇ、まだ食う気か! そンなに金ねぇよ!」 「でも休憩は大事でしょ。急がば廻れっていうじゃん」 「全然廻ってねぇよ! いい加減にして旅を廻せってンだ」 「まあまあ。そんな細かいこと気にしてるとストレスで死んじゃうよ」 「誰が死ぬかァ!!」 一方シエラはすでに日当たりのいい場所を見つけて丸くなっている。こっちはこっちで動く気がないらしい。 コテツは思うのだった。 こいつらオイラにとって後者に違いねぇ、と。 Chapter8 END メタディア9
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エクシュキュ シベリアのサハ族の伝承に登場する大蛇。
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varzon /// / ヴァルゾン サール。ライオン・鷹・大蛇・一角山羊のキメラ。キメラ \ sid \ [ vest ] \ ヴァルゾン \ [ kirs ] \ サール。ライオン・鷹・大蛇・一角山羊のキメラ。サールの破片から生まれた。エルトの死体を噛み千切ってエルトの一族を生んでしまう。テームスが生まれるとティクノらと協力して戦った。テームスを封印した後にユーマに恋をし、承諾を得て結婚するが、初夜にユーマが嫌がって逃げてしまう。男女の関係も知らない子供を手篭めに掛けたことを恥じたヴァルゾンはこのことを内密にした。尚、そのときユーマの体内に放った精子はサールのオルトになった \ ※アルミヴァの8番目。8時、申の方角(西南西)、12個の中の8番目 rapalx 12, armiva sast armiva xikest kefu 1 seinels sei kefekefi 2 tiitel tit kefikefe 3 poen pen kefe 4 nermes ner kefakefe 5 kleevel vel kefekefa 6 kalzas kal kefa 7 varfant fan kefokefa 8 varzon zon kefakefo 9 tikno tik kefo 10 fenzel fen kefikefo 11 nebra neb kefokefi 0,12 konoote kon kefi
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基地 ゲート端末で【時の鍵】を使用 トリルトラム島 Main「自称探偵」 第1戦 vs坂本竜馬,ギア・ギス×3 撃破後【酒豪の鍵】or【大蛇の鍵】を入手 補足 Phase6以上で【酒豪の鍵】を入手 Phase5以下で【大蛇の鍵】を入手 第2戦 vsギア・ザイン,ギア・ギス×2,骸骨兵×2 撃破後【砂漠の鍵】を入手 基地 ゲート端末で【砂漠の鍵】を使用 ガレーズ島 Main「オーバー・ドーズ」 【グレイヴ】【ミカ】が仲間になる 第1戦 vsマフィア×5 第2戦 vsオーグマン×5 撃破後【氷結晶の鍵】【古代の鍵】を入手 基地 ゲート端末で【古代の鍵】を使用 ゴルゴア島 Main「スターチルドレン」 第1戦 vsオーグマン×5 第2戦 vsニコル,ナガレ,オーグマン×3 基地 リィンと会話でイベント レディエンス島 Main「運命の女性」 第1戦 vsオルトロガス×2,骸骨兵×3 撃破後【アリス】【ゼペット】が仲間になる 第2戦 vsシェリー,ポプル×2,フェアリー×3 ※ゼペットをリアライズさせた後,シェリーの行動になるとイベント 撃破後【蔵人】【アナスタシア】が仲間になる 【錬金の鍵】を入手 カオスウォーズ Topページへ